#ごきげんなアウトサイダー展
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unexpectedpersonwrites · 5 days ago
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みきくらのかい『夜曲 放火魔ツトムの優しい夜』昼回の感想
 みきくらのかいの朗読に行ってきたので感想です。石田彰さんと三木眞一郎さんの2人の朗読。これはおきあゆさんにはまった人のブログで、この公演におきあゆさんは出演されていないわけですが、まあおきあゆさんにはまっていなかったら声優さんたちの朗読を観に行くこともなかったので、この文章の一文字一文字にはおきあゆさんにはまったおかげで面白い朗読を見られた感謝がこめられているということにしましょう。それもちょっと気持ち悪いか。
 で、感想。
 最後、放火魔野放し!?
 序盤の女の子の台詞で「あなたの」付けた火では、って言っていたし、実はツトムが火をつけたのはあの女の子に導かれたあの場所だけでした(他の火事はツトムの放火だというのはツトムの空想だった)、みたいなオチまでもっていくのかと思ってました。というか、そうでもないと、放火と放火魔を情緒的に美化した野放しENDになってしまう。ツトムが火をつけたのではなく、ある意味では火をつけさせられていた、ツトムが運命に導かれ・利用された特別な夜のまぼろしの付け火だった、くらいまでもっていかないと厳しい。時差ぼけと暑さでぼけぼけだったうえに、それを検討するつもりで聞いてたわけではないので確かではないんですが、どうだったんだろう。
 ただ、序盤の会話をとおして、この世界で周縁に追いやられている(人々に相手にされない新聞勧誘員で、しかも成績がよくない)キャラクターが唯一見いだしえた解放の瞬間としての放火という位置付けはきっちり打ち出されていたので、最低限はクリアされていたという気もします。ツトムは、社会の完全なるアウトサイダーではないけど、弾き出されかけている人。自分でそれを知っている人。だから、社会の「外」、日常の「外」の世界を経験することができる。そのために通過しないといけないゲートが放火。わかるはわかる。
 物語で非倫理的な行為がおこなわれるとき、まず、物語上でキャラクターが抱えているものとその非倫理的な行為との関係を観客が理解できるかどうかがひとつのポイント。そのうえで、作品がその非倫理的な行為をどう位置付けるのかというのもひとつのポイント。ふたつは別のもので、私がひっかかってるのは後者ですが、今回の作品は前者をクリアしたことと、あとは全体的なテイストの力業でおしきった感があります。
 脚本、全体に野田秀樹っぽさを感じました。日常のようなところから始まって、そこから非日常へ、非日常の世界の奥へ、謎へ、さらなる謎へ、謎の奥へ。謎が明かされる瞬間には、もう何も取り返しがつかない。なんにも。
 アングラ演劇の気配も感じました。世界から弾き出された人に見えている世界と、だから���そ経験することになる物語。話は合理性の世界を離れ、時空はねじれ、言葉遊びにはハイカルチャーとサブカルチャーが混ぜこまれ、それが世界の厚みを増しながら、物語��核ではリアリスティックな日常ではありえない強い情念がたちのぼる。ツトムの放火、ぼんぼんのおぼっちゃんのふわふわな生きかた、部下のほうの武士の陰謀、射殺されたほうの武士の道ならぬ関係、規範を逸脱する人々がたくさん出てくる。価値観が揺り動かされ、性別も揺らぐ。魅力的な物語、魅力的な世界観、魅力的な上演だったと思います。
 アングラからつながって、もっと古い演劇もちゃんとおさえてそうだなという印象もありました。高貴なトラジディから卑俗なコメディへの転換のあたり、シェイクスピアや歌舞伎のような古い演劇の系譜を感じさせるところがある。しかも、その転換に観客をちゃんとついていかせている。聞きかじりや雰囲気でやってるんじゃなさそう。みきくらのかいの作家のこと1ミリも知らないんですけど。声優さんたちのお名前だけでチケットを買って、何も確認せずに行き、何も確認せずに帰ってくる、雑な観客なので…。
 全体的に、言葉や筋はこび、設定から感じられる演劇性がある。これ、なんか演劇っぽいねっていうふわっとした演劇性じゃなくて、あの演劇、この演劇、そういう演劇への理解がきっちり下地にあって作られてる朗読。その中でも今回の朗読で特により強く気配を感じ取れる野田秀樹やアングラ演劇といえば身体性ですが、別にそういう演劇にあるのは身体性だけじゃない。奇想天外な展開や言葉遊びのイメージの豊かさ、骨太の情念だってある。そういうものと朗読という形態は相性がいいんだって、今回初めて知りました。それに、野田秀樹やアングラっぽさを感じさせつつ、ただそれを朗読でやりましたっていう安直な脚本ではなくて、野田秀樹やアングラにあるものからいくつかの要素をつかんで、広げて、自分たちのものにしてみせていた。
 それから今回の朗読は、朗読ではなくてもいい話を朗読でやっているというような、形式における怠惰さもない。この人たちで、このかたちの朗読で、これをやります、っていう姿勢があった。それだからこその面白さが、ちゃんと。この物語において、瞬間瞬間の関係や、深い情念の模様は、基本的には2人のキャラクターの組み合わせから生まれている。そうしたキャラクターの組み合わせがいくつもあり、そのひとつひとつが強く、そして他のキャラクターのものとからみあっていく。そのことが、朗読する人が2人だけの今回のかたちだと、演劇とはちがうやりかたで前に出てくる。いや朗読なので前後左右は言葉とパフォーマンスの中にしかありませんが。みきしんさんと石田さんのやりとりの中で、みきしんさんと石田さんのおひとりの演じ分けの中で、あるキャラクターともうひとりのキャラクターのあいだで結ばれる強い感情が強烈に立ち上がっていく。それぞれのキャラクターを演じる俳優がいて、そういう俳優たちが何人も舞台に出てきてしまうと、今回みたいな、ある意味俳優の身体に宿らないからこそ、ビジュアルがないからこその純粋な情念の炎は燃え上がらない。エンタメのつくりに説得力と納得感があったし、ただのポジションや肩書きの名前じゃない、創る人々としてのクリエイターの意志をちゃんと感じました。
 構成も悪くなかったです。導入、転換、さらなる転換、という展開をとりながら、出来事の継続性と飛躍のバランスがよかった。そうやって向かう先も。非倫理的な日常から非日常へ、ファンタジーへ、過去との接続へ、時空をつらぬくほどの愛憎へ。もはや滅びた家、相続、忠義、でもよみがえれば人々の情念もよみがえる。消せるのは火だけ。
 しかも、物語は「なんか…放火の話なの??」っていうところから700年をまたぐ情念の物語へ、秘めた情念の物語へととぐいぐい進んでいきつつ、まとまりもしっかりある。火をつけるときほんとに消えてほしいのはモノではなくその火が求められるほどの現実だということは、序盤のツトムの台詞から述べられている。そして最後に、あの女の子(脚本もパンフも買ってないので名前がわからん)の懇願のなかで、もう一度それが求められる。はるかに強く。脚本術の本を読んで真似してやってみました~とか、手癖でやりました~とかじゃない、2時間をつらぬく、時空をつらぬく、強い希求が描きだされる。火にしか託すことのできない、強い、人間の希求が。見ごたえがありました。朗読だから聞きごたえか。
 声優さんの朗読イベントには、正直、「これを書いた人はラノベしか読んだことがないのか」と言いたくなるようなあっさい脚本(と人間なるものへのうっすい洞察と貧しいボキャブラリーとお粗末な表現力)の脚本もある。単純に、上演において言葉がどうはたらくのかをわかっていない脚本も。そうすると、舞台で、プロの俳優さんを使って、その場に集った全員の時間を費やすのに値するほどの力をもっていない上演になってしまう。今回の朗読は、そういうのとは一線を画してました。しごでき脚本。
 そしてもちろん、地力のある脚本に呼応する声優さんたちがいた。「たち」と言っても2人ですが。声優さんのスキル、演技力、個性、才能、ぜんぶのせて、さらに遊び心もあった。これができるはずだという人に委ねて、受けるほうもその仕事をきっちりできる人たちで。脚本とキャスティング、公演のコンセプトがうまく実現するってこういうことなんだろうと思います。クオリティが高かった。いや、これをクオリティとは言わないのかもしれない。アーティスティックな意志と、信頼と、それぞれがやる��きことの達成。成功した公演だったと思います。
 ヘロQのパノラマ朗読劇や今回のみきくらのかいような企画を見かけたときに、「お仕事で…さんざん読むお仕事をしてるのに…さらに自主的にも読むんですか!?」と思うことがあります。でも、この作品ならやる意味、意義がわかる。むしろ、これをやりたい人、できる人たちに、あれやこれやのチャラ仕事、「娼婦の声」仕事をやらせてしかも喜んでてすみませんまであります。もちろん、そのお仕事とボイスの幅も素晴らしいんですけども。私だって石田彰さんやみきしんさんの女子たらしこみボイスはそれなりに好きだし(この「それなりに」は自分が基本的におきあゆさんにどはまりしたオタクであるということから書き加えられたものであり、お2人の才能を限定するものではなく…)。というか他の声優さんでは「は?」となるところでも、お2人のたらしこみボイスには平伏するほかないみたいなところもあります。欲が深い。
 石田彰さんの担当キャラクターで「殺したいなら殺せばいい」みたいな台詞がきたとき、「ヒエ~ッ!」ってなりましたよ私は。石田彰さんのボイスでなんという台詞を言わせる・聞かせるんじゃ!!と。そのあと「なんという展開にしてくるんだ!」という展開になって、その運命の激しい渦のさなかにあるキャラクターの叫びがみきしんさんによって語られる。なんとぜいたくな。ごちそうじゃないですか。ごちそうのような朗読でした。
 都合9人(くらい?たぶん)を2人で演じて、さらに2人ともト書き的な文も読むので、ついていくのがたいへんといえばたいへんでした。ただこれはこっちの集中力と想像力の問題で、わかりにくくはないんです。むしろ、今回の公演の、観客への甘やかしと同義のわかりやすさは目指さないという手心のなさには、作り手から観客への信頼も感じます。これについてこられる観客のはずだ、という。そこもいい公演だなと思いました。いい企画、か。
 声優界隈って、いろんな声音が出せることがそれだけで評価されがちな印象がありますが、演技の観点からいえば声音をさまざまに変化させることそれ自体は演技というより曲芸に近い。真に大事なのは演技だということが、今回の公演ではよくわかります。みきしんさん、「女の人の声」は出していないのに、女の人だとはっきりわかる。他の役のときと声の高さを変えつつ、その属性の女の人の口調、リズムや抑揚をしっかりつけたら、ちゃんと「女の人の台詞」になる。演じ分けることもできる。うまい、というか声の演技力ってこういうことですよね。
 しかも、通常の演劇で一人の俳優が複数の役を演じわけるときには、声だけじゃなくビジュアルと体を使って役を切り替えるからもっと間が開くところを、声優さんの朗読は声だけでぽんぽん切り替えていく。2人ともテンポがよくて、でもそれぞれの役の声と口調、演技の一貫性にブレがない。さらに、複数のキャラクターの言葉をそうやって語り分けながら、ト書きにあたる言葉のときの引きかたというか抜きかたというか、ここは言葉のレベルがちがうっていうのの語り分け��明確。繰り出されるさまざまな言葉が、まさにそうあるべきようにきっちり、よどみなく、きまっていく。脚本にあるのは文字だけ、それを読み上げるのは声だけなのに。プロの声優さんの朗読劇。すごい。
 演出はどうかなあ。ホールが大きかったんですが、話のスケールが大きくて(700年をまたぐ物語で)、話が扱う感情も大きい(死ぬの殺すのの物語)から、作品と会場の相性はよかったと思います。お2人とも黒のスーツで、それぞれテーブルと椅子、それだけっていうのもよかった。美術館で、絵を見せるためだけにシンプルな壁と広い空間があるみたいに、朗読を届けるためだけのシンプルな場。ただ、音読されるト書きにある物音、たとえば馬や弓矢のような戦場の音は、入れすぎると蛇足になる危険もある。照明も、空間が大きいから、ちょっと色を変えるだけでかなり大きく変化することになる。2人の朗読の力強さや豊かさ、明晰さがあるだけに、音と光の補足が蛇足に思えたところもあった気がします。が!2時間もあり、こちらは時差ぼけでぼけぼけだったので、音や光が目先を変えてくれるのに助かったのも事実。あれは蛇足ではなくやさしさだったのかもしれません。判断しきれない。
 この前のヘロQのパノラマ朗読劇と、今回のみきくらのかいの朗読は、面白いくらいに方向性がちがう。ヘロQは、ビジュアルを盛り盛りに盛りながら、朗読であり続けるところに面白さがある。演劇ガチ勢じゃないからこその、funで無邪気なわくわくワンダーランド。みきくらのかいは、ずっと硬派で足場がしっかりしている。エンタメなんだけど(私に「ごちそうじゃん!」と叫ばせるほどに)、そのエンタメ性を生みだすための手つきは見事にストイック。演劇や脚本に関して、地力を感じる。ある意味手堅い。手堅さがないとたどりつけないところにたどりついてる。どっちも面白かった。当たりな公演をこんなふうに続けて見ることってあるんだ~という気分です。
 おきあゆさんにどはまりしていなかったら、声優さんたちの朗読劇というジャンルの公演を観に行くことも、こういういろんな面白さを知ることもなかったと思うと、いっそ不思議な感じもします。やはりここは感謝か。
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kirari-kirameku · 4 years ago
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* 【🌈ごきげんなアウトサイダー展 〜キラリと愉快な仲間たち〜①🌈】 * 終わりました 終わってしまった 最高に楽しい、ヒリヒリした3日間でした 準備もゴオーーて何回も脳みそ🧠ぱっかーーんなりながらやったけど、楽しかったです * 皆が愛情を注ぎ込んで繋いでくださった、大切なバトンを、下手なりに繋げたと思います * アウトサイダーアートの作家さん、 一緒にお店番や搬入出してくださったおふたり、 事業所の皆さん、 作家さんの御家族、 駆け付けてくださった皆様、 応援してくださった皆様、 お客様、 わくさん、 そして、私、、 * 皆で毎日、毎時間変化させながら、作って行ったこの空間が、愛おし過ぎて、全部写真と動画で、残しました でも、何よりも、胸に響くこの熱い気持ちが、本当に本当に、ダイヤモンドなんか比べ物にならん位、輝いてます * あっという間に消えたけど、 形あるものより、やっぱり見えない大切な事にフォーカスしていたいな、、 * 初めての試みばかりで、不安で不安で、吹き出物や口角炎?ヘルペス?、身体には謎の湿疹、そしてイベントと初被りの生理ちゃん * はっきり言ってこんなにしんどい準備は、初でした笑 * ても、皆さんが沢山連絡くださり、あと、はるちゃん(馬場悠斗さん)の原画やグッズを見て、スイッチが一気に入りました 遅いけど😂 * ほんまは、暖簾のデザインもしてたし、サコッシュもパッチワークバージョンのお洒落なやつも考えてたし、配慮の足りない部分や自分の未熟さ、、 出来なかった事は、あり過ぎるけど、安堵の気持ちが大きくありました * 3日間、あっという間やったなあ、、 * 終わる時は、おセンチにもなったけど、搬出の目まぐるしさであわあわしたので、それも消え、あわあわが、安堵から新しいスタートを切ったんだという想いになってます * 私は、大学の実習で出会った、ひとりの自閉症の人の絵に衝撃を受け、夢を持ちました * そして、馬鹿ほど紆余曲折し、試行錯誤はまだしてるけど、夢が叶いました * 20年弱かかったけど、 沢山馬鹿にされたけど、 死ぬ程辛かった時もあったけど、 今は、 夢って叶うんだて思ってます * 皆さん、わくさん 本当に本当にありがとうございました❣❣ * * * Kirari Kirameku 美香 * #カルチャーターミナル #OCAT #Kirari_Kirameku #障害✖️art✖️fashion #アウトサイダーアート #ごきげんなアウトサイダー展 #キラリ煌めく #きらり煌めく #難波イベント #大阪イベント #原画販売 #身に着けるアウトサイダーアート #アウトサイダーアートの商品開発 #アウトサイダーアートの商品化 #アウトサイダーアート #outsiderart #大阪ハンドメイド #障害者アート #障害者アートの商品開発 #障害者アートの商品化 #アールブリュット #大阪 #Osaka #個性的アクササリー #個性派アクササリー #障害 #自閉症 #autism #アートアクササリー #artaccessories #アウトサイダーアートアクササリー (OCAT) https://www.instagram.com/p/CSB9k_1FXWC/?utm_medium=tumblr
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akutagawafanclub · 3 years ago
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go seppuku yourselves
アルバム「UNKNOWN DEVIL'S CALLING」がリリースされて一週間ほど経つ、反応はいいのか悪いのかよくわからない、リリース作業でバタ��タしていたので解放感の方が強い、とにかく出来るだけ多くの顔も知らない人に届いていたらいいと思っている
せっかくなので全曲セルフライナーノーツみたいなことをしてみようかと思った、しかも今日びTumblrで、読みにくかったら申し訳ないし更新頻度もどうなるかは約束できない、とりあえず1曲目からやっていく
「go seppuku yourselves」
2021年に公開された豊田利晃監督の「全員切腹」からインスパイアされて作った、英題が"go seppuku yourselves"だったので拝借した
26分のごく短い作品だが、瞬きすら惜しい緊張感、窪塚洋介氏の鬼気迫る演技、スピーカーからの映画館らしからぬ爆音、鑑賞後の異様な爽快感、かねてから豊田作品ファンなのであっさり俺は痺れ狂ってしまい曲を作らなければいけないと思い、作った
新曲の構想時に思い付いたことやコンセプトをメモするようにしているのだが、メモには以下のように残してあった
------------------------
ポストパンク×ハードコア
爆音インダストリアルナンバーガール
サビがある
スーパーソリッド
緊張
4つ打ち?
フガジ
暴発せんとする憤怒
金属音
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あとたまにリファレンス用にプレイリストを作ることもある、この曲はプレイリストがあった
何となく最初にイメージしたのがナンバーガールの「鉄風 鋭くなって」だった、ハイハットの刻みで始まるのを想像してた、爆音インダストリアルナンバーガールって何だろう、意味がわからない、とにかくソリッドなイメージだったんだろう
大サビみたいのを付けようと何となく考えてた、2:48以降のあたり、レコーディングでは2:48以前・以降で別テイクで録って繋げているのでテンポが少し上がっているが、それはそれで気に入っている
4つ打ちは完全にsassya-の「だっせえパンクバンド」からの影響だが、結局4つ打ちにはしなかった、高速16ビートの曲をいつか作りたい
フガジよりはホットスネイクスとかドライブライクジェフのイメージだった、ボーカルの感じとか、リフの不協和音感とか、何でフガジって書いたんだろう
とにかく「緊張→爆発」のイメージだった、「静→動」とは自分の中ではまた違う、ヒリヒリ、ジリジリしてる感じ
いつも構想時は無機質で冷徹なイメージなんだが大体曲になると熱を持ってしまう、爆音インダストリアルナンバーガールになるはずだったのに
ラストの展開は作品を観た人なら何となく画が浮かぶような展開なんじゃないかと勝手に思っている
「美しく生きて...」というフレーズは「全員切腹」の舞台挨拶で豊田監督が"生きる上での美学を問いかける作品"と言っており、それに感銘を受けてできた、Tumblrはすぐ凍結される印象なので迂闊に書けない歌詞だが、あくまで美しく生きた上で命を全うしろという意だ、刹那的に生きるのが美しいと思うならそうすればいいし、緩やかに年老いるのが美しいと思うならそれでいい、各々が美しいと思う形で、その美学でもって全うしろという意があるが、ムシャクシャしてる時はそうじゃない気持ちで聴いても構わない
アルバムを作るとは決めてたがリードトラック的な曲が自分の中で決まっておらず、作りながらリードトラックになるようなものにしようと思っていた、実際我々の音楽性のパブリックイメージみたいなものとしては適してる曲になったんじゃないだろうか
MVはソリッド狂人カシマさん from SPOILMAN、相変わらず仕上がりが爆速で最高だったのですぐOKだった、流石だ、撮影時は爆音でこの曲を浴びてトリップした
アジカンの「未来の破片」とROSSOの「アウトサイダー」のMVみたいにしたかった、バンドやってる人ならわかる人は少なくないと思うが、撮影したのは笹塚マジェスティックスタジオの一番デカい部屋だ
ギターはサンズアンプのmidのツマミついてるヤツ(v4?)でちょいピーキーな音にしている、The Keeleyとのスプリットのレコーディング時に藤井に借りてめちゃめちゃエグい音出て気に入ってたんだがやっぱり返せと言われたので自分で購入した、ライブでもちょいピーキーでソリッドな音にしたい時に踏んでいる
レコーディング〜マスタリングはお馴染みばたこくん from The Keeley、カシマさんにめっちゃ不思議なミックスだって言われたんだけどそうなんだろうか、聴きすぎてわからないが確かにやたらこねくり回した気はする、聴いてほしい、編集してないのに最高のサムネイルだ
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4komasusume · 2 years ago
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古都・奈良を舞台に描かれる異種間青春絵巻――『まほろば小町ハルヒノさん』
 ユウキレイさんの新作は神鹿(しんろく)女子高生と文系男子高校生を主人公にした作品です。『お稲荷JKたまもちゃん!』、『佐伯さん家のブラックキャット』に続き獣人キャラを主人公にした4コマ作品です。また少年画報社ではストーリー作品の『銀河配送スターライトエクスプレス』を連載しています。こちらに登場するキャラクターはほぼ獣人キャラです。
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まほろば小町ハルヒノさん 1巻 (まんがタイムコミックス)
posted with AmaQuick at 2023.06.24
ユウキレイ(著) 芳文社 (2023-06-07)
Amazon.co.jpで詳細を見る
 タケミカヅチ神が茨城県の鹿島神宮から奈良の春日大社に招かれた際に白い鹿に乗ってきたという神話があります。主人公の春日野シロナこそがその白い鹿なのです。
 
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 人間社会を勉強するために奈良の高校に通っています。変化の能力を使っているので、周りからは人の姿に見えています。ただ一人ハルヒノさん本来のシカの姿を認識してしまう人間が現れるのです。それが東京から転校してきた中西ちあき。
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  ハルヒノさんの正体という秘密の共有を縁として二人の高校生活が描かれていくのです。
 異種間ボーイ・ミーツ・ガールのスタイルにご当地ネタを融合させているのが本作の特徴です。ご当地ネタも古都と称される奈良なので、歴史について詳しく描かれています。
 ハルヒノさんは1300年前から存在している神鹿なので、歴史上のことも彼女の中では過去に体験したこという描き方がされています。普通の高校生であるちあきは歴史、古典好きと言うキャラクターです。彼が奈良の歴史、地理、文化について話を振り、それに対してハルヒノさんが実体験を交えながら解説をするというのがご当地ネタのテンプレートです。奈良の情報を語るだけでなく、神鹿と人とのギャップ、淡いラブコメ展開、現代社会の文化に驚くハルヒノさんなどを組み合わせることで作品を面白く仕上げています。
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 電車移動を提案するちあきに対して徒歩で充分だろうとのたまうハルヒノさんです。こんなことを言っていますが、後々車に乗ると目を輝かせて感動します。
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 部活動中に2人を見た幼児が「でーと」と言っているのを聞いた後は激しく動揺する姿を見せてくれます。青春の甘酸っぱさです。
 そして情報の提示の仕方も良い演出がされています。
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 「倭まほろば郷土研究部」2人目の部員となったちあきが、初めての部活動で見た部長のハルヒノさんの姿です。立板の水のように奈良の知識を披露しています。自分の愛するものを語れる楽しさと、それを聞いてくれる同好の士の存在。ハルヒノさんのオタク的気質が情報の提示と共に表現されています。かく言う自分もオタクなので、好きなものを好きなだけ語り合える人がいる喜びは大いに共感できるのです。このように高い密度の奈良のご当地ネタをうまく4コマに落とし込んで作品に仕上げているのです。
 ボーイ・ミーツ・ガールは広義的には2人と周りの人たちとの関係も面白さだと思うのです。ハルヒノさんもちあきもアウトサイダーな側面があります。ハルヒノさんは人間世界からのアウトサイダー、ちあきは東京からの転校生なので奈良県のアウトサイダーです。境界の外にいる2人が交流を深めて内側に入っていくエピソードが見どころです。
 神鹿ゆえの神秘性からか、人間の姿に変化しても隔意を抱かれてしまうハルヒノさんがちあきと一緒にいることで、クラスメイトとの交流が生まれます。
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 雨の日にシャツが濡れてアンダーウェアを装着していないことが発覚したハルヒノさんはクラスメイトの女子たちと買い物に行くことになります。途中でちあきも合流しますが友人たちと和気あいあいとした時間を過ごします。
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  こちらは周りの憧れ具合が強くて親しい関係を作れなかったハルヒノさんです。求めても得られなかった関係が、ちあきとの交流で手に入れることができたのです。人間社会の勉強という目的だけではない楽しみに満ちたハルヒノさんの姿が尊いです。
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 ちあきはハルヒノさんとの関係が構築されることにより、男子からは嫉妬混じりの友情を、女子からはコミュケーション能力の高さを評価されて受け入れられます。そして歴史や古典が好きなちあきは知識として持っていた奈良を、ハルヒノさんとともにいることで実体験として奈良を獲得していきます。
 ちあきとハルヒノさんの出会いは円の外側にいた2人を内側に入れる縁となったのです。
 もちろんボーイ・ミーツ・ガールなのでラブコメシチュエーションもあります。1巻ではまだ淡い感情ですが充分にエモい関係を見せてくれます。
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 ちあきのこの台詞は至るまでの展開に叙情感があり非常にエモいです。年の差1300歳以上のカップルですね。異種ラブとしてもこれからの展開に期待ができます。1巻ラストも続きが気になる締め方なのでぜひその目で確認してください。
可愛いあの娘はキツネっ娘!?――ユウキレイ「お稲荷JKたまもちゃん!」
一家に一人イケメン猫獣人はいかが?――ユウキレイ『佐伯さん家のブラックキャット』
(量産型砂ネズミ)
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画像出典 芳文社『まほろば小町ハルヒノさん』1巻 P20,P5,P32,P34,P37,P123,P33,P47,P14 掲載順
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xf-2 · 6 years ago
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あなたは2013年に放送されたアニメ「ステラ女学院高等科C3部(以下、ステラ)」を覚えているだろうか。萌えとサバイバルゲームをミックスさせた先駆的な題材に、ジャジーな劇伴を組み合わせたオシャレな音響演出。そして細部までこだわったエアガン描写。
 主人公は高校1年生の女の子・大和ゆら。引っ込み思案で友達のいない彼女は、高校のサバゲー部で初めての友達と出会う。ところが話が進むにつれて、彼女はゆるふわな部活動では満足できなくなり、修羅の道を歩みだしてしまう……。
 お茶でまったりしたい部員たちを「勝つための足手まとい」と怒鳴りつけ、急速に孤立を深めていくゆら。一転して最悪な空気の合宿。さらに大会本番では不正行為に手を染めるなど、主人公の転落人生は加速の一途をたどった。
 当初の萌えや癒やしを求めた視聴者は、胃痛が不可避のギスギスした展開に振り落とされ、DVD/BDの売り上げでも苦戦。収益化の方法が多様化した現在では円盤の売り上げが“計測不能”となることも珍しくなくなったが、当時ぎりぎり算出されてしまった「267枚」という数字は、一部では「1ステラ」という単位として広まったほどだ。
 あの衝撃の放送から5年が過ぎた。そして、あなたは「ステラ」のことは忘れても、あのとき味わった胃痛までは忘れていないはずだ。その「ステラ」の川尻将由監督が5年ぶりに放つ新作が、短編アニメ「ある日本の絵描き少年」である。
 同作の主人公は、漫画家を目指す少年・シンジ。本編では彼の幼少からアラサーに至るまでの成長に合わせ、登場人物のタッチが「幼児の絵」から「漫画家の絵」へと次第に変化していく。その挑戦的な手法や、監督の人生を反映したかのような生々しいストーリーは高く評価され、“第40回ぴあフィルムフェスティバル”での準グランプリをはじめ、“第10回 下北映画祭”でグランプリに輝くなど、「ステラ」ファンとしても「まさか」と思うほどの快挙を納めている。
 5年越しのこの復活劇。川尻監督は何を思い、自主制作の手法で新作アニメに挑んだのか。たっぷりと語ってもらった。
帰り道、毎日ゲロを吐いていた
――受賞おめでとうございます。いよいよ下北沢トリウッドで上映も始まりました。
川尻:いやあ、いろいろあったねえ(笑)。
――いろいろありましたか。
川尻:「ステラ」の後、「俺、ちょっともう業界で作れないな」と思って始めた自主制作だったから、「これからどうしようかな……」って気持ちは込められているよね。
――「ある日本の絵描き少年」では漫画家になるのが夢の主人公・シンジはなかなか連載の機会に恵まれません。そんなとき舞い降りてきたアニメのコミカライズ企画に飛びつくものの、連載が思い通りいかずにボロボロになっていくわけですが……。
川尻:確実に「ステラ」の経験が反映されてますよね。俺は子どものときから夢は映画監督で、ラッキーなことにチャンスにも恵まれたけど、それを自ら思いっきりふいにした。完全に力不足が原因だったけれども。
――せっかくなので「ある日本の絵描き少年」の前に、まずは「ステラ」について質問させてください。
川尻:どうぞ……。
――当時、そもそもどんな経緯で監督をすることになったのでしょうか?
川尻:実は自分でも謎なところがあるのですが、以前山賀さん※に聞いたときは、「ダンタリアンの書架」に美術で参加した際の仕事ぶりを評価してくれた、とのことでした。
※山賀博之・・・「ステラ」を制作したアニメ会社・ガイナックスの社長。山賀氏は「ダンタリアンの書架」で美術監督も務めた。
――商業作品の監督経験は無かったわけですよね?
川尻:もちろんありません。山賀さんはたまにすごい采配をするんです。「ダンタリアン」では上村泰さんも初監督でしたよね。上村さん、今では「幼女戦記」「フリクリ オルタナ」と着実にキャリアを積んでいますが。
――川尻さんにとって「ステラ」での初監督はいかがでしたか。
川尻:精神的にかなり追い込まれました。帰り道に毎日ゲロ吐いてましたね。ただ周囲は意外なほど優しかったです。当時���大学卒業から間もない25歳で、周りとは経験値に差がありすぎて、ベテランの人からは孫みたいな距離感で見られてたんじゃないかな。
――当時のインタビューでは力不足を認めつつも、主人公・ゆらが闇堕ちしていく展開は良く描けていたと自己分析されていましたね。テーマ的には「ルーザー(敗北者)の物語を描きたかった」(外部関連記事)と。
川尻:「ステラ」では前半でつまらない萌えアニメをやったけど、主人公のゆらが堕ちてヒリヒリしてくるあたりで面白くなってきた手応えはあったよね。そこがネットではめちゃくちゃ不評だったわけだけど(笑)。
――原作漫画ではもっと明るい話なので、アニメの展開には驚きました。
川尻:ゆらが堕ちていく過程は俺のネガティブ思考も反映されてると思うけど、「成長物語にしないとダメだろう」というのは、もともと原作のいこまさんの案だった。ゆらがゾンビになって※、一度とことん堕ちてから復活させようというのは当初から決めていて、ゾンビもいこまさんの案です。
※ゾンビになる・・・サバゲーでヒットしたにもかかわらず自己申告をしない不正行為。
――それは意外ですね。
川尻:実を言うと、制作中に音付けのほうが面白くなっちゃったんですよ。曲や音響をどうするかを音楽に造詣が深かったプロデューサーさんと組んで、ひたすら音にこだわってました。だから中盤以降はサポートしてくれたスタッフにお任せしてしまった部分も多く、今になって、「もっとできることがあったのでは」と反省点は多いです。それでもたまに「あれが好きだった」と言ってくれる人が現れると、ちょっと救われた気持ちになりますね。
自主制作を選んだのは、もう業界では作れないと思ったから
――そこから紆余曲折があり、自主制作をやることになったと。クレジットにある“株式会社ねこにがし”とはどういう会社なのでしょうか?
川尻:吉祥寺トロン※を退社したタイミングで起業しました。義父の印刷会社の子会社という形になっていて、大きな会社ではありません。なんとなく業界では監督をやらせてもらえないだろうなあと思ったときに、会社化すれば「製作費が経費になる」「個人よりも他のスタジオに依頼しやすいはずだ」と気付いたんです(笑)。
※吉祥寺トロン・・・ガイナックスを親会社に持つCG制作会社
――「ある日本の絵描き少年」では主人公の画力向上に合わせて、途中から商業アニメのような映像になっていきますけど、製作費はどのくらいでした?
川尻:ちゃんと計算してませんが、合計で100万~150万円くらいです。
――クレジットには「ステラ」でキャラクターデザインを担当した梅下麻奈���さんのお名前もありますね。
川尻:せっかくなので、数カットですがお願いしてご参加いただきました。参加してくれたプロのアニメーターは2人だけで、「ステラ」で作画監督をやった大村将司さんも描いてくれています。大村さんは困っていたときに「やりますよ」と引き受けてくれて本当に助かりました。漫画パートの後半部分や最後のシーンを担当しています。
――主人公の成長に合わせて、登場人物が「幼児の絵」→「小・中・高生の絵」→「美大生の絵」→「プロ漫画家の絵」……と、さまざまな絵で描かれます。このアイデアはどのように生まれたのでしょうか?
川尻:アイデア自体は大学時代からありました。子どもの成長と発達科学についての本を読んで、成長していく様子をアニメで表現してみたら面白そうだと思ったんですね。「ステラ」が終わって「この後どうしようかな」ってときに地元の友達と一緒にやろうよという話になりました。それが2014年ごろです。
――そこから完成まで結構時間がかかりましたね。
川尻:シナリオにむちゃくちゃ悩みました。それに制作開始と前後して「6才のボクが、大人になるまで。」という映画を見てショックを受けたりもした。これは制作に12年かかっている異色作で、子どもの成長や親子の関係性を描くために、1年に1回、同じ役者と共に12年間にわたり断続的に撮り続けた作品です。同時期に見た「コングレス未来会議」もアニメと実写を独創的に融合させた映画で、見たときに「やられた」と思いました。
――確かに、どちらも「ある日本の絵描き少年」と重なる部分のある作品です。
川尻:すばらしい作品を見ると、どうしても「どうせああはなれない」という気持ちが生まれます。それでも「ある日本の絵描き少年」では、主人公のシンジはそれなりに、子どもが喜ぶくらいの絵は描けてるじゃないかと示したかったんですよね。別に大した才能はなくても、そこは肯定してあげたい。
 エンドロールでいろいろな絵を使っているのも同じ理由です。絵にはヘタウマもあれば単に下手なのもある。うまい絵だけを取り上げるのではなく、世の中にはいろんな人のいろんな段階の絵があって、それが他人からの評価とは関係なく存在しているんだと。創作すること全般を礼賛したいと思ったんです。
物語の主人公になりえないような人を描きたい
――「いろいろな絵」ということでいえば、作中では障害者アートが重要な位置を占めていました。
川尻:悩んでいた時期にいろいろと取材をしていて、愛成会という福祉団体が月に1回開いている、障害のある方たちを対象にしたお絵かきイベントの存在を知りました。そこでの体験にとても刺激を受けました。
――主人公の友人に知的障害のあるマサルくんが出てきます。
川尻:マサル役は知的障害者専門の芸能事務所アヴニールさんの紹介で、俳優のあべけん太さんに演じてもらいました。マサルの母役もダウン症のお子さんを持つお母さんで、取材を進めていく内に「この人の声��かない」と思って、お願いしました。作品には取材時にヒアリングした内容も盛り込んでいます。
――マサルくんがおもむろに自分の髪をむしってしまう描写がさらりと描かれていて、キャラにすごくリアリティーを感じました。
川尻:ああいうところだよね。作るのに時間をかけてよかったなと思うのは、制作中に自分のシナリオに飽きれたところかもしれない。髪のシーンもですが、作画時にシナリオにはなかった要素を盛り込む余地ができたのは良かったですね。
――障害者アートを扱うアイデアは最初からあった?
川尻:そうですね、かなり最初のほうからあった。自分にはやはり物語の主人公になりえないような人を描きたいという思いがあるんです。最終的に成功者になるわけでもない、何者にもなれない人をテーマに描きたいといつも思っていて。あるいはクリエイター崩れの、でも絵描きのピラミッドの中では一番多い層みたいな人のことです。
 シンジとマサルはある意味対極のキャラクターとして設定しています。主人公は商業的な方向に進んでる人物にしたかったので、現代美術とかよりは漫画家。そしてその対比として障害のある子を置きたかった。主人公はマサルたちのアウトサイダー・アートに触れて、社会の評価とは関係なく描かれる、創作欲に対して純粋な人に引かれていくんです。
――それは川尻監督自身もそんな風に創作と向き合いたいから?
川尻:そうかもしれない。作りたいのに作れない人は、自分を卑下する自己破滅型の人が多いと思うんです。鬱っぽくなり、そこから抜け出せない。俺もまさにそういうタイプなんだけど。でも、例えそれが成功につながるものではなかったとしても、「絵を描く」っていうのはその人だからできたことだから。せめてそこを自己肯定できれば、取りあえず最初の「何かを作る」第一歩が踏み出せる。その応援ができるような作品を作りたかったんです。
――ところで、「シンジ」と聞くとどうしても某ロボットアニメの主人公を思い浮かべてしまうのですが……?
川尻:「『エヴァ』ですか?」とよく聞かれますが、実は「エヴァ」ではなく北野武監督の「キッズ・リターン」からいただいています。「マサル」の名前もそちらからです。「キッズ・リターン」はその名の通り、子ども時代を回想していく話。子ども時代に忘れてきたものに再び触れるというストーリーを考えたときに、それならしっくりくるのはシンジとマサルだなと。
――そっちのシンジだったとは。北野作品は昔から好きでした?
川尻:「キッズ・リターン」を見たのはそれこそ中学生のころ。全作見てるので、そういう意味では結構影響を受けてるかもしれません。北野作品はどれも好きで、一般にはそれほど評価されていない「TAKESHIS'」とかもお気に入りです。
もし「ステラ」を作り直すとしたら
――もし今「ステラ」を作り直すとしたら、どんな展開にしますか?
川尻:今だったらJKラッパーのバチバチのバトルの話にしてたね。
――最先端という感じはしますね。「ゾンビランドサガ」で見た気がする(笑)。
川尻:ま、また��にやられてしまった……。でも山賀さんにも言われたけど、当時はやはりちゃんと監督の仕事をしてなかったんだよね。たぶん「こうしたい」って言い切って、それで周囲を説得できていれば、何かもっと良い方向にはできたんだろうなと思う。
――当時はなぜ言い切れなかったのでしょう。
川尻:単純に未熟さもありますけど、実はキャラクターにあまり愛情を持てないんです。サイコパスっぽいと思われるかもしれないけど。極端にいえば、そのキャラが「別に死んでもいいじゃん」と思ってしまうし、「ステラ」のゆらにしても、年端もいかない子の暴走を引いた目線で見てしまう。そしてあそこまで堕ちちゃったら、そんな簡単に部に戻るべきじゃないよなとも思う。その気持の折り合いが当時はちゃんと付いていなかった。
――ラストで無理やり仲直りするのは嘘っぽいと感じた、ということでしょうか。
川尻:それもあるし、人生って部活に戻ることが全てじゃないよなと(笑)。これは本編ではボツになってしまったけど、ゆらの感情が爆発して、「頑張って自分なりにやろうとしたけど、もう無理ですよこんなの」って、わーっと1話の独白で見せていたような部分を初めて表に出すラストも考えていました。その案ではゆらの妄想が現実になる超常現象も起こらず。先輩・そのらが「お前そんなキャラだったんだ」って爆笑する。単にそのらがゆらの存在を受け入れてあげるという終わり方でも良いんじゃないかと。
――あー、確かにその終わり方もきれいだったかも。
川尻:もともとトラジコメディー(悲喜劇)が好きなので、悲惨な展開もちょとコメディーのつもりで描いていたところはありました。それが伝わりきらなかったというのはあるかもしれない。「ステラ」でみんなが流しそうめんを楽しんでいるのに、ゆらだけ「私がやりたいのは流しそうめんなんかじゃない、サバゲーだ」って心の中で吐き捨てる場面とか、自分ではギャグのつもりだったんだけど(笑)。
――アニメでそういう表現をやろうとすること自体、ちょっとめずらしい気がします。
川尻:90年代後半からそういう空気を持ったアメリカ映画の作品群が現れてきて、そこにとても影響を受けています。監督名でいうと、ポール・トーマス・アンダーソン、チャーリー・カウフマン、トッド・ソロンズあたり。彼らは同じシーンに哀愁と笑いが同居しているように描くんです。こういったジャンルを「クウォーキー」と呼ぶと最近知りました。それで最近は自分でも「クウォーキーアニメ映画監督」を自称するようになりました(笑)。
 あるいは90年代以前の作品だけど、「ガープの世界」(1982年公開)もとても悲惨な話なのに、演出がすごい引いた目線で笑えたりする。以前山賀さんに「そういうのをアニメでやりたいんです」と伝えたら、「いや、それ俺が昔やってたんだよ」と言われて。山賀さんいわく、「王立宇宙軍」ではまさにジョージ・ロイ・ヒルを参考にしたっていうんですね。
 「王立」のころのアニメというと、子どもに見せたい教養的なやつか、ただひたすら面白��エンタメのどちらかしかなかったと。そのどちらでもない、当時のアメリカ映画では既に表現されていたやつをアニメでやろうとしたのが「王立」だったというんです。
――「王立」は画面はエネルギッシュだけど、テーマを完遂するためあえて抑制された演出やストーリーにしてる感がありますよね。
川尻:山賀さんは「その後『AKIRA』に全部持っていかれた」と笑ってましたけどね(笑)。当時でいう“大友”の座を今も「ウル」※で狙っているのでしょうね。
※「蒼きウル」・・・「王立宇宙軍」の続編。山賀監督作品として2022年公開予定(関連記事)。
アニメは業界を出ても作れる
――「ある日本の絵描き少年」を受けて、今後はどんな作品を作っていきたいですか。
川尻:今って山賀さん、大友さん、今 敏さんみたいな、あのテイストをアニメに持ち込む人が新しい世代にはあまりいない気がしていて。いないのなら、自分が「クウォーキーアニメ映画」として、その位置に収まる作品を作りたいという気持ちがあります。
 今回アヴニールさんと密に組んでやれたので、このままもっといろいろできる気がしています。取材で障害のある方のお話を聞いていると、「自立したい」とか、「親離れ子離れ」という結構難しい問題を抱えていることが多かったんですね。
――切実で、普遍的な問題でもありますね。
川尻:親離れって、セックスと暴力の映画を見てなんとなく大人になることだと思うんです。タランティーノの映画を親は嫌悪するけど、俺は好きなんだっていう。それを経てやっと親と離れられる。そういうジャンルの映画を障害のある方と組んでやれれば、面白いものができるんじゃないかと。障害のある主人公が最初はなめられてるんだけど、実はめちゃくちゃ強い殺人マシンだったとかね(笑)。
――次回作はもう準備中?
川尻:ちょっと毛色が変わりますが、恋愛ものの長編企画を練っています。3月に香港アジア映画投資フォーラム(HAF)への参加が決まっていて、そういうところなどで出資が得られれば……という感じです。次回作ではデザインで男女の性差を表現しようとしています。
――「ある日本の絵描き少年」のようにキャラごとに絵柄が違うとか?
川尻:その発展形だね。キャラごとに別の漫画家の絵柄のようになっていて、その違いに惹かれ合う。いろいろな絵柄が同居する画面になると思います。でもそれって今月公開される……
――「スパイダーバース」みたいですね(笑)。
川尻:それは分かってるんだよ! でも「スパイダーバース」の前からアイデアはあったの!
――「スパイダーバース」はともかく、実現したら面白い作品になりそうですね。
川尻:興味を持ってくれたアニメーターやアニメーター志望の方がいましたら、ぜひご連絡ください。それから、最後にこれは言っておきたいというのがありました。ぴあフィルムフェスティバルで入選した「Good bye, Eric!」という作品がありまして。これを作った高階匠監督は元アニメ会社の制作進行だったそうなんです。受賞会場でお会いしたときに元同業者だったこともあり、「お互いいろいろありましたね」とお話させていただきました。
 それでつくづく思ったのが、アニメ業界で寝る時間もなく身動きが取れなくなっていくぐらいなら、いつか自分の作品を作りたいという気持ちさえあればアニメ業界を出ても作れるということ。俺が言うのもアレだけど。見かけにこだわらず、いろいろ作ってみたら良いんじゃないかなと。
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vexationsofannatto60 · 2 years ago
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『警視庁アウトサイダー』の最終回をオモシロく観た。
(以下、ネタバレを含みます)
真相を、「サイコパス」や「狂信者」や「度外れな小心者」に「逃げなかった」ところが好かった。
最終回まで観ると、例えば、途中の回で、愛之助(のキャラ)がすごい剣幕で部下に掴みかかっていた(「俺はヤクザが大嫌いなんだよ!」)理由も、斎藤工(のキャラ)が妙に冷静沈着(というか冷淡)に見える理由も、ちゃんと筋が通っている。筋が通っているというのは、実はこのキャラは「サイコパス」でした、「狂信者」でした、「人並み外れた小心者」でした式の、ストーリー展開のためだけの歪な人物造形をやってないということ。最初からずっとアカラサマに仄めかされていた「斎藤工が真犯人だよね?」が、ミスリードではなく、マジリードだったら、愛之助も斎藤工も、最後に「サイコパス」か「狂信者」か「度外れな小心者」の「本性」を晒すしかない展開になって嫌だなあ(見る甲斐がないなあ)と思っていたのだけれど、そうはならなくて嬉しかった。
主人公側の人間たちも、「敵」側の人間たちも、価値の重み付けに差異があるだけで、全員フツウの「善良」な人々になっていて好感。もうちょっと付け足せば、主要な登場人物たちは、全員、いざとなれば、キチンと「メタ認知・メタ思考」できる人たちなので、愛之助は新・エース(名前忘れた)に素直に逮捕されるし、濱田岳は斎藤工に10年分の恨み節をぶちまけたあとで、ブレーキベタ踏みで「です・ます」調に戻ることができる。
もう一つ。被害者(チカさん)は犯人に「余計な」一言を言ってしまったがために、犯人を「その気」にさせてしまい(私にだってやれる的な)、結果、命を落とすことになったわけだけど、チカさんの〔置かれた状況・人生展開〕なら、まあ、言うよね、言っちゃうよね、言わなくてもいいと自分でも分かっているのに、どうしても、あれ��言いたくなるよねえ、と、視聴者に分からせるように描かれていたのも好かった。人間は、あまりに自分と違う立場の人間と「対立」関係になると、「価値の転倒」をやりたくなるんだよね。
追記:このドラマの愛之助や斎藤工のキャラは、『逆シャア』のシャアや『Twin Peaks The Return』のMr. C(悪いCooper)の系譜。
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ronpe0524 · 3 years ago
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一瞬で終わる感じの2月(2022年2月の日記)
■2022/2/1 出勤の火曜日。朝からお腹の調子が悪い。お昼は丸亀製麺。大への麺増量無料が終わってしまった���かなしい。でも坦々つけ汁うどんはとても美味しかったです。仕事終わってから東中野へ。ポレポレ東中野で『春原さんのうた』鑑賞。3回目。公開初日に2回目を観てからいろいろ考えて、自分なりにこの作品の全体像をつかんだ気がして観た3回目。今までで一番ラストが切なくなった。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E7を見る。Netflix『アーカイブ81』S1E6を見る。
■2022/2/2 水曜日。いよいよ東京の1日の感染者数が2万人を突破。2万はいかないぐらいでピークアウトするんじゃないかと思っていたので予想以上だ。両親はさっそく3度目のワクチンを接種したらしい。あとは子供のワクチン接種だなぁ。夜、娘の寝る準備までが完了した段階で楽しみにしていたDisney+『ボバ・フェット』S1E6を見る。こりゃ凄い。『マンダロリアン』S2最終エピソード以上の衝撃。映画のSWでやってることより凄いし、ドラマでしかできないこととも云える。Netflix『ロスト・ドーター』を見る。Netflix『アーカイブ81』S1E7を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E8を見る。もう1本ぐらい映画を見れるのでは?と映画を再生させたがたぶん10秒ぐらいで寝てた。机で寝てたので身体が痛くて深夜に目覚める。ベッドで寝なきゃなぁと思いつつうっかりclubhouseを立ち上げたらラフランスさんと愉快な仲間たちがボバ・フェットの話をしていたのでうっかり聴いてしまい、うっかりスピーカーで上がってしまう。途中から『ある結婚の風景』がいかにつらいか、という話になっていた。1時間ぐらい参加して今度こそ寝る。
■2022/2/3 木曜日。翌日仕事を休むのでいろいろ頑張ったけど、こういう時に限って夕方ごろに大変な仕事がやってくる。U-NEXT『サマ』を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E9を見る。早めに寝る。
■2022/2/4 金曜日。本日は映画を観るために全休です。早朝だけ頑張って仕事をする。娘を学校に送り出したあと渋谷へ。松屋で早めの昼食をとってからイメフォへ。タル・ベーラ 伝説前夜『ダムネーション 天罰』『ファミリー・ネスト』『アウトサイダー』を連続鑑賞。本当にありがたい企画ですね。インターバルで食べようと久々にスニッカーズを買っておいたのですが、これがめちゃくちゃ食べずらい。僕は2年半ほど前に口の中の病気で大きな手術を受けて、その影響で口があまり開かないのですが、たぶんこの手術してからスニッカーズ食べるのが初めてだったのかな。少しずつしか食べれないし、15分ぐらいかけても1本が食べ終わらない状態。トホホ。イメフォでの3本を観てからコメダ珈琲で夕食を食べる。ヒュートラ渋谷で未体験ゾーンの映画たち2022『特捜部Q 知りすぎたマルコ』鑑賞。久々に1日に4本観たなぁ。 Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E10を見る。Netflix『アーカイブ81』S1E8を見る。これでS1完走。てゆうか最終エピソードだと思わずに見てましたよ。めっちゃ続く感じで終わりましたが。Netflix『マーダーヴィル~謎解きはアドリブで~』S1E1を見る。
■2022/2/5 本当は恵比寿の映像祭に行きたいけど家にいなくてならない土曜日。残念。昼前に進学塾のオンラインによるオリエンテーション。勉強、大変そうだな。娘は今日の分の勉強やピアノを午前中のうちに終わらせていた。午後はちょっと留守番してもらって、図書館に行ったり、スーパーやコンビニで買い物。久々にマインクラフトもやる。娘の命令によりお父さんは30分釣りをし、1時間ブランチマイニングをするだけだが。夜は「9時ゆる」を見る。U-NEXT『デニス・ホッパー 狂気の旅路』を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E11を見る。Netflix『マーダーヴィル~謎解きはアドリブで~』S1E2を見る。京都ヒストリカ映画祭(オンライン)『すべての月の夜』を見る。(MyFFF)U-NEXTで『愛の痛み』『強い男』を見る。HENRIで『ひとつの歌』を見る。
■2022/2/6 日曜日。娘は美容室に行くというので僕はまぁまぁフリーな日。娘の出かける支度まで終わらせ、僕は実家へ。両親は3回目のワクチンを終わらせたとのこと。副作用、けっこう大変だったみたい。車を借りて出かける。東村山のうどん屋「こげら」へ。たしか前の病気の休職中に一度行ったきりなので2014年以来かもしれない。開店時間を狙ったが、開店時間前にOpenしていたようで少し待つ。かけうどん中(ひやあつ)とげそ天を食べる。なんか前の時もこの組み合わせで食べたような気もするけど美味しかった。隣の席で中学生か高校生ぐらいの男子がひとりで食べていた。若きうどん好きだろうか。僕も実家にいた頃は自転車で行ける範囲のうどん屋にいろいろ行ったなぁ。上石神井へ向かう。コインパーキングに駐車して東京おかっぱちゃんハウスへ。incubate「噺の会」の第二回目、ナツノカモさんと立川志の春さんの新作公開収録。基本は音源販売がメインのincubateなので内容詳細は話しませんが今回も面白かった。いろいろスピっていた感じがしました。そして会のあと、少し残って年末のコテンで展示されたパネルをサイン入りでいただく。これは2020年に僕がオーダーして作ってもらったオーダーメイド落語のあらすじのようなものが書かれたものでけっこう大きい。これが落語の個展である「コテン」で展示されたんですよね。会場で音源販売もされたのですが、この作品が最初に売り切れたと聞いてなんだか嬉しい。同回にまるゆさんがいたので、パネルを持ってナツノカモさんといっしょのところを写真に撮ってもらった。記念になります。車で実家へ向かう。コーヒーをご馳走になり、父親が家まで送ってくれた。帰宅すると娘も帰ってきていた。髪切ってもらってテンションが高い。Amazon Prime Video『私の名はパルリ・マレー』を見る。WOWOWオンデマンド『クラリス』S1E5を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E12を見る。Netflix『マーダーヴィル~謎解きはアドリブで~』S1E3を見る。WOWOWオンデマンド『物語』『あんた』を見る。
■2022/2/7 月曜日。金曜に休暇を取ったわりにメールがたまっていない。中華圏が旧正月ってこともあるかも。お昼は中尾ちひろさんのカラオケ配信を見る。月曜の楽しみ。うちの娘が受けていた英検2級一次(筆記)の結果が出たんですけど残念ながら不合格。まぁ今回はダメだろうとは予想していたんですけど合格基準の1520点まであとわずか30点であった。おしかったなぁ。僕が受けても絶対受からないと思うんですけどね。今週は早めに僕モテの情報コーナーを仕上げる。毎週、特集上映の情報や週末公開の新作紹介などを書いている僕モテメルマガの連載ですが、新文芸坐が休館中なのでけっこう大変である。最初に緊急事態宣言が出たときのように映画館が一斉にCloseしてしまう場合、情報コーナーに書くことはなくなるだろうなぁとも思います(当時はまだ僕の情報コーナーはやっていなかった)。WOWOWオンデマンド『ミッドウェイ』を見る。Disney+『エージェント・オブ・シールド』S7E13を見る。これで全シリーズ完走。やりきった。さらばコールソン。Netflix『マーダーヴィル~謎解きはアドリブで~』S1E4を見る。もう1本ぐらいドラマ見れるかなぁ、と見はじめたところで寝落ちしたっぽい。また椅子に座ったまま寝ていて身体が痛い。
■2022/2/8 出勤の火曜日。少し寝坊、というか二度寝してしまい娘の朝の英語や朝食、学校の支度がバタバタになる。お昼は丸亀製麺。来店スタンプ×10でかけうどん無料。ありがたい。matsuさんからシネマクティフ東京支部の音声配信、Podcastの方が容量いっぱいになったらしいとの連絡あり。古いやつを削除することに。まぁnoteの方は残りますしね。仕事終わりで昭島へ。MOVIX昭島で『ゴーストバスターズ/アフターライフ』鑑賞。Netflix『マーダーヴィル~謎解きはアドリブで~』S1E5を見る。
■2022/2/9 水曜日。仕事にやや余裕がある。お昼は自転車でマクドナルドへ。モバイルオーダー、楽で良いです。U-NEXT『ラスト・ムービー』を見る。 Netflix『マーダーヴィル~謎解きはアドリブで~』S1E6を見る。これで完走。これくだらなかったなぁ。クメイル・ナンジアニがゲストの回、変な歩き方をする場面が面白すぎて何度も見てしまった。これからも元気がないときはあの場面を見ようと思います。Disney+『ボバ・フェット』S1E7を見る。これで完走。いやぁ面白かったです。SWのアニメシリーズを見るかどうかかなり迷いが出てきた。でもちょっと量が多すぎるんだ。Netflix『タイタンズ』S3E1を見る。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E1を見る。夜はラロッカさんとDiggin' Netflixを収録。収録終わって、寝る前に1本編集だ、と思って作業していたら杉田監督のスペースがはじまった。まだまだ面白い『春原さんのうた』の話。最後まで聴いてしまい、深夜2.5時に就寝。
■2022/2/10 木曜日。朝起きたら雪、ではなく小雨といった感じの天気。がしかし娘が登校する時間になると雪になっていた。さて、久々に見ている国内ドラマでも書いておこう。現在見ているのは『ミステリと言う勿れ』『相棒』『ワカコ酒』『封刃師』『鉄オタ道子、2万キロ』『鎌倉殿の13人』という6作品のみ。これぐらいだと見るのに余裕があります。夜はイシヤマさんとDiggin' U-NEXT収録。順調順調。
■2022/2/11 祝日の金曜日。今日は家で娘と楽しく遊ぶ。娘は朝から頑張って学校の宿題やら塾の宿題をこなしていた。娘と工作したり、トランプしたり、お菓子探ししたり、粘土で遊んだり。久々にこんだけ一緒に遊んだな。配信映画もいろいろ見れた。京都ヒストリカ映画祭(オンライン)『放蕩息子』を見る。Amazon Prime Vidoe『HOMESTAY』を見る。Apple TV+『空はどこにでも』を見る。Netflix『ビッグバグ』を見る。WOWOWオンデマンド『クラリス』S1E6を見る。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E2を見る。Netflix『タイタンズ』S3E2を見る。早めに寝る。
■2022/2/12 土曜日。前日早めに寝たのに30分ほど寝坊してしまった。でもどうやらいい夢を見ていたようなので良しとしよう。本日は映画を観に行ける時間があるぞー。娘の勉強をできるところまでいっしょにやってから出かける。新宿へ。移転したモンスナックへはじめていく。鶏唐揚げカレー辛口を食べる。店舗は綺麗になったけど、変わらないしゃばしゃば。良々のYouTubeでやってた辛口ははじめて食べた。なるほど、辛口もうまい。プラス50円だけど。新宿を移動しながらclubhouseでKaoLiさんの部屋を聴いていたら、「赤い風船がついてますー」と云われる。どうやらclubhouseをはじめてから1年らしい。もう1年なのか、まだ1年なのか。ケイズシネマで『西成ゴローの四億円』鑑賞。東京の初日なので舞台挨拶付き。山崎真美さん登壇が嬉しいです。『少林少女』の頃からのファンです。『少林少女』の良い部分は山崎真美さんだけだと思います。渋谷へ移動。移動中、右手親指をぱっくりと切ってしまった。血が出てきてしまって痛い。iPhoneの割れた画面(正確には割れたガラスフィルム)の横のところで切ったんだな。やっぱ割れたまま使ってるのはダメですね。すぐにAmazonでオーダーですよ。とりあえず絆創膏はったけど、右手親指を怪我すると一気にiPhoneが使いづらくなってしんどい。ユーロスペースで『麻希のいる世界』鑑賞。 「排水管について〜向井秀徳 × 塩田明彦 トーク&ライブ」付き。いやー最高ですよ。向井秀徳が映画とかについて語る機会ってもっとあっても良いと思うんですよね。当たり前のように同回にきていたチートイツさんと途中まで一緒に帰る。また『春原さんのうた』の話をしたけど、チートイツさんはすでに異次元の領域まで考察していた。帰宅して娘を風呂に入れる。YouTubeで「9時ゆる」を見る。続いて裕木奈江さんのスペースがはじまったので聴く。オールナイト���ッポン聴いてました。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E3を見る。Netflix『タイタンズ』S3E3を見る。京都ヒストリカ映画祭(オンライン)『戦場のエルナ』を見る。
■2022/2/13 日曜日。娘と実家へ。のんびり日曜日だ。娘は宿題を終わらせてから動画を見たり遊んだり。僕はどうも眠くてずっとウトウトしていた。ちょっと配信映画を見たり、clubhouseで話したり。母上からチョコもいただきました。夕飯までご馳走になり帰宅。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E4を見る。Netflix『タイタンズ』S3E4を見る。U-NEXT『ナイト・オン・ザ・プラネット』を見る。U-NEXT『みにくいアヒルの子』『ドロシーが生んだ悪魔たち』『たからもの』を見る。MyFFFの短編はそろそろ配信終了だ。
■2022/2/14 月曜日。2月も半分まできてしまった。早い。京都のyukaさんから551のバレンタイン豚まんが送られてきた。超嬉しい。すぐに食べる。久々に食べたな551。家族からもチョコもらえました。夜は入江監督と大川編集長の書評対談をYouTubeで見る。というか聴きながら僕モテの原稿を書く。仕上げて送付する。Netflix『瀑布』を見る。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E5を見る。Netflix『タイタンズ』S3E5を見る。どうも軽い頭痛がある。もう少し早く寝るべきであったかもしれない。
■2022/2/15 出勤の火曜日。発熱はないけど微妙にだるい。一駅分のウォーキングがのろのろ。途中のコンビニでジャンプを立ち読み。落語の新連載だけ読む。仕事終わってから昭島へ。サイゼリヤで夕飯を食べるつもりだったのに、サイゼリヤが入っている駅前モール全体が臨時休業日だった。マジか。少し離れたココイチで夕飯を食べる。しかし映画を観るまで暇になってしまった。モールが休館なので暇つぶしできるところもなし。映画館のまわりをぶらぶらしながらTwitterスペースを開いたらAyaさんとラロッカさんがスピーカーで参加してくれた。おかげで映画までを楽しくおしゃべりできました。MOVIX昭島で『ちょっと思い出しただけ』鑑賞。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E6を見る。Netflix『タイタンズ』S3E6を見る。
■2022/2/16 水曜日。体調が良くなってきた、というか悪くなくなってきた感じがする。助かる。アトロクにグッチーズの降矢さん出演。いろいろ準備中らしい。楽しみだ。Amazon Prime Video『JUNK HEAD』を見る。おそらく2021年公開作で一番の見逃し作品だったと思うけど、なるほどこれは面白い。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E7を見る。Netflix『タイタンズ』S3E7を見る。
■2022/2/17 木曜日。早めに昼休みをとり郵便局に行ったり図書館に行ったり。午後はミーティングでぎっしり。うへぇ。めちゃ疲れた。夕方、娘はオンラインで塾の授業。僕はその時間を利用して先に風呂に入る。申し訳ないね。でもこれだと時間を有効に使えて良いかもしれない。夜はMCTOS『瀑布』回に参加。満員御礼。いろいろな感想があって盛り上がる。僕は話す内容をちょっとカットしたぐらい。Netflix『窓辺の女の向かいの家の女』S1E8を見る。これで完走。なかなか変な話で、意外としっかりミステリ。キャセロール食べてみたい。Netflix『タイタンズ』S3E8を見る。京都ヒストリカ映画祭(オンライン)『オシュラガ 魂の地』を見る。
■2022/2/18 出勤の金曜日。お昼は会社の近所にある高倉町珈琲でパンケーキを食べる。甘い。キンザザのMCUクイズ(フェーズ2)が配信された。自分が参加しといてアレですけど、このクイズ面白いですねー。仕事を少し早く切り上げて東中野へ。ポレポレ座のKANGEKI 間隙vol.18『くじけないど手紙を書いた』鑑賞。チートイツさんもきてた。まるゆさんもきてて荒木知佳さんの隣の席で見てた。羨ましい。上映後トークも面白かったのですが次の映画の時間がきてしまったので離脱。ポレポレ東中野で『春原さんのうた』鑑賞。これで4回目。チートイツさんはおそらく9回目。おそるべし。上映後トークで杉田監督と錦見映理子さんが登壇。このトークが予想以上に面白くて行って本当に良かったと思った。劇場前でチートイツさんと何度目かの感想を話しつつ、サインの対応をしている杉田監督を出待ち(笑)。トークが大変面白かったことを伝える。あと帰りの電車で少しお話しできたので、この前見た『ひとつの歌』で気になった点を質問。すっきりしました。満足して帰宅。Netflix『タイタンズ』S3E9を見る。
■2022/2/19 土曜日。娘は午後に塾のテストがあるとのことで午前中から勉強している。がんばれ。午後、娘が塾に行っている間に僕はMOVIX昭島へ。『牛首村』を鑑賞。娘は塾から戻り、夕方にはオンラインの英語授業を受講。えらい。夜、「9時ゆる」がお休み。その代わりナツノカモさんと志の春さんのスペースをたっぷり聴く。聴きながら僕モテメルマガ用の情報集めをたっぷりやる。Netflix『タイタンズ』S3E10を見る。Netflix『スペース・フォース』S2E1を見る。Netflix『ワン・��ブ・アス 誰かが嘘をついている』S1E1を見る。WOWOW『スラローム 少女の凍てつく心』を見る。U-NEXT『カラフル』を見る。
■2022/2/20 ゆっくりできる日曜日。娘と実家へ。お昼はスシロー。ふかカツってはじめて食べた。サメ肉とのことです。実家の暖房がきいた部屋にいるとついウトウトしてしまう。だいぶ居眠りしてからスマホで映画を見たりする。夕飯までご馳走になり帰宅。Netflix『スペース・フォース』S2E2を見る。Netflix『ワン・オブ・アス 誰かが嘘をついている』S1E2を見る。WOWOWオンデマンド『クラリス』S1E7を見る。Disney+『タミー・フェイの瞳』を見る。Apple TV+『スワン・ソング』を見る。もう1本映画を見てる途中で寝落ち。clubhouseでラフランスさんと愉快な仲間たちが話していたのでちょっとだけ話してから寝る。
■2022/2/21 微妙に眠い月曜日。明け方、トイレを探す夢を見ていたようだ。危険を感じてすぐトイレへ。起床時間までまだ少しあったので二度寝したら今度はとても良い夢を見れた。ついに3回目ワクチンの申し込み書類が届いた。副作用期間として土日をあてる感じで金曜とかに接種したいのだけど、微妙に土曜か日曜に予定がある日々が続く。たぶん接種できるのは3月後半になりそう。まだそこらへんの日程は予約できない。けんす君の新作漫画がめちゃコミで読めるのを発見。云ってよ。めちゃコミの告知ツイートを見つけたら1月末ぐらいから配信されてたのかな。そのツイートをけんす君のお母さんが引用RTで告知していていい親子だなぁと思いました。ちょっとだけ目がしょぼしょぼした。ついに花粉症がきたかもしれない。U-NEXT『ホームステイ ボクと僕の100日間』を見る。U-NEXT『DRAGONASH 25th Anniv. LIVE "THE SILVER LILIES"』をアーカイブで見る。今夜は半分だけ見ようと思っていたら最後まで見てしまった。Dragon Ashは自分にとって20代の頃の良い思い出です。社会人になったころに出てきた自分と���世代のアーティストがDragon Ashと椎名林檎。特にDragon AshはLIVEやフェスに行くきっかけとも云える存在。配信で見ていてもこみ上げるものがありました。
■2022/2/22 出勤の火曜日。日付にたくさん「2」が並んでいる。朝は一駅分歩くのですが、先週に続き途中のコンビニでジャンプを立ち読み。お昼は会社の近所のサイゼリヤ。500円のランチに+100円でドリンクバー。サラダとスープまで付いてありがたい。仕事をちょっと早く切り上げて立川へ。シネマシティで『アメリカン・ユートピア』鑑賞。やはり大きいスクリーンで観ると良い。AFURIで塩ラーメンとたれご飯を食べる。立川でAFURIが食べられるのはありがたい。キノシネマ立川で『白い牛のバラッド』鑑賞。帰りの電車でまるゆさんとTaulさんがスペースで話しているやつを聴く。こうやって気軽に映画の話とかできるようになったのはClubhouse以降の面白さだと思います。Amazon Prime Vidoe『インフィニット 無限の記憶』を見る。早めに寝る。
■2022/2/23 祝日の水曜日。午前中、娘は私立の中学の学校見学に行くとのこと。映画観れるチャンス到来。MOVIX昭島にて『ドリームプラン』鑑賞。帰りにケンタッキーのチキンを買って帰る。たまに食べるケンタッキーはうまい。夜はけんす君、なんすけ君とDiggin' Amazon Prime Video収録。収録終わったあともちょっと映画駄話。Netflix『エンドレス・ルーーープ』を見る。Netflix『スペース・フォース』S2E3を見る。Netflix『ワン・オブ・アス 誰かが嘘をついている』S1E3を見る。Disney+アニメ『X-メン』S1E1を見る。
■2022/2/24 木曜日。寝坊した。6:15に起きなくてはならないのだけど起きたら7時。娘の朝のルーティンを全部はできない。とりあえず英会話の勉強をカットしてなんとか登校に間に合わせる。英会話は夜だな。すまん(って自分で起きてくれよ!)。夜、娘がオンラインの塾授業を受けている間に工藤昌史さんのYouTubde LIVEを見たり、風呂入ってから「京浜ネバーランド」を聴いたり。Disney+アニメ『X-メン』S1E2を見る。Netflix『フォトコピー』を見る。Netflix『スペース・フォース』S2E4を見る。Netflix『ワン・オブ・アス 誰かが嘘をついている』S1E4を見る。早めに寝る。
■2022/2/25 出勤の金曜日。お昼は丸亀製麺。業務の中で動画編集的なことをやってみるが慣れないことをやるのはなかなか大変。仕事終わってから昭島へ。MOVIX昭島で『GAGARINE ガガーリン』と『ナイル殺人事件』をハシゴ。インターバルは5分。Disney+アニメ『X-メン』S1E3を見る。
■2022/2/26 土曜日。朝からU-NEXT『悪魔のいけにえ』を見る。圧倒的に面白い。新宿へ。モンスナックでカレーバターライスを食べる。紀伊国屋ホールでほりぶん第9回公演『かたとき』を観劇。面白い。公演規模は変わっても、ほりぶんはほりぶんだ。すぐ帰宅。今週も「9時ゆる」がなかったので配信映画などを見る。U-NEXT『誰よりも狙われた男』を見る。日付けが変わるころ、本当はやりたくないんですけどどうしても平日に時間が取れないので仕事をする。本当に本当にやりたくないんですけど。Disney+アニメ『X-メン』S1E4を見る。Netflix『スペース・フォース』S2E5を見る。Netflix『ワン・オブ・アス 誰かが嘘をついている』S1E5を見る。
■2022/2/27 日曜日。朝からU-NEXT『プレイリスト』を見る。娘と実家へ。のんびり日曜日。U-NEXT『噛む女』を見る。夕飯までご馳走になり帰宅。DVDで『ラン・ローラ・ラン』を見る。たぶん劇場公開時以来に見た。Disney+アニメ『X-メン』S1E5を見る。Netflix『スペース・フォース』S2E6を見る。Netflix『ワン・オブ・アス 誰かが嘘をついている』S1E6を見る。
■2022/2/28 月曜日。予想の上をいくスピードで月末がきてしまってもう大変。オンラインミーティングの連続。聞いてるだけのやつだと眠くなってしまう。DVD『悪魔のいけにえ2』を見る。これは��見だけどこんな話だったのか。 Disney+アニメ『X-メン』S1E6を見る。  Netflix『スペース・フォース』S2E7を見る。これで完走。うーん、S1の方が面白かったような。あぁ。知ってたけどど短い。2月もおわりだ。
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mximum-intuition · 5 years ago
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競馬 八百長の定義
僕が競馬で勝てる理由の1つは「八百長」を予測に入れているからです。 八百長といっても、いろんな言い訳の「ヤラズ」から始まり、JRA��謎の枠順も含めて様々です。
JRAは莫大な収益を生み出す組織です。 それに群がる何千人の既得権益者に守られています。 特にメディアは専門誌が多数ある時点で仲間といえます。 といっても、ギャンブルはJRAが相手ではなく、馬券購入者が相手です。 JRAに目くじら立てても始まりません。
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ということで、JRAや関係者の仕込みを見抜きその他大勢の馬券購入者に勝つことが最大の目的になります。
既得権益者は、「関係者情報」を得ている人も多いです。
①勝ちに来ている馬を情報として得ている
→だからといって必ず勝てるほど競馬は甘くありません
②ヤラズを知っている
→これは買い目を減らせますし、展開も見抜けます。
③ラビット
→ペースメーカーとしてレース展開を組み立てる馬です。
特定の馬を勝たせるために存在しています。
ヨーロッパは当たり前にいて、予想に組み込まれることがあります。
④馬主のプレッシャーを知っている
→馬主接待ともいうべき仕上げを行っている情報です。
①とほぼ同じですが、この場合は②もMIXされています。
問題は、これらを「八百長ではない」と言いふらす関係者が多い事です。 「生き物だから」とか笑えることをいう人もいます。 特に②は、「馬の調子が悪いから」とかなんとかで行われているようですが、それを知っている関係者は馬券購入に至ることで他者よりもかなり有利になりませんかね? だったら出走させんじゃねーよという事です。
株取引なら「インサイダー」ではないんですかね?
よって、僕は八百長と定義しています。
でも、こんなことよりもJRAの思惑が最も読みやすく当てやすいです。 これは、枠順みればわかります。
勝たせたい馬を有利な枠に入れているのは確かです。 さらに馬場のコントロールも見事といっていいほど。 **冠達成とか、藤��菜々子とか、なんとか。 「話題」を作れば競馬新聞以外のメディアへの露出が増えて馬券購入者が増えます。
よって、皆さんが馬券購入する際にはJRAのテーマを加味してみましょう。
例えば
���日は藤田菜々子DAYだろうな。良い馬に最高の枠。年末の売り上げを考えると藤田菜々子を目立たせよう。
デアリングタクト、コントレイル、アーモンドアイ 記録達成が続けばメディア露出が増える。 ジャパンカップ、有馬記念の売り上げを昨年より伸ばそう。
コロナでネット購入者増加。 馬券の売り上げがかなり増えたから次は維持させなければいけない。 当てやすいレースを増やそう。
詳しくはこちらの投稿をご覧ください。
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1番人気の複勝率が異常に高く、配当が異常に低い=的中者が多い
最近の状況に見事に当てはまっていますよね?
では今週は?
年末に向けた馬主接待
がテーマです。
ここ数か月初心者向けレースが多く行われ、異常な低配当が続いていましたが、今週末ぐらいからは高配当が多く出るのではないでしょうか?
競りの時期は面白いぐらい売りたい種牡馬がヤリで出走しているので、狙い目です。 競り価格を吊り上げるためにありとあらゆる手段をとります。 これで馬主の収益が大きく変わるからです。 これと同じように、年末前の勢いをつける11月後半は有力馬主を接待し、競馬を盛り上げる必要があります。(有力馬を少しでも多く出走させたい) JRAの最大のスポンサーは馬券購入者ですが、意識は馬主に向けられています。 大金持ちで捨て金や脱税をもくろむ馬主がいなければ競馬はなりたちません。
パチ屋が馬主の時点であの組織のにおいはプンプンしますが、だれもそのことにふれません。 大魔神が馬主を始めたきっかけは**党の***から***を紹介されて、、、。 有名な馬主の***は***で***に多額の寄付を通じて***している。
ヤの付く自由業や、金貸し、パチ屋、���治関係者、北〇鮮、競馬はこのようなアウトサイダーの方々で成り立っています。
世の中金です。 金で人は動きます。 八百長なんて大したことではなく、モラルより金。 馬券購入者は養分です。
その中でも勝ち続けるというのは困難ながら、そいつらに勝っている気がして楽しいのです笑
僕の競馬生涯回収率は大幅+です。 先日も80万馬券を的中。 基本的に負けません。 負けるときは以下の状況です。
①データが通じない ②馬場が異常バイアス ③オッズ異常が多発
これらにテーマを当てはめて予想を修正します。 合致したらそれが正解です。
データやらなんやらでまともにやっても絶対に勝てません。 思惑と異常を見抜き、そこに自分なりの予想を組み合わせていくことが肝心です。
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hochagera · 5 years ago
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帰り道総括
いつも公演から数カ月がたつと、前回の公演を自然と振り返りたくなる。今回もそんな欲求に駆られて、前作『帰り道』の総括をいたします。
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—————————— 野外人形劇団のらぼう 夜の短い物語「帰り道」
2019年10月1日(火)- 14日(日) 毎晩20時開演(内容30分程) あがたの森公園 投げ銭制
出演 前田斜め/成田明加/白鳥達也 表題曲 水野安実と5レモネーズ「帰り道」 ――――――――――
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まずは曲の紹介  本作品は、”水野安実と5レモネーズ”の「帰り道」という曲を表題曲として起用し制作されました。この楽曲は現在、7インチレコードとなって発売中(MARKING RECORDS|〒390-0811 長野県松本市中央3-12-8|にて取り扱い)(https://www.instagram.com/p/B9--CK5hOmj/?igshid=dgisahyzi2r9)。さらにはbandcampにてネット販売もしているようです。(https://mizunoami.bandcamp.com/album/-)  ご興味ある方、また『帰り道』の公演にお越し下さった方は是非お楽しみください。聞くと確かによみがえるあの時の情景が愉しく、心地が良いです。
では総括、
曲から始まったプロジェクト  今回の作品作りの発端は、のらぼうとしてはそろそろ人形を使って作品を、ひいては巨大人形を使っての作品を作りたいと考えていたところ、別のアプローチから既存の曲を使って芝居が作れないかという提案があった。それが”水野安実と5レモネーズ”の「帰り道」。劇団としてはそろそろ本格的に人形に手を染めていかないと名前だけで体裁を取り繕っていてはかたじけない、と考えていただけでそれ以外に制約はほとんど無かったため、ちょうどいいというかタイミング的にも問題なかったため作品作りに”曲”の命題がつき進行していくことになった。
 そして更にもうひとつ重要だったことは、今回、この「帰り道」という曲のMVをものらぼうの創作でもって制作することになったのだ。この曲はもともと7インチレコードとしてリリース、そして配信が予定されていたためその機会に合わせて今回制作する芝居を映像化したものなどをベースにMVを制作することが目論まれた。つまり曲、そこからの芝居、そしてMVというつながりで付随した作品作りが行われることになったのである。今回��その芝居作りの総括。
 なお、MVに関しては残念ながら制作が滞っている。どうしても芝居の後にMVを仕上げようとすると、芝居の存在に引っ張られてしまいのらぼうのMVになってしまいかねない。それでいてもともとそのつもりで創作してきていたので題材を軌道変更するのは難しい。また、芝居の旨味と映像の旨味は別種であるという基本を改めて目の当たりにし、思考を凝らしたものの満足のいく結果には至らず、大変申し訳ないながらも当初の予定には間に合わずMVの公開は見送られた。
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あがたの森公園にて公演  今回の芝居のスタイルは、お馴染みの野外演劇スタイルである。松本に来てからわたくし前田斜めはこのスタイルでしか創作していないし、基本的に何かやるときはいつも野外がセットで考えるようにもう思考回路がそういうふうにできている。『野外演劇』とか『大道芸』だとか当てはめる枠はいくらかあるのだろうけれど野外演劇というほど大それたものじゃないし、大道芸というほど芸に長けたものでもない。もっと野生的な衝動で外に駆り出されているといった方が近い。単に、光が好きで風が好きで雨も好きでそれを感じていたいから、ただそれだけ。最近は「ストリート」や「路上」といってまとめられた方がしっくり来ている。なんにせよ、野外はのらぼうにとっても一番最初の衝動なのでありどんな作品ももれなく野外での公演をベースに検討される。  そんな中、今回は松本市のみぞおち(?)辺りに位置するあがたの森公園を公演地に選んだ。これまで自主公演は行ったことのない場所だったが、過去十数年前には全国各地のテント芝居など、野外演劇隆盛期ともいえる時代のその先鋭的集団がいくつも訪れ公演を行っていたと伝え聞いている。ここでの市の公園緑地課との交渉は難航することが予想されたが、今回のような持ち運びスタイルでの小規模開催の場合は苦慮することなく借りられた。まさに夜の短い物語スタイルともいうべき30分程の短い演劇を、客席なし、照明なし、舞台なしで行うということが体現できただけでも功績は大きい。大変に自由度は高いし、これくらいの時間なら立ちっぱなしでもお客さんに苦痛を強いらせない。だいいち座りたくなったら各々見繕って座ることができるし、今回は後述する”移動”が劇中に挟まっていたこともあって立ちっぱなしで30分という印象は薄かったのではないかと勝手に想像している。さらにはこれも後述するように、台詞が一切ない芝居だったことも効果は大きい。台詞がないために聞き取ろうとする必要がない。だから各々眺めたい距離で好き好きに観劇することができる。よく観たければ近くに場所を移せばいいし、なんとなく遠くからぼんやり眺めるということも今回の芝居では相性が良かったように思う。そんな情景をお客さんが個々に選択できるというのは有意義な体験であったのではないか。そんな要因がバランス良く取れた芝居だったように思う。
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 さらにこのあがたの森公園というのがまた良くできた公園である。実は次回作(2020.4月現在)もあがたの森公園にて公演しようと考えているのだが下見に行くたびに発見が絶えない。松本市市街地に位置する公園で規模としては一般的な都市にひとつはある中央公園と言うべく大きさの公園であるが、印象としては井之頭公園を彷彿とさせる鬱蒼と覆いかぶさる広大な敷地を想起する。そこは踏み入れると樹木の歴史にタイムスリップし迷い込めば1時間は優に抜け出すことができない錯覚を起こさせるが実際はそんなことはない。意識して歩いてしまえばなんのこともない規模の公園なのだが、どうしたわけか毎回誘われてしまうのだ。さらに敷地内の区分けでもデザインが行き届いておりそれも素晴らしい。令和ではおおよそ体感できない古を醸し出すヒマラヤスギの大木並木や旧制高校校舎の大正ロマンを思わせる木造建築、中世ヨーロッパを知りもしないのに感じさせる中庭、どこまでも続くはずがないのに続いているように見える芝生の広場、かと思ったら日本庭園風の池や松、そして現代アートと化した水のないプール、丘より小高い小さい丘、など。まだまだ余すことなくこの公園を使用したくなる魅力の詰まった小宇宙、それがあがたの森公園なのである。距離も抜群にいい。今後ものらぼうとしては親身にこの公園と付き合っていきたいと考えている。  なお、上演時間が20時と設定されたのは、平日休日問わずお客さんが来やすい時間でもあり、なにしろ出演者が各々の仕事を終えて集まれる時間、そして公園内にまばらに散歩する人や帰宅する人がいる時間として設定された。これは概ね想定通りであった。
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人形先行で作った内容  まさにこの芝居の主役であり名実ともにデカい存在に間違いなかったのが人形ーサミュエルである。身長3m50cm程ある72歳のおじいさんで、ひとり佇み、ステッキ片手に公園を散歩している。  今回の芝居はこの巨大人形を使う、ということが��っとも大きく掲げられた命題であった。しかし、その時はまだ巨大人形は存在していない。当たり前のことだが、作らなきゃいけない。そして作ってみてみなければその人形を使った芝居についてなんて考えられない。だからカレンダーを眺めて、ある時から人形の制作のみに舵を切ることにした。それまでは曲を聴きながら、芝居の内容を考えつつ、人形のディティールなども考えていたのだが、そんな悠長なことしてる暇などない、拉致あかない。脚本の完成を待っていては人形の完成が危ぶまれる。脚本などあとだ!というひとり強制連行で次の日から人形制作に取り掛かった。この決断があとあと功をそうした。やはり人形制作というものは時間がかかるし、ましてや初めて、更には規格外の巨大人形ともなると単純に足の長さ、手の長さ、首、頭などわからないこと、やってみて初めて気がつくことのオンパレードで予想よりもはるかに難航し時間がかかり、また、予算も大きく跳ね上がった。結果として人形の大まかな部分はわたし斜めが制作し、衣装や色塗りといったところを女性チームが制作した。真夏の倉庫でラジオから流れる甲子園を聴きながら、次第に形作られる骨格に衣装や帽子などの装飾品も加わり、えてして愛おしい風合いのサミュエル人形は完成した。芝居の内容はこの完成した人形を元に作られていくことになる。
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 この人形は、立てる、歩ける、座れる、見れる(首が動かせる)、触れる(手を動かせる)、握れる、などなど、できることを列挙していった。当たり前にできそうなことでも操作性からやり辛いこともある。だからできないことは無理してやらない。もしも先に脚本を仕上げていたら無理が生じて苦悩していたかもしれないけれど、この人形でできることのみを構成していったことにより、そういった不具合は発生しなかった。そうして列挙されたサミュエルの動きから抜粋してそれぞれをつなぎ合わせてゆきひとつの流れの作品になった。だから特別な物語はなかった、と考えている。何か物語の進展や変化を提示することなく佇むということを肯定した芝居になったのではないか。  ひとつだけ、この人形は巨大ではあるものの『歩ける』ということだけは最初から大前提に掲げて制作していた。世の中には色々な手法で作られ操作される人形があるわけだけれども、実際は浮いていたり、歩いているように見えて水平移動しているだけだったりと様々だが、サミュエルは補助や土台となる台座は必要だったものの『歩ける』ということだけは最初から念頭に置いき、実際1人が人形の足元に搭乗する形で両足を操作し、しっかりと地に足をつけ、足音も鳴らせて歩くことのできる人形に仕上がった。 ※ここではロワイヤルドリュクスの巨大人形の影響を大きく受けている。その作品もさることながら作品の展開の仕方や町との関係性が大変興味深い。造船が盛んな港町でその溶接技術を活かし、職人や町そのものを巻き込んだ作品を仕上げようと始まったプロジェクトだとか。5年に1度くらいのペースで作品が発表されその規格外の大きさ、規模、技巧、人員を有した作品は完全に唯一無二。 https://www.youtube.com/watch?v=qtXyXVVssQ4 (久シブリニ映像見マシタケド比較対象ニナリマセンネ。。。コンナスバラシイセカイヲアリガトウ。。。)
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芝居中に人形とともに歩いて移動  これはもともと構想に入れてた部分ではあるが、個人的に観劇中に移動を要するとか、何かしら強制的にお客さんに強いるということには良い印象を持っていなかったので、作品の構想が固まってくるうちに後回しにされ、結果的には本番前に公園内を練り歩く通称パレードと称されて準備されていた。なんとなく30分ばかし練り歩いて所定の場所までやってきてそこで公演をやればいいのではないか?というような魂胆。しかしそれが本番の前日か前々日?のゲネで大きく変更してしまった。作品の途中で、突如として人形が立ち上がってお客さんを引き連れて歩くことができるのではないか?というイメージが湧いたのであるが、これその時とっても重要なことと思われた。
 芝居でもなんでも、何か物事を始める時の発端はいつでも入射角というのを重要に考える。地平線上に沿うように物事を出現させるのか、それとも逆行させたりせき止めたりするように物事を出現させるのか。今回の芝居ではこの入射角は非常に滑らかである必要があった。つまり、日常のあがたの森公園のその先の延長線上に劇世界がある必要があった。その”いざない”として今回の芝居では”歩く”ということが効果を発揮したと思っている。”歩く”ことが公演の前の時間に別物としてなんとなく行われるよりも、劇中にお客さんとともに確実に行われることで日常の上を歩いているはずが、いつの間にか劇世界にのめり込んで行く、さっきまでの”眺める”、”観る”という行為よりもはっきりと一緒に劇世界を体験することができたのではないか。そのことが今回の芝居の中で邪魔にならなかった要因は、まずあがたの森公園のロケーションが素晴らしかったこと。そしてその規模とサミュエル人形の大きさがマッチしたこと、さらにサミュエル人形の歩くという行為のみにおいても足音や見上げる表情など愉しむに足る時間を演出できたこと、などがあるのではないか。これなかなか人間だけの芝居ではやるのに勇気がでない。できる、のだろうとは思うけれども本作品においては巨大人形であるサミュエルの魅力が十分に発揮されてこそ成り立ったシーンであった。演っている方としてもただ歩いているだけなのに、今まで体験したことのない印象深いシーンであった。  実際に本番で歩いたのと同じ距離を歩いてみると途方もなく短く感じる。1分もあれば十分に歩いて来れる距離を、作品では10分間かけて人形とともに歩いた。 ※ここでは「老いと演劇」Oibokkeshiの”徘徊演劇”を参照した。もともとメンバーの成田明加発案で”歩く”というものがあり、紹介されたのが徘徊演劇であった。この公演自体に立ち会ったことはないけれど、そのスタイルに大きく惹かれる。しかしこの作品の場合は台詞がある。一体どうやってまともているのだろうか。しかしこんな形式でも作品が作れる��するならば、と想像するとまだまだやれる面白そうなことはごまんとあり、まさしく宝庫である。これだから路上はやめられない。 https://youtu.be/GbseDpRNza4
台詞がなかった  今回の芝居は台詞なしで約30分間が構成された。それによってももたらされた効果や語ることができたことがあるということを、忘れたくない。  音楽家やダンサー、舞踏家の先輩方諸氏の作品に触れる度自分としてはどうであろうかと考えることがしばしばあり、芝居では台詞語りを多く用いることにやるせなさを感じたりもしていた。同じ時間芸術であるとして、どうして彼らは言葉がなくても表現が成立するのかということを頭でっかちに考えてみたりした。
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 いつだって衝動とそのカウンターの繰り返しで創作活動は行われるけれど、言葉ではない表現は常に憧れている部分でもあるし、それでいて、”言葉で語る”ということは僕たちが持っている身体��表情、その他の技術や小道具や音響、照明、美術といった芝居をする上で舞台上に当たり前に持っている術の一つに過ぎないのだと理解すべきだ。だからつまり、語る時は大抵の場合言葉に頼ってしまうけれど、必ずしも言葉を使って語る必要に迫られなくていい。その他の要素と鑑みて、動くか道具を使うか音楽を使うか、それとも言葉を使うのか、舞台であるがゆえに選択は様々ある。そのことが少しだけ垣間見えた公演であった。  かつてアウトサイダーアートを目の当たりにして感銘を受けた少年であった私であったが、その時も似たような感慨があった。いわゆるアウトサイダーと呼ばれる人たちがいて、その人たちはよき事業所や介助者、そして自分にあった手法に巡り合った場合、怒涛の勢いで嬉々として数々の作品を世に送り出している。彼らは、日々創作活動に打ち込んでいる、というわけではなくもっともっと初期衝動的なエネルギーを保ち続けて結晶化し、それが結果として作品に結びつき世に送り出されている。だからつまりアウトサイダーというものは、初期衝動という点では誰しもがそうなりうる可能性を平等に秘めているわけであり、しかしそのことを知ってしまってはいけないし、そこに甲乙がついたり、その存在を世の中が発見してしまってはアウトサイダーとしての定義を失ってしまうのでややこしいのだけれど、ここではそのことは一旦置いておいて、そのアウトサイダーと呼ばれる人たちの言ってしまえば『無駄』とも捉えうるような、あくなきまでの探究心とその行動に自分の『持っているものと持っていないもの』というものに関して考える機会があった。
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 どうして彼らはここまで闇雲に夢中になってとある行動(例えばひたすらに布を縫ったり、木を掘ったり、鉛筆がなくなるまで紙に擦り付けて絵を描いたり)を続けることができるのか。僕は芝居なんてものをしているものだから、それは少なくともひとつの衝動では成り立たないし、どんなに小規模でやろうとしても自分以外の要素の力が必要だし、なおかつ複数人でやる場合は他者への理解や信頼がなければ成り立たない。そんなどうにもこうにも初期衝動とは遠いところで戦っているのに、果たしてどうしてその衝動を保っていられようか。で、今回は台詞があるのか、ないのか、なんてことに命題を置いたりしてあーでもないこーでもないと頭を悩ませており、そのこと自身が煩わしくてしょうがないのだが、この生きてく上での性ともいうべきしょうもない秩序に自分で自分を苦しめて、アウトサイダーのことを羨ましく思ったりした時期もあった。しかしそこで例えば自分で自分の持っている技をひとつ置いて、つまり自分自身を拘束してやれることを削り舞台上に上がろうとすると、それはそれであざとく白々しく映る。潔くない。健康的でない。だってアウトサーダーになろうとしてやることを削ったって(つまり『言葉を使わない』とか)、そんなアプローチをしようとした時点で残念ながらアウトライダーにはなれないのだから。アウトサイダーそんなこと考えていない。だから違うのだ。セリフがあるなしとかではないのだ。五体満足に、そして言語を有して生まれたこの存在と環境を存分に発揮して余すことなく全てをぶつけてもってして、やっと表現というものは成り立つのである。結果としてそれがある分野においてはアウトサイダーたるかもしれず、行き過ぎて専門になったり時代次第では大衆になったりする。しかしそんなこと発端のプレイヤーが考えるには及ばないのであり周りが判断すればいい。ただひたすらに闇雲に邁進する姿に憧れたのではなかったか。だから金輪際、今回の作品で僕たちは言葉を使わなかったというのではなく、無言を使った、という風に理解したい。そう考えると、台詞を有さなかったことの意義が見えてくる。無言を貫いたことで作品としては眺める人それぞれの捉え方の幅が広がり、見続けても見飽きない、また何度見ても耐えうる、そんな作品になったのではないかと思い返す。実際何度も足を運んでくれる人は多かったし、会期中必ず訪れる仕事帰りのサラリーマン風のおじさまも印象的な存在だった。もちろん子どもや外国人にも受け入れられた。この無言であるがゆえに伝えられることがあるということは今後忘れてしまいがちなことでもあるので肝に銘じたい。言葉は常に持っている。でもその効果に適切に照らし合わせて使ってもいいし使わなくてもいい。
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 そして最後に、この芝居は終始言葉がない言葉がないと言っておきながら、よく考えたらあるではないか。最後に流れる表題曲にだけは言葉があるではないかと気が付いた。これは明らかにそこにいた全員が耳にする作品中唯一こちらから提示する言葉であって、曲がここで浮き彫りになって立ち現れる。はっと聞き入る、そんなこともできるのかと改めて言葉を発露するということの意義深さを感じられた瞬間であった。
※写真は全てdig-earth yohei ito撮影
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dogonodog · 5 years ago
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2019 Best Albums 10
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今年のお気に入りの10枚をここに記します。
10. Hovvdy -  Heavy Lifter
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良質なローファイ インディー・ポップ。
全曲通して温もりがあるフォーキーなサウンドがたまらなく、またざらついたエレクトロニカ的なアレンジも良い。秋冬になると春夏以上に音楽が恋しくなるのですが、これからの寒い季節を共に過ごしてくれるであろう大切な1枚が増えました。
彼らの珠玉のポップ・センスが本作で一気に開花したと思います。
Hovvdy - Cathedral
9. Meitei - Komachi
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コンセプチュアルで冷気がヒヤッと首元に入ってくるかのようなエレクトロニック・ミュージック。
"日本の夜(闇) “をコンセプトに作られた本作。 怪談や浮世絵などからサンプリングされたこの楽曲群。AL の説明文を読むだけでワクワクするし、本当に闇夜に紛れ込んでしまったと錯覚してしまうほどに恍惚とします。川の音やさざ波や虫の音のような音色が本当に気持ちが良い。。  
寂寞とした夏の一夜は本作をお供に過ごすのもオツなものかと。
Meitei - Komachi
8. Girl Band -  The Talkies
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狂気をより兼ね備えて戻ってきました。
不穏な吐息から始まる本作。その時点で不快感と期待感が膨らんでいきます。そして暴力にも似たノイズとシャウトと轟音の嵐。相変わらずのダンサブルなサウンドが体と脳を強制的にジャックし、振り回されるかのようにのってしまいます。
彼らの楽曲は端々から知的な雰囲気 (シニカルなエッセンスとでも言うべきか) が漂っていて、それがまたクールなんですよね。えぐすぎるバンド。
Girl Band - "Shoulderblades"
7. Oso Oso - Basking In The Glow
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US インディー/エモ が好きな人は全員刺さるのではないでしょうか。
清涼感あるグッド・メロディーが疾走していく最高の1枚。クリーンな歌声も言わずもがな、ギター・メロも最高だし、涙が込み上げてくるような熱い展開もあったり、聴き心地の良いドラマティックな AL です。
Triple Crown Records からリリースというのはとても納得がいきますね。
oso oso - "impossible game"
6. Big Thief - U.F.O.F
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一聴すると音が限界まで削ぎ落されているミニマルなフォーク・サウンドなので、難しいことをしているように聴こえるけれど、こんなにも心地よく受け入れてしまう音楽ってそうないです 。
今年2枚リリースしているうちの1枚ですが、本作のアレンジ(特に生々しいあらゆる音とノイズなど)がかなりツボだったのでこちらを選びました。
今1番生で聴きたいバンドです。
Big Thief - UFOF
5. Foals -  Everything Not Saved Will Be Lost Part 1 
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Foals の魅力が詰まっている本作。
肉厚のあるリズム隊に支えられたうねるようなメロディーはトライバルなハウス・ミュージックのようであり、また 3rd AL 以降のヘヴィなギター・リフや各パートが綿密にグルーヴを膨張させて一気にカタルシスを爆発させる展開力など、圧巻のロック・サウンドです。今年はもう1枚 AL をリリースしたのですが、衝撃度的な尺度でこちらを選びました。  
Foals - On The Luna
4. (Sandy) Alex G -  House of Sugar
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煌びやかでどこか夢見心地なインディー・ロック。
本作のテーマになっているであろうおとぎ話の世界を彷彿とさせる幻想的なサウンドはまるで万華鏡を覗き込んだかのよう。でもどこか郷愁的でもあり、絶妙な距離感で鳴っている特別な1枚です。
ローファイでエレクトロニックでロックでフォークでヒップホップ的で・・・でしっかりとポップで。。本当に感動する。。
(Sandy) Alex G - Southern Sky
3. 舐達磨 -  GODBREATH BUDDHACESS
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ラップ・ミュージックはあまり聴かないのですが、年1で大好きな AL が1枚見つかるんです。それが本作です。
アウトサイダーな彼らがフィクション無しのリアルなリリックを切ないトラックの上で吐き続けていく。それも、とてもリリカルに。生き様を時にストレートに、時に詩的に、リリックへと反映しており、そこが本当にクールです。
あと、 BADSAIKUSH の字余り気味のヴァースからのサビに入る展開が大好きすぎる。
100MILLIONS (REMIX) / 舐達麻
2. NOT WONK -  Down the Valley
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最高にグルーヴィーなロックン・ロール アルバム。
曲通してエモーショナルが爆発した展開に泣きメロの連続で、また、本作はソウルからの影響を受けており、それがまた他の邦楽ロックバンドとの一線を画しています。
今日本で一番ロックを感じるバンドだと思っています。
NOT WONK / Down the Valley
1. Fontaines D.C.  -  Dogrel
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熱さと甘さと冷たさが凝縮した2019年随一のロック・アルバム。
特に彼らの眼が良い。人を寄せ付けない冷たい眼光。この冷め切った表情と声で熱い歌を歌っている姿はこれぞロックン・ローラーて感じですげぇ良い。
抑揚のない歌声が人を選ぶと思いますが僕はそこに完全に掴まれました。最高ですね。
Fontaines D.C.: Liberty Belle
今年も良い音楽にたくさん出会えた1年でした。
2019 Best songs 30 も良ければ、ぜひ。
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kiyohito1031 · 6 years ago
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in大和ジャスコのサーティーワン!withきよひとといさねの男2人旅! . 睡魔とお友達になろうと思いましたが、お友達になるのはいいけど全部の睡魔を受け入れてしまうと僕は永遠に寝ちゃうと思ったので、お友達でありながらも日々睡魔とは戦うことを決意した、どーもきよひとくんです。 . . ちょいと前の写真にはなりますがいさねくんときよひとくんと2人っきりでお出かけしたときの写真です。 . 大和ジャスコになんたら美術館ってやつが無料であるよーってことでいさねくんと行ってきた時のやつです。 . その美術館的なところでも一応写真は撮ったのですがとりあえずそれはスルーで、サーティーワンのやつがめちゃくちゃいい感じなのでそれのご紹介を。 . 美術館とはいえ、ホールみたいな所に絵が展示されてたり壁に映像的なものが投影されてる現代アート的な場所に子供達も戯れられるようにクッションなどなどある感じの場所でした。 . 入ろうとしたらいさねくんはすっごい泣き始め拒みました。 一度強引に中に入りましたがやはり出たい出たいと、出口を指差し「じー!じー!」 . 外に出ようとしたらお菓子をもらっていいよーっとのことでしたのでお菓子を見たらチョコが!!! . これはチャンスと思いいさねくんにチョコだよーっと教えてあげて、中に座れるところがあったので、中で座って食べよっか?っとチョコを餌に中へ…。 しめしめ😏 . ってことで中でチョコを1つ上げてその間だけ中にいました。 まぁ思ってたのと違ったしワンフロアですぐ見渡せる感じだったので雰囲気を少し味わってもらったあとにすぐに出てサーティーワンへ。 . ちなみにチョコが棒とかついてるやつじゃなくていさねくんの手がベロベロになって大変だったよ! 手拭きとか持っていくべきだったな🙄 . サーティーワンでもチョコアイスを🍫🍨 . 買うときも食べるときもまぁまぁまぁ問題なくいけましたが、いさねくんは食べるのが遅いからアイスの時はわりと怖い時間が後半襲ってくるんですよね。。。 . 後半ドロドロに溶けたアイスと呼べないアイスを食べたがるいさねくん… しかし、スプーンで救える状態でもないしかと言って飲むわけでもなく…。 . んでこの時も、ひとしきりドロドロのやつを頑張って食べさせながらももういいだろうと思い、「もういいね?ドロドロだからすくえないよ?捨てるよ?」っとちゃんと声をかけ捨てました! . そこからですね…。 キタキタキタキタ!!! 近くの化粧品売り場の棚みたいな所に頭を打ち付けに行き座り込み、ぎゃーーーー!!!!!! . その棚があまり痛くないことを確認してるあたりはさすがとしか言えないけど、、、抱っこして連れて帰ると顔面を叩いてくる叩いてくる!!! . そこで僕もついカッとなっちゃって、抱っこしてるのを下ろして手を抑え怖い目でグッと睨み低い声で「いさね…」、そして少し力強く顔と口をムギュッ…!!! . すぐにごめんねーっと抱っこしてヨシヨシして笑顔は時折出してくれるけど、すぐに不機嫌になったりーっといった感じでした。 . まぁ写真のいさねくんはチョコアイスに満足し輝いておるのでね。 可愛い可愛いいさねくんでしたー! . 明日も本当はいさねくんとの2人旅の予定でしたがママさんとママさんのお友達の所へ行こぉー?ってことだったのでそちらへ行ってきますかねー。 . 家族旅の風景もYouTubeに上げていきたい所ですが、たまにはいさねときよひとの男2人旅も動画で撮っていきますのでどうぞよろしくでーす。 . あっ!もちろん大坪いさねくん家族と一緒に遊んでくれて動画も撮ってくれてYouTubeに載せてもいいよーって方々がいれば是非一緒に遊びましょーねー! . 自閉症でアクの強い個性の持ち主、我らがアウトサイダーいさねくんと一緒に楽しく遊びまくりましょー!!!😏 . いさねくんとのお時間は新たなる体験になること間違いなし! ほいじゃーまた! . . #いさねくん #自閉症 #自閉症スペクトラム #自閉症スペクトラム子育て #ASD #autism #autisticdisorder #注意欠陥多動性障害 #ADHD #知的障害 #重度知的障害 #個性 #特性 #障害 #個性強め #アウトサイダー #アク強め #美術館 #佐賀 #大和 #ジャスコ #サーティーワン #31アイスクリーム #癇癪 #この投稿前にもしたかも #歪 #いびつ #YouTube #ゆーちゅーばー #男2人旅 (イオン佐賀大和店) https://www.instagram.com/p/B2YeEiXHwja/?igshid=ngjjjqzib6bb
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kirari-kirameku · 4 years ago
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* 【🌈ごきげんなアウトサイダー展 〜キラリと愉快な仲間たち〜②🌈】 * 終わりました 終わってしまった 最高に楽しい、ヒリヒリした3日間でした 準備もゴオーーて何回も脳みそ🧠ぱっかーーんなりながらやったけど、楽しかったです * 皆が愛情を注ぎ込んで繋いでくださった、大切なバトンを、下手なりに繋げたと思います * アウトサイダーアートの作家さん、 一緒にお店番や搬入出してくださったおふたり、 事業所の皆さん、 作家さんの御家族、 駆け付けてくださった皆様、 応援してくださった皆様、 お客様、 わくさん、 そして、私、、 * 皆で毎日、毎時間変化させながら、作って行ったこの空間が、愛おし過ぎて、全部写真と動画で、残しました でも、何よりも、胸に響くこの熱い気持ちが、本当に本当に、ダイヤモンドなんか比べ物にならん位、輝いてます * あっという間に消えたけど、 形あるものより、やっぱり見えない大切な事にフォーカスしていたいな、、 * 初めての試みばかりで、不安で不安で、吹き出物や口角炎?ヘルペス?、身体には謎の湿疹、そしてイベントと初被りの生理ちゃん * はっきり言ってこんなにしんどい準備は、初でした笑 * ても、皆さんが沢山連絡くださり、あと、はるちゃん(馬場悠斗さん)の原画やグッズを見て、スイッチが一気に入りました 遅いけど😂 * ほんまは、暖簾のデザインもしてたし、サコッシュもパッチワークバージョンのお洒落なやつも考えてたし、配慮の足りない部分や自分の未熟さ、、 出来なかった事は、あり過ぎるけど、安堵の気持ちが大きくありました * 3日間、あっという間やったなあ、、 * 終わる時は、おセンチにもなったけど、搬出の目まぐるしさであわあわしたので、それも消え、あわあわが、安堵から新しいスタートを切ったんだという想いになってます * 私は、大学の実習で出会った、ひとりの自閉症の人の絵に衝撃を受け、夢を持ちました * そして、馬鹿ほど紆余曲折し、試行錯誤はまだしてるけど、夢が叶いました * 20年弱かかったけど、 沢山馬鹿にされたけど、 死ぬ程辛かった時もあったけど、 今は、 夢って叶うんだて思ってます * 皆さん、わくさん 本当に本当にありがとうございました❣❣ * * * Kirari Kirameku 美香 * #カルチャーターミナル #OCAT #Kirari_Kirameku #障害✖️art✖️fashion #アウトサイダーアート #ごきげんなアウトサイダー展 #キラリ煌めく #きらり煌めく #難波イベント #大阪イベント #原画販売 #身に着けるアウトサイダーアート #アウトサイダーアートの商品開発 #アウトサイダーアートの商品化 #アウトサイダーアート #outsiderart #大阪ハンドメイド #障害者アート #障害者アートの商品開発 #障害者アートの商品化 #アールブリュット #大阪 #Osaka #個性的アクササリー #個性派アクササリー #障害 #自閉症 #autism #アートアクササリー #artaccessories #アウトサイダーアートアクササリー @culture_terminal @ocat_official @machimachi706 @kirari_kirameku_by_mika @honyarara8989 (OCAT) https://www.instagram.com/p/CSB-M1tF3KE/?utm_medium=tumblr
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kayousanpo · 8 years ago
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2017.06.06
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Hamburger Bahnhof, Hanne Darboven - Korrespondenzen, Hanne Darbovenといえば、数字や波線が永遠に続く、コンセプチュアル・アーティストとして有名。大きな美術館には必ずといっていいほど、彼女の作品がコレクションとして展示されている。
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今回はそんな彼女のプライベートな部分、他のアーティストとやりとりした書簡などがたくさん展示されていた。これはSol LeWittが彼女宛に送ったハガキ。
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今回展示の中で一番衝撃的だったドキュメンタリー映像。これを見たら一気に彼女の作品への見方が変わった。これは彼女のアトリエ兼住居で、アンティーク、フリーマーケットで買うような物+彼女の作品が、所狭しと陳列されている。
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親から受け継いだ何部屋もある大きな家で、「この部屋は〇〇年〜〇〇年まで。この部屋は〜」と本人がカメラに向かってそれぞれの部屋を案内してくれるんだけど、自分の作品とコレクションでいっぱいになると、次の部屋へ移動していったのかなという感じ。とにかく物で溢れかえってて、骨董品屋を訪れたような、変わり者の家を見せてもらってるような印象もあるんだけど、彼女の秩序が垣間見れて決してmessyではない。
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この圧倒される部屋と彼女の身なり、話し方を見た時点で、ある種の自閉症なんだなと確信。でもいわゆるアウトサイダー・アートとしてまとめてしまうわけにはいかない、ものすごい緻密な彼女だけの規律があることに気づかされる。
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彼女の執拗に繰り返される波線や数字は彼女の言葉で、この家も全てが彼女自身、彼女の作品。人としては少女のような無垢さもありつつ尼僧のような一面もある。はっきり言えるのは、誰にも真似できないし、唯一無二の作家と作品。いい意味で、最高の褒め言葉で、この人化け物です。
アマチュアが撮った映像なのでホームビデオ感覚なんだけど、だからいっそう、彼女の素の異様さが垣間見れる。
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映像を見た後、典型的作品群を見ると、この秩序・まとめ方の中に、彼女の感情が見えて生き生きしてくる。今まで持っていた作品に対するイメージと全く違う印象を受ける。
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彼女が作曲した音楽とその楽譜。ただただ彼女の世界に圧倒される。
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1968年、Carl Andreからの手紙。彼女がニューヨークにいた頃、Carl AndreやSol LeWittなどミニマルアートの作家たちと交流し始める。彼女がドイツへ戻ってからも、他のアーティストとの書簡やりとりは続いてるけど、どうもCarl Andreとはお互い恋心があったのかなと感じる。この手紙はまだ仲のいい友達って感じだけど。
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彼らの往復書簡も時が経つにつれ、やっぱり二人は通じあってたのかなと思わせる。でもこの時点で彼女30歳前後。なんか彼女の恋愛表現が、ナイーブというかとっても素直。
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この細長いテーブルに時系列で手紙やら写真が展示されてたんだけど、ここには彼女の恋愛、友人関係が垣間見れて、規律を持った作品とは真逆の彼女の無垢さがある。いや、無垢だからあの完璧なまでの規律を作品の中に設けられたのかもしれないし・・・、まさに映像を見たときと同じ感覚!
Hanne Darboven、コンセプチュアル・アーティストなのかな?たまたま作品スタイルはそうかもしれないけど、また数式を通して何を言ってるのかもわからないけど、この展覧会のおかげで彼女自身が見えてくるようになった。とにかくずっしり内容のあるいい展覧会でした。
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cinema-note · 7 years ago
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今年は去年以上に映画を観に行こうと決めているのですが、なかなか予定がうまくいかず・・・ 『レディ・ガイ』から少し期間が空いてしまいましたが、ようやく『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』を観てきましたよ〜! 予告でJ・K・シモンズが怒鳴り散らしている様をみて、こいつは絶対にアツいやつ!と公開を心待ちにしていました(笑) しかもリュック・ベッソンが原案・脚本・製作を務めていることを知り、さらに楽しみになりました。
ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(Renegades)
監督 スティーヴン・クォーレ 脚本 リチャード・ウェンク リュック・ベッソン 出演者 サリバン・ステイプルトン チャーリー・ビューリー シルヴィア・フークス ジョシュア・ヘンリー ディアミッド・マルタ ディミトリー・レオニダス ユエン・ブレムナー J・K・シモンズ 公開 2017年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
1995年、紛争末期のサラエボ。 強引かつ大胆な戦略で敵の将軍を拉致、敵に囲まれたら戦車で大暴走とやりたい放題のマット率いる5人のネイビーシールズ。 上官のレヴィン少将も手を焼く毎日。 そんな中、メンバーの一人が恋に落ちたウェイトレスから聞いた、湖に沈んだナチスの金塊・総額3億ドルの話。 それさえあれば、戦争に苦しむ避難民を救うことが出来ると懇願され、5人も作戦を立てることに。 タイムリミットはわずか8時間。 敵陣真っただ中にある湖の水深45mの湖底から、重さ27トンの金塊をどう運び出すのか? 彼らのとんでもない奇策とは!? 史上最強のアウトサイダーたちが挑む、前代未聞の奪還作戦、遂に始動!!(公式サイトより)
アメリカ海軍の特殊部隊「ネイビーシールズ」の活躍を描いた、爽快アクションムービー。 原案・脚本・製作には、『レオン』、『トランスポーターシリーズ』、『96時間シリーズ』��ど、数々の名作を生み出しているリュック・ベッソンがクレジット。 監督を務めるのは『ファイナル・デッドブリッジ』や『イン・トゥ・ストーム』のスティーヴン・クォーレ。 主演はサリバン・ステイプルトン。 どっかでみたことあるな〜と思っていたのですが、『L.A. ギャング ストーリー』と『殺し屋チャーリーと6人の悪党』に出演しているんですね! 言われてみればいたような気がする・・・
そんな方法アリか!?でもたまらん!
思っていたよりは地味な感じの映画だったかな? ありえないっちゃありえないストーリーなのですが、それをサクっとやってのけるテンポの良さがみていて楽しかったです。 敵地でド派手に戦って奪い取るというよりも、作戦を練って盗みにいく感じで、やっていることはちょっと地味でしたね。 冒頭の豪快な奪還作戦もテンション上がりましたが、水中での攻防戦も手に汗握るハラハラ感がありました。 水の中でのシーンって、ついつい私も息を止めてみちゃうんですよね(笑) J・K・シモンズのキャラはやっぱりよかったな〜! ただ怖いってだけじゃなくて、ちょっと面白い感じの上官でいいキャラしてましたね。 「ちょっと待て泣きそうだ・・・いや、泣かない。」 この台詞が一番面白かったです(笑)
海の底に沈む金塊を奪え!
舞台は1995年。サラエボの紛争地域にて駐在するネイビーシールズのメンバーは、駐在先にあるバーの店員に、湖の底に沈んでいる金塊をみつけ出して欲しいと頼まれ、軍にバレないようにこっそり作戦を実行しようとする・・・ シンプルで一本道なストーリー展開なので、頭をからっぽにしてお気楽にみれます。 最近はあまり頭を使わずに楽しめる作品ばかりみているので、映画に対する姿勢がぼけぼけしてきそうです(笑) ただし、舞台設定や時代背景がちょっと難しかったです。 1990年代初頭のはボスニア・ヘルツェゴビナの独立を巡って、アメリカやイギリスも介入するほどの激しい紛争が続いていました。 このときの記憶は私はほぼなく、時代背景をほとんど知らなかったので、現代に話が移ってからは物語の状況を理解できず、なんでこんなことになっているんだろう?という疑問が残りつつ本編を鑑賞してしまいました・・・ メインストーリーはあくまで金塊を盗むということなので、話についていけないことはないのですが、歴史背景を知っていた方がより作品を楽しめるはずです。 いつもは事前情報ゼロで観たい派の私ですが、歴史背景だけはちょっとさらっておけばよかったかなと後悔しました。
それぞれのエキスパートが集合
今回、湖に眠る金塊を奪い返そうとするのは、常に冷静な頼れるリーダー・バーンズを始め、ネイビーシールズの中でも戦闘能力に長けた荒くれ者たち。 科学や数学、裏の手を使って着々と準備を進めていく様はさすがですね。 こんなに大きな問題もなくスムーズに事が進むもんなのかと疑問に思っていたのですが(仲間割れとか裏切り者・死者が出ると思ってた)、最後まで仲間内での大きな揉めごとは特になかったですね。 金塊がみつからなかったときにJPがちょっとやさぐれるくらいで、あとはみんな全体的に落ち着いていた印象。 ネイビーシールズは世界最強といわれるほどの部隊。 屈強な肉体や頭の回転・機転の良さだけでなく、ちょっとやそっとじゃ崩れないチームワークも大切にしているんだとか。 個性が強いんだけど、みな理性的なキャラクターが多くて、大胆でも常に冷静であることがネイビーシールズで生き残れる人間の条件なのかなとぼんやり思いました。 本編でも彼らの安定感抜群のチームワークや、危険な状況でもへこたれない強さをみられます。
やっぱJ・K・シモンズの存在感すげえな
キャストは全員どこかでみたことあるようで思い出せない・・・という感じだったのですが(笑)、みんなとにかく強そう。 冒頭でバーンズとベイカーがTVクルーを装って敵地に侵入をするシーンがあるんですね。そこで、身の潔白を��明するためにパンツ一丁になるのですが、とてもTVクルーとは思えないくらいイイ身体してるんです(笑) サリバン・ステイプルトンとチャーリー・ビューリー、ムッキムキです。しっかりと質量を感じるムキムキ感でした。 撮影に入るときは、チームメンバーとなる役者全員が、軍と同じ訓練をこなしたんだとか。すごい・・・ 画面からチームワークの良さが伝わってきます。 そしておまたせしましたJ・K・シモンズ。 パンチがめちゃくちゃきいてましたね〜!んま〜怒鳴り散らす様が似合う似合う。 鬼教官役だけど、ただ怖いだけじゃなくて、どこかチャーミングさがあって、なんだかかわいい。 怒るのに、でも褒めるってのがツボでした(笑) 最初に書いた「ちょっと待て泣きそうだ・・・いや、泣かない。」も好きですし、「失礼かもしれませんが、というやつはだいたい失礼なことしかいわない」も面白かったな〜 無事金塊を盗んだ後に、減圧中のチームに息つく間もなく怒鳴り散らすのも最高。 挙げ句の果てには彼が出てくるだけでニヤニヤしちゃいました。
ド派手なアクションに、ドキドキする奪還作戦!
本編でのド派手なアクションといえば、やはり冒頭の将校を拉致するシーンですね! あんなに豪快な拉致があっていいのか!?(上官は「隠密って言ったろうが!」って怒鳴ってましたね。) 床をぶち壊し、そこから堂々と建物を出て、容赦なくセルビア軍を撃ち殺し、なんと戦車を使って脱出。 戦車って!(笑) 壁をぶち破って出てきたり、そのまま実弾を撃ったりとゴリ押しで逃げるチーム。 ゴリ押しアクションが大好きな私にはたまりません。 さらに橋で挟み撃ちされた時には、橋を破壊してそこから川へドボン。 またリーダーが「一泳ぎだ。」となんともないように言ってのけるのがかっこいい。 反対に金塊を盗むときは、わりと地味な感じでことが進みます。 アクションの派手さや勢いは冒頭が一番で、メインの金塊奪還のシーンはちょっと物足りなさがありましたね。 まあ水中なのであまり派手にあれこれやりづらいのかもしれませんが・・・ 水深45mのなかでガスボンベ一つで作業するという状況は、ドキドキしました。 アクション関しては最初でやりきったって感じですかね〜 あっ、最後の、ヘリでセルビア軍を一発で掃除したのはゴリ押しっぽさがあってテンションぶち上げでした(笑)
良かった点
・冒頭の勢い満点のアクション ・J・K・シモンズ 戦車で逃げるという、隠密行動をガン無視した作戦、好きです。
悪かった点
・盗み出すシーンが地味 水中というのが盛り上がるのにちょっと邪魔しちゃいましたね。
まとめ
可もなく不可もなく、普通のB級映画でしたね。 意外と地味な作品だった、というのが正直な感想です。 冒頭のアクションシーンは興奮しましたが、リュック・ベッソンのあのスタイリッシュさ満点のアクションを期待すると、ちょっとがっかりするかも。 J・K・シモンズ好きな人は観て損はなしです(笑)
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foster-inc · 8 years ago
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「障害者芸術支援フォーラム」〜アートの多様性について考える〜2017/9/9 を通して私が思うこと
9日に六本木ヒルズで開催された「障害者芸術支援フォーラム」〜アートの多様性について考える〜
シンポジストとして登壇しましたが、7人の登壇者の中で語れることが限られました。以下、私が当日感じたことを3月のGYRE展での経験を織り交ぜて記しました。長文お許し下さい。
「アール・ブリュット?アウトサイダーアート?それとも?そこにある価値〜inherent creativity 〜」 今年3月に表参道GYREにて主催者として開催した展覧会。このタイトルは、この分野で起こっている論議を中途半端に聞いてしまった私の戸惑いが集約されたものである。えっ、アール・ブリュットだめなの?うーん、ジャン・デュビュッフェがこの言葉を付す作品を自身のコレクションに限定した史実や彼独自の美的な方向性を考えると厳密にはそう言えるかもしれない。しかし、ヨーロッパでは既に広く伝播している概念だ。日本では、アール・ブリュットが障害者の創るアートとほぼ同義に使われていることから、その原義を誤用しているということが問題となっているらしい。それではアウトサイダーアートは?こちらは元々アール・ブリュットの英訳で、独学自修のアートを示すより広い概念。でも、これもインサイドとの峻別を想起するとして避けられる傾向にあるという。個人的には誇り高きアウトサイダーってカッコ良いって思うんだけれど。いつの時代もアートはアウトサイダーが革新的な表現を生み出してきたはず。じゃあなんて呼べばいいんだ?自由で独創性に溢れ圧倒的なエネルギーを宿したアートを、現代を生きる作家の作品として当たり前に紹介したいだけなのに、何だろうこのしがらみ感は。 『ちょっと怖いです。出来れば近寄りたくないな。』かねてから何人かのアート業界の方からも、異質な世界には手を出さないというのを耳にしていた。彼らのアートの中には作品として素晴らしいものもある。それは結構知られてきている。でも、価格的に利益もそれほどとれないのに、福祉の世界との関わりや作家とのコミュニケーションも難しそうだし、色々めんどくさそう。社会的にも批判されるかもしれないリスクを負ってまで取引するのはないな。それが一部を除いた一般的な日本の美術界の感覚だろうと思う。だから、なかなか扱う業者が現れない。私のような特別な思い入れのある者を除いては。
さて、アートの世界は作品が販売されることで作品の評価が定まっていくという厳しい側面がある。販売されることで価値づけがなされ、人々の作品に対する意識も変わる。個人がお金を出して買う行為は、作品に対する評価そのものだ。それは、後世に作品が残っていくことにもつながっていく。そもそも美術とは極めてパーソナルなもので、障害者の社会的地位の向上や自立支援をゴールとした全体の利益を追求することとはある意味逆行する行為だ。 そこを混同してしまうといつまでも優れた作家が福祉の文脈でしか語られない。厳しいようだが、マーケットに乗せられる作品とそうでないものが存在するということは現実としてあるということだ。画商の仕事とは、特別に秀でた個人の才能を世に問うていく行為。この度の展覧会の成功は、作品のセレクションがそうした視点でなされたことに尽きると思う。そして、作品のクオリティーが担保され多くの作品が販売に結びついたことで、美術業界からも一定の評価を頂いた。こうした実績を重ね、福祉の世界にも理解が広まることで、徐々にコミュニケーションの壁は解消され、アート界もこの分野の作家に対して関心を持つようになるだろう。
実際、私が出会った作家さんは殆どが作品を販売することを望んでおられた。作家さんによっては、アール・ブリュットでもアウトサイダーアートでもなんでも良いからとにかく売って欲しいと仰る方もおられる。これも現実。金銭的な還元がなされることで、作家さんの具体的な夢が叶えられる。作家本人とは意思の疎通が出来なくても、障害者の将来に責任を持つ家族にとって収入に繋がれば私は良いと思う。
さらに、GYREでの展覧会で感じたことは、現代の日本人の多くの人は購入対象となるアートに対していわゆる大文字のアート、現代美術特有の難解なコンセプトを求めてはいないということである。時代の要請なのかそれよりもむしろ精神的なもの、生活の中で心地よく共存できる癒しのようなものを求めていると感じた。そこにこの分野の潜在的なマーケットの可能性を感じている。人は一度でも作品を買うという行為を体験することで、美術に対する見方が変わる。これをきっかけに美術そのものを購入対象としてみる人が増えれば、日本の美術市場にとっても良いことであるはず。今は、クオリティーを担保しながら露出を増やす、そして販売の実績を重ねていくことで、批評も後から付いてくると考えている。
日本は、オリンピックパラリンピックに向けてこの分野に大きな注目が集まっている。今回の展覧会のために拝見した作品は一部でしかないが、その中でもご紹介しきれなかった作家さんが大勢おられる。全国にどれほどの隠れた逸材がいるかと思うと本当にワクワクしている。だが一方で、今後私がお取り扱いできるのは、表現をする障害者の中の一部でしかない。作家たちの創作現場を訪ねる度に、心情的にはより多くの作品をと思いがちだが、そこはプロの視点を貫かねばと思う。アートは誰にとっても自由であるからこそ、障害を持つ人がハンディなく作品の素晴らしさだけで勝負できる貴重な場所だと言えるからだ。そして、優れたアートが多くの方に所有されることを通して、障害者の尊厳が守られながら安心して暮らせる社会への関心が高まり、本当の意味での社会包摂が広く浸透してくことを願ってやまない。私は障害者を家族にもつ当事者として、これからも愛情とプライドをもってこの活動をライフワークとしていきたいと思う。
*作品の選定基準について 今回の展覧会は販売実績を作るということが一つの重要なミッションでしたので、売れる作品ということが大きな選定基準でした。それは、造形的なユニークさ、清々しさや誠実さ、独特のおかしみ、深い精神性など作品によって魅力は多種多様です。お客様一人一人にはそれぞれ違った好みがある。作品自体に強度があれば、たった1人その個性を気に入ってくれる人に出会えれば良いのです。ただ今回の展覧会での大きな気づきは、彼らの制作の動機が純粋であるがゆえに作品自体に品がある。ですので展覧会自体が自ずと品格のあるものになったと感じています。
*作品の値付けについて 作品の値付けはとても難しいです。今回の作品への値付けもかなり熟考してつけています。この場所で売れる金額、あくまで販売することが目的ですので、マーケットは常に意識しています。ですが、決して障害者のアートだからという視点ではつけていません。今回初めて販売なさる方の場合は、いわゆる美大生が卒業して初めて画廊で販売するときにつけるであろう金額。これは確固たる基準があるわけではないのですが、作品の大きさや希少性などを総合的に考慮して妥当な金額を出しています。すでに販売実績のある作家さんについては、その後の実績によって同額か多少値上げをしているものもあります。さらに、作家さんや施設のご意向も伺いながらきめ細やかな配慮を心がけたつもりです。
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m0u0m7-2-blog · 8 years ago
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社会学
古��憲寿『国家がよみがえるとき 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由』マガジンハウス、2015 図書館のフィンランド展示にあった古市さんが取りまとめた論文集。読みやすかった。 フィンランドの国風、教育、若者、起業ブームの4つの章に11本の短い論文が載ってる。フィンランドの今はいくつもの困難を乗り越え、変化していくことでできたものであるということを全体として論じている。 最初の2つのトピックについてはよく知っている通り。森と湖の国フィンランドということと、ソ連崩壊ですごく大変だったこと。また、高水準と評価される教育も、平均点が高いだけであり、運営にも問題が残っていること。 フィンランドの若者については少しショッキングなお話もあった。落ちこぼれという意味でのアウトサイダーがいること、女子が男子より頭が良くて左派が多いことは知っていた。それに加えて、フィンランド人は友達が少なくて病みやすい、いじめが多く、14-16歳では10人に1人がうつ病という事実、、、 起業ブームについてはノキアのレイオフから始まったんだと思ってたんだけど、それより前からスタートアップを政府が支援してたんだとか。日本と同じく横並びを良しとする文化があったけれど、起業家を白い目で見ることはメディアや政府のおかげで少なくなっているみたい。工学教育に強い国なのでうまくいくことも多いでしょう。 でも一方で、創造性、イノベーションへの信仰は、フィンランドのアイデンティティや、国民国家の存在を脅かすだろうとしている論者もいる。 締めはフィンランドは完璧な国じゃないけれど、今までみたいに柔軟に問題解決をしていく姿勢はこれからも続くでしょう、日本も見習うべきとのこと。わいも同感である。
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