hajimelilly
hajimelilly
志摩猫
23 posts
面白きこともなき世を面白く おもしろく
Don't wanna be here? Send us removal request.
hajimelilly · 3 years ago
Text
フォーリング•ダウン、前半だけでも観た方がいい。とんでもなく馬鹿馬鹿しくて、でもすごーく真面目なジョークの映画。
今の地上波では絶対やってくれないだろうな、人種差別だの、ネオナチなおっさんなどてんこもりで、とにかくマイケル•ダグラスが地団駄踏んで怒りまくる。とにかく壊しまくる。銃をぶ���放す。
不愉快な人物に遭遇してしまった時、誰もが妄想するであろう「こうできたら良かったな」をやってくれる主人公。臆病者で損ばかりしてる、そんな鬱屈とした気持ちを抱えている人は、かなりスカッとする映画なんじゃないかな。
全ての怒れるおやじがあんな風に弁が立つんなら、反抗せずにむしろ尊敬しちゃうぞ。
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
いい文章が書きたい。
いい文章というのは、書き手の自分が繰り返し読みたくなる文章を指す。
今までの日記は、決して努めて良いものを書こうとしてきたわけではないけれど、あの日あんなことがあったのかと感情が蘇るくらいにはしっかり書いていたと思う。
大学生だった当時、私には書くことがいっぱいあった。初めてのバイトをして、自分と他者の違いを痛感した。何より、気を利かせるということが重要で、人の言うことを聞いていればやり過ごせる環境でなくなったことにショックを受けた。外との繋がりが��手くいかなくなると、自分の内側に意識を向けるようになった。足りない何かを補完するように、本と映画に日々を費やした。そうして、その行為を「精神的引きこもり」と呼んでいた。
今だって会社を辞めて引き篭もっているけれど、「精神的引きこもり」時代とはまるで違う。
あの時代は、人に面と向かうと上手くやっていけないから、何とかして外と繋がるための手段として本と映画に逃げ込んだのだ。自分の置かれた現実を理解するためのツールとして。
今はまるで違う。
私を傷付け、私の考えを真っ向から否定する会社から退職した。結果、部分的に社会と縁を切る形となった。私は社会の中で生かされているけれど、社会のリソースとはなっていない。宙ぶらりん状態のまま、外と繋がることを完全にやめてしまった。
そうすると、今度は途端に言葉が浮かばなくなってしまった。最初の一文を書いたものの、頭を振っても次の文が出てこない。
言葉は他人に自分の意志を伝えるためのものだから、必死になって伝えたいと思う相手がいなくなって自然と引っ込んでしまったのかもしれない。あるいは周囲に人がいなくなり、自分の輪郭が保てなくなったからだろうか。自分という存在がどうにも心許ない。
だけど、私はやっぱり良い文章が書きたい。読んで読まれて人と繋がりたい。過去の自分ともちゃんと向き合いたい。
もっと言えば、文に限らず何らかの表現活動をして自分の居場所を作りたい。
そろそろ春本番。生き物が冬眠から目覚めるように、ちょっとずつ私も外に出てゆきたい。
Tumblr media
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
トゥルーマン•ショー
*以下ネタバレ注意*
観るのは2回目。
監督クリストフは、世界の全てを創り上げた存在、すなわち神様のような存在だと思っていた。でもちょっと違うようだ。
最後のシーン、トゥルーマンはシルヴィアに会うため、嵐にも負けず世界の出口にたどり着く。
ついに迎えたクリストフとの対峙。
困難を乗り越え成長したトゥルーマンを、クリストフは我が子の様に迎える。外の世界は病んでいる、君だけが本物なんだと愛をもって語りかける。
しかし、トゥルーマンを純粋なスターに育て上げようとするならば、外の世界のことは彼に知らせないはずだ。
シーヘブンの裏側にあるフィジーのことも、世界地図のことだって。彼には海の向こうなんて無いと思わせて、この世界が全てだと思い込ませればいい。
クリストフがそうしなかったのは、そうできなかったと考えるのが自然だ。
トゥルーマン•ショーは合間にCMを挟まない。
利益を出すために、番組内にてオリジナル商品の宣伝がなされる。
そしてそれらはカタログ品として販売され、セットの保全費用や出演者たちの給料となる。
つまり現実世界との繋がり無くして、このトゥルーマン•ショーは成り立たないのだ。
もし、無理にでも世界のルールを作り替えてしまえば、あからさまな矛盾が生まれてしまう。
クリストフは創造主足り得ない。
なぜなら、ショーである以上、常に利益を追求しなければならないからだ。
世界を作れはするものの、己だけでは世界を維持出来ない存在。
クリストフの存在は、全ての商業作家やクリエイターの代弁者��はないかと思う。
作家は主人公に役割を与え、自分の敷いたレールを歩ませようと苦闘する。できるだけ、見ている皆を感動させるような筋書きで。
なぜなら、バックにはスポンサーがいて、作家自身の命を握っているから。
作り手と言えど、万能の神ではない。
しかし、得てして物語の登場人物は思うようには進まないものだ。必ず作家の思惑を超えて傍道に逸れ、もし気に入らないことがあれば、そこから一歩も動かなくなる。
トゥルーマンがシーヘブンの外に出た時、テレビの前では皆が歓声を上げた。
今までフィクションだった人物が、物語を突き破って出てきたのだ。最高のエンターテイメントだったろう。
頭を抱え、すぐに番組を中断するクリストフ。彼は思いがけず筆を置くことになった。思い描いていたシナリオは破れ去り、責任と後始末が彼を待ち受けている。
しかし、作り手にとってはこれが最高の栄誉なのだ。トゥルーマンは現実の皆のスターとなったのだから。
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
家に籠って3日が過ぎた。
外敵に合うこともなく、買い溜めた食糧でぬくぬくと過ごしていたが、ついに冷蔵庫の中が人参の切れ端だけになってしまった。
よっこいしょと重い腰を上げて一歩外に出れば、そこはフィクションの世界だった。
この引きこもり期間、外の世界といえばテレビや携帯を通して見るものだった。だから、まるで自分が映画のセットの中に入り込んだかのように錯覚してしまう。
スーパーへ行く道すがら、小学校があって、満開の桜の下で子どもたちが遊んでいた。(その木の下で白骨死体が見つかる、という想像をした私は漫画やアニメの見過ぎだ。)
道行く女の子たちは、みんな春らしいパステルカラーを身に纏っている。私のアパートの中はあんなに寒いというのに。
そう言えば、春休みが終わりまもなく新学期が始まる。きっと新しい生活に備えて、最後の休日��満喫しているのだろう。
自分が取り残されている、というのを嫌でも実感してしまう。
水道代と電気代は今月も高かった。
現実は春には程遠い。
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
つい、片思いをする人、復縁を願う人たちの呟きを見に行ってしまう。
Twitterにも生息している私は、「今から告白します」という呟きを見つければ、自分の中のブックマークに保存し、「別れたけど復縁したい��す」という呟きが目に入れば、過去の投稿を遡って別れの原因を想像する。人には言えない、薄暗い癖ができてしまった。
文章を読み、仕事をし、家事をした後の、これから何かを始めるには気力が足りないなという隙間時間。そんな時にスマホを取り、恋活アカウントを覗く。
学校や職場に想い人がいる人たちは、頑張って話しかけた結果を興奮気味に、離れた場所にいる人たちは連絡が来ないことをしきりに嘆いている。
きっと、好きな人に好きになってもらうため、ひたむきに自分を磨く姿が羨ましいんだ。ネガティブにもなるけれど、なりたい自分という明確な目標があって着実にそこへ近づいていく一人たち。そして、当初の目的は果たせなくとも、それぞれが素敵な未来に進んでいく。
私も横目で見てないで、しっかり彼らに続かなきゃ。
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
さて、記念すべき明るいニート生活1日目である。
実際には土日祝日休みの会社に勤めていたので、先週の土曜から有給消化に入っていた。
買い物をしようと一歩外に出ると、街の人たちは皆規則正しく仕事をしていた。
働きアリよりも働き者だと思う。
スーパーに入ると、小さな子どもを連れたお母さんがキビキビと闊歩し、じいさんばあさんが潮に乗るようにゆっくりと回遊していた。
売っているものは同じなのに、仕事帰りに寄るスーパーとは生態系がまるで違う。
急に不安になった。
お散歩気分でフラフラと入ってきた私に、皆不躾な視線を向けている。ああ肩身が狭い。
海の魚が川を泳いでいるようなものだろうか。あながち間違ってはいないだろう。ただ、私もいつかは元いた所に帰らないといけない。このままでは生きてはいけない。
なんとかお母さん方の流れに乗って買い物を済まし、家に辿り着いた。
買うものリストにあった砂糖を忘れてしまった。あの流れに慣れるにはもう少し時間がかかりそうだ。
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
今日も今日とてゆるゆる過ごす。
心の汚れは簡単には落ちてくれない。
風の流れを感じて、閉じた瞼に陽を感じて、心が戻って来るのを待つ。
時間が掛かるし、辛抱が必要な作業だ。
自分を思い出すということは。
悪戯に時が過ぎ去るのを待っているわけではない。
石のように静かに見えても、絶え間なく内側は燃えている。
他人からどう言われようと。
今はひたすら呼吸に集中すればいい。
0 notes
hajimelilly · 3 years ago
Text
所謂こころの風邪を引いてしまった。
何を食べても味気ない、心を惹かれない、そして他人が訳もなく怖くて憎い。
原因を考えて、治そうと頑張れば頑張るほど悪化する一方だった。
もがいてももがいても、水面に浮かび上がれない。何か強い力で底へと引き戻される。
ついに正常にものを考えられなくなり、やむを得ず退職することにした。退職理由の詳細は会社に話していない。
このご時世に行くあてもなく退職すること、お世話になった人の仕事を増やすこと。
退職願を提出した後の3日間は良心の呵責もあったが、わたしをこんなにしたのは会社と社会だ。迷いはすぐに消えた。
願が受理され、今はひたすらほっとしている。
今のわたしは、ギリギリ笑顔の仮面が保てている状態だ。
ほんの少しでも風が吹けば、ものが当たればいとも簡単に壊れてしまうだろう。 
素顔を隠せるお面が欲しい。
冗談ではなく、心からそう思っている。
退職に際して、たくさんのメッセージをもらった。
なんだかんだ言っても長く在籍した会社だ。
繋がりのある人たちは、皆祝福し、寂しいと言ってくれた。時間が合えばご飯��も行こうと言ってもらえた。
だけど、心の風邪が邪魔をして素直に喜べない。このひどい状態をもう人前で晒したくない。
きっとプライベートな場で会えば、皆がわたしを嫌ってしまう。
きっと誰も楽しませられない。
きっと誰も幸福にできない。
だってわたし自身がちっとも楽しくないから。
昔から人付き合いで完璧を求める癖があった。
当たり障りのない会話を心がけ、傷付けるような言葉は謹み、誰か一人だけの味方にはならない。
小学校という小さな社会に入ってから、この処世術で生きてきた。
人間関係に豊かさはいらない。ただ、自分一人だけで生きていく力はないから、仕方なく他人と関わっている。
わたしにとって、わたし以外の人間はみんな「お客さま」だ。恋人や友達さえも。
だから、少しでも雲行きが怪しくなると自分から別れを告げた。
悩む人間関係は時間の無駄だと感じたから。
しかし、仕事ではそうはいかなかった。
敵対されても関わらないといけない。どんな言葉を投げつけられても、大人として接しないといけない。避けて通れない問題に沢山悩んで涙を流した。
人間として産まれてきた運命を呪った。
自分に害をなす人間を殺すことも許されず、やっかいな社会で死ぬまで働かされ続ける。
絶望とはまさにこの人生。
お前より不幸だなんて誰かが��ぼうか知ったことか。
わたしの悲しみをお前が量るな。
もう全てが限界だった。
仕事を辞めたのは、人知れず死のうと思い立ったからだ。(今は落ち着いている。)
しばらくは頭が機能を取り戻すまで引き篭もることにする。
何の経済活動にも参加せず、社会のすねを齧るのは一番したくないことだ。
社会を嗤うのは大好きだが、社会には死んでも嗤われたくない。
人間に戻れればすぐにでも復帰してやる。
がんばれわたし。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
最近ひとりごとが多くなった。
昔から呟きは多かったが、昔のひとりごとは何というか考えをまとめるために口に出すものだった。
だけど、最近のひとりごとは、内容からして誰かに語り掛けている感がある。
自分でも不気味だと思う。
いつも口に出てから気付くので、あらかじめ止めることができない。
しかし、不思議と他人がいる空間ではひとりごとは出ないので安心だ。
無意識のうちにも自意識は恥というものを忘れずにいるらしい。ちゃんと社会の中で生きている人間だから。
コロナが蔓延して、人と会わなくなって、明らかにコミュニケーション能力が落ちたと感じる。
最近は人との接し方を忘れてしまい、ぎこちない態度になってしまうことから、むやみな接触を避けるようになってしまった。
だけど、ひとりごとが多いということは、人ともっと喋りたいと潜在的に思っているのかもしれない。そのストレスが呟きとなって出てきてしまっているのか。
文章を書くことだって、広い意味で捉えれば(一方的ではあるが)会話だ。
ハロー、みなさん。僕はここにいるよ。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
生きててごめんなさい、ってそんな夜もあるね。
人を傷つけない、人から傷付けられないように振る舞う練習中。
まずは人を大切にすること。
だって人を大切にしないと、人からも大切にされない。
けれど、それがとても難しい。
今、自分も大変なのに、私と向き合ってくれている人ありがとう。
ごめんね、もうちょっとで自分のリメイク終わるからね。
どこにも行かないで、もう少し待っててね。
1 note · View note
hajimelilly · 4 years ago
Text
今私は闘っている。
自分の物欲と闘っている。
ちょうど1週間前、何気なく開いたお気に入りブランドのオンラインストア。
まるでこれを手に入れるために働いてきたのだ!と言えるようなピアスに出会った。
雪の結晶を集めたような美しいキュービックジルコニア。
繊細な金のチェーンが下がっており、末端には紫色の小さな石が付いている。
まるでラプンツェルの衣装をイメージしたような、可憐な造りのピアスだ。
しかし、お値段は当然可愛くない。
買えば私の半月分の食費が飛んでいく。
転職もしたいし、引っ越しもしたい。これからはなにかと物が入り用だ。
購入ボタンを思い切って押そうとするも、いやいやダメだと理性がそれを押し留める。
この一連の動作をかれこれ1週間も繰り返している。
仕事をしていても、ふとした拍子にあのピアスが頭を過る。
道を歩いていても、自分の耳たぶで揺れるのを想像してしまう。
ストアを常に開いていて、毎回在庫状況をチェックする。
頭の中はピアスちゃんでいっぱいである。
つい数分前も在庫状況をチェックしてきたばかりだ。
相変わらずちゃんと在庫はあった。
大きなブランドだし、そんな簡単に欠品させるような事はしないだろう。
頭では分かっていても、心がはやってしまう。
しかし。
私はここ数ヶ月くらい買い物ブームの最中にいる。
腕時計、ホワイトニングセット、ジェルネイル、旅行etc
今までにないほどに金遣いが荒くなっている。
きっかけは何となく心当たりがある。
飼っていたペットが亡くなり傷心していた8月、せめてもの慰めにと買い物をしたのがきっかけだ。
今はオンラインストアという落とし穴のようなサービスがあり、とんでもなくかわいいユーチューバーがなりふり構わず宣伝をしている。
おまけにショップ店員さんの誘惑は受けなくていい。(あのしつこさは逆に購買意欲を削いでいると思うのは私だけだろうか。)
フラフラと彷徨っていた私は、自らその沼に嵌まりに行ってしまった。
最近は気付けば、常に買う物を探しているような感じがしている。
前の投稿で、あまり買いたい物はないと買いた気がするが、それは今となっては嘘だ。
私は猛烈にあのピアスが欲しい。
頭の中ではもう購入することは9割決まっている。
問題は、どうやって罪悪感を無くすかだ。
他の人にインタビューしてみると、頑張った自分へのご褒美にとショッピングをする人が多いように思う。とても合理的だ。
あとは、自分のご機嫌を取るためとかストレス解消にとか。
ご褒美と似てはいるが、こっちの方が少しネガティブだ。そして、一歩間違えれば買い物依存症になってしまいそうである。
私のピアスを手に入れる旅は、まず目的(目標)の設定から始めた方が良さそうだ。
そして、達成報酬としてそれを手に入れる。
その方が思い出に残りやすいし、自分が頑張った結果が目に見えるのは嬉しいものである。
ちょっと社会に出て働くのも楽しくなってきた気がする。
あのピアスを思い浮かべながら、明後日も残業を頑張ろうかな。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
ワクチン2回目で熱が下がりません。
高熱で妙にテンションが高くなっています。
どうせこのまま眠れないし、映画でも観ますかね。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
昨日、数ヶ月ぶりに寄り道をした。
ふと思い立って、マニキュアを新調したくなったからだ。
このご時世、皆さっさと家路についているのだろうと思っていたが、それは勘違いだったらしい。
ルミネに入ると、人々がまるで魚の群れのように回遊していた。
一人でふらりと立ち寄った感じの人もいれば、会社帰りのデートといった雰囲気の男女もいる。
コロナ前から人とソーシャルディスタンスを取ってきた私にとって、街歩きはただでさえ難易度が高い。
人にはウィンカーが付いていないから、どちらへ行きたいのかがわからない。だから、歩くときはかなり気を遣う。アンテナを立てる。変な人間に遭遇した時のために神経も尖らせる。
そうして頑張ってあるくのだが、周りにはお構いなしにスマホを見ながら歩く人が沢山いる。ただフラフラしているだけに見える奇行種もいる。こちらが人を避けようとして歩いている方向にわざわざ向かってくる人もいる。
しんどい、もう無理だ。
目当てのマニキュアを引っ掴むと急いでレジに向かい、そのまま振り返りもせずルミネを出て電車に乗った。
気楽なはずの寄り道さえこんなにしんどいとは。
いつからみんな前を見て歩かなくなったんだ。いつから人にぶつかっても平気になったんだ。
いつから、いつから、いつから。
コロナ前もそうだったのかもしれないけど。
本当に散歩しにくい街になったなぁと感じた。
多くの人が暮らしている以上、一歩外に出たら迷惑を掛けないよう配慮するのが当然ではないだろうか。
誰でもいい、人口の三割を異世界に転送してほしい。切実に。
これから先もこの街で暮らしていけるだろうか。本気で悩んでいる。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
B'zが好きだ。
ファンになってかれこれ20年になる。
子供の頃、学生時代、そして社会人になってからも彼らとその音楽は私の人生に寄り添ってくれている。
バケモノ級のシャウトに甘いルックス、初恋は間違いなく稲葉さんだった。
ギターがまるで自我を持って歌っているような、松本さんのギターソロにはいつもうっとりした。
出会いは7歳の頃、車に乗るときにはいつもB'zがかかっていた。
love phantomからのlove me i love you、easy come easy goと続くベストアルバムのセトリ。
子どもにはちょっと刺激的な歌詞もあるが、親は私が聴きたいと言っても、たまに口遊んでいても咎めることはしなかった。
教育上良くないからと漫画やアニメは見せてもらえなかったのに、ちょっと不思議である。
その頃の私のお気に入りはblowin'。
B'zの定番曲の一つだ。
昔のB'zは特に、テンポの良さと独特な言い回しが特徴的だったように思う。ひとつになりたい、胸に飛び込みたい、かなりセクシャルで生々しい表現も多い。
しかし、なぜかそこにいやらしさを感じることはない。今でも不思議に思うのだが、普通の人が簡単に口にできないフレーズが自然と曲の中の世界に溶け込んでいる。
"愛しい人よいかないで 誰にも目を逸らさないで
愛のタネで生命の花咲かせて
ムキ身のままでまっすぐDive
息をぴったり重ねてJive
あなたの中でビュンビュンほとばしる
ミ・ヤ・ビなSPLASH"
『SPLASH!』より
"怪物に心をバリバリ食い散らかされて
思わずあなたを奪っちまったんだよ
この広い世界の中2人しかいないような
寂しさ噛み締め胸掻きむしる"
『ピエロ』より
稲葉さんの詩には、愛しい人を求める切実さが表れている。それは生物としての本能だ。まさに剥き身の歌を歌うのである。
そして何より、松本さんの作るメロディが耳を捕らえて離さない。脳髄に直接染み込むリズムと旋律、美しくて悲しい、それでいて力強いギターの音色。
最近は他のアーティストを聴いていたのにB'zについて話したくなったのは、この間サブスクが解禁されたからである。
恥ずかしながら朝のニュースで知って、思わずその場で拍手して喜んだ。
早速アーティストを検索し、思い出の曲をダウンロードする。初めに入れたのは『裸足の女神』だった。
"Oh my 裸足の女神よ
キズを隠さないでいいよ
風に消されることのない歓び探そう
Don't you cry my 裸足の女神よ
ひとりで泣かないでいいよ
心から誰かにほほえむ
君の肩を引き寄せたい��"
『裸足の女神』より
あぁ、この曲。
誰も見てくれていないって孤独を感じるときに、どれだけこの曲に救われたか。
優しい歌詞に泣かされそうになりながら、必死に前を向いて頑張った、そんな思い出が蘇ってくる。
私はこれからもきっとB'zを聴いている。
この宝石みたいな曲をお守りにして、明日も生きていく。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
日曜日はお休みしたので、今日からまた日記を再開する。
これを始めて1週間とちょっと。
流石にそろそろ方向性を決めていきたいとは思う。
このまま徒然なるままに筆(指)を走らせてもいいのだが、それではモチベーションが上がらない。何事にも目標や目的は必要だと思う。
昔は本の感想や映画の感想をブログに書いていた。
しかし、あまりに書く時間が取れなかったのと、中途半端なものを出すわけにはいかないという変なプライドが邪魔してやらなくなってしまった。そんなに見ている人も居なかったのだし、もっと気軽に取り組めばよかったとちょっぴり後悔している。
他にできるとすれば、、よくある服やコスメ、アクセサリーのレビューとか。
だがしかし、私は服やコスメに興味がない。
人間として認識してもらえる程度の装いしかしない。色々と買い込んで物が増えるのが嫌いだからだ。
自分が綺麗になる代わりに、「汚部屋」にしてしまったのでは、大家さんに申し訳がない。そして、やっぱりそれは自分らしくない。
意を決して大海原に漕ぎ出したものの、見渡せど寄る辺は見えてこない。早くも暗礁に乗り上げてしまったか。
しかし、書いてやろうという思いを持つことで、自分の見ている風景にいくつもの発見があった。今まで、自分がいかに物事の一面しか見ていなかったかを思い知らされた。
そして、少しだけ人に優しくなれた。
明日もなんだかんだこのページを開くんだろうか。楽しければまあいいか。
3 notes · View notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
昨日は日記をサボってしまった。
ただ、物事は順調に進み、ちょっと嫌なこともあったが、おおむね良しと言ったところで1週間が終わった。
12月は旅行に行くことになった。
ワクチン接種も終わり、GoToで混雑する前に行ってしまおうという話になった。まだ一度も行ったことがない場所である。今から少しワクワクしている。
生まれてからこれまで、旅行という旅行をしたことがない。
家族と親戚の家に行くということはよくあったが、縁もゆかりもない場所に旅行に行くということがあまりなかった。
そもそも、子供の頃から行きたいところに行き、したい体験をし、欲しいものを手に入れることに興味がなかった。小学生の頃はお小遣いがなかったし、中学高校では付き合いや学校で必要なものの出費でお金がなくなった。
着たいものも身につけたいものも、これといって特になかった。だから、大学入学間近の年に、自分で服を買ったことがないと言うと驚かれた。それまでは親が買ってきたものを適当に使っていた。
だから、初めてバイトをした時も、社会人になった時も、「自由」を手に入れて喜ぶ同世代を尻目に、奴隷生活の始まりかと私はうんざりしていた。
人間は生きるだけでお金がかかる。
頼んでもいないのに勝手なサービスを押し付けられ、誰かのために生きることを義務付けられる。生まれた時から同意もしないのに社会に参加させられる。
人と一緒にあることを良しとし、独りであることを悪とする。金という存在は、私たちの命を質に取り社会に縛りつける。システマチックなこの社会は、外敵からの安全を保証してくれるが、同時に生きづらい環境を作り出した。そして、人が人であることを忘れてしまうようになった。
ここまでくると、危険思想に見えてしまうだろうか。大学生の頃は、ただほんわかとそんな囲いの中で生きていくのは嫌だなと感じていた。一時はどうやったらその柵を越えられるだろうと本気で考えた。
私は今もまだ社会の中で生きている。
とんでもなく窮屈だなと思いながら。
居場所がないと感じながら。
それでも世界を楽しむ方法について考えながら。
みんな多かれ少なかれそんな思いを抱いているのだろうか。
これからも人生は続く。
小さく静かな葛藤は続いていく。
0 notes
hajimelilly · 4 years ago
Text
何気なく筆を執る、それができるようになった気がする。
少し前まで画面を前にすると固まっていたけれど、今は肩の力を抜いて気楽に書いている。
適切な言葉を用いることも、起承転結を作りながら上手くまとめるのもまだできない。
しかし、それはひたすら書き続けることでしか身に付いていかない。
書くことを考えているうちに、気付いたらうたた寝をしてしまっていた。
今日は特筆すべきこともない、穏やかな1日だった。
それは幸せなのか、はたまた不幸なのか。
感情が揺さぶられる程のものに出会わず、何となく1日を過ごしてしまったということなのだろうか。
書くことがないので、最近ハマっている遊びについて書こうと思う。
あだ名付けゲームという。
家から一歩外に出ると、色々な人に遭遇する。
大抵は害もない人たちばかりだが、中には歩きスマホでぶつかってきたり、わざと押してきたり、機嫌が悪いのか罵声を浴びせてくる人がいる。
前までは、心の中でありきたりな悪態を吐いていたが、最近は一捻り二捻りほど加えたあだ名を付けるのに励んでいる。
退屈が紛れるし、比喩の練習にもなるし、考えているうちにイライラ気分が薄れてくれる。一石三鳥である。
例:
【追尾型ミサイル】・・・改札を通ろうとしていた私を、猛スピードでぶつかって横入りした挙句改札に引っかかり、無事に改札を出られた後も当て付けに私にぶつかってきたオバ様
生活していると、何かしらネタが落っこちている。
日記を始める前の日常は、体や心を消耗しないよう、嫌なことはすぐに記憶から消すよう心掛けていた。また、無闇に傷付かないよう心の感度を下げてもいた。
だけど、こうやって日記のネタにしてしまうことで昇華してしまう方が健康的だ。
嫌だと感じたことから逃げず、正面から向き合って成仏させる。
記憶を消すのが不可能であれば、心のデトックスとしてこれ以上の方法はない。
さて、明日はどんな出来事に出会えるかな。
0 notes