#世界インコの日
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knotes-tmbr · 27 days ago
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世界インコの日
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tutai-k · 2 years ago
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たどり着かなかったおおくの未来たちへ
文フリ東京だった。 土曜日開催のイベントってなんだかんだ言いながらはじめてのような気がする……労働が土日祝休めなかったころはなんでイベントは平日にやらないんだろうと思っていたし、土日が休みだったころはイベントは土曜日にしてほしいと思っていたが、日月休みになると、イベントは日曜日がいいなと思ってしまう。日月は宿泊料金がやすい。
そんな自分本位な「この日がいいな」をわたしはいくつも持っている。
文フリ東京は、土曜日の朝に出発した。車内販売がなくなってしまって、でもまあ新幹線のホームとか購買にシンカンセンスゴイカタイアイス(シンカンセンモウカタクナイアイスだという噂だが)が売っているらしいから、それを食べようと思っていたが、朝、名古屋駅で見つけることはできなかった。 しょんぼりしながら新幹線に乗る。新幹線の中ではほとんど寝ていた。
東京駅・浜松町・流通センター。いつもの乗り換えで会場に向かう。来年の12月の文フリはビッグサイトでやるらしいから、この行程で向かうのはあと一回。
会場前に八束さんのスペースで不穏なフライヤーをもらう予定だったのでもらいに行ったら、八束さんがさいたま文学館で開催中の『澁澤龍彦の文学世界』のフライヤーも一緒にくれた。 ので、スペースが出入り口の真ん前だったこともあって、これはたくさんのひとに見てもらえるんじゃないか…!ということで、出口に向けて配置した。完璧である。
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そんな素敵な設営をして、開場。
遠方からきてくれたフォロワーさんに展示のフライヤーを見せ澁澤龍彦の話をし、「若い頃にわたしも全集読みました!」と言ってもらうなどしたり、痛覚の麻子さんにはえんえんと「この写真見てくださいやばくないですか?羽田に楯の会の制服を着て見送りに着た三島の帽子をかぶっておどけているときの写真でこれが二人が実際にあった最後になるんですよ……」と一生終わらないんじゃない勝手くらいの話をしつづけてしまったり、このフライヤーに気づいてくれた通行人のひと(「澁澤龍彦だ…!」という声が聞こえた)に「裏面も見てください!そしてよろしくお願いします!」とさっと差し出したり……。こんなに充実した文学フリマ東京は、2014年から参加していて初めてじゃないかと言うくらい充実していた。
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惜しむらくは、澁澤龍彦のフライヤーと一緒に不穏なフライヤーを挟んでいたにもかかわらず、だれも「澁澤龍彦と棄てに行ける家父長制があるんですか?」と聞いてくれなかったこと…。澁澤龍彦と棄てに行ける家父長制は果たして存在するのか……?
とまあ、こんな感じなのだが、そろそろ皆さんも不穏なフライヤーとは?と思っているところだろうと思うので、ご紹介致しますとこういうやつです。
「父親の死体を棄てに行く」アンソロジー。家父長制を棄てに行きたい方はどうぞ2024年5月の文学フリマ東京をお待ちください。
イベントが終わってからは、八束さんとヒマラヤ鍋を食べに行った。 お店の予約時間まで過ごしていたドトールで渋沢栄一の話になり、「ああ、向こうは傍家で、本家はうちなので」と話したら「いまうちって言いました?」と聞き返される。うちです。 ヒマラヤ鍋屋さんはめちゃくちゃすてきな楽隊(?)のお誕生日パレードがあったり、びっくりするような美味しい鍋を食べられたりと大満足だった。
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打ち上げを終えて、翌日のさいたま文学館に備えて埼玉に宿を取っていたので、移動をはじめたら電車がいきなり止まった! 電車の沿線で人身事故があったとのことで、近くのハブ駅みたいなところで電車を降ろされてしまう。こんなこと担ったのは初めてなのでびっくりしていると、とりあえず一時間くらいしたら電車は動くからね~とアナウンスが入り、事なきを得る。
都会ならではの体験だな…と思いながら、ホテルにたどり着いて泥のように寝た。
そしてさいたま文学館へ。
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張り切って出てきたら開館まえについてしまった…。図録を買って、老人クラブの展示があったので見せてもらったりして(ヤツガシラの俳句があってとてもよかった)、10時になる。
貸し切り状態……。
展示は、埼玉と澁澤の関係から始まっていて、浦和高校時代の写真(浦和高校同窓会が出しているものだった)があるのがとてもよかった。 限定本も展示がたくさんあり、原稿も、文学館が所蔵しているものが4、5点。 サド裁判のときに澁澤が三島に書き送った手紙に、争点が「わいせつか芸術かを超え、表現の自由/検閲への抵抗である」ことが書かれていることを指摘していたり、『高丘親王航海記』の原稿用紙、最初は「了」と書いてあったのを、推敲の段階で文字を自ら消したことを指摘していたり、「澁澤龍彦」という人物を表現との向き合いかたから見せているのが良いと思った。 面白かったのは三島の写真の使い方で、「血と薔薇」の「男の死」の三島の写真、あと、メインビジュアルが羽田に見送りにきた三島の帽子をかぶっておどける澁澤の写真だったからか、「楯の会の制服を着た三島由紀夫」の写真が展示してあったりした。
展示をひとしきり見た後は、図書室に今回の展示の関連本がまとめてあるとのことだったのでそれを身に。「作家のおやつ」「作家の食卓」といった本の紹介や、山﨑ナオコーラが文豪の墓参りにいく本に澁澤の項目があった。山﨑ナオコーラの澁澤へのまなざしにはわたしにもおぼえがある。よい本だった。そしてその本で、先月わたしが緑色のインコに夢中になっていた霊園に中島敦の墓があることを知った。敦、ごめんな……墓のことなんて全然知らなかったから、緑色のインコのことしか考えてなくて……。
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その後は文学館併設の「けやきカフェ」で澁澤龍彦コラボメニューをたべる。黒糖と胡桃のパンケーキ。澁澤が好きだった胡桃や黒糖のお菓子をイメージしてつくられていて、とてもよかった。 思い出したのは、今よりもっと貧乏だったころ、いろんなところでやっている澁澤の展示に行けなくて悔しい思いをしたことだった。いまこうしてたどり着くことができるようになったことを、なんだかとても、自分が、自分をなんとかしているように思えた。
パンケーキを食べ終えてから、「武蔵野うどん」に挑戦することにした。「伊勢うどんとは対極にあるうどんだ」という事前情報しかなかった。 桶川駅ちかくのお店はかなり人気店のようでたくさん人が並んでいて、お店に入れたのは並び始めてから一時間後くらいだった。 つけ麺(うどんのことをつけ麺というのか?)システムで、つけ汁とうどんは別々の皿に載っている。なるほどこういうやつなのか、となにも考えずにがっと箸でつかんで汁につけてすすりはじめたはいいが、うどん、めちゃくちゃかたいんですけど?!噛みちぎれない…やばい、全部すすって口の中に入れるしかない……と思ったが、これがまたすさまじく長くて……永遠にうどんがおわらない……。 こんなに硬くて長いうどんはじめてなんですけど?!おれたちは箸で持ち上げただけでへたしたらブツッといく伊勢うどんの民なんだ��いうことを再確認し、「これは風邪を引いたときに食べるうどんではなく、体力が有り余っているときに食べるうどんだな」と確信しました。きっと武蔵野のひとたちは、風邪をひいたときにはおかゆを食べるに違いない。(伊勢志摩の人間は風邪をひいたら伊勢うどんを食べます)
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二口目からは一本ずつ食べることで武蔵野うどんのおいしさを堪能し、また是非食べたい、顎の力を試したい、と思った。
武蔵野うどんを噛み砕くのに体力のほとんどを持って行かれて、疲れ果てたので、そのまま帰宅することに。 購買にシンカンセンスゴイカタイアイスを見つけたので購入し、席に着くと、隣のひともおなじシンカンセンスゴイカタイアイスを持っていた。しかもおなじチョコレート味。
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べつに示し合わせてはいないがふたり一緒に食べることになってしまい、こんなに好きなひとがいるのに、もうシンカンセンスゴイカタイアイスは車内販売されないんだな……と悲しくなる。 そして、乗車15分まえに買ったし、シンカンセンモウカタクナイアイスだった。
アイスを食べ終えてからは、記憶がない。気づいたら名古屋だった。
名古屋駅で、近鉄のホームに来たら、電車を待つ人は無秩序にホームにたたずんでいて、車両のドアとか何も気にしていなかったし、電車が着いても「先に並んでいたひと」という概念がないので、運良くドアの近くにいたひとから電車に乗りこんだ。東京とかから帰る途中、この近鉄のホームの無秩序さを目の当たりにすると、まだ名古屋から三重まで帰らないと行けないのに、「帰ってきたなあ」と思うのだった。
名古屋駅から最寄り駅までも、寝ていたのでほとんど記憶がない。
帰宅したら、夕食は焼きそばだった。焼きそばの麺は、どれだけ頬張っても簡単に噛みちぎれた。武蔵野うどんは硬かった。
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tamanine · 2 years ago
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街とその不確かな壁/君たちはどう生きるか/ジブリ・春樹・1984
最初のジブリの記憶は『魔女の宅急便』(1989年)だ。母がカセットテープにダビングした『魔女の宅急便』のサントラを幼稚園の先生に貸していたから、幼稚園の頃に見たのだ。
まだ座席指定の無い映画館に家族で並び、私は映画館の座席で親に渡されたベーコン入りのパンを食べていた。4・5歳の頃の記憶だ。
その夜、私は夢の中で魔女の宅急便をもう一度見た。私は親に、夢でもう一度映画を見たと伝えた。
『おもひでぽろぽろ』(1991年)も映画館で見たが、あまりよく分からなかった。『紅の豚』(1992年)も映画館で見た。帰りにポルコ・ロッソのぬいぐるみを買ってもらい、縫い付けられたプラスチックのサングラスの後ろにビーズで縫い付けられた黒い目があることを確認した。
『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)『耳をすませば』(1995年)までは両親と一緒に見たと思う。
父はアニメに近い業界にいたため、エンドロール内に何人かの知人がいたようだった。アニメーターの試験を一度受けたそうだが、他人の絵を描き続けることは気が進まなかったらしい。
家のブラウン管の大きなテレビの台の中にはテレビ放送を録画したVHSテープが並び、ジジやトトロの絵とタイトルを父が書いていた。テレビ放送用にカットされたラピュタやナウシカを私は見ていて、大人になってから初めて見たシーンがいくつかあった。
“家族で映画を見る”という行事はジブリと共にあった。ジブリ映画の評価は今から見て賛否両論いくらでもあればいいと思うが、批評も何も無い子ども時代に、母がとても好きだった魔女の宅急便や、戦争は嫌いだが戦闘機が好きな父と紅の豚を見られたことは幸福な年代だったのだと思う。
評価が何も確定していない映画をぽんと見て、よく分からなかったり面白かったりする。
親は『おもひでぽろぽろ』を気に入り、子どもにはよく分からない。父からは昔の友だちが熱に浮かされたように「パクさんは本当に凄いんだよ」と言い続けていたと聞かされた。
大人になった私は『ゲド戦記』(2006年)を見て「面白い映画に必要なものが欠けているこの作品を見ることにより今までに見たジブリ映画のありがたみが分かった」とぐったりし、『崖の上のポニョ』(2008年)を新宿バルト9で見て、全然楽しめず、新宿三丁目のフレッシュネスバーガーで「神は死せり!」と叫んでビールを飲んだ。
2020年には『アーヤと魔女』の予告編に驚愕し、『モンスターズ・インク』(初代、2001
年)からずっと寝てたのか!?と罵倒した(見ていない)。
私が持っていたジブリという会社への尊敬は過去のものになり、多彩な才能を抱えていたにもかかわらず明らかにつまらないものばかり作る血縁にしか後任を託せない状況にも嫌悪感を抱いた。
期待値は限りなく低く、『君たちはどう生きるか』を見ようかどうか迷っている、とこぼしたら「見て文句も言えるからじゃあまあ一緒に行く?」という流れになり、見た。
あまりにも期待値が低かったため、文句を言いたくなるような作品ではなかった。私は2023年、もっともっとつまらない映画を何本も劇場で見ている。つまらない映画を劇場で見ると、もう2度と見なくて良いという利点がある。
『君たちはどう生きるか』の序盤、空襲・火災・戦火で街が焼ける場面、画面が歪で、不安で、安定感がなく、私はホッとしていた。綺麗に取り繕う気のない、表現としての画面だった。
複数の場面に対してセルフ・パロディーであるというテキストを読んでいたが、私にはあれらはオブセッションに見えた。小説家でも芸術家でも脚本家でも、何を見ても何度も同じことを書いているな、という作家に私は好感を持っている。少なくとも、いつも結局テーマが同じであることは減点の理由にはならない。
『君たちはどう生きるか』になっても高畑勲の作品に比べればどうにも女性の人格が表面的で、天才はこんなにもご自身の性別をも超えて何もかもわかり物語に落とし込めるのかと感激した『かぐや姫の物語』(2013年)に比べてしまうと胸の打たれかたが違うのだけれども、でも私は取り憑かれたテーマがある作家のことが、いつも好きだ。
スティーブン・スピルバーグは『フェイブルマンズ』(2022年)でもう大人として若い頃の母親を見つめ直せていたように思うが(フェイブルマンズで取り憑かれていたのは別のものだ)、
宮崎駿は小さい頃に一方的に見つめていた母に取り憑かれ、母の内面には踏み込めないまま、少年・子どものまま母を見つめ続け、自分が老年の大人として若い母親を見つめ直す気は無い。
そして、母親の方を少女にして映画の中に登場させる。しかも「産んでよかった」という台詞を創作する。
貴方は大人なのにずっと子どものままで母親に相対したいのですか、と思いはするものの、子どものままの視線で母を見つめ続けたいのなら、それがあのように強烈ならば、それがオブセッションなら全くかまわないことだと思う。
最初に屋敷に出てきた7人のおばあちゃんがあまりにも妖怪じみているので驚いたが、あれは向こうの世界とこっちの世界の境界にいるかた達という理解で置いておいてあげよう。
それにしてもアオサギが全く可愛くもかっこよくも無いことに最後まで驚いていた。頭から流れる血液も、赤いジャムも気持ちが悪い。途中途中、激烈に気色が悪い。世界や生き物は気持ちが悪く、性能の良い飛行機みたいに美しくは無い。カエル、内臓、粘膜、血液、食物もグロテスクだ。嫌悪ではない、全部生々しい。生々しく、激烈だ。その生々しさを必要としたことに胸をうたれた。
塔の中のインコについて、愚かな大衆だとかジブリはもう人が多すぎてしまったんだとか商業主義的な人間の表現だというテキストも読んだのだけど、私はあのインコたちがとても好きだった。
インコたちは自分達で料理をして、野蛮で、楽しそうだった。終盤、緑豊かな場所にワッセワッセと歩いていくインコさんが、「楽園ですかねぇ」「ご先祖さまがいますねぇ」と言ったようなことを言うシーンが面白く、可愛らしく、インコたちの賑やかな生活(時に他者に攻撃的であっても)を想像した。
私は水辺の近くをよく散歩していて、大きな渡り鳥が飛来してまた消えていくのをじっと見つめている。鳥たちがある日増えて、いなくなる。国を越えて飛んで行き、地球のどこかには居続けているのがいつも不思議だ。
映画の中で、鳥やカエルはあのように生々しく、実体をつかんでアニメーションに残すことができるのに、全てを生々しく捉える気が無い対象が残っている。どうしてもそれを残すことが寄す処なら、それはそのままでかまわない。
小説では、村上春樹の『街とその不確かな壁』を読んだ。
私の父は村上春樹と同い年で高校卒業後に東京へ出てきたので、『ノルウェイの森』で書かれている、まだ西新宿が原っぱだった頃を知っている。その話を友人にしたところ、『西新宿が原っぱだったというのは春樹のマジックリアリズムかと思っていた』と言っていた。
私が村上春樹を読み始めたのは���川光博が「僕はダンス・ダンス・ダンスの五反田君を演じられると思うんだけど」と書いていたの読んだのがきっかけだ(曖昧だけれども、1999年くらいか?)。
『風の歌を聴け』は家にあったので、そのまま『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』を読み、その後短編集をあるだけと、『ノルウェイの森』『世界の終わりとハートボイルドワンダーランド』を読み、『ねじまき鳥クロニクル』は途中途中覚えていないが一応読み、『スプートニクの恋人』(1999年)を高校の図書館で読んだがあまり面白くないと感じた。
最近ではイ・チャンドン監督の映画『バーニング』(2018年)が素晴らしかったし、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(2021年)も面白かった。
『ドライブ・マイ・カー』の原作(短編集『女のいない男たち』収録)は映画を見た後に読んだが、反吐が出るほどつまらなく、気持ちが悪い短編だった。
イ・チャンドン監督も、濱口竜介監督も、「今見たらその女性の描写、気持ち悪いよ」を意識的に使っていたのだろう。『バーニング』は『蛍・納屋を焼く・その他の短編』時期の初期春樹、『ドライブ・マイ・カー』はタイトルこそドライブ・マイ・カーだけれども、ホテルの前の高槻の佇み方はダンス・ダンス・ダンスの五反田君であろう(港区に住む役者である)。
村上春樹のことは定期的にニュースになるのでその度に考えているのだけど、2023年に、フェミニズムのことをある程度分かった上で過去作を読むのはかなり厳しい気もしている。
次から次にセックスをしているし、主人公はガツガツしていない風なのに何故かモテているし、コール・ガールを呼びまくっている。
『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくるユキは13歳の女の子で、ユキの外見・体型に関する記述はそこまで気持ち悪くはないのだが、『騎士団長殺し』に出てきた未成年の女性に対する描写はとても気持ちが悪かった(はず。売ってしまったので正確ではないのだが、あまりに気持ちが悪くて両書を比較をした)。
いくら今「この人は世界的巨匠」と扱われていても、作品を読んで気持ち悪いと思えばもう読む価値のない作家であるので、まだ読んだことがない人に読むべきとは全く思わない。
けれども、20年前に読んだ村上春樹は面白かったし、『ダンス・ダンス・ダンス』に書かれる母娘の話に私は救われたのだと思う。
最近友人に会い、「村上春樹は読んだことないんだけど、どうなの?」と聞かれたので、「春樹の物語は色々な本で同じモチーフが多い。主人公がいて、どこかへ行って、帰ってくる。戻ってきた世界は同じようでいて少し変わっている。私たちが現実だと思っている世界は世界の一部分に過ぎず、どこかでみみずくんが暴れているかもしれないし、やみくろが狙っているかもしれないし、誰かが井戸の底に落ちたかもしれない。だけど主人公は行って、戻ってくる。どこかで何かが起こっていても、行って戻ってくる。一部の人は行ったっきり、帰ってこられない。」
「この世では 何でも起こりうる 何でも起こりうるんだわ きっと どんな ひどいことも どんな うつくしいことも」は岡崎京子の『pink』(1989年)のモノローグだけれども、何でも起こりうる、現実はこのまま永遠に続きそうだけれども、ある日小さなズレが生じ、この世では何でも起こりうるんだわ、という小説を次々に読みながら大人になったことを、私は愛している。日常を暮らしていると現実の全てに理由があるかのように錯覚してしまうけれども、「何でも起こりうる」世界には、本当はあまり理由がない。何か理由があると錯覚し過ぎてしまうと、公正世界仮説に囚われて、善悪の判断を間違ってしまう。
「主人公が、行って、帰ってくる」形は数えきれないほどの小説・映画の構造なので特徴とも呼べないところだけれども、『君たちはどう生きるか』もそうだし、『ダンス・ダンス・ダンス』も、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も、昔読んだ『はてしない物語』だって勿論そうだし、『オズの魔法使い』もそうで、『君の名は。』もそうだったような気がする。
『はてしない物語』の書き方はわかりやすい。
「絶対にファンタージエンにいけない人間もいる。」コレアンダー氏はいった。「いけるけれども、そのまま向こうにいきっきりになってしまう人間もいる。それから、ファンタージエンにいって、またもどってくるものもいくらかいるんだな、きみのようにね。そして、そういう人たちが、両方の世界を健やかにするんだ。」
『街とその不確かな壁』は春樹の長編も最後かもしれないしな、と思って読み始めたが、半分を超えるまで全然面白くなく、半分を超えてもちょっと面白いけどどう終わるんだろうこれ、の気持ちだけで何とか読み終わった。
17歳の少年のファーストキスの相手の音信が突然途絶えようと、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の世界の終わり側の話をもう一度読まされようと、どうしてそれを45歳までひっぱり続けるのか、読んでいて全然情熱を感じなかった。
イエロー・サブマリンのパーカを着た少年が何のメタファーなのかは勿論書かれていないが、春樹は昔に還りたいんだろうか?何故か「あちらの世界」から物語がこちらに、鳥に運ばれてきたみたいにするすると現れ世界を覗けたあの頃に?活発な兎が息を吹き返すように?
宮崎駿のオブセッションや視線は今も跳ね回っており、村上春樹の滾りは、もう私にはよくわからないものになった。
私は昔『ダンス・ダンス・ダンス』を何ヶ月もずっと読み続け、どのシーンにどんな形の雲がぽつんと浮かんでいるかも記憶していた。欲しいものだけ欲しがればいいし、くだらないものに対してどんなことを友だちと言い合いビールを飲めば良いかを知った。
岡崎京子に「幸福を恐れないこと」を教えてもらったみたいに。
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madokaizuka · 2 years ago
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感想日記 君たちはどう生きるか
素朴な印象としては、ディズニーの『ふしぎの国のアリス』が近かった。他の人の感想を見たところシュルレアリスム絵画からの引用が多数見受けられるようなので、おそらく意図的なものだろう。
主軸のストーリーはシンプルで、戦争で母・久子を失った眞人が父の再婚相手である夏子(久子の妹)を母親として受容するまで��物語。そこにいくつもの主題が複雑に絡まりあっている。もっとも目につくのは宮崎駿のこれまでの仕事に対する自己解題のような要素だが、私はジブリの熱心なファンではないので、この点に関しては他の人の解釈を読んで理解を深めようと思う。
アリスと違うのは、眞人のたどり着いた「下の世界」が夢であると明示されないところだ。精神世界は現実と地続きである。そこで得たものは、ゆっくりと忘れていってしまうかもしれないが、眞人がこれからを生きていく上で必要なものだ。
元の世界に戻る、ラストに近いシーンで眞人は若かりし頃の母が「死ぬのは怖くない、あなたを産みたい」と言うのに背中を押される。姉の子である眞人を受け入れられていなかった夏子もまた、久子その人に「いい赤ちゃんを産みなさいね」と送り出される。崩壊した世界から飛び出してきた色とりどりのインコたちと共に帰ってきた眞人と夏子の表情は晴れやかだ。
はじめ、私はこのシーンをご都合主義的で、寂しい場面だと思った。「下の世界」が夢、あるいは精神世界だとすれば、口なき死者に耳あたりのいい言葉を言わせることでしか現実で前を向くことはできないのかと。
けれど一緒に行った夫から、それこそが眞人の言う「悪意」なのではないかと指摘され、考えを改めた。戻ってきた夏子は晴れやかな笑顔で、インコたちに「かわいい」と言うが、その顔は大量のフンで汚れていた。困難な状況を受容し、現実で前を向くためには、死者を利用して都合のよい言葉を自分に言い聞かせることも受け入れていかなければならない。全ての生き物は食べるために殺し、殺される。綺麗事だけで内側に篭り続けることはできない。人はどこかで、汚れることを諦め、受け入れなくてはならない。かといって、汚い部分ばかり露悪的にあげつらって、悲観しろというわけでもない。「悪意」を受け入れた先には顔を上げて歩んでいく未来がある。「君たちはどう生きるか」はそういう人生讃歌の映画ではないかと思った。
ほかにも考えることがたくさんありすぎて頭がパンクしそうだった。また何度か見に行きたいと思う。
蛇足:
ただの自慢話だが、尊敬する友人の名前をクレジットに見つけてとても誇らしかった。創作に真摯な人が第一線の現場にいるというのもうれしい。
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mameluriha · 2 years ago
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🐦#インコことわざ🐦
【一日一善】
毎日一つでも良いことをすれば、世界はより良い場所になる
◎今までの更新◎ 🐤LINEスタンプ🐤
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bluemingnow · 2 months ago
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悲しい夢を見て号泣しながら起きた。
悲しくて眠れない、眠るとまた悲しい夢の続きを見そうでそれが怖くて眠れない。
でも決して悪い夢ではない、もしかしたら少し時間が経てば嬉しい気持ちにだってなれるかもしれない夢だし、なんとなく覚えていたい気持ちもあるのでここに残す。
____________________
夢の中の私は、真夜中家族が誰も起きていない真っ暗の家で眠くて眠くて仕方ないと思いながらシャワーを浴びて、眠すぎて気絶しそうになりながら湯船に浸かってお風呂に入った(というか気絶してたと思う)。
お風呂を済ませた頃には結構時間が経っている感覚だった。
洗濯機のすぐ横で末っ子が寝てたので、こんなところで寝てるなと思いながらも、日は登っていたので特に起こしちゃうかもという心配もなく迷いなく洗濯機を回す。
洗濯機のスイッチを押した。洗濯機の向こう側が窓になっているので外の景色が見える。
ふと窓の外を見ると、目の前に私が大学生の頃に亡くなった愛犬がおすわりして真っ直ぐこっちを見ていた。
窓の外には犬が数匹走ったり遊んだりしていた。
綺麗な白黒の毛、左右対称の模様、ちょっと顔が大きくて骨太な身体、間違いなく愛犬だと思った。
愛犬と見つめ合ったまますぐ隣で寝ている末っ子の手を握って「あれって〇〇だよね」と私が言うと、起きた末っ子がすごく悲しそうな顔をして「ちがうよ、〇〇に会いたいよね」と言った。
絶対そうだよ、と思った。
なぜか私たち家族が住んでいる家は大きな車みたいに動いていて(この時私は家の中にいたので外観は見えないが、なぜか家の外観も想像出来て、白くて角が丸い、すべすべした質感の家で、なんとなく武蔵野プレイスのような雰囲気だった)、
窓枠を越えると、愛犬だと確信を持っていた犬は、全く知らない黒色の大きな犬(おそらくプードル)になった。
その瞬間ブワッと涙が止ま���なくなった。
でもその犬が私たちがいる家(車?)を追いかけて来た瞬間、やっぱり愛犬に見えた。
あの子は走るのが大好きだったしすごく足が速かったから私たちの家にも追いつくはずだ。
お父さんの車のエンジン音やお母さんの車のエンジン音だって覚えていたし、あの子が散歩中に私の登下校の時間が重なるとあんなに大好きな散歩も中断して交差点で待っていてくれてたし、どれだけ遠くにいても私が気付く前に私に気付いて嬉しそうに尻尾を振ってくれていたから、窓の外にいたとしても気付いてくれるに違いないんだから。
繋いでいた手をギュッと握って横を見ると、末っ子も泣いていた。
もう一度外の犬を見ると、大きい黒い犬に戻っていた。
しゃくりあげて泣いた。
そりゃそうだよな、だってもう会えないんだもん。
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夢から覚めると現実世界の私も号泣していて、仰向けに寝ていたのでほっぺも枕も濡れていた。
起きても涙が止まらなくて、ティッシュを探して暗い部屋を歩いた。
散々泣いて少し落ち着いたけど、また眠りにつくとまた悲しい思いをしそうだったので、朝起きないといけない時間まですぐならこのまま起きてようと思って時間を確認したのに、Monday, May 12, 1:53、とロック画面に表示されていた。眠りについてから1時間しか経っていなかった。
時々愛犬に会いたくてたまらない時がある。
小学生の頃、たまたま見たペットショップで一目惚れしてから毎日毎日その犬に会うために足繁くペットショップに通い、いつ次会えなくなるかも分からないまま離れ離れになるのが悲しくて毎回帰り際に号泣していた。
そんな私を見兼ねた両親が、家族会議の末その子を家族として迎え入れることを決意して、家に来てくれた愛犬。
(元々父は実家で猫を飼っていたし、母も実家でインコを飼ったことはあったものの、2人とも犬を飼ったこともないし、ペットを迎えるということは責任が伴う決断で、私もきょうだいも小さかったので散歩や病院に連れて行ったり大変なお世話は両親がやらなければならないことも分かっていただろうから、相当な覚悟と勇気が必要だっただろうなと思う。)
亡くなってから何年経った今でもいつでも見返せるように写真や動画をお気に入りして、会いたくてたまらなくなった時にはその写真たちを見返しては、こんなことも一緒にしたな、あんなこともあったなと思い出して、会いたくなって、でも会えなくて号泣したり、あったかい気持ちになったりする。
あの子は他のわんちゃんとなかなか仲良くなれなかったし、唯一仲良しのわんちゃんはあの子よりも何年も先に亡くなってしまったし、私/私たちがあの子のことを覚えていてあげないとと思っているから、忘れたくないと思っているから、何度も思い出しては泣いちゃうのかも。
愛犬が夢に出てきたことは何度かあったけど、こんなに悲しい夢を見たのは久しぶりだ。
元々あまり夢を見る体質ではない(眠りが���いタイプのよう)ので、悲しい夢を見て起きることは10年前にもあったかなかったかくらいの記憶かもしれない。
今回どうしてこんな夢を見たんだろう。
韓国ドラマ『君は天国でも美しい』が配信中だからかな、全く見てないのに。(生まれ変わった猫や犬と天国で会えるというエピソードがあるとSNSで見かけた。)
泣きながら文章を書いて、文章を書きながらまた泣いてしまったけど、文章を書いていくうちに、悲しい気持ちはあっても、怖い*という気持ちはなくなったかも。
*ここでの"怖い"は、たぶん、また眠ると悲しい思いをするんじゃないか、悲しい夢の続きを見るんじゃないかという怖さと、私がいつかあの子のことを思い出せなくなって完全に忘れてしまう時が来るんじゃないかという怖さだと思う。
今となっては夢だとしても会えて嬉しい、私って一瞬で愛犬のことに気付けるんだという安心感や自信まである。
やっぱりあのまま寝なくて良かった。
これ書いて良かった。
かと言ってこのまま横になって目を閉じる気分にもなれないので、YouTubeと Netflix、それかアマプラを見て、寝たくなったらその時に寝よう。
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kennak · 2 months ago
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落とし物として届けられた大型インコの「ヨウム」について、大阪府警が希少種だと把握せずに、動物愛護団体の代表を務めていた女性(48)に譲渡していたことが毎日新聞の取材で判明した。  女性はヨウムを、環境省に届け出ずに知人に譲り渡した疑いがあり、奈良県警が種の保存法違反容疑で捜査している。  大阪府警は「一連の手続きは適正だった」としているが、大阪府警に情報提供していた関係者らは「初期対応での不手際がなければ、事件は起こらなかったはずだ」としている。  ◇絶滅危惧でサイテスⅠ類に  ヨウムは、アフリカ原産の大型インコの一種。体長30センチ程度で、灰色の体色と鮮やかな赤の尾羽が特徴だ。人間の5歳児程度とも言われるほど知能が高く、言葉をよく覚える。  世界中でペットとして人気を集めたこともあり、乱獲で急減。2016年、ワシントン条約(CITES、サイテス)で絶滅の恐れがあり、商業目的の国際取引を原則禁止する付属書Ⅰ掲載種に格上げされた。  これに伴い日本では17年から、環境省が委託した「自然環境研究センター」で登録された個体に限り、ペットショップでの販売を認めている。  未登録だった場合は個人間での取引ができず、環境相の許可を得たうえで、大学や動物園など学術機関への譲渡のみが許されている。  ◇希少種だと把握するまで3カ月余  大阪府警や関係者によると、問題の経緯はこうだ。  大型インコは22年12月15日、大阪府警東淀川署に落とし物として届けられた。署は動物園や環境省などには連絡せず、これまでも他の動物を「預かってもらっていた」女性に連絡。翌16日、女性が持ち帰り、世話を始めた。  落とし主が見つからないまま、2週間の保管期間を経た後の23年1月4日、大型インコの所有権が女性に移った。  女性は2月以降、代理人を通じてSNS(交流サイト)で飼い主を募った。希望者と20万~30万円程度の譲渡金の支払いを前提とした交渉もしていたという。  3月10日、こうした動きを知った関係者らは署に連絡。5日後、署は関係機関への照会から、大型インコが希少種の「ヨウム」だったことを初めて把握したとする。  大阪府警は3月22日付で、環境省にヨウムの譲渡に関わる文書を提出。女性に対して、他の者に譲り渡すと種の保存法違反にあたることを伝えたという。  女性は8月ごろ、ヨウムを知人に譲り渡したとみられ、奈良県警は25年2月、種の保存法違反容疑で女性を逮捕。その後、釈放し、任意で調べている。  女性は容疑を認めたうえで「誰かに大事に育ててもらったほうがヨウムが幸せに過ごせると思って譲渡した」などと供述しているという。  女性は、奈良県内に施設がある動物愛護団体の代表を務めていたが、逮捕後に役職を退いた。  ◇ヨウムには「足輪があった」  ヨウムが落とし物として届けられた際、環境省や動物園などに問い合わせなかった理由について、大阪府警会計課は「落とし物として届けられる動物の全てを、専門機関に確認するわけではない。ケース・バイ・ケースだ」とする。  代表への譲り渡しは、遺失物法に基づいた対処とする。希少種だと把握した時点で、所有権は代表に移っており、その後は環境省など関係機関に届け出ており、「一連の対応は適正だった」とコメントした。  ただ、関係者によると、女性は当初から大型インコがヨウムであることを認識していたとみられる。署から預かった直後の22年12月17日、団体のメンバーでやり取りするLINE(ライン)に「足輪がついていますが、番号を調べてもらったら登録されていませんでした」と送信していた。  大阪府警会計課は「担当者が代わっていることもあり、当時、足輪について把握していたかどうかも分からない」とした。  環境省は「個別事案にコメントできない」としている。  代表の一連の行動について、大阪府警に情報提供していた関係者らはこう憤る。  「ヨウムには足輪がついていた。まずは、そこに着目して関係機関に照会するなど、『当たり前』の対応をしていれば、女性に譲渡することはあり得ないし、事件も起きていないはずだ」  ヨウムは現在、飼育設��が整った施設で保護されているという。【松山文音、山口朋辰】
落とし物の「ヨウム」 大阪府警、希少種と知らず譲渡→事件に(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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goodspeedalways · 6 months ago
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https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG19004_Z10C13A3CR0000/#:~:text=日本鳥学会は、外見,間柄���分かってきた%E3%80%82
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moko1590m · 8 months ago
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鳥とは何か? ��ノム解析から知ることができる特別展「鳥」が科博で開幕 2024/11/01 21:16
著者:小林行雄
恐竜の子孫である「鳥」 世界中に哺乳類の6000種よりも多い約1万1000種が存在し、人の次にゲノム解析が進んでいるとされる「鳥」。このゲノム解析の進展により、鳥の分類にも変化が生じるようになってきた。そんな最新のゲノム解析を踏まえて“鳥”とは何か? を知ることができる特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が東京・上野の国立科学博物館(科博)にて2024年11月2日より開催される。
特別展「鳥」の会場 特別展「鳥」の会場は科博地球館地下の特別展示室
同展最大の特徴は、国立科学博物館が持つ3000点の標本含め、国内のほかの博物館などの協力も得て展示される600点以上の貴重な標本群。世界中の大小さまざまな鳥たちの標本が一堂に会するこれまでになかった規模の“鳥”に関する展示会で、科博の特別展のテーマとしても初めてのものとなるという。構成は序章「鳥を知ろう」から始まり、第2会場の第8章まで全部で9つの章立てとなっている。序章では、鳥という生き物が環境の影響を受けやすく、たやすく絶滅してしまう存在であることを日本から姿を消した大型のキツツキである「キタタキ」や「トキ」、「コウノトリ」などを交えて紹介している。
シマエナガ 会場に入った瞬間出迎えてくれる「インドクジャク」と「エナガ(シマエナガ)」。インドクジャクの大きさに見逃しがちだが、その右手に頭が白いエナガ、いわゆるシマエナガが待っていてくれる
日本国内で絶滅した鳥たち 日本国内で絶滅した、もしくは絶滅が危惧される鳥たち。鳥は種類も多いが、それゆえに絶滅した種も多く、現在進行形で絶滅しかかっている種も多い
音声ガイド 会場入り口では音声ガイド(有料)もレンタル可能。ナビゲーターは日本野鳥の会の会員でもある芸人のレイザーラモンRGさん(男子への同展おすすめは猛禽類たち)と、子供のころから鳥が好きだという女優でタレントの高柳明音さん(おすすめはシマエナガ)。解説件数22件と、かなり内容が詰まった音声ガイドになっていた
恐竜の子孫である「鳥」 続く第1章「鳥類の起源と初期進化」では、獣脚類恐竜の子孫である存在として、現生鳥類の基本形態を見た後に化石記録を基に鳥類の起源と初期進化について見ることができる。
鳥たちの翼の形状の違い 鳥たちの翼の形状の違い。鳥たちの特徴によって、違っていることが一目でわかる
鳥たちの羽毛も特徴によって異なってくる 鳥たちの羽毛も特徴によって異なってくる
かつて鳥は恐竜であった かつて鳥は恐竜であったということで、恐竜の化石も待ち構えている
「ペ��ゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデル 翼開長7mの史上最大の飛べる鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデル。ワタリアホウドリなどを参考に復元に挑んだという
第2章「多様性サークル」は、ゲノム解析によって変更が加えられた日本鳥学会による「日本鳥類目録」の改訂第8版に基づいて44目に増えた鳥たちの関わり合いをそれぞれの目に何種存在するのか、といった形で見ることができるほか、ハヤブサがタカ類よりもインコ類に近いといった意外な鳥の進化系統を知ることもできるようになっている。また、現在、人類が確認できており、約2600万年前に生きていた翼開長7mの史上最大の飛べる鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルも展示されており、その大きさを間近で感じることができる。
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特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」 国立科学博物館
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(鳥とは何か? ゲノム解析から知ることができる特別展「鳥」が科博で開幕 | TECH+(テックプラス)から)
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catonoire · 8 months ago
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「群馬からみる日本の美」展
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群馬県立近代美術館で「開館50周年記念 群馬からみる日本の美 戸方庵井上コレクション5つの扉」を見る。高崎市の実業家、井上房一郎のコレクションの作品を柱にして日本美術を紹介する展覧会である。おおよそ室町時代から江戸時代までの日本画を概観でき、展覧会タイトルに「5つの扉」とあるように、全5章構成になっている。この章立てのおかげで漫然とした総花的な展示になることを免れているように感じ��。
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第1章「中国への憧れと学び」では、主として中国の草虫画を多く見ることができた(前期展示)。中国において草虫画というジャンルが確立、定型化してゆくさまを見てとれる。
第2章「墨の彩り」は、墨画を集めたコーナー。狩野探幽「瀟湘八景図巻」の筆遣い墨遣いが巧みで気に入った。
第3章「華やぎの色とかたち」では一転して彩色の世界になる。長谷川等伯、中村芳中、酒井抱一、鈴木其一などビッグネームが揃う。
第4章「画家の眼 対象へのまなざし」は画の題材に着目したコーナー。若冲の描く野菜や虫、北斎の鯉、抱一の朝顔、応挙のインコ(実は足指の形からするとインコでなくブッポウソウかもしれないらしい)など、絵師の観察力や表現力などが光る。
第5章「知の愉しみ 物語、歳時、祈り」では画の対象が人間になる。115年ぶりの公開だという尾形光琳の「小督図」、岩佐又兵衛の「源氏物語色紙絵」「伊勢物語 梓弓」など。
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pid-b · 9 months ago
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日々あれこれ#149
2024年9月30日 久しぶりに見たキミは なにも変わらずに 蛇に囲まれている そのタトゥー 変わってるなと言えば 変わってないねと言う 疲れた表情もなく 毎日が新品の若さと分かる だから 意味のない力比べ 問答 と楽しんだ そのとき空が発光でもすれば ふたりで見上げ 重ねて会話もできるだろう じゃあ
2024年10月1日 案外早く伝わっていた 空気が運ぶ微妙な振動 上手に歌うカナリヤは飛び立った 真の時間を巻き戻すことはできずに 少しの静寂のなか 今はインコが喋る ���い音がゆっくり伝われば 深々と沁みわたる こころ 損失の度合い 失ったものの大きさ 変わっていないようで 大変化 それでも日常は続く
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2024年10月3日 風が吹いていた ただそれだけ 目の前に転がるもの 幼い躍動を目にしていても 血の濃さが背中を広がっても 終わり 火ぶたは切られてしまった 愛は憎しみと混じり 怒り 衝動を止められないのは 人間としてどんなもの 愛は憎しみを包み 灯が消えるようにフェードアウト すればいい 薄くなれ
2024年10月4日 悲しみのギター 歌う アコースティックな空間 心身が流される 大きなうねりのはずが 小川のせせらぎ しんしんと降る小雨 その時々をとらえ 思い出す あなたの目 笑顔 おどけたウィンク 蒼白な顔色 いらだち 誰が誰かはもう 思い出せないんだ 穏やかな世界の中 川にはまり空を見上げて
2024年10月5日 おどりゃあなんて 言ってもね 皮肉で返してくる なにがいいのか悪いのか 分からない すどりゃーなんてなんのこと ただのリズム 平常が下品だとしても 気にしないよ 修羅の姿がどうだとか 外からは揶揄の雨 濡れていたいのさ 浴びていたい 雨の線の間から こっちを見ると分かる その虚実
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tutai-k · 2 years ago
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休暇。
10月1日~長期休暇だという噂が職場に流れていた。長期の休みなら行きたい場所はたくさんあったが、噂が流れはじめたのは8月の末くらいで、そんな時期から用意しはじめたのでは何も間に合わない。釧路と舳倉島、どちらにするか悩んだが、どちらも現実的ではないのであきらめて、結局長期休暇は取らずに、四連休だけ取ってあとは出勤した。来年も同じ時期に長期休暇があるのなら、半年くらいまえには教えてもらいたいし(一年後の予定がすでに決まっているような生活をしている人間なので)それなら周到に旅に出られる。
とはいえ、せっかくの休暇なので何かしたいと思っていたら、東京のイゼルローンフォートレスでキルヒアイスのアフタヌーンティーへ行けることになった。
東京は文フリで年に多いと二回くらい行くのだが、単純に『遊びに行くだけ』というのは、何年ぶりか……。イベントまえのストレスや緊張、イベント後の疲れのない旅行というのは、もしかしなくても十年くらいは経験していないのでは? という…。
いつもは始発に乗るのをすこしゆっくりの電車に乗って名古屋駅へ。
平日の、しかも朝だからすんなり食べられるだろうと思っていた名古屋駅名物「ぴよりん」のモーニングは、びっくりするくらい人が並んでいた……。とりあえず名前だけ書いて、出かける直前にバタバタしてて買えなかったお土産を探しに行くも、あせってしまいぴよりんのバウムクーヘンを一個しか買えないまま、席へ通される。 そしてぴよりんモーニングを注文して食べる。 当たり前だがこの「カフェ・ジャンシアーヌ」は、ぴよりんを求めているひとがわざわざ並ぶお店なので、みんなぴよりんを食べる。いろんなひとが「ぴよりんモーニング」を注文するのを、「ああこの人たちはみんな、ぴよりんを楽しみにこのお店に朝早くにやってきたんだなあ」という幸せな気持ちで感じることができる。とてもいい旅立ちの朝だった。
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新幹線は少し遅れている便もあった���うだったが、わたしが乗るのは大丈夫だった。予定通り東京駅へ着き、約束の駅へ。
休日はとても並ぶというラーメンのようななにかのお店へ連れて行ってもらう。透き通ったスープに、きしめんみたいな麺(麺は10種類くらいからえらべたが、初心者なので先達に従って頼んだらきしめんみたいなのだった)、たくさんのネギとパクチーが浮いている。パクチー大好きなので、追加すれば良かった。とにかくめちゃくちゃおいしくて、スープまで飲んだ。 到着したときにはお店は結構すいていたのに、すぐに満席になって、お店を出るころには人が並びはじめていた。
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皇居まで歩いて行ける距離だというので案内してもらう。 人生で実は皇居に行く(しかも結構奥の一般人が入れないようなところまで入れる)機会があったのだが、一度も行かなかったので、皇居は初体験だった。入り口は閉まっていて、見学はできなかったのだが、かつて皇居へ入る機会があったころからはずいぶん違う道と考え方をしているわたしには、そういうものなのだと思った。偶然だが。 皇居の周りは走っている人がたくさんいた。柳がたくさん生えていて、風が目に見えるので気持ちよかった。 「このお堀、冬は鳥がきそう」と言ったら、案内してくれた人が、「黒くて足がこんな鳥がくる」と指を三本立ててオオバンを表現したのが面白かった。たしかにオオバンは、カモとかと違って、指がわかれていて足がへら状になっていない(指がわかれていてそれぞれに水かきがついている)。
そのあとは、紅茶屋さんへ。いろいろ悩んだけど、暑かったのでレモンティーを頼む。たくさんおしゃべりして、二杯目も。ロイヤルミルクティーを飲む。どれもおいしかったし、カフェはとても居心地が良かった。 いつも東京で誰かに会うときは、イベントの後の打ち上げとかで、疲れとお酒でハイになってたり、時間も時間だから焦っていたりするけれど、ゆっくり時間を気にせずおしゃべりができ���のがうれしかった。 だれかに会いに行く旅、というのを久しぶりにしたなあと思った。
その人とは別れて、イゼルローンフォートレスへ。十年来のフォロワーさんと会う。BL短歌の頃に出会っていて、タイムラインでは毎日のようにおしゃべりしているのに、会うのはこれが初めてなのが不思議。 イゼルローンフォートレスは「銀河英雄伝説」という小説のコンセプトカフェ(公式)で、物語の中の陣営で席がえらべたようで、イゼルローンを選んだよ、と言う話だったが、なにが違ったのかよくわからなかった。記念の銀貨・金貨をもらったり、コースターをもらったりした。ドリンクについてくるコースターにシェーンコップが含まれていたのを、ながれるように渡されたのがおもしろかった。 アフタヌーンティーのケーキにひとつめちゃくちゃ酸っぱいのがあって複雑な顔をしていたら「酸っぱいのきらいだもんね」と言われて、「やっぱりいつも一緒にいる人だ!」と思った。 ライチョウのぬいぐるみをもらう。夏羽と冬羽を選ばせてもらう。まだ夏羽のオスにしか出会っていないので、夏羽をもらった。 ひとしく一緒にわちゃわちゃしているフォロワーさんたちにお土産を買う。今日発送したが、よろこんでくれるとうれしいなと思う。 自分用には、箸を買った。迷ったけど、同盟の箸にした。 世界が平和でありますように、この小説の主人公の一人が語るような、健全な民主主義の世界にたどり着き、すこしでも長くそれがつづきますようにと祈る。
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翌日。 泊ったホテルの近くに野鳥のサンクチュアリのような場所があるようだったが、とにかく「緑色のインコ(ワカケホンセイインコ)」と「オナガ」が見たいと思っていたので、目撃情報があり、さらに良く発生するという井の頭公園へいく。何年かまえ、みんなでアヒルボートを漕いで楽しんだ井の頭公園だ。朝早く到着したからか、あの楽しかったアヒルボートを漕いでいる人は誰もいなかった。 カメラを持っている人が何人かいて、鳥への期待が高まる。 池にはカイツブリとカルガモが浮いていた。
一生懸命探すも、オナガの鳴声とシジュウカラの鳴声しか聞こえないので、公園の管理塔で「緑色のインコはどこにいますか?」と聞く。 「夕方に群で飛んでくるけど、昼間はあんまり見ないね」と言われる。好む木とかが分かればそこから探せるのに…と思ったが、そういうのもないらしい。とりあえず玉川上水を遡る。オナガの声がたくさん聞こえるけど、全然見つからない。 ブラインドがもうけられているところがあって、鳥写おじさんがたくさんいたので覗いてみる。池があって、ムラサキシキブが池の周りに生えていたので、鳥は来そう。だけど鳥があらわれなかったので情報収集。ちょっと離れたところにたくさんいる場所があるとわかったので移動。
関東の人はもしかしたら「なんでこいつ、こんなにオナガ(とワカケホンセイインコ)を見たいんだ?」と思うかもしれないが、オナガは関東にしか住んでいないので、三重では見られないのである。
どきどきしながら歩いて行くと、まず見つけたのはオナガ。 「オナガだ!!!!めっちゃいる!!!!!オナガ!!!」もう大興奮である。オナガはしきりに飛びまわり、すぐに木の中に隠れてしまうので、まだ葉っぱが繁っている今は見つけづらいし、写真を撮るのがむずかしい。でもときどき、開けたところへ出てくるのでそれを撮影していると、なんか変な影が……飛んでくる……。なんて言うんだろう、ロケットみたいな……。日本にいるタイプの鳥ではない、形状の……。 目の前にとまったのはワカケホンセイインコだった! 「わーーーーーー!!!本物だ!!本物だ!!!!」 重いカメラとレンズを担いできたかいがあった……。このインコも木陰に隠れるし緑色なので、はっぱと紛れて見つけづらいし写真も撮りづらい……。 こんなトロピカルな鳥がなんでこんなところにいるかというと、外来種である。飼われていたのが逃げ出して野生化しているらしい。とても異様……。 寿命が30年くらいあるらしい。外来種についてはいろいろ思うことがあるし、その存在を全面的に肯定はしないが、かれらをここに持ちこんだのは我々人間なので、「彼ら」が悪だという立場にはわたしは立っていない。存在と言うよりは、「棲みつかせてしまった」構造や、行為を批判したいと思っている。 絶滅危惧種を「この目で見てことほぐ」必要があるとしたら(その行為の根底には人類の営為による贖罪と、その環境の改善への努力への約束が含まれると思う)、等しく外来生物も「この目で見る」必要があるとおもう。たしかに、都会の森の中に、この南国にいそうな姿は異様で、その「違和感」は、環境について考える動機になる。
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とにかくワカケホンセイインコとオナガを見つけて満足する。 どちらも動き回る鳥なので、追いかけて歩いていたら、ひらけた場所に鳥写おじさんがたくさん集まっていたので寄っていく。 エゾビタキとキビタキを撮影していた。 今年はエゾビタキに出会ってないし、なんだかんだキビタキにもほとんど出会えないので見られて良かった。
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名古屋駅でお土産にぴよりんを買いたかったので、はやめに東京を出ようと東京駅にもどる。 スマホリングが壊れてしまっているので、東京駅のちいかわちゃんのショップでちいかわちゃんのスマホリングを買おうと思っていたら、東京駅のちいかわちゃんショップは一時間待ちだった! あきらめて、東京駅にあるというクルミッコショップへ……人が全然いないなあと思っていたら、なんとクルミッコは売り切れ! そんなぁ~~と落胆しながらお土産を物色していたら、普通の総合お土産ショップみたいなところにクルミッコとサブレのセットが売っていた。 「これ、おふくもち(赤福によく似た伊勢のお土産)みたいな……なんかそういうクルミッコじゃないよな?」と不安に思いながらレジ���持って行くと、ちゃんと紅谷の袋に入れてくれたので本物のクルミッコのようだった。 崎陽軒のシウマイもほしくて、真空パックじゃなくてチルドのやつを探し回るが見つけられなかったので真空パックのを買って、お弁当も買って電車に乗る。 じつは朝、ホテルのバイキングでしこたま食べてから何も食べていなかったが、腹が減っていなかったので、帰りの近鉄特急で弁当を食べようと思って、新幹線ではもうすぐ車内販売がなくなるというシンカンセンスゴイカタイアイスを食べる。次に新幹線に乗るのは文フリの時だから、もう食べられるのはこれが最後の機会だ。いつまで経ってもやわらかくならないのを待っていたら、いつの間にか静岡を通過していた。豊橋辺りでなんとか食べ終える。そうこうしているうちに、名古屋。
駅でぴよりんを買おうと思ったら、めちゃくちゃ並んでいた。とりあえず特急券を買ってからぴよりんの列に並ぼうと思っていたら、いろいろあって列にならばず、特急も乗らないことに。 ゆっくり急行と鈍行で三重まで帰る。
急行と鈍行のベンチシートではお弁当は食べられないので、家に帰ってきてからお弁当を食べた。おいしかった。
良い旅をした。 翌日(つまり今日)伊良子へタカの渡りを見に行こうと思っていたのに、雨が降っていた。 来週からはとても忙しいので、今年は、もうヒヨドリの渡りを見に行けないだろう。
11月の半ばくらいには忙しいのは落ち着くので、そしたら、いつものアフタヌーンティーの秋のコースを滑り込みで食べよう。そしたらすぐに、ハッピーホリデーアフタヌーンティーがきちゃう。
月末に、今度は九州へ行く用事がある。九州では、カササギを探したいと思う。
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tsuyo-gee · 1 year ago
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どんより晴れ
休み明け土曜日朝の高知市内のお天気は、とりあえず晴れ。湿度が高いどんより晴れのお天気です。 今日は何の日? 今日 6月15日(土)の記念日・年中行事 • 世界高齢者虐待啓発デー • 信用金庫の日 • 米百俵デー • 千葉県民の日 • 栃木県民の日 • オウムとインコの日 • 生姜の日 • 暑中見舞いの日 • ポスチュアウォーキングの日 • バケーションレンタルの日 • PDFの日 • いちごの日 • オコパー・タコパーの日 • 同窓会の日 雑学ネタ帳引用 千葉県民、栃木県民の日 県民の日なんてあるのですね。なので、高知県民の日を調べてみました。10月3日みたいです。土(10)佐(3)…県民性(笑)ちなみに…
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yurikamata · 1 year ago
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そしてほんとうに今更、
きみたちはどういきるかのこと
ごくシンプルに
ヒーリング効果が凄くてかなりの回数観た
わたしがくるってるだけかもしれないけれど
とくに難しくなかった
単音のミニマムな音楽に痺れた
物凄くすきなのが数曲あった
とにかくでかいインコにはしゃぎ
絵のうつくしさにふるえ
現実離れしていない台詞や
声の近さにほれぼれした
シュナの旅がとてもすきなので、
ストーリーもすんなりはいってきたし
その後ラピュタがずっと観たい
ひやりとするのは
ヒミがあそこをあいしていたことだ
奪いあったりころしあったりする世から
離れることが出来るなら
わたしもそうするだろうか
人間はきらいだけど地球はすきだな
でもそう一人でいるのはさみしい
この人がいるなら戻ろうと思ったのは凄い
ヒミがとてもすきだった
ぜんぶわかっていて受けとめるのは凄い
この世にいる限り
生命のいとなみや時間や
生の鮮やかさにわたしたちはさからえない
まいにちの朝焼けや夕焼けが
悲惨な戦場でも息を呑むほどきれいだろう
悲しみに濃く色を刻むだろう
そうなったらわたしは雄大な風景も
憎むようになるんだろうか
わたしはどんなことも忘れ
あたらしいことをのみこんでいく
生きていたら目の前で起こることを
受容れるしかないのではないか
きっと誰かが日々まもっていた積み木を
次々と心無い力が崩していく
その度にあんなふうに
みえないものが壊れて
気づかれない内に大きく失われ
世界は外殻だけの脆いものになっていく
約束も無になる
人の深層心理はどこよりも広く自由に
澄んで
ゆたかで
まもられるべきだ
誰も穢したり、踏み入ったりしてはいけない
人は境界線をわからなくなった
思慮深さや想像力を欠いている
きっと恥じたほうがいい
ひとは、
衝動をおさえることが出来ないのだろうか
禍々しさや激昂をみずから鎮められないのか
弱さだ
非をならべても
わたし自身に返ってくる
それでも怒りは湧くし
悲しみは傍にある
外にもとめても、みつからない
みえない深淵を理解しないと
勝手にからっぽのからだが人を傷つける
心は置いてけぼりだから
自分のしていることにも
もう気づかないかもしれない
それを生きているって呼べるのかな
誰かが偉そうに何かをひけらかして
虐げられている誰かを気にしない
同じ世界で賭け事みたいに差がひらく
その差は埋まらないような絶望がある
つくることで還せるものがあると
信じているし
人の心が育てばいつか
平穏が
静かな湖面や
凪いだきもちのその先
たとえば
誰でも生まれた土地をあいして
平等に呼吸して
声を発せる
ただ生まれてしんでいくこと
その時間が歓びで
それを謳歌できる
そのぜんぶが当然自分だけのもので
誰にも奪われない
神さまはそれをつまらないとおもったのかな
人がおもったのかな
繰り返して生まれるものもあるのでは
それはみたことのないかたちをしているかも
そういうもののほうが
わたしはみてみたい
現実でみられることを願う
難しいとおもっても祈っている
駿は先にしんじゃうんだろうな
置いていかれるのは心細い
ホドロフスキーもねこと写真に写っていて
あ、まだこの世にいるとほっとした
でもこの間
ずっと昔に亡くなったマティスの
軌跡を辿って
同じ暮らしがあったんだ、と感じた
同じ1人の人が
ただ最善を選んでかたちになったものが
ここにあるんだとおもったら
そこに希望があった
世界にはまだうつくしいものが
沢山残っている
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tamanine · 1 year ago
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2023年ベスト10
①ザ・ホエール
②ガール・ピクチャー
③アフターサン
④クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
⑤ファースト・カウ
⑥SEA SAID
⑦ソウルに帰る
⑧首
⑨ベネデッタ
⑩フェイブルマンズ
昨年の映画祭/あしたの少女
⚫︎番外⚫︎
THE COCKPIT
スカイライト
エゴイスト
ウーマン・トーキング
⭐︎楽しかった〜〜〜!!⭐︎
パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女
マジックマイク ラストダンス
イコライザー3
ジョンウィック:コンセンサス
⭐︎今年見て良かった⭐︎
The Son/息子(個人的にタイムリーで…)
ヴォルテックス(介護についてきちんと考えないと…)
生きる(カズオイシグロ脚本リメイク、こんなに良い映画だとは)
さらば、わが愛(名作とはこういう映画のことか)
◆配信で見て良かった映画!!
イコライザー1!!!!!!!
イコライザー2!!!!!!!
PIG(良い映画〜〜、ニコラス・ケイジ)
デュアル(小さいSF映画の中で素晴らしい形)
テイク・ディス・ワルツ(配信じゃなくてディスクを入手、ウーマントーキングの監督)
カード・カウンター
⭐︎ベスト・ウインク
枯れ葉
◆配信で見た良いドラマ
デッドロック〜女刑事の事件簿〜(prime)クィア!!!口の悪い女大好き!!!最高!
Somebody Somewhere(U-NEXT)クィア!!!!!素晴らしかった〜〜〜〜〜
D.P. s2(Netflix)つらいけど、良いドラマ、入隊のニュースを見る私たちは知らなくてはいけない
リディア・ポエットの法律(Netflix)フェミニズム!!!衣装も美術も本当に素敵〜〜
キラー・ビー(prime)面白かった、ビリーちゃんの演技も上手…
◆2023年に劇場で観た映画(全52回)
ケイコ 目を澄ませて(ユーロスペースでの監督とのQAで、「ボクシング、始めてみてね!」に「はい!」と答えた約束、キックボクシングになったけど少し果たしました)
SEA SAID(年に一回でいいからテレビで放送して欲しい…、みんな見てください)
イニシェリン島の精霊(シネクイントホワイトの空調のカタカタ音は直りましたか?)
パーフェクト・ドライバー(面白かった〜〜〜〜)
エゴイスト(いい映画だった、グッときました)
ベネデッタ(盛り上げが凄い、流石ポールバーホーベン)
ボーンズアンドオール(ごめんなさいなんにも合いませんでした)
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(スイスアーミーマンの監督がアカデミー作品賞とると思わないじゃないですか、テーマが真摯)
マジックマイク ラストダンス(流れるようなフェミニズム、性的な同意って色っぽいことだよ)
アラビアンナイト 三千年の誓い(あまりよくわからなかったけどフュリオサにはクマちゃんぶら下げて初日に行きます)
フェイブルマンズ(面白かった〜〜〜〜、スピルバーグで一番好きかもしれない、大きな声を出すデヴィッドリンチ、あのラストの軽やかさ)
エンパイア・オブ・ライト(手を洗って欲しい)
The Son/息子(タイミング的にバチっと来てしまい、慄きながら楽しく見ました、楽しい映画ではない)
マッシブ・タレント(みんな元気で嬉しいね)
生きる LIVING(カズオイシグロ脚本リメイク、すごい良かった、こんな映画なんだ…)
knock at the cabin(全然好きじゃなかった、最悪の陰謀論に近すぎる、どうしたのシャマラン、気をつけて!)
AIR(よくできてた、AIRMAX履いて行ったよ)
ガール・ピクチャー(ティーンの恋愛ものの中で今までで1番好き、家族映画としてもいい、クィア映画としても素晴らしい)
ザ・ホエール(かなり警戒して見に行ったけど何故か好きだった)
ザ・ホエール(どこが好きなのか確かめに行ってまだよくわからないけど好きだと思う、なんでだろう?)
それでも私は生きていく(待つ女方向のレア様)
TAR/ター(よくこれを男性主人公でやろうとしてたな?無理だよ、ハラスメントってしている間は何にもわからないわけ?)
THE COKPIT(早稲田松竹、三宅唱監督、8年ぶり2度目、素晴らしい)
MEGAN(ごきげんなホラー)
ウーマン・トーキング(素晴らしい映画)
トゥ・レスリー(アルコール依存症は気合いや愛では治らないので、専門家にきちんと相談して欲しい。あんなやり方ができると思わせるのは少し危ない)
小説家の映画(監督は楽しそうだが、あの映画内映画に本当に出て良かったと主人公が思っているのか、釈然としない)
ヴァチカンのエクソシスト(ごきげんな映画であった9
君たちはどう生きるか(期待していなかったので楽しく見た、元気だな!インコ世界愛らしかった)
イノセンツ(北欧の童夢。私は「クロニクル」の方が好きです)
バービー(ゴズリン楽しそうだったね)
ソウルに帰る(アイデンティティになるものを私は最初から手にしていたのだけど、もう一回考えたくなった)
さらば、わが愛/覇王別姫(新宿の高高109にて。新宿駅から遠過ぎ、地上からも遠過ぎ、スクリーンは流石に良い。文化大革命のことをもっと知りたい)
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(レア様最高、クローネンバーグの自由さに感銘を受けた、フェティッシュがある映画って素晴らしい)
エリザベート1878(映像良かった)
あしたの少女(足に差し込む光の、死の誘惑)
ジョン・ウィック:コンセンサス(最高!!!!)
ハント(イ・ジョンジェさん、成功おめでとうございます)
イコライザー3(最高!!)
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(私はスコセッシほど悪いおじさんのこと好きじゃないよ)
哀れなるものたち(東京国際映画祭、女性の売春については価値観が合わないかも、デフォーさん好き)
首(すげえ面白かった、劇場で時代劇見る最後になってもいい)
GIFT(フィルメックス、上映時のミスが致命的、運営がひどかった)
PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(パク・ソダムって最高)
首(父を連れて2度目、「胸がいっぱいでお腹がへってないよ」と言われたのでお茶を飲みました、劇場で観れて良かった)
枯れ葉(劇場でカウリスマキ見たの初めて、良い映画だった、まさかあのジム・ジャームッシュ作品が出てくるとは)
ヴォルテックス(クリスマスイブの朝からギャスパー・ノエに付き合ってくれてありがとう、友達…。露悪的なのは公式HPの監督近影だけ。ギャスパー・ノエはゴダールの正統な後継者だと思うんだけど)
ショーイング・アップ(閃光のような芸術の先も、作り続けていくことの)
ファースト・カウ(首の虚無と真反対の、小さな小屋の中にあった未来と時間と牛乳と蜂蜜の甘い香り)
スカイライト(ナショナルシアターライブ、ビル・ナイ&キャリーマリガン、「赦されたい」男、もう自分の人生を生きていて許される必要なんてない女)
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taiheitakei-text · 2 years ago
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『君たちはどう生きるか』 感想
先日、二子玉川での打ち合わせの後、世間に少し遅れて『君たちはどう生きるか』 を見た。宮崎駿の82年に���ってつくられてきた精神世界、広大な箱庭を一本の映画を通して覗いている気分だった。大きくふたつ思ったことがあり、ひとつはジブリらしくないエンタメ感が感じられたシーンのいくつか、特に印象的だったのは鷺おとこのくちばしを栓で塞ぐシーンが、カット割を含めて最近のアニメーションに見られそうなネタっぽい演出だったのが、違和感を感じたし新鮮だった。あとインコ大王の作画がクレヨンしんちゃんっぽくおかしさがあった。もうひとつは戦闘機の風防がたくさん家に担ぎ込まれるシーンが全体を通して結構謎だった。なんとなく物書きがあんまり物語とは関係ないが筆がのって書いてしまったみたいな場面に感じられたが、宮崎駿としては戦闘機はモチーフ然としており、絵としての美しさ、映画の尺感だからこその良いシーンだと思った。あそこと序盤に疎開してきて夏子さんと眞人が縁側を歩くシーンの奥行き感と風通しが気持ち良く、特に好きな場面��った。あと最初の火事のシーンやアオサギのでんぐり返しで窓に入っていく演出、産屋の紙の作画は圧倒的でとてもアニメーションとして快楽的であり映画館でみれてうれしい。眞人のあらゆる行動や意思によって舞台が転換され、話が進展していく様子が終始一人称的な視点をで描かれているところが、ジブリの他作品にも通じた構成として感じられた。眞人が転校初日の帰りに自身の側頭部を大きな石で殴るところがかっこよかった。主人公の唐突な行いに、瞬間、びっくりしたが、終盤それが超自然的な現象として昇華された感、とても良かった。
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