やっぱり鬱
もっと早くに辞めておくべきだったのではないか。仕事が終わらなすぎ。これでもまだ担っていることの量が少ない方なのに。ふと、いまの僕を決定づけたもののひとつを思い出す。それは加藤諦三の人生相談のラジオだった。たぶん大学4年か5年の頃だった。YouTubeの切り抜きか何かで見つけて、4、5回聞き直して、その度に号泣した。第何話目なのか、アシスタント的なもう一人の回答者は誰だったのかも憶えていない。この数年間この記憶は意識にも上らなかったし。背景の話も忘れたけど、姑の介護を、その姑に叩かれても、真面目にするんだと決めた女性の話だったと思う。衝撃だったのはその女性の純粋さというか、人の善さというか、ファンタジーのヒロインがそのまま成長したかのような、心根の真っ直ぐさだった。理不尽な状況でも自分のできることをしようとする心の美しさだった。相手が誰であろうと誠意をもって対峙する勇気だった。声も年齢の割に若々しくきれいだった。これは『王様ランキング』にも通じるテーマだ。僕もこのような気持ちを持たなければ、と心に刻まれてしまった。いまの職場にいるのはその心根に響くものがあるからかもしれない。でも実際はそんなこと全然できない。僕は人に興味がない。僕の心になぜあのエピソードが刻まれたかといえば、自分の家族を憎まないため、家族が死んだ時に自分が後悔しないためだったのだ。嗚呼、この数年でどんどん頭悪くなって、簡単にお金に頼るようになっていく。人が怖過ぎてコミュニケーションできない。自信もなくなって、がんばることもできない。がんばれないから先が見えない。考えることを拒否している。時間があればもう少し向き合えるんだろうけど、疲れて意欲が追いつかない。覚悟ができていなかったんだ。仕事やりたくない。休日、仕事は手につかないし、出不精が異常。眠っていたい。早くこの土地から抜け出して、実家の自然の中に帰りたくなる。あのリズムに戻りたい。そうでないと死んでしまう。死んでしまう。もう嫌だ。
(2024年4月9日10時前 撮影)
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2023.02.05(日)
立春の翌日、久しぶりに晴れ間がのぞいた。
ところで最近気に入った言葉「お腹が空いたら若返る」。
このところ食べ過ぎかなと思う日々が。自戒を込めて。
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3月9日(木)open 12-18 気がつけば夕方! 小さなお客さまから、大きなお客さままで、皆さまお出かけありがとうございます。 今日もあたたかな一日ですね。 鼻はムズムズ目がカユカユですが、楽しんでまいりましょう。 絵本『あんまりすてきだったから』の中の、くどうれいんさんの印象的なオノマトペのルーツは、お国ことばかもしれないですね。 声に出したくなることば。 信州にもこの冬はもっつもっつと雪が降りましたねぇ。 れいんさんのエッセイ『うたうおばけ』には大好きなエピソードがたくさんで、じーんと涙滲んだり、くっくっと一人で笑を堪えたりと、忙しく楽しい一冊です。 (私のお気に入りは「物理教師」) 原画展にお出かけくださる方が、関連書籍コーナーから手に取ってくださるのが嬉しい。 色々と並んでいますので、是非この機会にどうぞ。 写真学校の同級生の岩手のお国ことばが大好きで、井の頭線で一緒に通学していた時によく「みーちゃーん、はやぐのされ〜(早く乗りましょう)」と大きな声で呼んでくれたことを思い出し、懐かしくて胸がほかほかしています。 #うたうおばけ #くどうれいん #書肆侃侃房 #エッセイ #あんまりすてきだったから #みやざきひろかず #ほるぷ出版 #絵本 #原画展 開催中! #オノマトペ #お国ことば #本中川 #本屋 #松本市 (本・中川) https://www.instagram.com/p/Cpj2oflvOhX/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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上手くない発音をしたくない理由
日本で生まれ育っていない人が、完璧な日本語を話していると思うことは皆無。
通訳だろうがビジネスだろうが、テレビだろうがYouTubeだろうが、外国の人の日本語で
完璧と言える人はほとんどいない。
日本語ができる人はいっぱいいるけれど
「お上手」レベルであり
完璧ではない。
日本人はそういうことを気にするタイプではなく、わざわざ日本語を覚えてくれてありがとうと思っているので
いちいち指摘したりもしないし
文脈や身振り手振りから色々なことを読み取ろうと聞く方も努力するし
なんならちょっと喋れただけでべた褒めする。
だって日本語ってマイナーだからね。
他のメジャーな言語とは違うよ。
完璧に話せる人がほいほい出てくるほどメジャーな言語じゃないってわかっている。
…のだが
「外国の人の発音は
完璧とは言えない」
を常に感じているのは間違いない。
よって
自分が英語やフランス語を話しても
完璧じゃないとわかってしまっている。
結局カタコトの外国人にしかなれない
…そう感じている。
だから日本人は別の言語を発音しようと思わないのかもしれない。
日本語が完璧ではない人に対して
恥ずかしいとは全く思っていないが
自分がそう(逆の立場)だったら
恥ずかしいのである。
メジャーな言語の人達は
日本人ほど発音に対して寛容じゃないし。
それに日本で生まれ育つと、小さな頃から日本語の発音めちゃくちゃ直されるし。
自分には厳しい
そういうところが日本人にはある。
だから他言語を話したくない気持ちが強いんじゃないかなって
思うなどした。
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帰ってきた、かき氷シリーズ!!
今回は、宇治が切れてたので、無理言って杏金時!
宇治が切れるってどいうこと??
お店は、ご存知、浅草浪花家。一昔前は行列一杯で食えなかったところ。なぜかゼロ行列。
とは言っても、ひっきりなしにお客さんは入る。タイミングか?
氷はいつものようにてんこ盛り。これ、お盆に落としまくるよ、絶対。
杏シロップは、ほんのり酸っぱく、金時の甘すぎない甘さが良いアクセント。
もちろん、東京スタイルだから、中にもシロップと金時は入ってるぜ。
食べ進めても飽きないよ。
最後まで美味しく食べられるけど、食い終わると、やはりお盆は溢れた氷だらけ!
でも最後まで、杏の甘酸っぱさと金時のもっちりした甘さが堪能できた。
そうそう、水はコップとサーバーがレジに置いてあるからセルフで。
これで、1350円はお得じゃない?!
最後におまけ。ぜひトイレへ!
手洗いのつくばいに竹が敷いてあってかっこいい!!水は当然溢れません。激しくも出ないからこっちにかかりません。
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