yaa1212
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YAA.
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Name ヤア yaa music, paint, text etc HP : https://fukanjosetsusha.com Email:hurdyffff57○gmail.com
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yaa1212 · 4 months ago
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2025.5.2 ほろび
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yaa1212 · 4 months ago
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ほろび
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「ほろび」という曲を投稿しました。
Amazing slumber
An empty dream
(すばらしいまどろみ からっぽの夢)
Bad Weather is coming
to my weak point. 
(悪天候はやってきている わたしの弱いところに)
こだました声は ピンポン球のように
跳ね返り続けて 宙を舞った
木炭色の煙が 天高く昇っている
涙流すあの人は 突っ立ったままで
凍てつく雨を待った ステンレスの皿が笑った
陽を隠したあとの曇天は
なにも寄越しはしなかった
からからに割れた空気の乾物
それだけがわたしの誇り
Amazing slumber
An empty dream
(すばらしいまどろみ からっぽの夢)
The goal line was transferred. 
This is disconnected world.
(ゴールラインは移送された ここは断絶された世界)
差し出された手は妙に不透明で 
つかんだその後も 素っ気なかった
白黒の中 燃えるように揺らめく人の影
顔を覆い隠してる 動かないままで
焼ける家を囲んだ 仮面の奥の猿が笑った
日を跨ぐ前の暗闇で
密かに居場所は照らし出された
きりきりと切れる糸の光沢
それだけがわたしの証 
Amazing slumber
An empty dream
(すばらしいまどろみ からっぽの夢)
Bad Weather is coming again
to my weak point. 
(悪天候は���たやってきている わたしの弱いところに)
くたびれて さまよって
空見上げ 息吐いて 歩き出せ
また落ちて くるまって
曝し雨 影消えて 答え合わせ
最期がね 遠くてね 暮らしてる 探してる 古白の根を
花の薫り 蜜の味 カプサイシン 巻き戻し 吹き返し 見た空
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yaa1212 · 4 months ago
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2025/4/25 絆創膏のうた
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yaa1212 · 4 months ago
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2025/2/25 シーンアウト
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yaa1212 · 4 months ago
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シーンアウト
シーンアウトという曲を投稿しました。
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・英題は「Out of the scene」としてますが、「シーンアウト」という言葉は造語です。
シーンアウト
喧騒でぺちゃんこになった火薬庫
沈黙になぶりころされた迷い子
それでもあなたは上の空を行く
ならばわたしから向かおうじゃないか
まだまだ世界は続く
嘘でも 本当でも
視界には映らないフリーウェイ
どこまでも どこまでも
昼の月が露光で真っ白になる
いのちの重さを尊び合っている
訳の分からない軟体が漂着する
祈りが真っ先に井戸を覗き込む
まだまだ世界は遠のく
嘘だから 本当だから
視界の外から呼ぶランナウェイ
いつまでも いつまでも
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yaa1212 · 4 months ago
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絆創膏のうた
絆創膏のうたを投稿しました。
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・数年前にカズオ・イシグロの「クララとお日様」を読んだ。ごく小さな兆候にも希望を見出し、物事が良い方向に進むことを切に願う姿に感動した。それを行っているのがAIであるということも示唆的だと思った。
・2年前にデヴィッド・クローネンバーグ監督の「クライムズ・ザ・オブ・ザ・フューチャー」を観た。何もない真っ暗な空間から、人間の新たな臓器が生まれる瞬間を目の当たりにした気がして、原初的な驚きと震えがあった。クローネンバーグの作品では「戦慄の絆」が一番好きだ。
絆創膏のうた
肉体のない未来を望む?
血も涙もないことが起こって
ぼくらの治しかけてた傷は
もう とっくに迷子だ
かけがえのない意味を求めて彷徨った
幻と嘘を閉じ込めた今がある
凍えながらでも僕は行くよ
まだここに熱が残っているから
巨大なガーゼの匂いで飛んでも
すぐには消せはしないから
はやく にぶく なおれ
言い表せないかゆさに こころがうずく
はやく にぶく なおれ なおれ
凍えながらでも僕は行くよ
ただここで熱が疾っているから
毒を消した後痛みでたじろんでも
きっともとに戻るから
はやく にぶく なおれ
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yaa1212 · 1 year ago
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1st アルバム 「The Other Heart」を配信しました
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アルバムをつくりました。完成までにこんなにかかるとは思っていませんでした。世界は加速するばかりで待ってはくれません。
このアルバムの中の曲を作っている最初期は、こころに傷がついてしまったときにどうすればそこに絆創膏を貼れるのだろうかということを本気で考えていました。
曲の内容は、亡くなったもの・人への弔いや、居場所を無くした・追われた人たちへの心思、他者あるいは分離した自分自身を希求することで構成されています。
最近読んだ安部公房の遺作「飛ぶ男」のあとがきに生物学者の福岡伸一さんが「(細胞生物学の最も重要な概念として)内部の内部は外部である」ということを書かれていて、強く印象に残りました。だいぶ前、安部公房の何かのインタビューを見たときに「ぼくはずっと人と人のつながりについて書いている」と言っていて(ほんとうにうる覚えです)、そのときは普遍的な角の立たない応えだとしか思っていなかったのですが、今は通常のやり方ではない方法で自分と他者のつながりを再構築することこそがその人の世界を、社会を修復させる手段であるのだととても思います。
このアルバムは自分ひとりで作り上げ���作品ですが、自分を覗いた先に自分以外のなにかがほんの少しでも現れていることを切に願います。
2024/8/31 ヤア
アルバムクロスフェード 
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yaa1212 · 2 years ago
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2023.9.8 ヴィクトリア
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yaa1212 · 2 years ago
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ヴィクトリア
ヴィクトリアという曲を投稿しました。
最近は、生まれてきて作った曲がまだ圧倒的に少ないなあと思うことがよくあります。
ヴィクトリア
果てのない夜 足任せの逍遙
揺らす鍵の束 消えかけた線
隔絶された  遠くのネオン
傾いた家屋 言葉のない看板
顧みない足取り 並ぶ鎧戸 
其処彼処に漂う 無風の気配
ふらついてピンぼけしたオールドレンズ
町の姿が白く濁っていく
切れ欠けたテールランプの先へ
行方をなぞる ハイアンドシーク
砕けた窓 ガラスを煌めかせ
走る霊柩車
浮き立つ影 煙に撒かれて
静まる郊外
躓いて飛び出した道路の上
響き渡るつま先の音は
宙に浮かんだヘッドライトの向こうへ
ゆっくり消える レッドハイヒール
滲んでいく
溶けていく
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yaa1212 · 2 years ago
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2023.8.6 嵐の眼
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yaa1212 · 2 years ago
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嵐の眼
嵐の眼という曲を投稿しました。
人の生活が過ぎ去って また何かが現れようとしている
感覚はすでに忘れ去られた
それでも残されたものが 歩みを止めやしないから 
虚しささえ愛して進むんだ
遠くの景色は遠くに見えるまま
痩せこけた芥(ごみ)を打ち上げる
止まった時間はもう燃え尽きそうで
空を飲み込んだような顔をぶら下げて
儚い花畑を歩いていく
生暖かい風 一瞬が錨を上げた
始まりも終わりもこの眼の中
変わり果てた姿でただ何もいない檻を眺めていた
寡黙な曇が音を洩らした
一人じゃ生きれはしないから独りで死んだ姿を
抱きしめて今日を過ごすんだ
甲高い雄叫びが  姿を見せぬまま
足元を吹き攫っていく
穿った命でさえ青ざめていて 
��を吐き出したような顔をうつむかせて
何事もない町を歩いていく
途方も無い記憶 永遠が錨を下げた
始まるも終わるも この眼の中
無音を求めた人が 決して消せない音色を聴いた
いつだって最高の音楽は きみの産声だった
遥か上空の空洞に蓋が被さって
降り出した雨は 痛みのある寒気に満ちた恵みだ
空を飲み干したような顔を仰ぎ向いて
褪せた花畑を歩いていく
土砂降りの後には 現在が揺らぐことなく
始まりも終わりも 瞼の裏で
歩みは続いていく
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yaa1212 · 3 years ago
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2022.11.4 Wenders
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yaa1212 · 3 years ago
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2022.11.4  腐生植物
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yaa1212 · 3 years ago
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DEADEND
DEADEND
夢だけ見させて この世界で
塞いでいい 枯れた芽 そっと覆い隠すように
哀れむ目 慣れ親しんだゲーム
もうここにはいられはしない
薪を焚べ 朝を待て そこに誰もいなくても
継ぎ接ぎだらけの生命を抱えて
蒼白い雨に晒されては
篝火は灰になっていく
探している 囚われ得ないものだけ
檻の中 伸ばした腕だけが
月夜の砂漠を駆けていくような
吹き荒ぶ行き止まりたちを
超えてゆける 思い悩まずとも
白銀を被りながら
私を忘れながらも 私はここにいる
壁を抜けた先で待っているよ
さあ手を振ろう
https://soundcloud.com/yaa-12-452887795/deadend
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yaa1212 · 3 years ago
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Wenders
Wenders
移ろいだ古城の影に
潜む憂鬱
木々の下にある家には
誰も入らない
水底を覗いた 獣が来てるよ
息が続く今日は
とても眩しい
なけなしのコイン 秤にのせて
傾き鳴る 乾いた音 
時間が青ざめていくのを
側で見ている 
人の波が寄せて返す
時の僻地を攫いながら
「いつまでも変わらないでね」
手を引くこども
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yaa1212 · 3 years ago
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腐生植物
「腐生植物」という曲を投稿しました。
ここ何年かで立て続けに身近な人が亡くなることを体験しました。今ならずっと昔からあることを自分の言葉で紡げると思いました。
イ・チャンドン監督の「バーニング 劇場版」と「���パーミントキャンディー」を劇場で立て続けに観ました。この世界の抗い難いもの、あるいは世界そのものに抗う姿勢に衝撃を受けました。そしてその姿勢は、中指を立てることが出来ずとも自分の中のどこかで存在していることに気づきました。
腐生植物
知らない人が言っていた
「お前の血肉もやがて土へと帰るだろう」
人里離れた墓標に手を合わすふりして
頭を空にして また待っていたの
わたしたちの花が地面から生え出て
いびつな形をしていた
誰もいなくなったって
この足は歩き続けるの
明け透けした星に生み落とされた
残された思いはいつからか
 川に流された木綿の布のように
しわくちゃになってどこかで
引っかかったままだ
抜け殻でできた大地を
踏みしめるたびに
開口部はどこかで煙を上げて
頑是ない風が吹き抜けていっては
青空が澄み渡っていくばかりだ
白い砂漠を夢見る名も無き人は
空気の中で彷徨う
やがて芽を出したその後 今も
渇き 揺れるだけ
取り止めのない言葉で 身を裂かれた
暗闇から撒かれた如雨露の外
彼は 焼け焦げて煤けた木彫りのよう
色褪せ枯れた落ち葉にうずくまったままだ
祈りが苔生して体を覆っている
蝋は溶け 炎は退路を断たれる
一人を象って失った世界の境を
今日も流れている
明け透けした星に生み落とされた
残された思いはいつからか 
川に流された木綿の布のように
しわくちゃになってどこかで
引っかかったままだ
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yaa1212 · 4 years ago
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夜の犬
もうやめよう
あとを追うのは
日が暮れても
止まらないから
2つの影法師 日向で
ひとつを見つめて
固まっていた
つんざく鳴き声
どこかで聞こえた
バケツの水がひっくり返って
僕らは消えた
そばにいたい
ひとしきり手を振るあなたのそばに
見届けたい
暗闇に溶け入る尻尾を
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