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良いと悪い
音楽ショーを観て、良かった、良くなかった、とよく言う。便利だけどある意味かなり乱暴な言葉でもある。
良かったのは、好みだったからか?クオリティが高かったからか。自分の理解できる音だったからか。
良くなかったのは、好みでなかったからか?理解できるけどクオリティが低いと感じたのか?自分の理解の範囲外だったからか。
実際、新しい、と思ってきたことの殆どは、自分にとって新しい、という意だと思う。
良い悪いにおいての、趣味趣向とクオリティの混同。
新しいかどうかにおいての、自分の未知と音楽史的新しさの混同。
感想を語る上で、少なくともこれらが混ざり合ってるから、何かを語っているようで、ほとんど何も語っていないのではないか。
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新しい音体験
ある程度知ってるものが増えてきて期待は高まる一方で期待を超えた音体験をする事が減ってきた気がする。
今まではある意味、初期衝動に頼ったような音との接し方をしてたのかもしれないと思って、鑑賞姿勢を少し変えないといけないのかもと思った。
あるアーティストのショー(gig, DJ,演奏)に期待をし、期待を超えないと落胆する。最近それが多くなってきた。正確に言えば、その時の鑑賞者のコンディションにも左右されるから、絶対的な評価は難しいのだけれど。
違いが分かるということは、何が良いのか、何が新しいのか(少なくとも自分にとって)を感じられるということだと思ってきた。 違いが分からないと鑑賞の深みも出ないし、おもしろくないと思って、自分の中での音の語彙を増やしながら鑑賞してきたつもりである。
それが今、自分の中の語彙である程度の音は想像できてしまう状態になってしまったのだと思う。ある意味、知らない、という状態は知ることを楽しめる、知らないことで興奮できる、という贅沢な状態でもあるのかもしれない。
違いを知るために増やした語彙が自分の中で飽和してきて、”新しい”に興奮できなくなったというジレンマ?
語彙が少なかった時にはできなかった捉え方ができる、という意味では今の状態もポジティブではある。
けれど、やっぱり未知(と自分が思うこと)に興奮したいな。
切ない。
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ふらっと白いワンピースと麦わら帽子、海
なんだか好きな作家のエッセイを寝る前のクールダウンに読み始めたら、自分もそんな、ふわっとした、意味があるようなないような、ともすれば痛々しさすら残ってしまうような、記録?というか言葉を書いてみたくなった。
ので、書いている(もう寝ないと)。
何を書こう、書��たい、というか頭の中には、答えを出したくて考えたがっていることやら、しなくてはならない、と訴えかけてくることやら沢山あってキリがないから、一番強いのをさらってみる?
来週のお盆の真っ最中にライブ出演に誘って頂いて、これはもう、人から納期的なものをもらえるだけでも貴重な、世の中に存在できてないような初歩の表現者からすると大変ありがたく、憧れの天才?の年齢を気にすると、自分にはもう後がないことやら、そんなこんなで、いま全力をかけないでどうする?と常に気が張っている(そんなだから絶望が近いのだ、分かっている)。
中略
過去の自分の仕事が身を結び?本番一週間前には仕込み準備が結構思いのほか済んでしまった。だが、ここで油断してはいけない、さらなる成長の機会なのだ、無駄にするな(こういうのがある意味よろしくない、自己スパルタ)。
心地いいこともあるけれど、それ以外のことについてのストレスがものすごい。
おいしいもの食べたい。
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ヴァイナルマスタリングには、デジタルマスタリングでは必ずしも用いられないテクニックなどがあるのでしょうか? その質問は2つに分けて回答するよ。少し時間がかかるけど、この場を借りて、ヴァイナルマスタリングの2つの重要なポイントについて、みんなのために説明しよう。いつもこの質問をされるからね。 ヴァイナルマスタリングは、デジタルマスタリングよりも筋道を立てて考える必要があるんだ。2つの重要なポイントについて話すと、ひとつは片面に収録する分数で、もうひとつは片面の最後に入れるトラックだ。 まず分数については、基本的にヴァイナルに収録する音楽の尺は短い方が良い。音量の大きさは片面に収録する分数に影響を受けるんだ。片面に長い分数、たとえば、24分の音楽を片面に収録するなら、その長さのレコードの溝(グルーヴ)を物理的に片面に収めるために音量を下げる必要が出てくる。全ての溝を盤面に刻みつけるためには、溝の間隔を狭める必要がある。そして、その唯一の解決策が音量を下げることなんだ。細くて浅い溝にすることで、全ての溝を片面に刻みつけて、その分数を片面に詰め込む。 ラウドな12インチの尺が短いのには理由があるのさ。ラウドな12インチの長さは、6分から8分、10分ってところだ。なぜなら、ラウドにするには、太くて深い溝を刻む必要があるからさ。スペースが必要なんだ。だから、長尺でラウドなレコードっていうのは実現不可能なんだよ。 次に2つ目のポイント、片面の最後に入れるトラックについてだけど、これはカッティングのたびに頭を悩ませるところだ。実は、ヴァイナルで一番厄介なのは、片面の端から端までのサウンドクオリティが均一ではないってことなんだ。外側の方がサウンドクオリティは高い。片面の出だしの部分だね。そのあとは、内側に進むにつれてどんどん劣化していくんだよ。実際、内側の最後の2cmほどは… 申し訳ないんだけど、サウンドクオリティが本当に酷いんだ。 だから、可能なら、この部分には音楽を入れない方が良いね。なぜなら、この部分に差し掛かると、サウンドが歪む確率が一気に高まるからなんだ。この部分のサウンドがギスギスしているレコードの例はいくらでも出せるよ。この点に注意すれば、ヴァイナル全体のサウンドは格段に良くなる。盤面のどこにどのトラックを配置するのか、そして片面全体の分数がどれだけになるのかをしっかり意識しておけば、他のアーティストに大きな差をつけることができる。
http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/magazine/josh-bonati-on-vinyl-mastering-and-cutting
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先に書いた歌詞に良いメロディーをつけられる人はすげーな。俺にとって音楽はメロディーなんだ。メロディーの延長線上に母音や子音が聴こえてきて、その母音や子音から言葉やイメージがわいてくる。メロディーによる制約は、歌詞を整理し直すか、メロディーや歌い回しを調整してどうにかするぜ。 でも大概、メロディーにうまくハマらない歌詞は、あまり良い歌詞ではないんだ。
https://sp.universal-music.co.jp/utadahikaru/paisen/
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毎日少しでもいいから、目を閉じて、何も考えずに何もせずにただじっとする時間を設けるぜ。 作詞作曲に行き詰まった時もこれがかなり有効で、後でアイディアが湧くことがあるから俺としてはこれも大事な���事だと思ってるんだが、ベッドでやってるから、端から見たらただの昼寝だぜ。
https://sp.universal-music.co.jp/utadahikaru/paisen/
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経験は人それぞれで、どんなにそっくりな体験をしたとしても二人の人間が同じ経験をすることはあり得ない。 けど俺が感じるどんな感情も、人類初めての感情なわけがない。それが疎外感や孤独だったとしても、沢山の先人が同じ気持ちを味わったはず。今だって意外に身近なところで誰かが同じことを感じてるかもしれない。きっと誰かがもう、その気持ちを詩にしてる。小説にしてる。踊りにしてる。絵にしてる。歌にしてる。 それが俺にとっての芸術。
https://sp.universal-music.co.jp/utadahikaru/paisen/
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ラボ(研究室)にこもるのも、ネタが飽和してしまうからしないようにしています。 博士時代(2014年)にマイクロソフトの研究機関「マイクロソフト・リサーチ(MSR)」で働いていた時は、60日くらい連泊でラボに泊まっていました。 当時は、地べたに雑魚寝していましたが、いま同じようにラボで雑魚寝していたらアイデアが出てこなくなるので、ほとんどしません。
https://newspicks.com/book/1068/article/3390744
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15時17分、パリ行きを観た

実際の当事者を主演起用したところに、3人の友人関係の間合いというか雰囲気がよく表れていて、それが人間味をうまく醸し、クライマックスの重みをより一層引き立てていた気がする。
シングルマザー環境下、軽い障害(?)で人より親に手間をかけさせて育ち、人の役に立ちたい一心でかつてないほど努力して軍に入るが、落第し、志半ば平凡な人生で終わるところ、一躍国から表彰されるほどのテロリスト確保、人命救助を成し遂げる(運良く)。
母親の心境と、親子間の誇らしさ、幼馴染の連帯という要素と何より本人の、何物かになって(幼い頃からの憧れの軍人になり)人の役に立ちたい(尊い…)という気持ちが奇跡的に報われたところで涙腺崩壊。
苦労、葛藤とある種の人生の諦め、平凡を受け入れる覚悟、親が子を誇らしく思いたい気持ち等々の板挟みを想像すると感受のキャパを超えた。
また観たい。映画館でみればよかった。でも、出会えてよかった。
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Good Will Huntingを観て

ラストは共感度の高い締め方をしてきて少し興醒めというか期待外れだったけど、きれいな終わり方だった(やっぱりbad endというかやりきれなさを抱えたまま終わる映画のほうが好きなのかも。そのほうが現実に即している気がするし、鑑賞者の経験で変わる味わい深さがあるような)。もう一度観たいリストに入るくらいには好きだった。
恋愛の中から愛情を見つけようとすること、真の友情に気づくこと、何より自分の求めるものを探そうとすること、それに真摯に向き合おうとすること。余裕がなくて諦めたり、幸運に恵まれず、何がしたいかに気づけない/探そうとしない人は沢山いるけど、それはそれで苦しい(たぶん)。したいこと/やらねばならないことが見えている人も凡庸では人生終われず(呪いのように)それはそれで苦しい。
苦しみを知っている人にしか分からないことだらけだし、その苦しみは固有のものだったりで厳密には何も共有できないから、推し量ることしかできない。恋愛、結婚に興味が薄れてきたけど(もともと結婚という旧来の儀式には違和感しかないや)、お互いが尊敬しあって、推し量りあえたらいいのだろうな。互いの人生をdriveするような奇跡のような関係性があるのなら。少しの期待をまだ捨ててはいないけど、結局は全て他人なのだから、真摯に自分と向き合うしかない。自分を満たせないうちに他人に何ができるのだろう。と考えてしまう。完璧な人は存在しないのに。
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Perfume “4th Tour in Dome [LEVEL3]” Concert Pamphlet scans, December 24th, 2013
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学んだことを復習するのは、覚えるためではない。何回も復習するうちに、新しい発見があるからだ。
ユダヤ人の格言・諺 - ユダヤ人はなぜビジネス上手なのか? (via 7110jp)
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「機が熟すことなどない」
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 - 情報考学 Passion For The Future (via gatya) (via petapeta) (via proto-jp) 2010-03-22 (via gkojay) (via jacony) (via edieelee) (via kuroneko029) (via shortcutss) (via yukd) (via shinoddddd) (via mediapicnic) (via deli-hell-me) (via hanemimi) (via pha) (via natu-rou)
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