Tumgik
#窓際のトットちゃん
tutai-k · 9 months
Text
2023年が終わるらしい
2023年のはじまりは、3月から転職も決まっていたし、持病の悪化による日常生活への不安もあったので、2月いっぱいまで休職した。 療養もかねて尾道に一週間滞在したが、出発の日に地元が大雪ですっころび、カメラのレンズを破壊するという暗黒の始まりを告げるなど、つらいことがたくさんあった。 2月も、結局、休養することがないまま、次の職の仕事をずっとしていた。どこかで休みたいと思いながら、全く休めないまま、2023年が終わりそうだ。 意外だったのは、誰の力も金銭的援助も借りずに十年近くひとりでやってきたこと、というのは、なんだかんだ「使える」ということだった。通用するんだ、これが。というおどろきは大きかった。手応えがあったとか、結果が出たとか、そういう意味ではなく、するっと不安なくやっていける。いままでやってきた、他人の顔色をうかがい、他人の動作に合わせて平均的に働くというのとは違った。積んできたものが、無駄にならない機会に巡り会えてよかったと思う。 休みたいと思いながら、休めないでここまで来たし、年始の休みも8日まであるけど、いろいろと休めないことが多い。雇用契約のある労働は休みだが、個人的な仕事はいくらでもあるし、なんなら山積みになっている。九日間で終わるのだろうか…と思いながら一日目をもう半日終えてしまった。(2024年のしいたけ占いには、おまえはだいたい気づいたら働きまくっていて休んでない、みたいなことが書かれていてちょっと悲しかった)
毎年毎年、何を年間のまとめに書いていただろうかと思うわけで、今年も悩んでいるわけだが、全然答えが出ない。とりあえず、読んだ本とか作った本をまとめていたような気がするから、それをやる。
Tumblr media
★作った本★ 1月 『山梔の處女たち』 pixivのいつだったかの百合文芸で佳作をもらったオメガバース百合「首輪とロマンス」、恋愛/性愛から離れたところで手を取り合う少女たちの魔法学園小説「魔女の選択」収録の短編集。Kindle版は、いつだったかのKino-Kuni文学賞で大賞をもらった滅び行く漁村の女二人の物語「迎え火」も収録している。
5月 『けものと船乗り』 現代物、というか、現実世界の不均衡や理不尽に焦点を当てたものがたりを多く書いてきたな、という自覚もあり、あと「幻想文学はもう書かないんですか」とたくさん声をかけてもらったりもしたので、ひさしぶりに幻想文学らしい幻想文学を。 全ての船を沈めてしまうけものが棲むという「島」を望む岬でまちのひとたちにこれまた「けもの」と呼ばれている存在が、船乗りを拾って海へこぎ出そうとするお話。 『ヤールルカ』 写真家の女の短い物語。撮ること/撮られることの暴力を考えているので、そのこととかを中心に、これは短い物語だったが、もう少し長く書けたらいいなと思ってちょっとずつ書いてる。ひとつ、暴力的な経験を「してしまった」ので、それも書けるか…とすごくいやな気持ちになりながら思っており、だが、これは書くことでしか報復も抗議もできないという思いがあるので、この物語とは2024年以降きちんと向き合いたいと思う。
9月 『ゆけ、この広い広い大通りを』 日々詩編集室から出た本。二児の子持ちの専業主婦・バイクと音楽がすきなトランスの女性・都会で働けなくなったフェミニスト、三人の同級生が「地元」でささやかな試みをするお話。 「ちがいのある人がともに過ごせる共有地をつくる」をコンセプトにしている団体を母体にもつ出版社から出る本だったので、いろいろ考えたし、思っていた以上にいままで読んでくれていたひと以外のひとに受け取ってもらえてよかった。自分が持つ切実な課題とかもたくさん載せた物語だったので、ベストをつくしたし、2023年のベストだと思う。この物語に全力をつくしていたので、2023年は、ヨモツヘグイニナでは大きめの物語は作らなかった。 この本は、ヨモツヘグイニナの通販の他に、本屋lighthouseさんとか、シカクさんとか、mychairbooksさんとか、日々詩編集室とかでも買えるので、お気に入りの書店さんで買ってもらえるとうれしい。 『いづくにか、遠き道より』 再録短編集。たくさんたまっていたのでつくった。2014年に書いた小説とかをおそるおそる読み返したら、思っていた以上に「小説」だったのでほっとした。
11月 『アルバトロスの語りの果てへ』 売れない作家のノイと、そのパートナーで人気役者のターが、アルバトロスの繁殖ボランティアに参加するお話。 物語を自分自身が語るとき、そこには当然自分も含まれている物語のこともあるし、そうでないこともある。だけど、埒外にあっても内にあっても、ひとは、語ったり語られたりせずとも、勝手に他者に物語を見いだし、それを消費してゆく構造がある。『山梔の處女』収録の「魔女の選択」によく似た内面を持つ物語だと思うが、他者のふるまいや言動に「物語」を見いだすとき、「なにを見ているか」に自覚的になりたいよね…というようなことを考えながら書いていた。
12月 『浜辺の村の大みそか』 日々詩編集室で出た小さい本。『浜辺の村でだれかと暮らせば』の番外編みたいなやつ。いまから日和と八尋がやったような大晦日をわたしも過ごします。
★読んだ本とか観た映画そのほか★ 色々読んだけど、印象深かったものについて。 『銀河英雄伝説』全巻 銀英伝のコンセプトバーやカフェにいくので読んだ。相変わらずめちゃくちゃおもしろい。 『豊穣の海』全4巻 来年参加する八束さんのアンソロジー父親の死体を棄てに行くやつの資料(?)イメージをつかむのに読んだ。今西が金閣寺のように燃えて、それを本多が眺めている(『暁の寺』)がよかった。あと、大人になって読み返してみると松枝清顕……「全部おまえが悪いじゃん!」ってなるのがおもしろかった。勲に対しては共感するところも多かったし、あいかわらず『天人五衰』が一番好き。 『雨の島』 今年の1月1日に読み終えてた。呉明益の本、『歩道橋の魔術師』も読みたいんだけど、未訳のチョウチョのなんとか…?が読みたい。 『苦海浄土』 ネイチャーライティングをやろうとすると必ず出てくる石牟礼道子、の代表作。水俣へ3月と10月といくことになったし、石牟礼道子を筆頭に水俣関係の本をとてもたくさん読めた一年だった。とてもよかった。来年は『水俣病を旅する』『苦海浄土』(全3巻)を読みたい。 『アフターヘブン』 八束さんの本。めちゃくちゃよかった。 『フィリックス・エヴァー・アフター』 すっごくおもしろくて、何度でも読み返したい! 『鋼鉄紅女』 最高だった……「地獄へようこそ……」って武則天が宣言したところから、もう一気に読んだ。家父長制と、男女の二人の「ペア」というかたちに反旗を翻す最高のSF小説。 『私と夫と夫の彼氏』 2023年で読んだ中で、一番一番おもしろかった漫画!11巻が待ち遠しい! 『琥珀の夢で酔いましょう』 この漫画もめっちゃおもしろかった~! 『父の時代、私の時代』 堀内誠一の自伝的エッセイ。「ウッチェロ!!!!!!!」澁澤龍彦・瀬田貞二との思い出を添えて。めちゃくちゃ古本価格高騰していたので文庫で出してくれてありがとう! 『ガザに地下鉄が走る日』 ずっと読みたかったけど、なかなか読めずにいて(岡真理さんの本は『記憶/物語』を2020年に読み、もう一度これも今年再読した)やっと読む。見過ごしてしまわないように、何が出来るかを考え続け、アクションを取る、できることをやるしかないんだけど、「人間が人間として生活するということ」が、誰にでもある世界にたどり着きたい。 本だと、吉田育未さんの翻訳作品を井上彼方さん/紅坂紫さん編集の『結晶するプリズム』で知り、『聖なる証』『星のせいにして』を読む。めちゃくちゃおもしろかった!年越し読書本は『イエルバブエナ』。「このひとが翻訳している本ならぜったいおもしろい!」という翻訳者さんに出会えたのがうれしかった。 映画もいろいろみたけどとくに『バービー』『his』『ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生』がよかったな~。結局体力がなくて窓際のトットちゃんを見に行けなかったのがちょっとさみしい。 さいたま文学館で開催されていた澁澤龍彦の展示にはいけた。パンケーキも食べた。 12/24にITOプロジェクトの『高丘親王航海記』を見に行く。それについてのくわしいことは静かなインターネットに書いた。
★旅行★ 「今年はいろんなところへ行ったんじゃないですか?」と言われたけど実はあんまり行ってなかったりする(さみしい) 1月 尾道 ライターズインレジデンス尾道でまたみはらし亭に滞在する。だいたい伊勢うどん食べてた。 3月 水俣 はじめて水俣へ。というか九州自体がはじめて。いろんなひとに出会い、いろんなことを学び、いろんなおいしいものを食べた。『常世の船を漕ぎて』を水俣病歴史考証館で買った。 5月 東京 行ったという記憶しかない。なにしたっけ…?なにもしてないのか…もしかして…。 9月 大阪 銀英伝のバー「海鷲」へ行く。ロイエンタールの透けてる板を買った。文フリ大阪も行った。 10月 東京 銀英伝のカフェ「イゼルローンフォートレス」へ行く。かおりさんと会う。ながいことSNS上ではお付き合いがあるのに生身で会うのは初めてで、だけど「すっぱいものきらいだもんね」とか長年付��合ってきた人間同士の会話ができてとてもおもしろかった。次の日は吉祥寺や多磨へいき、緑色のインコとオナガを見る。 水俣 ふたたび水俣へ。熊本市内も立ち寄ったが、土砂降りだったので熊本大学と、橙書店へ行く。島尾ミホと石牟礼道子の対談集というめちゃつよBOOKを買った!めちゃくちゃ楽しかった。 11月 文フリ東京。ヒマラヤ鍋を食べる。次の日は埼玉文学館へ。武蔵野うどんに衝撃を受ける。
★来年の予定とか★ 1月14日に文フリ京都。辰年なので澁澤龍彦のコラージュみたいな『兎島にて』という本をだします。こういう物語で「兎」って単語がでると、誰か特定の人をみんな思い浮かべると思うんですけど、その特定の人は卯年のわたしです。他の誰でもありません。 3月までに出さないといけない原稿がめっちゃいっぱいあるので頑張ってます。 オープンにしてるのは八束さんの家父長制アンソロだけだけど、そのほかもまた媒体に載るなどしたらお知らせします。 やりたいことは、三宅島・舳倉島・天売島、この三つのどれかの島にいきたい!2023年は労働が忙しすぎてぜんぜん鳥写に行くことがなかった(かなしい)一年になっちゃったから、2024年はちゃんと鳥写したいです。 あと、日々詩編集室から『ゆけ、この広い広い大通りを』もでたことだし、もうちょっと小説を書いて発表する幅みたいなものをひろげたいかなと思っている。つらいことがたくさんありすぎたから、アンソロは主催も参加もいやだったけど、そういうのとか……あと、書いたらお金がもらえるタイプの原稿とかも、書ける媒体があるのなら書いていこうかと思っている。 これはずっとそうなんだけど、賃労働をしながらほかにわたしの体力で「できる」ことが「小説を書く」ことしかなかったので……。タイミングや機会があれば、頑張ってみようと思っている。
6 notes · View notes
zion0430 · 11 months
Text
みことば
Tumblr media
2023.11.11
ずっと読んできている聖書とは別の
訳が異なる聖書を読んでいると
今まで気づかなかった言葉に出会えて
とても新鮮だったりします。
いつもの聖書には
どう書いてあったかを改めて読み直したり。
とは言っても
じっくりと読む時間はなかなかなくて
出社前10分程度をその時間に当てています。
こんな感じで今
みことばに支えられる毎日を過ごしています。
(写真:いわさきちひろ美術館。安曇野にて。
窓際のトットちゃん続編読みたいです。)
5 notes · View notes
futsunosekai-tsushin · 6 months
Text
Tumblr media
2024/1/3
窓際のトットちゃんを見に入間の映画館に行く。ひとり。
映画はイマイチだった。黒柳徹子さんの自慢話みたいに感じてしまった。あたしこんなにおてんばで、、みたいな(失礼)。
でも、戦争が身近にあった時代の苦悩は良く伝わってきた。
帰りは稲荷山公園で降りて散歩する。
Tumblr media
なんか昔、ここ通ったかも。8年前くらいにここにきて散歩した事があったな。
静かな雰囲気の街。ちょっと住んでみたいかも。でもきっと、今の街を出る事はないだろうな。
青空には飛行機。
Tumblr media
いい時間でした。
順番変わりますが、映画の帰りはドトールでひといき。
Tumblr media
さて、ことしはどんな一年になるのか。
初日から大きな地震が起きて、さいさき?という意味ではあまりよくない気がする。でも、いつも通りやれることを頑張ろう。
0 notes
ko-watabe · 7 months
Text
24年1月のこと
前回の月報は新年明けて書いたため、基本的にはそのムードは変わっていない…
ただ色々出歩いたりはしているし、美術館に行ったり人に会ったり映画を観たりしていた。それと3月の終わりに開催される『芸能人はカードが命!30』にも出ようと決めた。
映画は『窓際のトットちゃん』『傷物語』『カラオケ行こ!』『哀れなるものたち』を劇場で観た。『カラオケ行こ!』は原作時点で素晴らしかった作品を丁寧に翻案して実写映画化していた。綾野剛の狂児はどうなのかな、など鑑賞前は思っていたけれどしっかり狂児であった。今年の実写邦画の基準がこの作品になってしまった。
そして『哀れなるものたち』が実に素晴らしく、「映画を観た」という充実感があった。素晴らしい美術とともすればいきすぎとも言える���ーモア、世界への批判的精神もある。そもそも洋画を観たのが久しぶりという気もする。流れてくる感想なんかを読むとたまに『バービー』と比較したりする様子があるようだけど、『哀れなる~』の方が断然好きだ。
美術館はキュビスム展、竹久夢二&弥生美術館に行った。キュビスムはそこまでノレたわけではないのだけどいい作品はあったしなにより「バレエ・メカニック」が観れて良かった。弥生美術館の方は槙村さとる展をやっていてすごく良かった。絵柄が時代ごとに順当にアップデートされていて感心してしまった。バレエやフィギュアをモチーフとした作品が多かったのも好みにあってた…竹久夢二の方も良かったけどもっと作品を見たかったな…
この美術館があるあたりはとても好きなエリアなのでもっと訪れたいかもと思った。
上旬から中旬にかけてBanG Dream! It's MyGO!!!!!を鑑賞したので感想会を行った。集まった人たちが普段聞いているウェブラジオのパーソナリティだったり、ものすごく精密な批評文を書いたりする方だったのでとても緊張した。話の応酬をしていると新しい視点や意見が広がってくる感覚があったし、単純に「なるほど」とか感嘆の声を聞けたときの手応えは、自分が認められてもらえるような嬉しさがある。すごく楽しかった。
年始から会話したときのメモをとっていて、見返すとけっこう楽しい
0 notes
gifted-blog · 11 months
Text
トットちゃんの映画
Tumblr media
『窓際のトットちゃん』の映画が12月8日(金)から公開されます。
我が子の発達凸凹で悩んでいらっしゃる保護者の方には、是非見て頂きたい作品です。
学校をクビになったトットちゃん。(笑)
今の時代は学校をクビにはならないけれど、不適切な扱いを受ける子どもはいます。
人が・・・環境が・・・もっと優しく寛大であるといいなぁ~と思いますが、なんせ大人に余裕がない。
子どもは純粋で正直です。
そして、大人というものをよく見ています。
なので、素晴らしい大人との出会いが子どもにとっては大切であると感じます。
Tumblr media
トットちゃんはトモエ学園の校長先生に出会いました。
我が子も素晴らしい先生方、クラブチームのコーチ、味方になってくれる大人との出会いで良い方向へ向かうことが出来ました。
子どもは親だけで育てるものでも育つものでもない。
だからこそ、保護者自ら行動して色んな人と繋がって欲しいと願います。
先ずは映画を見に行こう!(笑)
映画会社の回し物ではありませんが、きっと得るものがあると思いますよ。
0 notes
aketalog · 1 year
Text
0 notes
rekoshitsu · 1 year
Text
2023年9月4日(月)
8/21(月)に放送した「窓ぎわのトットちゃん」のLPの近くに、「パンダ・コパンダ」という気になるLPがありました。 開いてみると、パンダが日本に来るタイミングで制作されたアニメーションのサントラ的レコードでした。脚本が宮崎駿さん、監督が高畑勲さん、声は子供の時見ていたアニメで聞き馴染みのある声がいっぱい。レコードで聴くと、効果音も楽しいですが、佐藤允彦さんの音楽がまた素晴らしく、今日はこれがかけたい!と即決でした。 中には、宮崎駿さんが描かれたイメージ図と実際の画面の対比が40シーンもあり、この作品への思いも言葉になっていて、ジャケットをお見せできないのが残念。物語の始めをかけましたが、B面の音楽がさらに素敵、機会があればかけたいです。 LP「パンダ・コパンダ」'82 より 1 ミミちゃんとパンダ・コパンダ/水森亜土 詞:真田巌 曲:佐藤允彦 2 パンダ・コパンダ ミミちゃん(杉山佳寿子)パンダ(熊倉一雄)    コパンダ(太田淑子)
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
1 note · View note
abiruman47 · 2 years
Photo
Tumblr media
窓際の御三方🐾 トットちゃんはアニメ化されるらしいmeow😽 #猫 #ネコ #ねこ #neko #neco #cat #cats #猫のいる暮らし #ねこのいる生活 https://www.instagram.com/p/Cp_yKwsPvXu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
copyoffice · 3 years
Quote
ミュージシャンのコーネリアスこと、小山田圭吾ですけど。  雑誌のインタービューによりますと、彼は、和光大学付属の小・中・高校時代に、いじめる側の生徒だったようです。 「ロッキンオン・ジャパン」(1994年1月号。編集長は山崎洋一郎)の小山田圭吾2万字インタビューによると、 「あとやっぱりうちはいじめがほんとすごかったなあ」 ■でも、いじめた方だって言ったじゃん。 「うん。いじめてた。けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ」 ■やっちゃいけないことを。 「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ」  とのこと。  このインタビューを読んだ村上清というライターが、その後、雑誌『クイック・ジャパン』vol. 3号(1995年8月・51-72頁)にて、「村上清のいじめ紀行」という記事を書きます。記事によれば、”いじめってエンターテイメント”ということらしく、 いじめた側の人がその後どんな大人になったか、 いじめられた側の人がその後どうやっていじめを切り抜けて生き残ったのか、  という興味から、いじめた人と、いじめられた人との対談を企画します。しかしこの対談は実現せず、小山田圭吾への個人インタビューとなります。  以下は、すべてこの雑誌に掲載された、小山田圭吾の発言です。(四角で囲ってある部分) ■沢田さん(仮名)のこと 沢田って奴がいて。こいつはかなりエポック・メーキングな男で、転向してきたんですよ、小学校二年生ぐらいの時に。それはもう、学校中に衝撃が走って(笑)。だって、転校してきて自己紹介とかするじゃないですか、もういきなり(言語障害っぽい口調で)「サワダです」とか言ってさ、「うわ、すごい!」ってなるじゃないですか。で、転校してきた初日に、ウンコしたんだ。なんか学校でウンコするとかいうのは小学生にとっては重罪だってのはあるじゃないですか? だから、何かほら、「ロボコン」でいう「ロボパー」が転校してきたようなもんですよ。(笑)。で、みんなとかやっぱ、そういうの慣れてないから、かなりびっくりするじゃないですか。で、名前はもう一瞬にして知れ渡って、凄い奴が来たって(笑)、ある意味、スターですよ。 段ボール箱とかがあって、そん中に沢田を入れて、全部グルグルにガムテープで縛って、空気穴みたいなの開けて(笑)、「おい、沢田、大丈夫か?」とか言うと、「ダイジョブ…」とか言ってんの(笑)そこに黒板消しとかで、「毒ガス攻撃だ!」ってパタパタやって、しばらく放っといたりして、時間経ってくると、何にも反応しなくなったりとかして、「ヤバいね」「どうしようか」とか言って、「じゃ、ここでガムテープだけ外して、部屋の側から見ていよう」って外して見てたら、いきなりバリバリ出てきて、何て言ったのかな…?何かすごく面白いこと言ったんですよ。……超ワケ分かんない、「おかあさ〜ん」とかなんか、そんなこと言ったんですよ(笑)それでみんな大爆笑とかしたりして。 ■高校時代 ジャージになると、みんな脱がしてさ、でも、チンポ出すことなんて、別にこいつにとって何でもないことだからさ、チンポ出したままウロウロしているんだけど。だけど、こいつチンポがデッカくてさ、小学校の時からそうなんだけど、高校ぐらいになるともう、さらにデカさが増しててさ(笑)女の子とか反応するじゃないですか。だから、みんなわざと脱がしてさ、廊下とか歩かせたりして。 こういう障害がある人とかって言うのは、なぜか図書室にたまるんですよ。図書室っていうのが、もう一大テーマパークって感じで(笑)しかもウチの学年だけじゃなくて、全学年のそういう奴のなぜか、拠り所になってて、きっと逃げ場所なんだけど、そん中での社会っていうのがまたあって、さっき言った長谷川君っていう超ハードコアなおかしい人が、一コ上で一番凄いから、イニシアチブを取ってね、みんなそいつのことをちょっと恐れてる。そいつには相棒がいて。耳が聞こえない奴で、すっごい背がちっちゃいのね。何か南米人とハーフみたいな顔をしてて、色が真っ黒で、そいつら二人でコンビなのね。ウチの学年のそういう奴にも威張ってたりとかするの。 何かたまに、そういうのを「みんなで見に行こう」「休み時間は何やってるのか?」とか言ってさ。そういうのを好きなのは、僕とかを含めて三、四人ぐらいだったけど、見に行ったりすると、そいつらの間で相撲が流行っててさ(笑)。図書館の前に、土俵みたいなのがあって、相撲してるのね。 その長谷川君っていうのが、相撲が上手いんですよ。足掛けてバーンとか投げる技をやったりとかすんの。素人じゃないの。小人プロレスなんて比じゃない! って感じなんですよ。もう(笑)。 で、やっぱああいう人たちって……ああいう人たちっていう言い方もあんまりだけど……何が一番凄いかって、スクリーミングするんですよ。叫び声がすごくナチュラルに出てくる。「ギャーッ」とか「ワーッ」とかいう声って、普通の人ってあんまり出さないじゃないですか、それが、もう本当に奇声なんか出てきて、すごいんです。 太鼓クラブとかは、もうそうだったのね。体育倉庫みたいなことろでやってたの、クラブ自体が。だから、いろんなものが置いてあるんですよ、使えるものが。だから、マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたりとか。小道具には事欠かなくて、マットの上からジャンピング・ニーパットやったりとかさー。あれはヤバイよね、きっとね(笑) ■いじめられていた二人目、村田さん(仮名) 村田は、小学生の頃からいたんですよ。こいつはちょっとおかしいってのも分かってたし。だけど違うクラスだったから接触する機会がなかったんだけど、中学に入ると、同じクラスになったから。で、さまざまな奇行をするわけですよ。村田っていうのは、わりと境界線上にいる男で、やっぱ頭が病気でおかしいんだか、ただバカなんだか、というのが凄い分りにくい奴で、体なんかもちっちゃくて、それでこいつは沢田とは逆に癇癪が内にむかうタイプで、いじめられたりすると、立ち向かってくるんじゃなくて、自分で頭とかを壁とかにガンガンぶつけて、「畜生、畜生!」とか言って(笑)、ホントにマンガみたいなの。それやられるとみんなビビッて、引いちゃうの。「あの人、やばいよ」って。 お風呂に入らないんですよ、こいつは(笑)まず、臭いし、髪の毛がかゆいみたいで、コリコリ頭掻いてるんですよ。何か髪の毛を一本一本抜いていくの。それで、10円ハゲみたくなっちゃって、そこだけボコッとハゲてルックス的に凄くて。勉強とか全然できないし、運動とかもやっぱ、全然できないし。 村田は、別に誰にも相手にされてなかったんだけど、いきなりガムをたくさん持ってきて、何かみんなに配りだして。「何で、あいつ、あんなにガム持ってるんだ? 調べよう」ってことになって、呼び出してさ、「お前、何でそんなにガム持ってるの?」って聞いたら、「買ったんだ」とか言っててさ。三日間ぐらい、そういう凄い羽振りのいい時期があって。そんで付いて行って、いろんなもん買わせたりして。 そんで、三日間くらいしたら、ここに青タン作って学校に来て。「おまえ、どうしたの?」とかきいたら、「親にブン殴られた」とか言ってて(笑)。親の財布から十五万円盗んだんだって。でも何に使っていいか分かんないから、ガム買ったりとかそういうことやって(笑)。だから、そいつにしてみればその三日間っていうのはね、人気があった時代なんですよ。十五万円で人が集まってきて。かなりバカにされて、「買えよ」って言われてるだけなのに。 ■中三の時の修学旅行(小山田は、村田君と、留年した一歳上の先輩と同じ班になる) ウチの班で布団バ〜ッとひいちゃったりするじゃない。するとさ、プロレス技やったりするじゃないですか。たとえばバックドロップだとかって普通できないじゃないですか? だけどそいつ(注・村田君)軽いからさ、楽勝でできんですよ。ブレンバスターとかさ(笑)。それがなんか盛り上がっちゃってて。みんなでそいつにプロレス技なんかかけちゃってて。おもしろいように決まるから「もう一回やらして」とか言って。 それは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。ま、いじめてるんだけど(笑)。いちおう、そいつにお願いする形にして、「バックドロップやらして」なんて言って(笑)、”ガ〜ン!”とかやってたんだけど。 で、そこになんか先輩が現れちゃって。その人はなんか勘違いしちゃってるみたいでさ、限度知らないタイプっていうかさ。なんか洗濯紐でグルグル縛りに入っちゃってさ。「オナニーしろ」とか言っちゃって。「オマエ、誰が好きなんだ」とかさ(笑)。そいつとか正座でさ。なんかその先輩が先頭に立っちゃって。なんかそこまで行っちゃうと僕とか引いちゃうっていうか。だけど、そこでもまだ行けちゃってるような奴なんかもいたりして。そうすると、僕なんか奇妙な立場になっちゃうというか。おもしろがれる線までっていうのは、おもしろがれるんだけど。「ここはヤバイよな」っていうラインとかっていうのが、人それぞれだと思うんだけど、その人の場合だとかなりハードコアまで行ってて。「オマエ、誰が好きなんだ」とか言って。「別に…」なんか言ってると、バーン!とかひっぱたいたりとかして、「おお、怖え〜」とか思ったりして(笑)。「松岡さん(仮名)が好きです」とか言って(笑)。「じゃ、オナニーしろ」とか言って。「松岡さ〜ん」とか言っちゃって。  小山田の発言から、うかがえるように、いじめられているのは、何らかの障害のある生徒ですね。  黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』には、障害のある子供とトットちゃんの心温まる交流が描かれていましたが、現実とはこういうものかも知れません。  和光大学付属というのは、障害児教育に熱心な学校のように思いましたが、表に出てくるのは美しき理想ばかりで、実際はクソガキどもの、おろかな偏見を取り除くこともできず、そういう意味ではこの記事は障害児教育を考え直す貴重な資料となるでしょう。  再び、小山田の発言からの引用を続けます。 他だったら特殊学校にいるような子が普通クラスにいたし。私立だから変わってて。僕、小学校の時からダウン症って言葉、知ってたもん。学校の裏に養護学校みたいなのがあるんですよ。町田の方の田舎だから、まだ畑とか残ってて。それで、高校の時とか、休み時間にみんなで外にタバコ吸いにいったりするじゃないですか。で、だいたいみんな行く裏山があって。 タバコ吸ってたり、ボーッとしてたりなんかするとさ、マラソンしてるんですよ、その養護学校の人が。で、ジャージ着てさ、男は紺のジャージで、女はエンジのジャージで、なんか走ってるんですよ。で、ダウン症なんですよ。 「あ、ダウン症の人が走ってんなあ」なんて言ってタバコ吸ってて。するともう一人さ、ダウン症の人が来るんだけど、ダウン症の人ってみんな同じ顔じゃないですか? 「あれ? さっきあの人通ったっけ?」なんて言ってさ(笑)。ちょっとデカかったりするんですよ、さっきの奴より。次、今度はエンジの服着たダウン症の人がトットットとか走っていって、「あれ? これ女?」とか言ったりして(笑)。最後10人とか、みんな同じ顔の奴が、デッカイのやらちっちゃいのやらがダァ〜って走って来て。「すっげー」なんて言っちゃって(笑)  こういうことを悪びれることもなくしゃべる、小山田圭吾という人物の品性とは何か、と思うわけですが、性格破綻者の芸術家というものは、たしかに存在するだろうが、私生活がどうであれ、アーチストにとって作品がすべてだというそういう考えも、一応は了解しますが。  本当にそうなのだろうか。  こういう人物が作る音楽が、本当に、人を感動させることがあるのだろうか。  それでも彼の音楽が、多くの人を感動させているのだとするなら、そもそも、音楽とは何か? 芸術とは何か? ということを、おれは問うてみたいわけです。  記事にはいじめられた人たちの、その後が載っています。村上清というライターは、わざわざ彼らの家族まで取材しています。  村田さんの家に電話する。お母さんが出た。聞けば、村田さんは現在はパチンコ屋の住み込み店員をやっているという。高校は和光を離れて定時制に。 お母さ��「中学時代は正直いって自殺も考えましたよ。でも、親子で話し合って解決していって。ウチの子にもいじめられる個性みたいなものはありましたから。小山田君も元気でやっているみたいだし」  住み込みの村田さんは家族とも連絡が取れないらしい。パチンコ屋の電話番号は、何度尋ねても教えて貰えず、最後は途中で電話を切られた。  沢田さんに電話してもお母さんが出た。電話だけだとラチが開かないので、アポなしでの最寄り駅から電話。「今近くまで来てるんですが……」田園調布でも有数の邸宅で、沢田さんと直接会うことができた。  お母さんによれば、”学習障害”だという。家族とも「うん」「そう」程度の会話しかしない。現在は、週に二回近くの保健所で書道や陶器の教室に通う。社会復帰はしていない。  お母さん「卒業してから、ひどくなったんですよ。家の中で知ってる人にばかり囲まれているから。小山田君とは、仲良くやってたと思ってましたけど」  寡黙ながらどっしりと椅子に座る沢田さんは、眼鏡の向こうから、こっちの目を見て離さない。ちょっとホーキング入ってる。 ■(小山田と)対談してもらえませんか? 「(沈黙……お母さんのほうを見る)」 ■小山田さんとは、仲良かったですか? 「ウン」  数日後、お母さんから「対談はお断りする」という電話が来た。  この企画の意図は、 いじめられた側の人が その後どうやっていじめを切り抜けて生き残ったのか  ということらしいけど、誰一人、「いじめを切り抜けて」なんかいません。  村田さんの消息を聞かされた、小山田は、 「でもパチンコ屋の店員って、すっげー合ってるような気がするな」  と、語っております。  ラストでの、小山田圭吾とライター・村上清の対談から引用します。 ■もし対談できてたら、何話してますか? 「別に、話す事ないッスけどねえ(笑)。でも分かんないけど、今とか会っても、ぜったい昔みたいに話しちゃうような気がするなあ。なんか分かんないけど。別にいじめるとかはないと思うけど。『今何やってんの?』みたいな(笑)。『パチンコ屋でバイトやってんの?』なんて(笑)、『玉拾ってんの?』とか(笑)。きっと、そうなっちゃうと思うんだけど」 ■やっぱ、できることなら会わないで済ましたい? 「僕が? 村田とは別に会いたいとは思わないけど。会ったら会ったでおもしろいかなとは思う。沢田に会いたいな、僕」 ■特に顔も会わせたくないっていう人は、いない訳ですね? 「どうなんだろうなあ? これって、僕って、いじめてるほうなのかなあ?」 ■その区別って曖昧です。 「だから自分じゃ分かんないっていうか。『これは果たしていじめなのか?』っていう。確かにヒドイことはしたし」 ■やましいかどうかっていう結論は、自分の中では出てない? 「うーん……。でも、みんなこんな感じなのかもしれないな、なんて思うしね。いじめてる人って。僕なんか、全然、こう悪びれずに話しちゃたりするもんねえ」 ■ええ。僕も聞きながら笑ってるし。 ■ところで、小山田さんはいじめられたことってないんですか。学校に限らず。 「はー。多分、僕が気付かなかったっていうだけじゃなく、なかったと思うんですよ。被害者とか思ったことも、全然ないですね」 【追記】  これは私がやっていた旧ブログの中でもっとも反響のあった記事である。内容は雑誌『クイック・ジャパン』3号(太田出版)掲載の小山田圭吾インタービューを紹介したものである。  べつに知られざる逸話や稀書の発掘というものでもないし、この雑誌はそこそこ売れていて現在も入手可能であるから、なぜこんなに反響があるのか不思議に思っていた。小山田圭吾のファンなら当然このインタビューを知っていて、彼がこういう人格であることを知ったうえで、なおかつ彼の音楽を愛聴しているものだと考えていたからである。であるから、マスコミが「渋谷系」などといい、おしゃれで知的な音楽というイメージを振りまくのを私はずっと冷笑してきた。  世の中には、自分の悪趣味や鬼畜ぶりを誇示したい人間もいるらしく、旧ブログには、小山田を擁護するコメントが寄せられた。私もできる限りそれに応答してきた。しかし書き込みをする敵の数は多いがおしなべて知的レベルが低いのであまり実のある議論とはなっていない。  教養もないくせにプライドだけは高い者ほど、芸術や音楽について訳知り顔に語りたいらしい。しかも「感性」だの「センス」だのと言えば、こちらが恐れ入ると思っているのだから始末が悪い。  私はなにも高尚な芸術談義をするために、この記事を書いたのではない。私はただ当たり前のことを述べているだけである。それさえ理解できないというのは、相手の知的レベルの問題だけではなく、本質的にはおそらく芸術観、人間観のちがいであろう。彼らには、音楽よりも大切なものがある、ということさえ理解できないのだ。  最後に、G・K・チェスタトンの言葉を引用しておく。  平凡なことは非凡なことよりも価値がある。いや、平凡なことのほうが非凡なことよりもよほど非凡なのである。  人間そのもののほうが個々の人間よりはるかにわれわれの畏怖を引き起こす。権力や知力や芸術や、あるいは文明というものの脅威よりも、人間性そのものの奇蹟のほうが常に力強くわれわれの心を打つはずである。  あるがままの、二本脚のただの人間のほうが、どんな音楽よりも感動で心をゆすり、どんなカリカチュアよりも驚きで心を躍らせるはずなのだ。 G・K・チェスタトン『正統とは何か』(春秋社・73ページ)安西徹雄訳
小山田圭吾における人間の研究 - 孤立無援のブログ
27 notes · View notes
enkelereis · 4 years
Photo
Tumblr media
安曇野ちひろ美術館へ🚙 館内にペットは行けないけれども、広いお庭がペット可で、しかも美しいということだったので向かってみることに😊 気持ちの良い芝生には作品が数々✨窓際のトットちゃんの電車教室を再現した作品もありました🚃 いっぱい歩いてとても良いお散歩になりました🐾 そろそろ夕方なので今回の旅はこれぐらいにして帰ろうということになりました☺️🚙💨 #安曇野ちひろ美術館 #安曇野ちひろ公園 #犬連れ旅行 #chihuahua #チワワ #3歳 #ロングコートチワワ #ブラックタンホワイト #longcoatchihuahua #blackandtan #dog #わんこ (安曇野ちひろ美術館 Chihiro Art Museum Azumino) https://www.instagram.com/p/CFvYlmPp_qB/?igshid=1s3cdt0i5nko1
4 notes · View notes
ike2910 · 7 years
Photo
Tumblr media
マリー🎀12月になって気分一新して頑張りたいから髪型変えてみたの🌸 #トットちゃん #窓際のトットちゃん #玉ねぎヘアー #マリー #スタペ応募_STP47 #オッドアイ #pecon 🌸坂口マリー 雑種 4歳 女の子 お転婆 ちょっと頭が重たいの🌸 #topmeowdels #choochoocat #ウェブキャットショー #ウェブキャットショー2 #ペコペットカメラ #ネコダスケステーション #黒柳徹子 #ねこのきもち #ペットスマイル #バブーシュカサンタズボン帽子プレゼント係 #cat #catlover #ピクネコ #みんねこ #catfuture #oddeyecat #コスプレ猫
0 notes
Photo
Tumblr media
今日のあさんぽ。地層を眺めます。この辺は古墳群もあって理科の教材、歴史の教材に溢れてる。 黒柳徹子さんの名著、窓際のトットちゃん、で、学校行事で飯盒炊さん(?)に行くってはしゃいでる場面があったのが印象的でしたが、その飯盒炊さんの行先が等々力渓谷、トットちゃんの舞台が自由が丘あたりだったそうなので歩いて行ける距離ではあるなあとか、歩きながらいろんなことを考えます。 窓際のトットちゃん、また読み返したくなりました。 #さんぽ #等々力渓谷 #地層 #窓際のトットちゃん (等々力不動尊)
0 notes
nabezo33 · 5 years
Text
Tumblr media
ビブリオバトルに京極本。190908
図書館に行ったら、ビブリオバトルのイベントをや���てるようでして、野次馬で観戦しにいきました。その存在は知りつつも、ビブリオバトルをナマで観るのは初めてのことであります。バトラーは全部で9人、その中に図書館の館長さんや職員さんが含まれていたのは数合わせのためなのか、観戦する人も20人に満たない感じで、正直、ちょっと寂しさは否めません。
ところがですね、この初観戦、ワタクシ的にはかなり面白かったわけでして。
ルールとしては、バトラーが自選して持ってきた「オススメの1冊」に関して5分間熱く語ってもらい、その後、3分の質疑応答、全員のスピーチが終わったところで、参加者による投票で「チャンプ本」を決める……という流れ。
9人のバトラーが選んだ9冊は、
前半が、「ちひろの昭和(竹迫祐子)」「芝犬まるの幸福論(小川仁志)」「生くる(執行草舟)」「女たちのテロル(ブレイディみかこ)」「わたしの森に(アーサービナード/田島征三)」の5冊、
後半が「窓ぎわのトットちゃん(黒柳徹子)」「国境なき助産師が行く(小島毬奈)」「虚実妖怪百物語 序/破/急(京極夏彦)」「フレディー・マーキュリー華やかな孤独(リック・スカイ)」の4冊。
それぞれのチャンプ本は、「生くる」と「虚実妖怪~」となりました。初観戦者としては、そうか、やっぱし、ノンフィクションとかエッセイの方が向いてるのかなあ、小説は出てこないかなあ……などと思いかけていたところで登場したのが、京極夏彦の妖怪小説だったので、のけぞってしまったのでした(バトラーは女子高校生)。よりによって、これかよ、というか、各人がスピーチの際には、自選の本を片手に話を進めるんですけど、いやあ、京極本だけは「本」に見えませんでしたもんねえ、分厚すぎて。
初観戦で面白いと感じたのは、まずは、自分が手に取らんだろう本、知らないままでいただろう本に出会えること。現に、今日のラインナップの中だけでも、読みたいものがいくつも出てきました。……そして、もっと重要なのが、まったく面識のない老若男女が、「本」を共通項にひとところに集い、質疑応答をしたり、意見交換をしたりする楽しさ。以前よくやってた「サロン」的なものが、実は私は好きなのかもなあ、とあらためて感じた次第。
まあ、私は人前でスピーチするのは苦手なんで、バトラーになることはないけれど、「もしもバトラーになるとしたら」という想定で本を読んだり、他人のスピーチを聞いて、おもろい質問ができるようになったら楽しいよなあ……てなことを考えると、これまでとはまたちょっと違った読書体験ができるようになるかもしれません。ビブリオバトルは定期的に開催されとるようなので、また行ってみることになるかと。
1 note · View note
liliyaolenyeva666 · 3 years
Text
Tumblr media
📛 1446 「仮面ライダー」 #88, 89。
いつかの今週も 「仮面ライダー」 のお時間がやって参りました。今回は 「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵 (第88話)」 というタイトルのお話です。いきなり 「ニャーっ!」 と男性を襲う化け猫怪人が登場します。「ネコとヤモリの合成人間ネコヤモリ!作戦のために本郷猛を引きつけておくのだっ!」 とブラック将軍の命を受けたネコは早速行動に移ります。場面は変わり、目の周りを青く染めたヤバミな男性が、暗い部屋で黒猫の絵を描きながら左手を切って血をぼたぼたと流しています。こどもが真似をしたら大変ですけれど、そんな兄ちゃんを隣の部屋から そうっと覗くちいさな弟。兄ちゃんってヤバミだって顔をしています。エヘヘへとうすら笑いを浮かべながら絵を描く兄ちゃん。かなりビョーキです。翌る日の夜 「悪魔の血によって描かれた黒猫の絵は 増殖細胞によって乗り移りが出来るのだ」 と、本人にしか分からないやうな奇怪な台詞を飛ばすブラック将軍。目が黄色くピカっと光る、クリスチャン・ラッセンもびっくりな、壁に掛けられた黒猫の絵から 「オレの名はネコヤモリ!ニャーーッ!」 と飛び出すネコ。「ウニャーーーァァァアアア!」 とネコ。「ニャー ニャッニャッ!」 と ちょっとやかましいネコ。「ふふふふふ、これでこの密室殺人のニュースが本郷猛の耳にも届くはずだ!ネコヤモリ!今度は本郷猛を狙えっ!」 と世界征服を企んでいるとは思えない、銭形平次ふうな (小規模な) ころしばかりをさせて喜ぶブラック将軍。そんなころ、冒頭のイカれた兄ちゃんの様子がおかしいと思ったら急に倒れちゃったんだと少年 (弟)。「おやっさん、滝は!」 と この番組の主役。「3日姿を見せていない」 とガール。FBIの指令で出張に行っているらしい滝和也隊長。点けていたラジオから変死事件がどうのこうのと言っているのが耳に入り、見つめ合う猛とおやっさん。早速 現場に急行する猛。勝手に入った部屋には 怪しげ��黒猫の絵が飾られています。その絵をじいっと見つめる猛。すると 先ほどのやうに 黒猫の目がビカビカっと光り、どういう仕組みなのでせうか、飛び出してくる黒猫。「猫がっ!」 と猛。「ニャー!」 とネコ。「ゲルショッカーの改造人間か!」 と猛。「さうよ、ネコヤモリよ!」 と軽く自己紹介とこれからの予定を本郷猛に報告して スウッと消えるネコ。「さうか!ネコヤモリは 自由自在に絵に出入りすることが出来るのか!」 と飲み込みがやたらと早い猛は ヤバミな兄ちゃんのところに急いで向かいます。「本郷猛!何の用で!」 とヤバミな兄ちゃん。「ゲルショッカーのアジトに案内して貰おうか!」 とストレートな猛。兄ちゃんは 突然に 化け猫怪人に変身します。「さうよ、俺がネコヤモリだ!」 と “田中” という表札のある玄関をさささと小走りで駆けていくニャース。そんなニャースを追う猛。田中さんの玄関前の原っぱで揉み合うふたり。隙を見つけた猛は 「ライダー 変身!とぅっ!」 と変身をキメ込みます。逃げるネコ。追う第1号。戦闘員がかけつけ、ネコの逃走を手助けします。「ニャー!ダー!」 ゆれるカメラの中で殴る蹴る飛びかかるネコとバッタ。傾斜の急な階段で “キャットファイヤー” なる炎をジーン・シモンズばりに吹かすネコニャース。「仮面ライダー!勝負を預ける!だが今度こそ貴様たち」 をどうのこうのしてやるんだニャーなんて言いながら お知らせに入って貰います。お知らせが明けると 「今日の警備体制はこれでいきます」 と 世界平和会議 (In 熱海) という会議で警備を任されていたりする滝和也は、壁に掛けてある黒猫の絵が気になっています。「君、それは?」 と和也。「殺風景な物ですから」 と黒猫の絵とおじさん。ふーんとその場を離れた 詰めの甘い和也隊長を他所に 「準備完了しました」 と ひそひそと何処かに報告をしている おじさん。そんな頃、おじさんから報告を受けていたっぽいゲルダムなショッカーのアジトでは “科学者誘拐作戦” なる作戦と “ライダー本部襲撃作戦” を同時に企てているやうで、東京と熱海間は 80km あるさうですけれど、そんな離れた場所で 2分間の間に行ったり来たり出来るニャースを使って作戦成功だニャって感じみたいです。「日本、いやアジアを奪う作戦」 と 世界征服は諦めたのかブラック将軍。そんなころ 「おやっさん!絵から怪人が飛び出すんですよ!」 と猛。「何が黒猫だよ」 とおやっさん。すでにスタンバイしている黒猫。「ライダー隊!みなごろしだ!」 と黒猫から変身をキメるネコニャース。狭い部屋で ニャー!と叫ぶニャース。そのころ国際会議では 「コンフィデンス、サンキュー」 と眼鏡男子外国人が英語で何かお話をされています。「すべての準備は完了した!ネコヤモリ!いまだ!」 と 何が いまだ!なのかは良く分かりませんけれど、とにかく今らしいブラック将軍の命で 襲っていた猛の前から忽然と姿を消すニャンコ。「ネコヤモリ!なぜ消えたんだ!」 と驚く猛。そんな中 「あと1分っ」 と お湯を入れたインスタントラーメンを待つかのやうにネコヤモリを待つブラック将軍の姿が。場面は戻り、姿を消したニャースがどうして姿を消したのかってことに ピン!と来て 「滝が警備している平和学会は!」 とさけぶ猛は 慌てながら 「滝っ!滝っ!本郷だ応答せよ!その絵を叩き壊せっ!」 と黒猫が描かれた絵を叩き壊せだなんて無茶なことを言う猛の声に ハッとしてGood!な和也は あの絵を見るも、既に絵の中には黒猫はいません。時すでに遅しだニャー!とニャース登場。「本郷!ゲルショッカーの怪人だ!」 と和也はとりあえず猛に無線で伝えます。「しまった!」 と ささっと変���を済ませ、サイクロンで空に舞い上がった仮面ライダー第1号は 東京から熱海まで スピード違反を顧みず爆走します。そんなころ、海がきれいなバルコニーのやうな場所へ逃げ惑う会議関係の科学者と彼らを守る滝和也の姿が!ネコニャンコに殴られる滝和也。そんなところに 時間の都合とサイクロンのグンバツな性能により 「ゆくぞ!とぅっ!」 と放送時間内に現場に到着した 仮面ライダー第1号。形勢逆転、科学者を襲う戦闘員の皆さんをひとりずつ襲う滝和也。熱海な風景をチラッと覗かせながら 「ライダー返し!」 をニャンコに浴びせる第1号。ふたりして崖に着地します。「しねっ!ニャー!」 とキャットファイヤーを吹かすネコ。それは熱くてたまらんと ネコパンチならぬ 「ライダー パンチ!」 を繰り出す第1号。顔を手で覆うニャース。「ライダーチョップ」 もついでに浴びせる第1号に 「バカめ!もうひとつの武器があるのだ!ヤモリ吸盤だ!吸い取ってやる」 と放送時間ギリギリにもうひとつの武器を使って 仮面ライダーの生体エネルギーか何かを吸い取らうと狙うネコキャットに そろそろお開きの時間です!とばかりに 「とぅっ!ライダーキック!」 を ビシッと喰らわす第1号。「ニャァァァアアアアアア!」 とキックを浴びて吹っ飛んだネコヤモリは大爆発を起こすのかと思いきや、なぜか人間の姿?に戻ります。「あれは お兄さんだ、サトルくんも喜ぶだらう」 と第1号。何だか不思議な展開のラストはさておき、ぼくたちわたしたちの仮面ライダーは またひとつゲルダムの魔の手から限定された人々を守りました。
つづいて
いつかの今週も 「仮面ライダー」 のお時間がやって参りました。今回は 「恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!(第89話)」 というお話です。オープニングのうたが異っていて (「ライダーアクション」)、早速 驚かされますけれど、ブリヂストンの自転車を停めて空気が美味しいとか言っている 楽しげな 4人の男女が画面に登場します。その中のひとりが 止まっていた黄色い可愛いやつ (カナリア) を捕まえます。「変わってるわ、この鳴き声」 とガール。と、途端に 三人が頭を抱えて倒れます。投げつけられるカナリア。そのおかしなカナリアはあらうことか おかしなコブラをも登場させて 人間大の大きさに早変わりします。「逃げられはせん!蛇に睨まれたカエルということばを知っているか!おまえらがそのカエルだ!」 とヤングな若者を次々に襲う新怪人。そんな現場に時が経ってから急行した滝和也は 「なんてしにざまだ。死因は何ですか?」 と 現場検証中の警察官に尋ねています。そんなころ 「何っ!多摩川で4人もころされた?」 と その現場が多摩川だったことを教えてくれる 視聴者にも優しい おやっさんは ふたりの腕白アクション青年こと 滝和也と本郷猛を交えながら “ヤバいよね多摩川” なんて話で盛り上がっているのですけれど、と そこへ 「あゝカナリアだ!」 と少年仮面ライダー隊の少年が 窓ぎわのトットちゃんならぬ、窓ぎわのイエローカナリアを指差します。ダイナミックなアクションが得意な滝和也がそうっと捕まえると 「懐いているじゃないか」 と おやっさんは、どうしてそんな物があったのでせうか、スタンド付きの鳥籠を “ほらよっ” と用意します。そんな訳で 「カナリーの餌を買いに行って来ます」 と使いっ走りに行かされる少年仮面ライダー隊な少年ふたり。「毎度ありがとうございました」 とお店の店員が ゲルショッカーの戦闘員だったりしますけれども、チラリとも疑いもせずに帰るふたりは、帰り道にゲルショッカーの車とすれ違い、こちらは 興味本位で ついつい追いかけて見たりして、けれど やっぱりあっさり捕らえられてしまいます。ふらっと現れた警察官までもがゲルショッカーの戦闘員だったりして、町一帯がゲルダムタウンというなかなか素晴らしい展開で うっとりするわたし。もう変装するのもめんどく感じたのか、ストレートに目立つ姿のままな 派手派手な戦闘員らに連れて行かれさうになる少年ふたり。そんな彼らの前に 「待てっ!そんなことだと思ったぜ!」 と時代劇ふうな台詞を飛ばす本郷猛の姿が。助け出された少年隊は 本部に急行します。そのころ、おやっさん家 (本部) では はげしい頭痛に全員が苦しんでいたりして物凄い有様だったりするのですけれど 「本郷さんがゲルショッカーと戦ってるよ」 と少年隊。「とにかく救急車を呼べ!」 と和也隊長。少年隊なナオキとミツルもミイラ取りがミイラになり、頭痛持ちになります。と突然に鳥籠が煙であふれ 「ヒョーヒョーヒョー」 という鳴き声?とともに 「カナリコブラの威力を知ったか!」 と コブラハンドを振り回すゲルダムの新怪人カナリコブラが現れます。「うおうっ!貴様!ゲルショッカーの改造人間か!」 と ひとまず戦いを終えたっぽい猛が絶妙のタイミングでライダー隊本部に帰って来ます。「きさま!カナリアの化け物だったのか!」 とカナリアの化け物って言い方がニクい猛。急に主役が現れて焦ったのか何なのか、その場をバッと離れ外に逃げ出すカナリコブラを追う猛と和也。いつもの採石場のやうなところにまでとりあえず移動し、手榴弾を投げられ砂場を転がり回る猛。こいつはいかんと 「ライダー 変身!とぅっ!」 と 仮面ライダーに変身をキメます。「二度と戦えないやうにしてやるライダー!」 とレッドスネークカモーンな感じのコブラハンドで第1号を襲うカナリー。先ほどの頭痛がまるで嘘だったかのやうに キレのあるアクションで戦闘員を倒すアクション大好き滝和也が張り切る中、のびのびジーンズよりも伸びるコブラハンドで第1号を苦しめるカナリー。が、第1号に地面に叩きつけられて火花が散るコブラハンド。「この仕返しは必ずしてやる!」と右腕がちぎれてしまったカナリコブラは ひとまずお知らせに入って貰ってその間に直して貰います。お知らせが明け 「大丈夫?本郷さん?」 と左足を包帯グルグル巻きで松葉杖な本郷猛を心配さうに見つめるガールズ。カナリコブラよりもダメージを負っているやうな本郷猛の身に何があったのかは分かりませんけれど、お知らせの間もずっと戦っていたのかもしれません。「頭が割れてキチガイになるところだった」 と、放送禁止ギリギリな台詞を飛ばす おやっさん。「そのおそろしいカナリアが東京中に送り込まれたら!」 っと、おやっさんよりもちゃんとしたことを言うガール。そんなおそろしいカナリアがニュースになっていたりして、テレビやラジオでがんがん報道されています。そんな知らせを聞いたか聞かぬか 「我々のペット作戦は大成功!」 と 相も変わらず ぬか喜びが得意なブラック将軍。「東京が我々ゲルショッカーの基地になるのも すぐです」 と、そんなことを言って 大丈夫なのでせうか ブラック将軍。そんなころ、ゲルショッカーの怪人がタロウくんの家に!と伝書鳩が空に舞います。「敵を欺くにはまず味方からっていうからな」 とバイクを駆って タロウとママに会いに行く猛は ゲルダムの面々に連れて行かれさうになっているタロウくんと彼のママを見つけ、愛車を爆走させます。「貴様の足は!」 と驚くカナリー。「ハハハハハ!」 と油断させていた、ゲルダムよりもずっと卑怯でワルな猛は ふたりを 丁度良いタイミングで参上したアクション兄さん和也に任せます。えいやっ!っと チューンナップ仕立てのコブラハンドで 正義のひとりやふたりの命を奪わんとするも、誤って 不慣れなハンドで戦闘員のいのちを奪ってしまうカナリー。そんな哀れなカナリーの隙を見つけ、咄嗟にバイクに乗り込む猛。「本郷!逃げる気か!」 と慌てるカナリー。「おまえさえ倒してしまえば東京の街はゲルショッカーの物になる!」 と、すっかり一文字隼人の存在を忘れてしまっているカナリー。そんな隙だらけなカナリーを他所に 「ライダー 変身!とぅっ!」 と変身をキメ込む猛は ひとまず、派手な戦闘員どもを蹴り飛ばします。「ライダー!俺が相手だ!」 とカナリー。「鋼鉄の腕に改造したのだ!」 とカナリー。「おそろしい力だ!」 と第1号。と、そんなところにひらりと現るる新たな刺客が。「貴様っ!」 と第1号。「ネズコンドルだ!ゆくぞ!」 と ネズコンドルというお名前らしい、ネズミというよりも オオカミさん寄りな風貌のゲルダムの新怪人が次回の登場を待たずして仮面ライダーに襲い掛かります。ダブルライダーでひとりの怪人を襲うことはあっても、その逆というのは中々珍しいかもしれません。「カナリコブラ!協力してこやつを倒してしまうのだ」 と禰󠄀豆子ならぬネズコ。「俺一人で十分だ!」 と 仲間割れしている場合ではないやうな気がしますけれど、とりあえず一人で頑張ってみたいらしいカナリーは 第1号の右手にコブラハンドを噛み付かせます。「今度は貴様の腕を折ってやる!」 とカナリー。見ているだけの禰󠄀豆子。と、そこへ 助けに割って入った生身の滝和也は、暇していた禰󠄀豆子に ひどい目に遭わされます。と、カメラが必死の滝和也を映していたころ、隙か何かを見つけたのでせうか、不意に 「ライダー月面キック!」 なる、月面宙返り的なキックということでせうか、そんな蹴り技をカナリーにドガッと浴びせる第1号。真面に それを受けてきりもみ状に吹き飛んだカナリコブラは うまく着地はしたものの、立ち上がったところで大爆発を起こしました。おしまい。と思ったら、我らがジャパン・アクション兄さん 滝和也は 禰󠄀豆子に酷い目に遭い続けていたりして (ふつうのひとならきっと即死)、禰󠄀豆子に空中高く ブン投げ飛ばされたところで (静止画状態で) 次回に続きます。エンディングのうたは 哀愁漂う 「ロンリー仮面ライダー」 に変わりました。
0 notes
Text
マルシェ図書だより~その36
「マルシェ図書だより〜その35」で宮下奈都さんの「ワンさぶ子の怠惰な冒険」を紹介しました。
Tumblr media
今回は同じく宮下そんのエッセイ「神さまたちの遊ぶ庭」を紹介いたします。
Tumblr media
3人のお子さんたちと一緒に1年間北海道のトムラウシ(アイヌ語で「花の多い場所」)という集落に山村留学した時のエッセイです。
中からいくつか紹介いたします。
町内総出の小中学校合同運動会の閉会式での生徒会長の挨拶。『僕は今まで、本気を出すことを恥ずかしがったり怖がったりしてきました。でも、ここトムラウシで、今日も本気の大人たちをたくさん見ました。大人の本気ってかっこいいです』(挨拶した生徒会長というのは、実は宮下さんの息子さん。「息子ながら、なかなかいい挨拶だった」と書かれています)
また学校の時間割についての記述。
『美術はきちんと最後まで絵が描けるように、三時間とか四時間単位で組まれている。技術や家庭科もそうだ。町の特産品である蕎麦粉を使い、朝からクレープやガレットを焼いてお昼にみんなにふるまうという、通し四時間家庭科も楽しげだった。ちなみに、ガレットで包む具に半熟の卵が入っていたらおいしいだろうと考えた英国紳士(次男さんのエッセイ内での呼び名)は、毎朝早起きして温泉卵や半熟目玉焼きの試作品を納得いくまでつくっていた。実に役立つ家庭科だ』
こんな学校があるのですね。昔読んで感動した「窓際のトットちゃん」を思い出しました。
もちろん、どんなことも良い面もあれば課題もある。そういうこともちゃんと書かれてあります。
それでも、私はここで紹介したことはとっても大事なことだと思うのです。私たちは「本気」で何かをすることがあるでしょうか?子どもたちが思わず「かっこいい」と思うような「本気」で・・・
「本当に役立つ学び」のついて真剣に考えたことがあるでしょうか・・・
「その場所に行かなければ無理」と思うのではなく、「それは本当に大事」と思ったのなら、「今ここでできることを」実践して悔いのない子育てや暮らしをしたいなあ、という気持ちが、このエッセイを読むと湧き上がってきます。
機会がありましたらぜひ・・・
0 notes
dotomtom · 4 years
Photo
Tumblr media
徹子の部屋フワちゃん回、親父が突然「アメリカ住みたくね?」って言い出したから家族でLAに2年住んだ話と、性善説がポジティブでギャルっぽいからと大学で中国哲学を学んだ話で爆笑し、小3で読んだ窓際のトットちゃんに上手く生きられない自分を肯定してもらったという話で感動。紛れもない神回。 ynwataiga さんのツイートから
0 notes