Don't wanna be here? Send us removal request.
Text

7月も中旬になると、いろんな意味で安定する。
暑さも、そりゃ毎日アホみたいに暑いけど、海洋性気候だから毎日毎日変化なくだらだら暑い。
水温も、6月には残る低水温域が今になるとさすがに消えていく。今年は、沖縄本島南部に低水温域がなく(奄美の東にある)深い所の水温も安定しているので、まぁ、29℃前後。ぬるいけど暑くもなく寒くもない。
在庫も、その年の傾向や祭、逆にいない奴、も一通りわかる時期だし、今年は、みんな普通にいる、誰も居なくなってないし、逆に祭りもない。安定はしてるけど、Signature Moveがないんだなぁ~まぁ、ガイド的には安定は楽ではあるんだけど、面白くはない。ひりひりはしないんだよねぇ~
という訳で・・・今いる在庫は過去ログを見てもらうとして・・・
過去のログはこちら
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄
お話~
2024年は白化でした。白化の影響は場所により全滅~ほぼ変化なしまで様々なんですが、弱いサンゴは場所関係なくぼこぼこな訳です。
一番弱いトゲサンゴは、影響の大きい場所では水深関係なく全滅、影響の少ない所でさえ浅場は全滅、深場で70%減です。(そもそも深場には少ない種だし)
そうすると当然ですがアカネダルマハゼの家がほとんどないんですねぇ~ということは、今年はアカネダルマハゼの幼魚はとても少ないのは確定な訳です。
トゲサンゴがあればいいわけではなく、子供が住むには「ぼろ屋理論」と「捕食圧」の2ポイントが必要な訳です。子供が住みやすいトゲサンゴは今は超超少ないわけです。なのでガイドさん的には、冬の間から備えるわけです。マッピングするのです。
いいサンゴの場所をマッピングしてすべて覚えるのです。そうすれば少しの変化も敏感に感じれるし、出現を見逃すこともないからです。
で、マッピングを始めて、、、いやいや、トゲサンゴはほんとに少ないし、その中でもいい場所は本当に少ない。
そしてマッピングをして初めて気づいたんですが~~~冬に死ぬ!白化から復活して色が戻ったのに冬に死ぬ~~~
これはコロナにかかった爺さんが、コロナが直ったけど、体力体調が戻らず、死ぬのと同じことなんでしょう。ミドリイシなどでも白化から戻ったけど一部死ぬとそこに生えた海藻やカイメンが徐々に勢力を大きくして生き残ったサンゴを殺すことはよくあるのですが。トゲサンゴはその比率がとても高いのだぁぁぁ~~~
せっかくマッピングしたのに、そのマッピングしたサンゴが死んでいく~~~
さて、近年ダルマハゼ系の幼魚の出現時期がばらついてわかりにくくなったんですが、今年は、7月に入ると予定通りに時期にダルマハゼの幼魚が出てきました。通常はダルマハゼよりもアカネダルマハゼの方が1週間くらい早いのですが、、、あれ?
と、マッピングしておいたところに行くと、アカネダルマハゼの極小幼魚がわさわさいます~~~まだ2~3mmで透明な奴が~~~
ふふふっ~~~
ふぁふぁふぁぁぁ~~~
がはぁがはぁがはぁ~~~
プロガイド様とお呼び~~~
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄
それでも、やはり、とても少ないですが、完全在庫化しているので100%見れます。
今後もこの少ない状態が続く場合
皆さんは、100%見れますが、その代わり、船の上でガイドのそこはかとない自慢と苦労話とプロガイドの技を織り交ぜたうっとおしい話を聞かされるわけです。覚悟しておきなさい~~~
今後、大発生しちゃう場合
マッピングした良いサンゴ以外にも幼魚があふれ出すわけです、誰でも探せるようになっちゃうわけです。マッピングのみなんでかけらもなくなり、ただの無駄な努力になるわけです。ただ、適当にほいっていつも通りに指さされて終わりです。
さぁどっちになるかなぁ~~~
0 notes