ジャズピアニストの篠田淳です。 洗足学園音楽大学を卒業後に渡米、ニューヨークのThe New School for Jazz and Contemporary Musicにて学び、またこれを卒業。5年間のニューヨークでの生活を終えて2016年に帰国。 演奏、レ���スン依頼も受け付けていますので、その際は「ご質問」の欄からお名前とメールアドレスを添えてご連絡ください。 Atsushi Shinoda, a jazz piano player based in Tokyo. Studied jazz piano performance at The New School for Jazz and Contemporary Music in New York City. Playing live performances around Tokyo area, and teaching jazz piano, basic piano skills, music theory and language (Japanese/English). If you are interested in having me for live performance or piano lesson (of course in English), please inbox me with you name and email address from "CONTACT".
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「ジャズピアノ講座」#7
Drop2 Voicing 実用編
前回紹介しましたDrop2 Voicingを実際に��ってみよう!という内容です。動画はこちらから↓
https://youtu.be/kmpU1OAz1kI
ピアニストのBarry Harris氏による解説で有名なMajor6とDiminished 7thを使ったボイシングです。このコンセプトそのものはDrop2の形である必要は必ずしもないのですが、多くのピアニストがDrop2の形で使っているのと、ソロピアノを弾く際にとても使い勝手が良いという理由で紹介してみました!
動画の冒頭でMy Romanceの最初の方をソロピアノの形式で弾いていますが、スケール上に上がったり下がったりしているメロディに対して非常に上手く働きます。My Romanceのメロディの多くの部分がそんな感じですよね。そうでない部分でも、Drop2の形はかなり多く使っています。
コンセプトは単純ですが、使い方は工夫次第でどんどん広がっていきます!知識のままではただの置物と一緒ですので、試して工夫して自分の道具として扱えるようになれば、自由な表現の幅を増やすと共に彩りを加えていくことが出来ます❗️
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7月1回目のリーダーライブは7月19日に四谷三丁目のUnten45にて❗️ ボーカリストの伊澄純とはニューヨークで違う学校に通っていましたがまだ2人とも学生だったときに知り合って、つい最近彼女帰国したとの事で今回企画しました💡 ボーカリストらしからぬ厳ついセットリストで今からどうなるのか楽しみです! My leader gig on July! I'll be playing with the stunning vocalist Jun Izumi as co-leader. I met her while we both were students in New York, I think it was at some concert. She is a person who is passionate about what she's doing, not afraid of challenging new things, and honest for herself and friends. It's been 2 years since we saw each other last time. I'm excited to show her how much I've grown as a musician!
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「ジャズピアノ講座」#6
Drop2 Voicing 基本編
今回の動画はボイシングの話です。ボイシングっていうのは和音の音の積み上げ方の事ですね。動画はこちらから↓
https://youtu.be/xq8_iS6nrL4
Drop2ボイシングは基本的に4声の和音を元に使われる事が多いです。僕の場合は、右手で3声、左手の親指或いは人差し指で1声弾くという風にやっています。こうやってコードは弾く利点としては、特にソロピアノを弾く時に左手の余った指でベースもカバーしながらハーモニーもメロディも弾けるので大活躍します。この話は次回以降に動画でも話していこうと思っていますのでしばしお待ちを❗️
それから音数の少なさもポイントかと思います。ベースを含めれば5声になりますが、4声のDrop2は伴奏としては厚みのあまり音になります。なのでコンピングをずっとこのボイシングでする事は僕も無いのですが、少ない音数があるからこそ、厚みのあるボイシングもより効果的に聞こえます◎また動画内で話しましたが、Voice leadingをやりやすいので、よりコンピングを単独で聞いても音楽として成立した美しいものにする助けになる筈です!
普段使うボイシングを増やしたいと思いつつ、まだDrop2を試していない方‼️かなり多くの可能性を内包したボイシングですので是非トライしてみてはいかがでしょうか◎
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「ジャズピアノ講座」#5
Bass Lineその4
さて、今回で一応ベースラインの話は区切りかなと思っています。続けて動画を見ていくと進むのが早いと思うので、1つの内容をじっくりやってから進む前提で僕も話をしています!ので焦らずにトライしてみてください。動画はこちら↓
https://youtu.be/UmYCLsq1YrE
さて、今回僕が弾いているベースラインは必ずしも一拍目にルートは弾いていません。ですが、ちゃんとFly me to the moonの進行は聞こえているかと思います。これが出来る事は本当に重要で、皆さんに進行が聞こえていたという事は共演者の人にも伝わっている筈なのでコミュニケーションが成立します。アドリブは自由で良い筈なのに何でこんな練習をしているかというとコミュニケーションを取れるようになる為ですね。自分ではっきりと何をしているのか分からなければ、当然、他の人はなんのこっちゃか分かりません。
そして重ね重ね言う様ですが、ジャズはグループワークです。セッション等で他の人と演奏しているときには、必ず、一緒に演奏している人達の音を聞いて自分の事は後回しにしましょう。練習と本番では姿勢は逆にして欲しいです。練習では沢山考えて自分の音を聞いて、本番では他の人を聞いて演奏そのものを楽しみましょう❗️誰かと演奏する時間はとても貴重です。それを自分の事だけ考えて演奏していたらとっても勿体ないですからね。
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「ジャズピアノ講座」#4
Bass Line その3
今回の内容はベースラインを四分音符で弾くアドリブであるという考えのもと、コード感を出すアドリブの基礎を作る練習として使おうという内容です。動画はこちらから↓
https://youtu.be/4JyMQkbWfHc
さて、動画ではコードの三度の音をラインの行き先として今まで勉強したベースラインを作る手法で弾いてみるというものでした。動画内でも言いましたが、当然、他のコードトーン、さらにはエクステンションまで練習出来る訳です。それを考えると、「やる事多すぎで先長すぎ。つら。」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、少し待ってください。
例えば、Am7 Dm7という進行でC E G Gb→Fと三度の音からラインを作ったとします。でも、このラインそのものはC7 F7等のブルースで絶対使う他の進行の基本的なベースラインだったりします。つまり何が言いたいのかというと、しっかりとベースラインを作れるようになっていれば同じ動きがかなり多くの他のケースで使える訳です。Dm7 G7の上で弾いたら七度から七度の移動です。
なので、もしベースラインはすぐに弾けるようになったけど三度の音でやるのが難しいのであれば、原因は単純に三度の音がどこなのか良く分かっていないという事です。考えたら分かるでは演奏の場で間に合わないので、考えなくても分かる、もっと正確に言うと頭の中で聴こえている必要があるという事ですね。そんな時はいきなりラインを弾こうとせずに、例えば毎回三度の音だけ弾く練習をすれば上達するはずです。
この練習に限らずに、何かつまづいている事があるときにはそれが何が原因であるのか���分なりに分析して、それがどんなに基礎的な事であっても現段階で超えられるハードルまで下げてから練習する事が、少なくとも要領の悪い練習も沢山してきた僕の経験からの今の答えです。言葉にすると当たり前なのですが、それをコツコツやる事ってけっこう大変です。でも音楽は達人であっても一生をかけてやるものですし、そもそも上達があるからまた次に進もうと思えるので焦らず、人と必要以上に比べず、自分のペースで続けていきましょう。
最後は説教くさい内容になっていましたが、僕自身にも改めて言い聞かせてる部分も多いのでご容赦くださいm(__)m
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「ジャズピアノ講座」#3
Bass Lineその2
前回からの続きです!今回はその1で紹介した3種類のベースラインの作り方の練習法を紹介しています。動画はこちら↓
https://youtu.be/RElybPM1J3M
さて、捕捉説明です。
まずスケールでベースラインを作るときの注意点ですが、キーの違いによって同じコード進行でも自然に聞こえる音使いは変わってきます。例えばキーがCのときのDm7 G7という進行では、D E F F#→Gと着���すると上手くいっていましたが、キーがBbのときのDm7 G7という進行ではD Eb F F#→Gと弾いた方が自然に聞こえるはずです。これはキーがCだと実音Eの音がスケールの中の音なのに対してキーがBbだとEbの音がスケール内の音だからです。なのでDm7 G7が来たらこれでOK!という風には考えずにいろんな違うキーの曲で練習してみてください💡
それからアプローチノートについての説明をもう少し詳しくします。
アプローチノートというのは、ターゲットノート(着地先)から下、上、あるいは両方面から向かっていく音の事で、こうして使う事で旋律の向かう方向を強調する効果があります。この時仮にアプローチノートがキーから外れた音であっても正しく聞こえていたはずです。(Dm7にF#という音は含まれていないのにも関わらずG7にいく前に使うと良い感じに聞こえたと思います)。
今回は一小節に音が4つだったのでルートの音+アプローチノート3つという使い方をしましたが、必ずしも3つである必要はありません。ベースラインという話からは外れてしまいますが、よくあるアプローチノートの音使いをいくつか書いてみます。文字で書いていくと長く読みにくいので、スケールの上のアプローチノートをSA(Scale Above)、スケール下をSB(Scale Below)、半音上がCA(Chromatic Above)、半音下をCB(Chromatic Below)と表記します。
アプローチノート仕様例
SA→Target Note(以後TN)
CB→TN
SA→CB→TN
CB→SA→TN
SA→CA→CB→TN
CB→SA→CA→TN
SA→CA→SB→CB→TN
SB→CB→SA→CB→TN
なんだか化学式みたいですね😖実際に音で弾いてみると、ああ聞いたことあるわってなると思います。これはあくまで僕個人が使っているものなのでいろいろ組み合わせも試してみたり、自分の好きなアプローチノートの使い方を探してみましょう!1つずつこなしていけば音を増やすのもそんなに辛くないので少ない音数から練習するのがおススメです❗️
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「ジャズピアノ 講座」#2
Bass Lineその1
さて、レッスン動画の第2回目はベースラインについてです。動画冒頭でも話してましたが、本当はベースラインを練習する事によるメリットを話していくつもりだったのですが一度の尺として長くなり過ぎるのが嫌だったので今回はベースラインの基本的な作り方を話しています。その動画はこちらから↓
https://youtu.be/QYGfmJHKKgc
さて、動画内では主に3種類の作り方を紹介していますが(スケール、アルペジオ、アプローチノート)、これが唯一解ではないのと、音楽に正解、不正解はないので耳で判断するというのは今回に限らず前提条件だというこを覚えていて下さい❗️因みに僕が実際に演奏しているときは、これらの組み合わせであったりその場限りの思いつきも弾いたりしています。ベーシストがよく使う同じ音を2回続けて���くのは個人的に僕がピアノ で弾きやすいと思っていないのであまり使っていませんが、これも当然ありです◎
次回は実際に曲でベースラインを作ってみて、僕なりの練習の仕方をお見せしようかと思っています。その後でようやく最初に話し��どうしてベースラインがピアニストにとって役に立つのかという話をしていこうかと考えていますので、是非、合わせてご覧になって頂ければなと思います✏️
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「ジャズピアノ講座」#1
Anticipation
さて、初めてレッスン動画をYoutubeに投稿してみました。内容はスウィングのリズムにおけるAnticipationについてです❗️動画はこちらから↓
https://youtu.be/wTldVlni8vI
Anticipation(アンティシペイション)というのは、英語で予期するとか期待するとかそういった意味で、音符やコードを譜面に書いてあるタイミングより早く弾く事です。例えばよくあるのだと、1泊目の頭にある音をその半拍前、つまり前の小節の4拍目の裏から弾くというものです。
これにどういった効果があるかというと、本来ある音符の位置より早いタイミングで弾かれる音がある事で、スウィングのリズム特有の前に進む感じが出ます。また八分音符によって裏拍が多く強調される事でシンコペーションが生まれてリズムが複雑になり洗練された雰囲気も生まれます。
ちなみにですが、ラテン系の音楽になると半拍ではなく一拍早いベースラインがよく聞かれます。スウィングでもベースはあまり無いですが、メロディーなら一拍早いという事はあり得ます。
このAnticipationというのは本当に大事で、よくなんでだかジャズっぽくならないという話をよく聞いたり、レッスンでも音は合ってるのにいい感じに聞こえないという殆どの原因がリズムで、特にAnticipationが全く入っていないということがあります。曲やコードをよく覚えていない為にそのタイミングで弾けないというのも見かけるのでそこは練習してしっかり基本を身につけましょう。
ピアニストでこのAnticipationをふんだんに盛り込んだコンピングをするのは何と言ってもRed Garlandです。Miles Davisのバンドにいた事でも有名な彼ですが、彼のコンピングがどのようにバンドに貢献しているのか改めて聞いてみてください!
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先日のライブでの写真◎
フロント楽器とのデュオはピアニストからすると1人でのバッキングにソロでは完全に1人になるという分かりやすく難しい編成です😐ですが普段如何にベースとドラムの2人にダメなところをマスクして貰っているかとはっきりします。本当は出来てないのだけど出来てる気になってしまうというか。。。
もちろん反省だけでなく自分の成長も感じられたので、次回は反省だった部分が成長を感じられる喜びに変えられるように頑張ろうという感じです❗️
そして聞きに来て下さった方々にはいつも本当に感謝です!聞いてくれる人がいなかったら音楽は成り立ちませんからね◎
A picture from my gig few days ago with my buddy Yoshihiro Uno on trumpet.
I met him after I came back to Japan, fall 2016. We were studying at same college at New York in same period of time but we somehow had never seem each other, although there were not too many jazz students.
He is a unique friend to me. I usually hang out with non mysician friends, it doesn't mean I don't like them but it's a just difference between friends and coworkers, I think you know that well. But he is, probably only one for now, a man who I play with and hang and talk a lot and call eachothe anytime we need. I'm so lucky to have known him, seriously.
So we just had a fun gig, piano and trumpet duo. Our musical tastes are not very close, yet we should have sounded as an unit, because we know we are different and we respect that simple fact. Music teaches us a lot.
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One finger snap by Herbie Hancock. 6/16土曜日の池袋Independenceでのライブでやろうかと練習してます。お時間ありましたら是非!8時からです◎ #music #jazz #piano #herbiehancock #practice #solo
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覚えようと練習してるYou’re my everything. 昔ハイペースで曲を覚えていたのが嘘みたい。。。 You’re My Everything by Harry Warren. Trying to search my voicing and memorize the basic framework of this song. #jazz #piano #practice #solo #americansongbook
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友達からリクエスト貰って最近のディズニーの映画からRemember Meという曲。トレーラーだけで泣けるのが分かる。 I got a request from a good friend of mine, “Remember Me” from a recent Disney film. I haven’t seen it but the movie looks pretty good. #piano #disney #rememberme
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*English below* 自分のブログを作ったものの殆ど何もせずにずっと放置していたの���ようやく再開しました‼️ずっと自分はマメな性格だと思っていましたが、整理整頓と掃除は得意なだけで他の事についてはそうでも無かったみたいです💦 さて、来週の土曜日は大学が同じThe New Schoolで在学してる時期も被っていたはずなのに全く遭遇せず、自分がニューヨークから帰国した後に知り合ったトランペッター、宇野嘉紘(うのよしひろ)とのデュオライブです💡定期的に演奏している組み合わせです。是非ご期待ください❗️ I finally started writing my blog that I have been trying to do since the end of last year..... I’m so lazy. Anyway, this blog is about music, probably will be jazz the most because I’m a jazz piano player, but I don’t only stick with my job. I have many that I’m interested in besides music. I love reading books a lot, currently I finished all “Moomin” series by Tove Jansson. It was not only fun, but it really makes me think about how I want to live. Classics have a reason why people today are still reading. And the picture is a flyer about my gig being held on 6/16 Saturday, at a venue called “Independence” at Ikebukuro Tokyo. We hit 8pm for 2 sets, 2700 yen for music charge. Cool vibes, good drinks, not talkative but warm owner of the place. Come hang with us! By the way what I just wrote in English is not translation at all. When I write/speak English, I also think in English in my head and it affects a lot the way I think, so I was just writing things came up with :)
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