Tumgik
#7インチ
ashitatsu · 2 years
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中古レコード屋を巡る方は、国内の7インチを掘っているとだいたい落合博満とか増位山のレコードにぶち当たると思いますし、店によっては「相撲」「野球」という仕切り板に遭遇することもあるかと思います。 仕切り板はある意味店のアイデンティティでもありますので、「相撲」「野球」「プロレス」「お笑い」「外国人」とかの仕切り板があるレコ屋は、それだけで自分にとってその店はリスペクトの対象になります。
プロレスラーと大相撲力士とプロ野球選手が歌うCD/レコードのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
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ari0921 · 10 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)12月8日(金曜日)
  通巻第8039号 <前日発行>
 ゼレンスキーの涙は「クロコダイル・ティア」だ
  「ウクライナの敗北は米国が責任を負うことになる」(イエレン財務長官)
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12月6日、ウクライナの親ロシア派として知られた元国会議員がモスクワ近郊のベリチ・カントリークラブ・ホテルで射殺された。
ロシア警察はSBU(ウクライナ諜報部)の犯行であるとした。SBUの前身はKGB、邦訳は保安庁。特殊部隊をもつ、およそ三万の組織で英語略称はSSUである。
殺害されたのはイリヤ・キバ元ウクライナ国会議員で、ゼレンスキー政府はかれを「裏切り者」と認定し、11月のウクライナにおける欠席裁判では14年の懲役刑の判決がでていた。
キバは2022年2月24日のロシア侵攻前までウクライナ議会議員だった。以後、モスクワに滞在し、ウクライナ政権をネットなどで鋭角的に批判し、「ゼレンスキー政権はナチズムに染まっているためロシアによる『解放』が必要だ」と唱えていた。
同日、ロシア当局は同じく親モスクワ派の(ウクライナの)ルハンシク地方議会議員だったオレグ・ポポフが「車内装置の爆発」で暗殺された。
ウクライナの有力紙『キエフポスト』は一面トップで「二人の暗殺」を輝かしい戦果のように報道し、「裏切り者には同様の運命が待つ」(12月7日付け)とした。
ウクライナではすでに2万6000人以上が行方不明になっており、また暗殺事件が相次いでいる。
2022年8月にはロシア民族主義者のダリヤ・ドゥギン女史がモスクワ郊外で自動車爆破により殺害された。
ついで23年4月にはサンクトペテルブルクのカフェで爆弾事件、ロシアの軍事ブロガーだったウラドレン・タタルスキーらが爆殺されている。
西側からの武器供与と資金援助の継続が不透明となったウクライナは、「最後まで闘う」と主張しているが、多くの批評家は停戦交渉に臨むべきだとしており、また一部は「ゼレンスキーは停戦プロセスの障害と化した。どこかへ亡命させ、停戦を望む政治家がウクライナ政権を引き受けるべきだろう」と言う。
12月6日、米国連邦議会上院はバイデン大統領が要請した1060億ドルのウクライナ援助を49vs51で否決した。
イエレン財務長官は訪問先のメキシコで「援助がとまればウクライナは負ける。ウクライナの敗北は米国の責任となる」と悲観的なコメントを出した。
「1インチも譲歩しない。ウクライナ軍の反撃がうまくいっていないことは承知しているが、それは武器供与が止まったからだゼレンスキーは言う。 
「彼の涙は『鰐の涙』(嘘泣き)だ」との酷評も目立つようになった。
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goodnatureclub · 2 years
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グネ部復活!!
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グッドネイチャー部!復活パーティー!
会場 :酒場カミチョウ 広島市中区八丁堀6−7 チュリス八丁堀 1F 日時:3月4日(土) 15:00~ チャージフリー
SPECIAL GUEST : HALFBY
DJ : sakura sato_ Yamaoka Hiroaki
ぬるま湯よしだ ぼうろ のりんちょ
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HALFBY(ハーフビー):京都在住のDJ、ミュージシャン。2002年セカンド・ロイヤルからデビュー。2006年にはトイズ・ファクトリーからメジャー・デビューも果たし、これまでにインディー時代と合わせた7枚のアルバムをリリース。ハワイをコンセプトに掲げたハワイ三部作では、Alfred Beach SandalやVIDEOTAPEMUSIC、王舟、mei eharaなどをゲストに迎え、多彩なエッセンスを用いながら、南国風景の広がるコンセプチュアルでネオエキゾティカな世界に漂流。近年ではEテレ「いないいないばあっ!」の楽曲なども手掛け、Urban Volcano Soundによるリミックスを収録した最新作”fushigi” feat. mei eharaの7インチが2023年にリリースされた。
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nemosynth · 2 years
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Season 2, episode 3 - ensoniq
「エンソニックは、良きライバルとして共に大きくなる会社や。」  〜伝・梯郁太郎氏
♬     ♬     ♬
「幻のジャイアント・インパクト」
1980 年代初頭アメリカ合衆国。当時世界で最も進んでいた黎明期のパソコン業界。
そこにSound Interface Device、略してSID(シド)なる音源チップが誕生。そのSIDは最初パソコン用音源ICとして開発。なるも、ちょっと歪んだその音が凶悪な個性を帯びているという評判から、やがて後世にてチップチューンの名ICとしてレトロフューチャー的に再発見。2000 年前後にはスウェーデンはelektron社きってのイカれた卓上シンセSID Stationの音源コアとなり、その希少な在庫が枯渇して入手不可能となった後はその音をモデリングしたエミュすら登場、今や伝説のチップとして名を轟かせる。
そこまでして時空を超えてひっぱる人気の名石SID。デビュー当時「ぴー」とか「ぶー」とかしか言わんブザーみたいなPC用の音源回路ばかりの中、すでにSIDは1台のシンセサイザーをまるっと内蔵、すなわち:
・3基のデジタルオシレーター:鋸歯状波、矩形波、三角波、擬似乱数ノイズ、この3基のオシレーターを円環状にカスケードさせたハードシンクすら可能 ・1基のステートバリアブルVCF ・3基のアンプ ・3基のEG ・3基のリングモジュレーター:3基のオシレーターを円環状にカスケードさせたリング変調も可能
...をすべて内包して3音ポリを実現。リングモジュレーター3基とかハードシンク3系統とかどっちも円環状に変調できるとか何気に凄いですね。さしずめ「リング状リング変調」「リング・リングモジュレーション」「リンリンモジュ♬」てとこでしょうかね。SID Stationではウェーヴシーケンスすらできたよね!すぐバグってメモリーがぱぁぷりんに吹っ飛んだけどね!
それもそのはず、SIDを設計した開発エンジニア・チームはパソコン業界を超えて、ゆくゆくはプロ仕様シンセサイザーに採用されることすら夢見てこれを作った。彼らに言わせれば当時のパソコン向け音源ICなんて、音楽のことなどまるで分かってないやつらがでっちあげた代物。そこにミュージシャンマインドでもって音楽的新風を巻き起こさんと取り組んだ意欲作 SID。唯一彼らが心残りなのは、イラチなクライアントのせいで開発期間が短すぎて音質を充分によくできなかったこと。
いや、もうひとつ。さらにもうちょっとだけ時間があれば3音ポリどころか空前絶後の32音ポリにすらできたこと。ただでさえ当時ありえない32音ポリしかも前代未聞3オシでリンリンモジュ。 聴こえますか、このぎゅるぎゅる言うエンドレスなリンリンモジュの音が。まさにタキオン粒子加速器、エネルギー充填120%!反物質砲ファイア!!!
いやぁ、もし当時そんな怪物チップが出来上がっていたら6音ポリしかなかったJUNOはおろかPolysixやJX-3Pはひとたまりもなく吹っ飛び、最大でも8音ポリだったJupiterやTRIDENTはもちろん名機prophetもOBもSynthexも大打撃、挙句DX7をもってしても16音ポリとあっては戦略やり直しとなったのであろうか。
大陸を一撃で殲滅しえた恐るべきオーパーツの如き破局、そのコアたりえた一個の種、秘石SID。
このICを誕生せしめた若きエンジニア・チームは、彼らの偉業にちゃんちゃら無理解なパソコン業界に嫌気がさして見切りをつけ、いっそ電子楽器メーカーにならんと進路変更。 その社名を新規に考えるべく、まずは出発点として「音に関するもの」を意味するsonic(ソニック)、おふらんせ〜ふうに洒落てみるべく最後1文字「c」を「q」に変更してsoniq、さらに「包み込む」というような意味の接頭語 in- をくっつけて insoniq としたいところを敢えてそうせず、その接頭語 in- を古語 en- へとひねることで洒落てみて ensoniq。英語で「エンソニック」と発音するときは「ソ」にアクセント。なんならついでに「エンソニック」と「インサニック」の中間みたいな発音で。その名のとおり理想の音でくるむように、包み込むようなイメージでどうぞ。
やがて目からウロコの次世代シンセメーカーとしてめきめきと頭角を現すばかりか、海外シンセメーカーたちが安価で高性能なメイド・イン・ジャパン・シンセたちとの競争に敗北し軒並みばたばたと倒産する中、唯一、並みいる日本企業たちを相手にその好敵手として大立ち回り、デジタル・エイジにて大活躍、創造性の国アメリカならではのとらわれない発想と国産機の痛いところを突いた名機の数々でもって全地球のシンセヲタどもをぐぬぬと唸らせることになるこの会社。 これまでこの連載で紹介した電子楽器メーカーはすべて 70 年代前半までに設立され、ヴィンテアナログシンセ時代から続いてきた古参企業ばかり。YAMAHA や KAWAI に至っては戦前から存在する老舗。だが、ここについに新しい生粋のデジタル世代が登場。黄金の80sにふさわしくちゃきちゃきのとんがったデジタル野郎たちが大暴れするそんな彼らが旗揚げしたのは、時に1983年、MIDIが公式に誕生しDX7が電子楽器の金字塔として堰を切ったように怒涛の快進撃で世界へあふれだしていたころであった。
♬     ♬     ♬
「ファーストインパクト:Mirage」
ensoniq社が最初に出したのは実はパーカッションパッドであったが、ほとんど無名。いい音がするらしい。そして創業2年後の1985年、急速に成熟しつつある電子楽器マーケットにおいて全くの無名だった彼らはMirage(ミラージュ)という名の価格破壊サンプリングキーボードをだしぬけに投入。 お歴々はご存じであろう、当時サンプラーといえば最高1億円したシンクラヴィアか、1,200 万円もしたフェアライトCMI、はたまたイーミュレーターやカーツウェルK250 といった300万円はくだらない電子楽器のロールスロイスみたいなやつばかり。そんなところへやにわに1,599米ドルというアゴ外れんばかりにありえない破格でガチ道場破りしてきたのがMirageであった。
SIDチップをベースに自社開発した音源IC「DOC(ドック: Digital Oscillator Chip)」、コードネーム「Q-Chip」。これはSIDで開発期間が短すぎて具現化できず無念の涙を飲んだ32ボイス仕様を実現した夢のチップ。だがすでにDX7が出てきた今、Mirageではこれをあえて戦略的に8ボイスに制限し、その代わり1ボイスあたり2オシレーター最大4波形を重ねてトリガーできる仕様とした。8ボイス✕4波形で32音、うまいっ! しかも強力な自社開発デジタルオシレーターチップに加えてカーティス社のVCFでもってデジアナハイブリッドな音の加工も可能という、自力でIC設計できるensoniq面目躍如。
その一方で7セグ2桁LEDが唯一の表示、しかもテンキーだけでパラメーターを打ち込むという、しかもそれは16進数という、無慈悲なカスタマーエクスペリエンス。そもそもあまりの音質のひどさにMirageはサンプラーではなく原音をとどめないシンセであるとまでジョークにされて叩かれるも、そんな噂どこ吹く風。フェアライトが登場して6年、みんなアート・オヴ・ノイズの真似したくてしたくて「んもぉぅ辛抱たまらん」うずうずしてたところへ欧米ではDX7よりも安いサンプラーが放り込まれたのだから猛獣の檻に生肉を放り込むようなもの。
しかもシンセまるっと入った音源チップを自社開発できることがensoniqのコア・コンピタンスだったわけだが、彼らの強みはそれだけではない。 記憶メディアだって業界初の3.5インチ・フロッピーディスク。当時、他のサンプラーが採用していたストレージはほんとうに「フロッピィ」だったぺらっぺらの5インチ。耐久性ヤワすぎて折れ曲がる上に薄いプラが劣化するやつ。なので硬質な樹脂カートリッジに守られていた3.5インチはハンドリングも楽でガシガシとスタジオでもライヴでも現場でミュージシャンがタフに使える頼もしい相棒。一層お安い価格破壊MIDI音源モジュール版までちゃんと用意。上級者にはオプションでMASOS(メイゾス:Mirage Advanced Sampler Operation System)という黎明期のエディターソフトすら完備する全方位っぷり。PC業界からスピンナウトしただけあって、なおかつミュージシャン・マインドなだけあって「分かってらっしゃる!」
一方、Mirageには妙なところもあった。ビット深度が8bitだったのは時代だとしても、量子化の目が粗すぎてループ時に波形ゼロクロス・ポイント同士が出会わないことがあり、そのときはサンプルをディチューンさせることで波長を無理くり変えてゼロクロス・ポイント同士をつなげてループさせたのだという!!! 野蛮!!!
Mirageの雄叫びを純正ライブラリーサウンドで���いていただきたい:
Ensoniq Mirage Sound Demo
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いいねぇ、粗さがインダストリアル♬ っていうか粗いくせに不思議にリアルというか、音楽的ですらある、圧倒的じゃないか...!
これですよこれ! 音楽的であればそれでいい。だってみんなこれがしたかったんでしょ? それにPC業界出身だからチップ設計はもちろん、ストレージメディア選択とかも時流を読んでばっちし的確。 デジタルに熟知した彼らはサンプラー市場にぽっかり空いたブルーオーシャンな窓を目ざとく見つけ、そこにピンポイントでMirageをぶちこんだのであった。そこまで狙い済ませたモデルが人気炸裂しないはずがない。それまでやれ音のクォリティだトータルな楽曲制作環境だとくそまじめに気にしていたやつらを尻目にMirageはパンクなまでに軽快なスペックでもってバカ売れ。この痛快さは、だがむしろ歴史の必然ですらあった。まさしく製造業界のパンク野郎ensoniqは、だがミュージシャンにとって大切なものが何かをよく分かっており、しかもそれをパソコンという外様の発想で具現化するヒーロー、旧弊であり様式美であった楽器業界を打破する新進気鋭の疾風怒濤であった。かっこいい!
同じ1985年、AKAI初代サンプラーしかもすでに12bitのS612やSequential Prophet-2000といったサンプラーが続出、CASIOからは庶民の味方SK-1 Sampletoneを見た。翌1986年には業界標準機となるAKAI S900、KORG DSS-1、Roland S-50/S-10などと個性派サンプラーが続々登場、世界はアナログとFMとサンプラーというサウンドが支配。それはまだPCMシンセが台頭する前のことであり、よってKORGもRolandもシンセメーカーでありながらフラッグシップはサンプラーというちょっとだけ不思議な時代でもあった。
え? 当時PCMシンセってまだだっけか? 当時のPCMシンセって400万円したKurzweil K250だけ?
じつはMirageローンチの翌年、PCMワークステーションシンセの草分けensoniq ESQ-1リリース。Roland D-50の前年、KORG M1に先立つこと2年、ensoniqはすでに次の一手を打っていた。
♬     ♬     ♬
「セカンドインパクト:ESQ-1」
ESQ-1は実はMirageのアーキテクチャーを概ね引き継いでいる。同じ音源チップをあえて8音ポリに制限するところまで同じ。ただそれを3オシレーターとして見せており、
・3基のPCMオシレーター ・1基のVCF ・1基のVCA ・ハードシンクならびにリングモジュレーション可能
って、ちょっとSIDみたいな先祖返り的な構成。
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とはいえ32の音源波形はPCMではあったがサンプルまるごとではなく1波のみ切り出してループさせたもの。それでも流石ミュージシャン・マインドを持った彼らだけのことあり、サンプル1波ループとはいえ切り出し方が天才的にうまくてリアルに聴こえ、それをフィルターやEGで加工すれば表情ゆたかなPCMシンセサウンドになった。すなわちKORG DW-8000やKAWAI K3にも近いがサイン波倍音加算合成でもなく一応はPCMだったのであり、音のリアルさや音色バリエーションの豊富さにおいてもこれらを凌駕するものであった。なによりも音が音楽的。これまたスペックや数値ばっか気にする当時の真面目人間からは出てこない「使えるサウンド」であった。
加えて最大2万4千ノートの8トラックシーケンサーも搭載。これは2年後のKORG M1が最大でも7千ノートでベースライン2〜3曲分でしかなかったことを思えばその3倍以上、楽曲制作に充分であった。電源をオフってもバックアップ・バッテリーでシーケンスデータは保持。8ボイス8パートマルチティンバー音源はそのまま8トラックに対応し、じつはKORG M1よりも前に史上初の本格的こんにち的ワークステーションシンセとしてデビューしていたのであった。この質実剛健なつくりを見るといかにM1がマーケティングの勝利だったかって分かるよね。
パソコン業界ゆずりは音源やシーケンサーだけではない。初めてファンクションキーを導入した操作性も流石PC。アバウトだがLCDよりも視野角が広いFL管を採用、今ならそのエモい表示がレトロフューチャー・コンピューター感。そしてensoniqはファンクションキーのことを「ソフト・キー」と呼び、画面によって機能が変わるから、すなわちソフトウェアに依存して規定されるからだと説明。このクールなネーミングセンスもPCならでは。なのだが、どういうわけかその説明が欠落したまま日本に伝わり「押した感じが柔らかい」と紹介されてしまう。 この操作性を活用し、1画面内に10音色を一気にならべて表示、ファンクションキーでよりどりみどり思いつきで音色選択できるすぐれた操作性もお初。40年くらいたってからKORG KRONOSにてSetlistという名前でふたたび採用。
そしてトドメのプライス1,395米ドル。日本価格はDX7や後のD-50、M1を上回る29万8千円であり事実上無名であったが、海外ではぐっと親しみやすい価格設定。おかげで5万台も売れたらしく、特に北米ではESQ-1と一緒にATARI STやCommodore AMIGA など黎明期のパソコンが綺羅星の如くならび、ESQ-1は海外コンピューターミュージック用キーボードとしても市民権を得た。そして日本のミュージ郎よりも先にゆくその普及率に、じつはその航跡を追うかの如くもうひとつの知られざるビジネスが勃興していたのであった。サードパーティ音色ライブラリーである。
ESQ-1が売れるところ、雨後のたけのこの如くあまたの音色ライブラリーメーカーが登場。中には不幸にして自宅を失って友人の土地に長さ6mのトレーラーハウスを停めて暮らし、膝の上にESQ-1のっけてそのローンに苦しみながら夜な夜な午前3時まで一心不乱に音創りするあぶね〜野郎まで登場。その彼が作ったESQ-1音色カートリッジは半透明のエポキシ樹脂にくるまれて生産され、それゆえにVoice Crystalシリーズと名付けられた。そう、Eye & I社Voice Crystalシリーズ。のちに大ヒットし、特にRoland D-50用のライプラリーはK社エンドースを受けていたキースさんまでを虜にしてクリスマス・アルバムまるまる一枚を制作せしめロゴをバミって隠したD-50とともににやけて雑誌宣伝広告写真にまで映ってしまったあのシリーズである。
同じ1986年、Apple社から初期のパソコンApple II GSが発売。GS とは Graphic and Soundの略であり当時盛んに言われていたマルチメディアへの対応を謳ったモデル。そしてここにも搭載されたのがまさにensoniqのDOC音源チップであった。Apple II GSは、これをそのまんま32ボイスのシンセ音源チップとしてフル活用、さらに15ボイスに達するステレオ波形再生も実現、Macintoshが登場するまで古典的時代の牽引役として輝ける看板機種となった。
一方、本業においてシンセとサンプラー、すなわちESQ-1とMirageというペアでもって時代を先取りしたensoniq。だが北米では絶好調でも日本では販売価格がむやみに高かったせいかあんまし認知されていない。そうこうしているうちにDX、CZ、FZ、S900、D-50、そして最後の大物KORG M1が「ワークステーションシンセ」というキャッチーなタームを繰り出してESQ-1のお株をさらってしまった。 そんなデジタル群雄割拠の中、ensoniqは音源チップDOCを進化させた DOC IIを開発。これをコアとしてESQ-1の後継機種SQ-80 と、Mirageの後継機種EPSことEnsoniq Performance Sanplerとを開発。中でもEPSはのちの電子楽器業界を大きく変えるコンセプトをはらんだ胎動となったのである。
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「サードインパクト:EPS, SQ-80」
EPSは、パンキッシュだったMirageから一転、ただまじめに音が良いサンプラーになっただけではない。
確かにシンセと違ってサンプラーには写実主義という出自があった。勝手気ままに理想の音を追究してもゆるされる自由奔放天真爛漫なシンセとは違い、当時のサンプラーに几帳面でくそまじめなイメージがつきまとうのは、その命題が写実主義だったからに他ならない。原音忠実、ハイファイ再生、だからビット数もサンプリング周波数も内蔵メモリー容量もどんどん数値はうなぎのぼり。高音質それだけのために恐竜のように肥大化してゆく一途。 でもなんかそれって袋小路。
だからこそ、そこに異を唱えたのがEPSであった。不毛な量的拡大ではなく質的転換、鍵はアーティキュレーションにあった。
生楽器にはアーティキュレーションがある。具体的に言うとさまざまな奏法がある。例えばヴァイオリンであれば、 ・弓を押し引きするアルコ ・弦をはじくピッツィカート ・短く跳ねるように弓で弦をこするスタッカート ...などなどあるわけで、既存の日本製サンプラーでは各奏法を別々のプログラムに収録してライブラリーが作成されていた。つまりプログラムごとに高度に専門化された内容でライブラリーが制作されており、現場では奏法ごとに異なるプログラムを逐一サンプラーにロードして演奏する。すなわち...
・アルコ用プログラム ・ピッツィカート用プログラム ・スタッカート用プログラム ...などなどなど。
だがEPSでは必要な奏法をすべて収録したプログラムを1つ作成し、それをロードしさえすれば主要なアーティキュレーションすべてが自在に演奏できるようにした。プログラムの中にレイヤーを設け、そこに各奏法を収録したのである。
・ヴァイオリン用プログラム  - アルコ用レイヤー  - ピッツィカート用レイヤー  - スタッカート用レイヤー ...などなどなど。
各レイヤーは単一奏法をサンプリングしたマルチサンプルで構成され、最大8レイヤーで1プログラムを構成する。 しかも奏法=レイヤーの切替は鍵盤左横の2連パッチセレクトボタンで行う。このパッチセレクトボタンがじつはensoniqならではの秀逸な発明であり、鈍重なプログラムチェンジを行うことなく、すばやく音色を切替えられる。プログラムを構成するレイヤーのみを切替えているからだ。だからタイミングよく反射神経で、それこそ演奏中その場の思いつきだけでぱっぱとアーティキュレーションを��替えられる。
なんならアーティキュレーションにとらわれず、まったく異なる音色を各レイヤーにもたせて切替えてもいいね。 なおこのパッチセレクトボタンは基本アンラッチ(モーメンタリー)だがラッチ設定にもできる上に、フットスイッチでも可能。
アーティキュレーションごとに個別プログラムを用意するのではなく、必要なアーティキュレーションをすべて網羅したプログラムをつくる。つまり楽器まるっと1つ、あるいは楽曲まるっと1つ収録したプログラムを制作する。そしてそれを最大限にぶん回せる構造にサンプラーを設計する。
ひょっとしたらライブラリーを先に規定し、あとからそれに合わせ込むようにしてハードを設計したのかもしれないサンプラー。それがEPSであった。 これは実に理にかなっていて、つまりコンテンツを最重要視した設計ということである。サンプラーたるものコンテンツありきなわけで、それが見抜けなかった当時の日本メーカーはやっぱハードしか念頭にない古典的ものづくり企業だったのであり、そもそもハードをなんのために使うのかがイマイチ分かっていなかったと言わざるを得ない。いや、それはE-muやKurzweil、Fairlightといった海外企業でも同じか。いかにensoniqがうがったものの見方をしていたかが分かろうというもの。
サンプリングはもう当たり前。次につくるべきは肥大化するあまりただのレコーダーへ堕ちようとしていたサンプリングマシンではなく、役立つ楽器としてのサンプラーであった。
もっと正せば、なぜサンプラーを使うのか?シンセがあるのになぜサンプラーなのか?サンプラーにしかできない事はなにか?と考えたとき、写実、というテーマがあるのであり、それを単に原音忠実としか捉えなかった既存メーカーと、アーティキュレーションという次元まで踏み込んで「写実」というテーマを考え抜いたensoniqとの違いであった。
そういやEPSではプログラムチェンジで切替えられる音色単位を「プログラム」とか「パッチ」とかって言わずに「インストゥルメント(楽器)」って呼んでたね。 歴史の浅いサンプラーがゆえに名称が固定化していない、そんな時代ならではの自由度の高さとはいえ、やっぱ示唆に富んでます。
もちろん当時これは目からウロコであった。今どきの大容量ソフトウェア音源には奏法の違いを切り替えるべく、最下1オクターヴをスイッチ代わりに打鍵させる機種があるよね。言わばその発想をすでに1988年に先取りしていたのがエンソ、偉い! 史上初めてアーティキュレーションに着目しアーティキュレーションを切り替えながらリアルタイム演奏できたサンプラーだからEnsoniq PERFORMANCE SamplerイコールEPSだったわけ。
13bitといういささか中途半端な解像度だったEPSは、12bitの2倍も音が良いというだけでなく、サンプラーのパラダイムシフトを宣言するものであった。
他にもEPSには自動ループ作成機能があり、いろんなアルゴリズムが選べたばかりかSynthesized Loopという究極アルゴリズムに至っては波形そのものを書き換えてしまうことで若干音が変わろうがおかまいなし、無理くりでもループをとる。え、サンプラーって原音忠実が至上命題と違ごたっけ? でも結果が音楽的でありさえすればそれでいいでしょ? 持続音がほしかったんじゃないの? やろうと思えばオケヒからでもループとってじゃ〜〜〜〜〜ってサスティン効かせて流せるのよ。おかげでensoniqはループがとれない音はない!と断言しきっていた。もはや蛮勇。
演奏中に別の音色フロッピーを読み込ませることができるLoad while playもまた目からウロコ。ロード中は他になにもできないのが当たり前と思っていた私たちは、マルチタスクというものを知らん原始人だったわけだ。 おまけにポリフォニック・アフタータッチも装備。世が世ならばMPEとともに大注目されていたはず! オプションでFlash Memory Bank、今で言うSSDも先駆的に搭載され、特にディスクベースだったOSをストアしておくと起動が早くて便利。なんて80年代には早すぎて誰も知らなかったよ。
最初は、単に安くておもしろいサンプラーでありさえすれば良かったMirage。 その次に、すぐれたサンプリング「楽器」たらんとしたEPS。
この成長は、E-muですら成し得なかったものであった。E-mu社がEmulator IIの開発に難儀したのは「単なるサンプラーを超えてサンプリング楽器とはなんぞや?」という問いに対し有効解を見つけるのに苦心したからにほかならない。それをensoniqはやってのけたのであり、無から有を、ゼロから1を、理想解を具現化しえた唯一のメーカーであった。ぐぬぬと唸らされたのは全世界。
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他メーカーにはない自由な発想の数々、そしてそれを惜しみなくつぎ込んだ豊かな果実EPS。当時メイド・イン・ジャパンを始めとする安価で高性能で高音質の機種が台頭していたときに、まったく違う発想のサンプラーが登場。それはそもそも何故サンプラーなのよ?サンプラーって何よ?という本質から考え直してゼロから起こした自由の国アメリカならではの機種のはずだった。
はずだった?
SQ-80とEPSはユニークな発想が光り他社の弱点を突いた問題作でありプロからの評判も上々だったが、銀行屋がもっと売上をと言い出した。欧米の銀行は日本以上に短期的成果を要求してくる。それゆえensoniqはすみやかに次世代機種を出す必要があった。そんなアクロバットを実現するためには今までと同じことを繰り返すわけにいかない。 果たしてensoniqはSQ-80にとってかわる次世代シンセを開発。そのために下した英断とは:
・音源チップDOC、DOC IIを廃番とし、さらなる新音源チップDOC IIIコードネームOTISを開発、かつ、これを初めて投入 ・ESQ-1、SQ-80と続けてきたシンセのアーキテクチャーも敢えて棄てる ・サンプラーEPSをベースに、なおかつそれにひねりを加えた次世代シンセ音源をつくる ・次世代シンセは初めてCDと同じくサンプリング深度16bitを実現 ・更にエフェクト用に優秀なDSPを新規開発。これによる新型24bitマルチエフェクトを内蔵させる ・すべてをかつてなく短期間で商品化する
時に西暦1989年、名機VFXが誕生する。
♬     ♬     ♬
「フォースインパクト:VFX」
世の中ワークステーションシンセだらけ、もうすっかりワーステ・ブーム。かつてESQ-1がその草分け的存在だったのに、マーケティングの勝利M1にお株を奪われたわけで。 しかしその流行に乗って百花繚乱に咲き乱れるワークステーションシンセたちの真っ只中にあって、VFXは真逆にワーステを捨て、ただただ音のキャラと表現力のみにこだわった素のシンセとしてまさかの逆張りデビュー。内蔵シーケンサーはおろか、フロッピーディスクドライヴがあったはずのところには意味不明の穴ぼこがぼこっと口を開けている始末。こんな後始末もろくにしないとは、よっぽど開発を急いでいたのであろうか。とにかく、ただただ個性的な新音源と強力エフェクトあるのみ。 その一方でCPUには名門モトローラM68000! これ当時Macやフェアライトに採用されていたガチなやつですよ。ちなみにAKAI S900のCPUはNEC PC-98と同じV30。prophet-5はZ80だったよね。そしてVFXの音源ICには前述のとおり第三世代チップensoniq謹製OTISを、内蔵エフェクトには最新DSPを投入。音源チップのほうは90年代に入ると通信カラオケやアーケードゲームの数々にも搭載されることになる。
驚愕したのは音、音、音、壮大な音。映画館のような重低音が出る出る満ちる、エピックなサントラなど朝飯前。低域にコンプかかってんじゃね〜か?って思うくらい。しかもとにかく太い、押しが強い、いやそんなもんじゃない、もう我が強い、腕っぷしが強い、サウンドの力こぶ筋骨隆々、そこのけそこのけ強強すぎてミックスの中でいくら音量を下げても俺が俺がと出てくる出てくる。ごりごりのシンベ。のしあがるオーケストラ。つんざくリード。自己主張はげしすぎてそこんじょらのシンセはもちろんメタルのディストーションギターの音の壁ですらもろともせず抜けて聴こえるシンセブラス。どやかましいロックなアンサンブル全体をたった1音で深々とせき止め、がっぷり四つに組んでガッツリ支える、ヘラクレス級に腕力を誇るストリングス。重低音重低音。もはやVFXは音世界を支える巨人アトラス。あんなランボーなやつ、ちょっといない。他機種の音色は皆さん荷物まとめて帰って行きよりましたわ。
プリセット音色がまた秀逸、単体で聴くと「え?」と思う音色でもアンサンブルに混ぜると絶妙に良い音色になる。なんというミュージシャンだましいな耳でもって開発されたのか。 単に推しが強いメリケン・サウンドだけではなく、自分で音をつくるとそれはそれはもう深い深い幽玄なるたましいの深淵をのぞきこむ底なし沼にディープな音もつくれる。なんだか日本ではコムテツが多用したSYMPHONYというプリセット音色でばっか知られているようだが、なんともったいない! あんなもんオケヒ・ループにペットのサンプルをレイヤーしただけで自作できる。さらに工夫して作り込めばほんとうに深い味わいある音が、プリセットとはまるで違う音のパノラマが展開する名機。
・なんせPCM波形が実物以上に壮大な音がする ・その上に、PPGウェーヴテーブル音源の発想を取り入れた新開発TransWave波形もいろいろ搭載。楽しい! ・Oberheimにしかなかったモジュレーション・マトリクスも初めて採用 ・6系統の減算方式レイヤーによる重層的音創り ・強力エフェクトのおかげで何をやってもバルビエリ御用達どよよんサウンド ・そしてEPSゆずりのパッチセレクトボタンのおかげで、どぎまぎしながら音色選択ボタンを押すタイミングを狙いすます苦行さいなら
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VFXはすぐれて他社の弱点や欠点をうまく突いた名機であり、ensoniqが他社シンセをよく研究していることの現れであった。というよりそれ以前に、そもそもシンセとは何か?どうあるべきか?と鋭く問うシンセ史上たぐいまれな名作であった。ひとことで言えば思いつきに即答えてくれる、難しい仕込み不要、そんな直感的デジタルシンセであった。
そしてこの広大かつフレキシブルに音が変化するアーキテクチャーを、ensoniq はDynamic Component Synthesis(各ブロックが動的に他ブロックに働きかける音源)と呼んだが、さすが英語が母語だけあってうまくその売りとなる特徴をとらえている。
にもかかわらずVFXは不運なシンセとなった。 銀行屋が圧力をかけるゆえensoniqはVFXを手っ取り早くつくるはめに陥ってしまい、いい加減なつくりのまま量産してしまい基板や機構に不備が続出、バグも多くてクレーム続出。ついにアメリカにて「No more Ensoniq!」と言い出す楽器店まで現れた。それも最大手チェーンGuitar Center。 それでもなお音がいいのはなんでか?というと、これもやはりいい加減なつくりだったから! すなわちデジタルに強すぎてアナログ回路にむとんちゃくだった彼らがテキトーな最終段アンプをでっちあげてしまい、それが逆に奏功して良い音になったのだという!!!
度重なる蛮勇にクレーム殺到、それでもなおその音にこの上もなく恋い焦がれたユーザーたちアーティストたち。まさに「蛮勇引力の法則」ここに極まれりensoniq。
これゆえ不良撲滅すべく改良を重ねたあげく、半年後にワークステーションシンセVFX-SD投入。VFX「-SD」は機能追加されたSequencer + Disk driveの略。それでもまだ故障が多々あり、VFX-SDのFL管ディスプレイの直下をぐいっと押すとてきめんにエラーが出る笑 のちにアコピ波形に重点を置いたVFX-SD II、さらにはSD1、そしてついにSD1 32 Voiceと世代交代を重ねるにいたりようやく不具合沈静化。VFX-SDをSD1仕様にまでアップグレードしてもらえる基板交換サーヴィスもあったが、ただでさえ十万円もした上にエンソニック・ジャパン社まで送り返さねばならず諦めてしまったは一生の不覚。いやそもそも最初からVFX-SDをじっくり開発して出すつもりが焦って先にVFXというカタチで半年くらい先にフライイングで出しちまったんじゃねーの?とすら勘ぐってしまうね笑
そのVFX-SDというワークステーションシンセが誇るは音源だけではない。
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こちらもすぐれた最大24トラック内蔵シーケンサー。いにしえのOpcode 社 VISIONと同じく長大なパターンシーケンサーで構造的に作品が作れる。思いつきで断片的なシーケンスを12トラックでたくさん作り上げ、それがたまってきたら適当につないでソングにしてみたり順列組合せを変えてみたりと試し放題、思いつくままに発散しまくるアイディアを作品へと収斂させ昇華させてくれるクリエイティヴ・ツールとして最高! しかも12トラックのシーケンスをつなげてソングをつくると、ソング全体にわたりさらに12トラックのリニアトラックが追加。個々のシーケンスをまたぐオブリとか録音できる。
Undo / Redoも「オーディション機能」と変名された上で初搭載、シーケンストラックを再生しながらこれまた思いつきでbefore / afterを切り替えつつ比較試聴できるミュージシャンマインドな便利機能。当たり前ですがイベントエディットも充実しているばかりか、最後にオーディション機能で締めくくられるからホンマにエディットして良かったのかどうかbefore / afterで比較検証させてくれて気に入らなければもとに戻れるって、いかれぽんちな思いつきだけのクリエイターにとって至れり尽くせりじゃないですか。
デモ演奏も音楽的でセンスあふれる、もう立派な「いい曲」。 日本のワークステーションシンセのデモ曲といえば、マルチティンバー能力の限界に挑戦すべくアクロバティックなまでに各パートをぶん回した非現実的な曲芸「こんなことまでできます!ドヤ顔」みたいなもんばっかで聴いてるだけで目ぇ回ったが、ensoniqのデモ曲はちゃんと楽曲として成立しうるばかりか、落ち着きあってセンス良くてまとめ方もうまくて大人でかっこよくてデモだけでアルバム出来そう♬
ついでに機種名もロゴもアーティステイックでかっこいいね!
ミュージシャンマインドで設計された機械がミュージシャンを支援してくれる、理想のensoniqシンセ。 EPS 16 Plusという16bit化された新型サンプラーも発売、これにはVFXゆずりのグレイトなマルチエフェクトも搭載され、楽器としてだけでなくサンプル加工にも抜群に使えるようになった。EPS 16 PlusはVFX-SDとともに双璧をなし、その下にSQ-1(61鍵)、SQ-2(76鍵)、という廉価版ワークステーションシンセを配し、SQ-Rという1Uのコンパクトながらに実力派の音源モジュールも誕生、2Uの強力エフェクトアウトボードDP/4もスピンオフ、ensoniqは黄金時代を迎える。そればかりか音楽のたのしみを広げようと、補聴器まで試作していたというSDGsアクセシビリティ先取り!
その音は世界中で玄人ウケし、安いコモディティと化しつつあった日本製の機種とは一線を画す。そしてその高いプロファイルでもってensoniqは並みいる既存メーカーに対する異議申し立てとなり、それらの好敵手となった。
そしてついにensoniqは、EPS系の最終進化形ASRことAdvanced Sampling Recorderシリーズを経て、VFX以来5年かけて開発を重ねてきた夢のシンセを世に送り出すことになる。 同社最後の大輪、音源コアDOC IVコードネームOTTO、それを心臓として建造された双頭のフラッグシップシンセTS10とTS12。1994年のことである。
♬     ♬     ♬
「ファイナルインパクト:TS12」
Ensoniq TSシリーズ、それはそれは空前絶後に壮大な音がするシンセであった。構造はSD1をさらに発展させた完成形であり、音源波形も新規であるために既存機種との互換性は無い。比較して聴けばSD1もまだまだ粗削りだったのだと分かる。ド太い重低音はもちろん、澄みきった濁りのない深い音色もする。映画館「みたいな」ではなく今度こそまんま映画館そのものな音がした。
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TS10は61鍵シンセタッチ鍵盤、お家芸ポリフォニックアフタータッチ完備。TS12は76鍵ハンマーアクション鍵盤搭載。このタッチはかなり独特なものでアコピとは似て非なるもの。Flying Action Weighted Mechanismという大仰な名前がついた。88鍵ではなく76鍵でハンマーアクションを採用したのはステージピアノとしてクルマに載せられるサイズを考えてのこと、つまり車社会アメリカならではの機動力を考えてのことであろう。
16波形を数珠つなぎにしてウェーヴシーケンスをつくれたので、KORGよりも波形ステップ数は少ないものの音色ごとに個別設定できる点では実はKORGを凌駕する長所があった。デイヴ・スミス対ensoniq、ここでもアメリカ人同士の対決! KORGも気にしたのか最近のwavestateではウェーヴシーケンスを1,000もメモリーできるという、とてつもない上限値でもって事実上問題ないレベルにまで回避している。
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ASRシリーズのサンプルライブラリを読み込めたのもポイント、読み込むデータによって自動的にTSになったりASRになったりと二つの顔をもつ双頭シンセとなった。両者はアーキテクチャーが違うため、つまりこれはソフトを自動的に入替えることで機能が変わるパソコンのようなキャラをシンセでも具現化したことになる。
なによりも、とかく日本のデジタルシンセが冷たく痩せた音がするのに対し、あたたかく骨太で豊かでスケールの大きな音がする。これは4年後の1998年にあたかも打倒ProToolsと言わんばかりに出てきた同社DAWシステムPARISことProfessional Audio Recording Integrated Systemにも言えた。事実PARISは「あたたかい音がするDAW」としてハリウッド映画音楽業界でも話題であった。お得意の高性能DSPを6基も搭載したPCIカードを開発、これにより非力なパソコンでも高度な処理が可能となって文字通りレコーディング業界への福音のごときシステムだったPARIS。 そして巨大な体躯というか威容を誇る重厚長大なフラッグシップTSシリーズは、説得力あふれるビッグな音はもちろん、広大な仕様・性能を満載しているがゆえにensoniq最高傑作との呼び声も未だに高い。
だが、ensoniqは自分たちの理想郷を追い求めすぎた。
TSシリーズは業界最強な独自アーキテクチャーを貫きすぎたのか、SMFやGM、wavファイルといった互換性に欠ける孤高の存在であった。90年代ともなるとDTMが進展しユーザーが増大して市場の裾野が広がり、さほどパワーユーザーではないライトユーザーも参加した結果、今まで以上に簡単に音色やシーケンスデータをシェアできるよう互換性が求められるようになった。だからこそMIDI規格にもSMFやGMといったより細かいルールが制定されたのであり、MIDIと対をなすオーディオにおいてもwav/AIFF互換が必須となった。すべてはデータの再現性を担保するため。流通しやすく、誰でも同じような結果になるよう再現できるため。個性よりも普遍。普遍による流通とシェア文化。シェアラブルであること。
かつてPCからスピンナウトして誕生したensoniq、だが今ふたたびPCの軍門に下るときがきた。
このあとTSシリーズの中核を成していたVLSI音源チップDOC IVことOTTOはensoniq社製オーディオボードSoundscapeにも搭載され、そのままensoniqはPC系へと軸足をシフト。そして巨艦TSシリーズ亡き後、ensoniqから出てきたシンセは音はわるくないものの限定的なフィーチャーを帯びたモデルばかりとなった。
薄暮の迷路にさまよいこんだかにも見えたensoniq。 その中、唯一例外的に輝いていた変態シンセは第二世代TransWave音源を搭載したシンセFIZMO(フィズモ)。これはensoniqが物理モデリング音源を開発するも実現できず、「物理モデリング=physical modeling」略して「phys mo」そのつづりをストリート文化っぽく変えて「FIZMO」という機種名だけが残ってしまった機種である。今ならヴィジュアル系な外観はもちろん、ウェーヴテーブル音源として光る個性が注目されたやも。 さらには北米でいち早く台頭してきたhiphopサンプラー文化に着目、AKAI MPC対抗機種としてASR X を投入、卓越したサンプラーに強力無比なエフェクトを組合せた力作。音も太くてよかったよね、でもちょっとむずかしかったか。
やがてensoniqはSoundBlasterをつくっていたシンガポールのメーカー Creative 社の傘下に入り、そこでE-muと合併してEmu-Ensoniqとなり、そのままフェードアウト。
ちなみにKORG 01/Wは相当にVFX/SD1を参考にしたようで、VFXのモジュレーションマトリクスはKORGのAMS(Alternative Modulation Source)機能となり、アコピの音に重点的にPCM容量をあてがう戦術、内蔵マルチエフェクトのつくりや効き具合などなど、エンジニアをヘッドハントしたフシもある。ワーステ本舗のプライドとしては、ensoniqを無視できなかったのであろう。
そもそもなにがミュージシャンにとって一番うれしいのか、アーティストがやりたいことは何なのか?その本質「why?」をなによりも第一に見抜いてソリューションを提供していたensoniqの自由な着想と回答、それらはソフトウェアとコンテンツの天国アメリカならではのパラダイムに基づくものであったことを、お歴々はもうお気づきのことであろう。彼らが世に送り出した名機たちは、つねに物事の本質はどこかを探し、本質を問うところからはじまる斜め上をゆく自由さがあり、その外様ならではのすぐれた問題意識にはじまる思考と思索の旅路、その帰結であり果実であったに過ぎない。そして冒頭にかかげた都市伝説に語られるとおり彼らは日本メーカーと共に成長すべき良きライバルであったのだが、それだけに歴史の波に消えてしまったのはつくづく惜しいと言わざるを得ない。天才E-muですら思いつかなかった自由な発想、斬新な解、そして楽器業界の多様性、ロスト。
楽器進化論、その樹形図におけるミッシングリンクとなったensoniq。楽器というビジネスは、PCの前に消え去るしかないのであろうか? 当時SteinbergがVST規格を提唱し、初のプラグインシンセneonがぽよよんと出るに至り、さとい先取の精神の持ち主たちは異口同音にハードウェア退場論を盛んにぶちあげていたものである。そのあとも度々、特にpropellerheads社Reasonの宣伝などは「いつまでハードウェアを使ってるんだ? さっさと棄てて僕たちソフトの世界で完結しちまいなよ」という主旨の、ややもする���苛立ちすらこもったものであった。
だが、苛立つということはそれだけ彼らの足元がヤワであることの証左でもある。
次はPC時代になろうがネット時代になろうが、それどころかなんべん倒産しようが不死鳥の如く奇跡の復活を繰り返してきた未来志向メーカー、その輪廻転生を見ていきたい。舞台はアメリカから大西洋を渡ってドイツへと移る。
(2022年8月13日同人誌にて初出)
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sound-furniture · 2 years
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今年オクラ印からリリースしたSinsuke Fujieda Groupの7インチからμtation(ミューテーション)を本日11/5に配信でリリースしました。 ”マックス・シラを彷彿とさせる藤枝伸介のフルートが舞う「μtation」は、刻々と変化するモチーフ、そして変調する曲調が「変異を繰り返すウィルス」と「コロナ禍の世界の状況」にシンクロする、まさに東京に出現したフレンチ・カリビアン・グルーヴの変異株と呼びたい強力なダンス・チューン。” こちらは7インチリリース時にディスクユニオンで紹介された一文です。 μtationは私が作った造語で、変異を表すmutationとコロナの変異株の名称に使われるギリシャ文字を組み合わせたものです。変化する背景(世相や状況)と存在という普遍(フルート)が一つのキャンバスに多元的に存在するという今この瞬間を切り取ったイメージとして名付けました。 こちらのリンクから各種配信サイト飛べますので是非聴いて下さい。 https://linkco.re/nEx2n2TC?lang=ja 気に入った方は是非7インチを手に入れてください! SFG今後のライブ 11/23(水・祝)渋谷the room - the consequences 11/27(日)14:00open 立川 A.A.Company ONE-MANライブ #sinsukefujiedagroup #sinsukefujieda #okrajirushi #okrabrand #frenchcaribbean #jazz #mutation #μ #flute #maxcilla #henriguédon #河合浩 #オクラ印 #dancemusic #club https://www.instagram.com/p/Ckj6w66JdER/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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otome-ism · 19 days
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ショベルヘッドライト交換
うちの子は三又、フロントフォークがBuell X1になっていて、ヘッドライトも同様のを用意したかったのだが、X1も絶版になって久しく、汎用の7インチのLEDヘッドライトを取り付けている。
このLEDヘッドライトが車検時のカットラインがいまいちで車検通すのが大変そうだったので、純正をちゃんと物色することとした。
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根気よく出品を見てたら手ごろな価格で当時のヘッドライトがあったので落札。このヘッドライトを車検時に取り付けることとした。
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気になって純正と汎用のガワと比べると左右にあるマウント位置が若干違う。純正品の方が後方にあったので、試しに交換してみることとした。
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左が汎用。右が今回ゲットしたやつ。バイザーの被りが全然違う。汎用のを取り付けた時から気になっていたヘッドライトの出幅が解消したので、今回ゲットしたガワにLEDのユニットを仕込むことにした。
ヘッドライトの交換だとバイザーから外さないとならないけど、ユニットだけの交換ならバイザー外さずにいけるので今回の純正ヘッドライトの購入は大正解だった。
自分から言い出さないと誰も気づかない自己満足。
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elto115 · 3 months
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BRIDGESTONE GRANDTECH
¥70.000
90年代初期製造 中古車ではあるけど状態はとてもよい
7速suntourロープロs‐1変速機・シフターなどオリジナルの状態 クランクはスギノ ブレーキレバーsuntour
26インチのホイール
どことなくOLD MTBとクロスバイクの中間に位置するような車体がユニーク
折り畳みできるのでコンパクトに収納できるのも魅力
※料金の割引交渉には対応しておりません
発送は分解して着払いを予定
組み立てについては専門店を利用することを勧めます
↓ 問い合わせはこちらまでお願いいたします ↓  
 [email protected]    
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ktmrtky · 1 year
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復刻やリイシューのお仕事: 日本インディーズ・レーベルの原点「ゴジラレコード」が約45年ぶりにアナログ・ボックス・セットとして復刻。 7インチの復刻や、パッケージのリイシュー・デザインを担当しました。 7インチ・シングル全6タイトル、当時のシーンを収めた写真集ブックレットをコンパイル。
V.A. / GOZIRA RECORDS BOX -One Stroke 1978-1979- (MIRRORS, MR.KITE, TSUNEMATSU MASATOSHI, FLESH, MARIA 023)
(6EP BOX / 2023 / TUFF VINYL / TBV-0032)
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jeepstyle · 5 months
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JEEP 完全 本。
アーバン・ヘビーデューティ 新型「JLラングラー」のすべて。 アーバン・ヘビーデューティ 新型「JLラングラー」のすべて。 常に「Jeep」ブランドをけん引してきたラングラー。シリーズを支えるシンボリックなポジションであり、時代を反映させつつ進化しなければならない存在でもある。そんなラングラーが2019年に世代交代をはたした。「JK」から「JL」へ。伝統を守りつつ革新を目指した新型は、我われの想像を超えるポテンシャルを秘めていた。 新型JLを識る7つのこと 待望のJLへと進化したジープ・ラングラー。11年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、各方面から熱い視線が注がれていた。そして、ボクらの目の前に現れたのは、「史上最強」の姿だった。 新型JLを識る7つのこと JK誕生から10年、革新のジープはここに注目。 1.7インチのTFTモニターを設置 大型の8.4インチ(スポ…
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shintani24 · 6 months
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2024年4月5日
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テラス席、屋上庭園…広島の商業施設で春の大改装 居心地やスポーツ観戦で集客(中国新聞)2024年4月5日
人工芝などを設けたパセーラのスカイパティオ
広島都市圏の商業施設で改装が相次いでいる。テナントの刷新だけでなく、テラス席や庭園の整備などハード面のリニューアルが際立つ。各施設は居心地の良さや、大型モニターでスポーツ観戦を楽しむパブリックビューイング(PV)をアピール。買い物にとどまらない来店を促す狙いがある。
専門店街パセーラ(広島市中区)は3日、6階の屋上庭園スカイパティオの装いを新たにした。約1300平方メートルの庭園に人工芝やビオトープを設けた。エディオンピースウイング広島や広島城を一望できる円形のステージは、4本の柱をなくして開放的にした。200インチの大型モニターを使ったPVや、神楽の実演を企画する。
運営するNTT都市開発(東京)は、パセーラと隣の旧そごう広島店新館との一体的な改装を2025年度まで段階的に進める。中村高士中国支店長は「広島はスポーツが盛んでイベント好きが多い。たくさんの人に来てもらえればにぎわう」と話す。
3月下旬、屋外にテラス席を設けたのはイオンモール広島府中(広島県府中町)。隣接するレストラン街やキッチンカーの料理を味わいながら、モニターでスポーツ観戦も楽しめる。阿部憲一ゼネラルマネージャーは「行きたくなる商業施設を目指したい」と意気込む。
イオンリテール(千葉市)は、イオンスタイル広島府中の衣料品売り場を中四国初の「専門店モデル」に衣替えした。商品をカジュアルやシニアなど用途や年齢別に6ゾーンに分け、買い物しやすくした。専門店街にはファーストリテイリング(山口市)グループの衣料品店プラステが5日に開店。同じフロアにはグループのユニクロ、ジーユーもそろう。
百貨店のそごう広島店(中区)は屋上を憩いの場として刷新。2日、14年ぶりに通年開放を始めた。イベント開催などを通じた集客も見込む。
JR広島駅前のエールエールA館(南区)も売り場を大きく変えている。地下2階では100円ショップ「セリア」がリニューアルし、3月末に営業を再開した。10階にあったジュンク堂書店は6日、6階に移転オープンする。
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そごう広島店屋上が憩いの場に、14年ぶり通年開放 緑地広げウッドデッキや農園も(中国新聞 4月2日)
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「ほぼ毎日スポーツ観戦ができる」新サッカースタジアムそばのパセーラ屋上庭園「スカイパティオ」リニューアルオープン(RCCニュース 4月3日)
広島市の商業施設「パセーラ」の屋上庭園のリニューアル工事が終わり、3日から一般開放されました。ほぼ毎日、スポーツ中継を見ることができるなど、新たなにぎわいの場所になりそうです。
小林康秀 キャスター「リーガロイヤルホテル広島とつながる専門店街のパセーラ6階にある、この開けた空間がリニューアルされた屋上庭園スカイパティオです」
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リニューアルされたのは1300平方メートルの屋上庭園で、板張りの床や植栽などが新しくなりました。10月に先行して大画面が設置され、サンフレッチェ広島のパブリックビューイングもすでに4回行われています。ことしに入り、庭園を閉鎖して改修工事を行いました。3日からサッカーをはじめ、さまざまなスポーツ中継をお酒などを飲みながらほぼ毎日、観戦できるスペースとなります。
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小林キャスター「およそ200インチの迫力ある大画面で試合を観戦できる場所です。そのそばには人工芝の丘も作られ、お子さんでもこのように上がって、サッカースタジアムを見下ろすことができるというのです」
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ここはサッカースタジアムや、広島城三の丸周辺など、再開発が続く広島の街を見下ろせる場所です。より見晴らしを良くするため、植栽や設備の数や高さを工夫したということです。
NTT都市開発 中村高士 中国支店長「スポーツバーみたいな、かなり大きいですけど、イベントをやっていなくても自然と来てもらえて、お酒も飲みながらそこに滞留してもらえる、にぎわいをもたらせたらと思います」
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今後はフラワーフェスティバルのステージや、焼き鳥フェスなどのイベントが予定されているということです。
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米下院議員がさらなるUFO公聴会開催を約束 さらなる内部告発者を確保か(東スポWEB)2024年4月5日
米下院議会は昨年7月、UFO公聴会を開催し、〝内部告発者〟が「政府は宇宙機だけでなく、非人間的存在のパイロットの遺体も確保している」と証言したため、世界中のメディアが大きく報じた。ティム・バーチェット下院議員は4日、米メディア「ニュース・ネーション」に次なるUFO公聴会の開催を約束した。
米国防総省(ペンタゴン)は、宇宙人が地球を訪れたという証拠は存在しないと長年、否定してきた。そして3月にペンタゴンの全領域異常対策室(AARO)は「1945年以降のUFO目撃情報は全てありふれた物体や現象の誤認である」との64ページにわたる報告書を発表した。
昨年のUFO公聴会でペンタゴン国家偵察局のUAPタスクフォースに所属したデビッド・グラーシュ氏らが証言した内容をペンタゴンが完全否定した形になっている。
しかし、バーチェット氏は、次なるUFO公聴会でこの状況を変えたいと思っているという。
「できれば内部告発者を何人か入れて、さらなる問題を暴いてくれることを期待しているので、心の準備をしておいてくれ」と話している。
同氏によると、米議員の多くは、UFOが地球外知的生命体の乗り物であると信じているという。また、「ある議員が『もし米国がUFOについて本当に知っていることの詳細が明らかになれば、暴動が起きるだろう』と言った」と明かしている。
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kkv-main · 6 months
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news - 2024.3.21
Penny Arcade35年ぶりとなる新曲が配信開始! 7インチは4月18日発売
予約はこちら
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icerink02 · 9 months
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メロディー・スー / Lipton Lovers [7inch]
*リプトン紅茶のノベルティ7インチ。
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ari0921 · 2 years
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)3月7日(火曜日)
  通巻第7661号  <前日発行>
 米国保守政治行動委員会(CPAC)年次総会はトランプ熱狂
  ポンペオ、クルーズ、ヘイリーに混じってゼレンスキー批判のグリーン議員も
************************
3月4日、メリーランド州はゲイロード・ナショナル・リゾート。共和党の保守行動会議年次総会が開催され、メインスピーカーはもちろんドナルド・トランプ前大統領だ。
 トランプは一時間四十分の長い演説で、「私は数十年で戦争を経験しなかった唯一の大統領だった。繁栄していれば、死んだ人もいなかったでしょうし、二度と再建できない破壊された都市もなかったでしょう」と発言し、続けた。
「(再選されるとして)、大統領執務室に到着する前に、ロシアとウクライナの間の悲惨な戦争を終結させます。問題を解決し、迅速に解決します。1日もかかりません」と豪語した。
 ついでにNATO批判も。
「NATOは私たちと一緒にドルを払っていますか? 私たちは 1400億ドルを投入しましたが、彼らはそのほんの一部にすぎません。わが国の歴史の中で最も危険な時期に直面しており、ジョー・バイデンが私たちを忘却へと導いている。何かが早く起こらない限り、世界はすぐに第三次世界大戦に突入するだろう」と主張した。またトランプは「教育省(文科省)の廃止」を唱えた。
 大会は嘗てトランプに挑戦したこともあるテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)やマイク・ポンペオ前国務長官も登壇し大会を盛り上げた。
会場にはレーガンの写真パネルがあちこちに飾られていた。
とくにポンペオは自伝『1インチも妥協しない』を出版したばかりで、「現在議会で審議中の6兆ドルの赤字国債上乗せは米国経済を自滅に導く」として反対の姿勢を強調した。
 さてこのCPACでは注目人物が登壇するのが恒例である。
まずはニッキー・ヘイリー元国連大使、しかもトランプにつづいて二番目に2024年の大統領立候補を決めた女傑。インドの新聞を読むと、扱い方がことなり、ヘイリー大統領が予備選前にトップを走っているような印象だ(ヘイリーはインドから米国への移民三世。元サウスカロライナ州知事)。
 ヘイリーは赤いドレスで登壇し、「米国は最も強大で統制の取れた『敵』に直面している。スパイ気球を飛ばし、米国の農地など、じつに38万エーカ-の土地を買収した中国共産党は敵である」と中国を名指しで批判した。
 「ところが、米民主党はいまやバニー・サンダースやオカシオ・コルテスが典型なように社会主義政党ではないか。このまま民主党政権がつづくと累積31兆ドルの赤字が次の十年であと10兆ドル増える」と述べた。
会場はヘイリーの演説の最中にも「トランプ!」を絶叫し、あたかも立候補をやめろというような雰囲気だった。
 ▲CPACは中国が敵、ウクライナ支援に疑問の声を高まる
 もうひとりの注目は、「ウクライナ援助を止めろ」と訴えるマジョリー・グリーン議員だった。
「支援を呉れないと戦禍は欧州全域に拡大し、あなたの息子や娘も戦争にかり出されることになる、とゼレンスキー大統領は言ったが、(冗談じゃないわ)私たちの息子や娘のうえにのせた手をはなして」と嫌みたっぷりでバイデン政権の過剰なウクライナ支援に疑問符をなげた。
彼女は米国のウクライナ援助520億ドルの行方を監査せよと訴えている。
共和党保守派はまだウクライナ支援組が多いのだが、このマジョリー・グリーン下院議員の演説にブーイングはなかった。大歓声が起きた。
共和党保守派の決起集会だが、フロリダ州知事のデサンティスは欠席した。
直近の世論調査で、サンティスはトランプ支持45%に対して27%で追いかけるが、3月3日にフロリダ州で自叙伝出版記念会を兼ねた集会を独自に開催し、5日にはカリフォルニア州のレーガン記念館に現れて演説した。
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ポルシェ道への53
先日、洗車しようとクルマを停める際、横着してステアリングを切ったままにしてしまいました。洗っている中、フロントに際し掛かったところで、タイヤのトレッド面が丸見えで、よーく見ると、溝の中にヒビが入っているではありませんか!それも、1本ではなく複数見受けられます。これは「ヤベーな、ぶっ飛ばせねぇな」と思いました。まだ3万4千キロ程しか走ってないのであまり気にしていませんでしたが、さすがに7年目なので劣化が進んでいるようです。
ぶっ飛ばすどころか、あれを見てしまったら、もう怖くて少しも乗りたくなくなってしまいました。すぐにタイヤの発注準備を始めます。
EAGLE F1 ASYMMETRIC 2 N0
235/45-18(94Y) F 265/45-18(101Y) R
が元々付いていました。が、探すもなかなか安い物件がありません。他の銘柄も探しますがNマーク付き承認タイヤなる訳のわからないポルシェの縛りにあったのと、18インチがまた極端に少ない訳です。19、20インチは結構あります。
結局、若干古い製造年を我慢してピレリのPZ4 P-ZERO Sportをなんとか入手。入れ替えてもらいました。入れ替え直後、TPMSがエラーを出しますが、しばらく走ると自動的に認識、計測を始めます。ツールでのエラーリセットは不要でした。
違う銘柄のタイヤに変えると、まるで違う乗り心地になることが多いことを経験上知っていますが、乗り心地を含めハンドリングもほとんど違和感ありませんでした。Nマーク付きだからかしらん?
他の消耗品も考えなくては。バッテリーとか・・・
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blue-item · 1 year
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ゲスト◇伊藤 陽一郎(Yoichiro Ito)
多摩美術大学在学中よりサンプリングを主体とした作風で音楽活動をスタート。Natural Essence, AKAKAGE等様々な名義でのリリースやProduce, Remix作品、個人名義でのDJ MIX CD等多数リリース。昨年リリースして即完した7インチ「女になって出直せよ feat. なかの綾/ムーンライト feat. ロボ宙」(絶賛配信中)は記憶に新しい。また、最近では画家としての活動にも力を注ぎ、国内外にての個展及び展示や様々なプロジェクト、壁画、LIVE PAINTINGなども手掛ける。今秋は9/18(9/29まで)から渋谷MeWeにて「POPUP YO☆CO」展、さらに10/27(11/19まで)からは渋谷 JULY TREEにて「Echoes: A Post-Punk Mixtape」展と題し、今年6月 高円寺BLANKにて開催した個展の際に制作したMIX CDに収録した全20曲を絵に”変換”した作品展を開催する。現在、音楽に於いても2つのプロジェクトでリリースの準備中である。 ・NEWFACE_HP
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nrq-nrq · 1 year
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[7"] NRQ - あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/lament
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7インチ・アナログ・レコード あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/lament
2023/10/18 Release ¥1,800 + tax SD07-012/Sweet Dreams Press
SIDE A あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC) SIDE AA lament
マスタリング:岡田拓郎 アートワーク:松井一平(TEASI、MALIMPLIKI、SOCIO LA DIFEKTA) デザイン:hirokichill
7”シングル(限定生産)予約
7"シングルとTシャツとのバンドル・セット(受注生産品)
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