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#小倉日新館剣道場
ground696 · 2 years
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仕事中の息子に電話かけたら会議中断して談笑なう #shorts https://youtube.com/shorts/AFqzfkzSWxk?feature=shares #ショート動画 #下関 #友情 #東福岡高校剣道部 #小倉日新館剣道場 (GROUND hair cut) https://www.instagram.com/p/Cp_gNgIP9mz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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yotchan-blog · 4 months
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2024/5/28 7:59:17現在のニュース
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和5年1月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年10月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
草花のひかりの中へ列車ゆく きみよ 玉電の秋日に錆びし蛙色 要 雁渡るご墓所の天の筒抜けて 順子 神在す胙として木の実独楽 三郎 大老の供華には黒き曼珠沙華 いづみ 木の実降る正室と側室の墓 同 おしろいや世田谷線の音に住む 千種 どんぐりに一打を食らふ力石 みち代 踏切を渡りカンナの遠くなる 順子 茎だけになりて寄り添ふ曼殊沙華 小鳥 直弼へ短きこゑの昼の虫 光子 金色の弥勒に薄き昼の虫 順子
岡田順子選 特選句
草花のひかりの中へ列車ゆく きみよ 黄のカンナ町会掲示板に訃報 光子 井伊の墓所秋の大黒蝶舞へり 慶月 大老の供華には黒き曼珠沙華 いづみ おしろいや世田谷線の音に住む 千種 十月の路面電車の小さき旅 美紀 秋の声世田谷線のちんちんと はるか 現し世のどんぐり星霜の墓碑へ 瑠璃 直弼の供華の白菊とて無言 俊樹 直弼へ短きこゑの昼の虫 光子 秋声や多情を匿すまねき猫 瑠璃 累々の江戸よりの墓所穴まどひ 眞理子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
点と点結ぶ旅して尉鶲 愛 振り向かぬままの別れや秋日傘 久美子 月光や洞の育む白茸 成子 木の実落つ長き抱擁解きをれば 美穂 折々に浮かぶ人あり虫の声 孝子 ひぐらしの果てたる幹へ掌 かおり 国境も先の異国も花野なる 睦子 虫の音が消え君の音靴の音 勝利 流れ星消えたるあたり曾良の墓 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月3日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
天高き天守の磴や男坂 千加 秋高し景色静に広がりて 同 汽水湖に影を新たに小鳥来る 泰俊 朗々と舟歌流れ天高し 同 落城の業火の名残り曼珠沙華 雪 秋立つとほのかに見せて来し楓 かづお 天の川磯部の句碑になだれをり �� 天高し白馬峰雲ありてなほ 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月6日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夫のこし逝く女静か秋彼岸 由季子 赤い羽根遺品の襟にさびついて さとみ 学童の帽子が踊る刈田路 吉田都 雨音を独り静かに温め酒 同 紫に沈む山里秋の暮 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蛇穴に若きは鋼の身を細め 鍜治屋都 芋の露朝日に散らし列車ゆく 美智子 神木の二本の銀杏落ちる朝 益恵 破蓮の静寂に焦れて亀の浮く 宇太郎 新種ぶだう女神のやうな名をもらひ 悦子 鱗雲成らねばただの雲一つ 佐代子 色褪せず残る菊とは夢幻能 悦子 ばつた跳ぶ天金の書を捲るごと 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
ますかたは吟行日和年尾の忌 百合子 奔放にコスモス咲かせ埋れ住む 同 椋鳥の藪騒続く夕間暮 美枝子 子等摑む新米の贅塩むすび ゆう子 名園を忘れ難くて鴨来る 幸子 ぱつくりと割れて無花果木に残り 和代 初鴨の水の飛沫の薄暮かな ゆう子 猪垣や鉄柵曲がり獣の香 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
木の実落つ藩邸跡を結界に 時江 コスモスの花街道は過疎の村 久子 産声の高し満月耿耿と みす枝 ひとしきり子に諭されて敬老日 上嶋昭子 曼珠沙華供花としもゆる六地蔵 一枝 鰯雲その一匹のへしこ持て 時江 雨の日の菊人形の香りなし ただし あせりたる話の接穂ソーダ水 上嶋昭子 倒立の子に秋天の果てしなき 同 秋風にたちて句作に目をとぢて 久子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
川は日に芒は風に耀うて 三無 風向きに芒の穂波獣めく 怜 雨止みて爽やかに風流れ出し せつこ ゆつたりと多摩川眺め秋高し 同 秋雨の手鏡ほどの潦 三無 患ひて安寝焦がるる長夜かな エイ子 藩校あと今剣道場新松子 あき子 秋蝶や喜び交はす雨上り せつこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月11日 萩花鳥会
大阿蘇の銀波見渡す花芒 祐子 観る客と朝まで風の秋祭り 健雄 秋祭り露店の饅頭蒸気船 恒雄 秋吉台芒波打ち野は光る 俊文 花芒古希の体は軋みおり ゆかり まず友へ文したゝめて秋投句 陽子 青き目に器映すや秋日和 吉之 夕日影黄金カルスト芒原 美惠子
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令和4年10月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
金継ぎの碗によそふや今年米 登美子 そぞろ行く袖に花触れ萩の寺 紀子 子の写真電車と橋と秋夕焼 裕子 秋の灯に深くうなづく真砂女の句 登美子 花野行く少女に戻りたい母と 同 被写体は白さ際立つ蕎麦の花 紀子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
御神燈淋しく点り秋祭り 雪 天馬空駈けるが如き秋の雲 同 自ら猫じゃらしてふ名に揺るる 同 秋潮に柏翠偲ぶ日本海 かづを 真青なる海と対峙の鰯雲 同 鶏頭のいよいよ赤く親鸞忌 ただし 桃太郎香り豊に菊人形 同 鬼灯の中へ秘めごと仕舞ひたし 和子 雲の峰だんだん母に似てゐたり 富子 振り返へるたびに暮れゆく芒道 真喜栄 坊跡に皇女が詠みし烏瓜 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
おほかたは裏をさらして朴落葉 要 秋深し紙垂の失せたる縄一本 千種 合掌のかたちに稲を掛け連ね 久子 豊穣に早稲と晩稲の隣り合ふ 炳子 耕運機突っ込まれたる赤のまま 圭魚 鏤める谷戸の深山の烏瓜 亜栄子 稔り田を守るかに巖尖りけり 炳子 晩秋の黃蝶小さく濃く舞へり 慶月 雨しづくとどめ末枯はじまりぬ 千種 穭田に残され赤き耕運機 圭魚
栗林圭魚選 特選句
溝蕎麦や角のとれたる水の音 三無 ひと掴みづつ稲を刈る音乾き 秋尚 稲雀追うて男の猫車 炳子 叢雲や遠くの風に花芒 斉 泥のまま置かるる農具草の花 眞理子 稲刈や鎌先光り露飛ばす 三無 耕運機傾き錆びて赤のまま 要 けふあたり色づきさうなからすうり 千種 晩秋の黃蝶小さく濃く舞へり 慶月 雨しづくとどめ末枯はじまりぬ 千種 隠沼にぷくんと気泡秋深し 炳子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
渡り鳥日本海を北に置く 世詩明 コスモスや川辺はなべて清酒倉 同 朝倉の興亡跡や曼珠沙華 千代子 案山子見てゐるか案山子に見らるるか 雪 赤とんぼ空に合戦ある如し 同 ゆれ止まぬコスモスと人想ふ吾と 昭子 色鳥の水面をよぎる水煙 希子 点在の村をコスモス繋ぐ野辺 同 小次郎の里に群れ飛ぶ赤蜻蛉 笑子 鳥渡る列の歪みはそのままに 泰俊 鳥渡る夕日の中へ紛れつつ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
俳人の揃ふ本棚秋灯 一涓 大法螺を吹き松茸を山ほどと 同 那智黒をひととき握りゐて秋思 同 漂へる雲の厚さよ神の旅 たけし 稲孫田のところどころに出水跡 同 美術展出て鈴掛けの枯葉踏む 雪 院食の栗飯小さく刻みをり 中山昭子 秋晴や僧の買物竹箒 洋子 末枯れて野径の幅の広さかな みす枝 短日のレントゲン技師素つ気なし 上嶋昭子 栗拾ふ巫女の襟足見てしまふ 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月21日 さきたま花鳥句会 岡田順子選 特選句
竜神の抉りし谷を秋茜 裕章 コスモスの続く車窓を開きけり かおり 段々の刈田に迫る日の名残り 月惑 残菊の縋る墓石に日の欠片 同 草野ゆく飛蝗光と四方に跳ぶ 裕章 夕空を背負ひ稲刈る父母の見ゆ 良江 二つ三つむかご転がり米を研ぐ 紀花 黄葉散るギターケースに銀貨投ぐ とし江 秋びより鴟尾に流離の雲一つ 月惑 弾く手なき床の琴へも菊飾り 康子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
ケサランパサラン白い山茶花咲いたから 順子 草の実の数ほど武運祈られて いづみ 盛大に残りの菊を並べけり 佑天 誇らしげなる白の立つ菊花展 秋尚 白帝の置きし十字架翳りなく かおり 魂のせるほどの小さき秋の蝶 順子 晴着色の鯉の寄り来る七五三 慶月
岡田順子選 特選句
初鴨の静けさ恋ひて北の丸 圭魚 色鳥の色を禁裏の松越しに はるか 草の実の数ほど武運祈られて いづみ 菊月の母は女の匂ひかな 和子 白大輪赤子のごとく菊師撫で 慶月 ふるさとの名の献酒ある紅葉かな ゆう子 大鳥居秋の家族を切り取れる 要 菊花展菊の御門を踏み入れば 俊樹 亡き者のかえる処の水澄めり いづみ 秋興や一男二女の横座り 昌文
栗林圭魚選 特選句
菊花展菊の御門を踏み入れば 俊樹 鉢すゑる江戸の菊師の指遣ひ 順子 玉砂利を踏む行秋を惜しむ音 政江 秋の影深く宿して能舞台 て津子 神池の蓬莱めきし石の秋 炳子 破蓮の揺れ鬩ぎ合ふ濠深き 秋尚 能舞台いつしか生るる新松子 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年10月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
戻りくる波より低き鰯舟 喜和 人波によごれし踵カンナの緋 かおり 考へる葦に生れにし秋思かな 吉田睦子 北斎の波へ秋思のひとかけら 美穂 一燈に組みたる指の秋思かな 同 石蹴りの石の滑りて秋落暉 ひとみ 砂糖壺秋思の翳は映らずに かおり ゆふぐれの顔して鹿の近づきぬ 美穂 城垣の石のあはひにある秋思 成子 おむすびの丸に三角天高し 千代 梟に縄文の火と夜の密度 古賀睦子 黒電話秋思の声のきれぎれに 同 恋人よ首より老いて冬眠す 美穂 顔伏せてゆく秋思らの曲り角 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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ichinichi-okure · 4 years
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2020.10.9fri_tokyo
すごく明確な夢をみた 北ゲートの奥 コロナでイベントできないけど、 イベントしようぜと、いろんな出店が円になってお店出して、 めっちゃ広い真ん中でライブをしていた あ〜 久しぶりだなー嬉しいなと思って、 イベントも中盤、ドラムの音が他から聞こえてくる 北ゲートの奥の歩道橋の上で声が聞こえる ライブだ イベントに参加してない人も聞いて欲しいと、 オオルタイチさんが歩道橋の上でバンドで歌っていた 私はみんなをよんでライブを見にいく 目の前が道路で、ゲリラでやっていたので警察が来る タイチさんはそのイベントの出演者だったんだけど、 あえてそこでゲリラでやったのだった・・ 自分はめちゃくちゃ感動して、静止する警察にものいう・・・・という夢でした・・なんだそりゃ
全ては、先週京都の京セラ美術館がリニューアルで、 タイチさんと、mama!milkさんが目の前でライブしてくれていた感動の光景と、 自分の最近の決意とが、影響しているのだと思いますが・・・ こんなにも、ハッキリとした夢は久しぶりだ。 起きてすぐメモに残す
9時。 今日もたくさん寝てしまった 起きて、昨日かなえちゃんにもらったダージリンの紅茶を甘いミルクティーにして、 ニコラからもらった焼菓子を半分にして食べる 昨日炊いた亀岡の新米の栗ご飯を包んで冷凍する
昨晩夜中に始めた冬ものの衣替えの続きを始める 久々に部屋がグチャグチャだ 早く すっきりしたいと思いつつ こだわりと寄り道により、 片付けに二時間以上かかってしまう 麦わら帽子を片付けながら これってどうやって編むんだろうと真剣にじっくり見たり(先週、わらを編む「なわない」を教わったばかりなので) 11時半
今日の「一日遅れの日記」をあげる準備をする 今日は鍵盤奏者のyatchiさん。大好きなピア二スト。 今度映画音楽やるのかーと日記をチェックしながら、確認のメール、 誠光社からリリースしているyatchiさんのアルバム「第3区間ピアノ」を聴く。最高に好きで、好きだ好きだ!と思う やっちさんと近況のやりとりなど。
もうちょっと片付けしたいけど、 仕��がやばいので、あと少しのところでお仕事開始 合間に、20歳の可愛いたまちゃんから「会いたいです!」のメールなど。 愛おしい。私ももっと素直になりたいです。 会おうね。
明日大阪から来る作家さんのアテンドと飲み会、 台風で大丈夫かな・・などいろいろなところとメール。 合わせて一緒に行きたい展示のリストなど。 nidiの狩野さんと、クオンタムのミロコちゃんは行きたい
昼に相方と喧嘩する 最近は愛ちゃんが怒っているからそうする。 みたいなことを言われる。 私は怒っている。珍しく、とても日々心が動いている。忙しない。
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昼はアボカドトーストにした。 京都で買ったまるき製パン所のぶどうパンに、バター、チーズ、アボカド、エジプト塩。 3分クッキング 最近雑だな。でもちょっと忙しい。
3月末からコロナで仕事がめっきりなくなったのだが、 先月から急に忙しくなって(と言ってものんびりもしているのだが) 急すぎてついていけない・・・・・・ 過去20代は多分特に働きすぎて(遊びすぎて)いたし、四六時中何かしらがあって、 それでいて万年貧乏だったので、コロナでちょっと整えたものも大事にしたい。 バランスを意識する  全ての出来事はバランスって思ってて それを選ぶのもセンスだと思う、自分を信じたい 曲げたくない
最近今までのことを振り返るようなインタビューを受けたこともあって、 過去の写真や仕事を遡ることとが多かった、 今日もその続き、懐かしい音楽をたくさんかける 仕事しながら聴く 二年間ツアーにスタッフで関わったharuka nakamuraくんのアルバム (昨日ニコラ で聞いたから引っ張り出して聴く) 青葉市子ちゃんのサーカスナイトをリピート。 先月キチムから発売した「『Live-rally ZINE』〜2020年春、キチムにまつわる20人の記録〜」 というジンの市子ちゃんの文章が愛溢れすぎていて 今、とても幸せなだなと感動したところ なので繰り返し聴く あとは女性ボーカルばっかり mmm、池間ちゃん、角銅真実ちゃん  好きな曲を何度かリピート これを聞きたいと思って聴く音楽も大事だな 意地なのか、Spotifyとかアップルミュージックにも入っていない 勝手にプレイリストを作られることに違和感がある ついでに家にネットもない(デザリングのみ)仕事柄大丈夫か?って思うんだけど それでもいろいろ情報がこれでもかと入ってくるので これでいい気がする  (アイフォン も持ったことないし、時代から遅れています・・・)
さて、夕方から、相方と吉祥寺の一日(百年の姉妹店)に。 ちょうどホンマタカシさんの公開映画の記念フェア。 いけてるマグネットを買った あと、しまおまほさんの両親、島尾伸三さん、潮田登久子さん夫婦の写真のプリントが売ってるのを見る 潮田さんの名作”冷蔵庫”って写真集、今は古本で6000円はする。(Amazonだと4万円!) 私が昔働いていたprinzの休憩所の倉庫に、20冊は眠ってた 宝物の価値 あるべき場所にないと そうなる たぶん最後は処分された 出来るだけ守ったつもりだったけど もうちょっとどうにかなったのかもと考える  一日では、浪人時代に一番好きだった「福田茂雄」さんの作品集を買う 330えん。 福田さんの真似して平面構成描いてたな〜
そのまま走ってにじ画廊によって「むくり」ちゃんのPOP UPへ。 にじ画廊のスタッフがいつも可愛くて癒し、大好き!って思ってたら バイト終わりのむくちゃんも(作者)もちょうど在廊しに来てさらに癒し! 可愛いもこもこの人形を買う「むくりほっぺ」というらしい
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急いで西荻のFALLへ 友達の「平木元」くんの展示へ 元くん、どんどん最高。 お店にいたら、”文芸誌・園”の実月ちゃん、meiちゃんに偶然会う。 嬉しい。可愛い。頼まれてもいないのに、さっき買った「むくりほっぺ」などを見せて報告。 元くんは途中バイト先のコーヒー屋へ。 私は小さい作品を買う 相方もしっかり選んで買っていて 私は音楽以外に誰かの作品を買っている彼を初めて見たから ひそやかに感動した 相方は元くんの作品を「これはふるどうぐや古本を買うみたいなもの」と言っていて 面白い捉え方だなと でも、実際そういうところもあって いいなと思った
相方と店主の三品さんが、超盛り上がっていて、 聞いたら変なyou tubeの人の話だった 名前おしえてくれたのだが(3回唱えたけど)忘れてしまった 三品・・・いつも楽しいし、FALLはまじで最高の店 ありがとう FALLの今のショーケースはsweet dreams pressです! レーベルオーナーの福田さん そろそろ会いたい スイドリとASUNAくんのフリペもらう 2人に逢いたい メールしよう
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相方は飲み会があるので、下北へ 私は最近の決意を聞いてもらいに 絶大なる信頼を寄せる友達と短時間呑みに向かう (今日の彼は忙しい上に一時間ちょとしか時間がなかったのにありがとう) 向こうが仕事が終わるまで メリーゴーランド京都の鈴木潤さんの「物語を売る小さな本屋の物語」を読む 潤さんは京都時代本当ーにお世話になった 旦那さんのとびらのさんも大好き 潤さんがしゃべってるみたいなそのままの文章に嬉しくなる また潤さんちで久々にご飯食べたい
仕事終わり合流して近況報告。 京都時代も、こうやって定期的にあって近況や最近気になるものを話す大事な異性の友達がいた (今もそれぞれ大事に想ってる!) 同性よりも異性がやっぱり腑に落ちることもある 私がそういう意思が強いのかもかもしれないけど もう今更男の人も女の人もないんだけど
彼が「我々の共通点は平和主義」と言っていて、それも心に止める まるく納めようとしているというより、逃げているというより また違った平和主義ではいたい めちゃくちゃでもいいから平和
ここ数か月は数人以外は誰にも合わない世界にいて 誰かとこの1週間くらいたくさん話したら自分のまた勢いが発動した たまに湧き上がるこの勢いを大事にしたい
ライブしたい企画したいいろいろしたい欲 もうやったるか
0時すぎ、 これまた22歳の大事な可愛い妹のようなひとちゃんとメール 「愛さんのこれからも楽しみです!応援してます 生きてればいいことある〜ですね!明るい未来◎なんでもしましょう」 ってくれた言葉が染みすぎて、ひとちゃん大人すぎてすごい ひとちゃんは1回生から知ってて、ogawayaとしてお菓子を作っている センスが最高で、学生だけど何度か仕事を頼んだり、最高に尊敬している。 もう出会って四年。3月に卒業、卒制頑張り真っ盛り。めちゃくちゃ楽しみにしてるよ!絶対見にいく すごく年下なんですけど・・・・・・・・・同等というか そう想うと、私には師匠、お姉さん、お兄ちゃん、 年下も年上もたくさんいる気がする 私はどうしようもないけどほっとけないお母さんのような感じでいるでいいかな よろしく・・・・
寝る前に今日買った元くんの版画を飾る
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最近、自然に触れて、あ!生きているってなって これが人間か!と、人間に戻ってわかったことがかなりあって(コロナ前とは違う人間だと思う) 意思、希望、未来 頑張る やりまくるを 決意!する あと数日で誕生日だし!
はて、本当に何をかいとるんじゃという日記です おやすみなさい
-プロフィール- 鷹取愛 東京 「山ト波」という屋号でイベントや展示の企画する 最近今までのマルシェの活動をインタビューしてもらったリンクはこちら https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/feature/9010/
@opantoc https://yamatonami.tumblr.com/
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oka-akina · 4 years
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小部屋の思い出
 部室棟というが小体育館の二階部分のことで、ひとつのフロアに各部活の小部屋がいくつも、たしか十数部屋とかそのくらい、並んでいた。うすい壁とドアで区切られていて簡易なつくりだった。たぶん消防法の絡みだと思うけど壁は天井までなかった、上部の数十センチはすべての部屋がつながっていた。だから音やにおいは筒抜けだった。音とはしゃべり声であり足音であり息であり誰かが好き勝手流している音楽だった。パンの袋を開けるとかわりばしを落っことすとかコンビニ袋のがさがさいう音とかも響いていた。においは、汗、埃、制汗剤を通奏低音にして、おもに意識されるのは食べ物のにおいだった。脂と塩。コンビニでお湯を入れそーっと持ち帰ったカップラーメン、学食のフライドポテト&フライドチキン、チーズオムライス、家から持ってきた弁当……。他人の食い物のにおいはどうして不快に感じるのだろう。できるだけにおいをかがないようにしていたが口から入った空気がちゃんと鼻の奥まで届く。脂と塩が、甘いような酸っぱいようなふくらみをもち、きっと誰かが捨て忘れたごみが腐ってしまった……まではいかないにしても、なにかしら変質しはじめていたのだろう。各部屋の清掃はそれぞれの部にまかされ、基本的に教員は部室棟に立ち入らない。壁とドアの並ぶ狭い通路は誰が掃除していたのか。誰もやっていなかったのか。木目の床はつねに湿り気をおび、やはり甘いようなにおいを放っていた。  わたしは『ドラゴンヘッド』の何巻だったかを探していた。卒業した先輩が置きっ放しにしていた漫画本で、勝手に拝借して読んでいたのだが途中が抜けており、どこかにまぎれていないかと探し回っていた。演劇部は部室を倉庫にしていた、小部屋のひとつひとつは三畳ぐらいだったから活動自体はべつのところでやっていた。ほかの部だってそうだったと思うけど、たまり場にしている部はけっこうあったのか。壁の向こうで話し声がきこえてきてちょっとおどろいた。聞き慣れたヒットソング、食べ物のにおい。古い衣装だの小道具だの台本だのビデオだのとにかくモノが多い部だから(それらのほとんどはいらないモノ、今後使われることはなさそうなモノだが処分するのもおっくうで次から次へどんどん積まれていく)、足の踏み場もなく、とてもくつろげるような場所ではなかったが、となりの小部屋はそうではないのかもしれない。こんなところでものを食える神経にはおどろいたが、とはいえ教室だってそれなりに汚かった、わたしたちは窓枠にいつもルーズソックスを干していたし(あれはとても暑いのだ)、女子校だから安全であって当たり前、安全でなくてはおかしいという理由でロッカーというものがなく、そのため教室のうしろにジャージや体操着などがいつも散らかっていたから、まあ大して変わらんなと思い直した。きこえてくる話し声は小さくなにをしゃべっているのかわからないが親密な感じは伝わってきた。このとき『ドラゴンヘッド』を捜索するまでわたしは部室棟に長居したことがなかった。同じ校内で自分とぜんぜんちがう学校生活を送っている人たちがいる、毎日通っているのに知らない場所がまだある、同じ制服だけども顔も名前も知らない、言葉を交わすことはない人たちがほとんどだ、ほかの小部屋に入る機会はおそらくない……そういうことを実感した。壁には河村隆一のポスターが貼られていて、折り目が入っており、たぶん『POP BEAT』か何かのピンナップだった。ほかの部屋にもそういうものがきっと貼ってあったが、たしかめることはできないのだと思った。  『ドラゴンヘッド』が見つかったかどうか思い出せない。わたしは教室で『最終兵器彼女』を全巻盗まれてしまったことがあり、友人Mも『ときめきトゥナイト』が何巻か返ってこないと言っていた。学級文庫のように教室に並べていた漫画で、借りるね、持ってくねでラフにやりとりしていて、知らない子やちがうクラスの子にも出回ることはしょっちゅうだったが、持ち主としてはぜひ広めたくて持ってきたのだから誇らしくさえあったのだけど、行方知れずになってしまうとやはりしょんぼりした。ロッカーは必要なんじゃないかと思った。  そうしてべつの話だけど三年生の冬、体育の授業で教室を空けていた隙にわたしは財布からお金を盗まれてしまった。冬休みが明けてすぐでお年玉の残高がまだあり、また塾前のご飯代なんかも入っていたから高校生としてはそれなりの金額、たしか二万円とかそのくらいだったが財布からすっかり抜かれてしまい、けれども担任は真剣にとりあってはくれなかった。犯人をさがそう、体育の時間に移動教室だった組、自習だった組はあるか?遅刻早退したやつはいるか?少々楽しそうにしつつも親身になってくれたクラスメイトたちに、「仲間を疑うんじゃない」と担任は短く言い放ち、それきりだった。みんなギョッとしたようだったけれども、そもそも大きな金額を学校に持ってきていたのがよくなかったのではないか、不幸な出来事だったけど元気だしてねと、不思議なことにそういう空気に流れていった。落とし所。軟着陸。わたしもなんだかびっくりして金を盗まれたことは母に言えないまま過ぎていった。その後大学一年の冬にもわたしはひったくりに遭い、ほんとうに金を盗まれやすい十代の終わりだったのだが、たぶんだけど、あのときわたしの金を盗んだのは担任ではないにしても誰か教員だったのではないかと想像している。そして、ああいうふうな盗難はわたしだけではなかったのだろうと思っている。あの日ぜんぜん安全なんかじゃないぞとショックをうけながら学校から帰ったら、隣の席のKから励ましのFAXが届いていた。当時Kは携帯電話を持っていなかったため、わたしたちは夜にFAXを送り合い漫画や本や音楽の話をしていた。KはRIP SLIMEが好きだった。  少し戻って三年の六月ごろ、演劇部を引退する前の最後の公演で、わたしは友人Mのほぼ等身大パネルを作った。県内のいくつかの学校が集まって行う演劇祭で、各校の紹介ポスターを貼りましょうとなった。作品や部のアピールをしてくださいねといわれ、それならば主役を演じるMの姿、肉体、顔面しかあるまいと思って作ったのだが、なんというかMのこと好きすぎるだろ。ラブカっぽい顔で(いや当時はラブカという名前は知らなかった気がするけど鮫っぽいなとは思っていた)かわいいと思っていたが、なにより、わたしの書いた脚本、わたしの書いた登場人物でもって舞台の上で生きているさまがなんかもううれしくて、ともかくMのすがたはすばらしく、形あるなにかにしておかねばならんし、ホールを訪れる客や他校の生徒がそれを見られるのは幸運、公共の利益でありわたしの使命と思っていた。顧問のデジカメを借りて撮った写真をでっかくでっかくひきのばし、発泡スチロールに貼って立たせ、公演当日ふたを開けてみたら他校はみんな壁新聞みたいなものを和気藹々と作っており、「なんかうちだけ立体なんですけど」とM本人がそれはそれは誇らしそうににやにや笑ったので(この人は女優なので)、わたしは最高だった。  で、公演が終わりそのパネルは部室棟の小部屋に放り込まれたのだが、卒業してから一年二年くらいして、後輩から連絡があった。「部室の大掃除をしているんですけど、M先輩のパネルどうします…?」、Mではなくわたしに連絡が来るのが笑えたし、あの子らようわかってんじゃねえかとも思った。わたしは久しぶりに母校を訪ねパネルを引き取った。部室棟の中に入れてもらったわけではなくわたしは部室棟の外で待っていた。簡易な壁で区切られつくられたいくつもの小部屋。それぞれの部屋でくつろいだり秘密の話をしたり物置にしていたり、たがいに干渉することはないが息づかいはきこえる……。カプセルホテルやドミトリーに泊まると部室棟の小部屋を思い出す、というわけでもないが、あれに似ているなあと思うことはあった。パネルはその後わたしの実家の部屋に置いておき、たって、気恥ずかしいのでつねに裏向きだったけれどもなんとなく捨てそびれ、何年も経って実家を出るときにようやく、刻んで捨てたのだった。かなり埃をかぶっていたのでとくに泣いたり笑ったりもせず雑誌や漫画なんかと一緒に処分した。そうしていまに至るまでわたしは『最終兵器彼女』を買い直していないんだけど、Mは『ときめきトゥナイト』を買い直したろうか。買い直しているようす、足りないままのようす、どっちも想像できるしどっちもありそうだなあと思ったけど、だいたいのことがそうだろう、無数の「どっちでもいい」のひとつだなあと思った。
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今日って文フリだったな〜と思って新刊・既刊の紹介をしようとしたらなんかよくわかんない話を始めてしまった。たぶんドラゴンヘッドのことを思い出したんだと思う…(新刊にドラゴンヘッドはとくに関係ないですが…)。 新刊は「百々と旅」という題です。どどとたびと読みますが、わたしは心の中でひゃくひゃくとたびと呼んでいるし、キーボードでは「ひゃく・おなじ・とたび」と打っている。 ドラゴンヘッドはその後映画化されたよね、山田孝之が闇と友だちになってる!怖いものはやっつけるか友だちになるしかない!と友人と騒いだのをおぼえている。
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chirinovel · 5 years
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NoxRika
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桝莉花
朝、目を覚ますと、「もう朝か」とがっかりする。希望に満ちた新しい朝起なんてほとんどなく、その日の嫌な予定をいくつか乗り切る作戦を練ってから布団を出る。
マルクスの「自省録」を友人に借りて読んだ時、初めは偉そうな言いぐさに反感を持ったが、日々の中で些細な共感をするたびに、ちょっとかっこいいんじゃないかなどと思うようになった。嫌な予定を数えるだけだった悪い癖を治すため、そこに書いてあったような方法を自分なりに実践している。半ば寝ぼけているから、朝ごはんを食べている時には、どんな作戦だったかもう思い出せない。
ただ、担任の堀田先生に好意を寄せるようになってからは、今日も先生に会いに行こう、が作戦の大半を占めている気がする。
リビングへ出ると、食卓には朝食が並んでおり、お母さんが出勤姿で椅子に半分くらい腰掛けてテレビを見ていた。
「あ、莉花。見てニュース」
言われた通りにテレビに目を凝らすと、映っていたのはうちの近所だった。
「えー、引き続き、昨日午後五時頃、○○県立第一高等学校で起きました、無差別殺傷事件の速報をお伝えしております」
全国区のよく見知ったアナウンサーの真剣な顔の下に、速報の文字と四名が現在も重体、教師一名を含む三名が死亡とテロップが出た。
「えっ、これって、あの一高?生徒死んじゃったの」
お母さんは眉根を寄せ、大げさに口をへの字にして頷いた。
 「中学の時のお友達とか、一高に行った子もいるんじゃないの?」
しばらくテレビの画面を見詰めながら考えを巡らせた。お母さんは「大変大変」とぼやきながら立ち上がり、
「夕飯は冷蔵庫のカレーあっためて食べてね」
と家を出て行った。
中学の時に一緒にいた友だちはいるけれど、知りうる限り、一高に進学した子はいなかった。そうでなくても、今はもうほぼ誰とも連絡は取り合っていないから、連絡したところでどうせ野次馬だと思われる。
 地元の中学校に入学して、立派な自尊心となけなしの学力を持って卒業した。友だちは、いつも一緒にいる子が二人くらい居たけれど、それぞれまた高校で「いつも一緒にいる子」を獲得し、筆マメなタイプじゃなかったために、誕生日以外はほぼ連絡しなくなった。誕生日だって、律儀に覚えているわけじゃなくて、相手がSNSに登録してある日付が私の元へ通知としてやってくるから、おめでとう、また機会があれば遊びに行こうよと言ってあげる。
寂しくはない。幼いことに私は、自分自身のことが何よりも理解し難くて、外界から明確な説明を求められないことに、救われていた。友だちだとかは二の次で、ましてやテレビの向こう側で騒がれる実感のない事件になんて構ってられない。
高校で習うことも、私にはその本質が理解できない。私の表面的なものに、名前と回答を求め、点数を与えて去っていく。後にこの毎日が青春と名乗り出るかも、私には分からない。気の早い麦茶の水筒と、台所に置かれた私の分の弁当。白紙の解答用紙に刻まれた、我が名四文字の美しきかな。        
学校に着いたのは七時過ぎだった。大学進学率県内トップを常に目標に掲げている我が高校は、体育会系の部活動には熱心じゃない。緩く活動している部活動なら、そろそろ朝練を始めようという時間だ。駐輪場に自転車を停めると、体育館前を通って下駄箱へ向かうのだが、この時間だと、バスケ部の子たちが準備体操をしていることがあり、身を縮こまらせる。今日はカウントの声が聞こえて来ないから、やってないのかな。横目で見ると、女子バスケ部に囲まれて体育館を解錠する嬉しい後ろ姿が見えた。
担任の堀田先生だ。
そういえば、女子バスケ部の副顧問だったな。
背ばっかり高くて、少し頼りない猫背をもっと眺めたかったけれど、違う学年の、派手な練習着の女子たちに甲高い声で茶化されて、それに気だるげな返事をしている先生は、いつもより遠くに感じた。あ、笑ってる。
 いつも通りに身を縮こまらせて、足早に玄関へ駆け上がった。
出欠を取るまでまだ一時間半もあり、校内は静まり返っていた。
教室のエアコンを点け、自身の机に座り、今日の英単語テストの勉強道具を机に広げた。イヤホンをして、好きなアイドルのデビュー曲をかける。
校庭には夏季大会を前にした野球部員たちが集まり、朝練にざわつきだす。イヤホンから私にだけ向けられたポップなラブソングを濁すランニングのかけ声を窓の向こう側に、エアコンの稼働音だけが支配する教室。
「おはよー」
コンビニの袋を提げて入って来た風呂蔵まりあは、机の間を縫い縫い私に近寄って来た。
イヤホンを外��ておはよう、と返すと、彼女はそのまま私の前の席に座った。片手でくるくるとした前髪をおでこから剥がし、もう片手に握ったファイルで自分を仰ぎながら、馴れ馴れしく私の手元を覗き込んだ。
「早くない?」
「小テストの勉強今からやろうと思って」
「え、やるだけ偉くない?私もう諦めてるよ」
目の前で手を叩いて下品に笑う。
「いや、普通にやっといた方がいいと思うけど」
叩きつけるような返事をした。
手応えのないコミュニケーション。読んでいた分厚い英単語帳を勢いよく窓から放り投げ、そのまま誤魔化すように浮遊する妄想と、バットとボールが描く金属音の放物線。オーライ、オーライの声。空虚な教室の輪郭をなぞり、小さくなって、そのまま消えた。
「いやー、はは」
向こうが答えたのは、聞こえないフリをした。
まりあとは、限りなく失敗に近い、不自然な交友を持ってしまった。中学を卒業し「いつも一緒にいる子」と離れ、高校に一年通っても馴染めず焦った私は、次なる友だちを求め私よりも馴染めずにいたまりあに声をかけた。短期間で無理やり友だちを作った私は、学校へ来ることが苦手な彼女に優しく接することを、施しであり、自分の価値としてしまっていた。その見返りは、彼女のことを無下に扱っても「いつも一緒にいる」ことだなんて勝手に思い込み、機嫌が悪い時には、正義を装った残酷な振る舞いをして、彼女を打ちのめすことで自分を肯定していた。
出会ってからすぐに距離が縮まって、充分な関係性を築き上げる前からその強度を試すための釘を打っているようなものだ。しかし、人を穿って見ることのできない彼女は私を買い被り、友人という関係を保とうと自らを騙し騙し接してくる。それもまた癪に触った。要はお互いコミュニケーションに異常があるのだ。でも、それを異常だとは言われたくない、自分の法律を受け入れて友だちぶっていてほしい。それは全くの押し付けで、そのことに薄々気付きながらも、目を背けていた。
ちょっとキツい物言いで刺されても、気づかないふりするのが、私たちだったよね。あれ、違ったかな。
しかし、もともと小心者な私は、根拠のない仕打ちを突き通す勇気はなく、すぐに襲い来る罪悪感に負け、口を開いた。
「あ、ねえ…ニュース見た?一高の」
「知ってる!やばくない?文化祭で生徒が刃物振り回したってやつだよね?めっちゃかわいそう。びっくりしてすぐに一高の友達にラインしたもん」
「何人か亡くなってるらしいじゃん」
「え、そうなの、笑うんだけど」
「笑えないでしょ」
それが、彼女の口癖なのも知っていた。勘に触る言葉選びと、軽薄な声。最早揚げ足に近かった。
「あー、ごめん。つい」
片手をこめかみに当て、もう片手の掌をみなまで言うなと私に突き出してくる。この一瞬に関しては、友情なんてかけらもない。人間として、見ていられない振る舞いだった。
「ごめん」
また無視した。小さな地獄がふっと湧いて、冷えて固まり心の地盤を作って行く。
ただ、勘違いしないで欲しい。ほとんどはうそのように友だちらしく笑いあうんだから。その時は私も心がきゅっと嬉しくなる。
黙り込んでいると、クラスメイトがばらばらと入って来て教室は一気に騒がしくなり、まりあは自分の席へ帰っていった。ああ全く、心の中にどんな感情があれば、人は冷静だろう。愛情か、友情か。怒りや不機嫌に支配された言動は、本来の自分を失っていると、本当にそうだろうか。この不器用さや葛藤はいつか、「若かったな」なんて、笑い話になるだろうか。
昼休みの教室に彼女の姿は無かった。席にはまだリュックがあって、別の女子グループが彼女の机とその隣の机をつけて使っている。私は自分の席でお弁当を広げかけ、一度動きを止め片手でスマホを取り出し「そっち行ってもいい?」とまりあにメッセージを送った。すぐに「いいよ!」が返ってくる。お弁当をまとめ直して、スマホと英単語帳を小脇に抱えて、教室を出た。
体育館へと続く昇降口の手前に保健室があり、その奥には保健体育科目の準備室がある。私は保健室の入り口の前に足を止めた。昇降口の外へ目をやると、日陰から日向へ、白く世界が分断されて、陽炎の向こう側には、永遠に続く世界があるような予感さえした。夏の湿気の中にもしっかりと運ばれて香る校庭の土埃は、上空の雲と一緒にのったりと動いて、翳っていた私の足元まで陽射しを連れてくる。目の前の保健だよりの、ちょうど色褪せた部分で止まった。毎日、昼間の日の長い時間はここで太陽が止まって、保健室でしか生きられない子たちを、永遠の向こう側から急かすのだ。
かわいそうに、そう思った。彼女も、教室に居られない時は保健体育の準備室に居る。保健室自体にはクラスメイトも来ることがあるから、顔を合わせたくないらしい。準備室のドアを叩くと、間髪入れずに彼女が飛び出てきた。
「ありがとねえ」
「いいよいいよ、もうご飯食べ終わった?」
二人で準備室の中に入ると、保健室と準備室を繋ぐドアから保健医の仁科先生が顔を出した。
「あれ、二人一緒にたべるの?」
「はい」
私はにこやかに応えた。その時に、彼女がどんな顔をしていたかわからない。ただ、息が漏れるように笑った。
先生の顔も優しげに微笑んで私を見た。ウィンクでもしそうな様子で「おしゃべりは小さい声でお願いね」と何度か頷き、ドアが閉まった。準備室の中は埃っぽくて、段ボールと予備の教材の谷に、会議机と理科室の椅子の食卓を設け、そこだけはさっぱりとしている。卓上に置かれたマグカップには、底の方にカフェオレ色の輪が出来ていた。
「これ、先生が淹れてくれたの?」
「そう、あ、飲みたい?貰ってあげよっか」
「…いいよ」
逃げ込んだ場所で彼女が自分の家のように振舞えるのは、彼女自身の長所であり短所だろう。遠慮の感覚が人と違うと言うか、変に気を遣わないというか、悪意だけで言えば、図々しかった。
ただ、その遠慮のなさは、学年のはじめのうちは人懐っこさとして周知され、彼女はそれなりに人気者だった。深くものを考えずに口に出す言葉は、彼女の印象をより独り歩きさせ、クラスメイトは彼女を竹を割ったような性格の持ち主だと勘違いした。
当然、それは長くは続くはずもなく、互いの理解と時間の流れと共に、彼女は遠慮しないのではなく、もともとの尺度が世間とずれている為に、遠慮ができないのだと気付く。根っからの明るさで人と近く接しているのではなく、距離感がただ分からず踏み込んでいるのだと察した。
私は、当時のクラスの雰囲気や彼女の立場の変遷を鮮明に覚えている。彼女のことが苦手だったから、だからよく見ていた。彼女の間違いや周囲との摩擦を教えることはしなかった。
彼女は今朝提げてきたコンビニの袋の口を縛った。明らかに中身のあるコンビニ袋を、ゴミのように足元に置く。違和感はあったけれど、ここは彼女のテリトリーだから、あからさまにデリケートな感情をわざわざ追求することはない。というか��学校にテリトリーなんてそうそう持てるものじゃないのに、心の弱いことを理由に、こんなに立派な砦を得て。下手に自分の癪に触るようなことはしたくなかった。
「あれ、食べ終わっちゃってた?」
「うん。サンドイッチだけだったからさ」
彼女の顔がにわかに青白く見えた。「食べてていいよ」とこちらに手を伸ばし、連続した動作で私の手元の英単語帳を自分の方へ引き寄せた。
「今日何ページから?」
「えーっとね、自動詞のチャプター2だから…」
「あ、じゃあ問題出してあげるね。意味答えてね」
「えー…自信ないわあ」
「はいじゃあ、あ、え、アンシェント」
「はあ?」
お弁当に入っていたミートボールを頬張りながら、彼女に不信の眼差しを注ぐ。彼女は片肘をついて私を見た。その視線はぶつかってすぐ彼女が逸らして、代わりに脚をばたばたさせた。欠けたものを象徴するような、子供っぽい動きに、心がきゅっと締め付けられた。
「え、待って、ちょっと、そんなのあった?」
「はい時間切れー。正解はねえ、『遺跡、古代の』」
「嘘ちょっと見せて。それ名詞形容詞じゃない?」
箸を置いて、彼女の手から単語帳をとると、彼女が出題してきたその単語が、今回の小テストの出題範囲ではないことを何度か確認した。
「違うし!しかもアンシェントじゃないよ、エインシェント」
「私エインシェントって言わなかった?」
「アンシェントって言った」
「あー、分かった!もう覚えた!エインシェントね!遺跡遺跡」
「お前が覚えてどうすんの!問題出して!」
「えー、何ページって言った?」
私が目の前に突き返した単語帳を手に取って、彼女が嬉しそうにページをめくる。その挙動を、うっとりと見た。視界に霞む準備室の埃と、彼女への優越感は、いつも視界の隅で自分の立派さを際立つ何かに変わって、私を満足させた。
「午後出ないの?」
私には到底できないことだけど、彼女にはできる。彼女にできることは、きっと難しいことじゃない。それが私をいたく安心させた。
「うん。ごめんね、あの、帰ろうと思って」
私は優しい顔をした。続いていく物語に、ただ次回予告をするような、明日会う時の彼女の顔を思い浮かべた。
「プリント、届けに行こうか。机入れておけばいい?」
私は、確信していた。学校で、このまま続いていく今日こそ、今日の午後の授業、放課後の部活へと続いていく私こそ本当の物語で、途中で離脱する彼女が人生の注釈であると。
「うん。ありがとう。机入れといて。出来ればでいいよ、いつもごめんね」
お弁当を食べ終えて、畳みながら、彼女の青白い顔が、心なしか、いつもより痛ましかった。どうしたのかと聞くことも出来たが、今朝の意地悪が後ろめたくて、なにも聞けなかった。
予鈴が鳴って、私が立ち上がると、彼女がそわそわし始めた。
「つぎ、えいご?」
彼女の言葉が、少しずつ私を捉えて、まどろんでいく。
「うん。教室移動あるし、行くね」
「うん…あのさ、いつもさ、ありがとね」
私は、また優しい顔をした。
「え、なんで。また呼んでなー」
そのまま、準備室を出た。教室に戻ろうと一歩を踏み出した時、背中でドアが開く音がした。彼女が出てきたのだと思って足を止め振り返ると、仁科先生が保健室から顔を出して、微笑んできた。
「時間、ちょっといいかなあ?」
私が頷くと、先生は足早に近寄ってきて、私を階段の方まで連れてきた。準備室や保健室から死角になる。
「あのさあ、彼女、今日どうだった?」
「へ」
余りにも間抜けな声が出た。
「いつもと変わらなさそう?」
なんだその質問。漫画やゲームの質問みたい。
「いつもと変わったところは、特に」
「そっかあ」
少し考えた。きっと、これがゲームなら、彼女が食べずに縛ったコンビニ袋の中身について先生に話すことが正解なんだろう。
まるでスパイみたいだ。中心に彼女がいて、その周りでぐるぐる巡る情勢の、その一部になってしまう。そんなバカな。それでも、そこに一矢報いようなんて思わない。 不正解の一端を担う方が嫌だ。
「あ、でも、ご飯食べる前にしまってたかも」
「ご飯?」
「コンビニの、ご飯…」
言葉にすれば増すドラマティックに、語尾がすぼんだ。
「ご飯食べれてなかった?」
「はい」
辛くもなかったけれど、心の奥底の認めたくない部分がチカチカ光っている。
「そうかあ」
仁科先生は全ての人に平等に振る舞う。その平等がが私まで行き届いたところで、始業の鐘が鳴る。平和で知的で嫌味な響き。
「あ、ごめんね、ありがとう!次の授業の先生にはこちらからも連絡しておくから」
仁科先生はかくりと頭を下げた。「あ、ごめんね、ありがとう!」そうプログラミングされたキャラクターのように。
「いえ」
私は私のストーリーの主人公然とするため、そつのない対応でその場を去った。
こうして過ぎてゆく日々は、良くも悪くもない。教育は私に、どこかの第三者に運命を委ねていいと、優しく語りかける。
彼女の居ない教室で、思いのほか時間は静かに過ぎていった。私はずっと一人だった。
放課後はあっという間にやってきて、人懐っこく私の顔を覗き込んだ。
ふと彼女の席を振り返ると、担任の堀田先生が腰を折り曲げ窮屈そうに空いた席にお知らせのプリントを入れて回っていた。
「学園祭開催についてのお知らせ」右上に保護者各位と記されしっとりとしたお知らせは、いつもカバンの隅に眠る羽目になる。夏が過ぎれば学園祭が来る。その前に野球部が地方大会で強豪校に負ける。そこからは夏期講習、そんなルーティンだ。
堀田先生の腰を折る姿は夏の馬に似ていた。立ち上がって「あの」と近寄ると、節ばった手で体重を支えてこっちを見た。「あ」と声を上げた姿には、どこか爵位すら感じる。
「莉花、今日はありがとうね 」
「え?」
「お昼まりあのところへ行ってくれたでしょ」
心がぎゅっと何かに掴まれて、先生の上下する喉仏を見た。
絞り出したのはまた、情けない声だった。
「はい」
「まりあ、元気そうだった?」
わたしは?
昼も脳裏に描いたシナリオを、口の中で反芻する。
「普通でした、割と」
先生は次の言葉を待ちながら、空になったまりあの椅子を引き寄せて腰掛ける。少し嫌だった。目線を合わせるなら、私のことだって、しっかり見てよ。 
「でもお昼ご飯、買ってきてたのに、私が行ったら隠しちゃって」
「どういうこと?」
「ご飯食べてないのにご飯食べたって言ってました。あんまりそういうことないかも」 
「あ、ほんと」
私を通じて彼女を見ている。
まりあが、先生のことを「堀田ちゃん」と呼んでる姿が目に浮かんだ。私は、そんなことしない。法律の違う世界で、世界一幸せな王国を築いてやる。
「先生」
「私、まりあにプリント届けに行きます」
「ほんと?じゃあお願いしようかな、莉花今日は吹部は?」
「行きます、帰りに寄るので」
「ねえ、莉花さんさ、まりあといつから仲良しなの」
「このクラスになってからですよ」
「そうなんだ、でも二人家近いよね」
「まりあは幼稚園から中学まで大学附属に行ってたと思います。エスカレーターだけど高校までは行かなかったっぽい。私はずっと公立」
「あ、そうかそうか」
耐えられなかった。
頭を軽く下げて教室を出た。
上履きのつま先が、冷たい廊下の床だけを後ろへ後ろへと送る。
私だって、誰かに「どうだった」なんて気にされたい。私も私の居ないところで私のこと心配して欲しい。そんなことばっかりだよ。でもそうでしょ神様、祈るにはおよばないようなくだらないものが、本当は一番欲しいものだったりする。
部活に行きたくない、私も帰りたい。
吹奏楽部のトランペット、「ひみつのアッコちゃん」の出だしが、高らかに飛んできて目の前に立ちふさがる。やっぱり行かなくちゃ、野球部の一回戦が近いから、行って応援曲を練習しなきゃ。ロッカー室でリュックを降ろし楽譜を出そうと中を覗くと、ペンケースが無かった。
 教室に戻ると、先生はまりあの椅子に座ったまま、ぼんやりと窓を見ていた。
私の存在しない世界がぽっかりと広がって、寂しいはずなのに、なにを考えてるのか知りたいのに、いまこのままじっとしていたい。自分がドラマの主人公でいられるような、先生以外ピントの合わない私の画面。心臓の音だけが、後から付け足した効果音のように鳴っている。
年齢に合った若さもありながら、当たり障りのない髪型。 短く刈り上げた襟足のせいで、長く見える首。そこに引っかかったUSBの赤いストラップ。薄いブルーのワイシャツ。自分でアイロンしてるのかな。椅子の背もたれと座面の隙間から覗くがっしりとしたベルトに、シャツが吸い込まれている。蛍光灯の消えた教室で、宇宙に漂うような時間。
私だって先生に心配されたい、叱られたい。莉花、スカート短い。
不意に立ち上がってこちらを振り向く先生を確認しても、無駄に抵抗しなかった。
「うわびっくりした。どうしたの」
「あ」
口の中で「忘れ物を…」とこぼしながら、目を合わせないように自分の席のペンケースを取って、教室から逃げた。
背中に刺さる先生の視線が痛い?そんなわけない。
十九時前、部活動の片付けを終えて最後のミーティングをしていると、ポケットに入れていたスマートフォンの通知音がその場に響いた。
先輩は「誰?」とこちらを見た。今日のミーティングは怒りたがらない先輩が担当で、こういう時には正直には言わない、名乗り出ない、が暗黙の了解だったから、私は冷や汗をかきながら黙っていた。
「部活中は携帯は禁止です」
野球部の地方大会の対戦日程の書かれたプリントが隣から回ってきた。配布日が昨年度のままだ。去年のデータを使い回して作ったんだろう。
そういえば、叱られたら連帯責任で、やり過ごせそうなら謝ったりしちゃだめだと知ったのも、一年生の時のちょうどこの時期だった気がする。ただ、この時期じゃ少し遅かったわけだが。みんなはとっくに気付いていて、同じホルンパートの人たちに迷惑をかけてから、人と関わることはこんなにも難しいのかと、痛いほど理解した。
昔、社交には虚偽が必要だと言った人が居たけれど、その人は羅生門ばっかりが教材に取り上げられて、私が本当に知りたい話の続きは教科書に載っていなかった。
「じゃあ、お疲れ様でした。明日も部活あります」
先輩の話は一つも頭に入らないまま、解散となった。
ぼんやりと手元のプリントを眺めながら廊下へ出た。
堀田先生は、プリントを作る時、明朝体だけで作ろうとする。大きさを変えたり、枠で囲ったり、多少の配慮以外はほとんど投げやりにも見える。テストは易しい。教科書の太字から出す。それが好きだった。
カクカクした名前も分からない書体でびっしりと日程の書き揃えられた先輩のプリントは、暮れかかった廊下で非常口誘導灯の緑に照らされ歪んだ。
駐輪場でもたもたしていると、「お疲れ」と声をかけられた。蛍光灯に照らされた顔は、隣の席の飯室さんだった。
ちょっと大人びた子で、すごく仲がいいわ���ではなくても、飯室さんに声をかけられて嬉しくない子はいないと思う。
「莉花ちゃん部活終わり?」
「うん、飯室さんは」
「学祭の実行委員になっちゃったんだ、あたし。だから会議だったの」
「そっかあ」
「莉花ちゃん、吹部だっけ?すごいね」
「そ、そんなことないよ。それしかやることなくて」
自転車ももまばらになった寂しい駐輪場に、蒸し暑い夕暮れが滞留する。気温や天気や時間なんて些細なことでも左右される私と違って、飯室さんはいつもしっかりしていて、明るい子だ。ほとんど誰に対しても、おおよそ思うけれど、こんな風になりたかったなと思う。私の話を一生懸命聞いて、にこにこしてくれるので、つい話を続けてしまう。
���室さんとの距離感は、些細なことも素直にすごいと心から言えるし、自分の発言もスムーズに選べる。上質な外交のように、友達と上手に話せているその事実もまた、私を励ます。友だちとの距離感は、これくらいが一番いい。
ただ、そうはいかないのが、私の性格なのも分かっている。いい人ぶって踏み込んだり、自分の価値にしたくて関係を作ったり、なによりも、私にも無条件で踏み込んで欲しいと期待してしまう。近づけばまた、相手の悪いところばかり見えてしまうくせに。はじめにまりあに声をかけた時の顔も、無関心なふりをして残酷な振る舞いをした時の顔も、全部一緒になって煮詰まった鍋のようだ。
また集中力を欠いて、飯室さんの声へ話半分に相づちを打っていると、後ろから急に背中をポン、と叩かれた。私も飯室さんも、軽く叫び声をあげた。
 「はーい、お嬢さんたち、下校下校」
振り返ると、世界史の細倉先生が長身を折り曲げて顔を見合わせてきた。私が固まっていると、飯室さんの顔が、みるみる明るくなる。
「細倉センセ!びっくりさせないで」
「こんな暗くなった駐輪場で話し込んでるんだから、どう登場しても驚くだろ。危ないからね、早く帰って」
「ねえ聞いて、あたしさ、堀田ちゃんに無理やり学祭実行委員にされたの」
「いいじゃん、どうせ飯室さん帰宅部でしょ。喜んで堀田先生のお役に立ちなさい」
「なにそれー!てかあたし、帰宅部じゃないし!新体操やってるんですけど」
二人の輝かしいやりとりを、口を半分開けて見ていた。たしかに、細倉先生は人気がある。飯室さんが言うには、若いのに紳士的で振る舞いに下品さがなくて、身長も高くて、顔も悪くなくて、授業では下手にスベらないし、大学も有名私立を出ているし、世界史の中で繰り返される暴力を強く念を押すように否定するし、付き合ったら絶対に大切にしてくれるし幸せにしてくれる、らしい。特に飯室さんは、細倉先生のこととなると早口になる。仲良しグループでも、いつも細倉先生の話をしていると言っていた。
イベントごとでは女子に囲まれているのは事実だ。私も別に嫌いじゃない。それ以上のことはよく知らないけれど、毎年学園祭に奥さんと姪っ子を連れてくると、クラスの女子は阿鼻叫喚する。その光景が個人的にはすごく好きだったりする。あ、あと、剣道で全国大会にも出ているらしい。
私はほとんど言葉を交わしたことがない。世界史の点数もそんなに良くない。
「だから、早く帰れっての。見て、桝さんが呆れてるよ」
「莉花ちゃんはそんな子じゃないから」
何を知っていると言うんだ。別にいいけど。
「もう、桝さんこいつどうにかしてよ」
いつのまにか細倉先生の腕にぶら下がっている飯室さんを見て、なんだか可愛くて思わず笑ってしまった。
「桝さん、笑い事じゃないんだって」
私の名前、覚えてるんだな。
結局、細倉先生は私たちを門まで送ってくれた。
「はい、お気をつけて」
ぷらぷらと手を振りながら下校指導のため駐輪場へ戻っていく先生を、飯室さんは緩んだ顔で見送っていた。飯室さん、彼氏いるのに。でもきっと、それとこれとは違うんだろう。私も、堀田先生のことをこんな感じで誰かに話したいな。ふとまりあの顔が浮かぶけれど、すぐに放課後の堀田先生の声が、まりあ、と呼ぶ。何を考えても嫉妬がつきまとうな。また意味もなく嫌なことを言っちゃいそう。
「ね、やばくない?細倉センセかっこ良すぎじゃない?」
興奮冷めやらぬ飯室さんは、また早口になっている。
「かっこ良かったね、今日の細倉先生。ネクタイなかったから夏バージョンの細倉先生だなと思った」
「はー、もう、なんでもかっこいいよあの人は…。みんなに言おう」
自転車に跨ったまま、仲良しグループに報告をせんとスマートフォンを操作する飯室さんを見て、私もポケットからスマートフォンを出した。そういえば、ミーティング中に鳴った通知の内容を確認してなかった。
画面には、三十分前に届いたまりあからのメッセージが表示されていた。
「莉花ちゃんの名字のマスって、枡で合ってる?」
なんだそりゃ、と思った。
「違うよ。桝だよ」
自分でも収まりの悪い名前だと思った。メッセージはすぐに読まれ、私の送信した「桝だよ」の横に既読マークが付く。
「間違えてた!早く言ってよ」
「ごめんって。今日、プリント渡しに家に行ってもいい?」
これもすぐに既読マークが付いた。少し時間を置いて、
「うん、ありがとう」
と返ってきた。
「家についたら連絡するね」
そう送信して、一生懸命友達と連絡を取り合う飯室さんと軽く挨拶を交わし、自転車をこぎ始めた。
湿気で空気が重い。一漕ぎごとにスカートの裾に不快感がまとわりついてくる。アスファルトは化け物の肌みたいに青信号の点滅を反射し、黄色に変わり、赤くなる。そこへ足をついた。風を切っても爽やかさはないが、止まると今度は溺れそうな心地すらする。頭上を見上げると月はなく、低い雲は湯船に沈んで見るお風呂の蓋のようだった。
やっぱり私も、まりあと、堀田先生の話題で盛り上がりたい。今朝のこと、ちょっと謝りたい。あと、昨日の夜のまりあが好きなアイドルグループが出た音楽番組のことも話し忘れちゃったな。まりあは、堀田先生と細倉先生ならどっちがタイプかな。彼女も変わってるから、やっぱり堀田先生かな。だとしたらこの話題は触れたくないな。でもきっと喋っちゃうだろうな。
新しく整備されたての道を行く。道沿いにはカラオケや量販店が、これでもかというほど広い駐車場と共に建ち並ぶ。
この道は、まっすぐ行けばバイパス道路に繋がるが、脇に逸れるとすぐ新興住宅地に枝分かれする。そこに、まりあの家はある。私が住んでいるのは、まりあの住むさっぱりした住宅街から離れ、大通りに戻って企業の倉庫密集地へと十分くらい漕ぐ団地だ。
一度だけまりあの家に遊びに行ったことがある。イメージと違って、部屋には物が多く、あんなに好きだと言っていたアイドルグループのグッズは全然なかったのに、洋服やらプリントやら、捨てられないものが積み重なっていた。カラーボックスがいくつかあって、中身を見なくても、思い出の品だろうと予想がついた。
まりあには優しくて綺麗なお姉さんがいる。看護師をしているらしく、その日も夜勤明けの昼近くにコンビニのお菓子を買って帰って来てくれた。お母さんのことはよく知らないけれど、まりあにはお父さんが居ない。お姉さんとすごく仲がいいんだといつも自慢げにしている。いいなと思いながら聞いていた。
コンビニの角を曲がると、見覚えのある路地に入った。同じような戸建てが整然と並び、小さな自転車や虫かごが各戸の玄関先に添えられている。風呂蔵の表札を探して何周かうろうろし、ようやくまりあの家を見つけた。以前表札を照らしていた小さなランタンは灯っておらず、スマートフォンのライトで照らして確認した。前に来たときよりも少し古びた気がするけれど、前回から二ヶ月しか経っていないのだから、そんなはずはない。
スマートフォンで、まりあにメッセージを送る。
「家着いた」
既読マークは付かない。
始めのうちは、まあ気がつかないこともあるかと、しばらくサドルに腰掛けスマートフォンをいじっていた。次第に、周囲の住人の目が気になり出して、ひとしきりそわそわした後で、思い切ってインターホンを押した。身を固くして待てども、返事がない。
いよいよ我慢ならなくて、まりあに「家に居ないの?」「ちょっと」と立て続けにメッセージを送る。依然、「家着いた」から読まれる気配がない。一文句送ってやる、と思ったところで、家のドアが勢いよく開いた。
「あ、まりあちゃんの友だち?」
サドルから飛び降り駆け寄ろうとした足が、もつれた。まりあが顔を出すと思い込んでいた暗がりからは、見覚えのない、茶髪の男性が現れた。暗がりで分かりにくいけれど、私と同い年くらいに見える。張り付いたような笑みとサンダルを引きずるようにして一歩、一歩とこちらへ出てくる。緊張と不信感で自転車のハンドルを握る手に力がこもった。
ちょっと、まりあ、どこで何してるの?
男の子は目の前まで来ると肘を郵便受けに軽く引っ掛け、「にこにこ」を貼り付けたまま目を細めて私を見た。
「あ、俺ね、まりあちゃんのお姉さんとお付き合いをさせて頂いている者です。いま風呂蔵家誰も居なくてさ。何か用事かな」
見た目のイメージとは違った、やや低い声だった。街灯にうっすらと照らされた顔は、子供っぽい目の下に少したるみがあって、確かに、第一印象よりは老けて見える、かな。わからない。大学生くらいかな。でも、まりあのお姉さんって、もうすぐ三十歳だって聞いた気がする。
恐怖を消し去れないまま目をいくら凝らしても、判断材料は一向に得られず、声の優しさを信じきるか、とりあえずこの場を後にするか、戸惑う頭で必死に考えた。
「あの、私、まりあと約束してて…」
「えっ?」
男性の顔から笑顔がすとんと落ちた。私の背後に幽霊でも見たのか、不安に強張った表情が一瞬覗き、それを隠すように手が口元を覆った。
「今?会う約束してたの?」
「いや、あの」
彼の不安につられて、私の中の恐怖も思考を圧迫する。言葉につっかえていると、ポケットからメッセージの通知音が響いた。助かった、反射的にスマートフォンを手にとって、「すみません!」と自転車に乗りその場から逃げた。
コンビニの角を曲がり、片足を着くとどっと汗が噴き出してきた。ベタベタの手を一度太ももの布で拭ってから、スマートフォンの画面を点灯した。メッセージはまりあからではなく、
「家に帰っていますか?今から帰ります。母さんから、夕飯はどうするよう聞いていますか」
父さんだった。大きいため息が出た。安堵と苛立ちと落胆と、知っている言葉で言えばその三つが混ざったため息だった。
「今友だちの家にプリント届けに来てる。カレーが冷蔵庫にあるらしい」
乱暴に返事を入力する。
一方で、まりあとのメッセージ画面に未だ返事はない。宙に浮いた自分の言葉を見ていると、またしても不安がじわじわと胸を蝕んでいく。
もしも、さっきのあの男が、殺人鬼だったらどうしよう。まりあのお姉さんも、まりあももう殺されちゃってたら。まりあに、もう二度と会えなかったら。あいつの顔を見たし、顔を見られちゃった。口封じに私も殺されちゃうかも知れない。まりあのスマートフォンから名前を割り出されて、家を突き止められて、私が学校に行ってる間に、家族が先に殺されちゃったら。
冷静になればそんなわけがないと理解出来るのだけれど、じっとりとした空気は、いくら吸っても、吐いても、不安に餌をやるようなものだった。冷たい水を思いっきり飲みたい。
とりあえず家に帰ろう、その前に、今一一〇番しないとまずい?いや、まだなにも決まったわけじゃない。勘違いが一番恥ずかしい。でも、まりあがそれで助かるかも知れない。なにが正解だろう。間違えた方を選んだら、バッドエンドは私に回って来るのかな。なんでだ。
コンビニ店内のうるさいポップが、霞んで見える。心細さで鼻の奥がツンとする。スカートを握って俯いていると、背後から名前を呼ばれた。
「莉花ちゃん?」
聞きたかった声に、弾かれたように振り返った。
「まりあ!」
まりあは制服のまま、手にお財布だけを持って立ち尽くしていた。自分の妄想はくだらないと、頭でわかっていても、一度はまりあが死んだ世界を見てきたような心地でいた。ほとんど反射的に、柄にもなくまりあの手を握った。柔らかくて、すべすべで、ほんのり温かかった。まりあは、口角を大きく上げて、幸せそうに肩を震わせて笑った。
「莉花ちゃん、手汗すごいね」
「あのさあ、結構メッセージ送ったんですけど」
「うそ、ごめん!気づかなかった」
いつもみたいに、なにか一言二言刺してやろうと思ったけれど、何も出てこなかった。この声も、全然悪びれないこの態度も、機嫌の悪い時に見れば、きっと下品で軽薄だなんて私は思うんだろうな。でも今は、あまりにも純粋に幸せそうなまりあの姿に釘付けになるしかなかった。もしかして、私の感情を通さずに見るまりあは、いつもこんなに幸せそうに笑っているのかな。
「本当だ、家に行ってくれたんだね、ごめんね」
「そう言ったじゃん!て言うか、何、あの男の人」
「あ、柏原くんに会った?」
「柏原くんって言うの」
「そう、声が低い茶髪の人。もうずっと付き合ってるお姉ちゃんの彼氏」
「そ、そうなんだ」
やっぱり、言ってることは本当だったんだ。盛り上がっていた様々な妄想が、全部恥ずかしさに変換され込み上げてくる。それを誤魔化すように次の話題を切り出す。
「どこか行ってたの?」
「一回、家を出たの。ちょっとコンビニ行こうと思って。今お財布取りに戻ったんだけど、入れ違っちゃったかも、ごめん」
「普通、私が家行くって言ってるのにコンビニ行く?」
「行きません」
「ちょっとくらい待ってくれる?」
まりあは、
「はあい。先生かよ」
ちょっと口を尖らせて、すぐに手を叩いて笑った。
いくら語気を強めても、仲良しで包みこんで、不躾な返事が返ってくる。それがなによりも嬉しかった。怖がることなく、私と喋ってくれる。欲しかったんだ、見返りとか、自分の価値とかルールとか全部関係なく笑ってくれる友だち。あんなに癪に触ったその笑い方も、今はかわいいと思う。
「先生といえばさ、柏原くんって、堀田ちゃんの同級生なんだよ。すごい仲良しらしい」
「え!」
 柏原くんって、さっきの男の人のことだ。堀田先生が三十前後だとして、そんな年齢だったのか。というか、堀田先生の友だちってああいう感じなんだ。ちょっと意外だ。
「大学時代の麻雀仲間なんだって。堀田ちゃん、昔タバコ吸ってたらしいよ、笑えるよね」
「なにその話、めちゃめちゃ聴きたい」
飯室さんが仲良しグループと喋っている時の雰囲気を、自然と自分に重ねながら続きを促すと、まりあは嬉しそうに髪をいじりだした。
「今もよくご飯に行くみたいだよ、写メとかないのって聞いたけど、まだ先生たちが大学生の頃はガラケーだったからそういうのはもう無いって」
「ガラケー!」
私も手を叩いて笑った。
「莉花ちゃん、堀田先生好きだよね。いるよね、堀田派」
「少数派かなあ」
「どうなんだろう。堀田ちゃんが刺さる気持ちは分からなくはないけど、多分、細倉先生派の子のほうが真っ当に育つと思うね」
「わかる。細倉先生好きの子は、ちゃんと大学行って、茶髪で髪巻いてオフショル着てカラコンを入れることが出来る。化粧も出来る。なんならもうしてる」
コンビニのパッキリとした照明に照らされ輝くまりあ。手を口の前にやって、肩を揺らしている。自分の話で笑ってもらえることがこんなに嬉しいのか、と少し感動すらしてしまう。
「今日もムロはるちゃんの細倉愛がすごかったよ」
「ムロはる…?」
まりあが眉をしかめた。
「飯室はるなちゃん、ムロはるちゃん」
本人の前では呼べないけれど、みんながそう呼んでいる呼び方を馴れ馴れしく口にしてみた。ピンときたらしいまりあの「あー、飯室ちゃんとも仲良しなんだ」というぎこちない呟きをBGMに、優越感に浸った。私には友だちが沢山いるけれど、まりあには私しか居ないもんね。
コンビニの駐車場へ窮屈そうに入っていく商品配送のトラックですら、今なら笑える。
「最終的には細倉先生の腕にぶら下がってた」
「なんでそうなるの」
「愛しさあまって、ということなんじゃないかな」
「莉花ちゃんはさ、堀田ちゃんの腕にぶら下がっていいってなったら、する?」
「えー、まずならないよ、そんなことには」
「もしも!もしもだよ」
「想像つかないって」
「んー、じゃあ、腕に抱きつくのは」
「え、ええ」
遠くでコンビニのドアが開閉するたび、店内の放送が漏れてくる。視線を落として想像してみると、自分の心音もよく聞こえた。からかうように拍動するのが、耳の奥にくすぐったい。
細倉先生はともかく、堀田先生はそんなにしっかりしてないから、私なんかが体重を掛けようものなら折れてしまうのではないか。「ちょっと、莉花さん」先生は心にも距離を取りたい時、呼び捨てをやめて「さん」を付けて呼ぶ。先生の性格を見ると、元から下の名前を呼び捨てにすること自体が性に合っていないのだろうとは思うけれど。
そもそも、「先生のことが好き」の好きはそういう好きじゃなくて、憧れだから。でも、そう言うとちょっと物足りない。
「莉花ちゃん」
半分笑いながら呼びかけられた。まりあの顔をみると、なんとも言えない微妙な表情をしていた。引かれたのかな。
「顔赤いよ」
「ちょ、ちょっと!やめてよ」  
まりあの肩を軽く叩くと、まりあはさっきよりも大きな声で笑った。よろめきながらひとしきり笑って、今度は私の肩に手を置いた。
「でも、堀田ちゃん、うちのお姉ちゃんのことが好きらしいよ」
「え?なにそれ」
「大学同じなんだって、お姉ちゃんと、柏原くんと、堀田先生。三角関係だって」
返事に迷った。自分の感情が邪魔をして、こういう時に飯室さんみたいな人がどう振る舞うかが想像できない。
本当は、堀田先生に好きな人がいるかどうかなんて、どうでもいいんだけど、そんなこと。それよりも、まりあから、明確に私を傷つけようという意思が伝わってきて、それに驚いた。相手がムキになっても、「そんなつもりなかったのに」でまた指をさして笑えるような、無意識を装った残酷さ。
これ、私がいつもやるやつだ。
そのことに気付いて、考えはますます散らばってしまった。
「そんなの、関係無いよ」
しまった。これだから、重いって思われちゃうんだよ、私は。もっと笑って「え、絶対嘘!許せないんですけど」と言うのが、飯室さん風の返し方なのに。軽やかで上手な会話がしたいのに、動作の鈍いパソコンのように、発言の後に考えが遅れてやってくる。まりあの次の言葉に身構えるので精一杯だった。
「あはは」
まりあは、ただ笑って、そのあとは何も言わなかった。
今までにない空気が支配した。
「私、帰るね」
なるべくまりあの顔を見ないようにして、自転車のストッパーを下ろした。悲鳴のような「ガチャン!」が耳に痛い。
「うん」
まりあは、多分笑っていた。
「また明日ね」
「うん」
漕ぎ出す足は、さっきよりももっと重たい。背中にまりあの視線が刺さる。堀田先生の前から去る時とは違って、今度は、本当に。
遠くで鳴るコンビニの店内放送に見送られ、もう二度と戻れない、夜の海に一人で旅立つような心細さだった。
やっとの思いで家に着くと、二十時半を回っていた。父さんが台所でカレーを温めている。
「おかえり、お前の分も温めてるよ」
自室に戻り、リュックを降ろして、ジャージに着替える。また食卓に戻ってくると、机の上にカレーが二つ並んでいた。
「手、洗った?」
返事の代わりにため息をついて、洗面所に向かう。水で手を洗って、食卓に着く。父さんの座っている席の斜向かいに座り、カレーを手前に引き寄せる。
「態度悪い」
「別に悪くない」
「あっそ」
箸立てからスプーンを選んで、カレーに手をつける。
「いただきますが無いじゃん」
「言った」
「言ってねえよ」
私は立ち上がって、「もういい」とだけ吐き捨て、自室に戻った。
父さんとはずっとこうだ。お母さんには遅い反抗期だな、と笑われているけれど、父さんはいつもつっかかってくる。私が反抗期だって、どうしてわかってくれないんだろう。
まりあの家は、お父さんが居なくて、正直羨ましいと思う。私は、私が家で一人にならないよう、朝はお母さんが居て、お母さんが遅くなる夜は父さんがなるべく早く帰ってくるようにしているらしい。大事にされていることがどうしても恥ずかしくて、次に母親と会える日を楽しみだと言うまりあを前にすると、引け目すら感じる。勝手に反抗期になって、それはを隠して、うちも父親と仲悪いんだよね、と笑って、その話題は終わりにする。
せめて、堀田先生みたいな人だったら良かった。
そう思うと心がチクッとした。あんなに好きな堀田先生のことを考えると、みぞおちに鈍い重みを感じる。先生に会いたくない。それがどうしてそうなのかも考えたくない。多分、まりあが悪いんだろうな。まりあのことを考えると、もっと痛いから。
明日の授業の予習課題と、小テストの勉強もあるけど、今日はどうしてもやりたくない。どうせ朝ちょっと勉強したくらいじゃ小テストも落ちるし、予習もやりながら授業受ければどうにかなる。でも、内職しながらの授業は何倍も疲れるんだよな。
見ないようにしてきた、ズル休みという選択肢が視界に入った。スマートフォンを握りしめたままベッドに寝転がって、SNSを見たり、アイドルのブログをチェックしていると、少しづつ瞼が重くなってくる。
瞼を閉じると、今度は手の中に振動を感じる。まどろみの中で、しばらくその振動を感じ、おもむろに目を開けた。
画面にはまりあの名前が表示されている。はっきりしない視界は、うっすらとブルーライトを透かす瞼で再び遮られた。そうだ、まりあ。
私、まりあに文化祭のプリント渡すの、忘れてた。
目が覚めた。歯を磨くのも、お風呂に入るのも忘れて寝てしまったらしい。リビングを覗くと、カーテンが静かに下がったままうっすらと発光していた。人類が全て滅んでしまったのか。今が何時なのか、まだ夢なのか現実なのか曖昧な世界。不安になって、急いで自分の部屋に戻りベッドの上に放りっぱなしのスマートフォンの画面を点けた。
「あ…」
画面に残る不在着信の「六時間前 まりあ」が、寂しげ浮かんでくる。今の時刻は午前四時、さすがに彼女も寝ている時間だ。すれ違ってしまったなあ、と半分寝ぼけた頭をもたげながらベッドに腰掛ける。髪の毛を触ると、汗でベタついて気持ち悪い。枕カバーも洗濯物に出して、シャワーを浴びて…。ああ、面倒だな。
再びベッドに横になると、この世界の出口が睡魔のネオンサインを掲げ、隙間から心地いい重低音をこぼす。
あそこから出て、今度こそ、きちんとした現実の世界に目を覚まそう。そしてベッドの中で、今日を一日頑張るための作戦を立てて、学校へ行くんだ。いいや、もうそんな力はないや。
嫌になっちゃうな、忙しい時間割と模試と課題と、部活と友達。自律と友愛と、強い正しさを学び立派な大人になっていく。私以外の人間にはなれないのに、こんなに時間をかけて、一体何をしているんだろう。何と戦ってるんだ。本当は怠けようとか、ズルしようとか思ってない。時間さえあれば、きちんと期待に応えたい。あの子は問題ないねと言われて、膝下丈のスカートをつまんで、一礼。
勉強なんて出来なくても、優しい人になりたい。友達に、家族に優しくできる人になりたいよ。わがまま言わない、酷いこともしたくない。でも、自尊心を育ててくれたのもみんなでしょ。私だって、画面の向こう側のなにかになれるって、そう思ってる、うるさいほどの承認欲求をぶちまけて、ブルーライトに照らされた、ほのかに明るい裾をつまんで、仰々しく礼。鳴り止まない拍手と、実体のない喜び。
自分を守らなくちゃ。どこが不正解かはわからないけれど、欲求や衝動に従うことは無謀だと、自分の薄っぺらい心の声に耳を傾けることは愚かだと、誰かに教わった気がする。誰だったかな、マルクスかな。
今の願いは学校を休むこと。同じその口から語られる将来の夢なんて、信用ならない?違うね。そもそも将来の夢なんてなかった。進路希望調査を、笑われない程度に書いて、それで私のお城を築く。悲しみから私を守ってね。
目を開けると目前のスマートフォンは朝の六時を示していた。
「うそだあ」
ベッドから転げるように起き上がると、枕カバーを剥がして、そのまま呆然と立ち尽くす。今からシャワー浴びたら、髪の毛乾かしてご飯食べて、学校に着くのは朝礼の二十分前くらい。予習の課題も小テストの勉強もできない。泣きそうだ。
力なく制服に着替えると、冴えない頭でリュックサックに教科書を詰め込み部屋を出た。肩に背負うと、リュックの中で二段に重ねた教科書が崩れる感触がした。
続く
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takigawa · 5 years
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こんなものが⬇️ From 藤井聡(京都大学大学院教授) 『消費税増税の「リスク」に関する有識者会議」を開催します。 デフレ脱却が実現していないばかりか、 世界経済の先行きも不透明となった今、 消費増税など、論外中の論外。 こうした話は、昨年10月に出版した、 「10%消費税は日本経済を破壊する」  http://ur0.biz/MCc2 で詳しく論じた通りです。 にも関わらず、 国民世論では、反対している人(48%)の方が 多いとは言うものの 国民の実に45%もの人々が、「賛成」しているとのこと。 https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20190428-OYT1T50243/ これは偏に、 日本の破綻を避けるためには、消費増税が必要だ―― という財務省を中心とした推進派の プロパガンダが功を奏しているからです。 この世論状況では、 日本は自滅に向かってまっしぐらに向かうことは、 間違いありません。 何といっても、 実にたくさんの経済のご専門の先生方が、 消費増税のリスクを 真剣に危惧されているからです。 こちらのホームページをご覧ください。 http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/190507-2 これは、元日銀副総裁の岩田規久男先生と当方からの 「201910月の10%消費税増税の危険性に関するコメントご提出」 についての呼びかけにご反応いただいた (学者、エコノミスト、評論家などのお立場で 消費増税に関して公言されてきた) 「有識者」の皆様方のコメントです。 岩田先生と当方は、こうしたコメントを取りまとめ、 コメントをご提出いただいた皆様にご出席いただいて、 『消費税増税の「リスク」に関する有識者会議」  ~合理的な判断を支援するインフォームドコンセントのために~ を、令和元年5月21日に、 国会議員会館で開催する予定にしています。 本日、令和元年5月8日現在で、 コメント頂いているのは、以下の方々。 会田卓司(ソシエテ・ジェネラル証券、チーフエコノミスト) 青木泰樹(京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授、シュンペーター研究・現代日本経済論) 浅田統一郎(中央大学経済学部教授、マクロ経済学) 飯田泰之(明治大学政治経済学部准教授、経済政策・マクロ経済学) 池戸万作(日本経済復活の会・幹事 経済政策アナリスト、経済政策・日本経済論) 岩田規久男(前日本銀行副総裁、上智大学・学習院大学名誉教授、経済学) 尾上修悟(西南学院大学教授、国際金融論・世界経済論・世界経済史) 小野盛司(小野盛司、日本経済復活の会・会長、経済学、進化生物学、理論物理学) 川端祐一郎(京都大学大学院助教・表現者クライテリオン編集委員、公共政策論) 近藤駿介(金融・経済評論家、元ファンドマネージャー) 榊原可人(Soleil Global Advisors Japan 株式会社インベストメント・ディレクター、エコノミスト) 島倉原(株式会社クレディセゾン主任研究員、マクロ経済分析・経済政策論・景気循環論) 高橋洋一(嘉悦大学経営経済学部教授、経済学) 田中秀臣(上武大学ビジネス情報学部教授、日本経済論・経済思想史) 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員) 塚崎公義(久留米大学教授、経済予測・日本経済論) 荻原博子(経済ジャーナリスト) 浜崎洋介(表現者クライテリオン編集委員、文芸批評家) 藤井聡(京都大学大学院教授・元内閣官房参与、公共政策学) 三橋貴明(経世済民研究所所長、経済評論家) 森永卓郎(獨協大学経済学部教授、マクロ経済・労働経済) (以上、50音順) 21日に向けて、 さらに多くの有識者の皆様方の コメントを頂戴できる予定ですが、 既に今、頂いている皆様方のコメントをご覧頂くだけで、 このタイミングでの消費増税が 如何に危険なものであるかを、 即座にご理解頂けるものと思います。 まず、世界経済の先行き不透明な今の消費増税は、 論外であることを複数の有識者が指摘しています。 『もし今年(2019年)10月に「予定どおり」消費税が増税されれば、現在進行中の米中貿易戦争、イギ���スの合意なきEU離脱、日米貿易摩擦が日本経済に及ぼす悪影響に、消費税増税の悪影響が上乗せされてしまい、日本経済の復活を目指す現在までのアベノミクスの成果を帳消しにしてしまうことは、ほぼ確実です。』(浅田統一郎 中央大学経済学部教授、マクロ経済学) 『米国の景況,中華人民共和国の経済成長ともに陰りが見えており,斯くの如き状況での消費増税は日本経済への大きなリスクとなる。』(飯田泰之 明治大学政治経済学部准教授、経済政策・マクロ経済学) そして、その結果、このタイミングでの増税が、 さらには財政再建を危機に陥れるという 「本末転倒な帰結」を導くに相違ないという 警告を発しておられます。 『景気後退局面に入った現状での消費税増税は、深刻な消費不況を引き起こし、企業倒産の増加、失業率の上昇をもたらす可能性が高い。・・・景気が悪化すれば、法人税・所得税の税収が減り、税収全体が落ち込んで財政再建にもならない。』 (伊藤周平 鹿児島大学教授、社会保障法・社会政策論) 『消費増税がデフレ圧力を招き、日本経済再生を困難にし、政府債務を増やしてきたデータを無視する。それこそ日本自滅の道だ。』(田村秀男 産経新聞特別記者・編集委員) 『・・・増税を急いではならない。長期的な財政再建のためには,経済成長をより確かなものとし,そのなかでの社会保障・税制の改革を進める視点が求められている。』(飯田泰之 明治大学政治経済学部准教授、経済政策・マクロ経済学) だからこそ、今は消費増税の正反対である 「財政拡大」こそが、経済成長のために必要であり、 それこそが、真の財政再建への道を開く、 と主張されています。 『いま、政府がすべきことは、緩和的な財政金融政策により、さらに人手不足経済を加速させ、賃金を引き上げて、人々の所得を増やし、それによって、消費を活性化させ、経済を外需に依存しない、内需主導型成長軌道に乗せることである。財政再建はその結果として達成されるものである。』 (岩田規久男 前日本銀行副総裁、上智大学・学習院大学名誉教授、経済学) 『今は消費増税は中止し、減税・財政拡大で日本が世界経済の牽引役になるべき時である。』(小野盛司 日本経済復活の会・会長、経済学、進化生物学、理論物理学) 以上は頂戴したコメントのごく一部ですが、 その他、実に様々な真摯なメッセージを お寄せいただいております。 是非とも、こうした専門家達の切実な声を、 一人でも多くの国民の皆様にお届け頂きたいと思います。 いろいろな方に、本記事、ならびに、 下記ページを、「拡散」くださいますよう、 お願い申し上げます。 http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/190507-2 以後、新しいコメントを頂戴するたびに、 本ページに掲載させていただく予定です。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 追伸1: 消費増税問題についてまとまった情報については、まずは、 ・消費税10%が日本経済を破壊する  http://ur0.biz/MCc2 ・消費増税を凍結せよ https://the-criterion.jp/backnumber/s01_201812/ をご一読ください。
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/190507-2
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xf-2 · 6 years
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毛沢東はソ連と仲違いした時、長年にわたって途方もない予算と将兵の養成が必要な通常兵器より、短期間に決定的な抑止力を高める核・ミサイルが効果的であると認識した。
 そこで人民の半分が餓死してでも「両弾一星」(原・水爆と人工衛星)を完遂するという決断をした。
 その根底には、中国という国家は人民(約8億人)の半分、4億人を犠牲にしても国家は生き残れるという意識であった。
 また、「政権は銃口より生まれる」と喝破したように、国共合作で国民党軍を日本軍と戦わせ、共産党軍は後方にいて増勢につなげ、続く内戦で勝利して政権奪取につなげる考えがあった。
 実際、430万人いた国民党軍は150万人となり、120万人しかいなかった共産党軍は400万人となり、累次の内戦で約800万人が戦死したとも言われる。
中華人民共和国の建国後の犠牲者
 毛沢東は建国10年後の1958年から61年までの3年間、人民公社を地方ごとに造って自給自足で生き延びることができるように大躍進運動を行う。
 しかし、公社間の競争精神は実体の伴わない過大報告となり、結果的には約2300万人が餓死したと言われる。
 毛は失敗を認めて国家主席を辞任。1962年1月の中央工作会議で劉少奇国家主席が「三分の天災、七分の人災」と述べて大躍進を批判する。
 しかし、建国以来続けてきた反右派闘争に勝利して1964年に復権する。この15年間に約950万人を虐殺したとされる。
 1966年からは10年に及ぶ文化大革命が続く。この間の政治的な痛めつけでの死亡(約2000万人)や餓死者はほぼ1億人にも上ったとみられている。
 3度の批判を生き残った鄧小平は毛の死去(1976年)後の78年末に「改革開放」の大号令をかけ、今日の大発展につながっていく。
 しかし、どこまでも社会主義市場経済で、共産主義体制の維持が前提であった。
 胡耀邦が総書記に就任(1980年2月)してチベットの惨憺たる有様に衝撃を受け、失政の責任は共産党にあるとして、政治犯の釈放や信教の自由と僧院の再建などの自由化政策を進めるが、共産党幹部の批判を受け87年1月解任される。
 続く趙紫陽も学生たちの民主化要求に柔軟な対応を示し、天安門広場に出かけ学生を説得するが失敗に終わる。
鄧小平は共産党政権維持への懸念を深め、中国人民解放軍による武力弾圧を決断し、民主的な抵抗を戦車で粉砕する(「天安門事件」、「6・4事件」とも呼称)。
 趙は3週間後(6月23日)に解任され、上海市委員会書記であった江沢民が抜擢される。
 天安門事件の死者は発表されていないが、米国の秘密文書によると、死者は1万454人、死傷者は4万人以上となっている(方政・釈量子対談「生き証人が語る 血塗られた天安門の虐殺」、『WiLL』2016.7号所収)。
 改革開放後の経済的発展は貧富の差を拡大させ、犯罪や暴動も頻発した。400万人の死刑囚収容施設は不足する状況で、死刑免除と引き換えに外国への労働者として派遣しているとも言われる。
すべてにおいてスケールが違う中国
 列挙すればきりがないが、広大な領土と巨大な人口、困難な統一、近代化の遅れ、そして何よりも言論の自由がない共産党独裁の強権政治で「物言えば唇寒し」だ。
 他方、愛国無罪が大きな「虚言」を蔓延らせる。
 日本では厚生労働省の為体で統計の信頼性が揺れているが、中国は国家ぐるみで、GDP(国内総生産)さえ疑問視されている。
 内乱や自然災害、イナゴの異常発生による蝗害などが絶え間なく起き、その都度100万単位の死者・餓死者を出してきたとされるが、何一つ正確な数字の公表はない。
 秦の始皇帝が即位したBC221年から共産党結成の直前1920年までの2140年間に160回の内乱があり、累計年数は896年で、13年おきに約6年間の戦闘が起きてきたとされる。
 また、この間に5150回の天災、うち1035回の旱魃、1037回の水害が発生。旱魃や水害は2年に1回、蝗害も含めた天災は5カ月に1回の頻度で発生してきたことになる。
 施政が行き届かない広大な領土ゆえに、何か起きれば大飢饉に直面した。1810年900万人、1811年2000万人、1849年1375万人、1876~78年1300万人の死者を出す大飢饉が発生している。
 20世紀に入ってからも、1928~30年の大飢饉では西安市のある陝西省で200万人が流民となり、1930~32年には1000万人が餓死している。
 なお、支那事変で日本軍が開封を占領した1938年、蒋介石軍が日本軍の追撃阻止のため、黄河の堤防を決壊させ、下流域(河南省・安徽省・江蘇省にまたがる54000平方キロ、北海道の6割)の水没で100万人死亡、被害者は600万人に上ったとされる(『郭沫若自伝』は日本軍の無差別爆撃と対外宣伝した)。
 このため、3省の農地が農作物ごと破壊され、河南省では1942年に凶作、続く翌年は蝗の大群発生で、300万人が餓死したという。
 こうした餓死者が出ると、得体の知れない茸も食し、子供を交換して食すこともあったとされる(易子而食…子を替えて食らう)。
中国人による中国人の斬殺
 問題は人為的な残虐行為で、『揚州十日記』がある。
 明朝滅亡時、満清の軍隊が南下して勢力を南京に及ぼそうとした時、南京政府の要所、揚州城の攻防で王秀楚という人物が家族や兄弟と逃げ回る間に体験した記録である。
 わずか10日間の出来事であるが、中国社会で昔から蔓延るあらゆる慣習が見て取れる。
 指揮官の逃亡、兵士の略奪・強姦・放火・惨殺などの暴虐、金品の強要や強奪などが展開される。
 2人の女性が逃げ回り、足が泥の中にぬかって脛まで没している。「1人が女の子を抱いていたのを、兵卒は鞭で叩いてその子を泥の中に捨てさせ、そのまますぐ追い立てて行った」。
 数十人のものは牛か羊かのように駆り立てられて「少しでも進まぬと直ちに笞を加えられ、あるいはただちに殺された。女たちは長い綱で数珠を通したように頸をつながれ、一足ごとに躓き転んで、全身泥まみれになった」。
 「どこにもかしこにも幼児が馬の蹄にかけられ、人の足に踏まれて、臓腑は泥にまみれ、その泣き声は曠野に満ち満ちていた」
 「途中の溝や池には死骸がうず高く積み上げられ、手と足が重なり合っていた。池はそのために平らになっていた」
 逃げ回った挙げ句、通りに出た。
 「通りには人の首が重なりあって横たわっていたが、真っ暗で誰が誰やら見分けがつかなかった」
 「(中略)城壁の下には死骸が積み上げてあるため、歩くのに難渋した。何度つまづいては起き上がったか知れなかった。何かに驚かされるたびに、地面に倒れて死骸の真似をした」
 彼らは掠奪や強姦ばかりでなく、火災も起こす。四方に火事が起こり、「こっそり戸外に出て見ると、畑の中には死骸が積み重なっていて、中には息絶え絶えにまだ生きているのもあった」。
 男(兵士)は幼女と男児を連れた婦人を捕えた。
 「男の児が母を呼んで食べ物をねだった。その男は怒って一撃すると、脳が砕けて男の児は死んだ。男は婦人と幼女を引いて行った」
 隠れていた場所に「数人の兵卒がやって来て引き出されたことが二度ほどあったが、その都度少しばかりの金を握らせると行ってしまった」。
 こうして10日間で80万人が清軍の刀下で虐殺されるという血腥い「大屠殺」が展開され、繁華の揚州は凄惨な生き地獄と化したという。
揚州を落とした清軍は騎虎の勢で数日後に南京に入る。南京王朝の福王や陪臣はいち早く逃亡し、文武百官はみな薙髪して清軍に降伏する。
 余談であるが、清軍豫王とまみえた揚州督鎮は「史可法ここに在り!」と大呼するが、武運拙く、ついに捕えられる。
 豫王は「降れば則ち富貴ならん」と諭すが、史可法は「われは天朝の重臣なり。あにいやしくも生を偸(ぬす)みて万世の罪人となるべけんや。わが頭(こうべ)、断つべし、身屈すべからず」と断る。
 豫王は3日間説得し続けるが、最後は涙を揮って部下に斬らせたという。
中国の極刑さまざま
 手元に『図説 中国酷刑史』(尾鷲卓彦著、徳間書店)がある。
 酷刑とは残酷極まりない刑罰のことで、中国の酷刑を可能な範囲で紹介したものである。
 「彼らは手足を釘で打ちつけられ、鮮血をしたたらせて架刑(はりつけ)にされている劫賊(ごうとう)に、これっぽちの憐みすら寄せないどころか、その“五花斬人(きりきざみ)”のさまを観賞するという奇怪な光景まで演じた」
 「街頭や横丁において、首が切り落とされた様子を微に入り細をうがって、活き活きとしゃべりたてるかと思えば、われ先に鮮血にまみれた人頭や半裸の女性の屍体を覗き込む。なかには饅頭に血を吸いこませ、それを食べて肺結核を治そうとする者さえあった」などの記述もある。
 酷刑には官刑と私刑の別があり、官刑では「拷��・斬首・絞縊・首枷・足枷・站籠(立った姿勢で首枷)・抽腸・鞭打ち・凌遅(寸刻みで切り裂く)・銃殺・見せしめ」が列挙されている。
 私刑では「吊り下げ・熱湯あびせ・目えぐり・耳削ぎ・活き埋め・舌抜き・火あぶり・沈め殺し・釜ゆで・圧殺・宮刑・人喰い・足ぜめ・頭髪そり・入れ墨・首切断・バラバラ屍体」などが記されている。
 読んでいて、「心胆を寒からしめる」どころか、こんな国家・社会があるのかと恐ろしくなってくる。日本人には想像を絶する奇想天外な国家・社会のようだ。
 本多勝一著『中国の旅』にも、「飢えた軍用犬の餌」にした話(文庫本p20)や「電線にコウモリのようにぶらさげ火あぶり」にした話(同p231)、「腹をたち割り、心臓と肝臓を抜き取って食う」話(同)などがある。
 臓器を煮て食したのは日本兵ということになっているが、筆者には日本人の行動様式とは思えない。読者はどう思われるだろうか。
 月刊誌『SAPIO』(2015年7月号)は、「毛沢東は『資治通鑑』を17回も読み、ライバル抹殺の手本としていた」とのリードで、「『人ブタ』『食人』『生きたまま肉を削ぐ』 歴史書に描かれた中国4千年『残虐の伝統』」の表題を付けた一文を掲げた。
 その中で、「人ブタ(手足を切断し丸裸で厠に放る)」「凌遅」「大量虐殺(一族の公開処刑や赤ん坊を空中に投げ槍で刺す)」「人食い」「ムチ打ち・炮烙(銅製円柱に罪人を縛り付けて焼き殺す)」「站籠」などを挿絵入りで説明している。
中国人による日本人大虐殺
 拙論の本題は中国人が日本の軍民に暴行を加え、また惨殺・虐殺した事件の検討である。いくつもあるが、ここでは3つを取り上げたい。
(1)旅順猟奇虐殺事件
 日清戦争(1894.8~95.5)間の11月21日に起きた事件である。
 近代化に邁進中の日本は、戦争においては勝利することと国際法を順守する文明国家であることを強調する必要があり、戦場に国際法の専門家を同道し、第2軍司令官大山巌大将は「我軍は仁義を以て動き、文明に由て戦ふものなり」と訓示していた。
 勝利の報が続々と届いていた矢先の惨事に、影響を最小限にする方策で伊藤博文首相と陸奥宗光外相は振り回される。
 旅順市街に突入した日本軍兵士は、3日前に生け捕りされた3人の生首が、道路わきの柳の木につるされているのを見る。鼻はそがれ、耳もなくなっていた。さらに進むと、家屋の軒先に針金でつるされた2つの生首があった。
 米国人記者も「ワールド」紙で、「日本軍が旅順になだれ込んだ時、鼻と耳がなくなった仲間の首が、紐でつるされているのを見た。また、表通りには、血の滴る日本人の首で飾られた恐ろしい門があった。その後、大規模な殺戮が起った。激怒した兵士たちは、見るものすべてを殺した」と書いている。
 清国兵は残酷を極めた方法で傷をつけ、第2軍兵士の死体を放置した。
 死者、あるいは負傷者に対して、首を刎ね、腹部を切り裂き石を詰め、左腕を切り取り、さらに睾丸などまで切り取り、その死体を路傍に放置した。これは捕虜の扱いではなく、猟奇事件でしかない。
 この残酷さが日本軍に復讐心を燃え上がらせ、生首が兵士たちの激昂を誘ったとされる。
 攻撃の包囲網を狭められた清国兵は「袋の鼠」同然となり、軍服を脱ぎ捨て便衣兵となって民家に逃げ込んだ。
 復讐心は便衣兵の徹底捜査となる。また、市民の中には武器をもつ者もいた関係から、彼らも加害者とみなされた。
 歩兵第2連隊の加部東常七上等兵は「旅順市街に闖入するや、戸々軒々、家中を捜りて、(略)小暗き家の片隅に潜む一人の敵兵。オノレッ!とばかり・・・。直突一閃! 胸板深く突き通せば、彼、苦しさの余り、我剣刃を握れり。コワ・・・仕損じたり。と力を極めて引けば、四指を落としてがくりと倒るる所を亦一刺。魂、天涯に飛んで骸のみ」と手記に記している。
 この連隊では清国兵28人を斬殺した一等兵を筆頭に、21人、17人など、11人で166人の清国兵を屠ったという(以上、井上晴樹著『旅順虐殺事件』)。
 旅順郊外の萬忠墓には被難者計1万8百余名(かなりが便衣兵か)と明記されているそうである。数はともかく、事件は両国の将兵が確認し、内外の記者数名が報道し確認している。
 しかし、非は我に有りとのことか、中国は旅順の猟奇・虐殺をほとんど報道してこなかった。
(2)昭和2年の「南京事件」
 「長江(注:揚子江の上流域)流域上下二千浬(カイリ)に亘り、三千余名の在留邦人が暴徒の迫害から遁れて、財産を捨て地盤を棄てて内地への引揚げを断行したことは、我日本としては空前の史実であり世界的にも希有の事変である」
 「彼らの我邦人に対する嫌悪と軽侮の念は、十数��来の排日によりて遺憾なきまでに蓄養された。その今日あるはむしろ予想されていなければならなかったはずだ」と悔しさを隠さない。
 これは、合法的に南京・蘇州・漢口・重慶などに居留していた日本人が昭和2年の春、中国人によって襲われ、引揚げざるを得なかった日本人襲撃事件の実相を、直後に結成した「中支被難者連合会」が証言や公文書を用いて再現した『南京漢口事件真相 揚子江流域邦人遭難実記』の「序」である。
 少し説明が必要であろう。事件発生時までの3年間、外務大臣は幣原喜重郎であった。
 上海などで中国の横暴がしばしばあり、英米などは軍艦を出動させて鎮圧してきた。しかし、幣原外相は話し合い解決を主張し、軟弱外交と批判されていた。
 こうしたことから、南京の日本領事は「北伐軍を刺激しない」「無抵抗主義で対応する方が効果的」として、荒木海軍大尉らが準備した領事館前の土嚢を撤去し、機関銃は倉庫に隠した。
 そこに事件が起き、兵士と暴徒の侵入を許し、婦人までが凌辱・強姦の「忍ブベカラザル検査」(「検査」は領事の表現)を受けたのだ。
 中国が事件を起こしても、武力対処は一切斥けた。こうした日本外交に対する思いが「今日あるはむしろ予想されて」の謂いであり、悔しさが滲んでいる。
 これこそが「南京事件(昭和2年)」と呼ばれるもので、今日、「南京大虐殺」(昭和12年)として非難されているものは、事件でなく追撃戦であった。
(3)通州虐殺事件
 北京の東方約20キロのところに通州がある。「冀東(きとう)防共自治政府」の管理下にある通州保安隊に守られて日本人居留民は生活していた。
 盧溝橋事件から3週間後の29日(1937年7月)から翌30日未明の間に、保安隊は国民党軍と示し合わせたかのように警備を解き、女子供を含む邦人257人(日本の警備隊32人を含む)が惨殺された。
 居留民たちの救援活動を取材するために、たまたま来ていた同盟通信社の安藤利男記者も襲撃を受けるが九死に一生のチャンスを得て脱出に成功し、後に『虐殺の通州脱出記』を書いている。
 午前2時半ごろ保安隊の動きが怪しいとの電話があり、その後は不通。4時頃からは銃声も聞こえる。7時ごろになると市街南方辺りで白煙や黒煙が上がり、銃砲声も激しくなる。
 8時になると、記者たちが泊まっていた近水楼の支那人ボーイが他所から口も利けない状態で駆け込んできて、「特務機関付近の通りの邦人商家、カフェー辺りで、日本人が多勢殺されてゐる。太変です・・・」の第一報をくれたという。
 また、奇跡的に生き残った人たちも、色々と証言しており、虐殺事件の状況はかなり正確に伝わっている。
 1か月後には『主婦の友』が人気作家吉屋信子をカメラマンともども派遣。その時も証拠は至る所に残っており、女性の目で子細に記録している。
 しかし、平成28(2016)年7月、現地を訪ね『慟哭の通州―昭和12年夏の虐殺事件』を上梓した加藤康男氏によると、通州市は北京市に吸収されて、「もはやこのあたり一帯に通州虐殺事件に関連した建物は何一つ残されていない。旧城内は、90年代ごろから徹底的に破壊し尽くされてきた」という。
 事件から5カ月経った12月下旬(日本軍が南京で入城式を行った1週間後)、冀東防共自治政府と日本側との間で弔意賠償金の支払いや慰霊碑建立の決着が図られた。
 都合の悪い慰霊碑はいつしか地下に埋め隠されたが、再開発で偶然に発見された。
 その状況を「北京日報」(2001.8.24付)は、「日本軍が中国を侵略した証拠、通州区で慰霊碑が見つかる」との見出しで報じたという。
 「1938年日本軍のもので、我が国の抗戦軍民が倒した日寇のいわゆる『慰霊碑』だった。・・・文字はいずれもひどくかすれているが、『大東亜共栄』など日本の侵略理論も記されている」
 「通州区の文物所所長によれば、・・・1937年7月29日早朝に通州の2万人余が蜂起、この偽政府(注:冀東防共自治政府)を占領した上、日本人五百人余りを撃ち殺した。翌日、日本軍は大規模な報復を行い、偽政府に二つの慰霊塔を立てることを要求、塔の前には慰霊碑も立てた」
 殺害者二百数十人を「五百人余」に倍増し〝抗日の成果″を誇っているし、また5か月後の話し合い決着を「翌日」として日本の傲慢な要求に見せかける中国一流の誤魔化しがある。
 加藤氏は、「南京や盧溝橋はもとより、満州各地にある旧大和ホテルに至るまでが『対日歴史戦』の遺跡として宣伝利用されていることを考えると、雲泥の差である。『通州虐殺事件』の痕跡は極めて都合が悪いので、完膚なきまでに消し去ったものとしか考えられなかった」と述べる。
おわりに
 通州虐殺事件について、「東京日日新聞」(昭和12年8月6日付、毎日新聞の前身)は、「敵は第29軍の首脳部の命を受け26日頃から通州襲撃の保安隊及び正規兵と連絡をとり、北清事変議定書によって正規兵は天津市内に入るを得ざるを以て便服に着替へて大胆にもトラックを以て続々天津付近に侵入。機関銃、迫撃砲、小銃、青竜刀などを蔬菜や貨物の下に隠して運び込み、時の到るのを待って居た」と報道している。
 天津では中国軍から攻撃を受けるや否や、日本軍が反撃に出て撃滅したため大事に至らなかったが、通州虐殺事件は天津の日本租界・軍関係機関、その他の邦人多数居留区域と共に、2年前から襲撃計画が練られていた同時多発テロであったのだ。
 同紙は「約1万5千人を虐殺し、掠奪を恣にしたうえ、日本租界を占領しここに青天白日旗を翻して天津から邦人を一掃する」ことになっていたかもしれないと書いている。
 加藤氏によると、中国共産党は、通州事件を「反正」(過ちを正すこと、即ち冀東防共自治政府の消滅)として評価し公認しているという。それなのに、「なぜ痕跡を抹殺しようとするのだろうか」と疑問が沸く。
 筆者は次のように思う。旅順猟奇虐殺事件や通州虐殺事件は、虐殺現場の目撃者があり、「事件の存在」が証明される。これらの事件を大きく取り上げると、「南京大虐殺」についても「事件存在」の「明確な証明」が求められる。
 しかし、習近平さえ英国女王の晩餐会で「存在の証明」で「友好のプレイアップ」を図ったが、逆に「非存在」の暴露になってしまい、“はい それまでよッ!”となりかねなかった。
 南京事件は大虐殺の「状況証拠」から離れていくばかりだ。いかがであろうか。
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【山形】山形就要這樣玩!朝聖歷史景點兩天一夜小旅行 https://zuche.io/tumblr 對山形縣感到陌生且遙遠嗎?莫急莫慌,這次讓我們手持「JR東日本鐵路周遊券(東北地區)」,一起暢遊山形兩天一夜!繼續使用「JR東日本鐵路周遊券(JR EAST PASS)」走跳山形!位於東北地區的山形縣,除了有古城、武家倉敷等歷史建築物之外,改建古建築而重生的咖啡廳、蕎麥麵店、新鮮水果等觀光資源豐富。若想征服景點眾多的山形縣,但又「想省交通費」的話,非常推薦使用「JR東日本鐵路周遊券(東北地區)」。此周遊券能不限次數乘坐可使用區域內的新幹線、特快列車、快速列車、普通列車、JR巴士等交通運輸。周遊券可以在日本或自己的國家進行購買。詳細購票方式和相關使用注意事項,請參考下方連結。■JR東日本鐵路周遊券(東北地區)※JR東日本鐵路周遊券僅限訪日觀光者購買,日本人與持非觀光簽居住於日的外國人無法購買此優惠票券,敬請見諒。本次將介紹使用「JR東日本鐵路周遊券(東北地區)」來進行兩天一夜小旅行,暢遊山形縣的歷史景點!第一天。08:00〜 東京車站出發兩天一夜山形之旅從東京車站出發。首先搭乘東北新幹線やまびこ(Yamabiko)號(08:08出發)前往福島。需時1小時46分(9:46抵達)。乘坐10:02的足湯列車「Toreiyu Tsubasa」號「Toreiyu Tsubasa」號是行駛於福島至山形區間的足湯觀光列車,車廂內以山形果物裝飾,設有和風榻榻米座位、山形特產與地酒吧台,足湯車廂可享受溫暖足湯,舒舒服服地抵達下一個目的地:山形縣上山市。足湯車廂需另外付費並預定利用時間,詳細請參官方網站。11:15〜 漫遊歷史三景點Picture courtesy of 上山城上之山溫泉站(���みのやま溫泉駅)擁有上山市主要觀光景點:上山城、武家屋敷與春雨庵。趕緊來去參觀吧!別名月岡城的上山城(かみのやまじょう),是過去統治山形縣的戰國大名最上氏一族的城堡,重建而成的上山城目前作為傳承當地歷史文化的鄉土資料館。上山城除了遠脁藏王山脈之外,每年四月下旬櫻花滿開的季節則蛻變為當地的賞櫻勝地。 查看資訊上山城 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u770cu4e0au5c71u5e02u5143u57ceu5185uff13u756auff17u53f7","code":"38.157503, 140.27620890000003"],"center":"38.156799462927275, 140.27638056137698","zoom":"15","latitude":"38.156758655496695","longitude":"140.27638056137698" 地址 山形県上山市元城内3番7号 營業時間 09:00~16:45(最終入館時間) 休息日 奇數月第二個週四,年末年初(12/29~12/31) Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 かみのやま溫泉站 交通方式 かみのやま溫泉站步行約12分鐘 金額 入場費:成人410日圓大學生、高中生360日圓中小學生50日圓 電話號碼 023-673-3660 官網 http://kaminoyama-castle.info/ 從上山城步行約7分鐘,抵達的是過去守護城堡的武家屋敷,雖然已不見武士身影,但過去的生活情景依舊殘留在這有200歷史的建築中,洗去戰鬥氣息,現在是平靜而美麗。 查看資訊上山市 武家屋敷 "map_code":"pin":["title":"u4e0au5c71u5e02u9db4u811bu753a1u5730u65b9u5167","code":"38.159569944016965, 140.27404708703307"],"center":"38.15935313230914, 140.2745942576721","zoom":"17","latitude":"38.159569944016965","longitude":"140.27404708703307" 地址 上山市鶴脛町1地方內 營業時間 09:00~16:45 休息日 週三,年末年初 Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 かみのやま溫泉站 交通方式 かみのやま溫泉站步行約20分鐘 金額 入館費(三輪家):成人210日圆學生160日圆小孩50日圆※三輪家以外的住屋僅可參觀庭院 電話號碼 023-672-1111 官網 http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=2728 春雨庵是山形縣史跡之一,是江戶時代被流放至山形的僧侶澤庵禪師(沢庵禅師)的住所,現在則免費開放參觀,內有茶室聽雨亭(聴雨亭),可以在此享用抹茶(含稅500日圓,需預約),靜觀庵中美景。 查看資訊春雨庵 "map_code":"pin":["title":"u4e0au5c71u5e02u677eu5c712-10-12","code":"38.156464, 140.2689845"],"center":"38.15630738715182, 140.26864117724608","zoom":"15","latitude":"38.15630738715182","longitude":"140.26864117724608" 地址 上山市松山2-10-12 營業時間 9:00~16:45 Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 かみのやま溫泉站 交通方式 かみのやま溫泉站步行約10分鐘 電話號碼 0237-672-0824 官網 http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=1895 也可以使用旅遊行程來參觀以上的觀光景點哦。有興趣的人,可以參考【上山歷史散歩行程】。15:00〜 山形市區散步觀光與晚餐・JR山形站→霞城公園,步行約10分鐘。右下:Picture courtesy of 山形縣搭乘新幹線從上山溫泉站前往山形站約9分鐘。感受完上山市之後,就往山形市區移動吧。距離山形站步行約10分鐘距離的霞城公園入選為日本100名城,位於日本第五大的山形城跡之內。一年四季均可欣賞美麗風景。山形縣勇猛戰國名將最上義光的銅像也立於公園之中,適合在此拍照留念。 查看資訊山形霞城公園 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u971eu57ceu516cu5712","code":"38.2554306, 140.32807630000002"],"center":"38.2547355, 140.32823659999997","zoom":"14","latitude":"38.2547355","longitude":"140.32823659999997" 地址 山形市霞城町1番7号(公園管理處) 營業時間 霞城公園:5:00〜22:00(4月1日~11月30日)5:30〜22:00(12月1日~3月31日)山形城(二之丸東大手門櫓):詳細時間請參考官網 休息日 霞城公園年中無休。山形城(二之丸東大手門櫓:冬季不開放,詳細時間請參考官網 Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 山形站 交通方式 從山形站西口徒步10分鐘至公園南門;從山形站東口徒步15分鐘至東大手門。 金額 免費入園 官網 山形霞城公園 霞城公園中還有不少文化設施。其中山形市鄉土館 舊濟生館本館(旧済生館本館)是參考明治時期位於橫濱的英國海軍醫院建造而成。最特別的就是連結成一個圓的一樓走廊,仿若無止盡的優雅。 查看資訊山形市鄉土館 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u5e02u971eu57ceu753a1-1","code":"38.2531056, 140.32849720000002"],"center":"38.2531056, 140.32849720000002","zoom":"15","latitude":"38.2531056","longitude":"140.32849720000002"・霞城公園→文翔館,步行約25分鐘。山形縣鄉土館 文翔館是大正時代的代表性建築,仿造16〜18世紀的英國風,來到這裡彷彿瞬間渡海,一秒到歐洲!許多電影・日劇製作單位看上這裡的復古氛圍到此取景,如知名的漫畫改編電影作品《神劍闖江湖 京都大火篇》(るろうに剣心 京都大火編)。 查看資訊山形縣鄉土館 文翔館 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u5e02u65c5u7bedu753a3u4e01u76ee4u756a51u53f7","code":"38.256677956508035, 140.34118152698363"],"center":"38.256897, 140.3412459","zoom":"17","latitude":"38.256677956508035","longitude":"140.34118152698363" 地址 山形市旅篭町3丁目4番51号 營業時間 09:00~16:30 休息日 每月第1、第3個週一(週一若是國定假日則開館,隔天休息)年末年初(12月29日~1月3日) Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 山形站 交通方式 山形站乘坐路線巴士於「市役所前」巴士站下車後步行1分鐘即達。 電話號碼 023-635-5500 官網 https://www.gakushubunka.jp/bunsyokan/ ・文翔館→紅の蔵,步行約18分鐘。活用過去倉庫建築「蔵」而成的山形まるごと館・紅の蔵,是餐廳、咖啡廳與伴手禮店的複合式園區。紅の蔵的「紅」,來自於山形興盛一時的「紅花貿易」,現在的紅花成為精緻的文創產業,將古老紅花文化繼續流傳。 查看資訊山形まるごと館・紅の蔵 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u770cu5c71u5f62u5e02u5341u65e5u753a2-1-8","code":"38.2467008, 140.3356523"],"center":"38.2467008, 140.3356523","zoom":"15","latitude":"38.2467008","longitude":"140.3356523" 山形まるごと館・紅の蔵View Map 地址 山形県山形市十日町2-1-8 營業時間 依各店家而有所不同,詳細請參考官網 休息日 依各店家而有所不同,詳細請參考官網 Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 依各店家而有所不同,詳細請參考官網 最近車站 山形站 交通方式 山形站步行約10分鐘山形站乘坐100日圓循環巴士於「十日町紅の蔵前」巴士站下車即達 電話號碼 023-679-5101 官網 http://www.beninokura.com/ ・紅の蔵→そば処三津屋,步行約3分鐘。1921年創業的そば処三津屋・出羽路庵,是山形縣代表性的蕎麥麵老店,創辦人寺崎一家,對蕎麥有著無比熱愛,走訪日本各地品嚐學習,最後創作出屬於自己的蕎麥麵。如此用心的蕎麥麵千萬不能錯過! 查看資訊そば処三津屋・出羽路庵 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u770cu5c71u5f62u5e02u5341u65e5u753a1u4e01u76ee1-26","code":"38.24651489995954, 140.3337847361763"],"center":"38.24662022414087, 140.33393091656762","zoom":"20","latitude":"38.24651489995954","longitude":"140.3337847361763" そば処三津屋・出羽路庵View Map 地址 山形県山形市十日町1丁目1-26 營業時間 11:00~21:00(20:30最後點餐) 休息日 週三(國定假日則營業) Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 山形站 交通方式 山形站步行約8分鐘 電話號碼 023-622-0328 官網 http://www.soba328.com/ 想要在山形市過一晚的話,推薦入住山形大都會大飯店(ホテルメトロポリタン山形)。下車後就能直達飯店check in 放行李,位置超方便!想要繞遍山形市區的散步景點,也可以選擇參加旅遊行程。旅遊行程的詳細資訊可參考【山形散步與山形蕎麥午餐】。第二天。造訪山寺的好景色,美食伴手禮也不放過10:30〜 山寺・JR山形線 天童站→山寺。搭乘天童計程車約20分 or JR仙山線 山寺站。山寺的正式名稱為寶珠山立石寺(宝珠山立石寺),是日本知名詩人松尾芭蕉(まつおばしょう)的作品《奧之細道》中的造訪地。從山門開始到最上方的奧之院,共有1000多個階梯,沿途風景優美。山寺中最古老的建築納經堂,以及擁有超過180度觀景視野的五大堂,是絕對不可錯過的景點! 查看資訊山寺(寶珠山 立石寺) "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u770cu5c71u5f62u5e02u5c71u5bfa4456-1","code":"38.3122076, 140.43602529999998"],"center":"38.3122076, 140.43602529999998","zoom":"16","latitude":"38.3122076","longitude":"140.43602529999998" 地址 山形県山形市山寺4456-1 營業時間 8:00~17:00 休息日 年中無休 Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 山寺站 交通方式 山寺站步行約7分鐘 金額 大人、高中生:300日圓國中生:200日圓小學生、孩童:100日圓 電話號碼 023-695-2843 官網 https://www.rissyakuji.jp/ 12:25〜 新鮮採果趣ー王將果樹園・山寺→王將果樹園,搭乘天童計程車約20分鐘。王將果樹園是天童區的人氣觀光果園,依不同季節可以採收櫻桃、葡萄、水蜜桃、蘋果等水果,也販售多樣水果製作伴手禮與甜點。這次前往正好是蘋果季節,王將果樹園提供30分鐘的蘋果採收與吃到飽,現採現吃果然美味無敵!採後之後的蘋果還可以當作伴手禮帶回家哦(3〜5顆)! 查看資訊王將果樹園 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u770cu5929u7ae5u5e02u5927u5b57u5dddu539fu5b501303u756au5730","code":"38.4017729, 140.43116039999995"],"center":"38.40715376364967, 140.3976864314941","zoom":"13","latitude":"38.40715376364967","longitude":"140.3976864314941" 地址 山形県天童市大字川原子1303番地 營業時間 餐廳:9:00〜17:00咖啡廳:9:00〜16:00水果採收受理時間:8:30〜16:00 休息日 年中無休 Wi-Fi 有 信用卡及其使用種類 VISA,MASTER,JCB 最近車站 天童站 交通方式 從天童站搭計程車約20分鐘 金額 季節水果聖代 含稅750日圓採收蘋果(30分鐘吃到飽)+附伴手禮 含稅1,080日圓 電話號碼 023-657-3211 官網 https://www.ohsyo.co.jp/ 13:15〜 搭上專用巴士前往道之駅 天童溫泉(道の駅 天童温泉)・王將果樹園→道之駅 天童溫泉,搭乘天童計程車約15分鐘。走了很多路,所以來去天童溫泉泡泡足湯,放鬆雙腳吧。天童為生產將棋(※1)的著名城鎮,這裡的足湯池也做成將棋模樣,一旁的商店也販售多項當地伴手禮、農特產品,一不小心大家又入手了好多戰利品。※1:於棋盤上交換下棋的競賽。 查看資訊道之駅 天童溫泉 "map_code":"pin":["title":"u5929u7ae5u5e02u936cu30ceu753au4e8cu4e01u76ee3-41","code":"38.354538, 140.38714359999994"],"center":"38.355497121675974, 140.38347433806757","zoom":"15","latitude":"38.355497121675974","longitude":"140.38347433806757" 地址 天童市鍬ノ町二丁目3-41 營業時間 ■天童市森林情報館 もり~な天童 9:00~18:00 (休館1月1日)■SUN PURE 9:00分~18:00■足湯 6:00~21:00 休息日 不定休 Wi-Fi 有 信用卡及其使用種類 VISA,MASTER 最近車站 WAKUWAKU LAND(わくわくランド)站 (山交公車) 交通方式 從WAKUWAKU LAND站步行約5分鐘 電話號碼 023-651-2002 官網 http://www.pref.yamagata.jp/rakuraku/detail_tendo_007.html 13:35〜 享用在地特色料理來劃下完美句點ー國丼(国丼)・道之駅 天童溫泉→國丼。搭乘天童計程車約5分鐘。午餐來到天童站前的在地食堂國丼(国丼),要享用的是山形鄉土料理芋煮鍋。芋煮鍋是將芋頭以醬油、日本酒、砂糖熬煮,搭配上大蔥、蒟蒻、牛肉的豐富料理。補充了一上午消耗掉的體力,也為天童區之旅畫下完美句點。 查看資訊國丼 "map_code":"pin":["title":"u5c71u5f62u770cu5929u7ae5u5e02 u672cu753a1-4-1","code":"38.36009809999999, 140.37077810000005"],"center":"38.36009809999999, 140.37077810000005","zoom":"17","latitude":"38.36009809999999","longitude":"140.37077810000005" 地址 山形県天童市 本町1-4-1 營業時間 午餐:11:30〜14:00(最後點餐14:00)晚餐:17:00〜21:00(最後點餐20:40) 休息日 不定休 Wi-Fi 無 信用卡及其使用種類 無 最近車站 天童站 交通方式 天童站東口步行 1分鐘即達 電話號碼 023-653-2921 官網 https://r.gnavi.co.jp/k789wawv0000/ 想要繞行天童周邊的觀光景點,也可以選擇參加旅遊行程哦。有興趣的人請參考【山寺及當季水果行程】。快使用JR EAST PASS來去【山形・新潟】走走吧!https://matcha-jp.com/tw/yamagataniigata最有魅力的東北行程,都可以在以下網站找到哦!TOHOKU BUFFET: https://www.tohoku-buffet.com/tw/Written by ChiaSponsored by Yamagata Prefecture and Niigata Prefecture #溫泉 #zuche #汽車租賃 #租车 #租車 #自驾游 #自駕遊 #hirecar ##matcha-jp https://zuche.io/2019/01/12/585/?feed_id=1107&_unique_id=5dcaaa56a334b
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「アルキメデスの大戦」 原画&小道具展 開催
映画の上映を記念して大々的に原画&小道具展を開催します。
■期日
2019年7月26日金(映画公開時)~9月末日
■会場 
筑波海軍航空隊記念館(茨城県笠間市旭町654)
■主催:笠間市フィルムコミッション(プロジェクト茨城)
■共催:茨城県、笠間市、筑波海軍航空隊記念館
■協力:東宝、講談社、茨城県観光物産協会、水戸市、水戸観光コンベンション協会、笠間観光協会、水戸商工会���所、笠間市商工会 他
■後援:茨城県教育委員会、水戸市教育委員会、笠間市教育委員会 
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令和元年 7月2日
-映画公開記念-              「アルキメデスの大戦」展 
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©2019「アルキメデスの大戦」製作委員会 ©三田紀房/講談社
<概要>
茨城県は都心に近く、海や山、都会の風景などさまざまな場面が撮影できることに加え、映像製作への自治体支援体制が充実しています。業界関係者の中では「ロケ支援数日本一」が定着しつつも、観光等交流人口の拡大に活かせるご当地作品は少ないのが現状でした。県フィルムコミッション(FC)推進室は、ロケを誘致し撮影を手助けすることに付随して、ロケ地の「聖地化」を図り、観光誘客や茨城県の魅力を発信していきます。
今回、PRの舞台となる茨城県笠間市の筑波海軍航空隊記念館は、映画「アルキメデスの大戦」のロケ地でもあり、また劇中に登場する戦艦「大和」のCG制作の参考となった模型モデルを所有しております。また、同PRの舞台となる水戸市は、映画「カメラを止めるな」でも使用された芦山浄水場にて、劇中のクライマックスシーンの撮影が行われています。
山崎貴監督は、映画「ALWAYS三丁目の夕日‘64」「海賊とよばれた男」「寄生獣」「DESTINY鎌倉ものがたり」等で度々本県をロケ地として使用し、2013年公開の「永遠の0」では、映画公開時に茨城県及び笠間市を巻き込んだタイアップイベントを行い、大きな相乗効果を生み出しました。
本企画案は、映画「永遠の0」同等の規模感を以って、映画の公開時に併せたタイアップイベントとしてし、「アルキメデスの大戦」の原画展と映画のPRを実施するものです。
茨城県庁、並びに、映画のロケ地、更には旧海軍の施設をそのままに原画展及び映画のPRイベント会場として使用できるという環境は、大きな話題となる事が予想されます。
■事業名
「アルキメデスの大戦」公開に合わせた茨城県版・広報支援事業
■期日
2019年7月26日(映画公開時)~9月末日
■メイン会場 
筑波海軍航空隊記念館(茨城県笠間市旭町654)
■水戸会場 
茨城県庁(茨城県水戸市笠原町978-6)
 ■主催:笠間市フィルムコミッション(プロジェクト茨城)
■共催:茨城県、笠間市、筑波海軍航空隊記念館
■協力:東宝、講談社、茨城県観光物産協会、水戸市、水戸観光コンベンション協会、笠間観光協会、水戸商工会議所、笠間市商工会 他
■後援:茨城県教育委員会、水戸市教育委員会、笠間市教育委員会
 <企画概要>
◇メイン会場 
筑波海軍航空隊記念館(茨城県笠間市旭町654)
・「アルキメデスの大戦」(原作:三田紀房『ヤングマガジン』(講談社))原画展
・映画「アルキメデスの大戦」PRコーナー(予告編上映、スチール展)
・ロケ地公開
・ロケ使用小道具展
・監修使用のモデル模型「大和」&「長門」の公開
・コミック等、関連書籍の販売
 ◇水戸会場 
茨城県庁(茨城県水戸市笠原町978-6)
・「アルキメデスの大戦」(原作:三田紀房『ヤングマガジン』(講談社))原画展
・映画「アルキメデスの大戦」PRコーナー(予告編上映、スチール展)
・県内ロケ地PR(山崎貴監督作品ほか)
◇その他事業
・ロケ地をまわるツアーの検討
・茨城限定版ポスター等による広報支援、その他
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【アルキメデス展ロケ使用小道具等詳細】
・衣装
・監修使用モデル模型「大和」         ・監修使用モデル模型「長門」
 短剣、ベルト:カイ少佐(出演者使用)、短剣(その他室内置物用)、電文用紙、ノバー双眼鏡(艦橋での撮影)、カフスボタン(カイ、田中、山本、永野)、永野修身(書)、加藤寛治 (書)、双眼鏡ケース(長門艦長室)、進水式(斧2つと箱/造船会社社長室)、戦艦型ガラス葉巻入れ(造船会社社長室)、東郷元帥書籍額(艦内)、検定優勝額2つ(艦内)、砲弾置物(長門艦長室)、各種書籍類(長門艦長室)、艦内新聞(長門艦長室)、艦内図(長門艦内)、ランプなど(長門甲板)、熾仁親王扁額(嶋田室内)、灰皿(嶋田室内)、閑院宮扁額(料亭)、東郷元帥扁額(料亭)、掛け軸(肝付兼行中将)、その他(ペンネント 、弾薬盒、号笛、腕章、など小物)
問い合わせ先
事業全般:笠間市フィルムコミッション(プロジェクト茨城)
茨城県笠間市旭町654
TEL0296-73-5777
担当:金澤大介(090-7718-4259)
水戸会場:茨城県営業戦略部観光物産課フィルムコミッション推進室
茨城県水戸市笠原町978-6
TEL029-301-2528
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karasuya-hompo · 6 years
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Skyrim不動産案内番外編: Snowflake Manor
(注:この家は、フォロワー追加mod 【Rebirth Of The Followers】 に付随するものです)
 俺がスカイリムに来たのは、何年前のことだったか。あいにく、今が何年で何の月だ、なんてことを気にするような生活じゃないんで、たぶん3年か4年ほど前、としか言いようがない。  4年ってのは決して短い時間じゃないが、一つの土地を「よく知っている」と言うにはまだまだ不十分だ。入ったことのない遺跡やダンジョンも、噂に聞くだけで実際には拝んだことのないものも、俺にはまだいっぱい残っている。そのうえ、現れたり消えたりする家や洞窟なんてものまであるんだからキリがない。
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 俺が今 目にしているその邸宅は、さて、昔からここにあったのか、それとも、最近現れたものなのか。  場所はウィンドヘルムの西、川沿いにあるアンガの工場から北に踏み入った山中だ。道もついてないから、まったく気ままにふらりと山に入らないかぎり、見つけることはない気もする。(筆者注:導入時点でFT可能です。場所はアンガの工場の北西あたり)
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 無人なのか、それとも誰か住んでいるのか。御大層な屋敷を訪問する前にちょっと、と外を見て回ると、厩が目についた。敷き藁は……その気になればここでも寝ることはできるものの、まあ、馬用だろうな、普通に考えたら。
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 厩の脇には小屋があった。小屋といっても石造りの堅牢なもので、粗末な板切れのあばら屋とは大違いだ。前には焚き火が燃え盛り、暖房用と思われる薪も積まれている。  倉庫かなにかだろうか。それとも、屋敷の管理人、使用人の住まいか。それは訪ねてみれば分かるだろう。
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 中に入るとシンプルなカウンターとベッド、ディベラの像といったものが目に入った。そしてそれとほとんど同時に、気さくな男の声で「おや、お客さんか。なにか買ってくかい?」と言われた。
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 赤々と燃える暖炉の傍に、傭兵っぽいいでたちの男が座っていた。場所や人によっては、日中、たとえ鍵があいていても「出て行け」といった態度をとられることもある。しかしどうやらここは、そういった堅苦しい場所じゃないらしい。  俺は、挨拶代わりに売り物を少し見せてもらいつつ(こう言っちゃなんだが、この見かけでアクセサリーを扱っているのにはちょっと驚いた) 、ここはいったいどういう屋敷なのかと尋ねてみた。 「ああ。ここは俺たちの”巣”さ」  ラングヴァルドと名乗った男は陽気にそう答えた。  スノーフレーク邸と名付けられたこの屋敷には、今、9人の傭兵が住み暮らしているという。探索や冒険、商いの護衛として働き、仕事が終わるとここに戻ってくる。そんな共同生活を営む傭兵仲間だそうだ。 「皆、腕に覚えのある連中ばっかりだし、商才のほうはさておき、ちょっとした商売をしてる奴もいる。気になるなら、ゆっくり見ていけよ」  ラングヴァルドはそう言って、入って来たのとは別のドアを軽く示した。そこからも本館に入れるらしい。
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 けれど俺はいったん外に出て、玄関へ回ることにした。せっかくだから隅々まで見せてもらいたかったし、だったら構造というか間取りをきちんと把握したかったからだ。横手から入ると、どこがどこでどうつながっているのか、混乱することがある。俺は地図を読むのも探索も得意だが、それでも、だ。  見た目はかなり立派で高級そうな感じだ。中身と外側が一致しない家も珍しくないから、外から見たよりも狭いこともあるし、異様に広いこともある。この屋敷はどうなんだろう。
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 そう思って中に入ると、さっきのロッジとは違って、中は木造で見た目からしても少しあたたかかった。 「あら、お客さんかしら」  右手、ともすると上からだと思うが、女の声がした。それに、カジート独特のしわがれた声が続く。 「外は寒かっただろう。ゆっくりしていくといい」  ずいぶんと気さくで親切な連中が集っているようだ。
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 入り口の脇にはディベラとタロスの石像があったりして、な��なか豪華だ。  俺はとりあえず、声のした右手のほうから見に行く……挨拶しに行くことにした。
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 右手に入ったところは台所で、鍋をかき回していたのがさっき声をかけてきたジェイ・ハキールだった。彼は戦闘一本らしく、商いはしていない。  キッチンにはオーブンもあるが……収納は、どうやら鍋の脇の布袋だけらしい。……いやいや。人様の家に来てまでつい、自分が使うこと前提で見るこの癖はなんとかしないとな。  振り返ったところに二階への階段があった。俺は少し迷ったものの、このまままずは一階を見て回ることにした。
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 左手側には、さっきのロッジに通じるドアと、付呪台だ。ツボの中身は黒魂石で、もらってもいいものらしい。俺はあんまり使わないし、自前で足りてるからもらおうとは思わないが。  付呪台の上の壁掛け棚に乗った小さな宝箱には、同じように魂石がいくつか入っていた。しかも極大ばかり、充填済みだ。
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 逆サイドを見て、俺はこの屋敷が思ったより広いことを知った。ドアは開けっ放しで、そこにいきなり、洞窟が続いていたからだ。  なにがあるんだろうと進んでいくと、
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 鍛造器具に、大樹を利用した螺旋階段。奥の方からはオークの鼻歌に混じって、鉱石を掘る音まで聞こえてくる。  螺旋階段の先も気になるが、それも一種の二階だし、ともすると屋敷とつながっているかもしれない。だったらともかくまずは奥を見てこよう。
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 鍛冶設備が、鍛造台とその他とで離れているのは、ちょっと不便じゃないだろうか。そんなことを思っていると、鉱石堀りの手を止めたオークがやってきて、「新顔か?」と尋ねてきた。俺は共同体の仲間になったわけじゃなく、ただの通りすがり、物珍しさから立ち寄って、好きに見ていけばいいという言葉にそのまま乗っかって見て回っているのだと答えた。  オークはマクヘレル? それともマケーレル? 名乗ったがきちんと聞き取れなかったのはさておき、彼もやっぱりのんきな調子で、好きに見ていけと言ったのみならず、
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 この鉱石やインゴットは、必要なら持って行くといいと付け加えた。腕の立つ傭兵が9人も集まって、しかもここにも金・銀・鉄に水銀の鉱床があるとなると、腹も相当太くなるらしい。  螺旋階段はここにもあって、どうやらこれ以上奥はないようだ。上にはなにがあるんだろうか。
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 採掘場所の二階(?)は、プランターまであれこれ置かれた、立派な錬金所だった。それはそれとして……収納、どうしてるんだろうか? なにか入れておけそうな箱とか袋ってものが、ここには一切ないんだが。ついでに言えば、この錬金場所は、あのオークが管理してるんだろうか?  それにしても、外から見た時点では「立派なお屋敷」だったが、��んというか……そういう気取ったお屋敷ってより、これはもう一種の拠点って感じだな、なんて思いながら引き返す。
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 隣の螺旋階段の上には、アッシュヤムにスケイスクローの植えられたプランターがあった。奥に見えるのはダークエルフ風のテーブルセットだ。もしかしてと思って小屋を覗いてみると、
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 やっぱりそこにはダークエルフが一人いた。ドラーリンという名の彼は、この「屋敷の中の洞窟の中の小屋」に寝泊まりしているらしく、ベッドもある。  それから杖付呪の器具だ。ソルスセイムから持ってきたんだろうか。なにげなく尋ねると、レイヴンロックをしきりに懐かしがった。いくつか俺の知っている名も飛び出してきて、いくらかの消息を話してやると、「元気そうでなによりだ」とほっとした様子だった。  またいつでも来てくれと見送られ、屋敷の中に戻る。さて、そろそろ二階を見に行ってみようか。
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 登ったところの暖炉は火が消えていたが、屋内は十分あたたかい。そこにいたのはカ・イーナというカジートの女で、……彼女も俺と同じ、エルスウェーアの外で生まれ育ったカジートなのかもしれない。訛りがまったくない。  そこに入ってきた金髪の女はやけに長身で、間違いなくノルドだ。ダヴァニアと名乗った彼女は、魔法関連のものを商う商人でもあった。
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 二階、左手は主寝室といった趣きだ。壁には大型の武器棚に、
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 タンスも多いし、武器飾りの上下にはずらりと埋込み式の戸棚も並んでいる。  ベッドの足元まで衝立をはめ込んで武器棚になっていたのには驚いたが、実用的と言えばそうなのかも……。  弓を背負った女狩人はアレッシア。  どっかで見たような腰装備の、両手剣を背負った半裸のマッチョマンはケイル・ザ・ブラッドキッカー。たぶんノルド男だな。脳筋の戦闘一筋かと思えば、どうやら鍛冶屋も兼ねているのか、武具を売ってくれるみたいだ。
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 逆側の部屋は四人分の寝室で、そこにいたのはスタルリム装備の……レッドガード? ちょっと分からないが、エルハード、あるいはエルハルドって名前らしい。
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 なんかこう……最初っから全部設計して、家具類の置き場所もきっちり決まってたっていうより、あいたところに具合よく追加していった、て気がしたのは俺だけだろうか。  俺もあいつのツテでいろんな家を見てきたが、やっぱり多くの部屋はなんらかの「対称」性を持っていたり、カタマリが分かりやすかったりする。つまり、バランスよく置くことを優先してある気がする。  この凸型の部屋も、四つのベッドを綺麗に並べるなら、置き方はいくらでもある。ベッドを全部右か左に固めてしまうとか、あるいは左右対象に並べるとか。
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 しかも梯子段を登ったところにもベッドロールが二つあって……なんとなく俺は、最初にこの部屋に置かれていたベッドは右側に行儀よく並んでいる二つだけだったんじゃないか、なんて思ってしまった。そこに誰かが来て三つめを追加しようとしたけど、既に棚が置かれていたから、動かすほどのこともないとあいた場所にベッドを置いて、更にもう1人来て四つめも同じように。で、更に増えたから、寝られればそれでいい、みたいな奴が2人、物置だったここに寝ることにした。そんな感じだ。
 ともあれ―――タダでついてきてくれる9人の傭兵がいて、そのうちの何人かは商人でもあって、泊まっていくのも、邸内のものを持っていくのも自由とは、並外れた気前の良さには違いない。場所がちょっと辺鄙だが、覚えておけばなにかと便利だろう。  ただまあ、既に住民がいる家じゃ、あいつに教えるのは無駄だ。  見て回っているうちに夜中になったのもあって、俺はとりあえずこの一晩、遠慮なく泊めてもらうことにした。
 ……|•'ω'•)  またおまえかよ!? なーんて言われそうだけど、ナカノヒトがしゃしゃり出てくるよりはさぁ、この不動産案内シリーズに相応しいかなぁてわけで、またまたおじさんだよ~(* ・ω・*)  にゃーくんじゃ、たとえふと思ったって口にしないだろうからね。そんなわけでおじさんが補足すると、Relocate NPCを使えば、ここにいる9人全部まとめてどっかよそへやっちゃって、おうちまるっと乗っ取ることもできまーす٩(ˊᗜˋ*)و  もともとフォロワーたちが住んでる家だからNavMeshもしっかりしてるし、見てた範囲じゃ、夜中にカジートくんが寝もせずにタロス像の前で祈り捧げてたから、アクションマーカーも適宜置かれてるみたいだし、MFS+Relocateでお気に入りのフォロワーを集めて、ここを住処にしても面白いんじゃないかな。  その際には、1匹の家つき妖精に全員設定するんじゃなく、ロッジ、ダンマー小屋、四人+二人部屋の3匹くらいに分けたらいいと思うよ(´ω`*)  収納が足りないのはANAなんかでどうにでもなるから問題ないでしょ(๑•̀ㅂ•́)و✧ 採掘場に寝床を追加するのも良さそうだよね。  おじさん的には、どうせ夜中も採掘場から動かないオーク用に、たとえ寝なくても雰囲気として寝床一個あそこに置いて、自分も傭兵仲間として一緒にここに住んじゃう、なんてのも面白いと思うよ~(´ω`*)
 ちなみにこのmodのリリースは2016年11月でね(´・ω・`) そう、おじさんたちみーんな、この2年間全然気付いてなかったの(´・ω・`)  タイトルがどう見てもフォロワー追加用だからねぇ( ತಎತ) 今だと、「HOME」カテゴリに出てきた以上は建物も追加されるんじゃ!? と絶対確認するけど、2年前はそこまで見なかったから……(´・ω・`)  そんなわけで、知ってた人はだいぶ前から知ってたと思うけど、今更ながらの案内なのでありましたとさ(๑>؂•̀๑)
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ss-stage · 7 years
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℃-ute 涙と笑顔と愛に溢れた4385日“ありがとう!”―――アイドルシーン全体の分岐点となった夜 100%レポート公開
「Billboard JAPAN」~ ~ ~
2002年6月30日 ハロー!プロジェクトキッズのメンバーになってから15年、そして2005年6月11日 ℃-ute結成から12年。いくつもの苦悩や危機を乗り越えながら、日本中のアイドルから敬愛されるほどの存在となった矢島舞美、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞の5人は、2017年6月12月 夢のさいたまス���パーアリーナでのラストコンサートをもって解散し、それぞれの道へと歩み出した。
<℃-ute 波乱万丈なアイドル人生。長いトンネルを抜けた先に待っていた夢の舞台>
 ℃-uteは、つんく♂も「ハロプロ一のパフォーマンス」と評したほどの実力派グループで、各メンバーの歌やダンスはもちろん、ビジュアル、キャラクター、5人の関係性などは各所で高く評価されている。特に2016年夏の解散発表以降は鈴木愛理も「無敵」と自画自賛するほどの次元まで登り詰め、実際に彼女たちのライブに度肝を抜かれる者たちはこの10か月間後を絶たなかった。しかし、自他共に認める最強のアイドルグループになるまでの道のりは、世間的にはあまり知られていないかもしれないが、ひたすら苦難の日々だった。
言ってしまえば、彼女たちはハロプロキッズより先にデビューしたBerryz工房に選ばれず、Berryz工房のお披露目ライブを観て悔しさのあまり号泣したメンバー達である。その後、8人での℃-uteの活動がスタートし、2007年のメジャーデビューイヤーには【第49回日本レコード大賞】最優秀新人賞を受賞し、紅白への出演まで果たしてみせるものの、その前後にはメンバーの卒業が相次ぐなど波乱万丈なアイドル人生を過ごすことになる。
 
 また、2010年あたりにはメンバー5人中4人が「℃-uteを辞めよう」と考える事態が勃発。鈴木愛理だけがメインボーカルを務めることになったシングル『SHOCK!』の発売前後にグループ内は険悪なムードとなり、心ない者たちが「バックダンサー4人、おつかれさま~」と書いたボードを掲げる事件もあり、鈴木と岡井はマネージャーにこのままでは続けられないと直談判、萩原も求められていないのなら「辞めたい」と真剣に考えるようになる。その後の作品では各位に歌割りが振られたりと元々の形態に戻るものの、鈴木はメンバーに心を閉ざすようになり、6才という若さでアイドルになった萩原は変声期で思うように歌がうたえなくなる事態が重なったりと、なかなか長いトンネルを抜けることが出来ずにいた。そんな状態の℃-uteをリーダーとしてまとめなければいけない矢島舞美も精神的に追い詰められ、初めて「リーダーも℃-uteも辞めたい」と口にするようになる。「5人が上手くいく為に中間管理職になりなさい」と言われていた中島早貴もこの状況に対しては術がなかったことだろう。
 それでも5人は夢を叶えるまでは辞められないと奮起。初の日本武道館や海外公演を実現させていく。そして、2014年、ハロコン名古屋公演の際、岡井が本音でぶつかってきたことをきっかけに鈴木は泣きながら全部を吐き出し、メンバーに心を開くようになる。こうして長いトンネルを抜けてみせた℃-uteは、その間も各々にスキルと個性を磨き続けてきたハロプロ一のパフォーマンスに加え、何でも本音で話し合える強い絆を幾度となく感じさせながら、2015年の結成10周年には横浜アリーナでのワンマンを実現。矢島舞美がハロー!プロジェクトリーダーに就任したこともあり、℃-uteはハロプロのみならずアイドルシーンを牽引していく立場となり、このあたりから彼女たちに注目する人々が一気に増え、多くの著名なアイドルもファンであることを公言するようになっていった。そして2016年、夢のさいたまスーパーアリーナ公演が決まったことを機に5人は解散を決意。それぞれの道へと進んでいくことを選んだ。
<前代未聞のオープニングアクト ℃-uteをぶち上げるアイドル至上最強の6段ブースター>
 そんな5人はもちろん、ハロー!プロジェクトのみならずアイドルシーン全体にとっても象徴的な分岐点と言える【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】は、後輩であるつばきファクトリー、こぶしファクトリー、カントリー・ガールズ、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。'17によるオープニングアクトからスタート。それぞれに℃-uteを全身全霊で送り出すに相応しいキラーチューンを選び、1曲ずつのパフォーマンスにも限らず涙腺崩壊級のパフォーマンスを繰り広げていく。
 つばきファクトリーは「メンバーの浅倉樹々が体調不良の為、8人でのパフォーマンスになりますが、よろしくお願いします。まずはつばきファクトリーがトップバッターとして、この曲で会場を盛り上げたいと思います! 皆さん、ぜひ一緒にサンライズジャンプ跳んでくださーい!」とここにいない仲間の分も眩い輝きを放ちながら「初恋サンライズ」で会場を扇情。続くこぶしファクトリーは、作詞作曲の星部ショウが「解散を発表した℃-uteをイメージしながら書いたものです」と公言している「残心」を想いの限りに歌い上げ、最後に「全て教えてくれた先輩…「本当に今まで」ありがとう」とこの日歌う為に用意されたフレーズとしか思えないメッセージで涙を誘っていく。
 一方、℃-uteと同期である嗣永桃子率いるカントリー・ガールズは、ももちが同じく6月で卒業、その後にハロプロ初の移籍&兼任という不安になって当然な状況でありながらも、結成当初から何があろうと貫いてきた、ニガさを一切感じさせないライブで甘くてキュートな「ピーナッツバタージェリーラブ」をお届け。なお、山木梨沙は翌日のブログ(http://amba.to/2sCGQHr)で「終演後に鈴木愛理さんが「カントリー・ガールズ頑張ってね!」って言ってくださいました。(中略)鈴木さんにとっては何気ないひと言だったかもしれないけど、それでもそのひと言で、改めて頑張ろうって、きっとそれぞれ思ったと思います」と記しており、彼女たちにとっても後に「あの日があったから」と語れるような特別な日になったのではないだろうか。
 この後のJuice=Juiceも凄かった。彼女たちもまた今日のシチュエーションにピッタリな楽曲「Goal~明日はあっちだよ~」をセレクト。ゴールを目指していく上での希望も絶望も全力で歌い上げながら、まだまだストーリーは続いていく者たち=℃-uteの5人へのエールとしても同曲を響かせていくのだが、360度超満員のさいたまスーパーアリーナでドデカいシンガロングまで生んでみせる。オープニングアクトでありながらグランドフィナーレのようなムード。℃-uteが土壌を作ってくれたフランスやメキシコなど海外へのルート、その道を突き進んでいく同じ実力派5人組グループとして申し分ないアクトを繰り広げた。
 また、アンジュルムは新曲「愛さえあればなんにもいらない」を披露。もちろん元々℃-uteをイメージして作られた曲ではないと思うが、この日は「泣けちゃうぐらい大大大スキ」というフレーズや(実際にこのあと和田彩花は℃-uteを前に号泣することになる)「飾らないでぶつかろう」「言葉に出来ない想い 気づいて欲しい」「恐れないで踏み出そう」等々ひとつひとつのフレーズがこれまでとこれからの℃-uteのストーリーとも重なっていく。
 そしてアイドル至上最強の6段ブースター最後の役割を担うモーニング娘。'17は、なんと「愛の軍団」をセレクト。石田亜佑美が「まさにteam℃-uteは愛の軍団!と思って… 「自分を信じて行くしかない」「使命感的な何かが生まれてきたのも事実」 2番の歌詞には、「近くにあるときゃ分からなくて 遠く離れたら気が��く」ともあります。℃-uteさんへ贈る気持ちと、私たち自身に言い聞かせる気持ちも込めました」とブログ(http://amba.to/2sD2b3q)に記していたが、彼女たちも℃-uteを送り出すに相応しい、歌や表情もフォーメーションダンスも振り切れたパフォーマンスを見せつけてみせた。
 本編で矢島舞美が「昔、モーニング娘。さんが「ここでライブが出来る!」ってなって、私達もそこに(オープニングアクトとして)立たせてもらった訳じゃん。で、今日もオープニングアクトで後輩たちが出たけど、そういう風に私達もここに立つことが出来て、後輩もここに立たせてあげることが出来たことが、なんか先輩から受け継いだものをちゃんと受け渡せた気がして「すごくよかった!」って思ってます」と語っていたが、彼女たちがそのタスキを本気で受け取りにいく瞬間に立ち会えたことも嬉しかった。
 「この後は、いよいよ【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】が始まりまーす!」「さいたまスーパーアリーナの皆さん! ラストコンサート、しっかり目に焼き付けていきましょう!」
<もう止められぬ 明日へのベルが鳴る 夢が舞う 輝くための 幕が今開いた>
 
荘厳なオーケストレーションと共にスクリーンに浮かび上がる5人のメンバー。各々に勇ましい表情でこちらを真っ直ぐに見つめながら歩を進め、つんく♂が℃-uteの為に最後に書き上げた楽曲「The Curtain Rises」によってラストコンサートが開幕!「もう止められぬ 明日へのベルが鳴る 夢が舞う 輝くための 幕が今開いた」まさしくこの瞬間に歌われる為に綴られたフレーズが響き渡り、爆発音と共に叫ばれる岡井の「さいたまスーパーアリーナ! 熱い夜にしようぜぇ!」に大歓声が上がり、5色のサイリウムが会場中で輝きを放つ。夢が舞う、どの瞬間も決して見逃させない、歌もダンスも表情も5人のチームワークもキャリアハイに到達させたパフォーマンス。ステージでも客席でも℃-uteを愛する者たちの心が一気に燃え盛っていく。そんな尋常じゃない熱量の中で畳み掛けられれる楽曲は「Kiss me 愛してる」「The Middle Management~女性中間管理職~」「都会っ子 純情」とのっけから主役級ナンバーのオンパレード。各所で噴出し続けるCO2に、ノンストップで会場中を突き刺し続けるレーザービームと、おそらくハロプロ史上最もド派手で力の入った演出にも煽られながら、ラストコンサートは早くも最初のスパークに到達していた。
 5人それぞれに輝く汗を滲ませながら最初のMC。超満員の会場に大喜びの様子で「ついにこの日がやって来ましたけれども、私たちが想像していた以上にたくさんの方が集まって下さったり……本当に嬉しいです! ありがとうございます。(中島早貴)」「℃-uteのことってこんなにたくさん知っている人がいたんだね。ビックリした! 今日はね、℃-uteの集大成を皆さんひとりひとりに楽しんでいってもらいたいと思います。盛り上がっていきましょう!(岡井千聖)」と語り、そして萩原の「℃-uteの歴史はこの曲から始まりました」という振りから曲は「わっきゃない(Z)」へ。これを皮切りに、トロッコでメインステージとサブステージを行き来しながらアリーナ中の観客と接近しつつ「桃色スパークリング」「大きな愛でもてなして」「心の叫びを歌にしてみた」と、この上なくアイドルらしい楽曲郡をまさしくキュートな歌とダンス、そして永久に目に焼き付けたいと思わせる笑顔と共に届けていく。「せーのぉ!」「愛してる~♪」「愛してる?」「愛してる~♪」トキメキと幸せが溢れ出す時間。
 そして「今回はすっごい衣装チェンジするんです」「過去最高の量です。ビックリしちゃうんだから」と言いながらピンクのドレス姿で現れた5人は、メジャーデビューシングル「桜チラリ」をまだまだ幼かった5人の姿を思い出させる仕草も時折覗かせながら、無邪気に可愛らしくパフォーマンス。そのまま桜の木の下で歌われた「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」では「生まれて来て……ありがとう!」と鈴木が満面の笑みでスキスキスキなみんなへ向けて叫んでこれまた多幸感に包まれたり、続く「君は自転車 私は電車で帰宅」では夕焼けに包まれながら客席を真っ直ぐに見つめて「遠くから手を振る君に 幸せをもらった私」としみじみ歌い上げたり、さらに「Summer Wind」では5者5様に大人びた憂いのある歌声と切なげな表情でこちらの胸を締め付けてくる。この如何様にも振り切れた感情表現が出来てしまう、そして如何様にも我々の心を揺さぶることが出来る℃-uteの凄み。これが5人揃った形でもう見れなくなってしまうのは……と思ってはいけないと分かっていても、正直に言えば惜しい。
<「SHOCK!」の苦しい過去も更新! 全てを良い思い出にして大好きになっていく姿勢>
 そんな℃-uteに魅了されるだけ魅了された前半が終わると、スクリーンには「我武者LIFE」をBGMに彼女たちのドキュメンタリーとも言える映像が。デビュー当時から今日に至るまでの青春の日々がダイジェスト形式で上映され、その流れから担当カラーのドレスを身に纏って現れた5人は、それぞれにセレクトした思い出の5曲を披露していく。
 最初は萩原が選んだ「EVERYDAY YEAH!片想い」。自身にとって初めてのメイン曲を懐かしのサングラス姿で楽しげに届けていく。6歳でこの世界に入り、まいまいの愛称で愛された彼女は当時あまりにも幼くて小さく、でも本人はそれがイヤで牛乳を一生懸命飲んでいたような女の子だった。しかしその甲斐あって(?)℃-uteにはなくてはならない存在となっていき、歌に自信を持ち始めるのだが、変声期をきっかけに思うように歌えなくなってしまう。苦しかったと思う。でも、それでも歌をもっと好きになって活動を締め括りたいと彼女は奮起し、この日のステージでも一切臆することなく誰よりもキュートな歌声を響かせ、同曲では永遠の末っ子まいまいの魅力を余すことなく表現していた。
 続いて、中島がセレクトした1曲は「私立共学」。こちらも自身が初めてメインとなったナンバーだ。なっきぃの愛称で慕われた彼女は、性格がバラバラで自由なメンバーも多いグループにおいてしっかり者として機能することも多く、忘れっぽいメンバー全員のあらゆるパスワードを管理していると聞いたときは驚いたものだが(笑)、これはそれだけ絶大な信頼を得ている証拠でもある。一方、解散直前になって「女優にチャレンジしたい」と打ち明けるまでこの15年間、1度も自分の意思を公にしたことがなかったと云うほどオクテでもある彼女は、歌割りは少なくともダンスであらゆる感情を表現しようと黙々と練習していたタイプだ。そんななっきぃの奥ゆかしさがこの日の「私立共学」にはよく表れており、何とも愛おしかった。
 そして、岡井が選んだナンバーはこちらも自身のメイン曲「僕らの輝き」。冒頭からハスキーでソウルフルな歌声を響かせ「ちさとー!」コールに喜んでいた彼女だが、これほどの個性ある歌唱力を思い存分発揮するまでには長い時間を要した。元々素直すぎる性格ゆえ、鈴木をライバル視するあまり刺々しい態度を取ってしまうこともしばしばあったそうだが、自分らしさを追求することで重要な一角を担えると気付いたり、いざ自分がセンターを獲得したときに鈴木の重圧や凄さに気付いたりする中で、今やアイドルシーン最強とも言えるロックボーカリストとなり、同時に℃-ute内ではもちろん、バラエティ番組を通して日本中から愛される存在となった。そんな彼女が5人肩を並べて幸せそうに「僕らの輝き」を歌う姿は実に感慨深い。
 そんな岡井に限らず多くのアイドルから羨望の眼差しで見られ続けてきたエース・鈴木愛理が選んだ曲は、なんと「SHOCK!」。前述した通り、℃-ute最大の危機を生んだきっかけの曲である。しかしかつては歌いながら居ても立ってもいられなかった同曲を彼女は、真っ直ぐな表情と歌声で迷いなく届けていた。「初めて「SHOCK!」を披露したときの映像も流れていたんですけど、ファンの皆さんもすごく複雑で、すごい観たこともない景色だったんだけどね……だけどそういういろんなことを乗り越えて、今ここでこうやって5人でね、「SHOCK!」をしっかりと歌うことが出来て良かったなって。今日は絶対「SHOCK!」では泣いてはいけぬと思って来たの。歌い切らなければならぬと思って!(そしたら)歌えた!」苦しい過去を嬉しい今で更新してみせた彼女に喝采が送られる。
 そして最後はリーダーがセレクトした楽曲の出番。℃-uteがかつてモーニング娘。のオープニングアクトとしてさいたまスーパーアリーナのステージに立った際の映像が流れ、そこからインディーズデビューシングル「まっさらブルージーンズ」のパフォーマンスへ! 言うならば℃-uteが同所での公演を夢見るきっかけとなったナンバーでもあるし、モーニング娘。以外で初のハロプロリーダーに就任し、つんく♂が総合プロデューサーを離れてもつんく♂イズムは継承していかんとした彼女ならではの選曲とも言えるが、本人は「当時、私、高音がギリギリだったのね。で、落ちサビでひとりで歌うじゃん。そこが来る度に心臓がバクバクしちゃってね、自分の中では悩まされた曲でもあるのね。でもそういうのも含めて全部今は良い思い出になっているというか、だからこそすごく大好きな曲なの!」とコメント。この全てを良い思い出にして大好きになっていこうとする姿勢こそ、℃-ute最大の長所と言えるかもしれない。
 矢島舞美「今、あいりが「SHOCK!」を出してくるってことが凄い感動するの!」  鈴木愛理「昔だったらなかなか「SHOCK!」を出そうとは思わなかったもんね。」  矢島舞美「ツラい経験をした曲でもあるわけじゃん、ある意味」  鈴木愛理「レコーディング、5回ぐらいしたからね。なかなか出来なくって」  矢島舞美「今でこそさ、℃-uteメンバーでもさ、当時のこと笑い話に出来たりしているのが凄い良い雰囲気というか、こういう風に笑って話せるようになって良かった! って」  鈴木愛理「いや、ほんと。今の℃-uteは本当に無敵だと思ってる。」   
<中澤裕子、道重さゆみ、和田彩花のサプライズ登場に℃-ute一同感��>
 そんな無敵となった℃-uteの為にサプライズゲストが登場。中澤裕子(モーニング娘。及びハロー!プロジェクト初代リーダー)、道重さゆみ(モーニング娘。8代目リーダー及びハロー!プロジェクト4代目リーダー)、和田彩花(アンジュルム及びハロー!プロジェクト現リーダー)の3人が花束を持って現れた。この状況に無敵だったはずの℃-uteメンバーは全員ボロ泣き。
 中澤裕子「℃-uteの皆さん、15年間おつかれさまでした。私がみんなと会ったのは15年前ですけど、本当に……ちっちゃくて、舞ちゃんなんてこんなんで、ちっちゃくてちっちゃくてふわふわプニプニしたやわらかーい女の子たちで、そして真っ直ぐの目線でキラキラしてて、もうとっくの昔に大人になっていた私は、本当にみんなとどう接していいのかが正直分からなかったんですけど、でも今日観てたんですけど……凄いね。本当に大きく立派に、そして美しく、みんなよく美人さんになったねぇ! あの頃に会った可愛い女の子たち、Berryz工房も会わせると私の中ではハロプロキッズなんですけど、その子たちが15年という時を重ねて、こーんな素敵なステージに立って、こーんなに素敵な皆さんに舞台を見て頂くぐらいの大きなグループになってることを、本当に私はひとりの仲間として誇りに思いますし、これから、明日からもみんなの活躍を楽しみにしているので、今日はこの後も目いっぱい……岡井ちゃん、頑張ってよ(笑)。本当に本当に美しく逞しく育ったみんなことを観れたことを嬉しく思います。ありがとう。」
 道重さゆみ「本当に私復帰したばっかりで、こんなにも早くこんなに大きなステージに立つなんて思ってもなかったから、今むちゃくちゃ緊張してて! 結構自分にいっぱいいっぱいで、正直℃-uteのみんなにコメントするどころじゃないんだけど(℃-ute一同爆笑)、でもね℃-uteのみんなにも、ここに来てくれているみんなにも、スタッフさんにも迷惑かけないようにちょっと当たり障りのないことを言ってこの場を凌ぎたいと思います! さっさと進めるね(笑)。自分の思ったことを言わせて頂きます。本当に℃-uteは誰もが認めて、本当にいろんな人に言われてきてることだと思うんですけど、パフォーマンス力がとにかく高くって、私が特に「℃-uteのみんなが凄いな」と思うところは、ハイヒールの高さ。その靴の高さで、よくあのキレキレのダンスが踊れるなって。私だったら絶対に足攣ってるので(笑)、本当に凄いなって尊敬してます。ビジュアルも本当にみんなそれぞれに可愛くて格好良くて、どのアイドルも真似できない……というか、アイドルを超えた……なんだろう? なんだろうなぁ? 私もブランクがあるので良い例えは思いつかないですけど! アイドルを超えた何か途轍もない凄い者達(笑い起きる)っていう感じがして、本当に凄いなって思ってるんですよぉ! 伝わる? 私の気持ち。そんなね、レベルの高い℃-uteは、やっぱりキッズで頑張ってきた時代があって、℃-uteでデビューしてからもみんながお互いを認め合って信じ合って切磋琢磨やってきた結果なんだろうなって、観ていて思ってました。そしてリーダーの矢島ちゃん、私がハロプロリーダーを卒業してからハロプロリーダーということで、私が卒業した後も本当にどんどんどんどん新しいハロプロになっていって、その中でハロプロリーダーって私のときよりも凄いやるべきことが多かったと思うし、私が想像できないぐらい大変なこともたくさんあったと思うんですけど、その矢島ちゃんの努力と、矢島ちゃんしか持ってない優しさ、温かさで引っ張ってってるハロプロが素敵だなと思って観てました。明日から℃-uteの5人それぞれ新しい道に進んでいくということで、今までやってきたことを生かして、これから頑張っていって下さい。本当に15年間おつかれさまでした!」
 和田彩花「(いきなり号泣)…………℃-uteさん、15年間ありがとうございました。私が℃-uteさんを見てて凄いなと思うところは、5人のまとまった姿なんですよ。5人てとっても少人数なのに、その5人から溢れるパワーが本当に凄くて、もう5人だけの世界がステージ上にあって、そうやって出来るのってこれまで15年間、長い時間一緒にやってきたというのはもちろんあると思うんですけど、その中には皆さんの、私の知らない悩みとか苦悩とか……そこに必ず皆さんの努力があって、こういう風に5人の形が出来てるんだろうなって、今日もステージを観ていて思いました。だからこれから私たちハロプロメンバーは、そんな風に努力して「変わっていく」ということを……やっていけたらいいなと思いますし、来年、ハロー!プロジェクトが20周年を迎えるので、℃-uteさんが守って来て下さったものとか、切り拓いて下さったものとかを私たちが受け継いでいけるように、頑張りたいなと思います。……えぇーん……うぅぅ……℃-uteさん、15年間ありがとうございました!」
 中澤裕子「2人の話を聞いていると、本当に℃-uteのみんながハロプロを引っ張って、ここまでやってきてくれたんだなということを実感しています。格好良いね! 本当にね。素晴らしいなと思います。その素晴らしさをこの後もどんどんみんなに見せてくれますか?」
 ℃-ute一同「見せます!」
<キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた 綺麗な花 咲き乱れるから>
 
約束通り、この後の℃-uteは「格好良い℃-ute、観てください」とエモーションもテクニックも美しさも逞しさも極限まで高めた、間違いなくアイドル史に伝説として刻まれるであろう途轍もなく凄いアクトを展開。まずはハイヒールで妖艶にステップを踏みながら「人生はSTEP!」、大人の魅力を溢れさせていく。そこへ雷が落ちる音と共に突入した「夢幻クライマックス」「Crazy 完全な大人」「FOREVER LOVE」「涙の色」のノンストップパフォーマンスにおける5人の強烈な一体感、それぞれに歌もダンスも表情も個性を爆発させながらもキメは一寸違わぬという、15年の絆が生み出す瞬間の数々に会場のボルテージも高まるばかり。そこに鈴木のおねだりでさいたまスーパーアリーナを360度埋め尽くしたTeam℃-ute(℃-uteファンの呼称)による特大ウェーブ! 5つの光の群れがうねりを打つ。
 その熱狂のままに曲は「アダムとイブのジレンマ」、そして鈴木と岡井が互いを真っ直ぐに見つめながら全身全霊の歌をぶつけ合う「悲しきヘブン」と、道重が言う通りアイドルの次元を遥かに超えた超攻撃的アクトを展開。燃え盛る炎と情熱的なコールに包まれながら、キッズ時代からライバル視し続けてきた鈴木に向けてアイドル人生の全てを乗せたかのような歌声を叩きつける岡井と、それを全身全霊で受け止めながら真っ直ぐなハイトーンを響かせる絶対的エース・鈴木、その2人の攻防を同じくエモーションの限りを尽くしたダンスで彩る矢島、中島、萩原。5人の絆は馴れ合いではなく、各々に自分が選んだ道をひたすら進み続けた先に生まれた。それぞれがそれぞれに戦い続けたゆえの共鳴によっていつしか完成したもの。そう痛感させるアクトが「嵐を起こすんだ Exciting Fight!」「情熱エクスタシー」とその後も続いていく。
 そんなロックモード全開のブロックを終えると、今度はメンバー同士で満面の笑みを交わしながら圧倒的な歓喜を表現。この瞬間に辿り着けた嬉しさを全面に溢れさせながら「超WONDERFUL!」「Danceでバコーン!」「世界一HAPPYな女の子」「アイアンハート」と超絶ハッピーチューンを連発していく。この触れ幅、ハロプロの得意とするところだが、15年分の喜怒哀楽ストーリーに裏打ちされた5人の表現力はやっぱり無敵。それがカタマリとなって叩きつけられてくるのだから、そりゃみんな帰りにうどん食べに行くし、「駆け抜けろアイアンハート!」と叫ばずにはいられなくなるし、メンバーはありったけの笑顔の瞳に涙を滲ませているし、みんな楽しくて仕方ないのに気付けば涙がボロボロ溢れ出る。もう何なんだよ! なんでこんなに最高で最幸の瞬間を生み出せるグループが解散しちゃうんだよ! そんな押さえ込んでいた気持ちを爆発させずにはいられないほど℃-uteが愛おしくて仕方ない状態になった頃、ふとスクリーンを見上げると「アイアンハート」の最中に撮られた5人の最高の笑顔と「12年間幸せでした。」という言葉。
 そこに「ラストナンバー、行くよ!」と畳み掛けられるのは、やはりこの瞬間の為に生み出された楽曲と断言できる1曲「ファイナルスコール」。時に涙目と涙声になりながらも、強く打ち付ける雨と愛を炸裂させたシンガロング、声を枯らして叫ばれる「フレーフレー」=ファイナルスコールに背中を押されながら美しく逞しく舞い踊り続けた5人は、最後「キュートな花 散ったとしても 強く育ったその枝には 必ずまた 綺麗な花 咲き乱れるから 咲き乱れるから!」とこちらが真っ直ぐ立っていられないほどのエモーションで歌い叫び、そのアイドル人生と同様にドラマティック過ぎるラストコンサート本編の幕を閉じた。
<旅立ちの日に純白のウェディングドレス姿、5人から最後のメッセージ>
 それでも強く強く降り続ける℃-uteコール。その想いに応えるように再びステージに現れた5人は、夢を掴んだ地に相応しい、そして旅立ちの日にお似合い過ぎる純白のウェディングドレス姿。そして曲は同じくこの状況に響き過ぎる「Singing~あの頃のように~」。ただ大好きで歌をうたっていた幼い頃、夢を抱いて駆け抜けた青春、そして決心のもと迎えた今日……歌詞のストーリーがそのまま5人の15年と歌声、そして堪えきれず頬を伝う涙と重っていく。そして彼女たちは「皆さんからの温かい℃-uteコール、ありがとうございます!」と感謝の言葉を述べ、ひとりずつ今その胸にある想いをみんなへのメッセージとして届けた。
 
萩原舞「私は小学1年生からハロー!プロジェクトに入らせてもらって、つんく♂さんには最初「つんく♂とか来てたのしかった」って言っちゃって、すごい申し訳ないことを言ったんですけど、私を選んでくれてつんく♂さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。今まで℃-uteの活動の中ですごいたくさん夢も叶ったし、本当に℃-uteの萩原舞でしか感じられないことを経験させて頂きました。私は芸能界を引退してしまうんですけど、本当にたくさんの方に支えられて「舞ちゃん、頑張ってねー」って言って下さったので、私も皆さんに甘えてばっかじゃいけないと思うので、ちゃんと自立して、いつか「まいまい、格好良くなったなぁ」と思ってもらえるようにちゃんと頑張りたいなって思っています! ℃-uteのメンバー、一緒に15年間、ずっと居てくれて本当にありがとう。ずーっと応援してくれてる皆さんも、ちょっと応援してくれてる皆さんも(笑い起きる)いるかと思いますが、本当に本当にたくさん応援して頂いたので、皆さんのこと本当に大好きでーす! ありがとうございました! 萩原舞でしたぁ!」
 岡井千聖「皆さん、今日は来て頂いて本当にありがとうございます。舞ちゃんも言ってたんですけど、つんく♂さんが私を選んでくれてなかったら、こんな景色を見ることもなく、きっと私は所沢の航空公園にたむろって友達と遊んでたと思います。自分で自分に自信を持てずに……たぶん、人に勇気とかを……皆さんに与えられていたらいいなと思ってるんですけど、私が皆さんにパワーをもらっちゃって、いつも。だから、私は皆さんに返せているか分かんないんですけど、皆さんに出逢えて私もすごく……この15年間、悲しいこととか悔しいこととかいっぱいあったけど、辞めたいなと思ったこともあったけど、「私を応援してくれる人がひとりでもいるなら頑張ろう!」と思って頑張ってこれました。本当にありがとうございます。そして家族には「生んでくれてどうもありがとう」って言いたいし、私はお金持ちだったらもうちょっと早くこの仕事を辞めてたかもしれないので、だから、お父さん、これからも仕事いっしょに頑張ろうね! ありがとうございました、岡井千聖でした!」
 鈴木愛理「私は小さい頃から「自分の歌で人を笑顔にしていきたい」っていうのがずっと夢で、でも「アイドルになりたい」なんて夢は最初はなかったんですけど、℃-uteっていうグループに入ってアイドルをやることで、自分はアイドルで青春をほとんど過ごすことができて「幸せだったなぁ」って思いました。℃-uteの鈴木愛理を認めてたくさん応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました! 私もたくさんメンバーにも甘えてばっかりだったけど(涙を溢れさせながら)これからもTeam℃-uteのみんなと℃-uteメンバーの笑顔がたくさん見れるように! 私もひとりで頑張っていきたいと思いますので、みんなもこれからもずっと笑顔でいて下さい。本当に12年間ありがとうございました! 鈴木愛理でした!」
 
中島早貴「12年間、あたりまえのようにこうやってライブが出来たのは、つんく♂さんと先輩方が作って下さったハロー!プロジェクトっていう大きな存在があったからで、私たち℃-uteだけではさいたまスーパーアリーナまで辿り着くことができなかったと思います。そんな大きな存在があって、たくさんの温かく見守って下さるスタッフさんと家族とメンバーとファンの皆さんがいて、℃-uteの人生、本当に本当に楽しくてあっという間の12年間だったなって思いました! もちろんツラいこともあったけど、それより楽しいことのほうがすごく多くて! もう本当にこんな素敵な景色が見ることが出来て、もう℃-uteの人生に悔いはありません! 本当に本当に皆さん今まで応援してくれてありがとうございました。中島早貴でしたぁ」  
 矢島舞美「まず……なっきぃ、あいり、ちさと、まいまい、今までずっと一緒に走ってきてくれて、どうもありがとう(涙を溢れさせる)。そして、今ここにはいないけど、ここのどこかで観てくれているえりかとめぐとカンナも℃-uteが駆け抜けてきた12年間にはとても必要な存在で、私たちを強くしてくれたと思ってます。本当にどうもありがとう。℃-uteはスタッフさんや、こんなに素敵な曲をたくさんくれたつんく♂さんや、家族、友達、いろんな温かい人に支えられて、こうして幸せな空間を……時間を過ごすことができました。おばあちゃんになっても一生この時間は誇れる時間だと思ってます。本当に12年間、℃-uteの応援をどうもありがとうございました。Team℃-uteが大好きです! 矢島舞美でした!」
 こうして最後のメッセージを届けた彼女たちは、再びトロッコでアリーナ中を駆け巡りながら、タオルを振り回しながら、ボールを客席に投げ入れながら「SHINES」を披露。涙と歓喜で上手く歌えくなるとメンバーもファンも「まいまい!」「なっきぃ!」などゴキゲンなメンバーコールを贈り、会場は眩しいほどの光と笑顔に包まれていく。続いて「5人で歌う最後の曲になります」と矢島が告げると、5人が晴れやかに明日に向かって「行ってきます」する為のポップナンバー「To Tomorrow」が披露されるのだが、気付けば後方にはなんとつばきファクトリー、こぶしファクトリー、カントリー・ガールズ、Juice=Juice、アンジュルム、モーニング娘。'17と後輩たちが登場し、横一列に並んでバックダンサーを担当。そんな大好きなみんなに囲まれて「思い出いっぱい胸ん中 今日まで本当に ありがとう 全部やりきったよ Feel fantastic!!」と笑顔で歌い飛ばす姿は、その言葉に一切の迷いを感じさせない清々しいものであった。そして℃-uteは「ありがとう」と手を振りながら、そして深くお辞儀をしながら、純白の階段を登ってステージの向こう側へと消えていった。
<「幸せだったよぉ!」「みんな、帰りはうどん食べていくんだぞぉー!」>
 再び巻き起こる℃-uteコール。すでに本編開始から約3時間、通常の公演であればこれ以上の延長は望めないところだが、5人は今一度みんなのもとへ。「アンコールありがとう!」と最後の大はしゃぎをする為に無邪気な笑顔を浮かべながら現れ、巨大なステージを所狭しと駆け回りながらファイナル「JUMP」でジャンプ! ジャンプ! ジャンプ! そして「皆さん、一緒に歌ってください!」とセンターステージから5方向へマイクを向けてシンガロング。「この地球(ほし)にルールがあり だからこそ 慈しみ合う 悲しみ 微笑 未来へ語り伝えたい」ここに集った者たちの想いを代弁したかのようなフレーズが響き渡り、℃-uteとTeam℃-uteによる最後のお祭り騒ぎは大団円を迎えた。「みんなの大合唱が一番大好きな歌声だぁ!」「忘れないでぇ!」「幸せすぎて倒れそうです」「幸せだったよぉ!」「みんな、帰りはうどん食べていくんだぞぉー!」
 そしてステージにいつもの等間隔で並んだ5人は「……皆さんにもう少しだけ聴いてもらいたい歌声があります」と、メンバー同士アイコンタクトを取りながらアカペラで「たどり着いた女戦士」を歌い始める。そしてこれが℃-uteとして5人が歌う正真正銘最後の曲となった。
 時には後悔した  嫌で会いたくない時もあったけれど
 でも 月日が私の事  優しく見守って来てくれたし
 寂しすぎた夜も  一緒に泣いた日も  全部 ありがとう
 ここからの景色が  眩しすぎて また泣いちゃうじゃない  目をつぶり 聞こえてくる心強いエールに包まれて
 「皆さん、12年間、℃-uteを愛し、幸せな時間をたくさん下って、本当にどうもありがとうございました! 以上、℃-uteでしたぁ!」
 「Team℃-ute、愛してるよぉー!」
<「pm 9:10」℃-uteがTeam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち……>
 すべてを歌い終えた℃-uteがステージを去ると、暗転したステージには「pm 9:09 02」と現在の時刻が表示される。そのまま秒数がTeam℃-uteの声と共にカウントアップしていき「pm 9:10」ちょうどになると、℃-uteの記録がエンドロール代わりに流れ始めた。
 ℃-uteコンサート公演数 357公演  海外公演数 5公演  ナルチカ℃-ute公演数 103公演  アルバムリリース枚数 12枚  シングル枚数 35枚  千聖が泣いた時に下がる口角の角度 20度  千聖の変顔のレパートリー数 85パターン  舞美がネタをばらす可能性 87%  舞美が曲振りを間違えた回数 36回(最終リハで+1回)  メンバーに「舞ちゃんから選んでいいよ」って言ってもらえる確率 100%  早貴がガチでマネージャーさんにキレた回数 3回  千聖が袖でスタンバイする時間 5秒前  早貴がダイビングで潜った水深 15m  舞美がダイビングで潜った水深 30m  舞が足をくじいた回数→ 膨大  愛理がフガフガした回数→ 膨大  舞美がものを壊した回数→ 膨大  千聖が充電器を借りた回数→ 膨大  早貴が大事なところで噛んだ回数→ 膨大  愛理が必ずお腹空く時間 17:30  千聖が変顔講座した回数 3回  早貴が開演前、準備終わって暇してる時間 10分  舞美が朝ごはんに食べるおにぎりの数 3つ  舞がグレてた年数→ 3年  舞美が衣装のヒールを折った回数→ 6回  早貴が終演後1番に着替え終わる確率 100%  愛理が前髪を固めるスプレーの噴霧時間 20秒  ℃-uteみんなで映画を見た回数 1回  ℃-uteみんなでお風呂に入った回数 2回  ライブ中、舞美の汗が他のメンバーにかかる確率 70%  12年間で舞が伸びた身長→ 30cm  千聖と舞が先生を怒らせて本番に出れなかった回数 1回  愛理が朝からテンション高い確率 90%  早貴が朝からテンション高い確率 2%  千聖と舞が舞美のご飯に砂糖をかけた回数 3回  それに舞美が気づいた回数 0回  早貴の唇の太さ 2cm  愛理の太もも回り 42cm  舞のウエスト 56cm  舞美の手の大きさ 18,5cm  千聖の顔の直径「モデルとたいして変わねんじゃね?」by千聖  舞の靴のサイズ 22~23cm  千聖の靴のサイズ 23,5cm  愛理の靴のサイズ 23,5~24cm  舞美の靴のサイズ 25cm  早貴の靴のサイズ 23,5~24cm  矢島舞美が降らせた雨量 ざっくり20000mm  メンバー同士の趣味が伝染する確率 97%  わんこそばの最高記録  愛理 111杯  千聖 100杯  舞 100杯  早貴 75杯  舞美 136杯  愛理のボーリングの最高スコア 58  8x8=の早貴の回答 54  千聖がダイエットで落とした最高体重 11kg  舞美がものを壊して弁償した金額 0円  舞が生まれたときの体重 2306g  愛理が生まれたときの体重 4000g
 ℃-uteがTeam℃-uteとギネスの記録を作った回数 1回  ℃-uteがTeam℃-uteを想っていた日数 4385日
 ℃-uteがTeam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち 無限大
取材&テキスト:平賀哲雄
◎ライブ【℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ~Thank you team℃-ute~】 2017年06月12日(月)さいたまスーパーアリーナ セットリスト: オープニングアクト: 01.初恋サンライズ(つばきファクトリー) 02.残心(こぶしファクトリー) 03.ピーナッツバタージェリーラブ(カントリー・ガールズ) 04.Goal~明日はあっちだよ~(Juice=Juice) 05.愛さえあればなんにもいらない(アンジュルム) 06.愛の軍団(モーニング娘。'17) 本編(℃-ute): 01.The Curtain Rises 02.Kiss me 愛してる 03.The Middle Management~女性中間管理職~ 04.都会っ子 純情 05.わっきゃない(Z) 06.桃色スパークリング 07.大きな愛でもてなして 08.心の叫びを歌にしてみた 09.桜チラリ 10.キャンパスライフ~生まれて来てよかった~ 11.君は自転車 私は電車で帰宅 12.Summer Wind VTR.我武者LIFE(BGM) 13.EVERYDAY YEAH!片想い(萩原舞セレクト) 14.私立共学(中島早貴セレクト) 15.僕らの輝き(岡井千聖セレクト) 16.SHOCK!(鈴木愛理セレクト) 17.まっさらブルージーンズ(矢島舞美セレクト) 18.人生はSTEP! 19.夢幻クライマックス 20.Crazy 完全な大人 21.FOREVER LOVE 22.涙の色 23.アダムとイブのジレンマ 24.悲しきヘブン 25.嵐を起こすんだ Exciting Fight! 26.情熱エクスタシー 27.超WONDERFUL! 28.Danceでバコーン! 29.世界一HAPPYな女の子 30.アイアンハート 31.ファイナルスコール En1.Singing~あの頃のように~ En2.SHINES En3.To Tomorrow WEn1.JUMP WEn2.たどり着いた女戦士
◎℃-uteブログでの最後のメッセージ ・矢島舞美「今まで、ありがとう。(舞美)」 https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283798139.html ・萩原舞「本当にありがとう。°C-ute萩原舞」 https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283678937.html ・鈴木愛理「ありがとうteam℃-ute(あいり)」 https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283504896.html ・岡井千聖「2017.6.12 °C-ute岡井千聖」 https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283440838.html ・中島早貴「中 ありがとう」 https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283398615.html
出典 http://www.billboard-japan.com/sp/d_news/detail/52285/2   「Billboard JAPAN」
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shakuhachi-kataha · 3 years
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文学と尺八☆『文机談』
『文机談』(ぶんきだん)とは、1272年前後に書かれた琵琶の西流(にしりゅう)を伝承する藤原孝時の弟子の僧、 文机房隆円(りゅうえん)が書いた琵琶の歴史物語。
藤原孝時とは、平安時代から鎌倉時代にかけての雅楽師の藤原孝道の子。父孝道は楽器の演奏・製作・修理いずれにも長じ、「管絃音曲の精微を窮す人也」と称されたそうです。孝時は二十歳の年から熊野へ詣でて、「我が芸がもし父の芸に及ばなければ、ただちに命を召しあげてください」と申され、祈請の旨が神慮にかなって、琵琶の道における第一人者となったそうな。父、孝道は晩年には孝時を勘当して嘗て譲った笛を奪還した上、相伝の秘譜・楽器・文書類をすべて後妻所生の孝経と播磨局に譲ったというエピソードも。
この『文机談』は、1233年成立した楽書『教訓抄』のように、曲目の解説や教訓を挙げるテキスト形式ではなく、老人と尼さんが語り合う物語形式になっており、琵琶の伝来から代々の伝承経緯を物語として書き著したもの。これは、隆円の師、孝時が異母兄弟の孝経に家督を奪われるなど、琵琶西流が衰えようとしていた時に、琵琶の正統が西流にあることを主張するために著されたとされます。
2007年に刊行された、岩佐美代子著『文机談全注釈』のブックデータベースにはこう書かれています。
楽人たちのやり直しのきかぬ、真剣勝負の面白さ。録音技術もなかった当時、ぬきさしならぬ一回の真剣勝負に生命を賭け、歴史の中に埋没していった楽人の生きざまを、如実に写しとどめた、中世音楽史の魅力溢れる逸話の数々。
中世楽家、琵琶「西流」師範家、藤原孝道・孝時にかかわる音楽史と、いろんな分野の有名人が琵琶でつながっている、そうしたエピソードを綴った物語。
…と、本の題名からは想像がつかない内容のようです。歴史の中に埋没していった中世楽人の物語とは、面白そうですね〜。
この琵琶の楽書のなかに、尺八が登場します。
まずは本文。
古文そのまま写してあります。
校注『文机談』
岩佐美代子著
文机談 第一冊
南宮長諸藝事
この御門の御ながれをば、一品式部卿貞保親王つたへ給はらせ給。清和第四の御子也。又南宮とも申、桂の親王とも申。御門の御説のこる御事なく給はらせはしますうへに、貞敏も在世のほどはつねにまいりてさづけたてまつる。これも御笛又めでたき御器量なり。やがて御門の御師太田丸をひきうつさる。御門にもことのほかにまさりまいらせさせ給、あめのしたにはたぐひ(仲間)すくなき御事也。又これのみにもかぎらず、和琴・尺八など申めづらしきうつわ物までもらさずあそばしつくしけり。されば管絃の尊者とぞ世には申ける。南宮の山のうへなる大石に御身をやす���て千夜御笛をふき給。いまの花王院はこれなり。延喜(醍醐)の聖代はさしもこそよろづのみちをとぎみがゞせをはしましけるにも、この御子に勅して横笛の譜十二巻をばゑらばせてまつらせ給。いまの世までも南宮横笛譜(新撰横笛譜。序のみ現存)と申かゞみはこれなるべし。天下の証譜たるによりて、おほく楽家の録にのせたり。
(王昭君曲事)
又王昭君(ワウゼウクン)とうへる曲は、漢の明君胡国のたびにさすらひてかなしびのあまりに馬上にしらべける曲也。一名明君弾ともいへり。又司馬の一曲ともかけり。代々の伶人(雅楽を演奏する人)かゝるゆへある曲をならひたえて説なかりければ、くちをしき事なりとて、楽器の譜のなかに見えざりけるを、尺八といへる物の譜よりたづねいだしてよのうつわ物にうつしたへ給ぬ。いまに世に侍まり。御みめさへすぐれさせ給たりければ、これをみたてまつる女おもひにたへずして、袖に蛍火をつゝみてぞ、もゆる心をあらはしきこえ侍ける。この御師太田丸が笛譜をば嵯峨天皇(786-842)めして冝陽殿のぬりごめにをかせをはします。朝家のおもき御たからなれば冝陽殿の竹の譜とて証にひき侍はこれ也。但炎上の時とりいださずしてやけにけり。この譜にもかぎらず、天下の重宝おほくけぶりとなりぬ。
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『文机談』 卷第一 卷第二 文机房隆円著 「珍書同好会」 大正6年刊(国立国会図書館蔵)
<訳>
この帝の御流れを、一品式部卿貞保親王(870−924)が伝えられました。清和天皇の第四の御子であります。また、南宮とも、桂の親王とも申しました。帝の御説を残ることなく伝えられました上、貞敏も在世のあいだは、常に参上して授け奉りました。この方も御笛も素晴らしい御器量でした。やがて帝の御師の太田丸を引き写したようになられました。清和天皇よりも、さらに素晴らしくなられました。天の下には類稀なことであります。また、これだけでなく、和琴や尺八など、珍しい楽器までも洩らさず演奏され尽くされました。そのため、管絃の尊者と世にもうされました。南宮の山の上にあった大きな石の上に、御身を休めて、千夜御笛を吹かれました。いまの花山院はこの南宮であります。延喜の聖代(醍醐天皇の時代)は、全ての道を研ぎ磨かせておられましたところでしたが、この御子に勅して、横笛の譜12巻を撰ばせて奉らせられました[919年に勅があって同921年に進められた。]。今の世までも、『南宮横笛譜』と申します鏡はこれであります。天下の証譜とされ、多くの楽家の目録に載せられています。
また、王昭君という曲は、漢の明君が胡国への旅にさすらい、悲しみのあまりに馬上にて作られた曲であります。一名、明君弾ともいいます。また、照君ともいいます。また、司馬の一曲とも書きます。代々の伶人はこのような由縁のある曲であるのに、伝承を失い、説がなかったので、口惜しいことであるとして、楽器の譜の中になかったものを、尺八という楽器の譜から尋ね出されて、世の楽器に移して伝えられました。今の世に伝わっております。御見目も優れていらっしゃったので、これを拝見しようとする女も多く絶えず、袖に蛍火を包んで、燃える心を表したという話も伝わっております。この御師の太田丸の笛譜を、嵯峨天皇が召されて、宜陽殿の塗込に置かせられました[内裏が初めて焼亡したのは877年4月19日、清和天皇の時代。]。朝家の重き御宝ですので、宜陽殿の竹の譜として、証譜として引用されていますのはこれです。ただし、(内裏)炎上の時、取り出さずに焼けてしまいました。この譜に限らず、天下の重宝が多く煙となってしまいました。(鳳笛訳)
参考・雅楽研究所 http://houteki.blog106.fc2.com/blog-category-18-36.html
訳は雅楽研究所さんのものをそのまま写させていただきました。
最初の方に記されている、清和天皇の第4子である南宮とも桂の親王とも呼ばれている人は、貞保親王(870-924)という人です。
調べてみますと…
平安前期の皇族。清和天皇と藤原長良の娘高子の子。南宮、南院式部卿宮、桂親王とも。873年4月、母が女御(高い身分の女官)であったことから親王となり、882年1月同母兄陽成天皇と同日に元服した。琵琶、和琴、尺八などをよくして天下無比の奏者ともいわれ、「管絃の長者、尊者」の異名をとった。古部春近(春近の祖父小部吉延とも)に師事したという笛の音は上霧と呼ばれ、ことに「穴貴」と称する高名な笛の演奏は絶妙であったという。幻の名曲「王昭君」を尺八の譜から横笛に移したり、延喜楽の舞も作っている。その美貌に多くの女性が惹かれ、なかには燃える思いを表すのに袖に蛍をつつんだものもいたという。
(朝日日本歴史人物事典「貞保親王」の解説より)
…と、ほぼ『文机談』のまま説明されています。
ともかく…、
イケメンで超モテた皇族の貞保親王という人が、���がめっちゃ達者で、その上長く日本での演奏が絶えていた幻の名曲、『王昭君』を復活させ、その尺八の譜を横笛の譜に写した人だった。との事です。
なになに?
そんなイケメン会ってみたい〜笑
そして幻の名曲「王昭君」は一体どんな曲であったか気になりますね…。
この『文机談』が書かれた1272年前後50年の間は、鎌倉幕府の内乱、関東地方大地震(M7)、蒙古襲来、鎌倉大地震(M7)と、乱世中の乱世、世も末な時期だったんです。
1221年には、朝廷と武家政権による初めての内乱、承久の乱がおこりました。(もう日本史すっかり忘れてますので調べました笑)
京都にいた後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)が、土御門上皇(つちみかど)、順徳上皇(じゅんとく)と協力して、鎌倉幕府を執権している北条義時(よしとき)を打倒しようと挙兵したことがきっかけとなりました。
当時は、北条氏を中心とした武家集団が主に東日本を勢力下に、そして天皇側が主に西日本を勢力下におく二頭政治が続いていました。後鳥羽上皇は天皇家の実権回復を望み、幕府方の京都代官を攻め殺して挙兵に踏み切ったのです。
結果は朝廷側の惨敗。これを機に、華やかな平安王朝文化も衰退へ向かいました。
承久の乱が収束すると、朝廷方の多くの公家が処刑されたり流罪となり、武士も多数処分されたそうな。
彼らが所有していた土地も没収されたり、親幕府派の公家を要職において朝廷を主導する立場となり、朝廷は完全に幕府の監視下に入ることになります。
また、多くの鎌倉の武士たちが西日本に移り住み、幕府の影響力は京都周辺にも強く及ぶようになりました。
武士たちが台頭してくる時代がやってきました。
この辺りで古代尺八が消滅していったということは、どうやら古代尺八は武家の人たちの好みでは無かったようですね。もしくは、この『文机談』によると、とても厳重に伝統を護っていたようなので、全く流出しないまま、消えてしまったか…。楽譜も火事で燃えてしまったとのことですし。
『文机談』には、楽道の衰退を心配する筆者の隆円の想いが記述されています。
この「南宮長諸藝事」には、楽器や曲そのもの、そして楽譜というものが、皇族や貴族、楽人などによってとても大切にされていたという事が分かります。
朝廷に雇われた楽人たちが、真剣に自分たちの技術を追求し練習を重ねている情景は、何だか身につまされます。失敗したらひどい罰を受けたそうな😱
そんな伝統も技術も、政権の交代で消え失せてしまうとは、儚いものですね…。目の前に迫りくるわれらが時代の終焉をひしと感じながら作者の文机房隆円はこの本を書き上げたのでしょうか。
現代の古典尺八も、今の現状のままでは、本当に消滅しそうな勢いですが…😢
はてさて、私にできる事は、色んな思いを馳せるくらいが関の山ですが、結局は地道に鍛錬あるのみですね😅
...
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afiri8backlog · 4 years
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北九州市の小学校で新たな新型コロナ感染、集団感染=クラスターとニュースが出たので、素直に「小学校 5G」と検索したら・・GIGAスクール構想!?
北九州市の小学校でクラスター発生とメディアが報道・・
北九州 小学校でクラスター発生 9日間で市内97人 新型コロナ
北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは、小学生を含む10代から80代の男女、合わせて12人です。
このうち、いずれも10代の女子3人と男子1人の合わせて4人は、小倉南区にある守恒小学校の児童で、今月28日に感染が確認された女子児童と同じクラスです。守恒小学校では今月25日から活動が再開され、感染が確認された5人の児童も登校していたということで、北九州市は、この小学校で感染者の集団、「クラスター」が発生したとしています。
以下略
このため、北九州市は、市民に対して、引き続き感染予防に努め、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけています
この記事での注目ポイントは小学生及び、学校での集団感染の可能性・・と言えば、昔から学校の中で流行る流行性の風邪などでの学級閉鎖みたいなもの・・と考えがちですが
それがメディア洗脳による思考停止です(ご注意ください)
この記事の中に一言も5Gというキーワードを使ってないですが、小学校でのクラスターという点に着目したら、【なぜそんな所で起きるんだ?】という素直な疑問が出てくると思うので
そのQ(疑問)を忘れないで、A(アクション)を起こしてください
GIGAスクール構想の実現について
すべての学校にローカル5Gが!?GIGAスクール構想とは?
文部科学省は、2019年に「GIGAスクール実現推進本部」を設置しました。2023年度までには義務教育段階の子供1人につき、1台の情報端末および高速大容量の通信ネットワークを整備していく予定
タブレット端末を全児童らに配備 北九州市、年度内に前倒し
公式:GIGAスクール構想の実現について
文部科学省のGIGAスクール構想の実現ロードマップの中にはこれでもかというくらいにローカル5Gの設置や利用が書かれています
SOCIETY5.0とは、国家戦略特区を利用したローカル5G活用社会構想
このGIGAスクール構想が文部科学省で提言されていた日付はなんと令和元年の12/19日。まだ新型コロナ騒動も起きてなければ、日本人は5Gの未来にワクワクしてた頃
具体的な活用方法についての参考イラストが語っている二つの教育スタイルには恐ろしい危険性の差があります
そして何よりもこのロードマップのタイムラインが、新型コロナ発生→北海道がいち早く休校→全国一斉休校からの9月まで学校再開を延期!?などなど、学校関係者以外近寄らない、外出しないので設備工事が目撃されない都合が良い時期にちょうど重なる
そんな文部科学省が掲げるGIGAスクール構想の実施はすでに他県でも行われているようです。
小学校敷地に基地局 千葉市 楽天モバイルと協定 遠隔教育念頭
千葉市は小学校の通信環境向上に向け、楽天モバイルと共同で学校敷地内に基地局を設置する。両者で協定を締結した。次世代通信規格「5G」により、遠隔教育を実施することなどを念頭に置くほか、災害時には地域にネットワークを開放する。
導入するのはまず市内の5小学校。7月から順次、着工
これは一例にすぎませんが、そういえば千葉市:国家戦略特区 のようですね(ググったらでてきた)
全国初、小学校の授業で5Gの体験学習を実施
KDDIとATRのタッグのローカル5Gですか・・って事はこれと同じ事が今後起きるかもしれませんね。小学校でも陽性→入院→退院→再陽性→再入院
ローカル5Gと新型コロナ陽性が出る傾向まとめ【5/28更新】
もしかしたら「小学校 国家戦略特区」で探していけば、すでにローカル5Gが導入されたのかどうか?確認できるかもしれません
国家戦略特区における特区内で何をやりたいかの意見・要望に対する文部科学省の回答を見れば、提案者や団体が非公表だったり、どの町でどういう計画を行おうとしているのかわかります
08(文部科学省)国家戦略特区等提案検討要請回答
生きた政治を勉強するってこういう事だと思うから、学校の現代社会の時間は・・
「今日は国のホームページを見ながら、この町はどうしてこういう提案をしているのか?について考察しましょう!」
みたいな授業だったらめっちゃおもろくて、みんなであーでもないこーでもない!って議論を楽しめるのにな(笑)学力世界一のフィンランドはそういう、自発的に考えさせる授業をやってるんだろうね(教育ってなんだろう・・)
少なくとも新型コロナ感染の小学校クラスターが発生した北九州市はGIGAスクール構想を実践しているのは確かです
GIGAスクール構想の状況>福岡県>北九州市
まず・・このリンク先でツッコミたいのは、何がGIGAスクールだよ!(# ゚Д゚)ノ情報が古いじゃねーか!
なんと、2018年で更新が止まっている
おかしいな・・高速大容量インターネット通信による最先端、最新教育を施すためのGIGAスクール構想なのに、その情報を共有する自治体および国の情報が最新じゃないなんて・・今もう・・2020年の半分折り返しに入ったのに、どうして最新情報が2018年で止まっているのか?
公式の情報共有ページ更新が2年も滞る って普通に考えてありえない
個人のブログが2年も止まったって誰も気にしないけど、基礎自治体ICT指数サーチという学校教育におけるインフラ導入の把握機関が止まるって・・
何か更新すると都合が悪いんでしょうかね?┐(´д`)シランケド
いずれにせよ・・こういう集団クラスターによって注目されてしまった結果
隠蔽がバレる?or管理の怠惰?(形だけの機関)
確か「サービスデザイン推進協議会」というのも注目を浴びて活動実態がないってバレましたね
持続化給付金事務局「サービスデザイン推進協議会」文春砲:実体のない”幽霊法人”?
子供の被害者が出てるから 事はそれじゃ終わらない
学校施設へのローカル5Gの導入時期は親御さんに説明はあったんだろうか・・それとも、新型コロナ感染でみんなが努力して、感染拡大を防止しようと自宅待機をしていたまさにそのタイミングでこっそり施行するという計画が新型コロナ騒動が起きる前から決まっていた?
って読み解かれてもしょうがないほど、状況証拠(PDFにロードマップが残ってる)が揃い過ぎている
まとめ:北九州市、小学校からクラスター感染が起きたのは
まずはゆるぎない事実から
北九州市での新たな感染には小学生が含まれていた
北九州市で感染が確認された小学生と同じ学校に通っていた子も感染
北九州市は国家戦略特区
北九州市は超スマート社会 (Society 5.0)北九州市立大学がある
文部科学省はGIGAスクール構想にローカル5Gを教育導入する事を念頭に入れている
文部科学省のGIGAスクール構想ではSociety 5.0の活用が含まれている
文部科学省はGIGAスクール構想ロードマップでの設備設置時期は新型コロナ発生から現在
新型コロナ騒動で自宅待機中に全国各地で5Gアンテナが大量に増加
新型コロナ騒動で経済が冷え切っている時に5GJAPAN爆誕
世界で5G反対の動きが強まる中、国内では5G利用推進の電波法改正を施行
誹謗中傷でのタレント自殺騒動の翌日には誹謗中傷に関する法案を検討すると発表
京アニ放火事件の犯人逮捕報道の真裏の時間帯にスーパーシティ構想を可決
スーパーシティ構想可決後から増える国家戦略特区での第二波と言われる陽性増加
それでもメディアは「新型コロナの陽性」「クラスター」といい「自粛」を呼びかける
あくまでも状況証拠から、ここまで揃います
仮に、守恒小学校がそのGIGAスクール構想の設備が実装されていない・・という場合であっても、そもそも北九州市は国家戦略特区であり、指定した区域を5G電波を出す車が走り回れる状況には変わらないので、因果関係はゼロではないため
検証候補として絶対に含まれなければいけない
それを避ける専門家はもはや専門家と言えない 踏み絵だねこりゃ┐(´д`)┌さぁボロがでるぞ
私はもともと5G反対の理由は安全性が担保されていない、世界の安全ガイドラインを決めるWHOですら議論もせず安全性も認めていない
そんな5Gを 一体何を基準に使うと言っているんだ? というスタンスは今も変わってません
世界で起きている5G反対条例の制定の動き
専門の技術者、専門知識のあるエンジニアに安全性を確認してもらって、世界的な利用の安全基準を出した上で導入すればいい! と願うだけ
陰謀論でもなんでもなく、当たり前の安全確認ができてない事に疑問を提起しているだけなのに、それが周りに広がらないのは、国民の耳に、目に、一切5Gに関する危険性やリスクという言葉が広まらないように徹底的にネットやメディアを統制しているのが原因だろう
嘘に嘘を重ねて世界を創り続け、その世界にみんなを閉じ込める
嘘が世界を作るお話
だけど、子供を学校に通わせる全国の親御さんには真剣に聞いてほしいと思う
安全性の確認が取れていない5G電磁波環境の施設に毎日子供を通わせる事について
ちゃんと学校側は説明したんだろうか? 親は説明を受けたんだろうか?
子供を持つ親御さんはこれでもまだ、明日は我が子という危険性を考えないのか?こういう時こそ全国的にPTAが対応する案件じゃないのか?
学校の校長→市・県の教育委員会→文部科学省とどんどん下から突き上げていって、新しいテクノロジーの導入は本当に大丈夫なのか?
5Gの安全性を示せ!(# ゚Д゚)ノ
という当たり前の権利の主張の流れが自然に生まれる事を願う
オンラインでの授業は便利だと思うが、それを行うのに5Gほどの膨大な転送量は必要ない
従来のFTTH(光ファイバー回線)の拡張(10Gbps)だったり、無理矢理、安全性の確認が取れていない技術を導入する理由はないと思うが・・ここまで強引だと深くかんぐってしまう
これは日本になかったpaypay等のスマホ決済技術でQRコード決済というシステムインフラが突然持ち込まれた状況に非常に似ている。
paypay(ペイペイ)絶賛ステマ全開の新スマホ決済サービスを調べてみた
日本独自のやり方・改良をしようとしてQRではなくバーコードシステムを開発したセブンペイは・・潰されたよね
7pay不正アクセス騒動の後のファミペイに注目
そんな外資で成り立つスマホ決済とマイナンバーも紐づける動きも見せていた
スマホ決済統合への最終兵器 マイナンバーカードポイント制度について思う事
全国60の地方銀行に口座を持っている人もキャッシュレスからの逃げ場はない
Jコインペイとキャッシュレス加速の未来を考察
今一度、国家戦略特区というものが、日本が日本であるというアイデンティティを破壊する、侵略であると理解したほうがいい
ヘイト条例は国家戦略特区で生まれていた
だんだん、日本に5Gを導入させたい理由が露呈してきた気がしますね┐(´д`)┌ヤレヤレ
新型コロナ騒動初期から、中国インバウンド目的の旅館や宿泊施設には補助金の便宜をはかり、それ以外の国内向けの宿泊施設には保証もしない・・とかあからさまな日本人を見捨てた政策の数々
人を馬鹿にしたような不衛生なマスクの配布、事業給付金を払う、払わない、いくら払う、払う方法がない・・払うと決まったのに外注に丸投げ委託して会社に払われないで滞ってる、国民には雀の涙の10万円だけ渡して、時間稼ぎをしまくった政治行動のその全ては
日本経済破綻計画 と言えるだろう
ただ、これらは最初から計画されていたが、国民の目に見える形で現れたのはこれが最初だったと言える
新型コロナウイルスと5G(ファイブジー)の不思議な繋がり
何一つ、捏造はしていない、その時、そのタイミングで起きた政治の動きを考察してきただけ。私は直感で、これは・・という変化に反応して過去記事として記録を残してきている
だから、すぐに点と点が結びつくのかもしれない
最近、このブログでは不思議と以下の記事にアクセスが集まってきている みんな、自然界の変化、渡り鳥の乗っ取りに対して気づき始めたのかもしれない
オナガのように日本人はみんなで見張り、声を上げて警戒して守る時なのかもしれない
カッコウは夜鳴く その生態から繋がる気づき
そして、ウイルスとは何なのか?興味を持った今だからこそ、歴史を振り返るタイミングだと思う。もちろん対策も含めて
歴史が語る電磁波と細胞の毒化と5G
洋式トイレの水は蓋をしてから流す!(ウイルス拡散防止)
創世記は医学 人体の神秘のお話と思う理由
社会問題・テクノロジー
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hototori · 4 years
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刀剣乱舞×CoC『一門一刀』
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天に星はなく地に灯りなく、一隻の舟が川を下る。 君の向かいには黒子姿の男が一人。 男の周りには灯りのないろうそくが7つ。 君の周りには小舟が7つ。 君の胸には7枚花弁の桜が一輪。 ひとつ、ろうそくが灯される。
 刀剣乱舞×CoC『一門一刀』
「さあ語ろう。俺たちの物話を」
■シナリオ形式
探索者:PC骨喰藤四郎固定、極前のほうが望ましい タイプ:ほぼ一本道 プレイ人数:1人想定 プレイ時間:ボイテキで3時間程度 傾向:RP中心 推奨技能:戦闘、目星、聞き耳、歴史
■事前準備
PCの顕現されてからのの記憶を7つ用意しておく。
■注意書き
このシナリオはフィクションです。 実在の事象をモチーフにしていますが、実在の人物団体公式諸々には関係ありません。 刀剣乱舞の世界観に個人的解釈を加えています。
この先はGM用の情報となります。
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以下、シナリオのネタバレを含みます。
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■背景
政府の調査に応じて、記憶を取り戻す実験を行ったPC骨喰藤四郎の話です。 この技術はイス人のものですので、最後に新しき偉大なる種族であるカブトムシがでてきます。 クトゥルフに詳しくない場合やセッションの雰囲気を壊す場合はでてこなくても大丈夫です。 本編中では己のルーツを辿るためより生まれる前に近い状況になっています。 それが冥界であることは事前に説明されますが忘れています。
意識が戻ると冥界下りのシーンから始まります。 謎の男との話を交わし合いながら7つの門をくぐっていきます。 謎の男は水子、刀剣男士の逸話の基礎になれなかった骨喰藤四郎たちです。 7枚花弁の桜はお守りです。 門をくぐるたびに自分の身代わりになって花びらが散ります。
ろうそくを受け取る場合、交換したPCの記憶は消えます。 最後までろうそくをひとつも受け取らない場合、謎の男との戦闘になります。 
黄泉からの帰り道、振り返るとヨモツシコメとの戦闘となります。 勝っても負けても水子の記憶は持って帰れません。 代わりに差し出した記憶が戻ります。 見るなのタブーを犯した者は、なにも与えられないし奪われないのです。
■NPC
●男 刀剣男士・骨喰藤四郎の水子 ゲーム内で語られない逸話の集合体 表に出たい
●鯰尾藤四郎(変更可能) PC骨喰藤四郎の記憶を取り戻す実験に付き添っている刀剣男士
●新しき偉大なる種族(イス人) PC骨喰藤四郎の記憶を取り戻す実験を手動している
■導入
暗闇をそのまま溶かしたような水の上を舟がゆく。 天は黒々と染まり星はなく、果ても分からない。 いつから乗っているのかもどうして乗っているのかも思い出せない。 ときおり揺れる舟の上には君ともうひとり。 深々と黒い布をかぶった男がいる。 会話はない。 男の周りにはろうそくが7つ。 君の周りには小舟が7つ。 君の胸には7枚花弁の桜が一輪。
男「さあ語ろう。俺たちの物話を」
男「7つの門をくぐる先、お前はお前に生まれ変わる」 滑るように舟が進む。 男「俺が語る。お前が語る。どちらを必要とするかお前が決めろ」
君は自分の体がうまく動かせないことに気がつく。 視界が動かない。指も動かない。非常事態だが不思議と焦りも覚えない。頭に霞がかっている。
〈目星〉成功  見渡す限り灯りはない。  地平もなく天地が繋がっているようにも見える。  ただ、ここは川の上だ。それだけは分かる。  妙な浮遊感を覚えた君はSANC(0/1)
〈聞き耳〉成功  さらさらと流れる音もしない。  滑るように舟は進む。  音のない世界の居心地の悪さにSANC(0/1)
■1つ目の門・髭切
気がつけば進行方向に冠木門が立っている。 ふたつの柱の間に木を通した至って単純な作りだ。
舟が門をくぐる。 ひとつ、ろうそくが灯される。 花弁が一枚、散る。 男が口を開く。
男「これは薙刀の記憶。すっかり大人になってしまった源頼朝が座る。向かいには気に入りの大友能直がいる」 男「ここで下賜された」 ろうそくの灯りの中。 髭切と君によく似た背の高い男がいる。 ふたりは穏やかに話をしているようだ。 髭切「それで君はどこへ?」 ??「西へ向かう。能直の伴だ」 髭切「ここも静かになるねえ」 ??「お喋りは得意じゃない。変わらないだろう」 髭切「そういうことじゃないよ」 ??「?」 髭切「うーん、寂しくなるってことかな」
不可思議な光景と共に、君は感覚が戻ったと分かる。 遠く、波のさざめきが聞こえてくる。潮の香りがほのかにする。 先程までは聞こえなかった川のせせらぎも聞こえてくる。 感覚が奪われていた事実に驚愕するだろう。 SANC(1/1D3)
男「お前の番だ。顕現されてからの物語を語れ」 (PC骨喰藤四郎に顕現されてからの記憶を語ってもらう)
話し終えると男は再び口を開く。 (男の反応) 男「どちらを取る?」 言外に、物語を選べと言われているのだと分かるだろう。
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
再び暗闇が戻り、男も黙る。
■2つ目の門・鬼丸国綱と大典太光世
2つ目の門をくぐる。 一枚の花弁が散る。
男「これは薙刀の記憶。大友家より足利に献上された」 男「九州より本土へ帰り、足利家に入った」 ろうそくの灯りの中。 豪華絢爛の部屋で大典太光世と出会う。 今のような陰鬱さはなく、屈託なく微笑む姿はどこか懐かしい。 ??「はじめまして」 大典太光世「ああ、初めまして」 ??「大きいな」 大典太光世「お前のほうが大きいだろう」 ??「それはそうだが。存在感というのか?」 大典太光世「そうだと嬉しい。外はどうだ」 ??「諍いが多い」 大典太光世「そうか……」 戦地で対面した鬼丸国綱と並ぶ。 互いに戦のにおいを纏っているが、それは彼の誇りであった。 鬼丸国綱「この前は敵だった」 ??「だが今は共にある」 鬼丸国綱「いいことだ。擾乱は鬼を呼ぶ」 ??「鬼とは何だ」 鬼丸国綱「人の欲だ」 ??「呼んでもいいのか」 鬼丸国綱「呼ばれたものを斬っている。人は喜ぶ」 ??「喜ぶのは、いいことだ」
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  男「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
問に答えると、頭がふっと軽くなる。 思考の枷が外れたことに気がつくだろう。 再び暗闇が戻り、男も黙る。
■3つ目の門・三日月宗近
3つ目の門をくぐる。 門をくぐるたびに花弁が一枚散ってゆく。
男「これは薙刀の記憶。足利家の宝剣としていた」 男「諍いの合間穏やかに続く日々」 ろうそくの灯りの中。 整えられた庭園にいる。 隣には三日月宗近がいて、言葉もなくただ寄り添って歩く。 三日月宗近「先の合戦」 三日月宗近が口を開く。 三日月宗近「活躍したそうだな」 ??「俺ではない。持ち主がだ」 三日月宗近「羨ましいかもしれん」 ??「珍しいな」 三日月宗近「俺とてそういう気分にもなる」 ??「なるか」 三日月宗近「なるな」
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  男「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
暗闇が戻り、男も黙る。
川と門をくぐるうちに君は気づくかもしれない。 強制〈アイデア〉または〈知識〉:失敗は後で処理
川下り、7つという完全に一つ足りない数字、そして門。ここは冥界である。 ひとつ進むごとに死へと着実に近づいている。 この舟は動く棺桶のようなものだ。SANC(1/1D6)
3つの話が頭に浮かぶ。 ・イシュタルの冥界下り ・ハデスとベルセポネ ・黄泉の国訪問 まるで直近だれかに聞いていたようだ。 これらの項目について、話の合間に〈歴史〉で思い出すことができる (■情報 参照)
〈アイデア〉または〈知識〉失敗処理:  ただし、いま君はこの話を思い出すのに精一杯だったため、次からだ。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■4つ目の門・包丁藤四郎
4つ目の門をくぐる。 花弁が一枚散る。 男「これは薙刀の記憶。多賀豊後守高忠の元へ与えられた」 男「共に永禄の変を駆けた」 ろうそくの灯りの中。 どこかの屋敷の玄関、老人とともに立つ。 包丁藤四郎に見送られた。 包丁藤四郎「危なかったら逃げるんだぞ」 ??「刀が逃げてどうする」 包丁藤四郎「主もおじいちゃんだし、無理はいけないんだ!」 ??「無理かどうかは本人が決める」 包丁藤四郎「ああもう!骨喰兄はもっと自分を大事にしなよ!」 ??「している。包丁、息災で」 あちらこちらで炎があがり、剣撃の音が響く。 息も絶え絶えな老人のもとで険しい顔をした君の姿がある。
強制〈歴史〉 成功 :  君の知る限り、永禄の変の時点で多賀豊後守高忠は亡くなっていた。  そもそも多賀豊後守高忠に与えられなかったという記録さえあることを知っている。  ないはずの歴史がなぜか正しく見える。
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  男「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■5つ目の門・竜王
5つ目の門をくぐる。 門をくぐるたびにまた花弁が一枚散ってゆく。
男「これは薙刀の記憶。錦繍・厚板織・巻紙・金銀の豪華な土産が置かれていた」 男「松永久秀から毛利鎮実へと手渡される」 ろうそくの灯りの中。 今よりも大きな船が夜を進む。 播磨灘の上に、突如として光球が現れた。 海を渡る船を幾千万の光が囲む。 じりじりと距離をつめる光に慌てる男たち。 その中で毛利鎮実が叫ぶ。 毛利鎮実「命のある限りこの刀を離さない!」 光はふっと消えてしまう。 周囲の男「今のは一体」 周囲の男「竜宮の王か」 毛利鎮実「竜の王が骨喰藤四郎を欲しがったのか」 周囲の男「なんにせよ助かった」
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  男「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
恒例となった問答を終えた君は、自分の体が楽になるのを感じる。 手が、目が、自由に動く。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■6つ目の門・一の箱
6つ目の門をくぐる。 花弁が一枚散った。残りは、1枚。
男「これは大脇差の記憶。大阪城、羽柴秀吉の元にあった」 男「冬の陣までずっとここにいた」 ろうそくの灯りの中。 一期一振と鯰尾藤四郎が共にいる。 鯰尾藤四郎「兄弟、今日はどこで遊ぼうか」 一期一振「鯰尾、いけませんよ」 鯰尾藤四郎「奥方様のところへ行かない? 三日月さんいるんだろ」 一期一振「先日お邪魔したばかりだろう、あまり迷惑をかけてはいけないよ」 骨喰藤四郎「また来いと言われた」 一期一振「それは言うでしょうが」 宗三左文字「おや、粟田口は相変わらず賑やかですこと」 にっかり青江「うんうん、華やかでいいよねえ」 南泉一文字「お前らも大概さわが……いやなんでもない睨むな」 南泉一文字や宗三左文字、にっかり青江の姿もあり、にぎやかだ。 一の箱に笑い声が響く。 そこには骨喰藤四郎がいる。
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  男「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
さて、君は3つの話題のうち1つについて考えることができる。 〈知識〉または〈歴史〉成功:情報提示
■7つ目の門・夏の陣
7つ目の門をくぐる。 君の胸の花弁が散る。もう一枚も残っていない。
男「これは大脇差の記憶。木村重成の手で振るわれていた」 男「夏の陣で井伊直孝と戦い、その手に渡る」 ろうそくの灯りの中。 敗戦色濃厚な陣地で戦っていた。 鎧兜をかぶった男が殺されるところだ。 骨喰藤四郎「重成」 もとより届かないと知りながら声をかける。 体が崩れ落ちてゆく。 殺した相手は骨喰を手にした。 赤揃えの男「大した刀だ。お館様が喜ばれるだろう」 連れられ進み、赤揃えの大将に渡される。
男「お前の番だ。話せ」 (PC骨喰藤四郎に本丸の記憶を語ってもらう) (男の反応) 男「どちらを取る?」
▼男の話を取る  ろうそくを渡される。  男「流せ」  小舟に乗せて流せということらしい。  舟よりも遅い小舟はだんだんと遠くなり見えなくなる。
▼自分の話  男「そうか」  一言返すとふっとろうそくの炎を消した。
暗闇が戻る。
■男の正体
男「すべての門をくぐったな」 男が言う。 おもむろに頭巾を脱ぎ捨てると、そこには骨喰藤四郎がいた。 男「聞きたいことはあるか?」
質疑応答 ・選ばれなかった物語は消える、差し出した記憶は消える ・俺たちを呼んだのはそちら(※実験のこと)
男「俺たちは水子。刀剣男士の水子」 男「礎になれなかった物語たち。現れることのない逸話たち」
男「お前が受け取ったろうそくの分だけ表にでることができる」
■ろうそくによる分岐
▼ろうそくを受け取った  男「このまま舟に乗っていれば戻る。決して振り返るな」  そう言い残すと、男はとぷりと水の中へ還っていった。
 ひとつずつ門をさかのぼってく。  いつか流した小舟が寄り添い、進む道を照らす。  遡る舟に付き従うように小舟がついてくる。
▼ろうそくをひとつも受け取らなかった  男「今の自分が大事か」  男「では、実力行使といこう」  骨喰藤四郎との戦闘に入る。■データ参照
 ■戦闘結果による分岐  ▼勝利した   男が舟から落ちて、水の中へと還っていく。   舟が反対側へと動き出す。   ひとつずつ門をさかのぼってく。
 ▼敗北した   END-C とりかえばや
■帰り道
7の門 6の門 5の門 君は遡っていく 4の門 3の門 2の門 君は、振り返るだろうか
■振り返りによる分岐
▼振り返らない  ▼男と戦った   END-A 黄泉路のことは夢のまた夢  ▼男と戦っていない   ▼ろうそくを受け取った    END-B つぎはぎフランケン
▼振り返る  君の後ろを静かについてきた影が、青銅の槍を構える。  その影は、青銅の鎧をはじめとした戦装束に身をつつみ、おそろしく古い恰好をしている。君を静かに睥睨する視線には侮蔑の色が濃い。  黄泉の国の女戦士、ヨモツシコメだ。SANC(0/1D6)  ヨモツシコメとの戦闘。■データ参照
1つの門をくぐるたびに1つのラウンドが経過する。7つ門をくぐった時点で戦闘終了。生き残っていれば勝利となる。
 ■戦闘結果による分岐  ▼勝利した   END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
 ▼敗北した   ▼ろうそくを受け取った   舟のふちに手がかかり、骨喰藤四郎が姿を現す。   男「振り返るなと言った」   END-C とりかえばや
  ▼ろうそくをひとつも受け取らなかった   END-D 冥界止まり
■エンディング
●END-A 黄泉路のことは夢のまた夢
(※小舟があった場合) 小舟のろうそくがいっせいに消える。 同時に小舟は失速し離れていく。 君は君のまま、なにも失わず得られずに帰る。
舟の上で気を失ったはずの君は、ベッドの上で目を覚ました。 妙な夢を見たが、なにひとつ思い出せない。 ただどこか、懐かしかった。
鯰尾藤四郎「お、起きた起きた」 ?「意識レベル正常。骨喰藤四郎、帰還」
枕元から声がする。 目をやれば、壊れた八重桜のガラス守りがあり、その向こうに鯰尾藤四郎が立っている。その掌の上にはカブトムシのような生き物。
カブトムシ?「実験終了。記憶の混濁はあるか?」 カブトムシ?「君には君の歴史を手繰ってもらった」 カブトムシ?「己のルーツを辿るため生まれる前に近い状況になってもらった」 カブトムシ?「ここまでのことは思い出せるだろうか」 鯰尾藤四郎「兄弟、大丈夫? 俺のことわかる?」 鯰尾藤四郎「……思い出せないか」 鯰尾藤四郎「ま、なんとかなるって」 鯰尾藤四郎「ゆっくり休んで」
●END-B つぎはぎフランケン
7つの門を抜けると、瞼がだんだんと重くなる。 舟の上で気を失ったはずの君は、ベッドの上で目を覚ました。
鯰尾藤四郎「お、起きた起きた」 ?「意識レベル正常。骨喰藤四郎、帰還」
枕元から声がする。 目をやれば、壊れた八重桜のガラス守りがあり、その向こうに鯰尾藤四郎が立っている。その掌の上にはカブトムシのような生き物。
カブトムシ?「実験終了。記憶の混濁はあるか?」 カブトムシ?「君には君の歴史を手繰ってもらった」 カブトムシ?「己のルーツを辿るため生まれる前に近い状況になってもらった」 カブトムシ?「ここまでのことは思い出せるだろうか」 鯰尾藤四郎「兄弟、大丈夫? 俺のことわかる?」 鯰尾藤四郎「思い出せたんだ!」 鯰尾藤四郎「ゆっくり聞かせて」
少し記憶が混乱いているが、君の頭ははっきりとする。 得た記憶があること、決して思い出せない失った思い出があること。 それだけがたしかだった。
●END-C とりかえばや
男「お前は帰れない。代わりに俺たちが行く」 骨喰藤四郎が君に触れる。 触れられたところからなにかが変わってゆく。 君の意識はゆっくりと暗転した。 もう戻ることはない。
君の本丸へは骨喰藤四郎が戻るだろう。 過去を得て、本丸のことをなにも知らない骨喰藤四郎と名乗る男が。
●END-D 冥界止まり
舟のうえで冷たくなっていく君。 代わりになる存在もいない。 舟はまた向きを変えて下ってゆく。 帰るものはなにもない。 君の本丸では、骨喰藤四郎がいた証がなにひとつ残らないだろう。
■データ
●骨喰藤四郎 SRT:10  CON:10  POW:11  DEX:12 APP:10  SIZ:10  INT:13  EDU:15 DB:±0         HP:10  MP:11  装甲:なし 技能 〈日本刀(脇差)〉50%:1D6+db 〈回避〉24%
●ヨモツシコメ SRT:11  CON:11  POW:14  DEX:8 SIZ:10  INT:13 DB:±0       HP:11 装甲:錆びた甲冑(6ポイント) 技能 〈錆びた青銅の槍〉75%:1D6+db 〈錆びた青銅の盾〉75%:あらゆる攻撃を受け流す 〈回避〉16%
■情報
●イシュタルの冥界下り 古代バビロニアの天界の女神イシュタルの冥界下りです。 7つの神殿と交換した7つの豪華絢爛な衣装をまとい冥界へと向かいます。 7つの門を開けるたびに装飾品を失い、かわりに体が軽くなります。 第1の門で、王冠を取り上げられ、感覚を手に入れます。 第2の門で、耳飾りを失い、知力を手に。 第3の門で、首環を失い、情欲と情熱を手に。 第4の門で、胸飾りを失い、野心を手に。 第5の門で、腰帯を失い、大胆さを手に。 第6の門で、腕環と足環失い、財宝を手に。 第7の門で、腰布失い、偽りと邪悪な陰謀を手に入れます。 冥界の女王エレシュキガルの怒りを買って殺されました。 しかしエアの手助けにより地上へと戻ることができました。
●ハデスとペルセポネ ギリシア神話の冥界の話です。 ペルセポネに片恋をしたハデスが、彼女をさらいました。 ペルセポネの母デメテルはこれに怒り、大地に実りをもたらすのをやめてしまいます。 困ったゼウスはハデスにペルセポネを開放するよう使者をだしました。 ハデスがペルセポネを開放する際、ザクロの実を差し出しました。 ペルセポネはザクロの実の中にあった12粒のうち4粒を食べてしまいます。 母であるデメテルの元に帰りましたが、ペルセポネは冥界の食べ物を食べたことを告げます。 冥界の食べ物を食べたペルセポネは冥界に属する決まりに従わなければなりませんでした。 食べてしまったザクロの数だけ、1年のうちの1/3だけ冥府で暮らすこととなったのです。
●黄泉の国訪問 日本神話の話です。 イザナギは亡くなった妻のイザナミにもう一度逢いたいと黄泉の国へゆきます。 イザナミはすでに黄泉の国の食べ物を食べてしまっていました。 そこでイザナミは黄泉の国の神にもとに戻れないかと相談することにしました。 決して自分の姿を覗き見ないようにと約束をして、イザナミは相談に行きます。 話し合いは長く、イザナギはつい覗き見をしてしまいました。 そこには死者の形相をした恐ろしいイザナミがいました。 妻の姿に凍りつき、イザナギは一目散に逃げ出します。 イザナミは約束を破った夫に対して黄泉の国の女達、ヨモツシコメに命じて後を追わせました。 イザナギは機転を聞かせて地上まで来ると、大きな岩で道を塞ぎました。
■解説
■一門一刀 一つの門につき、一振りの水子がいることと一問一答から命名
■1つ目の門・髭切 鎌倉時代に源頼朝より大友能直が拝領した逸話 源頼朝と言えば髭切である この説を採用すると骨喰藤四郎が吉光の作ではないことになる PCはまだ頭がぼーっとしている段階なのでSANCは入らない PLが気づいた場合、SANC(0/1)を入れても良い
■2つ目の門・鬼丸国綱と大典太光世 足利尊氏が西国に下った折に九州大友家から献上された逸話 大友氏で一緒にいた刀で実装済みの刀が不明だったため大友は飛ばした 大典太光世、刀剣男士として顕現された姿は前田家由来の逸話が多いため 前田家に渡る前の段階では違う印象だろう、と屈託ない天下五剣 鬼丸国綱は藤さん監修、以下解説 鬼丸国綱、刀剣男士の発言は鬼にこだわるが、不吉とされるのは江戸まで下る 足利の時代の鬼丸は権力の象徴、ゆえに欲の先にはこの名剣がいた 人の手を渡り、小鬼を切るその力を誇る居丈高な名剣
■3つ目の門・三日月宗近 足利家にいた逸話 足利家にいた段階では薙刀であったとの記録があるためまだ薙刀 足利宝剣の記録を入れず他になんのエピソードを入れるのか 足利の世で箱入りの三日月と戦に出る骨喰の対比が見たかった
■4つ目の門・包丁藤四郎 足利義輝から多賀豊後守高忠へ与えられたとの逸話 豊後守は永禄の変で骨喰を振るったとの伝説がある しかしシナリオ内でもあるとおり、この人の年齢的に永禄の変へ参戦は厳しい 後代が所持していた可能性、拝領されなかった可能性などがある 包丁藤四郎は消失した方なので、とうらぶの包丁藤四郎である
■5つ目の門・竜王 戦国期には太刀になった説もあるがややこしくなるので大薙刀説を採用 松永久秀(弾正)より大友家へと渡る際の逸話 三千両相当の謝礼で大友家がとりかえした際 使者である毛利鎮が播磨灘で出会った不思議な話 面白いエピソードのある骨喰
■6つ目の門・一の箱 豊臣家に伝わる頃には大脇差になっていたためここからは骨喰藤四郎名義 とうらぶに実装されている一の箱は全員でている(2020/05/13時点) 三日月宗近は一の箱ではなく奥方様のところにいるので不在 南泉一文字、猫を斬った逸話の前後が不明だが、刀剣男士として顕現した際に呪いが付与されたように見受けられるため、話し言葉に「にゃ」がつかない
■7つ目の門・夏の陣 夏の陣の木村重成が手にしていたという逸話 一般的には町人が堀から見つけたという説が有力であり、こちらの線は薄い けれどもこれもまた骨喰藤四郎の逸話である 逸話として残っている以上、やはり骨喰藤四郎の水子である 極になっても燃えなかったことしか教えてくれない骨喰藤四郎の奥の深さ
■刀剣男士の水子 大阪夏の陣までに絞ったのにこれだけ面白い逸話が出てくる骨喰藤四郎 表にでない逸話の数々を表現するなら生まれ落ちなかった水子 1から7まですべての逸話を手に入れると、全く違う中身になる 眉唾ものからあったかもしれない景色まで、どれを選ぶのか
参考URL: 名刀幻想辞典 https://meitou.info/index.php/ 刀剣乱舞ONLINE(とうらぶ)Wiki https://wikiwiki.jp/toulove/ つるぎの屋 https://www.tsuruginoya.net/stories/honebamitoushirou/
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