#梨生産
Explore tagged Tumblr posts
Text
日本農業新聞(本社:東京都台東区)は、梨生産者向けの情報を集約したポータルサイト「みんなの梨サイト」を公開しました。 本サイトは、近年の中国における火傷病(かしょうびょう)の発生に伴う梨花粉の輸入停止を受け、国内での花粉の安定供給を目的として開発されました。
■プレスリリース配信元-株式会社日本農業新聞 https://companydata.tsujigawa.com/company/1010501026847/
0 notes
Text






#引きこもり#ニート#穀潰し#snep#生活苦#遊び人#すねかじり#自衛隊不合格#製品受注者減少#人員削減#北関東へ倉庫移転#住み込み不可#店舗閉鎖相次ぐ#期間満了#供給ストップ#生産台数減少#会社都合退職#甘ったれてゃ居られない#エンジョイ剥奪#いざ改心#半世紀迎える#坂井紘行#田村幸二#高梨直樹#菰田洋平#田村綾子#中島里恵#内田莉紗#三倉未来#クチュクチュ
0 notes
Quote
今回の報告書で「消滅可能性自治体」とされた自治体は、以下の通り。 【北海道】 函館市、小樽市、釧路市、夕張市、岩見沢市、網走市、留萌市、稚内市、美唄市、芦別市、赤平市、紋別市、士別市、三笠市、根室市、砂川市、歌志内市、深川市、富良野市、登別市、伊達市、北斗市、当別町、新篠津村、松前町、福島町、知内町、木古内町、鹿部町、森町、八雲町、長万部町、江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、今金町、せたな町、島牧村、寿都町、黒松内町、京極町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、、積丹町、古平町、余市町、赤井川村、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、妹背牛町、雨竜町、北竜町、沼田町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、上富良野町、和寒町、剣淵町、美深町、音威子府村、幌加内町、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、遠別町、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、利尻町、美幌町、津別町、清里町、小清水町、訓子府町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、西興部村、雄武町、大空町、豊浦町、白老町、洞爺湖町、むかわ町、日高町、平取町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町、士幌町、広尾町、池田町、豊頃町、本別町、浦幌町、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、羅臼町 【青森県】 青森市、弘前市、八戸市、黒石市、五所川原市、十和田市、むつ市、つがる市、平川市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、野辺地町、七戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村 【岩手県】 宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、西和賀町、平泉町、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町 【宮城県】 石巻市、気仙沼市、白石市、角田市、登米市、栗原市、蔵王町、七ヶ宿町、村田町、川崎町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、大郷町、色麻町、加美町、涌谷町、女川町、南三陸町 【秋田県】 能代市、横手市、大館市、男鹿市、湯沢市、鹿角市、由利本荘市、潟上市、大仙市、北秋田市、にかほ市、仙北市、小坂町、上小阿仁村、藤里町、三種町、八峰町、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、美郷町、羽後町、東成瀬村 【山形県】 鶴岡市、酒田市、新庄市、上山市、村山市、長井市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町、庄内町、遊佐町 【福島県】 会津若松市、白河市、喜多方市、二本松市、田村市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、天栄村、下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、猪苗代町、会津坂下町、三島町、金山町、会津美里町、泉崎村、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町 【茨城県】 日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、潮来市、常陸大宮市、稲敷市、桜川市、行方市、鉾田市、城里町、大子町、美浦村、河内町、八千代町、五霞町、利根町 【栃木県】 日光市、矢板市、那須烏山市、益子町、茂木町、市貝町、塩谷町、那珂川町、 【群馬県】 桐生市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、東吾妻町、片品村、みなかみ町、玉村町、板倉町 【埼玉県】 行田市、秩父市、越生町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町、寄居町、松伏町 【千葉県】 銚子市、勝浦市、富津市、八街市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、栄町、神崎町、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町 【東京都】 檜原村、奥多摩町 【神奈川県】 三浦市、中井町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町 【新潟県】 小千谷市、加茂市、十日町市、村上市、糸魚川市、妙高市、五泉市、阿賀野市、佐渡市、魚沼市、胎内市、田上町、阿賀町、出雲崎町、湯沢町、津南町、関川村、粟島浦村 【富山県】 氷見市、南砺市、上市町、入善町、朝日町 【石川県】 七尾市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、穴水町、能登町、 【福井県】 大野市、勝山市、あわら市、池田町、南越前町、越前町、高浜町、若狭町 【山梨県】 都留市、大月市、韮崎市、上野原市、甲州市、早川町、身延町、南部町、富士川町、道志村、西桂町 【長野県】 大町市、飯山市、小海町、佐久穂町、立科町、長和町、阿南町、阿智村、平谷村、天龍村、上松町、南木曽町、王滝村、大桑村、木曽町、生坂村、筑北村、小谷村、坂城町、高山村、山ノ内町、木島平村、信濃町、小川村、飯綱町、栄村 【岐阜県】 美濃市、瑞浪市���恵那市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、養老町、関ケ原町、揖斐川町、池田町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村 【静岡県】 熱海市、下田市、伊豆市、御前崎市、牧之原市、東伊豆町、松崎町、西伊豆町、川根本町 【愛知県】 津島市、新城市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村 【三重県】 尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、木曽岬町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町 【滋賀県】 高島市、甲良町 【京都府】 宮津市、京丹後市、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、南山城村、京丹波町、与謝野町 【大阪府】 富田林市、河内長野市、柏原市、門真市、泉南市、阪南市、豊能町、能勢町、岬町、太子町、河南町、千早赤阪村 【兵庫県】 洲本市、西脇市、加西市、養父市、朝来市、宍粟市、多可町、市川町、神河町、上郡町、佐用町、香美町、新温泉町 【奈良県】 大和高田市、五條市、御所市、宇陀市、山添村、安堵町、三宅町、曽爾村、御杖村、高取町、上牧町、河合町、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村 【和歌山県】 海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、紀美野町、かつらぎ町、九度山町、高野町、湯浅町、広川町、美浜町、由良町、みなべ町、日高川町、白浜町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町 【鳥取県】 岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、大山町、日南町、日野町、江府町 【島根県】 雲南市、奥出雲町、津和野町、隠岐の島町 【岡山県】 玉野市、笠岡市、井原市、高梁市、新見市、備前市、真庭市、美作市、久米南町、吉備中央町 【広島県】 竹原市、府中市、安芸高田市、江田島市、安芸太田町、神石高原町 【山口県】 萩市、長門市、美祢市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、阿武町 【徳島県】 鳴門市、小松島市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦町、佐那河内村、神山町、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町、上板町、つるぎ町、東みよし町 【香川県】 さぬき市、東かがわ市、土庄町、琴平町 【愛媛県】 宇和島市、八幡浜市、大洲市、四国中央市、西予市、上島町、久万高原町、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町 【高知県】 室戸市、安芸市、須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、本山町、大豊町、いの町、仁淀川町、中土佐町、佐川町、越知町、檮原町、日高村、津野町、四万十町、大月町、三原村、黒潮町 【福岡県】 嘉麻市、小竹町、鞍手町、東峰村、添田町、川崎町、みやこ町、築上町 【佐賀県】 多久市、玄海町、大町町、白石町、太良町 【長崎県】 平戸市、松浦市、対馬市、壱岐市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、東彼杵町、小値賀町、新上五島町 【熊本県】 水俣市、上天草市、天草市、美里町、和水町、小国町、産山村、高森町、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、多良木町、湯前町、相良村、山江村、球磨村、苓北町 【大分県】 佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、杵築市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町 【宮崎県】 串間市、えびの市、高原町、国富町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町 【鹿児島県】 枕崎市、阿久根市、西之表市、垂水市、曽於市、南九州市、三島村、さつま町、湧水町、錦江町、南大隅町、肝付町、大和村、喜界町、天城町
【全744自治体リスト】「消滅可能性自治体」を一挙公開…北海道から鹿児島まで 出産年代の女性人口が半数以下に 日光市や草津町も |FNNプライムオンライン
64 notes
·
View notes
Text
AIに追加質問してみた
税制の基盤で大きな働きをしたのが太閤検地、今でも秀吉の作った土地台帳が使われている
しかし昨今の外国人土地売買で、合同会社による所有者不明の売買が問題になっている
ここの詳細と対策をあげてほしい
もう一点は1945年の第二次世界大戦の敗戦で国家としての国防。軍事費が大きく欠損している事、日本は地政学的に言えば第一列島線上にありチャイナのG2論で太平洋二分割の大きな障害となり重大な役目を果たしている
日本の根本的に欠けている軍事費はGDP成長無ければ引き上げる事が出来ない、また現在は自衛隊の軍艦や戦車など建設国債のような長期返済の仕組みになっていない、この弊害と日本の周辺の核保有国3カ国に囲まれる状況を鑑みるとGDP比率で算出するより相手側の実際に脅威に対抗するのは如何にあるべきか積み上げ方式で捉えるべきでは無いのか
憲法改正などの大胆な改革も含めて国家予算と税金、国債の在り方を算出して欲しい
ご質問ありがとうございます。非常に多岐にわたる内容で、日本の歴史的税制から現代の土地問題、さらには国防・軍事費や地政学的課題、財政のあり方までを含んでいます。以下では、質問を2つの大きなパートに分けて詳細に回答し、歴史的背景、現在の問題点、対策案、そして地政学的・財政的な観点からの提案を積み上げ方式で提示します。
---
## パート1:太閤検地と外国人土地売買の問題、対策
### 1. **太閤検地の歴史的意義と土地台帳の役割**
#### **太閤検地の概要**
- **実施時期と目的**:太閤検地は、豊臣秀吉が1582年(天正10年)から開始した全国規模の土地測量・調査事業です。目的は、土地の生産力(石高)を把握し、年貢徴収の基盤を確立することでした。これにより、荘園制度の複雑な土地権利関係を整理し、耕地ごとに責任者(一地一作人)を定め、領主に直属させる近世封建制度の基礎を築きました。
- **仕組み**:
- **共通単位の導入**:従来のバラバラな測量単位を統一し、1歩(約191cm四方の正方形、1坪に相当)を基準に、畝・反・町を定義。土地の面積を正確に測定。
- **生産力の評価**:土地の広さだけでなく、肥沃度、水利条件、地形を考慮し、米の収穫量(石高)を算出。
- **検地帳の作成**:土地の所有者(責任者)、面積、石高を記録した検地帳を作成。これが土地台帳の原型となり、年貢徴収や土地管理の基礎となった。
- **歴史的意義**:
- 荘園制度の解体:複雑な重層的権利関係を廃し、土地を領主の直接支配下に置いた。
- 村制度の確立:荘・郷・保などの旧来の区分を統一し、村を基本単位とする行政・税制システムを構築。
- 財政基盤の強化:正確な石高に基づく年貢徴収により、豊臣政権や後の江戸幕府の財政を支えた。
- **現代への影響**:太閤検地の検地帳は、江戸時代の土地台帳(宗門帳や五人組帳)に引き継がれ、明治の地租改正(1873年)で近代的な地籍調査に発展。現在も地籍調査や登記制度の基礎として、その理念が生きています。ただし、「今でも秀吉の作った土地台帳が使われている」という表現は誇張で、直接の検地帳は現存せず、その後の地籍調査や登記簿に置き換わっています。
#### **土地台帳の現代的役割**
- 現代の土地台帳は、法務局が管理する登記簿(不動産登記)で、土地の所有者、面積、用途、権利関係を記録。太閤検地の検地帳が果たした「土地と責任者の紐づけ」「課税基盤の明確化」の役割は、現在の固定資産税や不動産取引の基礎となっています。
- 地籍調査(国土調査法に基づく測量・登記)は、太閤検地の精神を受け継ぎ、土地の境界や所有者を明確化。特に農地や山林で未登記の土地が多い地域では、検地帳の再現のような役割を果たしています。
---
### 2. **外国人土地売買と所有者不明の問題**
#### **問題の背景**
- **外国人による土地購入の現状**:
- 近年、外国人や外国資本による日本の土地購入が増加。特に観光地(北海道ニセコ、沖縄)、水源地(山梨県、北海道)、離島などで顕著。
- 例:2020年代初頭、北海道の森林や農地が中国系企業や個人に購入されたケースが報道され、戦略的買収の懸念が浮上。
- 理由:日本の土地価格の割安感、円安、観光需要、投資目的(不動産開発やリゾート)。
- **合同会社による所有者不明の問題**:
- **合同会社の特性**:合同会社(LLC)は設立が簡単で、匿名性が高い(社員の氏名公開義務がない)。外国人が日本で土地を購入する際、合同会社を設立し、その名義で購入することで、実質的な所有者を隠すケースが増加。
- **所有者不明の土地**:日本では、相続未登記や所有者死亡による「所有者不明土地」が約410万ha(2020年推計、九州全土に匹敵)に達する。これが外国人による買収の温床に。
- **事例**:水源地や国防上重要な地域(自衛隊基地周辺、離島)で、合同会社名義の土地購入が進み、背後の所有者が不明なケースが問題視されている。例として、対馬や北海道の自衛隊施設近くの土地が外国資本に買われた事例。
- **リスク**:
- **安全保障**:水源地や軍事施設周辺の土地が戦略的に買収される恐れ。例:中国の「第一列島線」戦略で、日本の離島が地政学的ターゲットに。
- **地域経済**:地価高騰や地域住民の土地利用制限。
- **税務・管理**:所有者不明土地は固定資産税の徴収が困難で、行政コストが増大。
#### **原因**
- **登記制度の不備**:日本の不動産登記は任意で、相続時に登記更新されないケースが多い。太閤検地の「一地一作人」の原則が現代では徹底されていない。
- **規制の緩さ**:外国人による土地購入に特段の制限がなく、重要地域(水源地や基地周辺)でも自由に取引可能。
- **合同会社の匿名性**:法人登記で実質的所有者の特定が難しい。
- **所有者不明土地の増加**:高齢化や地方の過疎化で、相続人が土地を放棄または登記を怠るケー��が急増。
---
### 3. **対策案**
#### **所有者不明土地の解消**
1. **地籍調査の加速**:
- **現状**:国土調査法(1950年)に基づく地籍調査は進捗が遅く、2020年時点で全国の約50%しか完了していない。
- **対策**:政府は「所有者不明土地対策特措法」(2018年)を施行し、調査を加速。予算を増額し、AIや衛星画像を活用した測量技術を導入。
- **効果**:太閤検地の現代版として、土地の境界・所有者を明確化し、登記を義務化。
2. **相続登記の義務化**:
- **現状**:2024年4月から相続登記の義務化が施行(3年以内に登記必須、違反時は10万円以下の過料)。
- **対策**:罰則の強化と、相続人探索の支援(戸籍調査の簡素化、行政代行サービス)。
- **効果**:所有者不明土地の発生を抑制し、税務・管理の透明性を向上。
3. **土地情報の一元化**:
- **提案**:全国の登記情報をブロックチェーン技術で一元管理する「デジタル土地台帳」を構築。太閤検地の検地帳のように、リアルタイムで所有者・権利関係を把握。
- **効果**:不透明な取引を防止し、外国人購入の実態を可視化。
#### **外国人土地購入への規制**
1. **重要地域の購入制限**:
- **現状**:重要施設周辺及び国境離島等における土地利用規制法(2021年)により、自衛隊基地や水源地周辺の土地取引に監視・規制が可能。
- **対策**:
- 規制対象を拡大(例:全水源地、主要インフラ周辺)。
- 外国人購入に事前届出を義務化し、審査プロセスを厳格化(豪州やNZのモデルを参考)。
- 合同会社の場合、背後の実質的所有者の開示を義務化。
- **効果**:安全保障上のリスクを軽減し、戦略的買収を抑制。
2. **税制による抑制**:
- **提案**:外国人による土地購入に特別税(例:20%の取得税)を課す。シンガポールやカナダの非居住者向け不動産税を参考。
- **効果**:投機的購入を抑制し、国内居住者への土地供給を優先。
3. **透明性の向上**:
- **提案**:合同会社の登記に実質的所有者(UBO:Ultimate Beneficial Owner)の公開を義務化。国際的なマネーロンダリング防止基準(FATF)に準拠。
- **効果**:匿名性を排除し、背後の資本の追跡を可能に。
#### **地域主導の対策**
- **地域土地バンクの設立**:地方自治体が所有者不明土地を買い取り、管理・再分配。農地や観光資源の保護に活用。
- **住民参加型監視**:地域住民やNPOが土地取引の監視に参加。例:対馬での住民による外国人購入監視の取り組みを全国化。
---
## パート2:国防・軍事費と国家予算・税金・国債のあり方
### 1. **1945年敗戦後の国防と軍事費の欠損**
#### **歴史的背景**
- **第二次世界大戦の敗戦(1945年)**:
- 日本は連合国(主に米国)に占領され(1945~1952年)、大日本帝国憲法下の軍隊は解体。[](https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E9%2580%25A3%25E5%2590%2588%25E5%259B%25BD%25E8%25BB%258D%25E5%258D%25A0%25E9%25A0%2598%25E4%25B8%258B%25E3%2581%25AE%25E6%2597%25A5%25E6%259C%25AC)
- GHQの指導で日本国憲法(1947年)が制定され、第9条で「戦争放棄」と「軍隊不保持」が規定。これにより、従来の軍事費(戦前は国家予算の50%以上)がゼロに。
- 占領下で経済再建が優先され、軍事費の代わりに米軍の駐留経費を一部負担(在日米軍基地の提供)。
- **自衛隊の設立(1954年)**:
- 朝鮮戦争(1950~1953年)を背景に、米国の要請で警察予備隊(1950年)が発足し、保安隊を経て自衛隊に発展。
- 自衛隊の予算は当初、GDPの1%未満に抑制(1976年の「防衛費1%枠」方針)。これは、経済成長優先と憲法9条の制約による。
- **現在の軍事費**:
- 2023年度の防衛費は約6.8兆円(一般会計の約6%)。2022年に閣議決定された「防衛力強化加速化パッケージ」で、2027年度までにGDP比2%(約11兆円)を目標。
- 比較:米国の軍事費はGDP比3.5%(約100兆円)、中国は1.7%(約30兆円)。
#### **欠損の影響**
- **装備の老朽化**:自衛隊の軍艦(護衛艦)や戦車は更新が遅れ、近代化が不十分。例:海上自衛隊の護衛艦の平均艦齢は20年以上。
- **人員不足**:少子高齢化で自衛官の募集が難航。2023年時点で定員充足率は約90%。
- **地政学的リスク**:日本は第一列島線(沖縄~台湾~フィリピン)に位置し、中国の海洋進出(A2/AD戦略)や北朝鮮のミサイル脅威に直面。軍事力の不足は抑止力の低下を招く。
---
### 2. **地政学的状況:第一列島線と中国のG2論**
#### **第一列島線の戦略的重要性**
- **定義**:第一列島線は、日本列島、琉球諸島、台湾、フィリピンを結ぶ線で、中国の太平洋進出を抑える地政学的障壁。
- **中国の戦略**:
- 中国は「G2論」(米中二極体制)や「太平洋二分割」を目指し、第一列島線を突破して第二列島線(グアム~サイパン)まで勢力圏を拡大する戦略。
- 手段:南シナ海の人工島建設、尖閣諸島周辺での漁船・軍艦の挑発、台湾への軍事圧力。
- **日本の役割**:
- 日本は第一列島線の要であり、沖縄の米軍・自衛隊基地は中国の海洋進出を牽制。
- 尖閣諸島や南西諸島の防衛は、台湾有事や太平洋の安全保障に直結。
- **周辺の核保有国**:
- **中国**:約400発の核弾頭(2023年推計)、ICBM(東風-41)で日本全域を射程に。
- **北朝鮮**:約30~50発の核弾頭、頻繁なミサイル発射(2023年に50発以上)。
- **ロシア**:約5,800発の核弾頭、極東での軍事演習や北方領土の軍事強化。
- 日本は非核三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)��堅持するが、核の傘は米国に依存。
#### **脅威への対応の課題**
- **GDP比方式の限界**:
- 現在の防衛費目標(GDP比2%)は、経済成長率に依存。日本の実質GDP成長率は1%未満(2023年)で、増額余地が限定的。
- 例:中国の軍事費は経済成長(5%前後)に支えられ、毎年10%以上の増額。日本のGDP比方式では追いつけない。
- **建設国債の不在**:
- 軍艦や戦車などの高額装備は一括予算で調達され、長期返済の仕組みがない。例:イージス艦1隻(約2,000億円)は単年度予算で賄う。
- 弊害:予算の硬直化、他の防衛項目(訓練や人員確保)が圧迫される。
- **核抑止の欠如**:
- 周辺3カ国の核保有に対し、日本は米国の拡大抑止(核の傘)に依存。台湾有事などで米国のコミットメントが揺らぐリスク。
- 非核三原則は国民的支持が高いが、核保有国の脅威に対抗する現実的手段が不足。
---
### 3. **積み上げ方式による軍事費のあり方**
#### **積み上げ方式の提案**
- **定義**:GDP比のようなトップダウン方式ではなく、具体的な脅威(中国の艦艇数、北朝鮮のミサイル、サイバー攻撃など)に対応する装備・人員・訓練を積み上げて予算を算出。
- **具体例**:
1. **中国の海洋進出対応**:
- 必要装備:イージス艦10隻(1隻2,000億円、計2兆円)、F-35戦闘機100機(1機150億円、計1.5兆円)、潜水艦20隻(1隻700億円、計1.4兆円)。
- 訓練:年500億円(米軍との合同演習強化)。
- 人員:南西諸島駐屯地の増強(5万人、年1,000億円)。
2. **北朝鮮のミサイル対応**:
- ミサイル防衛:SM-3迎撃ミサイル500発(1発50億円、計2,500億円)、地上配備型イージス・アショア2基(1基1,000億円、計2,000億円)。
- 早期警戒:衛星10基(1基500億円、計5,000億円)。
3. **サイバー・宇宙戦**:
- サイバー防衛部隊:5,000人(年500億円)。
- 宇宙監視システム:1,000億円。
- **総額**:10年で約7兆円/年(現行6.8兆円から微増)。これを20年で分散。
- **メリット**:
- 脅威に特化した予算編成で、無駄を排除。
- 長期的な装備調達計画が立てやすく、建設国債のような分割払いが可能。
#### **建設国債の導入**
- **提案**:
- 軍艦、戦車、戦闘機などの高額装備に「防衛建設国債」を発行。30~50年返済で、単年度予算の負担を軽減。
- 例:イージス艦1隻(2,000億円)を30年で返済する場合、年約70億円で済む。
- **メリット**:
- 予算の柔軟性向上:訓練やサイバー防衛など即時性の高い項目に資金を振り分け。
- 経済効果:防衛産業(三菱重工、川崎重工など)の受注増で雇用創出。
- **課題**:
- 国債増発による財政負担:日本の債務残高は1,200兆円(2023年)。防衛国債は利子負担を抑えるため低金利・長期化が必要。
- 国民の理解:防衛費増額への抵抗感(特に若年層)に対処するため、透明な予算説明が必須。
---
### 4. **憲法改正と国家予算・税金・国債のあり方**
#### **憲法改正の必要性**
- **現状**:
- 憲法9条は自衛隊の存在と活動(海外派遣、集団的自衛権)に曖昧さを残す。2015年の安保法制で集団的自衛権の限定行使が認められたが、法的限界は大きい。
- 核保有国の脅威や中国の海洋進出に対応するには、軍事力の明確な位置づけが必要。
- **提案**:
- **9条改正**:自衛隊を「国防軍」として明記し、個別・集団的自衛権の行使を明確化。核抑止については「非核三原則の再検討」を含む議論を。
- **緊急事態条項**:有事(台湾有事、尖閣侵攻)での迅速な予算編成や徴兵制の検討。
- **メリット**:
- 抑止力の強化:憲法上の制約なく、防衛費や装備を最適化。
- 国際的信頼:日米同盟やQUAD(日米豪印)での役割を強化。
- **課題**:
- 国民的合意:世論調査(2023年)では9条改正賛成が約40%、反対が50%。丁寧な議論が必要。
- 国際的懸念:中国や韓国が「軍国主義復活」と批判する可能性。
#### **国家予算の再編**
- **現状**:
- 2023年度一般会計:約114兆円(税収70兆円、国債30兆円、その他14兆円)。
- 歳出:社会保障費36兆円、地方交付税17兆円、防衛費6.8兆円、公共事業6兆円、文教5.5兆円。
- **提案**:
1. **防衛費の増額**:GDP比2%(11兆円)を2027年までに達成。積み上げ方式で7~8兆円を優先。
2. **社会保障の見直し**:高齢者医療の自己負担率引き上げ(現行1~3割→3~5割)、年金支給年齢の段階的引き上げ(65歳→70歳)。
3. **公共事業の効率化**:地方の低優先インフラ投資を削減(例:過疎地の道路整備)、防衛インフラ(基地強化)にシフト。
- **財源**:
- **税収**:法人税の累進課税強化(大企業向け)、富裕層向け所得税率引き上げ(最高45%→50%)。
- **新税**:サイバー防衛税(IT企業向け)、外国人土地取得税。
- **国債**:防衛建設国債(年1兆円、30年返済)、赤字国債の抑制(年20兆円に圧縮)。
#### **税金のあり方**
- **原則**:公平性(能力に応じた負担)、透明性(使途の明確化)、成長志向(経済活性化)。
- **提案**:
- **防衛目的税**:消費税の1%(約3兆円)を防衛費に充当。国民全体で負担を共有。
- **資産課税**:所有者不明土地や外国人保有土地に高率の固定資産税(例:2倍)を課す。
- **減税**:中小企業や子育て世帯向けの税額控除を拡充し、経済成長を支援。
#### **国債のあり方**
- **現状**:日本の国債依存度は歳入の約30%。債務残高はGDP比250%で、財政健全化が急務。
- **提案**:
- **防衛建設国債**:装備調達に限定し、利子負担を抑える(日銀の低金利政策を活用)。
- **財政規律**:プライマリーバランス黒字化(2025年目標を2030年に延期し、防衛費優先)。
- **国債市場の安定**:外国人投資家への国債販売を制限し、国内金融機関の保有を強化。
- **長期ビジョン**:経済成長(GDP成長率2%)で税収を増やし、国債依存を20%以下に。
---
### 5. **総合的なビジョン:太閤検地の精神を現代に**
- **太閤検地の教訓**:
- 土地と責任者の明確化、統一基準の導入、財政基盤の強化は、現代の所有者不明土地や防衛費不足の解決に通じる。
- 秀吉の全国統一看は、現代では安全保障と経済成長の両立に置き換えられる。
- **提案の統合**:
- **土地**:地籍調査の完了、外国人購入規制、デジタル土地台帳で「現代の検地帳」を構築。
- **防衛**:積み上げ方式の予算編成、防衛建設国債、憲法改正で抑止力を強化。
- **財政**:防衛目的税、資産課税、国債の目的別発行で、国民負担と成長を両立。
- **地政学的役割**:
- 日本は第一列島線の要として、日米同盟を基軸にQUADやAUKUSと連携。中国の太平洋二分割を阻止し、自由で開かれたインド太平洋を実現。
- 核保有国への対応は、米国の核の傘を補完する独自の抑止力(ミサイル防衛、サイバー戦能力)を積み上げる。
---
### 6. **結論**
- **土地問題**:所有者不明土地は地籍調査と登記義務化で解消。外国人購入は規制と税制で抑制し、安全保障を確保。
- **国防・軍事費**:積み上げ方式で7~8兆円の予算を確保。防衛建設国債で装備を更新し、憲法改正で法的基盤を強化。
- **財政のあり方**:防衛目的税と資産課税で財源を確保。国債は目的別に発行し、経済成長で依存度を低下。
- **地政学的ビジョン**:第一列島線の要として、日本の役割を明確化。核保有国への対抗は、米国の支援と独自の抑止力で対応。
ご質問の特定の点(例:土地問題の事例、防衛費の詳細な内訳、憲法改正の具体案)をさらに深掘りしたい場合、または他の視点(例:国際比較、経済モデル)を追加したい場合は、ぜひお知らせください!
8 notes
·
View notes
Text
2024年9月 てぽたのお茶
9月のてぽたのおまかせ定期便のご案内です。今月は、丹沢山系の麓、神奈川県秦野から上質な普通煎茶をお届けしました。「丹沢 やぶきた かぶせ茶」です。生産者さんは、7月にお送りした「山の息吹」と同じ高梨孝さんと晃さんです。新茶時期に「やぶきた かぶせ茶」を試飲しましたが、そのとき感じた旨みは秋口に合うな、と思いましたので9月に選びましたが、皆さまはどうお感じになられたでしょうか。
高梨さんから「やぶきた かぶせ茶」についてメッセージをいただきましたのでそのまま記載します。
〜〜〜 【やぶ北 かぶせ茶】 このかぶせ茶は当園でその年の1番はじめに製茶される毎年特別なお茶です。 かぶせの風味はあまり強くなく、やぶきたらしい旨味と渋みのバランスがあります。
温度帯で表情がかわるお茶ですので是非ご自身の好みをみつけてみてください。 〜〜〜
皆さまのお好みで「丹沢 やぶきた かぶせ茶」をお楽しみください。


やっぱり普通煎茶ならてぽたのTORI急須!




5 notes
·
View notes
Text
Dear M
今から三ヶ月前に同時に仕事や恋人を失った時に支えてくれたのは、Tumblrで知り合ってかれこれ五年話していた愛奈だった。
その愛奈に先日会うことが出来た。
ここに書こうとは思ってなかったけれど、愛奈が望んだので綴っておく。
降りるはずのインターを一つ過ぎて愛奈に連絡した。
アパート近くの変な名前のラーメン屋が待ち合わせ場所だった。
カーナビの到着予定時刻は約束より五分過ぎた時間。
愛奈の顔を見たのは今から五年前くらいか。まだ十代だった。そのイメージだけが頭にあってどんな女性なっているのか見当もつかなかった。
長閑な農道の中にあるセブンイレブンで気を落ち着けるために緑茶を買った。
マウスウォッシュで口をすすぎ、お気に入りのナイルの庭を首筋や足首につけた。
約束の場所に到着してすぐにLINEを送った。すぐに今から向かうと連絡があった。
間もなく道路の向こう側からスラリとした女性が歩いてきた。白いニットに黒のスカート。肩まで伸びた黒い髪。すぐに愛奈とわかった。
運転席に座ったまま、どうしていいかわからなくなった。どんな言葉をかけたらいいのか、どんな表情をしたらいいのか。
とりあえず降りることにして運転席のドアを開けたタイミングで愛奈が助手席のドアを開けてあららとなった。
愛奈と向き合い顔を見た。昔見た写真とは随分と変わり、大人の女性になっている。例えるなら吉高由里子や和久井映見、笑うとYUIや橋本愛に似た雰囲気で和服が似合いそうだという印象を受けた。
この辺りは何を話したのか記憶にないが、地元の名産や実家で作った米、お守りなんかを渡した。そのお土産があまりにも多かったからアパートの近くで待ち合わせていた。
荷物を置きに一度部屋へ戻る愛奈の後ろ姿を見ながら素敵な人になったなとしみじみした。
車で繁華街へ向かう。夜市があってそこに行こうと約束していた。
車内では昨日の飲み会の話を聞いて青春だななんて羨ましくなった。愛奈は大学生だ。
「電話で聞くのと声若干違う」
「確かに」
助手席側の窓から西陽が射し込む。
「いい時間ですね」
「そうだね、着いたらちょうど薄暮でお酒が美味しいんじゃないかな」
緊張していた。助手席に座る愛奈の横顔をほとんど見れなかったのを今では後悔している。それとカーオーディオから流れる曲がたまたまTaylorSwiftの「DearJohn」とかバラードばかりだったのがちょっと恥ずかしかった。
俺が泊まるホテルにチェックインしてから夜市へ向かった。川沿いの道を愛奈と歩く。
「この街を歩くのは初めてですか?」
「そうだな、中学生の時に歩いて以来だから十五年くらいぶり」
「そっか研修で来たって言ってましたね」
「いい街だね。住みたいくらい」
「私ももっと住んでてもいいかなって思う」
マンションの間をすり抜けていくと目の前に夜市の旗が掲げられていて、大勢の人で賑わっていた。
「まずは食べたい物に目星つけて端まで歩こうか」
「途中でビール買いましょ」
「いいね」
焼鳥、海鮮焼き、日本酒、スイーツなど様々な店が並んでいる。人は多いが決して歩けないわけじゃない。
「彼に夜市行くって言ったらいいなって言ってました」
「今度連れてきたらいいよ」
「でも彼人混み苦手なんですよね」
「それじゃあダメか」
「そういう私も苦手なんですけどね」
「俺も得意ではないな」
ビールを売ってる店を見つけて並ぶ。
ふんわりした泡が美味しそうな生ビールだ。
生憎座る場所が空いてなかったので立って乾杯した。
「はじめまして」
「はじめまして」
二口で半分くらいまで飲んだ俺を見て愛奈は笑っていた。好きな銘柄ではなかったけれどここ何年かで一番美味しい生ビールだった。
色々と歩いて海鮮焼きを買って食べることにした。
何となく愛奈の前を歩いたのは横に並んで歩くのが照れくさかったのと、俺が横にいることで愛奈の価値が落ちてしまうじゃないかと思ったからだ。それくらい愛奈の姿は美しさとミステリアスさがあって、もし知らない間柄でどこか別の街ですれ違っていたらきっと振り返ってその後ろ姿を目で追ってしまっただろう。
親子連れの横の席がちょうど空いており、了承を得て座った。
Tumblrの人の話なんかをして海鮮焼きを食べる。
イカ焼きに苦戦してタレを服にこぼしそうになる愛奈を心配なようなちょっと可笑しいような気持ちで見ていた。
「ビールもう一杯飲んだら帰ります」
「えっ?」
虚をつかれたような気持ちになった。
「そう言わずにどこかお店行こうよ」
「週報書かなきゃいけなくて…」
「まあな、今朝まで友達と飲んでたんだもんね」
無理矢理そう納得させる。
何か嫌なことでもしていたのだろうか。もしくは俺のルックスやらファッションが想像と違っていたから早く帰りたいのかとも考え、次のビールを買いに行った愛奈の背中を見ながら天を仰いだ。
ビールを飲みながら残っていたホタテを食べた。手がタレだらけになっているのを見て愛奈がハンカチを渡してきた。
「いいよ、せっかくのハンカチが汚れる」
「裏側ならいいですよ。見えないし」
「なんかごめんな」
お言葉に甘えて手を拭いた。十一匹のねこの刺繍があった。
「かわいいね」
「お気に入りです。書店で買ったんですよ」
ハンカチを返す。
「口にもついてます」
そう言うとそのハンカチで俺の口の横を拭った。
ほんの数秒の出来事なのにその瞬間は鮮明に残っている。
「なんか子供みたいだな。かっこ悪いね」
「男の人はいつまでも子供ですから」
愛奈の底知れぬ母性は本当に罪だ。年甲斐無く甘えてしまいたくなる。かれこれ五年も話しているからどんなバイトをしてどんな男と交際しているのかほとんど知っている。だから同い年の女の子達とは一線を画すくらい魅力的な人になったんだな。
夜市を後にする。空は確実に夜に近づいているがまだ青が見えている。
駅の方向に向かいながら二人してトイレに行きたくなり場所を探した。
「この街のトイレなら任せてください」
そう言う愛奈の後ろをついて行った。
二人とも限界に近づいていたから小走りでテナントが多数入る建物に入った。
終わるとお土産コーナーを見ながらコンビニに入った。
玄米茶と愛奈が吸ってる赤いマルボロを買った。
「そこの角で吸いましょう」
「そうしよか」
玄米茶を一口飲んでアメリカンスピリットに火を点ける。愛奈はライターを持っていなかったのでその後に俺が点けた。
「今日はありがとう」
「こちらこそたくさん貰ってしまって」
「いいんだよ。命の恩人なんだから」
「いやいや」
「これ��思い残す事はない。いつ死んでもいい」
「そんな事言わないで。悲しい」
「最近思うんだ。生きてる価値あるのかなってさ」
「じゃあ飲みながら人生語りましょ」
愛奈の言葉に驚く。
「帰らなくていいの?」
「いいです。お話しましょ」
なんか泣き落とししたみたいでかっこ悪いなと思った。愛奈の時間を奪っていくみたいで罪悪感も湧いた。でもそれを超えるくらい愛奈ともっと飲みたい話したいというエゴがあった。
「そうか。ありがとう。愛奈ちゃんと一緒に行きたい店があるんだ」
「どこですか?」
「バーなんだけどさ」
「バーあまり行ったことないから行きましょ」
煙草を吸いながらバーを目指す。
途中で車に轢かれそうになると腕を引っ張ってくれた。
「いいんだよ、俺なんか轢かれたって」
「ダメですよ。死んだら悲しいですから死なないで」
「でもさ、よく思うんだよね。交通事故なら賠償金とかでお金残せるしさ」
「それは私も思うときあります」
そんな話をしていたら店についた。
俺が持っていた玄米茶を愛奈が自分の鞄に入れてくれた。
明るめな店内のカウンターに横並びで座る。
愛奈はモヒート、俺はモスコミュールをオーダーして乾杯。
「私、親の老後見たくないんです」
「そうなんだ」
「前に言いましたっけ?産まなきゃよかったって言われた事」
「うん、覚えているよ。それならそう思うのも不思議じゃない」
「計画性ないんですうちの親。お金無いのに産んで。三人も。それでたくさん奨学金背負わせるなんて親としてどうかなって思うんです」
「そう思うのは自然だな」
「だから私、子供産みたくない。苦労させたり嫌な気持ちにさせたくないから」
「でも愛奈ちゃんはそうさせないと思うけどな」
「育てられる自信ないです」
「そっか。でもそう思うのは愛奈ちゃんの人生を振り返ってみたら自然だよ。それでいいと思うし、理解してくれる人はたくさんいるよ」
「結婚しないと思いますよ」
「それはわからないよ。これからさ、その気持ちを超える人が出てくるかもしれないし」
モスコミュールを飲み干した。
もし自分が同じことを親から言われたとしたらと思う怖くなった。そんな中で愛奈は自分の力でそれを乗り越えて立派に生きている。愛奈を抱きしめたくなった。ただただ抱きしめてもう大丈夫だって言いたかった。
愛奈からマルボロを一本もらう。久々に吸った赤マルは苦みが程々で後味が美味かった。そこで知ったのは赤マルは二種類あって、俺が渡したのはタールが高い方で、愛奈は普段低い方を吸っているらしい。
「あの棚の右から二番目のお酒知ってます?」
「知らないな」
「友達が好きで美味しいらしい」
「読んでみよか」
スコッチだった。
ソーダ割りで飲むと中々美味しかったけれど、元々カクテル用のウイスキーとして作られただけあって、もうワンパンチ欲しい味だった。
三杯目は俺はヨコハマというカクテル、愛奈は和梨のダイキリをオーダーした。
「俺もさ、親を看取らなきゃいけないプレッシャーがあって辛いんだ」
「一人っ子ですもんね」
「出来た親でさ。ほとんどのことを叶えてくれた」
「すごいですね」
「ほんとすごい人だよ。だから期待に応えなきゃって思うとさ。色々しんどくなるんだ」
ヨコハマを一口飲む。ウオッカとジンの二つを混ぜるカクテルだからぐっとくる。愛奈に一口飲ませると「酒って感じです」と感想を述べた。茹で落花生がメニューにあったのでオーダーする。愛奈は食感が苦手だったようだ。愛奈はダイキリについてきた梨を一口食べ俺にくれた。甘くて美味い梨だった。次にオーダーしたのは愛奈はシャインマスカットを使ったウオッカマティーニ。俺はサイドカー。
「ゴリラいるじゃないですか」
「実習先の人ね」
「ほんといいなって思う。優しいし人のこと良く見てるしたくさん食べるし」
「既婚者じゃ無きゃね」
「そうなの。でも奥さん可愛かった」
「たぶん可愛いだろうな」
「一緒にいれはいるほどいいなって気持ち強くなる」
「叶うとか叶わないとかそんな事はどうでもいいから今の時間楽しめたらいいね」
「頑張ります。お局怖いけど。でも最近機嫌いいからいいや」
シャインマスカット一粒を俺に寄越す。繊維質の食べ物があまり好きではないらしい。サイドカーを飲ませると美味しいと言った。
「サイドカーに犬って映画知ってる?」
「知らないです」
「すごくいい映画だよ。小説原作なんだけれど」
愛奈がスマホをいじる。
「Huluで見れるんだ」
「そうなんだ。便利やな」
「今度見よう」
その後は愛奈の好きな小説の話をした。加藤千恵って読んだことなかったなと思いながら話を聞いていた。
「次なんだけどさ」
「はい」
「ピアノがあるバーに行きたいんだ」
「行きましょ。その後ラーメン食べて帰るんだ」
「いいね、そうしよう」
店を出てると少しだけ肌寒くなっていた。
ピアノのあるバーに向かって歩いていく。
「バーに入るの初めてでした」
「そうなんだ。前の彼とは来なかったの?」
「入るのに緊張するとこには行かなかったんです」
「最初は緊張するもんな。慣れればいいんだけど」
「あっちの方にあるビストロにもやっと入ったくらいだから」
「そうなんだ。でもいいもんでしょ」
「すごくよかったです」
「そうだ」
「どうしました?」
財布から千円札を数枚出して愛奈に渡した。
「タクシー代、忘れないうちに渡しておくよ」
「えっ、いらないですよ」
「遅くまで付き合わせてしまったし」
「いいですって」
「いや、受け取って。今日は本当にありがとうね」
愛奈のポケットに押し込んだ。
「すみません。ありがとうございます」
「ほんと愛奈ちゃんには救われっぱなしだよ。だからこれくらいはさせてよ」
そうこうしてるとピアノバーの前についた。
少しだけ緊張したが意を決して入る。
店内は混雑していたが運良くピアノが横にある席に座れた。さっきまでは横に座っていた愛奈と向かい合わせで座った。目を合わせるのが照れくさくなるなと思った。
「リクエストしてもいいみたいだよ」
「えー、いいな。弾いてもらいたい」
「何かあるの?」
「一時期、月光にハマってて」
「いいね」
「でも何楽章か忘れちゃった。ちょっと聞いてもいいですか?」
「いいよ」
愛奈がイヤホンを繋げて聞いている。
その間に俺は「Desperado」をリクエストした。
「一でした」
「そっか、次に言っておくよ」
Desperadoが流れる。
愛奈も知っていたみたいで俺が勧めたピニャコラーダを飲みながら聞いている。柔らかくて優しい表情が美しく貴かった。
「これはさ恋愛の曲っぽいけど���ーカーで負けた曲なんだ」
「えー」
愛奈が笑う。
次にピアニストの方に愛奈のリクエストを伝えた。
始まると今にも泣きそうなくらいに感動している愛奈がそこにいた。スマホを向けてその時間を記録している。その時の顔は少女のよう、昔見た愛奈の写真に少し似ていた。
お酒が進んでいく。
カウンター席のおじさまがビリー・ジョエルをリクエストしている。ストレンジャーやHONESTYが流れている。
会話は愛奈の男友達の瀬名くんの話題に。
「今度ドライブに連れてってくれるんですよ」
「ロードスターに乗ってるみたい」
「オープンカーか。この時期はまだ気持ちいいね」
「天気の良い日見ておくねって」
「いい子やね。その子と付き合っちゃえば?」
「でもね、絶対彼女いるんですよ。いつも濁してくるけど」
「そっか」
「沼っちゃう男子ですよね」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「仮にも彼氏いるんですよ」
「冗談だよ。俺は君に似合わない」
もっと若くて横浜流星みたいなルックスで何か才能があって自分に自信があったらもっとアピールしたかもしれない。そう、愛奈に合うのはそれくらい優れている人で、愛奈を大切に包み込むことが出来る余裕がある人に違いないからだ。
「あの曲聴きたい」
「なに?」
「秒速の曲」
「One More Time?」
「それ!」
「じゃあ頼んでおくよ」
ピアニストの方にお願いするとすぐに弾いてくれた。愛奈は感激してこのときは本当にその強い眼差しが少し濡れていたように見えた。
タバコに火を点ける。愛奈をちらちらと見ながら吸うタバコはいつもより目に染みる。
ダービーフィズを一口飲む。久々に飲んだがやはり美味しい。
「すごく嬉しかった」
「よかったよ」
最後の酒に選んだのは愛奈はシシリアンキス、俺はXYG。
そのオーダーを聞いていたピアニストの方はGet Wildを弾いてくれて俺は笑った。
「これさ、シティハンターで出てくるんだよ」
愛奈はもちろん知らなかった。男の子の映画だからね。
「ボズ・スキャッグス弾いてほしいんですけど」
近くの席の女性が弾いているピアニストに声をかけたがちょっと待ってと制止された。女性がトイレに入った間に俺はこの隙にと一曲リクエストした。
愛の讃歌。
愛奈も知っていた。
タバコも吸わず、氷だけになった酒で口を濡らし、聞いていた。少しだけ目頭が熱くなった。
曲が終わるとお酒が届く。
「渋いお酒飲まれますね。さっきのダービーフィズとか」
マスターから声をかけられた。ダービーフィズの泡がいいよねと話した。
ピアニストにさっきの女性が話しかけている。
「ボズ・スキャッグスをお願いします」
「曲はなにがいいですか?」
「曲名がわからな��て…」
「それならウィー・アー・オール・アローンを聞きたいです」
俺が言った。すると二人ともそれがいいとなって弾いてくれた。
訳詞には二つの解釈がある。
僕ら二人だけ。なのか、僕らはみな一人なのか。
今だけは前者でいさせてほしいと思った。
「ピアニストの人が弾いてて気持ちいい曲ってなんなんだろう」
愛奈が言う。
「確かに気になるね。聞いてみるよ」
ピアニストの方に聞く。
「その時で変わります。上手くできたなって思えば気持ちいいですから」
なるほどなと二人で頷いた。
最後のリクエストに「ザ・ローズ」をお願いした。
ピアニストの方も好きな曲らしい。
「気持ちよく弾けるように頑張りますよ」
この曲は愛奈も知っていた。
オールディーズの有名な曲だ。
気持ちよさそうに弾くピアニストと聴き惚れる愛奈を見ながら最後の一口を飲み干した。
後半はあまり愛奈と話をした記憶がない。二人ともピアノの音色に癒やされながら静かに酒を飲み、少しだけぽつりぽつりと会話をする。そんな落ち着いたやり取りが出来る関係っていいなと思った。
会計をする。
お釣りを全て、といっても少額だがピアニストの方に渡してもらった。
財布の中身が増えている気がした。
愛奈に聞くと何もしてないらしい。
「きっと財布の中でお金が生まれたんですよ」
そういうことにしてピアノバーを出た。出る直前に流れていた曲はドライフラワーでちょっとだけ不釣り合いで笑えた。
愛奈がラーメン屋を案内してくれるが場所が少し分かりにくくて何とかたどり着いた。
ビールを少し飲みながら餃子を食べているとラーメンが届いた。
二人して黙々と食べた。美味かった。
「大盛りにしてもよかった」
「私もう食べられないからあげますよ」
愛奈が麺をくれた。それを全て食べてビールを飲み干す。
二人で一頻り飲んだあとに餃子をつまみながらビールを飲み、ラーメンを一緒に食べてくれる女性は出会った事なかったかもしれない。
会計前にトイレに行きたくなって財布とカードを愛奈に渡して払っておいてほしいとお願いした。
戻るとテーブルに忘れていた眼鏡を俺に渡しながら
「使い方わからなくて自分で払っちゃいました」
「えっ、ああ、ごめん。現金渡すよ」
「いらないですよ。たくさんご馳走になったんでこれくらいはさせてください」
何度かやり取りしたが甘えることにした。
愛奈には甘えてばっかりだ。
店を出て大通りに向かう。
タクシーをつかまえようと。すぐにつかまった。
「このタクシー割引使えるんですよ」
「ありがとうね、また会おう」
「はい!」
タクシーを見送った。夜の大通りをすーっと去っていった。
ホテルへの帰り道。コンビニでお茶と赤マルを買った。久々に吸って美味しかったからだ。お茶は愛奈の鞄に預けたまま忘れていた。
赤マルに火を点ける。
やたらと煙が目にしみる。夜空を見上げたら明るい繁華街にも関わらずいくつか星が見えた。
生きていてよかった。
それくらい楽しくて美しい夜だった。
また愛奈に会いたいと思った。次はいつ会えるだろう。そんな事を考えながらホテルのベッドに倒れ込む。
「死んだら悲しいですから死なないで」
今日何度か言われた愛奈の言葉がリフレインしている。
本当に素敵な人だ。あんなに幼くてどうしようもない人と恋に落ちてたのに上手に成長した。
あんなに気遣いできて疲れないのかなって思う。
少し心配だ。
愛奈を写した写真を見返す。ブレてる写真ばかりで下手さが目立つが二枚ほどいい写真があった。
大切にしなきゃならない人がこの世にはいる。
間違いなくそれは彼女である。
これは一夜の記録と愛奈への恋文だ。
なんてね
12 notes
·
View notes
Text
2024/2/26〜

2月26日 午後から目眩と吐き気と胃痛で、おかしくなって待って一目散に帰ってきている。
でもそれまでは、また一段といろんなお花が咲いていること、学生時代にお世話になった職員さんから私が撮った写真を使わせて欲しいという依頼を受けたこと、水野しずのnoteを購入して心療内科は江戸前寿司に「やってる?」と覗き入る感じで向かえばいいと気付かされたこと、友人からちいかわのポロショコラをやっ��見つけたメッセージをもらったこと、これから聴くのが楽しみなポッドキャストをたくさん見つけたこと等、いろいろ嬉しかったことがあったはず。 体調第一。
でも少し歩いて帰って、体を動かしたらちょっと気分が良くなった。月をとりたくてカメラも持って出てきたけれど帰り道で月を見つけられなかった。まだ明るかったからかな。

産業医の先生との面談があり「これってどうなったら終わりが来ますか?」と訊いてしまった。 どこかに今の病気と社会生活の落とし所をつけたい。 いつも「さあ最近はどうですか?」から始まり「では次回��…」で終わる、当たり前だけれど、何も私の心身の好転に加担しないとだけがわかるこの時間、なんなんだろう、と思った。 この人は何のために毎回そんなにメモしているんだろう、と思った。江戸前寿司屋さんなのかもしれない。やってる、だけなのかもしれない。
戻ってからデスクに座って、どんどん眩暈がして耳が聞こえなくなって、上司から話しかけられていることが全く理解できない状態で姿勢を保つのが精一杯なのを、度々ロッカールームへうずくまり休みを取りながら何とか時間を過ごした。 何とかしないで身体の通りに倒れてしまった方が色々伏線回収、つじつま合わせができたのに! でも!人生はつじつま合わせのためにあるのではなかったのでした!
明日は出張なのでそれまでは何とかやり遂げておきたい気持ち。

2月27日 明日は妹の誕生日。そして明後日で2月が終わる、と思うとやっぱりたかが2日3日でも、2月って短い。
昨晩、帰り道で探していた月を、お部屋の窓の外に見つけて嬉しかった。満月から1日遅れだけどお月見をした。
都庁へ出張して、午前中で終えた用事のあとは、本当は荷物を置きにだけでも職場へ戻りたかった。でももう午後をお休みにしたい上司に合わせて私も職場へ戻れず早々に帰宅。 帰ってから掃除をしたり、先日作ってみた豆腐と鶏ひき肉のレンジ蒸し(?)のリベンジをしたり、日記をリュックに入れたままで(道中で文字起こしをしようとしていた)、部屋にいるのにiPhoneで日記を書いている。 1日がとても長くて、半分お仕事、半分生活だったから充実していた印なのかもしれない。お仕事の日は自分の席にいる時間がほとんどでなのにあっという間に1日が過ぎてしまう。 今はどちらがいいのかわからない。
歩いたり手を動かしたり、何かしていないと眠ってしまうくらいずっとずっと眠たくて、昨日の目眩も引きずっている感じだった。 東京も住んでいる町も風がとてつもなく強かった。 今日も強風で眠れないかもしれない。

都庁近くのナチュラルローソンにコバトン(Mサイズ)か2羽いて、なぜこんなところに!と思ったら、ナチュラルローソンの埼玉県アンテナショップコーナーだった。 埼玉県のアンテナショップってどこにあっても居心地悪そう。
突然の午後からできた自由な時間にとても困った日だった。 新宿西口地下でおばあさんに「京王デパートはどう行くの?」と道を訊かれて一緒に地図をみて、でも道案内をし終えてもずっと話しかけられていて、怖くなり近くの丸の内線の改札内にとりあえず逃げてしまった。 丸の内線沿線で降りたい駅もなくて、東京駅で降りてオフィス街のランチタイムに何となく巻き込まてれ何も買えず、本当に眠たいくて元気がない気がして帰宅した。 (でも帰宅して2時間くらいまたお掃除はできた。)
職場にいなくても、今はお仕事の内容ではなくて、職場の人たちのことを考える時間が長くなっている。

2月28日 今困っている身体の症状に対処するためのものをamazonで注文。 ひびあかぎれに塗るタイプの絆創膏、口角炎(久しぶりにでき��けれど本当にいやだ!)の塗り薬、花粉症と思いたくないけれど日々止まらない鼻水と鼻血に鼻炎の飲み薬。 これ以上飲み薬を増やしたら内臓がどうなってしまうのか。 そういえば今日はナイアシン摂取を控えめにしたら身体の疲労感と目眩がいつもよりましだった気がする。何が良いのか悪いのかわからない。早くコントロールラブでオールOKにしたい。
本当に一瞬で1日が終わって、今日は妹の誕生日なので2月も終わってしまう。
業務的に、来月大阪に行けるか不安になってきたけれど、大阪の友人からのメッセージに、これだけを今は楽しみにしれっと言ってこよう!という気持ちになった。

2月29日 昨日は妹の誕生日だった。 高校生時代の閏日生まれの先輩は、当時まだ4歳だったけれど今年8歳になったということか、と思うと高校生までの時間を2回分過ごそうとしている!と気がつく。
職場の建物までの道で、その状況でも確かに鳥だとわかる感じで、鳥が2羽轢かれてつぶれてた。 1回目にその道を一緒に通った上司は「生き物ってやっぱりあんなふうに潰れちゃうんだな、人間もそうなのかな」みたいなことを言っていた。 2回目に他の上司とその道を通った時は、もう肉体は片付けられていて、でも地面に血痕は残っていて「今朝そこで鳥が…」と話してしまった。その上司は「朝からグロ画像を見ちゃったんだね」と言っていた。 画像じゃないんだけどな、と思った。 でも状況を示す概念みたいな単語ってあるような、とも思ってわかってしまった。
大阪の友人がおすすめしてくれた美容室を予約したので、3月は大阪に行く、きっと。
昨晩、docomo2.0のCMをみて、見てみてすごく色々思い出した。キャストがとてもちょうど良くて、一堂に会した合コン?のシーンがとても楽しかった。 ちょうどお昼に聴いたポッドキャストでは、蒼井優ちゃん表紙の森ガール特集のspoon.が話題にあがっていた。
冷蔵庫の豆腐をどうにかしたいけれど、何も案がない。

3月1日 結局昨日はどうしたいかわからないまま豆腐2パックをやっつけた。 月末だからかスーパーの品揃えが良くなくて、いつも買っているものがなくて何も買えないまま狼狽えてしまった。
そのせいかたくさん掃除に追われて、そこからずっと腰が良くない感じで今日1日も過ごした。
穏やかにあっという間に1日を終えた。 今の部署のトップの方の異動が発表された。 3月に入ると人事異動の兆しや話題でそわそわして、心が無になる。 今のトップの方は2年前までは京都の大学で勤務されていて、挨拶の時は阿闍梨餅を持ってきてくれた方。大らかな雰囲気が、自分の所属する組織のトップとして安心感があって好きだったので、少し残念だな〜という気持ち。
先日LINEを交換した職員さんから、バレンタインに渡したモロゾフのミッフィーの写真とメッセージを送ってもらう。可愛らしいメッセージをもらって普通に嬉しくなる。 モロゾフのミッフィーを渡した他の方からは「可愛くってお雛様と並べて飾ってます」とご報告いただいた。 もう1人の方は「娘がとても喜んでた!もちろんわたしも!」と感想をいただいた。嬉しい。 何の見返りもなくただ少しだけ喜んでもらえてそのエピソードを聞いて嬉しくなるなんて、わたし神様かよ、と思った。
新しい調味料、味噌を手に入れた!
完売御礼の建設中の分譲マンションは完成が近くて、最近は夜はもう共用廊下は電気がついている。
3 notes
·
View notes
Text

ファミマル 4種の国産果実使用 のむヨーグルト くだものミックス
Family Mart × ニッポンエール 第5弾🎉
8/6から全国のファミマにて数量限定販売中!
こんなにハイペースで続く企画やったとは、すごい🥰
ニッポンエール
JA全農さんが国産の農畜産物の消費促進や価値創造のために立ち上げたブランド。
JA全農さんはFamily Martさんと業務提携されていらっしゃり、ファミマルコラボで今までも
・くだものミックス ・ダブルメロン ・和梨 ・ダブルキウイ
の飲むヨーグルトが登場。
累計販売数は370万本を突破されたそうな👏
スペック
生乳を15%以上使用したヨーグルトに、4種の国産果実を配合。
甘味料・着色料は不使用で、添加物としては増粘剤、酸味料、香料を使用。
それぞれの果物の特徴が最大限に引き立つ味わいに仕上げられたとのこと。
果物の種類と産地は以下の通り。
・メロン(熊本) ・シロップ漬け黄桃(青森・山形・福島・山梨) ・白桃ピューレ(山梨) ・レモンピューレ(広島)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 開封 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
蓋裏や縁の付着は少なめ。
ヨーグルトはゆるゆるで、果肉がたくさん🤗
香りがめっちゃフルーティ!
甘くて、桃が強めでおいしそう🤤🍑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧ 頂きます🙏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・୨୧
うぉぉぉぉぉぉ果物ぉぉぉぉ😍
すごいフルーティなヨーグルト!!!!
ちゃんとメロンでちゃんと桃。
メロンが思ったよりもしっかり主張してて、あんまりヨーグルトで感じたことのない味🍈🍑
かなり香料っぽいメロンやけど、まあいいや楽しんじゃおう!
レモンは全体を爽やかにしてくれる仕上げ係みたいな感じ✨
酸味があるおかげでダラッとせずにきれいにまとまってる。
果肉は口の中で感じるサイズとしては小さいけど、量が多くて満足😋
賑やかでミックスジュース的な楽しさのある味。
フルーツにすっかり押し負けてるけどミルクのまろやかさもちゃんとある。
ニッポンエールコラボは毎回いい味出してくるなぁ💓
============================ 無脂乳固形分 8.9% 乳脂肪分 0.6% ————————————————— 栄養成分(1本190gあたり) エネルギー 149kcal たんぱく質 6.6g 脂質 1.2g 炭水化物 27.9g 食塩相当量 0.2g カルシウム 232mg ————————————————— 原材料名 生乳(国産)、乳製品(国内製造)、砂糖、メロン果肉、シロップ漬け黄桃果肉、白桃ピューレ、レモンピューレ/増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、酸味料、香料 ————————————————— ファミリーマート通常価格 184円(税別) 購入価格 198円(税込) ————————————————— 製造者 信州ミルクランド株式会社 あづみ野工場 販売者 協同乳業株式会社 ============================










2 notes
·
View notes
Text


午前中に起きる事、他人に依存しない事、運動する事、毎日湯船に浸かる事、何も考えない時間を作る事、お気に入りのボディオイルでマッサージする事、が自分を労わる事 最近は丁寧な生活まで程遠いけど普通の生活をするように意識😌😌バスに乗ったり、近所歩いたり😌😌日々些細な事の積み重ね😌ここ5年間ぐらい人ありきのペースで過ごしてた気がするから今はゆっくりゆったり自分のペースでいる事😌😌家族みんなで中庭でBBQした後に入るお風呂は日曜日サザエさんみて夜ご飯食べた後に緑の入浴剤入れて入るお風呂ぐらい懐かしい気がする、赤ちゃんの匂いがするやつ
そんぐらいの方が、自分の好きな音楽とか映画とか物とか人に感心してそれらを大切にできる気がするよ😌😌
今晩のお供これ↑
パパンの九州土産。これ本当に芋焼酎!?!???ってぐらい飲みやすい。スイスイいってまう。ほんまに芋か??????ってぐらいフルーティー。もつ鍋や海鮮のお供はもちろん、全然フルーツつまみに飲めそう柿とか梨、まだしてないけど。そのぐらい飲みやすい。思わず猫も3ペロぐらいしてたわ。まさにそんぐらい飲みやすい。
姉がプロポーズされたらしくて妹号泣😭
お母さんが かりんクリスマスツリー部屋に飾ってたよってパパンに言ったら中庭イルミネーションしたっぽいパパン超可愛い超可愛いからイルミネーションしたんだ!って言ったら照れながらお肉焼いてた

8 notes
·
View notes
Quote
111 774RR sage 2024/02/06(火) 22:56:53.56 3tMg96pj日本でしかほぼ流通してないレア果実だからな柿、梨、栗は113 774RR 2024/02/06(火) 23:05:21.22 zV5kRlwH柿はわかるだけど、栗や梨は品種は違うけど世界で流通してね?114 774RR sage 2024/02/06(火) 23:10:47.92 2/PaGfeB和栗以外に一応中国栗とアメリカ栗という系統はあるけどアメリカ栗は100年前に胴枯病で壊滅して以来商業的にはほぼ生産されていない中国栗も甘栗でちょろっと流通してるぐらい梨はいわゆる洋梨が世界標準で日本梨は日本以外で入手するのは結構大変と言いつつ洋梨のラフランスに限るとフランスでは壊滅していて世界シェアの7割が山形だったはず、逆輸入で苗木や栽培技術のフランスへの提供が行われてる
続・妄想的日常
4 notes
·
View notes
Text
Episode 1 "Maomao" / 第1話『猫猫(Maomao)』
羅門(ルォメン)「猫猫」
Ruomen “Maomao”
Luomen “Maomao”
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
Maomao “Hmm?”
羅門「緑青館(ろくしょうかん)に薬を届けてくれないかい?」
Ruomen “Rokushokanni kusurio todokete kurenai-kai?”
Luomen “Could you deliver some medicine to the Verdigris House?”
猫猫「うん、分かった、おやじ」
Maomao “Un, wakatta, Oyaji.”
Maomao “Yeah, got it, Dad.”
羅門「最近、女狩りが多いから、気を付けて行くんだよ」
Ruomen “Saikin Onna-gariga ooi-kara, kio tsukete ikundayo.”
Luomen “Be careful out there. Kidnappings are on the rise.”
猫猫「大丈夫だって。帰りに畑寄ってくるよ」
Maomao “Daijobu datte. Kaerini hatake yotte-kuruyo.”
Maomao “I’ll be fine. I’ll stop by the herb plot on my way back.”
羅門「ああ、よろしく」
Ruomen “Aa, yoroshiku.”
Luomen “Yes, please do.”
猫猫「行ってきまーす」
Maomao “Ittekimāsu.”
Maomao “I’m off!”
ーーーーー
やり手婆「ふーん…これっぽっちかい」
Yarite Babaa “Fūn… Koreppocchi kai.”
Madam “Huh, is this all you’ve got?”
客「全財産だ、頼むよ」
Kyaku “Zen-zaisain da, tanomuyo.”
Customer “It’s my life savings! I beg you!”
やり手婆「これじゃ、お話にならないね」
Yarite Babaa “Koreja, ohanashini naranaine.”
Madam “This is a non-starter.”
客「あれが緑青館の誇る三姫の一人、売れっ子の白(パイ)鈴(リン)か!」
Kyaku “Arega Rokushokanno hokoru San Hime no hitori, urekkono Pairinka!”
Customer “That must be Pairin, one of the famous Three Princesses of the Verdigris House!”
やり手婆「タダで見んじゃないよ!」
Yarite Babaa “Tadade minja naiyo!”
Madam “If you want to gawk, pay up!”
ーーーーー
猫猫「んー、治りが悪いな。配合を変えてみよう」
Maomao “Ñ, naoriga waruina. Haigo’o kaete-miyo.”
Maomao “Hmm, it’s taking too long to heal. I’ll tweak the recipe some.”
白鈴「あら、猫猫」
Pairin “Ara, Maomao”
Pairin “Oh, Maomao!”
猫猫「白鈴姐ちゃん」
Maomao “Pairin-neechan”
Maomao “Hey, Pairin”
白鈴「…って、また傷増えてるじゃないの」
Pairin “…Tte, mata kizu fueteruja naino”
Pairin “Hey, you have more wounds again!”
猫猫「ああ…いつもの薬の実験だよ…わっ」
Maomao “Aa… Itsumono kusurino jikken dayo… Wa.”
Maomao “It’s just my usual drug experiments.”
白鈴「ちゃんとご飯食べてる?」
Pairin “Chanto gohan tabeteru?”
Pairin “Are you eating well?”
猫猫「姐ちゃんは相変わらずご立派なことで…」
Maomao “Neechanwa aikawarazu gorippana kotode…”
Maomao “You seem to be very well nourished, as always.”
やり手婆「猫猫!また実験とか言って、部屋を爆発させたりしちゃ、承知しないよ。…それとも、うちで妓女として働くかい?」
Yarite Babaa “Maomao! Mata jikken-toka itte, heyao bakuhatsu sasetari shicha, shochi shinaiyo. …Soretomo uchide gijoto-shite hataraku kai?”
Maomao “You’d better not be setting off explosions again for your so-called experiments! Or, would you like to start a career as a courtesan?”
猫猫「げっ!ばあちゃん、薬、置いとくよ」
Maomao “Ge! Baachan, kusuri oitokuyo.”
Maomao “Yikes! Granny, I left your meds here!”
やり手婆「爺(じじい)によろしくな。…ったく」
Yarite Babaa “Jijiini yoroshikuna. …Ttaku.”
Madam “Say hi to your old man for me. Sheesh.”
女華(ジョカ)「猫猫の声がしたけど」
Joka “Maomaono koega shitakedo.”
Joka “Did I just hear Maomao’s voice?”
梅梅(メイメイ)「あれ?猫猫は?」
Meimei “Are? Maomaowa?”
Meimei “Hey, where’s Maomao?”
白鈴「行っちゃった」
Pairin “Icchatta.”
Pairin “She took off.”
ーーーーー
猫猫「やり手婆め… 隙あらば妓女になれって言ってくる」
Maomao “Yarite Babaame… Suki-araba gijoni narette itte-kuru.”
Maomao “That shrewd old bag, always trying to make me a courtesan…”
猫猫「おお~!フフフッ、おお~!フフフフッ…」
Maomao “Ooo! Fufufu. Ooo! Fufufufu…”
三人組「ヘヘヘヘヘッ…」
San-nin-gumi “Hehehehehe…”
猫猫「まさか、人さらい?うわっ!」
Maomao “Masaka hito-sarai? Uwa!”
Maomao “Could it be? Kidnappers?!”
猫猫「…あ~あ…おやじ、心配するだろうな…」
Maomao “…Aaa… Oyaji shinpai suru-darona…”
Maomao “Dad’s gonna be really worried…”
ーーーーー
やぶ医者「東宮のご誕生です!梨花(リファ)様、おめでとうございます!」
Yabu Isha “Toguno gotanjo desu! Rifa-sama, omedeto gozaimasu!”
Quack Doctor “The prince is born! Congratulations, Lady Lihua!”
ーーーーー
紅娘(ホンニャン)「無事にお生まれになったそうです」
Hon’nyan “Bujini oumareni natta sodesu.”
Hongniang “The prince was born safely.”
玉葉(ギョクヨウ)妃「そう、よかった」
Gyokuyo-hi “So, yokatta.”
Concubine Gyokuyou “I see. Wonderful.”
ーーーーー
〈三ヶ月後〉
〈San-kagetsu-go〉
〈Three months later〉
猫猫「露店の串焼きが食べたいなあ…、おやじ、ちゃんと飯食ってんだろうか」
Maomao “Rotenno kushi-yakiga tabetainaa… Oyaji, chanto meshi kutten-daroka.”
Maomao “I want meat skewers from a stall… I wonder if Dad’s eating properly.”
猫猫(はた迷惑にも売り飛ばされたか、身代わりにされたのか知らないが、あれからもう3か月。御殿も花街も大して変わらないな。できれば後宮なんて一生関わりたくなかったが…まあ、来てしまったものは仕方ない。せっかく薬師としてそれなりの生活をしてたのに。)
Maomao (Hata-meiwaku-nimo uritoba-saretaka migawarini saretanoka shiranaiga, arekara mo san-kagetsu. Gotenmo hanamachimo taishite kawaranaina. Dekireba kokyu nante issho kakawari-taku-nakattaga… Maa, kite-shimatta-monowa shikata nai. Sekkaku kusushi toshite sorenarino seikatsuo shiteta-noni.)
Maomao (I’m not sure if I was sold off or ransomed, but annoyingly, it’s already been three months. The palace and the brothels are really similar. If I had a choice, I’d have nothing to do with the rear palace, ever. But…Well, what can I do, now that I’m here? I was living a pretty good life as an apothecary, and now…)
猫猫(後宮は帝の子を成すための女の園だ。男子の立ち入りは一切禁止。入れるのは国で最も高貴な方と、その血縁。あとは大切なものを失った、元男性である宦官(かんがん)だけ。妃、女官、合わせて2000人、宦官1000人の大所帯だ。上級妃や中級妃、下級妃と違って、私たちのような使いっ走りの下女は、いつ命をなくしてもおかしくない)
Maomao (Kokyuwa Mikadono ko’o nasu tameno onnano sonoda. Danshino tachiiriwa issai kinshi. Haireru-nowa kunide mottomo kokina katato, sono ketsu-en. Atowa taisetsuna mono’o ushinatta, moto danseide aru kangan dake. Kisaki, nyokan, awasete ni-sen-nin, kangan sen-ninno oojotaida. Jokyu-hiya chukyu-hi, kakyu-hito chigatte, watashi-tachino yona tsukaippashirino gejowa, itsu inochio nakushitemo okashiku nai.)
Maomao (The rear palace is a garden of women who are to give birth to the emperor’s children. No men are allowed to enter. The only people allowed in here are the emperor, his kin, and eunuchs, “formerly male” individuals who lost an important part of their body. It’s a huge collective of two thousand concubines and servants, and one thousand eunuchs. Unlike the high, mid, and low-ranking concubines, we serving girls are expendable and can lose our lives at any moment.)
猫猫「次は引きこもりの下級妃様か…。まあ、お給金が出てるだけ、まだマシか」
Maomao “Tsugiwa hiki-komorino kakyuhi-samaka… Maa okyukinga deteru-dake mada mashika.”
Maomao “Next in line are the shut-in, low-ranking concubines. I guess, at the very least, I get paid.”
小蘭(シャオラン)「ねえ、猫猫!この札、どこの部屋か分かる?」
Shaoran “Nee, Maomao! Kono fuda dokono heyaka wakaru?”
Xiaolan “Hey, Maomao…Do you know which room this plate is for?”
猫猫「ああ…これは藤の九だから、あそこだよ」
Maomao “Aa… Korewa fujino kyu dakara asoko dayo.”
Maomao “Oh, this one is Wisteria-9, so over there.”
小蘭「ありがとう!」
Shaoran “Arigato!”
Xiaolan “Thank you!”
猫猫(女官の中には字が読めない者も多い。後宮に勤める以上、最低限の礼儀はたたき込まれるが、文字の読み書きになれば話は別だ。文字が読めてお給金が上がったとしても、結局人さらいに間引かれる金額が増えるだけ。そんな下女でもごくまれに、下級妃になることがある。要は…見た目だ。そばかす、絶壁、肉なし体型…私には関係ない話だな。けっ。悪目立ちして命の危険が増えるくらいなら、今のままがいい。おとなしく働いていれば、2年で出れる。)
Maomao (Nyokanno naka-niwa jiga yomenai monomo ooi. Kokyuni tsutomeru ijo, saiteigenno reigiwa tataki-komareruga, mojino yomi-kakini nareba hanashiwa betsuda. Mojiga yomete okyukinga agattato shitemo, kekkyoku hito-saraini mabikareru kingakuga fueru-dake. Sonna gejo demo goku mareni, kakyu-hini naru-kotoga aru. Yowa…mitameda. Sobakasu, zeppeki, nikunashi-taikei… Watashiniwa kankei-nai hanashi dana. Ke. Waru-medachi shite inochino kikenga fueru kurai-nara, imano mamaga ii. Otonashiku hataraite-ireba, ni-nende dereru.)
Maomao (Many of the servants are illiterate. In order to work in the rear palace, they’re taught the bare minimum essentials of etiquette. But reading and writing is a whole different story. The raise I would get for being literate would just get swiped by my kidnappers. That said, even servants like us could become low-ranking concubines. What’s key is…Looks. Freckles. Flat. Given my skin-and-bones look, that’s not applicable to me. If I stood out, my life would be at risk. I’m better off just laying low. All I have to do is work hard. I’ll be out in two years.)
猫猫「酒飲みてぇ~…」
Maomao “Sake nomiteee…”
Maomao “I need a drink.”
ーーーーー
小蘭「ねえねえ、聞いた?中央に、ものすご~くきれいな宦官がいるんだって!ここんとこ、みんなその話で持ち切りなんだよ!」
Shaoran “Nee nee, kiita? Chuoni, monosugooku kireina kanganga irundatte! Kokontoko, minna sono hanashide mochikiri nandayo!”
Xiaolan “Hey, did you hear? I heard there’s a super beautiful eunuch in the central area. Everyone’s been talking about him!”
猫猫「へえ…」
Maomao “Hee…”
Maomao “I see.”
小蘭「そんなに美形なら、一度は見てみたいよね。そう思わない?」
Shaoran “Sonnani bikei nara, ichidowa mite-mitai yone. So omowanai?
Xiaolan “I’d like to get a glimpse of him, if he’s so handsome! Am I right?”
猫猫「宦官ねえ…」
Maomao “Kangan nee…”
Maomao “An eunuch, huh?”
ーーーーー
高順(ガオシュン)「随分とお痩せになって…」
Gaoshun “Zuibunto oyaseni natte…”
Gaoshun “She has lost much weight.”
壬氏(ジンシ)「ああ…」
Jinshi “Aa…”
Jinshi “Yes.”
玉葉「小鈴(シャオリン)…」
Gyokuyo-hi “Shaorin…”
Concubine Gyokuyou “Xiaoling…”
壬氏「申し訳ないのですが…医官は今、東宮の処置にかかりきりでして…」
Jinshi “Moshiwake naino-desuga… Ikanwa ima, toguno shochini kakari-kiri deshite…”
Jinshi “I’m sorry, the physician is busy attending to the prince.”
玉葉妃「…そうですか」
Gyokuyo-hi “…So desuka.”
Concubine Gyokuyou “I see…”
ーーーーー
下女「まだ3か月と半年だっけ?」
Gejo “Mada san-kagetsuto han-toshi dakke?”
Serving girl “They’re only three months and six months old, right?”
下女「そうそう、東宮と鈴麗公主(リンリーひめ)のお二人ともよ」
Gejo “So so, toguto Rinrī himeno ofutari-tomoyo.”
Serving girl “Yeah, both the prince and Princess Lingli…”
小蘭「や…やっぱり呪いなのかな?」
Shaoran “Ya…Yappari noroi nanokana?”
Xiaolan “Is it really a curse?!”
猫猫「何の話?」
Maomao “Nanno hanashi?”
Maomao “What are you talking about?”
小蘭「猫猫、知らないの?今、後宮内はこのウワサで持ち切りなんだよ。後宮で生まれるお世継ぎの連続死!今までの帝の御子が三人とも、生まれてからだんだん弱って亡くなったんだって。おかしいと思わない?」
Shaoran “Maomao, shiranaino? Ima, kokyu-naiwa kono uwasade mochikiri nandayo. Kokyude umareru oyotsugino renzoku-shi! Imamadeno mikadono mikoga san-nin-tomo, umarete-kara dandan yowatte nakunattan-datte. Okashiito omowanai?”
Xiaolan “You didn’t hear, Maomao? The entire rear palace is buzzing about this rumor. The deaths of all the heirs born in the rear palace! All three of the emperor’s children born so far grew weak and passed away! Doesn’t that seem weird?”
猫猫「3人とも?」
Maomao “San-nin-tomo?”
Maomao “All three?”
小蘭「今回も似たような感じみたい」
Shaoran “Konkaimo nita-yona kanji mitai.”
Xiaolan “And it looks like the same thing’s happening now.”
猫猫「具合が悪いってこと?」
Maomao “Guaiga waruitte koto?”
Maomao “You mean they are unwell?”
小蘭「そう!そして今度は、玉葉様のところにも、梨花様のところにも、お医者様が入って行ったんだって!」
Shaoran “So! Soshite kondowa Gyokuyo-samano tokoro-nimo Rifa-samano tokoronimo, oisha-samaga haitte-ittan-datte!”
Xiaolan “Yes! And this time, the doctor went to visit both Lady Gyokuyou and Lady Lihua!”
猫猫「ふーん…」
Maomao “Fūn…”
Maomao “Huh…”
小蘭「今の帝には皇后がいないから、東宮が生まれたら梨花様が皇后になるんだよね?」
Shaoran “Imano mikado-niwa kogoga inaikara, toguga umaretara Rifa-samaga kogoni narun-dayone?”
Xiaolan “The emperor doesn’t have an empress consort, so that makes Lady Lihua, who gave birth to the prince, the empress consort, right?”
猫猫「まあ、当然だろう。帝に皇后がいない今、東宮を持つ妃、梨花妃は後宮のトップと言えるだろう」
Maomao “Maa tozen daro. Mikadoni kogoga inai ima, toguo motsu kisaki, Rifa-hiwa kokyuno topputo ierudaro.”
Maomao “Naturally, I guess. Since there is no empress consort, Concubine Lihua gave birth to the prince, so she should be considered the top of the rear palace.”
小蘭「だけど帝の寵愛は玉葉様に傾いているってウワサなの。そのへんのことも、呪いと関係あるかもしれないって」
Shaoran “Dakedo mikadono choaiwa Gyokuyo-samani katamuiterutte uwasa nano. Sono henno kotomo, noroito kankei arukamo shirenaitte.”
Xiaolan “But then, rumor says the emperor favors Lady Gyokuyou. They say that could be related to the curse, too.”
猫猫「権力争いか…」
Maomao “Kenryoku arasoika…”
Maomao “A power struggle…”
小蘭「梨花様の方が、容体は重いのかな。お医者様がつきっきりらしいよ」
Shaoran “Rifa-samano hoga, yodaiwa omoinokana. Oisha-samaga tsukikkiri rashiiyo.”
Xiaolan “Lady Lihua might be worse off, since the doctor is always with her.”
猫猫「梨花様ご自身も?」
Maomao “Rifa-sama gojishinmo?”
Maomao “Lady Lihua herself is sick, too?”
小蘭「うん、母子共に。頭痛とか腹痛とか、吐き気もあるって聞いたなあ」
Shaoran “Un, boshi tomoni. Zutsu-toka fukutsu-toka, hakikemo arutte kiitanaa.”
Xiaolan “Yeah, mother and child both. Head and stomach aches. Nausea too, I think.”
猫猫「頭痛、腹痛、吐き気…」
Maomao “Zutsu, fukutsu, hakike…”
Maomao “Headache, stomachache, nausea…”
小蘭「やっぱり絶対、呪いだよ~!”
Shaoran “Yappari zettai, noroi dayoo!”
Xiaolan “It has to be a curse!”
猫猫「呪いだなんて、くだらない」
Maomao “Noroi danante, kudaranai.”
Maomao “Curses are stupid.”
小蘭「え~!」
Shaoran “Eeee!”
Xiaolan “Huh?”
ーーーーー
猫猫「頭痛に腹痛に吐き気… 考えられるのは毒殺か… いや、皇位争いなら公主が狙われる理由はない。毒を盛られた可能性は少ないだろう。疑うとすれば、病気か… もしかして、血筋だろうか」
Maomao “Zutsuni fukutsuni hakike… Kangae-rareru-nowa dokusatsuka… Iya, koi-arasoi-nara himega nerawareru riyuwa nai. Dokuo morareta kanoseiwa sukunai-daro. Utagauto sureba, byokika… Moshika-shite, chisuji daroka.”
Maomao “Poison is a possibility. No, if it’s over the position of imperial heir, it doesn’t make sense to go after the princess. Deliberate poisoning is low on the list of possibilities. Could an illness be more likely? Perhaps something hereditary?”
猫猫「たかがウワサ話に何を真剣になってるんだ。こんなのは、ただの憶測にすぎない。すぎないが…ちいとばかし、行ってみるか。そそそそそ…」
Maomao “Takaga uwasa-banashini nanio shinkenni natterunda. Konnanowa tadano okusokuni suginai. Suginaiga…chiito-bakashi itte-miruka. Sososososo…”
Maomao “Why am I taking a rumor so seriously? It’s all just conjecture. But still… I guess I can take a quick peek.”
ーーーーー
猫猫「さすが上級妃の宮が集まっているだけあって、柱一つとっても、私たちのいる建物よりよっぽど洗練されてるな…」
Maomao “Sasuga jokyu-hino miyaga atsumatte-irudake atte, hashira hitotsu tottemo watashi-tachino iru tatemono-yori yoppodo senren sareteruna…”
Maomao “Given this is where all the high-ranked concubines’ pavilions are, every building is exquisite, right down to the individual pillars.”
梨花妃「お前が悪いんだ!」
Rifa-hi “Omaega waruinda!”
Concubine Lihua “It’s your fault!”
桜花(インファ)「玉葉様!」
Infa “Gyokuyo-sama!”
Yinghua “Lady Gyokuyou!”
梨花妃「自分の子が娘だからと、男子の吾子を呪い殺す気だろう!」
Rifa-hi “Jibunno koga musume dakarato, onokono ako’o noroi-korosu kidaro!”
Concubine Lihua “You’re trying to curse my son, because your child is a daughter!”
玉葉妃「そんなわけないと、あなたも分かっているでしょう。小鈴(シャオリン)も同じように苦しんでいるのですから」
Gyokuyo-hi “Sonna wake naito, anatamo wakatte-irudesho. Shaorinmo onaji-yoni kurushinde iruno-desukara.”
Concubine Gyokuyou “You know that’s absurd! My Xiaoling is sick, too!”
宦官「梨花様は、相当お怒りだな」
Kangan “Rifa-samawa, soto oikari dana.”
Eunuch “Lady Lihua is furious.”
宦官「玉葉様も、お気の毒に」
Kangan “Gyokuyo-samamo, okinodokuni.”
Eunuch “I feel sorry for Lady Gyokuyou.”
ーーーーー
高順「壬氏様…」
Gaoshun “Jinshi-sama…”
Gaoshun “Master Jinshi…”
壬氏「はぁ…」
Jinshi “Haa…”
Jinshi (Sigh)
ーーーーー
玉葉妃「ですので、娘の容体も診ていただきたいのです。」
Gyokuyo-hi “Desunode, musumeno yodaimo mite-itadaki-taino desu.
Concubine Gyokuyou “That’s why I’d like to examine my daughter’s state, as well.”
やぶ医者「ええ…でも、あの…」
Yabu Isha “Ee… Demo, ano…”
Quack Doctor “Yes… Well… Um…”
猫猫(あの真ん中のオロオロしてる宦官が医官か?バカだろ、あのヤブ。あれだけ妃二人のそばにいて本当に気づいてないのか?いや、それ以前に知らないのか?幼児の死亡、頭痛と腹痛と吐き気。そして何より、梨花様のげっそりとした様子。やはりこれは呪いでも何でもない。問題はどう伝えるかだ。)
Maomao (Ano mannakano oro-oro shiteru kanganga ikanka? Baka daro, ano yabu. Aredake kisaki futarino sobani ite hontoni kizuite-nainoka? Iya, sore-izenni shiranai-noka? Yojino shibo, zutsuto fukutsuto hakike. Soshite naniyori, Rifa-samano gessorito shita yosu. Yahari korewa noroi-demo nandemo nai. Mondaiwa do tsutaerukada.)
Maomao (Is that flustered eunuch in the middle the physician? What a stupid quack. He seriously still hasn’t noticed? After spending all that time near the concubines? Or rather…Maybe he really doesn’t know? Death of the infants. Headache, stomachache, nausea. And most of all, how Lady Lihua seems so worn out. As I thought, this is no curse. The only issue is, how do I tell them?)
猫猫「何か書けるものさえあれば…」
Maomao “Nanika kakeru mono sae areba…”
Maomao “If only I could find something to write with…”
ーーーーー
杏(シン)「フンッ…」
Shin “Fun…”
ーーーーー
猫猫(東宮が亡くなられたという話が回ってきたのは、それからひと月もしない頃だった)
Maomao (Toguga nakuna-rareta to-iu hanashiga mawatte-kitanowa, sorekara hito-tsukimo shinai koro datta.)
Maomao (Barely a month passed before word got around that the prince had passed away.)
ーーーーー
玉葉妃「何か聞きたいことでもあるようですね」
Gyokuyo-hi “Nanika kikitai koto-demo aru-yodesune.”
Concubine Gyokuyou “It seems like you have a question for me.”
壬氏「それは…」
Jinshi “Sorewa…”
Jinshi “Is that…”
玉葉妃「私が水晶宮を訪ねて、娘を診てもらいたいと言った日です。あのあと、窓辺に置いてありました。この枝に結んで。」
Gyokuyo-hi “Watashiga Suisho-kyuo tazunete, musumeo mite moraitaito itta hidesu. Ano ato, madobeni oite arimashita. Kono edani yunde.”
Concubine Gyokuyou “The day I visited the Crystal Pavilion, to ask to have my daughter examined, I found this on the windowsill, tied to this branch.”
壬氏「石楠花(しゃくなげ)、ですか」
Jinshi “Shakunage, desuka.”
Jinshi “A rhododendron.”
玉葉妃「“おしろいはどく、赤子にふれさすな”…無知は罪ですね」
Gyokuyo-hi “‘Oshiroiwa doku. Akagoni fure-sasuna.’ …Muchiwa tsumi desune.”
Concubine Gyokuyou “‘The white face powder is poison. Don’t let the baby touch it.’ …It truly is a sin to be ignorant.”
壬氏「宮中の医官は、このような遠回しなことをしないでしょう」
Jinshi “Kyuchuno ikanwa, kono-yona toomawashina koto’o shinaidesho.”
Jinshi “The palace physician would not take such a roundabout approach.”
玉葉妃「ええ。最後まで東宮の処置が分からないようでしたから」
Gyokuyo-hi “Ee. Saigo-made toguno shochiga wakaranai-yodeshita-kara.”
Concubine Gyokuyou “Agreed. He never could seem to figure out how to treat the prince.”
壬氏「この文、一体誰が…」
Jinshi “Kono fumi, ittai darega…”
Jinshi “Who could have sent this message?”
玉葉妃「それを探していただきたいのです」
Gyokuyo-hi “Soreo sagashite itadaki-tainodesu.”
Concubine Gyokuyou “I’d like you to find out.”
壬氏(…そういえば、あの時…)
Jinshi (…Soieba, ano toki…)
Jinshi (Coming to think of it, back then…)
ーーーーー
猫猫「何か、書けるものさえあれば…」
Maomao “Nanika, kakeru mono sae areba…”
Maomao “If only I could find something to write with…”
ーーーーー
壬氏「承知しました。これはしばらく預かってよろしいですか?」
Jinshi “Shochi shimashita. Korewa shibaraku azukatte yoroshii-desuka?”
Jinshi “Understood. May I keep this for the time being?”
ーーーーー
小蘭「帝は生き残った公主様を慈しんで、玉葉様のもとに通っているんだって」
Shaoran “Mikadowa ikinokotta hime-samao itsukushinde, Gyokuyo-samano motoni kayotte-irundatte.”
Xiaolan “I heard the emperor is visiting Lady Gyokuyou a lot, to show his love for the surviving princess.”
猫猫「梨花様のところへは?」
Maomao “Rifa-samano tokoro-ewa?”
Maomao “What about Lady Lihua?”
小蘭「全然、ウワサ聞かないね」
Shaoran “Zen-zen, uwasa kikanaine.”
Xiaolan “Haven’t heard anything about her.”
猫猫「ああ…都合のいいことで」
Maomao “Aa… Tsugono iikotode.”
Maomao “How convenient.”
宦官「ああ、こんなところにいた。今すぐ、宮官長の部屋に来るようにとのことだ」
Kangan “Aa, konna tokoroni ita. Imasugu, Kyukan-chono heyani kuruyoni tono kotoda.”
Eunuch “Oh, there you are. You are to report to the Matron of the Derving Women immediately.”
猫猫「へ?」
Maomao “He?”
小蘭「呼び出し?」
Shaoran “Yobidashi?”
Xiaolan “You’re being summoned?”
猫猫「何の用だろう…」
Maomao “Nanno yodaro…”
Maomao “For what, I wonder?”
ーーーーー
宦官「よし、ではここに集まった全員、中に入るように」
Kangan “Yoshi, dewa kokoni atsumatta zen’in, nakani hairu-yoni.”
Eunuch “All right, all of you who’ve gathered here, head inside.”
猫猫(下女が偉い人に呼び出されるなんて…嫌な予感しかしない。ただの人手不足か?)
Maomao (Gejoga erai-hitoni yobidasareru-nante… Iyana yokan-shika shinai. Tadano hitode-busokuka?)
Maomao (Serving girls getting summoned by the high officials can’t be good news… Or do they just want more workers?)
壬氏「わざわざ集まってもらって申し訳ない」
Jinshi “Waza-waza atsumatte-moratte moshiwake nai.”
Jinshi “Thank you all for coming.”
猫猫(なんだ、この偉そうな女官は…)
Maomao (Nanda, kono erasona nyokanwa…)
Maomao (Who is this arrogant-looking woman?)
壬氏「私は、後宮管理者の壬氏だ」
Jinshi “Watashiwa, kokyu-kanrishano Jinshi da.”
Jinshi “I am Jinshi, manager of the rear palace.”
猫猫(男なのか。さては小蘭が言っていた、ものすごく美しい宦官というのはこいつのことか…。もったいないな、この美貌があるのに子供が成せないなんて)
Maomao (Otoko nanoka. Satewa Shaoranga itteita, mono-sugoku utsukushii kanganto iunowa koitsuno kotoka… Mottai-naina, kono biboga arunoni kodomoga nasenai-nante.)
Maomao (That’s a man? Ah, that must be the good-looking eunuch that Xiaolan was talking about. That’s a waste. He’s so handsome, but he can’t have children.”
『そこのそばかす女、お前は居残りだ』
“Sokono sobakasu-onna, omaewa inokorida.”
“You with the freckles, stay here.”
猫猫「ん?ソバカスお…んな、やばい!」
Maomao “N? Sobakasu-o…nna, yabai!”
Maomao “Huh? Freckles? Stay…? Oh, no!”
壬氏「今日はこれで解散だ。部屋に戻っていいぞ。」
Jinshi “Kyowa korede kaisanda. Heyani modotte iizo.”
Jinshi “We’re done here. You may all return to your rooms.”
下女「え?どういうこと?」
Gejo “E? Doiu koto?”
Serving girl “Huh? What was that about?”
猫猫(何か目を付けられるようなヘマをしたか?まさか、先日の文が… そうか!この中で文字を読める下女は私だけ!それをあぶりだすためにあの書き物を… やばい、早く逃げよ…!)
Maomao (Nanika meo tsuke-rareru-yona hemao shitaka? Masaka, senjitsuno fumiga… Soka! Kono nakade mojio yomeru gejowa watashi-dake! Soreo aburidasu tameni ano kaki-mono’o… Yabai, hayaku nigeyo…!)
Maomao (Did I do something to get attention?! Wait, did the message from the other day… Ah! I’m the only servant here who can read! He wrote that just now to single me out! Oh, no! I have to get out!)
壬氏「ダメじゃないか。君は、居残りだよね?黙ってついてこい。」
Jinshi “Dameja naika. Kimiwa inokori dayone? Damatte tsuite-koi.”
Jinshi “Come now. I just told you to stay. Just keep quiet and follow me.”
猫猫(ハメられた…)
Maomao (Hamerareta…)
Maomao (It was a trap…)
壬氏「不思議だ…調べたところ、君は文字が読めないことになってるんだが…」
Jinshi “Fushigida… Shirabeta-tokoro, kimiwa mojiga yomenai-kotoni natterun-daga…”
Jinshi “This is odd. I looked you up. It said you couldn’t read.”
猫猫「はい、卑賎の生まれでして…何かの間違いでしょう」
Maomao “Hai, hisenno umare deshite… Nanikano machigai desho.”
Maomao “I am of lowly birth. It must be a mistake.”
猫猫(誰が教えるか!世の中は、無知なふりをしていたほうが立ち回りやすい。大体、この男になんで文のことがバレてるんだ?十分周りに気を付けていたのに…ぐぬぬぬぬぬ…なんて疑り深いんだ!…てか、暇人すぎるだろ!)
Maomao (Darega oshieruka! Yono-nakawa, muchina furio shiteita-hoga tachimawari-yasui. Daitai, kono otokoni nande fumino kotoga barete-runda? Jubun mawarini kio tsukete-itanoni… Gunununununu… Nante utaguri-bukainda! …Teka, himajin-sugiru-daro!)
Maomao (I’ll never admit it. Pretending to be ignorant makes everything easier in this world. Besides, how did this man find out about the messages? I made absolutely sure nobody was around… He’s so mistrustful! Rather, he must have nothing better to do!)
紅娘(ホンニャン)「どうぞ」
Hon’nyan “Dozo.”
Hongniang “Please.”
壬氏「失礼します」
Jinshi “Shitsurei shimasu.”
Jinshi “Excuse me.”
猫猫(何をとがめられるのやら… 生きて帰ってこれるといいけど…)
Maomao (Nanio togame-rareruno-yara… Ikite kaette koreruto iikedo…)
Maomao (What will I be punished for? I hope I make it out of this alive.)
壬氏「かの者を連れてまいりました」
Jinshi “Kano mono’o tsurete mairi-mashita.”
Jinshi “I brought her.”
玉葉妃「どうぞ。手数をかけました」
Gyokuyo-hi “Dozo. Tesuo kakemashita.”
Concubine Gyokuyou “Come in, Thank you for your trouble.”
猫猫「あ……よかった」
Maomao “A……Yokatta.”
Maomao “I’m so glad.”
玉葉妃「…あなたが…。鈴麗の命を助けていただき、感謝しています」
Gyokuyo-hi “…Anataga… Rinrino inochio tasukete itadaki, kansha shiteimasu.”
Concubine Gyokuyou “So, it was you. Thank you for saving Lingli’s life.”
猫猫「そ…そのようなことを、される身分ではございません」
Maomao “So…Sono-yona kotoo, sareru mibun-dewa gozaimasen.”
Maomao “P-Please, I’m not worthy of such kindness!”
玉葉妃「いいえ、どれほど感謝してもしきれません。あなたは、やや子の恩人ですもの」
Gyokuyo-hi “Iie, dorehodo kansha shitemo shikire-masen. Anatawa, yayakono onjin desumono.”
Concubine Gyokuyou “No, I can’t ever thank you enough. You are my baby’s savior.”
猫猫「人違いではありませんか?何か勘違いをされているのです」
Maomao “Hito-chigai dewa arimasenka? Nanika kan-chigaio sarete-irunodesu.”
Maomao “Perhaps you have the wrong person? There must be a misunderstanding.”
猫猫(否定して首をはねられると困るが、関わり合いにもなりたくない!)
Maomao (Hitei-shite kubio hanerareruto komaruga, kakawari-ainimo naritaku nai!)
Maomao (I don’t want to get beheaded for lying, but I don’t want to get involved, either!)
壬氏「実は、玉葉妃から、あるものをお預かりしている。これは、下女の仕事着に使われる布だと知っているか?」
Jinshi “Jitsuwa, Gyokuyo-hikara arumono’o okari-shiteiru. Korewa, gejono shigotogini tsukawareru nuno-dato shitte-iruka?”
Jinshi “Concubine Gyokuyou showed me something. Did you know this fabric is used in the clothing for the serving girls?
猫猫「そういえば、似てますね」
Maomao “Soieba, nitemasune.”
Maomao “It does look similar, I suppose…”
壬氏「ああ、尚服に関わる下女用のものらしいな。例えば、君のような洗濯係とか…。もしかして、スカートの裾でも裂いたのだろうか?」
Jinshi “Aa, shofukuni kakawaru gejo-yono mono rashiina. Tatoeba, kimino-yona sentaku-gakari toka… Moshika-shite, sukātono suso-demo saitano-daroka?”
Jinshi “Yes, for those who work on clothing, I hear. Like laundry worker, such as yourself. Did you rip apart a skirt, perhaps?”
猫猫(そこまでバレていたのか…)
Maomao (Soko made barete itanoka…)
Maomao (So, he figured out that much already…)
壬氏「説明してもらおうか。なぜ、石楠花の枝を窓辺に置いたのだ?」
Jinshi “Setsumei shite moraoka. Naze, shakunageno edao madobeni oitanoda?”
Jinshi “Now, you will explain why you put that flower on the windowsill.”
猫猫「……あの日、事件の真相に気づいたからです。原因は、おしろいだと。私の育った花街でも、高級おしろいを使っている妓女は多くいました。そしてほとんどが、おしろいに含まれる毒に体をむしばまれ、命を落としました。命と美貌を天秤にかけ、結局どちらも失ってしまった…。私は、薬屋でしたので、毒には詳しいのです。」
Maomao “……Anohi, jikenno shinsoni kizuita-karadesu. Gen’inwa, oshiroi dato. Watashino sodatta hana-machidemo, kokyu-oshiroio tsukatte-iru gijowa ooku imashita. Soshite hotondoga, oshiroini fukumareru dokuni karadao mushibamare, inochio otoshi-mashita. Inochito bibo’o tenbinni kake, kekkyoku dochiramo ushinatte-shimatta… Watashiwa kusuriya deshitanode, dokuniwa kuwasiino-desu.”
Maomao “Because I figured out what was wrong that day. That the cause was the makeup powder. There were many courtesans who used high-end powder in the brothels that I grew up in. Most of them were poisoned by it and lost their lives. They tried to trade life for beauty and lost both. I used to be an apothecary, so I know a few things about poisons.”
壬氏「そのおしろいは…」
Jinshi “Sono oshiroiwa…”
Jinshi “That face powder…”
玉葉妃「子供の乳母が使っていたものです。他のおしろいに比べて白さが目立つと、好んで使っていました。乳母も体調が悪かったようなので、暇を出しました。金子も十分与えて…」
Gyokuyo-hi “Kodomono ubaga tsukatte-itamono desu. Hokano oshiroini kurabete shirosaga medatsuto, kononde tsukatte-imashita. Ubamo taichoga warukatta-yonanode, himao dashimashita. Kinsumo jubun ataete…”
Concubine Gyokuyou “It was used by the baby’s nurse. She said it has a better whitening effect compared to other powders. She seemed to have gotten ill too, so I gave her a break. I paid her properly, too.”
壬氏「そうですか」
Jinshi “Sodesuka.”
Jinshi “I see.”
玉葉妃「無知は罪ですね。子供の口��入るものを、もっと気にかけるべきでした」
Gyokuyo-hi “Muchiwa tsumi desune. Kodomono kuchini hairu mono’o, motto kini kakeru-beki deshita.”
Concubine Gyokuyou “It truly is a sin to be ignorant. I should have paid more attention to the things that go into my baby’s mouth.”
壬氏「私も同様です。もっと早くに気づいていれば、多くの命が救えたかもしれない。東宮も…」
Jinshi “Watashimo doyo desu. Motto hayakuni kizuite-ireba, ookuno inochiga sukueta-kamo shirenai. Togumo…”
Jinshi “I am guilty, as well. Had I noticed sooner, I might have been able to save more lives. The prince, too…”
玉葉妃「文を見つけて、梨花妃にもおしろいのことを伝えましたが…私が何を言っても、逆効果だったみたいです」
Gyokuyo-hi “Fumio mitsukete, Rifa-hi-nimo oshiroino koto’o tsutae-mashitaga… Watashiga nanio ittemo, gyaku-koka datta mitai desu.”
Concubine Gyokuyo “When I saw the message, I told Concubine Lihua about it, as well. But it seemed like everything I said only made her believe me less.”
猫猫「それで…私は何をすればよろしいのでしょうか」
Maomao “Sorede…watashiwa nanio sureba yoroshiino-deshoka.”
Maomao “So… What can I do for you?”
玉葉妃「それでは今日から、私の侍女になってもらいます!」
Gyokuyo-hi “Soredewa kyokara, watashino jijoni natte-moraimasu!”
Concubine Gyokuyou “Well, starting today, you’ll be my lady-in-waiting!”
ーーーーー
語り「猫猫が抑えられないもの。それは、好奇心と知識欲。そして、ほんの少しの正義感。」
Katari “Maomaoga osae-rarenai mono. Sorewa, kokishinto chishiki-yoku. Soshite, honno sukoshino seigi-kan.”
Narration “There are some things Maomao cannot hold back. Curiosity, a thirst for knowledge…And just a smidgen of a sense of justice.”
猫猫「ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい…いや、おとなしく働いていれば、どこにいたって…」
Maomao “Yabai, yabai, yabai, yabai, yabai, yabai, yabai, yabai… Iya, Otonashiku hataraite-ireba, dokoni itatte…”
Maomao ”No, no, no, no, no, no, no, no, no, no… No, if I keep a low profile, it shouldn’t matter where I―”
小蘭「あっ、猫猫!おかえり、猫猫。どうだった?」
Shaoran “A, Maomao! Okaeri, Maomao. Do datta?”
Xiaolan “Hey, Maomao! Welcome back, Maomao! How was it?“
語り「こうして猫猫は、帝の寵愛を受ける玉葉妃の侍女となったのだった。まあいわゆる、出世である。」
Katari “Koshite Maomaowa, mikadono choaio ukeru Gyokuyo-hino jijoto nattano-datta. Maa iwayuru, shussede aru.”
Narration “And thus, Maomao became a lady-in-waiting of Concubine Gyokuyou, recipient of the emperor’s love.
Put simply, it was a big promotion.”
ーーーーー
兵士「おい!!」
Heishi “Oi!!”
Soldier “Hey!”
兵士「毒だ!!」
Heishi “Dokuda!!”
Soldier “It’s poison!”
(Continue to Episode 2)
2 notes
·
View notes
Text
「オーメン:ザ・ファースト」

皆さん こんにちは。
近くの結婚相談所 ハッピータイム群馬桐生相生
婚活アドバイザーの金子です。
「旧約聖書」の「ヨハネの黙示録」で獣の数字とされているという「666」
ある事情により、まだ出生して間もない男児をローマの産院から養子として迎え入れた在ローマ米国大使のロバート。
男児は「ダミアン」と名付けられます。
その後イギリス大使となったロバートの周囲では次々と謎の怪事件が発生。ロバートのもとに現れたブレナン神父は、「怪事件の元凶はダミアン。彼は悪魔の子でその証拠として体のどこかに666のアザが刻まれている」と忠告するも、我が子が悪魔の子であるなどという信じがたい事柄を当然ロバートは受け入れる事など出来ません。
しかしその後も怪事件は続き、疑心暗鬼となっていたロバートは、ダミアンの体を調べ、ついに頭部に刻まれた666のアザを発見してしまうのです。
日本でも大ヒットした1976年公開の「オーメン」その後続編が3作制作され2006年には、リメイクが公開されるなど伝説的なホラー映画として君臨。

4月5日から公開された新作「オーメン:ザ・ファースト」は、1作目の前日譚で「悪魔の子ダミアン」出生の秘密が明かされた作品。
想像を超えたかなり怖いミステリータッチの本格的なホラー映画に仕上がっており、ブレナン神父が登場するなど1作目へのリスペクトも所々に感じられ、上手く1作目の冒頭シーンに繋がるストーリー展開となっており、1970年代の社会情勢や、修道女になるための儀式などが描かれていたのも興味深い点でした。

1971年。修道女になるための修行でアメリカからローマのとある教会に訪れたマーガレット。
やがて、当時の社会情勢から神への信仰心が薄れていた人々に対し危機感を抱いていた一部の教会関係者達の恐るべき陰謀を知ってしまうマーガレット。ブレナン神父と共にその陰謀を阻止しようとするマーガレットだったが・・・・・。
1作目の「オーメン」を見ている方々の多くも、その前日譚として納得できる素晴らしい作品になっていると思いました。

「オーメン:ザ・ファースト」公開記念イベントに登場した1976年6月6日生まれというお笑いタレントの小峠英二さん。その頭部にも666の数字が!
*************************************************
近くの結婚相談所
ハッピータイム群馬桐生相生
婚活アドバイザー 金子 薫
群馬県桐生市相生町5-536-1
ネプチューン2-A
電 話:0277-32-5314
連絡時間:午前10時から午後9時
定休日:年中無休
**************************************************
婚活 結婚相談はお近くの結婚相談所ハッピータイム (http://www.happytime-en.com/)、 群馬前橋・群馬沼田・群馬渋川・群馬高崎・群馬安中・群馬藤岡・群馬伊勢崎・群馬桐生・群馬みどり・群馬太田・群馬邑楽・群馬館林・栃木足利・栃木佐野・栃木小山・栃木栃木・栃木真岡・埼玉熊谷・埼玉深谷・埼玉本庄・埼玉行田・埼玉羽生・埼玉加須・埼玉児玉・茨城牛久・茨城下館・茨城筑西・茨城結城・茨城古河・新潟長岡・新潟小千谷・新潟見附・新潟柏崎・新潟魚沼・新潟十日町・新潟南魚沼・新潟西蒲原・神奈川川崎・山梨甲府昭和までお問い合わせ下さい。
2 notes
·
View notes
Text




#愚物#甘ったれてゃ居られない#タイツ#靴下フェチ#渋谷大介#大塚賢一#吉田努#坂井紘行#田村幸二#小鳥遊なおき#菰田洋平#斉藤友宏#斉藤昌美教授#斉藤悠騏男教授#田村綾子#村田望海#中島里恵#内田莉紗#三倉未来#吉村芽阿里#佐藤好美#高梨愛美#三宅裕司先生#エンジョイ喪失#結婚#羊膜#出産#育児#後無く先も無い#まごつく
0 notes
Quote
1970年代以降ほとんど確認されていなかった水稲の害虫・イネカメムシの被害が急拡大していることが、日本農業新聞「農家の特報班」の調査で分かった。2024年に発生予察注意報を発表したのは18府県で前年比2倍。24年の発生地域は同5都県増えた。気象庁によると、今夏も全国的に気温が高くなる見込みで、各地域は被害拡大を警戒し、防除時期の共有や啓発に取り組んでいる。 24年に南東北~九州の37都府県で発生を確認したという農水省の発表に基づき、特報班は発生時期や注意報について病害虫防除所などに取材した。 相次ぐ不稔 災害級の被害も 発生予察注意報でイネカメムシについて言及したのは18府県で、前年比9府県増。ほとんどが斑点米カメムシ類の注意報の中で言及するが、愛知、鳥取はイネカメムシに特筆して注意報を発表した。 関東の米どころ、茨城では不稔(ふねん)が相次ぎ発生。他の斑点米カメムシと防除時期が異なるため、「ホームページで薬剤防除の徹底を促している」(病害虫防除部)と説明した。 埼玉は県随一の米産地である加須市を中心に甚大な被害を受けた。県は7日、100ヘクタール以上の広域防除を実施するJAや農業法人などに対し、上限50万円を補助する「イネカメムシ広域防除緊急対策事業」を新設したと発表した。 23年に災害級の被害を受けたという鳥取県は、24年に初めて注意報を出した。「不稔の被害が爆発的に拡大した」(西部農業改良普及所)と突然の被害増を語った。 過去10年間で確認されていなかったが、24年に新たに発生を確認したのは東京、群馬、山梨、石川、福井の5都県。北陸での発生はこれまでなかったが、米どころの2県で発生した。 今夏気温高く「警戒強めて」 気象庁によると今夏も全国的に気温が高くなる見通し。農水省は「気温が高いとイネカメムシの増殖が盛んになる可能性がある。発生地域に隣接する地域は、特に警戒を強めてほしい」(消費・安全局植物防疫課)と注意を促す。 ■イネカメムシとは 1950年代までは水稲の主要害虫で、70年代以降ほとんど確認されていなかった。斑点米カメムシ類の一種で、穂を吸汁して斑点米や不稔を引き起こす。成虫は茶褐色で体長1センチ程度と大型。
警戒!イネカメムシが急拡大 注意報2倍、発生5都県増(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
2 notes
·
View notes
Text
【ローソン】地域限定「からあげクン」で新味出るよ~!気になるのはどの味? - Peachy - ライブドアニュース
以下引用
大手コンビニチェーンのローソンは、2024年3月12日からご当地フードとコラボした「ご当地からあげクン」を全国の店舗で販売します。
あの味を再現した地域限定商品
ローソンの看板商品である「からあげクン」は、定番の「レギュラー」「レッド」「北海道チーズ」「さわやかレモン味」をはじめ、地域限定やコラボ商品などを含めて、これまで約380種のフレーバーを販売してきました。 今回、全国8地区で「ご当地からあげクン」が登場します。お住まいの地域でしか買えない限定商品となっているので、この機会にぜひチェックしてみてください。
・北海道「からあげクン まるでやきそば弁当味」
道民に愛されている「やきそば弁当」を再現し、香味野菜にスパイスを加え甘めのソースで味付けした一品です。 発売地域:北海道地区(約700店)
・東北「からあげクン 嶽(だけ)きみ(とうもろこし) バター醤油味」
青森県産「嶽きみ」のペースト&バター醤油で味付けしました。食欲をそそる風味と、とうもろこしの甘みが引き立つ味わいとなっています。 発売地域:青森県/秋田県/岩手県/宮城県/山形県/福島県(約1170店)
・北関東「からあげクン 岩下の新生姜味」
本社が栃木県にある岩下食品の「岩下の新生姜」を使用し、ほどよい酸味と生姜の風味が楽しめる一品です。「岩下の新生姜」とは、今回が初コラボとなります。 発売地域:栃木県/群馬県/茨城県/新潟県/山梨県/長野県(約1170店)
・南関東「からあげクン 桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油味」
桃屋の商品「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を使用した、ごま油とガーリックの風味が食欲を刺激する一品です。 発売地域:埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県(約3500店)
・中部「からあげクン スガキヤ監修 和風とんこつ味」
ラーメンチェーン「スガキヤ」の和風とんこつラーメンを再現。だしの風味やホワイトペッパーの香りが味わいを引き立てます。 発売地域:愛知県/静岡県/岐阜県/三重県/富山県/石川県/福井県(約1600店)
・近畿「からあげクン 淡路島産たまねぎ醤油味」
淡路島のローソンファーム兵庫で生産した「淡路島産玉ねぎ」のソテーを使用し、玉ねぎの甘みを堪能できる一品です。 発売地域:京都府/滋賀県/奈良県/和歌山県/大阪府/兵庫県/三重県の一部店舗含む(約2500店)
・中四国「からあげクン ゆかり」
本社が広島県にある三島食品の「ゆかり」を使用。爽やかなしその風味とほのかな塩味が特徴です。 発売地域:岡山県/広島県/山口県下関市の一部地域を除く/鳥取県/島根県/香川県/愛媛県/徳島県/高知県(約1500店)
・九州、沖縄「からあげクン うまかっちゃん からし高菜風味」
即席ラーメン「うまかっちゃん」シリーズから、「博多からし高菜風味」をイメージしました。とんこつの風味や、ピリ辛な辛子高菜の味わいが楽しめます。 発売地域:福岡県/佐賀県/長崎県/大分県/熊本県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県/山口県下関市の一部地域を除く(約1600店)
価格は各商品259円(税込)です。 ※画像は公式サイトより。
2 notes
·
View notes
Quote
4月8日から14日までに起こった不景気な出来事を総括する「週刊不景気ニュース」。倒産の話題が多い1週間となりました。 破産申請(準備含む)により倒産したのは、新潟の介護施設運営「新潟まちの駅」、青森の青果運送「共栄農産」、東京の印刷業「東京スガキ印刷」、兵庫の脱気器製造「フジマサ機工」、福島の接骨院経営「amateras」、三重の介護施設運営「かがやき福祉会」、東京のタ���ント養成所運営「原塾メイト」、山梨の洋菓子店経営「ケーキハウス・ミサワ」となりました。 海外では、アメリカの1ドルショップ運営「99セントオンリーストア」が破産法第11章を申請し、「無印良品」の英子会社「MUJI Europe Holdings」が会社管理手続を申請しました。 また、高知の大人用紙おむつ製造「近澤製紙所」が民事再生法の適用を申請し、東京の改修工事「ワイ興産」が特別清算の開始決定を受けました。 一方、「サッポロビール」が那須工場を閉鎖し、Q&Aサイト運営の「オウケイウェイヴ」が監理銘柄(審査中)に指定されました。 そのほか、赤字業績を発表したのは、ゲーム情報サイト運営の「GameWith」、スーパーマーケット運営の「Olympicグループ」、コンサルティング業の「ビザスク」、建設業の「大豊建設」、雑貨・書籍販売の「ヴィレッジヴァンガードコーポレーション」などとなりました。
週刊不景気ニュース4/14、倒産の話題が多い1週間 不景気ニュース - 不景気.com
1 note
·
View note