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谷川俊太郎さんの「どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、青を手にすることはできない。すくえば海は淡く濁った塩水に変わり、近づけば空はどこまでも透き通る。人魂もまた青く燃え上がるのではなかったか。青は遠い色。」という詩に感動する。青は届かない色。空も海も、青春も。
谷川俊太郎さんの「どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、青を手にすることはできない。すくえば海は淡く濁った塩水に変わり、近づけば空はどこまでも透き通る。人魂もまた青く燃え上がるのではなかったか。青は遠い色。」という詩に感動する。青は届かない色。空も海も、青春も。
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Ramoscello《ちいさな枝》
Lithograph, ed.5, 22cm X 13cm, 2022
Naomi HASHIMOTO
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こんな素敵な日本国憲法の超訳、見たことないよ。
それに気がついて、朝からもうずっとずっと泣いてる。
優三さんのあの言葉は「基本的人権」に込められた思いを、もんのすごく柔らかく説明したものなんだよ。

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できるだけ遠く
海の、
できるだけ遠くを見る
そこは、ここからどれぐらいの距離だろうか
水平線は、線ではない
地球は球体だから
たとえばボールの際を見ているように
うつろで掴めない
いちばんの頂点を境に
下のほうへと続き
その先は海に隠れて見えないのである
そんなことを想像しながら
目の前の海を見ている
できるだけ遠くの。
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アマリリス
彼女はアマリリス
ひっきりなしに次から次へと
出会う人にしゃべりかけている
まるで鮫が泳いでいないと死んじゃうように
止まらずしゃべっている
けっして相手の話を聞くことはない
ある日、
そんな彼女がだまってどこか一点を見つめている
だまってずっと
ぼくはきっと
彼女の一面しか見てなかったのである
そんな彼女をじっと観察していたら
ふと目が合った
そしたらまた
アマリリス。
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物心ついた頃から僕は、fに惹かれている(…)
世界をfかどうかで捉えることは、
僕にとってずっと、ごく自然な癖だった
例えば、夏より冬
動物より植物
太陽より月
海より湖
真昼より早朝
朝より夜
深夜より黄昏時
満開より散りぎわ
花より蕾
大輪より蔓草
晴天より曇り空
雲より霧
雨粒より雪片
そんなものが僕にとってのfなのだが、
貴女は解ってくれるだろうか
僕がfだと思うことに、法則なんてない
ただ、儚くて脆くて懐くて、
どこからともなく音楽が聞こえてくるものに、
どうやら僕は、fを感じるみたいだ
電話より手紙
語らいより沈黙
出会いより別れ
輝きより瞬き
虹より星
風花より涙
喜びより切なさ
真実より嘘
約束より秘めごと
そして、慈愛よりも、恋心
伊藤裕美『乙女とギタリスト』
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自分は2人の子どもを授かった。神様がいるとしたら、感謝したい。それは紛れもなく神様からのプレゼントだ。若い世代にそう伝えたい。若いうちはそう思えないかもしれないけど、いずれそう思える時が来るのだと思う、必ず。生き物とはそういうものなんじゃないかな。
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生きるとは、「やることがある」ということ。やりたいことでもやらなければならないことでもどちらでもいい。やることがなければ生きる意味はそんなにない。ただ、暇でもいい。なぜなら暇つぶしが案外大事だから。世の中の多くの文化は、暇つぶしから生まれているから。それは動物にもあることらしい。そうある学者が言っていた。そうなんだよ、物事にはアソビが大事なんだよ。最近それにやっと気づいた。
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