#撮像素子の面積が同じなら画素数が少ない��ど1画素1画素は大きくなるから明暗差に強くなる
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roomycage-blog · 6 years ago
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ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会 @tokyo September
母と2人で行ってきたARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会の並ぶところからの覚書雑感です。覚えている限りなので曖昧なところもあるかも。
やはり集合時間前から館内で並ばせてくれてたみたいで指示通り時間前に早く着きすぎるのは良くないと、集合時間5分前くらいに着くともうその回のほぼ最後尾グループみたいな感じだったの。でも、展示観ててしばらく経っても後続グループは来なかったしそっちの方がのんびり見られてよかったのかなあと。昼の回でグッズ完売もなかったので良かった!
ガラス張りの入り口入ってすぐのところからあいばちゃん、ニノ、大野さん、寝そべる松ずん、櫻井さんとか順番うろ覚えだけど五人がそれぞれ大自然に扮した壮大な天井〜床までの写真が続いてるホールちっくなところに並ぶ。並ぶ左手は見終わった後のスーベニアショップに繋がってるからスタート&ゴール地点。松ずんは2写真共寝そべってばっかりで並んでる人の頭の辺りになっちゃうから顔見えにくかったな。母と、松ずんいなくない?相葉ちゃん2人いるじゃん!みたいに言ってた記憶。
大自然模した巨大嵐さんは右となりの部屋まで続いててそのとなりの部屋に移る間にチケットと本人確認。チケット画面に触ることはなかったけど、画面読み取った後の会員証、本人確認書類は写真も顔と照らしてきっちりみてた!コンサートもこれくらいやってほしい…。ここの写真もだけど全体��なテーマ写真の、あの大自然をなぜ自分たちで表現しようとおもったのかは最後までわからなかったな…笑
チケット確認済ませるとグッズパンフとグッズ購入引換券がビニール袋に入ったの1人1組貰えた。となりの並ぶだけの部屋に移るとまたもや壮大な大自然嵐さんたちを眺めながら待機タイム。パンフ1部取り出して、購入引換券をまとめて大切にカバンに保管したあと笑、母と2人でじっくり、パンフや壁を眺めてた。パンフ1部は未開封で保管しておくのよ!綺麗に!って言ったら母に大笑いされた笑 そして引換券無くしたらお買い物できないからね!レジでお会計の時に交換するから大切にカバンの奥底に。
入り口〜この部屋までは壁がガラス張りだから外から建物撮るときはそこが写り込まないようにスタッフさんが外で撮影する人に声かけてた。最初に並ぶチケット確認側の部屋の奥にカーテンで仕切られてるところがあって、誘導されて入ると左に続く通路があってそこに14〜16人くらい1グループで通された。そこまで集合時間から15分くらいかな?右の壁に嵐さんの、グッズにもなってるアクリル板の旅に出るやっちまった家族写真(等身大気味)が並べられてて左側はなんかジャングル風…謎の…笑 そこから角を右に曲がると嵐さんからの開催目的のメッセージが今度は左側の壁に掲示。右側は石が積み上げられてるの。ほんとこの大自然の全体テーマ…何…笑 やっちまった家族写真の壁の前で待つので原寸気味だね、とか目の前にあった相葉ちゃんが細いとか翔さん綺麗とか、ほんとにこのグッズ買うの?とか母と話してた笑 曲がったところでまた止まってスタッフさんから写真撮影不可とかスマホ電源切るとかの注意事項と、次の部屋の機械説明受けたあと、右の扉を通り過ぎて最初の小部屋に。チケット確認前にもスマホとか注意事項は案内あったし傘を持ってたら鞄に入れられないサイズのかどうかも確認してて入らなければ入口の傘立て誘導されるんだと思います。
最初の小部屋は4分半くらい?の完全入れ替え制の映像で、宇宙空間みたいな背景の写真の群れの中に五人(全身やや等身大気味?)が正面に現れて、挨拶やこの部屋の写真とかの説明を話してくれた。4面ある壁をメンバーが動いてその写真の小話を少し。懐かしいね〜みたいな。写真と動くメンバーと、どこをみたらいいのかわからなくなって困る!笑 そのあと次に行く?って映像が変わって、私たちはその部屋にいたまま、嵐さんだけ映像が変わります!5×20���PV撮影してた砂浜で寝そべる、翔さん、ニノ、松ずん(入り口壁)にぐるりと囲まれて変わる。ちょうどアップ!入り口に飾られていた大自然嵐さんとは比べ物にならないどアップ!ニノは腕組みするような感じで正面から、松ずんは頭に頬杖ついて横たわってた!翔さんもニノ同様正面からしかみえなかったかな。天井から床まであるスクリーンなんだけど、その2/3が顔くらいのサイズのとんでもないどアップなの!何も知らずに入ってすぐのところに立ってたら左手にニノだった!入り口の扉がある壁面が松ずん、その向かい側が翔さん、二人の間がニノ。天然二人はどこだ?と思ったら二宮さんの反対側(出口がある)の壁面遠くでキャッチボールしててお客さんの頭で全然見えてなかったけど、おーい始まってるよ〜!って呼ばれてるのが可愛くて笑 これPVで謎の超遠景キャッチボール撮影してる時だよね?別アングルからこんなの撮ってたの?そんな何回もキャッチボールしなくない?って母と話してた笑 駆け寄ってくるときに砂浜の砂をバッとみんなに掛かるように輪に加わって三人にバカ!やめろ!とか言われて笑う相葉ちゃんと、途中砂がすごいって自分で愚痴る相葉ちゃんにニノがそれ自分だからなって突っ込んでて相変わらず可愛かった笑 二宮さんと松ずんをメインに見てたから天然側ほとんど見てないよ…😭
話の内容ほとんど覚えてないんだけど、でっかい二宮さんが可愛くて…あんな巨人になら弄ばれたいと思ったんだけど…大きくて可愛いって最強だよね!んね!!この部屋の最後は、寝そべってるみんなが立ち上がって、松ずんの壁と天然の壁の角のところにある出口の周りに集まって、またね〜とか行ってらっしゃーいってまるでアトラクションの誘導かい!っていうわちゃわちゃ感でご案内!スタッフさんが扉開けて待ってる。もちろん名残惜しいんだけど、五人の映像もフェードアウトするからそのタイミングで出た!
次から最後の小部屋前までは時間制限、グループ分けなく自分のペースで見られる模様。平日水曜昼の回でだいぶ人少なくてのーんびり堪能できました。
映像部屋から左に細長く続くのはどこからか忘れたけど最新5×20までのコンサート楽屋裏写真!ポプコンはあった。僕と君もあった!ということは…10周年終わってから…?WSでも映ってた部屋だね。背面はそのコンサートの日程。正直ここの写真を全種売って欲しいと思うほどでした。全部可愛い!表情判定に厳しいから写真買わない母も欲しがってた!自然な顔がお好きなの、母もわたしも笑
5×20でおふざけ分と本ちゃんuntitledでUB練習のにのあい、ゲーム機とキーボード詰め込まれたキャスター付鞄ドヤ顔��露の二宮さん、上半身脱ぐ他三人の写真もちらちらあったな。デジの電極?つけられてるとことか。円陣組んでるuntitledのコンサート前とか、5×20のコンサート終わりのエレベーターにスタッフさん含め6〜7��詰め込まれるとき体を縦書きかぎかっこ並みに横に曲げて前髪ちょういい感じに横に流しながら愛想振りまいてる二宮さんとか。覚えきれないくらいたくさん!全然覚えてられてない。まぢで全種買わせてください!!って思った。平成最後の誕生日祝ってもらってる相葉ちゃんの写真もあったね。お金は用意したのに…なぜ手元に残させてくれないの…。
そのまま直線上の部屋が衣装のコーナーで5×10のスケスケ、5×20・ジャポ・あゆはぴ・ポップコーン・5×10・ハワイのそれぞれオープニングの衣装!足の内もも側は大体素材違いで恐らくストレッチきいてそうな素材で、5×20では松ずんの衣装は肩幅大きかったし、ジャポでは大野さんの身長ちっこかった!笑 靴まであったのは5×20だけでマネキンの身長揃ってたんだけど、ほかの6衣装は全部身長合わせの展示っぽくて、大宮に挟まれた相葉ちゃんの衣装の背が高くて驚いた!ふたりがちっこいのか。松ずんのとか翔さんのとか胸板周りの厚みが他三人と違ったり。ポプコンの、かなり可愛いから下で見たかった!右手前からスケスケ、その上がポプコン、その奥中段にハワイ。左手前から5×20、上にあゆはぴ、奥下段にじゃぽ。5×10は通路正面上段で、お得意のスケルトンステージ風だから真下からのぞけた!笑 本当に刺繍とかスパンコールとかクリスタルとかフリンジとか細かくて、できれば生地の厚みも触って確かめたかった…プロジェクトランウェイ好きとしては!!笑 5×20はツアー中だけどああいうのって普通何着作っておくのかな。汗かきまくるから3着はあるよね…?ちゃんと衣装の足元にメンバーカラーが置いてあるのでここでファン力を確かめられることはありません。あ、でもどのコンサートの衣装かは背景に静止画置いてあるんだけどあゆはぴ衣装は特徴ないから後ろみるまでわからなかった…笑
次が左に曲がるとコの字型にピカンチで岡本さんの撮ってくれた写真の部屋。印画紙にきちんと焼かれてすごく綺麗で。この部屋の壁がグレーでそれがまた良かった。この部屋の色にしたいっていったら暗いって言われたけど笑 二宮さんが車内で飲むのと、翔さんのピントぼやかしたやつ欲しい。あの写真集買ってない…今回の載ってないのかな。なくても買うべきよね…。みんな細くて若々しくて。がむしゃら感がびんびん。
岡本くんがメッセージくれてて、誰よりも早く大人になりたがって岡本くんの周りにいた松ずん、うまくやりたいけどできなくてでもそれも笑顔でみんなとわかちあ��相葉ちゃん、パンクかロックとフォークの融合してるニノ、すべてに無頓着なのにすべてにおいて最高のレベルで表現する大野さん、学ランリーゼントで今なら最強とか言うくせにすごく難しい英単語を覚えて大学卒業を目指す翔さん、ってな感じで。すごく良かった。ブレイクしたいっすってずっと言ってた彼らのブレイクは、まだこれからなのか、今もうその時なのかはわからないけど、この五人の巻き起こす嵐に巻き込まれるのはすごく心地いいみたいな、そういうことも書いてくださってて…。客観的な嵐さんは展示の中でここだけだし、嵐の中からじゃなくて、次元は違うけどある種私たちと同じ外からの唯一の文章の、その最後の部分読んだ時、この展示会で涙腺一番刺激されてしまった。この次の部屋でメモを取ってる人が見かけたからわたしもそうしたらよかったなあ。
次は絵の部屋。ここもコの字気味かな?嵐さんの書いたミッキーが、たぶん印刷だけど並んでる。ここはAMNOS順。相葉ちゃんのは鉛筆の下書き線もあった。あの大きさで見るとやっぱり大野さんのは線にブレがなくて綺麗なのがよくわかる。このメンバーミッキー絵を見ながらメモを取っていた方はなにをメモしていたのか知りたい…笑
その横は嵐さんが演じたドラマ・映画の原作漫画家さんが、嵐さん自身を描いてくれた新聞広告の大判。これも当たり前だけど原画じゃなくて残念。それでも新聞の判も大きくサイズ揃えてあるし新聞の枠とかないからやっぱりカッコ良い。実家にまだ貼って飾ってるから回収してこようかな笑 あと嵐四人が大野さんの展覧会の時に描いた彼の似顔絵が、大野さんの写真を挟んで松ずん、二宮さん、写真、相葉ちゃん、翔さん、の順でかな?飾ってあった。フリースタイル観に行ってないから初見!松ずんの絵はぼかしで影とかきちんといれてたし相葉ちゃんと翔さんはミッキーもだけど模写うまい!二宮さんはノーコメントで…笑 その下にはさらにその絵を大野さんが模写した展示。最初はなんで同じ絵のちょっといびつな絵があるんだろ?って思って母とわやわや話してたらスタッフさんが本人が描いたんですって教えてくれました。スタッフさん全体的に優しい。恐らく大野さんは壁に直接描いてるとおもう!四人の絵が飾られてる所とともに一枚大きな板になってたから、剥がしてほかの会場にも持っていけるはず!
次の部屋もコの字気味。やたらカラフルな2019年2月にLA行った時の撮影風景映像が真っ先に。たぶん自由にみられる全部の映像の中で一番長くて4分ちょっとくらい���集合アートボードの跳ねてるところの撮影風景もあったけど映像自体は無音。部屋全体にはBGM流れてるけど。全部の映像部分には尺表記してあってお優しかった☺️(どれも正しい尺は覚えてない笑)��ぎついサーモンピンクみたいな壁の色で全体的に明るい、写真そのものを展示する部屋。LAで撮ったものが高そうな紙に印刷されてた!額装も1つずつあって光輝かしいスターのLAツアーって感じします。写真の中に個別ソロのエンドレスで青白い壁と水色の光の中でそよ風受け続ける五人の映像が飾ってあったのでどこからループするのかしばらく見つめてた笑 グラミー賞観に行った時の写真も混ざってた。でもこのLA撮影の背景と、コンサートのピンクジャケットじゃない衣装や小物のケバケバしさとのミスマッチやら髪の長さやらであんまり好きくなくて、俯瞰でサングラスかけた五人を撮影してるのとか以外はあんまりだったかな笑 そのまま、デビュー〜いままでの、お土産屋さんよろしくポストカード風に大量の写真が飾ってあるゾーンがあったんだけど、普通の横並びのと、カードスタンドにも縦横構わず挿さってるのもあるのに触っちゃいけないから首と腰がめっちゃ痛かった笑 しかもスタンドの方は無駄に何枚も同じのをさも売り物のように挿してあるの!笑 売ってないのに!!笑 仕事場以外で撮ったものも混ざってたみたいで、若めの頃の空港とかのもあった。ここの最後に、LAと箱根のプリクラ、箱根のお皿と犬のぬいぐるみ、ジオラマの気球とヘリがあった。ヘリちょうちっこいの。むしろこれを売ってくれ!って感じよ。嵐さんのサインもあったな。あれは何年のだったろう。箱根のプリクラは加工系のだからみんな目がでかくて顎がなくてエイリアンみたいだった笑 マジパンでつくられたみたいなケーキっぽいものはあれ何に使われたやつだろう…記憶…。会報で作った嵐さんのスノードームもあったけど一番上の段でかなり見にくかったよ!笑
写真ブースにもある壮大な嵐さんの右横にこのコーナー最後の家族旅行の五人がいて、入り口のところと同じ原寸大ちっく!大きいから爆笑も原寸大だしまたここで繰り広げられるアクリル板グッズ買うのやりとり笑
展示の写真に関しては、最初のコンサート裏のがクオリティ一番可愛くて欲しかった。このピンクの部屋の写真もチラチラ自然な一面のあったけど、見る姿勢がきついのもあって、ふうん…程度の感じ…笑 アイドルであっても裸体に関心ないから箱根の入浴写真も髪型キマってるなあ程度の感想でした笑
アクリル板家族に別れを告げて進む直線の細い廊下みたいなところは5×20の歌詞が星空に斜めにでっかく印刷されてる。文字が透明なぷくぷくシールみたいな加工されてて綺麗だった!大きくなったからこそ数え間違いのないあの5つの点はわざとだと思うの!って歌詞初見の母に熱弁しちゃったよ笑
その次から個々のコーナー!年齢順に並んでた!
大野さんのところは絵とダンス。入って左には絵の筆と、ベニヤに書かれ��左手の縁取り完成版と、失敗の途中までの。ちゃんと失敗って書いてあるのが可愛い。実際に使ってたパレット三種類は何枚も重なってる使用済みペーパーと普通のプラスチックのと、透明なアクリルの薄い蓋みたいな四角いやつを使ってた。この蓋みたいなやつは本当に蓋だと思うのよ笑 筆も10本以上あったんじゃないかな。一列に並べてて、筆先円柱だったり平らなのから極細までたくさん。綺麗に洗ってあったし道具丁寧に使うの素敵だなと。奥には5×20コンサートのために振り付け練習する大野さん。いつものTシャツ着てた!笑 右にはちょう巨大なキャンバスにアクリルで書かれた自画像。2016年作ってあったかな。大野さんの展覧会ってたった3年前…?ん??こんなに大きいの描きたいんじゃ仕事してたら無理ねって母は言ってた。わたしはこんなに大きい絵を描いておける部屋が家にあるのかなって言ってた笑 あとたぶんモデペとか使って立体的になってるところもあって、わたしもまたすこーし絵が描きたくなってるタイミングだからまじまじと見てしまった。モデペ使うの苦手なんだよな〜。
次は翔さん。リリックができるまで!リリックを書く自宅のリビングを再現。流れる音楽は5×20のラップデモを翔さんが歌ってて新鮮でかっこよかった!歌詞が所々違うし天井近くには添削してるラップ詞の映像もあった。流れてるデモと実際のでは違う部分も。吹き込み歌声ラフなのもあってちょうかっこよかった。スノードームもあのサイズなんだなあって、集めたいと思ってたから参考になった。入って正面には、自宅リビングのテレビボードが再現されてて、ブース前でラップ仕上げる翔さんの映像が流れてるテレビの横に、アロマが置いてあって必死にかいだけど忘れちゃった笑 いい香りではあった!嵐ジェットの模型、グラミーのチケット、どこかの国の新聞紙のカレンダー、GQのトロフィー、こないだのしやがれ三人旅行のお写真、おそらく最初の日テレ嵐WEEKの看板?、知識不足でどなたかわからないけどイラストとフィギュアちっくなやつ、ヤッターマン関係のフィギュアと初紅白のスタンドとかが飾られてた。インテリアセンスはあるじゃん!って笑、かっこ良い横長の細い木目のテレビボードというか壁面で。おっとなー!って感じ笑
相葉ちゃんのコーナーのテーマがよく覚えてない笑 あんまりにのあいはあんまり裏感なかった笑 バズりNightの手作りTシャツと、ボクシングのグローブ、大野さんが作ってくれたGパン、ベストジーニストの盾、自転車ドラマの台本、ラブラブ愛してるの人形、とか。あ!子供の頃のお写真たくさんあって、お母さんに面影が似てるなあと思った。まだ一度も中華屋さんに行ったことないからご両親初見…。翔さんのとは別の嵐ジェットのもあったな。あの壁の絵は相葉ちゃんが描いたのかなあ?バイクを絵にしておいたって言ってたけど、それ��してはうまくない??プロの手よね…??笑
次の二宮さんの部屋のテーマは映画とゲーム。ゲームは触れるよ!とかっていう表記がそのテーマに沿ったところみたい。伝わりにくい!笑 報知映画賞のとか、日本アカデミー賞の。母と暮せばと検察側の罪人だったかな?作品ふたっつであんなにもらえるなんてすごいし受賞も大変…物量的に!最優秀主演男優賞のトロフィーにはさわれて、1.5kgあるって係りの人言ってた。撫でるだけじゃなくてしっかり触らせてあげたい!っていう二宮さんの言葉通り、さわったところがすごい擦れてるの笑 みんながさわったあれはこのあとどうするんだろう…ジャニーズ事務所に飾るのかな…絶対家に持ち帰らないよね…?笑 優秀賞に選ばれると小さいトロフィーと賞状がもらえて、最優秀だと金の縁取り幅がすごく広い賞状だった!そういう違いがあるのね〜。ただし、なんというか、まあ…賞を自慢するワンパッケージの二宮さんの原点!笑 翔さんとか大野さんのみたいな裏側が見たかったよ!!笑 いやまあほんとうに誇らしいけど!!なんならハマってるゲームのプレイ動画とか見たかった笑 でもなんだろな…やっぱり嵐さんがお休みしたら役者業が増えるのかな、とはこの部屋をみて思ったかな…。嵐さんが休む感じはこの展覧会では微塵も感じなかったんだけどね!
最後の松ずんのとこは通しリハを見て取ってる松ずんメモ。実物が少しあって、綺麗なのを選んだんだろうね〜って母が笑 男の子の字!っていう感じ。ジュニアの並びが汚いとか端的に書いてあるのがリアル。金剛山ってなんだろ?あとさすがまとまりがあって読みやすくて書き慣れてる感じした。それもそういうのは選んだのかな。実際に書いてる松ずんの映像と共に。後ろには何枚も重ねて拡大されたメモ。毎回素敵なコンサート作り出してくれてありがとうございます!あなたのおかげで私たちは安心して夢の世界に浸れます!!白むちエンジェル松ずんありがとう。
ここで最後の部屋に入る前の並ぶための部屋に。可愛い方の顔の壮大な自然になりすます嵐さんの一枚写真があって、衣装はキービジュアルの並んでる時のともちがうやつ。しっかりスーベニアのマグネットとクリアファイルになってます。可愛いお顔だったから思いのほかたくさんお迎えした笑 思い出してみたら山々や大自然になりすます入り口の並んでるとことスーベニアショップの上にいた寝そべったりしてる嵐さんは同じなんだけど、スーベニアにはなってないなって。顔は微妙だったからいいけど笑
一番最後の展示は恐らく1組ずつ見せてもらえる3分ちょっとのデビュー〜5×20までのコンサート切り取り映像部屋。斜めに5×20が掲示してあったところの背中がこのゾーン。この部屋に入るともう展示に戻れませんみたいに言われるからここまでは戻り放題だったのかな…?悔やむ…。最初のメンバーが説明してくれる部屋と同じ完全入れ替え制。私たちの時は1組ずつ通してくれてたけどどうなんだろう?母と二人きりの貸切!(���人に聞いたら別の組とも合わせて数組で見たそうなので貸切はタイミング次第みたい。)スタッフさんが説明してくれて、映像がはじまるの。BGMはバラードちっくなピアノメインアレンジのA・RA・SHI。はじめは、低い4〜5段の段差の最前列座ってみたけど首痛さ限界だから前から二段目に座って観た。ちょうど良い高さ。映像はAll the BEST!!1999-2019についてるやつの凝縮版ってかんじ。おそらく内容は違うとは思うけど…。10周年とかuntitled長めだった気がするよ?大宮SKもいたしポップコーンマンもいた!若い頃はギラギラしてるし最近のは行って観た記憶もある。曲がしっとりしてるからしんみりセンチメンタルな空気になってしまった。お休みがわかってるから。お休み…。淋しい…。でもお休みがなかったらこの展覧会にはならなかっただろうから意味のない仮定はもうしない。素敵な展覧会のシメだった。
最後の最後の出口の上には嵐さんの大好きだよ!by大野さんとか家に帰るまでがえきしびしょんだよbyニノ(恐らく)、俺たち全部一緒に旅してきたよinイングリッシュby翔さん、ありがとうまたねby松ずん、嵐大好き!by相葉ちゃん、みたいな一言メッセージと個々のサインで終わり!これは最後の部屋に入る前に並んでる時にじっくりみてられるんだと思うんだけど、なにぶん誰もいなかったからむしろ早く部屋に案内したそうなスタッフさんの思いを受けたこともあり笑、メモしてないからうろ覚えすぎて。途中からでも取れば良かったしそういうところくらいの予備知識入れていくべきでした!帰ってきてずっとそこ後悔。特に岡本くんのところ。ニノについてのコメントが大野さんに次いで的確だと思ったのにほぼ記憶にない…😭
スーベニアショップについたけどじっくりみたかったからスタッフさんに声かけてトイレに先に行きました。また戻るときに声かけてじっくりお買い物。
ノリタケさんのポストカードだけ買い忘れたんだけどそんなに広くはないから壁沿いに進んでいけば1巡すれば買い逃しは無いはず。友人に頼まれてたものも買い漏らしなく、母とわたし最大4個買えるから予備欲しいのは母にも協力してもらってお買い物。会場に向かうときすれ違うお買い物済ませた人の袋がやたら小さかったり薄くてみんななんでそんなに少なく買うの?わたしちょう買う気満々なのに!という意気込み通り9万ほど買いました。さらさら素材のビニール袋のサイズ3種類あって母は中を1袋で、わたしは大を二重という買物結果。それでも重くて持ち手切れそうだからスタッフさんに聞いたら二重までなんですって。小分けの袋も(小サイズの?)もらえたらしくそれは1枚まで。友人に渡すのに貰い忘れたよ…ごめにょ…。何円とかの有料でいいから丈夫にしたかったな。予定していた10万超えは無かった!笑 ���物みたら意外と予備買いしなくていいやっていうのがあったりメンバーソロ写真は全員分買わなかった…ラグランTもBEAMSコラボも厳選しました。造り丈夫でわたしの中で有名なででにー公認なのにラグランの素材うすいし…笑 でも、11月ディズニー行くので着ていきたいと思います笑 母は一応翔さん推しを自認してるのに、ベアブリックもミッキーキーホルダーもラグランも、色とタッチから松ずん選んでました笑 特に松ずんのミッキーは一番お気に召してて楽しそうに選んでるとこ可愛かった☺️親馬鹿ならぬ子馬鹿です!花道真横の席になったとき、初めて真近で会えた通り過ぎる松ずんのスーパースターのきらめきにやられちゃったもんね、って納得させてた🤣笑 母が楽しめたことが一番嬉しくて良い展覧会だったよ!
お買い物の後に残されたフォトブースでは、ジオラマと嵐さんを自分で好きに撮るミニコーナーと、2箇所にいるスタッフさんが1組3パターンまで嵐さんと撮ってくれるコーナーがあった。スタッフさんのところは二箇所とも同じ写真だからどちらかでのみ。自分たち込みで撮ってくれたあと、嵐さんだけのも3枚撮ってくれました。言えば1組じゃなくて1人分ずつのカメラで撮ってくれたのかな。なかなか図々しく聞けないけど今度からは図々しく聞いてみよう…。あとメモ!コンサート行くときもメモ…はちょっと難しいけど!だって目の前には本物の嵐さんいるからね。
結局実際に通路の中に入ってから出るまでに3時間かけました。長いのかな。スーベニアショップお買い物後半はおそらくつぎの組先頭が追いついたのか混み合ったけどそれまで悠々だったので、結果集合時間間際に並んでラッキー。レジもほぼ空いてた。商品在庫も潤沢でむしろ常にたぷたぷになるようにマメにスタッフさんが品出ししてました。
六本木駅からの道順もわかりやすいしあの展示で1500円って安すぎる…と思うくらい楽しかったです。グッズ代で賄えるんだろうけどそれならもっとオリジナル写真欲しかったし、是非とも展覧会のパンフレットが欲しかった!惜しいよ嵐さん!笑 展覧会の図録って普通あるじゃない…?笑 あんなにも記憶に焼き付けなくちゃいけない時間は早々なくて集中してみたけどやっぱり覚えきれなくて。特に、ほんっとうに、岡本くんのところ…!どなたか岡本くんの寄稿全文メモされてないでしょうか…。
でもでも、大好きな母と一緒にかなりのんびりじっくり堪能できたので本当に満足です。腰や首が相当痛かったので帰り道に見かけたつるとんたんで食べられたのも良かった。母と行きたいなって思ってたので!
���京残すところ2ヶ月分と、各地回ったあともう一周してくれたら何度でも見に行きたいと思うほど素敵でした。ありがとうございました!
わたしと母の次の嵐さんとの花火は、ひとまずは10月ハロウィンのコンサート!母が良い席で観られますように✨🙏✨
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2ttf · 13 years ago
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9 notes · View notes
tkatsumi06j · 7 years ago
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Les Japonaises privees de #MeToo
#MeToo を奪われた日本の女性たち
Japanese women deprived of #MeToo
著:Sophia Marchesin
訳:"B"-san / @tkatsumi06j
登場人物(登場順)
Featured Individuals
石川優実|グラビア女優 - Yumi Ishikawa, Actress
伊藤詩織|ジャーナリスト - Shiori Ito, Journalist
勝見貴弘|飜訳者・活動家 - Takahiro Katsumi, Translator/Activist
匿名女性|NHK記者 - Anonymous woman, NHK reporter
小川たまか|ライター - Tamaka Ogawa, Writer on sexual violence matters
清水めいり|舞台女優 - Meili Shimizu, Stage Actress
望月晶子さん|弁護士・TSUBOMI代表 - Akiko Mochizuki, Lawyer/Director TSUBOMI
牟田和恵 |大阪大学教授・ジェンダー学 - Dr. Kazue Muta, Prof., Osaka University, Gender Studies
谷口真由美|大阪国際大学准教授・国際公共政策 - Dr. Mayumi Taniguchi, Assistant Prof. Osaka Univ., Global Public Policy
岡野八代 |同志社大学教授・政治学 - Dr. Yayo Okano, Professor, Doshisha Univ., Political Science
斉藤章佳|精神保健福祉士・社会福祉士 - Dr. Akiyoshi Saito, Psychiatric Social Worker
イヴ・ボゴン |『エルジャポン』ディレクター - Yves Bougon, Director, Elle Japon
ミエ・コヒヤマ |AFP通信記者・アクティビスト - Mie Kohiyama, journalist, AFP/Activist
ミュリエル・サルモナ |精神科医・研究者(解離性健忘) - Dr. Muriel Salmona,  Psychiatrist specializing n post-traumatic amnesia
性暴力の被害者たちを表すハッシュタグが、世界中の至るところに拡散している。ただし、日本を除いて。
日本で沈黙のルールを破った被害者たちは、脅迫や社会排除のリスクを負う。
名前を変えることも、顔を隠すこともしない。
She would not use different name nor will she hide here face.
「ええ、怖いですよ。でも現実を見つめなければ。去年の12月に #Metoo を表明してから、私の俳優としてのキャリアは台無しになりましたから」
石川優実さん(31)は、敢えてこのハッシュタグを使う日本の数少ない女性の一人だ。しかし、これは彼女一人だけの話ではない。何百人もの女優たちにかかわる話なのだと、優実さんは言う。
「私のマネージャーは2人の監督と1人のプロデューサーに、およそ十数回、私をあてがいました。役を得るために男と寝る。映画業界の暗黙の了解だと。とくにデビューしたての女優たちは。女性としてみな通る当然の道だと思っていました。#MeToo を通じて初めて、問題だと認識したのです」
優実さんは [ #MeToo により] まず解放感を感じたが、それも束の間のことだった。「みっともない女」「尻軽」「日本女性として恥に思え」などの批判や侮辱によって、それはすぐに辱めに変わった。
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女優の石川優実さんは『#Metoo 』と投稿することを躊躇わなかった。以来、「私のキャリアは終った」と、彼女は言う。(撮影:Xavier Tera)
日本では、レイプはスティグマ化する。とりわけ、レイプの被害を受けたことを語る女性たちは激しく非難される。優実さんは、この破らざるタブーを破った。
「私たちの文化は、私たちの苦痛や、疑問、否定的な感情を内在化することを人びとに求めます」
大阪国際大学法学部准教授でフェミニストでもある谷口真由美さんはこう説明する。
日本では、路上や地下鉄、隣人同士の間で、性差別的な言動や侮辱的な表現が飛び交うことはない。人びとの交流は礼節を持って行われ、日常生活は快適そのものだ。
「公共の場では人々は”空気”を読み、軋轢を避けることを求められます。人びとは子どもの頃から、大声でものを言わないこと、”私は”と自己を主張して自身を尊大に見せないようにすることを学びます」
社会の調和を守り、自身が排除されないよう、無秩序を生み出す要因となるような主張をしない。そいう人を支持しないことが求められる。女子は共感的な姿勢を持つこと(同調)を期待され、若い女の子は「可愛いらしく」、ほほ笑みを絶やさず、男を裏切らない存在でであるべきとされる。
『 #MeToo 』は、その急進性により、この同調を求める家父長制のドクサ(臆見)を脅かすのだという。
折り込み広告やテレビのに映る舞台の上でも、こうしたステレオタイプが次々形となって表れる。完璧な母親や、超セクシーな肉体を持った若い女と言う風に。
「私たちは未だに、男性に支配された、男性のためのみに作られた社会に暮らしているのです」
谷口准教授はこうまとめる。
この世界第三位の経済大国は、世界で最も保守的で差別的な国に位置付けられる。女性議員と女性管理職の割合は一割に満たず、第一子を出産した後、母親たちの大部分は家庭に留まるために仕事を辞める。
『世界経済フォーラム』が昨年11月に発表��たジェンダー平等性に関する最新の報告によると、日本の「ジェンダー・ギャップ指数」は144か国中114位だった。
「自分の国で身の危険を感じてしまう」
"I FEEL AT RISK IN MY OWN COUNTRY."
伊藤詩織さんは、日本の #MeToo ムーヴメントの火付け役となったとみられる人物だ。昨年出版された自著『 #BlackBox 』の中で、安倍晋三首相に近い人物から自身が受けたレイプ被害を告発した。
3年前、つまりこの事件の起こった時、警察は彼女に告発することを思いとどまらせようとした。加害者とされる男性は法廷で追及されることもなく、詩織さんは国外に住むことを余儀なくされた。
「自分の国なのに、身の危険を感じました。本を出版した後、昼夜問わず、悪意に満ちたメールが沢山送られて来ました、男性だけでなく、女性からもです。脅迫電話も沢山かかってきました。私に『死ね』と言う内容のものでした。とりあえず2か月半の間、友人の家に身を潜めました。そして女性の人権のために闘うNGO団体の代表の女性の方からロンドンに行くように勧められました。最悪なのは、私の妹が私のせいで未だ仕事が見つからないことです。家族との関わりは絶つしかありませんでした」
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ジャーナリストの伊藤詩織さんは、自身が被害者となったレイプについて証言した自著を出版したのち、日本を離れることを余儀なくされた。(撮影:Xavier Tera)
ツイッターで16,000人がフォローするベテラン飜訳者の勝見貴弘さん(45)は、幾世代にも渡る被害者たちの心の解放を目指し、彼女たちのメッセージを発信し続けている。
「詩織さんは、このミソジニスト社会が嫌悪するあらゆる要素を兼ね備えている人です。美しく聡明で、権力に近い者を批判することを厭わない勇敢さを持っている。彼女が受ける激しいバッシングは、日本の女性に声を上げることを躊躇させる効果を持ちます。日本のメディアでいうと、被害者に『声』を与えた雑誌など、『エルジャポン』くらいのものです(下記参照)」
「取り上げるテーマがセンシティブな内容を含むものであれば、メディアは自己規制をかけます」
巨大公共放送『NHK』の女性記者は匿名を条件にこう断言した。
「私は毎日、私の��さい胸のことをからかう上司のセクシストな冗談に笑って応えさせられています。こんな状態で、セクハラ(性的加害)について、真面目な問いかけが行われることがあると思いますか?まるで日本は例外かのように扱われているんですよ」
「自身の苦悩を表明することは利己的といわれるかもしれない。でも、私にとっては #MeToo が最後の砦だったんです」
"IT MAY BE SELFISH TO EXPRESS ONE'S SUFFERING, BUT #METOO WAS MY LAST RECOURSE "
フリーランスのジャーナリストである小川たまかさんは、あるインターネット・サイトの仕事で壁にぶつかった。サイト名は彼女の希望で伏せる。
「女性編集長たちでさえ問題を過小評価しています。否定的であるか、無関心であるかのどちらかです。他者の悪いところを直視したくないからと、黙って苦しむことを選ぶことがあまりにも多いのです」
この37歳の活動家はそれでも諦めない。 学生の頃に性暴力の被害に遭った彼女は3年前、ブログで自身の体験をシェアすることで、勇敢にもタブーを打ち破った。
「電車に乗る思春期の人たちの大部分が性的虐待の被害(痴漢)に遭っていると思います(下記を参照)。それが私たちの日常です。私が初めて痴漢に遭ったのは10歳の時でした。高校生の時には少なくとも週に一度は痴漢に遭いました。なかには、私の性器に指を突っ込んだ男もいました」
たまかさんに「フランスの法律ではそれはレイプに該当する」と説明すると、彼女は大きく目を見開いた。
「本当に?」
彼女は話を続けた。
「痴漢については友だち同士では話をしましたが、大人たちを信用してよいのかわかりませんでした。私たちの母親は「気をつけなければダメよ!」と言うだけでしたから。私の両親は私の受けた被害を知りません。それは今でも見えない傷として残っています」
メディアにおいても、学校でも、家庭でも、性的虐待の被害者たちは沈黙を強いられる。
In the media, at school, at home, the victims of sexual abuse often remain silent.
当局を信用する女性は稀である。日本は、盗難、レイプといった犯罪の割合の少なさから、世界で最も安全な国の一つとして紹介されるが、性暴力の被害者を通報する割合は4%以下である(フランスでは11%)。彼女たちの七割以上が親しい人にさえ何も話さない。
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[参考] 2015年度内閣府調査
「自身の苦悩を表明することは利己的といわれるかもしれない。でも、私にとっては #MeToo が最後の砦だったんです」と話すのは、舞台女優の清水めいりさん。
「半年前、酔い潰れさせられた後、私はある舞台プロデューサーに2度に渡りレイプされました。警察はホテルの防犯カメラを確認しました。そこには私がプロデューサーと肩を組んで、よろめいて歩く姿が映っていました。警察は私が同意の上であったと結論づけ、被害届は受理されませんでした」
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俳優の清水めいりさんは当局に同意の上であったと見做され、被害を受理されなかった。(撮影:Xavier Tera) [詳細追記]
「レイプを犯罪として証明するために、被害者は物理的外傷を証明しなければならないんです!」"FOR A RAPE TO BE A CRIME, THE VICTIM MUST PROVE PHYSICAL INJURY! "
女性が男性と酒を飲みに行くことに同意したら、その女性が性的被害を受けたとしても責任は彼女にあり、彼女は自分の身を守る術を知らなければならない――日本には、こんな考えが根強く残っている。
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[参考:NHKネットワークが実際に行ったアンケート]
110年前に作られた性暴力に関する法律もこれと同じ考えに依拠している。
「レイプを犯罪として証明するために、被害者は物理的外傷を証明しなければならないんですよ?」
弁護士の望月晶子さんはこう強調する。
「世間一般はいまだに、当然のように、被害者は夜どこからともなく現れた全く知らない人から襲われるものだと想像しているのです!」
晶子さんは東京に、レイプ被害者を全国規模で支援するNPO法人「レイプクライシスセンターTSUBOMI」を設立し、これまで1,500人ほどの被害者を支援してきた。
伊藤詩織さんの闘いにも敬意を表する。詩織さんのおかげもあって、昨年の7月に法律が改正されたからだ。改正された刑法では、レイプ [強制性交等罪] は懲役3年から5年に変更され、男性も性暴力の被害者として見做されるようになった。
だが彼女にとって、この闘いは初めから勝つ見込みのないものだ。レイプ犯の99%が不起訴となるからだ。
「私自身、依頼人たちには告訴することを勧めません。それ以上被害者たちにトラウマを与えたくないと思う��らです。そう、加害者たちはお金で被害者たちの沈黙を買うのです。支払う能力のある加害者たちに対しては、平均で4万ユーロ(約500万円)の高額で示談を交渉します。このような状況では #MeToo が日本で理解されないのも無理もないのかもしれません」
より深刻なのは、性的同意の問題が法律でも学校でも言及されないことだという。
「社会はこの問題について議論の場をもったことがありませんし、高校で性教育を実施することも拒んでいます。それは一般に、『非行の扇動』とみなされるからかもしれません」
社会学者でジェンダー論の専門家である大阪大学教授の牟田和恵さんはこう嘆く。
結果、ポルノが性的な物事への入り口となっている。
「ワンクリックで視聴が可能なビデオの多くにおいて、地下鉄の中で少女たちが『いや!いや!』と叫びながら(それでも「イエス」と受け止める人もいるのでしょうけども)レイプされるストーリーが描かれています。アダルトビデオの中のレイプはまるでゲームのように描かれています。日本人が『同意』の意味するところを知らないのも無理はないと思いませんか?」
ひと握りのフェミニストたちが、牟田教授のように、シンポジウム等を通して #MeToo に関する議論を活発化させようとしている。
前出の大阪大准教授の谷口真由美さんは、課題の大きさをこう言い表す。
「これは構造的な問題です。どこから手を付ければいいのか。教育?政治?経済?メディア?司法?それとも家庭?」
同志社大学教授の岡野八代さんにとってさらに気がかりなのは、政治的な状況が沈黙と、他人を中傷する言説の正当化をさらに強めていることである。 フェミニスト活動家の彼女はこう憤る。
「ソーシャルメディアを使って、匿名の人たちや、極端な保守派議員たちが私たちの活動の信用を失わせようとしています。バッシングは10年前と比べると、よりあからさまで、当たり前のものになっています。私たちはきっと、日本の社会と日本の全男性を敵に回しているのでしょうね!」
だが、伊藤詩織さんは希望を失わない。彼女はひそかに、根強い支持を受けている。
「多くの男性や女性が私的に感謝の意を表してくれました。彼らはそれを公に行うことを恐れていますが、確実に連帯してくれています。ただし、ひそかに。だから、続けなくてはならないのです!」
蔓延する痴漢
THE PLAGUE OF GROPERS
GROPERS(痴漢)または "TCHIKAN" の問題は1990年代になって公共機関でも配慮されるようになった。女性のために、鉄道各線にピンク色の車輌が用意されている。 しかし、「所詮、男が潜在的な脅威であることに変わりはない」という考えが根強く残っている。
東京のクリニックで働く [臨床医で精神保健福祉士の] 斉藤章佳さんは、弁護士や家族の依頼で2年間に1,200人もの"TCHIKAN" を治療した経験を持つ。
「男性を敬い、女性を蔑視する男尊女卑の風潮は、いまも根強く残っています。痴漢は被害者たちをモノのように見ます。しかし、彼らは捕食者ではありません!これは、私が患者さんたちに一番初めに伝えることです。痴漢は根治することも、リハビリを通して更生させることもできます。しかし残念ながら、われわれは『助平な変質者から身を守る術を知らない被害者』というステレオタイプに逃げ込みがちです」
この臨床医によれば、典型的な患者像は、「サラリーマンで、既婚で、会社の上司たちに苛められている人」であるという。
「地下鉄の中は、彼らにとって家庭と職場の間で唯一、彼らの激しい支配欲を満たすことのできる空間なのです」
章佳さんによると、毎年10万人の日本人女性が痴漢の被害に遭っている。
奮起する彼女(ELLE)たち
ELLES (THEY) ARE MOBILIZING
『エルジャポン』は3月、安倍晋三首相に近い者にレイプされたと告発したジャーナリスト・伊藤詩織さんの肖像を描く記事を掲載した。彼女の戦いは多くの海外メディアで報道されたが、日本ではほとんど報じられなかった。
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「私たちはリスクをとらなけばなりません。レイプや政治について話すことは大きなタブーです。読者の大部分はショックを受けた、それは確かです。しかし私たちは、この話に世界的な広がりを与えなければならないと思いました」
『エルジャポン』のディレクター、イヴ・ブゴン(Yves Bougon)は語る。
記事を書いた ミエ・コヒヤマ(Mie Kohiyama)さんには、多くの賛同の声が寄せられた。
「記事はひじょうに沢山シェアされました。とくに女優のアーシア・アルジェント(Asia Argento)によって。多くの日本人が私にコンタクトをとって来きました。#MeToo ムーブメントは日本でもひそかに進行しているのです」
未成年者に対する性犯罪の公訴時効 の廃止と心的外傷による記憶喪失 [解離性健忘=PTA] の問題について活動するミエさんは、性暴力について活動する国際団体の支援を受け、シンポジウムの企画を進めている。
フランスで「心的外傷性の記憶及び被害者学に関する協会」の会長を務めるミュリエル・サルモナ博士(Dr. Muriel Salmona)は今月初め、女性の弁護士や医師で構成された日本の代表団をパリで迎えた。
「積極的なやりとりや意見交換がなされました」
フランセーズのサルモナ博士は興奮気味に語る。
「彼女���は北海道にレイプ被害者を受け入れる先進的なセンターを開設した人たちで、情報と支援を求めていました。私たち日仏の両団体は、団体間で、あるコラボレーションを行おうと考えています」
この記事は『ELLE』マガジン2018年4月28日号に掲載されました。
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takahashicleaning · 4 years ago
Link
TEDにて
ジョイ・サン: 資金援助の新しい形
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
2014年時点では、テクノロジーが、世界で極貧にあえぐ人達に直接現金を届けることを可能にしつつあります。
私たちもそうすべきでしょうか?熟練の援助従事者であるジョイ・サンが、示唆に富んだ講演で貧しい人達を助ける2つの方法を紹介します。
経済学者たちは、これを「条件なしの現金給付」と呼び、文字通り条件なしで現金を支給します。
現代貨幣理論(MMT)に近いアイデアです。
ベーシックインカムを導入することで、軽犯罪を急激に減少させる効果が確認されています。
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開発途上国の政府は、これを何十年もやってきましたが、今になって初めてこれまでの経験や新しいテクノロジーを駆使して支援を届けるモデルの実現が可能になりました。
インターネットや金融工学のイノベーションの発達のおかげで可能になっています。そこで、私たちが立ち上げたのが「GiveDirectly」です。
私たちは貧しい人達に現金給付を行う初の民間団体です。まずAndroidなどのスマートフォンを手にお宅を訪れます。お名前をうかがい、顔写真と小屋の写真を撮ります。そして、GPS座標を取得します。
その日の晩、クラウドコンピューティングに全データを送るとそれぞれのデータが専門家チームによって確認されます。この際、衛星画像などが用いられます。
そして、またお宅にうかがって、もし、スマートフォンをお持ちでない場合は簡易なスマートフォンを買ってもらい、数週間後、そこに送金します。
5年前には、実現不可能に見えたことが、今では、効率的に腐敗の心配もなく行うことができます。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
なお、ビックデータは教育や医療に限定してなら、多少は有効かもしれません。それ以外は、日本の場合、プライバシーの侵害です。
通信の秘匿性とプライバシーの侵害対策として、匿名化処理の強化と強力な暗号化は絶対必要です!
さらに、オープンデータは、特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が
望むように再利用・再配布できるような形で、商用・非商用問わず、二次利用の形で入手できるべきであるというもの。
主な種類では、地図、遺伝子、さまざまな化合物、数学の数式や自然科学の数式、医療のデータやバイオテクノロジー
サイエンスや生物などのテキスト以外の素材が考えられます。
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
現実世界には、2つの金融の仕組みが長い年月をかけて構築されており、預金者からお金を借りてお金が必要な人に仲介業者(銀行の金融機関)を通じて貸し出すことを���間接金融」といいます。
代表的な間接金融の商品が「銀行からの貸し出し(自らの預金が源)」「手形」です。
日本は、こちらに重点が置かれていますが、世界では直接金融が主流かもしれません。
もう一つの仕組みとして、お金を必要とする相手に直接お金を出資するのが直接金融と言います。
主な直接金融の商品に有限責任の「株式」「債券」があります。ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家もこちらの分野です。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデア)
Don tap scott is “block chain revolution”, such as Uber, Airbnb, TaskRabbit and Lyft. We are talking about shared economies. It is that equal peoples generate wealth together and share. It is a very powerful idea.
ドン・タプスコットが「ブロックチェーンレボリューション」の中で、UberやAirbnbやTaskRabbitやLyftといった。共有経済について話題にしています。対等な個人がいっしょに富を生み出し、共有するというのは。とても強力なアイデアです。
But, when you tell me that kind of company does not really share it! ! In fact, the success of these companies is due to not being shared. Furthermore, unless it is a country with high inflation, deflationary spirals will occur and gradually wages will not rise. The only solution at the moment is to tax and distribute widely to platform firms taking de facto standards with redistribution of wealth. This is important! ! I say.
でも、私に言わせるとそういった企業は本当に共有をしてはいません!!実際、これらの企業が成功しているのは、まさに共有しないことによってなのです。さらに、高インフレの国でないとデフレスパイラルが起きてしまい、次第に賃金が上昇しなくなります。現在の唯一の解決法は富の再分配でデファクトスタンダードをとっているプラットフォーマー企業に課税して広く配分するということです。ここが重要!!と言っています。
As a personal feeling, I think that around the dawn of Google until the financial crisis 2008 is the ideal form of redistribution. It might be even better if you incorporate block chains and virtual currency here.
個人的な感覚としては、金融危機2008までのGoogle黎明期の頃が再分配の理想形と思っています。ここにブロックチェーンと仮想通貨を組み込めば、さらに良いかもしれません。
As for the virtual currency, there are possibilities that three scenarios will merge into the hybrid in the future.
仮想通貨については、今後、3つのシナリオがハイブリッドに融合していく可能性があります。
First, virtual currency like bit coin substitutes investment and speculation. Second, platform firms taking the de facto standards issue and use virtual currencies. Third, we will utilize the virtual currency issued by central banks to support individuals with lower annual income (policy of the executive branch like helicopter money)
第一は、ビットコインのような仮想通貨が投資や投機を代用していく。 第二は、デファクトスタンダードをとっているプラットフォーマー企業が仮想通貨を発行、活用していく。 第三は、中央銀行が発行する仮想通貨を年収の低い個人の下支え用に活用していく(ヘリコプターマネー的な行政府の政策)
Current age of artificial intelligence. As other extended ideas such as MBS, REIT and ETF of effective monetary policy measures that began to be utilized after the financial crisis by the central bank, compensation other than options to raise taxes.
現在の人工知能時代。中央銀行による金融危機以降に活用し始めた有効な金融政策手段のMBS、REIT、ETFなどの他の拡張アイデアとして、賠償金をかける、税金アップ以外の選択肢。
In other words, central banks in each country actively purchase and forcibly buy industrial individual securities of platform companies that deflate goods other than the large public goods affecting low-income people who are currently de facto standards Support
つまり、いっそのこと現在デファクトスタンダードをとってる低所得者に影響大な公共財以外の財をデフレストリーム化させてるプラットフォーマー企業の産業個別の証券を各国の中央銀行が積極的に買取り、強制的に下支えして
Idea to stabilize price inflation by indirectly offsetting declines in prices by increasing the income of low-income earners by making profits on securities funded by basic income. Perhaps there is also the effect of increasing real GDP?
証券上の利益をベーシックインカムの原資にすることで低所得者の収入を増やし物価の下落を間接的に相殺させ物価を下支え安定化させるアイデア。もしかして、実質GDPも増加していく効果もあるかも?
In addition, central banks of neutral countries can improve redistribution function at basic income, as Plato says, it is possible to prevent the rise of populism which negatively falsifies dissatisfaction of the disparity which is the blind spot of ideal democratic politics maybe.
さらに、中立の各国の中央銀行がベーシックインカムで再分配機能を向上させることで、プラトンが言うように理想の民主政治の盲点である格差の不満を負に扇動していくポピュリズムの台頭を予防できるかもしれません。
In some ways, the information industry is also similar to credit markets.
情報産業はある意味、信用市場に似ているためもあります。
バイデン大統領は2021年。
財務長官にイエレン就任した際の経済対策の一環
「世界が相互に結びついたことのもう一つの結果が30年に及ぶ法人税率の引き下げ競争だった」
というマクロ経済学の結果を明示した前提で各国の多年の法人税引き下げ競争を終わらせ、20カ国・地域(G20)で協力して共通の最低税率を設ける国際的な取り組み
法人税に世界的な「最低税率」を設定することで合意するよう調整していると言います。
実現が遠い世界的なデジタル課税よりも現行法の範囲での現実的な提案をしたかもしれない!
日本国憲法尊守を前提で、こんなアイデアはどうだろうか?
幸福がポイント。
ベーシックインカムは、現在の社会保障にプラスしていくことを前提条件として考慮しています!
もう一度。
ベーシックインカムは、現在の社会保障にプラスしていくことを前提条件として考慮しています!
さらに、中央銀行のデジタル通貨で光熱費料金もある程度、補助金という形で個人単位を補助し、実質的に料金を下げて欲しい。
���気やガス事業は、国防と密接で独占せざるを得ないから競争して、むやみにインフラ崩壊させるよりもデジタル通貨でベーシックインカム形式の光熱費補助にも特化して欲しい
「合成の誤謬を最小限に抑えること前提」
毎月国民一律皆給付ベーシックインカムは最優先だが、財源がない場合に備えて、特化オプションをそろえて柔軟に機動的に実行できる環境も重要です
「合成の誤謬を最小限に抑えること前提」
光熱費は毎月の消費なので貯金に回りづらいから庶民の生活下支えになる。しかし、競争しすぎてもデフレスパイラル競争になるから、光熱費領域は慎重に設計することが肝要。
内閣府の「マイナンバー制度の定義」は「マイナンバーは社会保障、税、災害対策の3分野で複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます」
基本的人権侵害にあたるため、他分野へむやみに拡大するのは危険です。
金融の概念で分けられてはいる名称だが・・・
既存通貨に色は付かないので行政府が勝手に決めてる概念という前提で以下に展開します。
1、贈与。2、寄付。3、金融の貸付。
違いは、言葉の定義。
1、親族内。 2、他人同士で金利ゼロ返済不要。行政府経由なら「給付」という言葉の定義になる。サンデルの言う強者から弱者にマネーが100%流れれば善悪ない。 3、他人同士で金利ゼロか有りの返済付きで場合によりマイナス金利もある。
この場合、既存通貨は、追跡できないことが問題点。弱者をしつこく追跡することは法律違反で独占禁止法の優越的地位の濫用になります。通貨や人間が悪いわけではない場合が多い。
なら、政治資金規正法改正して、既存通貨の他に追跡できるデジタル通貨の形式で政治家限定で歳費支給したらどうなるだろうか?現状の歳費支給にプラスしてデジタル通貨分もプラスするから給与アップになる。追跡できるから不正もできない。
政治家への既存通貨での寄付は厳格に条件を決めた範囲内で政治資金規正法で透明化するのはいいこと。現実的に現状このルートは、デジタル通貨にせず、日本の場合は検察当局の存在理由も維持するためもあります。将来的にはデジタル通貨に完全移行が望ましいけど。
政治家からの既存通貨での弱者個人(選挙区内)への寄付は、自らの裁量で年収の低い弱者(選挙区内)だけに行うなら善性に沿うかもしれない。法律化しても問題ない。こちらも将来的には、デジタル通貨なら自動で透明化、効率化できます。
なお、国内の格差縮小にも貢献できるだろうし、万が一、強欲大中法人が賃金を下げてしまっても政治家が下支えできるという政治家本能やお互いの幸福も社会システムに組み込めます。
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skf14 · 5 years ago
Text
12150006
軽快なメロディが音割れしていることにきっと全員気付いているはずなのに、誰も指摘しないまま、彼は毎日狂ったようにそれを吐き出し続けている。
時刻は朝の8時過ぎ。何に強制されたでもなく、大人しく2列に並ぶ現代の奴隷たち。いや、奴隷ども。資本主義に脳髄の奥まで犯されて、やりがいという名のザーメンで素晴らしき労働という子を孕まされた、意志を持たない哀れな生き物。何も食べていないのに胃が痛い。吐きそうだ、と、50円のミネラルウォーターを一口含んで、押し付けがましい潤いを乾く喉に押し込んだ。
10両目、4番目の扉の右側。
俺がいつも7:30に起きて、そこから10分、8チャンネルのニュースを見て、10分でシャワー、10分で歯磨きとドライヤー、8:04に自宅を出て、8:16に駅に到着。8:20発の無機質な箱に乗る、その最終的な立ち位置。扉の右側の一番前。黄色い線の内側でいい子でお待ちする俺は、今日もぼうっと、メトロが顔を覗かせるホームの端の暗闇を見つめていた。
昨日は名古屋で人が飛び込んだらしい。俺はそのニュースを、職場で開いたYahoo!のトップページで見かけた。群がる野次馬が身近で起きた遠い悲劇に涎を垂らして、リアルタイムで状況を伝える。
『リーマンが飛び込んだ』
『ブルーシートで見えないけど叫び声聞こえた』
『やばい目の前で飛び込んだ、血見えた』
『ハイ1限遅れた最悪なんだけど』
なんと楽しそうなこと。まるで世紀の事件に立ち会った勇敢なジャーナリスト気取り。実際は目の前で人が死ぬっていう非現実に興奮してる変態性欲の持ち主の癖に。全員死ね。お前らが死ね。そう思いながら俺は、肉片になった男のことを思っていた。
電車に飛び込んで仕舞えば、生存の可能性は著しく低くなる。それが通過列車や、新幹線なら運が"悪く"ない限り、確実に死ぬ。悲惨な形を伴って。肉片がおよそ2〜5キロ圏内にまで吹き飛ぶこともあるらしい。当然、運転手には多大なトラウマを植え付け、鉄道職員は線路内の肉片を掻き集め、乗客は己の目の前で、もしくは己の足の下で、人の肉がミンチになる様を体感する。誰も幸せにならない自殺、とは皮肉めいていてよく表現された言葉だとつくづく思う。当人は、幸せなのだろうか。
あの轟音に、身体を傾け頭から突っ込む時、彼らは何を思うのだろう。走馬灯とやらが頭を駆け巡るのか、やはり動物の本能として恐怖が湧き上がるのか、それとも、解放される幸せでいっぱいなのか。幸福感を呼び起こす快楽物質が脳に溢れる様を夢想して、俺は絶頂にも近い快感を奥歯を噛み締めて堪えた。率直に浮かんだ「羨ましい」はきっと、俺が人として生きていたい限り絶対漏らしてはいけない、しかし限りなく本音に近い、5歳児のような素直な気持ち。
時刻は8:19。スマホの中でバカがネットニュースにしたり顔でコメントを飛ばして、それに応戦する暇な人間たち。わーわーわーわーうるせえな、くだらねえことでテメェの自尊心育ててないで働けゴミが。
時刻は8:20。腑抜けたチャイムの音。気怠そうな駅員のアナウンス。誰に罰されるわけでもないのに、俺の足はいつも黄色い線の内側に収まったまま、暗がりから顔を覗かせる鉄の箱を待ち侘びている。
俺は俯いて、視界に入った己のつま先にグッと力を込めた。無意識にするこの行為は、死への恐怖か。馬鹿らしい。いつだって、この箱の前に飛び込むことが何よりも幸せに近いと知っているはずなのに。
気が付けば山積みの仕事から逃げるように、帰りの電車に乗っていた。時刻は0:34。車内のアナウンス。この時間でこの場所、ということは終電だろう。二つ離れた椅子に座ったサラリーマンがだらりと頭を下げ、ビニール袋に向けて嘔吐している。饐えた臭いが漂ってきて貰いそうになるが、もう動く気力もない。死ね。クソ野郎が。そう心の中でぼやきながら、俺はただ音楽の音量を上げて外界を遮断する。耳が割れそうなその電子音は、一周回って心地いい。
周りから俺へ向けられる目は冷たく、会社に俺の居場所はない。同期、後輩はどんどん活躍し、華々しい功績を挙げて出世していく。無能な俺はただただ単純で煩雑な事務作業をし続けて、それすらも上手く回せない。ああ、今日はただエクセルの表作りと、資料整理、倉庫の整理に、古いシュレッダーに詰まった紙の掃除。それで金を貰う俺は、社会の寄生虫か?ただ生きるために何かにへばりついて必要な栄養素を啜る、なんて笑える。人が減った。顔を上げると降りる駅に着いていた。慌てて降りる俺を、乗ろうとしていた騒がしい酔っ払いの集団が睨んで、邪魔そうに避けた。何だその顔は。飲み歩いて遊んでた人間が、働いてた俺より偉いって言うのか。クソ。死ね。死んでくれ。社会が良くなるために、酸素の消費をやめてくれ。
コンビニで買うメニューすら、冒険するのをやめたのはいつからだろう。チンすれば食べられる簡単な温かい食事。あぁ、俺は今日も無意識に、これを買った。無意識に、生きることをやめられない。人のサガか、動物としての本能か、しかし本能をコントロールしてこその高等生物である人間が、本能のままに生きている時点で、矛盾しているのではないか。何故人は生きる?生きるとは?NHKは延々とどこか異国の映像を流し続けている。国民へ向けて現実逃避を推奨する国営放送、と思うと笑えてきて、俺は箸を止め、腹を抱えてしこたま笑った。あー、死のう。
そういえば、昔、俺がまだクソガキだった頃、「完全自殺マニュアル」なる代物の存在を知った。当然、本を変える金なんて持ってなかった俺は親の目を盗んで、図書館でそれを取り寄せ借りた。司書の本を渡す際の訝しむ顔がどうにも愉快で、俺は本を抱えてスキップしながら帰ったことを覚えている。
首吊り、失血死、服毒死、凍死、焼死、餓死...発売当時センセーショナルを巻き起こしたその自称「問題作」は、死にたいと思う人間に、いつでも死ねるからとりあえず保険として持っとけ、と言いたいがために書かれたような、そんな本だった。淡々と書かれた致死量、死ぬまでの時間、死に様、遺体の変化。俺は狂ったようにそれを読み、そして、己が死ぬ姿を夢想した。
農薬は消化器官が爛れ、即死することも出来ない為酷く苦しんで死ぬ地獄のような死に方。硫化水素で死んだ死体は緑に染まる。首吊りは体内に残った排泄物が全て流れ出て、舌や目玉が飛び出る。失血死には根気が必要で、手首をちょっと切ったくらいでは死ねない。市販の薬では致死量が多く未遂に終わることが多いが、バルビツール酸系睡眠薬など、医師から処方されるものであれば死に至ることも可能。など。
当然、俺が手に取った時には情報がかなり古くなっていて、バルビツール酸系の薬は大抵が発売禁止になっていたし、農薬で死ぬ人間など殆どいなくなっていたが、その情報は幼かった俺に、「死」を意識させるには十分な教材だった。道徳の授業よりも宗教の思想よりも、何よりも。
親戚が死んだ姿を見た時も、祖父がボケた姿を見た時も、同じ人間とは思えなかった俺はきっとどこか欠けてるんだろう。親戚の焼けた骨に、棺桶に入れていたメロンの緑色が張り付いていて、美味しそうだ。と思ったことを不意に思い出して、吹き出しそうになった。俺はいつからイカれてたんだ。
ずっと、後悔していたことがあった。
小学生の頃、精神を病んだ母親が山のように積まれた薬を並べながら、時折楽しそうに父親と電話をしていた。
その父親は、俺が物心ついた、4、5歳の頃に外に女を作って出て行った、DVアル中野郎だった。酒を飲んでは事あるごとに家にあるものを投げ、壊し、料理の入った皿を叩き割り、俺の玩具で母親の顔を殴打した。暗い部屋の中、料理が床に散乱する匂いと、やめてと懇願する母親の細い声と、人が人を殴る骨の鈍い音が、今も脳裏によぎることがある。あぁ、懐かしいな。プレゼントをやる、なんて言われて、酔っ払って帰ってきた父親に、使用済みのコンドームを投げられたこともあったっけ。「お前の弟か妹になり損ねた奴らだよ。」って笑ってたの、今思い返してもいいセンスだと思う。顔に張り付いた青臭いソレの感触、今でも覚えてる。
電話中は決まって俺は外に出され、狭いベランダから、母親の、俺には決して見せない嬉しそうな顔を見てた。母親から女になる母親を見ながら、カーテンのない剥き出しの部屋の明かりに集まる無数の羽虫が口に入らないように手で口を覆って、手足にまとわりつくそれらを地面のコンクリートになすりつけていた。あぁ、そうだ、違う、夏場だけカーテンをわざと開けてたんだ。集まった虫が翌朝死んでベランダを埋め尽くすところが好きで、それを俺に掃除させるのが好きな母親だった。記憶の改変は恐ろしい。
ある日、俺は電話の終わった母親に呼ばれた。隣へ座った俺に正座の母親はニコニコと嬉しそうに笑って、「お父さんが、帰ってきていいって言ってるの。三人で、幸せな家庭を作りましょう!貴方がいいって言ってくれるなら、お父さんのところに帰りましょう。」と言った。そう。言った。
俺は、父親が消えてからバランスが崩れて壊れかけた母親の、少女のように無垢なその笑顔が忘れられない。
「幸せな家庭」、家族、テレビで見るような、ドラマの中にあるような、犬を飼い、春には重箱のお弁当を持って花見に行き、夏には中庭に出したビニールプールで水遊びをし、夜には公園で花火をし、秋にはリンゴ狩り、栗拾い、焼き芋をして、落ち葉のベッドにダイブし、冬には雪の中を走り回って遊ぶ、俺はそんな無邪気な子供に焦がれていた。
脳内を数多の理想像が駆け巡って、俺は、母の手を掴み、「帰ろう。帰りたい。パパと一緒に暮らしたい。」そう言って、泣く母の萎びた頬と、唇にキスをした。
とち狂っていたとしか思えない。そもそも帰る、と言う表現が間違っている。思い描く理想だって、叶えられるはずがない。でもその時の馬鹿で愚鈍でイカれた俺は、母の見る視線の先に桃源郷があると信じて疑わなかったし、母と父に愛され、憧れていた家族ごっこが出来ることばかり考えて幸せに満ちていた。愚かで、どうしようもなく、可哀想な生き物だった。そして、二人きりで生きてきた数年間を糧に、母親が、俺を一番に愛し続けると信じていた。
母は、俺が最初で最後に信じた、人間だった。
父親の家は荒れ果てていた。酒に酔った父親が出迎え、母の髪を掴んで家の中に引き摺り込んだ瞬間、俺がただ都合の良い夢を見ていただけだと言うことに漸く、気が付いた。何もかも、遅過ぎた。
仕事も何もかも捨てほぼ無一文で父親の元へ戻った母親が顔を腫らしたまま引越し荷物の荷解きをする姿を見ながら、俺は積み上げた積み木が崩れるように、砂浜の城が波に攫われるように、壊れていく己の何かを感じていた。母は嬉しそうに、腫れた顔の写真を毎度俺に撮らせた。まるでそれが、今まで親にも、俺にも、誰にも与えられなかった唯一無二の愛だと言わんばかりに、母は携帯のレンズを覗き、画面越しに俺に蕩けた目線を送った。
人間は、学習する生き物である。それは人間だけでなく、猿や犬、猫であっても、多少の事は学習できるが、その伸び代に関しては人間が群を抜いている。母親は次第に父親に媚び、家政婦以下の存在に成り下がることによって己の居場所を守った。社会の全てにヘイトを募らせた父親も、そんな便利な道具の機嫌を損ねないよう、いや、違うな、目を覚まさせないように、最低限人間扱いをするようになった。
まあ当然の末路と言えるだろうな。共同戦線を組んだ彼らの矛先は俺に向いた。俺は保てていた人間としての地位を失い、犬に、家畜に成り下がった。名前を呼ばれることは無くなり、代わりについた俺の呼び名は「ゴキブリ」になった。家畜、どころか害虫か。産み落とした以上、世話をするほかないというのが人間の可哀想なところだ。
思い出したくもないのにその記憶を時折呼び起こす俺の出来の悪い脳を何度引き摺り出してやろうかと思ったか分からない。かの夢野久作が書いた「ドグラマグラ」に登場する狂った青年アンポンタン・ポカン氏の如く、脳髄を掴み出し、地面に叩きつけてやりたいと思ったことは数知れない。
父親に奉仕する母は獣のような雄叫びをあげて悦び、俺は夜な夜なその声に起こされた。媚びた、艶やかな、酷く情欲を煽るメスの声。俺は幾度となく吐き、性の全てを嫌悪した。子供じみた理由だと、今なら思う。何度、眠る父親の頭を金属バットで叩き割ろうと思ったか分からない。俺は本を読み漁り、飛び散る脳髄の色と、母の絶望と、断末魔を想像した。そう、この場において、いや、この世界において、俺の味方は誰もいなかった。
いつの間にかテレビ放送は休止されたらしい。画面端の表示は午前2時58分。当然か。騒がしかったテレビの中では、カラーバーがぬるぬると動きながら、耳障りな「ピー」という無慈悲な機械音を垂れ流している。テレビの心停止。は、まるでセンスがねえな死ね俺。
ずっと、後悔していた。誰にも言えず、その後悔すらまともに見ようとはしなかったが、今になって、思う。何度も、あの日の選択を後悔した。
あの日、俺がもし、Yesと言わなかったら。あの日の俺はただ、母親がそう言えば喜ぶと思って、幸せそうな母親の笑顔を壊したくなくて、...いや、違う。あれは、幸せそうな母親の笑顔じゃない、幸せそうな、メスの笑顔だ。それに気付けていたら。
叩かれても蹴られても、死んだフリを何度されても自殺未遂を繰り返されても、見知らぬ土地で置き去りにされても、俺はただ、母親に一番、愛されていたかった。父親がいない空間が永遠に続けばいい、そう今なら思えたのに、あの頃の俺は。
母親は結局、一人で生きていけない女だった。それだけだ。父親が、そして父親の持つ金が欲しかった。それだけだ。なんと醜い、それでいてなんと正しい、人間の姿だろう。俺は毎日、父親を崇めるよう強制された。頭を下げ、全てに礼を言い、「俺の身分ではこんなもの食べられない。貴方のおかげで食事が出来ている」と言ってから、部屋で一人飯を食った。誕生日、クリスマス、事あるごとに媚びさせられ、欲しくもないプレゼントを分け与えられた。そうしなきゃ殴られ蹴られ、罵倒される。穏便に全てを済ませるために、俺は心を捨てた。可哀想な生き物が、自己顕示欲を満たしたくて喚いている。そう思い続けた。
勉強も運動も何も出来なかった。努力する、と言う才能が元から欠けていた、可愛げのない子供だったと自負している俺が、ヒステリーを起こした母親に、「何か一つでもアンタが頑張ったことはないの!?」と激昂されて、震える声で「逆上がり、」と答えたことがあった。何度やっても出来なくて、悔しくて、冬の冷たい鉄棒を握って、豆が出来ても必死に一人で頑張った。結局、1、2回練習で成功しただけで、体育のテストでは出来ずに、クラスメイトに笑われた。体育の成績は1だった。母親は鼻で笑って、「そんなの頑張ったうちに入らないわ。だからアンタは何やっても無理、ダメなのよ。」とビールを煽って、俺の背後で賑やかな音を立てるテレビを見てケタケタと笑った。それ以降、目線が合うことはなかった。
気分が悪い。なぜ今日はこんなにも、過去を回顧しているんだろう。回り出した脳が止められない。不愉快だ。酷く。それでも今日は頑なに、過去を振り返らせたいらしい脳は、目の前の食べかけのコンビニ飯の輪郭をぼやけさせる。
俺が就職した時も、二人は何も言わなかった。ただただ俺は、父親の手口を真似て、母親の心を取り戻そうと、ありとあらゆるブランド物を買って与えた。高いものを与え、食わ��、いい気分にさせた。そうすれば喜ぶことを俺は知っていたから。この目で幾度となく見てきたから。二人で暮らしていた頃の赤貧さを心底憎んでいた母親を見ていたから。
俺は無邪気にもなった。あの頃の、学校の帰りにカマキリを捕まえて遊んだような、近所の犬に給食のコッペパンをあげて戯れていたような、そんな純粋無垢な無邪気さで、子供に戻った。もう右も左も分からない馬鹿なガキじゃない。今の俺で、あの頃をやり直そう。やり直せる。そう思った。
「そんなわけ、ねぇよなぁ。」
時刻は午前4時を回り、止まっていたテレビの心拍が再び脈動を始めた。残飯をビニール袋に入れて、眩しい光源を鬱陶しそうに睨んだ。画面の中では眠気と気怠さを見せないキリリとした顔の女子アナが深刻そうな顔で、巷で流行する感染症についての最新情報を垂れ流している。
結論から言えば、やり直せなかった。あの女の一番は、俺より金を稼いで、俺より肉体も精神も満たせる、あの男から変わることはなかった。理解がし難かった。何度殴られても生きる価値がない死ねと罵られても、それが愛なのか。
神がいるなら問いたい。それは愛なのか。愛とはもっと美しく、汚せない、崇高なものじゃないのか。神は言う。笑わせるな、お前だって分かっていないから、ひたすら媚びて愛を買おうとしたんだろう。ああ、そうだ。俺にはそれしかわからなかった。人がどうすれば喜ぶのか、人をどうすれば愛せるのか、歩み寄り、分り合い、感情をぶつけ合い、絆を作れるのか。人が人たるメカニズムが分からない。
言葉を尽くし、時間を尽くしても、本当の愛の前でそれらは塵と化すのを分かっていた。考えて、かんがえて、突き詰めて、俺は、自分が今人間として生きて、歩いて、食事をして、息をしている実感がまるで無い不思議な生き物になった。誰のせいでもない、最初からそうだっただけだ。
あなたは私の誇りよ、と言った女がいた。そいつは俺が幼い頃、俺じゃなく、俺の従兄弟を出来がいい、可愛い、と可愛がった老婆だった。なんでこんなこと、不意に思い出した?あぁ、そうだ、誕生日に見知らぬ番号からメッセージが来てて、それがあの老婆だと気付いたからだ。気持ちが悪い。俺が人に愛される才能がないように、俺も人を愛する才能がない。
風呂の水には雑菌がうんたらかんたら。学歴を盾に人を威圧するお偉いさんが講釈を垂れているこの番組は、朝4時半から始まる4チャンネルの情報番組。くだらない。クソどうでもいい。好みのぬるめのお湯に目の下あたりまで浸かった俺は、生きている証を確かめるように息を吐いた。ぼご、ぶくぶく、飛び散る乳白色が目に入って痛い。口から出た空気。無意識に鼻から吸う空気。呼吸。あぁ、あれだけ自分の傷抉って自慰しておいて、まだ生きようとしてんのか、この身体。どうしようもねえな。
どうせあと2時間と少ししか眠れない。髪を乾かすのも早々に、俺が唯一守られる場所、布団の中へと潜り込んで、無機質な部屋の白い天井を見上げた。
そういえば、首吊りって吊られなくても死ぬことが出来るんだっけ。そう。今日の朝だって思ったはずだ。黄色い線の外側、1メートル未満のその先に死がある。手を伸ばせばいつでも届く。ハサミもカッターも、ガラスも屋上もガスも、見渡せば俺たちは死に囲まれて、誘惑に飲まれないように、生きているのかもしれない。いや、でも、いつだって全てに勝つのは何だ?恐怖か?確かに突っ込んでくるメトロは怖い。首にヒヤリとかかった縄も怖い。蛙みたく腹の膨れた女をトラックに轢かせて平らにしたいとも思うし、会話の出来ない人間は全員聾唖になって豚の餌にでもなればいいとも思う。苛立ち?分からない。何を感じ、生きるのか。
ああ、そういえば。
父親の頭をミンチの如く叩きのめしてやろうと思って金属バットを手に取った時、そんなくだらないことのためにこれから生きるのかと思うと馬鹿らしくなって、代わりに部屋のガラスを叩き割ってやめた。楽にしてやろうと母親を刺した時、こんなことのために俺は人生を捨てるのか、と我に返って、二度目に振り上げた手は静かに降ろした。
あの時の爽快感を、忘れたことはない。
あぁ、そうか、分かった。
死が隣を歩いていても、俺がそっち側に行かずに生きてる理由。そうだ。自由だ。ご飯が美味しいことを、夜が怖くないことを、寒い思いをせず眠れることを、他人に、人間に脅かされずに存在できることを、俺はこの一人の箱庭を手に入れてから、初めて知った。
誰かがいれば必ず、その誰かに沿った人間を作り上げた。喜ばせ、幸せにさせ、夢中にさせ、一番を欲した。満たされないと知りながら。それもそうだ。一番も、愛も、そんなものはこの世界には存在しない。ようやく分かった俺は、人間界の全てから解き放たれて、自由になった。爽快���。頭皮の毛穴がぞわぞわと爽やかになる感覚。今なら誰にだって何にだって、優しくなれる気がした。
そうか、俺はいつの間にか、人間として生きるのが、上手くなったんだ。異世界から来てごっこ遊びをしている気分だ。死は俺をそうさせてくれた。へらへらと、楽しく自由にゆらゆらふわふわ、人と人の合間を歩いてただ虚に生きて、蟠りは全部、言葉にして吐き出した。
遮光カーテンの隙間から薄明るい光が差す部屋の中、開いたスマホに並んだ無数の言葉の羅列。俺が紡いだ、物語たち。俺の、味方たち。みんなどこか、違うようで俺に似てる。皆合理的で、酷く不器用で、正しくて、可哀想で、幸せだ。皆正しく救われて終わる物語のみを書き続ける俺は、己をハッピーエンド作者だと声高に叫んで憚らない。
「俺、なんで生きてるんだっけ。」
そんなクソみたいな呟きを残して、目を閉じた。スマホはそばの机に放り投げて、目を閉じて、祈るのは明日の朝目が覚めずにそのまま冷たくなる、最上の夢。
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konyokoudou-sk · 8 years ago
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一日一はや慕Weekly 2017年11月15日~11月21日
750. 11月15日
「ん?LINE」 「慕からだわ」 二人で暇をもてあまして だらだらしてる所に慕ちゃんからの LINEを受け取るニワチ��コ 「二人って付き合ってるんだよね、セックスとかしないの?」 慕ちゃんからの爆弾発言に 思わずひっくり返る二人 「ま、まだするわけ…」 「ななな」
菜緒子ちゃんと知代子ちゃんの二人は 小学生の頃の大会で出会って以来 時間があれば二人で頻繁に会うようになり そして中学に入った時には 知代子ちゃんが名古屋に来る形で 一緒になってその後は 親公認で付き合いを始めた とはいえ二人はセックスの経験はまるでない
清く正しいプラトニックな関係 と言えば聞こえはいいものの 実際のところは手さえ繋げていないのが現状 そこに慕ちゃんからのLINEが ぶっこまれたので二人とも困惑している惨状に 「どう反応すればいいのよ」 「私に聞かれてもわかるかぁ!?」 「そうだよね…」
とりあえず頭を整理した菜緒子ちゃんは 慕ちゃんに反撃を試みる 「じゃあ慕は付き合ってる相手と、その…してるの?セックス」 これにはすぐさま慕ちゃんから 返答が帰ってきた 「うん、してるよ。はやりちゃんと」 慕ちゃんの返答に お嬢様二人のニューロンはたちまち沸騰した
菜緒子ちゃんと知代子ちゃんの二人は 蝶よ花よと育てられたお嬢様で 性的なことからはほとんど遠ざけられて育った そして思春期になった今でも それらに対する免疫は皆無だ 「はやりちゃんって、あの瑞原はやり!?」 「慕も私たちもまだ中学生だよね」 「中学生だよ!」
慕ちゃんとはやりんが 日々繰り広げているであろう痴態を 妄想してしまい悶え苦しむニワチョコ 「どんなことしてるのかしら…」 「あのさ…慕に聞いてみようよ」 性に免疫がないとはいえ 菜緒子ちゃんも知代子ちゃんも思春期のまっただ中 性に対する興味を抑えられるはずもない
普段なら知代子ちゃんをひっぱたいてるであろう 菜緒子ちゃんも彼女の提案に賛同していた 「女の子同士で…セックスってどんなことするの」 二人の心臓が悲鳴をあげるなかで メッセージを送信すると これまた即座に返事が返ってきた しかも慕ちゃんとはやりんのハメ撮り付きで
「ひゃああああああっ」 「これが…」 慕ちゃんとはやりんの秘め事の 写真を目の当たりにしてツバを飲む二人 好奇心に駆られた知代子ちゃんは 慕ちゃんから送られてくる 写真を次々とスクロールしていく 「こんなことして気持ちいいのかな…」 「気持ちいいんでしょうね…」
ニワチョコの二人にとっては 初めて見るめくるめく性の神秘に 目を背けたくても背けられない そんな二人の心を知ってか知らずか 慕ちゃんからさらなるメッセージが 「動画も見る?」 二人は慕ちゃんからの 誘惑に抗えなかった 性への嫌悪感より好奇心の方が 勝ってしまった
慕ちゃんから送られてきた動画を 菜緒子ちゃんも知代子ちゃんも 食い入るように見つめていた それは不思議な高揚感だった 禁断の果実を口にするような 不思議な快感だった 「こ、これっ…」 「すごいわ…」 動画を見た二人は 何かに染められていくような錯覚に襲われた
真っ白だったはずの心が 何かに上書きされていくような 知ってしまったらもう元には戻れないような 「ナオ…」 「チョコ」 感じたことのない感覚を 共有してしまい 興奮も冷めない二人は 慕ちゃんの動画にあった行為を 自分たちで試してみようと思い始めた まずは――
お互いの唇と唇を合わせて 舌をもつれ合わせた ディープキスだった もちろん未体験で これが初めてだった 「んっ…これっ」 「ドキドキしちゃっ…」 身体と身体を密着させて さらに一体感を高める 動画のなかの二人のように そこからさらにお互いの衣服のボタンを――
外せなかった 菜緒子ちゃんと知代子ちゃんの二人には ファーストキスが精一杯で それより先に進むことは 心臓が持たなかった 「しなくていいの…」 「まだ心の準備が…」 二人はそれ以上進めるのをやめて お互いに顔を背け合った状態で ベッドに突っ伏してしまった
「今日は…キスできただけでも」 「…」 知代子ちゃんの言葉に 沈黙したままの菜緒子ちゃん つい勢いでキスしてしまったので お互い顔も見られない 「その…気持ちよかった…かな…」 「…よかった」 知代子ちゃんの問いに 小さい声で答えた菜緒子ちゃん 「そっか」
答えを聞いた知代子ちゃんは 菜緒子ちゃんの方に向き直って 今度はホッペにキスした 「っ…」 「良かったならこれもどうかな…」 「…いいわよ」 「ったく素直じゃないわねお嬢様は」 「チョコもお嬢様でしょ」 菜緒子ちゃんに嫌味を言われて あっけらかんと笑う知代子ちゃん
「ふぅ…菜緒子ちゃんも知代子ちゃんも進んだかな…」 二人の関係の進展を見守る慕ちゃんに はやりんが聞く 「何してるの?」 「ナイショ」 不満げに頬を膨らますはやりんに セクハラで答える慕ちゃん 「誤魔化さないでよ…」 「そんなこと言ってまだしたいんだ」
「はやぁ…」 「(二人ともまだセックスまで進んでないみたいだけど、これからどこまで進むかな…一応動画も送ったけどまぁいっか)」 はやりんの身体を貪りながら ニワチョコの二人のことを考えていたものの やがて目の前の身体に 夢中になって二人を忘却する慕ちゃん
751. 11月16日
慕ちゃんが外を歩いていると パラパラと雪が降っていた 「これが初雪かな…にしても綺麗…」 半ば晴れた空から 雪がふわりと落ちていく光景は どこか神秘的にも見えた 「あっ…積もってる」 しかも少しだけ雪が積もっているらしく 町並みに綿が乗ったようになっていた
とはいえ雪兎を作るには 雪の量が足りないので 持ち帰ることは断念したが 「ちょっと脅かしてみよっ」 慕ちゃんは悪いことを思いついたらしく 毛糸の手袋に次々と雪を付けていった そして買い物を済ませた慕ちゃんは 家に戻ってそろっと はやりんの背後に忍び寄り…
「隙ありーっ!」 「冷たっ!?」 冷え冷えの手袋をそのまま はやりんの首に当てていく 突然の冷感に思わず声をあげてしまう 「って慕ちゃん?ふわっ…その手…雪でも降ってたの?」 「初雪だよ!」 ベランダのカーテンを開けてみると 雪が天使の羽根のように舞っていた
それでも空は薄い雲と その合間を抜けて差す光に 包まれていたので 雪の降る日というよりは 奇跡でも起きたかのような景色になっていた 「すごい…」 「さっきよりもっと降ってる…積もったら雪遊びとかできるかな…雪兎とか」 「流石にそんな時間ないよ慕ちゃん…」
それでもこの奇跡のような光景に 心打たれたのか数分ほど 黙ってじっと眺めていた 「今の景色をバックにして立ってくれないかな」 はやりんに言われるまま ベランダを背中にして立ってみる慕ちゃん 「こう?」 「そんな感じ」 そしてその様子をスマホで撮るはやりん
「ほらこんな」 「わぁ…」 雪の降る景色をバックにして 慕ちゃんが立っている写真は まるで慕ちゃんという天使が 羽根を広げて立っているようだった 「とっても綺麗だよ」 「そこまで褒めなくても」 冷たい空気に当てられたせいなのか 慕ちゃんの肌はすっかり赤くなっていた
752. 11月17日(1)
は「慕ちゃんの作ったお菓子全部かな」 慕「そう言われると照れるなぁ…はやりちゃんの方がお菓子作り上手なのに」 は「だって愛情たっぷりなんだよ?それでおいしくないわけない」 慕「確かに愛情はたっぷり詰め込んでるけど…」
753. 11月17日(2)
慕「負けました」 は「慕ちゃんそこそこ行けるけど弱いね」 慕「将棋強いね…」 は「あまり負けたことないかな」 慕「(説得力ある…)」 は「慕ちゃん、ここの飛車こう動かしてみて☆」 慕「わ、思いつかなかった…」 閑「いいなぁ…慕…」 杏「いい加減諦めなさい」
754. 11月17日(3)
「しのちゃっ…」 慕ちゃんのいない間に 彼女の寝ている ベッドの上で致すはやりん 「だめなのにぃっ…」 普段のアイドル活動で 溜まったフラストレーションを 誤魔化すために始めたはずなのに 最近はだんだんと歯止めが利かなくなりつつあった 「もっとっ…ほしっ」
アイドル活動をしてる時でさえ 慕ちゃんの体臭と行為を想像して 興奮してしまうはやりん 「(慕ちゃんにもっとしてもらえば収まるのかな…でも…)」 「はやりちゃん?」 「!?」 致すことに夢中になって時間を忘れてるうちに 慕ちゃんが戻ってきてしまった 「はやっ…」
すぐに服を着ようとしたが 間に合わずあられもない姿を 慕ちゃんに晒してしまうはやりん 「へぇ…はやりちゃん欲求不満?」 「ちょっとされてるだけじゃ…足りなくて…」 「じゃあ足りないものを補わないとね」 そのまま流れで慕ちゃんと 思いっきりして満足したはやりん
755. 11月18日
人気の無い雑居ビルの階段に 足を掛けながら慕ちゃんに聞く 「こんなところで…していいの?」 慕ちゃんは沈黙で答えた 正気かと思った まさかパンツ見せてと懇願してくるなんて 「本当に?」 なかなかパンツ見せる 踏ん切りがつかないはやりんを ニヤニヤ楽しむ慕ちゃん
まさか慕ちゃんの 本当の狙いはわざと自分を 辱めて楽しむことではと思うはやりん ニヤニヤ顔を崩さない慕ちゃんに このまま下ろさないのも 彼女の思うつぼに見えてきたので 思い切ってパンツを見せるはやりん 「おぉ…はやりちゃんのパンツ、ど派手…。見せる気満々だね」
はやりんが見せたパンツを ジロジロ見上げる慕ちゃん 「もういい…」 「まぁだ」 その舐めるような視線に 流石に恋人相手でも 気分が悪くなる 「はやりちゃんのその目…いいね…」 「変態…」 思わず口に出た一言を さら��と受け流して さらにパンツを脱がす慕ちゃん
「変態でいいよ」 「はやぁっ…」 パンツを脱がした後の 陰部をねっとり舐めていく慕ちゃん 「だれか…みられちゃうっ…」 「パンツだけじゃ足りないからたっぷり味合わせて」 見られてしまうことの恐怖から さらに感度を増していくはやりんを たっぷり蹂躙する慕ちゃん
「ふぅ…おいしかった」 はやりんのパンツと愛液を 目一杯に味わった慕ちゃん 「ありがとっ」 自分の陰部にキスをする 慕ちゃんに赤面するはやりん 「もう立てないからおんぶして」 「はいはい」 はやりんのおねだりに 文句一つ言わず 彼女を背負って 家まで運ぶ慕ちゃん
756. 11月19日
「またー?」 「だって欲しいんだもん」 「(慕ちゃんにこの鈴を渡したらどうなるかわかってたはずなのに)」 気まぐれに慕ちゃんに買ってあげた カップル用のおもちゃ セックスしたくなったら鳴らすというだけの たわいもない代物だけど あっという間に虜になってしまった
それからというもの 慕ちゃんははやりんの身体を求めて 毎日鈴を鳴らすので 身が持たなくなりそう 「慕ちゃん明日仕事だよ」 「関係無いよ。この鈴を鳴らしちゃったってことははやりちゃんは私の求めに応じないといけないんだよ」 鈴を買ったことを 後悔し始めるはやりん
「鈴を買う前はそんなに欲しがりだなんて…」 「ガマンしてたんだよ。私がしたいって思ってもちょっと遠慮してた」 慕ちゃんがこんなに性欲の強い子だなんて 想定外だったよと言わんばかりのはやりん 「でも疲れすぎないようにほどほどにね」 「わかってる」 「(ホントかな)」
ベッドにルパンダイブしてくる 慕ちゃんを受け止めるはやりん 慕ちゃんの身体を抱えながら 彼女の囁きを聞くはやりん 「はやりちゃんもせっかく鈴があるんだからもっと素直になれば良いのに」 蠱惑的な声ではやりんの理性を 揺さぶる慕ちゃん 「でも私にも体力の限界が…」
「体力の限界なんて吹っ飛ばしちゃえば気持ちよくなれるし幸せになれるよ」 慕ちゃんの言葉を聞いて 敵わないなぁと思うはやりん そして慕ちゃんに襲われるままに 身体を解放していく 「好きなままにしていいんだね」 「どうせ抵抗しても意味ないからね」 「素直じゃないね」
それからというもの 意識が飛ぶまで慕ちゃんの欲望を 受け止め続けたはやりん 「はぁ…まだ…?」 「まだ行けるよ」 「私はもう…」 何度もイカされつづけて すっかり体力の限界を迎えたはやりんは 今度は慕ちゃんに鈴を使って 同じ目に合わせようと思いながら 眠りについた
757. 11月20日(1)
は「焼き上がったよ☆」 慕「はやりちゃんの作るピザおいしそう…」 は「たまに作ってるから」 慕「あまりイメージなさそうだけど」 は「オーブンあるし材料あるし手軽に作れるよ」 慕「流石…生地がもちもちしてたまらない…」 は「わざわざ胸見て言うかな…」
758. 11月20日(2)
は「おにぎりちょうだい」 慕「いいの?私のおにぎりで」 は「慕ちゃんのおにぎりは愛が篭もってるから」 慕「はい」 は「シャケだ~☆」 慕「(はやりちゃんおいしそうに食べるなぁ…)」 閑「アッツアツだなあの二人」 杏「あ~んして、閑無」 閑「あ~ん」
759. 11月20日(3)
「なぁに私のことマジマジと見て」 「ただ慕ちゃんが見たいだけだよ」 「なにそれ」 あの術をしかけるには 精神的にリラックスしていると いいらしいので紅茶を飲ませるなどしてみた 「紅茶…おいしい?」 「おいしいよ」 もうそろそろ頃合いだ 催眠暗示をかける
「これから慕ちゃんに催眠暗示をかけようと思うんだ」 「催眠術?そういうのあるの?」 「簡単なものだよ。慕ちゃんならあっさりかかると思う」 「嘘だ」 「嘘じゃないよ。騙されたと思って」 胡散臭そうな反応をする慕ちゃんを なだめながらなんとか暗示をかけ始める
「じゃあ慕ちゃん、軽く目を閉じてみて」 「閉じたよ」 「私がいいって言うまでそのままだよ、いい?」 目を閉じた慕ちゃんは 思った以上に端整だったので ついこのままキスをしたい衝動に 駆られるもののどうにか抑えて さらに慕ちゃんが暗示に ハマるように誘導しないと
「吸ってー、吐いてーっ」 「すぅーっ、はぁーっ」 慕ちゃんが私に心を開いてるので 私の暗示も素直に受け止めてくれそうなので さっそく命令を染みこませていく 「あなたはとってもいい気分です。はやりもいい気分です。はやりの声が慕ちゃんの身体に浸透していくのを感じます」
一呼吸開けて慕ちゃんに 重要な命令を刻み込む 「慕ちゃんははやりのことが大好きで、それ以外のことは見ない。どんな男の子にも女の子にも興味を持たない。はやりのことだけ見てること。はい、目を開けて下さい」 慕ちゃんはゆっくり目を開けていく これで慕ちゃんは私だけのもの
実際のところ この催眠術が効くかどうかは 私にもわからない でも慕ちゃんを私だけのものにできたなら それでいいと思っている 「慕ちゃんははやりのこと大好き?」 「大好き、とっても大好き」 無事催眠は効いたように思われた 「ふふふっ」 「何がおかしいの?」
「はやりちゃんったら、そんなこと言っちゃって」 「はやっ」 「そんなこと言わなくても私ははやりちゃんのことしか見ないのに」 結局慕ちゃんが催眠術にかかっていたかは うやむやに終わったものの 前より彼女が私に甘えるようになったのは 決して気のせいではない気がした
760. 11月21日
「慕ちゃんかわいいよ」 「はやりちゃんこそ」 最近慕ちゃんを見る度に かわいいとか好きだよって 言ってあげるようにしている そうすると余計に相手への愛おしさが増していくし ますますかわいくなるって聞いたから 「今日も綺麗だよ…特に髪」 「ありがとっ」
慕ちゃんの髪を軽く 手で梳いてあげながら 褒めてあげると彼女の髪が さらに美しい光を放っていくように 錯覚してしまう 「(髪質がいいのかな…艶が良くて太くて…キチンと手入れが行き届いてて…まぁ手入れは私もやってるけど)」 そして誘惑に駆られて髪の匂いを嗅いでしまう
「良い匂い~」 慕ちゃんの髪の匂いは お日様がポカポカしてるみたいで 癒やされてしまう このままずっと嗅いでいたいけど 慕ちゃんが眠たくなる前に トリートメントしてあげないと 「気持ちいい~」 「でしょ~」 「優しい手で髪を撫でてくれるの大好きだよ」
慕ちゃんの髪を撫でるほどに 彼女への愛おしさが増してきて 心のなかに温かさが流れ込んでくる 「できあがりっ☆」 「ありがとっ」 ドライヤーで髪を乾かし切ったあとで もう一度ゆっくりと髪を撫でて 余韻に浸る 「やっぱり綺麗…」 「それ今日だけで何回目?」
慕ちゃんにツッコまれたけど 悪い気はしなかった 「でもそういうはやりちゃんは嫌いじゃないよ」 「はやっ!?」 そして不意打ちのキスが 私のほっぺに襲いかかる 「えへへ」 そうしてあどけなく笑う慕ちゃんを見て どんどんかわいくなってる気がして 胸がキュンと来る
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doubutsuenzoo · 6 years ago
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どうぶつえんvo.11 後記
2019年9月16日
9月16日月曜日敬老の日は午前10時の段階でもパラパラ雨が降っていて、内容の変更をともなった上でのどうぶつえんになるかなぁという感じもあり、発表者には10時半くらいにその旨を書いたメールを共有していた。僕が渋谷駅に着いたのは13時手前。そこからカフェに一度寄ってから公園を目指す。 だんだんと天気が曇り空のままになっていくのがわかった。 渋谷に近い方の公園内の野外ホール近くでは福島での原発事故を受けての反原発、反核のフェスのような催しが行われていた。気になったのは参加者のほとんどが高齢者で、もちろんこのテーマで他の集まりもあるだろうから何か世代の分断があると思わず一瞬の感想として思ってしまった。そうだ、世代間を越えての交流はずっとテーマだ。
昼13時半過ぎにしていつもより暗めの公園、原宿門入ったところでちらほらとメンバーが集まってくる。 下村唯くんやかんばらけんたさんなど。 今回のメンバーはほとんどがはじめましてということもありぽつぽつと挨拶を交わしながら、雨上がりのさみしい感じがいつものわいわいしている代々木公園の表情とは対照的で静かに映る。 段々メンバーが集まり始めるとその近くをちょくちょく自転車で警備の人が通りすぎる。 今日は全体的に公園自体に遊びに来てる人がやっぱり少ない。
集まっていると近くに寄ってきたおばぁさんがニコニコしている。何か始まるのを楽しみにしているみたいで、話しかける。もうすぐに帰っちゃうというので、今出来ることをと思いせっかくなので一曲歌わせてもらった。どう聞こえたかな、彼女の親戚?もこういうことしてるんだ、と言って応援してくれた。そしてさよならをした。さて、まだ準備に戻る。
何人かから少し遅れそうという連絡が入っていた。雨ということもあり、結構みんな遅れたり予定通り進んでいない様子。 とはいえ14時くらいにはいい具合に集まってきたのでそろそろ始めることになった。 はしっこの売店横で集まって20人くらいになる。それぞれ発表者の自己紹介をしていく。
川上元哉 濱田明李 キヨスヨネスク(遅れていて15時頃に途中合流するとのこと) 村田紗樹 豊島彩花(1歳半くらいの娘さんヒノちゃんを連れて) かんばらけんた Aokid 下村唯
自己紹介のタイミングで事前説明が必要であればしてもらう。 川上元哉くんは、黄色の紐を持って来ていてそれを参加者に両手を伸ばしてもらって採寸したものを切ってそれぞれに渡していき、後にそれを集めてパフォーマンスを行うこと、また採寸自体はちょくちょくタイミングをみて行っていく旨を説明する。 村田紗樹さんは開催中、色んな人の声を録音させてほしいということを伝える。
「いよいよ、どうぶつえんvol.11開園します!」
早速、普段なら売店からコンクリートの道を歩き始めるのだけどこの日は売店の裏側の森のようなスペースに入っていこうという声を聞いたのでそっちに入っていく。先日の台風の影響も残っていてがれきなどが倒れたりしてなかなか面白いスペースになっている。虫除けスプレーを濱田さんが持ってきていて色んな人がしゅっしゅっしていく。かんばらさんの車椅子が入れるか個人的に心配するがこの程度なら全然行けるということだった。 豊島さんが早速やってみることに。 最初にちょっとやることの説明が入り、自分やヒノちゃんの胴体の一部と思われる写真で切り取られた部位のカラープリントをインスタレーションのように立っている木の幹や折れた木の枝の周りなど配置していき、そして始まっていく。移動すると写真のもとにそれを見、比較的ゆっくり豊島さんが動いていく、ひのちゃんはお母さんの動きについて回る。 豊島さんの脚の膝下の部分が出てきて、こっちから見て向こう側の道路の車の動きに対してのコントラストとしての肌の色を感じられたり。 まだ公園の景色に慣れていない目や集中力がだんだんとゆっくりなパフォーマンスを見ていく中で慣れていく。道路を歩いているのがさっきの速度ならこの森の中のスピードが次第に見ている人の運動の中でも慣らされていきそうな。 写真に映った体の部位を豊島さんがトレースしていく、一方で枝などを拾いそれの真似もしていこうとすると、娘のヒノちゃんが不規則にお母さんの動きについていく。2歳くらいだから少しお母さんの真似をするももちろん徹底されていない動きだから微妙になぞっているような印象をもたらすけど、またイメージする動きとはズレていく。少し観客の方も豊島さんとの距離を変えたりしながら関わっていく。もう少し長く行われてもよかったかな?の10分ちょいのパフォーマンスでした。
そのあとで、思いつきで僕Aokidが30秒づつみんなで何かをじっと見てみることを指示するWSのようなことをしてみた。 上空に向かって伸びる木の枝、向こうの道路、近くの濃い緑色の葉っぱ。 もしかしたらやり方に工夫が必要だったのかもしれないけど思いつきで少しだけ皆さんとやってみました。
そこから移動する。 濱田明李ちゃんがメキシコから帰ってきての参加ということもあり、ケツァルコアトル像の元へ移動。このくらいの時間になってくるとだんだん、代々木公園の中にもお客さんが集まり始めてくる。もう雨が降らないことが確認されたかのように。 話し始める明李ちゃんは一方でパフォーマンスの準備かのようにおもむろにたくさん持ってきていた白のハンガーをほどきまっすぐに伸ばしては足元に置いていく。20~30本くらいあった? 話は東京オリンピックのあとにメキシコオリンピックがあり、代々木公園はかつて選手村だったこともありそういったことも関連してのこの場所にメキシコからのこの送り物が出来たという話。 そしてそのあと、ビニールの質感でたとえば風呂場のカーテンなどに使いそうな少し厚めの材質の物体を取り出し、それを端から丸めていく。四方向から丸めていき、真ん中にスペースがある状態になり、船か何かかなぁ?と思っていると今度は墨?インクを取り出しその空いたスペースに垂らしていく。 そのあと確か先ほどまっすぐに強制したハンガー(もはやハンガーというより伸ばされた針金)を束にして持って像の後ろのスペースを走り始める。まるで槍を持って狩をするように少したくましそう、肩が走る際に張っていた、しかし息切れはしているといったように。息を切らし帰ってくると足の指先に先ほど垂らして水たまりになってるビニールの中心地へ足をつけ黒くする。コーヒー豆が入ってそうな材質の袋を頭の上からかぶり床の上でもぞもぞと中で動きだし、内側から少しづつビリビリと袋を破いていき、終いには顔がそこから出てくる。もうそこから出てきた時には走って息を切らして、手足はインクで汚れて袋の中で呼吸を乱して髪の毛や額は汗で濡れた人物でそこにいた。頭と手を袋から出した、ぎりぎりの袋藁袋星人のような状態でパフォーマンスが終了した。(キヨスヨネスクくんが途中合流)
明李ちゃんの使った備品を色々片付けたり、トイレで洗ったりみんなを待たせてる間、下村くんが漫談みたいなことを始めていて面白かった。 少し公園の奥の方に向かって歩き出す。 僕が発見したのは右側の奥まった森的スペース。 そこでやります、と伝えて準備じゃないけど始めていく。 こないだの台風で散らばった木の枝を集め、面した道路面に並べていく。四角形をなるべく目指して。 そのあと、大きな木の枝を地面に叩く時に生じる音や枝についたはっぱのしゃんしゃんした音を呼び起こしていく。上を見上げると木の葉が重なる向こうに曇り空がある、音が今度は上でなるようにクラップハンドする。だんだんと声も出していく、小さい音、大きい音、近づいたり遠くなったりするのをめざす。下で鳴らしていたものを上に今度は上げていくみたいな。 今度はもう少し親しみのある音へと、だんだんギターを取り出して、ギターを演奏する。お客さんに向けてだったりあるいは奥の森の方へ行って、空間にも音を聴かせるように。 一通りすんだと思ったから、今度は一言喋ってスピーカーで音楽を鳴らす。 昨日聴いてよかったAwesomecity clubのエイリアンズのカバーver.を流す。bluetoothスピーカーを持って森の奥に回り込む、すると公園の作業員の方、警備員の方が仕事をしていて見つかって大きな音は出さないようにと注意を受ける。少し音量を下げながらお客さん側に戻ってくる。そこから今度はスピーカーを置いてダンスに移行しようと踊り始めることすぐに、さきほどの警備員の方が止めに入る。 至急、警備員の方に体を向け注意を聞く、終わらせます、と伝えスピーカーを切る。ここで何してるの?と聞かれたのでピクニックですと伝えるとさっき(ギターをならすような仕草)じゃんじゃんしていたよね?といわれたのでついピクニックが盛り上がってと逃れようとする。ダメですよ、映像も撮影しちゃダメですよ、許可必要ですよ、と言われるが写真です、とこれは写真ですと嘘をついて交わしていく。とにかくみんなにはストップを伝える。いったん警備員の方も去り、ピクニックに戻る体をみんなと共有し移動する。 お客さんの方でも何か同じようにドキッとする感じを引き受けてくれたようだった。発表者だけじゃなく、同じようにそれを感じてくれたのは嬉しかった。
下村唯くんは少し歩いた先の木の林立するさっきよりは明るいスペースで行うことに。 ピクニックだということを言われていたのでじゃあとブルーシートを広げなるべくそのスペースにみんな入ってもらう。足りない分は明李ちゃんが持ってきていた分割された茶色いシートも使う。 キヨスくんが助手みたいな役割で少しだけセリフを与えられ白衣を与えられ、スピーカーも置いて発表が始まった。 どうやらコンテンポラリーダンスに至るダンス史についての話ということで、下村くんが前に立つ形で話し始めていく。iPadで画像のスライドショーを見せようとするが思ったよりも画面が小さくそれはキャンセルして話し始めていく。 クラシックダンスやモダンダンス、ポストモダンダンス、など、下村くんが学んできた情報によって語られる。意外に知らないことも多かったし、こんなに言葉にして人前でダンス史を話す人というのも珍しいように思う。彼の強いキャラクターを交えながら時に前後に動き、時に生徒のようにシートに座る観客に質問を答えを受けならがら強いキャラクターだけどどこか柔軟な対応可能性も持ち合わせての15分くらいが経ったろうか。ちょっとうさんくささもある、観客の反応もどうやらそれぞれの様子。 助手からそろそろ、という声が入りキヨスくんは後ろに退いて、いよいよ音楽が始まる。そして話してきた中でそれがコンテンポラリーダンスかもしれないというような予感を持った振り付けで踊られていく、どこかさわやかで、しかし説得力を持って。向こうには僕ら以外の人たちがその様子を見ている。子供もいる。途中彼らにも絡んでいったりまたダンスに戻るのが自然で良い。 振付の展開は前後、斜め、上下、横などありバランスが良いし、流れている曲はさわやかで、木と木の間を通り抜けるような風が促されるような感じさえするダンス。話したあとでのダンスはなにか説得力があり、そんな気もしてくる感じがした。 そして終わって拍手が起こった。
途中、僕のバイト先の友人がミーアキャットを連れて後の方から見ていた。 下村くんがおわったあとにみんなでミーアキャットがかわいいから触りに行った。”どうぶつえん”に本物の動物が来ると負けてしまう。ましてミーアキャットはかわいすぎた。w
今度は噴水の方へ移動する。途中トイレなんかを挟みながら。今回はパフォーマンスをがっつりやる人が多いどうぶつえんだ。 かんばらけんたさんは最初、コンクリートの上でやろう、なんて言っていたのだがみんなに触発されて土の上で、また木の近くでやることにしたそうだ。
ブルーシートを敷いて、かんばらさんの背景には噴水や小さなブリッジなど奥に公園的景色が展開している。小さなスピーカーを客席前にセッティングし、やはりおもむろにダンスを始めていく。 地面を車椅子が転がる音やかんばらさんが伸ばした腕の線が強くたくましく差し出される。 映像なんかで見ていた時よりもよっぽど強く、そしてその腕の筋線維や顔も含めた肌の質感と上に伸びていく木の幹、そして横にひらべったい茶色い土の地面、が肌とコントラストとも言えるし近さもあるような、そういう状態でダンスが展開していてまだ音楽は流れていないから積極的に鑑賞に参加することでそれらが結ばれていくようだ。また得意の車椅子の上での逆立ちなどが披露される、その時に普通であれば目線は地面を見つめるか一点を見つめるのが常だけど、かんばらさんの場合は余裕があるのか目が自然に動き景色を見回していく、それをこちらから見ていると思わず見ているこっちも一瞬その逆立ちの動作の状態こそが自然状態なのかという錯覚が起こり、まるで逆立ちをして見回しているのが僕らの体でもあるような気分が起こったように思えた。 そのあと、音楽を流して踊っていく。 最初、近くで見ていて他のノイズもなく目の前の画格の中で集中出来て、その後、うしろに移動して見てみたらまた違う見方は出来るもののやっぱり集中して見たいから前で見ていた。かんばらさんは車椅子から降りると地面と近いところでダンスするのがほとんどになるので何かストリートでの座りこんで練習している時間を思い出した。地面の平行線が近い状態でダンスを見ている時間について思ったりした。 ��の体の質感と、車椅子の質感、木や土の質感、と抜けていく風などがそれぞれの関係性をフラットに提示するみたいでとてもいい機会でした。
たまたま付近にはどうぶつえんを見に来たお客さん以外の人もピクニックをしたりしていて、いつの間にか彼らもダンスを見ていて拍手を送っていた。
今度は開けた原っぱの方に移動。 川上元哉くんは、公園入り口を出発してからマイペースに重ねてきた黄色紐による採寸を参加者に対して行っていた。ある人はその紐を一時的に輪っかにして首から下げたり、ある人はポケットの中に入れておいたり、一見軽そうなその黄色い紐は1ポイントアイテムのようにしてどうぶつえんの人々のキャラクターを少し形作っていた。 それらがやっと、夕方を前にして1つ1つほどかれて。 公園のはらっぱは秋に向けて草が膝くらいまでに伸びっぱなしになっている。前回4月に来た時よりも随分伸びたなぁ〜と思わされる。 これから1、2、3段階で各自アクションをお願いします、とWSみたいなことが始まる。 うる覚えだが、 1、ストレッチ、紐を使って体を横にいっぱいに伸ばす。両手で持った紐が少し鼻の手前触れるか触れないかくらいのところで。そしてしゃがんで屈伸もする。 2、キャッチで上に紐を投げる、そして草の上に落ちた紐の形を体でトレースする、1で少しストレッチされた体で試行錯誤のポーズを各々がする。みんな変なポーズして、笑ったりしてる。伸びきった草の形と人の形が面白い様相の層。 3、リリース、最後にもう一回それぞれ輪っかを作って、真ん中で川上くんがポーズをとり輪投げの的になる。中々かからないから何回か投げる、柔らかいわっかだから、なんかひっかかってんのか微妙だけど、OKみたいで、終わる。 輪投げなんて懐かしい。絵画、彫刻、飛翔を行き来するような川上くんの意図だったように思われた。紐や、空や、原っぱの膝まで伸びっぱなしの草、そして木のような形のそれぞれの人の体。豊島さんやかんばらさん、川上くんと何か体のポーズや材質のポーズの展開的な共通点などが並び何か考えれそうで面白い。
ちょくちょくみんなが豊島さんの娘、ヒノちゃんと絡むのがこの日のアイドルみたいだと思った。17時を過ぎ、何人かのお客さんは離脱していく。
そこから移動し、木が林立する中でしかし広く地面も広がった場所へ。 キヨスヨネスクくんは役者として普段活動をしている。 トイレ休憩を挟み、だんだん暗くなりつつある中でパフォーマンスが始まる。 これはイベントの終わりに、介護の仕事を通して担当した認知症の方の体をさしてキヨスくんが語った言葉だけど”たゆたふ”は、まさに大きなキヨスくんの体が雲のように、煙のように、あるいはぬいぐるみのような輪郭を持って空間を行き来する。 木が高く伸びる空間の中でキヨスくんの横移動する体はでも立体的に前後になるけども、空気のようにふくらんでいるみたいな錯覚を催す。 どこかから合唱をしているような歌声が聞こえてきて、それも1人じゃない復唱で。 森の中のような空間だからそれとキヨスくんの動きが何か重なっていくような予感も常にあって。 (途中で僕はこれがキヨスくんのポッケから再生されているiPhoneからの音であることに気づく) とにかく小さな単位で物事がふわりと具体的に移行していく、まるで数学の計算がなされ、しかしもちろん抽象的なこととして目の前で起こっている。柔らかいけどそれを動かしているのは、訓練された時間なんじゃないかな、などなんとなく思う。もっとも今回のどうぶつえんの中でも、そこの場所を大きな展開を迎えることはなく眺めているような時間、じっと目を凝らすような時間で空間がじっと作られていった。
アフタートーク、今回は久しぶりにトークゲストのような人もいなくてみんなで感想を言い合ってみることにした。 この時残っていたのは15人くらいかな?ちょうど良い感じに聞くことが出来た。 何回か参加した人は、今日ほど公園の他の景色や音などを知覚できたことはなかった、と言っていた。それは今日、代々木公園に人が少なかったというのもあるだろうか。何度か参加してくれていた濱田さんは今回はいつもよりは��たくたにならなかったと言っていた、それも公園にいる人が少なかったということと関係があるのではないだろうかと思ったり。 ある人は僕の活動を見たりはしていてそれで今回twitterで知って見に来てくれたようだ、それで劇場や美術館、ギャラリーなどでこれを、この作品を外で見ることが出来たらどんなに素晴らしいだろうと思うことがあったこと、それがこのような形でなされる場があるということをとても嬉しく思ってくれたようだった。その感想を聞き僕もとても嬉しかった。
またこの日は久しぶりの友達が見にきてくれたりしてうれしかった。
一通り感想を言い合うと、村田紗樹さんが編集の終わった音を整えて、木で出来た小さな籠に入れて、その中には葉っぱや枝なども入っていて、生き物が住んでそうな、その中で再生を始めた。 するとまるで籠の中で生きていた生物の記憶や思い出が蘇るように、呼び出されるように、今日いろんな人が発したあの時の話し声やあの時の蝉の鳴き声や、音楽のメロディーがささやかれ始めた。音として再生されているのに一方で何か記憶や映像を眺めているような気分もあって、変な気持ちだった。(記憶とは見るよりも、眺めるものとして捉えているかもしれない)でもこれは傑作以外の何物でもない、まさに”どうぶつえん”を言い当てているような側面を持った発表だと思った。
アフタービールも盛り上がった。 お疲れ様でした。次は来年になりそう。 来年は違う場所での開催もしよう、広めていけないかと考えている。
2019年9月 Aokid
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numapuro2018 · 7 years ago
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#17(9.08)
こんにちは〜
前回のTumblrの更新から約1ヶ月経ちました!!!!!
いやぁ〜…
これからはちゃんと書きます!!!!
ではでは17回目のTumblrを担当するのは、
ぼくです。とよだです。
みずきちとまうちのガバガバ更新を期待していたそこのあなた。残念だったな。クハハ。
さてさて今日のログボは毎日の食卓 3.6牛乳です。
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夏休みもあとわずか!!
これでカルシウム不足を補ってください!!
今回は、前回の更新から今までにあったことを簡単にまとめていきたいと思います。
今回は画像多めです! 画像多めってことは進捗発表が多めってことです!!
まず8/18にdiscordを用いて通話会議を行いました。
議題内容は
「9/8中野島こども文化センターでの発表に向けて」
必要な物の確認
タスクの割り振り
当日の役割分担
当日のザックリとした動きの確認
などを話し合いました。
16時から20時過ぎくらいまで通話会議を行いました。流石にこの日は、沼&安藤プロジェクトの十八番、「脱線」があんまりなかったので、(通話会議良いな…)とか思いました。(個人の感想です)
大まかなタスクの割り振り内容(一部のみ記述)
みずきち:紙芝居作成
まうち:ポスターの清書
もってぃー:看板作成
あずみー:ゲームの難易度調整
よしかわ:動画素材の収集
くろす:ノベルティーの案出し
とよだ:当日のレイアウト案
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この時点では、まだそれぞれに必要なものがまだ揃っていなかったので…
8/28町田へ買い出しの陣
ダイソーとハンズに行って周辺装飾のための草(後述)とゲーム説明用の看板(後述)用のニスなどの買い出しに。
めっち��草買いました草
そして各自タスクを抱えたまま9月を迎えました!!
9/5.7ではワーキングスペースで
周辺物の作成
当日の動きの最終確認
チキチキ準備RTA
を行いました。
まずは周辺物から!!!
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うーん、この…。
絶望的なセンスのなさ。これがIS(とよだ)NS(くろす)クオリティー!!!
いや、まぁ草の量を増やせばね?もっとね?しっかり生い茂ったネットが作成できたと思うんですよ?でもね?予算ってあるじゃないですか?やっぱりね?そういうことを気にするとね?これが限界っていうかね?僕たちもね?これでも頑張った訳でね?
次はこれ!
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うさぎレスキューの看板!!
めっっっっっっっっちゃかわいくないですかこれ。
誰が作ったと思います???そうです。もってぃーですよ!!!!
次はこれ!
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ポスターです。
これはとよだのデザインを元に、まうちがイラレで作成してくれたものです!
「いやぁ〜イラレってすごいな〜」と思いながらペイントツールでちまちま作成していました。
ところどころにいるサルも今回はとよだが描かせていただきました!
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これが今回描いたイラストです。個人的には右下の「うまい牛乳」が一番好きです。
最後はこれ!
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紙芝居です!!
全12ページの紙芝居で優しいタッチで描かれています!これはその紙芝居の最終ページになります。お披露目する機会があれば、ぜひ見に来てください!作成者のみずきちがきっと喜びます!!
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そして本日9/8!!!
The☆発表の日!!!!!!
先述した役割分担にプラスして、もってぃーも予定の来れることになったので、タイムキーパー兼機材係として参入してくれました!
25分×2セットの時間を小学校低学年の子供たちの前で話つずけることは、正直「しんどいかなぁ」とか思っていたのですが、やってみればなんのことはない。
今回は特別に野生動物の危険性を知ってもらうための「授業フェーズ」で、子供に楽しんでもらう、わかってもらうために、どのようなことを話し、どのような説明をし、どうやって子供が発言する機会を作れば良いのかということが一番の悩みでした。
そんな感じでスライドを作り、参考動画を探し、脳内リハーサルを繰り返しながら迎えた本番…!!その感想は、
やっぱり子供はかわいいですね!
この一言に尽きますね。
ちゃんと話を聞いてくれて、元気よく手をあげて発言してくれて、本当に助かりました。
「楽しんでもらうためにどんなコンテンツを用意するか」と考えることも重要ですが、それ以外にも楽しんでもらうために必要な要素について少しだけ見えたような気がします。
思ったことを率直に言ってくれる様子だったので、良かったところと悪かったところがある程度明確に見えてきました。
実際に子供たちの前で話してみてわかったことがたくさんあります。今後は今回の反省を活かしながらより良いものを作れるようにしていきます。
中野島こどもセンターの職員の皆さん、 参加してくれた皆さん、 本当にありがとうございました!
本当は全体の様子の写真を載せたかったんですが、役割分担的にずっと喋りっぱなしだったため、写真を撮ることができず…。共有しようかとも思ったんですが、今回は参加メンバー全員がこのTumblrに追記し、それぞれの感想を書くスペシャルバージョンになっていますので、そちらでお楽しみください!
ではまた2ヶ月後くらいに会いましょう!
さらば!!
追記その1
ども、「発表後当日の帰り道に両手にアイス持って下山してたら段差で足を捻挫してついでに肘を大負傷したクロス」です。世界が歪む瞬間を味わいました。おいちゃん(とよだ)ともってぃー介護ありがとう……
さて、中野島での発表もなんとか終了しました。僕はゲームフェーズのゲームエリアに居たので、その辺の感想を手短に。
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最近の子供達ゲームうめぇな???
いやびっくりしましたよホント。なんか思ったよりみんなサルバンバン撃ち抜いてくの。なんなら300匹超えとか居たぞオイ…僕よりうめぇじゃねぇですか……
もっと男の子が多いかと思ったら、思ったより幼女が多かったのにも驚きました。おかげで目の保養になったぜ
で、僕はゲームフェーズに何をやってたかと言いますと、簡単なゲーム説明をしていました。子どもたち向けの説明の仕方がよくわかんなくて、結局ろくな説明出来なかったんですけどね……最後自分を見失いすぎて口調も混乱したんだよなぁ…
ゲーム説明の前に導入の紙芝居が入るから、もっとディ◯ニーのキャストさんばりの芝居がかった感じで説明しようかと最初は思ってたんですけど、やっぱ向いてなかったですわ(白目) そもそもキャストさんみたいにやるならもっと設定とかしっかり固めないといかんもんな…ディズ◯ーはそんなに甘くなかった…
説明してて思ったのは、やっぱチュートリアル欲しいですよね。そりゃそうだ僕たちだって説明書読まねぇもん。画面に銃を向けたらどの様にマークが出るのかとか、実際に見た方が早いに決まってますわな。
肝心のゲーム内容については、ざっと見た感じは結構好評でした。2回目やりたいとか言ってくれてる子もいましたね。銃がカッコいいって声もあったかな。わかる〜〜〜〜!
とまぁ、僕の感想はこんなもんですかね。ちょっと長くなってしまいましたかね?他のメンバーの追記もありますので、そちらも合わせてどうぞ。
発表の場を設けてくださった中野島の方々と参加してくれた子供達、ありがとうございました。メンバーの皆はお疲れ様でした。
それではまた。��シ
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追記2
いやぁ、何?
主人公は遅れて登場するもんだって、相場が決まってるだろ★
ごめんなさい、遅くなりました。みずきちです。
あのさぁ...1個いい?これだけ。これだけ聞いて。
子供!!!めっちゃ!!!可愛いの!!!
いつものノリで頭撫でながら、「楽しかった〜?」とか、「お兄さんのお話わかった〜?」とかバカやってたらひっついてくれた子が居てね...私の手を掴んでね...こう、自分の腰にね...回させるの...うへへ...もう無理じゃん...たった1時間の枠で堕とされた...ウッ
それはさておき。
準備段階がまぁ予想通りといえば予想通りぎりぎりにもつれ込み、どうなることやらと胃がキリギリスになっていたここ2週間でしたが、まぁなんとか無事?に終わりました。ふぃにっしゅなのかじ・えんどなのかはご想像にお任せします。
が、個人的には程よく良い点と課題とが残った収穫のある発表だったのでは無いかと。思ってます。
私が発表において担当した箇所は紙芝居です。作成も発表も。
気分は某夢の国のキャストです。
みんな〜〜!
うさぎさんの大事な人参、守ってくれる〜〜〜???
いや〜〜〜〜〜ぐだった!!!だってそうじゃん!いきなりさぁ〜〜
「うさぎさんの村にサルがやってきて、
人参奪っていったからボコボコにしてね★」
...とか言われたって「ぽか〜〜〜ん」じゃん!
まぁでも、「守ってくれる?」って聞いたら、うんうんって頷いてくれるの...
どんだけ良い子なの???そのまま純真に育って欲しい。
もっとこう...「今から諸君はこの救うさぎ軍の一員である!」的な、まぁ嘘だけど、そんな設定付けをしてあげると”アトラクションとして”惹きこみ易い、というか、「今から自分たちがなんのためにゲームをするのか」っていう部分がわかりやすいかなぁって...........。
ちょっとどうですかメンバーのみなさん。”学習”のために夢の国に行くの。
あとは〜時間のなさ???想定通りですけどありましたね。「もっかいやりたい!」ってやつ。実験がてら、何人かだけに特別にやらせてみましたが、「ずるい!」ってでちゃうね。そりゃそうだ。実験台にしてごめんね!次はもうちょい上手く采配するから!許して!
「またきたら遊んでくれる?」って聞いてみたら、「いつ来るの!!!!」って聞いてくれました。わーい。まぁ確約できないけど最終発表の前には、ね?
他のところまで上手く目が回せなくて全体を俯瞰的に分析とかはできないんですけど、まぁ見えた範囲で後のことを追記します。
飾り付けはまぁ問題無いかな?文化祭感はまだ否めない(そりゃ大それたことは予算的にも技術的にもね〜〜〜)けれど、とりあえず現状できる範囲でのレベルアップはしたんじゃ無いかと思います。看板とか。私が2秒で描いたグラをパス化してくれて設計まで考えてくれても〜〜〜土下座、感謝感激雨嵐。
飾り付けに関しては、子供相手の場合はほぼ自己満足だよね。ここに大人が混ざってくると、飾り付けももっと意味をなすのかなって。ていうか、照明落としちゃうから、それらしく飾らないと無理〜〜、茂らせるなら、茂らせた上でライトも一緒に組み込む、とか。明かりが足りんのじゃ〜〜って心のノブ。
木を使うと良い感じにそれっぽさが出るので、積極的に使いたい。
気分はDIY。DIYがそれっぽく見えるんなら、その技術を使えば良いじゃんね?
ちなみに、看板に文字を彫るアイディアは中間発表の上平プロから勝手に拝借しました!この場を借りてなんとやらです。
ちょっと強めな出力で彫ったので、良い感じに焦げて満々満足です。バー。
全体としてはポップな雰囲気なのに部屋は暗いっていうね.....しゃーないのだけどどうしたもんかな。
講義はも〜〜〜〜〜〜〜とよだありがと〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
あとタイムキーパーもってぃーめちゃ助かりました。時計すぐ見そびれちゃう()から感謝、海より深く山より高い北条政子...........
後は「この銃を使っていただくよ★」って幼女にエセ敬語使ってたクロスとか、完全にゲームに気を取られてる子供達に必死にポスター読んでくれたまうちとか、朝のクソ早い時間からきてくださってオマケに写真も撮ってくれた教授陣とか...当日来れなかったけど作業してくれた他メンバーにも感謝。
全体的な反省としては、「もう少し時間に余裕のある進行」とか「部屋暗い問題」とか「そもそもこっちが世界観に染まれて無い問題」とか...
まぁその辺は夏明け頑張ります。
パトラッシュ...疲れたろう...僕も疲れたんだ。
なんだか、とても眠いんだ!!!!!!!!!!!!
解散!!!!!!
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追記3
みなさまこんにちはこんばんは。
もう一人のガバ更新者、まうちだよ!!!!!!!!!!!
いやぁ、みずきちの言う通り子供たちはまあ〜可愛かったです。でもその代わり全てのパワーと精神力を持っていかれました。引率の先生たちやセンターの方は凄いですね。
私だったら1日で体が死にます。その後精神が死ぬ。実は下に兄弟もいないし、周りに子供がいない空間で育っているからイマイチ対応がわからないところがあるんですよね。ので、私は1時間でもヒィヒィしていました。慣れねえ!
ゲーム、紙芝居等々の話はしていただいているので私が発表したポスターのお話を少し。
ゲームをしてもらった後に「じゃあサルと本当に会ったらどうしよう?」という話をしたんですけどね〜〜〜、最初に「どうしてサルが僕たちのところに来るんだろう?」という話をしたところ、うさぎの村でにんじんを育てているという話から発展させて「ご飯が食べたくて山から下りてくる」とほぼ完璧な回答をしてくれた子が2〜3人いてめちゃくちゃ驚きでして!!!!
もともと知っていた、っていうのもあるかもしれないんですけど、それをこう思い出すというか……レスキューの背景と絡めて考えてくれるっていうのがすごくて感動しました。
あとね、シンプルにポスターに子供をひきつけるのが辛い!!!!!!!!!!!!
1グループ9人ほどだったんですが、近くにいてくれる子は割とよく聞いてくれるし、見てくれるって感じだったんですが遠く(後ろ)に行っちゃった子はさすがにずっとひきつけるのはきつかったですね……圧倒的力不足を思いしったよボカァ……
いやまあ話し方の問題っていうのもあるんだろうけど、全員を全員夢中にさせるきつさがね〜〜〜ゲームしたすぐ後だしね〜〜〜ゲームの方がやりたい!!ってなるよね〜〜〜〜〜わかるわかる〜〜〜〜〜〜〜
後きついというか、難しかったのが
「この言葉をこの子たちは理解できるのか?」
って思ってしまってなかなかすらすらと発表できないところがあったりしました。本当にそこが大変だった。普段対大人や同年代向け、(低くても)高校生とか相手に発表してるのとは違って小学校低学年に向けて発表しているので、この言葉はわからないのでは???と言ってから気づいて戻ったりとかしていました。
後普通に簡単にどう言えばいいのかわからなかったりね……語彙力……
みずきち、クロちゃんも言っていますが某ドリームランドのお姉さんお兄さんたちは本当に凄い。だってみんながわかるような世界観の説明や道具の使い方の説明をしてくれるんだもんなぁ……ででに〜行きたいから行こうよ
もちろん反省もありますが得られたものもあるし、どっちもうまい具合にあるので全体的に成功だったんじゃないかなあと思います。今後に生かしていきたいね!!!!!
みなさまお疲れ&センターの方々ありがとうございました!
じゃあ解散!!!!!
おやすみ!!!!!!!!!!!!!!
9/23 追記4 writer もってぃー
遅くなりました。 もってぃーです。
子どもたちに楽しんでもらえた
「うさぎレスキュー!」の要となるゲームはもちろん、全体を通して楽しんでもらえたと感じた。ゲームは対象ユーザー(小学2年生前後)に合わせたレベルデザインが上手く機能しており、また銃コントローラーも問題なく扱えているようで、試行錯誤した甲斐があった。さらに、ゲームだけではなく我々スタッフとの交流が「楽しい」における1つの重要な要因だと気づくことができた。
時間内に収めることができた
当日プログラムの進行については度々確認を行い、タイムキーパーを設置した。ゲームのプレイ状況によって時間が前後することは十分に考えられるので、タイムキーパーの設置は良い判断だった。
主要コンテンツとは異なる『授業』
今回、発表の場を設けさせていただく上で新たに「身近な動物の危険性を伝える『授業』」を製作した。当日まで、全体としてまとまりきれないまま本番を迎えたが、急遽担当になったメンバーの努力の末、評判の良いものとなった。子どもたちに少しでも能動的に考えてもらえる工夫を用意しており、「何を伝え、何を考えてもらうか」を一貫した内容となっている。また、授業のテーマが「身近な動物との触れ合い方」ということで、子どもセンターの方々から良い視点だという評価をいただいた。
空間演出の第一歩
中間発表までの反省の1つであった「空間の演出」に対してチャレンジすることができた。まずはプログラム構成だ。限られた予算と時間の中で、子どもたちに『うさぎレスキュー!』の世界観を感じてもらいつつ、今回は学びのあるものに仕上げる必要があった。「楽しい」と「そうなのか」をスムーズに受け入れてもらうためのテンポや流れづくりは困難を極めた。本番をよく想定し、どこに時間を割くべきか、どの順番で取り組んでもらうかを考えた。また視覚としての空間演出として、様々なオブジェクトの製作・設置を行った。
みえた改善点
今回の発表を通して、多くの課題が見つかった。 その一部が以下だ。
「落とし穴」のボタンがわかりにくい
ゲームのプレイ回数に対する不満があった -> プレイ回数を平等に
運営の見通しが甘い -> 製作に夢中で当日に向けた練習や情報共有が足りない
チュートリアルが整っていない -> ゲームにチュートリアルを意識したアップデートを行う
とくにここで述べたいのは「運営の甘さ」である。 最低限必要な運営はできたが、製作ばかりに目が行って運営を詰められなかったと感じた。とくに運営にあたって気を付けるべきことの認識がメンバーによってまちまちで、結果的に子どもから「プレイ回数に対する不満」を指摘されてしまった。私は、ここがもっとも残念に感じた点であり、必ず改善しなければならないと強く思った問題点だ。
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ama-gaeru · 7 years ago
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林田の世界(初稿版)
第4話 カッコイイラップ
 「うわー。これすごいですねー。どういう仕掛けで動いてるんですかぁ? 可愛いぃー。触ってもいいですぅ?」  猫らしきものと並んで立っている林田に俺は能天気な声で聞く。
 今の俺は「休日にららぽーと豊洲にやってきたら大きな猫を見かけたので、遠目から写メるだけでは満足できず、直接話しかけにきたフレンドリーな人」という設定だ。  これで38回めのチャレンジ。
 俺としてもそろそろゴーサインを出したいところだが、全ては林田の頑張りにかかっている。  頑張れ林田。猫ではない何かのために。 「この巨大猫ロボットNE-Co-NOW(ネーコゥナウ)は我々の団体が開発したスーパーアニマトロニクスという新技術を用いて、5,000年前に地上に存在した猫を再現したものです」  林田は口元にだけ笑みを浮かべ、殆ど息継ぎをせず、音程も変えずに話す。 「え、5,000年前の猫ってこんななんですか?」  俺は若干の警戒心と好奇心を混ぜ合わせた表情で尋ねる。 「我々の団体が明らかにした事実です。アメリカのシンポジウムでも発表されている確かなことなのですが、残念ながら日本では敵対勢力の妨害にあい」  機械音声のような平坦な林田の声が『敵対勢力』の部分で突然テンションが上がった時のジャパネットタカタ社長になる。てぇきったいぃ勢力っ!  もちろん、これも俺の指導だ。 「この事実はもみ消されているのです。電通、博報堂、そしてNHKへの」  またしても『電通』、『博報堂』、『そしてNHK』の部分だけジャパネットタカタ社長になる。でぇんつー! はくほうどー! そしてえねっちけー! 「献金を我々の団体が拒否したための陰湿な嫌がらせです。我々の団体はこう言った嫌がらせにも負けず、こうして地道に人々と交流しているのです。巨大猫は5,000年前から存在し、今もどこかに存在し続けている。彼らは超高次元的存在、つまりはいわゆる高次元支配者、ハイルーラー達と交信できる電波塔的存在であるのだと、我々はお伝えしたいのです」  教えた通り、瞬きの数はできる限り抑えるようにしている。  油断するとディカプリオ皺を浮かべる奴の額も今は穏やか。  鼻から上には神経が通っていないと思えと散々注意したのがようやく実った。いい感じだ。眉と目はピクリともしない。  「10」という数字を時計回りに90度回転させたものを、2つ並べたら今の林田の目つきだ。  虚ろだ。実にいい虚ろさ。奴の目の中には無が広がっている。 「もしも世界の真実に興味があればすぐ側で我々の団体が主催するカルチャーセミナーを行っていますので、いかがですか。参加されている皆さん、全員、猫派でございますし。いつもは満席なので一般の方は参加できないのですが、ここでお会いしたのも何かの縁ですからちょっと本部にかけあってみますね。ちょっと待っててください」 「え、今からですか? すいません、今からはちょっと」  林田はスマホを取り出し、電話をかけるふりをする。本番では交通案内に電話するつもりだが、今はまだ練習だからそこはアテフリでいい。 「どうも。青年団豊洲支部班長の森田です。はいはい。そうです。今日のセミナーに飛び込みで1人入れますか?」 「すいません、あの」  俺が抗議の声を上げるふりをする。  林田は抗議の声を無視して話し続ける。そうそう。聞く耳は持たない。それでいい。 「そこを何とか。会場からすぐそばにいるんです。はい。はい。問題ありません。では参加費は私が立て替えておくということで。はい。ありがとうございます! ありがとうございます!」  林田はありがとうございますと大声で叫びながら激しくお辞儀をし、スマホを切るふりをする。 「おめでとうございます。セミナー参加、オッケーです。さぁ、ご一緒しましょう」 「いや、あの、ごめんなさい。結構です!」 「え、なんでですか? すぐ側なんですよ? あなたが参加したいっていうからわざわざ参加費立て替えたのに。なんで行かないとか言うんですか。あなたが行きたいって言ったんですよ」  そうだ。林田。  恩着せがましく。気の弱い人なら「私のせいなのかな?」と思ってしまうくらいの恩着せがましさで攻めて行こう。でも本当についてこられたら困るから、ギリギリの怪しさはキープ。ギリギリで怪しさをキープだ。 「言ってないです! やめてください! 本当に、本当に、そういう、宗教とか結構ですから!」 「宗教じゃないですよ。宗教なんかじゃないですよ。我々の団体はただのカルチャーセミナーです。基本的には無料の宗教法人ですが、この宗教って言うのはあくまでも便宜上でして、実際には素晴らしい思想に触れて、人々とささえあおうじゃないかと、つまりそういう意味での宗教ですから。あくまでも、名目上の問題であって、実際には宗教なんかじゃないんです。お料理教室とか、手芸教室とか、色々なセミナーを定期的に行っているんです。宗教ではないです。そういう団体ではありません。突然大声で宗教だなんだって、あなた失礼な人だ。いいですか、このスーパーアニマトロニクスを始め私たちの団体は様々な技術革新を援助している、画期的な、画期的な、団体なんです。芸能界にも我々の活動に参加してくれている賛同者が沢山いるんですよ。「ジュラシックパーク」に「アバター」、それに「クローバーフィールド」にも技術提供しているんです。エグザイルの何人かも我々のセミナーにはよく参加してくださっています。もちろん公にするとファンが押し寄せてしまって、本当に参加する資格のある方々が参加できなくなってしまうので、すべてクローズドイベントですが。それにロバート・ダウニーJrやシャロン・ストーン、ジョニー・デップ、スティーブン・スピルバーグ、ベネディクト・カンバーバッジも我々の一員なんですよ。そんな我々が宗教のわけないじゃないですか。我々は完全に健全で、完全に安全な、クリーンなセミナーです。今なら参加した方全員に食パン一斤、セミナー終了後のアンケートに答えてくださった方には暗いところで光るクリスチャン・ラッセンのポストカードをプレゼントしています。宗教ではありませんから。怪しい団体ではないですよ。とても健全なんです。猫好きの集まりです」 「もう結構です! 追いかけてこないでください!」  俺は林田から少し離れ、足踏みをする。    数秒の間、俺たちは無言で見つめあった。  林田は口だけが笑っていて、それ以外のパーツは麻痺しているように見える表情を崩さない。  さっき、ここまで来て表情を変えて不合格になったことを覚えているのだろう。 「……合格だ」 「うわー! やったー!」 「林田ー!」  林田と猫らしきものが揃って両手を天に突き立てるポーズをする。林田はともかくとして、猫らしきものは右前足を舐め舐めからの顔ゴシゴシ、左前足を舐め舐めからの顔ゴシゴシを繰り返していただけで、特に何もしてないんだけど。 「もうこのまま合格できないんじゃないかと……ホッとしたよぉ」  林田は身を前にかがめ、両膝に手をついて大きく息を吐く。 「頑張った甲斐あったよ、林田。『こいつにだけはついていっちゃいけない』『絶対に布団を買わされる』っていう空気がビンビンに伝わってきた。お前、そういう才能あると思う」 「ありがとう! ありがとう! 自分でも驚いてる! 自分の才能に驚いてる!」  林田は猫らしきものと両掌を軽く叩き合わせる、いわゆるセッセッセをしながら言った。仲良し。 「本番でもこの調子で行こう。あとこれ。忘れずに」  俺は電話台に置いておいたA4サイズの紙束−−タウンページくらいの厚み−−を手に取ると、その大体半分くらいを林田に渡した。  林田が俺が作り上げた「よくできた猫のロボットを餌に怪しげなカルチャーセミナーに人々を連れて行こうとする新興宗教の青年団の人・森田くん」の設定を飲み込むのに四苦八苦している間に−−森田くんの生い立ち、人間関係、大学で感じた孤独、幾つもの自己啓発セミナーを経て真理に目覚めた経緯など、設定は隙なく作り込んだ−−奴のパソコンを借りて作り上げた「何らかの新興宗教のチラシ」だ。「電波」「チラシ」「宗教」「やばい」などでググって出てきた画像を元に制作した。  何世代か前のインクジ���ットで出力したから、小さい文字や写真が絶妙に滲んでいる。それもまた味があっていいんじゃないだろうか。レーザープリンターでは出せない独特の風味だ。 「どうだ?」  林田は��じまじとチラシを見つめ、顔を上げる。満面の笑顔。 「キてると思う!」  俺たちは流川と花道を思わせるハイタッチを決めた。ヤマオーにだって勝てる。 「うぇーい!」と林田こと流川楓。 「うぇいうぇーい!」と俺こと桜木花道。  俺たちはペタンク以外の球技をしたことがない。
 俺は「9.11はアメリカの自作自演!」タスキを、林田は「今こそ核兵器の積極的拡散を!」タスキをかける。ドンキホーテで買ってきたパーティ用の無地のタスキに油性マジックで「これだ」と思える文章を書き込んだものだ。『自作自演!』と『核兵器』は赤いマジックを使った。  なかなか際どい球を投げたという自覚はある。  2人ともスーツ。俺の服は林田に借りた。ちょっと袖が足りないし、ウエストがちょっときついけど、まぁ仕方ない。  万が一知り合いに遭遇するという可能性もあるので、俺も林田も髪型はぴっちりした七三分けで、伊達眼鏡装備だ。 「さあ、おまえもこれを付けるんだ」  俺は猫らしきものにもタスキをかける。こっちには「NHKは毒電波を出している!」の文字。  ギリギリの球を投げている自覚はある。  俺たちはお互いの姿を眺め、思わず吹き出す。 「これは、絶対に、絶対に、話しかけたくないな」  ぶほぉ、ぶほぉと吹き出しながら林田が言う。 「借りに「あ、猫のぬいぐるみだー」って近寄ってきたとしても、タスキの文字が見えたらもうそれ以上近づいてこないだろ。俺なら逃げるね」  絶対に、絶対に逃げる。関わりあいになっちゃいけない臭いしかしない。 「仮に近づいてきたとしても、このチラシを渡してセミナーに勧誘すれば絶対に逃げ出すね。間違いないね」  林田が頷く。 「よし。じゃぁ、無事に準備もできたし、そろそろ出かけよう。ここからららぽーとまで行って、そこからぐるーっと海岸周りを歩いて、そんで戻ってこような。まだ陽も明るいし、きっと気持ちいいぞ」  俺、林田、猫らしきものの順で一列に並び、俺たちは「サザエさん」のエンディングの磯野家みたいなノリで玄関へ進む。あれは家に入るけど、俺たちは家から出るんだ。  ドアノブを握った時、俺は振り返って林田と猫らしきものに厳しい声で言った。 「このドアを一歩くぐれば、俺たちは今の俺たちとは違う俺たちだ。俺と林田が考えた架空の宗教団体、宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会(ハイコズミックサイエンス・ハッピネス・リアライゼーション・カムカム)豊洲支部の青年団の団員と、宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会が制作した、「ものすごくよくできた猫のロボット」だ。わかったな! 大宇宙支配者達に栄光あれ!(ヤシュケマーナ・パパラポリシェ)」  俺は両手の親指と人差し指をくっつけて三角形を作り、それを胸の前に掲げる。架空の宗教、宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会の神聖な誓いの動作だ。俺が考えた。  あらゆる邪気を払い、魂を清める動作であると同時に、架空の教祖オールマザー・バステトへの忠誠を示す言葉でもある。架空の教祖オールマザー・バステトは林田が考えた。設定上では去年の今頃に昇天され、ハイルーラー達の御元に導かれたということになっている。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  林田が続く。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  俺が繰り返す。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  林田がまた繰り返す。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  俺が繰り返す。だんだん楽しくなってきた。そういえば最近、何かを大声で叫ぶことってなかったかもしれない。 「林田ーなーう林田林田!」  努力は認めよう。  俺たちは架空の教祖オールマザー・バステトへの忠誠の言葉を徐々に徐々に大きくなる声で叫びながら林田の部屋から飛び出した。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  宇宙への、教祖オールマザー・バステトへの、深宇宙にいるハイルーラーたちへの信仰心が、俺のテンションを上げてゆく。  光り輝く星々と、謎めいたダークマーターが俺たちに力を与えている! この世の真理は大宇宙科学幸福実現協議会に微笑むだろう!    4時間後。    ドアを開けて部屋に戻るなり、俺は浜辺に打ち上げられたクラゲと化して、その場に崩れ落ちた。  右脇腹の奥で肝臓が「やめてください。死んでしまいます」と金切り声をあげ、ふくらはぎは「やめてください。死んでしまいます」と啜り泣いている。耳の後ろに心臓が移動し、鼓動が響くたびに毛穴から汗が流れ出した。  頬に触れるひんやりしたフローリングが気持ちいい。このまま意識を失ってしまいたい。  猫らしきものが部屋に入るのを待ってからドアに鍵とチェーンをかけた林田は、それでもう体力を使い果たしたらしく俺に続いてクラゲになり、壁に背中を預けてズルズルと座り込んだ。 「林田、なうなうなう、なうなう林田なうなうなう」  猫らしきものはどっかで聞いたことのあるリズムでそういうと、林田と視線を合わせるように奴の前に膝をつき、前足の肉球を林田の顔面に押し付け始めた。顔に白粉を叩く女の人みたいな感じでポフポフと。  例のあくびの途中で一時停止したような笑顔を浮かべていたので、おそらくは奴なりに「お散歩楽しかったよ」的感謝を示しているのだろうが、林田は肉球を顔に押し付けられるたびに「おっふ」「おっふ」と苦しげに呻く。やめてやれ。 「なう」  お。やめてあげた。  猫らしきものは俺の方に顔を向け、膝立ちでこっちににじり寄ってくる。やめろ。こっちに来るな。膝で歩くな。 「林田」  人違いです。  立ち上がって奴から距離を取りたいが、もう呼吸するのですら精一杯なのだ。 「林田、なうなうなう、なうなう林田なうなうなう」  猫らしきものは床にくっついてない側の俺の顔を、先ほど林田にしたように肉球で叩き始めた。痛くはない。風船で叩かれている感じだ。痛くはないが、疲れているんだ。やめてくれ。  抗議の声を上げようとするも、その度に肉球が顔を打つので俺も先ほどの林田のように「おっふ」「おっふ」としか口にできない。何回めかの「おっふ」で俺は先ほどから猫らしきものが口遊んでいるのがキャリー・パミュパミュの「ウェイウェイ、ポンポンポン」ってやつだと気がついた。曲名は知らんけど、林田が好きな曲だ。  じゃぁやはり、これは猫らしきものなりの労いなんだろう。飼い主のお気に入りの歌とともに「よくやったじゃないかぁ」と肉球パフパフをしてくれているのかもしれない。 「なう」 「おっふ」  しかしやめていただきたいのだ。  やがて猫らしきものは深々と頷いてからリビングへと消えていった。  奴にしかわからない何かに納得し、奴にしかわからない何かを満足させたのだろう。しばらくするとテレビの音が聞こえてきた。 『エブリディ! エブリバディ! 楽しんじゃおうぜ、コカコーラ!』  俺が知らない間にリモコンまで使えるようになっていたようだ。チャンネルまで変えているのが音でわかる。
 猫が去った後、電気もついていない薄暗い玄関廊下に俺と林田の荒れた呼吸音が響く。音だけ聴くとダースベーダーの呼吸音で作ったカノンみたいだ。  目を開けているのも辛くて、俺は目を閉じ、しばし、ダースベーダーカノンを耳で楽しむ。本当は全然楽しくなんかない。ただちょっとでも気を紛らわせないと辛いのだ。主にふくらはぎがパンパンに張っていて辛いのだ。
 シュッ、シュッ、シュッー、シューココッ、シューココッ。  シュコーァッ。  シュッ、シュッ、シュッー、シューココッ、シューココッ。  シュコーァッ。  シューコ、シューッコッコッ、シュココッ、シュコーッコーッコッシュココッ、シューココッ、シューココッ。  シュコーァッ。
 「お前」  ダースベーダーこと林田が弱々しく呻く。 「ググッとけよ、バカ」  ケツに何かが当たる。多分、林田が靴を投げつけてきたんだろう。やり返す体力も気力もない。そもそも林田の言うとり、今回は俺が悪い。 「実在するなんて思わなかった」  なんであるんだよ。  宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会。 「バカ、バカ、バーカ」  2つめ、3つめの靴が飛んできて、俺の背中や腰に当たる。林田も疲れているので力を込めて投げれないのだろう。痛くはない。  俺は「バーカ、バーカ」と俺を罵り続ける林田の声をBGMに、外で起きたことを回想する。どこで間違えたんだろうと後悔を噛み締めながら。    最初の2時間は計画通りだった。  遠くから写メを撮る人々はいたが、近づいてくる者は皆無。  たまに遠くから「きゃー! なにあれ、凄くなーい?」と若い女の子たちが走ってきたが、必ず途中でグループ内の警戒心の強い誰かがタスキに気がつき「うわっ! まじやばいって! あれやばいって! Uターン! Uターン!」と叫んで、方向転換していった。「東京コエー、東京マジコエー」と鳴く者もいた。  人々は俺たちを避けた。それはもう避けた。  「猫ちゃーん」と寄ってきた子供たちを、親御さんは「それはダメ! 絶対にダメ!」と叫びながら連れ戻した。まるで俺たちを目にしただけで、何らかの病気に感染するかのように。
 俺たちは宗教に対する人々の偏見を目の当たりにした。  確かに。  確かに俺たちは猫らしきものをお散歩させるために、ちょっとアレな人たちを装った。  だが、ちょっとアレだからといって、ここまでの偏見と、嫌悪と、侮蔑の目で見られなければならないのだろうか? 俺はそう思った。  ちょっと普通とは考え方が違うだけで、ここまであからさまに侮蔑するとは何事だろうか。  例えば俺が丸坊主で、数珠を下げ、着物を着ていたとしたら、こんな風に反応しただろうか?  あれだって変じゃないか。坊主にするとか、お数珠とか、変じゃないか。そんなことする必要ないのに。  何が違うっていうんだろう?   俺たち宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会は、宇宙は62のハイルーラーによって支配されており、地球の統治を担当しているのは31番めのハイルーラーである巨大な猫であると信じている。  気まぐれな猫である我らがハイルーラーは1999年の夏に姿を消してしまい、以来地球はハイルーラー不在の無法地帯と化してしまった。ハイルーラーが去ってから、地球に「真に新しいもの」は生まれなくなったのだ。  教祖のオールマザー・バステトことローラ・マクガナンが���ネソタにある彼女の実家の納屋で天啓を授かったのはちょうどその時。  ハイルーラーの声を聞いた彼女は、気まぐれなハイルーラーの地球への帰還を願い、祈りを捧げる活動を開始。それが宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会の始まりだ。  極めて平和な宗教だ。血塗られた歴史もない。完全にクリーン。ただただ、星々を見上げてはハイルーラーの帰還を待っているだけ。  それなのになぜ、こんな目で見られなければならない! 筋が通らない! 血液型占いや星座占いの方がずっと悪質じゃないか! あれは人格を! 行動を! 運命を縛る! だが我々の宗教はハイルーラーの帰還によって、「真に新しいもの」が生まれなくなったこの世界を解放するという、いわば自由賛歌ではないか! ハイルーラーが全てを解放する!   俺たちの考えや信仰を理解してくれないのは構わないが、信仰の違いによって誰かを排斥したり、侮蔑したりするのは間違っている。そんなことはしてはいけないのだ! レイシスト! そう、こいつらはレイシスト! 理由もなく我々を差別する思想なき者たち! 大衆! 大衆という名の悪魔! 恥を知れ! 貴様らの偏見になど負けるものか! 大宇宙支配者達に栄光あれ!  −−今になって冷静に思い返すと、俺は役作りを本格的にやりすぎたのだ。  宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会の教義や歴史は俺と林田で考えたのだが−−大部分は林田のアイディアだ。あいつ「ドクター・フー」大好きだから−−、俺はのめり込んでしまった。度を越してのめり込んだ。  俺は何かの振りをしているうちにどんどん何かっぽくなってしまって、最初から自分が何かであったような気持ちになってしまうところがある。  以前よく行く電気屋で店員に間違えられてオススメの大型テレビを聞かれた時も「俺も客ですよ」の一言が言えずに、予算や部屋のサイズやテレビの使用頻度を聞いた上でビエラをお薦めし、「アマゾンさんの方がお安いんですが、今週の木曜日はポイントアップデーですから20%キャッシュバックになります。だから今日は買わずに木曜日にもう一度いらしてください。今、担当者をお呼びして、品物を取り置きさせますので」とまで言った。お呼びした担当者は始終微妙な顔をしていた。  俺はごっこ遊びで本気のポテンシャルを発揮するタイプゆえ、ここから先の展開は起こるべくしておきた悲劇と言えなくもない。
 俺は「そこまでしなくていいじゃん。結構恥ずかしいんだよ、俺」と渋る林田と、見るもの全てに興味を惹かれていて首をあっちこっちに向けている猫らしきものを連れて、混雑するららぽーと豊洲の中に入った。
 そして俺たちは��り歩いた。   混雑するららぽーと豊洲のノースポートエリアを。  センターポートエリアを。  サウスポートエリアを。  シップ1を。  シップ2を。  シップ3を。  シップ4を。  1階を。  2階を。  3階を。  俺たちは肩で風を切って歩いた。  人々は俺たちを避けた。  右へ、左へ、避けた。  俺たちが歩けばそこに道ができた。
 俺たちは横一列に広がった。  −−ドワナ・クローズマ・アーィ−−。  俺の脳内でエアロスミスが「アルマゲドン」の歌を歌っていた。  俺の脳内で俺は公開時に散々馬鹿にしていた「アルマゲドン」の、散々バカにしていたブルース・ウィリスになっていた。  オレンジの宇宙服。ガラスのヘルメット。地球を救うために宇宙へと飛び立つ英雄。  −−フンフンフフ、フフフン、フン、フフ、アイ・ミィスィー・ユー、フンフンフフフフフフーン−−。  脳内エアロスミスがぼんやりと歌い続けていた。俺はあの歌をサビしか知らないし、「アルマゲドン」もブルース・ウィリスと仲間たちが横一列になって歩いてくるシーンしか覚えてないのだから仕方ない。  −−ドワナ・クローズマ・アァァァァーィイイィィィ!−−。  歌がサビに差し掛かると、俺の脳内エアロスミスのボーカルは元気になった。  まちがいなく、俺は、俺たちは、俺たち宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会は、偏見という名の巨大隕石に立ち向かう、勇敢な男たちだった。  今思えば、ここはあのラップとギターが格好いいやつの方が場面的にはぴったりだったのかもしれない。曲名は知らない。ギターが格好良くて、ラップが格好いいやつだよ。  ダラララッダラララッタ! キュィーン! ダラララッダラララッタタッ!   コ、コ、ニ・カッコイイ・ラップガ・カッコイイ・ラップガ・ハイルンダゼ、マジデ、メェーン!   ギュイーン、ギュイーン。  ナンカ・カッコイイ・ラップガ・カッコイイ・ラップガ・ハイルンダゼ・マジデメェーン! 何回か繰り返してからの。  ウォーク・ズィス・ウェーィ! 合いの手! ウォーク・ズィス・ウェーィ! 合いの手! ウォーク・ズィス・ウェーィ!  っていう。曲名は知らない。かっこいいやつだよ。エアロスミスの。壁突き破ってくるやつだよ。
 とにかくエアロスミスみたいに俺は叫んだ。ABCマートの前で。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  林田も叫んだ。サンマルクカフェの前で。 「大宇宙支配者達に栄光あれ!」  猫らしきものもの叫んだ。4DXでマッドマックスを再上映中の映画館の前で。 「林田ーなーう林田林田!」  努力は認めた。  俺はそういうの、ちゃんと評価するタイプだから。  警備員の「お客様、困ります」の声は、宗教の自由という言葉を連呼して押しつぶした。  俺はスターをとった後に坂道を滑り降り、道を上ってくるクリボーやノコノコを虐殺するマリオだった。  そういった調子こきマリオがどうなるか、俺は忘れていた。  スターマリオは坂道を下りきったところにある崖をジャンプし損ねて、スター状態のまま死ぬのだ。    スターマリオタイムが楽しすぎて、顔を真っ赤にして怒りに震えている7、8人の男女が俺たちを取り囲んでいるのに気がつくのが、少々遅れてしまったのは、そういうわけだ。俺はスターマリオ。彼らは坂道の後の崖。
 彼らは本物の宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会豊洲支部であった。 「あなた達は勝手にうちの団体の名前を使って、一体何をやっているんですか! バカにしているんですか!」  リーダーらしき人は確かこんなことを言っていた。お怒りはごもっともだった。 「公安ですよ。こいつら公安の回し者です。俺たちを挑発して、先に手を出させようとしてるんです。その手には乗らないからな! 我々はお前達政府の陰謀には屈しない!」  腹心らしき人は確かこんなことを言っていた。彼はちょっと考えすぎのきらいがあった。 「こいつら、幸福の科学じゃないのか?」  後ろの方にいた誰かがこんなことを言っていた。幸福の科学に思わぬ流れ弾が飛んだ。俺は本当にごめんなさいって思った。 「とにかく、ちょっと一緒に来てもらえますか? 一体誰の差し金で、何の目的で、我々のことをバカにする真似をしたのか、説明してもらいます!」 「なう」  リーダーらしき人が俺の腕を掴もうと伸ばした手を、いつの間にか俺の隣に立っていた猫もどきがはたき落した。  リーダーらしき人は林田が猫ロボットを動かしたと思ったらしく、林田を睨みつけて「スイッチを切りなさい」と言い、もう一度俺に手を伸ばし−−。 「なう」  また叩き落とされた。 「ちょっと」と手を伸ばしては。 「なう」叩き落とされ。 「いい加減に」と手を伸ばしては。 「なう」叩き落とされ。 「しろって」と手を伸ばしては。 「なう」叩き落とされた。 「なう、なう、なう、なう、なう」  猫らしきものはポフンポフンと肉球でもってリーダーらしき人の腕を叩き続けた。  俺と林田は「おい、よせ」「これは俺たちが悪いパターンのやつだ」と奴を宥めようとしたが、奴は「なうなう」と言い続け、リーダーらしき人を叩き続けた。痛くはなさそうだったが、屈辱的だったろう。  林田が「やめろって。こういうのは謝れば済むんだから」とうっかり言ってしまったのが、決定打だったのだ。  今思い返しても、あれは林田の一番悪いところが濃縮された発言だったと思う。  林田はちょっとああいうとこある。  きっと自分の子供が悪いことをした時に「ほーら。他の人たちに怒られちゃうよー」と言って「他の人たち」の神経を逆なでするタイプの親になるだろうと俺は常々思っている。今から矯正可能だろうか。……無理だろうなぁ。アラサーだもんなぁ。そう簡単に性格変えられねぇよな。  リーダーらしき人がなんと叫んだのかは覚えていない。というか聞き取れなかった。不穏な響きではあった。というのも集団の空気が切り替わったからだ。単なる怒りから、攻撃態勢へと。    そういうわけで。  俺たちは走った。  青春映画のワンシーンみたいに。  先頭は猫もどき。続いて林田、ほぼ横並びで俺。  ららぽーとからガスの科学館まで。  そしてガスの科学館から国際展示場まで。  さらにそこからまた別ルートでららぽーとまで。  俺たちは走った。  宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会豊洲支部の人たちに追いかけられながら。
 宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会豊洲支部の人たちは本気で怒っていた。  俺たちは本気でビビっていた。 「悪気があったわけじゃないんです」 「本当にすいませんでした」 「本当にすいませんでした」 「本当に、本当に、もうしませんから」 「あなたたちの気持ちは痛いほどよくわかります」 「宗教差別って本当に幼稚です」 「日本人は宗教に寛容だなんて大嘘ですよね」  そんなようなことを時々振り返りながら俺と林田は宗教法人・大宇宙科学幸福実現協議会豊洲支部の人たちに向かって叫んだが、帰ってきたのは罵声だけだった。  俺なりに彼らの辛い状況は理解していたというか、自分的にはむしろ俺は彼ら側だと思っていたので、彼らから 「ちくしょう! 少数派だと思ってバカにしやがって!」 「宗教相手なら何やってもいいと思っているんだろう!」 「大嫌いだ! 大嫌いだー!」 「いじめっ子ー! キリスト教や仏教はバカにしないくせに! 腰抜け!」 「Youtuberかニコ動のクソ実況者かまとめサイトか! どのクソ野郎だ! 新興宗教をからかって遊んでみたら人生オワタとでも書くつもりか! アフィ野郎!」 「面白いか! 俺たちを指差して笑って、それで面白いのか! 自分たちが同じことをされたらどんな気持ちか、考えろ!」 「俺たちも人間だ! 人間なんだ!」 「新興宗教と押し売り犯罪集団を同一視してんじゃねぇ!」  という言葉が投げつけられるたびに心が痛んだ。  言いにくい名前のお婆ちゃん魔女先生に戦いを挑まれたスネイプ先生の気持ちだった。  猫もどきは俺と林田の1メートルくらい前を、俺たちの方を向いて後ろ向きに走っていた。両手はだらっと下げたまま、足だけがミシン針みたいに激しく上下していた。あれっぽかった。アイリッシュダンス? っていうの? 下半身だけで踊るやつ。あれっぽかった。  そして笑顔だった。外で走れるのが楽しくてしょうがない感じだった。奴にとっては最高の散歩になったのだろう。    俺たちは1時間近くあっちこっちと走り回り、なんとか追っ手を巻いて、ようやくここへ戻ってきたのだ。もう当分ららぽーとには行けない。    「もうだめだ。動けない」  林田が呻く。  またしてもしばしのダースベーダー呼吸音のカノン。  それを破ったのは猫らしきものの足音だった。  目を開けると、2リットルサイズのコーラのペットボトルを両手で抱きしめるようにして奴は立っていた。 「なう」  奴は林田の前に歩いて行くと、ペットボトルの開け口を林田に向ける。 「なう」  どうやらキャップを開けて欲しいらしい。飲むんだ。コーラ。猫が。いや、猫じゃないけど。 「今、疲れてるから」  林田はかすれた声でそれだけ言う。猫らしきものの耳が少し倒れる。  猫らしきものはまた俺に顔を向ける。 「林田」  人違いです。 「なう」  猫らしきものは俺の方にもキャップを向ける。 「無理。疲れてんの。後にして」  猫らしきものの耳がまた倒れる。 「なーう」  奴はキャップをその尖った歯で噛み始めた。カッカッカッカッという軽い音が響く。奴は右から、左から、時にはペットボトルを持ち直したりもして、キャップを歯で開けようと試みたが、結局はどれも失敗した。 「林田」  吐き捨てるように猫らしきものは言い、ペットボトルを廊下に投げつけた。イライラすると物に当たるタイプのようだ。ペットボトルは軽くバウンドして、玄関の方に転がってゆく。衝撃で中身が泡立ったのが見えた。あれじゃぁ開けた時、大惨事になるな。  猫らしきものは俺たちに背中を向け、リビングへと消える。またテレビの音が聞こえる。 『エブリディ! エブリバディ! 楽しんじゃおうぜ、コカコーラ! 疲れた気持ちもスカッとふっとばせ!』  あぁ。あのコーラ、自分用じゃなくて俺たち用だったのか。  なんだ。あいつ、結構、気を使えるタイプなんじゃないか。 「なう」  猫らしきものがまた戻ってきた。  また何かを抱えている。コーラではないけど、大きさはそれくらい。  お醤油だ。お醤油のボトルだ。  猫らしきものは首を右に傾けて、歯でキャップをカッカッカッと弄る。  力を込めて捻らないといけないコーラのボトルとは違い、お醤油のキャップは簡単に開いた。  猫らしきもの、満面のスマイル。 「林田。なーうー」  まさかそれを俺たちに飲ませようとはしてないよな。コーラの代打をお醤油に務めさせようとはしてないよな。似てるのは色だけだぞ。
 まさかだった。  猫らしきものは身動きが取れない林田の前まで歩いて行くと、「となりのトトロ」でカンタがサツキに傘を押し付けた時のように−−「ん!」「ん!」ってやるあのシーン−−林田にお醤油を押し付けた。  林田は口を固く閉じ、首を横に振り続けた。  猫らしきものは「全く解せない」というようにお醤油と林田を交互に見た後で、お醤油のボトルを林田の頭の上で、ひっくり返した。 「ちょ、ま、待てよぉ」  木村拓哉の下手くそなモノマネみたいな林田の声は、お醤油の流れ落ちる音で止められた。もし林田が寿司だったらシャリが崩れて箸でつかめなくなるくらい、林田はお醤油でひたひたになった。  ただでさえ疲労困憊しているところに、この仕打ち。  林田は完全に打ちひしがれ、うつろな目で天井を見上げて「もー」とキョンキョンみたいな口調で言った。  お醤油の中身が半分になったところで猫らしきものは、勿論、俺を見た。 「林田」  人違いです。
 ちょ、ま、ちょ、ちょ、待てよ。
 もー。
前話:次話
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JAN 26, 2018 Tokyo Japan by SONY a7s + 100mm STF by iPhone7+ #iPhoneとミラーレス一眼を暗いところで撮り比べたらびっくりしちゃった #1枚目はSONYの1200万画素のフルサイズ機とSONYのSTFレンズ #2枚目はiPhone7Plusだから同じく1200万画素 === まずはレンズから #iPhoneがモデルチェンジするたびに背景がボケるようになってきてすごぉいってみんな言ってるでしょ #背景のキレイなボケかた‪の1つの究極がSTFレンズで例えば手前のピントが合ってる部分から奥の一番ボケてる部分にかけての滑らかなボケの進みかたを見るとわかりやすい‬ ‪#STFレンズでお願いしますと指定する女優さんもいるらしい‬ ‪#この先iPhoneがどんなに進化してもSTFレンズよりもキレイにボケることはないはず‬ ‪===‬ ‪次はカメラ‬ ‪#画素数が多いほどキレイに撮れると思ってる人が多いけどそうじゃないよ‬ ‪#カメラで何よりもまず最初に気にするべきは撮像素子の大きさで撮像素子と書いてイメージセンサーと読む‬ ‪#そこは米国と書いてアメリカと読むのと同じ‬ ‪#古いオッサン世代はベイコクって発音してるけど‬ ‪#撮像素子は感じ取った光をデジタル信号として記録する部分で昔のカメラで言うとフィルムの大きさが色々あるよってこと‬ ‪#昔のフィルムと同じ大きさの撮像素子をフルサイズと言う‬ ‪#フルサイズの半分ぐらいの大きさをAPSCとかマイクロフォーサーズと言う‬ ‪#コンパクトなデジタルカメラ通称コンデジとかiPhoneの撮像素子はさらにぐっと小さい‬ ‪#大きければ大きいほどキレイに撮れるけど撮像素子の大きさってそのままカメラの値段に直結するのよ‬ ‪===‬ ‪ここからが大事‬ ‪#撮像素子の面積が同じなら画素数が少ないほど1画素1画素は大きくなるから明暗差に強くなる‬ ‪#小さい撮像素子にびっしりとたくさんの画素を詰め込む技術の進歩そのものは確かにすごいんだけど1画素1画素はとても小さくなってしまうから明暗差が大きいところではまっ白に光っちゃったり全部同じようにまっ黒につぶれちゃったりしやすい‬ ‪#つまり値段が安くて撮像素子が小さいのに画素数の多さを売り文句にしているカメラはたとえ最新型を新品で買ったとしても夜景とか花火とか舞台とかライブハウスといった状況では厳しい‬ #だからそういう世界のプロ達はスマホやコンデジで撮った写真を宣材に使ったりしてないはず ‪#もちろん明るく晴れたところでは十分にキレイに撮れるんだけど‬ === #そういう目でこの2枚を見比べてみると1枚目のほうが圧倒的にキレイなはずなんだけど2枚目のiPhone7Plusも大健闘してるでしょ #いちばん明るいところとかいちばん暗いところを見てもiPhoneの手軽さを考えた上で総合的に考えるとこのぐらいの差なら許せる使える私には十分だと思う人は多いはず === #iPhoneはずっと800万画素のまま進化してないように思われていてようやく1200万画素になって数年ぶりに1歩だけ進んだとか思われてるけど実は撮像素子は毎回少しずつ大きくしてきたしレンズも毎回少しずつ明るく高性能にしてきたし画像処理エンジンといってソフトウェアも進化し続けてきた #だけどアップルはその辺の詳細を熱く語るようなヤボなことはせず画素数ですか800万画素のまま変わってませんよとか今回から1200万画素になりましたとだけ答えてきた #だから画素数以外のモノサシを持ってない人ほど新しいiPhoneで実際に試し撮りしてみた時にびっくり仰天してそれがクチコミで広がっていった #もちろんカメラやレンズに詳しい人たちがびっくり仰天する進化も毎回あれこれ詰め込まれてきた === 何が言いたいかというと #iPhoneよりキレイに撮りたいからとカメラデビューを考える人が多いし私もそういう1人だったけどこれだけiPhoneが進化しちゃった今となっては買うべきカメラはかなり高性能つまり高価になってるしこの流れはこれからも変わらないよってこと #iPhoneのカメラが高性能になりすぎて安価なコンデジがさっぱり売れなくなったとか売れてるのはハイアマチュア用だけだとか聞いたことあるでしょ #最新のiPhoneの価格15万円について色々と言われてるけどフルサイズ機が中古で15万円としてレンズも中古で1本10万円と考えると最新のiPhoneをカメラ専用機と割り切っても決して高すぎるとは言えないと思うのさ #カメラはカメラとしてしか使えないけどiPhoneはスマホとしても使えるわけだし === #近ごろ同じことを何回も聞かれるし立ち話で簡単に説明しきれる話ではないので長々と書いてみました #わからないことはいつでも遠慮しないで気軽に自分でググってね。 (1画素1画素の大きさと明暗差についてググるならキーワードはダイナミックレンジ) (井の頭恩賜公園)
#撮像素子は感じ取った光をデジタル信号として記録する部分で昔のカメラで言うとフィルムの大きさが色々あるよってこと#だから画素数以外のモノサシを持ってない人ほど新しいiphoneで実際に試し撮りしてみた時にびっくり仰天してそれがクチコミで広がっていった#コンパクトなデジタルカメラ通称コンデジとかiphoneの撮像素子はさらにぐっと小さい#1枚目はsonyの1200万画素のフルサイズ機とsonyのstfレンズ#もちろんカメラやレンズに詳しい人たちがびっくり仰天する進化も毎回あれこれ詰め込まれてきた#この先iphoneがどんなに進化してもstfレンズよりもキレイにボケることはないはず#iphoneはずっと800万画素のまま進化してないように思われていてようやく1200万画素になって数年ぶりに1歩だけ進んだとか思われてるけど実は撮像素子は毎回少しずつ大きくしてきたしレ#フルサイズの半分ぐらいの大きさをapscとかマイクロフォーサーズと言う#小さい撮像素子にびっしりとたくさんの画素を詰め込む技術の進歩そのものは確かにすごいんだけど1画素1画素はとても小さくなってしまうから明暗差が大きいところではまっ白に光っ#iphoneのカメラが高性能になりすぎて安価なコンデジがさっぱり売れなくなったとか売れてるのはハイアマチュア用だけだとか聞いたことあるでしょ#いちばん明るいところとかいちばん暗いところを見てもiphoneの手軽さを考えた上で総合的に考えるとこのぐらいの差なら許せる使える私には十分だと思う人は多いはず#昔のフィルムと同じ大きさの撮像素子をフルサイズと言う#近ごろ同じことを何回も聞かれるし立ち話で簡単に説明しきれる話ではないので長々と書いてみました#iphoneがモデルチェンジするたびに背景がボケるようになってきてすごぉいってみんな言ってるでしょ#大きければ大きいほどキレイに撮れるけど撮像素子の大きさってそのままカメラの値段に直結するのよ#背景のキレイなボケかた#iphoneよりキレイに撮りたいからとカメラデビューを考える人が多いし私もそういう1人だったけどこれだけiphoneが進化しちゃった今となっては買うべきカメラはかなり高性能つまり高価に#カメラで何よりもまず最初に気にするべきは撮像素子の大きさで撮像素子と書いてイメージセンサーと読む#カメラはカメラとしてしか使えないけどiphoneはスマホとしても使えるわけだし#だけどアップルはその辺の詳細を熱く語るようなヤボなことはせず画素数ですか800万画素のまま変わってませんよとか今回から1200万画素になりましたとだけ答えてきた#そういう目でこの2枚を見比べてみると1枚目のほうが圧倒的にキレイなはずなんだけど2枚目のiphone7plusも大健闘してるでしょ#古いオッサン世代はベイコクって発音してるけど#stfレンズでお願いしますと指定する女優さんもい���らしい#もちろん明るく晴れたところでは十分にキレイに撮れるんだけど#撮像素子の面積が同じなら画素数が少ないほど1画素1画素は大きくなるから明暗差に強くなる#最新のiphoneの価格15万円について色々と言われてるけどフルサイズ機が中古で15万円としてレンズも中古で1本10万円と考えると最新のiphoneをカメラ専用機と割り切っても決して高すぎると#画素数が多いほどキレイに撮れると思ってる人が多いけどそうじゃないよ#2枚目はiphone7plusだから同じく1200万画素#つまり値段が安くて撮像素子が小さいのに画素数の多さを売り文句にしているカメラはたとえ最新型を新品で買ったとしても夜景とか花火とか舞台とかライブハウスといった状況では厳#そこは米国と書いてアメリカと読むのと同じ
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s-jigsaw · 8 years ago
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2017
(ほぼ)毎年書いている1年の振り返りエントリ。昨年はこちら。
今年も文化投資に精を出した一年だったのでジャンル毎に振り返り。
映画
毎年ランキング形式で記録しているのだが、今年は正直一線を超えてくる作品が多くて、こっから上はもうみんな1位だよ!!という気分。なので、部門毎のベストを書いていく形式にする。
強いて言うなら年間ベスト部門
SING(吹替版)
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前作にあたる「ペット」が結構好きで、予告も面白そうだし軽い気持ちでみにいったら生涯ベスト!!ぐらい良かった。なんといっても吹替版の出来がとても良くて、サウンドトラックも素晴らしかった。
ベストアニメーション部門
KUBO(字幕版)
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アニメーションというかストップモーションなんだけど。物語とは、人生とは、映画とはをメタ的に語りかけてくる大傑作。作り手たちの日本リサーチの深さ、���してメイキングがホントにスゴい。死生観や、両親について考えを巡らせる一本になった。
ベストアメコミ映画部門
ジャスティス・リーグ
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思いの丈は Nikki: ジャスティス!!!ジャスティス・リーグ(ネタバレあり) に綴った。今年も何作かあったけど、DC への思い入れも込みでジャスティス・リーグ。
次点でワンダー・ウーマン、ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.2。
ベストジョン・ウィック部門
ザ・コンサルタント
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ナメてたヤツが超強かったシリーズの系譜にはあるのだけど、ハンディキャップを持った主人公を変えるきっかけになるアナ・ケンドリックさんが最高だし、アクションもポストジョン・ウィックなカッコいいスタイルでとても良かった。主人公が集中する前にやる指先をフッフッってやるやつをしばらく真似するブームが起きたりした。
次点でジョン・ウィックチャプター2。
ベストガイズ部門
ナイスガイズ!
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ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウのバディムービーだけど、ダメ親父と利発な娘映画だったりもする傑作。
ベストダメ継父と利発な娘部門
ローガン
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ヒュー・ジャックマンの最後のウルヴァリンということもあってか、めちゃくちゃ気合が入っているのを感じたし、昨今の(主に MCU のせいだけど...)ユニバース映画に対するアンチテーゼとしても、そして新世代につないでいくメッセージとしても、非常によく出来た映画だが、それ以上に X-23 役のダフネ・キーンさんとの掛け合いや関係がたまらない...!
次点でマーク・ウェブ監督の���gifted」。
ベストノワール部門
アシュラ
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韓国映画ならではの容赦ない暴力描写はさることながら、悪役はホントにイヤなやつだし(といっても主人公もこ汚い犬みたいなキャラクターだけど...)、どんどん最悪な方に転がっていった結果、しっちゃかめっちゃかの結末を迎える良い(いいのか?)映画!!
ベストノンフィクション部門
Hidden Figures
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ファレル・ウィリアムスの最高の劇伴も良いし、主人公たち3人の掛け合いもヌケが良くて面白かったが、差別されていた表現や、それに打ち克っていく過程など、これが実話なのか...!とエンドロール前に挿入される史実と併せて非常に驚いた。原作も読もうとおもっている。
ベストラブストーリー部門
ベイビー・ドライバー
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エドガー・ライトだしな!とおもってみにいったらすごい直球のラブストーリーでびっくりした一本。音楽は同時期に公開の GotG2 と並んでめちゃくちゃ良かったし、カーアクションもカッコ良かった。
ベストパワーレンジャー部門
パワーレンジャー
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正直そんなに期待してなかったんだけど、みにいったら意外と面白くてテーマソングの「ゴーゴーパワーレンジャ〜〜」がプチブームになったりした。
ベスト法廷ドラマ部門
三度目の殺人
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監督のインタビューにも書かれていたが、これまでの法廷ドラマって真実があって、観客はこれを神の視点で分かっていて、それが法廷で立証されるカタルシスに力点が置かれているわけなのだけども、この映画は実際の法廷では真実など誰も分からないし、裁判所って良くも悪くもただの仲裁役で、真実を明らかにするような場ではないということがよく分かった。そして、真実に取り憑かれてしまう弁護士の福山雅治、まさに怪演の役所広司、最近何かとひどい目に遭いがちな広瀬すずのハーモニーがとても良かった。
ベストホラー部門
ゲット・アウト
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Hidden Figures と同じタイミングでみたせいもあってか、怖さ倍増でよかった。怖いだけでなく、要所要所で「ココ、笑うとこだよな...?」というポイントが挟まれることで、面白〜い怖〜い面白〜い怖〜いと振り子のように感情が増幅されていくところがよく出来ていた。終盤の展開も「そうきたか!」という流れで良かった。
上に挙げたものは全て今年ベスト!とても豊作だったなあ。
平成特撮世代
目次でティガとクウガで1章ずつ割かれていてついに俺たちの特撮批評本がきたぜェ!と勢いよく買ったものの、筆者が少し触れている通り筆者よりも10歳下なのでティガとクウガに対するスタンスが違いすぎて結局そこだけはノれなかった。一方で、平成ガメラ3部作はつい最近みたばかりだったのでとても共感できたし、大絶賛のゴジビオはみたことがなかったのでみたくなった。
動物農場
読んでる最中は一般的な社会主義や共産主義に対するアンチテーゼの寓話だとおもっていたが、読み進めいくにつれてゴリゴリのソビエト貶しの風刺寓話だと分かり、さらに著者による序文を読んでゴリゴリの社会主義者だということに驚いたし、当時のイギリスの文学界の闇を垣間見れたりと、薄いけれどいろいろ考えさせられる一冊だった。
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン
前半でとにかくディックの高い城の男が好きなんだな〜とおもっていたら、中盤からエヴァだったり攻殻だったりレイバーだったり、筆者の日本カルチャー愛が爆発してるな〜とおもってたらパシリムがきたりとこの辺がピンとくる人だったら楽しめるだろうし、単なるそれらへのリスペクトだけでなく作品としてもきっちり昇華している傑作。ぜひとも映像化してほしいな〜
ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊
アテネによるデロス同盟の栄華から一転、衆愚政と化したアテネがまさに転げ落ちるように自滅していく後半は読んでいて虚しくなるほど。そしてデマゴーグと断罪されているクレオンにはトランプがオーバラップして見えたり。やはり民主政を成立させるためには構成員の知力が重要なんだろうなあ。
法のデザイン—創造性とイノベーションは法によって加速する
法律というとカタいルールだらけのイメージだったが、本書では法律とはむしろルールとルールの余白をもたせることが社会にとって良いことだという話が各分野別の具体例と伴に書かれていて分かりやすかった。「国家興亡の方程式」でも文化と文化が混ざり合う地点で新たな強力な文化が発生すると書いてあったので、法律という分野においてもやはりそうなんだろうという補強になった。
Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法
創業者3人(特に非エンジニアの2人)がどれだけクレイジーだったか、そして現在進行系で Airbnb という宗教を世界中に布教しているかというのを少し引いた目線でなるべくフェアに書かれた良書。
アメコミ
ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー 2
New52のジャスティス・リーグもついに最終面でしっちゃかめっちゃかで、邦訳版の注釈も併せて読みながらじゃないと分からなくなったりする。けど、前作のラストの結果リーグの面々が神デビューしちゃうとこは半笑いになりつつもアツいし、唯一の元々神であるワンダーウーマンの語りによる「神みたいに無感情で見下ろした存在じゃねぇ、人間なんだよ!!」と総攻撃をかけるとこはグッとくるものがあったり、ランタン隊たちの登場シーンもガン上がり。
フラッシュポイント
NEW52の訳書から入ったクチで、リバースまで読み進めたところ本作が大きく関わってそうな雰囲気だったので読んだ。途中知らないキャラクターが出てきたり(アノテーションのお陰でだいぶ解った)、アトランティスとセミッシラが全面戦争してる理由が有耶無耶だったりするところはあるものの、メインとなるフラッシュと老バットマンの対となる親子の想いにはとても感情移入できてグッときてしまった。
DCユニバース:リバース
ウォリー・ウェスト主観で DC ユニバースに何が起きたのかチラ見せされる一冊だったが、バリーがウォリーを思い出してガシッとするとこはかなりグッとくるしワクワクした。ドラマの Flash でウォリーが登場したあたりまでみてたのもあって、タイタンズ誌を読みたくなってしまった...。
The Button
リバースの邦訳版が面白かったのと、映画のジャスティス・リーグが面白かったのもあって、うっかり原書のバットマンとフラッシュのクロスオーバー “The Button” 電子版を買ってしまった。ネタバレになっちゃうけど、ジェイ・ギャリックの登場シーンはコミックならではの演出があったり、なんといってもフラッシュポイント世界のトーマスバットマンとブルースの別れ、エピローグなどなど...。
��語がちゃんと読めるか不安だったけど、案外読めたし、分からない単語は単語帳に入れて勉強するようになった。
ジャスティス Vol.1, 2
アレックス・ロスさん初見だったので、読み始めたら表紙のテイストのまま物語が始まって、とても驚いた。ストーリーはフォーエバーイービルを彷彿とさせるヴィランチームアップもので、ルーサーの演説は「確かにそうだよな〜」とおもわせる説得力があった。
下巻の表紙は上巻と対になっていて、ヒーローの鏡写しみたいなヴィランチームが出てくるのかなあ?とおもったらまさかの展開でテンション上がった。そして終盤の大勝負はしっちゃかめっちゃかで1回読んだだけだと分からんところも多かったけど、とりあえずランタン勢(あとザターナ)が強すぎてもっと早く助けに来てくれよ!!とおもったり。ラストのブルースとクラークの述懐はグッとくるものがあった。
オールドマン・ローガン
映画ローガンの世界観があまりに好きすぎて原案とされる本作を勢いで読んだ。世界観でいうと、コミックっぽくマーベルのヒーローやヴィランにかかった部分がてんこ盛りで、ちょっと想像してたのと違ったけど面白かった。そして話はド直球で、とある出来事から自分を封印していた男がついに牙(ウルヴァリンは爪だけど...)を剥くまでをバイオレントに、ゴアに表現しながらも丁寧に盛り上げていってくれるので終盤の展開にはグッとくるものがあった。
今年はなんといっても DC リバース!個人的には原書を追い始めるきっかけにもなったし、ドゥームズデイクロック楽しみだなあ。
ドラマ
デアデビル シーズン2
パニッシャー!!!
アカギ
マンガ版を知らずにみて、結構面白かった。
監獄学園(実写の方)
山崎紘菜さんハマり役だったし、森川葵さんめっちゃ好きだった...。あと護あさなさんも...。
ゴッサム シーズン2
ついにあのヴィランっぽいヤツが出てきたり、ブルースが成長したりと大盛り上がり。
アロー シーズン4
スレイドと違って少し盛り下がった感はあったものの、力技のクロスオーバーの片鱗がみれたりと面白いシーズンだった。
進撃の巨人 シーズン2
どうなるのか続きが気になる...。
ジェシカ・ジョーンズ シーズン1
マーベルのドラマが全体的に暗いし重いって言われるのに一役買ってる感。
THE FLASH シーズン1, 2
ヌケが良くてめっちゃ面白かった!!シーズン3はフラッシュポイント世界っぽくて楽しみ。フラッシュのヴィランにそんなに詳しくなかったので、名前だけ知ってる〜みたいなやつが「ああ、こういうヤツだったのか!」とよくなった。
ウルトラマンジード
ギンガ以来久々にリアルタイムで追ってみてしまったシリーズ。中盤は結構盛り上がったんだけど、終盤はちょっと尻すぼみ感あったかも。長谷川眞優さん、山本千尋さんお二人ともツボでした...。
ルーク・ケイジ シーズン1
あんまり盛り上がりがないのでまだ半分ぐらいしかみれていない...。
賭ケグルイ
そんなに本数みているわけではないけれど、今年ベストに面白かった!蛇喰さんはもちろんのこと、敵の皆さんもとてもよかった。「運否天賦」がいっとき独りバズワードだった。
シャーロック シーズン1, 2, 3
映画公開タイミングあたりでみようかな〜とおもっていたままみれずにいたのを、たまたま1話をみる機会があって、これは面白いとドサドサみてしまった。
特命戦隊ゴーバスターズ
何周遅れなんだ!って感じだけど、友人がとても評価していてみてみたら確かに面白かった。
帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ
ゴーバスターズが打ち破った特撮戦隊モノのお決まりのやつを敢えて対比的に描いた素晴らしい OVA。
亜人(アニメ版) シーズン1, 2
死んでも生き返るっていう設定だけ先に知ってて、そんなんで話面白いのか...?とナメてたら意外と面白かった。
SR サイタマノラッパー~マイクの細道~
実は SR シリーズを今年までみてなくて、ドラマ公開タイミングで深谷で上映があったのをきっかけに映画シリーズをみて、ドラマ版へ。ドラマ版の盛り上がりは格別...!たまに最終話の冒頭だけみて、元気をもらっている。
バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
メタフィクションなドラマで、タイトルに惹かれてみてみたら面白くて最後までみてしまった。
仮面ライダーW
これもゴーバスターズと同じく周回遅れ視聴。主役2人のバディ感がたまらん。終盤はちょっと尻すぼみ感があった。
リアル鬼ごっこ(園子温版)
トリンドル玲奈さん、篠田麻里子さん、真野恵里菜さんのトリオはよかったんだけど、ストーリーはとても酷いし、最後は急に反省モードに入るしなんじゃそりゃ、という感じ。
パニッシャー シーズン1
マーベルのドラマシリーズの中で一番面白かった!!パニッシャーはキルズマーベルユニバースしか知らなかったのだけど、原作を読みたくなったので Marvel Unlimited に加入するか迷っている...。
アイアン・フィスト シーズン1
ルークよりは面白いのでまだみれているけど、なんちゃってアジア感は Marvel や Netflix でもどうにもならないのだなあ、と諦めの気持ちもあったり(デアデビル シーズン2 でもそうだった)。
ここに挙げてないのを含めて今年はたくさん Netflix にお世話になった。下半期あたりから、各社自社コンテンツ合戦みたいな雰囲気が出てきて投資がされているっぽいので来年も楽しみだなあ。
ゲーム
今年は全体的に小粒なゲームをいくつかやった程度だった。Steam のセールや Hubmle がメイン。
XCOM 2 (14時間)
発売当初のぐだぐだが収まった頃合いをみてやりはじめたが、前作ほどはハマらなかった
Rise of the Tomb Raider (7時間)
これも面白かったけど、前作ほどではなくて途中のまま年を終えてしまいそうだ...。
Stardew Valley (16時間)
牧場物語クローンで、日本語化される前に少しやっていた後に日本語版でプレイしたけどそこまでハマらず。
The Witness (2時間)
雰囲気謎解きゲー。とあるところで詰まってしまって積み入り。
This Is the Police (2時間)
これも面白いんだけど、なんとなくプレイするハードルが高くて未クリア。
Layers of Fear (1時間)
Humble で当たって久しぶりにホラーゲームやったけど、怖すぎて積んだ。
Kingdom: New Lands (2時間)
実績によると25日めまではいってるみたい。積んだ。
RimWorld (29時間)
このゲームは結構ハマった。ルックが完全に Prison Architect でシステム流用してるのか?とおもっていたけど違うらしい。
Stellaris (18時間)
パラドゲー。操作がむずい。
Subnautica (8時間)
海中サバイバルゲーム。意外と面白いんだけど、なんかデカい魚に頑張って素材を集めて作ったビークルを破壊されて泣いて積んだ。
Factorio (?時間)
確か新しいパッチがきた、みたいなニュースをみてリバイバルで。
METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROS (2時間)
ちょっとしかやってない...。
The Witcher 3: Wild Hunt (?時間)
これもリバイバル的にちょっとプレイした。
LIMBO (1時間)
未クリア。INSIDE とバンドルされていたのを買ったんだけどプレイできてない...。
Just Cause 3 (18時間)
シリーズおなじみのぶっ壊しまくりオープンワールド。ユーモアも健在で面白いんだけど、マンネリがすごい...。
Middle-earth: Shadow of Mordor (2時間)
結構前のゲームなのか、面白くなりそうな手前らへんで挫折...。
Hand of Fate (8時間)
これは掘り出し物だった。テーブルトーク RPG を上手くゲーム化したような内容で、テーブルトーク面白そうだな〜ってなった。
Beholder (3時間)
This War of Mine とよく比較されるやつ。面白いんだけど、あまり繰り返しやる気が起きない...。
Jalopy (2時間)
冷戦真っ只中のヨーロッパをボロ車で延々走るだけのゲーム。
RUINER (3時間)
これは面白かった!何より世界観がブレードランナーフォロワーな感じでめっちゃ好き。エンドロールで平沢進がかかる。メットがほしい。
Quantum Break (3時間)
ゲームパートの選択で実写パートが変わるという変わったゲーム映画。時空操りアクションは Time Shift を彷彿とさせる...。
HITMAN (16時間)
IO がアレコレあって今後シリーズが続いていくのか不安だったけど、継続されるっぽくて一安心。お話的にはめっちゃ途中で終わっちゃうので早く続きをプレイしたい。
Path of Exile (?時間)
毎年毎年よく飽きずにやってるな〜と我ながら思う。今年はなんといっても 3.0 のアナウンスには本当に声を出して驚いたのがハイライト。Abyss League がんばろうとおもってたんだけど、バタバタしててプレイできずにいる。
今年は PS2 以来久しぶりにコンシューマ機を買った。Nintendo Switch。ゼルダの評判に負けて買ったんだけど、ゼルダがはじめてだったせいか全体的にノットフォーミーだった。スプラトゥーン2はしばらくハマっていたけど、最近プレイできていない。
ラジオ
長らく JUNK リスナーだったのだが、今年はすっかりデイ・キャッチや Session-22 に傾倒してしまって時事番組ばかり聴くようになってしまった。
家にいるときはとらじおとからはじまり、生活は踊る、たまむすびと昼の番組を流し聴きするようになった。秋からはじまった FROGMAN さんの好奇心家族も面白い。
音楽
今年はあんまり掘れてなくてほとんど Apple Music に依存した一年だった。
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鳥肌たった
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突然復活してめちゃくちゃびっくりした。
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Diamonds が今年ベスト。
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妻のファインプレーで YouTube Music Night みにいけた。
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仕事
急に仕事を辞めることになって年末はてんやわんやだった。来年は生き延びるのが目標。
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shimartmistletoe-blog · 8 years ago
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橋本聡  SATOSHI HASHIMOTO
橋本聡さん
春と夏の2日間、日が暮れてから夜中まで。
いつもの思索の場を追いました。
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以前から名前は知っていたのに接点が���くて、直接話したのは2年ほど前。といっても、すれ違ったぐらいだけれど。
展示やパフォーマンスから想像していた印象とは違って、穏やかな人柄。
全ての展示は観れてはいない。なのに記録だけ見ても感じる、薄ら怖さのようなもの。どこかで見てタイトルだけ知って、ずっと覚えていたのは
「行けない、来てください」( ARCUS / 茨城  2010 )
そのあとも所々の美術館���ギャラリー、街中で、記憶に引っかき傷をつくるようなタイトルで行っている展示やパフォーマンス。
「独断と偏見:観客を分けます」(国立新美術館 / 東京 2012)「あなた自身を削ることができます」(2012)「ズボンを交換してください」(2012)
「行けない、来てください」は植物から繋がっていたのだと、今になって分かって小さな衝撃を受けた。なんというか…うすら怖さを自ずと発するニヒリストであると同時に実はロマンティストでもあるのではないか?
花は動けない。その生の変化をずっと見続けられることはない。虫が花粉を運ばなければ次の花も咲かない。人知れず蕾み、咲き、萎み、枯れ、朽ちていく。まるで数多ある制作、作家の数とおなじように。
FLOWER(2008)
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人を単調に平然と裏切るようなパフォーマンス。
スっと足元が抜けるような心地。あの感覚はどこから来るのか気になっていた。
待ち合わせは大きな駅。 電車が着くとたくさんの人が改札から吐き出される様を見ながら待ったり、待たせたり。 絵画や彫刻を制作するようなアトリエはない。 いつもは終電近くか、終電も過ぎて店の灯りも消えて、人も疎らになる頃から辺りを歩いたり座ったりしながら様々なことを考えるらしい。
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二日間とも、私(他人)がいるから話すときは柔軟だし冗談を言ったり笑いもする。 けれど、いつものように何か気に留まったときなのか…彫刻の、時が無くなるような表情をときどき見かけた。いつもより早めに人々が家路につく時間帯からスタートする思索の場の追跡。
4月は雨の日。
傘を差したり、閉じたりしながら街をうろうろする。いつも一人のところ、私がいるから気を遣って申し訳なさそうだったが、私の方が邪魔をしているようで悪い気がしてきた。私を空気だと思っていつも通り行動してくださいと伝えても、そうもいかず。それでもぎこちなく、よく行く場所を案内しながら話してくれた。
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ビルの中の空いてる椅子に座ったり、目的もなく階を上ってエスカレーターを降りる。本屋で立ち読みをする。コンビニで珈琲を買って飲む。物理学や哲学のような思考が少し好きだった子供時代についてや、浪人はせず予備校へ行かず、18歳でBゼミ(※1)へ入り現代美術に触れ始めた話、など。
同い年だから現役時代の受験はどうやら同じ場所にいたらしい。20年ほど前の不思議な遡り。私は現役〜一浪目は私立の美大も受けたが、家の都合で二浪目は芸大しか受けなかった。授業料は私立の半分以下だから。私立に受かっても通いきれそうになかった。これでだめなら道を変えようと覚悟していたのが受かってしまった。今となってはそれが良かったのかどうか。未だに奨学金を返済しながら、ときに返済猶予を申請しながら生き延びている。一方で佐渡へ行ったり、人の話をきいては文章を書いたり。これは制作なんだろうか?仕事と言えるだろうか?返済猶予の理由のひとつになるのだろうか。会ってみたい人に会う、聞きたいことを聞く。見たい風景を見る。趣味と言われればそれまで。ここではアートとか美術、芸術を仕事としていると言うことに、微かな後ろめたさを感じてしまうのは、なぜだろう。そもそも私はその立ち位置がわからなくなると同時に、さまざまな不安が重なって体調を崩し、そこから佐渡へ行き、人に会って文章を書き始めている。
そんな話を橋本さんのこれまでを聞きながら、返したような。 傘を閉じたり開いたりする行為に気を取られて、記憶が霧散している。結局、美大は経済的にある程度余裕がある家じゃないと通えないとか…(もちろん奨学金もらってバイトしながら通っている人もいる)そういう分母数から「ここ」では作家が育つ。そんな話も歩きながら。
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誰も乗っていない昇りのエスカレーターで下を向いて座る橋本さん。 エスカレーターが別の乗り物へ一瞬にして変わる。
話しながら夜の駅周りを歩いて分かってきたのは、橋本さんは活動と生活の関係に対して、とても厳密なのだと。「昔ほどでもない」と言っていたけれど。私自身は昔のほうが男性的だったような気がする。制作に対してストイックだった。子育てするようになってから年々ぼやけてきている。
二回目の夏は曇り。
前回撮れなかった風景を撮りたくて、雨の降らない日に。 すこし慣れた追跡のスタート。 いきなりアーティストのCVのあり方について。 秋に行う未来芸術家列伝 Ⅳ の話をバスターミナル眺める橋の上ですこし長めに聞く。一人の若者が歌い始めたのを右の耳から聴きながら。橋本さんの手の動きに見入りながら。一般的に捉えられる時間軸ではない、過去、今、未来の非直線について。もしも、未来も過去のように扱いうるなら。「もうない」過去を「ある(あった)もの」としてCVを作成する在り方に対し「まだない」未来を「あるもの」として10年前よりCVに「未来芸術家列伝Ⅳ」(2017 東京)を既に書き込んできたのだと言う。
…月か星か空へ近づくような思索のはじまり。
私も前々からCVを履歴書のように提出するときに感じていた違和感。どんなアーティストでも社会の定型内、時間軸に畏まって収まるしかない書式。橋本さんはそういう、当り前で誰も問いも発さないようなところへ、皮肉とユーモアを添えてアプローチする。
西口を降りて、行き交う人々を眺めたり、交差点からすこし離れたところに立ち止まって様々な職種の人のやりとりを一緒に眺める。通りを一本入ると繁華街。雑居ビルにクラブ、カラオケ、酒屋、昔ながらの喫茶店。艶やかにすこし古めかしく灯るネオンを横目にフラフラと。交差点を眺める、シャッターの閉まった店の前で立ち話。客を勧誘する若者がそれぞれのポイントに数名立っている。
タクシーは寿司の様に並んでいた。 バスはターミナルに定期的に入っては出て行く。たくさんの人を運んで。家へ帰る人の流れに拮抗するかのように、所々位置を変えて黙って観察する。観察とまでいかないのかな、その流れを体感する。缶コーヒー片手に空気のように。
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「ここ」で制作すること「アート」に関わること。西欧と非西欧圏。
そんな話を途切れ途切れしながら、道行く人が店に誘われたり、夜の仲間が出会って大声で盛り上がっているのをすれ違う。東口に移動すると新しい建物と、人通りの少なさは対照的。あまり毒気のない地場が逆に無機質で冷たい。ベンチや植木、ライト。可もなく不可もないつくり。学生やサラリーマンが急ぎ足で目の前を通り過ぎてゆく。
うまく立ち振る舞えるビジネスマン的なアーティスト、の話などをそこで少し。
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大きなビルを作っているのだろうか。 地下を作っている途中の広い吹き抜けた工事現場を眺める場所に出る。ここで橋本さんの手からレシートみたいな紙くずがスッと離れた。周りのビル風か…下から吹き上げる風で紙がひらひらと舞い始め、遠く見えないところまで飛んでいく。巨大な空虚に小さな紙片が吸い込まれて消えていった。 車を駅から離れた方向へ走らせる。
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「制作して…20年ぐらい? やめたいとか、やる気がなくなるとか、なかったんですか?」
「… やめたいとか … しにたいとか あるよね 」
一瞬意識はとまりつつ、私もふつうに受け応える。
「しにたいっていう言葉。たぶん人はよく思い浮かべますよね。本当にしぬ、まではいかずとも。私もしょっちゅうあるし。あぁもう生きるのめんどくさいわ、やめたい。しにたいというか…ふっと音もなく消えたい、かな… 」
疲れて疲れて力が抜け切ったとき。 制作とか絵とか生活とか、子育てとか、生きるとか、過去とか未来とか…どうでもよくなる瞬間はたまにやってくる。そこを偽る気はない。たぶん作家でなくとも、そう気が抜けたことのある母親も多いことだろう。そんな私へ子供はユーモアで切り返し、私を癒すまで成長した。
「泉さんもそういうのありそうだよね。」
「 …ありますよ。でも、あぁそうか、もうしんだようなものなら、生きたいように生きられるかなって思い直す。 」
「ああ、「やめてください」っていうタイトルの展示も発表したことがある。」
「やめてください…」
「制作するのも、働くのも、勉強するのも、、、やめてください。」
すこし考えた。 どういうこと。 ユートピア?
この文を綴りながら「やめてください」橋本聡で検索すると、あからさますぎて思わず吹き出す。こうやって、不意に吹き出せるものを真顔で生み出す人がいる。そのことに理由なくほっとする私は可笑しいだろうか。死ぬこともおやめにならねばならない。
ーーー
みなさま あなたがアーティストなり活動家ならおやめになって頂けないでしょうか。作品もおつくりにならないで下さい。パフォーマンスやら活動云々もおやめ下さい。あなたがキュレーターやらプロデューサーなり批評家なら、美術館勤めはもちろん、企画やら執筆などあらゆる活動をおやめ下さい。言わずもがな、ギャラリストなど運営者なり経営者は商いはもちろん、すぐにスペースも物資も手放して下さい。観客なり参加者の方々、鑑賞なり参加をおやめ下さい、お帰りになるのもおやめ下さい。会社勤めはもちろん、仕事も学業も遊びも一切合切、生活の全てをおやめ下さい。計画を全て中止して下さい。あらゆるものを手放して下さい。生きることも死ぬこともおやめになって下さい。
ーーー
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「昔から人間の社会が嫌いだったから、いろんなことをやめてみる」
走る車でそんな言葉があったと思う。
ことばだけで読むと危ない。けれど、二日に渡った会話の隙間に聴いた、橋本さんのこれまでの記憶の破片を繋げると自然と解釈できてくる。
でも。
展示やパフォーマンス…そのカテゴリーが消えゆくところへのスタンスを知ると、書けない。
橋本さんは言葉のもつ意味とか範囲にもよく立ち止まる。だれもが当たり前のようにつかっている単語ひとつひとつを、話している際から電卓を小数点まではじくように、それとも、その文字を鏡で反射させるように。
ーーー
「やめる」あり方として「アート」が「ある」と けれども「ある」ことの矛盾なしい虚構、形骸化があるとも言えるし その仮説の先に実際、「穴」へいたりも 壁のある穴、 壁のない穴
「生きる」のをやめることと「死ぬ」ことはイコールではない。 死ぬこともやめる。
ーーー
理解しようとしなくていい。
たぶん、なんとなくわかればいいのだと思う。
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人は、すべてが安定していたら何も作らず何も言わないのかもしれない。満ち足りてキラキラと一生を生きている人なんて恐らくいない。不安のない人なんていない。ただ、作家と呼ばれる人たちは、その不安との対峙は強いと思う。不安が強いのではなく、たぶん、それを乗り越えてきた精神。したたかさ、タフさが強い。それだけの境遇をなんとか消えずにきて今ここにいる、そんな気さえする。そこから自ずと滲み出るように何かを行い現れたものを、後々か、周りにいるだれかがアートと呼ぶのか。呼ばなくてもいい。
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すこし広めのまっすぐで長い道へ出ると、信号が先までいくつも見える。
「信号見るの好きなんだよね」
初回のときも行った、離れたところにある広い駐車場に車を停める。 他にはほとんど停まっていない。広い空間。これだけ車がないとアスファルトにかかれた白線も意味はなく、地上絵のように暗い闇に浮遊する。ここも、よく来て考え事をする場所。
暗闇。昼間とはちがう顔の場所。 すべてが反転するような、うまく活きていたかのような日常の物語が 眠りにつく風景。
橋本さんが話すときの手は、どくとくな線を描く。 かくかく動いたかと思うと、ふわっと円を描いたり。
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そこから見えるいくつかの建物は、帰ってきた人たちが各々の家に灯りをつけている。同じ窓、同じ造り。同じ単位。
子供のころ、団地住まいだったことを思い出す。
月と水面の話をした。 スピリチュアルにではなく、ロマンティックでもない。 むずかしい話だった。 話に沿ってどくとくに動く手を見ながら 橋本聡はやっぱり厄介であると、このとき悟った。 ここに記したかったのに書ききれず。 いつか展示かパフォーマンスに遭遇するしかない。
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よく仰向けになって空を見る。 地球の重力に逆らわず、地面に沿う。 財布をまくらにすると痛くないらしい。 もしかしたら、子供のころからこうして空や天上を見ていたのかな。
空は曇っていたけれど、広い駐車場では視界に建物も自然もなく、グレイのもやもやした色面だけ在る。
距離がわからない。 物理
宇宙
仰向けになると天上が前になる。重力に引き寄せられながら反抗して身体を起こすと、空に対して横が前になる。人はいつも横へ横へ動いて、右往左往して生きている。
そこにいなくても、そこにいる以上の感覚にひきずられること
月の上に居るような
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闇夜(空)は宇宙へ近づく回路
距離感のなさ
現実がどれだけ本当なのか
社会の具体的なところへ着地させたいわけではなく
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一日中動く信号やエスカレーター
つくられた道
決まっていること
1日という単位
24時間…地球という星の運動
その自転公転
昼から夜へ
太陽との距離
重力
曜日…西欧の神によって分けられた七曜日制
一年
水…水素と酸素
文字、言葉、音、音楽…
それらの���成
ーーー
そういうところ かけ離れたところであるようで 当り前に受け入れて、そこに左右され生きている。
そのあたりについて。
いまを生きる人たちが当り前すぎて受け入れすぎて忘れ去っているような事事を思い出させるから怖いのか。
それとも、毎日を忘れそうになるから怖いのか。
私にとっては、子供のころの謎を思い起こさせるような感覚。 子供のように率直に捉えるような視線が、橋本さんの作品にはある。
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今年の2月に橋本さんの個展「世界三大丸いもの:太陽、月、目」(青山|目黒)があって、その関連のパフォーマンスのような、なんでもないような時間に参加した。ただ日曜の新宿をうろうろして珈琲を飲みながら喋る、時間。よくある日曜を味わう。「1日は地球という土着的な星の動き(自転)で定められた区分。1年は地球の公転で決められた区分、ルーティン。」チャイラテを飲みながら橋本さんから聞く。日曜を多くの人は休日として過ごす。街でウィンドーショッピングをしたり映画をみたり美術館へ行ったり、知人、友人、恋人、家族と過ごして帰る。その流れをやや冷めた視線で味わう…
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説明を本人から聞かないと見過ごしてしまう、あたりまえで見慣れた物や事から、展示やパフォーマンスを行う(おそらくその展示やパフォーマンスという言い方にも違和感はあるのだろう)。その間に、ことばを聞いたり、垣間見て考えてみることで日常がクルッと裏返るようなキッカケ、穴がある。その表れ方が橋本さんの場合、きちんと「ここ」から発信できているのかもしれないな…と、いつ頃だったか思ったのも確か。うまく言えない。
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立っている足元をゆるがす
いま、ここにある状況はどこからやってきたのか
その境目は誰が、何が定めるのか
本当か 必然か 偶然か 夢か 幻か
日々の生活の単位から宇宙まで
カテゴリーは確かなようで曖昧
うっかりしていると、あなたの当たり前も奪われる
むやみに近づかないほうがいい
でも
私のこれまでの諦めを知っている橋本さん
橋本さんの「行」を手放しで
好みとは言い切れない私だけれど
こうして二度、フラフラと話や視点を追ってみると
闇夜に目が慣れて
すこしだけ光が見えた
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                          2017/8/15  泉イネ
橋本聡 Satoshi Hashimoto 1977年東京都生まれ。2000年B-Semi Schooling System of Contemporary Art 修了。2004年から翌年まで四谷アート・ステュディウムに在籍。2008年、ニューヨークのISCP(International Studio & Curatorial Program)に参加。個人での活動のほか、An Art User Conference、基礎芸術|Contemporary Art Think-tank、ARTISTS' GUILD など、グループでの活動を積極的に行っている。 主な発表に「行けない、来てください」(ARCUS, 茨城, 2010)、「あなたのコンセプトを私に売って下さい」(インド, 2011)、「独断と偏見:観客を分けます」(国立新美術館, 東京 2012)、「偽名」(「14の夕べ」東京国立近代美術館, 2012)、「私はレオナルド・ダ・ヴィンチでした。魂を売ります。天国を売ります。」(青山|目黒, 東京, 2013)、「国家、骰子、指示、」(Daiwa Foundation, ロンドン, 2014)、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」(東京都現代美術館, 2016)、「全てと他」(LISTE, バーゼル, 2016)、「Fw: 国外(日本 - マレーシア)」(国際空港, 飛行機, マレーシアなど, 2016)、「世界三大丸いもの:太陽、月、目」(青山|目黒, 2017)など。
※ Bゼミ 1967年〜2004年まで横浜にあった現代美術の学習システム。blanclassの前身。
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tufscinemasouthasia · 8 years ago
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TUFS Cinema 南アジア映画特集③『わな おじいちゃんへの手紙』 【解説補遺版】
日時:2017年6月10日 於:東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール 解説:安宅直子(編集者、インド映画研究) 
トピックス
1.マラヤーラム映画とケーララ州について
2.芸術映画と大衆映画
3.「ジキルとハイド」ジャヤラージ監督
4.物語の舞台①:クッタナード
5.物語の舞台②:シヴァカーシ
6.『窓ぎわのトットちゃん』とインドにおける日本文学
7.ケーララ・クリスチャンの世界
8.チェーホフとケーララにおけるロシア趣味
付『わな おじいちゃんへの手紙』資料集
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1.マラヤーラム映画とケーララ州について
TUFS Cinemaでマラヤーラム語映画が上映されるのは初めてであるようなので、ここでマラヤーラム語映画についてアウトラインをお話しします。
 マラヤーラム語は、インド南端のアラビア海に面した西側、ケーララ州で話される言葉で、州の公用語です。ケーララ州の面積は約38,800平方キロメートル、人口は約3千300万、東京都の1.7倍ほどの面積に、東京都の2.4倍ほどの人が住んでいることになります。州人口の96%がマラヤーラム語を母語としており、また、識字率は94%とインドではかなり高率です。映画の市場として考えると、3千300万人という数はかなり小さいほうですが、マラヤーラム語映画は一般に低予算ながらも毎年100本以上の長編劇映画が製作されています。
 後で詳しく述べますが芸術映画のジャンルでも伝統的に有名で、日本でもこれまでに30本以上が映画祭で上映されています。
 マラヤーラム語はドラヴィダ語族に属し、お隣のタミルナードゥ州の公用語であるタミル語から分かれて成立したものです。タミル語の西部方言の上に北インドのサンスクリット語の音と膨大な語彙が流入して今日の形になりました。タミル語とサンスクリット語、両言語のすべての音を持っています。
 マラヤーラム語による最古の碑文で残っているものは10世紀のものですが、話し言葉においてはタミル語はさらに後代までケーララに残っていた可能性があるそうです。タミル語とマラヤーラム語は他のドラヴィダ諸語と比べても非常に共通した部分が多く、かなり近しい間柄にありますが、同時に非対称性も持っています。
 簡単に言うと、タミル語を母語としてさらにマラヤーラム語を解する人よりも、マラヤーラム語を母語としながらタミル語も解する人の方が比率において圧倒的に多いということです。
 なぜタミル語のことを話すかというと、マラヤーラム語映画の中では、しばしばタミル語が字幕も吹き替えもなしで出てくるからです。後で述べますが、本作でもタミル語が話されている場面がありました。ケーララ州では、お隣のタミルナードゥ州で作られるタミル語映画も大人気で、基本的に字幕も吹き替えもなしで上映されますが、逆はあまりありません。
 話をマラヤーラム語に戻しますと、ケーララ州は前に述べた94%という高い識字率から、出版・印刷物によるジャーナリズムが盛んであるという点で特異です。マラヤーラム語の日刊紙ではMalayala ManoramaとMathrubhumiの二強がそれぞれ140万部前後の公称部数を誇っており、これは全国的に見てヒンディー語紙、英字紙に続くもので、どちらもベストテン入りとなっています。
 書籍の出版でも、マラヤーラム語の出版タイトル数は、ヒンディー語や英語を含む出版界全体の中で、2004年の統計では第七位につけています。人口比を考えれば、かなり出版が盛んな言語圏と考えていいと思います。
 映画中で『窓ぎわのトットちゃん』のマラヤーラム語訳の書籍が登場するのが印象的でしたが、マラヤーラム語出版の中では、外国文学の翻訳は無視できない割合を占めています。外国語文学翻訳出版の点数や言語別内訳については残念ながら参照できる資料が見つかりませんでした。しかし、通販サイトなどでの外国文学のラインナップを見ると、19世紀のロシア文学が目につくように思われます。またシェイクスピアの人気も見逃せません。
 2.芸術映画と大衆映画
こうした、高識字率の活字王国という背景も踏まえると、マラヤーラム語映画界が、いわゆる芸術映画を世に送り出すことで有名ということも、薄っすらと理解できるように思います。念のためですが、ここで「芸術映画」というジャンルについて簡単に述べておきます。
 インド映画の中の芸術映画というのは、くっきりとした大ジャンルで、商業映画と対をなしています。インドの商業映画に特徴的な歌や踊りがないもの、そして社会問題を取り上げるもの、という説明がよく見られますが、一番の特徴は作品公開の場です。
 芸術映画は、国内外の映画祭への出品を主目的に、低予算・非スターキャストで作られることが多いです。出品先の映画祭で大賞を獲得したりした場合は、例外的に商業映画館で封切られることもありますが、一般には劇場公開への道はかなり険しいです。芸術映画は、映画祭サークルとでも呼ぶべきインテリによって作られ、その閉じたインテリ・サークルの中だけで消費されるという傾向がはっきりとあるのです。映画祭サークルには、一般商業映画を低IQで無責任な逃避主義と見下して、存在そのものを無視する人々もいます。
 3.「ジキルとハイド」ジャヤラージ監督
そんな中で、本作の監督であるジャヤラージ氏は大変ユニークなキャリアを持っています。芸術映画と商業映画の両方の世界を行ったり来たりして、芸術映画では多数の賞を獲得し、商業映画でも時にヒットを飛ばすという、珍しい映像作家なのです。インタビューでその二股の理由を問われて、「どちらのジャンルにも情熱を持っている。とはいえ、商業映画を撮っている時の方が、よりプレッシャーを感じる。母数の多い観客を楽しませることの方が、より予測不可能で、また失敗したときの痛手も大きいからだ」という意味のことを言っています。これは、インド映画のユニークな一面を突いている、非常に興味深い発言です。映像作家にとって、ハイブラウな芸術映画の方が、低リスクであり、小さなサークルの中で心地よく製作活動できるというのです。
 ちなみにこの『わな』は、芸術映画ではありますが、2015年に限定的ではあるものの、一般劇場公開がされたようです。もとより劇場での興行収入は期待できず、ムンバイ、ケーララ、ベルリン、ヴァンクーヴァーといった国内外の映画祭で上映されることによりその名前が記憶されることとなった作品です。
 ジャヤラージ監督の作品、私も全作を見ているわけではないのですが、芸術映画・商業映画の両方に、非常に左翼的なメッセージを込めたものが散見されます。特に興味深いのは2000年代に公開された商業映画、“4 The People”、“By The People”、“Of The People”という三部作です。
 これは、政治家や官僚などエリートの世界にはびこる腐敗を一掃するために、大学生4人が 4 The People という名のウェブサイトを立ち上げて市民からの告発を募り、非があると判断した相手を処刑(告訴ではなく、自分たちの手で処刑するのです)していくというストーリーです。世直しとウェブサイト、学生の義賊、などという斬新さがウケて大ヒットとなりました。ここには、議会制民主主義の枠内での社会主義ではなく、階級の敵を殲滅するという極左の思想が透けて見えます。ただし、ジャヤラージ監督が左翼というか極左思想の信奉者であるかどうかははっきりしていません。
 ともあれ、こうした左翼的な主張のこもった作品群がある程度受け入れられる素地があることは言えると思います。何と言ってもケーララ州は、1957年に世界で初めて、暴力革命ではなく合法的な選挙によって、共産党が州レベルで政権を獲ったところです。また1967年に西ベンガル州で起きた、毛沢東主義者による武装蜂起に端を発して全国に飛び火したナクサライト武力闘争も、1970年代中ごろぐらいまで残っていました。現在でもケーララの町ではこんなものを見かけることがあります。
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 4.物語の舞台①:クッタナード
ここで『わな』本編の舞台となる二つの土地について簡単に述べたいと思います。
 作中の台詞にも何度か出てくるクッタナードとは、南北に細長いケーララ州の真ん中からやや南の部分にあたる地方で、「ケーララのライスボウル」の異名を持つほど稲作が盛んです。クッタナードは、狭い意味では、アーラップラ(アレッピー)の南に位置する地区(Taluka)の名前です。幾つかの巨大な湖と、それらを結んで毛細血管のように走る川や水路、そして海抜0メートルまたはそれ以下の田圃から成る水郷地帯で、一般にバックウォーターと呼ばれています。
 バックウォーターは、潮の満ち引きに応じて海水が逆流してくる汽水域と、内陸の淡水域とが混じっていますが、堰を作って汽水を淡水に変えるなど、人間の手も多く加わっている自然景観です。のべ900kmにも上るという無数の水路は道路と同じ役割を果たしており、水上バス・自家用ボート・観光用のハウスボートなどが行きかっています。バックウォーターは、クッタナードだけではなく、ケーララ北部にもあるのですが、クッタナードが最大級で、観光プロモーションにも真っ先に登場するようなケーララの自然景観の代名詞となっています。
 この地域の主要産業は稲作ですが、他にゴムの栽培、ココナツ・ファイバー生産、漁業、観光業が盛んです。作中に登場する鴨の養殖でも知られており、鴨を追う光景はこの地方の風物詩であり、クッタナード・ダック・ローストというのは名物料理の一つとなっています。
 その養殖の規模は様々で、稲作農家が副業として数十羽を飼うレベルから、何万羽も飼う専業の飼育家まで様々です。クッタナードは豊かな自然に恵まれた地域であり、劇中の両親が借金苦から自殺してしまった少年の悲劇は、地域全体の構造的な問題というよりは、個人的な不運であるようにも思われます。しかし、統計を見てみると、ケーララ州の農民の自殺の数は2014年の統計では全インドで7位という不名誉な記録を持っています。そして、ケーララだけでなくインド全体に言えることですが、不幸に見舞われた子どものためのセーフティネットが十分ではないということが分かります。
 5.物語の舞台②:シヴァカーシ
少年が事実上の人身売買で連れていかれた先は、作中では明示されていませんが、この場面では周りの人々がタミル語を話しており、これがお隣のタミルナードゥ州中部のシヴァカーシであることはほぼ間違いありません。シヴァカーシについては、『ミニ・ジャパンの子供たち』というタイトルのドキュメンタリー映画がつくられ、日本の映画祭でも上映されました。1990年に撮られたこの映画によれば、シヴァカーシは火薬産業の全インド的な中心で、全国のマッチの70%、花火の90%を生産しています。内陸の小さな町であるにも拘わらず、産業が盛んであることを称えて、インドの初代首相ジャワハルラール・ネルーが「ミニ・ジャパン」と呼んだそうです。
 しかし同時にシヴァカーシは世界でも最大級の児童労働(14歳以下)の集中地域として悪名を轟かせています。シヴァカーシで住民登録されている人口は7万人ちょっと、周辺地域からの通いも含め火薬産業に従事しているのは10万人ほど、最もひどい時期にはそのうちの半分近くが4歳から14歳の児童だったといいます。
 これらの子供たちは、ほとんどが低カースト、特にアウトカーストの困窮家庭の出身で、いくばくかの現金が親に払われるのと引き換えにシヴァカーシの工場に集められて集団生活を送り、一日10時間以上の単純労働に従事させられているといいます。学校には通わせてもらえないケースがほとんどです。あるいは近郊の村から工場に通う子供たちも、毎日朝の3時に起こされて、周旋業者のバスに詰め込まれて通勤し、やはり10時間越えの労働をしています。恒常的な違法労働の状況があり、さらに一定の確率で起こる悲惨な爆発・火災事故で犠牲になるのも、多くは子供たちです。また、半数以上を占める女児には性的な搾取もあるといわれています。
 このような惨状は、人権監視機関やNGOによって、幾度となく告発されてきましたが、根本的な解決には至っていません。前に述べたような事故が起きて子供が犠牲になると、一時的な査察が入るものの、町の商工会議所、同業者組合、行政機関などが、火薬産業を担う特定のカーストによって占められているため、業界にとって身を切るような改革はなされてこなかったというのです。それでもここ数年で、法制度や取り締まりの強化によって、映画に登場したようなタコ部屋は減ってきたといいます。ただし、その代わりに子供に自宅で同等の作業をさせ、その責任を親に負わせるというスタイルの児童労働が���えているという報告もあります。
 6.『窓ぎわのトットちゃん』とインドにおける日本文学
両親の死によって学校に行く生活から引き離され、お祖父さんと一緒に鴨を追い、ある種の児童労働に従事するようになった少年に対し、仲良しの友達のお母さんが手を差し伸べようとしたものの、児童労働を強要していると非難されるのを恐れる友達のお父さんによってその道が絶たれ、最悪の境遇に陥ってしまうというのがこの作品のアイロニーです。その中で、唯一の救いは少年が文字を読み書きできるという点です。
 劇中に登場する『窓ぎわのトットちゃん』は1981年に日本で出版され、大ベストセラーとなり、世界の35言語に翻訳されたといいます。インドでは ヒンディー語、マラヤーラム語を含む9言語への翻訳出版が確認されており、もちろん英訳も流通しているはずです。マラヤーラム語版は1990年代に英語版からの重訳として初版が世に出て、それ以降15版を重ねているそうです。
 ご存知のように原著は、太平洋戦争開戦前夜の東京にあったトモエ学園という学校に入学した著者の黒柳徹子の幼少期の思い出、特に個性と創造性を重んじる同学園の教育について、童話のような語り口で描いたノンフィクションです。普通に考えると、これは教育についてなにがしか考えている大人のための読み物で、作中の少年が読んで面白いものなのかとも考えてしまいます。さらに、少年が憧れながらも拒まれてしまう村の小学校というのが、トットちゃんの中で描かれる自由な教育とは、ほぼ正反対のものであるというのもさらにアイロニーとしてあります。
 なぜこのシーンに『窓ぎわのトットちゃん』が登場したのか、少年はこの本を全部読み通したのか、そうならばこの本に対して何を思ったのか。実はこれが本作の最大の謎であるように思われます。
 7.ケーララ・クリスチャンの世界
ティンクから借りた『窓ぎわのトットちゃん』をクッタッパーイがクリスマスの飾りであるクレーシュ(creche)にそっと置くシーン、冒頭で「クリスマスが近づいている」と手紙でお爺ちゃんに訴えるナレーション、お爺ちゃんが竹を伐ってベツレヘムの星を作るエピソードなどから、クッタッパーイもティンクもどちらもがキリスト教徒であることが分かります。ただし二人の間には経済格差以外の隔たりもあるように思われます。
 ケーララ州はキリスト教徒の人口比率が高いことでも特異で、州人口の約19%がキリスト教徒で、5人に1人がキリスト教徒ということになります。クッタナードを含む州の中南部は、クリスチャン・ベルトとも呼ばれており、とりわけキリスト教色の強い地域です。ティンクの本名はトーマス・クルヴィッラといいますが、クルヴィッラという姓は「シリアン・クリスチャン」に多いものです。シリアン・クリスチャンというのは、伝説ではAD52年にイエスの十二使徒のひとり、聖トーマスがケーララに布教に来た折に改宗した人々の子孫ということになっています。比較的社会の上層部にいる人が多いのです。ティンクのお父さんは、おそらく地主であり、さらに先祖伝来の家をホームステイと称する高級民宿にして、外国人客を受け入れて商売をしている人であるようです。
 このお父さんは、息子のティンクがクッタッパーイと付き合うことに非常な嫌悪感を示します。ここから先は全くの推測でしかないのですが、クッタッパーイは、19世紀から20世紀にかけてやってきた米英系のプロテスタント・ミショナリーによって改宗した低カーストのヒンドゥー教徒の末裔である可能性があります。
 シリアン・クリスチャンと改宗後の歴史の浅いクリスチャンの間には圧倒的な社会階層の断絶があります。この二つの集団間では普通結婚は行われません。お爺さんは自分のことを「流浪の民」と言っていますが、おそらくお爺さんには決まった住所がないのだと思います。このせいでクッタッパーイは学校に行けないのです。
 8.チェーホフとケーララにおけるロシア趣味
最後に、この作品がストーリーラインを借りてきて翻案したといわれているチェーホフの短編について。原作の『ワーニカ』は日本語訳で簡単に読むことができます。中央公論社版ですと僅か4ページの掌小説です。発表されたのは1886年で、小説は同時代を舞台にしていると思われます。舞台はモスクワで、裕福な家の屋敷で働く9歳の見習い奉公人のワーニカが、家の人々が寝静まった夜中にこっそりと田舎の祖父にあてた手紙を書くという設定です。その手紙の中で、現在の少年が置かれている酷使と折檻の日々、それから少年が懐かしむ田舎の暮らしとが、明らかになっていくという構造です。小説のネタバレとなってしまって申し訳ないのですが、この短編の最後で、少年は手紙を投函するのですが、彼は手紙には宛先の住所というものがなければ届かないのを知らないし、切手が貼られていなければ郵送されないということも知らないというのが暗示されます。
 今日の映画『わな』では、少年の手紙がおじいちゃんに届くのか(劇中では何度か郵便配達人が登場しています)、大変に気になります。先に申し上げた『トットちゃん』の件と並んで答えがほしいところですが、こうしたエピソードに答えを提示しないまま終わるというのが、芸術映画の芸術映画たるところであるのでしょう。
 話は『ワーニカ』に戻りますが、ケーララに限らずインドではロシア語文学が大変に愛好されてきました。1947年の独立以降、ジャワハルラール・ネルー首相のもとで親ソ連的な外交政策がとられてきたことが一番の理由です。ロシア・ソ連文学のインド諸語への翻訳の最盛期は1980年代だったといいます。もちろん英訳本の流通も同時期に盛んだったはずです。その後1990年代に入り、ソ連崩壊とインドの自由主義経済政策への転換以降、ロシア語文学の出版は退潮を続け、現在に至っています。
 前に申し上げたように、1957年に共産党が州の政権を獲ったケーララでは、政治に引きずられる形でのロシア文学愛好が顕著で、州の共産党直営の出版社から、ロシア語文学のマラヤーラム語翻訳が継続的に刊行され続けました。特に愛好されてきたのは、ドストエフスキーやトルストイ、チェーホフ、ゴーリキーなどの19世紀後半から20世紀前半の作家たちで、おおざっぱに言えば日本の読書界でのロシア語文学愛好と相似しています。ケーララでは、左翼的な傾向を持つ人々の間でのロシアの影響は、さらに文学愛好を超えたところまで達していました。ロシア語起源の名前の採用です。例えば、男性のファーストネームとして「レーニン」というのは現在でも珍しいものではありません。クッタナードから内陸に入ったコーッタヤムという都市の近郊にはモスコーという名の村があります。2005年、この村を舞台にして、ロシア語起源の名前を持った人大集合というイベントが行われたりもしました。
 話が脇にずれましたが、このような背景を持つケーララで、メッセージを盛り込む器として、19世紀のロシア文学が用いられたというのは、すんなりと納得できることなのです。
 本日上映のこの作品、メッセージ自体は非常に明快であるため、周辺にまつわることをお話しました。
  『わな おじいちゃんへの手紙』資料集
 ■マラヤーラム語について―ドラヴィダ四言語の枝分かれについて
東京大学文学部人文社会系研究科、インド語インド文学研究室(http://www.l.u-tokyo.ac.jp/indlit/index.html)にて公開のPDF「南インド文学史年表」
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/indlit/tamil/data/nenpyo.pdf
 ■インドの出版事情
国立国会図書館:アジア情報室通報 第8巻第2号(2010年6月)
インドの出版事情と図書館―出張報告
https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/bulletin8-2-1.php
インドのオーディット・ビューロー
http://www.auditbureau.org/index.html
 ■インドにおける日本文学の翻訳状況
P. A. George著  East Asian Literatures - An Interface with India
2006年、Northern Book Centre刊
 ■ジャヤラージ監督について
2017年9月公開予定の娯楽大作『Veeram』公式サイト
http://movieveeram.com/
監督の公式サイト(ただし更新停滞中)
http://www.jayaraj.com/index.html
 ■クッタナードとバックウォーターについて
The Greatbackwaters ケーララ州政府観光局による特設サイト
http://www.greatbackwaters.com/
Rahul K Sukumaran, Below zero - Traversing the agricultural heritage system of Kuttanad,  Archiprix Ahmedabad 2017サイトより、クッタナードの海抜ゼロメートル地帯の図解
http://www.archiprix.org/2017/qview/?id=3811
J. Tamizhkumaran, S.V.N. Rao, K. Natchimuthu, Nomadic duck rearing in and around Puducherry region - an explorative study 鴨飼育の実際について(タミルナードゥ州での事例)
https://www.researchgate.net/publication/299241691_Nomadic_duck_rearing_in_and_around_Puducherry_region_-_an_explorative_study
 ■農民の自殺について
2014年のインド全国の農民の自殺件数の統計、内務省の犯罪統計局公式サイト(http://ncrb.gov.in/)から
http://ncrb.nic.in/StatPublications/ADSI/ADSI2014/chapter-2A%20farmer%20suicides.pdf
 ケーララ州の農民の自殺についてのレポート、州政府経済統計部2009年のデータ
http://www.ecostat.kerala.gov.in/index.php/reports/109.html
※農民の自殺をテーマとした作品では、Peepli [Live](ヒンディー語、2010年)が有名
http://www.akpfilms.com/peeplilive/
 ■「ミニジャパン」シヴァカーシ市について
シヴァカーシ市の非公式ポータルサイト
http://www.kuttyjapan.com/
児童労働に関するレポートの一例
S. Dorairaj, Danger Zone, Frontline誌 Vol. 26 - Issue 18, 29 Sep. 11, 2009  http://www.frontline.in/static/html/fl2618/stories/20090911261803300.htm
Smitu Kothari, Sivakasi: Exploiting the young, India Today誌 January 15, 1983
http://indiatoday.intoday.in/story/sivakasi-houses-worlds-largest-concentration-of-child-labour-in-its-industrial-units/1/371283.html
 ■児童労働をテーマまたはモチーフにした映画作品
1.『スタンリーのお弁当箱』(Stanley Ka Dabba)、2011年、ヒンディー語
http://stanley-cinema.com/
2.『Kadhal Kondain』2003年、タミル語
3.『事件番号18/9』(Vazhakku Enn 18/9)、2012年、タミル語
4.『Kerala Cafe』2009年、マラヤーラム語
5.『ミニ・ジャパンの子供たち』(Kutty Japanin Kuzhandaigal)1990年、タミル語 
※シヴァカーシの火薬産業における児童労働を取材したドキュメンタリー
http://www.yidff.jp/library/loans/loans91.html
 ■ケーララ・クリスチャンの世界
K. C. Zacharia著  The Syrian Christians of Kerala 2006年 Orient Longman刊
川島耕�� インド・ケーララ州のキリスト教 その多様性とアラビア海交易
https://www.wako.ac.jp/organization/research/tozai/touzai_b04.html
 ■ケーララ州中部の村モスコーにロシア名前を持つ人々が集合したイベント
Stalin and Lenins reunite in India, BBC News South Asia 2005.11.01
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/4374826.stm
To `Moscow,' with love, The Hindu 2005.10.23
http://www.thehindu.com/2005/10/23/stories/2005102311390400.htm
(了)
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takachan · 8 years ago
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ソニーの4Kスマホ「Xperia XZ Premium」を徹底解剖!前モデルとの差が歴然なワケ
4Kスマホがひさびさに戻ってきました。2015年後半に発売された「Xperia Z5 Premium」以来となる4Kスマートフォン「Xperia XZ Premium」。 国内ではNTTドコモが6月中旬に発売予定。海外ではそれに先駆けて出荷が始まっています。早速EXPANSYSさんよりお借りした「Xperia XZ Premium (G8142 )」をレビューします。 関連: XperiaマニアのXperia XZs レビュー��マイナーチェンジ以上の充実 グローバル展開される「Xperia XZ Premium」のカラーリングは今のところ、ディープシーブラック、ルミナスクロム、ブロンズピンクの3色。今回手元にあるのはルミナスクロームです。 そうです、あの鏡っぷり反射っぷりが物凄いルミナスクロムです。 「Xperia XZ Premium」の本体サイズは、長さ約156 mm×幅約77 mm×厚さ約7.9 mm、質量は約191g。 手にとった印象としては、ディスプレイサイズが大型化しながらも左右のベゼルが狭くなっていて、「Xperia XZ」と比較しても横幅が5mmの差にとどまっていることもあってそれほど巨大感を感じません。 本体のデザインは、「Xperia XZ」と同じくUnified Designを踏襲。側面にカーブしたガラス製ディスプレイとサイド面に丸みを持たせた手のひらになじむフォルムです。 ディスプレイ周辺のベゼルもボディカラーと一体化しており、「Xperia Z5 Premium」では黒いベゼルも、「Xperia XZ Premium」は全身ルミナスクロムで、正面すらも鏡状態です。 背面は、スリットもなく一面の一枚板で、もはややり過ぎを超えて光沢という言葉では言い表せられないツルッツルのピッカピカ。お約束で触ると指紋がベタベタつくので、まさに撮影泣かせのわがままボディとなりました。 NFCは「Xperia XZ」のようにディスプレイ上部ではなく背面に戻っています。 底面にある接続端子は、USB Type-Cを採用するので、端子が表裏を気にせずに差し込めるのはとっても便利。 さらに、USB 3.0に対応したおかげで、5Gbpsに対応するケーブルを使ってPCから転送すれば爆速でデータを転送できたり、Quick Charge 3.0に対応して充電も早くなったりと、見せかけだけじゃなく実用的な恩恵も大きくなっています。 サイドフレームにある指紋認証つきの電源ボタンも、レスポンスがかなり早く快適そのもの。 本体が巨大化したこともあり、使い勝手を考慮してかボリュームキーが電源ボタンの上部に移動しています。もちろんIPX5/IPX8相当の防水性能と、IP6X相当の防塵性能を備えているので、水回りでも安心して使えるのはXperiaの魅力の一つ。 nanoSIMカードと、microSDカードを収める箇所はずいぶんと変則的。フタと一体化したmicroSDカードトレイをはずして、その後nanoSIMカードのトレイを抜くという2段階方式になっています。 ちなみに、microSDは最大256GB(microSDXC)まで対応しています。 そして、「Xperia XZ Premium」最大の特徴ともいえる4K(解像度3,840×2,160)の5.5型ディスプレイは、イマドキのテレビのトレンドをガッチリおさえてHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しています。 画面サイズに対する画素の密度、キメの細かさはさぞ凄いんじゃないか!と「Xperia Z5 Premium」の発表時も思いましたが、4K超高解像度を活かせるコンテンツは限られています。写真を見る時、4K動画を見るとき、対応したアプリを使っている時にのみ4K表示され、それ以外はアップスケーリングでの表示という仕様は変わっていません。 Andoroid 7.0以降では、開発者モードから描画最小幅をカスタマイズ(最大約1440ピクセル)して極小画面にできるようになもなりました。流石に実用性ゼロなので、そのまま使うとしましょう。 画質の設定は、従来は「高画質モード」と「ホワイトバランス」のみでした。Xperia XZ Premiumでは新しく「色域とコントラスト」「ホワイトバランス、「動画再生時の高画質処理」にわかれています。 「動画再生時の高画質処理」は、動画再生時に質感や精鋭感をアップするX-Reality for mobileのオンオフができます。 さらに、「色域とコントラスト」は、全体の画質に対する設定として、オリジナルの色彩に拘る人向けにsRGBの色域を利用する「プロフェッショナルモード」、トリルミナス®ディスプレイ for mobileの鮮やかな色域を利用する「スタンダードモード」、より強調された色彩となる「ダイナミックモード」から選べるようになりました。 高解像度にとどまらず、色調を好みで調整できるよりハイエンドなディスプレイになったという印象で、使い込める楽しみが増えました。 Xperia Z5 Premiunに比べて液晶が大幅進化 また、4K HDRに対応した映像を試すことはできませんでしたが、自前の写真をとりこんでみたところ「Xperia XZ Premium」は明らかに輝度が上がっています。 もともと4Kディスプレイになると、そのぶん開口率が下がって暗くなるのは致し方ないところ。とはいえ、「Xperia Z5 Premium」とはもはやベツモノです。 輝度差の比較写真を撮ろうにも最大輝度にすると「Xperia XZ Premium」は眩しいレベルで写真として成立しないため、あえてどちらも輝度レベルを半分の位置にして撮影しました。 「Xperia Z5 Premium」は、室内で使うにはまず困ることはなかったものの、屋外の明るいところでは若干見えづらさがありました。 それに比べて「Xperia XZ Premium」の画面の明るいこと!これもかなり嬉しい進化といえます。 そして中身は最新スペック。OSは、最新のAndroid 7.1.1。 プロセッサーは、クアルコムの64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon 835(MSM8998)」。メモリー(RAM)は待望の4GB、ストレージ(ROM)は64GBと大容量化。従来のeMMCからUFSとなり高速な読み書きできるようになっていたりと純粋にスペックがドーンと向上してくれたのは非常にうれしいところ。 お約束でベンチマークを計測してみました。 トータル性能をみるベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」では、「Xperia XZ Premium」のスコアは163386(3D:68777 UX:51862 CPU:33572 RAM:9175)となりました。 ちなみに、「Xperia Z5 Premium」のスコアは、71701(3D:32252 UX:19427 CPU:15637 RAM:4385)でした。 続いて、「PC Mark」アプリでも計測。こちらはWork 2.0 perfomance scoreは、「Xperia XZ Premium」が6808、「Xperia Z5 Premium」が4409。 グラフィック性能に特化したベンチマークアプリ「3DMark」で比較すると、「Xperia XZ Premium」はSling Shot 3860、Sling Shot Extreme 3187、「Xperia Z5 Premium」はSling Shot 1588、Sling Shot Extreme 1208。 2世代前の「Xperia Z5 Premium」を引き合いに出して比べるという非情な手段に出ましたが、「Xperia XZ Premium」の性能が段違いに良好なのがわかります。 海外モデルとはいえ、最近は当然のように日本語ロケールも入っており、Xperia必須のIME、POBox Plusも健在です。 気になる技適については、「EU」、「US」、「CA」のみで、日本の技適はありませんでした。残念。 カメラ機能も相当な進化を遂げた カメラは、「Xperia XZs」でも先にレビューしましたが相当な進化をとげました。 ただ、「Xperia XZs」で気になった背面カメラの出っ張りですが、「Xperia XZ Premium」は本体が大きいのでうまく内部処理できたのか、普通にフラットでした。 カメラの画素数は、約1900万画素へと抑えたメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS®(エクスモア アールエス) for mobileにかわる「Motion Eye™ (モーションアイ)カメラシステム」を搭載。「Predictive Capture(先読み撮影)」機能と、最大960fpsのスーパースローモーション撮影ができるようになりました。 「Predictive Capture(先読み撮影)」は、いつもどおりシャッターを切ると、被写体が速く動いた時にだけ、イメージセンサーの積層メモリー内に最大4フレーム分の画像をバッファして、シャッターが押される直前の画像も記録してくれているというもの。 スーパースローモーション撮影は、いつもどおり動画を撮影する要領で960fpsのスローモーションをカンタンに記録できます。 動画撮影に最近飽きたという人には、ぜひオススメしたいくらいの面白さです。 もちろんすでにコントラストAFと像面位相差AFを組み合わせた「ハイブリッドAF」や、被写体の動きを予測して写体を捉えてブレのない撮影が可能な「先読みオートフォーカス機能」から、5軸の電子手ブレ補正のきく「インテリジェントアクティブモード」も健在です。 Xperia XZ Premiumに"抜けている"要素がない また、最近のXperiaでは当たり前になりすぎてしまっていますが、ハイレゾ音源を楽しめる「DSEE HX」や高音質ワイヤレス技術「LDAC」といったポータブルオーデ��オプレーヤーとしても便利です。 だいたいいつもどこかが抜けていたりツッコミどころがあったりするXperiaにあって、今回の「Xperia XZ Premium」にはそれがありません。 4K HDRディスプレイの高画質と、最新のプロセッサーに、少ない少ないと言われるメモリーとストレージも大容量化され、UFSの速さとtype-C3.0(USB3.0)の高速転送や、高速データ通信にも対応。ガジェット好きなら外せない1台となっています。 EXPANSYS Xperia XZ Premium製品ページ 新時代スマホ Galaxy S8 降臨祭 Sponsored by Galaxy http://j.mp/2qzOoG7 Engadget Japanese
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ntrcp · 9 years ago
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混乱する夫5
ファイルサイズが巨大なためアップロードに時間がかかり、時間と共に伸びてゆく進行状況を示すバーを眺めていると、その伸長が妻のおそらくは痴態を記録した映像が晒されるものと考えられ、この苦痛が早く終わるように望むと同時にいつまでもこの時間が終わらねば自らの罪が確定しないように思われ懊悩に囚われるのだった。 アップロードを続けるpcを黙念とみていると、その画面下部に先ほど加工した画像ファイルが開いていることを思い出した。 その画面を開くと先ほどのファイルを示すアイコンが表示されている隣に、過去の旅行などで撮影した動画ファイルが並んでいた。 ファイル名は撮影日となっているので容易にそのファイルがどこに行った際に撮影日したものか思い出すことができ、結婚前の旅行や家を購入するときに方々の住宅展示場をみてまわった際の写真をなどをみていると、何故自分がこんな境遇になったのか暗澹となるのだった。 一方で笑顔の妻の写真からはその肢体が想像され、その肉体を味わった記憶が蘇り若干の角度がついた写真からでも容易に想像できる胸の豊かさやブーツに隠された脚線美を想像すると心ならずも欲情心が沸き起こるのだった。 そのまま階上で休む妻に向かうことも考えたが、依然アップロードは進行中でまだ終わるには数十分の時間がかかりそうだった。 また、今日の狂乱を思うと自身が妻を果たして満足させることができるか心許ないこともあり、pcの画面を閉じると居間に向かい心を落ち着ける事にした。 居間でソファにもたれかかりテレビを見てもさして興味を引く番組もなく、コーヒーでもいれようかと台所に向かったが明日のための睡眠を考えると刺激のある飲み物を飲むことは名案ではなさそうだった。 所在無げに台所の引き出しを漁り買い置きの飲み物を探していると、引き出しをの奥に引っ掛かりがあることに気付いた。 新築前から建物内のレイアウトを施工会社と打ち合わせし、建物の造りも把握しているつもりだったが、以外に造り付けの家具には粗があっったことにやや驚きを覚えながら引き出しをレールに沿って取り出し、その暗い奥から障害を手探りで探してみたが、単純にレールの端になにかの包装のビニールが付着していたことによるものだった。以外に隅々にまで知り尽くしていたつもりの自宅でもその奥など余剰のスペースがあることに今更ながら感慨を覚えた。 独身時代には人並みにアダルトビデオなど所有していたが、妻とであってからは画面に写る裸体より、直に触れる妻の複雑な曲線を描く肉体を愛し一部pcに保存していたものを除きメディアはすべて処分したのだったが、最近の妻の映像を見るにつけ秘密の映像を見ること、また第三者の視点で見ることの猥雑さに異常な興奮を覚えた自分を省みると破棄した過去の映像が惜しくも思われると同時に、それらの映像をこえて興奮を呼ぶ妻の映像を見たい気持ちが起こるのだった。 ともあれ、いままで自宅の広さは二人暮らしには充分で将来の家族計画に備えて子供部屋も備えてあるものの、秘密のを隠す場所などないと思っていたが自宅には自分だけが知りうる場所が幾つかあることに思い至った。同時にそれは妻も自分に秘密を隠すとすれば可能であることになるのだった。おそらく、この引き出しや寝室のクローゼットなどでなく自分には容易に想像できない場所があるのだろう。 そうとすれば、まず妻の秘所を掻き回していたあの淫猥なバイブを見つけてみたいと考えた。それが自宅以外にあるとも思われず、庭の隅ににある倉庫は自分が管理しているので考えられず、同様に車も考え辛い。ただ、以前自分が購入したバイブが妻の操作で動作したことから、自分のリモコンでも電源がはいっていれば同じことになると思われた。バッテリー式であるからには常に電源が入っている訳ではないと思うが探索のきっかけにはなるはずだった。 暗い台所で開いた引き出しやを見やりながら考えを巡らせているとすでに十数分が過ぎ、放置していたpcを確認するため、蛇口から水道水を一杯飲み干すと机に戻り画面を起こすと既にアップロードは完了していた。 自分の手の届かない場所へ、取り返しのつかないものを送ったことは気分が良くなるものではなかったが、それがなんとか犯人へ辿り着く手がかりとなることを願うのだった。 未だ眠くはなかったが翌日からの仕事に備え鞄の中身を確認して床にはいることにした。引き出しやから財布から出しておいたIDカードなどを財布に移し予定を確認していると、私用のメールに以前注文していたドライブレコーダーが付近のコンビニに届いていることが通知されていた。インターネットでの買い物では自宅には届けていたが、日中は不在のため結局不在通知をもち宅配便の事務所に受け取りにいくことが多かったため、最近はコンビニでの受け取りを主としていた。 さほど運転は荒い方ではなく、交通状況も全国上位となるような地域ではなかったが取引のある保険代理店から設置しておくことを勧められており思いのほか安価だったため、あまり深く考えずに注文したものだったが、これで自分が不在時の自宅を撮影日することができると思い立った。自宅の様子など気にしたこともなかったが妻の行動が気になったことと、なにより妻の映像自体が見たい醜い欲望があったのだった。忘れず明日受け取ることを心に留め支度を終えると階上に上がり寝室で妻の隣に身を横たえた。 日に当たった布団の香りに、妻の香りが混じり平和な気分で天井を眺めているうちに睡魔が襲いさほどかからずに眠りに落ちたのだった。 目覚めると既に日は登っており季節の移ろいを感じるのだった。隣に目を遣ると妻は居らず階下からテレビの音声が聞こえるところをみると朝食の準備をしているものと思われた。大抵自分が先に起きることが多く、新聞に目を通しているうちに妻が起きてくることが多く、そのような場合は先にコーヒーメーカーをつけ、トーストとベーコンエッグなど軽いものを用意しておくことが常だった。仕事の関係で自分の 遅く帰ることが多いので、結婚前以来朝食のとごみ出しは自分がすることが多いのだったが、洗濯や夕食、休日の室内の掃除など妻から不平を言われることもなく、その点でも満ち足りた新婚生活がそれから数年を経た今でも続いており結婚したことに満足しているのだった。 世間では結婚してからは妻が豹変して必ずしも家庭生活が充実しているというような話もあったが、自分にはそれがなく不平のない生活がどれほど恵まれているか実感することも難しいのだった。反面、妻がいる生活が自分には満足すぎるものでそれを失うことの恐怖や、それが妻にストレスになってはいないか心配を生むのだった。 妻はテーブルにシリアルを準備をしていた。その���は長めのシャツにスパッツを履いていたが、いつものパジャマで緩い姿と比べると、身体の線が見え、スパッツがインナー用のもののため、若干透けて見えるあたりが艶めかしく感じた。昨晩の服装がハーフパンツだったので、そのままだったのかと思ったが、妻は晩に入浴することが常であるので、入浴後にそのままの衣服で就寝したことは常にないことだった。 夏の暑い時期にはシリアルを朝食とすることが常だったが、この時期に食べることはなく奇異に感じたがさっぱりとした朝食もたまには良く、向かい合わせに座ってテレビの他愛もないニュースを眺めつつスプーンを運んでいると、妻は先に食べ終え、出勤の準備のため2階に向かおうと思ったが、トイレが妻と合わないために先に向かうことにした。 新聞を眺めていると、いつか朝のポストに伝言のあったことを思い出してしまうのだった。便座カバーをしめ水を流そうとしたとき、ふと脇のサニタリーボックスに目がいった。この時期は妻は生理ではないはずだったが、その蓋が少しずれているのだった。悪趣味と思ったが蓋を開けると生理の時期の生理の用品ではなく、それより若干細めのおりものシートがあった。妻の生理はさほど重いものではなく、温泉旅行などは生理の日程を考えたこともあったが、通常の外出に差し支えたこともなく普段にもそのようなものを装着していることもなかった。 以前に予告なしにセックスした時にも、そのようなものが妻の秘所を覆っていたことはなかったが、妻の衣服が常と異なっていたことと併せ、妻の昨日の行動について自分には僅かな疑問の萌芽が芽生えるのだった。 2階では妻が着替えを済ませ軽く化粧をしていた。自分の好みでは妻は素顔の方が良く妻にもそう言っていたが、妻も外出があれば化粧なしででかけることもなく、化粧水と薄くファンデーションをはたく程度で済ませていた。その脇でスーツに着替えをネクタイを締めていると、妻は化粧を終え自分のスーツについた毛くずを取ってくれた。 会社は総合職は男女スーツとなっていたが、一般職は制服があるのでオフィスカジュアルでの出勤のが許可されていた。普段から落ち着いた服装を好んでいた妻はいつもと変わらず黒のシフォンスカートと白いブラウスにグレーのカーディガンを羽織った清楚な姿だったが部屋をでる前にドアを開け、膝上に手を遣るとスカート越しにタイツを摘まんで引っ張りあげた。何の気もない所作に思えたが、妻が着用しているものがタイツをならばあまりそうしたことはなく、着替え直後ならば腰まであげて履いているはずなので、それはもしや膝上のソックスなのかと考えてしまった。 結婚してからしばらく妻には満足していたが、週に数度は性交をしていると性欲の対象として妻をみることも少なくなっていたが、ここ最近の出来事があってからは妻を疑惑の目で見ることがかえって妻をより性の対象として見てしまうようになっていた。 妻も一定の理解を示し、時折セクシーな下着を身に纏いストリップじみたことをしてくれたが、それは男性視点でそそるものでなく児戯のようなものだった。女性が自ら望まぬことをしていることをみることは自分には異様な興奮をよび、それが普段目にしている妻、隅々まで知っている身体ならばなおさらのことだった。 出勤のため階下におり、いつもの通り妻より先に出るため玄関に向かったが、ふと出勤前に妻をもう一度見たくなりリビングに入った。妻は隣の部屋でpcを起動してなにやらサイトを見ていた。横から妻をみると形のよい乳房がタイトなブラウス越しに見え急激にブラウスをたくし上げて豊かな乳房を晒してみたい要望に駆られるのだった。不自然にこの部屋に立ち寄ったことで妻はきょとんとしてこちらを見ていたので言葉に詰まり、つい今晩は遅くなると言った。妻は夕食の支度���ついて尋ねたがそれには外で済ませると答えると、それなら自分も帰りに軽く食事を済ませてくるとのことだった。 出社してからいつも通りの月曜日の朝のメールチェックからくる雑務に追われて過ごしていると、すでに午後の時間に入り昼食の時間を過ぎていた。この時間は食堂も閑散としておりメニューも繁忙時の多彩なものから麺類程度になっており定食も残っていることはあまり希望が持てなかった。スケジュールでは午後の予定はあまりなく、作業も部下に進捗を確認するものばかりで報告書をまとめるなど集中して取り組むものはまだなかった。妻に朝の帰りが遅くなると言ったがこの予定では残業どころか定時以前に帰宅できるほどだった。 なにか予定の取りこぼしがないかとスケジュールを再確認すると、今日の午後から以前に開催予定だけ記録していたシステムの説明会があることに気がついた。部下にいかせるつもりだったのが指示を忘れて申込もしていなかったので失敗を覚えたが、webで調べるとやや離れた場所だったが別日程での開催があり、そちらはまだ申込を受け付けていた。日程を部内の予定と見合わせたがその日程では部下の数名が打ち合わせなどで埋まっており、内容からまだ経験のない若手には任せられなかった。打ち合わせに自分がでることも考慮したが比較的低級の企画レベルの打ち合わせのため自分がでることで意見ので辛い場とすることも躊躇われたので、結局説明会の出張には自分で出席することにした。 まだ日のある時間に会社をでると街の木々が緑に映えており駅でいつも通り帰りに軽くの電車に乗ったが、妻に帰りは遅くなると言った手前先に帰るには妻の夕食の都合もあるので、その旨を伝えるため電話したが通じなかった。自分には比べれば妻は早く帰ることが普通だが、ほぼ定時と同時というわけにもいかないようだった。 車窓の流れる景色を見つつ揺られていると帰りにコンビニによってドライブレコーダーを引き取ることを思い出した。駅をでて直近のコンビニで品物を引き取ると思いのほか小さくこれで一式と思えないほどだった。家路につこうとすると、妻からメールが入り、今自分がいる駅をこえて近隣の街で同僚と夕食を食べて帰る、とのことだった。 自分に妻に秘密にできる時間ができたことを今更ながら感じたが、この時間ではなにをすることもなく自宅には帰ることにした。 普段は帰宅すると妻が出迎えてくれ、食事の支度も整っていたが、今日は暗い玄関に上がると自分の家でない他所に上がったような感覚だった。テーブルには朝食のシリアルの箱があったが流石に夕食に食べる気にもならず緩い服装に着替えるとドライブレコーダーを開梱してテーブルには広げた。あまり高価でもなかったものの録画機能など充実しておりバッテリー駆動でも数時間はモーションセンサー付きカメラとして使える機能があった。通常は運転中のドライブレコーダーとして使い、駐車時は防犯カメラにもなるもので自家用車は盗難にあうほど高級でもないが面白い機能と思った。 最近の製品に常として簡易マニュアルでない設定集などはwebでみることとなっており、一旦取り出したカメラ以外は箱に仕舞うとpcの前に移動した。物音一つしない室内でpcの低い起動音をききながらログインするといつかの妻の痴態の映像が脳裏をよぎり、本来の目的より先にいつかのダウンロードサイトを見るのだった。 サイトには明らかに自分に宛てたものと思われるファイルがあったが、僅か数バイトのサイズで疑念を抱きつつダウンロードして展開するとパスワードの入力を求められたので、いまでも記憶しているパスワードを入力をすると画面に短い文字列が表示された。 ご主人へ セキュリティのため定期的にサイトは移動します 次回以降は下記アドレスをご利用ください この連絡が取れなくなった場合はご主人へ映像をお届けすることはできなくなります 定期的にご覧になることをお勧めします さて、先週のセックスはお楽しみいただけたと思います 奥様の映像をお届けしますのでどうぞお楽しみください 奥様はなかなか我慢強い方ですがご主人にもお楽しみいただけるよう開発をすすめます もはやこの丁寧でありながら下品かつ悪辣な文章にも慣れさほどの怒りも覚えずに指定されたサイトを開いた。前回までは英語のサイトだっったが、今回はキリル文字での表記からロシア圏のサイトであることが知れた。 妻の映像が世界にあると思うと、どうかこれがこのまま闇に葬られること、犯人も同じく消えてなくなること、できればその前に自分の懊悩と妻に対するある感情を抱いてしまったことの暗闇を味合わせたいといった暗い怒りが頭を占めてゆくのだった。 文字が読めなくてもおおむね操作は画面のボタン配色からわかり、さほどかからない内にダウンロードが始まった。先にファイルをアップロードした時に比べ僅か十数分でダウンロードは完了し、そのファイルを万が一にも誰にも見られないように暗号化した外部メモリに移動し、ファイルを調べ以前に送ったファイルに施した設定が残っているか確認したが、残念ながら自分が送ったファイルではなくそもそもプロパティ自体が存在しないようだった。やや残念に感じつつも映像の中身が想像できるだけに見ずに納めることはできず、改めて玄関の鍵の施錠を確認してから再生を始めた。 映像は妻が、会議室のようなパーティション壁にテーブルが数台置かれた部屋に入ってくるところから始まっていた。カメラは入り口を指して設置してあるようで、伏し目がちに妻はドアを恐る恐るあけると室内を見回してから入ってきた。妻の視線のやりようからおそらくこの時点では部屋に人はいなかったように思われた。また、妻の服装は紫のニットに黒のシフォンスカートにブーツを履いており、今より数ヶ月は以前のまだ寒さの残る時期のようだった。 カメラは��匿されていたのか妻はカメラに目をやることもなく、机に無造作におかれていた用紙を手に取ると両手に持ってそれに見入っていた。隠しカメラで妻を見ているようで、なんの刺激もない映像だったがすでに自分がやや昂りつつあることを覚えたが画面から目を離すことはできなかった。 読み終えたのか用紙を机に丁寧に置くと、カバンをテーブルにのせ、画面の手前側に設置されていた箱に手を伸ばし、その中から黒いバンドを取り出した。それは以前の自分が他人の妻を陵辱したときに常に身につけていたものと同じようで、一見しただけでそれがどのような意図を持ったものか想像できた。 妻の表情は無表情に見えたが、滅多に自分には見せない怒りの表情なのか目が細く引き締まり唇を結んでいた。その後の妻の行動がその表情をしなければならなかった理由を説明するのだった。会議室程度の広さの部屋の中央に立つと、腰に手をやり側面のフックを外してジッパーを下ろすとまるで更衣室で自然に着替えをするようにスカートを脱ぎ始めた。 ブーツを履いたままスカートを脱いだため、屈んで足から外すことにやや手間取っていたようだが、やがて片足づつそれを降ろし手に取ると丁寧に折りたたんで傍の机に置いた。ブーツからグレーのストッキングに覆われた形のよいふくらはぎが伸び、股間の数十センチあたり下ででぴったりと合わさった両方の太腿の途中でストッキングはひときわ色を濃くした後唐突に素肌に変わっていた。張り付いたストッキングが僅かに肌を締め付けているのかその末端では柔らかな肉を数ミリ圧迫しておりそれが煽情的なアクセントとなっていた。 ショーツは家で見たことのある薄いピンクのものだったが、ブラウスの下のキャミソールにその大部分を隠されていても妻の性器を覆っている薄い布地が両脇に少しついたフリルが目立つこともなく欲情をそそる曲線を描いていた。自分の妻の隠し撮りにこの段階で相当に興奮しており、上半身は外出時と全く変わらない姿の反面下半身はブーツにストッキングにショーツが残るのみの姿は突然スカートだけを取り払ってしまったようで非日常的であると同時に妻がこれから行う行為への期待と不安で興奮がさらに増すのだった。 この段階でもショーツの尻の部分の食い込みが気になるのか上体をよじるとカメラからは見えない範囲だったがどうやらショーツの尻の部分をたくしこんでいるようだった。 光の加減でショーツに覆われた妻の秘所のあたりは全面ぎりぎりのあたりのクロッチより奥は暗くなっていたが、身をひねったことでそこに光があたった。と、ショーツの一番奥に位置する辺りがやや盛り上げっていることに気がついた。クロッチのあたりから不自然に股間が膨らんでおり容易にそこになにか物体が潜んでいることが分かった。状況から考えて間違いなくそれは妻の身体を貪るための下劣な器具に間違いないことは明らかだった。妻のストリップとして欲情を抱きつつ画面を食い入るように見ていたが、この段階ですでに妻がこの映像の始まりからすでに犯されていたことがわかると、妻をこのような目に遭わせている犯人に殺意が湧いたが確かに自分の股間はいますぐにでも画面の妻に侵入できるほど硬直しているのだった。 画面の妻はその姿のままカメラの撮影範囲外に姿を消すと数十秒で画面が暗く暗転した。これで映像が終わりかと画面の下に表示されたスライダーバーに目をやるとまだそれは全体の5分の1も過ぎていないのだった。このまま映像が終わることを願う自分と暗い欲望に囚われさらに妻の姿を見たいと思うと自分だったが、手は停止のボタンをクリックすることはできなかった。 考えている間に画面はドアを開く場面となっていた。先ほどの映像と比べると全体的に鮮明となっておりパーティションと見えた壁も明らかにある程度の厚みをもった防音材をいれたもののようで床もパッキン加工されていることから可動式のものでなく、おそらくどこかの企業の会議室のようだった。経験上、大抵の会議室には窓があるものだったが、先ほどと同じ部屋とした場合、今度は入り口側からの撮影のためドア以外には窓一つない閉塞した部屋のようだった。あからさまに淫猥な調度品で揃えたラブホテルの様ではなかったが、部屋の雰囲気から会議テーブルまで無機質な印象がかえってこれから行われる行為をわからなくしていた。 さほど広い室内ではなかったが、妻は奥の中央で簡素な椅子に腰掛けていた。姿勢のよい妻らしく背筋を伸ばした姿は学生の面接のようだっったが その頭には忌まわしい黒いバンドが巻かれていた。その床のカーペットの上に敷かれたブルーシートは間違いなくなんらかの液体をカーペットにかからなくするためのものだった。カメラを持つものは犯人かあるいはその共犯者であることは疑いなくその姿が映ることを期待していたが、画面は次第に大きくなる妻の姿を写していた。 カメラは妻の正面に立つと急激に低い姿勢となり、ブラウスのボタンに手をかけた。最初の一つ目にはやや手間取っていたようだったが、その手は存外器用に動きブラウスの前をはだけるのには大した時間を要しなかった。ブラウスを左右に広げると明らかに膨らみを主張した白いキャミソールが残されていたが、それを強引に下に引き下ろすとそこにはショーツとセットの薄いピンクのブラジャーがあるだけだった。 二つの乳房が作り出す谷間は、抜けるように白くつややかな肌をその起伏で微妙な陰影を作り出しそれだけを見ていたい気持ちもあったが、なされるままの妻の肩に残ったキャミソールとブラジャーのストラップをブラウスごと腕まで下ろすと妻は両腕を身体に密着する姿勢となった。画面に伸びる手はブラジャーのカップを摘まむとそのまま下に引き下ろした。妻の乳房の形は見事なお椀型のため、片方の乳首がその美しい薄桃色を現したが、カップは乳房全体の露出を拒むように乳房の途中で豊かな起伏に食い込みかえってその柔らかさを示していた。 抵抗するそれを器用に動き回るその手は左右にカップの上端を左右に振りつつずらしていると乳房は降伏したようにその厚みを示しつつ画面に張り出し敗れたカップはその乳房を強調するようにその下に定位置であるように収まってしまった。ほぼ円形を描き隠れ場所から発見されたことに抗議するように乳首はカメラの上方を向いていたが、その突起は自分との夜と同じく刺激を求めるように突端を差し出していた。 妻は胸をはだけ両腕を縛られたように腕まで下がったブラウスに拘束されていたが、依然としてブーツを履いた両足は閉じみだらな姿をみせる上半身と対象的に下着が露出していることを除けば姿勢良く座っているのだった。 カメラは少し引いた画面になり、このまま映像が終わってくれるのではという希望と、それ以上の痴態を期待する自分の欲望を斟酌するようにしばらくそのまま微動だにしない妻を写すのだった。 動かない画面に自分が焦れていることを察するようにカメラはアングルを低い姿勢に変えるとそのまま妻の閉じた太腿に接近していった。キャミソールがかかりショーツの大部分は隠れていたが、突如画面の左から現れた手は滑らかに魅惑的な曲線を描く二つの膨らみをの間に差し込まれ、そろそろと左右の内股にサインを送った。上半身の衣服を脱がされている間にも体の動きを変えなかった妻もこの時は少し身動ぎをした。動きがないことを見てとった手は再度先ほどよりやや強くその位置で片側を押すように合図していた。妻はその意図を理解したのか腰をややずらすとおずおずとその両足を広げていった。その時間は短かったがスローモーションのように左右が同時に動き、柔らかで滑らかな生地のショーツの映る面積が増えていく様は手が届くなら両側から閉じてしまいたいところだが、そこに自らの顔面を埋め存分に唇でその感触に浸りたいと思ったことも事実だった。 90度まで開いた脚はグレーのストッキングに包まれ、膝で急に角度を変えるとそこからほどなくブーツに覆われると垂直にブルーシートに落ちていた。自分の思いに呼応するように開脚を待っていた手はカメラをより股間に接近されると腰から裏に回り込んだ。映像の影のため所作はわからなかったが、続けて妻の腰が手前側に動いてきたことでその目的は判明した。カメラの位置が近いため、椅子の縁にほぼ二等辺三角形に見えたショーツは股間を覆うクロッチが次第に上にせり上がってゆき、何かが埋没した性器を覆う薄い布を画面に全体に写すのだった。 アダルトビデオなどではここで焦らす時間となるのだろうが、犯人にはその意図はないようで呆気なく指を伸ばしショーツの最も深部にかけると妻の秘所を露わにするのだった。上部に薄い陰毛がある他は性器の周囲は艶やかでその中央に複雑な襞が自分の見た妻だったが、そこにはカバーを嵌めたようにクリトリスのある位置から肛門の直前までを埋め尽くしていた。妻の股間に蓋をしているようで異様な光景だったが、やや上気しているのか薄桃色の肌に無機質なパールホワイトの器具が映えピンクのショーツの生地がわずかな抵抗を示していた様は某然とするほど淫猥で、自らの股間に手を遣ると体が震えるほど敏感になっており先には妻を求めるように液体の感触を感じたが、妻の肢体は画面の中で陵辱されているのだった。 その物体は以前のバイブレーターのように動きはしないようだったが、ショーツから手を離した後、指でその抵抗を抑え人差し指と親指で腹側の張り付いた物体の縁を引っ掛けると梃子の様にそれを引っ張り出していた。 クリトリスに当たる部分には無数のイボが生えており、それが埋まっているとはいえ敏感な箇所を動く度刺激をしていたことは想像ができた。それを裏付けるように亀裂の最上部のそれはある種の興奮状態にあるように薄桃色より濃く色を変えて小豆程度の膨らみをを半ば隠れながらも主張していた。 肌に密着する部分が解離すると抑えに回っていた指をそれの左右に移すと、引き抜くと思われた。が、1センチほども根元が見えたあたりで妻は腰全体を震えるように数度伸縮させてしまった。手の動きは止まり、動作を停めたかと思うと、元通り以上にそれを妻の性器に押し込むのだった。元にあった位置よりさらに深く妻の体内を抉ったときその体はさらに震え下腹部が収縮した様は、おそらくその内部にある生殖器がそれに絡みつき快感をえたことを想像させた。 数度に渡って妻を嬲った後、これも自分を侮辱するようにゆっくりとそれを引き抜いていった。入り口に当たる部分は細くくびれていたが、その先は再度径を増しており、上方にフックを引き抜くようにそれが全体を露出する直前まで妻の小陰唇はそれの名残を惜しむようにぴったりと張り付いていたのだった。それが離れた瞬間にピンクに光る内側の肉を一瞬見せると粛々と元の位置に戻り、ようやく自分の知る妻の股間に戻ったがそこは既に覆われていた部分は全体がしっとりと湿っていた。 犯人はなんのつもりかつい先ほどまで妻の体内を貪っていたそれを画面に大写しにし、手首を振ってそれの明らかに目的をもった人工的な形成を自分に見せつけるように動かし、下から伸びた指がそれに触れたと同時に離れると、透明なやや粘りをもった液体がそれと指の間に伸びるのだった。 カメラは妻から離れると、何か台に置いたように微動はなくなった。画面に映る妻は股間をカメラに向け、性器を中央として白い足をやや上方に伸ばして先ほどと同じくブーツを床におろしていた。上半身とがやや椅子にもたれかかる姿勢となったことで露出をした胸は下から見上げる形となり重力に押されながらもその形は柔らかさと相反するように膨らみを保っていた。 ここまで音声は足音など除けばほぼなく、それが衣擦れの音を生々しく響かせていたが、何かの液体を注ぐ音とチャプチャプとそれをかき混ぜる音がはいった。既に過去のことと思っても手の届かない画面に淫靡な姿を晒す妻を何もできず歯痒くそれでも怒張した自分の性器をかかえていた。 やがてカメラが動くと、再び映像は妻の股間に向かった。妻の陰毛は濃くはなく、性器の上部に品良く生え揃っており性器の周囲は肌とグラデーションした大陰唇が左右に開いた脚のため、中に隠されてた生殖器を閉じる事ができず、既に刺激を受けたことにより愛液の分泌を生じてテラテラと艶めかしく粘膜を露出させていた。 この映像がどこで撮影されたものかはわからないが、そこには至るまでに妻のそこは絶えず刺激されていたであろうことを考えれば生理現象としてぬめる液体の分泌は責められないが、自分以外の人間に対して妻の体が反応していることは悔しいものだった。 画面中央に秘裂を捉えた次に入ってきたのは、白い繊維の塊の濡れそぼったような異様な物体だった。サイズは今しがたまで妻の中に挿入されていたものより一回り大きい程度だったが、その形状は繊維を束ねたものが濡らされたようなものだった。 いままで映像でみた妻を犯した道具はすべてシリコンのような人工的な色彩や質感だったが、ここで趣向の異なるおそらく性具が妻の陰部に接近していることは、その性的な興奮より意図を図りかねる不可解さが頭には残った。 ついに妻の小陰唇に口をつけたその白いものはあまり硬さがないようで、突き込もうとする手の動きに反して首を捻るように小陰唇に沿って滑り勃起したクリトリスをその所々にある段差で連続的に爪弾きした。既に神経が昂ぶっていたのか妻は腰を引くような動作とともに小さく吐息をついた。それが犯人の興を引いたのか、性器にそれを押し当てると上下に擦り付けるようにそれを動かしていた。妻の吐息はその動きに同調するかのように時折深い息をつき、その動きが上端に達し、下降に転じる直前に肛門から大陰唇にかけて刺激をうけている部位の周囲が収縮するのだった。 数十回同じ動作をしたころには、その道具は思いのほか液体を含んでいたようで、陰毛は濡れそぼり比較的縮れの少ないその毛も肌に張り付き性器全体が湿りをこえてなにか粘液を塗り込めたようにチラチラと光っていた。 今度は上方によりその性具を妻の下腹部の奥部にある穴に押入れ、数センチが埋没したかと思うと根元を握った手首を捻り角度を変えつつ、小刻みな回転をし、数秒の内に根元を握る手をのこして8割程度が妻の体内を穿っているのだった。これからこの道具で妻を犯すものと思っていたが、犯人は唐突に手を離した。 椅子に浅く掛けた妻は胸をはだけ、股間を前方に突き出し全裸よりさらに非日常感を生じる半裸で、下腹部の涎を垂らしたように液体にまみれた穴に一杯の性具を咥えて静止していた。 妻が快楽を感じなければ、映像をみつつもこの時間は自分の罪悪感のみ感じている拷問だったが、時折妻が性器に圧力を胎内で加えているのか根元が時折角度を変えつつ動くことは、妻が性的に刺激を受け入れてしまっているように感じ、それは二重の拷問だった。 カメラの映像は先のようにまた台に置かれ、進行状況を示すスライダーバーはまだ3割程度しか経過したことを表示していた 画面はそこで唐突に暗くなった。
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