Tumgik
#エルドリッジ
ari0921 · 2 years
Text
ロバートDエルドリッヂ博士の論稿です。
聖地を汚した米大統領演説
エルドリッヂ研究所代表 政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ
 2021年初めに米国でバイデン政権がスタートした時、筆者は同年1月26日付の拙論(「バイデン大統領で米国民は結束できず」)で、ジョー・バイデン大統領が選挙中や選挙後に約束したように国をまとめることはできないだろうと予言した。
 それは、米国内の対立が埋められないからではなく、①構造的に、主流メディアと既存の二大政党が積極的に国を分断しようとすること②バイデン氏自身が分断的な人間であること―の二つの理由からであった。
 ここで注目したいのは、特に後者の問題である。最近の例で説明しよう。
前大統領は「国の脅威」
 今年の9月1日、バイデン氏はペンシルベニア州フィラデルフィアの独立記念公園で演説し、そこを“聖地”と称した。彼の表現に異論はないが、結局はけんか腰のスピーチでその聖地を汚したことを指摘せざるを得ない。
 特に、「我々の国で起きていることのあまりに多くが、正常ではない」と述べ、さらに、ドナルド・トランプ前大統領を次のように評した。「ドナルド・トランプとMAGA(米国を再び偉大に)共和党は、我々の共和国の根幹を脅かす極端主義を代表している」。トランプ氏が退任して約2年が経過しているにもかかわらず、である。
 バイデン氏は続けてこう話した。
 「今日の共和党がドナルド・トランプとMAGA共和党に支配され、駆り立てられ、脅かされていることは間違いなく、この国にとって脅威である。
 (中略)MAGA共和党は憲法を尊重しない。彼らは法の支配を信じていない。国民の意思を認めない。彼らは自由な選挙の結果を受け入れることを拒否している。そして彼らは今、州ごとに、アメリカの選挙を決定する権力を党派や取り巻きに与え、選挙否定派に力を与え、民主主義そのものを弱体化させようと動いているのである。
 MAGA勢力はこの国を後戻りさせようと決意している。選ぶ権利も、プライバシーの権利も、避妊の権利も、愛する人と結婚する権利もないアメリカへと後戻りさせるのだ。彼らは権威主義的な指導者を推進し、政治的暴力の炎を煽る。それは私たちの個人的権利、正義の追求、法の支配、この国の魂に対する脅威である。(昨年)1月6日に連邦議会議事堂を襲撃し、法執行機関を残忍に攻撃した暴徒を、民主主義の喉元に短剣を突き立てた反乱軍としてではなく、愛国者として見ているのだ。
 そして、2020年の選挙後に平和的な政権移譲を阻止するための彼らのMAGAの失敗は、22年と24年の選挙への準備と見ている。彼らは前回、8100万人の票を無効化するためにあらゆる手を尽くした。今回は、民意の阻止を成功させる決意だ。だからこそ、連邦巡回区控訴裁判所のマイケル・ルティグ判事のような尊敬すべき保守派は、トランプと極端なMAGA共和党を、我々の民主主義に対する『明確かつ現在の危険』と呼んでいるのである。
 (中略)今、アメリカは前進するか、後退するかの選択を迫られている。未来を築くか、過去にこだわるか。希望と団結と楽観の国か、恐怖と分裂と暗闇の国か。MAGA共和党はその選択をした。彼らは怒りを受け入れている。彼らは混沌を生きがいにしている。彼らは真実の光の中ではなく、嘘(うそ)の影の中で生きている。しかし、共に、私たちは違う道を選ぶことができる。より良い道を選ぶことができるのだ。前へ、未来へ。可能性のある未来へ。未来を築き、夢を見、希望を持つために」
中傷的な内容に批判も
 筆者にとって、2人の海兵隊員を従えた現職の大統領によるこのスピーチは、前例がないだけでなく、現職の大統領がその座を利用して同胞を中傷する危険な行為だ。彼の演説は、すぐに批判と非難を浴びた。
 この時、米国はレイバー・デイ(労働者の日)という夏の終わりを祝う祝日を迎えており、特に険悪な雰囲気になっていた。また、その頃、学校も再開されようとしていた。嫌な雰囲気をもたらした。
 ほとんどの米国人は、右と左の分断、「隣人を憎め」というレトリックにうんざりしており、自分たちのために何かしてくれることを望んでいる。ところが、民主党には他に提供する材料がないため、この戦術を採用している。
14 notes · View notes
taketea44 · 4 months
Text
毎日が記念日
1月13日は…
ピース記念日
1946年1月13日、高級たばこ「ピース」が発売されました。
当時、10本入りで7円で、日曜・祝日に1人1箱だけに限られていたんです。
両親はヘビースモーカーだったけど、ぼくは、タバコを吸わない。
【疑わしいAI-イチロウによる1月13日の出来事】
888年: ローマ教皇が3人同時に選ばれ、それぞれがお互いを無効と宣言する「三重教皇」の事件が発生しました。
1830年: ベルギーがオランダから独立し、ベルギー独立宣言が行われました。
1968年: アメリカの作家、エルドリッジ・クレイバーが亡くなりました。
0 notes
sgurumiyaji · 10 months
Text
Tumblr media
本日のおはジャズ「Nothing But The Blues」Herb Ellis '57
ギター好きではありますが、この人はピーターソンの後ろでポコチカ演ってる人っていう極めて偏った思い込み(笑)で聴いて来なかったのです。でも、ゲッツ+ピーターソンのアルバムでのブルースプレイが素晴らしいと思い、このアルバム探してました。勿論、ゲッツ狙いも有ります。
文字通りブルースアルバムで、すぐに飽きそうな気もしましたが、これがどうして、あの手この手で聴かせるので飽きさせません。土着感漂う、コール&レスポンスのみの曲に適当なバックリフを付ける伝統的な手法も有れば、バッピッシュなのも有り、きちんとアレンジを施したクール的な手法の曲も有ります。
モブレーで有名なSoft Windsや、バドシャンクやブランフォードも取り上げたRoyal Garden Bluesも入ってます。
ゲッツもドが付くブルージーなアプローチ、はたまたレスター的なアプローチや、パッピッシュでスムーズなアプローチまで、曲毎に色んな攻め方をするので面白い。で、こう��うレスター派のセッションで必ず顔を出すエルドリッジのブルージーな破壊力も対極的でアクセントになってます。
こうなると、レスターヤング本人が聴きたくなり、また数枚ポチってしまいました(苦笑)
やはり、ブルースはアメリカ音楽の基本です。ここから「ブルース・ブラザーズ」的な音楽に行くのか、更に複雑なバップ系に行くのか、その別れ目の辺りを行ったり来たりしながら演奏してる様な感じが、未来人である僕には聴いて取れます。
Tumblr media
1 note · View note
picolin · 1 year
Text
Rye Lane
dir. Raine Allen-Miller
2023年5月6日 Disney+
レイン・アレン=ミラーのデビュー作。ロンドン南部のペッカム・ライやブリクストン付近を舞台にしたラブコメディ。
広告業界出身の映像作家の作品ということで、とにかく画面のカラフルさ、MVやCMにも通じるキャッチーで遊び心に溢れたフラッシュバックやアイキャッチ、妙にシアトリカルになる語りが満載で飽きさせない。とはいえ、この映画の一番の魅力は主人公の二人、遠慮がちなドム(デヴィッド・ジョンソン)と積極的なヤズ(ヴィヴィアン・オパラ)のキャラクターの対比とそれでも「ウマが合う」感覚をうまく表現したダイアロークだろう。特にドムの性格づけのせいもあり、時折痛々しいシーンもあるのだが、そこをポジティブなヤズの行動力で乗り越えていく展開が気持ちいい。監督やメインキャストがアフリカンやカリビアンで占められていることでも話題になっている作品だが、単純にここまでチャーミングで出来の良い国産ラブコメが久しぶりであることでも評価されている。いわゆる観光地メインではないロンドンの今の日常の空気を映像に収めた映画としても意味は大きい。古典的なラブコメの定石(出会い→進展→誤解→ハッピーエンド)を忠実に守ったおり、筋そのものに目新しさはないものの、デヴィッド・エルドリッジの『Beginning』を思わせるような良質な出会いのダイアローグをカラフルでかわいい映像で楽しめる、なおかつ90分以下の映画というのはなかなか得難い。
0 notes
myscrap · 4 years
Photo
Tumblr media
11 notes · View notes
Photo
Tumblr media
17079-Azur Lane-Eldridge 
Azur Lane Series Dakimakura is in 50% discount, please use 'azur' to enjoy it!
6 notes · View notes
kuremari · 6 years
Photo
Tumblr media
(180221)
548 notes · View notes
uc-yuk · 7 years
Photo
Tumblr media
(ビリビリ)
435 notes · View notes
rexpit · 6 years
Photo
Tumblr media
制服エルドリッジ pic.twitter.com/P2Q7MLdpeg
6 notes · View notes
mizu-saki · 7 years
Photo
Tumblr media Tumblr media
study
81 notes · View notes
ari0921 · 1 year
Text
ロバートDエルドリッヂ博士の論考です。
「ツイッターファイル」公開の波紋
  ロバート・D・エルドリッヂ  2023/1/19(木) 
政府との不健全な関係暴く
米議会の調査呼び掛けに発展
 読者の皆さんにとって昨年で何が一番重要なニュースだったか。筆者はそう質問された場合、「世界にとって」「日本にとって」そして、出身国の「米国にとって」を分けて答える。世界にとって最大のニュースは言うまでもなく、ロシアのウクライナへの侵攻だった。日本にとって、最も大きなニュースはおそらく、安倍晋三元首相の暗殺であった。
言論の自由損なう検閲
 米国にとって、一番重要なニュースは何だったか。筆者は、昨年12月2日より始まった「ツイッターファイル」の公開だと考えている。なぜならこれは、メディア、米政府、米民主党、IT企業などの不健全かつ非民主主義的な関係を明らかにしており、筆者が2016年の大統領選挙から存在する民主党の選挙不正を証明するためだ。
 ツイッターファイルとは、ツイッター社の新最高経営責任者(CEO)、イーロン・マスク氏が、同社を買収した直後に、内部の資料を数名の記者らと共有し、段階的に公開したものだ。マスク氏は、言論の自由の重要性を強調して、ツイッター社を昨年10月27日に買収したばかりで、社内の幹部を追放し、長年問題だった、ユーザーの検閲の本質を解明することにした。
 検閲の背景には、米政府、とりわけ、以前に拙論で取り上げた米連邦捜査局(FBI)の暴走がある(昨年9月1日付本欄「米国は最早、法治国家ではない」参照)。政府はツイッター社(およびフェイスブックなど)に依頼して、政府などにとって不都合のユーザーの投稿をブロックないし、拡散を制限した。さらに、政府が拡散してほしいユーザーの投稿を優先した。これは合衆国憲法の修正第1条、言論の自由を大きく損なうことになり、公平・公正な選挙にも悪影響を与えた。
 1回目の公開は、バイデン大統領の次男、ハンター氏のラップトップ(ノートパソコン)問題を巡る「内容緩和(content moderation)」だ。すなわち、インターネット上の不適切なコンテンツを監視し、必要があれば削除する。この場合の「不適切なコンテンツ」は、実はバイデン陣営にとって「不都合」なものだ。
 2回目の公開(12月8日)では、ツイッター社がシャドーバンを行っていたことが明かされた。シャドーバンとは、ツイッター社が特定のアカウントの投稿をタイムライン等に表示させないように設定することで、その対象になっていたのもまた「不都合」なものだった。
 3回目の公開(12月9日)は、ツイッター社が2021年1月にトランプ前大統領のアカウントをツイッターから削除(deplatform)した背景。4回目の公開(12月10日)は、21年1月6日の米議事堂「襲撃事件」に伴う、トランプ氏を削除する理由に関する社内での協議。5番目の公開(12月12日)は社内の協議をさらに紹介した。
 6回目の公開(12月16日)では、FBIがツイッター社に対して、20年大統領選に関する「誤報(misinformation)」の拡散に検閲を加えることの依頼について。
 7回目の公開(12月19日)では、FBIおよび中央情報局(CIA)の両組織は、ハンター氏のラップトップ問題に関してわざと嘘(うそ)を流していたことが明らかになっている。つまり、有権者にとって必要な情報を削除しただけではなく、「ロシアの作戦」や「ロシアのプロパガンダ」など情報操作によって選挙に介入した。
 さらに面白いことに、1回目の公開が12月2日に出て間もなく、社内の次席法務顧問のジム・ベイカー氏が資料を公開する前にチェックしていたことが分かった。彼の前職はFBIの次席法務顧問であり、疑惑の対象者の中心的なメンバーの一人だった。マスク氏はベイカー氏を解雇し、12月6日に、これに関する説明が公開された。
情報機関との関係注目
 これが明らかになるにつれ、同社とFBIやCIAとの関係がさらに注目され、元FBI、CIAや国防総省の関係者の多くがツイッター社に勤め、定期的に会って情報共有していたことが分かった。
 ツイッターファイルの公開は、今後も継続すると思われている。この公開は、米政府をはじめ、ソーシャルメディアの在り方に大きな議論を巻き起こし、議会による調査の呼び掛けに発展している。
 公開によって多くの問題が明らかになったが、政府や民間企業、民主党などの国民の言論の自由、知る権利への介入を止めなければ、米国の民主主義は終わりだ。
5 notes · View notes
azurlaneenglish · 5 years
Video
youtube
Eldridge New Year's Outing Live 2D (Update) エルドリッジ・正月のおてて
11 notes · View notes
zoreyan · 2 years
Text
Tumblr media
1 note · View note
picolin · 2 years
Text
Middle
by David Eldridge
dir. Polly Findlay
2022年6月12日 NT Dorfman
デヴィッド・エルドリッジによる男女カップルの諸相を辿るシリーズの二作目。前作『Beginning』はこれから関係が始まるかどうかというふたりについてだったが、今回は結婚16年になる50歳を前にした夫婦がそれぞれ抱き続けてきた不満と憧憬をぶつけ合う。
フライ・デイヴィスによるセットは向かって右にキッチンと窓、左にソファとアームチェア、背面中央から短い通路を経て2階への階段がある。比較的余裕のありそうな家のリビングに見える。朝方から日の出までをリアルタイムに追った内容となっており。照明(リック・フィッシャー)の演出がとても秀逸。音楽やラジオを携帯からスピーカーに飛ばしてかける演出も妙にリアル。
前作同様、今時珍しく三一致の法則に従った内容で、話や時間が飛ぶことはない。ただ、マギー(クレア・ラッシュブルック)とガリー(ダニエル・ライアン)が位置を変えながら対話というかお互いの心中を吐露し合う、よりコミュニケーションの不可能性に焦点を当てた内容となっている。語られる話題は子供のこと、性生活における意見の不一致、不倫の誘惑といったものからお互いの階級の違いから生じる話題の不一致、過去の心残りと、幅は広いが特に特異なものではない。しかしエルドリッジの作劇のうまさは話題の進め方と会話の不成立を積み上げながら観客の集中を切らさないところで発揮されているのは前作と同じ。それを二人の俳優の技術でペースと温度を巧みにコントロールしていく。大変に地味だが一時も舞台から目を離せない。
0 notes
myscrap · 4 years
Photo
Tumblr media
5 notes · View notes
roomofsdc · 3 years
Text
SDC映画の部屋「ハート・ロッカー(2009)」
2009年度オスカー作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞を獲得した、イラクでの米軍爆発処理部隊を題材にしたドラマ。爆弾処理に失敗して命を落とす軍曹(ガイ・ピアース)のエピソードから物語が始まる。彼の代わりとしてバグダットに赴任するジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)はチームワークを無視して、無謀なまでに爆弾処理をこなしていく。彼のサポートをするサンボーン(アンソニー・マッキー)、エルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)はジェームズに翻弄されながらも、異動まであと少しと思いながら緊張に身も心もすり減らす。なぜそこまでジェームズは爆弾処理に執着するのか。
冒頭に『戦争とは麻薬である』というテロップが映し出され、ジェームズの精神を支えているのが愛国心でも軍への忠誠心でも家族への愛でもなく、命がとても薄っぺらい戦場での『生の実感』にあることが示唆されており、最初から最後まで、この狂った軍曹の暴走に多くの人間が振り回されるのを傍観させられることになる。そこには英雄的行為はなく、ただ身勝手で傲慢なアメリカ国家の偶像が透けて見えるような気がする。 例えば、ジェームズは基地で知り合ったイラク人少年の一件に絡んで無謀な行為を繰り返すが、そもそもジェームズは彼の本名すら知らないし、おそらく他の少年との見分けもつかないだろうに勝手に過剰な思い入れを抱き、結果として他人の命を危険にさらす。それでも彼自身には、自らの傲慢さの自覚すら芽生えてはこない。ただ困惑して「なぜ自分はこうなんだろう」と呟くだけだ。結局、イラクの人々、バグダット市民の肉声は観客に届けられることはない。兵士たちの空虚な軍事活動(彼らが処理する爆発物は、アメリカ軍がイラク中にばらまいた不発弾や弾薬から作られているという皮肉)は結局、イラク市民に平和をもたらす���とはなく、ますます泥沼に落ち込んでいくことを予感させる。 ビグロー監督は『ハート・ブルー(1991)』でもそうだったが、アクションに徹するかドラマを優先させるか、どっちつかずの脚本・演出で、しかも無駄に長いフィルムを作りがちな印象。今回も、後半で嫌気がさしてきた。正直、作品賞や監督賞に値する出来ではなかろう。
1 note · View note