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#三田市地域包括支援センター
kennak · 1 year
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父親、70代半ば。定年してから家ですることないし何もしないし酒飲んでばっかり。人との関わりもできないし社会と関わり持つようなこともなくて時々2階の自室から降りてきて、家族にあることないこと文句言う。で、本人もコミュ障なのかアスペなのかわかんないけど、酒飲んでなくても認識がおかしいところもあるし、何よりも怒る事くらいしかエンタメがないのか、過去の嫌だった事を1人で煮詰めて、それがグツグツしてペースト状のドロドロになった頃に人にぶつけたりする。友達とかはいない。一緒に遊びに行く友達の存在とかもほぼ居なかったと思う、聞いたことない。すぐに人をこき下ろしたがるのでだれも仲良くしないと思う。極端に、周りを見下すことでしか自分の優位性を保てないんだと思う。テレビ見ても雑誌みても、フン、て偉そうに多分何も知らないのに間違っとるとか批評家気取りのズレたご高説を垂れるばかり。聞いてる側も気分悪いのでいつからか家族もまともに返事しなくなった。気を使って話しかけても、自分すごいorお前は大したことない、の話しかできないから。目的があって外出するのは月に1回の通院と、タバコと酒買いにコンビニ行くくらい。地方都市なのでヨボヨボだが車を運転していく。食事も、家族が作ったものは選り好みするし決まった時間に食べる習慣もないし、置いてあるカップラーメンやチルドうどんとかを食べてたりする。スーパーの弁当なんかも置いておくと食べてたりする。で、最近特にひどくなってきて身体も思ったように動かなかったりとかの不安もあるんだろうけど家族への暴言や暴力が頻度が高くなってきて、限界も近くなってきた。夜中に家族の寝ている部屋で訳のわからない気分悪い話やどうしようも無い人のルーツを馬鹿にする発言をしたり、扉をデカい音で閉会したり、テーブルにコップをゴンゴンあてたり、階段をわざと大きな音で歩いたりとか、もう明らかな異常性がでてる。父親本人は構ってほしくて構ってほしくて仕方ないんだろうけど、本当に話すネタも自分かわいそう、か誰かしらが悪い、くらいでつまらないし、無視してると嫌がってるのに顔を無理やり覗き込んできたりとか、反応貰えるのがそんな事しか思いつかないのかロクな事をしない。第三者にSOSを出すとしたらどこなんだろう?暴れる(大声の暴言含む)時に7119とかは迷惑?それとも警察?保健所に相談したらどこかと繋げてくれるんだろうか。アル中単体とかなのか、性格だったり心の障害なのかも判断できないし、かと言って本人が自ら精神系やカウンセリングみたいなところに行けと言っても絶対行かないだろうし、何をどうしたらいいのかわからない。病院では暴れてる事なんで自己申告してないだろうし、下手すると本人も覚えてないから、酒の飲み方も週に2回飲まない日作ればいいとか言われてるらしいけど怯える日が増えるので家族としては正直余計な事を、と思わずにいられない。今月になってから、目立つ飲酒時の奇行とかはスマホのメモ帳に付け始めた。他に準備できることあるんだろうか。【追記】散歩くらいしたらって言ってるんだけど、行かないね家の周辺歩くのに人の目が気になるなら山とかの駐車場に車止めてその辺15分くらいでも過ごすと違うと思うんだけどね習い事も、きっと周りを馬鹿にして自分スゴイをやるし、そもそもそのお金を払うのが馬鹿だと思いそうきっと行った店の店員さんにも変なキレ散らかし方してご迷惑かけてそう【追記】たくさんコメントあって驚いたのと、有難いのとこの手の高齢男性って多分たくさんいるんだろな自分も含めてこれから歳をとる世代のみんなは、苦手な人こそどうか感謝と謝罪を口にできる訓練をしておいてほしいそういう意固地って自分の行動範囲を自分でジリジリと削り続けてなんでだよって逆ギレかますみたいなもんで、周りはドン引きしかしないし手を差し出す事もできればしたくなくなっちゃうから社会と関わりがなくなるとこうなるんだと思うけど本人ももう働いたりする気はないみたい犬は飼ってるけど、ペットの管理で過去にやらかして信用もないし、犬自体もやっぱりおかしいのがわかってるから懐かない、懐かなくて犬も文句をいう材料にする、の負のループ昔から犬の散歩もしないし犬の粗相も家族にオイ、って知らせて犬の世話をしてる気になるタイプだったとりあえず保健所や福祉系のところに相談実績を作るから始めようと思う高齢者でも性欲ってあるんだね、母親の体をなんとかして触ろうとしているときがある、それがまた自分本位なので本当に醜悪で…コミュニケーション能力や相手をちゃんと人として扱うって大事すぎるなって父親の尊厳を傷つけるのはと思っていたけど、向こうはこちらの尊厳をゴリゴリに削ってくるんだからストレスすごい、それでもここで吐き出せてよかったです実は2年前に父親は食事もまともに取らず酒飲んで寝てたので意識がなくなって?救急搬送から月単位での入院のコンボをかましている部屋は見事な酒の紙パックだらけだった、腰の高さで埋もれるくらい昔見かけた競売物件で「まる」だらけの部屋があったけど、あれプラス謎の溜め込んだ金属ゴミ系(空き缶を切ったりした物は破片が危なく片付けに苦労した)趣味がなかったり、人を馬鹿にしないと生きていけなかったり、せっかく死にかけたところから戻ったのに何も見つけられないのはどうしたらいいんだろう、1人でできて金もかからない、前向きな気持ちになれる気軽な趣味を見つけてほしい【追記】初めて匿名ダイアリーを使うので、返信のお作法がわからないのですがいただいたコメントは基本目を通しています。共感いただく方が複数いるという事は少なからずあるパターンなんですね。増田本人の心配をしてくださる方のお声もありがたいです。コメントの通り、どうやって本人を福祉なりに繋げられるように連れていかせるかが焦点になるでしょうか通院先は総合病院で(入院したところなのでその辺の事情のデータも残っているかもしれない)ソーシャルワーカーもいるのでそちらあての相談もできないか調べようかなそういえば思い出した、以前に地域包括支援センターの方が本人に会いにきたのだけれども怒鳴ったり暴言吐いて追い返したらしい、自分はその場にいなかったから後から聞いた。訪問されたスタッフなんて正社員でも何でもないモンが、偉そうに指図しやがって、的な事を言っていたらしいのだが正社員なら言うこと聞くわけでもなかろうに誰の言うことなら聞くんだろう【追記】ネットを検索してもなかなか見つけられなかったヒントが、吐き捨て目的の匿名ダイアリーのブコメでこんなに集まると思わなかった、集合知に感謝です。既に終わった人も大変だったろうしなかなか人には言いづらい事を教えてくれて助かります、これからに備える人も何かしらの参考になるなら書き殴りの文だけど、できそうな対策を1度考えてみてもいいのかなとたくさんいただいてる意見の中の認知症疑い、これは多少ある気もしますが、それで急におかしくなったわけではなくて元々の本人の性格におかしなところはありました。働いてる時でもいきなり癇癪起こして自室から数ヶ月出てこないとか定期イベント。一緒に住むなら心をフラットにできる薬を服用してほしい。あとは睡眠薬等で夜中に寝て朝に起きる癖をつけて欲しい。夜中や早朝に異常行動起こすのは思えばここ数年…?そう思うとだいぶおかしいのか。増田が同居してるのが悪いって意見、考えたことも無かったですがそれもあるかも知れません、しかし離れた県外で結婚して家庭をもっている兄弟(息子)への暴言や難癖もひどく、結婚相手の実家に対する根拠もない差別発言を聞いて、同じように自分が家を出たところで文句を言う材料にするんだろうなと。で、あいつも悪いから何も相続させん!とか叫んでそう。他者が悪い、すなわち自分は正しいという思い込みしか拠り所がないんですかね。あと、自分が同じ部屋にいる時は比較的おとなしい。自分の部屋に怒鳴り込みにはこない。ターゲットは基本母親。娘の前では少し理性が働くのかフルスロットルにはならない、少し前に母親殴りそうな時に平手打ちしてメガネぶっ飛ばした。その時に力でも勝てないのも理解したんじゃないかな。反撃しようとして半世紀前に習ったか何かの空手かなんかの型みたいなので威嚇してきたけどびっくりするほど痛くもない肩パン。色々書きながら思い返すとやっぱりダメですね。物理的距離を取る、を第一目的に動こうと思う。前に支援センターの人が来たのは何だったかな、近所に呼ばれたとかではなかった。入院してて退院前後は介護認定3がもらえた(という表現もおかしいが)ので話早いといいな酒で入院した時はウェルニッケの疑いの話されたけど、なんか案外元に戻ってしまった。酒飲むの止められない人、極力減らすのが1番だけど各種ビタミン忘れず取ってね。酒のカロリーで生きてもロクな事ないですよ。結婚したら一生セルフケアしてもらえると思ってた世代ってあるのかな。成功しないのに察して察してを続けて、何かこちらが提示しても後出しのイヤイヤ。70代のイヤイヤ期なんて情けなさしかないからそういう思想なくなればいい。教育テレビで尊大な自尊心を穏やかに丸くさせるような番組とかしてくれたら助かるんじゃないか【追記】思いのほか拡がってしまい戸惑ったけど、たくさんのためになる情報をありがとう「自己愛性パーソナリティ障害なんじゃないか」の声を複数見かけて、調べてみたら全てが当てはまって今までの奇行にも納得がいくし、本人幼少期にロクな扱いされてなかった話は聞いた事もある(田舎の次男)、診断こそおりてないけど多分そう。少なくとも対処法が近いのでこちらも考えやすいしお互いのつらさは少し減らせるかもしれない。今の父親本人は暴れたあとの落ち込みタイムとでも言うのか、これも定期イベントだけどしばらく大人しくなる期間ぽい。このやらかす→大人しくなる、の繰り返すスパン短くならないといいなソーシャルワーカーさんにも相談したし、あとは地域包括支援センターにも話を通したりしながらどうにか改善できるように手探りしていこうと思う。将来が不安だったり、不安定な身内がいる人たち、自分も含めて穏やかに過ごしていけるといいね。日光浴して、肉食って、歩いて、無理せず笑える日常がそこにありますよう。
父親狂い始めてどうしていいかわからない
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recipe-cookingclass · 2 years
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主人が作った認知症サポーターの輪を広げる 活動サークル「オレンジパンダ」が ご家族、小学生向けのイベントを開催します。 イベントの司会進行(MC)を担当するそうです。 【告知】三田市★家族向け認知症サポーター養成講座 令和4年8月3日(水)13:30~15:00 ◎参加費無料 ▶三田市総合福祉保健センター1階多目的ホール ▶夏休みの自由研究や家族の思い出づくりに 【チェック】おもしろコンテンツ盛りだくさん♪ ステージで寸劇あり! しかも今回!講座イベントでは初♪ 参加者には、ロバ隊長のペーパークラフトのお土産付きです! 他にもさかな釣り、スマートトス、輪投げコーナーなど ちょとした子どもが遊べるコーナーも用意しています😊👏 認知症を見守る輪を広げる-オレンジパンダ- 「認知症は、65歳以上の5~6人に1人が発症すると言われている身近な病気です。オレンジパンダは、認知症サポーター、キャラバン・メイトを中心に、認知症の人もそうでない人も、誰もが気軽に参加し、多世代で交流ができるつどいの場づくりを企画・運営するサークルです。8月が初のイベントで、9月にもイベントの企画、市役所ロビーや三田市立図書館等での展示企画も進めています。幅広い世代の人に、認知症に興味を持ってもらえるきっかけを作れれば嬉しいです」 代表:指宿シンイチロウ 問い合わせ先:三田市地域包括支援センター メール:[email protected] TEL:079-559-5941 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【公式】料理研究家 指宿さゆり #認知症 #認知症サポーター #三田市地域包括支援センター #オレンジパンダ #三田市 #イベント #夏休み #小学生 #祭 #三田市ランチ #パンダ三田 #パンダ三田代表指宿シンイチロウ #指宿慎一郎 #料理研究家指宿さゆり #レシピ制作専門スタジオ #コープ #神戸市 #神戸三田プレミアムアウトレット #夏休み自由研究 #こどものいる暮らし #食育 #子供のいる暮らし #神戸市北区 #三木市 #夏休みの過ごし方 #小学生 #社会福祉士 #社会貢献 #ヤングケアラー #若年性認知症 #助け合い (三田市総合福祉保健センター) https://www.instagram.com/p/CgOgIK_Pqhe/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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xf-2 · 5 years
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一 はじめに
(日本オリンピック)  五輪史上初の衛星生中継。世界が見守る中、聖火を手に、国立競技場に入ってきたのは、最終ランナーの坂井義則(よしのり)さんでした。  八月六日広島生まれ。十九歳となった若者の堂々たる走りは、我が国が、戦後の焼け野原から復興を成し遂げ、自信と誇りを持って、高度成長の新しい時代へと踏み出していく。そのことを、世界に力強く発信するものでありました。  「日本オリンピック」。坂井さんがこう表現した六十四年大会は、まさに、国民が一丸となって成し遂げました。未来への躍動感あふれる日本の姿に、世界の目は釘付けとなった。  半世紀ぶりに、あの感動が、再び、我が国にやってきます。  本年のオリンピック・パラリンピックもまた、日本全体が力を合わせて、世界中に感動を与える最高の大会とする。そして、そこから、国民一丸となって、新しい時代へと、皆さん、共に、踏み出していこうではありませんか。
(新しい時代へ踏み出す)  「日本はもう成長できない」。七年前、この「諦めの壁」に対して、私たちはまず、三本の矢を力強く放ちました。その果実を活かし、子育て支援、教育無償化、更には働き方改革。一億総活躍社会を目指し、まっすぐに進んでまいりました。  厳しさを増す安全保障環境を直視しながら、平和安全法制を整備し、防衛力を抜本的に強化しました。地球儀を俯瞰(ふかん)する視点で、世界を駆け回り、ダイナミックな日本外交を展開してきました。  我が国は、もはや、かつての日本ではありません。「諦めの壁」は、完全に打ち破ることができた。その自信と誇りと共に、今、ここから、日本の令和の新しい時代を、皆さん、共に、切り拓いていこうではありませんか。
二 復興五輪
 二〇二〇年の聖火が走り出す、そのスタート地点は、福島のJヴィレッジです。かつて原発事故対応の拠点となったその場所は、今、我が国最大のサッカーの聖地に生まれ変わり、子どもたちの笑顔であふれています。  常磐自動車道に続き、本年三月、JR常磐線が全線開通します。これに合わせ、双葉町、大熊町、富岡町の帰還困難区域における避難指示の一部解除に向け、準備を進めます。  浪江町では、世界最大級の、再生エネルギーによる水素製造施設が、本格稼働します。オリンピックでは、このクリーンな水素を燃料とす���自動車が、大会関係者の足となります。そして、大会期間中、聖火を灯し続けます。リチウムイオン電池、AIロボット。未来を拓く産業が、今、福島から次々と生まれようとしています。  津波で大きな被害を受けた、宮城県を訪れる外国人観光客は、震災前の二倍を超えました。岩手県では三倍となっています。昨年九月に陸前高田市で開業したばかりの道の駅では、僅か一か月で十万人の観光客が訪れ、賑(にぎ)わいを見せています。  来年度で復興・創生期間は終了いたしますが、次のステージに向け、復興庁を司令塔に、政治の責任とリーダーシップの下で、福島の本格的な復興・再生、東北復興の総仕上げに、全力で取り組んでまいります。  九年前、ファーディーさんは、ラグビーチームの一員として、釜石で、東日本大震災を経験しました。  「ここで帰ったら後悔する」  オーストラリア大使館から避難勧告を受け、家族から帰国を勧められても、ファーディーさんは、釜石に残り、救援物資の運搬、お年寄りや病人の搬送。困難に直面する被災者への支援を続けました。  その感謝の気持ちと共に、本年、釜石は、オリンピック・パラリンピックに際し、オーストラリアのホストタウンとなります。岩手県野田村は台湾、福島県二本松市はクウェートなど、二十九の被災自治体が、支援を寄せてくれた人々との交流を深めます。  心温まる支援のおかげで力強く復興しつつある被災地の姿を、その目で見て、そして、実感していただきたい。まさに「復興五輪」であります。  東日本大震災では、百六十三の国と地域から支援が寄せられました。我々が困難の時にあって、温かい支援の手を差し伸べてくれた世界の方々に、改めて、今、この場から、皆さんと共に、感謝の気持ちを表したいと思います。
三 地方創生
(観光立国)  全体で五百近い市町村が、今回、ホストタウンとなります。これは、全国津々浦々、地域の魅力を世界に発信する、絶好の機会です。  北は北海道から、南は沖縄まで。アイヌの皆さんが受け継いできた伝統音楽や食文化、琉球舞踊など、我が国が誇る全国各地の地域文化に触れていただく「日本博」を、本年、開催いたします。  国の文化財を積極的に活用できる制度を設け、地域のアイデアによる観光地づくりを後押しします。自家用車による有償の運送サービス制度について規制緩和を行い、外国人観光客の皆さんの地方での足もしっかりと確保いたします。  首里城の一日も早い復元に向け、全力を尽くします。三月には、那覇空港第二滑走路の供用を開始します。発着枠を十万回以上拡大することにより、アジアのゲートウェイとして、沖縄の振興に取り組んでまいります。  オリンピック・パラリンピックに向けて、サイバーセキュリティ対策、テロなど組織犯罪への対策に万全を期すことで、安全・安心をしっかり確保いたします。五年後の大阪・関西万博も視野に、多言語化、Wi‐Fi環境の整備など、観光立国の基盤づくりを一気に進めます。高い独立性を持った管理委員会の下、厳正かつ公平・公正な審査を行いながら、複合観光施設の整備に取り組みます。  更には、外国人観光客の多様なニーズに応える宿泊施設など世界に冠たる観光インフラを整え、二〇三〇年六千万人目標の実現を目指します。
(農産物輸出)  世界に目を向けることで、地方に新しいチャンスが広がります。  昨年、EUへの牛肉やコメの輸出は、約三割増えました。TPP諸国への乳製品の輸出も、二割を大きく上回る伸びとなりました。甘い「紅はるか」は、シンガポールやタイで大人気です。さつまいもの輸出は、昨年、四割以上増加しました。  先月、中国への牛肉輸出について、解禁令が発出されました。今月発効した日米貿易協定も活かし、おいしくて、安全な、日本の農林水産物の世界への挑戦を、力強く後押しいたします。  農地の大規模化、牛の増産や、水産業の生産性向上など、三千億円を超える予算で、生産基盤の強化を進めます。販路開拓など海外への売り込みを支援します。  神戸牛、ルビーロマン、ゆめぴりか。農家の皆さんの長年にわたる努力の結晶である、日本ブランドを、海外流出のリスクからしっかりと守ります。  CSF対策を一層強化します。野生動物の感染が発見された場合にも、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限などのまん延防止措置を実施できるようにします。ASFについても、海外から持ち込まれる肉や肉製品の検疫を強化し、水際対策を徹底します。
(地方創生)  昨年の台風十九号では八ッ場ダムが利根川の被害防止に役立ちました。水力発電や農業用水などを目的とするダムについても、緊急時には省庁の縦割りを打破し、一元的に活用するための対策を、全ての一級河川を対象に、この夏までに取りまとめます。  相次ぐ自然災害の教訓を活かし、全国で、川底の掘削、堤防の整備、無電柱化を進めます。送電線の計画的な更新、電力会社、自衛隊、自治体の平時からの連携などにより、強靱(じん)な電力供給体制を構築します。防災・減災、国土強靱(じん)化を進め、災害に強い故郷(ふるさと)を創り上げてまいります。  東京から鉄道で七時間。島根県江津市は「東京から一番遠いまち」とも呼ばれています。二十年以上、転出超過が続き、人口の一割に当たる二千八百人が減少した町です。  しかし、若者の起業を積極的に促した結果、ついに、一昨年、転入が転出を上回り、人口の社会増が実現しました。  原田真宜(まさのり)さんは、パクチー栽培を行うため、東京から移住してきました。農地を借りる交渉を行ったのは、市役所です。地方創生交付金を活用し、起業資金の支援を受けました。農業のやり方は地元の農家、販路開拓は地元の企業が手助けしてくれたそうです。  「地域みんなで、手伝ってくれました」  地域ぐるみで若者のチャレンジを後押しする環境が、原田さんの移住の決め手となりました。  「地方にこそ、チャンスがある」。そう考え、地方に飛び込む若者を、力強く応援してまいります。東京から地方に移住して起業・就業する場合に最大三百万円支給する制度を、更に使いやすくします。「移住支援センター」を全国一千の市町村に設置し、移住へのニーズを実際の人の動きへとつなげてまいります。  都市に住む皆さんの地方での兼業・副業を促すため、人材のマッチングや移動費の支援を行う新たな制度を創設します。関係人口を拡大することで、将来的な移住につなげ、転出入均衡目標の実現を目指します。  企業版ふるさと納税を拡充し、地方における魅力ある仕事づくりを一層強化します。独占禁止法の特例を設け、まちづくりの基盤である地方の金融サービス、交通サービスをしっかりと維持・確保してまいります。地方の創意工夫を、一千億円の地方創生交付金で、引き続き応援します。  若者が将来に夢や希望を持って飛び込んでいくことができる。地方創生の新しい時代を、皆さん、共に、創り上げようではありませんか。
四 成長戦略
(中小・小規模事業者)  「東洋の魔女」が活躍したバレーボール。そのボールを生み出したのは、広島の小さな町工場です。その後、半世紀にわたり、その高い技術を代々受け継ぎ、今なお、五輪の公式球に選ばれ続けています。  全国各地の中小・小規模事業者の皆さんが、長年培ったオンリーワンの技術で、地域経済を支えています。しかし、経営者の多くが六十歳を超え、事業承継は待ったなしの課題であります。そして、若い世代の承継を阻む最大の壁が、個人保証の慣行です。  この春から、先代の経営者と後継者から個人保証を取る、いわゆる二重取りを原則禁止いたします。商工中金では、今月から、年間三万件、二兆円の新規融資について、個人保証なしの融資を原則とする運用を開始しました。  信用保証協会では、個人保証なしで後継者の皆さんの融資を保証する新制度を、四月からスタートします。経営の磨き上げ支援も行い、専門家の確認を得た後継者には、保証料をゼロとします。個人保証の慣行は新しい世代には引き継がないとの強い決意で、あらゆる施策を総動員してまいります。  七年前、十年ぶりの大改正を行った下請振興基準を、更に改正し、対象を拡大します。大企業に対しても、新たに金属産業、化学産業で、自主行動計画の策定を求めます。業界ごとの取引慣行に詳しい専門人材を下請Gメンに採用し、下請取引の更なる適正化に取り組んでまいります。  デジタル技術の進歩は、中小・小規模事業者にとって、販路拡大などの大きなチャンスです。デジタル取引透明化法を制定し、オンラインモールでの出店料の一方的引上げなど不透明な取引慣行を是正します。
(規制改革)  IoT、ビッグデータ、人工知能。第四次産業革命の大きな変化の中で、デジタル時代の規制改革を大胆に進めます。  本年から、無人自動運転を解禁し、中山間地域の皆さんに、安全で便利な移動手段を提供します。自動制御ブレーキを備えたサポートカーに限定した新たな免許制度を設け、その普及を拡大します。  AIが解析するデータのボリュームが、競争力を左右する時代です。個人情報を匿名化し、その詳細な分析を可能とすることで、ビッグデータの世界をリードしてまいります。  フィンテックによる多様な決済サービスが登場する中、金融分野の業法による縦割り規制を抜本的に見直します。マイナンバーカードの取得を促し、来年度中に健康保険証としての利用を開始します。あらゆる行政手続の電子化を進め、対面での確認が必要なものなどを除き、二〇二四年度までに完了いたします。  技術の進歩による急激な変化に対し、消費者の安全・安心を確保していきます。個人データの利用停止を可能とするなど、個人情報保護を強化します。あおり運転を刑罰の対象とし、道路へのカメラ設置などにより、悪質な運転者の取締りを徹底します。空港施設へのドローン飛行を禁止し、飛行経路の安全を確保してまいります。
(イノベーション)  吉野彰(あきら)先生のノーベル化学賞受賞を、心よりお慶び申し上げます。  吉野先生に続く、未来を担う若手研究者に、大胆に投資します。自由な発想で挑戦的な研究に打ち込めるよう、資金配分を若手に思い切って重点化します。安定的なポストを確保し、海外留学を含めたキャリアパスを確立することで、若者が将来に夢や希望を持って研究の世界に飛び込める環境を整えます。  変化のスピードを先取りし、これまでにない価値を生み出す鍵は、ベンチャー精神です。大企業などからベンチャー企業への投資を税制で支援し、いわゆる自前主義からの発想の転換を図ります。国の研究機関によるベンチャー企業への出資を促すことで、蓄積された研究成果や技術を新しい産業へと成長させてまいります。  第四次産業革命がもたらすインパクトは、経済のみにとどまらず、安全保障をはじめ、社会のあらゆる分野に大きな影響を及ぼします。国家戦略としての取組が必要です。  その基盤インフラは、通信です。5G、ポスト5G、更にその先を見据えながら、大胆な税制措置と予算により、イノベーションを力強く後押しします。安全で安心なインフラが、これからも安定的に供給されるよう、グローバルな連携の下、戦略的に取り組んでいきます。  次世代暗号などの基盤となる量子技術について、国内外からトップクラスの研究者・企業を集める、イノベーション拠点の整備を進めます。  月を周回する宇宙ステーションの整備、月面での有人探査などを目指す新たな国際プロジェクトに、我が国として、その持てる技術を駆使し、貢献いたします。将来的な火星探査なども視野に、人類の新たなフロンティアの拡大に挑戦します。  Society 5.0の時代にあって、教育の在り方も、変わらなければなりません。本年から小学校でプログラミング教育を開始します。四年以内に、全ての小学生、中学生に一人一台のIT端末を揃(そろ)えます。企業エンジニアなど多様な外部人材を登用することで、新しい時代の教育改革を進めます。
(アベノミクス)  今般取りまとめた新しい経済対策は、まさに、安心と成長の未来を切り拓くものであります。事業規模二十六兆円に及ぶ対策を講じることで、自然災害からの復旧・復興に加え、米中貿易摩擦、英国のEUからの離脱など海外発の下方リスクにも万全を期してまいります。  日本経済は、この七年間で十三%成長し、来年度予算の税収は過去最高となりました。公債発行は八年連続での減額であります。経済再生なくして財政健全化なし。この基本方針を堅持し、引き続き、二〇二五年度のプライマリーバランス黒字化を目指します。  この六年間、生産年齢人口が五百万人減少する一方で、雇用は三百八十万人増加しました。人手不足が続く中で、最低賃金も現行方式で過去最高の上げ幅とな��、史上初めて全国平均九百円を超えました。足元では、九割近い中小企業で、賃上げが実現しています。  雇用環境が好転している今、就職氷河期世代の皆さんの就業を、三年間集中で一気に拡大します。この世代に対象を絞った求人を解禁するなど、あらゆる施策を講じ、意欲、経験、能力を活かせるチャンスを広げていきます。  兼業や副業をやりやすくするため、労働時間に関するルールを明確化します。労働施策総合推進法を改正し、大企業に中途採用・経験者採用比率の開示を求め、多様で柔軟な働き方が可能となるよう、改革を進めます。  経済社会が大きく変化する中、ライフスタイルの多様化は時代の必然であります。今こそ、日本の雇用慣行を大きく改め、働き方改革を、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。
五 一億総活躍社会
(全世代型社会保障)  この春から、大企業では、同一労働同一賃金がスタートします。正規と非正規の壁がなくなる中で、パートの皆さんへの厚生年金の適用を更に広げてまいります。三千億円を上回る、ものづくり補助金、IT補助金、持続化補助金により生産性向上への支援、社会保険手続の負担軽減を行いながら、従業員五十人を超える中小企業まで段階的に拡大します。  高齢者のうち、八割の方が、六十五歳を超えても働きたいと願っておられます。人生百年時代の到来は、大きなチャンスです。働く意欲のある皆さんに、七十歳までの就業機会を確保します。  こうした働き方の変化を中心に据えながら、年金、医療、介護全般にわたる改革を進めます。  年金受給開始の選択肢を、七十五歳まで広げます。在職老齢年金についても、働くインセンティブを失わせることのないよう、見直しを行います。  二〇二二年には、いわゆる団塊の世代が七十五歳以上の高齢者となる中で、現役世代の負担上昇に歯止めをかけることは、待ったなしの課題です。  年齢ではなく、能力に応じた負担へと見直しを進めます。七十五歳以上であっても一定以上の所得がある方には、窓口での二割負担を新たにお願いすることを検討します。併せて、かかりつけ医機能の強化を図るため、大病院の受診に定額負担を求めることで、現役世代の負担上昇を抑えます。  医療や介護について、予防への取組を強化することで、いつまでも健康で、活躍できる社会づくりを行います。  子どもたちから、子育て世代、現役世代、そしてお年寄りまで、全ての世代が安心できる「全世代型社会保障制度」を目指し、本年、改革を実行してまいります。
(子育て支援)  子どもたちの未来に、引き続き、大胆に投資してまいります。  昨年の幼児教育・保育の無償化のスタートに続き、この四月から、真に必要な子どもたちの高等教育の無償化が始まります。私立高校の実質無償化も実現し、子どもたちの誰もが、家庭の経済事情にかかわらず、夢に向かって頑張ることができる社会を創り上げてまいります。  保育の受け皿整備を進め、待機児童ゼロを実現します。これまでの取組により、待機児童の数は、昨年、調査開始以来、最少となりました。いまだゼロが実現できていない自治体には、保育ニーズに応じた整備計画の策定を求め、取組を強化していきます。  妊娠、出産、子育てへの切れ目ない支援を行います。来年春までに、子育て世代包括支援センターを全ての市町村に設置します。所得の低いひとり親世帯への支援を拡大し、子育てしやすい社会づくりを更に強化します。「希望出生率一・八」の実現を目指し、深刻さを増す少子化の問題に真正面から立ち向かってまいります。
(一億総活躍社会)  我が国には、意欲と能力あふれる女性たちがたくさんいます。全ての女性に活躍のチャンスを創り、その持てる可能性を十二分に開花することができれば、日本の経済社会は一変するはずです。  この六年で、女性の就業者数は、新たに二百九十万人増加しました。就業率は、二十五歳以上の全ての世代で米国を上回っています。M字カーブは確実に解消に向かっています。引き続き、女性活躍の旗を高く掲げ、女性の皆さんが働きやすい環境づくり、女性リーダーの拡大に向けた取組を一層進めます。更に、民間シェルター支援によるDV対策などに取り組んでまいります。  女性も男性も、若者もお年寄りも、障害や難病のある方も、更には一度失敗した方も、誰もが多様性を認め合いその個性を活かすことができる社会、思う存分その能力を発揮できる社会を創る。一億総活躍社会の実現こそが、まさに少子高齢化を克服する鍵であります。  バリアフリー社会の実現に向けて、公共交通機関における取組を強化します。耳の聞こえない方に対する、無償で手話通訳を利用できる電話リレーサービスを整備します。重度障害者の皆さんの就労の意欲を後押しするための仕組みを強化します。  「その能力は磨けば無限である。」  中村裕(ゆたか)医師は、長年、障害者雇用に熱心に取り組んでこられました。  「身障者の社会進出のためにもスポーツを奨励しなければならない。」  中村先生の情熱によって、一九六四年、東京パラリンピック大会が実現しました。その後、パラリンピックは四年おきに継続的に実施されるようになりました。中村先生の思いは受け継がれ、半世紀以上の時を経て、再び、日本へと帰ってきます。  本年のパラリンピックを、世界中の人々に夢や感動を与える、素晴らしい大会とする。障害のある皆さんが、世界で最もいきいきと生活できる国・日本を、皆さん、共に、創り上げようではありませんか。
六 外交・安全保障
(積極的平和主義)  日本が、初めてオリンピック精神と出会ったのは、明治の時代であります。その時の興奮を、嘉納治五郎はこう記しています。  「世界各国民の思想感情を融和し以て世界の文明と平和とを助くる」  オリンピック・パラリンピックが開催される本年、我が国は、積極的平和主義の旗の下、戦後外交を総決算し、新しい時代の日本外交を確立する。その正念場となる一年であります。  日朝平壌宣言に基づき、北朝鮮との諸問題を解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指します。何よりも重要な拉致問題の解決に向けて、条件を付けずに、私自身が金正恩委員長と向き合う決意です。  もとより、我が国の国民の生命と財産を守るため、毅(き)然として行動していく。その方針はしっかりと貫いてまいります。米国、韓国をはじめ国際社会と緊密に連携してまいります。  北東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中で、近隣諸国との外交は、極めて重要となっています。韓国は、元来、基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国であります。であればこそ、国と国との約束を守り、未来志向の両国関係を築き上げることを、切に期待いたします。  プーチン大統領と長門で合意した、元島民の方々の航空機によるお墓参り、そして四島での共同経済活動は、着実に前進しています。一九五六年宣言を基礎として交渉を加速させ、領土問題を解決して、平和条約を締結する。この方針に、全く揺らぎはありません。私と大統領の手で、成し遂げる決意です。  日本と中国は、地域と世界の平和と繁栄に、共に大きな責任を有しています。その責任をしっかり果たすとの意志を明確に示していくことが、今現在の、アジアの状況において、国際社会から強く求められています。首脳間の往来に加え、あらゆる分野での交流を深め、広げることで、新時代の成熟した日中関係を構築してまいります。
(安全保障政策)  いかなる事態にあっても、我が国の領土、領海、領空は必ずや守り抜く。安全保障政策の根幹は、我が国自身の努力に他なりません。  この春から、航空自衛隊に「宇宙作戦隊」を創設します。更には、サイバー、電磁波といった新領域における優位性を確保するため、その能力と体制を抜本的に強化してまいります。  昨日、日米安全保障条約は、改定の署名から六十年を迎えました。日米同盟は、今、かつてなく強固なものとなっています。その深い信頼関係の下に、二〇二〇年代前半の海兵隊のグアム移転に向け、施設整備などの取組を進めます。抑止力を維持しながら、沖縄の基地負担軽減に、一つひとつ結果を出してまいります。  日米同盟の強固な基盤の上に、欧州、インド、豪州、ASEANなど、基本的価値を共有する国々と共に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指します。
(国際社会の課題解決)  この七年間、八十の国・地域を訪問し、八百回を超える会談を重ねてまいりました。各国首脳との信頼関係の上に、国際社会が直面する共通課題の解決に向け、世界の中で、主導的な役割を果たしていく覚悟です。  中東地域における緊張の高まりを深く憂慮します。我が国は、全ての関係者に、対話による問題解決と自制的な対応を求めます。これまで培ってきた中東諸国との友好関係の上に、この地域の緊張緩和と情勢の安定化のために、これからも、日本ならではの平和外交を粘り強く展開いたします。エネルギー資源の多くをこの地域に依存する我が国として、こうした外交努力と併せて、自衛隊による情報収集態勢を整え、日本関係船舶の安全を確保します。  自由貿易の旗手として、二十一世紀の経済秩序を世界へと広げてまいります。EUから離脱する英国とも、速やかに通商交渉を開始します。TPPの更なる拡大や、インドを含めたRCEP交渉を主導します。データ流通の新たな国際ルールづくりを、大阪トラックでリードしていきます。  G20で合意したブルー・オーシャン・ビジョンには、既に五十九の国から賛同を得ています。この流れを更に世界へと広げていくことで、二〇五〇年までの海洋プラスチックごみによる新たな汚染ゼロの実現を目指します。  我が国は、五年連続で温室効果ガスの削減を実現いたしました。二〇一三年度比で十一・八%の削減は、G7の中で英国に次ぐ削減量です。長期戦略に掲げた脱炭素社会を早期に達成するため、ゼロエミッション国際共同研究拠点を立ち上げます。米国、EUなどG20の研究機関の叡智(えいち)を結集し、産業革命以来増加を続けてきたCO2を、減少へと転じさせる、「Beyondゼロ」を目指し、人工光合成をはじめ革新的イノベーションを牽(けん)引します。  世界の平和と安定、自由で公正で開かれた国際ルールの構築、気候変動をはじめとした地球環境問題への挑戦。より良き世界の実現に向かって、新しい時代の日本外交の地平を、皆さん、共に、切り拓いていこうではありませんか。
七 おわりに
 「人類は四年ごとに夢をみる」  一九六四年の記録映画は、この言葉で締めくくられています。新しい時代をどのような時代としていくのか。その夢の実現は、今を生きる私たちの行動にかかっています。  社会保障をはじめ、国のかたちに関わる大改革を進めていく。令和の新しい時代が始まり、オリンピック・パラリンピックを控え、未来への躍動感にあふれた今こそ、実行の時です。先送りでは、次の世代への責任を果たすことはできません。  国のかたちを語るもの。それは憲法です。未来に向かってどのような国を目指すのか。その案を示すのは、私たち国会議員の責任ではないでしょうか。新たな時代を迎えた今こそ、未来を見つめ、歴史的な使命を果たすため、憲法審査会の場で、共に、その責任を果たしていこうではありませんか。  世界の真ん中で輝く日本、希望にあふれ誇りある日本を創り上げる。その大きな夢に向かって、この七年間、全力を尽くしてきました。夢を夢のままで終わらせてはならない。新しい時代の日本を創るため、今日、ここから、皆さん、共に、スタートを切ろうではありませんか。  御清聴ありがとうございました。
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kiitatakita · 5 years
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聴講メモ 堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会共同シンポジウム ~個人情報保護法の見直しと医療・防災における個人情報の利活用~
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
開催案内:https://horibe-morita20190820.peatix.com/ 日 時:2019年8月20日(火)10:00〜17:30 会 場:津田塾大千駄ヶ谷キャンパス 主 催:堀部政男情報法研究会・森田朗行政学研究会 共 催:一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)     一般財団法人情報法制研究所(JILIS) 後 援:個人情報保護委員会     国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター      理化学研究所AIP(依頼中)     情報法制学会(ALIS)     情報ネットワーク法学会     一般財団法人日本情報経済社会推進協会     一般財団法人日本データ通信協会     株式会社KDDI総合研究所
(以下、敬称略)
※午前は聴講できず。メモ無し。
総合司会:高野一彦 関西大学教授・堀部情報法研究会理事
開会 10:00 開会の挨拶 堀部 政男 堀部情報法研究会 会長
第1部:我が国における個人情報保護法制のこれから
10:05〜10:35(30分) 1.基調講演「個人情報保護委員会の設置と役割」   堀部 政男 一橋大学名誉教授、前個人情報保護委員会 委員長、KDDI総合研究所 招聘研究員 10:35〜10:55(20分) 2.個人情報保護法三年ごと見直し(法改正)に向けて(ビデオ)  宍戸 常寿  東京大学教授 10:55〜12:30(95分) 3.パネルディスカッション 「個人情報保護法の見直し:中間整理とパブコメ」 司会:高野 一彦  関西大学教授 小向 太郎  日本大学教授 佐脇 紀代志 個人情報保護委員会事務局 鈴木 正朝  新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長 山本 龍彦  慶應義塾大学教授
12:30〜13:30 昼食(60分)
第2部:我が国における医療情報の利活用 13:30〜14:00(30分) 4.基調講演「個人情報が命を救う! 〜 医療と防災における個人情報の活用と保護のバランス〜」  森田 朗  森田行政学研究会 会長、津田塾大学教授・東京大学名誉教授、一般社団法人日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)理事長
医療情報を活用する、日本の医療、世界の医療の発展のために活用すべき。JUMPで活動。
IT推進本部デジタルガバメント分科会会長。
デジタル化がもたらすもの 先進諸国のめざす方向 マイナンバーの活用推進
『第3の波』でも指摘されているが、IT技術をもっと活用すべき。 個人情報の活用、IT技術の活用にはリスクもある。リスクをコントロール、最小化し、ベネフィットを最大にする。
給付、サービスの最適化 一定の基準で平等、公正に。正確に、早くするために個人IDの活用
民間企業が利益のために活用することによる問題
今日の議論における欠落  比較衡量の視点の必要性  リスクを最小化しつつ、メリットを最大化する リスク”ゼロ”は非現実的  私的企業活動と公共的利用  通常時の制限と非常時の活用 利用制限と収集制限   収集しても利用を制限する方法もある  制度整備の促進を 被害者の救済策と被害拡大の抑制   ある程度のリスクが発現した場合に、どうやって被害を最小化するか
現代の医療  疾病構造の変化 高齢化と生活習慣病  医療技術の発展 個別化医療 希少疾病  医療政策の転換 治療から予防へ これらを実現するためには、全国民についての生涯にわたる健康情報の蓄積が必要 PHR
医療分野における情報活用 1.個々の患者に対する最適な医療の提供 2.生涯にわたる国民の健康管理 3.医学及び医薬品・医療機器等のイノベーション 4.医療資源の最適配分 5.医療保険財政の持続可能性
国民IDと情報の結合  全国民に付番されたIDに基づいて、各所に保存されている健康情報を紐づけられることが必要  →個人情報保護との調整が必要  現状:レセプト(NDB)、DPC、がん登録、特定健診等の既存のDBの結合が課題  医療分野におけるIDの活用は決定済。ただし、マイナンバーは使用しない。被保険者番号を使用し、識別子を使って過去の被保険者情報と結合  ①研究・開発のために匿名化されたビッグデータの活用  ②個別患者の治療において、過去の診療情報の活用を可能に    機微性の高い情報にどうやってアクセスするか
医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05744.html
災害時の個人情報活用  災害時   多数の被災者と限られた救済資源   効率的な安否確認、家族等の安否・所在確認の必要性   医薬品等の必要物資の調達とデリバリー   避難所での生活支援  海外   ID(カード)の活用による情報の結合と共有   非常時における本人確認と救済支援活動の効率化   日常的な個人情報システムの整備   個人情報保護の仕組みと有効かつ効率的システムの構築 リスク評価を含む費用対効果の分析
非常時に使うためには平時に情報の蓄積が必要だが、リスクを無視していいというものではない。 比較評価をして、便益、リスクを取捨選択しなければならない
システムを作るときのコストは産出されるが、長期的なベネフィットは試算されていない
14:00〜14:30(30分) 5.「個人情報保護と医療・医学研究 憲法の観点から」  曽我部 真裕 京都大学教授
基本権同士の調整の問題 情報法の問題であるとともにその背景にある憲法の問題でもある
多くの憲法学者は、憲法で保障されるプライバシー権には自己情報コントロール権が含まれ、個人情報保護制度はそれを具体化したものであるとする。
憲法学説の主流:自己情報コントロール権説  憲法13条で保障 プライバシー権理解は私人間にも通用
佐藤説 道徳的自律存在としての個人
自己決定の観念  実定法上、どの程度貫徹されているか  そもそもなぜ自己決定が必要なのか?
個人情報保護法において同意が果たす役割は限定的  行政機関個人情報保護法では更に余地は限られている。
GDPRではもっと同意のプレゼンスは大きいが、限られている。
それ自体が人格的自律に深くかかわるようなものとは異なり、プライバシーの文脈での情報自己決定は、ごく一部のセンシティブ情報を除けば、それ自体が人格的自律に関わるものでは必ずしもなく、手段的なものだと理解される。
社会通念上不当な取り扱い及びそれに起因する不利益を防止するのが目的で、自己紹介・同意の要素は基本的はそのための手段
「同意」は本当に有効か
医療の発展による社会全体の便益 学問の自由 介入制限 研究者共同体の自律
個人情報保護法76条1項3号の趣旨は? 実体法的? 権限分配的?
2000個問題 研究倫理指針
規制の統一性
論究ジュリスト24号
14:30〜15:00(30分) 6.「医療分野におけるAIの活用と法的課題」  新保 史生  慶應義塾大学教授
汎用型AIの開発は途上 薔薇色の夢から現実的な用途へ
AI利用への信頼は?
AIによる読影 医師の診断と異なる場合は?
インフォームドコンセントが意志の責任軽減の手段になってしまう?
希少疾患は患者が分かってしまう確率が高い。通常の疾患でも6割程度は特定可能
過剰反応と過小評価
カルテ等の診療情報の活用に関する検討会報告書
診療録の作成・保存は義務
責任の所在が問題
東京地判平成7年7月28日  承諾が必要
自己決定を由来としてインフォームドコンセント
説明すればいいのか?
自己情報の開示請求権の行使という考え方もできる
21st Century Cures Act
第3部:我が国における防災情報の課題 15:15〜15:45(30分) 7.「防災と名簿」  加藤 尚徳  KDDI総合研究所・理化学研究所AIP
防災と2000個問題 南海トラフ地震 要配慮者名簿の取扱
医療トレーサビリティ推進協議会
真備地区の水害と個人情報の問題  避難所により避難者情報の取扱いに違い  体育館に紙の名簿を張り出すところもあった  受付票の電子化を住民が申し出たが、個人情報への配慮から行われず  別の小学校では住民の個人のPCで入力し、出力したものを張り出した
協力機関に受付票は開示されなかった
被災者 「何回も何回も、同じことを聞かれた」
発災する前に必要な情報は取得する必要がある
倉敷市連合医師会  個人情報保護の観点から情報が共有できない  どこに誰がいるのかさえ分からない   昼間、作業している人に晩御飯がない…  必要な支援に繋げられない   在宅被災者の問題 自宅から動けない人と医療
指定避難所に逃げられない 名簿の重複とメンテナンス
災害に関連した3つの名簿  要支援者名簿…事前に名簿化   共有前提 要支援者の定義にばらつき 手上げ方式  避難所名簿   複数作られる 管理者不明・不在の名簿 名簿の拡散  被災者台帳…行政(基礎自治体)が作成 住基台帳とリンク   罹災証明の発行に使われることも 物が中心
3つの名簿は相互関係がないので、紐付けできない
基礎自治体ごとに作られるので、リンクしない 非住民は捕捉できない
単一ID(国内)を使った紐付け+お薬手帳、レセプト、銀行口座、センシングデータ 等々
IDの悉皆性を担保できるか 異同を捕捉できるか 時間軸の中でシームレスに繋げられるか 他の情報追加できるか
レセプトデータ(GS-1コード)
第4部:総 括 15:45〜17:20(95分) 8. パネルディスカッション 「防災、医療と個人情報の利活用」  司会 森田 朗 津田塾大学教授/JUMP理事長  鈴木 正朝  新潟大学教授・理研AIP・JILIS理事長  山本 龍彦  慶應義塾大学教授  加藤 尚徳  KDDI総合研究所・理研AIP
す 3・11で問題が浮上。もう1つの問題は老々介護。医療・防災についてはみんなが考えてくれる。具体的な利活用の問題はシンパシーを得やすい。共通、具体的な問題から考えていく。
や 医療IDを用いた連携については監視国家論からの批判があるが、自分は肯定的である。自由の促進の面もある。システムを作り、どういう場面でファイアウォールを引き抜くのか?医療情報の利用目的は多様。「公共の福祉」の濫用は不信感を招く。製薬会社がどれくらい責任を持つのか?AI関係ではデータの偏りの問題がある。少数派の診断の品質。 スマホを持っていない人の情報は取りこぼされる。
か 防災の場合は、FWを引っこ抜く時期は明白だが、事前の情報収集をどう進めるか。IDがないが故��FW無し状態。バックグラウンドで動くIDは不可欠ではないか。
も 行政の現場で、どういうときに何が必要なのか。認知症で独居の高齢者をどうやって助けるのか。その人達に同意を取るということは?
す 日本の戸籍制度は世代間を貫いて情報が整理されている。一方で、新たなDBは腫れもの扱いされている。 平時の有事に備えた名簿整備は生存権に関わる。法制度が父権主義的に立ち入ることについて提示し、反応を見てもいいのではないか。理論を緻密に積み上げ、やっていいこと、やってはいけないことを考える。
や 同意至上主義、同意絶対主義というのは、どこの地域、どこの国でも取っていない。リスクを防ぐための保護を先に考える必要がある。リスクを踏まえた制度作りが必要。集合的同意の調達と制度 地域包括ケアにおける同意の弊害については、平時のFWであり、発災時の利用をどうするか、正当に使うことをどうやって担保するか。
か 「同意」といった場合、誰に対する同意なのかで違ってくるのではないか。対国家と私人間では違うのではないか。p2pかc2pか2gか。主体をベースに考えられていた同意が、目的に依ってくるのではないか。 データ活用における財政目的をどう考えるのか。
や 保険医療制度の維持と密接に関係している。パブリックなインタレストとガバメントのインタレストが混同されることがある。財政はパブリックというよりもガバメントの利益。ガバメントの利益であることを正面から言って、説明を尽くす。ナッジの議論、健康ファシズムの問題。ナッジが効きすぎると強制になってしまう。
も 財政上に必要なのはアグリゲートされたデータ。個票ベースのデータは必要だが、必要なのは蓄積と数量。エビデンスベースドポリシーメイキング 基礎データを集めておくことは国民にとってプラスになるが、何の為に、誰に使わせるかは注意が必要。 データを資源としてどのように評価するか。
す 金の切れ目が命の切れ目になるのが社会保障制度の問題。国内の分断が共感ベースでの社会保障を切断しかねない。憲法がどこまで支えてくれるのか。 DBの便益を最大化し、リスクを最小化するために、憲法が防波堤になるように、今のうちに検討すべきではないか。大きな弊害の前哨戦として。 最低限をどこに設定するか、価値観の確認をしたい時期。
や 憲法が要請している福祉国家の在り方自体を再検討すべき時期であるということには同意する。どこが民主主義に委ねることができない部分か。救貧の部分はそれであるが、防貧と混同されている。生活保護制度は救貧である。
か 組織的なボランティアは情報もきれいに使う。海外での支援の経験があり、費用についても計画的。精神論で乗り切るのは勘弁してほしい。根性論で社会設計して、根性論で乗り切れというのはあんまりだ。データを蓄積して分析していくことが必要。防貧の面でお金を削っても生きていけるだろうというのは根性論。データを積み上げ、緻密に見ていくべきではないか。
す エビデンスベースで政府を小さくしていくというのが大局であろうが、様々なデータで支えていくしかないだろう。濫用を規制し、どのようなデータを集めるかはパターナリスティックに政府が進めるしかない。この分野に注力するというのを決める。濫用抑止の為に透明性を高めて欲しい。資格の確認、直罰規定などで確認ができるように、権力側の動きを可視化できるように、制度を作ったうえで、プログラムによる社会へ。愚行権と全体に関わる部分の切り分けが必要
や ボランティアに税制的な優遇措置やポイント付与というやり方もあるし、スコアと結びつけるやり方もあるが、それも問題が出てくるのではないか。
か 仕組みがないと情報が使えない、情報が保護できないというところがある。情報管理の仕組み、資格を作って、災害時の情報管理を行うということはどうだろうか。防災の局面では必須ではないか。
も 情報をどうするかということを考えるときに、自由権が重要ではあると思う。 20世紀の後半からは受給権が重要になってきた。「健康で文化的な最低限度の生活」をエビデンスに基づいて決めるためにはきめ細かいデータが必要ではないか。
や どれくらいのお金が必要で、どのようなアーキテクチャが必要なのか、エビデンスに基づいて国民の同意を得ることが必要。データを出すために、どれくらいの特定性が必要なのかは重要。マイナス面をきちんと言っておくのは必要。
も 民主的に政治で決めると言った時に、1票の価値を厳密に同じにするということはどれくらい重要か。
や 最高裁は1対1を憲法は厳密に要請してはいないとしている。
も 都市部の利益が反映されやすい。政治的なバイアスが出てくるのではないか。選挙制度のもたらすバイアスをどうやって是正するか。 世代ごとに代表権を変えるという議論もある。少なくともそういう事実があるということをデータとして出していく、その為のデータ収集は必要。
す エビデンスの一定割合は個々人のデータになり得る。ルールメイキングをする場所をある程度、収斂していく必要があるだろう。人口減少で地方自治が全うできないという段階に至った時に、地方の仕事と中央の仕事を仕分けていくときに、個人情報の扱いを寄せていく必要があるのではないか。 広域災害時のルールはどうなるのか。法治国家の空白ができてしまうのか。テロの時はどうなるのか。先送りはできない。今回の改正でどうなるのか。
も AIが入って来た時にどうなるのか。
や 医療、防災とAIではデータの偏りが気になる。どういうデータを使ったのかが重要になる。マイノリティを弾いてしまうということがあり得る。アルゴリズムの適正さ、データの公正さをチェックする機関が必要になるのではないか、検証可能な仕組みも必要では。
か AIとデータの処理という観点から考えると、偏りによる差別をどう防止するか。処理の禁止、処理に付されない権利の保障、処理に対して異議申し立てをできる権利が考えられるが、最後のものが重要ではないか。 探索の為に解析する段階では広範なデータが必要になる。防災のように万人の命が懸かっているものについては、対象からの除外ではなく、結果に対する異議申し立てが最適ではないか。
す 防災においてはAIによる意思決定支援が初動段階ではあっていいのではないか。 日本はAIでも劣後するのではないか。ゴミデータではなく、構造化され、クレンジングされたデータがでてきた時に初めてAIを使えるのではないか。 やってはならないことをピン止めする。
も AIを入れなかった場合、なんでやるのか。開業医の高齢化が進んでいる。支援をさせる仕組みを入れる方が良いのではないか。高齢者の運転事故の問題もある。災害の場合、非日常の判断を求められる。判断の支援を積極的に考えて良いのではないか。
閉会 17:20〜17:30 閉会のことば  森田 朗   森田行政学研究会 会長
何の為に法制度があるのか。日本社会が変わりつつある今、維持するために、何をすべきか。 基本的なデータを集め、利用については厳しいチェックを入れる。FWを具体的にどのようにしていくのか議論すべき。
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nakanotomoki2 · 4 years
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次年度 政策提言!
令和3年度 市の施策並びに予算に関する提言・要望書
知立市議会 立志会 
 第6次知立市総合計画の目標に従い、以下の事項を提言・要望する。
【基本目標1】人と環境にやさしく、健康で安心して暮らせるまちづくり 第1 安心して暮らせるまちづくり 1 自主防災組織に対し、組織力強化のための教育や研修の充実を図り、防災士資格取得の推進を行い、市の防災力向上に努めること。 2 消防団員の処遇及び消防団の装備の更なる改善を図るとともに、機能別分団の役割を明確にし、実践的な研修及び訓練を実施すること。 3 災害時の情報提供や避難所運営に関して、多国籍化、散在化する外国人居住者に対する支援体制の強化を図ること。 4 防災倉庫の備蓄品の拡充・管理徹底と、市内事業所・団体との防災連携を強化すること。 5 犯罪多発地区(西小学校区)に交番の早期設置を強く要請し、併せて知立警察署の設置を目指すこと。 6 犯罪抑止力向上と犯罪発生時の早期解決に寄与する防犯カメラ設置の推進のため、防犯カメラ設置費補助金交付事業の普及を図ること。 7 近隣住民の迷惑になる長期放置された空家や空地について、環境面や防災面に配慮し、迅速かつ適切で積極的な対応を図ること。また、空家等の発生の抑制と利活用について、関係機関との連携強化を図り、市民に対し具体的解決策の提案に努めること。 8 大規模災害時の的確な対策改善と対応能力向上のため、災害救助経験のある自衛官等の配置の推進を図ること。 9 災害時に的確に市民への情報提供ができるよう、ホームページにアクセスが集中しても、サーバーダウンしないよう対策を講じること。 10 新型コロナウイルス等の感染症を踏まえ、「避難所における対応」、「災害対策本部の対応」、「ボランティア関係」などの災害対応全体の見直しを図ること。 11 地域の防犯パトロール等の防犯活動や人材育成を推進するとともに、犯罪多発地区(西小学校区)を重点に更なる啓発活動と防犯活動の強化に努めること。 第2 人にやさしいまちづくり 1 障がい者の自立を支えるため、障がいに取り組む関係機関の課題を共有し、自立支援のための体制作りを図ること。 2 労働可能な生活困窮者が自立し、安定した生活が送れるための計画づくりの支援を図ること。 3 公共施設内のトイレ洋式化とバリアフリーを早期に実施し、誰もが利用しやすい施設の改善に努めること。 4 早期の適切な対応が必要となる発達障がい児や、発達障がいの可能性のある子どもに対し、きめ細やかな支援をさらに充実させるため、小学校に対する子どもサポート教員や発達障害児支援補助員の人員加配を継続すること。 5 新型コロナウイルスの発生により、障がい者(重度・聴覚障害等)が学校、保健所への相談や病院への受診、コミュニケーション対応等に困難な状況を踏まえ、遠隔サービス等を利用した意思疎通支援体制の強化を図ること。
第3 健康で暮らせるまちづくり 1 高齢者福祉の地域支援体制の拡充のため、地域包括支援センターの北部地区への設置と、在��介護支援センターとの連携強化を継続すること。 2 地域包括ケアシステムの推進には、かかりつけ医の役割が取り分けて重要となっており、地域の資源であるかかりつけ医の重要性を広く市民へ周知するとともに、三師会との連携を強化すること。 3 特定健康診査・各種がん検診などの受診率の向上のため、ICT化を推進し、インターネットによる広報やオンライン予約等の施策を講じること。 4 コロナ禍での感染予防対策や健康管理、介護予防について、迅速かつ的確な情報提供に努めること。
第4 環境にやさしいまちづくり 不法投棄やフン害等の削減のため、環境美化推進条例の周知徹底及び適切な条例運用を実施することにより、不法投棄等の抑止と市民意識の向上に努めること。   【基本目標2】 人々が集う交流のまちづくり 第1 住みたくなるまちづくり 1 UR都市機構知立団地の再生に向けた協議を進め、昭和地区の持続可能なまちづくりに尽力すること。 2 歩道の拡幅や波打ちの改善、また交差点の段差解消など歩行空間おけるユニバーサルデザインを推進すること。特に、高齢化が進む昭和地区の団地外周の歩道については、引き続き整備に努めること。 3 衣浦豊田線(牛田新田北地区等)の側道の改良を図ること。 4 都市公園の健全な発展のため、総合公園整備事業基金の柔軟な運用を行うこと。 5 公共下水事業について、未整備地区の早急な整備を図ること。 6 知立北部地区の健全な都市発展を持続可能なものとするために、都市計画道路駒場牛田線整備事業を事業化させること。 7 本市唯一無二の地域資源である東海道松並木を活用し、本市の定住人口、交流人口増加を図る拠点として、知立松並木パーキングなどの施設を整備すること。 8 長年、地域の懸案事項である機織池について、地元町内会と協議を継続し、整備計画について検討を進め、機織池整備事業を事業化させること。
第2 訪れたくなるまちづくり 1 知立駅付近連続立体交差事業について、令和5年度完成に向け事業推進を加速させるとともに、知立駅周辺整備事業に関する国並びに県への財政支援を求める要望活動を継続的に実施すること。 2 知立駅周辺整備事業の事業効果早期発現を促すために、地域住民や関係団体等との連携及び情報共有を徹底するとともに、中心市街地の賑わいづくりと良好な住生活環境の両立を図ること。 3 今後、本市の地方創生の足掛かりとして三河知立移設駅を活用するため、駅南側のアクセス道路については、将来性を見据え自動車も通行出来るよう整備すること。 4 都市計画の中で企業誘致を積極的に推進するとともに、企業誘致を促す税制優遇措置や助成制度の創設を図ること。 5 知立市観光協会の事務局の早期独立と、観光情報発信拠点としての「知立市観光交流センター」の施策の充実を図ること。 6 市民の愛郷心を育むため、ちりゅっぴの継続的な活用を図ること。 7 中小企業振興基本条例の改正の趣旨に則り、中小企業対策の強化や地元企業の育成、特に小規模事業者育成に関する具体的な施策の推進を図ること。 8 市内事業者の育成の観点から、入札における適正な運用を図ること。
【基本目標3】 次代を担う子どもを豊かに育むまちづくり 1 いじめ及び不登校の防止を、家族や地域一体となって取り組む環境づくりに引き続き努めること。 2 共働き世帯の出生率の増加に伴い、0~2歳児保育の待機児童対策を図ること。 3 GIGAスクール構想の本旨でもある教育のICT化を推進するために、2020年度から小学校で実施される学習指導要領にも明記されている「情報活用能力の育成」や「ICTを活用した学習活動の充実」を図ること。 4 外国籍児童生徒の増加が顕著である知立東小学校を始め、八ツ田小学校や知立南中学校の児童生徒への学習面、及び児童生徒指導等での保護者対応のため、当該小中学校への通訳者の増員や新規配置、若しくは、市教委への通訳者の配置を行うこと。 5 GIGAスクール構想により支給されるデジタル端末を活用し、不登校児童生徒等への学習支援に、ICTを用いたリモート教育を推進すること。
【基本目標4】 互いの人権を尊重し、思いやりの心を育むまちづくり 1 多文化共生を更に推進させるため、具体的かつ効果的な事業充実を図ること。特に、就学前、就園前の外国人児童とその保護者に対する子育て環境の整備を図ること。 2 あらゆる分野における、男女共同参画の推進を図るため、目標値の実現に向けて女性の占める割合の増加に努めること。
【基本目標5】 芸術や文化を大切にするまちづくり 1 知立市文化芸術基本条例の実効性をより高め、本市の文化芸術をより一層推進させるため、有機的な連携を速やかに実施すること。 2 知立市文化会館駐車場の、新たな駐車場用地等を確保することにより、周辺道路の違法駐車をなくし、地域住民や事業運営者への負担軽減を図ること。 3 スポーツ活動の活性化や、普及、推進のため、施設の充実を図ること。 4 ユネスコ無形文化遺産に登録された「知立の山車文楽とからくり」の保存、継承への支援を図り、知立の観光資源として積極的に活用すること。 5 知立のかきつばたを、日本遺産並びにユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みを図ること。 6 知立市歴史文化基本構想を広く市民に普及させるため、また本市の今後30年のグランドデザインを明確にするため、「知立市歴史文化都市宣言」を行うこと。
【基本目標6】 知立が輝くための仕組みづくり 第1 市民が取り組む仕組みづくり 1 知立市まちづくり基本条例の理念に鑑み、コロナ禍における、市民協働体制及び情報共有体制の構築を早急に図ること。 2 コロナ禍において、町内会や各種団体活動の中止や縮小が余儀なくされる中、新たな活動スタイル構築のため、迷いや不安を抱えながら活動方法を模索している状況にある。ついては、それら団体に対し、積極的に団体間情報交換の機会提供及び支援策を講じると共に、オンライン等を利用し新生活様式の中で、安定的な運営が出来るような支援策を講じること。 3 コロナ禍において、オンラインでの情報共有や団体活動は、時代の要請として捉えられている。ついては、行政と町内会との関係強化策の一貫として、町内会公民館のオンライン環境導入整備促進に対する補助金メニューを速やかに創設すること。
第2 地域経営力のある行政づくり 1 知立市LINE公式アカウント情報配信事業の登録者数増加のための、出前講座等の取り組みを積極的に行うこと。 2 「知立市ICT推進のための基本方針」に則り、行政のDXの推進により最新技術の導入を進め、業務の効率化や市民へのサービス向上を図ること。 3 地方自治の3つの基本原則である①住民福祉の原則②行政効率の原則③法令適合の原則を遵守し、憲法第92条に規定される、地方自治の本旨の実現を目指すこと。 4 国連サミットで採択された2030アジェンダを目標化したSDGsを原動力として、地方創生強靭かつ環境にやさしい魅力的なまちづくりを目指し、SDGs未来都市として選ばれている愛知県や豊田市とも連携し、持続可能な都市・地域づくりを目指すこと。 5 地方自治法の一部改正により導入される、地方公共団体における内部統制制度の趣旨に鑑み、法令等を遵守しつつ、適正な行政サービスを安定的、持続的、効率的かつ効果的に提供していくため、その要請に対応した地方行政体制を確立すること。
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marikohigashi05 · 5 years
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年末年始の 医療機関 1月2日(木) ■ 午前9時~午後5時 いるかこどもクリニック(小児科) (桜堤2-7-27 メディシャトル桜堤102 電話番号0422-52-1650) 沼田内科小児科医院(内科) (吉祥寺北町2-5-17 電話番号0422-22-7260) ■ 午前9時~午後10時(休日準夜間病院) 武蔵野陽和会病院(内科) (緑町2-1-33 電話番号0422-52-3212) #年末年始 #病院 #武蔵野市 詳細は、武蔵野市の ウェブでご確認ください。 http://bit.ly/39u6gsU 入院を必要としない急病に対応します。 診療科目が専門外の場合や年齢や病状によって、他院をお勧めすることがあります。 内科に乳児や小児が受診する場合や、小児科に成人が受診する場合等は、事前に電話連絡のうえ受診してください。 なお、午前9時から午後5時までの間に1時間の休憩時間があります。 詳細については各医療機関に電話でお問い合わせください。 病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったら・・・ 東京消防庁 #7119 東(ひがし)まり子 プロフィール 1966 年生まれ。現在 4人家族。子供 2人は市内小学校卒。武蔵野女子学院高校 → 武蔵野女子短期大学卒(現 武蔵野大学) → ホリプロにて、1998 年長野オリンピックなどスポーツマネジメントを手掛ける。 H23 . 武蔵野市議会議員初当選。H24 〜28. 武蔵野大学キャリアデザイン講師。H28. 市内小学校 PTA 会長。その後次点を経て、 H29 . 10月1日市議会補欠選挙にて 25,499 票を獲得、当選を果たす。H31. 市議会議員選挙、トップ当選。現在文教委員長。地域活動 → 地元商店街役員、コミセン協力委員、ジャンボリー指導員など、現在も地域活動に汗を流す。第 11 期生 自民党政経塾卒。 こども、障害者、高齢者政策進めます。 「東(ひがし)まり子」は頑張ります! 武蔵野に家族と暮らしこの街が大好きです 生活感覚あふれる市議会議員を目指します! 1、子どもが幸せに暮らせる武蔵野市をつくります。市の子ども家庭センターと児童相談所の連携で児童虐待ゼロを目指します。 2、保育園の整備と私立幼稚園の支援充実。親子で集う0123施設を武蔵境地区につくります。 3、セカンドスクールなど、自然・職場・福祉・音楽体験教育の充実。 4、健康長寿社会を。地域包括ケア病床の増設。75歳までの雇用創出。シニアスポーツの充実で健康寿命の延伸を。 5、東京オリンピックパラリンピックに向けて、車椅子の方が使いやすい清潔な市の駅前公衆トイレの整備を。 6、武蔵境駅人気急上昇。(NHK放送)更に賑わいの創出を。nonowa口改札時間の延長を。  7、三鷹駅北口駅前広場の改良。吉祥寺のまちを更に魅力アップ。 8、SNSを活用し、若い世代の意見を政策に反映します。 9、災害時にペットと共に避難できないか検討します。 10、受動喫煙防止を国や都と連携し推進。「分煙」でまちをキレイに。 東まり子を応援する会 事務所: 〒180-0022 武蔵野市境2-6-27-206 TEL: 080-3120-0355 FAX: 0422-54-0137 [email protected] https://ameblo.jp/higashi-mariko/ #武蔵野市 #武蔵野市議会議員 #東まり子 #武蔵境 #自民党 #武蔵野市議会 #ひがしまり子 #市議会議員 #インスタ映え #インスタ映えする市議 #東真理子 #文教委員会 #統一地方選 #統一地方選挙2019 #ひがしまり子市議会議員 武蔵野市の自民党公認で挑戦する女性は32年ぶり #文教委員長 子育てを中心に、幼稚園、保育園、小学校、中学校など、幅広い分野で、市民の皆さんのご意見を伺いながら、しっかり政策を進めていきたいと思います。 #自民党2019 #メッセージTシャツプレゼント #女子力アップ #女子力 (Musashino, Tokyo) https://www.instagram.com/p/B6u91PbgXca/?igshid=285zbz3k4sv0
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konohana-douraku · 5 years
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11/3(祝) 秋のこのはな・2大音楽イベント同時開催の日!
このはな文化状況観察ブログ働楽のきてみて!このはな。今回は11/3(祝)文化の日に開催された、2つの音楽系イベントについてお伝えします。
例年このはなでは、秋に見っけ!このはなが開催されてきました。しかし昨年に続いて今年もまた開催されませんでした。
昨年は代わりとなる大きなイベントは行われませんでした。しかし今年は何と2つのイベントが、11/3(祝)文化の日に同時開催される運びとなりました。
まずはこのはな”めぐる”音楽祭。イベントを立ち上げたのは、今年梅香にオープンしたおでんBARぎゃみんのマスター宮城陽一さんです。此花区内に4つの会場を設け、参加ミュージシャンが会場を移動しながらライブを行います。観客もまた、お好みでこれらの会場を自由に往来。ちなみに料金は投げ銭制です。
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そしてもう一つのイベントが山田万博。街なかでポスターを見かけた時、あまりにも謎すぎて、思わず写メを撮りました。白地に黒の簡素なタイポグラフィながら、訴求力はバツグンで、とくに三角形を組合せてきちんと「祭」と読み解けるのが素晴らしい!
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この一連のデザインはこのはな在住の美術家三家総一郎さんのお仕事です。2年前の「見っけ!」の際、三家さんのワークショップに参加して三角形の木片を組合せてランプシェードを作ったのをふと思い出しました。さすがです、その、三角形を熟知したそのデザインワーク!
☆☆
かくして期待に胸ふくらませ、11/3(祝)文化の日、このはなの街へと繰り出しました。まずは四貫島の此花一休区民ホールを訪ねます。
☆☆☆
13:00頃 山田万博 @此花一休区民ホール(四貫島)
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この日真っ先におじゃましてみると、詩人・写真家で The Blend Osakaのディレクターも務める辺口芳典さんをはじめとするメンバーが、会場内の設営に追われていました。
スタッフの皆さんがお忙しい中、隅っこから会場をざっと見渡すと、体育館の中央に畳マットが敷かれ、その上に太鼓が並べられていました。その周囲には三家総一郎さんデザインの、三角が組み合わさったランプシェードが吊り下げられ、次第に会場らしい雰囲気が整えられていってる最中でした。
なるほど今日は四貫島住吉神社の夏祭りで地車囃子に携わっているメンバーが集まるのだな―ということが、この時点でようやく把握できました。
《つまり山田万博の「山田」とは、山田畳店店主・山田繁さんのこと!》
山田さんは長年、四貫島住吉神社の地車囃子を指導してきました。また辺口芳典さんの写真のモデルにもなっています。さらには家族で楽しめる児童文学の読み聞かせイベントこえのえほんでも会場に畳マットを敷いていただくなど、このはなのイベントではすっかりおなじみです。この山田さんのもとに集まる様々なジャンルの人たちが集まって、これからどんなイベントが始まるのか?―この時点では何も予想がつきません。しかしそろそろ時間なので移動せねばと区民ホールを後にして、われわれの拠点である働楽へと移動します。
☆☆☆
14:00頃 このはな”めぐる”音楽祭 @働楽会場(梅香)
梅香のわが働楽に駆け込むと、エントランスすぐ横にステージがすでに設営されていました。働楽会場は、奈良県橿原市出身のシンガーソングライター若林美樹さんからスタートです。
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働楽は、普段は福祉作業所という仕事の場。しかしこの日はライブ会場らしさあふれる空間に様変わり。一時期このはなにもよく遊びに来られてたイラストレーター小田島等さんの絵(かつては梅香伝説のスペースOTONARIに展示)も、久しぶりに表舞台に現れました。さて、若林さんの魅力といったらその歌声。澄んだ優しい声ですが、まっすぐな強さも併せ持ち、ストレートに心まで届きます。普段聴いてる音楽のジャンルとかこだわりといったものに縛られたものが、スルスルとほどけてくるような歌声です。歌に合わせて一緒にポーズを合わせるうちに、狭い場所でパイプ椅子に座ってる人たちの気分も徐々にほぐされ、そのうち一体感に包み込まれました。
☆☆☆
15:00頃 このはな”めぐる”音楽祭 @おでんBAR ぎゃみん会場(梅香)
主催者でもある宮城陽一さんのお店おでんBARぎゃみんへ急いで移動すると、粋な赤の着物姿で格好良くギターをかき鳴らす加藤愛(めぐみ)さんが、背面のガラスに映るこのはなの街並みをバックに、ハイテンションな歌声を響かせていました。
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オリジナル曲以外にも洋楽カバー、昭和の歌謡曲までを、時にオトコマエに、時にしっとりと歌います。ライブの合間に、加藤さんのファンの方とのおしゃべりからフリートークが始まりました。加藤さんの出生地・北海道の話で盛り上がり、その流れで生まれた長万部と今住む神戸がともに「海に近い」ことへの感慨を歌ったオリジナル曲を披露しました。そしてトリを飾った曲は『シンガーソングかあちゃん』。二児の母として育児に奮闘する日々をコミカルかつソウルフルに、歌い上げました。
☆☆☆
16:00頃 このはな”めぐる”音楽祭 @椿庵会場(朝日)
今度も足早に、レンタル着物の椿庵へと移動します。いつもは区内のイベント限定で振る舞われている椿庵名物のぜんざいやお餅を注文するお客さんも多く、スタッフの皆さん方がお膳を抱えて忙しく動き回っています。お客の半数以上は女性。そして土間に設けられた客席は満員御礼―ということで、舞台の隅に座って真横から演奏を拝見することに。
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普段、着物の着付け等に使われている畳部屋に設けられたステージに、佐水己山(尺八)さんと宮嶋幸枝(ピアノ)さんが登壇。まずは昭和30年代あたりにブームを呼んで現在も愛される尺八奏者福田蘭童(※クレージーキャッチの元メンバーで料理研究家・石橋エータローの実父でもあるんです)による和洋折衷のメロディが趣深い曲(※曲名失念、でもまた聴きたい)からスタート。そしてジャズのスタンダード『枯葉』も披露しました。尺八ならではの風を感じる枯れた音色にじっくり耳を傾けていると、秋ならではの寂寥感が不思議に伝わってくるものですね。
☆☆☆
17:00頃 このはな”めぐる”音楽祭 @Mercy Orgamon会場(西九条)
このはな”めぐる”音楽祭を開催する4会場の中では最も南に位置する、西九条のバーMercy Orgamon。こちらではジャズのライブはもちろん、楽器ごとのワークショップも頻繁に行われています。
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既に満員で身動きしづらい店内に、ごく普通の出で立ちのおじさん達が、わらわらと集まってきて、肩に担いだケースから楽器を取り出します。そのうち演奏が始まると、プレイヤーとの距離が半端なく近いせいか、いきなりグルーヴの渦中に巻き込まれてしまいました。
サックス、ギター、エレキベース、ドラム、フルート……ところでトランペットは?と思ってたら自分のすぐ横に座ってた車椅子のおじさんが、トランペットを取り出し、吹きはじめました。曲目はマイルス・デイビスの演奏で有名な『Bye Bye Blackbird』。全身の力を振り絞りながらも、飄々として軽やかなプレイを聴かせてくれるのでした。そしてその後はヴォーカル曲も披露(※曲目失念;;)。ふと思い出したんですがこの方、確か梅香在住のジャズメンHさんでは?―実はだいぶ前にお会いしたことがあるんですけど……ふと数年前の邂逅を思い出しつつ車椅子に目を向けるとJAZZY1120と書かれたステッカーが。ジャズメンは細部まで粋なものですね。
☆☆☆
18:00頃 ふたたび山田万博 @此花一休区民ホール(四貫島)
改めて四貫島の区民ホールに戻ってきました。講堂の板張りの上に敷かれた畳の上には和太鼓、鉦が置かれ、こちらに辺口芳典さん達を中心に立ち上げられた”ネオ地車囃子”チームHachiのメンバーが並んで演奏の真っ最中でした。
畳の外には竹筒が置かれ、その前に撥と座布団が置かれています。ざっくりと状況を把握した後で、見よう見まねで自分もその竹の前に座って、演奏に「参加」してみました。
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とはいえテンポが速くてリズムも複雑なので、最初のうちは、なかなか素人には追いつけません。なのでまずはじっくりリズムに耳を傾けることから。耳が慣れてきて、一定のパターンが見えてきたら、どこかの瞬間でポン、と竹を叩いてみます。すると一瞬だけですが「このグルーヴとつながれた!」という感触が。その後みんなと同じ瞬間にポン、ポン、ポン―と竹筒を叩く回数を増やしていって、最後には自分もこのグルーヴに取り込まれ、みんなとの一体感を味わうことができました。
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演奏メンバーは入れ替わり立ち替わり、様々に変化します。西九条神社のお祭りに参加してる皆さんがやって来て叩いたり、女性だけで叩いてみたり、あるいは四貫島住吉神社の地車囃子のメンバーがキツネ踊りを披露するなど、流れは自由自在に変化していきます。
《MCもおれへんのに何だこの一体感は!》
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一度会場に入れば、もう傍観者ではいられないのです。かといって参加者の行動を縛るものは一つもありません。演奏に参加したり、眺めたり、海外のビールを飲んでくつろいだり、山田さんのお面を被って遊んだり、型抜きに熱中したり、2025年の大阪・関西万博に向けたパネル展示を楽しんだり―ユルいんだけど熱くもなれるし、のんびりできる。そう、この自由さと前例のなさこそが、このはななんです。そしてトリを務めたのは、やっぱりわれらが山田さん!
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かくしてこの、近寄る老若男女を際限なく吸い寄せてしまう(山田)かつてないイベントは、20:00ちょうどに大団円を迎えました。
☆☆☆☆☆☆
まとめ
このはな”めぐる”音楽祭&山田万博―開催スタイルから何から全く違ったイベントでしたが、共通するのは自分が普段聴いている音楽の趣味とかこだわりから離脱して、その場で湧き起こる体験に身を委ねることに尽きるでしょう。
音楽の趣味というのは、ジャンルが細分化されすぎた影響なのか、ともすれば自分のセンスを競うような雰囲気に陥りがちな面があります。どことは言いませんが「これはロックだ!」「これはロックじゃない!」―みたいな論法が幅をきかせる雑誌が世の中には多く流通し、その影響下にある人たちも多くて、私自身、音楽の話題になるといつも窮屈な思いをします。何でも細分化しすぎると、やがて敵対関係になっていくのは仕方ないのかも知れません。
☆☆
さてこのブログでも度々紹介してますが、このはなにはジェリー・ゴードン(音楽家・詩人)さん運営のMIIT Houseというスペースがあり、2011年より即興音楽とコンテンポラリーダンスのイベントminiaturesが定期的に開催され、今年で通算83回(!)を迎えました。出演するミュージシャンはクラシックや現代音楽、ジャズ、エレクトロニカなど由来は様々なのですが、異なる方法論を持った人たちが一緒に音を出すことで、不思議な統一感に至る瞬間が度々訪れます。またFIGYAやPORTでも、それぞれ音楽を他の表現(美術や映像など)と接続する試みが、継続して行われています。これらのスペースが共通して放つ魅力は、実はこの2つのイベントにも共通して言えることではなかったかと思います。
つまりこのはなの音楽シーンは、シニカルさとは無縁な「包括的な感性」によって支えられてるのではないか―そんな大きな気づきに至れた、とっても文化的な文化の日でした。
☆☆☆
細かく区切ったものを包括する意思とかアイデアを、今後もこのはなのカルチャーシーンの中に見つけて行けたらと思います。それにしても今年の更新頻度は非常に低かったな……という反省も踏まえつつ、また来年2020年もこの出来のわるいブログをよろしくお願いいたします。
*このブログは『地域活動支援センター 働楽』が運営しています。
http://www.konohana-douraku.com/
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声の掛け方学ぶ 認知症サポーター模擬訓練
 認知症の人を地域で見守る「認知症サポーター」のスキルアップ講習会が9日、まちづくり協働センター(兵庫県三田市駅前町)と近くの商店街で開かれた。屋外の模擬訓練で、より実践的な体験を積んでもらう狙い。センターとして初めての研修に男女58人が参加した。  三田市地域包括支援センターが開く養成講座を受講すると、認知症サポーターになれる。2007年以降、小学生から高齢者まで8637人(2月末現在)がサポーターになった。  ただ、室内の講習だけでは支援の難しさが伝わりにくい。今回は認知症の高齢者が徘徊しているという想定で、高齢者役のスタッフに話し掛ける場を設けた。参加者は声を掛けるタイミングや話の合わせ方などを試行錯誤しながら学んだ。…
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ekaigothoku · 7 years
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平成29年6月1日 第57号 社協さくらい 平成29年6月1日発行 編集発行 桜井地区社会福祉協議会 発行責任者 会長 田原隆 新年度を迎え、皆様の社会福祉 に対してのご支援ご協力に感謝申し上げます。 さて、過去三年間の諸行事を振り返ってみると、 特に好評を得たのが「男性がもてなす昼食会」です。 調理をお願いする男性が 何人集まるか心配しましたが、 十人もの方に応募いただきました。 実施当日お揃いの赤いエプロンに黒い三角巾を着用した 「赤エプロン隊」が結成され、 調理の手際の良さと早さに驚きました。 又、参加された高齢者の皆様からは 「おいしかった」との評価もいただきました。 今までにない斬新なアイデアを形にした 社協関係者と赤エプロン隊の皆さんにエールを送ります。 桜井地区社会福祉協議会 田原 隆 こんにちは!『地域包括支援センターさくらい』です! 4月5日(月)、桜井地区に新しく 『地域包括支援センターさくらい』を開設しました。 介護などでお困りのことがありましたら、 お気軽にご相談ください。 ・介護認定について ・緊急通報装置をつけたいとき ・介護予防プラン作成 ・どんな制度があるか知りたい ・配食サービスを利用したい ・気になることや心配事があるとき  など 住所:小田原市曽比1799 電話:0465-20-3371 FAX:0465-20-3554 Eメール:[email protected] 営業日:月曜日~金曜日(土日、年末年始は休業) 営業時間:8:30~17:15 小田原地域力市民力表彰《桜井地区ボランティア会》 1月14日(土)、市民会館大ホールにて 行われた平成28年度地域活動シンポジウムにおいて 「おだわら地域力市民力表彰」が行われ、 桜井地区ボランティア会が表彰されました。 昭和53年に活動を始め、 これまで39年にわたり民生委員や地域の方々と協力しながら、 一人暮らしの高齢者へのお弁当の宅配や食事会の開催など、 地域の福祉向上に貢献していることが認められました。 小田原環境美化活動表彰 1月31日(火)、小田原市役所において、 「報徳桜を守る会」と「小澤信一さん」が、 小田原市より環境美化活動表彰を受けました。 受賞の理由は以下の通りです。  小澤信一さん 小澤さんは、東栢山道下地区で平成10年より 18年間育苗作業場の空いた時期を活用して ざる菊を栽培し、また、二宮尊徳の捨苗栽培跡地に 隣接する場所に菖蒲を植えて��れた人を楽しませています。 さらに1年を通じて尊徳遺跡の清掃も行い 地域の環境美化に貢献しています。 報徳桜を守る会 報徳桜を守る会は、 平成4年から24年間活動を続け、 毎月の桜の見守り巡回や6月、12月の下草刈り、 枝打ちなど1年を通じて酒匂川報徳橋西岸の 桜の手入れを行っています。 毎年4月に地元住民を招いて開く報徳桜祭りは、 地域の方々に大変喜ばれ、1年間の苦労が報われる日です。 編集後記   今号から紙面を新しくしています。 より見やすく読みやすい紙面にしたいと 思っていますので、 ご意見ご感想など頂ければ幸いです。 (編集委員一同) 一緒に身体を動かしませんか! 健康運動指導士の西山さん 夏バテ予防のためにも、朝日を 浴びて外で運動しませんか。 “幸せホルモン”により生活の質も向上しますよ! 毎週土曜日はラジオ体操 高齢の方からお子さんまで25名ほどが集まります。 時には記念館で合宿している学生さんが参加することも・・・ 身体を動かすことが少なくなっていませんか? 普段身体を動かすことで、高齢者によく見られる 『転ぶ→骨折→寝たきり』を遠ざけることもできます。 ラジオ体操にはどんな効果が? 柔軟性の向上、血行増進、腰痛や肩こりの改善 冷え症の改善、免疫力アップなど ・日時:毎週土曜日の朝7時から ・場所:尊徳記念館広場  駐車場は6:50にOPEN  雨天中止 ・参加自由 是非、ご参加下さい 毎月第三土曜日はノルディック・ウォーキング 月1回、専門の指導者に歩き方を指導していただき、 記念館から酒匂川堤防を30分ほど歩いています。 参加費無料で、ポールもお貸しします。 ノルディック・ウォーキングの効果は? ・有酸素運動:高血圧緩和、ストレス緩和、ダイエット ・筋力向上効果:転倒予防、姿勢改善、ひざ痛・腰痛予防 ・日時:毎月第三土曜日の朝7時30分から ・場所:尊徳記念館広場集合・解散     駐車場は6:50にOPEN     雨天中止 ・先着30名(現在10名ほどの参加者です) 参加ご希望の方は 36-4257(田原)まで (2017.08.04 更新)
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marikohigashi05 · 5 years
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陸前高田市戸羽市長へ、武蔵野市ラブソウルが訪問、 08/25/19 おはようございます。3月に、武蔵野市吉祥寺コピス前デッキにて、恒例の「武蔵野市ダンススクール  ラブソウル  東日本大震災 チャリティーダンス」が開催されました。そして今年も集まった募金を、陸前高田市 戸羽市長へ届けに。このイベントは、武蔵野市にあるダンススクールラブソウル佐藤理恵代表が自ら「できることは?」と始めた募金活動。今回は9回目。 今では、地元新聞に取り上げられるようになり、本市としても嬉しい限りです。「継続は力なり」。微力ながら、これからも応援します。 #東日本大震災 #ラブソウル #陸前高田市 #陸前高田市長 #戸羽市長 東(ひがし)まり子 プロフィール 1966 年生まれ。現在 4人家族。子供 2人は市内小学校卒。武蔵野女子学院高校 → 武蔵野女子短期大学卒(現 武蔵野大学) → ホリプロにて、1998 年長野オリンピックなどスポーツマネジメントを手掛ける。 H23 . 武蔵野市議会議員初当選。H24 ~28. 武蔵野大学キャリアデザイン講師。H28. 市内 PTA 会長。その後次点を経て、 H29 . 10月1日市議会補欠選挙にて 25,499 票を獲得、当選を果たす。現在文教委員。地域活動 → 地元商店街役員、コミセン協力委員、ジャンボリー指導員など、現在も地域活動に汗を流す。第 11 期生 自民党政経塾卒。 こども、障害者、高齢者政策進めます。 「東(ひがし)まり子」は頑張ります! 武蔵野に家族と暮らしこの街が大好きです 生活感覚あふれる市議会議員を目指します! 1、子どもが幸せに暮らせる武蔵野市をつくります。市の子ども家庭センターと児童相談所の連携で児童虐待ゼロを目指します。 2、保育園の整備と私立幼稚園の支援充実。親子で集う0123施設を武蔵境地区につくります。 3、セカンドスクールなど、自然・職場・福祉・音楽体験教育の充実。 4、健康長寿社会を。地域包括ケア病床の増設。75歳までの雇用創出。シニアスポーツの充実で健康寿命の延伸を。 5、東京オリンピックパラリンピックに向けて、車椅子の方が使いやすい清潔な市の駅前公衆トイレの整備を。 6、武蔵境駅人気急上昇。(NHK放送)更に賑わいの創出を。nonowa口改札時間の延長を。  7、三鷹駅北口駅前広場の改良。吉祥寺のまちを更に魅力アップ。 8、SNSを活用し、若い世代の意見を政策に反映します。 9、災害時にペットと共に避難できないか検討します。 10、受動喫煙防止を国や都と連携し推進。「分煙」でまちをキレイに。 東まり子を応援する会 事務所: 〒180-0022 武蔵野市境2-6-27-206 TEL: 080-3120-0355 FAX: 0422-54-0137 [email protected] https://ameblo.jp/higashi-mariko/ #武蔵野市 #武蔵野市議会議員 #東まり子 #武蔵境 #自民党 #武蔵野市議会 #ひがしまり子 #市議会議員 #インスタ映え #インスタ映えする市議 #東真理子 #文教委員会 #統一地方選 #統一地方選挙2019 #ひがしまり子市議会議員 武蔵野市の自民党公認で挑戦する女性は32年ぶり #文教委員長 子育てを中心に、幼稚園、保育園、小学校、中学校など、幅広い分野で、市民の皆さんのご意見を伺いながら、しっかり政策を進めていきたいと思います。 #自民党2019 #メッセージTシャツプレゼント (コピス前ライブステージ) https://www.instagram.com/p/B1k77fqHObS/?igshid=rbxqu1fkfxli
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kiitatakita · 7 years
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聴講メモ MyData Japan 2017 【シンポジウム】
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
2017年5月19日(金)10:30~18:00 秋葉原コンベンションホール 開催案内 http://www.glocom.ac.jp/events/2349 主催 一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン(OKJP) 共催 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)    東京大学空間情報科学研究センター    東京大学ソーシャルICT研究センター    東京大学情報基盤センター    慶應義塾大学先導研究センターサイバーセキュリティ研究センター
イントロダクションセッション:マイデータのビジョンと昨今の情勢 開会挨拶 庄司昌彦(国際大学GLOCOM 主任研究員・准教授/Open Knowledge Japan代表理事)
パーソナルデータのデータ主体の意思による利活用重視 自分の手でコントロールする MyData2016はヘルシンキで開催された Open Mind Open Knowledge
Opening Keynote 個人主導によるパーソナル情報の流通が拓く世界 柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)
1.自分の情報を自らの意思で、自分のために、社会のために使うことができる「幸せ」
2.ディープデータがビッグデータを活かす
3.社会の仕組みは、変わる 変えられる
1.自分の情報を自らの意思で、自分のために、社会のために使うことができる「幸せ」
これまで個人情報はいろいろな文脈で取り上げられてきたが、あまり良い印象ではなかった。 最近はパーソナライズしたサービスの提供の為にパーソナルデータを活用する方向に 損保ジャパンの事例 「個人情報は社会の重要な資産になる」 WEF PHR PDS 内閣官房中間とりまとめ 金庫から運用へ 情報銀行 データ取引市場 人の「個人情報」 Peaple's Data My Dataというキーワード トランスペアレントでクリア (そうかな?)
2.ディープデータがビッグデータを活かす
繋ぐデータがあれば全体像が見えてくる→アプローチの仕方が見えてくる 健康診断結果 DNA 生活習慣 食習慣 Google Takeout ロケーション履歴→滞留点 カレンダーで用向きとマッチ 心拍を載せる どこで歩いているか
ディープなデータを作る 新しいパスができる! データ主体のイニシアティブで
3.社会の仕組みは、変わる 変えられる
本人が同意しているので、法制度的には大きな課題はない(?)
稼働している自動車は1割くらい Uberのマーケットベース 駐車場をそれぞれのビルで持っていても、空きがある 中国ではUberのようなものを法律で規定 暫定法 GDPR データポータビリティ
MyData をめぐる状況 -MyData 2016の報告- 中川裕志(東京大学情報基盤センター教授/理化学研究所AIPグループリーダ)
個人データ管理はデータ主体の個人へ 集める先が個人に変わる 個人が同意した使い方へ インターネットの普及によりデータ主体である個人の個人情報、個人データがネットに氾濫 →プライバシー保護の動きが強まっている EUは指令から規則へ GDPR 2018年5月から適用
匿名化処理 EUでは万能な処理は基本的に存在しないとしている
事業者の説明責任と データ主体の同意 がキモ 個人データを一業者が囲い込むことを許さず、データ主体個人の意思で個人に還元できる 米国には連邦法無し プライバシー権利章典は連邦法になっていない FTC3要件 FTC5条 執行権限がある 日本の方が緩いのでは? 日本  匿名加工情報の導入
世界の潮流  忘れられる権利  プロファイリングの自動処理で得られた結果に服さなくてよい権利   →GDPRに書いてある  Do Not Track
個人データは個人が管理し、同意に基づいて使わせる
残された課題:プロファイリングの問題  プロファイルを用いたターゲット広告:強力なビジネスモデル  えてして不正確な個人のプロファイル
 プロファイル情報に基づくデータ主体への判断に服さなくて良い権利 GDPR22条   開示要求 間違ったプロファイル情報の問題  個人が同意して提出したデータの方が正確
 収奪されるEU 収奪される個人  反撃
MyData 2016  参加者650人 発表者140人  個人データ管理はGAFAから個人へ  自分自身のデータで個人を強化する
 データ、アイデンティティ、プライバシー、セキュリティ、同意が合わさって、EUのデジタル経済を根本的に変えていく
 所有可能、取引可能、だが独占は許さない
 32%のプラットフォームは匿名化、仮名化を拒否  EUユーザの52%は同意なしのデータ削除、88%は同意なしのアカウント削除にOK  38%のユーザがデバイスをまたいだデータ収集OK  7分の1の人は目的外利用に関心(心配?)
 パーソナルクラウド  インターネットにおけるIdentity認証  パーソナルデータストレージ(PDS) 個人管理は面倒でもある   クラウドに載せるとパーソナルデータクラウド    自動アップロード 個人キーで暗号化 個人の認証    利用ログ 流通経路トレース  Cozy Cloud  Digital me  My Data Store トラストできるAPPによるシステム  個人データのためのブロックチェイン Digital CATAPULT ゼロ知識証明  プライバシー保護データマイニング   説明責任の実効的実装は難しい→トラストの重視    なぜトラストできるか、あるいはトラストが崩壊するプロセスなどのトラストの構造分析はこれからの課題
 IoT センサデータの管理と共有   収集経路上にプライバシーリスク 暗号化デフォルト 行動データはかなり危険に晒されている   個人データの真正性はブロックチェインの提案が多い  AXA ドライブパターンの抽出と保険 CNIL  信頼できる被雇用者 Digi Clinic
データ管理の経済性 スキポール空港を世界最高のデジタル空港にする
個人のデータを個人が管理するMyData  必要性 技術 応用例
ビジネスモデルとしての定着へ向けて  例えばプライバシーポリシーの煩雑さなど
官民データの活用に係る政府の取組について 山路栄作(内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 内閣参事官)
現状 スマホ等の普及により様々なデータが収集可能になったが、活用に課題 官民データ活用推進基本法  行政分野でも情報を根拠として政策を立案していく 現在「官民データ活用推進基本計画」(8条)の策定に向け検討中
12条 個人の関与の下でのデータの流通・活用  データを3つに分類   個人情報を含むデータ   個人情報を匿名加工したデータ   個人情報を含まないデータ   (センサデータは個人情報ではない?)  人流情報 災害対応など
企業や業界を超えたデータの流通が進んでいない  個人 流通の不透明さ、メリットが見えない 互換性が確保されていないので、使い難い     漠然とした不安  企業 風評被害
 個人が自らの意思で情報を蓄積し、活用するのがPDS 全部自分でやる  情報銀行 提供先を本人の意向に沿って判断 選択可能  データ取引市場 マッチング機能
ユースケースを6分野で示す
医療・介護 保険者等が持つデータを個人に戻す
取りまとめポイント 分野横断的な法制度整備 推奨ルール
データの標準化、互換性 ガイドライン 相談のための一元的な窓口 苦情処理 金融ADRを参考に
トレーサビリティ ポータビリティ データ削除 利用停止、移動、削除 の担保 第三者認証制度の検討
基調講演 「デジタル・ニッポン2017」~Nippon, the Data Nation~ 平井たくや(衆議院議員 自由民主党IT戦略特命委員会委員長)
データに関する考え方が変わってきているように思える。 官民データ活用推進基本法を知らない議員が多い。賛成した議員でも、付随する法改正に驚いている。 「官民データ活用推進基本計画」5月30日に閣議決定予定 自治体等も対応する必要あり 社会の前提条件が変わった 平均寿命の延び 2030年頃から人口が減少へ? 高齢化社会のモデルに 日本の労働生産性の低さ 米国に比べ7割から6割程度に漸減 8割程度まで引き上げる DIKWモデル 通信速度の進化 10Gbps データは生データのままでは何の役にも立たない 体系化してinformationに informationから導き出される知見がknowledgeに、さらにwisdomに
人口が増えず、GDPが増えれば労働生産性は向上する
政府の重点分野は8つ  電子行政  健康医療介護  観光  金融  モノづくり  等
デジタルソサエティ推進議連
イノベーション シェア 働き方改革 シチズン セキュリティ
シェアリングエコノミー協会 グレーゾーンのものは温かく見守る 自分たちで基準を 日本では未利用資源の有効利用という視点が抜けてしまった 日本は法律がないと動かない データをどのように主導権を持って使っていくか ボディバンク 健康情報を有料で預けて、医師からアドバイスをもらう 高松市医師会と保険者等が協力して、自分のレセプトデータを治療に使えるようにする 患者が持っている過去3年間のレセプトデータのうち、重要なものをサマライズする。アクセスには2つの鍵 マイナンバーカードと医師専用の資格証明書のHPKI マイナンバーカードにレセプトデータへのアクセスしてくれという意思を入れておく 原則デジタル 対面書面の原則の撤廃に向けた検討→行政分野の効率性 ��ープンデータ 国、自治体のシステムの標準化 セキュリティ バイ デザイン  オープンデータ バイ デザイン マイナンバーカードの利用の拡大 マイナンバーカードがないと始まらない世界へ 米国の致命傷はSSN 本人確認に疑問符 マイナンバーカードは国がトラストアンカー できたらね できるかどうかが国の存立の分水嶺 ITを意識しないIT社会 使い方が分からない時に誰に訊けばいい? ITの民生委員 (IT隣組はやだな) デジタルデバイドの格差の是正 行政、自治体の計画にデータの利用法の検討を 保護と利活用のバランス データは血液でありエンジン、ガソリン 高齢化でもQoLは上げられる
事例:おもてなし、ヘルスケア おもてなしクラウド:PDSの観光分野での利活用 越塚 登(YRPユビキタス ネットワーキング研究所 副所長/東京大学大学院情報学環教授・ユビキタス情報社会基盤研究センター長)
OPaaS.io
都市サービスの高度化アクション 総務省 2020年にむけて 万人向けのサービスよりもパーソナライズされたサービスを 人間がやってきたパーソナライズをシステムを使ってやれないか 千葉・幕張 渋谷 竹芝 六本木・虎ノ門 乃木坂 で実証実験
IoTおもてなしクラウド事業 観光客のデータをPDSに入れ、データ主体の許諾の下に事業者へ 「観光」は旅行者の個人情報を高い頻度で扱っている 万人向けサービスではもはや満足しない 極東地域の見ず知らずの場所で個人情報を預ける不安感  情報の信託  高度に安心できる環境、個人に寄り添ったシステムが重要  個人情報は勝手に使いまわさない  自分の情報は、自分が完全制御できる安心感 高い信頼性を持った個人情報管理は不可欠 個人情報の適正な流通が重要性  個人情報が流通しない危険性 日本の産業構造の特色 中小・零細企業による競争力 中小・零細企業でも使える個人情報環境が不可欠
おもてなしプラットフォーム  ユーザー属性所法を蓄積し  エンドユーザーの管理の下  サービスベンダに適切に渡せるように  「仲介」を行なうプラットフォーム  情報サービス提供のきっかけに、スマートフォンアプリではなく、交通系ICカードを使う
分析や解析はプラットフォームでは考えていない 土管プラットフォーム
交通系ICカードをかざして情報の/を提供 受ける/行う
国立新美術館で実証実験 自動翻訳の言語を読み取ったデータで選ぶ
PDSにおいて、包括性のある同意 →同意を取るUX的技術 同意の法的有効性(グレーゾーン)
個人情報におけるMACとDAC(個別同意と包括同意)
IoT活用おもてなし実証事業「おもてなしプラットフォーム」の取り組み 森 健広(大日本印刷株式会社 ABセンターコミュニケーション開発本部VRMビジネス企画開発部サービス企画グループ リーダー)
経済産業省
訪日外国人の課題 個別のユーザ登録 情報の散在によるサービス不備 事業者の課題 一事業者だけではやりきれない
共通ID(認証連携基盤)で種々のサービスを
共通IDにより紐づけられた履歴情報を活用したパーソナライズされたサービス
指紋を使ったバイオメトリクス認証も
九州ではプリペイドカードを使ったサービス提供
臨床および臨床研究のための分散PDSの応用 橋田浩一(東京大学大���院情報理工学系研究科 教授/理化学研究所AIP 分散型ビッグデータチーム リーダ)
ソーシャルICT研究センター
実運用でデータが使えることが大事 あらゆる場面において意味構造化されたデータが生成され循環する社会の構築 標準スキーマに基づくデータ構造化によるデータ・サービス連携
全てのデータにアクセスできる者は漏えいリスクあり
分散管理ではその危険は少ない
必要なデータを承諾した人から
一次利用 分散型 集中型はわざわざコストをかけてリスクを高める
PLR  ローカルでも、クラウドでもデータはすべて暗号化  プラットフォーマーには鍵を教えない  個人端末も必須ではない
データの集中管理が最低限 多要素統合認証
本人に中身が分からないパーソナルデータを本人が管理して専門家に提示する
利用者 ソフトウェア提供者 ストレージ提供者
山梨と鳥取で介護記録のデータをPLRで実運用
母子保健での活用 前橋工科大学
PLR統合アプリ
IndiaStackプロジェクト  虹彩と指紋による生体認証 Aadhaar  2年で現金とクレジットカードを廃止  近郷だけでなくほかの民間企業や公的機関もサービスをAPIで公開 カンボジア中央銀行 暗号通貨
スマートソサエティの基盤  データ主体の意思によるリッチデータの循環   個人認証 オープンI 分散PDS 意味構造化データ
10年後には柵のない途上国が欧米や日本を生産性で上回っているかも
医療情報の第三者提供における本人同意の管理 玉木 悠(徳島大学病院 病院情報センター 特任助教)
同意様々
診療 と 研究
二次利用 第三者提供
医療機関では業務プロセスの多くにおいて個人情報利用の同意が必要になる
暗黙的同意 ポスター・文書等の掲示 個別説明と文書による同意
情報公開文章 口頭IC+記録
徳島糖尿病ネットワーク  連携先が増えたら、新たに同意を取得する必要
EHR、PHR事業を広域で展開する際の負担
本人の理解度・医師に対応した同意内容のパーソナライズ度が困難 患者は医師や医療機関との信頼関係に依存して、同意しているのが実情では?
本人意思への個別対応 説明内容の理解度、確認 説明、同意有無の管理
確認された本人意思こそ、自己が管理できるよう本人へ返す必要があるのではないか?  本人の集中管理とすることで、管理を効率化  「同意取得」というより、「意思表示」と捉える
PLRで解決?  求める同意内容に対し、逐条的な同意可否が可能になるのでは  同意内容について、いつでも確認可能
徳島には5つの連携ネットワーク→1つの連携基盤に
展望と課題 Digital Identity and use of Individuals Data in Estonia ラウル・アリキヴィ(Planetway Corporation取締役/日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会 理事)
エストニアの面積は九州ぐらい。人口は杉並区と世田谷区を合わせたくらい。 デジタル政府が進んでいる デジタル5 エストニア 韓国 イスラエル ニュージーランド イギリス
e-State 結婚、離婚、不動産取得はデジタル化されていない エストニアには中央DBはない。政府機関による国民のパーソナルデータ重複取得は禁止 どこでもインターネットにアクセスできる。 IDカードがあれば、免許証を携帯する必要はない 自分のデータに誰がアクセスしたか、知ることができる。政府が自分についてどのようなデータを持っているかも見ることができる。 セキュリティモデル ユニークなIDカード 番号は秘密ではない 国民の94%がカード所持(強制)
自分たちでつくる地域社会とパーソナルデータ・オープンデータ 庄司昌彦(国際大学GLOCOM 主任研究員・准教授/Open Knowledge Japan 代表理事)
MyDataとOpen Dataは1枚のコインの裏表 全ての人は、自分の個人データを、自由に使用・編集・共有することができ、
オープンデータは全ての人に開かれたデータ マイデータは私に開かれたデータ
「オープン」なほど掛け合わせし易い
パーソナルデータは社会資源である前に「私」(データ主体)にとっての資源である。 個人をエンパワメントするのが情報社会の特徴
「複属」化する社会  ソーシャルメディアによる「複属」の日常化  働き方の変化  社会的な意識の変化
個人から分人へ  ふるさと納税
地域社会の危機  人口減少、高齢化、所帯人数の減少→より、「個人」を単位とする社会へ
日本の高齢者の4人に一人は友達がいない
縮む社会 情報は枯渇しない 「私たち」にとっての資源
共助と共創のためのプラットフォーム:地域系PDSの展望と課題 石垣一司(株式会社富士通研究所 セキュリティ研究所 特任研究員)
PDSは技術起点の業界トレンドではなく、経済/社会両面での必要性から来ているコンセプト 欧米では市民やじぎゅ者のコンセンサス附則、技術も未熟
PDFの社会実装には、技術面の段階的進歩に加えて、社会面、経済面の課題解決が必要  データが少ない段階でのビジネスモデル  市民の意識変革
地域系のPDS  健康、生活などのライフログ、活動履歴を活用し、多様なサービスを提供
自助、公助だけでは足りない多様な市民の社会参加(互助、共助)が必要
市民を含む多様な事業者の連携のためのプラットフォーム 市民、データ提供事業者、データ活用事業者をパーソナルデータでつなぐプラットフォーム
A市サステナブル 富士通Personium
サービス連携 ワンストップ行進 実績証明など
事業主体としてのリビングラボ
My data Our Life, Our Future
パーソナルデータを活用したオンライン広告の展望 寺田真治(株式会社オプト プロジェクト・マネージャ/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員)
悪者のボスキャラみたいなもの(冗談
オンライン広告市場 8割から9割がこれ 6割以上がスマホ
過剰な情報流通による判断の放棄 店舗で見てオンラインで買う 事業者は標的型で広告を打ちたい
パーソナルデータの活用  どこで決めているか データ収集、配信 AdTech
ターゲットの属性をDMPに送り、条件に合うターゲットが来たらSSPを通じて広告主側のDSPに通知
米国のデータブローカー  トラストフレームワーク データトレーサビリティ  マルチステークホルダー・プロセス
データそのものには価格をつけない。それを基にした広告が商品
あらゆる接触段階でデータ収集は行われている→行動規制へ トラストフレームワークの構築、トレーサビリティの確保
パネルディスカッション「AI、IoT時代におけるパーソナルデータ活用のあり方」 パネリスト(五十音順): 板倉陽一郎(弁護士・ひかり総合法律事務所/国立研究開発法人       理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員) 市嶋洋平(株式会社日経BP 日経ビッグデータ 副編集長) 高原 勇(トヨタ自動車株式会社 未来開拓室担当部長/     筑波大学 未来社会工学研究開発センター長、特命教授) 瀧 俊雄(株式会社マネーフォワード 取締役 兼 Fintech研究所長) 津田大介(一般社団法人インターネットユーザー協会 代表理事) モデレーター: 若目田光生(日本電気株式会社 ビジネスイノベーション統括ユニット 主席主幹 兼 データ流通戦略室長)
板 駄目じゃないようにすることを考えるのが日常の業務
市 パーソナルデータへの注目度は最近、上がっている 個人情報保護法改正よりもGDPR? データ入手手段は多様化 データ活用が全社規模になるのは難しいらしい プライバシー保護と活用のルール作り
高 自動運転という機能の実現で多くのデータが取れる プローブとしての自動運転 瀧 個人情報と顧客の利便性のバランスを取りながらビジネスを お金に対する不安を無くすために情報を収集 金融庁が銀行のデータポータビリティに前向き…かな 金融API
津 ユーザー団体の代表として発言できれば ユーザーのリテラシの向上も重要
若 プライバシーの保護はビジネスの起爆剤 課題があるからこそチャンスがある グレーゾーンへの対応が鍵
市 顧客行動データ、センサデータは制御していかなければならない。 個人にメリットのあるデータ活用  再配達の抑制 Suicaデータを統計化して、混雑改善に活用  顧客の生体情報を分析したり、他データと掛け合わせ  少額金融 複数の分析モデルで顧客のリスクを分析  センサデータ 家庭の機器を電源波形から分別し、学習  グーグル ネスト ホンダと埼玉県 データを上げる代わりに通信料金無料  カメラと心拍センサで観客が笑っているかどうかを判定 吉本興業 NTT東日本
高 自動車で取れるデータの利活用の在り方 移動分散電源としての電気自動車 自動運転で取れるデータ 走行速度の空間分布、実測燃費の空間分布 低燃費運転支援速度 (ドクターイエローの走行に似ている) GSの減少で燃費データが重要に インフラの監視も
瀧  会計のPDCAサイクル  スクレイピング  セキュリティ第一  メインユーザーは若く、高所得者が多い 守るものができたタイミングで使い始める人が多い  「お金を払っても、節約したい」  二次元系の趣味を丁寧に分類したら評判が良かった  Githubがカフェ代に 使えば使うほどパーソナライズされる  スタバは交際費?朝食?カフェ?
津  取得時のオプトインの原則   提供しない選択をユーザが取れるようにすること   ユーザ自身が「どのようなデータを提供しているのか」を明示的に確認できるようにすること   未成年者や高齢者にも分かり易く
 オプトアウトの原則   オプトアウトの方法をわかりやすく明示すること  グラデーション  グーグルマップのタイムライン ピンポイントで居場所が分かる
 利用目的の明確化と限定化   利用目的を限定し、明確にすることはユーザからの信頼向上につながり、結果として産業振興につながる   利用目的を変更する場合は、新旧対照表などを用いてわかりやすく説明し、取得時に想定されていなかった利用を行う場合は再度明示的な同意を取るべき
 プライバシー教育の啓蒙
 騙し討ちは止めましょう
板  グーグルのアクティビティ管理  グーグルやFBはデータ保護当局とやりあってきた  AI,IoT時代におけるデータ活用ワーキンググループ 中間とりまとめ
 個人情報保護法上の同意とは何か   個人情報保護委員会 通則編2-12
 セキュリティ 標準化することは攻撃方法も標準化される  データの標準化、互換性の確保、データに関する権限の扱い   著作権、不防法
 事前相談窓口 何も決まってなければ自由にやっていいわけで  公取は制度にある
 苦情処理・紛争解決手段   消費生活相談員の育成にも適切なコストがかかることを関係者が理解すべきでは。
 トレーサビリティ、データポータビリティ、データ削除の確保
瀧  日本は銀行API進んでいる EUは決済業務でのデータポータビリティ義務付け  クレジットカードの明細は結構、会社ごとに違う 決済前後でも違う  セキュリティはおまけしてはいけない要素
高  モビリティアズアサービス  どんな社会にするのか/しないのか
市  顔画像認識の問題 大阪、札幌  札幌の事案では境界線の踏み間違いがあったかも  専門家も一人じゃなくて二人ぐらい味方にしないと危ない  コンサートの入場管理では特に問題とされなかった  パーソナルデータを管理する統合プラットフォーム  顧客からの許諾の問い合わせに適切に回答できるように  社内体制も、データの攻めと守りで変えていくべき
津  パーソナルデータの利活用と監視社会  共謀罪 事前に察知するとはどうやるのか  人権問題と近接しているのではないか  騙し討ち、目的外利用は止めましょう  透明性の確保
板  法制度がやれることは結構難しい。制度側でやれるのは事前に相談を受けて、その結果をフィードバックすること。走りながら判例法的に積み上げていける。
Closing 柴崎亮介(東京大学空間情報科学研究センター教授)
2018もあります。データの運用は実際に始まっている。日本の銀行APIが先進的になりつつあるのは、実際に動いて、エビデンスができて来たから。 ユーザー側の意見も重要。危惧と期待、コミュニケーションの場を充実させていく。
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