Text
Talking about Stereotypes

Photo by little plant on Unsplash
いきなり宣言するが、これからは「〇〇らしさ」を手放した「自分らしさ」を大切に生きていくことにする。
「周りと違うのはいけないことだ」と感じた頃から、なんとか求められる役割を忠実に演じようと努力してきた。でも、疲れてしまった。
これからは、周りとの調和を図りつつ、自分の中の「小さな女の子」を大切にできるような「自分にとっての心地よさ」を追求していこうと決めたのだ。
常にモニタリングされているような息苦しさ。マイノリティであることによる劣等感と自己否定。どれも「他人の目を気にすること」に起因している。そんなに他人を気にしてどうするんだろう?そもそも、誰も私に興味なんかないだろう!と最近思うようになった。
だから無理して万人受けを狙うのではなく、自分の好きなようにしよう。好きなことが万人受けするならそれでもいいし、受けなくてもいいんじゃないかな。そこに「良い、悪い」はないのだから。

Photo by Victoriano Izquierdo on Unsplash
女性である筆者を例に取ると、そもそも「女性らしさ」「講師らしさ」ってなんだろうかとふと思ったので、思いつくままに列挙してみた。自分に当てはまる項目もあれば、そうでないところもある。
当てはまらない場合、どうすればいいんだろうね。一般的には「当てはまるように合わせるべきだ」となるはずだ。
今までは、自分の中の「小さな女の子」が苦手な部分をなんとかしようと、歯を食いしばってずっとがんばってきた。「これ以上もうできないよう」という彼女の苦痛で歪んだ顔が、今でも思い浮かぶ。
「小さな女の子」にはもう我慢なんかさせない。これからは彼女が少しでも楽にいられるよう、「自分らしさ」を大切にしていく。

Photo by Gabriel Brito on Unsplash
外見の話をしよう。上の写真は、中高生くらいの筆者のファッションそのもの。親の影響で、スポーツメーカーの服をよく着ていたし、とても気に入っていた。もちろんおめかしする機会はあるから、その時は思い切りフェミニンな装いを楽しむんだけれど、日頃はカジュアルでいいし、メイクもいらない。
でも日本ではいつどんな時も、身だしなみとしてメイクをして外見を整えるべきと言われるし、流行と人目を��識した装いも欠かせない。「自分のありたい姿」より「〇〇らしさ」を優先させる感じだろうか。
加えてライフスタイルの話をすれば、「母親らしさ」「女性らしさ」「理想の妻の条件」「アラサー/ アラフォー/ アラフィフらしさ」などが日々発信されており、真面目な我々は、生き方についても発信を参考にしながら「ああ、こうしなければならないのね」と忠実にマネをしようと、日々がんばっている。
当然筆者もそこに馴染まなければとがんばった一人だ。突出した力のない筆者は、力のある人の世界では生きていけない。なんとしてもマジョリティに所属しなければならないと思った。つまり、自分の「ありたい姿」ではなく、「〇〇らしさ」を優先させたのだ。
しかしながら、筆者はどうもうまくできない。自分の中の「小さな女の子」が最後の力を振り絞って反抗するのだ。「そんな生き方したくないよう。もっと自分に合った生き方があるはずだよう」という叫び声が聞こえてくる。「うるさいなぁ」と口を塞ぎながら、必死になって馴染もうとするけれど…。

Photo by Jakayla Toney on Unsplash
そんな筆者の気持ちや考え方をガラッと変えた人物をご紹介しよう。モヒカンとボーイッシュな装いがトレードマークの産婦人科医 高尾美穂先生だ。自分にとっての心地よさを追求した結果、現在の外見になったそうだ。
先生の公式サイトと、YouTubeで配信されているトークの中でも一番気に入っているものを添付しておきます。
youtube
「こんな生き方していいんだ!だったら私もやってみよう!!」と素直に思えたのは、久々かもしれない。「女性らしさ」「医者らしさ」「妻らしさ」など、すべての「〇〇らしさ」から解放されて、「自分らしさ」を大切に生きている。このタイプの人は珍しいかもなぁ。
女性としてのロールモデルって、だいたい「聡明で仕事もできるが美しい」のような、「メディアなどに植え付けられた女性らしさ」を全面に出したような人が多いよなぁって、疑問には感じていた。
その疑問を打ち破るような、斜め上からくる爽快感。私が目指すものって、このvibesかもしれないなぁと妙にスッキリとした。
メディアの発信する「〇〇らしさ」を意識したり他人と比較してしまえば、個性を失ってしまうことに気がつかなかった。個性を失うことは、自分を見失うこと。
私は、自分の気持ちや考えは価値のあるものだと思っている。それを表現できるのが外見だったり、こうした発信や仕事だったりするのだろうと理解している。たとえ不完全でも、周りと合わなくても、自信を持って感じたことをそのまま発信しようと思う。
Song of the Day
Robert Glasper Experiment "What Are We Doing (feat. Brandy)"
youtube
0 notes
Text
Not The Right Answer But A Good Answer

Photo by Armand Khoury on Unsplash
When it comes to teaching, my job isn't to give students the right answers, like short and effective ways to get better grades or pass the exams. Actually, there's not a right answer but there are options and my job is to help my students find the best way.
Many people believe everything has the right answer and teachers may already know it. If they follow their teachers' instructions or advice, they can't go wrong. It means people don't have to solve problems with trial and error by themselves. All they have to do is to just trust in their teachers.
Generally speaking, most of our achievements are based on grades during our formative years. Getting qualifications like EIKEN test, a qualification in practical English proficiency, is the best way to pass the high school entrance exam. That's why adults want their kids to study harder so as not to fail exams. Also, parents want their kids to get into prestigious schools to find the better jobs in the future.
Many students can have academic pressure and packed schedules. Some of them may wonder why they have to study harder and think it's kind of a waste of time.

Photo by MIGUEL GASCOJ on Unsplash
For kids, one of the scariest things is to take the first step in a scary place. I really know what they mean. In fact, they're not sure whether they can pass the exams even if they studied so hard.
As the older person, I've been just trying to seek out many options for myself and I'd happy to share the ideas to fix their fears. What's more, I'd like them to build their strengths in order to seek out a good answer for themselves, not for others.
"Faith is taking the first step even when you don't see the whole staircase." -- Dr. Martin Luther King

Photo by John T on Unsplash
Finally, I'd like to encourage students out there as a teacher.
All you have to do is to just take the first step without thinking. Don't look back, just look forward. You don't have to be afraid. It's going to be over and after that, you must gain your own strength and confidence before you know it.
That's mindfulness.
I'm sure you're doing a great job. Good luck! I got your back.

Photo by Bash Fish on Unsplash
長くなりますが、日本語で自分の仕事について少しお話ししようと思います。
2000年より英語講師として活動を始め、現在は自分で運営する英語教室と個別指導塾(生徒2名を同時に指導するコンセプトの小さな塾)で指導をしている。
指導を始めてから気になったことが、「指示待ち」の生徒の多さ。つまり生徒本人が差し迫って困っているわけではなく、講師から「成績を確実に伸ばせる魔法を教えてもらえるはず」と期待して親が送り込んでいるということ。個別指導塾で顕著にみられる。
結論から言えば、勉強でもなんでもそうだが、「望む結果を得るのに魔法はない」ということだ。理由は、人それぞれ異なる特性を持っているから。講師は経験に基づいて「自分にとってよかった」方法を生徒へ伝えることはできるが、その方法が必ずしも生徒に合うものとは限らないのだ。
教えられた方法をまず試す。それすらできない。「指導を受けることに満足している」生徒が多い。いつまでも結果が出なくて当然だ。

Photo by Denys Nevozhai on Unsplash
人は苦労せずに早く効果的に結果を出したがるものだし、実際にそれを求める保護者も多い。講師に従えば大丈夫、結果が出なければ講師の責任だとお考えの保護者もいる。
おそらく、親世代は「学校の言うとおりにしていれば大丈夫」という教育を受けてきた世代と思われる。あらかじめゴールは設定されており、人生設計を含めて自ら考える必要などない。
また、自分の望む進路ではなく、人から羨望される進路であったり、多くの人が属するコミュニティに所属することによる「安心感」で進路を選んでいる。そしてそのことに疑問を持たない。失敗することなく、安全な人生を送っているというところだろうか。
安心安全な人生を送らせたい。我が子の目の前に石ころが落ちていれば、目に触れる前に全て取り除く。行きたいところへ行く方法だって、親が全て入念に調べ上げ、我が子に細かく指示を出す。我が子が路頭に迷わないように。失敗しないように。
しかし社会に出れば、「答えのない問題」を自力でなんとかしなければならない。人は自分のことで精一杯。他人を助ける暇などない。そんな場合に必要な力は、学生時代に培っているはずの自力で困難に立ち向かえる力であり、例え望む結果が出なくとも、辛抱強く信じたことを貫ける力なのだ。
このことを伝えられる学生講師も少ない。なぜなら、彼らもまた、親に守られて失敗することなく大学生になっているから。(あくまで筆者の周りでの話である)

Photo by Raphaël LR on Unsplash
「この風景を見るまでは、何がなんでもあきらめない。」
光が差し込む風景を見るには、時間がかかる。一気に��上に出られるような「魔法」はない。屋上に辿り着く方法だってわからない。階段に灯る明かりは薄暗く、正直踏み入れるには勇気がいる。階段の上り方を教えることはできても、実際に薄暗い階段に足を踏み入れて上るのは、本人にしかできないのだ。
階段を上りきって澄み切った空を眺めるまでには、気力や体力だけではなく、問題解決能力や持久力も必要となる。各人の持つ力は異なるため、正解はないものの、各人にとっての「良い答え」は必ずあるし、選択肢だってたくさんある。
筆者はそのことを、日々の授業を通じて生徒たちへ伝えている。
Song of the Day
Tems "Burning"
youtube
0 notes
Text
Things That Make Me Smile

ここ数日体調不良が続いていたが、徐々に快方に向かっている。本当はのんびりしたかったけれど、所用のためやむをえず外出した。
無事に所用を済ませて帰ろうとすると、私の中の「小さな女の子」がつぶやいた。
「せっかく元気になってきたんだし、バラ園に行こうよ。綺麗なお花を、たくさん見たいな。」
「そうだね、ずっと我慢していたんだものね」と返事をして、早速バラ園に向かう。ピークは過ぎているかもしれないけれど、まだがんばっているお花がいくらかあるかもしれない…。都心のおしゃれな建物をきょろきょろと見回しながら、ワクワクする気持ちを抑えられない。
体調が悪ければそのまま帰ろうと思ってたんだけど、やっぱり実際のお花が見たい…。

着いたらバラの生き生きとした姿に、満面の笑みがこぼれてしまった。「小さな女の子」も大興奮!「ねぇ、このバラとってもいい香りがするよ!!こっちは香りがないけれど、とってもきれいね。嬉しい!」なんて大はしゃぎしながら、あちこち走り回る。
特に予定もないから、じっくりと周辺から回って鑑賞する。気がついたら、懸命にシャッターを切っていた。うまく撮れなくて、アングルを変えてみたり試行錯誤。光の加減も難しい。お花のいい表情を撮りたくて、同じ種類を何度も撮っている。「小さな女の子」も大張り切りで、あっちがいいとかこっちから撮ったらいいなんて、一丁前にアドバイスしてくれる。
特に難しいのが、赤いバラ。どうも赤だけが浮いてしまって、周りとの調和が取れていない気がするのだ。難しいけれど、とっても楽しい!バラが好きだから、少しでもいい表情で残したい。

ピンク色もさまざまで、淡いものから上の写真のように鮮やかなものまで、八重咲きだったり一重咲きだったりと個性豊か。名前も音楽をモチーフにしたものだったり、皇室ゆかりのものもある。一つひとつじっくりと眺めては、感じたことをメモする。
枯れかけでも、最後まで凛と美しく咲こうとする姿がたまらなく愛おしい。神様から与えられた寿命を全うするかの如く、ただ懸命に咲いている。
「私も、こんなふうに最後まで綺麗に咲いていたいな。誰かに褒められなくていいの。自分が納得できる姿で、最後まで咲いていたい。」
「小さな女の子」の呟きに、ハッとさせられた。

何周も公園を回るうちに、気がつくと清々しい気持ちで微笑んでいる。いつ訪れても元気をくれるお花たち。できるだけ何度も訪れて、いろんな表情をこれからも見守っていきたい。
私たちが鑑賞するそばで、せっせとバラの手入れをする庭師の姿が見えた。これだけの状態を保つのに、見えないところでのご苦労があるはず。思わず心の中で感謝の言葉をつぶやいた。
「いつもありがとうございます。近いうちに、また来ますね。」

帰り道には、いろんなお花屋さんを回った。「小さな女の子」のリクエストで、よい香りを放つバラを一本、連れて帰った。デスクに飾って眺めては、ニヤニヤしてしまう。
Song of the Day
Westlife "The Rose"
youtube
0 notes
Text
My Precious Friends
私の大切なお友達。いつも一緒に過ごしている。もちろん、寝る時も一緒。中には枕元でスタンバイして、私を守ってくれている子もいる。どの子にも思い入れがあって、お洗濯したり日に当てたりと、とても甲斐甲斐しく世話を焼いている。
朝起きたらみんなに「おはよう」と声をかけると、みんなとっても嬉しそうな表情を見せてくれる。一人ひとり名前を呼びながら、部屋の定位置へ移動する(写真の状態)。母が編んだ編みぐるみもいるし、スーパーの景品としてうちにやってきた子もいる。
ぬいぐるみなんて、小さな子しか持っちゃいけないと思い込んでいた。でも私の中の「小さな女の子」が、ある日もじもじしながらこう言った。
「本当はぬいぐるみ…大好きなの。一緒に寝てみない?」
まずは大きなくまのぬいぐるみ(濃いブラウンの子)と編みぐるみと一緒に寝てみた。抱きしめると、とっても心が落ち着く。
この心地よさと安心感、子どもだけが味わっていいなんて誰が決めたんだろう?

Photo by Satyabratasm on Unsplash
20歳のとき、イギリスにあるPeter Rabbit の故郷へ行った。実はPeter Rabbit が大好きで、嬉しくてグッズを大量に買い集めた。一部は人へお譲りしたけれど、本などは手元に残してある。
冒頭の写真の中のPeterは、日本で見つけて連れてきた子。イギリスで買わなかった後悔があって、見つけた時は即決。でも「大人がぬいぐるみを眺めるなんておかしい」と思い、何年も収納場所の奥へ押し込められたままだった。
くまのぬいぐるみも実は大好きで、気がついたら集まっていた。それらもPeterと一緒に押し込まれたまま。
「小さな女の子」の訴えをきっかけに、押し込まれた子たちを助け出した。中にはひどい状態になっている子も。申し訳ない気持ちになって、泣きべそかきながら洗濯して、形を整えた。「小さな女の子」もそばでわんわん泣いた。
「この子たち、みんな泣いてるよう。助けてあげてよ。かわいそうだよう…。」

Photo by Doug Morris on Unsplash
今やすっかり綺麗な状態になって、みんな誇らしげなお顔。今日もいつもの定位置で、私と一緒に部屋で過ごしたり、留守を守ってくれている。
私の大切な大切なお友達。いつまでも一緒に。
Song of the Day
Stevie Wonder "Ribbon In The Sky"
youtube
0 notes
Text
Regular Checkup

写真は、無事に定期健診を終えた後のご褒美。
多忙で前日昼2時半から絶食。夕方から喉の痛みが徐々にひどくなる。授業で5時間喋りっぱなしで喉は限界。だるい。
私の中の「小さな女の子」は空腹の中耐えてくれたんだけど、我慢できなくなって…。翌朝とうとう、わんわん泣き出してしまった。「お腹空いたよう、力が出ないよう」
なんとか宥めて、健診の間頑張ってもらった。途中私の方が空腹でめげそうになったんだけど、「小さな女の子」が「もう少しだから、頑張ろう!ほら、名前呼ばれてるよ」と励ましてくれる。

お気に入りのベーカリーカフェで、至福のひととき。「小さな女の子」はここの季節を感じられる店内ディスプレイを、いつも楽しみにしている。
「わぁ!すすきだぁ!!ろうそくも飾ってるよ」
と大はしゃぎ。ランチもとても美味しくて、すっかり機嫌もなおった。
Halloween が終わり、街は徐々にクリスマスのディスプレイに変わっていくのだろうな。秋らしい気候が今年は特に短いというから、今のうちに秋を堪能したいな。

金木犀の小さくて可愛らしいお花から、ほんのりと漂う秋の香り。
秋といえばこの曲。ただ、Bill Evansの気分じゃないのでこちらで。
Music of the Day
Chet Baker "Autumn Leaves"
youtube
0 notes
Text
I'm a Lazy Person ;)

Photo by Adrian Swancar on Unsplash
「風呂キャンセル界隈」という言葉、ご存じでしょうか?初めて教えてもらって、その界隈の人の主張を聞いて「わかる〜!」と叫んでしまったのは、何を隠そうこの私です。
なんのこと?と不思議に思われた方は、ネットで検索してみてください。
youtube
このshortsで界隈の人の言っている「風呂までが遠い」というのは、「心理的に遠く感じる」ってことなんですよね。私が共感したいのはまさにこの部分なんです。
今は、バスタイムの後の気持ちよさを知っているから、入浴は欠かせない。ただ、今でも夜遅くに帰宅すると、正直…スキップしたくはなる。

Photo by Jared Rice on Unsplash
入浴までの行程を考えてみると…けっこうありますよ。長い道のりだ…私にとっては。
帰宅する
手洗い、うがいをする
メイクを落とす(アイメイクとリップを落としてから全体)
服を脱ぐ
髪の汚れを落とす(お湯で汚れを流してから、シャンプーで洗う)
コンディショナーを櫛でとかしながらつける
体を洗う
お湯につかる
お風呂場の掃除をする
スキンケアとボディケアをする
髪を乾かす

Photo by Roberto Nickson on Unsplash
多くの人にとってはどうってことのないこれらの行程だが、私にとってはとんでもなく、エベレスト並みにハードルが高い。
「だったらどれか削ればいいじゃん?」と思われるでしょうが、皮膚が乾燥しがちなために���ディケアとスキンケアはスキップできない。風呂場の掃除だって、このチャンスを逃したら、きっと永遠に掃除しない。
このハードルの高さを「ひょい」と軽く越えられる秘訣ってあるのだろうか?
長年の試行錯誤の末の結論。動線を意識して全ての道具を配置し、「すべてが終わるまでは無になる」ことを意識するしかない。
それでなんとか、人並みに生活をしている。

Photo by Greg Pappas on Unsplash
この状態になるまでに、どれだけの行程を毎日こなしているか!lazyな人間にとっては、ここの写真の状態になるまでがめちゃくちゃ遠いんですよ…。
「無になること」以外の工夫としては、数年前からショートカットにした。髪を乾かしたり毎朝のセットの時間短縮と手間を省くため。「女性らしさの象徴であるロングヘア」など、この際どうでもいい。
きっと今夜も、「風呂キャンセル界隈」との闘いが繰り広げられるんだろうな。勝つのか?負けるのか?
「風呂キャンセル界隈」と毎日闘う私の同志たちに、この曲を捧げます。歌詞はうーん、男性側の意見ですが、一応仲間ってことで。
あともう一曲は、Halloween といえば、私の中ではこの曲。流行りの Sabrina Carpenter の曲を選ばないところを、どうかほめてください。
Song of the Day
Bruno Mars "The Lazy Song"
youtube
Ray Parker Jr. "Ghostbusters"
youtube
0 notes
Text
PINK: Color That Makes Me Feel Calm and Tender

最近自宅で飾っている小さな花束。綺麗で優しいお花本来のお色が、この写真ではうまく出ていないのが残念。
ランジェリーや部屋着も、気がつくとピンクを手に取っているなぁ。目に優しく、穏やかな色。優しくなれる色。商売道具である文房具だって、もちろんピンクが圧倒的に多い。
そうそう!飲んでいるお茶も、ピンクのピーチティー。薄いピンクのエレガントなマグカップに入れて楽しむのが、至福のひととき。ほんのり甘くて、とっても癒される。

Photo by Liligance on Unsplash
ピンクにもいろんな種類があって、フューシャピンクのような鮮やかなものもあれば、ベビーピンクのような淡いものもある。どれも好きだけど、今は淡い色のほうが好みかな。
気持ちがささくれ立っても、淡い色に囲まれていると、心が落ち着いて優しい気持ちになれる。自分に自信がないから、ピンクのおまじないをかけている。
毎回のカウンセリングでは、自分らしさを活かしつつ、周りと調和の取れる考え方を学んでいる。わかっていることだけれど、まだまだ道のりは遠いし、正直焦ってしまう。
その焦る気持ちを察してか、私の中の「小さな女の子」が励ましてくれる。
「毎日少しでもできているんだから、大丈夫よ!安心して」
そうだよね。今の私にできることを、無理なく自分のペースで進めていこう。大好きなピンクをお守りにして。
自分にも人にも優しくなりたいな。

Photo by Yuliia Barabash on Unsplash
ピンクといえば、"Legally Blonde"。淡い色ではなく、パキッと明るいピンクのイメージの、とっても大好きな映画。何度も繰り返し観てる。将来を案じて不安になった時、元気がほしい時に間違いのない作品。
ブランドファッションに身を固め、「女の幸せは、ステイタスある男性との結婚」と信じて疑わない主人公の Elle が、大学卒業を目前に控えたころ、上院議員を目指す恋人に突然フラれる。一念発起して彼が進学した Law School へ入学し、彼を見返すことを決意。そのうち勉強の楽しさを知り、彼のためではなく「自分のために」勉強を続けた結果、自力で欲しいものを勝ち取っていく。女性のための爽快なサクセスストーリー。
今回ご紹介する曲を聴いて「あ!懐かしい!!」と思っていただけたら嬉しい���す。映画のシーンも出てきますよ。
Song of the Day
Hoku "Perfect Day"
youtube
0 notes
Text
How to Relax Your Body and Mind

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash
テーマは「コリをほぐす」。これは身体だけではなく、心のコリもほぐしましょう、というご提案です。
頻繁にネガティブな考えが浮かんでくるし、他人のことを気にして考え続けることが多い。そんな思考のパターンに気がついて、「ぐるぐる思考」とあだ名をつけてみた。
この「ぐるぐる思考」が登場したら、「ああ来たね。いらっしゃい!」と温かく出迎える。そして深呼吸。最後に身体をほぐす。
そうすると、不思議なことに「ぐるぐる思考」が消えてしまうのだ!
この心地よさをたくさんの人に知ってもらいたくて、この記事を書いている。

Photo by Max van den Oetelaar on Unsplash
最近も「ぐるぐる思考」が続いて、なんだかしんどいな、疲れたなと感じていた。そんなとき、私の中の「小さな女の子」が突然泣き出したのだ。戸惑いつつも話を聞いてみると、ある出来事を思い出して不安が膨らみ、怖くなったのだという。
その日はカウンセリング。このエピソードを話してスッキリしたつもりが、なかなか眠れなかった。それどころか、次々と不安なことを考えだし、目が冴える始末。その夜は寝るのを諦めてしまった。
翌日、「小さな女の子」がこう言った。
「ねぇ、身体全体がガチガチだし、どうも息苦しいんだけど。なんとかならない?」
たしかに言われてみればそうかも…。昔から身体の感覚、鈍かったもんなぁ。気がつかなかった!

Photo by Angelina Sarycheva on Unsplash
別室に移り、ろうそくに火を灯してアロマオイルを準備。次に音声ガイドを設定してまずは瞑想。ボディスキャンしながら、どのあたりが凝っているかを丁寧に確認していく。「小さな女の子」が「ねぇ、この辺りじゃない?」なんてアシストしてくれるから、心強い。
終わったら、凝っている部位を中心にしたヨガを行う。呼吸はふだんよりも丁寧に。気になる部分をじっくりと伸ばす。あまりにも凝りがひどい肩まわりや太もも、お尻はフォームローラーを使ってほぐしておしまい!
あら不思議!身体も心もほぐれて、呼吸も深くなった。それと同時に、不安な気持ちもどこかえ消えていった…。

Photo by Katee Lue on Unsplash
ところで、この「ぐるぐる思考」が登場する原因を考えてみた。あくまで自分の場合、ということで。
⒈ 過去の経験やトラウマの影響(同じような状況を避けようとするために、過剰に考え込んでしまう)
⒉ 完璧主義や自己評価の低さ(失敗や他人の評価が気になり、ぐるぐると考え続けてしまう)
⒊ ストレスや不安の高まり
⒈ ってもう済んだことなので、どんなに考え込んでも変えられないんだよね。でも、心に深く残っているから、定期的に現れるのは仕方がない。だったら、温かい気持ちで「いらっしゃい!」と迎えてあげる。心にどどまることを許してあげればいいかな?なんて思った。
⒉ は、カウンセラーによると「意外と私、頑張ってるかも!」と思える「訓練」をした方がいいらしい。寝る前に3つ、良かったことを記録して見返すようにしている。
⒊ これも⒈ と同じ��なぁ。だってストレスを感じたり、不安な気持ちが浮かぶのは自然なことだからしょうがないよね。だったら「いらっしゃい!」って迎えてあげて、しばらくいてもらってもいいんじゃない?
渦中にいると、なかなか思考のパターンに気づくのは難しいもの。そんな時はぜひ、試してみてくださいね。
My Favorite Videos
youtube
youtube
0 notes
Text
Peaceful Days

Photo by Jeffery Erhunse on Unsplash
穏やかに一日が終わる
私のささやかな目標
毎晩 3つの良かったことを記録して
私の中の「小さな女の子」とともに喜び合うと
幸せな気持ちで満たされてよく眠れる

Photo by Uta Scholl on Unsplash
つい最近までは 毎晩 一人反省会をしては
できなかったことを思い浮かべていたなぁ
落ち込んで 時には人知れず泣いては
「まだまだダメだ もっとできたはず」と
毎日毎日 自分を責めていてつらかった

Photo by Daniel Andrade on Unsplash
私の中に「小さな女の子」の存在を認めた日から
彼女の話をじっくりと聞く時間を設けた
徐々に 一人反省会の習慣がなくなっていく
良かったことを二人で喜び合い
置かれた環境と周りの人々に感謝する
そんな日々の繰り返しを練習しているところだ

Photo by Nadya Shuran on Unsplash
Song of the Day
Derrick Hodge "From Me To You"
youtube
0 notes
Text
Let Your Voice Be Heard.

Photo by Etienne Girardet on Unsplash
勤務先の塾では、月に1度講師だけのミーティングが行われる。もはや形骸化しているのだけれどね。
承認欲求が強く、自己主張の激しい私は、今までなら間違いなく「私の話を聞け!」という姿勢で参加したと思う。でもここで採用されて周りをよく観察すると、生徒たちと同様、大学生たちも自分たちの話を聞いてもらいたがってるように感じたのだ。
私の役割は、次世代のサポートをすること。大学生講師の中でただ一人、大人が採用されているのはそういうことだろう。求められない限り、裏方に徹したくなった。
そうは言っても元が「私が!私が!!」としゃしゃり出るタイプ。しかも、先日のミーティングのお題が「自分のことを語る」。「ひょっとしたら自分の番で色々聞かれるかな?」と、少しだけ準備をしてから参加した。

Photo by Dylan Gillis on Unsplash
いざ始まると、ある講師の面白い「自己紹介」に釘付け。私も興味を持って聞かせてもらい、気になることはどんどん質問した。意見を求められたら答えて、他の講師に順番がま���るとじっくりとお話を聞いて。「面白そうなことを勉強しているんだね。将来どんなことがしたい?」自然に質問している自分がいた。
あいにく私のことは、誰からも聞かれなかった。つまり、準備は無駄に終わったことになる。でも気分は晴れやか。とても楽しいミーティングだった。他の講師たちのことも、機会があれば個人的に聞いてみたいな。

Photo by Aleksandar Andreev on Unsplash
自己顕示欲の強い、他人にさほど興味がなかった私。それが不思議なことに塾で勤務を始めてからは、生徒や同僚講師に興味を持てるようになった。正直この変化に驚いている。もちろん、生徒の話に興味を持って傾聴するのは仕事のうちなので意識するけれど、以前の私なら間違いなく同僚に関心はなかったと思う。
若い世代は、私の世代の人間よりも現実的。それでも「本当は他にしてみたいことがあるんです」と打ち明けてくれることも。彼らだって誰かに、特に大人に不安を打ち明けたいし、相談に乗ってほしがっているのだろうな。

Photo by Falaq Lazuardi on Unsplash
私の自己顕示欲は、幸い職場ではすっかりなりを潜めてしまっている。そのおかげか、同僚から好意的に受け入れられているようだ。勤務を始めて2年が経ち、人間関係の悩みや学校のこと、将来のことなど、さまざまな話を聞かせてもらう機会も増えてきた。
ただ黙って話を聞く。そして受け止める。それだけで彼らの表情が明るくなっていく。「また聞いてくださいね!」と言ってくれると、心が温かくなるし、自分の話を聞いてもらうよりも嬉しくなる。
これからもたくさん聞かせてほしい。
Song of the Day
Beyoncé "Listen"
youtube
0 notes
Text
Ideal vs Reality

Photo by Christopher Campbell on Unsplash
女性の憧れの職業ってなんだろう?調べてみると「モデル、アナウンサー、秘書、CA、受付、広報、アシスタント職」など。
今思えば、明らかに私らしくない素質を求められてるってわかるんだけどね。でもなれると間違いなく、見初められて早く結婚できるんだから、人生楽勝じゃん!そう思った私は、アシスタント職を目指すことにした。
社会人になってからも「相手の意向を汲み取って動ける、従順な女性」「万人受けするような女性」に少しでも近づけるよう、空回りしながらも自分なりに努力はしてたんだよ。もしも近づけたら、私にも「白馬の王子様」が迎えにきてくれるんじゃないかって。そんなことを夢見てたんだよね。

Photo by Dane Deaner on Unsplash
明らかに自分に合わないところにいるのって、心を限界にまですり減らすんだね。どんなに頑張っても、絶対手に届かない。わかっているのに認められなくて。
体を壊してドクターストップがかかった時、何も考えられないくらいに、抜け殻になっていた。
それなのに、療養中は憧れの生活を送る人たちの様子を眺めては、嫉妬ばかり。険しく醜い表情で、スクリーンを一日中眺めていると、自分が惨めに思えてくる。
完全に自分を見失っている状態。「私、いったい何がしたいんだろう。」そんな不安でいっぱいだった。

Photo by Nathan Riley on Unsplash
ひょんなことから「講師」になって、はや4年。自分の特性や得意分野を活かして、多くの人から喜ばれるこの仕事が大好きだ。だんだんと将来のビジョンが見えてきて、不安も減った。現状難しそうでも、日々の積み重ねでなんとかなるだろう、なんて思っている。
私の仕事は、華やかな外見もいらないし、万人受けする必要もない。むしろ、個性がなければ生き残れないのではないだろうか。日々自分を鍛錬しなければならないし、世の中の動向や生徒/ 保護者のニーズも押さえておかなければならない。創意工夫が必要な仕事だ。
自宅からのオンラインでの指導、塾に出向いての対面の授業とハイブリッドで働いている。自分の実績が正当に評価され、生き生きとしているなって自分でも思う。やっとここまで来られたなぁ。信じられなくて、たまに涙が出そうになる。

Photo by Clay Banks on Unsplash
もともと医師や弁護士などの専門職に憧れていた。責任ある立場なのはもちろんのこと、自分ではなく、業績に注目が集まる点がかっこいい。
それなのに、ある意味「女」を武器にしたような、真逆な生き方を目指してしんどかったなぁ。私の中の「小さな女の子」の「どこ行くの?そっちじゃないよう…」とすすり泣く声が聞こえるたびに、耳を塞いで聞こえないふりをして。道に迷い込んでは落ち込むの、わかってたのに、やめられなかった。
「講師」になったことをきっかけに、かつての「憧れの女性像」を手放そうと思った。少しずつ、「小さな女の子」の声を聞きながら、彼女と一緒に、自分の本当の望みを叶える旅に出る。

Photo by Alice Triquet on Unsplash
時々「小さな女の子」は大きな声で泣く。「つらい。苦しい。本当はこんなことしたくないのに…」つらかった頃を思い出すのかなぁ。
今夜もきっと、「小さな女の子」は泣き叫ぶだろう。その度に私は、彼女の頭を優しく撫でながら、こんなふうに声をかけようと思う。
「長い間、ずっとがまんしてきたんだね。もう大丈夫。心配いらないよ。」
もうひとりなんかじゃない。私には「小さな女の子」がいる。一緒にがんばろう!

Photo by Claudio Schwarz on Unsplash
Song of the Day
India.Arie "Worthy"
youtube
0 notes
Text
Drawing Boundaries -Vol.1-

Photo by Edz Norton on Unsplash
昔から人との距離感がわからない。どこまで話せるのか?信頼できるのか?ちょうどいい塩梅というものが、まるでわからない。
学生時代から突然絶交されることが多くて、今も交流できているのは距離が離れていて滅多に会わない友達や元同僚くらいだ。
うつ病で療養に入った頃に、「距離感」や「境界線」という言葉を知った。今回は人間関係における「距離感」と「境界線」について、勤務先の塾の生徒さんとの関わりを例に挙げていこう(注意:個人が特定されないようにします)。

Photo by Alexis Brown on Unsplash
気になる生徒がいる。将来の夢だけでなく、毎回学習範囲がコロコロと変わる。自ら「自己肯定感が高く、毎日楽しい」というわりに、表情がどこか自信なさげなのが印象的な生徒だ。
先日指導内容を見直していると、代講の講師が全く違う内容の指導を行なっている。本人に確認すると、親に言われて勉強内容を変えることにしたという。
短期間でコロコロと意見が変わるし、勉強内容も変える。だから、1つのテーマを最後までやり遂げたことがない。テストの結果に一喜一憂する彼女の成績は、クラス下位が定位置。

Photo by Scott Graham on Unsplash
「周りの反応が気になるんです。みんなに認められたくて。」
力なく話す様子が、どことなく昔の自分と似ているな…。
心配になって時折、授業時間の大半を使って話を聞いた。そのうち、授業や宿題内容にもさら工夫を凝らすようになった。時には、授業後に時間をとり、相談に乗ることもあった。
「あなたはどうしたい?」
その場では「意志を固く、がんばろう」と思うようだが、次の授業では結局元通り。なんとかしてあげたくて、どんどん彼女にのめり込んでしまった。でも、何かがおかしい。
そのうち私のアドバイスを、彼女はほとんど実行していないことに気がついた。
私の話、彼女には響いていないのね…。その事実に、なんだか悲しくなった。それに対して、私の負担は増える一方。自分の時間を犠牲にしてまで、彼女のために教材を別で準備し、興味を引くような学校を探し…。
ある日、自分の中の「小さな女の子」がつぶやいた。
「あの子、自分に自信がなくて完全に迷子ね。素直に行動できないくらいに視野が狭くなってるの、わかるでしょう?もういいんじゃない?今までよく頑張ったね!」
こうして私は、すがる彼女の手をふり払い、自分を守ることにした。

Photo by Alex jiang on Unsplash
どんなに心を尽くしても、届かない人もいる。それに、私の時間や能力にも限りがある。その事実を、潔く認めて受け入れよう。これからは彼女のために使っていた時間を、自分のために使おう。
どの生徒にも思い入れはあるし、できるだけ皆に満足してもらいたいとも思っている。だけど感情移入しすぎると、自分を犠牲にすることになってしまうんだね。
学生時代、4年間家庭教師と塾のバイトをしていた。燃え尽きたような気分になったことを、今でも覚えている。「二度と教える仕事なんかするもんか」と思うくらいに。
その理由が、やっとわかった。なんだかほっとしている。
少し先に、うっすらと光が差し込むのが見えた。
Song of the Day
Green Day "Burnout"
youtube
0 notes
Text
I'm not alone.

Photo by Womanizer Toys on Unsplash
先日、4年ぶりにジムへ行った。初めてのヨガのレッスン。いろんな人が集まって、先生の指示通りに体を動かす。今まで1人で動画を見ながら練習してきたけれど、先生の動きを生で確認できること、同じように練習する仲間がいることが、どれだけ心強かったことか。
でも鏡に映る自分の姿を「醜い」と思った。上半身に比べ、太い脚が目立つ自分の体が嫌い。先生のスラリと引き締まった体型と比べて落ち込んでしまった。「だめだ、もっと脚のトレーニングをしなきゃ」と。

Photo by Gabor Kozmon on Unsplash
日本のジムでよく見かける光景が、レッスンで仲良くなってグループが出来上がっていること。それはとても閉鎖的で、まるで学生時代の女子グループのよう。お土産のやり取りや噂話などで盛り上がる様子を横目に、そそくさと部屋を後にした。
気がつくと、涙がこぼれていた。ああ、私はひとりぼっちなんだと。

Photo by Maryjoy Caballero on Unsplash
そんな時、私の中の「小さな女の子」が優しく声をかけてきた。
「あの人たちのお話って面白いかしら?私にはそう思えないんだけど、あなたも同じ気持ちでしょう?だったら無理に加わらなくていいんじゃない?」
たしかにそうかも。いくら寂しいからって、無理に仲間にならなくても大丈夫よね。
そう思いながら、「小さな女の子」の存在を感じてそっと、左胸に手を当てて深呼吸した。
「それにね、毎日少しずつ運動しているだけでもすごいんだよ?今のままで素晴らしいって、トレーナーからも褒められたじゃない!」
「小さな女の子」の励ましの声が、さらに心に温かく響く。
こんなふうに「まだダメだ、もっともっと」と、知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまっているのかも。カウンセラーからも言われたな、と思い出す。ああ、こういうことね。
しばらくはこんな感じで、ちょっとしたことで心が大きく動かされることが続きそう。でも、よくがんばった。

Photo by nisfal desmianda on Unsplash
「ご褒美に美味しいカプチーノ飲まない?」
「小さな女の子」が囁くので、コーヒーショップでご褒美を堪能。彼女の「美味しい!」という明るい声が、胸の中で響く。
その日は、私にとって大切な日となった。「小さな女の子」と2人で乗り切れた、そんな記念日。
「いろんな人と一緒に体を動かせて、楽しかったね!」
弾む声で帰路に着いた。
Song of the Day
Ronny Jordan "I See You"
youtube
0 notes
Text
Doing My Nails at Home

Photo by Laura Chouette on Unsplash
指先や爪先が整っていて美しい人に憧れがあった。大学生になって真っ先に挑戦したのが、マニキュアとペディキュアを施すこと。この習慣は現在に至るまで続けている。
はじめは見よう見まね。アメリカで「ネイルサロン」なるものを知り、お手入れの現場を見たことで、自分もしてもらいたくなった。30代半ば、定期的にサロンに通っていたことも。
そのうち、自分でも気軽に施したくなった。マニキュアリストにアドバイスをいただきながら道具を揃え、施術中質問攻めにした。教えていただいたことを踏まえ、本も買って練習した。
そんなわけで、今は基本的にお手入れは自分でやっている。

Photo by Konstantin Shmatov on Unsplash
基本的に指先は一色塗り、ベージュや赤。たまに先端にラメを散らす。デザインはせいぜいフレンチネイルまで。
爪先はほぼ年中赤にしている。自分が女であることを、思い起こさせてくれる色だから。
人に見せるためではない。最低限の身だしなみ。自分への慈しみ。週に一度、好きな映画を見ながら時間を忘れて、お手入れしている。
気分にむらがあると、仕上がりにもむらが出る。だから、ひとつの工程を焦らず丁寧に仕上げていく。それを着実に繰り返せば、美しく整った指先や爪先に仕上がる。
そして、焦りは禁物。焦っても良いことはない。そんなことも教えてくれる、大切な時間。

Photo by Alexander Grey on Unsplash
映画を見ながら、なんて書いたけれど、実際は目の前の自分の体に集中しているから、ほとんど内容は入ってこない。心地よい音と映像をBGMに、爪の状態や皮膚の状態、手足の柔らかさを確認。
「疲れているのだな」「潤っていて調子がよさそう」なんて、まるで自分と対話しているみたい。体の声に耳を傾けながら、甘皮の処理をし、お手入れをしていく。
これって、何かに似ているかも…。
そう、マインドフルネス。

Photo by Billie on Unsplash
いつも思うことがある。
飾らない「素」の状態が、その人にとっての「最も美しい姿」ってこと。そこに個性が宿ることに、一体どれだけの人が気づいているのだろう。
Song of the Day
India.Arie "Video"
youtube
0 notes
Text
Enjoying Mindful Moments

Photo by Levi XU on Unsplash
Sometimes getting overwhelmed and stuck, I take a deep breath and gaze out the window without thinking, like being in la la land. Then I gradually start to feel grateful and can find my own happiness.
Living in the moment.
That’s MINDFULNESS.
Of course I know the word, but I haven’t figured it out for a long time. In fact, I thought I had nothing to be proud of and couldn’t accept myself. In other word, it’s so difficult for me to embrace who I am so far.
I know it would take a long time to do so, but never give up. Just practice.
Period.
Song of the Day
Art of Noise “Moments in Love”
youtube
0 notes
Text
Comparison Is The Thief of Joy.

Photo by Amauri Mejía on Unsplash
月に2回、ヨガのオンラインレッスンを受けている。チャットではポーズに関する質問が多数寄せられ、いつも回答に耳をそばだてながらポーズの確認をとる。他にもヨガに関する心温まるエピソードや、不調が改善されたなどの嬉しいメッセージを聴くのも楽しみのひとつで、まるで自分が励まされているような感覚を覚える。
参加者の中には、日本語がほんの少ししかわからない人や、メンタルに不調を抱えている人、運動習慣をつけたい人など、いろんな人たちが世界中から「ヨガ」を共通項に集まっている。顔は見えなくとも、「ヨガ」を通した不思議な出会いと温かいつながりのおかげで、参加し始めてもう2年になる。
ヨガをしたことがない人たちも、インストラクターの説明を聞きながら一生懸命ポーズをとっているんだな、それぞれの環境でがんばっているんだな、なんて思うと、不思議と笑みが溢れるのだ。

Photo by Maryjoy Caballero on Unsplash
Nike Training Club のアプリを利用してヨガを始めたのが、約6年前。はじめは、ただ体が伸びる心地よさと、心が洗われるような不思議な感覚が嬉しくて続けていた。もちろん、インストラクターと全く同じポーズは取れない。それでもあまり気にならなかった。というより、よくわからないままなんとなく「あ、ヨガのレッスンだ。やってみるか!」程度の軽い気持ちだった。
徐々に「他のインストラクターのヨガレッスンってどんな感じかな?」と興味が湧いて、Popsugar Fitness で 30分の Restorative Yoga を試してみる。ヨガの種類も全くわからないまま、感覚で楽しんでいた。
そのうち、ヨガに様々な種類があることを知り、YouTube でいろんな動画を探すようになった。10〜15分程度の動画ではだんだん物足りなくなり、30分、長いもので1時間近くの動画にトライすることもあった。柔軟性も高まり、だんだん楽しくなっていった。

Photo by GMB Fitness on Unsplash
ここ2年ほどの話。仕事量が増えたこともあり、時間的にも心理的にも運動をする余裕がなくなってきた。10分程度のヨガを細々と続けていたのに、ある日ふと思った。
「10分程度しかできないなんてダメ!せめて20分はやらないと…」
それからは無理して早起きするようになった。睡眠時間を削ってまで、ヨガの時間をとった。瞑想もした。
そこからさらに、こんな考えが頭をもたげるようになる。
「長く続けているのに、インストラクターと同じポーズが取れないなんて失格。もっと練習しなきゃ!」
柔軟性を高めるストレッチや筋膜リリースも取り入れ、毎日必死にヨガに取り組むようになった。
「こんなのじゃダメ!もっともっと!!」

Photo by Shashi Chaturvedula on Unsplash
今思うと、インストラクターと自分とを比べて落ち込んでいたんだろうな。「こんな自分じゃダメ」って、否定しては「もっともっと!!」と自分を追い立て、限界まで追い込んでしまった。
楽しいはずのヨガなのに。誰から咎められたわけでもないのに、自分でダメ���ししていることに驚いた。気がつかなかった。カウンセリングで指摘されていなければと思うと、ゾッとする。
そういえば 9月ごろから、5,6分のヨガですら億劫になってた。昔はどんなに調子が悪くても、ヨガをすれば元気になっていたのに…
少しずつ初心にかえって、まずは楽しもう。インストラクターと同じでなくていいじゃない!柔軟性もポーズも個性。ポイントを掴んでいれば、効果を感じていれ��それでOK!!
「自分を認めて受け入れる」って、難しいな。
Song of the Day
SZA, Justin Timberlake "The Other Side"
0 notes
Text
Trying to Get Back on Track -Vol.5-

Photo by Annie Spratt on Unsplash
それでは、「自分自身をもっと理解し、受け入れられるようになれば、自分らしい生き方を見つけられる」とはどういうことだろうか?
まず、これはひとえに「自分を優先させる」に尽きるだろう。何をするにしても、人の反応ではなく、自分がどう思うかに焦点を当てるということ。
そのためには、「好きなもの」「得意なこと」を中心に自分のことを少しずつ深掘りする、という過程が必要になる。
カウンセラーからの課題に「自分の価値を再確認する作業」がある。過去に自分が達成したことや、自分の強みを思い出して書き出す作業だ。これは強い承認欲求と、それに伴う不安を和らげる方法の一つだ。お気にりの Paddington Bear のノートに書いていこう。
他にも、日常の中で自分を褒める習慣を勧められた。これは、カウンセラーに「自分自身を認めることが難しく、常に何かに追い立てられている気がする」と話したことから勧められた方法。私は手帳に「今日の良かったことを3つ」書く習慣をつけることにした。

Photo by Hannah Olinger on Unsplash
始めてからまだまもないのだが、とても大切なことに気がついた。
私には、そのままの私を愛してくれる人たちがいたということ。そして紛れもなく母は、そのままの私を認め、深く愛してくれているということ。
自分を見失ってだんだん視野がぼやけて狭くなっていたから、本当に大切なことを見落としてしまっていたんだね。
そのことに気がついて、ノートに涙をポタポタ落としながら声を上げて泣いた。そのままの私を愛してくれている人たちを大切にしなければと、決意を新たにした瞬間だった。

Photo by Shoeib Abolhassani on Unsplash
いろんなことがあり、「自分には価値がないのだから、人から完璧だと思われるように努力しなければならない」と思うようになった。だから人と比較しては落ち込み、妬んだり、認めてくれない人を攻撃する、なんてことになるんだね。そんなことをしていたら、心を擦り減らすと同時に、周りともうまくいかなくなってしまうよ…。
そうならないためには、自分自身で「よくやってるじゃない!」と認めてあげないと。完璧じゃなくていいから、少しずつ前進している自分を、毎日の振り返りを通して認める。
つまり、人に頼ったり認めてもらうのではなく、「自己管理できているのか」をひとりの時間で確認して褒めるのだ。うまくいかなかったことは、また明日がんばればいいのだから。
周りと比較するのではなく、自分のペースで進むことを意識して、少しずつ焦りやプレッシャーを和らげていこう。
合わないコミュニティーで長年がんばってきた自分を労い、感じてきた孤独や寂しさを少しずつ解消しよう。そのためには、私の中の「小さな女の子」の声をよく聞いて、少しずつ自分の気持ちや望みを自分で叶えてあげなきゃね。
今度こそ、本来の自分の姿を取り戻したい。長い旅路は、始まったばかりだ。
そしていつかその旅路を終える時が来たら、そのままの私を認め、愛してくれている人たちへお礼を言いたい。「心配かけてごめんね。もう大丈夫だよ。待っててくれて、ありがとう」って。

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash
さて、長らく続いた「自分を取り戻す」話。これは私の決意表明である。わざわざネットで公開したのは、「自戒を込めて」というのもあるが、それだけではない。
どうせなら、自分の好きなフォーマットで美しくした状態で、自分を取り戻す旅路を振り返りたかったのだ。
パンドラの箱を開けるのが怖くて、私の中の「小さな女の子」の叫びをずっと無視してきた。誰かが言ってたな「女はいつだってプリンセス」って。
だったら私が、これからは「小さな女の子」をプリンセスとして丁重に扱わないとね!今までつらい思いをさせた分、誠実に彼女と向き合う時間を取りたいと思っている。
このブログサービスを利用して���る時点で、誰にも読まれないという自信はあるので(笑)、今後も思いつくまま自由に書いていきたい。
「小さな女の子」へ。
もう大丈夫だよ。長い間待たせてごめんね。少しずつ、明るい場所へ…。
0 notes