tomato-soup-library · 3 years ago
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「フェイクニュースの見分け方」烏賀陽弘道
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長年記者として働いてきた方が
どのように情報にあたり
その真偽を確かめてきたかという
経験と見分け方の実践方法を
細かに紹介してくれている一冊です。
私は専門家ではないため
ウクライナとロシアの報道の
一体どれがプロパガンダで
どれが本当でフェイクニュースか
しっかり見極めるような能力は
持っていない。
この戦争のことに限らず
普段からあらゆることが
嘘と捏造と本当の情報で溢れており
自分が情報を調べることをしなければ
デマに踊らされる羽目になります。
そのデマが、政治的意図や差別など
関わりたくないような胡散臭いもの、
人を傷つけてしまうものだとしたら
本当に最低な気持ちになりますよね。
この本では、このような文章は
疑ってかかる方が良いなど、
わかりやすく役立てる方法が
紹介されている他に、
炎上について研究している本を引用して
炎上のカラクリに触れていたり、
元少年Aの本について、それが
世にもたらす意味などについても
書かれていて読み応えのある内容でした。
私は大手新聞社のネット上の記事を読んで
文章が答えありきで誘導している。と
思うことがあったり、
匿名で得体の知れぬ、中身のわからない
「数字」が過大評価される傾向にあるSNSの
中の声を報道番組が取り上げているのも
奇妙に感じていました。
流れてくる情報に受け身のままでは
視野がどんどん狭くなってしまうでしょうし
見たい信じたいものだけを追っていくと
酷く偏ってしまい、どちらも危険です。
専門家や新聞が毎回本当に正しい保証もない。
現在は映像も都合の良いように
簡単に作れてしまいます。そんな中で
手口が巧妙な賢いやり方でデマを流されたら、
見極められません。
目の前の一時の利益という
つまらないものののために
平気で差別やデマを流して人に
一生傷を残すような事をやる人も多くいる。
私はそう言った不安から情報には
少し離れたところから見るようにして、
気になる話については、ネットではなく
本を何冊も読むようにしています。
また、ネットにある情報が自分で
嘘か本当かを見極める能力がないものは
疑っているようにしています。
そんな私にとってこの本は
さらに情報への当たり方について
さまざまなことを教えてくれて
ためになる一冊でした。
こちらもaudibleで読んだ本です。
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tomato-soup-library · 3 years ago
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about
こちらはMONNLOWの読書記録です。
▷monnlow web site  
▶note tomato soup library 
▶instagram @tomato_soup_library
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「育ちがいい人」だけが知っていること
堀内えみ
こういうのは時々読んでいないと
心配になることがあるので(笑)読みます。
Amazonのaudibleで聴いた一冊です。
あんまり覚えてなかったりするのですが
印象に残ったものは即行動に移せるので
ためになります。
内容がとにかく多いためメモとかも
取ったりしながら聴きました🤣
とにかく即実践に移さないと!
と背中がシャキッとするような緊張感も
持っているジャンルなので😂
それにさりげなく日々の中で実践
できることが書かれた本って
基本的に好きだったりします😊
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「地下室の手記」ドストエフスキー
面白くて一気に読んでしまいました。
内容は面白い話ではないのですが👋
書き方がとにかく読んでて楽しくて、
友達と喋っているような感じなのです。
被害妄想的なものの捉え方や自分の思いを追求
していく様子や心に起きる非常に言語化しにくそうな
感情の全てを、見事なほどわかりやすく
伝えられるのが圧巻で😳
天才的な表現者が脳内を見せてくれている
みたいでした。
前半部分は自由に話したいように書かれますが
いちいち大爆笑する場面が多かったです🤣🤣
多分私の謎の笑いのツボなのだと思います。
サーベルをガチャガチャいわせる将校が出てきたり😂
とにかく可笑しなことばかり言い続けた挙句
そこで自分が読者を笑わせる魂胆だと
思っているんだろうとくるわけです🤣🤣
最初の出だしからもう文章が
魅力的すぎていました😍
本当に作者がこの作品を通して言おうとしていることは
私には作者の背景を知らないため、分からないのですが
背景が分かればもっと面白いのではと思いました。
この話は、「僕は病んだ人間だ」と始まります。
主人公の男は、酷い癇癪や皮肉で関わる人皆を
不快に感じさせ、人より上に立ちたいという衝動に駆られ
馬鹿げた行動を繰り返してしまいます。
自尊心が低く自分が蔑まれていることに
プライドが傷ついており、何年もその怒りにとらわれ、
また相談する人もおらず想像の世界が
癒しになっているような中で
悶々と憂鬱で怒りに満ちた日々を送っていました。
人を傷つける言葉を口にしている彼は
同時に自分を傷つけ、無意識に自分が傷ついている内面を
曝け出しており妄想染みていて、深刻なほど病んでいます。
しかし彼自身は自分が馬鹿げた行動をとっていることを
自分で分かっていて、本当は自分が望んでいることも
何かを分かっているのだけれど、思うように
行動出来ないのです。
自分自身に対し率直に考えられもするし
素直な一面が、普段の歪んだ見方のせいで
表に出てきませんしコントロールもできません。
泣くことも怒り出すことも、発作のせいで
自分の意志ではどうにもできなくなってしまうのです。
彼は人と関らず過��しているのですが孤独に耐えきれずに、
会いに行く。そして派手に失敗する。
失敗している自分を分かって、まるでやけのように
自分を追い込む行動をとるのです。
時々は冷静になる瞬間もありますが
酷い思い込みなどで目も当てられない。
主人公はこうした振る舞いを
恥ずかしい過去の記憶として語っていて
思い出しながらまた恥じていると言います。
途中彼は人間についてどこまでも
自分の持論を語っています。
最終的にも「ぼくらは死産児だ」
という強烈な言葉が出てきて印象的でした。
こんな暗い話、好みではないのですが
あまりにも面白くて嫌な後味もありませんでした。
自分の脳に直接飛び込んでくるような語りは
本当に心地よくて感動しました😊
「」本書より引用
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「ボールペンでSNOOPYとゆかいな仲間たちイラスト帖」
スヌーピーが好きなので
手帳とかにささっと描けたら最高〜🥰
と思って買ったのですが
実際に描くと全然思ったようにはいかず
難しいです😳🥲
微妙にバランスがうまくいかない😂
一生上手くなりそうにないので
ふつーにスヌーピーのシールとか
買ってきています👋🤣
私はスヌーピーの中でも
ウッドストックが好きです🥰
めっちゃ癒される❤️
でもこの鳥も微妙に難しいです😂😂
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「My Little Blue Story Book」
この本は子供向けであろう短編が
幾つも載った本で、全編英語で
書かれています。
フルカラーで絵本のように(教科書みたい?)
イラストと文が半分づつになっていて
とてもやさしい英語が使われています。
昔表紙の絵が可愛いくて買ったのですが
謎の本です😂
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「日蓮の手紙」植木雅俊
前回ご紹介した本の続きです。
また本書で興味深い点は女性蔑視の歴史に触れていた点です。
仏教より以前のバラモン教では排泄物や血液を
不浄とみなし、その清掃人を付加触民として
蔑視したとあります。
そして10世紀頃日本に【血盆経】が伝わると
月経を忌み嫌う傾向が強まった。
この経は中国禅宗の僧が創作した偽経で、女は出産や月経の
血で大地から神仏までも穢すので生まれながらに
大罪を犯していると言う内容らしいのです😳😳😳
今の時代にも陰謀論者や差別主義者が似たようなことを
創作してそうです😳
また日本の仏教界にあった女性蔑視の考え方が
色々紹介されていて笑ってしまったのが
「すべての三千大千世界に存在する
男子のあらゆる煩悩が集まって、
一人の女人の業障となっている」です。
これはひどい🤣🤣🤣
その女から生まれたのは誰だよってことです😂😂
日蓮は月経中にお経を唱えても大丈夫か心配する信徒に
👋単なる生理現象であり生命の種を継承する原理に
基づいたものですと答えており、月経を忌み嫌う経や論は
見当たらない、体調が悪ければ無理に勤めをする
必要はないと答えています。
作者は750年も前の鎌倉時代にこうした科学的で
合理的な考え方をしていることに驚かされるとありました。
本当今ですら殆どの場合生理痛なんて
配慮されていませんよね。
そして女性がこれだけボロクソに蔑まれている世の中で、
日蓮は法華経は女性が成仏することを
���優先にしている経だと、法華経の法門を紹介して
説明しています。
またこの鎌倉時代は災害などで混乱しており
日蓮は北条時頼にあて「立正安国論」と言う
書物を書いて提出します。
その内容は以下に引用しますが、
そこで難についても触れています。
「災害や飢饉、疫病に直面して、坐して瞑想にふけったり、
個人の覚りに安住したり、人間が考え出した架空の如来や
菩薩にすがったり、釈尊が嫌悪していた祈禱を
やったりしてても、現実に嘆き苦しむ人民は救えない。
国主は、人民の安穏平和を第一とする正義を現実社会に貫け、
具体的な政策を実行して、困窮している人に手を差し伸べよ
と主張したのが「立正安国論」でした」
難というのは、このままでは今後、
外国から攻められること、内乱が起きることになる
ということを、仏教では〜すると、こんな難が起きますよと
いうことが説かれていて、それを紹介しながら伝えています。結果幕府はそれを無視し二つとも現実に起きました。
日蓮はこの時代に人類皆平等で誰でも等しく
成仏するという法華経の教えを布教しました。
権力者が最も弾圧の対象にする思想です。
実際に相当の弾圧に遭いましたが、
こんな幕府の世で権力に対しても全く動じずに、
法華経の行者としての生き方を貫きました。
信者もまた弾圧の中で進行を貫く人もいて殺されていました。
日蓮はむしろ怖気付くような様子はなく、
余裕を持って堂々と振る舞っているのが伝わってきます。
難しい内容を非常にわかりやすい言葉で
読みやすく書かれていたのであっという間に
読んでしまいました。面白かったです。
この本の作者は法華経の本なども出されているようなので
読んでみたいと思いました。
「」本書より引用
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「日蓮の手紙」
植木雅俊
「今」に未来も過去もある
「永遠」も死後ではなく今ここにある
「法華経」の虚空会は命の本源という内容が感動的でした。
本書では世間でかなり誤解されている、
鎌倉時代の日蓮という僧が
実際にはどのような人物だったかを、
日蓮の説く教えと共にその人柄を紹介されてます。
興味深く面白いのが、「浄土」の捉え方です。
当時の仏教で主流だったのは法然の浄土信仰で、
生きてるこの世は穢れててお手上げなので
念仏唱えて、死後は阿弥陀のいる極楽浄土に行こうという
考え方です。日蓮は真逆で、「今」ここに生きているのに、
何故わざわざ死後の別世界に浄土を求めるのかと異議を唱える。
この「浄土」について詳しく書かれていて面白いです。
そもそもは「ブッダのいる国を浄化する」と言う意味で
「維摩経」に書かれていたそうなのです。
そこでは人間を離れた別世界に浄土を求めさせはしないと言う
考え方があり、釈尊が人間として生きたこの世が
清らかになること、それが浄土ということだと言います。
すごく現実的でわかりやすいです。
本書で法華経はさらに深くその意味を伝えていることを紹介してます。
法華経の中に登場する虚空会でのシーンを
日蓮は「霊山浄土」と言ったとあります。
そしてそれは「「現在の瞬間」に過去も未来もはらんだ
永遠の世界を意味している」と。
過去は過ぎたものなのでそこにはなく、
未来もやはり現れていないので、
あるのは「今」のみになります。
過去の事実は変わらないが意味は変えられるし、
未来も過去も今の生き方いかんであると教えてくれていると言うのです。
「仏教は原始以来一貫して現在を重視してきた」そうです。
そして生と死もまた一つの生命の姿となると書かれています。
この虚空会のシーンは人の生命の全体像、
命の本源を意味していると言うのです。
人の命がどれほど尊いものか、またそのシステムって
どう言うものかなどを説いているとするなら、
この話は自分のこととして読めるわけです。
そう言う普遍的な教えだからスケールが大きく難しくて、
でも今も尊いとされているのだと思いましたし、
今ここに生きていることにポジティブな気持ちになれました。
長文なので���回に続きます👋▶︎
「」本書より引用
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「WHO WILL COMFORT TOFFLE?」
Tove Jansson
こちらはムーミンの絵本です。
全編英語で書かれた本で
ムーミンが好きなので買いました。
ムーミンに関しては結構そういうの多いです。
ムーミンのお話は、ただ可愛いだけでなく
ちょっと考えさせられるような
忘れられないインパクトのあるストーリーも
含まれていて心に強く残るものが多いです。
いかんせんこれは英語が全くできないので
内容はよくわからないですが😮‍💨😂
ムーミンの絵を見ているだけでも
心癒されます。
特に色使いがめちゃくちゃ素敵すぎる🥰
英語の文も手書きっぽい感じで書かれていて
素晴らしい世界観です。
ムーミンのお話の方もまたご紹介できればと
思っています。
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「史上最強の哲学入門」
飲茶
この本とは始めAmazonのオーディブルで出会い
その本の内容も声優も
あまりにも漫画みたいで面白かったので
気に入って買ってきました。
哲学についての本は聞き慣れない言葉が多く
しまいにもはやどっちでも良くない?と思ってしまって🤣
すぐ眠くなっていましたから
この本との出会いは、私にとって哲学って
面白いよーと教えてくれるものになりました。
タイトル通りです😂
本書では、哲学者の人間的な部分に触れ
なぜ彼がこんな事を言ったか、というのを
ドラマチックに伝えてくれるので物語として
胸に残りますし、一人一人のエピソードに
感動します。
理屈的にいくら言われても分かりにくいですが
その人の信念や情熱をもって語られると
親しみやすくなりませんか🙂
涙が出たのは最初の方に紹介されるソクラテスのお話。
「この世界には命を賭けるに値する真理が存在し、
人間は、その真理を追求するために
人生を投げ出す強い生き方ができるということ」
当時、考え方なんて人それぞれだと言う風潮があった中で
ソクラテスは命を賭け、そういう中で生きる若者らに
強い衝撃を与えました。彼らはソクラテスの意志を
受け継いでいきました。
言うまでもなく、これは自殺を推奨するような話ではなく🙅‍♀️
なんのために生きたかと言う話です。
この話には感動したし、色々考えさせられました。
人それぞれだよねと言っていてどんな思想も放置されれば
今生きる私たちに直接関係が無いように思えても
そのあと何百、何千年と人類が苦しむことになるでしょう。
例えばテロによって。例えば殺人や戦争や自殺によって。
考えはそれぞれだから、じゃあ差別もいいよねって
なるわけないですよね。
ソクラテスの話だけで長文になってしまいました😳
さてこの本は「東洋の鉄人」版もあり
そちらも買って読んだのですが
個人的に満足のいく内容になっていませんでしたので🥲
西洋哲学の方のみをご紹介しました。
私としてはオーディブルで聴くのも漫画みたいで面白いので
結構オススメです。
「」本書より引用
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「あたらしい憲法のはなし」復刊
この本はまえがきでもあるように
「日本国憲法が公布された翌年に、
文部省が作った中学一年用の社会科の
教科書を復刊したもの」です。
教科書らしく字も大きくて優しい言葉を
使って憲法の紹介をしています。
特に注目すべきは、公布の翌年に掲載された点です。
随所に悲惨な戦争がつい最近起きたことを
感じさせるような生々しい文が見られます。
また文章が全体的に、懸命に伝えようとする気持ちに溢れたものなので余計に胸に迫ります。
天皇陛下についても、現代では象徴という存在に
すでに何の違和感もありませんが
この本では天皇陛下が今よりもっと
身近に感じられていたように思いました。
神様ではないという点も強調されています。
「天皇陛下は、けっして神様ではありません。国民と同じような人間でいらっしゃいます。ラジオのほうそうもなさいました」
また「戦争の放棄」ではこんな文が。
「みなさんの中には、こんどの戦争に、おとうさんやにいさんを送���出された人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか」
「基本的人権」でも
「くうしゅうでやけたところへ行ってごらんなさい。やけただれた土から、もう草が青々とはえています」
というようにあります。
非常に戦争があったことをリアルに感じさせ
悲しくて涙が出ました。
自分の家族や友人などがどれほど失われ
悲惨な経験をしたのか。
私の想像ではとても追いつかないですが
本当に辛い気持ちになります。
憲法を紹介していく本でありながら
ここまで日本の当時の様子や戦争が
どれほど残酷なものだったかを伝えてくる
一冊になっていて、一度読んだら
忘れられません。
こんな多くの人が苦しみ悲惨な思いをすることは
二度と起きてはならない。
この本を読んで強くそう感じました。
日本だけではなく世界が平和になるために
何ができるかを問う事はとても大切だと思いました。
「平和」への概念を普遍的に捉えるか目前のものと捉えるのかがズレてよく対立している場面を
メディアなどで見かけたりしますが、どちらも偏ってる気がするし観念的に語られるようなものでも
ないのではないかなと思います。
平和とか言うとついスケールの大きなものに感じがちですが
結局、自分の生き方や周囲の人に何を及ぼすか、
というような自分の問題でもあると思うので
今後も学んだり考えたり形にしたりしていきたいと思いました。
()「」は本書より引用
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「トランジット」
こちらは海外を紹介する雑誌なのですが。
内容が盛りだくさんで
デザインのセンスが際立ってて
とても素敵な一冊です🥰
ドストエフスキーや民族衣装、
ロシア宇宙開発の歴史、宗教に食べ物や建築、
写真家の特集、ソヴィエトの話と
書ききれないほど多岐にわたる内容で
ロシアとバルト三国が、すごくクールで
可愛く詰め込まれています。
何の偏見もなく興味深く見られていいです。
他にもこの雑誌はあらゆる国の特集を組んでいるようです。
現在ロシア(だけではないけれど)は大問題を
巻き起こしている最中なので
そういったニュースでロシアを知るのは
とても残念ですしロシアの文化などが
西洋のようには入ってこない点も同じく残念🙄
コロナ禍云々の前に私は長年療養中の身なので
元々自由なお出かけも思うようにはいかなかったり😮‍💨
こう言う観光の本をのんびり家で眺めるのは
ワクワクするし気分転換になって楽しいです🥳
どのページを開いてもハイセンスなレイアウトで
とても気に入っています。
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「マトリ 厚労省麻薬取締官」
瀬戸晴海
40年第一線で戦ってこられた
元麻薬取締部部長が作者。
「麻薬取締官は薬物犯罪捜査と医療麻薬等の
コントロールに特化した専門家で、半数以上を
薬剤師が占めている」と本書にあります。
マトリには約300人の麻薬取締官がいるそうです。
警察組織や海外の組織とも連携して取締を行っていくのですが、
これまで国内に持ち込まれたあらゆる薬物を取締ってきました。
私は前から薬物に関して思う事がありました。
まずバスキアのような才能のある若い人が
薬物で亡くなってしまったことが
とても悲しく感じていたこと。
そう言う人が減ったら良いなと思ってました。
2つ目、「麻薬は悪いこと」で
「やる奴が悪い」的な話に陥りがちなこと。
昔は私もそれで終わってたのですが最近では
何故そう言うものに手を出したかと言う
その人の背景に目を向けたほうが良いのでは
と思うようになりました。
辛くてどうしようもなくて死にたい衝動が
湧き上がっているようなとき、もし目の前に
薬物があったら手に取る人の方が多くても
不自然ではないのでは。
どんな背景があるかは分からないし興味本位で
手を出す人も多いかもしれないですが
どんな問題も「やったやつが悪い」では
片付かない問題が潜んでいると思うのです。
また、そもそもなぜダメなのか?とか根本的なことや
日本の麻薬の問題ってどうなってるのか
結構無知だったりして、そんな中で手に取った本です。
まだ公衆電話が主だった時代から現代までに
国内の薬物を取り締まっていくリアルな
エピソードが紹介されていて、
ネット密売人などに対抗していくため
一からそうした勉強も重ねていった苦労も見られました。
さらに作者は危険ドラッグで暴走し事故した車両を
目撃するという事もあったそうです。
危険ドラッグの取締は全国に200店舗以上もある
店を捜査権限や追いつかない法律の問題などを
抱えながら全店舗を廃業させていく地道で大変な
捜査の様子が描かれていました。
このようにして多くの薬物を追放してきた実績が認められて
これまで何度も賞などを受賞してきているそうです。
また日本ではまるで大麻が危険ではないと言うような
噂もありますが、最近では効き目が桁違いな
危険な大麻が出回っていることなどにも触れてありました。
大麻は合法のはずだと言いたがる傾向の人は
実際に吸う人も多いかもしれませんが
見つかって逮捕された時に生じる責任について
元から負っているのなら別ですが
大抵はただ人に迷惑かけているだけで無責任だったり、
そのために社会運動でも起こして社会に貢献している
わけでもない人が、やはりいくら熱弁を振るおうと
そこに一体何の説得力があるんだろうと
言うふうには思います。
捜査の様子や麻薬に依存してしまった人の
様子などが詳しく書かれているので
緊張感もありましたし、読みやすいので
一気に読んでしまいました。
薬物に依存した人が抜け出せる環境が
いかに重要かを感じました。
またそうしたものに依存していく背景に
心の問題や環境悩み色々あるのだろうと。
少しでも周りに信頼できる人達が現れて
くれるようにと、またこうした危険な捜査が
世界から減っていくことを願います。
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「スノーマン」
レイモンド・ブリッグズ
2022年も皆さまにとって
健康で素晴らしい1年になりますように🌈
だいぶあけましておめでとうございます😊
今回はスノーマンの絵本ですが
こちらも私の大好きな作品です。
実際アニメの方では音楽がまた
素晴らしすぎて。
その名の通り雪だるまのファンタジー。
私にとってこの有名な絵本は
いつまでも心に色んな感情を与え続け
毎回さまざまな思いを抱かせる物語です。
スノーマン子供の頃から好きで
ついつい雑貨とか買ってしまったり。
この絵の魅力も相当なものです。
プーさんもそうだけど
その世界にぐっと引き込む力を持つ
絵の力ってすごいですね。
またまたコロナが増えていますので
皆さまもどうぞお気をつけください🤲🌈
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「ビアズリーとロンドン」
大好きなビアズリー関連の本です。
ビアズリーをメインに、アール・ヌーヴォーや
ラファエル前派、ロンドン、建築、デザインと
盛りだくさんの内容になっていて
最高な一冊です。
ビアズリーはとても独特な絵を描く
アーティストで、病弱なため若くして
亡くなりましたが、素晴らしい作品を数多く
残しています。
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「14ひきのひっこし」
いわむらかずお
昔から大好きな本です。
これはいくつかシリーズがあり
その中の、引越しのお話です。
文章はとても短く、大きく絵が載っていて
飽きずにずっと見ていられます。
自分たちの住む家を見つけるために
出発した14匹は、危険な旅路を経て
ちょうど良い場所を見つけます。
一生懸命手作りで、素敵なお家を
作っていく様子はワクワクします。
他のシリーズも機会があれば
また紹介したいと思います。
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tomato-soup-library · 3 years ago
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「キューピッドとプシケー」
ウォルター・ペーター
久しぶりの投稿になりました。
こちらはギリシャ神話でお馴染みの
お話が一冊の絵本になっています。
私はバーン・ジョーンズの描いた
パンとプシュケの絵が好きなので
これもタイトルに惹かれて目につき
さらにこの絵がとても好みだったので
買ってきました。
プシュケが、あまりにも美しいが故に
ビーナスの怒りを買い、色々あって
キューピッドの妻になりますが、
自分の姿を見てはいけないと言う約束を破り
彼の姿を見てしまいます。
さてどうなるかと言う波乱万丈なプシケーのお話です。
絵を描いているのはエロール・ル・カイン。
ビアズリーを思い出す素敵な雰囲気で
絵だけ見てもじゅうぶん楽しめる本です。
それにしてもギリシャ神話は本当に多くの
画家が描いていて贅沢な楽しみ方ができるなぁ。
神話に登場する神々のやることなすことは
そこにある深い意味や背景を無視してみると
とってもシュールで愉快で最早コントですw
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