Tumgik
#あの2人がゲームに交流がなかったとしても、俺の中では付き合っている!!!!!!
0408zero · 7 months
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usono-musuko · 4 months
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2024年5月31日
「「俺はこの作品が好きだ/嫌いだ」と言えばいいものを、あえて「マーケティング的にはこれが正解だ/失敗だ」と、市場や売上を主語にして軍師面で批評してしまうことを一言で表現する語彙が欲しい」
「承認欲求は創作活動のガソリンだから、意識して給油しないと創作が前に進まなくなる。でも承認欲求が創作のゴールになると、前に進んでるつもりでその場でグルグル回り始めることになる。承認欲求をつどつど健康的に満たしながら、目的地に向かうロードマップがすごい大事な感じ。」
「>前衛舞踏家がブリーフをはいていたのは何故ですか? 前衛舞踏家なら当然ブリーフだろ トランクスは保守的 ボクサーパンツは日和見主義的 ビキニパンツは冒険主義的すぎる」
「無知を悪だと断罪したら、無知を受け入れづらくなっちゃうからダメだと思うのよ 踏み絵とか総括とか、相手の心を転ばせる所業は気持ちいいから、気をつけないとエスカレートするでよ
もっとカジュアルに無知っていこ」
「これを何回やるかはその人次第というか、限界にチャレンジして無理して頑張るからみんな継続できない。 自分を偽るな。体を動かすのが得意なやつはここにたどり着かない。 大事なのは今日限界まで動かすことじゃない。三ヶ月後も継続できる運動を見つけることなんだ。三日後もヤル気になることをやれ。」
「安定したメンタル保つ方法、結局「将来の心配が無くなるレベルの資産を持つ」「煩わしい人間関係が無い」の2つしか無い気がするんだよな…まぁそれが簡単じゃないから人生苦しいのだけれども」
「△若いうちの苦労は買ってでもしろ ◯若さボーナスが有効な内に経験値増やしとかないと後がしんどい
だと思う。世間は「年相応の振る舞いやスキルを求める」ものなので。」
「父親は祖父に「パイプカットには失敗してたけど男が生まれてよかったわガハハ」みたいに言われたのを晩年まで引きずってたな…」
「「何だこのマンガ誌! エロマンガって聞いていたのに全然セックスしてないじゃないか、こんなの損切りだ!」
「悪いが、君には80年代美少女コミック同好会に入る資格はない!!」」
「カンユーもゴステロも全く救いようのないクズ野郎なのだけど、デスタンは違うんだよ。ボタンを掛け違えたどうしようなく哀れな人間なんだよね。確かにクズみたいな行動はあるがね。デスタンだけは彼を救ってやりたい女性が登場する。彼にはカンダタの蜘蛛の糸が垂れ下がるだけど、それを切ってしまう」
「ネットショップで不具合品が来てることに気付いて問い合わせフォームに交換のお願いをしたら「8日以内のお申し出でないと交換できません」て返事来て、「法定返品権ではなく追完請求権の行使なので1年以内は交換できるはずです」と伝えたら交換してもらえたことがある。呪文は大事。」
「書籍を買う行為は、すこやかに暮らしたい、仕事を順調に終わらせたい、精神的な余裕があったらいいな、というささやかな願いであり、一種の「祈り」なんです。」
「コンカフェによって客が女給さん目当てにやってくる昭和初期「カフェー」の見事な復古がなされたので死語となっていた「純喫茶」の意味が再び輝いている」
「エヴァを観る前から「笑えばいいと思うよ」という台詞が知られている時代の人では、エヴァをリアルタイムに観ていた人たちの受けた「笑わない女の子が初めて笑った時の衝撃」を想像することは出来ないと気付いて堪らなく悔しくなった」
「「それシェイクスピアが書いてる」 「それアガサ・クリスティが書いてる」 「それスティーブン・キングが書いてる」 「それ星新一が書いてる」 という言葉に「でも俺は書いてないぜ!」と言う作業が創作活動には必須なんよ。」
「だから寝取られはキャラクターでもシチュエーションでもなくて、男側から女側への思い入れだけなんだって何回も言ってるでしょ!(ばんばんと机を叩く) 読む側がどれだけロマンティックなやつかで変わるものなんだって」
「祭が無くなったらそのコミュニティは死ぬ という話があった」
「>「士郎正宗は、技術的概念に関する複雑な知識を駆使して『攻殻機動隊』という文化を揺るがす作品を作り、その後は日焼けした女性のヘンタイを描くことに残りの人生を費やした」
酷い評価だがだいたい合ってる」
「ゲームだとライフとかHPとかって呼ばれる数値がゼロになるとゲームオーバーだけど、同じノリで現代人全般「信頼」ってポイントでキャリアの生き死に決まるメカニズムなのではないかという仮説を持っていて、そのルール理解しきれなかった人容赦なく場から退出させられてたりしないか。
より具体的に言うと信頼失わないような「失敗」は意外とノーリスクで経験値得られる一方、信頼積み重ねる努力怠るとか、何か失敗したあと信頼回復の努力怠るとか、自分が獲得してきた信頼の源泉に根ざすところに不義理働くことをすると思った以上に取り返しつかないダメージ食らう気がする。」
「ゲームの仕様書に「目的」を必ず書けと指導してる理由がコレ。目的を明確にしとかないと「良かれと思って」間違った方向にいっちゃうことが多い。悪くいうと「良かれと思ってなんですよー」と勝手に好きな方向にする人もそれなりにいるのである程度の抑止として「目的」は大事。」
「個人的に「マシンロボクロノスの大逆襲」のレイナの描写に関しては、EDの「ヘルメット脱げる上に、思ったより可愛い」が頂点で、中期以降「ボディスーツ着込んだ女の子」描写が進む度に醒めていって、OVA「剣狼伝説」になると、もはやメカ娘のアイデンティティ全部失ってて興醒め。そじゃねえんだよな」
「昔、今川泰宏監督と鉄人28号について話した時、何が良いって、横山作品は悪役が丁寧言葉な事が最高!と。怪盗紳士の流れで年下の正太郎君にも敬語を使う余裕の知能犯こそ一番手強くて怖いと。 その系譜がカーンデジファー様にも。武史君に敬語は無しでも汚い言葉は無しにしました。」
「慶應に入って幼稚舎組という存在を認知するまでは、 まさか自分が今まで見てた世界が労働者階級用の資本主義2部リーグで、 資本主義1部リーグでは有産階級が別のゲームしてるとは思わんかった」
「これ何が奥深いって、資本主義1部リーグはあくまでも「上層中流階級」ということ。どんな大資本家も貴種ではなく中流階級の上澄みに過ぎない。
その上に本物の上級階級である旧宮家・旧華族・地方名望家などがある。この名士層は必ずしも不労所得者ではないが、彼らは経済力だけで評価はされない。」
「俺の父親も農機具で指落としたけど自分で病院まで行ってなぜか一般の受付に並んでて順番回ってきた時に「緊急外来だよ!!!」って受付に怒鳴られてたな」
「学校の授業だけで現文のセンター満点取れたから現文の先生に「満点取りましたよ!先生のおかげです!」って言ったら先生ニヤッと笑って「いや、君がやった事だよ」って返されたの一生の思い出だったわ」
「ぬは見守りキャッツなんぬ 昨夜13歳の姪っ子を車で親戚の家まで送ったんぬ 事前連絡を受けてた親戚の家の14歳男児が出てきて姪っ子の前に学生服姿出てきたんぬ 姪っ子は「へぇ~」と言いながら甥の身体を観察したり、ちょっと触ってみたり、動画をと���たりしたんぬ しばらくして姪が「脱がしてみて良い?」と言ったんぬ 甥は頷いてボタンを外そうとしたんぬが姪はその手を静止、第一ボタンを自分で外したんぬ 「���構硬いね」と言い、カメラを出して甥が脱ぐ様を撮影したんぬ 「持って良い?」と姪 学生服の上着を手に取り「重い…」
「羽織ってみて良い?」と続け、甥がうなづくとそれを着ちゃったんぬ 姪は納得した様子だったんぬ 「男子の学ランって生地が結構厚くて重いんだ」 「修行じゃんこんなの」 「元々軍服だからこんなに重いのかな」 と関心してたんぬ その後はまた自分の体温が移った学ランを甥っ子に着せ、様々なポーズを取らせて写真を撮っていたんぬ 8時を過ぎる頃姪っ子を車に載せ家に送り届けて帰路についたんぬ 見守りキャッツでしたんぬ」
以上。
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kosuke-nakatsuka · 4 months
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短編小説書きました!
初めての作品です。これで俺も作家レビュー。。。!
これからも漫画やゲームといったメディアにアダプトできると良いなと思っています。
よろしくお願いします!!👍👍👍
________暗い真夜中。
ある一軒家の中に、大人1人、子供が1人いた。キッチンやバスルームを繋ぐ少し広めなリビングルームを、電球やシャンデリアたちが琥珀色のか弱い光で照らす。
男性なのか女性なのか、2人の関係は、親子なのか、兄弟/姉妹なのか。どう捉えるかはあなた次第。
大人はスマホを、ただただ弄っている。その画面に向けられている表情は、
穏やかな気持ちなのか、無心なのか。それともどこか怒りを抱いているともいえる複雑な顔つきだった。
子供が歩く。それはほふくではない。
何かに掴まったり、体を揺らしつつも、足のみで歩けているため少なとくも生後9月以上といったところか。
口を半開かせ、ふらつきながらも腕を前に上げ、早く早くと大人の方へと進む。
手が座っていた大人の膝に当たる。その時既に深夜に差し掛かかろうとするころ。
疲れからか、子供はソファや膝の上にはあがれず左頬を膝の先に軽くぶつけながら座り込んでしまった。
大人がスマホを閉じて左に置く。
自身の右脚なのか虚空なのか。柔らかな絨毯の上に座りながら1点を見つめる子供の両脇に、それなりの血管や骨組みが浮き出た両手を引き伸ばす。
耳に聞こえるのは、注意を向けても電気の通う音や時々の暖房、偶に雪を潰し駆け回る車の音ぐらいか。
殆ど無音な室内に、腕と袖の生地が擦れ合う音が目立ち響き渡る。
子を持ち上げながら振り返らせ、腰の上に座らせた。
そのまま脇に右手を通してお腹を支え、左手ではスマホをまた取って、一緒に見るような形で再びいじり始めた。何をそんなに見ているのか。大事な情報やそのやり取り等ではなさそうだ。
すると、腕を伸ばしたために手首が少し。露わになる。
なんてこたあない、よくある光景のはずだったが、子供の脳がある違和感を察知させた。普段は手首など見ても気にしかったが、その内側が、子供の注意を引いた。
そこには、横に引いた線のようなものが、幾つもあった。スマホを持つ左手だけじゃない。右手にさえもあった。
そう、それらは傷跡だ。普通なら何があったか聞くかも知れんが、やはり子供か。直ぐにその傷跡に触れる、大人の左手首を、優しく左手で掴み、右手ですりすりと撫でていく。その感触は、他の肌と同じようにつるりとはしていたものの、軽く赤みがかっていたり、でこぼこしていたりと、やはり自分にはない、どこか異常なものだと確信した。
直感と言うべきか本能とでも言えるのか。子供が持つ小さな心臓は徐々に徐々にとその心拍の稼働する頻度を上げていった。
 ドキドキしている。
子供が膝上に座り始めて少しが経ったか、すりすりとしていた手を止め、当てた状態でゆっくり、大人の方へ顔を向ける。
視界に下目使いの顔が映る。眼が数ミリ移動し、こちらと目があった。子供の視線を感じてスマホに向けていた視線を、子供に向けたのだろう。
子供が口を開ける。
大人の目を見て、喋り始めが掠れながらも、今見ているものは一体何だと質問を投げかける。
ねぇ、、、。どうしてここ、線が着いてるの?  目を八の字に、少しだけ寄せながら言った。
大人は口をほんの少し開け、丸くした瞳を軽く細め、1呼吸して優しく答える。
それはね・・・
大人はスマホを切ってもう一度、左側のソファに置いた。
もう一度視線を合わせる。
これは・・・私が自分を傷付けたの。嫌なこと、辛い出来事がたくさんあってね。自分を痛めつけて楽になろうと。。 
               死んやろうと、思ってやったことなの。
  ___なんてことだ。
嫌な予感。直感が的中してしまった。
重いものを持ち上げたり、知らないことを教えてくれた。誰よりも強く、何にだって負けず、支えてきてくれた。
愛してくれていたと思い込んでいた人が、自分を切って血を流していた。
 そんな人だったなんて、子供は当然、思いもしなかった。空いた口は、塞がらなくなる。
し・・・ぬ・・・・?
そんな言葉、0歳児だって知っている。簡単な単語だ。
上がり始めた鼓動が、呼吸に現れ始める。
もし死んでいなくなってしまえば、自分は何も出来なくなる。呼んだらいつだって来てくれて微笑みかけてくれた人が死んでしまったら、夜中に電気もつけられない。1人で寂しく名前を泣き叫びながら、恐らく自分も続いて死んでくのだ。
そんな幼きながらの想像が不安を誘い込み、やがて涙として姿を現す。
や、、、やだよ。。そんなの、嫌だよ〜!
 声を荒がせ、体を揺らす。それでも視線は、ずっと合わせたまま。
大人は軽く目で微笑んだ。子供をまた持ち上げると、向き合うように振り向かせる。
そして小さな体を、その両手ですグッと抱き寄せた。
目を閉じて微笑み、顔を頭にあてる。昨日した、優しいシャンプーの匂いだ。
心臓の鼓動を感じる。寝る時いつも感じている、なんでなんだろ・・・何故か安心する音だ。
声がおさまり始めると、大人は目を開いて顔に両手を当てながら、親指で涙を拭った。そして再び優しく微笑み、穏やかな声で、語りかける。___
フフフ・・・。
 でもね、そのとき我慢できたおかげで、乗り越えてきたおかげで、今の時間を生きれて、今の私があるの。
この世で出会う多くの人、
人間というのは、みんな弱くてもろい生き物なの。
1人じゃ生きていくどころか、産まれて存在することすら出来ない。
誰だって、君がいつしか見た怖いと感じた人だって、誰かに支えられたから生きているし、誰かを支えたいという、思いやる気持ちだって、きっとどこかに必ずあるはずなの。  
いつしか子供の表情は、悲しみや恐怖よりも好奇心のような、ポカンとした顔に変わって見つめ続ける。
どんなに辛いと思っても、立ち去りたいと思っても。。。
私は生きていくことができた。
今のひととき。
この嬉しさ、喜びや幸せの恵みを目一杯、感じられるの。
子供を自身の目線へ抱え上げ、大きな笑顔で言う。
         
だから君に出逢えた。_____
その口調や表情は子供にとって、初めてと言って良いほどに幸せそうで、明るげな声だそうな。
子供の顔はさらに力が抜け、うっすらつ目と口を閉じ始めた。
自らを傷付けて死のうとしていたとしても、強くいてくれたからそばにいられる。その安堵感か。
長い話で難しかったのか。
ただ単に夜遅くで眠くなってしまったからのか。
理由は我々には分からない。
その子供を大人は優しく肩に抱き寄せて、背中をポン ポンと叩いた。2人の肌が触れ合う。
・・・もう寝る?
ほっぺとほっぺをくっつけたまま目線を向けて、そう言った。
      ・・・ん。
そのままゆっくり立ち上がり、2人は寝室へと向かった。
子供は今回のことを覚えていてくれているのだろうか。
一元一句は覚えていなくとも、こんな話を交わした、といった程度には心に留めてくれてるだろうか。
定かでは決してないが、本人には至って重要なことではない。
何故なら時間という命、人生を共有して過ごすことが出来たのでだから。
例え誰にも覚えられなくても、一緒にいたという事実は変わりない。
勿論、憶えているならいるだけで嬉しいけどね。
_____________________________〜〜おまけ〜〜______________
   
そして月日が経ち、子供は大人になり、大人は老人となる。
日の明るい光が差し込むある���室の白いベッドで青い毛布をかけて寝る老人。
隣にはその老人と接続されたコードや医療器具と、その機械。
ダークオークの焦げ茶色で暖かい雰囲気と、医療機械やベッドの冷淡な色の対比(コントラスト)が不釣り合いってやつだ。
___そこにコツコツと足音が鳴り始める。
ゆっくりとこちらへ向かっているようだ。
姿を現したのは、かつて子供だった大人。ジーンズにパーカー、ジャケットとモダンな服装をしている。
部屋の端にあるパイプ椅子を片手でベッドの脇に移動させると、そこに腰をゆっくり下ろす。目線は相変わらず、合わせたまま。
老人が目を開けた。いや、閉じているように見えていただけで、ちゃんと最初から開けてたかも。
2人は微笑みあっいる。
首もろくに動かせないため、近くに来て座った人が誰なのかを知ると、老人はさらに笑顔を見せた。あのときのままだ。
すると大人は老人の上がりかけていた右手をサッと取る。メロンの筋のようにシワがある。強く生きてきたことを示す証拠だ。
老人の口がゆっくりと開く。
だが何も喋らない。筋肉が衰えているのだ。無理して喋ろうとするものなら心臓に負担がかかっちまう。
大人は顔を近づけて、ゆっくりと、優しい顔、口調で言った
    もう・・・大丈夫だよ。
少し震えがある。瞳も輝いたと思ったら、やっぱりか。涙が溢れ出てしまった。
老人は右手を触れられている大人の両手と共に動かし、大人の頬へと寄せる。
また、あのときみたいに。
涙を拭ったのだった。
老人は更にはにかみ笑う。昔と変わらない。幸せそうな目だ。
右手はゆっくりと腰に降りていく。
この時、2人は最後まで笑顔を欠かさなかったのであった。
終わり
うんこうんこ。
うんこっこ。
なう(2024/05/25 02:05:07)
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oivgbqiqfz358 · 6 months
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--深海人形特別篇-- プロジェクト グランドフィナーレ 準備号 館主様と蒼傑達は噛ませ犬
※クロスオーバー注意
※ショタ・男リョナ注意
※オリ設定注意
※某機動戦士シリーズ、サムスピ、月華並グロテスク、流血残虐表現注意
※館主様と蒼傑の噛ませ犬化注意(※何時もの事)。
※ガソダムEXAって漫画あるじゃろ?それをガソダムの奴等が他漫画(※…但し、ドマイナーで、基本的に、其の存在を誰も気にして無い)に対してやって居るみたいなモンじゃ(※男塾勢は読むな)。
※最後に、某ドクサレイカサマ煮卵の出て来る蛇足おまけがあるけど、読むだけムカつくので閲覧非推奨(※…対戦相手も対して強く無いし……)。
…。
蒼傑vs
今回、蒼傑十八番の『双条檄射』で死合をする。然し、相手は、『Effigy(相手を呪う為の儀式人形)』とも呼ばれ、『特級呪物』とも称される謎の強化人間。もしかすると、下手をしたら『呪われる』かもしれない。…其れでも、蒼傑は怯まなかった。
死合開始直前、蒼傑は改めて、相手を見る。…自分とは違う拵えの弓(※疾風の弓ミュルグレのレプリカだと言う ※元ネタ:FE封印の神将器)を構え、銀髪で長髪で、左目だけが金眼で、服装は和装で……、蒼傑と同じか其れより背の高い男だった。かつては、『ソロモンの悪夢』等と呼ばれて居たらしい。
(…『ソロモンの悪夢』?…相手の経歴等、…俺には、関係無い事だ。…別に、如何でも良い……。)
…其の時の蒼傑は、はっきり言って、『身の程知らず』としか言えない。実際、其の力量の圧倒な差は、最終的な試合結果にも表れて居た。
…そして、死合開始。
梁山泊 闘弓術 三連貫!!
すかさず、RXQ-02は自らも矢を放ち、蒼傑が撃つ飛んで来た矢を、一本ずつ、丁寧に、相殺して、撃ち落とす。
それを見た蒼傑は酷く驚く。
「…なっ?!相手は千日ほう鏡の使い手か何かか?!!」
そうは言うも、次は二本続けて、時間差を交えながら、弓を射る。
だが、全弾さらりと避けられてしまう。
(…俺の速射は、速度精度共に、大陸一だと言われて居る……、…其れでも、…何故、避けられる……??)
「…味な真似を……、」
相手の規格外な性能に、段々と追い詰められて行く蒼傑。
(…後、5本か……)
それから、すぐさま、相手が蒼傑に向けて矢を撃って来た。4本の矢を。瞬時にこの矢は如何足掻いても避け切れないと判断した蒼傑は、自分も矢を4本撃つ事で事無きを得る。…そして、其の間一本の矢を混ぜて、相手の頭をスナイプしようとしたが、余裕で相手に見切られており……、…此れで、蒼傑0本、されど、相手方は2本だ。
…かくして、手持ちの矢を撃ち尽くした蒼傑は、もう対抗手段を持っていなかった。
相手方の勝ち。
…此れで死合は終了となった。
「…仕方無い、…俺の負けだ。」
…蒼傑が己の負けを潔く認めた、…其の時、相手方のRXQ-02が口を聞きはじめる。
「…何だ貴様、生き恥だな。…今、私が、もう貴様が二度と生き恥をかかなくて良い様にしてやる。」
すると、蒼傑の降参も虚しく、上からの命令を無視し、容赦無く、RXQ-02は、矢を蒼傑に撃った。
「?!?!!??!!」
「この矢で最後、さらばだ。」
其うして、放たれた矢は、蒼傑の首と脳天を貫く。
…。
館主様vs
…其の瞬間、嶺厳は対戦相手を、しかと見た。
(…あの男、…日本刀を持って居るな……)
虚な目をした、左目だけが金眼で悪人面で紫髪で白い服を着た背丈180cm程度の男が、嶺厳の前に現れる。
すると、予め、対戦相手の情報を知らされて居る嶺厳が思い出す様にぼやく。
「…此れは正に、『一握りの天才』同士の戦いだな……。」
そうして、嶺厳は体術の構えを『魔人』RXQ-03は日本刀を桃の様に構えて、戦闘体制に入った。
(…あの構え方は、剣桃太郎、…剣の構え方だ……)
「…面白い。俺が相手になってやろう。精々惨めな最期を迎えるなよ?」
いざ尋常に、一本目、勝負!!
…翔穹操弾!
…然し、何と、敵目掛けて撃った筈の何発もの操弾が刺さらない。嶺厳は驚愕した(→驚愕する)。
「…何……だと……?!」
嶺厳が一瞬怯んだ隙に、RXQ-03は一気に間合いを詰める。然し、流石の嶺厳も相手を警戒した後、思い切り相手の腹を何度も蹴る、…が、何のダメージをも与えられない。
(…此れが、『強化人間を超えた強化人間』の実力か……!?)
其処で、短期決戦に持ち込みたい嶺厳は、『回頭閃骨殺』で一撃決着を狙うが、其れは相手にも見切られており、空対空で対策された後、其の対戦相手であるRXQ-03は、一気に刀を勢い良く振るい一閃して、嶺厳を袈裟斬りにした。
「…あ゛あ゛あ゛っ゛っ゛!!!!!」
そして、嶺厳の最期は、丁度、『月華の剣士(第二幕)』と言う対戦剣戟格闘ゲームで、『決!勝負あり!』の後に、対戦相手の、人間の胴体が真っ二つに切れて行く様だった。
そんな中、無表情で立ち尽くす--返り血を浴びて綺麗に染まった白服の--RQX-03。
「…落ちたか、カトンボが。」
そう言うと彼は刀に付いた血を手持ちの布で拭い、血を拭いて綺麗にした後、刀を鞘に収めた。
…。
蛇足試合 マホロアvs
「…キャハッ⭐︎」
ほんとムカつく、ドクサレタマゴの此の笑顔。
「…サァテ、今日のボクの対戦相手ハ、…誰カナ……??…誰カナーーーー?!?!!!!」
やがて、其の相手は、イカタマ野郎の元にのそもそとやって来た。今回の相手、其れは、元々は『幻の撃墜王』とも称された『準魔人』RXQ-05。
「ヤァ、ボクはマホロア!対戦宜シクネ!!」
「…変な生き物?」
「…変な生き物言うナァ!!」
「…嫌な生き物。…何かヤダな。」
其う言いながら、RXQ-05は両手にダガーナイフを装備する。
両者が気が付く前に戦闘は開始されていた。
あのドクサレ煮タマゴは、適度に牽制として魔力球とジェムリンゴボムとキルニードルを撒く。完全に"待ち戦法"狙いである。…然し、其んな当たっても少し痺れるだけの慣性の付いた重い風船の様な物は、可也、魔防の高い相手にはぜーんぜん効かず、キルニードルに至っては当たらず、ジェムリンゴボムに至っても、完全に仕様を見切られており……、
「…ナ、ナンデ!?ナンデダヨ!??ナンデ!???効かねぇンダヨ!当たらねぇンダヨ!」
其のドクサレタマゴは短気なので、早速、キェエエエエエエ!!!(猿叫)状態になって居た。
其うなって居る内に、イカタマ君は、あっと言う前に近付かれ、RXQ-05に此の上無い位強く蹴り飛ばされた。
…まぁ、皆は既に知ってると思うけど、イカサマタマゴの技は、殆ど小回りが効かず、隙がデカい。ストームと異空間バニシュは数少ない例外か(※ストームって言っても、竜巻召喚する技じゃなくて竜巻纏って敵にカミカゼ特攻仕掛ける技だけどね)。
ミリ知ら勢は、シリーズ各ゲームで、此のド腐れ煮タマゴが如何言うモーションしてるかを見れば分かる。
ある程度の反射神経とスピードがあれば、隙を突き放題である。遠くに居ても、無慈悲に飛び道具が飛んで来る。投げ技を持つ個体なら投げ放題。
…ゲーム本編での『彼奴等』は優しかった……。
…さて、其んな此んなで、何度も異空間バニシュ後に着地狩りされ、ソードとブラックホールを出そうとしても、発動を潰され、ストームを出しても、力付くで捩じ伏せられ……、…と、苦戦を強いられるドクサレ煮卵であったが、ある秘策を思い付く。
…彼奴、瓦礫の下敷きにシテ埋めちゃエ。
イカサマタマゴは何とか勝つ為に、其の作戦を全力で実行する。
必死に敵を誘き寄せて、廃墟になったビル群--コンクリートジャングルに来させる。
其処に、RXQ-05が、半ばやる気無く、のそのそ歩いて来ると、
「…ワナに掛かったネ⭐︎御馬鹿サン⭐︎」
「?!!?!」
そう言って、イカタマは繰り出した、あの最強の魔砲、マホロア砲を。
そして、その魔砲は、RXQ-05が近くにいる建物にマホロア砲が勢い良く当たって、瓦礫の雨が出来る。そして、RXQ-05は、其の瓦礫から掻い潜り抜けられず、…瞬く間に埋もれ……、
「瓦礫に埋もれナガラ、昇天でもしナ!!」
瓦礫が完全に、RXQ-05を飲み込んだ後、イカサマタマゴはその上で敵の生死を確認する。
それから、暫くしてから、イカタマは、完全に確認を終えた後に……
…これッテェ…、…ヤッパリボクのッ……!!
「…キャハハハハハッ!!…ボクの大勝利!…魔法使いハ、コウで無くちゃっネ⭐︎」
…等と束の間の勝利を、ダンスを踊りながら、誇って居ると、ドクサレ煮卵を掴みながら、背後から未だ死んでいない『彼奴』が現れた。
「…じゃあ、僕も、魔法使いになろうカナ?」
「…ゲ、ゲェエエエエエエエエ!?!?!!!!!!」
「逃がさない。」
そう言って、イカサマタマゴの頭に、強力な肘打ちを食らわせた上に、乱暴に膝と太腿の中間辺りで締め上げた上に、
「捕まえた。」
両手のダガーナイフでイカタマの首を掻っ切る様に攻撃した後、…勝負あり!!
…。
おまけの資料
RXQシリーズ 魔人・準魔人
生体兵器であり特級呪物。…『Effigy』、『Semi-Effigy』とも呼ばれる。
ティターンズ製の『強化人間を超えた強化人間』。下位存在である生体部品(バイオ・パーツ)達と同様に、阿頼耶識システムめいた接続端子を肉体に内蔵しており、生体部品として機械に接続する事が出来る。
計八体居り、『某桃玉シリーズで未知の魔法とテクノロジーを駆使した古代文明と知られる神の御国で製造された物品』と同じく、科学と魔術で『加工』されて居る。…尚、『素体』となった人間が存在する。
以下、大雑把に特徴
・某水星のエアリアルに、「やめなさい!」されてもトマトみたいに潰れない。頑丈。でも、RX78のおっちゃんに踏み潰されると、トマトみたいに潰れる。
・『準魔人』は、『魔人』に劣るので『準魔人』と言う扱いになって居る。
・どの個体も人間性と精神を破壊されている。だが、最低限の意志と個性は残ってはいるようだ。どれだけやっても完全には消え去らなかったらしい。彼等の詰めが甘いから。技術が未熟だから。
・魔防も異様に高いが、内部破壊と炎と窒息に弱い。イカタマもレボリューションフレイムが溜め技でなければ……、、
…。
今後の計画
RXQ-Vの登場
種、鉄血、水星辺りで同じ様なのを出したい。CEの中で謎公国水泳部してた人とチョコレートの人、出番だ(※本当にロクでも無い)。
…。
0 notes
myeverythinglyric · 8 months
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迎えた2回目の元旦、「今年は健康に迎えられたね」なんて始まった1月も後半に予定した逢瀬を待ち詫びてる間に過ぎ去る。今年のスタートダッシュは完璧だ。先月の逢瀬からも紆余曲折、気持ちをボール代わりにした言葉の打ち合いを経て俺たちはまた一つお互いを好きになれた気がする。どんなに喧嘩をしたって「もう逢わない」なんて選択肢にはならない俺ら、待ち合わせも少しずつスムーズになってきて最初の頃より隣で歩き出す時間が早くなったね。相変わらず御前は「あれ、何処で降りるんだっけ?」なんてとぼけてたけど。まるで昨日も顔を合わせていたかのように手を挙げる照れ隠しの俺と、久しぶりに逢えて嬉しい気持ちを隠しきれない緩んだ表情で笑う御前。対照的だとしても想いが同じだからこそこうして迎えられる幾度目かの逢瀬があるんだなとしみじみ感じる、これってやっぱり奇跡でしかないよね。そんな事考えながら夢中で話す北斗の顔を眺めてた、揺られる電車の中。
乗り継いで訪れた1泊目は北斗チョイスのホテル。過ごしやすい快適な部屋で重い荷物から漸く解放される瞬間、此の儘ベッドに四肢を投げ出したい欲を抑えてキャリーを漁る、ベッドで寛ぐ御前に少し不器用に差し出した今年のチョコレート。作るセンスを生憎持ち合わせていない俺は必死に選んで独自に詰めただけのチョコレートをプレゼントした、それでも嬉しそうに受け取る御前を見て一安心。1つずつ味わってまた今回の旅でも思い出してくれたら良いなと思ってる。俺の母親からのプレゼントにも喜んでくれて、早速カバンにつけてはしゃいでたね、有難う。
二度目ましての北斗の家族はやっぱり温かくて、何度訪れても羨ましいなと思える気がする。御前とは少し似つかない、警戒心の強い愛犬とも二度目なのにすげえ尻尾を振って出迎えてもらえたって喜んでたら、灯りをつけて俺を見た瞬間吠えながら逃げてったのは笑ったな。それでも同じ空間に居てもそんなに吠えないから珍しいね、なんて言われて愛犬にも家族にも認めてもらえた気がしてやっぱり嬉しかった。御両親に手料理を振舞ってもらって、兄弟と一緒にゲームをしてはしゃいで。台所に立つお母さんを背中に座ってるのは少しばかりソワソワしたけど、寛いでる御前と兄弟を見てこれがこの家庭の当たり前なんだなと思ったら安心出来た。「早く近くに引っ越しておいで」なんて言ってもらえて、俺も早くそうしたい気分に駆られつつ。「実は作ってたんだよね」って照れ臭そうに笑いながら北斗から貰ったガトーショコラは、愛情がこもってて美味しかった。内緒で作っててくれた事もまた嬉しくて、ホテルに帰って一つ食べて幸せな気持ちに満たされた。お母さんからも貰ったチョコレートも大切に持ち帰ったよ。家族みんなでいつも迎え入れてくれて有難う。
少しだけ冷える夜風の中、明日の朝食を買って優雅なホテルで夜を過ごした。ベッドが動かせるって分かったら絶対くっつけて寝ようとする御前に慣れた俺は「眠れない」と駄々を捏ねる御前の我儘に応じて、疲れ果てた俺らは静かに眠りについたね。仕事の日と変わらない時間に目を覚ました俺らはいそいそと身支度を整えて全ての荷物を持って街へ繰り出した。2日目の朝、待ちに待ったディズニーシー。相変わらず天候に恵まれて、電車の混雑もさほどなく快適に目的地へ進んだ。
2ヶ月前から御前には「顔見知りの別荘を借りる」なんて言って、2日目の宿泊先を任せてもらってた。疑われたら正直に言おうなんて思いながら次々と出てくる細かい嘘に御前は最後まで気付かなくて、いま思い返しても「顔見知り?ミッキーのことだよ」って伝えた瞬間に腰を抜かしてミラコスタの部屋に座り込む御前は最高に面白かったよ。1ミリも疑わない心は信頼から生まれてるものだろうから、その心を穢してしまわないように汚い嘘をつくのだけは絶対に控えようと強く感じた瞬間でもあった。
今まで重ねられた今日までの嘘を何度も思い返しては「嗚呼、だからあの時…」なんてパーク内で物思いにふける御前のことをいつまででも眺めていられそうな気がしたよ。
パークでギリギリまではしゃいだ今日のディナーはミラコスタ内のビュッフェ。「元取るぞ」とか言って笑い合いながら見慣れない名前の料理に舌鼓を打って腹を満たした。だだっ広いミラコスタの部屋は常に暖かく、窓からは夜が耽けるギリギリまで華やかなメロディが流れていた。夏場ぶりに一緒に風呂に入ってから、既に疲れ果てて眠い身体に買い集めたアルコールとお菓子を広げてダチと話した。いつもなら「寝るの早い」なんて俺を叩き起す御前も今回ばかりは泣いたり笑ったり忙しない1日に疲れてたのか大人しく自分のベッドに潜り込んで寝てたね。これからの御前を応援すべく計画していた大きなイベントを無事終えて、俺も安心して眠りについた。
のんびり目を覚まして優雅なメロディのもと朝食を囲みながら抜け殻のベッドの乱れ方とか、インスタントコーヒーのミルクをコーヒーと間違えて「どっち飲む?」とか聞いてくる北斗とかインスタント食品に翻弄される北斗にずっと笑ってたね。今日はイクスピアリに行こうかなんて話したり、来年のバレンタインは何を作ろうかなんて1年先の話をしたり、日々たくさんの言葉を交わしていても無くならない話題に花を咲かせてた。そんな事もきっと北斗とじゃなきゃ今頃話題にも詰まってて、行先にも詰まってたりしたんだろうなと思うと顔を合わせるたび何度でも、こうして足並みを揃えて生きる相手が北斗で良かったと心から感じる。珍しく最終日も身支度ばっちりにして名残惜しくもミラコスタを後にした。
それでも最終日は御前のテンションも何処か低くて、無理した笑顔と心からの笑顔の繰り返し。どうしたら少しでも楽しい時間に出来るか、なんて考えながら互いに食べたいものを選んで、見たいもの買いたいものを目指してお店巡りをした。「お揃いのものがもっと欲しい」と言う北斗の願いのもと、アクセサリーショップで一緒に指輪を選んだ。ピンキーリングに落ち着いた俺たちはそれを付けて、「なんだか運命の赤い糸の象徴みたいだよね」なんて嬉しそうに語る御前を見て頬を緩めた。まだまだお揃いのものを増やしていきたいよね、全身お揃いで埋め尽くされるくらい。時間をかけて少しずつ、増やしていきたいね。
楽しい時間を過ごすほど、帰りの時間も近付いてきて預けていた荷物を受け取ると御前はいよいよ口数が減る。高速バスに揺られて少しうたた寝をしながら、辿り着いた空港のカフェでまたこれからの計画を話し合う。
環境が変わるんだ、暫く逢えなくなるのは仕方ない。そうは理解しつつも逢えない寂しさは埋められるはずも無く、御前は必死にどうにか逢える方法を考えたり行きたい場所を探したりしていた。楽に逢える日を待ってる間に俺たちは2回目の記念日を迎える。1回目だってまともに迎えた経験のない俺が、疑うことも無く2回目のその瞬間を迎えようと考えていることに少しばかり驚いてる。惰性のない愛情、終わりのない恋慕。こんなにも未来を見据えて隣を歩ける相手は後にも先にも御前だけ。「行ってきます」とまたいつものように笑って手を振ってそれぞれの自宅へ帰る。また逢えるよ、意識して信じずともまた逢えることを疑っていない俺らだから何度でも。
この先もきっと、思わぬ出来事に意見を違えて言い合うかもしれない。互いの言動を受け入れられずに擦れ違うこともあるかもしれない。それでも俺たちは、俺たちなら何度ぶつかっても最後には互いを受け止めて、認め合って進んでいける。信じて疑わない、言葉には形容しきれない何かが俺たちには絶対にあるから大丈夫。そう思えるから、真っ直ぐ御前にも「大丈夫」と言える。
健やかなる時も病める時も、苦楽を共有して多くの感情を共にして生きていこう。なんてまるでプロポーズみたいだけど、北斗とならこの命尽きる瞬間まで共に生きていけると思ってるよ。そんなたくさんの想いを引っ括めてただ一言、愛してる。
楽しい時も辛い時も、俺は常に御前の隣に居るよ。
今年はいっそう、頑張っていこうね。
また笑顔で顔を合わせられるように。
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【神の導きにそって、生きる、生き方の伝承。あのへ】
林檎、佳子、あの、そろそろ、「神の導きによって生きる」ということが、どのようにしたら、実践できるのか?ということを、「伝授」する時期がきたので、ここに記す。まず、たとえば、何かの情報を知りたいと願い、インターネットで情報を集めるために、検索したり、図書館に足を運んだとする。まぁ、三人は、後者はまずないと思うが。インターネットで説明すると、たとえば、親の認知症について、気がかりで、「認知症」とインターネットで検索したとする。しかし、その時に、知りたかった情報が見つからなかったとする。それで、普通の人であれば、「自我」があるので、もっと、検索ワードを絞って欲しい情報にヒットするように検索かけるよな?👀しかし、違うのだ。この、知りたい情報を、とことん追求していく行為は人間の「自我」によって生きる「行為」であり、せっかく「神様」が「新しい方向へ導いて」あげようとしてくださっているのに、「人間の自我」によって、邪魔されているのだ。たとえ、自分の知りたかった情報がその時、見つからなかったとしても、その時、出てきた、あまり関係のなさそうな情報で、少しでも気になる情報が目についたら、(まったく、気になる情報がなければ読む必要はなし、知りたい情報を絞って次の検索をかけてよし)迷わずそのページを開き、読んでみること。本当は、早く、「認知症」についての詳しく、知りたいと思う気持ちがあり、さっさと、最初開いたページを閉じて、次のサイトにいきたい気持ちをぐっと我慢して欲しいのだ。最初、開いたページの角に、「認知症」については、まったく関係のない事柄が記入されているむしろその文章の中に、「神の導き」が「隠されている」のだ。だから、人生の軽い寄り道と考えて、そのページに記載された文章に目を通すこと。勿論、すぐに、その読んだ文章が、今の自分��とって必要なこととは、限らない。しかし、実は、あとあと重要になってくる。でも、その時、読んで、感じた感情や、文章は、特に暗記したり、覚えておく必要はない。しかし、もし、その文章が自分にとって「大切な情報」と考えるなら、ブックマークなり、ホーム画面に落とすなりして、保存しておくことはOK。とにかく、自分の「自我」である、知りたいと思っている「認知症」についての感情を少し「我慢」して、「関係のないページ」に目を通す。これが、「自分本位」の生き方ではなく、「神の導き」によって生きるという生き方なのだ。つまり、早い話が、「一つの知りたい情報にこだわらず」、毎日毎日ネットサーフィンしまくれって話😂村上春樹先生の「海辺のカフカ」に登場する、猫と話せる、知的障害の「中田さん」の行動がお手本。彼の生き方こそ、「神の導き」によって、「素直に」生きているのだ。で、他には、自分が望んでいる方向に物事が進まなかったとする。たとえば、髪の色を変えたとする。しかし、自分が思った髪の色とは違っていたとする。そこで、普通なら美容師に腹を立てるだろう。「人間本位」のものの考え方であれば。じゃないのだ。「神の導き」によって生きるという考え方であれば、「神様は、今の自分には、自分が思いえがいていた髪の色ではなく、この、今、美容師の手によって染められた髪の色こそ、今の自分に必要な色であって、これでいいのだ」と、最初は無理矢理でもいいから考える癖をつけること。で、実際、その「神の導き」によって、染められた新しい「髪色」を見た、あの、林檎のファンのなかには、自分(あの、林檎のこと)にとって、必要のないファン(あの、林檎をマイナスな方向に向かわせる、鬱陶しいファンのこと)は幻滅して、離れて行き、(ありがたや、ありがたや)自分(あの、林檎)にとってプラスになるファンが、あのや、林檎に新しく、つくのだ。勿論、佳子の着る服、ヘアースタイルも同じことが言える。で、もし、仮に、自分が最初思いえがいた、髪色にこだわり、美容師に憤慨して、クレーム、もしくは、美容室を変えて、自分の求めてる髪色に再度染め直ししたとしたらどうだろう?👀勿論、林檎、あのにとって、鬱陶しいファンは、いつまでもついてくるし、あのや、林檎にとってプラスになるファンは新しく加わってこんよな?👀つまり、こういう生き方をしてる「自我」たっぷり、「自分本位」たっぷりの生き方が人生を狂わせていくんよ。つまり、「結論」で言うと、「自分がかわいくなることがすべてではないんよ👀」だから、あのが金髪になったのも、イエス様のお導きなんよ👀だから、時期がくれば、黒髪に戻るから、今は、我慢して、金髪を受け入れろな👀あの👀それに、結構、かわいいやんな、あの?👀実際、俺、昨日、林檎、あの、佳子に、この「はてなブログ」に書きかけの、野生動物たちの続きの文章を書きたいんやけど、「神の導き」によって生きる生き方を、俺は実践してるから、我慢してこの「神の導き」によって「生きる」という文章を、林檎、あの、佳子に共有するために「今」書いてるんよ👀勿論、今、ムズムズしてて気持ち悪いよ👀だって、昨日の野生動物たちの文章、書きかけなんやからね👀でも、その欲求を満たすことを「主」が「今」は、臨んでおられないから、複雑な気持ちでこの文章を書いてるんよ👀そう、野生動物たちの続きの文章は、あとで書いていいんやけど、「今」じゃないんよ👀もっと、言うなら、俺、さっきまで「zshingoの日記」書いてる途中やったんよ👀でも、デイケアのメンバーで、やりともないゲーム我慢してやってたら、ふと、林檎とあのと佳子に、【「主」の導きによって生きる生き方】を共有せなあかん気持ちが、何故か?このタイミングでムクムクって湧き上がってきたから、書きかけの日記を中断してこの文章を書いてるんよ👀つまり、イエス様から俺に司令がくだされたんよ👀そう、【自分の自我を優先せんで、「神様」の導きに沿って生きるつまり、禅仏教で言うところの、『行雲流水』の「生き方」を実践して、貫くことは、「楽じゃない」のよ👀】もっと、言うなら、俺、精神病院に入院している時に、林檎には前、話したけど、俺のお気に入りのピンクのクリアフレームのメガネを、イエス様から、ある時に叩き壊せって言われたから、叩き壊したんよ👀で、そのあと、長かった髪もバッサリ切れって、精神病院入院中の時にイエス様に言われたんよ👀(病院に2週間にいっぺん床屋くるんよ👀)で、俺、切りとうなかったから、それだけはカンベンしてくれ、そもそも、イエス様だって、髪長いじゃないですか?って言ったんよ👀そしたら、精神状態どんどん悪くなって、一般病棟から、PICUって言う、「緊急治療室」(精神病の重症者が閉じ込められる、鍵のかかった部屋、共同のフロアで飯を食う時なんか、重症の精神病者がそこらへんで垂れ流した糞や小便の臭いかぎながら飯を食うことが日常茶飯事のとこ)ところ入れさせられて、勿論、PICU入ることは、任意だから拒むこともできたんやけど、主治医にうまいこと丸め込まれて強制的に入れられたんよ👀あとからわかったことなんやけど、本当は、入る時には、受領書って紙に、患者のサインして、患者の印鑑もらってはじめて、PICUに入れることが、医師の責務らしいのよ👀でも、俺、そんなこと何も告げられず、PICUに叩き込まれたんよ👀そして、そこに入れられて、重度の認知症のおじいちゃんがいたのよ👀で、俺、もう一発で見抜いたんやけど、その人、わけのわからんたわごとブツブツ言って、そこらへんで、糞したり、小便も、ズボンおろして食堂でジャージャーするような重症患者なんやけど、ちゃんと「霊天上界」の人と交信してるのがわかったんよ。こんなこと、よう言うてたな、そのおじいちゃん。「私は、今日、どこで待っていれば、いいのですか?今日は、私は行くつもりがありません。時期を見合わせようと考えているのですが?」てきな、独り言を大声でブツブツブツブツ言ってるんよ👀もう、めちゃくちゃ、うるさいんよ👀で、話しはもとに戻すと、そのおじいちゃんと、PICUで、俺が、はじめて出会った時に、最初、そのおじいちゃん面白そうな人やなと思って、おじいちゃんが座っている向かいのテーブルの席に座ったんよ👀俺から👀で、途中から、おじいちゃん、なんも喋らんくなったから、なんとなく、気まずくなって、俺、立ち上がってテーブル離れたんよ👀で、俺、お決まりの、同じところぐるぐるまわってたんよ👀(アカシジアの影響)食堂付近を。そしたら、おじいちゃんが、手招きしてきて、さっき俺が座ってた、おじいちゃんの向かいの席にもう一度、座れって言うてきたんよ👀勿論、座ったよ👀そしたら、おじいちゃんまた、わけのわからんたわごとブツブツブツブツ言い出して、ある時、俺の方を向いてこう言ったんよ『これからは、あんたが、「中心」になっていくんやから』って👀そう、イエス様は、はじめから、その認知症のおじいちゃんと俺を出会わせて、おじいちゃんが言った言葉(これからは、あんたが、中心になっていくんやから)を俺に伝えたかったんよ👀イエス様は👀そのために、俺が、精神状態悪くなるような、メガネを叩き壊させたり、髪を切れって言ってきたのよ👀イエス様は👀イエス様は、俺が、髪を切りたくないって、反発してくることもお見通���やったんよ👀で、俺、イエス様の司令に反発したって罪悪感で精神状態どんどん悪くなっていったんよ👀で、もっと言うなら、叩き壊されたメガネを見た看護師がちゃんと、報告書(主治医が患者の状態を把握するためのもの)に、メガネが叩き壊されていたことを書いてるのよ。それで、PICUへ入る道がどんどん開けていったんよ👀だから、最初から、イエス様のご計画は、俺の精神状態狂わせて、認知症のおじいちゃんと俺を出会わせて、俺が、これから担う仕事を認知し、理解してもらいたかったんよ👀
⭐まだ、文章は、続くからな👀
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mutnyktn · 1 year
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宇野実彩子、渡辺翔太、目黒蓮、私。初めての4人旅in福岡
まずは、2日間ありがとう!ありがとうが沢山です!超楽しかったー!前日でも焦らずパッキングを始めない私に「早くして、早く寝な!?」っていう宇野実彩子と、「俺も全然してない、まだ何もやる気出ない」でひたすらゲームしてる渡辺翔太と、次の日も朝から仕事なのに3時頃?まで起きてて2時間だけしか寝てない目黒蓮。前日からみんな忙しいな!!の気持ち。当日みーこちゃんと蓮くんはお仕事で、翔太くんと私はお仕事お休み。向かってる新幹線の間翔太くんとずーっと連絡とってて、今年でもう4年5年くらいの付き合いなのに緊張するなど言われたり、しないだろ!!!の気持ちでした。私はしませんでした。荷物多くて「んもぉ!!!!」ってなってたくらい。合流して取り敢えずチェックインしようでチェックインしたんだよね、危うく迷子なりかけたけど無事に到着。みーこちゃんとホテルで合流して3人でお酒買いにレッツゴー。買ったお酒の量バグり過ぎててびっくりでした。(入れたの宇野と私)で、ホテル戻ったら蓮くんもそろそろ着くってことで合流。4人で予約してた焼き鳥屋さんに行きました!!めっちゃ美味しかった。九州って焼き鳥に豚バラあるらしくて、名物なんだって。初めて食べて「うまっ!!!」ってなりました。そこのお店でお酒も食べ物も堪能した。日本酒水みたいにみんな飲んでてふとした時調子乗って飲みすぎたらいけんぞ…って思ってた。でも、ふわふわするくらいには酔えてそのままみんなでホテルに戻ってまた飲み直した!マリカしたり、色んな話をしたりってしたんだけど、日付け超えて1時ぐらい?に渡辺翔太と目黒蓮が完全酔っぱらい完成でした。今回のハイライトがあってコンビニ行こうとしたのさ、4人で。前に翔太くんとみーこちゃんが歩いてて、その後ろに私と蓮くんが歩いてコンビニ向かってたんだけど、お酒も回って時間も経って人見知りしてたけど慣れてきたんだろうね。翔太くんが実彩子に絡もうとしてたんだけど、実彩子が後ろ振り向いたタイミングと絡もうとしたタイミングがすれ違って翔太くんが交わされたみたいになったんだよね。それを後ろで見てた私と蓮くん爆笑した。夜中にゴメンだけどほんとに爆笑した。渡辺翔太が愛くるしくなった瞬間でした。可愛かったよ、翔太くん。何も知らない実彩子は私の手を取り何故か知らないけど駆け足でコンビニへ。取り残された翔太くんは蓮くんが慰めながらあとからコンビニへ。その時先に入った私たちはカゴにポチャッコと赤ちゃんマンを入れました。で、買ってもらいました。ありがとうございます!!!この日寝たのが4時半頃で9時に目覚ましみんな合わせたのみんなそれを止めて二度寝しようとしてたので、電気付けてその辺に居そうなお母さんみたいに起こしてやりました。みんな顔が浮腫オンパレード。後、私以外が二日酔いになってて可哀想だったのと、渡辺翔太の寝方が美術館の像なの?の寝方をしてて、蓮くんと綺麗な二度見をしました。最終日は昼からカラオケしながらお酒飲んだね、スノーマンの歌と宇野実彩子。アイドルに囲まれた横田真悠でした。みんな私のお友達で、私を通してお友達になってて嬉しい気持ちになってた!長くなるからここら辺で終えようかな…。あっ、帰り予定よりも1本早いの乗って帰ろうとしたら、みんな声揃えて「なに、嫌い?嫌だった?」ってメンヘラ出すのやめてください。次の日仕事だったので、そそくさと帰りましたがあなた達のこと大好きですよ。また4人で遊んでお酒浴びるように飲もうね!まじ2日間ありがとうー!
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載せれる写真が全くない…。
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c6h4clch3-share · 2 years
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サイバーパンク2077
あなたはサイバーパンクと呼ばれるジャンルを知っているだろうか。 端的に言えば、人体と機械とを置換するサイバネティック技術の普及した未来でパンク=自分の生き様や美学を貫き通して果てる好漢たちを描くジャンルだ。
そんなサイバーパンクの世界観で生きる一人のパンクとなって未来都市のオープンワールドを駆けるゲームが存在する。そう、それがサイバーパンク2077だ。
世界観
時は2077年、資本主義が増長し合衆国体制の崩壊したアメリカ。
国家や自治体よりも私企業がマネーパワーと政治的発言力を持ち、個人の尊厳や高潔な倫理なんてケツ拭く紙にもなりゃしねぇ。 サイバーウェアと呼ばれる人体に埋め込む機械による義体技術が普及した未来都市「ナイトシティ」で、各企業は覇権を握るために暗闘し、様々なギャングや傭兵が金に踊らされ代理戦争を行う、そんな世界。
とまぁ色々と書いたが、基本的に情報量で圧殺してくるジャンルなので簡単なところだけ抑えて聞き流してもらって構わない。 具体的には、以下のポイントだけ抑えて貰えればいい。
機械を人体に埋め込む技術が発達している
国家よりも私企業の権力が強く、ギャングを使った代理戦争をしている
舞台こそアメリカだが企業勢力は日系企業、中華系企業も参戦している
ギャング勢力の国際色も豊かで、ギャングの縄張りごとにそれぞれの文化で街が彩られていく
インターネットは AI の暴走により崩壊している
生き残っているのは都市単位のファイアウォールにより守られたイントラネット
元々は TRPG の系譜であり、プレイヤーはそんな裏稼業で自身の名を挙げるべく奮闘する傭兵となってさまざまな依頼を受けて銃弾をブチ込んだりブチ込まれたりみたいな日々を送っていく。2077 でもそれは同様だ。
サイバーパンク2077の「ウリ」
ゲームの限界に挑んだビジュアル
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まぁまずはこの動画を見て欲しい。 ゲーム内のビジュアル表現の細かさと大都会の情報量に圧倒されることだろう。 画角などは撮影用に調整されゲームに必要な UI は消されているが、これらの映像は概ねゲームの映像をそのまま使用している。
こんな誰もが描いたような未来都市や広大な荒野をオープンワールドでハチャメチャに走り回れるのだ。もうこれだけで楽しい。 レイトレーシングにも対応し、細部に至るまでリアルを追求した未来世界が目の前に広がる。一人称視点の RPG であることもあり、世界観への没入感が非常に高い。
もちろん相応に要求されるスペックも高いけどね……。
最高に悪い治安
ところでこの未来都市、治安が最高に悪い。
至る所に浮浪者、荒くれ、酔っぱらい、ギャングがひしめいている。まともな市民なんてナイトシティには数える程もいない。 道を歩けばガンをつけられ、あちこちで鉛玉が飛び交い、夜のお店がネオンをギラつかせている。だがそれがいい。
命の価値が非常に軽いからこそ、どのように生きてどのように死んだかがパンクの人生を物語るのだ。平凡な男はナイトシティに居場所はない。 ある種、「武士道とは死ぬことと見つけたり」という由緒ある日本人的な刹那の情緒が遠く海を隔てたアメリカで生きている。
ところで、日本はこの世界観においては「悪役」である。 というのも、この世界観が世に出たのは日本の高度経済成長期、アメリカを経済力で喰おうとせんばかりの時代だった。アメリカ人にとって日本は武力によらない静かな侵略者であり、この世界観においてもそれは覇権企業「アラサカ」という形で登場しており、ナイトシティ市民には蛇蝎のごとく嫌われている。
そんな悪役であるところの日本で人気を博した「滅びの美学」が作中の主役であるパンクたちの価値観として普及しているのはなんたる皮肉か、と思わざるを得ない。
バディもの+ピカレスクロマンというオタク垂涎のストーリー
本作のストーリーを大まかにジャンル分けするなら、「バディもの+ピカレスクロマン」であろう。
主人公である「V」はナイトシティで活躍する傭兵であり、ストーリー序盤ではゲーム開始前から苦楽をともにしてきた気さくな相棒の「ジャッキー・ウェルズ」と、中盤以降の転機を迎えて以降は伝説のロックミュージシャンにして反企業を先導したカリスマ、「ジョニー・シルヴァーハンド」の意識体とともに様々な依頼をこなしていくことになる。
ジャッキー・ウェルズはスペイン系の流れを汲むラテンの陽気な男で、主人公Vとはあるきっかけから意気投合し相棒として傭兵稼業に飛び込んでいく。 陽気な言い回し、息の合った掛け合い、「背中は預けた」と言わんばかりの共闘体制。プレイヤーとしても親しみを持たずにはいられないそんな男だ。
反してジョニー・シルヴァーハンドはクズ・オブ・ザ・イヤー2020を受賞するクズの中のクズだ。 企業に対してのテロ活動を繰り返した結果、2020年の事件で精神を企業に捕らえられ、デジタルチップの中に閉じ込められた彼はVの頭の中で目を覚ます。 やれ「タバコを吸わせろ、無ければ買ってこい」だの、「この体は俺がもらう、お前は銃で頭を撃ち抜いて死んじまえ」だの、第一印象は最悪な上に、意識体なので戦闘ではクソの役にも立ってくれないしクエスト中も四六時中うるさいし何かあったらすぐ企業に中指を立てる。ジャッキーと比較してウザくて仕方がない。 だが、様々な難局を共にくぐり抜け、過去を共有し、次第に死に向かっていくVの体を案じている姿を見るうちに、不思議と憎めないやつになっていく。クズな友人を持つ気分とは、あるいは、ヒモに誑かされるとはこういうものか。まぁクズなんですぐ雑な関係に戻るんですけどね。
こういったタイプの違う二人の相棒とのバディ関係、関係性オタクならこれだけでご飯何杯食えるかわからない。美味すぎる。
マルチエンドを採用している本作では物語の決着の形はいくつかあるのだが、個人的には「死神」ルートと呼ばれるルートでのジョニーとの関係性が非常に好みなので、ぜひここまでたどり着いていただきたい。
また、本作は「ピカレスクロマン」の要素を汲んだ一作でもある。 ナイトシティの秩序は私企業が握っており、そんな企業に対して反旗を翻す「生き様への美学を持った傭兵」たちは反体制側という構図になる。 Vは単なる傭兵であり、企業への反感はあれどナイトシティの一般市民の範疇は出ていないのだが、ある事件で企業によって余命幾ばくもない身体となり、果には大昔の反企業テロリストと身体を共有することに。 そんな「同居人」に毒されたか、はたまた個人としての恨みか、傭兵として立身出世し名を挙げたVは最終的に覇権企業「アラサカ」に全面戦争を仕掛けるまでに至る。その過程で出逢う様々なパンクたちや相棒ジャッキー、ジョニーやV自身の生き様は「美学」と呼ぶべきものであり、その美学を貫き通して生き様をナイトシティに刻みつけていく。
こっちはこっちでオタクたまんないよなぁ!? じゃあ2つを一気に味わったらどうなっちまうんだ? ……こうやってナイトシティから出られなくなるのさ。お前もどうだ?
自由度の高いビルドシステム
オープンワールドといえば「自由さ」がウリのゲームシステムだ。
本作においても広大な舞台を自由に駆け回りあちこちに喧嘩をふっかけクエストをこなす楽しみはオープンワールドの基本通りの楽しみ方である。
だが、本作における「自由さ」はそれだけにとどまらない。 キャラクタービルドの自由の高さというのも本作を象徴する「自由さ」である。
例えば、自身の肉体のみを頼りに拳で全てを沈めていくストリートブロウラー。 例えば、アサルトライフルやショットガンで射撃戦を制するソロ。 例えば、敵地に隠密潜入しサイレンサー付きハンドガンで秘密裏に敵を屠るアサシン。 例えば、相手を視線だけでハッキングし悟られること無く敵を制圧するネットランナー。
これら全て本作で実現できるキャラクタービルドである。 もともとサイバーパンクという世界観は TRPG で培われたものであるため、それを踏まえた本作は主人公の戦い方にも TRPG さながらの自由さが反映されている。
FPS というジャンルではあるが、銃など撃たずともクリアは可能なのだ。 ちなみに、自分はハンドガンとハッキングで完全ステルスなニンジャプレイをしている。襲われたことすら悟らせず銃弾一発、視線の一差しで仕留める。超楽��い。
おわりに
本作は視覚聴覚テキスト、全てに渡って圧倒的な質感と情報量でプレイヤーを圧倒し魅了するゲームだ。 高い没入感と下らなくて魅力的な世界、そしてその世界で生きる一人の傭兵の生き様を自由に描いていけるゲーム性。まさにプレイヤーがナイトシティに生きていると言って過言ではない。
その分高いマシンスペックのゲーミングPCや次世代コンシューマ機を要求するし、ソフトの値段も高いので二の足を踏む気持ちはわかる……。とても良くわかる。 なので、YouTube でゲームプレイの配信や動画を見たり、同じ世界観で制作されたスピンオフアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」を見て、少しでもナイトシティに興味を持ってもらえたら是非本作を手に取ってもらいたい。 また、原作 TRPG も新版が本作の人気に後押しされ人気を博しているので、TRPG プレイヤーはぜひこちらも楽しんでいただきたい。卓が欲しければ立てるから。立てるから……
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soadesuyo · 2 years
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やっとこお待たせ致しました🏫
やんちゃ盛り、食べ盛り、騒ぎ盛りのイケメンパラダイス!毎日事件勃発!?ソアマネージャーと愉快な仲間たち🙋‍♀️(?)
まずは3年生のお2人から紹介です💁
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3-B じな ん:男女ともに高身長が多い韓国で、背が低いのにも関わらずモテる男…😂(笑)計算高くナルシスト気味。他校の女子校に彼女がいるらしい🧐デート姿が可愛らしいカフェで何度か目撃されている。部活には入って居ないが、友達が居るからとの理由で遊びに行くことがしょっちゅう。ソアとの仲は普通、自分のことをおっぱと呼ばない事に悩んでいる。
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3-C じう ぉん:通称バビ。寧ろ本名で呼ばれているのを聞いた事が無いレベル。バスケ部の副キャプテン。俺はそういうタイプじゃないと断ったものの、後輩からヨイショされ気付いたらなっていた、が、なったらなったで意外としっかり面倒見ている模様。気だるい感じ、口数も余り多くなく、初対面の人からは怖がられるが打ち解けたら皆バビのとりこ。男女からモテる(バレンタインの日はチョコで両手が塞がる)A組に1年の頃から付き合ってる彼女が居る。ソアとはバスケ部繋がりで交流あり。キャプテンと3人でポジションや練習メニューの話をし、またすぐ休憩入れる!と2人から注意されているらしい。(笑)
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2-B はんび ん:左の子。サッカー部キャプテン。素朴でちょっと天然な部分もあるがリーダーシッ��はピカイチ。先生からの信頼も厚い。他校との練習試合にはイケメンが居ると噂を聞きつけた女子達が学校問わず集うらしい。本人は照れまくり、周りはえへ~い😁と茶化すのが定番行事。購買のおばちゃんの推しという話も。通学中の朝のバスでは何やら音楽を聞きながら寝てしまい、たまに降り逃している🎧1個上の先輩となるバビと仲良し。部活は違えど音楽の趣味等が合うようだ。2人が並んで歩いていると周りの目が🥺❤️なっている。ソアと同じクラス。バスケ部MGなのを知っているので今日は中か外か、ハーフか、オールか等バビのスケジュールを全て間接的に知っている為付き合っているのか?とたまにネタにされる。
2-A ゆにょ ん:右の子。特進クラスでとても勤勉。真っ直ぐで一生懸命、情に厚く、友人を想い熱く語り涙する場面も。顔が小さく手足が長いモデル体型な事から学校祭ではメインどころに選ばれがち。入学当初はうちに芸能人が入学してきた!?と騒動になったそう。表立って引っ張っていくタイプでは無いが意見や気持ちはハッキリと伝える影の立役者タイプ。一個下のちゃ ぬと顔が似ている為、ゆにょんがもう1人入学してきた、お前の弟か?と盛り上がるが血縁関係は無い。のちに兄弟と周りから公認(?)される。ソアとは購買でよく顔を合わす。あれが美味しかった、これも美味しいと新作のパンの話で盛り上がっている😋🥐
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(左から)1-Aちゃ ぬ:ユニョンの弟と一時期騒がれたが先述の通り血縁関係は無く、むしろヒョンより俺の方がかっこいいと思っている。家がお金持ちらしいが、嫌味な所は一切ない。少し辛口で現実主義な為、しょーもない事で盛り上がりがちな高校生たちには(?)ブラックちゃ ぬと呼ばれている時もあるとか無いとか…?とても勤勉で、頭の回転が早く鋭い一言も多いので先生たちも驚く事が多い。学校終わりはもちろん塾だが、ゲームも大好きな為兄ゆにょんと共にPCバンに行ってる時もしばしば。(いつもちゃぬの圧勝という話)たまにじゅねとも携帯でサッカーゲームをしているようだ。やろうよ、と誘うじゅねが可愛くてたまらないとの事。ソアとは普通に話すが時折なんの理由かじゅねの件で小競り合いをしているとの噂…噂の域を出ない話である。ヌナも天然というか抜けてるとこあるから( -᷄ ᴗ -᷅ )と言い、たまに頭にポカをくらっている。
1-B:じゅ ね:背が高いからという理由で半ば強制的に友達(どんひょ く)に連れて来られバスケ部に入部。大会で勝ち進み、普段は授業のある日にバスケ部は遠征で欠席決定になると大変喜んでいるとの噂。授業は聞く、が、たまに机に伏せ寝ている事も。体も大きい為何処の席でも見つかり怒られる。その際寝起きでバツが悪そうに頭をもぞもぞしている姿が可愛いと女子の話題になりつつあるらしい。夏休み明けに垢抜けたらしく、今では1年の中で1番のモテボーイ。だが本人は特に恋人は要らないらしく、今は部活と学校生活をとりあえず楽しみたいとの事。告白した女子によれば、普段は騒がしいタイプなのにいざ目の前で話すと状況もあってなのか恥ずかしがってる姿がとても可愛かった、との事。どうやら可愛いキャラらしい(?)3年組、2年組の4人からとても可愛がられており、特にじなんと仲が良い。食の事に関してはゆにょんに甘えている節があるようだ。ばびとはバスケ部の先輩後輩として話す仲でしかない、と言っているが…気まずいのか…?どうやら間をどんひょ くが取り持っているらしいが…。同1年のちゃ ぬとはゲーム仲間で、たまに一緒に購買で並んで居ることも。1年のツートップと呼ばれおり学祭では先輩女子から黄色い声援(主に可愛いの声)が飛ぶ。先輩にあたりMGでもあるソアとも仲がいいらしく、購買で美味しいパンを賭けゆにょ んも含めてジャンケンしている姿が目撃されている(勝率は6割らしい)試合中に黄色い声援が飛び照れて少しおチャラけた時には、ソアからこらー!集中!!とメガホンで叫ばれている事もあるとか…?😂📣
1-Cどんひょ く:theやんちゃ盛りな男子高校生という感じが当てはまるタイプ。オシャレに目覚め、��近は同じバスケ部の先輩ばびと共に過ごすことが多く影響も受けているようだ。引退してほしくないと心から思っており、先輩たちと長い間プレー出来るようにと練習を頑張り、競争率の高いベンチ入りをもぎ取った。じゅ ねと共に先輩に混じって試合に出ることも。勉強が苦手な為ちゃ ぬに教えてもらっており、夏休み前等の期末テスト時はちゃ ぬ宅でじゅ ねも呼び合宿が開かれるらしい…。(夜は早めに切り上げてゲーム三昧との話も😂)購買のタコスミートパン🌮が好き。よくばびと共に駅前のマックで数時間居座っているのが目撃されている。他校の共学高に年上の美人彼女がいるとの噂だが…目撃情報が無い為、嘘なのでは?となったが学祭に彼女が実際に訪れ、本人は照れまくりながらもドヤ顔連発で居た。言わずもがな仲良いメンバーからはめちゃくちゃイジられた(笑)MGのソアとも話す間柄で、ファッションの話やユニフォームのデザイン会議にも呼んでいたようだ。
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2-Bそあ:はんび んと同クラスであり1年の頃よりバスケ部のMG。数学が苦手でゆにょ んに教えてもらっている。国語は得意なのでお互いに持ちつ持たれつのようだ。はんび んとは部活の練習メニューや、試合の日程、ユニフォームについて等真面目に関わる一方で、体育祭にて男女混合バスケでははんび んと共に場内を沸かす珍プレー好プレーを連発、3年ズ爆笑、2年ズは色んな意味で頭を抱え、1年ズはとんでもないマネージャーが居ると話題になったようだ(笑)当の本人は「試合はナマモノ。何が起こるか分からない、だからこそ面白い。今年は3年生の皆さんに華を持たせるが、来年は名将はんび んと共に好プレーばかり連発しMVPを狙っている。期待してほしい。」とアスリートばりの名言(迷言)を残した。はんび んは隣で深く頷き共感していた模様。3年ズの2人は年上とは思っているがオッパという感じがしないから、という理由で名前呼びをしている。たまにの休日にじなんとカフェで会った際には今日は私の方が背が高い(ヒールを履いていた)と言った際、店員さんに聞かれていたらしく仲良しですね😊と声を掛けられマンガの様なhahahahaと乾いた笑いが出た。2年ズの2人とは基本仲が良く購買の前であーでもないこーでもないと言ってる場面がたびたび目撃されている。先述したパンジャンケンの勝率は3割。悔しいのか、こんな所で勝っていたら他で負けてしまうから、と謎理論を繰り広げていた。1年ズとも交流があり特にじゅ ねの事を弟のように可愛がっている為、時に邪魔?計算高いちゃ ぬが割って入ってくる事も。背が高い2人に囲まれるとより見上げる為首が痛い様な気がする、とのことで、広い道幅で人が少なければあれば、少し後ろを歩いている。ヌナはちびですからねぇ、のちゃ ぬの一言と頭ポカまでがワンセットである。
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misen9710 · 3 years
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朝比奈潤(ドMおじさん)@doemojisan
今から15年ほど前、20代後半の頃に個別指導系の学習塾で数年間働いていた。担当は男子中学生ばかりだったがその中に明らかにオーラが違うイケメンがいた。今で言えば坂口健太郎によく似ていたので、ここでは彼を坂口君と呼ぶ。坂口君は身長180弱、不良っぽさと中性的な部分を併せ持ったルックスだった。
実際、彼はよくモテていた。恥ずかしい話だが、私は女性の生態についての知見をほとんど彼から得たと言っても過言ではない。30歳手前の大人が14~5歳の少年から女について教わるという屈辱は私を大いに苦しめたが、童貞だった私には坂口君が無邪気に話すモテ話が抗いがたい魅力を持っていた。
「さっき逆ナンされてカラオケでセックスしてきちゃった」私が担当してすぐの頃、彼が述べた遅刻の理由である。成績の良い子が行くような塾ではなかったから真面目に勉強しに来ている生徒は少ない。それでもこの発言は衝撃的であった。事の真偽はともかくとして、私は注意するよりも呆然としてしまった。
イケメンの中でもよりすぐりの「超イケメン中学生」には凡人には想像し得ない奇跡のような出来事が毎日起きている。逆ナンパはそれこそ日常茶飯事だ。家電量販店で暇をつぶしていたら、見知らぬ40代のマダム風女性に当時、流行っていたゲームボーイアドバンスを買ってもらったこともあるという
奇跡というのはたとえば、繁華街ですれ違った20代の女性に道を聞かれ、親身になって教えたところ連絡先を聞かれ後日、お礼がしたいと食事に誘われる…といったようなことだ。そんなことがあるのだろうかと思う。私は42年間生きて、宗教の勧誘以外で一人歩きの女性に声をかけられたことがない
こうしたエピソードの一つひとつに何とも言えない迫力を感じ、私は授業中の彼の雑談、自慢話を黙認した。そういった話に私自身が興味を持っていた。彼の携帯電話の画像フォルダには今まで関係した女性との画像が収められていた。その数の多さ、写真に収まった女性の美しさには圧倒される思いであった
そのフォルダを全部見たわけではないが、一際目を引いたのは坂口君と同世代であろう白人とのハーフの美少女だ。玉城ティナ、トリンドル玲奈に似た雰囲気の彫刻のように美しい顔だった。とても中学生には見えない。そしておっぱいも、服の上からでもそれなりの大きさになっているのがわかった
何枚かの画像には私と同世代、もしくは30代であろう女性も写っていた。私には視線すら合わせない同世代の美女が15歳の少年には心を開き体も許しているのかと思うと、やるせない思いであった。自分の私生活がとてつもなく惨めに感じ、オスとしての能力の違いを見せつけられる思いであった
当時の私生活は今よりも悲惨であった。休日ともなれば昼近くまで惰眠を貪り、起きれば近所のコンビニへ行く。道中、美少女とすれ違えばその顔や胸の膨らみを凝視して目に焼き付け、帰宅後はその美少女を想像しながら自慰をする。そしてコンビニ弁当を食べテレビを見ながら夕方になるとまた自慰にふける
坂口君が恋愛ゲームを楽しみ女性を楽しませ、そして愛されている一方で、私は道行く美人を盗み見ては服の上から伺えるおっぱいの大きさを確認して脳裏に焼き付け、その乳房を揉みしだく妄想にかられながら一人慰め、果てる。東京砂漠とはこのことだろう。私は自分の情けなさに消え入りたくなった
坂口君を教えていて気付いたことがある。それは女も男と同じように気になる異性をチラ見するという事実だ。教室で隣り合って座っていた私にはそれが手に取るようにわかった。そしてチラ見された側は視線に完全に気付く。チラ見されている事に気付かれまいとあえて見ないようにする行為すらもほぼわかる
授業時間が終わり坂口君が帰宅しようとすると、いつも奇妙な光景が繰り広げられた。女子生徒たちがみなソワソワしながら坂口君の様子を気にしているのである。女子生徒の中でもカースト上位と思われる、沢尻エリカ似のリーダー格はいつも偶然を装って坂口君の周囲をうろつき会話の機会を伺っていた
沢尻の積極性に私は驚いた。女の子は相手次第でこれほどまでに積極的になるのである。カースト下位の女の子には坂口君と話す機会は与えられない。女子リーダー格の沢尻は、その地位を生かして他の女の子を牽制していたのかもしれない。授業が終わると上位グループが坂口君を取り囲むこともあった
坂口君と沢尻はもしかしたら関係を持っていたのかもしれない。なぜなら沢尻が坂口君に夢中になっていたのは誰の目にも明らかだったからだ。坂口君に入れあげていたのは沢尻だけではない。女性社員にもまた坂口君は人気があった。中でもある20代後半の女性社員が取った行動は生々しかった
の女性社員は波瑠に少し似ていたのでここでは波瑠さんと呼ぶ。長身でスレンダー、キリッとした顔つきが近寄りがたい雰囲気を出していて仕事が速かった。その波瑠さんは、愛想が良いほうではなかったが、坂口君と話すときだけは満面の笑みになるのである
志望校などを調査する資料を坂口君が提出し忘れたことがあったが、その時の波瑠さんの動きは凄かった。坂口君の席の隣にひざまずいて「ここに名前を書いて」「学籍番号はここ」と、手取り足取り教えながら書かせているのだ。どこに名前を記入するかなどバカでもわかる。波瑠さんの魂胆は明らかだった
波瑠さんが坂口君に資料を書かせている間、二人の物理的な距離が徐々に近づいていくのがわかった。波瑠さんは時に坂口君に覆いかぶさるように資料の書き方を教えていた。私には波瑠さんのおっぱいが坂口君の背中に当たっているように見えて仕方がなかった。いや、間違いなく胸と背中が触れ合っていた
波瑠さんは長身だったが胸はそんなに大きくなかった。体の線がはっきりとわかるような服を着てくることもなかった。私はそんな波瑠さんが自らの女の部分を強調していることに衝撃を受けた。よく恋愛マニュアルに「OKサインを見逃すな」なんて書かれているが、こういうことなのかと思った
女のOKサインとはかくも露骨なものなのだ。本物のOKサインとはこのようなものなのだと思い知らされた。恋愛マニュアルに書かれた「酔っちゃった~」なんていうセリフや、普通の男が「もしや」と感じるセリフなど、このときの波瑠さんのOKサインに比べれば勘違いに近い
手取り足取り教えられながら資料を書き終えた坂口君の行動も私を驚かせた。「疲れた~」と言いながら席を立った坂口君は「波瑠さんの肩揉んであげます」といって肩のあたりを揉みはじめたのだ。波瑠さんは顔を真っ赤にしている。あのクールビューティの波瑠さんが真っ赤になって動揺している
波瑠さんにひそかに思いを寄せていた私は激しく嫉妬した。童貞ゆえの自信のなさで会話すらままならなかったが、いつも彼女を盗み見ていた。服の上から伺える乳房の形を想像しながら自慰したこともある。年上の彼氏がいるという噂にうちのめされたこともあった
そんな高嶺の花だった波瑠さんが「どうぞ私を抱いて」と言わんばかりにオンナの表情をしていたことがショックだった。一見、ツンとしているように見える女性でもイケメンに見つめられたらイチコロなのだ。しかも相手は15歳の少年である。この事実は私を苦悩させた
その日、自宅に帰った私は波瑠さんの表情を思い出していた。肩を揉まれた時の波瑠さんはなんと幸せそうな表情をしていたことか。坂口君が波瑠さんを抱いている姿を想像してみた。すると嫉妬と悔しさで不思議と興奮してくるのがわかる。寝取られ好きの気持ちがわかった。私はその夜、何度も自慰をした
この一連の出来事は童貞を捨てたいという思いを強めた。風俗でもいいから童貞を捨てれば嫉妬に苦しまなくてもすむかもしれないと思った。次の休日、ネットで入念な下調べをし風俗へ向かった。初めての記念だからと一番美人でゴージャスな容姿の女の子を指名した
指名し部屋で待つ間、胸は高まった。期待と緊張が入り交じり、武者震いが止まらなかった。女の子が部屋に入ると緊張は限界を越えた。手足が震えている。まずい。嬢に童貞であることを悟られたくない一心で、手足の震えを隠し手慣れた様子を演じようとすればするほど震えは強まり会話にも妙な間ができた
正常なコミュニケーションすら成立しない私を前に、風俗嬢は徐々に心を閉ざしていった。恐らく私は緊張と劣等感にまみれた恐ろしい表情をしていたのだろう。風俗嬢が私を不気味がり、怖がっているのがわかる。私はその雰囲気をどうすることもできず、無言で胸を揉み続けた
子泣き爺のように後ろから覆いかぶさり、ぎこちなく胸を揉みしだく私の表情をチラリと見た風俗嬢は、ほんの一瞬だが嫌悪の表情を見せ、その後は私をできるだけ見ないようにしていたと思う。私の性器に手を伸ばし、数回上下に動かしながら刺激を与え勃起を確認した彼女は無言でコンドームを装着させた
コンドームを装着さ���ながら私は女体に感じ入っていた。初めて触る女性のおっぱい。その柔らかさ美しさに衝撃を受けた。女の乳房とはこんなにも男に幸せな感情を与えるのかと。ずっと揉み続けていたい衝動にかられた。しかしコンドームを装着させた嬢は女性器に何かを塗り込んだあと挿入を促した
正常位の体勢から、私はアダルトビデオの見よう見まねで挿入を試みた。しかし、これが意外に難しい。挿入しようとし、角度や位置の違いから押し戻される。それを数回繰り返すうちに動揺は強まった。童貞であることがバレたかもしれない。そして何より精神的動揺から勃起が弱まっていくのを感じた
萎えて柔らかくなった男性器を女性器の入り口に押し付け、どうにか挿入しようとして押し戻される滑稽きわまりないやりとりの後、私は挿入を諦めた。気まずさを誤魔化すため、私は風俗嬢のおっぱいにむしゃぶりついた。風俗嬢は事務的に私の性器を手でしごき、再び勃起を促した
胸を揉むとわずかだが、萎えた性器が復活する。ベッドの上にお互い向き合って座りながら無言のまま、私は胸を揉みしだき、風俗嬢は淡々と私の性器をこすり上げる重苦しい時間が20分くらい続いた。異様な光景だったと思う。やがてコンドームがシワシワになったところでタイマーの警告音が響いた
「時間…」とつぶやいた風俗嬢はコンドームを剥ぎ取り、激しいペースで性器をしごいた。私も胸を揉むペースを早める。すると数十秒後、精子が放出された。思わず「あっ」という声を上げてしまった。賢者モードに陥る私をよそに彼女はティッシュで精子を拭く。これが私のみじめな初体験だった
挿入に成功しなければ真の意味で童貞を脱したことにはならない。翌週も同じ店に行った。指名した娘は先週の子ほど美人ではなかったがとても愛想が良かった。武者震いしな��ら性行経験者を装う私のバレバレの演技にも笑顔だ。私を傷つけないよう、私が彼女をリードしている錯覚を与えながら挿入へと導く
メリメリという感覚の後、私の性器はするっと女性器の中に入った。挿入に成功した。私は激しく動くことで緊張を悟られないように努めた。しかし、このとき私は膣内での射精には成功しなかった。風俗業界ではこれを中折れと呼ぶらしい。結局、私は手と口で嬢に刺激されながらゴム内で発射させられた
恥ずかしながら私はセックスがこんなにも難しく、重圧がかかるものだとは知らなかった。機会さえあれば誰にでもできると思っていた。水を飲み、道を歩き、ベッドで寝る。そんな人間の当たり前の営みと同じく挿入と射精ができるのだと。しかし実際は違う。自転車の補助輪を外すような訓練が必要なのだ
風俗店から帰宅後、ネットで調べたところ、私のような症状は「膣内射精障害」と言うらしい。自慰ばかりしているモテない男が患う風土病のようなものだ。普通の男性が患うこともあるが、多くは加齢、飲酒、あるいは倦怠期で刺激を失ったことが原因であり、コンディション次第ですぐ回復する
自慰ばかりしている男性は、しばしば自分の性器を強く握りしめる。そして、それは膣が加える刺激を上回る。性交よりも自慰の回数が圧倒的に多い非モテ男はそれに慣れきってしまい、いざ性交するときに刺激が足りず射精に至らないのだ。オナニー病、モテない病と言える。こんなに哀しい病があるだろうか
結局、膣内での射精に成功するまで、童貞を捨てた日から3年以上の月日がかかった。風俗店へ通いつめた回数は40回を超える。30歳を超え、ようやくである。中折れし途中で萎えた性器を手でしごきあげられ、射精させられるという情けないセックスを40回以上も繰り返したのだ
童貞を捨てれば消え去るかと思われた劣等感はさらに巨大になった。3年の間、自らの性的能力の低さ、異常さを突きつけられた思いがした。15歳の少年がいとも簡単に、毎日のように行う「普通の性交」にお金を支払ってもなお達しないのである。波瑠さんら女性社員や生徒がこれを知ったら、蔑み笑うだろう
恥ずかしい話だが、今でも私は2回に1回は膣内射精に失敗する。これは異常なことだろう。しかし、異常者なりに気づきもあった。風俗嬢に「実は素人童貞で経験が少ないんです。リードしてください」と白旗を上げるのだ。すると精神的に少し楽になることがわかった。少なくとも手足の震えは軽減した
裸の女性を前にした緊張、武者震い、手足の震えは、恐らく素人童貞を恥に思い隠そうとする男のチンケなプライドと密接に関わっている。あえて白旗を上げることで、それはいくらか軽減する。しかし「途中で萎えたらどうしよう」という重圧は依然として残る。この重圧から逃れる方法を私はいまだ知らない
風俗嬢に「経験が少ないのでリードしてほしい」とカミングアウトすると、高確率で「そういうお客さんの方が好き」と言われる。これは好き嫌いというよりも、その方が業務上、楽なのだろう。世の女性が素人童貞を好きというわけではない。むしろ素人童貞で射精障害のおっさんなど視界にすら入っていない
しかし指名した子がドンピシャで好みだった場合は、経験が少ないことを明かせずにいた。もしかしたらこの娘と付き合えるかもしれないという下心からである。冷静に考えれば風俗嬢が客と付き合うことなどあるはずがない。にも関わらず、自分を偽りカッコつけてしまうのだ
なぜか。それは女性との接触が極度に少ない非モテには万に一つの可能性でさえ貴重な機会だからだ。自分でも狂っていると思う。しかし非モテの劣等感とは、これほどまでに人間の判断力を狂わせるのである。こうして性に習熟した大人の男を演じようとして射精に失敗し呆れられる。私はこれを繰り返した
風俗店通いで不���だったのは待合室の存在だ。見るからに女と縁がなさそうな醜い男たちが折り重なるように狭い部屋に押し込められ、煙草の煙にまみれながら携帯電話の画面を覗いている。そしておそらく彼らは軽く勃起している。この世の終わりみたいな場所だ。気持ちの悪さに身の毛がよだってしまう
フェミニストが憎み、罵り、滅ぼそうとしているのは風俗店の待合室にいるような男たちのことだろう。決して坂口君のような美少年ではない。この点に関して、私はフェミニストに深く同意する。彼らを消し去ることで、世界は少しだけ良くなると思わざるを得ない。私も消えてしまうけれども
おそらく坂口君は、平均的な非モテ中年の何十倍、何百倍もの女性を傷つけ、悲しませ、不安にさせてきたはずだ。しかし、世の女性はそれでも坂口君を愛する。そして彼に特別扱いされることを望む。フェミニストも坂口君を攻撃することはない。彼の存在そのものが女性を幸せにするからだ
私のような非モテ中年がフェミニストにお願いしたいのは、せめて我々が生きる権利だけは奪わないでほしいということだ。風俗店の待合室に来てしまうような種族は、自分ではどうにもできない性衝動と法律の折り合いをつけ、やむにやまれず安月給を工面して数万円を握りしめてやってきた善良な市民である
男がお金を払って快楽を得ようとすることに関して、女性の目は厳しい。それは本来なら淘汰され、消えてなくなるべき遺伝子が、お金の力で力を得ることへの本能的な嫌悪であると思う。この本能は現在の人権制度、博愛主義と完全に対立する。この点について現代社会はまだ答えを見いだせていないと思う
坂口君には女性を虜にする必殺技があった。それは笑顔で挨拶することだ。なんだ、それだけかと思うかもしれない。しかし彼は笑顔だけで女性を完全にコントロールしていた。私が見る限り、彼はいつも同じように笑顔の挨拶をしていたわけではない。人や状況に応じて、振りまく笑顔の量に濃淡をつけていた
坂口君が最大級の笑顔で挨拶をすると、女たちは皆、有頂天になった。成人女性とてそれは同じだった。みな狂ったように喜んだ。しかし、いつもそれをするわけではない。そうやって濃淡をつけることで、不安にさせたり、嫉妬させたりしながら女たちの行動をコントロールするサイコパス的な側面があった
それは幼少期から女性と濃密なコミュニケーションをすることで得られた天性の能力だろう。真似しようとしてできるものではない。「女性に優しく」と、よく恋愛マニュアルに書かれているが、大半の男が考える優しさは「弱さゆえの優しさ」であって、本質的には媚びや譲歩に近い
そしてこれは重要なことだが、女性はその「弱さゆえの優しさ」には興味がない。いや、嫌悪すらしていると思う。「弱さゆえの優しさ」でどんなに高額のプレゼントを貰おうとも、女たちはなびかない。むしろ坂口君から時に冷たくされ、時に嫉妬させられながら、ごくたまに優しくされる恋愛を選ぶ
坂口君に話しかけられた女性の反応は、若くてハンサムな白人男性に話しかけられた日本人女性のリアクションに近い。若い白人男性が日本人女性を次々といとも簡単にナンパする動画がネット上で賛否を呼んでいたことがあり、私もそれを興味深く観たが、あれはまさしく坂口君の周りで起こっていたことだ
六本木などを歩けばわかることだが、ハンサムな白人男性を連れて歩く日本人女性は不思議と欧米風の所作になる。彼女らは白人男性を連れて歩いているという状況そのものに酔っていて、「みんな見て、これが私の彼氏よ」とアッピールしたくてたまらないように私には見える
白人男性と交際すること、それを周囲に認識させることが自らの格をも上げるのだと確信していないと、ああはならないのではないか。少なくとも冴えない日本人男性を連れて歩く日本人女性は、六本木を彼女らほど我が物顔では歩かない。もっと申し訳なさそうにそそくさと歩いているように私には見える
思えば沢尻や波瑠さんは、坂口君と話しているとき、とても得意げだった。周囲に見せつけるように、「坂口君とこんなに仲が良い私」をアッピールしていた。そして我を忘れて会話を楽しんでいた。沢尻はともかく、波瑠さんまでが中学生相手にそんなになってしまったことは、私に強い衝撃を与えた
私が初めて風俗店へ行ってから数週間後、沢尻の母親からの電話が私の勤務する学習塾を大混乱に陥れた。最初に電話をとったのは私だ。母親が言うには沢尻が波瑠さんからしきりに服装について注意を受け精神的に参っていると。服装についての規則はないはずでは?何が悪いのかということだった
これは沢尻の母親に理がある。生徒の服装を職員が注意することは、基本的にはないはずだ。そんな場面を見聞きしたこともなかった。これは奇妙だ。そして母親は言いにくそうに、話を続けた。「あと…娘が波瑠さんにあなた処女じゃないでしょって言われたみたいなんですけど…」。私は耳を疑った
沢尻母が校舎へやってくると、室長室へ通し、私は退席した。約1時間後、沢尻母が帰ると、今度は波瑠さんが室長室へと呼ばれた。授業時間になっても波瑠さんは戻ってこない。私は嫌な予感がした
納得がいくようでいかない、なんとも要領を得ない説明である。「波瑠さん、沢尻に派手な下着を着るなとか、ピタっとした服を着て来るなとか言ってたらしいですよ…。で、別の教室へ行って、すぐ辞めたみたい…」。私はそのことを坂口君から聞いた。そして事の真相にある程度の察しがついた
一連の騒動はおそらく坂口君をめぐる沢尻と波瑠さんの潰し合いなのだ。そして沢尻が勝ったと。坂口君と沢尻がイチャついていたのを見た波瑠さんが嫉妬し、坂口君におっぱいを密着させて接近した。それを察知した沢尻は波瑠さんのクビを獲りにきた…。そういうことなのではないかと
坂口君はなぜ波瑠さんの「その後」を知っていたのか。私は彼に「そんなこと誰から聞いたの?」とは聞けなかった。仮に聞いたら、彼はおそらく「だって波瑠さん、俺のセフレだよ」と無邪気に答えたであろう。波瑠さんに想いを寄せていた私は、それだけはどうしても聞きたくなかった
坂口君は波瑠さんのOKサインを見逃してはいなかったのだ。そして彼は波瑠さんとセックスしていたのだと思う。室長の聞き取りで波瑠さんは、沢尻への仕打ちだけでなく余罪も白状した。そして警察沙汰を恐れた塾側は、噂になる前に波瑠さんをクビにした…。これが坂口君の口ぶりから察した私の仮説である
坂口君と波瑠さんは、いったいどんなセックスをしていたのだろう。15歳にして180cm近い長身、私より10cm以上も高い。きっと性器も立派なのだろう。少なくとも私のような仮性包茎のイカ臭い、粗末な性器ではないはずだ。場馴れした手つきで波瑠さんをリラックスさせ、「好き」と囁き合ったのではないか
坂口君は30人以上とやったと豪語していた。多少盛っていたかもしれないが、説得力はあった。セフレの女子大生からの「生理来たよ」というメールを見せてきたこともあった。当初、私はその意味がわからなかった。数日してようやく危ない日にコンドームなしでセックスしたことを意味するのだと悟った
童貞の男はそんなことも分からないくらい察しが悪い。そのくせ嫉妬深い。坂口君と波瑠さんがセックスしていたことに気付いた日、私は帰宅するなり自慰をした。波瑠さんを奪われた怒りに近い感情が、なぜか興奮を高めた。怒りと興奮で顔を紅潮させながら、あらん限りの力を込めて性器を握りしめていた
そのときの私はこの世のものではないくらい醜い顔をしていたはずだ。嫉妬に狂いながら坂口君が波瑠さんを愛撫する姿を想像し、「畜生、畜生…」と呟きながら性器を握りしめた。膣内射精障害が悪化するとも思ったが、どうにでもなれという自暴自棄の気持ちが勝っていた
そのときなぜか波瑠さんが小ぶりなおっぱいを精一杯寄せて、坂口君の性器を挟んでいる像が思い浮かんだ。パイズリだ。なぜそんなイメージが浮かんだのかはわからない。心の奥底に閉じ込めた性衝動が脳内で不可思議に暴発したのだと思う。そして、その瞬間、私の性器は精子を垂れ流した
その後、私は坂口君の立派な、私の倍くらいはあるだろう性器を波瑠さんが小さな乳房で一生懸命に包み込んで奉仕している場面を思い浮かべながらもう一度、射精した。その後、今度は波瑠さんが坂口君に攻められ、涙声で「ごめんなさい」と言いながら絶頂に至る妄想でさらにもう一度、射精した
それにしても波瑠さんはなぜ沢尻なんかに目くじらを立てたのだろう。たしかに職員にとって沢尻は苛立たしい存在ではあった。反抗的で知性に欠け、徒党を組むタイプの女だ。が、所詮中学生。美人だが波瑠さんの上品な美しさとはモノが違う。しかし沢尻にあって波瑠さんにないものが一つだけあった
大きな乳房だ。沢尻は中学生の割におっぱいが大きかった。それを見せつけるように胸の谷間も露わなキャミソールを着てくることもあった。波瑠さんは沢尻の胸の大きさに嫉妬していたのだろうか。普通ならば、そんな結論には至らない。何より女性は男が思うほど、恋敵の胸の大きさを気にしない
本当のところはわからないが、少なくとも気にしない素振りを見せる。しかし、こんな普通じゃない状況になった今、どんな可能性だってありうるように思われた。沢尻が大きな胸で坂口君を誘惑していると確信した波瑠さんが、嫉妬にかられ派手な下着や体のラインが出る服を着ないよう命じた…
そんなのはアダルトビデオの中だけの話。そうやってシンプルに考えられる人を私は羨む。いろいろな可能性を考えたとしても、それは何も生まない。真相は本人に聞いてみなければわからないのだから、考えたって仕方がないのだ。本人ですら、自分が何を考えているのかわからないのかもしれないが
波瑠さんは胸は小さく、おそらくAカップかBカップといったところだったが、170cm近い長身で顔が小さく手足が長い。他人の美貌に嫉妬するようなコンプレックスがあるようには見えなかった。沢尻は165cmくらい、Dカップくらいだろうか。大人びてはいるが品の無いヤンキーみたいだなと思うこともあった
私は波瑠さんに話しかける勇気はないくせに、チラチラと盗み見ていた。ブラウスの間からブラジャーが見えていて、凝視してしまったこともあった。もう少し角度をずらせば波瑠さんの胸の大きさが確認できるような気がした。思えばあれは気付かれていただろう。なんとも情けない話だ
真剣佑という俳優が14歳当時、37歳の子持ち既婚女性と肉体関係を持ち、その女性が真剣佑との間に生まれた子供を出産したというスキャンダルがあったはずだ。私はこの報道を聞いて真っ先に坂口君と波瑠さんのことを思い出した。この世には現実にこういうことがあるのだ。「事実は小説より奇なり」である
37歳人妻の理性はなぜぶっ壊れたのか。希少性の法則という言葉がある。人は希少なものや機会には価値があると思い込み、しばしば非合理的な行動をとる。旅先で割高な土産物を買ったり、閉店セールで安いからと絶対に使わないものを買ったりしたことはないだろうか
希少性の法則は性愛においてこそ当てはまると私は考える。目の前にいる美少年が完全に自分の好みのタイプで、彼にいま好意を伝えなければもう会えないかもしれないという状況があったとしたら、女の理性は少しづつ壊れていく。「こんな子にはもう出会えないかも」「今しかない」という感覚
それでも法に触れることを恐れて、性衝動を理性で強引に閉じ込めるのが普通の人間だ。しかし、心の奥底に折り畳まれた性衝動を侮ってはいけない。理性で閉じ込めるたびに性衝動は力を増す。性的な衝動を発散する機会が少ない、抑圧された女性の性衝動は男の数倍強い
希少性の法則を突き詰めれば、非モテ男の生存戦略は希少性を獲得することということになる。容姿に恵まれていないが幸せな性愛生活を送りたいと願うなら、希少な存在になるべきだ。この観点から、モテたくてバンドをやる、芸人を目指す、漫画家を目指すという行為はまったく正しい
希少な存在だけが女の心を揺さぶり、理性の扉を開くことができる。モテたいのに会社員になってそれなりの年収を貰おうと努力するのは完全に間違っている。そもそも非モテは会社で出世できない。会社とは非モテがせっせと努力して得たものをリア充がまるで自分の手柄のようにかっさらっていく場所だ
イケメン男子中学生に手を出した年上の女は、遊ばれた挙げ句、無残に捨てられるだけなのになぜ…?と理解ができない人もいるだろう。非常に浅はかな考えだ。性愛に賭ける女の深い情念を甘く見すぎている
女はイケメンに近づけば遊ばれ捨てられることなど百も承知なのだ。15歳の美少年に手を出せば、彼と同世代の美少女と比較され、子供と侮っていた女に男を奪われ、時に恋敵の女子中学生よりも胸が小さいというみじめな現実を突きつけられ嫉妬に狂うことだって覚悟の上なのだ
男子中学生と成人女性の間には、事実、性愛関係が成立する。たった今も地球のどこかで男子中学生と成人女性はセックスをしている。にも関わらず、それは世間的には許容されない。いや、法的、社会的、道徳的、教育的などあらゆる観点からそれは否定される
そして弱虫や嘘つき、偽善者たちは、男子中学生と成人女性の性愛関係など、この地球上にまるで存在していないかのように振る舞う。しかし、私は文学的、ないし芸術的な観点からは、それを肯定したい。少なくとも私には坂口君に肩を揉まれ至福の表情を浮かべる波瑠さんを咎める気にはなれなかった
私は数日前にTwitterでここに書いたトラウマを吐き出したことで、ようやく性愛と向き合うことができた。性愛以上に大事なものはこの世に存在しないことにようやく気付いた。そして素人童貞なりに、この世にどうにか自分の爪痕、生きた証を残したいという強い生の衝動に突き動かされてこれを書いている
私の書く文章を気持ちが悪いと思う人は多いだろう。作り話だ、決めつけだ、素人童貞に何がわかるという意見だってあるはずだ。批判したければ批判するがいい。笑いたければ笑えばいい。しかし、批判しても笑っても、すべての人間に気色の悪い性的衝動が存在する事実を消し去ることはできない
この一連のツイートを波瑠さんと、私を射精に導いたすべての女性に捧げる…って、捧げられても困るか…。まあいいや(完)
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galradio · 4 years
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201224 庭ラジ#81
12月24日ということで、今年も残すとこラストワンウィークですか
・来週木曜、大晦日はレコメンがお休みということで、文化放送ではなんと今夜が2020年ラストの回となります。(30分verは1/1あるっぽいね)
・そして、24日ということは、皆さんメリクリ〜!んー…(デカめの鼻息)
・や〜クリスマスイブですよ。皆さんは今何してるんでしょうか?
・もうこの時間ってことは、ちょっとお酒も入ってるんじゃないかなっていう感じかなあ?
・学生の方は普通に聞いてもらってんのかな?もしかしたら恋人と一緒に聴いてらっしゃるっていう方もいらっしゃったり。
・前、彼氏さんと聞いてたみたいなメール頂きましたよね?で、何かちょっと下ネタ系のこと言って、ちょっと気まずくなってどうしてくれるんや、みたいなメールじゃなかったっけ
・今夜は下ネタNGということで…
・僕らはイブですから、仕事かな
・25日にMステの本番があって、24は何やってんねやろ?キンプリ仕事かな?ちょっとまだスケジュールが出てないからなんとも言えないですけども、皆さんはもっと楽しい夜を過ごすんじゃないかなということで
・楽しいクリスマスをお過ごしくださいませ!
今週の王国事件簿
「永瀬、搾取される」
・ちょっとしんどかったこの事件は…
・HiHi Jetsの髙橋優斗っているじゃないっすか、あいつが家に来たんですよ
・遊んでて、そろそろ帰るかってなった時に、「ちょっと廉くん、こっち行きましょうよ」って言って、その「こっち行きましょうよ」のこっちが、僕ん家のクローゼットなんすよ
・この時点で察して
・そん時弟に服をあげたばっかりであげれるものがあんまなかった
・僕の一軍、よく着るっていうものが多かったんで、あげたくない!と 
・ただやっぱそれは読み取られたくないなということで、話を逸らそうと思って、まず「一回水飲も」つってリビングに行って
・一時間ぐらい粘ったんですけど… ガイさん「長いwww」
・帰らなくて!どうしても 「全然帰らんやんこいつ」と思って
・いや〜これ無理だなっていうので、諦めて、いらんやつを探して
・とりあえず何かあげなーと思って、ベルトあげたんすよ(優しいねえ)
・僕が高校1年生、2年生ぐらいの時にかけて、僕はもう今かけてないんですけど、それがあったから「これで何とかお納めください…。」と思って出してんけど
・ゆうぴ「廉くん!違うじゃないっすか!」
・って言われて…で、結果的にはニットを2枚あげちゃいました
・結構着てるニットで、1個は新品。1回も着てないやつをあげて!
・もう一個は結構着てたニットだったんすけど
・高橋大名に年貢を納めるような農民の気分でしたね
・で、そこまでやったら全然いいんすけど、次の日、佐々木大光(7MEN侍)から電話かかってきて「にぃに。優斗がなんか服もらってたんですけど、どういうことっすか!」
・んでその後、岩崎大昇(美少年)が「にぃに、俺らにもくださいよ!」みたいな
・あ〜面倒くさい面倒くさい!と思って、めんどくさい大名二人増えたわと思って…
・だからちょっと、また佐々木大名と岩崎大名に取られるねえ、多分俺 
・あげるもんないわー、まじでどうしようー
・あっ!神宮寺と岸のパンツあげるか!フフ 家にあったやつ!そしたら俺、全然無傷なので
・家、教えんかったらよかったなぁ、ッフッフッッフフ
・もう、腹くくってあげるような服を見つけときます。
「永瀬、読書の冬!」
 ・タイトルからわかるように、俺、本にハマりました
・本って言っても漫画とかでなく、マジの小説!
・この本はもう小説原作で、僕アニメから入ったんですよ。アニメから入って、これめっちゃ面白い!と思って
・アニメって尺の都合上、小説に書いてある物語とかカットされてるんですよ、そのカットされてる部分を知りたいなーって思って
・で、1から14巻まであって、それをすぐ頼んで翌日届いて、そっから読み始めてるって感じなんすけど、もうめっちゃ読んでる! この前、6時間読んだ!(ラノベ?)
・本にハマるとか、「かいけつゾロリ」以来よ、僕 わかる?
・俺ら世代たぶん読んでた、小学生の頃、 あと「デルトラクエスト」とか
・もうそれ以来、はまってー
・ 結構分厚くて、3〜400ページぐらいあんのかな?4巻くらい読み終わって
・けど、そのアニメ見てるわけやから大体わかるじゃないっすか、ストーリーが
・で、僕が見たいのがちょうど6巻からやったんで、今6巻から読んでます。一から5巻は飛ばして。あんま好きじゃなかった
・6巻から読んでる。なんでじゃあ全巻買ったんですか?って話やねんけど、どっからがさ、その俺が読みたいシーンからか分からんかったから、とりあえず全巻買って
・まさか6巻からやったのよ 5巻分、無駄に買っちゃってんのよね
・でもあんま読む気は起きへんから(正直w)まあこれはしょうがないなって
・語彙力が上がった気がします
・語彙力あがったっつっても、魔法が出てくるから、魔法の名前覚えただけやねんけど 
・ま、食レポとかで、上がった語彙力を活かせる部分があるかな
・でも読書って無駄にならないと思うんで、そういう感じで残り少ない巻数を楽しみながら読みたいなと思います、うん
・久しぶり6時間も本を読んだもんなんで、首痛くて次の日
・結構左向けないっていう事件も、平行して起きてましたね 
・ゲームやり過ぎて首痛くなって、今度は本読みすぎて首痛くなるっていう永瀬でした
曲:Little Christmas
ふつめる
「廉くん”おばんでがす”。宮城県の方言で、”こんばんは”。(廉:あ、撮影してるから)覚えてますか?またまたあの季節がやってきましたね!そうです!庭ラジ2020年、下半期流行語大賞〜ということで、下半期の庭ラジを彩った名言(笑)の数々をノミネートしました!
1.そんな子に育てた覚えはない(200716) / 2.岸さんを食べたい(200723)/ 3.俺は悪くない (200730)/ 4.ヘモグロビン(200730) / 5.使わんが(200813) / 6.エアーで食べてみる(200827) / 7.「ORESEN」の被害者(201029)  / 8.永瀬の大蛇披露(201029) / 9.今年いっぱいコント引きずる(201105) / 10.おいのび太!野球しようぜ!(201119) / 11.木曜日弱ない?(201119) / 12.キングアンドプッス(201126) / 番外編.ラジオ中の生着替え(201022)
ぜひ下半期の大賞を選んでみてください」メール
・あったねえ、覚えてますよこの企画
・前回なんでしたっけ…?(200723 上半期流行語大賞)
・ゴリ…wwwwwwwwww(むちゃくちゃ笑ってる)
・「1.そんな子に育てた覚えはない」って誰にむけてやったやつや?
・ガイさん「ラッコの食費年間500万」
・高ぇーなあ、ラッコ
・「2.岸さんを食べたい」って俺が言った?ほんまに…
・ガイさん「キンプリを焼肉に例えると、の話」
・アッハッハー
・「3.俺は悪くない」? ガイさん「観葉植物が全うした…」
・言わないで言わないでそれ以上!心痛なるわ
・俺は悪くない、って犯人の言うことやもんな
・「4.ヘモグロビン」は?
・ガイさん「オーラは作れるの、セロトニンから」
・フフフフフwwぜんっぜん俺覚えてない
・「5.使わんが」はなんかわかるねんな、どっかの方言なんすよね
・「6.エアーで食べてみる」とは…
・ガイさん「猫舌の人の食べ方を教えてもらったときにスタジオでエアーで食べてみる」
・アホやん、俺
・「7.ORESENの被害者」これも覚えてる、「8.永瀬の大蛇披露」も覚えてる
・「9.今年いっぱい引きずる」がライブ、割と最近か
・「永瀬の大蛇披露」ってなんか、犯罪の香りせん?大丈夫?めっちゃ下ネタじゃないこれ?
・相当大層なもんっていう感じの雰囲気しますけど… 
・どうしようかな、難しいなこれ~、この中から選ぶの
・流行語大賞でしょぉ?うわ〜迷うなあ、どうしようかなあ〜〜!
・ガイさん「そんなに?w」
・これ大事やん、やっぱ何の言葉で一年を締めくくるかっていうのは 
・はい、決めました 
・下半期、流行語大賞2020年!大賞は「俺は悪くない」  
・俺はこれからもこの言葉を使って、色んな自分に降りかかる不利な状況を、乗り越えていきたいなと思います。 
・なんか責められたら「俺は悪くない」って言って
・メンバーから何か「おい、ここどうした?」って言われたら、「俺は悪くない」
・「振り付けここ間違えてたやろ」「いや、俺は悪くない」(それは悪い) 
・これで逃げて行きたいなと思います。これは非常に便利な言葉です。
・色々思い出しますね
「先日雑誌を読ませていただいたのですが、そこに廉くんがタモリさんと焼肉を食べに行った、(廉:タモリさん…へ?)というエピソードが載っていて、廉くんの交友関係の広さと自らタモリさんをお食事をお誘いする廉くんのコミュニケーション能力にびっくらこきました。その時のエピソードあったら詳しく教えてください」メール
・タモリさんと焼き肉?え!?
・これね、実はあのー、“タモリ”さんじゃなくて“玉森くん”じゃないかな?多分。
・わかった!あのーライターさんが、俺が「玉さん」って言ったのを「タモさん」って聞き取り間違えたんかな?多分インタビューの時
・俺が「タモさん」と呼ぶはずがないんやけど、そもそも 
・俺、普段から早口で喋るから、聞き間違えられたのかな?タモリさんと焼肉、恐れ多くて声かけれないよ、僕は!さすがの僕も!恐れ多いっすよ
・玉さんと行ったよ
・玉さんと30分焼肉行って、30分だけ。何かお仕事でやる事があるみたいで、結構前から僕もお誘いしてたんで、連れてってくれて
・えー!こんなんなってたの!?これメール結構来てた?
 ・ガイさん「結構きてた」
・えー!じゃあタモリさんと焼肉行ってるヤツみたいに思われるやん
・“タモリさん”ではなく“玉森くん”ね。そうそう“玉森さん”ですから。ごめんね… 
・何かそれでガッカリしちゃった人もおるかもしれん、ごめんね、なんか
・玉森くんでした、すいません!
30分ver
思い出リクエストガーデン
リクエスト/King & Prince Full Time Lover
「今をときめく廉くんが観葉植物のお世話に四苦八苦してる様子もたまらなく愛おしかったです。植物のみなさんとは一緒に年を越せそうでしょうか?」メール
・無事に植物とは1年、年越しは共に過ごせそうですよ
・Full Time Loverもライブでおふざけの格好で歌った曲で楽しい曲ですよね
エンディング
・来年の春に放送されるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に及川亮役として出演させていただきます
雑学コーナー
「廉くんは左耳と右耳から聞く告白、どちらからするほうが成功率が上がると思いますか?(廉:えぇっ!?)実は左耳から聞く方が感情を司る右脳へ直に強く刺激させ、ロマンチックに感じられて胸がドキッとするそうです。でも廉くんに告白されたら、左右関係なくきっとリスナーさん全員心臓バクバクになってしまうと思います。もしよければ是非ラジオを通して左耳から聞いてみたいです」メール
・出た、こういうさ〜コーナーを上手く使ってくるタイプのリスナーさん現れた、ついに…始まったよ!
・ちゃんとさ、面白い雑学を教えながら、俺になんかやらせるっていう…うまく使ってきてるよね、このコーナーを
・うわ、賢いの出てきたわ!
・今後さ、例えば「好きって言う言葉を普通にいうよりささやいて喋った方が効果ありますよ」みたいな雑学、「ぜひ囁き声で聞いてみたいです」っていう…(もう自ら振っちゃってるじゃんw)
・悪知恵が回るねぇ〜
・やるやん、やる流れやん
・いややわ~!なんか久しぶりやわ~、そういう胸キュンみたいな
・じゃあシンプルに行きますね(ちゃんとやってくれる堅実なれんれん) 
・「寒い?いいよ、じゃあもっとこっちにくっつき?まだ寒いん?わかった。じゃあ、これから、布団もかけんでいいほど、熱くなることしよっか?」
・フフフ ハハハハハwwwwww
・これはね…ほのかさん(リスナーさん)が悪いよ。これだって普通に告白しても違うでしょ?わからん、何?普通で良かったのかな?
・は〜、もう疲れた、マジで。は〜ぁ、いやだな~流れんの。ま、いいや…
(胸キュンからみゃーみゃーぶつくさ言うまでがれんれんの萌えセットですからね)
・次回のレディオガーデンは、来年の1月7日ですかね。木曜日の放送となります。お楽しみにしといてください!
・それでは、King & Princeの永瀬廉でした!それではまた来年!よいお年を、バイバイ〜
れんれん、胸キュンするセリフ言う前後、ぶつくさ言うけどちゃんと任務遂行するし、ちゃんと胸きゅんセリフなとこがまじで真面目健気アイドルなんよ。しかも別に言わなくていいことまで言ってるし、賢ギャルだ。
今年も庭ラジ楽しかった!
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usono-musuko · 11 months
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2023年10月31日
「教育は生きる活力がある子に対する「生きる戦術」としては有効に機能しますが、その根源の活力を賦活させるのは容易ではありません。」
「人が良心を売る値段の相場はだいたい300万円です。」
「もうシネコンは上映中作品のポスターなどなく、近日公開作のポスターだけを貼るようになってしまった(少なくともイオンシネマは)。シネコンの外に看板もなく、ネットで予約した客だけを相手にしている。道ゆく人を惹きつけ、劇場に誘うという発想は死に絶えた」
「オッサンが最近推しになったアーティストに「初期のビートルズみたい」というのは、他のファンからしたら的外れでキモいかもしれないけど、猫が虫の死骸をくれるようなもので、本人からしたら最大限の愛情表現なんてすよ。」
「「黙っている事はただ言わなかっただけで嘘を吐いている訳ではない」 営業の研修で一番最初に教わった事だなぁ…」
「最初の目的が達成するか消えたのに「まだまだ問題はあるはずだ」と団体の維持のための目的というか間違い探しをやりだすと、いずれ被害妄想の間違い探しをするしかなくなる。そらどの団体でも誰でもおかしくなる。問題が解決したら解散、のジョジョ第三部形式が健全なのだなと思う。」
「これは人生のネタバレだけど、お金を払って学ぶことよりもお金をもらいながら学ぶことのほうが大きい。」
「深夜営業のスーパーで、つい亡き夫の分まで買いそうになった食材を棚に戻しながら、なんか急にメンタルが落ちて動けなくなった時、くぐもった音しか出ないスピーカーから流れてくる日向坂の「君しか勝たん」に不意に勇気づけられ、この世は「大芸術」だけで出来ているわけではないのだと改めて実感する」
「安田均の物語は常に乾いている」
「送り雛の御影遙で俺の性癖は作られた でもオミスが好き」
「嗚呼、もう一度母とお散歩がしたかった。」
「10万円分くらいエロゲ買って 最も楽しく興奮し世界の王になったような気分になれるのは帰り道
「この世は金ばかりじゃないのはそうだと思うけど8割くらい金でどうにかなる世界だなって最近気付いた 残りは仁義と人情」
「(機甲創世記モスピーダ) 最初に受け取って戦いの個人的な理由に成ってたモノを 最後に宇宙に放つことで物語が終るの綺麗」
「>企画的にやりたかったのは小規模の歩兵部隊でロードムービーするSF版コンバット!だから
レギオスは偶にチェックメイト・キングツーすると飛んでくる存在で良かったんよな 老兵たちのポルカ とか好きなんだ俺」
「長く生きてると完治しない心の生傷が多いからな…」
「>kanonは誰かが幸せになっても誰かが不幸になる陰湿なゲーム 奇跡の椅子取りゲームじゃけぇ…」
「人生はいつだって「そんなはずじゃなかった」がスタートの合図。」
「だからせいぜい、自分の周囲 2,3 親等程度に届く範囲で、なんかワルそうでそうでもないすこしわるい、みたいな言動を繰り返して余生をやり過ごそうとする。「階級を裏切れない」的な真面目さあればこそのかなしみだ。たとえ人生パッとしなくたって、卑怯者にだけはなりたくないのだ。」
「伊勢の「佐瑠女神社」っていう芸事にご利益がある神社があって、それに肖ろうとするタカラジェンヌ、舞妓さん、アイドルなんかが千社札や名前入りステッカーを手水舎に貼りまくるんだけど、久しぶりに見てみたら個人でやってるYoutuberの自作シールだらけになってて時代の移り変わりを感じた。」
「おれにとってメチャクチャいい日だったのに、インターネットの向こう側のひとにとっては最悪な日だったり、その逆だったり、同じだったり、まあ関係ない時間がバラバラに、しかし確かに同期して流れてる、ということを確認できるのが痛快だったんだよなー。いまでも痛快だ。」
「自分が正義の側に立ったときが危ないんじゃなくて、他人を人間扱いしなくなったときが危ないんだと思うよ。正義の側に立っても、敵対する相手を人間扱いすることはできるし、正しいことをしたいという願望を軽んじるのは良くないし、あと正義を冷笑してても他人を人間扱いしないのは結局ヤバイ。」
「「女ウケを考えて服を着れるか!」と豪語していた友人が婚活で試しにウケそうな服を着たところ手応えがあったのでそういうのも好きになったと話すのを聞いて『好きなポケモンで勝てるよう考えるよりガブリアスを好きになった方が早い』という格言を思い出した」
「>テレビとリアル将棋への興味がないから藤井くんがどれくらい話題になってるのか分からん 日本でしかプレイされていないローカルボードゲームの結果を主要新聞は次の日全紙一面で報じた」
「「議論や意見交換としての会話」と「毛づくろい的な役割としての会話」は似て非なるモノで、むしろ決定的な断絶がある。
前者には中身のないどうでもいい話題は邪魔になるが、後者もまた、しっかり考えなきゃいけない中身の濃い話が邪魔になる。わりと決定的に国境がある感じ。」
「供給が絶えて久しい推しキャラを顕現させられるのは 本当に助かるよね生成AI」
「羽田で検査場抜けて混雑したところから地方のエリアに行くにつれてだんだん人が少なくなっていくあの瞬間が好き」
「(バビル2世 ザ・リターナー) かつて幼い日にTVにかじりつき、バビル2世の活躍に胸躍らせて応援した、我々おっさん世代の代表として、彼は今ここに登場したのである。
頑張れ伊賀野!」
「20年前のムチムチ巨乳キャラが、今では一般並乳扱いになった。ゾルトラークなんだわ」
「人生でまともな展望を持てなくなった人が行き着く「生きがい」の一つが 「その場で相手を言い負かす」ことですよ、という見解を聞いて、深い納得感と切なさに包まれるなり。」
「高校生とき「源氏物語は生粋のクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くありません」と国語教師に言ったら「あの話はその背後にある女達の怨念がメインテーマなのだ」と返されたのでたまに学校教育はいいこと言うんだよな」
「責任は無限に重い(地球よりも、ひとの命よりも)。そして責任というものは原理的に人間が負い切れる、果たしきれるものでは、ないということもわかっている。だから途中で死にたい。責任を負うと誓いながら、責任を果たす前に死ぬことさえできれば、それこそがキズのない人生、美しい人生になる。
ようするに「威勢のいいことを言って、ヤバくなる前に居なくなる」」
「大学の出口のすぐ外に講義ノート屋ってのがあって ノートを勤勉に取った学生がそこに講義を写したノートのコピーを売り、勤勉ではない学生が一部500円(過去問付き)で購入するというデケェシノギが行われててそれがなかったら俺は大学を卒業できなかった」
「>じゃがいも警察は一時期よく見たけどミニスカパンチラ警察を見たことはない ジャガイモもエロければ良かったのにな」
「若いころ、おじさんたちが子供の写真を待ち受けにしてる意味がわからなかったけど、最近はわかる。「仕事めんどくさい」「無職になったって構わない」とか思ったとき正気に戻るためだ。」
「自分の定義で言えば、「人手不足とは組織内にいる人格的・能力的に問題のある人間を排除できない状態のこと」ってことよね。」
「>うちはカレーといえばシーフードだったからちくわカレーだった ギルティなママの味…」
「お客さんがコンテンツを消費する速度がトールキンの時代とは違うからねえ。客の求めに応じて安くて早い定食出してるのに、「鰹節から出汁を取れ」みたいなこと言われたら、クリエイターさんも辛かろう。ナーロッパの登場は世界観設定のコストを下げるための必然だと思うんだよなあ。」
「インターン生に毎朝「楽勝?」と聞いてる。 「何か質問ない?」と聞くと大抵無いと答えるから。 なので敢えて「楽勝か?」と聞くと「楽勝では無いです…」と返答くるので「じゃあどこが楽勝じゃないポイントですか?」と話を進めると、本人自身まだ上手く言語化できてない懸念点を引き出して相談できる」
「日本人にボルドーのフルボディが合わないんだよ 赤ならブルゴーニュのヴォーヌロマネの無銘なら10000円程度で飲める それかいっそ白の極甘口だな ソーテルヌはイケムは別にして特段の当り年でない限り10000円程度で一級が飲めるからお得」
「ボルドー(特に左岸)のいいやつは早飲みしても固すぎて全然美味しくないことが多い 濃くて早飲みできるのとなるとカリフォルニアとかがいいんじゃないかな」
「ちゃおホラーの狂気は異常 今井康絵は「間違った方向にアグレッシブ」で最高」
(ニセモノの錬金術師) 正気ってのは個人の欲望と世界の常識との折り合いがついてる状態 この世界は個人の力が強過ぎて折り合いをつけるのが難しいのでだいたい狂人になる」
「>戦わなきゃ生き残れない能力バトルを考えた場合
狂人にならないほうが不自然ってこったな 皆んな戦ってる最中は策略以外だと基本相手の話は全く聞かないのが合理的ではあるけど狂人ばっか感が強くなる一因だと思う そりゃ敵を完全に無力化しなけりゃ話もクソもないってのは分かるけど同じ言葉を話す相手をああまで無視して戦えるってのが違う価値観の人たちの話なんだなって感じさせる」
「蓋し世の中のトラブルの95%は対人関係のトラブルである、そのトラブルの殆どは他人を近寄せ過ぎ/近寄り過ぎが原因である。以前、老タクシー運転手が「車間距離を取る」ことの重要さを力説してくれたが、あれは強力な人生訓そのものであった。」
「コンテンツはいつ覇権になると思う? 他媒体に進出した時…違う コカコーラとコラボした時…違う お母さんがタイトルを認識した時…違う 乳が盛られた絵なら知らんコンテンツでもRPするオタクくんがエアプ作家が描いたエッチピクチャをRPした時さ!
という理論からフリーレン覇権認定した、たった今」
「高校生とき「源氏物語は生粋のクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くありません」と国語教師に言ったら「あの話はその背後にある女達の怨念がメインテーマなのだ」と返されたのでたまに学校教育はいいこと言うんだよな」
「>もう漢文にしろよ 放邦之悪役令嬢 嘗我之転生聖女 獲自由己及妖狼 無双可現代知識 又楽可迷宮配信」
以上。
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kawaiicreationtrash · 4 years
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ネカマにガチ恋した話
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中学2年生の頃、初めて自分のパソコンを買ってもらった。
2000年代前半のインターネット。今のように本名やリアルでのあだ名をネット用にそのまま設定している人はおらず、誰もがハンドルネーム(HN)という別の名を持ち、ネット上の別人格を持っていた時代だった。
パソコンを手に入れたての私がやったこと。それはチャットルームに入り浸ることだった。 なんと言っても中学2年生。パソコンを学習に役立てようなど、微塵も考えていなかった。「金田一少年の事件簿 電脳山荘殺人事件」を読み、HNで知り合った者同士が出会って意気投合し友達になるということに憧れていた。
というか、ただ同年代の女子と仲良くなりたかっただけだ。
とあるチャットルームを見つけ、半年ほど入り浸った。 おかげでブラインドタッチは完全習得していた。 だが、そこにいたのは大学生から20代くらいの自分より上の世代ばかり。物足りなさを感じていた。
「女子とチャットしたい。」
ある日、そこで出会った人からネットゲームを紹介された。「リネージュ」というMMORPGだった。
MMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game、マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)とは、「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」のことである。オンラインゲームの一種でコンピューターRPGをモチーフとしたものを指す。
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早速「リネージュ」を始めた。生まれて始めてWebMoneyも購入した。 当時は基本プレイ無料ではなく、月額制だった。そもそもネットゲームの文化すら無かった時代だったので親を説得し、おこづかいからこのお金を捻出していた。
WebMoney(ウェブマネー)は、プリペイド型電子決済サービスのブランド名称。
「リネージュ」というゲームの特徴は血盟というプレイヤー同士のチームを組め、チーム単位でのPvPが可能な点だった。そのため、プレイヤーはそれぞれ血盟に所属し、交流を深める。
私も例に漏れず、血盟に加入した。1人でゲームをするより、仲間とした方が強くなるのも早い。それからはゲームにますますのめり込んでいった。
血盟内でも上位の強さを手に入れた。ボスも狩れるようになった。 だが、まだ満たされないものがあった。 「同年代の女の子とチャットしたい。」
ある日、新メンバーの歓迎がてら狩り(レベル上げ)ツアーをすることになった。私は、女エルフのきょんちゃんという新メンバーと一緒に狩りに行くことになった。
きょんちゃんは普段からグループチャットで天然発言を繰り返す子だったので内心はウッキウキ。 しばらくモンスターと戦い、きょんちゃんが狩りにも慣れだした頃、リアルの話を軽くふってみた。
「俺、実は中2なんだよね。」
すると、女エルフのきょんちゃんは言った。
「え?私今年から高1だよ。ちょっとお姉さんだね(^^)」
まじですか?
「吾郎くん(当時のHN)も学生で良かった。これから仲良くしてね。」
はい!しますとも!
それからは、ゲームにログインする度にきょんちゃんを誘い一緒に狩りに出掛けた。お互い色んな話をした。
「最近、学校に教育実習の先生が来たんだ〜。」
「俺の学校にも来たけど、なんかパッとしない感じだったよ。」
「こら!(笑)失礼だぞ!中学生!(`・ω・´)」
時には
「きょんちゃんって、誰かに似てるって言われたことある?俺はたまに中尾明慶に似てるって言われる。」
「うーん。市川由衣にちょっと似てるって言われるかな(笑)」
もうテンションはMAXである。
毎日ログインするのが楽しくてしょうがなかった。睡眠時間が削られていくのも気にならなかった。毎日が薔薇色に見えたのだ。 そんな限りなくリアル<ネトゲな毎日を過ごした自分だったが、ある日きょんちゃんから相談を受けた。
「吾郎くんとゲームするの本当に楽しいな。なんか落ち着くっていうか。」
もう9割告白されると思っていた。そんな心の内を隠してクールに返す。
「ありがとう(^^)相談って何?」
「あのね、私と結婚しない?」
※リネージュには結婚というシステムがあります。アイテムとかもらえるお得なシステム。
え!?
いや、もちろんゲームの事とは分かっていたが、私の脳内では女エルフのきょんちゃんと老後の生活する所まで完全に再生が終わっていた。
「もちろん!俺で良いの?」
「吾郎くんがいいんだよ(^^)あ!もし良かったらメールもしない??もっとゲームの話とか学校の話とかしたいな。」
モテ期到来である。 ゲーム内での結婚も嬉しいが何より同年代の女子。しかも、中学2年生にとっては憧れ中の憧れの年上女子高生。テンションが上がらないわけがなかった。
もはや、リアルの学生生活などほったらかしでゲームにのめり込んでいくのは自明だった。 さらに睡眠時間を削り、学校も寝不足で遅刻したり早退したりする生活になった。
しかし、リネージュにログインしたら幸せだった。 さらに、Hotmailを開く時さらなる幸福が待っている。
Hotmail(ホットメール)は、MSNが2000年頃から提供し���いたWebメールサービスである。
きょんちゃんからメールが来るのだ。
「今日、文化祭だからメイド服着ることになったよ〜(^^)」
「吾郎くん、いつもメール返してくれるの嬉しいな。」
「今日は夏祭りに浴衣でいったよー( ´∀`)」
「吾郎くん、反応がかわいいね♡」
きょんちゃんとは毎日数十通メールをした。もう完全に好きだ。 てか、自分の中ではこういうのが彼女なんだと認識してた。
PCを購入してもらってから1年と少し、自分はリアルよりもネットに依存するようになっていた。それでよかった。もうきょんちゃんしか見えなかった。
ある日、リアル同級生(Aくん)に寝不足を指摘された。Aくんは小学生の頃から仲良く部活も一緒。全然遊びにのってこない私を心配したようだった。
「なんかいつも眠そうだし、最近どうしたん?」
「あー、彼女とメールしててさー。」
完全に勝ち誇っていた。俺は彼女持ち。当時はそんな言葉なかったがマウンティングである。
「まじで!?何組の誰よ??うわー、お前彼女できるとか嘘やろ!」
「え?」
そりゃそうだ。彼女と言われたら同じ中学の誰かだと思う。それが普通の中学生だ。
「いや、ネトゲで知り合った子。」
「え?それ大丈夫なの?なんか事件とか巻き込まれたりしない?」
当然Aくんは怪しんだ。ネットで知り合った同士が付き合う事なんて考えられない時代だった。
「んなことねーよ!向こうは女子高生で、学校の話めちゃくちゃしてくれるんだぞ!」
「まあ、よくわかんないからそれならいいけど。」
変な空気になったのでAくんとは少し距離を置くようになった。ここで心配してくれたAくんに素直に従っておけば良かった。 完全にきょんちゃんの彼氏と思い込んでる私は、次のステップに進むことを計画していた。
リアルで会うことである。
当時は写メールという言葉が出始めた時代。お互いの顔を知ることなどできなかった。だから、リアルで会うというのはかなり親しい仲でないとできない行為だった。
「きょんちゃん、一度リアルで会ってみない?」
私は意を決してメールを送った。きょんちゃんはいつものように30分以内にはメールを返してくれる。そう思っていた。 しかし、この日は何時になっても返ってこなかった。
嫌われたのではないか?会おうとしたからキモがられたのではないか?
私は気が気じゃなかった。リネージュにログインしても、きょんちゃんはオンラインではなかった。
どういうことだ?
数日経った。メールは来ない。送受信ボタンを連打しまくった。ゲームにはログインしているようだが、私と会わないようにしている。 もう完全に振られたと思った。しかし、まだまだ気持ちはきょんちゃん・マイ・ラブである。諦められない。
またメールを送信した。
「この前はいきなり会おうって言ってごめん。気持ち悪かったかな?またメールだけしたいと思ってる。」
また返ってこないかな。1時間ほどネットサーフィンしながらメールを待った。
すると……
受信トレイ(1)
キターーーーー
きょんちゃんからだ。メールの内容を早速確認した。
この行為が良かったのかは今でもわからない。ただ、この時すぐにメールを開いたことが私の人生に大きな影響を与えたことは事実だ。
「今までごめん。私、実は42歳のおじさんなんだ。」
何のことか意味がわからなかった。
きょんちゃんは女子高生でしょ?
私の頭の中できょんちゃんは完全に市川由衣だった。
おじ……さん……?
ネカマという言葉は知っていた。でも信じられなかった。信じたくなかった。
ドッキリなんだと思っていた。いつものように話したい。話させてよ。
すぐにもう1通きた。
「吾郎くんを騙していて本当にすみません。アイテムをもらうために君の心を弄びました。若い君の人生を台無しにしてはいけないと思ってここで告白します。こんな悪いおじさんには絶対ならないでください。」
いや、お前何いきなり大人の対応しとんじゃ。
今まで
吾郎くんかわいいね♡
とか言ってただろうが。あれどこいったんじゃ。
というか、なんであわよくば「若者を導く人生の先輩」になろうとしてんだよ。お前ただ女子高生のフリしてただけだろ。
ひとしきり怒った。その後はただただ放心していた。
本気で好きだった子がおっさん。
ネカマという言葉は聞いたことがあった。
自分が騙されるとは露とも思わなかった。
もうどうでも良くなっていた。
リアルできょんちゃんと会い、一緒にデートするんだ。
リアルではパッとしないけど、きょんちゃんとさえ会えば全部うまくいくんだ。
そんな妄想が幻想だった、叶わぬ夢だったことを知った。
あれだけレベルを上げて強くなったレベル55の吾郎もどうでもよくなった。
血盟員からの約束も来ていた。
もうどうでもいい。やる意味ない。
次の日、ネトゲのアカウントを消した。
私は救われた。ネトゲ廃人にならずにすんだ。
私を救ったのはネカマの42歳のおじさんだ。
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skf14 · 4 years
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08280005
.........だから、俺がもし大通りで通り魔殺人をするなら、きっと最初に狙うのは腹の大きな女だ。子供が狙い目だと思われがちだが、案外そうでもない。もう生まれてしまった子供は親が必死になって守るから、むしろ普通の人間よりも狙いにくい部類だろう。くだらないが、それを無理矢理狙って殺すのは至難の技だ。両親が揃っているなら尚更。
俺の目の前でベビーカーを押す女が楽しそうに旦那に話しかけて、旦那は嬉しそうに目を細め子供をあやしている。ああ、世界共通の幸せの絵だ。反吐が出る。
幸せ、ってなんだ?他人から見て、己が幸せな姿に映ることか?いや、違う。幸せは、自分の置かれている状況について何も不平不満を抱かず、我慢を強いられることなく、全て俺の意のままに遂行されることだ。そうに違いない。幸せ、幸せ。ああ、俺は幸せになりたい。ずっと子供の頃からの夢だった。幸せになることが。幸せになることこそが。
他人の幸せに対して恐ろしく心が狭くなったのは、きっと今俺の置かれている状況が著しく幸せから遠いから、だろう。社会の中での立ち位置も、持って生まれた時点で腐っていた神様からのギフトとやらも、白痴付近を反復横飛びする出来の悪い頭も、見てくれの悪さも、全てだ。
自ら遠ざかったつもりはない。人の幸せを妬んで、それで、手に入らないことには気付いていて、そして、そして、?
?ん、あぁ、覚める、ダメなやつだ、これ、と、思考が曖昧になって、見えていたものも、匂いも、温度も、何もかもが遠ざかって、そして、何も見えなくなった。
極めて自然に、目蓋が開いた。手探りで掴んだスマホの画面を見れば、時刻は朝の5時を少し回ったところだった。曜日表示は土曜。どちらにせよ早すぎる。
"彼"の中途半端に病んだ思考が俺の頭と同期して、混ざろうとしているのが分かって吐き気を覚えた。やめろ。混ざるな。のそり、重たい身体をベッドから引きずり起こして、ふらふらと冷蔵���に縋り付き、冷えたミネラルウォーターを喉へ流し込んだ。水の通り道が冷えていって、そして胃の辺りがじんわり冷たくなる。物理的にはあり得ないが、その温度は首の後ろを通って、脳へと伝わり、思考が少し、冷めていく。
何が通り魔だ。情けない。俺の夢を支配して、外に出たがったくせにやりたいことがそんなバカの憂さ晴らしだなんて興醒めもいいところだろう。しかも、やる前のウジウジした感情から見せるなんて。はっ。しょうもない。どうせなら血溜まりの中の回想にでもしてくれていれば、今頃、小話くらいには昇華出来たものを。
奴の目線から見えていた短い指と、くたびれ皺の寄ったスーツとボロボロの革靴、己を嘲笑っているように見える周りの視線と話し声、やけに煩いメトロの到着メロディ、喧騒、咽せるようなアスファルトの油の匂い、脳天に刺さる日差し、それら全てを戦後の教科書の如く黒塗りで潰して、そして、深呼吸ののち頭の中のゴミ箱へと入れた。これで、俺は、俺に戻れる。もう一眠りしよう、と、布団に潜り込み、俺は柔らかい綿人形を抱き締めて、眠るための定位置へと着き直した。
物書きで飯を食える、などという夢を抱く間もなく、敷かれたレールに乗って模範囚の如く社会の、それも下の方の小さな歯車の一つに成り果てた俺。チャップリンのように笑えたらいいんだろうが、生憎笑えない現状の片手間で書いている小説、そんな大層なものではないが、もう200を超えただろうか。詳しく数を数えてはいない。数字を重ねることに、大して意味はない。ただ増えていくソレを見るよりも、彼ら、彼女らの過去、未来に想いを馳せる方がよっぽど大事だ。俺は、彼らの人生を文字に変え、束の間の虚無を忘れている。
俺は、自分の力では、小説を書けない。
一昔前に流行ったゴーストライターではなく、どこかの小説の盗用でもない。��から詳細を聞かれたら、「主人公達が動くのを見て書いてる」と答えて誤魔化しているが、俺は、自分の夢を小説にしていた。いや、自分の夢でしか、小説を書けない。
夢の中で、俺は俺じゃない誰かとなって、違う人生の一部を経験する。なった誰かの感情と共に。そしてその夢は、嫌に鮮明に、必ず完結して終わる。
そのおかげで、俺はまるで自らが体験したように、綿密な話が書ける。不思議と夢を忘れることはなく、内容によっては自ら夢を捨て、今朝のように半ば不快感を持って目覚める。そして、その夢の記憶はじきに消える。
そうして俺は眠り、夢を見て、出てくる彼らの物語を文字に認めて、満たされず空虚な、平々凡々な自分の人生を今日も狂気で彩る。
ある日偶然君の皮膚片を食べた時、世界にはこんなにも美味しいものがあったのかと感嘆し、感動のあまり失禁したことを思い出した。
目が覚めた瞬間、これよりいい書き出しは無い、と思った。思考は溶けた飴のように彼のものと入り混じっていて、はっきりと覚醒はしない。恐らく、俺の思考は殆ど死んでいるんだろう。今こうして無心で手を動かしているのは、確かに生きていた彼だ。口内には口にしたこともない見知らぬ女の皮膚片の味がこびりついて、舌の上がまだぬるぬると滑る感覚、しょっぱい味が残っていた。食べたことのない味。ああ、書かないと、無心で筆を走らせる。書く瞬間、俺は俺でなくなり、彼が俺を使って脳を動かしているような感覚に陥る。戻ってこられなくてもいい、そのまま彼に身体を明け渡しても後悔なぞしない。と、俺は諦め身体の主導権を彼らに手渡している。
ふと気が付いたときには、もう小説は書き上がっていた。軽く誤字を確認して、小説掲載サイトにそれを載せる。人からの反応はない。別に必要はない。
サイトを閉じ、ツイッターを開く。現れたアカウントでただ一人フォローする彼女のアイコンを見て、そしてDMを開いて、青い吹き出しが羅列される様をざっと見て、心が幸せに満たされていくのを感じる。じわり、と湧き出たのは、愛情と、快楽と、寂しさと、色々が入り混じったビー玉みたいな感情だった。
彼女は、ネットの中に存在する、美しく気高く、皆から好かれている人気者。そんなのは
建前だ。彼女は、まさしく、
「おれの、かみさま。」
そう呟いて画面をなぞる。ホワンと輪郭がぼやけたケーキをアイコンにしているあたり、ここ最近どこかへケーキを食べに行ったのかもしれない。俺が彼女について知ってることは、声を聞く限り恐らく女性で、恐らく俺よりも歳が下で、俺のことなど認知すらしていない、ということだ。
別に悲しくなんてない。彼女はただここにいて、俺に愛されていてくれれば、それでいい。拒絶されない限り、俺の幸せは続く。好きだ、好きだ、今日も彼女が好きだ。
彼女のツイートは食べたスイーツのこと、日常のほんの些細ないいこと、天気のこと、そんなささやかな幸せに溢れた温かいものばかり。遡る度、何度見ても心が溶かされていく。
どこで何をしているのか、どんな服を着て誰と笑うのか、そんなのは知らない。どうでもいい。得られないものを欲しがるほど俺は子供じゃない。そばで幸せを共有したいなど、贅沢が過ぎて口にした日には舌でも焼かれそうだ。
『今日も、好きだよ。』
また一つ増えた青い吹き出しをなぞり、俺は不快感に包まれる頭を振り、進めかけていたゲームの電源を入れた。時刻は午後の2時。窓の外では蝉がけたゝましく鳴いており、心の底から交尾を渇望しているらしかった。
触れ合えないことを、惜しいと思わない日はない。彼女の柔肌に触れて、身体を揺さぶって一つになることが、もし出来るのなら、俺は迷わず彼女を抱くだろう。幾度となくそんな妄想で、彼女を汚してきた。俺の狭い部屋のベッドの上で、服を雑に脱ぎ散らかし、クーラーでは追い払い切れない夏の湿気と熱気を纏った彼女が、俺の上で淫らに踊る様を、何度想像したか分からない。その度に俺は右手を汚し、彼女への罪悪感で希死念慮が頭を擡げ、そしてそんな現実から逃げるように夢を伴う惰眠を貪る。
彼女を幸せにしたいのか、彼女と共に幸せになりたいのか、彼女で幸せになりたいのか、まるで分からない。分からない、と、考えることを放棄する俺の脳には、休まる時はない。
俺の中の彼女は最早、彼女本人からはかけ離れているのかもしれない。俺が見る夢の種類は大まかに分けて二つ、目を覆いたくなるような凄惨な感情の入り混じるものと、急に凪になった海をただ眺めているような穏やかなもの。後者に出会った時、俺は必ずと言っていいほど相手の人格を彼女に当てはめる。彼女は右利きで、俺の左に立つのが好きだ。彼女は甘党で、紅茶に詳しくダージリンが特に好み。彼女は子供が好きで、時折自身も無邪気に遊びまわる。彼女は、彼女は、彼女は。どれも、ツイートからじゃ何も読み取れない、俺が付与した彼女のあるべき姿だ。起きて、文章を仕上げて、そして心には虚しい以外の感情が浮かばない。
分かりやすく言うなら、花を育てる感覚に似ている。水を注ぎ、栄養をたっぷり与え、日の光と風を全身に浴びさせて、俺が花から得る物理的なものは何もない。花の子孫繁栄の手助けとしてコマとなり動いたに過ぎない。花側から見ても、ただ育った環境が良かったという認識にしかならないだろう。それでいい。俺はただ目の前で、花が咲くのを見られたらそれで良かった。植物と違って人間は枯れない。根腐れもしない。メリットがあれば、大切に大事に育てれば、半永久的に、花を咲かせ続けてくれる。これほど幸せなことはないだろう。自らの手で育つ様を、永遠に見られるなんて。
ああ、今日も彼女が好きだ。
恋は病気で愛は狂気。言い得て妙だ。病気、狂気、これはまさしく狂気だろう。まごうことなき、彼女への愛なのだから。世間で言う正しい愛じゃないことくらい、まだ正気を保ってる俺の脳は理解してる。が、正しさが必ずしも人を幸せにするわけではない。しかし、正しくない、道が外れている、本当の愛ではない、そう声高に叫ぶ内なる自分がいるのも確かで、結局俺は世間よりも何よりも、俺に足を引っ張られて前に進めないまま、深く深く沈んでいく。ただ一つ言えるのは、どんな形であれ、俺が彼女に向ける愛は狂気であり、すなわちそれが愛ということだ。
純粋な愛からなる狂気ならどれほど良かっただろう、と、目覚めた瞬間トイレに駆け込み僅かばかりの胃液を吐き出しながら考えていた。つい先日の思考を巻き戻して、何処かに齟齬があったかと必死に辿るが吐き気に消されて頭の中が黒に塗り潰される。
違和感を感じたのは夢が始まってすぐのことだった。視界が、進み方が、現実と大差ない。変だ。いつもなら若干の浮遊感から始まる夢が、地に足ついた感覚で、見える手や腕も自身のもので恐らく間違いない。なぜだ。初めてのパターンに内心は動揺しているが、夢の中の俺は平然としている。俺は黙々と愛車を運転し、車は山道を奥へ奥へと進んでいく。ガタゴトと揺れる車に酔いそうになりながらも、ナビを切りただ道なりに進んで、そして暫くしてから、脇道へと入った。脇道といっても草は生え放題、道未満のその木のないエリアを少し走ってから車を止めた俺は、車内のライトをつけ、行儀悪く身を乗り出して後方座席へ移動し、転がっていた黒い巨大なビニール袋を破いた。
キツく縛られまるで芋虫のような姿で袋から出てきたのは、紛れもない、何度夢想したかわからない、愛おしい彼女だった。俺は、彼女の着ている薄いワンピースの感触を楽しむように掌で撫で、身体のラインを触れて覚えていく。凹凸、滑らかな生肌を想像しながら身体を撫で回し、スカートの裾を少しずつたくし上げていく。彼女が噛んでいる猿轡には血が滲んでおり、嫌々、と首を振っては綺麗な涙をぱたぱた散らす。そのリスのような丸い目に映る俺はきっと、この世の誰よりも恐ろしい化け物に見えているだろう。身体を暴く手は止まらない。胸を、局部を、全てあらわにし、下着を一度抱きしめてから破り捨てる。そして、現れた汚れなき場所へ、手を、口を寄せ、そして、俺は、彼女と、一つになった。頭の中が気持ちいい、暖かい、柔らかい、という白痴のような感想で埋め尽くされる。彼女に埋まった俺の身体の一部が溶けてしまう、気持ち良さで脳が溶けてしまう、身体の境界も全て失ってただ善がる概念になってしまう。ああ、ああ、と、感嘆する声が漏れて、俺は目の前の柔い身体を撫で回し、噛み、舐めしゃぶり、全身で味わった。涎が溢れて止まらない。彼女の柔らかい腹にぼたぼたと泡混じりで落ち溜まっていく。鼓膜に己の荒い呼吸音だけが響いて、車外の虫の声も彼女の呻き声も、何も聞こえない。ただただ車はギシギシと揺れ、彼女の目尻から絶えることなく涙が溢れて、俺の心から絶えることなく多幸感が溢れて、彼女の中に彼女と俺が混ざり合った生き物の種が植え付けられた。
死んだと見間違う目をした彼女へ、俺は口を寄せて一言、囁く。
『今日も、好きだよ。』
そこで目が覚めた。
吐くものが無くなってもまだ喉がひくりひくりと痙攣していた。苦しい。買い溜めしておいた水の段ボールを引き寄せて、無造作に掴んだ一本を雑に開け胃へと流し込む。零れた水が首を伝ってTシャツを濡らした。ぜえぜえと喉が鳴る。頭を振り払って、絞り出した声は驚くほど情けないものだった。
「そんな、はずはない、あんなの、俺じゃ、俺じゃない、っ、ぅ...」
逆流する胃液に応戦するように水を飲む。喋ると逆効果なのは分かっているのに、誰に主張したいのか、言葉は止まらない。今話しているのは俺か、誰か、分からない。
「俺はそんなこと望んでない!!!!っ、くそ、ふざけんな...っ、クソ...」
込み上げた涙は悔しさ故。浅ましい己の脳がどうにも恥ずかしく、憎らしく、それに縋って自尊心を保っていた己が卑しく、そして何よりも己の夢の特性に殺意が湧いた。
一度、目を覆っても嫌になるような凄惨な夢を見た。それは、簡単に言えば理不尽な男がバールで一家をぐちゃぐちゃに叩き潰す話だった。書くべきなのか、と筆が止まり、彼の人格を放置したまま俺は1日過ごして眠り、そして、同じ夢を見た。次の日も、次の日も、むせ返るような血の匂いと足を動かすたびにびちゃりと鳴る足音と、頭部を殴った拍子に転がり落ちた眼球を踏んだ足裏の感触と、その後彼の同居人が作ったハンバーグの味が消えないまま1週間が経ち、俺は書かなければ夢に殺されると自覚して、筆を取った。
夢を使って自分を満たす以上、逃げることは許されない、ということか。忌々しい。まだ治らない吐き気に口元を押さえ、放り投げていたスマートフォンを手に取った。仕事を休んでも夢に囚われ続ける。ならば、書くしかない。時刻は朝の4時半過ぎを指し示していた。
そして、彼女を好き放題貪った話がスマートフォンの中に出来上がった。満員電車で誤字チェックをすると、周りの乗客の視線がこちらに向いている気がした。フラフラするが、仕事からは逃げられない。あの夢も、俺の偽物もこれで消えた。今日は眠れる。
楽観視、だったんだろう。巣食う闇の深さは思った以上だった。俺は翌日も吐き気で目覚めトイレに駆け込み、脳内をぐるぐると駆け回る、四肢に残る彼女の感触と、膣内の締め付けと湿り気、背中に走る絶頂感と共に噛みちぎった喉笛のコリコリとした食感、口に溢れる鉄臭い鮮血の味、そして、恍惚とした表情で俺に抱かれたまま絶命した彼女の顔を、振り解いて捨てようとしては目眩に襲われた。
「分かった、書くから、分かったから...俺じゃない、あれは俺じゃない、俺の皮を被った偽物だ、」
彼女の夢を見始めてから、ツイッターを覗かなくなった。
彼女は、毎日俺の夢に出てくるようになった。最悪の気分で夢に無理矢理起こされ、時折吐いて、震える手でなんとか夢を文字で起こして、溜まっていくそれらはメモを圧迫していく。救えない。先が見えない。
そして夢で彼女を殺し始めてから、今日で3日が経った。もう、うなされることも跳ね起きることもない。静かに目を開けて、見慣れた天井を認識して、重い胃を抑えて起きるだけだ。よくもまああんなに楽しんで殺せるもんだ。と、夢の内容を反芻する。
彼女の膨らんでいた乳房も腹も尻も太ももも、鋭利なサバイバルナイフでさっくりと切り取られていた。カケラはそこかしこに散らばって、手の中には乳房があった。俺は生暖かい開かれた彼女の腹に手を探り入れて、挿入していた愚息を膣と、そしてその先に付いた子宮の上から握りしめた。ないはずの脈動を掌で感じるのは、そこが、命を育む大切な部屋だから、だろうか。暖かい、俺の作られた場所。彼女の作られた場所。人間が、人間になる場所。ああ、気持ちいい。無心で腰を動かせばがくがく揺れる彼女の少ない肉が、小さく蠢いているように見えた。動きがてら肋骨あたりを弄れば、つまみ上げた指の間で蛆虫がのたうち回っている。気味が悪い、と挟み殺して、彼女の内臓に蛆虫の体液をなすりつけた。目線を彼女の顔までやって、いや、そういえば頭は初日に落としたんだった、と、ベッド脇の机に鎮座した彼女を見遣る。目線を腹に戻す。食いちぎったであろう子宮の傷口からは血と、白濁の体液が流れ出て腹膜を彩っていた。芸術には疎いが、美しいと感じる色彩。背筋に快楽が走る。何時間でもこうしていられる。ああ、ああ、嗚呼......
こんなはずじゃなかった。彼女と見る夢はもっと暖かくて、綺麗で、色とりどりで、こんな狭い部屋で血肉に塗れた夢じゃなかったはずだ。どこで何を、どう間違えたのか、もはや何も分からない。分からないまま、夢に囚われ、俺は今日も指を動かすんだろう。
スマートフォンを握った瞬間、部屋のチャイムが鳴った。なんだ、休日のこんな朝早くに。宅配か?時計を見て顔を顰め、無視の体勢に入ろうとした俺をチャイムの連打が邪魔してきて更に苛立ちが増す。仕方なく、身体を起こして彼女の眠るベッドから降りた。
床に降り立つ足裏に触れる無数の蠅の死骸の感触が気持ち悪い。窓は閉め切っているのに片付けても片付けても湧いてくるのはなぜなんだろう。追い討ちをかけるように電子音が鳴り響く。休日にも関わらずベッド脇の机に鎮座し勘違いでアラームを鳴らす電波時計にも腹が立つ。薙ぎ払えば一緒に首まで落ちて気分は最悪だ。クソ、クソクソクソ。ただでさえ変な夢を見て気分が悪いのに。鳴り止まないチャイム。煩いな、出るよ、出るっつってんだろ。俺は仕方なく、着の身着のままで玄関のドアを開けた。
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ats0101 · 5 years
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ネスターゲームズ(nestorgames)について その3
この記事は ボドゲ紹介 Advent Calendar 2019 の20日目です。2016年から参加させて頂いて今回で4回目、毎回「他と被らず自分だから紹介できる(したい)ゲームってなんだろなー」と考えるんですが、今年は昨年と同じくnestorgamesについて書くことにしました。
最初にnestorgamesってそもそも何?アブストラクトゲームって?という方は以前の記事(その1、その2)を見てもらえたら。一言でいうとアブストラクトゲームを中心にリリースしているスペインのパブリッシャーです。
このnestorgames、ゲームをあまり絶版にしない割にリリースペースが結構早いのが特徴で、10周年を迎えた2019年時点では現行品だけで180種類以上あります。そしてなんと言っても代名詞とも言うべき統一されたペンケース型のシルエットは、プレイ欲だけでなくコレクション欲もくすぐります(この形ではなかったり2個で1つだったりするゲームも一部ありますけどね)。積み上げるとこんな感じ。
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これでも現行品の半分くらいで、限られたサイズでここまでバリエーション豊かなゲームを出せるnestorgames恐るべし。
刺さる人には刺さるこの統一感。1つ難点があって、見た目は似ててもルールが全然違うというゲームも多く、初見の人には「どれが自分の好みに合いそうかさっぱり分からん!」となりがちです。
なので、前回同様オムニバス形式でオススメを色々紹介していきたいと思います。そして今回はお手軽入門ゲームを多めにしてみました。なんといっても今年は日本のショップでnestorgamesが取り扱われ始めたので、初めて手に取る人も少しずつ増えるかなと思って。
2019年12月時点では、バネストさん(名古屋)、サニーバードさん(長崎)、ヒカリゲームズ堺さん(堺)、アグレットさん(福岡)が取り扱われてますね。この記事で紹介しているゲームの在庫はちょっとないかもしれませんが、取り寄せを受け付けてくれるところもあるようです。英語にあまり抵抗がなければ公式サイトで直接注文する手もあります。
前置きが長くなりましたが、紹介していきましょう。
フューズ (Fuse)
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その2で紹介した「ここのつ(9tka)」���似た外周からボード内側へコマを移動させる(押し込む)ゲームで、自分の色でより大きいグループ(縦横のコマのつながり)を作ると勝ちというシンプルなもの。
コマを内側へ直進させるときに他のコマを押せるので、その押しくらまんじゅうを見越した手を打っていかないといけないようになっています。
でも盤面が狭いおかげで先を見通しやすく、実は1プレイあたり5~15分程度。前菜的にプレイするも良し、何度も繰り返しプレイするも良し、です。
ライン・オア・カラー (Line or Colour)
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見た目もプレイ感もカジュアルで、アブストラクトゲームの経験が少ない人にもオススメなゲーム。
最初に5×5か7×7のどちらのボードにするかを選んだ後は交互に自分のリングを置いていきます。ここからは7×7の場合の説明ですが、自分のリングが縦横斜めのいずれかで5個並べるか、同じ色を7箇所中5箇所押さえれば勝ち。勝利条件が2つあるわけです。
この2つの勝利条件に対してボードの色の配置が絶妙で、ライン揃えに注力するとカラーが揃えにくく、カラー揃えに注力するとラインが揃えにくいという配置になっています。その分かりやすいジレンマと、相手の勝利条件達成を防ぎつつ一挙両得できる場所はないかを考える適度な悩ましさがポイントですね。
これでもちょっと難しいなーという人は5×5の方でプレイしましょう。勝利条件が5から4に減ったイージーモードです。
逆に、慣れてきたら付属のディスクを使ってボードの色の配置を変えることができます。各マスの価値が大きく不均等になるので、より価値の高いマスの見極めが必要になってきます。
そんな感じで、サッと出して色々な人に楽しんでもらえそうなゲームです。
タイゴ (Taigo)
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自分と相手の色が対になった、たった1種類のコマを互いに置き合うへクス型五目並べ。これに「穴ができたら即座にコーンを置いて、それも一目分としてカウントする」(つまり1手番でいきなり二目増えることがある) というルールがスパイス。
これもルールは単純���快ながら、常に相手と隣り合わせの配置で「ここは穴になる、置きたくない… あ、でも置かないと四目作られて次に負け確定だ、、、」と中盤から一気に悩ましくなります。たったこれだけのコマとルールなのに面白さも十分あることに感心します。
アップタウン (Uptown)
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さてさて今度は立体モノに行きましょう。
元々nestorgamesの立体系名作ゲームといえばPent-Upがあります。
自分もPent-Upは大好きで、見た目良しルール良しの名作と思っていますが、自分がどう置きたいかより相手にどう置かせるかが肝という点がイマイチしっくりこないという人もいるかと思います。
その点このアップタウンは「上から見て、縦に5マス中3マス以上占めてる列は自分の列、それを7列中4列以上占めたプレイヤーの勝ち」という、ルール的にも何をすれば勝ちに近づくのか分かりやすいです。また、立体モノとはいえPent-Upのように複雑に積み上がっていくものでもないため、その点でも入門者向け。
これもスッと出してパッとプレイできる手軽さでありながら中々面白いです。
ちなみに見ての通りこのゲームはペンケース型ではなく巾着型になっています。ブロック型のコマが含まれるゲームや、比較的大きめなコンポーネントを含むDeluxe版にはこのタイプが多いですね。
スクー (SQU)
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ここからちょっと難易度を上げていきましょう。つい最近リリースされたパターンビルディング系ゲーム、スクーです。
ぱっと見は「え?見た感じシンプルそうだし初心者向きでは?」と思いますよね。だいぶシビアですよコレ。
確かにルールはごくシンプル。先手がコマを1個置いた後は、どちらかが投了するまで互いにコマを2個ずつ置いていくだけ。より大きな「四隅にコマがある正方形」を作った方が勝ち(分かりやすくピラミッドで目印を付ける) ��写真で言うと5×5対4×4で赤の勝ち。
「なーんだそれだけ?」と思わせておきながら実際やってみると分かるんですが、1手番で2個置ける&たった4個でパターン完成なので、単純な見落としのケースを除くと、序盤からずっと1ミス=ほぼ挽回不可能な攻防が続きます。
手抜きは無しとして何手まで持ちこたえられますかね?キリキリしたプレイ感が好きな方はチャレンジしてみてください。
リミット (Limit)
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相手を手詰まりにさせたら勝ちの配置&移動ゲーム。
ゲームが配置フェーズと移動フェーズに分かれており、前半でタイルとボールを配置してボードを形作り、後半にボールの移動とタイルの除去で相手を追い詰めていくという流れです。
ボールが取り除かれる条件がちょっと囲碁に似ていて、呼吸点(隣接する空きタイル)がなくなった同色ボールの集団が一気に取り除かれるというものです。ただし勝敗はボールの数ではなくあくまで手詰まりにならないこと。数の多少よりも退路の確保の方が重要だったりします。
これに加えて、空きタイル上を縦横無尽にボールが移動できたり、タイルの除去によって刻々と盤面が狭まっていくなど、見た目以上にダイナミックな展開が楽しめます。
自分の思い通りの手を打つには何回かプレイが必要かもしれませんが、1プレイ20~30分程度なので案外気軽に遊べます。
なお写真は通常版ではなくDeluxe版になります。値は張りますが、ビリヤードと同じ材質でツルッツルのボールは触るだけで気分がアガる逸品です。といっても、通常版も見た目が若干チープではあるものの内容数は一緒ですし「ゲームが楽しめればOK!」ということならそちらで全然楽しめます。
トライアド (Triad)
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ポップな顔して底意地の悪さをのぞかせる3人専用ゲーム。
nestorgamesには3人用ゲームとしてレッド(Red)、ブルー(Blue)、グリーン(Green)という色シリーズがあり、これらは初めての人にもオススメなんですが、このトライアドをその層に出したらほぼ間違いなく「わけわからん」と言われてしまうと思うので、あくまでアブストラクト系に慣れた3人でやってみてもらいたいゲームです。
ゲームとしてはコマの直線移動&除去を繰り返して誰かのコマが0になったときに残り2人のうちコマが多く残っている方が勝ちなんですが、初心者お断りなポイントはその頭がこんがらがるルール。
手番に自分のコマを1個移動させて移動先に隣接する敵コマをすべて除去するのが基本なのですが、実は移動先のヘクスの色が次手番のプレイヤーになります(ただし自分の色のヘクスには移動できません)。ならトップ目じゃない方に次手番を渡そうとしますよね。そんな分かりやすいゲームじゃないんですよ、コレ。
コマを移動させるときは「一番多く敵コマを除去できるヘクス」にしか移動できません。つまり、例えば3個除去できるヘクスが1箇所だけあって他のヘクスは2個以下しか除去できない盤面だった場合、自分の手番なのに移動の選択肢がないということです。移動先の色が次手番を渡したくないプレイヤーの色だったとしてもです。
あとは手番終了時に次手番ではない方の敵プレイヤーのコマを1個任意の場所に置くので、これによって最多除去の場所が変わってきたりもします。
がんじがらめの制約の中でいかに敵2人を操るかが面白ポイントで、うまくしかければ少しの間”ずっと俺のターン”状態にすることもできるわけです。ルールブックには「一方の敵を操ってもう一方の敵を全滅させることもできる」とさえ書いてあります。さすがに自分はそこまで先を読むことはできませんが。
3人専用な上に人を選ぶゲームなので出せるシチュエーションは限られそうですが、我こそはという方はぜひお試しを。
コンストラクター (Constructor)
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このコンパクトなケースをもってしてもスカスカなミニマルコンポーネントなんですが、ゲームの面白さ、ルールの美しさ、見た目のクールさ、3拍子揃って個人的にお気に入りなゲームです。
手のひら大のたった9ヘクスしかないボード内で3種類のコマ(大リング、中ディスク、小ディスク)を配置・移動し、どちらかが手詰まりになったときに、所有する(=自分のコマが最上段にある)スタックが多いプレイヤーの勝ち。
手番は自分のコマを1個配置するか移動するかです。配置の方は自分のコマを任意の空きヘクスに置くだけ。特徴的なのは移動ルールで、3つのコマが三すくみのような関係になっています。
小ディスクは中ディスクに乗れる
中ディスクは大リングに乗れる
大リングは単独の小ディスクにはめ込める
さらに、まだ他のコマと合体していない自分の単独コマしか移動できず、相手のコマの上にしか移動できません(空きヘクスや自分のコマの上には移動不可)。
実際にプレイしないと分かりにくいんですが、移動ルールがスゴく良くできていて、たった9ヘクスなのに相手への牽制や所有権の取り合いがジレンマたっぷりで悩ましく面白いゲームです。アブストラクト好きの方にはぜひプレイしてほしいですね。
スタックス (STAX)
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さらに歯ごたえがほしい方にオススメしたいのがコレ。トゲがいろんな方向に突き出ているタイルが特徴です。
ゲームの目標はトゲのないタイル=キングを追い詰めて捕獲する(キングの上に乗る)ことですが、最初は何もない状態から始まります。
キングが場に出ていないゲーム序盤は互いにタイルを置くことしかできないのですが、臨戦態勢が整ったと思ったプレイヤーは自分のキングを配置することで次から配置済みのタイルを移動できるようになります。手前で紹介したリミットとは異なり、自分で移動開始タイミングを決めることができるわけですね。
移動する場合はそのタイルのトゲが指す方向へ直進させるのですが、色にかかわらず移動先タイルのトゲが進行方向と同じ方向を向いていればさらにその先へ進むこともできて、一気に複数マス直進できます。他にも空きマスを通過できたり移動後に回転できたりといった細かいルールがありますが割愛。
もう一つの大きなルールはステップルール。全タイル/スタックについて、それぞれ階段状に下るルートが最低1つはないといけないというもので、これがかなり制約になります。
ざっくりルールを聞くと「トゲが多いと全方向に攻撃を仕掛けられて強そうだな」となり、実際にある面でそうなんですが、トゲが少ないタイルにはこれ以上先に進ませないという防御の側面があります。全方向にトゲがあるタイルは確かに強いですがどの方向からのタイルも通過させてしまいますからね。
そういった各タイルの攻撃力・防御力を意識した上で、序盤にキング用の安全な場所を確保しながらなるべく戦力を追加しつつ、どのタイミングで攻撃(移動)に転じて相手のキングを詰めていくか、かなり悩ましいゲームです。
一手一手の選択肢が多いので、そういったタイプに抵抗がなくてある程度複雑なのが好きな方にプレイしてみてもらいたいですね。
パーティクル・アクセラレーター (Particle Accelerator)
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ラストを飾るのは、絶版まで含めたnestorgamsの全ゲームにおいて唯一のアクションゲーム(!)。これを最後に持ってくるのはどうかと思ったんですけどね、まあオマケのネタ枠ということで。
プレイヤーたちが扮するは商人でもなく貴族でもなく科学者でもなく…粒子加速器です。もう一度言います。粒子加速器です。人じゃないです。
ゲームの目的は、発射口から陽子、電子、中性子を指で弾いて原子核と電子殻に突入させ、周期表に沿って水素~ネオンの原子を順に作っていこうぜ!という独創的すぎるフレーバー。
それでも、だいたいこういうアクション系ってみんなでワイワイ楽しめるよういい感じにデフォルメして絶妙な難易度になってるじゃないですか。否。マジで周期表のHe~Ne原子を忠実に再現させられます。
陽子と中性子は原子核に入れないとミス。
電子は細ーーい電子殻(K殻やL殻)で止まらないとミス。
He~Li間とLi~Be間は陽子と中性子を同時に突っ込まないとダメ。
他の粒子を弾き出してしまったら原子が崩れ、安定同位体に留まったらセーフだけど、そうじゃなかったらメルトダウンで即敗北。
アクションゲームにここまで現実に忠実なルールいる??? ノーミスでネオンまで到達できた人は神です。
おわりに
ふー、今回も記事を書くのが大変でしたが、少しでもアブストラクトゲームやnestorgamesの同好が増えると嬉しいところです(最後のはアブスト関係ないですけど)。
さて明日のAdvent Calendarは、以前にGIPF project七番勝負で対決したり、一緒に福岡アブストラクトゲーム会を主催したりしたきぬりすさんの記事ですー。
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buriedbornes · 4 years
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第41話 『クリス・ウォーリーの奇妙な事件(1) - 失踪です』 The Case of Chris Wally chapter 1 - “Lost!”
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クリス・ウォーリーは、姿を消した。
クリスは決して社交的な人物ではなかったし、町内でも影響力のある家系でもなかったが、彼の祖先達は皆、この町デイティに多額の寄付を行い、発展に貢献してきた人達であった。
彼自身もまた、積極的に外界に接触する機会が極めて少なかったにも関わらず、町への寄付は惜しまなかった。
そうした経緯から、多くの町民達は彼の失踪を悲しんだ。
たとえ疎遠ではあっても同じ町に住む者同士として、一応の仲間意識、連帯感のようなものを感じていたのである。
そうした人々の願いを他所に、彼が見つかる事はなかった。
クリスは二度と町には戻らなかった。
事件はやがて、忘れ去られていくのだろう。
いなくなった者を記憶し続ける者はいない。
いつかは忘れ去られるものである。
こうしてクリスと、彼と共に隠されていたこの町に潜む邪悪は、永遠に、闇へと葬られる事となった。
これは、屍者が這い出すよりも以前のとある街で確認された、奇妙な事件の顛末である。
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「つまり、クリス氏はそのようにして、一夜にして姿を消してしまった、と…」
「そういう事です、シュンさん」
埃臭い小さな部屋で、シュンと呼ばれた異様な風体の男は、興味深そうに目を丸くして、自身の鼻先を指先でトントンと叩いていた。
隣には、椅子だった残骸の傍らで、窓際に背をもたれて話を聞いている巨躯の竜人の姿もあった。
「シュン、御託はそのくらいにして、調査に移ったらどうだ?」
竜人は苛立たしげに、目線だけは窓の外にやっている。
「ドミニクさんはせっかちだからいけない。このヤマは、そう単純ではなさそうだ。お暇なら、座ろうとして壊してしまったその椅子の残骸でも掃いたらどうです。あなたが壊したんですから」
「あぁ、お気遣いなさらず」
「しかし、カールさん…」
「そのくらいはバルトにさせますんで。バルト!」
シュンに対座したカールと呼ばれた壮年の男は、自慢の髭を撫でながら隣室に控えていた使用人を呼びつけた。
右足を引きずりながらのそのそと室内に入ってきた召使いはひょろ長く浅黒い西国風の男で、返事もせずにカールの横に歩み寄った。
カールがぼそぼそと何かを耳打ちすると、バルトは表情も変えずに戸棚を開け、箒と塵取を取り出して椅子の残骸を集め始めた。
「話が逸れましたが… それで、クリス氏は、何か手紙であったり、言付けなりは、遺されてはいなかったのですか?」
「それが、全く… お恥ずかしながら、甥がどんな暮らしをしていたか、伯父の私も、よく理解しておらず、何分遠方でね…」
「しかし、そちらのバルトさんは、クリス氏と共に生活されていたんですよね?」
「駄目です、駄目、バルトは見ての通り西の出って奴でしてね… ほとんど言葉が通じんのです。私も、ちっとはかじってみたんで、飯風呂洗濯に掃除くらいは、言ってやらせられん事もないんですが、クリスがどうしとったか、みたいな込み入った話は、どうにも聞き出せるだけの会話が、質問はできても返事の中身がわからず、って状態でして」
「そうですか… 私は生憎真逆の東からでしてね、西の言葉は全くわかりません」
「でしょう。それにしてもシュンさんは、ここらの言葉が随分と流暢ですね」
「いえいえ、こちらに来て随分経ちますから、何とかなっているだけですよ」
他愛のない談笑に、最初に音を上げたのは、竜人ドミニクであった。
「すまねぇがシュン、話が終わったら呼んでくれ。俺ァ外で風に当たってくる」
吐き捨てるように言うと、ドミニクは不機嫌そうに、しかし扉だけは丁寧に閉めて、部屋を出ていった。
部屋にはシュン、カール、バルトの3人が残される形となった。
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「ったく、つきあってらんねぇぜ…」
ドミニクは街路に転がる木切れを器用に蹴り飛ばし、川に落とした。
ドミニクは賢い。
しかし、その賢さは、生きるための合理性そのものだ。
知略や戦闘に特化したものであり、人との距離を縮める場合において発揮されうるものではなかった。
「よくもまぁ、あんなおべんちゃらが次から次に出てくるもんだぜ…」
ドミニクは橋の手すりに腰掛けた。
大人の腰ほどあるそれも、竜人が座ればまるでベンチだ。
自分にはないものを持つからこそ、彼はシュンと旅を共にする決意を固めた。
シュンは、ドミニクが持たない強さをたくさん持っていた。
しかしドミニクには、憧れや、羨望はなかった。
そうした強さを、彼自身は欲していなかった。
「ま、俺には俺だけにできる事があるからな」
「それは、私にもできる事です」
突然背後から声がした。
背後?
ありえない、背後は川だ、ドミニクは驚いて立ち上がり、振り向いた。
しかし、背後には誰もいなかった。
ただ、ドミニクはそれが誰であるかを既に知っていた。
「カヲル… 変なところから声かけんのやめろってこの間も言っただろ」
「私には私のやり方がある、口出しするな」
橋の下から返事が返ってくる。
この女隠密は、事あるごとにドミニクに食って掛かってくる。
ドミニクには、未だにその理由がわからずにいた。
「それより、お前に俺と同じ事ができるなんてのは、聞き捨てがならねぇな」
「シュン様は私が守る。お前にもできる事かもしれないが、私だけでもできることだ。お前は必要ない、邪魔なだけだ」
「何だと?」
竜の眉間の深い皺が、一層険しくなる。
しかし、ドミニクは一呼吸置き、冷静に言葉を返した。
「お前がどう思おうが知った事じゃねぇ、俺にとっては大事な雇い主だ。それに、俺を雇う事を決めたのはお前の主人だ。お前は主人の決めた事に背くのか?」
返事はなかった。
しかし、明らかな鱗を刺すほどの強い怒気が足元から発せられている事を、彼には感ぜられた。
「…だから私は、あなたのような人が嫌いなんです」
小さな水音が聞こえたかと思うと、橋の縁から波紋が広がり、気配は完全に消え失せた。
「つきあってらんねぇぜ…」
ドミニクは大きなため息をつき、独り言を呟いた。
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「すみませんうちのドミニクが、あれはまどろっこしい事は苦手でして」
「いえいえ、頼もしそうな護衛の方ですね。竜人とは実に珍しい」
「珍しいのはカールさんもでしょう。私らのような見るからに怪しい者に偏見もなく依頼を検討してくださるとは、やはり珍しいですよ。自分で言うのもなんですが…」
「なに、普段は海辺の方の街で貿易商をしていますから、色々な方を見慣れているだけです」
シュンとカールは、ドミニクが退室した後も変わらぬ様子で談笑を続けていた。
「話が脱線しすぎましたね… えぇと… つまり、カールさんとしては、失踪した甥のクリス氏を見つけて欲しい、と?」
「そうです。クリスは、遠く離れて暮らしてはいましたが、たった一人の家族なのです」
そう言って、カールは壁にかけられた肖像を見やった。
シュンもつられて、肖像を見る。
それは、若きクリスの姿を描いたものだった。
「まったく、心中お察しします。よろしい、お請けしましょう」
「本当ですか!」
「えぇ… 勿論、それなりの費用は頂戴しますが」
「えぇ、えぇ!構いません!家族のためなら…」
掃除を終えて棒立ちしてたバルトにカールは手振りで指示を出すと���それを受けたバルトは隣室から小さめのキャッシュケースを運んできた。
しかしシュンは、その箱に目もくれず、カールを真正面に見据えたまま右掌を差し出した。
「お代は見つけてからで結構」
「や、しかしそれでは…」
「ご心配なく。見つけますから、必ずね」
そう言うと、シュンの衣がふわりと浮いた。
そして、袖や裾から、次々と紙片が飛び出しては、舞い上がり、部屋中に飛散していく。
「こ、これは…!?」
「クリス氏はこの部屋から忽然と姿を消した、と仰られていましたね?」
「そ、そうですがこれは…」
「何の痕跡も残さずに人間が消える事などありえません。必ず何かが、この部屋に残っているでしょう」
「それを、この紙切れで…?」
「そうです。私の国ではシキガミと申します。使い魔のようなものですね。ま、詳しい話はクリス氏が見つかってからゆっくりとお話しましょう」
シュンはそう言って、立ち上がる。
紙片は彼から離れ、家中に広がっていき、やがて浮き上がっていたシュンの衣は元のシルエットを取り戻す。
それからシュンは、頭にかぶった笠に手をやると、それを軽く持ち上げて、会釈した。
「それでは少々、お時間頂戴します。シキガミが部屋を浚っている間に、私は聞き込みに行って参ります」
「…わかりました、よろしくお願い致します…」
シュンはゆっくりとした足取りで部屋を辞した。
カールはシュンを、気難しそうな表情で髭を撫でながら見送った。
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デイティの町は、緩やかな斜面に沿って発展してきた。
クリス邸は町の東端に位置し、町の斜面を見下ろしていた。
その日、シュンはクリス邸を辞し、邸宅が面した街路の先に沈みゆく夕陽を家々の隙間に垣間見た。
その陽光は、長く黒々とした影を町全体に投げかけていた。
シュンの目にはそれが、まるで町を覆い尽くす、不快な影のように見えた。
夜が訪れる。
クリス・ウォーリーが姿を消したのも、このような、雲ひとつない夜だったと聞く。
シュンは襟を正し、不吉な予感を肌に感じながら、町を降りていった。
~つづく~
第42話 クリス・ウォーリーの奇妙な事件(2) - 異変です
「ショートストーリー」は、Buriedbornesの本編で語られる事のない物語を補完するためのゲーム外コンテンツです。「ショートストーリー」で、よりBuriedbornesの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。
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