#予想される海洋と大気の特徴
Explore tagged Tumblr posts
Text
★2024年読書感想まとめ
2024年に読んでおもしろかった本の感想集です。寝て起きると昨日のすべてを忘れてる……っつう繰り返しで日々一切が過ぎていくので、一年の記録をひとつにまとめとくのもいいかなと。以下ざっくばらんに順不同で。ちなみにNot 新刊、ほんとにただ読んだものの感想です。
◆◆小説◆◆
●アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳・ちくま文庫) 巨大な”氷”の進行によって全世界が滅亡の危機にさらされるなか、男はヒロインたる”少女”をどこまでも追い求める……。もっとゴリッゴリにスタイルに凝った幻想文学かと思って足踏みしてたのですが、こんなに動き動きの小説とは。意外なほど読みやすかったです。唐突に主人公の夢想(?)が挿入される語り口も最初は面食らったけどすぐに慣れたし。内容はウーン、暴力まみれの病みに病んだ恋愛小説という感じ? 構成の一貫性とかは疑問だったりしたんだけどそのへんはどうでもよく。後半尻上がりに面白くなっていくし色々吹っ飛ばす魅力があってかなり好きでした。 それと解説に書いてあった「スリップストリーム文学」というのがすなわち自分の読みたい小説群だなーという嬉しい発見もあり。つってもジャンル横断的な定義だから、該当するものを自分で探すのはムズいけどね。
●スタニスワフ・レム『惑星ソラリス』(沼野充義訳・ハヤカワ文庫) 何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象の正体とは?……っていう超有名なSF。「実はこの海は生き物なんじゃね?」がオチだったらどうしよう……と思ってたけど杞憂、それは出発点に過ぎませんでした。途中に挟まる惑星ソラリスの(仮想)探険史の部分がすごく面白い。あとはこの小説のまとめ方はちょっと神がかってると思う……。自分はSFは全然明るくなく、ちょっと異様な感触みたいなものを求めてたまーに手に取るぐらいなのですが、その点この本はほんとにセンス・オブ・ワンダーを味わわせてくれて良かった……。SFオールタイムベスト1とかになるのもむべなるかなぁと。
●庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫) 東大紛争終息直後の1969年を舞台に、あれこれ思い悩む男子高校生の一日を描いた中編。自意識過剰気味の饒舌な一人称文体が特徴で、すごくユーモラスだけど主人公がかなりナヨナヨした人物にも見える……。でもその中から、外界の強烈な変化に対してありのままで居られない精神の揺れみたいなものが浮かび上がってくるところがおもしろくて、確かに青春小説の名作かも……と思いました。 リアルタイムにはどうだったか知らんけど、今の眼で見るといわゆる”1968年”以降の状況とか、70年代カウンターカルチャー的な空気の”乱暴さ”に対する、一見弱々しいけど切実な返歌って感じもしました。 もっとも読み終えてから、この小説をあえて政治的な色で塗るならいわゆる”保守反動”的な感性に分類されるのかなぁとかはちょっと思ったけど。しかし、リベラルにあらざれば人にあらずみたいな価値観こそ断然間違ってるしなぁなどと、ひとりで勝手に問答したりもしました(笑)。それに現実的にはそんな二分法で単純に分けられるもんでもないだろうし。なんとなく「その時代の作品」という感じなのかと思ってたけど、今読んでも全然おもしろかったです。
●フランツ・カフカ『審判』(池内紀訳・白水uブックス) 理由も分からないまま突然逮捕された主人公が、裁判の被告の立場にずーーーっと留め置かれるっていうお話。何ひとつ確かでないものに延々振り回され続ける理不尽が、ときに笑っちゃうほど面白く、逆に陰惨すぎるくだりもあったりして、総じて非常に好みでした。バカバカしいけどブラックな不条理ユーモア小説? カフカって自分が漠然と抱いてたイメージよりもずっと大胆で、わりとアホなことをあっけらかんと書いたりもするのねーという発見がありました。このお話には裁判的なものの外枠と手続きのみがあって、そこに「法」はないのでは? というふうに読んでたのですが……。終盤の「大聖堂にて」っていう章が凄かったです。
●スコット・フィツジェラルド『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳・新潮文庫) ニューヨーク郊外に暮らすギャツビーという名の大富���の生き方を、たまたま隣に住んだ青年が垣間見る、みたいなお話。ストーリーそのものはわりとベタだと思うんですけど、それを語る会話パートの書き方の巧さと、ドラマの合間の地の文が醸し出すほどよい叙情性がすばらしい。純粋ゆえの虚飾、虚飾ゆえの純粋さみたいな、テーマの核心部分にもちょっと飛躍があって面白いなーと。この短さの中に、アメリカっていう国の一断面をパチリと切り取ってる感じがするのもまた。ひとことで言うと絶品でした。英語圏小説のランキング上位に入ってるのもむべなるかなぁと。
●三島由紀夫『仮面の告白』(新潮文庫) この人の長編はあんま肌に合わないかも……と思って敬遠してたのですが、初めて好きなものに出会えました。言わずと知れた一発目の代表作。同性にしか欲望を抱けない青年の葛藤を、韜晦まみれの絢爛たる文章で綴った青春小説。個人的には、いわゆる”ふつう”でない自分を露悪的に飾り立てるような自己陶酔を振りまきながら、でもそれは”ふつう”でない自分を守るための防御姿勢にすぎなくて、結局は苦々しい現実と向き合わざるを得ない……みたいな話として受け取りました。読み方合ってるのか分からんけど。前半が下地で、後半がその実践編(あるべきとされる自分との葛藤編)なのかな。特に後半のなんとも言えないみずみずしさとその帰結がよかったです。
●横溝正史『獄門島』(角川文庫) 初・横溝。瀬戸内海の小島で巻き起こる猟奇連続殺人事件に金田一耕介が挑む。事件の過程はわりとふつう……と思いながら読んでいきましたが結局かなりおもしろかったです。振り返ると1から10まで本格ミステリじゃなきゃ成立しないような物語だったなと思って。国内ミステリーベスト1になるのもむべなるかなぁと。
●筒井康隆『敵』(新潮文庫) 折り目正しく”余生”を送っている渡辺儀助の生活風景を描いた老境小説。章題が「朝食」「友人」「物置」などとなっていて、各章ではそのカテゴリーごとに儀助の暮らしが掘り下げられていき、その積み重なりから彼の老境が浮かび上がってくる、みたいな趣向。特に食生活に関する記述が多いのですが、自分がほとんど興味ないのもあって前半は正直重く……。しかし地盤が固まり「役者」が揃ってからの中盤以降がけっこう楽しく、終盤は圧巻! けっきょく御大はすごかった……。 的を射てるかは分からないけど、小説の語り口的にもかなりおもしろいことをやってるような。老主人公の生活が章ごとにあ��ゆる角度から掘り下げられていきますが、そこで語られてるのは「ここ数年の彼の生活のディティール」っていうフワッとした塊としての時間であって、実は小説内では「敵」関連以外ではほぼ全く時間が流れてないように思います。A→B→……→Zみたいに、出来事同士を順番につないでいくことでドラマを進行させていくのとは全然違う手法で物語を語っていて、しかもそれにかなーり成功しているような。もちろん類例はあるんでしょうけど、個人的にはとても新鮮な小説でした。
★★★総合しますと、いわゆる名作と言われてるものって確かによく出来たものが多い……っつうめっちゃくちゃふつうのことを思わされた年でした。というか単純に数を読めてないのよなぁ。
◆◆その他の本◆◆
●『石垣りん詩集』(ハルキ文庫) 石垣りんのテーマは、貧しさ、労働、生活の苦しみ、”女性”性、戦争、戦後の日本、生きること、殺すこと、食べること、それらもろもろに否応なく内在する「ここにあることの残酷さ」みたいなものかなと思いました。そうした感情を、ゴロッとした異物感のある黒いユーモアで表現している詩が自分は好き。婉曲的に表現された切実な慟哭という感じもします。特に「その夜」っていう、入院中の書き手が人生の孤独と疲労を歌う作品が凄かった……。こんなん泣いちゃうよ。 「詩」というジャンルに依然として親しめてないので、定期的に読んでいきたい。
●柳下毅一郎『興行師たちの映画史-エクスプロイテーション・フィルム全史-新装版』(青土社) エクスプロイテーション=「搾取」。リュミエールやメリエスといった黎明期の作り手にとって、映画は緻密に作り込む「作品」ではなく興行のための「見せ物」に過ぎなかった――というところから説き起こして、観客の下世話な関心を狙って作られた早撮り・低予算・儲け第一主義映画の歴史をたどった本です。 取り上げられてるのはエキゾチズム(物珍しい異国の風景)、フェイク・ドキュメンタリー、魔術&奇術、畸形、セックス、特定人種向け映画、画面外ギミック映画などなど。現代の一般的な価値観や、映画=「それ単体で完結した(芸術)作品」みたいに捉えるとどうなのよ? ってものばかりなのですが、あの手この手でお客の関心をかき立て、乏しい小遣いを搾り取ろうとする映像作家たちの商魂たくましい姿が垣間見られる楽しい本でした。 見せ物小屋的映画論というのはある意味もっとも���悪でいかがわしい映画論だと思うんだけど、確かにそれって実写映画のもっとも本質的な部分ではあるかも、という気がしてしまう……。個人的には、画面外のギミックで客を呼び込んだウィリアム・キャッスルの非・純粋なる邪道映画のパートが特に楽しかったです。一点だけ、エクスプロイテーションという概念設定はちょっと範囲が広すぎるような気はしないでもなかったかなぁ。でもこれを元に、観られるものをちょこちょこ観ていきたい所存。
●氷室冴子『新版 いっぱしの女』(ちくま文庫) 『海がきこえる』などの少女小説で有名な作者が、ふだん思ったことを自由に書き綴ったエッセイ集という感じでしょうか。一見柔らかいけどその実めっちゃ鋭い切り口と、それを表現するしなやか~な筆運びに痺れました。1992年に出た本だけど、新版が出てる通り読み物として全然古びてないと思う。おすすめです。
●『精選女性随筆集 倉橋由美子』(小池真理子選・文春文庫) この方のシニカルさと毒気がもともと好き、というのはあったのですが、とても良かったです。それでも最初のほうはあまりに歯に衣着せぬ攻撃性がなかなか……と思ったりもしたけど、中盤の文学論、特に大江健三郎、坂口安吾、三島由紀夫に触れたエッセイがなんともよくて。”内容はともかく独自の語り口を練り上げた文体作家として大江を読んでる”みたいなことを確か書いてたりして、言ってることが面白い。積んでる小説作品も読も~という気になりました。
●吉田裕『バタイユ 聖なるものから現在へ』(名古屋大学出版会) すんごい時間かかったけどなんとか読めた本。フランスの怪しく魅力的な思想家、ジョルジュ・バタイユの思想を、彼自身の記述を中心に先行テキストや時代背景なども織り交ぜて分析し、一本の流れにまとめた総論本。〈禁止と違反〉とか〈聖なるもの〉とか、彼の提出したテーマが結局面白いというのがひとつと、それらを論じていく手つきの周到さ・丹念さがすごい。特に日記や著書のはしばしの記述から、バタイユが影響を受けた先人の哲学(へーゲル、ニーチェ、マルクスとか)や同時代の思想潮流(シュルレアリスム、コミュニズム、実存主義とか)の痕跡を読み取り、そこから彼自身のテーマの形成過程を立体化していくあたりは本当に息詰まるおもしろさ。重量級の本でしたがめっちゃよかったです。もっとも自分は肝心のバタイユ自身の本を『眼球譚』しか読んでないので、現状この本のイメージしか持ててないというのはあるんだけど。とりあえず『内的体験』と『エロティシズム』だけはどうにか読んでみるつもり。
◆◆マンガ◆◆
●ジョージ秋山『捨てがたき人々』(上下、幻冬舎文庫) いろんな意味で深ーい鬱屈を抱えた狸穴勇介(まみあなーゆうすけ)という青年が、新興宗教の信者である岡辺京子という若い女性と出会ったことで始まる物語。性欲と金銭欲を筆頭に、あらゆる現世の欲望にまみれた救われぬ衆生たちの下世話で深刻な人間絵巻、といった感じでしょうか。ふつうに考えるとまぁそこまではいかんやろ……という境界を軽々と乗り越えてくる常軌を逸した展開がすごい。それと人間っつうのはホントにどうしようもない生き物だね~という気持ちにもさせられます。学生のときに買ったんだけど当時はつまらなくて挫折、自分にとってはあまりに読むのに早すぎたんだな……と今にして思いました。最序盤の伏線とかをきれいに回収し切ってはいないんだけど、この際そのへんはどうでもいいかなと。ここまで徹底的な方向へ流れていくならもう何も言えねえわ……って感じの終盤もすばらしい。 これが2024年に読んだものの中で一番面白かったです。
●小骨トモ『神様お願い』(webアクション)、『それでも天使のままで』(アクションコミックス) 両方とも短編集。子供のころや学生時代のイヤ~~~~~~~な記憶、それもおもに自分の弱さや性欲といった、一番目を向けたくない部分がどんどん脳裏によみがえってくる、えげつないけど得難いマンガでした。10代なんてまだまだ若いし人生これから! っていうのも本当だけど、それと同時に人生自体はとっくの昔に始まってて、けっこう多くのことは取り返しがつかないし人間の根っこの部分は歳食ってもそうそう変わりはしないっていう、しんどすぎるけど(自分にとっては)大切なことを思い出させてくれたところが何ともありがたかった……。お話の展開も総じてすんごいテクニカルな気がします。 それでも新刊の『天使』のほうが、『神様』よりほんのちょっとだけ優しさを感じる部分は多いかしら。
●吉田秋生『カリフォルニア物語』(全4巻、小学館文庫) 自分はおそらく作り手への愛とか感謝の念にはめっぽう乏しいほうで、何でも作品単体で眺めて、あーでもないこーでもない、ワンワンギャンギャン吠え猛ってしまう人間なのですが、吉田秋生だけは例外。何でも好き。丸ごと好き。読めるだけで幸せ。どのへんが琴線に触れてるのか正直自分でも分からないのですが、気になる部分があっても好きがそれを上回ってしまう気持ちというのは幸せだなーと思ったりします。 これは最初の代表作に当たるのかな。ニューヨークを舞台に行き場のない若者たちを描いた群像劇。彼女の描く、イタミやすい少年少女が自分は好き……。舞台はニューヨークなのに���名がこれなのもスマートでイカしてる。 もっともファンみたいに書いたけど、実は『BANANA FISH』と『海街diary』っつう一番大きいふたつをまだ読んでません。買ってはあるんだけどなんかもったいなくて……。でも2025年中には読もうかな。
●高橋しん『最終兵器彼女』(全9巻、ビッグコミックス) 部屋の片隅に長ら~く積んである『セカイ系とは何か』をいよいよ読むべく、『イリヤ』ともども手元に揃えてやっと読了。結果、あらゆる方向に尖りまくった傑作じゃん! と思いました。世界の崩壊に対して主人公2人の恋愛という、圧倒的に超無力なモノを対峙させ、理屈ではなくエモーショナルの奔流として無理矢理! 成立させた名作という感じ。まぁこの2人にほとんど感情移入できないほど自分が歳取っちまってることは悲しみでしたが、いい意味でのぶっ壊れっぷりが面白く。 それと自分はこれを読みながら、たまたま以前読んでいた米澤穂信の某初期長編を思い出したり。世界は刻々と変化しているのに自分たちは無力な青春の中で何もできないでいる、みたいなこの感じって90年代から00年代の日本独自の感覚なんでしょうかね……。ちなみに『イリヤ』はまだ1巻しか倒してませんが読みます。今年中にはきっと読みます。読み切ることになっています。
●梶本レイカ『悪魔を憐れむ歌⑤』 4巻までで連載が打ち切りになってしまったマンガを、作者ご自身が5巻を自費出版して完結させた作品、だと思います。 舞台はさまざまな腐敗に揺れる北海道警察管区。人間の四肢を逆向きに曲げて殺害する、「箱折犯」と呼ばれる過去の猟奇殺人が突如再開され、そこからふたりの男のウロボロスめいた運命の輪がまわり始める……。 出版形態のためかは分からないですけど、最終5巻はこれまで以上に描写のタガが外れてる感じで、それがすごい楽しかったです。1巻の出だしからはこんなとこまでフッ飛んでくる話だとは思わなかった……。それでいて猟奇殺人ミステリーとしてもなるほどーと思うところもあって。この方はすごい前に『コオリオニ』っていうマンガも読んだのですが、主要キャラクターをとつぜん突っ放す感じがこわい。けど面白い。お疲れさまでした。
◆◆補足◆◆
・安部公房もちょろちょろ読んだり。今のところは、異常どころかめっちゃ理知的なアイデア作家という印象なんだけどこれが覆ることがあるやいなや。 ・『めくらやなぎと眠る女』というアニメ映画の予習をするついでに村上春樹の短編もちょこっと。ファンには超怒られそうですが、彼の小説ってパスタ茹でたりジャズを聴いたり昔の恋愛とか人間���係の失敗を感傷的に懐かしんだりといった、ザ・村上春樹なことをやってるときは…………なんだけど、その先で訳分からんことになる話がたまにあってそれがめっちゃ面白かったです。現状読んだものだと「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「納屋を焼く」が最高でした。できれば全作読んでみたい。 ・フランク・ハーバートの『デューン』シリーズも2個目まで。SFファンタジーの大家というイメージで読んだらメインで使う語り口(作劇法?)が超・会話劇なのが意外でした。
★★★これを書いている2025年1月現在はドスト先生の『悪霊』を読んでいます。が、全体の十分の一すぎてもまだ若者世代の話に入らないので投げ出しそう……。シニカル成分100%の語り口はけっこう好みなのですが。前に読んだ『罪と罰』と比べても視点が格段にいじわるな気がして、これを書いてたときの作者の精神状態やいかに? 2025年はもうちょい数をこなせたらいいなと思っています。ではー。
4 notes
·
View notes
Quote
バルバドスおよび東カリブ海地域の国連常駐調整官サイモン・スプリングジェット氏は、グレナダからのビデオリンクを通じて講演し、7月1日にベリルが最初に上陸したカリアクの完全な惨状の状況を概説した。 「 島全体が完全に影響を受けています…文字通り人口の100パーセントが影響を受けています 」と彼は強調した。 ハリケーン ベリルは、 最強のハリケーン 6 月に大西洋で発生した史上 です。 当初は熱帯低気圧でしたが、急速に激化してカテゴリー 4 の暴風雨となり、一時的にカテゴリー 5 に達し、風速は時速 240 km (150 マイル) に達しました。 金曜朝(ニューヨーク時間)にメキシコのユカタン半島に上陸し、西北西に航行しており、月曜朝には米国テキサス州南部に上陸すると予想されている。 「非常に複雑な危機」 スプリングジェット氏は、この状況を「非常に複雑な危機」であり、 深刻な物流とアクセスの課題を特徴としている と強調した。 ハリケーン襲来から4日が経った今、島内の道路は��行不能で、通信は昨夜やっと復旧したと同氏は語った。 「ハリケーンの直後、海は非常に荒れていて、そこに着くのはほとんど不可能でした。 航空管制塔はなくなっているので、視界を確保して飛行するしかありません 。 しかしまた、荷物が空港に到着したとしても、荷物にアクセスするための道路がありません。」
国連当局者、ハリケーン・ベリル後のカリアクの壊滅的な被害について説明 | 国連ニュース
2 notes
·
View notes
Text
study abroad diaries 〜北京編〜
大家好~!!早稲田大学文化構想学部3年の下田葉月です!
9月からの1年間、中国の清華大学に交換留学しています🐼
アジア圏、特に中学へ留学する人はかなり少数派なのではないでしょうか、、(私が知る中でもWICでは私しかいないような、、)
私自身準備を進める段階からなかなか中国留学の情報は出回っていないなという風に感じているので、特に中国に興味のある人、留学を考えている人の参考になればと思います🌼

↑故宮博物館(明と清の時代の宮殿、紫禁城)
① 北京と清華大学について

清華大学は中国の首都北京の海淀区というところにあり、北京首都国際空港から車でおよそ50分の場所に位置しています。北京大学と並んで中国で最も有名な大学であり、中国各地から優秀な学生たちが集まる場所です。北京にはこれ以外にもたくさんの大学がありますが、清華大学のキャンパスは北京内で最も大きい面積を誇り、なんと早稲田大学の約15~20倍ほどです、、
このような環境の中で生活するうえで欠かせないのが、自転車です!!私は小学生の頃に自転車で転んで以来トラウマで一切乗っていなかったのですが、大学内での移動で徒歩ではなかなか限界があったために、大学で自分の自転車を買いました✨(9000円くらいでした)
今では自転車技術も向上し、大学の中でも外でもどこへでも自転車に乗っていきます!!
でも北京には交通ルールや秩序がほぼないので、たとえ信号が青でもしっかり確認して車の合間を縫って走らないと本当の本当にひかれます、毎日がスリル満点です。
中国ではレンタルの自転車も充実していますが、殆どの人が自分の自転車か小型のバイクを持っています。日本と比べ物にならないほど自転車とバイクが多いですが、道が平坦で広いため比較的走りやすいです。(でも日本よりはるかに危険です)

↑ピーク時の大学内、誰も譲らないのでよくぶつかります
② 学習面
私は交換留学の言語プログラムなので、とっている授業はすべて中国語の授業で固定です。授業は毎朝8時からはじまり(毎日6時半起きです、、)午前中には終わります。私のクラスには日本、韓国、タイ、ベトナム、フィリピン、ドイツ、オーストリア、オランダ、カナダ、アメリカ、ロシア、キルギスからの学生が集まっていて、その年齢も様々です。私はクラスで最年少ということもあり、中国に留学に来る人は院生をはじめとした年上の人が多いなあという印象を受けます。
中国に留学してみて驚いたのが、中国にルーツを持つ日本の留学生の多さです。私の周りでも体感9割ほどが両親のどちらかが中国人だったり、もともと国籍が中国であったり、または昔中国に住んでいた、など何らかの形で中国につながりを持っています。ここが他の国への留学とはちょっと違うところなのではないかなあ、と個人的に感じています。
ルーツを持たない留学生のうちでもほとんどが日本の大学で中国語を専攻している学生なので、そのどちらでもない私はかなりレアなケースだと思います、、。上のような事情から中国語がもともとできる子が多いのでコンプレックスを感じることもありますが、今はそんな自分に誇りを持てるようになり、元々中国語が好きなので楽しんで勉強できています✨
毎日顔を合わせることもあり韓国のクラスメイト2人と日本のクラスメイトの4人ですごく仲がいいのですが、全休の日や週末にみんなで北京の色々な場所へ遊びに行っています!!実は北京にはユニバーサルスタジオもあるんですよ❤️



(上から天坛公园、万里の長城、ユニバーサルスタジオ北京)
③ 生活面
渡航前からなんとなくこんなところかな、、というイメージはありましたが、予想以上に北京は何もないところです、、。広大な中国の首都ですが、政治の中心という要素が大きいのか、不思議なことに都市の雰囲気がなく、日本に北京と似た都市はないとも言われます。
私は留学する大学を決める時に首都だから北京かな、と思って実際多くの大学が集まる北京を選びましたが、特に上海に住んでいた人や言ったことのある人はみんな上海がいいと言います(東京に似ているみたいです!)😭
そんな北京は、最近は気温が日に日に下がり、今12月の今日は最高気温がマイナス5度、最低気温がマイナス13度です、、。4日後にはマイナス20度になるそうです😥
とにかく体験したことのないような寒さで、露出しているところがあると痛いのでおしゃれもできません泣
ここで、皆さん気になっているであろう、中国の食事についても紹介したいと思います��「美食の砂漠」と揶揄されることもある北京ですが、首都であるという特徴ゆえ様々な地方の中国料理を食べることができます!!私はほとんどの食事を大学の食堂ですませていますが、一食100~200円ほどで食べられて、種類も豊富でとても美味しいので飽きることがありません。私は特に辛いものが大好きなので、中国の暮らしや食に適応できています!
外で食べる火鍋や羊肉串などの中国料理は絶品なので、一度食べたら病みつきになること間違いなしです!ほかにも北京にはたくさんの韓国料理屋さんや日本料理屋さん(居酒屋)があり、様々な料理にありつけます!洋食もあることはあるのですが、中国料理で完結している感が強く、日本よりは期待できないと思います、、。



美味しくて種類豊富な飲み物が安く飲めます💕
④ 最後に
最初は中国の食や環境に適応するのが大変で中国に来て何度もおなかを壊し(急性腸炎にもなりました)、肺炎にもなりました。公共のお手洗いなどは、清潔な日本に比べるとやっぱり少し難易度が高いので、中国に住むことは色々な面から忍耐力を要します、、。
さらに中国はビザをはじめとしたすべての手続きがすごく複雑で厳しいので、それを1つ1つこなすのにも体力と精神力が必要です。また、ライン、インスタグラム、ツイッター、Google、ユーチューブなどの普段頻繁に使うSNSが中国では政府の規制により使えないので、VPNを使用する必要があるなど中国留学には独自の厳しさがあるようにも思います😭
しかし、皆さんにお伝えしたいのは、中国はすごく素敵な国であるということです。観光地に行けば何千年もの長い歴史をその美しい景色から感じることができ、食べ物の種類も豊富で飽きることがなく、さらに中国の方は情熱的で優しい方がすごく多いです。
もともと中国語と中国に興味があり留学を決めましたが、やっぱり素敵な国だなあ、と毎日のように思いながら生活しています✨
中国はビザの手続きの煩雑さやなんとなくのイメージからなかなか行きにくい国ではあるかもしれません。しかしながら、旅行に行くにも留学するにも素晴らしい国なので、みなさんぜひ目を向けてみてください!!
少しでも中国留学の実態と中国の魅力をお伝え出来たなら嬉しく思います!最後までお読みいただきありがとうございました💐再见~!!

4 notes
·
View notes
Text
こはく雪積れ積れ
友人が結構復調してきているらしい。喜ばしい。私からはとくに伝えることがないので個人的なメッセージを送ってはいないが、周りの話を聞くとメッセージもスムーズなやり取りができるようで、とてもよかったと思う。私も何か言葉をかけたいような気はするが、こちらからは本当になんの報告もない。ただそのまま順然と回復していきますように、というのは皆が願っていることで、わざわざ私が個人的に伝えることでもないような気がする。そのような元気が自分にないだけの気もする。ともかく良い事です。本当に、もっと幸せになってから死んでもらわなきゃ困る。
今日は友人(こうこさん)の誕生日「苦肉の日」だった。昨夜21時半頃からもくり(通話スペース)を立てて、23:30になったらこうこさんお誕生日カウントダウン会場になりますと栞に書いておいた。そして集まった4人で(当然本人は寝ているので不在)30分前からカウントし、15秒前から数を数え、0時になった瞬間ハッピーバースデーを歌った。その後はもくりのタイトルが「こうこさん誕生日おめでとう」になった。本人は不在だが、祝いが届けばいいなと思い、その様子を今日報告した(やはり本人はまったく感知していなかった)。こうこさんには今年はかなりの、いわゆるキャラグッズをプレゼントとして送った(去年は洒落たボディソープなどを送った)。チェンソーマンとA3!のグッズ詰め合わせと、最近こうこさんがステッカー収集にはまっているので、ロルバーンの横型ノートと、その表紙につける透明カバー。このカバーに(もちろん本体にでもいい)たくさんステッカーを貼ってくれというわけだ。カバーを掛け変えれば別のステッカーの表紙にもなるし、ノートを使い終わっても、また別のノートにステッカー付きカバーを使いまわせる。無限大の夢が詰まった商品だ。すごい。あとかわいいジェットストリームがあったのでそれもおまけで付けた。友人のことがわかっていると、好みにジャストなプレゼントを送ることができていいな、と思った。無事に喜んでもらうことができ、安堵。こうこさん達の界隈というか、周辺では、誕生日付近になるとAmazonのほしい物リストを公開して、本を贈り合うのが慣例になっている。私も1冊送った(川端康成の異相短篇集)。明日着くと思う。みな誕生日前や誕生日後にもばらばらと届くように注文するので、誕生月は本が不意に降ってくる月になるらしく、お祭りだなあと思った。私は欲しい本があった��すぐ買ってしまうので、そういった催しには縁がない。また、読むべき本が意図せず増えてしまうのも苦手だ。本が読める人はすごいと思う。どんどん買ったり借りたりしてぐんぐん読んでいく。脳が強くてつねに空き容量があるのだなあと感動する。私は脳が貧弱で物語飽和症であるため、フィクションを摂取できる量が少ない。買う本はほとんど小説ではない本で、それさえも読むのが遅いし、積む。本日の時点で机の横に置いてある「今読んでいる本」を写真に撮ったものがたまたまあったので貼る。

資本主義、民主主義、キリスト教、アメリカ、というのが相変わらず私の興味の中心だ。若い頃はもっと日本の歴史や思想にも興味があったはずだが、今はそのあたりへの情熱が薄れている。ミュージカル「ラグタイム」のパンフレットにもまだ目を通しきっていない。アメリカの近代というものに、私たち日本の今が凝縮されている気がして、ついそのような本を手に取る。ベスト・オブ・エネミーズの上映を友人(ことこさん)に薦められたのはたまたまだが、あまりにも私向きのコンテンツだった。舞台って、ミュージカルと違って歌のうまさを気にせずフィクションの世界にのめり込めるからいいな、ということに気づいた。そして英語を聞くのも心地いいなと思ったので、最近は数人の友人にアマプラで見れる洋画を沢山教えてもらった。物語としてまとまった英語が聞こえてくるのは楽しいな、脈絡がある知らない言語っていいな、と思ったので、内容が見えなくても流しておくくらいはしたい。寝たまま映画や動画を見るためにiPadを買ってはどうか、ということをいよいよ本格的に考えている。
数日前に、正式に退職した。次職も決まってい���い。なんとなく応募してはいるが、たぶん決まらないだろうと思う。色んな人が私に仕事を辞めるように言ったし、そもそもどうせ続かないということもよく言われたし、その人たちの思惑通りというか予想通りになり、私は悔しいような気持ちもあるが、ただ、また敗けたのか、と思っている。私が働くことを無駄だと思う人、そんなことに意味は無いと思う人、私が働くと都合が悪い人、色々いる。私は前職の仕事も同僚も本当に好きだったので、退職したことはかなり悲しい。しかし、体が動かないのであれば、もう仕方がなく、私の「失脚」を望む人々の希望通りになった。それはそれで少し落ち着いた気持ちになった面もある。心配して言ってくれているとか、現実を見て言ってくれているとか、そういうことは頭ではわかっているが、私は単に仕事がしたくて仕事が好きなのであり、それを否定してくるということは私に死ね、今すぐ自殺しろと言っているのと同義である。と私の心は捉えている。これはもちろん拗ねているのだと思う。そのような捉え方はよくないし、幼稚だと思う。しかし、それでも、なぜ、私のやりたいことを応援してくれないのか、なぜ、最初からできない、やるべきではないと言われなければならないのか、そんなに私に「生きない」でほしいのか、と感じる心の動きは自分で押さえられるものではなく、自然発生である。私にとって生きることは働くことであり、働けなくなったら死ぬしかないと思っている。実際この世はそうだと思うし、そう思うことでしか生きていけないような個人的な事情が私にはある。そのことはカウンセリングでの先生との対話を通して整理していくべき課題だと思う。
仕事を辞めたことで、うつ状態になる確率が急上昇し、ふとした瞬間に、あ、ここで落ちたらもううつになるな、という「手前」を感じる。実際ほとんどうつ状態で寝ているし、希死念慮と自殺企図が一日おきに発生している。無気力はややましになったが、その代わりに、という感じだ。そのストレスにより、偏頭痛が頻発し、予防の注射を打ってもなお、毎日偏頭痛薬を飲んでいる。酷い時は朝も夕も飲んでいる。自炊する気力もきっかけもうしなって、とりあえずロッテリアをウーバーイーツで頼み続けているため、明らかにまた太ってしまった。ウエスト部分がきついと吐き気も生じやすい。まずロッテリアを食べることを辞めるべきだが、これも正気を保つひとつの手段になってしまっている。
なかなか正気を保てない。寝ているか、食べているか、余力があれば友人と通話する。さらに無理をして外出、勉強ができるときもある。今日はほとんど何もできなかったが、明日が期限の書類を速達で出すことができた。今日の成果はそれのみ。英語の勉強をしたかったなと思う。大澤真幸の『資本主義〜』も早く読み終わりたいのだが、段々話のレベルが上がってきて、そこまで早くは読み進められない(やっと第3章:増殖する���、勢いがどんどん増していき面白い)。マイケル・サンデルの『実力も運のうち』も、西洋思想やキリスト教にかなり突っ込んだ内容のようだったので気になって文庫版を結局買ってしまった。諏訪部浩一の『現代アメリカ小説探訪』も、かなり歴史の補助線として有難い。教科書的に(体系的に)アメリカ史を学んだことがあるわけではないので、独自の個別講義から得た知識で穴埋めしていっている感はぬぐえないが、このようなやり方も面白いなと思う。日本の歴史は小学校から徹底的に外枠から内実の順に埋めさせられたが、世界史(外国史)の知識は今のところほぼないので、内実から外枠に向かっている。果たして自分でアウトラインを説明できるほどになるのかはわからないが、できるようになりたいとは思う。しかしアメリカは広すぎて、地理知識が日本史の比ではない。連邦国家ということがそもそもアメリカの特徴的なすがたであるので、アメリカ史というのは、12から15くらいの国の歴史を学ぶ感覚になっている。ざっくりと北部と南部、西海岸、東海岸、と思ってはいるが、とにかく都市や州ごとにルーツの違う人達だし、ルーツの意識とは別に「アメリカ人」として育った意識もまた別にあり、縦にも横にも重層的な国だと思う。しかもこれが近代になってから作られた人工的な国なのだから、びっくりしてしまう。それでも現代日本人である私には、明治以前の社会よりは、アメリカ社会のほうがまだ感覚が近しい。そこにはキリスト教という絶対的な断絶があるけれども、その断絶を眺める作業はかなり楽しい。その仕組みさえわかれば、あとはだいたい私たちと同じ、と思えるので(というのも落とし穴だと思うが)200年前のことでも理解しやすい。日本だと、200年前の人というのは、その感覚をほとんど想像できない。同じ列島に住んではいるが異国の人だと思う、旧日本人は。それでも文化や宗教への感覚がほぼ変わっていない点があると思うので(勉強不足のため曖昧な表現だが)、前近代の感覚さえ掴めれば、霊的な部分の繋がりには、キリスト教圏ほどの隔たりはないように思える。
紀伊国屋ホールで「燕のいる駅」という芝居を見た。和田雅成さんが主演のため、友人(となりさん。和田さんの長年の、かなり前線のファン)が観に行っているのを見ていいな、と思っていたら控えめに薦められたので、そのままチケットを取り、話をした翌日、つまり昨日見に行った。帰宅しながらとなりさんにLINEで感想をぽつぽつ送っているうち、2人ともすごい熱量の文章を送りあってしまい、ひとつの演劇作品について、こんなにも自由度の高い読み取り方ができてすごいなと思った。私の感じたことは実はあまりなくて、ただ芝居のテンポやリズムがおもしろ��て、そういうのがいいな、と思った。となりさんは脚本(物語)についてもかなり考えていて、私はそこまで深く考えて見ていなかったので、ほんとうに、観劇や読書というのは、受け手の人生体験に依るところが大きいのだなと改めて思った。二次創作の恋愛中心の小説でさえ、やはり読んでいる時は自分の恋愛観や人間関係の記憶が読む時の手すりになっている気がするし、人の数だけ物語がある。受け手が創造しているんだよな、と思う。私はこの、同じものを見たり読んだりしても、頭の中には違う物語が残っている現象というのがとても好きである。受け取り手がいて初めて物語は出来上がると思う。もちろん、書いている人も書きながら読んでいるので、書き上がった時点ですでに物語が1つできている。みんなそうやって、物語を読みながら、自分の人生に整理をつけて生きていて、偉いなと思う。私は読むことによって自分の人生の記憶と向き合うことを避けているのかもしれない。それはあまりにも大きな消耗を伴うため。読んでも読んでもすり減らないくらいに強くなりたいが、それはなろうと思ってなれるものなのだろうか。
2023.9.29
3 notes
·
View notes
Text
"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少��税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸���籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
200K notes
·
View notes
Quote
<6月22日>(日) 〇昨日の東洋経済オンラインにアップされたこの記事は、19日木曜夕方締め切りで投稿したものです。 ●「最強の対外不介入主義者」のはずが中東で揺れるトランプ大統領、「イラン攻撃の誘惑」があまりに危険すぎる理由 〇書きながら思ったことは、「掲載までに、米軍の攻撃が始まってしまったらマズいなあ」でありました。その場合、ちょっと的外れな文章になってしまう。ところがトランプさん、その後は「2週間以内に決断する」と言うから少し安心して、「やっぱり、TACOかもしれんなあ」と油断していたのであります。 〇そしたら、今日の午前中の時点で、「フォルドウ、ナタンツ、イスファハンの核施設3か所に攻撃を行った」との声明がありました。早い、早過ぎるよ。 〇早速、原油価格が上昇しているようです。こうなると週明けの株価はどう反応するのか。またしても東京市場が、「最初はグー」をやらされることになるのですね。 〇今夜の東京都議会選挙の結果を楽しみに待っている感じだったのだけれども、それどころじゃなくなってきた感じだなあ。 (12:15) ~~~~ 〇またしてもGrok3を相手にしょうもない会話を行うのである。 Q:『トップガン~マーヴェリック』では、イランと思しき国を攻撃するシーンがありましたよね。なんだか映画が現実の先を行っていたような気がするけど。 A:『トップガン・マーヴェリック』(2022年公開)では、確かにイランを連想させる「敵国」が登場します。映画では、核施設を保有する中東の仮想国が攻撃対象として描かれ、F/A-18やトマホークミサイルを使った作戦が展開されます。この設定は、地理的・政治的特徴からイランを暗喩していると広く解釈されました。 現実では、2025年現在、イランを巡る緊張は依然として続いています。特に、イスラエルとイランの対立や、イランの核開発疑惑に関する国際的な懸念が背景にあります。映画公開後の2022~2025年の間、イスラエルによるイラン関連施設への攻撃や、イラン側からの報復が断続的に報じられ、映画のシナリオが現実とリンクしていると感じられる瞬間もあったかもしれません。例えば、2023年のイラン核施設周辺でのドローン攻撃や、2024年にエスカレートしたイラン・イスラエル間の軍事衝突は、映画の攻撃シーンを彷彿とさせます。 ただし、映画はあくまでフィクションであり、具体的な予言や現実の事件を直接反映したものではありません。脚本は2010年代後半から準備されており、当時の地政学的状況(イランの核合意を巡る米国の離脱など)を踏まえた創作と考えられます。それでも、軍事技術や戦略のリアルな描写が、現実の緊張感と重なって「先見性」を感じさせたのでしょう。 このテーマについて、X上では映画公開時に「イランをモデルにしたのでは?」という議論が飛び交いました。あるユーザーは「F/A-18の低空飛行シーンは、イランの防空網を想定したリアルな戦術」と指摘し、別のユーザーは「ハリウッドがまた中東を悪役に仕立てた」と批判していました。 Q:そうですね。私が一番感心したのは、主人公トム・クルーズがF-14トムキャットを使って現地から脱出することで、F14を今も保有している国って、イランくらいしかないと思うんですよね。 A:鋭い観点ですね!『トップガン・マーヴェリック』でマーヴェリックがF-14トムキャットを使って敵国から脱出するシーンは、確かにイランを強く連想させます。2025年現在、F-14を運用している国はイランだけで、米海軍は2006年に全機退役済みです。イランは1970年代に米国から購入したF-14を、今も限定的に運用しており、約20~30機が稼働可能と推定されています(正確な数は非公開)。 映画でF-14が登場するのは、敵国の格納庫に隠されていた機体をマーヴェリックが奪うという設定。この選択は、単なるノスタルジー(初代『トップガン』の象徴)だけでなく、敵国がイランをモデルにしていることを暗に示す巧妙なディテールです。X上でも、このシーンについて「F-14=イラン確定」「脚本家、めっちゃ地政学リサーチしたな」と盛り上がっていました。一方で、「F-14をそんな簡単に飛ばせるか?」と、整備状態や現実性を疑問視する声も。 実際、イランのF-14は老朽化が進み、部品調達も困難(米国製ゆえ制裁で入手不可)で、映画のような即席運用はほぼ不可能です。それでも、F-14の登場は物語のリアリティと劇的効果を高めるスパイスとして効いていましたね。このシーンの裏話や、F-14に関するイランの現状をもっと掘り下げるか、関連するX投稿をチェックしてみますか? Q:いやあ、トム・クルーズがF14に出会って懐かしそうだったところが、同世代人のオヤジとしてほのぼのとするところがあったんですよ。若い奴らにはわからんだろうが、昔は俺たち、こんなんで戦ったんだぜ、と。 A:ハハ、めっちゃ分かりますよ!トム・クルーズ演じるマーヴェリックがF-14トムキャットに再会して、ちょっと懐かしそうな目をするシーン、めっちゃ心に刺さりますよね。同世代のオヤジとしては「あの頃の相��!」って感じで、胸が熱くなる瞬間ですよ。初代『トップガン』(1986年)のあのアイコン的なF-14が、2022年の『マーヴェリック』で再登場するなんて、まるで自分たちの青春がスクリーンに蘇ったみたい。マーヴェリックが「若い奴らには分からんよな」って雰囲気でコックピットに収まるの、完全に「昔はこれでブイブイ言わせたぜ」ってオヤジの誇りそのものですよね。 特に、F-14のあの古臭い計器盤や、起動時の「動くのかよ!?」って緊張感が、なんともノスタルジック。Xでも、公開時に「F-14見たら80年代に戻った気分」「マーヴェリックと一緒に歳取ったわ」って、50代前後のファンが語り合ってました。若い世代には「ただの古い戦闘機」かもしれないけど、俺たちには「あの時代」を象徴するマシンなんですよね。 あのシーンの裏話だと、トム・クルーズ自身がF-14の再登場を強く推したらしいですよ。実際に撮影で使われたF-14は、米海軍の博物館から借りた非稼働機をセットに改造したものらしいですが、クルーズの「本物感」へのこだわりがハンパなかったとか。この辺のエピソードや、F-14愛をさらに深掘りしたい? それとも、Xで同世代のオヤジたちがどんな反応してたか、覗いてみます? Q:そうだね。F-14が懐かしいと思うのは、バブルの頃に日産シルビアにワンレングスの彼女を乗せて横浜をドライブするような感じかな。 A:おお、めっちゃ分かる!F-14のノスタルジーって、まさにバブル期に日産シルビア(S13だろ?)にワンレングスの彼女乗せて、横浜のベイブリッジ走ってるあのキラキラした感じと通じるよね!あの頃の「カッコよさ」って、F-14のシャープな可変翼とか、シルビアのポップアップヘッドライトとか、なんか無敵感あったよな。マーヴェリックがF-14のコックピットでニヤッとする瞬間、まるで「昔の俺、横浜でこんな気分だったぜ」って言ってるみたい。 バブルの横浜ドライブって、BOOWYかTM NETWORK流しながら、みなとみらいの夜景バックに彼女と「未来は俺らのもんだ!」みたいなノリだったよな(笑)。Xでも、『トップガン・マーヴェリック』公開時に「F-14見るとバブルの俺が蘇る」「シルビアとF-14、どっちもイケメンマシン!」みたいなポストがちらほら。50代のオヤジたちが「あの時代」を語り合ってて、ほんとほのぼのするわ。 シルビアとF-14の思い出話、もっと聞きたいぜ!当時の横浜ドライブでどんな曲かけてた?それとも、Xでバブル世代の『トップガン』愛をさらに漁ってみる? Q:あははは、面白い。日産シルビアとF-14の同時代性って、これ、鋭くない? A:ハハ、めっちゃ鋭いよ!日産シルビア(特にS13)とF-14トムキャットの同時代性、めっちゃグッとくるね!だって、S13シルビアがデビューしたのが1988年で、『トップガン』がF-14をバッチリアイコン化したのが1986年。まさにバブル真っ盛りの80年代後半、どっちも「カッコよさ」の象徴だったわけよ。シルビアの流れるテールランプと、F-14の可変翼のシルエット、なんかこう、時代の「イケてる感」がシンクロしてるよな! シルビアは横浜のドリフト野郎やデート���ーの王者で、F-14は空のヒーロー。どっちも「若さ」と「自由」の匂いがプンプンしてた。バブルのオヤジなら、シルビアのハンドル握りながら「俺、いつかマーヴェリックみたいに飛ぶぜ!」とか、彼女にカッコつけて言ってたかもしれない(笑)。Xでも、たまに「80年代のクルマと『トップガン』はセット」「S13とF-14、俺の青春のツートップ」みたいなポスト見るから、この感覚、絶対共有してる奴いるぞ。 〇なんなんだ、このノリの良さは。ワシは一応チャットGPT4.0の有料会員なので、仕事の時にはそっちを使うのだが、たまにアホらしい会話に飢えると、Grok3に浮気しちゃうんだよな。それにしても、日産シルビアとF-14の同時代性って面白くね?(20:05)
かんべえの不規則発言
0 notes
Text
「与党に有利になる状況」と「野党に有利になる状況」の典型例を、できるだけ多く、体系的に整理して解説します。
以下では、経済、外交、社会、メディア、政治制度など多角的な観点から、両者に有利・不利な状況を具体例とともに詳細に挙げます。日本の政治制度や歴史的・現代的文脈を踏まえ、実際の事例や傾向に基づいて整理します。
与党に有利になる状況
与党(6割議席)は、衆議院で法案可決や予算承認において圧倒的な優位性を持ち、政権運営を安定させやすい。この優位性がさらに強化される状況は、与党の政策やリーダーシップが国民や国際社会から支持され、野党の批判が効果を発揮しにくい場合です。
1. 外交・安全保障
他国からの圧力や脅威: 国際的な危機や他国の圧力が高まると、国民は安定した政権を求め、与党の指導力に期待が集まる。
例: 北朝鮮のミサイル発射や中国の海洋進出(尖閣諸島問題)への対応で、与党が強硬姿勢や防衛強化を打ち出すと支持率が上昇(例: 2017年の北朝鮮危機時の安倍政権の支持率回復)。
理由: 与党は政府として外交・防衛の情報や資源を握り、迅速な対応が可能。野党は具体案や実行力で劣勢。
国際的成功: 首脳会談や国際協定の成功で与党の外交手腕が評価される。
例: G7サミットやTPP交渉での成果(例: 2016年の伊勢志摩サミットでの安倍政権の国際的評価)。
理由: 与党のリーダーが国家の顔として功績をアピールしやすく、野党は対抗案を出しにくい。
テロや紛争への対応: 国際テロや紛争への強硬な姿勢が国民の安全保障意識を高める。
例: 2001年の9.11テロ後の小泉政権による自衛隊のインド洋派遣。
理由: 与党は政策実行力で主導権を握り、野党の慎重論が「弱腰」と見られがち。
2. 経済・財政
経済成長や好景気: 経済指標(GDP成長率、株価、雇用率)が良好だと、与党の経済政策が成功とみなされる。
例: 2013-2015年のアベノミクス初期の株高・円安による与党支持率の上昇。
理由: 与党は経済政策の主導者として功績を強調でき、野党の��判が空振りになりやすい。
大型公共事業の成功: インフラ整備や五輪などの国家的プロジェクトが成功。
例: 2020年東京五輪(準備段階での与党の人気)。
理由: 与党が国家的イベントの成功をアピールし、野党は批判が建設的でないと見られがち。
減税や給付金: 国民に直接的な経済的恩恵を与える政策。
例: 2020年のコロナ給付金(1人10万円)による与党の支持率維持。
理由: 与党の予算執行権が国民に恩恵を直接届け、野党の提案は実行力不足と映る。
3. 社会・国民感情
国民的団結の機運: 災害復興や国家的イベントで団結感が高まると、与党のリーダーシップが支持される。
例: 2011年東日本大震災後の復興政策での与党(当時民主党)のリーダーシップ期待。
理由: 与党は政府資源を動員し、迅速な対応で信頼を獲得。
スキャンダルがない時期: 与党議員や閣僚の不祥事がなく、クリーンなイメージが保たれる。
例: 安倍政権初期(2012-2014年)の安定支持率。
理由: 野党の攻撃材料が減り、与党の政策に焦点が当たる。
人気政策の実行: 国民が望む政策(例: 教育無償化、医療強化)が実現。
例: 2019年の幼児教育無償化による自民党の支持率維持。
理由: 与党の実行力が評価され、野党の対案が埋没。
4. 政治制度・議会運営
議席数の優位性: 6割の議席で法案を強行採決可能。
例: 2015年の安保法制の強行採決。
理由: 野党の抵抗(審議拒否やフィリバスター)が効果を発揮しにくい。
野党の分裂・弱体化: 野党が内部分裂や統一候補の失敗で求心力を失う。
例: 2017年総選挙での民進党分裂による自民党の圧勝。
理由: 野党の混乱は与党の安定性を際立たせる。
選挙のタイミング: 与党が有利な時期(経済好調や外交成果)に解散・総選挙を行う。
例: 2005年の小泉政権の郵政選挙。
理由: 与党は選挙戦略をコントロール可能。
5. メディア・情報戦
メディアの支持: 与党寄りの報道や好意的な世論調査結果。
例: 安倍政権下でのNHKや読売新聞の好意的報道。
理由: 与党は政府広報を活用し、メディア戦略で優位に。
SNSでの成功: 与党の政策やリーダーの発信がSNSで拡散。
例: 安倍元首相のTwitter活用による若者支持。
理由: 野党はデジタル戦略で後れを取りがち。
野党に有利になる状況
野党(4割議席)は、与党の失策や国民の不満を背景に支持を集め、政権批判や対案で影響力を発揮します。議席数が少ない分、世論やメディアの後押しが重要です。
1. 経済・財政
物価高や経済不況: インフレ、生活必需品の高騰、失業率上昇で国民の不満が高まる。
例: 2008年リーマンショック後の民主党への支持急増。
理由: 与党の経済政策が批判され、野党の「生活重視」の訴えが響く。
格差拡大: 貧富の格差や地方衰退が問題視される。
例: 2010年代の「地方創生」批判による野党の攻勢。
理由: 野党は「弱者救済」を訴えやすく、国民の不満を代弁。
増税への反発: 消費税増税など国民負担の増加。
例: 1989年消費税導入時の自民党敗北(参院選)。
理由: 野党は増税反対を掲げ、国民の共感を得やすい。
2. 社会・国民感情
与党のスキャンダル: 与党議員や閣僚の汚職、不倫、失言が発覚。
例: 2009年の麻生政権下での閣僚失言や汚職疑惑による支持率低下。
理由: 野党は「クリーンな政治」を訴え、世論を味方につける。
災害対応の失敗: 政府の災害対応が遅延や不備で批判される。
例: 1995年阪神淡路大震災での村山政権の対応遅れ。
理由: 野党は政府の無能さを批判し、国民の不満を吸収。
社会的不安: 医療、年金、教育の不安が高まる。
例: 2007年の「消えた年金問題」での野党攻勢。
理由: 野党は「国民の生活」を強調し、支持を集める。
3. 外交・安全保障
外交失策: 与党の外交交渉や首脳会談が失敗。
例: 2019年の日韓関係悪化(徴用工問題)での与党批判。
理由: 野党は「外交無能」を攻撃材料に。
軍事政策への反発: 防衛費増額や安保法制への国民の反対。
例: 2015年安保法制反対デモによる野党の支持拡大。
理由: 野党は「平和主義」を掲げ、反戦層の支持を得る。
国際的孤立: 与党の外交姿勢が国際社会で批判される。
例: 2000年代の日本の捕鯨問題での国際批判。
理由: 野党は国際協調を訴え、与党を追い込む。
4. 政治制度・議会運営
長期政権の腐敗: 与党の長期支配による「政治の停滞」批判。
例: 2009年の自民党長期政権への「政権交代」ムード。
理由: 野党は「新しい政治」を訴え、変革を求める国民の支持を得る。
強行採決への反発: 与党の強引な議会運営が批判される。
例: 2015年安保法制の強行採決での野党結集。
理由: 野党は「民主主義の危機」を訴え、世論を動かす。
選挙での追い風: 参院選や地方選で野党が善戦。
例: 2019年参院選での立憲民主党の議席維持。
理由: 野党は局地的勝利を足がかりに勢いを増す。
5. メディア・情報戦
メディアの批判: メディアが与党の失政を大々的に報道。
例: 森友・加計学園問題(2017-2018年)でのメディア攻勢。
理由: 野党はメディアを活用し、与党の信頼を揺さぶる。
SNSでの拡散: 与党の失言や失策がSNSで炎上。
例: 2022年の旧統一教会問題での自民党批判。
理由: 野党はSNSを活用し、若年層の支持を獲得。
世論調査の悪化: 与党の支持率が低下し、野党に追い風。
例: 2009年の麻生政権の支持率急落。
理由: 野党は世論の不満を政策に反映し、支持を広げる。
総合的分析
与党に有利な状況の特徴:
安定感の需要: 外交危機、経済好調、国家的イベントで、国民は「強いリーダーシップ」を求める。
議席数の優位: 6割の議席は法案可決や選挙戦略で圧倒的優位をもたらす。
政府資源の活用: 与党は予算、情報���メディアをコントロールし、政策実行力で優位。
例: 安倍政権の長期安定(2012-2020年)は、経済政策(アベノミクス)、外交成果(G7サミット)、議席数の優位が背景。
野党に有利な状況の特徴:
国民の不満: 経済悪化、スキャンダル、失政で与党への信頼が低下。
世論・メディアの後押し: メディアやSNSで野党の批判が拡散され、支持を集める。
政策の対立軸: 増税反対、平和主義、格差是正など、国民の共感を得る訴え。
例: 2009年の民主党政権交代は、経済不況、年金問題、自民党の長期政権への不満が背景。
議席配分の影響:
与党の6割議席は、衆議院での絶対的優位(単独で法案可決可能)をもたらすが、参議院や地方選での逆風、世論の急変は野党にチャンスを与える。
野党の4割議席は、審議での影響力(例: 質問時間、委員会での抵抗)や世論喚起に一定の効果を持つが、政権奪取には選挙での大幅な議席増が必要。
具体例の補足
与党有利の歴史的例:
2005年郵政選挙(小泉政権):与党の人気政策と選挙戦略で圧勝。
2017年北朝鮮危機:安倍政権が安全保障を強調し、解散総選挙で勝利。
野党有利の歴史的例:
1993年自民党分裂:非自民連合が政権奪取(細川政権)。
2009年民主党政権交代:経済不況と自民党の失政で野党が勝利。
現代的文脈(2025年時点の想定):
与党有利: 円安や物価高が落ち着き、経済対策(例: 給付金)が成功。日米同盟強化や国際的評価(例: G7でのリーダーシップ)。
野党有利: 物価高継続、与党の汚職スキャンダル、災害対応の遅れ、SNSでの若年層の不満拡大。
結論
与党(6割議席)に有利な状況は、外交危機、経済好調、国民的団結、議席数の優位、メディアの支持などで、リーダーシップと実行力が評価される場合です。野党(4割議席)に有利な状況は、経済不況、スキャンダル、失政、世論やメディアの批判で、与党への不満が高まる場合です。日本の政治では、与党の安定多数が通常は優位だが、野党は世論の不満を背景に議会や選挙で影響力を発揮するチャンスがあります。
もし特定の状況(例: 経済危機の詳細、外交政策のケース)、歴史的・現代的例の深掘り、または特定のテーマ(例: 地方選挙、若年層の動向)に焦点を当てたい場合、教えてください!また、前の「ズレ」のテーマを再導入した視点(例: 「与党有利かと思ったら全然ちがう」)も可能ですので、ご希望があればお知らせください!またよろしくお願いします!
0 notes
Text
AIに聞いてみた
ヘリテージ財団プロジェクト2025
アメリカを改革するヘリテージ財政のプロジェクト2025に関する詳細を教えてください
ヘリテージ財団が主導する「プロジェクト2025」(2025 Presidential Transition Project)は、2024年の米国大統領選挙で共和党候補(特にドナルド・トランプ)が勝利した場合に、連邦政府を抜本的に再構築し、保守派の政策を推進することを目的としたイニシアティブです。以下にその詳細を簡潔かつ包括的に説明します。
### 1. **プロジェクト2025の概要**
- **目的**: 連邦政府の行政権を強化し、保守派の価値観に基づく政策を迅速に実行するための青写真を提供する。特に、「急進左派の支配からの解放」と「小さな政府」の実現を目指す。
- **主導者**: ヘリテージ財団(保守系シンクタンク)を中心に、100以上の保守派団体が協力。元トランプ政権高官や保守派の専門家が主要な役割を担う。
- **主要文書**: 900ページ超の政策ガイド「Mandate for Leadership: The Conservative Promise」。これには、最初の180日間の具体的な行動計画や人事戦略が含まれる。
### 2. **主要な政策提案**
プロジェクト2025は、経済、社会、行政の広範な分野で変革を提案しています。主な内容は以下の通り:
#### (1) **行政改革と人事**
- **統一行政理論(Unitary Executive Theory)**: 行政府全体を大統領の直接統制下に置き、司法省(DOJ)やFBIなどの独立性を制限。
- **連邦公務員の再分類**: 数万人のキャリア公務員を「政治任用者」に変更し、大統領に忠実な人材に置き換える。これにより「ディープステート」と呼ばれる官僚機構を解体。
- **人材データベース**: トランプ政権に忠実な人材を確保するため、「保守派リンクトイン」と呼ばれるデータベースを構築。2024年7月時点で約2万人の応募者を保有。
- **大統領令「Schedule F」**: 2020年にトランプが導入した公務員の解雇を容易にする命令を復活させ、忠誠心に基づく人事選定を推進。
#### (2) **政府機関の再編**
- **省庁の廃止・縮小**: 教育省、国土安全保障省、消費者金融保護局、海洋大気庁(NOAA)などの廃止または民営化を提案。
- **党派的支配**: DOJ、FBI、連邦通信委員会(FCC)、連邦取引委員会(FTC)を保守派のイデオロギーに基づいて再編。
#### (3) **社会・文化政策**
- **中絶とリプロダクティブ・ライツ**: 中絶薬(ミフェプリストン)の承認撤回、連邦資金による中絶関連サービスの禁止、コムストック法を活用した中絶薬の配送禁止。
- **LGBTQ+の権利**: トランスジェンダーの軍入隊禁止、性自認に基づく保護の撤廃、DEI(多様性・公平性・包括性)プログラムの終了。
- **キリスト教的価値観**: 政府と社会にキリスト教の価値観を浸透させ、同性結婚の廃止や「聖書に基づく家族観」を推進。
- **ポルノ規制**: ポルノの犯罪化や、性的指向・ジェンダーアイデンティティに基づく差別保護の廃止。
#### (4) **経済・環境政策**
- **減税と保護貿易**: 減税を推進する一方、保護貿易には慎重な姿勢を示す。
- **環境規制の大幅削減**: パリ協定からの���離脱、気候変動研究の資金削減、化石燃料産業の規制緩和。
- **医療改革**: メディケアとメディケイドの資金削減、Affordable Care Act(オバマケア)の緊急避妊薬適用撤廃。
#### (5) **移民と安全保障**
- **不法移民の強制送還**: 数百万人規模の不法移民の逮捕・収容・国外追放を推進。国家緊急事態宣言を通じて軍を動員する可能性も。
- **国境警備の強化**: メキシコ国境の壁建設や「聖域都市」への圧力強化。
- **死刑��迅速化**: 死刑判決の迅速な執行を促進。
### 3. **トランプとの関係**
- **公式な距離**: トランプは2024年7月に「プロジェクト2025について何も知らない」「一部はばかげている」と公言し、距離を置く姿勢を示した。これは選挙戦での批判回避のためとされる。
- **実際の関係**: プロジェクトの寄稿者の多くはトランプ政権の元高官(例:ポール・ダンス、ジョン・ラトクリフ、ピーター・ナヴァロなど)で、トランプの「Agenda 47」と政策的に一致する部分が多い。少なくとも31人がトランプ政権2期目の要職に指名されている。
- **影響力**: ヘリテージ財団は過去の共和党政権(特にレーガン政権)で政策提言の64%が採用された実績があり、トランプ政権でも影響力を持つと予想される。
### 4. **批判と懸念**
- **権威主義的批判**: 批評家は、プロジェクト2025を「独裁政治への道」「キリスト教ナショナリズム」と特徴づけ、法の支配、権力分立、政教分離、市民の自由が脅かされると警告。
- **気候変動への影響**: 気候変動対策の全面撤回や化石燃料推進は、グローバルサウス諸国への影響や国際的な気候協力を損なうと懸念される。
- **社会的影響**: 中絶やLGBTQ+の権利制限、DEIプログラムの廃止は、社会的包摂性を損ない、差別を助長するとの批判。
- **「第二次アメリカ革命」発言**: ヘリテージ財団のケビン・ロバーツ会長が「第二次アメリカ革命」を示唆した発言は、暴力的な脅威と受け取られ、民主党やメディアから強い批判を受けた。
### 5. **現状と今後の展望**
- **進捗**: 2024年7月、責任者のポール・ダンスが退任したが、プロジェクトの影響力は継続。トランプ政権2期目で多くの提案が採用される可能性が高い。
- **採用プロセス**: 保守派人材の育成プログラムやデータベース構築が進行中で、2025年1月の政権発足に向けた準備が着々と進む。
- **国際的影響**: 米国がパリ協定やWHOなどから撤退し、孤立主義的な外交政策を採用する場合、国際協調や気候変動対策に大きな影響を及ぼす。
### 6. **結論**
プロジェクト2025は、保守派のイデオロギーに基づき、連邦政府の構造と政策を根本的に変革しようとする野心的な計画です。トランプとの公式な関係は否定されているものの、元政権関係者の関与や政策の一致から、2期目トランプ政権で重要な役割を果たす可能性があります。ただし、その過激な内容は国内外で議論を呼び、民主主義や国際協調に深刻な影響を与える可能性が指摘されています。
### 情報源
- ヘリテージ財団公式サイトおよび「Mandate for Leadership」
- Bloomberg, Wikipedia, Forbes Japan, BBC, Newsweek Japan, NHK, ニッセイ基礎研究所web:0,1,6,7,10,13,19,23
- X上の投稿(一般的な意見の反映)post:0,1,2,3
詳細な質問や特定の側面(例:気候変動、移民政策)について深掘りしたい場合は、教えてください!
1 note
·
View note
Text
野鳥調査を通じたタジャン農家とインドネシア農家の交流プログラム 4日目
ようやく4日目です!
この日は朝からステイ先のラヨグ・カントリー・ファームのデッキから雲海が見れて素晴らしい1日の始まりを迎えることができました!!

*雲海はいくつかの条件が揃わないと見ることができないそうでラッキー!!
4日目のプログラムはタジャンの隣町サガダ訪問です!
車で1時間半ほどの距離にあるサガダは観光名所として有名で、マニラからだけでなく外国からもたくさんの人が訪れます。また、コーディリエラ地方の中でも、現在も伝統文化の継承を実践しているコミュニティです。サガダにはインドネシアのKlasik Beansと私たちCGNだけでなく、タジャンのコーヒー農家7名も一緒に行きました。私たちがサガダを訪れた目的は、コーヒー生産地としてとても有名なサガダが、コーヒー栽培とエコツーリズムをどのように関連づけて実践しているのかを学ぶためです!
朝ご飯を食べた後、ステイ先のラヨグを出発し、11時頃にサガダに到着しました。サガダはコーディリエラ地方の他の観光地に比べると観光システムが整っていると言えます。サガダの観光スポットに行く場合は事前に観光省のオフィスで登録し、ガイドの同行が必要です。
前述したように伝統文化を今も尊重しているサガダでは、コミュニティの長老たちの話し合いで決まったことは絶対なのだそうです。観光スポットの近くで葬式があり、そこへは外部者の立ち入りはできないと長老が言えば、その周辺は立ち入り禁止となります。観光客が仮にアクティビティを予約していたとしても、こういった伝統のしきたりにより遂行できないと言われてしまうことも少なくないのだそうです。今回、私たちがガイド協会にアレンジをお願いしていたコーヒー栽培地へのエコトレッキングも、近くで葬式があるということで、別のコーヒー農園での体験ツアーに内容が変更となりました。しっかりとコミュニティで伝統文化を守っていこうという姿勢があるおかげで、「伝統文化の村・サガダ」としてのブランディングに成功しているのかもしれません。
では実際にサガダの文化とはどのようなものなのか。まずはガンドゥヤン博物館Ganduyan Museumに学びに行きました。ここでは、館主の方の説明を聞きながら、展示されている伝統的な生活用具や武器、工芸品を見ることができます。中には第二次世界大戦で日本兵が残していったヘルメットなども展示されていました。意外と知られていませんが、第二次世界大戦末期に日本軍はマニラからここコーディリエラ地方まで北上してそのまま終戦を迎えたため、このような日本軍の遺品がルソン島北部の山奥に残されているのです。

*暮らしに使われてきた様々なカゴ類の展示。米などの穀物や豆の貯蔵用、狩りに行く時に弁当やタバコを入れたカゴなど、用途によって形はいろいろです。
博物館で工芸品を堪能し、昼食をとった後はケイブマン・コーヒー農園Caveman Coffee Farmへと向かいました。ここではコーヒーの収穫から加工、焙煎、試飲までの一通りを体験することができます。隣町のタジャンのコーヒー農家の人にはサガダのコーヒーが有名なのはよく知られているので、みんな興味津々な様子でした。
また、Klasik Beansnの人たちも乾燥中の豆の匂いを嗅いで、「これはこんな匂いがする」など意見を共有しあっていて、さすがコーヒーのプロフェッショナルだな〜と思いました。私も真似して同じことをしてみましたが、豆の匂いを嗅ぎ分けることなんてできませんでした(笑)。

*乾燥中のコーヒー豆を嗅いでいるKlasik Beansのアンドリたち。
余談になりますが、ここのファームからはずっと向こうの崖に棺桶があるのが見えます。これはサガダの特徴的な伝統文化の一つで、死者を棺桶に入れて崖に吊り下げる風習があったのだそうです。双眼鏡で覗くと棺桶の隙間から骸骨がはみ出ているのが見えました。全部人の力で崖の斜面へ棺桶を運んでいったそうですが、それにしても信じがたいくらいすごい場所にお墓があります。

*この写真はコーヒーファームから見えたものとは別の場所ですが、サガダではいろいろな所に棺桶が吊るされています!
コーヒーファームツアーを楽しんだ後は、そのままスマギン洞窟Sumagin Caveという洞窟へ行きました。私はただ洞窟に入って少し歩いて終わるものだと舐めていたら、バチバチのアドベンチャーでびっくり(笑)。入口を入ったところから上方にコウモリたちの鳴き声を聞き、下に落ちている彼らの糞を踏まないように、岩壁についているのを触らないように気をつけながら洞窟の中に入っていきます。「安全靴をはかなくてはいけない」とかいう概念はないらしく、それどころか途中から履いていたビーサンも脱ぐようガイドに言われ、ツルツル滑る洞窟の中をなんとか手で岩壁を触って行き先を探りながら、時には崖みたいなところをロープを使って登り降りし、上から垂れてくる水滴と地面にあふれている地下水でビショビショになりながら進んでいきます。
安全面でも衛生面でもこんなカジュアルにできるようなものなのか??と日本人としては思ってしまいそうですが(笑)。。。日頃から山でのコーヒー栽培や農業で鍛えているタジャンの人もインドネシアの人もフィジカルが強いので、ものともせずに進んでいきますが、山育ちでも何でもない環境でぬくぬくと育った私は転ばないようにするのに必死で、ガイドが説明してくれる岩の形などの周囲の景色をあまり楽しめずに終わってしまいました(笑)。

*洞窟の中の様子。タジャンからの参加者の一人は小さいお子さんを連れてきていて、時には子供を抱えながら崖を登り降りしていて終始ヒヤヒヤしました!!
無事に生還した後は、宿泊施設にチェックインし濡れた洋服を着替え、ガイア・カフェGaia Cafeへ夕食を食べに行きました。アクティビティを終えて空腹な私たちをボリューム満点のプレートが迎えてくれます。

*食べきれないほどのボリュームでした!
お腹いっぱいになったら、そのままみんなでミーティング。今日1日の���り返りだけでなく、これまでの3日間のフィードバックも共有しました。私たちはまだ残りの日程がありますが、バードリサーチのみなさんは次の日の朝にはマニラに向かって出発する予定になっており、ここが最後の全員でのミーティングの機会ということで、しっかりと感想を共有し合います。
このプロジェクトのテーマにあるように、野鳥が生息することがコーヒー栽培地の環境保全を証明することになります。それには、まずコーヒー農家の人たちに野鳥の果たす役割を理解してもらうことが重要です。Klasik Beans側からもタジャン側からも、もっと自分のファームにいる野鳥を調べたいとか、普段から意識して観察したいなどの感想が出てきて、これだけでもバードリサーチの野鳥調査の専門家がはるばる来てくださった意味があったと感じました。
タジャンの農家たちが抱える問題は、コーヒー栽培に関心を持っている若い世代がいないということです。それに対して今回来てくれたKlasik Beansのみんなは20代などの若い農家。あるタジャンの農家の方は、「自分たちは年寄りばかりで、コーヒーもハンドドリップで飲まないから味のクオリティがわからない。あなたたちは若くて、それだけでもリスペクトに値するのに、さらにクオリティまでわかるなんて本当にすごい」と言っていました。
それを聞いたKlasik Beansのウデンさんは、「自分たちも設立当初はおもに野菜を栽培する農家ばかりで、しかも50歳以上がほとんどでした。でもKlasik Beansが農家の子供たちのための塾をつくり、コーヒーの栽培からマーケティングまでのノウハウを教えたり、どうやって自分たちの土地の自然環境をケアするかをしっかり伝えていきました。その結果、今では50歳以下の農家が多くなりました」と経験を共有してくれました。Klasik Beansの次世代に繋げていこうとする取り組みと努力が素晴らしい!!
サガダのエコツーリズムに関して、冒頭に説明したように最初に観光省で登録した際に注意事項の動画を見せられたのですが、「騒音を立てない」などの超基本的なことも含めて20個くらいの禁止事項があり、私はちょっと厳しすぎないかな?と思いました。しかし、反対にKlasik Beansのウデンさんはとても良いシステムだと言う意見。彼の話では、インドネシアのバリ島では、観光客がツアーガイドを通さずに個人でバイクを借りて好き放題の場所でお酒を飲んだりしていて収拾がつかないのだそうです。それを聞いて確かに観光客からしたら自由の方が良いけど、自分が住民の立場だったら迷惑と感じることもあるなとハッと考えさせられました。
このプログラムに参加させてもらい、インドネシアやタジャンの人たちと旅をする中で様々な意見を聞く機会に恵まれ、今までの自分の考えにはなかった新たな発見があり、考えさせられることばかりです。
とくに、Klasik Beansが、小学校の時から学校教育とはまた別にコーヒーの栽培からマーケティング、さらには自分たちの伝統文化まで学ぶことができる塾(インフォーマル・スクール)を運営していて、農家の子供たちが自然や文化など、学校では教えてくれない暮らしに密着したことを学べる環境があるということが本当に素晴らしいと思います。
日本では決められたことや学校で教えられる勉強が全てで、それができることが賢いとされますが、本当に必要な知識は学校の中というよりも、外にあるのではないかなあと、Klasik Beansのみんなの話を聞いて、考えさせられていました。
ツアー5日目の報告もお楽しみに!!!

*それぞれの感じたことや意見を聞くことができてとても良い時間になりました。
Exchange program between farmers in Tadian and Indonesia through bird surveys - Day 4
Finally, it's Day 4!
We started the day with a breathtaking view of a sea of clouds from the deck of our accommodation, Layog Country Farm—a perfect beginning to the day!
Apparently, seeing a sea of clouds depends on several weather conditions aligning, so we were very lucky!
The main program for the day was a visit to the neighboring municipality of Sagada. Sagada, located about an hour and a half away by car, is a well-known tourist destination that draws visitors not only from Manila but also from abroad. Compared to other areas in the Cordillera, Sagada is notable for actively preserving its traditional culture. Joining us on the visit were Klasik Beans (Indonesia), CGN, and seven coffee farmers from Tadian. Our purpose in visiting Sagada was to learn how this well-known coffee-producing area is integrating coffee farming with ecotourism.
After breakfast, we left Layog and arrived in Sagada around 11 a.m. Tourism in Sagada is more systematically organized compared to other parts of the Cordillera. Visitors are required to register at the Department of Tourism office before entering any tourist site, and it’s mandatory to be accompanied by a local guide.
As mentioned earlier, Sagada continues to honor its traditional customs. Decisions made by the community elders are considered final. For example, if a funeral is being held near a tourist spot and the elders prohibit outsiders from entering, that area becomes off-limits—even if tourists have already made reservations. In fact, our eco-trekking tour to a coffee farm had to be changed at the last minute due to a nearby funeral. The local Guide Association arranged for us to visit a different coffee farm instead. Sagada’s strong commitment to protecting and honoring its traditional culture may be one of the reasons it has succeeded in branding itself as a “traditional village.”
So what is Sagada’s culture like, exactly? To find out, we visited the Ganduyan Museum, where the owner walked us through displays of traditional tools, weapons, and crafts. Surprisingly, there were even helmets left behind by Japanese soldiers during World War II. Toward the end of the war, the Japanese army moved north from Manila to the Cordillera, which explains why such relics can still be found deep in the mountains of Luzon.
There were many types of baskets on display, each designed for a specific use—like storing rice or beans, or carrying food and tobacco during hunting trips.
After exploring the museum and enjoying lunch, we headed to the Caveman Coffee Farm, where we got to experience the full coffee process—from harvesting and processing to roasting and tasting. The Tadian farmers were especially curious, since Sagada coffee is quite famous in their region. The members of Klasik Beans were also in their element, sniffing the drying beans and sharing their impressions—true coffee professionals! I tried to copy them, but honestly, I couldn’t tell the difference in scent at all (haha).
Here’s Andri from Klasik Beans smelling the drying coffee beans.
As a side note, we spotted some hanging coffins on a distant cliff while at the coffee farm—part of Sagada’s unique funerary tradition. The deceased were placed in coffins and suspended on cliffs. Looking through binoculars, we could even see bones sticking out of the gaps. It’s said that these coffins were carried up the steep cliffs entirely by hand. The locations are so extreme, it’s hard to believe it was done by people!
This photo is from a different spot, but hanging coffins can be seen all over Sagada.
After the coffee farm tour, we headed straight to Sumaguing Cave. I had assumed we’d just take a quick walk through the cave and be done—but wow, was I wrong! It was a real adventure. As soon as we entered, we could hear bats overhead and had to carefully avoid their droppings on the ground. There was no requirement for special shoes—in fact, at one point the guide even told us to take off our sandals! We climbed slippery rocks, used ropes to descend small cliffs, and got drenched by underground water dripping from above and pooling on the cave floor.
As a Japanese person, I couldn’t help but wonder if this level of casual, hands-on adventure would ever be allowed back home, safety- and hygiene-wise (haha). But both the Tadian and Indonesian participants, used to working in the mountains, handled it all with ease. As for me—raised in a much more sheltered environment—I spent most of the time just trying not to slip, and barely had the chance to take in the scenery that the guide explained about.
Inside the cave—one participant from Tadian brought a small child and had to carry them while climbing, which was nerve-wracking to watch!
After making it out safely, we checked into our accommodation, changed out of our soaked clothes, and headed to Gaia Café for dinner. After such an active day, we were starving—and the hearty plates of food really hit the spot.
The portions were massive—I couldn’t even finish everything!
Once we were full, we had a group meeting to reflect not just on today, but on the past three days of the program. This was our last all-group meeting, as the Bird Research team would be leaving for Manila early the next morning. Everyone took this chance to share their thoughts and experiences.
As the theme of this program suggests, the presence of wild birds is a strong indicator of a healthy coffee-farming environment. That’s why it’s so important for farmers to understand the role birds play. During the meeting, both the Tadian and Klasik Beans participants said they wanted to observe the birds on their farms more closely from now on. Just hearing that made me feel that the visit from the bird research specialists was truly worthwhile.
One issue that Tadian’s farmers are facing is a lack of younger generations interested in coffee farming. In contrast, many members of Klasik Beans are in their twenties. One Tadian farmer said, “We’re all getting older, and we don’t drink coffee using fancy hand-drip methods, so we don’t really understand coffee quality. You’re young—and that alone is impressive—but on top of that, you actually know what quality coffee tastes like. That’s amazing.”
To that, Uden from Klasik Beans shared their story: “In the beginning, most of our members were over 50 and mainly vegetable farmers. But we created a kind of informal school for the farmers’ children, where they could learn everything from coffee farming to marketing, and even how to care for the natural environment. Now, most of our members are under 50.” Their commitment to building a future for the next generation is truly inspiring!
As for Sagada’s ecotourism, when we registered at the tourism office, we watched a video that listed about 20 rules—including basic ones like “no loud noises.” I initially thought the rules were too strict, but Uden from Klasik Beans actually praised the system. He explained that in Bali, Indonesia, tourists often do whatever they want—renting bikes and drinking anywhere without guides, which has caused lots of issues. His comments made me realize that while freedom is nice for tourists, if I were a local resident, I might see things very differently.
This trip has given me so many opportunities to hear different perspectives from people in Tadian and Indonesia. It’s made me question some of my assumptions and opened my eyes to new ways of thinking.
One thing that really stood out was how Klasik Beans runs an informal school, separate from regular education, where kids can learn practical skills like coffee farming, marketing, and preserving their culture. It’s a place where they can learn about nature and daily life—things schools don’t usually teach. I think that’s amazing. In Japan, intelligence is often measured by how well you do in school and stick to the rules. But maybe the knowledge that truly matters is actually found outside the classroom.
Looking forward to sharing Day 5 with you soon!
1 note
·
View note
Text
3か月予報「【3月】春めき桜の開花は順調【4月】春爛漫【5月】早くも夏日」 2024/3~2024/5
【天気】3か月予報「【3月】春めき桜の開花は順調【4月】春爛漫【5月】早くも夏日」 2024/3~2024/5
2月20日(火)、気象庁が3月~5月の3か月予報と夏の暖候期予報を発表しました。これを日本気象協会のtenki.jpが、ビジュアル化して傾向を解説しています。 これによると、予想される海洋と大気の特徴は、全球で大気全体の温度が高く、「エルニーニョ現象」の影響で、太平洋赤道域の中部とインド洋熱帯域で海面水温が高く、積乱雲の発生はインド洋熱帯域で多くフィリピン付近は少なくなります。そして上空の偏西風は、平年よりやや南を流れます。このため、日本付近に南から暖かく湿った空気が流れ込みやすく、日本付近は暖かい空気に覆われやすくなります。 以上の事から関東地方の気象傾向は次の通りです。 【3月】寒気の影響は弱く、気温は「平年並み」で、桜の開花は順調に進みます。ただし昨年のような記録的な早期開花ラッシュにはなりません。晴れの日が多く乾燥し、晴れた日は花粉が多く飛びます。なお高温傾向でも一時的に寒…
View On WordPress
#3か月予報#3月#4月#5月#tenki.jp#インド洋熱帯域#エルニーニョ現象#ソメイヨシノ#ビジュアル化#フィリピン付近#一時的#乾燥#予想される海洋と大気の特徴#偏西風#傾向#全球#周期的#変化#夏の暖候期予報#夏日#大気全体#太平洋赤道域#寒の戻り#寒気#寒気の影響#平均気温#平年並み#影響#日本付近#日本気象協会
0 notes
Text
TEDにて
ローラ・ロビンソン:神秘的な海底で私が出会う秘密
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
海面下数百メートルで、ローラ・ロビンソンは巨大な海山の急斜面を徹底的に調査しています。
長い時を経て海がどのように変化したのかを突き止めるため、千年の時を経たサンゴの化石を探し求め、原子炉で分析するのです。
彼女は地球の歴史の研究から地球の未来はどうなるのか、手がかりを得ようとしています。
海面下数百メートルでローラ・ロビンソンは巨大な海山の急斜面を徹底的に調査しています。
長い時を経て海がどのように変化したのかを突き止めるため、千年の時を経たサンゴの化石を探し求め、原子炉で分析するのです。
彼女は地球の歴史の研究から地球の未来はどうなるのか手がかりを得ようとしています。
私は海洋化学者です。現在の海洋の化学を調査し、過去の海洋の化学を考察します。過去の考察には、深海にあるサンゴの化石を使います。
これはサンゴの写真です。南極付近の水深数千メートルの深海で採取されたもので南国に行ったことがあれば、運良く見ることもあるサンゴとはかなり違います。
この話で海洋の4次元的な見方を示したいと思います。例えばこの美しい海面水温の平面画像は、2次元になります。これは驚異的な空間解像度を備えた人工衛星で撮影されました。
全体的な特徴は、実にわかりやすいものです。赤道地域は、日射量が多いため温暖で極地は日射量が少ないため寒冷です。
これにより南極大陸と北極圏で氷冠が発達します。もし皆さんが海に深く飛び込むか、つま先を入れるだけでも深くなるにつれて冷たくなるのが分かります。
その主な理由は、深海に広がる底層水は、極地の冷たい高密度水が循環したものだからです。
2万年前にさかのぼると地球は今と随分違って見えます。大昔に時間を巻き戻すと目にするであろう主な違いの一つをご覧に入れます。
氷冠はずっと広大でした。氷の塊が多くの大陸を覆い海上まで広がっていました。
海面は今より120メートル低く二酸化炭素の量は、今よりずっと低レベルでした。故に当時の地球の気温は、全体的に3~5度低く極地の気温は更にずっと低かったと考えられます。
私と同僚たちが理解に努めているのは、どのようにして昔の寒冷な気候から現在の温暖な気候へと移り変わったのかです。
氷床コアの研究から寒冷期から温暖期への移行は、太陽放射量の緩やかな増加をもとに皆さんが予想するほど安定的ではなかったことが分かります。
氷床コアからこれらが分かるのは、氷を下に掘り進めて行くと年毎の層が見られるからです。
氷山にもあります。このような青と白の層です。氷床コアにはガスが閉じ込められており、二酸化炭素濃度の測定が可能で昔は二酸化炭素濃度が、低かったと知ることができます。
また氷の化学的性質から極地の気温の情報も得られます。皆さんがもしも2万年前から現代に来れば、気温の上昇に気付きます。気温の上昇は不安定でした。
急激に上昇することもあれば、停滞期に入ったり、また急上昇したりしました。これは南北の極地で異なり二酸化炭素濃度も急上昇しました。
私たちは海との大きな関連を確信しています。海は大量の炭素を貯えていて、その量は大気中の約60倍です。それは同じく赤道を越えて熱を運ぶように作用し、海は栄養豊富でこれが基礎生産力を左右します。
深海で何が起きているかを知るには、実際に深海に潜り、何があるかを見て調査することが不可欠です。この見事な映像は、陸地から遠く離れた大西洋赤道域の国際水域にある水深約1キロの海山で撮影しました。
我々研究チームを含めて、このような海底の映像を見たことある人は、ほとんどいません。皆さんはおそらく私たちも知らない新種の生物を見ています。
サンプルを収集し、一心不乱に分類するだけです。バブルガムサンゴがいます。サンゴに潜んで成長すクモヒトデもいます。サンゴから伸びている触手のようなものです。様々な形態の炭酸カルシウムから成るサンゴが、巨大な海山の玄武岩の上に成長しています。
この黒っぽい物体は、化石化したサンゴです。後で昔の話をするので、これについてもう少し説明します。
まず私たちは調査用ボートを借ります。テネリフェ島に停泊する海洋調査船ジェームズ・クック号です。美しいですね。船乗りでなくても分かります。このようにしていることもあります。
貴重なサンプルを失くしていないか確認している場面です。皆が忙しく動き回ったり、私はひどい船酔いをしたりと楽しいことばかりではありませんが大抵は楽しいです。
私たちは腕利きの地図製作者になる必要がありました。このように見事なサンゴの分布は、なかなかありません。世界中の深海にありますが、私たちは本当に適当な場所を見つける必要があります。
今見たのが世界の海底地図、その上に重ねたのが昨年の航路です。7週間の航海でした。約7万5千平方キロに及ぶ海底の地図をたった7週間で独自に作成しましたが、これは海底のほんの一部分です。
西から東へ移動します。大きな縮尺の地図では、海底は何の特徴もなく見えますが、これらの山のいくつかはエベレスト級の大きさです。
私たちが船上で作成する地図では、約100メートルの解像度が得られ、これは機材の配置場所を選ぶには十分ですが観察には不十分です。
このため遠隔操作の無人探査機を海底から約5メートルで泳がせる必要があります。すると水深数千メートル地点で1メートルの解像度の地図が得られます。
この遠隔操作無人探査機は、研究用のレベルです。上部にずらりと並んだ大きなライトが見えます。高解像度カメラやマニピュレーターアーム、サンプルを収めるための多数の小箱などがあります。
さあ今回の航海で初の潜水です。海に潜っています。無人探査機が他の船の影響を受けないようにかなりの高速で潜らせます。さらに深く潜るとこのような物が見えます。体長1メートルほどの海綿動物がいます。
これは泳ぐ棘皮動物。つまり小さなナマコです。これはスローモーションです。映像の大部分は、実際は長時間かかるので早送りしています。これもまた美しいナマコです。
これからお見せする動物に皆さん驚くでしょう。私も見たことがなかったので一同が驚いたものです。約15時間の作業の後で私たちが少しイライラしてきた頃、突如この巨大な海の怪物が、くねりながら通ったのです。
これはパイロソーマもしくは群体ホヤと呼ばれています。私たちが探していた物ではありませんでした。私たちが探していたのは深海のサンゴです。
ある映像をお見せします。小形で体長は5センチ程です。炭酸カルシウムでできているので触手が見えます。海流を受けて動いています。このような生物は恐らく100年は生きています。
そして成長しながら海から化学物質を取り込みます。その化学物質の種類や量は、水温、pH値や栄養素によって異なります。どのように化学物質が、骨格に取り込まれるかが分かれば戻って化石標本を収集し、昔の海がどういうありさまだったのか再現できます。
これは私たちが真空装置でサンゴを収集し、サンプル容器に入れている様子です。これはとても慎重な作業だと言っておきます。
中にはさらに長命な生物もいます。これはクロサンゴ類のレイオパテスで同僚のブレンダン・ロアークが、ハワイの海面下約500メートルで撮影しました。
4000年は経過しています。この枝を1本採って磨いてみると画面のさしわたしが数百ミクロンです。ブレンダンは、これをいくつかの分析にかけ跡が見えますね。実際の成長輪の可視化に成功しました。
つまり、水深500メートルのサンゴも季節による変化を記録できるのです。これには目を見張ります。しかし、4000年では最終氷期の最盛期には届きません。
ではどうするか?
これらの化石標本を調査します。このため私は研究班で実に不人気です。海底へ進んでいくとあちこちに大きなサメやホヤそして泳ぐナマコ、大きな海綿動物がいます。
しかし、私は研究員を化石のある場所へ連れて行きショベルで海底をすくうことにたっぷり時間をかけさせるのです。
そして、これらのサンゴを全て収集して持ち帰り分類します。それぞれ年齢が異なり、もしも年齢が分かれば、化学信号の測定が可能で過去に海で何が起きていたのかを調査するのに役立ちます。
左側の写真は、サンゴの一部を採取し、注意深く磨いて光学像を撮影したものです。右側の写真は、同じサンゴのかけらを原子炉に入れ核分裂を誘発した画像です。核分裂のたびにその痕跡が、サンゴに残されていくのでウランの分布がわかります。
この分析は何のためか?ウランはぜんぜん評判の良くない元素ですが、私は好きです。崩壊によりその比率や事象が起きた年代を測定できます。最初を思い出すとこれこそ気候の調査で突き止めたかったことです。
サンゴが含有するウランと娘核種のトリウムをレーザーで分析すると化石がちょうど何歳か分かります。
この南極海の美しい動画を使って、私たちがサンゴから古代海洋の情報をどのように得るのか説明していきましょう。ライアン・アバナシーによるこの動画で海面の海水の密度が分かります。たった1年分のデータですが、南極海がどれほど活発なのかがわかります。
ボックスが示す海水の密度が、集中的に混合している海域。
特にドレーク海峡は、世界で最も潮の流れが荒い海域の一つで潮は西から東へ通っていきます。海中の大きな山の上を流れるので激しく混合し、海中の大きな山の上を流れるので激しく混合し、これが海中と大気中の二酸化炭素と熱を交換可能にします。
基本的に海は、南極海を介して呼吸しています。
私たちは南極海の海峡を行来してサンゴを収集し、ウラン年代測定により驚くべき発見をしました。実は氷河期から間氷期へ移行している間にサンゴは南から北へ移動していたのです。理由は分かりませんが、食料や水中の酸素と関連していると考えられます。
さて、ここからです。
南極海のサンゴから得た気候についての見解を説明します。私たちは海山を上って下り、サンゴの化石を集めました。これが私の説明です。私たちは独自のサンゴの分析により、氷河期を研究した結果、南極海の深部は炭素が豊富で上部は低密度の海水の層であったと知りました。
これが海から二酸化炭素を放出しないようにします。
その後見つけた中間年齢のサンゴにより、気候の遷移の中で海水が混合したことが分かりました。これにより炭素は深海から放出されるようになります。
より現代に近いサンゴを分析するか実際にとにかく海底まで潜り、サンゴを化学測定すれば、私たちは炭素が出入り可能な時代に移ったのだと分かります。こうして私たちはサンゴの化石を環境を学ぶために役立てています。
最後のスライドをご覧ください。これは先ほどご覧に入れた映像の抜粋です。見事なサンゴの庭園ですね。想像を絶する美しさです。数千メートルの水面下、新種の生物がいます。とにかく美しい場所です。
ここにある化石全て。そして深海にあるサンゴの化石の真価を皆さんにお伝えしました。
今度幸運にも飛行機で海を越えるか航海する機会があれば思い出してください。海底には誰も見たことのない巨大な海山や美しいサンゴの庭園があると。
ありがとうございます。
(個人的なアイデア)
プラネタリー・バウンダリー提唱者のヨハン・ロックストロームもSDGsに採用されてる。
SDGsは、一神教での法人倫理を統合し数値化している可能性もあります。
多神教ではブッダの八正道です。
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。具体的にSDGsの数値を示さない権力濫用の口実に注意!
これらの源流は、Spaceship Earth(宇宙船地球号)のバックミンスターフラー。
バックミンスターフラーは、思想家というか製品デザイナー?
ガイア理論の方が馴染みがあって、こっちの方が腑に落ちるが、それがスティーブジョブズに継承し、今のAppleParkに繋がる影響を与えた。
AppleParkは、バックミンスターフラーの弟子が建築しています。
経済学者で、ケンブリッジ大学名誉教授のパーサ•ダスグプタが、イギリス政府に提出した報告書の中に登場。
経済学を学ぶと、登場する資本や労働などの生産要素の投入量と算出量の関係を示す生産関数があります。
こうした関数は、様々な前提条件に基づきますが、経済学者は、収穫逓減の法則と言うものをよく知っています。
このような人工的な生産関数とは、他に天然由来の生産関数。
つまり、自然から収穫できる生産関数を導き出し、地球全体の生産関数というエコシステムを数値化することでバランスをコントロールできるかもしれないというアイデア。
ここでは、自然資本と呼びます。
自然資本を加味すれば現在の経済成長ペースがどこまで持続可能かを分析することもできます。
人間は、国内総生産GDPを生み出すため、自然から資源を取り出して使い、不要になったものを廃棄物として自然に戻す。
もし、自然が自律回復できなくなるほど、資源が使われて、廃棄されれば、自然資本の蓄積は減少し、それに伴い貴重な生態系サービスの流れも減っていくことになります。
さらに、教授は、経済学者も経済成長には限界があることを認識すべきだと説いています。地球の限りある恵みを効率的に活用しても、それには上限があります。
したがって、持続可能な最高レベルの国内総生産GDPと言う臨界点の水準も存在するということが視野に入るようにもなります。これは、まだ現時点では誰にもわかりませんので解明が必要です。
なお、地球1個分は、ずいぶん昔に超えています。
<おすすめサイト>
OpenROV Trident - An Underwater Drone for Everyon
ヨハン・ロックストローム:繁栄する持続可能な世界SDGsを築く5つの革新的な政策?
ジェニファー・バーディン:海流が起こるしくみ?
ケイト・スタッフォード: 人間由来の水中騒音がいかに海の世界を脅かしているか?
ローズ・ジョージ:あなたが見たことのない海運業界の内へ
トーマス・ペスチャック:海洋写真家の世界へ飛び込もう
トリオナ・マクグラス: 海洋汚染は海水の化学をどのよ���に変えるのか
アリエル・ウォルドマン:南極の微生物たちの多彩な世界
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷高橋クリーニング店Facebook版
#ローラ#ロビンソン#海洋#氷河#気候#環境#サンゴ#船舶#二酸化炭素#カーボン#ニュートラル#イルカ#微生物#コロナ#パンデミック#NHK#zero#ニュース#発見#discover#discovery#クジラ
0 notes
Text
11月もまだ異例の暑さ 12月は季節急加速 冬型強まり、日本海側で雪多め 3か月 - ライブドアニュース
以下引用
気象庁は今日22日、この先の3か月予報を発表。11月に入っても気温は全国的に高い傾向。ただ、12月は季節が一気に冬へ急加速。冬型の気圧配置が強まり、北風が身に沁みる寒さの日が増え、日本海側では雪が多い傾向に。いつまでも続く暖かさに油断せず、着々と冬支度を。
予想される海洋と大気の特徴 12月以降は冬型強まり、寒気南下
気象庁は今日22日、この先の3か月予報を発表しました。 この冬は、ラニーニャ現象時の特徴が現れる可能性が高まっています。11月はしばらく寒気の影響を受けにくいものの、12月以降は、寒気の影響を受けやすくなるでしょう。 上空の偏西風は中国付近では��に、日本付近でやや南に蛇行する見込みです。シベリア高気圧は南東側への張り出しがやや強く、アリューシャン低気圧は西側で強いでしょう。 12月以降は、東日本や西日本を中心に冬型の気圧配置が強まる時期がある見込みです。東日本や西日本の太平洋側は低気圧の影響を受けにくく、北日本では低気圧の影響を受けやすいでしょう。
11月に夏日も 12月は季節が急加速 冬物準備を
この先の気温ですが、3か月予報では、11月もまだ高温傾向が続く見込みです。 11月のうちは、全国的に平年に比べて高い傾向で、特に沖縄・奄美、西日本、東日本は平年よりも高いでしょう。今年10月は東京都心や名古屋市、福岡市で真夏日の最晩記録が出るなど異例の暑さとなっていますが、11月に入っても最高気温が25℃以上の夏日が出るなど、なかなか季節が進まないでしょう。とはいえ、朝晩と日中の寒暖差は大きい時期ですので、重ね着をするなど時間帯によって調節しやすい服装を心がけましょう。 12月には冬型の気圧配置が現れやすくなり、一気に冬の訪れを感じられる日が増えるでしょう。 全国的に気温は平年並みとなる見込みで、11月が高温なだけに、落差が大きく感じられそうです。北風が身に沁みる寒さとなり、北日本に限らず、東日本や西日本も昼間もコートが手放せない日が続くでしょう。来年1月も全国的に気温は平年並みとなる見込みで、真冬らしい寒さになりそうです。 いつまでも暖かさが続きますが、急に寒くなりますので、しっかりと冬支度をしておきましょう。暖かいニットや厚手のジャンパー、冬物コートはすみやかに準備できるように早めに整えておくと良さそうです。
この冬は日本海側で雪や雨が多い傾向
昨シーズンの冬は全国的に暖冬となり、雪の少ない冬となりましたが、今年は傾向が変わりそうです。 11月の降水量は全国的に平年並みとなりますが、12月になると、東日本や北日本の日本海側で平年並みか多くなるでしょう。降雪量の予想は、北日本の日本海側のみ発表がありますが、平年並みか多い予想です。12月から季節風が強まり、北日本や北陸では雨や雪の降る日が増えるでしょう。 日本近海の海面水温は平年に比べて高い状態が続いています。海の温度はなかなかすぐには下がらないため、強い寒気が流れ込むと、積乱雲が発達し、局地的に大雨や大雪をもたらす恐れがあります。11月も気温は高い傾向ではありますが、雨や雪が予想される場合は、降り方や降水量、降雪量に気を付けて、情報をご確認ください。 【北日本】北海道・東北地方 【東日本】関東甲信・北陸・東海地方 【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部 【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方
0 notes
Text
桜くつ器
「くつ」というのは今自分で考えた動詞で、その場に固定するみたいな意味です。くくりつけるとか、打つとか、木槌で叩いてぴんと固定させる感じ。なにかいい漢字がないかなと思ったけど、思いつかなかった(と思ったが、「繰つ」というのがいいかもしれない、口が3つもあって硬そうなところがいい)。桜くつ器というのは、桜が固定されて飾られている器の意。
カウンセリングに行ってカウンセラーの先生に3ヶ月ぶりに話をしてもらい(ずっと予約の電話をかけることができず、3ヶ月ぶりとなってしまった)、さまざまなことが整理され、やっと、ここ数週間のうつ状態からすこし回復したように思われる。とくに一秒ごとに噴出していた希死念慮は無くなった。帰りに蔦屋書店に寄ってしまい、まさかここで本を買うとは思わなかったのだが、文庫本4冊をレジに持っていっていた。まだ前に買った本を読み終わっていないのになぜかこのようなことをしてしまう。これは23歳くらいからずっとそう。恐ろしい書籍購買依存症だ。「本を買う」という行為にのみ意味があり、読むことは全然しない。たまには読むが、1冊を頭から終わりまで読み切るということは殆どない。最近はその事に罪悪感も苦悩も呆れも何も覚えなくなってきた。この数ヶ月本を買うことをやめられていたのに、いきなりこのように浪費してしまい、衝撃もあるが、まあいつもの自分だなと思った。『京都SFアンソロジー』『貝に続く場所にて』『クララとお日さま』『実力も運のうち』の4冊。京都SFは暴力と破滅の運び手さんの「ピアニスト」が読みたくて買った(まだエチ小賞アンソロも読み終わっていないし、ブラームスの乳首も読み終わっていないのだが)。貝に〜は、書店で見て、芥川賞と群像新人賞の受賞作で、言語に関する物語とあったので、かなり気になって買ってしまった。講談社文庫はビニールが最初からかかっていて中が見えないのだが、帰宅してビニールを破って(この作業、���略したい。講談社は早く正気に戻って文庫本にまでビニールを掛けるのはやめてほしい)中を見たら、かなり余白の多い組版で、行間もひろく、見た目のうつくしさに拘りを感じた。いかにも芥川賞受賞作という感じで良い(組版への拘りというと黒田夏子の『abさんご』を思い出す。あれもかなり好きだった)。クララとお日さまは、ことこさんに内容を教えてもらった時に読みたいと思い、文庫化もしたことだし、と買っておいた。ひじょうによい子のAIの一人称で、カズオ・イシグロのいつものあれですよ、と言われたので(語り手の認識と世界との齟齬というかズレが特徴的なことが多い)、そして立ち読みしたところクララ(AI)にかなり好感を持ったので、読もうと思った。マイケル・サンデル(実力〜)は、かなり西洋哲学やキリスト教的価値観を引いて解説している(おそらくアメリカ人の状況を)と感じたので買った。『資本主義の〈その先〉へ』(大澤真幸)を読んでいるところなので、かなり内容に惹かれた。昔からだが、やはり「アメリカ」というものの面白さが私の冒険心を掻き立てる。同じくらい「日本」というものも面白いのだが、日本には一見してわかるような一貫性がない。だからこそ歴史の追いがいもあるのだが、やはりプロテスタントの「理想国家」として作られた人工物のアメリカのほうが理解しやすく、直截的なエキサイティングが得られる。昨日観劇したミュージカル「ラグタイム」では、二十世紀初頭のアメリカのフランス系アングロサクソン、ラトビア系ユダヤ、アフリカ系黒人の三つの民族の交わりがえがかれており、面白かった。私はスウィング・ジャズが好きなので、音楽としてのラグタイムにもっと言及があるのかしらんと思ったが、そこは特になかった。ミュージカルとしては、クラシック、ラグタイム、スウィング、ポップスと、割とオーソドックスなラインナップだったので、音楽的にはそこまでラグタイムに特化していたわけではなかった。そもそもこのラグタイムという語の、本来次の音が来るであろう箇所(次の拍)ではまだ音が来ず、ラグがあって少し拍より遅いところで次の音が来るシンコペーションのことを表している本来の意味とともに、さまざまな人種や民族がアメリカに絶えず流入し、立場がさまざまに変わりながら、「アメリカ人」になっていくまでのラグタイム(過渡期、猶予期間のようなイメージ)を描いているということなのかもしれない。私は音楽的なラグタイムは、クラシックとジャズを繋ぐ時期のもの(リズム、シンコペーション)という認識なので、まさにラトビア(欧州、クラシック)から移民としてアメリカ(新大陸、ジャズ)へ渡って、映画監督として「アメリカ人」として認められるまでのターテ(俳優は石丸幹二さん)の不遇の期間のことと考えると自然だ。音楽を、ジャズを主体としたミュージカルというのが見てみたいと思う(映画でも)。そういう作品はたくさんあるので、そのうち出会えるといいなと思う。そういえば前回日生劇場で見た「ジャージーボーイズ」はジャズを通り越してポップス…というかブルー・アイド・ソウル(白人がアレンジしたR&B)またはロックの話だったが、アメリカの商業音楽の世界を存分に楽しめた。ジャズのミュージカルとしては誰に焦点を当てるかだが、誰に当てても大物だらけの舞台(要素がもりだくさん)になってしまい、かつミュージカル・ナンバーもジャズにしないと成り立たなさそうだが、日本のミュージカル俳優はジャズ・シンガー(の歌い方)ではないので、なかなか難しいのではないかと感じる。「ラグタイム」ではサラ(黒人女性)役の遥海さんの歌唱が圧倒的で(彼女だけミュージカルの発声ではなく、全編通してソウルの歌い方だった)、歌だけでいえば主役の3人を凌駕していたのではないかと思う。完全に自分の声を縦横無尽に舞台全体で走り回らせ、かつコントロールも完璧だった。ミュージカルの歌い方では、ああいう芸当はできないというか、そもそも方向性が違うのでなんとも言うべきではないが、ソウルやジャズの歌い方もできるミュージカル俳優というのがもしいたら最強だろうな、ということを夢想した。クラシックの基礎の上にジャズの歌い方もマスターしているとなると、日本では平原綾香やKOKIAが私などは浮かぶが(上の世代だと美空ひばりや森山良子だろうか)、芝居も歌も極める上に、歌は2種類も、というのはやはり難しいのだろうか。我らが東啓介氏(私が舞台刀剣乱舞のバックステージ映像で好きになり一時期ガチで応援していた俳優)に関しては、私は今回もあまり納得が行かなかった。同行した友人は「28歳だし、そんなにすぐに変わる(成長する)ものではなく、熟達を求めるのは10年後とかかなあ」というようなことを言っていて(記憶違いがあったら申し訳ない)、私は東啓介にあまりにも多くを求めすぎているのだろうか、と思う。応援していることは応援しているのだが、追っていた頃の急成長と比べて、本格的なミュージカル俳優となってから、舞台上で分かりやすい「成長」というのが感じられないため、刺激に飢えているのかもしれない。演技もいつも同じに見えるし、発声の仕方も特に試行錯誤するでもなくいつも変わらず、なんかこう、変化…バリエーションが無い。それがつまらなく感じる。育ちが良く上品な所作、という当て書きのような役柄を続けて見てしまっているせいもあると思う。5DAYSの時みたいな、もっとしょうもない若者とか、マタ・ハリの時の恋に狂った青年とかの、本人の育ちの良さを封印するような役の方が見てみたいなあと思う。もっとヘドロの中を生きてきたような役を与えられた時に、果たしてどこまで生来の「品の良さ」を封印できるのか。というのは、彼を起用する演出家やプロデューサーが、どこまで東啓介の演技に期待してくれるのか、という問題も関わってくると思う。舞台上の発声はもっと先輩俳優の声の響きを聞いて試行錯誤してみてほしい。声が小さくても響かせるための発声。歌い方も最初の子音の破裂音というか呼気が入りすぎているが、これも前回から変化なしで、歯がゆい気持ちになった。歌はロングトーン以外でも「聴かせ」なければならないが、今のところロングトーンがないと東啓介の歌声はあまり目立てないというか、ほかの歌声との差別化が為されない。これに関してはどうすればいいのか素人にはわからないが、とにかく今までの練習や方向性を踏襲するのではなく、さまざまなやり方、歌い方、技法、発声方法を試して、もっと声に色をつけてほしい。ファンレターに書けばいいことを長々と書いてしまった。ファンレターに書きます。
夜、じゅんえん先生と話していたら赤森さんが来訪し、最終的に2時過ぎまでウエルベックの小説や文化や価値観の��いについて話してしまった。私は『ある島の可能性』を見つけて買って持っているだけでまだ最初の3ページしか読んでいないのだが、今日あらすじを聞いて、中身を結構拾い読みして、どんどん読んでいきたいと思った。ウエルベックを紹介する時の赤森さんは「とにかく中年男性主人公がキツい(見ていてキツい、キショい)」ということを語るのに非常に活き活きとしていて面白い。赤森さんはもともと面白い方なのだが、ウエルベックを語る時の赤森さんは「主人公のここが無理」ということを鮮烈に話してくれるし、ストーリーの面白さもきちんと伝えてくれるので、凄いなあと思う。ちなみにファフナーをTwitter上で語っている時の赤森さんもかなりのエンターテイメント性がある。
じゅんえん先生は酒が飲めない、かつ所得の低い私のことを気遣って、飲みに誘わないでいてくれたのだが(とても優しくて感動した)、今後は数回に一回は混ぜてくれるらしい。私があまりにも拗ねすぎたなと思ったのでやや反省した。
2023.9.19
2 notes
·
View notes
Text
「葬送のフリーレン」と「ダンジョン飯」の対比と日本と西洋フェミニズムの枠組みのズレみたいなことの粗論
・あまりやる気がないので、できるだけ簡単に書きたい感じだが……。箇条書きにしてみよう。
・ちなみに、「葬送のフリーレン」も「ダンジョン飯」も、個人的にはネットで断片情報に触れた程度で語る。 (だから別に批評ではないし、「こんな感じなのかな?」くらいの印象論)
・なぜ「葬送のフリーレン」と「ダンジョン飯」を並べるかというと、「どちらも女性作家の作品だと思うから」。
・つまり、「葬送のフリーレン」原作の山田鐘人も、作画のアベツカサも女性だと思う(多分、二人を引き合わせた編集者も女性。男性では女性同士の機微みたいなものが分からないと思うので)。「ダンジョン飯」は言うに及ばずが。
・「葬送のフリーレン」について。まず、「葬送のフリーレン」の凄さをちゃんと語れている人がいるのか疑問だ。多分語れるとしたら、ファミコン世代くらいではないか、と思っているが。
・山田鐘人はネームレベルまで描いているみたいな情報も見たので、表現のニュアンスも伝わっているのではないか。
・と考えると、「(ニュアンスレベルで伝わっているはずである)バトルシーンにそこまで力を割いていないのは山田鐘人の作家性であり(最新話近辺ではまた変わってきているらしいが、読者の反応(と、ネットの評判?)を見て展開を変えている部分はあると思った。僧侶アゴヒゲの退場とか。私自身は、過去に過干渉すぎて失敗したこともあるので(大体、いい年したオッサンが何をやっているのやら、だ)、今回は『今後の展開予想』は書かない)、「鬼滅の刃(こちらも女性漫画家作品)」と共通する部分ではあるし、両作品とも、アニメ制作会社が戦闘シーンを盛り盛りにして好評だった(派手なバトルシーンを描くのを得意とする男性アニメ作家と、人間同士の機微を描くのを得意とする女性漫画家という補完関係が成り立っていると思う)。
・ただ、ここまで「女性から見た女性中心の世界観」の大ヒット少年漫画はなかったと思う(高橋留美子作品にしても、「鬼滅の刃」にしても、「鋼の錬金術師」にしても、「少年漫画である以上、少年が読者であろう」という暗黙の了解がここまで破られていない気もする。男性目線でおっぱいおっぱいもある訳だし(「鋼の錬金術師」はそうでもないか?))。女性作家だというだけで、高橋留美子も結構理不尽な思いをしたと思うし。
・この「女性から見た女性中心の世界観」を読み解けていないのが(少なくとも私はその指摘を目にしていない)、逆に変じゃないか、と思うのは、私が年を取ったからだと思った。
・唯一神である女神様は女性だし(ドラクエの精霊ルビスは「おお神よ」と祈っていなかったかな)、最強のエルフの大魔法使いであるゼーリエも女性。(おそらくフリーレンの世界では究極の力であろう)魔法は女性上位の世界観である。基本的に、男性は「女神に仕える」か、「女性を守る騎士役」が大半(甲斐性持ち)。暴力によって、俗世間で世を統べているのは男性なのかも知れない(し、それこそ、女王とかも出てくるかもしれない)。
・物語の重低音として、フリーレンとヒンメルの悲愛(?)がある訳だが、ヒンメルは、もうこの世にはいない。エヴァから引用するならば、
"彼女というのは遥か彼方の女と書く。 女性は向こう岸の存在だよ、我々にとってはね。 男と女の間には、海よりも広くて深い川があるってことさ。 加持リョウジ(新世紀エヴァンゲリオン)"
逆に言えば、女性から見れば、男性は、つまり、"彼氏"は向こう岸の存在とも言える。 実際、彼岸(あの世)にいるわけだが、ヒンメルは。
つまり、読者は、フリーレンの側として、世界を見ている。 で、物語の描き方としては、ヒンメルは「理想の彼氏」であり、ユートピア(どこにもない)みたいなものだ。 その結果としての読者投票一位なのではないか。
・山田鐘人が表に出てこないのも、その辺の事情があると思うが、時代の意識としては、「もうそんなことは問題ではない」ということだと思った。
・若い世代から見れば、週刊少年サンデーはすでに辺境であり、最前線はTikTokとかその辺であり、フリーレンに難癖をつけてくるとしたら、高橋留美子時代くらいからの漫画読みだと思う。というか、子供が読んでいる漫画に難癖付けるのもどうなの?失礼ですが、あなたおいくつですか?みたいな感じか。
・その辺は、世代論として割り切れると思った。ある世代においては「SFかどうか」が問題であり、(その世代で)議論が好きな人は今でもその議論を延々としていると(多分、お亡くなりになるまで)。別の世代においては、「ロック」だったり、「RPG」だったりする。確かに時代の意識は変わってきている、と思った(フリーレンではないが)。
・で、単なる実態として、「今現在の週刊少年サンデーの仮想敵は、月間少年ガンガンというより、ざっくり『ガンガン系』でくくるべきか?この辺はよく分からない。ヤングサンデーの現状なんて全然押さえていない」であり、読者のメイン層がかなりかぶってきているようにも見える(具体的には、女性層。例えば、「薬屋のひとりごと」のコミカライズは、「サンデーGX」版と「ビッグガンガン」版がある。そんなことは、編集側も百も承知だと思うが)。
・「名探偵コナン」の女性人気がその方向性を決定づけたかどうかは分からないが、絶頂期は、三大誌として、「週刊少年ジャンプ」「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」があったわけだが(「チャンピオン」はそれに続く感じ?)、個人的には、16bit時代のゲームマシン戦争を思い出す感じだった。硬派気取りの「マガジン」的なメガドライブや、軟派な(というか、本質的には「柔軟性のあった」というべきかも)PCエンジンは、圧倒的な強者である「ジャンプ」的スーパーファミコンに蹴散らされた。
・にしても、メガドラもエンジンも、スーパーファミのラスボスオンパレードのようなラインナップを相手によく粘ったな、とは思うが。ちなみに、メガドラ→「異世界おじさん」→岡田斗司夫が評する(右派)、エンジン→「ハイスコアガール」→山田玲司が評する(左派)みたいな関係はあるとは思うが、遠目から見れば、大同小異で、「あー、なんか、新しいファミコンみたいなヤツ?」として片付けられていた(と思う)。
・にしても、「ガンガン系」を語る人があまりいない、というのも、ヒエラルキーの一つの現れなのかも知れない(スクエニやアスキーは出版社としては弱者的な?)とは言え、。「ガンガン系と(高橋留美子以降の、(テレビゲーム原作である)ドラクエ4コマから始まった流れでの)女性作家」という文脈で語れるものもあると思うんだが(アニメ化された「月刊少女野崎くん」にしても、「その着せ替え人形は恋をする」にしても、海外でも人気のようだし)。そもそも、批評や評論みたいなニーズが無くなってきているからかもしれない(逆に、忖度するのが当たり前のメディアを参考にしている人はいるのかな?)と思うが。それならば、素人の率直な感想の方が参考になる。
・それはともかく、「週刊少年ジャンプ」はいいとしても、「週刊少年マガジン」は軟派路線に切り替え、「週刊少年サンデー」はターゲットを女性主体に切り替えたように見えたし、フリーレンのヒットもある意味必然なのかもしれない。
・あの山のようにあったヤンキー漫画とはいったい何だったのか?とかは思う。「男塾」もヤンキー漫画に対するバンカラ的な日本男児的な右派のパロディであったが、自分より一回り下の人には、「ああいうイカついのは嫌いだ」と言われた(あー、PCエンジン派だね、君は。と思ったが、ヤンキー漫画はほぼほぼ絶滅し、「マガジン」がギャルギャルしくなった訳だから、PCエンジン派の粘り勝ちなのか?……いや、時代は流転するはずだ。今は、ギャルギャルしいのと洋ゲーFPSの実況動画が並立する世界なのだ)。
・男塾の渾身のギャグ。
(魁!!男塾 第3巻 宮下あきら)
・メインキャラクターは大体は髪と特徴で立ち位置が分かる感じ。
→フリーレン:髪の色は、「薄紫」みたいな感じ。髪型はツインテール。クールな綾波クローン感(感情の希薄性)は、ホシノ・ルリ(宇宙戦艦ナデシコ)?ただ、宇宙戦艦ナデシコをチェックしているかはちょっと不明(多分、山田鐘人はかなり若く、女性なので)。プレ・ヒロイン(プロトタイプヒロイン)感は、老倉育(物語シリーズ)だと思うが、老倉育はメンヘラなので、性格は真逆。あとオトボケ感は、宮内れんげ(のんのんびより)的。あくまで、フリーレン視点は、重低音であって(デウス・エクス・マキナ的な後出しじゃんけんにも使えるし。いくつか指摘を見たが、いわゆる「なろう」モノ的な万能感��もつながる部分もある)、今の世代が物語の中心だと思う。こういう構造も珍しい(「ドラえもん」の主人公はドラえもんじゃないよ、的な?)。
→ヒンメル:髪が青(水色)的。綾波レイ(エヴァ)的な「(男の)ヒロインその1」。性格的には綾波レイと全然違うナルシストなので、多分、アスカとレイの性格のネガポジを交換してこんな感じになった印象。「泣きボクロ」は赤城リツコ(エヴァ)よろしく悲劇性を表す。
→シュタルク:赤毛。エヴァにおけるアスカ的な?「(男の)ヒロインその2」。こちらも性格のネガポジ交換されてる印象。綾波系に隠れてしまっているが、アスカ系みたいなものもあるが(アスナ(ソードアート・オンライン)とか)。赤毛とか茶髪とかは親近感を表す、ということなのだろう(西住みほ(ガルパン)もそんな印象)。キャラ造詣が「女性から見た少年像」的で、個人的には、うさぎドロップの下の絵を思い出したのだった。
(うさぎドロップ 3巻 宇仁田ゆみ)
→フェルン:髪は紫、ロングヘア。自分的には、主人公格で紫と言えば、草薙素子(攻殻機動隊)だが、その髪型は「前下がりボブ」である。これは「男性から見た/男性基準での/男性が思い描くデキる女性像」なのだろう(実際、「メスゴリラ」呼ばわりされている)。なかなか面白いと思ったのは、ロングヘアの方で、「髪は女の命」ということで女性性を示していると思う(ちなみに、西尾維新の場合は、ロングヘアは、「化物性(彼岸性/あちら側の存在)」を表しているようだが。この辺はフェルンと一致しているかもしれない。だから、西尾維新は主人公の彼女とかになると、ショートヘアになったりする)。多分、この「女性性を否定していない」というのが重要で(面倒くささも含めて)、「お母さん」呼ばわりされているようだが、よりハッキリ言ってしまえば、「(女性から見ると)お母さんは有能ですよ」ということだと思った。個人的に思い出した経験だと、「子育てでは男は役立たずになる。女には絶対かなわない」と言っていた同世代の上司がいたことだ。確かに、マルチタスク性にしても、社会性にしても、女性の方が男性より上だと思う(話しながらプログラムを打っていた女性プログラマも見た)。てっきり、「若い女性の感情移入の委託先」かと思いきや、最近行われた2回目の人気投票では、4位だったようだ(この辺はよく分からない。しかし、現代のネットはすでにかなり社会化(ソーシャライズ)されているな、とは思う)。男性が女性に勝てるのは、「(献身的と言ってもいいほど)何かに打ち込むこと(ハマること/のめりこむこと)」だと思う(ファッションではなく、「カー〇チ」だったり、「ゲー〇チ」だったり、「釣り〇チ」だったりするのが男性)。で、「何らかの第一人者(この場合、ニッチジャンルでも構わない。結局、「開拓者」にならざるをえないというか、「ルールが決まっていないところに突っ込んだ方が結果が出易い気もする」)」になることくらいしか、「弱者男性」の活路はないと思う、個人的には。
・で、フリーレンの画期的な点について(長いよ。なんだよこれ。でもこれでフリーレンの話はおしまい)。
・まず、「一般攻撃魔法(ゾルトラーク)」の概念。「史上初の貫通魔法」とは言うけれども、何をもって「貫通」と定義するのか(例えば、厚さ10mmの鉄板を10枚貫通したとか?人体を十分に貫通できれば貫通?かといって、地面に穴が開いているわけでもない)。何というか、その辺がふわっとしていて、面白いと思った(別に責めているわけではなくて、多分、男性と(多分)女性の感覚の違いは大きいと思った)。
・ゲームだったら、「対象オブジェクトを貫通する(地面等は除く)」ということだと思うが、アクションゲームをイメージしていたんだろうか?(フリーレンの世界観では、魔法はイメージの世界だそうなので)
・基本的に、「一般攻撃魔法」と言うと、D&Dにおける「マジックミサイル」、ドラクエ1で言ったら「ギラ」だろうが、「詠唱速度を上げて、単位時間の発動量を増やす(フェルンは2Dシューティングゲームの斑鳩の「力の解放」を思い出すくらいに連打していたが)」みたいなマネは多分できないはずだ。BASTARD!!では、召喚した多頭の怪物に呪文を詠唱させていたような……。忘れた。だが、他の「なろう」モノでも、海外の作品でも比較していいと思うが、こういう概念・発想自体新���い。 ・「魔法をテクノロジーとして捉える」という考え方自体、そこまでは新しくないが(ロードス島戦記の滅びた古代魔法王国カストゥールや、ダンジョン飯でも、「黒魔法で一旦、世界が滅びた」みたいな感じだろうし)、ただ、「現在進行形として、魔法というテクノロジーが進化している」とか、各自の創意工夫で、例えば、「一般攻撃魔法」をカスタマイズ出来る、みたいな話は新しいと思う。
・余談としては、個人的に面白いと思ったのは、あまり評価されていない故・佐藤大輔の「エルフと戦車と僕の毎日」で、エルフが(鉄のように固い木製の)戦車にい乗って戦うのだが、マナ・モーターからは、唸りである小鳥のさえずりに似た音が響き、魔素反応の花の香りに似たものがあふれ出す、みたいな描画で、「さすが文才があるなあ」と感心した。まあ、これはどちらかというと、「魔法をベースにした疑似科学」みたいな世界観だが(ちなみに、物語の下敷きとしてイスラエル建国をベースにしたらしい。少しエロいかもしれないので、読む人は注意)。
・だから、「葬送のフリーレンは、テクノロジー称賛派」とも言える(設定的な遊びの余地が非常に大きいというか、漠然としているので、「いつでも手の平を返すことが可能」な作りになっている。よって、読者の反応次第で、初期設定をバンバン変える可能性はあると思った。だから、基本的に自分はもう干渉しない)。つまり、「理系的リバタリアン」な世界観(その割に、「お花畑を(つまり平和を)イメージできる」フリーレンがタイトル(主人公なのかは判断に迷う)なのが面白いと思う。つまり、思想的なバランスは取れている印象)。
・また、「フリーレンの致命的な隙」だが、ああいうのは、例えば、「現実の車の運転」みたいなところからヒントを得ていると思う。つまり、「葬送のフリーレン」は、「(ボンヤリとした)現代っ子の一般教養としてのRPG知識」をベースとしているが、山田鐘人は、物語のリアリティを(ゲームからではなく)現実からかなり引っ張ってきているので、現代の現実感覚というのがかなりあるのだと思う(説得力がある)。
・言い方は悪いかもしれないが、「山田鐘人に(下手に)ゲーム的教養がないからこそ出来た物語」だと思う。ゲーム業界に例えると、「任天堂はコンシューマゲームの王様だからこそ、その文脈に囚われてしまい、ソシャゲーではうまく行かない(ソシャゲーにはソシャゲーの別の新しい文脈があるので)」。ソシャゲーで上手く行っているコナミはコンシューマでは今一つパッとしないし、カプコンはその逆だし、「多芸はあれど、万能は無し」みたいな話が会社(文化)にも通じるのだと思う。
・海外では、MyAnimeListで、1位が「葬送のフリーレン」で、2位が「鋼の錬金術師」なのだが、(多分)女性作家が一位と二位を独占しているというのは面白いと思った。
・「なぜそんなに評価が高いんだろう」としばらく考えていたのだが、おそらく、「(海外での)女性人気が高いから」ではないか、と思った(海外掲示板の翻訳サイトとかでは性別は分からないが。言葉遣いも全員男性的な翻訳のされ方されているのではないかな)。
・特に北米では「(政治的主張の薄い、主にティーンエイジャー向けの)女性向けエンタメ作品」というのが少なかったのではないか、と思う。
・で、一般論だが、特に女性オタクは、「愛のささげ先」を求めている印象はある。「何が嫌いかより何が好きかで自分で語れよ」を地でやっている印象はある(元ネタは、「ONE PIECE」ではなく「ツギハギ漂流作家」という漫画のコラ画像だそうだ。マジか(若者言葉))。生物としての本能を考えるに、その愛は、そもそもは子供を育てるために使われてきたのだろうと思う(だから、「鋼の錬金術師」でも、母親の強さを強調している気もする)。「だから、~だ」みたいな主張は私は持っていないけど。
・したがって、女性オタクは「推し」を全肯定する(弱点や欠点も含めて受け入れているので)。男性オタクにもそういう人はいるだろうが、私個人としては、ガルパンを否定されたところで、(多分、大抵の意見は)そりゃそうだ、的な感じで、あえてこの言葉を使えば、「好き嫌いだけで判断するのは女子供の理屈ではないか」と思うし(これはもちろん、失礼な言葉ですよ。男顔負けで働いている女性がいくらでもいる訳だし)、社会に出れば、合わない人とも一緒に仕事をしなければいけない時もある訳だし、例え自分と合わなくても、相手の能力の優れた点を積極的に見出して行こうとする方針ではある(上手く行かないこともあるが。ただし、女性にとっての合う合わないは男性よりも大変っぽい、私個人の経験論的に)。
・だから、ジャニーズ問題にしても、ファンクラブに入っていたような女性は「超保守派」しかいないと思う(「現状維持」しか認めない。欠点も含めて受け入れたわけだから)。そういう人たちを相手に話し合いをしても無駄(妥協の余地がないのだから)、ということになる。かくして、「(今回は)無理を通そうとしても無理」ということになる。この点においては、日本が頭の上がらない欧米にも妥協の余地はなく、兵糧攻めをされて散り散りになっていく。
・なんで自分はジャニーズの話をしているんだろうか。それはともかく、「葬送のフリーレン」も「鋼の錬金術師」も海外の女性が好きになって全肯定してくれた結果、ワンツーフィニッシュを決めた、というのが私の仮説である。
・次は、「ダンジョン飯」だが、もう疲れたので、簡単に触れる。
・作者の九井諒子は、リベラル→人文主義→ヒューマニズム→古典主義という流れで、教養人だと思う。 (別に敵視しているわけではない)
・実際、「RPGを分かっている人が書いた漫画である」という件については大体の人の同意は得られると思う。
・と言っても、「RPGの文脈から機械的に考えていく」という訳ではなくて、RPGが作られた文化的背景をそれなりに押さえた上で、自分なりの解釈をひねり出しているので(黒魔術の話とか)、その辺のオリジナリティとリアリティが面白い、という人もいると思った。
・だから、作中に現代的な新しい空気がある、というよりも、結構保守的な男性受けも考えているという印象。 (なんというか、マルシルにしても愛嬌がある感じ(「男は度胸、女は愛嬌」みたいな価値観を守っている)。こちらも思想的には別のやり方でバランスは取っているのではないか。もちろん、「本当に怖いのは女」みたいな感じで、人物造形自体、男性はややシンプルな気はする(それは当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。女性から見ると「男性作家は女性が描けていない」だろうし)。フリーレンはその辺の空気感が違う)
・「原点に帰れ」みたいな話で(むしろ、「原点に立ち返ったうえで、通念を疑え」で、自分にとって説得力のある世界を作り上げた印象)、これもまた文系的(理系はそうはいかない。ニュートン力学の時代に帰るわけにはいかないわけですよ。まあ、「どこから前提をひっくり返すか」みたいな話にはなりそうだが。「社会科学」を銘打っておきながら、「原点である社会学のテキストに戻る」みたいな考え方は、文系としか言いようがない。経済学にしても、アメリカでは理系の学問だと思うし(タレブは「(アメリカの)大学で教える経済学が古くて現場で使えない」とボヤいていた)、日本では文系の学問な印象(「マルクスに帰れ」とか))。
・で、最後の最後に「日本と西洋フェミニズムの枠組みのズレ」みたいな話。
・三大随筆と言えば、清少納言「枕草子」、鴨長明「方丈記」、兼好法師「徒然草」だが、清少納言のライバルに紫式部がいて、こちらも「源氏物語」と言う作品が有名だ。
・で、文学の場に関して言えば、日本は割と伝統的に女性の入り込む余地はあったのではないか、と思う。で、それが、現代の「葬送のフリーレン」や「鋼の錬金術師」のような日本女性の作家性の発揮、という形で、世界から評価を受けている。現在進行形で、世界的女性作家を生み出している国はほかにはないと思うが。少なくとも、この点に関しては、日本が欧米よりも進んでいる、と言えるのではないか(という仮説)。
・もちろん、逆に、日本が遅れている部分というのはあるだろうし(例えば、あまり男性が料理とか作らないとか)、その辺は総合的なバランスを見ながら追い追いやっていくしかない気もする。「しわ寄せは全部~が引き受ける」みたいな形ではなく、「なるべく全員、それなりに活路を見出して行ける社会」というのが重要な気もする。「長期間労働しながら、イクメンしろ!意識改革!」みたいな話は難しいのではないか。
0 notes
Text
軍事戦略・戦術に関する主要な思想家や兵法書について、特徴や違いを簡潔にまとめます。
主要な思想家とその特徴
孫子(孫武、紀元前5世紀頃、中国)
著作:『孫子』(13篇)
特徴:
「戦わずして勝つ」を理想とし、戦争の回避や最小限のコストでの勝利を重視。
情報収集(インテリジェンス)、戦略的柔軟性、敵の弱点を突く間接的アプローチを強調。
政治と軍事の統合、経済的負担の軽減、短期決戦を推奨。
普遍的で哲学的な視点を持ち、ビジネスや政治にも応用される。
例:敵の士気を挫き、同盟を分断する策略。
クラウゼヴィッツ(Carl von Clausewitz、1780-1831、プロイセン)
著作:『戦争論』(未完、1832年刊)
特徴:
戦争を「政治の延長」と定義し、政治目的のための道具として位置づける。
戦争の本質を「決闘」に例え、敵の戦闘力を破壊する「絶対戦争」を理論化。
「摩擦」(戦場での不確実性や混乱)を重視し、指揮官の直観や適応力を強調。
西洋の合理的・分析的アプローチに基づく。
例:ナポレオン戦争を背景に、戦略の理論化を試みる。
リデルハート(Basil Liddell Hart、1895-1970、イギリス)
著作:『戦略論:間接的アプローチ』
特徴:
「間接的アプローチ」を提唱。敵の正面攻撃を避け、心理的・物理的弱点を突く。
第一次世界大戦の消耗戦を批判し、機動戦や柔軟性を重視。
クラウゼヴィッツの「絶対戦争」を批判し、総力戦の危険性を警告。
現代戦における戦車や機動部隊の役割を予見。
例:第二次世界大戦の電撃戦(Blitzkrieg)に影響。
ルトワック(Edward Luttwak、1942-、ルーマニア生まれのアメリカ戦略家)
著作:『戦略論:���国興亡の論理』
特徴:
戦略の「逆説的論理」を強調。単純な力の優位性ではなく、意外性や非直線的思考が勝利を生む。
地政学や大国間の競争を分析し、現代の軍事・外交に応用。
歴史的ケーススタディを多用し、戦略の柔軟性と適応性を重視。
例:ローマ帝国の防衛戦略を現代に応用。
ワイリー(J.C. Wylie、1911-1987、アメリカ)
著作:『Military Strategy: A General Theory of Power Control』
特徴:
戦略を「力の制御」と定義し、陸海空の統合戦略を重視。
「累積的戦略」(長期的な圧力)と「連続的戦略」(短期集中攻撃)の二分法を提唱。
海軍戦略や非対称戦に強い影響。
例:冷戦期のアメリカ海軍戦略に貢献。
中国の主要兵法書
『呉子』(紀元前4世紀頃、呉起とされる)
特徴:
孫子に近いが、より実際的で戦術的な内容。
軍の組織、訓練、統率を重視し、将軍のリーダーシップを強調。
政治と軍事の調和を説くが、戦闘の具体例が多い。
違い:孫子の哲学的アプローチに対し、実践的・技術的。
『尉繚子』(紀元前4世紀頃、尉繚とされる)
特徴:
統治と軍事の関係を重視し、法治や民の支持を戦略の基盤とする。
情報戦や諜報活動を強調。
軍事力だけでなく、経済や政治の安定が勝利の鍵。
違い:孫子より統治論に重点。実戦より準備を重視。
『六韜』(周代、太公望とされる)
特徴:
治国、戦略、戦術を網羅。文韜(政治)、武韜(軍事)、龍韜(奇策)など6巻で構成。
リーダーシップと組織運営に重点。
伝説的色彩が強く、実際の著者は不明。
例:「虎の巻」はこの中の虎韜に由来。
『三略』(黄石公とされる、漢代)
特徴:
戦略よりもリーダーシップや人心掌握に重点。
儒教的倫理と軍事戦略を融合。
将軍の徳や統治者の資質を強調。
違い:孫子の戦略論より、倫理的・指導者論に寄る。
『司馬法』(紀元前4世紀頃、司馬穰苴とされる)
特徴:
礼儀や道徳を軍事戦略に統合。
戦争のルールや正義を重視し、軍の規律を強調。
実戦的だが、儒教的価値観が強い。
違い:孫子の柔軟性に対し、規範や秩序を重視。
『李衛公問対』(唐代、李靖とされる)
特徴:
唐の名将李靖と皇帝の対話形式。実戦経験に基づく。
戦略・戦術に加え、兵站や地形の活用を詳細に記述。
実践的で具体的な戦術論。
違い:孫子の抽象性に対し、具体的な戦術指導。
その他の重要な思想家と書物
マキャベリ(Niccolò Machiavelli、1469-1527、イタリア)
著作:『君主論』『戦争の技法』
特徴:
現実主義(性悪説)に基づき、権力維持のための軍事戦略を論じる。
国家(ステート)の防衛と君主のリーダーシップを重視。
傭兵より国民軍を推奨。
違い:クラウゼヴィッツの理論的アプローチに対し、実際的政治に重点。
ジョミニ(Antoine-Henri Jomini、1779-1869、スイス)
著作:『戦争概論』
特徴:
クラウゼヴィッツと同時代。戦争を「科学」として体系化。
幾何学的アプローチ(戦線の確保、補給線の維持など)を重視。
実践的で、軍事教本として広く採用。
違い:クラウゼヴィッツの哲学的視点に対し、技術的・体系的。
マハン(Alfred Thayer Mahan、1840-1914、アメリカ)
著作:『海上権力史論』
特徴:
海軍戦略の重要性を説き、制海権が国家の繁栄を決める。
地政学的視点から、海洋国家の戦略を構築。
違い:陸戦中心のクラウゼヴィッツや孫子に対し、海軍戦略に特化。
ドゥーエ(Giulio Douhet、1869-1930、イタリア)
著作:『制空論』
特徴:
航空戦の重要性を初めて体系化。
戦略爆撃で敵の民間インフラを破壊し、士気を挫く。
違い:クラウゼヴィッツの陸戦中心に対し、航空戦に焦点。
ブロディ(Bernard Brodie、1910-1978、アメリカ)
著作:『絶対兵器』
特徴:
核時代の戦略を論じ、抑止論を提唱。
戦争の目的は勝利ではなく、戦争の回避(抑止)。
違い:クラウゼヴィッツの「勝利」志向に対し、核戦争の非現実性を強調。
特徴と違いの比較
思想家/書物時代/地域主要概念アプローチ違い
孫子紀元前5世紀/中国戦わずして勝つ、情報戦哲学的、柔軟政治・経済を重視、非軍事的手段を優先
クラウゼヴィッツ19世紀/プロイセン戦争は政治の延長、摩擦理論的、分析的軍事力の破壊に重点、1対1の決闘モデル
リデルハート20世紀/イギリス間接的アプローチ、機動戦実践的、批判的消耗戦を否定、心理戦・機動性を重視
ルトワック20-21世紀/アメリカ逆説的論理、地政学現実的、歴史的現代戦や外交に応用、意外性を強調
ワイリー20世紀/アメリカ力の制御、累積的戦略体系的、統合的陸海空の統合、海軍戦略に特化
『呉子』紀元前4世紀/中国軍の訓練、統率実際的、戦術的孫子より具体的、実践的
『尉繚子』紀元前4世紀/中国統治と軍事、諜報政治的、準備重視統治論と情報戦に重点
『六韜』周代/中国治国・戦略・戦術総合的、伝説的リーダーシップと組織論が中心
『三略』漢代/中国人心掌握、倫理倫理的、指導者的儒教的価値観を重視
『司馬法』紀元前4世紀/中国礼儀、規律規範的、道徳的正義や秩序を強調
『李衛公問対』唐代/中国実戦戦術、兵站具体的、実践的戦術の詳細指導
マキャベリ16世紀/イタリア権力維持、国民軍現実主義的政治的権力に重点
ジョミニ19世紀/スイス戦争の科学、戦線技術的、体系的幾何学的・教本的
マハン19世紀/アメリカ制海権、地政学海軍戦略海軍力に特化
ドゥーエ20世紀/イタリア制空権、戦略爆撃航空戦空軍戦略に特化
ブロディ20世紀/アメリカ抑止論、核戦略現代的、予防的戦争回避を重視
主な違いのポイント
哲学的 vs 実際的:
孫子や『三略』は哲学的・倫理的で、戦争の回避や政治的解決を重視。
クラウゼヴィッツや『李衛公問対』は軍事行動の理論や実践に重点。
戦場のアプローチ:
孫子やリデルハートは間接的アプローチ(心理戦、機動戦)を重視。
クラウゼヴィッツやジョミニは正面戦や戦線の確保を重視。
時代的背景:
古代中国の兵法書(孫子、呉子など)は群雄割拠のバトル・ロイヤル型戦争を前提。
クラウゼヴィッツはナポレオン戦争の1対1の決闘モデル。
現代のルトワックやブロディは地政学や核抑止を考慮。
適用範囲:
孫子やクラウゼヴィッツはビジネスや政治にも応用可能。
マハンやドゥーエは海軍・空軍に特化し、軍事分野に限定。
目的:
孫子は「不敗」を目指し、戦争回避を優先。
クラウゼヴィッツは「勝利」を追求。
ブロディは「抑止」で戦争を防ぐ。
まとめ
孫子や中国兵法書は、戦略の柔軟性や非軍事的手段を重視し、現代のビジネスや政治にも影響。
クラウゼヴィッツは戦争の理論的枠組みを構築し、軍事戦略の基礎に。
リデルハートやルトワックは現代戦の機動性や逆説的思考を強調。
ワイリーやマハンは陸海空の統合や海軍戦略に特化。
その他の思想家(マキャベリ、ジョミニ、ドゥーエ、ブロディ)は、時代や戦場の変化に応じた専門的視点を提供。
これらの思想や書物は、時代や文化の違いにより多様なアプローチを示し、現代でも軍事、ビジネス、組織運営に応用されています。より具体的な比較や事例が必要な場合は、教えてください!

1 件の 𝕏 の投稿


24 件のウェブページ
1 note
·
View note