皆さま暖かいご支援本当にありがとうございました!
無事今年も100人10に入選いたしましたので、下記にて六本木での展示のご案内をいたします。
販売はオンラインにて抽選販売いたします。
展示は東京ミッドタウン
在廊は未定です。
2022年度の選出作家決定
2022.10.21
日本アートテック協会が主催するアートとテクノロジーの持つ可能性を最大化することを目的とした、年に一度のアートイベント「100人10」の今年度選出作品を決定いたしましたのでお知らせします。なお、選出作品は2022年11月8日(火)から11月15日(火)までの期間、「東京ミッドタウン」(港区赤坂)および特設サイト上で一般公開され、一律10万円(税別)で販売いたします。
一般の方からの公式インスタグラム上での"いいね"と、応募作家間の投票およびアートコレクター審査員による投票の総数によって選出された作家は以下の通りです。
■作品が選出された100名の作家(エントリーNo順・敬称略)
松本真之
meo
塩田二朗
知花幸修
yama_collage
浜武武士
瑛音
Prius Shota
宮崎浩太
飯島秀彦
Hide(ヒデ)
松本アミカ
佐々木富士八
樋口絢女
オオタキヨオ
sisa
月乃カエル
新原愛美
鈴木潤
朝倉健太
tomoco fujiwara
NAOAKI OKAMOTO
足立真輝
弓指貴弘
河合郁希
WAKANA
板谷うた
間朝
INVEDISX 井上大輔
���橋澪
HARUNA SHIKATA
七篠奈津美
Monserrat
金森朱音
迷路屋 ShowZoneMaze
MEG
小川日夏太
海岸和輝
U-ku
大村洋二朗
渡邉城大
豊永和明
山崎雅未
nagu
笠原菜々子
SATFF A
高野勇二
Maeshin
Soyblanc
淵上直斗
Maoka Ueda
金井総一郎
高島沙英
Sanagi
戸村勇気
渋田薫
中森かりん
西本樹生
IIISU
郷祥
MANABU OHMURA
Echidna
Kai Nobuyuki
毛塚友梨
西田優花
itabamoe
森田学(WOOD)
片山穣
ヤクモタロウ
ArTaro
すなみ沙希
斎藤 稜
堀川由梨佳
Narcorepsy1999
Writer.N
江口英里
unmori
Rui Yamaguchi
松山五番街
ETE PIN
TOM DISH
山口直久
ruteN
Asahi Arata
藤田棟梁
SVGE
MARINO.
Katy Layman
ナカバヤシアリサ
富士子
池上武男
Motherscom
aki
ナイトウシュン
おひのにほ
流太
GIRUVI
AI TERADA
Koto
GURI(ote_yawarakani)
Thank you very much for your warm support!
I have successfully selected 10 of the 100 people this year, so I will inform you about the exhibition in Roppongi below.
Sales will be sold by lottery online.
Exhibition at Tokyo Midtown
In the corridor is undecided.
We are pleased to inform you that we have decided on the works selected for this year's annual art event "100 People 10", which aims to maximize the possibilities of art and technology hosted by the Japan Art Tech Association. In addition, the selected works will be open to the public from November 8th (Tuesday) to November 15th (Tuesday), 2022 at "Tokyo Midtown" (Akasaka, Minato-ku) and on a special website, all 100,000 yen (excluding tax) ) will be sold.
The following artists were selected based on the total number of "likes" on the official Instagram from the general public, votes among applicants, and votes by the art collector judges.
■ 100 artists whose works were selected (entry number order, titles omitted)
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平成24年3月21日(水)岐阜に行ってみることにした。
岐阜への行路は、最も早いのが新幹線で名古屋まで、そして、東海道線に乗り換えて岐阜駅へとなる。
青春18きっぷの時期だから、早朝に自宅を出て、東海道線を西へと各駅停車の旅をすれば、余裕で岐阜に向かうことができる。
しかし、東海道線各駅停車の旅は、たびたび行っていて、さらに青春18きっぷの時期はとても混雑する。特に、熱海~豊橋の間は、列車の編成が短いものがあり、沼津の乗り換えや、浜松の乗り換えはラッシュ並みとは言わないが、地下道やホームはとても混雑した記憶がある。
さらに、熱海~豊橋の区間は、沼津~浜松は完全にロングシート車。空いていればまだしも、先のように青春18きっぷを使って、のんびり?長距離旅行をする人、グループがたくさんいると、3両編成の列車はかなりの立席客が出る状態で、とてもゆっくり外の景色を見るような状況では無い。
従って、東海道線の利用は、時期によっては基本的には避たいと考えている。
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そんなこともあって・・・というか、以前、青春18きっぷで、十日市場~東神奈川~横浜~沼津~静岡~浜松~豊橋~名古屋~中津川~塩尻~甲府~八王子~十日市場という、各駅停車(甲府~八王子を除く)の旅を考えた。
ところが、東海道線が先に記したように、長距離利用客で混雑。浜松からの列車が運良く豊橋以西直通列車で、編成が長かったにもかかわらず立ち客が出るほどの混雑。
グループ客の中には京都まで行くと見られる人たちも・・・お仲間と大きな声で会話されるので、行き先がなんとなくわかった・・・そんなこんなで、名古屋に着いたら疲れ果てて、昼食を食べて人心地ついたところでギブアップ。
まだ、ぷらっとこだまが当日購入が可能だったので、新横浜まで新幹線で戻ることに・・・これがひとり旅の良さかもしれません。
こだまに乗るまで時間があったので、時刻表と首っ引きになって、弥富まで往復する時間があることを確認。
快速・みえを往復利用して、弥富に行ってみることにしました。
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昔の話はともかく、今回の岐阜行きは、その時のリベンジともなる中央西線完乗を目指し、それも青春18きっぷを使ってということを目論んでのプランニング。
十日市場からだと横浜線で八王子が、中央線への最短ルートだが、トクトクきっぷは新宿からになっているので、新宿へ向かって乗車することにした。
十日市場▶【横浜線】▶東神奈川▶【京浜東北線】▶横浜▶【湘南新宿ライン】▶新宿▶【スーパーあずさ】▶上諏訪▶【中央東線】▶塩尻▶【中央西線】▶中津川▶【セントラルライナー】▶名古屋▶【東海道線】▶岐阜(泊)新岐阜▶名鉄▶新名古屋・・・名古屋▶【こだま】▶新横浜▶【横浜線】▶十日市場
1泊2日の行路。
古い歌ではあるが「あずさ2号」の8時ちょうどというのは魅力的ではあるが、ラッシュ時間帯であり新宿までで疲れてしまいそう。
それだけでなく、新宿の時間は自由に決められない。何故ならば、中央西線・塩尻~中津川の各駅停車が、日中時間帯も含めて非常に本数が少ない。この区間の列車に合わせて、新宿を発車するあずさを予約しないと、この行路はうまく岐阜までたどり着けない。
そういうわけで、塩尻~中津川の各駅停車の時間に合わせて、新宿発のあずさの時間が決まり、遡って十日市場発の時間を決めることにした。
最初は、新宿への最短ルート、横浜線・町田・小田急線もしくは田園都市線・渋谷・山手線という手も考えた。せっかくの青春18きっぷなので、時間はたくさんあるし、予定のある旅でもないので、18きっぷを有効?に使うことにして、横浜経由にすることに決定!!!
横浜線・十日市場駅までバスで10分。東急田園都市線・青葉台駅までバスで20分。徒歩圏内ではないけれど、バスの便が良いところに住んでいるので、街の雰囲気もグリーンタウンと名付けられてたとおりの環境の良い場所ではあった。
十日市場駅までバスに乗り、横浜線に乗り換えて東神奈川へ、ラッシュ時間帯をはずれていたので、電車もそれほど混んでいることも無かった。
桜木町行きの直通が日中はほとんどだが、この日は記録によると東神奈川で乗り換えていた。
横浜からは湘南新宿ライン、なぜかこの路線に乗るときは、グリーン車に乗ることにしている。2階席からの眺めが楽しいので、必ず乗るようにしている。
他の路線でも2階建てG車が連結されていると、思わず乗ってしまうのが習慣化している。
新宿までなのにと、自分でも思いながらも、2階席からの景色は、いつ乗車しても視点が異なるからか新しい発見をすることがある。そして、それを期待して乗車することが多い。
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列車は新宿始発なのだが、以前、新宿から特急列車を利用したときに、まだ改良工事終了前のことだったためか、中央線特急列車の発着ホームが、とんでもない場所にあって、あやうく乗り遅れるかと思ったことがあった。
そんなこともあって、少し余裕を持って出かけることにしたので、思ったより早く新宿に着いてしまった。
乗車列車の発車番線は9番線で、乗換に不便を強いられることはなく、時間を持て余すことになってしまったので、あれこれ気ままに写真を撮ることに・・・。
いつもは通り過ぎるばかりの新宿駅、のんびりと人や電車の往来を眺めるというのも、昭和55年3月の大改正直前に、同級生といっしょに新宿駅、東京駅を巡った時以来かも?!
お先にトクだ値きっぷは、とてもお得なきっぷで、自由席より安いかもしれない。ネットで座席まで指定できるので、自分の好みの席を選べるのもうれしい。
この日は、進行方向右側窓席を予約した。隣席は空いているはずなのだが、席に着いたら隣に座る人が?!
列車は停車駅ごとに乗降客があるので、発車時間前までなら予約は可能なので、ネットで確かめてもその時にならないと実際はわからない。
ところが、隣席の乗客?お弁当を食べたら席を立ち、そのままずっと戻ってこなかった???
なんだか不思議なというか、不審な隣席者が戻ってこないままスーパーあずさは定時に新宿駅を発車。
中央快速線を一路松本へと向かって走りはじめた。
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発車すればスピードをグイグイ上げて、特急らしい走りを見せるかというと、ここは東京、中央快速線、三鷹までは路線別複々線で、その先は高尾まで通勤電車が走っている。
通勤時間帯では無いとはいえ、快速、特快がかなりの本数��っている。なので、八王子まで無停車の特急とは言え、前に走っている列車を追い越せる駅が限られているため、快走とはちょっと言えない走り出しとなってしまっている。
武蔵小金井、立川、豊田と段落ちするので、八王子に近づくに従って、少しずつではあるがスピードが上がっている感じはする;
元々は、立川あたりまで高架複々線化の計画があったが、諸般の事情で高架化のみで終わってしまった。
立川を過ぎて多摩川橋梁を渡っている時に、車窓から富士山を見ることが出来て、なんとか1枚だけ写真に収めることが出来た。実に中央線の東京都内では、初めて見る車窓からの富士山だった。
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八王子を過ぎれば、高尾までは通勤路線になっているが、日中の通勤電車の本数は少なくなっているので、最初の山登りもあることから、グイグイとスピードを上げて次の停車駅甲府へと加速して行く。
強制振り子の車両なので、カーブの手前で車体を強制的に傾斜させて、カーブが終わった先で戻すという動作のくり返し。最低限の改良で、最高速度を上げて、乗り心地を良くして、そんな結果がこの車両となった。
カーブにもよるが、車体の傾斜がすごい!と思うくらいに傾くこともある。それも、スピードを落とす事も無く・・・。
スーパーあずさに乗るたびに思うのだが、駅通過も減速することなく過ぎてしまうので、甲府までの主要駅、大月駅通過をいつも見逃してしまう。
大体、笹子トンネルを通って、甲府盆地が見えると・・・あれれ・・・いつ大月駅通過したんだろうというのが定番になっている。
この日も確認しようと思ったが、いつの間にか通過して、いつもどおり長い笹子トンネルを通ってしまっていた。
進行方向右側なので、大月駅の目印となる富士急線を見ることが出来ないので、確認するのは難しいと思っていたのが、その通りになってしまった。
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中央東線での車窓風景、笹子峠を越えてからの甲府盆地の眺め、これは東線のいくつかの絶景のひとつと言えよう。
しかし、この日は右側だったので、その景色は見る事無く、甲府盆地へと高度をグイグイと下げて、気がつけば甲府停車。
甲府から先は、塩嶺越えまでは山岳路線とはいっても、どちらかというと、南アルプスと奥秩父・八ヶ岳にはさまれた山の姿が美しい車窓となる。
甲府を出て直ぐ、竜王駅を通過したら奥秩父の山々が、雪を冠して美しい姿を見せた。
山越えという感じでは無いが、高速で高度を上げて行くという感覚が得られる。
小海線の分岐駅・小淵沢を高速で通過・・・小海線の築堤が、グイグイと高度を上げながら野辺山方面へと別れていった。
車窓は、奥秩父の山々から八ヶ岳へ、沿線は平地は残雪は見られず、天気にも恵まれていたので、高原にも春が来ているという雰囲気いっぱいという感じであった。
中央東線は、山岳路線ということもあって、スイッチバックの停車場が数多くあった。客車列車、貨物列車が走っていた時代は、各駅停車なら必ずスイッチバックしながら駅へと向かっていた。今は数少ない貨物列車も直行タイプ。各駅停車も電車になってしまったので、勾配上でも停車可能になったので、スイッチバック旅客駅として残っている駅は皆無になってしまった。
春の息吹を感じながら、さすがにスーパーの名を冠するだけある特急列車。気がつけば上諏訪着のアナウンス。
あっという間の中央東線、特急列車の旅でした。
なんで上諏訪下車なのか・・・塩尻からの各駅停車に都合の良いのがこの列車。塩尻に停車してくれないので、うまい具合に各駅停車に乗り継げて、塩尻からも待ち合わせ時間少なく乗り換えられるということでありました。
上諏訪到着。
スーパーあずさは、終着松本に向かいササッと走り去って行きました。さて、次に乗る列車は・・・はるか後方に停車中。
その前に、とは言っても楽しむわけで無く、未だあるかなくらいの気持ちで1番線の方を見たら。あるにはありましたが、足湯になっていました。
その昔、上諏訪に来たときには、足湯では無く入浴できるようになっていました。駅構内、駅ナカにある温泉というので有名でしたが、やはり入浴するのはちょっとという感じだったのでしょうね。
さて、駅弁でも買ってから接続列車に乗って、のんびり塩尻までの車窓を楽しんで・・・とんでもありませんでした。はるか後方に停車している理由は、当然ですがローカルの各駅停車ですから3両編成で短いのです!
スーパーあずさが発車した余韻?を楽しむのもそこそこに、電車に向かってダッシュはせずに早足で向かいました。
さて、乗車しようと思ったらドアが閉まっています。まぁ、これは地方の寒冷地なら良くある半自動ドアですから、停車中は自分でドアを開閉しなくてはなりません。
線区によっては、車内外に開閉ボタンがある車両がありますが、なんと車両は古い古い115系。改造もされていないので、ドアの小さなへこみに手を入れて、グイッと橫へ滑らせる・・・なんだかとても重い・・・なんとか開いて車内に入ることが出来ましたが、改造もせずにずっと走らせていたものだと、正直あきれました。
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車内に入ると、なんだか混雑していて、空席どころか立客でいっぱい。なんとか荷物を荷棚に置いてホッとする始末。駅弁を買っていたらと思うと、すぐに列車に向かって正解だったと感じました。
ここから塩尻までは各駅停車の旅。十日市場から青春18きっぷを使ったので、改札口に行かずにそのまま乗車を続けられて良かったと思いました。
各駅停車は満員の乗客を乗せて、諏訪湖湖畔をグルッと走り、岡谷を通り塩嶺越えに向かいます。昔は大八回りと呼ばれた辰野を通っていましたが、今は普通列車も塩嶺越え経由ばかりになり、大八回りは単行の電車が行ったり来たりしています。
新線なので峠も一気にトンネルで越えて、さほど時間もかからずに塩尻に到着。途中駅でも若干の乗客を拾って、列車はそのまま松本に向かって行きました。
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さて、次の電車には少し時間があるので、駅弁を手に入れて・・・跨線橋から眺めると、なんと乗ると思われる電車が止まっています。
これは大変と、駅弁よりも座席をキープしないと・・・松本行の電車が混んでいたので、次の電車も混んでる・・・勝手な妄想が浮かんでかなり焦ってしまいました。
そんな訳で、階段を降りて少し離れた所に、停車している電車に向かってみるとガラガラでした。
まだまだ出発時間には余裕がありますので、進行方向右側窓席をキープして、肝腎の昼食・駅弁を確保・・・と思ったらホームには売店が無い?!
塩尻駅は島式ホームが3本。新宿・名古屋方から見ると、左のホームが中央西線。右のホームが中央東線。中のホームが両線ローカルとなっているみたいで、中央西線ホームに売店が見えたので、そこへ行ってみることにしました。
なんとか幕の内弁当を確保。電車に戻れば発車を待つばかりなのですが、まだ出発時間には余裕があります。
特にすることも無いので、昼食を食べることにして・・・食べ終わっても発車する気配無し・・・それでも、少しずつ席が埋まって来たところで発車。
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北アルプスを望む松本平の南端を走り、木曽路へと向かって列車(これまで電車と記してきましたが、列車の方が旅している感じがするので変えることにします)は走って行きます。
『木曽路はすべて山の中』と島崎藤村の本にあるように、確かに松本平が終わると、山を分け入るように線路は進んで行きます。
浅学な自分は、てっきり木曽路と呼ばれるのは、鳥居峠を越えてからのことだと思っていました。後に旅行記事を書く機会があり、調べたところ松本平を離れたところから、木曽路は始まっていることがわかりました。
この時は知りませんでしたが、贄川、奈良井と松本側の二駅は木曽路の宿場の一つでもありました。
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列車はひと駅、ひと駅と停車しながら、行楽客を少しずつ乗せたり降ろしたりして、路を進めて行きます。
中央東線もそうですが、中央西線も全線複線化されていません。両線合わせて中央本線。東線、西線というのは通称ですが、運行形態がかなり昔から完全に分離しているだけでなく、西線部分はJR東海エリアになっているので、車両は乗り入れ列車以外はほぼ別運用の状況になっています。
普通列車よりも特急列車の多い中央西線。単線区間が点在するために、複線区間の終端で思わぬ交換待ちを強いられます。各駅停車の宿命と言ってしまえばそれまでですが、特急列車の通過待ちを何度かくり返したり、下りの普通列車との交換待ちもあります。
複線化というのは、全線を複線化しないで単線区間を残しておくと、一時的には良いのですが、その後ダイヤ改正が行われて運用が変われば、その効果が失われてしまうことがある訳です。
普段は特急列車を利用していると、一応特急列車は最優先されますので、そのような事を余り感じることはありません。
急がない旅なので、待ち合わせもノンビリ駅周辺や遠望を楽しめるので、これも旅の楽しみと感じることができます。
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先の『木曽路はすべて山の中』のとおり、両側に山が迫って、空は真上だけという感じがするのが木曽路です。
かつては鳥居峠越えのD51が多数いた木曽福島を過ぎて、木曽谷奥深くまで入り込んでいた森林鉄道の起点の一つ上松を過ぎると、特急列車なら案内があるかも知れない寝覚めの床もいつの間にか過ぎて、列車は木曽路を少しずつ下って行きます。
この山にはさまれた狭い谷、厳しい自然の中を、昔の人たちは生活し、旅していったと思うと大変だったろうと思うばかり。
そんなことを思いながらも列車は、終点中津川へと歩みを進めて行きます。
落合川駅、駅の脇はダム湖になっていて、なんだかこれまでの雰囲気と違った感じがしました。木曽路と呼ばれているのは落合川駅の近くにある落合宿までを指しているので、なんとなく行く先の雰囲気が違うように感じたのも納得?!
定刻通りに終着中津川に到着した2両編成の各駅停車から、思った以上の乗客が下車して名古屋方面への接続列車を待ちます。
自分は接続の快速ではなく、1本あとになるセントラルライナーに乗車するつもりでした。
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改札口から��ントラルライナーの指定席券を手に入れるために出て、次の列車の指定席を無事に購入。しかし、なんだか時間が一杯あり過ぎる。暇つぶしのために町に出るには時間が少ない。
ちょっと迷ったものの、まだ快速電車の発車時刻にはなっていないので、セントラルライナーの車両には興味があったものの、先を急ぐことにして快速への乗車を決意。
2両編成から今度は8両だったと思うが、とにかく編成が長くなったので、遅く乗車してもまだ十分に空席があった。
中津川を過ぎれば木曽路とは完全にお別れ、車窓の雰囲気もどちらかというと山勝ちではあるものの、地方の農村地帯という感じになった。
快速列車とは言え多治見駅までは各駅停車。さすがに、車窓を眺めるのも飽き始めたところで、多治見到着のアナウンスと乗換案内。
太多線経由岐阜行普通列車という案内を聞いた瞬間、名古屋からの東海道線は混むだろうし・・・でも、中央西線完乗が出来なくなる・・・太多線ってどんな路線だろうか?それに、美濃太田~岐阜は高山本線の未乗区間だからと、いろいろな考えが浮かんで来たが、迷っているほどに時間は無いので、乗り換えて岐阜へ直行することに決定!!
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太多線経由、岐阜行のDC列車に乗り込むと、ちょうど下校時刻だったようでちょっと混んでる感じだったが、それでもなんとか空席があった。
さて、太多線というのはどんな車窓が見られるか、そして、美濃太田~岐阜は・・・。
太多線は美濃太田と多治見を結ぶローカル支線。駅間距離は思ったより短く小まめに停車して行く感じ。車窓は取り立てて特徴のあるものでは無かった。
そして、美濃太田からは高山本線。本線とは言っても実際は非電化単線のローカル線で駅間距離も長く、途中の鵜沼からは名鉄各務原線が平行しているので、昔ながらの姿をしているのも当然と言えば当然。
太多線よりも駅間距離が長くなり、途中の交換待ちも長めになり、いくら三角形の一辺を走って、ショートカットしたとは言え、長閑すぎる岐阜行DCの光景でありました。
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長閑な走りをしながら、無事に岐阜駅に到着。長いホームにそぐわない短い2両編成の気動車は、本線とはいえローカル線なんだなぁと思いました。
岐阜駅を通ることは、新幹線開業後は2・3回はあったかも知れませんが、その時の印象は地平時代のものだったと思われます。
立派な高架駅となっていますが、なんだか殺風景だなという感じがしました。ターミナル駅らしい賑やかさ、人通りが見られません。
とにかく翌日のぷらっとこだまのチケットを確保しないと、平成第一阿房列車の行路を無事終えることが出来ません。
JR東海ツアーズの窓口に向かってチケットを購入しようと席に座っていたら、いつまで経っても声を掛けて貰えません。どうも反対側の入口にある整理券を取らないと行けなかったようです。
疲れていたこともあり、注意力が欠けていたのか、自分が入ったところには整理券についての案内が無かったような???
係員の対応に苛っとしながらも、チケットが目的ですので、手早く手続きをして無事に購入。そして、スマホの地図を道案内にして、この日の宿泊先、ダイワロイネットホテル岐阜へと向かいました。
ダイワロイネットホテル岐阜にチェックイン。
言わずと知れた宿泊特化型のチェーンホテル(ビジネスホテル)。
なんと言ってもホテルで宿泊というのは、この時までは両手で数えられるほどだったので、ホテルに関連する知識は皆無に近い状態だった。
たまたま、前泊で新横浜のダイワロイネットホテルを利用したところコスパがとっても良くて、ビジネスホテルも良いものだと感心したことから、今回の旅先でも利用することにした。
内田百間先生は、名士であらせられるので、若干の例外がいくつかあるものの、阿房列車の旅先ではそれ相応の旅館に宿泊されていた。
自分はそんなお偉い方では勿論無いので、身分相応、それでも少しでも快適な宿泊先を選びたいと思うのは無理もない話。
ダイワロイネットホテルは、基本的にはシングルルームでも18㎡以上。ベッドもセミダブルはあるのでゆったり。アメニティもそれ相応、レベルは並以上。さらに浴室、浴槽もゆったりしているので、旅の疲れを休めるには打ってつけと言って良いと思う。
ダイワロイネットホテルの会員には、既に新横浜で利用した時に登録済み。そうすればチェックイン、精算も簡単にできるし、会員証がカードキーになるので、これもまた便利。
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荷物を置いてひと心地ついて、さて、今夜のプランは・・・呑んべも歩けば旨い酒に当たる・・・ではないが、この旅の楽しみは、行き先までの行路だけでなく、その県の銘酒にお気に入りがあれば、そのお酒を適正価格で提供してくれるお店を探して、さらに新しいお酒を知ることと美味しい肴を楽しむこと。
旅館での宿泊だと、今では素泊まりというもかなり多くなっているが、どうしても2食付きや2人以上というのが原則のようで、独り旅には使いにくい。
その点、宿泊特化型ホテルは素泊まり基本なので、街に出かけて美味しいお酒と肴を探す楽しみもある。
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さて、岐阜と言えば小左衛門がお気に入り。そこで、ネットでこのお酒を提供しているお店を検索。いくつかヒットするが、自分が適正価格(売価×2~3以内)とするお店が見つかった。
マルコさんというお店。所在地は長良川の向こう側にあるので、市内中心部からは離れている。取り敢えず予約の電話を入れてから出かけることにする。
地理不案内なので、タクシーをつかって出向くことにした。
夕暮れ時の岐阜市内中心部を通り抜け、鍵型に大通が曲がっていて???と思いながら、この辺に岐阜城があるんだろうと・・・長良川を渡るとなんだか住宅街のような雰囲気になり、表通りから1本入った所に目指すお店があった。
まだ早い時間帯だったので先客はなし。
旅先だということを話して、メニューを見てみると、ちょっと量が多めと、お値段が・・・独り客より、2人で来てくつろぐ隠れ家的なお店の感じ。
お店の方はとても感じの良い方で、独りなので半分量でも出せるということだったので、それでお願いすることにした。もちろんお酒は小左衛門。
少しずつお客さんが増えてきて、やはり常連さんで2人という方達が多い。場所的にも感じた通りのお店。ちょっと自分が場違いな感じがしてきたので、ひと区切りしたところでお店を後にする。
ちょっと物足りなさを感じたけれども、小左衛門と美味しい料理を楽しめたので、それなりの満足感を感じながらお店を出てさてどうしよう・・・ホテルに帰るのに、どうやって帰るか・・・まだ時間が早いのでバスで帰るかと考えた。
またまたマップの登場。今でもそうだが、基本的にはGoogleMapを利用している。表示が柔らくて見やすいので愛用している。
調べれば表通りの近くにバス停マーク。これなら直ぐに行けると歩いて向かう。バス停の時刻表を眺めると、思った以上にバスの本数が多く、差ほど待つこともなくバスがやって来た。
行きのタクシーが2000円弱だったので、帰りはいくらかかるか、地方の場合は均一性で無く、区間制を取っているところが多いので・・・ちょっと不安・・・ところが、最寄りバス停で下車時に払った運賃は、180円?!
うぅ~む。10分の一とは、いくら何でも金額が違い過ぎる。これからは、しっかり公共交通機関を調べるか、徒歩で行けるならそうしようと固く決意?をしました。
往路があれば復路が必ずある。一泊二日の旅は、ある意味あっけないもので、目が醒めたら帰ることしか考えない。とても味気ない感じがする。
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さて、翌日になれば当然、帰りの行路となる訳で、ぷらっとこだまの時間に合わせて、名古屋に着いていないといけない。
時間を逆算して、ホテルのチェックアウト時間を確かめて、そう言えばダイワロイネットホテルはチェックアウト時間が11時と、一般的な宿泊特化型ホテルよりゆったりしている。1時間の違いは、朝の時間の使い方にけっこう影響するものだ。
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チェックアウトして名鉄の名鉄岐阜に向かう。この駅は、元々別の鉄道だった会社が、合併して名鉄になったという歴史がある。そのためだろうか、名鉄本線と各務原線のホームが直角に近い角度になっているので、別の駅だった名残がハッキリわかる。
東急蒲田駅も目蒲線(多摩川線)と池上線が並んで発着しているが、その昔はライバル会社だったこともあり、直角で各線のホームが配置されていた歴史がある。
荷物があるので特急列車のミューチケットを購入。一般車と併結されているが、客室のレベルは料金以上に差があると思う。
発車までかなり時間があるが、ホームに出てみれば列車は入線していた。荷物を荷棚にあげて、ポカポカ天気ということもあるので、ホームで時間つぶしをすることに・・・。
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駅の雰囲気はなんだか長閑なのだが、さすがに名鉄名古屋本線の終着駅。思ったより列車の出入りが多く、特急以外の列車がそこそこ発着している。
列車がやって来るのをなんとなく見ていたら、どうもJRの高架橋前後が単線になっているみたい?!
出発列車待ちで停車している姿が見えるので、これは確かに単線になって、駅場内に入る所で再び4本に分岐している。
うぅ~む・・・確かに、配線としては合理的?かも知れないが、発着に支障が起きることも間違いない。定時に走っていれば問題無いが、遅れが生じれば運転整理が大変だと思う。
どうしてJR高架化の時に複線にしなかったのか、短区間だしそれほどの発着頻度では無いという判断か???
しかし、岐阜駅、名鉄岐阜駅周辺は、県庁所在地の玄関とは思えないほどに長閑。街の中心はもっと北になるのだが・・・かつて路面電車が走っていた頃に、日中は駅までの区間が運休となっていたのもわかる感じがする。
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名鉄特急の特別車両で名鉄名古屋に向かう。名鉄は犬山線に乗車したくらいで、この区間は当然はじめての乗車になる。
そうは言っても、広い濃尾平野を快走するのだから、思ったより変化に乏しい。名鉄一宮(尾張一宮と併設)付近でJRに寄り添うと、また離れて走り続ける。
ほぼJR東海道線との並行路線だが、微妙に距離を保っているので、並走という感じは余りない。
駅間距離が短いので、どんどん駅を通過し、JRをアンダークロスするとまもなく新名古屋のアナウンス。
定時で新名古屋到着。
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さて、次はこだまで新幹線各駅停車の旅。名古屋~新横浜は2時間20分ちょっと。のぞみが1時間30分なので、遅いのは確かだが、急がない旅でG車なのだから、ゆったりのんびり、退避時間も楽しんで行くのがモットー。
名古屋も大ターミナルだから、おみやげはもちろん駅弁も豊富。新大阪だと八角弁当、御堂筋弁当が昔からのお気に入り。
名古屋のお気に入りは三段弁当の「なごや三昧」。おかずが2段に、鶏そぼろご飯が1段という名古屋ならではの豪華?弁当。
名古屋が食事時ならまずこれを食べる。
ぷらっとこだまは、個人旅行クーポン形式のチケットで、飲み物のチケットも着いているので、お茶はこれを使えば良い。
2時間20分の長くも短い旅。最大3本の速達列車に抜かれる鈍行新幹線。しかし、設定は3本だが季節によっては、空退避もけっこうある。
さっそく三河安城でちょっと長めの停車。さらに豊橋では長い停車・・・ちょっと駅探策・・・時間があるので調子に乗って改札口脇の売店まで遠征。豊橋名物のちくわがあったかどうか記憶にございませんが、次の機会に見つけたら買って帰ろうか・・・どうしようか??
長い停車時間は、ホーム散策が出来るので、それほど退屈しない。
浜松、掛川、静岡と過ぎて、新富士でまた長い停車。1時間のダイヤパターンが最大10-2-2となっていて、鈍行のこだまがのんびりではなく必死に走っているのだから、駅についたら息切れが・・・ほぼ所要時間が1時間余分なので12本に抜かれることになる。
あとから画像を見て気がついたのだが、富士山を眺めるためのお立ち台?があるのを後で気がついた。
三島でも退避して、熱海はさっさと出発。小田原でも退避すれば次は下車駅新横浜。昔の新横浜を知っている者にとっては、時代の移り変わりの凄さが良くわかる。
昭和50年代になるまでは、見事な都会の中の田舎駅。新幹線の駅なのでみどりの窓口があるものの、利用者が少ないので繁忙期の予約の穴場。
今はのぞみが全列車停車するようになったし、ビジネス街になったので、新幹線の駅と表側は、当時の面影が全く無い。でも、横浜線側の雰囲気はそれほど変わっていない感じがする。
のんびりゆったりぷらっとこだまの旅を終えて、乗換改札を通って横浜線ホームへと・・・やっぱり落差を感じてしまう。
それでも、無事に平成第一阿房列車は終着駅十日市場に到着・・・\(^O^)/
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