#糸瀬公二
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kennak · 1 year ago
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今回の報告書で「消滅可能性自治体」とされた自治体は、以下の通り。 【北海道】 函館市、小樽市、釧路市、夕張市、岩見沢市、網走市、留萌市、稚内市、美唄市、芦別市、赤平市、紋別市、士別市、三笠市、根室市、砂川市、歌志内市、深川市、富良野市、登別市、伊達市、北斗市、当別町、新篠津村、松前町、福島町、知内町、木古内町、鹿部町、森町、八雲町、長万部町、江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、今金町、せたな町、島牧村、寿都町、黒松内町、京極町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、、積丹町、古平町、余市町、赤井川村、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、妹背牛町、雨竜町、北竜町、沼田町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、上富良野町、和寒町、剣淵町、美深町、音威子府村、幌加内町、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、遠別町、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、利尻町、美幌町、津別町、清里町、小清水町、訓子府町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、西興部村、雄武町、大空町、豊浦町、白老町、洞爺湖町、むかわ町、日高町、平取町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町、士幌町、広尾町、池田町、豊頃町、本別町、浦幌町、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、羅臼町 【青森県】 青森市、弘前市、八戸市、黒石市、五所川原市、十和田市、むつ市、つがる市、平川市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、野辺地町、七戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村 【岩手県】 宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、西和賀町、平泉町、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町 【宮城県】 石巻市、気仙沼市、白石市、角田市、登米市、栗原市、蔵王町、七ヶ宿町、村田町、川崎町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、大郷町、色麻町、加美町、涌谷町、女川町、南三陸町 【秋田県】 能代市、横手市、大館市、男鹿市、湯沢市、鹿角市、由利本荘市、潟上市、大仙市、北秋田市、にかほ市、仙北市、小坂町、上小阿仁村、藤里町、三種町、八峰町、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、美郷町、羽後町、東成瀬村 【山形県】 鶴岡市、酒田市、新庄市、上山市、村山市、長井市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町、庄内町、遊佐町 【福島県】 会津若松市、白河市、喜多方市、二本松市、田村市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、天栄村、下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、猪苗代町、会津坂下町、三島町、金山町、会津美里町、泉崎村、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町 【茨城県】 日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、潮来市、常陸大宮市、稲敷市、桜川市、行方市、鉾田市、城里町、大子町、美浦村、河内町、八千代町、五霞町、利根町 【栃木県】 日光市、矢板市、那須烏山市、益子町、茂木町、市貝町、塩谷町、那珂川町、 【群馬県】 桐生市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、東吾妻町、片品村、みなかみ町、玉村町、板倉町 【埼玉県】 行田市、秩父市、越生町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町、寄居町、松伏町 【千葉県】 銚子市、勝浦市、富津市、八街市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、栄町、神崎町、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町 【東京都】 檜原村、奥多摩町 【神奈川県】 三浦市、中井町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町 【新潟県】 小千谷市、加茂市、十日町市、村上市、糸魚川市、妙高市、五泉市、阿賀野市、佐渡市、魚沼市、胎内市、田上町、阿賀町、出雲崎町、湯沢町、津南町、関川村、���島浦村 【富山県】 氷見市、南砺市、上市町、入善町、朝日町 【石川県】 七尾市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、穴水町、能登町、 【福井県】 大野市、勝山市、あわら市、池田町、��越前町、越前町、高浜町、若狭町 【山梨県】 都留市、大月市、韮崎市、上野原市、甲州市、早川町、身延町、南部町、富士川町、道志村、西桂町 【長野県】 大町市、飯山市、小海町、佐久穂町、立科町、長和町、阿南町、阿智村、平谷村、天龍村、上松町、南木曽町、王滝村、大桑村、木曽町、生坂村、筑北村、小谷村、坂城町、高山村、山ノ内町、木島平村、信濃町、小川村、飯綱町、栄村 【岐阜県】 美濃市、瑞浪市、恵那市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、養老町、関ケ原町、揖斐川町、池田町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村 【静岡県】 熱海市、下田市、伊豆市、御前崎市、牧之原市、東伊豆町、松崎町、西伊豆町、川根本町 【愛知県】 津島市、新城市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村 【三重県】 尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、木曽岬町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町 【滋賀県】 高島市、甲良町 【京都府】 宮津市、京丹後市、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、南山城村、京丹波町、与謝野町 【大阪府】 富田林市、河内長野市、柏原市、門真市、泉南市、阪南市、豊能町、能勢町、岬町、太子町、河南町、千早赤阪村 【兵庫県】 洲本市、西脇市、加西市、養父市、朝来市、宍粟市、多可町、市川町、神河町、上郡町、佐用町、香美町、新温泉町 【奈良県】 大和高田市、五條市、御所市、宇陀市、山添村、安堵町、三宅町、曽爾村、御杖村、高取町、上牧町、河合町、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村 【和歌山県】 海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、紀美野町、かつらぎ町、九度山町、高野町、湯浅町、広川町、美浜町、由良町、みなべ町、日高川町、白浜町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町 【鳥取県】 岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、大山町、日南町、日野町、江府町 【島根県】 雲南市、奥出雲町、津和野町、隠岐の島町 【岡山県】 玉野市、笠岡市、井原市、高梁市、新見市、備前市、真庭市、美作市、久米南町、吉備中央町 【広島県】 竹原市、府中市、安芸高田市、江田島市、安芸太田町、神石高原町 【山口県】 萩市、長門市、美祢市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、阿武町 【徳島県】 鳴門市、小松島市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦町、佐那河内村、��山町、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町、上板町、つるぎ町、東みよし町 【香川県】 さぬき市、東かがわ市、土庄町、琴平町 【愛媛県】 宇和島市、八幡浜市、大洲市、四国中央市、西予市、上島町、久万高原町、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町 【高知県】 室戸市、安芸市、須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、本山町、大豊町、いの町、仁淀川町、中土佐町、佐川町、越知町、檮原町、日高村、津野町、四万十町、大月町、三原村、黒潮町 【福岡県】 嘉麻市、小竹町、鞍手町、東峰村、添田町、川崎町、みやこ町、築上町 【佐賀県】 多久市、玄海町、大町町、白石町、太良町 【長崎県】 平戸市、松浦市、対馬市、壱岐市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、東彼杵町、小値賀町、新上五島町 【熊本県】 水俣市、上天草市、天草市、美里町、和水町、小国町、産山村、高森町、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、多良木町、湯前町、相良村、山江村、球磨村、苓北町 【大分県】 佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、杵築市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町 【宮崎県】 串間市、えびの市、高原町、国富町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町 【鹿児島県】 枕崎市、阿久根市、西之表市、垂水市、曽於市、南九州市、三島村、さつま町、湧水町、錦江町、南大隅町、肝付町、大和村、喜界町、天城町
【全744自治体リスト】「消滅可能性自治体」を一挙公開…北海道から鹿児島まで 出産年代の女性人口が半数以下に 日光市や草津町も  |FNNプライムオンライン
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officek-paper · 2 months ago
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2012-06 吉祥寺マンダラ2
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14 13水 尖 大竹創作(vo.pt)/シノ(vo.g) Rico(vo.pf) [サスケをマンダラ2で聴く会]主催公演(第10回> サスケ 大垣カツ(yo.g)大垣タカ(Vo.g) 伊東ミキオ(key)高木克(g) 三宅伸治(vO.g) 橋本?(b)富岡"GRICO”義広(ds) THE TRAMP 〔三宅伸治 Every Wednesday 2012] 家元ガールズ 前売 ¥2800 当日 drink 前売¥5000 当日¥5500 drink ¥2000 ¥2500 drink OWN RISK seamus 田中裕千(vo.g)武藤祐生(vin)清水淳(ds) 小泉彦(Key)大土井裕二(b) [Tatsuya ワンマンライブ] 丸本達也(vo.g)竹内大輔(pf) なぎら健壱(vo.g) 30土 当日¥3000 drink ¥3500 ¥4000 drink 水 三宅伸治(vo.g)井裕(b)富岡“GRICO”広(ds) Little Screaming Revue [三宅伸治 Every Wednesday 2012] ¥5500 drink 日 月姫奇行/たけもとまりこ(vo.pf) 僕たちが恋をする理由/ちばり(Vo.三種) 高橋克弥(ds)大橋良知(Sax)橋本貴久(1b) and more 乙IP 大前作(vo.pf)大竹幸平(8)短野源(6) 土 Nobori Eri(vo.pf) with EriBAND [Eri's room〜Nobori Eri コ発ライブ〜] ゲスト:ワタナベイビー(b/ホフディラン) サード・クラス [ワンマンショー!] 18:30 /19:00 ?2500 25 [Rebirth in the house ] 桑原さん森田さん神田さんサトルさん 7木 桑原あい(pf)森田悠介(b)神田リョウ(ds)スズキサトル(g) THE KANGA/ 古道具/センエツナガラ AREPOS れいち(vo)清水一登(pf) 19:00/19:30 前売¥2300 当日¥2500 drink ゲスト:池畑漂二(ds) SWAMP60 6水 三宅伸治(vo.g)花田裕之(g) [三宅伸治 Every Wednesday 2012] 前売¥5000 当日¥5500 5火 知念弘樹(vo.g.pf)/一人涙( [Circle of Songs] 作・演出:門木��歩出演:指田ゆかこ・鍋島靖代 ふたり芝居「トナリのワタシ」 あおやぎ測水奈穂(6)+こどもたち(23人・52人) 山本郁子(vo.g)吉川しおり(b) [終わったら昼から飲もうよ(仮)Vol.1] 19:00 12:00/12:30 18:00 ¥16009 drink /18:30: (¥800+drink Tail'z+ 関 郎(tuba) 21木 + 吉野弘志()+松本正(ds) mue(vo.g.pf) 【愛田発造 40周年記念ライプ] 22金 豊田勇造(v0.3) 統木徹(pf) 18:00/19:00 drink ?2300 drink 出演希望の方は、デモテーブ・写真をご用意の上ご来店下さい。 4目 日 2土 hiona(vo.pf) 江口弘史(b) : < day> ジャングルビーンズ /ハイマース and more 京角奈央子 /ささきけいこ/Gemini [My Favorite Songs ] ううじん(.g)/前園直掛/ラクシュミュー 倉谷和宏(vo.g/from旭201)/シミズリエ(Vo.pf) 江村健(vo.g)/Rico(vo.pf)/mue(vo.g) とんちピクルス(o.uk)/アサダマオ(0.8) pocopen(vo.g/from sakana)/バロン(vo.uk) 豊島たづみ(vo.8)/青山陽一(vo.g) ノラオンナ(co.uk)/中川五郎(vo.g) [ノラオンナバラッドラリー 音楽:糸井幸之介 ?うたひとつ弾き語り16人による感謝祭?] vol.20 構成・演出:深井順子 [FUKAIPRODUCE 羽衣LIVE vol.6] 19:00/19:30 12:00 7:30/18:00 「くつしし :30 前売¥3500/当日 4000 +drink 20水 18 月 日 三宅伸治(vo.g)高橋”Jr”知治(b)大島賢治(ds)with 片山広明(Sax) EW BLUES BAND [三宅伸治 Every Wednesday 2012] DRIMOON/ラッキーズ/しぼりかす [DRI:MOON レコ発ライブ] ササキヒデアキ(videos and effects) 橋和久(electric guitar and effects) 広瀬淳二(self-made instruments) STEREODROME イーヨ(Vo)内和久(8)中原橋雄(b)外山明(ds) イーヨ・イディオット [ジュノー・イディオット・オブティカル] 滝本晃司(o.g.pr) [リクエスト曲特集ライブ] 土 The Keep Togethers / jimmy binks 前売¥5000 当日¥5500 18:00/19:00 前売¥2500/当日¥2800 ¥3000 drink drink 時間:開場 18:30/開演19:30 料金:¥2000+ドリンクオーダー(異なる場合���スケジュール表内に表記してあります。) 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 第18通南ビル Tel/Fax:0422-42-1579 吉祥寺駅 南口 Pick upi MANDALA http://www.mandala.gr.jp ライブ終了後 AM0:00 まで営業しております。 6月17日(日) [リクエスト曲特集ライブ] 滝本晃司 [三宅費治Every Wedno day 201201 SWAMP60 THE TRAMP EW BLUES BAND Little Screaming Revue UNDERGROUND発。 音楽配信マーケット! MUSIL ジックキュー http://www.music3.jp ミュージック・キューブは、MANDALA GROUPの運営する NEXT MONTH 7.1(sun) 踊りエクボ 笑いジワ vol.2 7.2(mon)『ラフラフライフ 84」 7.3 (tue) 石川浩司生誕祭 7.5(thu) 渋さ知らズ劇場 76(fr) 知久寿焼 7.7(sat) 黒色すみれ ⑥ 2012. JUNE LIVE SCHEDULE MAND/LA 2 City Hole's Bar
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oldkwaidan · 4 months ago
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春日崎の狸の火
 元文年間のことだとか。  公務がたいへんだから、ここいらで気晴らしにでも行こうじゃないか。  佐渡奉行所役人の高田備寛は浅村を誘って、鹿伏村に遊びに出かけた。  夜釣りを楽しむことにして、昼間は釣餌とする小海老などを採り集め、日が傾き始めた頃、海に出た。  磯伝いに春日崎という海に突き出た岩で釣り糸を垂れた。  弁当を広げ、酒も飲んだ。二人は仕事は忘れておおいに楽しんだ。
 やがて日はとっぷりと暮れた。 「暗くて魚が見えぬ、これでは釣りはもう無理か」  その日は卯月の末である。空に月はない。  高田は浅村に声をかける。 「もう帰るか」 「せっかくの釣餌をただ捨てるっての不本意だなぁ。でももう浅瀬の魚も見えん…… あ、良いことを思いついたぞ」  浅村は火縄で蝋燭に火をつけると、竿の先に結びつけ、海に差し出した。  蝋燭の火に照らされ、浅瀬にいる魚がよく見える。  あらためて釣り糸を垂れ、立て続けに赤鱏を六、七尾ほど釣り上げていると、突然、近くの小高い岩の上から礫がバラバラと降ってきた。  ここいらは団三郎狸の縄張りだ。すると、こいつは狸の仕業に違いない。 「くそう狸め、邪魔しやがって」  二人は鯉口を切ると、礫が降ってきた岩を駆け登った。狸はいない。  捜索範囲を広げてみたが、狸は全然見つからない。  すっかり興醒めしてしまい、二人は帰ることにした。  帰り道、医王寺あたりに差しかかったとき、ふと自分たちが夜釣りをしていたあたりを眺めてみた。  すると三、四つほどの青い火が見えた。火は岩からけっこう離れた海上に点っている。  先ほど彼らが竿に蝋燭を括りつけて海を照らしていたのを、真似しているかのようだ。 「人を小馬鹿にしおって。今から戻って狸を懲らしめてやろう」  そう言う高田に対して浅村は答えた。 「止めとこう。けだもの相手に腕を振るってもなぁ。武士の名折れだ」  それもそうか、と高田も納得し、二人はそのまま帰ったという。
 (『佐渡怪談藻塩草』 「高田備寛狸の火を見し事」)
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hijirisha · 8 months ago
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映画『採集する人々』の上映会&トークイベントを開催します。
上映会場:鶴岡アートフォーラム 交流広場 (山形県鶴岡市馬場町13-3)
上映日時:11月15日(金)19:00 ~
65分間の映画上映後、トークイベント「非戦としての採集アナキズム」(栗原康×成瀬正憲)を開催します。
観賞料金:一般1,500円 学生1,000円 当日券のみ 会場にてお支払いください
ご予約・問合せ:日知舎 info [at] hijirisha.jp 阿部久書店 0235-22-0220
主催:「採集する人々」上映実行員会           
共催:山王キネまち大学 庄内ドキュメンタリー映画友の会
トークイベント「非戦としての採集アナキズム」(栗原康×成瀬正憲)
 パレスチナの人びとが永く営んできた山野での植物採集。それは突然、イスラエルによって違法行為とされてしまう。逮捕に罰金、監獄送り。土地を侵略して人びとの暮らしをひきはがし、不正な制度をしきつめる。イスラエルの植民地主義とはなにか。それでも採集をやめないパレスチナの人びとを貫くものとはなにか――
 昨秋から四万二千人以上ものパレスチナ人が虐殺されても、イスラエルの軍事支配がつづくいま。経済のためなら虐殺も仕方なし?そんな世界はまっぴらごめんだ。非戦の火花をまきちらせ。
 日本の非戦思想の源流・幸徳秋水を描いた『幸徳秋水伝 無政府主義者宣言』を上梓したばかりの政治学者の栗原康さんと、月山で採集をつづける山伏・採集者の成瀬正憲さんが、『採集する人々』をめぐって語り合います。題して「非戦としての採集アナキズム」。黙らされるな、喋りつづけろ。
【登壇者プロフィール】
栗原康(くりはら・やすし) 1979年生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。 著書に『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(角川ソフィア文庫)、『死してなお踊れ―一遍上人伝』(河出文庫)、『アナキズム―一丸となってバラバラに生きろ』(岩波新書)、『サボる哲学―労働の未来から逃散せよ』(NHK出版新書)、『超人ナイチンゲール』(医学書院)ほか。趣味は長渕剛、錦糸町河内音頭。好物はビール、最近は日本酒もちょっと好きです。
成瀬正憲(なるせ・まさのり) 1980年生まれ。東北公益文科大学非常勤講師。山伏、採集者。山伏の修行を重ねながら、月山山麓の山菜やきのこの採集、土地の手仕事の継承など多様な経済活動を行なっている。論考に「自然について考えていったら山伏や採集者になってしまった話」(『私たちのなかの自然』左右社、二〇二二年)、「山伏とアナキズム」(『思想としてのアナキズム』以文社、二〇二四年)など。
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kaoruhironaka · 7 years ago
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. . 30Aug I checked my artwork . . 退化した廃材プラ、古新聞など支持体たち、 同じく 退化した スプレーペイント カラーと 盛り上げたメジウム。全体 色が引き 少しダレっと 薄いトーンが共通されて オブジェ全体 温もり的なあたたかさが 宿りました。 海辺の漂流物的な 退-進化 ワザとらしい 、収集された エコ廃材表情が薄まり ・・ 自然物-生活用品の間に存在、ですが 壊れた環境からの再生、これから未来へ再生(メッセージ)イメージ が 柔らかく ダンス空間へ 馴染む状態へ。 . 2017年 秋 @ #神戸アートビレッジセンター 2018年 春 @ 愛知芸術文化センター #愛知県芸術劇場 2018年 晩夏 @ ドイツ文化センター ☘️🌱🍀☘️)) . 時を経て 廃材が 海辺の漂流物のように 自然へ 気化現象⁇ . もうひとつ 新鮮な感覚は 随所に散りばめられた 関西的な絶対感覚(!) 関西カルチャー からの 比���とユーモアある 振付(!) & 永遠の女子的な 不思��な身体的振動は 癖になります⭐️💫 . ————————————— . . #緑のテーブル2017 © NPO #DanceArchiveNetwork ( #ドイツ文化センター HPより) 戦争に反対したダンス #反戦 バレエ . 水, 2018/09/05– 
木, 2018/09/06 . #ゲーテインスティトゥート 東京 『緑のテーブル』は、#フォルクヴァングダンススタジオ の創設に関わり、ドイツの タンツテアター の発展に決定的な寄与を行ったダンサー、振付家・教育者 #クルトヨース のダンス作品。1932年に発表され、その年、パリで行われた国際舞踊コンクールで一位を獲得した。戦争の予兆の漂うこの時期に発表されたこの作品は、毅然とした反戦姿勢を示し「反戦バレエ」として、高い評価を受けた。それに先立つ10年前には、#バウハウス の #オスカーシュレンマー が『 #トリアディックバレエ 』を発表、そのさまざまな要素が『緑のテーブル』にも取り入れられている。 フォルクヴァング芸術大学で学んだ岡登志子振付による『緑のテーブル2017』は激動の歴史に深く関わったこの作品からインスピレーションを得て、原作の振付や音楽を一切使わずに新たに創作されたもので、特別出演に #大野慶人 を迎えて上演される . . . . [出演]#垣尾優 #桑野聖子 #糸瀬公二 #文山絵真 #佐藤健大郎 #山井絵里奈 #村田圭介 #佐伯春樺 #奥響子 #岡登志子、#大野一雄舞踏研究所 研究生 .. [美術]#廣中薫 . [音楽協力] #田村ゆう子 https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/tok/ver.cfm . . #contemporarydance #dance #KaoruHIRONAKA 🍀🌱 #溝端俊夫 https://www.instagram.com/p/BnIOv2zB_sO/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=nbwqy9ltffz2
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hochagera · 4 years ago
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滑り込み5ガッツのお知らせ🐿
どぎゃんとギリギリ5ガッツのお知らせ!
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んだもしたん5月のくれになってしまいました。先月に比べ便利屋仕事はすこぶる減ったんですが芝居仕事が山とあり、公演地各地の事務仕事、屋外稽古場整備、舞台考案、そして脚本執筆とやっていたらあっという間に時がたっていました。信州松本は暑かったり寒かったり。寒暖差凄まじいのでちゅみ(息子)風邪をひき、家族に移して一周して治りかけたところで再び罹患のリ・サイクルをおこなっております。今ターンで己の健康死守すべし。 次回作秋の公演日程ぼちぼち決まってきました。すぐ6ガツですので次の案内で若干情報公開しようかしら。もちろん野外公演、スペシャルな遠方もあります。規模もちょこっと大きそう?現在わたしはその台本をせっせと進行中!迷わず進むぜ、色々と発信がおろそかになっていますが6月から稽古本格始動です!5ガッツのお知らせ!🍖🍖🍖
目次 1.やなぎーがくる! 2.脚本術 3.勝手に宣伝『楽市楽座』!
1.やなぎーがくる! まずは私たち野らぼうにとっての一大トピック。なんと、新・劇団員加入です!(次回作までの限定参加) 常々、メンバーを募っていた私たちですが、野外で活動したいなんていう奇特な根性をお持ちの猛者には松本平では出会えず、諦め掛けていた此の方、なんと嬉しい知らせが届きました!京都より、劇団ベビー・ピー所属のやなぎー(柳原良平)が役者として参加してくれることとなったのです!なんと嬉しや!(野外稽古場も探していましたが某所を今シーズンはお借りできることとなりました🙌) やなぎーはと言いますと、もちろん元々知っていた存在で役者としてのステージも何度か拝見したことあり、ベビー・ピーの芝居では松本市のすすき川緑地にてテント芝居の公演も行っているそこそこ旧知の中なのでございまして、年齢的にも芝居芸歴的にも私たちからしたらお兄さん世代に当たる大変経験豊富な頼れる(?)人物なのであります。テントでは全国巡業を数回行っているしテントじゃない公演でもツアーしたり、瀬戸内芸術祭招聘作品に出演したり、大地の芸術祭に出演したり、京都でも引く手数多の役者さんで、定期的にひとり芝居も行なっており魔剣Xなるそのシリーズもパワフル&おバカ街道まっしぐらで熱量で成り立たせる姿が目に焼き付きます。舞台を降りれば気さくな兄さんで話しだすとほとんどずっと喋っています。 芝居の経験豊富はあったとしても、テント芝居で旅巡業の経験も豊富となってくるとこれ以上の逸材はおりません。そして、何と言っても男手。私たちの劇団にスタッフとしても役者としても男性が加わってくれるのは大変嬉しいこと。きっと僕たちの芝居もひと味もふた味も変わってくることでしょう。たくさんお勉強させてください! 皆様もやなぎーのこと、どうぞお楽しみにご期待くださいませ〜🍑
2.脚本術 んで、今その脚本を書い���いる。しかしこれがまた、頭の切り替えムズかしい。 もともと脚本を書くこと自体は好きな部類ではあったんですが、それだけに邁進することなく、むしろ体を使ったり、実際手を使って道具を使って何かを作るといういうスキルの方に興味があったので、ここ5~6年はそっちの方に傾向しており、基本的な道具の操作や素材の選定、そしてそれぞれの難易度、美とされるものの違いについてはまがりなりにもわかってきたつもりでそれ自体は良かったんですが、しかし、その間にやはり架空の物語を書いたり、何か無駄なこと想像したり、そしてそのことにものすごくテンション上がって眠れなくなったりっていう能力が衰えてしまっていて、そのことが悲しい。 人間そう柔軟ではいられませんから、事務作業するときは理性モード、身体動かして作業するときは身体脳になっている。それぞれの作業の肝は違うし何が”旨い”かも違う。一方では超必要なことが他方ではテキトーでよかったり、その逆も然り。脚本は理性でも身体でも書けません。役者脳もまた違うところにあると思っている。 物語を書くには、現実の生活は置き去りにして作品に没入するその集中力と好奇心、お花畑を疑うことなくどこまでも飛んでゆくバカさ、能天気さが必要なんですが、こいつがなかなかすぐにはそう成れない。スイッチの切り替えだけに時間を要したりして、昔は相当緩かったんだなぁわたし。今の己に直面しています。 しっかし今後はこれでは行かれんです。日々コンスタントに文章書く習慣が必要。そして自分の回路を果敢に開放してやるべし。なんやかんや脚本も毎度毎度試しながらですがこれまで独学でやっておりますから、ここいらで何か方法論を仕入れることも必要になってくるんでしょうが、知識を知ってしまう怖さとつまらなさもわかっているので簡単には手が出せずにいます。もともとアウトサイダーアート(美術的教育を受けていない領域のアート)のシンパでもあることも相まって、下手くそでも匂いがあるならそれでもいい、とも思っている。道具使いなんかはその典型でもあって、最短ルートがわかるけどわかればいいってもんじゃない。表現はその結果よりも道筋、痕跡、手垢が肝なので最短を選んでしまうことで失ってしまうものは多いです。 他のアウトプットに比べ文章は、これは自分にとって気持ちがいいとか、こっちに展開すると筆が止まるとか、ひとまとまり書いて見直した時にしっくりくる/こないなどの差異で、自分の無意識の部分に対面する��とが直ぐにできるのでその点が興味深い。もっと時間をかけて向き合っていく態勢を作られればと考えております。いざ没入。
3.勝手に宣伝『楽市楽座』! そんでもって5月はこれ、野外劇団楽市楽座の長野市公演があるのです。
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楽市楽座とは=大阪を拠点に活動する野外劇団で家族3人、そして近年は娘萌ちゃんご結婚されて2世帯4人+猫で旅をしている現存する数少なき(というか唯一?)旅行商一家なのでございまして、その芝居は野外にて設置される回転盆舞台の上で演じられ、料金はなんと投げ先制。諸々が今や懐かしいどころじゃない先鋭味を帯びている野外劇団なのです。 私も以前観劇させていただいたことはありますが、長野県に住んでからはまだ行けてなく、今回久々の観劇に加えてこのご時世のそろそろ外でなんかみたい欲求が合間って大変楽しみなイベントになっています。 いくつかの公演が延期などの影響が出ているようなんですが、長野公演は無事開催される見通し!私どもちゅみも連れて馳せ参じる予定でございます。 自分たちが野外でやってる割に、なかなか野外で他の作品を鑑賞する機会がないんですよねぇ。そもそも数が少ないし。しかし最近小諸市のわかち座さんが自宅のブルーベリー農家の直売所を改装されて稽古場兼野外劇場みたいにされていて、そこに見学に行って来たんですがこれがすこぶる面白かったり、そこで紹介していただいた千葉県鎌ヶ谷市の劇団、鎌ヶ谷アルトギルドの演出の方が梨農家さんで自宅の梨園で公演(蜘蛛の糸)をされていてこれも面白かったりで、どれもこれも面白いんです。今後も演劇問わず野外での表現活動が多方面からなされることを期待しています。わたしはテント芝居はもちろん好きだが野外での活動をそもそもを���している向きもある。来年以降はそういった方のサポート、他ジャンルの招致にも取り組んで行く予定です。
以下楽市楽座情報
劇団HP http://yagai-rakuichi.main.jp/
---------------------------- 野外劇団楽市楽座 「うたうように」長野公演 会場・湯福神社 5月29日(土)~31日(月) 19時開演(18時半開場) (長野市箱清水3-1-2) ※入場無料投げ銭(予約なしの自由席) ★ゲスト出演 29日(土)タケダ(二胡) 30日(日)松本オブ・ザ・デッド(ピン芸) 31日(月)焼酎亭呑み鉄(落語) (協力:ナノグラフィカ) ----------------------------
恒例にしたかった浪曲コーナーも来月(数日後)にお預け。
🍖🗻🍑
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xf-2 · 5 years ago
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1989年(平成元年)7月、韓国当局に対して、 韓国の民主化運動で逮捕された在日韓国人政治犯29名の釈放を求めるという趣旨の要望書が、 当時の日本社会党、公明党、社会民主連合、無所属の議員有志133名の署名とともに韓国政府へ提出された。 日本社会党 衆議院 阿部未喜男、五十嵐広三、池端清一、石橋大吉、石橋政嗣、伊藤茂、伊藤忠治、稲葉誠一、井上泉、井上一成、井上普方、岩垂寿喜男、上田哲、上田利正、上原康助、大原亨、大出俊、緒方克陽、岡田利春、小川国彦、奥野一雄、小澤克介、加藤万吉、角田堅次郎、河上民雄、河野正、川崎寛治、川俣健二郎、木間章、上坂昇、小林恒人、左近正男、佐藤観樹、佐藤敬治、佐藤徳雄、沢田広、沢藤礼次郎、渋沢利久、嶋崎譲、清水勇、城地豊司、新村勝雄、新盛辰雄、関山信之、高沢寅男、田口健二、竹内猛、田中恒利、田邊誠、田並胤明、辻一彦、土井たか子、戸田菊雄、永井孝信、中沢健次、中西績介、中村茂、中村正男、野口幸一、野坂浩賢、馬場昇、早川勝、広瀬秀吉、細谷治通、堀昌雄、前島秀行、松前仰、水田稔、三野優美、武藤山治、村山喜一、村山富市、安田雄三、山口鶴男、山下八洲夫、山花貞夫、吉原栄治、渡部行雄 参議院 青木薪次、赤桐操、穐山篤、秋山長造、一井淳治、糸久八重子、稲村稔夫、及川一夫、大木正吾、大森昭、小川仁一、小野明、梶原敬義、粕谷照美、久保亘、久保田早苗、小山一平、佐藤三吾、志苫裕、菅野久光、鈴木和美、高杉延恵、千葉景子、対馬孝且、中村哲、野田哲、浜本万三、福間知之、渕上貞雄、松前達郎、松本英一、丸谷金保、村沢牧、本岡昭次、八百板正、安恒良一、安永英雄、矢田部理、山口哲夫、山本正和、渡辺四郎 公明党 衆議院 小川新一郎、鳥居一雄、西中清 参議院 猪熊重二、塩出啓典、和田教美 社会民主連合 衆議院 江田五月、菅直人 参議院 田英夫 無所属 衆議院 安井吉典(社会党系) 参議院 青島幸男、宇都宮徳馬、喜屋武真栄、山田耕三郎 要望書の内容 私どもは貴国における最近の民主化の発展、とりわけ相当数の政治犯が自由を享受できるようになりつつあることを多とし、さらに残された政治犯の釈放のために貴下が一層の主導権を発揮されることを期待しています。 在日関係のすべての「政治犯」とその家族が希望に満ちた報せを受け、彼らが韓国での社会生活におけるすぐれた人材として、また日韓両国民の友好のきづなとして働くことができる機会を与えて下さるよう、ここに心からお願いするものであります。 1989年 大韓民国盧泰愚大統領貴下 日本国国会議員一同 北朝鮮工作員・辛光洙について、 原敕晁さん拉致容疑の主犯として、また横田めぐみさん等の拉致の実行犯。現在は北朝鮮で英雄としての待遇。 辛容疑者、関与4人目 めぐみさんも拉致 曽我さん証言 昭和五十二年の横田めぐみさん当時(13)拉致事件について、 帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(46)が、実行犯の一人は北朝鮮元工作員、 辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)警察庁が国際手配だと 関係者に証言していたことが五日、分かった。 辛容疑者が関与、もしくは関与の疑いが浮上した被害者は四人目。 これまでの捜査や被害者の証言などから一連の拉致事件の構図がより鮮明になってきた。 政府は改めて北朝鮮側に辛容疑者らの身柄引き渡しを求める方針。 めぐみさんの翌年に拉致された曽我さんは、めぐみさんと同じ招待所で暮らし始めた。 関係者によると、招待所で二人の朝鮮語や思想教育を担当したのが辛容疑者で、 曽我さんはその際、辛容疑者から直接、「横田めぐみを連れてきたのは私だ」と聞かされたという。 警察当局もこの情報を把握している。 辛容疑者は五十五年六月、大阪市の中華料理店員、原敕晁(ただあき)さん同(43)を拉致。 原さん���成りすまし、旅券を取得したとして、平成十四年七月に警視庁が旅券法違反容疑などで 逮捕状を取り、警察庁が国際手配した。 また、地村保志さん(50)、富貴恵さん(50)夫妻が帰国後の福井県警の事情聴取に 「実行犯の一人は辛容疑者だった」と証言したことから 警察当局は国外移送目的略取容疑を視野に捜査している。 蓮池薫さん(48)、祐木子さん(49)夫妻は、警視庁が六十年三月に旅券法違反などの容疑で指名手配した 「朴」と名乗る極東地区工作員の写真を見て、実行犯の一人であることを指摘。 五十二年九月の久米裕さん同(52)拉致を指揮したのは 朝鮮労働党元幹部で工作員の金世鎬容疑者(76)だったことが判明している。 欧州で拉致された有本恵子さん同(23)ら三人の拉致には 「キム・ユーチョル」と名乗る工作員とよど号犯や妻の関与が指摘されている。 (産経新聞) - 2006年1月6日2時35分 日本の警察は2006年2月23日、国外移送目的略取と国外移送の疑いで再度逮捕状を取得、 同3月3日、重ねて辛光洙を国際指名手配し、北朝鮮に身柄の引き渡しを求めている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E5%85%89%E6%B4%99 http://nyt.trycomp.com/hokan/0025.html
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oniwastagram · 5 years ago
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\おにわさん更新情報📸/ ‪[ 岩手県盛岡市 ] 南昌荘庭園 Nanshoso Garden, Morioka, Iwate の写真・記事を更新しました。 ーー盛岡観光の穴場!鉱山王・瀬川安五郎や“金田一財閥”金田一勝定、原敬の愛した紅葉の美しい近代日本庭園。 #国登録名勝 。 ・・・・・・・・ 南昌荘は盛岡の市街地にある明治時代の近代和風建築と #池泉回遊式庭園 。 庭園は国の登録記念物(名勝地関係)に、建物は盛岡市の保存建造物に選ばれています。 #盛岡市保護庭園 の代表格。2019年4月に訪れた際の写真を追加。 . 盛岡観光の穴場スポット!『盛岡で観光しよう』と思った時に“日本庭園”という選択肢はなかなか入ってこないのでは、と思います。《盛岡 観光》で引っ掛かる大手観光案内サイトの紹介では30位以内ぐらいまでには一つも庭園が入ってきていない…。 だけど、盛岡って観光的には知られていないかもしれないけど“庭園都市”だ。有力大名だった南部氏の城下町🏯だったわけだから、そうしたカルチャーがあっても勿論おかしくないのだけれど。 . 自分も「盛岡に公開されている庭園がある」と認識したのは4回目の訪問になった2015年。その時に“盛岡の保護庭園”という制度があることを知り『賜松園』を見たのだけど、この制度の代表的存在が国登録名勝となっている『南昌荘』。 この庭園は各地の #近代日本庭園 ――主に七代目小川治兵衛(植治)が手掛けているような『旧古河庭園』、『無鄰菴庭園』、『慶沢園』とかが好きな人は絶対好きだと思うので是非盛岡に行く機会があったら訪れてほしい。11月に訪れた時の紅葉🍁もめちゃくちゃきれいだったの! . 元は1885年(明治18年)、盛岡出身の実業家・瀬川安五郎の邸宅の庭園として作庭。この瀬川安五郎は盛岡藩の両替商💰の家に生まれた後、明治維新の頃に生糸商🧵として、その後明治9年からは秋田の荒川鉱山⛏の経営に乗り出すまでに成長し“みちのくの鉱山王”の異名も。この事業も全国5位の産出量をほこった最盛期に三菱合資会社に売却。 . 南昌荘はその後明治末期に盛岡市長・大矢馬太郎の所有となり、その当時は“平民宰相” #原敬 夫妻が1カ月滞在したり #伊藤博文 が韓国皇太子・李垠殿下とともに訪れ園遊会を開いたりと中央の政治家も来訪するように。 そして大正時代に岩手銀行の前身・盛岡銀行🏦の頭取をつとめるなどで“金田一財閥”を築いた金田一勝定が購入、増築されたのが現在も残る邸宅。 . そんな歴史的な邸宅・庭園も昭和後期には大手マンション業者🏢が買い取り失われる予定だったそう。事実この庭園と隣接する清水町には『大清水多賀庭園』という保護庭園があったのですが、2013年に高層マンションが建てられ🏗指定も解除されました。 南昌荘に関してはこの文化遺産を守るべく盛岡市の生活協同組合が購入。現在はいわて生活協同組合。生協が所有してる文化財、今のところここしか知らないけど他にもあるのかな。公開は2000年よりスタート。 . 庭園を作庭したのは #阿部仁太郎 と #川目末松 という地元の庭師。 お二方とも全く情報がないけど、阿部仁太郎の息子・阿部長太郎が先に名前を挙げた『大清水多賀庭園』を作庭し��いたそうなので盛岡の有力作庭家一家だったのかも。 その後、新渡戸稲造とも親交があり、盛岡市に残る国天然記念物『石割桜』を守った庭師とも言われる藤村治太郎・藤村益治郎親子とそれを受け継ぐ造園会社・豊香園により管理され現代に至っているそう。 . 主屋から池泉に向かってゆるやかに下っていく感じとかが、小川治兵衛の『慶沢園』とか『楽々荘庭園』っぽいな~って思うんですよね。 あと変わった石造物が多いのも近代っぽい。2度目の訪問は桜🌸がちょうど終わりを迎えた大雨の日だったけど…紅葉の時期は勿論、モミジの葉が出きった新緑の時期にもきれいだろうなあ。 . で、東京や近畿の近代庭園と一番違うのは「建物が高床式になっていること」。主屋の“南昌の間”から座視で眺めてもちょっと高い目線で見てる感覚、これも意図して設計されているそう。ここではカフェ・喫茶利用☕️もできるのでぜひお茶で一服。 〜〜〜〜〜〜〜〜 ‪🔗おにわさん記事URL:‬ https://oniwa.garden/nanshoso-garden-%e5%8d%97%e6%98%8c%e8%8d%98%e5%ba%ad%e5%9c%92/ ーーーーーーーー ‪#庭園 #日本庭園 #garden #japanesegarden #japanesegardens #jardinjaponais #jardinjapones #japanischergarten #jardimjapones #японскийсад #landscapedesign #japanesearchitecture #japanarchitecture #庭園カフェ #盛岡 #盛岡市 #morioka #岩手 #岩手県 #iwate #おにわさん #oniwasan (南昌荘) https://www.instagram.com/p/CBFVyR_p5Cu/?igshid=nukc3nyk3bbo
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2ttf · 13 years ago
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hi-majine · 6 years ago
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五人まわし
 女郎買いふられて帰る果報者という川柳もありますように、あの廓《さと》へ足をいれてもてると身のためにならないと申します。むかしから、女郎買いをせっせとして、ごほうびをいただいたなんていう人はひとりもありません。足しげく通っているうちには、持っている金はなくなる、親からゆずりうけた財産がなくなる、家、土蔵《くら》がなくなる、他人の信用がなくなる、ただいまはそういうことはありませんが、むかしは瘡《かさ》をうけて鼻の障子がなくなるという。なくなるものばかりで、ふえるものは借金。なるほど、ふられて帰る者のほうが、果報かも知れません。しかし、どなたでも、あの廓へ足をいれたが最後、身のためになるから、どうにかしてふられてみたいなんていうかたはあまりないようで、たいがいはもてるりょうけんでおでかけになる。むかしから、もてんとすべからず、ふられずとすべしなぞといわれております。なるほど、もてようとしてでかけるより、ふられまいとしてでかけるにかぎるんだそうで……もてりゃああのくらいやすいものはありません。そのかわりふられると、あのくらいつまらないものはありません。  ところで、京都、大阪あたりの関西の遊廓では、その晩、登楼すれば、その女郎は、朝までほかの客はとらなかったのですが、東京では、まわしといって、ひとりの女が、いく人もの客の相手をしましたので、なじみの客が一晩にかちあうと、女がなかなかまわってきませんから、客のほうでは、売れのこった木魚みたように、ふとんの上にちょこなんと坐って、女のくるのを、いまか、いまかと待っているということになったもんで……
「あーあ弱ったなあ、今夜は、もののみごとにしょい投げを食った。全体ゆうべの夢見がよくなかったよ。債券にあたってありがてえとおもっていたら、うちのなかへ水雷艇《すいらいてい》がはいってきやあがったからねえ。どうかんがえてみても、水雷艇なんてえものは、陸《おか》にあがるもんじゃあねえからなあ。なんかわりいことがなけりゃあいいとおもっていたら、今夜はこのしまつだ。ちぇっ、いやになるなあ。今夜ここの楼《うち》でいくらか銭をつかうくらいなら、質屋から帯でもだしときゃあよかった。女郎買いにきてこんな里心《さとごころ》がでちゃあおしまいだねえ。おれの部屋はさびしいが、となりの部屋はまたやけにもててるなあ……ええ、おしずかにねがいますよ。となりには独身者が住居しておりますよ。しずかにしろ、こんちくしょうめ、さっきからだまって聞いてりゃあべちゃくちゃしゃべってばかりいやあがって、しずかにしろい!いま、腹を立ってるところだぞ。こっちはなにをするかわからねえや。ひさしく人間の刺身を食わねえぞ。いやだいやだ、たばこの火は消える、命に別条ないばかりてえんだ。かなわねえな、こうなると……こりゃあまた、障子だの、壁だのに、おそろしく落書をしたねえ。ふられたやつのしわざだよ。落書にいい手はねえてえが、まったくだ。えー、なんだと……『この楼《うち》は、牛と狐の泣き別れ、もうコンコン』だと、ちくしょうめ! ……こっちのはなんだって……東京駅から神戸までの急行列車のあがり高がみんなもらいてえだってやがら……いきなことを書くやつがあるもんだねえ。こういう人とつきあってみたいねえ。おたがいに長生きするよ。やあ、またそばへ書きたしたやつがあるな。ぼくも同感、ふざけちゃあいけねえや。のんきなやつもいたもんだ……どうにかして女のくるような思案をめぐらさなくっちゃあ……『火事だ、火事だ!』とさわぎだすか? しかし、女のきたところであとのおさまりがつかねえからねえ。『ちょいと、火事はどうしたの?』『じつはねぼけたんだ』なんてえのはいけねえな。廊下へでて、すっぱだかでころがっていようか? 人が多勢あつまってくるだろうな。『なにをしてるんです?』と聞かれたら、『どじょうの丸煮のかたちだ。駒形のどじょう屋で研究をした』なんてえのは、あんまり女���惚《ぽ》れのする芸当じゃあないねえ。いまから帰るったって時間ははんちく(はんぱ)だし、そればかりじゃあねえ。宵勘《よいかん》てえんで、もう勘定は宵にとられちまったんだからなあ。まったく女郎買えのつけなんてえものはあとでみるもんじゃあねえや。金五十銭也、娼妓揚げ代。ちぇっ、ふざけちゃあいけねえ。なにが揚げ代金だ。あげるにもさげるにも、てんで手がかりがねえんじゃあねえか。それに、こうなってみると、この二度めのすしの代金だけはよけいだったねえ。こんなことになると知ってりゃあ、とりゃあしねえや。あんちくしょうめ、『ねえ、ちょいと、さびしいじゃあないか。代《かわ》り台《だい》(遊廓でとる料理を台のものといい、そのおかわりの意)でもおいれな』てえから、おれもいい間のふりをして(ちょい気どって)、『ああ、弥助(すし)でもいれな』なんて高慢なつらをしたんだが、とうとう七十五銭|玉《たま》なしだ。吉原《なか》で七十五銭の弥助とくると、いくつもねえんだからねえ。すしよりも笹っ葉のほうが多いんだからな。のりまきばかりうんとあって、たったひとつしかねえまぐろを女が食っちまやあがった。おらあ、のりまきを二本しきゃあ食わねえよ。どういうわけだろうね? おらあこの女郎買えにくると、のりまきよりほかに食えねえてえのは? ……一度はさかなを食ってみてえとおもうんだが、習慣たあおそろしいもんだ。ついのりまきのほうへ手がいっちまうんだから……おやおや、まだ嘆《なげ》いちゃあいけねえよ。運勢地に落ちないところがあるねえ。おもて階段《ばしご》を、トーン、トーン、トンときたよ。しめしめ、これだよ、情夫《まぶ》はひけすぎ(遊女が店にならぶ、いわゆる張り店からひきあげる。午前���時すぎ)てえのは……いちばんしめえにおれんところへおみこしをすえるてえやつだ。『ちょいとすまなかったね。おそくなっちまって……なにね、酔っぱらいのお客があったもんだからさ。ようやくいま寝かしつけてきたところだよ。今夜はよくきてくれたねえ』てなことを……おや、足音はどこへいっちまったんだい? そのまま立ち消えは心細いぜ。おやおや、こんどはまた階段《はしご》を足早にトントン、トントン、トントン……なんだ、むこうの部屋だ。廊下バタバタ、胸ドキドキ、いやんなっちまうなあ……三度めの正直というぜ。こんどは、上ぞうりをひきずりながらバタバタやってきたな。待てよ。こいつは、起きているてえやつも、いいようでわるいねえ。かんがえもんだよ。『あら、ちょいと、起きてたの?』『うん、待っていた』なんてえのは甚助《じんすけ》(やきもち)すぎるからなあ。といって、寝たふりをしていて、『あらちょいと、よく寝ているねえ。起こすのもかあいそうだから、ほかへまわしにいこう』なんていかれちゃった日にゃあ、とんだ川流れだからなあ。そればっかりじゃあねえ。友だちがそういったよ。『おめえは、人に寝顔をみせるな。おめえの寝顔をみると、たいていの者はおどろいて腰をぬかす』だって……ひどい寝顔なんだねえ。『じゃあ、起きてる顔はどうだい?』『起きてる顔は、なおよくねえ』『それじゃあ、おれは、どういう顔がいいんだい?』って聞いたら、『おめえは、死に顔がいちばんいい』だってやがら……ふざけちゃあいけねえ。死に顔なんぞよくったって、なんのたしにもなりゃあしねえや……むずかしいよ、こりゃあ、起きていていけず、寝ていていけねえんだからなあ。しかたがねえから、目をあいていびきをかいてやろう。だれがみたって、寝ているんだか、起きているんだか、さっぱりわからねえ。グー……グー……」 「へえ、こんばんは……」 「グー……おや、なんだい、若い衆かい。若い衆ならこんなことをするんじゃなかった。ええ、なんだ?」 「へい、お目ざめでござんすか?」 「なにを!」 「お目ざめでござんすか?」 「よくみろい。寝ている者が口をきくかい?」 「ええ、あなたさまは、目をあいていびきをかいていらっしゃいましたが……」 「なんだ?」 「へい、失礼ですが、おひとりさまで?」 「よくみろい。そばにだれも坐っていねえんだ。おひとりさまにきまってらい。それとも、てめえのうちには、お半分さまだの、四半分さまだのてえ人間がいるのかい? いるんならお目にかかろうじゃあねえか」 「どうもおさみしゅうございましたろうな?」 「おくやみにはおよばねえや。女郎屋のまわし部屋に、夜なかにひとりでぽつんと坐っているんだ。たいていおにぎやかじゃあねえや」 「まことにお気の毒さまで……あの妓《こ》さんなら、もうほどなくおまわりになります」 「ばかっ、なにいってやんでえ。おらあな、大掃除して、検査のくるのを待ってるんじゃあねえぞ。ほどなくおまわりになりますてえやがる。ばかにしやがんない。おまわりもちんちんもあるもんか。犬とまちげえんな」 「おそれいりました」 「こう聞きな。こちとらは、なにも女郎|買《け》えにきて、そばに女がいねえからぐずぐずいうような、そんな野暮《やぼ》なおあにいさんじゃあねえんだ。女郎買えにきて、もてるのはいけねえんだ。なるたけあっさりしているのがいいんだがな、あっさりしすぎらあ。こう、てめえにいってもわからねえ���な。このあいだの晩だ。おらあ、ここの楼《うち》へ初会《しよけえ》であがってやると、ぜひとも近えうちにきてくれと、たのまれたから今夜あがってやったんだ。ふるのもいいから、きれいにふれい。宵に一ぺんでもきてよ、『今夜いそがしくってまわりきれないから、このつぎにきたときにゆっくり埋めあわせをするから、今夜はがまんをしておくれ』とか、なにか気やすめの文句のひとこともいってくれりゃあ清く帰ってやらあ。三日月女郎を買って、宵にちらりとみたばかりてえのは聞いているが、皆既月蝕《かいきげつしよく》でどうなるんだい?」 「まことに相すみませんで……もうじきにおみえになります。しばらくご辛抱を……」 「なにいってやんでえ。女にそういってくれ。なまいきなまねをするもんじゃあねえってな。あの女のつらなんざあ客をふるつらじゃあねえや。廊下へでて、けつでもふれい。どうみたって売れる女じゃあねえ。大一座の初会でもなきゃあ売れ口のねえ女じゃあねえか。さあ、てめえじゃあはなしがわからねえ。もうすこし人間らしい若え衆をよこしてくれ」 「へえ?」 「まだ死亡届けをしてねえ、区役所へいけば戸籍のある人間をひっぱってこいてえんだい。わからねえかい? もっと人間らしいやつをよこしてくれ」 「へえ、わたしは人間らしくみえませんか?」 「あたりめえよ。てめえなんぞはできのいい猿じゃあねえか」 「こりゃあどうもおそれいりましたなあ。できのいい猿とはひどいなあ……ええ、おっしゃるところはごもっともでございますがな、吉原には吉原の法というものがございますが、ひけ過ぎになりますと、不寝番《ねずばん》のわれわれが、お客さまの仰《おお》せをなんなりとうけたまわりますのが、これがむかしからの廓《くるわ》の法、すなわち廓法《かくほう》でございましてな」 「なに! やい、ばか野郎、モモンガー、チンケイトー、脚気衝心《かつけしようしん》、発疹《はつしん》チフス、インフルエンザ、ペスト、コレラ、肺結核、糸っくず、バケツ、丸太んぼう、鱈《たら》のあたま、スカラベッチョ」 「スカラベッチョてえのはどういうことで?」 「なにをいやあがるんだい。かんべんならねえことをぬかしゃあがったな、うぬは……すなわち廓法だと……ふざけたことをいうない。てめえのつらなんざあ、すなわちてえつらじゃあねえや。すり鉢《ばち》づらが聞いてあきれらあ。すりこぎ野郎め。てめえたちに吉原の法なんぞを聞かされてひっこむような兄《にい》さんとは、おあにいさんのできがちょっとちがうんだ。オギャーと生まれりゃあ、三つのときから大門《おおもん》をまたいでいるんだ。そもそも吉原というもんのはじまりはな、元和《げんな》三年の三月に、庄司甚右衛門というお節介《せつけえ》野郎があって、淫売というものを廃するために、公儀へねがってでて、はじめて江戸に遊廓というものができたんだ。むかしからここにあったんじゃあねえぞ。むかしは、葺屋町《ふきやちよう》の二丁四面というものをお上《かみ》から拝領をして、葺屋町に廓《くるわ》があったればこそ���大門通りという古蹟がいまだにのこっているんだ。それを替地《かえち》を命ぜられたのがここだ。もとは一面の葭《よし》、茅《かや》しげった原だというので吉原といったのを、縁起商売だからてえんで吉原《きちげん》と書いて吉原《よしわら》と読ましたんだ。近くは明治五年十月|何日《いつか》には解放……切り放しというものがあって、それからのちは、女郎屋が貸し座敷と名がかわって、女郎が、でかせぎ娼妓《しようぎ》となったんだ。吉原中で大見世が何軒で、中見世が何軒、小見世が何軒あって、まとめれば何百何十何軒あるんだか、女郎の数が何千何百何十何人いるか、どこの楼《うち》にゃあどういう女がいて、年齢《とし》がいくつで、情夫《いろ》がいるとか、仲の町芸者が何人、横町芸者がどのくらい、たいこもちがいくたりいて、おでん屋が三十六軒あって、どこのつゆが甘《あめ》えとか辛《かれ》えとか、こんにゃくの切りかたが大きいか、小せえか、共同便所へいくたりへえって、小便をしたやつがあるか、くそをたれたやつが何人だか、ちゃんと心得てるおあにいさんだ。ふざけやがって……ぐずぐずいわねえで、やい、玉代《ぎよくだい》(遊女揚げ代金)けえせ! まごまごしやあがると、あたまから塩をつけてかじっちまうぞ、この野郎!」 「ごめんなさいまし。ただいまじきにおいらんがうかがいますから……勘定はすくねえが、いうこたあ多いや……ああおどろいた。たいへんな野郎があるんだねえ。あれじゃあとても女にゃあもてないよ。あたまから塩をつけてかじるってやがら……生梅《なまうめ》とまちげえていやあがるのはひどいねえ。あのおいらんときた日にゃあ、どこへいっちまったんだろうなあ……ええ喜瀬川さんえ、ええ喜瀬川さんえ……」 「おい、くわーっ、小使い、給仕」 「ひらけねえやつもあるもんだ。女郎屋の二階へきて、小使いだの、給仕だのってやつがあるもんか。こらってえのはいくらも出っ会《くわ》したが、くわーってえのはおだやかじゃあねえね……へいへい、ただいまうかがいます。へい、こんばんは、およびになりましたのはこちらさまで?」 「や、ずいとすすみなさい」 「へい」 「つらをあげろ」 「こんばんは」 「年齢《とし》は?」 「えへへ、もういけませんで……」 「だまれっ、人間、もういけませんという年齢があるか。何歳に相《あい》なる?」 「へえ、四十六歳になります」 「なに、四十六歳? かくすとためにならんぞ」 「かくしゃあしません」 「今日《こんにち》、男子たるべきものが、四十六歳にもなって、分別もつかず、客と娼妓《しようぎ》と同衾《どうきん》するのを媒介しておれば、貴様なにがおもしろいか? 貴様の両親じゃとてそうであろう。相当の教育もしたであろうが、貴様の怠惰薄弱心《たいだはくじやくしん》からして、今日では、かかる巷《ちまた》に賤業夫となって、耳に淫声を聞き、眼に醜態をみる。今日を、無念無想、空空寂寂《くうくうじやくじやく》と暮らしておる。ああ、いまさらになって、両親をうらむなよ」 「いえ、うらんだりいたしません……意見をされるのはおそれい���たねえ……で、ご用をうけたまわりたいもんで……」 「もそっと前へすすみなさい。貴様も三度のめしを食いおって、打たれたらいたいという感覚のある人間なら、ものをみたら黒白が判然するじゃろう。貴様の目で、いかにわが輩の部屋が一目瞭然《いちもくりようぜん》たるぐらいのことはわかっておろう。みらるるごとく、四隣沈沈、閨中寂莫《けいちゆうせきばく》、人跡途絶《じんせきとだ》えて、闃《げき》として(しんとして)声なきはちと心ぼそい。わが輩の部屋にひきかえて、むこう座敷をみなさい。かの娼妓なるものの待遇によってからに、喜悦の眉《まゆ》をひらいて、胸襟《きようきん》をうちひらき、喋喋喃喃《ちようちようなんなん》(男女が仲良く語りあうさま)としておるは、げにや艶羨《えんせん》(ひどくうらやむこと)の極《きわ》みではないかい?」 「どうもおそれいりました」 「ここに二個の枕がならべてある。一個は、むろんわが輩が使用するにきまっちょるが、のこる一個は何人《なんぴと》が使用するのか? いかにわが輩|寝相《ねぞう》がわるいというても、まさか掛けがえの枕じゃあなかろう?」 「なに、そのひとつは、あの妓《こ》さんのです」 「さあ、あのお妓さんにも、このお妓さんにも、まだ娼妓ちゅうものは一回もまいらんじゃないか。よく常識をもって判断をしてみなさい。今日、男子たるべきものが登楼をする目的とするところは那辺《なへん》にあるか貴様、女郎買いの本分たるや、なにによるか?」 「へい」 「ここに受取書というものに、酒食の代とあるはいいが、冒頭《ぼうとう》にある金五十銭也、娼妓揚げ代ちゅう点にいたっては、ほとほと解釈に苦しむ。いわゆる有名無実のものといってよかろう。それとも当家の娼妓にかぎっては、お酒の相手は十分にいたし��すが、閨房《けいぼう》中の相手をせぬちゅうことが民法にでてでもおるのか? ただちに玉代をかえせ、玉代を! まごまごするとダイナマイトを使用するぞ!」 「ごめんくださいまし……ああおどろいた。たいそうなやつがいるもんだねえ。ダイナマイトを使用するだってやがら……とてもあれじゃあ女にはもてねえよ……ええ喜瀬川さんえ、ちょいとお顔を……」 「廊下をかれこれとご通行になる君、ここへもお立ちよりをねがいとうおすな。オホホホホ、オホン……」 「おやおや、黄色い声をだしゃあがって、おもいやられるねえ。へいへい、ただいま、こんばんは。こちらでござんすか?」 「さあ、ずいとはいりたまえ。はいりたまえ。清めたまえ……あとをしめたまえ。あとしめ愛嬌守り神なぞはいかがでげす?」 「いや、おそれいります」 「当家ご繁昌、君あればこそでげす。まさに当家の親柱、大黒柱、うけたまわれば、かの隣室の野暮てんどもがとやかくいうのを、君が風に柳とうけながしているぐあいは感心でげすな。さすがにや千軍万馬往来の猛者《もさ》だけのことがあるねえ。角がとれてまるいねえ尊公は……角がとれてまるいから、ちょうど到来物《とうらいもの》の角砂糖に��としいねえ」 「あっ、さようで……」 「もそっと前へすすみたまえ。みうけたてまつるところ、尊公もオギャーと生まれて、すぐお女郎屋の若い衆さんでもありゃすまい? もとはずいぶんお道楽もあったにしたところが、このお女郎買いなるものがでげすな、ご酒《しゆ》をいただいている場合はともあれ、いざお引け、いわゆる閨中《けいちゆう》の場合となってから、そばに姫が侍《はべ》っているほうが愉快とおぼしめすか? はたまたご覧ぜられるがごとく何人《なんぴと》もおらんほうが愉快とおぼしめすか? 尊公のお胸に聞いてみたいねえ。おほほほ」 「どうもおそれいりました。なんとも申しわけがございません。あのお妓さんなら、もうほどなくおみえになります。しばらくご辛抱……」 「いえ、なにも姫のご来臨のないのをとやかくいうのじゃごわせんよ。傾城傾国《けいせいけいこく》に罪なし、通う賓客《まろうど》に罪ありとは、吉田の兼好《けんこう》もおつうひねりましたなあ。しかし、いまさら姫がご来臨になったところが、もはや鶏鳴暁《けいめいあかつき》を告ぐるころおい、いかんともせん術《すべ》がごわせん。玉代をかえしておくれでないかねえ。ついては、ちと尊公の背なかを拝借したい。そちらへおむけください」 「へい、どういうことになりましょう?」 「火ばしがまっ赤に焼けておりますから、これを尊公の背なかへジューッとあてがって、東京市の紋を書いてみたいよ」 「ごじょうだんおっしゃっちゃいけません。ただいまじきにうかがいますから……ひどいやつがあるもんだねえ……ええ、喜瀬川さんえ、喜瀬川さんえ……」 「おお、ちょいときてくんな、切りだし君、切りだし君、ちょいときてくれ」 「あれあれ、なんだい、切りだし君てえのは? ……ええ、切りだし君とおっしゃるのは、わたしのことでございますか?」 「てめえだ、てめえだ。てめえなんざあ、まだ妓夫《ぎゆう》(牛)の資格はねえや。妓夫(牛)のくずだから切りだし(こまぎれ)でたくさんだ」 「ひどいことを……妓夫のくずで切りだしとは……どうも、おそれいりまして……おや、どうなさいました? 夜具ふとんをすっかりたたんじまって、たたみをあげてしまいましたな。どうなさいました?」 「おう、ちょいとこっちへへえってくんな。なくなりものがあるんだ。どうみつけてもでてこねえんだ。ちょいとへえってさがしてみてくれ」 「へいへい。では、たたみのあいだへお銀貨でもおとしなさいましたか?」 「そうじゃあねえやい。おれが買った女がいなくなっちまったんだ。たたみをあげてもでてこねえんだ。おめえ、へえってきて、よくさがしてくんな。それでもでてこなけりゃあ玉代をけえしたほうが身のためだぜ」 「こりゃあわるいしゃれだなあ。もうじきにおいらんがまいりますから、しばらくご辛抱を……ああ、おどろいた。ちょいと類のねえまねをしやがるなあ。もっとも最初の切りだし君からおかしいとおもったよ。たたみをみんなあげちまやあがって、その上にあぐらをかいていばっていやがらあ。じょうだんじゃあねえ。おいらんはどこへとじこもっちまったんだろうな? ……喜瀬川さんえ、ちょいとお顔を……」 「あいー」 「どこでござんす?」 「ここだよ」 「あー、おいらん、あなた、すこしまわってやってくださいよ。お客がうるさくってしようがありませんよ」 「うるさくったって、あたしゃ、この人のそばをはなれるのがいやなんだもの」 「ねえ、杢兵衛大尽《もくべえだいじん》、あなた、おいらんをすこし、まわしにだしてやってくださいな」 「そりゃあ、おらあだって、商売《しようべえ》だから、ほかにもいったらよかっぺえと、こういったんだけどもねえ、喜瀬川はいかねえだ。おらあのそばをはなれるのがいやだってなあ……『そりゃあ、はあ、年期《ねん》があければ夫婦《ひいふ》になるだから、いまに、はあ、朝から晩までくっついていられるだ。だどんも、いまは苦界《くげん》の身だから、つれえけんども、まわしまわれっ』てえのに、まわりゃあがらねえでなあ。おっ惚《ぽ》れてるんだなあ、おらあに……それで、ほかの客は、なんちゅうとるかねえ?」 「へえ、玉代かえせってんで……」 「玉代けえせってか? ふーん、田舎《えなか》もんだねえ。おらなんざあ、こうみいても江戸《いど》っ子だあ……なんてまぬけなやつらだんべえ。そんなざまだから、女《あま》っ子に、もてねえだよ……で、ひとりけえ?」 「いえ、お四人《よつたり》で」 「どうも、あきれたもんだ。おいらん、どうするべえ?」 「玉代をかえして、帰ってもらっておくれよ」 「そうけえ。われがそういうなら、玉は、おらがだしてやるべえ……で、いくらだ?」 「えー、おひとりが一円ずつでございますから、みんなで四円で……」 「そいじゃあ、四両だしてやるだから、みんなに帰ってもらってくんろ」 「どうも相すみません。まことにおそれいります。では、ごゆっくり、えへへへ」 「さあ、これで、われも安心して、ここにいられるだぞ」 「だけどもねえ、もう一円はずみなさいよ」 「どうするだ?」 「わたしにくださいよ」 「なんで、われに一円だすだ? われとおらとの仲でねえか。われがものはおらのもの、おらのものはわれがものだんべえ?」 「けれどもさ、銭金《ぜにかね》ばかりは他人だというからさ。わたしにも一円くださいな」 「そうか。われがそれほどいうなら、さあ、一円やるべえ」 「これをもらえば、わたしのものだね?」 「ああ、やっちまえば、われのもんだ。そんなこと、聞くにゃあおよぶめえ?」 「それじゃあ、あらためて、これをおまえさんにあげる」 「あらためて、おらがもらってどうするだ?」 「後生《ごしよう》だから、お前《ま》はんも、これを持って帰っておくれ」
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jazieta-blog · 6 years ago
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国会審議結果 5月16日(木)
衆議院 09:00 農林水産委員会  質疑無し 09:00 憲法審査会  質疑無し 13:00 本会議  議事日程   第 一 戸籍法の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 二 障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣       提出)   第 三 放送法の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 四 食品ロスの削減の推進に関する法律案(消費者問題に関する特別委       員長提出)   第 五 船舶油濁損害賠償保障法の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 六 中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等       の一部を改正する法律案(内閣提出)   第 七 学校教育の情報化の推進に関する法律案(第百九十七回国会、遠藤       利明君他六名提出)   討論    一、「平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱」及び「中期防衛力整     備計画(平成三十一年度~平成三十五年度」に関する報告について    質疑者     熊田裕通(自由民主党)     本多平直(立憲民主党・無所属フォーラム)     渡辺周(国民民主党・無所属クラブ)     濱地雅一(公明党)     赤嶺政賢(日本共産党)     森夏枝(日本維新の会)     広田一(社会保障を立て直す国民会議) 参議院 10:00 内閣委員会  会議に付する案件   国会議事堂、内閣総理大臣官邸その他の国の重要な施設等、外国公館等及   び原子力事業所の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関   する法律等の一部を改正する法律案(閣法第三四号)(衆議院送付)   内閣の重要政策及び警察等に関する調査  質疑者   和田政宗(自由民主党・国民の声)    https://youtu.be/hrxqjTs_akM   福島みずほ(立憲民主党・民友会・希望の会)    https://youtu.be/V_BTlAWIgP8   木戸口英司(国民民主党・新緑風会)    https://youtu.be/uPDsjQfxvIg   竹内真二(公明党)    https://youtu.be/keJbo7YeUwo   清水貴之(日本維新の会・希望の党)    https://youtu.be/afkegRN_WJ8   田村智子(日本共産党)    https://youtu.be/_J0MZPI7fBk 10:00 法務委員会  会議に付する案件   表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案(閣法第三   〇号)(衆議院送付)   法務及び司法行政等に関する調査  質疑者   元榮太一郎(自由民主党・国民の声)   小川敏夫(立憲民主党・民友会・希望の会)   伊藤孝江(公明党)   石井苗子(日本維新の会・希望の党)   山口和之(日本維新の会・希望の党)   仁比聡平(日本共産党)   糸数慶子(沖縄の風) 10:00 外交防衛委員会  会議に付する案件   中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定の締   結について承認を求めるの件(閣条第三号)(衆議院送付)   外交、防衛等に関する調査  質疑者   小西洋之(立憲民主党・民友会・希望の会)   アントニオ猪木(国民民主党・新緑風会)   高瀬弘美(公明党)   浅田均(日本維新の会・希望の党)   井上哲士(日本共産党)   伊波洋一(沖縄の風) 10:00 財政金融委員会  会議に付する案件   金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法   律案(閣法第一六号)(衆議院送付)   財政及び金融等に関する調査  質疑者   松川るい(自由民主党・国民の声)   風間直樹(立憲民主党・民友会・希望の会)   大塚耕平(国民民主党・新緑風会)   熊野正士(公明党)   藤巻健史(日本維新の会・希望の党)   渡辺喜美(無所属)   大門実紀史(日本共産党)    https://youtu.be/QL5zQgih8n0 10:00 文教科学委員会  会議に付する案件   学校教育法等の一部を改正する法律案(閣法第二二号)(衆議院送付)   教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査  質疑者   今井絵理子(自由民主党・国民の声)   杉尾秀哉(立憲民主党・民友会・希望の会)   新妻秀規(公明党)   高木かおり(日本維新の会・希望の党)   櫻井充(国民民主党・新緑風会)   吉良よし子(日本共産党) 10:00 厚生労働委員会  会議に付する案件   女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律   案(閣法第三八号)(衆議院送付)   社会保障及び労働問題等に関する調査  質疑者   自見はなこ(自由民主党・国民の声)   吉良よし子(日本共産党)   宮崎勝(公明党)   山本香苗(公明党)   石橋通宏(立憲民主党・民友会・希望の会)   川田龍平(立憲民主党・民友会・希望の会)   磯崎哲史(国民民主党・新緑風会)   伊藤孝恵(国民民主党・新緑風会)   東徹(日本維新の会・希望の党)   薬師寺みちよ(無所属クラブ) 10:00 農林水産委員会  会議に付する案件   農地中間管理事業の推進に関する法律等の一部を改正する法律案(閣法第   二三号)(衆議院送付)   農林水産に関する調査  質疑者   岩井茂樹(自由民主党・国民の声)   進藤金日子(自由民主党・国民の声)   小川勝也(立憲民主党・民友会・希望の会)   徳永エリ(国民民主党・新緑風会)   里見隆治(公明党)   儀間光男(日本維新の会・希望の党)   紙智子(日本共産党) 10:00 経済産業委員会  会議に付する案件   経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査  質疑者   真山勇一(立憲民主党・民友会・希望の会)   浜口誠(国民民主党・新緑風会)   石井章(日本維新の会・希望の党)   辰巳孝太郎(日本共産党) 10:00 国土交通委員会  会議に付する案件   道路運送車両法の一部を改正する法律案(閣法第三九号)(衆議院送付)   国土の整備、交通政策の推進等に関する調査  質疑者   赤池誠章(自由民主党・国民の声)   野田国義(立憲民主党・民友会・希望の会)   増子輝彦(国民民主党・新緑風会)   矢倉克夫(公明党)   室井邦彦(日本維新の会・希望の党)   山添拓(日本共産党)   平山佐知子(無所属クラブ)
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kachoushi · 2 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和5年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年2月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
厨女も慣れたる手付き雪掻す 由季子 闇夜中裏声しきり猫の恋 喜代子 節分や内なる鬼にひそむ角 さとみ 如月の雨に煙りし寺の塔 都 風花やこの晴天の何処より 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
山焼きの煙り静かに天昇る 喜代子 盛り上がる土ものの芽の兆しあり 由季子 古雛や女三代つゝましく 都 青き踏む館の跡や武者の影 同 日輪の底まで光り水温む 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
桃の日のSt.Luke’s Hospital 光子 パイプオルガン天上の春連れませり 順子 指を向け宙に阿弥陀の春の夢 いづみ 春の川大東京を揺蕩ひぬ 美紀 聖路加の窓ごとにある春愁 眞理子 雛菊もナースキャップも真白くて 順子 聖ルカを標としたる鳥帰る 三郎 印度へと屋根とんがりて鳥雲に 佑天 鳥雲に雛僧の足す小さき灯 千種 学僧は余寒の隅に立つてをり きみよ
岡田順子選 特選句
春陽に沈められたる石の寺 美紀 春空に放られしごと十字架も 同 春潮の嫋やかな水脈聖ルカへ 三郎 鳥雲に雛僧の足す小さき灯 千種 涅槃西風吹きだまりては魚市場 いづみ 聖路加の鐘鳴る東風の天使へと 俊樹 皆春日眩しみ堂を出で来たり 千種 桃の日のSt.Luke’s Hospital 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
春愁の揺れてをるなりだらり帯 愛 立子忌や飯とおさいにネモフィラ猪口 勝利 春眠し指に転がす砂時計 かおり ゆらめいて見えぬ心と蜃気楼 孝子 春潮のかをり朱碗の貝ひらく 朝子 ファシズムの国とも知らず鳥帰る たかし 立子忌の卓に煙草と眼鏡かな 睦子 毛糸玉ころがりゆけば妣の影 同 わが名にもひとつTあり立子忌よ たかし 波の綺羅とほく眺めて立子の忌 かおり 灯を消してふと命惜し雛の闇 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
この空のどの方向も春日燦 和子 思ひ出はいろいろ雛の女どち 同 うららかや卒寿に恋の話など 清女 鳥帽子の小紐手をやく京雛 希 耳よりの話聞きゐる春の猫 啓子 地虫出づ空の青さに誘はれて 雪 意地を張ることもなくなり涅槃西風 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月10日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
裏路地の古屋に見ゆる雛祭 実加 子等笑ふお国訛りの雛の客 登美子 彼岸会の約束交はし帰る僧 あけみ 筆に乗り春の子が画く富士の山 登美子 うららかな帰り道なり合唱��� 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
春夕焼浜の民宿染めてをり すみ子 青粲粲空と湖面と犬ふぐり 都 水車朽ちながらも春の水音して 和子 朝東風や徒人の笛は海渡る 益恵 枝垂梅御幣の揺れの連鎖して 宇太郎 春の婚オルガン春の風踏んで 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
啓蟄やボール蹴る子は声がはり 恭子 海近き山の椿の傾きて 和代 啓蟄の光を帯びし雲流る ゆう子 鳥鳴いて辛夷の甘き香降る 白陶 一人言増えたる夕べ落椿 恭子 小気味よき剪定の音小半日 多美女 一端の鋏響かせ剪定す 百合子 ふる里の椿巡りや島日和 多美女 剪定や句碑古りて景甦る 文英 剪定や高枝仰ぐ褪せデニム ゆう子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
雪吊の縄の解かれて睡り覚む 世詩明 家康公腰掛け松や地虫出づ ただし 捨鉢な女草矢を放ちけり 昭子 屋号の名一字継ぎし子入学す みす枝 花冷や耳のうしろといふ白さ 昭子 坐りゐて炬燵の膝のつつましく 世詩明 対座したき時もあるらん内裏雛 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
摘草のさそひ届きぬ山の友 ことこ 蒼天に光の礫初燕 三無 陽炎のけんけんぱあの子をつつむ あき子 朝戸風見上げる軒に初つばめ 同 摘み草や孫を忘れるひとしきり 和魚 かぎろへる海原円く足湯かな 聰 陽炎や古里に建つ祖母の家 ことこ 我家選り叉来てくれし初つばめ あき子 陽炎ひて後続ランナー足乱る のりこ 新聞を足してつみ草ひろげたり あき子 つみ草や遠くの鉄橋渡る音 史空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月14日 萩花鳥会
熔岩の島生き長らへし藪椿 祐子 寝静まり雛の酒盛り夢の間に 健雄 田楽や子らの顔にも味噌のあと 恒雄 雑草も私も元気春日向 俊文 猫抱いてぬくぬく温し春炬燵 ゆかり 子自慢の如く語るや苗売よ 明子 雲梯を進む子揺らす春の風 美惠子
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令和5年3月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
雪吊りのほどけて古木悠然と 笑子 落椿きのふの雨を零しけり 希子 夜半の軒忍び歩きの猫の恋 同 立雛の袴の折り目正しくて 昭子 桃の花雛たちにそと添はせたく 同 口笛を吹いて北窓開きけり 泰俊 手のひらを少し溢るる雛あられ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
雪吊の縄のゆるみに遊ぶ風 雪 奥津城の踏まねば行けぬ落椿 同 まんさくに一乗川の瀬音かな 同 よき言葉探し続ける蜷の道 すみ枝 春眠の赤児そのまま掌から手へ 同 足裏に土のぬくもり鍬を打つ 真喜栄 強東風の結界石や光照寺 ただし 裸木に降りかかる雨黒かりし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月17日 さきたま花鳥句会
春雨に黙し古刹の花頭窓 月惑 震災の地に鎮魂の東風よ吹け 一馬 春昼や女房のうつす生あくび 八草 ととのへし畝に足跡朝雲雀 裕章 路地裏の暗きにありて花ミモザ ふゆ子 薄氷や経過観察てふ不安 とし江 拾ひよむ碑文のかすれ桜東風 ふじ穂 水温む雑魚の水輪の目まぐるし 孝江 薄氷の息づき一縷の水流る 康子 二月尽パンダ見送る人の波 恵美子 ほ���苦き野草の多き春の膳 みのり 梅園に苔むし読めぬ虚子の句碑 彩香 強東風老いてペダルの重くなり 静子 鉛筆はBがほどよき春半ば 良江
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令和5年3月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
一族の閼伽桶さげて彼岸寺 芙佐子 隠沼に蝌蚪のかたまり蠢きぬ 幸風 セスナ機の音高くして地虫出づ 月惑 この山の確と菫の一処 炳子 石仏に散華あまねく藪椿 要 年尾とはやはらかき音すみれ草 圭魚 茎立の一隅暗き室の墓 千種 春塵の襞嫋やかに観世音 三無
栗林圭魚選 特選句
ビル影の遠く退く桜東風 秋尚 古巣かけメタセコイアの歪みなし 千種 寄せ墓の天明亨保花あけび 同 色を詰め葉の艶重ね紅椿 秋尚 ひとつづつよぢれ戻して芽吹きけり 同 信号の変り目走る木の芽風 眞理子 助六の弁当買うて花人に 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
元三大師夢のお告げの二日灸 雪 新しき雪夜の恋に雪女 同 恋てふも一夜限りを雪女 同 懐手もつともらしく頷けり 昭子 石庭に音立て椿落ちにけり 同 雛簞笥何を隠すや鍵かけて 同 貸杖の竹の軽さや涅槃西風 ただし 石どれも仏に見えて草陽炎 同 泰澄の霊山楚々と入彼岸 一涓 制服も夢も大なり入学児 すみ枝 露天湯に女三人木の葉髪 世詩明 歩きつつ散る現世の花吹雪 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
門出祝ぐ花の雨とてももいろに はるか 花色の着物纏ひて卒業す 慶月 街の雨花の愁ひの透き通り 千種 蹄の音木霊となりて散る桜 政江 フランス語のやうにうなじへ花の雨 緋路 大屋根をすべりて花の雨となる 要 花屑へまた一片の加はりぬ 緋路 永き日のながき雨垂れ見て眠し 光子 宮裏は桜の老いてゆくところ 要
岡田順子選 特選句
金色の錠花冷えのライオン舎 緋路 漆黒の幹より出づる花白し 俊樹 白々と老桜濡るる車寄せ 要 花揺らし雨のつらぬく九段坂 はるか 漆黒の合羽のなかに桜守 光子 花の夜へ琴並べある神楽殿 はるか 春雨や無色無音の神の池 月惑
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
今昔の小川にしのぶ蜆かな 成子 薔薇の芽の赤きは女王の予兆 ひとみ 潮こぼしながら蜆の量らるる 朝子 餌もらふ鯉をやつかみ亀の鳴く 勝利 突きあげし拳の中も春の土 かおり 持つ傘をささぬ少年花菜雨 ひとみ 涅槃西風母も真砂女も西方へ 孝子 亀の鳴く湖畔のふたり不貞だと 勝利 口紅は使はれぬまま蝶の昼 喜和 長靴の子はまつすぐに春泥へ ひとみ パグ犬と内緒のはなし菫草 愛 息詰めて桜吹雪を抜けにけり 孝子 ふと涙こぼれてきたる桜かな 光子 健やかな地球の匂ひ春の草 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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genron-tomonokai · 6 years ago
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[友の会メール]新芸術校第4期 最終選抜成果展が今週末に開催!『新記号論』まもなく全国書店発売!
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[友の会メールvol.316]新芸術校第4期 最終選抜成果展が今週末に開催!『新記号論』まもなく全国書店発売!
(2019年2月28日配信)
☆**:..。o○o。:..**☆
こんにちは、スタッフの宮田です。
『新記号論』がゲンロンショップでご購入の皆さま、友の会「選べる単行本」でお選びいただいた皆さまに届きはじめ、嬉しいお声を頂いております! 3/15(金)にはボルボ スタジオ 青山にて『新記号論』刊行記念イベントも開催されますので、こちらもお楽しみに!
また、新芸術校第4期の最終選抜成果展がいよいよ今週末に迫ってまいりました。 受講生の1年間の成果を見に、ぜひ現場に足をお運びください!
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★『新記号論 脳とメディアが出会うとき』ついに発売開始!★
脳とメディアが出会うとき……記号論は新たに生まれ変わる! 石田英敬氏と東浩紀によるゲンロンカフェ発、伝説の白熱講義を完全収録! 超時代・超領域の思想書が世に送り出されます。 書店発売は3/4(月)ですが、ゲンロンショップでのご購入分はすでに発送を開始しています! Amazon: https://amzn.to/2I3xooO ゲンロンショップ: https://genron.co.jp/shop/products/detail/215
ゲンロンショップでは、送料無料キャンペーンを実施しています! 3/3(日)24時までのご予約で国内送料無料!
『新記号論』刊行記念イベント開催!
ゲンロンカフェにて開催した石田英敬氏の伝説の講義に、大幅な改稿を加えて書籍化、3月4日に発売される『新記号論』の刊行を記念して、「ボルボ スタジオ 青山」にて記念イベントを開催いたします。 石田氏と、共著者である東浩紀、そして本書の編集者の斎藤哲也氏が登壇し、『新記号論』が書籍になるまでを振り返り、本書の意味をあらためて議論する、世界最速の読書会ともなるイベントです。ぜひご来場ください!
こちらのイベントは間もなくチケット完売となります。 当日は生放送も実施いたしますので、『新記号論』をお手元にご用意し、ぜひご覧ください!
石田英敬×東浩紀×斎藤哲也 【ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA #17】 「ゲンロン叢書第2弾『新記号論』刊行記念イベント」 https://genron-cafe.jp/event/20190315/
さらに! 『新記号論』のベースとなった石田英敬氏によるゲンロンカフェのイベント全3回のVimeoアーカイブ動画を、お得なセットで販売中!
通常レンタル価格¥1,800→¥1,500(ご購入は¥3,600→¥3,000)とたいへんお買い得です! 書籍と相互補完する超充実の内容です。こちらもお見逃しなく! https://vimeo.com/ondemand/genronshinkigou
そしてさらに!河出書房新社さまより、東浩紀『ゆるく考える』発売中! http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027449/
いつの間にか中小企業ゲンロンのオヤジ経営者になっていた。 人生の選択肢は無限だ。ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀のエッセイ集! 装幀は『新記号論』と同じく水戸部功さん! こちらもぜひ、『新記号論』と併せてお手に取ってみてください! Amazon:https://amzn.to/2IHMIIf
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★ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第4期 最終選抜成果展が今週末に開催!★
【最終選抜成果展】 展覧会名:『ホーム・ランド』 出展作家:浦丸真太郎 / 青木美紅 / 國冨太陽 / NIL / F・貴志 / アイコン(SHUTING CHANG) 会期:2019年3月3日(日) ~ 10日(日) 開廊時間: 3/3(日), 3/4(月), 3/9(土)〜3/10(日)13:00-20:00 3/5(火)〜3/8(金)15:00-20:00 第1会場:ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ 第2会場:gallery 201
【非選抜者による裏成果展】 展覧会名:『オトシブミ踊る』 出展作家:伊賀 大 / 三浦春雨 / BeBe / 江原沙保梨 / すーちゃん / 杉本幸子 / 林修平 / 松浦香帆 / 松枝昌宏 / PHILIPP AUBERT / BB [ おおば英ゆき ] / 小林真行 / 谷本美貴子 / 礒崎祥吾 / 伊藤由貴 / 宇留野圭 / 小菅玲奈 / 酒井陽祐 / TMTMTR 会期:2019年3月3日(日) 開廊時間:13:00-20:00 会場:ゲンロンカフェ
※ゲンロンカフェでは1ドリンクの注文をお願いいたします。 ※選抜成果展と裏成果展では会期が違いますのでご注意ください。
さらに、ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第4期 最終選抜展講評会を開催します!
ゲンロン友の会クラス30, 50, 250 の方は、会場にてご観覧いただけます。 観覧料は無料となりますが、ワンドリンクのご注文をお願いいたします。 展覧会のため、立見となりますのでご了承ください。
岩渕貞哉×津田大介×和多利浩一×黒瀬陽平 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第4期 #36】 「最終選抜展講評会」 https://genron-cafe.jp/event/20190302/
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★ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第5期 受講生募集について★
新芸術校第5期 受講生募集ですが、一般受講生、コレクティブリーダー課程ともに定員に達し、ただいまキャンセル待ちで受付中です。 すでにキャンセルも若干数出ているので、まだまだ受講できる可能性がございます。 ご希望の方はお早めにお申込みください! https://school.genron.co.jp/gcls/
★新芸術校×ひらめき☆マンガ教室の連動イベント開催!★
美術からマンガを、マンガから美術を語る、 待望のイベントを、ここに開催!!
ゲンロンの人気スクールから、新芸術校主任講師・黒瀬陽平氏と、ひらめき☆マンガ教室主任講師・さやわか氏、そして、ひらめき☆マンガ教室ゲスト講師でありながら、さやわか氏とともに「ニッポンのマンガ」シリーズを大井昌和氏をお招きして、特別公開授業を開催いたします! 美術とは、マンガとは、芸術とは、そしてプロとは何か、生き残るための術を惜しみなく公開するイベントです。
ゲンロンスクールからは、新たな才能が次々と生まれています。 いま、このようなスクールが生まれる理由とは何か。そしてなぜ才能は「育つ」のか�� その理由を、会場でぜひお確かめください!
黒瀬陽平×さやわか×大井昌和 「野生のアーティストと、未来の現代美術。 ――新芸術校× ひらめき☆マンガ教室・特別公開授業」 【四天王シリーズ #9】 https://peatix.com/event/597019
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それでは以下、今週のカフェ&編集部からのお知らせです。
◆◇ ゲンロンカフェからのお知らせ  ◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◇◇ 今週・来週の放送情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆3/1(金)13:00- 【再放送】田中功起×梅津庸一×黒瀬陽平 「いま、日本現代美術に何が起こっているのか #2.5 ――個と集団から考える現代美術」 (2018/1/26収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318626874
◆3/1(金)18:00- 【再放送】東浩紀×上田洋子 「『哲学的体験』としてのダークツーリズム ――チェルノブイリツアーのアクチュアリティ#2」 (2018/11/20収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318627738
◆3/2(土)16:30- 【無料生放送・講評】岩渕貞哉×津田大介×和多利浩一×黒瀬陽平 【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第4期 最終講評会】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318532043
◆3/5(火)18:00- 【再放送】外山恒一×白井聡 「永続敗戦と全共闘以後 ――外山恒一・十番勝負『全共闘以後』刊行記念対談」 (2018/11/26収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318628139
◆3/6(水)18:00- 【再放送】三浦瑠麗×津田大介×東浩紀 「2017年、世界はどこへ向か��のか ――『「トランプ時代」の新世界秩序 』刊行記念トーク」 (2017/2/1収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318628384
◆3/7(木)13:00- 【新芸術校 受講生募集 締切間近!】 【再放送】さやわか×黒瀬陽平×東浩紀 「ゲームとアートは出会うのか」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #11】 (2018/9/13収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318642959
◆3/7(木)18:00- 【再放送】千葉雅也×東浩紀 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #5】 「モノに魂は宿るか ──実在論の最前線」 (2018/3/25収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318643356
◆3/8(金)13:00- 【新芸術校 受講生募集 締切間近!】 【再放送】千葉雅也×黒瀬陽平 司会=坂上秋成+東浩紀 「アートと哲学の交差点 ──あるいは2010年代におけるクリエイティヴィティについて」 (2013/12/13収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318643817
◆3/8(金)19:00- 【生放送】黒瀬陽平×さやわか×大井昌和 「野生のアーティストと、未来の現代美術。 ──新芸術校× ひらめき☆マンガ教室・特別公開授業」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318760300
◆3/9(土)19:00- 【生放送】千葉雅也×三浦瑠麗×東浩紀 「『21世紀の戦争と平和』&『欲望会議』刊行記念イベント」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318550505
◇◇ 現在視聴可能なタイムシフト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆3/1(金)23:59まで 【再放送】大山顕×東浩紀 「都市と道の写真論」 【ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #6】 (2018/4/22収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318265060
◆3/1(金)23:59まで 【生放送】伊勢田哲治×三中信宏 司会=山本貴光 「科学と科学哲学 ――はたして科学に哲学は必要なのか?」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318272824
◆3/2(土)23:59まで 【無料生放送】黒瀬陽平 「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第5期 受講生募集 無料説明会」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318606992
◆3/4(月)23:59まで 【生放送】糸谷哲郎×佐藤天彦×戸谷洋志 「将棋、哲学、人間(あるいは人工知能) ――『僕らの哲学的対話 棋士と哲学者』刊行記念イベント」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318278018
◆3/5(火)23:59まで 【生放送】筆保弘徳×山口宗彦 「台風についてわかっていることいないこと ――台風研究の最前線」 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318519830
◆3/6(水)23:59まで 【チャンネル会員限定・生放送】安藤礼二×東浩紀×佐々木敦 「平成にとって批評とはなにか ――思想(1st cycle)」 【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第4期 #15】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv318630734
◆3/7(木)23:59まで 【再放送】亀山郁夫×岡田暁生 「オーケストラと近代市民社会のみた(悪)夢 ――ベートーヴェンからショスタコーヴィチまでの交響曲を考える」 (2017/4/14収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318625632
◆3/7(木)23:59まで 【『新記号論』まもなく発売!】 【再放送】石田英敬×東浩紀 「一般文字学は可能か ――記号論と脳科学の新しい展開をめぐって #3」 (2017/11/24収録) http://live.nicovideo.jp/watch/lv318626324
※ご視聴は23:59まで可能ですが、ご購入いただけるのは視聴終了日の18:00までです。ご注意ください。
◇◇ 今週のおすすめアーカイブ動画  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆【vimeo】川島素晴×渋谷慶一郎×新垣隆 司会=木石岳 「『現代音楽』に未来はあるか? ――『やさしい現代音楽の作曲法』刊行記念イベント」 https://vimeo.com/ondemand/genron20180704 (2018/7/4収録)
◆【vimeo】大谷能生×速水健朗 「<俺による永久革命>の復活 ――『平岡正明論』刊行記念イベント」 https://vimeo.com/ondemand/genron20180701 (2018/7/1収録)
★ゲンロンカフェ Vimeo On Demand 公開動画一覧 https://bit.ly/2sybMGS
◇◇ 発売中の会場チケット ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★New!★ ◆3/8(金)19:00- 「野生のアーティストと、未来の現代美術。 ――新芸術校× ひらめき☆マンガ教室・特別公開授業」 【四天王シリーズ #9】 https://peatix.com/event/597019
★満員御礼!★ ◆3/9(土)19:00- 千葉雅也×三浦瑠麗×東浩紀 「『21世紀の戦争と平和』&『欲望会議』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/597020
★New!★ ◆3/15(金)19:00- 石田英敬×東浩紀×斎藤哲也 【ゲンロンカフェat VOLVO STUDIO AOYAMA #17】 「ゲンロン叢書第2弾『新記号論』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/604380
★New!★ ◆3/28(木)19:00- 日比野克彦×中村和彦 司会=石戸諭 「障害者スポーツから考える未来 ――電動車椅子サッカー映画『蹴る』公開記念イベント」 https://peatix.com/event/611746
★New!★ ◆3/29(金)19:00- 夏目大×吉川浩満×木島泰三 「頭足類の心と私たちの心 ――『タコの心身問題』刊行記念イベント」 https://peatix.com/event/607331
◆◇ 五反田アトリエからのお知らせ   ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
今後の展示予定
◆2019年3月3日(日) - 3月10日(日) ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校 第4期 最終選抜成果展『ホーム・ランド』 出展作家:浦丸真太郎 / 青木美紅 / 國冨太陽 / NIL / F・貴志 / アイコン(SHUTING CHANG)
開廊時間:3/3(日), 3/4(月), 3/9(土)〜3/10(日)13:00-20:00 3/5(火)〜3/8(金)15:00-20:00 第1会場:ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ 第2会場:gallery 201
3月2日(土) 最終審査会(非公開) / 無料ニコニコ生放送にて閲覧可
◆2019年3月3日(日) ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校 第4期 裏成果展『オトシブミ踊る』 出展作家:伊賀 大 / 三浦春雨 / BeBe / 江原沙保梨 / すーちゃん / 杉本幸子 / 林修平 / 松浦香帆 / 松枝昌宏 / PHILIPP AUBERT BB [ おおば英ゆき ] / 小林真行 / 谷本美貴子 / 礒崎祥吾 / 伊藤由貴 / 宇留野圭 / 小菅玲奈 / 酒井陽祐 / TMTMTR
開廊時間:13:00-20:00 会場:ゲンロンカフェ
いよいよ「ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校」の第4期生の最終成果展が始まります! 新芸術校では展示の実習として、受講生が4グループに分かれ、それぞれが展示を企画・実践するプログラムを実施しています。 本プログラムでは、グループごとに毎回採点が行われ、全体の成績上位者によって最終成果展が行われる、という”サバイバル型”のシステムになっています。 グループA〜Dまでのグループ展と全授業日程はすでに終了し、最終選抜成果展示には6名の受講生が参加することになりました。 また、選抜されなかった受講生たちによる"裏"最終成果展示、「オトシブミ踊る」がゲンロンカフェにて開催されますので、こちらもお見逃しなく!
今後の展示予定についてはこちら http://chaosxlounge.com/ 新芸術校のサイトはこちら https://school.genron.co.jp/gcls/
(藤城嘘/カオス*ラウンジ)
◆◇ 編集部からのお知らせ  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇
★『新記号論 脳とメディアが出会うとき』絶賛予約受付中! 脳とメディアが出会うとき――記号論は新たに生まれ変わる! ただいま送料無料キャンペーン中!3/3(日)24時までのご予約で国内送料無料! (こちらの書籍は3/4(月)発売予定です) https://genron.co.jp/shop/products/detail/215
★『マンガ家になる!――ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第1期講義録』絶賛販売中! 絵がうまいだけじゃダメ、マンガが描けるだけでもダメ。業界騒然のマンガ家育成講義録! https://genron.co.jp/shop/products/detail/193 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/20181125/16
★『ゲンロン9 第I期終刊号』絶賛販売中! 『ゲンロン』創刊から3年。第I期のあらゆる伏線を回収し、第II期の飛躍を準備する、第I期終刊号。 https://genron.co.jp/shop/products/detail/188 →試し読みページはこちら! https://issuu.com/genroninfo/docs/genron9issuu/36
★小松理虔『新復興論』絶賛販売中! 第18回大佛次郎論壇賞受賞! 「課題先進地区・浜通り」から全国に問う、新たな復興のビジョン! https://genron.co.jp/shop/products/detail/178 →『新復興論』特設ページはこちら! https://genron.co.jp/books/shinfukkou/
★毎日出版文化賞受賞『ゲンロン0 観光客の哲学』絶賛販売中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/103 →『ゲンロン0』特設ページはこちら! https://genron-tomonokai.com/genron0/
★友の会第9期への更新・新規入会を受付中! https://genron.co.jp/shop/products/detail/183
◆「ゲンロン友の声」サイト、質問募集中です! 知られざるTumblrサイト「ゲンロン友の声」では、 友の会会員のみなさまからお寄せいただいたご意見・ご質問に対して、 東浩紀をはじめとするスタッフがお返事を差し上げております。ご要望などもお気軽に! http://genron-voices.tumblr.com/
◆◇ 東浩紀 執筆・出演情報  ◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆『サントリー文化財団40周年記念 サントリー学芸賞選評集(2009~2018)』に、東浩紀が寄稿しています! タイトルは「十九年越しのお礼」です! https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/list.html
◆河出書房新社より東浩紀『ゆるく考える』発売中! いつの間にか中小企業ゲンロンのオヤジ経営者になっていた。 人生の選択肢は無限だ。ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀のエッセイ集! http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027449/
◆『AERA』の巻頭エッセイコーナー「eyes」に、東浩紀が連載中! 最新の記事は、「東浩紀、ニコ動『復活にはかなりのアクロバットが必要だろう』」です。 https://dot.asahi.com/aera/2019022700018.html
これまでの記事は朝日新聞のウェブサイト「.dot」で全文をお読みいただけます。 https://dot.asahi.com/keyword/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80/
◆◇ その他のお知らせ ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
◆友の会会員のみなさまへ
<クラス30以上の座席確保サービスについて> ご好評いただいております座席確保サービスですが、 お席の希望のご連絡を、当日16:00までに いただけますよう、よろしくお願いいたします。
<登録情報の変更について> お引越しなどの理由で、ご登録いただいている住所や電話番号、 メールアドレスなどに変更があった方は、 友の会サイトのフォームから申請をお願いいたします。
会員サービスページ https://genron-tomonokai.com/service/
※株式会社ゲンロンは、土曜、日曜は休業日となっております。 営業時間は、11時-20時です。 営業時間外のお問い合わせは、お返事が遅くなる場合がございます。 ご了承くださいます様、お願いいたします。
◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆ーー◇ーー◆
株式会社ゲンロン 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F tel.03-6417-9230 / fax.03-6417-9231 http://genron.co.jp Twitter:@genroninfo
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negipo-ss · 7 years ago
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焼きそばハロウィンはいかにして無敵のアイドルになったのか(1)
 糸のように少しだけ開いたカーテンの隙間から朝陽が差していた。三角形に切り取られたやわらかな光の中を、田園を飛ぶ数匹の蛍のようにきれぎれの曲線を描いて埃が舞っていた。深い紫陽花色をしたチェック柄のミニスカートが、まっすぐにアイロンを当てられたシャツ、左右が完全に揃えられた赤いリボンとともに壁にかけられていて、部屋の主である女子高校生の内面を強いメッセージが込められた絵画のように表していた。  最も速い蒸気機関車が、そのペースをまったく乱されることなく東海道を走り続けていたように、その子どもがアスファルトを踏みしめるスニーカーのちいさな足音は正確に一分間当たり百六十回をキープしていた。それは彼女が小さなころから訓練に訓練を重ねてきた人間であることを示していた。太陽が地面に落とす影はすでに硬くなり、朝に鳴く鳥の歓びがその住宅地の道路には満ちていた。はっはっ、という歯切れ良い呼気が少女の胸から二酸化炭素と暖かさを奪っていった。  白いジャージに包まれたしなやかな身体は、湖面の近くを水平に飛ぶ巨大な鳥のそれに似ていた。ベースボールキャップからちらちらと見え隠れする桃色の髪がたった今自由になれば、相当に人目を引くほど美しくたなびいただろう。  ちら、とベビージーを見た視線が「ヤバイ」と言う言葉を引き出して、BPMが百七十に上がった。冷えた秋の空気が肺胞をちくちくと刺すようになったにもかかわらず、彼女の足取りは軽やかなままだった。そのままペースを落とさずに簡素な作りの階段をタンタンタンとリズム良く駆け上がりながら、背負っていた黄色のリュックサックからきらびやかなキーチェーンに取り付けられた部屋の鍵を取り出した。  かちゃり、と軽い音でドアが開いた。 「ヤバイってえ……」  靴が脱ぎ捨てられ、廊下を兼ねたキッチンの冷蔵庫が開かれると同時に、がっちゃんと重々しくドアは閉まった。その家の冷蔵庫は独身者向けの小さなサイズのそれで、天板に溜まった微かな埃が家主の忙しさを示していた。リュックから取り出された小さなタッパーを二つ、彼女は大事そうに冷蔵庫の中段に入れた。若干乱暴にそれが閉められた後、その場には一息に服が下着ごと脱ぎ捨てられた。浴室に荒々しく躍り込むと、曇りガラスの裏側でごろ、と音が響いて、洗い場の椅子が乱雑に蹴り退けられたようだった。  水が身体に跳ね返って飛び散り続ける音は短かった。男子高校生並のスピードでシャワーを終えて素早く黄色のトレーニングウェアに着替えると、彼女は強力なドライヤーで頭を乾かしながら鏡を睨みつけた。凄まじい早さで顔を直し、部屋の隅に立てかけてあったドラムバッグを一度だけひょいっと跳んで深くかけ直すと、小上がりに鎮座していたゴミ袋を掴んで「いってきます!」と誰もいない部屋に叫んだ。  キャップから出された、揺れるポニーテール。土曜日の早朝を走り抜けてゆく足音をゴミ収集車のビープ音だけが追っていた。  少女の部屋には静けさが戻る。
 地下鉄の駅を出ると、人混みをすいすいとくぐってきつい坂を下っていった。途中にある寺の横を小さく一礼して通り過ぎ、降りきった先の人通りの少ない路地を抜けていくと、やがてダンススタジオのちいさな立て看板が見えた。軽い足取りで一番下までたどり着き、ふう、と軽く息を吐く。耳から完全ワイヤレスのイヤホンを引き抜いてポケットに突っ込み、「ごめん!」と、笑顔を浮かべたまま身体全体で重い扉を勢いよく開いた。  小さな子どもたちが彼女の頭上を通り過ぎる笑い声と一緒に、白い光が斜めに入り込んで、暗い床を小さく照らしていた。彼女の瞳は、誰の姿も捉えない。 「……あれ?」 「あれ、じゃない」  ばこん、と、現れた女性に横からファイルで強く頭を叩かれ、彼女は悶絶して頭を抱え座り込んだ。 「城ヶ崎……集合時間は何時だ?」  く〜、と唸り声を上げた美嘉は、しばらくしてから「九時」と涙声で言った。 「今は何時?」 「八時五十八分、に、なったところです」 「正解だ。じゃあな、私はデートに行ってくる」 「ちょ、っと。トレーナー!」  美嘉はトレーナーの服を掴んで、「え」と言ったあと「……冗談、ですよね」と半笑いの顔を作って聞いた。上から下までトレーナーの服装を見て、それがいつもの緑色のウェアとは似ても似つかぬ、落ち着いた色合いの秋物であることに気づく。 「失礼だな、私にも急なデートの相手ぐらいいるよ。年収五百五十万、二十九歳、私にはよくわからないのだがシステム系の会社でマネージャーをしている――」  美嘉はうんざりとした顔を浮かべて、 「相手の年収なんて聞いてませんよ。ていうかそうじゃなくて、私たちのレッスンはどうなっちゃうんです?」 「まず第一に、私はいつも五分前行動を君たちに要請している」 「……それは、すみません。朝、用事で家を出るのが遅れてしまって」 「第二に、彼は笑うとえくぼがとてもかわいいんだ。好きな力士は豪栄道」 「彼氏情報はもういいですから……」  豪栄道とトレーナーの共通点を美嘉がまじまじと探していると、「第三に」と言って、トレーナーは指を振った。 「次は三人揃わないとレッスンはしないと、前回宣言したはずだ。案の定だったな」  美嘉は、うわっ、と呻いて「志希のやつ……」とつぶやきながらスマホを取り出して乱暴に操作した。 「先に鷺沢に連絡しろー」と、ヒールを履いたトレーナーは外に出ながら言った。 「あいつ、いつも三十分前に来て長々ストレッチしてるんだ。本番前最後の確認でいきなり無断欠席となると、少し心配したほうがいいかもしれないぞ」  ドアの隙間から微笑んで、「じゃあな」と、一言言うとトレーナーは去った。ぽかんと美嘉は小窓から彼女を見送る。かつ、かつという高い音は、軽やかに去っていった。  おかけになった電話番号は、電源が入っていないか――。  美嘉は携帯から小さく流れる音声を一回りそのままにしてから消し、スタジオの照明をつけないまま日の当たるところへと歩いていった。『い』から『さ』へ大きくスクロールして、窓際であぐらをかく。『鷺沢文香』を押し、耳に当てる。短いスパンで赤いボタンを押す。『鷺沢』赤ボタン。『鷺沢』赤ボタン。『た』にスクロール。 『高垣楓個人事務所』  耳元の小さな呼び出し音を聴きながら「なんで……」と美嘉は呟いた。短いやり取りで、事務員に文香への連絡を頼んだ。 「プロデューサーにも連絡お願いします……いえ、アタシは……はい、残って自主練やります。」  電話���切った後、ふうう、と美嘉は長いため息をついた。一息に立ち上がり、バッグから底の摩耗したダンスシューズを取り出して履くと、イヤホンを耳に押し込んで入念なストレッチを行った。同い年くらいの少女たちが数人、スタジオの横を笑い声を立てながら通り過ぎ、その影が床をすうっと舐めていったが、彼女はそれに目もくれなかった。  床に丁字に貼られたガムテープの、一番左の印に立った。トリオで踊るときのセンターとライト、残りふたつのポジションに一瞬の視線が走り、美嘉は目尻に浮かんだ悔し涙を一瞬親指の背で拭った。 「くそ」  いきなり殴りつけられた人がそうするように、美嘉はしばらく下を向いていた。闘争心を激しく煽る力強いギャングスタ・ラップが彼女の耳の中で終わりを告げ、長い無音のあと、簡素な、少し間抜けと言ってもいい打楽器が正確なリズムで四回音を立てた瞬間、美嘉は満面の笑みを浮かべてさっと顔を上げ、ミラーに映った自分を見つめながら大きく踏み出した。だんっ、と力強くフローリングを踏みしめた一歩の響きは、長い間その部屋に残っていた。
「おはようございます……」と挨拶をしながら、美嘉がその部屋に入っていくと、「あら、めずらしい」とパイプ椅子に座っていた和装の麗人が彼女を見て笑った。その人が白い煙草を咥えているのを見て、美嘉は「火、つけます」と近寄りながら言った。 「プロデューサー、煙草吸うんですね」 「いやですねえ、二人きりのときは楓と呼んでくださいと、このあいだ申し上げたじゃないですか」 「……楓さん、ライター貸してください。アタシ流石に持ってないんで……」  こりこりこり。  煙草が軽い音を立てながら楓の口の中に吸い込まれると、こてん、と緑のボブカットが揺れ、「はい?」と返事が返った。煙草と思っていたそれが菓子だったことが分かって、美嘉はがくりと頭を垂れた。 「ええと、ライターですか……あったかしら……」 「……からかってるんですか?」 「まさかまさか」  楓がココアシガレットの箱を差し出すと、美嘉は「いらないですって……」と顔をしかめて言った。 「今日は、打ち合わせ?」 「はい、次のクールで始まる教育バラエティの……楓さん、ちひろさんから連絡行きましたか」 「はいはい、来ましたよ。文香ちゃん、大丈夫かしら」 「……軽いですね」 「軽くなんか無いですよ」  ついつい、と手の中のスマホが操作され、「私の初プロデュース、かわいい後輩ユニットなんですから、応援ゴーゴー。各所からアイドルを引き抜きまくって、非難ゴーゴー!」と、画面を見せた。『高垣楓プロデュースユニット第一弾! コンビニコラボでデビューミニライブ』と大きく書かれたニュースサイトの画面には、『メンバーは一ノ瀬志希、城ヶ崎美嘉、鷺沢文香』と小見出しがついていた。びきっ、と美嘉の額に音を立てて青筋が現れ、「だったら」と美嘉は言った。 「ほんっと、真面目に仕事してくださいよ! なんなの、『焼きそばハロウィン』っていうユニット名!」 「ええ〜かわいくないですか、焼きハロ」 「ユニット名は頭に残ったら成功なの! ニュース見たら一発で分かるでしょ、記者さんも訳わかんなくなっちゃって、タイトルにも小見出しにも使われてないじゃん! ていうか百歩譲ってハロウィンは分かるとして、焼きそばってどっからきたの!!」 「以前、焼きそばが好きだっておっしゃっていたから……」 「え、そんなこと言ってましたっけ」 「沖縄の撮影に三人で行ったとき、一緒に食べておいしかったーって」 「……あれ、たしかに……はっ、いやいやいや、丸め込まれるところだった。好物をユニット名にしてどうすんの」 「美嘉ちゃんには対案があるんですか?」 「た、対案?」  いきなりプロデューサー業を完全に放棄して頬杖をしながらがさがさとお菓子かごを漁る楓に、美嘉は「対案……」と呟いて顎を触った。は、と思いついて「たとえば、志希がセンターだから、匂いをモチーフに『パフュー(ピー)』とか、あと……秋葉原でイベントやるし、そうだ、三人の年齢とかを合わせちゃって『エーケービー(ピイィー!)』とか、あーもうさっきからピィピィうるさい! なんなんですかそれ!」 「フエラムネですよ。あっ、今の若い子はご存じないですか」 「アッタッシッがっ、しゃべってるときにはちゃんと聞いてよ、アンタが考えろって言ったんでしょ! ていうか文香さんのこと、早く何とかしなさいよ!」 「ははあ」  ごり、と、ラムネを噛み砕くにしては大きい音が���の口内から立てられた。美嘉は激昂から一瞬で冷めて、口元に小さな怯えを浮かばせた。月と太陽とを両眼に持ったひとはそれらをわずかに細め、もう一つラムネを口の中に放り込んだ。 「焼きハロ、私はリーダーを誰かに頼みましたよね。誰でしたっけ」 「……アタシ、です」  ごり。 「トレーナーさんからも話を聴きましたよ。なんでも志希ちゃんは、初回以来一度もレッスンに現れていないとか」 「あれは! その……志希は、前の事務所のときからずっとそうで……」  ごり。 「ふうん、美嘉ちゃんはそれでいいと思ってるんですね」  楓がゆらりと立ち上がり、美嘉に近寄った。彼女が反射的に一歩大きく下がると、壁が背後に現れて逃げ場が無くなった。フエラムネをひとつ掴み、楓は美嘉の少し薄い唇にそれを触れさせた。真っ赤に染まった耳元にほとんど触れるような位置から、楓の華やかな口元が「開けて」と動いて、美嘉がわずかに開けたそこにはラムネがおしこめられた。ひゅ、と一瞬鳴ったそれに、楓は満足そうに微笑むとテーブルに寄りかかった。「口に含んでもいいですよ」と楓が言った。美嘉は少し涙の浮かんだ目で楓を睨むと、指を使ってそれを口に入れた。 「私は高垣楓ですから」  テーブルを掴んでいる指で、楓はとんとんと天板を裏側から叩いていた。「傷つかないんですよね、残念なことに。何が起きても」とほんとうに少し残念そうに言った。 「だから、あなた方が失敗しても、私は特に何も思わない。たとえばコンビニのコラボレーションが潰れても、私は特に怖くない。少しだけ偉い人に、少しだけ頭を下げて、ああ、だめだったのかあ、と少しだけ感慨に浸るんです。でもあなた方はきっと、違いますよね」  美嘉の口の中で、こり、と音が鳴って、 「……何が言いたいんですか?」 「自信がないの? 美嘉ちゃん」  質問に質問を返されて、しかし美嘉はもうたじろがなかった。「最高のユニットにしてやる」と自分に言い聞かせるように呟くと、「なんです?」と楓は聞き返した。 「何も、問題は、ない。って言ったんですよ」  パン、と楓は手を叩いて、「ああ、よかったあ」と、言った。 「今日はもうてっぺん超えるまでぎっちり収録ですし、困ったなあ、と思ってたんですよね。明日の店頭イベント、よろしくお願いします」と、微塵も困っていない顔で言った。 「文香さんち、いってきます」と宣言し、美嘉はトートを抱え直した。行きかけた彼女は楓に呼び止められて、投げつけられたココアシガレットの箱を片手で受け取った。 「さっきはちょっといじめちゃいましたけれど……」と楓が言葉を区切ると、美嘉は心底嫌そうな顔をして「はあ」と言った。 「ほんとうにどうしようもなくなったら、もうアイドルを続けていられないかもしれないと思ったら、そのときはちゃんと私に声をかけてくださいね。す〜ぱ〜シンデレラぱわ〜でなんとかして差し上げます」 「もう行っていいですか。時間無いので」  恒星のように微笑んで、楓は「どうぞ」と言った。美嘉がドアを開けて出ていくと。入れ替わりにスタッフがやってきて「高垣さん、出番です」と声をかけた。  立ち上がりながら、ふふ、と笑うと、「楽しみだなあ、焼きハロ♫」と楓は呟いた。  だん、だん、と荒々しいワークブーツの足音が廊下に響いていた。「いらないっつってるのに……ていうか、一本しか残ってないじゃん。アタシはゴミ箱かっつうの」と独り言を言いながら、美嘉は箱から煙草を抜いて口に咥えた。空き箱はクシャリと潰されて、バッグへと押し込められた。 「あーっ、くそ!」  叫んで、ココアシガレットを一息に口の中へと含む。ばり、ばり、ばり、という甲高い音を立て、ひどく顔をしかめた美嘉の口の中で、それは粉々に砕けていった。
「すみませーん」  美嘉は三度目の声をかけ、ドアベルをもう一度押した。鷺沢古書店の裏庭にある勝手口は苔むした石畳の先にあり、彼女はそこに至るまでに二度ほど転びかけていた。右手に持っていたドラッグストアの袋を揺らしながら側頭部をぽりぽりとかいて「……やっぱり寝込んでるのかなー」と心配そうに小さな声で呟いたとき、奥から人の気配がして、美嘉の顔はぱっと輝いた。  簡素な鍵を開けたあと、老いた猫が弱々しく鳴くときのような蝶番の音を響かせて、顔をあらわしたのは果たして鷺沢文香だった。「文香さん」と美嘉は喜びを露わにして言った。 「無事でよかったー! なんだ、元気そうじゃん」  美嘉は鷺沢のようすを上から下まで確かめた。ふわりとしたロングスカートに、肌を見せない濃紺のトップス。事務所でも何度か見たことのあるチェックのストールは、青い石のあしらわれた銀色のピンで留められていた。普段と変わらぬ格好とは裏腹に、前髪の奥の表情がいつになく固い事に気づいて、美嘉は「……文香さん?」と聞いた。 「ご迷惑をおかけして、���し訳ありません」と、文香は頭を深々と下げた。  どこか寒々しい予感に襲われ、美嘉は「あ……」と、不安の滲む声を漏らした。はっとすべてを消し去り、いつもの調子に戻して、 「今日のレッスン? もういいっていいって。連絡が無かったのはだーいぶあれだったけど、ま、志希のせいで無断欠席には慣れちゃったっていうか、慣れさせられたっていうか――」 「そうでは、なくて……」  文香は言葉に詰まった。合わない視線はゆらりと揺れて、隣家で咲き誇るケイトウの花を差していた。燃え盛る炎のように艶やかなそれを見ながら「アイドルを、やめようと思います」と彼女はゆっくりと言った。がっと両腕を掴まれて、文香は目の前で自らの内側を激しく覗き込もうとする黄金の瞳に眼差しを向けた。 「なんで!!」  美嘉が叫ぶと、文香はふら、と揺れた。陽が陰り、そこからはあらゆる光が消えた。産まれた冷気を避けるかのように、ち、ち、と小鳥が悲鳴を上げながら庭から去っていった。 「向いて、いないと、思いました」と、苦しそうに彼女は言った。 「突然で、ほんとうに、申し訳ありません……楓さんには、後ほど、きちんとお詫びをしようと――」 「嘘」 「……嘘では、ありません。自分が、古めかしい本にでもしがみついているのがふさわしい、惨めな人間――けだもの、虫の一匹だと、あらためて思い知ったのです」 「何があったの、だって」  美嘉は文香から一歩離れると、心の底から悲しそうな表情を浮かべた。 「あんなに……嬉しい、嬉しいって、新しいことを発見したって、何度も何度も言ってたのに!」 「間違いでした」 「何があったんだってアタシは聞いてるの!」 「もともと何も無かったんです!」  文香がこれまで聞いたこともないような大声を出したので、美嘉は呆然と立ちすくんだ。「すべてがまぼろしだったのです! ステージの上の、押し寄せる波のように偉大なあの輝きも!」と文香は一息に言って、興奮を抑えるようにしばらく肩で息をしながら美嘉を見つめていた。やがて、「まぼろしだったのです、あの胸の、高鳴りも……」と、悄然として言った。 「……なぜ」と美嘉は言った。その反転がなぜ起きたのか理解できないようすで、美嘉はただ文香を睨みつけて質問を繰り返した。  長い沈黙のあとに、「家に、呼び戻されました」と文香は言った。美嘉は唖然として「どういうこと」と聞いた。 「親の同意がないままアイドルをやってたから、やめろって言われたって、そういうことなの?」  文香はうなずいた。 「未成年者は保護者の同意書提出があるはずじゃん」 「あれは、東京の叔父に書いてもらいました」 「……だって、大学だってあるし、文香さんトーダイでしょ。そういうの、全部捨てて、帰ってこいって言う……そういうことなの?」 「そうです」 「そんなの、家族じゃない」  美嘉が断固とした調子で言うと、文香は口を一文字に結んだ。そのようすを見ながら「家族じゃない、おかしいよ」と美嘉は言った。 「だって、アイドルも、学校も、全部夢じゃん。自分が将来こうなりたいっていうのを、文香さん自分の全部を賭けて頑張ってたじゃん。アタシずっと見てたよ。すごいな、ほんとうにすごいなって、思ってたよ。ねえ」  文香の瞳をまっすぐに見つめて、美嘉は手を差し伸べた。 「全部捨てる必要なんてない、大丈夫だから」  青い海のようなそれに吸い込まれそうになりながら、美嘉は一瞬の煌めきをそこに見つけて、笑いかけた。文香が恐る恐るといった様子で、ゆっくりとその手を取ったとき、微笑みを浮かべた彼女の口元は「そう……分からず屋の家族なんて、捨ててしまえば――」と囁いた。「う」と小さな悲鳴を上げて、文香は手を振りほどくと、どん、と彼女の肩を両手で押し、庭土へと倒した。あっ、と倒れ込んだ美嘉は、文香を見上げ、「美嘉さんは、鷺沢の家を知らないんです!」と、文香が絶叫するのを聞いた。美嘉の眉はみるみるうちにへの字に曲がって、 「知らないよそんなの! アタシに分かるわけないじゃん!!」  ぐ、と文香の喉は、嗚咽するような音を立てて、やがて、ふううと長い息が吐かれた。 「……さようなら」と、短い別れの言葉で、ドアは閉められようとした。「待って!」と美嘉が呼びかけたときにその隙間から見えた、雨をたたえた空のようにまっしろな文香の顔色が、美嘉の目には消えゆく寸前のろうそくのようにしばらく残っていた。
 どさ、と重い音を立てて、その白い袋は金網で作られたゴミ箱へと捨てられた。美嘉はよろめく足取りですぐ横のベンチに向い、腰を下ろした。眼の前には公園に併設された区営のテニスコートがあり、中年の男女が笑いあいながら黄緑色のボールを叩いていた。  美嘉はイヤホンを耳に押し込むと、ボールの動きを目で追うのをやめてうつむいた。両手を祈りの形に組み、親指のつけ根を皺の寄った眉間に押し当てた。受難曲の調べが柔らかく彼女の鼓膜を触り終わったあと、シャッフルされた再生が奇跡のようにあの四回の簡素なリズムを呼び出して、今朝何度もひとりで練習したあの曲が鳴り始めた。美嘉は口をとがらせ、ふ、と微かに息を吐きながら顔を上げた。そしてテニスコートの男女が消え、自分の周りにひとりも人がいなくなったことを見つけた。  空はまっ青に晴れ、柔らかな光が木々の間から美嘉に差していた。そのやさしさをぼうっと受け止めながら、美嘉は立ち上がってゴミ箱から先ほど投げ捨てた袋を拾った。冷えピタやいくつかの薬、体温計を自分のバッグに移し、二つのフルーツゼリーをこと、こと、と静かにベンチの横に置いた。  曲はサビに差し掛かり、いつの間にか美嘉は鼻歌でそれを小さく歌っていた。てんてんと指で指してみかんとぶどうからぶどうを選びとると、蓋を開けてプラスチックのスプーンを突き立てた。  口に入るかどうかわからないくらいの大きさでそれをすくい上げて、飢えた肉食動物のような激しさでがぶりと食いついた。  歌い始めたときにはもうこぼれていた大粒の涙が、収め切れなかったゼリーの汁と一緒におとがいへと伝って、ぽとぽとと太ももに落ちた。  泣くときに必ず漏れるはずの音を、美嘉は少しも立てなかった。涙を拭いすらしなかった。たまに「あぐ」という、ゼリーを口に入れるときに限界まで開いた顎の出す音だけが、緑の葉が擦れるそれと共にそっとあたりに響いていた。食べ終わると同時に曲が終わり、美嘉はイヤホンを引き抜いた。ほうっと息を吐いて、ぐすっと鼻を啜った。涙のあとが消えるまで頬のあたりをハンカチでごしごし擦り、そのまま太ももを拭くと、鏡を出して顔を軽く確認した。  そして、は、と後ろを向く。  ベンチの背越しに伸ばされた腕がゼリーを取って、「これ食べていいやつー?」と聞きながら蓋を開け、返事を待たずにスプーンですくい取った。 「志希」と、呆然と美嘉は言った。 「ん?」と、ゼリーを口いっぱいに頬張りながら志希は言った。
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shintani22 · 3 years ago
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2022年4月28日
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漫画「ゴールデンカムイ」連載終了 世界にアイヌ文化広めた8年(毎日新聞)
単行本29巻で累計発行部数1900万部を突破した野田サトルさん原作の人気漫画「ゴールデンカムイ」(集英社)が、28日発売の週刊ヤングジャンプ22・23合併号で約8年間にわたる連載に終止符を打つ。魅力的なキャラクターによる冒険活劇が先住民アイヌへの関心を高めた功績は、各方面で評価されている。
高い画力 スリルとアクション
連載は2014年8月に始まり、明治末期の北海道や樺太(サハリン)が舞台。日露戦争の帰還兵である「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女「アシㇼパ」が、敵対勢力と戦いながら金塊を探し求めるストーリーだ。書店員など漫画ファンの投票で決まる16年の「マンガ大賞2016」で1位に輝いて一層人気が高まり、アニメ化にとどまらず、実写映画化も発表された。
高い画力で描かれた個性的な登場人物が織りなす、息もつかせぬスリルとアクション。躍動感ある展開はファンを増やし、アイヌが主題ではないにもかかわらず、コメディー要素を織り交ぜながらアイヌの風習やグルメ、言葉などを随所にちりばめたことで、振興が課題となっているアイヌ文化への関心を飛躍的に高めた。作品に登場する土地などを巡るスタンプラリーが実施されたこともあり、アイヌや作品ゆかりの地を巡る「聖地巡礼」が読者の間で広まった。
ふらり訪れた男性、「野田サトル」のサイン
アイヌ文化を受け継ぎ、文化施設などが点在する北海道平取町二風谷(にぶたに)も聖地の一つ。伝統的な技法や文様を取り入れて斬新な作品を生む木彫家、貝澤徹さん(63)の「北の工房つとむ」にも全国からファンが訪れる。貝澤さんは「漫画の影響で若い人や家族連れのお客さんが多くなった。ゴールデンカムイに携われてうれしかった」と話し、作品との縁に思い出を巡らせた。
15年6月、野球帽にリュックを背負った男性が、タクシーでふらりと工房を訪れた。聞くとアイヌが登場する漫画を描いていると言い、彼らの暮らしに欠かせない細かな文様の入った木彫のマキリ(小刀)を「作ってください」と依頼された。「サインを送ってくれたらね」と気さくに返すと、注文書に「野田サトル」のサインを書いて、立ち去った。
後日、改めてサインを添えたイラストがすぐに届いた。貝澤さんがお返しに彫ったマキリは、ゴールデンカムイの登場人物の所持品として作中で描かれ、単行本の表紙にもなった。野田さんからは礼状が届き、その後は「同じ物を」と注文するファンが続いた。反響は大きかった。
アシㇼパ、ロンドンに立つ
アイヌ文化の発信で、貝澤さんには忘れられない光景がある。英国・ロンドンの大英博物館で「マンガ展」が19年に開かれ、貝澤さんも野田さんに誘われて現地を訪れた。荘厳な建物の正面に、展覧会の象徴に選ばれた巨大なアシㇼパのイラストが飾られていた。マキリを腰に下げ、装束をまとうアシㇼパの姿を見て、「このマンガがアイヌ文化を世界中に広めることになった」と心が震えた。
大英博物館には貝澤さんの木彫も収蔵されており、二重の喜びだった。「野田さんは『命を削って描いている』と言っていた。僕は木を削るが命は削っていない。漫画の世界や力は本当にすごいと感じた」。サイン色紙やグッズが並んだ工房で、目を細めた。
専門家「正確な描写、魅力的なキャラクター」
アイヌ文化に詳しく、ゴールデンカムイの監修を担当した千葉大名誉教授の中川裕さん(66)もこれまでになかった波及効果に目を見張る。アイヌに対する差別や偏見の歴史を背景に「映画もテレビも漫画も、批判を浴びる可能性などからアイヌを真っ向から扱うのを危ぶむ傾向があった」と指摘しつつ、連載を契機にアイヌ書籍の出版や特集番組の放送などが相次いだ点に触れ「エンターテインメントでアイヌの存在を意識したことがない人たちに興味を抱かせ、身近なものに引き寄せた」と評価する。
中川さんは連載開始直前の14年6月に野田さんから監修を依頼された。第1話の原稿を読み、「アシㇼパの絵を見たらアイヌの描写が正確だった。こんなに魅力的なキャラクターが登場するのは喜ばしいし面白そうだから、ぜひ一役買いたい」と快諾。言葉や生活様式などに助言し、登場人物の名前のアイデアも出した。中川さんは「ものすごい量の情報を選別して作品に仕上げていた。それを8年間、週刊連載で続けたのは大変だったと思う。普通の人はできない」と、野田さんや編集者をたたえた。
大学での授業や講演会などで、作品の人気とともにアイヌへの関心が高まる様子を肌で感じた中川さん。アイヌの文化振興や権利保護に向け「関心を持った人をこれからどう引っ張っていくか。アイヌに関わる全員が考える必要がある。私自身も情報を発信し続けたい」と話した。【谷口拓未】
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インド警察、いけにえの少女救出 「秘宝」ほしさに父親ら計画(AFPBB)
【4月28日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州で、娘(18)をいけにえとして生き埋めにすれば秘宝が見つかると信じて実行しようとした男が逮捕された。警察が27日、明らかにした。
同州ヤバトマール(Yavatmal)地区警察のディリップ・ブジュバル・パティル(Dilip Bhujbal Patil)署長によると、警察はこの少女の友人から通報を受け、男がヒンズー教の僧侶1人を含む共犯者8人と儀式を行っている現場に急行。すんでのところで少女を救出し、9人を現行犯逮捕した。
パティル氏によると、少女は儀式が始まる1時間���に男が計画について話しているのを耳にし、殺害される恐れがあると友人に伝えた。男は儀式の前日、少女を生き埋めにするための穴を自宅の庭に掘っていた。
9人には殺人未遂の容疑が掛けられている。男はさらに、別の娘に対する性的暴行の疑いでも捜査対象となっている。
インドにおける人間のいけにえに関する公式統計はないが、同様の儀式で毎年多数の子どもが殺害されている。
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【本日 (4/28)の広島県内の感染状況】(広島県)
GW来客大幅増に期待と懸念 厳島神社の宮島で予約満室「今年こそ」(朝日新聞)
最長10連休のゴールデンウィーク(GW)が29日から始まる。行動制限がかからないGWは3年ぶりだ。広島でも多くの旅行・帰省客が見込まれ、観光関係者の期待は膨らむが、連休明けの感染再拡大のリスクも懸念されている。
「大型連休は、楽しんでお過ごしください」
26日夜。広島県の湯崎英彦知事は記者会見でこう書かれたフリップを掲げた。「『県外に出ないで下さい』とか『県外から来ないで下さい』と言う必要はいまはない」との認識を示した。
実際に県外往来は大幅に増えそうだ。コロナ禍前の水準には回復していないが、GW期間中の山陽新幹線の指定席予約数(25日現在)は前年同期比で328%。広島空港発着の羽田便の予約数(22日時点)も全日空が同138%、日本航空が同239%に達した。
広島市中心部で5月3~5日に開かれる「ひろしまフラワーフェスティバル」は3年ぶりに観客を入れたステージイベントを実施。平和記念資料館もイベント期間中、閉館時間を午後8時まで2時間延長する。
県外客の多い観光地・宮島も盛況だ。旅館「錦水館」とホテル「宮島別荘」を営む会社によると、一昨年は緊急事態宣言で休館、昨年は約85%の客室稼働率だったが、今年は29日~5月4日、予約で満室という。総支配人の志熊聡さん(59)は「今年こそ頑張ろうという思いだ。夏から秋にもお客に来てもらう糸口ができれば」と意気込む。
世界遺産・厳島神社の参道で、もみじまんじゅうなどを販売する「菓子処きむら」の店主木村力さん(76)も「これまで売り上げが(コロナ禍前の)5割を切る月も多かったが、花見の時期から人は増えてきた。GWもそのままの勢いで行ってほしい」と言う。
しかし、往来の増加が「第7波」につながるとの懸念もある。昨年はGW後に新規感染者数が急増し、5月16日から県内に緊急事態宣言が発令された。今年に入り、感染力が強いとされる「BA.2」への置き換わりも進んでいる。
県は観光の割引キャンペーン「やっぱ広島じゃ割」の期限を4月下旬から5月末まで延長すると決めたが、29日~5月8日はGW期間中の感染拡大を抑えるという国の方針に従って対象外とした。ワクチン接種やPCR検査の会場は大型連休中も開設する方針だ。湯崎知事は「大型連休後に少し感染が増えてしまうことはやむを得ない。大きな波にして医療逼迫を起こさないためにしっかりと感染対策をお願いしたい」と話した。
北海道・知床半島沖で観光船が行方不明になった事故を受け、中国運輸局などは27日、広島県内の旅客船の緊急点検を行った。瀬戸内海の多島美で知られる広島では船による観光が人気で、運航会社が多数ある。
この日は担当官5人が宮島を周遊する小型旅客船「もみじ」(定員72人)で救命胴衣や運航前の点検記録、非常時の連絡手順などに問題がないことを見て回った。運航会社長の沖本広重さん(43)は「他人ごとじゃない。身が引き締まる思い」と語った。
海保の拠点から距離のある知床では、救助ヘリの到着に時間を要した。第6管区海上保安本部(広島市)によると、瀬戸内海では広島航空基地からヘリで潜水士を派遣し、福岡県の北九州航空基地などからも機動救難士を出動させる段取りだ。天候や機材状況で変動するが、救助ヘリが「おおむね1時間以内」(担当者)に到着できる態勢を取っているという。(松尾葉奈、大久保貴裕)
東京都 新型コロナ 新たに5394人感染確認 先週より1300人余減(NHKニュース)
健保組合7割赤字 全体赤字額2770億円 来年度以降急激な悪化か(NHKニュース)
大企業の従業員らが加入する健康保険組合の今年度の収支は、前の年度から2000億円余り改善するものの、全体で3000億円近くの赤字となる見通しです。健保連は、来年度以降は、高齢者の医療費を賄うための拠出金の増加に伴い、急激な財政悪化が予想されるとしています。
全国およそ1400の健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会は、各組合の今年度予算を集計し、その結果を公表しました。
それによりますと、全体のおよそ7割に当たる963の組合が赤字となる見通しで、組合全体の収支は2770億円の赤字となると推計しています。
昨年度予算と比べると、2259億円収支が改善する見込みで、健保連は、新型コロナの感染拡大による受診控えの影響で、高齢者の医療費を賄うための拠出金が2080億円減ったためなどと説明しています。
一方、来年度以降は、高齢化が一層進展することに加え、受診控えの反動で拠出金が再び増加する可能性もあり、急激な財政悪化が予想されるとしています。
健保連の佐野雅宏副会長は記者会見で「まさに一時的かつ極めて異例な拠出金の減少だ。いったん減った拠出金のリバウンドを含めてどうなっていくか、新型コロナの感染状況なども合わせて見ていく必要がある」と述べました。
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オミクロン株の新たな変異ウイルス、国内初確認 海外未報告(毎日新聞)
仙台市は28日、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の新たな変異ウイルスを確認したと発表した。第6波の主流の「BA・1」とその派生型「BA・2」で遺伝子情報の組み換えが起こっており、国内で初めて見つかった。4月11日に空港検疫で見つかった両者の組み換えの「XE」とは異なるという。
市によると、感染者は3月下旬に発熱で受診し、既に療養を終えた。年齢や性別は明らかにしていない。海外への渡航歴はなかった。市や国立感染症研究所(感染研)でのゲノム(��伝情報)解析で、新たな組み換えウイルスと判明した。市は同時期の陽性者についてもゲノム解析したが、同様の事例は検出されなかった。市は今回見つかった組み換えウイルスについて「市中感染を疑わせるものはない」としている。
組み換えは、遺伝子配列が異なるウイルスが人の体に同時に感染して起こる。世界ではBA・1とBA・2や、アルファ株とデルタ株などによる組み換えが複数報告されている。XEは感染者が増えるスピードが約1割早いとの報告が英国である。
国立感染症研究所によると、今回見つかったのは、XEなどで確認されている組み換え場所とは異なり、感染の足がかりとなるスパイクたんぱく質で組み換えが起こっている。国際的な研究者のネットワークではまだ報告されておらず、感染力や病原性への影響も不明だという。
現在、日本ではBA・1からBA・2への置き換わりが進んでいる。感染研の斎藤智也・感染症危機管理研究センター長は「異なる系統のウイルスが同時に流行している時には組み換えが起きやすい。国内で組み換えが起きても全く不思議ではないが、国内で起きたか海外から持ち込まれたかは判断がつかない」と指摘した。【金秀蓮、小川祐希】
オミクロン株の新たな派生型、ワクチンすり抜ける公算大-南ア研究者(ブルームバーグ 4月29日)
新型コロナウイルスのオミクロン変異株で、南アフリカの科学者が今月発見した新たな派生型はワクチンや以前の感染で獲得した免疫をすり抜ける能力を持っている可能性が高い。この派生型に関するリポートを発表した遺伝子配列解析チームのトップが語った。
南アのクワズールー・ナタール大学とステレンボッシュ大学の複数の研究所から成るチームのトップを務めるトゥーリオ・デオリベイラ教授は、新たな派生型「BA.4」と「BA.5」は、先に見つかった「BA.2」よりも感染力が強い様子だと説明。「BA.2」も従来のオミクロン株に比べ強い感染力を持つ。
南ア市民のほぼ全員が、ワクチンを接種済みか過去に感染歴がある。それにもかかわらず感染者数が現在増えているのは、これらの派生型が単により強い感染力を持つだけでなく、免疫を突破する能力があるためだと考えられると、デオリベイラ氏は指摘した。
デオリベイラ氏は「この派生型には免疫のすり抜けを可能にする変異」があるとの考えを表明。「この派生型は再感染を引き起こす恐れがあり、一部のワクチンを突破する能力を持つとみている。人口の90%以上が一定の免疫保護を得ていると考えられる南アで、感染が広がるのはそれ以外に説明が付かない」と述べた。
同氏はまたツイッターでの投稿で、現在の南アの新規感染ではこの派生型が約7割を占めると明らかにし、「『BA.4』と『BA.5』で感染件数は増えているが、入院者数と死者数の大規模な発生にはつながっていない。それがこの派生型に関するわれわれの中心シナリオだ」と見方を示した。
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abraxas174 · 3 years ago
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『無月の譜』松浦寿輝
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吹けば飛ぶような、将棋の駒に命を懸けた二人の若者の短すぎた青春を悼む鎮魂曲。一人は棋士を、もう一人は将棋の駒を作る駒師を目指していた。行く道も、時代も異なる二人をつなぐのが将棋の駒だ。鎮魂曲に喩えたが、哀切極まりない曲調ではない。主人公の人柄の良さもあり、人が人を呼び、人と人とのつながりが輪となって大きなうねりを描いてゆく。読後、しみじみよかったなあ、と思わせてくれる、近頃珍しいとても後味のいい小説である。
棋士がタイトル戦に用いるような駒ともなると、なかなか吹けば飛ぶようなものではない。駒の木地となる黄楊は、伊豆の御蔵島産の「島黄楊」と鹿児島産の「薩摩黄楊」が人気を二分する。木の採り方によって虎斑が入ったり、柾目になったりするが、根に近い部分の木地に出る柄は「虎杢」と呼ばれ、とりわけ珍重される。これに印刀で字を彫り、漆を塗る。その彫りと漆の塗り方にも「彫り駒」「彫り埋め駒」「盛り上げ駒」と三種あり「盛り上げ駒」をもって最上とする。
こう書くと、いかにも将棋の駒に詳しいみたいだが、全部この本で知ったことだ。この小説の主題は将棋で、その由来についてもちゃんと書かれている。中でも「駒」に彫られた「書体」が眼目だ。四大書体と呼ばれる「錦旗」「菱湖」「水無瀬」「源兵衛清安」をはじめ様々な書体がある。表題にある「無月(むげつ)」もまた、ある書体の銘である。ところが、それがどんなものかを知ることはできない。見たことのある者の目には、何か霊力でもあるかのように光を放っていたというのだが。
幻の駒の謎を追う探索行を描いた一種のミステリと言えるかもしれない。探偵役を務めるのは、小磯竜介という、もうすぐ五十歳になろうかという中堅会社員。今は将棋に何の関心も示さないが、かつては奨励会で三段まで行ったこともある。残念ながら「満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる」という年齢制限にひっかかり、プロ棋士への夢を断たれた過去を持つ。
奨励会の年齢制限で挫折し、実人生に戻り損ねた男の話はよく聞く。竜介はウェブ・デザイン関係の会社への就職がすぐに決まり、会社の人間関係がよかったのも幸いし、順調に社会生活に順応していった。しかし、内向的な性格の竜介が珍しく積極的に攻めに出たことがある。奨励会を退会するにあたって師匠に挨拶に行ったとき、「惜しかったな」という言葉と共に餞別としてもらった一組の将棋の駒がすべての発端だった。
就職前の気分転換に信州上田に帰郷した竜介は、応援してくれていた長塚と将棋を指した。そのときに持参した、師匠にもらった駒を誉められ、駒に関する蘊蓄を聞きながら、長塚所有の駒の数々を手にとって眺める機会を得た。それが、勝敗にしか興味がなく、将棋の駒について無関心だった竜介が、駒に魅かれるようになったきっかけだ。長塚は言った。「竜ちゃんは駒が好きなはずだよ。そういう血を引いているんだから」と。
実は、竜介には駒師をしていた大叔父がいた。祖父の弟で他家に養子に行った関岳史だ。終戦の年に��地で戦死しており、竜介が知らなくて当然だ。当時三歳だった父も詳しいことは覚えていない。俄然興味がわいた竜介は、大叔父について調べ始める。伝手を頼り、彼の昔を知る友人、知人を訪ね歩いては、大叔父がどんな人間だったか、彼が彫った駒について何か手がかりがないかを聞いて回る、つまりは探索行である。
人柄がものを言うのか、手がかりの糸が途切れそうになると、どこからともなく次の人が現れては、大叔父の過去を語る。老人の昔話を聞き取るうち、戦時中の人々が嘗めた苦労が尋常ではなかったことが分かってくる。過去は過去としてその後の人生を坦々と生きてきた人もいれば、過去の桎梏から逃れられず、世を拗ねた偏屈な老人になってしまった人物もいる。しかし、そんな偏屈な老人も竜介と将棋を指すうちに、過去の屈託から逃れ、元来の人の好さを取り戻してゆく。
真面目で成績がよく、書も堪能だった岳史は、一人で文学書を読むのが好きな質で友だちは少なかった。ふとした過ちがもとで退学となり、追われるように上田を出た岳史は工場に勤めたが肺を病んだ。その結果、徴兵検査は丙種合格となる。その後、東京に出て駒師の修業を積み、ようやくこれからというところで召集される。そのまま、応召先のシンガポールで戦死し、二度と国に帰ることはなかった。竜介は、そんな大叔父が可哀そうでならない。
しかし、唯一の友人だった同級生が語るのは、いつか今までにない書体で駒を彫る。その書体の銘は「無月」、自分の銘は「玄火」だと決めていたという関の自信に満ちた言葉だ。また、駒師時代の兄弟子だった老人は、「玄火」は既に「無月」の銘を持つ書体の駒を完成していたと語る。素晴らしい出来映えだったが、出征前夜、関がそれまで作った駒を燃やすのを彼は目にする。無事帰国すればまた精進することができる。それがかなわなければ、習作は余人に見られたくないという自信の現れだった。
その後「無月」の駒がシンガポールに残されているかもしれないという話を聞き、竜介は海を渡る。不思議な縁で「無月」の駒は人から人へとめぐりめぐって、様々な人々と竜介との出会いを仲介する。将棋から目を逸らしていた時期、竜介の心の内奥には挫折感から来る鬱屈が残っていた。それが「無月」の駒を探す旅で人と出会い、出征兵士の気持ちに触れたり、かつての敵国人同士、英語で話し合ったりするうちに、いつの間にか、心の中にあったしこりがほぐれていった。竜介は師匠の思い出の残る駒を盤上に並べながら、来し方を振り返り、行末を思う。
「無月」というのは「曇ったり、雨が降ったりしていて月が見えないこと」をいう。特に中秋の名月に使われる。そこにあって当然と考えられるものが無いことからくる、ちょっとひねった感じが俳味となり、秋の季語になっている。主人公は、見えない月を追いかけた。それは将棋の駒であり、竜介の奨励会時代であり、岳史の短い人生でもある。一度はその目でたしかに目にしたが、今はもう見ることはない。しかし、そこにあることは知っている。見えてはいないが、それはそこにある。自分はそれを知っている。それでいいではないか。「無月」、なかなか含蓄のある言葉だ。
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