#秋の絨毯
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あきる野の広徳寺へ。大銀杏の下の方は葉が落ちてしまっていましたが、綺麗な落ち葉の絨毯を堪能できました。秋の終わりのいい天気の朝。
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五月にみたもの覚え書き
世がゴールデンウィークだからといって別に休みでもないのは毎年のことなのだけれども、なんもせんのもなんなのでなにかしらやることにしている。今年は東洋美術史をざっくり勉強する、と決めて、4月の末に武蔵野美大出版局の『東洋美術史』を買ってきた。ゴールデンウィーク中に通読することを目標にしていたものの、すっとろくて半分もいかず、五月も終わろうかという頃にようやっと読み終わった。ついでなのでずっと積んでいた美術出版社の『東洋美術史』も併読して、こちらも完走した。
で、先日、用があって神戸に帰省した。ついでなので奈良に寄ったりして、あれこれ見てきた。その覚え書き。
大和文華館にはずっと行きたいと思っていたのだけれどもなかなか機会がなく、あっても逃し、行きたいな行きたいなと思っているうちに十年くらい経っていた。行けてうれしい。老若男女がバランスよくおり、そのどの層も、出されているものを信頼してじっくり見ているかんじがあってよかった。健全な集中力が展示室内をひたひたにしている。
静かな衝撃だったのが北魏の石造二仏並坐像で、字の通り、仏と仏が並んで坐っている。こういう形式の仏像をはじめて見た。ほんのわずかに顔がお互いの方に傾いている。小ささも相俟って、閉じた、親密なかんじがする。とてもいい。
青花双魚文大皿。二匹の魚のまわりに水草を二種描いている。一種は金魚藻みたいな形のやつで、もう一種は一枚一枚の葉の長いもの。前者が星を散らしたみたいな効果を出しているのに対し、後者はストロークの長い有機的な曲線が水の流れを感じさせるような効果を出していて、この取り合わせの妙がいい。外側は陸の植物複数種が切れ目なくぐるりと囲���(四季の花を組み合わせることで永続性を象徴させているらしい)。魚は、描かれている見込みの面積からすると小さめなのだけれども、背びれをグッと立てて全開にし、胸を張っるようにして頭のほうを起こし、口をギュッと結んで、上げた顎ごしに下を睨みつけるような、気合の入った顔をしている。でも小さい。小さい体に大きいガッツというかんじがして、いい。真横から描かれているが、胸びれも腹びれも左右両方が見えるようにズラしてあり、それが動きと若干の立体感を感じさせて、イキイキして見える。「魚」は中国語の発音がと「余」と音が同じなので縁起がいい、ということらしいけれども、たとえ縁起が最悪だったとしてもぜひ見たい、いい絵。
『大和文華館所蔵品目録』として矢代幸雄直筆の書類が展示されていた。使われている紙が大和文華館仕様の原稿用紙なのだけれど、これがとても素晴らしくて、上部に広くスペースが設けられているので図なり註なりをたっぷり書き(描き)込める。一枚あたりがA5くらいの縦長で、ふつうの原稿用紙のハーフサイズ(だから200字?)になっている。もしやミュージアムショップに���ってやしないかと覗いてみたけども、なかった。売るべきだと思う。売ってください。
国宝展開催中の奈良国博は噂に違わぬ大混雑。奈良国博が、というより奈良がもう全体的に大混雑で、鹿にしても飽食状態なんかして人間に対する関心がやや薄く、煎餅差し出されても「まあそんなに言うんやったらもらってやってもいい」くらいの反応でしかない。しんどいので、見たかったやつだけじっくり見た。
百済観音は細身な印象が強いが、腕は案外太い。肩の丸みがそのまま腕の太さになって、そのまま肘までおりるかんじ。本体のS字のシルエットに共振するように、装飾の曲線がつく(耳飾りと袖)。全身のシルエットそれ自体が蝋燭の灯のようにも見える。
宝菩提院願徳寺菩薩半跏像。ウナギの群れのごときぐりゅんぐりゅんの衣文がすごい。衣自体にはほとんど嵩がなくて、濡れた布が体にまとわりついているようでもある。滝を描いた山水画をなんとなく彷彿とさせる。菩薩の体を源として、なにかが激しく流れ落ちているかんじがする。この作品を取り囲む人だかりからおじさまがひとり、「ピカイチやな……」と呟きながら出てきた。ほんまやね。
中宮寺菩薩半跏像。この一軀のために一室設けられている。��い空間の真ん中に、黒い仏像が置かれている。シルエットの簡潔さが際立つ。パッと見は安らいだ表情のようにも思えるのだが、単眼鏡で眺めてみると小鼻の上あたりの肉にやや緊張したかんじがあり、差し迫った表情のようでもある。左目の下に筋状に漆の乱れがあるようで、これが涙の跡ようにも見える(同展出品の法隆寺地蔵菩薩立像の左目下にも筋みたいなものを見つけたけどなんなんだろう)。肘の位置が左右でけっこう違うが、肩は水平で、前後にもずれない。後ろ姿がいい(今回の展示では360°どこからでも見ることができる。一生分見とくつもりで、長いこと真後ろに立ってボーっと眺めていた)。肩甲骨などの凹凸は彫り出されず、中央の溝だけが一本、すばらしい微妙さで彫られていて、背中のなめらかな曲面の連なりをつないでいる。やや前側にかがみこむような姿勢なので背中がわずかに丸まっていて、そのことによって高い集中力を感じさせる。尻は体重で潰れることなく、高さを保ったまま小ぶりに締まる。それで腰の位置が高く見え、上半身に若干浮遊感が生まれているように思う。
神戸にいる間に空いた時間で白鶴美術館にも行ってきた。ここは春季と秋季だけ開館していて、対する私は夏と年末年始くらいしか帰省しないので、行きたいな行きたいなと思っているうちに十年くらい経っていた。行けてうれしい。阪急御影から山側に十数分くらい歩いたところにある。
おもに本館一階の展示室の古代中国の青銅器をじっくりみた。図版で見るといかにもいかめしいかんじがあって、近寄りがたく思っていたのだが、実物を見ると案外まろやかな印象を受ける。表面がなめらかな部分なんかは翡翠みたいに見える。単眼鏡で細部を観察するのがとても楽しい。饕餮夔龍文方卣は特にのびのびとしたかんじがあって、把手のつけ根のひょうきんな顔(キリンのツノみたいなのが生えている。顎がしゃくれていて、ちょっと口角が上がって見える)とか、フタの持ち手の犬の顔がついた鳥みたいな造形とか、見ていて飽きない。象頭兕觥は字の通り象の頭が象られていて、おもしろい。
西周時代の車馬具のなかに「節約」という名称のパーツがあっておもしろかった。綱紐をつなげるのに使う、K字状のもの。
金象嵌渦雲文敦は足とフタのついた球形の青銅器で、器形がまずたいへん愛おしい。三本足(動物の足のような形。こどもの虎のみたいなかんじ。かわいい)に二つの把手(虎?の顔)がついていて、顔に正面から向きあうようにして見ると足の一方が近く、もう一方が��れて見えることになり、そこにリズムが生まれている。なおフタには環が三つついていて、今回は足の位置に揃えて置かれていたけれども、ズラしてみるとまた違うリズムが生まれそうで、妄想していると楽しい。この環というのがやや外向きに開くように配置されていて、その点でも大らかさというか開放感みたいなものが感じられ、好きにさせられてしまう。
二階は漢から唐ぐらいまでの金工作品が出ていた。
鍍金花鳥文銀製八曲長杯は八辨の花形を横に引き伸ばしたような変わった形をした器で、杯というには浅いようにも思えるけれども、皿というには深さがある。外側側面は、銀色の地の上に金色の植物と鳥の文様がたっぷり詰めこまれている。他にも唐代の小品がいくつも出ていたけれども、いずれもたいそう趣味がよくて、なんという時代であろうかと思った。自分が遣唐使だったらたぶん、船に積む品物が選べなくて泣いちゃう。
二階の展示室の端っこの小さい区画(昔は貴賓室だったらしい)が次の展示の予告のコーナーということになっていて、出品予定の南宋と明のやきものが出ていた。次は陶磁器の名品展的なことをやるらしい。自前のコレクションであれこれ展示を組み立てて回していけるからこそできることなんだろうなと思う。賢い。
新館ではコーカサスの絨毯をみた。閉館間際であんまりゆっくりはできなかったのだけれども、眼福だった。V字型の鳥がたくさん織り出されたカザック絨毯が特によかった。絨毯の真ん中の淡い緑色の菱形の区画に、クリーム色、黄土色、朱色、こげ茶色の鳥がわんさかいる。絨毯の縁の枠の部分にもちらほらいる。
帰りは住吉川沿いを少し歩いた。それからどういう道を通ったのかあんまり覚えてないのだけど、途中に時間が止まったような小さい公園を見つけた。一度は通りすぎたものの、やっぱり気になったので引き返し、写真を撮った。近くのどこかの部屋からピアノの音が聞こえていて、同じフレーズがつたない指で繰り返し練習されているようだった。

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落葉

2024.12.15
秋も深まって紅葉も散り落ち葉を楽しむようになりました。
そう、紅葉は散ったら終わりではなく、散ってからも楽しむことができるのです。色とりどりの暖色系の絨毯は冬の訪れを教えてくれますよね。
昨日今日と奈良の山奥に行っていたんですけど、夜中から雪が降り始めて明け方にはうっすらと積もっていました。冬ですよね。大阪ではなかなか雪って見れないですからちょっと感動です。早めに冬用タイヤに替えておいて正解でした。
雪が降り始めると山茶花の季節かなって思うんですけど、まだ近くでは山茶花は咲いていなくて撮ることができませんでした。
今週末あたりから撮れたらいいなぁって思っています。
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夏の時
夏の空が大好きだったから
夏の事、凄くすきかもと思った
秋になって色付いた木々の中
風で落ちた枯れ葉の絨毯を歩きながら
この景色が大好きだと思った
冬になったら
冬もきっとすきになる気がして
嬉しくなった
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我が国の未来を見通す(90)
『強靭な国家』を造る(27)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その17)
宗像久男(元陸将)
─────────────────────
□はじめに
パレスチナ情勢については、10月22日、日本
を除くG7の6カ国からイスラエルの自衛権を支持
する一方でガザの民間人の人道支援を求める共同声
明��出されるなど、人道支援要求の世論、それにイ
スラエル国内の人質解放優先世論の力、それに欧米
首脳などの説得工作などが功を奏して、イスラエル
の本格的な地上攻撃開始は、当初計画よりかなり遅
れているようです。
イスラエルの歴史からすると珍しい決断だったと考
えますが、それだけ、今回のガザ地区への地上攻撃
の持つ意味がこれまでとは違ってきている証拠でも
あるのでしょう。極めつけが、24日、国連安保理
の場で、米国ブリンケン国務長官の「人道目的の一
時停戦が検討されなくてはならない」との発言でし
た。
一方、グテーレス国連事務総長がイスラエルのパレ
スチナ占領を批判する発言をしたり、いつもながら、
国連安保理が決議案を否決しあう形で“機能不全”
に陥っているなど、イスラエルの国連不信が限界に
達しているように見えます。イランを含むアラブ諸
国自体も反イスラエルという立場で必ずしも一枚板
ではないようなので、今後も、状況は刻々変わって
くることから、安易な予測は禁物でしょう。
その上で想像するに、イスラエルは、いかに人質解
放をするか、そして500キロに及ぼうとする地下
トンネルをいかに(できれば民間人に被害を与えな
い方法で)攻略するか、その作戦を練って、その上
で一部限定的な作戦を遂行しているのでしょう。
また、地上攻撃の代わりなのか、連日激しい空爆が
繰り返されていますが、それによる民間人犠牲者の
6割は、避難先であるガザ地区南部だったとの報道
もあります。国連事務総長のような発言もイスラエ
ルを追い込むだけで逆効果だと思いますが、無差別
に近い空爆もイスラエルが自らの首を絞める結果と
なって、やがて自制心のタガが外れ、“後に引けな
くなる”ことが懸念されます。
数年前、ベトナムを旅行した際、ベトナム戦争時に
使用されたサイゴン(現ホーチミン)市西側に広が
る巨大な地下施設「クチトンネル」を見学し、その
巧妙な造りに驚いたことがあります。アメリカは、
空から枯葉剤を含む絨毯(じゅうたん)爆撃を繰り
返しても攻略できず、ついには南ベトナムから撤退
する結果になったのでした。
「クチトンネル」は総延長約250キロといわれて
いましたが、その倍ほどの長さに及び、映像を見る
限り、長い時間をかけて極めて堅固に建造されてい
る地下トンネルを実際に攻略しようとすれば、多大
な時間を要し、犠牲者も半端でないことでしょう。
イスラエルが保有する最新の軍事技術をどのように
駆使するのかを含め、(不謹慎ではありますが)注
目しています。
ところで、今回のG6声明から外された我が国は、
文字通り“孤立国”になってしまいました。23日
の岸田首相の所信表明演説において、「経済」を連
呼する中での「人間の尊厳」とか「核兵器のない世
界」などの発言は、もちろん、理想であり、間違っ
てはいないとは思いますが、いかにも“空虚”に聞
こえるのは私だけでしょうか。
▼「国家戦略」をだれが作るか
いよいよ「国家戦略」指針の私案を提示したいと考
えますが、その前に、「国家戦略」を誰がつくるの
か、について一案を提言したいと考えます。
戦前の歴史を勉強しない人、あるいは軍国主義など
といって昭和の軍人たちにその責任を負わせること
のみを追求している歴史家たちには到底信じられな
いことだろうと思いますが、歴史をつぶさに学べば、
戦前の我が国の方が、現在よりはるかにダイナミッ
クで柔軟な国家運営をしていたことがわかります。
その典型的な組織が「陸軍省戦争経済研究班」(通
称「秋丸機関」と呼称)でした。少し補足しますと、
第1次世界大戦の頃から、戦争は単に軍事力だけで
はなく、経済、産業、教育、宣伝など「国力」のす
べてをもって遂行される「国家総力戦」の様相を呈
し、当時、欧州において身をもってその体験をした
永田鉄山あたりはその必要性を声高に唱えていまし
た(永田は陸軍の抗争の犠牲となって殺害されまし
た)。
この流れをうけて、我が国の経済力がないことを知
っていた陸軍は、日本における総力戦の実態と戦争
遂行の可能性などを研究するため、昭和14年春、
当時の我が国の最高頭脳を集めた本格的なシンクタ
ン「陸軍省戦争経済研究班」をスタートさせたので
す。
設立を提唱したのは、当時の政府や陸軍の首脳では
なく、「陸軍中野学校」の設立者、戦後��京都産業
大学の設立者として名を馳せた岩畔豪雄(いわくろ・
ひでお)大佐でした。このあたりにも目を見張る
ものがありますが、岩畔は、そのトップに、(軍政
とか作戦畑ではなく)経理畑の俊才、当時まだ41
歳の秋丸次朗中佐を指名し、組織造りを含めて全権
を委任しました。
秋丸は、実質的な研究リーダーとして、治安維持法
違反で検挙され保釈中の身であった東大経済学部助
教授のマルクス経済学者・有沢広巳を招きました。
それ以外に大学教授、企画院・外務省・農林省・文
部省などの少壮官僚、さらには民間企業・業界団体・
金融機関・民間調査機関・研究所などの精鋭たち
を集めて総勢200名程度の組織を作り上げて、昭
和16年まで約2年間、多士多才のメンバーをもっ
て様々な角度から研究に没頭したのです。
研究成果の細部は省略しますが、本研究班が導いた
開戦に至るシミュレーションについては、当時、東
條英機首相や杉山元参謀総長などとも共有しており、
その研究成果は、昭和16年11月15日に開催さ
れた大本営政府連絡会議で「対米英蘭蒋戦争終末促
進に関する腹案」(「腹案」と呼称)として決定さ
れたのでした。
私自身は、この「腹案」のような戦いを遂行してお
れば大東亜戦争はまた違った結果になったと考えて
いますが、「腹案」と実際の戦いはかなり違ってし
まいました。その原因も分かっていますが、ここで
は省略しましょう。
ここで問いかけたいのは、今の日本に、「国家戦略」
のような重要案件を策定するために、「秋丸機関」
のようなシンクタンクを作り、少壮の官僚、学者、
自衛官、民間企業人などの精鋭を一堂に会して時間
をかけて研究させるようなダイナミズムがあるだろ
うかということです。
私は、ここにあえて政治家を加えませんでしたが、
国の重要なテーマについて、いつも“専門家や官僚
に丸投げして足れり”として自ら問題意識も持たず、
必要性も感じず、学ぼうとしないような人たちは
“最初から戦力にならない”と思って外しただけで、
適任者がおられたら、当然、シンクタンクのリーダ
ー格になっていただくことを拒むものではありませ
ん。
一つだけ注文を付けるとすれば、「秋丸機関」の設
立に尽力した岩畔大佐のごとく、力のある政治家な
どでこのようなシンクタンクを作る必要性を唱える
人(たち)は、シンクタンク設立のために奔走し、
必要な基盤や経費は提供しても、当初から口を出す
のは厳に慎み、「若い世代に託す」ことが重要と考
えます。官民を含む各界には、若くても優秀でかつ
柔軟性があり、物事の本質を的確に見極めることが
できる優秀な人たちがたくさんおられると確信しま
す。
なお、前回紹介した『日本戦略論』(鎌田徹著)で
��、「戦略国家になるための人づくり」を提唱して
いますが、だいぶ時が経ったこともあり、残念なが
ら、今はそのような“時間的余裕”はないと考えま
す。仮に多少の問題はあっても、“今ある人材”を
最大限に活用するしかないと思うのです。
次いでながらもう少し補足しておきましょう。前に
も引用したように、『国民安全保障国家論』(船橋
洋一著)の冒頭には、コロナ禍やウクライナ戦争を
経験した結果として、「自分たちでみんなを守るこ
とができない社会は生き残れない」「自分の国を自
分たちで守れない国は生き残れない」「天(世界)
は自ら助くる者を助く」ということがわかったと紹
介されています。
著者は、それでも「国家」ではなく「国民」という
言葉にこだわっていますが、“利益の受容者である
「国民」目線を重視すべき”ことを強く意識してい
ると考えられ、本書に書かれているのは「“国家”
のあり様(形)」であることが理解できます。
私などの立場からすると、(元朝日新聞記者の)著
者のような立場の人が「ようやくここに気がついて
くれたか」と安堵する一方で、内外情勢の急激な変
化や「国力」が下降期にある“現時点”こそ、将来
のため、国家としての「打ち手」を真剣に議論する
時が来たことを国のリーダーたちに早く気づいてほ
しいと願うばかりです。だれかが問題意識と勇気を
もって、重い腰を上げて、“旗振り役”を演ずるこ
とを切に願っております。
繰り返しますが、「手遅れになる前に」です。様々
な思惑から場当たり的な所信表明演説とそれに対す
る質疑応答などで論戦を交わしている余裕はないと
思うのですが・・・。
▼「国家戦略」の指針の一案
さて、私も高齢世代です。「若い世代に託すべし」
と言った手前、過度な物言いは邪魔になると自覚し
つつも、本メルマガをここまで書き続けてきた以上、
「国家戦略」の指針のようなものの一案ぐらいは提
示しなければならないとの責任感にもかられます。
しかし、“指針のようなもの”といえども、そこに
含むべき内容の広さと深さを考えると、正直、いか
にまとめ上げるか、途方にくれます。
またしても、『日本の大戦略』のお力を借りて、ほ
ぼ一致している点を紹介しつつ、10年の歳月の変
化やアプローチの相違点などからの修正を加えて一
案としたいと考えます。なお紹介する順番などは私
の一存で本書を修正してあります。
まず本書が、平成23年の時点でこのような大胆な
「国家戦略」の指針なるものを考察し、提供して���
ることに対して改めて敬意を表したいと思います。
その第1には、「歴史的大変動に立ち向か覚悟を決
める」としていますが、当時より今の方が“歴史的
大変動”が顕著になっている国際社会そして我が国
ですから、ここに「立ち向か覚悟」が、国家として
も国民としても求められていると考えます。
本書は、具体的な「国家目標」などを考える前に、
このような「覚悟」をもって、「内向き志向、現状
維持志向を克服し、「『頼りがいのある日本』を目
指して国家アイデンティティを再構築する」ことを
提唱していますが、全く同意するものです。
「我が国がどのような未来を構築するか」、あるい
は「どこに向かっていくか」を明らかにするという
点でも全く同意です。なお本書では、目指す方向と
して「先進国安定化勢力日本」と呼称していますが、
そのような呼称を含めて議論が必要でしょう。
私は、この「歴史的大変動」の中には、「国力」が
下降期に入っている“我が国の国内事情”も含むと
考えていますので、具体的な指針の中には、「『国
力』の維持・増進のために国を挙げて立ち向かう」
旨の文言も挿入されるべきと考えます。
第2には、「安全」の国家目標として、「複層的な
課題に対応できる、実効性の高い安全保障政策を展
開する」ことです。
まさに、変動する国際社会の中で、我が国が「安定
化勢力」としての役割を果せるかどうか正念場でし
ょう。そのような視点をもって、現状から一歩踏み
込んで「安全保障政策を再構築する」ことが求めら
れており、具体的には、本書の「自国防衛/危機管
理の能力を強化する」「日米同盟の相互防衛的性格
を強め、同盟協力を総合化する」「グローバル・コ
モンズの安定化を図る」「同盟外の安全保障協力を
推進する」などの提唱は的を射ており、さらに強化
する必要があるでしょう。
実際に昨年末、「国家安全保障戦略」が策定されま
した。「安全保障」に絞れば、また表現こそ若干違
いますが、本書が提唱したような内容とおおむね一
致していると考えます。
しかし、すでに指摘したように、東アジア地域の
「核状況」が様変わりしつつあることから、日米両
国間の「核の傘」の信頼性の向上に加え、我が国独
自の核保有の議論を推進すべきと考えます。
また、「自国防衛/危機管理の能力を強化する」に
ついては、将来にわたって我が国迫って来る可能性
がある“脅威”については、短絡的に「南西正面」
などと決めつけないことも重要でしょう。将来戦は
「ハイブリッド戦」であることは間違いないとして
も、対象国が取り得る手段は多様であり、それらを
漏れなくすべて読み切った(見積もった)上で“一
寸の隙を見せない態勢”の構築が求められていると
考えます。
第��には、「富」を国家目標として、「先進的な経
済社会システムを構築する」ことを本書は紹介して
います。ここに「国力」の「ハード・パワー」の要
素のかなりの部分が含まれていますが、第2の「安
全」とも関連し、それぞれの分野の専門家の最適解
をもって国家施策にするようなことは厳に戒めるべ
きで、そのような弊害を排除するためにこそ、「国
家戦略」を策定していることを理解する必要がある
のです。
何度も例示したように、「太陽光発電所の建設のた
めの外国資本の導入に特段のチェックがなく、国防
上重要な施設の近傍を含め、広島県ほどの面積の国
土がすでに外国資本に渡っている」ような“現状”
を即刻是正する必要があります。そのための法律改
正などは急務でしょう。
その上で、必要な要素を総合的に考察して、我が国
として新しい「繁栄の形」をどのように具体化する
かが焦点となると考えます。その中には、国家を次
世代に託すためにも、若者世代が「将来の夢と希望」
を抱くことができるような施策を含むべきことは申
すまでもありません。
とはいえ、少子高齢化の進展から社会保障給付費な
どが大幅に膨れ上がることを予測し、過度な“バラ
マキ”は厳に戒め、「国民一人一人の夢や希望の実
現」と「国家(社会)として『富』の蓄積」の両目
標の同時達成に向けて、“個人の努力の必要性を促
し、努力の中に生きがいを見い出せる”ようなバラ
ンスのとれた「配分」を主眼とする「福祉の再定義」
も必要となることでしょう。
第4には、「変動する国際社会のもとでの日本の対
外構想を確立する」ことです。「安全」はもちろん、
食料やエネルギーなどのほぼ海外に依存している
「富」の分野においても、我が国は、将来にわたっ
て「国家として存立するための対外構想」には高い
優先順位を掲げて計画・実行する必要があります。
「頼りがいのある日本」をめざし(“孤立国・日
本”の存在感を発揮し)、本書でいう「大国間の協
調形成に尽力すること」「グローバルな課題に結果
を出す貢献をすること」「アジア諸国と深く交わり、
その不安定要因を抑制すること」などの提唱に異存
はありません。
前回述べたように、“自ら原則を立て、それに基づ
いて行動し、他国や他のアクターとも協力してい
く”という「自律」の重要性を理解した上で、「日
米同盟」をはじめ、」「クアッド」「自由で開かれ
たインド太平洋」などようやく“産声”を上げた枠
組みを一層深化する覚悟と「自律」の細部をしっか
り議論する必要があるでしょう。
第5に、「新しい『統治のか��ち』をつくる」ため
の議論を推進することです。本書では、そのために
「安定した政権基盤を確立する」「官邸における外
交・安全保障戦略の司令塔を創出する」「戦略形成
の前提となるインテリジェンス機能を強化する」
「対外的な情報発信を刷新する」、そして最後に
「政治不信を克服し、有権者のオーナーシップ意識
を高める」として、国民の参加意識を高めるために、
NPOやシンクタンクなど政治と国民をつなぐ中間
組織の役割も重要であると結んでいます。
「戦略は統治を超えられない」という言葉も紹介し
ましたが、「国家戦略」を議論し、策定し、実行し
ようとすれば、現在の我が国の「統治のかたち」が
そこに“立ちはだかる障害”となる可能性は否定で
きないでしょう。
紹介しました『国民安全保障国家論』も、その終章
で「日本には『国家安全保障』という『国の形』が
ない。そして、その『国の形』をつくるのを阻んで
きた『戦後の形』がある」として、「『戦後の形』
のままでは日本は新しい時代の挑戦対応できない」
と訴え、新たに「国の形」を作る必要性を強調して
います。
私は、5つの指針の中で第5の「統治のかたち」の
議論が最も難しいと考えます。一方で、戦前戦後を
通じて一内閣の寿命が平均1.4年に満たないよう
な“現状”では、一貫した中長期的な「国家戦略」
の策定はおろか、導き出された国家目標に向かって
(たとえ、苦しくても)各種政策を推進し続けるこ
とは困難であることは明白でしょう。
「では、どうすべきか」については大議論を呼ぶこと
でしょう。しかし、ぜひともこのテーマまで踏み込
んで議論してほしいと願っています。
「国の形」についてはのちほど再び触れることにし
て、次回、「国家戦略」を総括し、その後に「ソフ
ト・パワー」のもう一つの要素である「国家意思」
を取り上げます。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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仁和寺
御室桜で有名だが紅葉も見事。燃えるような赤🔥



落ち葉の絨毯


これぞ日本の景色

京都の秋には着物が映える。

何かの撮影?


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日本離れした広大なヒシカバー帯に突撃してきました。
というか、河川のポイントは台風7号の影響で浮き草の多くが消失していたのもあって、陸っぱりはまあまあ厳しかったです。
でも伊庭内湖は今年も見渡す限りのヒシの絨毯。ここを全部撃ちしても時間の無駄なので、ヒシカバーとショアラインの2mくらいの間やポケットに狙いを定めて反応をみます。
が、なかなか気配を感じられない…
琵琶湖の雷魚は一般的によく言うフロッグへの「付き」が無いまま、何の前触れもなく突然喰ってくる行動パターンがよくあります。
魚食性が強いからなのか理由はよくわかりませんが、特に雷魚のテリトリー意識が薄くなる夏から秋にかけてはそんな出方に焦ってしまってモノにできないことが多々ありました。
この日の朝も最後に一発そんな唐突なアタックがあったもののミスバイト。よく見て食べてよ!
結局、オープンエリアのスピナーベイトでバスx1で終了。うーん、今年もNo雷魚になってしまうのか?
9月にもう1、2回チャンスがあるけど、どこに行こうかな。


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秋の始まりは全く気にすることが無かったのに、冬が始まりそうになる11月の終わりごろ。銀杏が綺麗に黄色に染まって、意図せず道路に広がる黄金色の絨毯。綺麗で、誰かに見せたかった。写真に撮っても映えないのは承知の上、だから撮らなかったけど隣で一緒に見て「すご」なんて馬鹿みたいなコメント残して欲しい。
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2024.11 浅間山

鋸岳から浅間山の大迫力
浅間山は特に秋の黄金の紅葉と、冬の白銀世界がとても印象的。今回は黄金の紅葉目当てに、ただし冬も魅力的なのですぐまた来るかも・・・
新幹線で佐久平駅、バスには30人ほど並ぶが、観光バスだし全員座れる。
【コースタイム】車坂峠(0940)→黒斑山(1035)→鋸岳(1135)→Jバンド(1140)→Jバンド取り付き(1150)→浅間火山館(1230-1240)→トーミの頭(1310-1325)→車坂峠(1405)

高峰高原は15℃くらいと空気はひんやり、ただし日差しがあって暖かい。やはり青空と紅葉はとてもよく映える。


黒斑山から市街地と八ヶ岳連峰。目の前にはプリン。

これから先端まで歩く外輪山の峰々。


黒斑山から先端まで蛇骨岳、仙人岳、鋸岳とピークを踏んでいくが、途中の仙人岳から四阿山・根子岳方面。麓の嬬恋村まで向かって裾野が金色に染まっている。

歩いてきた外輪山。


外輪山端っこの鋸岳手前、そしてその直下のJバンド。

圧巻の浅間山

鋸岳から嬬恋村方向へ下山する道もある���しい。ヤマレコの足跡機能には人が通った形跡あり、ただし道が登録されていない。地元の人だけがしっているという感じかな。



Jバンド通過には自分は10分ほど。

Jバンド真下から。上からや下から見えるとかなり危険そうに見えるが、実際通過してみたら思った以上に簡単。(気を抜いてはいけないが)


ここからカラマツの平原が広がる・・・ほとんど葉っぱ落ちてるじゃん。

少し残っている木もあり、青空と黄金の紅葉がとてもキレイ。

葉は落ちてしまっているが、そのかわり黄金の絨毯が現れている。



この賽の河原・湯ノ平はとにかくカラマツの紅葉が素晴らしい。また冬は遠くで鹿の鳴き声が聞こえる中、シンシンと降り積もった雪の平原をスノーシューでバフバフ進んでいくという、秋冬がとても美しい場所でお気に入り。

湯ノ平分岐まで来たが、ちょっと寄り道して火山館へ。中の人によると、2週間前が紅葉ピークだったらしいが、それでも例年より5日もピークが遅かったとのこと。今年の夏は暑かったからな。


少し足を伸ばしたおかげで、先ほどよりも紅葉。風が吹くと金の細い葉のシャワーを浴びる。すごく秋を感じている。


湯ノ平分岐へ戻り、草すべりを通過して外輪山まで登りかえす。とにかく凶悪な上り坂で、みんな息を切らせて時間をかけて登っていく。自分は30分くらいかかった。


高峰高原ホテルへ向かい、下山。帰りのバスまで2時間くらいあるが、ホテルのカフェでゆっくり過ごす。
秋の登山は最高ですな。
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夏がどんどん長くなってきたら秋が無くなるかと思いきや、
そうあっさり冬に変わるものかと土俵際いっぱいのこす秋。
おかげで本日も暖かい☀
ということで本日も作業着の上着は現場でお泊まりです(^_^;)
水間寺の紅葉も赤く染まってきました。

日曜日はお正月のお酒を買いに久しぶりに奈良県御所市に
御所市の酒造蔵御三家。
油長酒造 ・・・風の森
千代酒造・・・篠峯、櫛羅
葛城酒造・・・百楽門

どれも酒飲みには嬉しいお酒で、本当に御所市はレベル高いよねw
東川酒店をでると車で3分
近所の和菓子屋 虎屋さんに寄って

お米で作ったみたらし団子を焼いてもらって

食べる。

帰りに
丹生酒殿神社(にうさかどのじんしゃ)に大銀杏の黄色の絨毯を見に行きましたが、まだ少し早かったですね。

樹齢300年、高さは25Мとジュディーも小さくみえるわw

夜はライトアップもしてるので来週あたり絨毯見れるかもですね。
本当に暖かいと現場の作業も気持ちよく捗ります。
屋根も城戸商店の親方は勿論作業してくれたんですが、
仕上げはジュニアが一人で複雑な屋根でしたが綺麗に仕上げてくれてました。

ありがとうございました。
建物内部も工事が進んできました。
天井の下地ができて

吹き抜け部分もできてきました。

あと1ヶ月で、本年もおしまいです。
残り少ない2024年を振り返りそして惜しみながら
今週も少し遅い秋を楽しんで頑張りましょうか。
よろしくお願い致します。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
貝塚市水間寺前古民家リフォーム工事
貝塚市水間寺前古民家屋根葺替え工事
和歌山県かつらぎ町 丹生酒殿神社
丹生酒殿神社の大銀杏
奈良県御所市風の森
アンティーク雑貨 古材 One Bee🐝
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富谷良いとこ探し~悠久の旅②~
学芸員さんとめぐる「富谷遺産めぐりバスツアー」、ハッと息をのむ美しさだったのは「長楽寺」の銀杏の木と、敷き詰められた黄金色の絨毯。

長楽寺には「マリア観音堂」と呼ばれるお堂があって、そこには秘仏とされている「マリア観音像」があるそうです。12センチほどの石造立像で、底部に十字の隠し文字があるとのこと。

そしてこの「マリア観音堂」は高床になっていて、十字に土台が組まれているのを見ることができます。

つまり、ここは隠れキリシタンの里、キリスト教への信仰の深さはバチカンの書類にも記されているとのことでした。
あらゆるものが風情がある本当に素敵なところでした。

こうしてご案内いただいたからこそ訪れることができた貴重な場所、富谷は歴史も文化も信仰もある、雅で奥深いところだと心にしみるものがありました。
特に静かに私たち一行を迎え入れてくれた黄金色の秋の風景、一生忘れないと思うほど心に刻まれた美しさでした。
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🎨芸術の秋🎨
こんにちは、リハビリテーション科です😊
紅葉の時期も終わり、肌寒い日が増え冬の訪れを感じるようになってきましたね⛄
リハビリ室の壁画も、紅葉でキレイに色づいた葉が散りました🍂

地面一面が落ち葉でいっぱいになった壁画を見て、患者様も「落ち葉の絨毯みたいで綺麗だね」と楽しんでくださっています❕
リハビリでは、季節に合わせて患者様と貼り絵の制作もしています🖌
折り紙を折ったり切ったりすることは脳に良い刺激となり、指の細かな運動にも繋がります🤔

今回は秋をテーマにモミジなどの植物を細かくちぎった折り紙で表現しています🍂
すごくキレイに作っていますね⭐
季節ごとに様々な作品を制作・装飾を今後も計画しているので、どのようにリハビリ室が変わっていくのか楽しみですね☺
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WE CAN DANCE!11/25仙台
ホールラスト!仙台!石田亜佑美さん最後の凱旋公演!

仙台は何度か来たことがあったけど、凱旋と思って、要するにヲタクとして行ったのは2014年のEvolutionが最初だった。
あの時はイズミティが会場だったなあと、懐かしくて行ってみた。そうそうこんな感じだった。だけどあの時ご飯を食べた店はなくなってた。見つけられなかっただけかもしれないけど。

なんかもう観光するって感じでもない。10年くらい通ってるから。別の用事でも何度かきているし。だからこういう思い出の場所や石田さん縁の地を巡った。
めちゃくちゃ寒かった。いつも新幹線を降りたらちょっと空気が冷たいなって思う、それによって東北を実感する。って感傷的になるだけで済まず、今回はやけに寒い。歩き疲れた時に見つけた公園でベンチに座っても、休まる前に寒くて無理となってしまう。
最後の仙台にして改めて東北の厳しい寒さを味わった。もっと寒い地域もいっぱいあるので、仙台で寒いだなんて甘いと思うでしょう。でもね、寒かった。天気は良かったのに。
夕方、鯛きちで補給。ここの鯛焼き、本当においしい。期間限定のカマンベール、絶対に赤ワインに合う。

ここも石田さんが教えてくれたんだよなあ。
ホテルに荷物を置きちょっと休んで、あおば通から仙石線で榴ヶ岡へ。ドアボタン。カラフルな車両。地下の駅。何度も見てきた風景も、これが最後か。こんなことさえもしんみりしてしまうなんて。
通い慣れたサンプラザ。階段をのぼって、入ったら右手にあらかしのミュージアム。これもいつの間にか恒例になっていて、回数を重ねるたびに展示品も増え。
左手には特別なものがあったんだけど、これを書いている段階では口外してはならぬので。いつかその時がきたら追記する。
【追記】その時が来たので。これだよ!!!

寒くて手が冷え切っておりヘロヘロな文字になったけど、個別等行けなかったので、こういう機会をいただけたことに感謝しつつ感謝の意を書いてきた。
開演前から熱量がすげえ。
ほまれと亜佑美両方見たかったし、光るやつもタオルも2色体制で、IKEA状態だった。見やすい方を見る、見たい部分を見る、ってやってた。このツアーはデイジーで通ってたのでついつい反応しちゃうのはそっちだけどね。だけど青も沢山振った。振りたくなるでしょう。根っからのエンターテイナーだよ石田さんは。数年ぶりに石田ヲタやってた時の気分を思い出して、ああこれだよこれ��となった。
ほまれと亜佑美の絡みでいうと冷たい風のダンスだけど、笑顔の君は~の「誰かが生まれ」ってとこ、ハートがカチカチになってた。前に見た時は指差しだけだったのに、揺るぎないハートになっているように見えた。立ち位置がちょっと離れているんだけど、それはそれで離れていても♡みたいな感じで良いと思うのだ。
青空が終わって、メンバーがさっさとはけてしまい、客電がつかない。察するヲタクたち。ざわめく場内。再びのあゆみんコール。前日のインスタにヒヨコ衣装の画像を上げていたが・・・ で!ピョコトラのイントロが流れ始めた時のあの感じ。もしかしたらという期待、わかっていても実際にそうなると沸く、あの感じ。この場にいる誰しもが待ち望んだ瞬間。
もう本当に最高の体験をさせていただいた。
横山向け逆ドッキリと北川の下っ端感溢れるポエムMCも笑えた。噛んで、滑って、笑って。パフォはめちゃくちゃかっこいい。それって要するに石田さんの魅力だからね。あらゆる石田さんを堪能できた。
誰も泣かなかった。だけどこらえてそうな気配はしてた。そんでやっぱり亜佑美は脚の筋肉が極まっていた。ちぇるいなくて残念だったけど横アリに出てくれたらそれでいい。ほまれは今日もかっこいい。いつも以上に熱量高めに踊っていたのは仙台だからなのかな。ほまれに限らずなんだけど、とても熱かった。生田さんとかめいちゃんとか、こんなに熱く踊るんだ!って思う瞬間があった。WE CAN DANCEで亜佑美の熱量に影響されているんだろう。仙台の魔法だ。
本当に素晴らしい瞬間に立ち会えた。横アリがこれ以上になるの?ってくらい楽しかった。楽しいでしかなかったから、逆に横アリは寂しさが出てしまうのかなという不安も出てきた。もうどうにでもなれ。
翌日。11時チェックアウトのホテルだったのでゆっくりと出発。
ホテルが近かったのでSS30の展望台へ行ったが微妙だった。AERの方がいい。あてもなく歩いてたら東北大学に迷い込んだ。そしたらほまれがいた。黄色い巨樹。迫力があり、枝の感じが超かっこいい。

すっごい見事な木だった。足下の黄色い絨毯も素晴らしい。
広瀬川のほとりを歩き、西公園から定禅寺通り、街を抜けてお土産タイム。その前に、本日はアルバムフラゲ日ということで、アルバムを買いに行く。個別など申し込んでないし予約もしてないので店で買うのだ。
HMVとタワレコがあるので、まずはHMVへ。特設コーナーは用意されているが、通常版が1枚ぽつんと置いてあるだけ。初回がほしいので、衣装やパネルだけ見て去る。 続いてタワレコへ。ないっすね。まだ入荷していない感じ。受け入れ体制は準備しているようだけど、売っていないものは買えない。
仕方ないのでお土産を買いに行き、改めてHMVへ行ってみた。そしたらなんと!並んでいたんだよ、アルバムが。ヲタクが自分の他に2人いて、1人が衣装等を撮影しようとするとささーって離れるあの感じ、気持ちはわかるよ同志って感じでちょっとおもしろかった。
そういうわけでアルバムをget。今日のげったー活動ミッション達成。フラゲ日に仙台にいるのも何かの縁だ。特典の写真をもらえて嬉しい。
最後にずんだシェイクを吸い込みながら、お別れの時を迎える。愛しのペデストリアンデッキ。今までは次があるからまたねと軽い気持ちでここを後にしていたけれど、今回ばかりはしんみりしてしまう。目礼し、感謝を胸に、街並みに背を向ける。少し冷たい風が、頬をかすめてゆく。
歩き回っていてご飯を食べに行く時間がなかったので、新幹線でお弁当を食べた。ほまれもうらやむ仙台牛。

おいしいものが沢山ある宮城。恋しくて、来年の秋くらいにまた来てしまいそうな予感がする。今はまだ石田さんのいないモーニング娘。が想像できない。仙台へ行かない1年もイメージできない。だけど前に進んでいくしかないんだ。
石田さんは東日本大震災の年に加入し、東北を背負い、ヲタクたちを宮城の虜にさせた。すげー人なんだよ。本当にすごい。やっぱりすごい。石田さんはすごい。あゆみん最高でしかない。だからこそ仙台放送を通じて出会った様々な方に愛されているんだろう。そういう人だよ。好き。やっぱり好き。それを再確認したこの仙台公演。
かわいい大好きはほまたんだけど、感謝と尊敬は石田さんに向いている。今も。
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しながわ花海道 美化活動「菜の花の種まき」に参加してきました!
しながわCSR推進協議会では、社会貢献活動として、毎年NPOしながわ花海道が主催する「しながわ花海道 美化活動(菜の花の種まき)」に参加しています。 今年度は、10月29日(火)、31日(木)、11月3日(日)に開催しました。
ビッツも、10月31日(木)に東京環境委員会メンバで参加してきました。
秋晴れの空の下、美化活動の一環として菜の花の種まきをしました。 澄んだ青空が広がり、陽射しが柔らかく降り注ぐ中、スコップを手に取り、土を掘り起こしてはふかふかの土の中に種を蒔いていきます。 作業は地味ながらも充実感があり、土の感触や風の匂いがどこか懐かしく、自然と向き合う時間に心が癒される思いでした。
しかし、秋でもやはり蚊は元気で、作業に集中しているといつの間にか足元を刺されてしまいました。 少し痒みと格闘しながらも、菜の花が一面に咲き誇る光景を想像して、手を止めることなく作業を進めました。

春には、あたり一面が眩しいほどの黄色い花で埋め尽くされ、勝島運河沿いがまるで菜の花の絨毯のように広がることでしょう。
ぜひお時間がありましたら足を運んでみてください。
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雨
今週は雨空が多く
気温も上がりません
晩秋らしくなって来ました
11月です
当店では10月末より
玉ねぎ苗を店頭販売しています
本日入荷分を見れば
伸び過ぎ苗もなく良い感じの苗が入荷しています
ご入用の方は是非ご覧ください
先日紹介のコールラビ

だいぶん太ってきました直径3.5cmくらい
降雨ごとに太りますね
こちら紫タイプ

よーいドンで定植したけど
晩生な感じ
緑に比べやや小さめな太りです
紫色のらっきょうの花
砂丘らっきょう生産者の方より

これからが花盛り
山の紅葉と同じくで今年はやや遅れ
鳥取砂丘の向こう側は紫の絨毯でしょうか嬉

部屋の中にいて
ほぼ香りはしません
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