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sonocore-blog · 6 years ago
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LGBTについて
 誰でも男性性と女性性の両方を持っている。思春期は、それが表面で揺れていることがままあり、人によっては体の性と大きく乖離したり、同性愛・両性愛的な強い慕情に自分で戸惑ったりということが、起こりやすい。程度の差はあれど、このような経験をもつ人は多いと思うし、自分の周りにこのような人たちがいたなと思う人も多いのではないかな。
 たとえば「ボーイッシュな女の子」「中性的な女の子(髪は短くスカートは履かない、女の子らしい服装をせず、好きな男の子もいないような)」は、周りに何人かいただろう。わたしの友達にもいたが、うち1人は「化粧したり女の子らしい格好をすることがどうしても違和感があり、それが悩みだ」と言っていた。けれど彼氏はいて、LでもBでもなかった。当時はXという性の概念を知らなかったので「FtXではないか」という悩みはなかったと思うが、もし今のようにセクシャルマイノリティという概念が広く知られていて、Xやトムボーイという人たちがSNSなどでたくさん見えていたら、もしかしてその友達は「自分はXなのかな?」と悩んだのだろうか、と想う。
 Xという概念が認識されるようになり「仲間もできる今の人たちが羨ましい、自分は明らかにXだ(またはBだ、など)けれど、独りで悩んでいたよ」という中年世代の人もいると思う。けれど「X(中性)」という名の性である可能性なんていらない、女性だけど「こういう女性(スカートを履かない、髪も伸ばしたくないし化粧もしたくない)」であることはいけないの?こういう女性は女性(F)ではなく X(中性)なの?女らしい格好が好きじゃなきゃ女性じゃないの?という声も聞こえてきそうだ。
 名前があるからはめようとする。「X」「FtM」「バイ」「レズビアン」「パンセクシャル」「アセクシャル」などなど。誰でも男性性と女性性を持っていること、誰でも人を好きになることを鑑みると、Xっぽさやバイっぽさを自分の中にみとめる人はわりといるかもしれない。特に思春期では!
 思春期に揺れて色んな人と知り合ってみるのは悪くないと思う。だけど、自分に固定した名前を付けて決めてしまうことは、慎重になっていい。慎重になるまでもないという人はいいけれど。モヤモヤ揺れている人は、苦しいかもしれないし名前にはめることができたら楽だとは思うけど、名前が分からないときは、百歩戻って、たとえば「こんな女でもいい」→「こんな女ならアリ」を生きてみてもいいのでは。「中性」ってお手本が稀少すぎて、なりたい自分・ありたい自分の形がイメージできない可能性がある。
 ともあれ「イイと思うもの」「好きな人」あたりが軸となると想うので「自分を素敵に磨く」しかないかなぁ。セクシャルカテゴリーの名前は外付けというか、自分のあとからついてくるものであってほしいというか、はめて縛られないでほしいとだけ、想う。
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sonocore-blog · 6 years ago
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日本が永遠にアメリカの植民地であり続ける原点は戦後最大の謀殺ミステリー『下山事件』にあった!
戦後最大の謀殺ミステリーとされる「下山事件」――1949年7月6日未明、東京都足立区の常磐線と東武伊勢崎線が交差する高架下付近の線路で当時の国鉄総裁、下山定則(さだのり)氏が轢死体(れきしたい)で発見された事件である。
捜査の過程で浮かび上がった物的証拠は明らかに「他殺」の可能性を示していたにもかかわらず、約1ヵ月後、事件は強引な形で自殺説で収束させられ、やがて捜査も打ち切られた。
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多くの謎を残したこの事件に挑んだのが、作家・柴田哲孝(てつたか)氏だ。2005年にノンフィクション『下山事件 最後の証言』を発表、今年6月には「小説」の形で『下山事件 暗殺者たちの夏』を刊行した。
柴田氏が事件を追い始めたのは1991年。祖父が事件の実行犯グループにいたことを知ったのがきっかけだった。(前編→「戦後最大の謀殺ミステリー『下山事件 暗殺者たちの夏』著者が激白!「実行犯に祖父が絡んでいたと聞いた時からすべてが始まった」)
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―そうして柴田さんが24年間取り組んできた「下山事件」の真実から何が見えてきたのでしょうか?
柴田 終戦直後の混沌(こんとん)とした社会が「今の日本」に向けて動きだした「分岐点」、それが「下山事件」だったと捉えて間違いないと思います。そのひとつが、米占領軍によってもたらされる「利権」と政治とのつながりです。この本を読めばわかりますが、下山事件の背景にあったのは「国鉄の利権問題」、それもアメリカが絡んだ利権でした。
朝鮮戦争が迫る中、当時のアメリカにとって国鉄は、太平洋側から日本海側に大量の物資を運ぶための軍事的に非常に重要な手段でした。ですから労組が強くなって、ストで輸送が止まったら��変なことになるし、石炭で動く機関車を「電化」して輸送効率を大幅に上げる必要もあった。そこでアメリカは日本に対する融資である「見返り資金」で、国内の電源開発に巨額の資金を注ぎ込み、日本の電力再編と同時に国鉄の電化を図ろうとしたわけです。
ところが、当時の国鉄総裁だった下山さんはあくまでも日本のための「国鉄」という考えで、なかなかアメリカの言いなりになろうとしなかった。汚職などにも一切応じなかった。そういう存在はアメリカにとっても、アメリカの「見返り資金」の上前をハネたい日本の政治家たちにとっても邪魔な存在だったんですね。
彼らが直接、下山さんを殺(や)ったのではないにしても、下山さんがいなくなることを望んでいた人たちが何人もいた。彼らがその後、戦後の電力事業などエネルギー産業で莫大なお金を儲けて、今の日本のシステムを作ってしまったことは事実です。それに、当時の吉田茂政権は明らかにGHQの傀儡(かいらい)で、これは否定しようがない。
例えば、アメリカから「定員法」のように何十万人もの人員を整理する法律を作って日本経済を効率化し、アメリカ資本を投下できる下地を作れと言われれば、「はいはい、その通りにします」と、吉田政権は首切り法案を作って大量解雇をやるわけです。
でも、これって今と同じじゃないですか? アメリカが日本に戦争を手伝わせたいから法律を作る。アメリカが基地を欲しいから沖縄の民意を平気で踏みにじる。TPP問題なんかも同じです。
こうして、アメリカがもたらす「利権」が政治と深くつながり、日本の政治がアメリカの言いなりになってゆく。その転換点となったのが「あの夏」であり、「下山事件」なのだと思います。
―もうひとつ興味深いのは、同じGHQの中でも、現行の日本国憲法を事実上、起草したといわれる「GS」(民政局)と��戦後の対共産主義対策や下山事件にも深く関わったと思われる「G2」(参謀第二部)のせめぎ合いです。
柴田 新憲法制定をはじめ、GHQにおいて日本の民主化政策の中心を担い、労働組合の組織化も進めるなど左派リベラル的な性格を持っていたGSのトップが、汚職問題(昭和電工事件)で失脚させられます。それも白洲次郎や当時の警察、吉田茂らが裏で手を引く形で。
すると、GSによって「公職追放」されたり、巣鴨プリズンに入ったりしていた政治家や右翼などが「共産主義対策」の名の下、ライバルのG2によって次々と復活する。その中には児玉誉士夫(よしお)や笹川良一のような右翼などもいて、今の総理の祖父、岸信介もそのひとりです。
その後、G2が実権を握っていく中で、アメリカの利権を介して、こうした政治家や経済界、右翼などが水面下で強く結びつきながら日本の「戦後」が作られた。そうなると今度は事実上、「GSが作った」日本国憲法が邪魔になってきた。しかし憲法は簡単には変えられない。彼らにとってはそれがずっと「取れない重し」になっていたのです。
―別の言い方をすれば、今、しきりに議論されている憲法の問題も、その根っこはGHQの内部にあった「GS対G2」の構図の中にあるとも言える、と?
柴田 そう、結局すべては「下山事件」が起きた時代と地続きなんです。そして僕はその時、日本が踏み込む道を間違えたのではなかったのかと思う。
例えば、原発の問題もそうです。下山事件の時に国鉄の総電力化で政治家が利権をむさぼっていたのと同じようなことが、福島で原発を造った時にも起きていた。それもアメリカの言いなりになって、もう使わなくなった古い型の原子炉かなんか買わされてね。
今も集団的自衛権を含む法整備をやっていますよね。あれも日本のために必要な法整備ではないし、当然、憲法改正もせず、その解釈を無理やり変えてでもやろうという話でもない。実は集団的自衛権で焦っているのはアメリカのほうなんですよ。アメリカはたぶん、中国と南シナ海の問題で一戦あってもおかしくないと踏んでいる。その時にアメリカだけが泥をかぶりたくないから日本の自衛隊も使いたい。
そうやって、日本は永遠にアメリカの言いなりになり続ける。本当に今の日本はアメリカの植民地ですよね。僕は昔から言っているんだけど、最近、本当にそうなってきた気がします。
―戦後70年を迎えた今、僕たちが下山事件から学ぶべきこととは?
柴田 例えば、ひとりの人間を見る時に、その人の今だけを見ても本質はわからない。でも、その人間がどう生まれて、どのように育ったのか? 過程を見ることができたら、なぜそういう人間になったかわかりますよね。
僕は単に「下山事件」の真相を暴くために書いているのではない。当時の世相の中で、なぜこの事件が起きたのかを知ってもらいたい、それによって「今、我々の生きている日本の社会がなぜこうなったのか?」ということをわかってほしいから書いたんです。
そこに真剣に向き合い、“今”を自分なりにつかみ取ろうという努力をすれば、そこから自分がやるべきことが見えてくる。それはおそらく権力者の思い通りにならない、権力者にとって都合が悪い存在。自分なりの知識と、しっかりとした考え、哲学を持った「ひとりひとりの国民になる」ということだと思います。
その意味で、今回の本は今の日本の「原点」を考えるための、とてもいいテキストになるはずです。もちろん、エンターテインメントとしても絶対��面白いモノを書いたという自信はある。僕の書いた本で面白くないモノって絶対にないと思っていますから!
■柴田哲孝(しばた・てつたか)
1957年生まれ、東京都出身。2006年『下山事件 最後の証言』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年に『TENGU』で大藪春彦賞を受賞する。ほかに探偵・神山健介シリーズ、『GEQ』『異聞 太平洋戦記』『中国毒』『国境の雪』など多数 (取材・文/川喜田 研 撮影/五十嵐和博)
https://www.excite.co.jp/news/article/Shueishapn_20150823_52483/
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sonocore-blog · 6 years ago
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瞑想のやり方
瞑想におけるコツ!効果を考えながら長続きを目標にして
 瞑想と一言で言っても、バリエーションも数多く、効果にも様々な違いがある。 
 例えば心を無にする瞑想は、 自らを無防備状態に置き、あえて危険な状態に身を置く事で、神経をより過敏に働かせる効果がある。この瞑想が終わった後は、神経が過敏に働いているため、目に見えるものが新鮮に見えたり、 食べる味がより美味しく感じたりする。
 また、自分自身の気を意識し、気を周りに広げる様にイメージする瞑想は、誰かが自分自身のテリトリーに入ってくれば、背後からでも直ぐにその存在を感じ取れる様になる場合もある。
 人の心の奥底は全て繋がっていると言われている。瞑想には、その心の奥そこにある繋がっている世界との繋がりが強くなる傾向も高まる。
 普段体験できないことをイメージする瞑想は、新たな発想力としての直感力が高まるかもしれない。 発想力の弱い人の傾向は、常識と呼ばれる様な知識に縛られている場合も高く、 その頑固さが新たな刺激を受け付けていない可能性もあるためだ。
 空を飛んでいる瞑想、宇��空間を漂っている様なイメージは、 普段体験できない刺激をイメージ上で体験できる場合もあるだろう。その感覚は常識の壁を崩し、天から降りてくる直感のような情報を受け取りやすくなる場合もある。
 様々な事を受け入れやすい心の状態になり、直感力が高まるだけでなく、心の視野が広がり、大きな目で物事を見やすくなるであろう。
 ただ心を無にする瞑想だけでは、新たに自分の心の視野を広げる刺激が足りなく、 賢者と呼ばれる様な人になるには、ほど遠いとも考えられる。
 ところで、少し勘違いされている人もいる。瞑想は長く続けなければ、効果が現れないという考え方だ。そのため、同じ内容の瞑想を、毎日続けようとする。
 が、何事もバランスが大切であり、日々の生活の中で、 効果を考えながら様々な瞑想を取り入れるのが望ましい。
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 右脳は、大きなマクロで力を発揮する。左脳は、細かなミクロで力を発揮する。
 瞑想を行う際は、一度、無限に広がる様な大きな宇宙を意識する。その膨大に広がる宇宙に人の心を注ぐ様に、人の心を宇宙の広さまで馴染ませる。馴染ませた心を、体全体で感じるのだ。この瞑想を行えば、チベットの高僧の瞑想に近い状態を作り出せるかもしれない。右脳はより活性化しやすくなるであろう。
 次に、左脳を鍛えるためには、逆の方法が考えられる。針の先端をイメージしながら、人の心を、集中して小さな点に馴染ませ、 その針の先端を感じる様な瞑想だ。細かな心の状態まで、把握しやすくなるであろう。
 この二つを交互に行えば、バランスの良い感覚を養えるかもしれない。
 対象となる心は、一つの心だけでなく、様々な心で行った方が望ましい。バリエーションが増えれば、それだけより多くの人の心について感じる様になり、自分自身の心の視野も広がりやすくなるためだ。高級霊の心、友人の心、個人の心、ペットの心など、心には様々な心があるであろう。
 他人の心でなければならないとも限らない。勉強をする自分自身の思い、何かしら目的のある思いで行えば、その内容に良い影響を与えてくれる可能性もある。
 また、心でなければならないとも限らない。例えば、身近にある、葉っぱなどで行えば、葉っぱなどに対する意識が高まり、日頃からの観察力が高まる可能性もある。音楽で行えば、多少なりとも、 歌が上手くなる可能性などもあるのではないであろうか。
 この瞑想は、もちろん、場所を選ばない。極端な話、5秒で終わらせることも可能だ。一瞬、大きな宇宙の全体像を感じてそこに心の感情などを馴染ませる。それを一緒に感じ取って、次は針の先端を意識する中で、その先端に心の感情などを馴染ませる。
 朝目覚めが悪い場合、これを行えば脳は活性化し、1日の活動を高めてくれるかもしれない。睡眠前は、静かなイメージの瞑想を行えば、質の良い睡眠が得られる可能性もあるであろう。また、他の瞑想を行う前に、まずこの宇宙と針の瞑想を行えば、他の瞑想にも良い効果が高まりやすい可能性も考えられる。
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初心者の方に特にお勧めの瞑想のやり方!
 瞑想のやり方には、これがお勧めという限られたやり方は無い。 瞑想は種類が豊富であり、目的によって瞑想方法にも違いがあるためである。この瞑想を行えば全て網羅し全ての目的に合った効果が発揮できる、などは存在しない。
 初心者の方に特にお勧めの瞑想のやり方は、目をつぶりながら、肌を付けない程度に、人の存在、他人が顔を近づいている様な瞑想だ。対象となる人物は、特に好きな人であろうとも、嫌いな人であろうとも構わない。
 近くに感じるうち、その人の心をよりよく強く感じられる場合もあるはずだ。 実は人は、自分の手を伸ばした中に人が入ると、良くも悪くも警戒心が高まり、神経が過敏に働きやすく、その人の情報をより良く集めようとする反応がある。
 目をつぶった中で行えば、よりその人の感情を感じれる場合もあるのではないであろうか。対象となる人物から感じる心の感覚を、鼻から取り入れ、身体全体に染み渡せる方法などもお勧めである。
 瞑想のイメージの中で、対象となる人物の顔に触れようとするのも良いであろう。これは、瞑想のイメージの中で実際に触れるのではなく、手をかざすような感じで、対象となる人物のオーラを感じる様なイメージが望ましい。
 好き人物をターゲットとした場合、相手の気を自分自身に取り入れるのは、気持ちがよく、暖かな気持ちが自分自身の中で湧いてくるのではないであろうか。
 少し変わった瞑想方法だと思われるかもしれないが、人の持ち物に手をかざして誰が持ち主か言い当てられる様な力が身につく可能性もある。
 これは、瞑想なので、実際に現実に存在しない人物もターゲットとして行える。
 例えば、高級霊などの高い霊格であれば、自分自身に高い霊格が身につく可能性もある。高級霊と繋がりやすくなり、何かしらの特殊な才能が開花されやすくなる可能性も考えられる。
 この瞑想は、高い存在ばかりではなく、一般的な身近にいる人で行うのもポイントであろう。差を感じやすくなり、 より高い存在の感じ方が明確になりやすく、 より存在を感じやすくなるためだ。
 同性に対して少しばかり行えば、相手の気持ちがよりよく分かる様にもなるであろう。
 この瞑想は、自分自身の感覚が鋭くなるだけではなく、相手の気持ちもよりよく理解できるようになるであろう。他者の気持ちがよりよく分かれば、自らの霊格が高まりやすくなり、何かしらの才能が発揮しやすくなるかもしれない。
 また、ゲーム感覚で、相手から自分にスキルをコピーをする様なつもりで行っていけば、自分が成長する実感も持ちやすくなり、自分自身の視野も広がって行くであろう。
 対象を人では無く、葉っぱなど違った対象で行えば、違った感性が身につくかもしれない。 物も良いが、音楽などで行えば、音楽は右脳の働きが影響を与えている場合もあり、霊的な意味でも良い効果が得れる可能性も考えられる。
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 瞑想と聞けば、心を無にして何も考えない空の状態だと思いこんでいる人もいるはずだ。
 その瞑想も一つの瞑想であるが、瞑想の瞑は暗闇を表し、暗闇の中で思いをめぐらすという意味もある。
 何も考えない内容は、何も考えない精神力を養う意味と、理性を弱らせて潜在意識を意識に蘇らせやすくする意味もあるが、初心者は、内面に意識を向ける事から始めなければならない。
 心を無にする瞑想が効果が無いという話では無く、様々な瞑想がある中で、自分に合う内容を求めることが大切なのである。
https://ataru-reishi.blogspot.com/2018/08/meisou-kotu-kouka-nagatuduki.html
https://ataru-reishi.blogspot.com/2018/09/meisou-yarikata-syoshinsya.html
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sonocore-blog · 6 years ago
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マイナスのエネルギー、悪について
この世界は陽と陰、正と負、白と黒、善と悪、プラスとマイナスのエネルギーがせめぎ合ってできている。そして悪の力のほうが少し強いと決まっている。 負のエネルギーのほうが強くて、最終的には滅亡に至るのだそうだ。
マイナスのエネルギーは、人間を支配すると同時にあらゆる物質を支配する。つまり、支配者とは、マイナスのエネルギーで支配しているので、悪であるのは当然なのだ。善で支配された国が悪で支配された国に滅ぼされるのは、道理に叶っているのだ。なぜ正義が負けて悪がまかりとおるのか?と我々は思っている。正義が勝ってしかるべきと思っているが、それこそが幻想なのだ。正義が負けるのが当たり前、悪が勝つのが当然なのだ。悪のほうが強いのだから。
なぜ悪のほうが強いのか。それは、煩悩が強いから。欲が強いからにほかならない。負のエネルギーが強く、マイナスの存在になり、支配者となり、滅亡するのは、煩悩が強い人である。煩悩が強いとは、負のエネルギーが強いということである。釈迦が煩悩をよくないものとしたのは理にかなっている。しかし煩悩が強くないと、支配される側になり、悪の思うがままにされるだけである。「正しいことをしたかったら偉くなれ」というセリフがドラマにあったが、言い換えれば「正しいことをしたかったら悪くなれ」という矛盾したセリフになるはずだ。悪くならなければ政治家のトップになれない。正しいことだけを言っている政治家が当選せず政権をとれず失脚させられるのもこのためだ。
私たちの中にも白と黒、善と悪、プラスとマイナス、正と負がある。神性と悪魔性と言ってもいい。私たちに欲、煩悩がある限り、必ずこの二面がある。しかしそのバランスは人それぞれだし、こうあろう、こうありたい、と寄せることはできる。煩悩や支配欲が強ければ悪魔性に傾くのは前述のとおりだ。
人並み外れて強い願望(欲求・煩悩)がある人が、想念として悪魔と契約を交わす、つまり己の願望を満たすためには 神性を顧みないことを心に誓う。そして実行したあかつきに、支配者になるなど願望を達成する。が、神性を捨てた報いで心は満たされず、心の地獄を味わう。ということなのかもしれない。心の地獄の例が恐怖だろう。それを分かっている人が、寄付をしたり慈善活動をしたりする。しかしそれで心が平安になるのかはわからない。
だから、悪が強くて支配者となるから自分も善を捨てて悪魔性で生きるのが得策なのかというと、そうではないだろう、という結論になる。そう想う人が増えれば世界のバランスが少し変わる。しかし、絶対に悪はなくならない。せめぎ合い続けるのだ。何のために?きっと、せめぎ合い続けるために。せめぎ合いそのものが目的なのだ。人生の目的が自分の中の白と黒のせめぎ合いからの成長��あるのと同様に、世界の目的もせめぎ合いからの昇華なのではないだろうか。
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sonocore-blog · 6 years ago
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江原さんの教え
江原啓之は、生まれてくる家を自分で選んで生まれてくるのだと言う。
これを受けて、虐待する親は「あんたが自分で選んで生まれてきたんでしょ!」と言うとか。
言われないとしても、虐待される子ども・機能不全家庭に生まれた子どもは、江原さんのこの言葉を聞いてどう思うだろう。「自分で選んで生まれたのだから自分が頑張らねば」とか「自分で選んだんだから自分のせいだ」とか、思ってしまわないだろうか。虐待されるのはその子のせいじゃないのに、ただでさえ「お前が悪い」「お前さえいなければ」と言われている子たちを、余計逃げ場なく、「自分が悪い」と思わせるのではないだろうか。
つらい家庭に生まれた人は「自分が選んで生まれてくる」という言葉を、大人になれば受け入れられるものなのだろうか。幸せになれば受け入れられるのだろうか。虐待するなど、つらい目に合わせる立場の人は、この言葉を自分に都合よく使わないだろうか。
そもそも、これは本当のことなのですか?本当なら、江原さんはどうやって知ったのだろう?守護霊さんが教えてくれたの?霊能者になる段階でお寺なり先輩なりに教わったの?霊界か何かで見てきたの?記憶にあるの?夢で見たの?書籍で読んだの?どうやって知ったのですかね?単純に知りたい。
あと、虐待されて死んでしまった子どもは何なのでしょう?自分で選んで生まれてきて、犠牲として死んだ、とか、死でカルマをおとした、とか、崇高な命だったとかいうことですか?
いじめられて自殺した子どもはどうですか?自殺だから罪なのかな。では虐待を苦に自殺した子は?やはり罪?自殺か他殺・事故かで、境遇の酷さは同じでも一方は罪になるんですか?自分で選んだから?
それって、「自己責任」ってことですか?
スピリチュアルも江原さんの教えも好きだけど、腑に落ちないというか、疑問なのでただ知りたいです。
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sonocore-blog · 6 years ago
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世界の三層構造
今まで私は、一貫して「世界は少なくとも三層構造になっている」と書いてきました。 私たちが認識しているサーフェス・ワールド(表層世界)は、つまり「現象界」。 ダーク・ワールドは、つまり「潜象界」。 そして、もっとも奥深く誰もアクセスすることができない階層にあるのがディープ・ワールドで、私はこれを「原因を現実世界で具現化するために、ごく一部の人々が秘密裏に働いている世界である」と解説しました。 (※臨時増刊号 2018/12/06【Vol.017】「『2019年 世界はこうなる』と暗黒ウェブのさらに下にあるマリアナ・ウェブ」にて詳述。ダイジェストはコチラ) ・・・しかし、実相(真相の姿)は常に潜象(せんしょう)界にのみ存在しており、この世の現象界は潜象界の影に過ぎません。 したがって、今起こっていること、今私たちが見ていること、今体験していることは、潜象界から見れば「結果=果」の世界であり、潜象界で混沌(カオス)の中から形成された「原因=因」の反映でしかないのです。 これが阿吽(あ・うん)の「う」であり、私たちの心持ち次第で少しばかり未来を変更することができる最後の段階に入る、という意味です。
800年周期で「世の大掃除と建て替え」が起こってきたが今度は数千年に一度
日本の太古の人々は、「現象界」を顕界(けんかい)、「潜象界」を幽界(ゆうかい)と呼び、「顕幽一如(けんゆういちにょ)」といって、両者は合わせ鏡のようになっていることを知っていました。このことを「阿吽の呼吸」と言ったりするのです。
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sonocore-blog · 6 years ago
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量子論からの引き寄せメソッド
「欲しい」と願った時点で意識の9割を占める無意識が「手に入らないから願っている」という欠乏を意識しますので、余計に遠のくというメカニズムが働きます。
ですので、引き寄せの法則を働かせようとする時に「願い続ける」というのはタブーであり、逆効果なのです。
本当に望ましい引き寄せを起こすコツは、欲しいモノや望ましい状態を引き寄せたいと願うのではなく、本当の自分はどんな自分でありたいのかを自覚し、そういう自分であり続けることなのです。
そうすると、無意識と顕在意識の間に矛盾がなくなり、すべての物事がスムーズに運ぶようになり、結果的に人、モノ、お金などの不足は自然と埋まっていきます。
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sonocore-blog · 6 years ago
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科学の進歩、人間の進化、ブロックチェーン、トークン
<志倉千代丸氏が、科学的事実の追求が悪意と離れた行為であることを知りながらも、その行為に伴うリスクを踏み越えようとする意識の中に悪が隠れているのではないかと問いかける>
 ・科学は常に正しい
 テクノロジーの問題ではなくソーシャルの問題では。
 ・問いを見つけると人間は答えを求めてしまう。それは人間の性である。
 常に良くありたいと思ってはいるが、答えを求めることが科学であり、
 答えを得たときに、それを使いたくなってしまうこととは別の問題である。
 
・人間は進化をするものだから、より良いものを見つけるために頑張る。
 ときどき良くないことをする人がいることは事実だが、でも科学は、より多くの設問に答えられるようになるために、止まることはない。
 ?科学やテクノロジーが人間にフィードバックされるなら、それは良いものだと思う。それに寄与している科学者は素晴らしいと思う。
 逆に悪いことに使わなくても、人類を豊かにすることではなく、自分の知的好奇心を満たしたいだけの人、そのために、リスクがあってもやってしまう人は、僕にとっては悪い人だと思う。
 物質世界では我々もデジタルなテクノロジーを利用している。フィードバックがなければ僕たちには意味がない。
 ⇔落合陽一:今やっている作業のフィードバックを全然求めていない。物を作って売って利潤が得られなくても、まわりまわって利潤が得られればいいやと思っている。今だって大学から給料もらってない。
そこで利益を得ようと思うとスケールが小さくなるが、人生というレールの上で、トータルで資本と利潤として回収できれば十分。ある1ヵ所をすべて黒字化しようとしていると、大きなことはできない。
お金を追わない方が良い場合も多い。そういうことを考えることが大事だと思っている。
 ?基礎研究が基礎研究のままで終わっていて、事業性や経済合理性がともなっておらず、(したがって事業化されず)その人が報われるのはノーベル賞だけ、という状況はあまり���くない。
 ?悪い人がいてこそのいい人だと思うし、全部が良い人ばかりだとつまらなくなる。
基本的には真実を追求し、純粋に知識を求めていく。たとえばがんが治るのようなポジティブなことを求めていく。ときどきそうではない方向に行ってしまうこともないではない。しかし悪い方向に行こうという意思はない。
時々、科学者は正しくないこと良くないことをやるかもしれない。しかし科学は常に正しい。
 (科学とは、答えを求めることである。問いを見つけると答えを求めてしまうのは人間の性である。科学は、より多くの設問に答えられるようになるために、止まることはない。そして科学は常に正しい。そして人間は進化するものだ。答えを得たときには、それを使いたくなってしまう。逆に言うと使わなければ意味がない。善悪はテクノロジーの問題ではなくソーシャルの問題。)
  ?サイエンスの手前にアートがあり、アートとサイエンスの間には大きな断絶がある。
 アートがないと気付きがない。気付きがないと取り組もうというモチベーションがわかない。 
 その��を、量子コンピューターは超えたのではないか。
 世の中は量子力学でできているので、古典コンピューターでは再現できない。我々の世界をつぶさに再現するためには量子コンピューターが必要。
 どうやって儲けなくても生きていけるのか考える(シビラ代表 藤井隆嗣)
 彼ら(シビラ)のやっているのは相当尖ったこと。誇大妄想的。どうやったら今の技術で尖ったことができるかをギリギリまで考える。わりとそれはアートに近いところがある。事業というより、いわゆる研究だと思う。
 <ブロックチェーンについて>
 ブロックチェーンでできることって、社会に対して問いを投げることだと思う。試してみたらどうなるかわかんないイノベーティブな提案なのに社会実装されない。問いのままで終わる、机上の空論として終わる。それを社会に投げるための道具だと思ってブロックチェーンと向き合っている。
自分の中で社会に対して投げた問いに対して、それに反応して代わってくれるであるとか、それが非中央集権のフィールドでできるのがブロックチェーン。投げたら絶対に消えない状態で残る、そういうところに魅力を感じている。
 (ブロックチェーンは最初のアプリケーションであるビットコインが余りにも強烈な経済的インパクトを社会に与えてしまったがゆえに、貨幣経済と切り離して考えることが困難になってしまった。しかしブロックチェーン技術は、むしろそこへのアンチテーゼを社会実装するための武器であるということなのだろう。)
  良い会社・悪い会社の情報はプロトコルから湧いてくる。日銀ではない。ビットコインもプロトコルから報酬がわいてくる。誰かが中央集権的にありがとうと出すのではない。
 本質的には価格がついていることに意味がない。ブロックチェーン技術と仮想通貨の間の関係性は、アプリケーションとしての仮想通貨であって、ブロックチェーンが本質的に仮想通貨であるということはない。
 特殊な方法でないと生み出せない通貨機能を持ったものがあって、それをほしいと思っている人が現存通貨と交換しようと言い出したら価格が決定される。みんないらないと思えばゼロ円になる。
 宗教のようなもの。価値があると思えば価値が生まれる。良い悪いが決まるのも絶対的な基準ではなく、民主的に決まる。特に「投資」と「ブロックチェーン」は分けて考えた方が良い。ブロックチェーンによって生まれた仮想通貨によって投資が成り立っているが、そもそも投資とセットのようなものではない。
 仮想通貨ではなくトークンと考えると、トークンは同じ価値観を持った人同士でないと受け渡しができないというもので、貨幣経済が好きだという人はキャッシュと同じ機能をビットコインに求めているだろうが、ビットコインのトークン機能に関しては、思いやりのある人同士でコミュニティーを作りたいと思えば、その方々の間でトークンの位置づけはお金に換金できない。自分のコミュニティーの存在価値という形で、IDとなりうる。どういう価値観をほかの人と共有したいかみたいなところにトークンが使われていくのだろうと思う。
今日のイベント参加者に渡したUSBメモリーに入っているトークンを使えば今日のTable Unstableに参加したということも証明できる。さらにお友達、仲間トークンという形に昇華することもできる。
たとえば今隣に座っている人と、僕はどのくらい近しい関係なのかということを証明したければ、お友達トークンというものを作ってしまえばよい。そうすると、「これまで僕はだれだれさんの門下生でした。だから僕を入社させてください」という本当かどうかわからない履歴書じゃなくて、明らかにあなたはこの人と会っているよね、周りの人も証明しているよね、とできる。
その人たちと価値観を共有しているよね、というのがトークンエコノミーであり、その証明は周りの人によって行なうことができる。中央集権的な機関によってではなく。トークンエコノミーとして新しい価値で人と人がつながっていく、そのなかで価値の交換をしていく、というようなものではないかと思う。
 トークンはこれからも進んでいくが、これまでの金融の歴史が世界の歴史の中の日本の歴史と違っているところもあって、まだ仮想通貨が誇大視されているところがあるのかと思う。普通にICOが発展しているパリやジュネーブやベルリンではICOの中でのトークンの価値と、法定通貨の価値というものを正しく客観化できている、相対化できているのかと思う。
 (本イベントでは参加したすべての学生にトークンが配られた。思いやりのような価値観は目に見えない。それを共有したいという想いを具現化する道具がトークンであり、そのバックボーンとしての活用にこそブロックチェーン技術の意義があると鈴木氏は彼らに伝えたかったのではないか。そして純真な若者にこそブロックチェーン技術に取り組んでほしい、という想いがこのイベントを実現させたのではないか。そう強く印象付けられたパネルディスカッションであった。)
「科学は正義か悪か」CERN・シュタゲ作者・落合陽一らが会した夜
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sonocore-blog · 7 years ago
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ヒッグス粒子が形成するヒッグス場は、素粒子にまとわりついて抵抗を与えます。この抵抗のことを質量と言います。 ヒッグス粒子は質量を与えるのです。 また、質量とは「動きにくさ」と言い換えることができます。 逆に言えば、このヒッグス粒子を安定させて動きを止めてしまえば、素粒子にヒッグス粒子がまとわりついて「動きにくさ」が付加されることがなくなるので、素粒子は質量を持つことなく、宇宙ができた頃のように、縦横無尽、好き勝手に空間を飛び回るようになります。 ヒッグス粒子が「神の粒子」といわれるのは、宇宙の秩序をつくっているからです。 ヒッグス粒子を、なんらかの人工的な方法で操作し、ヒッグス粒子が形成するヒッグス場を乱してしまったとき、何が起こるのでしょう。 それは、宇宙の秩序を破壊することを意味します。 地球誕生の前の宇宙の状態、つまりカオスの状態に戻ってしまうのです。
具体的に言うと、素粒子が空間を縦横無尽に飛び回っている状態で、あらゆる天体が粉々に分解してしまうような世界です。 当然、人類も消滅します。  
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sonocore-blog · 7 years ago
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クロウリーによれば、すべての個人にはエゴのありふれた欲求や欲望とは区別されるべき「真の意志」がある。真の意志とは、本質的に言って個人の「天職」(キリスト教でいう「召命」)もしくは人生の「目的」のことである。
後の魔術師たちの一部はこれを、神の助力や他の神聖な権威の力を借りずに自分自身の努力によって自己実現を達成することを含意するものと捉えている。この考え方はクロウリーが1904年以前にとっていた立場に彼らを近づけるものである。
クロウリーは、女性の真の意志についてさらに具体的に述べている。彼は、「女性はほとんどつねに自らの真の意志の重要な部分を意識している。つまり子供を産むことである。彼女らにとって他は比べ物にならない…」と書いた。
クロウリーは真の意志を発見するためには無意識の欲望を意識の支配から解き放つ必要があると信じていた。とりわけ彼は性欲の表出を神的創造力に結びつけて捉えており、これに対する束縛を解かなければならないと考えた。彼は、個々人の真の意志は、各人にとって固有の唯一無二の存在であるダイモーン(守護神)たる聖守護天使と同一であると教えた。
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sonocore-blog · 7 years ago
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※ イエス・キリストの言葉に従おうとするキリスト教徒や、ミツワーに従おうと努力するユダヤ教徒とは対照的に、理念上これらは自明の理であり自然に生きていくやり方であると受け止めている。
サタニズム9箇条
この所信表明は、サタンというものが悪魔教会において何を意味しているかを示している。
サタンは禁欲ではなく放縦を象徴する。
サタンは霊的な夢想ではなく、生ける実存を象徴する。
サタンは偽善的な自己欺瞞ではなく、純粋な知恵を象徴する。
サタンは恩知らずな者のために愛を無駄にすることではなく、親切にされるに値する者に親切にすることを象徴する。
サタンは右の頬を打たれたら左の頬も向けるのではなく、仕返しをする行為を象徴する。
サタンは精神面で他人の脛をかじる者への配慮ではなく、責任を負うべき者への責任を象徴する。
サタンはただの動物としての人間を象徴している。「神から授かった精神と知能の発達」によって最も悪しき動物となってしまった人間という生きものは、四足動物より優れていることもあるが劣っていることの方が多いのである。
サタンは罪と呼ばれるものすべてを象徴する。おおよそ罪とは肉体的、精神的かつ感情的な満足につながるものだからである。
サタンはつねに〈教会〉の最も親しい友人であり続けてきた。というのも彼は長年それを仕事としてきたのである。
サタニズムにおける9の罪
愚鈍さ
虚栄
唯我主��
自己欺瞞
群れに従うこと
見通しの欠如
過去の正統の忘却
非生産的なプライド
美意識の欠如
地上におけるサタニストの11のルール
求められてもいないのに意見や忠告を与えないこと。
他人が嫌がるとわかるようなごたごたを話さないこと。
他人の家に入ったら、その人に敬意を示すこと。それができないならそこへは行かないこと。
他人が自分の家で迷惑をかけるなら、その人を情け容赦なく扱うこと。
交尾の合図がない限りセックスに誘わないこと。
こんな重荷降ろして楽になりたい、と他人が声を大にして言っているものでない限り、他人のものに手を出さないこと。
魔術を使って願望がうまくかなえられたときはその効力を認めること。首尾よく魔術を行使できても、その力を否定すれば、それまでに得たものを全て失ってしまう。
自分が被らなくても済むことに文句を言わないこと。
小さい子どもに危害を加えないこと。
自分が攻撃されたわけでも、自分で食べるわけでもない限り、他の動物を殺さないこと。
公道を歩くときは人に迷惑をかけないこと。自分を困らせるような人がいれば止めるよう注意すること。それでもだめなら攻撃すること。
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sonocore-blog · 7 years ago
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駄目な自分に戻れるように、 人生には、負けるための苦難が用意されているわけです。
そんな苦難がやってきたら、 思い切って駄目な自分を認めること。 それが本当の勇気です。
自分を駄目だと認めてはじめて、 そんな自分を許すことができる。
自分はすごい、 自分は正しいと思えば思うほど、 許すことは難しくなるから。
長年降りかかる苦しみにじっと立ち尽くし、 耐えていると、輝き出るものがある。 それはあなたの中にいる神聖な、神なる自分。  
苦しみにじっと耐えるということは、 恐れて逃げて頑張ることでも、 怒りに逃げて戦うことでもなく、 苦しみを受け入れ、 そして負けるということ。 駄目な自分を認めるということ。 
あなたに苦しみがあるということは、 あなたはまだ自分で許していないものがあるということ。 だから、苦しみが来る度にじっと耐えて、 負けて、駄目な自分を許し続ける。 そうすると、とんでもなく神聖なものが自分の中から輝き出る。 
負けて、負けて、負け続けて、 最低の自分を愛していくのです。  
それは、君が誰かの役に立っている間、 君が何かできている間、 君が頑張っている間、 君が戦っている間は、 絶対に見えないものです。 駄目でボロボロになって、 やっと見えるものなのです。 この世的な価値をもっている間は見えないんです。
「存在するものは存在を許されている!」 「存在自体が存在価値を体現している!」
駄目な人を見たら 「この人はなんて不埒なやつなんだ!」と怒るだけで終わらせない。 自分も同じようなところをもっているんじゃないかと、 自分を振り返ってもらいたいのです。
花を見て美しいと思い、 キラキラ光る露をみて美しいと感じる君、 それが君の本当の価値だよ。 澄み切った青空に満たされる君、 それが君の本当の価値だよ。 大自然を前にしてひれ伏す君、 それが君の本当の価値だよ。 蟻んこを踏まないように歩く君、 そんな優しい、優しい君、 それが君の本当の価値だよ。 最低の自分を愛する君、 それが君の本当の価値だよ。 自分にないものに心動かされることはないのだから。 君は花であり、 君はキラキラ輝く光であり、 君は��こまでも澄み切った青空であり、 君は畏れ多い神聖な存在なんだよ。 君は花の中に、 キラキラ輝く光の中に、 澄み切った青空の中に、 畏怖する大自然の中に、 限りなく優しい神仏の中に、 自分自身の本質を見て涙しているんだよ。 
 由井寅子
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sonocore-blog · 7 years ago
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リテラ「よく言った!大賞」2018
★8位 明石家さんま  11月に放送された『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)のなかで、さんまは日本が多額の拠出金を出していた湾岸戦争の時期、「俺はね、人殺しのアシストしたくて働いてるんじゃない」「こんなもんに金使うんだったら、俺は納めません」と税務署まで直接文句を言いに行ったことがあるというエピソードを披露。
 これは数年前に『さんまのまんま』(フジテレビ系)でも語られたことがあるエピソードだ。しかし過去の出来事とはいえ、さんまがあえていまこのエピソードを披露したのは、安倍首相とトランプ大統領がひたすらに押し進める「戦争の機運」への危機感を感じ取ったからではないだろうか。
★7位 佐野元春
 彼は、共謀罪の成立を危惧。5月17日には、フェイスブックに〈���府が進めている「共謀罪」に危険なシルシが見える〉というフレーズから始まる詩を投稿した。  そのなかで彼は共謀罪について〈戦前の治安維持法と似ている〉と指摘。そして、スーザン・ソンタグによる「社会においても個々人の生活においても、もっとも強力で深層にひそむ検閲、それは自己検閲」という警句を引用して、共謀罪の成立によりアーティストたちが自分の表現に自主規制をかける兆候が出ることを危惧した。
 また、10月には、広島市内で行われたイベントの壇上にて、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)に安倍首相が言及しない状況を「もし核廃絶という目標を本気で持っているならば、日本のリーダーがお祝いのコメントを発信してほしい」と語った。
同月には、「こだま-アメリカの友人、日本の友人に」という楽曲を発表。スポークンワード形式のこの楽曲では、〈誰がリーダーだろうと気にしない/気にするのは/リーダーに翻弄された人々/巻き込まれ、分断され、差別され/時に、人と人が殺しあうゲームに参加してしまう〉と朗読。
人々の対立を煽る日米のリーダーを批判
した。
★6位 星田英利(元ほっしゃん。)
   権力者に媚びへつらう芸人ばかりが幅を利かす状況のなかで異色の存在が、星田英利(元ほっしゃん。)。 星田はツイッターで、安倍政権の原発政策や戦争加担、言論への圧力などについて徹底批判を繰り返している。  その結果、ネトウヨに「反日芸人」よばわりの攻撃を受け、頻繁に炎上。それとともにテレビでもその姿を見ることが少なくなっていったが、それでも星田はいまもまったくスタンスを変えていない。
 先日も、安倍首相とトランプ大統領の北朝鮮への対応を疑問視。「戦争に行かされるのは国民。戦争をさせる人を絶対に許してはならないと思います」と怒りをあらわにした。
 また、大阪民主新報17年10月22日号のインタビューで「選挙権を取って26年、いろんな政権を見てきましたが、今の政権にはこれまで感じたことのない違和感を覚えます。いろんなことに説明責任を果たしていない」と語っていた。
 星田のツイッターアカウントを見ると、固定ツイートとして一番上に〈大人たちがみんな常に"モノ言える人 "でいないと、今の子供たちの将来にモノ言える世の中をプレゼントできへんと思うよ〉という文が掲げられている。
★5位 水道橋博士
 2016年は、安倍政権について〈数こそ力で、リベラルを破壊していく政権運営ってめっちゃくちゃ怖い〉〈本当に権力って長くやればやるほど腐敗しますよね〉と真っ向批判し、ネトウヨから炎上攻撃を受けた水道橋博士。
 このスタンスは2017年も健在。総選挙直前、安倍首相の盟友・幻冬舎の見城徹社長が自らのネット番組「徹の部屋」(AbemaTV)に安倍首相をゲスト出演させ、「ずーっと安倍さんのファン」「日本の国は安倍さんじゃなきゃダメだ」などと恥ずかしくなるようなおべっかを連発したことに対して、ツイッターで強烈なダメ出しを食らわせたのだ。〈是非、若者に見て欲しい。これが将来勝ち組になるオトナの会話だ。これくらい「飲み屋でやれ!」と思う映像も珍しい〉。  この博士の発言にネトウヨたちから再び「三流芸人」などのバッシングが嵐のように寄せられ、これに、映画評論家の町山智浩氏やラサール石井が博士の援軍として参戦。逆に見城批判とネトウヨ批判が盛り上がる形になった。
 博士はそのあとも、著書『藝人春秋2下 死ぬのは奴らだ』で『ニュース女子』ヘイトデマ問題の裏に『そこまで言って委員会NP』の製作会社社長の存在があることを指摘するなど、サブカル文化人らしい斜めからの切り込みで、この右傾化状況を批判し続けている。
★4位 水原希子
 ザ・プレミアム・モルツのCM出演を契機とした水原希子へのヘイト攻撃は本当におぞましいものだった。プレモルの公式ツイッターアカウントが投稿するプロモーションツイートに対し、「エセ日本人」だの「通名を使うな」といったヘイトコメントのリプライが多数飛ばされたのだ。  しかし、これに対する水原の態度は毅然としたものだった。騒動を受けて彼女は、ツイッター上に〈どこの国で生まれても、どこの国で育っても、どこの国に住んでいても、みんな地球人である事には変わりません〉〈一日も早く、この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい〉〈全ての争いがなくなる事を心から祈っています〉というコメントを投稿した。
★3位 SKY-HI(AAA日高光啓)
 昨年、「音楽に政治をもちこむな」論争などというバカバカしい議論が巻き起こったことが象徴的なように、現在の日本の音楽業界では少しでも政治的な発言をしただけで炎上を焚き付けられる。だから、直接的に権力者を批判するような楽曲を発表するなどもってのほかだ。
 そんな唾棄すべき状況をSKY-HIは打ち崩した。共謀罪が強行採決されてからわずか6日後、彼は「キョウボウザイ」と題された新曲を突如YouTube上にアップ。その歌詞は、〈燃えた家計簿に(加計)/火消しをするように/木で隠した森(Friend)/丸出しでソーリー/シンゾウには毛が生えて/舌の数は無尽蔵/HP残り36ポイント(支持率)/保護するのは秘密の方で/テロと五輪 歪なコーデ/組み合わせて出来た/それで治安維持しようぜ〉というもので、森友・加計問題を追求されることを嫌がり、早く国会を閉めてしまいたい一心で議論を打ち切った安倍政権の独善的な姿勢を直接的に批判した。
★2位 マツコ・デラックス
 「安倍ちゃんなんてもう馬鹿の象徴じゃない?」国民の多くが感じていることをマツコ・デラックスは言葉にしてくれた。  10月2日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)にて、安倍首相のことを「馬鹿の象徴」としながら、病的な無神経さであるとも批判した。
 マツコがこの発言をしたのは、ちょうど安倍首相が森友・加計隠しのために衆議院を解散させた直後のこと。国際的に芽生える対話の機運に背を向け、自ら北朝鮮問題を煽りたてておきながら、「国難」などと国民の危機意識に訴えかけようとするやり口は見苦しいものだったが、そういった状況を指してマツコは「あれぐらいのさ、アホな人じゃないと、多分あんなことやれないと思うんだよね。この時期に解散とか、普通の神経だったら言えないじゃん? でも、それを言えちゃうだけの図太ささだったり、無神経さだったり、どっか病気じゃないとやれない職業だと思うのよ」と批判した。
 12月に安倍首相がインスタグラムを開設した際は、『5時に夢中!』で別の出演者がSNSによって首相の本当の仕事が世間に伝わるなどと安倍首相のインスタを歓迎したのに対し、マツコは「超、安倍寄りのこと言ってるじゃないの」と返し、こう続けた。 「インスタとかSNSっていうのは、ようはああいうのって、ものすごい操作できるってことを見てる人は(考えておくべき)。都合のいいように、それだけを信じるのは違うかなって思うんだよね。出てるものすらフェイクニュースである可能性もあるわけじゃん。トランプさんなんて、そういうやり方をしているわけじゃない? 『これが真実だ!』って言っているけど、それが真実かどうかはわからないわけじゃない?」と権力側から発信される情報の危険性について喝破してみせた。 
★大賞 村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
 今年8月には『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に初出演。「安倍さんは戦争の臭いがプンプンする人」「核の抑止力っていうのはほんとうに意味がない」などと物怖じすることなくはっきり意見を口にし、北朝鮮問題にも「対話」の努力���政治家に求め、その上、日本が侵略した過去にまで言及。終戦記念日には〈僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きません〉とツイートしている。
そして『THE MANZAI 2017』で村本は、ウーマンラッシュアワーという芸人として、こうした政治批判を、なんと漫才のネタに見事に昇華し披露してみせたのだ。  まずしょっぱなからテレビではタブー扱い���原発ネタをぶっ込んだのを皮切りに、沖縄の米軍基地問題、被災地の進まぬ復興、安倍首相の対米追従などを、村本の超高速かつ「立て板に水」の迫力ある語り口で次々と斬ってみせる。そして、最後はそういった問題を取り上げないメディアや国民の意識の問題を突きつけた。
 年が明けて1日未明の『朝生』でもそのスタンスはいささかもぶれることはなかった。リアリストを気取った論客たちが、憲法9条について、加憲か2項削除かなどというテクニカルな議論に終始するなか、村本は「憲法9条2項に何が書いてあるんですか」「(9条にあるとおり武力の行使を)放棄すればいいじゃないですか、非武装中立がいい」と敢然と言い放った。 この発言に自称リアリストたちは「もっと勉強してから来い」「侵略されたらどうするんだ」などと村本を一斉に非難したが、「白旗あげればいい、殺すくらいなら殺される」「お花畑ですけど?」と一歩も退かなかった。そして「非武装中立と言ったとたんに、これでは議論が成り立たない」と現在の憲法議論の議題設定の狭さを突いた。
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sonocore-blog · 7 years ago
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太田光の安倍首相論(2015)
(※太田光:護憲論者。 2006年8月に中沢新一氏と共著『憲法九条を世界遺産に』を出版している)
 あの人(安倍首相)は、戦う政治家になるんだと宣言して出てきた人なんですよ。戦う相手は国民なんです。反対世論です。(安倍首相の著書)『美しい国へ』の冒頭は、60年安保から始まるわけです。今よりもっと激化してましたよね。学生が国会に突入して死者も出ましたね。それでも(安倍首相の祖父の)岸(信介・元首相)さんは「声なき声を聞く」と政治信条を通したわけです。それが戦う政治家であり、安倍さんが目指す姿。それを自分はそうなりたいと思っていたわけです。そのタイミングでデモの声が上がるってことは、安倍さんにとっては自分がやりたいことの舞台装置がどんどん整っちゃうことなのね。僕はデモに参加する人を決して否定はしないけれども、結果的に、自分の思いとは別に(安倍首相に)協力する形になっちゃってる。俺は有効性はないと思う。
「安保法案が通ったことによって、憲法改正はうんと遠のいたと思う」と予測  
 安倍さん二度とこれ(憲法改正の強行)できないです。大騒ぎになったし、(今回の安保法案は)今まで通りの解釈変更なんです。これは安倍さんが一番嫌ってた「戦後レジーム」なんです。安倍さんは「戦後レジーム」の脱却と言って出てきたけど、戦後レジームを継続しちゃったと僕は思うんですね。安倍さんを支持した人に、安倍さんはなんて説明するのか。僕は安倍総理にその説明責任があると思います。
(引用:https://www.huffingtonpost.jp/2015/09/19/ota-hikaru-nsb-rally_n_8164598.html)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
これに対し・・(読むべし)
★太田光が「僕は今も護憲派」と言い訳しつつ「安保法成立で憲法改正は遠のいた」と安倍首相に甘すぎる発言
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
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sonocore-blog · 7 years ago
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リテラ「よく言った!大賞」2017
★10位 マツコ・デラックス
 安倍批判をすれば、官邸から直接的に抗議を受けたり、応援団のネトウヨから一斉に電凸がかけられる状況、しかも、世間がリオデジャネイロ五輪の「安倍マリオ」を のパフォーマンスを大絶賛している中、「突き抜けていないよね。恥ずかしいんだったらやるんじゃないよ!すぐ脱ぐんだったらやるな、断れって話。ヒゲもないし中途半端」と切り捨てた。( 『5時に夢中!』(TOKYO MX) )  この発言には、最近のマツコに物足りなさを感じていた往年のファンからも「さすが」という声が上がった。
 さらにマツコの毒は、人気絶頂の小池百合子都知事にも向かった。都知事選翌日に放送された同番組で、のっけから「まあ、都知事なんて誰がやったって一緒ですからね」と斬り捨て、さらに司会のふかわりょうが「もしも都知事がゲストに来てくれたら」という話を振った際には、ニコリともせず��じゃあ、(私の出ていない)他の曜日にしていただけますか」と共演NGを叩き付けたのだ。
★ 9位 ウーマンラッシュアワー村本大輔
 2016年大きな話題になったベッキーの不倫騒動。彼女の不倫に対し、メディアは人格批判までする大バッシング状態に。彼女を庇うような発言をした人間まで炎上に巻き込まれるという異常事態だったなか、ウーマンラッシュアワーの村本大輔はベッキーを擁護。ツイッターでバッシングする人たちを〈死刑台を囲みはしゃぐ異常者のヒマ人おつかれっす〉と挑発した。
 また、不倫バッシングが起きた直後に彼女をCM降板させた企業に対しては〈使うだけ使って都合悪なったらいっせいに、逃げ出す企業。(中略)それこそマイナスイメージですよね〉とも発言。芸能人としては自殺行為にもなり得るスポンサー批判まで行ったのだった。
★ 8位 みうらじゅん&宮藤官九郎
 対談本『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』(集英社)のなかで、みうらは「最近、俺までが気づいちゃうほど、なんだかミョーに政治が不穏な感じするじゃないですか?」と発言し、さらにクドカンは「憲法を変えるとか、戦争できる国になるとかならないとか、ちょっと勘弁してほしいなって思います」と語った。
★7位 渡辺謙
 唯一の被爆国である日本は、本来であれば核兵器の廃絶へ向けてリーダーシップを取っていくべきだが、残念ながら安倍政権はいま真逆の道を進んでいる。今年10月、国連総会第1委員会において「核兵器禁止条約」に向けた交渉を17年にスタートさせる決議が賛成多数で採決されたが、日本はこの議決に反対した。  これを受けて〈核を持つ国に追従するだけで意見は無いのか。原爆だけでなく原発でも核の恐ろしさを体験したこの国はどこへ行こうとしているのか、何を発信したいのか〉とツイートしたのが、国際派俳優の渡辺謙だった。  渡辺は一昨年の安保法制のときもツイッターでこう訴えていた。 〈一人も兵士が戦死しないで70年を過ごしてきたこの国。どんな経緯で出来た憲法であれ僕は世界に誇れると思う、戦争はしないんだと!〉(15年8月1日)
★6位 大竹しのぶ&明石家さんま
 「戦後レジームからの脱却」といえば、安倍首相のスローガンだが、これに真っ向から反論したのが女優の大竹しのぶ。大竹は昨年2月、「しんぶん赤旗」のインタビューでこんな発言をした。 「『戦後』が続くことは、日本が戦争しないということだから。「『もう“戦後”じゃないんです』みたいな言葉には、危機感を覚えます」
 大竹は一昨年、山田洋次や��枝裕和、高畑勲ら世界的な監督や、吉永小百合や倍賞千恵子、野際陽子らといった俳優たちとともに安保法案反対アピールを行った。また、朝日新聞の連載エ��セイでは、参院での安保法案可決の数日前に国会前の反対集会に参加したことを明かし、こんなふうに綴っていた。 〈その中(抗議集会の参加者)の一人に、牧師さんがいらっしゃった。そして、聖書の言葉を引用して話された。平和を作りし者は幸いです、平和とは祈るだけではない、作るものなのだ、と。この声を、想いを、安倍首相はどのように思っているのか〉(2015年9月18日)
 政治的発言とは縁遠いイメージにあるさんまだが、14年の『さんまのまんま』で、「ぼくは昔、日本からアメリカに、戦争のためにアメリカに寄付するということがあったとき、さすがに怒って国税局に行ったんですよ(中略)俺は戦争のためとか、人殺しをアシストするために働いてるんじゃないって。そのために税金を納めてるんじゃないって言いにいったんです」と語ったことがある。
 また、安倍首相が「アンダーコントロール」などと嘘っぱちを言って東京五輪招致が決まった際も、祝福ムード一色な世間の空気に抗うように「福島のことを考えるとね」「あんまり浮かれて喜ぶのもどうかと思いますけどもね」とラジオで語っている。
★ 5位 井ノ原快彦
 テレビ番組が「平和」や「反戦」を訴えることすら「政治的偏向」と叩かれる時代。とくに厳しい状況におかれているのが、NHKだ。籾井会長の独裁支配で局内の上から下まで政権を忖度する空気が完全に出来上がり、政権のPR以外の報道ができなくなってしまった。  ところが、そんななか『あさイチ』が8月4日、画期的な放送をした。「戦争はイヤだ」というテロップを大きく映し出し、「憲法9条の改正が議論にあがるなかで現代の戦争を考えよう」といった内容の特集を放送したのだ。
 しかも、出演者たちもかなり踏み込んだ発言をしていた。とくに、井ノ原快彦は「いつ(戦争が)起きてもおかしくないっていうのを、もうちょっとリアルに想像できるかなって」「たとえば日本でひとつの流行が起こったときに、誰が止められるかっていえば、誰も止められないじゃないですか」と、今の状況に危機感を表明。
 さらに、NHK解説委員の柳澤秀夫が「右から左にきたものをそのまんま『こうですよ』って垂れ流すのは、ぼくらの仕事を果たしていないと思う」とNHKをはじめとする報道のありようを自己批判すると、井ノ原は有働由美子アナとともに、「叩かれてもいい」と、空気に流され��に主張し続けることを宣言した。  
 “安倍サマのNHK”となった現在の同局でこうした内容の番組を放映し、こんな発言をしたというのは、高く評価されていいだろう。
★4位 吉川晃司
 「俺は現政権がでえっ嫌い」こう口火を切ったのは、ミュージシャンで俳優の吉川晃司だ。彼は「年金運用の失敗で5兆円損したとか、川内原発の周辺は地震が起きないとか言ってたけど、ふざけんなよ」とも語り、現在の政治状況への不満をぶちまけている。
 彼がこのような姿勢を表明したのはいまに始まった話ではない。実は、吉川晃司は一貫してこのような反骨の姿勢を貫いていた。東日本大震災直後は石巻に出向いて瓦礫の撤去作業ボランティアに加わり、また、チャリティのために東京ドームでCOMPLEXの再結成ライブも行い、6億円以上の義援金を被災地に送っている。
 その後も、吉川は反原発のメッセージを送り続けており、「絶世の美女」という原発の危険性をテーマにした楽曲を書いたりもしてきた。そんなこともあり、「原発に関する発言をするなら契約はなし」というスポンサー企業からの要請に対して首を縦に振らなかったためCMの話がなくなったりもしたことがあったのだが、それでも吉川は「金や権力で人を黙らせようとするものに対しては、自分は絶対に「はい」とは言えません」と語り、自分の主張を貫いてきたのである。
★3位 吉永小百合
 一貫して反戦や平和のメッセージを送り、安保法制にも毅然と反対の姿勢を示した吉永小百合。今年は安倍応援団の下劣な攻撃にも晒された。  安倍首相の御用評論家で、『NEWS23』(TBS)への圧力で知られる報道圧力団体「視聴者の会」の事務局長も務める小川榮太郎が「正論」(産経新聞出版)で、こんないいがかりをつけてきたのだ。〈あへて吉永さんに問ひたい、法案の意味や中身を知らずに、後から責任を取れないやうな出鱈目な批判をする事、またさういふ人達の先頭に立つて広告塔になる事は、貴女の女優としてのあり方や人としての信条に照らして、恥づかしい事ではないのですか〉。
 吉永は終戦71年を迎える今年の夏、「戦争中は戦争反対と言うことすらできなかった」と母親から教わった思い出を振り返りつつ、「言えないってどういうことなんだろうと、その時には理解できなかった。けれど最近、母の言っていた意味がわかります。今の世の中を見ていると息苦しい感じがして」と語り、戦前と現在の状況を重ね合わせた。そして、「憲法9条はバイブルのように大切なもの。絶対に変えさせるわけにはいきません」と、護憲への強い思いを改めて主張したのだ。 
★2位 水原希子
 「まず第一に、私は世界平和を支持し、戦争に断固反対するものです」 水原はこう語ってから、彼女が靖国神社に参拝しているとされる写真を取り出し、「写っているのは絶対に私ではない」と否定した。ようするに、戦争に断固反対しているから軍国主義の象徴である靖国神社に参拝するはずがない、と堂々と表明したのだ。  
 水原はさらに自分の出自(アメリカ人の父と在日韓国人の母との間に生まれた出自)も明かしたうえで、こう語った。 「私は多様な文化を背景にもっていて、そのために異なる文化の人々に触れて互いを尊重することを学び、世界中に友だちをつくることができました。私は自分自身を地球市民だと思っています」「お互いがもっと理解しあうこと、そして愛と平和が私たちをつなげ、世界をよりよき場所にするだろうということを」
★ 大賞 大橋巨泉
「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」死の一週間前に命を削って発した遺言
 安倍政権誕生直後から、一貫して、安倍首相の危険性、憲法改正の恐ろしさを訴えてきた巨泉だが、死のわずか数週間前、体調不良を理由に最終回を迎えた「週刊現代」の連載にこう綴った。
〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉
 まさに、最後の気力ふりしぼった遺言だったが、ワイドショーやニュース番組はこの巨泉氏の言葉をことごとく無視。ベテラン司会者としての仕事を紹介するに留め、『報道ステーション』(テレビ朝日)でさえ最後のコラムの〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずなことが連日報道されている〉という部分までしか紹介しなかった。安倍首相について言及した部分まで報じたのは、『NEWS23』(TBS)だけだった。
★特別賞 長渕剛 「騙されねぇぜワイドショー」 今回の長渕は『FNS歌謡祭』で
『2016FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)でのパフォーマンス 。 「乾杯」の本編に入る前に弾き語りをはじめた長淵は、その中でこう歌った。
〈今日もマスメディアの誰かが無責任な話ばかりしている  正義のツラして知ったかぶりしてるやつの言うことに耳を傾けてる俺  これ以上答えのねぇ話なんか聞きたかねぇ  騙されねぇぜマスコミ  騙されねぇぜヒットチャートランキング  騙されねぇぜワイドショー〉
 フジテレビはこれに凍りつき、翌日���小倉智昭や坂上忍がコメントせざるをえない状況に追い込まれた。 
https://lite-ra.com/2017/01/post-2823_4.html
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sonocore-blog · 7 years ago
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リテラ「よく言った!大賞」2016
★1位(大賞) 石田純一
 安保法案が参院本会議でまさに採決されようとする佳境の時に、国会前の反対デモにいきなり登場。「戦争は文化ではありません」と安保法制を真っ向から批判し、大きな話題になった。
 しかし、石田がすごかったのはその後だ。この国会前の演説で、石田には芸能界や広告スポンサーから凄まじい圧力が加わった。「テレビ番組を3つキャンセルされました。35年の芸能生活で、こんなのは初めてです。CMもひとつなくなったし、広告代理店を通して、厳重注意も2、3社から受けました。“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で政治的発言をするな”ってね」と、本人自ら「週刊新潮」(新潮社)10月15日号で暴露している。
 (中略)石田はそれでも姿勢を変えなかった。安保法制が成立した後の12月6日にも、日比谷野外音楽堂で行われたSEALDsの集会でスピーチ。安保賛成派の詐術を見事に暴いてみせた。 「ちょっとお酒を飲んで歩いていていると、「石田君、君の言っていたことは間違っているよ。中国が攻めてきたら丸腰でどうやって戦うのだ」ということをよく言われます。こういうのを「反知性主義」というのではないでしょうか。中国が攻めてきても、今まで周辺事態法というものがあって、それで守れるんです。亡くなられた小渕さん(元首相)もおっしゃっておりました。「日本の周辺だよ。ここは守れるのだよ」と。」
 正直言って、石田純一にここまで骨があるとは思っていなかった。しかも、もうひとつ、石田を高く評価したいのは、彼が国会前で演説した時に、セーター肩がけ、ノーソックスというトレードマークのファッションに身を包んでいたことだ。これも、石田が自分のタレントイメージをすべて動員してでも、安保法制を止めたいという覚悟、本気度の表れだろう。
★2位 坂上忍
フジの昼帯で堂々「安保法案大反対」と! 売れても守りに入らない無頼派の面目躍如
「(安保法案は)ぼく、大反対なんですね」 「いまの世界情勢など見てると、必要なのかなって気にもなりがちなんだけど、日本も一時、戦争があったときに『お前ら金だけ出して何もやんないのか』って叩かれたときもあったし、でも、逆に言ったらいまだからこそ、武器持たないで憲法9条持ってりゃいいんじゃないの? だって、被爆国なんだから。被爆国にしかできないことあるわけで、いまだからこそ、武器持たない日本でいてほしいなっていうのが強い思いですかね。どちらかと言うと」
 これ、BSやラジオでの発言ではない。保守の牙城フジテレビの、自分がMCをつとめる昼の帯番組でここまで踏み込んだのだ。  この発言に当然、生放送のスタジオの空気は凍り付き、共演者たちは巻き込まれまいと目をそらしていたが、坂上はまったく意に介さなかった。さすが、酒・ギャンブルへの愛を堂々と語り、常々「自分の本音を言えないくらいなら干されたっていい」とまで言ってきた無頼派・坂上である。
 『池上彰のニュースそうだったのか!!  2時間SP』(テレビ朝日)で、小藪千豊が「民主主義より“ライト独裁”がいい」といった趣旨の発言をした際も、「安保法案のときの採決の仕方なんかは独裁っていったら独裁の匂いもしますからね。あんなやり方」と切り返している。これには普段、ドヤ顔で暴論説教を押しつけている小藪も全く言い返すことができなかった。
★3位 笑福亭鶴瓶
「これ、へんな方向に行ってますよ。そら変えなあかん法律はいっぱいあってもね、戦争放棄っていうのはもうこれ謳い文句で、絶対そうなんですが9条はいろたら(いじったら)あかんと思うんですよね」 「こんだけね、憲法をね、変えようとしていることに、違憲や言うてる人がこんなに多いのにもかかわらず、お前なにをしとんねん!っていう」
「(こんな話)放送で言おうとは思ったことないです。一回もそんなこと言ったこともないし、そういう仕事じゃないから。そういうプロはそういうのに任しといたらええって言うけど、もう、そういう人に任せてたらあかんと」 
★4位 SHELLY 
 安保法制が強行採決された7月15日にSHELLYがこんなツイートを投稿。 「この時代にこんな事が有り得るの?とテレビを見ながら不信感しかないです」「この状況を戦争を経験された世代はどう感じるだろう?」 「そんな中、今も雨の中デモを続ける方々は本当にかっこいいと思います。若い世代が立ち上がってる事を誇りに思います。日本、どうなっちゃうんだろう」
 これ(炎上)に対し、SHELLYはまったくひるまなかった。「なんだかな…デモで自分の考えを発信して国を変えようと頑張ってる人がいる事をかっこいいと言ったらなんでこんな捉え方になるんだろう?ヘイトスピーチではなくフリースピーチを評価したんですよ」と返し、ネトウヨたちを一蹴。 さらには、母親が韓国人という間違った情報による「在日」認定に、「ねーねー、なんでうちの母が韓国系になっちゃったの??チャプチェが作れるから?(笑)浅はか過ぎてなんにも言えない…」とユーモアを混ぜて反撃したのである。これに、ネトウヨたちはグーの音も出ず……。
 最近の芸能人は、桑田佳祐みたいに、一瞬���ましいことをいっても、炎上するとすぐに発言を撤回し、謝罪するのがパターンになっているが、SHELLYはそのへんのやわな芸能人とはレベルがちがっていた。
★5位 制服向上委員会
彼女たちが一躍時の人となったきっかけは、神奈川県大和市の市民団体「憲法九条やまとの会」が主催するイベントで「自民党を倒しましょう」といった自民党批判の歌詞の曲を歌ったこと。  
ネトウヨからの「ブサヨク」といった罵詈雑言をはじめ、爆笑問題の太田光までが自身のラジオ番組で「あれ、やらされてるんだろうなぁ」「痛々しい」と彼女たちをディスってきた。  だが、彼女たちはそんな声にまったく負けることはなかった。  太田に対しては、メンバーの齋藤優里彩がツイッターで「安倍さんにゴマをすってる太田さんの方が痛々しい」と見事な切り返し。
「最近言われたものですごくムカついたのは、「アイドルはアイドルらしく可愛い曲だけ歌ってればいいんだよ」っていう意見です。それはあなたが求めてるアイドル像かもしれないけど、私たちは歌いたい歌があって、こうやって歌ってるんだから、とやかく言わないでほしい」 「もしもテレビに出るために、脱原発の歌を歌えないとなるぐらいなら、私はテレビなんか出たくないです」
 圧力に怯え、本当に歌うべきこと、言うべきことに対し口をつむぐ、自称「アーティスト」より、彼女たち「アイドル」の方がよっぽどきちんと自己表現をしているということだろう。
★6位 中居正広
 8月9日、松本がホストを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)に中居クンが出演した時のこと。若者たちのデモに関する話題になった時、松本はもちろん、石原良純、東野幸司ら中居クン以外の出演者が全員、デモに否定的な姿勢をとったのだが、中居クンは敢然とこう反論したのだ。
「若い子が声をあげるのは、ぼくはいいことだと思う」「ぼくがうれしかったのが、『あ、関心をもってるんだ!』って。ね。なーんか動かなければ、これ通ってしまうぞっていうような意識をもっていることは、すごくいいことだなって思います」
 すると、松本人志が「安倍さんがやろうとしていることに対して『反対だ!』っていう意見って、意見じゃないじゃない。対案が出てこない」「このままでいいと思っているとしたら、完全に平和ボケですよね」「憲法9条ではなめられる」と、中国脅威論に踊らされているだけの対案厨の典型的意見を口にして、それを封じ込めようとする。 周りの出演者は松本の意見にただうなずくだけだった。
 が、中居は、ソフトな口調ながら毅然と、松本に日本国憲法の意義を説いたのだった。「でもね、やっぱり松本さん、この70年間やっぱり、日本人って戦地で死んでいないんですよ。これやっぱり、すごいことだと思うんですよ」
 実は中居は以前もこの番組で、物議をかもす発言をしたことがある。日韓関係がテーマになった時、「謝るところ��謝ればいいんじゃないですか?」とシンプルな正論をはいたのだ。  これに対して、松本や東野は炎上を恐れ“中居は空気を読めていない”といわんばかりに露骨な苦笑いを浮かべるばかりだったが、中居は「違うの?」「謝ったら負けとかそういうレベルなんすか?」と引き下がらなかった。
 中居はこの時、ネットで「バカ丸出し」「あっさい知識で語るなよ」と大炎上したが、「あっさい」のは松本やネットの対案厨の方である。  中居は彼らと違って、バカにされることを恐れない。むしろ、あえて子供のようにシンプルな、でも本質的な疑問を投げかけることで、頭よさげにみえる意見が実は何かに踊らされ、欺瞞に満ちていることを抉り出す。いわば、中居は“無知の知”というものを自覚的に演じているのだ。
★7位 高田延彦
 体罰推奨発言で文部科学大臣としての資質を問われた馳浩をはじめ、大仁田厚、グレート・サスケ、神取忍、西村修など、プロレスラーから政治家に転身した人間は多いが、そのほとんどは自民党で、右翼・保守思想の持ち主。 ところが同じ格闘家でも高田延彦が(高田は政治家に転身はしていないが)ツイッターを通して、敢然と安保法制批判を展開した。
「この安保法制は憲法違反。まともな論拠がない上に安倍氏、中谷氏、高村氏、若手議員などなど、申してることが横暴でむちゃくちゃだもの」 「6日に開かれた政府与党連絡会議で安倍氏『おごりや油断が生じれば、、、』と述べたらしいが、本人が先頭に立って驕っている事実にまったく気づかないこれまた驕り」 
かなり激烈な安倍政権批判だが、高田がこのような発言をするようになったのは最近のことではない。昨年の集団的自衛権容認の閣議決定前後から、高田は一貫して「戦争のできる国」をめざす安倍政権の姿勢を批判してきた。14年6月にはこんなつぶやきも投稿している。
「集団的自衛権。これだけ重要な憲法のこれまでの解釈を真逆に変えるなんて、時の政権が勝手に、それも閣議決定で!断じてあってはならない、やるならば正々堂々と国民投票で審判を仰ぐべき」
高田延彦が子どもを授かるのに大変な苦労をしたこと。また、代理母による出産の子どもの出生届を出すも「実子でなく養子」として受理しようとする行政に対し最高裁まで争ったことを覚えている方も多いだろう。格闘家としては珍しい、高田のリベラルな思想は、この体験から来ているのかもしれない。
★8位 土田晃之
 9月20日、自身のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)のなかでこんな発言。 「今回国民のデモとかがあって反対している人もいますし、僕もどっちかというと反対なんですけど」「安保って今よりさらに戦争をしないようにと安倍さんは言っているわけですよね。でも、取りように���ってはこれで戦争ができてしまう」 「国民は我々を含めて戦争しちゃいけないし、したいとも思っていない。死んだ婆ちゃんや爺ちゃんがよく言ってたのは、戦争を経験していて本当に悲惨な目にあった、大変だったよという話で。東京大空襲や大阪もそうですし、なんせ唯一の被爆国でもありますから。戦争は本当に絶対しちゃいけないと思っている」
また、続けて彼は安倍晋三という人物の内面にも踏み込んで批判を行った。 「安倍さんはもうちょっと国民の人たちに納得できる、この先絶対戦争を起こりませんよということを、ちゃんと説明してからじゃないと。ちょっと焦り過ぎですよね。焦っている感じは、テメーが歴史に名を残したいだけなのかな。おじいちゃんを超えたいんでしょう。たぶん(フッと嘲笑)。岸(信介・元首相)さんを。『俺は憲法をいじったんだぜ』くらいに思ってるのかなぁ」
 安倍首相が抱える祖父へのコンプレックスは、学者や政治ジャーナリストからも指摘されてきているものであるが、芸能人がここまで踏み込んで批判を加えるのはかなり珍しい。
★9位 蛭子能収
芸能界のタブーなんぞ知ったこっちゃない蛭子さんは、昨年出版された『ひとりぼっちを笑うな』(KADOKAWA)で 「ここ最近の右翼的な動きは、とても怖い気がします。安倍首相は、おそらく中国と韓国を頭に入れた上で、それ(集団的自衛権)をとおそうとしているのでしょうけれど、僕はたとえどんな理由であれ、戦争は絶対にやってはいけないものだと強く思っています」 といった発言で、戦争へ突き進もうとする安倍政権の政策を痛烈に批判していたが、「命」、そして、「自由」を守ることの大切さを訴え続けてきた蛭子さんにとって、今年の安倍首相は昨年以上に我慢ならないものだった。11月に出版された『蛭子の論語 自由に生きるためのヒント』(KADOKAWA)では「“野蛮な人”の思考」という表現まで使い、さらに強い安倍批判を繰り広げている。
「安倍晋三政権が強い姿勢で挑んでいる、「集団的自衛権」などの行使を可能とする「安全保障関連法案」の問題。テレビのニュースや新聞で動きを見ていても感じるのだけど、「やられる前にやる」っていうのは“野蛮な人”の思考ですよ。人間はジャングルの猛者ではないんだから、もっといい考えが浮かぶはずなのにな。そのために法律を変える努力をするぐらいなら、どうしたらそれを避けることができるのかを考えるべきですよ。真の政治っていうのは、本来そういうものだと僕は思うんですけどね」
 ただ、蛭子さんがちょっと残念だったのは、あの松本人志の前ではつい日和ってしまったことだった。9月20日放送の『ワイドナショー』(フジ)で意見をふられた蛭子さん、「松本さん、賛成って言ったのはビクッとした、勇気ある発言だなって」と、完全に媚び媚び発言。先ほどご紹介した中居とは真逆の展開になってしまったのである。  まあ、蛭子さんの著書を読むと、人生において大事にしている姿勢に、「他人と争わない」というものがあるらしいので、それが出てしまった��いうことだろう。
★10位 くるり岸田&アジカン後藤
 ジョン・レノンやボブ・ディランの例を出すまでもなく、「ロック」は本来、「平和」や「反体制」のメッセージを体現する音楽。そういう意味では、安保法制に関する問題が噴出した今年は、日本のロックミュージシャンたちがもっとも大きな声でそのメッセージを叫ぶべき年であったと言える。だが、実際には、商業主義に浸っているミュージシャンたちは、あまり積極的に安保法制反対を叫ぶ ことはなかった。  そんな中、 安倍政権と安保法制にはっきり異を唱えたのが、岸田繁(くるり)と後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)の二人。
 まず、岸田繁は、安保法案が強行採決された7月15日に「圧政やな」とツイート。そして、続けざまに安倍政権へのアンチテーゼを畳み掛けた。「侵略戦争こそが非であり、加担は下衆だと胸を張って言おう。ニコ動での首相からのアホアホ例え話聞いて、あれは歴史に残る国民への侮辱だと思いますた」
 後藤正文も同じく、安倍政権に対し強烈な怒りを覚えるミュージシャンの一人。彼は「Rolling Stone日本版」(セブン&アイ出版)2015年7月号のインタビューでこんな攻撃的な一言を投げかけた。 「最悪のタイミングで、最悪の人が総理大臣になっていると思います」
 では、なぜ、安倍のような人間が一国のリーダーに居座る状況が生まれてしまったのか、後藤は以下のように分析している。 「世の中の一般的な人たちって、大きな変革がものすごく好きなの。破滅願望と似ていて、『何か起きねぇかな』みたいな想いの裏返しですよね。すごいリーダーが現れて、俺たちの社会をバラ色にしてくれるんじゃないかっていうような。そういう願望が、安倍(晋三)さんとか橋下(徹)さんみたいな人の登場を担保しているわけなんですよ。だけど、みんなの願望と実情が上手く噛み合うことはない。」
 ちなみに後藤はリテラにこの発言を紹介されたことがかなり迷惑だったようで、SNS ではリテラ批判もしていたが、やはり素晴らしい発言なので、紹介しておく。それはともかく、岸田も後藤も、インタビューやSNS上の発言だけでなく、楽曲でも、このような社会的トピックを歌詞にしてきた人たちだ。
★殿堂入り  美輪明宏&長渕剛
 まずは美輪明宏。美輪はスタジオジブリが発行している小冊子「熱風」8月号のなかでこのような発言をしている。 「安倍さんや、石破(茂)さんや、麻生(太郎)さんにしても、みなさん、言い出しっぺの責任を取っていただいて、徴兵制になるならば、まずご自分が、年齢に関係なく、鉄砲を担いで、鉄兜をかぶって、まず第一線に出ていただく。それから、お子さんも、孫も、きょうだいも、それから娘さんのボーイフレンドも、全部一緒に連れ立って第一線に、まず最初に出ていただく。もちろん一兵卒でね」 「それから、それに賛成している選挙民の人たちも、ご自分が支持して選んだんだから、選挙民もまず一家を挙げて、どうぞ出征してくださいって。男の方たちは、ご自分が殺し、殺されにいきたいんでしょ。どうぞ、いらしてください。それだけですよ」
「私は笑ってますね。学習能力がないということでしょう。第二次大戦と同じ。歴史に学んでいないんです。」
 もう一人の長渕剛という男は、戦争礼賛のネトウヨなどでは断じてない。むしろ真逆。高田渡や友部正人などの60年代から70年代の反体制的なフォークシンガーに影響を受けて歌手を志した長渕は、その長いキャリアで一貫して「平和」を歌い続けてきた。7月に出演した『ワイドナショー』では、こんな発言も残している。 「いまのこの流れでいくと、理屈はわからないんですけどね、感覚論としてね、戦争が近づいている気がするの。もう紛れもなくそこに近づいている気がしますよ。それをね、僕たちはどうやって阻止すべきかってことを非常に真剣に考える局面がありますよ」
 また、長渕は今年出版された『長渕剛 民衆の怒りと祈りの歌』(河出書房新社)でSEALDsと「希望を見た」大きな共感を寄せる一方、沈黙を続ける若手ミュージシャンたちに「銭が欲しいなら医者か弁護士になれ」と檄を飛ばしている。その迫力はさすが、というしかない。
https://lite-ra.com/2016/01/post-1851.html
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sonocore-blog · 7 years ago
Text
オウム真理教
 113 : 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
受容する側に都合のいい単純な物語を語ったから人が集まってきた(確証バイアス) 救世主と救世主に選ばれし弟子が汚れた世界と愚民を殺して救済するってね 現実社会で評価されないバカが唯一麻原に褒められて調子乗った 今、3女に集まっているのも同じ 罪のない加害者家族とそれを擁護する包容力のある選ばれし理解者という歪曲した単純な物語 実際は父親教のババアが父親と一緒で嘘をまき散らして信者集めてるだけ だから高学歴、低学歴、年齢とわず、幼い、幼稚、情弱な子供が集まってきただけ 3女が全く同じことしてるから感慨深いよ ああこうやって信者集めたんだと
  114 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
マインドコントロールされたい奴ってのが世の中にはいるのよ
お前らだってアメリカや自民党に、ガッチリコントロールされとるがな。そこ誤魔化して吠えるんじゃねーよプライドだけのバカ猿共ww
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1531844815
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