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わかれ'24

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NTT ComのオウンドメディアOPEN HUB。

2022年から編集としてがっつり記事の企画、制作で入ってます。特にこのCreator's voiceというシリーズは全て私が担当してます。作家、哲学者、科学者、アクティビスト等々、豪華な面々揃ってます。

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2023

festival de frue

篠島deux

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2023年

年の瀬〜

2024年

正月

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企画編集と取材執筆

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企画と編集

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企画と編集

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ジャズは時代に対して、常に前向きにアプローチしてきた。

それも、芸術的な方法でのことだ。美しい音楽、綺麗なサウンド、上手な演奏だけでは、ジャズとして不十分なのである。楽器を肉体の一部と化したような、知と情念の爆発、そして斬新な方法論－－－－

それこそがジャズである。

副島輝人「現代ジャズの潮流」1994年

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去年書いた記事がダイジェストの動画の公開に合わせて一年越しで公開されました。

あれからAIにまつわる世相はずいぶん変わりましたが、このプロジェクトから自分が得た気づきは全く変わっていません。補足も兼ねて、それについて書いてみようと思います。

CHAT GPTが出てきて以降、パチンコ屋でも銭湯でも、どこでも誰もが、AIの話題を口にするようになった。

そんな折、「人工知能ってワードは金輪際使うなよ！」というエフゲニー・モロゾフさんの記事（https://courrier.jp/news/archives/323970/）を読み、自分のような仕事をする者の不安を煽る「AI脅威論」に対する僕なりの考え、というか心の支えになっているのは、この石若駿さんのこのプロジェクトで覚えた感動が支えているのだと再認識した。

モロゾフ氏の理屈を超大まかにまとめるとこうである。

まず今人工知能と言われているものは、そのソースが「人間が作ったもの」ではなく「人間自身の活動」であるからして、であればそれは「非人工」である。さらに、「人工知能」の「知能」の中身は統計推論、パターンマッチングの類の知識のみであり、それは「二重論理」というものに基づくと本来の知能が持つものとしては片手落ちであり、もう一翼である「感情」がなければ本物の知能、知性とは呼べないのである、ということ。なので人工知能は、人工でもないし知能でもないんだぞ、と。

そしてこの「感情」こそが例えばデュシャンに便器の意味をひっくり返させ「一般化」させた動力であり、今のAIができるのは「便器とは用を足すためのもの」という予測可能な答えの範疇でしかない。それを超えるクリエイティビティっぽいものも持ち始めているけれど、その源泉となるのはまさに人間自身の芸術活動やフィクション、歴史の創作だ。だから、AIをよりクリエイティブにしたいなら、まず人間がよりクリエイティブで知的であり続けなくてはならない。そして「人工知能」という単語を使い続けることは、知能というものの半身だけしか見ていない状態を温存してしまうあまりに危険な行為だ、というようなことをおっしゃている（んだと思う多分）。

石若さんは、「Echoes for unknown egos」プロジェクトの過程でAIに自分のインプロビゼーションにおけるプレイパターンをこれでもかと教えこませ、学習させた。そこにはプレイの癖やフレージング、アーティキュレーションといった「点」の情報だけでなく、即興を成り立たせるために必要な展開、時間の操り方にようなものも含まれているはずで、記事で説明しているAI指揮者の「メタエージェント」が拾ったのはまさにそこなのではないかと思うのだ。

記事で、エージェントと石若さん、松丸さんのトリオ演奏が熱を帯びたものになった一番のキーポイントのひとつはメタエージェントが導入されたことだと書いた。モロゾフさんの主張になぞって言えば、与えた情報そのものがインスピレーションに溢れた「感情」がふんだんに含まれたものだったならば……。その結果の産物があの演奏なのだと思うと、その関係性はすごく美しいし、実際美しかった。たとえそれが1時間だけの瞬間だったとしても、希望しかなかった。

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2023年3月18日

板橋文夫 (P)、纐纈雅代 (Sax)、安東　昇(B)、本田珠也(Ds)

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2022年、5月〜12月に観た映画で、特によかった作品