#納豆の油��げ挟み焼き
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これはなんだと聞かれると見た目からは即答が難しいかも知れないが「いつもの焼きそば」である。
あるが先日J爺Jさんにオイスターソースを使うと旨いというのを聞いたので早速試す。
ふむふむ確かに。
ちょっと大陸の南方な味わいになる。
これは少し具材を考慮しなければ。
今日は冷蔵庫のめぼしいブツを適当に放り込んだ。
ネギ、ピーマン、ニラ。
ちくわとチャーシューの切れっ端。
麺はつけ麺用の中華麺。
焼きそばはちょっと太めなやつがいい。






晩飯は「メンチカツ」「小松菜とじゃがいものめんつゆ炒め」「納豆の油揚げ挟み焼き」
久しぶりに台所に立つ。
ちょっと張り切ってしまった。
ごちそうさん。
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驚愕! 関西空港に「1個5500円のおにぎりバーガー」登場! これでも“高くない”と言えるワケ - ライブドアニュース
以下引用
リニューアルオープンした関西空港第1ターミナル国際線出発エリアに、1個5500円の「おにぎりバーガー」を出す店舗が出店しました。かなり強気な価格ですが、見方によってはコスパがいい商品かもしれませ��。
1個3000円のメニューも!
2023年12月4日に第1ターミナル国際線出発エリアがリニューアルオープンした関西空港。このエリアには、びっくりする価格の”おにぎりバーガー”が存在します。 最近はSNSを中心に、とある都内の高級ホテルのルームサービスで頼む「おにぎり」が2個で4000円を余裕で超えていたことが話題を呼びましたが、関西空港に出店した「OnigiriBurger 関西国際空港本店」で提供される”おにぎりバーガー”の看板メニューの価格は、それを上回る1個5500円です。そのほかに1個3000円の商品も売られています。 しかし、5500円という強気の価格も、理由を知れば納得できるかもしれません。 おにぎりバーガーはバンズの代わりに“お米と海苔”で具を挟んだ商品ですが、この高価格帯の商品に使われている具は、正真正銘の神戸牛です。1日55個限定で、5500円にて販売されている看板メニュー「侍”SAMURAI” 神戸牛ステーキバーガー」は、高級鉄板焼店さながらの本格スタイルで焼かれた神戸牛の肩ロース”ステーキが入っています。3000円のものは神戸牛のすき焼きが具となっている「神戸牛 関西風すき焼き”SUKIYAKI”バーガー」です。 しかも「侍”SAMURAI” 神戸牛ステーキバーガー」は肉自体が最高品質であることに加え、ステーキとしてそのまま出されても十分といえるほどの厚さ・大きさ。人生のなかでも指折りの「特別な日」に数万円かけて食べるであろう「高級神戸牛ステーキ」と比較すると、むしろコスパは高いといえるかもしれません。 そのような「OnigiriBurger 関西国際空港本店」ですが、店舗の外装はまるでタピオカ店のような、とてもポップなものとなっています。しかしレジ横には金色に輝く「神戸ビーフ品評会優秀賞購買店」の立て看板が。店舗担当者は「これを持っているおにぎり店は、日本ではここだけです」と話します。 なお、看板商品の神戸牛を取り扱ったメニューこそ高額ですが、同店にはお手軽な価格で楽しめるメニューも存在します。たとえば1300円の「BBQ焼肉」バーガー、700円の「自家製油みそ 厚揚げ豆腐」バーガー、500円のベーシック」おにぎりバーガーなどがこれにあたります。
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合宿と私 ・ チームワークを高めるために必要なのは仲間との良好なコミュニケーションだと思います。信頼関係ってすぐに出来るわけではないので、まずは人となりを知ることが入り口ですよね。 ・ どこに住んでいるの?出身はどこなの?何が好きなの?と小さな会話の積み重ねで人物像を把握していくのですが、一緒にご飯を食べたり酒を飲んだだけでは知ることが出来ないこともあります。 ・ サークルや部活をやっていると合宿があるので、仲間の知らない一面に出会うことがあります。それは寝ている時の姿です。 ・ 夜中にトイレに行きたくなって起きてみると、頭の位置と足の位置が一回転する位、寝相が悪い人。眼の筋肉が緩んでいるせいか、まるで起きているかのように半目が開いている人。 ・ こういう人たちは、ただ見ている分には面白���ので問題がないのですが、何か台風でも来ているのでは無いかと思うくらいの轟音を立て、同じ部屋のみんなが夜中に起こされる「いびき」には驚いたものです。 ・ と言う訳で本日のディナーは #響 です。お台場でビーチバレー観戦に誘われ帰りにちょっと飲もうという話になって、やって来ました。カレッタにある、お店はランチでちょいちょい利用していますが、お台場のお店は初です。 ・ 流石、観光地なだけあって #レインボーブリッジ を一望出来る夜景も含めていい感じです。とは言え花より団子。 #ビール で乾杯。まずはお通しからチビチビ頂きます。冷製スープもジャコの入ったおひたしも美味しい! ・ とん平焼きならぬ #牛ぺい焼き は玉子と甘辛いソースそして牛すじ肉と葱の味わいがお酒にあうしっかりとした味付け。 #関鯵胡麻刺し はいわゆるカルパッチョ風。お願いして生卵を割ってもらいましたが、ちょっと失敗? ・ #とうもろこしのジョン は韓国料理なのでしょうか? #トウモロコシ の #チヂミ はビールとよく開います。お肉ももうちょいと #地鶏モモ肉炙り #チキン南蛮 も頼みました。 ・ チキン南蛮はランチでなんども食べていますが、この店オリジナルのタルタルソースが独特のシャキシャキした食感があって、夜食べても美味しいです。 #納豆の油揚げ挟み焼き も定番のつまみとして夏っぽい感じ。 ・ 締め的な感じで #板そば に #牛もつ焼きそば と頼みましたが、どちらも美味しく頂けました。いい感じで酔っ払いましたが、浅草村に帰るためには、もう一度新橋に出なくては行けないので緊張が走りますが、バレーに誘って頂いたカレー大好きさんのおかげで乗り過ごすことなく無事に家路につき、半目を開けながら眠りにつくことが出来ました。 ・ #お台場ディナー #お台場ランチ #お台場居酒屋 (響 お台場店) https://www.instagram.com/p/B0cAn-yAUL9/?igshid=1p8y03ey3eaz9
#響#レインボーブリッジ#ビール#牛ぺい焼き#関鯵胡麻刺し#とうもろこしのジョン#トウモロコシ#チヂミ#地鶏モモ肉炙り#チキン南蛮#納豆の油揚げ挟み焼き#板そば#牛もつ焼きそば#お台場ディナー#お台場ランチ#お台場居酒屋
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今日はイマイチ 調子良く無くて何もしたく無くて とりあえず‼️「おでんを使い倒す‼️」 旦那の晩ごはん ⭐️油揚げとすり身の挟んであるおでんとおでんに入れ椎茸とおでんの出汁+ささみとインゲンで丼茶碗蒸し ⭐️三つのおでんリメイク皿盛り ・おでんの大根をバターで焼いて、ベーコンを間に挟んで、ピザ用チーズをのせてバーナーで焼いた 「大根おでんステーキミルフィーユ仕立て」 ・おでんの龍眼を半分にして、大根おろしに貝割れ 鰹節を乗せたやつ ・ごぼうと人参とか入った平天おでんを半分焼いて、葱と生姜を、あしらったやつ ⭐️おでんの厚揚げにおでんだしに人参えのき玉葱キクラゲを入れてとろみをつけた餡掛け厚揚げ ⭐️先週の土曜日、50円で買った冷食の野菜とささみを炒めて卵でとじた炒め物 ⭐️玉子かけ醤油付き、うずら卵の月見納豆 こんな感じでおでんを使い倒します! #dinner#japan#japanesefood #oden#kaumo#Delicious#일본#오뎅#맛있어요#맛스타그램 #먹스타그램 #夕ごはん#晩ごはん#うち飯#おでん#おでんリメイク https://www.instagram.com/p/BprRPluAFNM/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=u9uzz6c77gey
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長野市「ダイナマイト関西」アニキとのひと時 場所 長野県長野市鶴賀権堂町2283-3 権堂鈴丹ビル 1F ジャンル 080-3120-8893 バリアフリー ◯ ジャンル カフェ、居酒屋、弁当 駐車場 なし 長野と松本は仲が悪いらしい いわゆる『南北問題』は長野県にきて初めて知った事だ。松本に来たばかりのころうっかり「カミさんは長野なんです」などと言おうものならキッとした顔で「長野?」とすごまれる。などという体験を幾度もしたものだ。もっともそこにいる何人かが悪かっただけで他はごく普通の魅力的な方々ばかりであったが。I藤聖Kお前の事だからな。 面白いことに長野のものが松本の悪口を言っている場面を見たことがない。ふざけた陰口ならいくらもあるが。もっともこれもメンバーがよかっただけでひどい中傷をするものなどいくらもいるだろうが。 調べてみると2000年前の遺構からも南北問題はあったとされているし、江戸時代の信州は谷筋に十数の藩に分けられ、その間に天領が配されるといった複雑な状態であったとか。そりゃ仲も悪くなるはなぁ。長野も松本もよいところなのだがなぁ。 松本からアニキが来た。 ど変態ヲタクの大先輩だ。レベルからすれば私の方がほんの少し上だが、膨大な知識と含蓄のある言葉にいつも魅了されてしまう、アニキと呼ぶにふさわしい方である。そのアニキが、長野に数あるレジェンドに行きたい。というので同行させていただいたのがこちらだ。 「ダイナマイト関西」 権堂アーケードに新たな文化を作り上げたとまで言われた伝説の店。お弁当は何度か買わせてもらったが、実際にお邪魔するのは5年ぶりくらいか。店舗は幾度か変わりメニューを整備されたが、マスター小鉄っちゃんの人柄も過剰なタイガース・パルセイロ愛も変わらない。 「とちおの油揚げ(納豆・キムチ)」400円 関西フードの店で新潟食を選択する、これが都会的なあり方といえる。でかい油揚げを半分に割り、納豆・キムチを挟んでトーストする。これはうんまい。関西人は納豆嫌いではないのか?というのは偏見というが、実際はどのようなものだろうか。 「明石焼」500円 これぞ関西フードの雄、東京生まれのものはなんとなくたこ焼きの原型と思い込んでいるが、実際には違うらしい。『にらせんべいとチヂミは似ているが違うもの』と関西生まれの友人が説明してくれたがいいえて妙というものだ。 ふわふわトロトロのを出汁につけて食べる。じつに雅なあり方だが、たしか��たこ焼きというより玉子焼きに近い��もしれない。 「サバ缶ダイナマイト風」300円 サバ水煮缶とも長野に来てからのおつきあいだ。肉好き魚嫌い缶詰嫌いの母親に育てられている関係で、永久に関与することはないと確信していたが、タケノコとの相性や調理法を知ってからはその魅力から離れられなくなってしまった。醤油少しにネギ、マヨネーズかけてひと缶まるごと焼き上げただけのものがなぜ美味いのか。涙が出てきそうだ。 「魚肉ソーセージステーキ」300円 これまたシンプルこの上ない。切って焼いて熱々を食べる。これほど美味くて幸せなものはなかろう。ああ、ケチャップ最高! 「だし巻玉子」400円 失礼を承知で書くのだが、マスター小鉄っちゃんはああ見えて料理が上手い。このほどよいだし巻玉子の美味いこと。ほどよくふわふわ、ほどよく熱々、ほどよい汁気が絶妙である。 松本のアニキはやはり面白い。大いに食べ、飲み楽しいひと時はすぎていく。深いなぁ。 業務連絡ひとつ アニキ、あの発言は後藤健生の文章を引用かつアレンジしたもので単なるシャレでございます。決して暴言などではありませんので悪しからず。松本最高!山雅ばんざい! #長野 #長野県 #長野市 #長野グルメ #長野市カフェ #長野居酒屋 #居酒屋 #居酒屋メニュー #居酒屋巡り #居酒屋🏮 #居酒屋好きな人と繋がりたい #居酒屋好き #関西 #関西グルメ #栃尾の油揚げ #明石焼き #明石焼 #さば #さば缶 #鯖缶 #魚肉ソーセージ #玉子 #玉子焼き #だし巻き卵 #だし巻き玉子 #だし巻き #美味しい #コロナに負けるな #좋아요_한국 #좋아요_일본 http://araralunch.work (ダイナマイト関西) https://www.instagram.com/p/CDPOCYegjbV/?igshid=1wxezigwgpgcp
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献立大作戦 2020.06.05 朝食 BLTTサンド ヨーグルト チーズケーキ 朝食 釜玉うどん 味噌汁 ナスの煮浸し 夕食 ナスと鶏肉の生姜焼き ささみの梅みぞれめんつゆ炒め 無限きくらげ マカロニサラダ 味噌汁 納豆 ご飯 朝食は冷蔵庫でトマトが腐りかけてたから、卵サンドに挟んでBLTTに。 ベーコン、レタス、トマト、たまご サンド 昼食は簡単に釜玉うどん 冷凍うどん茹でて 卵どーん 出汁醤油どーん 終わり。 夕食 昨日の残り物と ささみの梅みぞれめんつゆ炒め 練り梅とめんつゆ、カラシを混ぜてササミにかけて炒めるだけ。 後から大根おろしでまとわさて終了🥺💕 さっぱりたべれて美味しい!😊 ササミは筋があるから取ったほうがいいね😂取らない人といるっぽいけど僕は取る派。 . . #つむログちゃんねる @tsumu.log プロフィールからリンクあります。 . . #育児 #子育て #赤ちゃん #男の子ママ #女の子ママ #男の子パパ #女の子パパ #新米ママ #新米パパ #献立#きょうのごはん #献立大作戦#おうちご飯#飯ログ#飯log#釜玉うどん#ササミ梅みぞれ#無限きくらげ#BLTTサンド https://www.instagram.com/p/CBCnR7rlN-L/?igshid=1kedl3826xhhv
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かため号食物誌①
作家の吉田健一は「旅の途上で味わう酒と飯ほど美味なものはない(大意)」と書いている(ほんとうは実際の���書から文章を引用したかったのだが、いくら本棚を探しても案外そのような文句はみつからず、仕方がないので吉田健一がそう書いたということにする)が、なるほどこれには大いに賛同するところである。いまはむかし、夏の苗場山でJ店のタイカリーを食し、これがあまりに美味しかったので、山に登った本来の目的など忘れて日に七度、八度とおかわりをし、平地に帰ってからもその味が忘れられず、ついには洒落た(当時の収入からは少々お高めの)実店舗にまで出向いたのだった。が、ひと口食べ、ふた口食べ、なんだ、こんなものだったか、となった。あの時の落胆はいまでも忘れまい。つまりは旅の気分というやつが魔法のスパイスが如く働いていたのにちがいない。いっしょにJ店に行った当時の恋人はデートだ、デートだ、とはしゃいでいたが、私のほうはといえば、落胆のあまりもの凄く不機嫌になり、不機嫌になると無口になる質なのでブスッとして喋らなくなり、帰りの道中でもまるで口をきかず、恋人を怒らせ、向こうのほうでも口をきかなくなり、そっちがその気なら本当に美味いカリーに出会うまでは金輪際いっさい言葉を発すまいと心の内で神に誓いを立てたのだった。帰宅してから、なんて大変な誓いを立ててしまったものだと後悔した。うっかりJ店なんかに行くんじゃなかった! が、災いを転じて福となす、という言葉のその通り、この厄災がかえって「カリーへの道」という新たなる旅の扉をひらかせ、なんとその翌月にも運命の出会いを果たしてしまったのだ。
その日は、先輩E氏の誘いで、先輩O氏も交じえて博多ラーメンを食べていた。辛味が好きだし、高菜も好きなので、はしたないこととは承知で卓上の辛子高菜をドバドバ入れて食べる。が、どうやらこれがあまりよろしくなかったらしく、白く美しかったスープは汚ならしく濁ってしまうし、少々味がくどい。これでは替え玉どころではなくなってしまう。ふと隣を見ると、同じく辛党のはずのE氏は辛子高菜なんぞにはまるで目もくれず、紅生姜をちょこんと添えただけで、いかにもお上品にラーメンを啜っている。白色のスープは紅生姜の色を溶かして薄桃色を帯びている。私のドブ色のスープとは雲泥のちがいだ。さてはE氏、なかなかの食通だな、と感じ入り、例のカリーについて相談してみる(もちろん神に誓いを立てているので、声帯は震わさず、紙ナプキンにペンで書いた)。するとE氏はその下にP店とだけ書き殴り、また麺をズルズルと啜りはじめる。そして、全ての麺を啜り終えるすこしまえに替え玉をあらかじめ注文しておき、ひと玉めを食べ終えたところでふた玉めがタイミングよく提供される。達人芸! と私は唾を呑んだ。いっぽうで反対隣のO氏(なかなかの大食いである)が食べ終わっているようなので、替え玉いかないんですか?(もちろん神に誓いを立てているので云々)と尋ねると、O氏は急に鼻息を荒立てて言うのだった。
「いままでよぉ、飯といえば、大盛りにするのが当たり前だったけどよぉ、このあいだ気づいたんだよ。飯なんていくら食っても数時間後にはまた腹が減るじゃんか。だから俺はもう飯なんか食わねえ! そんなんじゃ、金がいくらあっても足らねえじゃん」
私はいきなり極端なことを言いはじめるO氏がけっこう好きである。その後、この店は二回までは替え玉が無料なのだと教えてあげると(もちろん神云々)、O氏は残り少ないスープで二回の替え玉をしっかりあつらえたこと、ご馳走してくれるはずだったE氏の財布にお金がまったく入っておらず、結局O氏が三人分の料金を支払ったことは吹聴しにくいのだが。ちなみにお金を出してくれたO氏をおだてるために、さっきのアイデアは天才的ですね、と太鼓を叩くと、
「だろぉ、お前ももう何にも食わないほうがいいぜ」
と、得意そうに言うのだった。
何はともあれ、E氏の殴り書いたP店である。あんな名人芸を見せつけられたうえに、お支払いまでO氏に譲ってしまう手腕、只者ではあるまい。さっそく翌日にもP店に出向いた、苦い思い出のよぎるタイカリー屋である。が、そこで私は運命の出会いを果たし、ひと月ぶりに言葉を発することを許されたのだった。P店については多くを語るまい。というより語りはじめたらキリがない。じっさいにある夜、24時間営業の飲み屋で偶然P店好きと出会ってしまい、そこでP店の素晴らしさを語らい合っていると、いつのまにか三日三晩が過ぎていた。なのでここではいくつかのエピソードを書き記すのみに留めることにする。まず第一としてはアレであろう。ある日のバイトの休憩中、P店でカリーを食すと、あまりの美味しさに自分がバイト中の身であることを忘却し、無意識のうちに帰宅していたのだった。バイト先から電話がかかってきて、ようやくバイト中だったことを思い出し、まさかカリーで我を失っていたとはいえず、咄嗟に口からでたデマカセが轢き逃げにあって気絶していた、だった。いやいや、まさか、さすがにこれは作り話だろうと思われる方もいるかもしれないが、P店のカリーを食べたことのある人に話すと、誰しもが、わかる、だよな、と当たり前のように頷くのである。私はつくづく言っている、P店のシェフはいにしえのファウスト博士のように地獄の神メフィストフェレスと禁断の契約を交わし、あの悪魔のようなカリーのレシピを手に入れたのにちがいあるまい、と。これも突拍子のない夢物語などではなく、P店を知っている者であれば、誰しもが首を大きく縦に振って頷く話なのである。
ちなみにこれはカリーの味とはまったく無関係なのだが、店は悪魔と契約を交わした枯れ枝のように身細い店主と、そのチンチクリンな奥様と、学生アルバイトの三人でまわしていて、この学生アルバイトとというのが代々美男美女揃いで有名である。チンチクリンな奥様も大変クセのある人物として名が通っており、カリーの美味しさに対してお客が集まり過ぎないための一役を買っているらしい。私は週に七度、八度と店に通っていたから、ついにクセのあるチンチクリンな奥様とも心を通わすことができ、ある日、アルバイトの誘いがあった。私は冷静を装って、ちょっと考えさせてくださいと言いつつ、心の内では歓喜乱舞の騒ぎだった。もしかすると私は、自分でそうと気づいていなかっただけで、じつは美男美女に類する顔つきなのではないか、と。かくして、店休日を挟んだその翌々日、満を持して誘いを受けようと店に出向くと、チンチクリンの奥様はぶっきらぼうに言うのであった。
「まあ、その話ならもう決まっちゃったのよ。紹介するわ、彼よ」
屈辱であった。厨房から出てきたのは、私の顔面などとは比べものにならない誰しもがそうと頷くであろう美男子であった。その日はさすがに悔し涙をのみながらの食事となったが、さすがは悪魔のレシピというべきで、その効用はあらゆる万病にきき、店を後にする頃にはそんな悔しなどどこかへ消し飛んでしまい、カリーの素晴らしいあと味に唯々満足して鼻唄をふいているのだった。
しかし、まあ、かのような屈辱を味合わされても尚、私は最期の晩餐を食べるのならP店と心に決めている。最期の晩餐といえば、友人のK氏が以前におもしろい遊びを教えてくれた。K氏という人物は、ものをあまり知らぬうえに、とんでもない味音痴でもあり、ついでにファッション音痴でもあり(K氏宅のクローゼットには奇怪な柄のシャツがズラリと並んでいる)取り柄といえばパワプロがめ���ゃくちゃ強いのと、誰にでも人当たりがいいことぐらいである。まあ、だからこそ偏屈極まりない私のような人間とも難なく付き合うことができたようで、いつしか私は自身の外交のほとんどをK氏に委託するようになり、そのお陰もあってK氏の家に居候していた時期はたいへん充実した時間を過ごすことができた。また、そうかと思えば、ただ単にひとを嘲笑って楽しみたいという理由だけで、私のことを邪悪な罠に嵌めようする。俗にいうハニートラップや結婚詐欺まがいな罠を平気な顔で張り巡らせるのである。しかし、埋まった骨を探り当てる犬のような私の嗅覚は、罠の数々をすぐに見破り、毎度のことK氏の鼻を明かしてみせる。いまとなってみれば、一度くらいは罠にかかってK氏を笑わせてやってもよかったのかもしれない。彼は不運なことに突発的な心臓発作で死んでしまったのだから(もしK氏がこれを読んだら、ちょ、ちょ、勝手に殺さんといてー。しかも、そんなデスノートみたいな殺し方で、などと、ちょっと時代遅れな冗談をかますことだろう。せめて、鬼滅の刃に当て込めるぐらいのことはしてほしい)。まあ、とにかく、私はそんな明け透けのないK氏を真の友ぐらいには思っていた(天国にて安らかに眠れ)のだが、彼が唯一教えてくれた面白いことというのが、最期の晩餐の日の朝ごはんという遊びだった。じっさいには遊びというほどのものではなく、最期の晩餐はそれとしてあり、じゃあ、その日の朝食はいったい何にするか、これを考えて話のネタにするだけのことである。が、私にはこれが頗るおもしろく、ちょっとした哲学談義ほどの熱を帯びた。K氏の話はだいたい内容がパピルスほども薄く、いまとなっては何ひとつとして憶えていないのだが(天国にて安らかに眠れ)、最期の晩餐の日の朝ごはんのことだけはよく憶えている。
「なあ、最期の晩餐の日の朝ごはんやで、つまり最期の朝食や、朝からいきなりカレーとかラーメンとかステーキとか、そんなんアカンに決まっとるやんか。朝食には朝食らしさってもんがあるやんな。野球がな、9回まであるように、1日だって朝昼晩とあるんやで。初回は様子をみるとか、バントで着実に一点を狙うとか攻め方ってもんがあるやんか。初回から大振りしてラーメンなんか食べたらつぎに繋がらんやろ。胃がもたれてしもうて万事休すや」
なるほど、K氏の言うことはもっともである。それに私は朝食というものが大好きである。朝食が好きすぎて、一日に二度朝食をたべることすらあるぐらいなのだ。私はK氏ととも最期の晩餐の日の朝ごはんを夢想した。ベーコンエッグ、だしのきいたお味噌汁、納豆、お漬け物、紅鮭、ほうれん草のおひたし、昨晩の残りもののカレーを小鉢で出すのもいい。あるいは趣向を変えて、焼いた食パンの上にベーコンと目玉焼き、いわゆるラピュタ飯である。路面店で朝そばという手もある、何かのせるとするなら、やはり春菊か。まったく想像するだけでよだれが出る。K氏は何が食べたいの? ときくと、同様に色々と挙げつらったが、ふぁんてん丼も捨てがたいよなあ、と最後にボソリと言う。なるほどなあ、確かにふぁんてん丼も捨てがたい。ふぁんてん丼は朝食の部類では最強の種族に属するだろう。白亜紀でいうところのティラノサウルス、昆虫でいうところのジャイアントテキサスキリギリス、日本プロ野球でいうところの江夏豊みたいなものである。この「ふぁんてん丼」という珍妙な名前に聞き覚えのないひとのために一応説明しておくと、これは某ラーメン店にて朝食限定で提供される特別メニューである。丼ぶり飯に刻んだネギと海苔が敷かれ、その上に得体の知れない角煮のような肉塊が乗り、さらにその上から大量の花かつおが山盛りに被せられるという奇天烈な丼ぶりで、これにラーメンの白湯スープと柴漬けが付く。朝食というにはずいぶん豪胆な丼ぶりで確実に胃もたれを引き起こすのだが、なぜか朝食としか言いようない独特の雰囲気を帯びている。おそらく、ネギ、海苔、花かつおの三種薬味が朝食の性質を備えているためだろう。私もK氏もこのふぁんてん丼をいたく気に入ってしまい、昼にも食べに行ったことがあるが、あれは朝限定なのだと店員に言われ、けんもほろろに追い返されてしまった。さて、話が若干それたが、そんなK氏をP店に初めて連れていった日のことである。彼は最期の晩餐の日の朝ごはんを引き合いに出して言うのであった。
「アカン、こんなん先頭打者ホームランやん! 」
ここらへんでP店のメニューについて記しておく。兎にも角にもいの一番に触れておきたいのがパネンカリーである。これこそ悪魔のレシピの筆頭といえよう。タイカリーといえば、グリーンやレッドが定番だが、パネンはいかにもカリーらしい赤黒い色をしている。具は鶏肉、しめじ、ピーマンの厳選され尽くされた三種からなる、まさに三種の神器である。しかしながら、安徳天皇とともに壇ノ浦に沈んだあの宝物を我が胃に納めるのには並々ならぬ苦労を伴うだろう。まず私たちのもとにチンチクリンの奥様が注文を取りにくるだろう。そこでパネンと応えると、必ずひと言の断りを入れられる。パネンは時間がかかるので、他のメニューにしたほうがいいですよ、と。いや、ぜんぜん大丈夫です。すごーいお時間かかりますけど、大丈夫ですか。はい、大丈夫です。すると、チンチクリンの奥様は厨房のなかの店主に向かって「すごーいお時間いただきました! 」とイヤミったらしく言うのである。しかも、なかの店主からは大きな溜息がきこえてくる。パネンはほかのカリーよりひと��間かかるので、店主があまり作りたがらないのだ。パネンカリーを頼むには毎回このやりとりに耐えなければならない。不屈の魂とめげない根性が必要になってくるのだ。精神力に一抹の不安のあるひとはパネンを頼まないほうがいいだろう。それこそ心臓発作で死ぬかもしれない。しかも、このやりとりはチンチクリンの奥様と知合になろうとなるまいとお構いなしに続けられる。最近ではよっぽど作りたくないのか、パネンはディナーだけの限定メニューとなり、さらに元々はほかのカリーと同様に800円ぐらいの値段だったのが1200円にまで高騰してしまった。
さればランチはどうしようということになる。そこでオススメしたいがカントリーカリーと激辛カリーである。カントリーはココナッツミルクを使わない爽やかなカリーで、茄子、インゲン、ヤングコーン、えのき、ふくろたけ、香菜、生姜等、野菜が豊富なカリーである。これはグリーンやレッドにもいえることだが、P店の茄子は控えめに言って神がかっている。タイカリーは瞬間芸と言われるが、まさに油をひいた鉄鍋でサッと炒められた茄子がサクッサクッのホクホクでほっぺがいくらあっても足りはしない。ゲキの愛称で親しまれる激辛カリーはP店定番のチキンカリーのいわば上位互換である。チキンの代わりに豚の角煮が入っており、フライドオニオンが軽くまぶされている。その辛さもさることながら、その味の深さはマリアナ海溝より深いと言われている。
卓上の小壺にはフレッシュナンプラーの青唐辛子漬けが入っている。ぜひともこれをライスに振り撒いて食べよう。香り高いナンプラーの塩味のあとから新鮮な青唐辛子の辛味と渋味が追ってくる。正直これだけでご飯三杯はいけてしまう。目利きの店主が辛い個体のみを選りすぐっているため入れ過ぎには注意が必要だが、ゲキこと激辛カリーに限っては青唐辛子が甘く感じられるようになるアンビバレントな逆転現象が起こる。
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【9/8(日)ふるほんマルシェ出店のお知らせ】
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Dongree コーヒースタンドと暮らしの道具店さん
( @dongree_kyoto )が
滋賀県湖南市に新たに進めているお店づくり.
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「みんなの大切な一冊が沢山集まるお店*.」
「みんなの本で作るお店.」
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そんなお店に、
一緒に本を提供しませんか?? このマルシェは、
本と交換で、
楽しんで頂けるマルシェです!
是非本を持って
遊びに来てくださいね*. .
絵本でも写真集でもなんでも◎. .
みんなが集まる場所、
きっと素敵な場所になるのだろうなと
私も今からワクワクしています!!*. .
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マルシェ当日は
ライブなどもあり!
一日楽しめるイベントです◎
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詳しくは
下記を!!↓↓ #Repost @dongree_kyoto with get_repost
・・・
「この本、誰かに読んでもらいたいな。」
とても感動したり、自分の人生に影響を与えてくれた本がお家のどこかに眠っていたりしませんか?
そんな方は、是非その本を持ってふるほんマルシェへ遊びに来てください。
想いの込もった本と、想いの込もった手しごとの交換から、数値化されたお金だけでは伝えきれない価値が生まれる。
湖南ふるほんマルシェは、そんな場づくりを目指しています。
<ふるほんマルシェの楽しみ方>
普通のマルシェ同様に、お金でお買い物を楽しめるイベントですが、ぜひ栞本(※)をお持ち寄りください。マルシェで出店されている良質な手仕事のものと交換できる金券をお渡しいたします。
<本の交換方法>
『栞本』を作って金券300円と交換
(※しおりはイベント会場でお渡しいたします。お一人様1冊まで。先着100名。)
<栞本とは>
一番好きなページにメッセージ付きの栞を挟んで作る”世界で一冊だけの古本”です。次に読む人が、あなたの栞を見て何を感じ、何を受け取るでしょうか。
集めた栞本は、Dongreeがこれから滋賀県湖南市に立ち上げる
「本を売り買いするのではなく、本に会いに行く本屋」
で展示させていただきます。
皆さんの一冊一冊が、まだ世界に一軒もないようなお店づくりに繋がります。
皆さまのご協力何卒宜しくお願いいたします!
��第二回 湖南ふるほんマルシェ』
日時:9月8日(日) 11:00〜16:00(雨天決行 ※完全屋内での開催)
場所:『石部まちづくりセンター』
〒520-3106 滋賀県湖南市石部中央1丁目2−3(MAP:
https://goo.gl/maps/dMtM2i6ebUB3UJSe9)
【アクセス】
○駐車スペース有(Google map:https://goo.gl/maps/rd8JzvGZdm85SSti9)
○JR草津線「石部」駅下車 徒歩15分
バスご利用の方はコミュニティバス(「文化総合センター」乗降車)をご利用ください。
『出店者』
・Dongree コーヒースタンドと暮らしの道具店(コーヒー・古本交換)
・タピオカ研究所(タピオカドリンク)
・地球の幸せを夢みるバク(京野菜ピクルス・ジャム・つぶつぶマスタード他)
・Café mavel(コーヒー・チキンサンド・マカロン・わらび餅・マフィン他)
・yumi taniguchi(ステッカーなどステーショナリー、ハンカチなど)
・hacononiwa(レジンアセクセサリー・アロマワックスサシェ)
・sou.fil(ハーブシロップのドリンク・ハーブティー)
・革工房GYPSY(革細工)
・ハクハク茶小屋(チャイなど)
・アトリエ イチイチ(イメージの絵「あなたのイメージ描きます。イラスト絵葉書))
・おすそ。(鞄・雑貨)
・キセツノネイロ(焼き菓子・甘桃ドーナツ)
・日の出製作所(木工)
・藤原食品(シングルオリジンの納豆)
・餅武(滋賀県産餅米と醤油のあられ)
・オルセットビアンコ(クロワッサン・パイ)
・mimoza.(地元野菜とお米で作ったライスバーガー・自家製サワードリンク等)
・CHALTURE(お茶)
・MOMOシュッパン と ねこひげ活版部(ガリ版ワークショップ・ハーバルコーヒー)
・地元石部地域の出店者さん達(約10組が出店予定!)
出店以外にもお楽しみが沢山!
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Soba&Co. 神谷町店にて♬ 新鮮な旨味が凝縮されたお通しのお刺身や、玉ねぎの上質な甘さとコク旨な味噌が絶妙な、玉ねぎの姿焼き~三種の味噌~ 味わい&食べ応え共に満足度の高い、甘辛なゴボウが串となっているジューシーつくね♡ 揚げ玉ねぎ&長ネギの風味豊かな味わいにとろんとろんの牛すじ、コク旨だけど後味あっさりの出汁が染みついた大根… そして、ほのかに香る柚子の風味が絶妙な煮込み✨ ねぎ納豆が間に挟まれた柔らかジューシー、肉厚の大判栃尾油揚☆ ジュワっと入ってくる衣の濃厚な旨味とプリんと食感が堪らぬ水だこのから揚げ🐙 店員さんがススメてくれたメニューなだけあって、どれも間違いなし❢ 味わいボリューム共に、頼んだメニューどれも絶妙な美味しさでした😋 お店のインテリア、雰囲気もすんごく好みで✨ 粋な和の雰囲気で楽しむお料理&お酒に、終始至福のひと時でした♡ 感じの良い店員さんとのお喋りも楽しかった♬ 次回は、しゃぶしゃぶをガッツリ食べてみたいです☺ #SobaandCo神谷町店 @soba.co.0530 こちら⇑お店のアカウントか、Soba&Co.で検索してチェックしてみてね~! #SobaandCo #神谷町 #虎ノ門 #居酒屋 #蕎麦 #しゃぶしゃぶ #魚介 #海鮮 #串焼き #煮込み #大判栃尾油揚げ #飲み歩き #食べ歩き #神谷町グルメ #虎ノ門グルメ #吞兵衛 #飲み放題 #instagood #instalife #instajapan #instafood #instadrink Casting by @woomy.restaurant (神谷町駅) https://www.instagram.com/p/B19HYT-gdqu/?igshid=rwjllh3f1x3d
#sobaandco神谷町店#sobaandco#神谷町#虎ノ門#居酒屋#蕎麦#しゃぶしゃぶ#魚介#海鮮#串焼き#煮込み#大判栃尾油揚げ#飲み歩き#食べ歩き#神谷町グルメ#虎ノ門グルメ#吞兵衛#飲み放題#instagood#instalife#instajapan#instafood#instadrink
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Repost @namiv66v - 2019.1.14 am.6:30 おはようございます☀️ : 新成人の皆さんおめでとうございます💐 若いってそれだけで羨ましい🤣 : 夫さん仕事なので、5:30起き。 いつもの朝ごはんです😆 : 合挽きに、豆乳とすりおろし蓮根でふやふやにしたお麩を混ぜて丸め、 蓮根の挟みハンバーグにしました。 夫は蓮根はがしてたけど… すって入れちゃったもんね〰️😀 : 下味に @kinokagura さんの「醤油もろみ」 味付けに「燻製焼き肉のたれ」を使いました。 美味しくできて朝から幸せ💕 : ★ 蓮根挟みハンバーグ ★ 赤蕪の三五八柚子漬け ★ 下仁田ねぎの出汁煮 ★ 大根とさつま揚げの煮物 ★ いんげんの柚子味噌 ★ ねこ昆布納豆 ★ 雑穀混ぜごはん ★ しめじとお揚げの味噌汁 ★ いちご : #きのか蔵#kinokagura#燻製焼き肉のたれ #朝ごはん#朝食#あさごはん#朝時間#ふたりごはん#おうちごはん#おうちごはんlover#家ごはん#まごわやさしい#和食#常備菜#家庭料理#丁寧な暮らし#クッキングラム#豊かな食卓#健康食#蓮根のはさみ焼き #breakfast#japanesefood#washoku#instafood#cookingram#lin_stagrammer https://www.instagram.com/p/Bsm8p9Ygm3T/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=o4kbqgga17fs
#きのか蔵#kinokagura#燻製焼き肉のたれ#朝ごはん#朝食#あさごはん#朝時間#ふたりごはん#おうちごはん#おうちごはんlover#家ごはん#まごわやさしい#和食#常備菜#家庭料理#丁寧な暮らし#クッキングラム#豊かな食卓#健康食#蓮根のはさみ焼き#breakfast#japanesefood#washoku#instafood#cookingram#lin_stagrammer
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#鶏の唐揚げ #ガーリックシュリンプ #栃尾揚げ納豆挟み #ツルムラサキのおひたし #花オクラ #塩サバ #玉子焼き #冬瓜の味噌汁 #へべれけ部 #唐揚げ #醤油麹 #栃尾揚げ #ツルムラサキ #冬瓜 #益子焼 #オトコノキッチン https://ift.tt/2RaxATQ
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天ヶ瀬さんちの今日のごはん1
『バターチキンカレー』with Jupiter
カレーの作り方を教えてほしい。
バラエティ収録を終えて一息つ��ていた冬馬にお願いがあるんだけど、などと珍しく畏まって話しかけてきた北斗は少し困ったような様子で。 曰く、先日ディナーを共にしたエンジェルちゃんとの会話でJupiterの趣味について触れられたらしい。翔太の「親孝行♪」に対していい子ですね、なんて清淑に笑う彼女に北斗はふふ、などと微笑ましい雰囲気で誤魔化した。 翔太は親に対しても仲間に対しても尊敬と感謝の意を抱くことが出来るいい子ではあるが、履歴書に乗った三文字と調子の良い記号は彼が打算的につけたものであることを北斗は知っている。 それを踏まえた上でも翔太のことは可愛くて仕方がないのだが、それはあくまでも北斗の都合であって、エンジェルちゃんやエンジェルくん、その他日本全国に多くいるJupiterファンには関係ないことである。ここで「実はね、」なんて話したところでなんのメリットもない。それならばと北斗はそれとなく誤魔化すことを選んだ。 続いて出た冬馬の「スパイスからのカレー作り」について、今回のエンジェルちゃんは料理をするのが得意だと自負しているらしいものの、いかんせん仕事の合間だと時短料理を優先してしまうのだという。 しかし、手間暇かけて作った料理の美味しさは知っているので、いつか私も冬馬のようにスパイスからカレーを作ってみたいのだと彼女はアーモンド型の目をぱちぱちとさせて語った。 それだけならばまだ「この子は家庭的なエンジェルちゃんなんだな」と目途を付けて、話を広げることが出来たのだが、北斗が口を挟むよりも先に彼女は矢継ぎ早に次の言葉を紡いだ。
「冬馬さんのカレーの作り方が知りたいです!」と。
北斗はそれを聞いて思った。 そう言えば散々あのカレーを食しているにも関わらず、未だかつてレシピと作り方を教わったことがないと。 そもそも、冬馬は家庭的な性質をしつつもそれで彼を括るには少しばかり度が過ぎている。特に得意料理であるカレーを作る時には無言の威圧でキッチンに立ち入ることは許されない、ような気さえするのだ。その為、冬馬が「カレーを作る」と言えば、翔太と北斗はそれ以降暫くは彼に話しかけることをせず、黙々とサラダを作るなり寝るなりする。 北斗はJupiterで過ごした数年の中でそんな空気にすっかり慣れてしまっていた。そのせいか何も言わずサブメニューに取り掛かれるが、昨年の315プロダクションの合宿で見た冬美旬の困惑顔から、北斗はそれが普通ではないことをようやく思い出したのだった。 今まではそっとしておいたけど、あれだけ料理が上手な人間が近くにいるのにその技術を学ばないのは損かもしれないな。と、北斗はその時初めて思い至った。
そして話は冒頭に戻る。 冬馬は最初こそ素っ頓狂な声をあげたものの、事情を聞けば納得した様子で。少し考える素振りを見せた後、「じゃあ作るか、今日」と二次会のカラオケにでも行くような軽い調子で言った。 以前、「この味に辿り着くまでにかなり時間かかったんだぜ」と自慢気に言っていた冬馬のことだから、てっきり秘伝だからと内緒にされてしまうかと思ったが、帰路のタクシーの中の冬馬はどこか嬉しそうだ。 自分の好きなものを好きと言ってもらえるのは当然幸福な事だろうが、それ以上に興味を持ってもらえたことが彼にとってはたまらなく嬉しいのかもしれない。 初めての料理教室の開催にご機嫌の冬馬と、冬馬のカレーが食べられるからご機嫌の翔太、二人を眺めていると北斗は胸が満たされる思いがした。
冬馬の家に着いて荷物を置くと、翔太が早速ピンク色のカバーがかけられたベッドにダイブした。 「出来たら起こしてね~!」 「翔太は見なくていいのかよ」 「僕は食べる専門! 冬馬君と北斗君が作った美味しいご飯を美味しく食べるのが仕事だからね! ってことでおやすみなさーい!」 「ったく…………。作るぞ、北斗」 「ふふ、よろしくお願いします。天ヶ瀬先生」 「お? おお……とりあえず炊飯器だけセットして……っと、買ってきたもん分けるか」 天ヶ瀬先生、その響きに眉を跳ねさせた冬馬は鼻を鳴らしながら買ってきた食材を並べ始めた。 鶏もも肉、玉ねぎ、トマトピューレ、にんにく、しょうが、生クリーム、ヨーグルト、バターと、自宅でカレーを作る上では見慣れない食材ばかりだが、冬馬の買い物に付き合った時に何度かこのラインナップは見たことがある。スパイスから作る上では定型なのだろう。 そして、記憶が正しければ今日冬馬が作ろうとしているのは『バターチキンカレー』だった。 「普段は面倒だからこんなことしないけど、調味料とか小分けにするぞ」 冬馬は手慣れた手付きで食材を使用する分だけビニールから取り出し、使わない分を冷蔵庫の中にしまっていく。冷蔵庫を整理しながら冬馬が「その棚ん中に調味料用の小皿が入ってるからいくつか取ってくれ」と言うので、北斗は自身の高身長をいかんなく発揮して上段棚の更に上の段に積まれた小皿を一山引っ張り出した。 それらを一枚ずつ軽く水で流してから拭くと、今度はトマトピューレやヨーグルトなどの液体物を一つずつ軽量カップで小皿に入れていく。 「そこまで細かくやらなくても大丈夫だよ」 「いや駄目だろ。材料を大雑把に投入していいのはある程度そのメニューを作るのに慣れた奴か、普段から料理しててグラム数見ただけで大体の量が分かる奴だけだ。初めは出来るだけレシピ通りに作らねえと失敗するぞ」 そう言われてしまうと北斗はぐうの音も出ない。 料理が出来るか出来ない���で言えば出来るに分類されると思っている。以前イタリアの友人に教えてもらった本格カルボナーラを中心に、北斗が知りうる料理は妙に凝った物やオシャレなものばかりである。 エンジェルちゃんやバラエティ番組のネタの為に気合を入れて作ることもしばしばあるが、正直普段自分一人で食べる物にそこまで気合を入れる気にはなれなかった。 とどのつまり、するかしないかで言われればしない。計量することは出来るが、目分量で作った料理を他人に出せと言われれば、味見に味見を重ねて元の半分程度の量で完成する自信がある。 今回ばかりは何も言わない方が良さそうだ。料理においては冬馬の方が一歩も二歩も上手なのだから。 「よし、こんなもんだな。あとはスパイスなんだが……小皿もういくつか出してくれ」 「まだ使うの?」 「当たり前だろ。カレーはスパイスを何種類も使うんだからな」 「ああ、そう言えばそうだったね」 冬馬はスパイスまでも小分けにする気らしい。流石凝り性と言うか、生真面目だ。 カウンターの上にずらりと並んだ中瓶を一つ開けてはスプーンで掬い、中身を小皿に落としていく。一見して種のような物や葉っぱ、木の表面の皮を剥いだような物まであるそれの名称を北斗は何一つ知らない。 全て出揃い、見た目だけで満足できそうな画はまるで料理番組の冒頭を彷彿とさせる。 「これがスパイスな。左からターメリック、コリアンダー、カルダモン、クミン、唐辛子、ローリエ、フェンネル、フェルグリークで、比率が……」 「待って待って冬馬、覚えきれないからメモとってもいい?」 「いいけど、必要なら後でレシピまとめて送るぞ」 「それはありがたいんだけど、冬馬の二度手間になるだろ。作り方はある程度は覚えられるから、材料だけゆっくり教えてよ」 北斗が困ってように言うと、冬馬は仕方ねえなと口を尖らせて一つずつ指を指しながら「これがターメリック、ウコンの茎を乾燥させた奴で、カレーの黄色はターメリックの色素が入ってるからなんだ」と、雑学博士よろしく丁寧に語り出した。 これなら万が一冬馬のアシスタントして料理番組に出ても彼の足を引っ張ることはなさそうだな。なんて苦笑して、冬馬の口から出る言葉を要約ながらも手帳に記入した。 北斗が書いている間にも冬馬は時間が勿体ないと言わんばかりにしょうがを下ろし始める。手を動かしながらもスパイスから引き続いてその他の食材のレシピを口にしていく。何度も作っているのだから当然と言えば当然なのだが、凄い記憶力だな。と思う。 メモを置いて向き直ると、丁度しょうがをすりおろし終えたらしい冬馬が余ったしょうがをサランラップで包んで冷蔵庫に入れたところだった。 「北斗、玉ねぎのスライスくらいなら出来るよな」 「うん、それくらいなら」 「じゃあ頼んだ。俺はその間ににんにく擦っとくから」 黙々と下準備を進める冬馬と、言われるがままに玉ねぎを切る北斗。自分で料理を教えてくれと頼んでおきながら、北斗はなんだか不思議な感じだと思った。普段はアイドルをしている自分達が、カメラも回っていない所できっちりと計量して、小分けして、スパイスからカレーを生み出そうとしているのだから。 冬馬がカレーをしっかり作るのは当たり前の景色だと思っていた北斗だが、自分がその隣に並ぶとなるとやはりこれは普通ではないんだなと思い直した。 無言でにんにくを擦り続ける冬馬の目は真剣そのもので、北斗は一瞬それに見惚れてしまう。 「……なんだよ。あんまりじろじろ見んな」 「ごめんごめん、やっぱり冬馬、黙ってるとかっこいいなって。勿論喋っててもかっこいいんだけど」 「お前な……くだらねえこと言ってないで、玉ねぎは切り終わったのかよ」 「これでいい?」 「……少しデカいな。まあ、これくらいなら大丈夫だろ。本当はこれに加えてパクチーも入れるんだけど、最近は入れてねえから今日も買わなかった」 「前に翔太にバレたから?」 「あいつ、コリアンダーには気付かねえくせに葉っぱは気付くんだよな。俺も別に好きってわけじゃねえけど、カレーには入れた方が香りが引き立つんだよ」 そう言えば、コリアンダーはパクチーの種に当たる部分だったか。ついさっき冬馬がマシンガンのように話したスパイスの解説の一部分を思い出す。 翔太はパクチーを好まない。匂いが好きじゃないのと、それを理由に「食べてはいけないもののような気がするから」と話した彼は、以前冬馬が隠して入れたパクチーをいとも容易く指摘してみせた。 残念ながら未だ翔太を納得させる方法は見つからず、食材を抜くことで妥協しているようだが、きっと冬馬的には抜きたくはないんだろうなあと彼の完璧主義な性格から容易に想像がついた。 冬馬は溜め息を吐きながらも温めておいたらしい鍋にバターとクミンを入れた。 少し炒ってから玉ねぎを投入すると、ジュウ、と油の弾ける音がして、北斗は思わず目を細める。この音だけはいつ聞いても気持ちが良い。 溶けたバターの香りに玉ねぎの焼ける音が相まって、この先に待ち受けるであろう完成品の想像に胸が躍る。人に料理を教えてもらうのは、こんなにもわくわくするものなのか。 「北斗、そこにミルがあるだろ? それで残りのスパイス全部挽いといてくれ」 「これ?」 電子レンジの隣に立っていた小ぶりの筒からは尻尾のよ���にコンセントが顔を出している。とっ散らからないようにコードホルダーで束ねられており、持ち主の几帳面さが伺えた。 冬馬に買われたこの機械も大切にされてさぞ幸せだろう。埃一つない外装を撫でた。 「コンセント繋いで、その上んとこ外してスパイス入れて、閉めたらスイッチ押すだけ」 言われた通りやれば筒はカタカタと震える。中からからころと音が聞こえるので、ちゃんと役目を果たしてくれているらしい。ステッカーの説明書きを見ると、本来はコーヒー豆を挽くための物らしいが、スパイスも大ぶりのものでなければ可と書いてある。 冬馬は横目でちらりとこちらを見てからまた玉ねぎの方に視線を戻した。見ればフライパンの中は大分飴色に変わっていた。 「玉ねぎがこんくらい茶色になったら、弱火にして、しょうがとにんにくを入れるんだ。やってみるか?」 「そうだね、折角だし作ろうかな」 冬馬に代わり、小皿に分けておいたしょうがとにんにくを加え、フライ返しで混ぜていく。既になかなか良い香りがする。この中に更に匂いの塊であるスパイスパウダーを加えようと言うのだから初めてカレーを作った人達は凄い。そんなことを言ってしまえば、料理と言うもの自体が凄いの集合体になってしまうのだが、何においても専門家の仕事の関心するように、料理をしない北斗にとっては一つ一つが新鮮で、何故そうなったのか不思議で仕方がなかった。 そうこうしていると、冬馬は次の解説をしながらヨーグルトとトマトピューレを投入した。 飴色に白と赤が加わり、鍋の中が濁っていく。うん、やはり初めてカレーを作った人は凄い。そしてこれを全てきっちり頭の中に叩き込んでいる冬馬もその手の専門家に見える。 北斗が感心している間にも冬馬は次々と残った材料を投入していく。北斗は言われるまま混ぜては放置してを繰り返すだけだ。 少しでも手を休めれば鍋の底が焦げてしまう。自分の家で作っているのならばまだしも、今は冬馬の家で冬馬の私物の鍋を使っているのだ、失敗することは出来ない。北斗は念入りに鍋の中を混ぜていく。 こつこつ、冬馬の方から何やら音がして見ると、先程砕いたスパイスを小皿に取り出しているところだった。 ミルにかける前はまばらだったスパイスが、すっかり粉末状に変わり器の中をさらさら揺れる。 「ほら、嗅いでみろよ」 冬馬はそう言って小皿を北斗の鼻に近付けてくる。 あんま勢いよく吸うなよ、と、念入りに言うものだから、北斗は少し慎重になって呼吸音すら聞こえない程の小ささでそれの匂いを嗅いだ。 「……!」 「すげえだろ。中々嗅げねえからな、こればっかりは」 「びっくりした……そんなに香りが立つんだね」 満足そうに鼻を鳴らした冬馬は、そのまま小皿を鍋の上でひっくり返した。ぱらぱらと落ちたそれらの香りを閉じ込めるように混ぜると、冬馬は少しだけ水を入れて「これで5分な」と言う。 初めはこれっぽっちの量の種だけだったのに、材料を入れれば入れる程量が増えて、今ではすっかりスープのような外見になっている。 北斗はすん、と鍋の中の匂いを嗅ぐ。先程の強いスパイスの香りはすっかり薄まってしまっているが、まだ仄かに香っている。 しかし、スパイスを閉じ込めたそれは未完成の段階にも関わらず十分空腹を思い知らされる暴力的な匂いだ。お腹がぐうと鳴って早急な完成を訴えかけてくる。唾ごとそれを飲み込んだ。 「んで、少し煮詰めたら食べやすいサイズに切った鶏もも肉を入れて、また更に弱火で15分。あとは調味料と生クリームで整えて、これを入れたら完成だ」 「それは?」 「ガラムマサラ、お前も名前くらい聞いたことあんだろ」 「名前くらいはね。それで、それもスパイス?」 「おう、それも天ヶ瀬冬馬スペシャル! だぜ!」 粉末が半分程度入った小瓶を掲げる冬馬はそれはもう自信満々と言った様子で。こんな顔を見るのはライブ前くらいなものだと北斗はほのぼの思う。 曰く、最初に用意したスパイスとは��た違った組み合わせ、配合から作られるミックススパイスであり、インドにおいてはその比率の違いが「家庭の味」になるのだという。 冬馬も本格的なカレー作りを始めて幾年、作っては失敗、作っては失敗を繰り返し、ようやく完成に漕ぎつけたのがその"天ヶ瀬冬馬スペシャル"なるものらしい。 つまり、このガラムマサラこそが天ヶ瀬家のカレーの味なんだな。 冬馬が作るカレーは好きだ。それこそ毎日食べたいほどに。しかし、北斗が好きなのはあくまで"冬馬が作るカレー"であり、決して"冬馬のカレーと同じ味がするカレー"ではないのだ。 だからこれは話のネタにするだけ。冬馬には申し訳ないが、きっと自分では作らない。自分で作るよりも、少しの我儘で「仕方ねえな」と聞いてくれる恋人に甘える方がずっと満腹になる。 だけど、たまにはこうやって肩を並べて料理を作るのも悪くない。再び空腹を主張してきたお腹を押さえて照れながら冬馬を見ると、冬馬は「もうちょっとだから我慢しろ」なんて言って笑った。 「鶏入れたら俺は翔太起こしてくるから、北斗はそのまま鍋見てろ」 気が重そうな冬馬を見送って、北斗は引き続きおたまをぐるぐる回してから蓋をした。 隣の部屋から冬馬が翔太を起こそうと頑張っている声がして、北斗はふふっとまた笑みを零した。お米が炊き上がった音がして、ようやく完成が近づいていることを実感する。
なんて幸せな日常なんだろう。幸せすぎて、このカレーを食べたら溶けてしまうのではないかとすら思える。 ついに冬馬の声に怒りが滲んで、そろそろ翔太は観念して起きるかなと思っていると、予想通り冬馬は少ししてから不機嫌そうに戻ってきた。 「今日はサラダは作らなくていい?」 「あ、忘れてた。今日のメイン担当はお前だからな。サラダは俺が作る」 「頼んだよ」 「おう。10分位したら軽く混ぜて、もう10分な」 言いながら、冬馬はキャベツを切り始めた。普段北斗が担当しているので、冬馬がサラダを作っている場面を見たことが無いが、やはり包丁捌きは一流だ。北斗でも未だに太さがバラけてしまう千切りを当たり前のように冬馬はこなしてみせる。 この調子だとカレーが完成するのが先かサラダの完成が先か分からないな。北斗が自嘲して冷蔵庫の中からトマトを取り出すと、冬馬の視界に入るところに置いてやった。
20分後、予想通りと言えば予想通りだが、冬馬が担当していたサラダはとっくに完成していた。ポテトサラダだけは市販品を使用しているものの、それを抜いても完成スピードは北斗よりずっと早かった。北斗は次々と切られていく野菜達を見ながら時折鍋の中を混ぜることしか出来ず、やはり冬馬を見習ってもう少し料理に触れるべきかと反省した。 包丁を洗いながら最後の指示に冬馬は「塩や砂糖を適量」と、料理の初心者が最も忌み嫌う言葉を発した。確か適量って言葉にそぐわずなんとなくの量が決まっていた気がするなあなんて北斗が決めあぐねていると、冬馬が「味見してみろよ」と笑った。 小皿に少し救って啜ってみる。少量のスパイスでも鼻をスッと通る匂いは正に北斗が知るカレーそのものだ。しかし、味はいつも冬馬が作ってくれるものとは少し違う。 「どうだ?」 「うーん、塩……かな」 舌の上に残った味を思い出しながら呟くと、冬馬は貸してみろとおたまを取って北斗と同じように少量口に流し込む。ぺろりと唇を舐めとると、「そうだな」と頷いた。 冬馬の頷きと自分の記憶を信じて塩を一摘まみ投げ入れて混ぜる。 もう一度味見をしようと掬い上げると、隣の部屋か大きなあくびが聞こえて冬馬が覗き込んだ。北斗も横目で緑色の頭を確認して「おはよう、翔太」と言う。 心底眠そうな顔で目を擦り、「ぉはょ~」と翔太はうつらうつらとする。 冬馬が翔太の背中を押して洗面台に連れて行く。廊下の半分まで行ったところで翔太は船を漕ぎながらも自発的に歩いて行ったのだった。
「で、どうなった?」 「うん、大分冬馬のカレーに近いと思うよ。俺の好きなバターチキンカレーだ」 甘えるようにウィンクすると、「そうかよ」と目を逸らされてしまう。 戻ってきた翔太が顔の赤い冬馬と苦笑する北斗に、覚醒した顔を怪訝に歪ませるものだから、冬馬は慌てて「飯だ飯だ」と言いながらキッチンを出て行ってしまった。
結局、すぐに顔を整えて戻ってきた冬馬に最終チェックと称して味見をしてもらったが、北斗の自信通り一発でOKが出た。味見のしすぎで予定よりも量が半分になってしまう事態はなんとか免れたが、これが冬馬の味の再現でなければまた違ったかもしれない。しかし、先生が優秀だったおかげで随分と料理の知識が身についたと思う。 冬馬が言うには、スパイスの配合などのベースはどのカレーにおいてもほぼ同じらしい。入れる物や順番だけ変えてしまえば完成系は異なる。今回はバターチキンカレーだったものの、本場の味の一つを再現するならばココナッツに手を出してみるのも面白いだろう。それこそ、型にはまったものだけでなく、自分のオリジナルで作ってみるのも良いかもしれない。 食べる専門と称した翔太がよそうくらいは手伝うように言われ、渋々と言った様子でキッチンに戻ってきた。が、足を踏み込んだ瞬間、鼻を掠めるスパイスの香りに翔太はすんすんと鼻を利かせ、ふふんと笑った。 北斗に「北斗君と冬馬君のカレー楽しみだなー♪」と言って炊飯器に向かって行く様子に、北斗もまた顔を綻ばせた。 「北斗君これくらい?」 「そうだなあ、もうちょっと」 「これくらい?」 「うん、それくらい」 米を盛る翔太とそんなやりとりをしながら、北斗は受け取った皿の上にバターチキンカレーを乗せていく。 ただでさえ熱々のカレーは香りが暴力的だというのに、炊きたてのご飯の上に広がったそれは見た目も匂いも全てが完成されていてで、いよいよもって空腹が限界に達しそうだ。 照明に照らされれば一層神々しく見える。自分の手から生まれた料理がこれだけ見目好く見えるのだから、料理を趣味とする人の気持ちが分かるというものだ。 散々味見をしたのに「どんな味がするのだろうか」とか「ちゃんと混ざっているだろうか」とか、いろんな気持ちが先立って唾液に変わり、ごくっ、飲み込んでみても空腹であることには変わらない。 翔太と一緒に三人前のカレーを運んでいくと、丁度冬馬はテーブルに水を並べているところで、ど真ん中のサラダの周りにカレーを置いていけば、見慣れた食卓の完成だ。
すると、おもむろに翔太がカレーとサラダの写真を撮り始めた。 「珍しいね、いつもはそんなことしないのに」 「冬馬君と北斗君が一緒に作ったんだよーって載せようかと思って、北斗君撮って撮ってー! ほら冬馬君も!」 「お? おお……」 手渡された携帯電話で出来立てのカレーと共にピースを向ける二人を撮る。うん、これはなかなかいい写真だ。Jupiterのグループに写真を送り、自分用にも配膳された料理を撮った。 そっと両手を合わせる。翔太も北斗も同じようにして冬馬に視線を送る。
二人の合図を確認し、冬馬はすう、と息を吸いこんだ。
「いただきます」 「いただきまーす!!」 「ふふ、いただきます」 声は合わない三人だが、これはこれでJupiterらしい。 いつもならば真っ先に翔太の取り皿にサラダをよそって、次に冬馬、最後に自分と決まった順序があるのだが、今日だけは真っ先にスプーンに手が伸びた。 冬馬と翔太もスプーン一杯のカレーとお米をぱくりと一口。北斗も追って食す。 「……!」 スッと鼻を抜けるバターとスパイスの香りは味見の時よりも鮮明で芳しい。舌に触れる酸味はトマトのそれで、しかし生クリームとヨーグルトのおかげでマイルドな味になっている。 鶏肉も火が通りすぎず、かと言って生でもないので程良い柔らかさでカレーによく絡む。
―――うん、美味しい 。 見れば、冬馬はうんうんと頷いているし、翔太も「美味しー!!!!」と顔いっぱいに表現している。どうやら初めてのカレー作りは上手くいったようだ。 二口、三口と食べる手が止まらない。これは果たして自分で作ったものだからなのか、はたまた冬馬直伝のカレーだからなのか。どちらかはっきりとは分からないものの、既に半分以上食べられたカレーが美味しいということだけははっきりと言える。 「そうだ、冬馬」 「ん?」 「ガラムマサラの作り方は教えてもらえないのかな?」 「……そういや教えてなかったな」 冬馬は食べる手を止め、んーと、と前置きをするが、口を開いたところで「いや、やっぱやめとく」と止めてしまった。 「今度お前オリジナルの奴作ってけよ、手伝ってやるから」 「天ヶ瀬冬馬スペシャルは教えてくれないんだ?」 「教えちゃったら北斗君が冬馬君の家に来る理由がなくなっちゃうもんね」 「は?」 最後の一口を入れた冬馬が豆鉄砲を食った鳩のような顔になる。 首から次第に赤くなっていく顔を翔太が生暖かい目で見つめるので、北斗も思わず笑ってしまった。カレーを飲み込んだ冬馬がトマトのような顔で「別にそんなんじゃねえ!」と必死に否定する��のだから面白くて、今度は翔太と二人声を上げて笑った。
二日後、打ち合わせの為に事務所を訪れた北斗は扉を開けた瞬間、耳に触れた騒々しさに安堵した。961にいた時には体験することのなかった騒がしさはきっと315プロダクションだからなのだろう。 High×Jokerの面々が何やら教科書を片手にあーだこーだと議論を交わしており、全くこちらに気付く様子がないので挨拶は後にしよう。北斗はデスクに向かうプロデューサーの方へと歩みを進めた。 「北斗君、おはようございます。先日翔太君が更新してたカレーの写真見ましたよ。スパイスから作るなんて凄いですね」 「良い先生に恵まれましたからね。これ、一昨日の夜に漬けた奴なんです。焼くだけなので良かったらどうぞ」 「これは、タンドリーチキンですか?」 「ええ、俺もまだ食べてないんですが、冬馬直伝なので味は保証できると思いますよ」 「それは楽しみです。冬馬君もう来てますよ」 ジップロックで三重にしてきたそれは、カレーを食べた後に応用だからと冬馬に教えてもらったもので、折角教えてもらったのだから記憶が薄れない内にと帰りに鶏肉を買って漬け込んでみた。 天ヶ瀬冬馬スペシャルを使用しているので残念ながら「これが俺の味です」とは言えないが、それでも自分以上に信じている料理の先生直伝のものなのだから不味い筈がないのだ。 「北斗っちー!! 一昨日の翔太っちがあげてた写真見たっすよ! マジメガ美味しそうだったっすー!」 熊のごとく突進してきたのはつい先ほどまでメンバー達と熱い議論を交わしていた伊瀬谷四季である。 後から困ったように秋山隼人が、そしてへらへらとした様子で若里春名が。奥では冬美旬と榊夏来が声を発さないまでも軽くお辞儀をしていた。 「おはよう、見てくれたんだね」 「勿論っすよ! あれって北斗っちが冬馬っちに教えてもらったんすよね!?」 目を輝かせてぐいぐい攻めてくる四季の積極性はやはり若さ故か。北斗はあまり歳も変わらない筈なのに、既にそのノリに体が追い付けていないことを悟る。悪い意味ではなく、彼の個性と自分の個性の相性が悪いだけなのだ。比較的落ち着いている自分だからこそ、彼のエネルギーにはいつも驚かされてばかりで、後輩とは言え見習うことが多い。翔太もそうだが、若いっていいなあと北斗は苦笑した。 すると、四季は後ろで待機していた春名と隼人と何やらぼそぼそと話し合ったかと思うと、三人でうんうん頷いて北斗の方へと向き直った。 「冬馬っちの料理教室って分かりやすかったっすか!?」 勢い余った四季の言葉に、北斗は息を漏らす。彼の目を見る限り、至極真面目な相談のようだった。 「そうだね、盛り上がりすぎると止まらないけど、分かりやすいと思うよ」 北斗が言うと、四季と隼人は更に目を瞬かせた。 ここまで聞かれれば、彼らが何をしようとしているのかなんとなく分かってしまう。先程五人が持っていた教科書、家庭科。 礼を言ってミーティングルームへと駆けて行った四季と隼人を見送り、ゆっくり歩きだした春名と入れ替わるようにやって来た旬が大きな溜息を吐いて北斗に謝罪をした。 「すみません。実は来週高校が調理実習週でして、四季くんがスマートに料理をすれば女子にモテるかもしれないからと……」 「なるほど、だから予習をしていたんだね」 「翔太があげてた写真……凄く、美味しそうだった」 なるほど合点がいった。確かに北斗も今回は料理を学ぶならば一番近いところに先生がいるではないかと冬馬に教えを請うた。実際、冬馬の料理教室は分かりやすかったし、完成した料理も美味しかった。 それに、あれだけ料理の技術と経験値に富んだ冬馬ならば調理実習の課題として出された料理をレシピだけで作ることなど造作もないだろう。 適任だ。それ以上の人間がいないと言える程に天ヶ瀬冬馬は彼らの願望を叶えてくれる人間に最も近しい。 旬と夏来と共に三人が消えて行ったミーティングルームに顔を覗かせると、丁度四季と隼人が冬馬に頭を下げているところで。冬馬は困ったように二人と笑う春名を交互に見ている。
そして頭を下げた二人はこう言うのだ。
「冬馬っち!」 「冬馬!」
「「 俺(オレ)に料理を教えてください(っす)!!! 」」 と。
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今日も一日お疲れ様でした。 つぅ〜か…何もしてないちゅう〜にwww 今日の夕ごはん リメイクとか手抜きwww ★すき焼きの残りで牛とじ丼(旦那のみ) ★手付かず納豆もどきでぶっかけ素麺(旦那のみ) ★しめじ人参玉葱油揚げの味噌汁(旦那のみ) ★昨日、佐賀のAEON MALLのブレッドファクトリーで買ったロールパン(でかいんだけど1つ54円)にキャベツと玉ねぎのコールスローとスクランブルエッグと焼いたスパムを挟んだやつ(あたしのみ) ★オニオン塩昆布納豆胡麻油掛け ★ぬか漬け(胡瓜 大根) ★アボカドオニオンなめ茸がけ ★梅干し ★出汁とったいりこを頭腹骨取って刻んで作った佃煮(おむすびに入れるとうまい) ★昨日、AEON MALLで買ったロメインレタスをシーザーサラダに ★同じくAEON MALLで買ったシュークリームとカスタードケーキ「いのち」アップル←ゴルゴみたいに「命」したくなったのは…あたしだけ? ストロングゼロ呑んで緩々しとこう…( ´Д`)y━・~~←吸わんがな #dinner#手抜き#夕ごはん#晩ごはん#リメイク飯#japan#kaumo#일본
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