#情報を取捨選択
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sbsmarketing · 2 years ago
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≪気になる情報だけ取捨選択するようになる!?『カクテルパーティー効果』≫ 多くの情報の中から自身が必要とする特定の情報を無意識に取捨選択するようになる『カクテルパーティー効果』について解説しています。
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picnicism · 5 months ago
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そもそも貧乏な人はほとんど所得税を支払ってないんですよ。ほとんど税金を払っていないのに、なぜか「減税しろ」って皆さんおっしゃるんですよね。  結論を先に言えば、そういう人たち(課税所得が650万円以下の世帯)は所得税を2割しか払ってません。家族構成にもよりますが、地方税や社会保険料など全部合わせても3割ちょっとしか負担しとらんのです。  世界的に見ても、日本の潜在負担率は50%ほどで、しかもその大部分は高所得者と法人税で賄われており、中産階級以下の税負担率は日本は先進国でも低い部類なのです。  たいした税負担をしていないのに「減税だ」と文句を言う人たちにとって、必要なのは「減税」ではなく「給付」なのです。そして、社会全体からすれば、子どもを生まない世帯年収650万円以下の人たちは、社会にとってお荷物とも言えます。  もちろん、人によっては出産を控え��いるとか、不幸にして失業してしまったとか、怪我をして働けなくなったとか、親の介護で仕事を辞めざるを得なかったとか、事情があるでしょう。そういう人たちをどうにかするために、税金があり、セーフティネットがあるのです。  国民の中でもたくさん税金を払っている(応能負担で、担税力がある)私らや、黒字を出している法人を経営している側は、確かにまあ「減税してほしいなあ」とは思いますが……。 社会にとっての最大の負債は子どもを生まない男女 「再分配」ってあるじゃないですか。私ら稼いでいる連中から税金を取って、あまり税金を納めない貧乏な人に配り直すやつ。  その「再分配」の原資は税金ですね。当たり前ですが。税金がたくさんなかったら、子育て世帯への支援も学校の無償化も進められません。本来は、これが「財源」となります。  ところが、税金を財源とした再分配で公共サービスを受け助かっているはずの貧乏な人が、大声で、力強く「減税しろ!!」って騒いでいます。あのさあ……。  あなたがた、そもそも大して税金払ってないんですよ。それどころか、払っている税金以上の公共サービスを受けているんです。  で、一番苦しいのは都市部に住む、共働きで子育てをしている、世帯年収700万円から1000万円ぐらいの層です。  一定の年収以上あるので控除から外れる場合があるし、まあまあ税金取られるし、子育ての負担もあるし、家賃は都市部が高いし、こういう「所得はあるのに貯蓄率がドーンと下がる世帯」こそ、日本社会を未来に繋ぐ子育て世代の現実なのです。 「国債は次の世代へのツケ」って簡単に言いますが、要するに、子どもを生まない男女こそが社会にとって最大の負債になりかねません。  先日たかまつななさんがネットで大炎上していて私も暖をとりに行ってきました。まず、たかまつななさんが書いていることがちょいちょい間違っているにしても、そこまで大きく的外れなことは書いていません。書き方が少しムカつくのと、ビジュアルがスネ夫ママ感あるザマス風なので腹立つとかでしょうか。 たかまつななさんはなぜ大炎上したのか?  先回りして書いておくと、たかまつななさんがいる厚生労働省の年金部会ってのはその方面のプロが集まっているので、一見、若者代表の建前でたかまつななさんが投入されても圧倒的な知識の前に言いくるめられ、あたかも現行年金制度を擁護するかのような言説に「させられてしまう」のも致し方ないところです。  ただですな、今回の「厚生年金保険料の上限引き上げ」ってのは、いま最上級の保険等級(32等級)よりはるかに年収のある私みたいな人でも標��報酬月額の一番上の65万円以上は厚生年金を徴収されておらず、そういう所得が多い人からもちゃんと厚生年金を所得に見合った金額を取りましょう、という話なのです。  言うなれば、ガチ該当する私が当事者として「おい、勝手に新しい等級で厚生年金保険料巻き上げやがって」と怒るなら分かるんですよ。でも、怒らないのは「いくら何でもある年収以上は同じ保険料ってのは制度的に不公平だわなあ」とわきまえているからで、まあそのぐらい払うかってなります。  また、厚生年金の仕組み上、ちゃんと納めれば相応に歳を取ったら返ってくることになるので、そこまで損ではありません。  なのに、その辺のネットにいる平均年収400万もない貧乏人(※)が、なぜか私たちのためにブチ切れて年金引き上げ許さんとか噴き上がって、たかまつななさん炎上させてるのって、控えめに申し上げて「お前ら何してんの」と思います。  少なくとも、貧乏人にとってはメリットのある話ですし、現象単体で見れば怒ってる人はほぼ全員部外者なのです。 ※アンケート調査をやると年金制度に一番怒っている層は世帯年収150万円以下の貧困層なのに、年金制度でもっとも受益するのはこれらの貧困層の中でも75歳以上生きる人たち。 本当の危機は「共働き子育て世代」の苦境  これは「年金制度が悪くて、保険料が引き上げられるらしい」と勝手に誤認して、とりあえず目の前にいるたかまつななさんがムカついたので、クソ投げて大炎上させているだけでしょう。  そして、年金は高齢者のものと決めつけ、働く世代がいかに苦労しているかを連呼されます。まあ、気持ちはわかる。  でも、ここでも「そもそも貧乏な人はたいして厚生年金保険料を納めていない」わけですよ。たいして納めていない税金は「減税しろ」と叫び、あまり納めていない厚生年金は「廃止しろ」とわめくのはいかがなものでしょうか。  あなたがたが社会にどれだけ役に立ち、税金を払ってるのかってことを、鏡を見ながら冷静に見つめ直す必要があるんじゃないでしょうか。  社会保険料の議論も同様です。もちろん、勤労世帯からすれば昔に比べればごっそり取られていますし、法律に基づいているとはいえ年々徐々に上がってきているので、所得の低い人が苦しいのは間違いありません。そういう制度上の��題があるよねって話は後述します。  でも、本当の危機は「共働きの子育て世帯」であり、夫婦で働いて年収1000万円あっても月に手元に残る金額は月50万円ないぐらいですから、例えば、都内や横浜市やさいたまにマンションを借りて住んでいる人は「3人目なんてとても産めない」わけです。そういう人たちの生活を守るために「控除」があり、そういう人たちのために社会保障はあるんですよ。  子育て世帯への扶助は少ないのに、なぜかこども家庭庁が悪の枢軸のような扱われ方をされて叩かれているのも気になります。ネットでは、こども家庭庁約7.3兆円をそのまま今年生まれる赤ちゃん70万人に配れば年間1000万だとかいう与太話までバズっていました。  でも、私を含め国民ってのはどうしようもない馬鹿も多いから、生まれたときに1000万もらって、少なくとも中学卒業する15年後まで大事に計画立てて子育てに全額使います、なんて賢く慎み深い家庭なんてないでしょ。絶対どっかで親が「自分へのご褒美」とか言って焼き肉喰ったり、バッグを買ったり、無駄遣いするんですよ。そうなってから、親が「こんなはずじゃなかった」とならないように、毎年ちゃんと各種公共サービスや補助が自治体から施されるのです。  しかも、こども家庭庁の予算というのは保育園無償化が2.4兆、児童手当が2.1兆、育休手当が1.4兆とかなのです。課題がないかと言えばうそになるし、言いたいこともありますが、おおむね無駄なく事業をやってます。ただ、お前ら、同じ口で「保育園落ちた日本死ね」とか「男性にも育休を」とか「子ども手当が足りないので2人め産めません」などという与太話に『いいね』とかしてませんでしたか。  これらは、現役世代の負担が増えるのではなく、必要とされる公共サービスをみんなが「無償化しろ」と騒いで、政府がクソ真面目に待機児童問題を解消させたり、育休が取れるよう企業に義務付けて給付を出したり、休日や夜間でも子供が熱を出せばほぼ無償で医療が受けられるようにしたりした結果であると言えます。これらは全部税金であり、社会保険料から賄われているんですよ。ありがとう自民党。 これから日本で始まる「リアル姥捨て山」  ただ、そういう公共サービスをどんどこ増やしていって、本来なら自前でやれるものも公費で無償化し続けているから、政府部門が肥大化してやたらでかい福祉事業ができたり、医療費だけで年間110兆を超えてしまったり、高齢者の終末医療に大量のリソースが喰われている割に大型の病院が全部赤字だったり、基礎部分にあたる国民年金の半分が税金によって埋められているけど、これから団塊の世代が後期高齢者になって年金も医療費も爆増するなどいいことがありません。  確かに、政府も霞が関も自治体も頑張って国民のニーズに応えられるよう予算を積み増し頑張ってやってきたけど、もう限界。こういう高福祉高負担では、いまの勤労世帯がもたないという意見はもっともだと思います。  なにより、これらを支えているのは税金だけでなく社会保険料なので、いい加減現役世代からすれば下げろという政治的圧力が加わるようになると、やりすぎた政府部門を小さくする改革を進めたり、医療を切って先のない老人は姥捨て山に送れというような暴論が出たり、大荒れになっていく可能性は高くなってきます。  社会保障・社会保険料を切り下げるということは、それが支える医療や年金、介護などで支えられて生きている人たちをどう見捨てるか、死んでもらうのかという選択をすることに他なりません。  身寄りもない高齢者が自治体のカネで何年も療養型病院に押し込まれてしまっているとか、そういう「みんなから見て、遠くにいる、同情されない独り身の老人たち」が、難病を抱え医療ケアがなければ生きていけない患者さんたちが、社会的な命綱を切られて真っ先に死んでいくことになります。  そして、未婚が4割を超え、生涯子どものいない世帯が6割以上になってしまうと、いざその人が高齢になると、公共の福祉以外に行くところがないんですが、そういう低所得で未婚の人たちほど減税カルトに流れがちで「減税しろ」とか「姥捨て山に老人を送れ」などと主張するのです。その見捨てられる老人は、15年後や30年後の未来のお前の姿だよ。  それでも、もういまの社会保険料では勤労世帯はやっていけないのだ、支えられないのだ、だから「手取りを増やす」という方向もまた、国民の持つ選択肢ではありましょう。あ、国民民主党ってことじゃなくて、国民有権者って意味ですが。  そして、その選択肢も捨てがたいのは、あまりにも高齢者が増えた結果、働いても生活費が充分に稼げず、足りない労働力は外国人で埋めるのでなかなか賃金が上がらず困っているという、日本の若い人たちから40代ぐらいまでの生活像があるからなのです。  そして、そういう不満をたかまつななにぶつけて、専門家が真面目に議論しているだけの年金部会は悪の巣窟だと言うのもどうなのよと思う半面、いまの制度でじゃあそのままやっていけるのかねと聞かれると「まあ、いずれ破綻しますわなあ」となります。 高福祉高負担か低福祉低負担か、国民が問われる究極の選択  なので、国民有権者がやるべき議論というのは、いまの厚生労働省や年金部会その他の有識者が現行制度をどう維持するかを考える役割であることはよく承知したうえで、これからも高福祉高負担でやっていくか、社会保険料を下げ、積み上げ過ぎた福祉を削っていく低福祉低負担にシフトするかという究極の選択となることでしょう。  これは、単に高齢者VS勤労世帯とかいう単純な話ではなく、持続可能性で言えば子どものいる世帯といない世帯、都市部と地方といった、国民の間にある立場の違いをどう糾合してひとつの政策合意にしていくかっていうかなりの難題が目の前に立ちはだかっていることを意味します。  割と大変な議論をしないといけないんですが、「財務省が悪い」とか「電通が」とか「自民党世襲議員が」などなど、陰謀論みたいなものが跋扈しやすい土壌がどうしてもあります。冒頭にも書きましたが、そもそもたいして税金を払ってない層がネットで「減税しろ」と暴れているのが救いがたいわけですよ。  でも、いま生活が苦しい人のために、いまの��破茂政権がどういうビジョンを国民に提示して「楽しい日本」を実現しようとするのか、いろんな意見もあるでしょうし、私たちも可能な限り、ご建議をしながら政策を前に進めていけるといいなとは思っています。  なんか自由民主党と公明党が国民民主党の主張する103万円の壁を150万円ぐらいで妥結するのはどうかとか、なんか国民民主党は変に強気だから立憲民主党と大連立して予算成立までもっていこうとかいろんな話はありますが、すべては有権者にとってどういう政策が一番良いかをしっかり見据えて国会論戦を熟議のうちに進めていただければと願ってます。
日本人に突きつけられる「リアル姥捨て山」、今の高福祉高負担を続けるか、膨張した福祉を削減するかの究極の選択 税金や社会保険料を大して払っていない層が「減税」を叫ぶ謎、本当の危機は世帯年収1000万円の共働き子育て世帯(1/6) | JBpress (ジェイビープレス)
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psyetz · 1 year ago
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服も、肌も、体型も「全て情報量」として捉え直すと、それ単体には「プラスもマイナスもない」、その組み合わせをコントロールできる、つまり「自由さが上がる」と。
で、コンプレックスに感じる要素も「情報量」と思えば、「見せない自由」も「隠さない自由」も手に入る。
疾患や傷などを、「隠さないといけない」という風潮は唾棄すべきものではあると思う。「劣っている」というラベルを貼る行為に繋がるからだ。
しかし、情報量と考えれば、「優れている・劣っている」ではない、自分が取捨選択できる「選択肢」でしかなくなる。
主体は自己。取捨選択する決定権を持っていて欲しいと思って、この言葉を使うようにしています。
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kaoriof · 8 months ago
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*受験期の頃に書いた日記です
傷 kiss
友人たちが次々と大学に合格していく事実が今もずどんと馬鹿でかい劣等感と化して心臓の上で横たわっている、昨日も同じ夢を見た。不安な気持ちばかりが先走るけれど、かっかしていても何も変わらなかった。他人と比べて自分の優れているところを必死に探していないと自己を保てない自分がほんとうにほんとうに惨めで、マスクが無ければたぶんぼろぼろ泣いてしまっていたと思う。心の底に横たわるみずうみが氷っていくの、口元が覆われているとそれだけで自分が自分じゃない感じがして冷淡になれた。わたしは自らの足音にだけ集中して、ただ早足で行き交う人々のあいだをすり抜ける。ずーっと頭の中を同じ映像が流れるのをむりやり切り落として、でんしゃを滑らせる線路をじっとみつめる。夕陽の光が錆びたその金をうつくしく縁取る様子が痛々しいくらいにまぶしい。受かった瞬間に内職をぱたんと辞める同級生。せーので問題を皆んな一緒に解き始めるとき、隣の子が必死に解答を隠すように背中を丸めて腕を机の上に伸ばす。そういうのばかり見ているとほんとうに、ほんとうに。言葉もでなくなってしまう。なにをそんなに誰かのことを���にするの?と、母の言葉が反芻する。光がまばらに散らばる街並みをみて、光も照らすものを選ぶのかしら、とかおもった。まいにちずっと罰を受けているみたいな日々、冬が近づくにつれて正気を失ってゆく街の様子にそれはもう痛いくらい同情してしまうし、ひたつやふたつ良いことがあっても誰かのそれと比べて自ら幸福の値段をどんどんさげてしまう。何も着ないでぶるぶる震えるわたしのからだを愛しているひとが白いバスローブで包みこんでくれたこと、カチカチに凍ってしまったアイスクリーム。減ってゆく数字。つめたいのにあつい、霧のカーテンの向こうに浮かぶ満月。目の前を歩いている女の子が落としたカードのようなものを拾い上げて渡す。舌に吸い付いた生ぬるい塩っぽさを誤魔化すために、瞬きもせずその息を呑んだ。
落ちてゆく流星群
不確かなものに心を揺さぶられながらもそれを掴んで決して離そうとしない自分の必死さに、自分で傷ついている。教科書を開いて新しい知識を得るたびに、脳内にびっしりと張り巡らされた細い糸のようなものがぴんと鋭く光って、しずかに緊張する。その感覚をわたしは思い出そうとすればいつでも思い出せるし、べつに勉強が嫌いなわけじゃない。ただ、生きているなあ、と、胸に広がるあたたかさを抱きながらそっと泣いたりする夜が少なくなった。そもそも生きていながら生きているという実感が欲しい、なんてことを考えている時点で可笑しい話かもしれないけれど。
中学の頃、冬になると毎年マラソン大会が開催された。今日みたいな寒い日にふと当時の怠さを思い出したりする。校庭の砂に石灰で大きく楕円が描かれ、その周りをひたすら走るだけの超つまらないイベント。冬の、鼻先をつんとすり抜けるような寒さと冷たい風の乾いた匂い。忍ばせたカイロと、白く上がる息。
このごろのわたしはちょうどその延長線上を生きているような感じがする。毎日同じ景色の中をぐるぐるとまわり続け、いっそのこと軌道から外れてすべてを諦めてしまいたいと思うけれど、そんな勇気も出ないまま、結局は体力と時間だけをひたすら消耗しながらゴールへ向かって淡々と走ることしか出来ない。気を緩めると涙がぽろぽろ溢れてくる。生きているという事実だけでくるしい。日に日に遠のいていく同級生の背中がいつだって意図せずとも視界に入ってきて、やるせない気持ちになる。地に足付かずでいたい、なんてことを随分と昔に書いたような気がするがとうとうそんなことも言えなくなってしまった。未来のことを考えましょうと言う先生��言葉を聞くたび、わたしは勝手に銃口を突きつけられているような感覚になる。もはや自分が果たしてどこにいるかもわからない。
来月には部活の大会を控えているし、予備校の冬季講習に加えて学校の講座を受けないといけない。三者面談と進路選択。期末試験。呑み込めずに舌の裏で転がるC判定という言葉を噛み砕くのにまだ必死なのに。
やりたいことを一つに絞るということは、それ以外を切り捨てるということ。ここから気になる大学を選んでくださいと、大学の名前と学科の一覧が記載された辞書のように分厚い本が配布された。今のわたしには、その厚さの分だけ未来の選択肢がある。そこに記載されている言葉の数だけ莫大なあたらしい世界が。そこから否が応でもたったひとつのものを掬い上げないといけない、その事実が少しだけ重苦しい。けれどそれに値するほどの価値が、これから先の時代を生きるわたしにあるということが同時にちゃんと嬉しい。
もう秋も終わってしまう。寒いね、寒い、とぽつぽつ浮かんでくる言葉を拾いながら、誰かと手のひらを重ねたい。人と比べてしまう限り、わたしはこれからもずっと孤独をひとりで噛み締めないといけないから。胸をきゅうとさせる寂しさにもそろそろ慣れてしまいそうだから、はやくすべてが終わってほしい。はやく好きなことの勉強だけに追われる生活がしたい。そういう思いでひとつずつ過ぎ去っていく毎日の、行き場のないもどかしさも冬の寒さに凍ってしまえばいいのに。
無題
銭湯に行きたい。受験して、でもいいところにひとつも合格しなかったら巫女のアルバイトでもしながら京都で浪人生活をしたいな、とかんがえていた。ひさしぶりにおふろで哀しい音楽を聴いた。なんでもない日に哀しい歌をきくと、より一層哀しさが加速されるというよりなんだか心が細く研ぎ澄まされていく感じで今までの日々がきゅうっと音をたてる。雑巾をさいごまで力強く捻って絞り出す汚水、長距離走の最後の2分間、なみだが出る前の喉元になにかが込み上がってくる感じ、そういうの。とてもぼろぼろなんだけど、それと同時になにか澄み渡っていくものがある。だれかのがんばりと比べると劣るかもしれないけれど、ようやく夏も終わろうとしていることに救われる。ふつうの日々が、たくさんあつまって束になる。ぺたぺた歩く、濡れた髪にドライヤーをあてると耳の中に残っていた水があったかくなってきもちわるい。わたしは顔が良いわけでも、精一杯の力で努力できる力量もない。かといって特別な才能だって持ち合わせていないし、たまに数え切れないほどきらきらしたものを抱えている人をみると妬みと自分への劣等感で自らを押し潰れてしまう。だれかの人生で自分自身が、自分��うみだしたものが、かけがえのない財産になれるってとてもうつくしくてズルいと思う。今年の夏は滝をみるはずだったけど、それすらまぼろしになっちゃった。ずーっと空白の未来の下準備を重ねているような現実から離れて、すこしはずれた小さな町で虫捕りしたり桃を買って丸噛りしたりしたかった。大学に入ったらどんなひとがわからないけれど、自分がもっているものと同じくらいのものをもっている人がいるのかなと思うとすこし楽しそうかもという気持ちになる。免許を取りたいけれど友だちにありじの運転は危なっかしそうだから乗るのこわい〜と言われた。だれにもわからないことがあっても、言葉にされない何かがあっても、それを価値のないことと結びつけることは暴力じみた愚行かもしれない。自分の中にもまたいろいろな自分が内在していて、自分でも翻弄されてしまうことがあるし、文章を書いていても一貫性がなくて凛としない。英文法の参考書をぱらぱら眺めていたら、into the blue というのがあった。遠いところへ、彼方へ、という意味らしい。あーあ、しんじゃいたいね。
無題
予備校が終わって帰ろうと駅へ着いたけれど、次の電車が10分もあとにくるのでホーム内にある明るい禁煙スペースに入る。寒くなってきたので制服のブレザーを卸した。おおきな硝子に自分の閉じた長い足が映る、ひとが一人ずついなくなっていって、さいごには結局がらんどうの箱のなかでひとりただじっと電車を待つことになった。曖昧な形の◯とか△とか、がさがさ、つやつや、さらさらとか、そういうふうに不確かな輪郭だけ残してことばが次々とその形を変える。一つずつ掴んで物語を紡いで美しく完結させたいのにビー玉とか乱射する光みたいに思い浮かんだことすべてが一種の暴力を伴って脳内を猛スピードで駆け巡る。自分を飼い慣らすことでさえこんなに疲れる、もうだれとも話したくない、と消化しきれない感情がずっと身体の皮膚の内側のいちばん近いところで叫ぶこともできずにちりちりと火花を放っている。ロックとかやさしさとか愛とかそういうのぜんぶ病名みたいなものなのかもしれない。ひとつの感情にもその後ろにはそれをそれたらしめる色〜んな歴史があるし、たぶんこの不甲斐なさもいつかコピーペーストを重ねるうちにすこしずつ美化されてしまうんだろうなと思う。線路にわざと隙間があるのはとりわけ夏あたりに摩擦熱で鉄が溶けてしまわないようにするため、というのを授業できいた。がちがちに隙間のひとつも有さずに固められたものがいちばん揺るぎないもののように思えるけれど、実はちがくてそういうのが最も脆いものらしい。ともだちにしろ恋人にしろ自分の将来とか自分のアイデンティティも然り、全てに対して揺るぎなさ、安定とか、そういうのをひっきりなしに求めていたけれど、もっと流動体のような観念で受け止めたい。ずっとそこにある月でさえ欠けたり満ちたりするし、花の一つをとってでさえその形や色はすべて毎日かわってゆくけれど、それはそれらが美しくないことの理由付けにはならないし、信用に足らないことの言い訳にもならない。情報として飛び込んでくるいろいろなものを変に調律したり濃く輪郭をなぞったりするのではなくて、ぜんぶ自分のもっているものの周りに飾っていきたい
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kennak · 20 days ago
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自民党の西田昌司参院議員が、ひめゆりの塔を訪れた際に目にした沖縄戦に関する説明について、「歴史の書き換え」などと主張している件で、RBCは、発言があった憲法講演会を映像収録している。批判が広がっている発言の前後も含め、議員の発言を掲載する。以下はすべて西田昌司参院議員の発言だが、ひめゆり平和祈念資料館の普天間館長によると、過去も現在も、指摘されたような展示はない。 ▼西田昌司参院議員(3日) 「これから本当に非常緊急事態が出てくる前に、みんながやって、こういうその国民保護できるためのですね、法律の整備をしなきゃならないんですけれども、そのためには、まずはやっぱり我々の自民党の議員が、国場先生(※国場幸之助衆議院議員)も含めて、これからこういう間違ってきた戦後の教育とかね、このデタラメなことをやってきたというのをやらなきゃいけない。 「特に沖縄の人に私はお願いしたいのはですね、かつて私もなんかひめゆりの塔ですかね。なんか何十年か前ですね、まだ国会議員になる前でしたけれども、お参りに行ったことあるんですけれども。あそこ、今どうか知りませんけどひどいですね」 「あのひめゆりの塔で亡くなった女学生の方々がね、たくさんおられるんですけれども、あの説明のしぶり、あれを見ていてると、要するに日本軍がね、どんどん入ってきて、ひめゆりの隊がね、死ぬことになっちゃったと。そして、アメリカが入ってきてね、沖縄は解放されたと」 「そういう文脈で書いてるじゃないですか。あそこは。そうするとね、あれで亡くなった方々、本当に救われませんよ、本当に。だから歴史を書き換えられるとこういうことになっちゃうわけですね。そして、沖縄の中では今の知事さんもおられますけれどもね、そういう話では、結構それなりの市民権を持っているわけですよ」 「これは我々京都の中でもですね、共産党が非常に強い地域ですけれどもね。ここまでなんていうか、間違った歴史教育は、まだ京都ではしてません。沖縄の場合にやっぱり地上戦の解釈を含めてですね、かなりむちゃくちゃなこの教育のされ方をしてますよね」 「だからそのことも含めてもう一度、我々自身がですね自分の頭で考え、自分の頭で物を見てですね、そしてその流されてる情報が、何が正しいのかどうかということをですね、自分たちで取捨選択してそして、自分たちが納得できる歴史を作らないといけないと思いますよ。それをやらないと、日本は独立できないんです」
【ノーカット】 “ひめゆり”は「歴史の書き換え」��自民党・西田昌司参院議員発言の全容と真意は 独自映像 | TBS NEWS DIG (1ページ)
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piyoco56 · 26 days ago
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◾️6月Diary ◾️(new 6/15)
◇6/15
来週からの育成めっちゃ楽しみ!!
今年は推しのいるとこ応援するつもりなんだけど、結局どこも頑張って欲しくなっちゃうんだよね。
ぱぺのユニフォームを買うか悩む……
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熱! 大丈夫! ジム行かなかった代わりに家でスクワットとバイク漕ぎやりました。元気!
◇6/14
さすがの自分もこれは微熱の範疇を超えるんだわ。
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帰りにジム寄ってくつもりだったけど直帰。やる気に満ちていたのでかなしみ。
漫画を描く時に線が汚いのがほんとうにムリで、筆が遅くなる原因に拡大して線を整えすぎみたいなのよく見かけるけど、どうしてもそれをしてしまう。印刷したら気にならないって言うけど、そんな事ないだろ気になるわ。
ラフめで強弱ガッツリ付いた線にめちゃくちゃ憧れがあるんだけど、あれって線に迷いがないからできるんだろうな。
整えすぎて棒立ちみたいなポーズばかりになっちゃうのでそこら辺が目下の課題だなあ。つまんないもん、自分の絵。
◇6/13
今年に入ってから、ポモロード+農業シムみたいなやつちょっとだけやった以外は全くゲームをやらなくなってしまった。
都市なん��かがめちゃくちゃ楽しそうなのでネタバレくらう前にやりたいけど、珍しく絵を描く気になってるので今はそっちを頑張りたい。
あと、ソシャゲを全部やめたいんだけどなかなか難しい……
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うちのこ紹介みたいなんは月末更新みたいのにしようと思う。ゆっくり準備するんだぁ。
◇6/11
やきうに興奮したのか次の日発熱して草。まぁ自分37.8℃までは平熱なんで……
月末までに漫画を完成させたいんだけど、描き方忘れてて頭抱えてる。
まんがもデフォルメイラストと同じで、キャラの台詞やモノローグを3回くらい削ぎ落とす作業がいるのかもしれない。漫画描くなら字じゃなくて絵で説明したいだろうがよ。
ただし漫符はよしとする。
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漫画描く時に1番好きなのが情報量を増やす時の作業。線が生きてくるのを実感する。
◇6/9
やきうの時間だぁーーーーーーーー!!!
日曜に片付け掃除等めちゃくちゃ頑張った話を書こうと思ってたのに全部吹き飛んだ。
もし発表されるなら来月辺りかなって思ってたからビックリ。毎年大変そうなの��開催してくださるの感謝しかない。またここで煩くするかもー! って思ったけど、去年の自分は割と静かだったな……
それにしても週末楽しみ過ぎるよーーー。本戦の日はしっかり有給とったし準備万端なんだ。
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なんか画像置かないといけない的なマイルールみたいなんがあるので、フォルダの隅に落ちてたrkgkを持ってきた。
◇6/7
断捨離というものをまた始めた。絵を描く際に作業スペースが狭いのがかなりのストレスになっているのでは?? と感じるようになったので。
ここ数年の間に何度も断捨離してるのに何でそんなにずっと部屋が汚いの?? ってなるくらい物を捨て続けても部屋が汚い。今日だけでも50枚くらいのCD、腰の辺りほどの高さの雑誌類の束やダンボールを処分したんだけど見た目全然変わんないの……
片付けした時にわかりやすく見た目に変化が見られなかった場合の脱力感とか失望とかのマイナスの感情がヤバすぎる。
明日はもっとたくさん捨てられる物さがそ……
片付けと、今描こうと思っているやつが終わったらBlenderを使ってなんか作ってみようと思う。まずは教えてくださった動画を見るぞーーー! (明日からやるぞじゃないのがもうだめ)
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断捨離の一環なんだけど、もう出す機会を失ってしまった誰得うちのこの設定とかをここで書いていこうかなーって思ってる。
◇6/1
ボンちゃん生誕、お祝い&見てくださりありがとうござい��す!! ボンちゃんがとても喜んでいて自分もハッピーです。良かったね、嬉しいね。
来年もお祝いできるといいね、しよう。
ラップトップ用のBluetoothキーボードが動かなくなったので新調したんだけど、前使ってたやつの倍くらいの大きさで使い辛くて涙。ただでさえ狭い作業スペースを圧迫してしまう……
装飾多かったりフリルバチバチだったりの衣装の子を簡略化して描くの難しくない? の壁にぶち当たっている。情報の取捨選択が難しいよーーー
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どうしても描き込んでしまうので、できるだけ情報を捨てて描く→その上から更に情報を落として描く→更に……で削ぎ落とすこと3回目。絵が上手い人って引き算も上手なんだろうなぁ……
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moko1590m · 2 months ago
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いわゆる「分割統治」においては、支配者が、被支配者を分割し、競争闘争反目させ、自己は格上で恩恵をもたらす慈悲深い者というイメージをつくり出し、反目し合う各被支配層から、その立場の優位性を利用して利益を搾取しつづけます。そこには、「被支配層を競争闘争反目させるための情報操作」「自己に関する優位性・権威・神聖性を当然のものとし、さらに生みつづけるための価値観の植え付けと情報操作」「競争は当然のものであり、自由競争は大事であり、優位者が利益を得ることは当然であるという価値観の植え付けと情報操作」など、さまざまに詐欺的な情報操作が行われれると思います。内容的な補足をお願いします。
ChatGPT said:
ご提示の内容は、「分割統治」の構造を非常に的確に描写しており、特に「情報操作」による支配のメカニズムに焦点を当てた鋭い分析です。以下に、内容をより深めるための補足や具体化を行います。
■ 分割統治における情報操作と価値観の植え付け:補足的整理
1. 被支配層の分断と「差異の強調」
支配者は、宗教・民族・ジェンダー・言語・地域・職能・学歴など、もともと存在する「差異」を過度に強調・固定化し、被支配者同士が対立し合う構図をつくり出します。
分断は、単なる対立ではなく「相互監視」「不信」「相対的優越意識(自分は下層の中ではまだマシ)」を生むことで、抵抗ではなく同調や黙認を誘導します。
2. 「自由競争」「実力主義」という神話の装い
支配者は、社会の格差や不平等を「競争の結果」として正当化します。つまり「努力しない者が悪い」「負ける者は自己責任」とすることで、支配構造の本質的な不正を隠蔽します。
実際には、スタート地点の格差、情報へのアクセスの格差、制度的な不平等があるにもかかわらず、それを不可視化する巧妙なレトリックが用いられます(例:成功者の美談の大量流通、失敗者の個人的責任化)。
3. 支配者の「恩寵性」演出
支配者層は、自らを「高潔な道徳の保持者」「慈悲深い保護者」「文明の導き手」として演出します。これにより、自ら��搾取行為を「施し」「支援」「公共のための負担」として見せかけます。
宗教的権威・文化的権威・専門的知識(科学・経済)・国家的威厳などが総動員され、支配の正当性が構築されます。
4. メディアと教育による「常識」の形成
情報操作の多くは、メディア報道や教育制度を通じて行われます。これにより、「競争は自然である」「成功は努力によって可能である」「国家のために犠牲を払うことは美徳である」などの価値観が、あたかも自然法則や倫理であるかのように内面化されます。
特に教育では、「過度な同調圧力」「序列化(成績・偏差値・ランク)」「無力感(制度の中で自分には変えられないという感覚)」が刷り込まれます。
5. 内部化された支配装置
被支配者が、自らを監視し、競争し、他者を攻撃し、自分を責めるようになれば、支配者は直接的な抑圧を用いずとも、支配が成立します(フーコーの「パノプティコン」的な構造)。
この「自発的隷従」は、支配構造をさらに強化・再生産します。
■ 関連理論との接続(補足)
ミシェル・フーコーの「権力は生政治的に働く(人々の生命・知識・身体を通じて統治される)」という視点。
ピエール・ブルデューの「象徴的暴力(支配される者が、支配を正当と信じてしまうような暴力)」。
ノーム・チョムスキーの「マニュファクチャリング・コンセント(合意の捏造)」。
アントニオ・グラムシの「��ゲモニー(文化的支配)」理論。
必要であれば、これらを実例(歴史的・現代的)とともに展開することも可能です。具体的な制度や時代に適用してみましょうか?
4o
You said:
分割統治的な構図は、日常生活での人間関係、企業と従業員、企業同士、さまざまな組織間、国際関係、超富裕層と主権国家と富裕層と貧困層の関係、その他多くの局面にさまざまなかたちで存在していると思います。そのような構図に関連する、簡潔な言い回し、表現、慣用的な表現、簡単な具体例などを、わかりやすくできるだけたくさん教えてください。
ChatGPT said:
非常に鋭いご指摘です。分割統治の構図は、まさに私たちの日常や社会のあらゆる層に埋め込まれており、その現れ方は多様かつ巧妙です。以下に、関連する 簡潔な言い回し・表現・慣用句・具体例 をカテゴリ別に整理してご紹介します。
◆ 言い回し・慣用的表現(支配構造・分断・競争の中に潜む構造)
● 支配と分断の構図を示す表現
「上手に泳がせる」(表向き自由に見せかけ、実は操作している)
「争わせて得を取る」(第三者が対立を利用して利益を得る)
「漁夫の利」(他人の争いに乗じて利益を得る)
「喧嘩両成敗」(本質的な不正が見えなくなる構図)
「同じ穴のムジナ」(対立しているように見せかけ、実は同じ構造の中)
「外に敵を作れ」(内部の不満を逸らすための常套手段)
「イワシの頭も信心から」(与えられた象徴を信じ込む支配構造)
◆ 日常の具体例・構図(身近な分割統治の例)
● 家庭・学校・職場など
きょうだい間での比較育児 → 競争心を煽り「親の期待」を権威にする
学校の序列化(成績・偏差値) → 生徒同士の競争と分断をつくり、体制への服従を内面化
社員同士のノルマ競争・出世争い → 従業員同士を対立させ、経営層の支配力を強化
「チームワーク」という名の監視体制 → 相互監視と自己規律で権威不要に
● 企業や市場の構図
同業他社の価格競争 → 大資本が中小企業を疲弊させ、買収に持ち込む
「自己責任」の風潮 → 社会的構造の不備を見えにくくし、分断を助長
過剰な成果主義 → 一部が得をする構図で分断、全体の賃金抑制
● 国家・国際関係
難民・移民へのスケープゴート化 → 内部の分断を外部に転化
援助外交のふりをした資源支配 → 利益供与と見せかけた依存関係の固定
「民主主義 vs 独裁」という単純二項 → グローバル資本による構造的支配の隠���
主権国家のふりをした実質的な財政的従属 → IMFや格付け会社による操作
◆ 抽象的に見せる「善意の装い」
「みんなのために」→ 誰の“みんな”?
「国益」→ 誰の利益?
「成長戦略」→ 誰が成長してるの?
「自由競争」→ 本当に自由か?
「公平な評価」→ 誰が評価してるの?
「責任ある選択」→ そもそも選択肢あった?
◆ 詐欺的レトリックや心理操作に近い構文
「○○を勝ち取った成功者に学ぼう」→ 構造の不平等から目を逸らす
「努力すれば報われる」→ すでに努力が報われない人々を切り捨てる言葉
「世の中そんなに甘くない」→ 支配構造を自然化し、内在化させる
「日本人は一億総中流だった」→ 過去の幻想を用いて現在の分断を見えにくくする
◆ まとめ的な総括フレーズ(覚えておくと便利)
「分割は支配の道具、連帯は解放の鍵」
「分断が進むと、共通の敵がつくられる」
「自由に見える競争は、見えない支配の道具」
「支配は、目に見えないところで一番強くなる」
「勝者はルールを書き換え、敗者に責任を押しつける」
必要に応じて、これらの言い回しや構図を 歴史的事例・文学・思想・アート・経済分析などと絡めることもできます。どの方向に深めましょうか?
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ari0921 · 5 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和七年(2025年)2月2日(日曜日)
     通巻第8634号 
トランプは世界の情報政策を主導している、とロシアの外交分析
それは「現代世界に関する2つの重要な現実」を浮き彫りにしている
*************************
フョードロ・ルキャノフ(ロシア外交評論家)のトランプ評を聞こう(RT=1月30日)。
「トランプ米大統領が世界政治の表舞台に復帰したことで、彼の特異な政治行動に関する議論が再び巻き起こっている。一部の人にとっては、この問題は無感覚に感じられるかもしれないが、トランプ氏は引き続き世界の情報政策を主導しており、現代世界に関する2つの重要な現実を浮き彫りにしている。
第一に、他国が多極秩序をどれほど望んでも、米国の中心的な役割は否定できない。
第二に、文字通りにも比喩的にも限界を押し広げるトランプ氏のアプローチは、今日の状況において目標を達成する効果的な方法であることが証明されている。
 トランプ氏の政治行動の根底にあるのは、偽善と二枚舌を拒絶し、代わりに率直さと無礼さを貫くことだ。彼は自分の望むことだけを主張し、反論を無視し、しばしば同じ要求を執拗に繰り返す。トランプ氏は他の国を米国と同等に扱うふりをしたり、この信念を隠したりはしない。彼の世界観では、国際的平等は存在しない。中国については、その経済規模と貿易量の巨大さゆえに状況が若干異なるが、そこでもトランプ氏の重商主義的本能が支配的である。
 トランプ氏のアプローチは、大統領就任後最初の任期中に採択された2018年米国国家安全保障戦略と一致しており、同戦略では現代の国際関係を大国間の競争として公式に認めている。この認識は事実上、特定の国を他の国よりも優位に立たせるものであり、これはこれまで非公式には認められていたものの、明言されることは稀だった概念だ。
▼理想よりも結果
トランプ氏が他と一線を画しているのは、理想よりも結果に重点を置くことだ。彼は自分が正しいことを証明しようとはせず、単に目的を達成したいだけだ。
この姿勢は、他国や他国の指導者について無礼な発言をすることによく表れている。こうした行動にショックを受ける人もいるが、トランプ氏の外交儀礼無視は、より広範な傾向を反映している。
つまり、米国が「善意の覇権国」として振舞うことから、より利己的で取引重視の国へと移行していることである。
 ドナルド・トランプは、長い間忘れられていた大統領を突然思い出した。そしてそれには十分な理由がある。
 他国の反応は、この変化を物語っている。デンマークやカナダなどの国は、トランプ氏の率直な発言に困惑し、ためらいがちになっているようだ。ドイツや英国も同様に、トランプ支持者の内政へのあからさまな干渉に動揺している。ラテンアメリカでは、各国の首都が最悪の事態に備え、同盟や理想よりも自己利益を優先する米国と取引する見通しに対する破滅感を反映している。
米国がリベラルな「温和な」姿勢を捨て、露骨な覇権主義的アプローチを完全に受け入れれば、抵抗はほぼ不可能になる という認識が広まりつつある。
▼「ポスト偽善」の台頭
トランプ氏の魅力は、恐怖からだけではなく、「ポスト偽善」とも言えるものを根本的に拒否していることからも生まれている。
伝統的な政治や外交において、偽善は常に対立を鎮め、対話を可能にする手段として存在してきた。しかし、ここ数十年で、偽善は政治の本質そのものへと進化した。沈黙の文化と、角を丸めようとする強迫観念によって、真の矛盾を明瞭に表現したり、対処したりすることがほぼ不可能になっている。
 現代の西洋の枠組みでは、問題はもはや利害の対立としてではなく、「正しい」(西洋のモデルに体現されている)と「間違っている」 (そこから逸脱している)の衝突として捉えられています。この絶対主義的なアプローチには妥協の余地はありません。
「正しい」とみなされるものは、説得ではなく力によって勝ち取られなければなりません。ポスト自由主義の勝利により、国際的な議論は混乱したパズルに変わり、用語は意味を失い、言葉は実質から切り離��れています。
 この文脈において、トランプ氏の率直さはリセットボタンの役割を果たす。見せかけを剥ぎ取ることで、彼は議論を漠然とした価値観に基づくレトリックではなく、具体的な利益に集中させる。複雑な問題を物質的な言葉で表現することを好むトランプ氏の姿勢は、世界の複雑さを過度に単純化しているかもしれないが、会話をより具体的で、逆説的に、より有意義なものにしている。
▼恐怖と受容──トランプ大統領の政権復帰:革命か再起か?
トランプ氏の台頭は彼の性格を変えたわけではない。彼の奇癖は、彼が政治的に台頭するずっと前から誰もが知っていた。変わったのは世界の反応だ。かつては動揺を引き起こした花火は、今では受け入れとまではいかなくても、諦めで迎えられている。
この変化は、恐怖と適応の組み合わせを反映している。多くの国が、米国の圧倒的な力と、トランプ氏の容赦ない強引さに支えられた米国の要求に抵抗することの無益さを認識している。
トランプ政権下のアメリカの変貌は、世界政治のより広範な変化を反映している。特に西側諸国における偽善の絶対化は、有意義な対話がほとんど不可能な環境を作り出した。トランプの率直さと直接性への回帰は不安をかき立てる一方で、国際社会の現実をより正直に反映している。それは、ポスト自由主義が修辞の巧妙さの層の下に隠そうとした矛盾と緊張を露呈している。
▼簡素化の代償
トランプ氏のアプローチは、安心も安定も約束しない。世界的問題を重商主義の核心に還元することは、国際関係の根底にある複雑さを無視することになる。しかし、その代替案である果てしない姿勢とイデオロギーの硬直性は、同様に効果がないことが証明されている。この2つの欠陥のあるモデルの選択が、現在の地政学の時代を定義する。
 結局のところ、トランプ氏の「バンドエイドを剥がす」という姿勢は、世界を不快な真実に直面させる。
このアプローチが解決につながるのか、それともさらなる対立を招くのかはまだ分からない。明らかなのは、繊細さと外交上の気配りの時代が、権力と利己心が会話を支配する率直さの新しい時代へと道を譲りつつあるということだ。この文脈において、偽善に邪魔されることなく結果を追求するトランプ氏の妥協のない姿勢は、変化する世界秩序の兆候であると同時に原動力でもあるのかもしれない」(引用止め)。
 ロシアが意外に冷静に分析していることは意外である
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capybara-is-watching · 2 months ago
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ソース管理を用いるか、少なくとも定期的にバックアップをとる
自分のゲームは退屈すぎるし、浅すぎる(と思われるリスクを常に考慮する)
企画提案の際には予算も含めておくべき
その予算は、極端な事例ではない現実的な比較対象を用いて正当化できるようにしておく
友人に笑われそうなくだらないアイデアこそ、往々にして素晴らしいコンセプトとなる
嫌いなゲームへの批判は、「改善版」を作ってみせることでおこなうこと
コアとなるゲームメカニクスを変える際には、たいていの場合新たにゲームデザインから作り直しが必要になる
悪い設計書ができるのは、たいていの場合は書き方が悪いからだ
各開発サイクル(iteration)のなかで、まずは必要最小限のプロトタイプを作る
たとえゲーム中に寄り道したいプレイヤーであっても、目的そのものは必要としている
枯渇あるいは飽和したジャンルなどない
競争の激しいジャンルのゲームは、本当に飛び抜けた特徴が求められる
ゲームの歴史を学べ
ゲームの歴史なんて忘れろ!毎年常識を覆すような新作が生まれているんだから
偉大なゲームは、素晴らしいコード開発者とひどいコード開発者の両方によって作られてきた
ゲームデザインを固めてしまいたいと思うかもしれないが、混沌も受け入れよう
その混沌とした状態から、可読性、パフォーマンス、拡張性、モジュール化、移植性などについて考えていこう
自動生成とはコスト削減の方法ではなく、ゲームのスタイルに関する選択だ
たいていの場合、UX(ユーザー体験)よりもゲームの奥深さが重要となる
たとえやめるつもりがなくとも、いつでもやめられる準備をしておく
あなたのDLCについての考えは、データの裏付けに欠けてはいないだろうか
IPを使わず、ライセンスもせず、会社を売却もしないのなら、IPを保有する意味はない
PRは常に重要だが、多くの開発者はPRの本質を理解していない
開発中の些細な話でも、ファンは聞きたがっている
賞をとったときは感謝を、とれなかったときは謙虚に振る舞う(あるいは黙っておこう)
ゲームを発表するなら、Steamストアページも同時に公開しよう
Steamのタグは正確につけよう
発表用トレイラーは、狙ったユーザーの心を撃ち抜く出来にすべし
可能性にワクワクし、惹きつけられ、インスパイアされる気持ちを大切にしよう
ゲームに関する発表は、ユーザーをその作品のコミュニティへ誘う招待状でもある
「互いにリスペクトすること」をコミュニティのルールとし、厳格に守らせる
素晴らしいコミュニティメンバーは称えてあげる
月に最低1回は新しい情報を発信する
「言ったことをちゃんと実現する」ことで、コミュニティの信頼は築かれる
ゲーム業界に詳しい会計士を見つけよう
給与、配当、年金の仕組みをきちんと理解しよう
何でも任せられる信頼できる弁護士を見つけよう
契約書は、たとえ相手を知っていても「知らない相手である」と思ってチェックすること
明確な強みのないパブリッシャーとの連携は、単なる浪費となる
ひどいパブリッシャーに遭遇した経験があっても、すべてのパブリッシャーが悪いとは限らない
「パブリッシャーから資金を得る」ことに望みをかけるのではなく、「利益の出るゲームを作る」ことを目標にするべき
挑戦し続けよう。具体的に、前向きに、���して気楽に
あるベテランゲーム業界人が「ゲーム開発における42の鉄則」を提唱するも、内容に賛否渦巻く。ただし“疑ってもらうこと”に狙いあり - AUTOMATON
Paul氏は鉄則において、同氏が信じてやまない格言や持論などを集めたと説明。ただ読者に対しては、鵜呑みにするのではなく自分にとって何が本当に正しいのかを模索することを後押しする狙いがあると述べている。そして、それぞれの鉄則について、読者が望むように取捨選択あるいは非難してほしいとも伝えていた。
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takahashicleaning · 5 months ago
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TEDにて
フロイド・E・ロムズバーグ:人工DNAの革命的な可能性
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
これまでの生物の細胞は、すべて、DNAの基本単位である4つの遺伝子文字(ヌクレオチド)、A、T、C、Gを元にしてできています。
しかし、現在はそうではありません。
先見性のあるトークを通して、合成生物学者のフロイド・E・ロムズバーグが、6つの遺伝子文字(4つの遺伝子文字+2つの人工文字)で作られた最初の生物を紹介し
この大きな進歩が自然による設計図の基本的な理解にどのように挑むのかを探ります。
あらゆる生物は、命ある物はすべて、DNA情報から創られてきました。どういうことでしょうか?
それは、英語がアルファベットから成り立ち、組み合わせて単語にすると、今日、私がお話しするストーリーを伝えられるようになるのと同じです。
DNAは遺伝子文字(ヌクレオチド)で作られ、それが組み合わさって遺伝子となり、糸のようにつながったアミノ酸が、複雑な構造に折りたたまれてできたタンパク質を細胞に作らせます。
そのタンパク質が働いて細胞を機能させます。例えば、ストーリーを話すとかです。
英語のアルファベットは26文字ですが、遺伝子文字は4つです。
とても有名なのでご承知のことと思いますが、単によくG、C、A、Tと呼ばれます。生物のあらゆる多様性が、4つの遺伝子文字に起因するのだから驚きで。
英語のアルファベット��、4文字しかなかったとしたら、どんなストーリーが話せますか?遺伝子文字がもっとあったとしたら?遺伝子文字の多い生物は、色々な、もっと面白いストーリーを語れるのでしょうか?
1999年カリフォルニア州ラホヤにあるスクリプス研究所内の研究室で私はこの問題を研究し始めましたが、目標は自然界の4つの文字に新たに人工の2つの文字を加えた6つの遺伝子文字をDNAに持つ生物を創ることでした。
これまで創造された生物で、もっとも、根本的に変化させられた生命の形式になるでしょう。従来の生物より、多くの遺伝情報を保有する、半合成の生物です。
新しいタンパク質、通常タンパク質を作る20種類以上のアミノ酸からタンパク質を作れるでしょう。その生物はどんなストーリーを語るのでしょうか?
合成化学と分子生物学の力で、20年近い研究の末、6つの遺伝子文字を持つ微生物を創りました。
どうやったのかお話しします。
高校の生物学を思い出してください。
自然界の4つの遺伝子文字は、2種類の基本ペアとなります。GとC、AとTのペアです。新しい遺伝子文字を作るために、何百もの新しい文字候補を合成し、取捨選択して互いの選択的ペアとなる能力を、検証しました。
約15年の研究の末、少なくとも試験管の中では、相性の良いペアを発見しました。難しい名前があるのですが、単にXとYと呼びましょう。
次の段階で、XとYを細胞に入れる方法を模索し、藻類のあるタンパク質が、XとYを細胞に取り込むことを見つけ、この微生物でも働きました。そして、最終段階で、XとYを持つ細胞が成長して分裂し、そのDNA内にXとYを保持することを示す必要がありました。
気が短い私からするとそこまで辿り着くのに思ったよりも長くかかりましたが、この最も重要なステップは、私が期待したよりすぐにうまくいきました。早い話が即座にです。
2014年のある週末、私の研究室の大学院生が、6つの遺伝子文字を持つ微生物を培養したのです。早速、お披露目しましょう。これは実際の写真です。
初の半合成生物です。
6種の遺伝子文字を持つ微生物は、とてもクールですよね?皆さんの中には、いぶかしむ方もおられると思います。概念面と実用面からもう少し動機をお話しします。
概念的に、人々は「生物とは何か?」「命を持たない物との違いは何か?」を思考力を得て以来、ずっと考えてきました。
一神教では、多くの人々が、生物は完璧なものと解釈し、創造主がいる証拠として受け止めてきました。神が生物に命を吹き込んだため、生物は他とは異なるのです。より科学的な説明を探る人々もいましたが、それでも生物の分子を特別視していると言ってもいいでしょう。
進化は何十億年間にも渡り、生命を最適化し続けてきました。
皆さんがどうお考えであろうと無茶苦茶な失敗をすることなしに化学者が自然界の生物分子の内部や共に機能する新しい要素を作ることは、不可能に近いように思えます。
「私たちはいかに完璧に作られ進化したのか?」「生物の分子がいかに特別なのか?」こういう質問は、問うことすら不可能でした。
生物と比較する物がないからです。私たちの初めての研究からすると生物の分子は、そんなに特別ではないかもしれません。
私たち��知る生物は、唯一無二の可能性ではないかもしれません。もしかしたら、唯一の答えでも最良の答えでもなく、答えの一つに過ぎないかもしれません。
それらの質問は、生物の基本的問題に触れており、いささか難解なようです。
では、実用面での動機は何かと言うと遺伝子文字を増やした新しい生物が語る新しいストーリーを探求したいのです。ここでのストーリーは、細胞が作ったタンパク質とその機能についてです。
では、半合成生物は、どんな新しい機能を持った新しいタンパク質を作り利用するのでしょう?
いくつかの可能性を思い描いています。
まず、私たちが使用するために細胞にタンパク質を作らせます。現在、タンパク質は、兵士を怪我から守る物質から危険な化合物の検出装置での使用まで、ますます幅広い分野で応用されていますが、少なくとも私が、一番興奮する応用はタンパク質薬剤です。
比較的新しいにも関わらずタンパク質薬剤は、すでに医学に革命を引き起こしました。
例えば、インスリンはタンパク質です。お聞き及びかもしれませんが、薬剤として製造され糖尿病の治療方法を完全に変えました。
でも、問題は、タンパク質は作るのが実に難しく唯一、実用的な方法は、細胞にタンパク質を作らせることです。
当然、自然界の細胞を使えば、自然界にあるアミノ酸を持ったタンパク質を作らせることができます。タンパク質の性質や新薬開発へ応用は、タンパク質を作るアミノ酸の性質によって制限されます。
これらがそうでタンパク質を作るため自然界の20個のアミノ酸が連なっています。
ご覧のとおり、そんなに違って見えません。
それほど多様な機能はなくそれほど多様な機能をもたらしもしません。合成化学者が薬として作った小さな分子と比較してみましょう。タンパク質よりもずっとシンプルですが、通常、ずっと幅広い範囲の物質から作られます。
分子の詳細をお気になさらずともいかに違うかお分かりになると思います。そして、実際、この違いによって様々な病気を治療する優れた薬となるのです。
色々な物質からタンパク質が作れたらどんなタンパク質新薬が開発可能かと思いを馳せるのは実に刺激的です。
半合成生物に新しい多様なアミノ酸を含むタンパク質を作らせることができるでしょうか?
たぶん、そのアミノ酸は、意図した特性や機能をタンパク質に与えるよう選択されるでしょう。例えば、多くのタンパク質は、体内では不安定なのです。急速に分解されたり、体から除去され薬として利用できません。
より良い薬剤として使えるように新しいアミノ酸でタンパク質を作れるとしたら?
タンパク質を体内環境から守り、分解や除去から保護する物質をタンパク質に結合したら?
どうでしょうか?
他の分子を掴むことに特化した小さな手を持ったタンパク質を作れたなら?
新薬開発中、多くの小さな分子は失敗でした。なぜなら人体という複雑な環境で標的を特定できなかったからです。その分子を新しいアミ���酸の一部として作り、タンパク質に組み込みそのタンパク質を使って標的に誘導できるとしたら?
私はバイオテク企業、Synthorxを立ち上げました。Synth(合成)+or(生物)+x(未知のもの)という意味です。最後の「x」はそれが、バイオテク企業のすることだからです。
Synthorxは、私の研究室と協働し、人間の細胞表面にある特定の受容体を認識するタンパク質を研究しています。
しかし、同じ細胞の表面の別の受容体も認識してしまうのが難点であり有害なのです。2番目の悪い受容体と相互作用する部分を大きな傘みたいな物でブロックし、1番目の良い受容体とのみ相互作用するタンパク質を作れたとしたら?
それは実に難しく自然界のアミノ酸では不可能ですが、その目的に設計されたアミノ酸なら可能です。
半合成細胞を小さな工場のように働かせてより良いタンパク質薬剤を作るのは、唯一の興味深い応用という訳ではありません。
そもそもタンパク質が、細胞を機能させるのですから新しい機能を持つ新しいタンパク質を作る細胞があるなら自然界の細胞では、不可能なことをさせられるでしょうか?
例えば、人に注射するとがん細胞を探し、がん細胞を発見した時に限って細胞を殺す毒性タンパク質を分泌する半合成的生物を開発できたなら?
異なる種類の油を食べる細菌を作れたなら石油流失の掃除をするかもしれません、遺伝子文字を増やした生物が、語るかもしれないストーリーのほんの数例です。
素晴らしいですよね?
では、半合成生物を人体に注射したり、海や皆さんのお気に入りのビーチに膨大な量の人工細菌を撒き散らすのはどうでしょう?
ちょっと待ってください。怖いですよね?この恐竜は怖いのです。
でも本当は次の通りです。
半合成生物が生き残るには、XとYの前駆化学物質を与えられる必要があります。XとYは自然界に存在するものと全く異なります。細胞はこれらを持っていませんし、作る能力もありません。
実験室の制御された環境で準備、培養する際、自然界に存在しない大量の餌を与えます。
そして、人体に投与されたりビーチに放出されたりすると特別な餌にありつけなくなり、あまり成長せず少しの間、生き残っても目的の機能を遂行する程度の期間です。
餌を食い尽くし、飢え、餓死して消滅します。
生物に新しいストーリーを語らせるだけでなく、ストーリーを語る時間と場所も指定できるのです。
このトークの序盤で2014年にDNAにXとYという、より多くの情報を持つ半合成生物を創った話をしました。
ただ、お話ししたどの動機にも細胞がXとYを使ってタンパク質を作ることが必要で私たちはその研究を始めました。数年以内に細胞は、XとYを持つDNAをDNAの作業複製であるRNAに複製できるでしょう。
昨年末、私たちは、タンパク質を作るのにXとYを使えることを証明しました。
この講演の目玉である最初の完全な機能を持つ半合成生物です。
緑に光るタンパク質を作っているので細胞が緑に見えます。クラゲから取れるとても有名なタンパク質です。作ったものが見えやすいので多くの人々が自然の形で使います。
しかし、これらのタンパク質の1つずつに自然の生物がタンパク質を作れない新しいアミノ酸が含まれています。
すべての生きている細胞が、4つの遺伝子文字を使ってすべてのタンパク質を作ってきました。ところが、これらの細胞は生きて成長し、6つの遺伝子文字を使ってタンパク質を作ります。
新しい生物の形です。生物の半合成の形なのです。
未来はどうなるのでしょうか?
私の研究室では、ヒトの細胞も含めた他の細胞の遺伝子文字を増やす研究をしています。より複雑な生物の研究も始める予定です。半合成の線虫を考えてみてください。
最後にお伝えしたいのは、私が申し上げる中で最も重要なことですが、半合成生物の時代はすでに始まったということです。
ありがとうございました。
���リス・アンダーソン:これは特に注目に値します。質問ですが、あなたの研究からすると宇宙の他の星に生物が存在する可能性についてどう考えればいいのでしょうか?
生物のすべてが、DNAに基づいているという仮定のようですが、自己複製分子の確率空間は、DNAより高いもがあるのでしょうか?6種のヌクレオチドを持つDNAよりも高いですか?
フロイド・ロムズバーグ:全くその通りです。
私の研究が示すものは、申し上げたとおり常に偏見が付きまといます。
つまり、私たちは完璧であり、最適化され、一神教では、神がこのように人間を作られ進化が我々を完璧にしたと私たちは自然界の分子以外に機能する分子を作りました。
それが示唆することは、化学と物理の原理に則るいかなる分子もそれらを最適化でき、自然界の分子と同じことをします。
そこに魔法はありません。
そのことは生物が異なる形で進化できることを示唆していると思います。他の種類のDNAを使って私たちと類似ものができるとか、全くDNAを使わないかもしれません。
クリス:確率空間は、どの程度だとお考えですか?知ることができるでしょうか?
DNA分子のようであったり、自己複製して潜在的に生物を創れる全く違ったものかもしれません。
フロイド:個人的意見ですが、新しい生物を発見しても多分気付かないと思います。
クリス:水などがあって生存に適した場所であるゴルディロックス惑星を目指して調査するなんてひょっとして非常に偏狭な仮説かもしれません。
フロイド:話し相手を見つけたいならダメかもしれませんが、ただ別の形の生物を探すというなら街路灯の下で生物を探せると思います。
クリス:全員を驚かせてくれてありがとう。
(個人的なアイデア)
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論��れています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
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ryotarox · 1 year ago
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(チューナーレステレビ - Wikipediaから)
チューナーを搭載しないテレビは2010年代後半から日本国内のメーカーを含めて発売されていたが、その大半は業務用向けの商品であり、販路も限定されていたため、あまり普及しなかった。しかし、2021年12月10日にディスカウントストア大手の「ドン・キホーテ」のプライベートブランド「情熱価格」が低価格で家庭用のチューナーレステレビを発売したのを皮切りとして、家電メーカーや家電量販店を始め、レンタルビデオ店・家具店などといった異業種も参入[1][7]。動画配信サービスの急速な普及も追い風となり、売り上げは伸びており、2022年11月に「日経トレンディ」(日経BP)が発表したヒット商品ベスト30では22位にランクインした[3][8]。 また、NHKが2023年4月からテレビを設置しているにもかかわらず、正当な理由なく期限内に受信契約を申し込まなかった世帯に対して、受信料の2倍にあたる割増金を徴収できる「割増金請求制度」を導入したことを受けて、更に活況を集めるようになった[1]。 2023年8月、IT業界専門紙であるBCNが日本国内の主要家電メーカーに対してチューナーレステレビを製造・販売する意向があるか取材したところ、TVS REGZA(ハイセンス・東芝グループ)が「わざわざチューナーを外してまで、ユーザーの番組選択の幅を狭めるメリットはない」と否定し、ソニーも「(今の時点で)放送波を切り捨て、選択肢を減らすことは考えにくい」と中立的な立場を示したのに対し、シャープは「チューナーレステレビのニーズはあると思う。社内で検討はしている。(NHKや民放といった)放送局に気を遣っているということも一切ない」と積極的な姿勢をみせていると報じている[9]。
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国産メーカーが積極的でなかった印象がある。
ドンキとニトリが飛びついたチューナーレステレビ 「NHK避け」だけじゃないニーズを考える(1/3 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン
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crydayz · 8 months ago
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今よりも何年も先の未来から、かつて最も幸せを感じていた時代に記憶失って意識だけ戻ってきた
本当の自分はこれから起きる事を全て経験している
その自分が心の底から戻りたかった大切な時間こそが「今」なんだ
そう信じる事で目の前で起こるありとあらゆる出来事の中に感動を見つけられるし感謝できる
未来から舞い戻る前の素の自分はその場のノリや機嫌で雑な返しをしてしまったけど、それが未来で確実に失われる平和だとわかっているならこれからの一分一秒を宝物のように扱える
宝物のように扱った時間や人間関係が素敵なものにならないわけがない
無論、そう取り扱えば素敵なものに化ける可能性のある時間と人間関係に対してのみそれを行うのだ
清浄な土と水で育てれば腐海の植物も毒を吐かない
これは未来の自分が退屈と絶望に喘いで舞い戻った過去世界だと考える
人生で最も辛いと評せるあの時でさえも、今は忘れた遠い未来の痛みと比べれば遥かに優しく愛おしい
最悪が常に更新されるなら、過去の最悪はオートで陳腐化される
今が過去のリプレイなら、今感じてる苦痛はいずれ必ず陳腐化するのだから安心して横に置き忘れればいい
それよりも苦しみの狭間にある喜びだけ集めて素敵PV作ればいい
キープする必要のない編集素材は「捨て」である
覚えておくメリットのない情報は削除である
強くなる事、優しくなる事だけ考えて刺激と記憶を取捨選択する
弱くて意地悪な自分を残酷に切り捨てていく
けどせめて歌ってやるよ銃声の子守唄
被害者意識をアイデンティティに据えた繊細ヤ●ザな過去の私にさようなら
加害者意識を多少居直り他者からの加害もそこそこ許容する、痛みに無頓着な私こんにちわ
私はもう、鬱になるメリットを思い出す事は一生ないでしょう
ただただ強く、大きく、後腐れなく
宵越しの銭をもたず
完璧な安らぎと満足を胸に
ただただ生きる。生きて、生きて、生きて描く
娘が自立できるようになるまでただただ支え、見護る
そんな退屈で真っ当な親に、私はなりたい
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himaw7 · 1 year ago
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春の形見
きみを亡くして3年の月日が経った。
失くした月日が人生の割合が増えていくしんどさ、日々生きていくことに耐え難くなる。戦争、地震、法案、親権、インボイス、原発、都政、政治、金。
ある日突然、大切な人が戦争に行くかもしれない、好きになった人と結婚の約束ができないかもしれない、大切な子を奪われるかもしれない、円の価���が無くなった私達はどうなるの?国の居場所は奪われ、戦争の為に駒扱いされ、戦争を反対したら非国民として捕まり、万博に行ったら毒ガスで死ぬかもしれない。情報の取捨選択は制限され、私たちはそんな指導者の制限する情報しか知ることが出来なくなるかもしれない。働いて得た金銭は不当に取り扱われ、私たちの命は軽視される。
生きていたくない理由はこんなに積み重なっているのに、やめる道を選んだとしてもあなたに会えるとは限らない。生きている限り、あなたの体温、香り、重さを思い出すことができる。
それだけを頼りに、生きている。
「みんな、そんな地獄を生きているんでしょ?楽しいことを、1個1個、手繰り寄せながらさ。」(2024/05/04 VIVALA ROCK2024 星野源)
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tmdiary · 1 year ago
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2024/01/17
1月17日(水)晴
阪神淡路大震災から29年が経つ。当時住んでいたところもかなり揺れたので目が覚めてすぐにテレビをつけたのを思い出す。今のように携帯電話などなかった時代なので、情報収集にはテレビやラジオしかなかった。まだ学生だったその時の衝撃はいまだに忘れることがない。幸い地震での直接的な被害は受けていないが、それまで見たことのない光景で、現実に発生していることかどうかよくわかっていなかったのが正直なところだった。
阪神淡路大震災当時はどう支援するかとかもよくわかっていなかった。今は色々な情報が入ってくるので便利な反面、デマなどの情報に疲れてしまうところもあるので、情報の取り捨て選択が必要になっている。
今回の能登半島地震はその時よりも大きいエネルギーだと言うから恐ろしい。今後も南海トラフ地震などの大きい地震が来る可能性が高い。他人事とは思わず日頃から備えておく必要があると改めて思った。
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kennak · 6 months ago
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文学部になんか行くな、勉強しても報われないぞって初めから言え https://anond.hatelabo.jp/20220114133403 の筆者です。三年後の現状を追記。 当時叱ってくれた人、励ましてくれた人には心から感謝しています。 当時たくさんの方からいただいたアドバイスを元に、学部四年生ながらにできることはたくさんやってみました。手遅れ感はすごかったけど、もうこのまま色々なことから逃げてはいけないと思ったので勢いだけはあった。 ・教職を取る ・ボランティアに参加する ・長期インターンで働く ・バイトをする ・心理学の本を読む 卒業研究も就活も並行してやった。 教職はめちゃくちゃ大変だった。大学四年生にもなって(しかもあそぶんがくぶ)、教職=専門科目+教職科目で時間割はいっぱい。毎日朝9時から夜8時まで授業が詰まっていて、土日も現職教員が教えてくれる授業に出ていった。 ヒーヒー言いながら頑張ったが、教職はとてもいい人間関係のリハビリにもなった。教職科目には大体グループ活動があるから、強制的に人と話さなければならない。四年生という引け目がないわけではなかったが、もうそんなことは言ってられないので自分なりに必死で喋りました。幼稚園児ですかねマジで。 ボランティアは市の団体に参加させていただいた。 長期インターンは地元のある企業に一年ほどお世話になった。 バイトは販売。これがまあ、コミュ障の俺にとっては試練だった。仕事も覚えられないし、勉強しかできない自分の無能さを思い知った。 心理学の本を読むのも、コメントでアドバイスしてもらったことだ。アドラーや加藤諦三を読んだ。今となっては極端な自責に繋がりかねない書籍のような気もするが、でも他責クソ野郎の俺には根本的な考え方を改めるのにとても役だった。 とにかく反省を活かそうと、いただいたアドバイスを元にたくさん行動してみた四年生だった。 結果、俺は今修士二年生で、博士課程に進もうとしている。 あれだけけなしていた文学分野でアカデミアに進むというのは、当時呪詛を吐きまくっていた俺を知る人からすれば晴天の霹靂というか、お前全然教訓活かせてねえじゃんアホかという感じだろうか。 でも行動してみて、色々考え方も変わった上での決断だ。理由はいくつかある。思いつく三つを挙げておく。 第一に、企業勤めをするのが俺にとって、社会にとって良いとは限らない気がしたこと。 研究とお勉強は違うが、それでも俺は昔から学ぶことばかりしてきた身だ。しかも、我儘を言って実学ではない分野で学ばせてもらった。 ならば、急カーブで別分野に就職するよりも、過去を活かして学びの分野にとどまり続けることの方が、俺にとっても社会にとってもいい結果になりうるんじゃないかと思った。 これだけ親から投資を受けて学ばせてもらったのだ。ならばそのまま学問を追求し続けることもあながち無駄ではないだろうう。 文学研究が分かりやすく社会に実利をもたらす行為だとは思わない。でも、俺が過去に培ってきたことを活かすという点においては、アカデミアも立派な将来の選択肢になるはずだ。それがお先真っ暗であろうと。 またバイトとインターンをして思ったが、俺は実務ができない典型的な(?)勉強バカだと思う。必死でメモをとってそれをマニュアル化し、いちいち参照しないと仕事ができない。自作マニュアルを参照してもノロいし、小回りが利かないから役に立たない。試験はあれだけホイホイできるのに、真面目に働こうとしてもなぜダメダメなまま成長しないのか。応用が効かないわ怒られるわヘマするわ、周りの社員にも「こいつ○○大なのにこれかよ」って思われてた気がする。 こんな俺なので、社会に出て企業勤めしたところであまり役に立てないように思う。 第二に、クソ大変だったが何とか教員免許を取得したので、博士課程に進んで落伍してもまだ道はあるだろうということ(現代日本は教員不足だから)。 学んだことを活かせる仕事に就ける保険があるのは、かなり心強い。 第三に、やっぱり文学が好きだった。 文学ができることの一つに、「目に見えないものを表現できる」というのがあると思う。 俺という人間は、履歴書に書けば「文学部修士二年生」というただの一身分しか持ち合わせていない。 だけど、その称号の裏には「文学部生という経歴によって就活が台無しになったと思ったが、己の他責思考や逃避癖や高すぎるプライドが原因で先延ばしにしていた挫折を一気に食らっただけだった」という物語があるわけで、この物語の前にも途中にも後にも色んな感情が存在している。焦り、恐怖、驕り、不安、自己陶酔、万能感、劣等感、諦め。 こういった説明し尽くせない心持ちを表現するのが芸術で、その一分野が文学ではないか。 不要だと切り捨てられかねない人間の心情や葛藤や倒錯が好きだ。それを内包する表現形式を、文学をもう少し研究してみたいと卒論を書きながらそう思った。 そして二年たっても「もうちょっと研究したい」が終わらず、このまま博士課程に進むことに決めた。 修士一年のときに父が先立ち、一人親になった。親類も一人亡くなって経済的にかなり困窮している。 博士課程からの奨学金にはなんとか内定したが、それでも母を安心させてあげられなくて申し訳ないと思う。���学金なんて、人間一人がギリギリ生活する分しか出ないから。 でももう、この先文学やった結果路上で野垂れ死んでも構わない気がしている。俺は元々がクソ性根人間だし、社会の役に立とうとすること自体が思い違いかもしれん。実利や効率とはまるで関係のない文学と数年を共にしただけで御の字だ。どうせこのまま運良くアカデミアに留まれたところで40になっても低収入だろうが、それでももう構わん。 最初は「文学部に行っても報われない」と書いたが、本当は誰に報われなくてもいいということにやっと気づいた。 これが最後の報告になると思います。この先アカデミアに残れずにお先真っ暗になっても、研究職を諦めて教職についても、どうせ俺は社会的無能ですすいませんと開き直りながら生きていきたい。 誰かこれを読む人がいるんだろうか。もしいるならば、当時叱責や励ましの言葉をくれた人に、心からありがとうと伝えたい。変な方向に開き直った感じがしないでもないが、あなたたちのおかげで色んな経験を積めたし、少し変われたと思う。 何より、人と関わることを億劫だと思わなくなったし、怖くて不安でも行動してみる習慣がついた。貴重な教えをくれて感謝しています。 俺は変わらず役立たずとして生きていきます。どうかお元気で。 追記:心配してくれた人がいたので。奨学金は貸与じゃなくて給付です
文学部になんか行くな、勉強しても報われないぞって初めから言え の
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jaguarmen99 · 2 years ago
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24: 名無し(Unknown) [US] 2023/10/28(土) 22:53:50.46 ID:SdtozJnF0 これは出禁も納得ですわ() 25:   (東京都) [DE] 2023/10/28(土) 22:54:37.99 ID:j4zOMdmh0 活動家が記者証ぶら下げてるのが問題なんだよなぁ 29: 名無しさん@涙目です。(Unknown) [CA] 2023/10/28(土) 22:55:59.03 ID:UU+xyXfQ0 普通NHKの番組YouTubeに上げたら消されるだろ 32: 名無しさん@涙目です。(千葉県) [CN] 2023/10/28(土) 22:59:17.14 ID:5oTy+Bnc0 結論ありきで記事書いてっから、裏取りなんてするわけないわな 都合の悪い情報は取捨選択よ
痛いニュース(ノ∀`) : 望月衣塑子氏、パロディ動画を「NHKのプロフェッショナル」と思いSMILE-UP.事務所を叩く - ライブドアブログ
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