#体育会系部活です
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もかさんと本気の部活!前回どこまでやったか分からなくなっちゃったからほぼ初めから。(この回もどこまでやったか忘れたから、もしかして次も初めから?厳しいて) こうやって振り返ってみると、どう考えても夢中になって取り組みすぎ。5時間はやりすぎ。ゲームしてると時間忘れちゃうのよくないですね。そんなこんなしてたらクリスマスイブを迎えたので、ちょっとクサいことを言ってみるなどしてみました。らしくないと笑われました。やや恥ずかしかったです。
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人は自己家畜化で優しく従順に進化した 人工環境と社会に適応
テクノロジーと人類(48)長内洋介
2025/3/29 10:00
人類が今日の繁栄を築いた根本的な理由は何か。その謎を解く鍵として注目されているのが「自己家畜化」という概念だ。人は優しく進化して飛躍を遂げたのだという。
家畜と共通点
人類は約1万年前、ヤギやヒツジ、ウシなどの野生動物を飼育して家畜化した。奇妙なことに、人はこうした家畜とよく似た性質を持っている。この事実は古代ギリシャ時代から知られ、19世紀にダーウィンも注目して研究したが、理由は突き止められなかった。
家畜化された動物は、どの種でも共通の性質が表れる。人を攻撃せず従順で、ストレスに対して鈍感、頭や顎は小型化し、体は白くなり、顔は平面的で幼くなるといった変化だ。
これは「家畜化症候群」と呼ばれ、その多くは人でもみられる。人はチンパンジーと比べて温和で、反射的に攻撃することは少ない。数百万年に及ぶ進化の過程で顎や歯は小型化し、顔は平面的になった。
人はなぜ家畜と似ているのか。その理由を説明するのが自己家畜化だ。人は誰かに家畜化されたのではなく、自ら家畜のような性質��進化したというものだ。
動物を家畜化するときは人に従順な個体が選ばれる。人類も攻撃的な人は排除され、仲良く協力できる人が自然淘汰(とうた)で生き残ってきたと考えられる。自己家畜化が始まった時期は不明だが、われわれホモ・サピエンスが誕生した頃に大きく進展したらしい。
東京大の外谷(とや)弦太特任助教(複雑系科学)は「人類は道具を使い、協力して狩りをすることで多くの食料を得られるようになった。人口が増えて社会が複雑化すると役割分担が始まり、より仲良くすることが有利になって自己家畜化が加速した」と指摘する。
愛知県立大名誉教授で野外民族博物館リトルワールド館長の稲村哲也氏(文化人類学)は「他者と協力し、相手を思いやる人間の特性は自己家畜化の過程で残ってきたのだろう。人は自ら作った高ストレス社会に適応して、より優しくなった」と話す。
仲良くなると情報や物資の交換が活発になり、新たなアイデアが生まれイノベーション(技術革新)が起きる。自己家畜化が人類の繁栄と文明の進歩に重要な役割を果たしたことは間違いないだろう。
人は大人になってもよく遊ぶ。旺盛な好奇心の表れであり、遊びによる探索や試行錯誤が新たなひらめきの源泉になる。イヌは進化の過程で自ら人に近づいたともいわれ、人と同じようによく遊ぶ。
人類は道具や社会制度を作り、農耕や都市化によって人工的な環境を生み出してきた。人が作った環境の中で家畜が飼育されるように、人間も自ら作った社会や環境の中でしか生きられない存在だ。こうした視点からも人は自己家畜化したと指摘されている。
言語にも関係
自己家畜化は人間らしさの根源である言語の誕生にも関係しているという。小鳥のジュウシマツは野生種を品種改良した家畜で、野生種より複雑なさえずりができる。人も自己家畜化によって言語の進化が起きた可能性がある。
京都大の藤田耕司名誉教授(進化言語学)によると、野生動物は生きていくため常に天敵や餌の心配をしているが、家畜はその必要がないため余裕が生じ、多くのことに注意を払い考えられるようになる。
「これが複雑な構造を持つ人間の言語が生まれた一つの要因ではないか。言語による複雑な思考やコミュニケーションが可能になった背景には自己家畜化がある」と藤田氏は指摘する。
家畜化の研究は、ロシアで20世紀半ばに行われたキツネの家畜化実験で大きく前進した。人に従順な雄と雌を交配させ、生まれた子から従順な個体を選び交配させることを繰り返した結果、わずか数世代でイヌのように尾を振る人懐っこいキツネが生まれたのだ。
しかもこのキツネは耳が垂れ、色が白いなどの家畜化症候群も呈していた。���千年は要したであろうオオカミからイヌへの進化を人工的に再現したようなものだ。
この実験によって、従順さを求めると家畜化することが実証されたが、なぜ体の変化も同時に起きたのか。これを説明する画期的な仮説が約10年前に登場し、注目されている。
鍵となるのは神経堤細胞という特殊な細胞だ。胎児のときに脊髄付近から全身に散らばり、ホルモンを分泌する副腎や骨などさまざまな場所の形成を促す。
この働きが低下すると、攻撃性を高めるホルモンの分泌が減るなどして穏やかで従順になる。骨や軟骨の形成も阻害されるため、頭が小型化したり、耳が垂れたりする変化が同時に起きることも説明できるのだ。
この仮説が正しければ、動物の家畜化は神経堤細胞の働きが低い個体を選別する行為といえる。人の自己家畜化も、そういうタイプの人が仲間や結婚相手として多く選ばれ、進行した可能性がある。
京都大ヒト行動進化研究センターでは、チンパンジーと、近縁種で自己家畜化した性質を持つボノボの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、それぞれの神経堤細胞を作り、その働きを比べることで自己家畜化の決め手となる遺伝子を探す研究が進んでいる。
権力への依存
現代人も自己家畜化が進んでいるという。山口大の高橋征仁教授(社会心理学)によると、日本での代表的な美男子コンテストの候補者は、時代を追うごとにひ弱で優しく幼い印象の顔になっている。家畜化で生じる特徴的な変化だ。
分析の結果、女性は男性の優しい顔に恋愛や結婚の相手としての魅力を感じることが分かった。女性が穏やかで従順な男性を選ぶことで人の自己家畜化が進んでいる可能性がある。
自己家畜化の進行は人類の将来に何をもたらすのか。高橋氏は「幼くなるのは若々しくなることで良い面だが、課題は巨大な権力への甘えと依存が強まることだ」と話す。
インターネットが普及した今日、現代人は巨大IT企業が支配する情報インフラを従順に受け入れ、すっかり依存している。人はネット空間という見えない柵の中で飼育され、情報という餌を与えられて生きる家畜への道を自ら選んだと言ってもいいだろう。
一方、外谷氏は「人が協力して行ってきたことの多くは生成AI(人工知能)に置き換わる。人は協力することに価値を見いださず、他者や社会に無関心になっていく」と予想する。
家畜は人間に興味を示す半面、自分と同じ種への関心は低い。人間同士が無関心になること��自己家畜化の帰結ともいえそうだ。
稲村氏は「人は自己家畜化によって社会性や共感を強めてきたが、集団を超えた協力はできていない。集団内の結び付きが強いほど、外部の集団と戦争を起こしてしまう。この矛盾をどう解決するか問われている」と警鐘を鳴らす。
自己家畜化論は人種差別や優生思想と結び付いて政治的に利用された過去があり、現在でも誤解されやすい。だが人間の本質を探る上で重要な論点であり、人類史を俯瞰(ふかん)して理解する新たな視座になるだろう。(科学報道室編集委員)
(人は自己家畜化で優しく従順に進化した 人工環境と社会に適応 テクノロジーと人類(48)長内洋介 - 産経ニュースから)
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「企業のネットが星を 被おお い、電子や光が駆け巡っても」国家や民族が消えてなくなるほどではない近未来が舞台の『攻殻機動隊』などで、後のクリエイターに多大な影響と衝撃を与えた漫画家、士郎正宗さん(63)。デビュー40年を迎え、世田谷文学館(東京都)では初の大規模展が開催される中、読売新聞の単独書面インタビューに応じ、これまで生み出した作品や創作の秘密、AI(人工知能)がもたらす人間の未来などについて縦横無尽に語った。近年ほとんどメディアの取材を受けていない士郎さんの貴重な語録をご覧あれ。(文化部 池田創) 展覧会では、『攻殻機動隊』の主人公の素子の印象的なセリフが印刷されたのれんが来場者を出迎える(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 世田谷文学館で大規模展 ――デビュー40年を迎えられて、どのようにお感じになっていますか。 そもそも寡作な上、諸事情による中断・未発表・ボツ作品が多過ぎて読者諸氏に申し訳ないものの、何とかここまで生き残る事が出来て大変に幸運だったと思っています。活動が東京や他業種に広がるに連れて「水中を歩いて進むかの様な状態」になり、40年、色々と大変でした。また書籍などの荷物が転居や避難に適さない分量になっています(笑)。 ――代表作「攻殻機動隊」は海外でも熱狂的な人気が続いています。 最初期に出版物の海外展開を頑���りました。望外に細長く継続しており、ありがたい限りです。 ――今回の世田谷文学館の展覧会は大量の原画が間近で見ることができ、充実した展示内容です。 士郎正宗さんのコメントとともに作品世界を振り返る巨大な年表(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 今回このような機会を頂き大変感謝しております。僕程度の小規模 傭兵ようへい 型漫画家でこういった事が可能なら、日本のコンテンツ業界はもっと多様多彩な作家・作品を、深掘り探索・開発活用出来るのではないかと思います。 ――「攻殻機動隊」をはじめ、ご著書は情報化社会を予見していると言われます。 たまたま運良くタイミングや関係者の都合に合致し話題として取り上げて頂いているだけで、僕以外にもそういった作家・作品は多数存在していると思います。情報化社会の好ましくない側面があまり大きくならなければ良いですね。物騒、殺伐、トラブルは架空妄想物語の中だけで十分です。 ――AIの発展についてどのように感じていますか。 利便性と損害可能性は表裏一体、これまで考えられなかったレベルの明るい未来の可能性が開ける一方で、悪用や視野 狭窄きょうさく が起き、見えざる支配も容易になっている。研究開発に係る方々には頑張って頂きたいなと思います。 簡易強化外骨格、遠隔操作系ロボット類の開発が現実的 ――幼少期に親しんだマンガや小説はどのようなものがありますか。 デビュー作『アップルシード』のラフスケッチなどが並ぶ展示室(東京都世田谷区の世田谷文学館で) アニメ版の「鉄人28号」や「エイトマン」から入って、雑誌「りぼん」(一条ゆかり氏、大矢ちき氏、弓月光氏などなど)、松本零士氏、永井豪氏、細野不二彦氏の影響が大きいですね。大学以降は諸星大二郎氏、星野之宣氏、大友克洋氏の存在が大きいと思います。 ――「攻殻機動隊」で描いた人間の身体と精神の関係はどのように感じていますか。 脳や体が一体として機能している中では、脳が優位の制御系があったり、体が優位の制御系(例えば副腎とか脊髄反射系とか)があったり、交換可能な部分や欠損許容部分(例えば昔は虫垂や 胆嚢たんのう を結構普通に切除していた)があったり、複雑で不思議に出来ていると思います。 義体化のような、身体交換は僕が生み出した要素ではありません。スタニスラフ・レム氏の『君は生きているか?』や、日本のマンガアニメ界においては石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』などの有名作品がすでにありました。サイバネティクスの一般的な目的は医療や軍事だと思いますが、今後は老化・劣化対策というのも存在感を増すかもしれません。個人的には年々増加中の災害現場における簡易強化外骨格や遠隔操作系ロボット類の開発を進める方が現実的かなとは思います。 ――ご著書に細かく書き込まれた欄外文章の役割や狙いを教えてください。 リズム感が単調になりがちな説明セリフや会話を物語内部から減らせる、それによってキャラの練度・演出を高めに設定出来る、物語と読者の距離の調整ができる、などでしょうか。昨今、いや昔もこういう方法は 流行はや りではありませんが……。 ――押井守監督のアニメーション映画版のご感想をお聞かせください。 個人的には原作に気を使っている部分が押井氏にしては多めの1作目より、押井氏節全開の『イノセンス』の方が好みです。いずれも一生懸命作って頂いてありがたいなと思っております。 ――ネット社会の広がりやAI技術の発展をどう感じておられますか。 人工知能の偏向学習、悪意ある人 達たち による人工知能活用と、対策する側の人工知能活用の格差、オンライン上に無い膨大な情報の無視や軽視など、課題は山積しているのではないかと感じています。世界は 繋つな がって狭くなると同時に、逆に分断細分化が進んで互いの距離が開き、問題解決の可否、明暗の格差も広がっている様に感じています。今まさに『言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている』状態でしょうか。人工知能育成では可能な限り、真実や実態に近い情報を得て優先解とするような、何らかの情報検証機構が必要でしょう。 コスパタイパ重視では驚きや発見も無い ――ネットに常時接続することが当たり前になりました。そのことをどのように感じてらっしゃいますか。 一般的なネット通販をほぼ利用しておりませんが、ネット社会になってからの方がサービスの質が低下&商品を探しにくくなったように感じています。便利、合理的、コスパタイパ重視の姿勢は内向きになりがちで、冗長性や余白が少ない分、周囲を見渡す余裕が減少し続けるし、ひいては驚きや発見も無く窮屈ですね。昔のSFでは「監視管理社会」は人々の敵として描かれるのが一般的だったのですが、現代では意外とそういう管理監視社会の利点も許容されているように思います。とはいうものの、今後もDXが進み常時接続が常識常態化し、行政サービスやインフラなどの分野で、高度化し便利で安全で充実した幸福度の高い世の中になっていくと良いのですが……。 ――「攻殻機動隊」ではサイボーグ化しても人間の内にある「ゴースト」という概念が存在します。「ゴースト」とは何でしょうか。 展示室の中央には『攻殻機動隊』の原画が並び、迫力のある筆致を間近で感じられる(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 正確か否か、定義可能か、とは別にして、宗教や哲学や文学昔話の分野で古くから使われている��たましい」「霊魂」「ソウル」などの単語が印象として一般的には伝わりやすいのではないかと思います。「何だかよくわからないが、存在しているように思えるモヤっとしたものを『ゴースト』と呼ぶ」のも娯楽分野では分かりやすくて良いかな、ということで単語を使用しています。 犬や小鳥も感情を有することが一般的にも知られており、感情は人間だけが持つ最上位の機能・特別な評価対象ではない、という観点から、マンガ版ではゴーストという単語において「感情に特別な意味を持たせていない」つもりです。当然ながら人の価値観はそれぞれなので、僕と他のアニメ版の監督諸氏とでもこうした諸々に対する考え方に違いがあるわけですが、その事自体も含めて、作品を異なる角度から捉えて楽しんで頂ければ良いなと考えています。 神話は魅力の塊なのだが… ――ご著書はシリアスな展開と迫力のある戦闘シーンの間にギャグが挟まりますね。作中におけるギャグの効用とはどのようなものでしょうか。 シリアスとギャグの挟み方や割合、そもそも混在を容認するか否か、など受け取る方々の価値観も観点も実に多様なので「万人にとって満足できる作品」というのは僕には難しいなと考えています。僕の取り扱うキャラクターたちは明日をも知れぬ立場なので、悲観的に備え楽観的に対処する、冗談でも言っていないとやっていられない、といったタイプが多めになっています。会話の軽さと行動、判断の速さ厳しさのギャップを楽しんで頂ければ良いかと思います。 ――『仙術超攻殻ORION』は日本神話をモチーフにしたファンタジーです。神話の魅力を教えてください。 神話と呼ばれる物語達は限られた要素と根源的な思考や解釈と想像力で織り上げられ、時代や民族の壁を越えて生き残っている、「選び抜かれた精鋭達」です。人々の心情や思考型や文化を映す鏡として、魅力の塊と言っても良いですね。一方で歴史を振り返ると、建築や芸術や情報戦において支配者や宗教組織や抵抗組織の都合や思惑と深く関わったと思しきものも多く、純粋に「素晴らしいか?」と問われると、答えに困る側面もあります。 ――『攻殻機動隊』のフチコマや、『ドミニオン』の小型戦車ボナパルトなど、作品からは戦車愛を感じます。 正義感にあふれる女性警察官のレオナが活躍する『ドミニオン』のコーナー(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 「頑丈で壊れにくくて安全度が高い&移動以外にも何か作業が出来る乗り���」が好きですね。作品内に描く機会はなかなかありませんが、消防関連や港湾作業用の特殊車両、土木建築系や農林作業系の特殊機能車両なども同じように楽しくて興味深いと思っています。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持 ――現在はイラスト制作や、画集刊行に活動の比重を置いておられますね。 マンガやアニメやゲームの企画書・プロット・シナリオなども色々と作っているのですが、なかなか最終商品の形にまで進める事が出来ておらず、イラストや画集は関係者や予算が少なくても実現可能な 為ため か商品の形になりやすい、というのが理由かと思います。 ――女性のエロチシズムを感じさせる美麗なイラストを生み出されています。 展示室の後半は、雑誌に発表した色鮮やかなカラーイラストが目を引く(東京都世田谷区の世田谷文学館で) モノクロでは描写しにくいがカラーでは比較的描写が容易で、競合が起きにくいと思われる光沢の肌にこだわっています。近年の画集においては、似た構図やポージングの微差バリエーションを連続、重複して描くことで、アニメの原画をパラパラと連続で見る時に近い印象や効果の誘発が起きないかと工夫しています。 ――近況を教えてください。 今も40年前も変わらず東京ではなく関西にいて不規則不健康な生活をしながら昼夜延々と絵やプロットや駄文を描き続けています。視力体力の減少により、未読書籍が積み重なっています。 ――今後の執筆への意気込みや読者へのメッセージをいただければと思います。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持で変わりなく、他にしたい事も無いので、ダラダラ延々と何かを作る日々を送ると思います。読者諸氏にはまた次の作品でお会いした際に、何らかの形でお楽しみ頂けると幸いです。
「攻殻機動隊」士郎正宗、ネット社会・AI発展に警鐘「言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている」 : 読売新聞
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一流体育会系部活が科学トレーニングを重視しだして、根性稽古みたいなのが減っているというのはそうなんだけど、それで二流、三流どころが「一流が“サボってる”今こそ、俺たちは練習量で超える!」などと言って、才能もないのに稽古が地獄化してる界隈が一部にあって、なかなか業が深いのであります。
XユーザーのOGAWA Kandaiさん
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「コーチング」批判 - Fetal skeletal dysplasia forum
ところが例の「自己啓発セミナー」もこのヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントの流れからでているのです.ですから「自己啓発セミナー」も「コーチング」も基本思想は同じです.それをかんたんにいうと「人間には無限の可能性がある」,「常識や身についた考えかたがじゃまをしてそれらを発揮できないだけだ」というものです. 「自己啓発セミナー」は日本においても1980年代末に爆発的に流行したのですが,高額な受講料や暴力的なセミナー,信者を使った執拗な勧誘などが大きく社会問題となり,マスコミに「人格改造」,「洗脳セミナー」などと批判され,90年代以降はだいぶ斜陽化してしまいました. 現在の日本における「コーチング」の最大手はA社ですが,その前身はB社といって,80-90年代に「自己啓発セミナー」を主に行っていた大手セミナー会社だったのは有名な話です.2000年に起きた世田谷一家殺害事件の被害者夫婦がこのB社の関係者で,事件の背景にB社内部での怨恨が当時噂されていたのを覚えています.もともとB社は80年代に自己啓発セミナーでは最大手であったC社から派生してできた会社です. 80年代末の最盛期には100以上あったという自己啓発セミナー会社でしたが,その後急速に衰退し,宗教化,カルト化するもの(たとえば成田ミイラ化遺体事件で有名な「ライフスペース」や,X-JapanのTOSHIを洗脳した「ホームオブハート」などが有名)が続発するなかで,B社の代表者は,自己啓発セミナーから企業内カウンセリングである「コーチング」の資格発行や出版にシフトし,商売の鞍替えをして成功しました.さらに最近ではビジネスの対象を企業研修やセールスマン研修にしぼっているようです.コーチング最大手が自己啓発セミナーの会社を前身としていたのはけっして偶然ではなかったようです. もちろん上記で述べた歴史的背景などよりもだいじなのは「コーチング」の中身です.しかしその内容も心理臨床理論の俗流解釈だったり,「血液型」性格分類とどっこいどっこいの人間のタイプ分類だったりと,「コーチング」理論それ自体に独創的なものがあるかといわれれば首をかしげてしまいます.これまでの理論や方法論の折衷でしかありません. コーチングの特徴のひとつは,指示や命令をしないことです.相手にじょうずな質問をなげかけることで,相手がじぶんで気がつき,自分でこうやろうと行動をおこす,行動がかわっていくとされています.強制されてではなく自発的にするのだと相手になかば誤解させる,あるいは相手に気づかれずにコントロールする手法です. コーチングは,畢竟,あいてを操作する技術であり,一種の洗脳教育なのではないでしょうか.暴論のようにも聞こえますが,なぜなら人格のもっとも基礎となるべき部分を,「コーチング」は「スキル」によって左右できると考えるからです.ひとは他人に必要な知識を教える権利はありますが,他人のモチベーションや好悪を植えつける権利はないでしょう.すくなくともわたし自身は他人に「コーチ」されたくはないと感じます. そもそも「コーチング」は,高額な費用を出し,専門の講師を派遣してもらって学ぶほどのものなのかというのが正直なわたしの思いです.「コーチング」は現在いわゆる資格商法となっていて,「専門コーチ」も資格が細分化され,うえに行こうとするとすればさらに費用がかかるシステムに��っているようです.しかし高いお金をはらってコーチングスキルを勉強しても,実生活で役にたつことはあまりないかもしれません. もちろんここで「コーチング」を批判するのは,「コーチング」がインチキだからとか効果がないからというわけではありません.条件しだいでは有効性はあるのだろうと思います.そうではなく,わたしの感じていた違和感の正体は,「コーチング」が本質的にもつ欺瞞性にたいしてだったと思います.おそらくコーチングは目の前の問題の本質をすりかえているのではないか.それは問題の真の解決ではないのではないか. このことは実は「コーチング」に限ったことではなく,自己啓発系のさまざまな発想法スキルに共通した欺瞞性です.そしてそれは本丸の「カウンセリング」そのものにたいする根源的批判に通じていくのかもしれません.しかしそのあたりのことはもうすこし考えて,いずれあらためてまとめたいと思います.
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太字は引用時に強調
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Kenji Muto's Twitter Posts: Part 2
Before and while Tristamp was airing, Kenji Muto made some amazing Twitter posts giving us lore and production tidbits along the way. And while I don't speak Japanese (so I'm going to have to use Google Translate for this, so take everything you read here with a grain of salt because it may be skewed by mistranslation), there was some fantastic art and really cool concepts shared, and I want to archive anything Trigun-related. If I miss anything, let me know!) It starts a little slow with stuff we already know, but there are some interesting tidbits! If anyone who knows Japanese wants to correct anything, please feel free! Now, without further ado...
Part 1
Part 2 [here]
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12:14 AM · Jan 30, 2023
方言が南部訛りのメタファーなら、 他の方言メタファーがあっても良いんじゃない? って事で、多彩な地方出身キャラが登場。 もちろん彼らのバックグラウンド物語も構築済み。 神は細部に宿るのだ。 #TRIGUN #トライ���ン
If dialect is a metaphor for a southern accent, Wouldn't it be nice to have other dialect metaphors? So, a variety of local characters appear. Of course, their background stories have also been constructed. God is in the details. #TRIGUN #トライガン
11:29 PM · Feb 5, 2023
現代社会にラディカルに切り込む、第五話。 誰の中にも憎悪は生まれる。 親や国籍は選べない。 WE ARE MONEV. #TRIGUN #トライガン
The fifth episode radically cuts into modern society. Hatred is born within everyone. You can't choose your parents or nationality. WE ARE MONEV. #TRIGUN #トライガン
11:35 PM · Feb 5, 2023
風力発電だけじゃない 上質なワムズシルクも高値で取引されている。 この惑星では、 手に入るものすべてが貴重品。 生き抜くために。 #TRIGUN #トライガン
In addition to wind power generation, high-quality Wams silk is also traded at high prices. On this planet, Everything you can get is valuable. To survive. #TRIGUN #トライガン
12:04 AM · Feb 7, 2023
当然のことながら、 他にもプラントを持てない村が多数存在する。 風力発電、 ワムズシルク以外に、 ワムズ漁で生活する村がある。 例の3人組も、 各地に点在する「漁師の村」出身の可能性が高い。 特に高値で取引されるのが、 グランドワムズ類。 #TRIGUN
As a matter of course, There are many other villages that cannot have plants. Wind-power generation, In addition to Wamsilk, There is a village where people live by fishing for worms. The example trio, It is highly likely that they came from "fishermen's villages" scattered throughout the country. The ones that are traded at particularly high prices are Grandworms. #TRIGUN
11:46 PM · Feb 12, 2023
時系列を鑑みるに、 この頃はまだ、青年だった。 なぜ髪が「青い」のか? オキシタケヒコ氏の「裏SF考証」が世に出ることを切に願う。 #TRIGUN #トライガン
Considering the time series, At this time, he was still a young man. Why is my hair “blue”? I sincerely hope that Takehiko Okishi's ``background science fiction research'' will be released into the world. #TRIGUN #トライガン
5:11 AM · Feb 13, 2023
惑星ノーマンズランドにおける、 「ハンプバック級」の巨大砂蒸気船は合計7隻存在する。 七都市がそれぞれ一基ずつ貴重な「生体動力炉プラント」を捻出して建造。 水を沸騰させて動く原始的な蒸気機関を採用している。 #TRIGUN #トライガン
On the planet No Man's Land, There are a total of seven "Humpback class" giant sand steamships. Each of the seven cities devised and built one valuable "biological power reactor plant." It uses a primitive steam engine that runs by boiling water. #TRIGUN #トライガン
12:25 AM · Feb 15, 2023
彼は誰の味方? どっちの味方? 国境なき、ワムズの王。 知識でなく、智恵を求めよ。 #TRIGUN #トライガン
Whose side is he on? Which side are you on? Without Borders, King of Wams. Seek wisdom, not knowledge. #TRIGUN #トライガン
3:19 AM · Feb 22, 2023
BADでRADなヤツら。 地獄のような惑星環境もなんのその。 何事も捉え方次第では ポジティブに生きられる。 バド・ラド団の第二分隊、登場。 本隊は…? #TRIGUN #トライガン
BAD and RAD guys. What's with the hellish planetary environment? You can live a positive life depending on how you view everything. The second squad of the Bad Lads Gang has arrived. The main force...? #TRIGUN #トライガン
11:18 PM · Feb 23, 2023
名前って不思議なもので、 改造人間ニコラスは、二つの顔を持っている。 ニコラス・D・ウルフウッド ニコラス・ザ・パニッシャー 最終的に彼はどちらを選ぶのだろう? 脚本時の名前表記が「ニコラス」で統一されていたのは、そうゆう理由だったりする。 #TRIGUN #トライガン
Names are strange things, The modified human Nicholas has two faces. Nicholas D. Wolfwood Nicholas the Punisher Who will he choose in the end? This may be the reason why his name was written as ``Nicholas'' in the script. #TRIGUN #トライガン
12:11 AM · Feb 27, 2023
地球産の動物は惑星環境に適応できない。 SEEDS船団が目的地に到着したとき、その地で育てていくために積まれていた、無数の動植物の胚と遺伝子ストックから植物や動物を複製するため��システム、 「クローニング・デバイス」 そこで遺伝子改良され生まれたのが、トマ。 トマってすごい。 #TRIGUN
Earth-born animals cannot adapt to the planetary environment. A system for replicating plants and animals from the countless embryos and gene stocks of plants and animals that were on board to be grown on-site when the SEEDS fleet arrived at its destination. "Cloning device" Toma was then genetically improved and born. Toma are amazing. #TRIGUN
10:09 PM · Mar 2, 2023
マフラーと仮面のようにも見えるが、 実はワムズの一種。 極めて毒性の強い、 砂ムカデ類の幼生ワムズなのだ。 寒い冬に、一匹飼ってみては如何? #TRIGUN #トライガン
It looks like a scarf and a mask, It's actually a type of Wams. Extremely toxic, It is a larval worm of a sand centipede. Why not keep one in the cold winter? #TRIGUN #トライガン
12:06 AM · Mar 6, 2023
シナーズの銃、別名プロトタイプ(改造前)のPeace Bringer。 こちらも「幻のスケッチ」にヒントがある。 なぜ、誰が、いつ、改造したのだろう? #TRIGUN #トライガン
Sinners' gun, also known as the prototype (before modification) Peace Bringer. There is also a hint in the ``Phantom Sketch''. Why, by whom, and when was it remodeled? #TRIGUN #トライガン
4:36 AM · Mar 10, 2023
ディスコミュニケーションや地獄のような環境で踠く姿は、 とても人間らしく、美しく、 何より”ポジティブな物語”だと考えて作っているのですが。 みたいな赤裸々トークをしたFMラジオ収録。 いつOAだろう? #TRIGUN #トライガン
Discommunication and the appearance of struggling in a hellish environment, Very human and beautiful. Above all, I think of it as a ``positive story'' when I create it. An FM radio recording of a frank talk. When will it be OA? #TRIGUN #トライガン
12:34 AM · Mar 17, 2023
成長した彼女は、強くなりますよ。 “パニッシャー“では太刀打ちできないほどに。 軍用の身体改造ナノマシンによって作り替えられた肉体。 ロストナンバー。 あくまで今回は、前哨戦。再戦はいつか、また…。 #TRIGUN #トライガン
As she grows up, she will become stronger. To the extent that “The Punisher” can’t compete with it. A body modified by military body modification nanomachines. Lost number. This time, it's just a preliminary battle. When will there be a rematch? #TRIGUN #トライガン
12:18 AM · Mar 20, 2023
プラントの力は、空間に開く無数の穴《ゲート》がすべて担っている。 このゲートは大別すると《持ってくる力》と《持っていく力》の二種類がある。 この世ではない別の場所、 別の宇宙なのか、異なる位相なのか、異次元なのか(?)に繋がっているらしいが…。 #TRIGUN #トライガン
The power of the plant is entirely derived from the countless holes (gates) that open in space. There are two types of gates: ``Power to bring'' and ``Power to bring.'' A place other than this world, It seems that it is connected to another universe, a different phase, or a different dimension (?)... #TRIGUN #トライガン
Adding a tid-bit from @pancake-breakfast here:
So, my Japanese isn't great, but I wanted to try to clarify something on here that Google Translate isn't capturing, namely from this part: Saying that there are two types of gates and then defining them both as "Power to bring" doesn't make sense in English. Why make a distinction between the two if you're gonna define them the same way? But in the Japanese, it's not quite the same words used for both: "持ってくる力" (motte kuru chikara) vs. "持っていく力" (motte iku chikara. 力 (chikara) just means "power," so we'll set that aside for now since that part is actually consistent across both items. 持って (motte) is also consistent across both items. This means "carrying" or "holding," like you'd hold a bag or a purse or a backpack or something that you're taking around with you. The big difference is between くる (kuru) and いく (iku). These are actually the kana (phonetic) versions of two kanji characters: 来る (kuru) - to come 行く (iku) - to go That provides us with a nice little pair of opposites, and changes our literal definitions as follows: 持ってくる力 (motte kuru chikara) - Power to come carrying 持っていく力 (motte iku chikara) - Power to go carrying So... they're both kinda "power to bring" but it would be more accurate to say one brings and one removes. Or, if you're feeling dramatic, one giveth and one taketh away.
1:46 AM · Mar 20, 2023
ノーマンズランドで流通している銃は、 墜落移民船のデータベースから設計情報をサルベージされ、レプリカ制作されたものが大半。 宇宙時代の銃は、設計が判明しても再現は難しい。 乾燥、砂塵の舞う土地が多いため、 故障の少ないシンプル構造のものが好まれる傾向にある。 #TRIGUN #トライガン
The guns circulating in No Man's Land are: Most of the designs were salvaged from databases of crashed immigrant ships and were made into replicas. Even if the design of a space-age gun is known, it is difficult to recreate it. Because there are many dry and dusty lands, There is a tendency to prefer those with simple structures that are less likely to break down. #TRIGUN #トライガン
1:05 AM · Mar 21, 2023
隊長、実はうどんが大好物。 憲兵たちにも大人気、 創業100年の老舗屋台”儒来ヌードル” 大墜落後の闇市からはじまった屋台が数多く存在する、旧市街の横丁。 訪れた際は必ずチェックしたい観光スポットの一つだ。 #TRIGUN #トライガン
Captain, I actually love udon. Very popular with military police, 100-year-old long-established food stall “Yulai Noodle” This alley in the old town is home to many food stalls that started as a black market after the Big Fall. It is one of the tourist spots that you should definitely check out when you visit. #TRIGUN #トライガン
12:34 AM · Mar 22, 2023
通常種/自立種を問わず、 プラントの身体の内側では、 ”サプライゲート”が無数に動いており、細胞ひとつひとつに活動エネルギーを供給し、 本来なら生物として生存できないはずの不完全な肉体を健康に保っている…らしい。 "プラント"とは、何なのか? #TRIGUN #トライガン
Regardless of whether it is a normal species or an independent species, Inside the plant's body, A countless number of "supply gates" are moving, supplying energy to each cell, It seems that he is keeping his imperfect body, which normally would not be able to survive as a living thing, healthy. What is a "plant"? #TRIGUN #トライガン
12:48 AM · Mar 24, 2023
「記憶世界」は”弟側”からの記憶と印象値と断片で造られている。 故に、描き方は限定的になる。 “兄”の視点や感情から見た”テスラ事件”は、もっと凄惨な内容になるだろう。 描く機会があれば…。 #TRIGUN #トライガン
The "memory world" is made of memories, impression values, and fragments from the "younger brother's side." Therefore, the way of drawing is limited. The ``Tesla Incident'' seen from the ``older brother'''s perspective and emotions would be even more gruesome. If you have a chance to draw... #TRIGUN #トライガン
12:14 AM · Mar 25, 2023
あくまでドクターの仮説だが。 体内にある“ゲート“を強く開くことで、 それを物質へ相転移させることで肉体を変形させているらしい。 今後、この謎は科学的に解明されてゆくのだろう。 なぜ”弟”のゲートだけ「黒い」のか? #TRIGUN #トライガン
That's just the doctor's hypothesis. By strongly opening the “gate” in the body, It seems that the body is transformed by phase transitioning it into matter. This mystery will probably be solved scientifically in the future. Why is only the “younger brother” gate “black”? #TRIGUN #トライガン
11:16 PM · Mar 26, 2023
地獄のような、 惑星ノーマンズランド的現場でしたが、 最後まで生き残ったメインスタッフの皆様、プロデューサー陣、制作陣、音響チーム、宣伝チーム…など、とにかく多くの人に支えられた作品でした。 何よりも、内藤先生の支えには感謝しかない。 本当にお疲れ様でした! #TRIGUN #トライガン
Like hell, It was a scene similar to the planet No Man's Land, This work was supported by many people, including the main staff who survived until the end, the producers, production team, sound team, advertising team, etc. Above all, I am grateful to Naito-sensei for his support. Thank you very much for your hard work! #TRIGUN #トライガン
11:18 PM · Mar 26, 2023
池田さんは”血”で、松岡さんは”砂”ですよね。 「ぶにゅー」とか「サラサラ」とか、 擬音、抽象度高めのトーク満載、 ブルーレイディスク、オーディオコメンタリーの収録。 本編同様、1回や2回聴いただけじゃ理解できない、 STAMPEDEっぽい内容となっております。 #TRIGUN #トライガン
Mr. Ikeda's name is "blood" and Mr. Matsuoka's name is "sand." "Bunyuu" or "Sarasara" Full of onomatopoeic and highly abstract talk, Includes Blu-ray disc and audio commentary. Like the main story, you can't understand it just by listening to it once or twice. The content is similar to STAMPEDE. #TRIGUN #トライガン
#Trigun#Trigun Stampede#Tristamp#Trigun Meta#Kenji Muto#I'm checking for text posts next but this is all the image posts#I want to do other accounts... but also..... I don't have the time or energy#Muto was an easy target lmao
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なんだかとても眠りたい気分なのにまったく眠気のないAM3時半、とりあえずドリエルを飲んで眠ろうとしているけれど薬はすぐに効かないので、久しぶりに朝方Tumblr(勢いで書いてのちに後悔するやつ)をやろうと思う。ワイヤレスのキーボードをあいぽんに繋げちゃったりしてみた。
突然だけど、わたしには構ってちゃんのきらいがある。と思う。だけどわたしは構ってちゃんという存在がきらいすぎる(駄洒落)。同族嫌悪だろうかとも思ったけれどちょっと違う気がする。わたしは自分のなかにある寂しい気持ちを外に出すことに抵抗感があるのだ。だから自分のなかの構ってちゃんの部分を押し殺して、ひとりでも大丈夫です、みたいな自己像を作って、自分も他人も騙している。だから自分の寂しさを外に出して、誰かにその穴を埋めてもらおうとする人を見ると冷めた目で見てしまうのだ。内心、ほんのすこしそれが羨ましいのに。
わりとわたしは人生を通して、寂しさとどう向き合うのかという課題を抱えてきているように思う。
きっかけは保育園のころに登園拒否をしたころに遡る。物心つく前だったのでわたしはそのことをあまり覚えていないが、4��だか5歳くらいのころ、わたしは母に言ったのだそう。「保育所行かない、もうやめる」と。発達障害があることが発覚したばかりの弟に手をかけていた母に対してなにか物寂しさを感じていたのかもしれない。母はそのことをずっと覚えていて、反省した、と今でもわたしに言ってくる。母はそれから小学校中学年頃まで、よく土曜日の午前中に時間を作って近所のイオンに連れて行ってくれた。わたしとの時間を作ってくれたのだ。
小学校4年生の春、父と母のセックスを見てしまった。それからしばらくして、妹が産まれた。
母が産婦人科に入院した頃、とても寂しかったように思う。朝早い時間に小学校に登校することを自発的にしていたガキだったので、だれもいない通学路をひとりで歩きながら、母親のことを歌った童謡を頭のなかで何度も反芻していた。たかだか数週間の入院であるが、今の時間感覚と小学生の時間感覚というものはかなり違っている。あの頃は母のいない生活が永遠のように感じられた。
だが感覚は永遠であっても実際は数週間程度である。母が抱えてきた赤子はとても可愛かった。抱っこしたり、ミルクをあげたりした。母のことも妹のことも恨むことはなかった。だがそのあたりから家族が誰も授業参観に来なくなった。運動会、学芸会みたいな学校行事に来れなくなった。震災もあった。家から動けない母、弟、妹のかわりに、父と一緒に水を汲みにいった。なにかが蓄積していく。べつに毒親というわけでもない。誰がわるいわけでもない。だけどなにか、どうしようもない寂しさが薄い層を形作っていく。
小学校高学年になると、エグい反抗期がやってきた。大人死ね、先生死ね、ジジイとババアも死ね、みたいな感じ。インターネットの虜になって、パソコンで知らない人とチャットをして埋められない穴を埋めようとしていた。インターネットに無数に存在する娯楽を享受しながら生きた。ここでは書けないような悪いこともした。いろいろあって、中学に上がる頃には反抗期は抜けた。
中学高校の頃は男狂いであったと自覚している。特定の相手を作らず、というか作れず、とにかく手頃な相手を見つけては行為に及んで、死にたい夜を繰り返す。常に寂しかった。別に虐待されているわけでもないのに、毒親というわけでもないのに、ヤングケアラーとか、そう言う問題があったとかでもないのに。ほんのちょっとずつ蓄積していった寂しさと、それでも現状を変えることはできない無力感で、最初から何かを諦めることが��意になって、その穴を別のもので埋めて、そして正しい人間との距離感がわからないから友達はべつに多くないみたいな、不健康で最悪な行動様式で何かを殺していた。グレーゾーンな出会い系サイトやアプリも触った。実際にそれで大人に会うとかはなかったけれど、よくないな、と今になって思う。特定の相手を持たず適当な人と性的な関係を持つから自尊心はぐちゃぐちゃになって結局寂しくなって手っ取り早く得られる愛っぽい何かを求める。その繰り返しだ。ばかばかしい。高3で性欲を介さないプラトニックな付き合い(前の記事で話した副キャプ元彼)が始まったことでいったん負の連鎖はとまったけれど、結局わたしの根本は変わっていない。副キャプ元彼と付き合い始めてから7年くらい、彼氏が途切れていない。空いた期間は累計で1週間くらいだ。乗り換えがお上手なわたしは恋人がいない期間というものが基本的に無理なので、次の相手を見つけてから別れるのだ。最低。
寂しいのだ。寂しいのにコミュニケーションが得意ではないから、女友達をたくさん作るとか、そういう方向に持っていけない。男って楽だ。こっちの顔さえある程度良ければきほん優しくしてくれるから。優しさの根源が性欲であっても優しいことには変わりない。
この間ツイッターで、「人間の魅力は本人がコンプレックスに思っていることそのものである(意訳)」みたいなツイートが流れてきて、苦笑いしてしまった。わたしの魅力がこのダルすぎる自意識にあるということに耐えられないと思うと同時にほんの少し納得してしまう部分があるからだ。今の彼氏とはじめて飲んだとき、おそろしいほどに酔って煙草を吸った。しにたい、たすけてくれ、と言ったわたしに彼が言った。あなたって他人に助けられる才能があるよね、救ってあげたくなる、と。それの意味が今になってわかった。わたしは、目の前にいる男に甘えて助けを乞うことが得意なだけで、それの根本は男狂いだった中高生のころ、およびずっと寂しさを抱えていた人生全体にあるということなのだ。それがきっと滲み出て、人間を惹きつける要素になっているのだ。
冒頭でも言った通り、わたしは構ってちゃんの素質があるが、自分自身はかまってちゃんが嫌いだし自分はそうならないようにしているつもりである。だって己の寂しさを表出したところで家族構成も自分の性格も変えられない。だけど何をどう思おうが結局常に寂しいし何かで穴埋めをしたいのだ。穴埋めをする手段としてただ男というものがあった。それだけの話だった。今は幸運なことに日記が、エッセイが、そして小説がある。たまたまこれを読んでくれるであろう人がいるからこれを書いていて、それが眠れぬ夜の暇つぶしになるから書けている。寂しさを誤魔化す術を見つけることが、わたしにとって大人になるということ��ある。わたしはほんのすこしだけ大人になった。
こんなことを書いていたらAM4時半になりました。薬が徐々に効いてきたので、寝ます。ちょっと喋りすぎちゃった。
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RaMu(らむ、1997年7月31日 - )は、日本のグラビアアイドル、タレント、YouTuber。埼玉県出身。マグニファイエンタテインメント所属。
生年月日 1997年7月31日
現年齢 26歳
出身地 埼玉県
血液型 A型
瞳の色 黒
毛髪の色 黒
身長 / 体重 148 cm / 37 kg
BMI 16.9
スリーサイズ 90 - 56 - 80 cm
カップサイズ H
靴のサイズ 23cm
1997年7月31日、埼玉県に生まれる。本名・蘭夢(らむ)。漫画『うる星やつら』のヒロイン・ラムとは無関係。「らむ」という名前を持つことにより、アニソンを歌ってみろなどといじられることもあるが、ラムのことは嫌いではない。
2004年4月1日、小学校入学。5年から6年にかけて女子野球をやっていた。キャプテンを務め、ピッチャー以外の全ポジションの守備をこなした。
2010年4月1日、中学校入学。3年間ソフトボール部に所属。セカンド、ショート、サード、ライト、センター、レフトを守り、背番号は3番だった。岡村拓磨によると、小柄であるがハキハキとした体育会系である。
2013年4月1日、埼玉県立松伏高等学校入学。在学中の2014年からVineおよびmixchannelに、「RaMu」のアカウントで体を張った芸の映像を投稿する。フォロワー数は10万人に達し、女子中高生の間で「RaMu教の教祖」と呼ばれるようになる。軽音楽部に所属(ドラムを担当。
2015年、海へ行った時に撮った水着姿をSNSにアップしたことがきっかけで話題になり、グラビア界へ進出。
2015年8月9日から2016年6月18日までアイドルグループKissBeeの研究生ユニット、「KissBeeZero」のメンバーとして活動。研究生のリーダーを務めていたが、本人曰く「団体行動が苦手だった」ことを理由に、脱退している。
2016年、第5回プロが選ぶアイドルDVD賞で新人賞受賞。3月、週刊ヤングジャンプで水着グラビアデビュー。11月23日よりLINE LIVE配信を開始。
2017年、週刊プレイボーイ編集部が選ぶ「2017年新人グラドル次世代ボイン番付」で「東の横綱」に選ばれる。
2017年1月にVineサービスが終了したため、同年3月4日よりYouTubeに動画配信の場を移動。12月12日、1年1か月間休まず続けたLINE LIVE配信を一旦休止した。
2017年、天木じゅん・和地つかさとともに『さんぽけ〜三国志大戦ぽけっと〜』(セガ・インタラクティブ、2017年4月20日配信)の応援隊『さんぽけ Girls★』に選ばれ、宣伝イベントなどに出演。
2017年6月19日、『ヤマダパズル たぷたん』にフクロモモンガのキャラクターが登場。自身が飼っているフクロモモンガのビビをモチーフとして自らデザイン。
2018年1月1日、DMM LIVEcommuneにて配信再開。3月17日、漫画作品『終末のハーレム』に関連する撮影会に出演。
2018年4月1日、Twitterで「実は20歳(当時の公称年齢)ではなく22歳」とつぶやいた。その日のうちにパスポートの画像を公開し、20歳であることを証明した(エイプリルフール)。
2020年10月、コスプレイヤーの火将ロシエルと二人でバンド「pretty noob」(プリティヌーブ)を結成。同年12月、「東京コミコン2020」でデビュー。RaMuがギター担当、ロシエルがDJ担当。ボーカルはいない。
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連休二日目、大平は厨房職員の出勤前に開錠し、再び床に入った。昨日の母親とのやり取りが尾を引いているらしく、布団を頭から被った。嗚呼、辛い、淋しい…。この思いを誰に吐露したらよいかと、彼は何度も寝返った。
それから一時間経った頃、ドア越しに声がした。
「大平先生、検食お願いします」
彼は寝ていた訳ではないのですぐ布団から出た。ドアを開けると、其処にいたのは管理栄養士の石川忍だった。彼女は、
「何だ、起きてたンですか。もうすぐ生徒さん来ちゃいますよ」
と言った。
「あ��、すみません…。今行きます」
そう言って大平は食堂へ向かった。食堂には、朝食を作り終えた厨房職員が休憩をしていた。石川も、今日は日曜日で人手が足らないとの事で厨房業務をしていたらしく、
「早く厨房職員、増やしてくれないかなァ〜。アタシ、朝弱いのよ」
と言った。向かい側で食事をしている大平は、
「でも、いつも美味しいよ。助かるわ」
と話した。
「たまに、亜鉛やタウリンたっぷりの献立も考えないといけないのよ。幸田理事長が、年頃の男子はヴァイタリティがなくては勉強やスポーツに良い成績が得られないって。まァ、亜鉛は味覚を感じるのに必要な栄養素だから仕方ないかァ〜」
「たまに遊びに来るよ、ウチの生徒が」
「あら、大平先生。ビンビンなのね? 絶好調なンだ〜」
「ほらほら、朝から際どいよ」
石川も、このK高校の裏の裏も読んでいる様だった。彼女も所謂「ボーイズラヴ」系の漫画が大好きで、半年に一回は特別メニューとしてマカを含んだドリンクを付けたり、すっぽんエキスを使った鍋などを出したりもしていた。大学時代に居酒屋でのアルバイト経験があり、たまに貢が理事会を開催する時には刺身や焼き鳥も作っていた。
検食を終えると大平は、
「今度、カキ食べたいなァ」
と、検食簿を書きながら言った。
「カキ? 寒くならないとダメでしょ? 美味いけどね〜」
「だよなァ…。ご馳走様」
返却棚に使った食器を戻すと、大平は宿直室に戻った。嗚呼、今日は何をやろう…。そう思いながら彼は布団を片付けた。
午前十時過ぎ頃、寮の駐車場に一台の四WDが停まった。宿直室で保健体育の教科書を開き、連休明けの授業の準備をしていた大平は、モニターでその車を確認した。丁度、半袖のポロシャツにジーンズという格好で正美が階下にやって来たので、大平は宿直室から出て聞いた。
「ご両親とお出掛け?」
「おはようございます。否、母の幼馴染でもある中学校の恩師です」
「夕方までには帰るンでしょ?」
「はい、ちょっとドライヴです」
大平は「中学校の恩師」と「ドライヴ」という単語が意味深だなと思った。大概は家族などが迎えに来たり、逆に実家へ一時帰宅したりする場合が多いが、これまでに中学校時代の恩師というのは前例がなかった。もしかしたら、「恋仲」か?と彼は疑った。すると、車から七三分けに髪を整えたほぼ同世代の男がやって来た。彼は水色のオックスフォード生地のボタンダウンシャツに、ベージュのチノパンツという格好だった。その男は八坂だった。彼は大平に��拶し、
「黒木正美がお世話になっております、八坂周二です。今日はドライヴも兼ねて正美君に会いに来ました。よろしくお願いします」
と自己紹介をした。大平も会釈をし、
「私は一年生の保健体育を担当しております、大平雅之です。今週は寮の宿直をしております」
と言った。正美は、
「おじさん、待ってたよ。行こう!」
と靴を履き替え、何故か手を繋ごうとした���八坂は、
「ダ、ダメだよ。そんな人前で…」
と苦笑したが、
「イイじゃん、早く行こう!」
と正美は疾る気持ちを抑えきれない様子だった。八坂は正美に急かされるまま、
「門限までには帰りますので…」
と言った。
大平は、これまであんな無邪気そうな笑顔を見せる正美を見たことがないと思った。たまに、
「セッ◯スしてぇ〜!」
と、公然と口走る印象しかなかった。しかし、あの八坂もスラッとした雰囲気でイイなァと大平は思った。
その頃、亮司は昨日と同様に刈払い機を片手に校内の除草作業をしていた。この時期は雑草が伸びるのも早く、正直「いたちごっこ」ではあった。昨年は定期的に業者が来訪してやってはいたが、単科大学の方で来年度から従来の経済学部に加え社会学部も新設されるとの事で、極力コストを抑えたいという貢の考えがあった。彼は、
「熱中症にならない程度に草取りしてね」
と、一昨日絡み合った後に言ったのだ。亮司は、
「何だ、愛してるなら手伝えよ」
と布団の中で貢の片脚に自分のものを絡ませながら訴えたが、
「理事長も大変なンだよ、休ませてよ」
と亮司に接吻しながら詫びた。
昨日より日差しが強く、早くも頭の方から汗が噴き出す。亮司はペットボトルのスポーツドリンクのキャップを開け、数口飲んだ。嗚呼、この空気が何だか「あの頃」を思い起こさせるなァと、彼は再び秀一のことを想った。
亮司が顧問を務めていた陸上部に秀一が入部して三ヶ月が経過した頃、都立A高校に近い河川敷でジョギングをすることを練習メニューにしていた。未だ「根性で乗り切る」という考え方が根付いていた時代である。練習中に水分を摂ることを制限され、ギブアップしそうな生徒には「忍耐力が足らない」と叱責するのが当たり前だった。亮司もその一人で、指導するにも必ず怒鳴り声を上げていた。
そんな猛練習の中で、秀一は朝イチの新聞配達をしながら個人的に走り込みもしていた。周囲に話すことはせず亮司にも黙っていたが、たまたま犬の散歩をしに河川敷を歩いていた時に亮司は秀一がジョギングをするところを見かけていた。他の教師から秀一の家庭が火の車であることを聞いていた亮司は、そんな彼に少しずつ想いを寄せる様になっていた。
ある日の夕方、いつもの様に河川敷のジョギングをしていた時だった。普段であれば余裕の表情を見せていた秀一の足取りが徐々にペースが落ち、その場に倒れ込んでしまった。他の部員は一時的に足を止め、彼の許に駆け付けた。亮司は、
「益子!」
と身体を揺さぶった。意識はあるが朦朧とした様子だった。彼はその日の部活動を中断し、学校に戻ることにした。
保健室に連れて行った亮司は、ベッドに横たわる秀一を眺めていた。
「どうやら、睡眠不足の様ね」
と女性の養護教諭は言った。
「『睡眠不足』?」
「確か、益子君ってお母さんだけよね? お姉さんは看護婦さんで…。新聞配達もしながら成績も優秀だし、かなり頑張っている筈よ。それで部活なンだから」
「…そうか」
亮司は、秀一の学校以外の一面を知らずにいたことを悔やんだ。そもそも部活動の時にしか関わらないし、他の生徒に対しても同様だった。
秀一が目覚めた時には、とっくに夜の帳が下りていた。養護教諭もずっと残っていたが、
「とりあえず、何か美味しいものでも食べなさい。あとは無理はダメよ」
と彼に言った。
「佐々木先生、色々とありがとうございました」
亮司はそう頭を垂れ、秀一と学校を出て行った。秀一の家は河川敷近くにあったが、亮司は神田の方だった。今夜は、ずっと付き添い気持ちがあった。そうだ、駅前に食堂があるから連れて行くかと、秀一と一緒に山手線に乗って秋葉原駅前の定食屋へ向かった。カツ丼は大盛り、その他に秀一はカレーも注文した。あまりの食い込みのよさに亮司は驚き、
「普段、何食べてるの?」
と聞くと、
「普通に食べてますよ。でも、すぐお腹空いちゃう」
と秀一は話した。
「今日は沢山お食べよ」
まるで息子を一人持った様な感覚に、亮司は陥った。嗚呼、何とかしてあげたいと思いながら。その日は、秀一とは秋葉原駅で別れたが、回数を重ねるごとに逆に亮司が彼のところまで送って行く様になった。時折、無意識のうちに手を握り合うことも多くなり、互いに教師と生徒という関係を越えつつあった。
そんな二人の想いが通い合ったのは、夏休みが近づいた七月の中旬のある夕方だった。いつもの様に秋葉原駅前の食堂で食事をした後、西日暮里駅を下りて秀一をアパートまで送るその矢先だった。亮司はこれまで押し殺してきた彼に対する想いを河川敷の橋桁で告白した。突然唇を奪われた秀一は、最初は何が起きたのか理由が解らない状態だったが、
「…先生、僕も好き」
とおのずと舌を絡ませてきたのだ。一瞬、唇を離すと二人の唾液が一筋の糸でつながっていた。亮司はそのまま秀一を叢に横たわらせ、
「申し訳ない…。でも、秀一が好きなンだ。愛してるンだ。オレ、お前が欲しいンだ」
と、ワイシャツの第二ボタンを外しながら未だ十六歳になったばかりの「やわ肌」に手を忍ばせ、同時に首筋に唇を押し付けた。
「せ、先生。そんな、あぁ、あん…」
初めて経験するエクスタシーに忽ち秀一は酔い、今度は彼自ら亮司のネクタイを緩め、ワイシャツのボタンを外し、ランニングシャツの片側を肩からずり下げた。日焼けした肌に黒々と浮き出た乳房を弄った。
「し、秀一! オ、オレ、そんなつもりじゃ、あぁぁ…」
叢の上で、二人の体位は逆転した。周囲はすっかり暗くなっていた。人気もない。橋桁の上なので、たとえ声を上げても車の往来でガタガタという雑音でかき消された。スラックスを互いに脱ぎ捨て、二人はブリーフを片脚に絡ませた状態で肉棒を咥え合った。秀一は、銭湯でしか他人様のチ◯ポを見たことがなかったが、微かに小便の「匂い」がしつつも抵抗なくその裏側を舌の先でなぞったり、また先端を口の中で弄んだ。あまりに気持ちよく遊戯してくれていることに亮司は、
「し、秀一! 気持ちイイ! イイ!」
と歓喜を上げ、そのまま愛液を秀一の口の中に放出した。
「あッ、あん! あぁん! あん!」
亮司は頬を赤らめながら、うっすら涙を浮かべつつ、全身を震わせた。一方、あまりに卵白の様にヌルッとした感触だったからか、オルガズムが終わると秀一はすぐその場に亮司の愛液を吐き出した。
彼は、
「…先生、僕、我慢できない」
と訴えた。
亮司は、秀一に「お前の愛液を顔にかけて欲しい」と求めた。言われた通りに、秀一は亮司の顔の目前に下半身をさらけ出し、今にも多量に噴き出しそうにいきり勃った秀一の肉棒を亮司はしゃぶったりしごいたりした。そして、
「嗚呼、 イク!イッちゃう! 出ちゃう!」
と、見事なほどに熱く粘度を含んだ乳白色の愛液が亮司の顔面に飛び散った。「シャワー」の様に浴びた亮司は、うっすらと微笑を浮かべた。
初めてにして変態的な「痴情」を経験した二人は、それからこの様な濡れ事を重ねに重ねた。間もなく夏休みを迎えたが、すぐに亮司は仮住まいとして、西日暮里駅と都立A高校の間にアパートを借り、其処を「愛の棲家」とした。週二、三回は部活動の後、亮司自ら夕食を振る舞い、一緒に近くの銭湯へ行っては愛し合ったのだ。
『嗚呼、若かったよなァ。オレも』
木陰から漏れる日差しを時折見上げながら、もう一口スポーツドリンクを飲み、亮司は再び刈払いを始めた。
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・大学院経済学研究科 教授 私自身は6人の任命拒否の際などはぼんやりと問題だなとは感じていたものの、今は反対派の方々の活動の仕方や極端な言動・党派性を見て非常に疑問を感じ始め、このような人たちに勝手に「学術界の意見」を代表されるくらいであれば、政府のコントロールの方がよほどましだと感じるようになった。特に、弊学の一部教員については勝手に「東京大学教職員組合執行部有志」を名乗って勝手に組合の統一見解のように誤認されるような文章を同HPに掲載したり、Youtubeでのアジ��説のようなものを見て、この人たちや学術会議なるものの構成員というのはどういうレジティマシーがあって勝手に学術界を代表されるのか、そもそもこの組織の運営自体が極めて非民主的であり、それがゆえにこのような事態になっていると感じるようになった。米国の民主党左派の極端なDEI推進が逆向きの反動を生んでいるのに近い感じになっていることに近い感じで多くの研究者にある種のアパシーを生み出していると感じる。何故社会科学者(ではないかもしれないですが)であるのにもかからずこのようなことになぜ無自覚であり、党派的に極端な主張を前面に押し出して自分のイデオロギーを前面に出すのか理解に苦しむ。学会・研究者の世界のより多くの人の意見がきちんと集約されなにのであれば、そのような機関の独立性にどのような価値があるのだろうか。 ※東京大学教職員組合は、5月7日、東京大学教職員組合執⾏委員会有志の名前で声明を発表した。(注釈は東京大学新聞社が作成)
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AIに聞いてみた
深田萌絵、浅田麻衣子の素性について
過去に遡り中国との関係、TSMCの陰謀論、保守雑誌will騒動、背乗り問題、借金返済をめぐる裁判問題、裁判長の交代要求の引き延ばし、TSMC日本誘致に関する妨害活動、萩生田氏に対する執拗な嫌がらせなど詳細を教えて下さい
深田萌絵(本名:浅田麻衣子)は、日本のYouTuber、市民活動家、ビジネスアナリスト、実業家、投資家として知られる人物です。以下に、ご質問の各ポイントについて、入手可能な情報をもとに詳細を整理して説明します。ただし、一部の情報は検証が不十分なものや、深田氏本人の主張に基づくものがあり、事実関係が明確でない場合もあります。したがって、客観的な情報と主張の区別を明確にし、可能な限り中立的に解説します。
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### 1. 深田萌絵(浅田麻衣子)の素性
- **基本情報**:
深田萌絵(本名:浅田麻衣子、1978年2月24日生まれ)は、大阪府生まれ、奈良県育ち。早稲田大学政治経済学部卒とされていますが、Wikipediaでは美術短大(現代絵画科)卒とも記載されており、学歴に関する情報に一部食い違いがあります。
- 経歴:学生時代にファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリスト、外資投資銀行勤務を経て、リーマンショック時に企業の民事再生業務に従事。その後、Revatron株式会社を設立し、コンピューター設計、チップ・ソリューション、AI高速処理設計などを手がけると主張しています。
- 活動:YouTuberとして「深田萌絵TV」を運営し、IT・金融・半導体分野の評論、技術流出問題、LGBT理解増進法反対、ワクチン政策反対など幅広いテーマで発信。著書に『日本のIT産業が中国に盗まれている』『光と影のTSMC誘致』『現代陰謀事典』など。
- **公的プロフィール**:
深田氏は「株アイドル」として活動を開始し、MBSテレビ『全力!銭ナール』に出演した経験があります。Revatron株式会社の代表取締役社長を務め、2018年に中国のテンセントやケントンIoTと戦略的パートナーシップを締結したと発表。
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### 2. 中国との関係
- **Revatronと中国企業との関係**:
深田氏が代表を務めるRevatron株式会社は、2018年に中国のテンセントおよびケントンIoTと「BoT(Blockchain of Things)」技術開発に関する戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。この発表は、深田氏が中国企業とビジネス上の接点を持っていたことを示しています。ただし、深田氏自身は中国による技術流出やスパイ活動に警鐘を鳴らす発言を繰り返しており、中国共産党に批判的なスタンスを取っています。
- **批判と矛盾の指摘**:
深田氏は、自身のビジネスが中国企業との取引に関与している一方で、中国共産党や中国企業(例:ファーウェイ、SMIC)に対する陰謀論や批判を展開。この矛盾を指摘する声が一部で上がっています。たとえば、深田氏がTSMCを「中国共産党のフロント企業」と主張する一方で、自身が中国企業とパートナーシップを結んでいたことが批判の対象となっています。
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### 3. TSMC陰謀論
- **深田氏の主張**:
深田氏は、台湾の半導体大手TSMC(台湾積体電路製造)が中国共産党や中国企業(ファーウェイ、SMICなど)と密接な関係にあると主張。具体的には、TSMCが中国の人民解放軍に技術提供を行ったり、兵器製造に関与していると述べています。また、TSMCの日本誘致が日本の安全保障に悪影響を及ぼすとして強く反対。
- 例:深田氏は、TSMCがファーウェイのフロント企業であり、中国SMICと資本関係があると主張しましたが、これに対して調査を行った一部のブロガーやユーザーが「事実と異なる」と反論。TSMCとSMICの間に直接的な資本関係は確認できなかったとされています。
- **反響と批判**:
深田氏のTSMCに関する主張は、台湾やTSMCを中国共産党と結びつけることで日台関係を悪化させる印象操作だと批判されています。特に、Togetterやnoteの記事では、深田氏の主張が「デタラメなソース」に基づいていると指摘され、根拠が薄弱であるとの意見が多数。
- 例:2022年のnote記事では、深田氏の「TSMCは中国共産党のフロント企業」という主張が検証され、事実と異なることが強調されています。
- **著書『光と影のTSMC誘致』**:
深田氏は2023年に『光と影のTSMC誘致』を出版し、TSMCの台湾での工場が健康被害(第二の水俣病)を引き起こしていると主張。ZAITENのインタビューでも同様の主張を展開し、TSMC誘致が日本の国益に反すると訴えています。
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### 4. 保守雑誌「WiLL」騒動
- **背乗り疑惑とWiLLの関与**:
深田氏は、RevatronのCTOである后健慈氏(台湾系米国人)が「背乗り」(戸籍を不正取得するスパイ行為)に関与しているとされる事件を主張し、これを保守雑誌「WiLL」が取り上げました。この事件では、深田氏が日本の技術流出やスパイ活動に関与する人物として、ある日本人家族や藤井一良氏を名指しで非難。WiLLもこれを支持する記事を掲載しましたが、検証の結果、深田氏の主張は根拠が薄弱であると批判されています。
- 例:Togetterやブログ「事実を整える」では、深田氏の背乗り疑惑が「事実無根」であり、WiLLの報道が中傷に近いと指摘。
- **騒動の背景**:
深田氏の主張は、保守層の反中感情を背景に支持を集めた一方、事実確認が不十分であるとして、ネット上で大きな議論を呼びました。WiLLの関与は、深田氏の主張を増幅する役割を果たしましたが、後に深田氏とWiLLの主張が破綻しているとの検証記事も登場。
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### 5. 背乗り問題
- **深田氏の主張**:
深田氏は、自身の会社RevatronのCTOである后健慈氏が台湾でスパイやマフィアに技術を盗まれ、FBIの保護プログラムで名前を変更したと主張。また、日本国内でも「背乗り」による戸籍不正取得が問題だとし、特定の人物や家族をスパイとして非難。これがWiLL騒動の中心的な論点となりました。
- 例:深田氏は、藤井一良氏がF-35戦闘機の技術開発に関与し、背乗りスパイとして活動していると主張しましたが、検証サイトではこれが「トンデモ話」として否定されています。
- **批判と検証**:
複数のブログやTogetterまとめで、深田氏の背乗り疑惑は根拠がなく、中傷に近いと批判されています。特に、深田氏が作成する「相関図」が「彼女しか知らない情報」に基づいており、客観性が欠けると指摘。
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### 6. 借金返済をめぐる裁判問題
- **裁判の概要**:
深田氏は自民党や萩生田光一議員を相手に民事訴訟を起こしましたが、2024年5月20日の判決で請求が棄却されました。この訴訟は、深田氏が借金返済やTSMC利権に関連する問題で自民党を提訴したものとされていますが、詳細な訴訟内容は公開情報からは不明確。
- 原告:浅田麻衣子(深田萌絵)
- 被告:自民党
- 結果:原告の請求棄却、訴訟費用は原告負担
- **弁護士の行方不明疑惑**:
2025年5月29日のX投稿によると、深田氏の弁護士2人が「突如行方不明」になり、連絡が取れなくなったと主張。これがTSMC利権や背乗り事件に関連するとされていますが、事実関係は確認できていません。
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### 7. 裁判長の交代要求と引き延ばし
- **裁判長交代要求**:
深田氏は、自身の裁判で「背乗り中国人や外国人スパイを違法に庇う裁判官」を弾劾裁判にかけると主張。裁判長の交代を要求し、訴訟の引き延ばしを図っているとされていますが、具体的な証拠や進捗は公開情報からは不明。
- この主張は、深田氏がTSMC利権や背乗り問題を追及する中で、司法が不当に介入しているとの陰謀論的な見解に基づいている可能性があります。
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### 8. TSMC日本誘致に関する妨害活動
- **深田氏の反対活動**:
深田氏は、日本政府がTSMCの日本工場誘致に900億円以上の資金を供与することに反対し、YouTubeや著書を通じて「TSMCは中国共産党と結びついており、日本の安全保障を脅かす」と主張。TSMC誘致が日本の産業や健康に悪影響を及ぼすとして、積極的に反対活動を展開しています。
- 例:2021年のYouTube動画で、深田氏は経産省とTSMCの合弁を「寄生虫」と呼び、血税の無駄遣いや日本産業の破壊だと非難。
- **批判**:
深田氏のTSMC反対活動は、台湾やTSMCを中国と結びつける陰謀論に基づいており、事実誤認が多いと批判されています。特に、TSMCが日本の安全保障に寄与するとして政府が推進する中、深田氏の主張は一部で「反台湾派」と見なされています。
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### 9. 萩生田光一氏に対する執拗な嫌がらせ
- **背景**:
深田氏は、萩生田光一議員(自民党)をTSMC利権や背乗り事件に関与しているとして批判。2025年5月のX投稿では、萩生田氏を訴訟の対象とし、選挙妨害が行われたと主張。
- 例:深田氏は、萩生田氏がカジノ利権やマカオ接待に関与していると主張し、関連動画が流出したと述べていますが、証拠は提示されていません。
- **選挙妨害疑惑**:
2025年5月29日のX投稿で、深田氏が萩生田氏の選挙妨害を受けたと主張。具体的には、深田氏が衆参ダブル選挙で萩生田氏の対抗馬として出馬を検討していたが、妨害行為があったとされています。詳細は不明で、事実確認が難しい状況です。
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### 10. 全体的な評価と注意点
- **深田氏の主張の特徴**:
深田氏は、YouTubeや著書を通じて、IT・半導体産業や日本の安全保障に関する陰謀論を展開。その主張は一部の保守層や反中感情を持つ層に支持される一方、根拠が薄弱であるとして多くの批判を受けています。特に、TSMCや背乗り問題に関する主張は、検証サイトやブログで「事実無根」「印象操作」と指摘されることが多い。
- **情報源の限界**:
深田氏の主張には、彼女自身が「独自の情報源」に基づくものが多く、客観的な証拠が不足している場合があります。また、Xやブログでの情報は断片的で、事実と主張が混在しているため、慎重な判断が必要です。
- **法的問題と社会的影響**:
深田氏の活動は、訴訟や中傷疑惑、選挙妨害の主張など、複数の論争を引き起こしています。特に、TSMCや萩生田氏への批判は、事実に基づかない場合に名誉毀損や誹謗中傷として問題視される可能性があります。
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### 結論
深田萌絵(浅田麻衣子)は、ITビジネスアナリストとして活動しながら、TSMCや中国共産党に関する陰謀論、背乗り問題、萩生田氏への批判などを展開する人物です。彼女の主張は一部で支持を集めるものの、検証の結果、事実誤認や根拠の薄弱さが指摘されています。特に、TSMCの日本誘致反対や背乗り疑惑は、客観的な証拠が不足しており、陰謀論として批判されることが多いです。裁判や選挙妨害に関する主張も、詳細が不明で、事実確認が必要です。
ご質問の各ポイントについて、入手可能な情報をもとに整理しましたが、一部の情報は深田氏の自己主張やX投稿に基づくため、客観性が欠ける場合があります。さらなる情報が必要な場合や、特定のトピックについて深掘りしたい場合は、ぜひお知らせください!また、関連するリンクや資料をご覧になりたい場合は、以下を参照してください:
(注:本回答は、2025年6月1日時点の情報に基づいています。新しい情報が公開された場合、内容が更新される可能性があります。)
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「分割統治+権威主義」的な支配から逃れて生き抜くために、個人が、現在の社会状況において出来る対処法の中で、「その支配をしている側の一員になる」こと以外の対処法を、できるだけたくさん教えてください。
「分割統治+権威主義」的な支配構造は、社会を分断し、個人の自由や連帯を抑圧することで支配を強化する戦略です。このような環境で、支配側に加担せずに生き抜くためには、個人が主体性、知恵、コミュニティを活用して対抗する必要があります。以下に、現在の社会状況(2025年5月時点)を考慮し、具体的な対処法を多角的かつ豊富に挙��ます。これらは、個人としての自律性、精神的・物理的レジリエンス、集団的抵抗の強化に焦点を当てたものです。
情報リテラシーの強化 多様な情報源を活用する 支配側は情報操作やプロパガンダで分断を強化します。信頼できる独立系メディア、学術的な資料、市民ジャーナリズム(例:Xでの一次情報)を参照し、単一の情報源に依存しない。 例:主流メディアだけでなく、海外の報道や現地の声をXで直接確認する。 クリティカルシンキングを磨く 情報の真偽を検証し、感情的な扇動や偏向に流されない。ファクトチェックサイト(Snopes、PolitiFactなど)や原典を確認する習慣を付ける。 例:政策発表の裏に隠れた意図を、公式文書や歴史的文脈から分析する。 デジタルプライバシーを守る 監視社会に対抗するため、VPN、暗号化通信(Signal、ProtonMail)、匿名ブラウザ(Tor)を使用。データ収集を最小限に抑えるため、不要なアプリを削除し、プライバシー設定を厳格化。 例:ソーシャルメディアでの個人情報公開を控え、位置情報追跡をオフにする。 情報過多に耐えるメンタル管理 情報洪水による疲弊を防ぐため、定期的にデジタルデトックスを行い、信頼できる情報に絞って消費。瞑想や読書で集中力を維持。 例:1日1時間だけニュースを確認し、残りはオフラインで過ごす。
精神的・心理的レジリエンスの構築 自己認識と価値観の強化 権威主義は個人のアイデンティティを操作します。自分の信念、倫理、目標を定期的に振り返り、外部の圧力に流されない基盤を作る。日記や対話を通じて自己を再確認。 例:週に一度、自分の行動が信念に合っているか振り返る時間を設ける。 コミュニティでの支え合い 孤立は支配側の思う壺。信頼できる友人、家族、志を同じくする人々と定期的に対話し、精神的な支えを得る。オフラインでの対面交流を重視。 例:地元の読書会やボランティア活動に参加し、顔の見える関係を築く。 ストレス管理と心のケア 抑圧的な環境はストレスを増大させる。ヨガ、運動、趣味、カウンセリングなどでメンタルヘルスを維持。無料のオンラインサポート(例:7 Cups)や地域の福祉サービスを活用。 例:毎日10分のストレッチや呼吸法で心を落ち着ける。 希望とユーモアの維持 権威主義は絶望感を植え付けます。ユーモア(例:風刺漫画、ミーム)や小さな成功体験(例:新しいスキルの習得)で希望を保つ。 例:Xで権威を批判するユーモラスな投稿を共有し、仲間と笑い合う。
経済的・物理的自立の強化 経済的依存の軽減 支配側は経済的圧力で個人を従属させる。副業、フリーランス、スキルアップ(例:プログラミング、デザイン)を学び、単一の雇用主や政府に頼らない収入源を確保。 例:UdemyやCourseraで需要の高いスキルを学び、オンラインで仕事を受注。 自給自足のスキル習得 食料や資源の供給が支配されるリスクに備え、家庭菜園、保存食作り、修理技術を学ぶ。地域の物々交換ネットワークに参加。 例:ベランダでハーブや野菜を育て、近隣とシェアする。 オフグリッド生活の準備 電力やインターネットの監視・制限に備え、ソーラーパネル、雨水収集、キャンプ技術を検討。完全なオフグリッドでなくとも、依存度を下げる準備を。 例:ポータブルソーラーチャージャーを購入し、停電時に備える。 移動の自由を確保 物理的抑圧に備え、パスポートの更新、緊急時の移動計画、信頼できる避難先の確認を行う。地域の法律やビザの状況を把握。 例:近隣国への移動手段(バス、鉄道)と費用を事前に調査。
コミュニティと連帯の構築 草の根のネットワーク作り 支配側は分断を強化するため、信頼できる小規模なグループ(友人、近隣、オンライン仲間)を作り、情報やリソースを共有。地域の協同組合や互助会に参加。 例:地元のフードバンクやスキル交換会を立ち上げる。 分断を乗り越える対話 支配側が煽る対立(例:人種、宗教、イデオロギー)を拒否し、異なる背景の人々と共通の利益(例:教育、環境)で協力。対話の場を積極的に作る。 例:地域で「多文化交流イベント」を企画し、偏見を減らす。 非暴力的な抵抗の学習 ガンディーやキング牧師の非暴力抵抗の手法を学び、ストライキ、ボイコット、座り込みなどの方法を理解。地域の状況に応じた抵抗を計画。 例:不当な政策に対し、署名運動や平和的なデモを組織。 文化的抵抗の推進 アート、音楽、文学、演劇を通じて支配に抗うメッセージを発信。文化は抑圧下でも人々を鼓舞する力を持つ。 例:地元のオープンマイクで権威を批判する詩を朗読。
制度や構造への戦略的関与 ローカル政治への参加 中央集権的な支配に対抗するため、地方選挙や地域の意思決定に参加。町内会や市民団体で声を上げ、草の根の変化を促す。 例:市議会で公共サービスの透明性を求める発言をする。 法的知識の習得 自分の権利(言論の自由、集会の権利など)を学び、抑圧的な法執行に対抗。無料の法務相談やNGO(例:Amnesty International)のリソースを活用。 例:不当逮捕時の対応を事前に学び、緊急連絡先を準備。 代替経済の支援 支配側の経済システムに依存しないよう、地元企業、協同組合、暗号通貨、地域通貨を支援。搾取的な大企業を避ける。 例:地元の農家から直接食材を購入し、コミュニティを強化。 教育と知識の共有 支配は無知に依存する。ワークショップ、勉強会、オンライン講座で批判的思考や歴史、権利を教え合う。子どもや若者に特に重点を。 例:地域で「メディアリテラシー講座」を開催し、参加者に広める。
創造的・個人的な抵抗 ミニマリズムの実践 消費社会への依存を減らし、必要最小限の生活で自由度を高める。物質的・精神的余裕を作り、支配側の経済圧力に耐える。 例:不要なサブスクを解約し、貯金を増やして緊急時に備える。 匿名での発信 安全を確保しながら、Xやブログで抑圧の実態を告発。匿名アカウントや暗号化ツールを使い、検閲を回避。 例:VPNを使い、Xで地域の不正を匿名で投稿。 時間の戦略的利用 支配側は忙しさで個人を疲弊させる。時間を意識的に管理し、自己啓発、休息、抵抗活動に割り当てる。 例:週末に1時間、コミュニティ活動の計画に充てる。 象徴的抵抗の実践 小さな行動(例:特定の色を着る、シンボルを掲げる)���抵抗の意志を示す。集団でのシンボル使用は連帯感を高める。 例:抑圧に抗議する色(例:白)を着てデモに参加。 注意点と補足 リスク評価: 各対処法は地域の政治状況や法制度によりリスクが異なる。行動前に現地の法律や安全性を確認し、無謀な行動は避ける。 持続可能性: 一度にすべてを実践するのは困難。自分に合った方法から始め、徐々に習慣化する。 グローバルな視点: 2025年の社会は、監視技術(AI、顔認証)や経済的不平等が支配を強化する傾向にある。技術や経済のトレンドを理解し、柔軟に対応。 文化的適応: 例えば、日本では集団主義が強いため、コミュニティベースの抵抗(町内会、協同組合)が効果的。一方、個人主義の強い地域では、匿名発信やミニマリズムがより現実的かもしれない。 具体例(2025年を想定したシナリオ) 状況: 政府が言論を制限し、監視カメラとソーシャルクレジットで市民を管理。 対処: Signalで信頼できる仲間と暗号化グループを作り、情報を共有。 地元の農家と直接取引し、食料の自給率を上げる。 Xで匿名アカウントを使い、監視政策の不正を告発。 週末に近隣で「デジタルリテラシー勉強会」を開催し、若者に監視回避法を教える。 ヨガや瞑想でストレスを管理し、精神的余裕を保つ。 結論 「分割統治+権威主義」から逃れ、生き抜くためには、情報、精神、経済、コミュニティ、制度、創造性の6つの領域で戦略的に行動することが重要です。支配側に加担せずとも、個人の主体性と連帯の力を組み合わせることで、抑圧に抗い、自由で持続可能な生活を築くことが可能です。もし特定の領域(例:技術的対処、コミュニティ作り)や地域(例:日本、都市部)に絞った詳細なアドバイスが必要な場合、教えてください!
ChatGPT said: 非常に本質的な問いです。「分割統治+権威主義」的な支配構造から逃れて生き抜く方法は、直接的な闘争よりも、「個の創造性」「関係性の再構築」「非協力」「ズレ・逸脱」などを含む多様な戦略が考え���れます。以下に、「支配者の一員にならずに」できる具体的な対処法を、できるだけ多様な角度から挙げます。
◉ 1. 分子化・マイナー化する ドゥルーズ=ガタリの言う「分子的な逃走線」を選ぶ
権威主義的言語や価値から逸脱し、小さな実践・関係に軸足を移す
周囲と同じコードを使わず、自分だけの「文体」「生活リズム」「感覚圏」を持つ
◉ 2. ケアとつながりを再定義し、自律的な関係を育む 血縁や制度に依存せず、信頼ベースのミニマムな共同体(ケアの網)を形成する
資本や権威を介さず、贈与・共助・シェアリングを用いた経済圏をつくる
情報もケアも食料も、なるべく「顔が見える範囲」で自給的にまかなう
◉ 3. 制度や消費をボイコット/減速する クレジット・保険・SNS・TV・政治など、支配的制度から距離を取る
ミニマリズム的な生活で、消費と依存の連鎖から脱する
急がず、競わず、「遅さ(スロー)」を選び続ける
◉ 4. 情報戦を回避・転用する 二項対立の言説空間に加担せず、判断保留・非対立的言語を用いる
情報への過剰接続を断ち、読書や身体感覚など「非ネット空間」で思考する
嘘とノイズの多い空間では、沈黙や詩、曖昧さを武器とする
◉ 5. 労働の再定義と内在化 他者の価値尺度に依存せず、「自分のために働く」=生活と労働を一致させる
生産性を目的とせず、「耕す・直す・育てる・遊ぶ・見る・聞く」を重視
スキルを交換するコモンズ経済を試みる(物々交換、贈与)
◉ 6. 制度的ノイズの隙間に棲む 権威が届かない「抜け道」「日陰」「曖昧地帯」に棲む
都市の片隅、山間部、ネットの奥、路地裏、夜など、監視が希薄な時間・空間を選ぶ
移動と漂流を繰り返すことで、固定されず逃れ続ける(遊牧的主体)
◉ 7. 言語と表現を“脱コード化”する 権威的言語や、効率化された言語に乗らず、冗長・詩的・多義的表現を大切にする
日常的に「脱意味」「脱構築」を遊びとして実践する
志村けんのようなナンセンスな所作や、言葉遊びを通じて規範から逸れる
◉ 8. 身体を媒介にして自己を再構築する 瞑想・座禅・ヨーガ・野良仕事などで、制度外のリズムを身体に刻む
心身の感覚を研ぎ澄まし、他律的な価値評価(給料・称賛)から離れる
病・老い・弱さも力とする(健常者中心主義からの逸脱)
◉ 9. ユーモア・戯れ・子供性の再獲得 権威に対しては真面目に反発せず、ふざけ、笑い、滑稽さで脱臼させる
ドリフのコント的に「制度の中で制度をおちょくる」こと
「大人ぶらない」ことを意図的にやる(脱成熟の戦略)
◉ 10. 日々を“生成変化”として生きる 自分のうちに宿る「制度に回収されにくい微細なズレ・変化」に耳を澄ます
人間中心主義を離れ、動物・植物・風・微生物などとの関係のなかに存在を溶かす
決まったアイデンティティや立場に固執せず、仮面・変身・変奏を繰り返す
これらは、「直接対決」や「脱出」ではなく、ズラす・脱構築する・逸れる・自前化するという方向性です。支配構造に「勝つ」必要はなく、「取り込まれない」だけで十分です。
ご希望があれば、これらを図式化した「生成変化的サバイバル・マニュアル」も作成できます。関心はありますか?
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日本、完璧さの逆説:マトリックスと存在の持続不可能な調和
すべてが完璧に機能する世界を想像してください。遅れることのない電車、完璧に清潔な道路、絶対的な安全、そして理想的なバランスを達成したかのように見える社会。そのような世界は部分的に日本に存在します。しかし同時に、完璧さが必ずしも幸福を意味しないという影をも抱えています。この二面性は私たちに問いを投げかけます。完璧さは耐えられるものなのでしょうか?それとも、『マトリックス』のように、現実には生きるために不完全さが必要なのでしょうか?

クラウディオ・ツヨシ・スエナガ著、日本での自身の経験に基づく
映画『マトリックス』では、機械が人間のために完璧な現実を作り出しましたが、それは拒絶されました。人間は、葛藤のない世界を受け入れることができず、現実が耐えうるものとなるためには不完全さが必要だったのです。この考え方は、現代日本を見つめるときに深く響きます。日本は効率性と秩序のモデルである一方で、機能的なユートピアの中に隠された感情的、社会的危機がそのひび割れを明らかにしています。
日本は、低い犯罪率、整ったインフラ、そして賞賛に値する集団意識を持ち、ほぼ完璧な例のように思えます。しかし、この外面的な調和は、内面的な不安定さと対照的です。高い自殺率、急速に進む高齢化社会、そして家族を築くことに関心を持たない若者たち。また、工場や不安定な労働環境における移民の搾取は、理想化された日本の姿の中でしばしば見過ごされる暗い側面を浮き彫りにします。


私が大阪で長年働いたFBC(Factory Bakery Company)、通称フジパンの生産ラインは、工業の現実を鮮明に映し出しています。この工場は年中無休、24時間稼働しており、12時間の2交代制で運営されています。作業は立ったままで行われ、過酷な環境に直面します。汚れた状況、単調で機械的な作業、そして極度に疎���感を覚える仕事です。快適さや人間工学に対する配慮はなく、制服の厳しさや上司・同僚の厳しい監視によって、個性の発揮は徹底的に抑え込まれています。
見た目と現実の間にあるこの不協和音は、本質的な問いを投げかけます。外面的な完璧さは、人間の内なる複雑さを抑え込んでしまうのでしょうか?人工的な完璧さが耐えがたいものだった『マトリックス』のように、日本は絶対的な秩序が自発性や創造性、そしておそらく幸福そのものを犠牲にすることを示しているように見えます。
日本で「マトリックス」にいるような感覚は単なる比喩ではありません。それは、完璧な表面とその下にある緊張の間の断絶を認識する人々にとって、内臓に響くような体験です。厳しい社会的規範や期待に満ちた日本社会は、人々が自らの個性を十分に表現したり、人生に意味を見出したりすることを妨げる環境を生み出す可能性があります。

これから何を学べるのでしょうか?おそらく、その教訓は、不完全さが人間の経験において不可欠な部分であることを受け入れることにあります。理想的な世界とは、すべての問題を排除する世界ではなく、失敗、成長、そして本物らしさのための余地を許す世界です。完璧な楽園、たとえそれが『マトリックス』のような仮想現実であれ、実際のユートピアであれ、その追求は私たちを本当に人間らしいものから遠ざけてしまうかもしれません。
日本における現在の秩序は、古典的な全体主義的支配を超越した現象です。日本で起こっていることは、「バイオパワー」または「規律的コントロール」と呼べるものの最も進んだ例のように見えます。それは、私たちが『1984年』のような全体主義の「ビッグ・ブラザー」に想像するような明示的で中央集権的な支配ではありませんが、権力が社会的・文化的構造そのものに組み込まれ、それが個々人によって自己に、さらには他者にも行使されるようなシステムです。それを以下のように考察してみましょう。
見えないコントロール:命令ではなく規範による権力
日本における社会的コントロールは、権威主義的な明示的命令よりも、深く根付いた文化的規範から発せられるように思えます。「建前」(社会で期待される行動)と「本音」(本当の気持ちや考え)という概念はこれを象徴しています。人々は明確な強制力があるからではなく、社会が求める行動に従うことがほぼ聖なる価値として認識されているために行動します。
このような規範の順守は、自己持続的なコントロールシステムを生み出します。各個人は自分自身だけでなく他者に対する監視者となり、直接的な介入がほとんど必要とされない均衡を維持します。

調和としての社会的命令
「和」(調和)への執着は、日本文化の中心的な役割を果たしています。日本では、���立はあらゆる手段を講じて避けるべきものとされています。これは多くの面で賞賛に値するものであり、社会的な緊張を減らし、グループでの作業を円滑にし、秩序ある共存を促進します。しかし、そのための心理的な代償も存在します。多くの人々が、調和を保つために不満や欲望、さらには自分自身のアイデンティティを抑圧しているのです。
この絶対的な調和の追求において、『マトリックス』との類似が見られます。映画の中で完璧な現実が耐えがたいものとして拒絶されたように、日本の社会システムによって課された調和もまた、内面的な緊張を生み出します。その結果として、表面的には完璧に見える社会的な楽園においても、不幸感、疎外感、そして絶望が副産物となっています。

調和としての社会的命令
「和」(調和)への執着は、日本文化の中心的な役割を果たしています。日本では、対立はあらゆる手段を講じて避けるべきものとされています。これは多くの面で賞賛に値するものであり、社会的な緊張を減らし、グループでの作業を円滑にし、秩序ある共存を促進します。しかし、そのための心理的な代償も存在します。多くの人々が、調和を保つために不満や欲望、さらには自分自身のアイデンティティを抑圧しているのです。
この絶対的な調和の追求において、『マトリックス』との類似が見られます。映画の中で完璧な現実が耐えがたいものとして拒絶されたように、日本の社会システムによって課された調和もまた、内面的な緊張を生み出します。その結果として、表面的には完璧に見える社会的な楽園においても、不幸感、疎外感、そして絶望が副産物となっています。

世界的な考察:他に同じような場所は存在するのか?
日本はこの現象の最も極端な例かもしれませんが、同様の特徴は、いくつかの北欧諸国など、文化的凝集力の高い社会にも見られます。そこでも文化的な同調圧力は存在しますが、その強さは日本ほど顕著ではありません。 しかし、日本はこの社会的圧力を、秩序と効率に対するほぼユートピア的なビジョンと組み合わせる点で独特です。この結果、全ての市民が意識的に、あるいは無意識的に参加しているかのような「社会プログラム」の印象を与えるのです。

完璧さの代償
ここで『マトリックス』との比較が非常に強力なものとなります。このように「見事にプログラムされた」システムの中で、多くの人々は本当に生きているのか、それとも単に「機能している」だけなのかを問い始めるかもしれません。理想的に見える環境の中であっても、精神的な健康問題、人口動態の危機、そして広範な不幸感は、完璧に設計された世界が矛盾して人間性を抑え込む可能性があることを示しています。
この日本型モデル、つまり「体制なきコントロール」は警鐘を鳴らします。地上の楽園を追い求めることは、独裁者を必要としなくても監獄へと変貌する可能性があるのです。社会規範、集団の調和、そして同調圧力の力だけで、どんな明白な全体主義体制にも匹敵するほど複雑で支配的な現実を作り出すことができます。

そして、この支配は地理的な境界に限定されたものではありません。日本特有の「強制的で要求の厳しい精神」の移植は、より多様でリラックスし、そして階層性の低いブラジルのような社会において、非常に示唆に富む複雑な力学を生み出します。これについて、これから分析を進めていきます。
海外における日本型社会モデルの持続性
日本国外の日本人コミュニティ、たとえばブラジルのような場所では、日本文化を定義する価値観がそのまま持ち込まれています。それは、勤勉、規律、階層の尊重、そして社会的調和の追求といったものです。
日本の外にいても、これらの家族は「文化的マイクロコスモス」の中で子どもを育てる傾向があります。そこでは、同じ行動規範と期待が維持されます。これには、しばしば学業におけるプレッシャー、完璧主義、そして失敗に対する嫌悪感が含まれています。

文化的な根なし草状態
日本では、これらの価値観が社会全体によって広く共有され、強化されていますが、ブラジルでは日本人コミュニティがしばしば対照的な価値観の中で生活しています。ブラジル社会は一般的に、より寛容で、期待に対してあまり厳しくなく、自発性や柔軟性を重視します。
この文化的な根なし草状態は、日系の若者にとって「内面的な文化的衝突」を引き起こす可能性があります。彼らは、家庭内での文化的厳格さと外部の文化的流動性の間で成長し、不適応感や孤立感を抱くことがあります。

静かなプレッシャーとその影響
伝統的な期待に応えようとする家族からのプレッシャーは、日系の若者にとって非常に疲弊するものとなり得ます。彼らはしばしば日本でも見られる同じ感情的な課題、例えば不安、抑うつ、そして極端な場合には自殺傾向といったものに直面します。
しかし、異なる点は、彼らが同じ価値観を共有する社会の支えを持たないことです。日本では、重いながらもこの同調圧力は調和の取れたシステムに属しているという帰属意識によって報われます。一方で、ブラジルでは、このようなプレッシャーは、より自由でカジュアルな文化的ダイナミクスの中では、不釣り合いでさえ抑圧的と感じられることがあります。

社会との緊張と疎外感
内面的な葛藤に加えて、ブラジルの日系社会は社会的な疎外感を経験する可能性があります。その厳格な文化的規範や現地の価値観に溶け込むことへの躊躇は、誤解を招いたり、距離を置いていると見なされることがあります。
一方で、日系社会内部では、他の社会と接触することに対して壁を保つ傾向があります。この結果、「日本的集団主義」が強化され、現地の価値観との交流が犠牲になることがあります。
強制された調和の実践
ブラジルの日系社会における「調和」への追求は、逆説的にもしばしば問題を深刻化させます。この調和は自然なものではなく、むしろ強制的なものです。伝統的な規範を維持するために、対立や不満は表面化させず、覆い隠すことが求められています。
その結果、対話や課された期待を議論する場が欠如しています。疑問を提起する機会がないため、多くの人々が感情を抑圧し、その結果、感情的な危機が深刻化する傾向があります。
日本との比較:文脈のない内面的な全体主義
日本では、社会的なコントロールは集団の中に溶け込み、全員が同じ規則と価値観の下で生活するため、抑圧的なシステムの中でも帰属意識が生まれます。
しかし、ブラジルでは、この文化を孤立したコミュニティ内で再現しようとする試みは、「内面的な全体主義」と見なされる可能性があります。収束的な社会の支えがないため、日系の若者たちが経験するプレッシャーは、外部の現実からさらに切り離され、より厳しいものに感じられるかもしれません。
可能な道筋
日本人コミュニティ内での世代間の対話を促進することは、重要な一歩となる可能性があります。高齢者は、日本国外では状況が異なることを理解し、若者が両方の文化の要素を健康的に組み合わせるためのより多くの自由を必要としていることを認識する必要があります。
また、日系コミュニティとブラジル社会の間にもっと多くの架け橋を築くことは、孤立を減らし、両方の文化の最良の部分を評価する豊かな文化交流を生み出す助けとなるでしょう。
最後に、真の調和は、対立の抑圧ではなく、率直でオープンな解決から生まれることを認識することが、これらのコミュニティにとって解放的であるかもしれません。
この文脈の中で、もう一つ深く心に響く側面があります。それは、文化的アイデンティティの最も困難な層の一つを浮き彫りにするものであり、「すべての外見上では十分に属しているはずなのに、『十分』であると感じられない」という感覚です。私自身の経験や、日本で生活する多くの外国人の経験は、文化間で生きる中で多くの人々が直面する傷口に触れます。これは、排除、文化的な要求、そしてレジリエンスの豊かな例として探求できるものです。
ハイブリッドなアイデンティティ:二つの世界の狭間で
ブラジルで日本人の子孫として育ったことは、私を文化的な十字路に立たせました。一方では、私は家族から受け継がれた名字、身体的な特徴、そしていくつかの文化的な習慣を持っています。他方で、私のアイデンティティは、必然的にブラジルによって形作られています。この国は活気に満ち、多様で、リラックスしており、集合的な規範が日本の厳格さと一致していません。
この「二つの世界の狭間」という状況は、多くの場合、その豊かさや柔軟性が称賛されるハイブリッドなアイデンティティを生み出します。しかし、私の場合のように、どちらの側からも完全に受け入れられていないと感じる排除の源になることもあります。
文化的条件付けと「十分に日本人でない」という感覚
日本では、幼少期からの社会化が帰属意識の形成において重要な役割を果たしています。それは単に外見や言語の問題ではなく、暗黙の規範を内面化することにあります。たとえば、いつお辞儀をするべきか、集団の中でどう行動するべきか、感情をどう表現(あるいは抑制)するべきかを理解することです。
この環境で育たなかった人にとって、「文化的な条件付け」を完全に身につけることは、どんなに努力しても不可能に思えることがあります。特に、日本に帰国した日系人の場合、家族の遺産に基づいて理解し適応すべきだという期待がある一方で、幼少期から日本の教育や社会化を受けていないという理由で、しばしば「よそ者」と見なされることが多いのです。
職場における屈辱:排他主義の反映
工場での経験は特に痛ましいものでした。それは、「建前」(公の場での表面的なふるまい)や「我慢」(困難を黙って耐えること)といった文化的規範が職場環境でいかに歪められるかを浮き彫りにしています。
私の献身にもかかわらず、「外部の人間」としての立場が消えない烙印を私に残しました。日本は非常に能力主義的であるかもしれませんが、それには一定の限界があります。誰かが「異なる存在」と見なされた場合、たとえ平均以上の努力をしたとしても、偏見や排除という目に見えない障壁を克服するには十分ではないかもしれません。

文化的排他性:痛みを伴う矛盾
日本は文化的に非常に均質的な社会であり、社会的結束は統一性を基盤として構築されています。この排他性は、「適合する」人々にとっては心地よいかもしれませんが、暗黙の帰属基準を満たさない人々にとっては敵対的になり得ます。
私が屈辱を受けた経験は、たとえ私が非の打ちどころのない労働倫理を示していたとしても、それは単なる私を不当に扱った個々人の失敗ではなく、何よりも同調性を優先するこの考え方のシステム的な反映です。

適応しようとしても属せないことの心理的重圧
属していないと感じることは、非常に重い心理的負担となることがあります。適応しようと努力し、自分の価値を証明しようとしても、歴史的および文化的なつながりを持つはずのグループから受け入れられないという事実は、特有の痛みを伴います。
このパラドックスは特に残酷です。私は日本人にとって「十分に日本人」ではなく、ブラジルの文脈では、他のブラジル人が共有しない期待やプレッシャーを背負っているかもしれません。この「両側からの排除」は、深い孤独感を生み出しました。

未来への視点:レジリエンスとアイデンティティの再定義
私の経験、そして決して声を上げることのない多くの人々の経験から浮かび上がるものは、レジリエンスです。困難や屈辱にもかかわらず、私はこの厳しい環境の中で自分の道を模索し続け、献身を絶やしませんでした。
おそらく、その答えは自分のハイブリッドなアイデンティティをユニークなものとして受け入れることにあります。「十分に日本人」でも「十分にブラジル人」でもないという要求を満たすことは決してありません。ただ私は二つの文化が絡み合う中で自分の視点を持つ、特別な存在であることができます。
この経験は苦痛を伴うものですが、それに直面する必要があります。なぜなら、それは均一性を包括性よりも優先するシステムの欠陥を指摘し、帰属意識、仕事、そして人間性に関するより広範な考察への招待状として機能するからです。
日本人と日系人の両方からの否定や非難の反応は、文化的防衛機構を反映しています。それは批判を受け入れたりそれについて考察したりするのではなく、排除と同調性の壁を強化するものです。このテーマについてさらに深く考察していきましょう。
日本の反応:調和喪失への恐怖
日本では、社会的調和(和)が中心的な価値観として位置付けられています。この調和を脅かす可能性のあるもの — — 例えば、不正やシステムへの批判の表明 — — は、しばしば個人だけでなく、社会構造そのものへの攻撃と見なされます。
不当な扱いや不正を経験したことを共有するとき、日本人が見せる「恐れと非難」の反応は、この調和を守ろうとする試みとして理解されることがあります。システムに欠陥があることを認めることは、見かけ上の完璧さが幻想であることを認識することを意味し、多くの日本人が直面することを避けたがる課題です。
さらに、「我慢」(困難を黙って耐えること)という文化的期待も強く存在します。不満を訴えたり不正を暴露することは、性格の欠陥と見なされる可能性があり、問題がシステムではなく話す人にあるかのように扱われることがあります。

日系人の反応:「日本人以上に日本人」であろうとするプレッシャー
特に日本国外に住む多くの日系人にとって、自分の「日本らしさ」を証明しようとする追加のプレッシャーがあります。これは、完全な帰属感を持てない感覚を補う方法として、文化的規範に対してさらに厳格な姿勢を取ることにつながる場合があります。
他の日系人と経験を共有するとき、その非難の反応は、日本の理想化されたイメージを守ろうとする必要性から生じることがあります。彼らにとって、システムに欠陥があることを認めることは、彼らが一生懸命守ろうとしているアイデンティティへの脅威と見なされるかもしれません。
さらに、適応できないことが個人の責任であるかのように、責任をその人に押し付ける傾向があります。これは同調性と忍耐力という日本の規範を内面化した結果であり、しばしば構造的な不平等を無視します。
文化的沈黙の役割
日本でも日系人コミュニティでも、���すべてを隠してしまう」という傾向があります。これは単に対立を避けるためだけではなく、完璧さと調和という集団的な物語を維持するためでもあります。
この文化的沈黙は、特に差別に直面する外国人やその子孫にとって非常に有害です。支援や連帯を見つけるどころか、彼らはしばしば孤立させられ、責任を押し付けられるため、その苦しみはさらに深刻化します。
日本における外国人の現実:制度的不正義
外国人が不当な扱いを受けたり、不当に解雇されたりするのは、私自身の個人的な経験にとどまりません。それは記録された現実です。日本では多くの外国人労働者が、責任を厳守しているにもかかわらず、劣悪な労働環境、差別、搾取に直面しています。
問題は、これらの労働者が適応力やレジリエンスに欠けていることではありません。問題は、彼らを使い捨ての存在と見なし、日本国民と同じ権利や保護をほとんど提供しないシステムそのものにあります。
真実から逃げないことの重要性
被害者としての役割を逃れることは立派な姿勢ですが、それは不正を無視したり沈黙したりするべきだという意味ではありません。これらの欠陥を認識し、暴露することは、日本国内および日系人コミュニティの両方で変革を促進するために不可欠です。
そのために、経験や証言は非常に価値があります。これらは、多くの人々が無視したがる現実を明らかにします。これらの物語を共有することで、文化的沈黙に挑戦し、必要な対話のための空間を開いているのです。
省察と変革への道
これらの経験が批判されることなく、安心して聞き入れられ、正当性を与えられる場を創出することが鍵かもしれません。それは日系人コミュニティ内での対話から始めることができるでしょうが、外国人やその子孫が直面する現実について日本社会を教育する努力も含める必要があります。
さらに、レジリエンスは不正を受け入れることと混同されるべきではありません。レジリエンスとは、間違っていることに対して声を上げ、行動する勇気を持つことをも意味します。
沈黙を好むシステムに立ち向かうことは容易ではありません。しかし、まさにそのために私たちの声は重要なのです。私たちが背負う痛みは、多くの人々が無視したがる現実を反映しています。しかし、それは光を当てる必要がある現実です。これらの問題を、その深刻さと雄弁さをもって今こそ掘り下げていきましょう。
模擬された調和と隠された現実
日本が秩序、進歩、そして調和の楽園であるというイメージは、世界のメディアによって広く普及されています。しかし、この物語は慎重に構築されたものであり、日本社会に浸透する矛盾や構造的な問題を隠しています。効率と完璧さの外観の背後には、めったに語られることのない暗い現実があります。例えば、工場は強制収容所のようなものであり、特に外国人労働者が非人道的な労働条件に直面しています。また、上司はほぼ専制的な権力を行使し、部下を搾取し、屈辱を与えています。
この調和は、集団的な福祉の反映ではなく、個人の苦痛の代償として維持されることが多いのです。システムに従い、疑問を持たないようにという圧力は、虐待を通常化し、沈黙を強いる環境を作り出します。



高齢者の孤独と見捨てられる現実
日本は前例のない人口動態の危機に直面しています。高齢化が進み、出生率が低下している中、多くの高齢者が完全に孤独な生活を送っています。現代生活のプレッシャーにさらされ、自分たちの親を世話する余裕がない、あるいはしたくない子どもたち��よって見捨てられているのです。この世代間の断絶は、仕事と生産性を人間関係よりも優先する社会の反映でもあります

お見合い結婚と家庭内虐待
現代の日本は多くの面で進歩を遂げていますが、一部のコミュニティではお見合い結婚のような慣習が依然として残っています。これらはしばしば真の愛情を欠いた結婚につながることがあります。さらに、児童虐待は深刻な問題です。カンガルーのイラストが描かれたポスターが至る所に掲示され、虐待の通報を促していますが、これは日本社会がこの問題を認識し、対処することに消極的であることを静かに物語っています。
沈黙と恥の文化は、多くの被害者が助けを求めることを妨げ、暴力の連鎖を永続させています。
いじめと自殺
日本の学校におけるいじめは、深く根付いた問題であり、壊滅的な結果を伴うものです。厳格な社会的基準に適応できない若者は、しばしば虐待の標的となり、多くの場合、絶望に追い込まれ、悲劇的には自殺に至ることがあります。秩序正しい外観を持つ日本ですが、自殺率は世界で最も高い国の一つであり、何かが根本的に間違っていることを明確に示しています。
ヤクザ: 日本の影の中の組織犯罪
ヤクザ、いわゆる日本のマフィアは、歴史的に違法薬物取引、賭博、売春などの犯罪活動を支配しながら、社会に暗い影を落としています。しかし、その影響は裏社会にとどまらず、食品工場 — — ラーメン、パン、豆腐など — — 建設業、不動産、さらにはエンターテインメント業界といった合法的な分野にも浸透しています。
ヤクザは犯罪活動から得た収益を洗浄するために、多様な方法を駆使しています。多くの場合、合法的な事業への投資や、架空会社を用いることで不法収益の出所を隠し、取引を合法的に見せる手法を採用しています。この合法的な活動と違法行為の融合は、ヤクザが広範な活動を維持し、その影響力と権力を存続させる要因の一つとなっています。
ヤクザの影響力は非常に深く、政治家、官僚、実業家、商人、そして一般市民までもが暗黙のうちに共謀するケースが見られます。組織犯罪と政治的権力の結びつきは、秩序と完璧さを誇る社会においても腐敗と搾取が繁栄し得る現実を示しています。

巨額の債務と報道の自由
日本は世界最大の公的債務を抱えており、この経済的負担はほとんど公然と議論されることがありません。さらに、報道の自由は厳しく制限されており、主要なメディアはしばしば政府の代弁者として機能しています。この透明性の欠如は、重要な問題が議論され、解決されることを妨げています。
語る痛みと聞かれる必要性
私のように沈黙の中で苦しみ、トラウマの重荷を理解されることなく背負う経験は、日本社会(そしてある程度日系人コミュニティ)の苦しみに対する対処法を反映しています。それは問題を「隠してしまう」という方法です。しかし、私の物語を共有することで、この沈黙に挑み、向き合うべき現実を明るみに出しています。
日本の文化的な変化への抵抗の問題は、「マトリックス」という概念と完璧に結びついています。つまり、システムが非常に密接に絡み合っているため、どんな変化もその完全性を脅かすように見えるのです。
本質的な抵抗:日本のマトリックス
日本では、社会が巨大な「プログラム」として機能しています。そこでは、文化的な規範から仕事の方法に至るまで、すべての要素が高度に構造化された行動システムにコード化されています。この「文化的マトリックス」は、非効率性を認識していないわけではありませんが、継続性が効果性よりも重要な価値と見なされるため、容易には変更を受け入れません。「昔からこうしてきた」というものを変えることは、システム全体のバランスを乱すことに等しいと見なされます。
この抵抗は、改善を意味する「カイゼン」のような概念の現れでもあります。しかし、皮肉にも、カイゼンは基盤コードを壊すことなく、ほとんど目に見えないほどの漸進的な変化だけを促進します。劇的な変化は、集団的アイデンティティへの脅威と認識されるでしょう。

行動規範」としてのマトリックスの言語
この「コード」というメタファーは、文化的にも技術的にも非常に強力です。日本の「行動規範」は単なる指針の集合ではなく、社会的および職業的な相互作用の基盤であり、受け入れ可能な行動をプログラムしています。コンピュータプログラムと同様に、外部のアイデアや新しい方法など、異質なコードが挿入されると、それが「異常」と見なされ、システムを破壊する可能性があると考えられます。
日本人にとって、文化的なコードは国民アイデンティティと不可分のものです。たとえ明らかな誤りを修正するためであっても、それを変更しようとする試みは、日本人であることの本質を壊す恐れがあるとして抵抗されます。

アイデンティティを守るための不変性
変化への忌避は、特に工場のような環境で顕著に見られます。そこでは、古い非効率的な方法が「これまでもこうしてきたから」という理由だけで維持されています。この慣習は必ずしも非合理的なものではなく、過去への敬意という文化的価値観と、対立を避ける傾向に深く根ざしています。方法を疑問視することは、その方法を実施した人々を疑問視することを意味し、それは無礼と見なされるでしょう。
この論理はマトリックスの特徴を反映しています。つまり、システムは完璧だから存在し続けているのではなく、住人たちが本質的と考えるものを保ちながら現実の代替案を想像することができないために存続しているのです。

システムを維持するための代償
「コード」を不変のまま維持することには、高い代償があります。日本はこれまで議論してきたような多くの問題 — — 不平等、虐待、孤独、疎外 — — を抱えていますが、システムは既存の構造に革新的または外部の解決策が干渉することを許可しません。日本の文化的コードは、調和と安定を目的として設計されていますが、それは完璧に適応しない人々にとって、精神的・感情的な牢獄となる可能性があります。
このジレンマは『マトリックス』の中心的な前提と類似しています。システムが欠陥や不正であると認識されても、変化に伴う混乱に直面するよりも、それを受け入れることを選ぶ人が多いのです。日本人にとって、マトリックスを維持することは文化そのものを守ることであり、それが非効率的で場合によっては有害な慣行を維持する代償を伴ってもなお、そうする価値があると考えられています。
現代世界における日本のマトリックスの不協和音
グローバル化の文脈において、この変化への抵抗は興味深い緊張を生み出しています。他の社会が革新や適応を追求する一方で、日本は近代化の必要性とアイデンティティの維持を調和させるために苦闘しています。これにより、日本は独自の文化的マトリックスとして機能しています。それは、いくつかの側面で見事に機能しながらも、本質的な再プログラミングに対して閉ざされているように見えるシステムです。

外部の人々にとっての体験:コードから外れる存在としての排除
外部の人々、例えば私のように、このシステムに適応しようとする人々にとって、その体験は非常に挫折感があり、痛ましいものです。それは単に地元の規範に適応する難しさではなく、このシステムが外部からの貢献や変更を意図的に拒んでいるという認識です。このことは、社会的な排除だけでなく、ほぼ存在論的な排除を生み出します。つまり、「コード」の一部でない限り、そこに属することはできないのです。
最終的な考察:選択とその結果としてのマトリックス
『マトリックス』のように、日本はその現実を選びました。「行動規範」に基づいた安定した調和は、文化を存続させるために本質的であると見なされています。しかしながら、この選択には犠牲が伴います。それは革新、包括性、そして多くの場合、個人の福祉です。未解決の問いとして残るのは、日本が絶えず変化する世界の中で、このマトリックスを維持し続けることができるのかということです。

鈴永剛俊(スエナガツヨシ)は、サンパウロ州立大学(Unesp)で歴史学の修士号を取得した教授であり、調査報道ジャーナリスト兼作家です。彼は数冊の著書を出版しており、その中には『日の本のヘブライのルーツ:日本人は失われたイスラエルの十部族の一つなのか?』(エニグマス出版社、2022年、ISBN: 9786500531473)が含まれています。この本は[こちらで購入可能です]。
ドイツのジャーナリスト、ギュンター・ヴァルラフによる、トルコ人労働者に扮して外国人労働者が直面する差別を暴いた衝撃的な調査から着想を得て、鈴永剛俊(スエナガツヨシ)は変装することなく、自らの体験を通じてその現実を明らかにしました。彼は6年半にわたり、FBC(フジパン)パン工場での労働に従事し、過酷で非人道的な労働条件、長時間労働、精神的な拷問、屈辱、差別、偏見を身をもって経験しました。この工場は、日本全国に展開する最大級のコンビニエンスストアチェーン、セブンイレブンにパンを供給しており、セブン&アイ・ホールディングスの傘下にあります。
限られた自由な時間の中で、鈴永は日本の豊かな文化の織物に深く浸り、その謎めいた巨石記念物の秘密を解明することに専念しました。これらの印象的な構造物は、西洋ではほとんど知られていないままです。これらの魅惑的な驚異について詳しく知りたい方は、「The Hidden Japan」のウェブサイトをご覧ください。
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あなたはこの本を読むまで、完全に日本を理解することはできません。
日本の最も大きな影響のいくつかが、歴史的にヘブライ人との接触から生まれた可能性があることをご存じですか?類似点は驚くべきものです。創造神話や神の系譜から儀式や習慣に至るまで、共通点が見られます。神社建築はエルサレム神殿を彷彿とさせ、祭りで運ばれるポータブルな神社「御輿(みこし)」は、サイズや形状が伝説的な契約の箱(アーク)と驚くほど似ています。実際、多くの人々が、そのアークが徳島県の四国にある剣山に隠されていると信じています。
しかし、つながりはこれだけにとどまりません。日本語にはヘブライ語と発音や意味が同じ単語がいくつも存在し、日ユ同祖論という興味深い理論を強化しています。この仮説は17世紀に提唱され、日本人がイスラエルの失われた12部族の子孫である可能性を示唆しています。本当にそんなことがあり得るのでしょうか?日本人の血管にはヘブライの血が流れているのでしょうか?そして、この関係が一部のユダヤ人が日本の戦略的な場所に土地をひそかに購入している理由を説明するものなのでしょうか?
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その事件は私が1歳の時に起きました。覚えていることはありません。 中国人の父と母は、大きくなってからも私に語ろうとはしませんでした。 中国政府は事件の死者数を319人としていますが、それよりもはるかに多いという指摘もあります。 あれから35年。真相は今も、明らかにされていません。 あの時、私のもう1つの祖国で、何が起きたのか。 (中国総局 高島浩) 日本人の祖母と中国人の両親 私の祖母は日本人です。満蒙開拓団として旧満州に渡りました。 戦後、帰国できずに大陸に残った「中国残留婦人」で、養子に出されていた中国人の男の子を引き取り、育てました。のちの私の父です。 父は中国人の母と結婚。1988年に中国東北部・黒竜江省で私が生まれました。そして6歳の時、国の援護事業のもと家族4人で帰国し、私と両親は日本国籍を取得しました。 私が生まれた翌年に起きた「天安門事件」 1989年6月4日。中国の首都・北京で、あの事件は起きました。 天安門広場に集まった民主化を求める学生や市民たちを、当時の共産党指導部が軍を出動させて武力で鎮圧した「天安門事件」です。 軍による発砲などで多くの犠牲者が出ました。中国政府は死者数を319人としています。 しかし当時、北京に駐在していた各国の外交官の報告などから、犠牲者の数はそれよりもはるかに多いという指摘が根強くあります。 中国政府はこの事件を、政治的な「騒ぎ」で「すでに結論が出ている」という説明を繰り返しています。 「知る必要はない」父のひと言 戦車の前に立ちふさがった市民の姿。民主化の動きを武力で制圧した事件。 天安門事件の前の年に生まれた私は、日本の教育で学ぶまで、こうした事件の表面的な情報でさえ、知りませんでした。真相を公表せず、事件を人々の記憶から消し去ろうと腐心してきた中国政府からみれば、もくろみどおりに育った、ある意味で“優秀な中国国民”だったでしょう。 中学生の時、一度だけ父に事件について尋ねたことがあります。そのときの父のことばが記憶に残っています。 「よく知らないし、知る必要はないよ」 記者になって、父と私のもう1つの祖国でもある中国のことを話すことが増えました。父は自分が共産党員だったことを明かしてくれました。共産党の実態を知っているからこそ、私に忠告したのです。 「天安門事件に関心を持つことで、いつか中国に赴任した時、どのような理不尽な目に遭うかわからない」 遺族取材の担当に もう逃げない 4年前の2020年、希望がかなって中国南部の広州駐在の記者となりました。 当局の厳しい監視下に置かれた人権派弁護士の家族などを取材。私自身も当局者に連行され、警察署に留め置かれる経験をしました。 国家の安全を最優先する習近平指導部は言論統制を一段と強め、外国メディアの取材環境はますます厳しくなっていることを身をもって感じてきました。 天安門事件は、そうした中国社会の中でも最もタブー視されていて、深く取材すればどんな目に遭うのか。恐怖すら感じていました。 私と同じように中国の若い世代は事件を知りません。私がおおまかな概要を話すと、「うそを創作するのが上手ですね」と、まるで信じようともしません。今の中国社会の現実です。 事件がまた1つの節目を迎えたことし、北京に赴任、遺族取材の担当となりました。 そして、誓いました。事件を深く知ろうともしてこなかった過去から逃げず、まっさらな気持ちで取材しようと。 集会を断念した遺族グループ 6月4日に向けて取材を始めたところ、ある情報が入ってきました。 これまで5年ごとの節目に、遺族グループが開いていた追悼集会が断念に追い込まれたというのです。原因は当局による厳しい監視のためでした。政府が例年以上に神経をとがらせていることが感じられました。 遺族グループの名は「天安門の母」。グループは集会の代わりに先月(5月)、海外の動画投稿サイトに声明を公開しました。 「私たちには軍隊が銃撃に及んだ真相を知る権利がある」 「政府は社会に謝罪し、私たちに公正と正義を返しなさい」 事実を隠ぺいし、遺族の日常生活への干渉を続ける政府を強く非難する内容でした。 そして、いまなお分からない犠牲者の正確な数や名前の公表、犠牲者と遺族への賠償、責任者への法的な追及を求めました。 厳しい監視、通信遮断の面会 声明が公開される少し前、グループの中心メンバーの遺族を訪ねました。今の気持ちを伝えたいと、当局の監視をかいくぐって取材に応じてくれた張先玲さん(86)。 遺族に直接、話を聞くのはこれが初めてです。心臓��バクバクと打つ胸を必死でおさえました。 張先玲さん 呼び鈴を鳴らすと、張さんがやや固い表情で出迎えてくれました。周囲をうかがうように招き入れてくれたあと、すぐに携帯などの電源を切るよう伝えてきました。当局の盗聴を警戒していたのです。 自身も自宅の通信設備の電源をすべて切っていて、奥の部屋に移るまで、会話もしないよう身振り手振りで伝えてきました。 記者を志した息子の死 張さんは、事件で当時19歳だった息子の王楠さんを亡くしました。 記者を志していた王楠さん。天安門広場で起きている歴史的なできごとを記録に残したいと、事件前日の3日深夜、カメラを持って自転車で現場に向かったそうです。 張さんの息子 王楠さん そして4日午前1時すぎ、人民大会堂の北門の向かいで軍の銃撃を頭部に受けました。地面に倒れた王楠さんを現場にいた人たちが助けようとしましたが、軍の部隊が近づくことさえ許さなかったといいます。兵士たちはひざまずいて助けさせてくれという人たちの懇願に対し、「あいつは暴徒だ」と聞き入れなかったそうです。 のちに現場で目撃した人から聞くなどしてわかった当時の状況です。張さんは、中国政府がひた隠しにする、あの事件の真相の1つだと信じています。 なぜあの時… 消えぬ後悔 張さんの自宅のリビングの壁には笑顔の王楠さんの遺影がかけられていました。毎日のようにその写真に手をあわせながら、張さんは胸にある後悔を拭いきれずにいます。 なぜ、あの時、息子を送り出してしまったのか… 張先玲さん 「天安門広場に向かう前、息子が私に聞いてきました。『まさか軍が発砲することはないよね』と。私は『まさか、ありえないよ』と答えてしまったのです。今もずっとあの言葉を後悔しています。生きていれば、今ごろは父親になって家庭を持っていたでしょう。私の脳裏にある息子は、永遠にあの日の、あの晩の、19歳の時でとどまったままです」 黙り続けることは許されない 王楠さんの遺体はほかの犠牲者とともに天安門の西側にあった中学校前の草むらに埋められていました。雨で遺体は地表から露出し、3日後、衛生当局などによって発見されたそうです。変わり果てた姿の息子。 張さんの脳裏から焼きついて離れず、毎年6月4日が近づくにつれて、張さんは体調を崩しています。 息子はなぜ死ななければならなかったのか。この日も体の調子が悪く、取材に応じてくれた時間は10分余り。それでも張さんは気力を振り絞るように、遺族の声を広く伝えてほしいと、1人の母親としての怒りを伝えてきました。 張さん 「国家が進歩していく上で、この事件が解決されないのは正常なことではない。『人民のために奉仕する』という中国政府が、人民の尊い命を奪っておきながら、なんの説明もなく、30年以上も知らないふりをして黙り続けるのは到底許されない」 「ごめん、生きてくれ…」最後のことば 今、遺族グループの活動の中心は犠牲者の親たちから、そのパートナーや兄弟に移っています。その中の1人に会うことができました。 尤維潔さん 尤(ゆう)維潔さん(70)。事件で当時42歳だった夫の楊明湖さんを奪われました。 政府系の経済団体の職員だった楊さんは、当日の深夜、銃声を聞き、広場に集まった学生たちを心配して現場に向かったといいます。そこで、下腹部に銃弾を受けました。倒れた楊さんをその場にいた人たちがリアカーで病院に運びました。撃たれた骨盤は粉々に砕けていたといいます。 病院に駆けつけた尤さんに、手術室から出てきた楊さんはこう漏らしたそうです。 尤さんの夫 楊明湖さん 「ごめん、しっかりと生きてくれ」 2人が交わした最後の会話となりました。2日後、楊さんは息を引き取りました。わずか6年の結婚生活。国によって突然、終止符を打たれました。 尤さん 「35年がたっても、あのときの記憶は少しも消えていません。一瞬一瞬が頭の中に残っています。夫を見守った2日間で涙は流し尽くしてしまい、今はもう出ません。遺族は皆、この世を去らないかぎり、暗い記憶の中を生き続けるのです」 若者たちはなぜ立ち上がったのか 天安門事件とは結局、何だったのか。その疑問を持ちづけていた私に、尤さんは「若者たちが立ち上がったのは、社会に対する責任感だった」そう説明してくれました。 天安門事件は、1980年代に共産党トップの総書記を務め、言論の自由化など政治改革にも前向きだった胡耀邦氏が4月15日に突然、死去したことに端を発しているとされています。 胡氏は、学生の民主化運動に理解を示したなどと保守派に批判され、失脚していました。 学生や市民による胡氏の追悼集会は、民主化を求めるデモに変わり、各地に拡大。5月には10万人が参加する大規模な集会に発展していきました。訴えは汚職の撲滅や言論の自由などを求める社会的なうねりとなっていったのです。 天安門広場に集まった市民や学生たち 尤維潔さん 「当時、北京の市民は皆、天安門広場にいた学生たちをとても心配していました。特に印象深いのは、戒厳令が最初に出された日です。市民たちが天安門広場に軍隊を行かせてはいけないと、路上にバスを止めて道路をふさぎました。多くの人たちが、ハンガーストライキを続ける学生たちに食料や水を届けていました。すべてが自発的な行動だったのです。その光景に私はとても感動しました。政府はなぜこうした状況を理解できなかったのか、思い出すと、今でもとても腹立たしい」 “隠ぺい”と“沈黙”の35年… さらに大事なことを話してくれました。 当時、軍によって制圧された天安門広場やそれに続く大通りなどあちらこちらには死体の山があったそうです。連絡が取れない人も多く、尤さんの夫とともに病院に運ばれ、その後死亡した男性も身元が分かっていなかったといいます。 しかし、中国政府は事件発生から犠牲者や行方不明者についてほとんど説明を行ってきませんでした。それどころか、事件から1年余りの間、政府は「天安門広場に行ったのか」や「デモに参加したのか」など多くの人に聞き取りを行うなど徹底的に調査していました。 尤さんはこうした政府の心理的な圧力が、今の中国社会につながっていると語気を強めて訴えました。 尤さん 「政府の圧力によって、市民は自分たちの家庭で何が起きたのか、言い出すことを恐れていきました。時間の経過とともに真相を語る人を探し出すことはいっそう難しくなっています。今では多くの人が事件についてよく知りません。35年がたち、若い世代は天安門事件に関心すらない状況です。これはこの間、政府が隠ぺいと沈黙を続けてきたからだと思います」 メッセージアプリに突然、使用制限 今、中国政府は、事件を国民の記憶から消し去ろうとする動きをさらに強めています。 遺族グループの今の活動の中心メンバーとなっている尤さんに対する監視は、6月4日が近づくにつれて厳しさを増していました。 尤さんのメッセージアプリ「ウィーチャット」は、4月ごろから機能が突然、制限され、ほかの遺族とのグループでのやりとりが一切できなくなりました。 ウィーチャットは中国国内では、使っていない人はいないほど、最もポピュラーなSNSです。“遺族どうしがつながることを阻みたい”、35年という節目に当局が神経をとがらせている様子がうかがえました。 尤さんが所在不明に 警告、そして尾行 尤さんに話を聞いてから、およそ1か月半たった先月(5月)31日。私は再び彼女の自宅を訪れました。もう一度話を聞きたい、そう思ったからです。 しかし、不在でした。連絡すらつかず、所在がわからなくなっていました。 自宅から立ち去ろうとした時、突然、警備員に呼び止められ、「何をしに来た。2度と来るな」そう警告されました。さらに、私服警察官とみられる2、3人の男たちが、私のあとを追うようについてきました。尾行は、私たちが車に乗り込むまで続きました。 尤さんとようやく連絡がついたのはその4日後、6月4日の午後でした。電話口の声は重く、監視役としてそばにいるとみられる当局者らしき女性の声が聞こえました。 「しばらく自宅にいることができない。近況も話しづらい。ごめんなさい」 短く状況を伝えてくれました。身に危険はないか心配する私に、彼女は「大丈夫」そう返し、電話は切れました。 男たちに囲まれて警告、墓地に近づけず あの日が近づくにつれて、天安門を東西に突き抜ける大通り「長安街」は異様な雰囲気に包まれていきました。前日3日午後、同僚のカメラマンが、多くの犠牲者が見つかった木※せい地という場所に向かいました。(※木へんに「犀」) 今は地下鉄の駅があり、隣には警察の派出所が設けられています。撮影機器が入ったリュックサックを開けようとした瞬間、十数人の男たちに取り囲まれ、立ち去るよう警告されました。 厳しい警備の共同墓地 6月4日の様子 そして4日当日。犠牲者が埋葬されている北京郊外の共同墓地には、多くの警察官が配置され、厳戒態勢が敷かれていました。近づくことすら許されず、命日の墓参りに訪れる遺族への取材はできませんでした。 天安門の叫び、今も 「天安門事件は、中国共産党による『国民の虐殺』にほかならない」 遺族たちのこうした訴えは「人民のために奉仕する」という共産党の正当性を、根幹から揺るがすことになりかねない、そう政府は考えているのかもしれません。だからこそ、政府は沈黙を貫き、時がたち人々が事件を忘れ去るのをじっと待っているように感じます。 かつて、私��「知る必要はないよ」と語った父と同じように、多くの国民が知らされずにきた35年。 それでも中国国民のなかには、天安門広場で民主化を叫んだ若者たちと同じように、一党支配への不満や、社会への責任感を持つ人がいます。 北京での白紙運動(2022年11月) おととし、中国政府のゼロコロナ政策への不満を背景に起きた抗議活動「白紙運動」。 そして去年、李克強前首相の急死後に各地で広がった追悼の動きと現指導部を暗に批判する追悼のことば。 私は、もう1つの祖国で今、事件とどう向き合うのか。 取材に応じてくれた張さんと尤さんの2人のことばを反芻しています。 「生きている間に事件の解決は見ないかもしれないが、それでもかまわない。 息絶えるその瞬間まで、生きているかぎり、訴え続ける。あなたも、この声を多くの人に届けてほしい」 (6月4日 ニュース7などで放送)
中国の習近平政権下で強まる抑圧と監視 天安門事件35年 記者にも尾行が?遺族が訴え続ける意味とは? | NHK | WEB特集 | 中国
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Dengeki Playstation Vol.361 Persona 3 part pictures and transcription.






P3
ペルソナ3
攻略第2回目は8/3までをフォローしていく!
本作の戦闘システムで重要なのは、主人公のペルソナの強化。ペルソナ合体で同じペルソナを作る場合でも、工夫しだいでより強いペルソナを作成できる。そこで今回は、ペルソナ合体のポイントを徹底検証!さらに担当ライター3人のこだわりリプレイも掲載する。このリプレイを読��ば、もれなく『ペルソナ3』の気になるポイントが明らかになるのでお見逃しなく!!
役立つ知識&リプレイで『ペルソナ3』を攻略!
季節は夏を迎え、学園生活もシャドウ退治も軌道に乗ってきたころ。でも、ちょと待って!見逃しているコトも多いのでは?今回の攻略は、プレイヤーのかゆいところに手が届くいろいろな “知識” が満載だ!
新戦力3人の能力に譲る!
桐条美鶴
攻守に優れた万能タイプ
風花が特別課外活動部に参加すると、これまでバックアップに回っていた美鶴が戦闘に参加できるようになる。即戦力として活躍できる能力と、攻守ともに充実したスキルが彼女の持ち味。ほかの仲間とかぶらない、氷系スキルも魅力だ。
DATA
■ペルソナ
⋯⋯⋯ペンテレシア (女帝)
■耐性⋯⋯⋯氷
■弱点⋯⋯⋯炎
Lv34までに覚えるスキル
マハブフ
ブフーラ
吸魔
マリンカリン
ディアラマ
テンタラフー
美鶴の使いどころ・1
早くから全体攻撃が使える
加入してすぐに全体魔法であるマハブフを使えるため、多数の敵との戦闘で重宝する。直接攻撃も申しぶんなく、マハブフで弱らせる→アタックという流れが多い。
▲ブフ系スキルは、氷結効果も期待できる使い勝手のいいスキルだ。
美鶴の使いどころ・2
あえて回復役にする
マリンカリンやディアラマを覚えれば、回復役としても十分機能する。通常時は攻撃を行い、いざとなったら回復に専念させれば、ゆかりなしのパーティ編成も可能。
▲レベル24でディアラマを覚えるので回復役にするならこれ以降に。
アイギス
貫通攻撃を使えるアタッカー
アイギスの通常攻撃は貫通属性のため、敵への攻撃が失敗した場合も、スリップしてダウンする心配はない。また、パラディオンは物理攻撃&補助系スキルの両方を習得可能。とくに物理攻撃スキルは強力なので、アタッカーとして活躍させよう。
DATA
■ペルソナ
⋯パラディオン (戦車)
■耐性⋯⋯⋯貫通
■弱点⋯⋯⋯雷
Lv34までに覚えるスキル
キルラッシュ
スクカジャ
電光石火
ラクカジャ
アイギスの使いどころ
HPを回復してあげながらガンガン攻撃
物理攻撃系のスキルはHPを消費するのがネック。減り過ぎないうちに回復しよう。ただ、回復役にゆかりを通れて行く場合、2人とも雷に無いので注意。ゆかり以外の回復役を入れたほうが安全だ。
▲複数の敵にはミスも多いが、攻撃力の高い電光石火が強力。
山岸風化
支援のみに特化
戦闘には一切参加しないバックアップ専門要員である風花。美鶴以上の支援能力を持っており、より詳細な敵のデータを見破ることができる。また、風花も経験値を獲得しており、ベルソナのレベルが上がるとサポートスキルが増えていく。
▶敵のスキルを見疲れるので非常に便利。
ペルソナ合体を知る
パーティ全体のペルソナの組み合わせが勝利を左右する。しかし仲間のペルソナは固定。したがって主人公のぺルソナを強化することが、パーティ全体のレベルアップに!
1
コミュを利用してペルソナ強化
ペルソナ合体と密接な関係にあるのがコミュ。同じアルカナのコミュのランクが高いほど合体時に得られるボーナス経験値が増え、容易にレベルアップできる。これを利用してスキルをたくさん覚えよう。
▼コミュの恩恵を受けることができれば最初から多彩なスキルが使える。
2
スキルを継承させて使えるペルソナを生み出す
ペルソナ1体が覚えるスキルには限界があり、実際に使うと不便なこともある。そこで、素材となるペルソナが覚えているスキルを合体後のぺルソナも受け継ぐことができる「継承」を利用してみよう。そのぺルソナが本来習得しないスキルが使用可能になる。以下の例のようにスキルを継承させよう。
◀有益なスキルばかりを覚えたペルソナならば、育てがいがあるというもの。
3
受胎したペルソナは育てること!
合体時にペルソナが受胎すると、装備品を生み出すことができる。そのタイミングは、すべてのスキルを覚えきるレベル。そのため、装備品を生み出す前にペルソナ全書に登録しておけば、いくつでも生み出せる。
▶何が生まれるか、楽しみにしながら育てよう!!
生み出す装備品
ジャックフロスト
▼
フロストキャップ
ジャックランタン
▼
藍染の頬被
など
4
合体事故が起きても悪いことばかりではない!!
予定とは違うペルソナが誕生してしまう合体事故だが、まれに主人公以上のレベルのペルソナが生まれるなど、メリットもある。
新たなペルソナと出会うチャンス!
▶事故のおかげで予想以上に強力なペルソナが手に入ることも。狙って出せないのが痛いが⋯⋯。
コミュ関係図
イベントコミュ
【愚者】 特別課外活動部
【死神】 謎の少年
特定イベント後に派生のコミュ
【女教皇】 山岸風花 要:勇気
【恋愛】 岳羽ゆかり 要:魅力
【星】 他校のエース 要:勇気
【女帝】 ??? 要:学力
基本コミュ
【魔術師】 クラスメイト →ランク4
【戦車】 運動部 →ランク4
【皇帝】 生徒会 →ランク4
【法王】 古本屋の老夫婦 →ランク4
【隠者】 インターネット →ランク4
【刑死者】 神社の女の子 →ランク4
【運命】 文化部
派生コミュ
→ 【月】 グルメキング 要:魅力
→ 【剛毅】 女子マネージャー →ランク4→ 【塔】型破りな僧侣 要:勇気
→ 【正義】 生徒会会計
→ 【節制】 同好会の留学生 要:学力
→ 【悪魔】 テレビ通販社長 要:魅力
→ 【太陽】 ??? 要:学力
継承の法則
継承するスキルは、素材となるペルソナを1体目から選びなおせば変化する。
生み出されるペルソナによって継承されるスキルの確率が変わる。
そのペルソナが得意とする属性と対極にあるスキルなど、ペルソナによっては絶対に継承できないスキルがある。
素材となるペルソナが覚えているスキルが多いほど、合体後のペルソナに継承されるスキルが増える。例) ノーマルスプレッド合計8個以下→2個、合計9~11個→3個、合計12個以上→4個など。
初めて生み出したペルソナは、戦闘で入手したもの同様に初期能力が自動的にペルソナ全書に登録される。
サンプル1 多くの属性魔法を使えるペルソナ
継承を利用し、1体のペルソナで複数の属性魔法を習得することが目的だ。ここではもとからアギとジオを使えるリリムに、ガルとブフを継承させて4つの属性魔法が使えるようにする。素材はエンジェル (風) とフォルネウス (氷) で見事に成功。魔法を継承させる場合には、魔法が得意なペルソナを生み出すと便利だ。
▲低レベルのリリムも、継承を使って4属性を習得!
合体例1
エンジェル
フォルネウス
⇒リリム(悪魔)
★使えるスキル
ガル系、ジオ系、アギ系、ブフ系
サンプル2 弱点補強をしたペルソナ
どんなに強いペルソナでも、弱点を攻撃されると一瞬でピンチになってしまう。たとえば、生み出されるミトラはもともと雷属性に弱いペルソナ。しかし、素材として電撃見切りを持つプリンシパリティを選ぶことで、雷属性の回避率が上がるのだ。
▲回避率を上げるだけでも危険性はかなり減る。
合体例2
プリンシパリティ
ヴァルキリー
⇒ミトラ(節制)
★使えるスキル
弱点の雷を「電撃見切り」で防ぐ
Calendar
カレンダー
6月1日
▼
8月3日
コミュを上げるなら6月のうちがベスト。7月はイベントが多く、学校も休みになるからだ。
REPLAY
ペルソナ3リプレイ
ペルソナ3 大好きライターの
トコトンこだわりリプレイ
ペルソナ、シャドウ、タルタロス⋯⋯。さまざまな謎はあるけれど、『ペルソナ3』の魅力はそれだけじゃない!とさけぶ3人のライタ一が、自分たちの熱いこだわりをリプレイで表現!!すべてのコミュを最大にすることを目指すリプレイをはじめ、プレイしていて誰もが感じる疑問を解明するための検証リプレイ、さらには序盤最大のメイン(?)イベント、屋久島完全攻略リプレイが、満を持してここに登場する!!
REPLAY
NO.1
ライター・中条ふみや
仲よしなのは、美しいのです!!
コミュ徹底拡大リプレイ
数多く存在するコミュを効率よく極めるにはどうしたらいいのか⋯⋯というコンセプトで始まったリプレイ。目標は全コミュ短期間制覇!
前回までのおさらい+今回の作戦
5月末までプレイしたものの、強制的に時間が経過する中間試験を知らず、見事にコミュ上げに失敗した前回。これを反省し、昼はコミュを上げる前におさい銭で学力アップ、夜は喫茶店やカラオケでステータスを上げたのちに勉強という基本スケジュールを厳守。さらに最初に上げるコミュを「クラスメイト」と「古本屋」に限定し、コミュランクが上がるとたまに来る休日のお誘いは、GWなどの日曜以外の休日のみ受けるという条件で再挑戦してみました。まあ、この作戦の効果が出るのは夏休みでしょうが⋯⋯。では、下にまとめた「コミュ徹底拡大4カ条」を心に刻んでリプレイスタートです。
◀今回は、中間試験でトップを取るという目標も!!
コミュ徹底拡大4ヵ条
一、相手の気持ちを理解する
二、相手の身になって答える
三、休日に出かけるのもあり
四、あきらめもかんじん
4月~7月
夏休みまでにコミュはどこまで上がるか!
「クラスメイト」なのに毎日コミュ上げできない友近より、ほぼ毎日同じ場所に立っていてくれる「運動部」ミュの宮本に心を動かされながらリプレイを再開しました。目標は5月末までに2つのコミュを最大ランクにするというものですが、こっそり1学期の中間試験で学年トップになるというのも狙っていたり⋯⋯。
友近と下校できない日は古本屋に立ち寄って、老夫婦と交流を図る⋯⋯。まあなんてムダのないステキなと、 スケジュール、5月の試験前週間まで「クラスメイト」と「古本屋」のコミュが平均的に上がっていきます。さらに、3つのステータスも1ずつレベルが上がって大喜び。幸先いいねーなどといいながら日数を進めておりました。そのとき、ふと気づく事実。学力レベルって前回のときと同じじゃないですか?⋯⋯このままでトップ取れるの?一気に不安になった状態で試験前週間に突入。とにかく今は古本屋通いだ。
「学力を上げたいなら図書室に行けばいいのに⋯⋯」と周りの人は言うけれど、ひたすら老夫婦のもとに通いつめ、とうとうランクが9に!よし、あと少しと意気込む私の目の前では主人公が深夜に勉強中⋯⋯。
⋯⋯そして学力レベルアップ!やっぱりタルタロスに行く回数を前回から大幅に減らして、そのぶん深夜の勉強に当てたのがよかったのね。前回の経験が生きてます。そして試験結果発表の日⋯⋯。
やりました!トップです!これで美鶴からこほうびもらえる~♪ ⋯⋯もうこの時点でリプレイを達成した気になっていますが、問題はあります。現在5月25日。「古本屋」は確実に10になるとして「クラスメイト」はまだ6⋯⋯。いつも友近を最優先にしてたのにどうして!?答えはのちに解明しました。日数が足りないのです!友近のコミュを上げるチャンスは週に最大で3回。ランクを10にするには15回前後友近と下校する必要があり、5月末までに行動できる週は4週間⋯⋯圧倒的に時間が足りません。なので「5月末日までに2つのコミュを最大にする」という目標は達成できませんでしたが、学年トップは取れました。
6月からは気分も新たに「夏休みまでにステータスMAX」という目標を掲げました。ただし、このリプレイはあくまでコミュ拡大がキモなのでステータス上げはついでです。神社とか深夜の勉強とかをメインにしてMAXを目指していくわけですね。最優先は友近⋯⋯もといコミュです。そして6月から「生徒会」の小田県、そして休日用に「インターネット」の2つのコミュを追加しました。まだ友近のランクは最大になっていませんが、そこは気にせずリプレイを進めます。と、そんな決意を固めた6月早々におみくじで「大切」が出るのは嫌がらせですか?しかもおきて破りの必殺技「リセット&ロード」を使っても「大凶」が出たのはもはや運命!?そして不運が続き3日連続大凶というありえない状況のなか、翌日の授業で魅力が、保健室の怪しい薬で勇気がランクアップしました。
ところで友近のコミュランクが最大になった正確な日付は6月の12日⋯⋯。そして「クラスメイト」最大記念に「生徒会会計」も一緒にランクアップを狙うことにしました。伏見は生徒会業務がないときしか相手にしてくれないので、「生徒会」と同時に狙うコミュとしては理想的なのです。けれどワナはどこにもあるもので⋯⋯。まったくランクが上がらないですよ、この生徒会役員コンビのコミュは!7月には期末試験が控えていることを考えると、この上がりの悪さは絶望的です⋯⋯。私が選んだ選択肢が明らかに大失敗とかならまだ解るのですが、そうでもない⋯⋯。やはりコミュによって上がりやすさとかがあるようですね。
7月は早々に試験前週間がやってきます。ここでステータスを見てみると⋯⋯学力だけが最大まで1レベ ルほど足りません。この1週間は図書室に通いつめることに決定、学力の底上げを狙います。残り半月あるし余裕で上がるよね、と安心しきって試験開始。結果は当然トップでしたが、ここから悲劇は始まるのです。
試験後、息抜きをかねた旅行で強制的に過ぎていく時間、旅行後、突如として始まる運動部の特訓も強制的に過ぎていく時間⋯⋯ってまたこのパターンか!残り1カ月半すべて強制イベントでなくなったよ⋯⋯。あぁ、もうしょうがないから気分を切り替えて秋に向けてリベンジだ!最終目標の全コミュ制覇を達成するために、今から狙うコミュのチョイスを考えます!!
徹底拡大のためのポイント⋯⋯⋯ その1
コミュに対応するペルソナを作っておく
▼戦闘に使わなくても、コミュのランクアップのためにペルソナを用意。
コミュのランクは、対応するキャラの主人公に対する好感度が一定値まで高くなると上がっていく。好感度は一緒に行動したり、選択肢などで相手が好む返答をしていくと高まるが、そのとき、コミュに対応したベルソナが主人公の手持ちにいると好感度の上昇率が上がる。なので、多少手間でもコミュランクを上げる前には、できるかぎりペルソナを用意しておきたい。コミュのランクが早く上がれば、合体で作ったペルソナのレベルもアップ。そのときスキルも覚えて戦闘が有利になるので、手間をかけるだけの価値はある。
徹底拡大のためのポイント⋯⋯⋯ その2
タルタロスに挑むのは必要最低限に!
▼回復役がいない状態でのタルタロス探索は危険なので、ゆかりが自主的に帰るときを探索終了の目安にしよう。
ストーリーを進めるのに支算がでい程度にレベルが上がっていれば、それ以上タルタロスに行く必要はない。そのため、各フロアの最上階に着いたあとはタルタロスに行くのを極力避け、お金稼ぎやペルソナの調達などの用事があるときだけ立ち寄るようにしたい。そうすれば、空いた時間をステータスアップに集中することが可能だ。なお、魅力と勇気はどちらか一方だけだが、 深夜に勉強すれば学力も上がる。時間を有効に使うためにも1度タルタロスに入ったら、全員が疲労するまで帰らないつもりで長時間粘ってみよう。
結果報告!
結局のところ「作戦」は成功したのかというと⋯⋯
今回の作戦の結果は「ほぼ成功」といった感じです。コミュのランク10は2つだけですが、コミュ上げをメインにしても7月までに魅力と勇気をMAXにすることができたし、コミュの上がるパターンも予測がつくようになりました。今回、私は自分が戦闘中にメインで使うペルソナのコミュを集中的に上げてますが、チョイスによってはもっといい結果を出せるかも。次は「大成功」を狙いますよっ!
ステータス
学力⋯⋯⋯かなりの秀才
魅力⋯⋯⋯カリスマ
勇気⋯⋯⋯漢
ランク2以上のコミュ
クラスメイト (魔術師) ⋯ランク10
生徒会 (皇帝) ⋯⋯⋯ランク7
古本屋の老夫婦 (法王) ⋯ランク10
運動部 (戦車) ⋯⋯⋯ランク3
生徒会会計 (正義) ⋯⋯ランク4
インターネット (隠者) ⋯ランク6
REPLAY
NO.2
ライター・孝一
あれってどうなの?ヘぇそうなんだ!
ギモンを調査するリプレイ
プレイ中のギモンをみなさまに変わって調査するこのコーナー。アナタの『ペルソナ3』生活をより豊かにするためのノウハウが、ここに凝縮されている!
私も一緒に調べますから!
地道な調査活動であなたを支援!!
効率よくプレイを進めようとすると、普段のプレイでは気にならなかった小さなことも気になってくるはず。そんなギモンを徹底的に調査!今回は、4つのギモンについて検証を行った結果をお伝えしよう。とくに主人公のステータスアップについては、以下の検証結果を参考にすれば効率よく行えるはずなので必見!
▶ステータスアップには体調管理も重要。学力ならよい体調に、勇気なら悪い体調にする。
ギモンその1
ステータスアップに最適なスポットはいったいどこなの?
主人公が持つ3つのステータスについて、図書館で勉強したり、わかつの定食を食べたりなど、1つの方法だけを使った場合に1ランク上がる回数を調べてみた。結果は、それぞれ右の方法がベストとなっている。全体的な傾向として、放課後にお金を使って上げるものが効率がいい。
◀お店系は週1回は休みがある。こんな日は、気まぐれにコミュを上げてみよう。
【学力】 定食屋 わかつ
学力は3つのステータスのなかでも一番上がりにくい。「そこそこ良い」から「なかなか優秀」までの最少回数はわかつだが、23回もかかってしまう。
【魅力】 鍋島ラーメン はがくれ
「そこそこある」から「光っている」に上がるための最少回数は、はがくれの5回。コミュのランク上げに使える放課後を犠牲にするだけの価値はある。
【勇気】 ワイルダックバーガー
「ここぞでは違う」から「頼りがいがある」に上がるのに必要な回数は、ワイルダックバーガーの5回が最少。回数的には魅力と同じ結果となった。
ギモンその2
学力、勇気、魅力をワンランク上げるにはどれくらいかかるの?
【学力】 放課後は神社→わかつコース夜も地道に勉強する!
学力を上げるために1日でできるのは神社での祈願、わかつの定食、深夜の勉強の3つだ。神社で祈願する場合には一番確率が高い1000円をお賽銭とし、上がらなかった場合のリセットはなしとする。これを毎日繰り返した場合、「そこそこ良い」から「なかなか優秀まで」11日となった。
結果▶ わかつ9回、お賽銭祈願9回、深夜の勉強10回で約11日かかる!
【魅力】 昼はラーメン、夜は珈琲をいただく
魅力を上げるためのメニューは、はがくれのラーメンとシャガールのコーヒーがおすすめだ。これを繰り返した場合に、3日で「そこそこある」から「光っている」にランクアップできる。なお、この検証中にたまたま授業となり魅力が上がったが、授業なしでも3日で達成可能だ。
結果▶ はがくれ3回、シャガール3回、授業1回で約3日かかる!
▼6月の第3週目など、授業が多いときに一気に上げたい。
▼はがくれでラーメンを食べた時点で一段階アップした!
▲体調が悪いときだけ飲める。トイレと同じで時間経過がないのでお得。
▲わずか2日でランクアップ達成。体調の悪い日にこそ勇気を上げよう。
【勇気】 昼と夜のお店通いに加えて江戸川先生の秘薬を飲む!
勇気の場合は、昼はワイルダックバーガーのハンバーガーを食べ、夜はマンドラゴラで1人カラオケを熱唱するのがオススメ。さらに体調をワザと「疲労」もしくは「風邪」状態にして、保健室で江戸川先生のあやしげな薬をもらうことにした。この薬によって「そこそこある」から「光っている」までを2日で達成!
結果▶ ワイルダックバーガー2回、カラオケ2回、お薬2回で約2日かかる!
ギモンその3
お賽銭をあげる額によって学力アップの確率はどれくらい変わる?
5円、100円、1000円のお賽銭を同じ日にそれぞれ100回ずつ入れて、学力アップの確率を調査してみた。その結果、やはり一番高額な1000円を選んだときのほうが学力もアップしやすいことが判明。しかも、5円や100円に比べ、毎日1000円で学力をアップさせたほうがステータスのランクの上昇も早かった。
◀1000円を入れれば、かなりの高確率で学力がアップ。お金に余裕があれば毎回1000円を選ぶといいだろう。
結果
5円 ⋯⋯⋯⋯8%
100円 ⋯⋯⋯55%
1000円 ⋯⋯⋯77%
ギモンその4
タルタロスの特殊フロアってどのくらいの確率で出現するの?
タルタロス探索時にまれに出現する、宝箱だけやレア敵だけのフロア。これがどの程度の確率で出現するのか、異なる3日間に100階ずつ登って出現頻度の合計を出してみた。その結果は下のとおり。なお、レア敵が出やすい場合や宝箱が出やすい場合など、探索するたびに結果はランダムで決まるようだ。
バラバラスタートのフロア
19/300階
階移動時にパーティがバラバラになってしまう確率は非常に高め。急いで合流しよう。
宝箱だけのフロア
9/300階
宝箱だけのフロアの出現率はやや高め。このときの総宝箱数は2~8 個とまちまちだ。
レア敵だけのフロア
6/300階
レア敵だけあってフロア出現率は低いが、このフロアに当たれば大量に倒すチャンス!
▼せっかく現れた至高の手に痛恨の空振り。レア敵との戦闘は慎重に。
REPLAY
NO.3
ライター・有部デルチ
目指せ、YAKUSHI MASTER!
屋久島攻略リプレイ
中盤最大の山場である屋久島旅行。ここには、プレイヤーを悩ませるさまざまな甘いワナが待ち構えていたのだ!その謎をリプレイ+攻略でヒモ解く!?
美鶴先輩が純白の水着でボクを誘うんです。
なんでオレには、高校生のとき屋久島に別荘を持っている知り合いがいなかったのだろうか?陸上部の部長だったから、部長会議とか出ていたわけだし、それなら生徒会長とだって多少なりとも近しい存在じゃなかったのか?というか、生徒会侵はクールビューティーだったか?いや、それ以前に部長会議に出て何してた、っけ⋯⋯?これか!?このスキだらけの高校生活がオレと屋久島とラヴとピースを結び付けなかった原因なのか!?ん~~~、ここは過ぎ去った過去を振り返るより、現実という名の前を向いて歩こう。そう、オレはゲームの屋久島でラヴもピースも水着もゲットしてやるのだ!と、意気込んで計8回の屋久島ホリデーをプレイしてみたものの、アイギス以外ゲットすることはできなかった。てかアイギス、ロボットだしなぁ。あ、でも製作者に頼んで「メイドロボ風味~夏の涼風に乗せて~」にすればいいのか。でも、あの軍隊口調も捨てがたいから、「軍事メイドロボ~真夏のサンセットスナイパーライフル~」にしてもらおう。⋯⋯そ~じゃなくて!本命は美鶴なの一、美鶴とサマーラヴ起こしたいのー!そうか、 ここでゲームからリアルに戻ればいいのか。そう、リアル屋久島。お盆とかで交通機関が混む前に、仕事は無視して行ってきなさいっていうことだね、美鶴先輩。うん、大丈夫だよ。普段から仕事は力抜いてるから。あ、でも取材で屋久島行くっていったら諸経費出るかもね。そうしてみるね。もうすぐ会えるね、美鶴先輩。もし、リアル屋久島で会えなかったら⋯⋯そうした 5、次は修学旅行編でリベンジだ!!
▲美鏡先輩もほぼを紅くしてボクを見つめているよ。先輩⋯⋯屋久島ってどこにあるんですか?
今年の夏をHAPPYに過ごすLOVEバイブル!
ということで、やってきました南のパラダイス屋久島。ここからは、屋久島での思い��をハッピーにするための、超ラヴチャートを掲載!あの選択肢を選んだらどうなったんだろう?なんて心配はこれでノープロブレムだっぜ!
▲これさえあれば、女の子に逃げられる心配はなし?
どのタイプがイチオシよ?
屋久島に来て最初の難関がこの順平の質問。それぞれ選んだ場合のコメントと女性陣のタイプを解析する。
ゆかり
「やっぱそうなんだ実際」と順平が納得するほどのキューティ一学園アイドル。
風花
「そういう方向がキテるわけね」ということはマニア志向!?な、 着やせタイプ。
美鶴
「お前、なかなかアグレッシブだな」って、野生にも目覚めるさ、ビースト!
どうでもいい
「ま~た、そういうこと言って、 このムッツリめ」こ、の、ムッツリめぇぇぇ!
これでカンペキっしょ!?
順平発案のヤクシマ磯釣り大作戦概要
順平をアタッカーにして、2人が援護射撃。このフォーメーションはリアルでも活用可能だ!
TARGET ←Attack!←Support!
7/20 (月)
一夜のアバンチュール作戦編
屋久島攻略の入門編として最適なのが、初日に発生するゆかりのイベント。翌日の会話をスムーズに進めるためのコツをつかめ!
◀普段見せない表情にとまどわないよう注意。
基本は純愛路線、ブルーなゆかりをホットに包め!
直前のイベントにより、ゆかりはかなり落ち込んでいる。これは、彼女の身の上話が明かされるイベント⋯⋯ではなく、女の子を暖かく包み込んで男を磨くチャンスなのだ!チャートについた♡を参考にゆかりのハートをゲット!
岳羽ゆかり選択肢一覧
Q1.いろんな場所を転々と引っ越したの
♥そうだったの ▶ でも私ずっと信じてた
大変だね ▶ まあね
どんな目にゴメン ▶ その頃のことは~
Q2.そんなの無駄だったんだよね・・・
♥そんな事ない ▶ 気休めだよ、それ
無駄だったね ▶ ハハ、現実ってキツいよね
元気出して ▶ ちょっと無理かな
Q3.みっともないね、私
そんな事ない ▶
自分を責めるな ▶ ハハ、すごいいねキミ
そんなもんだろ? ▶
Q4.私どうしたらいいのかな?
♥信じてればいい ▶ 信じ続けろってこと?
分からなくていい ▶
また一緒に戦いたい ▶ え⋯⋯
Q5.連れてこいって言われたんでしょ?
言われた ▶ ハハ、やっぱりそうか
♥関係ない ▶ ハハ、かっこいいじゃん
Q6.ありがと
抱きしめる ▶ ⋯⋯
⋯⋯ ▶ 私たち、なんか変な感じだね
入門編最大の山場は、 やはり最後の選択肢。ここは、「抱きしめる」がセオリーだが、ピュアなラヴを育むなら「⋯⋯」もあり。どちらに突き進むかはキミしだい!ただし、あまりモジモジしないように気をつけよう。
ラブゲッChu♥
7/21 (火)
ヤクシマ磯釣り大作戦編
合計4回ものチャンスが用意された2日目。屋久島攻略で最も盛上がる日でもある。担当ライター秘伝の恋愛テクニックを伝授!
2日目は夏本番!ベストチョイスでハートをGet!?
屋久島のビーチを舞台に繰り広げられるラヴレース。的確な選択をして、会話のキャッチボールを弾ませることができれば、その先に真のパラダイスが待っていることは間違いない。うん、あくまで、会話が弾めば、だ。まあ、細かいことは気にせず各チャートとオススメ選択肢を参考に進めてみよう。ラストには、電撃だけに送られた、プロデューサー橋野氏からの秘密のコメントが待っている!
▶渚の女の子にバカにされない、絶妙な話テクを得せよ。
1 気まぐれビーチの3人組
まずは小手調べといきたいところだが、相手は3人。 臆することない勇気を身につけよう!
TARGET!→ A B C
3人組選択肢一覧
Q1.彼女たち~
♥どこから来たの? ▶ A「どこだっていいじゃん」
海、楽しんでる? ▶ A「は?どうだっていいじゃん」
Q2.C「高校生とか?」
♥その通りだ ▶ A「なんかムカツクよね」
違う ▶ A「嘘でしょ?」
Q3.B「で、君たち、何の用かな?」
用はない ▶ A「はーい、じゃ、またね~」
♥ナンパに来た ▶ A「案外正直だね」(※Q4へ)
Q4.A 「じゃ、もう行こうか」
待ってくれ ▶ A「君ねえ、しつこいよ」
♥さようなら ▶ A「はーい、じゃ、またね~」
LOVE C H E C K
Q3の答えが明暗を分ける!
この3人組はQ3での答えによってはQ4が発生しない。Q3では迷わず「ナンパに来た」と正直に告白するのがベストだ。
▶嘘をつくのはよくない。
2 大人の魅力はWパワー
相手は大人な女性なだけに、なかなかにガードが固い。針の穴を突く繊細な神経を身につけろ!
TARGET!→ ノブ子 ヨシエ
選択肢一覧
Q1.ノブ子 「いくつに見える?」
僕らと同じくらい? ▶ ヨシエ「嫌味にしか聞こえないから」
♥二十歳くらい? ▶ ノブ子「まだそれぐらいに見える?」
Q2.ヨシエ「面白くないでしょ?」
♥面白い ▶ ノブ子「またまたぁ」
面白くない ▶ ヨシエ「あ~あ~」
3 キレイなお姉さんにはトゲがある
ラストの女性⋯⋯は意外なほどに話が弾む。巧妙に仕掛けられた罠を見抜く眼力を身につけろ!
TARGET! → お姉さん?
お姉さん?選択肢一覧
Q1.あら、何?
時間ある ▶ ありすぎて困っちゃう
♥ひとり? ▶ 見てのとおり~
Q2.で、どうだったの?
♥あと一息 ▶ あら~
まるでダメ ▶ えーほんと?
Q3.ぜーんぜん、エスプリが足りない
♥エスプリ ▶ 「気がきいてる」ってことよ
エスプレッソ? ▶ それは、コーヒーじゃぁぁん
Q4.1人選んでいい?
では自分が ▶
順平に譲る ▶
真田に譲る ▶
◀最後は誰を選んでも、真田が真実に気づくという結末に⋯⋯(涙)。
▲そうか、これを教訓にリアルで真実の愛を探せばいいんだ!
LOVE C H E C K
プロデューサー橋野氏が教えるポイント
なんか全員失敗してる⋯⋯。こうなったら、プロデューサーに聞くしかない!
Q : どうすればハッピーになれますか?
A : なれません。雰囲気を楽しんでくださいね。
渚の少女編
夢砕けたあとの番外編。滅多にない夢のシチュエーションに酔いしれろ!
屋久島ラストのビッグウェーブをモノにしろ!
▼主人公のモテっぷりに画面の前で泣かないよう注意。
屋久島編のラストは渚にたたずむ可憐な乙女。順平、真田と盟友が散るなか、自らの身に降りかかるドリーミードリーマー。人間いつかは死ぬけれど、死ぬまでに1度はこういう経験してみたい的な状況に飲まれよう!
縄文杉
決してぶつかることはないけれど、頭上にそびえる大木には注意。
《縄文杉までの恋のり》
ビーチ
私の大事は、あなたの傍にいることです♥
屋久島で起こるラヴゲームも、このセリフをもって幕が落ちる。ラストは一応のハッピーエンドになるわけだが、それに安心しているようでは本当のラヴは手に入らない。大切なことは、初日~2日目で出会った女の子たちとのやりとりを忘れず、努力すること。屋久島はそうボクたちに語りかけているんだ⋯⋯。(完)
LOVE C H E C K
渚の少女編で現れる選択肢はどれがベスト?
ジャンケン
じつはどれを出しても、順平→真田→主人公という順番は変わらない。
渚の少女へのセリフ
じつはどのセリフで話しかけても、その先の展開が変化することはない。
DENGEKI COMMU
『ペルソナ3』をキャラクターという側面から盛り上げていこうというこの企画。ソフトの発売から反響も大きくなり、新たなコミュも設立!この波に乗り遅れるな!
発売から2週間がたち、メイン、コミュそれぞれで多くの魅力的なキャラと出会っているはず。新たなコミュとあわせその魅力を広めよう。
「~であります」という口調が愛らしいアイギス。物語のカギを握るキャラだけに、中盤以降の存在感は絶大。そんな彼女で萌えちゃうコミュ!
アイギスでロボ萌えを極めるコミュ
<テーマ>・「~であります」を日常で使う
・ロボットであるアイギスがどのようにして動き、女の子であるアイギスがどのようにしてフォーリンラヴるのかを考察する
・アイギスの変形、合体パターンを考える
NEW COMMU
NEW COMMU
夜な夜な枕元に立っては、主人公に謎めいた言葉を残す少年。これからの季節にピッタリ感バツグンの少年を応援したり怖がったりするコミュ。
弟を愛でるっ!コミュ
<テーマ>・なぜ、少年は横じま模様なのか?
・夜中、突然枕元で言われたらイヤなセリフ、祝元でささやかれたいセリフ
・天田くんと謎の少年と、も~、どっちを選べばいいのか本気で迷ってる人への助言
[こんなコミュが勢力拡大中!]
なんでオレのコミュがなオないしないんだ!?
ソフト発売後ということもあり、一気にコメントが増えてきました!それだけに、人気のコミュと、そんなにコメントが集まらないコミュが出てきたりで大変なのです。でも、やっぱり人気あるコミュを紹介しちゃう非情さに乾杯!
美鶴先輩
が白ブラウスでハイヒールなコミュ
・戦闘後に美鶴先輩にほめられると、本気で喜んでいる自分がいます (山形県・シャドウさん)
風花
かわいいよ風花
・緑のインナーがすっごくかわいらしいです。私も学校に着ていこうかな (三重県・えみるさん)
●ペルソナ犬・コロマル
・家の愛犬、しっぽ丸にメチャクチャ似てます。もう他犬とは思えません (沖縄県・梅サワーさん)
●シャガールのウェイトレスコミュ
・あんな店員がいるなら、毎日通ってもいい。コミュが発生しないのが悲しいです (石川県・詩さん)
電撃コミュのオキテ
電撃コミュには、『ペルソナ3』を盛り上げようという気持ちさえあれば、誰でも参加可能です。気になるキャラのコミュにコメントを送るもよし、自分が気に入ったキャラのコミュを立ち上げるもよし。とにかく愛や想いがビシバシ伝わってくる熱いコメントを待ってます!
電撃コミュのあて先
電撃コミュに参加したい人は、住所、氏名、年齢、参加したいコミュ名とコメント、または新しく自分で立ち上げたいコミュ名とテーマを書いて、以下のアドレスにメールで応募しよう!
アドレス「[email protected]」
誌面で紹介されたコメントのなかから抽選で3名に、豪華賞品をプレゼント!
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「他者」の起源──ノーベル賞作家のハーバード連続講演録
著者 トニ・モリスン(Toni Morrison)
解説 森本あんり(Morimoto Anri)
訳者 荒このみ(Ara Konomi)
集英社新書2019年7月22日第一刷発行
原著 THE ORIGIN OF OTHERS by Toni Morrison. Harvard UP. 2017.
帯宣伝文 「人はなぜ 「差別」 をやめられないのか」
日本語版読者に向けて 森本あんり(巻頭特別寄稿)
人は、差別主義者に生まれるのではなく、差別主義者になるのである。──トニ・モリスンのこの言葉を読んで、ボーヴォワールの「第二の性」を思い起こす人は少なくないだろう。人は、女に生まれるのではなく、女になるのだ。これを、身体的・生物学的な性(セックス)から社会的・文化的な性(ジェンダー)への発展、と言い換えてもよいかもしれない。
だが、この類比には並行的でないところもある。女に生まれることと女になることとの間にはかなり強い繋がりがあるが、生まれたばかりの子どもには、差別主義者になるような身体的・生物学的な根拠はどこにもない。白人や黒人に生まれることと、人種差別主義者になることとの間には、実は何の関連性もないのである。
とすると、人はいったいどこでどうやって人種差別主義者になってゆくのだろうか。それを問うたのが本書である。モリスンは、その問いに「他者化」というプロセスを示して答える。人がもって生まれた「種」としての自然な共感は、成長の過程でどこかに線を引かれて分化を始める。その線の向こう側に集められたのが「他者」で、その他者を合わせ鏡にして見えてくるものが「自己」である。このプロセスは、本書で取り上げられた作品が物語るように、明白な教化的意図をもって進められることもあれば、誰の意図ともつかぬしかたで狡猾に社会の制度や文化の秩序に組み込まれて進むこともある。
やっかいなことに、人がこのプロセスと無関係に社会生活を営むことは困難である。「他者化は怪しからぬことだからみんなでやめようではないか」と論じたところで、実際に何かが成し遂げられるわけではない。ある時代のある文化に生まれ育つ者は、まずはその文化の規範をみずからのうちに取り込むことで成長する。つまり、われわれ��みな、人としての自我をもつ存在となった時点で、すでにその文化がもつ特定の常識や価値観の産物となっている。だから人が他者化の問題を意識するときには、かならず自分の常識や価値観の問い返しとなり、それまで自分が学んできたことの「学び捨て」(unlearning)にならざるを得ないのである。モリスンの作品がしばしば読者の心に鋭い問いを突きつけるように感じられるのは、このためである。
個人だけではない。他者化の力学は、国家や民族といった大きな集団にも同じように交錯して作用する。近現代の歴史はその典型例をいくつも示してきた。第二次世界大戦が終結すると、植民地であった地域から旧宗主国のプレゼンスが消え、次々に独立国家が誕生した。ところが、宗主国という共通の「他者」がいなくなると、今度は自分たちの内部に新たな「他者」が見えるようになる。インドでは、独立を求めて共に闘ってきたはずのヒンズー教徒とイスラム教徒がお互いを「他者」と認識するようになり、印パ戦争を経て1947年にはパキスタンが独立する。さらにパキスタン内部でも、言語や民族の違いから東西がお互いを「他者」と認識するようになり、1971年にはバングラデシュが独立する。
1991年にソビエト連邦が崩壊したときにも、同じことが起こった。ソ連の崩壊は、連邦下に置かれていた各国の独立や、共産主義という理念全体の失墜をもたらしたばかりではない。東西冷戦というわかりやすい対立構造のなかで彼らを見ていた自由主義世界もまた、共通の「他者」を見失った結果、みずからの内部に新たな「他者」を見いだして立ち竦むようになる。西側諸国が誇ってきたリベラルな民主主義は、共産主義という外部の敵がいなくなった途端に暴走を始め、ポピュリズムや不寛容な民族主義という内部からの脅威に侵食されるようになった。今日われわれが世界の各地で目にしている民主主義の機能不全は、すでにこのときからゆっくりと進行してきた病態の表面化にすぎない。
だが、ここでも問題は単純ではない。こうした分断や暴走による不安定化は、たしかに歓迎されざる結果であるかもしれないが、かといってそれ以前の植民地時代や冷戦時代がよかったかと言えば、そういうわけでもないだろう。「以前はみんな仲良く暮らしていたのに」という台詞は、しばしばその背後に抑圧され封殺された多くの声があったことを覆い隠して語られる。モリスンの語り口に同調させて言えば、それは南部の善良で心やさしい白人たちが公民権運動前の時代を想い出して懐かしげに語るときの台詞に近い。
このように、本書が照らし出す「他者化」の概念は、通りいっぺんの批評を許さない多義性を帯びている。他者化とは、他者をその総体において、つまり自分の認識能力を凌駕する何らかの名付けがたい他者であるままにその存在を承認する、ということではない。われわれはしばしば、他者の一部を切り取って自分の理解に囲い込み、それに餌を与えて飼い続ける。やがてそのイメージは手に負えないほど肥大化し、われわれを圧倒して脅かすようになる。
それでも、人は知ることを求める。知って相手を支配したいと願うからてある。それは、相手を処理されるべき受け身の対象物となし、かたや処理する側の自分を正統で普遍的な全能の動作主体として確立することである。この批判は、かつてエドワード・サイードが論じた「オリエンタリズム」批判にも重なってくる。西洋人が非西洋を解釈するときには、非西洋の本人も自覚していないらしいオリエント的な本質が特定され代弁される。まさにその表象行為によって、そういう認識をする西洋人こそが真の人間であり、対象である非西洋を管理し支配すべき正統性をもった存在であることが宣言され根拠づけられるのである。
それゆえ本書の主題となっているのは、単にアメリカ国内に限定された人権や差別のことではない。それは、西洋と東洋、白人と有色人、キリスト教と他宗教、権力をもつ者ともたざる者といった多くのパターンに繰り返しあらわれる人間に共通の認識様式である。この認識様式は、合理的な思考や明晰な意識にのぼらない領野で神話的な構造へと転化し、他のすべての神話がそうであるように、われわれの見方や考え方を背後から支配する力をもつ。
このような隠然たる神話的支配を意識の明るみへともたらしてくれるのが本書である。物語の名手モリスンは、この普遍的は認識様式のからくりをごく小さな個人的で特異な出発点から展開してゆく。彼女によると、「黒人」はアメリカだけに存在する。彼らは「アフリカ系アメリカ人」とも呼ばれるが、アフリカに住むアフリカ人は、それぞれガーナ人でありナイジェリア人でありケニア人である。唯一の例外は南アフリカ共和国に住む人だが、こうした事実からしても、「黒人」が科学的な概念ではなく文化的な概念であり、人種という価値軸の中で序列化された概念であることが理解できるだろう。アメリカにおける黒人と白人は、お互いが自己を定位するために相手を必要とするという意味で、ほとんど心理学的な「共依存」の関係にある。
アメリカの奴隷制度にはキリスト教も少なからず加担しているが、これもアメリカ史に固有のことである。聖書には、古代世界の通念として、ある人びとは自由人で、ある人びとは奴隷である、という事実が前提されている。だが、それはもっぱら戦争捕虜か債務によるもので、肌の色とは無関係である。というより、キリスト教は肌の色に関して本来まったく無関心である。聖書には、エチオピア出身の人びとも登場するし、そのなかには伝説の美女や高位の官僚もいるが、彼らの肌がどのような色であったかについては、いっさい記述がない。中東人であったイエスや弟子たちの肌の色にも何ら言及がない。
ところが、アメリカのキリスト教は肌の色と人間の価値の間に、きわめて特異な緊張関係を構築していった。18世紀以降の奴隷解放運動を担ったのは多くのキリスト教指導者たちであったが、彼らに反対する頑固な奴隷制擁護論者もまた教会の牧師たちであった。前者が頭を悩ませ、後者がしたり顔に論じたのは、聖書が「神の前での平等」を語るものの、社会的現実としての奴隷制そのものを断罪していない、という事実である。やがて19世紀のアメリカで��、長い巻き毛で白人のイエスを強調した聖画が複製頒布され、広く流通していった。20世紀後半に始まった「解放の神学」が黒人のイエス像を前面に押し出すようになったのも、こうしたカラーコードへの反動である。
モリスンは、いくつかの特徴的な文学作品から、そしてさらに強烈な彼女自身の体験から、他者化の際に作用する「ロマンス化」の実例を描き出している。アメリカ史によく知られたハリエット・ビーチャー・ストウの小説『アンクル・トムの小屋』(1852)もその一つである。この小説が当時の白人想定読者層にどのようなメッセージとして受け取られたのか。そこに、奴隷制度の野蛮で残酷な現実を覆い隠し、あたかも非人間的なことは何も起こっていないかのような安心感を与えるロマンス化の作用がある。
しかし同時に、読者はこの読み直しが他ならぬモリスンの語りによって薄暗がりの中から明るみへと引き出されてきた、ということに気づかされるであろう。他者の存在は、自分が「他者の他者」であるという立場の交換により、はじめて鮮明に意識される。われわれは、自分という存在の限定性から自由になることはできない。だが、文学の虚構を通して擬似的に他者の視線をもつことができ、その他者の視線を通して自分を見つめ直すことができる。本書は、アメリカの黒人という特異点を設定することにより、それぞれの読者に自分では開くことのできない窓を開けるはたらきをしてくれる。その窓を通して、読者は自分を取り巻く現実とは違う世界に目を向けることができるようになるのである。
モリスンは本書末尾で、「自分たちの故郷にいながら故郷にいるとは言えない人びと」についても語っている。おそらくそれは、肌の色の如何にかかわらず、アメリカ国内の各地で人びとが感じ始めていることだろう。ここにも、われわれの想像力を呼び覚ます別の声が響いている。トランプ大統領の登場は、自分の国で自分の土地に暮らしていながら、いつの間にか「よそ者」のように扱われていると感じる人びとがいかに多いかを明らかにした。グローバル化の見えざる圧力は、大都市で世界を股にかけて活躍する国際派のエリートたちよりも、小さな田舎町で穀物の値段を気にかけつつ生きるほかない人びとに重くのしかかるだろう。そのひとりひとりに、自分が本来帰属すべき場所があり、心に感じながら生きるべきディープ・ストーリーがあったはずである。
人は誰も、自分ひとりでは幸せになれない。どこかに属し、誰かと繋がっていなければ、自分の存在意義を確認することもできないのである。もしそういう居場所が現実世界で見つけられなければ、ネットという仮想空間にそれを求めることがあっても不思議��はない。他者化の力学は、そこにも作用することだろう。人はそこで、生暖かい温もりに包まれたり、凶暴な正義感に酔い痴れたりして、日常と祝祭の間を行き来する。
他者の眼差しは、ときに人を不安にさせ、居心地を悪くする。日本人はこれまで、自分から海外へ出かけて行かない限り、こうした視線を向けることも向けられることも少なかった。しかし今や、日本を訪れる外国からの旅行者は爆発的に増え、外国人の労働力なしには日常生活すら回らないほどになっている。毎日の買い物で釣り銭を受け取るとき、あるいは地方の鄙びた温泉にゆっくりと浸かる安らぎを破られたとき、われわれの他者認識と自己認識には、どのような他者化の作用がはたらくことだろうか。
ターネハシ・コーツによる序文
2016年春、トニ・モリスンは、「帰属の文学」についてハーヴァード大学で連続講演を行った。これまでになされてきた数々の非凡な仕事を思い起こせば、モリスンが人種という課題に目を向けたのも驚くにあたらない。その講演はまさに時宣を得ていた。バラク・オバマ大統領は、二期目の最後の年を迎えていた。支持率は上向きだった。「ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命も大事)」というスローガンを掲げた活動が盛んになり、黒人への「警察暴力」が全米的な話題として社会の前面に押し出されていた。これまでの「人種問題をちょっとかすめるだけの話題」とは違って、今回は結果を伴っており、効果も出ていた。オバマ政権時に、ふたりのアフリカン・アメリカン、司法長官エリック・ホルダー(在任2009〜15)とロレッタ・リンチ(在任2015〜17)は、全米の警察署の調査を開始させた。ファーガソン、シカゴ、ボルティモアでの騒乱が報告され、これまで長い間、瑣末な出来事として処理されていた、いわば組織的人種主義が現実のものであることを明らかにした。この積極的な問題解明の姿勢は、アメリカ合衆国の最初の女性大統領になるはずだった、ヒラリー・クリントンによって継続されていくものと期待されていた。じっさいトニ・モリスンが連続講演を始めたときには、政治家としてはライト級と見なされる、つまらぬ男に比べて、ヒラリーの好感度はきわめて高かった。これらのことはすべて、さまざまな歴史的規則に果敢に挑戦している国が、今、道徳の領域において長く伸びるアーチの、正義の先端へついに近づいているという動かしがたい証拠だった。
ところが、アーチの先端はさらに先へと伸びて行き遠ざかってしまった。
ドナルド・トランプが勝利すると、それに対する最初の反応は、アメリカの人種主義などたいしたことではないと矮小化することだった。零細企業の人びとが立ち上がり、2016年の大統領選挙は、ニューエコノミーに見捨てられた人びとが推進する、反ウォール・ストリートのポピュリスト的反乱であると決めつけられたのだった。クリントンは、「アイデンティティ政治」にこだわりすぎたために命運がつきてしまった、と批判された。
こういった議論は、しばしばかれら自身の破滅の種を産むことになる。ニューエコノミーに見捨てられやすい人びと──黒人やヒスパニックの労働者──がなぜトランプ陣営に入らなかったのか、その理由はまだ説明されていない。そのうえ、クリントンの「アイデンティティ政治」を批判する、まさにその人びとのなかに、「アイデンティティ政治」を利用するのにやぶさかではない者がいた。バーニー・サンダーズ上院議員は、クリントンの対立候補の筆頭だったが、あるときは自分のルーツが白人労働者階級にあると誇らしげに語り、またすぐその翌週には「アイデンティティ政治」を「乗り越えよう」と、民主党員に発破を掛けた。「アイデンティティ政治」とは、どうも等しく同じことを意味しておらず、かならずしも「生まれながらにして平等」を意味するのではないようである。
『「他者」の起源』(2017。The Origin of Others)──モリスンの新しい本は、ハーヴァード大学で行われた連続講演から生まれたが──ドナルド・トランプの台頭の背景とじかに関連しているのではない。だがモリスンの「帰属」の思考や、社会の保護下にだれが置かれ、だれが外されているのか、などを読み解くために、わたしたちは今日の状況を考慮しなければならないだろう。『「他者」の起源』は、アメリカの歴史を精査し、アメリカ史上最古の、しかももっとも影響力のある「アイデンティティ政治」について語っている──すなわち人種主義という「アイデンティティ政治」である。本書は、「よそ者(外国人)」の創出、「壁」の建設、文学理論・歴史・回想録について書かれているのだが、すべてはいかにして、いかなる理由によって、わたしたちはこれらの種々の「壁」を肌の色と結びつけてしまったのか、それを理解するためである。
本書は、20世紀の、消しがたい白人至上主義の本質に巧みに迫った一群の研究書と軌を一にしている。モリスンが同志と見なすのは、スヴェン・ベッカート(ハーヴァード大学教授。歴史学者。『コットン帝国──グローバル・ヒストリー』(2014)でバンクロフト賞を受賞)やエドワード・バプティスト(コーネル大学教授。歴史学者。『語られない半分──奴隷制度とアメリカ資本主義の生成』(2014))などで、かれらは白人至上主義の暴力的な性質や、そこから生み出される資本主義的利益の実態を暴露した。ジェイムズ・マクファーソン(プリンストン大学名誉教授。歴史学者。『自由への叫び──南北戦争の時代』(1988)でピューリッツア賞を受賞)やエリック・フォーナー(コロンビア大学名誉教授。歴史学者。『業火の試練──エイブラハム・リンカンとアメリカ奴隷制』(2010)でピュリッツア賞・バンクロフト賞などを受賞)は、人種主義が南北戦争勃発の契機を育み、その後、いかに再建の国家的努力をむしばんだかを明らかにした。ベリル・サッター(ラトガース大学教授。歴史学者。『家族の所有地──人種・不動産・都市の黒人搾取』(2009))やアイラ・カッツネルスン(コロンビア大学教授。政治学および歴史学者。『恐怖──ニューディールとわれわれの時代の源』(2013)でバンクロフト賞を受賞)は、人種主義がニューディール政策を腐敗させたことを解明する。カリル・ギブラン・ムハマド(ハーヴァード大学教授。歴史学者。『ブラックネスの糾弾──人種・犯罪・今日のアメリカの都会の創生』(2011))やブルース・ウエスターン(コロンビア大学教授。社会学者。『アメリカの刑罰と不平等』(2006))は、人種主義がわたしたちの時代において大量投獄への道を開いたことを明らかにした。
その中でもモリスンの仕事にもっとも近いのは、『レイスクラフト(人種狩り)』(2012)だろう。この本はバーバラ・フィールズ(コロンビア大学教授。歴史学者。『レイスクラフト(人種狩り)』(2012)の共著者)とキャレン・フィールズ(歴史研究者。『レイスクラフト(人種狩り)』(2012)の共著者)の共著で、アメリカ人は、能動的に作用する「人種主義(レイシズム)」の罪を、本来そのような作用を起こさないはずの「人種(レイス)」という言葉にすり替え、消し去ろうとしてきたという。一般にわたしたちが「人種主義」に対して「人種」と言うとき、「人種」とは自然界の特質を指し、「人種主義」はその当然の結果であると認識している。だがそれはまったく逆である。すなわち「人種主義」が「人種」という概念より先にあり、「人種」を証明しようと研究を積み重ねているのである。それにもかかわらず、アメリカ人は、いまだに論点を正確に把握していない。そのためわたしたちは、「人種差別」「人種的溝」「人種の分離」「人種的プロファイリング」「人種的多様性」といった言葉を平気で口にする──あたかもこれらの考えが、わたしたちが作り出したものではなく、別のところに根拠があるかのように。このことが及ぼす影響は些細なものとはとても言えない。「人種」が遺伝子とか神々、あるいは両者による作用の結果というなら、この問題を根本から打ち壊してこなかったとしてもしかたがない。
モリスンの問いは、「人種」と遺伝子の接点はわずかしかない、といういささか説得力に欠ける考えから始まっている。そこからモリスンは、何の根拠もないと思われる浅はかな考えが、なぜ何百万人もの心をつかんでしまったのか、わたしたちにヒントを与えてくれる。非人間的行為を通して、自分の人間性(ヒューマニティ)を確認したいという欲求が鍵だ、とモリスンは論じている。そこでジャマイカの大農園主トマス・シスルウッド(1721〜86)の記述を取り上げる。シスルウッドは、まるで羊毛刈りを記録する気やすさで、奴隷女たちを相手にした連続レイプの記録を日記に残している。性行動の合間に、農業・雑務・客の訪問・病気などについて記している、モリスンはぞっとしながら述べている。レイプに対してこんなにも無感覚になれるとは、シスルウッドの心の中でいったいどのような心理作用が起きていたのか。「他者化」の心理作用──奴隷王と奴隷との間には、自然で、ある種の神性を帯びた線引きが存在するのだと、自分自身を納得させること。さらにモリスンは奴隷のメアリ・プリンスが女主人からひどく叩かれたことを分析して、以下のように述べている。
奴隷が「異なる種」であることは、奴隷所有者が自分は正常だと確認するためにどうしても必要だった。人間に属する者と絶対的に「非・人間」である者とを区別せねばならぬ、という緊急の要請があまりにも強く、そのため権利を剝奪された者にではなく、かれらを創り出した者へ注意は向けられ、そこに光が当てられる。たとえ奴隷たちが大げさに語っていると仮定しても、奴隷所有者の感覚は奇怪きわまりない。まるで、「俺はけだものじゃないぞ! 俺はけだものじゃないぞ! 無力なやつらをいじめるのは、俺さまが弱くないってことを証明するためさ」と吠えているようだ。
「よそ者」に共感するのが危険なのは、それによって自分自��が「よそ者」になりうるからである。自分の「人種化」した位置を失うことは、神聖で価値ある差異を失うことを意味する。
モリスンは、奴隷を創り出す者と創り出された奴隷とについて語っているのだが、その社会的位置に関する指摘は今日でも正しいだろう。とくに過去数年間ずっと、アメリカの警官が黒人を比較的軽い条例違反で、あるいはまったく違反していないというのに、殴ったり、テーザー銃(スタンガン)を発射したり、首を絞めたり、銃殺している映像が次々と流されてきた。そのためアフリカン・アメリカンのみならず、多くのアメリカ人が恐怖に陥っている。にもかかわらず、このような行為を正当化する言説がはびこっている。警官のダーレン・ウィルソンがマイケル・ブラウン(1996〜2014)を射殺したとき(2014)、「銃弾の雨あられの中を大きな塊が走り抜けた」ようだったと報道記者に語っている。まるでブラウンが人間とはかけ離れた大きな生き物に見えたようだが、じっさい人間以下と見なしているのだ。遺体を真夏の焼けつくアスファルトの路上に放置したことがその証拠で、人間以下の扱いが強く印象づけられた。ブラウンを怪物のように描いて殺人を正当化したウィルソンは、──司法省の報告によれば──まさにギャングと大差ないような警察官たちの職権濫用もまた許し、自分たちは非の打ち所のない人間だと主張させているのである。
人種差別主義者の対象を非人間化する行為は、象徴の領域の話ではない──現実上の権力の領域に及んでいる。歴史学者のネル・ペインター(プリンストン大学名誉教授。歴史学者。『白人の歴史』(2010))は、「人種とは考えかたであり事実ではない」と主張している。アメリカにおける人種に関する考えかたのもとでは、肌の色が白い場合は、マイケル・ブラウンやウォルター・スコット(1965〜2015)、エリック・ガーナー(1970〜2014)のように警察暴力による死を遂げる確率の低いことは明白である。しかもこのような死は、「他者」として生きるということの意味、偉大な「帰属」の枠外にいることの意味を示す最適の例である。いわゆる「経済不安」がドナルド・トランプ陣営へ投票社を引き寄せたと言われるが、かれらは大多数の黒人から見れば、明らかにより豊かな人々であった。共和党の予備選挙で、トランプに票を入れた者の世帯収入の平均値は、アメリカの平均的黒人世帯収入の約二倍だった。現在、多くは白人の(とはいえ全員ではない)間に見られる、合成麻薬の流行への危機感は、1980年代のコカイン危機に見られた非難の嵐とは違っている。特定の白人男性の死亡率には敏感に反応する今日の関心のありかたは、この国でこれまでずっと黒人の生命を脅かしてきた、黒人の高い死亡率の原因からは目を背ける、あの冷淡さと様相を異にしている。
人種主義は問題である(レイシズム・マターズ)。この国で他者でいることには重大な結果が伴う。──悲しいことにこれからその先も解決策は見つからず、問題でありつづけるだろう。人間社会は、素朴な利他主義のために、これまで持っていた特権を簡単にあきらめたりはしない。かくして白さを信奉する者がその信仰を捨てる社会は、これまでの特権が入手困難なぜいたく品になった社会しかない。アメリカの歴史上、そのような瞬間を何度も見てきた。長引いた南北戦争の結果、黒人もそれなりの人生をまっとうするにふさわしいと、白人は結論づけるにいたった。ソ連との冷戦は、黒人差別法であるいわゆる「ジム・クロウ法」が支配する南部を世界中の物笑いの種にし、敵側諸国に格好の宣伝工作の材料を与えてしまった。ジョージ・W・ブッシュ政権では、二度にわたる泥沼戦争(2001年のアフガニスタンおよび2003年のイラク攻撃を指す)、経済の急降下、ハリケーン・カトリーナ(2005年にアメリカ南部を襲ったアメリカ観測史上最大級の超大型ハリケーン)における連邦政府の組織的初動ミスが、アメリカ初の黒人大統領誕生の道を拓いた。このような出来事が起きるたびに、アメリカは歴史上の慣例を打ち破ったぞ、というひとかけらの希望が湧いたものだ。ところがそのたびに、希望は最終的には泡となって消えてしまう。
わたしたちが、なぜふたたびこのような状態にいるのかを理解するために、アメリカが生んだ最高の作家・思想家であるトニ・モリスンがいることは、なんと幸運であるか。モリスンの仕事は歴史にその根があり、ひどくグロテスクな歴史的事象からも美しさを引き出してくる。その美は幻想ではない。歴史がわたしたちを支配していると考える人びとのひとりに、モリスンが数えられているのも驚くにあたらない。『「他者」の起源』は、この理解を詳細に説いている。過去の呪縛からただちに解放される道が提示されなくとも、その呪縛がどうして起きたのかを把握するための、ありがたい手引きになっている。
✲ ターネハシ・コーツは1975年ボルティモア生まれ。作家・ジャーナリスト・漫画家。アトランティック、ヴィレッジ・ヴォイス、ニューヨーカーなどに寄稿。2015年、『世界と僕のあいだに(Between the World and Me)』で全米図書賞受賞。アフリカン・アメリカンについて、また白人優先主義に関する記事でよく知られる。2015年、「天才」に与えられるマッカーサー財団の助成金を授与される。父親は、ヴェトナム帰還兵で、小さな出版社を営む。
著者 トニ・モリスン(Toni Morrison)
1931年、米国オハイオ州生まれ。コーネル大学大学院で英文学修士号取得後、ランダムハウスで編集者として活躍しながら、70年に『青い眼がほしい』で作家デビュー。77年の『ソロモンの歌』で全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞、87年の『ビラヴド』でピューリッツァー賞受賞。89年から2006年までプリンストン大学の教授を務め、93年にはアフリカ系アフリカ人として初めてノーベル文学賞を授与される。他の代表作に『スーラ』『ジャズ』『パラダイス』『白さと想像力』など。
解説 森本あんり(Morimoto Anri)
1956年、神奈川県生まれ。国際基督教大学(ICU)教授・学務副学長。著書に『反知性主義』『異端の時代』など多数。
訳者 荒このみ(Ara Konomi)
1946年、埼玉県生まれ。米文学者。東京外国語大学名誉教授。
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