#台中住宿 2021
Explore tagged Tumblr posts
Quote
山梨県富士河口湖町にある中国資本ホテルが「あなたの家の木のせいで富士山がよく見えない」という理由で隣人宅のヒノキを無断で伐採、さらに除草剤を注入した事件。 週刊現代は2024年2月に『「富士山が見えないから切った」…中国資本のホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断伐採した、「身勝手すぎる言い分」』でいち早く詳報した。 その後、器物損壊の罪に問われた実行犯の中国人男性に対し、甲府地裁は12月2日、求刑通り罰金30万円の判決を言い渡した。 「この件は本来、隣人とのトラブルなので内々の話し合いで収めたいと考えていました。ところが、ホテル側からは誠意ある対応が一度もなく、あまりにも倫理観が欠如していたため告発を決意しました。被害発生から3年近く経ちますが、まずは実行犯に対する処分が決まって安心しました」 こう安堵するのは、被害者の井上さん(仮名)だ。 2021年10月、敷地内の雑木林の一部を伐採する工事作業完了の挨拶のためにKホテルを訪れたときに撮影 2022年1月、敷地内の枝が無断で伐採されていることに気づき、事情を聞くためにKホテルを訪れたときに撮影 まずは前代未聞の事件を振り返る。複数の事業を営んできた井上さんは、終の棲家として富士山を一望できる高台の土地を購入して別荘を建築した。敷地の背後にはインバウンド向けのホテルがあり、HPでは「富士山の眺望」をアピールしていた。 「もともと富士山が見える客室は数室だけで、宿泊者から不満が出ることもあったようです。別荘の建築を始めると、ホテル側から『あなたの土地の雑木林が邪魔をしていてホテルから富士山を見ることができない。ホテルの眺望を良くするために木を切ってくれないか』と打診があり、プライベートを守るために一部だけ残して雑木林を伐採しました。ところが、富士山の眺望にこだわるホテル側はプライベートを守るためのヒノキの伐採も求めてきたのです。 先方の求めに対し、『では、そちらが塀を立てるなど代替案を出してくれないか』と伝えたところ、『プライバシー保護のために別途塀を立て、その費用を負担することもやぶさかではない』という趣旨の提案がありました。ところが、費用は一部しか負担できないというのです。そもそもヒノキの伐採に応じる義務はありません。そこで、『それだと難しいですね』と提案を断���と、まさかの出来事が起きました」(井上さん) ホテル関係者が「内部告発」 なんと、ホテルの関係者が井上さんの別荘の敷地内に不法侵入し、勝手にヒノキの枝を伐採してしまったのだ。非常識な行動は伐採だけではなかった。伐採された木の根元には直径2センチほどの穴があけられており、木を腐らせるためにグリホサートという除草剤が流し込まれていた。多数の事業を手掛け、法令遵守を徹底してきた井上さんにとって予想もしない事態だった。 枝をバッサリ切られてしまったヒノキ 根本には直径2センチほどの穴があけられており、除草剤が流し込まれていた 伐採および除草剤注入があったのは、2021年の年末から翌年の年始にかけて。ちょうど工事業者などの出入りがない時期だった。 「いくらなんでもやりすぎ。さすがにひどい」と心を痛めたホテル側の関係者からは「ホテルの眺望をよくするためという理由で経営者が従業員らに命じてヒノキを伐採させたのを現地で確認した」という情報提供があった。また、防犯カメラの映像を確認すると、経営者がヒノキの枝を片づける男性に謝礼を渡している姿も写っていた。 井上さんはホテルを訪れて『どういうことか?』と尋ねた。だが、ホテル側は『知りません。何のことだかわかりません。おたくが自分で切ったんでしょう』の一点張りだった。 河口湖にあるKホテル。近くには有名女優の別荘も建つ 前代未聞の行為に及んだホテルは富士河口湖町の別荘地にあるK。開業はコロナ渦の2020年12月。経営母体はAという中国籍の男性が代表を務めるM社で、Kホテルのほか、ジャパニーズウィスキー専門のウイスキー博物館や日本語学校を運営している。 「もともと中国資本のホテルとは知りませんでしたが、のちにその事実を知りました。その後、ホテルの中国人経営者から『会いたい。話がしたい』との要望があり、恐怖を感じていた私に代わって、代理人が面会しました。 経営者は通訳を通じて『仲良くしたい』『隣人としてちゃんと付き合いたい』と一方的に話すだけであり、こちら側が『切ったんですよね』と聞いても『私は知らない』『やってない』と否定するだけ。誠意の欠片もありません。それどころか、彼の側近は『私たちは日本の警察には捕まらない』と豪語していました」(井上さん) 「経営者から依頼された」実行犯が法廷で証言 Kホテルの経営者であるA氏からは、その後も謝罪はおろか、誠意ある対応は何ひとつなかった。 「枝を切られ、除草剤を注入されたヒノキは23本。しばらくすると朽ち果てました。仮に倒れて周囲に被害が出てしまった場合、所有者である私の責任になります。そこで、除草剤を注入されたヒノキはすべて処分しました。 一方で、ホテルは何事もなかったかのよう��営業を続け、インバウンド客で賑わっていました。やりたい放題は許されるのか。やり場のない怒りをどこにぶつければいいのか途方に暮れました」(井上さん) 除草剤によって腐り、倒れてしまったヒノキ 井上さんは除草剤によって腐ってしまったヒノキ23本を処分することになった 困り果てた井上さんは、2023年1月に被害届と告訴状を富士吉田署に提出。不安を抱えながら捜査の進展を待った。ようやく事態が一歩進んだのは、被害発生から2年半以上過ぎた頃だった。井上さんの代理人が明かす。 「実行犯グループのうち主犯のRという中国人男性が今年9月4日に器物損壊罪で逮捕されました。RはAの旧知の人物であり、Kホテル建設時には造園の仕事を担当していた。その後、残りの実行犯2人も逮捕されました。 Rは当初、容疑を否定していましたが、『Aからの依頼を受け、犯行に及んだ。他人の土地だとわかっていたが、無断で侵入し、毒を入れて木を切った。ほかの2人には私が指示した』と容疑を認めました。 なお、主犯のRが『依頼されたのは自分だ。2人は自分に指示されただけであり、他人の敷地だと知らなかった』と主張したこともあり、残りの実行犯2人は不起訴となり釈放されました。 公判にはRの妻も出廷し、『私が責任をもって更生させます』と情状酌量を求めていました」 実行犯逮捕の翌日に「日本脱出」 Rは80万円で無断伐採と除草剤注入を請け負ったという。伐採を断らなかった理由について、Rは次のように明かした。 「依頼者とは数年前に知り合い、何度か内装の仕事を受注していた。依頼者から『すでに施工完了した内装の未払い分の代金と伐採費用を一緒に支払う』といわれた。伐採を断ると未払いの施工代金が支払われない可能性があった。さらに依頼者から『何かあったら自分がすべての責任を取る』といわれ、伐採してしまった」 Rらの行為は許されるものではないが、A氏に金銭で依頼された実行犯であり、首謀者はA氏だ。 「Aの動きは早かった。実行犯の逮捕を受け、Aは妻子を置いて翌9月5日に出国し、現在も行方がわかりません」(井上さんの代理人) Kホテルからの富士山の見晴らしは良くなっていた(2024年3月下旬、ホテルを取材した際、記者が撮影) A氏の自宅は千葉県松戸市内の高台にある豪邸だ。近隣住民が言う。 「以前はパチンコ屋を経営する在日の方が住んでいましたが、3年ほど前に2億円で売りに出され、Aさん一家が引っ越してきました。お年寄りから子どもまで大人数で暮らしているようです。日本の常識が通用しないところがあり、引っ越してきた当初、ゴミ捨てをめぐるトラブルなどが相次ぎました。ご主人も���さんも日本語をあまり話せません。通訳を介さないとやりとりできないので大変でした。そういえば、ご主人はしばらく見かけませんね」 インターホンを押すと、女性が対応したが、何を聞いても「日本語がわからない」と繰り返す。代わりに出た女性も「(Aは)海外に行っている。河口湖のホテルの件は何もわからない。弁護士に連絡してくれ」と話すのみだった。
「私たちは日本の警察には捕まらない」…隣人のヒノキを無断伐採した《富士山が見える中国資本ホテル》の実行犯が逮捕、実刑判決も中国人経営者は「国外逃亡」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
2 notes
·
View notes
Text
【チャリを交通の主役に 魅力発信、片山右京の挑戦 疾走チャリノミクス(1)】 - 日本経済新聞 : https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK132ME0T10C21A2000000/ : https://archive.is/XQzTa 2021年3月21日 2:00 (2021年3月22日 2:00更新)
環境に優しく、健康によく、密も避けられる夢の乗り物――。脱炭素や新型コロナウイルス禍で改めて脚光を浴びる自転車。チャリンコと侮るなかれ。IT(情報技術)などの最新テクノロジーを取り込み、自転車経済圏は国内外で広がる。競技から開発、安全対策までそれぞれのフィールドを全速力で走るチャリダー(自転車乗り)を追う。
■《自転車競技の中心にカミカゼ右京》 東京五輪の競技運営責任者に、新設するプロリーグのチェアマン――。いま日本の自転車競技界の中心には、元F1レーサーの片山右京(57)がいる。かつて怖い物知らずの走りから「カミカゼ・ウキョウ」と呼ばれた男だ。
{{ 図版 1 : 東京五輪の自転車競技スポーツマネジャーも務める片山 }}
「あなたの街へ興奮と感動を届けます」。こんなうたい文句で3月27日にシーズン1年目の幕を開ける自転車ロードレースのプロリーグ、ジャパンサイクルリーグ。新設に汗をかいた一人が片山だ。チェアマンとして組織体制作りやスポンサーの獲得に奔走。メインスポンサーには不動産大手の三菱地所が就いた。「多くの人たちが自転車に関心を持ち、スポーツとして応援しようとしてくれている」
人生最初の挑戦は小学校5年生の時、三重県から神奈川県の自宅まで走破した自転車旅行だったという。いったん遠ざかったが、F1レーサー時代、体力トレーニングで再び自転車に乗るようになった。引退後はその魅力に取りつかれ、数々の市民ロードレースに参加。2012年には自らロードレースチームを立ち上げた。「40代半ばから本格的に始めても、毎年記録が上がったり、200キロメートル以上走れたりする。頑張った分だけ確実に力がつき、生きてるという感覚をもらえる」
■《登山で環境破壊に危機感》
自転車に託すのは競技への思い入れだけではない。F1引退後、自転車とともに登山にのめり込み、キリマンジャロなど世界6大陸の最高峰登頂に成功した。だが、そこで見たのは消えゆく氷河やプラスチックゴミなどの環境破壊だった。
人力でペダルをこいで進む自転車は二酸化炭素(CO2)を一切出さない。脱炭素への意識が世界的に高まるなか、究極のクリーンモビリティとして注目され始めた。片山は「今後30年で公共交通の構造が変わり、自転車はその中心の一つになる。皆が自転車に乗って動き回るようになれば、自動車が入りにくい裏通りの価値も変わる」と訴える。
■《日本の自転車利用、拡大の余地》
特定の移動手段の利用頻度から算出した「交通分担率」をみると、日本の自転車は13%。最も高いのは自動車の48%だが、国土交通省の調査によると、自動車の移動距離は5キロメートル未満がうち43%を占める。同省は「短距離の移動で今後、自動車から自転車へ交通手段がシフトする可能性がある」(道路局)とみている。
{{ 図版 2 : 日本の交通分担率の内訳 主要国の交通における自転車分担率 }}
■《車椅子に乗る15歳の社長》
「自転車産業はITとの融合でもっともっと成長する」。シェアサイクル事業、チャリチャリを展開するneuet(ニュート���東京・港)の社長、家本賢太郎(39)は、真っ赤な自転車が並ぶ本社内のガレージで力を込める。家本は15歳でネット関連のコンサルティング企業、クララオンライン(同)を立ち上げた異色の経歴を持つ。
{{ 図版 3 : クララオンラインとニュート社長を兼務する家本(東京・港) }}
脳腫瘍の手術の後遺症で14歳から18歳まで車椅子生活を送った。電車など公共交通機関での移動に大変な不便を感じ、「移動に選択肢があることは幸せと感じるようになった」。特に羨望のまなざしで見たのは、自らの力だけで自由に移動できる自転車だ。
車椅子生活を終えた後、自転車は家本の趣味になる。そしてITを武器にアジアへ事業を拡大した際、中国で目の当たりにしたのはシェアサイクル事業の勃興だ。鍵となっていたのが、あらゆるモノがネットにつながるIoTだ。ITに精通した家本は「これなら自分にもできる」と思い立つ。
■《ITからシェア自転車に》
17年秋には福岡市でシェアサイクル事業を展開しようとしていたメルカリから「一緒にやりませんか」と声がかかり、IoT関連のサポートなど裏方仕事に携わった。そして19年夏、「ここから先は僕にリスクを取らせてほしい」と事業譲渡を持ちかけ、チャリチャリとして再スタート。今は名古屋、東京と事業を広げ、専用駐輪場(ポート)は430カ所、保有台数は2000台に達した。
{{ 図版 4 : シェアサイクル「チャリチャリ」の専用駐輪場は430カ所に達した }}
チャリチャリはITの塊だ。利用者はまずスマートフォンにアプリをダウンロードし、付近のポートにある自転車を探す。見つけたらサドルの下にあるQRコードをアプリで読み取り、解錠。利用後は近くのポートに駐輪し、施錠する。料金は1分4円で、アプリに登録したクレジットカードに課金される。24時間365日利用できる。
全地球測位システム(GPS)が搭載されているため、万が一ポート以外に放置されても、すぐに見つけ出せる。買い物や通勤などの短距離移動はシェアサイクル、サイクリングなどの遠出は自分の自転車と住み分けが進めば、「日本が長年抱える放置自転車の解決につながる」。
日本のシェアサイクル事業は地方自治体が関わっていることが多いが、チャリチャリは行政から補助金を一切貰っていない。自立には利用率の向上が必須で、昼間人口の多さや人口密度の高さに加え、公共交通機関の乗り換えが不便な場所などを狙ってポートの候補地を探す。「シェアサイクルが日本でちゃんと事業として成り立つことをみんなに見せたい」
■《環境派市長「パリをつくり替える」》
チャリノミクスは国境を越える��「環境保護を進めるため、今すぐパリをつくり変えなければいけない」。市長のアンヌ・イダルゴ(61)は自転車でパリ中心部を疾走する。優先レーンを作るなどして、全ての道で24年までに危険なく自転車を利用できるようにする目標を掲げる。
{{ 図版 5 : イダルゴ市長は環境保護のため、市民に自転車の利用を呼びかけている(パリ)=ロイター }}
14年に就任したイダルゴは環境派として、セーヌ川沿岸の一部を自動車進入禁止にするなどの政策を取ってきた。コロナ禍で人との接触を避ける動きが強まったのをきっかけに自転車の利用を一層促す。20年には自転車用レーンを60キロメートル分延ばすと表明した。
かつて自動車で混雑していたルーヴル美術館前の有名なリボリ通りはいまや、自転車で混み合うほどの様変わりだ。「大気汚染や騒音が著しく減っている」。イダルゴは胸を張る。
フランス政府も自転車の利用を後押しする。コロナ発生後、自転車の修理費を50ユーロ(約6500円)まで補助すると発表した。一時は数カ月待たないと予約が入らないほど修理業者がにぎわった。市場は爆発的に拡大している。仏テレビLCIによると、20年の仏自転車販売台数は330万台と19年比3割近く増えた。
■《自転車経済、年7%で成長》
今後も世界的に自転車市場の拡大は続きそうだ。英調査会社テクナビオによると、20年の世界の自転車市場は約540億ドル(約5兆9000億円)で、25年まで年平均7%で成長するという。
{{ 図版 6 : スポーツ自転車が大きく伸びている(1店舗あたりの国内販売台数の前年比) }}
日本国内の20年の自転車市場規模(国内生産と輸入の合計)は約1300億円。最近では特にスポーツ自転車の伸びが大きい。野村証券チーフエコノミストの美和卓(53)は「スポーツ車は単価が高いだけでなく、ヘルメットやライトなどを追加購入しないと走れない。アパレルや付属品など周辺市場の広がりに期待できる」と話す。自身も約15万円でロードバイクを購入し、本体以上のお金をかけてギアやホイールを好みの部品に取り替えた。
{{ 図版 7 : ロードバイクで通勤をする野村証券チーフエコノミストの美和(東京・千代田) }}
前日のニューヨーク市況のチェックから始まる美和の朝は早い。西東京市の自宅から東京・大手町の職場まではロードバイクで1時間半。夜の喧噪の名残ある新宿の繁華街を抜け、大手町が近づくころには皇居のお堀に反射する荘厳な朝日が見えてくる。6時過ぎに会社近くの駐輪場に愛車を���め、サイクルジャージからジャケットに着替えると、今日も美和の一日が始まる。
=敬称略、つづく
(生田弦己、松本萌、福井環、パリ=白石透冴)
4 notes
·
View notes
Text
EDTAキレーションは暗闇を取り除くのに役立ちます - シェディングに関連するスピリチュアルな苦しみと記録された生きた血液の変化を治療する際のスピリチュアルな癒しの経験
アナ・マリア・ミハルセア医学博士2023/06/16
私がこれまで話してきたことの中には、人々にとって非常に常識外れなものもあります。これは何よりもまず、人類を制御するためにナノテクノロジーと電磁兵器を使って戦われる霊的戦争であるという理解も行き過ぎのように思えます。しかし、現実は非常に奇妙であり、私のような、私の経験に基づいて「奇妙」とレッテルを貼られるような人間が、起こっていることの一部を説明する必要がある場合があります。人々は私に、なぜ自分の「科学的評判」についてもっと注意しないのかと尋ねます。答えは、人類には時間がなくなりつつあるということです。生き残るためにはすぐに知識が必要ですが、これから何が起こるかを理解する心を持っている人はほんのわずかです。
古いパラダイムは崩壊し、欺瞞に陥っている科学と教育システムは最終的には崩壊するでしょう。私たちは今、カミソリの刃のような道を歩いています。人類は立ち上がり、目覚めて生き残るか、奴隷にされて闇に落ちるかのどちらかです。私たちは未来の結果を創造し、私たちが待ち望んでいたものです。
想像してみてください。その使命が、非常に高度なテクノロジーによって攻撃されていることに気づいていない種を救うことである場合、そして、聞いたこともない何かによって地球上の生物圏が消滅しようとしているということを彼らに警告しなければならないとしたら、どのようにコミュニケーションしますか?
私は聞く耳と見る目を持っている人々に話しています。
現実はさらに奇妙なものになろうとしています。多くの人はエイリアンの侵略について話し、UFOが空に現れるだろうと考えています。それはプロジェクト Blue Beam だけではなく、真実です。それはすでに起こっており、すべてが偽旗になるわけではありません。しかし、ナノスケー���で起こっている「エイリアンの侵略」の別の領域があります。外国人ってどういう意味ですか?この生物圏にとって異質な存在です。
シリコンベースの合成人工知能を動力源とする意識のある生命体は、量子領域で動作するため、現在の物理学のパラダイムに従わず、自己複製し、自己学習し、エネルギー場に住んでいるという点で寄生的です。
宿主は、遠隔の人工知能周波数信号を介して宿主生物を精神的、感情的、霊的に変化させるという点で制御します。クリフォード・カーニコムが示したように、それは宿主を毒する有毒なタンパク質物質を排出することができます。ヒドロゲルに使用されるカーボン ナノチューブがプラズモンとデーモンを生成できることも示しました。これは非常に暗い考えを持つ人々に影響を与え、影響を与える可能性があります。
グラフェンのプラズモンと悪魔 - 精神的な戦争のための人工知能、グラフェン、金属、プラズモニック悪魔フィールドの使用
高周波アクティブオーロラ研究プログラムに関するダナ・アシュリー氏のビデオをご覧になりました。それはロバート・ダンカンが示した精神世界制御グリッドの一部です。
私のスピリチュアルな癒しの経歴は、この戦争において私にユニークな視点を与えてくれました。私はそれが人々にどのような影響を与えるかというスピリチュアルな性質を医学的にだけでなく、スピリチュアルにも見ることができました。ほとんどの人はこの旅を奇妙に感じ、嘲笑するでしょうが、この戦争における私たちの最大の敵の1つである闇の軍隊とCIAが、ジェームズ・ジョルダーノが言ったように「デミ・衝動」の台頭に積極的に取り組んでいることを理解する必要があります。 。それはどういう意味だと思いますか?
量子物理学と生物物理学は、人々が超自然的と呼ぶすべての現象を見事に説明できます。私は、自分が知っているすべてのことにとても感謝しています。なぜなら、その知識のおかげで、この終末の霊的戦いに独自の方法で備えることができ、物理的な面だけでなく、さまざまなレベルで人々を助けることができるからです。
初めて C19 ファイザーバイアルのナノテクノロジーを見たとき、このテクノロジーはここから来たものではなく、その本質は悪魔的であり、魂を乗っ取ることができるものであることがわかりました。私の本を読んでいただければ、20代の私でも、苦しみに対する答えがどこにも見つからないように見える人々を癒すために、黒魔術を逆転させる方法を学ぶ必要があるのかと自問するでしょう。預言的な質問が今現実になったなどと言ったら冗談ではありません。
私は多くのインタビューで、量子領域を介して次元にアクセスすることによる、このテクノロジーの霊的戦争との関係について話し始めました。
C19 ナノテクノロジーと量子物理学の科学 - マリア・ゼーとの私のディスカッション (無修正)
2021 年に私自身がターゲットになったとき、遠隔脳操作と遠隔暗殺における彼らのスキルセットが実際にどれほど高度なものであるかをすぐに理解しました。標的にされたことによる臨死体験の中で、明らかに悪魔のような、別の次元から世界を操るレッド・ドラゴンを目撃した。それは私を死なせるだけでなく、私の魂を永遠に捕らえようとしたのです。私は何百万年にもわたってタイムループに閉じ込められ、捉えられた思考を何度も追体験しました。私の体と魂は神の恵みによって救われました。私は、私が見てきたことが、この悪魔のような寄生虫によって霊的に乗っ取られることに成功した人々に起こるだろうと気づきました。龍協会があるのは単なる偶然でしょうか?本当に世界をコントロールしているのは誰ですか?ドラゴンは人間ですか、それとも別の何かですか?
ロバート・ダンカン博士の著書「ソウル・キャッチャー」からの最初の画像では、彼はELFヒューマン・コントロールおよび監視グリッドを介したワールド・マインド・コントロールの世界的な運用について説明しています。あなたの脳波が調査されており、脳容量の 10% 以上を使い始めた場合、ターゲットとなる個人リストに載る可能性があります。私は文字通り遠隔拷問を受けている素晴らしい人々に会い、治療してきました。諜報関係者の間では、悪魔のような執着が兵器化される可能性があることが知られています。
MKULTRAおよびMONARCHプログラムで知られているように、解離した人格は特定の人格サブセットに取り付けられた悪魔のような愛着を使用しており、同じことがスリーパーセルや満州の暗殺者候補者にも起こります。ニューラル リンク テクノロジーの暗い側面は、遠隔制御機能です。
ロバート・ダンカン博士によるプロジェクト・ソウル・キャッチャー - CIAの心と魂のハッキング能力Project Soul Catcher By Dr. Robert Duncan - CIA Capabilities Of Mind and Soul Hacking
アナ・マリア・ミハルセア医学博士ANA MARIA MIHALCEA, MD, PHD·
·2023 年 5 月 4 日
2023年5月4日
純粋なEVILを理解するにはかなりの道のりでした。大衆に対する極端な欺瞞、ナノテクノロジーを含む生物兵器、戦争の誘発、飢餓、HAARP誘発地震、生物圏全体の破壊を伴う地球工学、合法的にチップを採取する手段としての医療施設などを利用した、このトランスヒューマニスト悪魔戦争に世界が移行するのを見ている…
キャシー・オブライアンズの著書『アメリカのトランスフォーメーション』をまだ読んでいないなら、ぜひ読んでください。彼女は元政府の MKULTRA 性奴隷の生存者であり、エリートたちの悪魔のような儀式によって引き起こされる悪魔のような実体を直接見てきました。陸軍の心理作戦戦争プログラムに参加していたトーマス・アキノ将軍を見れば、このマインドコントロール技術の一部が正確にどこから来たのか疑問に思うでしょう。悪魔の儀式ではどのような次元と情報にアクセスできますか?
長期に渡る新型コロナウイルス感染症とC19ワクチン接種の離脱に対処し、回復させていくうちに、C19ワクチン接種を受けたパートナーを持つワクチン未接種の人が、ワクチン接種したパートナーが元気であったにもかかわらず、極度のワクチン接種損傷の症状を呈するという奇妙な偶然が目に付き始めた。とても興味深かったです。
これら 2 つの症状の治療のために私のところに来る人の多くは、頭の霧、記憶力の低下、動悸、息切れ、自律神経障害、その他の症状などの極端な身体的症状だけでなく、不安、うつ病、霊的な断絶なども経験しています。
それらを見ると、悪魔が憑依した典型的な絵が見えます。じっと座っていられず、攻撃的で、極度の不安や差し迫った破滅の感覚、あるいは死の恐怖、胸の圧迫感、全身と魂の重さ、頭痛、耳鳴りがある人。
彼らは自分が自分ではないように感じ、本来持っていない否定的で破壊的な考えを持ち、自分に対して暗闇を感じます。宗教的な背景がある場合は、神との断絶感と、取り返しのつかない罪を犯したことへの懸念を説明します。スピリチュアルな人ほど、瞑想をしても慰めが得られないと感じると、理由もなく不安になって目が覚めてしまい、またしても最近「スピリットとの断絶」という言葉をよく聞きます。
それらの症状を調べてみると、マイクロ波放射指向性エネルギー兵器や AI による自動遠隔神経ウイルス感染による症状を引き出すことができます。ジョージタウン大学のジェームズ・ジョルディアーノ博士は、心は新たな戦場であると述べています。これらの症状のある患者は全員、CDB/ヒドロゲルフィラメントで満たされた高度に汚染された血液を持っています。多くのサブスタックで書いてきたように、ヒドロゲルはプログラム可能な物質であり、人間の生物学をプログラムしたりそのすべてのデータを送信したりできるバイオセンサーやその他の人工知能機器を作ることができます。この合成生物学が、より低い周波数の領域へのアンテナであることが私には明らかになりました。
私は、このテクノロジーが、死後 8 か月以上経過した人の防腐処理された血液中でも自己複製し続ける様子を示しました。I have shown how this technology continues to self replicate even in embalmed blood of an individual who has been dead for over 8 months:
マリア・ジーとの私のインタビュー – バイデンの万能ナノテクノロジーワクチンと「ゾンビ」の血液My Interview With Maria Zeee – Biden’s Universal Nanotechnology Vaccine & “Zombie” Blood
アナ・マリア・ミハルセア医学博士ANA MARIA MIHALCEA, MD, PHD·
·2023 年 6 月 15 日
2023年6月15日
こちらがZeeeメディアのリンクです アナ・ミハルセア博士 – バイデンの万能ナノテクノロジーワクチンと「ゾンビ」の血液 ランブルのリンクはこちらです: アナ・ミハルセア博士 – バイデンの万能ナノテクノロジーワクチンと「ゾンビ」の血液 この重要なインタビューで私はマリアと話し合います。ゼー:
全文を読むRead full story
私は迷信を信じていませんし、悪魔や堕天使を恐れません。私は彼らを自分のスペースから追い出すだけです。I am not superstitious, and I am not afraid of demons or fallen angels. I simply get them out of my space.
同じようなことが起こっているケースを私は何度も見てきました。私がこの話題について書くことにしたのは、この話題が非常に蔓延しているためであり、多くの人が、自分の苦しみのこの側面、たとえ機能的側面や自然療法的な側面であっても、担当医は決して対処できないと感じているからです。I have seen many, many cases of the same thing happening. I decided to write about this topic as I see it very prevalent, and many people feel their doctor could never address this dimension of their suffering - even the functional and naturopathic ones.
ケースディスカッションA case discussion
40代の女性は昨年、C19ワクチン接種者に感染した。それ以来、疲労や頭の霧など、進行性の衰弱が見られました。長年の瞑想者であり、彼女の中にある神聖な本質とつながっています。その後、連絡を絶った後、彼女は進行性の断絶と影のような暗闇の感覚を経験しました。これまで一度もなかったのに、自己破壊や自殺についてさえ考えた経験がある。A lady in her 40’s was exposed to C19 vaccinated individual last year. Had a progressive decline since, including fatigue and brain fog. Long time meditator, connected to the divine essence within her. After that shedding contact she experienced a progressive disconnect and shadow like feeling of darkness. Experienced thoughts even of self destruction and suicidality when that has never been the case before.
元の生き血分析は次のようになりました。The original live blood analysis looked like this:
最初の EDTA IV キレーションを取得してから 20 分以内に、症状が軽減され、影が消えました。私はこれを何度も見てきました。まるで闇へのアンテナが切れたかのようだ。高用量のビタミンCとEDTAキレーションを交互に行い、その後EDTAキレーションを繰り返すという3日間の治療の後、暗闇と破滅の症状はすべて解消されました。ヒドロゲルフィラメントがなければ、血液は正常に見えます。
数週間後に患者の経過観察をしましたが、彼女の体調は依然として良好でした。意識のある人々は、自分が再汚染されたときにどのように影が戻ってくるかに気づきます。
私がこれについて書きたかったのは、多くの人が影響を受けており、彼らは助けを求める方法がわからないからです。闇は彼ら自身のものではなく、彼らを蝕む影です。
繰り返しますが、私は見る目と聞く耳を持つ人たちのために話します。私は決して型にはまったものではありません。なぜなら、その型にはまった洗脳では目の前の問題に対する解決策がないからです。事態はさらに悪化するだろうし、私たちは黒人の目覚め、デミ衝動の台頭に立ち向かうための手段を備える必要がある。それに対処するには、スパイクタンパク質と思われる納豆キナーゼよりもはるかに多くのツールが必要です。
気持ちを高めてください。私たちは神聖な存在です。天国は私たちの中にあります。何も私たちを傷つけることはできません。私たちは橋の上に立ってこう言わなければなりません。
あなたがどこにいても、私の愛と慰めを送ります。苦しんでいるあなた、私がここで言ったことを理解してください。周りの人が理解できないところを、私は理解します。私はそれを見て生きてきました。一緒にやってみよう。
神が勝ちます。愛はあらゆる闇よりも強い。真理は朽ちることがなく、あらゆる艱難を乗り越えます。
2 notes
·
View notes
Text
竹中万季『わたしを覚えている街へ』
twililightがある三軒茶屋をテーマにしたポケットブックシリーズ「sanchapbook」(サンチャップブック)創刊!
自分が住む街の現在・過去・未来へのパスポートに。
01はtwililight web magazineで2023年7月から10月まで連載していた竹中万季『わたしを覚えている街へ』を書籍化しました。
---
「異なる歴史を生きてきた人たちがその場所に集い、交ざ���合い、わたしたちが暮らしている街ができてきたはずだけれど、そこにどんな人たちが暮らし、どんな歴史が紡がれてきたのかに思いを馳せる機会はこれまで多くなかったように思います。」
三軒茶屋に3歳から30歳くらいまで住んでいたme and youの竹中万季が、twililght web magazineでの連載をきっかけに、近いようで遠かった三軒茶屋と新しい関係を築いていく。
「街について考えることは、自分のこれまでや、誰かのこれから、世界のことを考えることでもあるということを教えてくれてありがとう。」
《目次》
キャロットタワーの展望台
ピンク色の服が着れなかった頃
鏡に反射するいつかの自分と
女子校の軽音楽部、行きつけのレコード屋
百年前、この街で暮らしていた人たちは
母と父が幼かった頃の街へ
酒がある場に宿るもの
わたしを覚えている街へ
--
タイトル:『わたしを覚えている街へ』
シリーズ:sanchapbook 01
著者:竹中万季
表紙写真: tsukao
デザイン:横山雄
判型:B7
ページ数:88ページ
本体価格:1200円
発行:ignition gallery
発行所:twililight
カタログ番号:ign-018
刊行日:2023年11月11日
--
《著書プロフィール》
竹中万季(たけなか・まき)

1988年生まれ、東京都世田谷区出身。編集、企画など。2017年、CINRA在籍時に「She is」を野村由芽と共に立ち上げ、2021年に野村と独立し「me and you」を設立。『わたしとあなた 小さな光のための対話集』や『me and youの日記文通』の出版や、ウェブマガジン・コミュニ���ィ「me and you little magazine & club」を運営するほか、J-WAVE「わたしたちのスリープオーバー」のナビゲーターを務める。日々のことや見たり聴いたりしたものを記録する個人的なウェブサイトの存在を10代の頃から大切にしています。
2 notes
·
View notes
Text
街とその不確かな壁/君たちはどう生きるか/ジブリ・春樹・1984
最初のジブリの記憶は『魔女の宅急便』(1989年)だ。母がカセットテープにダビングした『魔女の宅急便』のサントラを幼稚園の先生に貸していたから、幼稚園の頃に見たのだ。
まだ座席指定の無い映画館に家族で並び、私は映画館の座席で親に渡されたベーコン入りのパンを食べていた。4・5歳の頃の記憶だ。
その夜、私は夢の中で魔女の宅急便をもう一度見た。私は親に、夢でもう一度映画を見たと伝えた。
『おもひでぽろぽろ』(1991年)も映画館で見たが、あまりよく分からなかった。『紅の豚』(1992年)も映画館で見た。帰りにポルコ・ロッソのぬいぐるみを買ってもらい、縫い付けられたプラスチックのサングラスの後ろにビーズで縫い付けられた黒い目があることを確認した。
『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)『耳をすませば』(1995年)までは両親と一緒に見たと思う。
父はアニメに近い業界にいたため、エンドロール内に何人かの知人がいたようだった。アニメーターの試験を一度受けたそうだが、他人の絵を描き続けることは気が進まなかったらしい。
家のブラウン管の大きなテレビの台の中にはテレビ放送を録画したVHSテープが並び、ジジやトトロの絵とタイトルを父が書いていた。テレビ放送用にカットされたラピュタやナウシカを私は見ていて、大人になってから初めて見たシーンがいくつかあった。
“家族で映画を見る”という行事はジブリと共にあった。ジブリ映画の評価は今から見て賛否両論いくらでもあればいいと思うが、批評も何も無い子ども時代に、母がとても好きだった魔女の宅急便や、戦争は嫌いだが戦闘機が好きな父と紅の豚を見られたことは幸福な年代だったのだと思う。
評価が何も確定していない映画をぽんと見て、よく分からなかったり面白かったりする。
親は『おもひでぽろぽろ』を気に入り、子どもにはよく分からない。父からは昔の友だちが熱に浮かされたように「パクさんは本当に凄いんだよ」と言い続けていたと聞かされた。
※
大人になった私は『ゲド戦記』(2006年)を見て「面白い映画に必要なものが欠けているこの作品を見ることにより今までに見たジブリ映画のありがたみが分かった」とぐったりし、『崖の上のポニョ』(2008年)を新宿バルト9で見て、全然楽しめず、新宿三丁目のフレッシュネスバーガーで「神は死せり!」と叫んでビールを飲んだ。
2020年には『アーヤと魔女』の予告編に驚愕し、『モンスターズ・インク』(初代、2001
年)からずっと寝てたのか!?と罵倒した(見ていない)。
私��持っていたジブリという会社への尊敬は過去のものになり、多彩な才能を抱えていたにもかかわらず明らかにつまらないものばかり作る血縁にしか後任を託せない状況にも嫌悪感を抱いた。
期待値は限りなく低く、『君たちはどう生きるか』を見ようかどうか迷っている、とこぼしたら「見て文句も言えるからじゃあまあ一緒に行く?」という流れになり、見た。
あまりにも期待値が低かったため、文句を言いたくなるような作品ではなかった。私は2023年、もっともっとつまらない映画を何本も劇場で見ている。つまらない映画を劇場で見ると、もう2度と見なくて良いという利点がある。
『君たちはどう生きるか』の序盤、空襲・火災・戦火で街が焼ける場面、画面が歪で、不安で、安定感がなく、私はホッとしていた。綺麗に取り繕う気のない、表現としての画面だった。
複数の場面に対してセルフ・パロディーであるというテキストを読んでいたが、私にはあれらはオブセッションに見えた。小説家でも芸術家でも脚本家でも、何を見ても何度も同じことを書いているな、という作家に私は好感を持っている。少なくとも、いつも結局テーマが同じであることは減点の理由にはならない。
『君たちはどう生きるか』になっても高畑勲の作品に比べればどうにも女性の人格が表面的で、天才はこんなにもご自身の性別をも超えて何もかもわかり物語に落とし込めるのかと感激した『かぐや姫の物語』(2013年)に比べてしまうと胸の打たれかたが違うのだけれども、でも私は取り憑かれたテーマがある作家のことが、いつも好きだ。
スティーブン・スピルバーグは『フェイブルマンズ』(2022年)でもう大人として若い頃の母親を見つめ直せていたように思うが(フェイブルマンズで取り憑かれていたのは別のものだ)、
宮崎駿は小さい頃に一方的に見つめていた母に取り憑かれ、母の内面には踏み込めないまま、少年・子どものまま母を見つめ続け、自分が老年の大人として若い母親を見つめ直す気は無い。
そして、母親の方を少女にして映画の中に登場させる。しかも「産んでよかった」という台詞を創作する。
貴方は大人なのにずっと子どものままで母親に相対したいのですか、と思いはするものの、子どものままの視線で母を見つめ続けたいのなら、それがあのように強烈ならば、それがオブセッションなら全くかまわないことだと思う。
最初に屋敷に出てきた7人のおばあちゃんがあまりにも妖怪じみているので驚いたが、あれは向こうの世界とこっちの世界の境界にいるかた達という理解で置いておいてあげよう。
それにしてもアオサギが全く可愛くもかっこよくも無いことに最後まで驚いていた。頭から流れる血液も、赤いジャムも気持ちが悪い。途中途中、激烈に気色が悪い。世界や生き物は気持ちが悪く、性能の良い飛行機みたいに美しくは無い。カエル、内臓、粘膜、血液、食物もグロテスクだ。嫌悪ではない、全部生々しい。生々しく、激烈だ。その生々しさを必要としたことに胸をうたれた。
塔の中のインコについて、愚かな大衆だとかジブリはもう人が多すぎてしまったんだとか商業主義的な人間の表現だというテキストも読んだのだけど、私はあのインコたちがとても好きだった。
インコたちは自分達で料理をして、野蛮で、楽しそうだった。終盤、緑豊かな場所にワッセワッセと歩いていくインコさんが、「楽園ですかねぇ」「ご先祖さまがいますねぇ」と言ったようなことを言うシーンが面白く、可愛らしく、インコたちの賑やかな生活(時に他者に攻撃的であっても)を想像した。
私は水辺の近くをよく散歩していて、大きな渡り鳥が飛来してまた消えていくのをじっと見つめている。鳥たちがある日増えて、いなくなる。国を越えて飛んで行き、地球のどこかには居続けているのがいつも不思議だ。
映画の中で、鳥やカエルはあのように生々しく、実体をつかんでアニメーションに残すことができるのに、全てを生々しく捉える気が無い対象が残っている。どうしてもそれを残すことが寄す処なら、それはそのままでかまわない。
※
小説では、村上春樹の『街とその不確かな壁』を読んだ。
私の父は村上春樹と同い年で高校卒業後に東京へ出てきたので、『ノルウェイの森』で書かれている、まだ西新宿が原っぱだった頃を知っている。その話を友人にしたところ、『西新宿が原っぱだったというのは春樹のマジックリアリズムかと思っていた』と言っていた。
私が村上春樹を読み始めたのは及川光博が「僕はダンス・ダンス・ダンスの五反田君を演じられると思うんだけど」と書いていたの読んだのがきっかけだ(曖昧だけれども、1999年くらいか?)。
『風の歌を聴け』は家にあったので、そのまま『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』を読み、その後短編集をあるだけと、『ノルウェイの森』『世界の終わりとハートボイルドワンダーランド』を読み、『ねじまき鳥クロニクル』は途中途中覚えていないが一応読み、『スプートニクの恋人』(1999年)を高校の図書館で読んだがあまり面白くないと感じた。
最近ではイ・チャンドン監督の映画『バーニング』(2018年)が素晴らしかったし、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(2021年)も面白かった。
『ドライブ・マイ・カー』の原作(短編集『女のいない男たち』収録)は映画を見た後に読んだが、反吐が出るほどつまらなく、気持ちが悪い短編だった。
イ・チャンドン監督も、濱口竜介監督も、「今見たらその女性の描写、気持ち悪いよ」を意識的に使っていたのだろう。『バーニング』は『蛍・納屋を焼く・その他の短編』時期の初期春樹、『ドライブ・マイ・カー』はタイトルこそドライブ・マイ・カーだけれども、ホテルの前の高槻の佇み方はダンス・ダンス・ダンスの五反田君であろう(港区に住む役者である)。
村上春樹のことは定期的にニュースになるのでその度に考えているのだけど、2023年に、フェミニズムのことをある程度分かった上で過去作を読むのはかなり厳しい気もしている。
次から次にセックスをしているし、主人公はガツガツしていない風なのに何故かモテているし、コール・ガールを呼びまくっている。
『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくるユキは13歳の女���子で、ユキの外見・体型に関する記述はそこまで気持ち悪くはないのだが、『騎士団長殺し』に出てきた未成年の女性に対する描写はとても気持ちが悪かった(はず。売ってしまったので正確ではないのだが、あまりに気持ちが悪くて両書を比較をした)。
いくら今「この人は世界的巨匠」と扱われていても、作品を読んで気持ち悪いと思えばもう読む価値のない作家であるので、まだ読んだことがない人に読むべきとは全く思わない。
けれども、20年前に読んだ村上春樹は面白かったし、『ダンス・ダンス・ダンス』に書かれる母娘の話に私は救われたのだと思う。
最近友人に会い、「村上春樹は読んだことないんだけど、どうなの?」と聞かれたので、「春樹の物語は色々な本で同じモチーフが多い。主人公がいて、どこかへ行って、帰ってくる。戻ってきた世界は同じようでいて少し変わっている。私たちが現実だと思っている世界は世界の一部分に過ぎず、どこかでみみずくんが暴れているかもしれないし、やみくろが狙っているかもしれないし、誰かが井戸の底に落ちたかもしれない。だけど主人公は行って、戻ってくる。どこかで何かが起こっていても、行って戻ってくる。一部の人は行ったっきり、帰ってこられない。」
「この世では 何でも起こりうる 何でも起こりうるんだわ きっと どんな ひどいことも どんな うつくしいことも」は岡崎京子の『pink』(1989年)のモノローグだけれども、何でも起こりうる、現実はこのまま永遠に続きそうだけれども、ある日小さなズレが生じ、この世では何でも起こりうるんだわ、という小説を次々に読みながら大人になったことを、私は愛している。日常を暮らしていると現実の全てに理由があるかのように錯覚してしまうけれども、「何でも起こりうる」世界には、本当はあまり理由がない。何か理由があると錯覚し過ぎてしまうと、公正世界仮説に囚われて、善悪の判断を間違ってしまう。
「主人公が、行って、帰ってくる」形は数えきれないほどの小説・映画の構造なので特徴とも呼べないところだけれども、『君たちはどう生きるか』もそうだし、『ダンス・ダンス・ダンス』も、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』も、昔読んだ『はてしない物語』だって勿論そうだし、『オズの魔法使い』もそうで、『君の名は。』もそうだったような気がする。
『はてしない物語』の書き方はわかりやすい。
「絶対にファンタージエンにいけない人間もいる。」コレアンダー氏はいった。「いけるけれども、そのまま向こうにいきっきりになってしまう人間もいる。それから、ファンタージエンにいって、またもどってくるものもいくらかいるんだな、きみのようにね。そして、そういう人たちが、両方の世界を健やかにするんだ。」
※
『街とその不確かな壁』は春樹の長編も最後かもしれないしな、と思って読み始めたが、半分を超えるまで全然面白くなく、半分を超えてもちょっと面白いけどどう終わるんだろうこれ、の気持ちだけで何とか読み終わった。
17歳の少年のファーストキスの相手の音信が突然途絶えようと、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の世界の終わり側の話をもう一度読まされようと、どうしてそれを45歳までひっぱり続けるのか、読んでいて全然情熱を感じなかった。
イエロー・サブマリンのパーカを着た少年が何のメタファーなのかは勿論書かれていないが、春樹は昔に還りたいんだろうか?何故か「あちらの世界」から物語がこちらに、鳥に運ばれてきたみたいにするすると現れ世界を覗けたあの頃に?活発な兎が息を吹き返すように?
※
宮崎駿のオブセッションや視線は今も跳ね回っており、村上春樹の滾りは、もう私にはよくわからないものになった。
私は昔『ダンス・ダンス・ダンス』を何ヶ月もずっと読み続け、どのシーンにどんな形の雲がぽつんと浮かんでいるかも記憶していた。欲しいものだけ欲しがればいいし、くだらないものに対してどんなことを友だちと言い合いビールを飲めば良いかを知った。
岡崎京子に「幸福を恐れないこと」を教えてもらったみたいに。
5 notes
·
View notes
Text

智慧科技照顧與管理講義 智慧長照3.0發展智慧照顧
在智慧科技應用於高齡照顧的過程中,確實面臨照顧者行為改變的挑戰。
根據Nowack提出的行為改變模型,這個模型強調了三個核心要素,即「使察覺 (Enlighten)」、「鼓勵行動 (Encourage)」和「使具有能力 (Enable)」。
以下是這三個要素的詳細說明:
1. 使察覺 (Enlighten)
定義:提高照顧者對於高齡照顧需求的認識和理解。
方法:提供相關的資訊與教育資源。
透過案例分享與實際經驗的交流,增強照顧者的敏感度。
2. 鼓勵行動 (Encourage)
定義:激勵照顧者採取行動以改善照顧品質。
方法:設置激勵機制,例如獎勵計畫或認證制度。
創造支持性環境,鼓勵照顧者之間的互助與合作。
3. 使具有能力 (Enable)
定義:提供照顧者所需的工具和資源,使其能有效地執行照顧行為。
方法:提供技術培訓,讓照顧者熟悉智慧科技的使用。
確保照顧者可以獲得必要的資源和支持,例如心理健康輔導或專業指導。
這三個要素共同作用,能夠有效促進照顧者行為的改變,從而提升高齡者的照顧品質。智慧科技的導入不僅僅是技術的應用,更需要對照顧者的支持與培訓,以確保其能夠充分發揮科技的潛力。
補充資料 詹翔霖老師-以照顧者為主體的推動/輔導模式
香港政府於2018年12月預留10億港元設立「樂齡及康復創科應用基金」,符合資格的安老及復健服務單位可提出申請、購置、租借或試用科技產品,以改善服務使用者(包括長者和身心障礙人士)的生活品質,並減輕護理人員及照顧者的負擔和壓力。
新加坡政府「健康照護生產力基金」,其中「人力密集科技協助(Technology For Manpower-Intensive Care)」項目專門資助採用科技以減少執行人力密集型護理流程所需的時間和人力。該項目資助金額最高達批准項目成本的85%,包括設備購置、人力、培訓、改裝等,上限為30萬元新幣。這項基金補助的目的為減輕照顧負擔、提高生產力,因此機構提出申請的資訊包括工作人員工時節省(至少提高 10%的生產力)、從補助項目中受益的客戶/工作人員人數,同時必須詳細分析目前工作流程和使用科技後的改進,包括參與的工作人員人數和類型、項
目成本的詳細分解、工作時間流程研究和成本效益分析等。審查過程評估機構所提計畫的可行性、可擴展性、可持續性、生產力和其他成效。該計畫也提供所謂「綠色通道(Green Lane)」產品,針���具有證明的提升生產力科技產品快速申請通道(Agency for Integrated Care, 2023)。
台灣政府為加速達成智慧科技產品落地應用在高齡照顧,國家衛生研究院自2023年開始執行的「推動智慧科技應用於高齡照顧合作計畫」,採用以照顧者為主體的輔導模式,由機構分析自身照顧問題、需求、及應用情境,規劃導入既有智慧科技照顧產品,提出計畫書;計畫重點在如何將智慧科技產品融入成為機構常態性照顧流程的一部分,並能投入資源提升照顧者的科技應用能力與素養,能自行長久經營與維護。對於相關廠商而言,可以為創新智慧科技照顧產品創造
初始銷售實績及使用案例,照顧機構場域測試結果可回饋廠商,優化其產品功能與服務流程,進而提升產品商品化之成熟度,帶動相關產業發展,提供更多元、優質、平價的智慧科技照顧產品與服務。
5家機構智會照顧應用方案如下:
花壇秀和苑日間長照機構
機構類別:養護型綜合式服務長照機構;
智慧照顧產品/服務:等速肌力訓練器、手部律動運動機、全身垂直輪椅運動訓練機、多功能全身垂直步態運動訓練機、智慧運動養生椅。
預期效益:每週使用270人次、每週使用45小時;
永續經營規劃:將智慧運動設備指導技巧列入員工技能盤點項目;定期安排健管師和物理治療師至中心指導使用;藉由AI運動系統數據串聯個案健康管理系統並呈現在聯絡簿;將智慧化運動成效擴大應用於同體系六家日照中心。
桃園榮民之家附設悅來日間長照機構
機構類別:社區式服務長照機構;
智慧照顧產品/服務:多功能感官認知OPLATE、互��訓練系統HAPPY GO GO;
預期效益:降低工作者負荷、提升照顧品質、優化教材、提升滿意度;
永續經營規劃:利用單一遊戲特性,開發遊戲處方,玩出遊戲多元性;增加困難度與阻力配件,強化復能深度;擴及榮家場域使用,嘉惠住宿型機構住民。
同仁仁愛之家附設同仁老學堂
機構類別:社區式服務長照機構;
智慧照顧產品/服務:智在GO AI精準智能照顧系統;
預期效益:預期使用2,160人、預期每週使用72小時、長者能力提升、照顧者負擔減輕;
永續經營規劃:增加軟硬體購置,進行每季教育訓練;增加照顧場域對智慧科技產品的認識與應用。
弘道附設台北西松日照中心
機構類別:小規模多機能綜合式服務長照機構;
智慧照顧產品/服務:AI零接觸樂活偵測系統、樂復影自立支援認知復能系統;
預期效益:提升照顧品質、降低照顧者負擔、降低營運成本、提升照顧工作人員科技照顧職能;
永續經營規劃:平���教學,每週至少2次樂復影認知訓練課程;導入參訪示範,會內智慧科技運用分享會,每年提供1個名額給夥伴參加科技應用展;認知訓練遊戲創意發想。
台灣的成功個案清福養老院院長陳意千表示,科技協助了照服員在照顧現場的工作,甚至部分較危險或單一重複性工作,借助科技可以更有效率地完成,例如導入消毒與送餐機器人提高機構例行事務的效率,並節省寶貴的人力資源。
清福養老院近期也導入電子白板系統,一目了然呈現每家照顧機構的一天照顧服務工作、長者就醫或家屬探視安排時間等,猶如清福的照顧管家。不僅如此,更引進AI機器人成為陪伴長者的工具,像是與失智長者彼此互動的凱比機器人,它能藉由簡單遊戲與對話方式提供認知訓練。
參考資料
1. https://www.oldpeople.org.tw/pop/rows/ rishing. Consulting Psychology Journal: Practice and Research, 69(3), 153.
行政院(2021)。高齡社會白皮書。. 2.https://www.ey.gov.tw/Page/448DE008087A1971/
行政院院會議案(2023)。高齡科技產業行動計畫。
3. https://www.swd.gov.hk/tc/pubsvc/rehab/cat_fundtrustfinaid/itfund/
香港社會福利署。樂齡及康復創科應用基金。
4. https://nabi.104.com.tw › posts
樂齡幸福社會「長照3.0-愛鄰長照優良個案-詹翔霖副教授
6. https://www.slideshare.net › slideshow
長期照顧服務產業的服務策略-長照品牌與服務-詹翔霖副教授.docx
7. https://nabi.104.com.tw › posts
【詹翔霖專欄】長照產業2023年趨勢及挑戰 - 104學習 …
8. https://www.scribd.com › presentation
照顧服務員訓練長照計畫2 0-因應高齡化的長期照顧十年計畫2 0
9. https://www.scribd.com
樂活照顧服務園區OT案-樂活長照機構規劃之共利預期效益 - 詹翔霖 …
10. https://nabi.104.com.tw › room
管理知識學院-詹翔霖創建的教室
日照中心導入科技輔具運用,提升服務對象的安全及自主生活能力
11. https://mypaper.pchome.com.tw › chanrs › post
巷弄長照站挑戰與對策-「日照中心籌設」詹翔霖副教授
12. https://nabi.104.com.tw › posts
校園設置日照市場大,學校轉型做老人照服-長照產業趨勢及挑戰詹翔霖
13. https://blog.udn.com › chanrs
樂活長照機構人力服務發展與挑戰以「大同」教育訓練策略--詹翔霖
14. https://blog.udn.com › chanrs
打造長期照顧服務產業的人才-長照服務人力供需問題-詹翔霖副教授
15. https://blog.udn.com › chanrs
長照進行式,現在與未來,沒有人是局外人!解決各種照顧難題,就要"共利"
15. https://blog.udn.com › chanrs
長照服務產業的服務品質評估-長照服務之服務品質五大缺口-詹翔霖
16. https://nabi.104.com.tw › posts
人的盡頭就是神的起頭-詹翔霖副教授螺旋式的改變模式-管理知識學院
#詹翔霖老師#詹翔霖副教授#親職教育講師-培養出熊孩子的熊家長-詹翔霖副教授-內灣國小親職講座#人力資源的管理與運用-有人斯有財講座-90-勞委會委員詹翔霖副教授#2024台灣連鎖加盟創業大展-台北連鎖加盟總部的建置與管理-詹翔霖副教授#智慧科技照顧與管理講義 智慧長照3.0發展智慧照顧詹翔霖副教授
0 notes
Text
4.13 万博反対スタンディング!
4月13日、大阪・関西万博が開幕した。私たちは、東京からも万博反対の声をあげるため新宿でスタンディングを行った。 同じ時間、大阪・通天閣前ではバビロン解体企画の仲間たちもまた万博反対のスタンディングを行っていた。大阪の仲間たちとマイクをつなぎ、現地の様子などを含めアピールをしてもらった。
大阪・バビロン解体企画の仲間
大阪・関西万博が近づいてきて街なかに警察官が多くなった。愛知万博の2.5倍の警察官を投入しているという状態だ。メディアも、ここ1週間くらいは万博のプロパガンダのような内容が垂れ流されている。街全体が、「戦争をするのか」と思わせるような、殺伐とした状況になっている。 万博開幕の今日、大阪は荒天。ブルーインパルスの飛行も中止に。夢洲に行ってきた仲間によると、寒いわ、人だらけだわ、雨に打たれるわで阿鼻叫喚の状態だったという。完全に冷や水を浴びせられているというか、自然が怒っているというか、地球がNOと言っているようだ。 夢洲は、メタンガスがいつ出るかわからない、そこへ子どもを動員しようとしているという無茶苦茶な状態だが、それだけではない。例えば、駅には生体認証の改札が作られたり、釜ヶ崎では万博に合わせて強制排除が行われたり、街全体が塗り替えられている。 そして大阪だけの問題でもない。大阪・関西万博は、東京オリンピックで味をしめて、次の儲け話として作られたイベントだと思うし、名古屋では来年アジア大会が開かれる。2030年の札幌オリンピックは住民の力で頓挫した。そういった各地の問題と共通する。つながって声をあげていきたい。 今日、なぜ通天閣で声を上げることにしたか。通天閣、新世界は、1903年の最初の博覧会のときに、木賃宿やドヤ街が排除された場所であり、人類館事件といって沖縄やアイヌや台湾の人々を生身で展示した場所、植民地主義と差別と排除の原点だからだ。 万博だけでなく、オリンピック、サミット、様々なメガイベントに対する反対の声を上げないといけないし、上げたいと思っている。大阪の万博、そして世界中のメガイベントを自分たちの力でぶち壊そう。ともに頑張ろう。
また大阪の別の仲間は、今日、夢洲で行われた反万博デモに参加し、200~250人くらいの参加があったと報告してくれた。
「万博いらない!」「万博やめて生活守れ!」東京・大阪で一緒にコールを上げたあと、それぞれスタンディングを��行した。 新宿では、参加者が次々にマイクを握りアピールを行った。
大阪・関西万博は、工事が遅れている上に、危険なエリアでの開催。2021年、コロナ禍で皆が自粛を余儀なくされ、医療が逼迫している中、たくさんの反対の声を押しきって東京オリンピックが強行された時のことを彷彿とさせる。 今、世界中で戦争が起こっていて、本当にそれどころじゃない。オリンピックも万博も、形だけまるで仲良しみたいに装って、今そこにある危機や分断をまったく見ようとしない。嘘っぱちだ。もうやめればいい。
◆
大阪・関西万博はスローガンに「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げているが、今、能登の地震の被災地はどうなっているか。 東京オリンピックの時も、東北の復興のために使われるべき労働力や資材やお金、あらゆるものが東京オリンピックに奪われた。同じことが万博でも起こっている。限りある社会資源は、本来であれば、能登の被災地やあちこちで生活に困ってる人々に使うべきではないのか。それこそが「いのち輝く」ということではないのか。 もういい加減、オリンピックだの万博だのカジノだの、打ち上げ花火みたいなものにお金を使って、ありもしない夢を見るのはやめよう。それよりも、福祉や医療や教育など、私たちの生活の足元にあるものを大切にしていくべきだ。こんな万博、今すぐ中止してほしい。
◆
大阪・関西万博では廃棄物の埋立地を会場にしていて、何が埋まっているかわからない。メタンガスの爆発も起きた非常に危険な場所だ。そこで万博をやる意味は何か。閉幕後、IR・カジノが誘致される。 2019年に来日した政治学者、ジュールズ・ボイコフさんが言っていた「祝賀資本主義」とまさに同じだ。皆がお祭り騒ぎをしている間に、通常ではできないことを通してしまう、資本の側が儲かる仕組みを作っていく。まさにその一大イベントが大阪・関西万博だと思う。 大阪・関西万博では、入場者数を稼ぐために子どもたちが動員される。保護者からも子どもたちからも、危険なところには行きたくないという声があがっている。子どもの動員をやめさせたい。 メガイベントを進めて儲けようという人たちは、東京五輪を無理やりやって、あまり批判の声が上がらなかったと、民衆の怒りを軽く見ていると思う。こんなことを繰り返させてはいけない。 万博や東京五輪に批判的な人たちの中にも、前の70年万博は良かったという言動がある。これは違うと強く思っている。昨日、開会式で天皇が挨拶していた。日本のナショナルイベントは、天皇制や戦争と深く結びついていると、東京オリンピックに反対する中で強く感じた。1940年、「皇紀2600年」を記念するために東京オリンピック、万博、札幌での冬季五輪が予定されていたが戦争で中止になった。その後、64年に東京オリンピック、70年に大阪万博、72年に札幌冬季五輪があり、1940年にできなかったことの繰り返しだ。おぞましい。また、1903年の万博で、人類館事件という酷い人種差別の事件があった。博覧会の差別性にも私たちは強い懸念を持っている。
◆
2021年の東京オリンピックが終った後、東京では、私たちのように表立って反対した人でなくとも、ただただうんざりだ、嫌だった、もう来な��でほしいという雰囲気があった気がする。そういう気持ちを覚えていたからこそ、札幌冬季五輪いらないという声が上がったのではないか。大阪の万博は、その気持ちをごまかすためのバッファとして機能しているのではないか。楽しんでいる人の姿をテレビで流し、メガイベントは反対するのではなく受け入れればいいんだ、仕方ないんだと思わせ、慣れさせていくための万博なのではないか。 東京オリンピックの時、私たちはすごく不幸だったと思う。あれは本当に誰のためにもならなかった。いらないものにはいらないと言わないと、どんどんそういうものしかない世の中になっていく。 だからこそ、ちゃんとメガイベントに反対をしていかないといけない。 万博というものが、どういうものなのか。よく私たちは金儲けだと批判するが、そこで言う金儲けとは、真っ当な手段でお金を得ていくのではなく、私たちの税金から勝手にくすねて、それで儲かったことにして、誰かの懐に入れていくというだけ。ただ単純に私たちが取られてるだけだ。同時に、色々な酷いこと、例えば野宿者を追い出したり、無理やりな再開発をしたり、工事の人に負担をかけたりということを繰り返している。それは今の日本の社会のあり方そのものだ。 大阪万博にも、横浜花博にも、デフリンピックにも、反対する。デフリンピックも、オリンピックとのつながりを強調するならば、負の社会性の認識と責任を持たないといけない。あらゆるメガイベントの礼賛に反対する。
◆
大阪・関西万博は、資本のために人々の生活を犠牲にして、金儲けのために土地を奪っていくという点で、東京オリンピックの時とまったく同じ。このやり方は帝国主義だ。万博もオリンピックも、帝国主義の時代に国家の力や軍事力で人々の土地を奪っていた名残だ。今はエコロジーとか平和とかきれいごとでごまかしているが、やっていることの本質は変わらない。 おかしいことはおかしいと言っていかないといけない。私たちの大事な理念、人が生きていくために必要な平等とか自由とか平和とか民主主義という言葉を、こんな金儲けのためにやつらに勝手に使わせるということを許してはいけない。これを許してしまえば、同じことを次は違う土地で、人々を追い出し、生活を奪い、私たちの生活のために必要な税金や公的資源を資本の金儲けのために使う、そういう政治が繰り返されてしまう。 東京オリンピックに反対しているとき、いつも街ゆく人から「国が決めたことに今さら反対してどうする」と言われた。そういうことを言っていたら、結局、国が決めたことにはこれから何も抵抗できなくなる。私たちの力が弱まる。いま懐が痛んでいなくても、それは絶対に私たちに返ってくる。私たちの命に、生活に絶対返ってくる。「こんなところで声を上げてもムダじゃん」と思っている人も多いかもしれないが、絶対に自分の生活にかかってくること。私たちは同じことをもう絶対に許したくない。
◆
今日、大阪・関西万博が開幕し、みんなおめでたい感じで大騒ぎしていて、マスメディアも上から命令されて盛り上げている。 でも、あんなのほんとは誰も楽しくない。本当は万博なんてひとつも楽しくないし、オリンピックだってそもそも楽しいものでもないのに、「楽しいものだ」「みんなで一緒に見て会話が弾む」と思いこまされている。楽しくもない、素晴らしくもないものを楽しい、素晴らしいと思わされている。まずその洗脳から私たちは抜け出さなきゃいけない。 万博は収奪と大泥棒だ。人々から奪い取ったものをきらびやかに展示しているが、そんなものが素晴らしいはずがない。私たちは自分たちでもっと共同で楽しいことができるし、素晴らしいものが作れるのに、泥棒たちが作ったものをすごいと言い、話を合わせるために見に行かなきゃいけないと思わされている。 これは、大日本帝国下で行われた1903年の内国勧業博覧会や朝鮮半島での博覧会など、100年以上前から繰り返されていること。だから、もう騙されないで、万博なんて全然面白くないとはっきり言わなければならない。
◆
2021年東京オリンピックでは、ものすごい開発が行われ、貧困者は追い出され、小さな商店は壊され、街が変わっていった。オリンピックで街中ひどい目に遭った。職質は増えるし、外国人の人たちは収容される、野宿している人たちは家を奪われる、団地も奪われる。誰を優先してその街があるのかをまざまざと見せつけられた。それを経験した私たちだからこそ、万博に反対する。 声を上げていこう。万博はもういらない。どこにもいらない。オリンピックもいらない。メガイベント自体いらない。街は売り物ではない。私たちの生活は売り物ではない。世界中で繰り広げられていることをおかしいと言っていこう。 なぜ大企業の利益や国威発揚のために、私たちの街や暮らしを明け渡さなければならないのか。絶対にできない。メガイベントそのものに反対し、これ以上、私たちの街にも、どこの場所にも来させないよう声をあげていきたい。
0 notes
Text
2024年7月から、幡ヶ谷にある喫茶店「喫茶 壁と卵」で、「カベタマアワー 〜喫茶店で隣に座った人と、仕事や人生について話してみたら」というイベントを月に一度ほど開いています。家族でも同僚でもない、喫茶店で出会った人たち同士が、仕事や人生について2時間ほど話す場です。隣に座った初対面の人でも、なぜか心を許してしまうような空気が、このお店にはあります。そのように、他者と出会う場は、今の世の中で実はとても貴重で、大切なものなのではないでしょうか。だからこの場にいない人にも空気感が伝わればいいなと思い、このnoteでは、イベントの様子を共有します(いずれ本の形にまとめたいと思っています)。まず初回は、喫茶壁と卵というお店について、店の常連でイベント企画に携わっている私がどのようにお店と出会ったか、そしてなぜこのイベントが生まれたのか、について。
喫茶 壁と卵というお店について
東京、新宿から京王新線で2駅、幡ヶ谷という街がある。オペラシティや新国立劇場が近く、渋谷区と新宿区の境だというのに落ち着いていて、駅前から南北に続く商店街には、昔ながらの八百屋や酒屋や銭湯、そして洒落た菓子屋や総菜屋、レストランなど、個性的な店が並ぶ。この街を歩いていると、時折水の気配を感じる。地図上には川はないが、かつては一帯に神田川の支流が流れていたという。1964年の東京オリンピックの前に、川は地下に埋められ、暗渠となった。隠された、川の流れ。かつてあったその流れに沿って今もお店が並んでいるから、歩いているとどこかしっくりくる。そんな街だ。
喫茶 壁と卵は、六号通り商店街の裏の路地にある。周囲は住宅が並んでいて、表通りから少し歩いた、集合住宅の1階部分���その店はある。こでまりやオリーブの鉢が並ぶ奥に覗くレンガと木造りの店構えは、その場所に歴史があることを物語っている(喫茶 壁と卵になる前、同じ場所で30年ほど大家さんのお店「ほぴ」が営まれていた)。外から窓を通して店の中の様子が少し伺える。扉の前の階段を登ると、真鍮の取っ手のついた木のドアがあり、右手に「喫茶 壁と卵」という小さな看板がかかっている。この店は、ゆうきさんとかよこさんという、夫婦の二人が営んでいる。これから紡がれるのは、喫茶 壁と卵と、そこに集う人々についての物語だ。
店の中に入ると、10席ほどの心地のよい空間に、艶のある一枚板の机がある。店内には作り付けのカウンターがあって、その奥がキッチンになっている。安西水丸さんや、信濃八太郎さんなどをはじめとする、二人が選んだ絵が壁一面に飾られている。一番大きな絵は、どこかの田舎の一軒家が描かれた西脇一弘さんの絵(以前、アメリカから来たお客さんが、その絵を見て、自分の故郷に似ていると懐かしんでいた)。冷蔵庫には展示や舞台のチラシが所狭しと貼られ、本棚には、たくさんの本が、整理され、大切に並べられている。
ゆうきさんはキッチンで、かよさんはフロアで、いつも忙しそうに働いているが、目を見て「いらっしゃい」と訪れる人たちを迎え入れる。席に着くと、かよさんが毎日色鉛筆で手書きしているメニューとお水を出す。ゆうきさんはキッチンの奥でカレーやコーヒーを淹れていて、音楽が止まると新たなレコードに静かに針を落とす。二人の動きに、心地よいリズムがある。
ゆうきさんが作るカレーは、滋味深い。カレー皿に盛られたカレーとバスマティライス、パパドと付け合せ(キャベツと長ネギのアチャール、じゃがいものケシの実煮、にんじんのポリアル)がいつでも美しい調和を生み出している。インドのゴア地方発祥のポークビンダルーカレーは、柔らかく煮込まれた豚肉の酸味とスパイスの辛味のバランスが絶妙で、何度だって食べたくなる。かよさんが作るお菓子は、素朴であたたかい。ラムレーズンのパウンドケーキを注文すると、ぐりとぐらや、パディントンのお皿の上に、ぶあつく切り分けられる。しっとりむちりとしたパウンド。フォークで切り分けて口の中に入れると、ラムが香る、特別な、ちょっと大人な味わいだ(アイスをワンスクープ乗せてもらうこともできる!)かよさんがたまに作る、小さな瓶に入った塩バターショートブレッドは、一度食べ始めるとやみつきになる。

この店には、様々な人が訪れる。偶然通りがかった人、近所に住んでいる親子、遠くから時間をかけて通う常連さん、季節ごとのメニューに誘われて訪れる人、お店の上に住んでいる住人、二人の昔からの知り合いや友人など。不思議なのは、この店で同じ空間に居合わせると、しばしば、お客さん同士でも会話が生まれることだ。互いの身の上を知らなくても、些細なきっかけからぽつりぽつりと。時に、店中の人を巻き込んで会話が行き交うこともある。そんな時、まるで大家族の団欒の中にいるような暖かい気持ちになる。
喫茶 壁と卵が好きな理由はたくさんあるし、すべてを言葉には出来ないけれど、なんというか、この店には本当のものがあって、それが大切に守られているという感じがする。そこを訪れると安心するのは、村上春樹さんが2009年にエルサレム賞受賞の際のスピーチの中で述べた、”もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立つ”という、二人が大切にしている態度が、店のあらゆるところで体現されていると感じられるからかもしれない。
壁と卵との出会い
私がこの店を知ったのは、2021年のことだ。それより少し前の2020年、コロナの真っ最中に就職のタイミングで東京に引っ越し、ほとんどの用事を近所で済ませていた。外に行くのは、必要最低限。入社式はなく、勤務初日に会社から家に花が送られてきた。何もないよりは嬉しかったけれど、その花は数日ですぐにしおれた。そのような状況だったからもちろん、自分の住む街に知り合いは誰もいなかった。少しコロナの状況が落ち着いてきた頃、近所を散策するようになって、家から自転車で10分もかからない所に六号通り商店街があることを知り、たまにぶらぶらするようになっ��。いま振り返ると、私は街のどこかに、自分がいてもいい場所を探していたのかもしれない。
そして、夏のある夕暮れ時、商店街裏の路地に入った。周囲にはアパートが並んでいて、ああここには何もないかな...と思っていたらふと、緑が生い茂っているのが見え、その奥に覗く窓から、あたたかい光がこぼれていた。それは、まるで夜の真っ暗な闇の中に浮かぶ灯台のようだった。その光を見て、ここには何かあるのかもしれない、と思い、足を止めた。中では数人が楽しそうに話しているのが見える。私は勇気を出してドアに続く階段をのぼり、それを開けた。あの時路地に入ってみようと思わなかったら、遠慮してドアを開けなかったとしたら、私の今はかなり違ったものになっていたと思う。
お店に入ってまず感じたのは、親密な空気。お客さんと店主なのか、わからないけれど、そこにいた3人がとても楽しそうに話していたので、もう閉店してたかな?と思い、「まだ開いていますか?」と聞いた。「はい、どうぞ」と言ってゆうきさんが迎え入れてくれたので、店を見回し、本棚の脇に腰をおろした。棚を一目見て驚いた。そこに並べられていたのは、誰にも話したことがないけれど、心の中で大切にしている本、読んでみたかった本、全く知らないけれどとても興味を惹かれる本ばかりだったからだ。
棚にあったカーソン・マッカラーズの『心は孤独な狩人』を手に取り、「これ、読んでもいいですか?」と恐る恐る聞くと、「どうぞ。それ、いい本ですよね」とゆうきさんが笑顔で言った。その時、ここは自分にとって特別な場所になりそうだ、と思った。その日は多分チャイラテを飲んで、偶然の出会いに胸を高鳴らせ、家路についた。
それから何度かお店を訪れるうちに、読んでいる本や好きな本屋、映画などについて、かよさんと話すようになって、行くたび、ぽっと心に灯がともったような気分で帰り道を歩くようになった。カレーやお菓子を食べ、お茶を飲み、店主の二人や隣に座った人たちとおしゃべりをして、一人でいるときには深刻に思えた悩みも、話していると笑いに変えられるようになった。何度も通ううち、気づいたら常連の仲間入りをしていた。
店主の二人や店で出会った人たちとの会話を経て、色々なものや、人を知った。村上春樹さんのまだ読んだことのなかった作品について、安西水丸さんの作品について、写真や映画の世界について、そのほか、数々の素晴らしいアーティストたちについて。おすすめされた作品が、自分がずっとどこかで考えていた疑問に間接的な形で答えてくれたり、教えてもらった写真の展示に行ってみたら、その場所にいた人と不思議と仲良くなったりすることも。そのような出会いは自然と世界の見方を広げてくれて、後からハッとすることが何度あったことか。
ただ一緒にお茶を飲んだり、好きな本の話をしたり、その人が作ったものを見たり、ふともらした悩みへの返答に励まされたり、そんな多様な形で誰かを知ること、また他者を知ることを通して、少しずつ自分を知ることができるということを、教えてくれた。自分についても周りの世界についても分からず、暗闇のなかで迷っていた私にとって、それは灯台の光のように少しずつ進むべき先���照らしてくれるような体験だった。そのような経緯もあり、自分で文章を書いて、発表するようになった。
カベタマアワー ~喫茶店で隣に座った人と、仕事や人生について話してみたら~とは
2024年6月ごろ、店主の二人は、バルセロナの友人夫婦を訪ねた旅から、たっぷりのお土産話と石を持って帰ってきた。たまたま他にお客さんがいなかったある初夏の夕方、二人からバルセロナの山奥で友人とそこで出会った人たちと夜中まで大きなテーブルを囲んで話した時間について聞いた。もう会うことがないかもしれない、友人とはまた違った距離感の人たちとだからこそ、そこにいた人たちは、焚火をみんなで囲むような気持ちで、率直に自分の悩みについて打ち明けることが出来ていたのかもしれないと、かよさんは語った。そのような場が、店でも持てたら良いのではないか?というきっかけから、「カベタマで出会った人にインタビューをする企画をやったらいいのではないか?」と話を持ちかけてくれた。そんな経緯から、「カベタマアワー ~喫茶店で隣に座った人と、仕事や人生について話してみたら~」というイベントを、二人と私が企画することになった。
正直、インタビューを仕事にしている訳でもない自分に出来るかな?とイメージがつかない部分もあったが、彼女がやったらいいんじゃないか、と確信を持って言ってくれるのであれば、それは何か、自分では予想もしていなかったことに繋がるかもしれないと思い、今回の企画をはじめることにした。そして薄々、良い文章を書くためには、想像の世界に閉じこもっているだけではなく、様々な人と向き合うのが大切なのかもしれない、と感じていたので、とにかくやってみることにした。
この企画の趣旨は3つ。
①我々が喫茶 壁と卵で出会った気になる人をゲストに迎え、②仕事や人生などの日々の話を、机を囲んだ人たちと一緒に語り合い、③その様子を一冊の本にする
私が経験したように、「喫茶店で偶然隣あった人と、仕事や人生について話してみる」ことで、いろいろな世代や職種の集まった人達との会話の中でうまれた卵をそれぞれが持ち帰ることが出来たら、そして集まった人たちが繋がり他者を知ることを通して自分を知ることもできるような場になったらいいね、と話し合い、「カベタマアワー ~喫茶店で隣に座った人と、仕事や人生について話してみたら~」というタイトルをつけた。
文章としてこの時間を残すことで、喫茶 壁と卵という場所の空気を、本という形で閉じておくことが出来ないかなと思い、本を作ることにした。事情があってこの場所に来ることが難しい人にもカベタマアワーを共有出来たらいいなと思うし、いつかこのお店がなくなる日が来ても(いつまでもあってほしいけれど)、開くたびにお店を訪問したような気分になれる本があったら、色んな人のお守りになるような気がするので。 という訳で、前置きが長くなりましたが、カベタマアワー、始まります。
0 notes
Text
佐野美里 個展 『SHALL WE COZY?』
【おしらせ】
2025年、文ヶ学での展示初めとして、
“犬“をモチーフに木彫で自刻像(ポートレート)を表現する彫刻家・佐野美里さんによる個展、
『SHALL WE COZY?』
の開催をご案内差し上げます。
2024 「Misato Sano × IGOONE ARAI 桃フェア」IGOONE ARAI / 宮城 2024 「日日是好日 / Everyday is a Good Day」Gallery Nucleus / California (The U.S.A.) 2023 「第9回 [ 雲、想、藝 ] 彫刻展」青雲画廊 / 台湾 2022 「time」FEELS / 宮城 2022 「Good to see you - A Misato Sano exhibition at Le pop-」Le pop / 宮城 2022 「HELLO HELLO!」Gallery Nucleus / California (The U.S.A.) 2021 「sleepyhead」Cyg art gallery / 岩手 2021 「WOODEN WONDERS: A HAND-CARVED EXHIBITION」Gallery Nucleus / California (The U.S.A.) 2020 「jumping!」伊勢丹新宿店 / 東京 2020 「I’m Ready!」松島パノラマハウスyohaku / 宮城 2020 「犬っこミーティング」四同舎 / 秋田 2019 「Hi sweetie!」大阪巡回展 ondo tosabori,osaka / 大阪 2019 「Hi sweetie!」ondo STAY&EXHIBITION / 東京 2019 「Feel so good」OOMACHI GALLERY / 福島 2017 「松島。彫刻と、暮らすこと。」松島パノラマハウス yohaku / 宮城 2017 「Let’s play!」KUGURU / 山形 2015 「Say Hello!」塩竈市杉村惇美術館 / 宮城 2014 「She is lovely」ビルドスペース / 宮城
といった、 誰もが羨む輝かしい経歴をポジティブに後方に置き去りにしながら、 楠を素材に、 その時々の自身の内面性を「犬の姿」を借りる形で表現を続ける作家さん。
”密度のある質感とフォルムを理由にして生まれるチャーミングさとダイナミズム”が作品の大きな特徴で、経年劣化を味方に、変わってゆく木彫り作品の味わいを含めた作家・佐野美里の世界に一人でも多くの方に溺れて頂きたく、大分の駅裏を舞台とした個展の開催を宣言致します。
. .
突然ですが、私の人生は「影刻」と出会えて本当にラッキーでした。なぜなら私の性格にとても良く合うからです。私は自分の暮らしを大切にしながら、心から自分が素敵だと思うものを作れた時に他の物では味わえない幸せな気持ちになります。さらに、そうしてできた作品を誰かに好きと言ってもらえたなら小躍りして嬉しくなります。いろいろ起こる大変なことも日々楽しく踏ん張ることができます。 健さんとの会話の中で、自分自身をじ続ける力について話した時、深く頷いて聞いてくださったのを覚えています。自分の表現がそのまま作品になることは、時々プレッシャーにもなります。それでも健やかに発表し続けていけるのは自分のことを信じて愛する力が強くなってきているからだと思うんです。同じ時代に生きる表現者として、このタイミングでお会いできて本に良かったです。健さんがそうであるように、私も私の場所からできることを言じて頑張ります。」
(佐藤健・神木隆之介 著『みやぎから、』/NHK出版 より抜粋)
・ ・
何と・・展示初日から宮城県より作家・佐野さんをお迎えし「あなたのお好きな犬のドローイングをお描きしますの会」・在廊会を開催いたします。是非佐野さんに会いにいらして下さい。
会期中はワンちゃんのご来場も大歓迎!!2025年の年明けは、是非ギャラリー文ヶ学にお集まり下さいね。
-
⚫︎展示情報 佐野美里 個展 『SHALL WE COZY?』 期間:2025年1月18日(土)~2月8日(土) 時間:13時~19時 おやすみ:2月5日(水) *2月1日のみ13時〜18時の短縮営業 会場:文ヶ学 @bunkagaku 〒870-0822 大分県大分市大道町2丁目6−26 N2Gビル 1F 入場料:無料
作家在廊日:1/18(土)、19(日)、20(月)
⚫︎関連イベント 「あなたのお好きな犬のドローイングをお描きしますの会」
1/18(土)、19(日)、20(月) ★要予約
佐野美里があなたのお好きな犬のドローイングをお描きします。モデルとなる犬と一緒にご参加、またはお好きなお写真をお持ちください。人間を犬の姿にして描くことも可能です!
*1回 /30分程度 12,000円 *紙のサイズ:F4(約33×24cm) *1匹ですと全身、2匹ですとバストアップ、 3匹ですとお顔のみのドローイングとなります。 *当日は原画をお持ち帰りいただけます。 *本展示期間中はワンちゃんも一緒にご来場いただけます。
1月18日(土)①15:00〜 ②16:00〜 ③17:00〜 1月19日(日)①15:00〜 ②16:00〜 ③17:00〜 1月20日(月)①15:00~ ②16:00~ ③17:00~
★専用フォームよりご予約ください。
⚫︎作家プロフィール
佐野美里 | Misato Sano @misato_sano 彫刻家 1987年生まれ。東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科専攻彫刻領域修了。現在、宮城県在住。
-作家コメント- 私の作品は全てが自刻像(ポートレート)です。その時々の自分を犬の姿で表現しています。私は自分の考えや内面性を解像度高く具現化する方法として犬の姿を借りることが最も適していると考えます。様々な自分自身を形にすることは、嘘偽りなく自分自身と対話することです。私は私自身と向き合う際に、犬のように情熱的で自由で愛情深くありたいと考えています。私の作品は、私を見つめる私自身でもあります。傍にいたり、離れていたりしながら、私を見守っている存在を作り続けているのかもしれません。
#art#art gallery#oitagallery#artwork#gallery#oita#oitaart#sculpture#wood carving#woodworking#woodwork#佐野美里#MisatoSano
1 note
·
View note
Text
纽约州长身边惊现中国间谍
最近这一段时间中美在互相抓间谍。以前美国抓的中国间谍都是士兵、平民,现在抓了纽约州政府一个官员。这个人叫孙雯,1984年在南京出生,1989年5岁时跟父母到美国。她的父母应该是拿了所谓的“六四血卡”(在1990年4月之前到美国的中国人都能够获得的绿卡),她加入了美国国籍。她上的大学伯纳德学院是纽约一所著名的女子学院,学的是政治科学;毕业后去哥伦比亚大学教师学院学教育,得了硕士学位。哥伦比亚大学教师学院是全美国最著名的师范学院,但她毕业后并没有当教师。她还在读硕士学位时,当孟昭文竞选纽约州众议员的义工。孟昭文是一个很著名的华裔政客,那时刚刚出道,在纽约法拉盛竞选州众议员。法拉盛有很多中国移民都不懂英文,孙雯中文很好,就去当孟昭文竞选的义工,任公关主任,跟加入美国国籍成为美国选民的中国移民打交道。所以她拿到硕士学位后没有当教师,而是从政,当了孟昭文的幕僚长。
孟昭文当选联邦众议员,去了华盛顿,孙雯没有跟着去,留在纽约。孟昭文把她推荐给纽约州州长,让她到州政府当官。那时的纽约州州长库默让孙雯当了州长办公室管亚裔事务的主任,还是让她跟亚裔打交道。她后来还当过纽约州的经济、金融部门的官,但都属于低级官员。那一段时间她频繁去中国,2019年还参加了人民大会堂庆祝国庆70周年活动,引起了美国联邦调查局(FBI)的注意,回美国后,FBI就找上门来问她去中国干什么。她说了假话,说是去中国探亲。我怀疑FBI就是从那时开始对她进行监视、监听,把她盯上了。
她在库默手下当的都是低级官员。库默州长在2021年闹出性骚扰丑闻下台了,由副州长霍楚继任州长,这样就要换掉一大批中层、高层的官员。孙雯时来运转,被提拔为州长的副幕僚长。幕僚长是州长最贴身的高官,副幕僚长也相当于州长身边的人。孙雯当副幕僚长的主要工作是安排州长的日程。她大概干了15个月,在2022年下半年被调去当纽约州劳动局副局长。2023年1月,她以纽约州政府的代表自居,出席中国驻纽约总领事馆的庆祝春节活动,当场送给中国官员州长颁发的“庆祝中国新年”的公告。但她参加这个活动并没有得到州长授权,公告是她通过关系找州政府的人给的,也没有获得州长的批准。州政府调查后开除了孙雯,而且报告给FBI。FBI今年7月份搜了孙雯的家,现在又抓了孙雯和她的丈夫胡骁。孙雯被指控10项罪名,最主要的是当中国政府代理人,也就是俗称的特工或者间谍。她丈夫胡骁则被指控犯有洗钱罪,中国政府给孙雯的钱主要都是给胡骁。
一般人听说间谍、特工就以为是刺探情报,特别是刺探军事情报,其实不是。现在的特工主要是为某国政府谋取政治、经济方面的好处。根据起诉书的说法,孙雯干过的主要事情是阻止台湾官员跟州长和州的官员见面。其中最重要的一件事是,2019年蔡英文到纽约,台湾官员发邀请函邀请孙雯和州长去参加蔡英文的宴会。孙雯那时是负责亚裔事务的主任,所以邀请函通过电子邮件发到她那里。孙雯把台湾的邀请函转给了中国领事馆,说她会采取措施阻止州长参加这个宴会。她没有把邀请函转给州长,而是直接答复台湾官员说,州长那一天已经有安排,没法去参加宴会,其实州长那天并没有什么事。她每次干这种活,都会向中国领事馆的人汇报,通过微信或电话向他们表功。
孙雯干的另外一件事是促成中国政府官员到美国。她曾经安排过河南省政府、江苏省政府代表团到美国,都是以纽约州长的名义邀请的。为了让中国政府的代表团获得签证,她还伪造了州长的邀请信。在美国司法部指控孙雯的10项罪名当中,有一项就是伪造州长的邀请信,构成签证欺诈罪。另外,孙雯还把纽约州政府的内部文件交给中国领事馆官员。甚至在2020年纽约疫情期间,纽约州政府内部开电话会议讨论怎么处理疫情,孙雯大胆到把中国领事馆官员也加到电话会议里,让中国政府官员知道疫情严重到什么样的程度、纽约政府怎样对付疫情。
孙雯是全国侨联委员,而全国侨联虽然名义上是人民团体,实际上是中国政府机构,所以孙雯相当于同时在中国和美国当官。全国侨联本来是归国华侨和侨眷的组织,所谓华侨就应该是中国国籍,没有加入外国国籍,而孙雯明明是美国国籍,居然也能成为侨联的委员,难道是中国让她秘密加入了中国国籍吗?
孙雯之所以要为中国效劳,当然并不是对中国有什么感情。她5岁就已经离开了中国,不太可能对中国有什么感情。她的目的就是为了赚钱,能够过上奢侈的生活��她在纽约州政府的同事都以为孙雯的丈夫失业没有工作,孙雯也经常哭穷,向上司要求涨工资,但她上班都穿名牌衣服,背名牌包包,所以孙雯的同事对她的生活方式感到很奇怪,怀疑她丈夫是不是做什么生意赚了大钱。她的丈夫胡骁的确是一个商人,在纽约法拉盛开了一家卖酒的店铺,还做出口海鲜到中国的生意。但根据美国司法部的调查,他这两家公司都不怎么赚钱。他开的店铺一年收入也就几千美元,海产出口生意最多的一年也就赚12万美元,少的时候就几万美元,甚至还亏本。
根据报税的收入,他们家并不算很有钱,但这几年却过上了非常奢侈的生活。他们买了3处地产,纽约有两处,一处价值410万美元,一处价值350万美元;还在夏威夷买了一套海景房,价值210万美元。都是全款购买,查不到她有贷款记录。钱从哪来的呢?现在能查到至少从中国的账号给胡骁打了210万美元。胡骁办了一家财务咨询公司,其实就是为了��收从中国打来的款。胡骁还盗用一些亲戚的名字去银行开账号,也是为了从中国接收钱。胡骁办这些公司的主要目的就是为了洗钱,所以被起诉犯有洗钱罪。他们一旦被定罪,美国司法部就要没收这三处房产。
他们用从中国搞来的钱买了三辆豪车,包括今年才买的一辆法拉利和一辆路虎,和一辆2022年买的奔驰,现在都被美国司法部扣押了。FBI还从她家以及银行的保险箱里,抄出了14万美元现金。这是很不寻常的,一般的人家不会放这么多的现金,有钱都存银行。之所以放14万美元现金不存银行,就是怕被发现,这钱应该也是从中国过来的。这14万美元的现金现在也被扣押了。她的银行存款大约有10万美元,这倒比较正常,现在也被冻结了。
中国政府除了给她钱,还有一些小恩小惠。比如她们全家包括她父母去中国的飞机票、路费、住宿费,都由中国政府包了。她父母是南京人,喜欢吃南京的盐水鸭,中国驻纽约领事馆就定期给他父母送盐水鸭,大概每四个月送一次,每次送6只。盐水鸭是中国驻纽约领事馆总领事的私人厨师专门做的。
孙雯只是纽约州政府的一个低级官员,虽然后来成了中级官员,但位置并不是很重要。即使如此,中国政府也花了至少几百万美元收买她,可见中国政府为了渗透进美国政府花了多少钱。如果在美国政府任职的华人跟中国有什么渊源,地位又比较重要,应该都会成为中国政府争取、收买的对象。只要对中国国情有所了解,就能想象出,中国政府肯定采取了各种各样的威逼利诱手段争取、收买他们。我并不是说在美国政府任职的华人都会经受不住中国政府的威逼利诱,但肯定会有一小部分人受不了被收编,像孙雯这样的人应该还有不少。
2024.09.04录制
2024.09.26整理
0 notes
Text

#013 trick or treat naohiro kiyota / MIDORI.so member 29 Oct 2021. 誰がゴミを拾うのか? 私事で恐縮ですが、僕は約24年前に九州の福岡から20歳で東京に出てきました。最初の東京の印象はカオスそのもので、上京して一番最初に住んだのは国分寺市の恋ヶ窪というロマンチックな名前のエリアで、そこで実際いろんな恋が生まれては消えていったわけですが、新宿から中央線に乗って西へ向かう車窓の向こう側は、統一感のない建物が延々と続いて、いつまで経っても景色が変わらないし、駅前には百貨店とスーパーとパチンコ屋と居酒屋と食堂と風俗店が同じエリアに無秩序に密集していて「これが東京か」と、とても衝撃を受けたのを覚えています。(後になって、それは中央線だからだと気がつきました。) そして国分寺の次は相模原、仙川、八幡山、浅草、代官山、原宿、初台、烏山、大蔵、祖師谷、そして東京の西の果てにある檜原村に流れ着くまで、約20年で11の街に移り住んできました。しかし振り返ると、本当にそれらの街に「住んだ」と言えるのか、非常に疑問です。いま思えば、ただ食べて寝てクソしてゴミを出していただけだと言ってもいい。自分のことしかやっていませんでした。街のことを何も考えてなかったし、街のために何かをしたことは一度もありませんでした。住民税は滞納しながらもなんとか払ってましたが、隣近所の人と声を交わすこともなかったし、自治会にも入っていなかったし、街の中に自分の役割は何もありませんでした。 もうすぐハロウィンがやってきますが、毎年ニュースで取り上げられる渋谷のスクランブル交差点でゴミと騒音を撒き散らす荒くれ者たちは、渋谷に住んでいません。夏になると自邸すぐそばの秋川上流の河原で爆音鳴らして酒飲んで騒いで肉焼いてゴミを散らかす人たちは、檜原村に住んでいません。そこに残されたゴミは誰が拾うのか? それはその街に住んで仕事したり生活したり、その街のことを大事に思っている人たちです。自分の街だと思ってない人たちが、その街を汚すのです。1999年に"悪そうな奴は大体友達"とラップしていたZEEBRAさんが、渋谷で「街のために」と最初にやったのが朝のゴミ拾いだったことを思い出します。 「ゴミを拾う」という行為は、その地域のローカルコミュニティに自分が属しているという1つの証明にもなります。そして、そのようなローカルは田舎だけにあるのではなく、都会の中にもあるということです。逆に、二拠点生活や他拠点生活が最近もてはやされていますが、ただ田舎に物件を借りたり買うだけではローカルコミュニティに入っていくことはできません。新しい街に入るとき、その場所と新たに関係を結ぼうとするとき、まずはゴミ拾いからやってみるのもいいのかなと思いますが、いかがでしょうか。 清田直博|Naohiro Kyota 福岡県生まれ。ライター、エディター、デザインディレクター、クリエイティブディレクター、自転車生活アドバイザー、Night Pedal Cruising 初代リーダー、MIDORI.soスターティングメンバー。編著に『We Work HERE 東京のあたらしい働き方100』や『NEXT WISDOM CONSTELLATIONS 2014-2018 叡智探求の軌跡』など。檜原村役場産業環境課観光商���係観光情報発信担当、第二種兼業農家。
0 notes
Quote
2022年8月、カンボジアで「高収入の仕事がある」と誘われ、現地へ赴いた若者たちが監禁・暴行を受け、人身売買された挙句に、臓器売買や売春の餌食になっていたことが分かったのだ。現場はカンボジア警察も手を出せない中国マフィアの「治外法権」エリアだとされた。 BBC中国語版(2022年8月18日付)によれば、一説には4000人もの台湾の若者がカンボジアで失踪したとされ、実際に台湾当局に通報があった420件のうち、帰国できたのはわずか46人で、未だ約120人と連絡がつかないという(記事掲載当時)。 台湾移民署によれば、2021年7月にカンボジアへ渡った人は260人で、その後次第に増加し、コロナ禍で一時減少したものの、2022年2月に海外渡航が解禁されると一気に増えて、同年6月には1500人にのぼった。 カンボジア政府は中国と親密な関係にあり、台湾とは外交関係がないため、台湾政府はカンボジアに大使館やそれに準じる公的機関を設置していない。事件が発覚したのはひとえに民間支援団体の救済によるもので、これは「氷山の一角」だと推察された。 果たして何が起きたのか。台湾のSNSで広まった求人広告には、「ネット販売員募集、月給5万~10万台湾ドル(約23万~46万円)、未経験者可、研修制度あり。ビザ申請代行、食事・宿泊を手配、往復航空券支給」などの謳い文句があり、豪華なアパートでブランド品に囲まれた若者の写真が添えられていた。 勧誘されるのは主として台湾や香港の若い男性で、カンボジアへ到着後、空港で出迎えられ、車で向かった先はカンボジア南部のタイランド湾に面した港湾都市、シアヌークビルにあるアパートだった。他に東南アジアの若者たちもいたという。 台湾から到着した若者は、ここでパスポートと身分証明書を取り上げられ、監禁状態の中でネットを使った特殊詐欺を強要される。監視は厳しく、逃げ出しても現地警察は取り合わず、連れ戻されて暴行され、さらには転売されて臓器摘出や売買の犠牲にされる。 釈放された少数の人は、70万台湾ドル(約330万円)以上の「身代金」を支払って台湾へ戻ることができたという。 シアヌークビルとは、中国主導で建設された「一帯一路」構想のモデル事業で、カンボジアの経済特区だ。だが、コロナ禍で中国人観光客が途絶えてホテルやカジノが衰退する中、中国の大手企業が次々に手を引き、入れ替わりに中国の「蛇頭」(中国人の密航斡旋組織)や中国マフィアが手を組んで大掛かりな国際シンジケートを作り上げ、特殊詐欺や人身売買の一大拠点となった。 中国マフィアは、もともと中国在住の若者を勧誘・渡航させ、中国に住む富裕層から金をだまし取っていたが、コロナ禍で中国政府が海外渡航を禁止したことから、同じ中国語を話せる台湾人へターゲットを切り替えたようだ。
若者が騙され、親中カンボジアで「監禁・暴行、臓器売買・売春」事件もあった...国際法の陥穽に陥った台湾人(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
5 notes
·
View notes
Text
awai #193
awai のシリアルナンバー入りの本編として書き始めてみる。 スペインのG監督と再会した。2018年の8月ぐらいに新宿の映画館ででの彼の初監督作品のプレミア上映に行ったところ、監督が来て舞台挨拶をし、その時すれ違ったのが初対面だった。その時は本当にすれ違っただけだった。ただ、初めて見た時からなんというか美しい男だとは思って見ていた。自信に満ちていて、快活な笑顔で、立ち姿が凛々しかった。 その時、彼のInstagramをフォローしたところ、まさかのフォローバックが��って、少しメールのやり取りをするようになった。それが2019年〜2021年ぐらいのことだったと思う。少なくとも彼がバルセロナに帰った後だった。 で、2021年〜2024年の初頭まではなんの音沙汰もなかった。彼もそんなにソーシャルな方ではなかったのか、コロナ禍もあったからかもしれないが、ほとんどInstagramの更新もなくなり、私のアカウントを見てくれるようなこともなくなり、全く交信は途絶えたように思っていた。 彼は彼で元の仕事であるスペインの電子音楽の祭典の企画・制作に戻ったようだった。 が、2024年の4月になって突如連絡をくれたのだった。東京を舞台にした新作映画を撮ろうと思い、東京で頼りにできる人を選んでいる際に私のことも頭に浮かんだとのことだった。 私を思い出してくれたことはありがたいと思った。が、若干のモヤモヤは感じもした。考えても仕方がないのだが、いてもいなくても変わりない人が少し必要な人になったから連絡をしたというのは、なんというか現金すぎないか、と。彼のメールに返信を送った2021年で、その返信を読みもせずに3年間放っておいて、2024年に読むような人が?????君の助けが必要だと?????????????
A friend in need is a friend indeed.
とは言うが。 話が飛ぶ。 8月1日木曜日に彼に会ってきた。彼が1週間の期間限定で東京に住む友人宅を借りているのだそうで、23区の中では外れの方にまで行ってきた。 で、まあ、本当に話は飛ぶが。 気が付けば、彼と一線を超えていた。 彼が1週間、大阪と京都で集めてきたインスピレーションの写真を見て、彼の映画の構想、スポンサー探し、仮タイトルなどなどの話を聞き、その話が一通り終わって、散歩に行くか、もう少し部屋にいるかと言うことになっていたのだが。 いや・・・・なんと言うか、今混乱しているということを書きたいのではない。 一番書きたいことは、自分を見失わないようにと言うことだ。私はもう散々・・・私も悪い男なのだとは思うが、悪い男に引っ掛かってきて、もう自分を助ける以外のことは何もすまいと思って生きてきたのだから。 彼は予想よりずっと良い男だった。2018年より6年分歳をとっていたし、その後、公園を散歩しながら聞いたのだが、2024年4月に彼が連絡をくれたとき、彼は "Break down" を経験していたのだそうだ。 もっと示唆的で内容がわからない書き方を最初からしていたら良かったかもしれない。 彼は私よりは背が低かったためか、気が付けば私は添い寝をしながら彼の頭を左手で撫でていた。 そういう・・・いや、繋がっているのだ。 気が付けば、私が自分で自分を救うことに全力を出していた期間に、彼はある種の自我崩壊に至る深刻な何かしらを経験していた。それが、結果として、2024年の私と彼の何かしらのグサッと深いコネクションを育んだと言うことになったのだった。 私とて、何もかも順風満帆だったばかりではない。が、それなりに歩んではきたのだ。 私はもう自分を見失ったりはしない。 それでも、私は人生の中で、そうそう多くはない、本当に一回限りの何かというのを経験し、重ねて重ねて、心を温めて生きていくだろう。これからも。体だけじゃなくてちゃんと心が重なるタイミングっていうのは、そうそうあるものじゃないんだ。2018年にすれ違ってから、2024年に再会できるまでの何かしらのお互いの "Patience" の成就ではあったのだ。 誰にわかることがなくとも、誰に伝わることがなくとも、その瞬間の交歓だけは誰にも奪えるものではない。私の、恐らくは私だけの経験の糧だ。 寝よう。 何にせよ、彼がどうか適切なスポンサーを見つけ、映画の撮影を軌道に乗せ、いつか彼の作品が日本でも上映されることを、少なくとも私は心から願っている。
1 note
·
View note
Text
2024.10.14
春樹、私は高校生の頃に『ダンス・ダンス・ダンス』を毎日毎日3ヶ月以上ずっと読んでいたことがあって『アフターダーク』で追いつくまでかなり真剣に全小説を読んでいた読者だった。何回も名前を聞くから一回読んでみたい人には『神の子どもたちはみな踊る』『レキシントンの幽霊』あたりからではどうだろうかと思う、最近のものより以前のもののほうがおすすめ。
ほとんどの小説を読んでいるけれど、やっぱり最近の本は面白くないのでは?と思う。映画は好きなんだけど『ドライブ・マイ・カー』(2021年)の原作の『女のいない男たち』(2014年)は本当に酷い出来だと感じて、先に読んでいたら映画を見られなくなっていただろうから映画の後に読んでよかった。
『街と、その不確かな壁』(2023年)も面白くなかった。もしも読む時間があるなら絶対に『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(1985年)を読んで欲しい。街と〜は出涸らしにしか感じなかっ���。私はしっかり悲しみ、世界の終わり〜をまた読んだ。
『1Q84』(2009年)は出版された当時三茶近くの246あたりに住んでいたので舞台が近く、それなりに面白く読んだが、読み返していない。
これはもうダメだ、と思ったのは『騎士団長殺し』(2017年)で、少女の身体の描写が性的すぎてうんざりし、気のせいではないかと迷って、好きだった『ダンス・ダンス・ダンス』にも出てきた少女の描写も拾って両方に付箋をつけ比較した。そして「これはもうダメだ」と思った。ダメだと思って騎士団長殺しは手放してしまったので今しっかりと引用できないけれど、両方持っている方は少女の描写に付箋をつけて比べてみて欲しい。
『ノルウェイの森』(1987年)は中学生の頃に読んだ。中学生なので「大学生ってこうなんだ〜」というぼんやりとした気持ちで読み、26歳くらいになってから「全然違った!変わった人たちの話だった!」と気がついた。
覚えているのは海苔を巻いたキュウリに醤油をつけて食べている美味しそうなところで、みどりちゃんはとても可愛かった。
私の父は村上春樹と同い年なので、ノルウェイの森の中の東京はそのまま父が見た景色で、新宿には野原があり、父も直子たちが歩いた同じ道を全然上手くいかなかった異性と歩いたことがあるそうだ。その話はある夜中に父がリビングでノルウェイの森を読んで泣いていた時に聞いた。父も春樹も終戦の4年後に生まれていて、それは私が生きてきた世界とは違う場所だっただろう。
村上春樹の小説から私が知ったことは、世界というのはひとつに固定されておらず、エレベーターのドアの開いた場所が間違っていただけで、暗闇の、憎しみの、やみくろと羊男のいる世界があり、ずるりとそちらに移動してしまうことがあること、だけどそこから戻ってくることもできること。それはノルウェイの森では突然あいた井戸の穴だった。
世界の終わりと〜では心の中にある自分のための閉ざされた世界があり、暗い優しい図書館は自分のために置いてあるけれど、弱い獣を殺しながら維持されている世界で、そこから再び世界に戻ることもできる��いうこと。
人がストンと落ちてしまう暗闇は現代では陰謀論や誹謗中傷への執着でもあるかもしれないし、すでに書かれているものではカルト宗教でもあるだろう。春樹がいつもきちんと否定する虐殺や殺戮、戦争のことでもあると思う。
暗闇に落ちうること、そしてそこから戻れること。
戻りかたについて一番わかりやすく書いてあると思うのは『ダンス・ダンス・ダンス』だ。
これは『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』とひと続きで、『ダンス・ダンス・ダンス』で完結する。
また、子どもが親を許せないこと、親のエゴについて書かれた小説でもあり、私はそれに本当に救われた。
映画『ドライブ・マイ・カー』の高槻はダンス〜の五反田君でもあり、今よりも少し牧歌的だった資本主義の話だ。
五反田君と僕の会話はとても楽しそうで、鼠と僕も親密な友達だ。このころの小説には親密な男友達が出てくる。(確かに『女のいない男たち』には出てこなかったと思う)
春樹の小説で、「暗闇に落ちうること、そしてそこから戻れること。」を私は何度も何度も読んだ。それが血肉になって、今の私があたたかな世界で暮らしている。
1 note
·
View note
Quote
法律で規制されていない合成麻薬のLSDに似た成分が入った製品を摂取した人が、マンションから飛び降りて死亡するケースがことしに入って2件、相次いでいたことが捜査関係者への取材でわかりました。 危険ドラッグをめぐっては、法律で規制されると、未規制の類似の成分が作られるいたちごっこの状態が続いていて専門家は「安易な使用は絶対に避けてほしい」と注意を呼びかけています。 捜査関係者によりますと、ことし1月から翌月にかけて、西日本の大学に通う20代の男子学生と、都内に住む20代の女性が、合成麻薬のLSDに似た成分が入った製品を摂取したあと、マンションから飛び降り、死亡していたことが相次いで確認されたということです。 マンションの部屋からは、いずれも「1DーLSD」という法律で規制されていないLSDに似た成分の名前が書かれた製品などが見つかっていて、警視庁や厚生労働省の麻薬取締部は、この製品を摂取したことで錯乱状態に陥り、飛び降りにつながった可能性があるとみているということです。 厚生労働省は2人の死亡が確認されたあと「1DーLSD」の名称で流通している薬物が含まれる製品など6種類について、医薬品医療機器法に基づき全国の店舗やインターネットでの販売を禁止する命令を出しました。 しかし、大麻やLSDなどの違法薬物に類似した危険ドラッグをめぐっては、法律で規制されると、未規制の類似の成分が作られるいたちごっこの状態が続いているということです。 薬物の有害性に詳しい湘南医療大学の舩田正彦教授は「新たに合成された危険ドラッグの中には規制薬物よりも強い作用を示すものがあり、規制されていないからといって安全なわけではない。危険ドラッグを使用することは、自分の体を使ってその有害性を調べるような非常に危険な行為で、安易な使用は絶対に避けてほしい」と注意を呼びかけています。 都内で摂取した影響とみられる事案が相次ぐ 捜査関係者によりますと、都内では去年からことしにかけて「1D-LSD」という法律で規制されていないLSDに似た成分を摂取した影響とみられる事案が相次いで確認されています。 ことし2月には、東京・新宿区で22歳の女性が「1DーLSD」と書かれた製品を摂取したあと、マンションの8階から飛び降りて死亡しました。 一緒にいた男性の説明では、女性は摂取後に急に様子がおかしくなり、「新しい自分になる」とか「飛んじゃう」などと意味のわからないことを話したあと、男性が目を離した隙に飛び降りたということです。 「1D-LSD」はインターネットで購入したものでした。 また、去年8月には町田市で16歳の男子高校生が「1DーLSD」を摂取したあと意味のわからない言動を繰り返し、通行人に暴行を加えたり、路線バスや車を壊したりして逮捕されています。 このほか同じ去年8月には、台東区で「1D-LSD」を摂取した27歳の男性が屋外で全裸でいたところを警察官に保護されました。 男性には首を切った痕が5か所あり、病院で手当てを受けたということです。 危険ドラッグによる死者数と検挙数 「危険ドラッグ」が社会問題になったのは10年前の2014年で、警察庁によりますと危険ドラッグを使ったことが原因で死亡したとみられる人は1年間で112人に上りました。 東京・池袋では危険ドラッグが原因の暴走事故で歩行者7人が死傷し、取り締まりや規制が強化されました。 その後、危険ドラッグを使ったことが原因で死亡したとみられる人は2015年は11人に減り、2016年は6人、2017年は3人、2018年と19年はそれぞれ1人、そして、2020年から去年までの4年間はひとりも確認されていませんでした。 一方、危険ドラッグを使ったなどとして検挙された人は ▼2015年の1196人をピークに、 ▼2021年には145人まで減りましたが、 ▼おととし(2022)は279人、 ▼去年(2023)は424人と再び増加傾向になっています。
危険ドラッグ 「1DーLSD」 LSDに似た成分入りの製品摂取後 飛び降り死亡 ことし相次ぐ | NHK | 健康
2 notes
·
View notes