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#ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜
sainplala · 1 year
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【商業誌】『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』③ 2023.05.17に『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』2巻が発売されます。 【本の内容】 仕事でも学校生活でもピンチを乗り越えて、距離が近づいたひより&LIP×LIP! 目標だったイベントの出演も決まり絶好調☆のはずが、LIP×LIPに熱愛スキャンダル報道!?しかも相手はひより!?世間で大騒ぎになり、責任を感じたひよりはマネージャー見習いを辞めてしまう。そして、発覚したスクープ撮影の犯人はなんと…!? 大人気高校生アイドル&マネージャー見習い女子高生の青春物語、ついに完結!! 詳細はこちら ヒロインたるもの! ~嫌われヒロインと内緒のお仕事~ 3
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uedah1 · 8 months
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ゴジラー1.0観ましたよ!
ゴジラー1.0を公開当日、ゴジラの日の朝一番にドルビーアトモス上映で見てきた。 チケットも高いし、迷ったけど、迫力もあって、選んで良かった。 最初、ドルビーアトモスの紹介動画が流れたのだけど、特徴を際立たせたその没入感と音の迫力に思わず少し泣いてしまった。 自分のツボが謎すぎる。
予告編だけみて、内容の予想を勝手に立て、Twitterに投稿していた。 7月12日の事だ。
「ゴジラ-1.0勝手予想。運良く特攻を避けていた非戦派の主人公が、葛藤の末、 国産核兵器(京大制作)を積んで、唯一残っていたゼロ戦で、戦災を免れていた京都に現れたゴジラ相手に特攻。 日本人が日本人の手で0の日本を-1.0とする。クレーターと化した京都市内。煙の中から咆哮が…。劇終。」
「ゴジラ-1.0勝手予想2。昭和二十年九月二日。 東京湾で戦艦ミズーリが轟沈。連合国は日本の仕業と判断し、十一月、ダウンフォール作戦が発動される。 九州南部を強襲する連合国、迎え撃つ旧軍、そこへゴジラが現れ戦場は大混乱に陥る。 一方国内は物資欠乏、食料危機も迫るのだった…。」
という風でで、さて以下ではネタバレ込みで予想の適否とその他諸々の感想を書き殴っていく。 本投稿は予約投稿を指定しておき、3か月程度経過した後にポストされるようにする。
予想1、「特攻を避けていた主人公がゴジラを倒す為に特攻を決意、とどめを刺したかに見えたが咆哮が響く」 というのは、大枠で正解してしまったと言えるのではないだろうか。 何となく思っていた通りになってしまったことは、却って寂しい感じもする。 しかし、だからといって単調な駄作という事では決してなかった。
さて私も普通に生きてきたので、日本の大衆的な創作物の文脈にあるものを摂取しながら育った。 ある程度色々と見ると、その文脈の中でも頻出の「お約束」があり、それをを感じると却って醒めてしまうというのはよくある。 そうして私は所謂「所謂アンチ邦画派」になってしまった。世の中にも一定数そういう人がいるようで、 私もそうした人と同じように洋画と比べた時になんだか脚本が観客を舐めてないかとか、カメラワークが稚拙でないかとかをついつい考えてしまう。 今回のゴジラでも同じように、主人公とヒロインの心が通う…と思ったら…からのどっこいやっぱり…という展開にはやはり感じ入るものがある。 加えて、戦闘機の追加装備の件、私なら爆弾の安全装置が二重なんだと筑波の整備兵氏に嘘をつかせる。 ああやって言葉で説明しないと観客は理解できなかろうと思われている所が割に許せないのである。 座席の後ろに箱があり、大写しにしている時点でそれ位は察せるし、きちんとそういう演出をしているじゃないかと思う。 それと、全体的に生きろとか死ぬなとかセリフにあり過ぎてこれにも難を感じる。 私の感覚では、意外とそういう事は口にしないもので、人間危急の時であってももっと目の前の事を語るのではないかと思う。 生きろ、じゃなく逃げろならまだわかるかな。 比較してもしょうながいけど、シン・ゴジラの「幹事長は任せろ」みたいな物言いが「本物」なのではないか?とか思ってしまう。
一方で、昔は、「戦場から逃げてしまった負い目」とか「戦争のトラウマをひきずっている」とか、「それらを吐露して涙を流す」とかの描写も好きではなかった。 しかし、今、私も三十半ばとなり、自分自身も私を取り巻く現実にも大小様々な嫌な事、辛い事が満ちていて、 そうしたものに囚われながら生を重ねており、それがストーリーの軸になること自体についてはおかしく思わないようになってしまった。 むしろそうした描写に居心地の悪さを感じていたこと自体が、自分の怯えをそれと理解できなかったからだという風に考えるようになってきた。
さて、映画とかを見てちょっと醒める瞬間の話に戻して、 じゃあやっぱり「あ~三丁目の夕日かね、もっとシン・ゴジラみたいなら良かったね」と思うかというと全然そんなことはなかった。 ゴジラ自体が恐ろしすぎて、その「お約束」で逆にバランスを取れているんじゃないかと思わされる位だった。 人間がくちゃくちゃにされてしまうシーンは割と直截的であって、ゴジラの剝き出しの敵意と合わさってそれが恐ろしい。 逆にこの雰囲気だけで全編終わってしまったら、ただ後味が悪いだけになったろうと思う。
自分でも先に触れてしまった事だけど、直近の実写ゴジラといえば「シン・ゴジラ」で、あれは、ある種の「正解」になってしまっていると思う。 シンを鑑賞後にゴジラシリーズを振り返ってみると、要所要所にこれまでのゴジラシリーズのモチーフがあり、 例えば胸躍る音楽である所の「宇宙大戦争マーチ」にしたって、実はシン・ゴジラが初めてではないのであった。 にも拘わらず、初めて/久し振りに「ゴジラ」を見た人をああまで虜にするその新規性と作りこみという点が凄いと思う。
庵野作品だから。庵野作品が好きな人の感想ばっかり私が見ているから、とかもあるかも知れないけど。
でもユリイカのシン・ゴジラ特集の寄稿者の真剣味とかもそれはそれはすごい熱量だった。
とまあ、そこと比べられる事が前提でありつつ、 他方「山崎貴のエンタメ」を見に来る人を考慮に入れながら東宝の看板作品を撮るというのはどれ程難しいだろう。 私は、その両方を満足させられるだけのものを感じた。 一方で分かりやす過ぎるほどの分かりやすさを、一方で突き抜けた恐怖を…という感じに。 あれだけ人間を蹂躙できるのだから、浜辺美波ちゃんのところがどっこいも、なしにしようとすればできたと思う。 それを、そうせずに、ハッピーエンドを重ねつつ最後にひと押し崖から突き落とす示唆があるという所で、 私は印象を攪乱され、良いとも悪いとも断言できない深みを覚えたのであった。 正に、「恐れ入り谷の鬼子母神」。
以下、観ながら頭に浮かんでいた事の羅列。順不同。 第二復員省の関西弁のおじさん最高。 東洋バルーンの技術者さん達最高。 浜辺美波ちゃん。 佐々木蔵之介様~。 鐘がなりますきんこんかん♪ ジュラシックパークやん! インデペンデンスデイやん! 電車パクーはファーストゴジラオマージュとしては誰もが喜ぶやつだよねー。 大人の男はタバコを吸うという描写から逃げないのいいね。朝ドラとは違う。 幼い子が出てきちゃうのははずるい。 浜辺美波は、シン・仮面ライダーでも成り行きで一緒に住むことになってしまった魅力的な女の子役だったけど、 まさかゴジラでも同じような役柄になるとは…。彼女の何がおじさん達にそうさせてしまうのだろうか。 にしても「できないよ!」からの「乗せて下さい!」は、あまりに碇シンジ君。 というか逆に、神木隆之介君は既にエヴァで本物の碇シンジ君���なっていたか…。
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ykwathced · 1 year
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lv336408449(「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」12話上映会)_株式会社ドワンゴ_ch2648341(ヒロインたるもの! 嫌われヒロインと内緒のお仕事)_ts0.ts
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supersoniclevel · 2 years
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真3プレイ記 その3
結構こまかい内容を忘れているので、なるべく早めに実際のプレイ進捗まで追いつきたいところ! 内容:銀座到着まで
アレ!? そういやもともと「外の様子を見てきてくれ」って頼まれたんじゃなかった!? と思い出し、千晶ちゃんに会う前に一度病院戻ったのですが、確かおじさんがいなくて、死んだか……と思いながら渋谷へ戻っておりました。地味に遠いのよ。氷川秘蔵の円柱、ターミナル間の移動機能は無いのか…… 悪魔「ターミナルに突然人間の男が現れた」 え、ウロコのおじさん!? おじさん「徒歩でここまで来たのか。さすがだな」 それはこっちのセリフですけど!? と思ったら、タイムリーなことにターミナル間の移動ができるようにしてくれたんだって! おじさんのちからってすげー! おじさんは悪魔のうろつく外を歩くことはできないので、転送機能でここまで来たようですね。 てことは逆に、東京砂漠をさまよい歩いてる千晶ちゃんはパンチで悪魔と戦ってるってこと? 俺が戦うから一緒に行こうよ……。むしろ、この期に及んで一人で行動する理由ある? 実は嫌われてるんだろうか。しょんぼり。 ディスコでちらっと聞いた、人間が統率している組織?のヘッドが氷川だと睨んだおじさんに、組織について調べるよう依頼されます。 今更氷川を見つけたからってどうなるということでもないと思うけど、特に断る理由はないかな。 心配性のおじさんに、出発前の準備をおこたるなとすごく念を押されるけど、銀座が未知のエリアとはいえまあセーブポイントとか回復ポイントとか普通にあるでしょ? 敵が強かったらまた渋谷に戻ってくればいいんだし……。と軽い気持ちで銀座への転送をお願いする主人公くん。 おじさん「どうやら転送に失敗してアマラ経絡内に転落したらしい」
はは〜〜〜〜〜〜ん。なるほどね。
当分戻れないし回復も何もかもままならなそう。 おじさんの言うことはちゃんと聞きましょう。 具体的に何をどうしてるのかわからないけど、おじさんが裏でサポートしてくれて道が開けたりなんだりするようです。なんかこういうナビキャラみたいなのいいですね! 一緒に攻略してる感じ。 これまで、協力関係になったにもかかわらず俺を置いてサッサと先に行っちゃう人たちが多すぎたんだよな、ロウくんとかカオスくんとかザインくんとかザインくんとかザインくんとかよぉ!!! 3D酔いに苦しめられながらなんとか銀座ターミナルへの出口に到着するも、スペクターさんの電波妨害によりおじさんとの通信がシャットアウト。 こちらとしてはこのスペクターに危害を加える気は毛頭なく、フリーWiFiスポットだけちょっと貸してもらえばいいのですが、相手は主人公くんが自分を食べようとしていると疑っていて、全然話を聞いてくれない。 仕方ない、他のフリーWiFiスポットを探すかぁ……。 とマップを全部埋めたのですが、そんなもんはどこにもなかった。 え、じゃあ力ずくであいつをどかさなきゃダメなのか! なんか聞き分け良くすんなり譲ってしまった。恥ずかしい。 まあ、主人公くん、いい子っぽいしな。純朴。 ちなみにわたしのナンバーワン恥ずかしいメガテンの思い出は、真1の銀座で、道を塞いで通行料取ってる悪魔使いに、言うとおりにお金払って通してもらえなかったことです。 今思い出しても羞恥心でアーーーーー!となる。ヒロインちゃんの記憶から消えたい。全部忘れてくれ。お願い。 話を戻します。 仕方ないので「やっぱ食べる」と訂正しスペクターさんを暴力によって追っ払いました。なんか、もっと平和的に解決できなかったの? 無事に再ログインしたおじさんが「大丈夫か?」と聞いてくれたので、ちょっと甘えて「いいえ」と答えたら、なんだかちょっと引かれたというか、すごく「配慮」された感じがして…… アオガミさんの甘やかし力がどんだけ高かったのかということを思い知ったのでした。 主人公の弱音駄々っ子全肯定私に任せろおじさんだったもんな……。人修羅くんは……強く生きて。 とりあえずこれでようやく銀座に到着するようです。長かった〜。 >予定外の場所へ転落した。
またかよ!!?
いま完全に銀座に着いてめでたしめでたしになる流れだったじゃん! 今度は何!?
レンコンみたいな穴を覗くと、ステージ上に車椅子の方のルイおじ(仮)と喪服のお姉さんが登場。なんかテレビ番組のセットみたいでちょっと面白い。ルイおじの部屋(タイトル) ここはどうやら真2でいうところの魔界みたいですね。今作ではどういう意味をもつ場所なのか。 なんかけっきょくよくわからないまま、とりあえず入場者プレゼントの王国のメノラーをゲット。 今作のルイおじ、なんか色々くれる。いらないです。 というか、あの小さい子も車椅子のおじいさんもルイおじで合ってる?? メガテンに出てくるミステリアスな金髪ロン毛の男はみんなルイサイファーだと思っている。違ったらごめんなさい。 とりあえず、正体がわかるまでは一括でルイおじと呼びます。 ルイおじパワーで銀座まで飛ばしてもらい、ウロコのおじさんも一安心。まさかこんな長旅になるとは……。 おじさんはおじさんで色々やるようなので、ここで一旦お別れ。 おじさんの「お互い生きて会おうぜ」と、カオスくんの「生きてたらまた会おうぜ」は似ているけれど、その意味するところは大きく違う印象を受けました。 前者は生死に重きを置いている、元気でね的ニュアンスかと思う。お互い生き抜こう、その暁にはまた会おう、みたいな。 後者は再会に重きを置いていて、またねの意味合いが強いと思う。また明日ね(お互い生きてたらな)という感じ。 おじさんがこちらの身を案じてくれているのも嬉しいし、カオスくんがまた会おうと思っていてくれることも嬉しいことだな、と思うのでした。
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innervision-dai · 2 years
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HoneyWorks 「可愛くてごめん feat. ちゅーたん(CV:早見沙織)」
ボカロ系の音楽ユニット・HoneyWorksが手掛けた、楽曲シリーズ『告白実行委員会』と
TVアニメ『ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜』のキャラソンだって!
”私が私の事を愛して何が悪いの?痛いだとか変わってるとか届きませんね”から始まり
”軽い女? ふざけんな重すぎるっつーの!”や”可愛くてごめん 努力しちゃってて”の展開、
キャッチーなサビから、舐達麻の”てめえ”に近い”ざまあ”使いの落とし方まで歌詞最強!
この毒が入った歌詞を乗せたピアノロック調の曲、オタクっぽい女子を描いたVideo・・・
曲はTikTokとかでヒットしてるみたいですが、全体の戦略もマジ見事だなと思いました!
AKB48のブログや花束投げ捨て男のYouTubeとか日本は最近、謝罪ブームぽいね···
あと、芸人・ですよ。さんのTwitterとか!
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my-little-musicbox · 2 years
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R3 Music Box: ジュリエッタ/LIP×LIP (勇次郎・愛蔵/CV:内山昂輝・島﨑信長)【オルゴール】 (アニメ『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』OP)
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lys-lilac · 2 years
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Just one question.
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(Hello Prince Charming.)
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Why is Asuka not in the anime?! I would have loved to watch him T-T
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But I loved this scene too where Aizo and Yujiro doll her up and protect her, haha!
This scene will be there in episode 6, only Asuka will be replaced by her childhood friend! Let’s look forward to it~
MV Link here- https://www.youtube.com/watch?v=rpIsjz-oLOQ
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monanarumis · 2 years
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Run like it’s the only thing you care about. We’re taking first place.
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shacklesburst · 2 years
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no idea whether I really want to commit to some idol love triangle but
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and
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just resonate, y’kno
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sainplala · 2 years
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【商業誌】『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』② 2022.10.17に『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』2巻が発売されます。 【本の内容】 2022年4月より放送開始のHoneyWorks原作アニメをコミカライズ化!!地元を離れ、東京の桜丘高校へ入学した涼海ひより。なんとクラスメイトには超人気高校生アイドルユニット『LIP×LIP』の染谷勇次郎と柴崎愛蔵がいて…しかも、ひょんなことから2人のマネージャー見習いに!?学校生活、部活動、マネージャー見習いと奮闘するひよりと、眩いステージで輝く高校生アイドル『LIP×LIP』の青春物語! 詳細はこちら ヒロインたるもの! ~嫌われヒロインと内緒のお仕事~ 2
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hinanbasyo · 2 years
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ykwathced · 1 year
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lv336408426(「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」11話上映会)_株式会社ドワンゴ_ch2648341(ヒロインたるもの! 嫌われヒロインと内緒のお仕事)_ts0.ts
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non-fantasy · 2 years
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Hello! Do you know where Heroine Tarumono can be watched once it airs in April? I’m really excited to watch the show, but I don’t know where to watch it lol. Thanks in advance 🥺💙
here's the link to which channels you can watch it on! if i find english subs, official or unofficial, i'll reblog this with a link!
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lolowv0 · 4 years
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V3キャラ評と感想
ニューダンガンロンパV3のキャラクター評と本編の感想追加
以下ネタバレあり
印象はほぼ本編で感じたことのみ 正直記憶が曖昧なので覚えている部分だけ そのうち追記するかも
‣赤松楓
最原終一の想い人、赤松ちゃん
1章で退場って聞くと短いけど確実に最原の記憶にもプレイヤーの記憶にも深く刻まれたであろうヒロイン 探偵の相棒として首謀者を暴くための罠を仕掛けたのが最初で最後の共同作業だった 教室のシーンはたまげたなぁ…
首謀者を殺せばゲームも終わるという思考は中々常識離れしていると思うが、その考えにいち早くたどり着いたという点では、あの常識が通じない世界に適応する能力はかなり高かったのではないかと思う いや、高すぎたのである
実際、あの瞬間まで殺人は起きておらず、首謀者も彼女の運任せの犯行を利用したということは、彼女以外には殺害の計画を企てた人すらいなかったということだ
ただあの場面で首謀者を殺して無事外に出られたとして、赤松ちゃんはその先人殺しの罪悪を背負って生きねばならないのはそれはそれで苦しいのでは?
最原終一を形成した人物
‣天海蘭太郎
私服登校も生存者特典なんすか?
‣東条斬美
東条斬美は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ
キャラとしても好きだったし犯人としても動機とトリックがちゃんとしてて好感度が高い トロッコ問題のような動機は彼女の責任感の強さと実行力を考えると防ぎようがなかった 手袋さえ使わなければクロと確証づけるものは無かったと思う
2章と言う早い段階での計画的犯行だが それだけ彼女の動機が重く、生への執着が強く、そして周りとの信頼を築くには時間が短すぎたのである
‣星竜馬
動機もなければ生きる希望もない、殺されるためだけに用意されたかのような悲しい人生 だからこそ斬美の動機と噛みあってしまい命を捨てることになった
最原たちと触れ合って少しでも生きることに意味を見出していたようだが、その矢先に犠牲者に 秘密子や春川のように、才囚学園の中で生きることに希望を持てるくらいの友人ができていればあるいは被害者とはならなかったかもしれないが、それにもやはり時間と行動力が足りなかった
‣夢野秘密子
可愛い 初期のダウナーな感じも良いが終盤の健気でひたむきなのも好き
最初は周りと馴染めなかったり、変な宗教にハマったり、何度も容疑者として挙げられたり、友達を失ったりとたくさん苦い思いをしてきたが最後は立派に成長を遂げた
転子とずっと仲良く…とはいかなかったが、死を乗り越えた先でしか得られなかったものもあるだろう 最後まで前向きに生きた姿を見れば、転子や最原たちと過���した時間が秘密子の人生の糧になっていることは確かだ
6章では自ら春川に身を寄せ、場を和ませようとする場面も見られる ”超高校級のマジシャン”だけあって、他者を楽しませることに一生懸命なのである
かわいいね
‣春川魔姫
第一印象は悪かった 話しかけてみればちゃんと会話してくれるが明らかに他者との壁を作っていた 強い口調とは裏腹に人を信じることができない弱さもある 口では子供が好きではないと言いつつ、プレゼントで喜ぶものが絵本やつみきなど子供向けのおもちゃだったりする 虚勢を張っているのである
百田は持ち前の勘で彼女のことも悪い奴じゃないと思い気にかけていたが、それ以外の人物からは近寄りがたく思われ、終盤まで信頼を築けなかった 結果、王馬と敵対し5章の事件に繋がる 結局愛の力はすべてに勝るのだ
王馬だけでなく、秘密子やキーボとも完全な信頼を築けていなかったから、彼女は一人で格納庫に侵入した(彼女の”暗殺者”の才能も後押ししたのだろうが)
5章での彼女の行動理念は「自分を救ってくれた百田を守りたい」の一点にあり、その想いは他の仲間を犠牲にしても良いと思うほど 百田が与える無償の信頼は相手にとっては成長の糧となるが、同時に自分すら顧みずコロシアイの犠牲になる可能性を高めるリスクもある (転子の秘密子に対する強い加護欲も同様)
他人の色恋にも鋭いし自覚もあるのは可愛くて好き 大胆は告白は女の子の特権だけど時と場合は考えてほしい
‣茶柱転子
全体的にクールなキャラが多い中で唯一まっとうに明るいムードメーカーだった まともだったし 死はあまりにも理不尽だった
秘密子を成長させるという重要な役目を全うしてサイコパスに殺された 秘密子を救うために本当は信仰していないアンジーの生徒会に入る等、時に”嘘”を使いこなせる人物であり、”超高校級の合気道家”らしくフィジカルも十分 コロシアイゲームを生き残れるだけのポテンシャルは本来あっただろう
男死と呼ぶほどの男嫌いではあるが、自ら危害を加えるようなことは無く必要ならコミュニケーションも取れるため春川や入間ほど他者との壁は作っていなかった
夢を与えてくれる秘密子の才能に惚れこみ、最後まで”秘密子を守る”という行動理念のもと自分の正義を貫いた 義理堅く、強い信念を持って生きた転子は最期の瞬間まで人との約束を破ることはなかった
‣夜長アンジー
見た目と声が好きすぎて入信しかけた イベント会話も可愛くて好きだった アンジーはアンジーらしいまま神様のところへ行った 王馬よりも素性が分からなかったような気がする
でもアンジーのやろうとしてたことは確かに”皆と一緒に生きるため”にやっていた事だし、皆の信頼を集めるだけのカリスマも持ち合わせていたのだと思う ただ運悪くサイコパスに鉢会っただけだったんだ
‣真宮寺是清
ちゃんとしたサイコパス
‣百田解斗
勘だけで生きている男
‣入間美兎
プリパラ見てそう
ある意味では一番人間臭いというか現実的な思考の持ち主だと思う 彼女の動機としては「オレ様の発明なら世界をより良くできるはず」という台詞があったことから、”超高校級の発明家”としての使命感から犯行に及んだと思われる
彼女が友達と呼べる程の関係に至ったのは王馬とキーボくらいだったと思う キーボに関しては入間からすれば機械に過ぎないと思うが… 頼られる���は嫌いじゃないっぽいし、色々と発明品を渡していた王馬の事��他より信頼していただろう でなければプログラム世界の事も説明しないし「裏切られるかもしれない事に恐怖を感じてる」と独白したりもしない
彼女にとって自分の計画を成功させるにあたり信頼できる人(自分を信じて屋上に来てくれる人)が王馬だったのだ つまり二人は互いに信頼関係があったといえる だからこそ4章の後には引けない殺人が起きたわけだ
彼女が周りとの信頼を築けなかった理由は虚勢にある 入間が発言のたびに下品な冗談を言うのは本人曰く「場を和ませるため」だが、あまりにも品がないため引かれる事になってしまっていた 端的に言うとコミュ障である
そんな彼女の発言に唯一対抗できたのが王馬であった 言うなれば彼女の冗談に乗ってあげていたのである 王馬に罵られた時の反応を見るに嫌な気持ちを抱いてるようには見えないし素直に喜んでいるのだろう
最原と赤松ちゃんは土下座で発明を頼み込んでいたが、王馬がそんなことをするとは思えないし 彼女と正しく向き合うにはもっと”対等”であるべきだったのかもしれない
‣獄原ゴン太
ここが才囚学園じゃなかったら良い紳士になれていたと思う
ずっと「みんなを守りたい」という信念だけで体を張ってきたが、”外の世界の真実”を見て絶望してしまい、そこで王馬とコロシアイバスターズを結成することとなる
4章のゴン太は記憶を失っていたため百田の勘も通用せず、王馬の自白がなければ真相の道へも行けなかっただろう そのため裁判中での百田の勘は間違っておらず、王馬の自白に乗る最原を遠ざけるのは当然のことである
(この辺は以前の感想から考えが改まった部分)
ゴン太が王馬の計画に乗った理由は彼の計画がコロシアイを終わらせる事にあったからである 王馬の目的が首謀者を暴き、自分の信条に背くコロシアイゲームを終わらせることにあるのならば ゴン太も協力するだろう
計画の内容は、まず前提として”首謀者は監視カメラで全ての状況を把握していて、ゲームを続かせるために議論中クロに疑いを向けるよう誘導するような発言があるはず”と想定して、その人物を特定することにある 監視カメラについてはモノクマが状況を把握してる事とゴン太の「学園内に虫さんがいる気がする」と言う発言から、いち早く推測できたとする またコロシアイゲーム自体が「誰かに見られている」こと自体、王馬は早い段階で気づいていた
学級裁判は ゴン太は何も知らない→王馬が偽証により犯人に仕立て上げられる→王馬自白→ゴン太は変わらず何も言わない→王馬が反論を求め捲し立てる→最原が記憶喪失の推理をする
という流れだったと思う ここで王馬の計算外が二つあり、一つは最原の偽証 もう一つがゴン太の記憶喪失である
最原の偽証で王馬がクロとされてしまっては計画が破綻してしまうため王馬は自白をはじめる そしてゴン太があまりにもシロを演じているように見えたため、王馬は”裏切られた”と感じたのではないだろうか そのためゴン太に対して激しく糾弾したが、記憶喪失の可能性が浮上したため計画の破綻に気づく
そしてゴン太アルターエゴが言っていた「みんなを楽にしてあげたい」と言う発言と、自分もおしおきしてくれと頼む王馬に対する「ゴン太は大丈夫だからそんな事言わないで」という趣旨の発言は明らかに矛盾している 死を救済と捉えているなら(おしおきはつらいからと言う理由は抜きにして)王馬に死なないで欲しいという趣旨の言葉は残さないと思う
みんなを楽にするためではなくコロシアイを終わらせるための犯行だとしたら、ゴン太アルターエゴの言葉は王馬の”嘘”に乗っていたのである 後の事を王馬に託して彼は最期までみんなの為に体を張ったのだ
‣王馬小吉
端的に言えば彼もコミュ障である
王馬の嘘は虚勢とは言い切れないが、百田が指摘した「本音を隠すために嘘をついている臆病者」というのも否定はできない 彼の素性を考えるならあくまでエンターテイメントとしての嘘とコロシアイを生ききる中で身を守るための嘘が混在していたとみる
そして彼の嘘は最原たちを”誘導”するために使われることが多かったが、やり方が迂遠すぎたためヘイトを貯めこみ、それが作戦の失敗へと繋がる
王馬が明確に怪しんでいたのは5章の時点で春川のみ(個室のホワイトボード参照) 逆にそれまでに信頼していた(信頼を得たかった)であろう人物はゴン太・入間・最原、他に注目していたのはキーボ
キーボに対しては単純に面白がっていた部分もあるだろうが、ホワイトボードによると”変”だと思っていたらしい 実際、キーボには「視聴者代表」という役割が設けられており、その他のキャラクターとは乖離しているため王馬の予想は当たっていたともとれる
入間については王馬の計画に使うための道具を多数提案し、作って貰っていた事から確実に信用していたとみられる
ゴン太に関しても、早期から”昆虫でなごもう会”を画策したり、ゴン太の見た”中庭の文字”を学園に関係するヒントと受け取ったり、「虫を見た」という発言を受けて入間に”吸い取りマシーン”を作らせたりと、かなりの信頼を置いている
また、彼の動機ビデオの内容を踏まえると 王馬がコロシアイゲームを許せないと思っていたことは事実で、春川と敵対した理由は「暗殺者」だから(理由がどうあれ殺しの前科を許容できなかったし、春川の出自を知る術もない) 
最原は5章の計画を成功させるための重要なファクターであり、計画を成功させるにあたっての脅威でもある 彼を共犯者にして”推理をさせない”ために友達や相棒と言って引き込もうとするが、4章にて最原から嘘の証言で反論される それを受けて王馬は最原の信用を得るのを諦めることになるが、同時に最原に信頼をおく事にも繋がった
4章での計画が失敗してしまった状況で王馬が次に考えることは、5章での「首謀者を名乗り皆を絶望させ行動不能にする」作戦、そして「死体を偽装して首謀者を欺く」作戦である これらの作戦概要は4章以前から準備していたものである (”外の世界の真実”に伴う推理や 百田に渡していた”裁判中の王馬”の台本、生前入間に頼んで作って貰っていたエレクトハンマー等)
まず前者の作戦に引き継ぐため王馬は”ゴン太を利用した”事を強調し、コロシアイゲームの主催者らしく威勢を張って最原たちを煽るのだった
しかしゴン太がおしおきされる直前の問答は本心だと思う 仲間のために涙を流せないやつは組織の信条も守れないよ
5章 まず最原たちを行動不能にした際、百田を連れ去った理由は 彼を”首謀者”と踏んでいたためであると考える 百田はこれまで勘で皆の議論を扇動したり最原のサポートをする場面があり、これが「ゲームを続けるためにクロへ誘導する」という首謀者の条件に当てはまるため また、2章・3章・4章と百田にはアリバイが無いことが多く、これが「監視カメラで情報を得ている」と取れるため
「人を信じる」百田は、常に「人を疑う」王馬とは真逆の行動理念で対立しており、根拠はないけど正解に辿りつき人を惹きつけるという、まるっきり王馬とは対の位置にいた人物である
更には4章でゴン太をクロに誘導する人物が居なかったのもあり、それ以上首謀者を絞れなかったものとみられる
王馬の嘘によってコロシアイ参加者たちが動けなくなり膠着状態に陥れば、当然”見ている人たち”にとっては退屈になり首謀者もアクションを起こさなければならない そして王馬視点では首謀者(百田)を最原たちから引き離して軟禁しているため、膠着状態が続くものと考えているだろう つまりこの時点では王馬が”死体偽装トリック”を実行する予定はなかったのである
しかし王馬のついた嘘は真の首謀者によって利用されてしまう
首謀者の思惑により”絶望の残党”である王馬に立ち向かう事を決めた最原たち、もとい春川は単身で格納庫へ乗り込み、コロシアイを続ける引き金を引いてしまう これが想定外だった王馬は、用意していた事実上最後の手段を使うことになる 共犯者に百田を選んだのは、百田を軟禁していた際に膠着状態が解かれた以上百田は”首謀者”ではないと確信したことと、春川から自分を庇ったことを見て信用しても良いと踏んだのだろう
結果的に最原に推理をさせてしまったことで王馬の偽装トリックは暴かれてしまうが、自分が今までに得たヒントの情報を個室に残すことで更に”その先”で最原たちに勝たせる事を計画していた 正しくコロシアイゲームを終わらせることに命を懸けたのである
ただ天海の蝋人形吊るした部屋で眠れる精神状態はまずいと思う
‣キーボ
6章のことはまだ考え中
‣白銀つむぎ
生き残った三人は皆コロシアイゲームを経て親密になった人を失っている、言い換えると死を超えて成長を遂げられた人物であることが分かった 百田とか天海についてはもっとちゃんとした感想があるのでそのうち追記したい
以上が個人的なキャラ評と改めてストーリーの感想です
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natukusa · 4 years
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4章ラストまでの覚書。分岐はまだ全部回収してないので、そっちはまた後日。
1回目
2回目
ヒロインの行動範囲が広がった件については、前回の記事で指摘した箇所が大筋で当たっていてちょっと嬉しい。
ただ、ゲームの主体が実はヒロインらになくマツリ達にあった、というのはたどり着けそうなところだったので悔しいなあ。2回目の記事書いたときに「トゥルーエンドのフラグ管理ツール(腕輪と歯車)がマツリたちにあるのか」にも触れようとして消しちゃってた。ウーユリーフが本当に乙女ゲームでありヒロインが物語の主人公であるならば、トゥルーエンドのフラグは普通、攻略対象側じゃなくて主人公であるヒロイン自身にあるはずだものな。
4章は「なぜあの世界にラストレジェンドがあるのか」という問いに対して、一定の方針が見えた回であるのかなと。ノゾミやミトがいうように、あのオーディション番組とこの世界には何かがリンクしている。5人の登場人物、生き残りをかけた戦い、そして4章ではラストレジェンドでもウーユリーフ世界でも1人が脱落した。であるならば、ミトがいうところの「ヒロインの対峙」というのは、ラストレジェンドにおける「トーナメント方式」と相関関係である可能性は高い。
ヒロインとは(1回目の記事でも触れたが)やはりラストレジェンドのメンバーの誰かである可能性があるのかなあと。ヒロインとはマツリたちと同じく「異世界からトリップしてきた登場人物」であるとは開示されているし。一番最初にこの世界にやってきた人物はヒロインとして役割を与えられ、ゲームストーリーにのっとって人を食らうモンスターとなってしまった。ラストレジェンドはそんなヒロインが夢見る、現実世界の記憶の投影であり、もう一度再現しようとしている夢なのではないか。
ラストレジェンドでの展開に納得がいかず望んだ結末を得るために、呪いのゲームを生み出し、容姿の優れた男たちを集め、選別し、ラストレジェンドを再現しようとしているものがヒロインであり、このウーユリーフ世界を生み出した存在なのでは?
……そうなんだよな、そもそもなんでこのゲームは、リアルに人を食い殺す呪いのゲームになったんだろう。大樹ウーユリーフの言葉を信じるなら、一般的にリリースする可能性あったのは確かっぽい。しかしそのゲームって本当にこっちが想像する「ゲーム」なのか?
2章の分岐エンドでみるように、現実世界とは異なる理で動いている世界ではあるようだが……もしそれらの縛りがないなら、ゲーム世界に見せかけた大がかりなセットの中で、男たちをさらっては路頭に迷わせ、その姿を誰かが観覧する娯楽施設という可能性もあっただろう。もしくは、ゲーム世界ではあるが「現実から人をさらってきて実際に食らう呪いのゲーム」としてのリリースだったが、あまりにも残虐で荒唐無稽なものだったので、良心ある誰かの手によって封印された=お蔵入りになったのか。
視点を変えてみる。大樹はキリオのいう「現実世界に行ったこと」を「ウーユリーフの外ではあるが現実世界ではない」というように説明していたが、しかしキリオ自身はその時の記憶を「足が生身になっていた」という。彼はただ移動しただけではなく、移動した際には本人には意図しない肉体に変化があったはずだ。そこには不可思議な理が働いているように見える。それは、マツリたちがこの世界にやってきた時と同じような感触だ。マツリたちの世界と、大樹が指す「現実世界」には齟齬があり、マツリたちがいた世界はやっぱりキリオがか���て立った場所、けれどそこは「現実世界」ではない……。
ミーハーは、人間もロボットもキャラクターも生きているという。それはゲームとプレイヤーの関係以上に、この世界の仕組みそのものを暗示してはいないか。
そういえば、ロボットたちはラストレジェンドのバトルロワイヤル仕様には前のめりで楽しむのに、すぐ横で彼らにとって現実かつ自分たちには無害であるはずの、ヒロインとイケメンたちとの残酷ショーには反応しないね。現実はただの詰まんない日常だけど、同じものがモニターの向こうにいけば楽しい見世物になるのか……?
うーん、まとまらない。まとまらないので別の話を考える。
ヒロインが贈り物をしてきたという。そういえばロボット相手には襲わないというから、ある程度の意思疎通はできるのか……また、ヒロインがもとから用意された化け物だというなら、イケメンないし人間を目にすると、無条件で理性がなくなり狂暴になってしまう性質があるのかも。
そんな中でもヒロインからマツリ宛に贈り物が届く。カバンの中にはガソリンも含んでるっていうけど、結果としてそのギミックなんか意味あった!?? 中身を見せない以上に周囲もへたすりゃ木っ端みじんですよね!?!??! 開けてほしいのか開けてほしくないのか……謎解き要素に疎いキリオにカバンは開けられない(もしくは爆発させてしまう)と踏んで、マツリに託したか?
プリントされたのは、キリオのゲームキャラクターとしての設定資料集。ヒロインはキリオを警戒しているし、キリオと一緒に行動しているマツリたちにそれを伝えたくて回りくどい信書を送ったということか。直接の手紙じゃなくて、プリンターなのもなんでだろう。いや謎解きゲームの定番なのはわかるんだが、今のヒロインは手でものが書けないから? 無線の遠隔操作で今後も何か情報を送ってくれない��な。
ヒロインがキリオを警戒する理由……二人とも、ヒロインがモンスター化する前から面識があって、マツリたちが知らないキリオの一面もヒロインは知っている可能性もある。脱出ゲームの補助キャラクターには収まらず、自らが世界から脱出しようと登場人物らをその足蹴にしてきたキリオの性格を知って、トゥルーエンドへの展開を進めてしまったマツリ達に知らせようとしたとか。あと、ロビーにまで行動範囲が広まったから、ロビーにいたミーハーとも接触できたんすねヒロイン。
そういえば、各章タイトルと一緒に添えられている暗号文は、他人様の回答を検索して横目に見ているだけなんですが、そこで描かれている苦しみとあがきはヒロインの叫びのようでありキリオの叫びのようにもみえる。自分の足で歩きたい、か。
4章後半からはファクトリー内でのやりとりに主眼が移る。私はここの分岐でカナタと一緒に別部署を選択したので、それ前提でよろしこ(別ルートは後日回収します)
脱出アドベンチャーゲーム部署とか乙女ゲーム部署よりメタいじゃねえか!
それはさておき、カナタがここまで結構及び腰なのがちょっと不思議。キリオのことについてまだ吹っ切れてないのか、あれだけ現実世界に戻りたがっていたカナタが、目の前に露骨な歯車チャンスがあっても飛びつかない。なんだかんだで人情を追う性格なのかもね。
キリオと話すといって10階に移動したカナタが、その後いろいろあって8階に何故かいる。あれだけヒロインを恐れてファクトリー内での移動を嫌がっていたカナタが、理由もなくフロアをうろうろしているとは考えにくい。であれば誰かがカナタを8階に誘い込んだ可能性は高い。
考えられるとすれば、カナタが追いかけたキリオか、10階に留まっていたノゾミか。
ノゾミの言を信じるなら、カナタは10階に来ていないので、この回に来る前にキリオと再会したカナタが一緒に8階に移動、カナタだけ8階において何食わぬ顔で10階に戻り、「カナタとは会っていない」と嘘をつく。
ノゾミの言を信じないのなら、カナタは10階に一度は来ていたがキリオがいつものさぼり癖でそこにはいなかった。ノゾミは「8階に行くといってましたよ」といってカナタを8階に仕向け、自分はマツリたちに「カナタは10階に来ていない」と嘘をつく。
動機としては、キリオないしノゾミは、カナタのいうところの「ただ一人だけが現実世界に戻れる」という理屈に内心では乗っていて、脱落者を生み出したくて状況を利用したとか。まあ、この動機だけなら全ての人間が当てはまるのだけども。
そういえば、3章の地下室でもノゾミは進んで見張りに立った。その時にはすでにヒロインはロビーにまで行動範囲を広げていたのだから、ノゾミは地下通路の見張りをするふりをしてロビーまで戻り、ヒロインを誘い込んでわざとマツリたちを襲わせた……という可能性もありそう。
4章に話を戻すと、カナタを追ってファクトリーに戻った時に、ロビーには不自然な静けさにあった。営業時間外なので人がいなくなったのではとはマツリの説明だが、2章分岐「8月32日」のガランとした空気に少し近い気もする。であれば、これは本来立ちゆけない世界に迷い込んでしまったのか。それでも脱出?できたのは「別人のような」ミトがいたからか。
キリオが設定資料集の存在を知っているかは五分五分だなあと思っていたけど、あの態度を見る限りは知らなかった……? それか、知っているけどカナタを助けないでいる(カナタを見殺しにする)理由として、わざと拾い上げたのか。ヒロインがわざわざ送り付けたのだから、やっぱり知らなかったのかも。
翻って考えれば、ヒロイン自身はこの世界が「本当は乙女ゲームだったが、不測の事態で狂ってしまった」のではなく、「最初から乙女ゲームを模した脱出ゲームだった」と知っていた? キリオも知らなかったのに? やはりヒロインとキリオは、いずれも用意されたゲームキャラクターとして語られているようで、かなり違う存在に思える。
ラスト衝撃の展開を見て、シュッと心の扉を閉めました。悲しい……あと「ミニゲームの人員は!?」とも思った。本当にごめん。ミニゲームで人員減ってない良かった。良くない!
肉も骨も血もでないのは、ゲーム世界だもんな~審査あがっちゃうもんな~。
そろそろ物語も折り返し地点かな。次回も楽しみです。
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