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Kaito Ozawa
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大学院への道
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ozawa-acd · 4 years ago
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(メモ:言語の分類について明日まとめる。)
形容詞の最上級について。
学校文法では、最上級にはtheを義務的につけると習うと思う。でも実際はこの通りでない。
形容詞には叙述用法と限定用法があり、叙述用法の場合はtheは任意のしようとなる。
例えば、(a) This lake is the deepest (one) in this country. 
               (b) This lake is deepest (at this point). 
の2つを比べると、(a)は限定用法でありtheは義務的、(b)は叙述用法でtheは任意の使用となる。
しかし、意味的な違いがあり、限定用法の場合、主要部である��詞を修飾しているため、「他の湖と比べて、この湖が一番深い」という意味になる。一方、叙述用法の場合、「同じ湖の中で、この地点が一番深い」という意味になる。
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ozawa-acd · 4 years ago
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メタファー vs メトノミー
メタファー
→類似性に基づく転用。例えば、「椅子の”脚”」という場合の「脚」は本来は人 間の脚を意味するが、それが全体に占める位置が似ていたり、果たす機能が似ていたりする(「類似性」)ことによって人間から椅子へと転用されているメタファーの一例である。
メトノミー
→近接性に基づく転用。例えば、「足が速い」という場合、メタファーのような位置や機能の類似性ではなく、「足」があれば「歩いたり、走ったりする」というように2つが相伴うような近接性に基づいている。
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ozawa-acd · 4 years ago
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遂行動詞 (performative verb)
遂行動詞はその動詞を発話すること自体が、その動詞が表す行為をしていることになる動詞である。
例えば、”apologize”という動詞は”i apologize.”という形で発話されたりするが、これは、「私は謝ります。」ということを言っているのではなく、「ごめんなさい。」ということを意味している。
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ozawa-acd · 4 years ago
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卒論に向けて、何となく考えを置いておく。
everyoneやsomeoneに対応する指示代名詞にはtheirが使われることがある。フェミニズムの影響ってのもあるかもしれないけど、もしこれが束縛変項なら、imperativeの人称素性になんかいい感じに持って行けそーだなと思ってる。
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ozawa-acd · 4 years ago
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談話における古典的な理論、グライスによる「協同の原則」を復習として。
談話は話し手と聞き手が交互に役割を交代して進行していくものであり、相互に守るべきルールがあるという考え。
では早速、
第一の原則「質の原則 (maxim of quality)」
→与えられる情報は正確であれ。
第二の原則「量の原則 (maxim of quantity)」
→適切な量の情報を提供せよ。
第三の原則「関係性の原則 (maxim of relation)」
→関連する情報を提供せよ。
第四の原則「作法の原則 (maxim of manner)」
→明晰な形で情報を伝えよ。
以上の4つであるが、これらはコミュニケーションが情報伝達のためにあるという前提に基づいており、実際のコミュニケーションに必ず当てはまるものではない。例えば、第一の原則に従えば、嘘をつくことはあり得ない。しかし、実際には相手を思いやった嘘が存在し、寧ろ、原則に背くことでコミュニケーションを円滑にしている例がある。したがって、これらは絶対的な条件ではなく、違反したからと言って必ずコミュニケーションが破綻するわけではない。
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ozawa-acd · 4 years ago
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vocabulary recently I learned. 
“emaciate” is a new word which I learned today. this word is used in the passive as “my grandmother became emaciated because of a heavy disease.” 
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ozawa-acd · 4 years ago
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束縛変項としての指示代名詞
“Everyone returned to their seats.”
主語は単数扱いを受けるeveryone。しかし、目的語のseatsのdeterminerには複数のtheirが使われている。
この一見矛盾しているような現象はtheirが複数の指示代名詞として機能しているわけではないと考えると、解決する。それはつまり、everyoneは「量記号」として、theirは「束縛変項」として機能しているという考えである。
この文が意味することは、「すべてのXについて、XはXの席に戻った。」ということ。このXというのは、数学の関数等にも出てきたあれと同様で、何か特定の物を指しているわけではなく、なんでも表すことが可能で、便宜的にXとしてあるだけ。
したがって、theirもここでは先行詞を受けて何か特定の物(彼らやそれらなど)を表しているのではなく、主語everyoneによって表されるものに呼応しているだけである。つまり、このtheirはそれ自体は何も意味していない。
なので、”If anyone calls, tell them I can’t come to the phone.”という文の場合にも、themは「彼ら」を意味してはいない。もし、だれも電話をかけてこなかったら、themは必然的に誰も指さない。もし、ボーイフレンドが電話をかけてきたら、themはそのボーイフレンドということになる。この束縛変項が表すのは、電話をかけてくるのが誰であろうと、また何人であろうと、その人に「今電話に出られない。」ということを伝えてくれという意味になる。
束縛変項はその名前が示すように、何を指すことになるかは、対応する主語なりによって変化する。そのため、それ自体では何も意味することはなく、仮に電話ををかけてくる人が「彼氏」なら束縛変項も「彼氏」になり、誰も電話をしてこなかったら束縛変項も「ゼロ」となる。文字通り「束縛」されているのである。
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ozawa-acd · 4 years ago
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言語と自然淘汰説
スティーブン・ピンカーの『言語を生み出す本能』の一部を読んだので。
言語が人間に固有で、かつ生得的な本能の一つであることは周知(たぶん)のことだと思う。しかし、それがどのように本能として遺伝子に組み込まれたかは、研究者にによって意見が分かれている(らしい)。
生成文法の生みの親であるノーム・チョムスキーは、言語は思考する際に必要となるため、然るべき物理法則に従って脳内に組み込まれ、本能となったと主張する。
一方、本著の著者であるピンカーは、言語能力はダーウィンが提唱した自然淘汰説で説明可能だという。つまり、言語は、他の種との生殖・生存競争に勝つための手段、または有利に立つためのアドバンテージとして脳内の回路が変異し、その結果時を経て本能となったと考える。
ピンカー曰く、言語本能は偶然発生したにしては出来すぎており、それは台風によって舞い上げられた廃品置き場の廃品が、偶然うまくかみ合って台風が過ぎたらボーイング747ができているに等しいという。
真実は僕にはわからないけれど、なんとも興味深く、言語の深さを実感した次第。以下、拙い英語で同内容を書きます。
Languages and natural selection
today, I read a part of the book written by Steven Pinker, “The Language Instinct.” I guess it is known widely that the ability of acquiring a language is unique to human beings and one of the instincts. Still, there are different opinions about how it became our instinct. 
Noam Chomsky, the forefather of generative grammar, claims that a language was generated because we needed it to think, then some physical laws are applied to make it our instinct. 
Pinker doubts this idea. He believes that the language instinct can be explained if we suppose natural selection proposed by Darwin. According to him, a language was invented to win a severe battle of reproduction. As time passed by, it has become more complex and sophisticated to be languages we speak today. 
Pinker uses a satire to explain it. To emerge a language accidentally is almost like a Boeing 747 being created from junk which are blown during a typhoon.
I don’t have any idea which theory is right or not. Yet I could feel the deepness of linguistics and am pleased by how interesting a language is.
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ozawa-acd · 4 years ago
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専制政治から民主主義へ。暴力の衰退。
スティーブン・ピンカーの『暴力の人類史』の今日読んだ分の要約。
・専制政治下の暴力
専制政治の下では暴力は絶えず行われていた。例えば、権力の座に就くものは「剣をとるものは、剣で滅びる」と言われるように、家臣や側近の反逆によって殺されて、地位が継承されていた。当然、暴力の対象は権力者に留まらず市民にも向けられる。暴力の減少には政府の変革が必要だった。
・民主主義へ
そこで民主主義が登場する。自然状態の人間が求めるのは絶対的な力を持つ皇帝ではなく、市民の要望をかなえる国家だった。ロックはさらに、選ばれた権力者が地位を乱用しないように、独裁者、またはそのような政府の出現の際は、それらを転覆させることができるように、と訴えた。そして、さらに権力の分立などが生まれ互いに監視を行い権利の乱用を抑えるメカニズムが完成した。
・国家間の戦争
国家間の戦争も主要な暴力の形態の一つであった。しかし戦争によって得られる利益は、自由貿易による利益を上回ることはできず、プラスサムゲームの経済性に負けていった。カントは「永遠の平和」の条件を挙げている。1つは、「国家は民主的でなければならない」こと。市民によって動く民主制は、そのコストは市民自身に掛かる戦争を避けようとする。一方、独裁制の場合、戦争を行うのは市民でも始めるのは独裁者であるため、コストを負うものと負わないものが分かれる。2つ目は、「国際的な国家連合」である。民主主義が生まれる際に���人の自由の一部を国家が制限したのと同様に、国家の自由を国際連合が制限することで戦争を抑止する。また、隣国が自国と同じ民主主義を採用していれば上のような理由により、相手が攻撃してくる可能性が減る。
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ozawa-acd · 4 years ago
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INTRODUCTION
大学院を目指す傍ら、アウトプットの場としてタンブラー開設しました。
読んだ本とか、その日に勉強したものの置き場として活用していくつもりです。ゴタゴタになるか全く更新しなくなるかのどっちかだと思うけど、インスタには上げづらい長ったらしいこととか載せていくつもりです。
As a place for outputting what I learned, I set up an account. I will share things I encounter in a day here. I don’t know how this is going to look like, but I want to write about petty things. If you like it, please feel free to follow me! 
(I am a student who studying English, so I guess there will be some posts written in poor English like this.)
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