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#ロバ刺繍
ichinichi-okure · 4 months
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2024.1.12fri_kyoto
お久しぶりの鷹取さんから、急だけど今日の日記書きませんかー?のお誘い。 (もちろん後日でもと言ってくれた) 前もってだと身構えちゃうので私も今日が良いですー!と返事したは良いけど、篭って製作していたので、(家からも一歩も出てない)何も書くことがないかもしれない…と、一瞬焦る。
今は、夜。お風呂に入ってストーブつけてポカポカの状態。あまり考え込まず、勢いよく今日のことを振り返ろう。と思う。
朝6:15。家族に起こされ、朝ご飯当番だったのでご飯をつくる。 (我が家は、ご飯をつくる当番は完全に半分こ) 昨日の夜、口内炎ができていた小2の息子は餅を一口食べるごとに顔が歪んで可哀想だったので、卵粥にした。味付けした挽肉のそぼろ。それをかける名もなき料理。 意外と好評で、おかわりないの?と聞かれた。食べれて良かった。 本人、時間気にしながら元気よく登校。 ロケットのように飛び出していく。家を一歩出たら決して振り返らない。
洗濯とか簡単な片付けをしてコーヒーを淹れたら、いよいよ製作タイム。私は、コーヒーの為に一日を迎えると言っても良いくらいコーヒーが好き。ミエポンプさんのありがたいコーヒーをハンドドリップではなく、機械に入れてもらう。機械でもちゃんと美味しくて最高。 作業は出来るだけ9時には、はじめるようにしている。今日は8:40にはじめられた。えらい。 9時過ぎることも多い。 家の人も自宅で仕事なので、製作中はお互い興味のあるラジオや音楽がかかる。
最近は、ドーナツをテーマにした刺繍をしてる。ドーナツを縫っていると、突然高まり、気づけばダンキンドーナツの歌を歌っていることが何度もあった。ドーナツを縫っている時、頭の中は、ドーナツ、ドーナツ、ドーナツでいっぱいなのに、どこにドーナツを買いに行ったら良いか分からない。ドーナツ迷子。(と、書きながらスーフルさんのも食べたいし、六曜社にも行きたいし、ミスドのハニーディップが食べたいなんて思いついていた) あと、委託販売用のも同時進行でつくる。 (ご縁があり、久しぶりに委託販売することに…! たのしみ)
お互い、黙々と作業。 時々、ガトの可愛さについて確認し、家の人にガトの可愛さを報告。
途中、家の人が打ち合わせでいなくなったので、何を聴こうか物色する。 平野紗季子さんのpodcast『味な副音声』の新しいのがUPされていたので、それを聴きながら製作。イナダシュンスケさんがゲストの回が本当に好きでリピートで聴いている。ロイヤルホストの回おすすめ。人の食への興味に影響を与える面白い番組。
黙々と作業。 合間、合間で、ダンキンドーナツの替え歌を歌う。
去年、忘年会モーニングはタイミングが合わず出来なかったさぶちゃんに、新年会モーニングしようー!と連絡。日々、家族以外の人と会わないで過ごしている私にとって貴重な時間。
黙々と作業。 合間、合間で、ダンキンドーナツの替え歌を歌う。
子が元気に帰宅。持ってる古銭を見せびらかしてくる。
何もない日と言っていたのに 日記がどんどん長くなってきた… そろそろ終わろうか…
この辺りで、鷹取さんから日記のお誘い。 今日、写真も撮ってないしどうしようかな?どこかで自然に撮れるタイミングを待とう。と、思ったけど、自然になんてタイミングは永遠にこないので、夜、映画を見てる時に膝に乗ったガトの後頭部を2度ほど激写。後頭部が可愛すぎて大変。 (映画は家族みんなで見れるホーンテッドマンション)
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ガト(うちの猫) いつもは、わたしが寝るの待って一緒に2階へ行くのに今日はもう寝室に行っちゃった。 今日も待ってくれてる ! って日記に書こうと思ってたのバレたのかも。
0:21だ おやすみなさい!
-プロフィール- ロバのアンテナ 京都 刺繍してる人 【web shop】https://robanoantenna.com/ 【Instagram】https://www.instagram.com/robanoantenna/
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votre--favori · 2 years
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⚚⚚⚚ 久しぶりに勢揃いなので🤳 ブレーメンの音楽隊風に♪♫♩🎶 ⚚⚚⚚ #刺繍 #刺繍作家 #刺繍糸 #刺繍アクセサリー #刺繍のある暮らし #刺繍小物 #刺繍ブローチ #動物刺繍 #手仕事 #針仕事 #手刺繍 #ビーズ刺繍 #リネン #アルファベットブローチ #embroidery #needlework #brooch #handmadeaccessories #embroideryartist #embroider #broderie #ロバ刺繍 #シマウマ刺繍 #ウシ刺繍 #ラクダ刺繍 https://www.instagram.com/p/CfQtSRAJyqw/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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bgmkyoto · 4 years
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ご応募、大変ありがとうございました! ・ #Repost @robanoantenna with @make_repost ・・・ . . 個展「家族」の作品購入の応募は本日の21:00をもって締め切らせていただきました。 ご応募頂いた皆さま、本当にありがとうございます🙇 (本日、ご応募頂いた方には明日の朝に返信させていただきますので、もうしばらくお待ちくださいませ🙏) . ご応募頂いた結果は、当選者の方のみ6/2(火)にご連絡させて頂きます。🙇 . 大変な時期での個展でしたが、支えてくださった皆さまも 本当に、ありがとうございました!🐟✨ . #bgmgallery #ロバのアンテナ #がま口 #刺繍 #刺しゅう #enbroidery ([ bgm gallery and shop ]) https://www.instagram.com/p/CA2ucBtFOZN/?igshid=ypba4cyqh5p9
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『ブレーメンへ(ロバ)』 ブレーメンの音楽隊の動物それぞれを一つずつのバッグに刺繍しました。 #教文館エインカレム #ブレーメンの音楽隊 #ビーズ刺繍バッグ #金沢ミチヨ #中島圭一郎金沢ミチヨ2人展 #embroidery #beadsembroidery #ロバ#craft #handmade https://www.instagram.com/p/BuWJr5nn9g0/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=12o5l89na5ml
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cotorito · 5 years
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[個展のご案内]
中村菜都子 版画展
「 雪のふるしま 」
会期:2019年11月9日 - 11月30日
時間:14:00 - 19:00/木土日-18:00
会期中のお休み:11/12、19、26
菜都子さんと初めてお会いしたのは、6月の或る日のこと。少し驚いたのを憶えています。というのも、その華奢で典麗なお姿からは想像もつかない、ご自身よりずっとずっと大きな、躍動感溢れる版画作品を創り出す方なのです。人のイメージというのは時にいい加減なものだな。と感じた瞬間でした。その細い腕から生み出された沢山の作品からは、女性らしい優しさや温かみの中に、芯の強さを感じます。菜都子さんのポートフォリオをめくるたび、ため息の出るような美しい作品が次々に飛び込んできます。版画に加え、刺繍やコラージュの繊細で奥行きのある作品。白、黒、金色のコントラストからなる美しい配色。その絶妙なバランスから目が離せず、次は何が出て来るのかとワクワクする高揚感でいっぱいになりました。
この度の展示では、テーマなど全て菜都子さんにお任せし、制作をお願いしました。こちらの空間に合わせた小さな別世界を作ってくださいます。
菜都子さんは、福島でも展示を行います。福島での作品を「風のふくしま」、新潟での展示を「雪のふるしま」とし、ふたつが対になるような展示をご提案してくださいました。
ここで言う「しま」とは従来のアイランドの「島」 の意味と日本古来の言葉で民居の集合の「シマ」 の意味を表します。「雪のふるしま」は間接的に川端康成の「雪国」と新潟を旅した際に訪れた佐渡島の影響を受けて制作をされております。それぞれにインスピレーションを受け、彼女が見たフィルターを通し、どのような形で表現されるのか。その作品の魅力に触れてください。
新潟では初となる展示です。是非、この機会にお出掛けくださいませ。
なお11/10は、菜都子さんご本人による「雪の想い出ワークショップ」を開催予定です。詳細は追ってお知らせいたします。
中村菜都子 | Natsuko Nakamura
東京生まれ。京都とロンドンに5年ほど暮らす。2017年春より、フランス・パリにある国際芸術都市にて1年間の滞在制作を開始。祖母の故郷、長崎を訪れたことをきっかけに、長崎の潜伏クリスチャンの文化に興味を持つようになる。彼らの数奇な運命を辿りながら、自分自身のルーツを探る旅をしている。
Born in Tokyo, lived in Kyoto and London for 5 years. From 2017 Spring, I have stayed at Cité Internationale des Arts, Paris France as an artist in residence. Since I visited my grand mother's hometown Hirado and the Goto Islands in Nagasaki, I begun to be interested in culture of Japanese Hidden Christian in 15-16 century. As following their harsh and faithful life, I explore and find my own way as an artist.
​Education //
ロンドン芸術大学 ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション
BA グラフィック & メディア専攻 イラストレーション領域 卒業
女子美術短期大学 造形学部 生活デザイン学科 金属工芸専攻 卒業
サウステムズカレッジ 幼児教育科 1年在学
Award // 
1995 川崎製鉄デザインコンテスト 佳作(粟津潔氏選)
2005 ANA「 私の青空」国際環境絵本コンクール 審査員特別賞(C.W.ニコル氏選)
2010 第16回 鹿沼市立川上澄生美術館 木版画大賞 入選
2010 第9回 LESSSEDRA WORLD ART PRINT ANNUAL 入選(ブルガリア���
2011 第31回 Mini print international of CADAQUES 2011 入選(スペイン)
2012 タンバリンギャラリー ロバミュージアム2012 ロバ大賞
2014 第20回 鹿沼市立川上澄生美術館 木版画大賞 入選
2014 第15回 イラストノート誌上コンペ ノート展 準大賞
2015 第6回山本鼎版画大賞展 入選
2016 タンバリンギャラリー ヒューマンミュージアム2016 上田三根子 CHOICE
2016 平成29年度(第18回) 女子美パリ賞受賞
2019 2019年度 女子美制作・研究奨励賞受賞
https://www.natsukonakamura.com/
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撮影:木奥恵三
https://www.natsukonakamura.com/
ことりと...
〒945-0011 新潟県柏崎市松波3-3-28
open 14:00-18:00/月水金 14:00-19:00
火曜定休
LaLa Call℡ 050-7128-9499
SMARTalk℡ 050-5899-3773
IP電話の為、時差がございますので長めにコールしていただけますと幸いです。
✉︎ [email protected] (24時間以内に返信がない場合、PCメールアドレス受信拒否設定をされてる可能性がございます。お手数ですがご確認をお願いいたします)
https://instagram.com/cotorito._/
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masanorijo · 5 years
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【イベント出展のお知らせ】 《小さなブローチ展》 ●会期 2019年1月25(金)、26(土)、27(日) ●OPEN 11時-19時 ●会場:ギャラリーポランカ (鹿児島市名山町8-8 リトルバードビル3F) ●出店者 (順不同) #徳永直子 (フェルト・陶) #中之間ともこ (布・粘土) #中原みお (缶バッジ・他) #なまけもの工房よしの (ガラス) #MAR (布) #mogu (刺繍) #launica (羊毛フェルト) #くるす屋 (陶・他) #更紗屋雑貨店 (ボタン) #城雅典 (磁器) ———————— ほぼつくりおろし、大体一点物で50点くらい出展します。 #小さなブローチ展 #exhibition #アクセサリー #ブローチ #ギャラリーポランカ #駄獣 #トナカイ #ヒトコブラクダ #ロバ #ヤク #ラバ #ゾウ #染付 #金彩 #磁器 #porcerain #masanorijo (名山町) https://www.instagram.com/p/Bs-NA_mH2xx/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=j5ubmuo4eifm
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loveandpepsi · 6 years
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Repost from @springmum09 @TopRankRepost #TopRankRepost . あと12日…↟ . #昭島ハンサムジャンク #刺繍#手刺繍#手仕事 #embroidery #ブローチ#brooch #ロバ#とり#ツバメ
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ateliersubaco · 7 years
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. . ロバさん🌼🐴🌼 . 今日は雨ですが、これからスイカ割り大会開催です🍉💧☔💧🍺 . . . . ******************************** 阪急百貨店うめだ本店 「うめだ半径1km MACHIまつり」内 期間限定 「Attic Days(アティックデイズ」ショップ ★とき★ 2017年8月9日~15日 ※最終日は17:00閉場 ★ところ★ 阪急百貨店うめだ本店 10階 うめだスーク中央街区 ******************************** . . #ateliersubaco #handmade#donky#brooch#handmadeaccessory#handmadebrooch#forest#felt#needlefelt##embroidery#大阪#阪急百貨店 #梅田#アティックデイズ#atticdays#ハンドメイド#羊毛#羊毛フェルト#ロバ#チロリアンテープ#チロリアン#刺繍#動物#うめだ半径1kmmachiまつり#atticdays
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micao-embroidery · 7 years
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ギャラリーハウスMAYAさんのネットショップで、先日の個展の原画3点を販売して頂いております。 イソップ物語の「塩を運ぶロバ」「ウサギとカメ」 グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」 http://www.gallery-h-maya.com/store/ #ギャラリーハウスMAYA #micao_embroidery #applique #antique #イソップ #ブレーメンの音楽隊 #グリム童話 #刺繍 #アップリケ #MICAO
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#Repost @sawako_purega (@get_repost) ・・・ ロバを久々に出して来て、ポートランド用に梱包。これはまだ刺繍を始めて間もない頃に作って、「ロバミュージアム」にて、tupera tuperaさんの賞をもらった、思い出深い作品。。 海を越えていってらっしゃーい👋👋 ・ I made this donkey about few years ago soon after I started to embroidery. And this donkey got "tupera tupera" award in ROBA MUSEUM. See you soon in Portland!👋👋 ・ #embroidery #embroidery_works #donkey #portland #nishinoumikajirou #hellogoodmorning
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ichinichi-okure · 4 years
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2020.5.24sun_kyoto
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8年過ごした京都を離れることを決め、最近は片付けばかりの日々で少し滅入っている。過去の記憶や記録は迷いがなくまぶしくて、いつだって今の私には手に余る。bgmでやった展示のスケジュール表、DMやフライヤー、展示の資料、芳名帳…。五条モール5周年のときにまとめた小冊子に寄せた文章も出てきた。
*    *    *
白川通りのお店を閉めてなんとなくぼんやり過ごしていた頃、五条モールに誘ってもらいました。 2015年の秋か冬ごろだったかな。
急に仲間がたくさんできて、賑やかで、忙しい日々が戻ってきました。ミルク王子やさとうさんと一緒に、bgmという素敵な名前のギャラリーをまたやることができました。ありがとう。
帰り道、梅湯の窓から聞こえてくる水音と桶の鳴る音。高瀬川の蛍にはしゃぎ、もしも屋でおいしいごはん、七ちゃんのアツアツたこ焼きをほおばる。狭くて急な階段、緑のタイル、蚊取り線香の匂い、オセロ赤い首輪と鈴の音。西日とすきま風。ブレーカーを落とし、いくつも電気のスイッチを切って帰り支度。うだうだどうでもいい話。
玄関の柱時計がコチコチといってます。
*    *    *
5月24日、日曜日。bgm最後の営業日の朝。いつも通りの朝。お天気。ゆず(柴)の散歩。 支度をして11:44発の5番のバスに乗る。銀閣寺を過ぎ、白川通の南の先、永観堂、南禅寺を通り、平安神宮の大鳥居をくぐる。バスは京都の名所を抜けて五条へ。40、50分かかってしまうけど、のんびり京都の街を眺めながら行くのがけっこう好きだった。バスを降り五条通から河原町通、高瀬川のほとりを歩いて五条モールへ。そろそろ蛍の季節だ、と思う。今年は見られるだろうか。
いつもだいたい五条モールには一番乗り。玄関のナンバーキーを開けて中へ。緑のタイルに柱時計。靴を脱ぐ。おばあちゃんちにでも来たみたい。bgmの入る五条モールは古いお茶屋の木造家屋を改装した小さな小さなショッピングモールで、バー、映像ギャラリー、雑貨店など、6つの部屋に個性的な入居者が集う。bgmがオープンしたのは2016年5月で、丸4年。週末金土日と月曜を開けてきた。
bgm最後の1日。
最後の展示は刺繍のがま口ブランド・ロバのアンテナさん。テーマは「家族」。宇宙人に連れ去られる恐竜の親子や、ウルメイワシの一家など、ユニークなモチーフが刺繍されたがま口が並ぶ。作家のハセガワタマ子さんとは、前のお店の時からの知り合いで、いつか展示をご一緒したいと思っていた。タマ子さんの作る刺繍がま口はかわいさとシュールさがなんとも絶妙のバランス。かわいいフォルムやぱかっと開く口、閉めるときのパチンという音ががま口の魅力だと思う。
最終日の今日はだんなさんと息子の葉くんも一緒でスタート。途中、一旦帰宅。
最初のお客さまははつみさん。1枚の布から色を付けて作る「布糸植物」と呼ぶ植物を模した飾りを作る作家さんだ。彼女が布で作る木の葉や花は本物以上に本物で繊細で美しい。
次にのぶさん。松竹で助監督やってる、とても人懐こい若者。
DMを見て来てくれた方、作家の常本さんと吉本さん、タマ子さんのお知り合いのさぶちゃんと娘さんふたり、ホホホ座山下さんの手紙を携えた谷このみ画伯、大歳さん、そのうちcafeで知り合ったおねえさん。もーりくん。
あきさん、きょっちゃんと彼氏さん、そのうちcafeのあさいさんとお客さんのしのぶさん、アンノウンのおかみ・さとちゃん。
おなじみの人も、初めましての方も、たくさんの人たちと名残を惜しんだ最後の1日だった。
19:00終了。撤収。ハセガワさんたちと一緒に、作品をしまい、棚を外す。釘やビスを抜いて穴を埋めて壁を補修する。この真っ白い何もない空間を私は愛おしく思う。まだ何者でもないけど、何にでもなれる空間。繰り返し生まれる。入り口のガラス戸に貼った、展示タイトルや作家名を記したカッティングシート。展示の開始に貼るときは、いよいよだなという気がし、最後に剥がすとこの展示も無事終了したという、区切りの気持ちがする。そして全ての作業が終わる。
結論。今までと変わらない1日だったということ。それがなによりなのかもしれない。
-プロフィール- 仲西加津美(52) 京都、もうすぐ大阪 bgm gallery and shop
@bgm.kyoto https://bgmkyoto.tumblr.com/
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scalysnail · 7 years
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白騎士の冒険 夢幻の闘技場 二
 冗談ではない、と思わず声が漏れた。一度、先帝たちから教わった偽の身元を伝えてもみた。が、証となるものを持っていないとしてあっけなく突っぱねられた。よしんば賠償を代行してくれる者が存在したとしても、連絡もつかないのにどうやって引き受けに現れるというのか。  だが役人はヴェルカンの抗議など聞こえないとでもいう風に顔を背け、それが合図とばかりに刑吏たちはヴェルカンの両腕を掴み、引きずっていった。
 続いて訪れたのは、さほど遠くはない、が、うらぶれた刑場よりもずっと賑やかな場所だった。巨大な天幕があちこちに並べられ、渦巻く人々の声は混ざり合って濁流にも似た重低音と化し、あたりを満たす。  役人たちは入場門を素通りし、張り巡らされた簡素な柵に沿って歩き始めた。引きずられながらぼんやりと眺めた人ごみ、その間から時折、檻のようなものが見え隠れすることにふと気づく。その中身は――
「商品の追加だ」
 素通りした入場門のちょうど反対側に設けられたもうひとつの入り口、というよりは柵の隙間から滑り込んだ役人たちは、そんなことを言いながらヴェルカンを巨大な檻に放り込んだ。尻を蹴飛ばされてつんのめった先にいた女が慌てて跳びのき、その拍子に痩せた老人に背中からぶつかり、二人まとめて転ぶ。  子供の背丈ほどの高さの檻の中には、既に大勢の人間が詰め込まれていた。あるいは不安げに見開かれた目で辺りを見回し、あるいはあらゆるものを敵意もむき出しに睨みつけ、またあるいは身の回りの全てから目を背けるように抱えた膝に顔を埋め。服装も年齢も人種もばらばらな彼らに共通するのは、手首にはめ込まれた錠前つきの鉄の腕輪。そしてまた、檻に入れられる直前、ヴェルカンも同様のものを取り付けられていた。
 先客たちの邪魔にならぬよう、柵に背を預けて息をついたのもつかの間、突然、背後から伸びた腕に顎を掴まれ、強引に振り向かされる。
「ほう、こいつは生きが良さそうだなあ」
 そう笑いながら柵越しにヴェルカンの顔を覗き込むのは腰に棍棒を下げた男。  力任せに振り払うも、それすらも笑い声で受け止められる。ふと、幼い日のことを思い出す。手に繋がれた縄に引きずられ、目の前の巨大な背中についていくしかなかったあの日。金貨の袋と引き換えに故郷を連れ出され、まったく見知らぬ他人に身を預けねばならなかった不安がふとこみ上げる。
 説明されるまでもなく、この場所が奴隷市場であることは分かった。『水龍の国が身柄を預かる』その意味を知り、舌打ちひとつ。  檻の外からはヴェルカンたちを興味深そうに見る客たちの群れ。そして彼らの間からは他の檻や高台に繋がれた奴隷たちが見え隠れ。  これで名実ともに奴隷騎士というわけだ。帝都で出会った騎士の顔を思い出し、自嘲と苦味がないまぜになった歪みが唇に浮かぶ。
 一度は騎士にまで登りつめた奴隷が、またしても奴隷に逆戻りしたわけか――
 かぶりをふってくだらない考えを振り払っていると、がたがたと音を立て、檻の戸が開かれた。短剣で囚人たちを遠ざけながら入ってきた奴隷商人が手を伸ばしたのは、先ほど転んだ娘。
「来な。新しいご主人様がお待ちかねだ」
 咄嗟に逃れようとして逃げ切れず、後ろ髪を掴まれた娘が驚きと泣き声がないまぜになった悲鳴を上げる。  娘の姿が、幼いころに目の前で引きずられていった姉に重なり、気が付いた時には奴隷商人に体当たりしていた。腰を屈めていたせいであっけなく体勢を崩した奴隷商人の手を掴んで捻り上げ、女を解放する。  純粋な義憤というよりは、これまで散々な扱いを受けた鬱憤が当たり所を見つけて一気に噴出した感じだった。思わずうずくまった奴隷商人に背後から馬乗りになり、さらに頭を掴んで床に擦りつける。  が、つかの間の抵抗は腕に走った鈍痛に頓挫した。騒ぎを聞きつけてやってきた別の男に殴られたのだと知ったのは、咄嗟に手を離し、檻の隅まで退避した後。
「この野郎、今度やったらその腕切り落としてやる!」
 地面にうずくまり、必死で空気を吸い込む男を助け起こしながら怒鳴るのは、こちらは握りしめた棍棒の他に腰に鞭を巻きつけた奴隷商人。  結局、娘はさらに現れた別の奴隷商人に連れ出され、ヴェルカンはもう一発殴られる羽目になった。  脇腹をさすりながら人ごみに紛れて消えていく娘の後姿を見やり、舌打ちしていると、同じ檻に入れられていた男のひとりがのそのそと這い寄ってきた。
「いきなり襲いかかるなんて、あんたもやるねえ」
 欠けた歯を見せながら愉快そうに笑う。あの女に惚れたか、なんでぶち込まれた、元は何をやってたと遠慮なく問うてくる。  生返事でやり過ごしていると、さして気にした様子もなく、檻の戸に目を向ける。  彼が言うには、今の娘は貴族の出であるという。  思わず驚きの目を向けると、男はまたしても笑った。今度は無知な若造への苦笑だ。
「おいおい、そう驚くことじゃなかろうよ。ふとした拍子に落ちぶれる奴なんざ身分を問わずいるさ」
 災害か、戦禍か、はたまたわきまえない贅沢か。望むと望まざるに関わらず、入ってくる分を出ていく分が上回れば身を持ち崩すのは貴賤に関わらぬ道理。
「かわいそうに、借金のかたに家財産根こそぎ持ってかれて、愛娘は売られ者。親兄弟とも泣き別れさ」
 可哀想とは言いながら男はさもおかしそうに腹を抱えて笑う。
「とはいえ女の子なのは幸運だったな。貴族の娘なんざ珍味だから、娼館にでも放り込めばたちまち満員御礼だろうて」
 胸が悪くなる話にため息ひとつを返事にし、さっさと話題を変えることにした。   問えば、男は以前の身分をこそ話したがらなかったが、自分は望んでここにいる、あの貴族娘とは違うと強硬に言い張った。
 聞けば、こういうことだ。
「買われりゃ少なくともおまんまと寝床にゃ困らんからな。うまく立ち回りゃ立身や恩赦も夢じゃねえ」
 奴隷は決して安い買い物ではない。買う側も自ずから慎重になり、手に入れた奴隷を大切に扱う。完全な所有物であり、徹底的に自由がないことを除けば安定した身分だ、というのが男の弁だ。
「東の帝国にゃ、騎士に叙された奴隷もいるって話だぜ」
 それはまさか……と問おうとして思いとどまる。
「そこまで成り上がれるのはよほど運の良い奴だろう。たいていの奴隷はそうはいくまい」
 言いながら、己は運が良いのだろうかと内心で自問する。思えば、吹けば飛ぶような貧農の子が皇帝の目に留まり、騎士にまで叙されるなど、あまりに出来すぎではないか。さらに、そもそものきっかけは皇帝時代の先帝が――
 わざとらしいため息が、ヴェルカンの意識を檻の中に引き戻した。
「あんたも夢がないねえ」 「そちらが楽天的すぎるだけだと思うぞ」
 言い合っていると、またしても奴隷商人が背を屈めて入ってきた。見れば、先ほど殴り倒した男で、ヴェルカンを見下ろす目は苦い。
「喜べ。お前を買いたいという奴が現れたぞ」
 おとなしくついていくのが癪で、ことさらに、ほう、と笑みを浮かべて見せる。
「そいつもお前みたいに痛めつけてやろうか?」 「そういう減らず口を叩くような命知らずが欲しいんだと。舌を失いたくなけりゃとっとと来い」
 一度は檻から引き出されたヴェルカンだったが、それも束の間、今度はずっと狭い檻に放り込まれることになった。  檻は痩せたロバが曳く馬車に載せられた。縄を握るのは白い服に浅黒い肌が際立つ小柄な男。商人らしく、荷車には包みや箱が満載で、荒い息で喉を鳴らすロバは今にも崩れ落ちそうだ。
「でかくて強そうな奴を、と注文を受けてたんだ。ぴったりのが見つかって良かったよ」
 振り返り、相好を崩す男の風貌は帝国では珍しい類のものだが、ヴェルカンはよく似た者たちを知っている。
「山の民が、こんな場所で商売をするのか」
 かつて出会った、深山の奥深くで弓を手に疾駆する生き様とはかけ離れた姿に、つい声が漏れた。そこだけ同胞の面影を残す、独特の刺繍を凝らした鉢巻の下から振り向いた大きな黒い目が束の間見つめてくる。
「山の子にも色々いるのさ。里人の中にもあんたみたいに売り物になる奴がいるようにな」
 奴隷として売られていく我が身を揶揄されたことに気づき、思わず口をつぐむ。   反論の言葉は渦巻く思案を巡らせる間に細かく砕かれ、喉から滑り出る時には苦いため息になっていた。
「濡れ衣なんだ。私は無実だ」 「そりゃお気の毒に」
 あっけらかんとした声音には同情のかけらもない。聞こえないように放った舌打ちで我慢し、ヴェルカンは声を潜めた。
「私を解放してくれたら、私を売るのと同じ値を出そう。いや、二倍……三倍払ってもいい」
 この言葉に、山の民の商人はつと足を止めた。  水龍の国の物価は詳しくないが、奴隷の値はどこもそう変わらぬはず。そう当たりをつけ、領地の財政状況と頭の中で天秤にかけてみる。三倍以上出すことになれば普段は甘い衛兵隊長もさすがに眉をひそめるだろうか。  必死に思案を巡らせるヴェルカンを黙って見つめていた商人だったが、ややあって目を逸らすと、再びロバの綱を引き始めた。
「長くこんな仕事をやってると、そいつの言ってることが本気なのか、その場しのぎの言い逃れでしかないのか、結構わかるようになるんだよ」
 いくぶんの間を置いて出てきた次の言葉は、ロバのひいひいと軋むような息に半ば紛れてしまっていた。
「あんたは嘘はついてないんだろう。金もあるだろうし、その金を約束通り支払うくらいは義理堅そうだ」 「それでは」
 一瞬の沈黙ののち、商人は唐突に話題を変えた。
「あんた、商売でいちばん大切なことはなんだと思う?」 「より大金を稼ぐことじゃないのか」
 この回答がお気に召した様子で、山の民の口が三日月の形に跳ね上がった。
「それもそうなんだけどね。そのために肝心なことがあるんだよ」
 首をひねり、考え込むヴェルカンの姿をひとしきり堪能したのち、商人は勿体ぶった口調で「信用だよ」と告げた。
「商いといったって、ほとんど使い走りみたいなものさ。だが俺だって、最初から奴隷みたいな高級品を任されてたわけじゃない」
 通常の商店とは異なり、客や他の商人から注文を受けてから品物を調達してくるのが男の生業。元手もなく、駆け出しの頃は安い雑穀やガラクタ同然の古物を端金で運ぶ日々だったが、そのなかでも守っていたことがあった。
「麦の一粒、端切れ一枚に至るまで、寸分違わず送り届けた。一度の間違いも誤魔化しもしたことがない」
 同業には商品の数を誤魔化したり、安価な粗悪品を混ぜることで上前をはねて小銭を稼いでいた者もあったが、そういった悪事はえてして思いもよらないきっかけで露見して、そういったことをしていた者はえてして落ちぶれた。  そんななか、毎回正確に注文通りの品物を持ってくる商人は少しずつ顧客の信用を勝ち取り、次第により多くの客がより貴重な商品を任せるようになっていった。例えば宝飾品、例えば魔法の品、そして例えば奴隷――
「こいつに任せれば安心だ、こいつなら損はしない――商売するのも人間だからな。最後にモノを言うのは結局のところ、相手に対する感情なのさ」
 しみじみと述べたのち、再び芝居がかった仕草でヴェルカンを振り返る。浅黒い肌に白い歯が映えた。
「そんな積み重ねがあって、今あんたと話しているって次第さ」 「信用、ね……」 「もしあんたを逃せば、俺は何年もかけて積み上げてきた顧客の信用と、この先何年も請けるはずだった仕事と稼ぎを一気に失うんだ。その分もあんたに払えるかい」
 何も言い返せず、ヴェルカンは唸ったが、相手はそもそも返事を期待していたわけではないようだった。「逃がしてはやれないが、助言ならできる」とさらに話題を変えた。
「ひとつ、誰でもいいから信用を勝ち取ること。も���ひとつは、信用してくれた相手を決して裏切らないことだ」
 それは奴隷にも当てはまるのだろうか。問おうとして、そもそも無意味な質問であることに気付く。
「……忠告、痛み入る」 「ま、せいぜいがんばんな。応援してるよ」
 やがて馬車は魚の旗が彩る城門を抜け、町へと滑り込んだ。街並みを眺める気にもなれず、檻の硬い床に寝そべって見上げた空を切り取るは噂に聞く石の壁。死者の国を思い出すが、精緻な彫刻は複雑な陰影をヴェルカンの顔に投げかける。がつがつと無遠慮に背を打つ感触は石の道を進んでいるからだろうか。
「さあ着いたぞ。ここがあんたの新しい家だ」
 そんな言葉とともに檻の鍵が開けられた。痛む尻をさする間もなく伸びてきた二本の腕に捕まり、引き出される。  目の前にそびえるのは、それはそれは巨大な建物。見上げる分には全貌は定かではないが、緩やかな弧を描く壁面は帝都の闘技場を彷彿とさせる。  同時に衛兵隊長から聞かされた、本物の殺し合いを供するという劇場の話を思い出してしまい、口の中が苦くなる。  思わず振り返ったが、金貨の袋を弄びながら去っていく山の民の商人はヴェルカンの姿を見ようともしなかった。
 半ば予想通り、建物は闘技場であり、ヴェルカンは闘士として売られてきたのだと知れるまで、そう時間はかからなかった。  薄暗く黴臭い控室はそこそこ広い部屋ではあったが、ヴェルカンを始め所在なく見回す大勢の男たちで立錐の余地もない。  身じろぎや咳払いばかりが響く時間が過ぎ、やがて新たにひとりの人間が現れた。  派手なマントで身を飾った彼は興行師を名乗り、男たちを裸に剥くと一列に並べた。
「お前、強そうだな」
 最初に声をかけたのはいちばん端に立っていた男。中背ながら古傷に覆われた肉体は筋骨隆々、髭もじゃの顔も厳めしい。
「傭兵をやってた。二十人は殺した」
 そう言って浮かべた表情は、笑うというよりは牙を剥き出した獣の様相だったが、興行師は「志願組か」軽く鼻を鳴らしただけだった。
「安心しろ。二一人目に殺されるように試合を組んで、その業深い人生に幕を引いてやる……お前は?」
 続いて隣に立っていた男。傭兵以上に逞しい体つきと、妙に生白い肌がちぐはぐだ。
「あの、鉱夫をやってました」 「殺しの経験は?」 「いえ、ありませんです」
 いかにも朴訥そのもの、自分がなぜここにいるのか分からないといった風情の大男を上から下までひとしきり眺めた後、興行師は手を伸ばしてその肩を叩いた。
「鉱石と人間の頭はどちらが硬いか、試してみるんだな……次!」
 闘士たちに順番に声をかけていく興行師は、やがてヴェルカンの前に立つと、その引き締まった体をじろじろと観察し、最後に灰青色の目を見上げた。
「何ができる?」 「歩く死体の軍勢と渡り合った」
 軽い気持ちで口走り、直後、かつてまみえた地下王国の民たちを侮辱しているような心地になり後悔する。  だが興行師には気付かれなかったらしい。あからさまに顔をしかめ「死体だぁ!?」と頓狂な声を上げた。
「いい加減な事ぬかしてんじゃねえ。白騎士ヴェルカンでも気取ってんのか」
 今度はヴェルカンが驚く番だった。
「なに、白騎士だと」 「知らんのか。東国の騎士を歌った詩だ。巨人退治やら秘宝探索やら、いくつもの大冒険を果たした英傑さ」
 自身が詩になっているなど、寝耳に水だった。絶句している騎士本人など気にもとめず、興行師は詩の一説を暗唱し始めた。
「高らかに名乗る騎士、怪物の雄叫びをものともせず槍を振るう。白い鋼の矛先は巨人の喉を貫きて、穢れの血を……」 「やめろ!あんな奴の話など、聞きたくもない!」
 古傷を岩塩で抉られるような心地に思わず声を荒げたヴェルカンに、興行師は初めて驚いたような顔をした。
「なんだ、知ってるのか」 「知ってるとも。剣を振り回して暴れるしか能のないろくでなしさ」
 唇を歪めてみせれば、目を三角に吊り上げた興行師はヴェルカンの胸を何度も指で突いた。
「咎人だか捕虜だかしらんがな、しょっぱい売られ者の剣奴風情が、知ったような口をきくんじゃねえ!」
 罵詈雑言の限りを尽くした後、他の闘士たちの視線に気づいたらしい興行師の熱が瞬く間に引いた。
「俺様相手にここまで吹かしたクソ度胸は買ってやる。覚えてろ。次だ!」
 全員に声をかけ終えると、興行師は闘士の間を行ったり来たりしながら声を張り上げた。
「ここがどういう場所かは知っているだろう。名高い水龍の王国の劇場だ」
 あるいはお前たちの中にも以前客席から砂場を見下ろしたことがある奴がいるかもしれない。が、今度はお前たちが観客どもに見下ろされながら派手に殺し合いをする番だ。
 一息に言い切り、反応を伺うように見回す。大げさな仕草で振り返った拍子にマントが大きくはためく。
「何の因果でこんな場所にやってきたのか、興味はない。俺を恨もうが憎もうが大いに結構。斬り合いが嫌というならそれも構わん。対戦相手の手柄になってもらうだけだ」
 男たちは沈黙を保ったまま、それでも興行師の一挙手一投足を見逃さぬよう目で追いかける。
「ただし、勝てば金は手に入るし、奴隷として惨めったらしく這いつくばるはずだったお前たちが大勢の人間から畏怖されることになる。  ……どうしたいかは自分で決めろ。舞台の上だけがお前たちの自由だ」
 以上、の言葉で締め、もう一度居並ぶ男たちを見渡す。やはり誰ひとり何ひとつ口にすることはなく、互いにちらちらと視線を交わすばかり。  やがて興行師が退室してしまうと、どこからともなくため息が聞こえた。
「俺たち、とんでもないところに来ちまったな」
 誰の放った言葉か、詮索するのは無駄だろう。ヴェルカンも同じことを考えていたところであったし、他の者たちもおそらく同様だろうから。
 翌日、鍵付きの狭苦しい宿舎で眠れぬ夜を明かしたばかりのヴェルカンは、早速試合に組み込まれた。やはり興行師の不興を買ったのがいけなかったか、などと考えている間に、雑用係の手で合わない防具が着せられ、古びた戦槌が手渡される。
「もっと大きめの鎧はないのか。それに剣か槍の方が得手なんだが」 「試合が終わったら選ばせてやるよ」
 軽口に同程度の軽口で返され、やや憮然としていたところに、呼び出しの鐘の音が響いた。  今更じたばたしても始まらぬ。せいぜい全力を尽くすまで。  一度深呼吸をすると、ヴェルカンは控え室を飛び出した。
 闘技場は帝都のそれと同じく、中心に穴の空いた円柱形をしている。中央の穴はいうまでもなく闘士が命がけで戦う舞台、円柱の上部は観客席だ。そして選手の控え室は観客席の真下、“穴”とは短い通路を隔てられただけの場所にある。そのため、控え室から一歩外に出ただけで群集のざわめきが耳に届いた。
 おぞましい殺し合いの見せ物を心待ちにする声だ。
 重い戦槌を手に階段を登ると、待っていたように鎖を巻き上げる音が響き、巨大な落とし戸が一気に開いた。
 刹那、凄まじい光と音が押し寄せて体中を満たし、ヴェルカンは息を飲んで立ち尽くした。  やがて体に感覚が戻ってくると、ヴェルカンはぎらつく陽光が降り注ぐ闘技場に立っていた。様々な理由で地面が汚れても容易に交換が可能なよう砂利が敷き詰められた広場、その一段上のぐるりを取り巻く盆地型の観客席は今、老若男女様々な人間に埋め尽くされている。そのすべてから上がる歓声がぶつかり混ざり合って増幅され、場内に音の洪水と異様な熱気を生み出していた。
「さあさ、皆さまお待ちかね!本日も血沸き肉躍る闘技試合の時間がやってまいりました!」
 高らかな司会の声に合わせて再び歓声が上がる。  砂場の反対側に立つは対戦相手。昨日、薄暗い控室で元傭兵を名乗った男は古傷だらけの筋肉を防具に包み、鋭い刃を植えた手甲を掲げて歓声に応えている。
「何やってる。お前も愛想のひとつも振りまくんだよ」
 目を白黒させて突っ立っているばかりのヴェルカンに業を煮やしたか、壁に並んだ小窓から興行師の叱咤が飛ぶ。  慌てて拳を突き上げると、観客席のどよめきは一層激しさを増した。
「今回、命を賭して闘うはこのふたり!この地の砂を初めて踏んだ新兵なれど、いずれ劣らぬ百戦錬磨の古強者!」
 傭兵の方はすでに準備万端といったおもむき。歓声に合わせて拳を振り回し、雄叫びを上げる。
「いいぞ、あの生白いのをやっちまえ!」 「お前に賭けてるんだ、負けるなよ!」
 そんな野次が飛び交い、人々の歓声や足踏みが音の濁流と化して全身を揺さぶる。感覚が麻痺しかかった頭蓋は、ともすれば今から殺し合いを始めるのだということさえ失念しそうになる。  それは傭兵も一緒なのか、あるいは元々荒事を好むタチなのか。面甲の下で白い歯を覗かせて吼える大きな口からは判然としない。
「さあ戦士たちよ武器を取れ!存分に引き裂き、切り刻み、叩き潰すのだ!」
 司会の宣言に合わせてラッパが吹き鳴らされた瞬間、場の興奮は最高潮に達した。  いち早く動いたのは傭兵だった。赤銅のごとき筋肉を躍動させて距離を詰め、咄嗟に身構えたヴェルカンの目の前で身を沈める。
 ほんの一瞬、相手の姿が視界から消えた。
 刹那、顎から胸にかけてちりちりとした疼きを感じ、それが何かを判じる前に一歩身を引いた時には鼻先が触れる位置に手甲が突き上げられていた。  目の前の刃に映る灰青色の瞳に腹の底がすっと冷たくなり、己の息遣いがひどくゆっくりと感じられる中、男の腕に蠢く血管の一本一本までがはっきりと見て取れた。  お返しと振り抜いた戦鎚を傭兵はやすやすと躱し、今度は飛び上がって体重を乗せた一撃を繰り出してくる。  斧のごとく振り下ろされた鉄拳をかざした戦鎚の柄で受け、寸の間、がら空きになった胸当てを力任せに蹴り飛ばす。  間髪入れずによろめいた傭兵の脳天を狙って戦鎚を振り下ろす。が、相手はくるりと身を翻し、虚しく砂を散らした柄頭から走った衝撃に腕が揺さぶられる。  小さく舌打ちが漏れた。慣れない戦鎚は扱いに難しく、ともすれば自分が振り回されそうになる始末。隙あらば懐へと潜り込もうとする身軽な相手を払いのけるのに精一杯で、反撃すらままならぬ。
 と、再び振り上げようとした戦槌の柄頭を傭兵の足が踏み押さえた。反射的に引き抜こうと腕に力を入れると同時、頑丈な脚が再び目にも留まらぬ早業で打ち下ろされた。弾けるような音を立て、戦槌の重みが突然消えた。  自らの力に引きずられて二、三歩後ずさり、そこで柄頭が折り取られたことを知る。舌打ちする間もなく飛んできた右の拳を棒きれと化した戦槌の柄で払いのけ、続けざまに突きこまれた左の拳を身をよじって避けようとして避けきれず、輝く刃がヴェルカンの胸当ての表面を削ぎ、右腕の肌を裂いて血滴を散らした。  ひやりと涼しい風が触れたような感触が一瞬遅れて痺れにも似た熱に取って代わり、瞬く間に観衆の熱気に変わる。  だがヴェルカンも負けてはいなかった。棒きれとはいえ無造作に折り取られた柄の先端は鋭く尖り、重さも手頃。傭兵から後ずさって距離を取りながらそのことを見て取り、素早く持ち直す。
 休む暇を与えず追撃してきた傭兵の右手を跳ね上げた柄で打ち払い、そのままの勢いで相手の胸を狙って突きを繰り出す。  思いがけない反撃に傭兵が怯んだ。咄嗟に片足を引いて直撃を躱したものの、その目は驚きに見開かれている。だが次の瞬間、驚きは怒りに急速に変じ、筋を浮かべた足が己が間合いに踏み込まんと砂を散らした。陽光を照り返し、手甲が炎と燃え盛る。  飛んできた左の手甲を、ヴェルカンは身をよじってかいくぐり、そのまま右腕と脇腹で挟み込み、締め上げた。  傭兵の顔に明らかな動揺が走った。慌てて右拳を繰り出してきたが、ヴェルカンはそれを左手で掴んで食い止めると、抱き合ったような恰好のまま膝蹴りを相手のむき出しの腹に叩き込んだ。  小さく折り曲がった体を跳ね上げて傭兵が上げた苦悶の声は沸き起こった歓声にかき消された。束の間力を失い、沈み込んだ相手の体に引きずられないよう咄嗟に手を離し、一歩退く。だが敵もさるもの、よろめきながらも踏みとどまり、ヴェルカンから距離を取ろうとする胆力は歴戦の戦士のなせる業か。  が、この好機を逃す手はない。ヴェルカンは柄を握りなおすと力任せに振り下ろした。鋭くささくれた先端が筋肉の束のごとき太腿に深々と食い込み、血と悲鳴を迸らせた。  よたよたとおぼつかない足取りで後ずさろうとして果たせず、ついに傭兵が砂埃を立てて崩れ落ちる。その眼にもはや闘志はなく、ただ生への希求が見て取れるばかり。幸い出血はそれほど酷くはない。適切な処置を施せば助かるはずと見込み、手を差し伸べようとした時だった。
 初めは観衆の単なる歓声と思えた。だがそれは次第に規則性をもってまとまり始め、やがてひとつの音を結んだ。
 殺せ!殺せ!殺せ!
 今や観客のすべてがひとつの生き物と化し、繰り返し叫ばれる言葉はさながら鼓動。止むことなく発せられる律動は愕然と立ち尽くすヴェルカンの全身を揺さぶった。
「何をぼさっとしてる。さっさとやれよ」
 またしても小窓から興行師の顔が覗く。
「しかし……」
 無抵抗の相手の息の根を止めるなど、と反駁しようとした矢先、興行師の目が吊り上がった。
「文句があるならお前が奴の代わりに死ぬか?ならせいぜい派手にやれよ。お客が喜ぶようにな」
 思わず言葉に詰まると同時、奴隷という己の身の上を思い出す。「客をあまり待たせるなよ」と有無を言わさず興行師は引っ込み、ヴェルカンはただひとり取り残された。  歩み寄ったヴェルカンを、傭兵は荒い息の下、血走った目で見上げた。目を合わせないようにしながら手甲をもぎ取る。もはや力が残っていないのか、僅かに抵抗したのを最後に力を失った手が砂埃を立て、それも風に消える。
 恨むなよ――――
 無意味と知りつつ内心で語りかけながら、両手で支えた手甲の刃を下に向けて掲げる。一瞬で終わらせるべく狙うは喉。邪魔されぬよう傭兵の手を踏み押さえ、激しく上下する喉仏以外の一切を視界から追いやる。観衆の声にことさらに意識を振り向け、思考を塗りつぶしていくのを待ち、そして――
 一瞬、高みへと跳ね上がった歓声が束の間に萎み、僅かの沈黙を経て拍手に代わった。
「試合終了!見事な闘いを披露した二人の闘士に、惜しみない賞賛を!」
 司会の宣言が高らかに響き渡り、またも湧き上がった歓声が闘技場を満たしていく。その声に応える気力はもはや失せ、半ば押されるようにしてふらつく足を進める。  再び開かれた落とし戸をくぐる直前、血に塗れた手甲を握ったままなのに気づいた。投げ捨てた拍子に、手にまとわりついた血の粘りが強く感じられ、思わず手を擦る。粘りはますますひどくなり、腕全体に広がるようだった。
「おめでとう、新闘士の諸君」
 窓から星明りが差し込む刻限。宿舎の一角で、興行師は笑みを浮かべた。  彼の周りには温かい料理が燭台に照らされて艶やかな輝きを放ち、そのさらに周りにはヴェルカンたち新入りの奴隷たちが炎に浮かび上がる。その人数は昨日のちょうど半分。元傭兵を始め、昨日まではいたはずの幾人かの顔が見当たらない。彼らの末路を想像するのはおよそ詮無きことであろう。
「今日ここをもって、お前たちは我が闘士団の正式な闘士となった。今後は活躍次第で富も名声も思いのまま、恩赦をくれてやることだってありえる」
 この国には複数の闘士団が存在し、今後はそれらが擁する闘士たちと試合を繰り広げることになる。そのほか日々の仕事はどうだ、報酬はこうだ、と細々とした説明のあと、再び笑って料理を示す。
「面倒な話はこれくらいにしておいて、とりあえず今夜は祝いだ。遠慮せず食え」
 初めは遠慮がちに顔を見合わせていた新闘士たちも、ひとりが意���決して串焼き肉に口をつけると我も我もと手を伸ばし始めた。  ここで待っていたように入ってきた一団があった。老若男女、様々な顔ぶれの彼らはいずれも先達の闘士たちということで、新入りを歓迎するべく押しかけたのだ。  自己紹介と祝いの言葉を重ね、固かった新入りたちの表情も次第に和らぎはじめる。ヴェルカンも闘士たちに囲まれ、笑いと冗談に囲まれているうちに、少しだけ気分が軽くなるのを感じた。  よくよく見てみれば、目の前に並ぶ豚の丸焼きや魚の煮凝り料理、香辛料を溶いた葡萄酒も、居城の質素な厨房ではついぞ目にしたことのないものばかり。祝いとはいえ奴隷にこれだけのものを食べさせるとは、よほど特別な行事なのか、この国の豊かさを示すものか。  摘んだ豚肉の脂は見た目通りの濃厚さと豊潤さで口中に広がり、思わず唸る。
「よく味わっとけよ。同類の命と引き換えに食うごちそうだからな」
 おそらく軽い冗談のつもりだったのだろう。誰が放ったか、呟くような声はあっという間にかき消え、他の誰ひとり気にも留めない。が、昼に浴び続けた歓声が抜けたヴェルカンの胸の中にその声はたやすく滑り込み、根を張って肥え育つようだった。  手に付いた脂のぬめりは傭兵の血を彷彿とさせた。頬張った豚肉を反射的に吐き出したくなった衝動をこらえ、どうにか飲み下すと、今度は胃の底からせり上がるような嘔気が襲いかかってくる。  何度も唾を飲み込み、どうにか皆の目の前で吐く失態は犯さずに済んだが、もはやこれ以上宴を楽しむ気になれず、さりげなく身を引く。と、やはり闘士たちの輪の外にぽつねんと座っている者を見つけ、そちらに近づいてみることにした。
 膝を抱え、大きな体を縮めるようにしている男が鉱夫上がりの奴隷だったことを思い出すまでに多少の思案を要した。  視線に気づき、男が頭をもたげた。もとより色白の頬はいまや血の気を失い、遠く燭台の炎のせいで土気色にも見えた。
「あんなに血が出るなんて思わなかったんだ。痛い痛いって転げまわってて、それで……」
 怯えた目をヴェルカンに向け、そこまで言ったところでおもむろに立ち上がった鉱夫は、窓辺に駆け寄るや激しく嘔吐し始めた。その背をさすってやると、手のひら越しに震えが伝わってきた。  おそらくこれが正常な反応なのだろう、と暢気にどんちゃん騒ぎに興じる闘士たちを尻目に思う。
 ふと、昼に倒した傭兵を思い出す。  彼は数十もの敵を屠ってきたことを誇りにしていた。自ら闘士として志願したことから、もとより残虐な男だったやも知れぬ。   とはいえ、それはいつも己がしていることではないか。遮るようにさらに別の声が聞こえた。騎士として、民のためと称して数多の敵を――それぞれに人生も、守るべきものもあったであろう人間たちの命を奪ってきた。  傭兵と、彼を殺したヴェルカンとの間に何の違いがある?己の行いに何の義があったといえようか。  違う、とさらに別の声がした。それはあくまで強いられたことであり、やむを得ず――  結論の出ない自問は、最後に傭兵にとどめを刺した血だらけの己の姿と、その瞬間に沸き起こった人々の大喝采を鮮明に蘇らせ、五感を揺さぶった。 
 あの場で私がしたのは何だっだのだろう。この国がしていることは何なのだろう。
 行き場を失った思惟は身の内を暴れ狂い、やがて喉元をせり上がってくる感覚があった。  大慌てで窓から首を突き出し、口中にまで達していた思惟の塊を一気に吐き出す。臓腑が締め上げられるような不快感と鼻を刺す酸臭が交互に押し寄せ、宴で口にしたことごとくを絞り出す。  ふと、背中に硬いぬくもりが触れた。それが鉱夫の手だと気づいた瞬間、不思議と体が楽になる。それはあるいは苦楽を共にする仲間の存在があると知れたからだろうか。  まったく、とすっかり空になった腹の中から掠れた声が滲み出た。
「とんでもないところに来てしまったものだ」
 口にしてから、どこかで聞いたような言葉だと思った。が、どこで誰が口にしたのかはついぞ思い出せなかった。
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#Repost @robanoantenna with @make_repost ・・・ . . 「親子丼」 器には夢がつまっているなぁ!と思う。 古伊万里やラーメンどんぶりを縫うのもすき🍜 少し麺のようになった親子丼。 . 本日も、ご注文いただき本当にありがとうございます🙏24時間以内に返信しますね。 もう、しばらくお待ちくださいませ! . ご応募は明日までです。 ぜひ、ご覧ください〜🍥🍥🍥 . #ロバのアンテナ #bgmgallery #刺繍 #刺しゅう #がま口 #embroidery ([ bgm gallery and shop ]) https://www.instagram.com/p/CAxuhWXF8XX/?igshid=1piehkbu6ymts
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#Repost @robanoantenna with @make_repost ・・・ . . 「10月 ぶどう狩り」 縫っていてとても楽しくて、子供の頃を思い出した作品。 . 応募期間 4日目ということもあって、本日はご注文もなく静かな1日でした。 比較的、どの子もまんべんなく選んでいただいていて、生みの親のわたしとしては「良かった、良かったね〜」とがま口に声をかけているところです。ご応募頂いている皆さま本当にありがとうございます🙇 その中で、まだお選び頂いていない子たちもおります。 どの子も、わたしとしては可愛いがま口たちです。どうか、誰かの目にとまり人生を共にしていただけますように🙏 人気に偏りがあり、応募期間が過ぎてもご購入いただける作品がある場合は、応募という形ではなく、期間限定で販売を予定しています。 . 応募期間は、5/30(土)21:00までですので、どうぞよろしくお願いします☺️💫 . #bgmgallery #ロバのアンテナ #刺繍 #刺しゅう #enbroidery #がま口  ([ bgm gallery and shop ]) https://www.instagram.com/p/CAxuWI_lfwY/?igshid=8nsjfd1asf5n
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展示なんとか無事開催できてよかったです👛来ていただいた方々はじめ、オンライン展示をご覧いただいた方、何かと気にかけていただいた方、ほんとうにありがとうございました✨ ・ #Repost @robanoantenna with @make_repost ・・・ . . 昨日で、bgmgalleryさんでの個展「家族」が無事終了いたしました。最終日、沢山の方に見ていただき本当にうれしかったです!このような大変な状況の中、足を運んでくださった皆さま、遠くから応援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました! bgmgalleryさんが最後の日ということもあり、沢山の方に盛り上げていただき、楽しい1日を過ごすことができました。 刺繍もがま口も、手にとって丁寧に見てもらえて幸せだったな... 昨日今日と、家に帰り特設サイトの応募フォーム(特設サイトに用意しました。また改めてお知らせしますね)の用意やら搬出したものを片付けしたりしていましたが、ようやく落ち着いて昨日のことを振り返っています。 始める前から、難だらけの個展だったけど、周りの人に支えられて実現できたことだと思います。 わたしも制作という形で気持ちを返していけるように頑張っていきたいと思います。 本当にありがとうございました🙏 最後に、bgmgalleryの仲西さん、本当に長い間お疲れ様でした。 わたしは仲西さんのギャラリーで、誰かがつくったものに触れることの豊かさとたのしさを知りました。 初めてお会いしたのは、もう何年前だろう...(遠い目) 本当に尊敬する方のギャラリーで個展を開催できたことは私の誇りです。 bgmgalleryの空間がなくなってしまうのは、とても寂しいですが、あたらしい旅立ち! これから、ますます素晴らしい人生になることと思います! 応援しています!本当にありがとうございました! . #bgmgallery #bgmgallery最後の日 #ロバのアンテナ #刺繍 #がま口 ([ bgm gallery and shop ]) https://www.instagram.com/p/CAmQEsln9bQ/?igshid=qblv8j48da3y
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#Repost @robanoantenna with @make_repost ・・・ . . 今日と明日で、いよいよ最後です。わたしの展示も、bgmgalleryのあの空間も! 今日は、とても良い天気になりました。 今日と明日、わたしも在廊します。行ってみようかなと思ってくださっている方、お気をつけていらしてくださいね🐑 たくさんのがま口と、 のんびりとお待ちしています🙏 . #五条モール #bgmgallery #ロバのアンテナ #刺繍 ([ bgm gallery and shop ]) https://www.instagram.com/p/CAh_7ZFl9Z9/?igshid=s9q0z8d6d4vu
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