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光を求めて
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FFは5が好き
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weather449 · 6 years ago
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てすと
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weather449 · 6 years ago
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とんぼの留まる場所
夕の陽に照らされた青い髪を揺らしている少女は戸惑ったまま言葉を失っていた。セミロングの綺麗な髪で瞳は翡翠、優しげな佇まいは海の美しさが集約されたようだった。高校生である彼女は目の前で先生と言い争う同級生の友人を見て変わらずおろおろとしている。しばらく口論が続いてから先生はい��くなったものの、荒れていた友人はゴミ箱を蹴飛ばした。
「チックショウなんだアイツら。話にならん。すぐに校則違反とか言いやがって。なぁウォールース!」
「そ、そうだよね!」
荒れた女生徒の淡雪桜は紅の瞳で同意を求めた。どっかりと誰かの席に座り、黒いショートヘアが机に雪崩れる。青い髪のウォールースは困ったように笑ったままだ。
「騒がしいですね。そこ私の席ですから。」
「お前の座ってんのがオレの席だっつーの。」
ふたりめの黒髪少女もショートヘアだが髪の量が少なく、眼鏡を掛けている。如何にも本を読んでそうな雰囲気で言葉遣いも丁寧だが、桜に対してシッシッと手を払う姿は容姿よりもコミカルに見える。
「オレがどこに座ろうが一緒だろうが」
「なら自分の席に座ってください」
笑顔がないふたりの会話を見てウォールースがまた困ったような笑顔を加速させる。それを見てメガネ少女は思い出したかのように口を開いた。
「確かにウォールースさんが困るシチュエーションでしたね。失敬失敬。」
「別に彩ちゃんが悪い訳じゃないから大丈夫だよ!」
恭しく謝る彩に動揺するウォールース。それを面白いと思った桜は言葉尻を拾って、
「じゃあオレが悪いってーのか?」
と意地悪に問いかけた。案の定あーうーと答えに悩んで翡翠の瞳を白目が向きそうなほど上方に向けて答えを検索している。
「意地悪ダメ。ゼッタイ。」
真顔で言う彩。怒ったような素振りで言う桜。それに戸惑うウォールース。3人の目が合った瞬間、そこに自然と笑いが生まれた。先生が到来してから失われていた笑顔が教室の床にも染み、夕日がもたらした影がたくさん揺れていた。
「やっぱおもしれーなウォーは。」
「もーオモチャにしないでよ! 本当に困るんだから!」
豪快に笑う桜は明朗かつ豪放磊落な性格をしている。たびたび人と衝突することはあるが基本的に正義感で動く彼女に敵はいない。腕っぷしもなかなかのものだという。
「そういう桜さんも結構可愛いですよね。友人以外の席には絶対座りませんから。」
桜はしばらく止まり、
「うるせえ!」
と席を立ち上がった。
知的なイメージに包まれた楯山彩は一皮剥くとオタク要素とイタズラ好きでできた小悪魔だ。賢く参謀的なポジションに間違いはないが好奇心が彼女の原動力となっている。仲好い人の前では心を開くタイプに間違いない。
そんなふたりを微笑ましく見ているウォールース=シフォンは純粋無垢な少女。疑わないし欺かない。本当にクリアな心を持っているがために振り回されることが多い。喧嘩などでどちらの言い分も聞いてしまうため一重に味方を作れない、そんな性格をしている。
しばらくそんなこんなで会話をして、ウォールースが家事をするため教室を出た。するとふたりは盛り上がっていた会話がトーンを落とし、暗くなりそうな周囲に合わせたように小さくなった。
「オレたちも帰るか。」
「そうですね。」
バッグを持ち、桜は言う。
「ウォーは本当いい奴だよな。」
「なんですか藪から棒に。」
桜はまた椅子に座り直し、言葉を紡ぐ。
「いやなんつーか、守りたくなるっつーか。優柔不断って訳じゃねーんだろうけどよ。」
「ああ、馬鹿なのに言葉を引き出そうとしてるんですね。手伝いますよ。」
「おめーは最後一言以外余分なんだよ!」
「きっとああいうのを博愛精神て言うんじゃないですかね。」
「シスターさんみてーな感じか。」
「当たらずとも遠からずですね。ウォールースさんには信じる神がいないですから。」
「そこはちっと融通利かせて当たりにしてくれよ。」
「いや、信じる神がいないから悩むんですよ。考えてみてください。シスターが二言目に言うセリフ。」
「神はいつもおめーら見てるぜってやつか?」
「そのセリフはシスターじゃなくて貴女です。彩は華麗にスルーするぜ。私が言いたいのはウォールースさんは誰かが見てるから、みたいな免罪符は持ってないんですよ。だからあの場で神様がいれば縋るんでしょうが、自分の身の丈では救えないもわかるから悩むんです。」
「要は信じる神様と出会ってねーからそいつのせいにできねーってことか。」
「それはおおむね正解です。今夜は雪降ってご飯はすき焼きですね。」
「お前の毒舌は滑らかなままだないつも。」
「フッ。」
「……。まあお前みたいなやつが友達にいてアイツも助かってんだろーよ。」
「そうですね。貴女もきっとそうですし。」
「お、オレは別にそういうんじゃねぇよ! ただ、その、安心するんだよアイツといると。」
「そうですね。彼女を例えるなら……。」
言葉を探して彩は外を見た。秋の空、夕日は落ちてきていてもうそろそろ先生が見回りにくる頃だろう。そんなことを思いながら目の前にトンボを見つけた。
「トンボが留まる場所、ですかね。」
「ああ?」
振り向いて、桜の目を見る。
「私たちのような少し特殊な性格の人間でも受け入れてくれる。彼女はそんな立ち木で、私たちは安心して留まっているトンボってところじゃないですかね。」
桜はその言葉を聞いて何も言わなかった。ただ表情を柔らかくしてウォールースのことを思い出していた。
「帰りましょうか。」
彩が切り出すと桜は先導するように廊下に出て、教室は空になった。床にある影もすっかり暗くなっていく。引きっぱなしの椅子はそこにいた彼女たちの何かを訴えるかのように闇の中に紛れていった。
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weather449 · 6 years ago
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好きなキャラクター100(厳選版)
好きなものを100個書くことにより自分と向き合えると昔見たので一度試したんですが、そのとき途中からウルトラマンの怪獣ラッシュになったので今回はルールをつけて厳選して実施したいと思います。
ルール
・キャラクターの定義は『言語を話せる』
・()内は出典となった作品
・ひとつの作品から1名のみ選出
・連番はあくまで連番
・好きな、なので嫁は除く
・選定基準は性格か顔
それでは行ってみましょう。
1 ジン(王ドロボウJING)
2 シャノン・カスール(スクラップドプリンセス)
3 明日葉 郁(保健室の死神)
4 桑原 和真(幽☆遊☆白書)
5 相良 佐之助(るろうに剣心)
6 クルツ・ウェーバー(フルメタルパニック)
7 デュオ・マックスウェル(ガンダムW)
8 黒桐 幹也(空の境界)
9 福部 里志(氷菓)
10 セッツァー・ギャッビアーニ(FF6)
11 マリベル(DQ7)
12 フクロウ(ノエイン)
13 李 紅蘭(サクラ大戦)
14 テッド(金色のガッシュ!)
15 白澤(鬼灯の冷徹)
16 レット(RAVE)
17 ディードリット(ロードス島戦記)
18 響 良牙(らんま1/2)
19 竹本チエ(じゃりン子チエ)
20 パプリカ(パプリカ)
21 エルミナ(ぷちぷりユーシィ)
22 美墨 なぎさ(ふたりはプリキュア)
23 カノン(WA2)
24 湯水スグル(鉄鍋のジャン!)
25 佐倉 京四郎(京四郎)
26 ルシオラ(GS美神)
27 ニギハヤミコハクヌシ(千と千尋の神隠し)
28 ライオ(冒険王ビィト)
29 煙(ドロヘドロ)
30 川奈 昴(君は淫らな僕の女王)
31 奈良 シカマル(NARUTO)
32 タマ(たまはな)
33 鋼棍のシェル(中華一番!)
34 無免ライダー(ワンパンマン)
35 坂本ジュリエッタ(エアマスター)
36 水野 燕(大好きが虫はタダシ君の)
37 メロー・イエロー(ブギーポップシリーズ)
38 オマリー(おしゃれキャット)
39 ドジャー(オリバー)
40 宮園 かをり(四月は君の嘘)
41 上杉 景子(レッケン!)
42 乙姫 タロウ(ドラゴンドライブ)
43 黒神 くじら(めだかボックス)
44 アルノー・G・ヴァスケス(WA4)
45 タップ・オセアノ(機甲戦記ドラグナー)
46 オレルド(パンプキンシザーズ)
47 R(ロケットマン)
48 坂口 亜梨子(僕の地球を守って)
49 フロルベリチェリ・フロル(11人いる!)
50 ガルフォード(侍魂シリーズ)
51 水原 可奈(Q.E.D.証明終了)
52 百目鬼 静(XXXHOLiC)
53 スバル・リョーコ(機動戦艦ナデシコ)
54 ピンク(PINK)
55 ラム(うる星やつら)
56 パイク(エリア51)
57 一乗寺 賢(デジモンアドベンチャー02)
58 ナイツ(NiGHTS)
59 グウェンドリン(オーディンスフィア)
60 バティド・バランタイン(グリムグリモア)
61 ジタン・トライバル(FF9)
62 シーブック・アノー(ガンダムF91)
63 シシド(逢魔ヶ刻動物園)
64 マフリー・チェットリ(ポストガール)
65 黒百合 空亜(12DEMONS)
66 風間 美利(爆球連発スーパービーダマン)
67 矢村 大一(ぼくらの)
68 中山 りあ(侵略する少女と嘘の庭)
69 新島 良次(地獄堂霊界通信)
70 上杉 秀彦(ペルソナシリーズ)
71 宮城 リョータ(スラムダンク)
72 ロム(マシンロボ クロノスの大逆襲)
73 ポップ(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
74 フェニックス一輝(聖闘士星矢)
75 宮ノ下さつき(学校の怪談)
76 素敵なお兄様(学校怪談)
77 衝撃のアルベルト(ジャイアントロボ)
78 クラース・F・レスター(TOF)
79 エルメス(キノの旅)
80 ミニス(サモンナイトシリーズ)
81 伊達 京介(The Soul Taker)
82 ノロイ(ガンバの冒険)
83 朽木 冬子(殻ノ少女)
84 小金井 薫(烈火の炎)
85 フィー・カーマイケル(プラネテス)
86 伊集院 炎山(ロックマンエグゼシリーズ)
87 プリシス・F・ノイマン(スターオーシャン2)
88 黒き風(FF:U)
89 我妻 善逸(鬼滅の刃)
90 卑怯番長(金剛番長)
91 マース・ヒューズ(鋼の錬金術師)
92 トッペマ・マペット(クレヨンしんちゃん)
93 チーク(シリウスの伝説)
94 ブラック羽川(化物語)
95 間 黒男(ブラック・ジャック)
96 広瀬 康一(ジョジョの奇妙な冒険)
97 萩原 子荻(零崎シリーズ)
98 ゲイン・ビジョウ(キングゲイナー)
99 モラン・シェトランド(LAST EXILE)
100 結城中佐(ジョーカーゲーム)
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weather449 · 6 years ago
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イケメンの先輩
4つ上のイケメンの先輩(男)がいる。階級が上がる試験のときに同期で、成績がよくて更に昇任した。その先輩とはなんだかんだで縁があり、いま隣で寝ている。仕事で一緒のテント?の中で50人くらい泊まっている中で。
この先輩とは取り立てて仲がいいわけではない。この先輩はあまり元気な感じではないけどわりとノリが後輩とよく一緒にいる。仲がいい人っていうのが遠くから見ててわからない。仲がいいのかと思うとそうでもない。プライドよりもこだわりが強いのかな、と思う人だ。
いまの仕事がどうにも大変で、去年支援に入ってくれたのがこの先輩だった。好きか嫌いか、普通。そのくらいだったのでとりわけ気にせず一緒に仕事をしたんだけれども、さばくさばく。100人���敵にして私が正面突破で70人倒して進んだら残り30人を間違いなく殺すような仕事っぷり。雑ながら数をこなす私と非常に相性がいいタイプだった。
それからなんだかんだ交流が……多くなった訳じゃないけど話すことは多くなったし、笑い合うことも多くなった。お互いを理解したからだろう。けれど距離感というのは特に詰めようとせず、よきライバルポジションで少し違う職場にいる。いや、敵対はしてないんだけれど。
いつでもまた呼んでくれ、と一緒にした仕事も楽しかったようでこちらとしてもぜひお願いしたいんだけど、そうもいかない人事。
その気持ちとは別で、好きか嫌いか、普通。が延長しているだけで本当に仕事上は、のラインから出ないのが私の性格から見ても珍しいこの先輩。そもそもタイトルにイケメンが入っているんだけど、それ以外に特徴がない。悪口ではなく、能動的ではないタイプで言うならクールくらい。
正直尊敬しているわけでもないし、学べるところはたくさんあるけれど仕事の能力を見たらタイプが違って五分五分くらいだと思う。
私は本当に、この先輩に対してどんな感情を抱いているのかがわからない。
スパロボでいうと黄色い色で出てくるユニットのような、しかしガンダムデスサイズのような味方色の強いユニット……って訳でもない。もしかしたらこの先輩の感情をリフレクトしているだけなのかもしれないけれど、気になって仕方がない。
恋とか愛ではないことだけはわかるのだけど。
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weather449 · 6 years ago
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広島旅行
広島に旅行に行ってきました。10日~14日の間で移動含め前進。移動は行きで15時間オーバー、帰りは13時間(寄り道除く)。道も覚えたので次は時間を選べば14時間安定で行けそうです。
今回は案内もしてもらいました! 感謝感激雨あられ! やさしくしていただいて少し舞い上がった部分もありまして大変失礼しました……本当また会いたいですわ
さて本題。
まず広島……というより夏の暑さが異常でしたね。大きく広島駅周辺、呉、宮島に行ってきました。広島駅周辺は少し西に行かないと飲み屋がない! これは勉強になりました。しかも飲み屋街も国分町のような風俗もありの街ということで。この立地は今までで経験がなかったのでひとしお。市電もあって静かに感動していた私です。
呉は時間の関��上大和ミュージアムのみ行ってきました。夕方付近だったに関わらず暑い! 次の日の行動指標としてはよかったですが。大和ミュージアムはでかい戦艦大和模型があり、海戦図やら大和の破片やら展示されていて艦これとか好きな人が好きそうな感じでした。かくいう私はやってなくてもわりと楽しめたところ。案内してくれた人が楽しめたかがわりと気になるところではありますが……気にしない!笑
宮島は言わずと知れた厳島神社! フェリーの乗り方やら電車やら迷わず行けてほんと感謝したとこでもあります。暑すぎて早めに引き上げる必要がありそうなのと、暑さに比例して人も多い! これは長居は危険と行った感じでした……。本殿はとても綺麗だったんですが鳥居も改修工事中。今度また来ると思うので水族館楽しませてもらいました! 水族館はやっぱりええですね♡ あと揚げもみじまんじゅう、あれはヤベーぞ。ぜひ食って!!!!
町並みとしては都会を切り取ったような感じですが、道行く人にカップルが多い。ひとりで歩いてる人が少なかったのでガイド頼んでメンタル的にも助かりました。みんな仲いいんだなって印象。
台風と仕事の話が入ってしまって平和公園も行かないややにわかな観光になってしまったけどたいへんいい思い出になりました。今度は尾道から瀬戸内海→香川→愛媛の道後温泉辺りも手を出せればななんて思いながら私の人生の足跡が増やせてよかったです。
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weather449 · 6 years ago
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蝉と雪の思い出
私の好きな蝉が鳴く季節がついにやってきました。何て言う名前だったかな……確か夏だったハズ。
仕事をはじめたくらいのとき、手慰みで書いた小説『平和と日和見』という田舎暮らしの話に折戸雪(おりと ゆき)という非常にかわいい女子高生が登場した。主人公は彼女より虫に興味があって、毎朝住んでいる村を一周する。土日は彼女も着いていく。初めてタヌキを見て興奮したり、アブラゼミを素手で取るのは簡単だと言われてチャレンジしたりと……この女の子は子どもの頃何して過ごしたんだろうな��自分で書いてて思いました。
そんな風に付き添ってくれるパートナーがいて、どうでもいいと思っているようで少し心が弾んでいる主人公。頭もいいし運動神経も高い、でもそれらのパーツを主人公の前では出さない折戸雪ちゃん。
ふたりってのはいいよなぁ……ひとりの時間が醸成しているからこそのふたりではあるんだけど。
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weather449 · 6 years ago
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格闘指南
「いいかい、まず格闘技をするにあたって覚えていてほしいことは『使わないこと』だ」
「学ぶのに使わないんですか」
「嫌々使ってくれとでも言えば分かってもらえるだろうか。積極的に攻めることはしないこと」
「恐れながら言わせていただきます。戦う技術でそんな四の五の選択を迷うことがあってはいけないと思うんですが」
「まず格闘とは銃や武器への対処も学ぶが、相手が上手であれば努力したとしても殺される。しかも距離によっては一方的に、だ。それをさせないために『使えない』ように見せて接近することもひとつの技術なんだ。覚えておいてほしい」
「わかりました」
「よろしい。では私の稽古なんだけどまずは学科からだ。我流だから四大元素に準えて名前をつけている。まずは全ての源、『水』だ。格闘において必ずすること、それはなんだと思うかな」
「防御です」
「私の流派では『相手に触れること』としている。それがそのまま『水』の技となる。相手に触れること、構え方から受け流し方、防御の仕方に服の掴み方なんてのもある」
「相手から触れてくるものに対応することが『水』ってことですかね」
「あってる。身体を水袋と考え、柔軟に相手取ることが肝要だ」
「水袋……」
「次に『風』。これは回避だ。かわし方だが武器によっては『水』と連携するし連撃を受けないための位置取りもこの技術だ。重要なのは観察して動きを予測すること。呼吸を知ることにある」
「流動的な流派なんですね」
「『地』の技術はその場を動かず反撃を狙うよ。武器の落とし方や使い方、壊し方もあるけどね。ちなみに動かないとは言ったけど歩法で距離を変化させることも『地』の技だ。そして最後に『火』なんだけど」
「攻撃的なものなんですね」
「そうだ。だから極力使わないでほしい。『火』は連撃の技術だ。奇貨居くべしと相手の隙を攻め続ける技術。そのためにまず特殊な呼吸法で身体能力を上昇させる必要がある。とまあ流したが以上を学んでもらう」
「わかりました。ひとつ質���なんてすが、これらは体さばきや基本的な動作のみで居合い切りのような技に触れていませんよね」
「技はある、だがそれは自分で探し、身につけるとといい。私は相手の身体部位をそれぞれあるものに例えて攻撃するが、教えるようなものじゃない」
「あるもの、とは」
「子どもの遊び道具だ」
「遊び道具……」
「首は独楽、顔はふくわらい。足は竹馬で腕はごっこ鬼の腕だ。手のひらは毬遊びで部位を特定しない攻撃はメンコやおはじきで例えている」
「それ強いんですか」
「だから言ったんだ。自分で探せと」
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weather449 · 6 years ago
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テスト
こぎとえるごすむ
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weather449 · 6 years ago
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『自信』がどうすればつくか、という悩みに対して思ったこと
昨日この悩みを私に相談した後輩がいたので備忘録として書く。説得しようとか正しい文章を書こうとしているものではないです。
まず前提としてその子は客観的に見て『努力家、真面目、融通が利かない、頑固、臆病』と言った特性を持っている。これが当たり障りなく答えるであろう彼の性格だ。
私はインファイターなので彼の思考過程を尋ねるような会話を数度したことがある。それを加味すると『自己中心的、無自覚、鈍感』だろうか。よく聞こえようが悪く聞こえようが彼の性格であり、だからこそ自らの向上を図るために「自信」をつけたい。相対的に見て大きく外れてはいないはずだ。これらを種として長所を根付かせればそれが努力、教育成果となる。
今日日、彼と同じタイプは増えている。暫定的にそれを「ミスの少ない人間」と表現する。
事実彼らはミスが少ない。失敗を失敗として認識できない、若しくは誰かに怒られなければそれを失敗として捉えられな��からだ。だから彼らは自分が優秀だ、とか勘違いをし始める。勘違いをせずとも自分の評価については「まあ普通くらいかな」と努力をやめてしまう。彼は後者。
過去から辿っていって、ある程度の位置取りは理解している、と言うよりかは普段から心配しているのでどうすればいいかという答えは私なりに出せていた。
改めて面と向かって見たけれどやはり彼は自らの醸成である「自信」を求めている。それ自体は悪くない。だけど、彼が修得すべきは恐らく「協調性」だと思う。しかもレベル1「人の話をよく聞こう!」くらいの。
内向的とは心をよく見ていることだ。彼はずっと自分の心を見ている。そして自己中心的に、鈍感になっていく。他人から情報を受信できていないのだからそもそも私が何を言ったところであまり効果はない。
しかし、今回は私と話をするためにわざわざ来てくれたのだ。だとすれば彼のすべきことは1つしかない。
今回の悩みの答えを出すことだ。
「自信をつけるためにはどうすればいいか。ミスをたくさんすればいい。場所は俺が作ってやるから。ミスをしないで自信を持ったらそれは大抵過信だよ。自分の能力を知るには失敗に学ぶのが一番早い」
なーんて長々語られるために来たんじゃない。ならばこちらから赴いた数回で彼は変わってる。
今までと違うのは自分の足でここにきて、自分の言葉で問うた。これは違う動き。良し悪しは私が決める、良しだ。
だから私の言葉を大半忘れても、どうにかして「自信」をつけたくて自らの実践できそうなことを必死で考えてほしいものだ。そのためにはちょいちょい顔をだしてあげないといけないな。
とりあえず彼は私よりすごいところが目に見えてあって。それが彼にとって輝いてない時点で勿体無い人材から��浮き上がってこない。自信なんてなくてもいいし、努力もいらない。私は人へのアプローチがそういう評価を勝手に手に入れている。だから望んで自信をつけるっていうのは行動次第でどうにもなるという結論に最終的には落ちる。
恋をしたときは欲しくなるけど
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weather449 · 6 years ago
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面接試験
午後2時を周り、ブラインド越しに部屋に射し込む日光が和らいでなお部屋に明るさを落とす。斜陽を背にした面接官、50歳ほどの男と30才ほどの男は陰りで表情の機微も伺えず、ネクタイの色が辛うじて判別できる。部屋に入室し、席についたば��りの受験者は雰囲気と暑さに大量の汗を額に浮かべていた。そんな彼を一瞥し、年長者の男が口を開く。
「ひとつ嘘をついて下さい」
最後の受験者が出ていった後、若い男は背もたれに体重をかけ盛大にため息をつく。
「合格者はなし、ですよね」
年長の男は口の端を釣り上げ笑顔を作って見せる。質問をしながら第一ボタンを外しネクタイを弛めた。
「検定支援官ご苦労様」
感情に左右されない石のような表情で彼は口を開いた。受験者に質問したときと変わらない態度だった。
「嘘をつけ、色んなやついましたね。大体何も言えなかったですけど」
くっくっく、男は愉快そうに笑う。右手ではだけた胸元を仰ぎ、椅子を年長の男に向けた。
「で、この質問は何を言えば合格だったんですかね」
横柄な態度を隠さずに彼は言う。年長者は、優秀な人材であるが性格に難ありと評価されている彼へ言葉を紡ぐ。
「君は嘘とは何か知っているかね」
「嘘に要件なんてないでしょう。相対的に表現して真実ではないもの。つまり真実を語らなければそれは嘘だ。だが、有名な面接官であるあなたが口にしている『嘘』がそんなものであるはずがない」
強い語調が終わった途端、効き目の弱いクーラーの稼働音だけが部屋に響き渡った。沈黙に若い男は表情を弛める。自分の言葉に返事がないことを勝利への一歩と認識したのだった。
「私は毎朝みそ汁を飲んでくるのだが。今日は飲まなかった」
年長の男が口にした言葉を彼は3度ほど反芻した。激昂し、席を立つ。
「馬鹿にしてるのか!」
「俺はいまの内容が、君の言う嘘か真実か判断できるかを訊ねている」
正面を向いたまま目の端を若者に向ける。狐目気味の細い目がより細く尖り彼へと向いた。突然変化に少し狼狽えるがすぐに切り返す。
「そんなもの嘘でも真実でもどうでもいい」
「俺はいま面接の話をしていたはずだが。君の私的な見解などどうでもいい。嘘とは真実と判別できないことに質がある。故に君が何の根拠もなく俺の朝食にみそ汁があったかはわからない。嘘をついてみろ、そう言われているからこれが嘘であると解る」
「つまりそういえば合格であると。お前が言うように毎朝みそ汁を飲んでいると嘘をつけばこの会社に就職できると!」
���長者の男は若者に人差し指を向け、初めて彼を見た。横顔からでは見てとれない鋭利な表情に、また彼は背筋を正す。
「俺は今日もみそ汁を飲んできた。君の食生活で朝にみそ汁を飲むようには思えなかったのでな。だから言ったのだ。無知の知と同じで申し訳ないが君はどこが嘘であったかすら解っていなかった」
石のように彼は話す。
「君が騙される内容を言えている、つまり嘘を使えているのだ。俺の謎かけに答えられている、いや、応えられている。その人間が不合格のはずがない」
「そんなもの!」
年長の男が保つ毅然とした態度も言葉も崩すことはできなかった。せめて彼を攻勢を止め、別の論点を探すことしか彼にはできなかった。
「ちなみにひとつ言って……」
「こんな面接内容で何が解るってんだ! ずっと任されているそうだがよ!」
燃え盛る炎のような怒り、焦りを受けなお毅然として言葉を続ける。
「ずっと任されていることこそ俺がここにいる理由だ」
返事がない。若い彼にはこれ以上墓穴を掘ることができない焦燥が表情に殺到していた。
「アニメが好きだ」
「……は」
新しい感情、呆れが登場したせいで若者は幾ばくか冷静になることができた。
「ここから一方的に話す。納得いかなかったり言いたいことがあったりすればその時話を遮れ。その代わり俺はそれ以上何も話さない。いいな」
男は意図を察することができず頷きを返した。
「俺はアニメが好きだ。好きなものの中に、10人で生き残る試験内容のはずが11人いる、というものがあってな。宇宙空間のイレギュラーとは所謂そういうものらしい。
現実世界、現代においてそんなことは小事にあたるだろうが。
では現実世界においてのイレギュラーとは何かと言えば基本的には人が絡むものだ。アニメが好き、と言ったが人々は自分が主人公であろうとする節がある。
そして人はリアリティではなく魔法が使えたら、超人的な能力が高ければ、など空想の要素で自分にエンチャントしたがる。
創作というものが多いがこれは理想や空想を書き出しているもので北欧神話と何ら変わらない。
こうして現代人はリアリティを、自ら手に入れるべき、いや、した方がいい能力が視野から抜け落ちている。その中のひとつに嘘をつく能力が数えられるな。
嘘をつけない、つまり嘘を見抜く能力がないということだ。魔法で例えるなら魔法が使えないキャラクターは大抵魔法に対しての対策がなく魔法に弱いのと同じだ。
嘘をつけないことを理解しているならまだいいが、自分が嘘をつけないとすら気付いていない人間がいる。つまりそいつは騙されることに対しての耐性がないとも言い換えていい」
夕焼けが迫っており、すっかり部屋は赤く染まっている。誰が話しているのか、誰が聞いているのか。機能が働いているだけでこの部屋にそんな真実は必要ないようだった。
「この人間が会社に必要だと思うか」
強く彼は言った。声色も、音量も高くないがそれは強い言葉だった。
「ちなみに合格者は1名いた」
「……は」
しばらく話していなかったため、彼はうまく言葉が出なかった。そんな彼を尻目に年長者の男は席を立ち、出口へと歩みを進める。ドアの前まで行くと踵を返し若い男を見る。すると、年長の男は口の端を釣り上げ笑顔を作って見せた。
「検定支援官ご苦労様」
後ろ手でドアを開き、部屋を後にした。若い男はひとり取り残され、そのうち机に置きっぱなしの資料に気付いた。それは彼に配られていないものだった。そこで彼は、初めから自分は嘘をつかれており、試されていたことに知り激昂した。
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weather449 · 6 years ago
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三百人隊
日に日に戦火が拡大、抵抗も虚しく大三国に領土の半分を奪われてしまった篠の国は三百人隊なるものを編成、出撃させた。
篠の国は帝国制度であり、徴兵制を逃れることのできなかった若者の、二十五歳になるものだけを集めた部隊だった。
違う地方から少数ずつ、知り合った者同士がいないよう揃えたのは理由があった。篠の国が短期間で崩壊しつつあるのは密偵容疑――即ちスパイがいるからであると。
上層部はそれを信じて疑わず、しかもこの三百人隊の中に存在すると確信していた。
三百人隊の編成は三百人ではない。
忌むべき数字である四と九を除いているため実際の総数は三百未満であるが、増員もあったため現在数を知る者はいない。
暫定的な長として三百人隊一番櫻井志摩(さくらい しま)は隊を率い、第一の戦場となった匙岡平へと前進した。
結果として半数は戦死。兵站が行き届いておらず銃の弾薬も粗悪、暴発で二割は死んだと言われるほどであった。
そもそもこの戦いは三百人隊を潰すために篠の企てたものであり、勝ち目など皆目なかった。
これを救ったのが市来稲盛(いちき いなもり)、今後三百人隊の救世主であり指導者として戦う男である。
彼は櫻井と旧知の仲であり、彼に対してとある意見具申をした。その内容は地図の図面からしてそんな行動はあり得ない、罠だといい明らかな異変に気付いていた。
しかし突如三百人の指揮を任され、目に入る状況から極度の緊張状態に陥っていた櫻井に聞き入れる余裕はなかった。罠だとわかったときには部隊は分断され四分の一は命を落としていた。
そんな中、敵の行動中の戦車を足止めして奪い取り、絶好の位置から戦車による射撃を行っ
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weather449 · 6 years ago
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ブラックストーン
ふと悲しい気持ちが訪れることがある。
どんなに楽しくても、笑っていても。
突然経験の中から悲しい出来事が引き出される。
漫画『NANA』の作中で、送られてきた画像メールを「時限爆弾」と称して開くシーンがある。
ナナは冗談のつもりで、満面の笑顔で画像を開く。
漫画内の人間関係うろ覚えのため間違っているかもしれないが、好きな相手が他の相手と寄り添っている写真だった。
それを見たナナは次のコマで泣く。
ページを間違えたのかと思うくらい、悲しそうな表情で泣く。
人を泣かせるのは心が痛む。それを見るのも心が痛む。
だのに涙は綺麗だなんて、本当に悩ましい世の中。
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weather449 · 6 years ago
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音叉
音叉の実験をよく思い出す。
鳴らすことでもうひとつの音叉が震え始める。
いわゆる固有振動数の話なんだけど、人に例えるなら「好きなものの話をしたら相手もそれが好きで会話が生まれた」って感じがしてとてもステキだな、と思う。
なんだかんだで私は--いや、俺は相手に好かれようと動いてしまう。
それは自然の摂理でありつつも、結局自分が綺麗でありたいと願ってしまうから、できるだけ綺麗な音で相手を振動させたいみたいな感情が働くからだと思う。
歌手のB'zは、歌と聞き手が50点ずつで合わせて100点になる的なことを言っていた。
俺がいかに50点を出そうが、それが他人に響かなければ高得点なんて望めない。
高得点出すだけが人生じゃないけれど、高得点出してるってことは事実それだけ他人を笑顔にしているんだ。
それはとても素敵なこと。
さいきん、俺はこの人のことが好きなんだろーなっていう感情が心の隅っこにいる。
やなぎなぎさんの「テトラゴン」の歌詞にあるように「科学なんかで証明しないで」
坂本真綾さんの「ミツバチと科学者」の歌詞にあるように「簡単な嘘で解決しないで」
ポルノグラフィティさんの「sheep」の歌詞にあるように「真夜中にしたためたラブレターのように言えたなら」
スピッツさんの「ほのほ」の歌詞にあるように「言葉にすれば無様なことも嘘じゃなくなるまで」
相対性理論さんの「気になるあの子」の歌詞にあるように「恋する心を止めないで」
ふじのマナミさんの「キミに届け」の歌詞にあるように「キミに届け 悲しみも喜びも温もりも愛おしささえも」
と美辞麗句を重ねても50点にしかならなくて。
相手の音叉が振れるかはわりと運命的な話なのかな。
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weather449 · 6 years ago
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アーバンポップ
「観光するのも体力がいるね」
「取らぬ狸の皮算用ってやつなの」
「……たぶん違う。あと、ベッド占領禁止」
「イヤ」
「……。しかし都会は騒々しいね。大型連休に休みをプラスしてくれた店長に感謝しないとね」
「土日返上で働いてるのにこれくらいの報酬貰えなきゃモチベーションも上がらないの。この辺は雇い主の手腕よね」
「明日は店長もさすがに休んでそうだね」
「連休中休まず営業したんだからヘーキなの。むしろボードゲーム年中無休とか旗を掲げてるのは国家に保証された権限のひとつ、その名も自由」
「真白は権限使いすぎ」
「あらあら、その言い方だと私がわがままでセクシーな人魚姫みたいなの」
「……しかし都会は騒がしいね。独特の騒がしさ、臭いに情報量の多さ。地図なんて見なくても標識で十分そうだ」
「ナビがないと小道が多すぎて迷っちゃうの。田舎の広域農道に比べたら……ネイル剥がれてるの!」
「洗面所に落ちてたよ」
「私の10分の1がそんなところにいるなんて。まあ居場所がわかってるなら後で回収するの。」
「はいはい」
「都会は分かりにくくて苦手なの。情報量は多いけど、多すぎて。最たる魔境新宿駅なんて未だにトラウマと呼べるわ」
「僕はやや排他的と言うか、厭世的な感じがして苦手意識があるかな。苦手とは違うかな、田舎が楽なだけかもしれない」
「分かってるくせに。この環境に慣れてるならそうなるのは必然なの。私は星が見えなくて田んぼがなくて窮屈で仕方ないの」
「でも好きな漫画の原画展やってたじゃない」
「それはそれ。ひとつの事柄で評価すべてを変えるのは大人のやることじゃないの。ぼやけた六等星に思い込みの恋をするのが私と言う人種なの。ねえ六等星」
「折角なら街角のシリウスくらいになりたいものだよ……とはいえ都会でも田舎と同じところがあるさ。初めて気付いたけど」
「なに?」
「夜になるとコンビニのホットデリカがなくなる」
「ウソ! あれは田舎の特権なの」
「さっきのコンビニ全滅してたよ。道行くオーソンはからあげさんしか売ってなかったし」
「ちょっと見直したの」
「あれは売上的な話でしょうに」
「共通点を見つけたならそれに対するアプローチは問わない、私のスタイルなの」
「そか」
「バイクで夜の東京を走るの���気持ち良さそうで……来るたびに色々思うことがあるね」
「うらぎーりのゆうやけー♪」
「首は失いたくないね」
「ふふ、私がとってあげるの」
「最終日っぽい展開……いまベッドに行くよ」
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weather449 · 6 years ago
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TRPGシステム作り
忘れないうちに連投。
TRPGの簡易的にできるシステムを作れないか、ということをボードゲームのフィフティーン経由で考えた。
なんでもかんでも軽い気持ちでやろうとするにぼしさんの悪い癖が発動したわけなんですが、これ完成したら文学フリマにも出せるんじゃあなかろうかと思うのでアプローチが一方向でないのでやってみる価値あるな、と思い着手しようか……どうかを悩んでいる段階なのでこの記事で悩みをつらつらと。
まず、大台をファンタジーにするのか現代日本にするのか。
両方作ってみよう。
高校時代からネタが続いているファンタジー話があって、地図とか魔法の設定とかがだいぶ出来上がっているのでバランスさえ安定させれば使えるのではないか、と浅く考えている。
いや、そんな簡単に作れるはずないでしょう? ともうひとりの自分(さっきの記事を書いた自分)が言ってますが、困ったら助けてもらえばいいかなと軽い気持ちでとりあえずやってみましょう。
現代日本は完全にクトゥルフと路線が被るんですが、簡易的にしないと周囲の人が「時間的制約により」参加してくれなくなってしまうのでなんとか短めに、「え、次GMやってみたい!」と言われつつGMもすぐめにできるくらいのものを求めていきたい。
とは言うものの、簡易的すぎるとTRPGの花がなくなってしまいそうだし、何より面白くなかったら意味がない。
とりあえずほかのTRPGに繋げる初歩的なところ詰め合わせたのがほしい。
売ってるやつで求めるようなものがあればそれにする。
そして飽きたら止める!
これに限る。
ぽつぽつ呟くかもですが緩~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~く期待していてください。
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weather449 · 6 years ago
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平成の終焉
令和になったからといって何か目覚ましい変化が訪れるわけでもなく、ただ節目として何かを始めるにはとてもよいタイミングだろうと思います。
元号が変わっただけでお祝い事のような感じもしてなんだか得した気分ですね。
さて。
現代詩人の最果タヒさんが好きな私です。
新潮の五月号にアンケート特集「平成の終焉 何が生まれ何が消えたのか」というものに寄稿していることを聞いて普段は買わない雑誌を購入するというミーハーなことをやってみてました。
どんな記事を書かれたのかは読んでのお楽しみ、今回は同じことを私もやってみようと思います。
そんなに悩まずに、というより即断即決レベルだったのでいつも通り雑な記事になってしまいますが。
平成で消えたもの、これは「流行」が消えました。
抽象的な話ですが、流行というものはもう現段階でなくなっているように感じられます。
経済学用語にある「バンドワゴン効果」は「みんなが持っていること」をキーにして物を売る戦略に使われるものですが、これは未だに残ってはいます。
インスタグラムで載せてしまえば流行する……んでしょうけど、私はこれは「流行」ではなく「話題性」ってものだと思うんですよ。
流行ってのは本当にみんながやっている、日本国民みんなが持ち上げてるようなものを指すと思います。
例として「ウザい」という言葉は流行してますが、「エモい」は流行はしておらず、一部の人が活用しているから流行しているように思われている、話題性に寄った言葉ではないかと。
流行ってようが話題性に富んでいようががどちらでもいいんです、ただ区分分けと、本当に全国的に流行しているものっていうのは平成の時代でなくなってしまったな、とTwitterの隅っこで言いたいだけです。
歌手も国民的歌手は陰を忍ばせて、様々なジャンルの人気歌手が群雄割拠として点在しているイメージです。誰が売れているのかいまいちわかっていませんが……すみません。
平成になって生まれたもの、これはもう「モンスター」でしょう。
モンスターペアレント(ツ)は筆頭。教師という仕事がこんなに様変わりしてしまうとは本当に驚いている私です。
小学6年の時に胸倉つかまれて壁にたたきつけられたのを思い出します。
あの頃は担任の先生が好きな生徒にだけなびく風見鶏に見えて、嫌いでした。
しかし今や先生は「さん付け」しないといけない。
保護者側が体罰であったり、教育体制であったりに敏感になってしまうのも過去から考えれば当然だな、と思ってしまうところもありますが、度が過ぎているような気もします。
顕著な例がこれですけど、その他にもネット上では「クラッカー」「��ッカー」、オフラインでも「パテントトロール」なんかの法律の穴(望ましくないだけで法律には違反していないんだけども)を悪用したものも増えて、IT革命に対する受け入れがいまだに出来ていないような感じが強いです。
スマートフォンも乗っ取りできるし、でも対策をしているかというとしてない人は多い。
裏でフィクサーよろしくの悪意が蔓延している、知識のあるものが強さを持っている構図が出来上がってしまったのも平成の生まれたものって感じです。
総じてモンスター。
なんかあまりいいこと言ってない気がする。
令和ではきっと生まれたもので「ドラえもん」になると信じてます。
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weather449 · 6 years ago
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鏡に映るあなたへ
もし自分が目の前で不平不満を愚痴っているなら、きっと止める。
愚痴は吐き出した方がいいと言うけど、青息吐息ではなくて楽しいことと一緒に外に出したいな。
綺麗事で行かないとは思うけど、鏡を見たときに映る自分が曇りなく笑っていられるよう生きていこう。
季節がさまざまな表情で笑ってみせるうちは、それを真似て生きよう。
好きな場所へ行こう、君ならそれができる
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