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Yuka Chabata
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chabatayuka · 27 days ago
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「おとな哲学」 開催日時: 2025年5月2日(金)  場所: 茅スタジオ  ファシリテータ: 割田美由紀   企画: 茅スタジオ おとな哲学のページ:https://www.boustudio.com/ardacoda-otona
テーマ: 「女に生まれた方が得?」
前回、大嵐の中集まってくれた勇者たち(ほんとにありがとう!)。 おとな哲学で初めての女性だけ回だったので、女性だけだからこそ話せる話で、と出されたテーマ「女に生まれた方が得?」が選ばれました。以下に出てきたトピックをご紹介します。
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・作品が売れた時に「お嫁に行った」と言う表現に違和感を感じるという指摘をうけたことについて ・女性には強い命令形や怒りの言葉が少ない問題 ・女の子が「僕」や「俺」を使う��とへ違和感を感じる人と感じない人 ・家事や育児、介護など「見えない労働」の偏り ・職場での男女差改善や、建築・行政現場での体験談 ・総合職と事務職の違い、給与格差、役割分担の実態の体験談 ・子育てや介護の現実、母親の幸せと老後の不安 ・女性の経済的自立の難しさと性産業の構造的背景 ・女性向け風俗が最近増えてきていることが最近の動きでおもしろいなと思っている ・外見、整形、AIがからみあって、画一化した価値観になってきている ・女性はマルチタスクに強い?という話題 ・教育制度や社会が役割分担を強化していないか ・医学部入試での性差別の例 ・子供を持つ/持たないことの価値と不安 ・人生の得と損は±ゼロになる?という考え方 ・役所で6人の子どもを育てながら働く女性の話 ・試験監督の現場で女性が優れているとされた例 ・SNSやAIによる個人情報の収集体験 ・子どもの一人称の変化(「僕」「うち」など)の地域差や流行 …などなど。
このテーマは個人的にはすごくセンシティブなテーマに感じたので、話すの難しいな〜!と感じていたのですが 別の方に聞いたら全然そう感じていなかったというし、人によるのでしょう。
ざっと羅列を読み返してみても、どのポイントからも膨らみそうな豊富なトピックに満ちていて、 自分が「話しづらい」と感じるこのテーマは、なぜそう感じるかというとやっぱり見て見ぬふりをした方が楽なことだからというのもありそうな気がします。だからこそ大事なトピックなんだろうな。
この回のおとな哲学のあと、引き続きもやもや考えていたらCoten Radioでピッタリのテーマがあって、すごい面白かったのでシェアします。 [57-1]〜[57-8]の、伊藤野枝の回です。 女性が社会的にも明確に貶められていた明治〜大正にかけてを生きた彼女は、雑誌「青鞜」の編集長にもなった方。 女性が社会運動をすることで思いっきり叩かれまくるのだけど、「叩かれる」中に出てくる言説は、あれ、、ぜんぜん今も残ってるぞ??と感じるものばかりでぞっとしました。全く過去の話じゃない。。
…と、つよいもやもやが残る、よい回でした。 次回はどんなテーマになるのかな!
年代も、バックグラウンドも異なる人たちが、たまたま揃って話をする場がおとな哲学です。 同じ質問でもバックグラウンドが異なると全く違う風に感じられることがあるのですが、同じように感じないんだ!というのを目の当たりにするのってすごく良いなと思います。
次回もどんな対話が生まれるか楽しみです。 思う存分、役に立たない話をしましょう。
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⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ 次回の「おとな哲学」は6月6日(金)19時〜 参加者募集中! https://www.boustudio.com/ardacoda-otona 申込は [email protected] か、公式LINE(https://lin.ee/9jLhoBe)まで。 ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
哲学対話の裏テーマは「役に立たないことをしよう」。役に立つ、効率的なことを求められることがとても多い現代ですが、役に立つことだけが大切なことなのだろうかと疑問が残ります。答えのない問いについて考えをめぐらせる時間は、「役に立たない」かもしれません。でも何かにつまづいた時、前に進むだけではいられなくなった時に自分を支えてくれるのはそんな時間かもしれないという気もします。本当の意味で豊かな時間とは何なのか。そんなことを考えながら哲学対話企画をしています。
Philosophical Dialogues  Facilitator: Miyuki Warita  Report: Yuka Chabata Photo(below): Ayaco Nakamura
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chabatayuka · 1 month ago
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「こども哲学」 開催日時: 2025年5月10日(土) 場所: 茅スタジオ ファシリテータ/レポート: 割田美由紀  企画: 茅スタジオ こども哲学のページ:https://www.boustudio.com/ardacoda テーマ: 「たべものってなんだろう?/たべたらいなくならないの?」
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〜ファシリテーター・みゆくより〜
今回参加してくれた子どもたちは、男の子3名。 茅スタジオでは小学生男子のみの回は珍しく、「今回はどんな場になるのかなあ」と思いながらのスタートでした。
どんな対話が行われたのか…というのは、速報や下記の書き起こしをぜひ見ていただけたらと思いますが、 今回は大人顔負けの、幅と深みのある対話が生まれた回でした!
毎回、子どもたちが生み出す対話はとても興味深く、そして楽しいのですが、ファシリテーターとして、どんなことに気をつけて、どんな意図を持って何を大切にファシリテートしているのか—— 今回はその一端を、少しだけ紹介したいと思います。
まず、哲学対話のルールで大切なのは、「お互いの話を最後までよく聞くこと」。 けれど、子どもの場合、話をよく聞いていても、それを理解できているかど��かには個人差があります。 特に年齢差がある場合には、その点に注意しながらファシリテートするよう意識しています。
たとえば、ファシリテーターの一つの質問に対して、Aくんが話をする。 それに対して、Bくんが少し理解��きれていないまま話を始める。 さらにCくんが、Bくんの話をもとに対話を広げる。
そんな場面があると、対話が少しずつズレたまま進んでしまい、 Aくんは「自分の話が理解されていないな…」と感じたり、思考の深掘りが止まってしまうこともあるでしょう。
哲学対話には、「何を話してもいいよ!」というルールもあります。(※誰かを傷つける言葉や内容は除いてです) 得意でも苦手でも、「話したい!」という子どもの内側から出る気持ちを大切にしています。
ですから、質問に対して全く違う内容を話す子どももいますが、 それはその子が自分で考えたうえで「話したい」と思ったこと。だからこそ、しっかりみんなで耳を傾けます。
そのうえで、質問を言い換えてみたり、後の対話の中で「あの時の話」が別の話とつながる瞬間があれば(ほとんど必ずあるんです!)、「さっき、こう話していたね」と発言を大切につなげていきます。
考えること、話すこと、人の話を聞くことが、「めんどくさいこと」になってほしくない。 私たちの哲学対話の目標は、子どもが自然と「考えること」を楽しみ、「発言したい」「他者の考えを聞きたい」と思えること。 それが、知らないうちに「楽しいこと」になっている—— そんな状態を目指して、子ども一人ひとりと向き合っています。
さて、今回は、初めてこども哲学に参加する子がいたので、丁寧にルールを説明するところからスタートしました。
まずは、アイスブレイクを兼ねた自己紹介と、イラストを見ながら「今の季節」について話すところから始めます。
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初参加の子たちはテーマ出し難しいかな?と思いつつ「何か話したいことあるかな?」と問いかけてみると、すぐにたくさんのテーマが飛び出してきて、嬉しいスタートになりました。
出てきた候補:・キャラクターとお友達になれるのか? ・ゲームの中のひととお話してみたい ・マインクラフトの中の登場人物とお話してみたい ・たべものってなんだろう?たべたらいなくならないの? ・てつがくってなに?   ・ひととのつながりはどうやってできるの?  ・たべもののつながりはどうやってできるの?  ・肉を食べたら肉はいなくならないのか?
決まったテーマ:「たべものってなんだろう?/たべたらいなくならないの?」 *たくさんの候補が出ましたが、全員一致でこのテーマに決まりました!
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以下、ファシリテータの発言:Q『』、こども達の発言:Aと表記します。
A:魚がなんでなくならないかって言うと、繁殖するから無くならない。魚は卵を産むから、一生無くならない。
A:人間がとる量を決めてるから、繁殖する間はとってないかもしれないから、無くならない。
Q:『人間が魚を獲る量を決めてるから、無くならないって言ってたね。』
A:人間たちは魚をあんまり食べてないから(減らない)。
Q:『人間たちはあまり魚を食べてないから無くならないって言ってくれたね。』
A:じゃあ、牛は食べてるのになんで無くならないの?
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Q:『〇〇が獲る量をきめてるって言ったね。みんなは毎日のご飯の中でいろんなものが出てくるじゃない?その中でお魚をたくさん食べる人いるかな?お魚すきな人!』
A:好き!ぶりかま好き!
A:おれ、たべもの全部すき!
A:煮物なら好きだけど、(魚は)ほとんど全然すきじゃない。お寿司のうなぎならすき。
A:えー!お寿司も?
A:お寿司の、うなぎなら。
Q:『なるほど。生の、お刺身が苦手な人結構いるよね。じゃあ、逆にお肉がすきなひと!』
A:はい!!!!(全員)
Q:『いろんな種類があるよね。どんな種類がすき?牛さん、豚さん、、、、』
A:ぶた!とり!ハンバーガー!焼豚!ローストビーフ!
Q:『みんなお肉すきなんだね。たしかに、なのに無くならないの、不思議だね。』
A:牛はすぐ見つかるから。
A:無くならないって言っても、ふつうにスーパーとかで売ってる。
A:さっき〇〇が言ったことは、すぐ獲れるっていうことじゃん?お魚はべつに釣りしたらすぐ獲れるじゃん。牛だっていつも獲れるとは限らない。いつも殺させてくれるとは限らない。
Q:『いま〇〇が言ってくれたのは、魚だったらすぐ獲れるって言ったね。〇〇は、牛も、海の中じゃないからすぐ獲れるって言ったね。食べたいと思ったら、スーパーでも売ってるし、お魚も釣りすれば獲れるって言ってたね。 どうだろう、無くならないのかな。』
A:毎回とは限らないよ。いつかなくなる。
Q:『みゆくが覚えているのは、1回こういうことがあったよ。牛乳がなくなって、とれなくて、給食の牛乳が足りないですっていう時もあったんだ。食べたいものがなくなることってあるのかな?』
A:こどもから倒していって、牛とかの動物、人間て動物じゃないから、まあ生き物だけど、牛とかお肉とかの卵は産めないから、こどもから倒して、親を倒したら、もうとれない可能性がある。
A:こども全員殺しちゃったら、親だって無限にいる訳じゃないんだよ。こどもを殺して、親が全員死んだら終わりじゃん。
A:だめじゃん。
A:2人の話聞いたんだけどさ、こどもを全員殺すっていうの、いやじゃん。
A:牛の話だよ。
Q:『〇〇が言ってたのは、「こども」って言ってたからなんのことかわからなくなっちゃったんだよね。〇〇がこどもと言ったのは牛さんのこどものお肉っていうことだったね。』
A:牛のこどもを倒して、お父さんお母さんの寿命がきれたらもう終わりじゃん。
Q:『質問があります。 動物はこどもとおとなが分かるのかもしれないけど、魚ってどう? 魚を釣った時に、あ、これこどもだ、これおとなだってわかる?』
A:親が一緒にいればさ、こっちが大きくて、こっちが小さいって、わかる、、、んじゃない。
A:そんなことがわかるなら、めだかはわかるの??オスメスとか、こどもとかおとなとか。
A:わかんないな。
A:なんで食べ物が無くならないの?っていうと、人とかが育てて、1日に1回くらいは倒していって、そこからミルクとったりして、育てていってるから、無くならないのかなって思った。
A:じゃあさ、ちっちゃいやつがいたら海に返したりするのと、おんなじ?牛もちっちゃい時に殺さないで、こども産んでから殺せばいっぱい獲れるじゃん。
Q:『いま、育ててるから無くならないんじゃない?って言ってくれたね。じゃあ、育ててるの全部食べちゃったらどうなるの?』
A:1日に1回なら。
A:1回に100頭殺したら100頭じゃん。
A:魚の話になるんだけど、こどもの魚が毒が入ってない魚を産むからとか。僕はこういうことを言ってる。たとえば、毛虫と蛾を反対にして言うと、毛虫がお父さんで蛾がこどもじゃない。毛虫が蛾を産んだら、危険なものが危険じゃないものを生むから(なくならない)。
A:こどもの頃にいっぺんにいっぱい生まれるから、無くならない。人間が食べる量より魚が生まれる量の方が多かったら無くならない。
Q:『いま言ってたのは、人間が食べる量より魚が生む量の方が多ければ、無くならないって言ってくれたね。自分が食べるものを、自分で育ててくださいってなったら、どうなると思う?』
A:1日にいっぱい食べちゃうと思うのと、もう1個話していい? 魚っていろんな種類いるじゃん?一日にいろんな種類の魚が、いっぱい産むから、さかなの種類いっぱいあるじゃん。人間は魚のバランスを崩さない。人間が食べてても、いろんな種類のさかながいっぱい産むし、いるから、そのバランスはくずれない。
Q:『それを〇〇はおうちで全部飼えますか?』
A:飼えません。お金が足りない。
A:自分で育てるんだったら、牛を家で育てるところがないから無理。
A:家を牧場にすればいいんじゃない。
A:池をつくる。
A:マインクラフトだったら、水をためれば(魚を)無限にとれるよ。
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Q:『みんなどう思う?ゲームの中ではできるけど、みんなが自分で食べるものを全部おうちで育てるのはちょっと難しそう?』
A:うん。
Q:『みんなが育てられないなら、じゃあ、無くなっちゃわないかな。 じゃあさ、世界中で、全員が、今日は牛食べるぞー!っていう日があったらどうなると思う?』
A:なくなる!だって、牛の数より人間の方が多いでしょ。牛は1億頭くらいしかいないけどさ、でも人間は70億人いるから、牛さんひとりにつき70人に食べさせなきゃいけないから、少なくなる。全員食べれたとしても、あきらかに、普通の量よりは少なくなる。
A:だけどそしたら、お肉屋さんはその日少なくなっても、また次の日はできるんじゃない?
A:じゃあなんでスーパーとか、毎日、豚肉とか、お肉とか置いてあるの?
Q:『みんななんでだと思う?なんでスーパーには毎日お肉とか魚とか置いてあるんだろう?』
A:いっぱいあるし、毎日作ってるから、その日とった分をつくるから。
Q:『じゃあスーパー行ったら毎日食べれそうだね。だけどさっき、世界中の人が全員一斉に食べるぞー!ってなったら 無くなりそうだって言ってたね。』
A:毎日は食べないから無くならない。
Q:『例えばこういうことあるんだ。TVで「この魚が健康にいい!」とか言ったら、みんながその魚がいい!ってことになって、スーパーから無くなる時があるよ。』
A:みんなが食べたらね。でもみんなで食べるぞーっとはさせないよ。世界中の人がそれを信じるわけではないから。 全部全部おんなじってことはありえない。作り方もその家独特だし。
A:でも魚って船に乗ってとるんだから、すぐには獲れないじゃん。
Q:『売り切れです、無くなって困る時も確かにあるかもしれないね。』
A:世界中の人が全員、魚かお肉どちらか食べるってのはあり得るよね。
A:朝ごはんってお肉食べる人って少ないじゃん。一度に全員がいっぱい食べるとは限らないと思う。
A:世界には北と南があって。日本は12月がクリスマスじゃん。だけど違う国は7月とかにクリスマスがあるんだよ。
A:どこ??
A:くわしくはわからないけど、あるんだよ。
Q:『日本が12月の寒い時に、南の方は12月が夏みたいに暑いというのはあるよね。』
A:7月にクリスマスがある訳じゃなくて、クリスマスは同じく12月25日なんだよ。
A:ありがとう、勉強になった。
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Q:『じゃあちょっとテーマに戻ろうか。 たとえばニュースで、「残念ながら、もう牛があと3頭です、、、 お魚は今日もまた獲れませんでした、、、」っていう時がきたらどうなる?』
A:カレーとか食べなきゃいけない。
A:カレーとか、うどんとか。
Q:『出汁も魚使ってるね。』
A:え〜!
A:じゃあラーメン!Q:『それも出汁でお魚とかお肉を使ってるね。』
A:じゃあ、カレーライス!
Q:『ルーに動物の出汁が入ってるね。』
A:じゃあさ、牛と魚がいないなら、鶏肉を食べればいいんじゃない?
Q:『みんなが鶏肉もたくさん食べちゃったので、鶏肉も無くなっちゃって、、、』
A:え〜 じゃあ野菜はまだあるってことだから、人ってお肉食べすぎると病気になるらしいから、野菜食べればいい。
A:じゃがいもとかさ、タンパク質食べればいい。大豆とか。
A:エネルギーがなくなる。
A:炭水化物たべすぎもよくないから。
Q:『みんなよく知ってるね〜!! 無くなっるって言ったら、どうしようってなるよね。 無くならないために、みんなどうしようかなって思った?』
A:食べない!
Q:『食べれなくなると、みんな悲しそうだったよ。』
A:世界中のみんなに、親友の国と、親友じゃない国にも、お肉はこの日に食べてね、とか約束すればいいんじゃない。
Q:『今提案してくれたのは、親友の国にも、親友じゃない国にも、それぞれと約束をしたいって言ってくれたね。』
A:でもさ、いじわるな国がそれをやぶったらどうなるの?頼んでも嫌だって言われたら?
A:戦争をおこして、たのむ。
A:日本が一番つよくて、誰も逆らわないっていう前提の話だけど、仲いい国でも、日本が一番強くないから、頼んでも嫌だって言われたらおわりじゃん。戦争しても負けるだけだよ。
A:日本は負けないよ。日本にはアメリカがついてるから。
A:じゃあアメリカと戦争になったらどうするの。アメリカだけが嫌だって言ったら。
A:前に日本はアメリカと戦って負けたから、もう負けないよ。
A:こっちが勝ってたら、いいよって言ってくれるかもしれないけど、負けたんだからいいよって言ってくれないかもよ。
A:親友じゃない国とは契約結ばないけど、じゃあアメリカは親友なの?
A:親友じゃないけど、仲間だよ。
Q:『さっきの話に戻すね。 どこと仲がいい仲が悪いじゃなくて、親友の国、親友じゃないけどまあまあお友達の国とは、お約束すればいいじゃんって言ったね。』
A:でも、仲いい国でも断られたら終わりじゃん。
A:まあねえ〜 そうだよね〜
Q:『どうやら食べ物のことでも、もしかしたら戦争が起きてしまうかもしれないっていう話になったね。』
A:日本にはアメリカがついてるから大丈夫だよ。助けてあげるから、日本は昔負けて、戦争しないでねって約束したじゃん。
A:アメリカが約束したんだから、アメリカが破ってもいいじゃん。約束してても、約束やぶっちゃう時もあるじゃん。
Q:『ちょっとずれちゃってるから、一回テーマを戻そう。 もしかしたら戦争が起きちゃうかもしれないけど、そのテーマは別の時に話そう。』
〇〇が提案してくれたのは、ルールをつくったらいいって言ったよ。そしたら食べ物が無くならないかもしれないって言ったね。他になにかあるかな?どうしたら無くならない?
A:人が関係を守って、育てて、無くなってしまったらしょうがないけど倒していくっていう、正しいマナーを守る。
Q:『マナーを守る。なるほど、むやみに殺さないっていうことだね。』
A:そう。育てていって、無くなってきたらしょうがないけど倒すっていうのがいいと思う。
A:まず、お父さん、お母さんをころして、こどもはころさないっていうのがいいと思う。
A:だめだろそれ!
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A:だってさ、こどもをころしたら、ふえないじゃん。こどもの方が大事。
A:でも、お父さんお母さんもまだ産めるかもしれないよ。
A:じゃあ、産めないお父さんからころすの?
A:うん、そう。まだ産めるかもしれないって言ってもさ、産み切ったらいい肉がとれないんだよ。 牛のおじいちゃん、おばあちゃんとふつうのおとな、どっちの肉をたべる?
A:生まれて3年で産んで、そこから5年目で十人くらい産んで、産み切ったらころせばいいじゃん。 せめて半分おとなになるまではとりあえず産ませてさ、それでもおばあちゃんになりそうだったらころせばいいじゃん。
Q:『そろそろ時間がきたね。 みんな今日は盛り上がってすごいお話してくれたね。 順番をどうしたらいいか考えようって言ってたね。こうした方がいい、ああした方がいいっていうのはプロに聞いたりして、もっと知りたいことだね。 今日はいっぱい考えて、食べ物が無くなったら戦争になるかもしれないとか、こうした方がいいとか、いろんなことを考えてくれたね。みんなこれからおうちでごはんが出たときに、今日のお話を思い出して、おうちの人ともいろいろ話してみてほしいな。』
最後は恒例のコップタワー!
はじめての子たちの方が多かった今回でしたが、集中して協力しあって大きなタワーを作ることができました!
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とっても盛り上がった今回のこども哲学。
食べものってどうして無くならないんだろう?という、素朴な疑問から始まり、でも、もしかしたら無くなることもあるかもしれない、なくなったらどうやって世界のみんなで分けていけばいいんだろう、お約束すればいいのかもしれない、でも嫌だって言われてしまったらどうすればいいんだろう、という所まで大きく話が膨らんでいきました。
と、このように話されている内容もとっても面白いこども哲学ですが、こども哲学で大切にしていることは、答えや結論を出すことではなく、答えのない問いについて自分の頭でかんがえて、人の意見をきくこと。それ自体を、大切にしています。
こどもたちは、まだまだ発達の途中で、ことばの使い方もおとなとはまるでちがっていたりします。強いことばも出たりしますが、そのことばに注目するのではなく、ひとつのことを、何度も行きつ戻りつしながら、自分なりに深めようとする――その行為や過程を見つめてほしいです。
ファシリテータは、考えることに安心して向き合える場をととのえながら、「自分の頭で考えること」や「ひとの話をちゃんと聞くこと」に、そっと背中を押します。それはつまり、「聞く」ことや「考える」ことの練習でもあります。
対話をくり返すうちに、こどもたちは少しずつ、「もっと話してみたい」「もっと聞いてみたい」と、知らないうちに、自分の中から湧いてくるようになります。
考えることが、たのしいことになっていく。そんな姿を目指して、ひとりひとりのこども達と丁寧に向き合っています。
次回のこども哲学は6月21日(土)です。
またみんなとお話できるのを楽しみにしています!
こども哲学のページ: https://www.boustudio.com/ardacoda
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chabatayuka · 1 month ago
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うんうん唸って規約をつくり、団体をつくろうとしている。 スタジオが、まだ会社ってほどでないんだけど個人でもいられない、その中間くらいに来たんだな〜というのを年末あたりからひしひしと感じ、ここ数ヶ月、市役所の人達にもたくさん相談のってもらいながら動いていた。
まだまだ動いている最中なんだけど、昨日ついに多摩信用金庫さんで団体の口座ができた! 口座ができるということは、個人で処理していたものがひとつ「団体」に飛び出る形になるので覚悟を感じる。 手間も増えるけど、でもなんかすっきりする部分もあって、これでいいんだなって感じる。
団体か〜 まだ全然法人でもなんでもないので、法律的に見ればたいした変化はないのだろうけど、でもなんか全然違う感じするな〜 思えばずいぶん遠くまで来たもんだ。 スタジオ始めたころのことを最近よく思い返している。 感傷的にじゃなくて、驚きをもった感覚で。 あの頃にこういう図があるとは明確に描けなかったし、今あの時に戻ってもやっぱり描けないな。 こうでない図も十分にあり得るなとリアルに思う。 いろんな選択とかやることの先にしか形は無いんだな〜。
いやしかし団体ってすごいな。 単に個の集まりだったものが、団体になる必要性が出てくるなんて。 コレクティブってこういうこと? 純度の高い個の集まりってなんかいいなと思う。
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chabatayuka · 1 month ago
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瀬戸芸は、瀬戸内海なこともあってかおおらかな作品が多い感じがして、のびのび楽しかった。
アジアの人たちの作品は、それぞれの問題意識で自分に近い場所でものづくりをしている感じがとても良かった。
はじめての小豆島は、高知とはぜんっぜん違う波がない海で穏やかで、いくらでも遊んでいられそうだった。
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chabatayuka · 2 months ago
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「茅スタジオ市」  開催日時: 2025年4月27日(日)  場所: 茅スタジオ  はじめての茅スタジオ市を開催してきました! お天気にも恵まれて、たくさんの方にお越しいただいた初回のスタジオ市。今回出品いただいたものをご紹介します。
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🥦奈良山園 ・たけのこ ・フレッシュにんにく ・にんにくの芽 ・ふき ・ビーツ ・パクチー ・ルッコラ あと数日で終わりになるというタケノコやふき、フレッシュにんにくやにんにくの芽をはじめ、ビーツ、パクチー、ルッコラなど、旬まっさかりなお野菜たちを揃えていただきました。今の時期ならではのフレッシュにんにくを買った方が、だい��さんにおすすめレシピを教えてもらってそれを即実行!という一コマも。
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🥐プチフール ・りんご酵母のクロワッサン ・メロンパン ・クリームパン ・胡桃コッペ ・カシューナッツクランベリー ・ドイツパン ・カレーパン 一瞬で売り切れてしまったパンがたくさんありました。人気のハード系パンを中心に揃えていただき、レアな自家製酵母のクロワッサンも登場しました。次回はどんなラインナップになるでしょうか。おたのしみに!
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🍞勿忘草 ・ロールパン ・チーズクーペ ・和風エピ ・トマトピザ ・くるみクリームチーズ ・あんぱん ・クッキーパン ・かめきち ・フランスパン ・ミニ食パン ・しおんクッキー(プレーン、ココア、抹茶) はじめましての方が多かった勿忘草さんのパンは、しかし、一度食べたらその魅力にはまり、ハードリピーターになること間違いなし(と、勝手に思っている)。優しい味のおやつパンにこども達がすごく喜んでいました!
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☕️だいちさんのコーヒーワークショップ 今回は手焙煎のケニアマサイAAの豆で、ワークショップを行ってくれました。 淹れ方はひとそれぞれにあると思うのだけど、その人がいま到達している最高峰の淹れ方を聞くのは面白いです。今回もたしかに!と思うポイントがいくつかあって、おうちで淹れる珈琲のレベルがアップした…気がします!
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🤖茅スタジオより 🟠ノンちゃんのぷりぷりの文字屋さん ノンちゃんのぷり文字屋さんが爆誕! 好きな文字でつくれるオーダーも受付ていて、初回からオーダーいくつもいただいていました。茅スタジオのキーホルダーもできたよ!
🟡ソーイング部 ソーイング部部員による初出品達成! 次回も出品予定なのでぜひ見てみてください^^
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🌿スタジオで育てたフェンネル、完売! 鱗茎がたくさんついているレア部位をお分けしました。みんな美味しく食べられたかな!?ここ数年、フェンネルのおいしい食べ方にチャレンジしまくっている茅スタジオメンバーです。
…と、こんな雰囲気のわいわい楽しい1日となりました。 突然のお声がけにもかかわらず出店���出品いただいたみなさま、遊びに来てくれたみなさま、ありがとうございました!
スタジオ市は、これから毎月第4日曜日を目指して開催予定です。
次回は5月25日。みんな遊びにきてね〜!
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chabatayuka · 3 months ago
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「お金のワークショップ〜こども哲学スピンオフ〜」  開催日時: 2025年3月1日(日)  場所: 茅スタジオ  ゲスト: 多摩信用金庫 ファシリテータ: 割田美由紀 企画: 茅スタジオ(茶畑ゆか)
キッズフリマのレポートはこちら 射的のレポートはこちら
キッズフリマを来週に控えた日に、お金のワークショップ〜こども哲学スピンオフ〜を開催しました!
お金のWSは多摩信用金庫さんからも2名、やまちゃんとそうまさんにご参加いただき、翌週キッズフリマに参加する家族たちが集まってこれからこども達がたくさん得ようとしている「お金」について考えていきました。
アイスブレイクではお金についての絵本の読み聞かせや、多摩信用金庫さんからのお金クイズで盛り上がり、
そして、お金ってなんだ?の対話に入っていきます。
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どんどん手があがり発言しまくるこども達。
合間にはおとなならではの視点や、お金のプロからの意見などをはさみつつ、こども達の思考も深まっていきました。
今回のお金のWSは、普段こども哲学を担当してもらっている"みゆく"にファシリテータをお願いした初めての試みの回でした。
どんな感じになるかな〜と思っていたのですが、たましんのお二人の鋭い視点や大人たちの深掘り視点、そして元気なこどもたちからどんどん湧き上がる疑問や意見で対話がとても盛り上がり、面白いWSになりました。意図していたわけではないのですが、今回こども全員が発話していた気がします。
では、当日の様子のレポ��トをご覧ください!
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(以下、ファシリテータの発言:Q『』、こども達の発言:A、おとなの発言:大人、と表記します。)
Q:『お金がなかったらどうなるんだろう?』
A:お金がなかったらもののやり取りができない。 A:なんでも買えて自由でいいなぁ! Q:『今言った「なんでも買えて」っていうのは「もらう」っていうこと?』
A:うん。 A:お金がなかったらもののやり取りもできないし、ものを買えない。 A:お金なくてもものかえるじゃん。 A:どうやって? A:クレジットカードで。 A:じゃあ、クレジットカードにいれるお金はどうするんですか? A:万引きする。 A:クレジットカードがあってもキャッシュレスがないとだめだと思うな。
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Q:『お金がなかったらものを取ればいいって言ったんだよね。 お金がない世界で、クレジットカードを使えばいいって言ったの面白かったね! お金がなかったら、ものを取ってしまう。そういうことってあるかもしれないね。他にお金がなかったらどんなことがある?』
A:お金がないと、万引きしたり泥棒にもつながっちゃうし、お金がないと… A:そもそもお金があるから万引きってあって、お金がなかったら万引きってふつうになるじゃん。 A:万引きする前に、聞けばいいじゃん。お金がないから、取ってっていいですか?って聞けばいいじゃん。 A:取っていっていいですか?って聞いて、無理ですって言われたらどうする?
Q:『いま、お金がなくて困りごとが出てきたね。』
大人A:お金がないと、僕が持ってるおもちゃとおにぎり交換してって言ってもらうとかすると思うんだけど、僕今日、朝時間がなくてコンビニに行っておにぎりとお茶を買った時はお金ですぐに交換することができたんだけど、(ぶつぶつ交換だと)これはどう?これはどう?ってやり取りにすごく時間がかかっちゃうんじゃないかなって思う。
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A:自分で持ってるものがないと何も交換できない。 A:ものだったら、仕事してもものはもらえないから、一定の「もの」がなかったら終わりじゃん。
Q:『お金がないと「時間がかかる」っていうことを言ってたね。』
A:時間がない時にお金がないと、遅刻して怒られるから、無理って言われたらもらえない。もらえないと、死んじゃうじゃん。だから万引きをするのがOKになると思う。
Q:『盗むことがいいよっていうふうになるってことだね。』
A:いま(話してるの)は、お金のない世界だから、昔みたいに物々交換しないといけない。
A:ものをその時にいらないからって捨てたら、ぶつぶつ交換するものが無くなっちゃう。
Q:『いま、お金がなくて困りごとを聞いたけど、お金がなくて「いいこと」ってある?』
A:お金がなくても買えるから、なんでも買える。 A:お金がなかったら奪われる心配もなくていい。 A:お金がなかったら、お金もってきてなくても、すぐパンツとかと交換できる。 A:お金がなかったら、その代わりになってる「モノ」が盗まれるかもしれない。
大人A:お金をもっている人ともっていない人の差があまりなくなるかもしれない。
大人A:昔は年貢っていう、お米がお金の代わりになってた時代もある。お金じゃなくて、お米でなんで代わりになっていたのかなっていうことが気になった。
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A:お米がお金になっていたのなら、今もお米をお金にすればお金を取られる心配がないと思う。 A:そうしたらお米がとられるんじゃない? A:あーそっか 笑 A:だったらお米を田んぼから勝手にとったらいい。 A:勝手に奪ったら泥棒になる。 A:畑をつくるのがよくて、畑を家でつくればセキュリティがあって奪われなくなる。 A:田んぼっていうのは水を使うから、水をとるのができない場所もある。水道が庭になかったりもするから。 A:洗面台とかキッチンの水をつかって畑にまけばいい。 A:お金がない(という前提だ)から、使うホースが買えないから、田んぼがつくれない。 A:だから、トイレの水つかえばいいじゃん。
Q:『話がずれてきたから、もう一回さっきの質問を言ってもらおうか。』
大人A:昔はお米がお金の代わりになってたよね。お金がなくても生活してた時代があったよね。そうするとお金がなくても実は生活ができてたのかなって思う。その時代と比べて、なんで今はお金の方を使うようになったのかな。それよりもお金の方がいいところがあったから今使うようになったのかな。
A:自分で畑で米を作って、お金をつくったら?
Q:『お金ができたのは便利なところがあるんじゃないかな?って言ってたね。お金の便利なところを言ってみようか。』
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A:お金のいいところは、有名な人がお札に載ってるから。 A:いろんな面があって(千円とか、五千円とか、壱万円とか)、いろんな値段があっていい(便利)と思う。 A:お米だと、1円がお米ひとつぶだとしたら、100円渡すのにもお米100粒渡さなきゃいけないから、難しそう。 A:昔は100円と50円は100円札と50円札だったけど、それだと渡すのに時間がかかっちゃうから、今の方がいいな。
大人1:お米だと、他の野菜よりは痛みにくいから何年ももつけど、やっぱりちょっとずつ味が落ちたりするよね。お金は腐らないから、何十年て持ってても、壱万円札が痛んだりしないからいいな。
A:大人1に質問。今お金に載ってる人は3年くらいでどんどん変わっていっちゃう。
大人1:お札に載ってる人とかだよね。なんで変わるのか正直わからないけど(笑)、何年かおきに新しいお金を作ろうってなった時に、せっかくだから載せる偉い人も変えようってなるんだと思う。それと、古いお札も新しいお札と同じ価値だから、
A:大人1に質問なんだけど、10円とかってずっと放っておくと色が変化しちゃうでしょ。それも腐るっていうことじゃないの?
大人1:10円って置いておくと確かにさびちゃったりするけど、さびた10円も、ぴかぴかの10円も、店員さんちょっと嫌な顔するかもしれないけど、同じ「10円」として使えるから、傷んでても価値が変わらないんだよね。
A:あ、レモン汁でぴかぴかになるか。
大人1:たしかにレモン汁でもピカピカになるね笑
A:大人1に質問。お金の前のお米のときは、もし錆びちゃったり色が汚れちゃったりしたら使えないの?
大人1:たぶん昔の人も、「新米」って言葉があるように、新しいお米の方が物物交換とかの時に欲しいってなるけど、3年前のお米とかだと価値が少し下がっちゃうかもしれないね。
A:大人1に質問だけどさ、直射日光とかあたって色が変わったとしても、価値は変わらないんでしょ?
大人1:うん、同じ10円として使えるね。
Q:『お金だと(劣化したり月日が経っても)「価値が変わらない」っていうことなんだね。』
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A:お米(ごはん)でお金ができるなら、渡す時にご飯がつぶれたりしちゃう。
Q:『お米っていうのをごはんだと思っていて、ご飯をお金の代わりに渡したりすると、持っていく時に潰れたりしちゃうんじゃないのってことを言ってるんだね。なるほど。』
A:お金の人(デザイン)が代わっても、新1000円札と旧1000円札で価値は変わらないから、(人が)代わってもいいと思う。
A:お金の価値がなくなってきたら、またお米の価値が上がっていけば、お金がなくなっても無駄にならないと思う。
A:もしその10円が錆びちゃったりして、店員さんにあげて、錆びてまだ使えるって知らない人が、錆びた10円もらったらびっくりするじゃん。捨ててしまったり、募金したり、マンホールとかの穴に入れちゃったりとかポイ捨てしたりすると思う。
Q:『お金にはお米よりも腐らないし、便利なところがあるようだね。じゃあ、みんなはお金の世界と、お米でものを交換する世界と、どっちの方がいいかな?』
Q:『やっぱりお金の世界の方が自分はいいなって思う人!(多くの人が手をあげる)』
Q:『お米の世界の方で生活してみたいなっていう人!あれ、いない?(どうやらゼロ)』
A:その他!
Q:『あ、なるほど。「その他」もいるんだね。じゃあ「その他」ってどんな世界?』
A:500円札とかの世界。
Q:『なるほど、お金の世界だけど、500円札がある頃のちょっと古い時代がいいなってことかな。』
A:うん。
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A:お金がいいなって思う理由は、さっき言ったように、お米が1粒1円だったりすると1000円だったらお米1000粒とか(用意する必要があって)、1000粒がなくなっちゃうと生きていけないから、お米買うのもお米を出さないといけないから、1粒で2粒買えるんだったら増えるけど、2粒で1粒しか買えないんだったら減っていっちゃうから、お金の方がいい。お金なら両替とかできるから。お米は間違えて1粒足りなくなっちゃって、それで買えないとかもあるかもしれない。
Q:『なるほど、ありがとう。今なんでお金の世界がいいっていうことを話してくれたね。みゆくもいま聞きながら想像していたけど、確かに、たとえば大きい道具と交換するとして、お米こんなにいっぱいもらって置く場所がない!ってなって、場所にも困りそうだなって思った。』
A:お米の方がちっちゃいから、やっぱり買わない方がいいってなっても返品とかできないから、お金の世界の方がいい。お金の世界なら無理だったら返品することができるけど、お米の世界は返品ができない。
A:お米だと、ひとつひとつ数えないといけないから大変だけど、お金は何円って書いてあるからわかりやすい。
A:百円札とか五百円札だと、おおきめの100円とかがお札で、1円とかちょっと小さめのとかが硬貨になってるから分けやすい。
大人:お米を食べない人とも商売をしたり、交換できるのかも。日本人はお米を食べるけど、海外の人と何かを交換しようって思ったときに、お米を食べない人もいるから、お米だと交換できないかもしれないから、お金の方が便利かなって思う。
Q:『なるほど。あたらしいことを教えてくれたね。日本人はお米もらってうれしいってなるかもしれないけど、外国の人はお米をもらって「やだな、いらないな。パンでちょうだいよ」ってなるかもしれないね。』
A:お米をあげていったら、自分たちで食べるお米がなくなっていっちゃう。それで、、、タンパク質、、、?がなくなっていっちゃう、、、
大人たち:笑
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Q:『わあ、すごい。そこまで考えてくれたんだね。 他に、お金の方がいい理由あるかな?』
A:お米って毎日食べるもので、それが通貨の代わりになったら、食べる分と、財産として持つ置く分で、どんどん自分の財産から取っていかなきゃいけないから、その分自分のもってる財産がどんどん減っていく。
大人:それでいうと食べ物を食べるために、買い物をしないとご飯食べれないから、同じことかも?
A:お米が通貨の世界になると、お米を使ってものを買う分と、お米を食べる分の2つあって、その分、お金の減りが(早くなる)。
A:もしお米をあげる袋がなかったら、お米が他の人たちにお金として渡せないから、お米をいれる袋ってどうしてたんだろう?
大人:お金とお米だったら、お米の方が食べれる分いいかもしれない。お金はただの紙だったりするから。でもお金の方がいろんなものに交換できるからいいなって思う。
大人:お米つくれる人はお米で交換できて、健康で元気だったらいいけど、お米を作れない人はどうしたらいいのかなって思う。
A:つくる材料をもってたら、つくったらいい。
A:お米をお金にするっていうことは、お米は食べれるけどお金は食べれないし、しょっぱいものを間違えて作っちゃったら水とか飲まなきゃいけないし、ご飯がないとしょっぱいもの食べれないから、納豆とかふりかけとか食べれない。
大人:自分が欲しいなって思うものと、それはいくらだよって交換できる。物物交換だとお互いに欲しいなって思うものしか交換できないので、お金は一応、ある程度なんでも交換できるっていうところが一番いいところかなって思いました。
Q:『みんなここまで、お金の便利さとかいろんなことを考えたね。最後に、もし、今、目の前にお金がいくらでもあったら一番何がしたいですか?』
大人:世界中を旅します!で、飽きるまでいろんな国に行って、もしかしたらずっとそうしながら暮らすかもしれない。
子:もしお金がいくらでもあったら、地球の行ったことない場所ぜんぶいく!
子:好きなものを買ったり、好きなところに行ったりする。
大人:もう一回学校に通いたい。
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子:いろんなところ行って、いろんなゲームをしたい。
大人:世界いろんなところに行って、各国のお金もちの人たちと仲良くなっていろいろ教えてもらいたい。
大人:宇宙から地球を見たい。
子:プログラミングをやってみたい。
子:世界の細かく、すべての州とかこまかく回ってみたい。
大人:なんだかすごく夢がないけど、いまご飯たべたりこども育てたりするためにお金を稼ぐ時間が結構あるので、それをやめたい!自分のためだけの時間がほしい。
大人:お金がいらない村とか街とかを作ってみたい。お金はもういっぱいあるから、お金がない中だとどういう風に人が暮らすんだろうっていうことを考える村とか街を作ってみたい。
大人:大きい家を買って、長く幸せに住みたいです。
子:地球を買いたい!全部自分のものにしたい。
子:お金がありすぎると、お財布に入り切らなくなっちゃう。早くいっぱい使わないとお金が増えていくから大変。
子:家をお金屋敷にする!
Q:『おもしろかったね。今日はたくさんお金についてお話ししてくれました。こども達も頭の中でたくさん考えたと思います。今度おうちでお話するときに、100万円あったら何したいとか話すと面白いかもしれないので、ぜひやってみてくださいね。』
最後にたましんさんが、たましんクイズを出してくれました!
クイズ: 「1億円の重さは何キロでしょう!??」 ①5kg ②10kg ③20kg
(*答えは一番下にあります!)
そして本物と全く同じサイズ・重さでできたダミー札の1億円を持ってきてくれました!「1億円」ってどんな感じなんだろう?
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軽い、余裕!といいながら持ってみせる子どもや 思ったより意外と軽い、こんなもんなんだね??という意見や いやいやずっしり!けっこう重いじゃん! なんかスーツケースに入れたら余裕で走ってもっていけそう、、、、 など、大人もこどもも全員持って、おおいに盛り上がっていました。
当日ファシリテータしてくれた、みゆくからの感想も届いています。
〜みゆくより、お金のワークショップを終えて〜
日本ではお金の教育というものがほとんど無く育った子育て世代の私達。現在もお金の教育の機会は少ないのではないでしょうか? 生活から切り離せない大事な【お金】の事を、子ども達に興味を持ってもらい、「自ら考えるきっかけ」になるワークショップを目指しました。そしてワークショップと続けて子どもによるフリーマーケット、キッズフリマを体験する事で、【お金】を考えながら実体感して欲しい!!と茅スタジオの茶畑さんと企画を練りました。
今回はお金のスペシャリストである多摩信用組合からお2人参加していただき、保護者の方もいらっしゃる、大人も子どもも一緒に哲学対話するスペシャル編です。
ふだんは「おとな哲学」と「こども哲学」は分けて開催しているので、大人もこどもも入りまじりどんな対話が繰り広げられるんだろうと、ファシリテーターの私もとてもワクワクしました。
私達は大人だから、お金を稼いでお金を使ったり運用したり、貯めたり、常に生活の基盤になっているものとしてお金がありますが、 まだお年玉をもらったりお小遣いをもらったりで、存在としてはよくわからないままお金を使いはじめた位の小さな人達。
お金って何??お金って何であるんだろう?どこから来るんだろう?お金って必要なの?お金が無かったら?10円100円1000円…て、どれくらいの価値?
子ども達の対話からこんな疑問やそれぞれの考えがたくさん生まれた場になりました。
翌週のキッズフリマでは、子ども達がそれぞれのお店で自分の商品を販売して、他のお店でお金を使ったり。茅スタジオの射的コーナーを担当していたのは少し大きい小学校高学年のお兄さんお姉さん。
当日のエピソードを読んで、たった一日だけれど、ひとりひとりのドラマがあって、大きな経験からキラキラした���が生まれたんだなあと実感しました。
<お金のワークショップ>で対話をし、<キッズフリマとナーフ射的>で、お金を得たり、稼いだお金を使う経験をした子ども達。
お父さんやお母さんと相談や準備をしながら、家族みんなでたくさんたくさん【お金】に触れる事が出来た、そんな素晴らしい企画になりました。
是非もっともっとたくさんの小さな人達にもこの経験をしてもらいたいです!
クイズの答え:②10kg でした!
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【お金のワークショップ〜こども哲学スピンオフ〜】は、その翌週にひかえた【キッズフリマ】との連動企画です。
【キッズフリマ】は茅スタジオが年1〜2回企画している、こどもたちによるこどもたちのためのフリマ企画です。「おとなからもらう」だけじゃなく、「じぶんで自分のお金をかせぐ」をしてみたらどうだろう?全部がおとな主体じゃなくてもいいんじゃない?というところからスタートしました。
小学校高学年チームは【ナーフ射的】の予算立て、仕入れ、当日の運営まですべて自分たちでやってみる挑戦をして、見事大成功!ちいさなこども達の憧れの的となっていました。
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沢山のお金を稼ぐ!を実現できる(かもしれない)キッズフリマや射的。一方でお金の力ってとても強力です。「かせぐ」や「つかう」だけじゃなく、もう一歩、「おかね」や「けいざい」のことを考えるきっかけづくりとして【お金のワークショップ】で「お金ってなんだ?」について考える日をつくっています。
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chabatayuka · 3 months ago
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今回の私的目玉は、紋ちゃんの独創的ワンピースに袖をつけたこと。身頃を着た状態で袖となる布をピン留めしてみて袖山をつくったのだけど、真面目にやったらそれがめっちゃうまくいってちゃんと袖山になっていた! 袖山には腕の肩部分が入る。袖山ないと肩がない! なるほど、袖山ってこういうことだったんか、、、と、袖山の意味を初めて理解した気持ちでした。革命。 そしてこの独創的ワンピースは全く左右対称じゃないので、たぶんもうひとつの袖山は全く違う形になると思います。 袖がふたつあるから、袖山もふたつ作るんだな。なるほど。立体おもしろいな。
5歳部員はキュアカスタードの衣装の袖付けにまでいけました。 30分強で袖付け完成できたのすごかった。 ギャザーも前回教えたの覚えてるって言ってて、前回は意味が分からず取ってしまったギャザー用捨てミシン2本の意味もふんわり理解できてて今回は取らずにできたので、かなりきれいにギャザーをつくることができました。 袖口縫いはこどもの袖なので狭くて縫うの大変だったけど、1本目ほぼ自分でできたし、2本目も手伝いつつできた!袖が爆誕しました。かなりの完成度になってきたぞ〜
今日はひろこばあばも来て、昔のイケイケ話をふむふむと聞いていました。あの時代を謳歌してきたんだな。めっちゃ楽しそうな青春時代でした。 はるか部員は玉縁飾りポケットも完成して、アレンジを加えた仕上がりになってました!毎回アレンジ入れてくるのすごすぎる。 裾の2段階調���の位置決めをみんなでしたらもう完成し、入園式に来ていってました!はや〜
あやこ部員はいつの間にか作っていたぬいぐるみに目をつけて命を吹き込んでいました。 なんかあやこさんぽいぬいぐるみだった。。。心の中にいるんだろうな。
みか部員はリス族パンツやってるかと思いきや、手拭い作りに入ってました。毎回いくつか作ってて、ほんと手が速くなったな〜
しかまき部員は目にもとまらぬスピードでいつの間にか完成させていてびっくりしました。襟ぐりやり直すみたいだけど、きっと次は2枚目を完成させることでしょう。
私はキッズフリマの射的チームのための幕を作り始めました。かわいくなりそうだ!満席で賑やかな今回でした。
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<3/24ソーイング部レポート>
まず一枚目の写真をご覧ください。これはふりふり袖のギャザーをつくる5歳児部員です。ギャザーはスカート部分についで2回目、だいぶ要領がわかってきた感あり!こどもの飲み込みははやいな〜
ベースをつくりおわり、これからは飾り付けのように服に好きなアイテムをのっけていくような作業。ますますたのしくなってくね!たのしみだよ
はるか部員は入園式のためのパンツを自ら製作! 前回玉縁ポケットに悪戦苦闘していましたが、今回はもうできていた、、、はやい!しかもアレンジができているではないか!! 左右に巻きスカートみたいにお洒落タックがはいり、すそも二段階で絞れる仕様になってました。すごー。。 ちなみにこの日のトップスもリメイク。きょうは菜園にもってくかばんを野菜柄の布でつくってました。実用品をばしばしつくりあげるのがはやいです。
あやこ部員はかばんとなぞのぬいぐるみを。写真撮る時、ぬいぐるみのおめめをだそうとしたら、この毛のなかに埋もれているのがチャームポイントなんだそうな。そっかー! なんか妙にひかれるぬいぐるみだな。。。部長は気に入ってます。
そして今回は新入部員のひろこばあばとしかまき部員が!!ひろこばあばはフラダンスのスカートをほどいてなんかつくるそうで、きょうはほどきの作業を。何にうまれかわるんかなー たのしみ。 しかまき部員はシャツを製作。型紙からおこしていたんだけど、終わりにはもう形になっていて、これはまた作業はやい部員が爆誕しそうな余感です! めっちゃ集中できてリフレッシュできたみたい。よかったなあ。
みか部員はシャツの続きから今回は部員が多数つくっているリス族のサルエルパンツを。あれ履きやすいからね。これから重宝する季節だよー便利だな。 なんかはやくなってきて、1回にいろんな作業をするようになっているみか部員。最後は手拭いをつくってました。
部長はハギレ合体ワンピースを! 勘でつくってきたが、そでと襟はそろそろ勘ではどうしようもないので、先生にそうだん。そでをなんとなくつくっていくぞ! ゆかせんせいが袖と本体のくっつくとこのかたちをつくってくれました。 仕付け糸で印をつけてみて、とってみたらおおっ、ちゃんと
袖山のかたちが!! 袖山のわきのとこはちょっとえぐれたかたちになっているんだけど、これは手を下ろしたときに布がだぼつかないため。じっさいあててつくってみると、型紙の意味がわかっておもしろかった。
今回は満席部活だったので、ゆか先生は終始てんてこ舞いでした!やることいっぱいだよ。いつもありがとうございます。いつか先生にゆとりをつくりたい。
そして来月もソーイング部は満席です!新入部員の募集はありませんが、見学はOKですので気になる方はどうぞです。 4/22お待ちしています。
夏になる前にワンピース完成させたい部長でした!!ではでは!!
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chabatayuka · 3 months ago
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「キッズフリマ&ナーフ射的」 開催日時: 2025年3月9日(日) 場所: 總持寺/だがしの日こども縁日 企画/書き手: 茅スタジオ(茶畑ゆか)
3/9のキッズフリマの隣には、お兄ちゃん、お姉ちゃんががんばっていたブースがありました。ナーフ射的です。射的の的となる景品の仕入れ計算、売上目標設定からはじまり、大人の計算バリバリやっちゃうぞ企画に挑戦しようと決めた小学校5〜6年のこども達が全て切り盛りしました。
射的やりたい子いるかな〜?と聞いてみたところ、まっさきに手をあげてくれた小学校高学年の2人。小5と小6の2人で射的企画チャレンジです!
まずはキッズフリマと何が違うか、ルールからおさらいしてみましょう。
■キッズフリマ 対象:5歳くらい〜小4位
おおまかなルール: ・こども達が売るものを自分で決めて、なにかをうる。 ・こども達のもうけはぜんぶこども達のもの。(マージン無しだよ!) ・ともだちの売るものをてつだってもOK!もうけの折半やるかやらないかとか、ルールはじぶんでぜんぶ決めてね。 ・ぶつぶつこうかんという手もあるかもよ。 ・たのしいイベントがもりだくさんだから、店番かわりばんこにするとかは、みんなでそうだんしてきめてね。 ・お金のかんりは、じぶん(+かぞく)でやってね。
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と、キッズフリマの売上は100%こども達が自由に使えるお金になります。一方、ナーフ射的はぐんと大人の世界に入ります。
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■ナーフ射的 対象:小学校高学年〜
おおまかなルール ・仕入れ、売上、原価、利益の概念を説明するからがんばって聞こう! ・こども達で自分たちの目指す利益を設定し、それにあたって必要な仕入れ量を計算し、景品も自分たちで買いにいこう! ・だがしの日なので、射的の景品は駄菓子にするよ! ・射的の利益から、来年のお金のワークショップの必要な経費を出すのを目指そう! ・駄菓子の日に対するマージンを払うよ! ・射的の値段設定も自分たちで決めよう! ・その上で、自分たちの目指す利益はいくらなのか、値段をいくらに設定して、どれくらいのペースで回せばそれを達成できるのかシミュレーションしてみよう!
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射的チームの動きは売上目標の設定と、仕入れ計算から始まります。
売上の中から可能な限り次回のお金のワークショップに必要な経費を出すことを目指すし、駄菓子の日に対するマージンも支払うし、その上で自分たちの利益をいくら目指すのかを計算していきます。かなり本格的かつ細かい計算です。
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今回本気で説明したら3時間以上になってしまい、こども達は白目をむいていました。。。
ご、ごめん。。こ、これは本番までもつのだろうか。。。
もしやめたかったらやめてもいいよ。キッズフリマの方がずっと簡単だし、シンプルな世界だよと言ったのですが、やってみる、がんばると言う小5〜6年生のこども達。よし、ならがんばろう!と最後までやってみることにしました。
いろいろすったもんだがありつつも、当日を迎えた射的チーム。
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自分で売上目標を決め、仕入れ計算をし、自分で景品を仕入れ、当日の運営もやってみる!と、大挑戦の一日でした。
結果は予想を大幅に上回り、見事目標達成!!! ちゃんと来年の分のワークショップ代もかせいでくれた射的チーム。 す、、すごいよ。。。驚 ほんとうにありがとう!!
まぁ失敗したらそれはそれで面白いなと思いつつ初チャレンジしてみた今回でしたが、予想以上の大成功!となりました。
その後スタジオに集まって射的チームのこども達と打ち上げ&反省会をしてみたところ
「たのしかった!!!」 「目標の売上達成して最高の気分♡」
と、大満足のご様子でした。笑 
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それぞれにたくさんの挑戦があった今回のキッズフリマ&射的企画。参加したこども達は全員、顔つきが一日で大きく変わっていた感じがします。
みんなとってもよくがんばったね!!参加してくれてありがとうー!またいつかやろう!
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chabatayuka · 3 months ago
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「キッズフリマ&ナーフ射的」 開催日時: 2025年3月9日(日) 場所: 總持寺/だがしの日こども縁日 企画/書き手: 茅スタジオ(茶畑ゆか)
3/9、キッズフリマをやってきました! 荒天にはさまれつつ、奇跡的な晴天にめぐまれた一日でした。
「おとなからもらう」だけじゃなく、「じぶんでじぶんのお金をかせぐ」をしてみたらどうだろう?全部がおとな主体じゃなくてもいいんじゃない?というところからスタートしたのが、こどもによるこどものためのキッズフリマ。
毎回あついドラマが展開するキッズフリマは、こども達が「お金」というものをどう捉えているのかを目の当たりにできる、大人にとってもすごく面白い1日です。
・稼いだお金を速攻で使い切ってしまっても、使ったことにすら気づいてなかったり(お金に意識がまだ向いてないんだろうな)、
・稼いだ先から使いまくっていたのに、お祭りの最後で残った金額を数えてなんで減っているのかと大泣きしたり(お金は減らないもの、どこかから湧いて出てくるものって思っていたようだ...)、
・高学年になるとちゃんと稼いで管理して、1番の売り上げを達成していたり(しかもそれを無駄に使わず貯めていたり...!)、
成長段階によっていろんな反応があって、すごい、、そう考えてたんだ!って、大人も毎回びっくりします。そして毎回真剣に取り組む彼らはキッズフリマを通して自ら深い学びを得ているようです。(使ったら減るんだ!って分かるようになったりw)
「お金のワークショップ」でお金ってなんだろうと考えつつ、ついに本番のキッズフリマ当日はお金ゲットを目指して頑張ります。
こども達それぞれにドラマが色濃くあふれているキッズフリマ。 参加してくれた方たちからいただく感想が一番それを物語ってくれているなと思うのでご紹介します。
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Q: キッズフリマ、いかがでしたか?
A:隣に座った子と安定した店番をしてました。トイレへ行ったり、隣の射的をやりに行ったりと席を外すときは、必ずお互いに声かけをして、相手の承諾を得てから行ってました。遊びに行く時は、店番をしてもらうお礼にお菓子でやりとりし、労働をしてくれた対価を渡したりというやりとりが自然にできていて驚き!助け合い、感謝し、共に楽しむという点ですごくいい場面を見させてもらいました。近くに座っていた4人、お互いの作品もいいね!すごい!ととてもポジティブな言葉が飛び交い、見ているこちらも心温まる時間でした。自分が作ったものを一緒にキッズフリマをやっていたお友達も楽しんでくれて、本人はそれがとても嬉しかったみたいです。あと射的がすごく楽しかったみたいで、稼いだお金で射的をし、そのお菓子を食べながらものをまた売るという循環が出来上がっていました。笑 結局最後、みんなが売ることに必死になっている中、売ることはやめ、射的に夢中に。お兄さん・お姉さんに教えてもらいながら射的の店番を楽しんでました。「2人ともほとんど休まずやっていて、本当すごいよね!」と尊敬と憧れと。これもよい経験。 あとみんなが猛烈値下げするなか、自分の作品をガンとして値下げしなかったのも面白いなぁと思いました。お金があると楽しいことができる、そんなポジティブな世界を体感できて、親も子もいい時間でした。
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A:準備をしているときは隣のスーパーボールすくいが気になり、遊びに行きたい!っとずっと言っていましたが、お客さんがきて、物が売れたのがとっても嬉しかったようでそのまま2-3時間ずっと売り場を離れませんでした。最初の1時間は親がいないとお客さんに近づけなかったのですがが、徐々に1人で店にたつことができるようになってきて、声はだせないけどお客さんを見守りはじめたり。最後の方はいらっしゃいませ!と声を出していて、周りのお兄ちゃんお姉ちゃんを見て成長したなーと感じました。これまでは物を買っておつりをもらうとお金が増えると思っていて(枚数が増えるから)、おつりの概念がわかっていなかったのですが、今回のフリマを通してやっとそこら辺がつかめてきたかな?という感じがしています。とってもいい経験になりました!そして子供以上に親も楽しめた、とても素敵な一日になりました!
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A:キッズフリマにやる気満々で望みましたが、途中からお買い物や射的、紙芝居やさんに夢中になり、お金を得ることよりもお金を使って楽しむことに喜びを見出したようでした。せいべいやの紙芝居で買ったソース煎餅を食べた後、「やっぱり今日は最高な1日だな」とソースをほっぺにつけた顔で、大満足げに言っていました。 将来の夢が、紙芝居やさんになったみたい。 釣り銭と売り上げをいれたお金の袋から羽振り良くお金を使っていた為、きっとマイナスになっているのだろうと思ったのですが、結果は1000円のプラス!嬉しかったようです♪射的5.6回分、紙芝居、こどもがつくったワークショップ、キッズフリマのお買い物など楽しんでいました。こどもの世界は、それぞれが剥き出しの個性を発揮しながらも調和されていて、平和的。 それはキッズフリマの場の自由度の高さから生まれたものなのだろうとも感じました。
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A:イメージしていたように売れなかった序盤は涙を流したりしましたが、気分転換に他のワークショップに参加したりしながら気持ちを立て直し、最後まで諦めずに販売していました。諦めないで最後までやったからこそ見えたものがあっ���ようです。
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A:(射的チーム)おまつりの射的が好きだからぼくもお店で射的やってみたい!という気軽な気持ちで手を挙げていたので、ゆかさんに一対一でまず仕入れの話を3時間超していただいた時は本当に白目をむいていました、、笑「このお菓子全部ひとりで買いに行くの…?」と、ひとりで仕入れる事に不安も感じていたようです。 でも、そこから頼もしい相棒が参加してくれて、プレッシャーがなくなったようで、ミーティングも重ねて具体的なイメージを掴みつつリラックスして当日に臨んでいました。当日はお客さんも混みすぎず、的(まと)の並べ方を工夫する心の余裕もありつつ楽しめたようです。後半値下げして100円にした途端、いかにもお小遣い握りしめて来たような男の子達が何度もリピートしてくれたり、和気あいあい、運営としては上手くいっていたと思います。相棒の存在がとても大きかった今回の大成功でした!玉拾いのお手伝いは結局ほとんど大人がやっていたので、これはタイミングみたりして小さい子には難しいかもしれませんが、ゆくゆくは子ども達だけで回せるとおもしろいなと思いました。
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A:前回は一生懸命用意したのに、品物を売るよりまわりのお店やお友だちの品物に興味津々。予め用意したおつりをお小遣いと勘違いして使いまくり、使途不明金1000円超で大赤字という散々な結果でした。苦笑 あれから半年、今回は前日の午後になるまで一切準備をせず、しぶしぶ描いた恐竜の絵を当日開始いちばんにお客さんに買っていただけて嬉しかったようで、そこからやる気を出して「売る」をがんばっていました。 今回も店長直伝の行商スタイルで、持ってきたおもちゃ類も、自作の絵も全部売っていました。 おまつりの雰囲気の中でも集中力もほぼ最後まで途切れず、売り方や売る物をその時々で変えてみたり、呼び込みに出かけてみたりと本人なりに工夫していて、成長、、感じました!
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A:以前出たこども哲学では緊張して何も発言出来なかった息子も、お金のワークショップでは自分の意見を発言できるようになり成長を感じました!! フリマが始まると最初は「いらっしゃいませー」と棒読み、お店の前で立ち止まる人がいると緊張するのか警戒、買ってくれた人への目つき恐いみたいな感じで、バリバリ小売業の母からすると大丈夫か?と思ってしまいました(笑)でも最後の方はお客さんに実演をして見せたり、商品を持って会場を回ってみたり、こうやったら売れるのかと少しずつ楽しめてきている様子でした。 終わったあとは、またやりたい!と言っていてとても楽しかったと思います。
…と、こんな雰囲気の一日となりました。
売った分よりも使った分の方が多かった!と、赤字に泣く子は今回いなくて、みんな去年よりも随分売り方・使い方がこなれてきた感じがします。スタート前に使う額を決めておく子もいるようでした。
時間も終わりに近づいてくるとどんどん行商に出始めるこども達。
最初は恥ずかしがって声が出なかった子も終盤には随分声が出せるようになりました。
その変化に親たちもびっくり!
キッズフリマは今年もいろんなドラマが色濃く刻まれた一日となりました。
「やっぱり今日はさいこうな一日だな」って、さいこうだね!
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■キッズフリマとは... 対象:5歳くらい〜小4位のイメージだけど、上限はとくに無し。やりたい子はどうぞ!
おおまかなルール: ・こども達が得るものを自分で決めて、なにかをうる。 ・こども達のもうけはぜんぶこども達のもの。(マージン無しだよ!) ・ともだちの売るものをてつだってもOK!もうけの折半やるかやらないかとか、ルールはじぶんでぜんぶ決めてね。 ・ぶつぶつこうかんという手もあるかもよ。 ・たのしいイベントがもりだくさんだから、店番かわりばんこにするとかは、みんなでそうだんしてきめてね。 ・お金のかんりは、じぶん(+かぞく)でやってね。
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chabatayuka · 4 months ago
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落合陽一と宇野常寛の対談で、手になじむものを持てってことを通して自分の環世界というものにもうちょっと自覚的になろうねっていうのが民藝運動のコアな部分だったんじゃないか、それは手仕事だからいいっていういまの工芸とはまったく違う文脈で、美についてのことだし、美術の方のことを話してるっていうのが、この考察からもよく出てるよねと話していた。
それはほんとうにそうだなぁって思う。私も河井寛次郎とかからそういうことを感じるし、手仕事だからすばらしいとは全く言ってなくて、自分の中の美、自分の環世界の再現を求める姿のひとつのあり方に手仕事によるものがあると言ってるんだと思うし、それに至っていないものも当然たくさんある。
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chabatayuka · 4 months ago
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ルイーズブルジョワ展は、 見ながら、グガガギゴエ….って感じでものすごく共鳴してしまってきつかったのだけど この感情を、この感覚を作品にしてもいいんだ、、、、って これに真剣に取り組んでもいいんだ、、、、ってびっくりしていた。
社会的に女性や、弱い立場の存在だけが負わされやすいものって確かにあって、その立場に追いやられた人だけが感じる、負っているものがあると感じている。
私や彼女が負っているものは、境遇は違えど同じ類のものがあり、なんで時代も国も違うのにこんなに似ているのかって考えると女性性なのかなって作品を見ながら思っていた。自分でもなかったことにしてしまいたい、あるって声高に叫ぶと社会からも、近くにいる人からも無視されがちなこの部分を、女性である彼女が真剣に取り出そうとしてくれて、なんだか私はそれをすごく有り難いと感じていた。このトラウマ的なものに、生涯かけて作品に昇華しつづけた人がいることがなんだか希望のように感じる。
彼女は布作品が1/3以上を占めていた。 平面と立体も含め多素材で作品を作っていて、 平面、立体とおなじくらいの熱量・クオリティで布作品をつくる人ってほぼいないから比較してみれたことがなかったのだけど、彼女の作品の中で圧倒的に自分に突き刺さってくるのは布作品達だった。
棒人間もいた。
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chabatayuka · 4 months ago
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去年は後半が怒涛だったので、年始に思い切って家族旅行を入れてみた。奈良、大阪の万博公園内の太陽の塔、みんぱく、ひらかたパークと、私の行きたいところと子の欲求とをうまくかけあわせるとここかな?っていうあたりを探っていた。太陽の塔、はじめて入ったけどすごく良くてびっくりした。岡本太郎、あんなの作るなんてえらいなぁ!
わたしは一昨年、去年、今年と奈良を訪れる機会をたまたま持てて 人気のない真っ暗な道路がある、冷たい空気の中で一息つけたことが心底ありがたかった。
大仏は相変わらずぎゅおーーーーんとしていた。 大仏の前にいると、あたまの中の文字や、言葉が崩れていって、言葉が言葉以前のなにかになる感覚になる。 それはたまーにヨガをやっている最中になる感覚だけど、それが来るのが大仏の前だと異様に早いんだよな。 言葉以前にいくのってなんだかとてもいいなと思う。
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chabatayuka · 4 months ago
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昨日は沢山人が来てくれて、どんどんみんなつくっていっていました。 見学に来てくれた方はずっと「私は服は作れないのよ」って言っていたけど、ポーチとかカバンとかをものすごく綺麗に作っていて、服なんてちょちょいのちょいで作れそうでした。やったらすぐにできちゃう気がするな。
はるか部員はパンツスーツの玉縁ポケットに大挑戦し、そして裏地つきファスナー付けすらも攻略しようとしていた。すごい。どんどんレベルアップしている!
5歳児は無事、プリンの上にカラメルがたれてる感じのウエストベルトを縫いつけました。ミシンの使い方が断然うまくなっている!糸通しも5mmくらい成功!(通したあと抜けた)こどものこういうスピードって早くて、もう見てないでもできちゃいそうだな〜と半分思いながら見ていました。
紋ちゃんは端切れメイドのオリジナルテキスタイルで立体裁断のワンピースを作っています。スカート部分をプリーツにできることを発見し、無事縫い付けてました。完成近し。
まいまいはめっちゃ綺麗な刺子を沢山持ってきつつ、夫氏のズボンの裾上げをし、無事完成。次回の裾上げは15分を目指せるよ!
みかさんはシャツが完成間近になり、次の作品にうつっていた!みかさんも35cm巾の着物地を使って広幅の生地の作成から始めていた。生地がたりなければ作っちゃえってなっている部員たちがすごすぎる。
あやこさんはダーニングをしたり編みものしていたり。あやこさんのMA-1ジャケットの作品がすてきにハンドメイドに出た!!!っていうことで部員一同盛り上がっていました。
私はパンツの型を起こし、おしりの伸びているところをパターン修正し、縫い代付き型紙を作り、切りました。あとは裁断して縫うだけだ!
と、沢山の人が来てくれる中で集中して楽しい一日でした。 いろいろつくっていけるって思うと自由度が増すこの感じはなんだか生きるのが少し楽になって良いです。次回のソーイング部は既に満席とのこと!びっくりです。また募集できるタイミングあると思うので、みなさんのご参加お待ちしてます!
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<2/18ソーイング部レポート>
あやこ部員の作品が登場したすてきにハンドメイド放送後最初の部活! みんなで番組のはなしをしてひと盛り上がりしたソーイング部は本日はそれぞれのつくりたいものの黙々作業の日でした。ゆかせんせいはお気に入りパンツ量産への道のため型紙制作、部長はおもむくままに布をつぎ合わせてワンピースを、あやこ部員はか穴あきソックスのダーニング、はるか部員ははじめての玉縁ポケットチャレンジ、みか部員はシャツもいよいよ完成へスパート、、、なんかみんな初心者だったのに、それぞれつくりたいものやすきなものがだんだん定まって気がする。みんなの進歩がすごいな〜!
そしてきょうは新入部員がふたりもきた。まずはまいまい部員! まいまい部員はズボンの裾上げにチャレンジ。まだまだ裾上げしたいズボンいっぱいあるらしいのでぜひがんばっていただきたい。 そして刺繍もするんだといってもってきてくれたのが、、、すごい完成度!すごー!!こういうの部長できない。すごいなあ。小物や服にいれたらすごくよくなりそう。こっちも乞うご期待です。
そしてもうひとりはひろこ部員! 普段は小物類の制作が多いとのことで、この日は作品をもってきてくれました。めっちゃ丁寧につくられていてきれいな作品ばっかでした!すごーい!  普段は服はつくらないといっていたけど、いやいやぜったいどう考えてもできるっしょ! ソーイング部でぜひあたらしいこといっぱいしてほしいです。まってるよ!
みんながこの日は黙々と作業して、さいごに保育園おわった5歳児部員がパパにつれられて合流です。きょう画期的だったのは、三度めの挑戦にして針に糸が通せるようになったこと!やったねー!! ミシンもだいぶうまくなってきてます。細かい作業がすこしずつできるようになってきたね。パパははじめてソーイングしてるところをみてもらったけど、おもってたよりずっと上手にできていてびっくりしたはず。 パパも部員になってなんかつくってもいいんだぞ! みんなでわいわいつくるソーイング部は楽しいなと改めて思いました。
次回は3/24!既存部員で定員いっぱいのため、新入部員募集はありませんが、もし空きがでたらお知らせします。
ついに5歳から77歳までそろ��たソーイング部、これからもガンガンつくっていこう!
やる気に燃える部長でした。 ではまた次回!
#ソーイング部 #茅スタジオ #大人の部活動 #ひばりヶ丘 #田無 #東久留米 #お裁縫 #西東京
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chabatayuka · 5 months ago
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「おとな哲学」 開催日時: 2025年1月31日(金) 場所: 茅スタジオ ファシリテータ: 割田美由紀 書き手: 茶畑ゆか
問い: 若いうちに苦労をした方がいいのか?
最近、初めましての人が参加してくれることが多いおとな哲学。新鮮な風が吹いています!
今回選ばれたテーマは「若いうちに苦労をした方がいいのか?」
自分がする苦労と、自分が他人に与える苦労とで分けて話した方がよいのでは?という意見もあったのだけど「若いうちに苦労をした方がいいのか?」というテーマからは、自分がする苦労も、自分が人に与える苦労もどちらも同時に、一緒のこととして感じられてしまうからどうしても分けられない、という子育て世代の意見があり、どちらの話もまぜこぜで話すことに。
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【参加した方たちの声】
・何が苦労かは人それぞれ。 ・いらん苦労はない方がいい、なぜかというとそれが消えない傷になったりするから。 ・だれかから理不尽に与えられた苦労っていうのは、あんまり良くない結果になることが多いのかなって思う。 ・理不尽に苦労した方がいいっていう上からの目線って、当時の自分にとってそれが成長につながるとか、その結果が良かったかって振り返ると、いや、もっといい方法いくらでもあるのに「苦労を買ってでもしろ」っていうことにかまけて(考えるのを)放棄しただけでしょっていう風に思った。 ・理不尽に苦労を与えることはよくない気がする。 ・苦労を誰かから与えられる場合と、自分で苦労をとりにいく場合がある。
親や教師、上司などからあえて意図的に「苦労」を課せられた時と、たまたまの巡り合わせで出会う「苦労」では、前者の方は学びは少なく、嫌だ!という気持ちが大きかったし(そしてその意図はすけて見える)、後者の方は苦しかったけど学びも深かったように感じるという話が出た。たしかに誰かが意図的に「苦労させよう」と考えて与える苦労ってどこかズレていることが多いし、結局ひとは神じゃないから、その人に学びを与えられるような苦労を的確に与えることなんてほとんどできないんだろうなって感じることは多い。
たとえば親が子に、この子はちょっとこういうところで甘いところがあるからこういう風に苦労させようと意図することって割とよくあることだと思うけど、それが子にとって的確な「苦労」になっているかはかなり怪しく、たぶん意図する形で昇華されないことも多いだろうし、余計な苦手意識だったりトラウマを与えてしまうだけの結果になることも多々ある気がする。逆に、なにも意図しなくても、その人が自ら何かを「苦労」と感じ、勝手に何かを乗り越えていることもある。
自分ごとでもうひとつ思ったことは、自分が結構「苦労」を選ぶことをしがちだったなということ(と話したら「えー!」とびっくりする人と、「わかる、、、」と共感する人と、どちらもいた)。
私の世代は比較的「苦労は買ってでもしろ」思想が色濃く残っていた世代だったと思うのだけど、2つの道が選べるけどどちらを選ぶ?ってなった時、どちらかというとより難しい方、より苦労しそうな方をずっと選びつづけてきた気がする。
でもその先に何かを見つけることなんて、なにも無いんじゃないかってある時思った。むしろ自分が「楽」だと感じる方にこそ求めているものがある気がする。他人から見たら大変なように見えても、自分にとってはやってて楽なこと、ずーっと続けられることの方に好きなことがあるように、まず先に苦労しそうな方を選ぶことは何も生まないんじゃないだろうかって思い直したことがあった。
やってて楽なことも続けていく上での苦労はもちろんあって。それは乗り越えるべき苦労なんだろう。 でもやる前から苦しそうだなって感じるような苦労を自ら選ぶことは何も生まないのかもしれない。 それがここ数年でとても深く感じたことのひとつだったなと対話しながら思い出していた。
他人が与える「苦労」は、そういう意味ではその人のより苦手そうなこと、より苦しみそうなことを選ぶことになる気がするので、だからちょっとズレることが多いのかもな〜。
20代〜70代まで参加していた今回のおとな哲学では「若いうちに苦労をした方がいいのか?」という同じテーマを見ても ・自分が受ける「苦労」についてだけイメージする ・自分が受ける「苦労」と、人に与える「苦労」とが同時に思い浮かぶので分けて考えられない と、それぞれが全く違う感覚を持っていて、「どうして他人に与える「苦労」を同時に感じてしまうのか」と質問が飛んだりしていた。
年代も違いバックグラウンドも異なる人たちがたまたま揃って話をする場がおとな哲学で、だからこそ同じ質問でも全然違う風に感じられてしまうことがある。それが今回のテーマでは顕著に出てきたけど、それってすごく良いよね、とファシリテータのみゆくが言ってた。ほんとそうだなぁ。
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⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ 次回の「おとな哲学」は3月14日(金)19時〜  詳細: https://www.boustudio.com/ardacoda-otona 参加者募集中です! 申込は [email protected] か、公式LINE(https://lin.ee/9jLhoBe)まで。 思う存分、役に立たない話をしましょう。 ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
哲学対話の裏テーマは「役に立たないことをしよう」。役に立つ、効率的なことを求められることがとても多い現代ですが、役に立つことだけが大切なことなのだろうかと疑問が残ります。答えのない問いについて考えをめぐらせる時間は、「役に立たない」かもしれません。でも何かにつまづいた時、前に進むだけではいられなくなった時に自分を支えてくれるのはそんな時間かもしれないという気もします。本当の意味で豊かな時間とは何なのか。そんなことを考えながら哲学対話企画をしています。
Philosophical dialogues Facilitator: Miyuki Warita Report: Yuka Chabata Photo(below): Ayaco Nakamura
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chabatayuka · 5 months ago
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「こども哲学」
開催日時: 2025年1月25日(土) 場所: 茅スタジオ ファシリテータ/レポート: 割田美由紀  企画: 茅スタジオ こども哲学のページ:https://www.boustudio.com/ardacoda
テーマ: ゲームってなんだろう/ゲームってしてはいけないの?
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まずはアイスブレイクタイムから。 今回は冬をテーマに、冬の畑で取れる野菜のクイズや、冬のお話をしました。 やはり小さな頃から季節を感じる経験やきっかけを作ることも豊かな情緒を育むのに大切にしたいことのひとつです。
さて、今回も参加したメンバーが慣れている子ども達だったので、テーマ決めの候補出しをしてもらいました。慣れてきているのもあり「こんなことを話してみたい」とスムーズにお話したいテーマがいくつも出てきて、あっという間に決まりました。これは少しずつ、どんなことを自分たちが話してみたいのか頭の中で思い浮かべることができるようになってきていると言うことです。これは大人でも最初は難しいことのように思います。
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テーマは「ゲーム」。  ご家庭でのルール内でゲームをやっているお子さんも多いと思いますが、なかなかルールが守れなかったり、そもそもゲームを何歳からやらせて良いものか、何分ならやっても良いのか、ゲームはなるべくやらせたくない、兄弟で取り合う…など悩みの種になっている…なんてご家庭が多いのでは無いでしょうか?
子供たちが自分たちで決めたテーマは、日々の生活でとても馴染みがあるテーマだけに、少人数の場であってもとっても対話が盛り上がりました。
中でも、感心させられたのはそれぞれの決められたルールを守ろうとしていること、またなぜルールを守らなければいけないのか、守らなければどうなるのかを、それぞれが向き合って考えていることでした。 しかし一方で共通している事は「ゲーム」は楽しいものなのに、あまりやってはいけないものということでした。
さぁ思考の旅の始まりです。 楽しいゲーム。楽しいならなぜたくさんやってはいけないの? 好きなだけやっていいよって言われたらどうする? お勉強はたくさんしても怒られないのにゲームはたくさんやるとどうして怒られるんだろう? 本当にゲームって悪いもの?
ゲームの良いところ見つけてあげようよ!などと、ゲームってなんだろうを様々な視点から考える対話をしてみました。
家庭内のルールの中で守らないと怒られるから、ルールを守る。 でもどうでしょう?ゲームってどんなものかこんなにたくさん考えたことなかったのではないでしょうか。
成長とともにゲームだけではなく、家庭でも学校でもたくさんのルールが出てくると思います。 そんな時にどうしてだろう?を様々な角度から考えることができたら、自分で深く考えて自分で選択をしていくと言う土台作りにつながるのではないかと考えています。
そういった意味では、今回の子供たちにとってとても身近な「ゲーム」のテーマは思考の旅に出る良いきっかけになったようです。とても盛り上がった熱い対話の内容も、ぜひご覧ください!!
出てきた候補: ・なんで涙はでるんだろう ・涙ってなんだ? ・コップタワーってなんだろう ・ゲームってなんだろう ・ゲームはしてはいけないの?
決まった候補: ゲームってなんだろう?/ゲームってしてはいけないの?
以下、ファシリテータの発言:Q『』、こども達の発言:Aと表記します。
Q 『ふだんゲームが好きな人!』
A はい!
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Q『みゆくは実はすきじゃない。苦手なの。ゲームがどんなところが好き?』
A 操作できたり、現実では体験できないことができるから。
A ヨッシーのゲームとかドンキーのゲームとか好き。おもしろいから。簡単だから。 結構むずかしいし、おもしろいし、敵がくるし、おもしろいから。
A たぶんどんなゲームでも敵は来るよ。迷路のゲームだったら迷路が敵だし。マリオもいろんな敵がいるよ。スマブラも100人位いる。
Q『上からボールが落ちてくる。その時はボールが敵ってこと?それをとって病気を治療してあげるの。』
A それは病気が敵。
Q『じゃあゲームは全部、敵を倒すためってこと?』
A うん、病気なら病気を治す。
Q『S君は、ゲームはぜんぶ敵を倒すのが面白いってこと?』
A うん。
Q『ゲームはおうちでどれ位やっていいとかありますか?』
A 1週間のうち2日だけ、好きなだけやってもいい。
A 月〜金はやらないで、土日は2日間やっていいけど、やることやらないとダメって言われちゃう。ピアノとかタブレットとか学研。それをやらないとばあばの家にゲーム返すって言われちゃう。
Q『どうしてルールがあると思う?ずーっとやってちゃいけないんだよね?』
A 目が悪くなる。ずっとやってると他のことをする時間なくなるし、勉強しないでいるとバカになるから。
Q『ゲームずっとやってるとバカになっちゃうってこと?』
A だってずっとやってると、勉強する時間なくなるからバカになる。
A なんでルールがあるか分からないけど、勉強しないと返すって言われちゃうから。
Q『ゲームって楽しいんだよね?』
A ゲームってあんまりやると目悪くなるし。
Q『みんなテレビでやってるの?』
A おれんちテレビ無いよ。でもたまにゲーム用のテレビでやる。
A 勉強は生きるためにやるから。ゲームはやらなくても死なないけど、勉強はやらないと死んじゃうから。
Q『勉強ができない国の子もいるよね』
A できるのにやらないと死んじゃうから。
A 地獄に行っちゃうから。そういう人は天国に行けないんだよ
Q『できるのにやらなかったら地獄行きってこと?』
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A こどもの時何回か(勉強を)やらなくても、小学校いって、中学行って高校行って、大学行ったら天国行けると思う。
Q 『ゲームやっても天国に行けませんか?』
A ゲームばっかりするとお父さんにもお母さんも怒られるし、神様にも怒られるし、でも、、、 地獄にいる悪魔が笑うんだよ。
Q『本当に、ずっとゲームってやっちゃダメなの?』
A た���にしかできないから楽しい
Q『ずっとやりたいの?』
A やりたいけど、2日くらいなら連続でやりたいけど、ずっとゲームしかできなかったら多分飽きる
Q『好きな時間に好きなだけできるよって言われたらどうする?』
A 週に6日だけやる。1日3時間だけやって、あとはやめる。
A 本当はいつも1時間だけど、5時間とかやりたいんだけど、目が悪くなるからダメって言われちゃう たまに約束を守らなくて2時間やったこともある。
Q『もっとほんとはやりたいの?』
A もっとほんとはやりたいよ
Q『ダメって言われなかったら好きなだけやりますか?』
A やる!
Q『ゲームっていっぱいあるよね。いっぱいやってる人もいるよね。でもなんでダメなんだろう?大人になったらゲームはやっていいんですか?』
A そういう訳でもないけど、、、子供の頃よりは言われないからやってもいい。
Q『あれ?大人になったら言われないからやってもいい?』
A 大学とか卒業してからやってもいい。勉強とか無いから。
Q『目が悪くなったら良く無いから、大人になったらやってもいい?大人になっても勉強ある人もいるよね。だけど何で大人はいいんだろう?会社の中でも勉強はあるって聞いたよ。』
A たまにそういうことあるんでしょ。
Q『なんで大人もゲームやっていいんだろう?』
A やっていい訳じゃない。言われないだけで、ずっとやっていい訳じゃない。
Q『なんでやっていい訳じゃないものをやってるんだろう』
A みんなが楽しめるように。作られてるから。
A 高校とか大学とかは好きにしてもいいよ。でもあんまりやりすぎると目が悪くなる。 2時間とかはやってもいいと思う。大人も、高校生もやってもいいけど。。
A やって良くても、買えない人もいると思う。
A ゲームってあんまりやりすぎるとダメだけど、大人になったらいっぱいやってもいいけど、目が悪くなった時は自己責任だよ。
A なんでやっちゃダメかって言うと、あんまりやると怒られるし、だって勉強しないでやってるから、勉強しないでやってると怒られる。
Q『お父さんとお母さんが怒る時は、勉強しないから怒られるってこと?』
Aそう。
A お約束を守ってたら、ゲームはやっていいって言われる。 パパが好きなゲームを決めてるの。自分はドンキー、パパはマリオ。ひとつしかゲーム機がないから。
Q『お約束は守ってますか?』
A 守ってる。 動画とかそういう系は、ちょっといろいろあるけど。
Q 『ゲームはルールの中でやれるってことね。ルールをやぶってゲームをやっちゃダメ?』
『ゲームはあんまりやらない方がいいけど、勉強たくさんやっちゃダメなの? お勉強も、ずっとやってたら目が悪くなるんだよ。』
A ゲームは目が悪くなる進行が早いから。
Q『ほんとうにそれだけ? ゲームはやっちゃいけないってすごく言われるよね。他のことはそうでもないのに。 大人の人も言われるかな?』
A うん、言われるよ。
Q 『じゃあ、目が悪くならなかったら?』
A 大人はなるべく勉強を長くやらせたいから。 女の人は大抵そうだけど、好きじゃないし、目も悪くなるからダメって言ってる。
Q『みゆくの知ってる人達の中で、すごくゲームが好きな女の人もいるよ。』
A そう言う人もいる。嫌いな人もいる。
Q S君は女の人が好きじゃ無いって思ってる。でもなんでゲームはダメなんだろうね?』
A なんでゲームってやってもいい時もあるし、やっちゃダメな時もあるかって言うとね、1回30分で休憩して、お外行ったりして、またやればいい。
A 面白いゲームを始めちゃうと、1回終わるまでご飯とかお風呂に入れないから。やめられない人もいるから。楽しくて途中でやめるのが嫌だって。
Q『一回始めるとクリアするまでやめられなくなっちゃう。それだけ楽しいってことだよね。 ゲームの世界に入っちゃうってこと?』
A 何回やっても楽しいから、もう1回ってなる。つまんないゲームは1回やると飽きるからやらないけど。
Q じゃあ、なんでゲームをやってもいいと思う?
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A 週に2〜3回だったら、休む時間の方が多いからいいって考える人が多いはず。
Q『目が悪くならなくて、疲れなかったら、やってもいいと思う?』
Aやっていい! だって、目悪くならないし、目悪くならないから。
Q『ゲームのいいところを探してあげて』
A 好きなだけやったらやめられなくなるじゃん
Q 『ゲームやっていい場合は?』
A ない
A つまらないことをわざわざやることもないじゃん
Q『どう言うところが楽しいの?』
A なんとなく楽しい。
A 面白いところ。
A 敵を倒したりする
Q『どんな気持ちになる?』
A 嬉しい気持ち。あとゴールしたから次の面にいく。
A 進めたり、加速したり、アイディアを使って止めたりすることが楽しい。 嬉しい気持ち。面白い気持ち。
Q『怒ったりしない?』
A 何度も同じやつに倒されたら、むかつく。でもそいつを倒せた時は嬉しい。
Q『楽しいのに、なんでやってはいけないって言われる? 不思議だね、楽しいことなのに。』
A だって、課金とかするゲームとかある。 お金を使わなきゃ楽しめないゲームもある。
Q『他の人に言われたりする?』
A ない。でもたまにおばあちゃんに言われる。
Q 『じゃあお父さんもお母さんも心配してるのかな?目が悪くならなかったらやらせてくれるかな?』
A 確かに。
Q『ゲームについてもっとやりたいなって思ったら話してみたらいいかも。』
今日の感想
・次もこのテーマでやりたい! ・ゲームはなんでやっちゃいけないのか分からないけど、でも高校生とか大人とかやってもいいと思った。 ・ゲームがそんなに楽しいものなら、みゆくもどんなものかやってみようと思いました。
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みんなの希望で最後は恒例のコップタワーに!今日は協力して大きいタワーを作ることができました。
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chabatayuka · 5 months ago
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新年最初の部活動。
いろいろやること持っていったんだけど、今回も入れ替わり立ち替わり沢山の部員が来てくれたので色々教える日となりました。みんな元気につくっていて何よりです。
そう、今回は5歳部員がはじめて針穴に糸を通してもらうという作業をしました!5分くらいプルプルやっているのをじーっと待っていたのだけど、そろそろいいかなと思って声をかけたらやってくれとのことだったのでかわりに糸通ししました。たぶん5歳にとって針穴は細かすぎるのだろうな。もっと大きな糸と針なら通せるのかもな、とか色々考えてました。でも今回はプリキュアの衣装をつくる必要があるので、毛糸の針では無理なのだ。仕方ないね。目標のために必要なので、引き続き頑張ってもらおう!
5歳に縫い物って早すぎるのではと一瞬思う人もいると思うけど、モンテッソーリでは3歳くらいから縫い物のお仕事あったりして、手先の細かな作業は結構よろしい模様。私の家でも息子に5歳くらいからミシン使っていいよ〜と言っているのだけど、最近雑巾とかるんるん縫ってくれるし、それがかなり上手になってきてたりして、全然できるな〜と思う。
みずえ部員もがんばってピクニックシートを完成させて、すごいえらい!次回は袋も作っちゃうそうな。がんばれ〜!
はるか部員は安定のがんがんつくる系でどんどん決めて前に進んでいました。その決断力とバランスがすばらしいよ。
あやこ部員は今回何してたんだっけな、、、何も聞かれなかったので覚えてないのだけど、たぶんニットをものすごい勢いで編んでいた気がする。。
みか部員はシャツの前立てを仕上げ、襟付けできてた!衿つけるの難しいのにすごく綺麗に縫えてた!上達してるなぁ。すごいよ。
紋ちゃんのが一番難しくて、私は放り投げそうになりました。独自に端切れを縫い合わせて布を作り、できた布の形をそのまま生かしながらワンピースにしようとしている。。。。もうそれ立体裁断じゃんって感じで、私の対応可能圏外に行っていました。私がアドバイスできる部分は限られるけど、がんばれ〜!桜3丁目のゆみちゃんとかがいてくれると目から鱗な感じのアドバイスをもらえたりして楽しそうなことをしています。ゆみちゃんが来てくれた時は部員達がまだそこまでのことしてなかったのだけど、ほんと皆レベルアップしてるなって感じです最近。
という感じで、今年もみんなで楽しくソーイングしていけたらいいなと思います。きっと今年はたくさんM-1ジャケットが誕生する気がするな。
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<1/22ソーイング部レポート>
こんにちは!部長です。新年最初の部活はみんなでワイワイ! やっぱりたのしいなあ。今年もたのしんでやろう! 今月の完成は3つ! まずあやこ部員のねこパンツ。猫柄もすごいが上着のセーターも実はあやこ製なのだ、、すごい。すごすぎる。なんでもできるじゃん。 そしてここにも編み物部員が‥はるか部員のマフラー! 家族の分も編んだので3つ! お子用はアンパンマンに巻いてもらいました。かわいい。二人はこの日はそれぞれ型紙の切り出し。型紙切り出しはめんどくさい作業なので、部活という強制力の力を借りるのいいよね。がんばれるわ〜 次回の部活にはもう服になってたりして。二人の速度はすごいのである。 そして最近頑張ってきてくれてるみずえ部員のピクニックシート完成!さいしょゆか先生がつくってからみんながこぞって真似してつくったかわいいシートです。春はこれでお子に遠足にいっていただきたい。次回シート入れつくって真の完成だな!あとすこしがんばれ〜
他部員の今日の作業は、みか部員はシャツ! みか部員は丁寧にこつこつやっております。今回のシャツは柄物だねえ、仕上がりどんなになるかな?  プリキュアドレスをつくる5歳児部員はきょうはついにトップスとスカートが合体!やったねー これからいろいろドレスの飾りをつけてたのしくなるんじゃないかな。 この日は人生初の針に糸を通すチャレンジ。 この先の人生で幾度となくやることでもあるけど、人様のそういう初めてをみるの、部長は感動する。なんか、、うれしい。ソーイング部でものづくりすきになってほしいなあ。 部長は心の赴くままにハギレのコラージュワンピースをつくってます。いっちょまえにマネキンつかってますが、ソーイングビーでもみんなつかってるから、今回真似できてご満悦よ。こうやって楽しい真似からはいって、いつか自分のものづくりになればいい!とこころに言い聞かせております。 ゆか先生は相変わらずみんなにピュンピュン教え回ってくれました。いつもありがとうございます。
次回の部活は2/18! 新入部員まってるよ^^ みんなでたのしくソーイングしよーね!
いつも機嫌がいい部長より
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chabatayuka · 5 months ago
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「たき火会」(レポート後編)
日にち: 2024年11月30日 たき火会の場所:  奈良山園 たき火会の展示: 茅スタジオ(2024年12月13日〜16日「茅スタジオの文化祭」内にて) 料理長: 旅する料理人・三上奈緒 企画: 茅スタジオ 写真: 中村紋子 告知ページ: https://www.boustudio.com/takibi
たき火会イベントレポート前編はこちらから。
たき火会では、ひとりひとりが動かないと火もつかないし今日のごはんもできない。なので、皆で一生懸命働きます!
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さあやるよー!と声をかけると、即座に自分の仕事を見つけて行動し始めるのは圧倒的に子ども達です。 火の面倒を見るのがとにかく好きで、1日中火のお世話している子もいれば、ずっと包丁を握って何かを切ってたり調理したりと1日中料理している子も、どちらも行き来しながらやっている子もいます。
こちらから指示することはなく、たき火組と料理組に分かれていくのですがどちらかに集中することもなく自然と分散していくのが面白いです。
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こども達に共通しているのは自分の「やりたいこと」を見つけるのが圧倒的に早いこと。 自分の「好き」がすごくクリアに見えているのがこども達の力で、それってほんとすごいなぁといつも見ていて思います。 
しかし大人たちも負けてられません。 大人チームもたき火会のリピーターが増えてきたこともあり動きがとても早い! みんなでわいわいしながら、どんどんつくっていきます。
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今回のメインは「いちから作る、奈良山おでん」 そしておでんと言えば練り物!ということで、地元の魚屋さんにお願いして新鮮な魚を仕入れていただきました。 ひたすら魚をたたき、すり潰します。
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合間に細い竹を採取しに行ったのは、たたいた魚のすり身を竹にまきつけるため。
そう、それが「竹輪(ちくわ)」です! そっか、竹に巻くから「竹輪」って書くんだ〜!っていうのが非常に腑に落ちた今回でした。
きっと昔から竹に巻いてバウムクーヘンみたいにちくわ作ってたんだなぁ。いろんな太さの穴があったに違いない。
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ちくわはたき火でじっくり焼いてからおでんに投入です。
表面が焦げてるからって、中まで火が通ってないとだめだよ!ちゃんと自分で見て、触って感じて!となおちゃんの声が飛んできます。
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奈良山園の冬といえば大蔵大根、ということで大蔵大根もたっぷりに。里芋や古来種のかぶ、サボイキャベツなども入れた、地元野菜たっぷりのおでんが出来上がりました!
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おでんを取り分けてくれたのは、こどもおでん屋さん。
元気な男子たちがノリノリでねじり鉢巻をして「屋台のおやじ」を演じながらみんなに取り分けてくれました。
今回のたき火会では奈緒ちゃんに能登でのお話や、能登に通いながら考えたことも少しだけ語ってもらいました。
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去年1月1日に起きた能登半島での大地震。衝撃を受けながら自分にできることはなんだろうと心を痛めた方も多かったと思います。奈緒ちゃんは震災以降、折々に能登半島を訪れ、地元の高校で炊き出し活動をしたり、能登の現状を話す活動をされてきました。
たき火会自体が防災活動でもあるんだよ、と奈緒ちゃん。 自分で火を起こすことや、みんなで食材を捌いていき料理をつくることは炊き出し活動そのものだし、 もっと言うと、断水で使える水が限られる中でどうやって衛生を保ちながら調理していくかと考えることも必要になってくる。雨水や川の水をどうやったら飲める水にできるのか、石や砂利を使いながら自分でその仕組みを作ってしまったすごい人が能登にいたことも。
自分にできることをすること。これはたき火会で自分にできる仕事をすることと同じだし、自分の生きている場所で、顔の見える関係性をつくっていくこと。これもたき火会でやっていることと繋がるよね、と。そういうことがめぐりめぐって「防災」につながっていくんだということを伝えてくれました。
たき火会イベントレポート前編はこちらから。
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【たき火会ってなんだ?】
今いる場所、それぞれの立場や、持っている力の中でできることをする。つくる人たちと一緒に、思いっきり自分も「つくる」をすることが、それぞれの考えを深めることや、動くことのきっかけになっていくといい。動けば動くほどに楽しくて、おいしい会。それがたき火会です。
また今年もやれたらいいなと思ってます。ぜひ皆さん遊びに来てね!
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