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1djungle · 4 years
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生産的な備蓄!家庭菜園の手軽な技
生きているから保存管理がいらないし、非常時にも最強な家庭菜園。
数年来さぼりながらも植物を育ててきて、私が比較的簡単に育てられたものと、手間いらずの栽培技について書いてみようと思います。
ベランダでも育てやすい
特に何もしなくてもたくさんの収穫が見込める野菜はミニトマト! 普通のトマトに比べて育てやすく、小さめの鉢でもよく実がなるので、ベランダ菜園でも簡単に育てることができます。
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品種にもよりますが、最盛期は一株につき一日2~3粒くらい収穫できます。消費量に合わせて植える株の数を決めると良いですね。脇芽がでてきたらそれを折って、水に浸してから土に挿しておくと株を増やすこともできます。 バジルと一緒に寄せ植えすると、カプレーゼがすぐにつくれるばかりでなく、虫がつきにくくなります。
放置しても育つ
もともと野草であるハーブは、ほったらかしでも繁茂します。 シソ科とセリ科など、科の違うハーブを混植して栽培すると、虫に全滅させられるようなことが起こりにくくなります。
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お茶にしたり料理の香りづけに使ったり、何かと役に立つハーブ類ですが、さまざまな薬効が認められているのも心強いところ。庭にお守りとして植えてみるのもいいかもしれません。
果樹のすすめ
長期的に安定して収穫が見込める果樹。 一年草の葉物野菜は収穫どきにためらってしまって、けっきょく花が咲くまで眺めてしまうことが多い私ですが、果実が収穫できるときは嬉しい気持ちになります。 低木のベリー類は、鉢植でも育てることが出来ます。ブルーベリーは耐寒性の品種と暑さに強い品種があるので、住んでいる地域の気候に合ったものを選ぶとよく実ってくれると思います。
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スペースがあれば落葉性の樹木を植えておくと、落ち葉が勝手に土壌を豊かにしてくれます。周りにハーブ類を植えておくとグランドカバーになり、樹木につく虫を避けてくれたりします。
コンパニオンプランツ
先に書いた野菜やハーブの混植、樹木とグランドカバーになる草花など、特定の植物を一緒に植えると、お互いに良い影響を与え合う組み合わせをコンパニオンプランツといいます。主な効果には次のようなものがあります。 ・虫が付きにくくなる ・生育が良くなる ・病原菌を抑える
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例えば、ニンジン(セリ科)とエダマメ(マメ科)を一緒に植えると、ニンジンを食べに来る虫はエダマメを嫌い、エダマメを食べにくる虫はニンジンを忌避するので、虫害に遭いにくくなります。 違う科の植物を一緒に植えることで土壌が豊かになり、病原菌に対する拮抗菌が増えるため、病気にかかりにくくなります。 またマメ科は窒素固定という能力で周りの植物にも栄養を提供します。 関連記事:クローバーの特殊能力
コンパニオンプランツについてもっと知りたい❢
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「コンパニオンプランツの野菜づくり」 木嶋利男 (著) たくさんの組み合わせと植え方が図解付きで 紹介されているおすすめの書籍です
余ったらご近所さんにおすそ分け&交換できるし、フリマサイトで売ってもよし。 始めておいて損はない、家庭菜園についてでした。
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1djungle · 5 years
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水辺×家庭菜園の自然栽培スタイル
耕さず、雑草を抜かず、虫を取らず、 薬を撒かず、肥料をやらない。 自然栽培というより放置栽培のほうがしっくりくる、うちの庭。
季節を通してほとんど放置なんですが、ひとつだけ欠かさずやっていることがあります。 それは「アクアリウムの換水を水やりに使うこと」です。
お魚や水棲生物を飼ったことがある人ならご存知のとおり、水槽のような閉じた環境で生き物を飼育する場合、定期的に新しい水に少量ずつ換えてあげる必要があります。この換水した水には、植物にとっての栄養素が豊富に含まれています。
魚のフンなどから発生した有害なアンモニアは、水の中に棲むバクテリアによって最終的に「硝酸塩」に分解されます。この硝酸塩が溜まっていかないようにするために水替えを行っているのです。
硝酸塩はこれ以上分解されないのかというと、これを栄養として吸収してくれる存在が植物です。逆にいえば、硝酸塩まで分解されてはじめて植物が根から吸収できる状態になります。
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というわけで、家庭菜園と水辺のある暮らしはセットで一石二鳥×万倍!
放置で手抜きでも植物はよく育ってくれるし、好きではじめたアクアリウムが、インテリア性のみならず庭と繋がった循環機関として機能しているので、管理者としては充実感が増し増しなのです。 屋外のビオトープなら部屋の中の水槽ほど手間はかからないので、庭にひとつ置いておくとガーデニングの効率アップが期待できそうです。
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1djungle · 5 years
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ボトルアクアリウムの管理
イベントなどでボトルアクアリウムのワークショップを開催していますが、イベント中はなかなか細かいことまで伝えられないため、その後の管理について簡単にまとめてみたいと思います。
<仕様>
ワークショップで作ってもらっている大まかな環境です。 ・1リットル前後の透明容器 ・育てやすい水草をソイルに植栽 ・貝の飼育をおすすめ 以上を基本に管理方法を書いてみます。
<光と温度>
水草も光合成をして育ちますので、窓辺など明るい場所に置いてあげたほうが育ちやすいです。 ただし、小さな透明容器を直射日光の当たる場所に置くとあっという間に水温が上昇するので、夏場は特に注意してください。水草・生物ともに25℃前後が適温の場合が多いです。
<ボトルの蓋は空けておく>
光合成には光とCO2が必要ですので、空気中のCO2が水に溶け込むように、通常ボトルの蓋は空けておきます。
<魚は飼える?>
メダカを飼育する場合に必要な水の量は、一匹につき1リットルが目安といわれています。金魚はエサを多く食べる分もう少し水が必要になります。小さなボトルで魚が生きていける水質を維持するには、きめ細かなメンテナンスが必要なため、基本的におすすめしません。また、広いところで飼育してあげた方がストレスが少なく長生きします。
<藻が発生したら>
明るい場所に置いておくと、ボトルの内側や石の表面にどうしても藻が発生してきます。立ち上げ初期には茶色いふわふわした藻、水質がアルカリ寄りだと繊維質なアオミドロがでてきたりします。 藻をすべて人の手で取り除くとなると非常に大変ですが、自然の水辺には藻を食べるエビや貝などが住んでいます。1リットルくらいのボトルでは、丈夫な種類の貝を入れるのがおすすめです。エビは水質変化に敏感なため、貝に比べると難易度が高いです。
<換水・足し水>
生きものを飼育していて、換水や足し水をする際は、水道水を一日以上汲み置きしてカルキが抜けた水を使います。 汚れたからといって一度に全部水を換えてしまうと、水を浄化するバクテリアがいなくなってしまいます。貝を一匹飼うくらいなら頻繁な水替えは不要ですので、目につくゴミをスポイトなどで取り除き、減った分を少しずつ足していくのがおすすめです。
<レッドラムズホーン>
今年はワークショップでレッドラムズホーンの稚貝をプレゼントしています。 色んなタイプの藻をどんどん食べてくれる優秀なお掃除係です。水質変化にも強く、見た目もきれい。成長すると直径2センチぐらいまで大きくなります。 ボトルに藻が発生している間はエサやりは不要です。大きく育てたいなら、メダカのエサやエビのエサをたまに入れてあげるといいでしょう。もとは熱帯原産のヒラマキガイですが、屋内であればヒーターなしで越冬できる耐寒性を持っています。 注意点としては、雌雄両性のため2匹いるとどんどん卵を産んで増えてしまうことです。外来種ですので、飼えなくなったからといってその辺の川に捨てたりしないでください。
以上は、あくまで管理の一例を挙げただけのものです。私もまだまだ変化していく水の世界から新たに思い知らされる日々です。アクアリウムの世界は奥が深くて、やってみてはじめてコツや感覚が掴めることが出てくると思います。たくさん観察して、良い水辺をつくってみてください。
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1djungle · 6 years
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クローバーの特殊能力
クローバーは自然栽培をするうえでとても重要な植物で、うちの小さな庭にも所狭しと生えている。 クローバーなどマメ科の植物は、「窒素固定」という養分をつくりだす能力を持っている。根に共生している根粒菌が空気中の窒素を栄養分に変えるため、痩せた土地でもよく育つ。この養分は自分が取り込むだけではなく、他の植物も吸収できる状態にして土壌を豊かにするので、一緒に植えた周りの植物も肥料なしでよく育つのだ。
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最近は色鮮やかな園芸品種がつくり出されていて、店先で可愛いのを見つけるたびに買って帰ってしまう。ピンク色の葉や縁取り模様の可愛い葉、四つ葉がデフォルトだったり、何枚も葉が重なったレースのような品種などなど。
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増やすには、種を捲いてもいいし、少し根が付いた株を分けても繁茂しやすい。ちなみに根を掘ると、共生している菌がつくった丸い粒状の根粒を見ることができる。
調べてみると、加熱すると食べることができるので、救荒植物として利用されていたとのこと。頼りになる可愛い植物。
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1djungle · 6 years
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窓辺の植物棚
部屋の窓辺を改造して、植物と水槽が置ける棚をつくった。 最初は数センチの窓台を少し広げた板を取り付けただけだったが、窓辺に置くと植物の調子が良いので鉢がどんどん増えて、ついに40センチ幅の棚を作ってしまった。下段はボタニカル&アクアリウム用品を大量に収納できるようになっている。
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窓辺の植物棚は、適度な自然光を浴びさせてあげられるだけでなく、夜は遮光カーテンを閉めることで部屋からの照明をシャットアウトできる。 夜の植物園に行くと、草花の就眠運動など昼とは違う生態が観察できる。明暗の刺激を利用して人工的に開花調整が行われたり、夜間照明の光が強い場所では木々が休めず立ち枯れてしまう現象が起こっていることから、植物にとって夜の暗さも重要だとわかる。
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自分が夜型なので、そのままでは部屋の照明にさらしてしまって植物にかなり負担をかけそうだが、ちょっとした工夫で植物には自然な昼夜のリズムを過ごさせてあげることができる。
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別の小窓には、ミニ試験管で挿し木ストックゾーンをつくってみた。 挿し木はそのまま土に挿すよりも、長めに水を吸い上げさせたほうが根付きやすい。間違って切ってしまったつぼみを差しておいてもちゃんと咲いてくれる。
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窓辺は外気に近いので、季節の変化を緩やかに取り入れることが可能で、部屋の中でモミジの紅葉を楽しめたりするのも嬉しい。
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1djungle · 6 years
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ドライプランツのあれこれ
少しづつ準備をしていたドライプランツ、ようやくオンラインショップを開設できました。 それに伴って、いくつかある植物加工の方法について簡単にまとめてみます。
<ドライプランツ/ドライフラワー>
生花や葉をそのまま乾燥させたものです。 水気がなく乾いた質感をしています。 色はだいたい数ヶ月ほどで退色し始めますが、経過も含めてアンティークな雰囲気を楽しめるでしょう。 乾燥させるには、いくつかの製法があります。
・自然乾燥 吊るして乾燥させたものや、乾燥剤などを使って急速に水分を取り除いたものです。
・グリセリン製法 適度な濃度のグリセリンにしばらく浸けた後に乾燥させる方法です。 自然乾燥よりもみずみずしさを保った形状が期待できます。
・押し花/押し葉 花や葉を水平なものに挟んで圧迫した形で乾燥させたものです。 押し花絵画の材料になったり、アクセサリーなどに封入するのにも適しています。
<プリザーブド>
花を専用の液体に浸けて一部の成分を取り除いたり、脱色した後に再度着色したものです。 ドライプランツと違って人工的に着色しているため、数年ほど色褪せずに長持ちします。 質感も生花に近いみずみずしさを保ちます。
ショップでは、押し花を中心にフラワーアートやアクセサリ素材としても使えるアイテムをお届けしていきます。 一度に沢山はできませんが、植物の成長と相談しながら製作していきたいと思います。よろしくお願いします。
オンラインショップ
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1djungle · 6 years
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農耕と幸福
植物を育てるのが本当に楽しくなってきたのはつい最近な気がする。
最初は、農作業、有機、自然‥といったイメージのことが好きだったんじゃないかと思う。さあ始めるぞと有機農園を借りてみたけれど、まず家から遠くて、車を運転しない自分は畑に着くまでが一苦労だった。そして、太陽光を長時間浴びるのが苦手なため、日が昇りきる前の早朝に行って1~2時間ぐらい作業をしていた。 無理をしていると好きで始めたものでも楽しさを感じられない。自分で食べるぶんの野菜を育てるのも無理なんじゃないかと半ば諦めがでていた。市が運営している有機農園は、きちんと農薬の規制もされており、指導やサポートもあって良い環境だったけれど、2年くらいで借りるのをやめてしまった。
植物を育てることに再び興味が出てきたのは、部屋にかわいい豆盆栽などを置き始めてからだ。部屋と小さい庭だけに切り替えてから、植物と周りに現れる生きものを観察する余裕が出てきた。そうすると、自然栽培の本に書いていることを実感できるようになった。 好きで始めて途中でいやになってまたちゃんと楽しめるようになった。これらはすべて私が自分で勝手に決めて感じてやってきたことだが、職業として他人に学びにいっていたとしたらもっと完全に挫折していただろう。
地方では結構手厚い農業への就労支援があるが、それでも新規に農業を始めることは大変なことだと思う。市場に出すぐらいの作物をつくるにはそれなりに大きな土地が必要だし、世襲的な職業に変わりない。 自分の畑を持ってない人が、農業研修といって人の畑の手伝いをすることはどうなんだろうか。学んだやり方を反映する場所があるならとても参考になるけれど、下手すると昔の小作人のような搾取構造に繋がるんじゃないだろうか。家庭菜園で好きなものを植えてみるのと、他人の畑で決められたタスクをこなすのはぜんぜん違う種類の仕事だ。農業を学びにきて挫折したという話もちらほらと聞くけれど、他のすべての仕事と同じように向き不向きがあるのだから自分を責めなくていいと思う。
「農業をすると全方位的に心が晴れて健やかになる」というイメージもなんか違うなと感じる。大昔から人々の生活スタイルは農耕民族と狩猟民族に大分されていたのだから、気質的に農業をすることがストレスになる人もたくさんいるはずだ。狩猟採集で暮らしていた縄文時代は一万年以上続いたが、木の実を採る代わりに土地をつくり変えて食料供給を効率化しようとした農業は、見方によっては最初の自然破壊ともいえる。
楽しいかどうかは、手の届くところから試してみないとわからない。小さい庭でもベランダ菜園でも鉢植ひとつでもいいので、自分の管轄でやってみることが重要で、楽しいと感じられたなら規模を拡げていけばいいんじゃないだろうか。
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1djungle · 6 years
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金柑と蝶
うちの庭には譲り受けた金柑の木が一本あって、今の季節ちょうど実を付けている。以前は、堆肥をやったり、木につく虫を人の手でとったりと、しっかり管理されてきた木だ。 自然農法に憧れていたので、自分が世話するにあたって、何もしないで木に任せてみるということを試してみたくなった。 薬も使わないし肥料もやらない、虫取りもしないという完全放置。すると、春先から蝶の幼虫が大量に枝に付くようになって、葉っぱが食べ尽くされた。 鮮やかな目玉模様を持つ幼虫は、調べてみるとモンキアゲハのようだ。こんなに葉っぱを食べつくして成長した幼虫だが、蛹があまり見当たらない。大きな蜂にエサとして運ばれていくのを何度か見た。 葉っぱが食べられて丸裸になると、花も咲かないし、次の冬を越したら実は一つしか付かなかった。 さすがにこれは無理かもという気持ちになったけれど、翌年��なると、今度はムクドリらしき野鳥が虫を食べに来るようになった。家のすぐ目の前なのに、気にせずさっと枝に飛来して狩りをしていく。 幼虫も葉っぱを食べ尽くすことはなくなり、天敵から身を隠せるためか、最初より多く羽化する蝶を見ることができるようになった。不思議だけれどバランスが取れてきた。 今では収穫しきれないほどの実を付けるようになった木を見て、「最初の3年が試練」という言葉を思い出した。読んだのは、農法の本だったか経営論か何かだったのか忘れたけれど。慣行農法あるいは更地から自然栽培をはじめるのに、うまくいかなくても作物に関わるすべての要素が整うまで、3年くらい諦めずに見守る期間が必要だと感した出来事。
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