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溜まりに溜まった感想文を書いてる深夜1時過ぎです。
どうも、こんばんは。
いつも忘れてしまう本の忘備録として始めましたが、どうしても本を読むペースのほうが早い。。もう少し時間を工面しないと。
私は本を撮影する際にその時々の季節とか、いつ頃読んだかな〜と思い出せるように、本以外のものも写真で撮影するようにしてます。
今回は、地元に歌舞伎が来た時の限定どら焼き。真っ黒ですがどら焼き。
さて、読書感想文。
彼女の作品の中で一番好きです。とはいえ、10冊くらいしか読んでませんが。
内容は親子三世代の物語を一冊の中で、あたかも全て同じ時代にいるかのごとくかかれており、ちょっと慣れない方は情景描写に戸惑う作品です。
だいたい半分くらいで想像はできましたが、最期まで結論が見えない作品でこれは!!と思えるものでした。
そう、これも特別ハッピーエンドではないですし、結構重たい作品です。��も、三世代の話とわかり、犯人(あ、補足しますと、叔母の代で祖父が何者かに殺害され、その犯人といいますか、犯人を軸とした関係を孫の代で追いつつ、回想しつつの話です)を明確にしていく流れは引き込まれます。
やっぱり、湊さんは、なんというかストーリー性がすごく繊細で読んでて気を休む時がないというか、なんというか。全然うまく表現できませんが、本当に天才だなぁと思わせてくれます。
これは、かなりおすすめの一冊です。
★★★★★
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またまた湊かなえさん。
読み味が悪いとはいえ、作品に引き込む力はすごいく、ついつい手に取ってしまいます。この後も数冊は彼女の作品を読了しましたし、今でも書店では彼女の作品を購入するか迷います。
感想文です。
ベストセラーになった地元政治家の妻陽子の息子が誘拐される。
陽子の親友である新聞記者の晴美を中心に事件を解決に向けて流れるストーリー。
晴美と陽子は幼い頃施設で育った中で、ベストセラーになった作品はその当時の想い出(晴美の話)を形にしたものだった。
結局、晴美が陽子への嫉妬とも取れる感情から起こした事件ではあるのだが、事件解決の過程で観られる、政治家の妻としての振る舞いや、関係性。また、晴美や陽子の過去の話が相まって面白かったです。
誘拐=ミステリーではなく、事件に関係する人物の感情の変化がぐっと引き込む要素となった作品です。
★★★★☆
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湊かなえさんの代表作の1つもありますよね。
まず、全体は短編小説で構成されてます。そして全てが読み味はあまりよろしくないです。悲しい物語が多いです。
もともと湊さんのご出身地を題材にしていて、リアル感が伝わるんですが、個人的には結構重たい話で辛くなってきます。
この方の本自体わりかし重めの内容が多いのですが、これまで読んできたものが高校入試や往復書簡など、ミステリーチックなものが多く、初めて湊さんらしい作品に対面したとも言えるかもしれません。
中身は短編が多いのでちょっと割愛しますね。
★★★☆☆
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湊かなえさんとの出会いの作品。
と、いいつつも実際は長澤まさみさん主演のドラマってことでこれが湊さんとはつゆ知らずでした。テレビドラマは非常に面白く、当時は原作を読むことはなかったのですが、なんとなく思い出したく読みました。
とある地方の進学高の入試1日を舞台にした作品です。
個人的にトリックよりも、状況設定がまずはしっくりきました。
地方って大学よりも高校が重視される風潮があって、ご多分に漏れず我が地元も同じ。大学は?よりも高校は?が多く、地元企業には母校の出身者派閥があるくらい。
私はそんな風潮が好きではないタイプで今の業界にいるんだけど、本当よくわかる。高校が全てで、またその分高校生活も楽しいんですよね。
地方なんで市内の上位2校に入らないと国立には行けないし、マーチと呼ばれる私立にも行けない。今考えれば大して難しくもない受験すら合格できないのだから、やっぱり高校生活の環境って大きいと思わされる。
話は逸れますが、母校は私服で、修学旅行もなく、40キロ近い全校マラソンがあったり、高校の癖に文化祭が5日間もあったり(これは普通なのかな?)。
高技が蹴球で、サッカーのクラスマッチだけ1ヶ月くらいかけて放課後開催されるんですよ。サッカー部は出ちゃだめで審判なんですよ。
体育祭は別にあります。
授業は単位制で科目ごと休講して良い日数が決まってて、よく抜け出して部室で麻雀したり、マックでたむろしたり、プールに行って遊んだ記憶があります。
私服なんで、茶髪・ピアスもOK。
そりゃ隠れてタバコ吸うやつもいれば、バイトに精を出すやつもいました。制服がないってのは高校バレないですからね。
で、一応文武両道と謳ってて、スポーツもそこそこ強い(今では私立が圧倒的ですが、インターハイにも出たりしました)。
こう振り返ると自分の主観ですが、高校は楽しかったし、かなりゆるいんですよね。だから、逆に大学行って閉塞感を感じるやつも多かった印象。
私は、それ以上に大学も楽しんだので、大学も高校も良い思い出です。
感想文そっちのけですが、この風潮といいますか、小説の設定にハマり、且つ推理・内容も良くて本当ハマるきっかけでしたね。
こうやって思い出に浸れるのも小説の良いところかだなと思う訳です。
まとまり全くないですが、おしまい。
★★★★★
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伊坂幸太郎さんて何作か読んだことあるけどもはや覚えてない。
やっぱり作家さんの作品は10冊くらい読まないと特徴掴めないし、必然的に作品も頭に入ってこない(覚えてない)。
でも、これを読むと何となく伊坂さんってこういう書風なんだろうなぁと想像できる作品。
物語は一台の車が主人公となって進んで行くストーリー。
もちろんフィクションですが、車が車同士会話をしながら事件を解決していく流れ。
ある家族で長女が悪い男に捕まり、その男を追いかける最中、別の事件にも遭遇する。それは、かつて大女優と呼ばれた女性と、その女性を妻として迎えた資産家の物語で、結構複雑。
女優は亡くなる(ネタバレ的に言えば死んでないのだが)事件を軸に、
車とある家族の次男と三男(この三男はまだ低学年なんだが頭がよく切れ、影の主人公とも言える重要な人物)が謎と解いていく。
かなり面白い作品。
そもそも擬人化された車から入るため、小説初心者向けではないかなと。
登場人物も少なくないし、1冊の中でいくつかの事件が連動していくから、面白作品ではあるものの、割とてんやわんやな流れ。それがまた良い。
とはいえ、この手の作品で、伊坂さん次も買うかと言われると迷うし、実際買ってないw
★★★★☆
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なかなか意思疎通ってのは奥が深いと思う今日この頃です。
仕事大好き人間な私にはちょっとぐっとくる一冊。
食わず嫌いということで、書店の店頭に並んでた本を購入パターンです。
新聞社で働く夫。帰りはいつも遅く妻とは喧嘩ばかり。
夫は同僚と不倫を重ねる仲。
そんな妻が息子を連れて出先で事故に遭い亡くなる。
いきなり息子と二人の生活になり家事もできず、仕事もままらない状況の中、ある一人の女性が現れる。その女性との不思議な3人の生活が始まり、夫は徐々に息子を見つめ、家族とか?という観点から妻の行方や生活を見返す物語。
最後の〆も良かった作品です。
点数自体は低めですが、一般的にはウケそうな作品で、ドラマ化されてもいいようなストーリー。世の旦那様にはぜひ一度読んでほしい作品。
★★★☆☆
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読書はファッションと同じでどうしても安パイと取りがち。
服は好きですが、割と好みが変わらず自分のスタイルでいくタイプ。本も同じで、一度ハマる作家がいればなかなか抜け出せない。
そう思いながらも、書店で思い切って別の作品を購入することもある。そんな時の本がこれ。
登場人物が少ないため、小説苦手な人でも簡単に読める作品。
ある日病院がジャックされ、ジャック犯とその危機から逃れようとする主人公の描写は上手。確かにどんどん読み進めちゃう。ただ、結論はなんとなくは想定できてしまうので、ミステリー感はさほど感じることができないかな。
正直ベース全然悪くないんだけど、どうしても東野さん、宮部さん、港さんとかとかと比べると読み劣りしちゃう。そうやって、また選ぶ本が偏ってく。。
★★☆☆☆
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むちゃくちゃ良い作品でした。
本当天才だなと思いますよね。どういう思考でこういった文章が書けるのか本当理解できるはずもないのですが、情景描写、感情移入させる内容すべて素晴らしい内容でした。
あらすじは、主人公の祖父が殺されるのですが、一輪の花を軸に以外な犯人像に迫るミステリー小説です。最後のオチも感動できる内容で、ちゃんとミステリー以外の主人公の恋話も挟みながらの展開は、読んでて気持ちが良いくらいです。
本当失礼な話ではありますが、このクオリティの小説に常に出会い続けたいなぁと思う心情です。
★★★★★
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時間を効率的に使おうとするとKindleにしようといつも思うが、本屋さんでダラダラ本を選ぶときにワクワク感を考えると、効率だけが全てじゃないなと思い思いとどまる。
Kindleもoasisなら良いみたいだけど他だとただ安いだけだしな。
でも持ち運びと、サクッと買いたい本をその場ですぐに買えるのは大きい。いずれKindle主体になっていくんだろうなぁ。。
さて、湊かなえさん。すんごい好きです。
小説より高校入試というドラマで知ったのが最初で、長澤まさみさん主演だから見始めたものの、ドラマの内容が秀逸すぎてどハマりしたのを今でも覚えてます。
彼女の作品は読み味がまぁ悪いこと。それでも、人間関係を軸とした展開が息もつけないほど展開していき、小説の中に引き込むのは天才だなと思う方です。
往復書簡も小学校の恩師の依頼を受けて、過去の教え子に出会いながら、恩師のこどもの死に関する事件に入り込んでいくストーリー。
ど忘れしたんだけど、ストーリー展開が過去に読んだ本に似てたな。。なんだけな。湊かなえさんの本だった気がする。
非常に読みやすいし、他の作品と比べると読み味が重くないのでオススメです。
★★★★☆
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どうでもいいですが、恩田陸さん、男性だと思ってました。恥ずかしい。。
恩田陸さんの作品ってほぼ読んだこと(記憶にない)なかったのですが、面白かったです。作品を割と読まないとその作者の特徴とか掴めないのであれですが、多少ファンター要素ありながらも、リアリティのある文章で引き込まれます。
Q&A形式っての書体としては特別珍しいものではないですが、登場人物がしっかり区分けされることでスラスラ読めます。おすすめです。
★★★★☆
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Tumblrでブロ��更新もちょっと違う気がしてきたなぁ。
かといってmediumはちょっと違うし。まぁいいか。地道に更新していこ。
さてさて大前さんの本。毎年恒例。
結論から言えば、今年の作は割とつまらないかったなぁ。どうしてもトランプさんの選挙結果前の編集だったので、完全に結論を出せない論調にならざるを得ない。ここ、トランプさんの決定以降でもよかったんじゃないかな。
まぁそういう人はプレジデント読めよってことか。
とはいえ、響いた言葉としては、「老後の時間」のことかな。
現時点での平均寿命考えると20年くらいは老後はまってるんだよね。もちろんすんなり死ねる訳ではないから、15年くらいか。
とはいえ、時間に換算すると13万時間とかあるわけなんですよ。
今の自分もそうなんだが、老後は老後になって考えようとか考えてるけど、それはあくまでも今の自分のコンディションであって、65歳のコンディションを考えれば、当然運動という選択肢はなくなるよね。
例えば、ゆっくりゴルフをしたいとか、釣りをしたいとか考えてる人いるだろうけど、そういう体を使う趣味は今からコツコツ積み上げていかないと急にできるものではないよね。
なんでもそう。習慣化していかないと、コミュニティ形成もできない。
これは、働きづくめできた今のサラリーマンには結構響くんじゃないかな。
当然我々も同じなわけだけど、SNSがあって世の中フラットになりつつあるから、情報量は増えたし、選択の力が必要だけど、まだましかなと。
ということで、自分自身もそれなりに考えて生活をしていきたいなぁと思ったしだいである。
★★★☆☆
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久しぶりの宮部みゆきさん。
実は宮部さんとは少し近しい(まぁ大したことではないが)関係で、大学のゼミの同期が彼女の姪だったりする。
最初その話を聞いた時すんごいびっくりし、めちゃ嬉しかったのを今でも鮮明に覚えてる。そして、模倣犯を全巻と彼女のサインと手紙をいただいて今でも大事に保管してたりする。
ディズニーが好きで、たまたまディスニーランドでも遭遇し生でご挨拶もさせていただいた経験もある。
この作品は模倣犯のスピンアウトとも言える作品。
前畑滋子を軸としたストーリーで、宮部さん特有のファンタジーを少し要素に加えながらも、本格派ミステリーである。
人の記憶を読み取れるこどもの親からの連絡があり、ひょんなことからそのこどもが見た記憶を辿ると一つの事件に遭遇する。肝心のそのこどもはすでに他界しており、手がかりはそのこどもが書いた絵のみ。
そこから徐々に真相へと続く内容で、最後は真相と同時に、登場人物の感情の揺れもうまく表現されており、本当に宮部さんは天才なんだなぁと思わせる作品です。
また、随所に模倣犯の件がでてくるため、また模倣犯も読み返したくなりました。
模倣犯は彼此10年以上前に読んだ本で当時まだ学生でした。
あ〜あの頃に戻りたい。
★★★★★
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読書感想文です。
インスタのフォロワーさんより教えてもらい読んだ一冊。さすが東野圭吾さんという作品ですが、ミステリーというより若干ファンタジーに近いのかも。
平凡な青年成瀬純一は、ある日突然強盗と遭遇し頭を撃たれ病院に運ばれる。
そこで、世界初の脳移植を受ける。
この話は、脳移植後、移植された人物の性格が純一を支配していくストーリーで、純一は移植元の人物を探し正体を突き止めるまでの、純一の移り変わりや葛藤を描いた作品。
話のコアを言うと、移植元は強盗犯であり、純一を撃った犯人のもので、純一は徐々に犯人の性格に侵され、最後は死んでいくストーリー。
これも読み味はかなり悪いですね。そう、冒頭に触れたようにファンタジーなんですよね。脳移植後に性格が移るなんて事象はまだ現実世界ではないものの、妙にリアリティーがある話で、結末含めハッピーではないです。
東野さんの作品ようやく15冊ほど読んできて、なんとなく雰囲気がわかるようになってきました。私は王道な加賀シリーズやガリレオが好きですね。
でも、最近の夢幻花とかも結構好き。
人情が絡み、読み味が悪くないものは好きですね。
★★★☆☆
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Tumblrは主に読書感想文書いて行こうと思う。
年間30~60冊くらい読むんだけど、内容をすぐ忘れがち。本屋でこれよんだっけな〜的な事が多く、SNSでも内容思い出せない事も多々。。。
そんな事で、折角なので文字に感想を興す事で忘備録となればと思う。
「感想文」
人気作家・日高邦彦が殺され、犯人である野々口修の連想から成り立つ加賀恭一朗シリーズ。
かなりおすすめ。
登場人物も少なく、前半にて野々口が犯人と判明するものの、野々口が執筆する嘘のストーリー(自供)と、加賀が見破る第一の推理から、第二の推理までの流れが秀逸。
加賀シリーズならではの、複雑なトリックではなく人情の縺れ、登場人物の感情や関係性がうまく描写されていてハマる一冊。
個人的に最近は湊かなえさんも好きで愛読してるものの、読味(読んだ後の後味の事を個人的に造語してみた)があまり宜しくない。
犯行から動悸までがリアリテイがあり、且つ内容そのものが素晴らしいため、どんどん小説の中に入ってくと、その感情のシコリが読んだ後にも残ってしまいなんだか辛い。
加賀シリーズは面白いので、引き続き読もうと思う。
★★★★☆
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あけましておめでとうございます。 ソファの横にHawaiiの雑誌が。 2009年。新婚旅行のものだなぁ。 次男が取り出したんだと思うけど、年末年始と言えばHawaiiな感じってバブリーなのだろうか。 わけあって海外にはもう行けないんだけど、 Hawaiiでのんびり暮らしてみたいわ。
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