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ゴールデンウィーク。

エッセンシャルワーカーの私たちには無縁のお休み。というかここ最近は家のことで休みはいつも打ち合わせ。なかなか夫婦でゆっくりする時間もない。

だけど休みの隙間、夫は夜勤明けでお花を見てきた。公園に咲くたくさんの梅と桜。風が吹くとまだ北国はすこし肌寒いけれど。他愛のない話をして、歩き回って、出店を見るとあれもこれも食べたくなってしまう私たち。花より団子過ぎると笑いながら、ソフトクリーム、いももち、蕎麦。

ひとしきり食べて、ショッピングモールに行って、UNIQLOでお互いの服を選んで。夜食べようねとお惣菜を買い込んで帰宅する。

ああ、幸せだな。なんてことない日が。

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最後に投稿したのは2021年7月でした。

それからもう3年近く。

ぶつかって、拗ねて、泣いて、笑って、支え合って

そんな日々を重ねて、昨年結婚しました。

すっかりこの日記の存在も忘れていたけど、またたまに書いてみようかな。忘れてはいけないこと、忘れたくないこと。付き合いたてのような恥ずかしさやときめきはもうないけれど、変わらない安心感と暖かさを忘れないように。

同じ景色を見て、一緒に食べて、寝て、時には背中合わせで戦って、一緒に生きていけますように。

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最近彼と居るのがとてもとても楽。丸一日かけてアニメを2シーズン一気見して、デリバリーしてお風呂に入って眠るだけの日。遅く起きた昼に近所の定食屋さんに歩いて行って、帰って来てまたゴロゴロする日。仕事でしばらく会えないねえ、と別れた数日後に、やっぱりちょっとだけ、と深夜に会って、夜食をコンビニに買いに行く日。時間がとっても早く過ぎるようで、ゆったりと過ぎていく。前は言えなかったあんなことこんなことも笑って言える。今度は大切にできてるかな。

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終着点も決めないままに連絡してしまって、ずうっと情緒不安定で、会ったら会ったでまた同じことをしてしまうかもしれないとわんわん泣いてしまい、でも他の人のところに言ったら悲しいと泣き、自分でも本当に呆れてしまうのだけど。そんなこんなでよりを戻しました。全くこの歳になって恥ずかしいくらいぐずぐずになってしまった。

自暴自棄になっている間にわるいこともしたし、どうでもいい人と関係を持ったりもした。どれも少しも楽しくなくて、彼の優しさを思い知るだけ。

久しぶりに抱きしめられたときに髪を撫でる手があまりに優しくてまた泣いてしまった。身体が離れると彼の睫毛も濡れていた。だめでごめんね ひどいことしてごめんね

愛されてるなあと笑うと愛してるからねと笑う。今度は幸せにするね。

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手を、離してしまった。

嫌いなわけじゃない。だけどどうしても許せなかった。前向きでいて欲しい、目の前のことに向き合って欲しい、仕事に向き合って欲しい。尊敬できるひとでいて欲しかった。でもそのどれもは私の我儘なのかもしれない。理想を押し付けているだけなのかもしれない。だけどそんな人からの「頑張ってね」に、どうしようもなく心が乾いてしまった。

だけど知ってる。覚えている。とてもとても優しかったこと。きっと不器用な彼が一生懸命に愛してくれていたこと。やりすぎな位にわたしの事を気遣ってくれていたこと。

家には必ず私の好きなお菓子があって、夜中のじゃんけんでは勝っても負けてもコンビニに行ってくれて、いつも肯定してくれていたこと。

どうして許せなかったんだろう。

手放してしまったこと、正解か間違いかもわからないけど、今はとてもつらい。そばにいても、さみしいも、あいたいも、言えない。

もうだめだったのに、とてもくるしい。

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嫌いじゃないからまあいいか

と付き合ってしまったのだけど、元来恋愛に関しては少しだけ潔癖で、相手の好意を受け取れないことばかりだったわたしがまあいいか、となれた事が奇跡だなあと最近思う。潔癖と言いつつ自分が好きになる相手はけしていい男ではないのだけど。

来月から違う部署になるので、勤務が合わなくなるかも、と言えば勤務が合わなくても会えるよ大丈夫だよ、と言い

落ち込んでばかりかも、といえば美味しい物食べに行こうねと言ってくれる。

甘いときめきも情熱的な恋のきらめきもなかったけれど、じんわりと好きが広がっている、気がする。

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当たり前のようにふたつ連なった歯ブラシスタンドを選ぶところ、新しい枕をふたつならべるところ、すきなメニューをふたつ選ばせてくれるところ。いつか買おうかなと言ったものを自分のお気に入りに入れてくれるところ。 そのどれもが今迄の人生に足りなかったので、わたしは少し怖くなる。

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書こうと思った次の日には忘れている。

昔から皆に優しい人が好きでした。

みんなに等しく配られる優しさが嬉しくて、好きになってはその優しさに傷ついてばかり。

今隣にいるのは 優しさを配らない人。

俺は優しくないよと言うけれど、少ない優しさを独り占めできるというのもいいもの、かもしれない。

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ただの日記を書きたくて作りました。

特に誰に何を見せるわけでもなく、ただただつらつらと。

忘れたくない夜。絶対に忘れないと誓ったことが、いつの間にか指の隙間から零れてくような気がして。そんな時に何かに刻んでおけたら、と思いました。

昔を懐かしんで苦しい夜に、誰も見てない場所に書くのもいいな。