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wineeveryscene · 2 years
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 Soave Wine Presentation Dinner @Miyabi in Tokyo
2022年12月20日、イタリアを代表する白ワインのひとつ、ソアーヴェワインの保護協会主催ソアーヴェワイン・プレゼンテーション・ディナーに参加しました。 ソアーヴェワインの生産地は、イタリアのヴェネト州、北側にアルプス山脈がある内陸性気候で夏季でも夜間の気温が低く、寒暖差があることから白ワインに適した気候条件。土壌は火山性、石灰質、粘土質など多様。生産地呼称の許可品種はガルガーネガ70%以上、30%以内でシャルドネ、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェが認められています。
会に先立ち、今年開催された“Soave By The Glass キャンペーン2022”の結果報告がありました。7月15日からの1か月半の期間で、参加飲食店数がなんと355店舗!この長いコロナ禍にかかわらず、関西154、関東65、九州49、中部・北陸43と、全国から数多くの飲食店が参加表明したのは、今回9回目を数えるこのキャンペーンの効果で、日本でのソアーヴェワインの認知度が高まっているからでしょう。4部門のそれぞれの優秀店はイタリア生産地へのご招待があるそうです。
今回のプレゼンテーション・ディナーは、日本におけるイタリアワインの先駆者林茂氏(ソロイタリア代表)が進行を務められて、日本食とのペアリング体験が行われました。
まずは“Settembrino”Soave Spumante DOC 2021/ Le Battistellで乾杯!穏やかな酸味、ライム香、ミネラルを感じる爽やかな味わいのスパークリング。
「先付け」のボラ白子の茶わん蒸しには、“Duca del Frassino”Soave Classico DOC2020/ Cantina di Soave、青りんごやグレープフルーツを感じる、心地良いワイン。
「八寸」には、Soave DOC/ Gianni Tessari2021、前述のワインとはスタイルが全く違い、黄金色、桃や洋ナシの香り、辛口でありながら蜂蜜を感じる味わい。
 次の「名古屋コーチン」には“Vacario”Soave Classico DOC2021 / Cantina di Monteforte、複雑な花香、フルボディでアーモンドをわずかに感じる味わい。
メインの「天ぷら」には、“Scalette”Soave Classico DOC2021 / Gianni Tessari、華やかな香り、アーモンドのニュアンスを含んだフレッシュな味わい、長い余韻。
ご飯もの「ばらちらし」は、鮪、白身、穴子、海老等がのっていて華やか。ワインは“Monte Ceriani”Soave DOC2019 / Tenuta Sant’Antonio、柑橘類の香り、味わいはパッションフルーツなどの果実味がしっかりで、酸味とのバランスが抜群。
そして最後の「甘味」には、“Nettare di Bacco”Ricioto di Soave DOCG2019/ Montetondo、アーモンドや蜂蜜の香、フレッシュでフルーティーなすっきりした味わいの甘口ワイン。  
ソアーヴェワインは、「ガルガーネガ」という土着品種に特化しているのが特徴ですが、同じ品種であってもこんなにヴァリエーションがある白ワインを造っていることに感心しました。ソアーヴェが、日本食を引き立てて寄り添うワインであることを再認識する機会となりました。  
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