Tumgik
#bookmark201905
charlietokyojp · 5 years
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社員は不安になって当然だと思うが、私は今の日本にこういう社長こそが必要だと感じる。
日本人は優れているとか、Made in JAPANは素晴らしいとか、技術力の日本とか、日本人が喜ぶことをいくら言ったところで、現実と乖離が生じ始めて久しい。
家電量販店に行けば、パナソニック製品とほとんど見た目の変わらない海外製品が、3分の1くらいの値段で販売されている。一方で高級路線では、ダイソンなどのスタイリッシュで性能も高い掃除機や空気清浄機に市場を奪われ続けている。
そこが日本のイチバンの問題だ。
安さで勝負するには日本円自体が高すぎる(良く言えば日本円は強い)。ただでさえ賃金・物価が高い上に。
通貨安の人民元や韓国ウォンと争うには状況が圧倒的に不利で勝ち目はない。
一方、度々引き合いに出しているが、デザインや「未来感」において、ダイソンにも勝ち目がない。コーヒーマシン1つとってもネスプレッソには勝ち目がない。
クレジットカードで言えば、楽天カードとアメックスプラチナカード(またはセンチュリオン)くらいのブランド力の差がある。
お洒落さや洗練されてる感、「この製品うちのリビングにも1つ欲しい」(当時「iMac」でアップルが成し遂げたこと)と思わせる魅力において日本製は全く歯が立たない。
先進国とは物価高・賃金高・通貨高がセットなので、製造業は安さではなく、「プラスαお金を払ってもいいかな」と思わせる方向(すなわちダイソンやアップルのような)に向かうべきであり、疲弊し消耗し必ず負けることが決まっている「安さ」勝負にでるべきじゃない。
が、日本は長らく先進国同士の競争よりも、中国や韓国(の安さ)と競争することに明け暮れ、敗北が見え隠れする度に「日本製はこんなに素晴らしいのに」と主張してきた。
が、東京はニューヨークやロンドン、モスクワと競争するのが当たり前であって、大人が“これから”という学生とムキになって争っているような大人げなさがある。今の日本には。女子高生好きなところも、その未成熟な精神性の表れだろう。
アホらしくてやってられるか、と思った。日本メーカーがなぜ世界を席巻する商品を出せていないか。答えは単純だ。日本のお客様の声を聞いてきたから〉
本当にその通りだ。
日本企業は日本人に媚びている。いっそ日本市場を捨てて海外市場だけに集中したとしても、むしろ会社は成長するだろう。「株主のため」が資本主義経済の在り方ならば、その選択も検討する必要がある。
もういい加減、日本製品はパッケージも説明書も全て英語対応し、幼稚なデザインやマーケティングは止めた方がいい。せめて多言語マニュアル(電気製品に限らず)をダウンロードできるようにすべきだし、電源も最初から全製品100-240Vにすべきだ。
わざわざ1.268/70億人に特化する必要はない。言い換えると、わざわざ98.18%を拒絶する必要はない。
マニアックな印象はあっても標準でロシア語対応するだけで、今の何倍も売れるはずだ。G8国で、多少高くても自発的にMade in JAPAN製品を買ってくれるのはロシア人(旧ソ連圏人)くらい。
「いや、正式にロシアにも輸出してるし」と考えがちだが、旧ソ連圏の人達はソ連時代の体制や社会に対する不審感があって、日本製のものを日本から直接買いたいという人が多い。
世界にはまだまだそういう需要があって、輸出してるから当該国市場をカバーしているとは言えない。
あらゆる製品のパッケージをせめて英語併記にすれば、軽く今の10倍は売上が伸びるだろう。
そういった多様性への対応力がなさ過ぎる。というか何も知らなさすぎるのが今の日本の弱さの根源だ。
日本人はIQが高いとかPISAのスコアが高いとか自己満足に走りがちで、実際には東大は42位(THE2019)だし、生産性も低い。
要はゲームじゃないので、実社会の大人のスコア(実態)を見る必要があるということだ。
しかしなぜか危機感を感じているのは経営者層だけで、「自分達は優秀なのに」と思っている人が大半を占めている。
仮にあるスコアは優秀だと出たとしても、問題はその「優秀さ」が今の時代に必要な優秀さかどうかだ。
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charlietokyojp · 5 years
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イチバン大きな理由としては、毎月定額収入をあてにしていると、その範囲内でしかプランをたてなくなることじゃないだろうか。
月給30万円の人が一月に50万円使う予定を立てない。
だから月給が上がらない限り上を見なくなる。次第に夢や希望を持たなくなる。
要は会社(雇用主)が人生を決めている状態。
建設的(ポジティブ)な考え方であれば、自分が今したいことをするには来月50万円必要。では50万円(または現状+20万円)を手にするにはどうしたら良いかという流れになるはずだが、圧倒的大多数の人はそういう思考回路になっていない。
どちらかというと、30万円で十分であり無駄なことはしない(できないのではない)という証明(言い訳、建前)のためにミニマリズム(一例)を主張するといったことに頭を使っている感がある。
私ならそこで消費されるブドウ糖の方がモッタイナイ。
ミニマリズムを維持するのにコストがかかっている状態。
いわゆる無駄なエネルギー消費。
が、「貧乏は病気だ」という言葉があるように、蝕まれている精神に健全な思考は宿らないということも事実だ。
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charlietokyojp · 5 years
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年収1,000万円でも贅沢な暮らしはできないことの解説としてはイイと思うんだが、もうそろそろ年収1,000万円という1つの境界ラインを1,500万円くらいに更新した方がイイ気がする。
多分昭和の頃からサラリーマンの“大台”の基準が変わってない。
国税庁が2018年9月に発表した「民間給与実態調査」では、4945万人の給与所得者のうち、年間の給与所得額が1000万円を超える人は約200万人です。日本の給与所得者のうち年収1000万円を超えるのは4%程度ということになります。ただし、年収が上がれば税金や社会保険料も増えるため、手取りベースでは700万円程度となります。
「給与所得者のうち」だから、個人事業者の事業所得や株・FXなどによる収入は含まれないが、いずれにせよ非常に少ない。
大凡の手取り720万円、月60万円の中から毎月10万円預貯金するとして、10年間その生活を続けても1,200万しか貯まらない。
残り���50万円。
その年収を支払う会社の本社所在地と通勤アクセスから都心3区(中央、千代田、港)または5区(+新宿、渋谷)に住むだろう前提で考えると、築10年60〜65平米のマンションの家賃は23-30万円。子供が私立+進学塾となると、奥さんも仕事をすることになるだろう家計になる。
東大生の世帯年収が1,000万円を超える率が高まるのは必然と言える。
また車を持つには厳しいだろう。都心部の駐車場代(マンションにあれば月4万円〜、外なら5.5万円〜)+自動車保険+自動車税だけでも月割りすると合計10万円を超える。
「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」の調査によると、年間収入1000~1200万円の二人以上世帯で金融資産を持たない世帯が7.3%もあり、また1200万円以上の世帯でも3.8%いることが分かっています。
そうだろう。
預貯金のない人達が経済観念がないという話ではなく、家族の1人でも病気や事故があるとすぐに預貯金を食い潰してしまうから。
独身で年収1,000万円の生活が3年以上続いているという人はリッチに見えるかもしれない。女性からも魅力的に見えると思うが、いざ家族で生活をとなると、意外に切り詰めなきゃいけないことに驚くはずだ。
年収の割には郊外に住んでいるとか、郊外だと車が必要だから都心だが狭い家に住んでいるとか。
が、本当はいい歳した大人がソコに驚いている場合じゃなく、本来は中学・高校くらいで教えなきゃいけないこと。
そうすれば親がどのくらい頑張っているかがわかってイイし、国立大は人様が納めた税金で勉強させてもらうんだという感謝の気持ちが育まれてイイ。
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charlietokyojp · 5 years
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インポスター症候群について過去にも取りあげたが、私は長らく続いた男性社会(男尊女卑)によって生じた遺伝子変異だと感じている。
なぜ遺伝的と考えるかというと、ミシェル前大統領夫人や、ハリー・ポッター以来スター女優かつオックスフォード大卒という高学歴のエマ・ワトソンでさえ、
インポスター症候群とは、「詐欺師症候群」とも呼ばれる症状で、自己評価が著しく低く、自分の能力が足りないなどの強烈な自己不信の感覚を抱いてしまうものだ。自分は自分の功績や成功に値しないと思い、まるで人を騙しているように感じてしまう。多くは仕事関係でこのような心理状態になるという。
であるというのだから、後天的な名声や実績は何ら自己肯定感には結びつかないほど、根深いものだと言える。
生まれてくる子の性別がわかった途端「何だ女の子か」という古来の反応や、女の子だから高度な教育を施しても無駄、嫁に行けたらそれで良い=気立てが良く家事が出来れば良いという、言ってみれば社会的ネグレクトを受け続けてきた結果、女性達は遺伝子レベルで「私は歓迎されていない」と感じている。
※その圧倒的不利な環境下で、男性は女性より優ると信じているのだから愚か極まりない。
2019年にもなって、日本は未だに「女性天皇」について決断できずにいるし、上野女史の東大入学式祝辞の中に出てくる「フェミニズム」について理解できない男達が多い。すなわち未知のものに対する理解に乏しい時点で本質的な知能は高くない。
フェミニズムとは均等を求めるものではなく平等を求めているのであって、「女も男と同じ力仕事をするから対等に扱って」ではない。それが「弱者が強者になりたいという思想ではありません」の言わんとするところであって、これに対し「権利だけ対等を主張しておいて、女性は弱いから守ってと言うのか」と言っている単細胞(笑)に囲まれて生きていくアウェー感を思えば、女性にインポスター症候群が多くても驚かない。
勝手に男を代表して言うが、今後20年で男性のインポスター症候群が急増する。
女性が遺伝子を選ぶようになり、選ばれない男達が増える。
人口男女比率が大凡1:1である事実から、基本的に全ての男女は誰かと結ばれると妄想するメルヘンな時代は終わり、口から出任せ男(笑)は見向きもされなくなり、男性が車やオーディオ、パソコンなどのスペック表を見ながらどれにするか迷うように、女性達は男(の遺伝子)を査定する時代になる。
初期は慣れない分、失敗したと感じる選択をする女性もいるだろう(何千年と続く「結婚」制度でさえ失敗するヒトが多いが、ソレよりは精度があがるだろう)。しかしその後「レビュー」が出揃い、WindowsかiPhoneかというくらい、特定の遺伝子群に需要が集中する。
そうなると、「選ばれないだろう遺伝子」を持つ男の話なんて誰も聞かなくなる。なぜなら将来その「一派」は増えないのだから、圧倒的マイノリティであることが先に確定するからだ。
そんな時代が2000年くらい続いたらどうだろうか。
「歓迎されてない感」がどのくらい自らの心身を蝕んでいくかがわかるだろう。
この記事にある、
ヒューレット・パッカードの社内調査からは、女性は自分が応募要件を100%満たしていると感じた仕事にしか応募しないが、男性は60%しか要件を満たしていない場合でも応募することが分かった。
とは何を意味しているのか。
男性が単細胞でダニング=クルーガー効果に陥りやすいからで片付けてみるのもいいが、もっと社会的な理由がある。
男性社会という追い風の中にいる(いた)男性達は、女性よりも40%能力(精度)が低くても発言したり手を挙げることができる(しやすい)環境だったということだ。
「待ってちゃダメ、ホラ手を挙げて」と背中を押してもらえる環境。まず母親が男の子に対してはそうしてくれる。
一方女性は、ハリウッド映画やアメリカのドラマにおいて、黒人俳優でダイコンがいないのはなぜかという問いと同じで、余程自信がない限り(実績・事実が伴わない限り)発言すらためらわれる環境にあったと言える。
「オンナは引っ込んでろ」と足を引っ張られることが解ってるから、他の女性達までもが「何よあのオンナ調子にのって」と更に足を引っ張る社会ができあがってしまった。
ましてや親達が「跡継ぎ」として男の子を大切にしてきたのだから、女性が遺伝子レベルでインポスター症候群になっても仕方がない。
男の子なら例え三流大であっても、借金してでも大学にやろうとするが、女の子は短大で十分とする社会環境の中で、男は女よりも優れていると思い込む男達を量産してしまった。圧倒的ハンデを考慮せずに。
それが逆転し、これからは無価値化し途方に暮れる男達が量産されるだろう。
残念ながら男としてソレが何を意味するのかが良く解るだけに、押さえつけてきた(と同時に先送りしてきた)マグマが爆発し噴出するとどうなるかを、できるだけ早く(もう早くないが)学ぶ必要があると呼びかけたい。
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charlietokyojp · 5 years
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ポーカーをやり始めて20分たっても、まだ誰がカモかわからない人は、自分がカモなのだ。
空気が読めないと命取りだという一言。
空気感とは何時間・何十時間と練習を積み重ねたり努力で読むものでもなければ読めるようになるものでもなく、一瞬で示され一瞬で感じ取る(べき)もの。
(べき)としたのは、空気感には“旬”があって、賞味期限が極めて短く、時間をかけて読み取っても使い道がない性質のものだから。
私はこれを嗅覚由来の本能性知能として分類しているが、生きるか死ぬかの戦闘モードなら男性の方が高く、子供を守るという環境下なら女性の方が高そうな印象がある。
前者はとっさに急所を突くなど、知識がなくても相手に最大限にダメージを与える行動をとるとか。
後者は正面から戦っても負ける可能性の高い危機下において、いかに手堅く確実に難を逃れるかを導き出す知恵とか。
この辺の能力が測定されるようになると、知能分野はいとをかしー進化を遂げる気がしている。
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charlietokyojp · 5 years
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残念ながらその通りだ。給与水準が低すぎる。
例えばだが、35歳で能力が高い外国人AI技術者A氏を、何としても採用したいと、日本企業の部門長が考えたとする。しかし、「年間で基本給が1500万円、成果給が最大1000万円(自社株含む)+通勤用に新車1台」という条件をライバルの外資企業が提示した場合、日本企業は太刀打ちできない。部門長が人事部長に掛け合って社内調整しているうちに、話はまとめられてしまう。
年俸1,500万円でも偏差値70前後(「高度」であっても「超高度」ではない)しか集まらない。
アメリカの場合、ITSSレベル2で800万円、レベル3で1,000万円、レベル4で1,200万円もらえるから。
レベル4とは日本の高度情報処理技術者試験レベル(難易度偏差値67)で、試験好きな日本人は「持ってる」人がそれなりの数いる。
前稿と重なるが、世界中の優秀な人材はまずはサンノゼに向かい、レベルと物価の高さに堪えきれない人達が妥協した結果“その他”を選ぶという流れがある。
→年収約1300万円でも低所得層に分類される街 サンフランシスコの実情
日本は「その他」リストの中でも後ろの方。
例えるなら、世界中の美女達がファッションモデルを目指し活躍の場として候補に挙がる筆頭はパリやミラノ、ニューヨークであり、身長が足りなければ日本を含むアジアを検討するソレに似ている。
本質は、身長が足りていれば選ばないということであり、仕方なしにいる人達とは良い条件を提示されればいつでも余所へ移るため、雇う側も不安定な状況が続く。
その結果「これだからガイジンは」という日本人の認識が変わっていかない。昭和の頃から一向に。
留まらない理由は魅力がないからであり、学生に例えるなら、東大に合格する頭があるのに「2流大学しかない」社会ならどうなるかということと同じだ。
中には我慢したり妥協する人もいると思うが、良い条件があれば一歩を踏み出すのは当然だろう。
日本の優位性は「安全」に尽き、その点は世界中の独身女性にアピールできる点だが、震災以降「危険な国」の印象が強まっている。治安の良さと引き換えに災害がついてくるイメージ。
そして有事の時にアレもコレも日本語表記しかなく、英語も大して通じない国で生活する不安を考慮すると、外国人(ましてや所得の高い層)がわざわざ選ぶ街(国)かというとそうではない。
というわけで「雇用」「報酬」という面だけ見ていても、なぜ日本に高度な人材が集まらないかの答えは見いだせないだろうと思うし、ソレがこの先も続くんじゃなかろうか。
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charlietokyojp · 5 years
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一人っ子で比べる相手もいないし、わが家では普通だと思っていた」と振り返る。
「1歳半ですらすらとしゃべることができ、4歳で宇宙の構造に関する本を読みあさり、7歳で一次関数などの数学ドリルを解いていた」ことが普通だと思える両親のレベルが高すぎないか(笑)。それともただの謙遜か。
学校の教諭の勧めで、医療機関でIQを測る「ウェクスラー児童用知能検査」をしたところ、メンサの入会資格を満たすことが分かったため、検査証明書をメンサに送り、合格が認められた。
日本は問題がある時にだけ検査をすすめられるのに対し、アメリカではさっさと天才であることを確認しよう(無理して合わせて生きていく必要ないし)という合理的なノリがイイ。人は違うことを前提に社会が動いている。飛び級もあるし。
記事とは関係ないが、いっそウェクスラー上位2%と、民間テスト上位2%を分けたらイイんじゃないかと思う。
国家資格・民間資格(検定)のような区分。
共存は難しいと感じるし、このまま行けばIQという言葉自体が無価値化する(既にしつつある)。
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charlietokyojp · 5 years
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もっともだ。
教育の無償化によって低所得層の家計が楽になり、その分が消費に回され市場が活気づくと考えがちだが、2%増税すれば、世帯所得50万円の家庭が月に3万円預貯金に回すと仮定し、残りの47万円に消費税がかかり、毎月9,400円(2%)の支出が増える。
参考リンク:「高校3年間でかかるお金」公立と私立で2倍の差! 奨学金探しのポイント | ZUU online
によると、
東京都の場合、公立高校は受験料が2200円、入学金が5650円、年間授業料が11万8800円(月額9900円)かかる(平成29年度)。
なので、消費税増税によって相殺され、消費は増えない。それ以下の所得層は将来の増税に向けて消費を控える。
ただでさえ人口減によって高齢者の介護費負担増や老後不安で消費が減るだろう時代だ。
国が赤字なんだから増税はやむを得ないとしても、教育無償化によって価値観が変わり、「どうせタダだから」といういい加減な人も増えるだろう。
東大生と親の世帯所得の高さに注目されるようになった点が重要で、低所得層の教育が無償化されることで、更にこの差は開く。
ピュアな理想主義者達は、「低所得層にも教育を受けるチャンスが与えられる」と考えそうだが、現実的には「もらえるもんはもらっとこう」程度でしかない。
そしてその「タダ」環境の中育った人達が大人になると、「勉強するのにお金がかかるのか、バカバカしい」と子供の教育にお金をかけなくなる(お金をかける意味を知らないまま育つ)。
よって低所得層の家系の知的レベルは今後さらに(相対的に)下がっていくことが予想され、結婚が早く(生活するためにパートナーを必要とするるため)、出産率が高い層でもあるので、日本全体の知的レベルは下がる可能性が高い。
その一方で社会的地位の高い層、女性高学歴層は結婚せず出産率が低いため、この傾向は加速している。
こういった考え方は優生学的だと批判されやすいようだが、検証・議論を先延ばしするには危険なところまで来ている。
授業料を稼ぐ必要がない分、アルバイトをする高校生も減るかもしれない(同時に消費も減る)。
或いは自分のお小遣いのためだけにアルバイトをする高校生が増えるだろうか。
授業料無償化とは要は東大生1人あたり国民から年間500万円の投資を受けていることと同じで、無料で学ぶ子供達はいずれ社会に恩返しをという方向感が期待されるところだが、「当たり前の権利」くらいにしか考えない親の方が多いだろうことから、その家庭環境で育った子供が恩を感じる可能性は低く、扶養する側・される側の本質的な存在の差はますます拡がっていく。
かといってより多くの税金を納める人達は、親やスポンサーのように感謝される立場ではない。
すなわち精神性レベルでの格差が拡大する。
人々の授業料が無料になるために高い税率を支払う人達(或いは沢山消費する人達)と、ただでさえ納税額が足りていないのに更に無償教育を受ける人達の差は大きい。
また日本のこの20年の傾向から、何でも安く安くの方向で、本当に安いものしか売れなくなっている。
安いものしか売れないということは、労働者は薄利多売でますます疲弊し、いずれは機械化・無人化され職を失う。
そのリストラ(コスト削減)効果でモノの値段はもっと下がるかもしれないが、「何でも安く手に入る」ことを喜ぶのは低所得者層であり、その安いものを販売しているのも低所得者層であるという根本的な構造を理解する必要がある。
最終的には全部タダじゃないと生活できない人を量産することになる。
全部タダにするためには税率を上げ、高額納税者が増える必要があり、必然的に格差は拡がっていく(拡げようとしている)。
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charlietokyojp · 5 years
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今回、注目したいのが、「右脳と左脳を繋ぐ脳梁が常人よりも太かった」ことだ。脳梁が太いことで、右脳と左脳の情報のやり取りが、やりやすくなるのだ。右脳と左脳を繋ぐホースが太いので、たくさんの情報をやり取りできるイメージだ。
そうなのか。いわゆる「女性脳」ってことか。私としては納得。
世間的には男性高知能=発達障害という図式で、アインシュタインもその代表みたいな解説を沢山見てきたが、人々が思っている人物像とはまるで違っている可能性が高い。
男性に多いシングルタスクの過集中型よりも、マルチタスクの多用・多面的認知型の方が(集中力は分散されるが)新しいことに気付きやすく、「勉強超できる」系と、ノーベル賞とる系の違いだと感じている。
アインシュタインの名言にこういうものがある。 「想像力は、知識よりも重要だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む」
そう思う。
何かを成し遂げるには、思考力以上に感性やセンスの重要性を感じる。
私の予想では今後“知能”は並列処理能力(CPUの高速化と同じ流れ)に目を向けられると思っていて、もしかすると女性達に有利な方向に傾くかもしれない。
現状世の中の多くは試験や検査を含め男性を基準に作られているため、男性が優れた結果を出すテストを真だとし、女性はソレができないから(または苦手だから)スコアが低い=劣っているとする傾向がある。
いずれこれらが是正され、現在男性に偏って表出している(発信されている)高知能の分布が均されるだろう気がしている。 ※大抵の場合、押さえつけられていた側は反動で高くなる。
→男脳と女脳の違いが分かるMRI画像解析結果が面白い!女性はマルチタスク能力に優れてる
→今こそ音楽を!第3章 脳科学観点から~澤口俊之先生インタビュー(2)
私の脳梁は女性の平均的なサイズと同じか、少し大きい(ワイドバンド)かもレベル。生まれつきか音楽(楽器)効果かはわからない。
3.0テスラMRIを撮りにいきたくなった(笑)。いずれ公開したい。
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charlietokyojp · 5 years
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スタンフォード大学で行われた研究は、VCAM1をブロックすることによって年老いたマウスの脳機能が若いマウスと同等にまで回復したと報告しています。
VCAM1について見てみると、
VCAM-1は未刺激の血管内皮細胞上に殆ど存在せず、IL-1やTNFのような炎症性サイトカインの刺激によって初めて誘導されることから、炎症反応過程に密接に関与することは容易に推定される。実際、動脈硬化症、移植拒絶反応、関節リウマチ、サルコイドーシス等でVCAM-1の発現亢進が報告されており、これら疾患における可溶性抗原の動態からも興味深い知見が得られると期待される。
加齢と共に抵抗力が落ち、何かしら炎症を起こしているということか。
同じく認知機能の低下を招くアミロイドβも含め、菌類が出すエンドトキシンや死骸など(たんぱく質のゴミ)が原因ではないかと考えれば、そもそも生き物の腐敗の根源である菌類の仕業じゃなかろうか。
生きたまま腐敗が進行しているということだ。
サバの生き腐れのようだが、サバの場合はEPAの酸化が早い、酵素による自己分解が早いなどから菌が繁殖しやすくなるとあり、ヒトに菌が繁殖するのはなぜかと問えば、大方歯周病(口腔衛生由来)に落ち着くと考えていい気がする。
肥満も腸内フローラ(細菌叢)が原因だと言われているし、肥満自体が炎症だとも言われているし、口から入ったり口の中で増えた細菌が常在菌となって腸内細菌叢を形成し、その腸内細菌叢が体型はおろか思考(性格や気分)をも左右している状態。
【これが世界最先端!“認知症”予防SP - NHK ガッテン!】によると、
「脳のゴミ」がたまり始めるのは発症の25年ほど前からということもわかってきました。40代から始めたい認知症予防
とある。
大体口の中の状態が悪くなってくる年頃。
というわけで30代から準備を、10代、20代から徹底したオーラルケアをという見解。
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charlietokyojp · 5 years
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昔の方が差別が多かったので、当たり前じゃないだろうか。
人種、性別、日本なら部落差別とか。
マイクロソフトのAIが「ヒトラーは間違ってない」と言い出した時、設計(開発)者に似ると書いた。
プログラムを設計する際、「最も重要視する内容」などスコアリング(重み付け)する時点で、設計者の思考・性格(それも潜在的なところまで)が色濃く埋め込まれる。遺伝子と同じ。
数十年か数百年経った頃、今のプログラムのコードを見た未来の科学者達の間で「当時のサイコパスの思考回路」と紹介されるケースも多いだろうと思う。
今は未だ「プログラミング」とかハイテクなサウンドに隠れてあまりまともな(笑)人達の眼に触れていないだけで、コードを1つ1つ読み解いていくと、信じられない優先順位(いわゆるサイコパス的な利己的度合い)を持つプログラムは山ほど存在するはずだ。
プログラミングではないが、例えば199x〜200x年頃のプロバイダーは、高額な月額基本料金を徴収しておきながら、最も多くの人が利用する夜間帯はBusy(話し中)でつながらないのが当たり前だった。いわゆるダイアルアップ接続。
身近なところで例えると、NHKの基本料を払っているのに、夜NHKを観ようとすると「現在視聴者が多く、ご覧いただけません」とエラーになるような状態。毎日。
今なら「詐欺」として騒がれるところだが、当時は皆ソレがどういうことなのか解っていない人ばかりだったので、訴訟の1件も見聞きしたことがないまま通り過ぎた。
ソレを平然とビジネスにできる人達の思考性というのも“普通”とは大きくかけ離れたものであり、これがAIの開発者ともなると、自分が直接カスタマーサポートの電話を受けるわけじゃないし、コードの中身なんて誰も見ることができずなおかつ理解が難しいから、より「社会性」とはかけ離れた変質的思考・思想を注入しやすい環境にある。
※ブラジルかどこかの国で起きた連続殺人事件の犯人が、自らが営むホットドッグ屋(か何か)で人肉を混ぜて客に食べさせていたということと似たようなことが起きうる。まさしくサイコパス。
白人以外の氏名を持った受験者はそれだけで自動的に15点減点され、同様に女性の受験者も3点減点されていたようです。このような「バイアス」の結果、1年間あたり60人が書類選考に合格できなかった可能性があるとのこと。
このあたりを監視するためにも、多人種の女性の監査役(技術的な面も含め)の必要性を強く感じている。
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charlietokyojp · 5 years
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スゴ過ぎる。
チンパンジーもいよいよ分岐か。
ヒトの格差の正体は単なる分岐かも知れないと思いつつ、「ヒトは分岐した」とヒトが認識するのは数百年、数千年後なのかなとも思いつつ。
ナゼかというと、ヒトがヒト同士の差異を確定させようとすると「差別だ」という展開になり、誰も触りたがらず、逃げ場がない程の圧倒的事実を見せつけられるまで決断を先延ばし続けるだろうから。
その結果気付くのが遅れる。
20万年ほど前に数人のアフリカ人のお母さん(mtDNA L3型)から分岐が始まった際、皆肌の色は同じだったはず。
北上した者達は紫外線対策に必要なメラニンの生成が抑えられ白人化した。中東、中国を経由した者達は黄色人種となり、黒人は黒人のままとなった。
すなわち移住先の緯度で肌の色が変わったという単純な「体質の変化」程度のことなんだが(農耕民族は足が短いとかと同じ)、この人種の違いですら世界はうまく消化しきれていない。
それがこの30年程で過去の何倍・何十倍というとてつもないスピードで文明は進化を遂げていて、先を行く人、追いついている人、何とかついて行っている人、取り残されている人とにはっきりと分かれている。
実は人種どころの差異ではない差が生じている。
世の中では「格差」と呼んでいるが、本質はもっと深い。
もし過去100年間において、チンパンジーに学校教育を施していた場合、間違いなくタイピングくらいはできるようになっただろう。文字列を言語として理解することができたか否かは不明だが、文字を図形として捉え、Aを押せば餌、Bを押せば水、Cを押せばトイレの水が流れる等のことはすぐにでも出来たはずだ。
プリントされた文字を見て、「同じものを打って」も可能だろう。
だとすれば、「モニタの中で何か動いたらボタンを押して」(監視係)くらいの単純労働ならチンパンジーにもできたということであり、今でこそそんなことは機械やAIにさせようという時代になったが、ヒトは必ずしもヒトにしかできないことをしてきたわけでもないと言える。
言い換えると、ヒトが優れているのではなく、「優れているヒトも居る」ということであって、同じようにチンパンジーの中にも優れたチン材(?)が居ることを示唆している。
そうなると、ヒトかそれ以外かという分類はあまり重要でなくなり、生き物を連続的に捉え、各個体は何ができるのか(需要に合致するか)、どんな性質を持っているのかという判定基準に変わっていく可能性がある。
さすがに向こう10年でという話ではないが。
機械化が進んでいるので、今更「コスト削減のためにチンパンジーを雇おう」ということにはならないだろうが(その方が管理費がかかるから)、ヒトだけが進化しているのではないという点は忘れるべきじゃない。
いつしか生き物は皆平等だと考える人が増え、それが法律に反映された場合、時としてヒトAの権利よりチンパンジーBの権利が優先されることもあり得る。
その時ヒトは納得するのかと考えると、そもそもヒトとチンパンジーで「格」の違いがあるとする根底にあるものは何かと問うことになる。
恐らくの答えは言葉を喋るなどの高等知能を根拠に格付けしている。
ならばヒト同士で「格」の違いは存在しないとするのはなぜかという話にもなり、どこかで線を引くか(ヒトが決定)、或いは何も線は引かないかの2択となって、いずれにせよ現在の均等主義的な平等の考え方は消滅し、本来の平等(人によっては無秩序に見えるかもしれない)に近づくだろう。
近い将来チンパンジーにも教育(学校)をという話が出てくるかもしれない。
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charlietokyojp · 5 years
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結果、日本は35カ国中34位。3人に1人しか「自分の健康状態は良好だ」と答えなかったんです。
相対的貧困+ミュンヒハウゼン症候群+セルフハンディキャッピングのセットな気がする。
相対的貧困:相対的貧困によって、最低限必要な栄養が得られていない状態。いわゆる栄養失調。ソレに伴う心身の不調。
ミュンヒハウゼン症候群:「弱い者は守られる」ことの悪用または甘え。偽ベートーベンのような印象操作。
セルフハンディキャッピング:自分が思うように能力を発揮できていないこと、または社会に要求されている水準の役務を提供していないことの言い訳。
まとめるとメンタルヘルス上の疾患だと言える。早い話精神を病んでいる。
35カ国中、下に美容整形大国の韓国しかいないのも何とも。要は自己肯定感が低く、生まれ持った自分の姿に納得がいかない=この容姿だからうまくいかないんだという心理を抱えた人達が多い国だと言え、東アジア人の特徴なのか、はたまた子育てに共通する何かがあるのか。
更に韓国は日本以上に自殺率が高い。
参考リンク:日本の自殺率は世界でワースト6位、特に女性はワースト3位(1/2ページ) - 産経ニュース
韓国はワースト2位。
人間の脳に入ってくる情報の40%は視覚からの情報だという研究結果もあるので、もちろん視覚は重要です。嗅覚は非常に原始的なもの。サルは、嗅覚を司る脳の部分が退化していて、特に人間においては極端に小さくなっています。しかし、これは記憶にはものすごく深い関係があるんですよ。
私が唱える嗅覚由来の本能性知能とは、視覚・聴覚経由の情報(ひいては認知機能全体)を補完・統合する働きがあると考えている。
コレが鈍っていくと各情報の橋渡し役がなくなり(*1)、認知機能全体が低下する(推察)。
(*1)視覚・聴覚など各感覚から入力された情報が和集合となることが感性の“深み”の根源だと考え、橋渡し役(嗅覚)がなければ各情報は単離され、関連性やストーリー性を失い、細切れの集合と化する(深度が浅くなっていく)。
というわけでワインのテイスティングでもして嗅覚を鍛えよう!と呼びかけてみたい。
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charlietokyojp · 5 years
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「通帳」は元々日本の銀行の独自サービスだった。
シティバンクは通帳慣れした日本人向けに毎月紙の明細を発行してはいたが、電話料金やクレジットカードのなどもWEB明細に切り替えられてきたし、自然な流れだと言える。
楽天銀行(旧イーバンク銀行)やジャパンネット銀行には最初から通帳はなく、邦銀でも先例があることから、ここにきてイチイチ「デジタル通帳」と名付ける必要はないんじゃないかというのが率直な感想。
同時に印鑑の文化もなくなっていくだろう。
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charlietokyojp · 5 years
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昨年話題になった記事。
実際のところ、50歳どころか40歳過ぎると厳しい時代だ。
「新しい価値」というのは基本的に若者が生み出すものであり、中年は結晶性や熟成感(すなわち「知恵」とか「いぶし銀」「渋み」といったもの)で勝負するものだったはずだが、今は熟成しているヒマもなく(ビンテージ化せず)、ひたすら「操作を覚える」とか、常に社会人1年生(みんなボジョレー)のような生活を強いられている中年が多い。
当然に下を育ててる余裕もなければ、「面倒見のよいオッサン」にもなれない。
90年代後半、パソコン教室に通うオッサン達がスポットを浴びたが、それを更に歩くエスカレーターの上に乗せたような状態。
熟成してポーズ取ってる余裕もなければ、講釈をたれている間に若者はスマートフォンでグーグルから最新の情報を引き出す時代なので、余程の厚みのある人生を送ってきた人以外、あまり価値ある話もできず、見向きもされなくなりつつある。
「ちょいわるおやじ」が流行った時に既にソレを強く感じた。
激悪親父になる勇気もなければそうも言ってられないそわそわ感のようなものがあり、かといってオタク(単に「理系」も含む)側になるわけにもいかない中途半端感が漂っていて、私は最後まで好きになれないカテゴリだった。
「ジェームズ・ボンド」に対する(欧米)女性達の見方も随分変わった。
特に高学歴女性層では「年中外を走り回って格闘して傷だらけになってる肉体労働者」という印象が強まり、かつての「タキシードとシャンパンが似合う英国紳士」というエリートな印象はなくなりつつある。今のボンドもケンブリ��ジ大出という設定だが、全くもってホワイトカラー側のポジションにいない。
それよりも、青白くモヤシのような体型で、いかにもイマドキのオタッキーな雰囲気を漂わせる新しい“Q”の方が“キュート”と慕われ、ドラマ・映画問わず、そういったキャラの男性がギャラランキング上位を占めている。
パソコンを使いこなすモヤシ理系男の方が、マッチョなボンドよりも頼りになる時代。
先進国では実際にそうだ。
女性達の社会進出が進み、更には「素敵な男性像」まで急変すると、中年男達は「じゃぁどうしろって言うんだ!」と叫ぶ間もなく(すべきことは決まっているんだが)袋小路に追い込まれている状況に思える。
※参考リンク:39歳婚活女子 気持ちが冷めた50歳男性の「食後のひと言」にもそういった時代背景が見てとれる。
昔のようにジムに言って日焼けサロンに行けば良い時代ではなく、かといってハッカーになるには結構な知能と才能が要求され、かつてジュリーが歌った「せめて少しはかっこつけさせてくれ、寝たフリして���間に出ていってくれ」あたりが落としどころか。
「終活」なんて言葉もあるくらいだし、人生の峠が低年齢化しているのはフィギュアスケート界だけじゃない。
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charlietokyojp · 5 years
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ブルームバーグのベン・スティバーマン(Ben Steverman)氏は、最近の記事の中で「アメリカ人の下層半分を合計すると、その純資産はマイナスだ」と書いた。
いつかは誰かが指摘するだろうことを先延ばししてきただけだと思うんだが。
日本人も、自分が生涯のうち国から負担してもらう(授業料や医療費、公共サービスなど一部または全額負担・補助・控除全て含む)金額と納税額とを比較すると、赤字の人が8割くらいを占めるんじゃないだろうか。
多くの人は22歳まで納税せず、定年退職後も納税しない。人生80年で考えると半分の期間は納税しないので、生きているだけで赤字という人が大半だろう。
その積み重ねの結果、日本国民1人あたりの借金は885万円にもなった。
高額納税者は大抵保険が利かない自費治療を受けるため、国に医療費負担してもらう割合は極めて少なく、その反面高い保険料(所得に比例する)を納めている。
なおかつ所得税も累進課税制度であるにも関わらずなので、もし「1人あたりの人生に必要なコスト」として絶対額の納税が義務付けられようものなら、破産するために生まれてくる人の方が多いと言える。
アメリカ経済は成長が続いているにもかかわらず、トップ1%が国の富の約39%をコントロールし、下の90%が国の富に占める割合はわずか26%だ。
王様や貴族の時代に戻りつつあるんじゃなかろうか。そう呼ばないだけで。
波のように繰り返すのだと私は思っている。
エリザベス・ウォーレン上院議員といった政治家たちは、こうした格差を是正するため、実質上の富裕層への増税を提案している。
一時的な気休めにはなるだろうが、議論及び思考が成熟してきているので、長続きしないだろう。
義務を課すからにはそれに対する権利を与えないと、生きているうちに果たすべき義務の大きさ(量)の違いが生じ、扶養する側・扶養される側の地位を決定付けてしまうから。要は“スポンサー”を認定することになる。
※例えばグループで「あなたの負担分は55%ね。私は45%。あの人は35%にしとこっか」という関係性がいつまで続くだろうか。続けるからには負担額に見合った権利を与えようという話になるだろう。
では果たした義務相当の権利を与えてしまうと、例えば1票の重みが変わるような存在の大きさに差が出てしまう。すなわち「偉い人」を生み出す。例えるなら納税額(率)を出資比率に見立てた“株主”と同じ権利者。
すると富裕層の権力が増し制御できなくなるので、フラットタックスが無難(足りない分は消費税増)という話になる。
ここまではある程度先進層に揉まれてきたので、そろそろ次の段階に移らないと結局のところ現代人の知能では「打つ手がない」ことが露呈するという“大詰め”の段階にある。
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