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#きあげはの幼虫
koch-snowflake-blog · 5 months
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石川 澪は、日本のAV女優。プロダクションALIVE所属。 ウィキペディア
生年月日: 2002年3月20日 (年齢 21歳)
身長: 158 cm
スリーサイズ: 82 - 58 - 86 cm
デビュー: 2021年
ブラサイズ: B
モデル内容: AV女優
出身地: 日本
出身地について2023年1月17日時点のウィキペディアでは「東京都」となっていたが、石川本人は「出身地は言っていないような気がする。明かしていないと思う。なぜか東京都になってます。」と述べている。また同時点でのウィキペディアで職業として「YouTuber」が挙げられていたが、この点について「イベントなどで、YouTubeから知りましたと人から言われ嬉しいけれど、断じてYouTuberではない。」と述べている。
高校時代の部活はチアダンス部。部長を務め週6あるいは週7練習していたが、決して強い部ではなく、卒業してから同部は全国大会出場したという。一方で運動はある程度できるが、インドア派であり、(幼少時は)『TOKYO MXとBS11で育った』と語るほど新旧問わずアニメ作品を好む。「私にとってアニメは、大げさでなく生きる意味。この世界からアニメがなくなったら、死んじゃいます」とも述べている。漫画に関してもアニメ原作を中心に2022年時点で自宅に1,000冊、電子書籍1,000冊を保持している。石川は「セクシー女優の趣味がオタクなんじゃなくて、私の場合はオタクがたまたまセクシー女優をやっているだけ」と、これらの趣味について言及している。
初体験は高校1年生、15歳。学生時代は「自分から告白をしたことがない」と述べているが、「モテたとかじゃなく、ちゃんと好きな人とは付き合えたっていうか」と当時の恋愛環境を説明している。
ほとんどAVを見たことはなかったが、エッチなことは好きだった。好きだった理由は普通に気持ちいいから+ストレス発散。
デビューのきっかけはひとり暮らしがしたかったこと。プロの技を体験してみたかったこと。1対1で本気で向き合っている姿に感銘を覚えたから。FLASH取材では「学費のためもあった」と答えている。親にはデビュー半年後に職業を伝え、「やりたいことなら応援する」と回答をもらった。
プライベートでは正常位、寝バック、たまに騎乗位程度だったため、AVでの体位の豊富さに驚いた。またプライベートではセックス中にしゃべらないため、行為中も会話をするというAV撮影がすごい不思議だったという。
目と髪の色は茶色で、色白の顔立ちが関係者やファンに「なんちゃら坂の誰々」と言われるが、国内の女性アイドル事情に疎く「私がぜんぜんわからないので、言われても覚えてられないんです」と述べている。
好きな配信者はもこう。(アニメ以外は)テレビは観ず、インターネット配信(主にニコニコ動画配信)を見て育った。自身では闇属性のオタクと表現している。
人見知りするタイプだが、オタク気質なので趣味のこととか、気持ちが盛り上がる話がはじまると早口でめちゃめちゃ話すという。
好きな食べ物はアイスクリーム、自宅の冷凍冷蔵庫には大量のアイスクリームが常時ストックされている。毒展を通じ、2023年時点では虫食と毒きのこ類にも関心を持つ。
デビュー作以降、いわゆるパイパンである。「髪の毛以外の体毛は不要」と考えており、高校時代に親の許可を得て脱毛を行ってパイパンにした。回りの友達がパイパンが多く、「楽だよ」と聞いて「じゃ私もやろっかな」と思ったという。また全身の脱毛をしている。下半身の脱毛は母に相談したうえで高校生で永久脱毛している。
自室に陰毛およびすね毛を落とされて以来、歴代の交際相手にも脱毛を求めている他自分のベッドでセックスするのも嫌い。潔癖症である。友人にも自宅には足を洗ってから入ってもらっている他男性は自宅に入れないレベルの潔癖で、水回りは特に綺麗にしている。
舞台版月ともぐら 胸キュングランプリの感想として「舞台で演技をしたことがないし、そもそもみんなでイベントをするような経験自体が初めてだったので、会場に着くまでずっと緊張してた」「私たちはそんなに順位にこだわってなかったからね」と答えている。
   
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wildtokyo-jp · 3 months
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The insect classes for Pre-School and Afterschool Program children at EtonHouse International School Karuizawa, which started in October, have come to the end of this fiscal year. It was a challenging opportunity for me to convey the fascination of insects in English during the winter season in the cold region, but the Pre-School children made photo panels listing the insects they found, and the Afterschool Program children made their first specimen boxes by themselves, including collecting, spreading wings and legs, and writing labels. Seeing the happy faces of the children as they gazed at the finished specimens was a priceless experience. I was also inspired by EtonHouse's emphasis on the power of design in children's education. I would like to express my gratitude to all those who helped us.
10月から始まった軽井沢町の EtonHouse International School Karuizawa の幼稚園と、小学生向けアフタースクールでの昆虫教室が一段落。 寒国の冬場に英語で昆虫の魅力を伝える、というチャレンジングな機会でしたが、幼稚園の子どもたちは見つけた昆虫を一覧にした写真パネルを、アフタースクールの子どもたちは採集・展翅展足・ラベル書きまで自分たちの力で初めての標本箱を作り上げてくれました。完成した標本を夢中で眺める子どもたちの嬉しそうな顔を見るのは、やはり何ものにも代え難いものです。 「デザイン」が子どもたちに与える力を重視するEtonHouseの教育のあり方にも、私自身刺激を頂く時間でした。お世話になった方々に御礼を申し上げます。
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kjh-417 · 6 months
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  mes possibilites aujourd'hui. 今日のわたしの可能性。   ミニマフラーを編み上げる。   完熟かぼすのシロップを仕込む。   掃除をする。     ようやく厚手のセーターや フリースを出して、 ミニマフラーも編み上げた。 天気予報では 来週また気温がちょっと高い日が ありそうだけど。   久々のポトフ、粒マスタードが スープに溶けて ちょっと酸味がついたところが またおいしい。   まだぎりぎり咲いていた コバルトセージと 虫にかじられて ちょっとかわいそうな 今季最後のグリーンアイスを 机の上に。 そうそう、虫といえば 今日また1匹、ツマグロ初齢幼虫を収容。 食草が少なくなるから いろいろきびしいけれど…。   先日の買い物でみつけたチョコレート、 ピーカンナッツにクッキークラムに塩、って 初めてみた組み合わせ。 とてもおいしかった。またリピートしたいな。 ミルクティーは、ファルファローネで。 いい香り。
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rioarai · 4 months
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第12回 WORLDへの入り方
リオです!久々の講義です。執筆忙しくなってきちゃって。今日は、みんな気になるあの話。WORLDへの入り方について : )
WORLDには、ちょっと特殊な入り方で入ります。入り方は夢に似てるんだ。寝ている時に見る夢は、夢の中で「これは夢だ」と気づくことがたまにありますよね。気付くだけでもけっこうレアなケースですが、ではこんなこと、考えたこと、ありますか。
その夢は、どうやって始まったんだろう?
そう、夢が始まる瞬間というのは、誰も、決してわからない。「気づいた時には入っていた」、それが夢。WORLDもね、実は同じなんです。「気づいた時には入っていた」という入り方でしかWORLDには入れない。不思議だよね。そこが無意識の世界だからです。
しかし、そうはいっても、何のアクションもせずに、たとえば君がいきなり昆虫WORLDにはいってました、ということはない。特定のWORLDに入るには、好奇心を熟成させ、探究心へと変換させるための、「ある程度長期的で、個人的なきっかけ」が確実に存在します。これをProjectと呼びます。Projectは通常年単位であることが多いです。一般的に幼少期には偶然のProjectが発生しやすく、大人になると意図的なProjectを作る必要が多いと言われています。
一回のProjectでWORLDに届くこともあれば、いくつものProjectを達成した先についに入れるWORLDがあります。ですので無駄なProjectは一つもありません。失敗にみえるその過程も、未来にそれを叶えた自分から見れば必要で大切なピース。過酷な壁を乗り越えている時期の自分はむしろ、人生における超頑張り屋さんのときの自分。だから責めないであげてくださいね。君がおじいちゃん、おばあちゃんになった時の目を宿して、今の自分を見てあげてよ。彼らはなんて言ってくれると思う?
そう、僕もね、あるProjectにかなり長い時間をかけて、結局WORLDに入れなかった、という経験があります。デッサンスクールの話なんだけど、それはまた今度。
ヒントはね、君がそのProjectをやっているときに発生するエネルギーに注目すること。そのオーラがプラスであれば、いつか魂はWORLDに到達する。「道が開通した」って僕は呼ぶんだけどね。で自分責めてばっかでマイナスのオーラ出ちゃうと、エネルギーはぜんぶ地球に吸い込まれていくのよ。地球というか、資本主義というか・・・。
ま、今日はここまで : ) 一応挿絵もあるから見といてね。イメージつきやすいんじゃないかなー。
そういえばこの人生も気づいたときには始まってた。あれこれも夢?
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palakona · 2 months
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あ"ぁ"〜!!!
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
どうも、こんにちは。へら釣りやってると渓流まで行くのがめんどくさくwなるのですが、hrkさんにお誘いいただいたので、4月に入ってやっと解禁してきました。道中はあちこちで桜が咲いていて春が来たなあと。4月の渓流は清々しく爽快でした。めんどくさがっていたくせにw。入渓の準備をしていると、トヨタのライトバン(懐かしい響き)が停車してI田さんとN原さんが降りてきました。おお!I田さんとはヘラ釣りで何度もご一緒しましたが、やっと渓流で会えました。しばらく会話を楽しんだ後、I田さんたちは奥に向かい、僕たちはそのまま入渓。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
ここ数年、開幕戦は"じょっ"さんのロッドって決めてるんだけど、今年もHISHIDA ROD No.63でスタート。7ft6in#4のチャンバーロッド。セミパラボリックアクションです。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
入渓の時にhrkさんに聞こえるように「年功序列…」とボソッとつぶやいて威圧wしたのが効いたのか、先行はワタクシ。最初の好ポイントで紀伊半島では良型の20cmクラスが出たのですが、鉤が当たっただけで掛からず。その後アダムス・パラシュートが沈黙してどうしよう(汗)。先行を入れ替わっているうちにhrkさんが2尾釣って釣果でも先行されてどうしよう(^▽^;)。震える指先で隠し持っていた「HRKダン」をティペットに結んだら、あっさり今シーズン初アマゴが釣れました(嬉)。サイズは見逃してください(汗)。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
ちょっと反応がなくなって、HRKダンの浮き方もおかしいので、点検してみるとハックルが解けてる…(悲)。なので、オレンジ色のハックルの鉤を結びました。レッドクイルじゃないな…鉤の名前忘れた(汗)。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
鉤を替えても釣れました。ちっちゃくなってる…
せめて6寸(^▽^;)
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
名前を忘れた鉤で4〜5尾釣ってから、無くなったか見え難かったから交換したかったのか、フライボックスをゴソゴソ見てみたらウィッカムズ・ファンシーが目についたので交換してみました。昨シーズンはパッとしなかったような気がするが、今日はどうでしょう?
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
晴れてるとウィッカムズ・ファンシーは、赤いハックルがキラキラして意外と見やすい。反応も良くて好印象。この川のアマゴは、紀伊半島産の地物によくある丸い幼魚班なのですが、縦に崩れた幼魚班…1〜2年ぐらい前からこんなアマゴが増えました。なんかなあ。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
午前中、〆のアマゴ。山岳渓流やからポイントが狭いし、距離も近いし、まだ瀬に入ってないし、朝からアワセたらそのまま抜けるようなアマゴばかりでしたが、やっと小マシなサイズが釣れました。アマゴは瀬で掛けてギラッギラッと横に走るのを寄せながら釣るのが楽しいですよね。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
一旦上がって2本目の川へ。駐車スペースにI田さんたちの車ハケーン。朝から釣り上がってんのかなあ。数時間空いているはずなので、僕らもここから入渓の予定。コンビニのパンとお菓子の昼食を食べてから、さて釣りを始めるべと腰を上げて川に向かうと、目の前にフライマンが2名(汗)。食事中、誰も入渓しなかったけどなあ、下から上がって来たん?ひょっとしてI田さん?近づいて声をかけてみるとI田さんたちでした。このまま釣り上がらはんねやなあと思っていると、「もうここで上がりますから、上から入ってください」と。ええっ!天使や…(感謝)。聞けば、朝から最上流部に入って10枚ずつぐらい釣ったそうです。凄え!I田さんは、水���フィッシングセンターでお会いした時に、21尺グルテン床釣りでバンバン釣って、床釣りしかしなくて床釣りが上手いはずの僕の立場を喪失wさせたことがあるのですが、フライフィッシングも上手いんですね…。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
で、入渓させていただきました。I田さんたちは、朝は最上流で、最下流をちょこっとやって帰るってことは、ここから先は手付かずってことなのかな?ワクテカw。だが、しかし…やらかしてます(^▽^;)。アワセ切れ連発でブチブチ切れる…僕も切れるわw。号数は別として、グンターは好きなんだけど、○鱗とかマキシマの茶色とかブチブチ切れる印象があるんですが、どうなんでしょう?
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
チャンスをフイにしている僕を尻目にhrkさんはボチボチと釣果を積み上げてはる。午前中僕が10尾でhrkさんが11尾で接戦だったが、差は開く一方。良いポイントを譲っていただいたが釣れず、先行を替わってからキャスティングとドリフトの練習がてら、大岩の「巻き」に沿っていやらしくネチネチと鉤を流していた。ここは昔はアマゴの良型が何尾も釣れたポイントなんですよね〜。鉤を目で追っていると、泡の下にイワナらしき黒い影があって水面の羽虫をパクッと。グッドタイミングで僕のウィッカムズ・ファンシーも流れて行った…喰ったw。イワナにしては水底に向かわずにノタノタ悶えるwだけだったけど、今日初めてマトモにフライフィッシングで釣った気がするw。もう満足です。
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2024年4月、紀伊半島某川 iPhone11
あと1尾釣れて〆のアマゴになりましたけど、金太郎飴みたいにこのサイズw。ワシの鉤は18禁やねんけどw。
ということで、4月6日の渓流解禁釣行はアマゴ11尾、イワナ1尾で合計12尾でした。hrkさんはアマゴ16尾、イワナ1尾で合計17尾でした。年功序列って言ったじゃないですかw。
では、また。
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hibikore-archives · 11 months
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よしもとかよ「日々是好日」。vol.113 (2023/8/ 2 + 8/9 )
2023   2nd + 9th august  
M1 palden rangjung (Choying Drolma + Steve Tibbett)
  M2 HANA-NE (おおたか静流)     M3 je suis un soir d’ete (Juliette Greco)
  M4 Roger Wilco (Shawn Colvin)     M5 di doo dah (Jane Birkin)     M6 people you love (Pura Fe)     M7 忘れない (UA)       M8 bissimilai (Angelique Kidjo)    
  < 好日の素…蝶の一生を見守ること >
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  毎年恒例になりつつある 蝶ネタ feat.ツマグロヒョウモン、ですが… 今年は今までより 出現が早いのです。   6月に既に 幼虫が出た、という話を ご近所さんから聞いて、 ウチには来ないのかなぁ、と 思っていたところ 7月に入ってひとまず2匹の幼虫を発見。 そのうち1匹は既に成虫になりました。 (もう1匹は残念ながら蛹化に失敗しお星さまに…)   その後、2羽の雌の成虫が 庭にやってきて、なんと産卵! 食草がスミレ科の植物なので スミレ類に産卵するのかと思いきや、 枯れ草とか岩などにまで産卵していて 意外にざっくりしているんだな、と思いました(笑…   先月は雨も激しかったので どれだけが生き残るか、スミレの葉を日々 確認しながら過ごしていたところ 先に収容した7つの卵のあと 次々幼虫を発見し、目下20匹以上に。   前回は孵化が遅く、冬に成虫になってしまい バタフライケージの中で一生を終えることに なってしまったので、 今回は成虫になったら みんな放してあげられると思い ほっとしているところです。   もともとスミレを絶やさないため、 そして蝶の生態の不思議さに惹かれて はじめたことですが、 恒例になるとはじぶんでも思っていませんでした。 ともあれ、今ケージに収容している幼虫たちが 1匹でも多く成虫になって巣立ってくれるよう、 お世話を続けていこうと思います。           * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *    < 日々是食べたい! … シャーベット > 
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暑い日が続いていますね。 個人的に、ここ数年 身体を冷やしすぎないように つめたいものを食べるのを 控えめにしていたのですが、 さすがにこうも暑いと 逆に冷やさないと 身体も気持ちも持たない…ということで つめたいスイーツ解禁!というわけです。   とはいうものの、 かき氷でも、アイスクリームでもない気分のとき シャーベットってぴったりだな!と この頃特に思うようになりました。   歴史をたどると、シャーベットは もともとは 氷入りの飲み物をあらわすアラビア語の シャルバートが語源だそう。 それがフランスでソルベ、となり シャーベットに。 かき氷やアイスクリームとの違いは 粒の大きさや 乳脂肪分などの含有率なのだとか。   老舗のお店のものから パッケージが愛らしいもの、 おうちで手軽につくれるインスタントミックスを つかったものまで、 フレーバーもさまざまあり 選ぶのもたのしい、シャーベット。 この夏は特に、お世話になることが多そうです。      
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rosysnow · 2 months
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シグナル
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 高校の最寄りで電車を降りて、通学路を歩いていると、同じ制服が流れる前方に、三橋の背中を見つけた。同じ電車に乗ってくるのだろうか、よくこんなふうに朝から三橋の背中に気づく。
 でも、あたしは、その背中にいつも声をかけられない。
 校門の手前の横断歩道が、緑色を点滅させて赤信号になった。もちろん、三橋はそれなら立ち止まるから、あたしはやっとその背中に追いついて「おはよ」と声をかける。
 背の高い三橋はあたしを見下ろし、「おー、野崎、おはよ」と答えてあくびを噛む。かわいい。
「寝不足?」
 どきどきする心臓を抑えて、そう問うと、「んー」と三橋は目もこする。
「奈津のとこからまっすぐ来た」
 けれど、三橋のその言葉でずきっと心が壊れそうにすくむ。奈津。美堂奈津。顔も知らないのに、あたしはその人を無意識によく知っている。「ふうん」と流しておいたのに、三橋ははたとして、慌ててつけくわえた。
「いや、何もエロいことはしてねえぞ!?」
 三橋を横目で見て、コメントはさしひかえた。
 うん。そうだろうね。幼なじみ、だもんね。
 でも、話を聞いてるだけで両想いって分かるよ。みんな分かってる。だから、あたしたちの高校でも、美堂奈津の高校でも、ふたりがつきあうまで秒読みなのは、有名な話。
 だから、あたしは、君にこの想いを伝えられない。
「お、青になったぜ」
 三橋はあたしの肩をたたいて、歩き出す。触れられた肩に伝わった、三橋の手の熱がじわりと軆に染みこんで疼く。何となく隣を歩いて、軽口を装って会話する。それだけで嬉しくて、心も軆も甘く痺れて燃えるようにほてる。
 隣に三橋がいる。咲ってくれている。熱くて、蕩けそうな感覚があふれそうになる。誰もが、三橋と美堂奈津を当然のように応援しているから、あたしはこの気持ちを誰にも相談できない。
 ひとりで抱えこむしかなくて、キャパオーバーでシグナルが発動する。赤が点滅する。報われない想いが降り積もる。いくらでも花びらがほろほろこぼれていく、赤い花みたいに。その重さが息苦しい。
 九月になったばかりの二学期、突き抜ける晴天はまばゆく暑く、まだまだ熱中症に警戒するようにスマホの天気予報に表示される。夏服でも制服は堅苦しくて汗ばむ。
 でも、夏休み中はあれだけ空を引っかいていた蝉の声はほとんどなくなった。夜には鈴虫の羽音が透き通る。風がゆるりと流れて、別に三橋が気になるそぶりを見せたわけでもないのに、制汗剤ちゃんと効いてるかななんて心配になる。
 すぐ高校に到着して、靴箱で男友達と合流した三橋は「じゃあな」とあたしに声をかけ、先に教室に行ってしまった。
 待って、あたしも──。
 ……やっぱり、それは言えない。飲みこんで、のろのろと靴を履き替える。
 三階の教室では、すでに三橋は友達の輪の中で笑っていた。カーテンが開けられた青空と白雲のパノラマの中で、いつも通りの教室の光景だった。
「野崎さん、おはよ���」と声をかけてくれるクラスメイトに声を返しつつ、三橋はもうおはようは言ってくれないよな、とあきらめて自分の席に向かう。
「彼女の部屋から出勤とか爆発しろ」
「いや、まだ彼女じゃねえし」
「『まだ』と言える余裕」
「やってること同じだからクロだわ」
「や、やってねえよ」
 三橋たちの会話が、耳を素通りしていく。ほんと、ばればれだ。三橋が美堂奈津に恋をしているのは、分かりやすいほど一目瞭然だ。なのに、何であたしは三橋をフラットに見れないのだろう。
 恋なんて、しなくていいじゃない。彼氏がいないと寂しいとか、そんなことは思わない。
 三橋に対して、こんな気持ちがなければ楽なのに。何で三橋が好きで、どうしようもなくて、こんなに求めてしまうのだろう。今の関係を壊したいわけでもない。口はきく程度の、わりと仲のいいクラスメイト。このいい距離感に、どうして満足できないの? なぜこんなにも三橋を遠く感じるの? 飢えて、渇いて、精神が消耗していく。
 四時間目まで教室で授業を受けて、お昼になった。三橋は朝と同じグループでお弁当を食べはじめる。そのお弁当を覗きこんだ男子は、「おー、愛妻弁当?」なんて問う。三橋は照れ咲いを見せてから、「まあなっ」と誇らしげにからあげを頬張る。
 友達と談笑している三橋の笑顔に、また赤く点滅する心。くっきりとこの心を赤く染めて、三橋にさしだしたらどうなるのだろう。
 いや、そんなのは見せることできない。あたしの赤じゃ、三橋は立ち止まってくれない──その真実に愕然とするだけ。三橋の脚を引き留められるのは、美堂奈津という彼女ひとり。
「んー、何だよ、野崎」
 不意に名前を呼ばれてはっと我に返ると、三橋がこちらを振り向いて首をかしげていた。
 やば。見てたのばれた。焦るあたしに、三橋はきょとんと無垢な表情を浮かべる。
 何か、言いたい。
 でも言えない。
 言っちゃいけないから、首を横に振る。
「ガンつけてたじゃん」
「つけてないよ、のろけにあきれてただけ」
「のろけって」
 三橋の友達も爆笑して、「マジのろけだよなー」なんて三橋の背中をたたく。
 心が、苦しい。赤いシグナルが痛い。点滅のたび、突き刺さって血飛沫が走る。
 午後の授業が終わった放課後、「じゃあな、また明日」とあたしの頭を小突いて、三橋はさっさと教室を出ていった。
 また、あの子に会って過ごすんだろうな。分かりきっているから、あたしは三橋を追いかけられない。呼び止められない。
 心が赤く点滅している。君への想いで、もう頭は故障しそうなのに。このシグナルは、絶対に君に届くことはない。
 FIN
【SPECIAL THANKS】 RED/杉野淳子 『SERIES SINGLE 1/4』収録
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20kitan · 5 months
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CoC「片鱗」HO殺人鬼 ※シナリオの重大なネタバレが含まれます
セリフ集
「かうかう」 「ぶ」 「うー、あ゛」 「カッコー、カッコー、カッコー」 「くじら、ヤギ、キツツキ」 「ここが地獄だ!ここで跳べ!」 「宙吊り、宙吊り、宙吊りで、かわいそうで、おれが埋め合わせしてあげたいと思うんだよ」 「あの家には行かれない」 「ううー」 「いい子、いい子」 「『行き過ぎろ、影』」 「おまえはもう十分耐えた。あれはただの育ちすぎたコウモリだ。やつらが自ら蒔いた種をおれが刈りとってやる」 「それに比べてどうだ? おまえときたら盗人の淫売……おまえの薄汚い血が薄まったおかげで衿迦や兄は出来がいい」 「邪悪! 老いぼれの古コウモリめ! 報いを受けろ!」 「でもおれは、どこにも行くところがないし、他にやることもないんだ」 「今日はいいことあった?」
◆身上調査書
姓名:ビスコ/房 必思可(ファン ビスコ) 愛称:ビスコ 年齢:23歳 性別:男 血液型:B型 誕生日:6月28日 星座:かに座 身長:198cm 体重:84kg 髪色:オレンジっぽい赤毛 瞳の色:茶色 視力:左右1.0 きき腕:右 声の質:ザラザラした掠れ声 icv山寺宏一 手術経験や虫歯、病気:なし 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):手足が長くて猫背 ゴツゴツしている 手が細長い セックス体験、恋愛、結婚観:なし 性愛感情がかなり薄い 尊敬する人:なし 恨んでる人:もういない 出身:衿迦から生まれた/中国籍を取得 職業:肉屋 将来の夢:まだない 恐怖:衿迦を守れないこと 癖:目を細める 舌を出す 酒癖:酒の味が苦手なので飲まない 特に酔っても顔に出ない
*交流向け 一人称:おれ 二人称:おまえ、あいつ 呼び方:下の名前呼び捨て 敬称をつけない
*概要
 蛇之目衿迦の同級生と家族3人の命を奪った殺人鬼。道徳規範を持たぬ怪物。正体は蛇之目衿迦が作り出した狂気の別人格であり、アーティファクトの力を得て肉体を持つ独立した存在となった。
*性格
 おおよそ人間が持ち得る道徳規範や社会的モラルを持たない破綻した思考回路の持ち主であり、目的を達成するために法律や禁忌を破ることにはじめから躊躇いのない人物。自身の写し身である衿迦を守ることに関しては普通では考えられないほどに献身的になるが、それ以外の人間や事象に関しては関心がかなり薄い。  感情表現は幼稚で素直だが、起伏は通常激しくはない。極端なほど口下手で、ほとんどのコミュニケーションを単語や短い反復によって行い、自分の考えを自発的に話すことは稀。意味のない喃語を交えて話し、関わる必要がないと思えば完全に相手をシャットダウンし、ひとことも喋らないということも平気でする。  これらはビスコ自身に「社会に混じって生活する」という能力が根こそぎ欠けていることに由来し、目の前で起きたことや他人の事情や感情を受け取って呼応することもなければ、常識的にこうしなければならないという基本的概念を持たず、相手に分かりやすく伝えるための工程をすっ飛ばすことで発生する。理解できていないわけではなく理解させる気がないといったほうが正しい。  このため知能行動に支障があると判じられることが多く、実際の知能テストをまともに受けることも不可能なためそのように分類されるが、実を言うと知能より性質の問題。今後社会生活をこなしていく上で変化する可能性はある。  大人しくぼうっとして反応が鈍い。何を考えているかわからない冷血で爬虫類っぽい性格である。衿迦に対してはどこまでも優しく、辛抱強いあたたかみのある部分が発露される。刺激しなければ無害な置物のようなもの。
*人間関係
 社会に馴染める人格の持ち主ではないため、衿迦と房芳と職場の店主くらいとしか基本的には会話をしない。初対面の人間からは不気味がられ、それらを払拭する努力もしないため遠巻きにされることが常である。一応必要があると思えば肯定、否定、疑問くらいは口にすることもあるようだ。
*家族関係、幼少期体験
 なし
*能力
 前述のとおり実は知能に問題はなく、高校卒業程度の学力知識は持っているものと思われる。計算問題などは難なくこなし、少々難解な文章も理解して読むことができる。問題はテストなどをまともに受けるために机に留まらせておくのが難しく、ビスコが意味を理解できないものには取り合わないため、数値的な判断は難しい。  現在は肉屋での食肉加工作業を行ってい��が、動物を解体するのに精神的に動揺することも落ち込むこともなく、生まれが生まれのために刃物の扱いに長けていることからなかなか向いており、慢性的に人手不足な職種のため重宝されている。特に楽しいと思ったことはないが、現在の仕事に不満はないようだ。  何時から何時までという括りでの仕事が難しいため、衿迦が出かけるときに一緒に出かけ、作業が終わったら帰るという出来高制を許可してもらっている。
*肉屋のポパイ
 牧場から一頭ずつ牛や豚、鳥を買い付けるため新鮮で安いお肉を売っている精肉店。店内作業がきついため職人が居付かず育たないことが目下の悩みだったが、重労働をあまり高くはない給料でやってくれるビスコが店員になり助かっているらしい。現在は店長(精肉作業と接客)、ビスコ(精肉作業専門)、バイト(接客と配達)の3人で運営している小さな町の肉屋。コロッケがおいしい。  ビスコはほとんど店長としか会話をしないが、特段ビスコの奇妙な人柄を気にしていないようだ。
*好きなもの 食べ物:チョコレート菓子、グラタン、コロッケ、ハンバーグ ケチャップとマヨネーズの味が好き 飲み物:カルピスなど乳酸菌飲料、ホットミルク 季節:夏 色:海の色、衿迦の目の色 香り:牛乳石鹸のにおい 書籍:銀河���道の夜 動物:あんまり出会ったことがない ファッション:丈が長い服 落ち着く 場所:海 愛用:肉切り包丁 趣味:クレーンゲーム 写真を見る 
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michikusadesign-23 · 8 months
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第二回 逍遥(TA ささき)
こんにちは!午前の授業を担当している院生2年のTA佐々木舞です。 今回は第2回目の授業の逍遥の様子を紹介します。
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私が道草した場所はエドウィンダン公園周辺です。 ちょうど駅に予定があったのでそのついでに散歩してみることにしました!
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家から出たところ、ガードレールの一部が木に埋まっているのを見つけました。この手前に新しいガードレールが立っているので埋もれているガードレールはもう役目を終えていることを感じて少し悲しさを感じたりもしました。 その手前のコンクリートを雑草が押し上げているのをみて、自然>人工(ガードレール)、自然<人工(雑草)という対比が面白いな〜と思いました。
この発見から自然物と人工物が影響し合っているものに着目して歩いてみました。
続いて川沿いを歩いていると厚着をして散歩している方がいたり、雪虫が飛んでいたりと、冬に近づいているのを感じました。
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停まった時計
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赤色のインクだけ色褪せたパネル
エドウィン団公演に入ると幼稚園児が散歩をしていました(かわいかった!)
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その様子を遠くから見ながら歩いていると誰もいない木の横に箒やバケツが立てかけてありました。多分これはエドウィンダン公園の落ち葉の清掃を行っている方が使っているものだろうと思うのですが、こんなに大胆に置いてあるのを見て驚きました。
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橋を歩いているといつも木だと持っていた衝立が石と金属でできた偽物だったのに気づいて衝撃的でした。
そしてその近くに石でできた机と椅子があったのでそこでノートを書きました。
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書いている途中に足元を見るとタバコやゴミがあっていつか誰かがここに座っていたことを感じました。
その足で帰宅をして撮った写真や記憶をもとに短歌を3首考えました。
1 16℃急いで出した初秋服 しわに気付いてばれないかひやり 2 間が持たず付けたたばこは灰となり 2度と元には戻らない様 3 塾帰りシェアして食べたゴミさえも 2人で過ごした時間の名残
それではまた!
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reportsofawartime · 7 months
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クリス・ヘッジズ: 私はアルジャジーラのアラビア語放送のスタジオで、ガザ市からのライブ中継を見ています。ガザ北部のアルジャジーラ記者は、イスラエル軍の激しい砲撃のため、ガザ南部への避難を余儀なくされた。彼はカメラを置き忘れた。彼はガザ最大の医療複合施設であるアル・シファ病院でそれを訓練した。夜です。イスラエル軍の戦車が病院の敷地に向かって直接発砲する。水平方向に長く赤色が点滅します。病院への意図的な攻撃。意図的な戦争犯罪。重病人や幼児を含む最も無力な民間人の意図的な虐殺。その後、フィードが死んでしまいます。 私たちはモニターの前に座ります。私たちは沈黙しています。これが何を意味するかはわかっています。力がない。水がない。インターネットがない。医療用品はありません。保育器の中にいるすべての乳児は死にます。すべての透析患者は死にます。集中治療室にいる人は全員死ぬでしょう。酸素を必要とする人は皆死んでしまいます。緊急手術が必要な人は全員死亡します。そして、容赦ない爆撃で家を追われ、病院の敷地に避難してきた5万人はどうなるのか?私たちもそれに対する答えを知っています。彼らの多くも死ぬだろう。 私たちが目撃しているものを表現する言葉はありません。 5 週間にわたる恐怖の中で、これは恐怖の頂点の 1 つです。ヨーロッパの無関心は十分に悪い。米国の積極的な共謀は計り知れない。これを正当化するものは何もありません。何もない。そしてジョー・バイデンは大量虐殺の共犯者として歴史に残るだろう。彼が殺害に関与した何千人もの子供たちの幽霊が、彼の残りの人生につきまといますように。 イスラエルと米国は、世界の他の国々にぞっとするようなメッセージを送っている。ジュネーブ条約を含む国際法や人道法は無意味な紙切れです。イラクでは適用されなかった。ガザでは適用されない。私たちは爆弾とミサイルであなたの近所や都市を粉砕します。私たちはあなたの女性、子供、老人、病人を理不尽に殺害します。私たちは飢餓と感染症の蔓延を画策するために封鎖を設置します。地球の「下等な種族」であるあなたたちは問題ではありません。私たちにとってあなたは絶滅すべき害虫です。私たちはすべてを持っています。もし私たちから何かを取り上げようとしたら、私たちはあなたを殺します。そして私たちは決して責任を負いません。 私たちは自分たちの価値観のために嫌われているわけではありません。私たちが嫌われるのは価値観がないからです。ルールは他人にのみ適用されるので、私たちは嫌われます。私たちには違います。私たちが嫌われているのは、無差別虐殺を行う権利を自分たちに傲慢に主張しているからです。私たちが嫌われるのは、無情で残酷だからです。私たちが嫌われているのは、私たちが偽善者であり、民間人保護、法の支配、人道主義を語りながら、160人の子供を含む毎日数百人のガザの人々の命を奪っているからです。 イスラエルは、数百人の死者を出したガザのアル・アハリ・アラブ・キリスト教病院爆撃容疑で非難されたとき、憤りと道徳的怒りで反応した。イスラエルは、この爆撃はパレスチナ・イスラム聖戦が誤って発射したロケット弾によるものだと主張した。ハマスやイスラム聖戦の兵器庫には、病院を襲ったミサイルの巨大な爆発力を再現できたものは何もない。ガザを取材してきた私たち人間は、このイスラエルの比喩を、不気味なほど何度も聞いてきた。彼らは常にハマスとパレスチナ人の戦争犯罪を非難しているが、現在は病院がハマスの司令部であり、したがって正当な標的であると主張しようとしている。彼らは決して証拠を提供しません。イスラエル軍と政府は息をするように嘘をつきます。 アル・シファで職員が勤務する国境なき医師団は声明を発表し、患者、医師、看護師が「銃撃を受けて病院に閉じ込められている」と述べた。同団体は「イスラエル政府に対し、ガザの医療システムに対する容赦ない攻撃を中止する」よう求めた。 「過去24時間にわたり、ガザの病院は容赦ない砲撃にさらされている。 MSFスタッフが今も勤務している最大の医療施設であるアル・シファ病院複合施設は、産科部門や外来部門を含む数回の攻撃を受け、複数の死傷者を出している」と声明には��されている。 「病院周辺での敵対行為はまだ続いている。 MSFチームと数百人の患者は今もアル・シファ病院内にいる。 MSFは病院への攻撃の停止、即時停戦、医療施設、医療スタッフ、患者の保護を緊急に改めて求める。」 ガザ北部とガザ市にある他の3つの病院はイスラエル軍と戦車に包囲されており、ある医師はアルジャジーラに対し「病院に対する戦争の日」だと語った。インドネシア病院も停電したと伝えられている。国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ガザにある36の病院のうち20病院がもはや機能していないと報告している。 イスラエルとワシントンの皮肉は息をのむほどだ。趣旨に違いはございません。ワシントンはただそれを早く終わらせたいだけだ。人道回廊?砲撃は一時停止しますか?これらはガザ北部の完全な人口削減を促進するための手段です。ラファのエジプト国境通過を許可された数台の援助トラック?広報ギミック。目標はただ一つ、殺して、殺して、殺して。速ければ速いほど良いです。バイデン当局者が話しているのは、イスラエルがガザの破壊を終えた後に何が起こるかということだけだ。彼らは、ガザ人が地区南部で避難所もなく野外で暮らし、食糧、水、医療の不足で死に至るまで、イスラエルによる虐殺は終わらないことを知っている。 イスラエルが地上侵攻する前のガザは、地球上で最も人口密度の高い場所の一つであった。北部の110万人のガザ人に南部の100万人以上のガザ人が重なったら何が起こるか想像してみてください。コレラなどの感染症が流行したときに何が起こるかを想像してみてください。飢餓の惨状を想像してみてください。何かをしなければというプレッシャーが高まります。そしてイスラエルは、パレスチナ人を国境を越えてエジプトのシナイ山脈に押し込むことを望んでいる。一度そこに行ってしまうと、彼らは決して戻ってくることはありません。イスラエルによるガザ地区の民族浄化は完了するだろう。ヨルダン川西岸の民族浄化が始まるだろう。 それがイスラエルの狂った夢だ。それを達成するために、彼らはガザを居住不可能にするでしょう。 もしあなたがガザのパレスチナ人で、武器を手に入れられたらどうするだろうか、と自問してみてください。もしイスラエルがあなたの家族を殺したら、あなたはどう反応しますか?国際法や人道法は抑圧者には適用されず、抑圧された者にのみ適用されるとわかっているのに、なぜそれを気にするのでしょうか?テロがイスラエルがコミュニケーションに使用する唯一の言語であり、明らかに理解できる唯一の言語であるなら、あなたはテロで言い返さないでしょうか? イスラエルの死の乱交はハマスを潰すことはない。ハマスというのは一つのアイデアだ。この考えは殉教者の血によって養われています。イスラエルはハマスに豊富な物資を与えている。
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kennak · 8 months
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https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2023/17/meat_of_wild_game_animals_should_become_safer-312780.html アカシカ、イノシシ、キジなどの狩猟肉は、食物の中でエコロジカルフットプリントが最も小さい食品のひとつである。これらの動物は野生で育ち、自然が提供するものを食べていて、それはつまり様々な環境汚染物質に暴露する可能性もあるということだ。さらに、野生動物は人畜共通感染症の病原体を媒介する可能性もある。ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の主導の下で今後4年以上設置される欧州ネットワーク「狩猟肉チェーンの安全性」は、消費者のための狩猟で得た狩猟肉に関連する健康リスクについての知見交換を促進する。「我々の目標は、この貴重な動物由来食品を、欧州、世界中で共に可能な限り安全にすることである」とBfR長官Andreas Hensel博士は述べた。「我々は化学的・微生物的リスクのどちらもできるだけ最小限にすることを目指している。」ネットワークは拡大中で、EU加盟国だけでなく、西バルカン���島、トルコ、英国、米国、ニュージーランド、オーストラリアなどのEU加盟国以外の諸国も網羅し、現在29ヶ国が含まれている。 4年にわたり、ネットワークの5つの作業グループが、狩猟と加工、狩猟肉の取引ネットワークと供給チェーン、様々な生物学的・化学的ハザードに焦点を当てる。これを達成するために、国家レベルの調査活動をまとめ、評価する予定である。学界、業界、政府機関からの利害関係者グループ及び最終消費者は、新たな知見に関する継続的な最新情報を受け取る。 ネットワークの中心的目標は、「森林から食卓まで」の生産チェーン全体にそって、知識を行動につなげるために関係者グループと直接協力することである。環境からの望ましくない物質環(境汚染物質)に関してだけでなく、狩猟用の弾薬から重金属、特に鉛が入ることを防止・削減することにも焦点を置いている。生物的ハザードは、狩猟肉の摂取を通して人に伝達する可能性がある旋毛虫幼虫などの寄生虫から、サルモネラ菌、ベロ毒素生産性大腸菌 (VTEC)を含む細菌性人獣共通感染症病原体、またイノシシのE型肝炎 (HEV)などのウイルスにまで及ぶ。 狩猟肉の加工や取引中に生じる可能性があり、最終製品を汚染する可能性のある化学的・微生物学的由来リスクも評価される。目標は、様々な地域のネットワークを通して得た科学的知識を広め、国境を越えて長期的な食品安全基準を調整することである。 ネットワークは、様々な狩猟や訓練の実践や、各国の狩猟肉の食肉検査や衛生に関する法規則や基準についての見識を集めることも目指している。野生製品の国境を越える取引の安全性基準を強化・統一するつもりである。さらに、ネットワークは、狩猟肉に関連するリスクや安全な取扱いについて、消費者を教育することに重点を置いている。最終的には、狩猟肉製品の消費者の信頼を支援できることになる。 「狩猟肉チェーンの安全性」は、欧州科学技術研究協力機構(COST)が設立した。 役立つリンク 安全な狩猟肉 COSTの活動(CA22166): https://www.cost.eu/actions/CA22166/ 狩猟肉に関するBfRの追加情報(ドイツ語) 鉛ベースの弾薬で打たれた狩猟動物の摂取に関するQ&A: https://www.bfr.bund.de/de/fragen_und_antworten_zum_verzehr_von_wild__das_mit_bleihaltiger_munition_geschossen_wurde-127659.html 狩猟動物の肉と狩猟の様々な側面: https://www.bfr.bund.de/de/a-z_index/wild-8512.html 狩猟肉の衛生: https://www.bfr.bund.de/de/a-z_index/wildbret-189787.html
2023-10-13 - 食品安全情報blog2
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mikoto7030 · 8 months
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❤️パピえれわぬ
あにまるっこ界 
綿動物門 
ぬいぐるみ綱 
わんこ形目 
ノーマル科 
えれわん亜科
えれわぬの幼犬期の姿。好奇心旺盛で遊ぶことが大好き。
「パピりばわぬは泣き虫で臆病だから、オレが助けてあげなくっちゃ‼︎」と思っている(だが彼が長じてわんこ類最強となることは知らない…)。お迎え途中で外へ出たがって暴れたり、えれわぬたちがイジワルした時に頭突きをかませたりしたのは、パピりばわぬが泣いたり悲しがったりするのをなんとかしたかったから。ちょうイイ子。
幼いので、五個の絵文字でお話しする。19わぬとみんわぬ、ふしょわぬを慕っている。前世の記憶はない。
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kjh-417 · 10 months
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mes possibilites aujourd'hui. 今日のわたしの可能性。   郵便物を発送する。   買い物に行く。   庭の水撒きをする。     台風一過。 ニュースなど観ていて 一時は北陸めがけて やってくるような進路予想だっただけに どうなることかと心配した。 被災された地域のみなさまには こころよりお見舞い申し上げます。 一日もはやく 安心して過ごせるようになりますように。   夕方、庭で水を撒いていて ラブラドリカの葉がなくなっていることに 気がついた。 これは…!とよくよく鉢の中を見てみたら ムチムチふっくふくの ツマグロ終齢幼虫が1匹。 そうかそうか、とケージへ収容。 まいったな。 ラブラドリカ、多年草なので 復活してくれると思うのだけど…。   夜には 虫の音が聴こえてくるようになった。 台風が去ったせいもあるのか 風がどこかカラリと、そして 少しばかりひんやりとしている。  
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patsatshit · 8 months
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先日までの暑さが嘘のように、朝晩が急に冷え込んできた。つまりイネ科の花粉が猛威をふるう季節の到来ということだ。秋の訪れを待ち侘びていた人も多いとは思うけれど、僕としては新たな地獄の始まりであり、定量噴霧式気管支拡張剤メプチンエアーを手放せない日々がしばらく続くことになる。幼少期から悩まされている喘息発作、子どもの頃はこの苦しさが続くくらいなら死んだほうがマシやと心のどこかでずっと思っていた。小児喘息に虚弱体質、運動場や体育館で貧血を起こしてぶっ倒れたことは一度や二度ではない。何を食べても太れない体質で、特に鳩尾の凹み具合は周りの友人と比べて自分は異常だと感じていたから、DeerhunterのフロントマンBradford CoxがAtlas Sound名義でリリースした『Logos』のアートワークを見たときには、いろんな意味でゾッとした。
(直視を躊躇う『Logos』のアートワーク)
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臨海学修、林間学習、修学旅行などの学校行事はどれも喘鳴に悩まされた苦々しい記憶とともにある。臨海学修のときは勇ましく遊泳するクラスメイトの姿を、タイミング悪く生理になった女子と一緒にボートの上から眺めていて、あのときの情けないような惨めな気持ちは未だに忘れられない。家族旅行の際も必ず夜になると喘息発作を起こしてホテル近くの病院で吸入や点滴の処置を受けていた。いつも横に付き添ってくれていた母親には迷惑をかけっぱなしだった。そんな訳で今月に入ってからは非常に体調が悪く、おまけに歯痛、腰痛にも悩まされて、夜中に何度も目が覚めてしまう。目覚めたときはいつも息苦しくて、慌ててメプチンエアーに手を伸ばす。吸入してしばらくすると呼吸は落ち着いてくる。そのままソファに虚脱して朝を迎える。朝ごはんを要求してくる猫のミューモと文鳥のピッピにご飯を与えて今度は子どもたちを叩き起こし、みんな揃って慌ただしく朝食を済ませて妻のゆきこと子どもたちを送り出し、仕上げに洗濯と食器洗いを済ませてタラウマラへと向かう。自分が家を出るときに「行ってきます」と言える相手が部屋にいることを心から幸せだと思う。ミューモ、ピッピ、ほんまにありがとう。タラウマラのシャッターを開けると朝からたくさんの修理依頼を受ける。整備を終えた自転車が次々に巣立っていく。Googleの口コミで「ここはダメ。自転車の質が悪い」なんていう書き込みがあるにもかかわらず、数ある自転車屋のなかで僕の魂のカタチを具現化したような特異チャリンコ屋を選んでもらえることを素直に嬉しく思う。
(自転車屋としてあるまじきレビュー笑)
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昨年末まで一緒に働いていたマリヲくんが退職した際に、自分のなかで掲げた目標がある。まずは借金を完済すること、次に前年対比で売上を向上させること、そしてタラウマラレーベルからの制作/製作を途絶えさせないこと。この三本柱については現時点ですべて達成できた。おまけに今夏に関しては遂にサラリーマン時代の月収も超えることができた。これはひとえにタラウマラを利用してくれる日々のお客さんと、支えてくれる友人や家族、そして自分の意地の賜物だ。ひとりになったとき、何人もの人から「大丈夫なん?」「もう作品づくりできないんちゃう?」と言われ続け���けど、そこは誰に何を言われようとも自分を信じた。人はみな簡単に「嫉妬」という言葉を口にするけど、僕が抱えているのはいつだって「嫉妬」ではなく純粋に「負けたくない」とう気持ちだけ。それも身近な存在に対してではなく、もっと巨大な資本とかムードとか慣例みたいなものに対して。そして何よりも自分自身に対して。でもやっぱり言うは易し行うは難しで、達成する為には精神も肉体も相当に擦り減らしてきた。大好きな少年漫画の『呪術廻戦』に倣って言うと、誰にだって呪力切れは起こり得るということ。そんな訳でここ数日は通院と服薬と寝不足でへとへとなんだけど、お客さんとの何気ない会話から元気をもらうことは、どんなときにでも不意にやってくる。自転車のタイヤについているバルブと虫ゴムを駐輪場でパクられたギャルのAさん、虫ゴム交換後の水調べでチューブにも穴を開けられていることがわかった。しかもパンク修理で補えないレベルのデカい穴。Aさんはマジかぁと叫んで、次のような事柄を捲し立てた。先月、福井県のとある宿に宿泊してからこんなことばっかり起こるんですよ、その宿は幽霊屋敷みたいなボロボロの宿で私が泊まった部屋の天井は人間の手形みたいな痕がいくつもあって、とにかくそこに宿泊してから不吉なことが立て続けにあって、お母さんはここで買った自転車で車に轢かれて全治6ヶ月の重症やし、こないだはカレー屋でカレー食べてたら異物混入してて、気づかずに奥歯で思いっきり噛んでしもうて歯が砕けたんですよ、もう最悪です、お祓い行った方が良いですかね?矢継ぎ早に繰り出される災難の深刻さとは裏腹に、Aさんの表情はなぜか明るかった。まぁ、お母さんは命に別状はないし、自転車も奇跡的に無事だったし、カレー屋の保険対応でインプラントにできるし、ちょっとラッキーかもって思ってるんです、とのことなのだが、どう考えても彼女の置かれた状況はラッキーではない。幸と不幸の帳尻が合わない。そもそも歯を失わなければインプラントなんて必要ないのだ。実際に彼女のスマホで宿の写真も見せてもらったが、確かにいまにも崩れ落ちそうな薄汚い天井のあちらこちらに人間の手形のような染みが点在していた。よくこんな部屋で朝まで眠れたね、と聞くと、私ぜんぜん霊感ないんですけど、このときはさすがに気持ち悪くて、霊を拒絶するには死と真逆の行為をしたら良いって誰かに聞いたことがあったので、めちゃくちゃAV観てめちゃくちゃSEXしました、だから結局ぜんぜん寝れなかったんですよ、と快活に笑う。僕も笑うしかなかった。チューブ交換しないといけないのはめちゃ痛いですけど、この話をお兄さんにできたので良しとします、またお母さんも元気になったら連れてきますね、そう言って颯爽とペダルを回転させるAさんの後ろ姿を見て、ギャルってマジで最強やな、と改めて感心したのでありました。
(Aさんの推しは星乃莉子さんだそうです)
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zdlmlq · 10 months
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08.13.2023の日記
子どもが帰ってきて、一週間ぶりに顔を合わせました。
どこかへ行く?と尋ねましたが、「雨が降るから」と返されて真っ直ぐ家に帰りました。一週間他の家で生活したことで我が家の異様さを客観視したらしく、着いてしばらくは部屋の片付けを始めたので私も付き合いました。
多くの家には食卓の下にR2-D2のクッキージャーなんて存在しないし、それはスターウォーズがすきかどうかなんて関係なく、そもそも食卓の下に何かが鎮座していることなんてないということをいつからか彼はおぼえていたし、おそらく、私が母親としてあらゆる意味で正しくはないことを(正しい母親、というのもまた辟易する言葉ではありますが)察するようになっていました。
私は別に自分が飲み歩いたり仕事をしたりして家を空けていることや、家族の他に親しい人間がいることに後ろめたさを感じることは一切ないのですが、家にいて、彼の話を聞きながらずっと上の空になっていた時や食事の支度も忘れて本のページを捲り続けたり、或いは考え事に意識が割かれて火にかけていた鍋の中身を丸ごと焦がしてしまうような時とても申し訳なくなります。母親というものはこんなに勝手に、子どもの前で一人になるものではないのでは、と思うことが。
『違国日記』で、槙生はちがう国に行ってしまうたびそれを朝に指摘されつつもそれでも"親ではない"槙生が、朝を引き取ったという前提があるのでそういうものですよね、と頷けるけど、私は何せ子どもの許可もなく彼を産み、共に住む他に選択がありようがない環境に置いているのにかなり近しい状態によくよくなるので、読んでいて胸の辺りがすーっ、と、冷たくなるような感覚になることがままあります。
槙生は、朝を引き取る際に
あなたを愛せるかどうかはわからない
でも
わたしは決してあなたを踏みにじ��ない
と言っていて、それがずっと印象に残っています。本当か?と何度も思いました。
子どもにとって、何度も踏みにじるようなことをしてしまいながら愛してくれる親と愛さずとも尊重してくれる大人のどちらが必要なのかは、客観的には簡単な問題ですが実際にはかなり複雑な話です。朝の母親は回想から読むにきっと"正しい母親"らしい横暴さで朝をあいしていたし育てていて、朝はその下で(だから、でも、なのに、でもなく)素直に育ちその横暴さへの不満や疑問をおぼえながら成長している中である日突然それを失い、代わって朝を人間として尊重しようと努めて、しかし当たり前に自分のことも人間として尊重してもらうことを求める槙生と暮らすことになるわけです。
正しい母親は大体が横暴、とまでいうと乱暴ですね、尊重しながらあいしてくれる人たちもたくさんいるとは思います、が、朝の母親のような人は全然珍しくはないと思う。その横暴さを子に押し付ける人たちの大抵は、それと同じくらい人として尊重されることを求めずに母親としての自分に一番の重きを置いているように感じます。実際それに慣れていた朝は保護者である前に人として振る舞う槙生に何度も戸惑っていて、その戸惑い方が子どもの同級生と私が話す時にされる反応にかなり近いものがあるので、あの本で、槙生に対して、私はずっと難しい気持ちになっていました。
子どもを尊重するということは難しいです。
相手の意思に重きを置きそれを尊ぶということは相手の判断力をこちらも、相手自身も信じているからこそ成立することのように思います。
本当に幼い子どもの意思を尊重した場合虫歯だらけになったり、毎日同じ服を着るようなことになりかねません。
朝はそれほどまでに幼くはなかったけど、おそらくはまだ尊重よりも肯定や指針が必要な年です。尊ばれるよりも頷かれたかったと思う。すきにしたらいい、ではなくて、すごくいいと思う、と、或いは、違う、こっちの方がいい、と断言するような存在が(たとえその判断が必ずしも正しくはなかったとしても)いるべきだった。
私の話ですが、子どもの進学に関わることで話し合っている時に「子どもの気持ちを聞いてから考えます」と答えた時、先生と呼ばれる人に「こういうのはお母さんが決めることですよ」と返されたことがありちょっと、驚きすぎて泣きそうになったことがありますが、それはたぶん、尊重という聞こえのいい言葉よりも専門知として、あらゆる判断を誰かに代わってする立場としての横暴さを自覚的なのか無自覚になのかはともかく、背負うことになった人には当たり前のことだったんだろうと思います。
それでも私はつい、子どもに判断を委ねます。
それは尊重なんてうつくしい態度ですらなく、彼に対して思考することをサボっているだけでは、とよく思います。
『違国日記』最終巻で笠町くんが自身の人との関わり方を衛星に喩える場面、槙生に
軌道を逸れて離れてしまうほうが衝突よりも怖いんじゃないか
と話すのですが 私はおそらく、子どもに対しても衝突よりも衛星の距離を望んでいるような気がします。
そんなことができるわけもないし、子どもの頃の私は周りの大人にそんなことを望んでいなかったのに。
最終巻の一つ前、十巻で朝は高校三年生なって子どもでなくなっていく自分がいつまでも槙生のもとにいられる訳ではないことを考え始めていて、それは私が朝と同じくらいの頃に家族ではない誰かと暮らすようになっていた時に思っていたことと重なりました。
大体の子どもは他の選択肢がない代わりに無条件に保護してくれる家族やそれに類似する大人のそばで暮らすけど、私はわりと早い段階でそうでなくなりました。幸い周りに恵まれていたので安全な環境は常にありましたが、そこには私を尊重してくれる人々はいても私に代わって判断をしてくれる人はいなかった。
それは元いた環境に比べて本当に安全で、恵まれていたしそもそもの環境にはそこにくわえて横暴な愛情さえ存在しなかったので(少なくとも当時はそう感じていたし、私の父にあたる人に「この家にあなたを愛する人はいないから」と言われたこともあり、その言葉にはとても説得力がありました)、しあわせを感じなければと思う反面ずっと不安でした。情緒は一切整わずでもその原因はあまりにもわがままで、言葉にするのが恥ずかしかった。そんな贅沢を口にしていい立場ではなかった。こちらが望めばそれを受け入れてくれる人たちがいる幸福ではなくて、尊重なんかではなくて、他に選択肢なんてないような絶対の場所がほしいのに、それがまるで見つからなかった。
朝のような素直さも持っていなかった私は結果その不安をよくない形でしか表せなくてものすごく多くの人たちに嫌な思いをさせたと思います。振り返ると、本当に、頭を抱えるような幼さでした。いくら子どもでも、するべきではなかったことをたくさんしたしちょっと、もう、あんまり思い出したくもない。
その点、朝は「さみしい」を声に出すことができる人だった。
愛せるかはわからない、愛せはしない、と言い続けていた槙生がそれでも最終巻で大きく変わったのはたぶん朝のその素直さが関係しているように思います。誰であっても、ではないと思う。いつまでも自分と比較しますが、私は実の母親にすらあいされない程の子どもだったので、おそらく槙生にあんなことを言ってもらえることはなかった。
槙生は、最後まで朝を尊重しかしていない。横暴な愛情でその選択を狭めるような言葉はずっと使いませんでした。
それでも、槙生と暮らす部屋が朝が望んではじめていることが許される場所からいつでも帰ることのできる場所に変わったことが最終巻では明確にわかります。
いてもいい、だし、いなくてもいい、のままだし、槙生はいてほしいとも口にしていない。
ただ、大切に思っている。
尊重を保ったままで、どこにいってもいい自由を強調した上で、そして自分が至らないままであることも認めた上で"それでも、それでも、それでも"、大切に思っていること。
それだけで朝にとって槙生が帰る場所になる、ということ。
それでもあなたか幸せでいてくれればいい
って言うと幸せでいなきゃいけないみたいだね
ときどき不幸せでもいいよ
ねー!!!
あなたのしあわせを願っている、ということが子に対する呪いになりはしないかとおそろしく思う私は「健康でいて」も「しあわせになって」もうまく言えません。いつも元気でなくてもいいし生き続けていればしあわせな時ばかりではないので、「どんなことになってもできるだけたのしく生きられるようにあって、長生きをして」というよくわからない声のかけ方をするようになっています。こんな言葉では何も言ったことにならないのでは、と日々思っていたのに、朝は、
なんで一言ただ私をあいしてるって言えないんだよ
と返していて、それは、槙生の相変わらずに慎重な言葉選びに苛立ちを含みながらはじめて、あいされていることを実感した声で、こんなまわりくどい言葉でも、汲み取ってくれていて、
私が子どもにかける言葉で果たして彼が汲み取ってくれるのかはよくわかりませんが、
槙生の言葉に子どもの頃の私が、朝の言葉にいまの私がすくいあげられて、もうなんだか、ずっと泣いてしまった。
ことを、子どもが帰ってきて思い出してまた読みました。『違国日記』
ねー本当にいい漫画ですよね。終わったことがとてもさみしいけど、あまりにもすばらしい終わり方だったのでずっとうれしいです。
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dryflower-forest · 1 year
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2023年5月4日
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 麦わら帽子を被って、最近買った青色アロハを着て、短パンにブーツで玉川上水沿いの林道を少し散歩。温かさを通り越して暑いくらいの陽射し。風も、五月の風も時折吹いていて、その度に飛んでいきそうな麦わら帽子を手で抑えた。飛ばされてしまえばよかっただろうか。どこへ?もちろんゴッホの夏へ。「君に握手を贈る」毎回決まって締めくくりにそう書かれていた彼の手紙。林道は木々の草々の、青空へと太陽へと伸ばされた夥しい緑の握手に覆われ仄かに薄暗く涼しく、地面へと落ちた木漏れ日を横ぎる揚羽蝶や紋白蝶の黒い影。ちょうど去年の今頃はドイツ人の作家シュナックが書いた「蝶の生活」という本を読み始めた頃で、様々な蝶の成虫幼虫の挿絵入りでその生態が博物学的に生物学的に紹介されているだけでなく、それぞれの蝶との彼の出会いや蝶を巡る幻想的な小説の章まである、蝶という生き物に対する虫網を持って野原を駆け巡るかつての少年そのままの純粋な愛と憧れと詩情に溢れたその本を鞄に入れて仕事の行き帰りや今日のような散歩の途中、時間を見つけては僕も蝶の影を追っていた、まるでシュナックの魂が乗り移ったかのように。
 ところで、「ゴッホの手紙」の中にも蝶が登場する。蝶ではなく蛾なのだけど、それは「死人の顔という蛾」で、
昨日は、死人の顔という珍しい大蛾を写生してみた。その色彩は、黒、灰色、陰影のある白や反射光のある洋紅色、かすかだがオリーブ緑色に転じた色で、たいそう大きい。  それを描くため殺してしまわなければならなかった。それ程蛾は美しかったので惜しかった。ーー硲 伊之助 訳「ゴッホの手紙 下」よりーー
背中に人間の髑髏の模様があるその大きな蛾の彼の素描を見たとき、これはたぶん半ばゴッホの想像或いは幻想で描かれた蛾の絵なのだと思っていたのだけど、その同じ蛾をシュナックの「蝶の生活」の後半の蛾の章で発見して僕は驚愕した。「死人の顔という蛾」は実在していたのだ。それは髑髏面型雀蛾(ドクロメンガタスズメ)という。
この蛾は埋没してしまった古代の夜の世界の最後の目撃者である。その恐ろしい紋章によってこの蛾は人間たちに死を、今なお存在する黄泉の国を思い起こさせる。ーー岡田朝雄 訳 シュナック「蝶の生活」よりーー
 煙草を吸う。照明は天井に二つ埋め込まれている小さな電球色のLEDだけで薄暗い、小さな動物や昆虫をペットショップで買ったときに小さな動物や昆虫が入れられる二つの小さな空気穴が空いているだけの小箱のように薄暗い喫煙所で煙草を吸う。ぼんやりと浮かぶ闇の壁にもたれ掛かって煙草を吸う人の顔、その唇の先から指の煙草の先から流れる揺らめく煙は千変万化の軌道を描き、天井へ、まるであの天井の二つの円いLEDの光から出ていくように、地獄の底から見上げた高く高く厚い厚い天井に空いている小さな二つの出口、ここの住人には決して手の届かない小さな二つの出口、窓、裂け目、地上への出口へと流れていく煙かのように、煙を糸のように吐いて、その糸が吸い込まれていく、決してわたしを引き上げてはくれない、わたしが吐いた蜘蛛の糸の流れの先を見上げるわたしはきっと今ルドンの気球の眼をしている、重力を、わたしが重力に縛られた存在なのだと、私は重いのだと、つまりは地獄の底に居るのだと気が付かせてくれる、そんな喫煙所、でもね、地獄の底にも光るものがあって、それは二つの光源のちょうど真下に二つ置かれている灰皿、銀色に鈍く光る灰皿、水の張られた皿を円く囲って覆う銀の蓋が鈍く光っている、大概は捨てられた煙草と煙草の灰の山に埋まっているその二つの目玉と瞳、だけど、たまに掃除の人が来ることがあって、そのときは捨てられた煙草も煙草の灰も綺麗に除けられて、だから銀色の眼球の真ん中に張られた水が二つの瞳のように浮かぶ、でも、その二つのお皿は煙草の脂や錆で焦げ茶や黒茶や赤茶や朽ち葉色に染まっているから、その二つの瞳は冬の池の底、その秋に散ったたくさんの落ち葉が静かに安らかに沈み込んでいる冬の池のようで、電球色のLEDに照らされて琥珀色に輝き微かに揺らめくその瞳は穏やかな午後の陽が射し込む冬の池の底のようで、髑髏面型雀蛾の羽根、身体の色合いはちょうどそんな色をしている。わたしの部屋が、今も少しだけ置かれているけど、百花繚乱のドライフラワーに埋め尽くされたら、きっと真夜中に窓を叩いて飛んで来るだろう、髑髏面型雀蛾。しかしそのとき彼が背中に乗せて持って来るのはいったい誰の骸骨だろう?それはきっとわたし自身の骸骨だ。ゴッホはあの蛾の背中に彼自身の骸骨を見たのだ。もう彼は居なかった。それからしばらくして彼は死んだ。でも、もう既に彼は居なかった。最後の方に描かれている彼の絵はまる���煙で描かれているようだった。彼は死んで、煙になってその煙が彼自身の最期、骸骨を見ていた。わたしもその蛾を見たときにはもう居ないのだろう。真夜中に窓を叩く風。わたしの居ないドライフラワーが咲き乱れたわたしの部屋の中を気ままに優雅に不思議そうに舞う髑髏面型雀蛾。
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わたしは わたしの居ない わたしの部屋で暮らしたい かつてそうだったように わたしは わたしの居ない わたしの世界を見てみたい かつてそうだったように
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