(うぅ……でもでも! やっぱり読みたい! 文章自体は発表された七十年前と同じとはいえ、挿絵を見ながら楽しむというのははじめての体験だし……! なにより手元にあるのに一ページも開かないなんて、もはや本に対する冒涜もいいところでは……!?)
ということで、結局は読みたい欲求にあらがえずに、気づけば真夜中過ぎまで短編集をむさぼり読んでいたのであった。
— 佐倉紫著『マダム・ベンゼルクの読書係 2』(2023年3月Kindle版、小学館eBooks〈それいゆ文庫〉)
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「学内で読まなければいいんだろうけどね。ちょっとした息抜きに物語を読みたくなるのは、もうしかたないって言うか……!」
「まさにおっしゃるとおりです! ほんの五分でもいいから本に没頭したいんですよねぇ……!」
佐倉紫著『マダム・ベンゼルクの読書係』(2022年3月Kindle版、小学館eBooks〈それいゆ文庫〉)
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