Da Graziella Pizzeria - ピッツァリア ダ・グラジエラ
最近はやっていると噂のピッツァリア、10区のお洒落地区Rue des Petites Écuriesの小さなイタリアンレストランを紹介します。
実は個人的にはイタリアンと言えば断然パスタ派、ピザはほとんど食べないので、この日もお目当てはパスタ、ピッツァリアに行くのにパスタ目当ての私(インスタでパスタメニューがあるのもチェック済み)。
着いてみると、看板は出ていなく、ウインドーに手書きの店名、こじんまりとした可愛らしい内装で気分が盛り上がります。
さてメニュー、イタリアンの食材を多々使用しているので、イタリア語が並んでいます。
ピザかパスタかわからないのでウェイターさんに確認、イタリア訛りのフランス語で親切に説明してくれました。
が、なんとなんと残念なことに今日はパスタは無し。まぁ仕方ないので、私はウェイターさんお勧めMarinara 2.0 (Tomate Piennolo-ナポリ産ピエノロトマト, Anchois-アンチョビ, Colatura-アンチョビソース, Ail-ニンニク, Origan-オリガン)、相方MはクラシックにMargheritaマルゲリータ(Tomate San Marzano DOP-サン・マルザノ・トマト, Fiordilatte-フィオル・ディ・ラッテ、モッツァレラに似たチーズ, Basilic-バジル)を注文して分け合うことに。
注文から5分足らずで大きなピザが運ばれてきました!早い、フランスでこの速さは奇跡。
超高温の釜で焼くらしく、焼き時間が短いらしいです。
生地は私好みの超薄。
さてお味は、アンチョビの塩気が良い感じに効いていて、ジューシーなトマトとよく合う!
とってもエレガントな風味。
Mのマルゲリータも一切れ頂きました。うんクラシックに美味しい。
コロナの感染拡大で、予約しても1時間しか居られないって聞いていたので食べ切れるか心配していましたが、サービスの早さもあり全然大丈夫でした。
もしかしてパスタだとこのスピードでサービスできないから今はパスタが無いのかな、と予想。
次はいつかパスタを食べに来ます!!
Da Graziella Pizzeria
43 Rue des Petites Écuries, 75010 Paris
http://www.dagraziella.fr/
編集 : K
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2月のお便り
まだまだ寒さが続きますが、春色の洋服が届いております。今年は早々とお召しになるのでしょうか。春のコートが飛びたっていきます。インスタ&ブログにアップする前に…。目下増産中ですので楽しみにしてください。
簡単ですが、写真と共に、商品のご紹介をします。
*春のワンピース(コートワンピ)。
*麻のメンズライクなパンツ。
*タートルのチュニック(wool)。白と組み合わせて軽やかに。
*シルクのアストラカン風コート。
*ニューヨークで見つけたcottonのコート。
*壁掛け用フタ付き小物入れ
・アリュメット…ホーロー/マッチ入れ/1920年代
・sel…塩入れ(美しい陶器)/アールデコ
・cafeやThé、砂糖等を入れたのでしょうか?…陶器に木ブタ/1900年代
*かご。日本のふるいものは手の込んだ作り。新入荷です。
#ランジュパース
#lange passé
#フランスアンティーク
#吉祥寺中道通り
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発酵の3日間@広川町kiburu。無事に初日を終えました。フルーツランド広川の秋の実りたちとお久しぶりの星野村ほしのほしやさいもご一緒に。お米の研ぎ水を用いた水キムチとヨーロッパの塩水浮かし漬けの乳酸発酵ピクルスたちは、新高梨と瀬戸ジャイアンツ、パプリカとトマト、白菜ときゅうりと大根、+紅芯大根、いろいろ茹できのこ、にんじんしりしり、食用菊もってのほか、星野村ほしのほしやさいの乾燥茄子、kiburuの自然農の畑の蜜柑。酒粕のクリームでは瀬戸ジャイアンツと無花果、ジャムのようにやわらかなレインボーレッドキウイ、ミニトマトの塩蜂蜜漬け🐝。白米で醸す米麴や麴でつくるいろいろと、豆乳ヨーグルトのスターター比べは、五色米、ローリエ、ローズマリー。乾物ヨーグルトは海藻サラダミックスといりこ、明日は切干大根も予定しています。ごはんは酒粕と三年味噌と大葉と葱と茄子のサモサ、生姜のアリュメットの米粉と豆乳ヨーグルトフリット、ライスペーパーにスプーンでくるくる塗る豆乳ヨーグルトであっという間に戻る生春巻きで中身はフルーツランド広川町らしく梨、無花果、レインボーレッドキウイ、ルッコラ、サラダ菜、パセリ、ミント、コリアンダーで爽やかな組み合わせ。島根の玉鋼や音の揺らぎと発酵のお話などもしています。いろいろ通じる面白さ。明日もよろしくお願いいたします。 いろいろ仕込んで育てて食べるを体験する 12/10〜16 発酵の7日間@福岡 のお知らせはこちらです https://instagram.com/p/Ba8pPPYAR8e/ #発酵の3日間 #発酵の5日間 #発酵の7日間 #麴 #麹 #糀 #豆乳 #ヨーグルト #水キムチ #乳酸菌 #ピクルス
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ビーガンバーガーショップHANK
パリで最近人気のお肉、ミルク、卵一切なし��100%ビーガン&オーガニックのハンバーガーを作っているお店に行ってきました。
お洒落な人が集まるマレ地区の店舗は、木目調のインテリアで落ち着ける雰囲気。
お洒落なパッケージに包まれたバーガー。
開けると、見た目は本物のお肉みたい、ジューシー。
パリで一番美味しいビーガンバーガーと言われているのも納得!
ソースにも深みがあって、自家製フライドポテトも本格派。
飲み物もソーダからワインまでオーガニックなものを取り揃えています。
バンズはプラス3ユーロでグルテンフリーに変えることもできます。
ビーガンだから足りないかもと思ったけど結構なボリュームでした。
ビーガンの人はもちろん、そうでない人にもおすすめです!
編集: K & M
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James Tissot
オルセー美術館にて「James Tissot 展 - あいま��なモダニティ」が9月30日まで開催中。
19世期、上流社会の人々を多く描いたTissot。
上品な顔立ちと高貴な装いを丁寧に細かく描写する作風により名声を得る。
裕福な家庭に生まれ幼少期からイギリスに興味を持ち、34歳の時には渡英している程のイギリス贔屓の彼の作品に描かれているエレガントな衣装は周辺の小物等も含め細部まで見惚れるほど美しい。
Tissotの絵画はどこか物語を語りかけてくる。
では一体どんな事が語られているのか、、、。
画家が構図の中に散りばめた要素から、物語を組み立て直すのは観客側の自由。
キャプテンの娘 (1873年) © Southampton City Art Gallery
例えばこの絵 「The Captain’s Daughter (キャプテンの娘)」を観てみよう。
歳の離れた2人の船乗りがテームズ川のほとりでリキュールを飲んでいる。
彼らが見ているのは、夢見がちな表情で双眼鏡を持っている若い女性。
ここで彼女の背景に描かれた男女に注目してみる。
橋の手すりに肘をついた男女の距離はとても近い。
そう、この絵は恋愛を語っているのだ。
Tissotは、一見して分かる意図は持たせないけれど、手がかりを見つければ筋は見えてくる。
画家は入念に、この若い女性の襟と袖の端をブルーのダミエ柄にしている。
2人の船乗りからは、これ見よがしにこの海上コードが目に入る。
このダミエ柄が海上で意味するのは「November」つまり「No」。
このNoは、若い船乗りから言い寄られているであろう、この女性の返事を表している。
絵が語り���けてくる物語に耳を澄まして鑑賞したい、James Tissot展。
編集: M
Musée d'Orsay
1 Rue de la Légion d'Honneur
75007 Paris
https://m.musee-orsay.fr/fr/accueil.html
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パリと言えばエッフェル塔がシンボルマークのフランスの首都。
花の都と呼ばれ、みんなオシャレでフランスパンを小脇に抱えちゃってるイメージ。
芸術の都でもあって、アーティストがたくさん活動している街。
ワインやチーズの味にうるさいフランス人達が集まるカフェ、、、。
なんだかとっても楽しそうな印象の街だけど、本当のパリってどんなとこ?
パリでの生活ってどんな感じなの?
パリを知り尽くした女性2人が、フランスで出会った個性豊かな人々、心に触れた出来事等をパリの自然な空気感と共にタイムリーにシェアするWebマガジン。
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インタビュー # 2
パリのアーティストにインタビュー第二弾 !
基本データ
・名前 : ポール ドゥニ キング マンジョル /アーティスト名 : Pehoz
・生まれた場所 : シュレンヌ (パリ郊外)
・住んでいる場所 : パンタン (パリ郊外)
・職業 : 音楽プロデューサー
アリュメット(以下、A) : どんなお仕事をしていますか?
ポール : 音楽プロデューサー。
A : どうして音楽プロデューサーという仕事を選んだの?
ポール : この職業を選んだという訳ではなくて、自然と興味を持って音楽の道に進んだんだ。ある日パソコンで音楽を作るソフトを見つけて、そこからリズムを作ることの楽しさに気付いて、当時住んでいた街にあった音楽スタジオに通ってパーカッションをやるようになったんだ。音楽に対する情熱と好奇心から自然とこの仕事をするようになった。
A : 自分の仕事で好きなところは?
ポール : 人との出会い、旅行、学ぶ事。音楽の作り方でも人それぞれのやり方があって、それを人と交流することが好き。
A : クラブで音楽活動���たり、映画や広告の音楽を作ってるんだよね。
A : どんな時に幸せを感じる?
ポール : 曲を作っている時かな。長時間やっていても、まるで一瞬のように感じる。それから僕の娘といる時。曲を作っていて娘が隣で見ている時なんかは最高に幸せ。
A : 今まで誰かにしてもらって一番嬉しかったことは?
ポール : 娘の誕生。娘の誕生が今までの自分の人生で一番素晴らしい出来事だから。
A : 娘さんは何歳?
ポール : 2歳半。
A : 今までに自分が誰かにしてあげたことで一番喜ばれたことは?
ポール : 通勤時に道にいるホームレスの人たちがいつも気になっていて、僕が手伝っている食品店の売れ残りを近所のホームレスの人たちに定期的に配って回っていたんだ。そしたらある日、その人たちがみんな集まって僕にお礼を言いに来てくれたんだ。それが最近一番感動したことかな。小さな行動でも変えられることはあるなって。
A : 特に(コロナによる)外出禁止期間の前後は彼らにとって食べるものを見つけるのは大変だったでしょうね。
A : 最近ハマってる事ってある?
ポール : お茶が大好き。最近と言うよりは前からずっとだけど。
A : 何のお茶?
ポール : 煎茶。ストレスを感じている時も、映画を観ながらも音楽を聞く時も飲んでる。以前は飲み過ぎて目が黄色くなって、お母さんにお茶を買うのを禁止されたくらい。笑。
A : 好きな言葉は?
ポール : Chill (リラックスする、緊張をゆるめる)。いつも言ってる。どんな状況にも対応できる言葉��から。僕の性格をよく表してると思う。
A : 好きな本は?
ポール : コミックスをよく読むよ。
A : どんなコミックス?
ポール : 一番好きなのは「 V pour vendetta」
A : あなたにとっての宝物は?
ポール : 僕の娘Jay。
A : 子供の頃の夢ってなんだった?
ポール : 消防士になる事だった。魅了されていたんだ。火を消して人々を助ける、、、防火服やサイレン、、、。でも朝5時に起きるのはちょっとね。笑。
A : じゃあ今の夢は?
ポール : 今現在、自分の夢を生きているんだと思う。自分が作った曲を人が聴いてくれて、旅行ができて、娘と穏やかな生活ができてる。この生活を続けていきたい。
A : 次のバカンスで行きたいところは?
ポール : 日本にまた行きたい。前回はコンサートの為の来日で、1週間しか滞在しなくて短かったから。
A : 日本で何をしたい?
ポール : 柴又帝釈天に前回行ってとてもインスピレーションを受けたから、もう一度ゆっくり見に行きたい。
写真 : 柴又帝釈天
A : あなたの長所を教えて。
ポール : クリエイティブなところ。スランプに陥ることはほとんど無いんだ。優しいところかな。あとは長所か分からないけど細かいところ。些細なことでも気になることがあるとそこから進めないんだ。全部がちゃんと終わってないと気が済まない、完璧主義なところ。
A : 好きな曲は?
ポール : J Dillaの「So far to go」僕の人生を変えたHiphopの曲。最初から最後まで完璧な曲なんだ。
写真 : J Dilla
A : 休みの日は何をして過ごす?
ポール : 娘と一緒にいる時はいつも公園とか外で遊んでる。1人の時は映画を見たり、音楽仲間以外の友達に会ったり。
A : 最近見て良かった映画は?
ポール : Joker。
A : 生まれ変わるなら何になりたい?
ポール : 猫になりたい。猫って自由気ままに生きていて王様みたいだから。
A : 隠してる特技ってある?
ポール : Hiphopダンス。
A : 今も踊ってるの?
ポール : パーティーとかで音楽が流れてくると友達と踊ったりする。18歳の頃みたいにね。
A : あなたにとって一番大切なことは?
ポール : 僕の娘と音楽。
A : 自分のことが好き? 誇りに思う?
ポール : アートって自分のことが好きで、自分を誇りに思って尊重していないと、自分のアートを発展させたり、人と共有する力も持てないと思う。
以前はミュージシャンの知り合いもいなかったし、郊外の倉庫で埃を被った楽器しかない状況から一人で全て始めた事を誇りに思ってる。そしてそれは僕の音楽の作り方に現れていると思うよ。
A : 最後に自分を表現する円グラフを書いてもらいました。
・ピンク- 愛
・深緑 - アート
・グレー - カルマ
・緑 - Jay ( 娘さん )
・青 - 創造性
それぞれ色が塗ってある部分は自分にとってまだ未知の部分。
今回もとても興味深いインタビューでした。特に円グラフの中に、まだ自分にとって未知の部分が入っているのが印象深かったです。
ポールの楽曲はこちらのサイトから視聴できます。
https://pehoz.bandcamp.com
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まるで千と千尋の世界🏮Gros Bao🏮
サンマルタン運河沿いを散歩中、ふと目に入った赤いランプの数々。
真っ赤な店内は千と千尋に出てくる食事処のよう。
見た瞬間にテンションが上がるこのお店は、店名の通りバオが有名な中華料理店。
バオとは、日本の肉まんのような生地にお肉や野菜を挟んで食べる中華料理の事。
このお店のバオはまさに肉まんの形。
特に印象深かったのは、椎茸と白菜のバオ。
とても深みのある椎茸の味付けがヤミツキになるお勧めバオです。
中華料理なので単品を色々頼んで、みんなでシェア。
スタッフの方々がフレンドリーで、メニューの説明も丁寧。
大きめのテーブルを予約して、大人数でパーティーをしても楽しそう。
サンマルタン運河を眺められる最高のロケーションで、みんなで美味しいバオをシェアしたら、きっと素敵な思い出に。
御手洗いまで可愛いインテリア。
Gros Bao
72 Quai de Jemmapes, 75010 Paris
https://baofamily.co
編集 : M
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パリについて知りたいこと、で頂いたご質問、 パリでピクニックするならどこがおすすめ?に今回はおすすめスポットをご紹介したいと思います! 私たちおすすめは、断然Canal Saint-Martin (カナルサンマルタン)。
カナルサンマルタンは、République (レピュブリック) から始まり、La Villette (ラ・ヴィレット)、その向こうのPantin (パンタン)市, Bobigny (ボビニー)市 まで続いている運河。
パリの中心地レピュブリック周辺は、バーやレストランがひしめき、食前酒を兼ねたピクニック、その後にレストランでディナー、なんてデートもできちゃうお洒落スポット。
もうちょっと北に進んでJaurès (ジョレス) 駅を越えてラ・ヴィレットに行くと、広々とした芝生にカラフルな遊具がたくさんあり、お子様づれにもおすすめ。
ラ・ヴィレット公園内には、Philarmonie de Paris (フィルハーモニーパリ) やLe Zénith (ル・ゼニッツ)、Le Trabendo (ル・トラベンド)、と様々なジャンルのコンサート会場があり、文化交流の場としても人気です。プラネタリウムや科学博物館もあり、子供から大人まで幅広く楽しんでいただけると思います。
運河沿いには自転車専用レーンが完備されているので、サイクリングピクニックをしたい方は、ラ・ヴィレットを越えてSeine Saint-Denis (セーヌ・サン・ドニ) の方まで足を伸ばしてみるのもおすすめです。
運河沿いに北西に20分くらい自転車を走らせると行くと、Parc de la Bergère (ベルジェール公園) があります。パリの喧騒をのがれてゆっくりしたい方にもおすすめです。
夏の週末にはこの辺りで音楽フェスティバルもあり、そんな夜は音楽好きのお洒落な若者がたくさんいることもあります。
運河を眺めながらのデート、みんなでわいわい、ファミリーで、シチュエーションに合わせて色々楽しんでくださいね!
来年の春先、ピクニックの季節が来る頃にアリュメットでピクニックスポット特集をしたいと思っていますのでご期待ください。
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モンソー公園
パリ8区の閑静な住宅街にある比較的大きく、緑あふれる美しいモンソー公園。
芝生が綺麗でピクニックやジョギングする人たちもたくさん見られ、広々とした遊具エリアは子供達で大賑わい。
生い茂る木々や幅広の遊歩道のおかげか、園内を流れる時間はどこかとてもゆっくり。
印象派を代表する画家クロード・モネはモンソー公園を題材に5作品を描いている。
Le parc Monceau (モンソー公園 ) クロード・モネ 1876年
Le parc Monceau (モンソー公園 ) クロード・モネ 1878年
数日前の投稿で注目��た画家James Tissot (ジェームス・ティソ)はロンドン時代所有した家に、このモンソー公園を模した庭を造らせている。
この庭からインスピレーションを受けた絵も多々あり、池の周りにそびえたつ列柱コロネードが確認できるものもある。
A Convalescent (回復期 ) ジェームス・ティソ 1876年
Jour Saint ジェームス・ティソ 1876年
モネやティソがどんな心境でこの公園を歩いたのか考えながら園内を散歩するのもまた楽しいのでは?
Parc Monceau
35 boulevard de Courcelles - 75008 Paris
編集: M
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クリスト&ジャンヌ・クロード@ポンピドゥセンター
ロックダウン解除後初のポンピドゥセンターに来ています!入り口がいつもの広場側とは反対、道路に面している方に変わっていました。
チケットは事前予約必須なので、そんなに混雑していない模様。
今のエクスポはクリスト&ジャンヌ・クロード。
夫婦でアーティスト活動をしていましたが、ジャンヌ・クロードは2009年に、クリストは今年の5月に他界しています。二人はなんと1935年の同じ日に、クリストはブルガリア、ジャンヌ・クロードはモロッコで生まれています。運命的。
あんまり知らない人にもわかるように簡単な概要を、とも思ったけど、実は私もそんなに知らないアーティスト!笑。
詳しい経歴はウィキさんにお任せするとして、私も知ってて一番有名なのは、ポンヌフを包んだ作品。
みたことありますよね?
では早速中に入りましょう。
最初に現れたのはドラム缶のインスタレーション!
1961年にパリ6区、Rue Viscontiにゲリラ的にドラム缶で壁を作り、パリの道を塞いじゃったそうです。
左ー当時1962年のインスタレーション
右ーポンピドゥセンターにて展示のインスタレーション
第一印象は、新たなるマルセルデュシャン!
しかも警察に捕まってしまい、数時間で撤去をすることになります。
許可降りなかったのにやっちゃった系です。
でも実はこの鉄の壁、1961年にベルリンに壁が作られたのを受け、それに抗議するために作ったそうです。
この一作品だけでもう興味深々、なんでパリに来たの?どんな人?質問がいっぱい。
実は彼、当時共産国だったブルガリアから逃亡、プラハ、ウィーン、そしてジュネーブを経由して1958年に宗教的、政治的にも自由なパリに入ります。当時はお金も無かったので、ジュネーブでたまたま知り合った人に紹介されてブルジョワ階級の方々のポートレートを描いて生計を立て、パリに入ってからも続けていました。
その縁でジャンヌ・クロード のお母さまのポートレートを手掛け、ジャンヌ・クロードと出会います!この出会いをきっかけに二人は人生のパートナーに、唯一無二のアーティストコラボレーターになりました。
最初にクリストのアトリエにいった時は怖くて怖くてしかたなかったわ!
と笑いながらインタビューに答えているジャンヌ・クロードの映像もありました。
なんで?それはポートレートを描く傍らひたすら物をビニールや布で梱包する作品を作り続けていて、アトリエはそんな作品でいっぱいだったから。
確かに怖い!奇人かも!?ってなりますよね〜。
Torse empaqueté (包まれた胴体) - 1958年
Empaquetage sur une table (テーブルの上の包まれた物) - 1961年
こんな作品があちこちに、ポカーンです。
なので近くでポンピドゥのお姉さんがガイドをしているのを盗み聞き。彼的にはこれは新しい彫刻、ほんの数分で布かプラスチックにロープだけで物を包む、再構築なんだそうです。
6才からひたすら描き続けたデッサンの技術があるからこそ、この光と影の出し方、このロープの這わせ方ができるんだそう。
公共の像も包んじゃいます。笑
個人的にこのエクスポで一番良かったのは、なんといってもポンヌフプロジェクトを友人でカメラマンのヴォルフガング・ヴォルツが撮影したドキュメンタリー映像!
このプロジェクト、現実化するのに10年かかっています。
ポンヌフは流石にゲリラではできないので、シラクさん(当時はパリの市長)に許可を求めて直談判しに行ったり、そのシラクさんに、パリ市民が納得しないよ〜って言われたら、パリの街中やカフェでこのプロジェクトの説明を市民にしたり。すごいエネルギー!
このプロジェクトはキャンバス上でしか見れないのか、と落ち込んだ時期もあったみたいです。
でも努力の甲斐あって、ようやく1985年に当時大統領ミッテランさんからの許可が降りました!!映像見ながら私も嬉し泣きです!
包んでる時の映像や、一般公開された時の観客のインタビューもあります。
えーなんでこんなことしちゃったのー!?ってびっくりしてるおばあちゃん、変なのーでも面白いねってクスクス笑いながら橋を渡る若者、賛否両論。
フランス語と英語があるので、是非全部見て欲しいです!
なんとクリストさん、もっと大きいプロジェクトも温めていて、それが2021年に実現されます。
ターゲットは凱旋門!60年近く前にアイデアを出して、ようやく来年。本当気が長いアーティストだわ。でも見れなくて悔しいだろうなぁ。
私も気を長くして来年この凱旋門を見れるのを楽しみにしてます!
Le Centre Pompidou
Place Georges-Pompidou, 75004 Paris
Exposition Christo et Jeanne-Claude / Paris !
公開中〜2020年10月19日まで
https://www.centrepompidou.fr/fr
編集: K
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パリを出てみよう - Paradou(パラドゥ)編
レストラン Le Bistrot du Paradou (ル・ビストロ・デュ・パラドゥ)
パリの情報はもちろんこれからどんどん上げていきますが、フランスのパリ以外の街もとっても素敵だし、皆さんにも知ってもらいたい!という思いからアリュメット新企画「パリを出てみよう」コーナーを作りました。編集二人がバカンスで行って良かったレストランや美術館などをランダムに記事にしていきます。
初回は南仏、Provence-Alpes-Côte d’Azur (プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール)。この辺りに詳しい友人に勧められたレストラン、Le bistrot du Paradouをご紹介します。
モッサンヌ・レ・アルピーユの隣町パラドゥにあるル・ビストロ・デュ・パラドゥはモッサンヌ・レ・アルピーユの中心から歩いて15分くらいくらいのところにあります。
着くと早速いい匂い、田舎らしく店員さんも豪快な笑顔で迎えてくれました。
席に通されるとそこにはすでに赤ワインのボトル。
ここ、メニューは60ユーロのコース1つのみで、お店オリジナルの赤ワインはなんとなんと飲み放題。嬉しすぎ!
おすすめのエスカルゴはバター、パセリにニンニクのベーシックなソースがたまりません、美味しすぎて残ったソースもパンですくってペロリ。
メインは日替わりで、この日はラムチョップ。
もちろんレアでお願いしました。
付け合わせのジロール茸のソテーとじゃがいものピュレー。全部美味しすぎてこれまたペロリ。
カロリーのことはこの際気にしないことにします。笑
次はデザートか、もう満腹だけどな、と思っていたら・・・。
ドーン!このチーズの盛り合わせ!
この中から好きなものを好きなだけ食べていいんです。
エスカルゴの時にパンを食べすぎてしまって後悔!でも頑張って1切れ2切れ・・食べましたがもうお腹が限界。涙
デザートももう無理そうだったので、食後酒に変えてもらいました。
おすすめをお願いしたら、このあたりのお酒、タイムを漬けたリ��ュールを持ってきてくれました。タイムのいい匂いで、お腹いっぱいだったけどスルスル飲めちゃいました。
どの店員さんも気さくでサービス、料理出しのタイミングも言うことなし!
この辺りに行く機会があったら是非行ってみてください。
Le Bistrot du Paradou (ル・ビストロ・デュ・パラドゥ)
57 Avenue de la Vallée des Baux, 13520 Paradou
https://www.facebook.com/pages/category/French-Restaurant/Bistrot-du-Paradou-251201064893399/
編集 : K
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インタビュー ♯1
ボンジュール!新企画、パリのアーティストにインタビュー第一弾。
編集Kとは個人的にお友達で御近所さん、フォトグラファーとして活躍する通称リュドの自宅兼写真スタジオを訪問しました。リュドの彼女も居て、アットホームな雰囲気でインタビュースタートです!
基本データ
・名前 : リュドヴィック イスマエル
・生まれた場所 : サン・クロチルド
・レユニオン(フランスの海外県)の首都の隣に位置する都市。
・住んでいる場所 : パリ18区
・職業 : フォトグラファー
アリュメット編集 (以下、A) : どんな仕事をしているの?
- リュドヴィック イスマエル (以下、リュド) :
ポートレート、ドキュメンタリー写真を撮っています。
A : なんで今の仕事を選んだの?自分の仕事で好きなところは?
- リュド : 元々は広告業界でアーティスティックディレクターをしたんだけど、なんか違うなと感じて、思い立ってオーストラリアに旅行に行った時に出会って撮らせてもらったアボリジニの人たちが僕の最初のポートレート写真で、彼らと出会って人生観が変わった。その時にもう写真しか��いと思ったんだ。
A : どんな時に幸せを感じる?
- リュド : 友達といる時。あとは仕事だと写真の仕事を受ける時かな。今自分の夢が叶ってる最中って思う。
A : 今まで誰かにしてもらって嬉しかったことは何?
- リュド : 難しい質問・・なんだろう?・・・・・・
A : じゃあ考えてる間に一つ質問、なんでパリにきたの?
- リュド : 16歳の時に家族で、両親の都合、お母さんの仕事がパリで見つかって。
レユニオンは冬にも20度はあるあったかいところだったから、最初にこっちに引っ越してきた時は本当に色々な違いにびっくりしたし、こっちの気候は辛かったなぁ。
A : 今はどっちがいい?
- リュド : 断然こっちがいいと思う。レユニオンもすごくいいところだけど、数時間で島を一周できるくらい小さいから島民みんなが知り合い。今の僕の年齢的にもカルチャーの面でもパリがいいかな。
A : 質問に戻るね、今まで誰かにしてもらって嬉しかったことは?
- リュド : 誕生日とか、友達がみんな来てくれて、集まってパーティーできたこと。やっぱり友達と一緒に居れることは嬉しい、あとパーティーもね!
A : じゃあ反対に、自分がしたことで誰かが喜んでくれたことは?
- リュド : 今までレユニオンとフランス国内しか知らなかったお母さんに初めての海外旅行、アムステルダム行きのチケットをプレゼントしたこと。
A : 最近ハマってる事ってある?
- リュド : ミュージック!200%!
*ミュージック好きが功を奏して、今はDJ Luçidとしても活躍されてます。
ミュージックをする部屋も見せてもらいました。
A : 好きな言葉は?
- リュド : 多分、Exactement (その通り) ! だと思う。
いつも言っちゃう!Tout à fait (そうそう) ! も。言うのが好き、言った時の満足感がたまらない。
A : 好きな本は何?
-リュド : Sebastião Salgado (セバスティアン・サルガード) の写真集 La main de l’homme (人間の大地 労働)。
本の表紙。左ーフランス語、右ー日本語
A : あなたにとっての宝物は?
- リュド : 宝物かー、なんだろう、
A : なんでもいいよ、物でも、インマテリアルでも
- リュド : うーん、ヴィジュアルアートかな。
A : 子供の頃の夢ってなんだった?
- リュド : ビーチアテンダントかライフガード!一日中海の近くに居れるから。
A : レユニオン出身感溢れる答えだね!
A : じゃあ今の夢は?
- リュド : 一生自由でいたいなーと思う。
A : あなたの長所を教えて。
- リュド : カメレオンで居れるところかな。適応性が高い。あとは完璧主義、長所かわからないけど。
A : 好きな曲は?
- リュド : わー難しい質問!ジャンル?一曲だけしかだめ?
A : 一曲か、アーティストでもなんでも大丈夫。
- リュド : じゃあアーティストで、Acid Pauli (アシッド・パオリ)。これを聞いた時、すごいって感動した、人生が変わった。
A : どんな音楽?
- リュド : エレクトロ。このアーティストの曲を聴いて、エレクトロ聞きたいって思うようになった。大発見。ワールドミュージックとナンシーシナトラのミックスとか、ジャンルを超えて音楽を混ぜてるんだ。めちゃくちゃインスピレーションが湧く。
*アーティストが気になる方はこちらから↓
www.acidpauli.de/acidpauli.html
写真 : Acid Pauli (アシッド・パオリ)
A : 休みの日は何して過ごす?
- リュド : 旅行、パリから出ること。フランス国内、海外いろいろ。週末だけだと海外は難しいけど。
あとは、自分のプロジェクトのアイデア出しとか。旅行しながらが多いかな。写真ももちろん、これも旅行しながらがいいな。
どっかのカフェテラスでゆっくりアイデア出し、至福の時だね。
A : 次のバカンスで行きたいところは?
- リュド : ナイス質問。COVIDなかったらってことだよね?
インドをバイクでロードトリップ。
A : インドは前に行ったことある?
- リュド : うん、1ヶ月居た。すっごく良かったんだ。次はバイクに写真スタジオを装置して、インドを廻りながら色んなところでストップして、現地の人たちの写真を撮りたい。
これも夢の一つかな。
A : 壮大で素敵なプロジェクト!
A : 生まれ変わるなら何になりたい?
- リュド : 動物でもいいの?
A : なんならバナナでもいいよ。
(インタビュー前の会話で、バナナが大好きって聞いていたので、笑)
- リュド : バナナだとちょっと人生短くなっちゃうよね!
このままの自分で、でも違う年代に生まれたいかな。70年代がいい。タイムスリップしたい。
政治的に難しい時代だったと思うけど、音楽やアートでは信じられない進化があった。
69年を体験したい、ウッドストックフェスティバルの初開催の年。
僕の中にこの時代の何かがあると思ってるんだ。僕が最も大好きなアートは全てそこに繋がっている。サイケデリック、音楽。ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスを体感したい。
A : 興味深い答えでしたね。では次の質問、隠してる特技ってある?
- リュド : (すごく嬉しそうに)スケートができる!!
A : レユニオンにもあるの?どこで覚えたの?
- リュド : いやいや、レユニオンにはないよ、パリで覚えたんだ!
A : あなたにとって一番大切なことって何?
- リュド : アートと愛、最後にはこれしかないと思う。
A : 自分のことが好き?誇りに思う?
リュド : うん、好きだし、人生でこんなに色々やってこれた自分を誇れると思う。
A : では最後に自分円グラフを作ってもらいました。
リュド : わかりづらいだろうから、説明するね。
・赤 - 他の全部の要素を蜘蛛の巣みたいに繋ぐライン。
・紫 - 神秘的なところ、ミステリアス、即興性、抽象的、直感。
・ピンク - 自分の中の女性っぽい部分。でもいつもじゃないから点線で。
・茶色 - 真面目なところ。ピンクと同じで時々な感じ。
・青 - 自然、僕のエレメントは水。
・緑 - こっちも自然、森とか山、自分のコンフォートゾーン、快適な空間から抜け出すこと。
・(グラフ上の空いてるところを指しながら)ここの空いてる部分はこれから埋めていく部分!
宗教観の違う国で生まれ変わりを聞くのはちょっと悩みましたが、初回から興味深い答えがあって、アリュメット編集もびっくりしていました。
早くCOVIDが終息して、インドでのプロジェクトが実現することを楽しみにしています。
彼の作品は下記のサイトからご覧ください。(英語のみ)
www.ludovicismael.com
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