抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか?2
前作のグランドルートにおける"ドスケベ戦役"のその後に巻き起こる並行世界での新たな戦いを描いた『Senzuripoint:Paccoman』に加え、各ヒロインのアフターを詰め込んだ『ぬきたし』待望の続編。アペンドパッチとして『ヒナミアペンド』『スス子ルートアペンド』が用意されている。スタ��フは前作から変わらず���萌えゲーアワード2019では堂々の大賞を受賞。2019年。
やべーー。泣きそうになっちゃった。礼ルートが本当に良かった。ヒナミのどこまでも深い愛に泣かされる。その時のBGMも感動的で、メロディーはopのバリバリのロック曲と同じなのに、コード変更とピアノの音色によって泣けるBGMに変わってるんだよな。これってすごいぞ。狙って最初からopのメロディ作ったのかしら。それともたまたま感動的なコードに書き換えることが可能だったのかしら。技術の粋を感じる。
あと共通のルートの熱さ、すごくよい。少年マンガみたいという評をどこかで読んだがまさにその通り。ラスボスに立ち向かうあの高揚感、そしてなにより、あの"6人"のセリフ。まさか1作目の2ndOPに出てくるあのセリフがここで出てくるとは……とんでもない。うおおお!!って言っちゃった思わず。あの演出は他のエロゲでも見たことないものだった。やってくれたな。
今回のテーマはLGBTに相当深く切り込んだもので、擁護派にも反対派にもそうでない人にも十分に読ませる仕上がりになっている。エロゲという、純粋な男と女の姓行為が描かれるのがほとんどであるこの媒体において、ここまでマイノリティに言及した作品というのも珍しい。ただお互いの主張を引っ張ってくるのではなくて、その上で主人公=メーカーなりの一つの答えを模索した結果であることが見て取れる。読み応えあった、ほんとに。
『グリザイア』と『マブラヴオルタ』が俺のエロゲランキングで動かぬ☆5なのだけど、礼ルートだけなら☆4.5くらいあげてもいい。それくらい印象的な、何度だってこれから読み返すだろう感動のシナリオだった。あとは☆4くらい。ギャグだけで言えば数値がぶっ飛ぶくらい面白い。なんなら1より面白いかもしれん。ぬきたしは1+2で完結する。ファンディスクなどと侮るなかれ、時代を変えた熱量がここにある。皆さんもぜひ。
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2019年にヤったえっちげを振り返る。
この記事はアドカレの記事ではありません。参加してませんし。なんか書きたくなったので殴り書きしているだけです。
もう今年も残り10日程度と言うことで、月並みだけど今年もあっという間。だけどえっちげの消化は去年より少ないんじゃね…?と思っているところです。実際のところどうだろうね、振り返りながら数えていきたいと思います。
・プレイしたえっちげ
1. ハピメア -Fragmentation Dream-@Purple software
動機:遠野そよぎさんのキャラが相当人気あるから。
ぼくはえっちげ声優の遠野そよぎさんが大好きです。ハピメアに出てくる舞亜ちゃんが相当人気があるキャラで、そよぎさん好きなのにやったことないなぁと思い、原作をまず去年の10月頃にプレイした気がします。
ちなみにハピメア-Fragmentation Dream-は頭文字通り、Fan Discです。
主人公はある事件以降、夢の中で夢と気づいてしまう現象、明晰夢に悩まされるお話で、現実世界の明晰夢の2つの世界線で話が進んでいきます。そんな難しそうなハピメアも、難しいことは難しいけど、属性で言うと妹ゲーです。
実妹の舞亜、幼馴染の咲、後輩の景子と、年下の妹感あふれるキャラが3人もいます。そしてみんなおっぱい大きくないし、ロリっぽいし、ぼくにとっては最高のヒロインたちでした^_^
ネタバレになり過ぎるからうまく書くのは難しいけど、FDと言うよりも、原作の続編みたいな感じで、ボリュームも凄い凄い。Purple softwareのゲームは、ハピメアしかやったことないけど、これ以外にもプレイしたいなと思った。
2. ソーサレス*アライヴ! ~the World's End Fallen Star~@Fluorite
動機:体験版は低調な評価も、光るポイントを感じたため。それに花澤さくらさん。
FluoriteはDMM GAMESですね。この作品にも遠野そよぎさんがいらっしゃいますが、花澤さくらさんがいらっしゃるのもプレーした1つの理由です。
ただ、体験版は低評価で、誰も話題にしていない…そして1度だけ3ヶ月の発売延期(10月→翌年1月)しながら、12月上旬にはマスターアップと、「おいおい工程大丈夫か?納期長めにとったのはライバル作品避ける為か?」とオタクを不安にさせた記憶があります。
何故体験版が低調だったかと言うと、このゲームは2部制を敷いていて、面白くなったのは全員のルート終わった後の第2部のアライヴ編からで、第1部のソーサレス編の評価は正直そこまで高くありません。が、まぁ多少話長ったらしいところはあったけど、ソーサレス編も言うほど嫌いではないな…。
主人公が現代から古代の世界へタイムスリップする異世界転生ものですが、別に苦手ではなかった。文字通り、光るポイントがあり、後半戦で大化けしました。体験版やってみて、自分の中で良いポイント見つけることが出来れば、絶対面白い作品です。
基本的にメインヒロイン4人が魔法の団体競技で絆を深めていくお話だけど、この4人の行く末を見守りたくなったのも大きい。ただ、アライヴ編で驚きの展開が待っています。
キャラで言うと、花澤さくらさんが演じたユーミ・オーリエトちゃんが可愛すぎてもうダメ。白髪黄色目は性癖過ぎてダメだって。それでちょっと高飛車で、自信家で最強のキャラを演じたユーミちゃんが1番好きです。ちょっとSなところもあるし、花澤さくらさんって演技の幅広いなと思った作品です。
3. Sugar*Style@SMEE
動機:SMEEはラブラブルから全作プレイしているため。
自分が好きなえっちげブランドはSMEEと言うことは特に誰も知らないと思うのですが、1番好きです。ですが、今回は色々ケチをつけて、発売日にはSugarStyleではなく、ソーサレスアライヴ!を購入して、実際プレイしたのは発売から3ヶ月遅れでした。
SMEEと言えば、宅本うとさん&早瀬ゆうさんのタックが強くて、早瀬さんがシナリオを担当する場合が多かったのですが、今回はモーリーさん&岸田ソラさんと言うシナリオライター2人体制で、ちょっとどうかなぁと思うところがありました。早瀬さんは一応いることはいるのですが、今回はディレクションに回ったので…。
悪くなかったのですが、SMEEでは案の定あまり評価していない作品になってしまいました。主人公が専門学校の女性寮に入る凄いお話でしたが、主人公としてそこまで魅力的に描いているとは感じなかったし、主人公が結構スレスレなボケかましているため、結構嫌われてない?なんで好きになったの?と思うところがありました。
ちなみにこのゲームにも花澤さくらさんがいて、勿論真央ちゃんも好きなのですが、それ以上に叶芽枢さん(一応新人えっちげ声優扱いです)が演じた冬月かなめさんが良かった。ビューティープリンセスながら可愛いものが好きで、だけどしっかり年下に当たる主人公の主導権は握っていて、とても羨ましい関係性だなと…。
導入部分に疑問符はあるものの、イチャラブゲーとしてはやっぱりクオリティ高いのがSMEE。笑えるところも多々あり、しっかりSMEEの作風のゲームにはなっています。
ただ、初めてSMEEに手を出すなら、Sugar*Styleはおすすめしないかなぁ…。まぁ、かなめさんのおかげでそこまで低調な評価ではないです。
4. アオナツライン@戯画
動機:戯画っぽいところ。音楽にぬきたしやプレカノ作品で名を上げたえびかれー伯爵がいた。
今年プレイしたえっちげで1,2争うくらい好きです。なのに、発売日に体験版で光るポイント見つけることできず、購入を5月くらいにずらしたのは最大の失敗でした。
湘南が舞台のゲームで、海辺の学校を舞台とした学園ものえっちげです。まず、絵と雰囲気が最高に良かった。平凡なヒューマンドラマですが、学生男女グループの甘酸っぱい三角関係や人間関係の衝突など、人間臭さをうまく表現していたと思います。
最初は主人公、男幼馴染、ヒロイン幼馴染の3人だったけど、後輩、お嬢様を加えて、5人グループで夏を過ごすわけですが、ヒロイン幼馴染の海希ルートでは3人が仲良くなる生い立ち、共通ルートでは5人グループになる生い立ちがリアルさを交えて丁寧に描かれています。スクールカースト下位扱いの主人公と上位扱いの海希と男幼馴染の千尋。ここの話はスクールカーストの残酷さをうまく描いていると思います。
Blue,Summertime Blue.サブタイトルにもなっていますが、ED担当した紫咲ほたるさんが歌った「Blue,Summertime Blue.」も最高でした。実際、自分はプレーする前にライブイベントで聞く機会があり、感動して周りのオタクが泣いていました。正直、これもプレーする動機に繋がったと言えます。この歌の背景にあるストーリーってなんだろう、って。体験版で購入スルーしたものの、ライブイベントの後、すぐアオナツライン購入した良い思い出です。
5. 抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2@Qruppo
動機:前作がシンプルに面白かった。綾瀬理恵さんもED担当として続投になった。
おそらく末代でぬきたしの存在を最初に示したのは自分と言う自負があります。なぜなら、原作のOP担当が大好きな綾瀬理恵さんになったと同時に注目していました。しかし、ここまでキチガイな体験版から話題を呼び、スプラッシュヒットを噛ますまでは想像できず、まさかFDではなく、ぬきたし2が発売されるとは…。
無印の勢いを考えれば、よく2の最後の最後まで突き抜けたなと言うのが感想で、全然マンネリ化を感じませんでした。ハイセンスな下ネタに磨きがかかる、流行りの異世界転生ものをまさかの形で使う、新キャラもメインどころで目立ったなど、とりあえずプレイヤーを飽きさせない趣向が存分に見てわかるゲームでした。
不満点と言えば、ビック3ルートのお話…なんだけど、これ突っ込み過ぎたらネタバレになるな。まぁ、できれば一部の結末の描き方をそれぞれ違った形にしてほしかった。まぁ、これはわかる人にわかってもらえればと思います。そのせいで、勿論評価は高いけど、アオナツラインほど評価は高くないです。今年プレイしたえっちげのなかでは、3番目にきます。あと、スス子攻略させろ!
無印のことが考えると、音楽にはえびかれー伯爵先生がいるし、声優は花澤さくらさん、そらまめ。さん、沢野ぽぷらさん、伊ケ崎綾香さんなどいて、アーティストも綾瀬理恵さんに綺良雪さん、そしてもはやえっちげーまーの間では全国区になった夢乃ゆきさんと、知る人ぞ知る実力派の方が多くて、キャスティングも100点満点と言えるゲームです。
そしてシナリオライターの倉骨治人さん、神近ゆうさん、企画のナガトサチさんはQruppoの方で、ぬきたしだけでは終わらない雰囲気がプンプンしています。次が1番難しいと思いますが、2作目のえっちげも全身を勃起させながら待っています。
6. 恋愛、借りちゃいました。@ASa Project
動機:大好きなアサプロだから。
HOOK系列のアサプロのなかでは賛否両論が1番別れるゲームで、最初はそこまで評判良くなかった記憶がありますが、批評空間で平均値と中央値照らし合わせても、比較的評判が良いかりぐらし恋愛が1,2点上回っている程度で、プレイする人は選ぶけど、良作に十分入る作品と言えると思います。
主人公の性格が嫌だ。なんで惚れたかわからないと言うのが合わない人の理由ですが、その背景を踏まえながら、高評価をつけた自分的には納得できるポイントがあります。
まず、主人公からヒロインまで常識人を探すことが難しいです。主人公は特殊な家庭環境から歪んでしまい、金を妹を幸せにすると信じ、一部ヒロインから金の亡者呼ばわりされます。高額バイトを探す中、レンタル人材派遣の仕事をする主人公ですが、本作のヒロイン4人から共通ルートから全員の仕事依頼を受けます。
その内容からしてヒロインから常識人を探すのほうが難しい気がして…。
・クラスメイトの絵未は彼氏の振りをして欲しいため、主人公に金銭を渡す。
・同じくクラスメイトで絵未の幼馴染でお嬢様である八純はお友達が欲しくて、お友達料を主人公に渡す。
・ちなつはお兄ちゃんが欲しいからって理由で、主人公に兄役の依頼として金銭を渡す。(妹のこなつはそれをひっかきまわす)
・予備校で講師をしている年上の椿は親に適当に男遊びしていると思われるために、主人公と愛人契約をする。
と、まぁ常人では理解できないお金の使い方をしているヒロインがたくさんいるわけです。歪んだ主人公vsキチガイな思考を持ったヒロインの構図で、主人公自体容姿は整っているので、ちょっと優しくされただけでバカ女が勘違いする要素は結構あると思います。
現に絵未と八純はちょっとお花畑っぽいところあるし、双子のこなつは特に突き抜けている。こんな環境だから、主人公の人の悪さは別に気になりませんでした。
これが前途の通り、4人の依頼同時進行で進むわけだから、結構話のつじつま合わなかったりするかなと思いきや、そんなことも見受けられず、よくまとまったと思います。今回はシナリオライターが八日なのかさん1人体制だったので、ちょっと心配な点もありましたが、この作品で良い印象に変わりました。
そして、八純と絵未ルートに入る前のある選択肢は一見の価値ありです。札束と通帳。
7. 和香様の座する世界@みなとカーニバル
動機:みなと系信者だし、安く手に入ったのでとりあえずやっとこうと思った。
久々のタカヒロ作品。そしてRewriteぶりの田中ロミオさん。凄い組み合わせですよね。前作のみなとカーニバル作品である姉小路直子と銀色の死神は体験版から終わっていて、案の定オタクから凄い不評でタカヒロ限界説がささやかれていましたが、和香様は素晴らしい出来でした。
まず、このゲームの価格はミドルプライスで税別6800円とは思えない厚いボリュームで、絶妙な尺の長さ加減だったと思いました。基本的に1本道で、話の結末はTRUE ENDのみで、分かり易い道筋です。日本神話を基にした珍しいゲームで、タカヒロさんお得意の神奈川県が舞台。今回は鎌倉で、地の利を活かしている辺り、タカヒロさんらしいなと。
日本神話を基にしていて、神である和香様は人外的な能力を持ちますが、数千年封印されていて、それを解いた主人公が、和香様のお世話する流れです。これだけ聞くと王道ラブコメっぽいの連想しがちですが、さすが田中ロミオさんで、和香様が現代生活に慣れていく日常の描写とか、日本神話の妖怪についてうまく描いたり、これらがすべてテンポのがよかったので、スイスイテキストを読み進めることが出来ました。
アマテラスとかスサノオとか聞いたことある神について少しは詳しくなれたんじゃないかなと思います。それらと戦う和香様…。凄いスケールが大きい話なので、説明がいまいち難しいです。とりあえず、和香様の世話がしたいなと思ったゲームだし、オタクと和香様の聖地巡礼(鎌倉・江の島観光)するのが楽しみです。
8.どっちのiが好きですか?@HOOKSOFT
今年1番面白かったえっちげです。SMEEの宅本うとさん信者のくせに、HOOKは初挑戦でしたが、内容がほぼSMEEのゲームと変わりなかったので、すぐに馴染めて、一杯笑えて、イチャラブっぷりを堪能することができました。
1ヒロイン2ルートあって、共通ルートは多少短めですが、その代わりルートがリードする・リードされるの2種類あって、ヒロインの魅力を余すことなく描くことが出来ていると感じました。
特に同じクラスで生徒会長の英摩耶ちゃんは本当可愛かった…。主人公は風紀委員・クラス委員長と言う立場で、摩耶ちゃんとは優等生同士として凌ぎを削り合います。摩耶ちゃん、ドSなのに打たれ弱いところが結構あ���て、ギャップにやられてしまいました。この行だけやけに長いな。長くなっちゃうんです。
昔、HOOKのゲームで『HoneyComing』と言うゲームがあったらしいです。そのゲームのキャッチコピーが『純愛は、HOOKが完成させる。』と言うことで、これ聞いた瞬間、『あぁ、アイスキで純愛は完成したんだ…。』って真剣に感じました。
自分が求めるえっちげ象に本当に近いです。学校やバイト先でヒロインと笑って、仲を深めて、イチャイチャして、自分が学生時代成しえなかったことをほぼ全部やってくれる素晴らしいゲームです。不治の病である青春コンプレックスの処方箋として、HOOK系列のゲームはずっとプレーするんだなって思いました。
ちなみに、宅本うとさんが携わったHOOKのゲームは全部購入したので、来年は優先的に消化したいなと思っています。
最後に
今年プレイしたミドルプライス・フルプライスのえっちげは8作品と、去年と比べて4作品少ない寂しい数でした。個人的に新生活を迎えたことと、他の趣味が思ったより白熱してしまったり、2つの要因でどうしてもえっちげに時間を割くことが出来ませんでした。
ただ、来年は最低でも12作品プレイできればなと思っていて、どんなに忙しくても、1日30分最低プレイする習慣を再びつけることができれば、達成できると信じています。
現に去年は仕事と他の趣味と折り合いつけながら、最低1日30分ずつプレイはしていたので、そのおかげで月1本は消化することが出来ていました。現代ではえっちげは尺が長いし、PCがないとプレイできないので、手軽にプレイが出来ないと言う欠点を抱えています。そして、どうしても昔と比べると作品も減っていて、どんどんユーザーが減少してしまっているのが現状です。
それでも、昨年現れたぬきたしのように、やっぱり面白いえっちげには尺が長かろうとユーザーが着くんだなと再確認することができ、イベントに参加したときも、やっぱりまだまだ死んでないなと実感することができたのは凄いよかったです。
18禁ゲームにしか表現できないことって、まだまだたくさんあると思うんです。それが去年可能性を見出したぬきたしのように、この世には出てない18禁ゲームでしか表現できない面白いアイディアがまだまだあると思います。SMEEやアサプロの下品で笑えるテキストも、これもやっぱり18禁ゲームでしか表現できないと思うし。
いくら業界的に下火とは言え、システム的には進化しているし、シナリオ見ても、面白いゲームはあるし、HOOKのように16年連続発売延期なしと言うしっかりとしたブランドもあります。悪いニュースだけ見て、えっちげを貶されるのは仕方がないのことですが、やっぱり残念に感じてしまいますし、良い物を作っているブランドにはしっかり報われてほしいなと常に思っています。
最後のまとめ、全然まとまりのない文章だし、お前死ぬのかみたいな硬い文章でしたが、まぁあんまり自分は面白みがある人間ではないので…wここまで最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追記 2020/1/1
9.アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-@きゃべつそふと
動機:おわたんが推しているし、キャスト・制作陣から想像する作風が自分に合致と感じたから。
発売からほぼ1年遅れの2019年12月末にプレイ。そして、2020年1月1日に攻略完了し、1週間足らずでクリアしてしまった。そのくらいテンポよく進みました。
きゃべつそふとの処女作である星恋*ティンクルが低調な出来で低評価に繋がり、2作目であるアメグレの体験版プレイしても何故か自分の中で期待値が上がらず、プレイが1年もずれ込んだのは大きな間違いでした。そもそも、ランプのMagical charming!でお世話になった冬茜トムさんがいる時点で見送るのはちょっと…って感じです。
アメグレは表向きは異世界転生ものです。個人的に、最近のえっちげは異世界転生ものは外れがあまりないと思います。それでいて、トムさんはしっかり物語に伏線を忍び込ませ、驚きの伏線回収方法で、プレイヤーのことを楽しませることに長けています。実際、アメグレもその調子で物語が進んでいきます。
それに加え、伏線を忍ばせるポイントにタイムリープと言う手法を用いていて、少し景の海のアペイリアに近い雰囲気を彷彿とさせました。ただし、難解なアペイリアと違い、要点をまとめた遡り方なので、何層になっても難解にならないし、すっきりとした仕上がりです。
(アペイリアは普通に好きだし、難解と感じるわけにはすぐに理解できなかったら自分の飲み込みの遅さに原因があります。)
ちなみに、どのような世界かと言うと、日本のある寒い地域を模した所で、オーロラに包まれている町が舞台です。その町の住人はオーロラの外に出ることはなく、世界はこの閉鎖的な町しかないと言い伝えられています。なので、現代社会とは遠くかけ離れた所が舞台です。
原画は梱枝りこ先生だけど、最近のりこ先生の絵より昔のほうが好き…と思っていた勢ですが、プレイしていくうちに慣れました。そしてやっぱり可愛いです。サクヤが好きです。そして、お話進めていくうちに驚きの設定が明らかになるのではないかと思います。
アメグレは今年プレイしたえっちげの中では4番目に好みです。話の組み立て方だけ見たら、今年1番の出来かもしれません。良さを伝えようとするとネタバレに接触するから、気になる方はまず体験版プレイしてほしいです。
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