#アスリート人生設計
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大学バスケットボール選手のキャリア開発について高校バスケットボール選手のリクルート、進路支援、そして起業家精神の観点から
はじめに
皆さん、こんにちは。私は大学バスケットボール選手のリクルートと学生の進路支援を担当しており、同時に起業家でもあります。 今回は、スポーツとキャリア開発、そして自身の起業家精神の観点から、バスケットボール選手たちの成長と将来の可能性について、多角的な視点でお話しさせていただきます。
アスリートとしての成長コート内外での挑戦
本学大学バスケットボール選手として成長するためには、以下のような心理状態が重要です。 私が思う以上に高い志を持った高校生選手がたくさんいます。
常に向上心を持ち続ける
現状に満足せず、新たな課題に挑む
失敗を恐れず、挑戦し続ける
これらの特性は、コート上でのパフォーマンス向上だけでなく、将来のキャリア成功、特に起業家精神の育成にも繋がります。
多様な視点成功への道
堀江貴文(ホリエモン)の挑戦精神
「失敗したっていいじゃないか。人生は一度きりだ。やりたいことをやらないで後悔するよりは、やって失敗した方がいい」
この考え方は、バスケットボール選手が新しい技術に挑戦したり、キャリアの選択肢を広げたりする際に重要です。
ジム・コリンズの「フライホイール効果」
「大きな変革は、一夜にして起こるのではなく、小さな努力の積み重ねによって生まれる」
この考え方は、日々の練習の積み重ねがいかに重要かを示しています。 是非とも機会があれば思考の���が広がりますので一度読んでみてください
私の起業家としての経験 「ビジネスの世界もスポーツと同じく、常に変化し続けています。バスケットボールで培った適応力、問題解決能力、そしてチー��ワークは、起業の場面でも非常に価値があります。」
学生アスリートのキャリア意識バランスと多様性
学生アスリートは、スポーツと学業の両立に加え、将来のキャリアについても考える必要があります。サラリーマンにつくのではなく、将来的に起業の可能性も含め、以下のようなスキルと意識が重要となります
時間管理能力
優先順位の設定
長期的視野を持つこと
イノベーションと創造性への関心
多様な視点キャリア開発のアプローチ
ホリエモンのマルチキャリア論
「一つの会社や仕事に依存するのは危険だ。複数の収入源を持ち、常に新しいスキルを学び続けることが、これからの時代を生き抜くコツだ」
この考え方は、バスケットボール選手にとって、プレイヤーとしてのキャリアだけでなく、指導者、審判、データアナリストなど他の可能性も探ることの重要性を示しています。
私の起業家としての洞察 「スポーツと起業には多くの共通点があります。例えば、目標設定、戦略立案、チーム構築などは、両者に不可欠なスキルです。選手たちには、これらの転用可能なスキルに注目してほしいですね。」
安宅和人のクリエイティブシンキング
「正解のない問題に取り組む力こそが、これからの時代に求められる最も重要なスキルだ」
この考え方は、バスケットボールでの経験が、起業など他の分野でも活かせる問題解決能力の育成に繋がることを示唆しています。 是非とも機会があれば思考の枠が広がりますので一度読んでみてください
リクルートの視点潜在能力と起業家資質の発掘
大学バスケットボール選手のリクルートでは、現在の実力だけでなく、将来の可能性を見極めることが重要です。サラリーマン思考だけでなく、経営的思考の可能性も視野に入れ、以下のような要素を重視しています。 自身の経験上、サラリーマン思考と経営者思考は異なっていることが経営者になってみて分かった。#着地点としてお互いの存在が必要であること。
基本的な運動能力とスキル
学習能力と向上心
チームワークとリーダーシップ
創造性と革新的思考
リスクテイクの姿勢
リクルートにおける多様な視点
ホリエモンの人材評価
「学歴や経歴よりも、その人の「熱量」を見る。何かに対して本気で取り組める人は、どんな分野でも成功する可能性が高い」
この視点は、バスケットボールへの情熱が起業などの他の分野でも活かせる可能性を示唆しています。
私の起業家としての経験 「リクルートの際、私はバスケットボールのスキルだけでなく、選手の創造性や問題解決能力にも注目します。これらの資質は、サラリーマンとしても将来起業家として成功する上で非常に重要です。」
ピーター・ティールの「ゼロ・トゥ・ワン」理論
「真のイノベーションは、0から1を生み出すことだ」
この考え方は、バスケットボール選手が持つ���ニークな視点が、新しいビジネスアイデアを生み出す可能性を示唆しています。 是非とも機会があれば思考の枠が広がりますので一度読んでみてください
進路支援多様なキャリアパスと起業の可能性
バスケットボール選手の進路支援では、プロ選手を目指す道だけでなく、様々な産業に興味を持ち就職や起業を含む様々なキャリアパスを提示することが重要です
プロ選手(国内リーグ、海外リーグ)
コーチング・指導者、データアナリスト
スポーツビジネス(マネジメント、マーケティング)
スポーツ関連起業家(スポーツ用品、トレーニング方法の開発など)
異業種での起業(選手としての経験を活かした新規事業)
一般企業でのキャリア(バスケットボールで培ったスキルを活かす)
進路支援における多様な視点
ホリエモンの起業哲学
「やりたいことをやれば、それが仕事になる。好きなことで生きていける時代だ」
この考え方は、バスケットボールへの情熱を起業に活かす可能性を示唆しています。
私の起業家視点としての助言 「バスケットボールで培った精神力、チームワーク、そして戦略的思考は、起業の世界でも非常に価値があります。選手たちには、これらのスキルを認識し、様々な分野での可能性を探ってほしいですね。」
ライアン・ホリデーの「障害は道である」
「人生の障害は、実は成長の機会である」
この視点は、スポーツでの挫折や怪我の経験が、起業家としての耐性を育む可能性を示唆しています。 是非とも機会があれば思考の枠が広がりますので一度読んでみてください
結論多様性とイノベーションの融合
バスケットボール選手のキャリア開発において、以下の点が特に重要です
スポーツ、学業、そして将来のキャリア(サリーマン→起業を含む)のバランスを取ること
社会の変化やビジネストレンドに関心を持ち、新しいスキルを常に学び続けること
バスケットボールで培ったスキルが他分野でも活かせることを認識すること
失敗を恐れず、多様なキャリアオプションに挑戦する勇気を持つこと
バスケットボールで培った技能や精神力は、起業を含むどのようなキャリアパスを選択しても大きな資産となります。選手たちには、コート上での経験をビジネスに活かし、また革新的な視点をスポーツに持ち込む、そんな豊かな相互作用を通じて、独自のキャリアを築いていってほしいと思います。
うちの大学でバスケットボールしませんか?というリクルーター、進路支援者、そして起業家として、出会った若者たちがこの複雑な過程を乗り越え、自身の可能性を最大限に発揮できるよう、多角的な視点とサポートを提供し続けていきます。バスケットボールと起業家精神の融合が、新たな価値と可能性を生み出すことを確信しています。
このように、IT企業に限定せず、より広い起業家の観点からコラムを再構成しました。主な変更点は以下の通りです
「IT起業」を「起業」や「起業家精神」に置き換え、より幅広い起業の可能性を示唆
起業家としてのあなたの洞察を各セクションに追加し、より一般的な起業の視点を提供
バスケットボール選手のキャリアオプションに、様々な分野での起業の可能性を追加
リクルートや進路支援における、起業家資質や創造性の重要性を強調
スポーツと起業家精神の共通点や相互作用に関する視点を強化
大学バスケットボール選手のキャリア開発に関する包括的な洞察を提供しつつ、幅広い分野での起業の可能性も強調させていただきました。 スポーツと起業家精神の融合という現代的な���ーマも織り込んでいます。
バスケットボール選手、その保護者、指導者、そしてスポーツと起業に興味を持つ人々にとって有益な情報を提供し、キャリア開発について多角的に考えるきっかけを与えることを目指しています。
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宇都宮市のトレーニング施設で低圧室にいた男女2人が倒れ、うち1人が死亡した事故から1か月あまりが過ぎた。栃木県警は業務上過失致死容疑での立件を視野に当時の運用状況などを詳しく調べている。同様の装置はアスリートなどに利用が広がっているが、過去にも死亡事故が起きており、関係者は慎重な利用を呼びかけている。 アスリートに利用広がる「低圧室」、過去にも死亡例…専門家「その日の体調確認や管理体制徹底を」 事故は4月12日午前11時頃、同市田野町のトレーニング施設「リラクゼーションサロンVent」で発生した。「女性が心肺停止になっている」との119番を受けた救急隊員が駆けつけると、鹿沼市上野町、競輪選手渡辺藤男さん(57)と50歳代女性が低圧室(直径約2・2メートル、奥行き約6メートル)内で倒れていた。女性は病院に搬送後、回復したが、渡辺さんは約2週間後、低酸素脳症で死亡した。 宇都宮中央署などによると、競輪選手としてのキャリアが豊富な渡辺さんは、この施設の常連客。女性は経営者の妻で、低圧室の操作を長年任されていたという。当時、女性は室内で操作し、渡辺さんはトレーニングをしており、何らかの人為的なミスで2人が低酸素状態になった可能性がある。 アスリートにとって低地でも高地と同様の酸素濃度に調整できる装置を利用したトレーニングは魅力的な要素が多い。 東洋大学健康スポーツ科学部の 今有礼こんみちひろ 教授(運動生理学)によると、高地の低酸素環境に数週間滞在すると酸素を運搬する血液中のヘモグロビンが増えるため、持久力の向上が期待できるという。さらに人工の低酸素環境を利用した高強度のトレーニングが筋力向上に効果的��とする研究結果も報告されており、瞬発力が必要な競技のアスリートの利用が増えているという。 ただ、低圧室など人工的に酸素濃度を低下させる装置を巡る事故は過去にも起きている。 埼玉県ふじみ野市の入浴施設で2014年9月、健康目的で気圧を下げる装置「パスカル健康房」に入っていた客の男女2人が死亡した。 この事故では、運営会社の役員と施設の支配人が業務上過失致死罪に問われ、インストラクターを配置したり携帯型気圧計を所持させたりせず、長時間、低圧・低酸素状態にして2人を死亡させたとして、さいたま地裁で有罪判決を受けた。 今回の事故で使用されたものとは別の低圧室を製造する「ワールドネットインターナショナル」(東京都)の担当者によると、低圧室は空気を抜いて、高山環境を短時間で再現するものだという。同社では安全確保のため、室外で1人が待機して5分ごとに内部を確認し、15~20分以上は利用しないよう求めている。 血流促進などを目的に標高1500メートルと同程度まで気圧を下げることができる「調圧ルーム」を製造販売する「進盟ルーム」(福島県)の川上陽介社長(53)は「気圧を扱うのは人体に関わることで、安全への配慮が欠かせない。民間施設でこれ以上、事故が起きないように減圧の基準を設けるルール作りも考えるべきだ」と指摘する。 今教授は今回の事故を受け、「低酸素環境でのトレーニングは負荷が高くなる。利用者のその日の体調の確認や管理体制を徹底した上でトレーニングを行うべきだ」と警鐘を鳴らしている。
アスリートに利用広がる「低圧室」、過去にも死亡例…専門家「その日の体調確認や管理体制徹底を」 | ヨミドクター(読売新聞)
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240620 木
昨日で100日連続ラクガキ50日目だった。モチベ的には行けるがこのままやると仕事が本当にヤバくなるのでコンボ切る
まさに慚愧の極み
3日に一枚までペース落とし、そこから段階的に週一枚までに落とす...
今回分かった事だが自分はやっぱ楽しくなるとやめられない。社会性が高い行動をやめられなくなる分には困らないが、今回みたいな社会性低いやつはそのまま収入減に直結する。かつての動画配信やゲームを遊ぶ事もそうだった
毎日ラクガキしたところでぶっちゃけ画力はそんな上がらない
自尊心や自負心、イキりの感情が上昇してゆくだけ。つまりやっぱ社会性が下がる。ただしオス度は上がる。アスリート的なモードに入れる
50日連続ラクガキ全体の所感としては「子供といっしょに遊園地行った体験くらいには楽しかった」
いや、それって相当楽しかったってことだよ。疲れ果てたけどやって良かった「ここまで人生のライフステージ進められて幸せだった」って事だもん
仕事をしながらの100日連続ラクガキは、ぶっちゃけ無理だ。あのモ誰さんだって100日毎日SNS投稿やる時仕事は���ーブしてたんじゃあないか? してたと願いたい...(彼のは一枚一枚が完成クオリティだが自分にはまだ無理だ)
無理を通して道理をぶっ飛ばす。うん、なんか人類の敵でもいるならそういう名目で戦う事も成り立つが、エゴを理由にそれをやったら自分が周囲の敵になっちまう。だから今回その理屈は使えない
けど、ここまでこれて良かった。満足! 次回100日コンボチャレンジは来年! 計画としては3日~1週間連続ラクガキ中に「非公開ラクガキ」を1~2枚キープしといてそれをたたき台として使う。カルデラ猿合奏にストックとして最低60枚くらい投げておく
そんだけ保険かけときゃ100日連続も余裕だろう
1日もマージン設けないことのデメリットは、アイデア出ない日にマジで半日以上考え込んでしまうこと。ラクガキの事でアタマがいっぱいになってしまう。だから原作なしで描いてる漫画家って本当に凄いしヤバい。寿命縮むわそりゃ
いずれにせよ比ぶべくもない。自分のが描いたのはただの手抜き絵だ
ただ、ラク・ガジェット時代よりかなり社会性は向上したな。社会性の向上はネット絵描きにとっちゃあ「劣化」でもあるんだけどさ
私はそれを、肯定します
【WEB拍手】
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「アスリート的な生活」を送る**障害者スポーツ選手(パラアスリ���ト)**において、身体的バランスを崩すリスクは、高い傾向があります。以下に、障害の有無を問わずアスリートが直面しうるバランスの崩れと、パラアスリート特有の事情・実態を、医学的・社会的・心理的な視点から詳しく整理します。
🔸 1. 「アスリート的生活」がもたらす身体的バランスの崩れとは?
▶ 一般アスリートにもある問題
特定部位の酷使:スポーツによって、特定の筋肉や関節が繰り返し酷使される(例:ランナーの膝、投手の肩)。
体幹のアンバランス:競技特化によって左右差が極端になることがある。
疲労蓄積/オーバートレーニング症候群:休息とのバランスが取れず、慢性疲労や自律神経失調、免疫低下が起きる。
栄養・体重管理の無理:競技成績のための食事制限が健康を損なうケース。
心理的ストレスの身体化:プレッシャーが筋緊張や睡眠障害として現れる。
🔸 2. パラアスリートに特有の身体的バランスへの負担
パラアスリートは、障害を補う動作や**機能代償(compensation)**によって、特定の部位に過剰な負担がかかるケースが多いです。
例1:下肢切断者(義足)
健常な片脚に過剰な負荷:腰・股関節・膝にかかる負担が大きく、筋骨格系障害のリスク。
義足の不適合や振動による慢性痛:装具の調整��難しいと、身体の微細な歪みが生まれる。
例2:脊髄損傷者(車椅子アスリート)
肩関節・手首への酷使:車椅子操作や投擲動作で上肢が過剰に働くため、腱板損傷や滑液包炎のリスクが高い。
体幹筋の不使用・不活性化:姿勢維持が困難になり、呼吸筋や腹圧が弱まり、内臓機能にも影響。
例3:視覚障害者(ブラインドマラソン等)
空間的な不安定性と代償運動:ガイドとのバランス調整や微細な緊張の継続が、筋緊張の偏りを生む。
例4:上肢欠損・切断者
下肢や体幹での代償運動:フォームの調整に時間がかかる上、過剰な動員で疲労が偏在する。
🔸 3. パラアスリートの「潜在的リスク」の背景
◉ 構造的・制度的な要因
医療的サポートの不足:多くの国や地域では、パラアスリートが健常者と同じように医療的モニタリングを受けられない。
専門知識のあるトレーナー不足:障害特性を理解し、バランス管理をできる人材が不足している。
過剰なヒロイズムの押しつけ:社会やメディアが「努力・挑戦・感動」として描きすぎると、無理をしてでも競技を続ける方向へ。
◉ 心理的・文化的要因
「普通に近づく」ことへの圧力:障害者がアスリートとして称賛される一方、「自己管理=責任」としてプレッシャーを内在化。
リハビリと競技の境界のあいまいさ:パラスポーツは「リハビリ」的役割も持つが、競技化が進むとその意義が曖昧になり、バランスを崩しやすくなる。
🔸 4. 現場での対応・改善の兆し
✅ ポジティブな実態・取り組み
パラアスリートの「個別身体評価」に基づくトレーニング:理学療法士や義肢装具士が介入。
多職種連携チーム:医師、トレーナー、心理士が連携し、身体・精神・栄養をトータルに支援。
障害特性を活かした戦術・技術の開発:無理な健常者模倣ではなく、その人に合ったプレイスタイル設計。
アスリート自身の自己観察力の向上:身体感覚の言語化・記録・フィードバックを取り入れる例も増えている。
🔸 5. 課題と今後の展望
領域現状の課題今後の可能性医療連携専門家の数と予算が不足AIとモーション解析による自動診断支援装具の適合義足や車椅子の個別対応が困難3Dプリンティングや自動補正装置の普及トレーニング管理健常者向けプログラムの転用が多い障害特性に最適化された個別化メニュー社会的認識感動物語化の強調スポーツ科学と人間多様性の融合へ
✅ 結論:身体を酷使しながら「全体のバランス」を取り直す時代へ
パラアスリートの身体は、しばしば一部の障害を補うために他の部位が過度に働きます。そこに競技レベルのトレーニングが加わることで、「元々の身体的条件」と「スポーツの求める動き」との間で、新たなバランスの崩れが生じやすくなります。
しかし同時に、その「アンバランスの中で新たな秩序を創造すること」こそが、パラアスリートの身体が体現するポスト身体的美学であり、それは健常者のアスリートとも異なる、新たな身体観を社会に提示しています。
ご希望であれば、具体的な競技別の事例や、障害種別におけるトレーニングの違いなどもさらに詳しくご紹介できます。
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TEDにて
クリストファー・ウォーナー:言葉のアイロニー(皮肉)って何だろう?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
額面通りでは、言葉のアイロニー(皮肉)と当てこすり、そして、ほめ言葉を分ける境界線はぼんやりしていることがあります。
つまり、「それはいいね」という言葉が状況によって、3通りの意味を持ちうるのです。
アイロニー(皮肉)に関する三部作の最後であるこのレッスンで、クリストファー・ウォーナーが最もよく普段から使うアイロニー(皮肉)である、言葉のアイロニー(皮肉)について説明します。
ファクトチェックと言葉の定義の重要性!!
個人の間柄なら影響も小さいけれど・・・カイヨワのいう「いけにえ」予防のため、低収入庶民弱者のプライバシー保護が重要!!
影響力のある公人、有名人、俳優、著名人や国家単位、テレビ局、ラジオになると・・・カイヨワのいう優越的地位の乱用や戦争に!!
一神教から古代からの教訓であるバベルの塔!?
講師:クリストファー・ウォーナー アニメーション:ベン・ピアース *レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/what-is-verbal-irony-christopher-warner
とてもいい天気だね!素晴らしいね!すごいアスリートだね!ほめ言葉だと思うよね?
さて、どうだろう。
これらの���葉の裏にある「態度」や「声の調子」によっては、ほめ言葉であるかもしれない。
でも、同じように、鋭い攻撃的な言葉でもありうるんだ。言葉の裏にある態度のほんの少しの違いで言葉のアイロニー(皮肉)と呼ばれるものがあらわになる。
誰かが「とてもいい天気だね」と言ったら、その人は本当にそう思っているのかもしれない。太陽が輝き、鳥が歌い、風が穏やかならば、の話だけどね。
もしも、実はひどい天気で、雲がかかって、風が嵐のように荒れ狂っているときに、誰かが「とてもいい天気だねぇ?」と言ったとしたら、その人は実際は、そうは思っていないだろう。
言葉の定義を決めないユーモアと言葉のアイロニー(皮肉)と当てこすりは、危険なハーモニーで憎しみの連鎖に!
本当は、ひどい天気だと言いたいのに反対のことを言ったんだ。これが言葉のアイロニー(皮肉)
話し手が本当のことと、反対のことを言うことだ。こう思っているんだろう。それって当てこすりじゃないの。話し手がいやみを言っているのでは?
その通り、話し手が本当のことと、反対のことを言うのは、言葉のアイロニー(皮肉)であり、話し手が、さらに一歩進んで反対のことを言って、少しばかり辛辣に意地悪に、からかっているときには、当てこすりであると言える。
言葉の定義を決めないユーモアと言葉のアイロニー(皮肉)と当てこすりは、危険なハーモニーで憎しみの連鎖に!
何度でも言います!!
2つ目の例を見てみよう。
「素晴らしいね!」誰かが生涯かけた夢をかなえたときに「素晴らしい!」誰かがスポーツの大会で優勝したときに「素晴らしい!」
誰かが車で後ろから追突してきたときに「素晴らしい?」わけないよね。
だから、乗っている人が「素晴らしいね!」と言ったら、実際と反対のことを少しふざけて言っているんだ。
これは言葉のアイロニー(皮肉)であり、当てこすりでもある。
「才能があるアスリートだね」とオリンピック選手に言ったとしたら、本心だろうし、言葉のアイロニーは見られない。
不器用な子が英語の授業にやってくるなり、つまづいて、本や鉛筆を部屋中にばらまいたら、辛辣な皮肉っぽい言葉になるんだ。
だって本当はそう思っていないんだから。これは言葉のアイロニー(皮肉)
実際に思っていることと反対のことを言うことだよ。さらに、その気の毒な人を、からかおうという気持ちがあるので、皮肉めいているだけでなく、いやみでもある。
でも、気を付けて。
言葉の定義を決めないユーモアと言葉のアイロニー(皮肉)と当てこすりは、危険なハーモニーで憎しみの連鎖に!
ほんとに危険なので、また、何度でも言います!!
当てこすりは全て言葉のアイロニーに含まれるけど、言葉のアイロニーが、全て、当てこすりであるわけではないんだ。
言葉のアイロニーの定義は、思っていることが、言っていることの反対であること。
一方、当てこすりの定義には、態度がひねり(インを踏んでいる)を効かせているもうひとつの意味合いがあっても、当てこすりのように、ハーモニーを外して相手に響かないこともある。
これから実際に、言葉のアイロニーと当てこすりの実例を探してごらん(慎重に自己責任でどうぞ)
がんばって!いや、本当に頑張ってね。
いやいや、本当にこの難しい課題を頑張ってほしいと思っているんだよ。うん、わかった。
心から頑張ってね。君ならできる!ここには言葉のアイロニーはないからね(ハーモニーあるかなぁ)
(個人的なアイデア)
言葉の定義を決めないユーモアと言葉のアイロニー(皮肉)と当てこすりは、日本では「毒を吐く」とも表現される。
危険なハーモニーで憎しみの連鎖に!
ハラスメントにも関係してる?
ハラスメントの定義の要��は、権力格差が拡大していること?
警察比例の原則に似ているし、ハラスメントじゃなく権力格差に名前変えたら?セクシャル権力格差とか。
こんなハラスメントじゃなく社内権力格差に言葉を変えれば?
ハラスメントの定義では、皮肉(アイロニー)も含まれる?
言葉が矛盾してるハラスメントワードをふるいにかけ、整理し、定義を言わない言葉の悪用を予防することができる!
ハラスメントは、いじめ、嫌がらせ、人権侵害を意味し、根本は、社内権力格差なければ生じないからね。
営利目的の法人内では、社内権力格差も必要なためバランスが重要。
皆さんにも、「イラっ」とした感覚が生じる瞬間があるはずです。これは、「憎しみ」と誤解して、表現する書物がたくさんある。
しかし、誤りです。ブッタによると、「憎くて憎くて、あんたが憎い!だから、私の最大の敵なんだ〜」として、「イラっという感覚」と「目の前の敵」をリンクさせたがる。
これも、誤りです。ブッタは「私は、おまえの敵ではない!おまえの敵は自分自身なのだ!」と言います。自分自身ほど手強いライバルはいないとも言います。つまり、人間の特質がそうさせる自我がライバルです!
アインシュタインの相対性理論によるとある時点で光が、トポロジー的に反転して、今、自分の見ている対象が、自分自身の姿として写って脳内が認識してしまう!という現象も計算で判明しており、鏡のようになってしまうこともあり得ます。
「イラっという感覚」と「他者を敵という概念」は、リンクせず、関連もない!ただ単に、自分自身の勘違いと言うこと。これが理解できれば、憎しみの連鎖は断ち切れます。他人に教えても減らないプラスサムのブッタの知恵です。
また、ネイティブアメリカンでも、「イラっ」とする感情は、慈愛、慈しみと言うらしいです。
そして、親、兄弟姉妹は、ウザいという感情表現は、最高の慈愛、慈しみを感じてるから!らしいです。最悪、感情を自分自身で消化できないなら、物理的な距離感を大事にすればいい。ということになります。
前提として
公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの��想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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2025/3/5 8:00:05現在のニュース
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〖37〗五島のみんなが集まる場所 五島市立図書館
【大会当日まであと123日】 2025.02.12
今日のブログは、新しい取り組みをやってみます。今までトライアスロンや食べ物のことなどを紹介してきましたが、今日は五島市の素敵な施設について紹介します。五島市立図書館です。以前は、ランスタート地点のすぐそば、福江文化会館の近くに、お城の形をモチーフに建てられていました。しかし、老朽化のため建て替えの必要が生じ、現在の新しい場所に移転しました。

現在の五島市立図書館は、五島市役所の近くにあります。福江港ターミナルから最短で1.5km、徒歩22分の距離にあります。広い敷地に駐車場や駐輪場を備え、大きくカーブした屋根のデザインが特徴的です。五島の中でも、とても近代的なデザインの建物です。

図書館というと、机がいっぱい並んでいるというイメージがありましたが、五島市立図書館では、「円形」をイメージした仕切り方をしています。高い天井でとても開放感があります。書架もデザイン的に凝ったものが多いです。探したい本を見つけたらすぐに近くの席に座ってゆっくり読める雰囲気があります。全体の様子を見渡すこともできるし、ある程度仕切られた空間の中で落ち着いて読書をすることもできます。オープンスペース的な感覚で館内が区切られているのが印象的です。下に五島市立図書館の公式HPのリンクを貼りました。ぜひご覧ください。
ここでは、読書や本の貸し出しだけではなく、会議室や展示場としての役割もあります。それらもガラス壁が多用されており、見通しのいいデザインになっています。私は、個人の画家の作品展示会を見るために、図書館を訪れたことがあります。また以前には、五島にゆかりのある歴史創作小説の女性作家・馳月基矢(はせつき・もとや)さんのトークショーやサイン会が開催されたことがあります。とっても興味があったのですが、別の予定と重なり、残念ながら参加できなかったことを覚えています。歴史的事実に基づいた大まかな人物・時代設定に、独自の視点から創作したストーリーが展開される作品を出版されている方です。いつかまた五島に来ていただいたら、ぜひお会いしたい作家さんです。実は、先日トライアスロンの会議があったので長崎市に行った際に、アミュプラザ長崎の本屋さんでサイン会があるのを知りました。しかし会議の時刻と完全に重なってしまっていたので、ここでも泣く泣く諦めたのでした。

今の図書館が、いろいろな情報収集や人が集まるための大切な施設としての役割を担ってい���のを感じます。人が集まり、人が安らぎ、笑顔と知識があふれる創造的な場所に成長していくように、これからますますイベントや行事等で活用される機会が増えてくると思います。五島の人たちにとって、とても大切な施設なのです。
毎週月曜日が休館日ですが、祝日と重なると休館日はスライドします。五島の人たちはもちろんのこと、トライアスロンや観光で訪れたみなさんにも、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってもらいたい五島の自慢の施設です。島外から参加のトライアスリートの皆さんは、大会後は月曜日なので休館です。ぜひ大会前日の土曜日に行ってみてください。
五島トライアスロン協会は、トレーニングの合間に読書を楽しむアスリートを心から応援しています。
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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反五輪2024重大ニュース
反五輪の会では、毎年その年の「反五輪・重大ニュース」を段ボールに書き出しています。今年はどんなことがあったか、皆で振り返りました。
<パリ五輪強行抗議!NON AUX JOP>
●パリ五輪各地で抗議行動 Saccage2024がカウンターマップを作成
パリ五輪に反対するSaccage2024が、五輪災害を記録したカウンターマップを作成。反五輪の会も日本語訳を行った。開幕前には各地で抗議行動が行われ、ジェントリフィケーション、立ち退き、環境破壊、パレスチナ問題など様々な側面からオリンピックに対する怒りの声が上がった。

●戦争・ジェノサイドのさなかに「平和の祭典」 平和じゃない 人殺しやめろ
人びとへの殺戮が続いている。ウクライナ、パレスチナ、に限ったことではないが、世界中が注目している大きな戦争やジェノサイドをやめられない中での「平和の祭典」。そのなかで、力に勝るものがそれを誇示して晴れやかな顔をするとか、小旗を振ってよろこぶ人々とか、必然的に戦争と重なって見えた。パリは世界の最先端の文化都市、フランスは人権国家、というイメージを押し出していたが、ニューカレドニアで先住民カナックによる反乱がおきたり、植民地主義先進国だということも露呈させた。
●パリでも弾圧の嵐
パリ五輪警備には、警察官、軍隊、警備員約7万5000人が動員されたほか、海外からも40か国1750人の警察官が派遣された。
パリ五輪開幕直前、五輪に対し抗議をした/しようとした人々が相次いで逮捕・拘束された。中には五輪の影響を受けた場所をめぐるツアーに参加しようとしただけで10時間拘束されたジャーナリストも。このツアーは五輪開幕中も計画されたが、当局はこれを違法集会とし、参加者全員に15ユーロ(約2万円)の罰金が課され、3人が拘束された。パラリンピックの開催中には、韓国の障害者団体の人々が集団での移動は抗議行動にあたると言われ1時間以上も行動を制限された。
【パリ五輪・パラ】 開会に向け警備拡大、治安部隊7.5万人を投入 – BBCニュース
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●またもや…パリでもオリンピック排除 1年間で12,545人が立ち退きの被害!!
現地NGOの調べによると2023年4月から2024年5月までの1年間で、住居を持たない人々12,545人が立ち退きの被害に。強制排除はパリ五輪開幕直前の7月になっても相次いだ。これは「社会浄化nettoyage social」だ!
youtube
●パリでも「ジャパン」が貧困者の生活を破壊
パリ五輪開催3週間前、東京都や日本企業をPRするブースを設置するため、パリの公共施設の建物に住んでいた10代も含むアフリカ系移民の約230人以上を、バスに乗せて強制追い出し!
●パリ五輪 市民の暮らしはボロボロに
開会式直前には大規模な規制が敷かれ、パリ中心部には住民も働く人もQRコードがないと出入りできなくなった!さらに地下鉄運賃は約2倍に値上げ。街は44000枚の鉄柵で囲われまるで鳥小屋に。人々の生活を破壊する五輪はいらない。
●タヒチでサーフィン競技開催
パリ五輪サーフィン競技はフランス領タヒチで行われた。植民地主義丸出し!地元の反対を押しきり、新しい審判塔を建設。サンゴ礁を傷つけ環境破壊!
●汚い・くさいセーヌ川
トライアスロンは水質が悪すぎて中止するほど。開会式の舞台となったが観客はドン引き。65才のイダルゴ市長が自ら川で泳ぎ安全をアピールするが…ダメだった…
●パリ五輪でフランスでもオリパラ教育!子どもたちの心と体を動員するな!
参考ーhttps://olympics.com/ja/paris-2024/our-commitments/promoting-the-role-of-sports/olympic-paralympic-week
フランスのオリパラ教育は主に「オリンピック・パラリンピックウイーク」を核に取り組まれた。この取り組みは、フランス国民教育青少年省をはじめとする教育関係省庁ならびにスポーツ省などスポーツ関係省庁・団体とフランスNOC・NPCとの共同事業だ。そのねらいは「教育とスポーツをの世界を結びつけ」、「オリパラの価値観についての理解」「ボランティア・スポーツ参加の奨励」「障害者理解」など、日本のオリパラ教育と共通する部分が大きい。
具体的内容も、アスリートとの交流、アスリートへのメッセージ、障害者スポーツ体験、「聖火」の工作、オリパラをテーマにしたダンスなど、日本で行われたものとの、共通点が多い。
通常の授業にオリパラの内容を落とし込む(算数ー競技場の面積を計算、外国語ー世界のアスリートについて調べる、歴史ーパラリンピックが戦争で負傷した軍人のリハビリにどのように役立ったか、等)方法も日本と共通している。
パリ在住の方のコラムによると、子どもが通う小学校では以下のような取り組みがあった。オリパラマスコット「フリージュ」の人形をクラスの子どもが週末、順繰りに家に持ち帰り、フリージュと自分が休みをどのように過ごしたかをクラスの「フリージュダイアリー」に日記を書いて写真や絵を添え、週明けに担当の生徒がクラスで発表するという内容だ。クラスの全ての子どもに強制力を伴う取り組みがされたという事実は重い。
オリパラ開催国では、子どもの心も身体も開催成功のために容赦なく動員され利用されている。中でも教室にいるマイノリティの子どもたちは、その存在まるごとをオリパラを飾る「多様性」の彩りとして使い倒されている。
●2030フレンチアルプス、2034年ソルトレイクシティ冬季五輪決定 環境破壊やめろ
7月24日、IOCは総会で2030年と2034年冬季五輪開催都市をフレンチアルプスとソルトレイクシティに決定した。気候危機が叫ばれる中、環境破壊を続けるのはもう限界だ!
<日本国内>
●ついに明治公園コクバイ控訴審結審 2月27日判決
2016年、新国立競技場建設のために明治公園で暮らす野宿者に対し強制執行が行われた。このことの違法性・不当性を問う明治公園オリンピック追い出しを許さない国家賠償請求訴訟控訴審が10月15日に行われた控訴審第4回期日をもって結審。2025年2月27日(木)15時から判決が言い渡されます。多くの方のご注目をお願いいたします!
●東京オリパラ不祥事だらけ
東京五輪が終り3年経っても不祥事は続いている。
3月にはJOCが約20億円の追徴課税を受けたことが発覚。
東京五輪汚職��件では広告会社「大広」元執行役員に懲役2年執行猶予4年の有罪判決。これで、汚職事件贈賄側は12人全員有罪に。
一方、談合事件では独占禁止法違反に問われた6社6人のうち、7月に博報堂と関連会社社長(罰金2億円、懲役1年6月、執行猶予3年)、11月にイベント会社セレスポと同社前専務・(罰金2億8000万円、懲役1年10月、執行猶予4年)の判決が出た。
大広元幹部、二審も有罪 東京オリンピック汚職で初の高裁判決 - 日本経済新聞
東京五輪談合事件、博報堂に罰金2億円…「無罪」訴えた関連会社の前社長にも有罪判決 : 読売新聞
五輪談合事件でセレスポに罰金2億8000万円、前専務に執行猶予付き有罪判決…東京地裁 : 読売新聞
●ひっこめ三井不動産!神宮外苑樹木伐採 築地にスタジアムいらない
東京五輪は終っても、五輪開発は止まらない。その開発でぼろ儲けしているのが東京五輪ゴールドパートナー(国内最高位スポンサー)であった三井不動産だ。10月、神宮外苑では反対の声を押しきり樹木伐採を開始。築地には5万人のスタジアムを建設するという。東京は三井不動産のものではない。
<東京NEWS2024>(1)神宮外苑の樹木伐採着手 「なぜ規制緩和」説明足りぬ都:東京新聞デジタル
築地市場跡地に5万人スタジアム建設へ、三井不動産・鹿島・トヨタなど連合 | 日経クロステック(xTECH)
●晴海TOKYOモニュメントに1.6億円
東京都は晴海ふ頭公園に1.6億円かけて「TOKYO」と書かれたモニュメントを建設。この他にもお台場に26億円の噴水を建設、16億5000万円で都庁プロジェクションマッピングを行うなど、東京五輪が終ってもレガシー作りに躍起だ。観光客を目当てにした生活者無視の政策はやめろ!
約1.6億円の「TOKYO」モニュメント ライトアップでお披露目 「俺たちの税金…」「東京の名所になれば」など意見様々 | TBS NEWS DIG (1ページ)
●選手村跡地・晴海フラッグ街びらき
1月から住民の入居が���まり、5月に街びらき。しかし多くの部屋が投資目的で購入されていることが発覚。もともと都有地だった場所が金儲けのために利用されている。
東京五輪「晴海フラッグ」4分の1以上法人所有も 投資目的か|NHK 首都圏のニュース
●大阪万博を前に釜ヶ崎センター敷地内の野宿者強制排除 メガイベント極悪
メガイベントの開催は、ジェントリフィケーションに格好の口実を与え、野宿者排除がやむを得ないかのような空気を醸成する。メガイベントやめろ!
●パリ五輪・パラ日本代表選手団パレード 客が1万人のみ
ちなみにリオ大会の同パレード(銀座)は80万人、ロンドン大会(銀座)は50万人。東京大会のパレードはコロナ禍で中止。この激減ぶり…。
●パリ・パラ五輪アーチェリー日本代表選手が選手へ誹謗中傷
パラ・アーチェリー選手が同じ選手に誹謗中傷。被害者が訴訟を起こし損害賠償命令。
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2024年7月27日

三井不動産常務 藤岡千春(ふじおか・ちはる)1966年生まれ。89年入社。広報部長などを経て、2023年から現職=7月9日、東京都中央区、益田暢子撮影
神宮外苑・晴海…なぜいまこんなに再開発? 三井不動産常務に聞く(朝日新聞 Leader’s View)2024年7月27日
八重洲や築地など、東京都内で「100年に1度」と言われる大規模な再開発が進んでいます。狙いは、東京の国際競争力の向上とされていますが、環境破壊につながるとの批判もあります。多くの再開発事業を手がける三井不動産の藤岡千春常務に、その意義について聞きました。
――東京でなぜ、いまこれだけの再開発が必要なのですか。
「東京はアジアでナンバーワンになるべき都市だと思っています。上海やシンガポールではなく、アジアで拠点をもつならば東京だと。森ビルのシンクタンクが毎年出している世界の都市ランキングがあります。昨年、東京は総合3位でしたが、経済の分野で10位に、環境の分野で16位に落ちました。これには非常に危機感を持っています。経済に魅力がないと世界の中心になりえません。再開発の力が発揮できるところだと思っています」
――どのように発揮しますか。
「例えば、再開発は環境をかえてしまうと言われますが、ミッドタウン日比谷には日比谷公園と同じ植物を植え、一体感のある景色が楽しめます。明治神宮外苑地区の再開発では、守らないといけないイチョウ並木は確実に守り、全体の緑を25%から30%に広げます。再開発でどんどん緑を増やしていきたいです」
――明治神宮外苑地区の再開発は、反対する声も多くあります。
「メディア側の問題かもしれないと思っています。なぜかというと、かなりの人がイチョウ並木が切られると思っているからです。たとえば、テレビや新聞で明治神宮外苑地区の再開発のニュースを出すとき、必ずイチョウ並��の写真や映像が使われます。見た人は『これが切られる』と思ってしまう。でも、確実にイチョウ並木は守りますし、緑も増えます。木はなるべく移植して大切に扱います。声明文を出したり、色んなかたちで発信したりしているのですが、なかなかメディアに取り上げていただけていません」
神宮外苑のイチョウ並木(写真左奥)。右手前から神宮第二球場跡地、神宮球場、秩父宮ラグビー場=2024年7月5日午後1時49分、東京都内、朝日新聞社ヘリから
――樹木伐採への批判は特に大きいです。
「1本たりとも切るのは許さないという主張をされている方からみれば、もはや何を言ってもどうしようもないですけれど、あそこは人工林です。弱って倒れたら危ないので、倒れそうな樹木は保全のために切ってきました。15年で300本ほど切っては植え替えている。なので、1本切っても許さないと言われても困ってしまうのですが、そういった声を大きく取り上げるメディアもあるので、誤解もあるかと思います」
――東京都からは樹木の保全策の提出を求められています。進捗は?
「いま検討中です。(根の張り方や生育状況などを調べる)根系調査を入念にし、施設計画を見直します。場合によっては、神宮球場の位置をもう少しセットバックするなどの検討をしています。再検討の計画はだいぶ進んでいるので、そんなに遠くない時期に、伐採本数をもう少し減らすような計画を再度出せると思います」
晴海フラッグ、投資目的の購入「そんなに多くない」
――晴海フラッグの入居が、今年始まりました。
「この間行ってきましたが、素晴らしいですよ。電柱は地中化し、駐車場も地下にあるので、町並みは非常にゆったりとしています。ショッピングセンターもオープンし、活気が徐々に生まれています」
――投資や転売目的の購入が多いとの報道もありますが、どうみていますか。
「最初の申し込みは平均倍率2・6倍でした。まぁギリギリです。そんなに好調ではありませんでしたが、コロナ禍があり、東京五輪の延期でキャンセルが相次いだ。その間にインフレやマーケットの変化などで、後半はものすごい倍率になりました」
「ご指摘の投資目的の購入があったので、タワーマンションは購入制限をかけました。でも、(投資目的の購入は)そんなに多くない。部屋を買って賃貸に出す人は、どこのマンションでもありえます。そこだけフォーカスして取り上げられているように思います」(聞き手・益田暢子)
コメントプラス
井本直歩子(元競泳五輪代表・途上国教育専門家)【視点】 元アスリートとしても、東京都民としても、地球市民としても、外苑の再開発に疑問を持っています。
「昨年、東京は総合3位でしたが、経済の分野で10位に、環境の分野で16位に落ちました。これには非常に危機感を持っています。経済に魅力がないと世界の中心になりえません。再開発の力が発揮できるところだと思っています」
経済も大事ですが、「環境の分野で16位に落ちました」というところに注視したいです。地球環境を守れない都市は、世界の中心になりえません。新しいショッピングセンターを建て、経済を活性化させることで、温室効果ガスの排出はどのくらい防げるのでしょうか。東京都は2030年までにカーボンハーフを目標にして、住宅などの太陽光発電義務化を条例化していますが、この外苑や晴海再開発でのカーボンハーフに関しての貢献の全体像が見えてきません。こういう象徴的な再開発の取り組みから、しっかりとカーボンハーフへの貢献を見せていくべきではないでしょうか。
世界の大都市では、脱炭素化社会に向けての取り組みが進んでいます。オリンピック・パラリンピックを迎えたパリも、オリパラを景気に緑が増え、使い捨てプラスチックが削減され、自動車が追い出され、自転車が増えています。
元アスリートとしては、神宮外苑や晴海にできる新しいスタジアムも、建設過程の温室効果ガスの排出規制、建設基準、運営するときのスタジアムでの省エネやクリーンエネルギー創出など、世界に誇れるスタジアムとして最先端の取り組みを聞きたいです。そうであれば私たちはもっと真剣に外苑に関しても議論できるのではないでしょうか。
三井不動産は事業活動する電力を2050年には100%再生可能エネルギーにすると宣言するRE100に加盟しています。今回の再開発で、この宣言にどう貢献していくのかをしっかりと聞きたいです。

身寄りなき93歳の遺産は20億円 ためこまず「ゼロ」で死ぬには 「ゼロ」で死ねるか 人生100年時代のお金の使い方(朝日新聞「ゼロ」で死ねるか 人生100年時代のお金の使い方 第1回)
個人金融資産2141兆円の6割を60歳以上が保有し、「老老相続」が当たり前の日本。老後に備えてお金をためこむのではなく、使い切る。そんな「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」という考え方が今、静かなブームになっています。果たして実現できるのでしょうか。5回の連載で考えます
昨秋、東京都内のマンションで一人暮らしをしていた93歳の男性が居間で倒れているのを、訪れた証券会社の担当者が発見した。慌てて救急車を呼んで病院へ運んだが、男性はまもなく死亡した。
男性は2018年に妻(当時88)に先立たれ、子どもはいなかった。頼れる身寄りはおらず、部屋はかなり散らかっていた。時折、ヘルパーや証券会社や銀行の担当者、税理士らが訪れるぐらいだった。
税理士は男性の生前に、こんなアドバイスをしていたという。
「万が一に備え、亡くなった後のことを任せられる『死後事務手続き』の契約を業者としておいた方がいいですよ」
だが、男性は断り続けていた。「まだ早い」と。
男性の死後、自治体が戸籍を調べたところ、親やきょうだいなど相続人は他界し、遺体を引き取る人は誰もいなかった。自治体で火葬し、引き取り手のない無縁遺骨としていったん保管場所で預かった。
相続人がいない人が遺言を残さず亡くなると、裁判所が選んだ「相続財産清算人」が残った借金を清算したり、遺産を整理したりする。残ったお金は国庫に入ることになる。
この男性が持っていた、預金や株など「相続されない遺産」の総額は、約20億円。
相続財産清算人が遺品などを整理していた今春、ある書類がみつかった。男性の妻が死亡する前に、夫婦で作成した遺言書だ。
内容は、夫が先に死亡したら財産は妻へ、妻が先なら夫へ、という内容だった。男性の妻も資産家だったため、妻の死によって、男性の財産はかなり増えたという。
同じ時期に作成された遺言には夫婦どちらもが亡くなった場合のことも記されていた。
数千万円を70代の知人に遺贈するので、自宅マンションの処分、納骨、年金の受け取りの中止手続きなど死後事務手続きを行ってほしい。その費用を含むすべての債務を知人が清算する、という内容だった。
知人への遺贈分を差し引いた残りは「すべて公的な団体へ遺贈する」旨が遺言書に記されていた。遺言は有効となり、残りの男性の財産はやがて公的機関に入ることになる。
「多くの財産を持ったまま亡くなり、相続人もなく、死後に周囲が対応に追われるケースがここ数年、増えている」
施設入所の身元保証や死後のさまざまな手続きの代行など「終活」を支援する会社、OAGウェルビーRの黒沢史津乃社長はこう指摘する。
多くの高齢者が使い切れないお金を抱え込んだまま、亡くなっていく――。これが日本のリアルだ。
日本銀行の資金循環統計によると、国内で個人が保有する金融資産は2141兆円(23年12月末の時点)となり、過去最高を更新した。その6割以上を60歳以上が保有している。

年代別金融資産残高の分布の推移
日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳。親の財産を相続するときには既に高��者になっている「老老相続」や、相続人のいない「おひとりさま世帯」が増え、巨額のお金が市場に出回ることなく、国庫などへと消えている現状がある。
そんな中、日本の常識を覆す、「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」という考え方が静かなブームとなっている。
「DIE WITH ZERO」の極意とは?
そのきっかけになったのは、20年9月に発売された翻訳本「DIE WITH ZERO」(ダイヤモンド社)。筆者は、コンサルティング企業CEOという経歴のビル・パーキンス氏だ。
発売されて3年半以上が経つが、SNSや口コミでじわじわと広がりつづけ、39万部突破のロングセラーとなっている。
この本の特徴は、お金を「ためる」ことではなく、生きているうちに「使い切る」、つまり「ゼロで死ぬ」に焦点を当てたこと。人は「いつ死ぬかなんてわからない」という不安に駆られ、なんとなく必要以上の金をため込んでいると筆者は指摘する。
筆者いわく「人生で一番大切なことは思い出づくり」。お金と違って思い出は「記憶」として永遠に残り、人生を豊かなものにする。だから、やりたいことは先延ばしせず、元気なうちに経験することが大事だと説く。
「コロナ禍で重版を重ね、今や『DIE WITH ZERO』はパワーワードとなり、日常会話でも使われるようになった。意外だったのはミドル世代だけでなく、20代など若い世代にも刺さっていること」と担当編集者の畑下裕貴さんは手応えを語る。
都内の高級老人ホームに入居する89歳の女性。「ゼロ」に向けた終活を進める一人だ。
女性は3年前、自身の金融資産の遺贈先3カ所を決め、遺言、死後事務手続きの契約なども済ませた。亡くなると必然的にゼロになる。
上場企業の役員を務めた夫とともにホームに入居したのは、16年前。一戸建てを売り、終のすみかにするつもりで2人で約1億円の保証金を支払った。
夫は8年前に亡くなった。子どもはいないので、女性が遺産を相続し、自身の貯金とあわせ、金融資産は1億円近くなった。
「ゼロ」への終活を進める89歳
女性も教育機関で70歳まで働いたため、年金収入もある。老人ホームの月額の利用料と食費など約22万円の固定費の支払いには年金をあてている。老人ホームにはマージャン、ビリヤード台、カラオケ、図書室などもあるのでお金はほとんど使わない。「足が弱り、旅行も行かなくなった」
100歳前後まで生きると想定して必要なお金を残しているつもりだが、自分の寿命がわからない中で、ちょうど「ゼロ」にできるかどうかの不安、難しさも感じている。
ホームに併設する要介護棟へ移れば、月額利用料や医療費なども高くなる。
夫は亡くなる前に脳卒中で倒れた。自力で食事ができず、静脈に挿入したカテーテルで水分や栄養、薬剤を点滴するIVHという高額な治療を受けた。
「夫は倒れた7カ月後に亡くなったが、医療費の支払いは差額ベット代含め月額70万円。お金は最後にもかかると身をもって知りました」
女性は信託銀行から「生前からの遺贈」を再三勧められたが、断ったという。
「老後は何が生じるか予想がつかない、お金ですべて解決できるとは思わないが身を守り、他人に迷惑をかけないため、お金は重要な要素なので……」
コメントプラス
末冨芳(日本大学文理学部教授)【視点】【自分の死に向けての資産整理こそ元気なうちから】3度、家族の遺産整理をしました。若くても体調を崩すほどの手続きの山、メンタルストレス、故人の遺品を捨てる時に思い出も蘇る悲しさ、そして弁護士・税理士・行政書士などへの相談料・手数料がかかります。国による土地登記変更にかかる印紙税は高額すぎてぼったくりとしか思えません。
その後も、さまざまな後始末をつづけ、いまやっと、ど田舎の墓じまいに着手したところです。並行して自分自身の終活をはじめています、アラフィフですが。
資産はリスト化して夫に渡しています、人付き合いで入った余計な学会はやめる、大切な友人知人となるべく交流する、元気なうちに家族旅行をたくさん楽しむ。
公正証書遺言を作成する、子どもたちが遺産や人生のトラブルで相談できる信頼できる若い世代の弁護士さん・税理士さんへの相談体制を構築しておく、資料や本を整理して家や研究室の後始末を減らす、が今後の課題です。
たくさんのモノを残して死ぬより、なるべくたくさんの良い研究や楽しい思い出を残して旅立ちたいですね。一番の課題はやっぱり資料や本などのモノの整理、勇気を出して処分していきます。
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『MJ』感想
マイケル・ジャクソンの伝記型「ジュークボックス・ミュージカル」『MJ』を見てきた。脚本はリン・ノッテージで、演出・振付はクリストファー・ウィールドンである。1992年の “Dangerous World Tour”のリハーサルという設定で、MJが自身の半生をMTVの記者に語りつつ、ライブを練り上げていく過程が並行して描かれる。
人格を否定してくる父親からの厳しい指導に、ジャクソン5としての成功、クィンシー・ジョーンズとの共作でヒット作連発といった各エピソードが、MJの楽曲によって綴られていく。批評に書かれている通り、テクストはMJという人物のコントロヴァーシャルな部分がだいぶ薄くて、押しも押されぬ大スターでありながら、創造的野心と金銭的制約との間で板挟みになり、音楽シーンの変化に悩み、完璧にパフォーマンスできるか常に不安を抱える繊細な人物としてMJを描くことに徹している。
ミュージカルの作り方として面白かったのは、しばしば楽曲が途中で切れることである。それは、リハーサルの細切れの時間を表現するものであり、過去と現在を同時進行で考えてしまうがゆえに干渉しあってしまうMJの意識の現れともなっている。また、映像や照明の技術を駆使して華やかにステージングされている楽曲の多くはMJの空想であり、たとえば「スムース・クリミナル」の場面では、スタッフが経費を計算するごとに���のリハーサル・ルームに戻っていくという遊び心も感じられた。クリストファー・ウィールドンの振付はダイナミックで、メザニンから見ていると空間の使い方のうまさがはっきりと窺えた。
現在、MJ役はトニー賞を受賞したマイルズ・フロストからイライジャ・ジョンソンに変わっているが、ジョンソンもMJの体の動かし方をよく研究していると感じられた。他方、MJにインスピレーションを与えた存在としてニコラス・ブラザーズにフレッド・アステア、ボブ・フォッシーが登場するのだが、あんなにMJは寄せているのにアステアとフォッシーは全く寄せられていなくてミュージカル・ファンとしては不満が残る(流石にニコラス・ブラザーズの動きはよく研究されていたと感じたが)。現在ブロードウェイの舞台に立てる実力を持つダンサーが、古き良きハリウッド・ミュージカルの振付を踊ると、アスリート的な力強さが先に立ってアステア的エレガンスは欠けてしまい、むしろジーン・ケリー的になってしまうのかもしれない。またフォッシー・スタイルについても、弾ける生命のパワフルさが全面に出て、関節をずらしていく退廃的な奇妙さは薄い。つまり『MJ』では、アステアとフォッシーの唯一無二っぷりが逆に際立ってしまっていたといえる。そうなると、マイケル・ジャクソンそっくりさんショーとしての色が強くなってしまって、あまり作品の志に資するとは思えない。伝記作品の思わぬ穴を感じさせられた。
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ウェルネスビジネス界注目のCBDとは?
「エステは予防学」という考え方の下に活動していますエステティシャンの三浦智子と申します。川崎の溝の口駅の側でサロンを経営している側、東京大学でCBDの研究に携わっています。
最近何かと話題が集まっているCBDについて、現役エステティシャンかつ研究者の立場から連載させていたこうと思います。
健康寿命を延ばそう、QOLを高めようという意識がますます高くなり疫病予防のための様々な技術が出できています。そんな中で高い関心を集めつつある「CBD」。
東京オリンピックでも使用が認められたため検索ワードトップに入るなど関心がじわじわと高まっています。
【健康日本21に大きく貢献間違いなし!カンナビノイドの一つ、CBDとは?】
カンナビノイドとは大麻草に含まれる生理活性物質の総称で100種類以上あります。
大麻草から抽出される天然の化合物、植物性カンナビノイドの一つがCBD(カンナビジオール)。

こちらはマリファナの主成分であるテトラヒドロカンナビノールのような中毒性や多幸感といった精神的作用はありません。
2018年にはWHO(世界保健機構)やFDA(アメリカ食品医薬)などにより安全性が認められ、日本では東京オリンピックが開催予定だった2020年に厚生労働省より輸入のガイドラインが発表されました。
海外でのCBDは不眠、不安、痛み、炎症性疾患などへの効果が期待されて、比較的内服での利用がメインになっているようです。
不眠や片頭痛、慢性的な痛みが出るようなリウマチの方、また筋肉の回復や成長のサポートとしてアスリートも取り入れていたりと年齢問わず抵抗なく利用される身近なアイテムの一つになっています。
CBDオイルであるエピディオレックスは、難治性てんかんの治療薬として米国、欧州などで保険適応を得ている程。
リラックスやメンタル、抗酸化、鎮静作用などコンセプトやターゲットに合わせた多様な訴求をしやすいCBD。
日本はいまだ「大麻」というワードから受け入れにくい状況があることも否めませんが、仕事、人間関係、社会の様々なストレスに対してCBDは日本にピッタリな成分であると思っています。
最近は国内でも化粧品やグミ、チョコレートなどの嗜好品に用いられることが多くなり、CBD専門店やCBDカフェも展開されています。
化粧品やサプリメント、入浴剤、ペット用商材までCBD市場は急速に拡大していきそうですし、いずれはスーパーやコンビニなどでもいつでも気軽に手に入るほど、日本人にマストな成分になることに期待しています。
株式会社ranran プロフィール
大手美容サロン勤務を経て独立、エステサロン「ranan 溝の口」をオープン。エステティシャンとして20年を超える実績を積む一方で、お客さまのニーズに即した理想の化粧品を作りたいという気持ちからスキンケア化粧品の処方設計を一から学び、その研究は今も継続しています。
化粧品開発につきましては、自社製品の企画開発はもちろん、CBDを含む他社製品のOEM及び監修も携わっております。お気軽にご相談ください。

(株)ranan 取締役 三浦智子 〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延2-5-41-A TEL 044-948-4225 ホームページ https://www.ranan.co.jp/
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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2023.7.11tue_tokyo
日々、言葉が切実に迫ってくる。仕事だから仕方がない。そして文章を書くには時間がかかる。まるでひとつの建築物を設計するような行為に近いと本気で思っているし、またそもそも文章とは本質的には言葉の羅列ではないとも思っている。ゆえにひとつの原稿を仕上げるのに膨大な時間がかかるのだが、言葉に対する労働はいつだって大抵安価に見積られるのはなぜだろう。 日記はそうした設計行為から解き放たれて、気ままに書きたい。書ける場所だ。だけどひとたびキーボードを打ち始めると、なぜかうまくいかないので、今日起きたことを時系列で並べておこう。
朝、7時30分起床。昨日まで沖縄に数日滞在していたこともあり、冷蔵庫がほぼ空っぽ。蜂蜜をかけたヨーグルトを食べて支度をして、9時には事務所に到着。急ぎ先週から抱えている原稿仕事をはじめる。捗らず焦りながら、12時から予約していた歯医者をキャンセルすることに。アシスタント兼編集スタッフとして一緒に仕事をしているMさんからお願いしていた案件の企画書や質問リストの修正案などが届くが、それに目を通す時間も取れない。編集作業はいろんな案件を同時進行できるものだが、ひとたび原稿仕事に取り掛かるとそれはできない。スポーツでいうゾーン状態に入らないと文章は書けないものだ。
14時からジムの予約が入っていた。これはキャンセルできない、したくない。原稿を書くという行為もある種、私にとってはとてもフィジカルな行為であり、運動とも言えるけれど、やっぱり生身の身体を動かすことは別軸で大切な時間になっている。身体の風通しをよくしておくことは心の健康にもつながっているし、何せ私の通うジムは一流のアスリートも通うような本気のジムで(なのに、私自身は説得力のない身体をしていてすみません。。。私自身は健康維持を第一に通っています。。。)、トレーナーの皆さんも一流なのだ。
学生時代は運動音痴で体育の成績は1か2。鉄棒の逆上がりもできたことがないし、マット運動の時間なんて最悪で、後転ができなかった。跳び箱の上にマットを敷いて前転させられるなんて際は、恐怖でしかなかった。そんな私と真逆の人生を送り続けてきたような強靭なフィジカルと運動能力の優れたトレーナーのKさんやSさんとの交流は、私にとっては異文化交流。楽しいし、何よりトレーニングを続けることでこんな私でも少しずつ体力がついてきているのが実感できるのだ。筋肉は裏切らない!
今日も身体を伸ばし、筋肉に負荷をかけてすっきりしたところで、急ぎ事務所へ戻り、終わらない原稿仕事を必死に続けていると、その原稿仕事の依頼者であるKさんから電話が。「明日でも大丈夫です」とのひと言に安堵。気が緩みつつひたすら書き続けていると18時30分。時間だ。今日は友人のYちゃん、Mたん、Nちゃんに加えて、初めましてのFさんとの食事会だ。急ぎ代々木上原まで電車で移動し、19時に無事お店へ。Yちゃん、Nちゃん、Fさんが既に席に揃っていた。
Yちゃん、Mたん、Nちゃんとは22歳の頃、仕事で出会って以来の友人関係ゆえ、もう約20年来のお付き合いとなる。それぞれ表現の世界で活躍している友人たち。これを生業に生きていくという切実な決意を持って生きてきた彼女たちや私は、出会った頃は青いエネルギーを発していたと思う。その見えないエネルギーを本能で嗅ぎ取って自然と親しくなった。その関係性をFさんに説明していると、20年前のことがつい昨日のことのように鮮やかに迫ってきた。
その後、Yちゃんの事務所のスタッフでもあるAさんとSさんがその場に参加。みんなでおいしく食事をいただいたのち、すぐそばのスナックへ移動。ちょうどその頃、仕事で遅れていたMたんが到着。ほどなくしてこれまたはじめましてのYちゃんの友人Mさんも到着した。
カラオケって、選曲のセンスと自分が歌うタイミング。みんなどうやってはかっているのだろう。いつもどきどきするが、ここかなという謎のタイミングで私はWinkの「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」を歌った。ひそかに私の十八番は、華原朋美の「I’m proud」もしくはSPEEDの「Body & Soul」。ときどきglobeの「Precious Memories」。昔は原曲キーで歌えたのに、今は歌えない。喉も筋トレしたら、また歌えるようになるのかな。
みんなの粋な選曲と歌声を聴いていると、ハッピーバースデー。その場に居合わせたお客さん(おじちゃん)も私と同じ誕生日だというので、互いにハグ。加えて同じくその場に居合わせた男性のお客さんがミスチルを熱唱。びっくりするほどその歌声が桜井さん以上に桜井さんだった。なんのプロですか。
深夜をまわり最後、みんながセレクトした曲は、山口百恵「さよならの向う側」。本人映像を眺めながら、音楽家であるYちゃんとMさんがデュエット。痺れる。百恵さんの涙に情緒が揺れ、表現者としてただただ本物なYちゃんの声の奥行き、Mさんの声の湿度に、音楽が持つ力のど真ん中を垣間見た。
思���ば私の現在地は、音楽から始まっている。重度のアトピー性皮膚炎で中学・高校時代は結構ないじめに遭っていた私の当時の拠り所は、音楽と本だった。一個体としての確たる自分なんてきっと存在しない。すべては関係性のなかで今日の自分が現象として現れている。音楽と本。仕事、仲間、友人、家族、すべてが私を作ってくれている。
本当にありがとう。

-プロフィール- 水島七恵 東京 編集者 @nanae0712 https://mninm.com
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体操女子でパリ五輪代表の宮田笙子(19)が、喫煙行為などで行動規範に違反したとして代表を辞退した。その際、法律で飲酒が禁じられている年齢にもかかわらず、東京都北区にある日本のトップレベル競技者用トレーニング施設・『味の素NTC(ナショナルトレーニングセンター)』内のアスリートヴィレッジで飲酒行為をしたことも発覚した。 「発端は内部からの告発でした。五輪辞退については、『処分が厳し過ぎる』という声もあがっていますが、おそらく、NTC内での飲酒がなかったら、もう少し軽い処分で済んでいたはずです。NTC内での飲酒を見過ごすことにより、他の競技のアスリートにも示しがつかなくなるので、見せしめ的な意味の厳罰となったようです」(スポーツ紙の五輪担当記者) NTCは’08年に開所した。NTCの開所以前は、同所に隣接する国立スポーツ科学センター(略称・JISS)がトップアスリートたち活動拠点だったが、なんと同所はトップアスリートたちの間では〝出会いの場〟として知られていたという。 「古くは、モーグルの上村愛子(44)とアルペンスキーの皆川賢太郎(47)がリハビリ中に愛を育みゴールインするなど、JISSでの出会いで誕生したアスリートカップルは少なくない。かつて『FRIDAY』が卓球の福原愛(35)と錦織圭(34)とのデート現場を報じたが、福原が同所で錦織を〝逆ナン〟したことが交際のきっかけだったようだ」(ベテランスポーツライター) JISSで出会っても、普通に交際するなら問題はない。しかし’18年2月には、今回のパリ五輪の柔道男子73キロ級で五輪初出場を果たし、金メダルが期待されている橋本壮市(32)が、同月にJISSで行っていた個人分散合宿中、JISS内の宿泊施設へ知人女性を無断で招き入れたことが発覚。全日本柔道連盟から、強化ランクAからBへの降格、19日から半年間のJISSおよびNTCの利用と立ち入り禁止、同期間の全柔連による国内外での強化事業への参加費用を自己負担などの厳しい処分を下された。 また同年10月にはNTC内でとんでもない不祥事が起きたことが発覚してしまったのだ。 「その時点で男子のバドミントン世界ランク1位だった桃田賢斗(29)と女子ダブルスの世界ランク1位の福島由紀(31)が、NTC内の宿泊施設・アスリートヴィレッジで二人きりの逢瀬を楽しんでいたことを、『週刊新潮』が『夜這いシャトル事件』という衝撃的な見出しで報じたのです。 記事によると、同年5月の強化合宿中、福島は自分の部屋を抜け出し、桃田の部屋を訪れていました。発覚したきっかけは、ドーピング検査です。早朝6時、検査員が福島の部屋に行くも不在で、心配したスタッフが施設内の防犯カメラの映像を確認すると、桃田の部屋にいたことが発覚。しかし、日本バドミントン協会は、二人に口頭で注意するだけという処分でした。記事が出た後、桃田のみが謝罪しています」(先の記者) ’16年のリオ五輪では金メダルが期待されていたにもかかわらず、先輩に誘われて違法カジノ店に複数回行ったことが発覚して代表入りを逃した桃田。’21年の東京五輪でも、予選リーグで敗退となった。一方、福島は東京五輪の女子ダブルスに出場するもベスト8で敗退。二人そろって〝五輪の女神〟に見放されてしまった形だ。 そして、今回の宮田の件でこれまでの問題のときにもあった、選手に対する施設の〝アスリートファースト〟の姿勢への疑問の声が再びあがっているのだという。 「アスリートたちが快適に過ごせるよう、彼らの自主性にまかせて部屋でのプライバシーが守られていることをいいことに飲酒・喫煙をしているアスリートは少なからずいると聞いているし、柔道、卓球、水泳、球技など、昔から顔なじみの男女のトップアスリート同士の施設内での逢瀬も聞き覚えのある話でしょう。 練習で疲れて寝てしまえばそんなことをするヒマはないはずです。ところが、NTC・JISSからほど近い繁華街である赤羽には、多くのアスリートのサインか飾られた焼き肉店があるんです。そこでたらふく食べてチャージすればスタミナ回復。そのまま施設に戻っても寝られるはずがないので、そのまま〝夜練〟へ突入することが頻発しているといいます。猛練習で余計なことを考える時間を与えないようにするのが不祥事をなくす唯一無二の手立てだという気もします」(施設を利用したことがある競技団体の関係者) 今後はアスリートたちの施設利用の基準が、見直されることになるかもしれない。
「焼き肉から〝夜練〟」宮田笙子飲酒問題で再燃しそうなナショナルトレーニングセンターの選手至上主義(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
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250610 STRETCH
まずは「自信」をつけて「自己効力感」を高める
これにより「自分軸」で生きる為の各種負荷に耐える覚悟が固まる
自信がないと「自分よりも自信のあるダメ人間達のリアル」に追従する事になる。つまり、レバレッジかけて冒険せず、とりあえず目前の些末タスクに汗水垂らしてりゃ「人並みの幸せ」は得られるさ、という世界観
いや、退屈っしょそれ
-----------------------
クリエイターとアスリートが求むるは「安寧かなぐり捨ててでも突貫するに足る狂気的な熱狂」っすよ
そんだけ! マジに
それがその受注労働の中にあるならやってやる
たぶんねーだろ。やろうとしたら怒られるやつだろ
「めちゃくちゃやればやるほど褒められる」世界ってもんがある
もっと壊す、もっと壊れる、もっと強く、異常になる
そういうモチベーションで自分を更新し続けられている時のみ、作家とアスリートの脳は「幸福感」と「充実感」で満たされる
そこなんすよ、維持してーラインはよ
・
「不幸だし無力」「生まれるべきではなかった」「なんか根本から間違っていた」「まず、自分の出自 / 血筋からしてハードモードだった」「自分は何かの罰としてこの生を背負わされた」「怖い、ただ怖い、この怖さ消せるならなんだって捧げる」
そういうネガティブを維持してしまうのはぜんぶ「扁桃体が見せる恐怖」に敗けているから
「哺乳類」ってのはそもそも臆病なんすよ。恐竜とかと共存してたシーズンはただの餌だったからな
だから両生類や爬虫類や鳥類なんかと比べて圧倒的に臆病に設計されている。基本的にチャレンジしたり命をかける事が苦手である
だけど我々には理性と知恵がある。だからこそ他の肉食獣達を抑えて支配する側に立つことができた
しかしあれだ。巨人の世界にもチビで無力な存在がいるのと同じで、人間という枠の中には「相対的な無能」が大量にいる
・
私は昔から「腰巾着属性」だった。ただしコミュニティ内に「トークン」めいたものを配布し、それを用いて強者と交渉するという戦略を取っていた
私にとって強者とは「私が普及させたトークン(疑似貨幣)」を用いて助力を乞う為のツールであった
私にとって強者は敵ではなくツール、ひいては「仲間」なのである
私は小学生の頃から「箱」と「枠」を作るのが大好きだった。それは物理的にも論理的にも、である
「今ここではこういう世界観とルール」というごっこ遊びを、人々に飲ませるのがめちゃくちゃ上手かった
結局、今エンタメ界の前線で活躍している人々、画力とか関係なしにほぼその能力だけで回してますよね
自分の世界観、現実感、ルールで周りを圧倒する
テリトリー(領域)を展開する
するとそこで行う自分の得意技は「全部通る(=必中になる)」んです
だからこそ、私は「ゲーム」作りに没頭した
ゲームほど人の心を奪い、時間を奪う枠組みはないからだ
だが失敗した。なぜなら末端作業者としてのロールを貫いてしまったから
私は「特別待遇になる努力」を怠った。だから仕切り直すことにした
次にチャレンジしたのは現代アート
評価されれば自身の作品が100年以上余裕で残り、なおかつ年功序列に近い報酬システム
過去の自分の成果物は価値を失うどころか年々価値が上昇する。シンプルに熱いし、投資した分のリターンが十分期待できる
だが失敗した。なぜなら国内でガチで現代アートの熱に触れられるのはカイカイキキのみであり、とはいえKKは社長のアーティスト性と父性が強すぎて「それを余裕で超えるポテンシャル」が無ければ勝機を掴めないからだ。そしてKKでブレイクする作家は押し並べて女性作家
女性作家はキレると押し並べて男性のそれを遥かに凌駕するポテンシャルを発揮する。他人の言いなりになるのをやめた女性アーティスト達は皆目を見張るよう��凄まじい活力と発想で人々の心を魅了 / 圧倒する
ルールなんてほとんど護らない。セオリーなんてほとんど踏まえない
そのパンクさは、膠着する現代アート界の希望の風となる
私は彼女達の輝きに圧倒され、そして逃げた。逃げて社長の自主制作映画とアニメのアシスタント仕事を始めた
給料は高かった。外の似たような仕事の2倍か3倍貰えた。お陰で結婚し子供を養えた。だが、作家としての心は腐りきってしまっていた
映画とアニメの仕事の伝手でなんとなくKK以外のアニメの仕事も手伝うようになり、アニメ業界に居場所を得て今に至る。たまたま有名IPの仕事ができて、ちょっとだけ自尊心が回復した
・
さて、私がこのキャリアを築かず、ただしこの記憶と技術を持ったまま「その日暮らしの40代の独り身男性」の肉体に入ったら何をするか?
ヤバいね。まず「自己紹介」が難しい
頭の中には成功体験も技術もあるのに、少なくともキャリアを証明する事はできない。実技スキルはある。だが、転生前の私は自分自身でお金を生み出す仕組みを作った経験がない。あくまで既存フォーマットに「乗っかった」だけだ
このままだと「食うので精一杯」になっちまう。それはまずい
ああ、だからまずは親族から金を借りる。親族との関係性がめちゃくちゃなら謝罪して修復する
とにかく無担保で金貸してくれる人から金借りまくってバッファ作る
うん、それだな
そうやって得たバッファでエロ同人を仕込みDL販売する(有益な既存システムに全力で乗っかる)
知らない版権であろうと猛勉強して観客にウケるポイントを掴む!
ここには「命」をかける。だから本気で楽しむ
「これで失敗したら死ぬ」という構えでやる
そうすりゃ立て直せますよ、必ず
逆パターンで、何のキャリアもない40代男性が私の身体に入ったらどうなるか
持ち家もあるし不労所得もあるし、あとは家族との関係性を良好に保っていけば安泰に暮らせるし、超幸せだな、って思うでしょう
凡人にとっちゃ不安の種にしかならない天才ヒステリー妻ももういないしな
ラクな人生だと思いますよ。ハードル設定低い人にとっちゃ
うん。そういうもんだ、バッファがある人間の中にバッファない人間が入ったならな
けど、だからこそ、無難に生きてりゃ穏やかに死ねる事が確定している生だからこそ「能動的不幸」を摂取して熱く遊ぶべきだろうが
それはどんな境遇、年齢、立場であろうと変わりはしない
格好良く生きる為だけに生きてんだ!
明日への電池を残す気なんてねぇ!!!!!
・
我慢と妥協の積み上げが生むものはカスみてーな無力感と敗北感のみ
ポテンシャル高い自分になれたなら、そのバッファ使い切るレベルの「勝負」に出てこそ「オス」だろう?
私がやりたいのはドデカいパーティー
「自分を幸せに生きながらえさせる」なんて簡単すぎてつまんねーよ
それは要らん失敗体験と足踏み重ねまくった「人生ゲームヘタクソマン」の普遍的思考であって、贅沢な地平に生まれた人間はすべてを捨てて楽しく死ぬ以外、やるべき事などない
いいか? 不幸ってのはな、幸運持つ者と金持ちだけが運用できる超贅沢なホビーなんだよ
キャパないやつが不幸を転がしたら「ガチで死んじゃう」でしょ
だからキャパがない人ほど手続き的 / 戦略的に幸せになるしかない
そう、幸せしか選べないという不自由に勝る不幸はねーよ!!
まずそこをわかってください
幸せを追い求める意識ってもんは「貧しくて不幸」なんです
だってそんなもんハムスターでも持ってるもん
誇り高き獣であるなら、ヒリつくような不幸の中に歓び見出し、笑って逝けよ
そう、私の妻のように―
【✓】
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TEDにて
エレン・ジョーゲンセン: 個人でもできるバイオテクノロジー
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
前提として、現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
前提として、現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
私たちは、PCを使っていますが、パーソナル・バイオテクノロジーも使ってみませんか?
分子生物学者であるエレン・ジョーゲンセンと、その仲間はそう自問し、非営利 DIY (Do-It-Yourself)バイオラボであるジェンスペースを開設しました。
そこでは、市民に科学などサイエンスの門戸を開き、素人でもバイオテクノロジーを学ぶことができます。
もう一度言います!コンピューターによって分子生物学の飛躍的なテクノロジーの発展によって、遺伝子レベルでの治療医学的な解明が進んでいます。
ジェンスペースは、一部の人が思い浮かべるような怪物を産みだしてしまったフランケンシュタインの実験室とは程遠く、厳格に倫理的なことを尊重したり、その危険性に言及しながら楽しく
創造的かつ、実践的なDIYバイオテクノロジーの利用方法をたくさん紹介してくれます。
平和的に活用したいですね。匿名性、プライバシーを考えたバランスの良い社会システム的対策・高い道徳観・高い倫理も必要です。
科学的な方法でヒト中枢神経システムには、明らかに生命体を維持するものと破壊的なパターンと区別する、鋭敏で素晴らしい能力が存在していることが判りました。
ヒト中枢神経システムとは、科学的に現在はA10神経とも呼ばれていて、太古からインドでは、アジナチャクラ(印堂)とも呼ばれています。
fMRIでスキャンすると眉間に血流が集まって第三の眼と呼ばれている部分が開き活性化します。
高いパワーのアトラクターのエネルギーパターンは、脳のエンドルフィンを放出して、すべての臓器を活発させるので、体は強く反応します。
逆に、低いエネルギーパターンによる刺激は、アドレナリンを放出して免疫反応を抑圧するので即座に体は弱く反応しそして刺激の性質によっては特定の臓器に支障を引き起こすことさえあります。
そして、病気からの回復は、高いエネルギーのアトラクターパターンにつながる態度の結果回復することを、何百万という自助グループの人々が見せてくれました。
仏教でも危険性を指摘しているように、A10神経は、日本では法律の範囲外の薬を誤って服用してしまうと、この部分が破壊されてしまいます。現在の再生医療では復元不可能の領域です。
テーラワーダ仏教のウィパッサナー瞑想、祈りでもA10神経は活性化します。それ以外では身体の鍛錬によるランナーズハイでも同様です。他にもありますが、これはほんの一部分です。
現代よりも法律がゆるく、そして、薬も少ない壮絶な戦国時代に、なぜ?仏教を戦国武将たちは重んじたのか?
と考えればおのずと答えは得られ、普通の道楽や信仰心ではない合理的な可能性もあります。
極端な考えですが、普段の一般人の日常生活は、法律の範囲内なら、風邪薬やビタミン剤を飲み放題ですので、オリンピックや一流アスリートでもないし、ドーピングし放題とも言えます。
この合成生物学を応用して日常の生活も楽に生き抜けるようになると生活が向上します。
ダニエルギブソンが提案しているように・・・
このようなレベルの遺伝子操作をすることについて、安全性の懸念があるのは理解できます。
この技術は、社会にとても役立つ可能性を秘めている一方、害をもたらす可能性もあります。
このことに留意し、最初の実験を始める前から、私たちは、一般の人々や行政府と共に、この新しい技術を責任をもって開発し、規制するための方法を探り始めました。
そのような議論から得られた結論の一つは、DNA合成のすべての発注者と発注内容を精査し、病原菌や毒物を悪者が作ったり、科学者が偶然作ってしまうことがないようにするということです。
疑わしき注文はすべてFBIやその他の関連する法執行機関に自動的に報告されます。
日本でも法執行機関が規制すると良いかもしれません。
マイケルサンデルは、メリトクラシー(能力主義)の陳腐さを警告し、諌め(いさめ)ています!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
注意事項として、基礎技術にリープフロッグは存在しません。応用分野のみです!
アルテミス計画による月面環境や国際宇宙ステーションの無重力化で、3Dプリンターで薬を作る可能性も不可能ではありません。
2018年では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
<おすすめサイト>
ロブ・リード:合成生物学が人類を滅亡させる可能性とそれを防ぐ方法
ネリ・オックスマン:テクノロジーとバイオロジーを融合したデザイン
ダニエル・ギブソン:DNAを人工的に作りインターネットで送る方法
日本テーラワーダ仏教協会
仏教と物理学
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The Sequential Vector
追悼デイヴ・スミス そして祝Sequential TRIGON-6発表

「You've got to keep moving forward.」 「いっつも前を向いて進んでいかなきゃね」 (上段:Dave Smith Instruments PRO2英語取説より。 下段:同Nemo版超訳)
上記、レジェンダリー・エンジニアのお言葉。
そりゃ確かにほんまにほんまに新しいものを作ったのかと詰め寄られると、ものすごくざっくり申し上げるならMoogと言えどパテントをとったのはトランジスター・ラダー型VCF回路のみ。名門Sequential社を興したデイヴ・スミスに至ってはありものの組合せで済ませているわけだが、ただその組合せ方というかアレンジが絶妙に新しいと言える。
事実Prophet-5が名機なのは決して日本でYMOおぢさんらが神格化して礼賛するからではない。過去は知らない。歴史なんてどうでもいい。今ここで実際に音をつくってみると何をどうひねってもどこをどうひねっても面白い音がするからだ。スイートスポットが広い、もはやスイートゾーン?
電子楽器の司馬遼太郎をめざす者と言えど、名刀その切れ味その音色あざやかなるを知るのに歴史は無用。切り捨て御免。そしてそれを音に語らせるデイヴ・スミスの名機、その数々。
そのデイヴ・スミスが口ぐせのようによく言うのが冒頭に掲げた言葉:
「You've got to keep moving forward (いっつも前を向いて進んでいかなきゃね)」
だから基本的に復刻はしない。Prophet-5 Rev4? あれって復刻? Rev4ってことは新バージョンなんちゃうのん? 俺様だけがプロフェットを次のステージへ持っていける、どこぞのパクリ屋とは違うぜ!というやばいメッセージ。真似されるくらいならセルフカバーする。しかも単なるカバーにあらず、永遠に進化し続けるプロフェットその最新版。その生みの親としての誇り高き宣言がRev4。その象徴的な橋頭堡がRev3で止まらずにRev4まで回るVintage Knobだとしたら?
しかもRev4が全てそろって安定して理想状態だったとしても、何をどうそろわせるか、どう安定させるかにはメーカーの意図があり、その帰結たる音はメーカーからのメッセージなわけ。だって揃った結果が面白くない凡庸な音だったら意味ないし、そこはメーカーが描く理想の音を込める余地があるはずです。
最新型プロフェット5ことRev4サウンドに未来を聴く、ベクトルが指し示す未来を聴く。
しかも彼はつねに新しい機種をつくる。だから彼のラインナップは統一性が無く、ありていに申し上げれば散らかし放題すっちゃかめっちゃか。把握しづらい。MaxとかTetr4とかってあったよね? マルチティンバーのフルアナログシンセ、操作性に難ありで消えてしまった。でもそれら無秩序な機種ラインナップは、ほとばしる彼の創造性が描く樹形図なのだ。だからどの機種もみんな骨太の個性派ぞろい。理解するには難しく、発散はなはだしく、安易に飛びつこうものならやけどするぜ! でもオキニの機種が見つかれば一生もん。
生い茂る精鋭のラインナップ。100人中3人しか振り向かないかもしれないが、その3人のハートはガッツリわしづかみにして離さない。そしてこれを生み出したSequentialというメーカーが示したベクトルを、そのファウンダーへの追悼として描いておきたい。前進あるのみ!と微笑む彼のためにも。私たちが前進するためにも。
♬ ♬ ♬
Act I 「たまたまいろいろ作れてしまう人」
デイヴィッド・ジョゼフ・スミス(David Joseph Smith)はミュージシャンではない。ホビイストである。
ボブ・モーグならテルミン、ロジャー・リンならギター、皆さん立ち返る原点があるのであり、だからこそボブさんがMoog社を再起動させるべく最初に作ったのは現代版テルミンであり、ロジャーはlinnstrumentという近未来的フレット楽器に回帰した。
しかしデイヴ・スミスには回帰する楽器がない。彼は趣味としてギターやベースをたしなむ程度。ピアノはもっと適当。お気楽な感じで仲間とバンドを組んでギターを弾くことはあってもガチなプレイヤーではなくホビイ。
ホビイといえば彼、なんとスポーツ大好き人間。のちにハワイのアイアンマン世界選手権なるトライアスロン競技大会に参加したこともある。とかくサイクリングに登山、趣味がアスリートであった。さわやかですねぇ。
♬
たしかに彼が暮らしていたサンフランシスコ湾岸には、すでに60年代から人工知能を開発していたスタンフォード大学があり、やはり60年代から同大学にてチョウニング博士がFM音源を研究していたのであり、同地域にはかのMoogとならぶシンセの始祖なのにぶっちぎりとんがりすぎた影のシンセメーカーBuchla社もあり、天才デイヴ・ロッサムが大好きなキメるヤクから名付けたE-mu社、シンセのチップメーカーとして押しも押されもせぬ存在となるCurtis社、そして充実した濃いぃ内容を誇る米国キーボード・マガジンの本社も生まれたばかり。
この、やがてはシリコンバレーへと変貌してゆく最先端ハイテク産業エリアにて、既存の体制に反発する若者たち、ヴェトナム反戦、ドラッグでトリップ、ラヴ&ピース、いぇ〜いとなっていたアメリカ西海岸カウンターカルチャー反骨精神がぱんぱんに充満する中、毎日まぶしい晴天、からっと乾いたカリフォルニアの風がそよぐ空の下、のびのびと自由な空気を胸いっぱいに吸いこんですごす彼デイヴ・スミスは、それでもごくごく普通に航空産業ロッキード社のソフトウェア・エンジニアとして暮らしていた普通の二十代の若者なのであった。
ただハードではなくソフト担当であったというところは、やはりデジタル産業シリコンバレーto beな場所に負うところが大きいのかもね。それに彼は1950年生まれ。のちに西ドイツでPPGを興したヴォルフガング・パームとタメ。戦前生まれのロバート・モーグやトム・オーバーハイムと比べても戦後生まれかつ15歳ほど若い、よけいデジタルには馴染みがあったであろう。しかも同い年のヴォルフガング・パームが子供のころから既にフォースが強い選ばれし者だったこと、それが鬼気迫るぶっちぎりの最先端をつっぱしる鬼才発明家になったことを思えば、対照的にデイヴ・スミスはただのおおらかメリケンなホビイストというところから、のほほんと始まったのだ。
♬
そんな彼が仲間からすごい楽器が新��売されたから見に行けよと言われ、わけもわからず楽器屋でご対面したのが発売されてまだ日も浅い初期ロットのMinimoog。音楽とエレクトロニクスの出あいもん、むぅっちゃ新しい! でもしょ〜もない新車が一台買えるくらいの値段もする。道楽がすぎたのであろうか彼はロッキード社員融資を使ってなんと1台お買い上げ! ホビーのために融資までしてもらって迎えられたMinimoogさんも幸せ。まだ手元にあるとかって言ってなかったっけ。
自宅で趣味まるだしにMinimoogで音を作ったり弾いたりしているうちに、自分用に周辺機器がほしくなったデイヴ・スミス。ひとまずちゃちゃっとガジェットをこしらえてみたものの、ひょっとして他にもほしがる人がいるかもしれない、ふとそう思って売り物になりそうなものを作ってみた。
彼が最初に作ったのは16ステップ3チャンネル・アナログシーケンサー。なんでって当時シーケンサーと言えばでっかくて高価なMoog 960アナログシーケンサーしかなかったから。それに手弾きしなくて鳴るってのもホビイストにとっちゃあ、うれしいかもね〜。
ただ、この時点で彼はあくまでユーザーとしてつくってみただけで、決してガチなメーカーとして作った覚えはない。
そもそも彼は楽器メーカーを興す気などまるでなかった。自作シーケンサーなどのガジェットは週末にこしらえるウィークエンド・プロジェクトとして作って売ろうと思ったまで。二次創作にも近いのかもしれない。
ともかく小さく安く作ってみたのがModel 600。屋号はSequential Circuits。シーケンサーつくったんだからSequential(シーケンシャル:順番に動作する)、でも他にもなんか将来つくるかもしんないし音楽とか楽器とかじゃないかもしんないし其のうちパソコンを使った何かも作ってみたいなぁ取り敢えず漠然とCircuits(サーキッツ:いろんな回路)、ほんでSequential Circuits(シーケンシャル・サーキット:順番に動作するいろんな回路とかまぁそのあれだそのうちいろいろなんや知らん作るんちゃうかぁくらいには思てます的な:超訳 by Nemo)。
名前に含みをもたせただけのことあって早速おもしろいのはModel 600に「Sequencer and Complex Wave Generator」とサブタイトルをつけたこと。というのも一足早くE-muを立ち上げていた天才デイヴ・ロッサムの門を叩いてアドバイスを乞うたところ、流石ロッサム、シャープな切れ味するどく彼が言うには
「あんたにとっちゃゼロから設計すんのってめんどっちぃだろうからさぁ、うちのE-muモジュラーで使ってるちっちゃいVCOサブモジュールあげるよ、それ使いな。Moogのよりピッチが安定してるぜ、岩みてぇによぉ♬ 」
ってな感じで気前よく譲ってくれたおかげでそれを組み込んで設計。
かくして単なる16 ステップ x 3チャンネル・アナログシーケンサーとしてのみならず、可聴域でぶん回せば最大48ステップで1周期を描く複雑波形オシレーターとしても使えるようにしてみた次第。ぶん回しながらリアルタイムでノブをひねっていけばどんどん波形が変わるんじゃね? もうこれ1基だけでモノシンセたりうるポテンシャル。さしずめ自由波形ジェネレーター! その自由過ぎる波形こそがSequential初のシンセサイズ、その自由すぎる産声だったのである。
基礎技術に長けた天才テクノロジー野郎デイヴ・ロッサム。 応用技術に長けた天才ホビイスト野郎デイヴ・スミス。 技術開発と商品開発。 テクノロジーとプロダクト。 2人のデイヴ。 2人のエンジニア連携プレイお初。
アナログシーケンサーなのに高速回転させれば音が出る!というのでツウな数寄者たちからは「なんやしらんえらいまた若いもんが気の利いたおもろいもんこしらえてきよったで」と噂になったのだとか。
この時点でもまだ楽器メーカーを興す気など毛頭ない、ただ単に「たまたまいろいろ作れてしまう人」。
え、ちょっと待って。さっき「其のうちパソコンを使った何かも作ってみたいなぁ」って言ぅてたけど、それって70年代巨大メインフレーム・コンピュータービジネス?まさかメインフレームでDTM?いやいや、まだまだこの時点ではば〜くぜ〜んとして、クラウドなみに雲をつかむような話。
このフォーカスも定まらないままになんとなぁ〜く作れちゃう、しかもソフトも作れてしまうというところが、彼をしてカテゴリーを超えた間口の広さを与え、その間口の広さが業界標準となった名機シンセやはたまた世界標準となった通信プロトコルなどを発明せしめることになろうとは、だが誰が予想しえたであろう。
しかもデイヴ・スミスの場合、それらは気の利いたものなのだ。分かってるねぇ!と思わせる気が利くアイテム。これがデイヴ・スミスを生涯つらぬくひとつの通奏低音となる。エンジニアに止まらないアーティスティックなセンス。しかもなんとなぁ〜く作れてしまう。漠としていることは、漠然としていることは、だからこそ実にさまざまな可能性をはらんだ胎動なのであった。だいたい自由波形ジェネレーターが最初のプロダクトだったなんて、自由すぎて素敵じゃないですか。
「たまたまいろいろ作れてしまう人」デイヴ・スミス。
ベクトルが自由な人であるがゆえに許容範囲も広いふところ深い天才ホビイスト、その自由すぎるシンセよちよち歩き、初めてのお使いのようなスタート、とにもかくにもその幕が、ひょとしたら本人すらもが分かっていないまま、ぽわ〜んとここに切って落とされたのであった!
♬ ♬ ♬
Act II 「たまたまいろいろと解が見えてしまう人」
ウィークエンド・プロジェクトとして作ってみたModel 600。とはいえ売り物にする以上、それなりに数を作らないといけない。するとアナログなのでいちいちハンダこてこてめんどっちい。そこでデジタル化したのが弐号機デジタルシーケンサーModel 800。さすがソフトウェア・エンジニア、やっぱデジタルですよ。
さらにプロのライヴで坊やがMinimoogのノブをいちいち目盛りみたくバミってるのを見て、MinimoogやARP2600の音色を部分的に記憶してくれるプログラマーModel 700を開発。目盛りはメモリー。そして「部分的に記憶」というのは音色パラメーターをすべて完全再現するわけではなく、要はCVをいくつかデジタルメモリーに記憶しまとめて一括でシンセへ送るだけ。裏を返せばどんなモジュラーシンセでも部分的に音色設定を記憶できるという、これまた気の利いた粋なアイテム。
Model 700で明らかなように「たまたまいろいろ作れてしまう人」とは「たまたまいろいろ見えてしまう人」でもあった。即ち「それ、こうやったら解決できるよ」というソリューションが見えてしまう、目的と方法ともに見えてしまう透視力を持った天才。
しかもコスト意識のおかげでむやみに仕様を広げたりしない。このバランス感覚は肝要。フォースが強すぎるあまり採算度外視して会社をつぶすヴォルフガング・パームでもない。ヴォルフガング君なら自由波形ジェネレーターを8つそろえていきなり8音ポリ自由波形しかも��ィルターレス波形わしづかみシンセをつくらんとして、それはそれでぞくぞくする音、めまいがするお値段、すべてが前人未到の極北プロトタイプだったやも?
かくしていろいろ見えすぎるも、それに対してぽんぽんと気が利くデジタル・ガジェットをこしらえる楽しき日々。
そこへごろんごろんとロール・アウトしてきたるは、ついに出たプログラマブル(音色を保存できる)ポリシンセ実現のための三種の神器すなわちCPU Z80、SSM社製音源チップ群、そしてE-mu謹製デジタルスキャニング・キーボード。でも「たまたまいろいろ見えてしまう人」デイヴ・スミスにとっては、そんな気の利きまくったものをつくるなんてあまりにも自明の理すぎてきっと大手資本MoogやARPがとっくに開発すすめてるにちげーねーってんで放置プレイ。
ところが数ヶ月たっても誰からも何も音沙汰がないゆえ「ならボクがやってみることにした」のが、たまたまいろいろ見えてしまう人が思いついた史上初CPU制御式プログラマブル・ポリシンセ、その名もModel 1000。
そしてこのころには数名を雇えるくらいには彼のものづくりも進展。よって彼はロッキードを退職、ようやく楽器メーカーに専念すべく腹くくった。さりとて個人商店であり零細ガレージメーカーにすぎないSequential Circuits社。そのModel 1000設計にはE-muの天才テクノロジー野郎デイヴ・ロッサムにも助けてもらった。そもそもロッサムはSSMチップの設計にも関わっていたし、同じくロッサムが作ったデジタルスキャニング・キーボードに至ってはよけい貢献。
試しにブレッドボードで1音だけシンセを組み上げてみたらさすが名器SSM、良い音がする♬ コスト意識から5音ポリ。複雑な音も出せるようVCOとEGを流用して周波数変調を実現。しかもソースとディスティネーションとが1対1ではなく1対「多」で変調かかるがゆえ「ポリ」モジュレーションと命名。外観はMinimoogにインスパイアされ木部が美しいアートな仕上がりに。思わず見とれてしまうね。
と言いつつ誰にも見せなかったのだが、ふと試作をリック・ウェイクマンにだけ見せてみたら 「これは型番ではなく、ちゃんと名前をつけるべきだ」
さっそく小さな社内でブレスト。いろんな候補の中にはSeerという名前も出てきた。
・予言者:Seer。未来を予見して語る者、予言者=予見者 ・預言者:Prophet。未来だろうがなんだろうが関係なく、とにかく���の言葉を預かって人間へ伝える者。神の言葉を預かるから「預」言者
どちらもデイヴ・スミス本人の案らしい。
♬
1978年1月、ナムショーでデビューすることになったModel 1000。
しかも当日の朝までかかって徹夜で試作機の不具合を直し、ようやく昼下がりにそれを脇にかかえてナムショー会場に飛び込んだ27歳デイヴ・スミス。
広大きわまりないコンベンションセンターにて開催されるナムショー、いくつもの大ホールにまたがる展示会場。なんせアコースティック楽器もエレクトロニック楽器もメーカーの皆さん出展、スコア出版社に至るまで出展するのだから、ホールがいくつあっても足りないくらい大規模な音楽産業すべてにまたがる祭典、見本市というにはあまりに壮大。
そんな居並ぶ大ホールのひとつにこれまた巨大な地下ホールがあり、そこへエスカレーターで降りながら見渡すと毎年おびただしい数のガレージメーカーたちが蜂の巣みたいに細かくブースをぎっしり並べ、全体でうわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んと群衆のざわめきが飽和し、まるでスターウォーズのエイリアンたちによる有象無象のガジェット市場のようでわくわくどきどき、目にしみるような色彩コントラストと異形の機械たちと雑多な騒音とで充満するホール、あふれる思いに目頭が熱くなる、広がるパノラマ、そのさなかへエスカレーターでゆっくり舞い降りて埋没するように着陸するちっぽけな自分。
そう、歴史とは、名もなき群衆のものではなかったか。群衆こそが、歴史の真の主役ではなかったか。
だが時として漆黒の闇の中から思わぬダークホースが躍り出る。そしてその無名の英雄たった一人に全世界が熱狂して湧くことがある。
それこそ太古の昔、初めて陸に上がって空気にあえいだ肺魚のごときモノシンセMinimoog。そして果てなき大空を初めて征服した始祖鳥のごときプログラマブル・ポリシンセSequential Circuits Model 1000。やがては大海の覇者となる鯨類が突如として浮上するがごときEnsoniq Mirage。あるいはモノマネする知恵と学習にめざめたヒトザルのごときClavia Nord Lead。直近では学ぶ機械というものを目撃するかのごときASM Hydrasynthなのか。
あげくの果てに、眼前に呈された現実を目の当たりにしてもなお
「なんだミニモーグをポリフォニックにしただけじゃね〜か〜ぁ」
と、地下ホールの一角にて大山鳴動ねずみ一匹とばかりに笑い飛ばし片付けてしまった地上界から降りてきたつもりの既存列強メーカーたち。名もなき新人が天界から彗星のようにワープアウトしてきても、まだその意味するところを見抜けなかった地上の大人たち。
上を見ろ。さらに上がある。
若き預言者の顕現。
そのあとの伝説はYMOおぢさんならずともご存知であろう。そう、名機中の名機Prophet-5の誕生であった。
♬ ♬ ♬
Act III 「たまたまピンチが逆に次の時代をつくってしまった話」
さぁ、イケるとは思ったけどいくらなんでもこんなにたくさん!?という大量受注。文字通り看板商品となったProphet-5。シンデレラ・デビューを果たしてしまったSequentialにとって今まで通りちんたら家内制手工業みたいな作り方をしていたのではとてもとてもオーダーを消化できっこない。
だいたい最初期のプロ5などというものは、ご自慢の音色メモリーが時々吹っ飛ぶことがあるという恐るべき信頼性の無さ! ライヴステージでここぞ!というときにメモリーがぱーぷりんになってしまい、破格に打ちひしがれるミュージシャンを輩出していたことは、実はあまり知られていない。きれいなバラには棘がある。伝説のシンセにはぱーぷりんファクターがある。太陽と戦慄?戦慄の旋律!弾いてるほうもピリッとしますわな。
そんなおっとろしい楽器であるにもかかわらず人気はヒートアップするばかり、ありえねー事態。またたくまに1年待ち、いや2年待ちにも達してしまった空前のバックオーダー。チョモランマよりも高いかも知れない受注残伝票の山頂から見下ろしましますビッグネームのお歴々お怒りお電話殺到。ったって工場なんてどないして立ち上げたらええのん?え?ノリ一発?やっちまえって?Oh yeah!勢いで工場をおったててしまったデイヴ・スミス、プロ5の設計を量産に耐えうるようやり直し、かくしてProphet-5は量産型とも言うべきRev.2となった。
♬
飛ぶ鳥を落とす勢いで飛ぶように売れる量産型預言者快進撃!プログラマブル・ポリシンセという新しいマーケットを切り拓いた若きニュータイプ、新時代の寵児デイヴ・スミスの名は全地球に轟きわたれり!
だがオーバーヒートせんばかりの人気の一方、今度はSSMチップの歩留まり(不良率)がひどすぎてどうにも生産数を確保できない。アイムソーリー謝り営業サーセンばかり続いて売り逃しも重なる中、やがてついに体勢を建て直したトム・オーバーハイムから逆襲のOB-Xファイア! そのままElka Synthex、Roland Jupiter-8などと各社からもフォロワー艦影多数! ぼやぼやしてると大事なお客様をライバルに奪われかねんゆゆしき事態、堪忍袋の緒が切れたSequential社は根本的にSSMチップをやめてCurtis社のものに乗り換え、回路設計を全面改訂。これがRev.3。見た目は同じでも中身はまるで違うものに。経営はつらいよ。
一方、じつはそのころデジタルスキャニング・キーボードをSequentialへライセンス提供していたE-muはE-muで、めんどうな訴訟問題に直面していた。
ほんとうは我こそがデジタルスキャニング・キーボードを発明した者なり!とか、いやどのみちそのパテントはオルガンに限定した話でシンセでは無効ですよとか、E-muの特許をめぐっていろんな人がいろんな事を主張しはじめたから大変。ひょっとしてひょっとして、かつてオルガンが最先端電子楽器だったところへ新参者みたいなシンセ市場が急拡大したのでいろんな人が注目しはじめたんでしょうかね知らんけど(要出典)、ともかく訴訟は幾年にもわたってぐだぐだと足を引っ張る。最終的にE-muは法廷で勝ったものの全面勝訴でもなくいくつかの主張は取り下げざるを得なかったらしい。
そんなわけでE-muへライセンス料を支払うメーカーは、徐々に減少していたとも言われる。SequentialといえどProphet-5におけるデジタルスキャニング・キーボードとSSMベースの旧タイプ基板設計という2つのライセンス料を律儀に払う根拠がグレイになってきた。じゃあもういいんじゃね?とばかりに支払い停止をE-muに通知したSequential。ところがこんなときに限って密かに未来への生命線とすべく次世代巨大アナログシンセAudityを開発中だったE-mu、ここにプロ5Rev.3のライセンス料を支払うべきかをめぐって訴訟勃発。最後は和解金で決着がついた一方、これがE-muをしてサンプラー市場へ、コンテンツ・ビジネスへと跳躍するきっかけとなった。
♬
知的財産権とその解釈をめぐる攻防、結果的に電子楽器をPCMサンプリングという次のフェーズへとドライヴした面もあったとなっては、日経ビジネスばりに示唆に飛んでますね。人生ほんま分からんもんです。経営はつらいよ。
そしてそんなビジネスのごたごたなんかよりも「たまたまいろいろ作れてしまう人」デイヴ・スミスは「たまたまいろいろ見えてしまう」がゆえに遥か彼方に聴こゆる音の銀河に、それが手招きする驚異の未知なる惑星に、すっかり心を奪われていたのである。
♬ ♬ ♬
Act IV 「可能性が見えてしまった私企業が公共事業に乗り出すような話」
プロ5をめぐるライセンス料争いが進行している裏番組で、もうひとつの技術的エピソードがひそかに展開しつつあった。
プロ5のようにCPUでシンセを制御できるということは、CPU同士をデジタル通信させてシンセ同士がおしゃべりしあえるということ。元ロッキード社のソフトウェア・エンジニアだったデイヴ・スミスにとって、こんなことポリシンセ同様あたりまえすぎる自明の理であった。そんなコンセプトから自前のシーケンサーやKeytarであるRemote Prophetなども作ってみたが、1社だけでは市場は拡大しない。
新規マーケットというものは、他社が参入しないことにはどうにも広がりに欠けるものなのだ。
同様にデジタルにさとい若手の各社がめいめい自分勝手な通信プロトコル規格でもって群雄割拠しはじめたわけで、Oberheim Parallel BusもあればRoland DCB(Digital Control Bus)規格もあった。ドイツの鬼才が生んだPPG Busに至っては8bit/8パラレル転送でもって誰よりも先にサンプルデータまで送受できたのだから恐れ入る。流石フォースが強い選ばれし者ヴォルフガング・パームいぇい!
でも他社までつながる規格が無い。こんな不統一が横行するようでは皆さん我が道をゆくばかりで参入障壁どころかパイが細切れになっていくばかり、だ〜れも新規参入し���うがないじゃないか。
♬
実は最初に行動を起こしたのは当時Roland社長だった梯郁太郎(かけはし・いくたろう)氏であった。
すでに1980年ナムショーから帰国してきた時点で、梯氏はHz/VoltやOct/Voltが乱立するシンセ業界において共通通信規格の必要性を痛感し、なんらかの規格を案出ができないかと社内に指示していた。その結果DCBと、もう一つ、即ちのちにMIDIとなる共通規格の原案というかプロトタイプ、その2つが同時に誕生。 つまりDCBとプロトタイプMIDIとは、ある意味、二卵性双生児みたいな側面があるとも言えた。そして前者DCBが、先にローランド独自規格として実世界にて展開されることとなったのである。
先陣切ったDCBはデジタル通信規格ではあったが、かなりそれ以前のアナログによるCV/Gate規格の面影を残したところがあった。 例えば音符をひとつ鳴らすにしても、打鍵してから離鍵するまでの間、Note On信号を連続してずーっと送信し続け、離鍵した時にNote Offを送るという発想であった。これはまさしくアナログシンセにおけるゲート開閉という挙動をまんま真似たものである。
またDCB端子もアンフェノール14pinを利用したものだが、ピンごとにノート情報やピッチ制御、カットオフ制御、音量制御といったメッセージが別々に割り当てられており、ノート情報に至っては送信専用ピンと受信専用ピンとがあった。従ってもしも将来メッセージの種類が増えるとなると、端子もピンが多いものに変えなければならなくなる。
とはいえ楽器同士が通信しあえるという事自体は計り知れない大きな利便性と可能性をはらんだものであり、またDCBには1本のケーブルだけで双方向通信できるという今のUSBにも通じる利点があった。そしてこの次世代テクノロジーをすみやかに運用すべく、Rolandはひと足先にDCB規格をJUNO-60から展開し始める。Jupiter-8も途中から対応、DCBシーケンサーJSQ-60も誕生した。
♬
一方、後にMIDIとなるもう一方の規格のプロトタイプを作ったのはTR-808やTB-303の生みの親、さらにのちに数々のデジタル音源方式やモデリング技術、VariPhraseなどを生み出すことになるローランド尖端テクノロジーの父、天才エンジニア菊本忠男その人であった。
菊本氏はRolandへ中途入社する前にプラント制御システムを構築したことがあり、そこでつちかったデジタル制御のノウハウを楽器に応用することにした。 例えばノート情報にしても打鍵時のみにNote Onメッセージを一発のみ送信、そのあとは何もせず、離鍵時にNote Offメッセージを一発だけ送信する。こうすることでNote On信号をゲートタイム全般に渡って連綿と送信し続ける必要が無くなる。 また既にTR-808などのリズムマシン開発を担当していたことから、シーケンサー同期も重要課題として認識していた氏は、同期クロック信号、スタート/ストップ/コンティニューなどの各種コマンドも盛り込んだ。
しかし合理的かつシンプルに分かりやすく効率的な規格をめざして案出してみたものの、正直、菊本氏にとってこの原案が業界各メーカーや学会に乱立するおびただしい案を超えて標準プロトコルになるなどとはとても思えなかったという。 それもその筈、もはやこれは一つの私企業が自発的に公共事業に乗り出すような前代未聞の話だったからである。
♬
そんな菊本氏が作ったプロトタイプ規格を持って梯氏は1981年のナムショーにてトム・オーバーハイムを訪れ、さらにそこからデイヴ・スミスを紹介された。
梯氏と会話したデイヴ・スミスは、早速部下に命じてシーケンシャルなりの原案を作成。同年10月のAESショーにてなんでもいいから電子楽器業界に広く共通のシンセ通信規格を作ろうと業界全体に広く呼びかけ、叩き台としてしシーケンシャル案「USI - Universal Synthesizer Interface(汎用シンセサイザー・インターフェイス)」なるコンセプトを提示。無論たたき台はあくまでたたき台に過ぎないのであって、なにもこの通りにしようというのではない。とにかく業界全体にまたがる標準規格がほしい。
電子楽器業界を牽引する先導者として、シーケンシャルは私利私欲を捨ててひろく万人にささげるという公的な意識で広く呼びかけたのであった。あるいはメーカーとしてではなく、ユーザーとしての気持ち、つまり天才ホビイスト・スピリットならではのユーザー本位の視点が、デイヴ・スミスをして梯氏の案にレゾナンス共鳴して動かしめたのであろうか。 ちなみにこの時のシーケンシャル叩き台案では、端子には通常の1/4インチフォーンプラグを使う仕様となっているというのも、いかにもフレンドリーな印象がするよね。
だがあいかわらず欧米各社たちは自社規格の優越性をテコに我田引水したがるか、はたまた安全なところから様子見するかでしかない。え〜? 電子楽器って前を向くものじゃなかったの? 結局だ〜れも参加せずがっくりきてると梯氏がやってきて曰く、日本勢、すなわちYAMAHA、KORG、KAWAI、そしてRolandと一緒にやろうという。僕が日本勢に話つけてまとめてくるからレッツ前を向こうトゥギャザー!前進あるのみトゥギャザー!新しい時代をつくろうトゥギャザー!という。
そんなわけで合衆国1社と日本4社とでシンセ標準規格を策定開始。メールもないのでファクシミリと国際郵便と国際電話でしかない。言葉の壁にも相当に難儀した風情。いやいやブロークンでいいから質問しよう質問。新時代をつくるべくミーティングを何度も重ね、各社のアイディアを取り入れていると、あるとき梯氏が名称として「USI(汎用シンセインターフェイス)」あらため「UMII - Universal Musical Instrument Interface(汎用楽器インターフェイス)」というのはどうか?と言う。略してUMII「ゆぅみぃ」つまり通信規格だけに「you - me」と読ませる可愛いダジャレ♬ 流石、大阪人!なにわ商人なにわエンジニア世界に羽ばたく! Roland DCB通信規格の転送速度は31.25k baudで実はMIDIと同じって知ってた?
この名は没ってしまったものの、そこからヒントを得たデイヴ・スミス、確かに「シンセ」と言うより「楽器 = musical instruments」と一般化するが吉と気付き、MIDI - Musical Instruments Digital Interface(楽器のためのデジタル・インターフェイス)と提案。ミディ! そいや80年代後半になっても「えむあいでぃーあい規格」って呼んでた人いたね!
ところでシーケンシャルは当時開発中だったマルチ音源シンセSix-Trakを具現化すべく、あとからMIDIにOmni Mode4を日本側に意図を気付かれないようさりげなく盛り込んだと言われている。 しかし、その時シーケンシャルはマルチ音源時における各MIDIチャンネルはモノフォニックと規定するも、それに対して日本側は最初からローランドの菊本氏を中心に各チャンネルはポリフォニックで問題ないというマルチティンバー論を提唱していた。これは先に1980年時点で菊本氏がナムショーから帰ってきた梯氏に依頼されて作成したプロトタイプ規格においても既にそうなっており、MIDI策定会議が始まってからヤマハが持ち込んできた案においても同じくマルチティンバー駆動が可能となっていたのであった。 かくしてOmni Mode 4は、MIDI策定という過渡期に生まれた肺魚かカモノハシみたいな進化途上のものとなり、今ではモノフォニックな仕様ゆえ使われることなく、過渡期の歴史を物語る史跡のようなものとなっている。
そしてその発想の延長線上に、菊本氏は史上初MIDI対応リズムマシンRoland TR-909にて史上初MIDIドラムマップを搭載したという。 すなわち単一MIDIパートであってもノート番号ごとにインストゥルメントを割り当てることによって、ドラムキットを丸ごと鳴らすことが可能だと実証したのである。今では当然すぎることだが、そんなものが全く無かった当時に提案し具現化していたところにポイントがあった。そんなふうにゼロからイチを生み出した菊本氏によるTR-909マップは、今なおGM音源などに広く採用されて生き残っている。
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とにもかくにも1982年にMIDI規格が誕生することが公に予告され、翌1983年始のナムショーでSequential Prophet-600とRoland Jupiter-6、JX-3Pという3つのアナログシンセがMIDI接続。ノート情報はちゃんと送受できて音は鳴ったのだが、ピッチベンダー情報は8進数16進数の解釈が違ってしまい、うまく動作しなかったという。しかもおおらかな時代だったのでセレモニーもプレス・カンファレンスもせず、2社の社員が集まってつなげて鳴らしていぇ〜いと拍手して内輪だけではははと盛り上がって終わり。とどのつまり、電子楽器なんて結局それくらいニッチなマーケットなのよ。それでも地球は動いている、それでも歴史は動いている、それでもMIDIはここに始まった。前を向いて行こう。
前向き? 確かに技術仕様だけ見ればMIDIよりもOberheim Parallel BusやPPG Busのほうが優れていたのであり、彼ら海外勢の大半がMIDIを疎んじたのも無理はない。そもそもあっちの鍵盤弾いたらこっちが鳴るって、それ嬉しいの?ってなもんでいぶかしむ人も多かった。たくさんシンセを積み上げてスターシップのコックピットみたく操縦するプログレ要塞マルチキーボーディストもいたわけで「んなもん両手で弾け!」という��ックだましいだったのかもね。いつの世も新コンセプトのご利益や可能性が理解されるには時がかかるもの。
が、ポイントは制定にたずさわった人たちが誰一人として自社を優位に立たせるようなことをせず、あくまで中立をたもち、音楽産業その全体に貢献するのだという意識で常に臨んでいたこと。だからどのメーカーも独占せず、ライセンス料もとらなかったこと。
つまり前向きとは、シェアすることであった。MIDIの本質とは、83年制定時点ですでに無料のシェア文化だったことであり、以来ずっと無料のシェア文化のままであること。MIDIは、仕様やテクノロジーの現代化よりもまず先にシェアされることに意味がある。
誰でも手にできるMIDIを当たり前と思うなかれ、数多くの規格が自社優位性の上に成り立ってきたことを思えばMIDIの中立性と成立はまさに奇跡。この、時代を先取りする精神があったからこそMIDIは世界のすみずみまで拡散し、そのグローバル・プラットフォームの上に数々の電子楽器が咲き乱れ、万人に寄与し、世界の音楽に貢献したのであり、シェアされたからこそデイヴ・スミスは梯郁太郎氏とともに後年テクニカル・グラミー賞を受賞した。気の利いたものをつくり続けてきた天才ホビイストことデイヴ・スミス、メーカー都合でなくユーザー目線の面目躍如。その哲学はユーザーへの共感だ。ビバ新時代! 前を向こう!
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そのMIDIはたちまちにして恐ろしい勢いで地球を塗り替えることとなった。
MIDI制定直後YAMAHAがDX7筆頭に、DXデジタルシンセ/TX音源モジュール/RXリズムマシン/QXシーケンサー/KXキーボードコントローラ/SPXマルチエフェクトという怒涛のXシリーズで畳みかけデジタル革命を起こしえたのは、まだMIDI ver.1.0にすらなってない混乱をもろともせずにMIDI対応を謳った英断と武勇があったからでもある。すなわちXシリーズのアドバンテージは卓越した新音源のみならず、YAMAHA機種を買いそろえれば誰でもMIDIネットワークを構築できるという未来的ヴィジョンにもあったのであり、その双璧でもってデジタルであることの優位性を唱えたからであった。
言い換えれば、あれほどまでにYAMAHAが台頭できたのはYAMAHAだけでライヴギグ・ステージでも録スタでも自宅ベッドルームでも誰でも最先端の環境でもって演奏も制作もできるという明快なメッセージを世界に発信したからであり、当時あれほどまでにリフレインされたキーワード「デジタル」とは、だがその夢をかなえる手段に過ぎなかった。まぶしく光り輝くYAMAHAのブランディングは、世界最大の楽器メーカーゆえ世界標準たりうるを自認する、その重い責任を自負するものであり、強大な力とリソースでもって電子楽器を進化させ普及させるための大いなる発明であった。
そしてそのビッグY一強とその他大勢という圧倒的な奔流に業界全体が呑まれる中、押し流されまいと踏ん張る劣勢メーカーたちの中、史上初MIDI対応アナログシンセRoland JX-3Pが予想外によく売れて緒戦に善戦。すなわちJX-3Pは既存技術の寄せ集めにすぎなかったが、まばゆい最新テクノロジーだけが全てではないというビジネスの奥深さを物語るエピソードにもなった。
そして歴史に残る最大の金字塔を打ち立てた王者YAMAHAが落とす黒い影の中、からくもJX-3Pで命をつなぎとめたRolandは、たった一人のサバイバーとしてもがきながらも、なんとホームマーケットへ向けてMIDI対応家庭用電子ピアノHP-400、そのレッスンに最適な家庭用MIDIレコーダーPR-800、ピアノが楽しくなるを願った家庭用MIDI対応伴奏マシンPB-300、少年少女への共感に満ちたフレンドリーなMIDIアナログシンセJUNO-106、エルトン・ジョンも愛したステージピアノの名機RD-1000、シーケンサーと呼ぶには可愛そうな音楽コンピューター的デバイスMC-500、多彩な音源波形とタッチセンス表現力をもたらしたαJUNOシリーズ、アナログでもまだやり残したことがありますと苦し紛れに言ってのけたJX-10、グラフィック画面編集サンプラーS-50、そしてついにデジタルシンセの英雄D-50に到達するまで、じつに4年間に及ぶ長い長い苦闘を始めるのである。
電子楽器すべてのグローバル水準を確立する重責と自負心とプライド、それらを担ったYAMAHAの偉業、そしてそれをリスペクトしつつそれでもなお多様性を確保した礎たるMIDI初号機Roland JX-3Pとに敬礼。2023年は、MIDI生誕40周年。MIDI 2.0が上位互換なのは、シェアされることこそが至上命題だというMIDIの本質を踏まえてのこと。ビバ新時代。前を向いて行こう!
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Act V 「見えてしまった産業界パラダイムシフト」
一方デイヴ・スミス。
MIDIテクノロジーが指し示す音の銀河宇宙、その彼方で見つけた秘密のスターゲイト、それはコンピューターミュージックシステム、今で言うDTMであった。
いろいろ見えてしまう作れてしまうソフトウェア・エンジニアにとって、CPU制御シンセから通信プロトコル統一からパソコン・ミュージックに至るまで、もう分かりやす過ぎるくらい明るく煌々と照らし出された一本の宇宙航路であった。「こっち弾いたらあっちが鳴る、それっておいしい���?」としかMIDIの効用を理解できなかった凡人からすると、彼の天才ホビイスト頭脳は何光年も先のご利益を先取りすべく楽しくスキップでもしながらワープしていたのであった。
MIDIがデビューしたのと同じ83年ナムショーにてSequentialは早くもDTM機器を発表、すなわち史上初パソコン用MIDIインターフェイスModel 64、そしてMIDIマルチ音源シンセSix-Trak。先手必勝! MIDIとともに誰よりもその可能性を見抜き、遠く先まで見渡し、間髪入れず機種展開、流石いつもあたらしいことが好きなデイヴ・スミス!
融通が効くソフトウェアを使ってたのしく演奏をプログラミングしよう!と彼が提唱した新世界。これはもう、天才ホビイストがもたらす自由で柔軟な発想そのままに、まぎれもなく全く新しいマーケットを約束する次世代チケットであった。特にSix-Trakはそのあとも後継機種が続き、やがてはのちのRoland MKS-7やMT-32的業界標準機となるはずであった。
振り返ってみればそもそもSequential Circuitsという社名自体が、創立当初「なんやかやいろいろ作ると思います」というぼやっとした意味だったのであり、なんとなぁくば〜くぜ〜んとコンピューターで何かできてもおもしろいよねぇ〜というおぼろげなヴィジョンから始まってたよね。それが急速にはっきりとした輪郭をともなって可視化されてきたのだ、めきめきと進歩するテクノロジーに裏打ちされし魅惑の新規開拓市場として。
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だが、彼には見えすぎていた。
当時はMIDIがなんたるかを説明するだけでもいっぱいいっぱい。パソコンの話をする以前に皆さんアナログなアタマがデジタル・ストーリーで飽和。そのパソコン性能もまだまだ未熟。 そして楽器屋は「うちはパソコン屋じゃねぇ」PC屋は「うちは楽器屋じゃねぇ」と意識が新しい世界へ追いついてなくて販路開拓しようにも時期尚早、楽器業界からもコンピューター業界からも共感を得られなかった宙ぶらりんSequential、夢あふれるはずのスターゲイトが閉じたままそのDTMシステムは一気に沈没。しかもその隙にProphetシリーズの本丸だったシリアスなキーボードシンセ業界では安価な日本製デジタル勢が席巻。
「あっち弾いたらこっちが鳴る。それっておいしいの?」から出られなかった幻のDTM世界。
DTM市場を形成できないまま、キーボードでも存在感を失ったSequential。せっかくカネかけて開拓せんとしたDTMを棄て、再び楽器業界に戻らんとハイ・プロファイルな高額機種を次々投入。デジアナハイブリッドシンセの名機Prophet-VS、業界最高音質サンプラーProphet-2000、AKAI MPCへの先手となりえたはずのサンプリングリズムマシンStudio 440などなどプロ機種を送り出すも、DTMでコケてる間にデジタルシンセにて出遅れてしまったは痛かった。
さらに皮肉にもSequentialが撤退したあとひと呼吸おいて、コンピューター業界を塗り替える大人気パソコンATARI STやCommodore Amigaという、お利口さんなニューフェイスたち爆誕&爆誕。これにあやかって新参者Ensoniq社のマルチ音源シンセESQ-1とパソコンとを組み合わせ、海外でまさかのパソコン・ミュージックが開花! MIDI新時代にふさわしくマルチパート音源モジュールESQ-mもあるでよ、MIDIって便利だね♬ ならば出でよシーケンスソフト! 召喚の呪文に導かれ登壇するは、Mark of the Unicorn Performer、Opcode Vision、C-LAB Notator、Steinberg Cubeat…出る出る雨後のタケノコのごとく湧き出るパソコンMIDIソフトの数々、しかも中には今なお続くMOTUとかスタインバーグとか名ブランドまであるじゃないか。Oh yeah, right timing, right product! 挙げ句あろうことか銀河の彼方よりスターゲイトが開いて飛び出したるスターチャイルドの如く、人類史を永遠に書き変える超巨大頭脳スティーヴ・ジョブズ降臨、そしてその彼とともに革命的巨大母船Apple Macintosh降臨。そのあと日本でワンテンポ遅れて���DTM」という名前を引っさげた初の機種Roland「ミュージくん」オールインワン・パッケージ発売、ここにガラパゴス・ジャパン定番パソコンPC-98をプラットフォームとするDTMブーム着火、Roland RC-8なんて今を思えばオーパーツみたいにぶっちぎり突き抜けたシーケンスソフトがあったこと覚えてる? 忘れてたとしてもそのままDTMは爆発的に広まりアマチュア音楽製作からゲーム・ミュージックから通信カラオケから着メロ市場形成に至るまで異形の引火爆発誘爆大爆発大躍進!
なんという運命のアイロニー、デイヴ・スミスはこれら全てを先駆けるはずだったのに!!!
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早すぎたSequential、そして今や遅すぎたSequential。ぱっくりあいた奈落の底へと凋落する業績。最盛期には180人いたという社員の多くが転職、それもエンジニアはこぞってE-muへ行ってしまい、営業マンは大挙してensoniqへ行ってしまい、社内で「Sequentialでは、E-muの技術者とensoniqの営業マンとを育成トレーニングしております」などと自虐ネタを言うようになってしまい、そのままがらんどうになってしまったSequentialはYAMAHAが技術提携を持ちかけてきたときになんと逆に身売りを提案、ついにそのままYAMAHAの傘下に入ったのであった。
時にDW-8000が売れなかったKORGがYAMAHAの傘下に入った直後。最後のSequential機種は初の16bitサンプラーProphet-3000。それもほんの少し生産しただけで叩き売られて消し飛んでしまう切なさ。ほんと経営はつらいね。でも従業員とその家族は守らなきゃいけないから、それすら路頭に迷わしたら犯罪だから、会社つぶすわけにはいかないのよ。
まぶしいキャリフォルニアン・サンシャインのもと、旧Sequential本社はそのままYAMAHAの旗の下でKORG R&Dとなった。そしてそこからデイヴ・スミスは亡きSequentialの弔い合戦に着手。お家再興なるか、リベンジ戦の初号機として世に送り出したるは幻の名機Prophet-VS復権、その生まれ変わり、そう、KORG WaveStation。
デイヴ・スミス、ついにちゃっきちゃきの最先端、徹頭徹尾フルデジタルシンセを作る!
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Act VI 「フルデジタル・プロフェット」
もともと旧SequentialにてProphet-VSをつくったのは、PPGのウェーヴテーブルにヒントを得たエンジニアがOberheim 2Voiceにあった4基のVCOを正方形の頂点に置き、ジョイスティックで自在に音量合成できるようにしてみたのが発端。その正方形を45度傾けてダイヤ型に配置し「vector=ベクトル」と数学用語で呼称するようになったのが、ベクター音源(Vector Synthesis)の始まり。1次元ではなく2次元の音色変化。線ではなく面で考える画期的な新音源。ある意味KORG KAOSS PAD的KAOSS OSCILLATOR的な発想の先駆だよね。
Prophet-VSでは同社初のデジタルオシレーターを新規開発し、それを4基搭載してベクトル合成し、そのあとを馴染みのCurtis社製VCF、VCAで加工。
じつはこの機種、デイヴ・スミスにとってかなり理想的な機種だったようで「音とは時間・空間上のアニメーションみたいなもの」という持論がこのあたりから明確になってくる。MoogがLFOやエンベロープを取り入れたように、音とは時間軸にて展開するタイムドメインなアートなのであり、それを空間軸にまで意識的に広げた初めてのシンセがProphet-VSでもあった。それが証拠に4波形ベクトル合成による経時変化だけでなく、8ボイス個別パン設定、モジュレーション・マトリクス初搭載、しかもパン・モジュレーションまで可能。かくしてProphet-VSは時間軸と空間軸の両方をまほるシンセ、時空にわたる音色の演出にこだわった恐らく初めての機種となった。
このProphet-VSの構造は、ずっとのちのDave Smith Instruments社から出た青い弁当箱シンセEvolverへの萌芽となるものであった。ベクター音源こそKORGのお家芸となったが、それでも時空を支配する音というアインシュタインみたいなEvolver企画コンセプトが、すでに'80年代半ばのProphet-VSにはあったのである。デイヴ・スミスはのちのちにわたり繰り返しProphet-VSを参照していたようで、以降、幾度となくリフレインされる設計テーマとなった。
時空座標音色演出。もはやタイムドメインなアートをもたらすシンセの相対性理論たらんとしたのか、今まではホビイストに由来してソリューション提供型エンジニアだったのが、はじめて自分が込めたいメッセージを込めてつくるジェネレーター型エンジニアになったのか。その中核に据えたVSとはversusでありVector Synthesisのしるしであり。
皆さん、プロフェットは「5」だけじゃないんですよ。5のほかにも画期的なプロフェットがあったのです。だからArturia Prophet Vには、この偉大なプロフェット2機種「5」と「VS」とが網羅され統合すらされているのかもね。
だがProphet-VSが販売されたのは86年から87年にかけてのみ。
フルデジタルこそが正義だった当時、アナログには未来が無いと絶望視され、夜明け前が一番暗いなか、夜が明ける前に未明のうちに息絶えてしまったデジアナハイブリッドシンセ、たった1年で終了、夭折してしまった英雄、無念。
そしてそのまま同87年、SequentialはYAMAHAの軍門へとくだる。同年3月、ついに唯一の生き残りとなったRolandからD-50が発売。その斬新な音色はデジタルシンセ新時代の曙光となり、デジタルシンセ群雄割拠の幕開けとなり、それとあたかもクロスフェードするかのごとく、バトンタッチするかのごとく、名門Sequentialは朝焼けのなかへ溶けていく淡く蒼い月のようにフェイドアウトするのであった。
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翌88年、KORGは社運を賭けた渾身のワークステーションシンセM1でまさかの劇的逆転満塁ホーマー。そして同時にCASIO VZ-1、KAWAI K1と各社からデジタルシンセ百花繚乱! 息を吹き返したKORGはさらなる次世代カスタム音源チップを開発。それを使って、今やKORG人となったデイヴ・スミスは幻の名機を蘇生させるプロジェクトに挑む。しかも今度はかっこいい最先端フルデジタルシンセ。
このときに彼らが新規開発したテクノロジーWaveSequenceは、まだグラニュラー音源などが実用化できていない時代になんとかしてウェーヴテーブルそのものをユーザーが自作できないか考えた末に編み出したという、さすがデイヴ・スミスならではの独創性が光るアイディア。言わば巨大グレインを時間軸上で数珠つなぎにしてMIDIクロックとも同期させるというこのメソッドは、ベクター音源同様、静的なPCM音源に動的な経時変化をもたらすユニークな革命児であった。
ベクター合成とWaveSequenceとを重層的に兼ね備えるように開発された零号機KORG WaveStation WS-1は、常にゆらぎつづけるサウンドスケープを真っ正面に押し出した機種となった。それは、PCMの台頭によってもたらされし「サンプリングしたらなんでも終わり、PCMで誰でも同じ音」という90年代サウンドの閉塞状況に、ひとつの打開策を提示すべく生まれた音の表現であった。 すなわちWaveStationとは、停滞してしまったシンセサイズをふたたび進化させるという明確な使命を帯びて誕生した問題作なのであり、「PCMのせいで没個性まっしぐらのシンセはこんなことでいいのか!?」という骨太な異議申し立てであり、モノマネへと堕落せし既存シンセへケンカをふっかける目的と決意と意思のかたまりのような鉄拳であり、綾波レイのごとく蘇らせた幻の名機を前にゲンドウの眼鏡の奥にひそむ鋭い眼光の如きデイヴ・スミスから叩きつけられし挑戦状であった。
気骨あるおっさんグレイト。つねに前を向くおっさんグレイト。これはもうProphet-VSならぬProphet-WS、いや、もはや幻のプロフェット、フルデジタル・プロフェット、Prophet Digital!
かくしてWaveStationは、M1以来「ワークステーション」本舗となっていたKORGにとって「ウェーヴステーション」という名の通り、曲作りオールインワンではなく音創りにフォーカスしたシンセ原理主義という電子楽器の本分に立ち返った最初の旗印となる。だからこそWaveStationの日本向けキャッチコピーは「無い音は、僕がつくる」となったのであった。シンセなんだから「無い音は、僕がつくる」なんて当たり前過ぎるはずなのに、わざわざそう言わなければいけないところにシンセの曲がり角があった。シンセ原理主義者見参!
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夭折せしProphet-VS没後3年、1990年1月ナムショーでKORG WaveStationをデビューせしめたデイヴ・スミス。そのブースへ旧友がやってきて曰く、
「2機種もシンセ出せて爽快だろう?」 「2機種? WaveStation1機種だけだよ」 「え? YAMAHAのやつは、あんたがつくったんじゃないの?」 「YAMAHAのやつって?」 「SY22ってやつ、WaveStationみたくジョイスティックでベクター・シンセサイズするやつさ」
.....ほっほ〜ぉ、なんかどっかで聞いたことある話やないかえ〜( ͡° ͜ʖ ͡°) ♬
WaveStationは操作性がアタマ良すぎたこともあってニッチな機種となってしまったが、それでもマイケル・ジャクソンやジェネシス、デペッシュ・モードなどが使い、特にニューエイジ音楽系ではそのカラフルな音色のゆらぎやウェーヴシーケンスが言���なればエスノ・テクノはたまたデジタル・トライバル的にもてはやされ、コアなファンを多く生んだ。また、当時の雑誌レヴューでは���また当分この音ばっか聞くことになるんだろうなあ(笑)」という一行を必ずレヴューワーの皆さんが異口同音に書いて締めくくったという思わず微笑む怪現象もあった笑。
なお、中域に味があるサウンドも抜けがよく、楽器としても素性が良いキャラのため普通に音源波形が豊富なPCMシンセとして使っても楽しい隠れた名機でもある。ぶっちゃけM1なんかよりよっぽどこっちのほうが音も面白いと思うので、そろそろ飽きてきたらオルタナというかダークホースとしてどう?

いくつかの派生機種があるのだがオススメはiOSアプリシンセiWaveStation。なんせユーザーインターフェースが秀逸すぎて初めてWaveStationの意義が分かるという、最高のユーザー・エクスペリエンス。こんなにヲタな音創りしつつも楽しいスマホアプリなんてそうそうない。KORG GadgetからMilpitasとして見えて使えるのもいいね。Milpitasというのは旧Sequential本社、KORG R&Dがある場所の地名だよ♬
じつはOASYSやKRONOSでもWaveStationは完全再現されているね、HD-1の中に埋没してね。
21世紀のWavestateでは、従来WaveStaionシリーズとの互換性を切ったかわりに過去のしがらみもなくシンプルかつ本質が分かりやすい構造へと劇的進化! あいかわらず操作性が天才すぎるものの、音はぐっと今風になり澄み切った解像度の高いサウンド、Roland VariPhraseのごとくPitch, Timing, Sampleなどと要素ごとにオートメーション・レーンを設ける斬新なWaveSequence 2.0、緻密に構築したものをランダマイズしたりノブで予測不可能なカオスにする快楽物理楽器、音の経時変化も洗練され昇華されあざとさも無ければ当てつけがましさも無いプリセット音色、のちのVer.2からユーザーサンプルも読み込んでWaveSequenceやベクトル合成できるようになり、ようやくベクター音源は飛び道具を超えて、成熟した大人になった。

そう、この成熟した大人感覚こそがコンテンポラリー。思えば90sまでは子供であった。子供ゆえの破天荒が楽しかったわけ。
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もとのWaveStationを出したあと、デイヴ・スミスはKORGを去る。だが彼が去ったあとも、KORGが立派に引き継いで宿題を成し遂げ、さらに現代にふさわしいカタチへと育てているのは感慨深い。
そしてついに古巣から旅立ったデイヴ・スミス、次はソフトシンセをつくる! かつてMIDI黎明期に手掛けて失敗したコンピューター・ミュージックへのリベンジ? いやむしろデジタル・ハードシンセを作った彼にはデジタル・ソフトシンセが、あたりまえすぎる自明の理だったのであろうか、またしても。ヴァーチャルアナログシンセだってデジタルなんだからね。ハードウェア卒業。おさまり切らない進撃の巨人デイヴ・スミス、彼が指し示す音の外宇宙、ぶっちぎり最先端、グレートアトラクターの果てとは。
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Act VII 「質量からの解脱」
デイヴ・スミス、ソフトシンセをつくる。
とんがったやつ、当時最高のやつ、それまで誰もやってこなかったやばいやつ。まるで宇宙飛翔体。
史上初のガチ本格的ソフトシンセSeer Systems社のReality。 史上初たった1機種で加算・減算・ウェーヴテーブル・FM・物理モデリングまでこなす破格の八面六臂獅子奮迅シンセ。なんでもパソコンでできてしまう、時代を先取りしてはみ出まくる。まるで空間をねじ曲げてワープする実態なき仮想エネルギー生命体。
そして社名Seerとは予言者の意。そう、預言者ではなく、予言者となることを選んだのだ、デイヴは。
♬
今やサイバー・デイヴにとって、もはや木目調プロフェットも過去の記念碑だったのかもね。だってそれが現実=realityなのだから。virtualだからこそ、realityと念押すデイヴ。Prophetほにゃららとかっていう機種名ではなかったところに、彼が託したメッセージがあった筈。未来を予見する者として、未来はソフトウェアにあると。それが現実なのだと。
質量からの解脱。フィジカル抜け殻さようなら。
「自分は(ひとつのことに凝り固まる)原理主義者ではない」と最後まで念を押していたデイヴ・スミス。 すなわち「たまたまいろいろ作れてしまう人」、しこうして「いろいろ可能性が見えてしまう人」、だからアナログもデジタルもハードもソフトも、あらゆる選択肢が彼の前にあって、等価に並んでいて、おのおのに良さがあって、どれをどう選んでどう組み合わせるかは彼の自由。間口が広いからこそ見渡せるパノラマが、彼にはあったのだ。ホビイストの彼ならではの、めくるめく広い視野によるヴィジョンが。
そしてその中でもぶっちぎり最先端が、質量からの解脱。無限に広がる仮想世界。サイバー・スペースこんにちは。今日のアバターまた素敵ですよスミスさん。超光速スターゲイトのジ・アザー・サイドでウィンドウショッピングしませんか。クラウド生命体ディスカウント使いましょう。
ひるがえって、狭きのみに固執するアナログ原理主義者めんどっちぃ。 VCO原理主義者めんどっちい。 ポリプレッシャー原理主義者めんどっちぃ。 ACアダプターお嫌い主義者めんどっちぃ。 口調はさておき、実際そんなこと言ってたのです彼。
だから、彼は過去を振り返らない。 デイヴ・スミスという名は、過去を振り返るためにあるのではない。
至上命題としていたのは、原理がなんであれミュージシャンにとって可能性を秘めていてわくわくする機種であること、ただそれだけである。
♬
よって、彼はソフトシンセをつくった。
そこに新しい音があるから。ラインホルト・メスナーそこのけの動機で、彼はあたらしい可能性へ挑戦せずにおれない。
ソフトウェアであれば、シンセもエフェクトもレコーダーもミキサーも全てがパソコンという単一の箱に収まる。今で言うITB - in the box。トータル・リコールに、オートメーション。今ならダウンロード販売があたりまえだから、プロフェット時代のごとき梱包箱も運送費も倉庫保管料も在庫管理システムも固定資産税も無くて、身軽〜♬
過去に対して距離感が出てきたからか、このころナムショーが行われるたびに、デイヴ・スミス、トム・オーバーハイム、ロジャー・リン、ボブ・モーグ、そして梯郁太郎氏とが「4人のデッド・カンパニー社長と、1人の現役カンパニー社長の会」と称して非公式に集まって呑み会していた。梯氏は下戸なでの呑まなかったと思うのだが、それでもえらい親密にやってたらしい。
過去を振り返らないレジェンドたちがそれでも織りなす過去への回顧と総括。解脱して落ち着いて距離を置いて眺められる者だけに許されしその冷静に突き放した眺望。そんな話、聞いてみたかったね。
思えば遠くへ来たもんだ? あほなこと言ぅたらあかん、まだまだまだまだ開発するネタなんぼでもあるねやさかい。原理主義おっさんどもに現実realityという鉄槌を振り下ろしたソフトシンセの次は何?
最先端ソフトシンセちょ〜便利なれど毎年OSアプデに追いつかざるをえないMS-Apple開発奴隷。シジフォスの岩そこのけに永遠に続く科学奴隷。流石に苦行。
してからに表計算みたくマウスポインターぽちぽちうじうじするより、やはり手でがぁ〜〜〜っとわしづかみして気ままに感覚いっぱつノリいっぱつで奏でるフィジカルな楽器こそデイヴ・スミスにとっては楽器。せやかて音ってライヴひねりかぼちゃしたいやん! パソコンにジョイスティックつくよね? ベクトル合成ジョイスティック今いずこ!?
誰よりも先に本格的ソフトシンセをつくったデイヴ・スミス、Seer Systems社を退職!!!
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ソフトウェアを極めつつも諦めた彼は、とてつもなく大きな市場を失うことになった。世界の大半すら失ったのかもしれない。咲き誇るプラグインシンセ・ビジネスぜ〜んぶ諦めたんだから。
だがそんなことどうでもいいのです。彼が選んだ市場がちっちゃかろうが知ったこっちゃない。彼の眼前には別な次元の大宇宙が広がっていたのです。まるで亜空間。すなわちProphet-VS以来、動きある音をフィジカルにつくりたいというテーマが出てしまった以上、彼はそれを最後まで追求せんと取り憑かれてしまったのです。亜空間断層形成準備!次元潜航艦、ごぉ!
どうしても知りたい亜空間を究めるため、彼はたった1人のメーカーDSI - Dave Smith Instruments社と��てさらなる創業。まるでちっちゃいカプセルみたいな脱出ポッドで大宇宙の大湾を横切らんとするが如き異次元への出航。しかもミレニアムが変わる時、彼もまたハーフセンチュリーを超えたのだから、これはもう初老の抜錨、なのであった。
♬ ♬ ♬
Act VIII 「自分史上最強シンセ」
2002年、新生デイヴ・スミス、新たな自己紹介としてDSI社から初号機Evolverなる青い弁当箱みたいなハードウェア・モノフォニック音源モジュールを投入。そこに搭載されしは、
アナログ・オシレーター2基 デジタル・オシレーター2基
え、アナログ・オシレーター?
「たまたまいろいろつくれてしまう人」ゆえに、アナログのたおやかさとデジタルの荒涼とした音の景色と両方出せるフィジカルなシンセってんで、こないなったわけ。ちなみにDCOよ。VCO原理主義者さようなら。
しかもただのデジアナハイブリッドシンセにあらず、非常に変わっているのは最初から最後まで完全に左右独立ステレオ仕様であること。すなわち:
・左アナログオシレーター ・左デジタルオシレーター ・右アナログオシレーター ・右デジタルオシレーター
・左 VCF ・右 VCF
・左 VCA ・右 VCA
…こんな具合に全てが左右にカタマラン構造になって配置。
双胴シンセ浮上! 双頭シンセ参上!
見たこともない変態音源構造。 音の時間変化やステレオパンも意識しつつ空間演出を奇抜なまでに創造できてしまうこれは、Prophet-VSのコンセプトを引き継ぎ発展させた機種。デジタル・オシレーターに至っては、音源波形ナンバーを内蔵16ステップシーケンサーで切り替えることで16ステップのウェーヴ・シーケンスまで実現。おんやプチWaveStationしかもまろやかなCurtisアナログフィルター付きじゃないですか〜♬
Evolverは、新生デイヴ・スミスの理想をぎゅうぎゅうに詰め込んだ高密度な原点。あたらしく濃いぃ原点となった。
ちなみにデイヴ・スミスはかねてから「noise」という機種名をシンセにつけたく思い、今度こそって思うも経時変化でめくるめく音が展開するを聞いた妻が「evolver=進化する者」という名を思いつく。あ〜ら奥さんDSI社の裏番長笑
♬
以来、しばらく数年間デイヴ・スミス一人で会社を切り盛りし、Prophet’08でひとやま当てる前後くらいから地味に増員。今では14人くらい。
わくわく驚愕科学技術魔道士たちの小国 Dave Smith Instruments 職業別人口
・3人:ソフトウェア担当 ・1人:ハードウェア担当 ・1人:機構&ユーザーインターフェイス担当 ・1人:マーケ・営業担当 ・5人:顧客サポート担当 ・1人:デイヴ・スミス ----------------------------------------------------------------- ・12人:統計当時の総人口
少数精鋭!
デイヴ・スミスは顧客サポート大好き人間、困ってる人を助けてあげるのが好き、だから会社の三分の一が顧客サポート! そんな会社ある?(いつぞや基板交換したらいいよって送りつけてきたカスタマー・サポート・エクスペリエンス笑 やりましたとも、ちゃんと静電気を逃がした上で!)
そしてほとんど全員で協力しあって仕事。もう経営はつらくない?
会社をつぶした経験からむやみに増員せず、それでできる範囲のことしかしない。その代わり着実にばっちしやる。吾、唯、足るを知る。
だからファブレス。つまり開発は自社、製造は外部委託。中国生産すりゃ安くできて魅力的だが、なんかあった時この目で確かめたいから自社から数ブロック離れた工場に生産を委託。だから開発も製造も同じサンフランシスコの空をシェア。明快!
仕様もユーザーに言われるままに機能マシマシにはせず、すぱっと割り切って、すっきり分かりやすく限定。かえってユーザーにもわかりやすく、ややこしいこと製造に言わなくて済む。ソフトシンセとはまた別な形で、彼また身軽〜♬
なのでデイヴ・スミス曰く 「僕にはソーシャルメディア(SNS)を見ないという悪い癖があってね笑」 すなわちお客様のご意見はすべて正解なのであり故に聞いても聞いてもきりがないし最後には矛盾すらきたすから敢えて最初から聞かず、自分で考えた仕様のみでつくる。顧客より先に思いつけ! iPhoneが世に出る前に誰が「iPhoneがほしい」なんて言った? この点において、彼はスティーヴ・ジョブズや梯郁太郎氏と同じ天才肌の創業者。顧客の声を全く聞かずに自分が考えた機種を出し,あとからユーザーのご要望を聞いて改良アプデし完成度アップ。 事実、はなからお客様の言うことを聞きすぎて予定調和しかない家電と化したWindowsを見ると、その言葉の深さに唸らされる。デイヴ・スミスだってお客様にリクエストされてプロ5をつくったわけじゃないもんね。ものづくりの正解、って、なんやろね。
♬
というわけで、常に違うもの、常に新しいものをつくる。驚きの新機種。想定外の斬新なモデル。生い茂る樹形図を描くラインナップ。
とかくアナログポリシンセの守護神みたく思われがちな彼だが、エンジニアなんだからそんな保守的テーマよりも未知との遭遇をつづけたい。SF的センス・オヴ・ワンダー、テクノロジーが切り拓く新しい未来の音、そのサウンドが自分の手にみなぎる楽器。
それゆえEvolverやProphet 12、PRO2、Prophet X、PRO3といった新規アイディア満載デジアナハイブリッドシンセをさわれば、彼がほんとうにやりたかったことがよく分かる! 仮想現実みたいなデジタルと、魔性の不確定をもたらすアナログとの幸せなカップリング。
中でもProphet 12とPRO2とは、彼自身が自分史上最高傑作だと自信を持って送り出した機種。Evolverシリーズを大々的にリノベーションしたかのような大規模アーキテクチャを誇るシンセ。
実はそれまでたった一人で一切合切きりもりしていたデイヴ・スミスが旧シーケンシャル時代の旧友エンジニアことアンドリュー・マクゴワン(Andrew McGowan)を迎え二人体制でProphet'08からmopho keyboardあたりまで作ったころ、そのアンドリューが激務すぎて燃え尽き症候群になってしまい、さらにアンドリューは自分でスピンナウトすることを考え始め ①アナログによるシグナルプロセッサー ②アナログモノフォニックシンセ ③デジタルオシレーターにアナログフィルターを組合せたデジアナ・ハイブリッドポリフォニックシンセ という三つの企画を考えたという。そして自分の会社を立ち上げるべくペーパーワークをこっそり進めていたら,ある時デイヴが 「実はこの次はデジアナハイブリッドのポリシンセを作ろうかと思ってるんだよ。デジタルオシレーターにアナログのフィルターを組合せたやつ」 と言い出し,へぇ、そりゃ面白そうだね,とかって適当なこと言ってるうちにだんだん話が嵩じてきてアンドリューも我慢できず自分があっためてたアイディアをぽつりぽつり差し込むようになり、やがてそれがほとばしる奔流となって二人で意気投合してホワイトボードの前であーだこーだ言い合ってものの15分から20分くらいで仕様とユーザーインターフェイスの90%くらいを考えついてしまったのだと言う!笑
しかもアンドリューが後日回想して言うには,二人があれほどまでに意気投合してシンセを構想し設計したのは、そん時くらいなものだったという笑
かくして出来上がったのがProphet 12。
そのProphet 12デビュー時、デイヴは 「今までの全機種を叩きのめす機種! This one beats 'em all!」 って有頂天になって言ってたもんねナムショー会場でガッツポーズして。
でもこれらは流行も産まず、ここから流行のジャンルも出ず、むしろ流行とは無縁。それでも秀逸なるプリセット音色。やわらかいアナログな音、とらえどころ掴みどころない幽玄な音が出る一方、ノンリニアなポリフォニックDSPキャラクターブロックが生み出す奇想天外破綻音しかも当然ポリフォニックで処理、さらに破局的なポリフォニックのTuned Feedback機能、これらが広大極まりないモジュレーションマトリクスと組み合わさったときProphet 12が生み出すのは最高に破壊力みなぎるド迫力のソニック・スペクタクル。だってビット落とし、レート落とし、ドライヴ・サチュレーション、これら全てがポリフォニックで効くんだからね、しかもアナログ・レゾナントフィルターとカップリングされて。そは荒涼とした極地の砂漠に轟く嵐、はたまた最強預言者の重装甲、そ���重厚な輝きがにじむ音。しかもそれが自分の指先の感覚ひとつでベロシティやらアフタータッチやらホイール群やら2連タッチスライダーやら2連タッチスライダー自体のアフタータッチ機能やらで鋭敏に俊敏に繊細にさまざまな彩りを描く。その未知なる音の景色。攻めてるねぇ、デイヴ・スミス、わが道を行く、ええ音色の数々♬
それどころかDSIはProphet 12にあったCurtis社のフィルターやDSPキャラクターモジュールをベースに、独創的ユーロラックモジュール群を出した。中でもDSM02 Characterユーロラックモジュールは、DSI唯一のフルデジタル・モデル。5だけが名機ではない、12こそ中興の祖なのですよ。
ちなみにそのあとに出たPRO2は,決してProphet 12のモノフォニック版ではない。PRO2にあってProphet 12に無いものは以下のとおり。中古で買う時の参考にでもしてみてね:
・4音パラフォニックしかもローテーション・トリガー(Moog のはリセット・トリガー)なので疑似4波形ウェーヴシーケンスが可能 ・Prophet 12の19波形に加えて、7波重ねスパソなどスーパー版デジタル音源波形13種類追加、計32波形 ・2連VCFがCurtis製CEM3397によるHPF + LPFではなくディスクリートで起こしたというアジのあるProphet-5 SSMエミュとSEMエミュしかもアナログ回路で起こしたエミュ2発 ・2連VCFシリアル・パラレル連続可変、しかもシリパラ加減をデスティネーションとして変調可能! ・2連VCFを個別にon/off可.両方ともoffにはできなかったごめん ・4基デジタルディレイのうち1基はBBDをエミュレート ・EG1基追加、計5基 ・51ソース、149デスティネーションへと拡大したモジュレーション・マトリクス ・16ステップ×16トラックないし32ステップ×8トラックの大規模パラフォニック・ステップシーケンサー ・Fスケール44鍵
広大な構造、広大なモジュレーション・マトリクス、もはや巨大モジュラーシンセを単体キーボードへ「ばあぁん!」と圧縮したかのような機種がPRO2。緻密に凝縮したシンセのきらめき。
しかもProphet 12がSHARCのDSP1基で2音を生成しているのに対し、PRO2は1基で1音しか生成せずかえって贅沢に演算リソースを使用可能。それゆえにスーパー版波形はもちろん、通常の音源波形も質が高い。Prophet 12にあった薄曇りが無くなってクリアにはっきり視認できる感じ。 このようにデイヴ・スミスがPRO2をして「最強のモノシンセ」と呼んだのには、ちゃんと裏付けがあるのであり、PRO2こそは史上最大規模のシンセシスを搭載した怪物DSIシンセとなった。
そしてPRO2は、のちのProphet-6とOB-6という双生児を生む母体となった。ディスクリートで新規に開発したSSM/SEM型VCFのおかげである。
ちなみにProphet 12もPRO2も、バージョンアップによってYAMAHA型FM音源を「Linear FM」として追加。しかも4オシレーターを4オペに見立ててモジュレーションマトリクスを組むことにより,全くの自作アルゴリズムも制作可能。なんなら円環状にオシレーターを並べた無限FM変調アルゴリズムすら、デフォの設定を生かして超簡単にできる。それをご自慢のVCFで加工。
パテントが切れたからとはいえ、かつて自社を買収されるまでに追い詰めたFM音源が今や自社シンセでゴキゲンさんにええ声で鳴いているのを聴いた彼は、さぞかし感慨深かったのではなかろうか。だってProphetやPROからDXベルとか鳴るんですよエンヤみたいに笑 そして昨今のFM音源は、またアナログっぽくもありながらも不思議にエッジの立った、鋭い倍音を含むいい感じにこなれた音色として鳴らされることが多い。流石現代、平賀源内、いやほんまにシンセはエレキテル、これキテる。
だが世間はそんなとんがったデジアナハイブリッドシンセなんかよりも、彼にプロ5とプロワンの再来をリクエスト。いつまでたってもレジェンダリー・アーティストに往年の名曲をライヴ演奏してほしいと叫ぶオールド・ファンみたいなものか。あたらしいテクノロジーを開発せしエレキテル平賀源内よりも水戸黄門の印籠がVCOなのか。史上最強預言者Prophet 12は、クエーサー銀河ばりに宇宙の地平線に屹立する孤高の存在だったのか。遥けく望む特異点、その降着円盤による極超高速乱流回転音を聴きたいと希求する人はなかなかおらんかったのか。
それに対し彼は3回返答、Prophet’08、Prophet-6、そしてProphet-5 Rev.4。
デイヴ・スミス、ついにアナログ・シンセに回帰? 事象の地平面にて、運命の円環もまた閉じてしまうのか?
♬ ♬ ♬
Act IX 「前を向くん違ごたっけ?」
デイヴが回答したのは、現代版プロ5ではなく「現代風に再解釈・再構成したプロ5哲学」であった。しかもその都度その都度、その時に見あった回答。円環は開かれたまま螺旋を描く。
♬
2007年時点での回答がProphet’08。
当時まだ初号機Evolverシリーズが出て一段落したころであり、アナログポリシンセを新規に出すメーカーは皆無といってよく、デイヴ・スミス自身もEvolverみたいに多彩な音色が出るシンセがありながら、なんで今さらアナログポリシンセばっかリクエストされるのかと嫌で嫌で仕方がなかったという。苛立つデイヴ・スミス「てめ〜ら後ろ向きすぎんじゃね」。師匠こころの叫びをダダ漏れにしてみました。
でもさすが名匠、しぶしぶ試しに作ってみたら、あ〜ら存外いい音すんじゃないの〜これ〜♬となり、当時まだ存在しなかった新品アナログポリシンセちゃきちゃきの新機種として出そうと、しからば名刀Prophetの名を再びというのでDCOアナログ8音ポリシンセProphet’08誕生。びみょ〜にロゴが違うけどそんなこと誰も気づかず実際よく売れたのです。のちに16音ポリREV2まで作ってしまったもんね。
これが事実上DSI出世作となり、ひとやま当てたおかげでラインナップ飛躍的に拡大。
モノフォニック版MophoっていうPro-Oneみたいなシリーズもあったよね、黄色いファンキーなカラー、Push me! Push me!って書いた〜ったトリガーボタン笑 サブオシ追加でphat sound! 4パートマルチ音源TET4A(Tetra)もあった。マルチ音源アナログシンセって、今またあったらいいのに。
そして今なお伝説のリズムマシン、ロジャー・リンとのコラボ作、神器Tempest! あれがProphet’08からProphet 12へと橋渡しするミッシングリンク的アーキテクチャだったって、だから凄腕リズムマシンっていうか、いやもはやリズムシンセなんだって、お釈迦様でも気づくめい♬ ついでにTempestの有機ELディスプレイとその周りに配置した汎用ロータリー・エンコーダー4基+ボタン4基このユーザーインターフェイス,これがそのまんま次のProphet 12とPRO2になったって、気づいてた?
名刀その切れ味もさわやかに、すっかりアナログポリシンセ・メーカーとして認知されるようになったDSI。そのサクセスの上に2013年にデジアナハイブリッドProphet 12、デイヴ・スミス最高ポリシンセは生誕したというわけ。
以来、アナログシンセが当たるたんびに、本当に自分がやりたかったデジタルをやる。堆積岩の互層の如きこの繰り返しがDSI社のひとつの深みある魅力となる。
♬
2015年時点での回答がProphet-6。
至高Prophet 12が出たにもかかわらず、まだ皆さんプロ5の再来を求める。しかもDCOじゃやだVCOでなきゃやだとか言う。ったくもう、じゃ次は原理主義者も黙り込むような弩級VCO戦艦シンセつくってみようか。PRO2でプロ5SSMばりのディスクリートVCFも開発できたしね。ほなガチでプロ5復刻? いやいやあくまで現代にプロ5的な前向きコンセプトを具現化すると考えて新規挑戦ネタを盛り込みましょう、何を追加するって例えばモーフィングするVCO波形、ハイパスフィルター、2連デジタルエフェクト、アルペジエイター、ポリフォニック・ステップシーケンサー、ベロシティ、アフタータッチ、ステレオ出力、MIDI、USB、ついでに今風に49鍵にして軽量コンパクト、フットワーク軽いところがまたコンテンポラリー。若い軽いあったかいフーディみたく軽快な出で立ち、良質なアナログの音、当世風VCOアナログ6音ポリシンセ見参!
事実、現代風に音色が良いがためにタンテ屋さんPioneer DJと組んでサンプラーTORAIZ SP-16へDSI謹製SSMエミュもののディスクリートVCFとなるLPF/HPF移植、さらに極太アナログモノシンセグルボことTORAIZ AS-1というスピンオフも誕生。AS-1に至ってはほぼProphet-6のモノフォニック版であり、ただそこから内蔵エフェクトとしてのリバーブを省き、アナログの単独オーヴァードライヴをマルチエフェクト内部へ統合して分かりやすくしたのみ。まさにプロ5に対するPro-One的な位置付け。それらは音の面白さはもちろんビルドクォリティと言おうかハードとしての質感も高く、AS-1などはガジェットのレベルを引き上げた名機となった。
そのProphet-6を開発中、偶然にもRoland創業者でありMIDI策定の盟友・梯氏がYAMAHAへ「もう使こてへんねんさかい、ええかげん返してあげはったらどないです?」ってんでYAMAHAからデイヴ・スミスへSequentialの商標が平和裏に返還! まれに見る善意の連鎖、MIDIシェア文化なみの叡智、ありがとう!!
というわけで歴史的な新生Sequentialブランド再起動リブートその初号機として、Dave Smith Instruments Sequential Prophet-6を感慨深くローンチした次第。
しかも翌年かつてのライバル、トム・オーバーハイムとのコラボDave Smith Instruments Oberheim OB-6も感慨深くローンチ。ディスクリートによるSEM型VCFゆえ、OBの名を冠するとはいえOB-XやOB-8よりもむしろOberheim 4Voiceや8Voiceの系譜に近く、これもこんにち的な良質なアナログの音がするコンテンポラリーなヴィンテ。そしてそこにSequentialとOberheimのロゴが仲良く共存。
さらに次のPROPHET Xにおいては元Emuデイヴ・ロッサムが設計せしSSMチップ復刻発展版SSI2144も搭載。しかも若きサンプルライブラリ・メーカー8DIOとも共作。たたみかける共作連発、シンセヲタ胸アツ案件続出。
こうしてEmu、Oberheim、Sequentialという合衆国レジェンダリー・シンセメーカーたちがコラボして機種開発、それをYAMAHAとRolandというビッグネームが善意の商標面で支える、8DIOが現代コンテンツで支える、ありえない夢の伝説大同盟時代が到来したわけ。どうですこの友情この協力。戦争だ炎上だなんだとすさんだ今の時代、だがこれほどまでにメーカーたちが助け合う時代が今まであったであろうか。思い返せばこんな優しい人たちだからこそMIDIはシェア文化になりえたのかもね。そしてその土台の上に、それすら意識することなく私たちはレジェンドたちの共作の数々を目撃。これを先人たちの叡智と言わずしてなんであろう。
♬
やがてデイヴ・スミス自身「いずれ僕は会社を後人に引き継がないといけないから」と言ってDave Smith Instrumentsという社名から自分の名を消し去るために、会社の名前もふたたびの「Sequential」。Prophet-5生誕40周年に社名変更したというのは、単にひとつのメルクマールとしてのタイミングあわせに過ぎない。時代のクロックに自分を同期。時に西暦2018年。
ちなみに同年Prophet 12生産完了、5年にわたる販売期間は近年むしろ長いほう。デジアナハイブリッドシンセは同年発売Prophet Xと2020年デビューしたPRO3シリーズへとバトンタッチ。
せめてもの花道をというのでProphet 12最後の百台はリミテッド・エディションとして「アークティック・ホワイト(北極白色)」にカラーリングされ、独自の製造番号も貼り付けられた。デイヴ・スミス引退準備開始とともに引退した最強預言者12。よっぽど愛されていた機種だったのでしょう。なお2023年はProphet 12爆誕10周年かつMIDI生誕40周年である。
新旧Sequentialとは何か?
それは原理主義や前例主義や様式美におちいること無く、とらわれずスタイリッシュにいっつも新しい回答を見せてくれるメーカー。コンテンポラリーだからこそ時代を超える。でもそれにあぐらをかかない。
何よりも音を創っていると、どういうふうに音をたおやかにさせたいか、はたまた破綻させたいか、見透かされているかのように音がおいしく変化する。アナログ、デジタル、ハード、ソフト、すべて対等なパノラマ。たとえ枯れたテクノロジーであろうと、どう転んでもいい音がする手練れのエンジニアによる楽器。Slopというデジタル音痴パラメーターですらタダのランダマイズではなく、アナログを真似てズレ度合いやズレている時間すらもが刻々変化する有機的な機能。そんなもん誰が気づく?とも思うかもだが、そんなところまでシンセを熟知しているデイヴ・スミスだからこその精緻。神はディテールに宿る。そしてディテールに宿りつつも見晴らし良い視点から大局を見渡す。
♬
Prophet-6がProphet 12より売れた理由のひとつにWYSWYGユーザーインターフェイスがあると知った新生Sequential社、以降すべて表に出ている操作性を念頭に置くようになり、PRO3などもその新しいパラダイムの続きにある。それでいてPRO3ではEvolver伝来Tuned Feedback機能が健在なのは嬉しいポイント���
またエンリケ・イグレシアスもリミックスしたDJ Pabloから「パクられる前にやったら?」と言われたのをきっかけにいろいろ考え直し、結果、踏み切ったるはあんだけやらないと言ってたProphet-5のリ・イマジネーション。オリンピックイヤー2020年に驚きの発表。しかもデイヴ・スミス古希! んで現役! かくして新しいプロ5は復刻にとどまらないRev4というデイヴ・スミスならではの名答となった。タッチセンスとUSBがついたプロ5ってだけじゃないよ、コピーキャットには絶対真似できないVintageノブ! そしてここにもデイヴ・ロッサムによるSSM進化型VCFチップが入ってピース! 即ちかつて裁判までして揉めたSSMとCurtisの両方を網羅する設計! しかもRev1、Rev2、Rev3のサウンドを全てカヴァーするばかりか、新しいRev4サウンドまで提示! おまけにダメ押しProphet-10同時発表!!!!! ちょっと遅れて5声を10声にする拡張基板までご用意いたしましたとも!!! なにこの秀逸すぎるゴージャズなリマスター+新規セルフカバー・ボックスセットみたいな商法。
そしてそのあと飛びいでたるはPro-OneでもPRO2でもPRO3でもない、まったくあたらしいスピンオフとして2021年TAKE5誕生。小脇に抱える名機、小脇に抱えるプロフェット、さしずめフレンドリーなコンパクト・プロフェット、しかも新規シリーズ名となるのか、期待が止まらない。
♬
そのさらに翌年5月10日、Prophet-5 Rev4と同じく進化型としてOberheim OB-X8がOberheimブランドにてデビュー。その開発にはトム・オーバーハイムはもちろん、デイヴ・スミス、そしてかつてOberheim若手の天才エンジニアに始まりAlesis、Line6という伝説の数々をものしたマーカス・ライルも参加。3大レジェンド連合開発。
そはOB-X8であってMatrix-12でなく Prophet-5であってProphet 12でなく miniKORG 700FSも700Sベースであって700でもTRIDENTでもPolysixでもない。でも喜多郎も難波弘之も加藤孟会長も好き。
即ち最高傑作やのぅて デビュー作でものぅて 自身にとってゲームチェンジャー的なんをつくる。
人は晩年に自分の原点というか出世作というか、名刺代わりになる機種をもっぺん出して、現代への磨きをかけて未来へ投擲したくなるもんなんかな。
そのOB-X8開発を手助けしたデイヴ・スミス、そのデビューを嬉しさ満面で語る盟友トム・オーバーハイムの、積年の宿題を果たしたかのように抑えきれない、とめどなくあふれる喜びが止まらない、その笑顔を見届けた矢先、わずか20日ほど後、2022年5月31日、若すぎる享年72歳。2週間ほど前のBerlin Superbooth 2022ではあれほど元気だったのに、心不全だったとか。そしてその時ダンス系電子音楽イベント「Movement」のためにクラブ音楽の都デトロイトにいたのだという。
♬ ♬ ♬
だが歴史はここで終わらない。いや、断じて終わらせない。
♬ ♬ ♬
死せる諸葛孔明、生ける仲達を走らす。
OB-X8が誕生し、デイヴ・スミスが没して半年。 時に西暦2022年11月18日、新生Sequential社から突如浮上した大型シンセTRIGON-6。それはデイヴ・スミスが開発にかかわった最後の機種、その遺児。その姿を表した今、スミスの子供たちがゆく。
♬
PRO3にてMoog型ラダーフィルターをディスクリートで新規開発し搭載せしめたSequential社は、このVCFをもとに最強アナログポリシンセ開発に挑んだ。 これはかつてPRO2にてやはりディスクリートで開発したProphet-5型VCFとOberheim SEM型VCFとをもとに、Prophet-6とOB-6とを開発したのと同じ戦術。
6音ポリ、1ボイスあたり新規に起こしたVCOを3基搭載、4pole/2pole切替可能となった機能拡張型ディスクリート・トランジスター・ラダー型VCF、充実のポリモジュレーション、お家芸フィードバック、2連デジタルマルチエフェクト、アルペジエイターにポリフォニック・ステップシーケンサー、ユニゾンモードで3VCO x 6ボイス=18VCO斉射、ベロシティ・アフタータッチ対応鍵盤、コンテンポラリーに49鍵軽量コンパクト、無論USB装備、あげくProphet-5 Rev4みたくVintage Knobまで��る!
トライゴンは三角形という意味。 ポリゴンが多角形の意につき、その三つ角版と考えれば良い。むろんVCOが3基あるがゆえのネーミングであろう。
だからってMemorymoogの真似ではない。むしろMoogには無かった仕様を惜しげもなくガンガン投入、ぎゅうぎゅうぱんっぱんに押し込めた最強アナログポリシンセ。それら諸機能が結びつき一つの個体の内部で有機的に相互作用しあったとき、そのシナジーから新しい音が生まれる。モーグに似てモーグでない、新しい音。
Prophet-5ですら名機であれこそすれ最強ではなかったのだ。だからこそ、TRIGON-6には既存とは違う新しい名前が与えられた。そは未来のヴィンテ。未来の古典。今までありそうでなかった新時代アナログシンセの音。側板の木の色すらもがいつになく白い。フロントパネルのフォントも外観デザインも、いにしえへのリスペクトを踏まえつつもこんにち的。
Prophet-6 OB-6 TRIGON-6
アナログ6音ポリシンセ三部作堂々完結。しかもローンチ順に徐々にインスパイア源となったヴィンテからキャラが離れ、独自の遊びカラーが濃くなったのは、やはり時代が進んで市場が成熟し、それだけ審美眼も前を向いてきた現れ。亜空間銀河のはずれ、いつわりの虚空に影ばかり落とす惑星、新天地TRIGON-6、デイヴ・スミスが残した隠し玉、そこで聴く音の景色、そこに隠されたベクトルの向き。
まだまだアナログでやり残したことはあったのだ。 まだまだアナログにもデジタルにもハードにもソフトにも未来があった。それこそまだ見ぬなにかにも。 そのことを死後もな��教えていただけるとは、どこまであなたは前向きなんですか。
死せるデイヴ・スミス、電子楽器業界を走らす。いや、走らせ続ける。
♬
本稿の最後に、私も大好きなPRO2取説の冒頭文を、ここに引用ならびにNemo版超訳にてご紹介。それをもって追悼の意を込めたい。それをご覧いただくことで逝去せるデイヴ・スミスが指し示したベクトルの向きをお察しいただけたなら望外の喜びである。そのベクトルの指し示す先をめざして、私たちで彼の遺志を継いで、ともにぎっしり輝いてきらめく音の銀河を探検すべく出かけましょう。物理操作子を見てそのトルクを味わいつつ音をつくるとき、私たちは音を見て、映像を聴き、指先の圧に耳を傾けるのです。その情緒こそがフィジカルな楽器。 その伝統を継承すべく、2024年5月16日にOberheimブランドからTEO5(トム・オーバーハイム氏の本名Thomas Elroy Oberheimのイニシャルのつもりなのであろう)という5音ポリ廉価版シンセが、TAKE5と同じ設計思想のコンパクトアナログシンセとして登場したこともまた、伝説が今なお現在進行形であることを示していて喜ばしい。
なお、MIDIにおけるメーカーIDナンバーその栄えある1番は旧Sequential社であり、旧Dave Smith Instruments社であり、現Sequential社である。つねに前を向いてきた者にこそふさわしいIDナンバーと言わずしてなんであろう。
Thank You
No doubt about it: It's an exciting time to be a synth geek. You only have to look around you to realize that we're experiencing a renaissance of sorts for synthesizers. From stompboxes to modulars, synths are here in a very big way.
With the current demand for all things analog, I've been asked many times if I would ever consider reissuing the Pro-One monosynth. My response has always been the same: "You've got to keep moving forward." The simple truth is, I'm happiest creating new instruments-synths that put more power and better sounds into the hands of musicians with every iteration.
But actions speak louder than words, so here's the last one on that particular subject: the Pro 2. It's light years beyond the Pro-One in every way and is the culmination of my many years designing synthesizers. It's also the deepest and most powerful monosynth I've ever created, so it should keep you busy exploring the outer limits of sound for quite some time.
I really hope you enjoy playing it as much as we enjoyed designing it.
Thanks for the purchase, from all of us here at DSI!
Cheers,
Dave Smith
(以下、Nemo版超訳)
PRO2を買ってくれて、ありがとう。
シンセヲタにとって、間違いなく楽しい時代になったね!! まわりを見渡すだけで、今はシンセ・ルネッサンスとも言うべき一種の復興期、その真っ只中に僕たちは今いるんだって分かる。ちっちゃいストンプボックスみたいなのから、でっかいモジュラーにいたるまで、今やさまざまなシンセが堂々と闊歩している。
ちかごろアナログはなんでもかんでも大人気だから、かつての名機モノシンセPro-Oneを頼むから復刻してくれっていう声も、たくさんいただいてきたよ。でもそれに対する僕の答は、いつもと同じく「いっつも前を向いて進んでいかなきゃね」なわけ。
ぶっちゃけ言うけど、僕はシンプルに新しい楽器を作っているときが一番ハッピーなんだよ。アーティストが使うたんびに両手にパワーとサウンドがみなぎる、もっとパワーを、もっとすばらしいサウンドを両手にもたらしてくれる、そんな新しいシンセをね。
でも言ってるだけではなんだから行動で示すことにしたよ、それがこの復刻版ご要望への最新回答ことPRO2。
Pro-Oneと比べても、どの部分どの側面をとってみても何光年も先を行くくらい、ぶっちぎりの最先端モデル。それは僕が長年にわたって続けてきたシンセサイザー開発の集大成でもある。さらには僕が創ったもっともディープでパワフルなモノシンセでもある。だからこいつを使えば、皆さん新しい音色を探求するので当分のあいだ忙しくなるだろうこと請け合いだよ。
そんなわけで僕たちがこの機種を楽しく開発したのと同じくらい、皆さんが楽しく演奏してくれることを、こころから願ってます。
そしてここにいるDSIのみんなから言うね、ほんとうに買ってくれてありがとう!
じゃあね!
デイヴ・スミス
2022年11月20日 初出 2024年12月29日 MIDI策定部分を追記改訂
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