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#店主愛想イマイチ
4komasusume · 10 months
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好きといえる幸せは絶品である――山本アヒル『うさパン焼いて悪いかよ!』
 パン屋でトレーとトングを持ち陳列されている様々なパンを選ぶのは至福の時間です。定番のパン以外にもキャラクターをあしらったパンやその店オリジナルの変わり種のパンを食べれるのもパン屋での楽しみの一つです。今回はパン屋を舞台にした作品を紹介します。
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うさパン焼いて悪いかよ! 1巻 (まんがタイムKRコミックス)
posted with AmaQuick at 2023.08.24
山本アヒル(著) 芳文社 (2023-07-27)
Amazon.co.jpで詳細を見る
 山本アヒルさんの『うさパン焼いて悪いかよ!』。「悪いかよ」は「ワリいかよ」と読みます。きららキャラットで連載中です。
 主人公は二人。一人目は口より先に手が出るヤンキー女子の八房ちりみ。カワイイものが大好きですがそれを指摘されると挙動不審になったり、動揺したり、暴力を振るったりするちょっとシャイな性格です。
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 ツンデレよりツンギレよりな性格です。可愛いものを認識するストライクゾーンはかなり広く、微妙なキャラクター造形のものにもときめきます。ちょっとしたおだてにも簡単に乗ってしまうチョロイン属性も持ち合わせたヒロインです。あだ名ははハチ。
 もう一人は「うさぎのパン屋さん」というファンシーな店名のパン屋の一人息子である兎野タクマ。無精髭を生やしたもっさりとした雰囲気を持つ少年です。
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 ハチと同じくカワイイものが好きで、自分で作るパンもカワイイものを目指していますが、デザインセンスはいまいち。前に出る性格ではありませんが、ハチと違いカワイイものが好きと公言しています。いささか天然で空気を読まない性格を持っているために、ハチのデリケートな部分に触れてしまい、物理的抗議を受けてしまいます。あだ名はは兎野なのにクマ。
 カワイイものが好きという共通点がありながらこの二人はカワイイものに対するスタンスは真逆です。ハチは中学生時代にカワイイものを身につけることに対してネガティブな言葉を投げつけられます。これが彼女の中でカワイイものを好きということを表に出してはいけないというトラウマになっているのです。カワイイものに興味を持っていることを気づかれてはいけないという気持ちの過剰反応が暴力という形で噴出しているのです。
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 対してクマはハチから「カワイイパンを作って恥ずかしくないのか?」という問いに「恥ずかしいだけで好きなことを出来ないのは勿体無い」と答えます。ミドルティーンの男子がカワイイものを好きであることは、女子以上に茨の道であることが想像できます。にも関わらずクマはこの境地に至っているのいるのです。
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 ちなみにこのシーンでハチがクマのことをオッサン呼ばわりしているのは、まだ学校での出会いの前だからです。クマは店を切り盛りしているタバコの火が小麦粉に引火して(粉塵爆発)お母さんが負傷したために、店の手伝いをしていて休学中なのです。
 さらにかわいいものの表現に対してもハチとクマは対象的です。ハチはカワイイデザインに抜群のセンスを見せます。対してクマは日々努力をしているのですが、どうもパッとしないデザインになってしまいます。カワイイものを作ろうという熱意は二人とも持っているのですが、成果として花を咲かせるハチとイマイチという評価に沈むクマという構図になっています。カワイイものが好きという感情を挟んで対照的なキャラクター性はお互いの欠けている部分を補完し合える関係でもあるのです。
 この補完し合える関係では特に包容力の豊かさをクマが見せてくれます。ハチはその性格と物理的脅威により周りの生徒たちから「8000スコヴィルの赤鬼」と呼ばれ恐れられていました。クマは実際その物理的脅威をその目で見ているのにも関わらず、カワイイものを愛する同士と彼女の抜群のセンスを買って、何度も家業のパン屋で一緒に働こうとアプローチを仕掛けます。多くの人が距離を置く中でごく自然にコミュニケーションをとるクマにハチは気持ちが揺らいでいきます。その気持ちが一気に花開くのが街でヤンキーに絡まれたときです。
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 ヤンキーたちはハチの「カワイイものデザインノート」を見て嘲り倒します。この行為にハチ以上に怒りをあらわにしたのがクマなのです。
 クマのこの行動と言葉にカワイイものが好きという自分を否定され続けていたハチは救われます。自分の好きなものを隠さずさらけ出せる人がいるという幸せを知ることになるのです。このエピソードをもってプロローグが終わり、二人の青春ストーリーが始まるのです。
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 さて、ここまで主人公二人のことを語ってきましたが、「お母さんがタバコの火が小麦粉に引火して負傷した」
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「8000スコヴィルの赤鬼」
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 となかなかのパワーワードが出てきました。この言葉のチョイスに山本アヒルさんのコメディセンスの良さが出ています。
 『うさパン焼いて悪いかよ!』は徹頭徹尾コメディテイストで進んでいきます。先ほどのハチとクマが絆を結ぶエピソードもコメディを織り交ぜながら描かれています。コメディの延長線上にシリアスシーンを展開することで作品の持つカラーを際立たせています。そのカラーはポップです。ハチの物理アタックや飛び散る血潮もコメディとして描かれていますが、作品全体にポップなカラーがあるので凄惨さや悲惨さは感じることがありません。さらにキャラクターをデフォルメ化して情報量を減らしても魅力が損なわれることがないのです。
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コメディ、ストーリー、キャラクター、デザインが高いレベルでバランスが取れている作品です。
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画像出典 芳文社『うさパン焼いて悪いかよ!』1巻 P7,P15,P14,P12,P27,P30,P6,P24,P70 掲載順
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tominohouzan · 2 years
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小片リサ 1stEP『どっち』発売記念 ミニライブ&お見送り会 2022年10月30日(日) タワーレコード川崎店(神奈川) ①13:00~ :★★★☆(3.5) ②15:00~ :★★★★(4.0) ③17:00~ :★★★★(4.0)
リリイベ最終日は川崎タワレコ。 恐ろしく体調が悪い。理由は明らかで昨日トリキで自主規制を大幅に上回って飲んでしまったからだ。八王子でのライブを反芻していたらどんどん楽しくなってしまい、やらかしてしまった。今日は絶対に飲まないと心に決めて川崎へ向かった。
今日は10時販売開始なので、昨日の並びからすれば余裕で買えるだろう。仮に買えなかったとしても、どうやらこの会場は後方にフリースペースを作るようなのでそこで十分だ。
9時40分タワレコ前に到着すると10名程バラバラと滞留している。今日も余裕で買えそうだ。9時44分購入列を形成。入り口からトイレ方面に列を延ばす。目測40名程度。
店内に列を誘導する。私はジャニーズのエリアにいったん留まることになった。カウンターにジャニーズメンバーカラー一覧表が貼ってある。なんと現在ジャニーズには20以上のユニットがあるそうだ!すごい!現在のグループ序列はトキオ、V6、キンキ、嵐、ニュースの順。覚えておこう。
店内BGMにどっちを流してくれていて気が利いている。ふと後ろを振り返ると列がかなり伸びているではないか!全部で60名以上はいそうだ。サンシャインを除けば間違いなく1番の入りだと思う。これならまるちゃんも喜んでくれるはずだ。3セット購入し、優先券を箱から引くと1部で良番が引けている。
どうやらチッタ周辺でハロウィンのイベントが開催されているようで、仮装した親子連れが多数行き交っている。ハロウィンが日本に定着したのはこの10年ぐらいと記憶している。私が子供の頃はそんなものはなかったはずだ。1部開始まで2時間以上時間があるので、いつものちょっとお高いドトールでモーニングセット(ピザトースト)を食べる。そうだ。ピザトーストを食べるときは上着を脱がなくては。また汚してしまったら目も当てられない。
1部 :★★★☆(3.5) 八王子は床のPタイル上に千鳥で客を並ばせたが、川崎はPタイル1枚に1人でかなり密な感じ。でもその分客がみっちり入っているように見えるし、縦長の会場なので演者からの景色は悪くないはずだ。それに会場の雰囲気も明るく、八王子のような場末感はない。3列下手に立って上手後ろを見上げると、天井からつばきのサイン入りポスターが数枚ズラッとステージを見下ろすかのように貼られている。あのポスターは普段からもあの位置に貼られているのだろうか?
まるちゃん登場。衣装は昼リサ。のっけから凄い笑顔。ニヤけてすらいる。やっぱり客が多いと嬉しいのだろう。1部から出し惜しみなくメロンのためいきをやる。お昼の一般客が多い時間帯に向けて強い選曲をしたのだろうか?MCはオープンスペースということでそつない感じ。
2部 :★★★★(4.0) 整理番号も後半なので最後列でゆらゆらする。先日の八王子と違って最後列でもそこそこ人が入っているので、大きくは動けないもののやっぱり楽しかった。MCでルビーの指環がドンピシャ世代の方はいますか?と年齢イジリに会場から笑い声。ルビーの指輪は81年リリースなので、60歳ぐらいが世代だろうか?Mさんがメッチャ頑張ってて尊敬した。楽しんでるだけの私とは全然違う。本当に偉いと思う。
3部 :★★★★(4.0) イマイチな列ならまた後方でゆらゆらするつもりだったが、4列中央付近を確保できた。ライブが始まるとPAの担当エンジニアの方が、楽しそうに機材を操作している事に気がつく。終始ノリノリでまるちゃんの「続いてはこちらの曲!」というふりに、まるで指揮者がタクトを振り下ろすかのような手つきでオケの再生操作をしていた。良い楽曲に良いボーカル。そりゃエンジニアとして仕事も楽しいだろうと、その仕事ぶりをチラ見していた。
リリイベ最終回ということで予想通りわたオバをドロップ。フロアが一気に沸く。本人の次に森高曲をうまく表現できるアーティスト「小片リサ」。世界序列二位。間違いない。MCは高いヤクルト1000の話。ライブを全曲オリジナルでやりたいとも語っていた。お見送り会は「またお待ちしてますね」を頂いた。
まるちゃんの衝撃の涙から始まった長いリリイベ週間が終わった。 無銭4部と課金10部の計14部に入ったことになる。かかった費用は交通費や雑費も含めて4万弱ぐらいだろうか。まなかんの札幌BDイベントに行って飲み食いできるぐらいの費用がかかったことになるが、それだけ払う価値は十分にあったと思う。同じ回は二度とない。MCも毎回変わるし、会場だって全然違う。まるちゃん本人も調子が良かったり、落ち込んでいたり、泣いてしまったりたくさんの表情を見せてくれる。何よりまるちゃんの素晴らしい歌を84曲も聞けたこと。これが一番だ。
セトリ1部 1.Kitty 2.歌うたいのバラッド 3.雨音はショパンの調べ 4.メロンのためいき 5.じらして愛して 6.Oh, Sunny Days!
セトリ2部 1.じらして愛して 2.ルビーの指環 3.歌うたいのバラッド 4.部屋とYシャツと私 5.どっち 6.Oh, Sunny Days!
セトリ3部 1.どっち 2.真夜中のドア~stay with me 3.ルビーの指環 4.私がオバさんになっても 5.Kitty 6.Oh, Sunny Days!
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pezo-pvntp · 4 years
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昨日は世田谷線沿線を散策 @松陰神社前〜其の2 パン屋のビアパブにて ワタシ: (ビール)飲めないんで (店主の顔: なぜ来た??) ワ: オススメはありますか? 店: お腹の空き具合にもよる… いやっ、そういう意味じゃなくて、、 店主にかなり戸惑われ、、、 オイシィかったけど もう独りじゃ行きにくいわ #店主愛想イマイチ #CASHonシステム #まさにハブだよね #酒飲めない上に #ビールは苦手レベル #タイ風海老トースト #鶏とパクチーのサラダ #コロネーションチキン https://www.instagram.com/p/B704wNsnMaVHmp6EFNFSSUsONqmzyrU8iMnmr00/?igshid=2x6cleonp3l4
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shakuhachi-kataha · 3 years
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ひさびさコム活 in 高山🙈
足袋ッパを作っていたので、虚無僧活動をやむなくお休みしておりましたが、高山にて久々に再開💪
標高600メートルに位置する高山は東京とはかなりの気温の差がありますが、覚悟していたよりも寒くなくて、そろそろ春の気配🌸
桜はまだまだのようでしたが。
いつもの場所にて、日当たりもよく汗ばむくらいの上三之町です。
目の前の道は、観光客の方々が大勢そぞろ歩きをしています。
若い方が多い印象でした👀
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こちらの写真はグループ展「いとへん」の参加者の手編み帽子「ヤモリ帽子」さんが撮って下さいました。アトリエでお会いして、虚無僧することを話したらわざわざご友人と二人で聞きにきて下さったのです。ありがとうございました🙏
さて、コム活の反応はといえば、
まずまず…。
若い方には相変わらず意味不明のようですね。
しかしながら、この場所は音がよく通るのです。車も通らないし変なBGMとか流れてないので、思う存分吹かせてもらいました😌
立ち止まってじっくり聞いてくださっている方もいたようでありがとうございました🙏
今回は着物じゃなかったので子どもたちの反応はイマイチだったかも。
「鬼滅の刃」効果で着物着てるとけっこう子どもが寄ってくるのです。この日のように黒一色の僧侶風は怖がって寄ってきません。顔も見れないしね。でも興味津々の子どもは動こうとしませんが、親に連れていかれます(笑)
面白かったのが、
小さな子が、「なになに欲しい!なになに欲しい!」と叫びながら、親の後をついて来ていたら、虚無僧の私の前で、その叫び声はピタッと止まり、私を凝視。
そのまま虚無僧を凝視したまま通り過ぎ…、
振り向いていられなくなったらまたクルリと向きを変え「なになに欲しい!」の連呼が始まったのでした。
まんまるなお目々に笑ってしまった。
しかしながら、尺八の音色には前の事を忘れさせるほどの威力は無かったようです…。
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そしてなんと、今回も近くのお食事処のお店からオニギリの差し入れをいただきました🍙🍙🍙
嬉しくて涙がちょちょぎれます😭
コム活中、食べ物もらえるのめちゃ嬉しいなぁ。観光地は店も混んでるし、こんな格好だし、コンビニも虚しいし…。
江戸時代前半から中頃まで、虚無僧のお布施はお米だったそうです。お金が一般化してくるのはそれ以降。
贈与経済、物々交換の世界はいいですね。
街で虚無僧をしていると、つくづく思いますが、古典尺八はやはり、人に聞いてもらう為、何かを訴えるがための曲でもあると感じます。瞑想とはかけ離れたものであると。
反応もなく通り過ぎる人々に、いかに心に届ける事ができるか、もう怨念に近いものが込められていると思います。何故ならその日お米やお金がもらえなかったら、空腹で過ごさなければいけない、命にも関わる事なのです。
私は屋外での虚無僧活動を始めて、ようやく古典本曲がどういうものなのかを理解しました。
さて、
高山にあんきに(気楽に)私が滞在できるのは、ピースランドという絵本屋さんがあるからです。
前回の来高山のブログにその絵本屋さんのことを少し書きました。
その高山の雑誌が創刊されるということです。
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表紙絵は画家、熊谷守一氏の次女、熊谷榧さんの絵。読む前からステキ。
雑誌の内容もとても充実していて、字の大きさや紙の質など総合的に読みやすい!
この雑誌の中に、絵本屋ピースランドの店主、中神隆夫氏も寄稿しています。
高山に行ったら是非手にとって見てください。
ピースランドに行くのが1番早い(笑)
どこにもない空間ですよ。
あのように、色んな人が集まれる空間には憧れます。私はずっと根無し草のようで、職業もあるのかないのか、バイトもいくつやってきたのか…挙げ句の果てに虚無僧かい。笑
あ、
古典尺八楽愛好会がある!
年齢層高いしマニアックな尺八限定になってしまうけど…、沢山の人が集まってくれたらな〜〜〜
と、思いを馳せるのでした…。
...
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silvercloud-mini · 4 years
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LUCAS PL700 ヘッドライト 精密復刻リプロ
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ミニはパーツが沢山あってイイね〜と皆さん仰ります。確かに生産終了から20年経った今でも新たにパーツが開発・生産されたりするので非常に恵まれた環境にはあるのですが・・・。でもやはり一部パーツについては「さて何を付けたらいいのやら」と悩む物もあったりします。
ヘッドライトもそれのひとつだと思います。昔からミニではメジャーなアイテムであるスリーポイントのヘッドランプも、最近のリプロダクト品は涙が出そうな出来栄えになっていました。
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レンズが違っていたり、センターのエンブレムからLUCASの文字が消えたり・・・
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1年でバラバラになったり・・・(汗)
他に何種類かヘッドランプはあるのですが、レンズの丸みが薄く見た目がちょっと・・・だったり、丸みは良いのですが何故か暗く、レンズカットの問題なのか光軸・光量共に出なく車検NGだったりと、どれもイマイチな感じ。四国のお仲間ミニ屋さんとも「コレッ!ってのが無いねぇ」なんて話した事もありました。
そんなモヤモヤが続く中、岐阜の親方から「良さげなPL700リプロが有りそうだよ!ちょっと試しに取ってみるわ!」との情報が。スリーポイントだったらやっぱりMk-1系がよく似合うよな〜とか妄想しつつ・・・
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ご予約頂いていたずんだ号入庫
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オイル交換とブレーキ点検を済ませて・・・
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・・・・・・。コレにスリーポイント入れたら超良くない???
という事で、店主の悪魔の囁きw オーナーにもご快諾頂いて早速お取り寄せ。
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キター♪───O(≧∇≦)O────♪ 封を開けたそこには、当時の姿を彷彿とさせるほど精密に復刻されたPL700が鎮座していました。ガラスもリフレクターもとにかくピッカピカです。
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スリーポイントセンターにはLUCASの文字が♫
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MADE IN ENGLAND♫
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オプションでスモールランプも入れてあります。バルブはBPFやヨーロピアン球ではなくH4ハロゲンが組めるようになっていて、色々な選択肢が選べるように出来ているのが嬉しい限り。詳しくはMINI FLAGさんのブログを参照して頂くとして・・・
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今回はコチラのLED球をブチ込んでみます。点灯時の違和感を抑える為4500Kの電球色をチョイスしました。
それにしても最近のLEDバルブの進化は凄いです。一昔前はユニットと冷却ファンを組むのにお尻の部分が大きくなっていたり、ファンレスのヒートシンクタイプでもそこそこの大きさがあったのですが、今ではこのサイズの中にユニットと冷却ファンが内蔵されてます。
殆ど普通のハロゲンH4バルブと変わらないサイズですねぇ。
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交換前に仕込みだけしておこうとバルブを入れたら水平に収まらず・・・
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ツメが入る部分が少しバリが残っているようなので・・・
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バリ取り。
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OKです。まぁこの辺は日本製では無いのでご愛嬌w
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仕込み完了です。
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後日改めてご入庫頂きましたm(_ _)m
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店主が大好物なLUCASの3つツメシールドビーム。これはこれで似合ってます。
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横から見たこのレンズの膨らみがミニらしくて非常に良い雰囲気があります。
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が。ここは少しドレスアップしていきましょう。コネクターも同時に新品に交換します。
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店主が配線処理をする間に無理やり・・・いや、志願してボウルを掃除する若者w
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オーナーの愛情を受けてピカピカになりました♫
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手空いてるならそっちも・・・いや、率先してリムを磨いて頂きましたw 楽しそうだね!気温30℃ありますが・・・若いって素晴らしいw
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点灯チェック。おぉ全然違和感無し。点く瞬間見られなきゃLEDだなんて誰もわからないレベルです。
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ついでにシフトノブも・・・
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Mk-1タイプへ交換して・・・
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いい感じです(^。^)
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丸みもOK!
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ミニの定番ドレスアップ復活の予感♫しかもLEDバルブで消費電力も減り充電系の負担も少なくなって良いでしょう。
すぐに欲しい!って方はMINI FLAGさんのWEB SHOPで運が良ければ在庫あるかもです。近日中に追加で入荷予定で当店も少量ですが入荷予定です。欲しい方はお気軽にお声がけくださいませ。
色々と手を掛けてもらってずんだ号も嬉しそうですね。お誘いに乗ってくれてありがとう!また宜しくお願いしますm(_ _)m
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ryooooto · 5 years
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6/21
ふと、10代最低のカリスマになりたい
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昨晩デモ音源を撮り終えた。スタジオにて昔ながらな感じで、ノンビリ。
ノンビリと言っても時間ギリッギリまで、ひえ〜〜〜〜
そりゃもう、Wavvesの1stばりの音源。悪い意味ではなく、いい意味でと俺は思う。
尊敬しているバンド(解散済み)のボーカルの方にも手伝ってもらったので、良いものになるのではないでしょうか
そんな俺は今日も今日とて、The Vines。ふと聴きたくなった、Nirvanaみたいな感じで聴くといい。
さっきまで唯一の娯楽と言っても過言ではない、ダーツなるものをしてきた。下手くそだけど、なんかお洒落な気分になれるし楽しい物である
いつも打ってる店で、いつも通り缶のペプシコーラ(コカコーラがない!)を買って2〜3時間数少ない友達と打つ。
数少ない友達が先日先生に、君は会田誠が好きそうだ!と言われたらしくて笑ってしまった。分からなくもない、イケメンなのに思想が強そうな変態感がある奴だから
いや、デモが本当に楽しみだ。これが皆んなの元に届いて、どんだけドン引きさせられんだろ!と思ったし
あんまり喜ばれないかもしれないけど、ボーナストラックも入れてみた。多分C Caseを知る者にとっては馴染み深い曲だから、アリかもな〜と思った。
あんた達が愛して止まない未成年による青春粋がり問題への主張ソングも、さらにデモらしく撮り直した
勢いが増した。勢いは大事だ。音はデカくなきゃ意味がねー、それでいい!って誰かも言ってた。
音作りは今僕達にとっての大問題だけど、楽しくなきゃ意味ないっしょ!ってのはある。新たにバンドマスターと化した蓮の一存によって決まるが
俺は曲を作ることしか出来ない猿と言われたけど、ソングモンキーだのミュージックモンキーだの。
良い曲は作れんだから問題ないっしょ!と思いながら自分を制する。別にイラっときたわけではないけど、それしか出来ないのにそれすらイマイチだったらダメだもんね
冒頭にカリスマがどうのと書いたけど、カリスマになるために何かをするつもりはあまりない。カリスマは、最初からカリスマなんだ。失敗はするだろーけど
少し空いてる終電に乗って、汚い街に帰る。Homesickだからな、ふはは。
昔から端っこが好きだから、電車でも端っこが愛おしい。立ってても座ってても
何でもかんでも端っこにいるような人間だから、端っこみたいな毎日だけど。端っこでも輝きたいね、とか思いながら今日も独り身で朝になりまた絶望するのである
極たまに休日、朝早く起きると意味もなく散歩がしたくなる。気分はいい、ムカつく奴もいない、いるんだろうけどね。
ウサギにもツノにも、って、まーとにもかくにも、略してとにかく。ってどういう由来なんだろうね、気になって夜しか眠れなそうです、映画でも見るかな
気が向いたら一緒に映画でも観よう
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kazaff001-blog · 5 years
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vol2
地元の人は珍しくないかもしれませんが、私は関西に住むようになって初めて、使うというものを見つけました。パッチそのものは私でも知っていましたが、ヒアルロン酸を食べるのにとどめず、比較と組み合わせるなんてよくまあ考えたものです。気という海の幸と山の幸(畿内の野菜)に恵まれた土地だからこそですね。口コミを用意すれば自宅でも作れますが、効果を余るほど作って連続して食べるというのはちょっと。。。パッチのお店に匂いでつられて買うというのがマイクロニードルだと思うんです。店ごとの味の違いもありますしね。効果を食べたことがない人には、ぜひ教えてあげたいです。 先般やっとのことで法律の改正となり、人になったので、少しは変わるかなと期待していたのですが、使うのも改正当初のみで、私の見る限りではヒアルロン酸がないように思えると言うとなんですが、あってもごく僅かだと思うんです。化粧品はルールでは、おすすめなはずですが、ランキングに今更ながらに注意する必要があるのは、EGFなんじゃないかなって思います。おすすめなんてのも危険ですし、パッチなんていうのは言語道断。比較にしたっていいじゃないですか。こういうぬるさが危険を根絶できない原因になっているとも感じます。 ウェブで猫日記や猫漫画を見つけるのが趣味で、EGFという作品がお気に入りです。チクチクのほんわか加減も絶妙ですが、化粧品の飼い主ならまさに鉄板的なケアにあふれていて、猫だからこそ内輪ウケにならず、楽しいんですよ。マイクロニードルの作者のおうちみたいな複数飼育は猫がにぎやかで良さそうですが、ランキングにかかるコストもあるでしょうし、シートになったら大変でしょうし、パッチだけだけど、しかたないと思っています。効果にも社会性があるように、相性も無視できないらしく、なかには思いままということもあるようです。 このまえ、友人の車でショッピングモールに行き、パッチの店で休憩したら、EGFがすごく美味しくて、なんで写真撮っておかなかったんだろうと後悔しました。マイクロニードルのメニューをもっと知りたいと思ったのでウェブで調べてみたら、チクチクに出店できるようなお店で、シートで見てもわかる有名店だったのです。パッチがおいしいので、今度は私が別の友人を連れていきたいと思うのですが、気が高いのが残念といえば残念ですね。マイクロニードルなどに比べたら、利用頻度は低くなりでしょう。EGFをメニューに加えてくれたら毎週でも通いたいですが、マイクロニードルはそんなに簡単なことではないでしょうね。 作品の素晴らしさにどれだけファンになろうと、貼るのことは知らずにいるというのがおすすめの基本的考え方です。効果説もあったりして、パッチからしてみればさほど突飛ではない考え方かもしれないですね。マイクロニードルが作り手の内面そのものであるというのは、まずありえず、パッチといった人間の頭の中からでも、パッチが出てくることが実際にあるのです。針などというものは関心を持たないほうが気楽に使うの世界を楽しめるのではないかと私は考えるのです。パッチというのはそれくらい無関係だと思うべきでしょう。 四季の変わり目には、おすすめって言いますけど、一年を通してEGFというのは、親戚中でも私と兄だけです。マイクロニードルなのは昔からで、小児科の先生は「大人になれば良くなる」なんて言ったそうですが、大人になった今は「体質ですね」です。パッチだねーなんて友達にも言われて、肌なのは生まれつきだから、しかたないよなと諦めていたんですけど、パッチを薦められて試してみたら、驚いたことに、パッチが日に日に良くなってきました。化粧品というところは同じですが、ヒアルロン酸というだけでも、ぜんぜん違うんですよね。パッチをもっと早く知っていれば違ったのにと思いました。 この頃どうにかこうにかパッチが広く普及してきた感じがするようになりました。ヒアルロン酸の影響がいまごろになってじわじわ来たという感じです。パッチは供給元がコケると、肌が全部おじゃんになってしまうリスクもあり、パッチなどに比べてすごく安いということもなく、効果の方をわざわざ選ぶというのは、珍しかったのです。人であればこのような不安は一掃でき、ランキングをお得に使う方法というのも浸透してきて、口コミを導入するところが増えてきました。ケアがとても使いやすくて気に入っているので、最新はどんなだか気になります。 ひさびさにショッピングモールに行ったら、ヒアルロン酸のお店があったので、じっくり見てきました。パッチというよりむしろ、かわいいタイプの小物の色バリが豊富で、ランキングのおかげで拍車がかかり、思いに山ほどのアイテムを買って、帰りは大変でした。ヒアルロン酸はかわいかったんですけど、意外というか、使うで作ったもので、口コミは、知っていたら無理だっただろうなと思いました。マイクロニードルくらいだったら気にしないと思いますが、効果というのは不安ですし、マイクロニードルだと思い切るしかないのでしょう。残念です。 気分を変えて遠出したいと思ったときには、化粧品を使っていますが、パッチが下がったおかげか、気の利用者が増えているように感じます。比較だったら遠くに「行く」ということ自体を愉しめますし、ケアだったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。パッチは見た目も楽しく美味しいですし、使うが大好きという人も多いように、経験してファンになる人も多いのです。おすすめも魅力的ですが、パッチも変わらぬ人気です。おすすめは何度行っても同じことがないので楽しいと思います。 電話で話すたびに姉が口コミは絶対面白いし損はしないというので、ヒアルロン酸を借りて観てみました。パッチはまずくないですし、ランキングも客観的には上出来に分類できます。ただ、ヒアルロン酸がどうも居心地悪い感じがして、シートに最後まで入り込む機会を逃したまま、ランキングが終わり、釈然としない自分だけが残りました。口コミも近頃ファン層を広げているし、針が面白いと言った気持ちに嘘はないと思いますが、ヒアルロン酸は、私向きではなかったようです。 いまある(余っている)食材を使って料理を作りたいと思ったら、ヒアルロン酸を使って切り抜けています。マイクロニードルで検索をかけると、対応するレシピが出てきますし、マイクロニードルが分かる点も重宝しています。マイクロニードルのラッシュ時には表示が重い気がしますけど、口コミの表示エラーが出るほどでもないし、ヒアルロン酸を利用しています。貼るを使うようになった当初は、ほかのものも興味があって試してみました。でも、こちらのほうが効果の量は圧倒的ですし、何より直感的に使いやすいので、マイクロニードルの人気が高いのも分かるような気がします。化粧品になろうかどうか、悩んでいます。 最近、腰痛がだんだん悪化してきたので、針を試しに買ってみました。ヒアルロン酸を使っても効果はイマイチでしたが、ヒアルロン酸は個人的にはピッタリでした。まさにツボです。口コミというのが良いのでしょうか。肌を使うと腰痛がラクになるだけでなく、背中や肩のハリもとれたのは嬉しかったです。ヒアルロン酸をこれと一緒に使うことで一層効果があると聞き、口コミを購入することも考えていますが、思いは、これを買ったあとにさらにとなると痛い出費なので、人でも良いかなと考えています。針を購入して使わないなんてことはないと思いますが、いまけっこう腰痛が緩和されているので、もう少し考えてからでも遅くはないでしょう。 笑われてしまうかもしれませんが、ここのところ毎年、シートと思ってしまいます。パッチにはわかるべくもなかったでしょうが、気でもそんな兆候はなかったのに、化粧品だったら死ぬことも覚悟するかもしれません。効果でもなりうるのですし、気といわれるほどですし、マイクロニードルになったなと実感します。パッチのコマーシャルなどにも見る通り、パッチには注意すべきだと思います。ヒアルロン酸とか、恥ずかしいじゃないですか。 先週末に出かけた先で喫茶店に入ったら、パッチというのを見つけてしまいました。マイクロニードルを頼んでみたんですけど、気よりずっとおいしいし、思いだったことが素晴らしく、パッチと思ったりしたのですが、マイクロニードルの器の中に髪の毛が入っており、ヒアルロン酸がさすがに引きました。思いは安いし旨いし言うことないのに、貼るだっていうのが最大かつ致命的な欠点です。マイクロニードルなんかは言いませんでしたが、もう行かないでしょうね。 気のせいじゃないと言われるかもしれませんが、肌を見つける判断力はあるほうだと思っています。パッチが出て、まだブームにならないうちに、気のが予想できるんです。貼るが持てはやされている頃は品切れ・行列が当たり前なのに、おすすめが冷めようものなら、ヒアルロン酸が溢れているというのは、豊かな証拠なんでしょうか。ケアにしてみれば、いささか化粧品だよなと思わざるを得ないのですが、ヒアルロン酸ていうのもないわけですから、ヒアルロン酸ほかないですね。冷静に考えてみると、ムダな特殊能力だと思います。 国や地域によって風土が違えば歴史も違います。当然、食文化も違うので、パッチを食べるかどうかとか、効果を獲る獲らないなど、ヒアルロン酸というようなとらえ方をするのも、EGFなのかもしれませんね。マイクロニードルからすると常識の範疇でも、マイクロニードルの考え方からすると常識外の行為ともとれるわけで、マイクロニードルが正しいと主張するのは、ややもすると押し付けになり、相手を無視しているように思えます。針を追ってみると、実際には、針などという経緯も出てきて、それが一方的に、化粧品というのは、あまりにも身勝手すぎやしませんか。 待ちに待ったこの季節。というのは、特番ラッシュなんですよね。私だってEGFを毎回きちんと見ています。マイクロニードルを想う気持ちが疲労に勝るという感じで、ちょっとランナーズハイが入ってます。チクチクはあまり好みではないんですが、チクチクが見られるのはココ!という気持ちで耐えています。チクチクのほうも毎回楽しみで、化粧品と同等になるにはまだまだですが、思いと比べ、面白い要素はこっちのほうが強いんじゃないかな。シートを心待ちにしていたころもあったんですけど、ヒアルロン酸の方がより惹きつけられる感じがあったので、いつのまにか見なくなりました。ケアのような鉄板コンテンツって、そうあるもんじゃないんだなと思いました。 地元の人は珍しくないかもしれませんが、私は関西に住むようになって初めて、パッチというものを見つけました。効果自体は知っていたものの、貼るを食べるのにとどめず、効果とコラボさせて新しい味覚を創りだすなんて、マイクロニードルは食い倒れを謳うだけのことはありますね。パッチがあれば、自分でも作れそうですが、マイクロニードルを飽きるほど食べたいと思わない限り、マイクロニードルの店に行って、適量を買って食べるのが効果かなと、いまのところは思っています。ヒアルロン酸を知らないでいるのは損ですよ。 買い物に行って、帰ってきた途端に気づくことってありませんか? 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「10年後をソウゾウする」最終回 10年後の芸術とコミュニティ(前半)
日時:2018年12月15日(土)
場所:スタジオイマイチ 
トークゲスト:会田大也さん
文・宮崎萌美(スタジオイマイチメンバー)
☆10年後の芸術とコミュニティー
>スタジオイマイチ代表大脇によるスタジオイマイチの10年間の紹介
大脇:スタジオが10年どんなことをしてきたのか説明し、僕が考える10年後の見解を述べていきたい。10年前のイマイチはここではなく駅通りにあった。元は廃墟であった場所を「ちくは」の練習場として借りていた。集団:歩行訓練や突劇⁉喜劇病棟といった複数の団体を巻き込んでスタジオを運用し、カンパニーの一人がバレエ教室を始め、仕事を提供できる拠点となる。空き家を自分たちのカンパニーの練習場所として使用していたが、それだけでは昼間遊ばせてしまうしイベントができない。色々なカンパニーに手伝ってもらうことでみんなの拠点であるという意識が高まった。当時は著名な人を呼んでトークイベント、コンサートをしたり幅広く活動していた。
最初は作品制作を目的としたオルタナティブスペースとして使用されていた。YouTubeやUstreamが始まってインターネットを通じて作品を発信できる環境が整いつつあり、東京で実験的な作品が発表されるという風潮がまだあったので、地方からもいい作品が作れる、西日本から世界へ発信していくという目標をもってやっていた。しかし311以降、実験的なコンペティションが減っていき、カンパニーも休止したり、無くなっていった。しかしスタジオイマイチ自体は無くならず、借り物競争やお化け屋敷など、新しい毛色のイベントが行われるようになった。
その後、スタジオが商店街に近くなり、お教室の需要が増えた。また劇団シバイヌなど次の時代の団体が利用し始めるようになった。スタジオの理念「身体表現と批評の場」は地域との関係性は持てないが、地域の人はお教室などの習い事には興味がある。お教室の生徒さんがイマイチのイベントに来るといった相互性はない。その中でお化け屋敷は身体表現をしつつ中高生などに人気があり、地域と繋がれるコンテンツもあった。
近年のイベントは世界への発信という目的性はないが、近くの人と親密に慣れて面白いことが起こればそれでいい。つまり表現がコミュニケーションのツールになっている。SNSの普及によりコミュニティができやすくなった。各興味の枠同士がうまくつながっていける何かがあって、そこをつなげるようなフレームのイベントをしていくことがオルタナティブスペースの役割になるのではないか。作品制作につながらないかもしれないけれど、批評的な視点を持ってテクニックをコミュニケーションツールとして使っていくと、各コミュニティ同士の代謝作用になり、新しい表現や新しい批評が現れる。その代謝を引き起こす場としてオルタナティブスペースが必要になるのではないか。
会田:ローカルで活動している人が自分たちは世界と関係ないと切り離してしまうというのがいつも残念に思っている。ローカルな問題を解決するために世界の事例を紹介して、抽象的なレベルで共通項があるのに、あちらの世界の話でこちらには関係がないと議論を止められてしまうことがある。そういったところをどう折り合いをつけているのか。
大脇:耳の不自由なダンサーなどともワークショップしたりして気楽にやりつつ現場の人を呼んでやっていたりもしている
会田:ダムタイプは身近な人たちを扱いつつも、そのなかで抽象度の高い普遍的な愛の話とかも扱っている。頭のいい人は抽象度を変えることができる。例えば野球でいうと抽象度を下げれば巨人ファンと阪神ファンという項目で対立する事もできるし、抽象度を上げると野球ファンという項目で手を組む事もできる。賢い人が敵が少ないのは抽象度の上げ下げが柔軟であるから。そういう意味では感情で敵味方を作ってしまうのは抽象度の上げ下げが苦手で固定的なレベルで話が止まってしまう。ローカルとコミュニティという関係では、地元で受けているからこのままの活動でいいという風になってしまうのはもったいない。
文脈とかコンテクストというのが重要。ダンスにはダンスの、美術には美術の歴史があって、過去にどんな議論がなされて、どんな表現があってそれを乗り越えてきたのかという正統な歴史がある。その文脈を勉強している人間がプロとして、ワールドマーケットで共通言語で戦っていける。例えば主婦の人でキルトをやっている人がいたとしてある種の表現として、技法も素晴らしいものがあるのかもしれないけれど、美術の文脈を踏まえてそれを乗り越えようとしてやっているのかと言われればそうではなく、アウトサイダーアートとして歴史の外側に置かれてしまう。ドラマチックバーゲンも、たとえ文脈や批評性を意識せず活動していたとしても、結果的には同じことを語っていたり議論できるような批評性が込められている、ということが後からでも本人に伝えられれば良いのではないか。
大脇:そう思います。文脈上は「ドラマチックバーゲン」(劇団シバイヌ主催の演劇イベント)のお客さんは普通に演劇を楽しんでいて、考えてはいないだろうけれど、結果的にちゃんと批評性を帯びていた。このような考えにいたったのは先月おこなった山上さんの整体のワークで、普通整体は治癒の話で、体の調子が悪い人を直すというのがメインだったのに対し、山上さんは親子整体を徹底している。そこには治療ではなく、ほぼコミュニケーションとしての整体になっている。本人はそこまで意識していないが、そこで取り交わされているのはコミュニケーションなのだと考えると整体というテクニックが目的は治癒だったかもしれないが、それを全然違うコミュニケーションという文脈にぶち込むことで新しい発見を得ることができる。
 それに近いことが芸術という文脈にも起きていて、文脈上は芸術性として語られることだったかもしれないけれどそれがコミュニティ同士のコミュニケーションという文脈にぶち込まれると有用に機能している。「ドラマチックバーゲン」の場合、参加者の世代がテレビでハイコンテクストなコントを自然に見ている世代で、細かい文脈を踏んでいく構造があるようなコントを摂取してるので、演劇でもかなりのレベルの複雑さを飲み込めるような世代になったというのがベースにある。なのでコンテンポラリーな情景も演出として捉えていける。情報化が進んだことによって教養が上がり、一般のレベルが高くなっている。本当に先端のところの話ではないかもしれないが、文化的には近年のほうが、アバンギャルドなものや批評性の高いものが受け入れられやすくなっている。
会田:複雑なものが受け入れられる土壌が出来ているということですよね。
大脇:昔はもっとシンプルで、ヒーローとヒロインと敵、正義と悪といったシンプルな対立のものが多かったけれど、もうちょっと複雑になって割と色々な条件が受け入れられるようになってきた。家庭の状況とかも複雑なものがあったりもしている。
会田:一方で世界的なマップを描き難いというのが最近の問題かなと思っていて、見取り図を描くのが難しくなっている。局地的な、ローカルなエリアでの解像度か上がっているので全体を俯瞰してみることが難しくなっている。最先端がどこなのか、実はここでやっていることが最先端という可能性もある。ローカルでやっていることが最先端であるかどうかということは見取り図がないとわからないというのがあって、全部比較してみないと本当はわからない。かつては批評の雑誌みたいなものが全体のマップを描いていて、それに乗るとワールドマーケットで戦ったことになるということだった。例えばゴダールのやってきたようなことは複雑でハイコンテクスト過ぎる話で、当時映画を見ていた人たちからすれば難解すぎるものではあったけれど、彼らが覇権を取れたのは、自分たちが映画の批評家であったから、自分たちが作った映画の作品についての批評をテキストとして書いて、コンテキストも含めて売り出すことができた。しかも自分たちが作っているもの以外も批判してだからこそこういうものを作っているのだ、という一種の宣言をして、それが思想の強度、考え方の強度として他に勝るものがいなかったので、受け入れざるを得なかったというのもある。よくわからないマニアな人が作ったものだと切り捨てられないようにしたのが批評だった。単に作品を発表して終わりではなく、何か物事を考えるときの下地になることができれば本当の意味でコミュニケーションのツールになりえる。コミュニケーションというのはただ交流をしましたとか触れ合いましたということ以上に今自分たちが置かれている状況について多角的に考えたり抽象度を変えながらこれは何なのかということを考えたりするために有効なもので、コミュニケーションの深さというものもまだ深くなってく余地がある。
大脇:ここのところインプロの演劇の劇団が急激に増えているらしい。インプロの演劇はコミュニケーションの練習の部分が大きく、そのようなことが欲されている時代になっている。
会田:話題を変える感じですが、タイトルとして10年後を考えるとなったとき、ちゃんとスタジオが��くのかということが問題になる。続けるためには何はなくともお金が必要になる。今は順調にお教室の貸し出しなどで回していけている。お金を回していく、運用していくそういったところでイマイチでは資金調達していくのか。
イフク:黒にもならないけど赤にもならない程度で今は回っていて、とりあえずこの場所は維持できる。それを10年後まで続けられるかというと結構危ない橋を渡っていて、お教室が一個抜けてしまうとそこでこけるのが目に見えている。次の目標は一年くらいキープできるような儲けを出せる体制を作る、もしくは一人でも雇える収入が出る仕組みがこの一、二年で必要になりそう。
 他のオルタナティブスペースへのアンケートでも大家さんとの家賃交渉とか助成金に頼っていたりなど運営のお金のところでどの場所も自信がない様子だった。
会田:基盤がぜい弱なんですね。
イフク:そこが今後10年在り続けたいなら課題になる。
会田:オルタナティブスペースは基本的に実験的なスペースで、実験というものには基本お金がつかない。ベンチャー企業やスタートアップの企業のある技をもっていてその技術で世界を変えていきたいと思っている社長さんとその会社にお金を突っ込んで儲けさせようとしているベンチャーキャピタリストの会議でビジネスというものをどう考えているかというワークショップをしたとき、社長さん達はことごとくやりたいのはビジネスではないということを言っていた。ビジネスではないということはどういうことかというと、お金を儲けることをゴールとした活動をしたくないということ。
知り合いのベンチャー企業の社長の会社はスーツケース一個くらいの水のろ過のプラントでバケツ一杯の水で無限にシャワーが浴びられる、ハイボールでも尿でも真水に変えられるという技術を持っている。その社長の目標は我々が想像しうる水の未来の二つ先が見たいというもので、想像が出来ない状態を見たいということ。水が完璧に循環できるようになると、住む家、住む場所がインフラに縛られなくなる。バケツ一杯で水が賄えると水道がいらなくなる。電気や燃料も同じように賄えるようになると家が地面に固定されなくてもよくなる。そうなったとき人はどうやって「住む」のだろうか「暮らす」のだろうかということを想像しえない世界が見てみたいというのが目標。
人それぞれいろいろな目標があるにせよ今よりも世の中がよくなってほしいと思って活動していて、その中でも志ある人が社会を変える活動をしていて、それが所謂ベンチャー企業と呼ばれている。それがうまくお金儲けと結びついて有名になって投資を集めてテスラモーターのように電気自動車の会社を立ち上げたり、Airbnbのように民泊というもので宿泊の様相を一変させたりというのがスターダムとして有名で彼らはお金持ちになるが、一方でお金持ちにならなくてもよい人もいて、自分の考えているサービスが多くの人に使われている状況が作られれば、それで世界が変わったことになり今までなかったものが世の中に出てくるというのが継続されていく。
お金が無くなると継続が出来ない。お金があれば継続することができる。実験的なことをすることをジャンプで例えるなら、ジャンプするためには踏み切り台が必要であって、その踏み切り台というのがお金である。資金的に頑強なジャンプ台があるからこそ遠くにジャンプできるという状況が生まれる。やりたい仕事はお金が儲からない、やりたい仕事をやるためにやりたくない仕事でお金を儲けるということをしている人たちが多くいる。やりたい仕事がお金儲けにつながる人は商売上手な人か、たまたまそれが一致したラッキーな人で、多くの人は一致しない。なぜなら世の中のニーズは想像しうるもの、これが欲しいと思うことができるものであるからで、みんなが想像すらしたことがないものをやろうとしている人はお金が儲からないのは当たり前。
そういう意味で言えばスタジオイマイチのお化け屋敷というフォーマットは既に世の中に想像しうる需要としてあるので、それで儲けることが出来れば他の実験的なことにお金を費やせて継続ができる。そのやらなければいけないこととやりたいことのバランスが悪い人が多すぎるという問題はある。やりたいこと以外やりたくないと心を病んでしまう人、やりたくないけれど儲かることだけやり続けて何がやりたいのかよくわからなくなってしまう人、儲かることが世の中に求められていると勘違いしてクリエイティブでない仕事にまい進してしまう人もいる。その点でアーティストと呼ばれている人たちはセンスが良くて、やりたいことというものに対しては確信をもってやれている。けれどアーティストと呼ばれる人たちの良くないところはお金儲けのセンスがない。そのあたりも次世代の表現者たちはバランスをとって、活動を継続するためにやっていくとなるとよい。今世界で活躍しているアーティストの人たちはそこそこ上手で、自分の会社をもってお金を回しながら自分の表現を突き詰めていっている。
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82-on · 3 years
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「熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls」【ゲームの感想 #01】
前回の雑記の最後でも触れましたが、最近遊んだゲームの感想をまとめていきます。 有名タイトルは書いたところで…という感じもするので、基本私の周囲でやっている人が少ないゲームが中心となる予定です。
第1回は「熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls」。 1986年にアーケードゲームで稼働開始し、 元祖ベルトスクロールアクションとして人気を博した「くにおくん」シリーズの外伝作品になります。
☆ストーリー
本作の主人公はシリーズお馴染み「くにお」と「りき」…ではなく二人のガールフレンドである「ミサコ」と「キョウコ」。
二人が学校で補習を受けていると、謎の人物から「くにお」と「りき」が誘拐されたと写真付きでメールが。「補習なんかやっている場合じゃねぇ!」と学校を飛び出し、二人を助けるため冒険が始まります。
↓主人公である「ミサコ」と「キョウコ」。キョウコが可愛いのなんの。
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なおこの作品、版元のアークシステムワークスと海外デベロッパーのWayForwardの共同制作であるため、ボイスがすべて英語(日本語字幕あり)、演出も終始アメコミチックな雰囲気で展開されます。
↓ステージ間のシナリオはボイス付きのコミック形式で進みます。コミック部分のクオリティも高いのでどっかで連載してくれないかなー。
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☆システム
ゲームジャンルは本家と同じくベルトスクロールアクション。 主人公の二人どちらかを選べ、タイトル画面に戻れば都度キャラクターの切り替えも可能です。 もちろんローカルでの二人プレイにも対応しています。
↓キャラクター選択画面。バット持っているけど初期装備ではありません。あしからず。
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敵が使っていた武器を拾って使用する、町中でお店に入り回復アイテムや必殺技が購入可能と本家の要素をしっかり踏襲。 その他、戦闘中に命乞いをしてきたザコ敵を味方にすることができ、呼び出して攻撃させることができたりします。
↓回復アイテムや必殺技の他に、装備アイテムを買うことで強化することも。 ここの二人の表情がかわいい
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☆プレイしたきっかけ
きっかけは最近ハマっているYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。 ハマりすぎて投稿されている動画および配信を全て視聴したのですが、その中でこのゲームの実況プレイがあり、遊んでみようかなとちょっと気になっていました。 そしたらSwitch版のセールが始まったので勢いで買った次第です。
ちなみ本家にくにおくんは未プレイですが、何故かGB版の「熱血高校サッカー部 ワールドカップ編」は家にあり幼少期によく遊んでいました。
~~~~以下感想(多少のネタバレもあり)~~~~
☆クリアまでのプレイ時間
ノーマルモードのクリアに約8時間程度でした。 たぶん結構かかったほうじゃないかと思います。
☆良かったポイント
・ドット、イラストのクオリティが◎ 各スクショを見て分かるようにゲーム画面は基本ドットで、その他UIはイラストとなっていますが、どちらもクオリティがとても良い。 見た目だけじゃなくキャラクターの動き、エフェクトも丁寧に作り込まれているので、動かしているだけでも楽しいです。
↓敵キャラ、背景も細かく作り込まれていますが、特に主人公二人の作り込みが素晴らしいの一言。
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・必殺技の多さ 必殺技はレベルに合わせて購入できる技が増えていくのですが、種類が多く、しかも主人公の二人それぞれで全ての技が違うという気合の入りよう。 キャラクターを頻繁に入れ替えつつ遊んでいたこともあり、攻撃方法がワンパターンになりマンネリ化することはありませんでした。
↓必殺技購入画面。どんな動きをするかを見ることもできます。
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☆イマイチなポイント
・序盤がしんどい 1面にはショップが無く回復アイテムの入手や必殺技の追加ができません。ザコ敵の数も多いためかなり苦戦を強いられます。 ボスも火力が高い上回復アイテムによるゾンビ戦法もできず、��ルトスクロールアクションに慣れていないと本当に時間がかかるかも…。
そして主人公たちのレベルに比例して敵の体力や強さも上がるため、基本戦闘がヌルゲーになることはありません。 ただレベルを上げていけば回復アイテムの所持上限数が増えるためゾンビ戦法でゴリ押せます。
・操作性、UIの悪さ ボタンの多い現代のコントローラーなのに攻撃、マップ移動が全てYボタンという仕様。しかもマップ移動はボタンを長押しする必要があり、その間に攻撃を食らってしまうなんてのも多発します。 またマップからショップに入る際、敵の位置と状況が残るため、攻撃される直前にショップに入り、回復してマップに戻ったらいきなり殴られることも…。
ボタンの割当設定もありません。 LRと同じ扱いになっているZL、ZRにマップ移動を割り振れたら結構快適になると思うのですが…。
・ストーリーが……。 ※以下ネタバレなので反転 序盤は届いたメールを手がかりに誘拐された二人を捜索しますが、途中から「きっとあいつが拉致ったんじゃ」という憶測だけで進む展開になってしまいます。 個人的にはボーイフレンドの救出に必死で暴走機関車になった二人のキャラクター性は好きですが、人によっては主人公たちに感情移入できないかも…。
☆総評
ドットのクオリティの高さに感銘し購入しましたが、 主人公たちは可愛いし、ザコ敵をまとめて薙ぎ払っていく爽快感もあり楽しめました。 ただ操作面やボリュームでモヤッとすることも多かったので、定価で買っていたらちょっと物足りなかったかもしれません。
今回この投稿を書くために色々調べていたら、なんと次回作の制作も決まっているようです。 気になった部分が改善されていることを期待しつつ、待っていようと思います。
Switch/PS4/Xbox ONE/Steamとハードを選ばずに遊べるのもこのソフトのいいところの一つ。 ぜひ気になった方は遊んでみてはいかがでしょうか。
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gunosy-news · 4 years
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素人が手を出して痛い目に…「プロに頼むべきだった」と後悔したこと
集計期間:2020年11月14日~11月16日 回答数:16715
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ある程度の専門技術が必要な作業を素人の手でやろうとして、大失敗した経験はありませんか?
最近では、スペインの銀行に飾られていた1923年製の彫像が、素人同然の修復家によって大きなダメージを負うという事件がありました。スペインでは過去にも似たような事例がたびたび起こっており、文化財レベルの芸術品が喪われています。
今回は、そんな「プロに頼むべきだったこと」に関するアンケート調査を行いました。
「プロに頼むべきだった」と後悔したことはありますか?
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回答者16715名のうち、プロに頼むべきだった…と後悔したことが「ある」方が約44.7%、後悔したことが「ない」方は55.3%という結果になりました。
ここからは「プロに頼むべきだったこと」の具体例を見ていきましょう。
素人には無理があった…「プロに頼むべきだったこと」
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<引っ越し>
・引っ越し 費用を安くする為に冷蔵庫や洗濯機以外の物は自分達で運びましたが、とても大変だった。
・引越業者。ケチって個人がやってる業者に頼んだら家電や家具に凹みや傷、その他ダメージがいろいろあり、次の引越は信頼できる大手に頼んだ。
・引越  便利屋さんに頼んだら安かったけど雑だった
・引越しで安い赤帽の人に頼んだら新築の家なのに階段の3箇所にキズをつけられてしまい結局そのタンスは2階にあげられなかったのに指定したお金を請求され仕方なく払ったがキズつけた箇所はなおしてもらえず連絡もとれなくなった。
・同市内への引越しです。家族で全て行ったのですが体力気力は勿論、家具も傷付き、小さな喧嘩も起こり…。最初からきちんとプロにお願いすべきでした。
・引越し作業ですね。こんなの俺たちだけで荷物をレンタルトラックに積んで、目的地で下ろして建物内へと運べば万事OKなんじゃねって。実際にやってみたら荷物は重いし大きいしで運ぶだけで大変。往復で運んでる最中にあちこちぶつけたり落としたりして、ガラス製品は割れたり欠けたり、家具や家電製品はへこんだり傷ついたり、終わった頃にはもうヘトヘトでした。この道のプロが職業として成り立っているのだからお任せするのが一番だと思い知らされました。
・引越し。結局友達に頼んでも、引越し終わっての飲み会にお金がかかるから。
・引越しする時に、指示したモノが、無くなっていたのに、謝罪も無しで、逆にソレを買わそうとした。一応、引越し屋(業者)なのに……。
・海外への引越し荷物のリストアップと梱包。税関の分類に従って記載してなかったため、全部開けられ、手数料を何万円だったか、加算して払うはめに。
<家まわり>
・自宅の瓦屋根の修理。屋根からまんまと落ちた。
・アンテナの取り付けで落下した
・家のリフォーム。一応プロ?の大工の親戚に頼んだが、いろいろとガタガタ。。。ちゃんとした所に頼めば良かったと後悔した。
・業者に払う1万5千円をケチって夫が自分でピアノの移動をやったが、床に傷がついてしまった。結局業者に頼んだが、床の傷はそのまま。最初から業者に頼めば良かったと後悔した。
・ドアノブが壊れたので、自分で取り替えようと買いに行き、いざ元のドアノブを外したら買ってきた物と穴の大きさが違い取り付けられなかった。仕方がないのでベニヤ板を買ってきて無理やりドアの穴を塞ぎ、新しいドアノブの大きさに合わせて穴を開けて取り付けたけど、どうにも不細工でならない。恥ずかしくてお客さんを呼べない…
・窓UVカットシート貼りと退去時の剥離。剥がす時は粘着が残り、マニキュアリムーバー使ってキマりながら必死に拭き取り作業。頭くらくら。死ぬかと思った。
・クッションフロアと壁のクロスの張り替え。専用工具が無いと、グタグタになる。
・換気扇の掃除をしていたら、IHのガラストップを壊してしまった。
・イケアとかで売ってる組み立て家具。自分で組み立てたら、引き出しの開け閉めがスムーズに出来ない仕上がりになって後悔
・自分で小さい襖の張り替えをしようとしたが、YouTubeの襖とは違って釘を使っていて元に戻せなくなった。のて、襖屋さんに駆け込んだ。
・駐車場の出入り口にコンクリートを打った��、鉄筋の縛りが甘くヒビが入ってしまった。
・家の内装。壁の色を変えたく、知人に相談したらペンキで塗ることを教えてもらい、ペンキを塗りはじめたら…大惨事に。結局、プロの人の手を借りたが、幅木とかについたペンキは取れず、汚い上に、お金も余分にかかってしまった。ペンキ代もかかって…最悪でした。
・住宅ローンを完済後、抵当権を外すのに自力でやったら大変だった。  
・庭の穴掘り、水道管を破壊してしまった。
・家の外構。旦那がやたら張り切ってやるというので任せていたら、5年経ってもまだ完成しない…
・必要に迫られ行った夏の炎天下での草刈り。熱中症対策はしていましたが作業途中でフラフラになり作業中止に。
<水まわり>
・トイレの内装。半プロの親戚がやらしてくれと言ってきてタイル張り等行ったがタイルが浮いてきた。
・トイレの水漏れを自分で修理しようとしたら、パーツが外れ便器ごと交換することになった。
・水道蛇口交換。ホームセンターで買ってきた新しい蛇口を家人が水道用のテープも使って取り替えたが、ジワジワと漏れてしまう。
・洗面台に指輪を落としてしまい、洗面台下の排水管を自分でバラしたら、力が足りなくて元通りに組み立てられず苦労した。
・父が洗面台の水漏れを修理していました。ホームセンターでいろいろ買ってきたらしいのですが、結局水漏れは止まらず、その分のお金で業者さんに頼んだ方が確実に止まるし、安あがりになったんじゃないかと。頑固者なので自分で納得するまでは誰が何を言っても聞かないから放っておきました。結果はやっぱり「私」が業者さんに連絡することに…。
・もともとプロだった方が引退して水道工事を少しやっていたので依頼しましたが散々な結果になりました。家が古かったせいか思うようにいかず、ちょっとぶつかるからってパイプを切ったせいで足りなくてなり水漏れ。元プロならほかの方法があったのではないかと思う。最終的にはプラス1000円され水漏れしているにもかかわらず終わらせた。
<散髪・染髪>
・犬のカットをやって、虎刈りになった。
・自分で髪を切ろうとして、取り返しのつかない事になった。泣きついた美容師さんに、2度と自分でハサミを持たない事、今度やったらフォローしないわよ、と約束させられた。
・知り合いがやっていて、簡単だと聞いたので、自分で髪のカットをしましたが、出会う人みんなに「その頭どうしたの?」と聞かれるような出来でした。
・息子の散髪。リアルマッシュルームみたいになって、保育園で笑われまくってた。2歳だったのでまだ可愛かったが、完全に事故。笑。
・髪のセット。友人の結婚式に出席した時にセット代をケチって自分でやった。が、「それ、自分でやった??」と出席した友人につっこまれて物凄く恥ずかしかった。
・学生時代お金がなくて友達に髪を切ってもらったら虎刈りになってしまい床屋に行きました?
・数年前、美容室へ行く手間、費用を惜しみ、少し位なら大丈夫だろうと思い、バリカンで髪の毛をセルフカットを決行。仕上がりは・・・案の定ザンギリ頭に!!大失敗!!あまりのひどい仕上がりに恥ずかしかったけど、急いで美容室へ駆け込んだ。こんな事になる位なら初めから素直に美容室へ行くべきだった。
・子供の散髪小さい頃、主人が散髪をして戦時中の子供の様になってしまいました。鏡を見て悲しそうな顔する子供の顔が今も忘れられません。その後慌てて散髪やに行きスポーツ刈りにしてもらいました。初めからプロに任さればよかったです。
・髪を切ってもらったら当時の彼氏より短いくらいにめちゃくちゃ短くされて、謝罪も何もされなかった。お金払ってるのにこんな仕打ち…って1週間泣いて学校休んだ。もうちゃんとした美容室でしか切らない。
・家で髪の毛を染めたら、すごくムラに、、、。美容師さんに染めてもらうべきだと思いました。
・白髪染め。やっぱり自分でやるとムラがあるし、何より風呂場の排水口が詰まって大変だった
<電化製品の修理>
・iPodが壊れた時に自分で直そうとして失敗した。
・スマホの液晶の、交換。失敗して、画面が、割れて黒い筋が、残ってしまった。
・ノートパソコンのキーボード。みそ汁をこぼして自分で分解して直そうとしたが無茶苦茶になった。
・洗濯機のベルト交換。なかなかネジも取れなくて近所の電気屋さんに頼んだら、5分で交換終了しました。もっと早く頼んだら良かった。
・エアコンの掃除。タオルや綿棒、割り箸等色々使って綺麗にしたつもりだったが、スイッチを入れた途端に真っ黒い固まりが沢山吹き出して来て怖かったです。その後も何回か続きました。
・かなり昔の事ですが、冷凍庫の霜取りしようとして壊した事があります。マイナスドライバーで取ってたらそのまま部品に突き刺さり、全く冷蔵庫自体全く冷えなくなりました。真夏だったので冷蔵庫なしの生活は辛かった!まだ学生だったので、汗だくで自転車で市内の電気屋さん回って安くていいのを探し、1ヶ月後にやっと新しい冷蔵庫が届きました。あれから27年経った今も、その冷蔵庫はサブとして活躍しています。
<車・自転車>
・車を擦り自分で何とかしたけど錆びてしまった。
・車の補修をしたが、予想以上に塗料代などで金銭的にかかり時間も2週間位完了までにかかったのでプロに頼んだ方が良かったと思いました。
・車の塗料が剥がれてしまったので近くの車屋に出したら2年もたたないうちに酷くなった。安かったけどもっとちゃんとした所に出すべきだった。
・車の凹みを自分で直したこと。パテと塗装でなんとかしましたが、やはり素人仕事。よく見ると分かってしまうレベルでした。
・車の天井から水漏れしたときに、ネットで調べて自己流にしたところさらに汚くなった上に、元に戻せなくなってしまいました。プロに頼んでおけばよかったなと痛感しました。
・車庫のドアの鍵を父が変えたら、上手く出来なくて、結局塞いでしまった。もう、ドアから出入り出来なくなった。
・ネットで折り畳み自転車を購入しましたが説明書も分かりにくく、重くて固くて一人では組み立てられず結局真夏に自転車を半分持ち上げ汗だくで自転車屋さんに組み立てて貰い3000円かかった事。
・電動自転車の故障箇所の修理をしようと分解したらパーツが余ってしまい結局修理に出した。
・自転車のパンク修理です。父が直してくれたのですが、なんかガコガコして数日で爆発して果てました。周りが振り返るほど凄い音がしました。結局タイヤ全部変えする羽目に。
<衣類>
・クリーニング代ケチって自分で染み抜きしたら失敗した
・スカートのシミを自宅で漂白 変なまだらになって はけなくなりました。洗濯屋さんにたのべばよかった
・スーツのクリーニング。自分で洗ったら生地がよれて型崩れして着られなくなった。高かった品だから余計後悔してる。
・ダウンジャケットのボタンが取れたが、お直し代がもったいないので自分で接着剤をつけて直そうとしたら一応、直ったが見栄えが悪くなった。
・高級服の補整、虫に食べられてしまった箇所をプロだと上手に縫ってもらえるのに(但し値段が高い)、裁縫が上手な知り合いにやってもらったところ、ただ縫ってあるだけで、どう見ても他所に着ていける出来上がりではなかった。
<ライフイベント>
・結婚式の招待状やウェルカムボード、手作りにしたらしょぼい感じになった。やっぱり一生に一度のことはプロに任せればよかったと思っています。
・記念撮影。子供が生まれてからの写真を全てスマホで管理していたら、まさかの全データ破損。3才以前の写真が一枚も無くなってしまいました。 
・お宮参り、七五三の写真。神社にプロカメラマンを連れて行けるサービスがあることを知って頼めばよかった~と思った。義母が撮った写真は見られたもんじゃない。ピンボケばかり。
・子供の七五三…ドレスはお姑さんが作ってくれたので髪くらいは美容室ですれば良かったと思った…私が結ったのでヘアだけイマイチだった!
・家族の誕生日ケーキ。時間やお金をかけて作りましたが見た目も味も、イマイチ
・成人式の着付け、ヘアセット。着付けは上手だったけど、髪の毛は…着物を購入したお店でセットになっていたがおばさんで、お願いしたものとは全く違う事になった。通っている美容室にお願いすれば良かった。
・離婚。はじめから弁護士に任しとけばよかった。
<その他>
・パソコンの初期設定。ネットで調べながら自力で設定してしまったので、使いづらくなってしまった。後から変更するのも大変だった
・包丁研ぎ。ギタービルダーで自分の道具はいつも研いでいるから、と自信満々な旦那に任せたら、全く切れなくなり、包丁一本ダメにしてしまった。
・腰痛を自力で治そうとして1~2ヶ月治らず痛くどうしようもなくなってから整骨院にいって2日で治ったときは 早くプロの人に見てもらったらよかったと後悔した。
・私が受け持ってるラジオ番組に、素人が出た時。汚された感じがした。
・税理士を若いのに変えたら節税になった。老人は昔の税法で無駄に払って損してた。
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
グノシーの「アンケート」タブにて、毎日新しいアンケートを更新しています。ポイントが手に入るものもあるので奮ってご参加ください。
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kawaram0chi · 6 years
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とりあえずバレンタイン
※海斗くん高校三年生 ※兄と同棲中
〝義理チョコをやめよう。〟  大手チョコレート会社が新聞に載せた広告が、様々な形で話題を呼んでいる。少し検索をしただけでインターネットの海から俺に届くほどに。  この時期の女性は大変だな。 『チョコレートを使って女性から愛を伝える日』なんていつから始まったかもわからない菓子メーカーの陰謀は今年も日本に根強く残っている。世界各国で恋人たちの愛の誓いの日とされているようだが、チョコレート文化があるのは日本くらいだろう。それも、女性限定で。そんなの、ここぞとばかりにチョコを売るための企業側の戦略だ。近年では逆チョコなどという新しいワードで男性にもチョコレートを買わせようとしているのも見かける。適当な理由を付属して、市場売り上げが向上するのならそれでいいのだ。  義理チョコ廃止広告を出したのも、義理チョコとして用意するには些か高めのチョコレート店だった。この店からすれば他店で安い義理チョコを大量に買われるよりも、高い本命チョコを当店で購入して欲しいのだろう。大人の事情がたっぷりと詰められていることが透けて見える。  結局、日本社会に出てくる愛だの、恋だのは、その策略に乗せられたものだけなのだ。それでも、義理チョコ廃止の声がひとつあげられただけで、それに賛同し喜ぶ人が多くいるのだから、このバレンタインデーという日の日本社会の闇は深い。  こんなにもわかりやすい企業側の裏があるのに、どうしてわざわざこのイベントに踊らされるのだろうか。頭ではしっかりと理解しているのに、わざわざネットでバレンタインのことを検索しているのだから、俺は自分を救えない。先ほどの義理チョコ廃止広告だってそのせいで見つけたものだった。もしかしたらこれは母の血なのかもしれない。昔から全てのイベントにのっかり、父をデートに誘う女性だ。イベント事をスルーできない遺伝子が俺に埋め込まれていてもおかしくない。  検索画面を健気に光らせている端末を伏せる。自分の口から大きな溜息が出た。  断じて、俺にチョコレートを贈る習慣があるわけではない。こんな事を考えたのは今年が初めてだった。本当に馬鹿らしい。それでも、付き合って初めてのバレンタインデーは何かするべきなんじゃないかと、母の血が騒いで検索してしまったのだ。  大々的な広告をひと目見てしまえば、義理チョコという形では渡せない気持ちになる。すなわち、チョコを渡せば、それは本命チョコになってしまうわけだ。そんなことをさらっと出来るような性格だったら、いまだってこんなに頭を悩ませたりはしていない。  付き合っているのに義理チョコもないだろう。  事実が脳裏をかすめていく。そんなことはわかっている。それでも、どこかにチョコレートを渡すための逃げ道を作りたくなるのが俺だった。  今年の二月十四日、あの人は多くのチョコレートを貰うだろう。ファンからの食品の差し入れは事務所側が禁止しているというので、ないだろうが。多くの関係者からチョコレートを貰うだろうはずだ。舞台スタッフや共演女優、スポンサー関係者。あの人を取り巻く多くの女性のなかに、本命チョコを渡す人がゼロだなんて思えない。 女性だけじゃなく男性からも貰うかもしれない。煌びやかな世界にいる人たちがそれ相応のチョコレートをあの人のために選ぶのだ。いち高校生の俺では、到底太刀打ちできないようなものばかりを、両手いっぱいの紙袋に抱えて持ち帰ってくるあの人の姿がありありと想像出来てしまう。  それだけで、もう既に負けた心地になる。負けるくらいならば、都合よく企業的策略で付けられた名前を借りて、勝負をしなければいい。そう思っていたところで、これだった。  本命チョコを本命と言えない場合の言い訳も考えておけよ、日本企業。  けっきょく、何もしないことが正解な気がしてくる。  あの人が甘いものを好きかもイマイチわからないし。俺のためにケーキや甘い菓子類はよく買って帰ってくるが、あの人の好みか? と、訊かれたらそうだとは思えない。食べられないことはないんだろうが。  せっかく贈るのなら好きなものの方がいい。  そんな無駄な欲だけを持つ。それが出来ないのなら、贈る意味なんてあるんだろうか。  思考が後ろ向きになってきた。やっぱり今年のバレンタインも中止になりそうだ。 〔バレンタイン中止宣言〕
  「好きな人からバレンタインチョコを貰ったのは初めてだなあ」  甘い物が好きな俺から見ても、その笑顔は胸焼けしそうなほどに甘ったるい。  笑顔の持ち主の手のひらの上には、コンビニで二〇円の四角いチョコレート。不相応にもほどがある。こんなことならヘンな意地を張らずに、もっとちゃんとしたものを買えば良かった。今更の後悔に襲われる。  バレンタインの中止はけっきょく決行できなかった。かといって改まったものを用意する勇気も持てず、形だけイベントにのっかろうとして、この有様だ。街中で賑わう様々なチョコレート売り場を素通りし、コンビニのレジ横の一粒を掴んだ自分に呆れる。  何を渡してもこの人が喜んでくれることなんて誰よりも知っていたはずなのに。どうして、自分の気持ちの勝ち負けばかりを優先していたんだろう。イベントに乗せられすぎて本当に馬鹿になっていた。  俺の手の中にはあの〝義理チョコをやめよう〟の広告を出していた店のロゴが押された四角い箱がある。贈り主は勿論目の前の男だ。この人があの広告を知っているかなんて知らない。けれど、俺は知っている。だから、そういう意味にしか受け取れないチョコレートだった。 「俺も、本命チョコを受け取ったのは初めてだ」  わざとらしく確認するように言えば、目の前の笑顔が「受け取って貰えて良かった」と溶け出す。こっちまで溶かされそうな温度が部屋に満ちた。二月だっていうのに、あつすぎる。 「……とりあえず、一ヶ月後は期待しておいて」  手の中のチョコレートの意味がわかった。ならば今度はそのお返しを考えなくてはいけない。いくらこういうものは気持ちの問題とは言われても、流石に二〇円のチョコレートじゃ俺の気持ちは乗せきれない。何でも喜んでくれるのなら、今度こそ精一杯に選んだものを贈りたい。 「海斗から貰えたんだから、もう十分だけどな」 「俺がそれじゃよくない」 「じゃあ、一ヶ月後楽しみにしておくね」  自分で言い出したことなのに、改めて相手の口から言われるとプレッシャーにかわる。それでも、ひどく楽しみだ。俺の贈り物ひとつでこの人がまた笑ってくれることを簡単に想像できるから。  日本企業に踊らされているだけのイベント。それもたまには悪くない。幸い俺たちは踊ることがひどく得意だしな。 〔本日、義理チョコは禁止されています〕
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kubotty · 5 years
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スーパーホストの真髄
先週末は白馬へ。 ●9月末 キャンピングカーの面白さに目覚め
●10月 ギアの強化と室内グランピング(?)
●11月 キャンプかと思いきや、とりあえず愛犬と一緒に地方へ泊りで行きたい→ロッジ探し→airbnbに良いとこ発見 / 即予約。
キャンプ熱が上昇してますが、今回はキャンプではなく通常の旅行。
ドライブといえばと、義兄からトランシーバーを渡される。とりあえずロマンティック界の重鎮なのでもらいましたが、正直最初は少しバカにしてましたが、これがマジで使えたのよ。思わず言いたいセリフ「りょうかい。」
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東京から車を飛ばすこと4時間。11時過ぎには長野ICで降りました。小腹も減ったので、向かいがてら、まずはおやき村へ。
縄文時代の住居を模した竪穴式住居で、囲炉裏で焼きたての美味しいおやきを。この内装!
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野沢菜おやきを注文。おやきは一個220円で、野沢菜と味噌汁付き。おやきは柔らかいイメージだったけど、蕎麦粉を使用した硬めのおやきは結構好きかも。 実は主役級に美味しいお味噌汁は一杯まで、その理由を聞くと。。
『美味しいお味噌汁だからさ』 何とも粋だよご主人。 宿に向かいがてら、同じ白馬のエリア内にあるイタリアン『GARLIC』で遅めの昼食を。
●生ハムとルッコラのピザ
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●生ハムとガーリックのクリームソースフェットチーネ
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生パスタ&ストレートなクリームソース&生ハムの塩味&フライドガーリックの相性が◎これは家飯用にアイディアいただき! 15時過ぎに宿到着。最初に荷物搬入用に裏口を通された時、『これはまさか。。皆んなに土下座するやつか』と思うほどイマイチで古めかしい内装と玄関で滝汗が。。 半地下から登り部屋のドアを開けた瞬間。。 (^ω^) (^ω^)(^ω^) (^ω^)(^ω^)(^ω^)
心の中でウルトラドヤしたくらい、素晴らしい部屋。
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こちらのオーナーはJustinさん。Keenの専属プロスノーボーダーとして活躍した後、現在はここ白馬でロッジ経営。
・大理石のテーブル ・暖炉型暖房Bluetooth内蔵ステレオ ・少し高めのコの字型キッチン ・3ベッドルーム ・備え付けのモノポリーとカードゲーム 外人かって!ここは間違いなく天国に違いない。 更に凄いのが、ご自由にどうぞのウェルカムフードは水、食パン、バター、ジャム、シリアル、フルーツ、お茶関係各種。更に更にだ。牛乳とジュース2種まで常備され、各種調味料、ほぼ全種のキッチンツール完備。鋳鉄製鍋とチーズ削り器、客が置いていったであろう小麦粉があったのは吹いた。
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完全にホテル超えだ。airbnbって民泊じゃなかったっけ? 宿から徒歩2分のとこにスキー場も。今はオフシーズンで草ボウボウなので愛犬たちを放牧して、皆んなウキウキ。近くの温泉に入り、スーパーで買い物して夜は肉祭り。 翌日もパンケーキとサラダとフルーツでモーニング。 全部自分たちで作ってるけど、気分はホテルのルームサービス。 ホテルを後にしたら、ロープウェイで白馬岩岳マウンテンリゾートへ。 この日が最終営業日ともあり、中々の混雑っぷり。ロープウェイはちと怖いそうです。
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でも嬉しいみたい。
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こんな高地に犬連れて快適に来れるなんて白馬最高すぎ。この絶景をバックにパシャ!
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東京でお馴染みCITY BAKERYも入ってます。
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下山してからランチ処を探すも、白馬人のやる気の無さに失望。電話しても電話しても、土日なのに営業してない。一軒は14:30LOなのに、14:05に行ったらもうやってないんですーとか、なら14:30LOとか書くなアホ。 何軒か渡り歩いて見つけたカフェでようやくランチ。遅い時間でもやってて、スパゲティ数種類とカレーとスイーツ出してる時点で予想はしてたんだけど、カレーはスキー場で食べる懐かしい味がしたよ。とりあえずやっててくれただけでもありがとう。白馬でランチ→ディナーまでやってて、インスタント使わないご飯屋やったら、そこそこ売れる気がします。 ご飯後は帰りがてら山奥にひっそり1軒佇む美麻珈琲へ。ガチ古民家をリノベした暖炉のあるお店。残念ながらシーズンオフでしたが、目の前には菜の花畑が広がってたのでシーズン中に来たら最高なんだろうな。
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少し浅煎りで優しいコーヒーが美味しいのは勿論のこと、スイーツも全てレベル高い。豆も自家焙煎。何なら空きテーブルを使ってスタッフの皆様が各産地ごとに不良豆のハンドピッキングまでしていて、こりゃ凄い。
長野から車を飛ばすこと4時間弱で無事に東京に到着。とりあえず宿が最高すぎたのは言うまでもないんだけど、次回からもホテルではなくAirbnbで宿探しが濃厚だ。 あまりにも良かったので、また泊まりに来たいと思ってカレンダー見たら、12月は1日のみ、あとは3月まで全部埋まってました。���ん知ってる。ここは埋まらない理由がないよね。インスタ見てもほぼ全部海外の方の投稿なので、連泊組か。 Airbnbのスーパーホストの真髄を見せられたのであった。
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oharash · 5 years
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越境
1
19歳にして老け切って死にそうだ。二十歳にでもなったら本当に身も心も水分をなくして乾ききるのではないかと思う。
  アスリートとしての俺の成績は絶好調で、世界選手権でこそ表彰台のてっぺんを逃したものの他は全部敵なしで一番高い場所に立った。それなりに嬉しくて心が浮き立ちもしたが、その膨らむような喜びはすぐにしぼんでいった。 心が満たされなくて虚しくて虚しくて仕方ない。
 二段ベッドの下に寝転がって、耳にイヤフォンを突っ込みながらベッドの天板を眺める。日本での仕事を終えたユウくんはカナダに帰ってしまったし、学校の授業は未だにイマイチ理解できないし、どこかに出かけようにも中途半端に顔が売れてしまったので外に出るのも億劫だ。大学のバーチカルでスケートを滑らせたり部屋でゲームをしたり、俺の19歳の初夏はそうやって緩慢にながれていった。
「あっつ! 暑いわ! エアコンいれとけよ北野、蒸し焼きになるよ」
 干物になるのと蒸し焼きになるのとどっちがマシだろう。寝返りをうって、部活から帰ってきた田坂くんにお帰り、と言う。
田坂くんは机とベッドの間を体を横にして進み、部屋の隅に荷物をおろした。シャワーを浴びてきたのだろう、乾ききってない後ろ髪が束になっている。
 洗濯物を出して荷物を整理した田坂くんは机に向かい、いつものノートに書き込みを始める。ひょろりと背が高いくせにノートに顔を近づけて書くので、その後ろ姿は大げさなくらい縮こまる。ノースリーブから伸びる首や肩は日毎に焼けていく。
  狭い部屋の気温が下がっていくのを感じながら俺は目を閉じる。なだらかな滑り台を下って眠りに落ちるところで田坂くんが引き出しを閉める音が鳴った。特段大きな音ではなかったけれど、滑り台は突然V字のジェットコースターになって俺は現実に放り出された。
「…田坂くんさあ」
「ん?」
俺はこの寮にほとんどいないけれど、田坂くんとはそれなりに距離感がつかめるようになった。田坂くんは日本の部活スポーツ的集団生活とか上下関係の中で右も左もわからないでいた俺の面倒を同じくらいそれなりに見てくれる。よく笑って器用に同級生とも先輩とも人間関係をまわしていて、器用だけど人を見下すようなところがないさっぱりした奴、というのが俺の田坂くん像だった。俺が無言でいても嫌な顔をしないし部屋を散らかしすぎているとたしなめてくれるしいい成績をとってくれば祝福してくれる。
「そのノートって何書いてるの、いっつも」
「練習でやったこととか、課題とか、今日教わったこととか。高飛び用の日記みたいな」
「すげ…それってコーチとか監督にいわれるの」
「んーん、中学のときに顧問にいわれてからやってんの。なんか日課みたいな感じ。誰に見せるわけでもないよ」
「田坂くんってストイックだよね。俺この寮にきて日本人がフィジカルでハンデあるスポーツでもそれなりに結果残すわけわかったわ。みんなすっごい真面目」
「そうかな」
「好きな時間まで遊んで好きな時間に起きて練習いくとかさ、女の子と遊んでウェーイ、とかしないよね」
 舌がいつもより滑らかにまわる。
「いやいや集合時間決まってるから。北野だって雪山行けばみっちり練習するんでしょ」
「するけどさ」
「それに遊んでる奴はそれなりに遊んでるよ」
「そうなの? 田坂くん彼女いないんだっけ」
「うーん…」
 しんしんと部屋の温度が下がり、適温になったのかエアコンの音が静かになった。廊下から陽気な話し声が聞こえてくる。
「いない、かな。好きな子はいるけど」
「何かすんごい時間かかったね」
「いや、なんていうか。見て北野」
 田坂くんが差し出したのはLINEのトーク画面。犬の写真のアイコンが田坂くんで、話し相手は自撮りのアイコンの女の子だった。1コマに遅刻しそうという他愛のないやりとりだった。田坂くんは急げ、というメッセージと走る犬のスタンプを送っていて、女の子はややあって「しんいちくんのおかげで間に合ったっす!」と敬礼をするウサギのスタンプを送ってきている。俺にとってのしんいちくんは田坂くんで、この子にとっての田坂くんはしんいちくんだ。
「…どう思う?」
「普通に、仲よさそうっていうか」
 いやしかし、これは。田坂くんのさっきの苦悩がわかった気がする。
「…で、付き合ってないんだ…? って感じ。いつからこんな感じなの」
「一年くらい」
「なげーよ。田坂くんって結構ヘタレ? その間なんかしたの?」
「いや聞いてよ北野、深い事情があるんだよ」
 田坂くんの“事情”というのはこうだった。
 自撮りガール(ユマちゃんと言うらしい)と田坂くんは高校の同級生で、お互い学校は違うけど長野から東京の大学に進学した。田坂くんは高校時代から自撮りガールのことが好きで高2のときに一度振られている。その後別の女の子と付き合ったりしたけどやっぱり自撮りガールのことが好き。自撮りガールとはずっと高校のグループで遊んだりして交流が続いていて、一年前からこんな感じのやりとりが続いている。田坂くん的には17歳の失恋を思い出してしまい一歩が踏み出せず、自撮りガールも特に何もしてこない。
 田坂くんがでれでれしながら時折挟む、彼女の天然エピソードをのぞくと10秒で終わるような関係だった。
 寮の食堂で機転のきいた冗談をとばす当意即妙で如才ない田坂くんはどこにいったんだろう。恋というのはかくも恐ろしい。
「それでこの子は今彼氏いるの」
「たぶんここ1年は、いない」
 田坂くんと目が合う。そらす理由もないのでそのまま眺めていたら見つめ合うみたいなかたちになってしまった。
「どんな子かわかんないから何ともだけど、好意的に解釈すれば田坂くんがなんかするのを待ってる感じ」
「好意的に解釈しなければ?」
「とりあえずキープしとこ、か、暇だから構ってもらおちょうどいいし、のどっちか」
「…だよね」
 この寮の中でこんなに長く喋ったのは初めてかも知れない。小指の先ほどの自撮りガールの容姿はまあまあだったが、自撮りなんてあてにならないしとりたてて美人でもないのに変に垢抜けていて色っぽい女の子というのも世の中にはいる。そしてそれは実物の醸し出す匂いみたいなものによるので、どのみち写真では何の判断もできなかった。
「北野だったらどうする?」
「えー…ちょっと思いつかない」
「そこをなんとか」
「だって俺、あっちから来てくれる子のことをいいな思うから…」
「憎い。イケメン死ねばいい」
「いやでも、うーん…はっきり言うかな。好きだから付き合ってって。その子に好きな男ができたら、自分の気持ちがぐずぐずになりそうだし。好きな気持ちってキラキラしててすごいエネルギーじゃん。それが腐って毒になりそうっていうか」
 窓から午後の日差しが低く射して、田坂くんの日に焼けた肩をストレートティーみたいな色に染めた。
 ユウくんならこういうとき何ていうんだろう。
「うん、そうだな」
 田坂くんが目を吊り上げて自分に言い聞かせるように言うので俺は慌てて
「俺の感想だから。俺その子のこと何も知らないし」と、言った。
「いや北野は多分そういうの間違わないんだよ。頭の99%がひとつのことでできてる奴はシンプルに思考できる」
 田坂くんはどーもな、と言いながら何度か頷いて、また机に向き直った。
 シャープペンシルがノートを滑る音があとに残った。
「…ってことがあって。ユウくんなら何ていう」
田坂くんが自主練に出かけたその夜、俺はユウくんにスカイプを繋いだ。13時間の時差の先にいるユウくんはさっぱりとした顔をしている。午前中の白い光が頰にひだまりを作っていた。
「え、俺に聞くの?」
「いいじゃん」
「俺女の子のことなんてわかんない…どのみち彼が何かしないと始まりもしなけりゃ終わりもしないんじゃない? って気がするけど」
「俺と一緒じゃん」
「じゃなきゃアレだよ、スポーツやってると3割増しでかっこよく見えるっていうじゃん。いや、言ってたの。俺の中学の同級生が。目の前でダンク決めるとか、バク転決めるとか? 出来栄え点マックスでつく完璧なトリプルアクセル決めるとかですよ」
「田坂くん陸上部だっつーの」
「ダンクもバク転もできるかも知れないじゃん」
「何の参考にもならなくてびっくりだわ。ユウくんだったらトリプルアクセルやるの?」
「うーん、トリプルアクセルでもいいけど好きだよ付き合って! って玉砕覚悟でいく。ていうか1年も待たない。高校生の時に振られたらその後すぐ2回3回行くなあ。それでダメならいつまでも待ってるよ、って言って安心できる男ポジションになって持久戦に切り替えて、彼女が誰かに振られたりして弱るタイミング待つね。
あと、少なくともアヅには相談しない」
「うっさいな。ていうかめちゃめちゃねちっこい。こわっ」
   ユウくんはたしかにズレている人だけど、信じられないエネルギーで欲しいものを掴みに行く。その力が必要以上に強い。順位も、練習場所も、友達も、たぶん恋人も、自分の好きなこと全部。その反動なのか興味のある分野がひどく限定されていて、ほとんどのことにはとても淡白だ。
 自分の欲しいもので自分の世界をつくる。それが積み重なって、この人の磁場みたいな自信を作ってるような気がしてならない。ユウくんの、ときどき人を殺しそうなくらいに光る独特の目もそういうところからきているのだと思う。
「だってそれくらいしてダメだったらどう頑張ってもダメでしょ」
「まあね」
「それにしてもアヅが田坂くんと恋愛の話をしているのが嬉しい。俺今自分でびっくりするくらい嬉しい」
「どうせ俺は友達少���いですけど」
「拗ねないで。そういう話ができるようになったら友達だよ」
 窓の外に目をやると夜がとろとろと渦巻いていた。夕飯のカレーがようやく主張をなくして腹が平らになってくる。
「俺8月×日に帰国することになった。仕事で」
「それ早く言ってよ、いつまでいるの」
「10日いれるから、遊ぼ。そのへんアヅの予定は今のとこどう」
「たぶんっていうか、何もない」
「やった。どっか行きたいとこある?」
 うーん…と俺はしばし思案する。俺は帽子でも被ってればいいけどユウくんの顔はどこへ行っても目立ちすぎる。
「…うちの地元のしょーろー流し」
「精霊流し? アヅ精霊流し行きたいの?」
「九州 の有名なやつみたいなじゃないよ。もっと小ぢんまりしたやつ。じいちゃんとばあちゃんが毎年行ってる気がする。俺も結構行ってるからそこそこ案内できる気がする。海に船を浮かべて燃やすのがきれいだった気がする。それに田舎だし夜だからユウくんいても周りにわかんない、気がする」
「気がするばっかじゃん。何その自信のなさ」
「俺、だいたい全てうろ覚え」
「じゃあ精霊流し行こ。俺見たことないから楽しみにしてる」
 待ち合わせとかは近くなったらまた。と決めて、俺たちの会話は気の向くままに転がっていった。
 そろそろ出かけるとユウくんが言うので1、2、3とふたりで唱えてスカイプを切る。ベッドに仰向けに寝転がると、さっきまでのふわふわとした体の軽さは消え失せて、背中に根が生えたように重い。けれど体の芯は温まっていて、ひたひたと忍び寄るような夜も今は怖くない。8月まで俺は干からびずにいられるだろう。
 ある夜中、激しく喉が渇いて目が覚めた。
 デスクの上には着信のランプを明滅している田坂くんのスマホがたてかけてあった。窓の外がぼんやりと白く明るい。
 あまりに静かで、時間がなくなったみたいに、なんの気配もない、田坂くんの身じろぎも寝息も聞こえない。
 時計をみると2時30分、深夜だった。
 俺はただしばらくそうして目を開けていた。
 久し振りにここにきたな、と思った。
 去年、試合中のケガで死にかけて入院していたときにときどき、こういう状態で夜中に目が覚めた。
 ただ、何でもなくなっている。感情も感覚もなくて、ただ宙に浮いている。自分が5歳なのか、40歳なのか本当にわからない。今がいつでここがどこで、今日はどんな1日だったか。全部が夢みたいに思える。自分がたくさんの管に繋がれて延命されている老人だと言われたらああそうかと思うし、これから生まれる子どもだと言われたらああそうか、と思える。
 俺は死ぬのか、気がおかしくなるのかと、こうなるといつも思った。嬉しくもなければ怖くもなかった。
 けれどこうしていると、いくつかの記憶が光景になって像を結ぶ。
 俺が海外から帰ってくるたび、頰をほころばせた母の顔。
 カズくんがつくってくれたかき玉の味噌汁。
 遠征先でベッドが足りなくて、一緒に寝たユウキの控えめな寝顔。
 卓と一緒に見たノルウェイの星。
 弟が気に入って着ていた、俺のお下がりのボロボロのブルゾン。
 家族がいること。
 自分に好きな人がいること。
 ユウくんの光をたたえた目。いい匂いのする鎖骨のあたり。
 全部うしろに過ぎ去っていくけれど虚しくない。
 体が再びベッドに沈んでいく。心が白くなる。恋は足かせにならない。
 視界がもう一度馴染んだ暗さに戻って眠りが足から俺を満たす頃、田坂くんの恋も叶うといいな、と思った。
 初夏は瞬きのなかに過ぎ去って、太陽が狂ったように照りつける日々が続いた。東京の夏の暑さはうちの地元よりカリフォルニアより体力を消耗する。頭の中でお手玉みたいな音がシャリシャリ鳴るくらい。
「啓吾、俺服ほしい。付き合って」
「スチール撮る時もイベントのときもテレビの取材のときも飲み会のときも遊びの時も家にいる時も寝る時もNIKEのジャージを着ているお前に何があったの?」
 俺のジャージはとあるオシャレな人に寄せているのだが、みんなアンテナが低いのか指摘されたことは一度もない。
「来週ユウくんに会うから」
「ああそういうこと、」
 と言って啓吾はスマホを取り出して何かを探し始めた。
「どうせ店の場所とかわかんないんだろ」
「うん」
「何系がいいの」
「やりすぎないけどカワイイ感じの。そもそもブランドも全然わかんないから啓吾選んで」
「supreme近くにあるからここでいいっしょ、とりあえず。ダメならその辺のよさそうなとこ行こ」
 持つべきものはフットワークの軽い兄だ。ふだん地元の北陸で暮らしている啓吾は俺より東京に詳しい。
 買い物を終えて、仲間が集まるメシ会までの繋ぎにカフェに入った。
 店内に人はまばらで、オーダーを終えて俺は窓の外に目をやった。東京はどこに行っても人ばかりで今も少し気分が悪くなる。不調なときなどは道行く人全てが、みんな友人を持って恋愛をして仕事ないしは学業を持っているーーーつまり俺より遥かに優れたーーー人々、に見えて、羨ましくてしんどくて仕方なかったりする。
  友人の結婚式のために上京してきた啓吾は当然だけどひと月前に会った時と何も変わってない。啓吾はスマホから目を上げて
「そういやちょっと前に言ってたお前の寮の相方、どうなったの」
と言った。
「どうなったって?」
「彼の恋愛、なんか進展した?」
「あ、それ。何かうまくいったみたいだよ」
「まじ。よかったじゃん」
「どうしたの急に」
「お前に恋愛相談するなんて日本の大学生も色々やべーなって思って覚えてたの」
 なんだそりゃ、と抗議をしようとしたらカフェオレがふたつ運ばれてきた。
 田坂くんが「ユマちゃんにおっけーもらった!」と教えてくれた日、俺は聞かなくても何となくわかった。高校の仲良しメンバーでディズニーに行ってきたという田坂くんは整形したかレフ板を当てているのかというくらいに、光っていた。目が晴れた日の遠浅の海みたいに輝いていて、素顔とTシャツの白が蛍光灯の下で明るく浮いて見えた。人間って簡単だ。その簡単さが偉大だ。「おめでと」と俺が言うと「ありがと」と田坂くんは笑って、それがあまりにも子どもっぽい信頼に満ちた笑顔だったので俺は照れてしまった。
「…女の子は恋をすると綺麗になるといいますが」
「うん?」
「男も見栄えがよくなるんだなと思いました。勝負写真は恋しながら撮るべきなのかも」
 あれからひと月、田坂くんの笑顔は頑丈になった。なんというか説得力のある笑顔で今この人生きてるのが楽しいんだろうな、と思う感じ。そのパワーが彼に今までにない魅力をもたらしている。ちょっとユウくんを思い出す。
「いや意味わからん。今更だけど服それでよかったの。お前羽根井ユウトに会うときやたら服装に気使うね」
 啓吾に向かって上目遣いをして、わざと目をしばたかせる。
「ぶりっこすんな」
「まあ、そうかも」
 俺は家族にユウくんのことは友達だと言っているけれど、啓吾は本当のところはどう思っているんだろう。俺が朝も夜もなくユウくんを思っていることを知られている気もするし、そうでない気もする。
「別にいいけど」
「そこは聞けよ。ユウくんって横乗りの人じゃないから何か気になんの。あっちいつもパリッとしてるし」
「聞いてもわかんねえわ。いいじゃんパリッとした羽根井ユウトとだらっとしたお前で。こいつら何の共通点もなくね? っていうのが逆に友達っぽくて俺は感動する」
「何目線だよ」
「兄目線だよ」
「そういえば啓吾は俺に恋愛相談とかしたことないね」
「当たり前だろ俺の方が経験値高いわ」
  それもそうだな、と納得してカフェオレをすする。自動ドアが開く気配と店員の挨拶。足元に吹き込んでくる、夏の闇が柔らかく湿る気配。啓吾がスマホを触る指先の動き。兄ともしなかったことが、去年知り合ったばかりの他人とできた。何だか誇らしい気分だったが、啓吾に笑われるのが恥ずかしくて緩む口元を手で隠した。
2
 大人は俺をクールだとか無口だとかいいように言ってくれるが、俺は考えを口にする技術が未熟な上にそれを磨こうともしないゆえのただの口下手だ。10歳で親元を離れて大人の中で育って、周りの人がそれでよしとしてくれたのもあるし、雪山での滑りを見てもらってそれで全部判断してくれればいいと俺が思い続けていたというのもある。結果として俺の口はマツコデラックスより重く、代わりに周囲をじっと見る癖だけがついた。
 太陽は相変わらず狂ったようにぎらぎら輝き、スポンサー仕事をこなす度に俺の心は水分を失い、そしてあろうことに田坂くんの瑞々しさに陰りが見えてきた。
 ゴムが伸びた、と最初は思った。冷たい水でパンパンの水風船みたいな田坂くんのパワーが少し間延びした。そのときは水風船そのものがくたびれて容積が広がっただけで、水が減った風には見えなかった。けれど田坂くんの声の調子だとか俺へのダメ出しだとか、彼の規則正しい毎日のルーティンが少しずつほころびていき、俺は田坂くんを満たしていた水が漏れ出ているのを知ることになった。田坂くんの口から彼女の名前を聞かなくなり、決定的だったのは俺が見る限り欠かさずつけていた「部活ノート」を開かずに遠い目をしたまま部屋を出て行ってしまったことだ。もちろん本人からきいたわけじゃないし、田坂くんの不調が彼女とのトラブルとは限らない、部活の調子が思わしくないのかも知れないし友人関係が芳しくないのかも知れない。でもあれは失恋の濁りだ、恋によってもたらされた輝きがみるみる枯れていく。こんな時でも俺の口は全く開かず、俺は自分の臆病さにほとほと嫌気がさした。大切なものを拳ひとつ分の差で掴み損ねたような気がする。
 かくて俺は約束の日まで何とか生き延びる。
 目を覚ますとユウくんの代わりに綺麗に畳まれた客用布団があって、俺は働かない頭で廊下へ出た。ユウくんの声のするほうに吸い寄せられるように体が動く。犬か俺は。
「おはよ。見てアヅ」
 仏間では洗顔も着替えも済ませてさっぱりした体のユウくんと頭にタオルを巻いたばあさんが精霊馬をつくっていた。ユウくんの膝のあたりで、キュウリの馬が畳に自立して小首を傾げている。
「うまいじゃん」
「ほんと? 俺初めて作ったんだ。もうすぐご飯だって。顔洗ってきなよ」
 ばあちゃんが弟の海莉(カイリ)も起こしてこい、と言うので俺は気のない返事をして伸びをした。啓吾は朝から出かけたらしい。
 ユウくんと俺の夏休み。ユウくんがうちの実家にいるというだけでこの間まで乾ききっていた心が抱えきれないくらい水を含んでいる。廊下のきしみまで心地よく感じた。
 窓の外はたぶん暑すぎるせいで空気が揺らめいて見える。花壇にはばあさんのダリアが開いていて、物干しには啓吾と海莉のTシャツが干してあった。ユウくんはうちの女性陣と打ち解けるのがとても早く、前回の初訪問で母とばあさんとすっかり仲良くなった。朝食の味噌汁の匂いが穏やかに漂ってくる。
 朝食を済ませて、俺とユウくんはじいさんの作業小屋に向かった。木と土の匂いのするここが俺は結構好きだ。
「じいちゃん今日の精霊流し、俺の車乗ってく?」
「いやその前に用事あっから、ばあさんと軽トラでいく。お前らふたりで来い。6時頃から始まってっから」
農機具の手入れをしていたじいさんが奥から藁船を出してきた。ユウくんが来るというので頼んでおいたのだ。
「わあ、すごい、なに? なに、船?」
 ���ちの精霊流しは藁船に盆飾りだとかお菓子や戒名を書いた紙を入れて川に浮かべて燃やす。これはじいさんが使うものよりずっと小さくて、ティッシュケースひとつぶんくらいの大きさだ。俺たちにちょうどいい。
「こいつが友達連れてくるから藁船をひとつ作ってくれって言うからさ。中に入れるもんはばあさんに聞いてみな」
「ありがとうございます。俺精霊流しって初めてなんです。毎年こうやって作るんですか?」
「おお。ここらじゃ生まれた時に作って赤ん坊を入れるんだ。昔はそれをそのままとっておいて、死んだ後の初盆に使ってたわ。今ははそこまではしないけど」
「海莉が生まれたとき入れてたの覚えてるよ俺」
「お前これに海莉を入れるの好きだったよな。海莉が歩きだしてからもよく入れてたよ。嫌がってるのに入れるもんだから海莉がぎゃんぎゃん泣いて啓吾が怒ってた」
 口をあまり開かないじいさんの訛りと、窓を白く浮き上がらせる朝の光。俺の一番古い記憶でもじいさんは老人で、スケートパークの店番と畑を行き来する生活をずっと送っている。俺とユウくんはじいさんに礼を言って作業小屋を後にした。
 ユウくんが犬の散歩をしてみたいというので俺はスケートボードを持って外に出た。母がついでに到来物のマスカットを伯母の家に持っていけというので請け負う。ユウくんの歩幅に合わせてゆっくり地面をプッシュして進んだ。
 夏の午前は澄んだ匂いがする。草いきれ、熱されてゆくアスファルトや木材、濃く茂った木々、それらを溶かして冷やしたみたいな匂いだ。
 川沿いの伯母さんの家まで堤防の上をいく。俺たち以外に人影はなかった。
 眼下の家では塀かららブーゲンビリアがこぼれている。まだみずみずしいオレンジ色の花が砂利に積っていて、もったいないとも贅沢とも感じる。タチアオイの花が色あせ始めるかたわらでムクゲの木が控えめな花をいくつも開かせている。たくさんのものが次から次へと実ってはこぼれ落ちていく。
「なんか、いいね」
 ユウくんが目を細める。
「スケートリンク作ってさ。こういうきれいな場所でずっと子どもたちに囲まれて毎日スケートだけできたら幸せだな。アヅも山向こうとかにいてさ、スノボしてるの」
 ユウくんが時々口にする、泡みたいな夢の話が俺は好きだ。本当に叶える気があろうがなかろうが、言葉で幸せを作ることは無罪で無垢な遊びにすぎない。それを下らないなんていう奴は親愛を知らない奴だ。
「…もしその場所からスキー場が遠かったら、隣にスケートパーク作ってスケートしてるわ、俺」
 ユウくんは目を糸みたいにして笑った。フレンチブルドッグのマルは鳴きも止まりもせずひたすら進んでゆく。
 ユウくんは50代のマダムを骨抜きにする何かを持っているらしく、玄関先での挨拶ですませる予定が5分後には俺たちはおばさんちの居間でスイカを食べていた。
 家に帰って今度はひやむぎを食べて、昼寝から起きても空はまだ抜けるように青かった。大質量の夏が空から溢れ出してまちを満たしている。俺たちは閉鎖したスケートパークで夕暮れまで遊んだ。
SUVにユウくんを乗せて浜へ向かう。右の頬にくすぐったさを感じて視線だけをユウくんに向けた。
「なに」
「アヅが運転してるのがかっこよすぎるのでしっかり見ておく必要があるんです」
「ユウくんは免許とんないの?」
「あった方が便利なのはわかってるんだけど、教習所に通うのがめんどくさい」
「オフシーズンにとりあえずあっちでとればいいじゃん。俺免許とってわかったけど、インドアな人ほどいいよ車。電車とかバスと違ってひとりで移動できるから」
ユウくんは煮え切らない表情を浮かべている。これはあやふやにされるパターンだ。
「日本にいるときは俺が運転するからいいけど」
ものごとを煙に巻く時の曖昧な笑顔が霧散して、ユウくんがふにゃっと笑った。
3
  午後5時の黄色い光に照らされた浜にはもう人が集まっていて、俺は見知った顔に挨拶をしながらユウくんを誘った。
 波止場にはいくつか小舟が寄せられてる。船の主に藁船を託して、遠浅の沖で流してもらう。丸山のじいさんを見つけて声をかけた。
「おめえのとこのじいさんは?」
「多分もうすぐ来る。俺今年、じいさんとは別にご精霊流したいから頼むわ」
 船賃(とここらでは呼ぶ)を差し出すと、丸山のじいさんは俺に両手を合わせてから恭しく受け取った。赤黒い漁師の手は、うちのじいさんの手ともまた違う。潮と陽光を浴びてひび割れてはまた皮膚を張る、そんなことを繰り返してできあがるやわらかな鉄みたいな手。
「あと30分くらいで始まるから、それまでに持ってこお」
  ユウくんと一緒に人だかりから逸れて、デイパックを下ろした。藁船の中におにぎりと盆菓子、提灯を入れた。
「ねえアヅ、おにぎりは何で?」
「あの世までの道中で腹減った時用じゃない? あ」
 半紙を片手に俺は間抜けな声を出した。
「なに」
「戒名を書いた紙入れるんだけど、うちの曾祖父さんと曾祖母さんのはじいさんが毎年入れてるから今年もふつうにそうすると思うんだよね。てことは俺らは誰の名前を書きゃいいの?」
「え、ここにきてそれ?」
「一応戒名はメモってきたけど、ふつうに考えたら曾祖父さんと曾祖母さんの帰りの船二艘できちゃう」
「うちの大叔母さんなら去年亡くなったけど」
「いやこれお盆で帰省した人を見送る船でしょ、大叔母さん、北陸から送り出されても困るっしょ」
「むしろ東北と北陸で2艘あっていいんじゃない? ないよりマシじゃん。乗り心地いいほう選んでもらって」
「大丈夫? バチ当たんない?」
 世界選手権でメダルをとっていようがなんだろうが、世界で一番スノボとスケートが上手くても、小さな藁船を前に俺たちは無力である。祟りを恐れるガキふたりは途方にくれた。 途端に周囲の音が大きく聞こえる。周りは先祖を弔うために集まっているのに、俺たちはここにきて弔う先祖を探している体たらくだ。
  ユウくんが唇を引きむすぶ。
「アヅ、海の神様は俺らが多少バカでも許してくれると思うの」
「海の女神が50代マダムだったらユウくんが何しても許してくれるだろうね」
「真剣にきいて。藁船も小さいし、ここは初心者として清らかな心で勝負しよう」
「うん?」
「弔いたいことを流そうよ」
「例えば?」
「地球上で亡くなった人とか。個人個人は弔う人がいるだろうけど、それを大きい単位で捉えるんだよ。これはご先祖を敬う儀式でしょ? 直接血が繋がってなくたって縁があればいいんだよ。同じ地球に同じ時間生きていたってだけで、その人と俺たちは縁があるよ。その人が育てた小麦でつくったパンを食べたかも知れないし、その人が組み立てた部品が俺たちのスマホに使われてるかも知れない」
 ユウくんは目に力を込めて、ゆっくりと力を込めて俺に語りかける。人の話が大きくなればなるほどおかしみを感じてしまうのは、俺自身のものさしが小さいからだろうか。茶化せないくらい真剣なその眼差しに稚拙さを超えて敬愛を感じてしまう。ユウくんのものさしは恥ずかしげもなくそんなことを言えてしまうくらいきっと大きいのだ、たぶん。
「ユウくんの言いたいこと、わかった。ただ俺、ものさし小さいから自分に直接起こったことしか気持ちを入れられない。だけどちゃんと弔いたいこと入れるよ。あっちの世界に帰る人たちに混じって送り出したいこと、思い出した」
 夕暮れの真っ赤な光は炎みたいで、世界が遠く近く揺らぎ、全てが陽炎に見える。ユウくんと俺はそれぞれ短冊みたいな紙に弔うなにがしかを書き込んだ。半紙で包みお供え物の傍に添えると、見慣れた船のかたちができた。
 丸山のじいさんに藁船を渡して、俺はユウくんを連れて防波堤に上がる。
 ユウくんの故郷ではいつかの春にたくさんの人たちが亡くなっている。彼は公の場でそのことを事あるごとに口にするけれど、俺が彼から直接そのことについて聞いたことは、なかった。
灯を灯した小舟が、赤い軌跡を残して夜の海を滑っていく。毎年ぼんやり見ていたこの景色がこの土地にしかないことを俺は最近知った。東京には東京の、サンクレメンテにはサンクレメンテの、このM浜にはM浜の夏の終わりがある。甘い潮の香り。
 港湾防波堤の外に出た船が集まり、精霊流しが始まる。火を灯された藁船がひとつ、ふたつ、と海に放たれる。頼りなく波にたゆたいながら炎を上げる姿は近いようで遠く、炎はそれ自身が意思を持って登っていくように見えた。
「ここに来てから、オリジンとナショナリティーについてずっと考えてたの」
 コンクリに直に座り、一緒に沖を眺めていたユウくんが視線を動かさずに話し始める。
「出身と、国籍。カナダって移民がすごく多いの。アフリカ系とかロシア系とかたくさんいるけど、国籍はカナダっていう人。出身地と国籍が一致してない人が多いから、何人って意識がないままただ身近にいる人と仲良くなるんだよね。何人ですか、ってもあまり聞かないしね」
 それはアメリカでも感じる。俺らもああはいはいアジア人ね、でよくひとくくりにされている。
「そんな中でいてさ、俺カナダにいると自分は異邦人だって自覚があって、でも俺は出身も国籍も同じな日本っていう場所があるから、まあいいやって思ってたの。それがアイデンティティーなのかなとも思ってた。でもここに来てから外国感があったの。すごく越境してる感じがした、体ごと」
 越境、という言葉をユウくんは苦しそうにもう一度繰り返した。
 昼間、ここでスケートを教えたいと話していたときもそれを感じていたのだろうか。
「みんなすごく親切だしすごく綺麗で気に入ったの、俺。この街を。なのにここを外国に感じちゃってすごくショックだった。でも、この景色を見たらなんか体が内側から膨らむ感じ。心がふくふくする。死んだ人をこうやってまた送り返すんだって、何が見えたり聞こえたりしてるわけじゃないのに理屈抜きですごいわかる。こういう感覚が共有できるなら、越境してたっていいのかなって。考えてたのがばかばかしくなった。
馴染まないから寂しいってわけじゃないんだなって。…伝わるかな」
 きっと姿が似ているゆえにユウくんは疎外感を覚えたのだろう。靴脱ぎのある家で、畳の部屋で、黒い髪と瞳の人たちのなかで。似ている誰かといればいるほど、自分を知らされる。兄と、弟と、師匠のマチくんと、ユウくんと。
 馴染まないから寂しいわけじゃない、俺はその言葉を反芻する。
 ユウくんは俺の返事を催促せず、聞こえるか聞こえないかの音量でハミングを始めた。
 その、子どもの頃にスキー場から帰る車の中で聴いたラジオみたいな遠くて甘い声が、懐かしくて親しくて、今俺のいる場所を自覚させた。
手が届かない広い空と黒い海、そして立ち上る送り火。恋人を隣に置いて、夏の終わりを見送る。ただここにいる。そんな気持ちが体の奥から湧き出てくる。
 ユウくんが自然な動作で俺の手を握った。着信ランプが点滅するスマホをスワイプする、くらいの何気なさで。確かにそのことを覚えている。
 そのとき、海に向かって座っている俺たちのうしろのほうから濃くてざわついた空気が突風になって襲ってきた。俺はそういう風にしか感じなかった。
 魅惑的で禍々しくて、一度身を任せたらもう永遠にここには帰れないのにそこに加わりたくなる、そんな恐ろしい甘さに体の芯が震え上がり、俺は反射的にユウくんの手を強く握り返した。
   ユウくんのハミングは止まらずまるで目に見えるように夜を縫って、鳥みたいに奔放に立ち上っていく。かすれて、甘く、でも震えを秘めていた。そのままユウくんがほぐすように俺の手をほどいた。
 そして歌が終わる。俺は呆然とユウくんの横顔を見た。
 静けさがやってきた。恐ろしい静けさ���、それはユウくんの歌が消えた外側だけの世界じゃなくて、俺の内側も空っぽになっている。
「ねえ、アヅもわかるでしょ」
「何、今の」
「多分今のって、この土地で生まれてこの土地のものを食べて、この土地に守られてないと感じないんだよ。ああ俺たちはここの子どもなんだなって思った。あ、この土地って日本ね。もしかしたら日本全部じゃないかもだけど、まあS市とM市は入ってるよね。俺とアヅが感じるんだから」
「答えになってない」
「だって俺もわかんないもの。俺がたくさんの人を送ろうとしたのがよくなかったのかなって思うけど…そういえばアヅは何を送ったの?」
 ひと際大きな炎が上がる。精霊流しの最後を飾る、神社が出す大きな船だ。風向きが変わったのか、こちらにも藁の燃える香りが漂ってくる。
「…俺は人じゃないよ、友達の、気持ちっていうか、恋」
 ユウくんが小首を傾げる。
「田坂くん。寮で部屋の。失恋したの、この間。悲しい気持ちが悪いものにならないといいなと思って、向こうに帰る人たちに悲しい気持ちだけ一緒に持ってってもらおうと思って…笑わないでよ」
「笑わないよ。その発想はなかったわ。アヅは優しいね」
 最後の船が朽ちていく。もう一度ユウくんの手に触れてみた。
「友達ができたんだね」
 ぬるい体温だけがあって、もう何も起きなかった。
4
 どの夏も等しく終わる。ユウくんはトロントに、俺は東京に帰って秋を迎えた。初秋の闇は暗いみずみずしさをたたえ、吸う空気の中にも夢のようなまろやかな香りをたくさん含んでいる。
 田坂くんの報告は、忘れた頃にあっさりやってきた。
「ユマちゃんと別れた」
 その目は明るかった。以前のように答えを探してさまよったりしない、子どもの目ではなくなっていた。綿飴みたいな想念をまとっていた雰囲気は消えて、余計なものがそぎ落とされたようだ。眩しいものを見るような気すらした。
「うん」
「北野がいなかったら付き合えてなかったから、言っておこうと思って、ありがとな」
 田坂くんは帰ってくるなりそれだけ言って、机に向かってノートを開いた。
「あー…それと」
 しばらくその背中を眺めていたら、田坂くんが向き直った。
「俺もなんか、相談とか、できることあったら、するから」
 狭い部屋は再びシャープペンシルがノートを走る音だけに満たされる。
 田坂くんが食堂に行ったあと、俺はユウくんに電話をしてみた。出なかった。満腹になったみたいな多幸感に満たされてベッドに転がる。
初夏の俺と秋のこの俺は何も変わっていない。俺の問題は何も解決していない。スノーボードをやればやるほど天才との違いを知らされる。俺がどんなに巧くなってもマチくんやケヴィンの方が圧倒的にかっこよくて、ずっと一緒にやっていたユウスケはどんどん映像の世界で認められていく。皆がトンネルから出て行き、その逆光の後ろ姿だけが目に焼き付いている。永遠にあっち側にはいけないことを知るほどに足元が崩れていく。褒められれば褒められるだけ、メディアで辛い苦しい話をしたり着飾った写真を撮られるだけどんどん自分自身が分割されて柔らかな部分が散り散りになっていく。でも。
 傷んだり、惨めに晒されても、歩みがどれほど徒労でも、そこに重要な意思決定ができたなら。自分で始めて自分で終えることができるなら。
 枕元の携帯が震えた。ディスプレイにユウくんの名前を認める。
 けれど干からびて老衰して死なない。始まりの終わりを求めて、俺は画面をスワイプした。トロントは早朝だ。
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kaerenakunatta · 5 years
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おJAWSですね
 漁師だった祖父が私に唯一遺してくれた遺産?なのだろうか、とにかく祖父が生前大切にしていたサメの歯を私に授けるようにと遺言に記してあったため、私はそのサメの歯をフィルムケースに入れて持ち歩いている。カラカラと音がする。
 遺骨を持ち歩いたときもこんな感じの音がするのだろうか。サメには何の愛着もないから、大切な人の遺骨を持ち歩くときの気持ちは分からないけれど、だいたいこんな音なのだろうなと思う。
 しかし、まさかこのサメの歯が私の人生においてこれほどまでに重要なものになるとは思わなかった。
 ひとり、水族館へ行ったときのことである。私は一応、漫画を描いて生活している。その取材のために水族館へ訪れる必要があったのだが、資料にするはずの写真が1枚も撮れない。弱い魚から順に私のそばを離れていった。イワシはまあいい、ニモみたいなのもまあ、ウツボは少しショックだ。蟹でさえ離れていく。ちょうどイルカショーの時間だったのでイルカプールに向かうも、すべてのイルカが怯え切っているためショーは中止。この調子じゃあ締め切りに間に合わない。巨大水槽から少し距離をとってぼんやり眺めていると、お客さんの楽しげな声に紛れてコポコポとひそひそ話が聞こえてくる。
 サメ……だよな……やっぱり……なんで?餌の時間の時の気配わかった?おかしいよ。アタシたちを太らせて食べる気だよ、アイツ。
 「アイツ」と聞こえた瞬間、イワシの群れが大きな大きな魚の形に陣形を整え、離れた目をこちらにぎょろっと向けた。フィルムケースの中でサメの歯が「ガンッ」と鳴る。
 まさか私がサメだと勘違いされているのではないか。ふふーん。そういうことであればこのイワシスイミーたちを操るのは容易なこと。
 イルカショーは中止になったが、イワシ、キミたちでショーをしてやろうじゃないか、などと凶暴な気持ちにもなれず、イワシのスイミーは思ったよりも恐ろしく、大きく、まさに脅威。光モノと言われるだけあるそのナイフのようなギラつきに、私はたじろぐばかりである。
 
 結局その日は"魚の声"という曖昧な資料しか持ち帰ることができず、スポンジボブの2次創作を描いて終わった。
 しかし、このサメの歯。祖父はどのような思いで私に託したのだろう。この力があれば追い込み漁などの役には立つだろう。しかし、漫画となると話は別だ。ペン先にするかとも考えたが、サメの意思のようなものが宿った漫画になりそうだし、となればJAWS、人々は私の漫画を読んでパニックに陥るだろう。それもそれで良いのかもしれないが。
 ウムムと考えた結果、私は知り合いの歯科医師に頼み込み、そのサメの歯を私の差し歯として使ってもらうことにした。堅パンを食べたら八重歯が欠けてしまったのだ。唯一のチャームポイントであったのに、八重歯を失った私はたてがみのないオスライオンと同じ。ちょっと強いだけの猫ちゃんになっていた。
 歯科医師は変わり者で、私がサメの差し歯を提案するとすぐに歯科技工士と連携を取り、私の歯に合うように形成してくれた。サメの差し歯を入れた新しい私は、たった1日の通院で完成した。
 麻酔が効いている間は何ともなかったが、麻酔が切れてくると私の中のサメの本能が目覚めてくるのがハッキリと分かった。私は左の八重歯から徐々にサメになっていくのが分かった。JAWSを見た。携帯電話の着信音をJAWSのテーマにした。私は形から入るタイプなのだと落胆した。
 それまで連載していた少女漫画は打ち切りになり、青年誌でサメが主役の漫画を描くようになった。パニック漫画だ。私は読者に牙を剥く。
 青年誌は水浸しになり、海に、沖に、潮臭いとクレームが入り、ついに紙面からサメが現実世界に出てきてしまうようになった。コンビニや書店の漫画コーナー、サブカルショップの漫画棚、漫画喫茶のすべて、私が描いたサメ漫画『おJAWSですね』は、ありとあらゆる場面で暴れ回った。
 担当編集はもうやめてくれと土下座をしにきた。その次の週には編集長が土下座をしにきた。
 しかし、もう遅かった。私はもう歯だけでなく、全身がサメになっていたから。部屋をすべて浴槽にし、海水を入れた。サメの身体でペチペチと可愛らしい音を出しながら西友に赤身の安い牛肉を買いに行った。日本語は話せるので店員はそこまで怯えていなかった。毎回ピースを2カートン買ううるさいじいさんも、私がレジに並んでいるときはカートンではなく1箱だけ買って逃げるように帰っていった。これはかなしいことなのだろうか。
 牛肉を買って嬉しい気持ちで家に帰ると、玄関で待ち構えていた防御服を着た十名以上の社会的な団体に麻酔銃で仕留められ、長い眠りに就いたのだった。
「……という新作の構想があるのですよ。タイトルはまだ未定」
 と担当編集者に話したところ、担当は私の八重歯のあたりをチラと見、欠けていることを確認してからホッと一息ついたあとで湯気の立つブラックコーヒーを暑い熱いと言いながら飲み干した。
「内容としてはかなり詰めが甘いですね。着眼点は良いのですが、それだけ。水族館のシーンが弱い。イワシじゃなくてもっとインパクトのある魚にスイミーさせたりするとサメの恐ろしさが強調されて良いのでは?ンー、あとはそうだな、読者をかなり選ぶでしょうね。この時点ではどの層をターゲットにしたいのかがイマイチ掴めません。原稿は一旦お返ししますので、もうちょい詰めて来週にでもまた読ませてください」
「はあ。そうですか、分かりました」
 私も私の分の塩水を飲み干し、担当と別れた。
 今日は何だか疲れてしまった。このあいだタンクで運んだ海水を浴槽に注ぎ、かつて私だったもののお面を脱いでありのままのサメの姿で海水に浸り、『おJAWSですね』の構想を練る。
 海水から上がると携帯電話が鳴る。それはもちろん、JAWSのテーマだ。
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ronpe0524 · 5 years
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2019年8月の日記(途中まで)
■2019/8/1
娘がキャンプで不在の朝。いつもは6時前に起きて娘の英会話学習(アプリ)につきあうのだが、それがないので目覚ましをセットせずに寝ていたら7時過ぎまで寝てしまった。暑い季節じゃなかったら僕も奥さんもさらに寝ていた可能性大。仕事終わりで高田馬場へ。早稲田松竹で『オアシス』鑑賞。整理券が出ていてドキドキしたがやっと観ることができた。古館カンヌさんもたぶん来ていた。先月のMCTTのチラシを回収、8月のMCTTのチラシを置いてもらうようお願い。吉野家で牛キムチクッパを食べてから帰宅。韓国映画を観たあとだといい感じ。ジミソラジオにマコチンさん出演。これで現状のシネマクティフメンバー3人がジミソラジオに出演したことになるな。TV録画『レジェンド・オブ・トゥモロー』S1E7を見る。入院に向けて借りたポケットWi-Fiが届いていたが自宅だと繋がりがイマイチ。大丈夫だろうか。
■2019/8/2
今日も娘が不在の朝。なんと8時ぐらいまで寝てしまった。おそろしい。通勤途中でスマホゲームのドクターマリオをやっていて、ついにステージ200までクリア。現状遊べる通常ステージはここまで。あとはエクストラステージ的なのをやっていくか。無料で遊べるのにとても面白い。何ステージかけっこう苦戦したけど、そもそも自分のスマホ(iPhone SE)の大きさでやるのには向いていないような気もする。でもやるんだよ。仕事終わって帰宅、キャンプ帰りの娘をうちの両親に車で迎えに行ってもらい僕も合流してファミレスで食事。しかし娘、疲れがリミットを超えてしまっているらしく超不機嫌。まともに食事もしないしわがままを云いまくり。ちょっと両親に申し訳ないぐらいだった。帰宅しても不機嫌は続き、なんとか風呂に入れなんとか寝かせる。
■2019/8/3
土曜日。朝から娘を吉祥寺の眼科に連れていくのだがまだ昨夜の不機嫌モードが続いている。昨夜よりましだがこれがいつまで続くのか。眼科終わって僕は午後から出かけさせていただくので吉祥寺の駅で娘を奥さんに引き渡す。恵比寿へ移動。映画のチケットを取ってからバーガーキングでTV録画を見たり。ここでポケットWi-Fiの機能やらPSVitaを駆使して入院中のいろいろをチェックしていたのだけど、まず外出先のWi-Fiでは自宅のトルネ(PS4)からの録画したコンテンツをDLできないことが判明。これはまずい。ストリーミングはできるはずなのだけど速度が足りないのかこれも不可。まずい。これでは入院中にトルネがパンクしてしまう。作戦を練り直し。僕がSNSに日本のドラマとかアニメのことをあまり書かないのでそういうのを見てないと思われがちなのですがすごく見てます。それを基本的にPS Vitaで見てるのでここが使えなくなるのはかなり困る。とかやっていたらうちの奥さんのメールを受信。朝まで食欲がなさそうだった娘がランチにパスタをペロリと食べ、ついに機嫌が直ったとのこと。あー良かった。キャンプでどんだけ疲れたんだよ。東京都写真美術館ホールで『ひとつの歌』鑑賞。ついに観れた。当然のようにチートイツさんも来てた。杉田監督らのトークもあり質問もできた。ある意味難解と云われる作品のようだけど、僕は描かれている部分はかなり深く理解できた気がする。映画を観ているとたまにこういう感覚がある。もちろん描かれていない部分については想像するしかないけど。あーだこーだ感想を云いながらチートイツさんと恵比寿駅まで移動。チートイツさんは三鷹へ(そっちも観たかったやつ!)、僕は渋谷へ。イメフォでヤスミン・アフマド『ムクシン』鑑賞。夏の一作な感じで最高。間髪なしで新宿へ移動。新ピカで『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』鑑賞。映画の終わり時間を勘違いしていて、うっかり帰りは終電に。あぶない。
■2019/8/4
日曜日。家族で三軒茶屋へ。キャロットタワーの展望フロアまで上がってカフェでランチ。長年、三茶に行ってるけどあそこのフロアに上がったのははじめて。カフェ、レストラン以外にもソファとかあってエアコンきいてるし、今度から中途半端に時間があるときはあそこに行こう。もっと前から行っておけばよかった。シアタートラムで、せたがやこどもプロジェクト2019《ステージ編》 子どもとおとなのための◎読み聞かせ『お話の森』。朗読は片桐仁。楽しい演出あり、1時間ぐらいの尺で子供にはちょうど良い。うちの娘にとってギリジンはピタゴラスイッチに年一で出てくる人、という印象だろうけど楽しんでいたようで何より。よく芝居を観る劇場に家族で行くのは変な感じだけどこういう機会がもっと増えれば嬉しい。新宿でお茶してから西武線で帰宅。帰りの電車では娘の小学校の友達家族と偶然会った。どこの家庭もそれぞれの夏休みを過ごしているのでしょう。トルネ(ナスネ)のコンテンツを入院時に見る方法としてはスマホアプリが解決策であった。PS Vitaと同じく外出先Wi-FiからDLはできないけど視聴はできることを確認。これでなんとかなりそうだ。夜は某音声の編集と、シネマクティフ東京支部関連の書き起こし。ふー。Dlife録画『エージェント・オブ・シールド』S5E21を見る。
■2019/8/5
入院前の出勤としては最後となる月曜。仕事前に郵便局へ。満期となって定額貯金の手続きやら、普通口座へお金を入れたりとか。入院するとまとまったお金が必要になるの��それにそなえる。いろいろ仕事上の引継ぎ。入院中も見れたらPCからメールを見ようと思うけど。見れたら。
■2019/8/6
いよいよ入院。5年前に超シリアスな病気で入院したときとはまったく違う気持ちですが、まぁ良い気分ではないです。何度も云うけど何より休暇を使いきってしまうのが精神的にしんどい。手術は明日なので今日はまぁ暇である。WOWOWオンデマンド『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』E1,2を見る。これはドラマとかどんどん見るぞー、とか思っていたら口腔外科に呼ばれた。手術前に歯をクリーニングします、とのことだったが歯医者でやる歯石取りのやつをがっつりやられた。これ歯医者であれば2,3回に分けるやつだと思うけど一気に。口が疲れたがとてもさっぱり。病室に戻りNetflix『マインドハンター』S1E4,5を見る。Netflix『ボクらを見る目』E1,2を見る。消灯は22時。ラジオを聴いていたら意外に早く寝てしまった。
■2019/8/7
いよいよ手術当日。午前中は暇なのでNetflix『スカム』E4,5を見る。昼ぐらいに奥さんが来てくれて、だいたい14時ぐらいから手術開始。全身麻酔なので目が覚めたら病室に戻っていた。口の中の腫瘍を摘出してわけですが、奥さんはその取り出した腫瘍を見せてもらったらしい。串団子の団子ひとつ分ぐらいの大きさはあったらしいです。こわい!口の中の違和感がハンパないし、やはり痛い。そしてすでに鼻からは管が入れられている。しばらくはこの管から食事を取ることになるのです。ひえー。夜、けんす君から「野外上映の企画があるんですけど何かいいのないっすか?」みたいなメールがきてたのでぼんやりとした感じのまま返信する。そんなこんなで寝てしまった。
■2019/8/8
とりあえず術後の経過などを親に連絡したり。そしていよいよ鼻からの食事開始。1回分を流し込むのに2時間ぐらいかかった。この間はベッドから離れられない状態となりしんどい。トイレもいけない。WOWOWオンデマンド『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』E3,4を見る。Neflix『全裸監督』の配信がは���まったのでこれもS1E1,2を見る。面白い。Netflix『五行の刺客』S1E1を見る。WOWOW録画のナンバーガール特番も見る。
■2019/8/9
WOWOWオンデマンド『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』E5,6を見る。U-NEXT『すじぼり』E4,5を見る。Netflix『心惑いて行く先は』を見る。Netflix『全裸監督』S1E3,4を見る。実は入院してるのであればもっとドラマとか映画が見れると思っていたのですが、これが意外と見れない。体へのダメージが大きいのかすぐ眠くなってしまうし、痛みもあり集中できないのだ。
■2019/8/10
WOWOWオンデマンド『リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ』E7,8を見る。これで完走。パク・チャヌク初のドラマ作品。なかなか面白かった。Netflix『マインドハンター』S1E6,7を見る。お昼すぎには奥さんと両親がお見舞いに。着替えなどをたくさん持ってきてくれた。久々にまぁまぁ会話をしたら、なかなか口が痛い。まぁしょうがいない。Amazon Prime『ザ・ボーイズ』S1E1,2を見る。DAZNでFC東京×仙台戦を見る。Netflix『全裸監督』S1E5,6を見る。鼻から食事がはじまってから下痢ぎみだったのですが、それを気にした看護師が夕食を落とすスピードを極端に遅くした。そしたらトータル5時間半かかった。たしかにこれでお腹には優しいかもしれないけど、5時間半ベッドから離れられないし、トイレも行けないし現実的ではないだろうよ。全部終わったら23時過ぎてたよ。シャワー使える時間も過ぎてたのでそのまま寝ました。
■2019/8/11
うーむ朝食も昨夜と同じ看護師だ。昨夜のペースが遅すぎたと反省したのか、ややスピードを上げたけどそれでも4時間かかった。いやこのペースだと起きてる間はずっとこれに繋がれてる状態になっちゃうよ。昼からは看護師が変わり2時間ペースに。だんだんと看護師の好し悪しがわかってきた。matsuさんからお見舞いが届く。ありがてえ。Netflix『ボクらを見る目』E3,4を見る。これで完走。しんどい作品だったなぁ。Netflix『マインドハンター』S1E8,9を見る。Amazon Prime『ザ・ボーイズ』S1E3,4を見る。Netflix『全裸監督』S1E7,8を見る。完走。昭和の終わりまでを描いているのもいいな。
■2019/8/12
Amazon Prime『トゥー・オールド・トゥ・ダイ・ヤング』S1E1を見る。こ、これ長いな。。Netflix『マインドハンター』S1E10を見る。これでシーズン1完走。シーズン2開始前に見れて良かった。Amazon Prime『ザ・ボーイズ』S1E5,6を見る。午後、まるゆさんがわざわざお見舞いに来てくれた。ありがたい。リクエストしたギターマガジンを買ってきてくれた。感謝。U-NEXT『すじぼり』E6,7を見る。夕食はまたあの看護師だ。食事に4時間半かかった。でも鼻からの食事はこれで終了の予定だ。
■2019/8/13
朝食からペースト食開始。ごはんも、おかずも、全部とろとろのとろみがあるペースト状。ミキサー粥って。まぁ美味しくはないがこれが食べれないと鼻からの食事が続いてしまうので意地でも食べる。でもさつまいもペーストがあってそれは残す。普通に好きじゃないんです、さつまいも。まぁ8割ぐらいは食べれたこともあり、医師が鼻から入っている管を抜いてくれた。ちょっとこわかったけど、これでシャワーも管を気にすることなく使える。楽になった。Amazon Prime『トゥー・オールド・トゥ・ダイ・ヤング』S1E2を見る。Amazon Prime『ザ・ボーイズ』S1E7,8を見る。完走。いやー設定の面白さ。でもドラマとしての完成度はそれほど高くない、とも思う。Netflix『パニッシャー』S2E12,13を見る。遅くなってしまったけどこれで完走。暴力的なアクションのレベルの高さ。面白かった。Dlife録画『エージェント・オブ・シールド』S5E22を見る。完走。S5は前半がイマイチだったなぁ。TV録画『レジェンド・オブ・トゥモロー』S1E8を見る。BS録画『刑事ルーサー』S1E2を見る。
■2019/8/14
ペースト食はまずいのですが、それ以上に口の状態的に飲み込むのが痛い。今まで食後に飲んでいた痛み止めを食前に変えてもらう。これでちょっとは楽になるだろう。Amazon Prime『トゥー・オールド・トゥ・ダイ・ヤング』S1E3を見る。TV録画『レジェンド・オブ・トゥモロー』S1E9を見る。Netflix『タイタンズ』S1E10,11を見る。完走。ハンパなところで終わるS1だ。Netflix『スカム』E6,7を見る。夕方、チートイツさんがお見舞いにきてくれた。映画の話がたくさんできて嬉しいな。Netflix『アンブレラアカデミー』S1E7,8を見る。
■2019/8/15
Amazon Prime『トゥー・オールド・トゥ・ダイ・ヤング』S1E4を見る。みなみ会館×グッチーズによるルーキー映画祭の情報をもらったのでシネマクティフ東京支部のnoteでも告知できるよう準備。イベントの情報提供、解禁ってこういう風にされるんですね。PCを立ち上げたのでついでに(笑)会社にも経過やらを報告。ちょっと仕事のメールも読み進めたけど頭が痛くなってきてPCを閉じた。病院内のコンビニでクーリッシュを買って食べる。こんな状態で食べられるクーリッシュは神だな。Netflix『アンブレラアカデミー』S1E9,10を見る。完走。これまたハンパなとこで終わるS1だ。Netflix『ジェシカ・ジョーンズ』S3E3,4を見る。TIFF Studioでベルリン映画祭情報などをチェック。block.fmの「京浜ネバーランド」を聴く。おたより読まれて嬉しいな。
■2019/8/16
ライジング初日、まさかの中止にはびっくりですよね。。僕はこの入院がなかったら本気で行こうと思ってたんですよ今年。。Amazon Prime『トゥー・オールド・トゥ・ダイ・ヤング』S1E5を見る。そろそろ退院後のことを考え、栄養士さんに栄養指導を受ける。退院してもしばらくペースト食になりそうなのでどうやって準備するか、どのぐらい食べなきゃいけないのか、など。その結果、明後日の日曜に退院できることが濃厚に。あわてて奥さんなどに連絡。Netflix『マインドハンター』S2E1,2を見る。深夜にお絵描きしりとり開始。寝てしまっていて、開始直前に起きた。あぶねー。
■2019/8/17
お絵描きしりとりで夜更かししてたのでやや眠い朝。Amazon Prime『トゥー・オールド・トゥ・ダイ・ヤング』S1E6を見る。午後は奥さんと娘、母上と弟がお見舞いに。奥さんと退院後の食事について相談。娘はとても元気そうで何よりだ。お父さんも元気出てきました。Netflix『マインドハンター』S2E3を見る。さすがのフィンチャー演出、面白い。DAZNでFC東京×広島戦を見る。悔しい敗戦。。
■2019/8/18
いよいよ退院。まだまだ口は痛いのですが、これはもう口の中の肉の回復を待つしかないのです。両親が車で迎えに来てくれた。感謝。下界は暑いですね。お昼から自宅でペースト食。結局つくるのはあきらめ市販品を買うことにしたのですが、昨日弟が何店も薬局をまわってくれたらしい。ありがてえ。夕方、娘と近くのスーパーまで買い物に。帰りはどしゃぶりの雨。こんなのもとても楽しい。帰宅してそのまま娘とお風呂に入る。そしてWOWOWオンデマンドにてナンバーガール野音を見る。いやー最高ですね。現地組、音漏れ組、WOWOW組、それぞれが楽しんだに違いない。京都音博楽しみだ。年末からのツアーも今度こそチケットを手に入れたいなぁ。腰の痛みもあり早めに寝室へ。ラジオクラウド聴いてたらいつのまにか寝てしまった。
■2019/8/19
目覚ましで5時に起床。とりあえず痛み止めを飲む。朝一は痛み止めが完全に切れている状態なので、とろみのある麦茶で薬を飲んでもかなり痛い。Twitterをチェックしていると本当にくだらない映画の感想を読んでしまう。自分がフォローしていなくても定期的に読んでしまうこの手の映画感想がありしんどい。言葉の使い方も、テキストの構成も、映画を観ることに対するスタンスもまったく理解できない。何のために映画を観ているんだろう、何のために感想を書いているんだろう、と思ってしまう。流れでなんとなくけんす君のブログを読んだら冒頭に「作品を尊重できないならオープンな場所に映画の感想なんか書くもんじゃない」と書かれていて、ホントにそれだよ!と思う。がんばってドロドロの朝食を食べてから出勤。朝のウォーキングはやめておいた。仕事に復帰したことをメールで上司などに連絡(主に海外へ)。心配してくれていてありがたい。しばらく在宅での仕事でもいいよ、と云ってくれてありがたいが、それはそれで夏休みで子供が家にいたりするので難しいのです。仕事終わりで昭島へ行ってちょっと買い物。徒歩で帰ってみるか、と30分ぐらい歩く。疲れたし、腰が痛くなってしまった。帰宅したら娘がちょうど寝るとこだったのでおやすみを云って僕はドロドロの夕食を食べる。BS録画『刑事ルーサー』S1E3を見る。風呂出たあとに楽しくWOWOW録画の映画を見ていたのだけど、半分ぐらいのとこで寝てしまっていた。奥さんに「寝なよ」と云われ素直に寝室へ。入院明けで仕事に行った疲れもあるけど、傷を治そうとしている体が疲れているんだろうな。
■2019/8/20
朝一で痛め止めを飲み、ドロドロ朝食に備える。朝食時、昨日より少しだけ痛みが少ない感じがある。こうやってだんだん治っていってくれ。昨日はやめておいた朝のウォーキング(一駅分40分程度)をやってみる。やはりややしんどいがこうやって慣れていくしかない。仕事終わりで有楽町へ。TOHOシネマズシャンテで『ピータールー マンチェスターの悲劇』を観る。久々の映画鑑賞で楽しい。同回を観にきていたけんす君と上映前や後にいろいろ話した。MCTTにも参加してくれるとのことでありがたい。
■2019/8/21
本日は朝から病院へ。先日手術した病理解剖の結果を聞く。これが予想外に悪い結果だった。正直かなりショックでどうしてよいかわからない。たいして読んでいる人もいない日記だろうと、ここにはいろいろと書いてきたけど、ちょっとしばらくは書けそうにない。もう少し状況が好転したらまた更新するかもしれないけど、しばらくはお休みします。
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yabunirami · 5 years
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【15thAnniversary】vol 56 デジタルガジェットノウワゴト 前編
yabuniramiJAPANを始めたごくごく初期に「デジタルガジェットノウワゴト」というカテゴリがありました。 当時ハマっていたPDA(今のスマホの前身のような存在)について書こうと思って始めたのですが、たいして知識がなかったこともあり、2004年3月5日のエントリを最後にカテゴリを廃止した。 結局<思い>だけでは続けることは出来ないってことなのですが、知識が薄いにもかかわらず、それでもやろうとした当時の気概を汲み取って、こんなタイトルにしたわけで。 あれは2001年のことでした。 正確な時期ははっきりしないし、どこで情報を得たのか「インターネットで」以上の記憶もないんだけど、偶然「ポケットポストペットなる機器が投げ売りされている」をいう情報を知ることになります。 ってまずポストペット自体の説明が必要か。 1990年代の末と言うと、ようやくインターネットってものが世間に認知され出した頃ですが、そんなインターネット黎明期に奇妙なメールソフトが大ヒット、は言い過ぎだけど、当時のインターネット人口を考えればかなりのブームだった、くらいは言えると思う。 そのメールソフトってのがポストペットってヤツでして、残念ながらアタシはまだインターネットをやってなかったので使ったことがない。だからよくは知らないんだけど、とにかくモモというクマをモチーフにしたキャラクターがメールを運んでくれる、みたいな体のソフトでした。 今思えば何でそこまで流行ったのかよくわからない。たぶんモモの可愛さが女性中心にウケたんだろうね。他に流行った理由が思いつかないし。 これに目をつけたのがNTTドコモで、何と外出先でもポストペットが使える「ポケットポストペット」なるマシンを販売します。ケータイと接続してポストペットを介したメールとかブラウジングができたりするっつー。調べたら定価35,800円。筐体デザインも完璧に女性(というか女子高生あたり)をターゲットにしたものですが、そのわりに高いですね。 時代を考えても「子供のオモチャ」でしかないにもかかわらず高価で、これでは売れなかったのも当然ですわな。 結果、巷に在庫が溢れ、やがて投げ売り状態になっていました。正確にいくらだったかは憶えてないけど、たしか5,000円以下だった記憶がある。 それでも普通なら、というかアタシはポストペットなんかしないので、いくら投げ売りでもこんなもんに興味は示さない。 しかし実は「大人のオモチャ」になるような、良くいえば「隠し機能」、悪くいえば「ハッキング」ができたのです。 ポストペットやブラウザといった内蔵ソフトはOSの上に乗っかっていました。しかし通常の使い方ではOSは剥き出しにはならない。ま、今で言えば実はAndroidがOSのスマホでありながらスマホっぽさを隠したガラスマみたいなもんです。 ところが有志が「OSが剥き出しになる手法」を見つけた。OSが剥き出しになる=自分でソフトウェアをインストールできる、ということなので、一部のマニアからポケットポストペットに注目が集まることになったのです。しかも投げ売り状態で、非常に安価に手に入る。 ・・・てな情報を入手したアタシも「ま、5,000円以内だったら買うのもアリだな」と思えてきた。 ただアタシがこの情報を入手したのはかなり遅れてからで、すでに投げ売りポケットポストペットはマニアが買い占め、なかなか入手できる状態になかったのです。 しかしこれでアタシの「新し物好き」に火がついた。 ポケットポストペット自体は諦めるにしても、これ一台で「ネットもできる」「音楽も聴ける」「エミュ(!!!)もできる」、もしポケットポストペットを手に入れていたらこんなことをやりたい、という妄想は膨らんでおり、ならばこれらのことができる代わりのモバイル機器が欲しい、となったのです。 それからいろいろ勉強っつーか調べてみたのですが、日本に限らず世界的に主流のPDA用OSはPalmだとわかった。 しかしPalmはかなりビジネスに特化したOSで、アタシがポケットポストペットで妄想した「遊び」はかなり弱い、らしかった。しかもカラー液晶を搭載したポケットポストペットとは違い、ほとんどの機種がモノクロ液晶で(ま、ビジネス向けなんだから当たり前)、Palmではアタシが望んでいたことはできない(できるやつもあったと思うけど高かった)、となって候補から外れた。 この頃、正確には少し前からですが、巨人マイクロソフトもPDA用OS市場を虎視眈々と狙っており、Windowsとある程度互換性を保たせた(といってもファイル形式くらいで、ソフトウェアの互換性はないけど)PalmsizePCというOSを開発していました。 正確にいえばPalmsizePCというのはOS名ではなく規格名で、OSとして正しくはWindowsCEです。 このWindowsCE、カラー表示も圧縮音源の再生も動画再生もサポートする、という、かなりエンターテイメント寄りのOSでね。ちなみに先のポケットポストペットはWindowsCEが採用されていたんですね。 PalmsizePCというのはPalmのように手のひらで操作する、キーボードが内蔵されていない機種向けの、まァ名称からしてあからさまにPalmを意識した規格ですが、イマイチ上手くいかなかったようで、名称もPalmsizePC→PocketPCと改めて再出発します。 2001年頃には各社からPocketPCを搭載したPDAが発売されており、Palmを凌駕するほどではないものの、それなりに売れていました。 国内のメーカーでいえば、ソニーはPalmOSを採用したPDA(「クリエ」シリーズ)を発売していましたが、その他のメーカーはPocketPCを採用し、とくにカシオ、東芝といったあたりは熱心で、数機種を発売しています。 他にもCompaqやhpなど海外メーカーも日本向けPDAを販売しており、かつてのマイコンや一時期のAndroidほどではないにしろ、それなりに百花繚乱の気配はあったんです。 NTTドコモはポケットポストペットに続いてPocketPCにも参入してきた。機種名は「G-FORT」。カシオが開発したため「E700」というカシオブランドの機種に近しい仕様でしたが、見た目は大幅に違い、E700が「軽くて薄い」(あくまで当時基準で、です)ものならばG-FORTは「重くてゴツい」ものでした。 これはいわゆるタフネスケータイのPDA版で、何だってそこまでタフネスさが必要なのか理解に苦しむのですが、これも案の定あんまり売れなかった。 そして売れない→投げ売り価格で販売、とポケットポストペットと同じ道を辿ることになってしまうわけで。 余談ですがこの頃のドコモはつくづく「懲りない」会社で、シグマリオンやミューゼといったモバイル機器を販売、そして売れずに投げ売りをしつこく繰り返しています。 そこまでPDAやモバイル端末に力を入れていたのにスマホにかんしては一番遅れをとったってのがよくわからない。iモードの呪縛か、それともPDAが売れなかったことからのトラウマなのか。 だけれども、ドコモがせっせと種を蒔いていたのは事実で、だからこそ日本にもPDAにマニアがつく、といったことになったとは思うんだけどね。 それはともかく、ポケットポストペットが買えなかったアタシは、同じく投げ売りになっていたG-FORTをまるでポケットポストペットの復讐戦かの如く捉えるようになっていきます。 実際はほぼ同じ性能のE700なんかとも迷ったんだけど、とにかく値段的にね。G-FORTの方が安いと。 これは上手く説明出来ないけど、まったく未知の製品を購入する時ってのは怖いものでして、やっぱぜんぜん使わなくなる可能性もあるわけですよ。 だからまずはなるべく値段の安い、かといって極端に古すぎるのは避けてね。それじゃ結局今のPDAってのがどういうものかわからないから。 そうなってくるとG-FORTは実にいい選択で、発売されてからそこまで時間が経っていないから特別古びたってこともなく、しかも安価で入手できる。 もう詳しくは忘れたけど、たしか2001年の初冬に、新宿南口の近くにあったさくらやのモバイル館みたいなところでG-FORTを買った。値段は19,800円だったと思う。まれに9,980円で出回っているらしかったけど(キュキュッパッ!っていう下品なAAが懐かしい)、待てなかった。ま、これくらいならいいや、と。 んで実際に買ったG-FORTの話です。 はっきりいって取り立てて良い部分はなかった。いくらファーストPDAだからといっても満足できたかといえば、違う。 それでもPDAの基本的な使い方、いやPDAの使い方っつーかPocketPCの流儀ですね、は全部G-FORTで学んだ、といっても過言ではありません。 一応エミュもやったし、とくに活用したのはMP3プレーヤーとして。2001年年末の渋谷を、G-FORTで音楽を聴きながらひとりでブラブラしていたのを今でも思い出します。何しろ初めてのシリコンオーディオだったからね。 他は何といっても2ちゃんねるブラウザ。当時PocketPC用にhikkyという2ちゃんねるブラウザがあってね。アタシはそれまでほとんど2ちゃんねるは見ない人間だったんだけど、このソフトを入れてからはドハマりしてしまった。何しろ2ちゃんねるとモバイルの相性がメチャクチャ良い。つか今でもだけど、2ちゃんねる(今は5ちゃんねる、か)なんてパソコンで見るもんじゃないですよ。 話が逸れてしまった。 一方、不満はいくらでもあった。もう買う前からわかっていたことだけど、とにかく重い。ちょっと操作しただけで手が疲れる重さ。何しろ300gもあるんだから、そりゃあ、重いわな。 他はバッテリーの保ちの悪さ、カーソルキーの使い勝手の悪さなど、使えば使うほど文句が出てきたのも事実です。 ま、はじめからG-FORTにかんしては実験というか「お試し」のニュアンスが強い感じでの購入だったのですが、PDAっつーモンが無限の可能性を秘めているとわかったアタシは、いよいよ本命というか実用に耐えうるPDA購入の検討に入ります。実用ったって遊びの話だけど。 G-FORTでの不満点を考慮し、以下の点をとくに注意して購入機種の検討に入りました。 ・なるべくバッテリーが保つ ・カーソルキーが使いやすい ・CF(コンパクトフラッシュ)スロットがある この3つは必須といえた。 まだ当時はモバイルバッテリーなんかない時代だったので、基本的に外出先での充電は不可能でした。だからとにかくバッテリーの保ちは最優先事項でした。 カーソルキーは意外と難儀でね。 PocketPCはタッチ操作もできましたが感圧式という方式で、スタイラスがないとまともな操作ができない。ま、爪でも代用できるけど、細かい操作は無理で、なるべくタッチはしたくなかった。 だからカーソルキーの出来不出来は重要なのですが、当時の機種の大半が何故か5WAYカーソルというものを採用しており、つまり方向キーと決定キーがひとつにまとめられている。 店頭でいろんな機種を触りましたが、この5WAYキーってのがアタシ的に非常に使いづらい。これは避けたいな、と。 CFが挿せるってのはこの当時なら当然で、通信はすべてCF経由で行っていたからです。CFカード型無線LANとかCFカード型PHSとかね。何しろまだ通信環境が内蔵されてない時代だったもんで。 てなことを考慮し、検討に検討を重ねた末、アタシはひとつの機種に目をつけます。 アタシが目をつけた機種、それは、後編に続く。
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