Tumgik
#お供はかき氷に見放された魔女
mofdogs · 2 years
Photo
Tumblr media
謎のキンパツロン毛野郎、宮島上陸。 #リオナ #宮島初上陸 #雨の予報が何故か快晴に #お供はかき氷に見放された魔女 #つづく、、、 #広島 #宮島 #また行きたい #必ず行きます https://www.instagram.com/p/CfOs4KUJTGk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
reonn01 · 1 year
Text
機動戦艦ナデシコ
カテゴリ:か行
投稿:2009/11/2022:26
コメント(2)TB(0)
愛、冒険、そして笑い!
若者達は人類の未来と希望を守るため、機動戦艦ナデシコに乗り込む
今こそ青春の旅立ち!
機動戦艦ナデシコ『「男らしく」でいこう!!』を、みんなで見よう!
号砲一発、ナデシコ発進!
我らがナデシコの前途を遮る悪の魔の手
何故人は人と戦わねばならないのか
非情な運命に泣く美しき艦長
そして運命の別れ
息詰まるサスペンスの連続
エステバリスの飛ぶ空に、ナデシコの新たなる旅立ちが始まる
次回、機動戦艦ナデシコ『「緑の地球」は任せとけ』を、みんなで見よう!
涙、あぁ涙
心ならずも敵味方に引き裂かれた、若き恋人達の涙を君は見たか?
青年士官の心の叫び
乙女を待ち受ける禁じられた恋の予感
成層圏に轟く世紀のロマンスの結末は如何に?
クライマックスはハンカチ三枚ご用意下さい
次回、機動戦艦ナデシコ『早すぎる「さよなら」』を、みんなで見よう!
無限に広がる大宇宙に、愛機エステバリスを駆るテンカワ・アキト
友よ見てくれ、俺はやるぜ
宇宙の海に船出した男を待ち受けるは大宇宙の魔女か?
脚本にブルーシードの荒川稔久を迎えて、ラブコメ度150%アップ(当社比)でお送りする次回、機動戦艦ナデシコ『水色宇宙に「ときめき」』を、みんなで見よう!
ユリカは走る、宿命のように
アキトは悩む、戦う意味を求めて
ジュンは泣く、その一途な純情ゆえ
そしてルリは呟く、馬鹿ばっか
宇宙の牢獄バスチーユと化したナデシコに、今革命の狼煙が上がる
戦国魔神ゴーショーグンの首藤剛志が、満を持して書き下ろすロボットアニメの新世紀
次回、機動戦艦ナデシコ『ルリちゃん「航海日誌」』を、みんなで見よう!
古来、人類は火星に様々な物を見た
ある者は戦乱を、ある者はタコさんの宇宙人を、ある者は火星のプリンセスを
そしてスキャパレリとローウェルは運河を
我らがナデシコに襲いかかる危機、また危機
クライマックスには、新開発のナデシコラブラブスーパーサウンドシステムが五感を刺激する、かも
次回、機動戦艦ナデシコ『「運命の選択」みたいな』を、みんなで見よう!
いかなる敵の攻撃にも屈しない無敵戦艦ナデシコ
だが着々と侵略の魔の手を伸ばしてきた謎の敵艦隊を前に、今最後の航海に旅立つ
限りない感動と美しいロマンを鮮やかに歌い上げた最大の話題作
あぁ、ナデシコが沈む!
機動戦艦ナデシコ『いつかお前が「歌う詩」』を、みんなで見よう!
みんな~、今週のなぜなにナデシコは面白かったかな?
これで相転移エンジンやグラビティブラスト、超対称性の秘密まで全部わかったね
さぁ、次回は方程式のお話だ
ギリギリの燃料や食料しか積んでいない宇宙船では、ただ一人密航者がいたらそのために目的地に辿り着けない事もある
トム・ゴドウィンはこれを、冷たい方程式と呼んだんだ
さて次回、機動戦艦ナデシコ『温めの「冷たい方程式」』を、みんなで見ようね!
北極海へ行け
謎の指令を受けたナデシコは、氷に閉ざされた海で何を見たのか?
そして、アキトは無事、帰還する事ができるのか?
その一方で、それどころではない事件もアキトの前に待ち構えていた
次回、機動戦艦ナデシコ『奇跡の作戦「キスか?」』を、みんなで見よう!
メグミお姉さんのセーラー服も見られるよ
大ヒット中の我らが主題歌、YOU GET TO BURNINGは歌っている
自分らしく、君らしく、そして私らしく、と
男が男であった時代、女が女であった時代は遠く
今あえて問う、男らしく、女らしく生きる意味を!
お馴染みセイバーマリオネットJの原作者が問題作に挑戦
彼の名は、あ…あ、もう時間が無い
では次回、機動戦艦ナデシコ『「女らしく」がアブナイ』を、みんなで見よう!
バルジ大作戦、パットン大戦車軍団、ヨーロッパの解放、レッドアフガン
あるいは馬鹿がタンクでやって来る、か?
戦車
旧時代の遺物が放つキャタピラ音がエステバリスに迫る時、古き友情や熱血の炎も蘇る
無責任艦長タイラーの川崎・X・ヒロユキが放つ、刻の涙を君は見る
次回、機動戦艦ナデシコ『気がつけば「お約束」』を、みんなで見よう!
何?人気投票に協力してくれ?
あ~、やっぱミナトさん、大人の魅力
いや、ヒカルちゃんの眼鏡も中々
いや、艦長の胸もな~
しかし、やっぱ…馬鹿ばっか、か~。ぐふふふ
よし、ホシノ・ルリに一票!
ってなわけで、次回、機動戦艦ナデシコは、脚本・首藤剛志によるホシノ・ルリ・サーガ三部作第二弾『あの「忘れえぬ日々」』
次回もみんなで投票…じゃねぇ、みんなで見よう!
溢れるスピード、心踊る冒険
アキトがユリカに別れを告げる時、虚構と現実の垣根は崩れる
ワンクールの棹尾を飾るに相応しい、心暖まる傑作が遂に誕生
七色のアクションに綴る絢爛豪華の大作
全国の良い子とお母様に贈る豪華巨篇
職場で学校で家庭で、話題を独占の次回、機動戦艦ナデシコ『「真実(ほんとう)」は一つじゃない』を、みんなで見よう!
やぁみんな、ゲキガジェットのパイロット、天空ケンです。暗黒ヒモ宇宙のアカラ王子が恐ろしいメカ怪獣を送り込んだ。これを倒すにはゲキガンフレアしかない。さぁ次回のゲキ・ガンガー3特別編に、君も…
違います!次回のこの番組は、それゆけ!美人艦長ミスマル・ユリ…
それも違うわ!次回、機動戦艦ナデシコ『「熱血アニメ」でいこう!』をみんなで…
レッツゲキガイン!
あれ?
こんにちは、ミスマル・ユリカ役の桑島法子です
冷え込む毎日が続きますが、機動戦艦ナデシコをご覧のみなさんは風邪なんかグラビティブラストでぶっ飛ばして下さいね
さて、次回はとうとう木星蜥蜴の正体が明かになるそうです
どんなお話なのか、今からワクワクしています
ユリカの出番があるといいなぁ
では次回、機動戦艦ナデシコ『遠い星からきた「彼氏」』をみんなで、見よう!
ね、約束よ
ジーベックスタジオ便り。ぴーぴぴぴーぴー
というわけでナデシコを作っているジーベックにやって来ました
あ、机の下で人が寝てる。さ、監督に話聞かなきゃ。え~、監督の佐藤です、次回はユリカが艦長らしく頑張ります。え~、ユリカ感激!
何やってんだ、お前?
あれ、何その荷物?
ゲキ・ガンガーのセル画貰ったの
あぁ…
次回、機動戦艦ナデシコ『「僕達の戦争」が始まる』を、みんなで見よう!
約束よ、ね!
ども、ムネタケちゃんでーす!
私ってばもう頭テンパっちゃってます、今現在
なんたって軍の上層部がナデシコのクルーに木星蜥蜴の正体を知られた原因が、私なんていうんですもの
私はこう見えても、仕事一途な人だから結構ショック!
こういう時には、新メカの登場しかないわ
え?ヨンパチのエステバでディオラマ造り?
そんな暇は無いわよ、もう
次回、機動戦艦ナデシコ『それは「遅すぎた再会」』をみんなで見よう! 
君は生き伸びる事ができるか?
なぁって心配だわ、マジで
ハロー、エブリバディ!
私は魔法の国からやって来た魔女っ子プリンセス、ナチュラル・ライチ!
ねぇねぇ、みんなは大人になったら何になる?
私は医者か弁護士と結婚して…、おっと
でもでも突然自分がプリンセスだなんて言われたら、ちょっとノーサンキューだよね
てなわけで、次回『水の音は「私」の音』
ライチライチェルライチェロライチ!馬鹿
リンドバーグとおんなじように宵闇の星にただ憧れて、大空駆けるパイロット
子供の頃見たそんな夢なんて、すっかり遠い私の今
馬鹿な奴、って言われたら瑠璃色の目が海になる
次回、機動戦艦ナデシコ『明日の「艦長」は君だ!』
楽しみにしててくれよな
時間が余ったみたいだから説明しましょう
ナデシコで大人気のゲキ・ガンガー3は、百年前に作られたテレビアニメよ
木星に追放された人々は、たまたま持ち合わせていたビデオがこのアニメだったために染まってしまったというわけ
でも、保存が完全ではなかったために、今では幻となって見れないエピソードもあるという事で…
おっと、この続きは次回たっぷり説明するわ
次回、機動戦艦ナデシコ『深く静かに「戦闘」せよ』
説明を、みんなで聞こう!
あぁ、そうそう。兄貴の話をしようか。あれは…
一の次、ニ、三
僕が中学生の頃だったかなぁ。兄貴が火星から月に帰ってくる途中、事故にあってね
電話をかけます。じ~こじ~こ
あぁ、ダイヤル式なんだ~。おかげで急に親父の期待がかかってきて、それが窮屈でたまんなかったんだけどさ
次回、機動戦艦ナデシコ『いつか走った「草原」』
隣で寝る人、横、くぅ~
話続けていい?
ふざけないでよあなた♪
よっ、憎いよハルカ
ふざけてないよ、お前♪
ふざけんなよ ツクモ
そんな顔して、意外とやるわね♪
何を、何を!
君ほどじゃないさ♪
ほ~う、そうなのか
離れて暮らす、二人の恋は、いつしか燃える…
えー、歌の途中なんですけど、これ予告編だから
次回、『「来訪者」を守り抜け?』
お楽しみにね
は~い、こちら雪谷食堂。ラーメン大盛りに炒飯餃子ですね
はい、大にハンギョウ。というわけで俺達、ナデシコからユキナちゃん連れて逃げ出してきたんだけど
店の方も八宝菜、中華丼、ジャージャーメン追加!
あいよ~。忙しさにかまけてちゃいけないよな。俺達にはやらなきゃいけない事が…
二丁目のサトーさん怒ってるよ~、ラーメンまだ~?
はい、今、出ましたー!って、次回、機動戦艦ナデシコ…
『『故郷(ふるさと)』と呼べる場所』
はい、今、出ましたー!…あれ?
緊急告知!今、巷で大人気のテレビアニメ、熱血ロボ、ゲキ・ガンガーのイベントが決定!
その名もゲキ・ガンガー祭りだ
通称、ゲキ祭。詳しいお問い合わせは、ゲキ祭実行委員会まで
電話番号はナデシコ00-123のゲキ・ガン・ガー
というわけで
正義の味方だゲキ・ガンガー。愛してやまぬぞゲキ・ガンガー。ゲキガン(ゲキガン)ゲキガン(ゲキガン)ゲキ・ガンガー
次回、『どこにでもある「正義」』をみんなで見よう!
ちなみに当日はコスプレ可!
疾風怒濤!快刀乱麻!満員御礼!超力招来!
長らくご愛顧いただきました機動戦艦ナデシコも、余すところラストツー
みんなの愛と希望と感動を乗せて、いざ行かん、総ての謎が眠る火星の大地
迫る悪の木連と地球連合を相手に、僕らのナデシコの心躍る大冒険
最後まで泣かせます、笑わせます!
次回、機動戦艦ナデシコ『「私らしく」自分らしく』を、みんなで見よう!
子供の頃から戦争はいけない事だと教わってきた
友達を殴った時、拳以外の何かが痛んだ
でも、弱い仲間をかばって戦う気持ちよさもあった
正義の戦争なんか無いって言いながら、侵略だと言われれば腹が立った
僕達は、右や左に曲がりたかったわけじゃない
ただ、どの道も僕達の道じゃないんだ
次回、機動戦艦ナデシコ最終回『いつか逢う貴女のために』
さよなら、ナデシコ
0 notes
snsk00000000 · 3 years
Text
ルータスの家の話(※追記しました!)
お名前だけお借りしてます、先生(AMさん)
雪女の一族のルータス先生って何?
・ルータスの一族
ルータスは元々、日本のとある入山禁止の山に住んでいる長命で特殊な雪女の一族の生まれです。
一族は女性しか生まれません。
血統を大事にし、一族内の近親相姦に近い形でしか、子供を作りません。多種族の血は汚れたものとされています。
主に人間の男性の魂や内臓を接吻により吸い出しそれを食べて生活しています。
その食べた男性の魂が体の中で徐々に溶け出し、体は女性でも年を重ねて食べた数だけ精神や言動考え方が男性的になります。
そしてある一定の年齢になると食べた魂の数で役割としての『女性』と『男性』と分けられます。これで成人となります。
そこから女性に分けられた者は人を食べることを禁止され、逆に男性と分けられた雪女は人以外を食べることを禁止されます。その後女性は花やつららなどを食べて生きることになります。(肉や野菜も食べられますが、一族の山では採れないです)
男性になるのはとても難しく沢山魂を食べれば良いということでもないので、男性は一族の中でも少数です。男性として育て上げられた者の親や姉妹達は良い家を提供され、一族の中でも優遇されます。
なので、両親達は子供達を男性となるように育てます。
こうして一族の中で男性の役割を得た者と、女性の役割を得た者同士が夫婦となることで子供が生まれます。
父役の母と母役の母、人間でいえばお母さんが二人いることになります。
子供は夫婦となった二人が数十年、寝所を共にすると天井に大きな氷柱ができ、そこから生まれます。雪女の作り出す雪や氷、それが溶けた水…そのものが血や精液、卵子となり氷柱は受精卵のようなものです。氷柱の中の子は人間の赤ちゃんの大体生後一ヶ月くらいの姿に成長すると氷が砕け産まれます。
女性の数に対して男性はとても少ないですが、一夫一妻と決められておりこの誓いを破ると一族から追放されます。
・ルータスの家族
ルータスの父は現在一族の中で一番魂を多く食べた者として、族長をしており男性としての扱いを受けています。狡猾で困らせることが大好き。
母は病弱で大人しい上品な女性でした。山から人里に降りて男性を誑かし魂を食べる体力もなく、そもそも男性が苦手で食べたくなかった。
成人後、それぞれ縁談話もいくつか上がりましたが、母同士が仲良く幼い頃から遊び相手をしてくれたことがきっかけでルータスの父は母と夫婦になりました。しかしルータスの妹を産んだ後あることがきっかけで病んでしまい、おかしくなってしまったため現在は離れで幽閉されるように生活しています。
妹は族長の娘という一族の中で地位の高いお嬢様なところもあり、高飛車でわがままな性格です。ルータスのことは「兄や」と呼んでいます。ルータスがUNSで先生をしていることを唯一知っています。
・本当の両親
女性しか生まれず、後から性別を分けるような一族の中で生まれながら体も心も男性としてなぜルータスが生まれたのか。
それは成人を迎える前の話。
まだ男性でもなく、父でもなく、一人の雪女として生きていた後のルータス父が一族の山で出会ったジャックフロスト・霜の魔族の男性との間にできた子供でした。
つまりルータスは正式には雪女とジャックフロスト(霜の魔族)のハーフです。
この時まだ魂を食べたことがなかったルータス父がかろうじて見たことのある男性は人間のみで、他の魔族や妖の男性と出会ったのは初めてでした。
触れる者全てを凍らせてしまう自分が初めて素手で触れられる、同じく氷や雪を司るジャックフロストと恋に落ち、人のように交わりました。
そして春になり、ジャックフロストはその山の雪に溶け生を終えました。
まさかお腹にルータスが居るとは考えもしなかったルータスの父はお腹の子供の分お腹が減るようになり、魂を食べる頻度がどんどん上がっていき成人の時には一族の中で男性として生きることとなりました。
そして今のルータスの母と夫婦になりましたが、何年経っても二人の間には子供ができませんでした。
そんなある吹雪の日にルータス父は陣痛に襲われ、ジャックフロストとの出会いから数十年経ってルータスが生まれました。
ルータスの父はその子を自分と夫婦になった妻との子供として育てていくこととしました。そうしなければ一族を追放されてしまうからです。
そして一族初の男性の誕生に貢献したとして、ルータスの父は族長にまで登りつめました。
その後妹も生まれ、成長の遅い一族の二人が人間の見た目でルータスが4歳、妹が2歳くらいの歳にまで成長しました。周りは女児ばかりでしたが、成人後に男性となってもおかしくないように、一族は子供達を男の子のように育てていたので、そんな中ではっきりと性別が男と分かっているルータスが暮らしていくのにはあまり困りませんでした。
そんな頃、ルータスの父は妻にルータスが二人の子供ではなく父としての自分が成人前の女だった頃に女として作った子供ということを打ち明けました。
そこでルータスの母は壊れてしまいました。
好きな人と夫婦になることができ、なかなか子供に恵まれず自分を長く責めてきた彼女は念願叶ってやっと母になれたのでした。
二人の間に生まれた子が、嫌悪していた男だったとしても大事に育てていました。
その日からルータスは母の視界から消され、居ないものとされ空気のように扱われました。ルータスの母は壊れてしまった心を少しでも守るためにルータスという存在を記憶から消してしまいました。
・ルータス・ド・ロッシュという名前
ルータスの出生話は狭い集落にすぐに広まりました。
突然自分が見えなくなってしまったような母、口を聞いてくれなくなった親戚達、子供達を遠ざける親達、誰もが彼を腫れ物を触るように接しました。汚れた血が流れていると。
しかし、ルータスはまがりなりにも族長の子供なので皆無碍にはできずに居ました。
それでも成人の儀が近づくにつれてとうとう幽閉するべきだという話が上がり、狭く暗い離れに幽閉されることとなりました。扱いのわからないルータス(男性)は恐怖そのものだったからです。
それからルータスは小さな鉄格子のはめられた窓を眺めて過ごしました。
幸い食事は必ず提供され、清潔な寝床も与えられていました。しかし、集落内の学校に通わせてもらえなかったので読み書きも習えず絵本もまともに読めず、時計の見方もわかりませんでした。
幽閉されてどれくらい経ったか分からないくらい時間が経った頃には、どのようにして自分が生まれたのか、何故ここに居るのかを理解していました。食事を運んできたり、部屋の掃除をしてくれる使用人の話を聞いていたからです。
そして春になり、本当の父が亡くなった季節に山から逃げ出しました。
それから人里に降りて、人に混ざりながら生きてきました。
自分を遠ざけた同族の一族達とは違い、人間は優しくしてくれました。
字を教えてくれました。本の読み方を教わりました。絵の描き方を教わりました。話し方を教わりました。自分の信仰しているもの、信じているもの、考え方…
そんな人間を面白く感じたルータスはもっと人の文化や生活を知りたいと思いました。長命で有り余る時間を使って、たくさんのことを勉強するために世界を巡りました。
長命な為、同じところに長くは留まれないので各地を転々としながらそんな人間達の紡ぐ歴史に時に関わり、時に傍観し続け研究していました。
そんな中UNSの存在を先生(AMさん宅)に教えてもらい、人間学の教師になることになりました。
人の世界で生きてきたので逆にUNSの生徒たちが暮らしてきた世界にあまり詳しくありません。モンスターや妖らしくないことを気にしています。(外見が人間っぽいこと)
常ににこにこして紳士気取ってますが、素は一人で過ごすことが多かった為、常に寂しさを感じており母の愛や家族の愛に憧れています。
しかし先生だし、いい大人なのでにこにこが板についてます。
ルータス・ド・ロッシュという名前は自分で付けた名前でジャックフロストの父の生まれにちなんで外国風に名付けました。
本当の名前は純日本風の名前です。
5 notes · View notes
xf-2 · 4 years
Link
一 はじめに
(日本オリンピック)  五輪史上初の衛星生中継。世界が見守る中、聖火を手に、国立競技場に入ってきたのは、最終ランナーの坂井義則(よしのり)さんでした。  八月六日広島生まれ。十九歳となった若者の堂々たる走りは、我が国が、戦後の焼け野原から復興を成し遂げ、自信と誇りを持って、高度成長の新しい時代へと踏み出していく。そのことを、世界に力強く発信するものでありました。  「日本オリンピック」。坂井さんがこう表現した六十四年大会は、まさに、国民が一丸となって成し遂げました。未来への躍動感あふれる日本の姿に、世界の目は釘付けとなった。  半世紀ぶりに、あの感動が、再び、我が国にやってきます。  本年のオリンピック・パラリンピックもまた、日本全体が力を合わせて、世界中に感動を与える最高の大会とする。そして、そこから、国民一丸となって、新しい時代へと、皆さん、共に、踏み出していこうではありませんか。
(新しい時代へ踏み出す)  「日本はもう成長できない」。七年前、この「諦めの壁」に対して、私たちはまず、三本の矢を力強く放ちました。その果実を活かし、子育て支援、教育無償化、更には働き方改革。一億総活躍社会を目指し、まっすぐに進んでまいりました。  厳しさを増��安全保障環境を直視しながら、平和安全法制を整備し、防衛力を抜本的に強化しました。地球儀を俯瞰(ふかん)する視点で、世界を駆け回り、ダイナミックな日本外交を展開してきました。  我が国は、もはや、かつての日本ではありません。「諦めの壁」は、完全に打ち破ることができた。その自信と誇りと共に、今、ここから、日本の令和の新しい時代を、皆さん、共に、切り拓いていこうではありませんか。
二 復興五輪
 二〇二〇年の聖火が走り出す、そのスタート地点は、福島のJヴィレッジです。かつて原発事故対応の拠点となったその場所は、今、我が国最大のサッカーの聖地に生まれ変わり、子どもたちの笑顔であふれています。  常磐自動車道に続き、本年三月、JR常磐線が全線開通します。これに合わせ、双葉町、大熊町、富岡町の帰還困難区域における避難指示の一部解除に向け、準備を進めます。  浪江町では、世界最大級の、再生エネルギーによる水素製造施設が、本格稼働します。オリンピックでは、このクリーンな水素を燃料とする自動車が、大会関係者の足となります。そして、大会期間中、聖火を灯し続けます。リチウムイオン電池、AIロボット。未来を拓く産業が、今、福島から次々と生まれようとしています。  津波で大きな被害を受けた、宮城県を訪れる外国人観光客は、震災前の二倍を超えました。岩手県では三倍となっています。昨年九月に陸前高田市で開業したばかりの道の駅では、僅か一か月で十万人の観光客が訪れ、賑(にぎ)わいを見せています。  来年度で復興・創生期間は終了いたしますが、次のステージに向け、復興庁を司令塔に、政治の責任とリーダーシップの下で、福島の本格的な復興・再生、東北復興の総仕上げに、全力で取り組んでまいります。  九年前、ファーディーさんは、ラグビーチームの一員として、釜石で、東日本大震災を経験しました。  「ここで帰ったら後悔する」  オーストラリア大使館から避難勧告を受け、家族から帰国を勧められても、ファーディーさんは、釜石に残り、救援物資の運搬、お年寄りや病人の搬送。困難に直面する被災者への支援を続けました。  その感謝の気持ちと共に、本年、釜石は、オリンピック・パラリンピックに際し、オーストラリアのホストタウンとなります。岩手県野田村は台湾、福島県二本松市はクウェートなど、二十九の被災自治体が、支援を寄せてくれた人々との交流を深めます。  心温まる支援のおかげで力強く復興しつつある被災地の姿を、その目で見て、そして、実感していただきたい。まさに「復興五輪」であります。  東日本大震災では、百六十三の国と地域から支援が寄せられました。我々が困難の時にあって、温かい支援の手を差し伸べてくれた世界の方々に、改めて、今、この場から、皆さんと共に、感謝の気持ちを表したいと思います。
三 地方創生
(観光立国)  全体で五百近い市町村が、今回、ホストタウンとなります。これは、全国津々浦々、地域の魅力を世界に発信する、絶好の機会です。  北は北海道から、南は沖縄まで。アイヌの皆さんが受け継いできた伝統音楽や食文化、琉球舞踊など、我が国が誇る全国各地の地域文化に触れていただく「日本博」を、本年、開催いたします。  国の文化財を積極的に活用できる制度を設け、地域のアイデアによる観光地づくりを後押しします。自家用車による有償の運送サービス制度について規制緩和を行い、外国人観光客の皆さんの地方での足もしっかりと確保いたします。  首里城の一日も早い復元に向け、全力を尽くします。三月には、那覇空港第二滑走路の供用を開始します。発着枠を十万回以上拡大することにより、アジアのゲートウェイとして、沖縄の振興に取り組んでまいります。  オリンピック・パラリンピックに向けて、サイバーセキュリティ対策、テロなど組織犯罪への対策に万全を期すことで、安全・安心をしっかり確保いたします。五年後の大阪・関西万博も視野に、多言語化、Wi‐Fi環境の整備など、観光立国の基盤づくりを一気に進めます。高い独立性を持った管理委員会の下、厳正かつ公平・公正な審査を行いながら、複合観光施設の整備に取り組みます。  更には、外国人観光客の多様なニーズに応える宿泊施設など世界に冠たる観光インフラを整え、二〇三〇年六千万人目標の実現を目指します。
(農産物輸出)  世界に目を向けることで、地方に新しいチャンスが広がります。  昨年、EUへの牛肉やコメの輸出は、約三割増えました。TPP諸国への乳製品の輸出も、二割を大きく上回る伸びとなりました。甘い「紅はるか」は、シンガポールやタイで大人気です。さつまいもの輸出は、昨年、四割以上増加しました。  先月、中国への牛肉輸出について、解禁令が発出されました。今月発効した日米貿易協定も活かし、おいしくて、安全な、日本の農林水産物の世界への挑戦を、力強く後押しいたします。  農地の大規模化、牛の増産や、水産業の生産性向上など、三千億円を超える予算で、生産基盤の強化を進めます。販路開拓など海外への売り込みを支援します。  神戸牛、ルビーロマン、ゆめぴりか。農家の皆さんの長年にわたる努力の結晶である、日本ブランドを、海外流出のリスクからしっかりと守ります。  CSF対策を一層強化します。野生動物の感染が発見された場合にも、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限などのまん延防止措置を実施できるようにします。ASFについても、海外から持ち込まれる肉や肉製品の検疫を強化し、水際対策を徹底します。
(地方創生)  昨年の台風十九号では八ッ場ダムが利根川の被害防止に役立ちました。水力発電や農業用水などを目的とするダムについても、緊急時には省庁の縦割りを打破し、一元的に活用するための対策を、全ての一級河川を対象に、この夏までに取りまとめます。  相次ぐ自然災害の教訓を活かし、全国で、川底の掘削、堤防の整備、無電柱化を進めます。送電線の計画的な更新、電力会社、自衛隊、自治体の平時からの連携などにより、強靱(じん)な電力供給体制を構築します。防災・減災、国土強靱(じん)化を進め、災害に強い故郷(ふるさと)を創り上げてまいります。  東京から鉄道で七時間。島根県江津市は「東京から一番遠いまち」とも呼ばれています。二十年以上、転出超過が続き、人口の一割に当たる二千八百人が減少した町です。  しかし、若者の起業を積極的に促した結果、ついに、一昨年、転入が転出を上回り、人口の社会増が実現しました。  原田真宜(まさのり)さんは、パクチー栽培を行うため、東京から移住してきました。農地を借りる交渉を行ったのは、市役所です。地方創生交付金を活用し、起業資金の支援を受けました。農業のやり方は地元の農家、販路開拓は地元の企業が手助けしてくれたそうです。  「地域みんなで、手伝ってくれました」  地域ぐるみで若者のチャレンジを後押しする環境が、原田さんの移住の決め手となりました。  「地方にこそ、チャンスがある」。そう考え、地方に飛び込む若者を、力強く応援してまいります。東京から地方に移住して起業・就業する場合に最大三百万円支給する制度を、更に使いやすくします。「移住支援センター」を全国一千の市町村に設置し、移住へのニーズを実際の人の動きへとつなげてまいります。  都市に住む皆さんの地方での兼業・副業を促すため、人材のマッチングや移動費の支援を行う新たな制度を創設します。関係人口を拡大することで、将来的な移住につなげ、転出入均衡目標の実現を目指します。  企業版ふるさと納税を拡充し、地方における魅力ある仕事づくりを一層強化します。独占禁止法の特例を設け、まちづくりの基盤である地方の金融サービス、交通サービスをしっかりと維持・確保してまいります。地方の創意工夫を、一千億円の地方創生交付金で、引き続き応援します。  若者が将来に夢や希望を持って飛び込んでいくことができる。地方創生の新しい時代を、皆さん、共に、創り上げようではありませんか。
四 成長戦略
(中小・小規模事業者)  「東洋の魔女」が活躍したバレーボール。そのボールを生み出したのは、広島の小さな町工場です。その後、半世紀にわたり、その高い技術を代々受け継ぎ、今なお、五輪の公式球に選ばれ続けています。  全国各地の中小・小規模事業者の皆さんが、長年培ったオンリーワンの技術で、地域経済を支えています。しかし、経営者の多くが六十歳を超え、事業承継は待ったなしの課題であります。そして、若い世代の承継を阻む最大の壁が、個人保証の慣行です。  この春から、先代の経営者と後継者から個人保証を取る、いわゆる二重取りを原則禁止いたします。商工中金では、今月から、年間三万件、二兆円の新規融資について、個人保証なしの融資を原則とする運用を開始しました。  信用保証協会では、個人保証なしで後継者の皆さんの融資を保証する新制度を、四月からスタートします。経営の磨き上げ支援も行い、専門家の確認を得た後継者には、保証料をゼロとします。個人保証の慣行は新しい世代には引き継がないとの強い決意で、あらゆる施策を総動員してまいります。  七年前、十年ぶりの大改正を行った下請振興基準を、更に改正し、対象を拡大します。大企業に対しても、新たに金属産業、化学産業で、自主行動計画の策定を求めます。業界ごとの取引慣行に詳しい専門人材を下請Gメンに採用し、下請取引の更なる適正化に取り組んでまいります。  デジタル技術の進歩は、中小・小規模事業者にとって、販路拡大などの大きなチャンスです。デジタル取引透明化法を制定し、オンラインモールでの出店料の一方的引上げなど不透明な取引慣行を是正します。
(規制改革)  IoT、ビッグデータ、人工知能。第四次産業革命の大きな変化の中で、デジタル時代の規制改革を大胆に進めます。  本年から、無人自動運転を解禁し、中山間地域の皆さんに、安全で便利な移動手段を提供します。自動制御ブレーキを備えたサポートカーに限定した新たな免許制度を設け、その普及を拡大します。  AIが解析するデータのボリュームが、競争力を左右する時代です。個人情報を匿名化し、その詳細な分析を可能とすることで、ビッグデータの世界をリードしてまいります。  フィンテックによる多様な決済サービスが登場する中、金融分野の業法による縦割り規制を抜本的に見直します。マイナンバーカードの取得を促し、来年度中に健康保険証としての利用を開始します。あらゆる行政手続の電子化を進め、対面での確認が必要なものなどを除き、二〇二四年度までに完了いたします。  技術の進歩による急激な変化に対し、消費者の安全・安心を確保していきます。個人データの利用停止を可能とするなど、個人情報保護を強化します。あおり運転を刑罰の対象とし、道路へのカメラ設置などにより、悪質な運転者の取締りを徹底します。空港施設へのドローン飛行を禁止し、飛行経路の安全を確保してまいります。
(イノベーション)  吉野彰(あきら)先生のノーベル化学賞受賞を、心よりお慶び申し上げます。  吉野先生に続く、未来を担う若手研究者に、大胆に投資します。自由な発想で挑戦的な研究に打ち込めるよう、資金配分を若手に思い切って重点化します。安定的なポストを確保し、海外留学を含めたキャリアパスを確立することで、若者が将来に夢や希望を持って研究の世界に飛び込める環境を整えます。  変化のスピードを先取りし、これまでにない価値を生み出す鍵は、ベンチャー精神です。大企業などからベンチャー企業への投資を税制で支援し、いわゆる自前主義からの発想の転換を図ります。国の研究機関によるベンチャー企業への出資を促すことで、蓄積された研究成果や技術を新しい産業へと成長させてまいります。  第四次産業革命がもたらすインパクトは、経済のみにとどまらず、安全保障をはじめ、社会のあらゆる分野に大きな影響を及ぼします。国家戦略としての取組が必要です。  その基盤インフラは、通信です。5G、ポスト5G、更にその先を見据えながら、大胆な税制措置と予算により、イノベーションを力強く後押しします。安全で安心なインフラが、これ��らも安定的に供給されるよう、グローバルな連携の下、戦略的に取り組んでいきます。  次世代暗号などの基盤となる量子技術について、国内外からトップクラスの研究者・企業を集める、イノベーション拠点の整備を進めます。  月を周回する宇宙ステーションの整備、月面での有人探査などを目指す新たな国際プロジェクトに、我が国として、その持てる技術を駆使し、貢献いたします。将来的な火星探査なども視野に、人類の新たなフロンティアの拡大に挑戦します。  Society 5.0の時代にあって、教育の在り方も、変わらなければなりません。本年から小学校でプログラミング教育を開始します。四年以内に、全ての小学生、中学生に一人一台のIT端末を揃(そろ)えます。企業エンジニアなど多様な外部人材を登用することで、新しい時代の教育改革を進めます。
(アベノミクス)  今般取りまとめた新しい経済対策は、まさに、安心と成長の未来を切り拓くものであります。事業規模二十六兆円に及ぶ対策を講じることで、自然災害からの復旧・復興に加え、米中貿易摩擦、英国のEUからの離脱など海外発の下方リスクにも万全を期してまいります。  日本経済は、この七年間で十三%成長し、来年度予算の税収は過去最高となりました。公債発行は八年連続での減額であります。経済再生なくして財政健全化なし。この基本方針を堅持し、引き続き、二〇二五年度のプライマリーバランス黒字化を目指します。  この六年間、生産年齢人口が五百万人減少する一方で、雇用は三百八十万人増加しました。人手不足が続く中で、最低賃金も現行方式で過去最高の上げ幅となり、史上初めて全国平均九百円を超えました。足元では、九割近い中小企業で、賃上げが実現しています。  雇用環境が好転している今、就職氷河期世代の皆さんの就業を、三年間集中で一気に拡大します。この世代に対象を絞った求人を解禁するなど、あらゆる施策を講じ、意欲、経験、能力を活かせるチャンスを広げていきます。  兼業や副業をやりやすくするため、労働時間に関するルールを明確化します。労働施策総合推進法を改正し、大企業に中途採用・経験者採用比率の開示を求め、多様で柔軟な働き方が可能となるよう、改革を進めます。  経済社会が大きく変化する中、ライフスタイルの多様化は時代の必然であります。今こそ、日本の雇用慣行を大きく改め、働き方改革を、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。
五 一億総活躍社会
(全世代型社会保障)  この春から、大企業では、同一労働同一賃金がスタートします。正規と非正規の壁がなくなる中で、パートの皆さんへの厚生年金の適用を更に広げてまいります。三千億円を上回る、ものづくり補助金、IT補助金、持続化補助金により生産性向上への支援、社会保険手続の負担軽減を行いながら、従業員五十人を超える中小企業まで段階的に拡大します。  高齢者のうち、八割の方が、六十五歳を超えても働きたいと願っておられます。人生百年時代の到来は、大きなチャンスです。働く意欲のある皆さんに、七十歳までの就業機会を確保します。  こうした働き方の変化を中心に据えながら、年金、医療、介護全般にわたる改革を進めます。  年金受給開始の選択肢を、七十五歳まで広げます。在職老齢年金についても、働くインセンティブを失わせることのないよう、見直しを行います。  二〇二二年には、いわゆる団塊の世代が七十五歳以上の高齢者となる中で、現役世代の負担上昇に歯止めをかけることは、待ったなしの課題です。  年齢ではなく、能力に応じた負担へと見直しを進めます。七十五歳以上であっても一定以上の所得がある方には、窓口での二割負担を新たにお願いすることを検討します。併せて、かかりつけ医機能の強化を図るため、大病院の受診に定額負担を求めることで、現役世代の負担上昇を抑えます。  医療や介護について、予防への取組を強化することで、いつまでも健康で、活躍できる社会づくりを行います。  子どもたちから、子育て世代、現役世代、そしてお年寄りまで、全ての世代が安心できる「全世代型社会保障制度」を目指し、本年、改革を実行してまいります。
(子育て支援)  子どもたちの未来に、引き続き、大胆に投資してまいります。  昨年の幼児教育・保育の無償化のスタートに続き、この四月から、真に必要な子どもたちの高等教育の無償化が始まります。私立高校の実質無償化も実現し、子どもたちの誰もが、家庭の経済事情にかかわらず、夢に向かって頑張ることができる社会を創り上げてまいります。  保育の受け皿整備を進め、待機児童ゼロを実現します。これまでの取組により、待機児童の数は、昨年、調査開始以来、最少となりました。いまだゼロが実現できていない自治体には、保育ニーズに応じた整備計画の策定を求め、取組を強化していきます。  妊娠、出産、子育てへの切れ目ない支援を行います。来年春までに、子育て世代包括支援センターを全ての市町村に設置します。所得の低いひとり親世帯への支援を拡大し、子育てしやすい社会づくりを更に強化します。「希望出生率一・八」の実現を目指し、深刻さを増す少子化の問題に真正面から立ち向かってまいります。
(一億総活躍社会)  我が国には、意欲と能力あふれる女性たちがたくさんいます。全ての女性に活躍のチャンスを創り、その持てる可能性を十二分に開花することができれば、日本の経済社会は一変するはずです。  この六年で、女性の就業者数は、新たに二百九十万人増加しました。就業率は、二十五歳以上の全ての世代で米国を上回っています。M字カーブは確実に解消に向かっています。引き続き、女性活躍の旗を高く掲げ、女性の皆さんが働きやすい環境づくり、女性リーダーの拡大に向けた取組を一層進めます。更に、民間シェルター支援によるDV対策などに取り組んでまいります。  女性も男性も、若者もお年寄りも、障害や難病のある方も、更には一度失敗した方も、誰もが多様性を認め合いその個性を活かすことができる社会、思う存分その能力を発揮できる社会を創る。一億総活躍社会の実現こそが、まさに少子高齢化を克服する鍵であります。  バリアフリー社会の実現に向けて、公共交通機関における取組を強化します。耳の聞こえない方に対する、無償で手話通訳を利用できる電話リレーサービスを整備します。重度障害者の皆さんの就労の意欲を後押しするための仕組みを強化します。  「その能力は磨けば無限である。」  中村裕(ゆたか)医師は、長年、障害者雇用に熱心に取り組んでこられました。  「身障者の社会進出のためにもスポーツを奨励しなければならない。」  中村先生の情熱によって、一九六四年、東京パラリンピック大会が実現しました。その後、パラリンピックは四年おきに継続的に実施されるようになりました。中村先生の思いは受け継がれ、半世紀以上の時を経て、再び、日本へと帰ってきます。  本年のパラリンピックを、世界中の人々に夢や感動を与える、素晴らしい大会とする。障害のある皆さんが、世界で最もいきいきと生活できる国・日本を、皆さん、共に、創り上げようではありませんか。
六 外交・安全保障
(積極的平和主義)  日本が、初めてオリンピック精神と出会ったのは、明治の時代であります。その時の興奮を、嘉納治五郎はこう記しています。  「世界各国民の思想感情を融和し以て世界の文明と平和とを助くる」  オリンピック・パラリンピックが開催される本年、我が国は、積極的平和主義の旗の下、戦後外交を総決算し、新しい時代の日本外交を確立する。その正念場となる一年であります。  日朝平壌宣言に基づき、北朝鮮との諸問題を解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指します。何よりも重要な拉致問題の解決に向けて、条件を付けずに、私自身が金正恩委員長と向き合う決意です。  もとより、我が国の国民の生命と財産を守るため、毅(き)然として行動していく。その方針はしっかりと貫いてまいります。米国、韓国をはじめ国際社会と緊密に連携してまいります。  北東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中で、近隣諸国との外交は、極めて重要となっています。韓国は、元来、基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国であります。であればこそ、国と国との約束を守り、未来志向の両国関係を築き上げることを、切に期待いたします。  プーチン大統領と長門で合意した、元島民の方々の航空機によるお墓参り、そして四島での共同経済活動は、着実に前進しています。一九五六年宣言を基礎として交渉を加速させ、領土問題を解決して、平和条約を締結する。この方針に、全く揺らぎはありません。私と大統領の手で、成し遂げる決意です。  日本と中国は、地域と世界の平和と繁栄に、共に大きな責任を有しています。その責任をしっかり果たすとの意志を明確に示していくことが、今現在の、アジアの状況において、国際社会から強く求められています。首脳間の往来に加え、あらゆる分野での交流を深め、広げることで、新時代の成熟した日中関係を構築してまいります。
(安全保障政策)  いかなる事態にあっても、我が国の領土、領海、領空は必ずや守り抜く。安全保障政策の根幹は、我が国自身の努力に他なりません。  この春から、航空自衛隊に「宇宙作戦隊」を創設します。更には、サイバー、電磁波といった新領域における優位性を確保するため、その能力と体制を抜本的に強化してまいります。  昨日、日米安全保障条約は、改定の署名から六十年を迎えました。日米同盟は、今、かつてなく強固なものとなっています。その深い信頼関係の下に、二〇二〇年代前半の海兵隊のグアム移転に向け、施設整備などの取組を進めます。抑止力を維持しながら、沖縄の基地負担軽減に、一つひとつ結果を出してまいります。  日米同盟の強固な基盤の上に、欧州、インド、豪州、ASEANなど、基本的価値を共有する国々と共に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指します。
(国際社会の課題解決)  この七年間、八十の国・地域を訪問し、八百回を超える会談を重ねてまいりました。各国首脳との信頼関係の上に、国際社会が直面する共通課題の解決に向け、世界の中で、主導的な役割を果たしていく覚悟です。  中東地域における緊張の高まりを深く憂慮します。我が国は、全ての関係者に、対話による問題解決と自制的な対応を求めます。これまで培ってきた中東諸国との友好関係の上に、この地域の緊張緩和と情勢の安定化のために、これからも、日本ならではの平和外交を粘り強く展開いたします。エネルギー資源の多くをこの地域に依存する我が国として、こうした外交努力と併せて、自衛隊による情報収集態勢を整え、日本関係船舶の安全を確保します。  自由貿易の旗手として、二十一世紀の経済秩序を世界へと広げてまいります。EUから離脱する英国とも、速やかに通商交渉を開始します。TPPの更なる拡大や、インドを含めたRCEP交渉を主導します。データ流通の新たな国際ルールづくりを、大阪トラックでリードしていきます。  G20で合意したブルー・オーシャン・ビジョンには、既に五十九の国から賛同を得ています。この流れを更に世界へと広げていくことで、二〇五〇年までの海洋プラスチックごみによる新たな汚染ゼロの実現を目指します。  我が国は、五年連続で温室効果ガスの削減を実現いたしました。二〇一三年度比で十一・八%の削減は、G7の中で英国に次ぐ削減量です。長期戦略に掲げた脱炭素社会を早期に達成するため、ゼロエミッション国際共同研究拠点を立ち上げます。米国、EUなどG20の研究機関の叡智(えいち)を結集し、産業革命以来増加を続けてきたCO2を、減少へと転じさせる、「Beyondゼロ」を目指し、人工光合成をはじめ革新的イノベーションを牽(けん)引します。  世界の平和と安定、自由で公正で開かれた国際ルールの構築、気候変動をはじめとした地球環境問題への挑戦。より良き世界の実現に向かって、新しい時代の日本外交の地平を、皆さん、共に、切り拓いていこうではありませんか。
七 おわりに
 「人類は四年ごとに夢をみる」  一九六四年の記録映画は、この言葉で締めくくられています。新しい時代をどのような時代としていくのか。その夢の実現は、今を生きる私たちの行動にかかっています。  社会保障をはじめ、国のかたちに関わる大改革を進めていく。令和の新しい時代が始まり、オリンピック・パラリンピックを控え、未来への躍動感にあふれた今こそ、実行の時です。先送りでは、次の世代への責任を果たすことはできません。  国のかたちを語るもの。それは憲法です。未来に向かってどのような国を目指すのか。その案を示すのは、私たち国会議員の責任ではないでしょうか。新たな時代を迎えた今こそ、未来を見つめ、歴史的な使命を果たすため、憲法審査会の場で、共に、その責任を果たしていこうではありませんか。  世界の真ん中で輝く日本、希望にあふれ誇りある日本を創り上げる。その大きな夢に向かって、この七年間、全力を尽くしてきました。夢を夢のままで終わら���てはならない。新しい時代の日本を創るため、今日、ここから、皆さん、共に、スタートを切ろうではありませんか。  御清聴ありがとうございました。
6 notes · View notes
2ttf · 12 years
Text
iFontMaker - Supported Glyphs
Latin//Alphabet// ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789 !"“”#$%&'‘’()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ Latin//Accent// ¡¢£€¤¥¦§¨©ª«¬®¯°±²³´µ¶·¸¹º»¼½¾¿ÀÁÂÃÄÅÆÇÈÉÊËÌÍÎÏÐÑÒÓÔÕÖ×ØÙÚÛÜÝÞßàáâãäåæçèéêëìíîïðñòóôõö÷øùúûüýþÿ Latin//Extension 1// ĀāĂ㥹ĆćĈĉĊċČčĎďĐđĒēĔĕĖėĘęĚěĜĝĞğĠġĢģĤĥĦħĨĩĪīĬĭĮįİıIJijĴĵĶķĸĹĺĻļĽľĿŀŁłŃńŅņŇňʼnŊŋŌōŎŏŐőŒœŔŕŖŗŘřŚśŜŝŞşŠšŢţŤťŦŧŨũŪūŬŭŮůŰűŲųŴŵŶŷŸŹźŻżŽžſfffiflffifflſtst Latin//Extension 2// ƀƁƂƃƄƅƆƇƈƉƊƋƌƍƎƏƐƑƒƓƔƕƖƗƘƙƚƛƜƝƞƟƠơƢƣƤƥƦƧƨƩƪƫƬƭƮƯưƱƲƳƴƵƶƷƸƹƺƻƼƽƾƿǀǁǂǃDŽDždžLJLjljNJNjnjǍǎǏǐǑǒǓǔǕǖǗǘǙǚǛǜǝǞǟǠǡǢǣǤǥǦǧǨǩǪǫǬǭǮǯǰDZDzdzǴǵǶǷǸǹǺǻǼǽǾǿ Symbols//Web// –—‚„†‡‰‹›•…′″‾⁄℘ℑℜ™ℵ←↑→↓↔↵⇐⇑⇒⇓⇔∀∂∃∅∇∈∉∋∏∑−∗√∝∞∠∧∨∩∪∫∴∼≅≈≠≡≤≥⊂⊃⊄⊆⊇⊕⊗⊥⋅⌈⌉⌊⌋〈〉◊♠♣♥♦ Symbols//Dingbat// ✁✂✃✄✆✇✈✉✌✍✎✏✐✑✒✓✔✕✖✗✘✙✚✛✜✝✞✟✠✡✢✣✤✥✦✧✩✪✫✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊❋❍❏❐❑❒❖❘❙❚❛❜❝❞❡❢❣❤❥❦❧❨❩❪❫❬❭❮❯❰❱❲❳❴❵❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿➀➁➂➃➄➅➆➇➈➉➊➋➌➍➎➏➐➑➒➓➔➘➙➚➛➜➝➞➟➠➡➢➣➤➥➦➧➨➩➪➫➬➭➮➯➱➲➳➴➵➶➷➸➹➺➻➼➽➾ Japanese//かな// あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじすずせぜそぞただちぢつづてでとどなにぬねのはばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽまみむめもやゆよらりるれろわゐゑをんぁぃぅぇぉっゃゅょゎゔ゛゜ゝゞアイウエオカガキギクグケゲコゴサザシジスズセゼソゾタダチヂツヅテデトドナニヌネノハバパヒビピフブプヘベペホボポマミムメモヤユヨラリルレロワヰヱヲンァィゥェォッャュョヮヴヵヶヷヸヹヺヽヾ Japanese//小学一年// 一右雨円王音下火花貝学気九休玉金空月犬見五口校左三山子四糸字耳七車手十出女小上森人水正生青夕石赤千川先早草足村大男竹中虫町天田土二日入年白八百文木本名目立力林六 Japanese//小学二年// 引羽雲園遠何科夏家歌画回会海絵外角楽活間丸岩顔汽記帰弓牛魚京強教近兄形計元言原戸古午後語工公広交光考行高黄合谷国黒今才細作算止市矢姉思紙寺自時室社弱首秋週春書少場色食心新親図数西声星晴切雪船線前組走多太体台地池知茶昼長鳥朝直通弟店点電刀冬当東答頭同道読内南肉馬売買麦半番父風分聞米歩母方北毎妹万明鳴毛門夜野友用曜来里理話 Japanese//小学三年// 悪安暗医委意育員院飲運泳駅央横屋温化荷開界階寒感漢館岸起期客究急級宮球去橋業曲局銀区苦具君係軽血決研県庫湖向幸港号根祭皿仕死使始指歯詩次事持式実写者主守取酒受州拾終習集住重宿所暑助昭消商章勝乗植申身神真深進世整昔全相送想息速族他打対待代第題炭短談着注柱丁帳調追定庭笛鉄転都度投豆島湯登等動童農波配倍箱畑発反坂板皮悲美鼻筆氷表秒病品負部服福物平返勉放味命面問役薬由油有遊予羊洋葉陽様落流旅両緑礼列練路和 Japanese//小学四年// 愛案以衣位囲胃印英栄塩億加果貨課芽改械害街各覚完官管関観願希季紀喜旗器機議求泣救給挙漁共協鏡競極訓軍郡径型景芸欠結建健験固功好候航康告差菜最材昨札刷殺察参産散残士氏史司試児治辞失借種周祝順初松笑唱焼象照賞臣信成省清静席積折節説浅戦選然争倉巣束側続卒孫帯隊達単置仲貯兆腸低底停的典伝徒努灯堂働特得毒熱念敗梅博飯飛費必票標不夫付府副粉兵別辺変便包法望牧末満未脈民無約勇要養浴利陸良料量輪類令冷例歴連老労録 Japanese//小学五〜六年// 圧移因永営衛易益液演応往桜恩可仮価河過賀快解格確額刊幹慣眼基寄規技義逆久旧居許境均禁句群経潔件券険検限現減故個護効厚耕鉱構興講混査再災妻採際在財罪雑酸賛支志枝師資飼示似識質舎謝授修述術準序招承証条状常情織職制性政勢精製税責績接設舌絶銭祖素総造像増則測属率損退貸態団断築張提程適敵統銅導徳独任燃能破犯判版比肥非備俵評貧布婦富武復複仏編弁保墓報豊防貿暴務夢迷綿輸余預容略留領異遺域宇映延沿我灰拡革閣割株干巻看簡危机貴揮疑吸供胸郷勤筋系敬警劇激穴絹権憲源厳己呼誤后孝皇紅降鋼刻穀骨困砂座済裁策冊蚕至私姿視詞誌磁射捨尺若樹収宗就衆従縦縮熟純処署諸除将傷障城蒸針仁垂推寸盛聖誠宣専泉洗染善奏窓創装層操蔵臓存尊宅担探誕段暖値宙忠著庁頂潮賃痛展討党糖届難乳認納脳派拝背肺俳班晩否批秘腹奮並陛閉片補暮宝訪亡忘棒枚幕密盟模訳郵優幼欲翌乱卵覧裏律臨朗論 Japanese//中学// 亜哀挨曖扱宛嵐依威為畏尉萎偉椅彙違維慰緯壱逸芋咽姻淫陰隠韻唄鬱畝浦詠影鋭疫悦越謁閲炎怨宴援煙猿鉛縁艶汚凹押旺欧殴翁奥憶臆虞乙俺卸穏佳苛架華菓渦嫁暇禍靴寡箇稼蚊牙瓦雅餓介戒怪拐悔皆塊楷潰壊懐諧劾崖涯慨蓋該概骸垣柿核殻郭較隔獲嚇穫岳顎掛括喝渇葛滑褐轄且釜鎌刈甘汗缶肝冠陥乾勘患貫喚堪換敢棺款閑勧寛歓監緩憾還環韓艦鑑含玩頑企伎忌奇祈軌既飢鬼亀幾棋棄毀畿輝騎宜偽欺儀戯擬犠菊吉喫詰却脚虐及丘朽臼糾嗅窮巨拒拠虚距御凶叫狂享況峡挟狭恐恭脅矯響驚仰暁凝巾斤菌琴僅緊錦謹襟吟駆惧愚偶遇隅串屈掘窟繰勲薫刑茎契恵啓掲渓蛍傾携継詣慶憬稽憩鶏迎鯨隙撃桁傑肩倹兼剣拳軒圏堅嫌献遣賢謙鍵繭顕懸幻玄弦舷股虎孤弧枯雇誇鼓錮顧互呉娯悟碁勾孔巧甲江坑抗攻更拘肯侯恒洪荒郊貢控梗喉慌硬絞項溝綱酵稿衡購乞拷剛傲豪克酷獄駒込頃昆恨婚痕紺魂墾懇沙唆詐鎖挫采砕宰栽彩斎債催塞歳載剤削柵索酢搾錯咲刹拶撮擦桟惨傘斬暫旨伺刺祉肢施恣脂紫嗣雌摯賜諮侍慈餌璽軸叱疾執湿嫉漆芝赦斜煮遮邪蛇酌釈爵寂朱狩殊珠腫趣寿呪需儒囚舟秀臭袖羞愁酬醜蹴襲汁充柔渋銃獣叔淑粛塾俊瞬旬巡盾准殉循潤遵庶緒如叙徐升召匠床抄肖尚昇沼宵症祥称渉紹訟掌晶焦硝粧詔奨詳彰憧衝償礁鐘丈冗浄剰畳壌嬢錠譲醸拭殖飾触嘱辱尻伸芯辛侵津唇娠振浸紳診寝慎審震薪刃尽迅甚陣尋腎須吹炊帥粋衰酔遂睡穂随髄枢崇据杉裾瀬是姓征斉牲凄逝婿誓請醒斥析脊隻惜戚跡籍拙窃摂仙占扇栓旋煎羨腺詮践箋潜遷薦繊鮮禅漸膳繕狙阻租措粗疎訴塑遡礎双壮荘捜挿桑掃曹曽爽喪痩葬僧遭槽踪燥霜騒藻憎贈即促捉俗賊遜汰妥唾堕惰駄耐怠胎泰堆袋逮替滞戴滝択沢卓拓託濯諾濁但脱奪棚誰丹旦胆淡嘆端綻鍛弾壇恥致遅痴稚緻畜逐蓄秩窒嫡抽衷酎鋳駐弔挑彫眺釣貼超跳徴嘲澄聴懲勅捗沈珍朕陳鎮椎墜塚漬坪爪鶴呈廷抵邸亭貞帝訂逓偵堤艇締諦泥摘滴溺迭哲徹撤添塡殿斗吐妬途渡塗賭奴怒到逃倒凍唐桃透悼盗陶塔搭棟痘筒稲踏謄藤闘騰洞胴瞳峠匿督篤凸突屯豚頓貪鈍曇丼那謎鍋軟尼弐匂虹尿妊忍寧捻粘悩濃把覇婆罵杯排廃輩培陪媒賠伯拍泊迫剝舶薄漠縛爆箸肌鉢髪伐抜罰閥氾帆汎伴畔般販斑搬煩頒範繁藩蛮盤妃彼披卑疲被扉碑罷避尾眉微膝肘匹泌姫漂苗描猫浜賓頻敏瓶扶怖附訃赴浮符普腐敷膚賦譜侮舞封伏幅覆払沸紛雰噴墳憤丙併柄塀幣弊蔽餅壁璧癖蔑偏遍哺捕舗募慕簿芳邦奉抱泡胞俸倣峰砲崩蜂飽褒縫乏忙坊妨房肪某冒剖紡傍帽貌膨謀頰朴睦僕墨撲没勃堀奔翻凡盆麻摩磨魔昧埋膜枕又抹慢漫魅岬蜜妙眠矛霧娘冥銘滅免麺茂妄盲耗猛網黙紋冶弥厄躍闇喩愉諭癒唯幽悠湧猶裕雄誘憂融与誉妖庸揚揺溶腰瘍踊窯擁謡抑沃翼拉裸羅雷頼絡酪辣濫藍欄吏痢履璃離慄柳竜粒隆硫侶虜慮了涼猟陵僚寮療瞭糧厘倫隣瑠涙累塁励戻鈴零霊隷齢麗暦劣烈裂恋廉錬呂炉賂露弄郎浪廊楼漏籠麓賄脇惑枠湾腕 Japanese//記号//  ・ー~、。〃〄々〆〇〈〉《》「」『』【】〒〓〔〕〖〗〘〙〜〝〞〟〠〡〢〣〤〥〦〧〨〩〰〳〴〵〶 Greek & Coptic//Standard// ʹ͵ͺͻͼͽ;΄΅Ά·ΈΉΊΌΎΏΐΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩΪΫάέήίΰαβγδεζηθικλμνξοπρςστυφχψωϊϋόύώϐϑϒϓϔϕϖϚϜϞϠϢϣϤϥϦϧϨϩϪϫϬϭϮϯϰϱϲϳϴϵ϶ϷϸϹϺϻϼϽϾϿ Cyrillic//Standard// ЀЁЂЃЄЅІЇЈЉЊЋЌЍЎЏАБВГДЕЖЗИЙКЛМНОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯабвгдежзийклмнопрстуфхцчшщъыьэюяѐёђѓєѕіїјљњћќѝўџѢѣѤѥѦѧѨѩѪѫѬѭѰѱѲѳѴѵѶѷѸѹҌҍҐґҒғҖҗҘҙҚқҜҝҠҡҢңҤҥҪҫҬҭҮүҰұҲҳҴҵҶҷҸҹҺһҼҽҾҿӀӁӂӇӈӏӐӑӒӓӔӕӖӗӘәӚӛӜӝӞӟӠӡӢӣӤӥӦӧӨөӪӫӬӭӮӯӰӱӲӳӴӵӶӷӸӹӾӿ Thai//Standard// กขฃคฅฆงจฉชซฌญฎฏฐฑฒณดตถทธนบปผฝพฟภมยรฤลฦวศษสหฬอฮฯะัาำิีึืฺุู฿เแโใไๅๆ็่้๊๋์ํ๎๏๐๑๒๓๔๕๖๗๘๙๚๛
see also How to Edit a Glyph that is not listed on iFontMaker
5 notes · View notes
momijiyama1649 · 5 years
Quote
ざこば・鶴瓶らくごのご お題一覧 1992年    1 過労死・つくし・小錦の脂肪    2 一年生・時短・ニューハーフ    3 レントゲン・混浴・アニマル    4 ゴールデンウイーク・JFK・セクハラ    5 暴走族・かさぶた・バーコード    6 タイガース・母の日・入れ墨    7 目借り時・風呂桶・よだれ    8 しびれ・歯抜け・未婚の娘    9 ヘルニア・目ばちこ・フォークボール    10 造幣局・社員割引・オリンピック    11 父の日・猥褻・丁髷    12 ピエロ・ナメクジ・深爪    13 ミスユニバース・特許・虫さされ    14 魔法使いサリー・祇園祭・円形脱毛症    15 サザエさん・ジャンケン・バーゲンセール    16 ト音記号・北方領土・干瓢    17 妊婦体操・蚊帳・ビヤガーデン    18 身代わり・車だん吉・プラネタリウム    19 床づれ・追っかけ・男の涙    20 海月・肩パット・鶏冠    21 放送禁止用語・お年寄り・ピンポンパン    22 おかま・芋掘り・大人げない    23 復活・憧れ・食い逃げ    24 蒲鉾・風は旅人・半尻    25 泉ピン子・ヘルメット・クリーニング    26 美人姉妹・河童・合格    27 スカート捲り・ケツカッチン・秋の虫    28 チンパンジー・フォークダンス・いなりずし    29 稲刈り・小麦粉・フランス人    30 日本シリーズ・鶴瓶・落葉    31 クロスカウンター・学園祭・タクシー    32 付け睫毛・褌ペアー誕生・ツアーコンダクター    33 泣きみそ・ボーナス一括払い・ぎゅうぎゅう詰め    34 静電気・孝行娘・ホノルルマラソン    35 暴れん坊将軍・モスラ・久留米餅 1993年    36 栗きんとん・鶴・朝丸    37 成人式・ヤクルトミルミル・まんまんちゃんあん    38 夫婦善哉・歯磨き粉・夜更かし    39 金の鯱・オーディション・チャリティーオークション    40 ひ孫・いかりや長介・掃除機    41 北京原人・お味噌汁・雪祭り    42 視力検査・フレアースカート・美術館めぐり    43 矢鴨・植毛・うまいもんはうまい    44 卒業式・美人・転た寝    45 らくごのご・浅蜊の酒蒸し・ハットリ君    46 コレラ・さぶいぼ・お花見    47 パンツ泥棒・オキシドール・上岡龍太郎    48 番台・ボランティア・健忘症    49 長嶋監督・割引債・厄年    50 指パッチン・葉桜・ポールマッカートニー    51 同級生・竹輪・ホモ    52 破れた靴下・海上コンテナ・日本庭園    53 シルバーシート・十二単衣・筍    54 ぶんぷく茶釜・結納・横山ノック    55 睡眠不足・紫陽花・厄介者    56 平成教育委員会・有給休暇・馬耳東風    57 生欠伸・枕・短気は損気    58 雨蛙・脱税・右肩脱臼    59 鮪・教育実習・嘘つき    60 天の川・女子短期大学・冷やし中華    61 東京特許許可局・落雷・蚊とり線香    62 真夜中の屁・プロポーズ・水戸黄門諸国漫遊    63 五条坂陶器祭・空中庭園・雷    64 目玉親父・恐竜・熱帯夜    65 深夜徘徊・パンツ・宮参り    66 美少女戦士セーラームーン・盆踊り・素麺つゆ    67 水浴び・丸坊主・早口言葉    68 桃栗三年柿八年・中耳炎・網タイツ    69 釣瓶落とし・サゲ・一卵性双生児    70 台風の目・幸・ラグビー    71 年下の男の子・宝くじ・松茸狩り    72 関西弁・肉まんあんまん・盗塁王    73 新婚初夜・サボテン・高みの見物    74 パナコランで肩こらん・秋鯖・知恵    75 禁煙・お茶どすがな・銀幕    76 ラクロス・姥捨山・就職浪人    77 掛軸・瀬戸大橋・二回目    78 海外留学・逆児・マスターズトーナメント    79 バットマン・戴帽式・フライングスポーツシューター    80 法螺貝・コロッケ・ウルグアイラウンド    81 明治大正昭和平成・武士道・チゲ鍋 1994年    82 アイルトンセナ・正月特番・蟹鋤    83 豚キムチ・過疎対策・安物買いの銭失い    84 合格祈願・パーソナルコンピューター・年女    85 一途・血便・太鼓橋    86 告白・ラーメン定食・鬼は外、福は内    87 カラー軍手・放火・卸売市場    88 パピヨン・所得税減税・幕間    89 二十四・Jリーグ・大雪    90 動物苛め・下市温泉秋津荘・ボンタンアメ    91 雪見酒・アメダス・六十歳    92 座蒲団・蛸焼・引越し    93 米寿の祝・外人さん・コチョコチョ    94 談合・太極拳・花便り    95 猫の盛り・二日酔・タイ米    96 赤切符・キューピー・入社式    97 リストラ・龍神伝説・空巣    98 人間喞筒・版画・単身赴任    99 コッペン・定年退職・ハンドボール    100 百回記念・扇子・唐辛子    101 ビクターの手拭い・カーネーション・鉄腕アトム    102 自転車泥棒・見猿言わ猿聞か猿・トマト    103 紫陽花寺・豚骨スープ・阪神優勝    104 三角定規・黒帯・泥棒根性    105 横浜銀蝿・他人のふり・安産祈願    106 月下美人・フィラデルフィア・大山椒魚    107 鯨・親知らず・ピンクの蝿叩き    108 蛍狩・玉子丼・ウィンブルドン    109 西部劇・トップレス・レバー    110 流し素麺・目高の交尾・向日葵    111 河童の皿・コロンビア・内定通知    112 防災頭巾・電気按摩・双子    113 河内音頭・跡取り息子・蛸焼パーティ    114 骨髄バンク・銀杏並木・芋名月    115 秋桜・ぁ結婚式・電動の車椅子    116 運動会・松茸御飯・石焼芋    117 サンデーズサンのカキフライ・休日出勤・ウーパールーパー    118 浮石・カクテル・彼氏募集中    119 涙の解剖実習・就職難・釣瓶落し    120 ノーベル賞・めちゃ旨・台風1号    121 大草原・食い込みパンツ・歯科技工士    122 助けてドラえもん・米沢牛・寿貧乏    123 祭・借金・パンチ佐藤引退    124 山乃芋・泥鰌掬い・吊し柿    125 不合格通知・九州場所・ピラミッドパワー    126 紅葉渋滞・再チャレンジ・日本の伝統    127 臨時収入・邪魔者・大掃除    128 アラファト議長・正月映画封切り・ピンクのモーツァルト 1995年    129 御節・達磨ストーブ・再就職    130 晴着・新春シャンソンショー・瞼の母    131 家政婦・卒業論文・酔っ払い    132 姦し娘・如月・使い捨て懐炉    133 立春・インドネシア・大正琴全国大会    134 卒業旅行・招待状・引っ手繰り    135 モンブラン・和製英語・和風吸血鬼    136 確定申告・侘助・青春時代    137 点字ブロック・新入社員・玉筋魚の新子    138 祭と女で三十年・櫻咲く・御神酒徳利    139 茶髪・緊張と緩和・来なかったお父さん    140 痔・恋女房・月の法善寺横丁    141 ひばり館・阿亀鸚哥・染み    142 初めてのチュー・豆御飯・鶴瓶の女たらし    143 アデランス・いてまえだへん(いてまえ打線)・クラス替え    144 長男の嫁・足痺れ・銅鑼焼    145 新知事・つるや食堂・南無阿弥陀仏    146 もぐりん・五月病・石楠花の花    147 音痴・赤いちゃんちゃんこ・野崎詣り    148 酒は百薬の長・お地蔵さん・可愛いベイビー    149 山菜取り・絶好調・ポラロイドカメラ    150 お父さんありがとう・舟歌・一日一善    151 出発進行・夢をかたちに・ピンセット    152 ホタテマン・深夜放送・FMラジオ    153 アトピッ子・結婚披露宴の二次会・おさげ    154 初産・紫陽花の花・川藤出さんかい    155 ビーチバレー・轆轤首・上方芸能    156 ワイキキデート・鹿煎餅・一家団欒    157 但空・高所恐怖症・合唱コンクール    158 中村監督・水着の跡・進め落語少年    159 通信教育・遠距離恋愛・ダイエット    160 華麗なる変身・遠赤ブレスレット・夏の火遊び    161 親子二代・垢擦り・筏下り    162 鮪漁船・新築祝・入れ歯    163 泣き虫、笑い虫・甚兵衛鮫・新妻参上    164 オペラ座の怪人・トルネード・ハイオクガソリン    165 小手面胴・裏のお婆ちゃん・ガングリオン    166 栗拾い・天国と地獄・芋雑炊    167 夜汽車・鳩饅頭・スシ食いねぇ!    168 長便所・大ファン・腓返り    169 美人勢揃い・雨戸・大江健三郎    170 親守・巻き舌・結婚おめでとう    171 乳首・ポン酢・ファッションショー    172 仮装パーティー・ぎっくり腰・夜更し    173 ギブス・当選発表・ちゃった祭    174 超氷河期・平等院・猪鹿蝶    175 コーラス・靴泥棒・胃拡張    176 誕生日・闘病生活・心機一転    177 毒蜘蛛・国際結婚・世間体 1996年    178 シナ婆ちゃん・有給休暇・免停    179 三姉妹・バリ・総辞職    180 家庭菜園・ピンクレディーメドレー・国家試験    181 ほっけ・欠陥商品・黒タイツ    182 内股・シャッターチャンス・金剛登山    183 嘘つき娘・再出発・神学部    184 金柑・恋の奴隷・ミッキーマウス    185 露天風呂・部員募集・ぞろ目    186 でんでん太鼓・ちゃんこ鍋・脳腫瘍    187 夢心地・旅の母・ペアウオッチ    188 (不明につき空欄)    189 福寿草・和気藹々・社交ダンス    190 奢り・貧乏・男便所    191 八十四歳・奥さんパワー・初心忘るべからず    192 お花見・無駄毛・プラチナ    193 粒揃い・高野山・十分の一    194 おぃ鬼太郎・シュークリーム・小室哲哉    195 くさい足・オリーブ・いやいや    196 ダイエットテープ・北京故宮展・細雪    197 若い季節・自動両替機・糞ころがし    198 おやじのパソコン・なみはや国体・紙婚式    199 降灰袋・ハンブルグ・乳首マッサージ    200 雪見酒・臭い足・貧乏・タイ米・コチョコチョ・雷・明治大正昭和平成・上岡龍太郎・お茶どすがな・トップレス(総集編、10題リレー落語)    201 夫婦喧嘩・川下り・取越し苦労    202 横綱・占い研究部・日本のへそ    203 マオカラー・海の日・息継ぎ    204 カモメール・モアイ・子供の事情    205 ありがとさん・文武両道・梅雨明け    206 団扇・ボーナス定期・芸の道    207 宅配・入道雲・草叢    208 回転木馬・大文字・献血    209 寝茣蓙・メロンパン・初孫    210 方向音痴・家鴨・非売品    211 年金生活・女子高生・ロングブーツ    212 エキストラ・デカンショ祭・トイレトレーニング    213 行けず後家・オーロラ・瓜二つ    214 金婚式・月光仮面・ロックンローラー    215 孫・有頂天・狸    216 雪女・携帯電話・交代制勤務    217 赤いバスローブ・スイミング・おでこ    218 参勤交代・ケーブルカー・七人兄弟    219 秋雨前線・腹八分・シルバーシート    220 関東煮・年賀葉書・学童保育    221 バンコク・七五三・鼻血    222 ホルモン焼き・男襦袢・学園祭
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%93%E3%81%B0%E3%83%BB%E9%B6%B4%E7%93%B6%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%94%E3%81%AE%E3%81%94
3 notes · View notes
Text
イルカの家 The first chapter
イルカの家 ── あろ 海辺に近い東部では、暑さと生まれてきた子どもたちが寄り添い、漁師たちは生まれたての誕生に喜び、将来の事業と土地への愛を受け継いでいる。太陽が海面から昇る頃には黄身の色はすっかり色づいていたが、新子たちは世界に対する無限の好奇心を抱き、その好奇心こそが、親たちは成長の糧を海から得て、日の出と日の入りの時には生きていることと自然を感じることの奇妙さを、子供の頃の海への好奇心を思い起こしていた。 今日は大きな日で,豊作の喜びである。 子供たちは仲間に言い合い、高いところからビーチのエキサイティングな光景をどっと見ていました。 大人たちは浜辺���忙しく、彼らは短い時間内に魚を切り取り、箱に入れなければならない。子供たちは一方で大人たちの生存能力を学び、親の仕事を邪魔してはならない。 大収穫!二百匹以上のイルカが入り江に集まり、遠くの海に行くこともなく、船に乗ってすぐに、元気なイルカを銛で捕獲することができたのは、今年生まれたばかりの子供たちのために、そして成長していく若い少年たちのために、海の神ポセイドンの恵みだった。 漁民たちは、毎年海を敬い、祈りを捧げることによって、海の皇神の恵みを受けることができると信じている。それは彼らの自然への畏敬の最も敬虔で直接的な報いであり、町全体が来年の今頃まで生きるのに十分な自然の恵みである。 車が走っている間も、優秀なスタッフたちはあまり知られていない砂浜に向かっていた。ない商売の間に誠実に取引がなければ、3回の狼が来たように最終させてより大きな調整できる食べ物の運送会社の購買を放棄し、町にとって、采购商なしにどもった最古の年代に戻った——の少ない人は、治療のないお金、毎日未明、縦横無尽に海に、远くの地方性ハリケーンに会ったが、古代の伝説のあれらの海の怪物はすべて孤児が后代の楽しい幻想にあげることができて、あれは孤児として得ることができる最大の楽しい伝承です。 仕入先のFT社は今回の輸送を重視しており、地勢が離れているため、海のものの鮮度や食感は最高に違いないと考え、上層部が写真や映像を見た時点で、会議ですぐに輸送車の数を控えめにすることを決めた。 今日の収获の魚介類の多くのお金に换できる、これも糸守鎮なぜft会社との協力の理由は、より多くのお金のことは多くの食べ物、海洋の贈与は限られて、波の冬の恵みを適時にいつも、漁民らなければ分からないが、海洋と調和を節約との関係を食物の不足は、糸を守鎮の住民の冷たい、それはあまり良いことではない。 米会社の米は大陸から輸入され、でんぷん質が多く、住民がハリケーンの季節を乗り切れるほどだった。価格はかなりのもので、住民たちは子供たちと一緒に過ごす時間が多く、彼らは神の祭壇で老人から古代の皇帝や海洋の不思議な物語を聞くことができた。 子どもたちも元気にホタルを捕まえていますが、これは自然の恵みとお年寄りの知恵のおかげです。 漁師たちはもう一匹のイルカを漕いで砂浜に連れて行き、そこでイルカに新しい使命と死の意味を与えた。 岸の人用の锐利な刃イルカの生命を終え、それはとても上手と慈悲深いこと、良質の刀の質、海洋の生き物たちの苦痛を減らすことができる血液が流出したとき、イルカの死亡が、それらを一番優しいやり方で世界を離れ、それらの体は、新しい方式の昇華され、人々の祈りを得て、人間の感谢を受ける。 食べ物の前で涙を流す人は少ないが、海に対しては、イルカに対しては、人々は食卓の前に海に似た味を残す——イルカの献身に感謝する。 数百年前に、人々は無私に自分の一生を捧げて海洋を泳ぐ代価に哺乳中の母子のイルカを救うために1基の神棚を建てることができ(ありえ)て、次第に、1種の浪費であるようで、海は感謝する人類の祈りを聞いていないようです。樹木は霊でもあり、その存在は夏の木陰だけでなく、寒さをしのぐ丸太小屋の材料にもなる。 神棚の風習は次第に儀式に変わっていったが、それは糸守町の住民を結びつける行事であった。 イルカのヒレは速く平らに切り取られて、彼らは大陸人のようにヒレを残して、サメの体は海に戻って、浪費は糸が町の優秀な伝統を守るのではなくて、いつもより良い料理方法があって、自然は決して偶然に1種の浪費の可能性を提供しません。 魚の頭に沿って、斜めに切って、すばらしい赤い魚の身の膠を持ってイルカの脳の中で鎖をつけて、この美味は多くなくて、同じく非常に高価ではありませんが、FT会社と民族の習わしと伝統は1つの理念に食べ物の鮮度を保つことと異なる食感を升華させます。 続いて腹部の短い裂け目を開いて、食べられない胃や腸を舎てて、海に帰って、再びその命を、海は優しい態度ですべてを抱擁する。 二百数十年前までは、イルカの内臓も捨てられなかったし、貧乏人でも肥えたものが食べられた。お金持ちの家であれば、毎日の安全を守る自分の家族のユニークなメンバーに与えられていたかもしれない。使えなくなった腹や腸は、犬たちが一年間留守番をしてくれた恩返しになる。海が海辺の住民に海を守る見返りを無私に提供するように。 贫しい人々の多くは惜しんで、彼らが金品を残して、商売に良いのインテリアは、家族のために加え、数件の新しい服、学費を読む子ども塾に提供するために、古代の先生は会长に住むあるところに、先生が完成した彼の使命は、また新しいところから彼の使命に行くと、多くの子供を認識の字で、多くの子どもが书写文章。 先生が久しぶりに来ても、子どもに世界の捉え方を教えることができます。 これは先生の光栄で、彼は人類文明の認知に従って文化を伝承しています。 今の学校の先生たちに忙しく走り回ってでなくて、子供のごとに機会が理想の大学に合格する、异说専属のではなく、勤労と克己と坚持こそ過程で、子供たちが浪人多くの次は、彼らの亲は老人を楽しむ知恵の庇護を続けることができれば、糸守鎮学のある青年が希望すれば海洋と耕地を守り続ける大都市から帰国し、子供たちには未来がある。 イルカの腹部の肉を無駄にすることはできません、精緻なカット技術は肉の異なる部位をわずか20分ですばらしい収獲になります、尾の部分はとても安くなります、そこは多くの人が好む部位ではありませんが、シチューは別の味です。で大型のマグロやサーモンは、鱼眼処理の必要もない、と鱈の頭に入れて氷の内、スーパーでは、経済の规则は、鱈の頭をそれぞれ異なる部位に感谢者の選択。 イルカの腹には脂がのっていて、揚げたての香りが家族を楽しませてくれます。 魚の背の部位の肉は良い、スーパーマーケットの供給が不足して、これらの良い栄養は海洋が人類に与える前に苦労して、人々は消費する時海洋の難しさを感じることができて、調理過程の慎重さは海を離れた后にまだ存在することができる畏敬の念。 短い時間に、一匹のイルカ生命の使命を讴歌するを得て、それの肉を入れて氷され、多くの若者が室内へされ、氷が溶けない後の美味を失った。 ますます多くの町民がやってきて、家に備えつけの道具を手に入れ、自然の恵みをすばやく切り取り、保護しなければならなかったが、その恵みは、彼らが夜な夜な祈りと家族への保証をしたすべての行為のお返しに違いなかった。 砂浜と海の中ですべて新年のように楽しく活発な赤色を塗って、イルカの生命はここで海を讴歌して、彼らは自分の血と肉を献上して、感謝する人々を供養しています。 子供たちはとても喜んで、子供たちの喜びと興奮に感染されているようで、イルカの霊はもっと多くの仲間を呼んで砂浜に来て、自分の霊体を捧げて、彼らはこのように高尚で、驚嘆させる無私です。 作家が賛美イルカによる新入生、舞踊者がイルカの舞台で演じ続けになる海洋霊体の世界にしばし遊んだ。 共同の協力は生産方式であり、住民たちは手っ取り早くイルカを捕獲し、最も厳格な態度で霊体を切り取る。百数十匹のイルカはすでに室内に放りこまれていた。さらに遠くを眺めてみると、海にはもっと多くのイルカがいて、新生を待ち望んでいる。それが彼らの使命であり、古代の移動の先生のように崇高である。 仕事は午後四時まで忙しく、FT社の車は凍ったイルカの肉をひっきりなしに運んでいたし、運転手もひっきりなしにやってきた。彼らは今回のポセイドン提督の海での歓喜を過小評価していた。 もう十分だ、人は貪るべきではない、海辺に住む者はもっと素養の保持を理解できる。 浜辺はまた近くのイルカの呼びかけの唇を見ることができて、彼らはとても気前がよくて、十分で、残りのイルカは海の新しい任務に馴れ馴れしくて、彼らは離れて、他の場所に行きます。 さんびゃく件のイルカが十分に糸守鎮の住民は3年まで生き、来年もこの贈与すれば、この町の一部の富裕なる——それは不思议の大変化を——富裕と十分な物資を保有するのが容易ではない、だからいくら来年もない波の冬の贈与し、数日内に必ず異色の行事がある。 彼らはバイヤーと一緒に酒宴を楽しみ、バイヤーも家族連れの軽い海辺の旅で長い労苦を終える。 一風変わったイベントに違いない。子供たちの喜びと興奮は更に多くの霊感をもたらして、神の所の巫女は全く新しい方法でイルカの魂を召喚して、彼らがここから無事に海に戻ることができるようにします——生まれ変わって、泳ぎます。
.
.
この本を続けて書こうと思っていたのですが、なかなかアイデアが出てこなかったので、午後に第1章を書き終えて、次の時間に完成させることにしました。 この本は海辺に住む愛すべき人々に捧げます。 日本に捧ぐ
0 notes
lucewizard27 · 6 years
Text
Scrap Days
 古い紙特有の匂いがする。埃っぽいなと呟いて、ここに居るぞと主張する。ばさばさと音を立てて落ちて来る紙の資料の向こう側で、「あいよ」と聞き慣れた声がした。資料探しを手伝いに行ったまま戻らぬ相棒を捜して踏み入れた芸術家どもの魔の巣窟は、徹夜続きのアルコールの匂いと僅かに珈琲の匂いと交じって煙草の煙と、妙に甘い匂いがした。声、らしきものは先程返事をしたもののみで、後は唸り声ばかりが響いている。踏み入れてはならない場所に来てしまったような気がしても、何時だって後の祭りだった。そもそも、ここカルデアでは珍しくもない光景でもある。ぱっと思いつくだけでも、数多の国から色んな時代の者達が集まっているのだ。文化のサラダボウルだと言うと、エジソン辺りが合衆国の建国について一言申して来そうな気もするが、安心して欲しい。発電マニアどもはエレナ女史の付き添いで『ちょっと』遠出している。何事もマハトマのお導き、大丈夫だ問題ない。 「友よ、」と声が聞こえた。意味のある音だ。視線を向ければ、平常からしてすでに色の白い名探偵中の名探偵が、迷探偵面をして視線を空に彷徨わせていた。考えるまでもなく、何処かに中身が旅立っているようだと頷く。探偵が座るこの部屋で一番高そうな革張りの赤いソファは、何をひっくり返したものやら濡れたような染みの痕がある。すぐ横の丸い猫脚のテーブルの上には、「 absinthe 」とラベルの張られた謎の瓶が幾つも空になって転がっていて、猫脚ににゃあとも鳴かない童話作家が頭を預けて低い声で唸っている。寝心地が悪いのだろう。そう言えば静かだなと辺りを見回せば、劇作家は据わった目つきで種火はもう食べさせないで欲しいとぶつぶつと呟いており、心持ち腹が膨れているような気もした。いつものメンバーだなと安堵したところで、ここでは見慣れぬ音楽家の二人が無言でダイスを転がしてカードを出しあっており、やれ「産地チェック」だとか小さい声で呟いている。唯一正気らしい復讐者、いいや、影のどうしようもない相棒はこてりと首を傾げていつの間にか目の前に立っており、「どうかしたのか共犯者よ」とそう言いながら卒倒した。末期だ、とてつもなく世紀末だ。なんぞかの合同の死がどうとか食堂でこのメンバーが���合をしていたのは知っていたが、謀反でも起こすつもりか。いやいや、と首を横に振る。そこでもう一つ。 「ロビン!」  素直に名前を呼んで助けてくれと主張を最大限にする。早く連れ去って欲しかった。だってここは、とっても教育に悪い現場だ。 「いや、まあ、なんです?締め切り前だから助けて欲しい、時給が出るってんでして。このご時世何かと入用でしょ、お互い。いざって時の貯蓄みたいなもんですよ。」  彼の言い分はこうである。別に悪くないし、仲間との交流を深めるのは今までの彼を思えばいいことだろうと頷いた。ロビンはそんな、……カルデアのマスターを前にして、盛大にため息をつきたいのを堪えた。朴念仁とは言うまい。気の使い方は人それぞれだ。好意に鈍感でなければ、発狂しかねない程パーソナルスペースを侵されているのにこの子供は指摘しない。できようもないのであろうが。今だって、個室に二人きりという環境がどうのとマスターである子供を思って、「保護者」と主張する何名かに視線をすれ違いざまに向けられた。マスターの部屋に誰かがスタンバイしているのはいつものことだ、と誰もが理解している筈だと言うのに。そもそも、保護者と主張している何名かというか正直なところ、ロビンにとって源の大将は頭の痛い種の一つではあった。アジア人の見た目が幼いということを抜きにしても、マスターである子供は生前のロビンよりは明らかに年下だった。懐かれるのは気分は悪くなかったし、距離を縮めれば時々甘えるような言動をするのが良かった。そういう趣味を持ち合わせているわけではないのだと言い切れるが、初めてありがとうとはにかんでくれた時は一瞬息を飲んだものだ。だって、ちっとも、この子供は心から笑うということをしなかったから。  以来、ロビンは保護者ではないが傍に居る。駄目そうだなと判断すれば手を伸ばすし、まだ頑張れそうだと思えばただただ見守っている。騎士中の騎士である円卓の面々に、「忠義あふれる行いだ」などと評された時は本気で喧嘩になりかけたが、特にマスターに報告はしてはいない。だって、ロビンは騎士にはなれない。柄でもないというのもあったが、主義に合わないのだ。何処にでも居て、ただ学校に通い、どうということもなく過ごせる筈だった子供。だから誰かが守らなくては、勿論、別にロビンは自分がそうでなければいけないとは思っていない。顔を隠して、影のように付き従う復讐者のような相棒にもなれない。何もかもが中途半端な立場で、でもそれでも英霊だから。幸いただの人間に負けるようなことは在り得ない。いつかいつもの日常が戻る時、その日に備えておくのだ。抜け駆けだとは誰にも言わせるつもりはない。これは正当な報酬なのだから。 「時間延長料金は貰うつもりですけどね。」  きょとりと瞬いた子供にロビンは笑いかけて、アンタにとっても悪い話じゃないぜと囁いたのだ。  ごう、と風が吹く。白い大地に雪が降り注ぎ、果ては見えない。今どこに居るのかと問おうとして、口を閉ざした。思考が明瞭になる。懐かしい瞬間は程遠い。次の氷雪の大地へと向かう筈だった一行が、不意に妙な隙間に迷い込んでから数日。時間経過はまったくない謎の領域で、本来であれば夏だった筈の日々を過ごしている。――ルルハワってなんだっけ、妙なワードが過ったが忘れた。忘れることにした。あまつ、NYに行きたいかあと声が聞こえた気もしたが、全くの幻聴であろう。 「先輩、良いお知らせと悪いお知らせがあります。どちらからお聞きになりたいですか。」  洋画でよくある台詞って、使ってみたいけど現実に使おうと思うと使えるタイミング全くないよね、なんて会話をしたのが五分前だった。頷いていた探偵に、思わず二度見をしたがこれも気のせいだろう。だと言うのに、愛すべき後輩は天然を惜しみなく発揮させ、結果的に場の空気を和ませることに成功していた。これを奇蹟と言わずして何と言おうか、そんなムニエルの叫び声も気のせいだろう。なんだっけ、これ、いつかの惨状に似ているなと立夏は思ったがなかったことにした。シリアスな状況が続かないのは仕方のないことで、空腹すら存在しないこのただ白い景色が続く退屈な時間は、精神的にひたすら摩耗するからなのだった。何の肉を使ったか当てよう、所長のお手製料理コンテストはすでに行った。マシュのましゅましゅコントは可愛かった。ダヴィンチちゃんのうんちくトークはもうマニアックなのでやめて欲しい。様々な要求があったが、ムニエル氏のお悩み相談コーナーは異常に盛り上がった。スタッフの探偵と接する時の会話のテンポが難しい、年頃であるマシュと立夏の情操教育上に正しい行動とはだの、割と平和じゃないかなと立夏が遠い目をしたくらいには時間が経過している、筈である。曖昧な時間が、焦燥感へと変わる。その瞬間はすぐそこだとわかっているのに、何も出来ずにいた。 「……良いお知らせは、特異点を発見したことです。悪いお知らせも特異点を発見したことです。」  つまりどういうことだってばよ、と立夏は瞬いた。うっかり忍者のような物言いをしたなと思ったものの、誰も同じ国の出身者がいなかった為にそのネタは通じなかった。唯一、ムニエル氏だけが口元をにまにまとさせていた。 「つまりだね、立夏くん。特異点が見つかったんだ。この何もない筈の氷雪の大地の上に、突如として現れたんだよ。」  ドクターみたいな物言いをしたダヴィンチが、咳払いをした。意識をしたのかもしれない。立夏は小さくはにかんで、こくりと頷いた。後にすることはわかっている。特異点があるならば調査をする必要があった。何か不測の事態が発生していることは確かだったから。  そうして氷雪の大地に踏み入れた途端、立夏の足は緑に覆われた大地に辿り着いたのだ。あっという間だった。まるで目隠しをされていたかのように、そこに在った。ぶあ、と生々しい生き物の気配が襲い掛かる。情報量は急に多くなり、立夏は一瞬眩暈を覚える。でも、懐かしいと感じた。何故だろうと首を傾げた横に、ダヴィンチが降り立つ。上を見上げ青い空を、周りを見回し木々の木漏れ日を、耳を澄ませて鳥のさえずりを。「なんて、うつくしい」と幼い声でダヴィンチが言った。立夏は頷き、思い切り息を吐き出して、続けて胸いっぱいに吸い込んだ。冷たくない、温かな空気だ。マシュが恐る恐る降り立ち、探偵ことホームズは眩しそうに目を細めた。探索はいつも通り、二人で。何かあるかわからないと言う割に、ダヴィンチは危険性は低いと思うよと確信をもった様子で言い切る。ホームズは「成程、」と妙に嬉しそうに笑うのだ。 「常々、思っていたのだがね。会いたい、と言葉にしない理由を。成程、確かに願うまでもなかったわけだ。」  きょとりとする立夏に、ホームズは「さあ、行ってくるといい。懐かしい旧友に会えるだろう」と満面の笑みで言う。立夏は逆に警戒心を高めてしまいながら、マシュの手を強く握った。おや、と眉を跳ねあげたホームズは、今の言葉の何処に警戒心を高める理由があったのかということについて、すぐにダヴィンチに視線で訴えた。ところが全く伝わらず、ダヴィンチはお土産を楽しみにしていると手を大きく振ったのだった。  歩いて、歩く。踏みしめる大地の上に足跡が残る。雪に埋もれてすぐには消えない。振り返れば帰る場所へと通じる道筋はすぐにわかった。迷いそうでいて、迷わない程度にわかりやすく誰かが踏みしめたような小道があって。恐らくこの森の何処かに森の主が居るのだろうと容易に察せられた。特異点と言うからには敵も居るだろうと思ったのに、二人の行く手には何も遮るものがない。あるのはただ木々と、諸動物の気配と。人里を離れて、迷い込んだ森。そんな気分にさせられながら、立夏は歩みを進める。こんな風な場所を皆と歩いたなと思いながら、懐かしむ余裕すらでてきた。野営をすることはないだろうが、あまり遠くへは行かない様にしようかと手を繋いだマシュを振り返る。 「先輩、パンでもちぎって歩けばよかったですね。」  誰かに捨てられたわけでもないのにマシュがそう言って、立夏は食べる方が建設的じゃないかなと肩を竦めた。色気より食い気だからと言い訳をしてみて、マシュをちらりと見て。マシュはそれでも先輩と一緒なら、と笑うのだった。森の木々は時折かさりと音を立て、二人はその度に足を止めた。でも、その度に正体までは掴めずに、必死に気配だけを辿った。まるでわざと残されているような痕跡、歩いていた足が途中から走り出して、無我夢中に。アプリコット色の髪が揺れたのが見えたら、もう駄目だった。  白衣が、翻って。困ったように笑って。樹皮に縦に割れ目の走る、赤い小さな果実を無数につけた一際背の高い木の下で。その人は申し訳なさそうに、そこに居るのだ。 「「ドクター!」」  声が揃った。繋いでいた手もそのままに走って、押し倒さんばかりでしがみつく。誰なのかも、本人なのかもわからないまま、感じ慣れた気配ただそれだけに縋りつく。涙腺が緩んだ。頬を勝手に伝うものは止められずに、恋しくて寂しくて、手を伸ばしても届かなかったその人の名前を呼ぶ。ロマニ、ロマン、永遠に消えてしまった人。助けられなかった二人。後悔はいつだって尽きない。その中でも前所長とドクターだけは、二人に焼き付いているのだ。半ば呪いのように。 「……申し訳ないけど、先に言っておくよ。ボクはロマンその人ではないんだ。生前、ダヴィンチちゃんからのお願いで、ボクはボクのAIを造っていてね。だからこれは、ボクの代替品と言うか……データの集合体でしかない。この体は確かに人間によく似たものだけれど、年を取ることはない。あ、でもボク達が旅をした日々のこと、これまで二人がここに至るまでのこと。全部把握はしているよ。何せ、これはボクの我儘でもあるんだ。形がどうであれ、ボクは君達のつくる未来が見たかった。」  両腕は二人の背に回り、疑似的な回路で体温が点った手の平が二人の背を撫でる。撫でて、それだけでは足りなくて。頭やら頬を撫でて、触感を確かめるように。「柔らかいな、女の子だもんね」と言えば、マシュに無言で睨まれたりもして。 「オリジナルのボクは、立夏くんとマシュのことをとても愛していた。データの集合体であるボクにあるこの感情を本当だと信じてくれるなら、ボクだって二人のことが大好きだ。……そういうわけで、」  少しだけ間をおいてロマニは言うのだ。 「戦闘に役立てるかと言うと全くなんだけれどね。ああ、本来のボクよりはその辺はマシになってるけれど。……―――なにより、おかえりって言えるんだ。また、キミ達に。」  また零れて来る涙を拭って、マシュが縋り付く勢いでしがみつく。何処へも行かないでもう二度と、なんて言葉を言わなくてもきっと伝わっている。偽物かかどうかなんて判断するまでもなかった。二人にはわかっていたから。  帰り道すがらにロマニを挟んで手を繋いで歩く。両手に花だと立夏が言うと、「確かに若い子を連れて歩くのは、気分はいいな。」などと神妙な態度でロマニは頷く。積もる話もあったが、いつものようなやり取りが何よりも。立夏が楽しそうに話して、マシュがロマニにほんの少し甘えた素振りをして、ロマニが困ったように笑って。何時だって、ここにダヴィンチが居て、メンバーは入れ替わっていったりもした。でも、ロマニが居なければやっぱり駄目なのだ。おかえりの声がないと言うだけで、踏みしめる足は心細くなる。もう大丈夫歩いて行けると思っていたのに、こんな風にされてはもう駄目なのだ。優しさに飢えていたわけではない。新所長や、スタッフ、ホームズもダヴィンチだって。こんな状況であっても、尽きぬものだ。人の優しさ、温かさ。触れ合って、例え壊してしまう世界の向こう側であっても。もしかしたら狡いのかもしれないと立夏が言うと、マシュが不安そうにロマニを見上げた。ロマニはやっぱり困ってしまったように笑って、 「というか、ボクそのものはボーナス支給みたいなものなんだ。そもそもの発端は君達もよく知る彼のお願いからで、ダヴィンチちゃんとボクは相応の対価と引き換えに実現したに過ぎない。それでも有り余る資源はこうして今目の前にあるわけなんだけど、……よく考えてごらん。森、目隠し、そして、――イチイの木。」  今の今まで歩いて来た方向を振り返り、ロマニは嬉しそうに口にする。 「サーヴァントには好かれていないってデータがあったけれど、記録を読む限りではそうではないと思うんだ。少なくとも、『認められていた』ってね。何よりボクはあの彼にそう願われたことが、何よりも嬉しい。」  好かれているとは思わなかったのだと語る口調は楽しそうでもあって、訝し気に見上げるマシュの手を揺らして、ロマニはまあまあ、と宥める。歩いて、歩いて、その内に森の終わりが見えてきて。またふわり、と幻影のように森が消えそうになったところで、ロマニが二人の手をやんわり解いて振り返り叫んだ。  「ロビンくーーーーーーーーーーーーーん!やっぱり二人に黙って置くのはかなり無理があると思うんだ!大体使い切れないリソースを廃棄するのはもったいない。限りある資源こそ有効に使うべきだ。肉体のあるロビンくんなら、戦力としても護衛役として十分な���だろう���!」  ぶっと噴き出したのは立夏で、マシュはぱちぱちとしきりに瞬いている。一方、叫び声の木霊する森はゆるゆると消えて行き。やがてぽつんと緑色のマントを纏う人影へと姿を変えた。あの森そのものが彼の宝具だったとは、まさか思いもよるまい。立夏は何か逸話に大幅な変更でもあったのかと首をひねるが、勢いよくフードをとったロビンは舌打ち交じりに言い放つ。 「仕様変更でも何でもねえっての。こちとら、持ってるところからせっせとバイトをして隙間産業しながら溜め込んだんだ。聖杯?上限迎えてるってのに、人に捻じ込んで来たのは何処の何方でしたでしょーか。」  じと、と見つめる視線に立夏は何と無く気恥ずかしくなり、ロマニの後ろの隠れた。何だかビミョーなお年頃のような反応をされ、ロビンは閉口する。今それか、今になってそれかと内心で突っ込みつつ、ロビンにしては積極的に歩み寄って襟首をつかんで引きずり出せば、合わせる顔がないと来たものだ。ぼそぼそと語る言葉を繋ぎ合わせれば、もう会えないと思っていたから、だの、いつかまた会えたらいいとは思っていた、だのと。 「立夏くん、そこは素直に会いたかったでいいと思うんだ。データから見ても、こういうのはリリカルな展開を経てメイ・キングなだけにメイキングラブになると思うんだ。」  ロビンがついロマニの肩を軽く小突いた。流石に今のはなかったな、とお互いに視線を交わしたところで、マシュが咳払いをし、 「つまり……、どういうことなんでしょうか。ロビンさんは、あのカルデアに居たロビンさんなんですか?」 「まあ、なんです。宝石剣をちょいとレンタルしましてね。出所については聞かないでくださいよ。面白くもない苦労話が付録につくだけだ。――あー、そもそもあの宝石剣ってのは平行世界の」 「ロビン、もっとわかりやすく。」  立夏がかみ砕いてくれと言うと、そうでしたね、とロビンは立夏の頭を撫でる。こういう時、孔明大先生が居たらなとロビンは思うのだが、居ないものは仕方あるまい。 「宝石剣で平行世界からマジックパワーを集めたよってところですかね……」 「雑だね。ロビンくん。」  ロマニに雑などと言われると、ロビンも思うところはある。思うところはあるが、突っ込みを返したところで泥沼になるのが目に見えていた。まじっくぱわあ、とぼやいた立夏はじーとロビンを見上げている。 「そんなに熱心に見つめたところで、ハンサム顔があるだけですよ。」 「クラスがキャスターになったってこと?」 「違うな???」 「でもドルイドの関係なら、キャスターわんちゃん。」 「どこぞの御子様でもあるまいに、木を燃やすなんて真似しませんよ。一面焼け野原にでもなっちまったら、隠れる場所なくなるでしょうが。」 「あー、成程。そういう流れでなしなんだ。」 「いやまあ、どっかの誰かが新たな逸話でも発見したなら在り得ない、とは言い切れないけどな。…………、この話今必要だったか?」 「あんまり。」 「ですよね。」  成程と頷いている立夏の調子が相変わらずマイペースだなと思いながら、ロビンはふっと視線を逸らす。すると目に入ったのがにやにやしているロマニと、したり顔のマシュなのだから手におえない。まだそう言うんじゃないと主張したところで、もう手遅れだろう。ダヴィンチが顔を覗かせているのが遠くに見えるし、ここから待ち受ける盛大な言い訳と、新所長への御目通りと。これからのことを思えば、決して容易い日々ではあるまい。でも、立夏はそこに居て、守りたい者とその日々は此処にあるから。
 かくて、愛と希望の日々はまだ続き、旅はまだまだ終わりそうにもない。ロビンは冷たい曇り空を見上げ、肩を竦めて。仕方なさそうな素振りで笑って返して、いつもと変わらない素振りでそこに居るのだ。
1 note · View note
karasuya-hompo · 6 years
Text
ME:A 087 こつこつと
 メリディアン確保後、「仲間みんなと話してネ」とか言われても、ちょっとやりたいことのあった我が輩は、ヴェトラ以外全員□連打ですっ飛ばしました( ತಎತ)スマソ  ただ、ドラックが「Kid」と呼んだ後で「Ryder」と言い直すのだけは、そんな高速すっ飛ばし中でも目につくんだから、自分どんだけクローガン、そしてジジイ好きなんだと。  これ、ドラックがテンペストに来て間もなく「その"小僧"って呼ぶのなんなの(๑•̆૩•̆)」という会話ができるので、そのアンサーですね。一連の出来事を通して、もう子供扱いできないな、一人前の男だなと認めてくれたらしいドラック。プロフェッショナルのほうの選択肢はろくに読みませんでしたけど、カジュアルのほうは「"小僧"でいいよ」みたいな感じだったので、なんとなくそれ選択してみたり。  ちなみに日本語訳、サラ子のときは「小僧」じゃ変だしどうしようかなぁって……そもそも、ドラックの口調を勝手にジジ語にしてるのもどうかって話なんですが、女の子に向かってやはりKidと呼びかけるとしたら、日本語ではどう訳すればいいのかとはずっと考えていて。「小娘」は変。「娘」も変。誰か他人に話すときに「あの小娘が」と言うのはいいとしても、呼びかけるのに使うとおかしい。それでなんとなーく考えていて、結論は出たので、それはまあ、サラ子のプレイ記のときにでも……。  って、サラ子、本当に動くんだろうかなこの後……( ತಎತ)
Tumblr media
 ともあれ好きなものにだけは敏感な我が輩ゆえ、ヘイジャ船長のお姿はしっかりキャッチしてますよ? あっ、このグレーとインディゴのスーツは船長だ~❤と。……パスファインダーになったから船長じゃないんですけど、なんとなく、ほれ(´・ω・`) あと、さすがに顔で見分けはつきません(◞‸◟)  ともあれ、船長が言うのは「いつかパーチェロもこんなふうになる(素晴らしい居住地に辿り着く)かもしれない」ということ。ただし、「こんな派手なやり方ではなくていいが」とのことw そらそうだ。ハイジャックされて墜落して、しかも着陸することは想定されてない宇宙船だからもちろん離陸もできず、結果的に「じゃあここ、ヒューマンの星でいんじゃね?」みたいな状況ですからね。一歩間違えば、クライオに残っていた一万人とかが死んでいたわけで。……それを防いだのが、自分を犠牲にしてもクライオを重点的に守ったダン船長。゚(゚´ω`゚)゚。ヤスラカニ
Tumblr media
 ヴェトラとはちゃんと会話。「2人きりにしたげたほうがいい?」と茶化すシドちゃんですが、慌てることもなくさらっと流すねーさんさすが。そこ以外の会話はけっこう真面目で、ロマンスしてないときと同じですね。
Tumblr media
 でも戻ってきたらこんなメールがw  この文字体だと❤には見えづらいのが難点ですな。あと、あっちの顔文字って基本的に左側が上「:)」なのに、この「<3」だけ逆ってのも個人的には納得してません。すぐに打てるって条件があるので、イプシロンを使った「ε>」はダメなのも分かりますがね?
 ところで「顔で見分けはつかない」で我ながら思ったんですが、実際にヒューマン以外の顔ってテンプレですよね? 差ないですよね? ヘタするとおんなじ型を使って、ペイントとか色合い変えてるだけ��すよね??  いっそMEA2では、ヒューマン以外もキャラクリさせてくれないかと思います。  サラリアンの目は目で極端に変化はしないけど、その大きさは、ヒューマンの目の大きさの常識的な違いの範囲と同じように、大きめだったり小さめだったり、少し吊り目だったりタレ目だったりするはず。いや、サラリアンだとそういう差ではなくて、出ている・引っ込んでいるとか、まぶたの厚さだとかなのかもしれませんが、とにかく、画一的な顔にはならないはずです。  トゥーリアンだと外殻の厚みとかもあるかもしれないし、顎先(頬先)の形状の違いがあるかもしれない。頭部のツノというかヒレみたいな部分も、男性のほうが長いのははっきりしてるとしても、その長さには違いがあるだろうし、開き具合とか尖り具合とか、あと、欠けているってのもあっていいし……。ただ、目については元々がかなり小さいので、はっきり分かるほどの差ってのは生まれないかもしれません。  そういう個人差を、目立つNPCにくらいきっちり反映させていただきたいなと。  実際のところ、リアル系の多くの洋RPGでは、NPC個々の顔がだいぶ違いますよね? もちろんそれらのほとんどはヒューマンなわけですけど、同じようなことを何故異種族でやらないのか!! 技術的にやれないわけはないでしょ!?  ―――ええ分かってます。こんなことまず期待できないって:( •ᾥ•):  でももういっそ、そういうキャラクリキットを配布して世界中のファンに作らせて、そのモデルのうちいいと思うものをいくつか採用するとかでもいいから、ちゃんと個性を出してくれないかと思うわけですよっ。太ってる・痩せてる、背が高い・低い、肩幅が広い・狭い、足が長い・短いetc……ヒューマンですらまだまだ違いがあっていいはずなんだしさぁ。  シナリオ中はともかく、オンラインのPvPやPvEで使うキャラとかくらい……っ。
 そんなアンドロメダ級に見果てぬ夢を見たことはそっと胸にしまうとして。
Tumblr media
 タスクの一覧作成にとりかかっています。ミッション類は既に作ったわけですし、だったら完成はさせなければなと。  攻略本から書き写すだけとはいえ、私が買ったのはハードカバーの豪華版なのもあって、まあデカいし重いし……。  英語がさらさらと読める人にしてみれば、攻略本やwikiがあればこんなもの作らなくてもいいのですが、読めないわけではないけど大変だと思う人が、ME:Aをより楽しむ手助けになればいいなぁと。あとなにより、自分のチェックとして。  実際こうして書き写しながら、「あー、これあれか」とか、「これとりかかったことはあるけど完遂してないな」とか「これって……? はて?」とか出てきます。
Tumblr media
 そしてそれより作りたいのがこっち。武器の性能比較表。  このExcelリスト自体は私が利用するデータベースで、これを元に、特徴を書きだした武器リストを作ろうかと。一応こっちのファイルもDLできるようにはしますが、なにせこのPC、OSがVISTAですからね? いろんなもののサポートが切れ始めてるのは言うまでもなく、Officeソフト類も相当前のver.です。それじゃDLできるようにしても無駄かなぁと思わなくも……。いや、DLしてくれる人はいないだろうなとは思いつつ、万一にでもいたらね、申し訳ないよなと。  閑話休題。  当初は自力で全部ランク10にしてから比較しようとしてました。ランク1での比較が無理である以上(序盤に店売り・ドロップせず、研究もできないとなると、ランク1では手に入らないものもある)、確実なのはランク10。ランク5とかだとやっぱり、そのランクのときのものを入手しそこねたらおしまいですし。  もちろん現在でも、最終的にはすべてランク10にして、自分で触ってその違いを確かめるつもりでいます。  ただ、数値だけなら海外wikiに上がっているので、それを転写することにしました。  これで、理論上の違いについてだけなら語れます。  しかしそれでも、自分が実際に持ちだして撃ってみたときにどうか、他のランク10の武器と比較するとどんな感じかは、数字だけでは絶対に分からないわけで……。  相変わらずリサーチポイントもうじゃのスットコくんでありました _(┐「﹃゚。)_クレェ
Tumblr media
 大事なのはやはり、自分で使ってみたときの感覚。解説読んだだけではピンと来ないこともあるので、実際に使ってみるのがなにより大事なのです。  ランク10での比較も重要ですが、とりあえず使い勝手も試さねばなるまいと、こんな装備。  これらは……  メリーはアンガラのエレクトリックナイフ。硬直させるだけでなく、エレクトリックコンボの仕込みにもなります。リーチは短くダメージも低いけれど、攻撃発生が速いのも特長。  アサルトライフルはファルコン。アサルトライフルってーか、グレネードランチャーです。威力が高く、爆発時に周囲も巻き込みますが、hitscanではないという弱点もあります。 (hitscanというのは、撃った瞬間に当たるゲーム上のシステムのこと。これと反対なのがprojectileで、撃った瞬間に銃口を離れて弾が飛んで行ってヒットする)  スナライはインサイザー。前シリーズでもおなじみの3点バースト。基本のプレイスタイルがインフィルトレーターのわたくしにとっては馴染みの武器なのですが、ME:Aのスナライの中ではほぼ使ってこなかったので。  ピストル(SMG)はとりあえずランク5で作ってみたレムナント製イコライザー。これはprojectileなので、どんなもんかなと。  ショットガンもまたランク5で作ったレムナント製スキャッターです。レムナント製のものは弾数無限のエネルギーチャージ性なのは共通してますが、ビーム型と弾丸型があり……これは「追尾」するの?? 試してみなければ。  ―――ところで、通常弾の他にプラズマ弾、粒子弾ってのがあるんですけど、違いってなんなんですかね??(´・ω・`)
Tumblr media
 そんなわけで、戦闘相手を探しつつ適当にタスクを消化しようと、メモリートリガーと植物採取のため入ったきのこの洞窟。
Tumblr media
 ちんどる(´・ω・`)  近くのデータパッド読んでみると……読んでもよく分かんない(´・ω・`) 書いてるのは、「クラン」とか「哺乳類の求愛は奇妙だ」とか言ってるので、クローガンですかねぇ。ここに落ちてる貨物はアークからなんらかの理由で落ちたもので、手に入れて喜んでるのは確かなのですが、マーカスとかケイトリン、バクスターって名前も出てきて、これらどう見てもヒューマン種の名前。  たぶん、クローガンがここでヒューマンのスカベンジャーらかなにかと会って、boughtってのも出てくるのでなんらかの取引をしたのだろうとも思うのですが、それがどうやってこの死体につながるのかが分かりません。バクスターかマーカスのどっちかではあるんでしょうが……。うーむ、えいごりょく、もっとほちい(´・ω・`)
Tumblr media
 今更ですけど、見るたびに気になるノーマッドの内部。こちらは前部座席から正面側なんだけど……これって、前、見えてるの?(´・ω・`)
Tumblr media
 こちらは後ろをできるだけ見ようとしてるので、前シートと僅かに後部座席なんですけど……すげー狭いよね……?(´・ω・`)  しかもこれ、後ろにどうやって乗るんだ? 前のシート倒すとかするのか? ヒューマンはまだいいけど、ガタイのいいクローガン入れるのかこれほんとに??
Tumblr media
 そんなことしつつ、そのへん適当に見て回ってたら、コンテナ発見。死体もあるけど……前に立ち寄ったせいなのかなぁ。特になにもなく。  エラダン回ってると、病気にかかったスカベンジャーの死体を見つけることがあって、「もっとスキャンしないと分からない」とSAMに言われます。「The Infection」というタスクなのですが、マーカーもなにもないから探すのが大変。スカベンジャーがどうこう、と言われるたびに「病気の死体あるかな?」と戦いに行く、なんかものすげー迷惑なことしてるスットコくんご一行。
 とかやりつつ、ここから近いのはアーキテクト戦か……。  「そんな装備で大丈夫か?」、「大丈夫だ、問題ない(๑•̀ㅂ•́)و✧」とか別ゲーのネタやってる場合じゃなくてね?(´・ω・`) まあインサイザーあるし、イコライザーはそこそこ使いやすいし、逃げまわってればじいちゃんとねーさんがなんとかしてくれるっしょ(´・ω・`) 「小僧……」 「ライダー?」 「じゃあ近くの三角さんで武器変えてく(๑•̆૩•̆)」
Tumblr media
 こんな感じに……。  アサルトライフル・スイーパーはランク4という頼りなさですが、威力高めの3点バースト。projectileというのがちと気になるものの、使ってみたい武器。  スナライは安定したとろころでイーシャレイ。ウィドウを越える破壊力と精度を持つ反面、総合的な弾数は更に少ないという、高難易度では当たればデカいけどはずしたら命取りな、まさにスナイパー専用武器。……だからね? なんでね? インフィルトレーターにスコープ時スロー化能力なくなったのかな??( ತಎತ)  ピストルのUSHIOR(読み方さっぱり分からん。ユーシオアー? めんどいのでウシ呼び)はスナライ並の威力を持ちます。感覚としては黒ウィドウとかあのへんと同じです。スコープが標準装備でないことと、精度ではさすがに劣るものの、軽い上に威力も黒ウィドウ以上。近距離で使う武器としては破格の破壊力。  ショットガンはここまででまだ使ってなかったので継続。  防具も、うっかりアンガラセットのままで来ていたのをケット+マーベリックの武器コンバット特化に変更。  つまりは、いざとなったらイーシャレイ頼りでなんとかしてやろう計画(๑•̀ㅂ•́)و✧
Tumblr media
 そんだら突撃~っ(ʘ皿ʘ ╬)  って、さすがにイーシャレイ強い……(°A°`) ノーマルにランク10持ち込んでれば、mod入れてなくても足が2発ちょいで破壊できるし、頭は3発かな。(modはすべて抜いたのだ)  スイーパーは……オート型の高性能Aライフルに比べると、この程度の難易度ではどうしても取り回しが悪く感じます。ランクが低いのもあるかもだから、やっぱり10にしてからじゃないと……。  で、シングルショットのスナライ並の破壊力があり、かつ装填数がデフォルトで2発あるウシが、近距離のザコ戦だとかなり強いですな。一発ぶちこめばたいてい破壊されてくれます。スナライ代わりにするには精度が問題ですが、中距離くらいならスコープつければいける感じ。ただ、全弾数が基本25、マーベリック2ヶ所でスペア弾強化しても38なので、きっちり当てないといけないのはスナライ同様ですね。  スキャッターは……うーん……たしかに離れててもある程度の精度を持って当たるんだけど、だったら別にショットガンでなくてもいいよね? て気が(´・ω・`) 特殊型のショットガンならDHANのほうが明らかに強い感じ。これまたランクのせいもあるのかも。
Tumblr media
 ちなみに戦闘中、後ろにいることに気付かず噛まれちゃいました(´・ω・`)  ああん放してぇぇぇ(੭ु ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )੭ु
Tumblr media
 その一方、戦闘終わったはずなのに仲間が何故か武器を下ろさないので、どこに残ってるんだと思ったら……柱の隙間にオブザーバーかな、挟まっとる……w  しかもこれ、柱が邪魔でどうしても攻撃ができないし、オーバーロードなら上から当たるんだけどシールドがほぼ消えるだけで、リチャージ待ってる間にこいつのシールドも回復していまい、どうしたもんかと思いました。  幸い、この柱の上、スクショ撮った位置からなら攻撃できたので、無事に倒せましたけど。ほっといてもいいようなものなんだけどね、気になるからね。どうしても届かなければ、エンジニアに変更してエナドレ→オーバーロードのコンボでなんとでもなったんじゃないかな。
Tumblr media
 その後はわんこにも噛まれてみたり。しかも無表情に噛まれとる(ㅍ_ㅍ)  そんなこんなで、いろんな武器持ち替えて試しながらのこまかいタスク潰し。メモリートリガー拾ったり、鉱石サンプル見つけに行ったり……毎回やりたいかと言われれば確実にノーですけど、たまにやると地味たのしい(´ω`*)
 そしてもう一つ。  たまたま近くに行かないかぎり発見のできない、目印になるマーカーもなにもないタイプのサブクエで一つ、未発見のものがあるのを思い出しました。  「The Vanished」です。  消えたと言えば銀河マップからヴォールドの名前が消えてて「おいどこだよあの星!?」てなりましたが、あれか? タスクもなにもなくなったせいか? でもジャーナル確認するかぎり、まだやってないクエストならちゃんとあるんだぞおい?(ちなみに、後にカダラとかで同じようにクエスト・タスク潰しても名前消えたりはしなかったので、単なるバグと思われ)  あ、次回作あるなら、ジャーナルのソート可能にしてほしいです。終了したクエストも請け負ってるものも、名前順にくらい並べ替えたい……。  それはさておき、このクエストはヴォールドで、2か所のうちのどちらか、オーディオログを見つけることで発生します。場所はこの2つのうちのどちらかなんですが……攻略本頼りに探してもけっこうたいへんでした。
Tumblr media
 片方はここ。テチックス(中央下部の三角ターミナル)の真北あたりです。
Tumblr media
 氷柱が立ち並んでいて、その中の一つの根本に発煙筒が落ちています。  この傍に、イビル(Ibyl)のオーディオログ。今回こっちを先に見つけました。内容は、 『お父さん、お母さん……。もし私がてチックスに辿り着けなかったら、レジスタンスがこのメッセージを見つけてくれるよう願うわ。それから貴方がたのことも。2人ともすごく愛してる。だからあんな洞窟に残していきたくはなかった。ケットが追ってきてる。きっと私も連れて行くわ。オレンとウルリみたいに。あいつら私たち家族になにしようっていうの? どうして私たちがこんな目に? 聞こえる。すぐそこにいる。愛してる……愛してるわ』  残っているのはこの音声ログだけで、彼女の姿はどこにもないので、連れて行かれてしまったのでしょう……(´・ω・`)  せめてということで、SAMに命じて両親がいるだろう洞窟の位置を割り出させます。
Tumblr media
 それはここ。すぐ近くです。レムナント遺跡のマークを挟んで左右、くらいの位置。
Tumblr media
 ここに、洞窟っていうほど深くもない、岩棚の下みたいな場所があります。最初に探すならこっちのほうがラクかも。西側のステーションからそのまま山際にそって移動するだけで良さげ。……場所が分かっていればそう言うこともできるけれど、なにも情報ないままだとやっぱりけっこうたいへん(´・ω・`)  で、こちらにもオーディオログが……。 『これを聞いているのが誰であれ、どうかお願いだ。私の娘を見つけてくれ。あの子はテチックスへ向かった。ケットが私たちを狩っていく。息子たちも娘たちも奪われた。イビルは私たち夫婦に残された最後の一人だ。テチックスは安全だと聞いたが、とても遠い。そしてここはとても暗い。ケットが尾けてきた。あつらが外にいる。私とエイラを見つけるのも時間の問題だ。イビル、もしこれを聞いているなら、私たちはおまえを愛しているよ、それを忘れないでくれ。そして強くあるんだぞ』  ……オチは分かってたけどさ……。゚(PД`q*)゚。  せめてせめて、彼等のことをレジスタンスに伝えよう、それより他にできることはもうない、というので終わりました。  なお、ここには透明わんこが3匹います。仲間が警告してくれるのでいきなり襲われてびっくりするってことはありませんけどね。  ところで、マップで見ても分かるとおり、ここからテチックスはそう離れてません。ノーマッドならすぐだし、スットコくんにとってはステーションが近いのでFTすら可能。  しかしもし徒歩で、警戒しながら移動しなければならないとしたら……それに彼等は、テチックスがだいたいこのへんにあるとは知っていても、ここだとまで知っていたわけではないように思います。そういう状態で向かっていたら、実際の距離よりもはるかに遠く感じたでしょうね。  ……まあ、そもそも彼等はどこに住んでいたのか、という疑問があったりしますが。レジスタンス基地にいたとは思えないし、かと言って近くに集落もないし。どこから来たんだろうなぁ(´・ω・`)
 サラ子を進めようと思ったけれど、リサーチポイントが手に入ったりもするし、武器の使い勝手調べるのはスットコくんでしかできないし(サラ子で同じとこまで進めるのが大変)、なんだかまだしばらくは、スットコくんがうろうろしてそうな気がします。ゴメンネ サラコ(´・ω・`)
3 notes · View notes
abcboiler · 3 years
Text
【黒バス】TEN DANCER has NOTHING -3-
 2015/08/10Pixiv投稿作
「未知なるが故に恐ろしい」 『ハムレット』
知れば、わかる、なんて、嘘。 *** 「……何故お前がここにいるのだよ」 「それは俺の台詞かな……」 果たして高尾和成が緑間真太郎を発見したのは、何のことは無い、翌日の夜、緑間の住むアパルトマンのロビーだった。 時刻は丁度夜の八時。幼い子供は家に帰っているだろうが、ティーンエイジはまだまだ遊びまわっている、そんな、まっとうな時間に、緑間は大量の書籍を左手に抱え、右手にサンドイッチの小さな紙袋を掴んで現れた。いいや、緑間からすれば、現れたのは高尾の方だろう。何せここは、緑間のテリトリーだ。彼の生活する場所だ。 「やっぱ良い所住んでんだね。俺警備員にすげー変な目で見られたわ」 「何故そのまま追い出されなかったのだよ」 「おんなじ舞台に出る共演者です、珍しく彼が忘れ物をしたので届けに来たんですけど入れ違いになっちゃったみたいで、って、劇場の入館証見せたら納得してくれたわ。それにね、こう見えても俺、ダンサーとしては名が通ってる方なの。あの警備員さん、舞台好きなんだな。俺の出てるのも観に来たことあったみたいよ」 「…………何故俺の家を知っている」 「そんなの調べりゃわかるさ、人気スター」 実際でいえば、高尾は黒子から緑間の自宅を聞いていた。教えてくれるかどうか、ダメ元で訪ねに行った高尾に、黒子は驚く程あっけなく、メモ書きでそれを投げて寄越したのだった。 どうせ遅かれ早かれ判ることです。彼、恐ろしいほど情報に無頓着ですし、君だって多分半日かからず調べられますよ。その手間くらいは省いてあげます。僕が教えたって、言わないでくださいね。後から緑間くんに文句言われるの、僕なんですから。 表情の読めない瞳を一切揺らがせず、黒子はあっさりと緑間の情報を売った。売ったどころか、捨てたようなものだ。黒子は高尾に何の見返りも求めなかったのだから。ただ、面白がっているだけなのかもしれない、と高尾は考える。情報の対価は、エンターテインメント。観客を楽しませることで、高尾は金を取っている。 「今お前に構っている暇はない、帰れ」 「稽古にも出る暇もないって?」 「稽古のための準備をしている」 「準備のための稽古じゃねえのかよ」 「同じことだ」 高尾の姿を確認してから、緑間の顔は盛大に、不機嫌そうにしかめられている。美しく整った顔が歪む姿というのは、それだけで心を抉る。美しさは、普通の人間ならば存在するだけで怯んでしまう、暴力だ。高尾はそれを知っている。美しいということは、ただそれだけで、災害のようなものなのだ。 それでも高尾は動じなかった。高尾にとって美しいということは、畏怖すべきことであったし、そしてまた、圧倒的な憎悪の対象でもある。そうでなければ何故、高尾はここまで緑間に固執しただろう。 緑間は、高尾が探し求めていた、10点だった。その執着は、この程度の威嚇で怯むほど、底の浅いものではない。 ロビーの前に立ちふさがるように高尾は立っている。他の住民はまだ現れない。まだ人々が活発に行動している時間に、二人は暫く睨み合った。 「……どういうつもりだ」 「納得いくまで帰るつもりねえよ、俺」 「お前に納得してもらう必要はない」 「いくら俺がダンサーとはいえど、今回の舞台に関しちゃ共演者だろ。お前が練習に出てこない、納得のいく説明を求めるね」 「明後日には行くと言っているだろう」 「それまでの間、俺たちは主役不在の練習をさせられるわけだ。立ち位置も距離感もわからないまま。踏み出すタイミングも声の大きさも知らないまま」 現在、緑間の役は監督が外から台詞を読み上げて進めている。誰もいない空間に向かって声を荒げる女優の空虚を、高尾はこの二日間見てきた。緑間にも考えがあるのだろうが、それに付き合わされる側からすれば、率直に言って、たまったものではない。高尾はそう考える。我が儘が、過ぎる、と。 「……わかった。相手をしない方が時間を食いそうだ、付いてこい。ただし、邪魔はするなよ」 「どこに?」 「俺の家だ」 お前、ここまで来ておいて、逆にどこに行くつもりだったのだよ。 怪訝そうな顔をしながら、緑間は高尾に銀色の鍵を投げつけた。最上階の角部屋が、きらめきながら高尾の手の中にすっぽりと落ちてくる。慌てる高尾の横を悠々と通りながら、緑間は告げた。おい、早くしろ、お前が行かないと鍵が開かないだろう。 「これ以上俺を待たせるな」 「いや、待ってたのは俺、っつーか、真ちゃん、やっぱ、おかしいって」 「限りなく初対面の人間の家まで押しかけてきた奴に言われたくはないな」 「家の中までお邪魔するつもりはなかったっつーの! どっか移動して話せればそれでいいやって思ってたの!」 「馬鹿かお前は。俺は今帰って来た所なのだよ。いい加減に荷物も重い」 「そういやなんなの、その大量の本は」 「役作りに決まっている」 言われるがまま、緑間の後ろをついて歩き、顎で示されたドアを開けながら、高尾は自らの置かれた脚本の早さに戸惑っている。現実は小説よりも奇なり、とはよく言うが、現実が舞台よりもめまぐるしいだなんてこと、あるのだろうか。 * 「あのー、しんちゃーん」 「…………」 「おーい、しんちゃーん」 「…………」 「真ちゃん! 別に茶を出せとは言わねえけど、突然連れてこられて放っとかれてもどうしようもねえんだけど?!」 「茶なら台所のどこかにある」 「そういう問題じゃねえ!」 「緑茶」 「俺に淹れろっつーのかよ!」 部屋の中は、高尾の想像する緑間という人物像にたがわず整理整頓されていた。明らかにオブジェとしてふさわしくないような玩具や、謎のポスター等も、その五月蝿い存在感とは裏腹に、きっちりと棚の中に並べられている。シノワズリの花瓶の横に、南米の原住民族の像が置かれているのを見て高尾は把握を諦めた。調和はないが、統制されている部屋だった。 いざ戦わんとする高尾の決意など素知らぬ顔で、緑間はリビングのガラステーブルに持っていた本を全て置くと、そのままそれを一心不乱に読み出した。よく見れば、テーブルには他にもいくつかの文献や写真集、古びたカメラや広げられたフィルムなどが散らばっていて、そこだけがやけに賑やかだ。 しばらくは立ったまま、緑間の動向を伺っていた高尾だったが、自分の存在を忘れられているな、と気がついてついに声を上げた。邪魔をするなとは言われたが、存在するなとまでは言われていない。 「お前は茶も淹れられないのか?」 「それは俺の台詞の筈なんだけど」 「わかった、お前が準備してくれば、それを飲んでいる間だけは話を聞いてやる」 「それで淹れてきたら一気に飲み干して、また無視、とかはねえだろうな」 「うるさい男だな。俺は猫舌だ。安心しろ」 どういう理論だよそれ、と思いつつ、あまりの言いざまに毒気を抜けれて高尾はキッチンに向かう。思いっきり、地獄の煮え湯のように沸騰したお茶を淹れてやろうと決意する彼の前で、殆ど使われた形跡の無い皿だけが、きっちりと四組揃って鎮座していた。生活感があるものといえば、流しに置かれたグラスだけだ。それ以外は全て、うっすらと底の方に埃が見える。 腹をくくって、高尾は二つ分の茶器を洗い、そのまま戸棚を漁り出す。初めて来る家の初めて立つ炊事場だが、整頓されていることに加え、物が少ない。いうなれば、食器売り場にいるようなものだ。戸惑おうにも、戸惑うだけの生活感が無いのである。持ち主の痕跡が一切感じられない道具に、何の違和感があるだろう。調理器具は一通り揃っているものの使われた形跡が無く、冷蔵庫には飲み物とチーズくらいしか見るものが無かった。茶葉は包装が解かれないまま、頭上の棚の上に詰め込まれている。貰い物を、確認もせずにそのまま入れているのだろう。 ヤカンが破裂しそうなほど湯気を立てたのを確認して、高尾は茶器を温めてから、沸騰した緑茶を注いだ。日本茶は少しぬるくなってから淹れなければいけないと知ってはいるが、わざわざ猫舌だと自己申告してきた抜けている男に容赦をするつもりなど彼には毛頭ない。 「はいったけど」 「そうか」 「話、聞かせてもらうぜ」 「話すこともないんだがな」 「じゃあ、勝手に質問するわ。っつーか、まず、何やってんの?」 「本を読んでいる」 「見りゃわかる、何読んでんのってこと」 「タイトルくらい読めるだろう」 「そりゃわかるけどさ、そ-じゃなくって」 皮膚を掻き毟るような気持ちで頭をかく高尾を他所に、緑間は湯呑に口を付けて、熱い、と顔をしかめている。ざまあみろ、と高尾が思ったのは、口には出ていなかったかもしれないが、顔には出ていただろう。緑間は僅かに高尾を睨んで、ぱたぱたと左手で立ち上る湯気をあおいだ。その呑気な動作が、またあまりにも場にふさわしくないので、高尾は肩を落とす。どうも先程から、噛み合っていない。 『多分緑間くん、昨日家に帰ってから、『緑間真太郎』としての生活なんてしてないですよ』 『緑間くんの役は、映画監督になることを夢見て、才能が追いつかず家賃を滞納し、食費も無くバイト代は全てフィルムに回す馬鹿な男でしたっけね』 『君がもし、映画監督になることを夢見て、才能が追いつかず家賃を滞納し、食費も無くバイト代は全てフィルムに回す馬鹿な男だとしたら、どこに行って、何をします?』 黒子の言葉を信じて、一日目の夜、高尾は街中のバーを巡った。映画監督を夢見る男が夢破れたら、きっと酒に溺れるだろうと考えたからだった。太った男たちがビールの泡を撒き散らす中にも、姿の見えない男がジャズを歌うカウンターにも、緑髪の欠片は落ちていない。映画館を巡っても、カメラの専門店にも、古いフィルムを並べる骨董店にもいなかった。それもそのはず、実際のところ、この男は、家の中でただひたすら何だか判らない本を読んでいたのだ。 「……黒子からさ、お前のことちょっと聞いたんだけど」 「そうか」 「食事とかもしないで女漁ってるかもって」 「はあ?!」 初めて緑間は大きな声を上げて、唖然とした顔をした。その表情に、高尾は黒子に騙されたことを知る。確かに台所に使用された形跡は無かったが、緑間の手元には確かに近所で買ったのであろうサンドイッチがちょこんと置いてあるし、この部屋のどこにも女の影はおろか、香水の匂いのひとつもしない。そうでなければ、高尾をあげたりはしなかっただろうが。 「お前……それを信じたのか……」 「うっ、いや、だって、あまりにも真に迫ってたし」 「俺が、そういった女と一緒に、ふしだらな生活をしていると」 「いや……あの……」 「そうか、そうかそうか。俺は、ほぼ初対面の見知らぬ男に、仕事をサボって、女に耽るような人間だと、そう思われていたわけだ、そうかそうか」 「いや、あの、百%そうというわけじゃなくてですね、役作りの一環として、もしかしたらって、いう」 「役作りのためだけに女を抱くような男だと」 「すみませんでした!」 高尾の発言は、確かに当人からしてみれば謂れのない冤罪なのだろう。しかも、普通に、礼を失している。それを信じ込んだ自らの愚かさもだが、それ以上に高尾は黒子を呪った。間違いなく、ここまで見越して、黒子は高尾に緑間の住所を教えたに違いなかった。今頃、高尾のうめき声を想像して笑っているのかもしれない。傍から見ていれば、滑稽な喜劇だろう。 「あーっくっそー騙された!!」 「そんな台詞を信じるお前も悪い」 「いやいやいや、そりゃ俺だって普通だったらどうか知らんけど、相手お前だし」 「それもまた失礼な発言だな」 「しかも黒子の言うことだぜ? お前の馴染みだろ。信じるわ」 「舞台とミステリー小説以外は全て嘘をつくものなのだよ」 「何ソレ」 「ただの俺の考えだ。舞台も小説も、騙しはするが嘘はつかない。ルール違反だからな」 「それ以外は全部嘘つき?」 「その通り」 溜息をつきながら高尾は自らの分の茶を一口飲む。それを見て緑間も再び口をつけるが、あっつ、と呟いてまた元に戻した。どうやら猫舌だというのは嘘でも何でも無かったらしい。偏屈で気難しい男の癖に、何故かこんなところでは正直らしかった。人としてのバランスの取り方がおかしいのではないかと高尾は思う。 「黒子は別に、小説の登場人物でもなければ、舞台の一幕でもないのだよ。ただの影が薄い、人間観察が趣味だと言ってのける少し意地の悪い男というだけだ」 「真ちゃんって黒子のこと嫌いなの」 「別に、どうということもないな」 あちらは俺のことが苦手なようだが、と平気な顔で言ってのける緑間はまだ手元の湯呑に苦戦している。昔馴染みに苦手に思われていることを、彼は本気で気にも留めていないようだった。 高尾は考える。先程はああ言ったものの、黒子の発言の全てが嘘だったとは、高尾にはどうしても思えない。確か���緑間は女を連れ込んでこそはいなかった。酒に溺れてもいなければ、人を殺しもしていなかった。ただ、黒子の話を聞いた時、高尾が真に怯えたのは何だったか。それは、緑間の、役に対するディテールの、作り込みではなかったか。その役が生まれてから、死ぬまで、何を考えて生きて、どうやって行動してきたのか、それを全て突き詰めなければ気がすまないという、その妄執ともいえるこだわり。 今、緑間の読んでいる本が映画の評論であることも、積み上げられているタイトルがほぼ全て映像関係のものであることも、床に散らばるパンフレットが、往年の名作映画であることも、高尾は疾うに気がついている。 「……俺さ、黒子から、お前がもう家に帰ってから『緑間真太郎としての生活をしてない』って聞いたわけ」 「馬鹿馬鹿しい。俺は緑間真太郎以外の何者でもない」 「うん。まあ、『家に帰ってから』ってことは、家にはいるんだなって気がついてお前の家来たわけだけどさ」 「はた迷惑な話だ」 「真ちゃんは、三日間とじこもって、この部屋で文献漁って役の研究してるわけ」 「まあ、そういうことになるのか。図書館には行ったが」 「食事は? 全部外メシ?」 「元々俺は料理はできん。必要最低限の栄養はとってる。舞台の途中で倒れるわけにもいかないだろう」 「女の子連れ込んだり」 「女よりもうるさい男は図らずも連れ込むことになったがな」 「イヤミっぽい男はモテねえぜ」 黒子は嘘をついてなどいなかったのだ。緑間は、本気で、自らの役を突き詰めて考えようとしている。それは途方も無い、傲慢ともいえる作業だ。役の設定では、二十代後半となっていた。その人生の全てを、三日間で作り上げようというのだから。二十年の人生を得るには、二十年の時間が必要だ。時間というのは、そういうものだ。誰にも早送りなど出来ないし、スキップすることも、できはしない。 緑間が再三、邪魔をするな、時間の無駄だ、と吐き捨てているのは、理由のない言葉ではない。本当に時間がないのだろう。三日間というのは、緑間真太郎が定めたギリギリのリミットなのだ。 かといって、それは、舞台稽古に出ない理由にはならないと高尾は感ずる。与えられて一日で、役をマスターする人間などいないだろう。その為に、練習があり、ステージがあるはずだった。他の者と一緒に、演技の中で本質を見つけ出していけばいい。一人ではたどり着かない発想もあるだろう。 「わかった」 「へ? 何が? 正直言って、俺にはさっぱりわかんねえわ、お前のこと」 「このままだとお前には永遠にわからないだろうということがわかったのだよ。お前に理解されたくも無いが、理解しなければ納得しないなら仕方がない」 「仕方無いって」 「高尾、お前ならこの台詞をどう読む」 「へ?」 「別に試しているわけじゃあないから」 お前は、どう読む。そう言って高尾に渡されたのは今回の舞台の台本だった。そこには無数の書き込みと、高尾には判らないマークが散らばっている。これら全て、緑間がこの二日間でつけた印に違いなかった。書き込みが多すぎて、実際の台詞が埋もれてしまっている。 高尾は緑間の指差す台詞を目でなぞる。特にどう、ということもない。ただ音読すれば良いという訳では無いだろう。どう読む、と聞かれているのだから、それはつまり、どう表現する、と尋ねられているに等しかった。試しているわけではないと緑間は注釈をいれたが、それを信じられるほど高尾は能天気な頭をしていない。オーディション前に、心臓を一本の氷の針が通り抜けるような、ぴりっとした緊張感。それを悟られないように、極めて何でもないような顔で高尾は一瞬その役を演じる。 「『何千枚のフィルムを切ったって、君が撮った一枚の赤子に敵わないんだ』。……これがどうかした?」 「別にどうもしない」 「はあ?」 「どうもしない、が、わからない」 まだまだだな、とか、そんな言い方で恥ずかしくないのか、とか、何がしかの罵倒が飛んでくるだろう、と身構えていた高尾の予想は見事に外れた。緑間は、一切の評価を高尾に下さなかった。褒めもしなければ、けなしもしない。フラットだった。 じりじりと、焼け付くような違和感を高尾は覚えている。出会ってまだ数日しか経っていないが、緑間真太郎という男が、一切の虚飾無しでしか動かないことを高尾は知っている。初対面だとか、或いは上司だとか、部下だとか、神様だとか、そういったものに頓着しないで、緑間は辛辣な台詞を吐くだろう。だからお前は駄目なのだよ、そんなことしても無駄だ、興味が無い、消えろ、死ね。彼の信念に反するものは、ことごとく拒絶される。そんな男が、高尾の台詞に、ダメ出しの一つもしない。そんなことが、あるだろうか。 高尾はベテランの老優でもなければ、天才的な役者でもない、ダンサー上がりの、演技にかけては素人だというのに。 「お前、今、どういう気持ちでこの台詞を読んだ」 「どういうって……、悲しい、とか、悔しい、とか、でもちょっと憧れてる、とか、そういう感じ?」 「そうか」 「なんか間違ってた?」 「正解も不正解もないだろう。脚本に存在するのは解釈の違いだ」 正解が知りだければ脚本家に聞け、と緑間は飄々と受け流す。納得のいかない高尾を、緑間はレンズ越しに僅かに睨んだ。或いはその瞳は、哀れんでいたようにさえ見えた。 誰を? 「俺にはな、高尾、お前が言っていることがわからない」 「……は?」 「わからないから、話せない」 「なに、どういうこと」 「お前は何故、この台詞から、悲しみや、悔しさや、憧れを見出したんだ?」 「いや……それは、だって、そういうもんかな、って」 「わからん。わからないのだよ。お前の言っているこの役の気持ちも、そのの発言も、何もわからん。本当にこいつは、何千枚ものフィルムを使い果たしたのか? それともただの比喩か? こいつの絶望はどれくらいのものだ? 何故これをわざわざ口にした? どういう気持ちで? ただ一枚の赤子の写真に、こいつは何を感じたんだ? 何故それに負けた? 俺には全くわからない」 ソファにもたれながら、緑間は吐き捨てる。舞台俳優として、ありとあらゆる栄光を手にしてきた男は、高尾がちらりと目をやっただけで読み取ったことが、何一つとしてわからないという。ありとあらゆる観客を熱狂させてきた男は、何故人がそこまで興奮するのかわからないという。人の気持ちが、わからないと、言うのだ。 緑間が、無言のまま茶をすする音で、高尾は我に返った。時間が経っている。そして、窓の外の星は刻刻と位置を変えている。夜が深まってきているのだ。流石に泊まるのは気が引けるし、そもそも緑間に泊めるつもりは無いだろう。残された時間は少ない。 「……考えすぎじゃねえの」 「よく言われる」 俺からしてみれば、何故、お前たちは考えないで理解できるのか、そのことが何よりも、理解しがたいのだよ。 緑間は哀れむように呟く。その哀れみの対象は、何も知らない高尾ではない。何も理解できない、緑間自身に向いているのだ。 「高尾、俺はな、お前が何も考えずに口にした、悲しみも悔しさも憧憬も、一つもわからない」 「わからないって」 「お前が何も考えずに理解したそれはな、俺にとってはどんなに複雑な数学の定理よりも難解で、複雑で、混迷を極めている」 誰が想像しただろう。天才だともてはやされ、俳優として得られるだけの全ての名声を得ている男が、たった一つの台詞すら理解できないなどと。 何を馬鹿なことを、と、笑い飛ばすことが高尾には出来なかった。この部屋には真実だけが鎮座していた。緑間真太郎は、その真ん中で、億劫そうに溜息をついている。 「だから言っているだろう。稽古に出るための準備をしている、と」 「出るための、準備」 「今の俺が稽古場へ行っても、初まりの言葉すら発せないだろうな。木偶の坊のように立ちすくむだけだ」 高尾が読んだ一文を、緑間は読めないのだという。どのような気持ちで読めばいいのか、わからないのだと言う。ホンの数秒の、薄っぺらな解釈さえ、理解できないと言う。どうやって感情���載せればいいのかが判らない。どうやって表現すればいいのかわからない。そもそも、表現すべき、個がわからないと言っているのだ。それは役者として、あまりにも致命的な欠点だった。 それでもなお、緑間は、役者として君臨する。 そのための努力が、そのための土台が、この膨大な資料と、三日間の時間だった。高尾ははっきりと理解する。緑間の天才性は、才能は、演技そのものではない。そこにたどり着くまでの、異様なまでの集中力と、執着。与えられた役と脚本に対する、一切の妥協を許さない姿勢。それを押し通すだけの精神。 怪物だ、と高尾は思う。同じ人間とは、とてもではないが思えない。どこにいるだろう、他人の気持ちが一つも理解できないからといって、そいつの人生をもう一度全て見直そうとする者なんて。 高尾の目の前で、怪物は淡々と夜の幕を引こうとする。 「台詞も言えない役者に価値など無い。稽古だろうが何だろうが、俺が舞台に立つ時は役者としてだ。それを邪魔してくれるな」 カツン、と空っぽの音を響かせて、湯呑はテーブルの上に戻された。高尾は空っぽのそれを覗き込む。そこには何も無い。ただ、何も無い。 「ただの緑間真太郎など、舞台の上に立つ価値もない。明後日には練習に出る。それまでには、お前の言っていた、悲しみも、悔しさも、学んでおこう。話は終わりだ。わかったか?」
0 notes
xf-2 · 5 years
Link
「人間のできる仕事の範囲を越えている」 当事者が語る“児童相談所”の実態 千葉県野田市で虐待された10歳の女児が死亡した事件で、女児を一時保護していた柏児童相談所の対応に批判の声が集まっている。 柏児童相談所は2017年11月、父親から虐待されている疑いがあるとして女児を一時保護し、その期間中、女児の両親と面談。その後、関係が改善したと判断し、12月末に保護を解除、女児は両親の元に戻されたのだが、その後、一度も自宅訪問を行っていなかったことなどが批判の的となっている。 こうした中、これまで数えきれないくらい児童相談所に関わってきたというTwitterユーザーのツイートが1万2,000以上リツイートされ、拡散している。 このTwitterユーザーは児童相談所について、「その忙しさは尋常ではなく、もはや人間のできる仕事の範囲を越えている」と書き込んでいる。 児童相談所の実態はなかなか伝わってこないが、我々の想像を絶する忙しさなのだろうか?また、児童相談所に関わっていた当事者として、今回の事件を受け、児童相談所が批判されていることをどのように受け止���ているのだろうか?児童相談所に関わってきたというTwitterユーザーに、TwitterのID、アカウントを伏せることを条件に話を聞いた。 児童相談所の「一時保護」の保育士 ――児童相談所には何年ぐらい関わってきた? 15年ほど関わってきました。 ――児童相談所とはどのようなかたちで関わってきた? 児童相談所の「一時保護」の保育士です。 ――児童相談所の「一時保護」の保育士はどのような仕事を担っている? 虐待を受けた子どもをひたすらケアします。 ――たとえば? お風呂に入れたり、一緒に遊んだり、話を聞いたり、外出ができずストレスが溜まるため体育館で一緒に遊んだり、様々なケアをしています。 ――児童相談所に「関わってきた」ということは、今は関わっていない? はい。3年ほど前から療養しています。 ――療養は児童相談所の仕事が激務であることと関係している? 「子どもの福祉現場の激務」が理由です。 「バーンアウト(燃え尽き)」の状態になり、今は身体と心を休めている最中です。 1人の児童福祉司が100件を抱える異常な状況 ――野田市の虐待事件に関して。柏児童相談所の対応に批判的な声があること、どう思う? 児童相談所はマイナスをゼロにする仕事です。 虐待などで命が脅かされている状態が“マイナス”で、子どもが命を脅かされない生活が“ゼロ”。 “マイナス”から“ゼロ”にもっていくのも大変なのですが、“ゼロ”にもっていき、その状態を維持していても評価されません。 それだけでなく、“マイナス”が、今回のようにさらに“マイナス”になったときには叩かれます。 こうした状況を私は変えたいと思っています。 ――「児童相談所の忙しさは尋常ではなく、もはや人間のできる仕事の範囲を越えている」とツイートしている。それほどに忙しい? 私が住んでいる自治体には児童相談所が1カ所しかなく、1人の児童福祉司(ケースワーカー)が100件ほどの虐待案件を抱えているような、ひどい状況です。 虐待を受けている子どもを全員、助けたいのはやまやまなのですが、現実的には1人の児童福祉司が抱えられるのは、子ども数人から数十人が限界なのです。 そうなると、緊急度の高い重篤なケースしか対応できず、緊急度が低いと判断されたケースはどうしても後回しになってしまうのです。 大きな“うねり”を生み出してほしい ――そうした状況はどうすれば変わると思う? 日本では「家庭は温かいもの」というイメージが浸透していることから、虐待を自分事としては考えたくない人が多いため、「児童相談所にもっと予算を」という“うねり”にはなりづらいところがあります。 それでは今の状況はいつまでたっても変わらないので、多くの方が虐待を自分事として考え、「保育園落ちた、日本死ね」のときのような、大きな“うねり”を生み出してほしいと思っています。 ――虐待を減らすのは容易ではないが、どうすれば減ると思う? 国の新たな機関として、「子ども省」を新設することです。 虐待案件には、徹底して“子どもの側”に立ち、子どもを守るプロフェッショナルが必要で、その機関として「子ども省」を新設することで、救える子どもは増えると思います。 2022年度までに児童福祉司を約2000人増員する政府プラン ――子どもの虐待に関して、この他に懸念していることは? 懸念しているのは「18歳問題」です。 「児童を18歳までとする」と、法律で決められてしまったので(厚労省審議会で20歳までを児童とするという案を、実践家や法律家・研究者のメンバーが強く推進していたのですが見送られてしまいました)、18歳を過ぎた子どもは法制度の隙間にどんどん落ちてしまいます。 法的根拠が無いために、社会資源や支援もありません。家庭を生き延び、施設生活を生き延びても、18歳になった途端、何の支援も後ろ楯もなく、社会に放り出される実態があります。施設側もアフターケアしたいところですが、今の施設だけで手一杯です。 そのため、その子どもたちが犯罪に走らざるを得なかったり、友人や彼氏の家や、ネットカフェを転々とする“見えないホームレス”になっていきます。また、女の子だと住居付きの風俗に働いたりもします。そんな中で、若年妊娠や出産の問題も出てきます。 そこでまた、貧困や虐待の連鎖も生まれてしまうのです。 すべての問題は、このように繋がっているのです。そういうわけで、 私が考える「子ども省」は、対象を0歳~20歳までにできたらベストだと考えています。 厚生労働省によると、2017年度の児童福祉司の配置数が3235人なのに対し、児童相談所における虐待の相談件数は13万3778件。 児童福祉司1人当たりの児童虐待の相談対応件数は全国平均で40件程度。 地域差はあるものの、児童福祉司の数は足りていない。 こうした状況を受け、政府は去年7月、2022年度までに児童福祉司を約2000人増やすプランを決定。 1人当たりの件数を減らすために増員を図っている。 FNN.j 2019年2月4日 月曜 https://www.fnn.jp/posts/00420071HDK <関連記事> 野田市虐待死 栗原心愛ちゃんと 船戸結愛ちゃん事件 に共通する父親の過剰な家族依存 AERAdot 2019.2.5 https://dot.asahi.com/dot/2019020500074.html <報道発表資料> 児童相談所における児童虐待相談の処理状況報告 https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1111/h1117-1_18.html <関連エントリ> 児童と動物虐待死させる狂人には死刑を! https://ryotaroneko.ti-da.net/e10534122.html             千葉県野田市で実の娘を虐待死させた鬼畜 幼児や児童を虐待して殺害する痛ましい事件が続いている。 拙ブログでも何度か取り上げたが、私はこういう事件に対し、 悲しさ、虚しさ、怒りが入り混じった複雑な感情が沸き起こる。 以前にも述べたが私はこういう犯罪を犯す者は死刑でよいと考える。 抵抗できない弱い者を虐待して殺すなど人間ではない、鬼・悪魔以下のクズである。 天性のサディストと言うべきか、治癒不能精神異常者であることは間違いない。 しかも殺した対象が実の我が子というから本当に信じられない。 いや、もちろん他人の連れ子であっても、ここまでやるか?といいたいわ。 まず通常の精神の持ち主ならば、まず考えられない異常行動である。 子供をいたぶって喜ぶサディストの親は更生は不可能と思う。 しかも子供を虐待する「親」は再婚の連れ子が多いのかと思いきや、 虐待の加害者は64%が実の親だというから、呆れてしまった。 私も子供を持った身であるが、我が子は「目に入れても痛くない」、 そういう表現が疑いなく実感として感じることができるである。 またこれが生物学的な本能という奴ではないのだろうか?             5歳の幼児を虐待死させた鬼畜夫婦 私は以前のエントリの中で、子供の虐待死に関する、 児童相談所や対応の遅さを「役立たず」と外務省並みに批判したが、 今回この記事を読んで自分の間違いであったことがわかった。 記事にもあるように・・・ 全国の児相の児童福祉司は3千数百人で、虐待の相談件数は13万件を越えている、 全国平均で児童福祉司一人あたり40件というが地域間格差があるから、 東京などの都市部では恐らく一人当たり100件くらいは抱えていそうである。 なるほどこれじゃあ物理的にも到底対応しきれないのは当然だ。 しかも子供への虐待やDVなどは安易に口出ししにくい案件である。 野田市の心愛ちゃんの件でも父親は児相に名誉棄損で訴えると脅していた。 そうなると対応の仕方も慎重にならざるを得ないし手遅れもありうる。 しかし子供への虐待相談がこんなにも多いとは・・・ 恐らくこれも氷山の一角なら潜在的実数はその何倍になることか。 政府が2000人程度の児童福祉司を増員したところで焼け石に水ではないのか? 国連やユネスコに回すムダ金をこういう福祉に回せよ! そして・・・ 児童相談所の児童福祉司の皆様、ごめんなさい(土下座) 実情を知らずに怒りに任せて批判した事をお詫びします! 児童虐待は親権に関わる問題だけに児童相談所のケースワーカーも 積極的に家庭訪問や親との相談というわけには行かないのは理解できる。 職員の対応人数の不足もあるが、家庭内の事情というのもある。 しかし虐待死が社会問題になっている以上、人命にかかわる事案について、 遠慮などしていていいのか、という疑問も一方にあるのだ。だから法改正して、 児相職員に捜査権でも持たせ強制的に関わらせるべきではないか? 日本は児童虐待に対する、司法や行政の介入権が弱すぎないだろうか? アメリカでは州にもよるのだろうが、児童虐待の通報が警察にあれば、 即刻パトカーが飛んできて、親と子供はその場で隔離され、子供は施設へ、 親は警察で取り調べを受け、虐待でないとわかるまで子供は親元へ帰されないそうだ。 虐待を認められれば、親はその場で逮捕拘留、裁判後刑務所送りとなる。 そしてその虐待内容によっては死刑が適用されることもあるのだ。 それほどアメリカも幼児・児童虐待事件が多い国なのである。 <参考記事> 恋人の連れ子を虐待死させた男に死刑判決、米カリフォルニア州 AFP 2018年6月8日 http://www.afpbb.com/articles/-/3177720?act=all <参考まとめ> 実の親でも即逮捕?アメリカの子供を守る体制がスゴい!! https://matome.naver.jp/odai/2140517995024474901          日本でも電子レンジに我が子を入れた鬼畜がいた。 しかし何故我が子を虐待するのか? 核家族化、不安定な生活、躾困難な子供、社会的孤立・・・ これは様々な要因が指摘されているから一緒くたにはできないが・・・ 虐待する親も悩んでいるから責めるな!          ・・・という点は個人的に気になる事である。 これって引きこもりやニートを擁護する考え方と同じではないか? 彼らも「好きこんでニートになったんじゃない」と開き直って、 自分の弱さや我がままな点は必ず責任回避しているのと似ている。 ここでハッキリ言えることは、親自体が「大人」になり切れていないのだ。 つまり子供が子供を産み育てるような状況だから無理が生じるのではないか? このことは子供の虐待だけではなく、引きこもりやニートなどにも言えるのと思うが・・・ 私は、彼らに同情するような要素はあるにせよ、 我が子を虐待死させる親には一切同情しない。 冷酷非情に社会的・物理的に処分すべきと考える。 それから児童虐待死の刑罰はかなり軽いらしい。 児童の虐待死も犯人の親には大抵は執行猶予がつくらしい。 虐待死って、殺人罪だろ? あんな残酷な殺し方して執行猶予? しかも自分の子供をイジメ殺して何故そんなに軽いのか? 反省の態度など演技でいくらでも補えるからこんなもの信用ならない。 しかも弁護士の入れ知恵でいくらでも情状酌量戦術はあるのだ。 この親も虐待されて育った・・・云々というのは情状の理由にならない。 それとて本当かどうかわからないし、虐待されて育った親が必ず、 我が子に虐待すると決まっているわけではないからだ。 虐待犯の成育歴なども関係ないし、 やった事自体の内容の罪を問うべきだ。 <参考ブログ> ■児童虐待の殺傷事件の判決は親に甘すぎないか? 今一生のブログさんのブログより http://con-isshow.blogspot.com/2017/08/kodomo-saiban.html 我が子を虐待死させた鬼畜には・・・ こいつら死刑しろ、死刑に!
1 note · View note
monqu1y · 3 years
Text
索引
Tumblr media
 NHKは,2017年8月13日,恒例の日本軍悪玉論にのっとった番組のひとつとしてNHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験」(五十分)を放送した.それにとどまらず「大きな反響があった」として五ヵ月後の今年一月二十一日,二倍の長さに再編集してBS1スペシャル「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」(百分)を放送した  七三一部隊とは関東軍防疫給水部の通称である.防疫給水部は日本陸軍に置かれた疫病対策を目的とした医務と浄水を行う部隊だ.七三一部隊が細菌戦の研究も行っていたのは事実だが,細菌兵器の人体実験や中国での実地使用については見方が分かれている  これらの番組では,今回NHKがロシア国立音声記録アーカイブで発見した,「ハバロフスク裁判」における被告と証人の音声テープを証拠として関東軍による細菌兵器の人体実験と実地使用を事実として報道した  なぜ今ごろ六十八年も前のハバロフスク裁判なのか.私は「死人に口なし」の故人被告を当時の音声テープを持ち出して一方的に裁く「第二のハバロフスク裁判」(今度は欠席裁判)を意図したと見ている.ふたたび極悪非道な犯罪者として断罪したのである  ハバロフスク裁判とは,ソ連極東のハバロフスクで一九四九年十二月二十五日から十二月三十日までの六日間,主に関特演(関東軍特種演習)や関東軍防疫給水部,いわゆる七三一部隊などに関して抑留日本将兵を裁いた軍事裁判のことである.ハバロフスク地方は十五万人以上の日本人を抑留した最大の抑留地であり,かつ最後に日本人「戦犯」を集結させた収容所もあったし,日本人向けの宣伝新聞「日本新聞」を編集発行した場所でもあるから象徴的な意味を持っていた
Tumblr media
 NHKはこのハバロフスク裁判が公正な取調べに基いた公正な裁判であるとの前提で,音声テープをあたかも鬼の首を取ったかのように放送した.しかし,ソ連における「戦犯」裁判に公正な取調べも公正な裁判もなかったことはとうに明らかなのだ.この番組には共産主義独裁国家の司法制度に対する理解がまったく欠けているといわざるをえない  まず日本兵のシベリア抑留が国際法(ジュネーヴ条約)とポツダム宣言の「日本兵は速やかに帰国させるべし」との規定に違反する不法な長期抑留であった.加えて,「戦犯」裁判は,弁護士の接見など容疑者の正当な権利などかけらもない密室での強要,拷問などを伴う長期の尋問によってでっちあげられた尋問調書を証拠として,まともな審理も弁護もないままあらかじめ決めた判決を言い渡すだけの形骸化した裁判だった.私はかねて日本人「戦犯」受刑者は無実の囚人だと論証してきた
Tumblr media
 その「戦犯」裁判のひとつであるハバロフスク裁判も後述するようにフェイク(偽)裁判,もしくは暗黒裁判である.それゆえ,この裁判での被告の供述と証人の証言は,たとえ当人の肉声テープであっても真実を証明する証拠と認めることはできない.言い換えれば,このテープには裁判での証拠能力がない  念のために申せば,音声テープの証言内容がすべて嘘だといっているわけではない.ハバロフスク裁判の虚妄性を踏まえた上で,個々の証言が真実なのか真実でないのか,厳密かつ公正に検証すべきなのである  まずNHKは大好きな日本国憲法の第三十八条第二項をよく噛みしめてみるべきだろう  《強制,拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は,これを証拠とすることができない》  これは近代法の大原則である.国内の冤罪裁判には過敏なほど反応をするNHKなのだからこの条項の重要性はもとより承知のはずだ.仮に強制,拷問,脅迫はなかったと仮定しても,ソ連で四年の長きにわたって抑留・拘禁されたなかでの供述というだけで法廷での証拠能力は否定されるであろう  ソ連はシベリア抑留の当初から捕虜にした日本人軍民のなかから「戦犯」を捜し出して裁くという行動を意図的に取った.満洲,北朝鮮,樺太,千島に侵攻したソ連軍は,悪名高い「スメルシュ(防諜特別管理局)」を使って日本人軍民の「戦犯」容疑者を摘発し拘束した.摘発の対象となったのは山田乙三関東軍総司令官などの高級将校,憲兵,特務機関員だけでなく警察官,司法関係者,行政幹部,満洲国協和会関係者,民間会社の役員などの「前職者」も含まれた.もちろん七三一部隊の隊員もターゲットになっていた  ソ連内務省捕虜抑留者管理総局の昭和二十四年三月二十二日付の資料によれば,八八七〇人もの日本人が「戦犯」容疑者として登録され,うち二〇六人が七三一部隊員となっている.このなかからソ連当局が公開裁判に出廷させるのにふさわしいと認定した人が東京裁判とハバロフスク裁判に被告や証人として出廷させられ,二六〇〇人余りが二十年,二十五年といった長期刑を宣告された  ソ連では逮捕―取調べ―裁判―判決という形式は一応あった.しかしそれらの内実は西側の司法制度とは大きくかけ離れたものだったのだ.若槻泰雄の『シベリア捕虜収容所』などによれば,密告が奨励され,拷問が常套手段として使われ,自白が偏重され,裁判ではまともな弁護が行われず,実行行為ではなく企図や思想や職務が裁かれ,欠席裁判が横行し,銃殺や過重な長期刑が科されたのである  容疑者は監獄か収容所で取調べられるのだが,夕方から始まって深夜や明け方に及ぶのが常だった.寝静まった夜更け,薄暗い電灯の下で尋問されるだけで恐怖を覚えさせる.不眠と疲労で意識がもうろうとするなか自白を迫るのは一種の拷問だった.取調官が拳銃をちらつかせて脅すこともよくあった.このほか絶食,減食,水攻め,寒冷攻め,脅迫,暴力などがあった
以下はNHKによる捏造虚報情宣 731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~  戦時中,細菌兵器の開発を行った日本軍の秘密部隊,関東軍防疫給水部,通称731部隊.この組織の全貌を知る手がかりがロシアのモスクワで発見された.命を守るべき医学者が,なぜ人体実験に手を染めたのか.70年の時を経て明らかになるその真実とは 人体実験を主導したエリート医学者  当事者たちの肉声を記録した22時間に及ぶ音声テープ.終戦から4年後,731部隊の幹部らを裁くために旧ソ連で開かれた軍事裁判の音声記録だ.細菌兵器開発のために,生きた人間を実験の材料として使ったと証言されていた  
Tumblr media
「秘密中の秘密というのは,細菌戦をもって攻撃をやるという研究をやったということと.それから人体実験を行ったという2つの点であります」(関東軍 梶塚軍医部長の証言)  731部隊が実験を行っていたのは,中国東北部の旧満洲にある秘密研究所.実験材料とされ,亡くなった人は3,000人に上るとも言われている.NHKが収集した国内外の数百点に及ぶ資料から,軍人だけでなく,東大や京大などから集められたエリート医学者たちも,人体実験を主導していた実態が浮かび上がった.専門知識を持った医学者が集められ,組織されたことで,実験が大規模に進められていったのだ  中国東北部ハルビンの郊外20キロに,今も731部隊の本部跡が残る.部隊は,周囲数キロに及ぶ広大な敷地で極秘に研究を進めていた.四角い3階建てのビルには最先端の研究室が並び,その中央には周囲から見えない形で牢獄が設置され,実験材料とされた人々がとらわれていたという
Tumblr media
 731部隊が編成されたのは1936年.当時,日本は旧満州に進出し,軍事的脅威となっていたソ連に対抗するため細菌兵器を開発していた.細菌兵器は当時,国際条約で使用が禁止されていたが,部隊を率いていた軍医 石井四郎は,防衛目的の研究はできるとして開発を進めた.部隊の人数は最大3,000人.石井は細菌兵器開発のため,全国の大学から医学者を集めていた  極秘だった731部隊の研究活動を公にしたのが,終戦の4年後に旧ソ連が開いた軍事裁判,ハバロフスク裁判.今回見つかった音声記録では,部隊の中枢メンバーが,人体実験の詳細を証言していた  Q 人体実験はどのように行われたのか,できる限り詳しく話してください  「昭和18年の末だと記憶しています.ワクチンの効力検定をやるために,中国人,それから満人(満州人)を約50名余り人体実験に使用しました.砂糖水を作って,砂糖水の中にチブス菌を入れて,そしてそれを強制的に飲ませて細菌に感染をさせて,そして,その人体実験によって亡くなった人は,12~13名だと記憶しています」(731部隊 衛生兵 古都証人)  医学者たちの指示の元で,致死率の高い細菌を使って人体実験を繰り返したと語られた  「ペストノミ(ペストに感染させたのみ)の実験をする建物があります.その建物の中に約4~5名の囚人を入れまして,その家の中にペストノミを散布させて,そうしてその後,その実験に使った囚人は全部,ペストにかかったと言いました」(731部隊 軍医 西俊英)
Tumblr media
 当時,日本軍は日本に反発する中国やソ連の人を匪賊(ひぞく)と呼び,スパイや思想犯としてとらえていた.ロシアで発見された資料には,逆スパイにするなどの利用価値がないと軍が判断した人は,裁判を経ずに部隊に送られたと記されている.その中には,女性や子どもも含まれていたと裁判で証言されていた  こうした人体実験に,大学から集められた医学者たちは,どう関わっていたのか.当時を知る元部隊員,三角武さんは事実を知ってほしいと今回初めて取材に応じた.部隊が保有する飛行機の整備に携わった三角さんは,医学者の実験のため,囚人が演習場へ運ばれたときに立ち会っていた.囚人は頭を丸坊主に刈られ,「マルタ」と呼ばれていたという  「杭を打ってね,ずーっと杭を打って,そこにマルタをつないどくんです.実験の計画に沿って憲兵が連れて行って,“何番の杭に誰を縛る”とかって,“つなぐ”とかっていう,やるわけね」(三角さん)  三角さんたちは少年隊員と呼ばれ,1年間,細菌学などの教育を受けた.指導したのは全国の大学から集められた優秀な医学者だった  「薬学博士だとか,理学博士,医学博士なんてえのが,いっぱいいますからね.だから『731部隊』って言えば,そういった各界の権威が集まってましたよ.」(三角さん)  元少年隊員の1人,須永鬼久太さんは,731部隊の戦友会が戦後まとめた名簿を保管していた.載っていたのは731部隊に集められていた医学者たちの出身大学と名前.こうした人々は軍に所属し,技師と呼ばれていた  NHKはこの資料のほか,現存する部隊名簿や論文から技師の経歴を洗い出した.その結果,最も多くの研究者を出していたのは京都大学,次いで東京大学だったことが明らかになった.少なくとも10の大学や研究機関から,あわせて40人の研究者が731部隊に集められていた
Tumblr media
 「技師」となった医学者たちは,軍医と並ぶ将校クラスとして位置づけられ,731部隊の中枢にいた.エリート医学者が部隊の研究を主導していた 大学と731部隊の知られざる関係
Tumblr media
 なぜ,これほど多くの医学者が731部隊に関わることになったのか.取材を進めるうち,部隊と大学の知られざる関係が浮かび上がってきた.最も多い11人の技師が確認された京都大学.京都大学大学文書館で,731部隊と大学の金銭のやりとりを示す文書が初めて見つかった  細菌研究の報酬として1,600円,現在の金額で500万円近い金額を受け取っていたのは,医学部助教授だった田部井和(たべい・かなう).致死率の高いチフス菌を研究していた田部井は,731部隊設立後まもなく赴任し,研究班の責任者になった  田部井がそこでどんな実験をしていたのか,部下が証言している  731部隊 衛生兵 古都証人:チブス菌を注射器でもってスイカ,マクワ(うり)に注射しました.そしてそれを研究室へ持って帰って,菌がどのように繁殖したか,または減ったか等を検査しました.そして完全に菌が増殖してるのを確かめてから,それを満州人と支那人に,約5~6名の人間に対して食べさせました  通訳:果物を食べた哀れな人間は,どうなったんですか  古都証人:全員感染しました  同じ時期,京大からは医学者7人が部隊に赴任.取材を進めると,教え子たちを部隊へ送ったとみられる教授たちの存在が浮かび上がってきた.大きな影響力を持っていたのが,京都帝国大学の医学部長を2度務めた戸田正三.戸田は軍と結びつくことで多額の研究費を集めていた 戸田の研究報告書には,陸軍などから委託された防寒服の研究で8,000円.軍の進出先での衛生状態の研究で7,000円.現在の額で合わせて2億5,000万円にのぼる研究費を得ていたことが記され��いた
Tumblr media
 軍と戸田が関係を深めるきっかけとなったのが,満州事変だ.傀儡国家・満州国が建国されると,国民はそれを支持.こうした世論の中で,大学は満洲の病院などに医師を派遣.現地の人々を病気から守る防疫活動のためとして,ポスト争いを始める.東大や慶応大などと競いながら,京大は派遣する医師の数を急増させていく  こうした中,大学への影響力を拡大したのが731部隊だ.部隊内で石井に次ぐ部長を歴任した川島清は,731部隊には,昭和15年度だけでも今の金額で300億円の国家予算が与えられていたとハバロフスク裁判で証言している.巨額の予算を動かしていたのが731部隊の部隊長,石井四郎だ.京大医学部出身の石井は,母校の指導教官の1人だった戸田と関係を深めていた  教え子が書いた回顧録(雑誌「国民衛生」)には,戸田が中国の731部隊の関連施設を繰り返し訪れていたことが記されている.戸田と関係が深い教授の研究室からは8人の医学者が,京大全体では11人が731部隊へ赴任したことが分かっている  京大に次いで,多くの研究者が731部隊に集められた東京大学.取材に対し「組織として,積極的に関わったとは認識していない」と回答している.その東大の幹部が石井と交流していた事実が,取材から明らかになった.医学者で東大の総長を務めた長與又郎だ  遺族の許可を得て入手した長與の日記には,総長時代から石井と接点があったこと.そして退任後の昭和15年,731部隊の本部を長與が視察した際,水炊きを囲んだ歓迎会が開かれ,石井や東大出身の部隊員らが同席していたことが記されていた
Tumblr media
 東大からは戦時中,少なくとも6人が集められたことが分かっている  石井が大学の幹部と結びつく中で,集められていった医学者たち.医学者の中には,731部隊に送られた経緯を詳細に書き残していた人もいた.京大医学部の講師だった吉村寿人は,基礎医学の研究で多くの命を救いたいと医学者を志したという.国内で研究を続けたいと思いながらも,教授の命令には抗えなかったと回想している  「軍の方と既に約束済みのような様子であった.先生は突然,満州の陸軍の技術援助をせよと命令された.せっかく熱を上げてきた研究を捨てることは,身を切られるほどつらいことであるから,私は即座に断った.ところが先生は『今の日本の現状からこれを断るのは,もってのほかである.もし軍に入らねば破門するから出て行け』と言われた」(吉村の回想「喜寿回顧」より)  生理学が専門だった吉村は,731部隊で凍傷の研究を命じられた.当時,関東軍の兵士たちは,寒さによる凍傷に悩まされていた.その症例と対策を探る目的で人体実験を行っていた様子が,裁判で語られていた  「吉村技師から聞きましたところによりますと,極寒期において約,零下20度ぐらいのところに監獄におります人間を外に出しまして,そこに大きな扇風機をかけまして風を送って,その囚人の手を凍らして凍傷を人工的に作って研究しておるということを言いました.」(731部隊 軍医 西俊英)  「人体実験を自分で見たのは,1940年の確か12月頃だったと思います.まず,その研究室に入りますと,長い椅子に5名の中国人のその囚人が腰を掛けておりました.それで,その中国人の手を見ますと,3人は手の指がもう全部黒くなって落ちておりました.残りの2人は指がやはり黒くなって,ただ骨だけ残っておりました.吉村技師のそのときの説明によりますと凍傷実験の結果,こういうことになったということを聞きました.」(731部隊憲兵班 倉員証人)  吉村は部隊で凍傷研究を進めながら,満洲の医学会で論文も発表していた.論文には様々な条件に人体をおいて,実験していたことが記されていた.絶食3日,一昼夜不眠などの状態においてから,零度の氷水に指を30分浸けて観察していた  部隊から高額の報酬を受け取っていた京大の田部井は,実験室での研究から実戦使用の段階へと進んでいく.開発していたのは細菌爆弾.大量感染を引き起こす研究を始めていたのだ.一度に10人以上の囚人を使い,効果を確かめたと部下が証言している
Tumblr media
 「安達の演習場で自分の参加した実験はチフス菌であります.それは瀬戸物で作った大砲の弾と同じ形をした細菌弾であります.空中でもって爆破して,地上に噴霧状態になって,その菌が落ちるようになってました.そして菌が地上に落ちたところを,被実験者を通過させたのと,それから杭に強制的に縛り付けておいて,その上でもって爆破して,頭の上から菌をかぶせたのと2通りの方法が行われました.大部分の者が感染して,4人か5人か亡くなりました」(731部隊 衛生兵 古都証人) 医学者は なぜ一線を越えたのか  本来,人の命を守るべき医学者は,なぜ一線を越えたのか.それを後押ししたとみられるのが日本国内の世論だ
Tumblr media
 1937年,日中戦争が勃発.中国側の激しい抗戦で日本側の犠牲も増えていった.日本軍は反発する中国人らを匪賊と呼び,掃討作戦を行った.政府もメディアも日本の犠牲を強調する中,匪賊に対する敵意が高まり,世論は軍による処罰を支持した  そうした時代の空気と研究者は,無縁ではなかった.731部隊以外でも学術界では匪賊を蔑視する感情が広がっていた.それを示す資料が北海道大学で見つかっている.当時の厚生省が主催する研究会が発行した雑誌「民族衛生資料」だ.染色体を研究する大学教授の講演の記録には,軍に捕らえられた匪賊を,生きたまま研究材料としたことが,公に語られていた  「匪賊が人間を殺すならば,その報復ではないが,その匪賊を材料にしてはどうかと思いついた.死んだものは絶対にだめである…染色体の状態が著しく悪くなる.匪賊一人を犠牲にしたことは,決して無意義ではありません.これほど立派な材料は従来断じてないということだけはできます.」(「民族衛生資料」 北海道帝国大学教授 講演録) 14歳の時に731部隊に入隊した三角さんは,匪賊は死刑囚だから実験材料として利用して良いと教えられたという  「『こういう時代なんだから,そうしなきゃ,俺たちがやられるんだよ』と.そういった考えでしたね.口には出せないです.かわいそうだとかなんとかということを見ても,口に出せない.出したら,非国民だとやられちゃう.そういった雰囲気というか,そういった一般的な風潮がそうだったんです」(三角さん)  戦争が泥沼化していった1940年代.731部隊は中国中部の複数の都市で少なくとも3回,細菌を散布.細菌兵器での攻撃は国際条約で禁止されていたが,日本は批准しないまま秘かに使用した  「私がおりました間のことを申しますと,昭和16年に第1回,それから昭和17年に1回,中支において第731部隊の派遣隊は,中国の軍隊に対して細菌武器を使用しました.」(731部隊第一部(細菌研究)部長 川島清)  さらに民間人にまで感染を広げる目的で,中国の集落に細菌をまいたと証言されていた  使われる細菌は,主としてペスト菌,コレラ菌,パラチフス菌であることが決定しました.ペスト菌は主としてペストノミの形で使われました.その他のものはそのまま水源とか井戸とか貯水池というようなところに散布されたのであります」(731部隊第一部(細菌研究)部長 川島清)  そして戦争末期の1945年8月9日,ソ連が満州に侵攻,731部隊はただちに撤退を始める.部隊は証拠隠滅のため,全囚人を殺害.実験施設を徹底的に破壊し,箝口令をしいた.少年隊員の三角さんは,このとき死体の処理を命じられた  「その死体の処理に『少年隊,来い』って言って引っ張られて行って,死体の処理を各独房から引っ張り出して,中庭で鉄骨で井桁組んでガソリンぶっかけて焼いたわけ.焼いて全部焼き殺して骨だけにして,今度骨を拾うの.『いや,戦争っていうのがこんなものか』と.戦争ってのは絶対するもんじゃないと.つくづくそう思いましたね.ほんとにね,1人で泣いた」(三角さん)  人体実験を主導した医学者たちは,ソ連の侵攻前に,特別列車でいち早く日本に帰国.戦後,その行為について罪に問われることはなかった.アメリカは人体実験のデータ提供と引き替えに,隊員の責任を免除したのだ  多くの教え子を部隊に送ったと見られる戸田正三は,金沢大学の学長に就任.部隊との関わりは語らないまま,医学界の重鎮となった.チフス菌の爆弾を開発していた田部井和は,京都大学の教授となり,細菌学の権威に.凍傷研究の吉村寿人も教授に就任.「自分は非人道的な実験は行っていない」と生涯否定し続けた  「私は軍隊内において,凍傷や凍死から兵隊をいかにして守るかについて,部隊長の命令に従って研究したのであって,決して良心を失った悪魔になったわけではない」(吉村の回想「喜寿回顧」)  今回発見された音声記録.その最後には,被告たちが自らの心情を語った発言が残っていた.731部隊の軍医,柄沢十三夫は人体実験に使われた細菌を培養した責任者だった.戦争が終わってから初めて,罪の重さに気づいたと語っている  「自分は現在平凡な人間といたしまして,自分の実際の心の中に思っていることを少し申してみたいと思います.私には現在日本に,82になります母と,妻並びに2名の子どもがございます.なお,私は自分の犯した罪の非常に大なることを自覚しております.そうして終始懺悔をし,後���をしております.私は将来生まれ変わって,もし余生がありましたらば,自分の行いました悪事に対しまして,生まれ変わった人間として人類のために尽くしたいと思っております」(731部隊 軍医 柄沢十三夫)  柄沢は刑に服した後,帰国直前に自殺したと伝えられている  今,私たちに問いかける医学者と731部隊の真実.それは日本が戦争へと突き進む中で,いつのまにか人として守るべき一線を越えていった,この国の姿だった  この記事は,2017年8月13日に放送した 「NHKスペシャル 731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」 を基に制作しています  この番組は  nhk-ondemand  で配信中 上記はNHKによる捏造虚報情宣
ご批判,ご指摘を歓迎します 掲示板 に  新規投稿  してくだされば幸いです.言論封殺勢力に抗する決意新たに!
0 notes
kachoushi · 4 years
Text
各地句会報
花鳥誌 令和2年12月号
Tumblr media
坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和2年9月2日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
朝風に愛子の萩の零れつぐ 世詩明 露の墓夫の名を読む未亡人 同   新聞の漫画切りとる夜の秋 清女 灯籠も飛び石も灼け苔の庭 同   古城跡花野を統べる碑ひとつ 輝一 良夜なり逢ひたき人は皆遠し すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月3日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
闇夜にも音さはさはと落し水 喜代子 九頭竜の大河の上に月明り 英子 供へたや母の好物かき氷 由季子 文机の真向ひ仰ぐ月の窓 都   川底に物の気配や秋の水 同
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和2年9月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
路地に住み簾名残の駄菓子屋へ はるか 秋簾巻いて佃の女房かな 和子 秋暑し渡船跡には鉄の錠 炳子 古井戸のある軒先の青蜜柑 梓渕 朽ち舟の底の錆色水の秋 炳子 右耳に地虫鳴きけり廓跡 和子 月島の恋は昔や秋簾 いづみ 昼の虫三尺路地の行き止まり あおい 鯊釣りも佃の生まれ同士かな いづみ 佃煮を売りて咲かせて鶏頭花 順子 いつも濡れて佃の路地や草の花 和子
岡田順子選 特選句
秋簾巻いて佃の女房かな 和子 月参りして色草の道帰る 小鳥 秋旱洲浜あらはに匂ひけり 要   爽やかや老女商ふ佃煮屋 慶月 秋の昼ブリキの如雨露持つ子供 あおい 隠れめくもんじやは秋の灯をともす 俊樹 喪の家の鶏頭花の炎えてをり いづみ 四畳半ほどの舟とて秋潮へ 俊樹 いつも濡れて佃の路地や草の花 和子 聖路加の鐘の音響く野分前 あおい
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月8日 萩花鳥句会
仲秋や浮世絵寄贈され逝かる 祐子 窓開けて夕蟬を聴く湯殿かな 美恵子 歌枕ちあきなおみは夜長向き 健雄 秋風にふと振り返る道のあり 陽子 もろこしを食す姿に迷ひなし 吉之 夜夜の月思ひ出ばかり重なりて ゆかり 柏翠師句碑に山萩こぼれけり 克弘
………………………………………………………………
令和2年9月9日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
空澄んで百日祝や萩の道 実加 梁眺め燕帰ると母の言ふ あけみ 夕陽の透き通りくる九月かな 紀子 エプロンの紐をほどけば秋高し 実加 コロッケを頰張る君と秋の街 登美子 トリミング猫に急かれつ障子貼る 令子 星月夜弘田三枝子の歌を聞き 光子 もう乗れぬ自転車に謝す月の下 令子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月11日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
銀板の傾き直す秋彼岸 宇太郎 弟や石狩に住み秋耕す 幸子 風舞つて丸見えとなる葛の花 史子 カンコ船役終へ洗ふ秋の浜 すみ子 連結の列車が行くか秋の雷 佐代子 白露かなただ黙々と庭を掃く 益恵 鶏頭花地軸にマグマねまりつつ 都   窓はたく蚊取とんぼの湯殿かな 宇太郎 赤とんぼ若き日の空父と居る 悦子 乾らぶ枝に秋蝶の息やはくあり 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………  
令和2年9月12日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
林檎園名残りのりんごいびつなる 清   寝つかれぬままに何時しか虫の闇 和加 束の間を光りて露の消え去りし 寛子 コスモスや母校の横の文具店 晶子 秋の日の砂丘の砂のこぼれをり 豊作 慣れて来し介護のリズムほしづくよ 慧子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
丈高き草と小さき桔梗活け 白陶 水神を奉る小流れ蜻蛉過ぐ 亜栄子 鰐口の一打の余韻昼の虫 百合子 畳屋の白萩へりで括られて 教子 水門の濁り渦巻く秋出水 白陶 ひと気なき苑の桔梗は濡れてをり ゆう子 杭の上時は止まりて赤とんぼ 節子 桔梗の雨に姿勢を崩すなく 秋尚 年尾句碑撫して温みの昼の虫 文英 日の光零さず受けし桔梗かな 白陶
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
鋭角の頭並べて秋刀魚焼く 信子 此の下駄で踊りし吾娘の七回忌 清女 法師蟬旧家にのこる撥釣瓶 昭 上嶋  子 文殊山奥の院より稲光 ただし 鱗にも羊にもなる秋の雲 信子 極くまれに腑抜けの花火ありにけり 上嶋昭子 針持てば針の耳ほど日短か 清女 父母と語り尽きせぬ秋彼岸 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
向日葵の花に呑まれてゐる心 雪   静けさにつゆけさに南無観世音 同   秋の蚊と云はれさうかと気付く耳 清女 毬栗や坊主頭の如くなり 富子 結界のなき碧空にとんぼ舞ふ 和子 生涯を飾らず生きる吾亦紅 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月16日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
口紅を汚さぬ色の葡萄かな 世詩明 葡萄刈り空に汚れのなかりけり 同   左内の像隠してをりぬさるすべり 令子 秋の蝶番で舞うて��ぐ消えて 同   先生は天にゐますと柏翠忌 雪子 月窓寺あかずの扉深む秋 同   樹木希林展を見てきて鰻屋へ 清女 アイスキャンデー昭和の雫したたらせ 雪   やゝ褪せし藍の日傘も柏翠忌 同   越前に生まれて老いて柏翠忌 同   美しく空蟬となりおほせたる 同   替へる気もなき裏窓の古簾 同
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 
令和2年9月16日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
手水舎の所作美しきひと生姜市 美貴 秋繭や白く輝く空の月 史 空 秋草の花は色濃くこまごまと 怜   靡き癖そのまま活ける秋の草 秋尚 幾つもの声潜ませて秋の草 同   秋繭の淡き煌めきうすみどり 三無 秋草を供へる少し寂しかり ことこ しばらくは参る人なく生姜市 秋尚 吽像の角に継ぎ痕生姜市 美貴 ビルに日の傾ぎだらだら祭かな 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
菊月や昔薬舗の箱階段 亜栄子 約束のごとく咲かせて彼岸花 貴薫 白亜紀の化石を濡らす秋の雨 眞理子 なまはげの案山子のでんと田を睨む 芙佐子 防人の歌碑にはらりと一葉降る 同   古民家の箱階段に隠す秋 久   防人の妻なる人の句碑に秋 同   姥ゆゑに萩のトンネル華やぎて 慶月
栗林圭魚選 特選句
騎馬像の分倍河原に荻のこゑ 幸風 美しきとは群を離れて曼珠沙華 久   風の音高く欅の薄紅葉 秋尚 光る野やしづかに狂ふ秋の蝶 千種 庚申の猿の見てゐる彼岸花 慶月 案山子みな彼方を見つむ寂しさよ 炳子 曼珠沙華咲き揃ひたる色昏き 秋尚 秋蟬や森のしじまのうす濁り 千種 こぼれ萩巌に刻む万葉歌 炳子 淡々と十月桜に雨雫 亜栄子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年9月24日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
突と咲き忽として消ゆ曼珠沙華 上嶋昭子 村里の沈むばかりに豊の秋 一涓 一村を一枚にして虫時雨 みす枝 碧天の色降りて来し露草に 中山昭子 束ね髪解きて夜毎に髪洗ふ 世詩明 鰯雲広ごる空へ観覧車 同   秋灯に喪の髪低く結ひにけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………  
令和2年9月24日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
青墨のたつぷり残暑見舞かな 孝子 鰯雲都会は尖るものばかり 寿美香 その奥に御仏ゐます秋簾 地人 艶聞は見ざる聞かざる秋簾 かおり 百獣の吼ゆる思ひや夜の野分 豊子 新涼や身籠りのまだ薄き腹 睦子 野分より戻りし夜半のショーロホフ 寿美香 石を放れば豊年の水の音 美穂 古りし碑の詩(うた)のぞきゐる秋日傘 睦子 十六夜や鏡の奥の扉の開き かおり 些かの心隔てて秋簾 さえこ 檸檬噛む狂(たぶ)れるほどに詩に溺れ 伸子 新盆の母に故郷の口説唄 由紀子 曼珠沙華ほろりとくづれ魔力消ゆ 光子 東に太白星や花木槿 さえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
木々の間を蟬は尿りて逃げにけり 世詩明 捨てるのをためらはれたる籠枕 同   ペタル踏む少年の背や夾竹桃 秋子 父の日やせめて遺影に酒供養 同   子等が耒るただそれだけの盆休 すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
0 notes
Text
クスノキの木が芳しい
                                           クスノキの木が芳しい
——あろ
 二十九歳の足取りは地面いっぱいの落ち葉を踏んでいます。乾いた音とともに、記憶のクラクションを鳴らしています。瞳が潤んで、リュックサックをそっと下ろしたような淡々とした微笑は十年前に成長したと考えられています。青の渋い歳月の中で、思春期の美しさは歳月の洗浄を経て、その時のように執着することはできません。大人になってからは考えが多くなく、抱き合った記憶だけがあって、純粋にお互いに話ができなくて、簡単に心の声を語り合います。数年後、私は自分がまだ誰かを愛していると思います。記憶が軽くなり、涙が桜のように頬に落ち、また3月に微笑が咲きます。
「何をお願いしましたか?」私の十七歳の誕生日に、楊容疑者は私の前に顔を寄せて、優しく紳士的に聞きました。
私は簡単に彼に私の願いを伝えました。「愛を持ちたいです。簡単に生活し、一緒に奮闘し、幸せな生活を送りたいです。一緒に仕事をしながら景勝を見物したいです。」
彼は答えを聞いてにっこり笑った。彼は笑った時に国を傾けて城を傾き、このように頭に刻みつけた。
アブと過ごした八年間は、彼を楊真っ白雲の存在と見なしていました。彼は四月に出発する時、私はどこにいても、どこにもいません。
落さん、愛している人もあなたを愛していると確信しています。離れないで捨てないですか?布さんはいつもぼんやりとベッドのそばやソファーのそばに座っています。8月の週末、いたずらをして私に聞いてみてください。雨が舞い散って、花びらを打っています。深い思索を持っています。
「私たちは一緒にいられないと思います。顔がやつれています。クズだらけです。結果のない話が多くて古いです。」彼に一言返しました。
「いい芸術の答えです。ひげを剃る時はとても魅力的です。痩せたあなたがとても好きです。かっこいいです。あなたは私があなたを愛しないと思っています。桜が舞うのはあなたの季節です。いない日はお大事に!」彼はこの話を言い終わって、指で前髪をしごいて、手提げかばんを持って、足早に出発して、私はぼんやりと彼の立ち去る後ろ姿を見ていて、彼が遥か遠い空の果てで消えてなくなるまで。
今年は2020年になりました。長江のほとりでは、澄んだ水がとても親切に感じられます。靴を脱いで、服のポケットに靴下を入れて、足を水の中に入れてみます。氷があります。春の川の水はヒマラヤ山脈の温度を持っています。遠いところの存在を感じます。遠くの誰かの親しみを感じているようです。あの人は大丈夫ですか?」私は内心で自分に聞いていますが、答えのない疑問がおかしいと思います。
立ち上がって、前に向かって、江水は足首を漫然と過ぎて、澄みきって透明な水しぶきを蹴って、孤独と夕日の相互の呼応は私に更に時間の中で遥か遠い人を思い出させます。携帯を取り出して、自分の水しぶきのために記念写真を撮ります。子供の頃はスマートフォンがなく、多くの可能性を失っていました。一枚の写真で十分です。また元の場所に戻ってビデオを見てみます。同感の映像はどれも自制多情の代入です。彼は超能力で多くの人を踊らせたり、歌を歌ったりすることができません。私の携帯の画面に現れて対話します。よく考えてみると、話をしたり、ダンスを踊ったり、歌ったりする歌は私とあまり関係がありません。人を懐かしみます。彼は道の次の角に現れると思います。
引き続き前へ歩いて、語彙の熟知している場所を忘れに来て、地面いっぱいの落葉、私の白色のレジャーシューズはそっと入って、香樟の木の芬芳芳芳馥郁、マスクをつけていて依然としてかすかな香りをかぐことができて、風が吹いて私の前髪を吹いて、木の葉はざくざくと音を立てて、昔の事の雲と煙は軽やかに舞っています。
目じりは少し湿っぽくて、私は静かにクスノキを囲んでぐるぐる回って、そっと離れて、子供の時友達と一緒に下校する道を歩いて、たくさんの人の様子が目の前に浮かんで、かすかに笑って、あれは思春期に帰って、鹿がむやみに胸をときめかす年ごろです。
15歳の時、私は一人に会いました。彼の髪は日光の下で私の好きな茶色が現れています。濃い眉毛は故郷の山脈の曲線のようです。目は前方を見ています。彼の足取りはとても開けていて、私は彼のかっこいいことを凝視しています。神様は電柱にぶつかって、本は地面に落ちています。彼は声を聞いて、私に向けて、本を拾うのを眺めています。彼の両手が私の視線の中に現れて、感電のように彼を見ました。彼は私のために本を拾ってくれましたが、表情もなく、忘れ物を渡してくれました。
日照りが長く続いていますが、八月はアブのプールで水浴びが好きです。
アブさんは水泳が好きで、彼は言いました。「水の中を全く泳いでいて、外の音が聞こえません。水の流れ以外に、自分は自由自在な魚のように感じられます。いつも子供のころのようにのんびりしていたいです。」
布は水面をボーリングし、濡れた髪をしごいて乾かし、両手で顔を拭き取り、彼は向こうの池の壁にもたれかかっています。そばの飲み物を持って行きます。彼は額を覆って笑って言いました。「プールの中を行ったり来たりするのはおかしいです。」
「いつか水泳を教えてくれる人に会いたいです。たくさんのところに行きます。澄んだ水の中で泳いでいます。」私はアブの前に行ってジュースを一杯注いであげました。
布はジュースを持って、ストローをくわえて、彼のところを見て、私を見て、ジュースを吸って水面を見ていてぼんやりしています。彼は言います。
私は微笑んでジュースを置いて、「どこに行きますか?」
彼は首を振りながら、「遠いところにいる」と言った。
「えっ!」私は口から出任せに答えた。
「聞かないとまた会いますか?」彼は水面をスライドしている。
「ずいぶん前にも同じ質問をしましたが、今は幼稚だと思います。なぜですか?私に電話してください。」
両手で水面をたたき、水しぶきを上げて言いました。「プールがないと、夏は暑くてたまりません。」
以前のように、毎日水道の水が冷たいです。
アブはぽかんとしていました。私の目の前の光が彼に気づきました。「あなたはまだあの汚い部屋に帰りますか?」
水の中に手を置いて、コップの半分を水に浸して、太陽の光が点々と輝いています。大学に合格すれば、すべてがよくなる。いい仕事があります。ここを離れて私のほしい人生を追いかけます。お金があったら故郷に帰ります。その部屋はきれいに掃除します。
「あなたの話を見ていると、あなたは迷いの中にいます。」アブは突然にハハと笑い、彼は言った。
私は行くところがありません。
アブさんは私の話を中断してプールにコップを投げました。両手を私の頬に置いて、目つきをしっかりと教えてくれました。「自分の夢を追いかけて、華灯の初めのところで待っています。」
私はすばやくしゃがんで、水を全身に浸らせて、また水の中から立ち上がって、水しぶきが四方にあふれます。揺れている水滴が布の上にはねています。私も髪を拭いて、顔の水を消します。
アブは避けて、笑いながら言いました。「恋をしました。」
驚きのあまり、目を開けて、「いつ結婚しますか?」
彼の微笑みは恋の蜜壺に浸り、目つきには愛の甘さがあふれていた。首をひねりながら、口を尖らせて言いました。「彼女はきっといい娘です。」
「これからはあなたを愛する人が必ずいます。春秋冬夏!」
「最近出会った人の顔がとても綺麗で、着飾っていて、彼とすれ違いました。とても魅力的です。」私は思い出にうっとりしています。
「彼と同じ品位を持ちたいです。頑張ってください。あと五、六年であなたもかっこよくて魅力的です。」布さんはこぶしを握って応援してくれました。
これからの週末に射撃場でターゲットの練習をします。半年ほど訓練して、また出会った人に会って、彼の練習をぼんやり見ていました。
彼は防音イヤホンを外して、私を見ていて、隣に行って飲み物を一杯飲んでください。彼は言います。「四、五ヶ月です。いつも私を見ています。おかしいと思わないですか?」
ジュースを吸いながら、首をかしげて、「楊凱雲さん、好きです。」
「えっ!」彼は後ろにもたれていて、語気が長く引いています。彼は興味深く私を見ています。
名前は何ですか?彼はまばたきをしただけです。
私は楊真っ白な雲の目を見ていて、両足をベンチに曲げて、両手で膝を抱えて言いました。
彼の目はさっとまばたきして、微笑みは凝結して、続いてため息をついて、整然としている歯を現します:“昇原は阿落といいます!”
楊真っ白な雲が口を覆っています。彼は素早く振り返って聞きました。「彼女がいますよね。私のことが好きですか?」
私はジュースを飲みました。彼の目を迎えて、自分の悲しみを装って、「私のことが好きな人がいない」と言いました。
彼は首を振って、「夏休みはどこに行きたいですか?」
最近悲しいです。遠くに行ってリラックスしたいです。私は頭を下げてジュースコップを見ています。
ヤンさんは立ち上がって、顔を上げて彼を見上げました。「数日間出張します。私と一緒に旅行しませんか?」
私はうれしくてたまらなく椅子から飛び降りて、「はい」と言いました。
一週間後に、私は飛行機に乗りました。彼は私の右手に座っています。
飛行機がゆっくりと飛び立つのを見ていて、窓の外の翼が都市を走っています。飛行機が都市の電線と密接に接触するのを心配して、飛行機が早く雲に届くように祈ります。
楊容疑者は私の心配を察知して、「パイロットの運転能力を疑っていますか?」
すぐ口を開けて言いました。「いいえ、ありません。私は今までこんな飛行機に乗ったことがありません。ちょっと特別だと思います。」
「えっ!」ポプラ雲は目のカバーを下に置いて、位置に横になって、とても速くて、呼吸が均一になります。
彼が寝た後、私は窓の外の景色を見ていて、だんだんつまらなくなりました。運転室に行きました。
運転室の中のパイロットはハンサムでかっこいいです。痩せた体は私よりずっと高いようです。私はそばに座って、前の星空を見ています。
黒い幕のような空には無数の星がきらめいています。銀河のリ��ンが見えます。こんな素晴らしい景色は見たことがありません。遠くの空をぼんやり見ています。私は空の美しさに驚嘆しています。「わあ!」
大人になったら何が一番したいですか?
彼の横顔を見て、長い間考えてみました。「生活を良くしたい、望みがない、好きな人と一緒にお金を稼いで、人生の意味を体験したいです。」
好きな人はあなたが好きですか?彼は聞きます。
私はため息をついて言いました。「まだ会っていません。いつか私を愛している人に会って、魅力の都に行きましょう。」
目的地に着いたら、たくさん行ってみてください。
ちょっと長い間、私は運転席を離れて、タオルを二つ持って楊真っ白雲のそばに帰りました。夜は少し涼しくて、彼のために覆いました。自分で豆乳を一杯飲みました。口を綺麗に塗りました。タオルで彼の左手を覆いました。
放送で目を覚まして、窓の外の空はまだ夜です。私は操縦室に行きます。飛行機がゆっくりと路面に降りるのを見ています。
前に二人がいます。彼らは雑談しています。私はパイロットと一緒に飛行機から降りました。彼は私よりずっと背が高くて、話をしています。
私はパイロットに「一緒に買い物しませんか?」
パイロットは携帯を取り出して言いました。「明日の午後は出勤します。ゆっくり休んでください。」
携帯を取り出して彼と連絡先を交換しました。楊さんは地図とホテルの情報を教えてくれました。飛行機の前の人と車で離れました。
遠くに手を招いて、車に乗せられて離れました。ホテルに行って、部屋に入ると、素敵な内装に驚きました。
私は部屋の静かな体験が好きです。壁の絵は面白いです。ソファーに座って、天井を見ています。「いつか多くのお金を稼いで、毎日このような環境の中で、とても穏やかで、私を愛する人がいます。一緒に生命の繁栄を楽しみましょう。」
バスルームに行ってシャワーを浴びて、パジャマを着替えて、ベッドの上に飛んで、すぐに寝ます。
私は目を覚まして風呂に入り、服を着て、テレビ番組を見ていました。しばらくしたら、面白くないと思い、外に出て散歩するつもりです。帽子をかぶって、マスクをして、バッグの中に唐辛子の水を入れて、シャツ、ジーンズ、白い運動靴を鏡の前で左右に見ています。とてもきれいで、ドアから出たと思います。
大都会では故郷のようにあいさつもせず、デパートの近くを歩いて街を歩いています。いろいろな色の人が来ていて、驚きました。彼らのファッションは全部違っています。ジュースを売っているところに行くと、財布の中には楊真っ白雲から何百円もくれました。マスクを外してジュースを飲んでいたら、私のほしい生活だと思いました。
多くの人が振り返って私を見ています。帽子をかぶるのが忙しいです。持っている小さい鏡を取り出して、おしぼりで頬とおでこを拭いて、リップクリームを取り出して唇を潤します。私は地図を頼りに公園に行きます。そこには多くの人が芝生に座って遊んでいます。私も芝生に座って、みんなのジョギングと遊びを見ています。私は地面に横になって、ひと言を思い付きます:あなたと国際で大都、公園の日光を体験して、緑の木の葉と風はそっと揺れ動いて、光線はまだらで、あなたは私の側にいます。
広場のスクリーンに広告が流れています。人波で沸き返る大通りを散歩しています。孤独な感じで、しばらく付き合っていた人を思い出します。寂しいです。
夕方になってから、ホテルに戻って、楊容疑者は髪が濡れてソファーに座ってテレビを見ています。彼は「食べましたか?」
彼の顔を見て、「ハンバーガーを食べたばかりです。口の中にまだ味があります。」
早く洗面してください。
私は急いで服を脱いで、一日の汗を洗い、洗い終わった。パジャマを着て、楊騷雲のそばに来た。
彼は言いました。「これから使ったパジャマとタオルはホテルに取り替えてもらいます。きれいにしてください。」
私は急いでうなずいて言いました。「初めてあなたを見た時、あなたはとても遠いと感じました。あなたは今私の隣に座っています。夢のようです。」
彼は振り向いて私を見て、言いました。「今はまだ小さいです。あなたのだらしなさに耐えたいです。ずっとあなたのそばにいて、あなたが似合うかどうか見たいです。他の人に離れないようにしてください。あなたがどれだけ自分を愛しているかを見てください。」
私は目をぱちぱちさせながら言いました。「あなたが言ったことは考えられませんでした。自分を愛することを教えてください。」
髪の毛が濡れています。母が髪の毛を乾かさないと脳卒中になりやすいと言っていますが、乾かないですか?彼の意見を聞いています。
彼は口もとを上に曲げてカーブを作って言いました。「あなたと私の関係はあまり良くないです。髪の毛を乾かしてください。」
浴室に行ってドライヤーを出して、彼の髪をふいてあげます。
ドライヤーを使うのは初めてですか?彼は優しく尋ねた。
髪の毛を洗ったら、乾かします。よく吹きませんでした。髪の毛が乱れてしまうのではないかと心配しています。
「髪を吹いてくれてとても楽しかったです。久しぶりにこんな感じを体験しました。」
「どんな感じですか?」
彼は軽く頭を振って,笑って答えない。彼のために髪を乾かしました。ドライヤーを元の位置に返します。
「今日は街をぶらつきに行きました。小さい頃は世界の街だと思っていました。市内が広いので、とても新鮮です。いろんな人種の人たちがいます。彼らの顔は私たちと違って、服も違っています。これからはここに住むことができると思います。」ソファーに座って、彼の右手を引っ張って話します。
あなたはお金をたくさん稼ぎます。帰り道が見つからないので心配です」一面の雲がゆるみ、けだるいように横たわっています。
これは私がもらった最高の卒業プレゼントです。
「三日間だけ滞在します。今回の旅行があなたの心の傷を癒してくれますように、楽しみにしています。」
「なぜ自分が悲しいのか分かりません。何かを食べて胸が痛くなり、涙がこぼれました。友情が招いたと勘違いしました。」
彼はしっかりと私の手を握って、私に言いました。「あなたは恋人が一人しかいません。恋人が一人しかいません。二人は長年あなたが持っていない友情です。あなたは大切にしました。あなたが愛したことがあります。どんなに多くの抵抗があっても仕方がないです。未来の道は孤独ですが、出会いを学びたいです。」
あなたは私の友達ですか?眉をひそめて聞く。
「眉をしかめると、眉の角に筋肉ができて悪魔のような顔になります。子供を騙したくないです。友達ではないです。いつか離れます。最近頭が混乱しています。自分で自分の面倒を見てほしいです。」
ずっとあなたを愛しています。ずっとあなたのことが好きです。初めて会ったところにいます。離れません。彼の手をしっかりつかんで、心臓の近くに置きます。
あなたは私の顔に惹かれますか?それとも私の服に惹かれますか?
全部ありますそれに、あなたの身長が羨ましいです。残念ながら、隣の人からもらった毒で、背が伸びることができなくなりました。身長が六、五メートルというのは一生耐えられないです。これからはおしゃれを習って、自分を綺麗にします。
今のあなたも醜くないです。
最近眠れなくなりました。未来はず��と眠れないかどうか分かりません。
「お供します。ベッドに入って、お話をします。」ヤングクラウドが私の王女をベッドに抱いて、彼の右側に横になって彼の話を聞いています。
この本を書いた時、哲理が分かりました。
「昔は子猫とウサギがいました。彼らは仲の良い友達です。子猫はいつも川で釣りをしています。ウサギはいつも土の中で大根を掘っています。彼らは仲がよくて、いつも一緒に食事をします。ウサギは魚を食べません。猫は大根を食べないので、魚がなくなったり、大根がなくなったら一緒に他のところに行きます。「ある日、彼らは新しい場所に行きました。黒うさぎと黒猫を見ました。彼らは離れたことがなく、快適な大きな家に住んでいます。幸せな生活を送っています。うさぎちゃんとねこちゃんは美しい生活に一瞬で魅了されました。毎日のクロウサギは大根を掘るだけではなく、まめに大根を植えています。黒猫は池を手入れしています。このように彼らの食べ物は後を絶たず、ウサギや猫のようにあちこち移動しなくてもいいです。食べ物を探したり、道を移動したりする時間を多く使わなくてもいいです。家や垣根の園を作る時間がもっと多くなりました。家具もいろいろあります。
楊さんは私を見て、続けて言いました。ウサギちゃんと猫ちゃんは喜んで彼らを受け入れました。数年後、彼らは城を建てて、もっと多くの仲間ができました。彼らはこの上なく楽しく過ごしました。」
話が終わったら寝ます。
「あなたの前では子供のように感じられます。あなたがストーリーを話してくれてとても嬉しいです。この席ですぐ寝ます。今晩一緒にいてもいいですか?」
「うん」彼は肯定しています。私はすぐに甘い夢の中に入りました。
毎日散歩に出かけて、車に乗って窓の外の都市の風景を見ています。夜、私は楊蚯雲と夜景を見て、美しい都市を見ました。「自分の青春時代にマスクをしていました。いつか私の美しい顔がきれいにならなくて、もったいないと思う時があります。」
ヤンさんは私のこの感嘆を聞いて、思わず大笑いしました。「いつかあなたはブスになるかもしれません。」
「それは大変ですね。でも怖くないです。十分なお金を稼いだら、自分の顔を綺麗にしてくれるはずです。
マスクを外してもいいです。肌がそんなに白いです。誰もおかしいと思わないし、私がいます。何が怖いですか?
彼の話を聞いて、私も自分が安全だと思って、マスクを外して、通行人はいつも振り向いて私を見ています。あの時代はまだ「振り返る率」というネットスラングがなかったので、彼がそばにいると安心しました。
その日の夜、私たちはステーキを食べに行きました。もっと遠いところを回って、ホテルに帰りました。彼に聞きました。
楊さんは雲さんに頭をなでて言いました。「もう仕事を完成しました。もし新鮮さがあれば、何日間一緒にいられますか?」
「一日二十四時間は私のそばにいるという意味ですか?」
楊さんは雲をかぶってうなずいた。私は彼の懐に飛び込んで、「お兄さんがいて、とてもかわいがります。」
楊容疑者は私を懐に抱いて、「いつ自分の部屋に戻りますか?」
何ですかちょっと迷っています。
あなたの家は狭いですが、そこはあなたの部屋です。いつも実家に頼ってはいけません。
私は経済的に自立していません。両親のところに住んでいません。どのように服を着て食事をしますか?学校の授業料までです。自分で稼いだと思いますか?あなたは私があなたを探すことができると思います。このよく知らない国際大都市の中で、見知らぬ人はあなたと仲がいいと思います。私は年下です。あなたに頼ることができます。出張のついでに、私を連れて世間を見に来てください。」
あなたの話を聞いてとても嬉しいです。私もあなたに内緒にしないで、ここ数日で一緒に過ごします。楊容疑者の表情は少しぎこちないです。
あなたの仕事は分かります。相変わらず愛しています。またお会いしましょうか?」
分かりません。
「それはすべての縁です。長く付き合っていますが、おいくつですか?」
あなたが知っていると思いました。
私は頭を振って言いました。「分かりません。」
今年は二十三歳です。
「いい歳ですね。あなたの年齢で幸せになりますように。」
重慶に帰ったら、何をするつもりですか?一面の雲が私を抱いて聞きます。
「私の仕事を続けています。給料はそんなに高くないですが、まだ若いです。公務員になりたいと思っていましたが、この様子では、全員が私が最低で、基礎も壊してほしいと願っています。不可能です。私は本を読んで良い大学を試験して、良い仕事を探し当てて、私の小さい家を装飾して、自分で大きい部屋を買って、店をオープンして、企業をします。安定収入がよくて、あちこち歩き回っています。まだ世界を見たことがありません。見に行きたいです。余生を享楽しながら、シンプルに楽しく過ごします」
楊容疑者は慎重に私を見て、「あなたが欲しいのは鐘が鳴る生活です。」
「間違いない!」
もしある日あなたが本当にできたら、私を引っ張ることができますか?
私は30代のうちに目標を達成して、毎年200万円の利益を上げて、できるだけ毎年の利益を上げていきたいです。千万円がある時に来てくれれば、歓迎します。その時のこのお金は私たちの生活費に十分です。でも、私が本当にできるようにしないと、一緒に貧しい生活を送ります。
落さん、どうしてあなたが私をあなたに要求しましたが、あなたは私に要求しませんでしたか?
私はそっと言いました。「今のあなたは何を手伝ってくれますか?あなたの羽根が豊かな時に、もし私が思い付いた目標を達成するならば、あなたは私を助けてくれます。資金を起動して儲けるのは簡単ではないです。短期的に上昇することは難しいです。
もし私が助けられなかったら?楊容疑者は慎重に質問した。
「それはいいです。私もあなたの大切な人ではありません。何か予定がありますか?」
あなたの優しさに感謝します。あなたに出会ったのは私の幸運です。あなたの秘密は守ります。絶対に言いません。」
ありがとうございます実は秘密でもないです。もう慣れました。」
私は簡単なつもりです。綺麗な奥さんを探して、このまま過ごしました。
いい計画ですね。もう適当な人がいますか?
まだ追っています
成功を求めてほしいです。
「将来的に企業を成功させたいです。これからも故郷に帰りますか?」
彼らはまだそこにいます。私はいつも帰ります。老いても重慶に残ります。江津の冬は寒いです。南岸に住むかもしれません。
「お金があったら、暖房器具をつけて、お手伝いさんが世話してくれます。まだそこにいますか?」
「もちろん、毎日がシンプルでいいです。でも、大都市の生活を見ています。故郷のあっさりした人生に慣れるかどうかは分かりません。
「だから、未来は不安です。帰って、そこで暮らしたり、家族のお供をしたりするべきです。あなたが去ったら、帰りにくいと思います。」
「わかりました。あなたの言っていることも正しいです。私のような若僧は子供の時からどこまでも家です。卒業後、広州に行きます。お金を稼いで、だんだん発展します。いつか私の会社は深センの甲級オフィスビルにいます。そこで仕事をします。
私たちはもう二日間滞在しましたが、この二日間は一面真っ白な雲があって、私と一緒に幸せです。もっと遠くの観光スポットを回ってみましたが、写真を撮っていませんでした。
「ある日あなたは作文に成功しました。私たちが歩いたところと楽しみを文字にしました。」
若い私はまだ写真の記念の意味が分かりません。もし写真を撮ったら、今出しても懐かしいと思います。
帰りの飛行機で豆乳を一杯持ってきました。ありがとうございます。リュックサックからキャンデーを二つ取り出して、彼に一つを渡しました。
彼はキャンデーを持ったことがあります。私は自分のキャンデーの包装を引き裂いて口に入れます。「一人で好きになるのはとてもいい感じです。」彼は荷物を開けました。中にアルミの金属箱があります。渡してくれました。「プレゼントは何もありません。7歳の時に銃器の使い方がとてもよかったです。この中にはシミュレーションの銃があります。記念として残してください。」
彼のプレゼントを受け取って箱を開けたら、中は小さくて精巧な米国のカートM 9111の模型で、私は模型銃のベルトを解いて、銃身を触ります。「これは全部の金属ですか?」
「金属製品は長く保存されます。」
プレゼントをくれてありがとうございます。小さい年齢の私は分かりません。私は銃を置いて、アルミの金属箱を隣のテーブルに置いた。私は続けて言います。「初めてお会いしました。その感じは本当に素晴らしいです。」
楊さんは雲にぼーっとしていて、話をしていません。
飛行機が到着した後、もう夜明けです。楊蝓雲さんからのプレゼントを他の人に渡しました。「家に帰ってこれを持ってくるのは不便です。後でください。」私は楊鳔雲に乗り継ぎをして、飛行機の明かりが次第に上がるのを見ていて、だんだん消えていきます。
私はため息をついて、渝中区に行き、ケーキを買って部屋に入りました。
私はろうそくを取り出して、全部で16本をケーキの上に挿して、ろうそくに火をつけて、願い事をして、また一気に息を吸って、ろうそくを吹き消して、私は自分に言います。「今年は16歳です。誕生日おめでとうございます。」
鏡の前に行って、「これからは苦労しても、そんなに強いお酒を飲むな」と自分に言いました。
私は酒棚のワインを取り出して、自分のために小さなコップを注いだが、酒気をかいでいて、急に吐き気がして、グラスの酒をこぼしてしまった。
「しまった、胃の調子が悪くなりました。体を養生したいです。残念ですが、このバラフェです。」私は木の栓をしっかりと瓶の口を塞ぎました。「これからも飲んでほしいです。バカです。これは半年分の給料です。」
ケーキを分けて、自分で一つ食べました。食べきれないだけでお腹がいっぱいになりました。
横になって3時間以上休んで、車で江津の周辺に行きます。ヘリコプターが私を待っています。ロープを締めて屋上に降ります。
下に下りて、ドアを開けて、ベッドに横になって引き続きぐうぐう寝て、私は疲れきっています。夜、両親が家に帰っても分かりません。勝手に何かを食べました。
夜中に目が覚めて、ロッカーの中の小霊通を充電しました。誰も連絡してくれませんでした。
ベッドのそばに座っています。この都市はとても悲しいようで、突然眠れません。そこでテレビをつけて、音楽番組のランキング音楽を聞いて、だんだん心が落ち着きました。
その日の朝早くお母さんのところに行って、毎日何十斤の唐辛子をお客さんにつぶしてあげます。私はちょうど休みになりました。そこで手伝います。毎回鉄板を上げて唐辛子をつぶしている時、井山兄さんと天蕊を懐かしみます。
私は100元を使って、車屋で自転車を買いました。午後は用事がない時に広場で練習します。
母は顔をしかめながら、「安いから、壊れやすい」と笑った。
「まずは覚えておきます。壊れたら捨てます。どうせ高くないです。」彼女を慰めながら言った。
初日はなかなか上手になれませんでした。どうしてもバランスが取れなくて、翌日はおじさんのおばさんの助けで自転車を覚えました。四五メートルまで乗れるようになりました。
自転車を覚えた後、私は川のそばで自転車に乗るのが好きです。風が襟を吹いています。私は新しい出会いを迎えています。これらの美しい記憶はここで一段落しました。
私は川のそばに立って夕日を見ています。綺麗な落日に対して、「あなたと抱き合って、あなたがくれた最高のプレゼントです。」
まぶしいと、二十九歳で、大きな木を通���て、心より静かに過ごします。
 終了:2020年5月18日月曜日
0 notes
y24klogs · 4 years
Text
『ドラゴン退治の依頼』
実質バード4人といっても過言ではない。
アドラさん、ジーンさん、ノエさんといっしょ
アルマ:おかえりなさい。  今日はどうするの? クエストを開始します。 当クエストは難易度の調整が可能です。 難易度の設定をしてください。 ノエが[各難易度について]を選択しました *easy ロールやお話重視で遊ぶ場合はこちらでお願いします。 少人数や低レベルの場合はこちらがオススメです。 *Normal 今回のクエストは当社比ですが結構難しいです。 Normalでも結構難しい気がします。 チャレンジャーな方にオススメです。 *Hard かなりのバフがかかる当クエストに、 ほぼ生身で挑むという酔狂な方向けです。 *Extreme バフ?俺の拳で挑みたいからそんなもんいらねーぜ! みたいな方にオススメです。たぶん死にます。 当クエストは難易度の調整が可能です。 難易度の設定をしてください。 サイアムが[easy]を選択しました 難易度『easy』に設定されました。
クエストを開始します。 あなたは依頼書の一枚を手に取ると、アルマに差し出した。 サイアム : ではこれでお願いしましょうか♪ アルマ 「この依頼を受けてくれるのね。」 アルマ 「この依頼は、遠くの村に出たドラゴン退治の依頼ね。」 アルマ 「ドラゴンは普通に強敵ではあるけれど、  特に変わった点が無いって意味だと素直な依頼ね。」 アルマ 「詳しくは現地で聞くことになると思うから、  ついたら依頼人の村長さんあたりに聞いてね。」 アルマ 「さすがに移動は馬車になるから、  準備が出来たら馬車に乗ってね。」 ノエ : ……そう。 アドラ : ドラゴン倒せって時点で普通じゃねぇんだよ。素直なワケあるか ジーン・デュポン : え、ええ……本当に行くんですか だってドラゴンですよ ノエ : ……強い? サイアム : 物語の英雄に倒されることが多いくらいですから、もちろん強いと思いますよ ノエ : ……そう。 ノエ : ……ノーネスが壊れなければいいけど(と、傍で浮かぶタレットに首を傾げてみせた) アドラ : ん、そういやお前らは前に仕事したっけな(どうしようか、と思案しつつもジーンとノエに視線を向ける) アドラ : ……(まじまじとノエを見つめる。主に上半身) サイアム : おや、それでは俺だけ初対面でしょうか。申し遅れましたが詩人のサイアムです。よろしくお願いしますね♪ ジーン・デュポン : あ、その節はあり��とうございました。俺はジーンと言います。どうぞよろしく…(ぺこりと頭を下げればつられてノエの方を見て) ノエ : ……覚えてるよ、アドラ……。僕の位置が悪くて、貴方の術を邪魔したの……。 アドラ : いや……あれはどう考えても雑に術発動させた俺が悪いから気にすんな…… ノエ : ……サイアムとアドラは知ってるけど、ジーンは……初めまして? ジーン・デュポン : えっと、はい。初めましてかと… ノエ : うん、ノエ……よろしく。 ジーン・デュポン : ノエさんですね。こちらこそ ノエ : うん……(と、アドラの視線にそちらへ視線を向けて) ノエ : ……無くなったけど、ノーネスがいるから大丈夫だよ。…足は引っ張らない、から…。 サイアム : 無理はなさらずに。 ノエ : うん……。 ジーン・デュポン : 大変そうですね……って、無くなった…というのは…… アドラ : …………やっぱねぇのかそれ…………………(絶句と呆然の中間みたいな表情を顔に貼り付けて目を逸らした) ノエ : ……覚えてないの。 サイアム : おや、てっきり何か大怪我をするようなことになったのかと。それは不思議ですね。 ノエ : ……うん……瓦礫の下にいて……何かに巻き込まれたのかな……。 ジーン・デュポン : 不思議で済ませられることなんですかそれは。 サイアム : 事件かもしれませんが……ともあれ覚えていらっしゃらないのであればどうしようもないかと。フフ アドラ : まあ冒険者にゃ危険は付きモンだしな。生きてて依頼に出れんならいいんじゃねぇのか ノエ : ……そう……お金が貯まれば、義手だってつけれるし、大丈夫、だよ……。 ノエ : ……話を聞いていたら、ドラゴン相手……は、ちょっと大変かもしれないけど。 アドラ : …………(気まずい沈黙) あー……と。そうだったな。話逸れた。そんでどうすんだよこの依頼 ジーン・デュポン : そうですか…… 俺はまあ…皆さんが行くなら… サイアム : 話を聞いてから決めるのも有りかもしれません。 ノエ : ……だと、移動の馬車にのらないと、だよね……。 アドラ : んじゃまず行って話聞く。無理そうだったら観光して帰る。受けてもし強かったら追加報酬貰う。これでどうだ サイアム : アドラ様賢いですね。それであればお得に報酬を得られそうです。そうしましょうか。 ノエ : ……うん、それで、役に立つなら使って……。 ジーン・デュポン : はい、それがよいかと。無理だった場合に観光が挟まってるのがいいと思います ノエ : ……観光、好きなの……? ジーン・デュポン : 旅行は好きな方ですね。日頃あんまりいけませんから ノエ : ……そう、僕も好きだよ……知らないとこに行くの……。 ノエ : ……最近は、あまりどこにも行けなかったけど……。うん……少し楽しみ……。 アドラ : うし、んじゃ決まりだな サイアム : では行きましょうか(チェンバロを担ぎ直し、馬車の方へ歩いていった) アドラ : (「あれ持ってくんだ……」) ノエ : …… ジーン・デュポン : ……あれ、担げるんですね……すごいな……(呆然と後姿を見ていたがハッとして自分のチェロを手に持ち、後を追いかけた) ノエ : (……サイアムのことを話したときに「チェンバロは持ち歩く楽器じゃないように思う」と言われたことを思い出し……そのままタレットを引き連れて追いかけて行った
冒険者達が馬車に乗り込むと、 馬車は軽快に走り出す。 しずかに、たまに激しく、ごとごとと。 目的の村は結構遠くにあるらしい。 結構な長い間揺られても、まだつかないようだった。 まだまだのほほんとしていてもいいし、 そろそろつかないですかと催促してもいい。 あなた達は、そんな、馬車の旅の中だ。 サイアム : これくらい時間がかかるのであれば観光の方は期待できそうですね。 アドラ : 帰りの道はちょっと楽しみだな ノエ : ……(幌の隙間から見える景色をじっと見ている…… ジーン・デュポン : …しかしこれだけ長いと…本当に到着するのかちょっと不安になりますね…… サイアム : 御者の方に聞いてみましょうか。あとどれくらいなのか アドラ : いや~流石に着くだろ。騙されて変な場所に運ばれでもしねぇ限りは ジーン・デュポン : ……(騙されて、と聞くとより不安そうな顔になる。身を乗り出せば御者に声を掛け) あなたが御者に声をかけると同時、 進んでいた森が開けて、寂れた村が目に入る。 御者が、あなたの方に微笑んだ。 どうやら、到着したらしい。 ノエ : ……よかったね?ジーン……。 アドラ : な、着いたろ? ジーン・デュポン : あ、良かった!本当に良かったです よかった~………
サイアム : (ひらりと馬車から飛び降りた) ノエ : (飛び降りると、少しよろめく……後ろからタレットがついてきた) アドラ : (馬車から降りると、大きく伸びをしながらゆっくりと歩き出した) ノエ : ……羊…。 サイアム : おや、たくさん居ますね。長閑で良い村のようです。 ジーン・デュポン : (楽器のケースを馬車から引きずり出すと、景色へ目を向けて)ほのぼのとしていますね~かわいいです アドラ : 酒場とかねぇのかな(かわいい羊には目もくれず辺りを見回す) サイアム : 依頼人は村長さんでしたっけ。村長の家であれば目立つ場所にあるでしょうし、酒場で聞き込んでも良いかもしれませんね 村人 「あら、あなた、もしかして冒険者さん?」 村人 「それならこの先にある商店には絶対に行った方がいいわよ。」 村人 「とっても腕利きの薬師さんがいるの。  遠くから買いに来る人だっているくらいなんだから!」 村人 「………その分、物凄い苦いみたいだけど。」 村人 「こんな辺境の村までお疲れ様。  ここはポロモの村、特に覚えなくていいよ。」 村人 「村長が言ってた冒険者だろ?  まっすぐいった先が村長さんの家だよ。」 アドラ : 聞き込みはしてぇけどな。村長の家ならここ真っ直ぐ行くとあるってよ。さっきそこにいた奴から聞いた サイアム : おや!話が早いですね!では行きましょうか? ノエ : ……うん、ついてく……。 アドラ : おう、んじゃさっさと話済ませて来るか ジーン・デュポン : お話はすぐ済む方がよいですもんね 羊 「めうめうめー」 門番の兵士 「おや、あなたは……。」 門番の兵士 「見ない顔、ということは、  あなたが依頼を受けた冒険者さんでしょうか。」 門番の兵士 「……小さい村ですから、顔なんてすぐ覚えちゃうんです。」 門番の兵士 「まずは村長にお話を聞くといいでしょう。  ………ご案内いたしましょうか?」 ノエ : (白いもふもふを一瞬振り返って、すぐに前をむいた アドラ : おう、頼まぁ アドラが[はい]を選択しました 門番の兵士 「では、ご案内いたしましょう。」
サイアム : お邪魔致します。 アドラ : 邪魔するぜー ノエ : ……お邪魔、します……? ジーン・デュポン : え、あ、失礼します… 村長 「改めて、冒険者様がた。  まずは遠い所から来てくださった事に感謝を。」 村長 「早速依頼の内容を説明したいのじゃが……。」 村長は、小さく咳ばらいをすると依頼内容を語り始める。 村長 「数日前の事ですじゃ……。  村に1匹の竜がやってきて、こう言ったのです。」 村長 「『若い娘を一人よこせ』と。」 村長 「そう言われては、わしらには差し出すしかありませぬ、  村人の中から、娘を一人選ぶこととなったのですが―――。」 サイアム : (うんうんと頷いている) アドラ : 人語使えんのかよ……。随分知能高ぇな……(小さく呟くと話の続きに耳を傾けた) 村長 「ある娘が『自分が行く』と、言いだしましてな……。」 村長 「その娘、というのが、何の因果か、  孫の婚約者だったのですじゃ。」 村長の視線の先を追うと、 若い男が、沈んだ顔で立っている。 村長 「………まぁ、見ての通りの様子での。」 村長 「じゃから、冒険者様方には、  娘とその護衛に扮して、竜の巣へ行っていただき、  そして、竜の討伐をお願いしたい。」 アドラ : (「ん?」) サイアム : 娘、どなたがやります? アドラ : ん? ジーン・デュポン : 俺はやりませんよ。 アドラ : 受け入れるの早くねぇか? サイアム : 英雄譚では良くありますからね。娘に扮しての戦闘。 ノエ : ……えと、騙す……の?ドラゴンを……。 アドラ : いやまあ、俺も仲間にさせた事あるけど。生きてるうちにそう何度もあるかこういうの? アドラ : まあ、端的に言うとそれを今求められてる(ノエの問いかけに視線を落として答える) サイアムが[娘と]を選択しました 村長 「うむ、幸いにして竜の塒とする洞窟は薄暗い、  ベールで顔を隠せば、見分けは付かないでしょう。」 サイアム : 存外楽観的ですね。 ジ��ン・デュポン : 人語を解す程知力は高いのに視力は超悪いってことあります…? アドラ : こういう作戦ってなんで毎回そういう超杜撰な感じでいけると思うんだろうな ノエ : ……そう。(アドラの言葉に小さく頷いた) ノエ : ……でも結局……これが依頼、なんだよね……? ノエ : どうするの……? サイアム : であれば完璧な女装をするしかないでしょう アドラ : 正直どうもしたくねぇけどどうにかしねぇとなんねぇよなあ…… 村長 「………何か問題でも?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 ジーン・デュポン : この人本気で言ってるんですか?(村長をこそっと指差した) サイアム : (口元に人差し指を立てて静かにの仕草をした) 仮に討伐できればそれでよし、 ダメでも村への被害は全く無い。 ………だからこそ、村長は落ち着いている。 ジーン・デュポン : (不満げな顔をしつつも手を下げて体の前で組みなおした) その思惑を、あなたは感じ取ったかもしれない。 感じ取れなかったかもしれない。 あなた達を見ている村長の瞳が平べったく細まった。 村長 「して、受けてくださりますかな。」 ノエ : ……(碧い眼が3人の顔をさ迷った) サイアム : 俺は見ての通り、背が高いので向かないでしょう。護衛であれば自信がありますが…… アドラ : 女装云々より作戦自体のリスクの方が気になるんだよな。それでも構わねぇなら、あ、俺はやらねぇぞ ジーン・デュポン : 俺も背が高いので……… サイアム : であれば、ノエ様にお願いしましょうか。小柄ですし。 アドラ : 子供顔っつーか、まあ一番誤魔化し効くのはコイツしかいねぇだろうな ノエ : ……役に立つ……?それなら、何でも使って……。 ジーン・デュポン : 使うという表現はちょっと……ですけどお願いできますかね? ノエ : うん……大丈夫……。 アドラ : 決まりだな。この依頼人には色々言いてぇ事あるけど全部終わってからにしとくわ サイアム : では、受けることに致します。 サイアムが[はい]を選択しました 村長 「ありがとうございます、冒険者様がた。」 村長 「今日はもう遅い、一晩は村に泊まり、  明日、竜の住む森へと向かうといいでしょう。」 村長 「わしの家を出て右手の家の者が、  冒険者様方を泊めてくださる事になっておりますじゃ。」 話を終え、踵を返そうとするあなた達を、 傍らにいた男が呼び止める。 村長の孫 「………冒険者様方、これを。」 村長の孫 「それは、村に伝わる伝説のお守りです。」 村長の孫 「なんでも、この村は昔から竜に襲われる事が多く、  それを討伐する戦士達を多く輩出したとか……。」 村長の孫 「あなた達の泊まる家の主も、  元々はそんな戦士の一人で、  そして、彼女の父親でもあるんですが。」 お守りだというそれを、ぎゅっと握りしめる。 その父親から、託されたのかもしれない。 ………自分の後を継げと。 しかし、やがてそれを手放すと、あなた達の手に握らせる。 村長の孫 「僕が持っていても仕方のないものです。  竜に立ち向かうあなた達にこそ、  このお守りは相応しいでしょう。」 サイアム : 御自分では行かれないのですか? サイアムが[自分では助けにいかないのか]を選択しました 村長の孫 「そりゃ、行きたいですよ。」 村長の孫 「けど、僕が行ってもただ死ぬだけです。」 村長の孫 「竜は、花嫁の返還を求める者に勝負を挑むんです。  ………毎回、そうだったと聞いています。」 村長の孫 「竜種特有の価値観なんでしょう。  強き者こそが、花嫁を勝ち取る権利がある。と。」 村長の孫 「だから、あなた達に託します。  少しでも、竜に勝てる可能性のあるあなた達に。」 ジーン・デュポン : はあ。先代の戦士もわざわざ女装して行ったんですかね? サイアム : 流石に毎度ということは無いでしょう。 サイアム : であれば受け取りましょう。使わなければお返ししますね。 村長の孫 「………どうか、がんばって。」 村長の息子は、そう言って微笑むと、 あなた達を見送ってくれた。
サイアム : 先に少しだけ観光でもしますか? ノエ : (もふもふをつつく……腕は無いのでじっと見ている……) アドラ : おう、まだ時間あるしな。いいんじゃねぇか? ノエ : ……うん、明日は……朝から向かうことになりそうだし……。 ジーン・デュポン : いいですねそれ!俺はしたいです ノエ : ……めう? サイアム : では決まりですね♪見て回りましょう 羊 「めうめうめー」 羊 「めう」 ノエ : あ……わかった…… アドラ : おう、んじゃ行くか 村人 「おお、お前が依頼を受けた冒険者か!」 村人 「ここは村の奴らが皆食べにくる……  レストランってほど洒落ちゃいないな……。  なんていうんだろうな、そういうとこ。」 村人 「仕事前にゃみんなここで腹ごしらえするんだ。  お前さんも仕事前にはここに食べに来るといいぜ!」 村人 「しっかし、ドラゴンを倒そうなんてすっげぇよなー  流石冒険者、命知らずにもほどがあるぜ。」 アドラ : (ひつじの近くを通過)(ひつじがにコートの裾に興味を示す)触んな!シッシッ! サイアム : フフ、アドラ様の服が物珍しいのかもしれませんね。
仕事前の腹ごしらえはぜひここで!! アラセンブルのお任せキッチン!!!
メニュー等はかかれていない。 一体何のお店なのだろうか。 アドラ : 大人しく草食ってろってんだ。あーヤダヤダ ノエ : ……お任せキッチン…? サイアム : こちらはお食事処だそうで。メニューは無さそうですが。 ノエ : ……チョコアイスあるかな…。 アドラ : こういう場所のご当地料理みてぇなのって結構当たりが多かったりするんだよな サイアム : お好きなんですか? ノエ : うん……ガリアイスでもいいよ……。 ジーン・デュポン : ガリ? アドラ : 何て?ガリ? サイアム : 珍しい組み合わせですね ノエ : ガリ……美味しいよ……バルドラでも売ってる……。ああ……でも、氷のお菓子は難しいかな……。 ジーン・デュポン : ガリってあの…いわゆるショウガですよね?あれアイスになんてなってたんですね。俺はクッキーくらいしか知らないので… ノエ : バルドラに行ったら、食べてみて……気に入ればいいのだけど……。 アドラ : 酢に浸けたやつで合ってるよな?東方の。味の想像が付かねぇ…… ジーン・デュポン : バルドラ、ですね。では気になるので行った際に…… サイアム : 面白い味ではありそうですね。いずれ食べてみましょう。 木には綺麗な花が咲いている。 あたりに漂ういい香りは、この花の香りだったようだ。 ノエ : ……何の花だろう……。 アドラ : そんな際どいモン売ってたのかあの街……今度食ってみっか…… サイアム : 綺麗ですが何の種類かまでは。良い香りですね ノエ : ずっと何かの匂いがしてると思ってたの……この樹がたくさんあるからだね……。 アドラ : 俺も見た事ねぇやつだな。今度図鑑でも借りて来るかな ノエ : ……分かったら教えてね……。 アドラ : おう、調べとく [スローイングキノミ]を覚えました。 アドラ : ? 何やってんだ? 木の上には鳥が巣を作っているようだ。 ノエ : ……あれ、何か生ってる……。 木には真っ赤な実がついているようだ。 潰すと真っ赤な色を噴き出すその木の実は、 食べる事はできないけれど、子供の遊び道具にぴったりだ。 あなたはそれを知っていてもいいし、知らなくてもいい。 [スローイングキノミ]を覚えました。 ノエ : 食べられる……? サイアム : 鳥の巣があちらにありましたが、此方のは食べられていませんし、食べるのはおすすめしませんよ [スローイングキノミ]を覚えました。 ノエ : ……そう。 アドラ : うわ危ねぇ!汁服に付くとこだったじゃねぇか サイアム : なかなか落ちないかもしれませんね ジーン・デュポン : 結構きつい色してますもんね、それ… アドラ : (うっかり潰してしまった木の実の汁が付いた指の先をぴっぴと払い) 村人 「あら、あなた、もしかして冒険者さん?」 村人 「それならこの先にある商店には絶対に行った方がいいわよ。」 村人 「とっても腕利きの薬師さんがいるの。  遠くから買いに来る人だっているくらいなんだから!」 村人 「………その分、物凄い苦いみたいだけど。」 サイアム : 此方の先の商店がおすすめだそうですよ。薬があるとか。 アドラ : ガキは潰して遊ぶの好きそうだな~ ノエ : ……そんなに簡単につぶしちゃうなら、ノーネスも取るのは大変そう……。 ノエ : ……薬? アドラ : 薬(苦々しい顔) ジーン・デュポン : 俺もそう聞きましたが…かなり苦い薬らしいですね。 サイアム : もしやアドラ様はお薬は苦手で? アドラ : ……粉と注射以外なら平気 ノエ : ……いい薬ほど、苦い、っていう……? サイアム : 苦いのであれば粉かもしれません。竜に挑むことですし、見ていく価値はあるかと。 ノエ : ……塗り薬もあれば、いいね……アドラ…。 アドラ : 飲みたくねぇな……出来たら竜退治と何も関係ねぇやつだといい…… アドラ : (気が進まないといった様子で後を付いて来る)
何に使うか分からない謎の機材が並んでいる……。 魔女ニニム 「おやおやおやおやぁ~~~?  なかなか珍しいお客さんが来たね。」 魔女ニニム 「僕は魔女ニニム。  魔法薬の調合と実験が趣味のイカした魔女さ!!」 魔女ニニム 「今イカれたの間違いとか思わなかった?  失礼なやつだなぁ、君は~~~~。」 魔女ニニム 「まぁいいや、君、ドラゴン退治だとかに来た冒険者君だろ?  僕の所で薬を買っていきなよ、効果は保証するからさ。  ……味は保証しないけどね。」 魔女ニニム 「ちゃあんと効果がある薬なら味が酷くても飲むだろう?  味が甘い方やつは甘くしないと飲んでもらえないような薬なのさ。」 魔女ニニム 「まーまー、そんな甘い薬がご所望なら  甘い薬もあるけれどね。」 魔女ニニム 「作り置きは惚れ薬しかないけど、  ご所望とあれば夜のアレヤコレを  力強ぉくサポートする一品までお任せさー。」 魔女ニニム 「ほらぼさっとしてないで、  なんでもいいから買って行きたまえ。  僕の本代と実験機材代の為にね。」 取引をしました。 魔女ニニム 「はいはい、まいどありー、  お金はそのへんの天秤の上にでもおいといてよ。」 100ルド失った。 [ニニムの特製薬・赤] を手に入れた。 サイアム : (回復薬を一つ買った) ノエ : ……(きょろと見渡して、瓶を引っ掛けかねないタレットを呼び戻した) アドラ : (苦々しい顔をしながら薬瓶を受け取ると硬貨を机の上に置いた) ジーン・デュポン : (薬を一つ買うと適当なポケットに突っ込み) ジーン・デュポン : 結局皆さん買いましたね。苦いやつを… サイアム : フフフ、効果には抗えませんよ。 ノエ : ……惚れた…?よくわからないけど、もう一度薬の瓶、見せて……。 アドラ : いざとなったら味とか気にしてらんねぇからな、冒険者稼業。使いたくねぇけど サイアム : 意中の方でも居るのですか? ノエ : ……意中……? サイアム : 好きな方、ということですよ。 ノエ : 好きな人……?それは、よく分からないけど……この人、ニニム……もう一度見せてもらおうとおもったら、僕に惚れたのか?って……。 ジーン・デュポン : わあ………それはなんというか… サイアム : であればノエ様にはまだ早いかもしれませんね。 ノエ : うん……ニニムも、見た目以上に年上だからやめておけって……。 ノエ : とりあえず……ノーネス、この薬瓶、持っててね…。 ノエ : でも、粉じゃなくて…よかったね、アドラ…。 アドラ : ひとつ教えといてやる。液でも粉でも変わりねぇわ!! サイアム : 飲まずに済むよう祈りましょうね♪ ノエ : ……そうなの?覚えておくね…。 ノエ : こっちは…なんだろう。 サイアム : せっかくの観光ですし、見ておきましょうか ジーン・デュポン : 人の家だったらちょっと困りますけどね~
ノエ : …あってたね、ジーン……。 男性 「おう、来たな!!冒険者!!」 その妙齢の男性は、興味深そうにあなた達を眺める。 男性 「俺はランダル、昔は破竜なんて言われてた、  いまじゃあただのおじさんよ」 アドラ : 人んちだった。ごめんなー ジーン・デュポン : 嬉しくないクイズでしたね…… 破竜のランダル 「明日はいよいよ竜に挑もうってんだ、  たらふく食って、ばっちり寝て、体力全開で挑んでくれよな!」 破竜のランダル 「今日はちゃんと釣れたしな!!  狩りなら自信があるんだが、この足じゃあな……。」 彼が指し示す足は、片足が欠けている。 ……もう片足も万全ではないように見えた。 それでも彼は、ニィ、と笑う。 ノエ : 片脚だと、大変だよね…。 ノエ : バランス、取りにくい、し…。 アドラ : (「かける言葉が見つからねぇ」) 破竜のランダル 「自慢じゃないが、俺の嫁の���は世界一ウマいぞ!!!  ハッハッハッハッハ!!!!」 存分に自慢してもよさそうな美味しい料理の数々を食べつつ、 あるいは、食べずとも、あなた達は長旅の疲れを癒す。 破竜のランダル 「っと、もうこんな時間か。」 アドラ は全回復しました。 ノエ は全回復しました。 サイアム は全回復しました。 ジーン・デュポン は全回復しました。 破竜のランダル 「明日は気合いれねぇとなんだ、  早く寝た方がいいぜ。」 破竜のランダル 「そっちが冒険者さんがたの部屋だ、 ��普段は俺と世界一の俺の嫁が使ってるんだが……。」 破竜のランダル 「ま、一日くらいリビングで過ごすのも悪かねぇ。」 破竜のランダル 「そっちは娘の部屋だが……。  こんだけわざとらしく騒いでも一度も出てこなかったな。」 破竜のランダル 「まぁ、責任の一つや二つ感じてるんだろう  ………いい子だからな。」 破竜のランダル 「身勝手に身勝手を重ねる願いだけどよ、  娘の為にも竜の奴にちゃんと勝って帰ってきてくれよ。」 破竜のランダル 「そりゃ、どっちにしても娘は助かるけどよ。  誰かを犠牲にして生きるってのは、辛いからな。」 ノエ : 別にこっちで休んでも、よかったのに…。 アドラ : な。雑魚寝くらい慣れてるしよ サイアム : 屋根があるだけ有難いというものです ノエ : うん……。 アドラ : ま、飯と寝床と報酬の分くらいは頑張って来てやるよ アドラが[任せろ]を選択しました 破竜のランダル 「はは、こりゃ頼りになるな」 破竜のランダル 「俺の部屋にゃ、竜に関する資料がいくつか置いてある。  村長のとこのに任されたっていうお守りの使い方も調べりゃ書いてあんだろ。」 破竜のランダル 「戦闘の前に不安だってんなら参考にしてくれや。」 破竜のランダル 「まぁ中にゃ御伽噺めいた話もあるが……。  それは別に読まなくてもいいぜ。」 破竜のランダル 「娘は結構好きでな、昔はよく―――。」 また話の長くなりそうな彼を適当にやりすごすと、あなた達は歩き出した。 ジーン・デュポン : (ニコ!愛想笑いをして離れた) 話しかけると長くなりそうだ、早く寝室へ移動してしまおう。 女性 「いっつも話が長い人で……ごめんなさいね。」 女性 「前はね、彼が竜から私を助けてくれたの。  たぶん私が娘と同い年くらいの時だったかしら。」 女性 「ふふ、彼にもなんとかなったんだから、  きっと冒険者さん達も大丈夫よ。」 ノエ : えと、あの……おやすみ、なさい…。 アドラ : (ふわあ、と欠伸をして寝室のほうへ)資料見たら寝るわ。飯ごっそさん サイアム : そうですね。おやすみなさい。良い夢を。 寝室へ移動しますか?
◇机の中を探ると、誰かの冒険手帳がしまい込まれていた。 魔女のニニムはすぐ変な薬を試しやがる。 甘い薬の時は要注意だ、ろくなものだった試しがねぇ。 この前のゴブリン討伐の時なんか、顔だけ象になっちまった。 確かに長い鼻は便利だったけど、そういう問題じゃねぇんだよな。 策士のじじいと一緒に野盗の討伐に行った。 あいつの性格の悪さは筋金入りだけど、 あいつはあいつなりに仲間を守ろうとしてるんだよな。
……ちょっと他人に冷たすぎるのが欠点だろうが、 それだけ身内が大事って事なんだろうな。
でも平気で建物に火をつけるのはやめてほしいな。 アラセンブラっていう弓術士がパーティに加わった。 でも弓術に惚れたんじゃない、料理の腕が良すぎたんだ。 お前はさっさと引退して料理屋でもやったほうがいいよ。
とまぁ、森で野営しながらそんな事を言ったら怒られたが、 まぁ歳を食ったら悪くないかもなと言っていた。 一番信頼できる仲間を集めた。 魔女ニニム、策士のじじい、そんで弓術士のアンセンブラ。 この4人なら、きっとドラゴンだって倒せる。
……ああ、きっとなんとかなるさ。
きっと。 竜との戦いで俺は片足を失った。 もう片足も、満足に動きやしねぇ。
けど、その分大事なもんを守れたから、それでいい。
仲間だったやつらまで付き合う必要もねぇのに、 皆すっぱり引退して、村でそれぞれに暮らし始めた。
俺達の冒険はこれで終わりだろうけど、 それでも、悪くない結末だ。
『膝に矢を受けちまったから』ってな。
◇巨大な相手と戦う際の戦術について書かれているようだ。 巨大な敵ともあれば、 もはやその一撃一撃が必死の威力を持ち、 攻撃の範囲はもはや範囲を考えるのが馬鹿らしいほどである。
しかし、その巨体故、相手の動きには必ず予兆がある。 爪を振り上げれば振り下ろす、 尻尾を振り上げれば振り回す、 口を広げればブレス攻撃だ。
当たり前ではあるが、そういった予兆を見逃さない事で、 巨大な相手とも有利に戦う事ができるだろう。 後の先が取れるものなら関係ないが、 特に戦術師ならばこの隙を存分に生かす事ができよう。
とにかく『攻撃の予兆を見逃さない』事だ。 常に相手の攻撃が来るまでには猶予がある。 それまでに備え、被害を最小限に抑えれば、勝機はある。
◇『不器用な竜のおよめさん探し』 ……という御伽噺の本が置かれているようだ。 昔々の事。
あるところに、不思議な竜の住む街がありました。 竜の住む街なのに、そこに居るのはほとんど人間と変わらない竜たち。 そう、なんと彼らは、人間になる事ができるのです。
言の葉を操る竜、葉竜と呼ばれる彼らは、 大人になると、大好きな人間を一人見つけて、 自分のお嫁さんやお婿さんとして、一生大事にするのです。 そんな街に、一匹の竜が居ました。 竜はとても口下手でした。
誰かと一緒に居たいと思っても、 そういったら迷惑なんじゃないかと考えて、 何か思う事があっても、 そういったら誰かが傷つくかもしれないと考えて、
そうして、自分の気持ちをひた隠して、 寂しいと言えば、誰かと一緒に居たいと言えば、 辛いと言えば、誰かが嫌な思いをすると考えて、
ただただ明るく、楽しそうに、振舞い続けたのです。 そうやって強がり続けていれば、 皆は「あいつは一人でも楽しそうだから」と、 誰も寄って来ることはありません。
1人が好きというわけではない竜は、 いつだって寂しかったけれど、それを口にすることはなく、
大人になったら探す、たった一人の『お嫁さん』を、 そのただ一人を心から大事にしようと、 ずっとそれだけを楽しみに、ずっとずっと生きてきました。 [スローイングマクラ]を覚えました。 そうして竜は、ようやく大人になります。 1人だった分、いっぱい訓練をして、 誰よりも賢く、強い、立派な雄になりました。
……竜は強ければ強いほど偉いのです。 だからきっと、こんなに強くて立派なら、 上手くしゃべれなくても、きっと『お嫁さん』も見つかるはずです。 竜はウキウキと人間の街へ行くと、一言こう言いました。
『娘を一人よこせ。』
緊張のあまり、上手に話せず、 唸り声のような声になってしまいましたが、 最低限伝えたい事は伝えられたはずです。
竜は近くの洞窟に居た魔物をやっつけて、そこに巣をつくりました。
やってくるお嫁さんと、ずっと幸せに暮らすのです。 やって来たお嫁さんを見て、竜は大喜びしました。
『これでようやく独りぼっちじゃなくなるぞ。』
そう思った矢先の事です。 お嫁さんを連れて来た一人の人間が、 自分めがけて剣を突きつけて何かを言っています。
竜は、笑いました。 1人ぼっちで訓練を続けていた竜は、 人とその力を競ったことはありません。
他のみんなが力を競い合い、笑っている様子を、 いつだって独りぼっちで眺めながら、 でも独りだからこそ集中できるのだと信じて、 自分独りで訓練を続けていたのです。 お嫁さんが出来るだけじゃなくて、 力比べまで出来るなんて、大人ってすごい。
竜は大喜びで、その人間の挑戦を受けました。
いつでも止めは刺せたのです。 けれども竜は、そうして遊べるのが嬉しくて、 いつまでもいつまでも、立ち上がってくる限り、 その人間の相手をし続けました。 最後には竜は、人間に負けてしまいました。 より強い雄が、お嫁さんをもらう。 竜はお嫁さんを貰えませんでした。
けれども竜は人間を称えると、満足して帰っていきます。
竜はお嫁さんが欲しいのではなく、 ただ一人で居たくなかっただけなのです。 遠くの空から、村で結ばれる二人を、 竜は眺め、祝福しています。 お互いの事を心から大事に思っている二人を、どこか羨んで。 けれども次はきっと負けないと、やはり一人で爪を研ぎ。
そしてその子供が大きくなった頃。 竜は再び村へやってきて、 いつだって緊張した声で、こういうのです。
『娘を一人よこせ』と。 不器用な竜は、きっといつまでも独りぼっちで。 いつまでもいつまでも、 誰かに大切にされる誰かを見ながら、 自分の大切にする誰かを、夢見ているのです。
◇破竜の護符について書かれているようだ。 巨大な竜種の攻撃は凄まじく強力であり、 防御力に優れた者であってもただでは済まない。 よほど身軽であれば避ける事も可能であろうが、 それほど身軽とあれば彼らの竜鱗を貫けない事もあろう。
そこで生み出されたのが『破竜の護符』である。 大量の魔力を込めて編んだ布に、 さらに魔力を込めて刻んだ文字を持つそれは、 量産する事はどうあがいても難しい。
その為、戦士たちは数人で組み、 そのリーダーにこの護符は手渡された。 護符は、周囲に結界を張る効果を持つ。 結界内では防御力が向上する。 安全地帯がないのならば作ればいいのだ。
しかし、結界の範囲はあまり広いとは言えない。 しっかりと集まって攻撃を受ける必要がある。
また、それぞれの防御力を併用する事で、 さらに効果を高める事ができる。 集まるだけでなく、しっかりと防御を固めるのだ。 注意としては、集まっていれば当然、 竜のもう一つの武器であるブレスによって 壊滅する危険があるということだ。
結界内も、絶対に安全とはいいがたい。 ブレス攻撃の際には、一人だけを残し、 残りの者は散開してブレス攻撃を受けないようにしなければならない。 以上が、破竜の護符の使い方である。
後輩の破竜の戦士たちに届かんことを。
サイアム : なかなか興味深い資料ばかりですね アドラ : んー……(頁を捲りながらの生返事) ふかふかの枕が沢山つまれているようだ。 [スローイングマクラ]を覚えました。 ノエ : ……(タレットに取らせた本を床に広げて読んでいる…おとぎ話だ) 整えられたベッドだ! 机の上には蜂蜜入りのホットミルクが置いてある。 どうやら奥さんが気を使ってくれたようだ。 ジーン・デュポン : はあ~…難しい内容ばかりですね 不安になってきました。 サイアム : (少し離れた場所で楽器の調律をし始めた) ノエ : (……じ、と机を見ている) アドラ : ただの願掛けかと思ったが結構使えそうだな、この護符。やっぱ持って行くか ジーン・デュポン : (机の上に手を伸ばせば置いてあったコップを手に取り) アドラ : ……(少し考えるように身に付けているものを確認する) アドラが[アクセサリー2]の装備を解除しました。 アドラが[アクセサリー2]に[お気に入りのリボン]を装備しました。 アドラ : ……駄目だな(一度は外したそれを、また結び直す) アドラが[アクセサリー3]の装備を解除しました。 アドラが[アクセサリー3]に[破竜の護符]を装備しました。 アドラ : ん、(納得した、というように一人で小さく頷いた) サイアム : (数回和音を鳴らし、満足したようにチェンバロを畳んだ) [スローイングマクラ]を覚えました。 ノエ : (ふらっと机から立ち去ると、ぽすと布団に転がった。タレットも床に着地すると、頭上におさまる) サイアム : もう休みますか? アドラ : (なんとなく積まれた枕をひとつ手に取ると、空いているベッドに寝転がってぽすぽすと叩いたりして遊び——飽きたのか、頭の傍に置いた) アドラ : んー、だな。もういい加減眠ぃわ ノエ : ……うん、こんな遠出は、久しぶり……。 サイアム : 良い時間ですからね。(チェンバロを壁際に置いた。重そうな音が鳴った) ジーン・デュポン : 明日は体力仕事ですからね。いっぱい休んでおきましょう サイアム : では皆様おやすみなさい。 アドラ : …………(既にスースーと寝息を立てている。おやすみ3秒) ノエ : ……いい夢を……。 ジーン・デュポン : (寝るの早!!!人々を見てから自分の寝場所を探して辺りを見渡す) サイアム : (そっと避けて空いている場所を示した) ジーン・デュポン : (そちらに会釈すれば空いている場所に収まり…) 今日はもう休んで、明日に備えますか? サイアムが[休む]を選択しました ジーン・デュポン は全回復しました。 サイアム は全回復しました。 アドラ は全回復しました。 ノエ は全回復しました。
翌朝、冒険者達は、 非常に重要な事を決めなければならなかった。 誰がこの『村娘の服』を着るかだ。 今回の依頼は、誰か一人が彼女のふりをして、 残りの者はその護衛として同行する事になる。 故に、誰かは絶対に着なくてはならないのだ。 このきらびやかで可愛らしいながらもどこか��朴な ………『村娘の服』を!!! 誰が着ますか? ノエ : ……着替えないと駄目なの……? ジーン・デュポン : (服を見た。可愛い服だな~)それではこれはノエさんに…… サイアム : ノエ様。お願いしますね。 アドラ : んじゃあ手筈通り……(ノエへ視線を向ける) ノエ : ……うん……。 ノエが[ノエ]を選択しました ノエは村娘の服を身につけると、ベールをかぶる。 これで準備は整った。 あとはドラゴン退治へと向かうだけだ。 サイアム : では、行きましょうか。 アドラ : おう ノエ : (ベールをかぶるというより、タレットが落としたに近い…) サイアム : (チェンバロを担ぎ直し、さっさと歩いていく) [スローイングマクラ]を忘れました。 ノエ : ……うん…。 [スローイングマクラ]を忘れました。 アドラ : (手伝えば良かったなあ、などと思いつつも後の祭りだ。部屋を後にした [スローイングマクラ]を忘れました。 ジーン・デュポン : (楽器のケースを手に持つと急いで後を追う) サイアム : お世話になりました。良い知らせを持って戻れるようにしますよ。 女性 「あの人ならもう森の方へいったわよ。  足が悪いから、先に行かないとどうしても遅れちゃうからって。」 女性 「……途中までくらいは付いて行く気なんじゃないかしら。」 アドラ : 飯美味かったぜ。んじゃ行ってくるからよ ノエ : ……ありがとう……じゃあ、ね…。
破竜のランダル 「おお、お前ら、来たか……。」 破竜のランダル 「見ろ、竜に追われて、  オーガが一匹外に出て来てる。」 破竜のランダル 「丁度いい機会だ、  あいつでのろまででかぶつな奴との  戦い方を練習してみるといい。」 破竜のランダル 「ついでに、破竜の護符の使い方もな。」 破竜のランダル 「そいつはオンボロの骨董品だが、  オーガー程度に壊されるほどやわでもない。  まぁ、竜と戦ったら壊れるだろうが……。」 破竜のランダル 「なんだ、練習するならいまのうちってことさ。」 破竜のランダル 「本を読んだかは知らないが……。  予兆を見逃さずに隙をつけば大丈夫だ。  相手がでっかくても、落ち着いてな。」 破竜のランダル 「そんじゃ、俺は邪魔にならないように隠れとくよ。  ……現役なら一緒に戦たんだが、残念だ。」 サイアム : おや、練習させてくださるなんて親切ですね。 ノエ : ……殆ど、アーティファクトに近いものね……。 アドラが[右手]の装備を解除しました。 アドラは、凶運のカルティアを使った。 シャカシャカパチパチ…… アドラが[右手]に[凶運のカルティア]を装備しました。 サイアム : では、道を開けて頂きましょうか。 アドラ : っし、手負いだろうが手加減しねぇからな(言いながら金装飾の短剣を手首に押し当てる) アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る([6,6,6]+10) アドラのクリティカル! アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を1つ獲得した。 全道通じる者、オーガ 「ウオオオオオオオオオオン!!!!!」 オーガが咆哮を上げ、武器を構えるのに合わせて、 冒険者達も武器を構えるッ!!! Round 1 サイアム : では遠慮無く。 ノエは移動した。    ノエは[7,9]へ移動した。 ジーン・デュポンは移動した。    ジーン・デュポンは[5,9]へ移動した。 サイアムは移動した。    サイアムは[6,8]へ移動した。 全道通じる者、オーガ : *薙ぎ払いの構え! 全道通じる者、オーガは薙ぎ払いの構え!    全道通じる者、オーガは[薙ぎ払いの構え]になった アドラは移動した。    アドラは[6,9]へ移動した。 ノエ : Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。    ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは移動した。    ジーン・デュポンは[5,8]へ移動した。 サイアムは移動した。    サイアムは[6,6]へ移動した。 アドラは移動した。    アドラは[6,7]へ移動した。 アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る
アドラは2のSPを回復した。  ([]+7)/3 サイアムは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ノエは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 サイアムは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった Round 2 ジーン・デュポンは待機した。 ノエは待機した。 アドラ (long long arm) サイアムは移動した。    サイアムは[6,4]へ移動した。 サイアム (演奏は死んだ) アドラは待機した。 全道通じる者、オーガ : 振り回し! オーガが激しく武器を振り回す、目の前にあるすべてに邪魔と言うように。  達成値:8 ([4,2,2])    ジーン・デュポンは防御した。    ノエは防御した。    サイアムは防御した。    アドラは防御した。 ジーン・デュポン (演奏交換すっか~)        ダメージを15軽減!  ([]+30)/2        ダメージを14軽減!  ([]+28)/2        ダメージを17軽減!  ([]+33)/2        ダメージを15軽減!  ([]+29)/2    サイアムに0のダメージ  ([2,4]+22)    アドラに0のダメージ  ([2,4]+22)    ノエに0のダメージ  ([4,1]+22)    ジーン・デュポンに0のダメージ  ([2,3]+22) ジーン・デュポンの攻撃は距離が合わず失敗した。 ノエの攻撃は距離が合わず失敗した。 アドラは移動した。    アドラは[6,6]へ移動した。 サイアムの攻撃はAPが足りず失敗した。 アドラ : 煉獄の惨歌! 火球が生じ、熱風が吹き荒れる!  達成値:21 ([2,3,4]+12)    全道通じる者、オーガに34のダメージ  ([5,1]+33)    全道通じる者、オーガは[覆影]になった ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。 全道通じる者、オーガ : *振り上げる! 全道通じる者、オーガは武器を振り上げた!    全道通じる者、オーガは[薙ぎ払いの構え]でなくなった    全道通じる者、オーガは[振り上げた武器]になった
アドラは2のSPを回復した。  ([]+6)/3 サイアムは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ノエは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった サイアムは[音楽]でなくなった Round 3 サイアム : (拳を振り被り、叩き付ける サイアムは攻撃した。  達成値:21 ([5,2,3]+11)    全道通じる者、オーガに36のダメージ  ([6]+35) ジーン・デュポンは移動した。    ジーン・デュポンは[5,6]へ移動した。 アドラは移動した。    アドラは[6,5]へ移動した。 ノエは移動した。    ノエは[7,8]へ移動した。 全道通じる者、オーガ : 振り下ろし! オーガは激しく武器を振り下ろす、全てを壊す為に。  達成値:10 ([2,3,5]) サイアム : (腕を構え、防御の姿勢を取る    サイアムは防御した。        ダメージを17軽減!  ([]+33)/2    サイアムに4のダメージ  ([3,6,3]+42)    アドラに24のダメージ  ([4,5,2]+42)        アドラは[重傷]になった        アドラは[気絶]になった アドラ : クソ、だっせぇな…… ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:27 ([2,6,2]+17)    全道通じる者、オーガに27のダメージ  ([2,3]+27)        全道通じる者、オーガは[重傷]になった
アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった サイアムは[破竜]でなくなった ノエは[破竜]でなくなった ジーン・デュポンは[破竜]でなくなった Round 4 サイアム : っと! ノエ : アドラ……! ジーン・デュポン : …っアドラさん! アドラ : っ、クソ……!(勢いよく吹き飛ばされ、上手く起き上がれない) サイアムは攻撃した。  達成値:27 ([4,6,6]+11)    全道通じる者、オーガに18のダメージ  ([3]+20)        全道通じる者、オーガは[気絶]になった ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:30 ([2,6,5]+17)    全道通じる者、オーガに13のダメージ  ([5,1]+12) ノエは移動した。    ノエは[7,7]へ移動した。 ノエ : Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。    ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:22 ([2,2,1]+17)    全道通じる者、オーガに14のダメージ  ([1,6]+12)
サイアムは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった オーガが轟音と共に地面へと倒れ伏す。 それはもはや動かず、ただ木根と朽ちていくばかりだ。 冒険者達は武器を収め、そして進む。 本命は、まだこの先にいるのだ。 サイアム : 片付きましたね。 ノエはアドラを応急手当した。    アドラは[気絶]でなくなった ジーン・デュポン : ああ、びっくりしました。大丈夫です…? ノエ : ……アドラ、アドラ……平気……? サイアム : ご無事ですか?俺だけかと思っていました。周りを見れなくてすみませんね。 アドラ : ってて……。悪ぃ、油断した アドラ : (薬瓶とオーガの死体を何度か見比べ)まだ使えるか……。ちょっと離れとけよ サイアム : ええ。わかりました。 アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる!  達成値:21 ([5,3,4]+9)    全道通じる者、オーガに26のダメージ  ([4,5,4]+18)    アドラは26回復した。  
サイアム : なるほど、そう使いますか。 アドラ : ���体だしこんなモンだな。あとは普通のポーションで間に合う アドラは、ポーションを使った。    アドラは7回復した。  ([4]+3) アドラは、SPポーションを使った。 アドラはSPポーションを飲んだ。    アドラは9のSPを回復した。  ([6]+3) サイアム : では行きますか。 ノエは、SPポーションを使った。 ノエはSPポーションを飲んだ。    ノエは4のSPを回復した。  ([1]+3) アドラ : おう、手間取らせて悪ぃな サイアム : いえ。面白い物が見られて嬉しいですよ。 破竜のランダル 「ここが奴が根城にしてる洞窟だな。」 破竜のランダル 「……悔しいが、俺はここまでだ。」 ノエは99回復した。   ノエは99のSPを回復した。   破竜のランダル 「……悔しいが、俺はここまでだ。」 サイアムは99回復した。   サイアムは99のSPを回復した。   破竜のランダル 「足が悪くても、回復魔法くらいはかけられるからな。」 ジーン・デュポンは99回復した。   ジーン・デュポンは99のSPを回復した。   破竜のランダル 「足が悪くても、回復魔法くらいはかけられるからな。」 破竜のランダル 「頑張れよ、冒険者。  奴は、強いぞ。」 アドラ : 面白いってお前なあ…… アドラは99回復した。   アドラは99のSPを回復した。   サイアム : フフ、興味深いと言った方が良かったかもしれませんね。 ノエ : じゃあ、この先……? サイアム : そうですね。ノエ様、ベールがずれないようにしてくださいね。(服の乱れを少し直した) アドラ : はいはい……(サイアムの話を適用に流しつつ) さて、気合い入れてくか ノエ : うん……頑張るね……。 ジーン・デュポン : そういえば村娘と護衛って設定でしたね…忘れてました。 サイアム : では行きましょう。
竜の住処、オーガより力にて奪い取った、征服者の洞窟。 その最奥に、ありえないはずの人影がある。 ??? 「ククク、ついに来たか……。  我が花嫁よ、待ちわびたぞ――。」 ??? 「少しばかり背格好が違うような気もするが、  まぁ良い、強大なる我に比べれば、  遍く人の子は愛き庇護すべきものよ。」 ??? 「さぁ、至高の葉竜である我、ヴァレルの妻となれること。  心より喜び震えるがいい、人間―――。」 ヴァレル 「ああ、他の者も送迎ご苦労、もう帰ってもよいぞ。  さぁ、此度こそ、だ、来い、花嫁―――。」 ノエ : ……ええ、と……。 サイアム : 行く必要はありませんよ(小声で ノエ : ……そう、よかった……。 アドラ : (んー、と一瞬遠~くに視線をやると) アドラ : ……悪いがコイツはお前にゃやれねぇな アドラが[断る!!!]を選択しました ヴァレル 「む―――?」 ヴァレル 「クク、ククク、ハハハハハ!!  此度もこうなるか、よい、受けて立つぞ人間!!!」 ノエ : ……。 サイアム : 良いんですか?俺は強いですよ。 アドラ : やべぇ、マジで乗って来た(不敵な表情を崩さないまま、小声で) ヴァレル 「より強き雄が花嫁を娶るは自然の摂理よ、  送迎ではなく我と花嫁を賭け競う人間の戦士であると、」 ヴァレル 「我ではなく汝とラヴラヴであるとッ!!!!!!!  そう言うのだなッ!?!?!?!?」 ノエ : ……?? ジーン・デュポン : そうなんですか? サイアム : ええ。彼女はまさしく俺の物です。 ノエ : ……そうだっけ……? アドラ : (一瞬遠~~~~~くを見て) サイアム : そうですよ♪ ノエ : ……そう。 ジーン・デュポン : (そうなんだなあという顔になった) アドラ : そうだぜ!!!俺達はコイツ等の為にここに来てるんだからな!!! ノエ : ……そう? サイアム : ささ、ジーン様も(催促した。無茶ぶり) ジーン・デュポン : え……これ俺もノったほうがいいやつですか ええと…… アドラ : いや無理しなくていいぞ ジーン・デュポン : そ、そうだ!俺たちのマドンナを あ、言わなくていいならやめます。 サイアム : フフ、ということですので。渡すことは出来ないんです。 ヴァレル 「クハハ、そうであるならば構わぬ、  このヴァレルを打ち倒し、  某こそ花嫁に相応しいと示してみせよッ!!」 その竜は、一歩、踏み出す。 その一歩は果てしなく大きくなっていき、そして。
咆哮を、上げるのだ。 我こそが、全ての力の頂点であると。 ヴァレル 「我が力を見て、我に惚れるが良いッ!!!人間ッ!!!」 ノエ : ……。 ノエ : ……惚れるって言葉、好きなのかな……。 サイアム : 好きなんでしょうね。 ジーン・デュポン : 竜の間で流行なのかもしれませんね アドラ : なんだか分かんねぇけど上手く行ってしまった アドラが[アクセサリー2]の装備を解除しました。 アドラが[アクセサリー2]に[真紅の爪紅]を装備しました。 ノエ : ……ノーネス、いくよ……。 アドラ : 好きなんじゃねえの。まあなんでも……いいけどな……っと アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 アドラ : 我が心霊を糧にその虚を満たすがいい。開け、 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る([6,6,6]+12) アドラのクリティカル! アドラは[ネクロカウンター]を1つ獲得した。 Round 1 アドラは移動した。    アドラは[8,11]へ移動した。 ノエは移動した。    ノエは[9,11]へ移動した。 ジーン・デュポンは移動した。    ジーン・デュポンは[7,11]へ移動した。 サイアムは移動した。    サイアムは[8,10]へ移動した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。  達成値:21 ([2,1,2,6,5]+5) ノエ : ハウリング! サイアム : ハウリング!    アドラは抵抗しようとした。    ノエが発する音波で抵抗する!    サイアムが発する音波で抵抗する!        アドラは抵抗に失敗した。  達成値:9 ([4,1,3]+1)        ノエは抵抗した。  達成値:28 ([1,3,4,6]+14)        サイアムは抵抗した。  達成値:22 ([6,2,3]+11) ジーン・デュポン : わかったよ、やってやろう。 ラプソディ!    チェロの音が轟轟と響く…!        アドラは抵抗した。  達成値:29 ([3,5,2]+19)    サイアムに0のダメージ  ([3]+3)    ノエに1のダメージ  ([6]+3)    アドラに3のダメージ  ([3]+3)    ジーン・デュポンに0のダメージ  ([1]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : *尻尾を振り上げる! 残されし葉の竜、ヴァレルは爪を振り上げた!    残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた尾]になった アドラは移動した。    アドラは[8,9]へ移動した。 ノエ : Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。    ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは移動した。    ジーン・デュポンは[7,9]へ移動した。 サイアムの移動はAPが足りず失敗した。 アドラは移動した。    アドラは[8,7]へ移動した。 ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。
サイアムは[音楽]になった ノエは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された  ([]+30) アドラは2のSPを回復した。  ([]+7)/3 サイアムは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 Round 2 サイアム : のんびりしすぎてしまいましたか。 アドラ : っと、前出過ぎたか? アドラ : まあいい、このままちょっと遊んでやるよ アドラの煉獄の怐物は距離が合わず失敗した。 サイアムは移動した。    サイアムは[8,8]へ移動した。 ノエは移動した。    ノエは[9,10]へ移動した。 ジーン・デュポンの攻撃は距離が合わず失敗した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。  達成値:22 ([1,6,5,1,4]+5) ジーン・デュポン : ラプソディ!    アドラは抵抗しようとした。    ノエは抵抗しようとした。    チェロの音が轟轟と響く…!        ノエは抵抗に失敗した。  達成値:15 ([4,3,1]+7)        アドラは抵抗に失敗した。  達成値:11 ([1,4,5]+1)        アドラは抵抗した。  達成値:27 ([4,3,1]+19)    サイアムに0のダメージ  ([5]+3)    ノエに0のダメージ  ([1]+3)    アドラに0のダメージ  ([3]+3)    ジーン・デュポンに0のダメージ  ([1]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : 振り回し! 龍尾が唸る、洞窟中に響く残響が、吹き荒れる豪風が、その威力を物語る。  達成値:25 ([3,1,5,6,5]+5)    アドラは防御した。    ノエは防御した。    ジーン・デュポンは防御した。    ジーン・デュポンはWillを使用した!        ダメージを15軽減!  ([]+29)/2        ダメージを15軽減!  ([]+30)/2    サイアムに0のダメージ  ([4]+16)    アドラに0のダメージ  ([2]+16)    ジーン・デュポンに0のダメージ  ([1]+16) サイアムは移動した。    サイアムは[8,6]へ移動した。 ノエの移動はAPが足りず失敗した。 アドラの煉獄の怐物はAPが足りず失敗した。 ジーン・デュポンは待機した。 ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。 残されし葉の竜、ヴァレル : *爪を振り上げる! 残されし葉の竜、ヴァレルは爪を振り上げた!    残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた尾]でなくなった    残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた爪]になった ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された  ([]+30) アドラは2のSPを回復した。  ([]+6)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 サイアムは[音楽]でなくなった Round 3 アドラは移動した。    アドラは[8,6]へ移動した。 サイアムは移動した。    サイアムは[8,5]へ移動した。 ノエは移動した。    ノエは[9,9]へ移動した。 ジーン・デュポンは移動した。    ジーン・デュポンは[7,7]へ移動した。 残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。  達成値:20 ([4,6,1,2,2]+5) ノエ : ハウリング! ジーン・デュポン : ラプソディ!    ノエが発する音波で抵抗する!    チェロの音が轟轟と響く…!        ノエは抵抗した。  達成値:27 ([4,3,5,1]+14)        アドラは抵抗した。  達成値:32 ([6,4,3]+19)    サイアムに0のダメージ  ([4]+3)    ノエに0のダメージ  ([3]+3)    アドラに0のダメージ  ([3]+3)    ジーン・デュポンに0のダメージ  ([3]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : 断爪! 風が唸り、風が退き、やがてその絶爪は全てを断つ―――。  達成値:26 ([6,5,5,1,4]+5) サイアム : さて、見せて貰いましょうか    サイアムは防御した。    サイアムはWillを使用した!        ダメージを23軽減!  ([]+33)/2+([6])    サイアムに0のダメージ  ([5,1,4]+37) アドラ : 煉獄の門! ——昏い炎がその身に宿る アドラは[ネクロカウンター]を2つ獲得した。 ジーン・デュポンの攻撃はAPが足りず失敗した。 アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる!  達成値:23 ([5,1,4]+13)    残されし葉の竜、ヴァレルは防御した。        ダメージを3軽減!  ([]+5)/2    残されし葉の竜、ヴァレルに36のダメージ  ([5,4,2]+33)    アドラは36回復した。   残されし葉の竜、ヴァレル : *大きく口を開く! 残されし葉の竜、ヴァレルは口を大きく開けた!    残されし葉の竜、ヴァレルは[大きく広げた口]になった    残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた爪]でなくなった
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された  ([]+30) アドラは2のSPを回復した。  ([]+7)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 Round 4 ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:30 ([2,5,6]+17)    残されし葉の竜、ヴァレルに26のダメージ  ([3,1]+27) サイアムは移動した。    サイアムは[9,4]へ移動した。 ノエは移動した。    ノエは[9,8]へ移動した。 アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる!  達成値:23 ([2,6,3]+12)    残されし葉の竜、ヴァレルに39のダメージ  ([1,5,5]+33)    アドラは39回復した。   残されし葉の竜、ヴァレル : 龍の咆哮! 龍の咆哮が響き渡る―――。  達成値:25 ([2,6,5,3,4]+5) ノエ : ハウリング!    アドラは抵抗しようとした。    ノエが発する音波で抵抗する!        アドラは抵抗に失敗した。  達成値:11 ([6,1,3]+1)        ノエは抵抗した。  達成値:30 ([2,3,6,5]+14)    サイアムに0のダメージ  ([3]+3)    ノエに0のダメージ  ([1]+3)    アドラに0のダメージ  ([3]+3)    ジーン・デュポンに0のダメージ  ([4]+3) 残されし葉の竜、ヴァレル : 紅炎弾! 空気が歪む、その紅蓮の為に。  達成値:31 ([6,6,5,3,6]+5)    サイアムに13のダメージ  ([3,4]+31)    残されし葉の竜、ヴァレルに35のダメージ  ([5,4]+31) サイアムは攻撃した。  達成値:21 ([1,6,3]+11)    残されし葉の竜、ヴァレルは防御した。        ダメージを3軽減!  ([]+5)/2    残されし葉の竜、ヴァレルに30のダメージ  ([3]+35) ノエ : もう、理解してる…… Initiator! 把握したエーテルを、戦場に適合するように変化させる。    ノエは[演奏]になった ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:31 ([6,4,4]+17)    残されし葉の竜、ヴァレルは回避しようとした。        残されし葉の竜、ヴァレルは回避に失敗した。  達成値:15 ([3,4,1,4,3])    残されし葉の竜、ヴァレルに33のダメージ  ([5,6]+27) アドラ : 煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる!  達成値:24 ([3,6,3]+12)    残されし葉の竜、ヴァレルに39のダメージ  ([3,2,6]+33)    アドラは39回復した。          残されし葉の竜、ヴァレルは[重傷]になった 残されし葉の竜、ヴァレル : *尻尾を振り上げる! 残されし葉の竜、ヴァレルは爪を振り上げた!    残されし葉の竜、ヴァレルは[振り上げた尾]になった    残されし葉の竜、ヴァレルは[大きく広げた口]でなくなった
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった 残されし葉の竜、ヴァレルに30のシールドが付与された  ([]+30) アドラは2のSPを回復した。  ([]+6)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 Round 5 サイアム : チャージ! サイアムは力をためた!([2,2,2]+11) サイアムのファンブル! ノエは攻撃した。  達成値:26 ([6,5,1]+14) ノエはWillを使用した!    残されし葉の竜、ヴァレルは回避しようとした。        残されし葉の竜、ヴァレルは回避に失敗した。  達成値:13 ([3,1,3,3,3])    残されし葉の竜、ヴァレルに39のダメージ  ([4,6,6]+28) サイアム : おっと。 アドラ : 汝は徒花 巡礼の果て、その咎を知るがいい  煉獄の惨歌! 火球が生じ、熱風が吹き荒れる!  達成値:20 ([1,1,6]+12)    残されし葉の竜、ヴァレルは防御した。        ダメージを3軽減!  ([]+5)/2    残されし葉の竜、ヴァレルに33のダメージ  ([5,3]+33)    残されし葉の竜、ヴァレルは[覆影]になった ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:24 ([2,4,1]+17)    残されし葉の竜、ヴァレルは回避しようとした。        残されし葉の竜、ヴァレルは回避に失敗した。  達成値:20 ([6,6,1,6,1])    残されし葉の竜、ヴァレルに30のダメージ  ([4,4]+27)        残されし葉の竜、ヴァレルは[気絶]になった サイアムは攻撃した。  達成値:19 ([1,3,4]+11) サイアムはWillを使用した!    残されし葉の竜、ヴァレルに45のダメージ  ([3,6,6]+35) アドラ : 天火の余燼 供犠の時来たりて示すは汝が名  煉獄の怐物! 昏い炎が襲い掛かる!  達成値:24 ([4,5,3]+12) アドラはWillを使用した!    残されし葉の竜、ヴァレルに50のダメージ  ([4,4,3,6]+33)    アドラは50回復した。   ジーン・デュポンは攻撃した。  達成値:34 ([6,5,6]+17)    残されし葉の竜、ヴァレルに31のダメージ  ([4,5]+27)
ノエは[音楽]になった アドラは[音楽]になった ジーン・デュポンは[音楽]になった アドラは1のSPを回復した。  ([]+5)/3 サイアムは[破竜]になった ノエは[破竜]になった アドラは[破竜]になった ジーン・デュポンは[破竜]になった アドラは[ネクロカウンター]を1つ失った。 ヴァレル 「くふっ……。」 サイアム : 手が滑ってしまいました。 長きにわたる死闘の末、竜は地面へと倒れ伏す。 アドラ : (素手ですよね?といった感じでまじまじとサイアムを見ている。……眉間に皺を寄せて) ヴァレル 「此度も、我の負け、か―――。」 ヴァレル 「そうであるのならば、仕方がない。  その花嫁は、人間、汝が持って行くがいい。」 ヴァレル 「―――また、修行のしなおし、であるな。」 やがて竜はそ��まま瞳を閉じる。 ……けれども、死んだわけではないようだった。 アドラ : まあ、物分かりがいいのは助かるんだけどな ノエ : (戦闘で薄汚れたベールをずると落とし……て、なんとも言えない顔をした……) サイアム : 実際に竜と戦うのは初めてでしたが、存外やれるものですね。 ジーン・デュポン : 初めてであれですか…すごいですね…… アドラ : 人間の可能性を見たな…… サイアム : 鍛えていますからね♪ アドラ : (つっこむのを、やめよう!竜のほうへ視線を戻した)
冒険者達は竜を倒し、村へと帰った。 目を丸くする村長、頷く料理屋の店長、 ニマニマと笑う、魔法道具屋の店主。 そして、豪胆に笑う、かつての英雄。 『ここに、新しい破竜の戦士が生まれた!!!』 誰かの言葉と共にはじまった宴は、 そのまま夜まで続くこととなった。 娘 「冒険者さん。」 眠る準備をしている冒険者達、 その部屋に、件の娘が訪ねて来たようだった。 俯きがちの表情は、髪に隠れてうかがい知れない。 けれど、その手には、御伽噺の本が抱かれている。 娘 「お父さんに聞いても、きっと、本当の事は教えてくれない。  だから、冒険者さんたちに聞きます。」 娘 「あなた達の倒した竜は  ………御伽噺の通りの竜でしたか?」 冒険者達は、少しだけ相談すると、答える。 サイアム : …… サイアム : 少なくとも、あまり口下手な方には見えませんでしたが……(仲間内に聞こえるように) ジーン・デュポン : そうですねえ。饒舌でした アドラ : だよなあ(小さく溜息を吐くと、視線を少し上に上げて後頭部を掻いた) ノエ : ……御伽噺の通りかって聞かれたら……。 サイアム : ですが悪い方ではありませんでしたね。フフ。 ノエ : ……多分、ちょっと……変わってる……よね? アドラ : ちょっとっつーか…………相当? サイアム : 御自分で確かめに行かれるのが一番いいかと。 ノエ : ……そのままを伝えるのも、ちょっと、難しい、ものね……。 アドラ : 行ったところで何もしねぇだろうしな サイアムが[自分で確かめにいきなよ]を選択しました 娘 「………そっか、」 娘 「ありがと、冒険者さん。」 娘 「おやすみなさい。」 そう言い残して、彼女は部屋から出て行った。 ――彼女の今後は、きっと竜が見守ってくれる。 なんとなく、そんな気がしたかもしれない。 サイアム : ええ。おやすみなさい。 アドラ : (無言で手を振って後ろ姿を見送った) 行きと同じく、馬車にゆられる。 静かに、ごとごとと。 ありふれた竜退治の依頼は、こうして終わっていく。
次の依頼は、どんなものになるだろうか。 クエストをクリアしました。 50ルド 手に入れた。 85経験点 を手に入れた。 1名誉点 を手に入れた。 初見ボーナス 1名誉点 手に入れた。 ノエ : 次は何…?終わり…? アドラ : ま、俺がいりゃ当然なんだよな ジーン・デュポン : ああ、夜が明けたぞ。 サイアム : お疲れ様でした 5経験点 を手に入れた。 レビューを送信しました。 [報酬袋] を手に入れた。
0 notes
guragura000 · 4 years
Text
世界にごめんなさい
あたし達は駅前の安っぽいチェーン店で、ハンバーガーを食べていた。この店は繁華街と通りを一本隔てた場所に建っている。横断歩道を渡れば、そこは猥雑な世界だ。ハイヒールのお姉さんが生足をブリブリ出して闊歩している。男どもが万札ばりばり言わして女を買いにきてる。まるで薄汚い森のようだ。あたし達はそんな大人の事情なんて知りませんよという顔をして、だらだら話をしていたんだ。制服から誇らしげに生やした太腿を、忙しなく組み替えながら。学校をさぼったわけではない。今はれっきとした放課後。ヤンチャが格好いいなんて価値観、もうダサいんだ。
「彼氏とのセックスが良くないんだよねえ」
とアコは言った。あたしは、
「当たり前じゃん」
と相槌をうつ。
「世の中、そういうもんなのだ」と、あたし。
「それでいいのだ」と、アコ。
「西から昇ったお日様が」
「違くて。そういうもんってどういうもんよ。ミイはすぐ煙に巻くような言い方するんだから」
「そういうもんなんだよ。愛に運命があるのと同じように、セックスにも運命があると思うのよね。あたしは二つ同時に当たりを引くなんてこと、まずないと思ってるの」
アコは「あ、そうなの」なんて、分かったような分かっていないような返事をする。仕方がない。アコは彼氏とのセックスの記憶をなぞるので忙しいのだ。あたしはアコに聞く。
「ていうかあんた、彼氏いたっけ?」
「向こうがそう言い張るからもしかして彼氏なのかなって」
「じゃあんたは心の底では、その人のことを彼氏だと思ってないんだ」
「めんどくさー。別にどうでもいいじゃん。彼氏なんてさ、セックスした相手に貼るレッテルよ」
そうね。ほんとそうだわ。あたし達はこの話題をゴミ箱に捨てた。
アコはチープな紙コップからコカコーラを啜っている。席を陣取るために飲み物頼んだのに、それじゃあすぐになくなっちゃうよ。それに見てみろ、このどす黒さ。見るからに不健康な色をしている。あたしは得体の知れない飲み物を美味しそうに啜ってるアコが信じられない。あたしはストローでオレンジジュースを掻き回しながら言う。
「そうして世の中回ってるのね。くるくるくるくる」
「だーかーら、それが分かんないの。全然納得いかないよ」
アコはぶりっと頬を膨らませる。可愛くねえ。
「あーあ、セックスがスーパーマン並に上手い男捕まえて、朝から晩までイかされたい。どっかにいると思うんだよね、そういうバカ野郎が」
「いねーよ」
あたし達はげらげら笑った。
アコは氷が溶けて地獄の釜のようになった紙コップをぐしゃっと握り潰した。あたし達はとっくに冷めてるテリヤキバーガーにかぶりつく。お腹は空いてないんだけど、それとこれとは関係がないんだ。あたし達は性欲のまま行きずりのサラリーマンとセックスするように、物を食べまくる。あたし達は満足するまで食べたいんだ。色んなものを。与えられるものがあったら、全部ぺろっとたいらげたいんだ。
「誰か与えてくれないかな。何かを」
あたしが呟くと、アコが神妙にうなずいた。おっかしいの。バンズの端っこから茶色い汁がこぼれ落ちる。アコはそれを人差し指ですくい上げ、べろっと舐める。
「アコ、あんたその仕草似合ってるよ」
「うそ。あたしエロい?」
「はは。それ、男の前で言えよ」
「そうねえ。確かに」
あたし達はしょっぱい唇をぺろぺろ舐めながら、チェーン店を後にした。
俗っぽい店に行った後は、こんな風景が頭に浮かぶ。ソースまみれの包み紙が、店員の手で無様に捨てられるの。あたしはその光景を思い浮かべると、少し興奮するんだ。それがあたしだったらいい。見知らぬ男のたくましい手で、骨まで丸めこまれて血みどろのまま捨てられたい。
「ねえねえ、あたしちょっとセックスしてくから、ミイ先に帰ってて」
目を離した隙に、アコは見知らぬサラリーマンと腕を組んでわくわくしている。いつもこんな調子だ。あたしは舌を出して言う。
「ばーか。殺されても知らないからな。えんじょこーさい、不倫、殺人事件だ、アホ」
「うわっ。ださー。九十年代的な退廃の香りがぷんぷんするよ」
「バブル崩壊の年ですからね、荒みもします。エヴァンゲリオン然り」
サラリーマンが口を挟む。うるせーお前は黙って七三になっていればいいんだよ。あたしはアコに囁く。
「その男、鞄に包丁忍ばせてるかもよ」
「な、何を言ってるんだ君は。ぼくは根っから真面目で爽やか彼女と妻を大事にする健全にスケベの……」
と、リーマン。うるせーっての。
「ホテル入った途端、後ろからぶすっ。あんたの動脈から血が噴き出るよ。ダブルベッドが血染め。大きな青いゴミ箱、満タンになっちゃうくらいの血液」
「うわあ、そしたらアコ、蝋人形みたいに青白くなっちゃうね。王子様のキスを待つ眠り姫みたい。最高にきれいじゃん。名前が可愛いからラプンツェルでもいいけどぉ」
「こいつはアコがあんまり美しいから、内臓ずるずる啜って、お尻の肉を持ち帰ってホルマリン漬けにして、毎日眺めながらオナニーしちゃうんだから」
「うひひ。何それ。あたしサイコホラー映画のヒロインになれるの? うれしー。ね、こいつのあだ名エド・ゲインにしようよ。3Pしながら羊たちの沈黙見よう?」
アコが背広に皺が寄るほど男の腕を抱きしめるから、サラリーマンはぎょっとして脂汗をかく。あたしはごめん、のポーズをする。
「遠慮しとく。想像したらお腹がもたれてきた」
「あそ。じゃね、ミイ。今日も黙って死ねよ」
「うん、アコも耳噛まれて死ねよ」
眠りって死と似てない? つまり、死ねはおやすみの挨拶。あたし達は毎日こうしてさよならするんだよ。年に何度も生命の終わりがくるのって、いいじゃん。
 あたし達は壊れた人形みたいにぶらぶらと手を振りあった。男のよれよれした革靴と、アコの見せかけの純潔じみたピカピカのローファーが立ち去るのを見送りながら、あたしはコインパーキングにだらしなく生えてる雑草になりたいと思った。あーあ、めんどくさ。
 兄ちゃんの部屋は���臭い。机にもベッドにも、わけ分からんものが山積み。兄ちゃん、教科書はどこにあんの? 辞書は? 鉛筆は? この人ちゃんと勉強してんのかなあ。山の中から煙草をパクってふかしていたら、兄ちゃんに後ろから蹴り飛ばされた。あたしは盛大にテーブルの角に頭をぶつける。
「いてーっ。死ねっ」
「オマエは二の句に死ね、だ。芸なし。つまんねー女」
「そりゃあんたの前ではつまんねー女だよ。面白さはとっておくんだ」
「知らん男のために? オマエの面白さって使い捨てなんだな」
「そりゃそうよ。言葉や価値観なんてツギハギで使い捨てなのよ。哲学者も心理学者もいっぱいいるんだから、どんな精神論だって替えがきくわよ。少し本読みゃね」
「まー確かに」
兄ちゃん拳骨であたしの後頭部を叩く。あたしはいてっと叫びながら、もっとしてと思う。あたしってヘンタイだ。
あたしってヘンタイだ。兄ちゃんに服を脱がされている。これからセックスするんだ。こういうのって気持ちいいんだよなあ。背徳的ってやつ? 法律なんてどうでもいい。こんなの当たり前だから。近親相姦なんて虐待や売春と同じで、常識という絨毯をめくれば白アリみたいにありふれてんだ。
「ねえ兄ちゃん」
「うるせー集中できないだろ」
頬を叩かれる。わーい、もっとして。
あたしの脱ぎ散らかしたスカートと兄ちゃんの学ランが、床の上で絡まりあっている。靴下の跡がかゆい。兄ちゃんの背中に腕を回す。熱くて湿ってる。何で兄ちゃんの背中はいつも湿っているんだろう? 一つ屋根の下に住んでいるのに、兄ちゃんって分かんないんだ。
兄ちゃんは眉間に皺を寄せてあたしを睨みながら交わる。だからあたしはいつも、兄ちゃんが気持ちいいのかそうでないのか分からなくなる。それでなくてもあたしは時々、観察されている気分になるんだよ。色んな人から標本みたいにね。
あたしは揺すぶられながら兄ちゃんを罵る。
「くず。くず。ばかばかばか。何十人もの彼女がいるのに妹と浮気する男のくず! バカ野郎、嬉しそうに腰ふってんじゃねーよ」
「そういうバカに抱かれて嬉しそうにしてるオマエは何なんだよ。ハツカネズミか。年中発情期か」
まあ性欲強いのは確かなことよ。真昼間の光の中で、あたしの体はよく見えているだろうか。あたしの肋や乳首やお尻のラインが、兄ちゃんの網膜に突き刺さって一生消えなくなればいい。兄ちゃんは制服のネクタイをあたしの首に巻きつけて、顔が鬱血するまでぎりぎり絞めあげる。
「兄ちゃん、こんなので興奮すんの? ヘンタイだね」
「悦んでるのはオマエじゃん」
「分かってらっしゃる」
「死ね、死ね、死ね。黙って死ね、このバカ女」
思いっきり絞め上げるから、あたしはげえげえ喘ぐ。色気も何もあったもんじゃない。けれども兄ちゃんだらだら汗かいてるし、まあいいか。
兄ちゃん、このまま殺してよ。あたしは誰からでもいい、愛されたまま死にたいんだ。目を瞑ってるうちにさ。抱きしめてもらってるうちにさ。あたしは人込みにいても、ぎゅうぎゅうの満員電車に乗っていても、体を冷たい風がひゅうひゅう通り抜けていくみたいなんだ。あたしの周りには常に小さな隙き間があって、それが疾風を呼び寄せる。
あたしは兄ちゃんの耳に頬を寄せて呟く。
「兄ちゃんも寂しい?」
「だからしたくねえやつとセックスしてんだよ」
ああ、兄ちゃん大好き。兄ちゃんの寂しさに包丁を突き立てて抉ってあげたい。兄ちゃんとあたしはキスして殴り合ってぶつかり合って静かにイきました。笑えます。
した後の朝日はだるい、ってどっかの歌人が詠んでたよ。あたしはセックスした後に朝日なんて見たことないな。だってするのってだいたい誰かのアパートかラブホテルか兄ちゃんの部屋だからさあ。アパートかホテルだったとしたら、さっさと家に帰ってだらだらして寝ちゃうからさあ。兄ちゃんと致す時は大抵お昼だしね。した後にピロートーク、そんな愛が詰まったお泊まりはしたことないんだ。
「愛なんていらねーよ」
ガン、また兄ちゃんからぶたれる。あたしは悦んでにこにこ笑いながら、心底、
「いらねーね」
と言う。あたしと兄ちゃんはこういうところで血が繋がっているんだなあ。神様いらんことしい。
兄ちゃんは毛布に包まって、まるで芋虫みたい。あたしはぐったりソファーに落ち着いている。お昼からどろどろに絡まり合うのって、気持ちのいいものなのよ。
明るい光に照らされて、身体中顕になるとあたしは、もう誤魔化しがきかないと思っちゃうんだ。あたしは紙の上のテリヤキバーガーで、色んなところから汁垂れ流しながら誰かに食べられる。兄ちゃんはあたしの肩を齧って歯型をつけるけれど、あたしは、そうされていると訳が分からなくなるんだ。あたしの腹に収納された小腸がもぞもぞもぞもぞ蠢き出すからさあ。
あたしは己の心の構造を突っつき回す度、いても立ってもいられなくなるんだ。あたしの心臓には歯がついていて、触れる人あらば噛みつこうとする。いつだってかっちかっちと牙が鳴る音が、胸のあたりから聞こえてくる。兄ちゃんもあたしの胸に頭を乗せて聞いてみてよ。
兄ちゃんはあたしが腕を突っついても振り向いてくれない。分かっている。つれない男だ。あたしはセックスした相手が思い通りにならないことにイライラして、こいつの気を引くのを諦める。
そうこうしてるうちに凶暴な心臓はどんどん歯を鳴らし始め、犬歯が刃になって、舌が三十センチも伸びた。あたしの心臓は下品な獣のように、舌をべろべろ出しながら涎を垂れ流している。全身がわなわな震えだす。あたしはたまらず兄ちゃんの腕にしがみつく。
寂しい。寂しい。兄ちゃん。寂しいよ。
こういう時だけ兄ちゃんは優しくて頭を撫でてくれるけれど、しばらくすると煙草吸いにどっか行く。突然放り出されたあたしの両腕、ドチンと地面に落ちる。
 あたしは汗も流さずに外に出た。セックスしてる間にアコから連絡が来てた。やり終わったから踊ろうって。アマチュアかプロか分からない人がイキってる、クラブという煙たい場所で。あたし達は繁華街で合流する。アコがつまらなそうに言う。
「なーんだ。まだ生きてたの?」
あたしもやり返す。
「あんたこそ。この死に損ないっ」
虫食いだらけの街路樹が、あたしの肩に葉を落とす。やだ、全然しゃれてないんだな。そもそもこいつら、兵士みたいでいけすかないんだ。どこぞのエラい建築家が、景観がどうのとうそぶいて植えたけれど、夏になれば虫食いで茶色くなるし、秋になれば銀杏が臭う。冬は落ち葉の大洪水だ。だからおせっかいな市の職員が、定期的に丸ハゲにしちゃう。その結果みっともなくぽちょぽちょと葉がついているだけなので、景観を整えるという前提そのものがどこかにいっちまってる。この辺に巣食う太った芋虫、見捨てられた街路樹を食いつくしてよ。食いつくしたらパワーアップして、ビルの鉄骨も食べつくして、モスラになって飛んでってしまえ。
あたしの思考の如くもつれた電線を見上げながら歩いてたら、アコがぺちゃくちゃ喋りだした。
「またミイ、兄ちゃんとセックスしたんだね。残り香で分かるよ」
「んー」
あの電線が切れたらいいのに。あたし、それを噛んで感電死したい。山田かまちみたいにかっこよく死にたい。アーティスティックに死ねる人こそ、真の芸術家。
「ね、ミイ。さっきのサラリーマンとのセックスだけどね。気持ちよかったけど気持ちよくなかった」
「どゆこと?」
「分かんない。あのさあセックスって、してる間は相手のこと凄く好きだって思うけど、終わるとサーッと冷めるよね」
「あんたは男か」
「そうだったらよかったなあ。だって簡単じゃん。終わったら何もかもスカッと忘れてさ、どこへだって行けちゃうんだよ。あたしたちって穴ポコだから、洞窟に潜むナメクジみたいにうじうじするしかないじゃん。それに愛液とひだの形がそこはかとなくあの虫と似てるし」
「ははは。ばーか」
信号が凶暴な赤を点滅させ始めたので、あたし達は青を待つ。あたしは横断歩道のサイケな白黒が、シマウマを連想させるから好きなんだ。あたし達もシマウマと同じだから。孤独という猛獣から逃れるために、制服を着て普通の女の子のふりをして、コンクリートジャングルに溶け込もうとしている。保護色を必要としているから、同じ。
信号待ちの間、あたしもアコも横目で男を品定めしていた。そいつらの顔見るだけであたし、セックスしてるところを想像しちゃうんだ。どういう強さであたしのこと押さえつけるのかな、とか。アコも絶対そうだよ。
「あたし生まれ変わったらかっこいい男になる。地上にいる全ての女の子とやりまくって、無様に捨ててやるんだ」
お、それいいね、と振り向く。アコは魔法みたいにどこからか取り出したリップを唇に塗りたくっていた。その赤いいな。思いっきり下品で。
どうしてクラブの壁ってどこもマットな黒なんだろう。病院みたいな白でもいいじゃんかねえ。ま、見た目がどうであろうが、豚骨ラーメン屋に似た油の臭いがしてようが、何もかもふっとばしてくれる爆音が鳴ってればそれでいいよ。そうでしょ?
パッと見何人か分からないオーナーは、いつもあたし達に酒を奢ってくれる。この人絶対あたし達が高校生だと知ってるよな。いいんだけどね。あたし達はこっそり二人でトイレに篭って、コップの中身を便器にぶちまける。おしっこみたいに流されてゆくビールを見ながら、ざまあみろってケタケタ笑う。余計な優しさなんてクソったれだ。壊すのって面白い。それが大事なものほどね。
あたし達は踊り狂う。踊り狂う。発情モードに入った男がグラマーな女の尻を眺め回している。ああいいな。あたしもあの男に見つめられたいな。あたしは常に誰かに恋される人間になりたくなっちゃうんだ。誰もが愛する理想の女になりたい。セックスの相手が変わる度、あたしの体も変形するのならよかったのにな。あたし、そういうラブドールならよかった。
スピーカーから音の水を浴びながら、あたし達は狂ったように笑う。何もかもどーってことないみたいに。どーってことないんだけどさ。深刻な悩みがあるわけじゃないし。ミラーボール以外は床も壁も黒だ。黒、黒、黒。あたし達の制服がくっきりと浮かびあがる。あたしこのまま、光になって消えちゃいたい。
あたしが寂しがる、消えたがる、殺されたがる理由なら、シンリガクの本読みゃ理解できるんじゃないかな。だいたいの本には親が原因って書いてるよ。そうでなけりゃ肛門がどうとか。昔の人もたいがいスケベだよねえ。髭生やした爺ちゃんが赤ちゃんの下半身にばっかり注目して。そんなのってどうでもいい。いっそあたし達、下半身だけの化け物になっちゃえばいいんじゃない?
アコがふざけてあたしの腹をぶった。あたしもぶちかえす。アコは言う。
「ねえ、こないだあたしの彼氏貸したじゃん。どうだった?気持ちよかった?」
「それって今の彼氏? それとも前の? それとも前の前の……」
「えーと、分かんなくなっちゃった。いっか。誰だって同じだし」
「やっぱあたしら気が合うな」
ヘドバンしてると頭に脳内物質が溢れて、ボルチオ突かれるより気持ちよくなれるんだ。クソみたいな曲でも、そうしちゃえばどれも同じだよ。あたしもあなたも恋も愛も、爆弾で吹っ飛ばして塵にしてやる。
「アコ、あたしの彼氏はどうだった?」
「どうだったろ。ていうかどれだっけ」
「どれ」だって。笑える。
「ミイ。あたし達も数々の男に『どれ』って呼ばれてるのかな?」
「女子高生A、Bみたいに?」
「そうそう」
「そうだったらいいね。あたし、そうなりたいなあ」
「あたしも。あたし達、消えちゃいたいね」
「うん。消えて、きれいな思い出になりたい」
「天気のい���日だけきらきらして見えるハウスダストみたいにね」
「普段は濁っているのに、台風の後だけ半透明になる川の水みたいに」
「あたし、雫くんになりたい。知ってる? 絵本だよ。雫くんがさ、川に流されて海に到着して蒸発して、また雨になるの」
「それって話が違くなってない?」
「あ、そう?」
あたし達は全然センチメンタルじゃないダブステに貫かれながら手を繫いだ。アコの手のひらだけがあったかい。
あたし達はフライヤーをハリセンのように折り曲げ、互いの頭をはたきながら帰った。夜のネオンっていいよね。泣いてる時に見える風景みたいに潤んでてさ。ネオンを見ながらしみじみしてると、ひょっとしたらあたしも純情な女子高生なんじゃって思えてくるんだ。肩書き的には正真正銘の女子高生なんだけど、すれっからしだから、あたし達は。アコはにかっと笑い、尖った八重歯を両手の親指で押した。
「あたし、死んでもいいくらい好きな人ができたら、八重歯をペンチで引っこ抜いてプレゼントしたいな。世界一大好きな人に抜歯した箇所の神経ぺろぺろ舐めてほしい」
システマチックな街灯の光が、アコの横顔を照らしている。彼女はぼやっと言った。
「あたし愛されたいんだ。本当はね。それなのになぜか行きずりの人と寝ちゃうんだよねえ。あたし好きな人ができても、隣に男の人いたらエッチしちゃうんだろうなあ」
「別にそんなこと考えなくてもよくない? 無意味だよ。してる間、気持ちよければいいじゃん。黙ってりゃ誰も傷つかないし」
「んーまあそうなんだけど。あたし時々ね、どっちなのか分かんなくなるんだ。エッチして自分を悦ばせているのか、傷つけているのかがさ」
「大丈夫だよ。誰もアコのことなんかそこまで気にしてないから」
アコは子犬みたいな目であたしを見た。あ、地雷踏んだかも。アコがチワワのようにぷるぷる震えだしたので、あたしは彼女をそっと抱き寄せ、おでこを優しく撫でてあげた。
「ごめんね。あたしだけだよ。アコの気持ちを知ってるの。あたしだけがアコを見守ってあげるね。きれいだって思ってあげるね。アコが何人もの男から忘れられようとも、あたしは覚えててあげる。あたしに八重歯くれたら、あんたの望み通り神経舐めつくしてあげるよ」
「ほんと?」
アコはあたしの胸に頭をすり寄せてくる。この子を絶対に不感症のロボットなんかにさせないんだから。あたしはありったけの体温でアコを包み込む。この子が気持ち良さそうに目を細めてくれたらいい。そしたらあたし久々に、幸せってやつを味わうことができるから。
「あたしねえ、アコとセックスしたいな」
「あたしもミイとセックスしたい」
「しよっか」
「いえーい」
わはは、なんて簡単なんだろう。
「あたし、ミイを愛してる」
あたしはうんと返事をしようとして、黙った。愛がどういうものなのか分からなかったから。
ラブホテルのベッドでアコの体を舐めながら、色白いなあ、と思う。
「ミイ女の子とするの初めて? あたしは初めて」
「ふーん」
いつもスマホに貼り付いてる親指をがじがじ齧る。あ、ここだけ爪のびてる。
「ミイはどういうの好みなの?」
「どういうのって?」
「体位とか」
「うーん、何だろ、分かんない」
「兄ちゃんとしてる時ってどんな感じ?」
「あたしが上に乗るの」
「へえー、意外」
「意外もクソもある?」
「分かんないけどさ」
アコの耳を齧る。皮膚が歯茎に気持ちいい。アコは、あんた歯が痒い犬みたいだねえ、なんて言ってる。あんたも一度人を噛んでみろ。あたしがアコの胸をむにむにしていると、彼女はまた喋りだす。あたしの涎が潤滑油になってんのか、この子の口はさあ。
「兄ちゃん、あんたにどんなことするの?」
「スリッパでぶつよ」
「えっ」
「枕で窒息死させようとしてくる」
「それって気持ちいいの?」
「どうでもいいの。されてる間はさ。どうでもいい方が気持ちいいんだ」
「ミイが自分を粗末にするのって、近親相姦してることに罪悪感があるから?」
「何フロイトみたいなこと言ってんの。あたし、そういうのって嫌いなんだ。中学生の頃に腐るほど心理学の本読んだけど、読めば読むほどあたしを狂わせた原因が憎らしくなってくるからさ」
「えっ、憎らしくなるように書かれてんじゃないの、ああいう本って」
「マジ?」
「マジマジ。きっと昔の人はあたし達に親殺しさせようと思ってあの本書いてんだよ」
「それマジかもねえ、だったら面白いし」
「きゃはきゃは」
あー、くだらねえ。
「ねえねえ、じゃあやってみてよ。あたしの首、絞めてみて」
あたしは自分がアコの言葉にぎょっとしたことに気がついて、奇妙な気持ちになった。ああ、あたしってまだぎょっとするんだなあ。色んなセックスしててもさ。あたしは目をきらきらさせてるアコが無償に「愛おしく」なっちゃったりして、彼女の胸に顔を押し付けた。
「アコにはできないよ」
彼女はあたしの珍しく真面目で優しい声に目を丸くした。
「どおして?」
「うーん」
「あんた誰にでも残酷なことしそうなのにね」
「そうなんだけどねえ」
「どうしてあたしにはしてくれないの? あたしとするのが気持ちよくないとか? それともあたしが嫌いなの?」
アコは、嫌いにならないで、と泣きそうになる。ああ、そうじゃない。今この瞬間、彼女と一つになれたらいい。物理的に一つになって、ぐちゃぐちゃになって、疲れ果てるまで喚きあいたい。ああ、あたし男だったらよかったのに。そしたらアコのこと、一時しのぎでも悦ばせてあげられたのに。今ほどこう思うことってないよ。あたしはとりあえずデタラメな文句パテにして、二人の隙き間を埋める。
「だってアコの肌ってふわふわしててきれいだからさ。傷つけたくないんだもん」
「それを言ったらミイだって、殴られたりしてるわりに肌きれいじゃん。だからあたしの首を絞めても大丈夫だよ」
「嫌」
「どうして?」
あたしはアコをぎゅっと抱きしめた。そうすることしかできなかった。
「ミイがあたしの超絶技巧スーパーマンになってよ」きゃはきゃは。
まだ言ってるこいつ。バカだなあ。
これを愛と呼ぶのかどうなのか。あたし、世に蔓延るほとんどの概念が嫌いだけど、「愛」は殊更に嫌いなんだ。だって得体が知れないんだもの。
あたしは感情ってやつが嫌い。思考ってやつも嫌い。人間が地球にのさばる繁殖菌であるのなら、知能なんかなければよかったんだ。子供を作る行為をするために些細なことに頭を悩ませるなんて、全く時間の無駄すぎるよ。それが人間のいいところなんてセリフ、よく言えたもんだ。人間は動物達を見下す限り、地球に優しくなんてなれない。本来の優しさは無駄がなく、システマチックなものなんだ。
そうでしょ? 兄ちゃん。
「うわ、指先紫になってる。いい感じに動脈つかまえたかも」
手首に巻かれた紙紐が食い込んで痛いけど、それがまた興奮するんだなあ。兄ちゃんガンガン口の中で動かすから、思わずえずきそうになる。ここでゲロ吐いたらどんなに気持ちいいかしら。兄ちゃんは咳き込むあたしを足で踏み付けて、死ね、死ね、シネって怒鳴る。あたしは毛だらけの兄ちゃんの足首に縋り付く。
「兄ちゃん。殺して。今すぐ包丁持ってきてあたしを殺して」
「はいはい」
兄ちゃんは白けた目であたしをいなす。彼の瞳から放たれるレーザービームで粉々になりたいわ、あたし。
「兄ちゃん。あたしの心臓どうにかして。兄ちゃんがこいつを握り潰してくれたら、あたし、あたし」
あたしの喉がひいっと鳴いた。あたしはバーガーソースみたいな涙を滴らせながらズルズル泣いた。兄ちゃんが濡れた頬をぺろぺろ舐めてくれたので、あたしは少し嬉しくなった。
兄ちゃんは今に包丁を持ってくる。兄ちゃんも本心では死にたいんでしょ? 知ってるんだから。二人で汗だくになって死のうよ。それであたしを、あたしだけのものにして。
あたしは愛という建前に摩耗しないため、行きずりの男に抱かれる自分が嫌いなんだ。あたしは愛を忘れたいんだ。忘れたらもう苦しまなくてすむもん。兄ちゃん、アコ、あたしは、あたしのこの心臓は、いつか満たされる日がくるのかなあ。たくさんの人とセックスしたら、寂しくなくなる日がくるのかなあ。誰かを愛しいと思える日がくるのかなあ。キスをしたら少し楽になれるから、誰彼構わずキスをねだることも、それで長く続いた友情をぶち壊すことも、先生から不倫を強要されることもなくなるのかなあ。
あたしの皮膚は涙と一緒にズルズル溶け落ちてゆく。兄ちゃんが思いも寄らぬ優しさであたしを抱きしめて「泣くな」なんて言うから、あたしはますます感動してしまう。けれどその昂りもすぐ「ばからしー」に冷まされる。お願い兄ちゃん、早く包丁、としゃくりあげながら、あたしはこのまま永遠に彼に頭を撫でられていたいと思った。
兄ちゃん、煙草吸いに行かないで。ずっとあたしの傍にいて。
けれど兄ちゃん煙草吸いにきっとどっか行く。
0 notes