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約60年前、母が中学生だったときの家庭科の課題。ばあちゃんが全部縫った作品。刺繍もこんなに上手なの知らなかった。母は、最後に口ばしだけを縫ったところ、先生から「口ばしだけ惜しかったわね〜」と言われたらしい。(バレてるやろう。)母に、この作品が発見された今、口ばしを直して欲しいと言われたけれど、いやと言った。この糸は”跡”だから、消したくないなと。刺繍ってなんとなく刺青みたいなものだとも思う。でも死んでも残るか刺繍は。
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Luminous
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いぬ、すき
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