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saorislander · 5 years
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「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足・訂正 :P29 チンキ剤 フレッシュハーブから作る場合
「フレッシュハーブの場合は、度数の高いアルコールを使います。95%の穀物アルコール、エチルアルコールつまりエタノールが最適で、80%以上ができしています。60%でも作れますが、40%はあまりおすすめしません…(中略)… 例)フレッシュセントジョーンズワートの初心者用チンキ剤、80%シュトローラム*、2012年7月」「フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P29より
シュトローラムはオーストラリアで1832年から製造されているお酒です。ラム酒なので、原材料はサトウキビ。お湯で割って温かくして飲むグロッグGrogとして、ザッハトルテなどのお菓子の風味付けにも使われています。特徴は高いアルコール度数で80%、60%、40%が販売されていますが、フレッシュハーブから作るチンキ剤でおすすめしているのはアルコール度数80%以上です。なぜかというと、ドライハーブと比較してハーブ自体に含まれている水分が引き出されて、出来上がった時にアルコール度数が下がってしまうからです。保存性を高めるためにある一定以上のアルコール濃度が必要になりますが、フレッシュハーブに含まれる水分量を正確に知ることはできません。そこでアルコール度数の高いものが選ばれます。 日本国内で80%アルコールを入手するのは他のブランドでもなかなか困難なので、旅行先など見かけた時に手に入れるようにしています。今回使用したものは60%シュトローラムです。フィンランド旅行の際に機内販売で購入しました。その時は知りませんでしたが、80%シュトローラムは引火性があるため、飛行機への手荷物での持ち込みはできないそうです。もちろん機内販売でも扱っていなかったと言うわけです。 今回は60%シュトローラムに、ホーソンベリー(Crataegus oxychantha fructose)を漬け込みました。 ドライハーブ100g 60%シュトローラム 400ml 出来上がりは2−4週間後の予定です。 因みに、ウォッカなどのアルコール度数の低いものしか手元にない場合には、フレッシュハーブではなく、ドライハーブからのチンキ剤の作成を進めていますのでご一読ください。 訂正)P29 脚注 「*オーストラリア産ラム酒の有名なブランド」→正しくは「オーストリア産ラム酒の有名なブランド」
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saorislander · 5 years
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寄稿:aromatopia151号「更年期障害におけるハーブ療法の活用」byヘンリエッタ・クレス
アロマセラピーと植物療法の専門雑誌・aromatopia151号(2018年12月25日発行)の特集は「更年期障害について知ろう」
ハーブ療法のほか、ホメオパシー、フラワーレメディー、鍼灸、ヨガ、クレイセラピーなどの自然療法における更年期障害へのアプローチが紹介されています。ハーブ療法によるアプローチとして、フィンランドのハーバリスト、ヘンリエッタ・クレスさんによる記事が掲載されています(私は、翻訳を担当させていただきました)。
「更年期障害におけるハーブ療法の活用」というタイトルで書かれた記事で個人的に興味を惹かれたのは、ハーブと合わせてマグネシウムなど栄養素の摂取について提案していることです。特に日本ではあまり馴染みのないマグネシウムのビネガーチンキ剤についても触れられています。フィンランドは食習慣がちがうのでサプリメントによる摂取が多いですが、日本では手軽に食品からも摂取できるようです。他にも、日照時間の影響かビタミンDの摂取量などにも違いが見られますが、注釈をつけていますので参考にしてください。 また、伝統療法に学ぶというコーナーで私自身も「香港における更年期障害を意識した産後ケア」という記事を投稿させていただいています。併せて、読んでいただけると嬉しいです。
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saorislander · 5 years
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(via https://www.youtube.com/watch?v=nBYXU5ZMygA)
「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P2 収穫時に覚えておきたい権利と義務
「フィンランドとスウェーデンでは、自然享受権(Every man's right)という法律があり、森や牧草地で草本植物の地上部を個人利用の木手に収穫することが許可されています。基本、木本植物からは果実のみを摘むことができます。草本植物の地上部も、販売できるほど大量に摘んではいけません。」「フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P2より ヘンリエッタさんが呼びかけている権利と義務は、他人事ではなく、私たち一人一人がこころに留め、実践していかないとならないことです。ここでは個人による植物採取に対する呼びかけをしていますが、販売を目的とした採取でももちろん同じこと。採取量や採取地域の規模が大きくなる分、生態系へのインパクトはさらに大きくなるからです。
今や、ハーブ療法だけでなく、サプリメントや食品、化粧品、石鹸や洗剤などの「ナチュラル」志向による植物資源の需要が急増しています。身近なハーブや精油、スパイス、医薬品などの中にも、栽培された原料だけでなく、野生植物を基源にしたも製品が多く含まれています。無計画な採取により絶滅の危機に瀕している種もあると言われています。
そのため、限りある天然資源を持続可能な採取を実践するため提唱、サポートをしているのがフェアワイルドの活動です。単に天然資源の保全に関したものではなく、生産者の労働基準や適正な価格決定などフェアトレードに基づき生産地を守る内容でもあります。
「フェアワイルドは、野生から採集される植物の持続可能な利用と、将来にわたる植物種の存続を確保すると同時に、地域の伝統や文化を尊重し、現地の採集者などかかわるすべての人々の暮らしを公正にサポートすることを目指しています。」(フェアワイルドのウェブサイトより)
ハーブ療法を実践するということは、単に医薬品をハーブに置き換えることではなく、私たちが身を置いている地球の自然環境などにも関心を向けることだと考えています。
→ FAIRWILD基準(第2版)
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saorislander · 6 years
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12/13 ハーブセミナー「ハーバリスト・ヘンリエッタさんのハーブ療法とフィンランドのハーブ紀行」 in 札幌
*当初9/8(土)に予定されていました札幌のハーブセミナーは、9/6に起きました北海道胆振東部地震の影響により、12/13(木)に延期されました* 書籍「フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法」に基づいて、ヘンリエッタさんの実践するハーブ療法を紹介するセミナーを開催いたします。東京、大阪に引き続き、今回は札幌へ。 スライドを見ながら進行し、ハーブ製剤のサンプルなどを試していただく予定です。ハーブの基礎知識は必要ありませんので、北欧のハーブ療法に興味をお持ちの方はぜひご参加下さい。 この日は2部構成で、午後には「英国ハーブ療法:ケーススタディで学ぶ英国ハーブ」と題して、ジェーマンカモミールとリニメント剤についてのセミナーを開催します。こちらもサンプルなどを試していただきながら進める体験型セミナーを予定しています。 当日までに書籍をご予約いただいた方には、ミニプレゼントをご用意しています。また、午前と午後の部どちらもご参加いただく方への特典割引があります。 *詳細はこちら 北海道の皆様、お会いできるのを楽しみにしております。
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saorislander · 6 years
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PRACTICAL HERB CARDSより:オレンジピール
ヘンリエッタさんの新刊「PRACTICAL HERB CARDS」は、Facebookページ Henriette's herbalから閲覧することができます。その中でも冬の寒い時期にぴったりのハーブ、 オレンジピールCitrus peelをご紹介します。 オレンジピールとは書きましたが、実際にはオレンジに限らず、Citrus peel(柑橘系植物の外果皮)が紹介されています。
ヘンリエッタさんは、食前、食後にハーブティーとして飲むことで胃腸の調子を整えたり、また咳止めのハーブティーやシロップに使うとあります。乾燥しやすいミカンの皮を薦めていますが、レモン、オレンジやグレープフルーツの皮も同様に使うとしています。
日本では、ウンシュウミカンの皮を陳皮(チンピ)と呼び、1年以上経ったものが良いとされています。12月から2月くらいまでは、私の暮らす島でも地元で採れる柑橘系フルーツであふれます。オレンジやグレープフルーツはありませんが、島みかんから、ポンカン、ハッサク、タンカン、レモンなどなど様々です。体を温めてくれるので、ご近所からいただいたみかんを食べては乾燥させて、温かいハーブティーでいただいたり、お風呂に入れたりしています。
また、日本だけでなく、台湾の烏龍茶の中にも、陳皮ブレンドがありました。ほんのり風味があります。
最近のお気に入りは1年もののタンカンピールにシナモンをブレンドしたもの。シナモンだけでいただくより、すっきりして飲みやすいです。2月になるとまた地元のタンカンが出回ります。来年の冬に向けてせっせとタンカンピール作りをしたいと思います。
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saorislander · 6 years
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4/2 ハーブセミナー「ハーバリスト・ヘンリエッタさんのハーブ療法とフィンランドのハーブ紀行」 in 大阪
少し先の日程になりますが、春に予定されている大阪でのハーブセミナーのご案内です。
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今回のセミナーでは、書籍「フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法」のご紹介とフィンランドで体験したハーブ療法のお話をさせていただきます。 ハーブの基礎知識は必要ありません。北欧のハーブ療法に興味をお持ちの方はぜひご参加下さい。昨年9月に東京で開催された出版記念セミナーの内容を元に構成されています。スライドを見ながら進行し、ハーブ製剤のサンプルなどを試していただく予定です。 2部構成で、午後には「英国ハーブ療法:ケーススタディで学ぶ英国ハーブ」というタイトルでセミナーを開催します。こちらもサンプルなどを試していただきながら進める体験型セミナーを予定しています。
当日までに書籍をご予約いただいた方には、ミニプレゼントをご用意しています。また、午前と午後の部どちらもご参加いただく方への特典割引があります。 *こちらから詳細をご覧ください。
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saorislander · 6 years
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「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P103 チックウィード
「ワイルドグリーンスムージー 緑のハーブ(ダンディライオン葉、リブワート葉、チックウィードなど)1〜2つかみ ヨーグルトまたはこれらの代わりになるもの 500ml (中略)春の強壮剤として、数週間毎日飲みましょう。」「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P107−108
新年が明けて1週間が経ちました。本日、1月7日は無病息災を願って、また胃を休めるためにも七草粥を食べた方も多いかと思います。用いる七草は地方によって違うそうですが、亜熱帯の我が家のキッチンガーデンや庭でも、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベ(チックウィード)、ホトケノザ、スズシロ(ダイコン)が揃います。そう、チックウィード(Sterallia media)は、和名をハコベまたはハコベラといいます。
七草は早春にいち早く芽吹くもので邪気払いの意味があったと聞きましたが、フィンランドでもチックウィードをはじめとした春の「緑のハーブ」を春の強壮剤として摂るようです。深い雪に閉ざされた長い冬の後に、春の雪解けとともに新芽を出すひとつがチックウィードのようです。
写真のチックウィードは、冬の雨に打たれても元気にぐんぐん育っています。もう少し大きく育ってきたら、チックウィードの浸出油や軟膏、シロップを作り、残りは乾燥と冷凍保存するつもりです(「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P104−106)。少し欲張りな気がしますが、庭中あちこちにチックウィードが蔓延っているのです。ご近所には雑草だらけの庭だと思われているかもしれませんが、我が家にとっては有用な植物資源なのです。
庭のチックウィードを持て余している方がいたら、本書の様々なレシピを試してみてください。
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saorislander · 6 years
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「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P96 ダンディライオン
「ダンディライオン、チコリー…などのような利尿ハーブは、どれもカリウムを含有しています。」「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」p96
日本では北から南まで身近にみつけることができるダンディライオン(タンポポ)。根をつかったタンポポコーヒーはよく知られていますが、葉を使ったことはありますか。
本書では、葉は食材としても使えるが苦味が強いとし、「葉の苦味を和らげる工夫」が6つも書かれています(P98)。ぜひ試してみてください。 そもそも、葉が利用される目的は、主に前述の利尿ハーブです。利尿作用を持つハーブはいろいろありますが、ダンディライオン葉の特徴は、カリウム保持性利尿作用であること。カリウムを含まない利尿ハーブを継続的に大量に服用すると、場合によっては、水分やナトリウムと一緒にカリウムも大量に体外に失われ、足のつりやこむら返りの原因になることもあります。医薬品の中にもカリウム保持性利尿薬があり、体調に合わせて用いられています。
また、この強い利尿作用のため、夕方以降の摂取や、低血圧の方の摂取には向かないと説明があります。
下記にダンディライオン葉と根をつかったブレンドをご紹介しています。そのほか、マートル、レモングラス、リコリスが入ったものでAUTUMNブレンドと呼んでいます。食欲の秋に、甘みのあるハーブティーで満足感を出しつつ、たくさん食べてしまった時の消化を助けてくれるブレンドです。リコリスは高血圧の方や、心臓や腎臓に起因するむくみのある方には逆効果になってしまうハーブですので、注意してください。
*以前書いた「ダンディライオン」の記事もあわせてどうぞ。
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saorislander · 6 years
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Henriette Kressさんの新刊「Practical Herb Cards」のご案内
既にフィンランド語とスウェーデン語では販売されていた「Practical Herb Cards」(Henrietta Kress著)の英語版が2017年12月に発売されました。
タイトルの通り、この書籍は前半がハーブの解説、後半は切り取って使えるハーブカードが印刷されています。切り込みがついているので、簡単に切り離せ、組み立てて作るカードケースも付いています。
カードは52種類。 写真入りのカードにハーブの解説が簡潔に、しかし大切なところを外すことなく書かれています。
ハーブについて勉強したり、フラッシュカードのように覚えるのに使うこともできます。私はブレンドティーに入っているハーブを解説するときにカードを並べて使ったり、お客様にハーブの提案をするときにイメージを広げていただくために見ていただいたりしています。 こちらのハーブカードは、Henriette's herbalのfacebookページから閲覧することもできます。 *herbs’havenにて販売中。
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saorislander · 6 years
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フィンランド独立100周年
本日2017年12月6日は、フィンランドの独立100周年の記念日です。 日本でも、フィンランド関連のイベントが目白押しです。
今日から東京で始まった気になるイベント。 FIN/100 2017/12/6(水)-25(月) 10:00−19:00 @21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
今頃、雪景色が広がって幻想的なんだろうなと思います。 行ってみないな、冬のフィンランドも。
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saorislander · 6 years
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フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P64 カレンデュラ
「(カレンデュラは)外用では、皮膚や粘膜の創傷治癒を促し、瘢痕形成を抑えます。あらゆる擦り傷、湿疹、小さな傷、軽度の火傷の治療に使うと良いでしょう。」「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P65
冬至に向かうこの時期、太陽のような暖かいオレンジ色のカレンデュラに惹かれます。写真にあるような鮮やかなオレンジのものをよく見ますが、実際には「花の色は薄い黄色から濃いオレンジ色まで様々です。」同 P65 収穫した花は、重なり合わないように、ザルやバスケットに広げて乾燥させています。乾燥した花はハーブティーとしてブレンドしたり、植物油に漬けて色や有効成分を引き出し浸出油を作ることもできます。さらに、ミツロウを加えて軟膏にしておくと、とっさの怪我や傷に簡単に使うことができます。
鮮やかなオレンジ色が眩しいカレンデュラ軟膏。一家にひとつ、ハーブで作る「緑の薬箱」に常備しておきたい一品です。
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saorislander · 6 years
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フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P26 虫を寄せ付けない松ヤニ軟膏 その2
「樹脂軟膏は抗菌、創傷治癒があり、関節炎によく効きます。松ヤニ軟膏も効果はほぼ同じですが、香りに強いクセがあるのが特徴です。」「フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法」 P27より
松ヤニ軟膏と樹脂軟膏の実践編です。ヘンリエッタさんにお願いしていた松ヤニとパイン樹脂がフィンランドから届きました。 まずは、松ヤニ軟膏と樹脂を植物油または浸出油に溶解させるところから。
1)パイン樹脂 外見は、知っているものでいうとフランキンセンスに近い感じです。カチコチの樹脂なので、溶解するにはひと手間かかります。 使う量は植物油1000mlに対してパイン樹脂50−100g。分量を測って湯煎しながら溶かしていきます。熱が加わるとだんだん柔らかくなってきます。火にかけること1−2時間様子を見ながら調整します。今回は75g入れましたが、ずべてが溶けきることはないので、頃合いを見て濾過して出来上がりです。
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2)松ヤニ
とってもベタベタするから注意!とわざわざ容器にミツロウで封をして送ってくれました。容器に書いてあるとおり、あっという間にそこらじゅうベトベトになって、そこら中松ヤニの香りになってしまいました。 使う量は、植物油1000mlに対して小さじ1から大さじ1。こちらは液体なので加熱しなくても全体によく混ざります。
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出来上がったものに、ミツロウを加えて軟膏にしてみました。どちらもつけ心地はとても良いです。作っている時には強い香りが気になりましたが、実際に塗ってみるとそれほどでもない。 百聞は一見にしかず。まずは作ってみることですね。
他にも気になっているヘンリエッタさんのレシピがあるので、少しずつ試してみます。 *虫を寄せ付けない松ヤニ軟膏 その1もあわせてどうぞ!
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saorislander · 6 years
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ヴィラゆりむん(奄美大島)のノエルイベントのお知らせ
奄美大島でのハーブ教室&ミニ・クリスマスマーケットのご案内です。 普段は宿泊でしか体験できないヴィラゆりむんの美味しいお食事を楽しめるイングリッシュ・ノエル・カフェが一日限定でオープン。メインはクランペット!herbs’havenのノエル・ハーブティーも合わせてどうぞ! herbs’havenのハーブ教室は、カフェオープン前の11-12時。ミニ・マーケットは11-15時まで。クリスマスプレゼントにおススメのハーブティー、ハーブサシェ、書籍、ノエル・スパイスセットなどをご用意しています。
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saorislander · 6 years
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「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P117 「回復効果のあるミネラルティー」
「回復効果のあるミネラルティー ネトル ホーステール ラズベリーリーフ オーツストロー レッドクローバー レディスマントル 上記のハーブの中から、知っているハーブをいくつか選んでください。選んだハーブ同量を、別々に、または一緒に乾燥させ、密閉容器で保存します。」「フィンランド発 ヘンリエッタの実践ハーブ療法」 P117より
上記のハーブの共通点は? ;ビタミンやミネラルや微量元素を豊富に含んでいることです。 上記のハーブのうち、お手元に揃うものを選んでブレンドすれば良いとあります。写真のブレンドにはホーステールが入っていませんが、毎回なるべく多くの種類を揃えて作っています。またネトルとレッドクローバーだけがこの夏に収穫したものですが、今後、自家栽培のものを増やしていきたいと思っています。
ミネラルティーの回復効果は、どんな体調によいのでしょうか。 本書では、出産、手術、骨折、インフルエンザの回復期に向いているとあります。ハーブ療法をセルフケアに活用していただくことを以前からお話していますが、ハーブ��はなかなか癒すことのできない症状はたくさんあります。そういったときは、医薬品や手術という方法で治療することになります。ハーブの出番はその後、体調が早く回復するように助けることです。
香港の大学院で学んでいたとき、テーマのひとつが「現代医療と植物療法(中医学)を代替補完医療の中でどのように併用するのか」ということでした。取り組んでいたのは、周産期という妊娠、出産と産後のケアに関わる分野で、香港では病院での出産が主流ですが、産後ケアには中医学的な要素を加味した伝統療法が活用されていました。現代医療と植物療法の利点を上手に併用していました。
このミネラルティーには、栄養剤のような強い強壮剤ではありませんが、ミネラルの他、その代謝に関わるビタミン、微量元素などを含んでいて、滋養を高めたり、私たちにもともと備わっている自己免疫力を上げたり、体内の代謝がスムーズに進むように促します。 ミネラルを含んだハーブには、他にも、例えばレディースベッドストロー/ ベッドストロー(Galium verum)が挙げられます。 「重症のインフルエンザ、手術、骨折からの回復期には、ベッドストローのハーブティーを飲みましょう。ミネラルが豊富に含まれています。」同p71より ハーブ療法は病気の予防だけに有効な訳ではありません。ハーブティーを病後の回復期にもうまく利用して、体力の回復を促してみてください。
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saorislander · 6 years
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寄稿:aromatopia125号「ワールドレポート:フィンランドより フィンランドのハーブ紀行」
以前掲載されたものですが、2014年にフィンランドを旅行した時の様子を書いた記事を、アロマセラピーと植物療法の専門誌・aromatopia 125号(2014/7/25発行)にて読むことができます。「ワールドレポート フィンランドより〜フィンランドのハーブ紀行」と題して、こちらのブログにも登場したSatuさんのお宅でのサウナ体験や、書籍「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」の著者であるヘンリエッタHenrietteさんとの出会いについて綴っています。
2014年夏に首都ヘルシンキとその郊外を巡る旅をしました。夏至が近かったので夜遅くまで自然の中で楽しむことができました。定番のサウナから、植物園巡り、北欧デザインを楽しむ日々であっという間に時間が過ぎていきました。
フィンランドは、現在暮らしている亜熱帯の奄美大島とはもちろん全く違った植生なのですが、その中にも自然と向き合う暮らし方に共通点をみつけることができたのが印象的な旅でした。身近に育つハーブ(薬草)を摘んで、日常生活の中に活かし、その恩恵に預かるというシンプルな暮らし方です。
そして、ヘンリエッタさんの実践するハーブ療法を日本で紹介したいという気持ちを確信できたのを覚えています。
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saorislander · 7 years
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「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P92 ダンディライオン
「Taraxacum属:別名 ライオンの歯。公式には、フィンランドには何百種類ものタンポポの仲間が存在します。一般的にそれらをダンディライオン、またはラテン名でTaraxacum officinaleと呼んでいます。」「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P92
先日いたただいた、書籍を読んだ感想に、こんな風に書かれていました。 ”「ハーブ」とあるので初めは良く耳にするハーブ類を思っていました。でも「はこべ」や「すぎな」「たんぽぽ」等、雑草としての方が知られている草たち。私も「すぎな」「たんぽぽ」等時々利用していますが、ほんの少しの知識しかなかったなとこれからも散歩の時には目を凝らしてキョロキョロしながらお宝をみつけようと思います。”
ダンディライオンとは、タンポポのこと。本書には他にもハコベ(チックウィード、P103)、スギナ(ホーステール、P143)、ヤエムグラ(クリバーズ、P70)など雑草ハーブが紹介されています。
「ハーブ」というとセージやタイム、ローズマリーなど西洋種の植物を指しているように思われていますが、和種も含めて「薬草」を意味しています。昔はどこの国や地域でも身近にある野草をセルフケアに利用していました。のちに、プラントハンターが世界中を航海するようになり、現在ではアフリカ、アマゾン、東南アジアなど世界各地のハーブやスパイスなど「有用植物」を手軽に利用できるようになりました。使用する部位も葉や花だけでなく、実や樹皮、根、根茎などが含まれるようになり、ハーブは「薬草」だけでなく「薬用植物」全般を指すと言われています。
日本で見られるタンポポには、大きく和種のものと、西洋種のものがありますが、どれも上記のようにダンディライオン(タンポポ)として扱うことができます。私の住む地域では、白い花を咲かせる和種のタンポポがみられます。見分け方としては、横から見た時に鄂が花びらに沿っているものが和種、反り返っているものが西洋種と言われています。春になってタンポポを見かけたら、横から覗いてください。
春が来て、散歩途中のお宝探しをするのが楽しみです。
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saorislander · 7 years
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「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」補足 :P35 シロップ剤におすすめのハーブ
「ここに挙げたハーブの組み合わせで、美味しいシロップができます。 ・タイム、ヒソップ、ペパーミント。咳によく効き、とても美味しいので、必要になる前にみんななくなってしまいます。」「フィンランド発ヘンリエッタの実践ハーブ療法」P35
季節の変わり目で、1日の気温差や急な冷え込みに体調を崩している方も多いかと思います。風邪のひき始めかなと思う咳がで始めた方にオススメなのが上記のシロップ剤です。
ハーブ製剤には、浸剤(ハーブティー)、チンキ剤(薬草酒)、カプセル剤や錠剤などいろいろあります。その中でも咳の出始めたときには、子どもたちにも人気の甘くて美味しいシロップ剤がオススメです。
利用するハーブは、写真の通り、時計回りにタイム、ヒソップ、ペパーミントです。これらのハーブには共通する特徴が3つあります。どれも1)咳にいい、2)香りがよく、美味しいものが多いシソ科のハーブ、そして3)身近に育つハーブなのです。タイムとペパーミントはキッチンハーブとしてもお馴染みではないでしょうか。これらのハーブは亜寒帯気候のフィンランドで育つのでヘンリエッタさんが利用している訳ですが、私の住む亜熱帯気候の奄美大島でも育てることができます。 ドライハーブをストックしてあったので、早速作ってみることにしました。今日はシロップだけでなく、ミードと呼ばれるはちみつ酒(P137,P158参照)にもこれらのハーブを漬け込んでチンキ剤を仕込みました。出来上がりは2週間後の予定です。アルコールは体を温めるので、ゾクゾクして寒いときにシロップ剤に少し加えるつもりです。
ミードはアルコール度数11%しかありませんので、保存できる期間が短いことを覚えておいてください。シロップが美味しくてすぐなくなることを考えれば、ミードのチンキ剤もそんな心配いらないかもしれませんね。
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