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#猫を愛する芸術家の仲間達
kanyan · 2 years
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#ホテル北野プラザ六甲荘 #ブライダルサロン にて かにゃん作品展示中❗ #入場無料 #猫を愛する芸術家の仲間達 いよいよラスト3日 (ホテル北野プラザ六甲荘 Hotel Kitano Plaza Rokkoso) https://www.instagram.com/p/CpBfRKByGE0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hegotthesun · 1 month
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『龍馬が通る!』
~明治維新と欧米化~
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■2012年6月9日 - 高知にて撮影
■坂本龍馬 - Wikipedia 1836年に坂本龍馬は、土佐藩下級武士の次男(末っ子)として生まれた。子供の頃の龍馬は泣き虫で、周りの友達によくからかわれていたそうな。
12歳の頃、龍馬は塾に通い始めたが、上士の同級生と喧嘩をして喧嘩両成敗という名目で父に塾をやめさせられた。その年に母が亡くなり龍馬は継母の伊与(いよ)に教育を受けた。
家族の中で龍馬と最も仲の良かった三歳年上の姉・乙女(とめ)と、よく二人で「ヨーロッパ」というあだ名を持つ“川島猪三郎”(いさぶろう)の家に遊びに行き、欧州の話を聞かされていたのだとか。
龍馬が姉の勧めで剣術を習い始めると、その天賦を早くも発揮し始めた。
1853(嘉永6)年に、龍馬は18歳より剣術を学ぶ為に江戸に留学。その時、偶然にもアメリカ合衆国より艦隊を率いたマシュー・ペリー提督の黒船が来航し、藩の命令で品川の警備を命じられた龍馬もそれを間近に見る機会があったのだ。
黒船のあまりの大きさに龍馬は慄きながら、同時に「日本の剣術では海外とは渡り合えない」と即座に覚り、龍馬は西洋式の技術を学ぶことを決意した。
江戸時代の町人は「江戸が最も文明の発達した国」と考えていた。しかし、この黒船来航により、西洋の文明が予想以上に進んでいると流石に気付くことになった。
ペリー提督が提出した開国の要求書は「漢文」「オランダ語」「英語」の三種類で書かれたもので、貿易で馴染みのある漢文とオランダ語に関しては解読できたが、当時の日本人にとって英語だけは見慣れない文字だったようだ。
ちなみに「オルゴール」はオランダ語(英語ではミュージック・ボックス)だが、これは鎖国時代もオランダから来る商船は受け入れていたため、江戸にオルゴールが持ち込まれた際そのままオランダ語で定着したもの。
また、鎖国の背景にはオランダが日本貿易を独占するため、スペインやポルトガル等の《カトリック教》の国が日本植民地化の意図を持っており、危険であることを徳川幕府に助言していた事情もあるようだ。
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▲「キリスト教を信仰しない異教徒は野蛮」として先住民を大量虐殺するスペイン軍
戦国時代の時点で日本はヨー���ッパ全土の火縄銃を上回る数の銃を保持する残虐非道な戦闘部族という評判もあり、当時は「太陽の沈まない国」と呼ばれ、世界全土を次々に植民地支配して君臨したスペインさえも警戒して日本侵攻に至らなかったのだろう。
そうして、今の幕府では日本を護れないと考えた龍馬は「打倒、江戸幕府」を掲げ奔走することになる。
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安政元年(1854年)6月23日、龍馬は15か月の江戸修行を終えて土佐へ帰国。在郷中、日根野道場の師範代を務めながらも、絵師“河田小龍”宅を訪れて国際情勢について学び、海運の重要性について説かれて大いに感銘し、後の同志となる“近藤長次郎”や“長岡謙吉”らを紹介されている。
27歳で脱藩した後に幕臣・勝海舟を訪ね、海軍を作ってアジア諸国と連帯するという話を聞いた龍馬は、そのスケールの大きさに感激し、海舟の弟子となって神戸海軍操練所の創設の為に行動を起こした。
その後、1864年以降に何度か長崎を訪れ、慶応元年(1865年)に幕府機関である神戸海軍操練所の解散に伴い、薩摩藩や商人(長崎商人小曽根家など)の援助を得て、長崎の亀山に日本初の会社となる「亀山社中」が結成された。
ちなみに"西郷隆盛"の勧めにより日本で初めて新婚旅行をしたのは坂本龍馬だが、その時の出来事をイラストも交えて手紙に書いて姉の乙女に送り続けたらしく、連絡がマメな龍馬の手紙は実に130通以上も残っているという。いやはや、驚愕である……。
ところで1841年にアメリカ合衆国を目指して航海中だった"ジョン万次郎"は、生まれて初めて世界地図を見た時に、世界における日本の小ささに驚いたという。
このように大きく広い世界の中の「小さな自分」に気付くことは、客観的に自己認識することに直結する。世界地図による世界認識の拡大=地理教育は、人々の視野を広げ、人を積極的な思考に変える力を持つのだろう。
ちなみに坂本龍馬の逸話として、初めて世界地図を見せられた時に「日本はどれだと思う?」と問われ「これが日本じゃろう!」とアメリカ大陸を指さしたという話がある。 黒船来航の前にペリーは琉球王国と交流し、江戸幕府の情報を収集しており、それにより江戸との開国交渉に至った。当時は鎖国していた江戸と異なり、琉球王国は長崎や神戸と同様に欧米・日本・中国・韓国・東南アジア等を相手に貿易を行う東洋経済の中枢だったのだとか。
ある日、坂本龍馬は「土佐の海が世界に通じていると思うと愉��ぜよ」と語ったという。
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欧米化について
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日本の近代化、つまり西洋化は「明治維新」より本格的に始まりました。
西洋化の手始めに、まずはヨーロッパ(特にドイツとイギリス)の言語、及び学問が片っ端から翻訳されましたが、現代の日本において馴染みのある「技術水準(technical level)」「概念(concept)」「哲学(philosophy)」「芸術(art)」「愛(love)」「変態(abnormal)」等の単語は、当時の日本語に該当する語彙がなく、この翻訳過程で新たに作られた語句でありました。
夏目漱石は英語、森鴎外はドイツ語の翻訳に貢献しました。
当初の日本では病院のカルテはドイツ医学に則り、ドイツ語で書かれていたのは有名でしょう。
たとえば「技芸」や「恋」等の単語は江戸時代の日本にもあったようですが、「芸術(art)」や「愛(love)」は本来の日本語にはなかった語彙なので、上辺だけは理解したふりをできたとしても、これらの概念や価値観が日本男児にとって根深く馴染まない根本的な理由が、遺伝子と文化的な要因にあると解釈できるのではないでしょうか。
明治維新以降、日本政府は先進国(白人の国々)の技術水準に比肩したいがために西洋化を推し進めてきましたが、「アキレスと亀」という詭弁があるように、追い続けるだけではどこまで行っても追い抜くことはできないと慮る次第であります。
medicine (西洋)医学 physics 物理学 philosophy 哲学 geography 地理学 psychology 心理学 economics 経済学 politics 政治学 mathematics 数学 chemistry 化学 biology 生物学 astronomy 天文学 ethics 倫理学 archeology 考古学 linguistics 言語学
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森鴎外
"森鴎外"は、夏目漱石と並び「明治の二大文豪」と称される作家です。ドイツ語の翻訳家としても活躍し、西洋文化を感じられる作品を手掛けました。
当時の日本社会や思想を客観的に描写した物語も多くあり、見識の広い森鷗外ならではといえます。
森鴎外がドイツ留学の実体験をもとに書いた日本人留学生とドイツ人女性の非恋『舞姫』は森鷗外の代表作です。
森鷗外の作品は古文で書かれたものが多く、さらに文中にフランス語やドイツ語が織り交ぜられるなど、格調高い文体が特徴。
西洋文化を取り入れた言葉や文体は、後の多くの作家に影響を与えました。
夏目漱石『吾輩は猫である』
日本の教員・小説家・英文学者"夏目漱石"の著書「吾輩は猫である」読了後、どうしても腑に落ちなかった点があります。
それは主人公の吾輩君が最後は酩酊して水瓶に落ちて溺死することに他なりません。
『吾輩は猫である』は、明治維新以降の急速に西洋化する日本を猫の視点から描いた風刺・滑稽噺ですが、それにしてもこの終わり方は死を美化する日本文化の象徴とも言えなくもありません。
また、私が二十代の頃に読んだドストエフスキーと比較して、日本文学はロシア文学より劣っているのではないかと落胆したこともありました。
しかしながら夏目漱石が三十代の頃に国費で英国留学したものの人種差別に遭い、己の醜さから鬱になり自室に引きこもっていたら、「外に出て自転車にでも乗ったらどうだ」と勧められて自転車に乗る猛特訓をしたのに、結局は乗れなかったという訳の分からない滑稽なエピソードを読んで、どうしても夏目漱石を嫌いになれず、吾輩君の死も無駄には思えなくなりました。
きっと吾輩君は読者諸君の心の中で生き続けているのである。
それはさておき、推奨されるがままに始めた自転車の猛特訓中に"英国紳士"から「チン・チン・チャイナマン!」と侮辱された夏目漱石も、日本に居た頃は自他共に認めるほど容姿がいい部類だとされながらも英国の街を歩いた際に「背の低くて醜い奴が歩いていると思ったら、硝子窓に映った自分の姿で落胆した」とのこと。
それでも"英国淑女"からは「ハンサム・ジャップ。ご一緒にサイクリングでもいかがかしら?」と誘われたので、「怒るべきか喜ぶべきか悩んだ」と悲痛な葛藤を手記に残していたそうな。
日本の英文学者で初めて英国に渡航した上で、有色人種に対する人種差別を体験した夏目漱石ですが、江戸時代末期に生まれた上役達には、このような人権にかかわる諸問題についての理解は当然ながら及ばなかったのだと慮る次第であります。
ちなみにスマホや腕時計もない明治以前の日本人にとって、例えば「2時集合」とは「大体2時~3時までの間に集合しよう」というウチナーのような寛容なニュアンスでしたが、鉄道の運用が開始されてから新聞などで大々的に「文明社会にとって時間の厳守は重要」と宣伝され、そうして現代の「5分前集合」が浸透したようです。
「おはよう」と「さようなら」の語源
「おはよう」の語源は、「今日もお早うございます」の略なのは有名です。
海外で最も有名な日本語の「さようなら」の語源は、「左様ならば、これにて御免」というお侍さまの別れの挨拶の略です。
今もなお、お侍さまの語感が残されるとは、まさに《武士道》の本場だからだといえるでしょう。
ちなみに"I Love You"を中国語で言うと、英文法と品詞の並びが一致する"我爱你"(ウォー・アイ・ニー)になるようですが、日本語だと“私はあなたを愛してる”と非常に多くの文字数を消耗するので140文字以内に収めるのも困難かと慮る次第です。
いずれにしても、中国の"爱"には心がありませんが、日本の"愛"には友がおりません。
ステレオタイプの欧米のように、"愛と友"に恵まれないものでしょうか……?
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「です」の変遷
◆江戸時代からあった助動詞「-でござる」「-でござります」は次第に「-でございます」に変化し、さらに明治時代に「-であります」から「-である」に縮まり、そうして現代の「-です」に落ち着きました。
一人称の「吾輩」は「私」のへりくだった言い方。 明治時代から活用され始めた「-である」は「-であります」の略。
つまり「吾輩は猫である」を現代風に書くと「わたくしめは猫であります」というへりくだった言葉使いになります。
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芥川龍之介『あばばばば』
大正時代の文豪"芥川龍之介"著『あばばばば』という短編があります。この小説を読んで、情緒を感じて芥川龍之介を見直した思い出があります。
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ある日のこと、学生の保吉は行きつけの煙草屋に足を運びました。ところがいつもの店主の親父の姿はなく、代わりに若い女が店番をしていました。 不慣れなのか彼女は恥ずかし気な初々しい接客で、注文とは違う煙草を取り出して赤面してしまうほどでした。 その後いつ行っても彼女が店番でしたが、応対はつかえ、品物は間違え、時々赤い顔を��れました。しかし、保吉はだんだん彼女に好意を感じたようです。といっても恋愛感情ではなく、いかにも人なれないところに気軽いなつかしみを感じたとのこと。 ところがある日から突然、彼女が姿をくらまします。わざわざ不愛想な店主の親父に行方を尋ねるわけにもいかず、その後は何事もなく過ごしました。 それからさらに歳月の流れた後、大学の授業(英語講演会)のあと煙草屋の前を通ると、両手に赤子を抱えた若い母親がいました。 「あばばばばばば、ばあ!」 現代でいうところの「いない、いない、ばあ!」の意です。 女は店の前を歩き、面白そうに赤子をあやしています。そうして保吉と目が合いました。保吉は赤面する彼女を想像しましたが、しかし彼女は澄ましたままでした。のみならず、揺り上げた赤子に目を移すと、人前も恥じずに繰り返し「あばばばば」とあやしたのです。 「女はもう『あの女』ではない。度胸の好い母の一人である。一たび子の為になつたが最後、恐ろしい『母』の一人である」
そういえば、子供の頃に常連だった個人サイトのチャットでよく「あばばばばば!」と書くお調子者がいましたが、元ネタが芥川龍之介だと気付くのに十数年ほどかかりました。
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作家を大きく分けると、毎回異なる性質の登場人物が多種多様な物語を繰り広げるシェイク・スピアタイプと、毎回同じような登場人物が同じような問題に直面して一つの題材を深く掘り下げて行くドストエフスキータイプに大別できるようです。
ドストエフスキー著  『カラマーゾフの兄弟』
『カラマーゾフの兄弟』◆あらすじ ある日の朝、修道院の見習い僧侶"アリョーシャ"(アレクセイのあだ名)のもとに、14歳の"リーズ"(リーザ)という車椅子の少女が訪れました。リーズはここ最近に病を患い車椅子に乗っていますが、修道院の長老から治療を受けて順調に快復に向かっていました。 アリョーシャは子守りとして、二年前にリーズと接したので久しぶりの再会でもありました。 再会 リーズは事実、ずっと悪戯に夢中だった。彼女はアリョーシャと顔を合わせた時から、彼が自分を見るとひどくどぎまぎし、なるべく目を合わせないようにしているのに気付いた。彼女はそれが面白くて、相手の視線をとらえようとじっと身構えていた。 するとアリョーシャは、自分にそそがれる視線に堪えきれなくなり、自分からふいにリーズにちらりと目をやると、彼女は勝ち誇ったような笑みを浮かべ、彼の方をまっすぐ視線を向けてくるのだった。 アリョーシャは、またどぎまぎして、ついにリーズからすっかり顔をそむけて修道院の長老のうしろに隠れた。しばらくして自分を見ているのか確かめると、彼女は車椅子から身を乗り出すようにして、こちらを振り返るのを一心に待ち受けているのがわかった。そうしてアリョーシャの視線をとらえるとまた大声で笑った。 それを見た長老がリーズを注意すると、彼女は顔を赤らめ、きらりと目を輝かせ、真面目な顔つきになった。そして今度は熱っぽい訴えをこめて、早口で話し始めた。 「どうしてアリョーシャはぜんぶ忘れちゃったの? 前は小さなあたしを抱っこしてくれたり、一緒に遊んでくれたりしたのに。だって、あたしに読み書きを教えてくれたのはアリョーシャよ。二年前にさようならをした時に、アリョーシャは『ぼくたちは永遠の友だちだよ。永遠の友だちだからね。ぜったいに忘れないから』って言ってくれたわ。なのにあの人、今になって急にあたしのこと怖がり出して。あたしがあなたのこと、取って食べちゃうとでも思ってるのかしら? どうしてそばに寄ってくれないの、どうしてお話してくれないの? どうしてうちに来たがらないのかしら」 リーズはこらえきれなくなって顔を手で覆うと、急にはげしく笑い出した。長老が話を聞き終えると優しさをこめて十字を切った。 すると今度は彼女がいきなり泣き崩れたのだった。 リーズの手紙 その日の夜に、アリョーシャが道中でリーズの母の使者から手渡された封筒を開くと、そこには「リーズ」と署名のある手紙が入っていた。 「アレクセイさま。誰にも内緒でこの手紙を書いています。ママにも、わたしの心に生まれたこの気持ちを告げずに、わたしもわかっているつもりです。でも、わたしの心に生まれたこの気持ちを告げずに、わたしはもう生きられないんです。このことはわたしたち二人以外は、その時期が来るまで誰にも知られてはいけません。でもわたしの気持ち、どうやってあなたにお伝えしたらいいでしょう? 便箋は赤くならないって言いますよね。でも本当を言うと、それって嘘なんです。便箋だって、わたしと本当に同じように赤くなるんです。 大好きなアリョーシャ、あなたを愛しています。小さい時から、ずっと好きでした。あなたが今とはまるで違っていたモスクワ時代から、ずっと好きでした。わたし、あなたを心の友って決めたんです。あなたと一緒になって、年を取って、一生を伴に終えると。もちろん、修道院から出ていただくことが条件ですわ。年齢のことを言うと、わたしたち、法律で許される時まで待ちましょう。それまでにわたしも必ずよくなって、ちゃんと歩けるようになるし、ダンスもできるようになります。そんなこと当然ですよね。これでわたしがずっと何を考えていたかおわかりになったでしょう。ただ一つだけ、わからないことがあります。この手紙を読んだら、あなたはわたしのことをどう思うのかしら。わたしはいつも笑ったり、ふざけてばかりいるんですもの。今朝もあなたを怒らせたでしょう。でも本当を言うと、こうしてペンを執る前に、わたし聖母さまの像にお祈りしたんです。そして今もお祈りをしながら、ほとんど泣き出しそうなんです。 わたしの秘密はもうあなたの手に握られてしまいました。明日おいでになった時、どんなふうにあなたにお目にかかったらよいか、わたしにはわかりません。アレクセイさま、わたしまた馬鹿みたいに自分が抑えられなくなって、今朝みたいにあなたを見つめるうちに、吹き出したりしたらどうしよう。だってあなたはわたしのことを、いやらしい冷やかし屋って思うでしょうし、この手紙だってまともには受け取ってくださらないでしょうから。ですからお願いがあるんです。もしこのわたしをかわいそうって思ってくださるなら、明日わたしの家にいらっしゃった時、どうかわたしの目をあまり見つめないでください。だってわたし、あなたと目が合ったらぜったいに笑い出してしまうし、おまけにあなたはあんなに長い服を着ているし……今でもそのことを考えると、体が冷たくなってしまうくらいなの。ですから家に入ってくる時は、わたしのことはしばらく見ないでくださいね。ママか窓の方を見てくださいね。 わたしとうとうラブレターを書いてしまいました。ああ、なんてことをしてしまったのかしら! アリョーシャ、どうか軽蔑しないでくださいね。何かひどく馬鹿なことをしてあなたを怒らせても、どうか許してくださいね。こうしてわたしの秘密はあなたに握られてしまったのです。わたしの評判は、もしかしたら永久に地に落ちてしまったのかもしれません。わたし、今日はずっと泣いてしまうでしょう。さようなら、次のおそろしい出会いまで。 P.S. アレクセイ、ぜったいに、ぜったいに、ぜったいに来てくださいね! リーズより」
あとがき
その後、アリョーシャとリーズがどうなったのかは、各自でドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』を読むか、グーグル検索をしてご確認くださいませ。
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自己実現や己の幸の為もあれば、自己犠牲を冒してまで目的を成す為に時間・労力・生命を捧げる者も居ます。人は生まれた瞬間から死を迎えることが確定しています。どれほどの富や名声を得ても最期を迎えれば遺産相続者が居なければ「財産はすべて銀行の資産」となります。
誰もが"エジソン"並みの発明王である必要はないし、"レオナル・ド・ダヴィンチ"ほどの叡智が必要な訳でもありません。誰か一人が発見して突破口を拓けば後続が可能なのだと思います。
どこかには人々を導く為に生まれた者も居るのでしょう。
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■2012年6月9日 - 高知にて撮影
《和》の中に《個》はあるから、どちらか一方を尊重するべきか独断は出来ません。
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metaleft · 1 year
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@Ohmypopopo @yoqips様のテンプレートをお借りしました (https://privatter.net/p/10318628)
型番朱 actor/サトリ
◆市鞘華 身上調査書
姓名:市鞘華 愛称:さや 年齢:20 性別:男性 血液型:O型 誕生日:1/24 星座:水瓶座 身長:185cm 体重:74kg 髪色:朱色 瞳の色:猫の金の目 視力:かなり良い きき腕:右 声の質:カラッとした澱みない声 手術経験や虫歯、病気:今のところ健康 身体の傷、アザ、刺青:左上腕に「Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.」 その他の身体的特徴:口元にほくろ(絶対描き忘れる) セックス体験、恋愛、結婚観:誰とでも寝る。女の子が寄ってくるのが楽しくて好き勝手振り回して気が済んだら去る。 尊敬する人:某有名映画監督 恨んでる人:大体誰のことも好きであり嫌いでもある 出身:日本でいうところの東京港区のような所 職業:俳優 将来の夢:某有名映画監督の作品に出演すること 恐怖:自分のこれまでの経験をゼロにして人生をやり直すこと 癖:ご機嫌で話す時人の顔を覗き込む 酒癖:そこそこ強い程度だが人と飲むことが好きなのでいつも倒れるまで飲む
*交流向け恋人/許婚:家族が決めた許嫁がいたが後に裁判沙汰になり婚約破棄になった 一人称:私 二人称:〜さん 呼び方:気の許した相手には呼び捨て
*概要 上昇中の若手俳優。恋愛リアリティショーから知名度が上がり大人気ゲームを原作にした映画の主演として起用され今最も注目されている俳優の一人。 B程度の精神介入の能力を持っているが、ViCaPには所属しておらずヴィランと認識されるほどの犯罪を犯していないため一般人の枠にいる。
*能力 B級程度の精神介入能力。 人の心に直接語りかけることで相手の行動や考えに影響を与える。 一般的にはメンタルケアや言語を介さない会話のために使われるものとされているが鞘華は私利私欲のため遊びの延長で能力を乱用している。 意識を集中させ最大限に力を使えば相手の深層心理や精神の宮殿に侵入できる。 副作用として、常に感情移入しやすい性格になっている。自我を強く保たなければ相手の考えに同調してしまう。
*性格 愛想も人当たりもよく初対面の相手とも仲良くなれる社交的な性格。本人も人と会話することが好きなので友達が多い。 感情移入しやすく誰の意見にも同調してしまうため、元々の自分の考えを持たないようにしている。何も考えず「わかる〜」としか言わないのは本心でやっている。 俳優業には真剣に向き合っており、常に勉強し努力を惜しまないようにしている。
*人間関係 市家は魁グループの系統にあり魁來華とは幼馴染。中学まで同じ学校にいた。 氷魚、あもは最近知り合った友達。異端過ぎる性格に興味惹かれた。
*家族関係、幼少期体験 市家は芸術、芸能に特化した家系であり、両親は劇作家とピアニスト。 小学生の頃子役としてデビューし、高校生から俳優業を本格的にスタートした。
*好きなもの 食べ物:生ハム 飲み物:炭酸水 季節:夏 色:黒、ナチュラルカラー 香り:Diptyqueの香水 書籍:漫画、小説、図鑑 映画:指輪物語、DCシリーズ 動物:馬や鹿など大きい生き物 ファッション:GUCCI、supreme 場所:賑やかな場所 愛用:最新式のAndroid 趣味:大体なんでも広く浅く
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yuheitkada-blog · 2 years
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搬入設営終了! 猫を愛する芸術家の仲間達 あしたからです! お世話になっております Bricolageさんにて開催です! めっちゃ腹減ったので めっちゃ食べた。 最近松の屋行きすぎてるから 今日はやめた 1週間で5回 昨日は昼夜と https://www.instagram.com/p/CouVWrhy3AO/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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leristaccia · 3 years
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The Epic of Zektbach Website - Nyoah Notes - Note 97
冒険者諸君、ごきげんよう。私の名前はニョアである。 実に久しぶりとなってしまったが、私は元気である!
Greetings, adventurers. My name is Nyoah.
It's been a long time since I've been here, but I'm fine!
ニッポンも色々な大変な事に見舞われて、冒険者諸君の中にも元気を失っている人も多いと思う。 しかし、最も大事なのは今。今現在の瞬間を自分に悔いなく生きる事である。 それは人間をはじめ生物の個体の未来は常に不確定であるからである。 不確定な要素に巻き込まれた後、後悔しない為には常に現在を自分なりに大切に生きるという意識が大切である。 過去や未来で無く、今にゃ。今現在を大事にして欲しいにゃ!
I know that many of you adventurers have lost your energy due to the many difficulties in Japan.
However, the most important thing is now. The most important thing is to live in the present moment without regret.
This is because the future of each individual creature, including human beings, is always uncertain.
In order not to have regrets after being caught up in uncertain factors, it is important to always be aware of living in the present in your own way.
Not in the past or the future, but in the present. I want you to cherish the present moment!
さて、『The Epic of Zektbach -Masinowa-』が君達の手に届いてから月日が経ったが 沢山の感想を頂いて、私は大満足だにゃ! 繰り返しになるが、マシノワの話はゼクトバッハ叙事詩でも重要な部分であるので 諸君も考察を巡らし、アリア・テ・ラリアの謎を解き明かして欲しい。 マシノワには非常に重要な鍵が2つ存在しているが まだまだアリア・テ・ラリアには驚くべき謎がある。今後に注目にゃ。
Well, it's been a while since "The Epic of Zektbach -Masinowa-" reached your hands.
I've gotten a lot of feedback, and I'm very happy with it!
Again, the story of Masinowa is an important part of the Epic of Zektbach.
I hope you will consider it and solve the mystery of Aria Te'Laria.
There are two very important keys in Masinowé.
There are still more mysteries to be discovered in Aria Te'Laria. Stay tuned.
ところで、先日ある冒険者よりこんな書簡を頂いた。
By the way, I received this letter from an adventurer the other day.
こんにちわ インターネットという不思議な世界で「ツイッター」なる ものがはやっているそうですが、zektbach殿はやっていらっしゃるのでしょうか? 公開しているのならばぜひ教えていただきたいです。 (冒険者kirikoより)
Hello there.
In the mysterious world of the Internet
I've heard that "Twitter" is becoming popular in the mysterious world of the Internet, and I'd like to know if you are using it, Zektbach.
If you do, I'd love to know about it.
(From Kiriko, an adventurer)
私もその不思議な世界を知っている。 実は私もこの場所が不安定で非常に更新するのが難しいので ついったーにアリア・テ・ラリアから扉を開こうかと考えた事もあったが、 冒険者諸君はどう思うかにゃ? その不思議な世界であれば、私はアリア・テ・ラリアの情報を君達にどんどん伝える事ができるかもしれない。 諸君の意見を聞いて決めようと思っているにゃ!
I know that strange world too.
As a matter of fact, I find this place unstable and very difficult to update.
I've been thinking about opening the door from Aria Te'Laria on Twitter.
What do you think, adventurers? In this mysterious world, I might be able to share more information about Aria Te'Laria with you.
I'm going to listen to your opinions and decide!
さて、今日は久しぶりに君達の便りに答えていくにゃ!
Well, today is the first time in a long time that I'm answering your letters!
我輩は猫なのにゃ! ニョアとやら、我輩はいつも不思議に思っているのにゃ。 地図にはガルキア大陸とエジ―ク大陸があるにゃが、ガルキア大陸の南は何なのにゃ? ファラリエンより南のあの、島というにはやや大きい島のことにゃ! ニョア殿の手記には他の大陸や島のことは書かれているにゃがあの島の事はまだ何も書かれていないのにゃ……! 我輩が考えたところによると、あそこにはきっと素晴らしいカルカンがあるのもへ!!  たとえば……我輩の大好きな、ハトの丸焼き味とかにゃ……(ごくり というのは可愛いおふざけにゃ。 あの島にはきっと我輩どころか世界中の学者も知らぬようなヒミツがあるに違いないのにゃ。 知っているなら教えてほしいにゃ、お礼に我輩秘蔵のカルカンを幾つか進呈しようにゃ!  味はそちらのご自由に、にゃ! 教えてくれなかったら最高級カルカンをニョア殿の前で食い散らしてやるにゃ。 (猫の吾輩より)
I am a cat!
Nyoa, I've always wondered about you.
The map shows the continents of Galukia and Eijeek, but what is south of Galukia?
I'm talking about that rather large island south of Fallarian!
Lord Nyoah's journal mentions other continents and islands, but nothing about that island yet. ......!
I'm sure there are some great whiskas there, too! 
For example, ...... my favorite, roasted pigeon flavor. ...... (gulp)
This is just a cute joke.
I'm sure there are secrets on that island that I, as well as other scholars around the world, don't know about.
If you know of any, please let me know, and I'll give you some of my treasured whiskas in return! 
You can taste them all you want.
If you don't tell me, I'll eat up your finest whiskas in front of Nyoah.
(From me, the cat)
まず第一に、アリア・テ・ラリアの中でハトの丸焼き味などと軽率に発言するのは控えた方が良いにゃ。 アリア・テ・ラリアにはおそろしい地獄耳を持つおそろしい鳩が存在する事を忘れずに…。 と、時すでに遅く君はもうアリア・テ・ラリアに存在しないかもしれないが…。 質問の島の事だが、それはル・アビデの事かにゃ? ル・アビデにはこういう古の神話がある。 種族を越えて仲むつまじかった2人の男女にある時妖精がささやき、 2人は今までの仲の良さが嘘であったかのように豹変し、険悪な間柄になり それによって多くの悲劇が生まれた、と。 神話であるので、どこかのロマンチストが謎多きこの島に想いを馳せて創作した可能性が強いが 確かに以前私がこの島をベルナデットと訪れた時、争いに使われたと思わせる謎めいた建造物が数多くあった。 この神話の作者は恐らく、かつてこの島で2つの集団の対立があったことは確信していたのだろう。 その争いを叙情的に神話として表現したのではないだろうか。 しかし、残念ながらその争いが具体的にどういうものであったかは 今や誰も知らないし、私も本格的にル・アビデを調査してみないと分からないにゃ。
First of all, it's best to refrain from making rash comments about the taste of roasted pigeons in Aria Te'Laria.
Remember that there are horrible pigeons with horrible hell ears in Aria Te'Laria....
And it may be too late for you to exist in Aria Te'Laria...
As for the island in question, is it L''Avide?
There is an ancient myth about L'Avide.
A fairy whispered to two men and two women who were on good terms with each other.
But one day, a fairy whispered to them, and they turned into bitter enemies, as if their friendship had never existed.
This led to a lot of tragedies.
Since it is a myth, there is a strong possibility that some romantics have created this story with their thoughts on this mysterious island.
It is true that when I visited this island with Bernadette, there were many mysterious structures that seemed to have been used for fighting.
The author of this myth was probably convinced that there had once been a conflict between two groups on the island, and expressed that conflict lyrically in his myth.
But unfortunately, no one knows what exactly the conflict was, and I won't know until I do some serious research on L'Avide.
こんにちは、ニョアさん。 わたし、新たな世界を開拓したくて詩人になりましたの!ニョアさんにわたしの詩をきいてほしいの! あなたの瞳は~ らら~ まるで石のように~ かったいわ~ それはとってもね~ らら~ かったいの~ あなたの唇は~ らら~ まるでヘドグロピンのように~ あっかいわ~ それはとってもね~ らら~ あっかいわ~ あなたの肌は~ らら~ まるで白樺の木の~ 皮膚みたいね~ それはとってもね~ らら~ 皮膚みたいね~ ……ふふ、どう? 婚約者には『鳥が空からぼろぼろと気絶して落ちてくるような歌だね』って誉めてくれたの。 もう、とっても優しい人なのよ。 鳥も私の歌に聴き惚れ て空から落ちてくるようだなんて……嬉しいわ。 さ、本題なのよ。 婚約者はそれと同時に『もっと勉強したら良くなるよ』って言ってくれたの。 熱を出しながら言ってたのよ……心配だからたくさん歌ってきたわ!  今度ニョアさんにも聞かせてあげるわね、遠慮しなくていいのよ。  たっぷり歌ってあげるから。 それでね、私、たくさん歌の勉強がしたいから、まずこの国で流行りの歌劇や音楽を教えてほしいの。 (詩人リーゼロッテより)
Hello, Nyoah.
I became a poet to explore a new world! I want you to listen to my poems!
I want you to listen to my poems!
Your eyes are as tough as stone!
They're very, very tough.
Your lips are like...
They're as warm as hedgropin
It's very, very warm.
Your skin~ la la
It's like the skin of a birch tree
Your skin is like the skin of a birch tree.
...... What do you think?
My fiancé complimented me on the song, saying, "It's like a bird falling from the sky in a faint.
He's such a sweet guy. He is a very kind man.
I'm so happy to hear that the birds are listening to my song and falling from the sky.
Now let's get down to business.
At the same time, my fiancé said to me, "You'll get better if you study harder.
He said it while running a fever. ...... I've been singing a lot because I'm worried about you! 
I'll play it for you next time, Nyoah, don't be shy. 
Don't be shy, I'll sing a lot.
And I want to learn a lot of singing, so I want you to teach me about the popular operas and music in this country.
(From the poet Lieselotte)
君からは個性的なオーラというかなかなか独特の感性を感じるにゃ。 もしかしたら将来アリア・テ・ラリアいちの詩人リーゼロッテと言われる日が来るかもしれない。 さて、歌はアリア・テ・ラリアでも人々の生活と密接である。 ノイグラード王国の多くの聖歌や労働から生まれる炭鉱歌や農業歌、酪農歌、町の人の生活の上で生まれた町人歌など 地域と密接な歌が多い。多くの流行り歌は生活を楽しくしたり物事を効率よりおぼえる為に生まれた事が多い。 それとは別に芸術都市のローゼンハイムでは若い音楽家が神話や伝説を題材とした叙情的な歌を数多く生み出している。 有能な若い音楽家は王宮で演奏を披露したり、国から多くの援助を受けたりもしている。 しかし、歌を人の心を扇動するという理由から国を乱すような曲を作る芸術家は厳しい処罰を受けているという暗部もある。 流行り歌というのと意味が違うが、誰もが知っている歌といえばやはり『浄化の祈り』だにゃ。
You have a unique aura, or rather a unique sensibility.
Perhaps one day in the future you will be called the best poet of Aria Te'Laria, Lieselotte.
Now, songs are closely related to people's lives in Aria Te'Laria as well.
There are many songs that are close to the local community, such as the chants of the Kingdom of Noigllado, mining songs, agricultural songs, dairy songs, and the songs of the townspeople, which are born from their labor.
There are many songs that are close to the local community. Many of the popular songs were created to make life more enjoyable and to learn things more efficiently.
On the other hand, in Rosenheim, the city of art, young musicians have created many lyrical songs based on myths and legends.
The most talented young musicians perform at the royal court and receive a lot of support from the government.
However, there is a dark side to this, as artists who compose songs that disturb the country are severely punished for using them to incite people's hearts.
Although the meaning of a popular song is different from that of a popular song, the song that everyone knows is "Purification Prayer".
俺はス……デイビット。 普通の人間だ。 猫にしては博識と名高いニョアに聞きたい事がある。 どうやらそちらには、俺と同じく「蛇」を彷彿させる人物および組織があるようだな。 俺の居た場所にも同じ「蛇」を名乗る者が俺を含め複数人居た。  俺達の関係は……語ると長いが、要約して簡単に言ってしまえば親戚関係にある。 そちらの「蛇」達は関係性があるのだろうか? ついでにこれは未確認だが俺とよく似た声の者が居るという話を聞いたが……これは事実なのか。 ……ところで、そちらに段ボールはあるのだろうか? (忍者デイビットより)
I'm Su ...... David. I'm a normal human being.
I have a question for Nyoah, who is famously knowledgeable for a cat.
It seems that there is a person or organization out there who, like me, is reminiscent of the Snake.
There were several people who called themselves "snakes" where I was, including myself. 
Our relationship is a long story ......, but in a nutshell, we are related.
I wonder if the "snakes" over there are related?
In addition, I have heard that there is a person with a voice similar to mine, although this is unconfirmed. ...... Is this true?
...... By the way, do you have any cardboard over there?
(From Ninja David)
蛇は一匹でいい、ビックボスは一人で十分だ! …とは言っても、蛇を彷彿させる者が多くいるのも事実にゃ。 蛇神人のギジリ、サザラギ団、アギオナ機関もそうだ。 空舟の遺跡にも蛇を彷彿させる紋章が存在するといわれる。 話が少しそれるが、人は何故昔から蛇を崇拝もしくは、邪悪の象徴とするのか。 蛇は西洋では主に諸悪の根源とされ、ニホンでは古代の女性蛇巫の存在が示すようにあらゆる祭事の根源となっている。 他の動物と明らかに違う形状を持つという事もあるが、面白い解釈を1つ紹介する。
One snake is enough, one big boss is enough!
...However, it is true that many people are reminiscent of snakes.
...But it is true that there are many people who remind me of snakes, such as the snake goddesses Gijiri, Sazaragi, and the Agiona Agency.
It is said that there are also emblems reminiscent of snakes in the ruins of the sky ship.
This is a bit of a digression, but why do people worship snakes or consider them to be a symbol of evil?
In the West, snakes are mainly regarded as the root of all evil, while in Japan, they are the source of all rituals, as shown by the existence of ancient female snake handlers.
The snake's shape is clearly different from that of other animals, but here is one interesting interpretation.
カール・セーガンという人物が著書の中で 『人類は生物進化の最終段階にいるが、そうした人間の脳の中には当然その進化途上の各段階の生物であった時の部分もくみ込まれている。 つまりR複合体とよばれる脳の一番奥の部分は恐竜の脳の働きをしている。 つまりそれは人間の脳の中には明らかに恐竜という古代生物が生きているという事である。』 と言っている。 もしかすると蛇その他の爬虫類に対して人類が懐き続けていた崇拝と嫌悪、あるいは畏怖は、 我々の脳の最奥部に潜む恐竜に由来するのだろうか。 それは人類の遠祖であると同時にもっとも恐ろしい敵でもあった。 蛇に対する感情は、一種の先天的反応とも考えられるかもしれない。
In his book, Carl Sagan writes, "Humans are in the final stage of biological evolution, but our brains naturally contain parts of the organisms that were present at each stage of evolution.
In other words, the deepest part of the brain, called the R-complex, functions like the brain of a dinosaur, which means that an ancient creature called a dinosaur is clearly alive in the human brain."
Perhaps the adoration, disgust, or awe that we have always felt for snakes and other reptiles may have been born in the deepest part of our brains.
They were not only our distant ancestors, but also our most fearsome enemies.
Our feelings toward snakes could be considered a kind of inborn reaction.
君がよく好んで使う段ボールは、アリア・テ・ラリアには存在しないが 何故かZektbachが数多く所有していたと思うにゃ。 以前、何に使うか問うたところ、一言 『ん、これか?見ての通り寝床じゃよ。』 と言っていたにゃ。
The cardboard you are so fond of using does not exist in Aria Te'Laria, though.
For some reason, I think Zektbach had a lot of it.
When I asked him once what he used it for, he said
"Hmm, this? As you can see, it's a bed.
As you can see, it's a bed.
ヨア・・・最近見かけませんね・・・。 この人は重要人物ですか? 資料集にも載ってないものでよくわかりません・・・。 (詩人ぽっぽちゃんより)
Joah... I haven't seen him lately...
Is he an important person?
I don't know... I can't find him in any reference books.
(From Poet Poppo-chan)
重要人物であるがゆえ、なかなか姿を出さないのだ。 姿をあらわさないから、色々臆測によりいじられるのだ。 君達が思っているヨア像、きっとそれは間違っている。
Because he is an important person, he does not show himself easily.
Because he doesn't show himself, he is tormented by many speculations.
The image of Joah that you have in your mind is probably wrong.
ニョア殿! 「オリエンタル樽味噌ロジー」とは一体何なのでしょう。 トンカツにかけると美味しいアレのことですか?気になって昼しか眠れません。 (猫のみっきぃより)
Mister Nyoah!
What exactly is "Oriental Barrel Miso Logistics"?
Is it the stuff that tastes good on pork cutlets? I'm so curious, I can only sleep in the afternoon.
(From Mikki the cat)
そんな味噌知らないし、いらないにゃ。 昼寝してないでちゃんと勉強するにゃ。
I don't know anything about miso, and I don't need it.
Don't take a nap, study properly.
自分は様々な世界を旅している者である。 アポカリプスと蛇神について質問したい。 上記の2つを直訳するとアポカリプスは「黙示録」蛇神は「ゾンビ」 ・・・・となるのだが Zektbach殿、このまま理解して良いのか? (魔道士ゆさより)
I am a traveler of many worlds.
I have a question about Apocalypse and Snake God.
Apocalypse is "apocalypse" and snake god is "zombie".
It would be ・・・・.
Lord Zektbach, am I understanding you correctly?
(From Yusa the Mage)
だめにゃ。
No, no, no.
ニョアさんの尻尾を上、上、下、下、左、右、左、右の順で引っ張ったあと、 耳、ヒゲの順に引っ張ると、何か起きますか? (元老院ゴランノス・ポンサーより)
If I pull Nyoa's tail in the following order: up, up, down, down, left, right, left, right, then ears, then whiskers, will anything happen? (From Senate Goranos Ponsor)
ああ、起きるとも!! 私の華麗なる剣舞により、君に身に大いなる危険がにゃッ!!!
Yes, you will!
You are in grave danger from my magnificent sword dance!
こんにちはゼクトバッハさんニョアさん。 ゼクトバッハさんの作り上げるこの幻想的で魅力的な世界にどっぷり嵌まり結構経ちました。 当初数学が大嫌いだった私ですが、2章の影響で数学を頑張って理解してみようと思い、 とりあえず数に心を開いてみたらとてつもなく面白い事に気づき、今では数学がすっかり大好きになりました。 他にも哲学や語学に歴史、神話などを勉強する度アリア・テ・ラリアとの共通点などを見出し、よりその世界に興味 がわき、考察に使うためにも知識が深まっていきました。 支離滅裂でまどろっこしい文になってしまいましたが、簡潔に言えば「知識を広めるきっかけを下さってありがとう ございました」です。これからも自由にちまちま勉強しながらも考察を続けていきたいと思います。 (冒険者いかより)
Hello Mr. Zektbach, Mr. Nyoah.
It's been quite a while since I was immersed in this fantastic and fascinating world that Mr. Zektbach has created.
At first, I hated mathematics, but under the influence of chapter 2, I decided to try my best to understand mathematics.
When I opened my mind to numbers, I realized that it was incredibly interesting, and now I love mathematics.
The more I studied philosophy, languages, history, mythology, etc., the more I found similarities with Aria Te Raria, and the more interested I became in the world.
This is an incoherent and muddled sentence, but to put it simply,
Thank you for the opportunity to expand my knowledge. I'd like to continue studying and thinking freely.
(From Ika the Adventurer)
非常に嬉しい言葉である。ありがたいにゃ。 Zektbachが何故吟遊しているか、それは君のように様々な物事に興味を持つきっかけでありたいと考えている事が大きいのである。 一見とっつきにくい難しい学問であっても、幻想的で魅力的に表現すれば興味を持てると私とZektbachは確信している。 だから、君が書いてくれたような書簡が届く事はとても嬉しい事にゃ!
I'm very happy to hear that. Thank you very much.
The reason why Zektbach is a bard is that he wants to be a catalyst for people like you to become interested in various things.
Zektbach and I are convinced that even seemingly difficult disciplines can be interesting if they are presented in a fantastic and appealing way.
So it is a great pleasure to receive a letter like the one you wrote!
はじめまして。踊り子のたけのです。以後、お見お知り を。単刀直入に聞きます。星の民は男ですか?女ですか? それとも、男をも女をも超えた存在ですか? (踊り子たけのより)
Nice to meet you. I'm Takeno, a dancer.
I'm going to ask you a straightforward question. Are the Star People male or female?
Or are they more than just men and women?
(From the dancer, Takeno)
意味合いが異なるが、チキュウの遺伝生物学の書物でこんな事が書かれている。
The meaning is different, but this is what is written in Chikyu's book on genetic biology.
ニゴロブナという魚はメスの個体しかおらず、オスの精子無しに卵がかえる。 生まれた幼魚はすべてメスとなり、世代が未来へ引き継がれてゆく事が確認されている。 哺乳類でさえ本当は性がなくても子孫が残せる。
The fish called Nigorobuna is only female, and its eggs are born without male sperm.
It has been confirmed that all larvae born are female, and the generation is passed on to the future.
Even mammals don't really need to have sex to have offspring.
さて、これは研究者つまり人類からの視点の文章である。 これは外側からの視点、メタ視点なわけである。 メスの個体しかいないニゴロブナの立場で考えると、 ニゴロブナは『我々に性別があるブナ!』と言うだろうか? つまりそういうことにゃ。
Now, this is a text from the point of view of a researcher, or a human being.
This is a meta-perspective, a perspective from the outside.
If you think about it from the point of view of a nigorobuna, which only has female individuals.
Would they say, "We have sex, beech! Would they say, "We are genderless beech!"
That's what I'm talking about.
では、今回はこの辺でさらばにゃ!
Well, that's it for this time, goodbye!
ニョアの手記 97 - Nyoah's Notes 97
2011.06.17
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20kitan · 3 years
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エガキナマキナ/小鳥遊月美
「ネイル行くんで帰りま~~す。おつかれっすー」 「つーかもういいですか?」 「なんでそんなこと言うわけ?あたしのこと好きなんじゃないの?」 「あたしの仕送りでパチンコ行くなっつったろ!!」 「あーそれ元カレにもらったやつ」 「センパイに関係なくないですかぁ~?」 「てか今日めっちゃ可愛いね」 「キレーで大きい部屋借りてかわいー服いっぱい買って意味わかんないオブジェ置きたい」 「カノジョなんだからるみちゃんて呼んで♡」 「はぁ~~~?前と言ってること違うじゃん。ウソツキ!!」
◆月美身上調査書
姓名、略称:小鳥遊月美(たかなし るみ) 年齢:25歳 性別:女 血液型:B型 誕生日:6月30日 星座:蟹座 身長:163cm 体重:48kg 髪色:ピンク色 瞳の色:金のカラコン 元は黒色 視力:1.0 良い きき腕:右 声の質:やや舌ったらずで甘い声 やる気のないときは低い 手術経験や虫歯、病気:骨折数回、虫歯は治療済み 身体の傷、アザ、刺青:腕に薄く傷痕 その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):華奢。八重歯。舌ピアス。 セックス体験、恋愛、結婚観:恋人がいない時期があまりない恋多き女。告白はされたい方。結婚もべつにしても良いと思っている。 尊敬する人:レディーガガ、ジャクソン・ポロック 恨んでる人:父親>母親 出身:千葉県 職業:国家公務員 所属:創務省 将来の夢:デザイナーズマンションでよくわからない芸術に囲まれて暮らす 恐怖:汚い部屋、虫 癖:爪を見る、髪の毛を触る 酒癖:笑い上戸、酒乱、飲みすぎて吐く 性格タイプ:ENTP(討論者)
*交流向け 一人称:あたし 二人称:あんた 呼び方:〜さん、〜センパイ、〜くん、〜ちゃん
*概要
 ダウナーな雰囲気の創務省職員。検閲を担当し没討伐では火力の高さから前線に配置される。現代アート作家であり、抽象彫刻作品を好む。ファッション好きな恋多き女。スパンは短め。女児向けアニメ好き。コラボコスメやグッズに弱い。パチンコ中毒の母親と仲が悪く、よく電話口で金を無心されて口論になっている。
*性格
 目上相手でも物怖じせず遠慮のない軽口を叩き、ひょうひょうとしたマイペースな性格。良くも悪くも開けっ広げで、愛想は好きな相手にしか振りまかないので、先輩や上司には可愛がられるかもしくは嫌われるタイプ。機嫌の上がり下がりが激しく我儘な自覚があるため、気に入られたい人には猫をかぶる。創務省に入っただけはあり勉強はできるが、仕事は手を抜くところはしっかり抜く要領のいいところがある。正義感は強く、かつ深く考えるよりは実践してみる傾向にあり、没討伐ではぐいぐいと前に行きがち。  初対面であれ誰であれ気軽に話しかけ、コミュニケーションに悩んでストレスを溜めることはあまりない。怒りっぽいが機嫌が治るのも早く、恋人や友達に愚痴を言ってスッキリすればまた頑張るの繰り返しで日々を過ごしている。見た目に反して生活には堅実で、貯金や資産運用を愛し、汚い部屋を嫌う。
 
*人間関係
 親しくなりたいと思った相手にはわかりやすく好意的で、嫌いな相手にはわかりやすく態度が悪い。とはいえ機嫌を取るのも簡単なタイプなのでいいように操縦されていることもしばしばある。  恋愛関係に発展しそうな相手には特に分かりやすいアピールをし、さっさと恋人になることも多く、また別れるのも早い。相手が職場や身近な相手でも気まずくなるという心配で気後れすることはまったくなく、恋愛をオープンに楽しんでいる。
*家族関係、幼少期体験
 小さい頃に父親が出てゆき、シングルマザーの母親のもとで育った。パートの稼ぎは少なく部屋の整理整頓ができない人間で、狭いアパートでゴミに囲まれて育つ。幼少期からの生活に嫌気がさし、ほとんど親に頼らず奨学金などで進学し、大学では経済学部を卒業し、学費免除と年収アップにつられて知的財産系の研究で大学院まで進学、見事に創務省に就職した。  また歳をとるにつれて酒やパチンコへの依存と金の無心がひどくなる母親にうんざりしており、義務として仕送りはしているが口論が絶えない。育ちと親を恥じており人には隠そうとする。父親のことはさらに激しく恨んでおり、見つけたら八つ裂きにすると誓っている。親戚との付き合いはほとんどない。  きれいな家、服、よくわからない芸術品を飾った金持ちの家に憧れがある。
*能力
 優秀と言えるほど頭の回転は速くないが、目標を持てばその地点まで一直線に努力できる。仕事に関しては真面目。  また運動神経がよく、没討伐においては激しい火力を持つ重機関銃型のマキナを出現させ、ニジゲンの強化を受ければ銃弾を増幅させることが可能。前線での露払いを任せられることが多く、ちょこまかと足が速いため撤退も鮮やかにこなす。生傷が絶えない。  
*著作、作品の評価
 不定期でまったく意味のない、主に住宅などに飾ることを目的とした素材やフォルムの美しさや面白さを活かす彫刻作品や絵画作品を作る。作品には題名やキャプションもつけず、批評や解説を嫌っており高い評価がつくことはないが、洗練されたビジュアルを作るので展示目的でわずかながら購入者がいる。  本人は創作活動を完全に趣味と割り切っており、人からの評価はあまり気にしていない。キャラクター性やストーリー性は薄いほうなので検閲にもあまり引っかかったことがない。  
*好きなもの
食べ物:焼き鳥、チキン南蛮、唐揚げなど鶏肉料理が好き。味の濃い料理の好む。嫌いな食べ物はしいたけとレバーとにんじん。 飲み物:ハイボール、クリームソーダ 季節:夏 色:クリーム色 香り:クリスチャン・ディオール「ミス ディオール ブルーミング ブーケ」ほか イヴ・サンローラン「モン パリ」。 エンジェルハートとか、消毒液やシンナー系のにおい 煙草:ほっそいメンソールたばこ たまに吸う 書籍:ファッション雑誌、インテリア雑誌 動物:うさぎ、猫 異性:真面目で綺麗好きな人 ファッション:セットアップが好き 体のラインが綺麗に出る可愛い服が好み 韓国ファッション系 場所:きれいなホテル、ラウンジ 愛用:女児アニメのコンパクトの手鏡 趣味:好みの相手探し、買い物、ファッション、ネイルアート、大きいものづくり *よく現れる場所 創務省周辺 コスメショップ 大型商業施設 古着屋 アウトレットパーク ヘアサロン ネイルサロン クラブかバー カフェ イタリアン ラーメン屋 定食屋さん 韓国料理屋 スタジオ(作品制作時) ホームセンター 美術館
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kconasu · 4 years
Text
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)
2019年/中国/カラー/101分
 中国で大ヒットしたアニメ「羅小黒戦記(ロシャオヘセンキ)」がアースシネマズ姫路にやってきたので見に行ってきました。ちなみに日本では入ってきたフィルムが少なかったのかミニシアターを巡回する形で上映しています。COVID-19で上映が難しくなる以前は毎回満員に近い入りだったとか。
 補足説明を最初にしておくと、元々2011年から書き始めたFLASH短編アニメシリーズを原作にして、それらの前日譚として映画が作られたそうです。その為、キャラクターデザインの質感や演出の一部にFLASHアニメの雰囲気をあえて残して生かしているところがあります。またタイトルの羅小黒は主人公の名前になるのですが、羅という姓が付く前の単なる小黒(シャオヘイ)時代の話になります。
 小黒は普段は黒猫として人間社会で過ごしているが、実は妖精。人間達に襲われそうになった時に巨大な猫になって対抗していると同じく妖精の風息(フーシー)によって助けられる。風息によって彼の仲間の妖精達が集う自然豊かな島に連れて行かれた小黒はここを新たな住み家にしようと思ったところ、執行人と呼ばれる無限(ムゲン)の襲撃を受ける。
 無限の強さに風息と仲間達は対応出来ず、テレポーテーションで逃げるしかなかった。しかし応戦していた小黒は置いていかれてしまい、無限に捕まってしまう。
 テレポーテーション能力の無い無限は丸太を組んだ船を作り小黒を連れて島を脱出する。当初衝突ばかりしていた二人だが、金属を操れる能力同士という事から次第に距離を縮めていくのだが…というお話です。
 知人に薦められたものの、あまり期待せずに見に行ったのですが、かなり面白かったです!小黒(猫+人間の子供)のデザインが可愛くこれだけで映画冒頭のつかみはOKだし、少年ジャンプの格闘技系のアニメばりのアクションも凄かった!この二つが映画の柱なので対象年齢は子供向けを狙っていたでしょうし、その狙いから物語の組み立て方はあまり難しいことはせずにそれなりに、という作りではあったんですが(拳と拳で解決!なノリ)、でも面白かった!
 全体的に日本アニメに対するオマージュを感じられるのでその点でも日本人ウケが良いのかもしれません。前半は宮崎駿監督の自然を扱った作品ぽいし、都市部に舞台を移した後半は細田守監督の世界観に近い。ここだけ取るとコピー&ペーストしているように取れますが、そうではなくて既に自分たちの中に取り込んだ上でアウトプットしているレベルまで来ていますね。動画も、一番芸術性を問われる背景も満足な出来です。中国でアニメ製作会社の運営で奮闘した日野トミーさんのレポート漫画「なんで私が中国に!?」を読んでいると技術レベルは高い一方で、日本アニメの影響を受けすぎていてオリジナル作品を作ろうとしてもどうしても何処かで見た物になってしまう時代があった事を知っているだけに「中国アニメもここまで出来るようになったかぁ~。」という感慨深いものがあります。
 少し難点があるとしたら字幕かなぁ。中国語で一言で済んでいるところが意外と字幕が長くて読み切れないうちに次に切り替わっている事が何回かあるんです。文章も直訳的でちょっと硬い印象が残りました。出来ることならアニメの演出にも対応出来るきちんとした翻訳スタッフを付けて訳し直した上で日本人声優さんを起用した吹き替え���で見てみたいな…。
 蛇足的な話になりますが日本語字幕において意訳しすぎたりすることで批判されることがあるんですが、今作の字幕を見て見ると字幕が芝居の邪魔をしちゃいけないし、もしかしたら字幕も芝居の一部なのかもしれないという気付きがありました。
6 notes · View notes
tak4hir0 · 4 years
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活況を呈していたベンチャー投資市場は、コロナショックによって一変。明暗がくっきり分かれている。 例えば観光・レジャーなど「人の移動」に関わるようなベンチャー企業は大苦戦。その一方で「非接触」「非対面」へのニーズが急上昇している。再生可能エネルギー関連や暗号資産などの金融テクノロジーにも元気な企業が多い。 本特集では、ウィズコロナ、アフターコロナ時代に飛躍するベンチャー企業を厳選。「昨年までのベンチャー100特集に選ばれていない」という条件をクリアしている企業だけを掲載しており、ニューフェイスばかりだ。 「社名」をクリックすると個別企業のページにジャンプします。「代表者」については、複数いる場合には1名のみを記載。「代表者」「資本金」「社員数」などの項目は、いずれも7月下旬の取材・執筆時点のデータ。   巨額調達 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 1 VPP Japan 送電線網を介さない太陽光発電所を運営 秋田 智一 2017年6月 8800万円 10名 2 APB 次世代型リチウムイオン電池を開発 堀江 英明 2018年10月 1億円 54名 3 ベルフェイス 営業に特化したウェブ会議システム 中島 一明 2015年4月 4億6万円 282名 4 Paidy 後払いできるオンライン決済サービス 杉江 陸 2008年3月 27億3016万円 130名 5 AnyMind Group ネット広告を柱に多彩なデジタルマーケティング 十河 宏輔 2016年4月 3684万円 750名 6 ヘイ ネット通販と決済の構築を簡単に 佐藤 裕介 2012年3月 1億円 200名 7 Ubie 「AI問診」で医療現場を効率化 阿部 吉倫 2017年5月 14億1500万円 51名 8 モジュラス 最先端の計算科学を駆使して創薬 木村 俊 2016年8月 1億円 11名 ユニコーン # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 9 リキッドグループ ビットコインなどの交換所を運営 栢森 加里矢 2014年5月 12億7000万円 135名 10 TRIPLE-1 暗号資産採掘用の半導体を開発 山口 拓也 2016年11月 18億3194万円 35名 連続起業家・元社長 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 11 LayerX 「重い産業」のデジタル化を主導 福島 良典 2018年8月 15億5480万円 28名 12 カンカク 完全キャッシュレスのテックカフェ 松本 龍祐 2019年6月 1億989万円 10名 13 NOT A HOTEL 宿泊に関わるオペレーションを自動化 濵渦 伸次 2020年4月 5億234万円 2名 14 アルプ サブスク収益最大化を支援 伊藤 浩樹 2018年8月 1000万円 16名 15 MOON-X 日本のものづくりを支援 長谷川 晋 2019年8月 1億円 4名 大学発 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 16 ACES 画像認識AIで人間の動きを解析 田村 浩一郎 2017年11月 1848万円 11名 17 Heartseed 「心筋球」で移植に代わる心不全治療 福田 恵一 2015年11月 9822万円 30名 18 エレファンテック プリント基板を独自技術で製造 清水 信哉 2014年1月 3億1000万円 42名 19 Integral Geometry Science 外から見えないものをマイクロ波で画像化 木村 憲明 2012年4月 5億5360万円 11名 20 Craif 高精度ながん検査を提供 小野瀨 隆一 2018年5月 1億円 13名 21 AutoPhasyGo オートファジーで老化を防ぐ 石堂 美和子 2019年6月 5250万円 1名 22 リージョナルフィッシュ 魚の品種改良を超高速化 梅川 忠典 2019年4月 8460万円 12名 23 KAICO 特殊なタンパク質を生成 大和 建太 2018年4月 1億7500万円 3名 広告・マーケティング # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 24 サイカ テレビ・ネット広告効果分析システム 平尾 喜昭 2012年2月 4億7000万円 53名 25 ビズパ オフライン広告の検索・発注サービス 石井 俊之 2018年12月 3000万円 6名 26 unerry 位置情報とAIで人の流れを可視化 内山 英俊 2015年8月 1億4310万円 21名 業務支援 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 27 RevComm 音声認識AI搭載のクラウド電話 會田 武史 2017年7月 4億8852万円 57名 28 Wovn Tecnologies ウェブサイトやアプリを多言語化 林 鷹治 2014年3月 1億円 88名 29 UsideU 分身を使った遠隔接客ツール 高岡 淳二 2017年6月 100万円 2名 30 テックタッチ 操作ガイドを簡単に作れる 井無田 仲 2018年3月 3億1500万円 23名 31 エピックベース 音声文字起こしをAIで自動化 松田 崇義 2020年1月 50万円 2名 32 KOSKA 製造業向けの原価管理自動化サービス 曽根 健一朗 2018年10月 1億2500万円 15名 33 Leaner Technologies 無駄な間接費の削減に貢献 大平 裕介 2019年2月 1億8017万円 5名 34 A1A 製造業の調達を支援 松原 脩平 2018年6月 1億7965万円 12名 35 Miletos 不正な経費利用をAIで検知 朝賀 拓視 2016年6月 120万円 7名 36 イエソド SaaSを一元管理 竹内 秀行 2018年9月 1785万円 8名 37 EdLog 先生の採点業務を支援 中川 哲 2017年11月 300万円 1名 人事 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 38 LAPRAS AIを活用したヘッドハンティング 島田 寛基 2016年5月 1000万円 27名 39 POL 理系に特化したスカウト 加茂 倫明 2016年9月 1億円 48名 40 HERP 現場主導の採用システム 庄田 一郎 2017年3月 1億円 25名 41 HRBrain 目標設定や評価を効率化 堀 浩輝 2016年3月 1億円 68名 42 スタジアム ウェブ面接システム 太田 靖宏 2012年8月 5億1566万円 193名 43 JOINS 副業人材をマッチング 猪尾 愛隆 2017年6月 2333万円 0名 住まい・暮らし # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 44 KabuK Style 定額制の宿泊サービス 大瀬良 亮 2018年2月 3億400万円 75名 45 WAKUWAKU リノベーション業者にノウハウを提供 鎌田 友和 2013年6月 1億9308万円 94名 46 Zehitomo 専門サービスを適正価格で ジョーダン フィッシャー 2015年8月 3億8700万円 35名 47 サマリー スマホで管理できる収納サービス 山本 憲資 2010年4月 1億円 19名 48 ビットキー 暗号化技術を駆使した電子カギ 江尻 祐樹 2018年5月 4億546万円 162名 49 インフォメティス 家電製品ごとの消費電力をAIで推定 只野 太郎 2013年4月 1000万円 48名 50 RABO 首輪で猫の行動を24時間見守り 伊豫 愉芸子 2018年2月 9025万円 7名 51 ストロボライト 園芸メディアと庭リノベが柱 石塚 秀彦 2012年7月 4億3771万円 37名 小売り・飲食 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 52 ClipLine 従業員教育を短尺動画に 高橋 勇人 2013年7月 1億円 52名 53 AWL 小売店向けAIカメラの開発 北出 宗治 2016年6月 2億3975万円 66名 54 セーフィー クラウドで録画する防犯カメラ 佐渡島 隆平 2014年10月 1億円 130名 55 Mellow フードトラックのマッチング 森口 拓也 2016年2月 4億504万円 31名 56 シン 個人店が軸の出前サービス 大見 周平 2019年6月 500万円 18名 57 スナックミー 好みのおやつをAIが選定 服部 慎太郎 2015年9月 5000万円 17名 58 GINKAN ブロックチェーンを使ったグルメSNS 神谷 知愛 2015年12月 1億9928万円 14名 フリマ・通販 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 59 ジラフ トレーディングカード専門のフリマ運営 麻生 輝明 2014年10月 2億6250万円 41名 60 モノカブ スニーカー特化のネット売買市場 濱田 航平 2018年12月 1億4009万円 11名 61 モデラート 月額制でスタイリングを提案 市原 明日香 2014年12月 1億3765万円 10名 62 picki 個人のブランド立ち上げ支援 鈴木 昭広 2017年5月 3400万円 7名 63 Sparty シャンプーをカスタマイズ 深山 陽介 2017年7月 1億円 21名 物流 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 64 Rapyuta Robotics 複数のロボットを協調制御 ガジャン モーハナラージャー 2014年7月 2億7496万円 71名 65 KURANDO 倉庫内業務を安価に効率化 岡澤 一弘 2019年7月 350万円 2名 66 ダブルフロンティア 地域密着で買い物代行 八木橋 裕 2013年4月 1億6700万円 8名 67 Azoop トラックの中古売買サイト 朴 貴頌 2017年5月 3000万円 24名 68 アイディア 船舶管制システムの開発・運用 下川部 知洋 2017年11月 1億9302万円 20名 エンタメ # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 69 Mantra 漫画に特化した機械翻訳サービス 石渡 祥之佑 2020年1月 100万円 4名 70 わたしは ユーモアを操るAIで広告提案へ 竹之内 大輔 2016年4月 5100万円 6名 71 クラスター イベントなどの仮想空間を提供 加藤 直人 2015年7月 1億円 38名 72 playground スポーツなどの電子チケットから拡張 伊藤 圭史 2017年6月 5100万円 26名 73 THECOO 芸能人とファンの交流を活性化 平良 真人 2014年1月 5億3000万円 69名 74 オシロ 月額課金のファンコミュニティーを構築 杉山 博一 2017年1月 8485万円 12名 デバイス # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 75 BONX 距離無制限の次世代トランシーバー 宮坂 貴大 2014年11月 2億5000万円 22名 76 アロマビット においを可視化できるセンサー 黒木 俊一郎 2014年2月 5億8500万円 20名 77 INFORICH スマホ充電器のレンタルサービス 秋山 広宣 2015年9月 1億6988万円 37名 データ・セキュリティー # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 78 LeapMind 端末側で深層学習ができる技術を開発 松田 総一 2012年12月 25億8700万円 85名 79 エイシング エッジAIで製造業を効率化 出澤 純一 2016年12月 1億円 16名 80 ココン セキュリティーの脆弱性を診断 倉富 佑也 2013年2月 8354万円 250名 81 Ninjastars ゲームの不正対策 森島 健斗 2018年7月 3300万円 3名 82 TRUSTDOCK 決済時の本人確認を代行 千葉 孝浩 2017年11月 1億円 15名 83 DataSign 個人データ管理ツールを提供 太田 祐一 2016年9月 8600万円 15名 84 Synspective 地方面を観察する小型人工衛星を開発 新井 元行 2018年2月 1億円 80名 医療・介護 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 85 AIメディカルサービス 内視鏡の画像診断を支援するAI開発 多田 智裕 2017年9月 1億円 51名 86 テンクー 遺伝子解析データを基に医師支援 西村 邦裕 2011年4月 1000万円 30名 87 リーズンホワイ セカンドオピニオンをネットで提供 塩飽 哲生 2011年7月 9880万円 25名 88 Buzzreach 製薬会社と治験被験者のマッチング 猪川 崇輝 2017年6月 1億6480万円 18名 89 DentaLight 歯科医院向けのIT開発 藤久保 元希 2013年10月 2810万円 20名 90 イノフィス 人工筋肉で作業負担を軽減するスーツ 折原 大吾 2013年12月 24億8120万円 33名 91 ウェルモ AIがケア事例を提示 ⿅野 佑介 2013年4月 3億円 146名 92 ファミワン 妊活を専門家がサポート 石川 勇介 2015年6月 7773万円 5名 行政 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 93 xID 無料の電子契約とデジタルID 日下 光 2012年5月 6320万円 17名 94 one visa 外国人労働者のビザ申請支援 岡村 アルベルト 2015年9月 2億5699万円 20名 95 WiseVine 予算書をデータベース化 吉本 翔生 2018年3月 1億4880万円 4名 金融 # 社名 特色 代表者 設立年月 資本金 社員数 96 justInCase 保険料を「わりかん」するがん保険 畑 加寿也 2016年12月 1億9562万円 26名 97 エメラダ オンライン資金繰り管理 澤村 帝我 2016年6月 1億円 19名 98 Basset 暗号資産の分析・監視ツール 竹井 悠人 2019年7月 200万円 6名 99 TORANOTEC 買い物のおつりを投資へ ジャスティン バロック 2016年8月 16億4396万円 38名 100 日本資産運用基盤グループ 地方銀行に資産運用をアドバイス 大原 啓一 2018年5月 1000万円 10名   週刊東洋経済 2020年8/22号 書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。 この号の目次ページを見る プラス会員(有料)にお申し込みいただくと 下記のサービスがご利用いただけます。 『週刊東洋経済』の最新号を先読みできる 1000冊以上の豊富なアーカイブを読める 雑誌誌面のイメージでも記事を読める 限定セミナーにご招待
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idonuma · 5 years
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Lazy Line Painter Jane
10月10日(木)から山形国際ドキュメンタリー映画祭に行ってきた。参加するのは初めてだったけど、街の雰囲気もゆるやかで暖かくて、たくさんの人々にも会えて嬉しかった。池添さんが誘ってくれた宿も皆やさしくてストレスがなくありがたかった。わすれないうちにいろいろメモ。
『富士山への道すがら、わたしが見たものは…』
メカスの監督作で、過去に自分でも上映したことがあったけど、開会式のあとに大スクリーンで流れる迫力はすごかった。劇中流れ続ける激しいドラミングは、来日中、ソ連崩壊直前(?)のニュースを受けたメカスさんの心情も表しているのかなと思ったり。上映前に農民詩人・木村迪夫さんの挨拶で、メカスさんが故郷・リトアニアのについて「村は正しさと美しさで溢れていた」と話していたことが紹介されていた。会場にはメカス日本日記の会の森國さんと書肆山田の方もいらしていた。
『愛を超えて、思いを胸に』
大たばこ会社とたばこ農家の戦いを描いた映画。めちゃくちゃ寝てしまったのだけど、無線みたいな音がずっと流れていたのが面白かった。監督が生後3ヶ月(!)のお子さんを抱えて挨拶に登壇してくれていた。
『光に生きるーロビー・ミューラー』
浅倉さんに「メカスみがある」と紹介され「みるっきゃないだろ」と勇んで鑑賞した。ロビー・ミューラーが私的に撮りためたホームヴィデオのフッテージは繊細で美しくて、ドビュッシーをかけながらホテルの一室で撮られた家族へのメッセージ(からの信じられない水面)や、ズームした先の鏡に映る情けない無精髭などが印象的。作品としてってよりはロビー・ミューラーの映像が良いな、って感じだったけど、最後に口をあんぐりあけて光を浴び、ヴィム・ヴェンダースの言葉をうけとるロビー・ミューラーはすごく綺麗だった。(ヴェンダース、ちょっと津田直さんに似ていた・・・!)
『自画像:47KMの窓』『自画像:47KMのスフィンクス』
窓、のほうは今回もっとも感動した作品の1つ。ジャン・モンチー監督の無邪気でまっすぐなまなざし、もっと観ていたい!監督の育った小さな村についての物語なのだけど、特に「窓」のほうの、おじいさんへのインタビューと絵を描く少女を軸にした展開に心を揺さぶられた。寒さから身をしのぐために洋服や炎や家があるみたいな、根源的な感覚を呼び覚まされるし、その先で「芸術は人の心を豊かにするために在るんだ」と信じられる。会場に来ていた中国の田舎の村出身だという女の子が「こんな素敵な舞台で、監督の映画が上映されていることが嬉しい。私の村をみているようで、嬉しいし、悲しい。映画の最後に上がった花火は、村(の空)に絵を描くようで美しかった」というようなコメントをしていて、ジャン・モンチー監督はその子の目をみて満面の笑みでお辞儀していた。「壁」ってもう断絶を生むものみたいな意識が頭の中にあった気がするけど、本来風から身を守るためのものなんだな、と台風前夜に考えたし、その壁を未来にむけた色で塗り替えるという発想が好き。「スフィンクス」のほうはとにかく最初の猫とおばあさんの長回しがサイコー!
『非正規家族』
「死ね」とかいたずら書きをする青年、工場跡?の廃墟にベットを置いて、グラビアアイドルのポスターを眺める青年の背中が虚しく心に残った。
『セノーテ』
初の小田香監督作品!上映が始まった瞬間すさまじい音と映像の嵐。満席立ち見の会場で、皆の鼻息が荒くなるのを感じた。隕石によって生まれたあまりに美しい洞窟・セノーテに、かつて生贄として捧げられた命を思いながら潜るカメラ(iPhone7!)。宇宙と大地、生と死のはざまでたゆたう人間の命の激しさ、静けさ、奇妙さを、普段ではありえない視点から観させてもらうような経験だった。青緑の光がとにかく美しくて、そこに生と死と詩が浮かんでいる。具体的な言葉はなくても、水中に響くスー、スー、という監督の呼吸の音が、そのことを一番豊かに示しているような作り?が格好良かった。
『わたしの季節』
佐藤真さんが隠れ編集をしているという噂を聞いて観に行ったのだけど、低気圧で絶不調すぎてほとんど眠ってしまい無念・・・入り口で国立映画アーカイブの岡田さんとすれ違って柳澤寿男の本をいただいたことを思い出し、とっても申し訳ない気分に・・・!
『声なき炎』
こちらも途中うつらうつらしてしまったのだけど、観ていた部分はとても楽しんだ。無言症になってしまった母について語る息子の視点から、個人的にはマイク・ミルズを連想した(写真やホームヴィデオの差込の、端正な雰囲気がそうさせたのかな?)。母親が検査の機械に入るシーンと、プールを無言で歩くシーン、ラストシーンの呼びかけが強く印象に残っている。
『理性』
インドの宗教状況を映した骨太ドキュメンタリー。上映時間が4時間くらいあるけれど、映っている内容のインパクトの大きさとまとめ方の巧さで全然飽きさせない。自殺した学生の手紙の切実さとその前後の戦いに胸が締め付けられた。明るい紫色のシャツを着た白髪の監督のトークでインドの情勢についての話を聞き、日本の現状と照らし合わせてわりとヘヴィーな気持ちに。
そのほか少しだけ
・三浦さんに教えてもらい行ったインドカレー屋「ジャイ」が小宇宙だった。5回くらい交通事故にあって背がちぢみ、奥さんに追い出されてからカレーを煮込む時間を2時間増やしたという店主からいろいろな話を聞いた。インド映画のあらすじ(3カーン)や、インドに行くという日本人に2回買い物を頼んだけど2回ともお金だけ盗られた話などをずっと聞いていたのだけど、最後の最後に壁に貼られている四谷シモンさんや唐十郎の話題にふれたら、なんと店主は新宿「ナジャ」のクロさんのお友達だった!四谷シモンさんのことは「シモンちゃん」と呼んでいたし、篠原勝之さんと特に仲が良いらしい。「ナジャ」はメカスさんともゆかりが深い場所だし、オープニング作品の『富士山への〜』にはクロさんも出ていたんですよと言ったら店主も驚いていた。次の日『理性』の上映後にもばったり街中で会ったので、写真を撮らせてもらった。
・台風の影響が結構えぐかった。『イサドラの子供たち』が上映中止になったり、宿を一泊延長して泊まらせてもらったりした挙句、13日になって空が晴れても新幹線や在来線が動かず、高速バスも満席だったので14日の朝にどうしても東京にいなければならないという井上さんとりこちゃんとレンタカーで帰ってきた。井上さんが常に150キロで運転してくれたおかげで、21:00に山形を出て2:30には自宅に到着できた。本当に最高な井上さんのお父さんは佐藤真さんの同級生で、いまでも奥さん同士の交流があるらしい。沢田研二やMGMT、ボブ・マーリー、クラフトワークのアウトバーンやシューベルトが流れる中、りこちゃんが「うちら雲より早いよ!」と笑ってたり、未来の空想映画祭の話をしたのが楽しかった。
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kanyan · 2 years
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神戸北野異人館街の猫展 #猫を愛する芸術家の仲間達 いよいよ 本日よりスタート❗ まずは本拠地 ギャラリーブリコラージュ @bricolage.space こちらは 作品展示販売 に加え #マイクロキャンバス @kobemicrocanvasproject オークション販売会場 にもなっております。 2cm×3cmの 小さな小さなキャンバスに それぞれの作家が 猫愛を詰め込んだ作品を制作 かにゃんも 星月夜 水玉猫 の2作品を出展中 この小さな作品達の売上は 神戸北野の地域猫活動への 寄付に充てられます。 是非お気に入り作品をみつけ じっくり入札してください❗ その入札テーブル付近に かにゃん作品 「春の息吹」33000円 が展示されてます。 S0キャンバスアートの 小ぶりな額装作品です。 額装サイズも 270×270×55mm と飾りやすいサイズです。 是非こちらも ご検討くださいませ🐈‍⬛💕 更に グッズコーナーもあります。 かにゃんクリエイト からは 🐈‍⬛コインパスケース 4400円 🐈‍⬛スマホクリーナー 1100円 🐈‍⬛マグカップ 2200円 🐈‍⬛リングノート 990円 🐈‍⬛ポストカード 220円 🐈‍⬛プリントフレーム 2200円 を展示販売中です。 全て黒猫グッズです。 他にも沢山の作家が #猫グッズ を販売してます。 グッズや作品の売上の一部も 北野の地域猫活動へ寄付されます。 猫作品の購入は猫助けにもなります。 是非、みなさまの猫愛を 神戸北野で爆発させて 猫も人も幸せになりましょう💕 (Bricolage ブリコラージュ) https://www.instagram.com/p/CoxCXdaS-c-/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2ttf · 12 years
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yuheitkada-blog · 2 years
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京都、大阪、埼玉で展示中。 今月1週間以上山籠りなので 制作スケジュールを緻密に積み立てる 40作品は作りたい うつりかわりでくるくる体験やりたいなー 1/6-17「棚ぼた展」windfallgallery 1/6-31「新春展」みつ葉 1/11-17 「動植物アート展」浦和伊勢丹6階 2/7-18「DIVISION」個展pad gallery 2/8-14「いちごバレンタイン」阪神百貨店梅田本店4階 2/10-21「Free!!」windfall gallery 2/17-26「猫を愛する芸術家の仲間達展」神戸北野界隈 3/10-21「うつりかわり」個展windfall gallery 3/16-30「たいぞう✖︎AU展」LAUGH&PEACEgallery https://www.instagram.com/p/CnW6KOLy8mx/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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whitelapis · 2 years
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210726
気がつけば遠いところまで来ていた。目の前に広がる壮大な景色に自分の足跡は霞んでその距離を見誤っていたようだ。たった3ヶ月前はひとりきりでこんなところまでくることは想像もしていなかったのだ。ときにはその足跡を振り返ることができたなら、辿り着けるはずのない未来ばかり覗くのを辞めていれば、こんなことにはならなかったかもしれない。
夢のような3日間が終わり、つぎは夢のような4日間を過ごすはずだった。最後の記憶は、自分の体が自分のものでなくなる瞬間の鈍い音と衝撃。その後の数時間は耐えがたい長さだった。痛みはまだ繋がっていることを示してくれるが、腫れ上がった腕と意思の伝わらない手首はやはり自分のものだとは思えなかった。指先だけが申し訳なさそうに項垂れていた。いまは左手の親指ひとつでこれを書いている。すこしずつまた自分の一部に戻ろうとする右腕と、うれしそうな指先を讃えて。早いうちに記憶を上書きしないと狂ってしまいそうな夜の闇に包まれるまでは詩的でありたい。
210727
その病室はかつては学校の教室だったようで広さを持て余していた。使い古された木の棚(ランドセルを収める大きさだ)が後方に備え付けられ壁はかつての張り紙の形に沿って色褪せている。板張りの床もすり減りツルツルになっているがささくれやひび割れはなく綺麗に磨かれている。二台のテレビからは時間差で同じ映像が流れていて気持ち悪くなる。子供たちはこちらの言葉には耳を貸さずに映像に見入っている。思考を停止する快感に魅入られている様子。
私のリハビリを担当してくれた人は自然に優しさを見せてくれたがこの腕がもう二度と元には戻らないことを知っているのだろうか。また私がそのことを知っていることを知っているだろうか。私は違うことで気を紛らわしたかったのでいつもの夢の中のように傲慢に過ごした。ガレージに会ったこともないチャラい仲間が到着して騒ぐ。タバコをふかす。女をモノのように扱う。どうしたら彼女に幻滅されるかあらゆることを試したが、いつまでも優しいままだった。私が腕を諦めるのをやめるまではそばに居てくれるかもしれない。
210728
船上のパーティに君を連れて行く。しつけのない猫のような君は歩くそばからテーブルのデザートのさくらんぼをつまみ食い。女の子は泣いていたが母親は笑って宥めていた。僕の猫はご機嫌だ。君の気に入りそうなかわいい小皿をいくつか見繕って頼み席に着く。ヤンチャな仲間たちと、すれ違い。オンボロのボードを改造して映像を撮る芸術家を、複雑な家庭で育ち他人の不幸を願う輩が邪魔をする。僕らのスクリーンにはそんなうつつは映らない。入道雲はとても甘そうにフワフワしている。吊り下げられた腕を選ぶ、未来が来る。
210804
あの日を境に夜な夜な組コーンにトライしていた少年たちの姿は消えた。私が権力に屈したからか、ストリートがそれを模した競技場にとって変わられてしまったせいかはわからない。このままこの3ヶ月が何事もなかったかのようにフェイドアウトして去年と同じ退屈なステイホームを過ごすことになっても誰も気にしないだろう。しかし私は知ってしまった。自分の足で体で飛び跳ねる心地よさを。ウィールが路面を擦る音、それだけでも十分なのに。昨日知らなかったことを今日できるようになる喜びを。私の気持ちだけは何事もなかったかのようになんてできない。
210811
悲しいことかな私たち、もう交わることはないの
ただ近くにいて違う生き方を見ているだけでよかったのにね違う人間だから
二つから一つが増えて境��は曖昧 そうなると大概 ウツルカラ密は避けてさ
理屈で焚きつけた心 降参の一言だけが届かないでエンドレス
210831
夏が終わりそうだ。置き土産の湿気と片足の祭典がうるさいくらい皮膚にまとわりついている。
心を捨てて明るくつとめれば言葉も音も生まれない日々が続く。20日ほど平穏に過ごすことはできたから自分を褒めよう。怪我でずれたスケジュールで新しい友達に会えたなら感謝して縋りつこう。父の腕は治るだろう。多少の硬さは残しても外からは気づかないくらい元どおりに。あざやすり傷の跡は目立つだろうか。
ベランダからの侵入者や、慣れない仕事、急な坂道、とかに怯えていた。守るものも失うものも意識の作り出した幻なのにね。花が繰り返し咲くこと、季節は巡ること、それ以外に神に伝えるべきことはもうない気がする。私がよしとしなかった希望や精神を押し付けるのはもうやめにしよう。
好きなものをあざやかにするために嫌いなことを再認識する。もしくは私の周りにいつのまにか積もった好きでも嫌いでもないもの。テレビは嫌いだ。面白くないからではなくてそれは楽だから。脳味噌が楽になるものは排除しなければいけない。脳味噌が楽するものではなくて強くなったり新しくなったりするための刺激であればいいのだけど。
夜は雨が降るようだ。、わたしの足は家までもつだろうか? 転ばぬ先の杖なんていらない。またたちあがればいいだけだから。
(心はいつも平穏で愛らしいものではありませんが、ときどきは愛に溢れることがあります。いつも愛することができないのと同じようにまったく愛していないわけではありません。そのような波の中で生きて、時々は愛に溢れた心を持って家族を愛して生きていくことはできていたはずです。いまの暮らしに満足していることと、過去の生活を比べることにいったいなんの意味があったでしょうか。わかったのは、あなたがいまのほうが幸せであることは私を幸せにできないという変えようのない事実でした。誰かと比べたり過去と比べたり。多少のモチベーションにはなっても心の養分にはなりません。この理屈も心を焚き付けはしても心そのものを作ることはしません。わたしの心は理屈を超えた音楽にこそ宿っていて欲しいとねがっています)
これからあとどのくらい時間がかかるかわからないですが、いつかはうちに帰りたいなと考えながらいろんなことを思い出しています。
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thetaizuru · 2 years
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 夏目漱石の『吾輩は猫である』(1906)で、登場人物の一人がニーチェについてこんな寸評をする。  「とにかく人間に個性の自由を許せば許すほど御互の間が窮屈になるに相違ないよ。ニーチェが超人なんか担ぎ出すのも全くこの窮屈のやりどころがなくなって仕方なしにあんな哲学に変形したものだね。ちょっと見るとあれがあの男の理想のように見えるが、ありゃ理想じゃない、不平さ。個性の発展した十九世紀にすくんで、隣りの人には心置なく滅多に寝返りも打てないから、大将少しやけになってあんな乱暴をかき散らしたのだね。あれを読むと壮快と云うよりむしろ気の毒になる。あの声は勇猛精進の声じゃない、どうしても怨恨痛憤の音だ。...」
 エドヴァルド ムンクが1893年に制作した絵画『叫び』は、ムンクが感じた幻覚または心象風景を描いたもので、ムンクは日記にその時の体験を次のように記している。  「私はニ人の友人と道に沿って歩いていた。太陽が沈んだ。空は血のように赤くなった。私は一抹のメランコリーを感じた。そこに立ち止まり、死んだように疲れ果て、欄干にもたれた。黒く青いフィヨルドと町の上には血まみれの舌のような形の炎がかかっていた。友人は先を行き、私は恐ろしさに震えながら、後に残った。その時、自然を駆け抜けるような大きな、終わることのない叫びを聞いた。」  絵には右下から左上に伸びる欄干が描かれていて、人物が橋の上に立っているように見えるが、実際には橋ではなく坂道の柵で、今ではノルウェーの首都オスロの観光名所の一つになっている。
 ムンクはフランスの印象派の画家に大きな影響を受け、加えてフィンセント ファン ゴッホなどのポスト印象派に分類される画家たちの作品から技法を学んだ。  19世紀後半の文学や芸術には、ざっくりした分類で、写実主義、象徴主義、自然主義、印象主義の4つの潮流があった。それらはロマン主義から派生した。  18世紀末から19世紀前半にかけて起こったロマン主義は、アカデミズムが掲げる「唯一の理想美の追求」という考えに対して、「多様な個性美の追求」を掲げた。この考えはフランス革命の思想とともに、ナポレオン戦争によってヨーロッパ全体に広がった。それ以降、ロマン主義が文学芸術の潮流において主流になる。その後、「多様な個性美の追求」などの基本的な考え方は継承しつつ、技術や主題選択、美学理論や思想などに反発する形でいくつかの潮流が派生し、19世紀後半の潮流を作った。  普仏戦争後の1871年3月26日、 パリのコミューンが史上初の「プロレタリアート独裁」による自治政府を宣言、以後5月20日まで二か月ほどの期間パリを統治した。  フランスの写実主義美術を牽引したギュスターヴ クールベは、コミューン美術委員会議長としてコミューンに参加し、第二帝政期の帝権の表象たるヴァンドーム広場の円柱 の解体を提案、5月8日、コミューン政府の名の下に円柱は倒された。  5月21日からの一週間で、ヴェルサイユ政府軍によってパリ市全域は鎮圧され、コミューンは崩壊した。クールベは円柱破壊事件の責任を問われて逮捕され、莫大な費用の支払いを命じられる。クールベは1873年、スイスに亡命し、1877年、亡命先で亡くなった。  パリコミューンは後の社会主義、共産主義の運動に大きな影響を及ぼしたが、この挫折が後を引く形で、19世紀後半の文学芸術の潮流を19世紀末にかけて解体していく。  フランスの印象派の画家たちがグループとして活動したのは、1874年の第1回印象派展の頃からの約10年間で、1886年に開かれた最後の印象派展となる第八回展は印象派のグループとしての解体を象徴した。第八回展には、印象派を牽引したモ��やルノワールの出展はなく、印象派に批判的なルドンやゴーガンの作品が出展され、後に新印象派と呼ばれるスーラやシニャックが出展していた。  印象派の画家たちは「『見るもの』ではなく、『見たもの』を描く」という考えを重視していた。この考えは、写実主義の「ありのままの現実を描く」という考えが先駆けになっているが、写実主義の画家たちが選んだ画題は、それまでに描かれてこなかった「同時代の社会」からだんだんと「社会の暗部」へと、よりセンセーショナルな方向へ先鋭化していった。それに社会主義的な思想や当時のジャーナリズムが影響し、スキャンダルを探すというレンズを通して見たものを描く傾向にあった。  象徴主義は、ボードレールの『悪の華』とボードレールに影響を与えたオカルティズムを思想源流としていて、その思想や超自然的な理屈を通して世界を見る。  超自然的、オカルト的要因を用いずに客観的に自然の事実を把握しようという自然主義も、客観性を担保するために自然哲学や自然科学を適用し、その理屈を通して世界を見る。  パリコミューンの挫折と産業革命による科学技術の発展が、それまでのものの見方の誤りや矛盾を浮き彫りにすることになり、印象主義の「『見るもの』ではなく、『見たもの』を描く」という主観性を重視する考えが注目され、後世にも影響を与えた。しかし、印象派の画家たちもその後の自己の芸術の追究に当たっては、理論や哲学、信仰にも近い芸術観であったり、社会との関わりなどを必要とした。後に新印象派と呼ばれるスーラやシニャックは、科学に基づいた画法や色彩理論を取り入れ、 新たな表現技法を確立する。  「写実主義、象徴主義、自然主義、印象主義」という分類が有効ではなくなり始めた頃の1890年に亡くなったゴッホは、印象主義の流れをくみながら独自に展開を遂げたということでポスト印象派に分類される。1890年代に一気に高まるゴッホの評価には、ゴッホの生涯に19世紀後半の社会運動や芸術運動が辿った変遷が投影された。ゴッホは、画家を志す前は伝道師を目指すが挫折し、画家として南フランスのアルルでユートピア的な共同体を作ろうとするも唯一提案に乗ったゴーガンとすぐに仲違いし、その後は時折発作に襲われながら、孤独の中で描き続けた。  フランスの象徴主義の詩人、画家で美術評論家でもあるアルベール オーリエはゴッホの晩年1890年初頭に、最も早期にゴッホを賞賛していた一人であり、ゴッホ死後の1891年にも、ゴッホを同時代における美術の潮流の中に位置付けながら、「写実主義者」であると同時に「象徴主義者」であり、「理想主義的な傾向」を持った「自然主義の美術」を実践しているという評価を述べて賞賛した。  ムンクの1890年代の評価は決して良いものではなかった。1892年にベルリンで開かれたムンクの個展はベルリンの各新聞で激しく攻撃され、わずか1週間で打ち切りとなるという出来事もあった。それでも支援者が現れ、徐々に愛好者が増えていき、1902年のベルリン分離派展での展示が大成功を収めた。ムンクは日記に「あの悲惨な時代は終わった」と書いている。  この頃に、ムンクの『叫び』について、やや象徴主義的とも呼ばれる解釈、あるいは象徴主義や印象主義などの分類を取っ払った解釈の中から、これはニーチェの超人の思想を表現しているんじゃないかという捉え方が出てくる。ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』に「人間において大いなるところは、彼が橋であって、目的ではないことだ」という言葉があり、ムンクの『叫び』は時代に架かる橋の上に立ち、自らも時代の橋渡しになることの重圧と不安の正直な表現、あるいは決意表明のようなものだという解釈だ。  ムンクが描いたのは橋ではなく坂道なので、この解釈は写実主義、自然主義、印象主義的に見れば間違いであり、象徴主義的な技法からも逸脱している。またムンクは1906年に依頼されてニーチェの肖像画を描いているが、これについても、1900年に亡くなっていて会ったこともない人物を写真や他の肖像画を参考にして、自分の解釈や思想を反映させて描くというのは、写実主義、自然主義、印象主義的な考えに反し、象徴主義からも逸脱していて、またニーチェの思想を表現するものでもないという批判があった。ただ、ニーチェの思想と言っても、何言ってんのか全然わかんないことや、わかんないのに読んでると何かゾワゾワする感じや、たまになぜかぶっ刺さる言葉が出てくる感じが、ムンクの絵にもあるように思える。ゴッホの絵もそうかもしれない。また、ニーチェも、人間は絶対的な真実に到達することは不可能であり、解釈を更新し続けるしかないというようなことを言っている。  1905年、ドイツのドレスデンで、画家のエルンスト キルヒナー、フリッツ ブライルらが、ゴッホやムンクが切り開いた表現から大きな影響を受け、新しい表現を模索しようという目的でグループを作り活動を始める。グループ名は、過去と未来の表現を橋渡しするということと、ニーチェの言葉から「ブリュッケ(橋派)」と名付けられた。  グループとしてのブリュッケは内輪もめなどもあって1913年に解散。短命だったが大きな衝撃を与え、表現主義というスタイルを確立するに至った。  ドイツでブリュッケが結成され、またフランスでアンリ マティスが『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』という絵画を発表した1905年が表現主義のはじまりとされ、表現主義が始まった1905年以降の美術が近代美術とされる。最も広義の意味ではそれ以降の表現はすべて表現主義の影響下にある。
 19世紀前半まで、「人間性(ヒューマニズム)」という概念には、ユートピア共同体という意味が含まれていた。近世の思想の根底にある「理性」という概念は、人間が誰もが共通して、共通の「理性」を持っていて、その理性を通して真実に到達でき、例えば神の存在なども合理的に把握し説明できるというものだった。そこから、誰かが理性によって真実の世界に到達すれば、その導きによって誰もが共通して持つ理性によって全く同じように真実の世界に到達し、この世は真実の世界、すなわちユートピアになるという考えが広まるが、19世紀半ばから終わりにかけて、ちょうどゴッホがアルルでユートピア的共同体を作ろうとして挫折した頃、そんなものはそもそもなかったということに気づく。前から何でも知っていたと言う科学信仰者たちが、訛どころか言語もわからない国から踏んだことのないリンクの果てまで、ナノの世界から宇宙の果てまで、あらゆる事柄をファクトチェックしていっても、真実の千年王国は到来しない。  19世紀末、孤独と内面の探求にしか表現しうる「人間性」は存在しなくなり、表現は一度、孤独に立ち返る。  孤独と内面の探求による表現が、誰か他者の共感に到達するかを探し求めながら、20世紀の表現が始まる。ユートピア思想もまた再び立ち現れて、そして崩れる。
 思い出してみてほしい。  自分の言葉で伝えたいことって、どんなことか。
2022年四月
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theatrum-wl · 6 years
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【劇評】【レポート】どこにもない演劇のまち、西和賀:東北の湖畔の町で見た演劇の風景
第26回  銀河ホール地域演劇祭(2018/09/01-09/02) 片山 幹生
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〔西和賀町文化創造館銀河ホールの空撮。手前は錦秋湖〕
岩手県と秋田県の県境、奥羽山脈のただ中にある西和賀町は人口5000人ほどの小さな町だ。この町には客席300ほどの公営の劇場、西和賀町文化創造館  銀河ホールがある。この劇場では1993年の開館以来、毎年地域演劇祭が開催されている。第26回銀河ホール地域演劇祭は2018年9月1日(土)と2日(日)に開催され、4団体4作品が上演された。今回上演された4作品はすべて宮沢賢治の作品だった。本稿ではこの4作品の舞台評のほか、銀河ホールというユニークな地方公共劇場の活動と地域演劇祭の様子について紹介していきたい。
劇団あしぶえ『セロ弾きのゴーシュ』
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〔劇団あしぶえ『セロ弾きのゴーシュ』〕
銀河ホール地域演劇祭の最初の演目は、島根県松江市の公設民営劇場〈しいの実シアター〉を拠点する劇団あしぶえの『セロ弾きのゴーシュ』だった。あしぶえは2016年に創設50年を迎えた長い活動歴を持つ劇団だ。『セロ弾きのゴーシュ』はあしぶえが28年にわたって上演し続けている劇団の最重要レパートリーであり、アメリカ、カナダの演劇祭でいくつかの賞を受賞している。
『セロ弾きのゴーシュ』の筋立てはごくシンプルなものだ。しかしあしぶえの公演ではそのシンプルな物語が、ミニマルな舞台美術とストイックな演出によって、さらに研ぎ澄まされたものになっていた。徹底的に磨き抜かれた鉱物の結晶のような美しさを持つ舞台だった。張り詰めた緊張感が最初から最後まで維持され、冗長さはまったく感じられない。
自尊心を徹底的に打ち砕かれ、絶望で自暴自棄の状態に陥りそうになりながら、ぎりぎりのところでゴーシュは破滅への転落をまぬがれた。夜中にゴーシュの家にやってきた何匹かの動物の前で演奏することで、ゴーシュのセロは上達し、自尊心を回復する。次の演奏会でゴーシュはそれまで自分を罵倒していた指揮者から賞賛を受ける。彼はそれまで自分がどれほど傷ついていたことさえ気がついていなかった。演奏会が終了し、帰宅して一人になったときになってはじめて、ゴーシュは自分を絶望の淵から救い出してくれた動物たちの無償の優しさに気づく。
劇の最後で彼の口から漏れる感謝の言葉の真実に、私は強く心打たれた。
俳優の表現のあらゆるディテールにまで注意が払われていることが感じとることができた舞台だった。きびしくコントールされた俳優の演技は、ゴーシュの情念の動きを精密に、ダイナミックに描き出している。ゴーシュの絶望ともがき、いらだちが、舞台から豊かなニュアンスとともにまっすぐ観客席に伝わってくる。ゴーシュ役の俳優の演技にひきこまれ、観客の多くはゴーシュの重苦しさを共有していたに違いない。
なぜゴーシュが動物たちの出会いによって停滞から抜け出せすことができたのか、動物たちはなぜゴーシュの家にやってきたのか、そしてゴーシュが最初にやってきた猫に対して謝罪しなかったのはなぜなのか。いくつもの「なぜ?」に対する回答はあしぶえの舞台でも宙ぶらりんのまま提示されない。『セロ弾きのゴーシュ』はハッピーエンドの物語だろうか。ゴーシュに感情移入していた観客は、ゴーシュの演奏の成功にカタルシスは感じた者もいるだろう。終幕のゴーシュは確かに絶望からの解放を味わっていた。しかしその解放感は愚かで未熟な自分へのいくばくかの悔恨を伴っている。彼は喜びよりは、深い虚脱感をあのとき味わっていたのではないだろうか。そんなことを感じさせる演出だった。
物語を舞台化するにあたって、雑多な情報を持つ俳優の身体や舞台空間が、作品を過剰に説明的なものにし、そのノイズによって語りの持っていた本質的な魅力を損なってしまうことがままある。あしぶえの『セロ弾きのゴーシュ』は、これとは逆だ。俳優の存在と舞台空間の抽象性が、物語の純度をさらに高め、作品に内在する象徴性を際立たせることに成功している。ほぼ唯一の具象的美術であるチェロの存在が、この舞台ではなんと雄弁なことか。28年に渡る上演のなかでテクストと真摯に向かい合ってきたからこそ、到達することができた表現の逆説だろう。強くて美しい舞台だった。(9月1日14時開演@銀河ホール)
劇団田中直樹と仲間たち『水仙月の四日』
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〔劇団田中直樹と仲間たち『水仙月の四月』〕
地域演劇祭、二本目は西和賀在住の〈田中直樹と仲間たち〉による『水仙月の四日』を見た。この公演は田中ひとりよって語り、演じられる人形芝居だった。
田中直樹はもともとは地元の劇団ぶどう座に所属していたが、考え方の違いからぶどう座を離れ、ソロで公演を行っていると聞いた。会場は銀河ホールに隣接するUホール。Uホールの建物は円錐形のとんがり屋根と赤い壁の可愛らしい建物で一階は図書館になっている。二階のUホールは円形平面で、リハーサル室・会議室として利用されている場所とのこと。観客は床に座って見るが、今回の公演では後ろの壁際に何脚かパイプ椅子が用意されていた。
『水仙月の四日』は吹雪の一夜を雪原でやり過ごす少年の話だ。舞台が始まる前に田中から、タイトルの「水仙月」と作品冒頭で出てくる「カリメラ」という語についての説明がある。これらの語はいずれもは宮沢賢治の造語で、水仙月は2月から3月の雪深く寒い時期、「カリメラ」は「赤砂糖を一つまみ入れて、それからザラメを一つまみ入れる。水をたして、あとはくつくつくつと煮る」とテクストにあるので、おそらく「キャラメル」を指す。
『水仙月の四日』は日本有数の豪雪地帯であるこの付近の人々にとっては、とりわけその情景がはっきりと思い浮かぶ作品に違いない。田中直樹は赤いケット(毛布)をかぶった少年とその少年を見守る雪童子を15センチほどの小さな人形に演じさせた。これに対して吹雪のアレゴリーである雪狼は人間の顔と同じくらいの大きさの仮面、そして大吹雪のアレゴリーの雪婆は人間をすっぽり覆い尽くす大きさの紙製の面で表現していた。雪婆が登場する場面では照明が暗くなり、蛍光ライトで雪婆の巨大な顔が白く照らし出される。小さい子供たちは狭い舞台を走り回る雪狼と雪婆を怖がっていた。
少年と雪童子を小型の人形にしたことで、白くて厳しい大自然に翻弄される人間の様子が強調された。また白い美術のなかでの少年の着た鮮やかな赤のケットの色彩の対比も印象的だった。小品だが配慮のいきとどいた工夫の数々によって、大人の観客も子供の観客も異世界に誘う、優れた演出の公演だった。人形と紙製の大きなオブジェ、紙吹雪といった材料はこの作品の上演を考えると定番的な素材だが、そのスペクタクルが作り出す幻想は、宮沢賢治の物語を冗語的に説明するのではなく、その語りの美しさをより印象的に引き立てるものになっていた。(9月1日15時半開演@Uホール)
栗田桃子(文学座)ソロ朗読劇『銀河鉄道の夜』
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〔栗田桃子(文学座)ソロ朗読劇『銀河鉄道の夜』〕
銀河ホール地域演劇祭の二日目(9/2)の最初の演目は、文学座の栗田桃子によるソロ朗読劇『銀河鉄道の夜』だった。
会場は銀河ホール。舞台にはいくつものキャンドルが並べられ、中央に椅子が一脚置かれている。背景には静止画の映像が映し出される。栗田はときおり、椅子を立ったり、座ったり、あるいは歩き回ったりしながら、声色で人物を演じ分けて朗読する。
動きもスマートだし、朗読も達者ではあるが、その動作や声色の変化がことごとく定型的で、テクストに書いてあることをそのまま冗語的、説明的になぞっているに過ぎない。テクストの記述に反射的に反応するような中途半端な工夫は、かえってテクストの世界を矮小化し、観客が世界に入り込むことを妨げてしまう。あれなら座ったまま普通に読んだほうがまだ聞き手の想像力を刺激することができるだろう。広い間口の舞台で栗田の芝居が空回りしていた。栗田桃子という魅力的な女優を使った朗読劇がこんなありさまなのはいかにももったいない。演出家あるいは演者の作品に対する思い入れや独自の解釈などを感じとることができない退屈な朗読劇だった。「朗読劇ってこんなものだろう」という演出家の作品に対する取り組みの甘さを感じてしまう。
演出の単調さと照明の暗さで、五分もすると猛烈な眠気の波が襲いかかってくた。私の周囲の観客にも観客も落ちていた人がかなりいた。公演後のアフタートークで宮沢賢治記念館の学芸員と演出の西本由香の話があったが、このアフタトークでも西本の話ははなはだ曖昧模糊としていて、学芸員の語る興味深いエピソードとの対比で、演出家の作品への関心の薄さが露わになっていた。(9月2日14時開演@銀河ホール)
劇団ぶどう座『植物医師』@ぶどう座稽古場
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〔劇団ぶどう座『植物医師』〕
銀河ホール地域演劇祭で最後に見た演目は、この地を拠点に1950年以降活動を続けているぶどう座の『植物医師』だった。これは他の上演作品のような翻案ではなく、宮沢賢治の書いた短編戯曲の上演だ。私はこの戯曲を読んだことがなかったし、上演を見たことがなかった。ぶどう座は、近年は主宰の川村光夫が高齢(現在96歳)のため実質的に引退状態で、かつてと比べると活動力が大幅に衰えているという話を聞いていたのが、この『植物医師』の公演はその衰退ぶりを感じさせない充実した内容の公演だった。
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〔ぶどう座稽古場〕
公演会場は1960年代に建てられたというぶどう座の稽古場である。まさに芝居小屋といった風情の公演会場に、芝居が始まる前から心が浮き立つ。稽古場は北上線の踏切のすぐそばに、踏切の番小屋のように建っている。舞台の間口は6メートルくらいか。舞台奥の壁はさまざまな色の大きな布で覆われている。客席は板間平面と三、四段の段状、詰めれば40人ぐらいは座れると思う。
芝居の始まる前に、劇のオープニングで歌われる宮沢賢治作詞の《花巻農学校精神歌》の練習があった。観客もこの歌を一緒に歌うようにうながされる。これは楽しい趣向だった。
『植物医師』は上演時間30分ほどの小篇だ。岩手のとある村に《植物医師》を名乗る人物が引っ越してきて、植物病院を開業する。しかしこの植物医師の専門家としての知識はどうもいい加減なもののようで、いかにもうさんくさい人物だ。開業した植物病院に村人たちが次々とやってきて、枯れてしまった稲の治療法を訪ねる。植物医師はでまかせのいい加減な対処法を村人たちに伝え、お金を取る。いんちき治療法で易々とお金を稼いだ植物医師だが、彼の処方では稲の被害は収まるどころか、ますます拡大していく。村人たちが医院に戻ってきて植物医師を詰問する。植物医師は口舌でなんとかそれらの非難を丸め込もうとするが、最後には言い返す言葉もなくなり、村人たちの怒りの言葉にうなだれてしまう。善良でお人好しの村人たちはうなだれた植物医師を見て、彼に同情しはじめる。そして先ほどまでの怒りを収め、植物医師を許すのだ。その許しの言葉は、植物医師にとっては怒りにまかせた批判の言葉よりもはるかに重く感じられた。植物医師はますます打ちひしがれてしまう。
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〔ぶどう座稽古場内部〕
村人たちが入れ替わり立ち替わり植物医師のもとを訪れ、アドバイスを求める場面では、民話によく見られる同種のやりとりの反復とそのエスカレートが、笑いの効果を作り出している。岩手弁のユーモラスな響きがさらに場面の喜劇性を高めていた。不正に対する怒りと非難よりも、不正に行った人間への大らかな優しさと許しこそが力を持つという宮沢賢治らしい倫理が結末で提示されるが、最後の場面の急転が作り出すドラマの力強さと素朴さに心打たれた。村人たちの許しのことばが発せられるたびに、かがんだ体がどんどん下がり、苦悶と戸惑いの表情が深くなっていく演出と演技は見事だった。
芝居小屋の雰囲気もこの作品の上演にいかにもふさわしいものだった。まさに岩手で岩手の人たちによって演じられることによって、この『植物医師』はいっそう味わい深い作品となっていた。この地でのぶどう座の活動の歴史が染みついた稽古場で、この作品を見られて本当によかった。
終演後には稽古場内で打ち上げがあり、私も短い時間ではあったが、出演メンバーとぶどう座の旧メンバーの方々と座を囲んだ。『植物医師』は主宰の川村光夫演出でもかつて公演をおこなったが、それは27年前のことだと言う。今回の公演の演出を担当した菊池啓二さんに「今回の上演は川村さんの演出を蹈襲したものなのですか?」と聞くと「いや、前の上演はもうだいぶ昔の話で、私も見ていないし。まあ川村風にはやりました(笑)」と仰っていた。
今回のキャストには二十歳台の青年も二名参加していた。彼らは昨年から活動を始めた銀河ホール演劇部の部員だと言う。銀河ホール演劇部は、アートコーディネイターの小堀陽平氏の主導で昨年から活動を始めたサークルだ。小堀さんは「ぶどう座の表現は、この地域の人たちの身体と言葉、感覚に根ざしたものなので、銀河ホールで演劇部を作って活動をはじめましたが、外からやってきた僕たちが作る演劇が、ぶどう座を引き継ぐものにはなり得ないように思うのです。やはりぶどう座は土地の人が継承していくものだと考えています」というようなことを言っていたが、実際に公演を見るとそれが実感できる。
地域演劇祭の締めくくりでこの公演を見、そして短い時間ながらぶどう座の人たちと交流の時間を得ることがでいたのは私にとってはとても有意義なことだった。(9月2日17時開演@ぶどう座稽古場)
地域演劇祭と西和賀町文化創造館 銀河ホールの活動
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〔銀河ホール(後側)とUホール(手前側)〕
西和賀町文化創造館 銀河ホールのことを私が知ったのは二年ほど前のことだ。この劇場が、年に一度の地域演劇祭のみならず、地域に根ざした様々な演劇活動を積極的に行っていること、この地を本拠とする60年以上の伝統を持つぶどう座という劇団があること、劇場の活動の軸となっているのが東京出身で日芸OBのまだ若い青年であることなどを知ったことで好奇心をかき立てられ、いつか訪ねてみたいと思っていた劇場だった。演劇は都市のものという固定観念があった私にとって、東北の山間にある小さな劇場で多彩な演劇活動が行われていることが驚くべきことのように思えたのだ。
銀河ホールはJR北上線ほっとゆだ駅から歩いて数分のところにある。ほっとゆだ駅は北上駅から50分ほど。東京駅から北上駅までは東北新幹線で2時間半から3時間かかるので、東京からだと4時間ぐらいで銀河ホールに行くことができる。地図からの印象より案外近く感じられる。
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〔北上線ほっとゆだ駅。駅舎に公衆温泉が附属している〕
西和賀町文化創造館は、銀河ホールのある本館とUホールの別館からなっている。約三百席の銀河ホールの客席はゆったりとしていて、舞台までの距離も遠くない。暖かみのある落ち着いた木製の内装で、芝居を楽しむには理想的な空間だ。劇場の背景に広がるダム湖、錦秋湖の風景が美しい。錦秋湖の湖畔には、野外ステージもあった。
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〔銀河ホールの裏手にある野外湖畔ステージ。後ろは錦秋湖〕
人口5000人程度の自治体でこんな立派な公共劇場を持っているところはそんなにないのではないだろうか。西和賀町で演劇が特権的な文化活動になっているのは、この町で60年以上活動を続ける劇団ぶどう座の存在に負うところが大きい。ぶどう座は川村光夫という優れた演劇人のもと、地域演劇の担い手として充実した活動を行い、戦後日本演劇史に重要な足跡を残した。このぶどう座の活動実績があったからこそ、銀河ホールという公共劇場の建設が可能になったのだ。
西和賀町文化創造館(当時はゆだ文化創造館)は1993年に開催された〈第8回国民文化祭いわて’93 〉の会場として建設された。この国民文化祭を兼ねたかたちで〈第1回銀河ホール地域演劇祭〉が行われ、以後、地域文化祭は毎年秋に開催されている。当時、湯田町(2005年に沢内村と合併して西和賀町となる)の役場の職員で、この劇場運営の中核だった新田満氏に話をうかがったのだが、開館から2000年代半ばまでの銀河ホールの活動は目覚ましいものがある。毎年の地域演劇祭の開催のほか、町民を対象とした演劇学校、小中学校での音楽劇制作、行政的区画を超えた高齢者による演劇公演、そしてロシアとアメリカの演劇人を招聘し三週間にわたって行われた大規模な国際的演劇交流事業など、地方の小さな町の公共劇場としては驚異的な活動を展開していく。
しかしこの初期の黄金時代は、こうした活動に熱意をもって取り組んできたキーパーソンの退職とともに終焉を迎える。地域劇団として銀河ホールの活動に大きな影響を持っていたと思われるぶどう座も、主宰の川村光夫の高齢化とともに、活動力が低下していった。おそらく湯田町が沢内村との合併で西和賀町となり、役所内の組織にも大きな改編があった2005年以降、銀河ホールの活動は停滞期に入ったように思われる。
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〔銀河ホール内部〕
西和賀が演劇のまちとして再活性化しはじめるのは2011年以降のことだ。きっかけは2012年以降現在まで継続的に行われている《ギンガク》という学生演劇合宿事業だ。この事業の立ち上げで中心的な役割を果たしたのが、当時、日芸の大学院生だった小堀陽平さんだ。今回の滞在では小堀さんからも彼と西和賀町との関わり、銀河ホールの活動について話を聞いた。
彼は2014年以降、地域おこし協力隊の一員として西和賀町に移住し、《ギンガク》の活動のみならず、銀河ホールを核としたさまざまな演劇事業を企画・遂行していく。地域おこし協力隊の3年の任期が終了した2017年度以降、西和賀町は「銀河ホール アートコーディネーター」という職を小堀さんに用意し、彼は西和賀の嘱託職員として採用された。町の彼に対する信頼と期待の大きさがうかがわれる。
アートコーディネイターとして彼が担当する業務は文化事業全般に関わるものだが、演劇に関わる事業としては、地域演劇祭のほか、学生演劇の合宿《ギンガク》、小中学校での公演・ワークショップ、高校演劇アワード、地域中学への演劇指導、銀河ホール「演劇部」の活動、そして貸し館業務など多岐にわたっている。今後やりたい事業としては、シニア演劇、温泉・観光と組み合わせたイベント、アーティスト・イン・レジデンスなどを挙げていた。
ほっとゆだ駅から銀河ホールにかけての道に「どこにもない演劇のまちをつくろう」と書かれたのぼりが立ち並んでいるが、町外からこの町にやってきた地域おこし協力隊の青年たちがもたらす刺激によって、西和賀は演劇のまちとして新たな一歩を踏み出そうとしている。
第26回銀河ホール地域演劇祭
2018年9月1日(土)- 9月2日(日)
会場:西和賀町文化創造館(銀河ホール・Uホール)/劇団ぶどう座稽古場
主催:銀河ホール地域演劇祭実行委員会
後援:西和賀町観光協会・西和賀町芸術文化協会・西和賀町教育委員会
総合舞台監督:内山勉
テクニカルスタッフ:アクト・ディヴァイス
宣伝美術:髙野由茉 小堀陽平
特別協力(記録撮影):森山紗莉
劇団あしぶえ/島根『セロ弾きのゴーシュ』
9月1日(土) 14:00~@銀河ホール
出演:松浦 優海、門脇 礼子、上田 郁子、有田 美由樹、伊達 生、有田 美由樹、門脇 礼子、原田 雅史、上田 郁子、川村 真美、牛尾 光希、岩田 和大
演出:園山 土筆
舞台/照明:稲田 道則、岡本 敦、門脇 礼子、長見 好高、原田 雅史
音響:福井 健吾 前村 晴奈
小道具:上田 郁子
衣装:有田 美由樹 川村 真美
制作:前村 晴奈
劇団田中直樹と仲間たち/西和賀『水仙月の四日』
9月1日(土) 15:30~  総入替え2回上演@Uホール
出演:田中 直樹、田中 宏樹
演出/美術:田中 直樹
照明:小堀 陽平(銀河ホール)
雪布操作:田中 真理子
協力:湯田ドライブイン
栗田桃子(文学座)ソロ朗読劇/東京『銀河鉄道の夜』
9月2日(日)14:00〜@銀河ホール
出演:栗田 桃子(文学座)
演出:西本 由香(文学座)
照明:賀澤 礼子(文学座)
映像・音響:西本 由香(文学座)
美術:米澤 純(Jun's Light Candles)
劇団ぶどう座/西和賀『植物医師』
出演:真嶋 実、池田 慣作、菊池 啓二、高橋 節子、高橋 守、三浦 勇太
演出:菊池 啓二
舞台美術:内山 勉、新井 真紀
音響/照明:真嶋 陽
小道具:髙野 由茉
●片山 幹生(かたやま・みきお)1967年生まれ。兵庫県神戸市出身、東京都練馬区在住。WLスタッフ。フランス語教員、中世フランス文学、フランス演劇研究者。古典戯曲を読む会@東京の世話人。
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lucewizard27 · 6 years
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Scrap Days
 古い紙特有の匂いがする。埃っぽいなと呟いて、ここに居るぞと主張する。ばさばさと音を立てて落ちて来る紙の資料の向こう側で、「あいよ」と聞き慣れた声がした。資料探しを手伝いに行ったまま戻らぬ相棒を捜して踏み入れた芸術家どもの魔の巣窟は、徹夜続きのアルコールの匂いと僅かに珈琲の匂いと交じって煙草の煙と、妙に甘い匂いがした。声、らしきものは先程返事をしたもののみで、後は唸り声ばかりが響いている。踏み入れてはならない場所に来てしまったような気がしても、何時だって後の祭りだった。そもそも、ここカルデアでは珍しくもない光景でもある。ぱっと思いつくだけでも、数多の国から色んな時代の者達が集まっているのだ。文化のサラダボウルだと言うと、エジソン辺りが合衆国の建国について一言申して来そうな気もするが、安心して欲しい。発電マニアどもはエレナ女史の付き添いで『ちょっと』遠出している。何事もマハトマのお導き、大丈夫だ問題ない。 「友よ、」と声が聞こえた。意味のある音だ。視線を向ければ、平常からしてすでに色の白い名探偵中の名探偵が、迷探偵面をして視線を空に彷徨わせていた。考えるまでもなく、何処かに中身が旅立っているようだと頷く。探偵が座るこの部屋で一番高そうな革張りの赤いソファは、何をひっくり返したものやら濡れたような染みの痕がある。すぐ横の丸い猫脚のテーブルの上には、「 absinthe 」とラベルの張られた謎の瓶が幾つも空になって転がっていて、猫脚ににゃあとも鳴かない童話作家が頭を預けて低い声で唸っている。寝心地が悪いのだろう。そう言えば静かだなと辺りを見回せば、劇作家は据わった目つきで種火はもう食べさせないで欲しいとぶつぶつと呟いており、心持ち腹が膨れているような気もした。いつものメンバーだなと安堵したところで、ここでは見慣れぬ音楽家の二人が無言でダイスを転がしてカードを出しあっており、やれ「産地チェック」だとか小さい声で呟いている。唯一正気らしい復讐者、いいや、影のどうしようもない相棒はこてりと首を傾げていつの間にか目の前に立っており、「どうかしたのか共犯者よ」とそう言いながら卒倒した。末期だ、とてつもな���世紀末だ。なんぞかの合同の死がどうとか食堂でこのメンバーが会合をしていたのは知っていたが、謀反でも起こすつもりか。いやいや、と首を横に振る。そこでもう一つ。 「ロビン!」  素直に名前を呼んで助けてくれと主張を最大限にする。早く連れ去って欲しかった。だってここは、とっても教育に悪い現場だ。 「いや、まあ、なんです?締め切り前だから助けて欲しい、時給が出るってんでして。このご時世何かと入用でしょ、お互い。いざって時の貯蓄みたいなもんですよ。」  彼の言い分はこうである。別に悪くないし、仲間との交流を深めるのは今までの彼を思えばいいことだろうと頷いた。ロビンはそんな、……カルデアのマスターを前にして、盛大にため息をつきたいのを堪えた。朴念仁とは言うまい。気の使い方は人それぞれだ。好意に鈍感でなければ、発��しかねない程パーソナルスペー��を侵されているのにこの子供は指摘しない。できようもないのであろうが。今だって、個室に二人きりという環境がどうのとマスターである子供を思って、「保護者」と主張する何名かに視線をすれ違いざまに向けられた。マスターの部屋に誰かがスタンバイしているのはいつものことだ、と誰もが理解している筈だと言うのに。そもそも、保護者と主張している何名かというか正直なところ、ロビンにとって源の大将は頭の痛い種の一つではあった。アジア人の見た目が幼いということを抜きにしても、マスターである子供は生前のロビンよりは明らかに年下だった。懐かれるのは気分は悪くなかったし、距離を縮めれば時々甘えるような言動をするのが良かった。そういう趣味を持ち合わせているわけではないのだと言い切れるが、初めてありがとうとはにかんでくれた時は一瞬息を飲んだものだ。だって、ちっとも、この子供は心から笑うということをしなかったから。  以来、ロビンは保護者ではないが傍に居る。駄目そうだなと判断すれば手を伸ばすし、まだ頑張れそうだと思えばただただ見守っている。騎士中の騎士である円卓の面々に、「忠義あふれる行いだ」などと評された時は本気で喧嘩になりかけたが、特にマスターに報告はしてはいない。だって、ロビンは騎士にはなれない。柄でもないというのもあったが、主義に合わないのだ。何処にでも居て、ただ学校に通い、どうということもなく過ごせる筈だった子供。だから誰かが守らなくては、勿論、別にロビンは自分がそうでなければいけないとは思っていない。顔を隠して、影のように付き従う復讐者のような相棒にもなれない。何もかもが中途半端な立場で、でもそれでも英霊だから。幸いただの人間に負けるようなことは在り得ない。いつかいつもの日常が戻る時、その日に備えておくのだ。抜け駆けだとは誰にも言わせるつもりはない。これは正当な報酬なのだから。 「時間延長料金は貰うつもりですけどね。」  きょとりと瞬いた子供にロビンは笑いかけて、アンタにとっても悪い話じゃないぜと囁いたのだ。  ごう、と風が吹く。白い大地に雪が降り注ぎ、果ては見えない。今どこに居るのかと問おうとして、口を閉ざした。思考が明瞭になる。懐かしい瞬間は程遠い。次の氷雪の大地へと向かう筈だった一行が、不意に妙な隙間に迷い込んでから数日。時間経過はまったくない謎の領域で、本来であれば夏だった筈の日々を過ごしている。――ルルハワってなんだっけ、妙なワードが過ったが忘れた。忘れることにした。あまつ、NYに行きたいかあと声が聞こえた気もしたが、全くの幻聴であろう。 「先輩、良いお知らせと悪いお知らせがあります。どちらからお聞きになりたいですか。」  洋画でよくある台詞って、使ってみたいけど現実に使おうと思うと使えるタイミング全くないよね、なんて会話をしたのが五分前だった。頷いていた探偵に、思わず二度見をしたがこれも気のせいだろう。だと言うのに、愛すべき後輩は天然を惜しみなく発揮させ、結果的に場の空気を和ませることに成功していた。これを奇蹟と言わずして何と言おうか、そんなムニエルの叫び声も気のせいだろう。なんだっけ、これ、いつかの惨状に似ているなと立夏は思ったがなかったことにした。シリアスな状況が続かないのは仕方のないことで、空腹すら存在しないこのただ白い景色が続く退屈な時間は、精神的にひたすら摩耗するからなのだった。何の肉を使ったか当てよう、所長のお手製料理コンテストはすでに行った。マシュのましゅましゅコントは可愛かった。ダヴィンチちゃんのうんちくトークはもうマニアックなのでやめて欲しい。様々な要求があったが、ムニエル氏のお悩み相談コーナーは異常に盛り上がった。スタッフの探偵と接する時の会話のテンポが難しい、年頃であるマシュと立夏の情操教育上に正しい行動とはだの、割と平和じゃないかなと立夏が遠い目をしたくらいには時間が経過している、筈である。曖昧な時間が、焦燥感へと変わる。その瞬間はすぐそこだとわかっているのに、何も出来ずにいた。 「……良いお知らせは、特異点を発見したことです。悪いお知らせも特異点を発見したことです。」  つまりどういうことだってばよ、と立夏は瞬いた。うっかり忍者のような物言いをしたなと思ったものの、誰も同じ国の出身者がいなかった為にそのネタは通じなかった。唯一、ムニエル氏だけが口元をにまにまとさせていた。 「つまりだね、立夏くん。特異点が見つかったんだ。この何もない筈の氷雪の大地の上に、突如として現れたんだよ。」  ドクターみたいな物言いをしたダヴィンチが、咳払いをした。意識をしたのかもしれない。立夏は小さくはにかんで、こくりと頷いた。後にすることはわかっている。特異点があるならば調査をする必要があった。何か不測の事態が発生していることは確かだったから。  そうして氷雪の大地に踏み入れた途端、立夏の足は緑に覆われた大地に辿り着いたのだ。あっという間だった。まるで目隠しをされていたかのように、そこに在った。ぶあ、と生々しい生き物の気配が襲い掛かる。情報量は急に多くなり、立夏は一瞬眩暈を覚える。でも、懐かしいと感じた。何故だろうと首を傾げた横に、ダヴィンチが降り立つ。上を見上げ青い空を、周りを見回し木々の木漏れ日を、耳を澄ませて鳥のさえずりを。「なんて、うつくしい」と幼い声でダヴィンチが言った。立夏は頷き、思い切り息を吐き出して、続けて胸いっぱいに吸い込んだ。冷たくない、温かな空気だ。マシュが恐る恐る降り立ち、探偵ことホームズは眩しそうに目を細めた。探索はいつも通り、二人で。何かあるかわからないと言う割に、ダヴィンチは危険性は低いと思うよと確信をもった様子で言い切る。ホームズは「成程、」と妙に嬉しそうに笑うのだ。 「常々、思っていたのだがね。会いたい、と言葉にしない理由を。成程、確かに願うまでもなかったわけだ。」  きょとりとする立夏に、ホームズは「さあ、行ってくるといい。懐かしい旧友に会えるだろう」と満面の笑みで言う。立夏は逆に警戒心を高めてしまいながら、マシュの手を強く握った。おや、と眉を跳ねあげたホームズは、今の言葉の何処に警戒心を高める理由があったのかということについて、すぐにダヴィンチに視線で訴えた。ところが全く伝わらず、ダヴィンチはお土産を楽しみにしていると手を大きく振ったのだった。  歩いて、歩く。踏みしめる大地の上に足跡が残る。雪に埋もれてすぐには消えない。振り返れば帰る場所へと通じる道筋はすぐにわかった。迷いそうでいて、迷わない程度にわかりやすく誰かが踏みしめたような小道があって。恐らくこの森の何処かに森の主が居るのだろうと容易に察せられた。特異点と言うからには敵も居るだろうと思ったのに、二人の行く手には何も遮るものがない。あるのはただ木々と、諸動物の気配と。人里を離れて、迷い込んだ森。そんな気分にさせられながら、立夏は歩みを進める。こんな風な場所を皆と歩いたなと思いながら、懐かしむ余裕すらでてきた。野営をすることはないだろうが、あまり遠くへは行かない様にしようかと手を繋いだマシュを振り返る。 「先輩、パンでもちぎって歩けばよかったですね。」  誰かに捨てられたわけでもないのにマシュがそう言って、立夏は食べる方が建設的じゃないかなと肩を竦めた。色気より食い気だからと言い訳をしてみて、マシュをちらりと見て。マシュはそれでも先輩と一緒なら、と笑うのだった。森の木々は時折かさりと音を立て、二人はその度に足を止めた。でも、その度に正体までは掴めずに、必死に気配だけを辿った。まるでわざと残されているような痕跡、歩いていた足が途中から走り出して、無我夢中に。アプリコット色の髪が揺れたのが見えたら、もう駄目だった。  白衣が、翻って。困ったように笑って。樹皮に縦に割れ目の走る、赤い小さな果実を無数につけた一際背の高い木の下で。その人は申し訳なさそうに、そこに居るのだ。 「「ドクター!」」  声が揃った。繋いでいた手もそのままに走って、押し倒さんばかりでしがみつく。誰なのかも、本人なのかもわからないまま、感じ慣れた気配ただそれだけに縋りつく。涙腺が緩んだ。頬を勝手に伝うものは止められずに、恋しくて寂しくて、手を伸ばしても届かなかったその人の名前を呼ぶ。ロマニ、ロマン、永遠に消えてしまった人。助けられなかった二人。後悔はいつだって尽きない。その中でも前所長とドクターだけは、二人に焼き付いているのだ。半ば呪いのように。 「……申し訳ないけど、先に言っておくよ。ボクはロマンその人ではないんだ。生前、ダヴィンチちゃんからのお願いで、ボクはボクのAIを造っていてね。だからこれは、ボクの代替品と言うか……データの集合体でしかない。この体は確かに人間によく似たものだけれど、年を取ることはない。あ、でもボク達が旅をした日々のこと、これまで二人がここに至るまでのこと。全部把握はしているよ。何せ、これはボクの我儘でもあるんだ。形がどうであれ、ボクは君達のつくる未来が見たかった。」  両腕は二人の背に回り、疑似的な回路で体温が点った手の平が二人の背を撫でる。撫でて、それだけでは足りなくて。頭やら頬を撫でて、触感を確かめるように。「柔らかいな、女の子だもんね」と言えば、マシュに無言で睨まれたりもして。 「オリジナルのボクは、立夏くんとマシュのことをとても愛していた。データの集合体であるボクにあるこの感情を本当だと信じてくれるなら、ボクだって二人のことが大好きだ。……そういうわけで、」  少しだけ間をおいてロマニは言うのだ。 「戦闘に役立てるかと言うと全くなんだけれどね。ああ、本来のボクよりはその辺はマシになってるけれど。……―――なにより、おかえりって言えるんだ。また、キミ達に。」  また零れて来る涙を拭って、マシュが縋り付く勢いでしがみつく。何処へも行かないでもう二度と、なんて言葉を言わなくてもきっと伝わっている。偽物かかどうかなんて判断するまでもなかった。二人にはわかっていたから。  帰り道すがらにロマニを挟んで手を繋いで歩く。両手に花だと立夏が言うと、「確かに若い子を連れて歩くのは、気分はいいな。」などと神妙な態度でロマニは頷く。積もる話もあったが、いつものようなやり取りが何よりも。立夏が楽しそうに話して、マシュがロマニにほんの少し甘えた素振りをして、ロマニが困ったように笑って。何時だって、ここにダヴィンチが居て、メンバーは入れ替わっていったりもした。でも、ロマニが居なければやっぱり駄目なのだ。おかえりの声がないと言うだけで、踏みしめる足は心細くなる。もう大丈夫歩いて行けると思っていたのに、こんな風にされてはもう駄目なのだ。優しさに飢えていたわけではない。新所長や、スタッフ、ホームズもダヴィンチだって。こんな状況であっても、尽きぬものだ。人の優しさ、温かさ。触れ合って、例え壊してしまう世界の向こう側であっても。もしかしたら狡いのかもしれないと立夏が言うと、マシュが不安そうにロマニを見上げた。ロマニはやっぱり困ってしまったように笑って、 「というか、ボクそのものはボーナス支給みたいなものなんだ。そもそもの発端は君達もよく知る彼のお願いからで、ダヴィンチちゃんとボクは相応の対価と引き換えに実現したに過ぎない。それでも有り余る資源はこうして今目の前にあるわけなんだけど、……よく考えてごらん。森、目隠し、そして、――イチイの木。」  今の今まで歩いて来た方向を振り返り、ロマニは嬉しそうに口にする。 「サーヴァントには好かれていないってデータがあったけれど、記録を読む限りではそうではないと思うんだ。少なくとも、『認められていた』ってね。何よりボクはあの彼にそう願われたことが、何よりも嬉しい。」  好かれているとは思わなかったのだと語る口調は楽しそうでもあって、訝し気に見上げるマシュの手を揺らして、ロマニはまあまあ、と宥める。歩いて、歩いて、その内に森の終わりが見えてきて。またふわり、と幻影のように森が消えそうになったところで、ロマニが二人の手をやんわり解いて振り返り叫んだ。  「ロビンくーーーーーーーーーーーーーん!やっぱり二人に黙って置くのはかなり無理があると思うんだ!大体使い切れないリソースを廃棄するのはもったいない。限りある資源こそ有効に使うべきだ。肉体���あるロビンくんなら、戦力としても護衛役として十分な筈だろう?!」  ぶっと噴き出したのは立夏で、マシュはぱちぱちとしきりに瞬いている。一方、叫び声の木霊する森はゆるゆると消えて行き。やがてぽつんと緑色のマントを纏う人影へと姿を変えた。あの森そのものが彼の宝具だったとは、まさか思いもよるまい。立夏は何か逸話に大幅な変更でもあったのかと首をひねるが、勢いよくフードをとったロビンは舌打ち交じりに言い放つ。 「仕様変更でも何でもねえっての。こちとら、持ってるところからせっせとバイトをして隙間産業しながら溜め込んだんだ。聖杯?上限迎えてるってのに、人に捻じ込んで来たのは何処の何方でしたでしょーか。」  じと、と見つめる視線に立夏は何と無く気恥ずかしくなり、ロマニの後ろの隠れた。何だかビミョーなお年頃のような反応をされ、ロビンは閉口する。今それか、今になってそれかと内心で突っ込みつつ、ロビンにしては積極的に歩み寄って襟首をつかんで引きずり出せば、合わせる顔がないと来たものだ。ぼそぼそと語る言葉を繋ぎ合わせれば、もう会えないと思っていたから、だの、いつかまた会えたらいいとは思っていた、だのと。 「立夏くん、そこは素直に会いたかったでいいと思うんだ。データから見ても、こういうのはリリカルな展開を経てメイ・キングなだけにメイキングラブになると思うんだ。」  ロビンがついロマニの肩を軽く小突いた。流石に今のはなかったな、とお互いに視線を交わしたところで、マシュが咳払いをし、 「つまり……、どういうことなんでしょうか。ロビンさんは、あのカルデアに居たロビンさんなんですか?」 「まあ、なんです。宝石剣をちょいとレンタルしましてね。出所については聞かないでくださいよ。面白くもない苦労話が付録につくだけだ。――あー、そもそもあの宝石剣ってのは平行世界の」 「ロビン、もっとわかりやすく。」  立夏がかみ砕いてくれと言うと、そうでしたね、とロビンは立夏の頭を撫でる。こういう時、孔明大先生が居たらなとロビンは思うのだが、居ないものは仕方あるまい。 「宝石剣で平行世界からマジックパワーを集めたよってところですかね……」 「雑だね。ロビンくん。」  ロマニに雑などと言われると、ロビンも思うところはある。思うところはあるが、突っ込みを返したところで泥沼になるのが目に見えていた。まじっくぱわあ、とぼやいた立夏はじーとロビンを見上げている。 「そんなに熱心に見つめたところで、ハンサム顔があるだけですよ。」 「クラスがキャスターになったってこと?」 「違うな???」 「でもドルイドの関係なら、キャスターわんちゃん。」 「どこぞの御子様でもあるまいに、木を燃やすなんて真似しませんよ。一面焼け野原にでもなっちまったら、隠れる場所なくなるでしょうが。」 「あー、成程。そういう流れでなしなんだ。」 「いやまあ、どっかの誰かが新たな逸話でも発見したなら在り得ない、とは言い切れないけどな。…………、この話今必要だったか?」 「あんまり。」 「ですよね。」  成程と頷いている立夏の調子が相変わらずマイペースだなと思いながら、ロビンはふっと視線を逸らす。すると目に入ったのがにやにやしているロマニと、したり顔のマシュなのだから手におえない。まだそう言うんじゃないと主張したところで、もう手遅れだろう。ダヴィンチが顔を覗かせているのが遠くに見えるし、ここから待ち受ける盛大な言い訳と、新所長への御目通りと。これからのことを思えば、決して容易い日々ではあるまい。でも、立夏はそこに居て、守りたい者とその日々は此処にあるから。
 かくて、愛と希望の日々はまだ続き、旅はまだまだ終わりそうにもない。ロビンは冷たい曇り空を見上げ、肩を竦めて。仕方なさそうな素振りで笑って返して、いつもと変わらない素振りでそこに居るのだ。
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