Tumgik
theendofashita · 1 year
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彼らにとって寂しさは
4月に入ったが未だ忙しさは感じない。だが最近、特にこの1週間は新歓に追われていた。不甲斐ない結果に終わった去年を取り戻し、存続の危機を脱するための最適解を見つけるべく奔走していた。結果に現れるのはもう少し先だろうか。我々にとっても我々との生活を選んだ若人にとっても、互いに幸せになれる道であることを切に願う。
坂本龍一の死が公表された。もう散々嘆かれたことであるだろうが、今年は音楽界にとって失うものの多い年である。
このページの名前は下手な洒落だがかなり満足している。日記を書くことはセラピーだと常々述べてきたが、未だ心の置き所が掴めぬのはきっと死だけが原因ではない。
2023/04/07
雨が続く中ビラ配りをするため学校へ向かう。ここ数日熱心に取り組んではいたが前日に女子が6人も見学に来たこともあり、我々の望む我々のあるべき姿とは我々が努力すればするほど乖離していくような気持ち悪さをひしひしと感じ、自分の中の熱が冷めていくのを意識せざる得なくなった。そうは言いつつ雨の中他サークルの視察をし生協まで向かい目的を果たした。
ガストで昼食。その後ホールで楽器を弾くなどを経て歩いてROSSOへ向かうことにした。雨は止んでいて気分は良かった。ROSSOのマスターは俺のことを覚えてくれているのかいないのかよくわからない。店内にはQueenが流れており、みいともきには「さてい君はアルバムの中でも"いい曲"を選ぶのが上手い」と珍しく褒められた。きっとこれからも憶えているだろう。ホールに帰りSmithsの練習をする。まぁまぁだったので早めに切り上げて彼らのキリンジの練習に付き合う。ホールの鍵を返却し解散。
研究室に向かうと放送部の面々。(無学のため言葉を選ばずに言えば)性別があやふやな後輩に気を払う。室内に入り皆ESと睨めっこしている級友たちを横目に履修登録を済ませる。
日付が変わる前に帰宅。Twitterを見れば空想委員会の三浦委員長の訃報が流れてきた。茫然自失。言葉を失ってしまった。あのバンドを知って10年、まさかこんな形で別れを告げるのか。苦しい。悔しさで胸を詰まらせながら彼らの楽曲を聴いていたが、会社の飲み会で潰された恋人からの着信に水を注されてしまった。2時間ほど相手をして床に着く。どうしても今日のことを留めておきたくて日記を書く。
「彼ら」が誰を指しているのかは未だにわからない。
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theendofashita · 2 years
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古代 ロマンポルシェ。
10月3日、魔法のトンネルをようやく抜けた先は雪国であった、などということはない。ただ闇雲に残り少ない学生生活をすり減らしてはや3週間弱経過し、そこにあったあこがれや恐れは消え去っていない上に「あぁこれで俺をこの世に絆すものはなくなってしまった」と馬鹿げたことを考えている。
満たされている時間というのは脳味噌を溶かすものだ。俺はいま得たものを見ないふりして遠ざけるべきものに光を当てようとしている。そこに負うべきリスクに気がつかないのは、自分の視力、もしくは視界の外を補う能力に過信しすぎているからであろうか。俺はいま高すぎる自己肯定感を発散できずに踠いているのかもしれない。明日も橋を渡って学校に行くだろう。愚かか。
2022/10/20 26:08
さてい
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theendofashita · 2 years
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探す欲す変わる消える
滑り込みアウトといったところか。夏真っ盛りといった感じだ。
7月上旬
ライヴに向けたバンド練があったのとゼミに篭るようになったおかげもあって人と接する機会も増え、精神的にとても安定していた。出来事としては選挙と、他には突然3番目の兄貴から「結婚する」という報告を受けたことだろうか。その時はその時で普通に受け取っていたが母親からの説明や後々わかった嫁さんの年齢なんかで一つ二つ話のネタになりありがたい感じである。先月もらったじゃがいもを焼いたりゼミの同期と飲み会をしたりなどで、再三になるが主だったメンタルの不調は感じなかった。
中旬
なんか知らんけど先輩と飲みに行き朝までカラオケで過ごすなど。あと授業のフリマが非常に面倒くさかったくらい。定期的に電話ができるような関係性が構築されたのもこの時期だろうか。���れが良い方向に向けばいいのだが、といった感じである。
下旬
ライヴに出た。オーディションだったのだが結果はぼちぼち。うまくいけばキーボードを弾いたりギターを弾いたりできそうなのでマルチ振りを発揮していいふうに見られたい。学期末特有の忙しさに加えオープンキャンパスの責任者になってしまい生活もままなっていない中で別の作業をしなければならない難しさは感じたが、何もかも首が回りきっていない苦しさに悶えるのはまだ先になりそうだ。今これを書いているのも散々だった試験を終えてからであり、うかうかしていると悲惨な目に遭ってしまうのは過去2年で痛いほど身についているとは思っていたのにである。ゼミのプロジェクターをパクってフジロック観たりしたばっかりに…。それにしても今夏は決まっているだけでたくさんのイベントが待っており、それらを楽しみにしてこの忙しさをギリギリ乗り越えられるよう祈るばかりである。
2022/08/01 14:46
さてい
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theendofashita · 2 years
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ブラインドタッチの織姫
6月上旬
ここ一年強熱心に遊んでいるブラウザゲームで優勝したりなど。とはいっても決して自分が掴んだ勝利ではないのだろうというのが実で、達成感みたいなものはあまり感じなかった。ここでする話でもないけどまぁある程度の自己肯定にはなったかも。その後に”怒られ”は発生したが。
中旬
ガンダムを観はじめた。あんまり内容は入ってこないけどこれから人と話すうちに定着するだろう。そんなことはどうでもよくて、なんだか色恋沙汰で思い悩む時期だった。これもここでする話ではない気がする。なんなら今も続いている。別に自分自身に何か喪失があった訳でもないのに寂しくなってしまう時期で、どうもやはり恋愛が向いていないようだとも感じた。それを個性というかある程度昇華できる段階まで来ている感じはあるのでうまいことやっていきたい。
下旬
さきさんから電話がかかってきた。通話を終えてすぐ大きめの地震が来たこともあってかなり寂しさを感じた。あとは楽しみにしていたフォールガイズをやったりライヴに出たりゼミに行って先生に夕飯をたかったり髪を切ったりなど。特別良い訳ではないがそこそこ安定していたように思える。
2022/07/01 15:50
さてい
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theendofashita · 2 years
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みるべきものは全てみた
5月上旬
GWであった。古着のイベントといつものやつで立て続けにDJをしたがあまりいい気持ちにはならず、しばらくやめようかなという気分になった。いつものように家でパワプロをし、バイトに行った。ライヴに出たりもした。サークルのことで人間関係も含めてかなりナーバスになっており自分の首を絞めたり他人を傷つけたりした。
中旬
GWが開けたら月曜日。授業に出た後は誰も来やしないホールでスパークスやライドを聴いて過ごした。家に帰るとなんだか喉に違和感がある。先日のライヴで同期が濃厚接触者になり出演をキャンセルしたばかり、体調の変化には敏感になるタイミングだ。祈りながら床に着いたが翌日、思いは虚しく発熱。喉も痛い。外出する用事はなかったのでおとなしくしていた。水曜になれば覚悟は決まり授業に出ることができないことを友人に連絡したりなど。PCR検査の予約をしたが書類の用意が難しくキャンセル。少なからず人に迷惑をかけてしまったと思うと辛くなってしまった。
それにしても体調が著しく悪いのでどのタイミングで医者に罹ろうか考えていたが、木曜になりとうとう喉の痛みに誤魔化しが効かなくなってしまい意を決して県の相談センターへ連絡し、徒歩圏内の病院を紹介してもらう。お昼に予約をとって病院の駐車場に急造されたであろうプレハブでしどろもどろになりながら検査を受ける。鼻に綿棒を突っ込んだらくしゃみが出てしまい看護師さんに笑われたが、感染防止の観点から見るとかなりあかんことをしてしまったのではないかと恐ろしくなった。結果は案の定陽性。いろんな人に連絡したし、こちらにも至る所から電話がかかってくる。1週間の自宅待機を命じられ、ゼミに行かなくても良い安心や人に会えない恐怖!それからはスペースに参加したりamong usをしたりさらば青春の光のYouTubeを見たりしてひたすら時間を潰していた。よく考えるといつもの週末と同じである。終盤になると閉塞感に耐えられなくなって精神をかなりすり減らしてしまった。
下旬
『平家物語』というアニメを観た。作画から音楽まで大変素晴しい作品。音楽はagraphがやっているようで、琵琶の印象的な音色とは全く異なったハウス、ブレイクビーツ、ギターのサウンドに面食らってしまった。後はブラウザゲームに興じたりフェスの中継を観たりなど。PUNPEEのステージでPSGと共に田島貴男が登場してかなり良かった。その程度。
授業中にサラッと書いてしまった。朝から結構バッドな気分だったので今一度整理するために書き上げた。書くのを忘れていたが今月は連休続きだったこともあって夜に眠ることが難しかった。��んな辛そうなのだ。俺は幸せになりたい。
2022/05/30 14:14
さてい
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theendofashita · 2 years
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末端の住民
ゼミの研究室でこれを書いている。要はタイプしている感を出すついでである。ほんまは早くタバコを吸いにいきたいがなんとなく立ち去るのが躊躇われている。というのも今日からゼミが本格的にスタートするので、前回zoomで言われた課題を完璧にこなして周りから”おお”と言われたいところであったが、課題として何をせねばいかんのか全部忘れてしまったため戦々恐々としているのが実情である。最近はいいことなしなのでこの辺で挽回して欲しいものだ。
そういえば昨日ホールの鍵を事務に返しに行ったら自分の学生証がなかった。代わりに見知らぬ女子の学生証が一つ。ファイルを辿ってみるとその女生徒はすでに鍵を返却していたのでどうやら僕の学生証を間違えて持っていってしまったようである。とんだおっちょこちょいもいるもんだと思いファイルに記された彼女の電話番号に電話をかけた。幸い二度目の電話で出てくれて、こちらにきてくれるようだったのでよかった。しめやかに学生証の交換を行い、束の間の女子との電話を堪能した僕はホクホクと帰宅してパワプロに勤しんだ。
ということもあってゼミの課題などこれっぽっちも手をつけていないのである。正直今回は実質初回やからなんとかなるやろとか勝手に言っている。無事4年で卒業できるかも怪しいのに卒業研究なんてちゃんちゃらおかしな話だと割り切ってゼミに臨むことにする。
あ、週末は万代の古着屋イベントでDJです。よろしく。
2022/04/22 15:39
さてい
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theendofashita · 3 years
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さること明瞭かつ
朝早く起きれたので洗濯をした。フラフラしながら大学で授業を受けてから久々にロッソに行った。ここ半年ほど何度か足を運んだが”close”の文字に追い返されてきたため不安ではあったが特に変わりはなかったよう思える。マスターの髪は伸びていたが。
注文したオムライスはスルスルと腹に収められたが、午後の授業前にはお腹がパンパンで非常にしんどい。教室の一番隅に座って人を観察している。秋も深まって服装にも変化が見られた他、大学生活も二年目となると去年見られた幼さは多少抜けたようで何よりである。
そう、講義室でパソコンをカタカタやっているのである。どうせ誰にも読まれていないし僕の中の意義性や必要性も薄れてきたこの日記だが、もう少し頻繁に更新しても良いのではないかと思った。やはりどんなに陰鬱であったりもしくは逆に高揚していようと自らの足跡は人目に晒しておくべきだろうよ。
意義性、あったかも
2021/11/05 15:43
さてい
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theendofashita · 3 years
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夏は行ってしまった(のか)
気分は悪くない。きっとベランダでコーヒーを飲んだからだ。女に執着しなくなった。きっと全てを諦めたからだ。遠く離れた異国に住むFINNEASのヲタクについて考えている。きっと新譜を聴いたからだ。それでいい、それでいいんだ。
最近は8時前に起きてしょぼくれたブラウザゲームをポチポチやってると日が暮れている。そこでは僕のなけなしの自尊心がゴリゴリと削られてとても気持ちよくなってしまうし、そこで得た希薄な友人関係や繋がりを進んで壊してしまう。これは僕が生来のドMだからではなく、新しく生まれた"苦痛"は以前から感じていた悲しみを忘れさせるからである。なによりも大事なのは今現在の気持ちであって、忘れてしまえるなら過去はどうだっていいんだ。
でも僕は苦しんだ過去を消し去りたくなくて日記を書いている。これは13歳のころから考えていたことだ。辛そうな過去の僕を忘れることで殺すのは過去の否定であり、世界から拒絶されてきた自分を自分の意識から追い出すなんて酷いことは僕にはできんのだ。弱いから。
逆に褒められたことはよく覚えている。そんな経験があまりにも少なくて。僕がいつも「オタク」ではなく「ヲタク」というのは6年も前の恋人に褒められたからだ、とまで書いて筆が止まってしまった。本当に褒められた経験を思い出せなくて書くことがなくなった。なんて自己矛盾だろうか、たった数行前の自らに大ボラ吹いているではないか。まぁ、仕方ないね。これはこれでいい。いいわけあるかよ。
2021/09/03 25:43
さてい
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theendofashita · 3 years
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空虚・劣悪・自慢気
連休も終わるしこの辺で更新しておかないといけない。iPhoneのメモ帳に書いている日記もほとんど手をつけていないし数年後の自分は今の気持ちを思い出すことはないだろう。それが嫌で嫌でしょうがないから始めた日記を放棄してしまうのは、未来の自分に対する冒涜なんじゃなかろうか。そう思います。
暗い前置きの割には気分は明るい。奇妙礼太郎のストーリーをみて「Vincent」を聴きたくなった。やっぱり凄まじい曲で自分に一つ明るい目印を与えてくれたような気がした。音楽がやりたい、そう思わせてくれた。
22日 チャラパルタで携帯をみると岡田さんから連絡が来ていたので向かった。頼まれごと(と言うと語弊があるが)を引き受けて、朝までギターを弾いたりお話ししたりした。
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23日 kabanaguのDJを観たあと少しだけオリンピックの開会式を観た。開催自体反対だったし全く観るつもりはなかったのだけども TwitterのTLがやけに賑やかなのでつられてしまった。部分的断片的には"悪くない"と思えてしまう内容ではあったが、やはり心のモヤモヤは晴れず、こんな気持ちではとてもじゃないが祝福はできないし誇れるものではなかった上、今後自分の生きていくであろう日本という国を考えるととてつもない不安に襲われてしまった。しかし観た直後は少しでも良いと思ったのだからその気持ちには従ってあげたい。未だ答えは出ていないし、今後も「政府が憎い」という感想しか生まれないだろう。
24日 寂しかったのでなにかと理由をつけて友人宅に向かった。いろいろあって少しホクホクしながら夜中までスマブラをした。
決して充実してないわけじゃない、けれども満たされちゃいない。妄想癖がなくなったのは希望を失ったからなのか。相変わらず自分の人生は悲観して見ているようだが、それでもどう頑張ったって時は過ぎるし老いは進むのだ。
2021/07/25 26:35
さてい
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theendofashita · 3 years
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絵本の詩は誰のため
昨日はGWに別れを告げようと強く意気込んだハズであったが結局は12時前に起床。電脳コイルとパワプロで時間を潰して野球を観た。カープは巨人になす術なく完敗であった。試合が終わってうだうだやってる内にお腹が空いたので先々週買った芽の出かかった人参といつ買ったのかわからない玉ねぎを処理すべくきしめん風うどんをこさえた。バカみたいな量のそれはGWやそれ以前のグダグダで怠惰でなぁなぁな日常を煮詰めた味がした。ゆるキャン△を観て憧れたきしめんもこんな味だったのだろうか。
冷蔵庫の在庫一掃セールと称し残り少ない杏酒に手を出して座り込んでいたが、前々から気にはなっていた『愛がなんだ』を観る気になった。忌避していた東京の物語は思っていたよりも軽薄で琴線に触れることもなければ気に病むこともなかったが、話すネタにはなったようだ。
悪い癖で不可解なやりとりをTwitter上で交わした後に煙草を吸った。アークロイヤルの甘く濃い煙が体内で暴れている。in the blue shirtの聴きたかった曲はわからなかったがいつもの好きな曲が爆音で流れるのは快感であった。なんとなく2本目に火をつけたい気持ちになり一旦中でパーカーを着込んだ。TMBGが聴きたい気分であったが具体的な曲名はわからないので澤部渡の日記から探すことにした。金剛地武志がカバーしていたカバーの原曲を知ることができてよかった。
去年の今頃は〜と思い返すことが多くなったのは現在の自らの日常にある程度満足している証拠であろうか。答えは出ないが今すべきことは貯めに貯めた燃えるゴミを少しずつ出すことだろうよ。
2021/05/05 26:37
さてい
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theendofashita · 4 years
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よろしくま
ようやく布団に入った。久しぶりにTumblrをひらいてみようと思ったのは今日たくさんの音楽を能動的に聴いたからか。とは言っても知らない音楽ばかりではなく好きな音楽を好きなだけ聴いたのもよかった。今日聴いたのをSpotifyでプレイリストを作ってそれを貼っても良いのだけれど、それではいつか消えてしまうような気がしてやめる。自分で書いて貼る。書き終わるその頃には明日1限から学校に行かねばならないもどかしさも忘れてしまえるだろうか。
GROOVE TUBE/グルーヴ・チューブ/Flipper's guitar
ふりむかないで/ジューシィ・フルーツ
人間やめときな'99/ゆらゆら帝国
ハチとミツ/ゆらゆら帝国
創生のアクエリオン/AKINO
チェリーパイ/くるり
100ミリちょっとの/フィッシュマンズ
以上。風が強くて余計に嫌になりそうだ。
2021/01/18 26:27
さてい
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theendofashita · 4 years
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ラブコメの素質
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ラストの授業中、アルバム制作が佳境に入ったみいともきから呼び出され彼の写真を何枚も撮った。寒波を抜け夕暮れ時でも多少歩きやすくなった僕の街は、つまらない日常や現状を打破する術を持たない僕を慰めたのか諦めたのか。ことあるごとに僕の神経を逆撫でするみいともきと共にマック、ハローズ、僕の部屋を巡った後、今日は昨日の続きで何か楽しいことが起こるのではないかと期待していた。結果的には電話が鳴る気配もディスコ鯖で待機する友人達の気配もなく、ただただ虚しく音楽を聴くだけの夜を過ごしている。なんだ普段通りではないか。
2020/12/22 24:35
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theendofashita · 4 years
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お久しぶりです。学校から。
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theendofashita · 4 years
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夢にまでみたダイヤモンド
気分に合う曲がどうにも見つからず慣れ親しんだスカートをかけた。初めて乗る列車は非常に揺れており、相変わらず覚束ないタイピングに拍車をかけている。あれ?ここ自由席だよね?という不安に駆られてPCを閉じてしまったが心配は無用だったようだ。
今朝は宅配便のインターホンにより叩き起こされた。突然訪れたバッドモーニングに辟易しつつ、友人に借りていたタッパーをバイト前に返却しに向かう旨を連絡する。前々から懸念していた冷凍庫パンパン問題が顕在化したため食料庫の奥から見つかったシチューのルーと冷凍庫の玉ねぎを消費してしまうことにした。解凍されてトロトロになった玉ねぎと人参を炒めているとバイト先から電話があり、2日前に発生した大学生のクラスター関連で2週間の出勤停止を命じられてしまった。嬉しいやら悲しいやらよくわからない感情になってしまい友人に連絡したり家族に電話したりなどした。
完成したシチューを白米の上にかけて食し、長い二度寝から起きてきた友人に部屋を出る時間を早めて楽器を弾こうという約束を取り付ける。友人宅では他愛もない世間話に興じていたが、ふとTwitterで見かけた、香川での橋本薫の弾き語り公演に当日券が出るというツイートを見かけて気が動転してしまう。もちろん今日が公演日であることは知っていたし直前までずっと行こうか悩んでいたのだが、バイトのシフトもあり諦めてしまっていたのである。しかし先述の通りバイトもなくなり、図らずも突然、永遠の憧れであり恋い焦がれ続けてきた橋本薫と邂逅するチャンスが巡ってきたのである。加えてすぐそばにいる友人は香川出身でありその辺りの地理に詳しいこともあって高速バスをすんなりと予約することができたが、如何せん全く知らない街にたった一人で降り立つのは初めてであったし、時間的余裕が全くなかったこともあり正直非常に不安であった。
高松は想像よりずっと都会であった。初めての街では「〜っぽい」と月並みな表現しか出来ないのが悔しいが、そこにあるのは東京の匂いであった。早足でライブハウスに向かう途中でも感動をなかなか抑えきれず、将来ここに住みたいとすぐに思えてしまうほど感動した。
当日券で入場したのはどうやら自分だけだったらしく、最後に入場しすぐさま薫くんの物販に向かった。店頭に立つマスダレンゾくんに感動しつつ噛み合わない会話をし、関係者通路に入る薫くんの後ろ姿を見送り泣きそうになりながら席についた。
公演の内容については割愛させていただく。何せ文章に残せるほど簡単なものではないのだ。物販で稲葉くんに生活費を渡してしまい複雑な気分になったことは覚えておきたい。高松駅に向かう道中はずっとスーンとしてしまっていた。高揚感と消失感を一遍に受け入れ、賑わいを適度に携えた街でポツンと一人歩くのは惨めではあったが心地よくもあった。結局うどんを食べることは叶わず帰りの列車に飛び乗り列車内でこれを書き上げ、つい数十秒前に終点の徳島駅がコールされたのである。
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帰宅して最低限の片付けをして床に着いた。おやすみ。
2020/10/18 24:34
さてい
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theendofashita · 4 years
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おみせ屋さん生活
日記と呼ぶには雑すぎる文章がiCloudのメモに溜まっている。無論ここに公開する予定ではあったが、どうにも気持ちが入らず筆も乗らずで散々だったので見て見ぬ振りをすることにした。いや、「筆が乗らなかった」わけではないんだ。それを書いたのは14日だったが、8月の前半にぼくに降りかかった出来事はあまりにも大きすぎた。絶望の淵に立って見えた世界を形容するのはぼくには難し過ぎたのだ。とりあえずここでは本当に散々だったと言うことだけお伝えしたい。本音では書きたいんだけどね。どうにも。
あまりこの場を日記から離すのはよくないとは思いつつ特に書くことがないというのが実情である。
先週の週末はフジロックの配信があった。ちょうど木曜日に最後の課題を終わらせて本物の夏休みを手に入れていたぼくにとっては最良のタイミングであり、日曜にはサークルの友人宅でそれを観ながらの飲み会の予定も入れていた。配信自体は非常に良いもので、音楽について前向きに考えることができるようになったし、ギターを弾くモチベになっている。
ほんで今週に入って、飲み会が終わってから何の予定もないという絶望感に打ちひしがれていた。いつにも増して寝る時間、起きる時間が日によってまちまちになり、6時になったら野球を観て飯を食う以外の生活習慣を放棄していた。夢だったまとめサイトの運営も、サイトを立ち上げたのはいいものの記事をまとめるのがなかなか難しくてやる気になれず、刻一刻と迫る梅干しの消費期限に頭を抱える毎日であった。
そんな中で昨日の深夜に突然神戸の友人から着信があり、互いの近況報告などをしあったのは確実に良いことであった。申し訳なさを感じつつ踏ん切りがつかず、「帰省するかもしれないし…」とか程のいい言い訳ばかりして目を背けていたアルバイトの件も、一応面接の申し込みをする所までは持って行ったし、開催まで数日に迫ったナノボロフェスタへも背中を押され、フェスの後に彼の部屋で泊まることも快く了承してくれた。そんなこんなで突如として週末の予定が埋まり、絶対にやらねばならないことがどんどん増えていく楽しさを久々に味わったのである。今日はそれらをこなして必要だったものを買い漁って過ごす。賞味期限から5日ほど経過したこんにゃくも美味しく料理したし、第6回のBrainbusterも非常に良かった。荷造りをしていると日付が変わり、同時にラブサマちゃんのMVも公開されて2年前の知り合いを思い出した。彼女は元気にしてるだろうか。
だいぶ時間がかかってしまった。予習として聴いてたPK shampooの音楽が止まったのがずっと前に感じる。どうしても心が浮ついてしまうので少し嫌な話でもしようか。このところ、やっぱり東京の人間が一番楽しそうだと再認識させられてしまった。明後日(もう明日か)ぼくはフェスに行くわけだが、これはもちろん「フェスができる世の中になった」ことを意味している。自粛期間はとっくに明けていて、感染拡大の第2波も治ったようだ。大遠隔時代の到来により期待された地方と都会の格差是正という野望は、あまりにもあっさりと打ち砕かれてしまった。今でこそ思うが、ぼくの元同級生で東京に住んでる人間は大体地元戻ってましたしね。ずっと徳島に居た自分がバカにされているようである。これ以上書くと腹が立ってしまうのでやめよう。あまりにも刺激が強過ぎたようだ。
気が触れてしまいそうな毎日を抜け出し、今は気分が上々なのは当たり前なのだが、やはりその揺り戻しは怖いものがある。現に今週の頭には、暗い未来が見えてくる恐怖に恐れ慄いていた。”先行きの見える不安”というのは何よりも残酷なものである。でも、まぁ、日記が書けて良かったよ、などとほざいてしまうように、やはり浮ついた気持ちを抑えきれないまま筆を置くこととしよう。
2020/08/27 26:16
さてい
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theendofashita · 4 years
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違う世界の住人へ
ハローCQというやつ。もう7月も終わってしまったようで悲しい。感動が少なくなってしまったのか時間が経つのが早い。少しでも遅らせようと始めた日記はTwitterの投稿頻度が上がったことにより存在意義を失いかけているが、あそこでは書けないような長く鬱々とした文章を公衆の面前に晒すことは決して無駄にはならないと信じていたいのである。
最近のぼくは自分に自信を持つことができず、何事にも集中して取り組めず、周りに嘲笑されながら生活している。その際たる例がサークルなのだが、元々拙いギターの腕が初めてのステージで舞い上がったぼくの精神について来れずとにかく散々な結果であった。挙げ句の果てに先輩達に嫌われてもおかしくないような言動を繰り返しているぼくであるため、ますます居場所が無くなっていくのである。
あんまりネガティブなことを書いてもしょうがないのだが、前述の出来事や講義でのこと、テスト前ということが重なって気が滅入ってしまう。1年の夏にこんな調子で良いものなのか。しかし身体から湧き上がる文章は総じて鬱々しいものなので困った。
どうしても今日の午後に考えていた“諦めの作用”について書きたいな。高校生になって読めなくなった“青春小説“、陽気な恋愛への憧れ、女の子への憧れ、2000年代への憧れ、去年からぼくを蝕んでいた東京への憧れ。以前は意識するたびに泣きたくなったり運命を呪ったりしてきたが、最近はあまり感じなくなった。それどころか頭の隅からも消えてしまったように思える。東京に関しては、意識させられてきた元凶との関わりが薄くなったことが主だった原因だろうが、それも含めてぼくはもうみんな諦めてしまったのである。
最近ぼくは”人生楽しんでそう(に見える)人間“に対して「違う世界の住人やから…」という感情を持つことが多い。これはあくまで病んでしまわないための自衛の策だったのだが、これだって諦めなのである。
これらを“諦め“だと確信したとき非常に恐ろしくなった。今抱いている最高の憧れは”幸せ“に対するものだからである。幸せになることを諦めるのは、すなわち生きることを諦めるのに直結しやしないかと。憧れ→諦めのラインが出来上がっているならば、それはもうソフトに死んでいる。
今年になって環境が変わった上にこんな状況のためメンタルが弱るのは当たり前なのだが、それにしても深層心理と死が近過ぎる気がしてならない。正直打開策は“成功体験を得る”みたいな漠然としている上に4年間もの間見つからない代物しか思いつかない。まぁ一つ言えるのは、大量の課題と明後日にテストを控えている人間はこんなもの書いている場合ではないというこ��だけである。嫌なことばっかり。
2020/08/01 26:40
さてい
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theendofashita · 4 years
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厳戒態勢pool
1ヶ月ぶりです。この場で激動の6月について多くを語ることはしませんが、僕は何とか生きています。
毎度のことながら課題に追われているのだけれど、早くも1ヶ月後には学期末テストが控えていることを自覚して途方に暮れている。最近は将来のことを考えて暗い気持ちになることが多かったが、直近に今のにも大きな爆弾が潜んでいたとは思いもよらなかった。全部落とす可能性だってあるんだぜ?笑えるだろ?
今日は先日親に命じられた「在学証明書の調達、及びそれと保険証の郵送」をこなすため郵便局へ行った。梅雨時の晴れ間を見計って家を出て、万が一に備え保険証のコピーを撮りにコンビニに立ち寄り、ずっと後回しにしていた電気料金の払込も済ませた。アバウトにしか目的地を把握しておらず汗だくになって住宅街を彷徨い歩いた結果何とか到着し、あとは保険証をいれのり付けするだけになった封筒を取り出すも、肝心の保険証が見当たらない。局員さんの冷たい視線に晒されながらリュックと財布の中を掻き乱してもやっぱり見当たらないため、仕方なく元来た道とは違う最短ルートでコンビニに引き返すことにした。すぐに店舗へと確認の電話をしたが、「コピー機確認してくるわ」の後に折り返しの電話がなくて不安だった。本来なら帰り道だったはずの歩道を、ふりしきる雨の中歩くのは大変憂鬱であった。
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店員さんから無事に保険証を受け取ることができたのは幸運であったが、やはり慣れない住宅街で、行き止まりを知らず引き返す姿を女子大生に見られたのは辛い経験だった。無事に封筒を出し、帰りにドラッグストアで買い物して帰宅。想定の二倍以上歩き回ったので、着替えを済ませたらベッドで動けなくなってしまった。気づけば野球を観て鶏肉の下処理をしてオーシャンズ8観てこの時間だったってワケよ。くだらないでしょ?
2020/07/10 24:22
さてい
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